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ビルギット・ピリヨ [部分編集] 第7弾 CHARACTER 07D/CH RD076C 2-赤1 (防御ステップ)[1]:このセットグループのユニットを、敵軍ユニットがいる戦闘エリアに移す。 男性 大人 赤-91 [2][1][1]
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登録日:2010/07/14 Wed 17 16 26 更新日:2024/03/19 Tue 01 58 00NEW! 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 Gジェネウォーズでは使えるキャラの1人 アポリー イデオン カワイソス ガンダム ガンダムF91 ガンダム登場人物項目 バグ ビルギット・ピリヨ ビルギット!迂闊だ! ピリヨソス ヘビーガン ユウキ・コスモ 人間だけを殺す機械かよ!? 兄貴分 地球連邦軍 塩屋翼 少尉 機動戦士ガンダムF91 昔さ、ニュータイプってモビルスーツに関してはスペシャリストがいたよな。そういうのって大概、個人的には不幸だったんだよなぁ? 『機動戦士ガンダムF91』に登場するキャラクター。 声:塩屋翼 ▽目次 【人物像・活躍】 【主な名台詞】 【主な出演作品】 【人物像・活躍】 ヘビーガン24番機のパイロットであり、候補生。階級は少尉。 22歳できっと独身 スペース・アークに集められたレジスタンスの一人。 寄せ集めのレジスタンスでの貴重なパイロットで戦力が乏しいスペース・アークでは重用された。 公式サイトによると新米パイロットらしいが、その実力や言動からとてもそうとは思えない。 モビルスーツ撃破数はザビーネ・シャル率いるエリート部隊『黒の部隊』隊員の1機と少ないが、他のモビルスーツが多数撃破されていく中、ほとんどダメージが無く戦線で戦っていた所を見ると、それなりに優秀なパイロットだった事がうかがえる。そして判断力と度胸は人一倍あり、幾度となくシーブックを手助けした。 また、民間人であるシーブック・アノーをモビルスーツに乗せるのを反対する優しさや、味方に加わったアンナマリー・ブルージュを半信半疑ながら信頼しセシリー・フェアチャイルドが投降した際にはクロスボーン・バンガードに対する厭味やニュータイプに対して皮肉な事を言ったりするなど、人間味があるキャラクターである。 一見高圧的な先輩パイロット様な印象も与える…がその憎まれ口には確かな人情も存在している。 噛めば噛むほど彼が魅力的な人物とわかるだろう。 そして物語後半、バグによる無差別攻撃が発動された。 抵抗する間も無く次々倒れていくレジスタンス、関係の無い民間人をも巻き込む大量殺人を目撃し逆上してバグの群れに特攻する。 ビームサーベルを回転させバグの特攻を防ぐという戦い方でなんとか優勢だったが集団で押し寄せてくるバグには敵わず戦死した。 一見喚きながら無駄死にしたかのように見えるが、彼の回転ビームサーベルはコロニーを脱出するシーブックに使われ無事コロニーを脱出。後にこの惨状を引き起こしたカロッゾ・ロナに引導を渡す事ができた。 他にもサーベルを持った左手以外の手足を切断され、恐怖で叫びながらもサーベルを振ることをやめなかったり、爆発の瞬間も目を閉じ体を反らしたり(この状況では意味は皆無だったが)、誰もいない水面に機体を落下させたり(偶然かもしれないが)…と、優秀なパイロットとしての一面も見せていた。 惜しむべきは相手取ったのが殺戮兵器であり、最早パイロットの腕ではどうしようもない土俵だった事だろうか。 またビルギットがバグの群れを前にして放った台詞「人間だけを殺す機械かよ!?」は有名。 しかし、彼が戦死した後の艦の反応は皆無に等しい。 レアリー「ビルギット機は応答無しです」 モニカ「そう…(直後にF91の性能の話に移る)」 ビルギットさんカワイソス なお、劇場公開版では唐突にビルギット残虐シーンが流れ唐突にヘビーガンがバグの群れに押し負け落とされてしまう。 後に完全版としてシーブック達と共にレジスタンス救出に向かうがバグと戦闘中に突貫して孤立してしまい、ジワジワと部位を削られていくシーンが追加された。 完全版の追加シーンのほとんどがこの対バグ戦に使われており、ビルギットの活躍の場、およびバグの残虐さが増した。 ビルギットさんの最期の悪あがきが見れるのは完全版だけ! またゲーム作品にもたびたび出演している。 しかし最近のゲーム作品だと顔グラフィックが酷い事になっている。 そりゃあもう別人の如く酷くなる一方。 またまたビルギットさんカワイソス 脇役なので他アニメでは登場する機会は無いが、ビルドファイターズトライでは『ラフレシアから放たれたバグに襲われるヘビーガンのガンプラ』という絵面が描写された。 集中線まで使っているので完全に狙っている。 【主な名台詞】 「もっとも、あんたのお袋さんが設計したバイオコンピュータだ。上手くフィットするかもしれねぇ。君が、ニュータイプならだ」 「これ作ったのお前の母親だからうまくいくだろう」と無茶振りして実際上手くいってしまった。 直前の台詞にシーブックがF91に乗ることを拒否しているようにも見えて身勝手なやつのように見えるが、民間人を兵器に乗せるわけには行かない事と、「乗るのであれば」上手く扱えるという期待が込められた良い台詞である。 「ここはもう戦場なんだぞ!」 やはり身勝手に見えるが言ってることは正論である。 唯一残った軍属パイロットとしてこのように締めるのは彼の役目である。 「シーブックとアンナマリーさんは俺の左右に付けばいい」 「情報を提供してくれた女が裏切るとは思えないけどな」 裏切ったアンナマリーに対して。 視聴者からすれば分からず屋のように見えるが、クロスボーン側の事情等知る由もないビルギットによって疑うのは当然だろうし、最早戦争状態である以上シビアな考えを持つのは必要な事であろう。 そしてそういった憎まれ役を買って出るのがビルギットという男である。 「いんや、火力と機動力だ。俺が牽制するから貴様が落とせ!」 この辺りではシーブックの実力を認めており、F91の火力とスピードで敵を落とせと命じている。 余り敵機を撃退したくないシーブックは反論するが、よく考えると牽制役という危険な役目を買って出ている。 パイロットの事など知ったことかという命令ではあるものの考えようによっては新人に華を持たせようとしている台詞だ。 「正気かい!?敵地に入って止まる奴がいるかッ!」 寝返ったダギ・イルスを前線で見掛けて『ダギ・イルスだぁ?!』と驚いて足を止めた敵機を撃墜するシーンにて。 シーブックにはぶっきらぼうながらも気遣いを見せるビルギットだが、敵には容赦がない。 ちなみに映像上では数少ない戦果だが、その躊躇の無さからここに至るまで何機も敵を落としてきたことが推測される。 「ここのクルーだってみんな死んじまって…素人が軍艦を動かしているんだぞ!?」 残った数少ない連邦兵としての悲痛な台詞。 「良いじゃないですか。クロスボーンの女王になるかも知れなかった女なんでしょう?」 「彼女を盾にするんだ!」 またもや投降したセシリーに対してのひどい言いよう。 だが前者は残酷であるものの「クロスボーンの王女が裏切った挙げ句死んでしまった」となれば敵の士気に多大な被害を与えることができ、 また後者もセシリー機は敵味方の識別コードを変更していなかったのでバグに攻撃されない為効率的であった。 「人間だけを殺す機械かよ!」 「これしきの事で!」 今際の台詞。彼は最期まで戦い、果てた。 シェルターを切り裂く、親子をビームで焼き殺す、逃げているバスを切り裂いた後、後ろに走っている乗用車にも刃を向ける等、その殺意はもはや機械のそれではない。 やがてバグは殺す人間がいなくなったためか、彼のヘビーガンに多数飛びついていき「ビルギットだけを殺す機械」と化してしまった。 それでもビルギットは爆発の瞬間目をつむり防御姿勢を取っている。彼は恐怖に支配されながらも最期の最期まで戦い続けたのである。 【主な出演作品】 ◆Gジェネレーションシリーズ Gジェネシリーズではレンタルできない、自軍加入しない事もしばしば。 また原作シナリオでバグの囮役に使われる事も多く、バグとの戦闘で運よく生き延びてもラフレシアに突っ込ませられる事も GジェネレーションFではカットイン付き、能力値もそこそこあるのにもかかわらずレンタルできないという謎の仕様。 Gジェネレーションスピリッツでは生存させるとラフレシア戦に参加させることが出来た。また短いが専用のセリフも用意されていた? 近年のGジェネレーションシリーズでは貴重なカットインが沢山見れるよ!やったね! Gジェネレーションウォーズではテンションが上がりやすい、攻撃力が上がるなど能力向上アビリティが多く、ビルギット無双ができる。流石ビルギットさん! で、無双を生かすならば、ヘビーガンよりもGNアーマー TYPE-Dや、ガンダムヘブンズソードとかの強い機体に乗せてやろう。欠点を上げると、基本能力が今一つ物足りない事だが、そこはオプションパーツとかで補うと良いだろう。 ◆スーパーロボット大戦F/スーパーロボット大戦F完結編 『F』ではF91キャラが彼しかいない。 嬉しいのか悲しいのか。 彼だけが出演した理由はイデオンのユウキ・コスモと同じ声優だからついでに登場させたため。 続編の『F完結編』でようやくシーブック達が加入する。しかしシーブックとの絡みは一切無し。というか空気。 原作では優秀なパイロットにもかかわらず、新米設定とバグにやられたためかスパロボの彼はどうも能力が低め。 ◆スーパーロボット大戦α 原作と似た経緯で参戦。 機動戦士ガンダム0083のベルナルド・モンシアの元部下という設定が加わっている。 ぶっちゃけ弱いが愛があれば使えなくもない。「捨て身」もあるし。 ◆第2次スーパーロボット大戦α 前々作に引き続き登場。ロンド・ベルに所属していたりする。 出世したねビルギットさん! もっとも相変わらず能力はパットしないので、数合わせの小隊員がいいとこだけど しかし、原作ではあり得なかったキンケドゥとの再会の場面は2人の友情関係が出ていて良い感じである。 「海賊をやるなら、どうして俺も誘ってくれなかったんだ?」 ちなみに原作搭乗機のヘビーガンはスパロボシリーズではこの作品が唯一の登場である。 なお第3次αにはイデオンが満を持して参戦するが、F91やクロスボーン・ガンダムは非参戦なのでビルギットも当然未登場で、コスモとの共演はならず。 ◆ガンダムアサルトサヴァイブ U.C.0123の連邦軍勢力のパイロットとして登場。 シナリオ「死に誘う花」をクリアすると解放され、操作可能となる。 ステータスはオールドタイプキャラの中では平均的で、SPゲージの消費を押さえる「精神力」と、バランサーを強化する「姿勢制御」といった悪くないスキルを揃えている。 