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魔法のヒョウタン爆弾呪文 G1コスト 2/3/3/3 戦場に展開中の全クリーチャーに5/6/7/7ダメージを与える 短評
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ルイスツノヒョウタンクワガタ Nigidius lewisi かなりマイナーな種だと思いますが、チビクワガタ亜科(Figulinae)ツノヒョウタンクワガタ属(Nigidius)に属しているルイスツノヒョウタンクワガタ(lewisi)です。 この種は見て分かると思いますが一般的な「クワガタ」の認識とはかなり異なった外見をしています。 全長は10数mmで大顎の形は♂♀でさほど違いはなく、辛うじて前胸背板の前方の出っ張りがはっきり出れば♂というような見分けは付きますが小型小体では?です。 背中には筋があります。 コロニーを作って材の中で集団生活するそうです。 そのため、飼育中はまったく変化が見られずにつまらない飼育になること間違いなしなクワガタでもあります。 また、肉食性の為に飼育しているマット内のダニやコバエ幼虫が全滅するという便利なクワガタでもあります。 2007/07/23 lewisi 2007/08/05 lewisi 2007/12/19 lewisi
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武器名 等級 月ウサギのヒョウタン砲 ユニーク 合成時の消耗量 スペシャル所持効果獲得時の消耗量 5 5 所持効果(レベルによって変動) Lv.0 攻撃力 90%最大HP 90% Lv.100 攻撃力 135%最大HP 135% 装着効果(レベルによって変動) Lv.0 攻撃力 180%攻撃速度 15% Lv.100 攻撃力 540%攻撃速度 22.5% スペシャル所持効果 1段階 通常攻撃の会心率が30%増加する。 2段階 通常攻撃の会心率が50%増加する。
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ヒョウタンコゾウ(瓢箪小僧) 日本の民話に登場する妖怪。 瓢箪の付喪神。 『百器徒然袋』に描かれる。
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●大日本帝国皇室近衛兵団所属、メサイア“征龍(せいりゅう)”コクピット 「き、来たよっ!」 「ふ、フォーメーションはこれでいいの!?」 美晴とさつきの悲鳴じみた声が隊内通信に入る。 「教本ではこれでいいはずだけど……」 さつきに答える美奈代にも、自分たちが正しいのか全く自信がない。 目の前の世界を埋め尽くさんばかりの大型妖魔達を前にして、たった4騎が何が出来るはずもないという気持ちばかりが先に来る。 美奈代は、自分が焦っていることをはっきりと自覚していた。 震える手足が意味もなく動き、視線が一点を注視出来ない。 敵よりも情報にばかり目がいく。 戦うより、逃げるチャンスばかり考えてしまう。 美奈代達の駆る“征龍(せいりゅう)”が立つと“される”のは、アフリカの大地。 スクリーンに広がるその無限の大地―――いや、その新しい主―――が、彼女達を決して歓迎していないことは、その数からして明らかだ。 「敵、数推定400以上。展開中―――敵、突撃!」 「くっ!」 MC(メサイアコントローラー)の警告に、美奈代は右腕にマウントされた35ミリ機動速射野砲のトリガーを引いてしまった。 右腕にマウントされた速射砲の反動で、右腕が大きく跳ね上がり、火線が空めがけて走る。 有効射程に敵が全く入っていないのに気づいた時には遅すぎた。 「しまっ!」 「何無駄弾撃ってるのよ!」さつきが怒鳴る。 「射程はまだ―――来たぁぁっ!」 敵は重装甲重武装を誇る大型妖魔“ライノサロス”の大群。 甲冑を着込んようなだその容姿は、丁度、サイを巨大化させたような印象だ。 そんなフォルムを持つ、彼らのサイズは平均45メートルから50メートル。 