ヘビーガンに乗せてバグの群れに挑もう。 ◆ガンダムVSガンダムシリーズ(モビルアシスト) ガンダムVSガンダムでは、ガンダムF91のモビルアシストとして活躍する。 だがなかなか射撃が当たらない。 続編のNEXTでは召喚してすぐに攻撃してくれたりと強化されているが、ゲームスピードが向上しているためやっぱり当たらない ちなみにヤクト・ドーガやメタスといったこちらのアシストに反応して攻撃してくるアシストが出ていると、召喚して即座に破壊される。 ビルギット!迂闊だ! 機動戦士ガンダム Extreme vs.ではモブ機体に降格。 モビルアシストシステムが廃止されたしね。 と言ってもF91のサポートにセシリーがいるけど。 そして家庭用版のトライアルミッションに『人間だけを殺す機械』なるミッションが追加された。 体力が一ミリかつ棒立ちのヘビーガンをひたすらバグから守るミッションかと思えばただ自機とF91が生存してるだけでクリアとなるミッションだった。 ヘビーガンを守らなくてもSランククリア可能というビルギットさんにとっては理不尽極まりないシステムにより何人ものビルギットさんが今日もバグと誤射に撃墜されている… 項目の追記・修正するだけの機械かよ! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 皮肉やだけど自分なりの正義を持っていた人だと思う。なのにあのむごたらしい死に方・・・・・コズミックのデブはバグにやられたときは「ザマァ」と思ったのに。 -- 名無しさん (2013-11-03 09 15 35) ニュータイプが個人的に不幸だったと言ってたが、アムロやカミーユは勿論、深く関わったブライトさんまで考えると至言級に重いセリフだった気がする。 -- 名無し (2013-11-03 14 01 39) バグの中に飛び込みてーなー、バグの中に飛び込みてー、マジで。 っべーわ、マジっべーわ、人だけを殺す機械だわ。人だけを殺す機械にかかればこの通りだわ -- 名無しさん (2014-01-22 09 12 26) おい!おい!ビルギットさん!ビルギットさん!何してるんだよ、こんなところで!おい、こら!冗談やってる時じゃないだろ?ビルギットさん!目を開けてくれ!お前みたいなのが居ないと…みんなが困るだろ…? だってよ…ビルギットさんなんだぜ? -- 名無しさん (2014-01-26 05 16 24) 戦死時の艦内の反応がどうも引っかかる。実は内心嫌われていたのか? -- 名無しさん (2014-05-16 00 07 08) ↑出会ってさほど経ってもいないようだしバンバン人死ぬ中で一喜一憂することでも無かろうよ -- 名無しさん (2014-06-05 18 25 50) F91がTVアニメだったら凄く活躍出来ただろうに実に惜しいキャラだ -- 名無しさん (2014-09-29 13 14 05) 一般部隊なら間違いなくエースだろうな -- 名無しさん (2014-09-29 13 51 35) そういやどっかのゲームの攻略本では、ビルギットに対して「強化人間にできれば」とコメントしているやつがあったな。本のコメント全体がやたら辛口だったのを覚えてるわ。 -- 名無しさん (2014-11-20 13 55 22) 人気あるのに番外編とか過去をコミカライズされないんだよな。 あと、撃墜数よりもアシスト数の方が多いからエースパイロットではあると思う。 -- 名無しさん (2015-03-03 13 37 37) ビルギット「俺だけを殺す機械かよ!」 -- 名無しさん (2015-07-08 15 28 58) ひねくれてるようでめちゃくちゃいい人なうえ腕も立ち戦術的見極めも出来るすごい人。生き残ればいいリーダーになったろう -- 名無しさん (2016-06-21 16 35 57) バグに殺されたことがネタにされるけど虐殺に憤ってのシリアスなシーンだし、実力的には間違いなくエース級 -- 名無しさん (2016-06-21 17 12 03) ↑その、憤る虐殺シーンがカットされてる上「敵の前で足を止める奴が有るかい!」って言ってた奴がシーブック「もっと動け」 って言われてるのが一番の原因(囮だからあれでいいんだけど) -- 名無しさん (2017-02-28 23 20 09) 実は生きてた!と思いたくなる人もいるかもしれないが死亡シーンで流れてるBGMの曲名は「戦友ビルギットの死~シーブックとセシリーの怒り~ 」である -- 名無しさん (2017-02-28 23 46 35) 生き残れたら宇宙海賊になったのだろうか?連邦で量産型F91部隊に配属もありそうだが -- 名無しさん (2018-08-04 19 39 12) 力量は低くないどころか優秀。経験さえ積めばエースになれた -- 名無しさん (2019-02-02 00 22 37) 自分は性能のイマイチなヘビーガンで、素人のシーブック、裏切り者のアンナマリー、両方であるセシリーに上はコズモにレアリー代行と、見えないとこで相当苦労してそう -- 名無しさん (2019-09-05 14 20 59) ↑ ヘビーガンは推力重量比だけ見たらユニコーン(ユニコーンモード)やシナンジュより上だったりするがCB機は更に上だったのが不運の一つ。整備も満足じゃなかったろうしな… -- 名無しさん (2019-09-27 09 43 23) 連邦が舐めプせずハーディガン配備してれば生き残れた筈 -- 名無しさん (2020-12-10 01 33 54) セシリーに対しては疑いもあってか冷たく当たっていたけど、実戦では「囮にするんだ」とか言いつつ確かしっかりサポートしてるんだよね。周囲をよく見ることのできる優秀な人だった -- 名無しさん (2021-03-12 23 26 11) ヘビガンで手首を回転させてビームサーベルを振り回してたけど、イデオンソードみたいにはうまくいかなかったようで。 -- 名無しさん (2021-09-26 03 42 17) ↑7 ハリソンの上官みたいな立ち位置で出てきそうだよね -- 名無しさん (2023-07-25 08 27 13) グレンキャノンもだ! -- 名無しさん (2024-03-19 01 58 00) 名前 コメント
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ビルギット・ピリヨ 新世紀の鼓動 CHARACTER(UNIT) CH-55 青 1-3-0 C (ダメージ判定ステップ):《(1)》:このカードの部隊にいる、このカードが属するセットグループ以外の自軍ユニット1枚は、このターン、射撃力の代わりに格闘力を用いて、戦闘ダメージの計算を行う。 M Ad [1][1][1] 戦闘ダメージの計算方法を変更する能力を持つ。部隊の2番目以降に居る、射撃力よりも格闘力の方が大きいユニットを対象に使う事で、部隊戦闘力を上げる事ができる。大抵のユニットは射撃力よりも格闘力の方が高いので、部隊を組む事さえできれば対象には困らないだろう。 ガンダム(ラストシューティング)の様な、極端に格闘力の高いユニットを部隊の後ろに置いて戦闘ダメージから守りつつ、高い格闘力はそのまま活かすといった運用ができれば効果的。 ただし、部隊を組まなければ機能しない効果という弱点がある。最低でもユニット2枚以上の部隊を組めなければ意味が無く、宝の持ち腐れとなってしまう。 また、効果の性質上、このカードがセットされたユニットは部隊の先頭に立つ機会が多くなるという点にも注意したい。このカード自体の戦闘修正は平凡そのもので、3国力という事を考えるとむしろ低いぐらいの能力である。また、複数のユニットで部隊を組むと速攻などの特殊効果が活かし難くなるため、交戦に弱くなってしまう事も珍しくない。そのため、敵軍部隊と交戦した場合は結構な確率で破壊されてしまう事になる。繰り返し効果を使いたいのであれば、破壊無効などによるフォローが必須になるだろう。 敵軍に光の翼を使われた場合は、射撃力の方が高いユニットを対象にする事で部隊戦闘力を下げる、といった運用も可能。 フレーバーでは「俺が牽制するから~」と言っているが、必ずしもこのカードが部隊の先頭にいる必要は無い。ユニット3枚以上の部隊であれば、このカードより前の順番に居るユニットを対象にする事もできる。
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RGM-109 ヘビーガン(ビルギット・ピリヨ機) 不敗の流派 UNIT U-291 青 2-2-1 C (自動A):このカードの部隊にいる、3以上の合計国力を持つ全ての自軍ユニットは、+1/+1/+1を得る。 宇宙 地球 [2][1][2] Vガンダム&ガンイージなどでこのカードの合計国力を増やせば、このカード自身も対象になる。
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3Dキャラ +... 法務委員ビルギット ★★★ COST:8 成長タイプ:普通(不明) 職業:魔法使い(Magician) 武器:ワンド(魔) ILLUST:ケロケロ齋藤 CV:小岩井ことり 入手:各種ガチャ LEVEL Lv1 /Lv40/Lv60 ATK 1130 /3850 /5450 HP 720 /2400 /4000 SKILL マジックランス マナ消費● 直線範囲上にいる全ての敵に小ダメージを与える。(4倍) 「私が裁きます!」 ABILITY マナの素養(覚醒) マナを1つ持った状態で戦闘を開始する。 QUEST 絆の物語「ツンデレ委員の奮闘」(聖王国/必要Lv20) +... ツンデレ委員の奮闘 ビルギット 副都 AP 敵Lv Wave 経験値 ゴールド 経験値効率 (1) 12 17 5 150 100 12.5 (2) 5 300 200 25 (3) 5 450 300 37.5 報酬(1) アルカナコイン100,ゴールド150 報酬(2) アルカナコイン200,ゴールド300 報酬(3) ゴールド450 BONUS 覚醒(マナの素養) (1) +... Wave エネミー HP 通常攻撃 スキル スキル効果 備考 1 ゴブリンウォリアー×3 1400 2 ゴブリンウォリアー×2 ゴブリンソーサラー×2 700 3 ゴブリンウォリアー×2 ゴブリンソーサラー×3 4 ゴブリンウォリアー×3 ゴブリンソーサラー×2 5 ゴブリン将軍・剣 15000 BOSS ゴブリンウォリアー×2 コメント (2) +... Wave エネミー HP 通常攻撃 スキル スキル効果 備考 1 ゴブリンウォリアー×3 1400 2 ゴブリンウォリアー×3 ゴブリンアーチャー×2 800 3 ゴブリンウォリアー×2 ゴブリンアーチャー×3 4 ゴブリンウォリアー×4 ゴブリンアーチャー×2 5 ゴブリン将軍・剣 BOSS ゴブリンウォリアー×2 ゴブリンアーチャー コメント (3) +... Wave エネミー HP 通常攻撃 スキル スキル効果 備考 1 ゴブリンウォリアー×6 1400 2 ゴブリンウォリアー×3 ゴブリンアーチャー×3 3 ゴブリンウォリアー×3 ゴブリンアーチャー×3 4 ゴブリンウォリアー剣×4 ゴブリンアーチャー×2 5 ゴブリン将軍・剣 BOSS ゴブリンウォリアー×2 ゴブリンアーチャー×3 コメント PROFILE ギルド同盟の法整備を担当する、法務委員をつとめる女性。 曲がったことが大嫌いな、真面目な性格。各国の情勢を視察し、混乱する副都の法令を再整備するために、一行に加わる。 「私がいる以上不法は許しません!」 TAGS Magician ★★★ ケロケロ齋藤 ワンド 不明 各種ガチャ 小岩井ことり 普通 魔 魔法使い コメント欄 lv60 ATK5449 HP4000です - 名無しさん 2013-10-16 00 21 57 名前 返信する際は、該当コメント左のチェックボックスを選択してから、書き込むボタンを押してください enterキーを押すと、改行ではなく「書き込み」が行われてしまうので注意してください