正面装甲は120ミリ砲弾を受け付けない程頑丈。 そんなバケモノが数にモノを言わせて突撃してくるのだ。 しかも、その速度は音速を越える。 美奈代の暴発が呼び水になったのは誰の目にも明らかだ。 「このバカぁぁぁっ!」 「すまんっ!―――く、来るぞっ!」 その大質量が音速で突撃して来る衝撃を前に、人類が築き上げた万物は、あまりに無力だ。 美奈代騎の前で、120ミリ速射砲で乱射に近い射撃を行い、何とか突撃を止めようと足掻いた結果、逃げそこなった2騎の“征龍(せいりゅう)”が、ライノサロスの衝角をマトモに喰らい、文字通り分解した。 「早瀬っ!柏っ!―――ちぃっ!」 美奈代はギリギリのタイミングで“征龍(せいりゅう)”のブースターを開いた。 敵は音速で突撃している以上、小回りは利かない。なら、ギリギリで避けて、上空からの攻撃すれば―――美奈代の考えでは、そんな試みは成功しつつあった。 その目の前、スクリーン一杯に、ライノサロス達が産み出す漆黒の闇が広がる。 その壮絶な光景に、美奈代は一瞬、トリガーを押すことを忘れた。 グンッ!! “征龍(せいりゅう)”が、まるで何か見えないモノに殴られたように弾かれ、騎体のバランスが完全に失われた。 「な、何っ!?」 美奈代はスピンを始めた騎体を何とかコントロールしようと足掻く。 ビーッ 背筋の寒くなるような警告音が鳴り響き、コクピットを激震が襲った。 「―――全く」 床に正座させた自分の教え子を前に、二宮は心底情けないといわんばかりに顔をしかめていた。 「早瀬、柏!」 「はいっ!(×2)」 「120ミリ砲で正面装甲が割れないことは既に知っていたはずだ!」 「し、至近距離なら」さつきは悔しそうに言った。 「装甲を割れるかと思って……」 「シミュレーターの判定が厳しいんですよぉ」 美晴は、言い訳がましくそう言って口をとがらせた。 「実戦なら……多分」 「んなワケがあるかっ!」 二宮は怒鳴った。 「大体、群れで突撃しているんだぞ!?先頭の1体や2体倒した所で、敵が止まってくれると思っていたのか!?音速突撃の意味がわかっているのか!?泉っ!」 「は、はいっ!?」 脚がしびれたことにだけ気を回していた美奈代は、突然、自分の名を呼ばれて思わず素っ頓狂な声をあげた。 「音速突撃する集団の上空に出るバカがあるかっ!戦術講義で教えたはずだぞ!」 「す、すみませんっ!」 「講義中に目を開けたまま寝ていたからだっ!音速で移動する物体には衝撃波が生じることは常識だ!衝撃波に巻き込まれればバランスを崩すのは当然!そこを後続の別妖魔に狙撃されて吹き飛ばされたんだ!」 そう。 ライノサロスの大群上空をギリギリ接触しない程度の高度でかわし、上空からの攻撃を試みた美奈代を襲ったのは、音速突撃する大群が生じる円錐形の衝撃波。 数が数なだけにその規模と破壊力は想像を絶する。 それに翻弄され、騎体バランスを失ったところを、ライノサロスの大群の後ろに展開していた魔族軍の重狙撃部隊の標的(まと)にされ、美奈代騎は被弾130発、二宮曰く「ミンチの出来損ない」になった挙げ句、最後はライノサロス達に踏みつけられて最後を迎えた。 「宗像っ!後方に下がりすぎて孤立した挙げ句が、敵の集中砲火を浴びるとは、貴様は部隊の連携をなんだと思って―――ったくっ!! いいか!?明後日には実戦だぞ? 本気で死にたいのか? このままなら、確実に死ぬのはあんた達なのよっ!? 日本語わかってるの!?」 いつになく、二宮の説教が感情的になっている。 怒っているというより、泣きたい。そんな口調だ。 「図書室に行って、機動教本をもう一度読み直しなさいっ!読み終わった者から再度、シミュレーターにかかるっ!モード23から35まで終わるまで何度でも繰り返しなさいっ!生き残る方法を骨の随までたたき込む!一回でも勝てるまでメシ抜きっ!」 「い゛っ!?」 「飢え死にしたくなければ勝ちなさいっ!わかったわねっ!?」 「そ、そんな!」 「つべこべ言わずに図書室へ行きなさいっ!」 それから6時間後だ。 「きゃぁぁっっ!」 ズズンッ! 「そんなっ!?」 ガガンッ! 「またぁ!?」 ズーン! 「くそっ!」 ドドンッ! 