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【パーソナリティ】 名前:ビルギット・ハルシュトレーム 性別:女性(ふたなり) 外見年齢:25歳 階級:魔人 所属:ボロス軍(エリート) 【能力値】 戦闘:7+1情報:6 運動:6 調教:5 奉仕:6 誘惑:5 体力:6 魔力:6 自尊:7 【副能力値】 HP:30 MP:30 PP:35 武器ダメージ:通常25/ダークブレード時30(闇属性) 装甲:+8 DP:0 【魔族特性】 白11:金属の四肢(戦闘+1/奉仕-1) 四肢が金属で覆われ、装飾されている。 天然の篭手と脚半であり有利な戦いをもたらすと共に、色事には冷たい感触を与える。 白34:永遠の純潔(奉仕+1/調教-1) どれだけ汚されようとも常に処女で在り続ける。前も後ろも。 赤64:第三の目(自尊+1/誘惑-1) 【アイテム】 12 白金の鉾槍 両手 死神の鎌相当。ダメージ+12の大鎌。1ゾロの際に敵のHPを0にする。 33 戦鬼の指輪 装飾 戦闘判定で与えるダメージを+5する、禍々しい意匠の施された指輪。 25 魔獣装甲 衣装 魔獣一体を生きたまま加工した鎧。装甲+8、戦闘+1。 一般 魔奴隷 配下 少女や少年の姿をした下級魔族の奴隷。1セッションに1度だけHP・MP・PPのいずれかを10点だけ回復する。 一般 闇の牢獄 装飾 亜空間結界の宝珠がついた指輪。奴隷化した存在を閉じ込めておき、任意に呼び出せる。 【奴隷】 なし 【呪文】 22 ダークブレード 6 武器に暗黒の力を込める。以後1時間、武器は闇属性となり、魔力値分の追加ダメージを与える。 46 ヘルハウンド 16 ヘルハウンド1体をシナリオ終了まで、召喚支配する。 【所持金】7ソウル 【設定】 ラジア配下の堕天使。天使であったころの権能は死者に深く関わる戦乙女的な存在で、常に甲冑の上に軍服をまとい隙なく振舞う。 職務には精力的で”法の犬”という蔑称?はむしろ褒め言葉だとすら考えている。 しかし所詮堕天使には違いないのでプライベートでは部下の魔人や受刑者に嬲られるやや曲がった趣味もある。 警吏としては融通が利かないためか組織での地位はさほど高くない。 多くの場合制服に甲冑のため目立たないが長い白金の髪にヘイゼルの瞳と白いやわらかい肌と豊満な肉体を持つ。 左右の角の形状は尖った尖角と呼ばれるもので、水晶などの鉱物のような質感で結晶体のようにも見える。 ”純潔の力”のためかどれだけの可虐や陵辱を受けても数日と立たずに再生する。
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作成者:佐鷹 氏名:ビルギット=クラウザー 性別:女 身長:176cm 体重:腹筋割れてる 年齢:20 誕生日:1月23日 血液型:B型 一人称:「私」 二人称:「お前」「君」など 所属:クルセイド学園大学経済学部、クルセイド学園騎士団 クルセイド学園騎士団の正騎士。五代目《銀腕卿》。 口調はやや皮肉っぽいが、根は真面目で実直な女性。 過去の経験から自分に親しい人物を失うことを酷く恐れており、それ為か他人との接触を意図的に避けているきらいがある。 能力は空中浮遊。高々度の飛行は出来ないが機動力についてはピカ一であり、騎士団ではそのスピードを生かした切り込み役、陽動役を務めている。 意外と甘いモノが好きらしく、休暇の際にはよく一人で商店街へ赴きスイーツ巡りと洒落こんでいるらしい。 ビルギット=クラウザー ビルギット, 女性, 人間, AAAA, 160 特殊能力 切り払いLv3, 1, Lv4, 17, Lv5, 34, Lv6, 48 援護防御Lv1, 1 覚悟, 1 魔力所有, 1 148, 146, 149, 148, 167, 162, 強気 SP, 60, 集中, 1, 加速, 1, 激闘, 12, ひらめき, 19, 魂, 35, 友情, 42 060P-A1S.bmp, -.mid ビルギット=クラウザー ビルギット=クラウザー, (人間(ビルギット=クラウザー専用)), 1, 2 陸, 5, M, 6000, 160 特殊能力 性別=女性 攻撃属性=夢 ホバー移動=低空飛行 超回避Lv2=高速立体機動 20 50 手動 メッセージクラス=クルセイド学園騎士団 3500, 180, 800, 90 AACA, 060U-A1S.bmp プラズマエッジ, 1200, 1, 2, +0, -, 20, -, AAAA, +5, 格P クラウソラス, 1200, 1, 1, +20, -, -, -, AAAA, +10, 武 プラズマシューター, 1200, 1, 3, +10, -, 20, -, AAAA, +0, - プラズマブレード, 1600, 1, 4, -10, -, 60, 130, AAAA, +0, 格M直 プラズマブレード, 2000, 2, 4, +0, -, 60, 120, AAAA, +20, 格 ビルギット=クラウザー 回避, 見える 回避, させるものか 回避, これくらいは出来て当然だ 回避, なめられたものだな、私も 回避, そんな間合いの詰め方で… ダメージ小, ふむ、その程度か。これならばまっすぐ突っ切った方が手っ取り早い ダメージ小, 手の内はそれでおしまいか? ダメージ小, 手緩いな ダメージ中, 当てられた──? ダメージ中, 前に出すぎたか ダメージ中, こちらの目論見通り、敵の狙いは私に集まっているようだな ダメージ大, くっ…ぬかった ダメージ大, ここらが潮時だな ダメージ大, …敵の目は十分に引きつけた 破壊, …すまない、帰還する 破壊, …なんかもう、精魂尽き果てたって感じだ 破壊, …ここまでか 射程外, クラウソラスでも無理か… 射程外, 届かないのなら詰めればいいだけだ 攻撃, 仕掛ける 攻撃, 任務開始… 攻撃, 精々暴れてやるとしよう 攻撃, よそ見をするな、私はここだぞ 攻撃, 真正面から叩き潰すまでだ 攻撃, 無駄な抵抗、ご苦労さん 攻撃, ここから先は一歩も通さん 攻撃, 私なんかがクラウソラスを継いでよかったのか…? 攻撃, 銀腕卿の名に泥を塗るような戦いをするつもりはない 攻撃(対エマ=コルネリウス), あのさぁ… .…あぁ、いやごめん。なんでもない 攻撃(対エマ=コルネリウス), ラズライトが絡みさえしなければ… .いや、どちらにしてもちょっとアレな人だな 攻撃(対遠藤明), 獅子身中の虫を放っておく理由はない 攻撃(対遠藤明), さすがにこれは目に余るな… 攻撃(対相楽紺), 火遊びはほどほどにしておけよ、相楽。後で痛い目を見たくないならな 攻撃(対相楽紺), こいつにクラウソラスを持たせたらえらいことになりそうだ… 攻撃(対城島敦史), 調子に乗るのも大概にしておけよ、城島。私は同級生を斬りたくはない 攻撃(対城島敦史), …貴様に騎士を名乗る資格などないッ! 攻撃(対東条右近), 力による統治など長続きはせん。余計な軋轢を生むだけだ 攻撃(対東条右近), 鉄血師団…これはまた、面倒な連中が出張って来たな 攻撃(対土々呂凛平), ここは取り締まっておくべきか…? 攻撃(対ヌコモドキ巡回バス), さすがに私一人ではどうにもならんな、これは… 攻撃(対永遠之道双夜), …永遠之道だかなんだか知らんが、私たちの島で好き放題出来ると思うなよ 攻撃(対永遠之道双夜), 悪いが、城島達に手出しはさせんぞ。あいつらを裁くのは私達の仕事だ 攻撃(対仁村三葉), たまにノートを見せてもらっている手前、あまりこういうことはしたくないんだが… 攻撃(対仁村三葉), …相も変わらず鋭い踏み込みだ。先輩、休学している間に一体何をやっていたんですか? 攻撃(対花相姫), …昔の恨み、今ここで晴らしてやる 攻撃(対花相姫), よくもまぁあの時は散々こき使ってくれたな、えぇ? 攻撃(対白銀渚), 白銀先輩、お手合わせ願います 攻撃(対白銀渚), 超える、なんて烏滸がましいことを言うつもりはない。だがせめて、一太刀くらいは浴びせてみせる…! 攻撃(対虎金雅弘), さすがは虎金先輩、狙いが正確だ 攻撃(対虎金雅弘), あちらの知覚以上のスピードで仕掛ければ…っ! 攻撃(対源氏政行), クラウソラスなしでこれか…もしも得物が同じだったら勝てる気がしないな 攻撃(対源氏政行), パワーもスピードも十二分。これは厄介な相手だぞ…! 攻撃(対鷹瀬司), 私は…夢でも見ているのか? 攻撃(対鷹瀬司), 鷹瀬先輩…何故貴方がここに…? 攻撃(対内藤高志), 磨けば磨くほど輝くダイヤの原石…といったところか。将来が楽しみだな 攻撃(対内藤高志), 私でよければいくらでも胸を貸してやる。遠慮せずにかかってこい、内藤 攻撃(対鈴木一星(本性)), …そう、か。それが、貴方の答えなのか── 攻撃(対鈴木一星(本性)), また一緒に肩を並べて戦える日が来るんじゃないかって、思っていた私が馬鹿だったという訳だ 攻撃(対鈴木一星(本性)), …頼む、クラウソラス。今は──今この時だけは、私の為に力を貸してくれ! 攻撃(対リーゼアリア=デアフリンガー), 私は、この力を正しく使うことが出来ているのだろうか… 攻撃(対リーゼアリア=デアフリンガー), …これが終わったら、白銀先輩の事を色々と教えていただきたい サポートガード(岸田淑江), 一般市民を守るのが我々の役目だ サポートガード(岸田淑江), 下がれ、岸田。ここは私が引き受ける プラズマブレード, クラウソラス、出力最大… プラズマブレード, こいつで、まとめて叩き斬る…! プラズマブレード, 敵は全て排除する。あの日の過ちを繰り返さないためにも── プラズマブレード, うおおおおあああああああああッ! .ぶった、斬れろぉぉぉぉぉぉォォォッ! ビルギット=クラウザー プラズマエッジ, 気斬 ホワイト クラウソラス, ビームサーベル突撃 ホワイト プラズマシューター, 中ビーム ホワイト プラズマブレード(準備), 光大噴出 ホワイト charge(high).wav プラズマブレード(攻撃), 大炎斬撃 ホワイト hyperbazooka.wav プラズマブレード(命中), 巨大ビーム ホワイト;@戦闘アニメ_縦分割とどめ;超爆発
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ビルギット・ポムガラニット 年齢:17 性別:男性 メインクラス:魔法芸術家 サブ:探索者 種族:混血 コミュニティ:神楽坂学園大学附属高等学校 身長 162cm 体重:54kg スリーサイズ:それを聞いてどうする PL名:ピャー 「平穏って単語、そろそろ僕の辞書に戻ってこないかな……」 概要 最近、胃薬と頭痛薬が欠かせない少年。 本名:ビルギット・ソルフェージュ・ホークアイズ・カスタマイザ・ポムガラニット。本当なんだ、嘘じゃない。 隠し通したいと思っているけど学内の友人から徐々に広まりつつある。もうだめだ。 それでもこの名前を向き合いたくないので普段からは「ビルギット・ポムガラニット」と略して名乗っている。 ちなみに友人からつけられた愛称は「ギット」。 いろんな意味で苦学生で、裕福でない暮らしからバイトを始めたのだが数ヶ月単位で転々としているためバイト戦士とも呼ばれるように。 しかしこれは行先行先、見抜けぬレベルのブラックな職場ばかりだったりすぐ潰れたりという不幸っぷりを展開していたため。 こうして二転三転した結果ショリタンに勤めることになった。ビルギットの明日はどっちだ。 ちなみに愛車である自転車(九獏)は3回壊れてる。 特技は近所の道場に通って覚えた八極拳の演舞で、魔法芸術家のスキルに生かされているような気がしなくもない。 あと家ではもっぱら家事を担ってるのて料理とか裁縫が得意。女子……力……? 牛乳配達をしてた時の癖で足腰が強い。またパーカーを好んで着用する。 セミロングな髪型とやや幼い顔立ち、どこぞの月の民や少年探偵のような中性的な声のためたまに少女と間違われる。 本人としてはいい迷惑みたいだが。 ちなみに女性に免疫がない、というか家計を共に担うパワフルな母とその血を色濃く引いた妹達、 そして馴染みの記者見習いの同級生など周りの女性が強すぎてヒヨワな彼としては苦手意識がある。 だからって別に男に走るとかそんなことはない。 +混血だけど 魔族とのハーフ。父親の方が魔族。 これがどうしようもない屑で、ギャンブルに明け暮れた結果家族を捨てて蒸発する。 このため父親を強く憎み、愛情のない男女の結びつきを肯定しない。 また、中性的な見た目を正そうとしないのは見た目や体格など、 男性らしさが強かった父親への無意識の反発から来るもの。 しかしながら、あのような男にならないという意識と正しく強い男になりたいという意識が同居しており 身体を鍛えて男らしくなろうとするなど、微妙な矛盾をはらんでいる。 コネクション・友人関係 メイ=ポゥ 同級生で、かつショリタンと繋がりのある記者見習いの少女。若手ながら敏腕で行動力も行動範囲も高い。 そしてギットの本名が徐々に広まりつつある原因。 PickUp スーパーサブとして探索者方面を鍛えながら暗殺者を目指す……んじゃないですかね。 参加セッション 参加日時 GM 同卓PC 備考 8/1 13 00 はきの ピャー、リリ夫、Fide吉、ろこ、カラスネコ 初参加セッション。「ぐあああ苦しい毒だよ」殺した 8/4 23 00 梅酒 ピャー、桑畑、はきの、そま、カラスネコ、ばいす 深刻なツッコミ不足。ファーストキスを毒見に奪われる
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ビルギット・ドルをお気に入りに追加 ビルギット・ドルのリンク #blogsearch2 ビルギット・ドルとは ビルギット・ドルの57%は白インクで出来ています。ビルギット・ドルの27%は雪の結晶で出来ています。ビルギット・ドルの5%は宇宙の意思で出来ています。ビルギット・ドルの4%は濃硫酸で出来ています。ビルギット・ドルの4%はカテキンで出来ています。ビルギット・ドルの1%は知識で出来ています。ビルギット・ドルの1%は毒電波で出来ています。ビルギット・ドルの1%は食塩で出来ています。 ビルギット・ドル@ウィキペディア ビルギット・ドル ビルギット・ドルの報道 gnewプラグインエラー「ビルギット・ドル」は見つからないか、接続エラーです。 冬のソナタ またでるよ 冬のソナタ 韓国KBSノーカット完全版 DVD BOX(初回限定 豪華フォトブックレット&スペシャル特典ディスク付) 本当に長い間、待たせてごめんなさい。「冬のソナタ」韓国KBSノーカット完全版をいよいよお届けします。 映像は韓国KBSのオリジナルそのままに、音楽に関してもユン・ソクホ監督が想いを込めて監修し、一部楽曲を変更しました。初回限定特典にはぺ・ヨンジュン 独占インタビュー/ユン・ソクホ監督&田中美里の対談スペシャルDVDの他、DVDオリジナルポストカード、シリアルNo付 豪華フォトブックレット(20P)を封入しております。 今までの日本用編集版よりも約166分長いノーカット映像(本編後のエンドロールも収録!)に加えて、映像特典の【スペシャル短編集】には、ペ・ヨンジュンのスノーボードシーンの撮影風景も収録しています。 【ここが違う!8つのポイント】 ◆今までの日本用編集版よりも約166分長いノーカット映像(本編後のエンドロールも収録!) ◆ファン待望の「ダンシング・クィーン」「白い恋人たち」をついに収録。 ◆日本語吹替を再収録。萩原聖人さん、田中美里さんが担当、その他主要人物もなつかしいあの声で。 ◆本編は日本語字幕に加えて韓国語字幕も収録 ◆一部変更した楽曲をユン・ソクホ監督が想いを込めて監修!(一部BGMはオリジナル版より変更されています) ◆<初回限定特典1>スペシャルDVD:★ぺ・ヨンジュン 独占インタビュー/★ユン・ソクホ監督&田中美里の対談 ◆<初回限定特典2>豪華フォトブックレット:シリアルNo付(20p) ◆<初回限定特典3>DVDオリジナルポストカード3枚 ビルギット・ドルのキャッシュ 使い方 サイト名 URL ビルギット・ドルの掲示板 名前(HN) カキコミ すべてのコメントを見る ページ先頭へ ビルギット・ドル このページについて このページはビルギット・ドルのインターネット上の情報を集めたリンク集のようなものです。ブックマークしておけば、日々更新されるビルギット・ドルに関連する最新情報にアクセスすることができます。 情報収集はプログラムで行っているため、名前が同じであるが異なるカテゴリーの情報が掲載される場合があります。ご了承ください。 リンク先の内容を保証するものではありません。ご自身の責任でクリックしてください。
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よくよく面倒なことになりそうだな。 ビルギット・ピリヨはそう考えながら目の前の男に敬礼した。 男は表情一つ変えることなく、背筋の伸びた敬礼を返した。 「ビルギット・ピリヨ少尉であります」 「ご苦労、少尉」 ビルギットの名前を聞いても男はこれといった反応は示さなかった。 まあ当然といえば当然だなとビルギットは自嘲するように思う。 有名な部隊にいる人間が全て有名というわけではない。 形式的な挨拶を終えると、ビルギットは改めて男の背後に鎮座した物体に目をやった。 幾分わざとらしいその動きに合わせて、男も身体の向きを変えた。 それは不時着した輸送機だった。 エンジンを増設した高速型だ。 しかし不時着のダメージが大きすぎて、もう一度飛ばすことは不可能であると思われた。 一通り機体を観察すると、腹部に抱え込まれるようにして固定されたコンテナの前面の損傷が一層目立っていた。 随分と無茶な離脱をしたんだろうなとビルギットは思う。 これでは積荷も無事というわけにはいかないんじゃないか。 いやしかし。 ビルギットは嘆息した。 問題はそんなことではない。 いくらか離れた巨大な岩陰の向こうからモビルスーツの上半身が見えた。 ビルギットの部下が操縦するヘビーガンである。 そして横には不自然な形で輸送機の翼が地面に突き刺さっているのだろう、その先端が空を向いている。 気は進まないが、俺はこの目の前の男に確認しなければならない。 「輸送機は一機であると報告を受けておりますが」 男は面白くもなさそうに言った。 「では訂正する。二機だ、少尉」 どう考えてもまともな任務には思えなかった。 前途多難だ。 さて、どうする。 「どういうことでしょう、少尉殿」 「俺に聞くなよ。しかし厄介なことになりそうだな」 廃棄されて久しい鉱山の一角に小隊のミデアが着陸したのはモビルスーツから遅れること十五分のことだった。 周辺のとりあえずの安全を確認するのにそれぐらいの時間が必要だった。 周辺警戒に数名を機内に残し、曹長であるバムロは残りの人員全てを不時着に失敗した輸送機の回収に向かわせていた。 コンテナをこじ開けるための大型機械を積んだワッパが滑るようにして鉱山の斜面を走っていく。 当のバムロは真っ直ぐビルギットの方へ向かってきていた。 二人の横で輸送機の機長が回収作業に取り掛かろうとしているモビルスーツを遠目で眺めている。 「中尉殿」 「何だね少尉」 「よろしければ、まずこちらの輸送機の積荷を確認させていただきたいのですが」 「いいだろう。来たまえ」 そう言うと機長は黙って歩き出した。 一歩下がる位置についてビルギットもそれに従う。 バムロは少し遅れてついてきた。 彼が周囲を警戒していることをビルギットは知っていた。 そして恐らくはこの機長に対しても、その警戒の視線は向けられているはずだ。 コンテナの内部はその外観ほど損害を受けてはいないようだった。 少なくともハッチの縁から見る分はそう思えた。 装甲にいくつか亀裂が走ってはいたが、これもさほど問題にはならないだろう。 どちらかといえば損害が激しいのは機体の方なのだろう。 しかしビルギットが気になる点は別のことにあった。 「積荷が見当たりませんが」 ビルギットがコンテナ内を観察するのを黙って眺めていた機長は静かな声で言った。 「分かるだろう。こちらはダミーなのだ。 オールズモビルが情報を掴んでいる可能性は無視できなかった」 「なるほど。 それはありえますな。 最近の情報管理はいかんせんザルですから。 それでコントロールできる範囲で墜落を見せかけた不時着をしたわけですな」 「そういうことだ、少尉。 不運にも本命に流れ弾が当たってしまった。 だが君たちが迅速に到着してくれて助かった」 「いえ。