「……本当に」 またもや正座する教え子達の目の前で仁王立ちになり、腕組みをする二宮の額の青筋がまた増えた。 「何回戦死すれば気が済むんだ。ん?」 「……」 「メサイアでの死に方を極めて本でも作ってくれるのか?」 「……っ」 「……どうした?何か言いたければ言ってもいいぞ?」 「……せめて」 涙混じりに、訴えるような声を上げたのは美晴だ。 「せめて……水を、ください。も、もうコントロールユニットを操作する力も……」 「音速突撃を阻止出来ない理由は、水不足か?早瀬」 「い、いえ……」 さつきも力無く首を横に振る。その顔はもう真っ青だ。 シミュレーターとはいえ、メサイアを6時間も戦闘機動で操縦してみれば、メサイアが騎士にかける負担の惨さがわかるだろう。 さつきの横に座る宗像も目をつむったまま、額を流れる汗をぬぐう力もない様子だ。 「泉?貴様の言い逃れは何だ?」 「あの」 正座しながら、ずっと何かを考え込んでいた美奈代は、二宮に言った。 「もういいですか?」 その一言に、居合わせたさつき達は、全身の疲労が吹き飛ぶ程の衝撃を受けた。 「……何が」 どう考えても反抗するとしか聞こえない口振りに、あきらかにカチンと来た様子の二宮が冷たく答える。 とんでもないことになった! 皆がそう心配する中、美奈代は仲間達からすれば信じがたいことを口にした。 「シミュレーター、もう一度乗せてください」 美奈代がそう言ったのだ。 「……どうにも気になるので」 「気になる?」 毒気を抜かれ、すっかりあきれ顔の二宮が首を傾げた。 「何がよ」 「……何度もやられたからかもしれませんけど……もしかしたら」 「はっきり言え」 「……奴らを倒せます」 「ほう?」 二宮は、楽しげというにはあまりに冷たい笑みを浮かべた。 「面白い……やってみろ。もし、撃破出来たら」 「出来たら?」 「明日と明後日、訓練を休みにしてやろう」 「わかりました」 美奈代は頷いた。 「ただし、お願いがあります」 「ん?」 「これまでの戦闘記録、全部見させてください」 美奈代はちらりと仲間達を見た。 「宗像達は休ませてください。私だけで結構です」 「……よし。3回、チャンスを与えてやろう。3回ともしくじったら」 二宮は頷いた。 「今度こそ、コスプレ接待だぞ?」 シミュレーターの前で死んだように眠るさつき達の前、シミュレーターに乗った美奈代は、ずっとスクリーンを見つめていた。 時間にしてすでに3時間近くが経過していた。 「……」 手元のコンソールを操作して、映像を再生しては巻き戻すことを繰り返している。 二宮が美奈代をずっと睨むように監視していた。 ―――何を考えている? そんな教え子を前に、二宮は自問していた。 美奈代が繰り返しているのは、ライノサロスの突撃前の動きだ。 シミュレーター上のライノサロスの動きは、各国から派遣された動物学者達の、徹底された観察上のデータを元にしているため、ライノサロス達の動きを完全に予想できるとされている。 問題は、一体何が気に入らないのか、その理屈が一切公表されていないこと。 つまり、何を根拠にそういう行動に出るのか。という、最も肝心な所が公表されないのだ。 そんな画面を、美奈代はそれを食い入るように見つめている。 仲間の休憩時間を確保するためではないことは、教官である二宮にはわかっていた。 仲間が鬱陶しい。 一人で考えたい。 美奈代がそう思っていることは明白だ。 ただ、そこまでして美奈代が何を調べようとしているのか、それが気になった。 「どうするのよぉ……」 再びシミュレーターに乗せられたさつきは、もう泣き出していた。 「もうやだぁ。痛いし怒られるしお腹すくし、あげくにコスプレ接待!?私、こんな思いするために軍隊入った覚えないよ!」 「喉からからで……痛いですぅ……ヒック……グスン」 美晴ももうやる気が疑わしいほどの弱々しい声でしゃくりあげている。 「絶対、除隊してやる……理由欄に、教官のイジメが原因だって書いてやる……」 「おい……泉」 宗像もまた顔色が悪い。表情にこそ出さないが、疲労の色は隠せない。 「どうするんだ?」 「あまり……自信はない」 「……おい」 「だけど」 美奈代は妙に感情のない声で言った。 「これ以外に方法はない。