こちらもそうと分かっていれば」 そんな会話を交わす間にもビルギットの目はコンテナの内部を点検している。 俺が気がつかなくとも曹長が何か見つけるはずだ。 ダミーだと。 下手な言い訳しやがって。 しかし、だとすると積荷は一体何なんだ。 確かに俺たちは迅速だった。 不時着してから到着するまでに三十分もかかっていない。 その間に運び出せるもの。 それもこの輸送機の二人のパイロットだけで。 二人だけで運び出せる荷物なんざたかが知れている。 データか何かか。 それならバルキリーでも使った方が確実だ。 二機の輸送機。 輸送機の積載能力が必要だったのだ。 それなりの大きさを持ったもの。 かつこちらを欺かなければならないほど重要なもの。 それは何だ。 ええい知るかそんなもの。 ビルギットは観察を諦め、機長の側に振り返った。 彼の顔には一切の感情が表れていなかった。 バムロの方を見る。 こちらは駄目だという表情が浮かんでいる。 思わずため息が出る。 ひとまず、向こうの輸送機を引っ張り挙げるまで待つしかないか。 いや、その前に聞いておかねばならないことがある。 「ところで中尉殿。この輸送任務の目的地はどこなのでしょうか」 「軍機だ。少尉」 有無を言わさぬ口調だった。 馬鹿野郎。 分からないと思っているのか。 この鉱山地帯を抜けた先にあるものといったら一つしかない。 オーブだ。 オーブ首長国連邦。 畜生。 手札が揃ってきたぞ。 どれを切ってもまずいことになりそうだ。 「中尉殿、副操縦士の方はどちらに」 「別方面を警戒中だ。じきに戻る」 別方面だと。 いよいよもっておかしな話だ。 一体何を隠してやがる。 コンテナのハッチが開けそうだという連絡が入ったのはそれからすぐのことだった。 ビルギットはバムロと共にもう一機の墜落地点へと向かった。 機長はフライトデータを回収するといってそこに残った。 たとえそれが信用できなかったとしても、今ビルギットが行うべきことはもう一つの積荷を確認することだった。 片翼を吹き飛ばしながら岩肌にめり込んだ輸送機は、固定したワイヤーをモビルスーツが引っ張ることによって本来の姿勢を取り戻していた。 「こんなことならトラクターを持ってくるんでしたよ」 そう言った部下に笑って答える。 固定された輸送機はもう片方のものと同型だったが、同じようにして輸送機の腹にはめ込むようにして搭載されたコンテナは上部にハッチがあるとのことだった。 「変わった形だな」 それが意味するところを半ば予想しつつ、ビルギットとバムロは差し出されたヘビーガンの手の平に乗り、コンテナ全体を見下ろせる位置までその手を上げさせた。 ヘビーガンの腰ぐらいの高さから見る輸送機は前面のコクピット部が完全に潰れてしまっていた。 あれではどうにもならない。 そう思いつつ、部下に合図する。 「いいぞ、開けてくれ!」 潰れたコクピット以外の配線を探し出して何とか処置を行った部下が手を上げて答える。 巨大なハッチがゆっくりと開き始めた。 片側に残っていた土が滑るようにして落ちていく。 日の光がコンテナに隠されていたものを余すところ無くビルギットの眼下に映し出した。 そこにあったものは予想通り一機の人型機動兵器であった。 全身が暗い青で染められたその機体は、一見するだけでは細部の判別は難しい。 しかし全体として醸し出されるその鋭角的、攻撃的なイメージはビルギットがよく知ったものであった。 カラーリングも似ている。 異なる点は、頭部に備えられた二本のアンテナの中心に位置するメインセンサー、そして機体中央に位置するコクピット・ハッチがやけに禍々しい赤で塗られていることであった。 よく見れば、その赤色は機体の至るところで線を結んでいた。 まるでその機体の神経系統そのものであるかのように。 「モビルスーツ、ですか」 ビルギットの背後でバムロが言った。 彼も当然この事態を予測してはいたが、この機体がどんなものであるかは知らない。 ビルギットはゆっくりとその発言を訂正した。 「違う。モビルスーツじゃない。こいつはパーソナル・トルーパーだ」 この任務はどうなってるんだ。 まさしくこいつは最悪のカードだ。 持っている手札。 それをどう組み合わせたらこいつに結びつく。 畜生。 いい加減厄介ごとはたくさんだ。 「聞いたことはないか? これがパーソナル・トルーパー、ヒュッケバインだ」 「フッケバインですか。 アルファナンバーズの? いや不勉強なものでして」 バムロの発音には訛が混じっていた。 ビルギットはまじまじとヒュッケバインを眺めるバムロと共に、コクピット近くへ降り立った。ハッチはロックされていなかった。 「無用心だな」 「いざとなれば持ち出すつもりだったのでは」 そうだろうと思えた。 そして持ち出す前にこの輸送機は鉱山の斜面にめり込んでいったというわけだ。 運がない。 あの機長が言っていたように、この輸送機は何から何まで不運だったのだ。 「向こうに積んであったのもパーソナル・トルーパーか何かだったのか」 「それはどうでしょう。向こうのコンテナには固定用のハンガーがなかった。 モビルスーツやパーソナル・トルーパーでも専用ハンガーを簡単に撤去できるとは思えませんな」 「同感だな。さて開いたぞ。動かせると何かと楽なんだがな」 コクピット・ハッチの下はまさに異様であった。 目に付くあらゆるものがハッチと同じ赤のカラーリングを施されていた。 脇に見えるシリンダーやビスまでもが全て赤に染められている。 それは言い様も無く不吉で不気味なイメージであった。 「現代美術ってやつですか。どうもそういったものには疎くて」 「俺もだ。こりゃどうにも趣味が悪いな。 あれだ、極秘輸送しているのは作ったはいいが思い直してお蔵入りにしてしまいたくなったからなんじゃないのか」 コクピット内は当然、シートもそれを支えるアームも、リニアシートの全天球モニター部分も全て例外なく赤であった。 ビルギットは嫌々ながらシートに腰掛ける。 腕の下にあるコンソールなどを確かめて、起動プログラムを立ち上げるのだ。 その間中ビルギットの視線は落ち着かずに宙を泳いでいた。 「だめだ。これはいかんよ曹長。 出撃する前にこっちの神経が参っちまう」 「技術者の気まぐれにはほとほと参りますな。 私も九年前にそれを痛感させられましたもので。 それで、どうです。 動きますか」 ビルギットはしばらくコンソールをいじった後で、手を止めた。 ジェネレーターに火は入ったはずだが、駆動系がコントロールを受け付けない。 出力も予備電源が最低限働くだけだだった。 「妙だな。これは……OSがおかしいのか」 「ますますうさんくさいですな。それはともかく、少尉殿、気付きませんか」 コントロールスティック、フットペダル、その他の操作ユニットに手を触れる度、ビルギットの胸にも妙な違和感が次第に募り始めていた。 何かが違う。 微妙だが、決定的な何か。 ビルギットのモビルスーツ飛行時間は優に千時間を超えているはずだが、その間乗った何種類かのモビルスーツとも違う。 これがモビルスーツとパーソナル・トルーパーの差異なのだろうか。 そうではない。 何かもっと、根源的な、人の肉体に由来するものだ。 「曹長、あんたサイド3の出身だったよな」 「そうです。少尉殿もあれですか、お国はどこかの田舎ですか」 「辺境のど田舎コロニーだった。曹長、会ったことはあるか?」 「片手より多い程度なら。最後に会ったときには名産品を交換しました。まあ内密に」 「俺は話だけだ。決まったな。段取りを立ててくれ。 こいつを見た時にはこれ以上悪いカードは引けるわけがないと思っていたけどな。 どうもあの中尉、まだとんでもない切り札を隠していやがった。 正直これはあの男の手には負えんと思うがね」 ビルギットはそう言ってシートから立ち上がる。 そのまま開かれたコクピット・ハッチの横に立ち、二人が検分を終えるのを待っていた部下に命令した。 「爆薬を持って来い! こいつを爆破せにゃならないかもしれん!」 それを聞いた部下は飛び上がるようして動き出し、ワッパに跨るとミデアの方角へ走り去っていった。 ビルギットは目の感覚を元に戻すかのように空に目をやった。 よく晴れている。 空はフィフスが落下時に巻き上げた砂塵によっていくらか霞んでいたが、それでも空の色は今のビルギットの目には優しかった。 しかし彼はそれほど悠長にしてもいられなかった。 「曹長、考えはまとまったか。 そろそろオールズが動いてもいいころだ。 早いとこあの中尉を絞り上げにゃならん」 バムロはそれには答えなかった。 ビルギットがコクピット内に視線を戻すと、バムロはシートのヘッドレストの部分に顔を近づけていた。 眉間に皺を寄せているので、ただでさえ皺だらけの中年顔がますます見られないものになってしまっていた。 「何だよ曹長、いい枕でも見つけたか」 「いえ少尉殿。ここに何か書いてありまして」 そう言ってバムロはヘッドレストの中央を指差す。 ビルギットは仕方なく赤一面のコクピットの中に戻った。 どれだいと言ってバムロと同様に顔を近づける。 「試作機みたいなもんだろ? 注意書きなんて珍しくも無いぜ」 「いやしかしこれは妙な感じです」 バムロの指が文字の表面を撫でた。 そしてビルギットの顔を見る。 同じことをやれということらしい。 ビルギットは黙って同様に指で撫でてみる。 確かに文字だ。 シートの表面、強化ビニールに印刷されている。 「何?」 いやそうではなかった。 印刷ではない。 もっと硬い。 ビニールに押印されているのかと思えばそれも違う。 ビニールがずれてもその文字は位置を変えない。 つまり、ビニールの下の材質に打たれた文字が浮き上がっているということなのだ。 だがそれはおかしい。 ビニールの下はそれなりに厚い衝撃吸収材が何層も入っているはずだ。 そしてその間に硬いものなど入れるわけがない。 モビルスーツ、いやたとえパーソナル・トルーパーであっても操縦中パイロットに走る衝撃は相当なものだ。 そこにこんな硬いものがあれば。 頭部だからヘルメットがある? ヘルメットを被っていなければどうなる。 兵器というものはそういう事態を考えて作られている。 それに……。 「これは、マークか?」 文字の下に小さな円がある。 円の中に何本かの線が走っている。 円の左半分には三角形。 「曹長、これは何だと思う」 「はて。プラグにしては形が変ですな」 「そしてこの文字。 ああうさんくさいにも程があるぞ。 おい曹長、字は読めたのか。もういい加減にしておこうぜ」 「もうちょっと、もうちょっとです。 思い出しました。 これ、古代のギリシア文字ですよ。うん、思い出せました。何々、……ナイト」 「古代、何だって?」 バムロは一人で頷いている。 「これ、この材質の名称じゃないですか。 少尉殿。 技術者ってのはだから嫌になりますな。インテリのやることにろくなことはありません」 「分かったんならもう行くぞ。 正直古代文字なんてものはオールズの連中にでも任せたいな。 連中、見ての通りの懐古主義だから、案外いけるぞ」 「面目ありません少尉殿。 始末書でも書かせていただきます。 帰ったらギリシア文字をお教えしますよ。 これで結構私も学があるもんで」 ビルギットは嘆息した。 「いいよ沢山だ。それで、なんて書いてあったんだ。材質の名前とか言ってたな」 「ええ、多分」 二人はコクピットから顔を出した。 息苦しさがあったのか、共に深く息を吸い込む。 「イデオナイト、と書いてありました」 ビルギットはせせら笑ってみた。 「何とも嫌味な名前だな、なぁ? これだから主義者ってのはつきあいきれんさ。 あの中尉も存外そんな感じかもしれんよな」 「遅かったじゃないか。少尉」 「申し訳ありません。 動かそうと奮闘したのですが、どうにも八方塞といった具合でありまして」 ビルギット達を待っていた機長は無表情にそうかとだけ言った。 「正直時間が多くは残されていません。 あのモビルスーツは残念ながら回収不能として、爆破してしまうべきであると考えます」 「爆破だと?」 機長がビルギットを睨む。 ようやく感情の一端が見えたかなとビルギットは思った。 「もうまもなくオールズモビルもここを見つけ出すでしょう。 残念ながら動かないモビルスーツを空輸する手段は自分の部隊にはありません。 モビルスーツ輸送用のセッターがありますが、あれに機体を合わせるだけでどれだけ時間を取られるか分からないのです。 仮に作業を決行したとしても、その間に敵の攻撃を受けるのは必至であるかと」 「君に言われるまでもないことだ」 「失礼しました」 ビルギットは機長から視線を外さなかった。 彼も目の前の男も、しばらく眉一つ動かしはしなかった。 「では少尉」 「はっ」 機長は静かに腰から拳銃を抜き、その銃口をビルギットに向けた。 表情一つ変えることもない。 これはこの男の美徳ではあるなとビルギットは他人事のように考えていた。 「ここに命令する。 貴官の部隊のミデア並びにセッターH926一機をこれより当方の所領とする。 当方はこれにより任務の貫徹を目指すものとする。 尚、貴官らの部隊はこの地点において可能な限りの抗戦を行いたまえ。 その際の撤退、加えて当然この命令に関するいかなる反論も許さん。以上」 ビルギットは肩をすくめた。 とりあえずそうするしかなかった。 男の機嫌を損ねすぎるほど大げさではなかったが、機長は目の中心に何本か皺を走らせた。 意外に怒りやすいのかなと思った。まあ言うだけ言ってみよう。 「それはこういうことでしょうか。 お前たちの輸送機をよこせ、そしてお前たちは盾になれ、と」 「反論は許さんと言ったはずだが」 「任務の確認であります」 「ならば君が理解するようにしたまえ」 「ありがとうございます、中尉殿」 これ以上の問答は無用と考えたのだろう。 機長は引き金にかけた指に力を入れたようだった。 その視線が一瞬ビルギットの顔から逸れたのを見逃さなかった人間がいた。 それはビルギットではなかったが、背後から近づいたその人物は機長の足を素早く払って銃を持っていたはずの腕を極めてしまっていた。 ビルギットは口笛でその一連の動きを讃えた。 「さすが、元ジオンの野戦経験者は違いますな」 「セント・アンジェに比べればですな。しかしこりゃ昇格ものですよ。少尉殿」 「そりゃ勘弁だ。あんたみたいな優秀な下士官に抜けられりゃ困る。昇給で手を打ってくれ」 バムロに極められ空しく宙を掴むその右腕からこぼれ落ちた拳銃を拾ったビルギットは、それを何度か叩いて表面についた土を落とした。 「オーブへの亡命、ちょっと諦めてもらうわけにはいきませんかね。中尉殿」 「ヒュッケバイン。 マオ・インダストリーがオーブとどんな繋がりを持ちたいのかは知らんが、 あそこにはモルゲンレーテだか何だかってでかいメーカーがあるんじゃなかったか。 それにしたって直でオーブってのも目立ちすぎるから連邦軍経由でオーブへ。 あんたオールズの連中が情報入手したって言ったよな。 あれもあながち嘘じゃないんだろう。 大方それを掴んで奴らに流したのはアナハイムってところだろうが。 ところがあんたはそれすら利用した。 襲われたってのはあれ、嘘だろう? もう一機を墜落させたのはあんた。 救援部隊を要請したのもあんただな。 連邦軍の展開状況は当然知っているだろうから、そりゃ動く部隊も予測はつくわけさ。 ブラフの襲撃をダシにして、あんたこの任務を軍内で失敗、行方不明に終わらせてしまいたかったんだろう。 オーブも派手に軍備増強のネタを仕入れるわけにもいかないだろうからな。 マオからこの基地までの便宜を図ったのは誰なんだか興味も無いが、 そうなるとこの機体を俺たちが馬鹿正直に持って帰るわけにもいかないのかね」 俺はどうしてこんなことを考えているのだろう。 あの部隊にいる間に知らず知らずの内に頭に入ってきていた名称、関係、ある種の陰謀。 ビルギットは心底そんな自分が嫌になっていた。 普通なら一生縁が無い方がよっぽど幸せな、そんな関係図ばかりじゃないか。 素人が手を出していいものじゃないんだよ。 どうして回ってくる手札がことごとく危ないものばかりなんだ。 畜生。それも最悪の組み合わせで回ってきやがった。 「売りますか。高くつきますよ」 ビルギットは軽く笑ってみせた。 「いい考えだが、インテリアが最悪だ」 機長は腕を極められたまま口を結び続けていた。 バムロが力を緩めたのだろう。 その表情に苦痛は見られなかった。 「というわけで俺も考えを決めかねている。中尉殿に何かお考えがあるのなら」 「何が、狙いだ」 上空を何かが突き抜けていった。 それは一機の航空機だった。 その両翼が切り裂いた空気の痕跡は、余りの鋭さ故にビルギット達の位置からも見えてしまうかと思われた。 そしてその後に続くのは地面もろとも揺らしてしまうほどの轟音。 「来たか。偵察機だな。おい、見えたか!」 ビルギットはワッパに跨っていた部下に大声で呼びかける。 彼もまた大声でそれに答えた。 「ダミーはいくつか撒いてあります! しかし誤魔化しゃできませんよ!」 「畜生。 さっきは外れ引いて奴ら怒ってるかもしれんな。 正直当たりこそ外れだったって気もするんだがな」 冷静な戦力分析の後で、ビルギットは機長の方に向き直った。 「それで、中尉殿にはお願いしたい次第です」 「何をだ」 「先ほどの命令を撤回していただきたい。あれです。撤退は許さんとかってやつですよ」 機長はここで初めてビルギットの言っていることが分からないという顔をした。 とことん無表情な奴だなと思う。 「我々はこれから撤退します。徹底的に、全力で撤退しますよ。 中尉殿にもご協力を仰ぎたいのです。 そのためにはまず先ほどの命令を撤回していただきたいのです。 そうすれば、我々は大手を振って逃げることに専念できるってものです」 「君は……」 ビルギットは目を逸らした。 それを見たバムロはなかなか寂しそうな表情をするもんだなと思った。 「どうも、自分は逃げるのにも理由がいるみたいなんですな」 「それともう一つ。 そうは言っても任務を放棄するわけにもいきません。 我々は救援部隊であります。 中尉殿におかれましては、残された積荷、 コーディネーター達の居場所を教えていただければ、これ非常に幸いであります!」 鉱山地帯の無骨な岩肌の影に隠れるようにしてその教会はひっそりと建っていた。 そこは切り立った崖を背にしていて、建造物の半分近くに暗い影が落ちている。 対照的に日の当たる部分は高地特有の強い日差しと、白い石造りの外壁が眩いばかりの光を放っていた。 尖塔の頂点に据え置かれた十字架はゆるやかに傾いてしまっている。 「こんなところに教会なんてあるんですな」 「随分古い鉱山だったってことか」 ワッパを操縦するバムロとその後ろでシートの背につかまっているビルギットの会話に、もう一人の同乗者である機長は何の反応も示さなかった。 ただでさえ小型のワッパに三人が乗るというのはいささか無理があるものだったが、バムロの操縦はそんな不都合を感じさせることがない。 教会の古い木扉の前でワッパは止まった。 教会自体の位置は輸送機の不時着時点からそれほど離れてはいなかったのだが、そそり立ついくつかの岸壁がちょうどそこを死角にしてしまっていたらしかった。 大きな木製の扉は古かったが造りはしっかりしたものだった。 幾十年、もっとかもしれない、風雨にさらされ続けてきたであろうその扉は、それでもほんの少しの隙間も生み出してはいなかった。 厚い扉である。様々な意味において。 ビルギットは拳銃を手にしていた。 先ほど機長から奪ったものではなく、自身の装備である。 一度でも自分の手で分解したことがない拳銃を使うということは、よほどの場合で無い限りは遠慮したいと彼は考えていた。 しかし実際においては、そのよほどの場合の方が多く発生するものだということも、ビルギットはそれなりに理解している。 バムロは後ろからついてきた。 ワッパに備えてあった自動小銃を構えている。 この用意周到さ、徹底さには敵わないとビルギットは思う。 「では中尉殿。お願いします」 ビルギットはそう言って機長を促した。 バムロと二人で機長の両脇に立つ。 お互いがお互いの後方を確認できる一方で、扉の影から教会の中を確認できるくらいの位置である。 中から一斉射というのはなるべく避けたい。中への一斉射も同様だ。 「私だ。開けてくれ」 先頭に立っていた機長がゆっくりと言った。 合言葉にしては捻りが足りないなと思った。 一瞬の間をおいて、それとは反するように重い扉はゆっくりと開き始めた。 周囲にそれとなく目を配るも、伏兵はいないようだった。 ビルギットの位置からはまだ内部は見えなかったが、少しずつ開き始めたその扉の内側からは、人間がひしめき合っているあの独特の空気が流れていることははっきりと分かった。 「では少尉」 後は任せるといったように機長は一歩横に退いた。 この男は彼らに対してどんな感情を抱いているのかとビルギットはほんの少し考え、そして止めた。 予想通り、彼の目前にいたのは人間の一団であった。 ビルギットが前に立った瞬間、それまで機長の方を向いていたであろうその視線が一斉にビルギットに集中した。 その目の色は彼の予想とは明らかに違っていた。 何だろうなとビルギットは思う。 通常こういう時には人間身を寄せ合って固まるものだ。 極度の不安がそうさせる。 それがどうだろう。 彼らはとりあえずのまとまりを見せてはいるものの、どこかお互いに距離を取って位置しているように思える。 不安や恐怖を感じてはいないのか。 そうだ。 おそらくそうなのだろう。 その証拠に彼らの目の色と顔を見ろ。 一応避難民として扱うべきなのだろうが、こいつらのこの視線、あの時俺に閑職を言い渡したティターンズの官僚にそっくりだ。 こいつらどこまでも俺を見下してやがる。 コーディネーターってこんな奴らだったかな? 「どれくらいで収容できる」 「三十分てとこですか」 「二十分だ。それ以上は待てない」 それがミデア自体の安全を保障できる限界であることは承知しているからバムロも反論はしない。 ワッパで到着した部下が二人、教会の外に出たコーディネイター達を開けた場所に整列させている。 