そう思うんだ」 「どうするんだ?」 「……あのな?」 「……さて?」 教え子達の打ち合わせが終わったようだ。 二宮はあえて打ち合わせの内容を耳にしなかった。 いや、したくなかった。 教え子が何をするのか、その行動で見届けたいと思ったから、二宮は、シミュレーターからの音声をカットしていた。 「何をどうするつもりだ?」 二宮の目の前、壁一面のスクリーンには、美奈代達の乗るシミュレーターに映し出される映像や美奈代達の顔、そして敵味方の状況を示す配置など、あらゆる情報が表示されている。 そんなシミュレーターに乗る美奈代達の立たされた状況は、こう推移している。 ライノサロス達はすでに美奈代達を発見している。 ただし、彼らにとって、美奈代達が敵なのか味方なのかわからない。 すると、群れの中から群れのボスが美奈代達を敵と認めるホルンのような雄叫びをあげる。 それを聞いた群れが突撃陣形を形成する。 後は突撃を待つだけ。 それが、このシミュレーションプログラムだ。 「……ここでも動かない?」 突撃寸前の敵を前に動かない教え子達に、二宮は眉をひそめた。 自分なら、ここで突撃を――― 二宮はそう言いかけて強く頭を振った。 教え子達は、これまで先手必勝を模索した挙げ句が、何度もこの時点で突撃し、返り討ちにあっている。 なぜ、返り討ちにされるか二宮でさえ説明できないケースも何度かあった。 ただ、ライノサロス達の角がビームを発射する能力を持つことを、美奈代達が知らなかったと白状した時は、さすがの二宮も泣きたくなったものだ。 ライノサロス達に、さんざん痛めつけられた教え子達が、今度は何をしでかそうとしているのか、二宮も見当がつかない。 「さて……一体?」 群れのボスのホルンのような雄叫びが響き、群れが陣形を作り続ける。 ライノサロスのボスが、このホルンのような声で群れに配置を指示し続けていると、二宮も聞いている。 ボスのホルンにあわせ、アフリカの強い日差しをうけ、黒い皮膚を陽光に輝かせるライノサロス達が、その巨体を震わせて動き回る光景は、コンピューターによる合成と理解しつつも思わず見とれてしまうほど圧巻だ。 「……ん?」 二宮の教え子達が信じられない行動に出たのはその時だ。 スクリーン上で、不意に美奈代達の駆る“征龍(せいりゅう)”達が地面に伏せたのだ。 自分はこんなこと教えていない! 血が頭に上りかけた二宮だったが、血管が切れそうになったのは、それだけではない。 美奈代騎以外の“征龍(せいりゅう)”のエンジン出力が、アイドリングにまで低下したのだ。 「何!?」 アイドリングから戦闘機動に必要なコンバットモードに引き上げるには、タイムラグが必要だ。音速突撃をかけられたら、逃れることが出来なくなる。 これが実戦だったら、二宮はためらわずにぶん殴っている所だ。 「あいつら!」 いや。 二宮は言いかけて首を横に振った。 正しくは――― 「泉め―――何を考えている?」 二宮は、訓練課程修了後の進路予定をまとめたファイルを開いた。 皆の進路先の内定が書かれている。 美奈代の項には、近衛参謀課程への進学、もしくは第一中隊前衛部隊。 そう、書かれていた。 参謀としての素質を磨いてほしい。 それが二宮の親心だ。各所で見せる立案能力は、二宮も一目置いているのだ。 対して、長野はそれより染谷を倒した実力に着目し、実戦部隊への配属を主張している。 二宮は、それに同意していない。 染谷と同じ部隊に配属させて、二人の関係を後押しする仏心を二宮は持っていないからだ。 「……これは、お前の採用試験だぞ?泉」 二宮はそう呟くと、ファイルを閉じた。 美奈代達が伏せた途端だ。 まるでそれを待っていたかのように、ライノサロス達のボスのホルンと群れの動きが一瞬、止まった。 少しの間をあけて、今度はより強く、重いホルンが周囲に響きわたる。 しばらくすると、ボスが動いた。 焦っているかのように、前脚で立ちあがったり、体を震わせるなど、動作に落ち着きがなくなる。 まるで迷子かだだっ子が暴れているような、そんな感じだ。 群れの動きにも乱れが生じ始める。 ライノサロス達が互いに話すように、小さな鳴き声をあげ始めた。 美奈代騎が動いたのは、その時だ。 