総勢五十二名。女子供を先にして、それから男たちという順番は相手が何者であろうと変わらない。部下にも小銃を持たせているが、それによって罪悪感を感じないということもやはり変わらない。 どんな人間の集団であれ、反乱の可能性は十分にある。 整列を終えた者から腰を低くした姿勢で待機させる。 ミデアが降りてくるのはもうすぐであろう。 それを見ながら警戒すべき人間は何人ぐらいいるだろうとビルギットは考えていた。 誰もがそうだというのはまさにその通りであった。 あの目を見れば誰が銃を取ろうが不思議には思わない。 コーディネーターは民族総闘士というわけか。 民族、いや種族だと言っていたな。 冗談じゃない。 「曹長、どう思う」 この場をバムロに任せてしまう前にビルギットは確認するように言った。 「とりあえず、目を離したくないのは二人ですか」 「同感だ」 そう答えて件の二人に目を向ける。 彼らがこちらの指示に従う態度は正反対のものであったが、それだけに疑いは同じようなものになる。 一人は従順で率先、もう一人は反抗的で拘泥していた。 「最初に協力を言い出した奴、彼には先頭の婆さんの補助を任せましょう」 「いい考えだ。もう片方のガキは殿ってとこか」 そういった二人は離しておいておくべきだとビルギットは考えていた。 全員の身体検査もできないこの状況でできることは限られていた。 頑強そうな男を列の前の方に置き、その腕に幼児を抱かせておくことさえさせた。 両手を塞いでおきたかった。 君が責任を持って面倒を見てくれたまえと言い添えて。 もちろん君がの部分をことさらに強調しておくことは忘れない。 畜生。 何が責任だ。 教会の中でやったことも含めて、俺のこの行為の責任は誰が取ってくれる。 もうアルファナンバーズには呼んで貰えないだろうな。 ははは。 しかし他にどうしようがあった。 周囲の木々の枝葉が揺れ始めた。 抑え気味のエンジン音が周囲を包み込む。 コーディネーターを並ばせていた二人の部下が、彼らに頭を低くしろと命令している。 幼児を胸に抱えた何人かの男は小さな身体をしっかりと守ろうとしているように見えた。 ビルギットはその光景にひとまず胸を撫で下ろす。 垂直着陸を行おうとするミデアが激しい逆噴射を行いながら、空中でその姿勢を安定させている。 五十二人は優に収容できるその巨体はゆっくりと地面に足を下ろした。 舞い上げられた落ち葉や砂が余韻を残すかのように風に揺られている。 時間だな。 ビルギットは押し黙ったままその光景を見つめていた機長の前に立った。 そして最初に顔を合わせた時と同じ姿勢を取る。 肘を曲げ、先を伸ばした右手を額に当てる。 「避難民五十二名、確かに引き継がせていただきました。 これより当小隊は避難民の安全を確保すべく、地球連邦軍オエンベリ基地に帰還します。 任務引継ぎの件に関する中尉殿の迅速なる御判断に感謝致します」 「中尉殿、あんたはどうなさるんです」 助け舟を出したのはバムロだった。 機長は目だけを動かしてバムロを見た。 「フッケバインでオーブまで逃げますか。 しかしありゃ動かんですよ。我々には動かせません」 「そうだ。OSが入っていない」 機長の声は静かなものだった。 ほんの一瞬バムロに向けられていた視線はもうビルギットの顔に戻されている。 「あのコーディネーターたちが持っているんじゃないですかね」 「詰問したが、誰も持っていなかった」 「隠し場所はいくらでもありますさな。胃の中にでも、歯の裏にでも」 着陸したミデアがハッチを開き始めた。 ビルギットの部下が列の先頭の老女とその手を取った従順そうな男に指示を出している。 「ないしは奴らの頭の中に入っているか、だな」 ビルギットが口を挟んだ。 「中尉殿。 あんたもオーブもコーディネーターの存在を入国の建前にするつもりだったんでしょうが、彼らはそれを逆手に取りましたな。 彼らにしてみれば保険のつもりだったんでしょう。 もしくはオーブとマオが仕組んだか。 OSと機体を分ける。 どちらが欠けても本当の目的は闇の中ですか。 オーブ特例市民でしたっけ。 彼らが声高に言ってましたね。 オーブにしてみればどちらに転んでも損のない話でしょうよ。 失敗すればオールズのせいにして、オーブ周辺のオールズ勢力拡大を理由に軍備増強の建前が出来る。 あんたがコーディネーターを連れて行ければ避難民、いや特例市民ですか、 それをマン・ハントからの保護だか何だかと理由をつけてヒュッケバインごと確保してしまえる。 どちらにせよ、あのヒュッケバインの存在なんてマオもオーブも手引きした奴も知らん顔でしょうが」 「なるほどな」 分かっていてこう言っているのかなとビルギットは思った。 「しかしオーブはコーディネーターの存在を対外認知しますか。驚きましたな」 次の言葉をどう言うべきか、上手くいかないものだと考えた。 「ワッパと数日分の糧食は提供できます。どうします」 それぐらいしか俺にできることはないだろうな。 輸送機が不時着した地点の下には結構な広さの森林地帯が広がっている。 立ち並んだ木々の間に頭だけを出すような形でいくつかのダミーが置かれていた。 敵が引っかかってくれるとは思えない。 それぞれのダミー間には誘導機雷が仕掛けてあるが、これも無いよりましといったところだろう。 ビルギットはGキャノンを直立させていた。 僚機のヘビーガンと先の任務の後に補充されたジムⅡが林の中と、岩壁の影にそれぞれ身を潜めている。 ヘビーガンの頭部と肩には迷彩スモックが被せられていた。 ビルギットが戻ってきた時にはジムがヘビーガンにそれを被せているところだった。 そのモビルスーツらしからぬ甲斐甲斐しい光景にビルギットは思わず吹き出した。 その時、正面のコンソールモニターに新しい情報が映し出された。 カメラが移動する物体を捉えている。 レーダーは使えないのでカメラに映った映像をコンピューターがいちいち解析しているのだ。 何秒かの後に解像度が上がった映像に切り替わった。 望遠で捉えられたその映像に映ったものは、それ自体の姿よりもそれが進むことによって背後に発生する乱流によってこそ判別されるものだった。 ビルギットの身体を包み込んでいる全天球モニターの端で、固定されて捉えられているヘビーガンの頭部が合図を示すかのごとく動いた。 見てはいないがジムも同様だろう。 小隊は戦闘態勢に入った。 「曹長。ドムが来たぞ。飛べるか」 「山攻めはドムに限りますな。あと十分です」 「後方にザクでもいるだろう。多分ドダイに乗ってるぞ。そこまでは面倒見切れないからな」 「振り切ってくれ。迂回して合流だ。一度振り切れば向こうの燃料も切れる。 ドダイは燃費が悪いらしいからな」 「了解。中尉はワッパに乗りました」 「分かった」 「ではまた」 曹長が回線を切った。 無線通信ではない。 有線通信である。 光ファイバーを用いた、要は野戦電話である。 完全に使い捨てのそれはこういった状況下で時折利用される。 ビルギットはワッパで戻る際、それのコードを引っ張ってきていたのだった。 Gキャノンの肩に備え付けられた照準機がドムの姿を捉えている。 だが捉えているだけで、今撃ったところで当たりはしないだろう。 向こうもこちらの動きは不完全ながら見えていると考えるべきだ。 地上戦と、中途半端な時間ではあるが空中戦を同時に可能にしたモビルスーツの存在はその巨大さと相まって大抵の地形効果を失わせた。 それでも山の上と下である。 いくらかはこちらに有利な状況ではあるだろう。 ただ問題はこちらがやるべきなのが防衛戦ではなく、撤退戦であることだった。 来たぞ。 一瞬ドムの動きが止まり、それを捕捉したコンソールに警告が出る。 その次の瞬間にはそこを離れたGキャノンの背後にビームが撃ちこまれていた。 長距離で放たれたビームは一応弾着するが、本来の威力を発揮できずに岩を砕き、それを焦がした程度で終わる。 ビルギットは機体の全身を捕捉されていたために動いたが、ダミーに惑わされた他の砲撃は隠れていたヘビーガンの左右にそれぞれ行われていた。 置いておくものだなと思う間もなく、ダミーにしかけられた爆薬が衝撃を伴った炎を巻き上げた。数秒騙されてくれればいい。 モニターはドムを映し出している。 動きが速いので画像解析で追跡を行うそのシステムでは誤差が出来てしまう。 それを修正するための照準機が正確に働き、ビルギットは部下に命令しておいたタイミング通り、ビームライフルの一射目を行った。 そして素早くその場を離れる。 一対一ならともかく、敵機が複数いるならば射撃直後に狙われていない敵機はその場所に砲撃を集中させるのは当然であった。 Gキャノンは弧を描くようなコースを取る。ドムと接近戦を行うのは避けたい。 つかず離れずの距離で、上下を逆転、離脱に入りたかった。 ドムは重装甲、それをカバーするための高出力であるがために継戦能力はそれほど高くはない。 追撃任務には向かないはずだった。 こちらは何かにつけて長持ちだけが美点のモビルスーツだらけだ。 ドムの後方から現れるであろう敵の援軍に挟まれる形になるかどうかは、敵がミデアをどう扱うかで状況が変わる。 上手くいけば固まってくれるだろか。 こちらに近づいてきたドムは二機だった。 距離を置かずに一気に勝負をつけようという腹だ。 定石だった。 Gキャノンの装備では一撃でドムを破壊することはできない。 一機が小破で敵一機撃墜ならば安いものだろう。 ビルギットはそれに向かってシールドの裏に装備されていたグレネードを全弾発射する。 シールド裏面のラックが外れると同時に噴射炎と煙を撒き散らして三発のグレネードはドムに向かって直進した。 ドムが反応を示す前にグレネードの内二発は軌道を変え、的外れともいえるドムの前方に着弾する。 弾頭が林の中に消えたと思った瞬間、ライフルもバズーカでも及ばない、轟温灼熱の衝撃波が辺り一面を包んでいった。 グレネードの弾頭はナパームだったのだ。 ドムの地上戦での頑強さを支えるのは脚部のホバーユニットであるから、そこに攻撃を集中させるのは間違いではない。 しかしそんな策は敵機も承知の上と考えるべきである。 それでもドムは一瞬怯んだ。 ドムが頑強であることと中のパイロットが頑強な心根を有していることは必ずしもイコールではない。 それをビルギットは予測していない。 この状況でパイロットの心理状況を踏まえた作戦を展開できるほどにビルギットは余裕を感じてはいないし、人間も出来てはいない。 だから、岩壁に隠れていたジムが両手のバズーカを動きが止まったドムに向けて発射したのは、冷静かつ沈着にその光景を観察した結果、そこにたまたま好機があったという、 極めて常識的な判断によるものでしかなかった。 それでも、その砲撃はドムの肩を抉り、外れた一発も背後に弾着し、その衝撃がドムの体勢を大きく崩した。 無傷のもう一機のドムがその機体でしか支えられないことから「ジャイアント」の名を冠することになったバズーカを構えた時には、 ドムはまるで正反対にバズーカを捨てて身軽なその機体を移動させていたのだった。 ビルギットはライフルと腕のビームキャノン砲で体勢を崩したドムを攻撃したが、必死に回避運動を続けるドムに致命傷を与えるほどにはその攻撃は熱心なものではなかった。 ドムとの位置を逆転しかけたGキャノンのカメラとコンピューターは、コクピットに座るビルギットに頭が痛くなるような情報を提示した。 最悪だとという言葉しかこの瞬間には出てこなかった。 予想していた援軍が、見事にモビルスーツを挟み込む形でやって来たのだった。 遅すぎるんだよとビルギットは唾棄する。 オールズモビルはミデアを捕捉することは難しいだろう。 しかし、今彼らが対峙しているモビルスーツ部隊は、全く持って窮地に立たされたことになる。 俺はあの輸送機の重要性を高く見すぎたのかな、と頭の隅で思った。 通信が入ったのはその時である。 野戦電話の回線はとうに切り離していたから、これは無線である。 傍受されるのは当然である。 一応暗号化されてはいたが、敵も解読するのは容易であろう。 コンピューターが解析を終えるタイムラグは長くて十秒といったところだった。 そして敵より十秒は早く、Gキャノンのコンピューターはそのメッセージを伝えた。 ビルギットはとりあえず叫んでみることにした。 そうでなければ湧き上がった感情は行き場を失って戦場での判断をいつか狂わせる。 「あのガキ! 死んじまえ!」 ハイネ・ヴェステンフルスはコーディネーターとしての自分に大層自信を持っているから、自分の前に現れたその鼻が細長く目つきの悪いナチュラルの軍人が救援と称するからといって、 彼にはいそうですかと従おうとは思わなかった。 そして彼の感情はその場にいた全員の総意であると思われた。 隣の男も、若い夫婦も、老婆も、全員が誇り高き優性種族としての視線をその軍人に向けていた。 それは正しいことである。 距離さえ近づけば、瞬く間に叩きのめしてやれるだろう。 拳銃を持っているがそれくらいなら。そう言ったのは隣の男だった。 ハイネは自分の思いが通じたような気がして嬉しさを感じる。 その言葉に反応したのかどうかは知らないが、 その軍人は後ろにいた中年の軍人から自動小銃を受け取ったかと思うと、それを天井に向けて乱射し始めた。 女たちと子供は例外なく悲鳴を上げた。 激しい銃声と薬莢が石畳の床に転がる音だけが教会の敬虔な空間に響き渡った。 ハイネも内臓が冷や汗をかいたような気分に襲われたが、こっちを撃つわけはない。 撃てるわけがないと心に言い聞かせ、その軍人を睨み続けた。 鍵鼻、ニキビ、不細工といった外見上のあらゆる嘲りの文句を口にしながらハイネは萎んでしまいそうなその心を支えた。 そんなものはコーディネーターには存在しないのだと。 このニキビ野郎。 その軍人はカートリッジ二つを使い切った後、ようやく口をひらいた。 みなさん、私は地球連邦軍所属のビルギット・ピリヨ少尉であります。 フィフス・ルナ落下の際の避難民としてのみなさんのご苦難におきましては、小官もその作戦を阻止できなかった軍の一員として、 大変申し訳なく思う次第です。 どれだけの罪滅ぼしとなるか分かりませんが、小官と小隊員はみなさんを可能な限り安全かつ迅速に、 連邦軍オエンベリ基地へ保護することをお約束致します。 それでは以後はこのバムロ軍曹の指示に従い……。 誰もが呆然としてその言葉を聞いた。そして案内人だったはずの輸送機の機長を見た。 男の顔にはどんな感情も浮かんでいなかった。 ただハイネたちと同じように、その少尉の言葉を黙って聞いていた。 ハイネは改めて怒りを感じる。 ナチュラルに対する根本的な怒り。 何も言わずに銃を乱射するこのパッとしない見た目の男への怒り。 避難民だと。 何を言いやがるんだこいつは。 俺たちはコーディネーターだ。 新人類。 優れた才能、無限の潜在能力。 どんな苦難を受けても折れない高貴な精神。 その全てを有している。 おっと、この美貌のことまで言うと奴にも失礼すぎるか。 いや失礼なんてことはナチュラルには勿体無い。 俺たちは全てを利用してオーブ経由でプラントに戻るはずだった。 それだけでも不当な扱いだというのに、この男は偉そうに何を言っている? 「俺たちはオーブ特例市民だ! 命令は受けない」 一応集団のリーダー格であった男がそう言った。 拍手にも似た賛同が巻き起こる。 いいぞ。オーブ特例市民なんてものはただの建前に過ぎないが、そういうものを利用するのが知恵というものだ。 さてどう答えるつもりだニキビ野郎。 「ではオーブ政府がみなさんを迅速に保護されることをお祈りします。それでは失礼」 今度こそ誰も口を開けなかった。 または開いた口を閉じることができなかった。 この男は、この軍人は俺たちを見捨てるといったのだ。 お前にそんな権利があると本気で思っているのか。 そうだ。 きっと小銃の弾も尽きている。 後先考えずに撃ったに違いない。 あんなもので俺が縮み上がると思っているなら大間違いだ。 よし、後ろを向け。 そうだ。 見てろ。 目にもの見せてやる。 「待ってください。僕を保護してください。お願いします」 その言葉はハイネが腰を浮かせたところで発せられた。 思わず動きが止まる。 中腰の、傍から見れば間抜けな姿勢。 しかしハイネは動けなかった。 そしてその言葉を信じる気にはなれなかった。 耳を疑った。 誰だ。 今言った奴は誰だ。 出て来い。 ナチュラルに保護を求めるだと。 貴様本気で言っているのか。 だとしたら俺が。 「分かった。君を連邦軍に保護しよう。そこの君、君もかい」 男はハイネに向かって言い放った。 ハイネが腰を浮かせていた分、目立ってしまったのだった。 ハイネは頭に血が上るのを感じていた。 怒りだ。 こいつは俺を侮辱したのだ。 ナチュラルがコーディネーターを。 それは許されることではない。 「ちが……」 言い終る前に、一人の母親が立ち上がった。 両腕で幼児を抱きしめている。 母親のスカートを掴むようにして、もう少し年上の幼児がぐずっていた。 「私も、保護を求めます」 その声に導かれて次々と人々が立ち上がる。 みな納得はしていない。 有無を言わされない状況なのだ。 悪夢だ。 そうとしか言い様のない光景にハイネは目の前が暗くなった。 「五十二名、全員ですな。了解しました」 この男はいつの間に人数を数えたのだろうとハイネは思った。 これがコーディネーターだ。 ハイネは心の中で喝采を叫ぶ。 その証拠にこのモビルスーツは自分の操作に反応し、起動を開始したではないか。 内部は趣味の悪さが際立つ赤一色だったが、この際贅沢は言っていられない。 俺がこのモビルスーツを受領した暁には、専用のカラーリングを施そう。 色はもう決まっている。 輸送機に収容される直前だった。 一人の男が駆け出したのだ。 モビルスーツを動かすと言った。 OSを持っているのは俺だと、走り出す前に小声で言ったのだった。 収容を指示していたナチュラルの一人が銃を撃った。 何発かが彼の足元を襲った。 当たらなかったことにハイネは嘲笑した。 下手糞め。 銃撃が一度止んだと思ったら、またその男が一発撃った。 今度は走り出した男の足を掠めた。 男は倒れ込んだ。 うめいている。 ハイネは頭の中が渦巻くのを感じた。 湧き上がる何かがある。 俺だ。 俺しかない。 俺が行くしかない。 この位置を見ろ。 俺が一番近い。 運命。 ディスティニー。 走り出せ。 ナチュラルをなぎ倒せ。 ハイネは走り出した。 背中に軍人の制止の声がかかったが、当然そんなものは無視して走り続ける。 男の側に駆け寄った。 OSは、と聞く。 男は口の中からカプセルを取り出した。 唾液に濡れたそれを受け取る。 頼む、と男は言った。 足の傷は大したことがなさそうだった。 「俺がナチュラルを叩き潰す。待っててくれ!」 そう叫んだ。 それまで陰鬱な顔をしていた彼らは一斉に声をあげた。 行け、やっちまえ、頼むぞ、お前ならできる。 その歓声がどれほど心を高揚させるか。 ハイネはしばし立ち止まってそれを聞いていたかった。 しかし今は走らなければならない。 止まらんと撃つぞ、と軍人が言った。 そんなもので止められるわけがない。 再び走り出した時、目の前にワッパが止まった。 乗っていたのは案内人としてハイネたちが利用していた男だった。 この男には用はない。 使えなかったのだ。 しかしワッパは使えるな。 そう思った時だった。 「ヒュッケバインまで案内する。頼む。俺をオーブへ連れて行ってくれ」 この男にもまだ利用価値はあるかなとハイネは思った。 ヒュッケバインという名前のモビルスーツに取り付く寸前で、ワッパが衝撃波で大きく体勢を崩した。 男が振り落とされる。 モビルスーツは目の前だ。 もう奴に用はなかった。 ハイネはそのまま全速でコクピットに向かう。 ハッチは開いたままだった。 いける。 いけるぞ。 リニアシートが周囲の光景を映し出す。 正面のコンソールに自機の体勢を示したグラフィックが表示される。 なかなかいかしたデザインだ。 さすがコーディネーター用は一味違う。 シートのヘッドレストに微かな違和感を感じるが、それは問題無い。 操縦方法は大体分かっている。 立ち上がるにはオートにすればいい。 さあいくぞ。 離れたところで大きな炎が上がった。 俺は恐れない。 俺は戦士だ。 英雄として、俺は一歩を踏み出した。 今に見ていろナチュラル、全滅だ! ヘビーガンを警戒していたドムのパイロットがその機体を目にしたのはそれと同時だった。 彼はヒュッケバインが起動したことに驚き、ヘビーガンに構っている場合ではないと判断した。 今ならばやってしまえるかもしれない。 彼は危険な綱渡りを行うことを決断する。 ホバーで全速接近する。 コンテナからヒュッケバインが立ち上がる。 このままの勢いでヒートサーベルをなぎ払えば。 装甲がどんなものかは不明だが、衝撃でパイロットはしばらく戦闘不能になるだろう。 上手く行けば内臓破裂で死んでくれるかも。 とにかく、最短距離で突き進むしかない。 あれを放っておけばどんなことになるか分からないのだから。 だから立ち上がった直後にヒュッケバインの動きが止まったことは彼の理解を超えていたのだった。 何故止まる。 何故動かない。 彼の心に迷いが走ったが、彼は今、そのまま突き進んでサーベルを振り払うしかなかった。 彼は知る由もなかった。 ヒュッケバインが立ち上がった衝撃で、中にいたハイネ・ヴェステンフルスが胃の中の内容物を口から逆流させ、 そのまま気絶してしまったことを。 ドムのパイロットは何も知らずにサーベルを振り払い、そのままヒュッケバインは後ろに倒れていった。 ヒートサーベルの熱により、その胸部装甲は破壊された。 しかし、赤く染められたコクピット・ハッチは少しへこんだくらいのダメージしか受けてはいなかった。 球体のコクピット、リニアシートの内部が弱弱しいが暖かい光に包まれていたことも、当然彼が知るはずはなかった。 彼がドムを反転させ、ヒュッケバインの様子を確認すれば気付いたかもしれなかった。 しかしそれは叶わないことだった。 そのドムは、背後を狙っていたヘビーガンの放った2