美奈代騎だけ―――だ。 腹這いに伏せていた美奈代騎が突然起きあがったかと思うと、手につかんだ何かを、部隊の伏せる場所から見て3時方向(ライノサロス達がいる方角が12時方向)に投擲、即座に伏せた。 美奈代騎が投擲したのは、メサイアが装備するM22型柄付手榴弾だと、二宮はすぐに理解した。 メサイアの握力で手榴弾が握りつぶされるのを防ぐため、あえてグリップを取り付けた投擲爆弾だ。 爆発と同時に大音響をもって周囲を圧倒する、音響爆弾としての機能も有する。 大地に転がって爆発した音と閃光を、シミュレーターが、人の感覚器に耐えられる程度に調整して表現してくれる。 柄に仕込まれた部分から、しばらくの間は鼓膜を破壊するほどの大音響を発し続けるおかげで、スピーカーから流れる、顔をしかめずにはいられないほどの音とつきあわなければならない。 二宮でさえ予想出来なかったライノサロス達の動きがあったのは、次の瞬間。 「何!?」 突然、ライノサロス達のボスが高い雄叫びをあげた。 それをきっかけに、乱れかけていたライノサロスの陣形が急激に形成され、再び、ライノサロス達が一斉に突撃体制に入った。 突撃にそなえ、槍襖(やりぶすま)さながらに並ぶライノサロス達の角達。 その矛先は、地面に伏せる美奈代達ではない。 音を発し続ける手榴弾だ。 「なっ!?」 目を見開いた二宮の前。スクリーンの中で、ライノサロス達が一斉に突撃を開始。 手榴弾が落下した周辺は一瞬にして数百体のライノサロス達によって制圧された。 敵がいないことにようやく気づいた。 そう言わんばかりに、先頭を走るライノサロス達が、まるでつんのめるようにその場に急停止、後続のライノサロスが、前を走っていた別のライノサロスに激突する。 推定重量数百トンの巨体が潰され、あるいは肉片となって宙を舞う。 勇ましいホルンではなく、鈍い何かが潰れる音や、ライノサロス達の悲鳴が、群れを支配する。 圧倒的破壊を生み出す陣形が、今度は逆にライノサロス達自身に襲いかかったのだ。 美奈代達が動き出したのは、まさにその時だ。 全騎がコンバットモードにエンジン出力を引き上げるのと同時に、先ほどの手榴弾を群れめがけて投擲。 手榴弾の爆発とタイミングをあわせ、散開しつつ突撃。 狼狽する群れめがけて、美奈代達は、手にした兵器―――広域火焔掃射装置(スイーパーズフレイム)のトリガーを引いた。 その日の夜。 美奈代は二宮に呼び出された。 他の三人はコクピットで潰れて医務室送り。 美奈代は医務室で仮眠をとっただけでこの扱いだ。 “差別待遇だ”とぼやきつつ向かった場所は、候補生達にとっては地獄の閻魔堂―――教官室。 殺風景な部屋には、二宮の他にも別分隊の教官達、さらに校長や副校長までがいた。 美奈代は、二宮から労いのコーヒーを渡されると、全員と向かい合う場所に座らされた。 「楽にしろ」 長野が絶対出来ないことを言った後、美奈代に尋ねた。 「今回のシミュレーションについてだが」 「―――なるほど?」 美奈代からヒアリングを終え、感心した声を上げたのは長野だ。 「つまり泉、お前は」 ちょっと信じられない。といわんばかりに顔をしかめ、首を傾げる長野が訊ねた。 「ライノサロス達が、敵、つまり泉達を見ていないことに気づいたというのか?」 「は……はい」 美奈代は、手にしたコーヒーカップを弄びながら頷いた。 手のひらの中でコーヒーがぬるくなっていくが、飲んでいいのかさえわからない。 こんなに教官達に囲まれた経験さえない美奈代は、どうしていいのかわからないまま、質問に答えるしかない。 「群れが突撃陣形を作っているのに、みんなキョロキョロしているです。獲物が目の前にいるのに、どうしてだろうって……それで」 「それで?」 シミュレーターの報告書から目を離した美夜が訊ねた。 「ライノサロスが獲物を音で探していると、どうして結びついた?」 「実は」美奈代は言った。 「……風間に聞いた話を思い出したんです」 「風間候補生に?」 「はい……あの、富士学校にコウモリが住んでいるの、ご存じですか?」 「ああ。裏の森の洞窟にいるぞ?」 そう答えたのは、指導教官の小山中尉だ。 「はい。風間もそれを見つけて……いえ、そんなことはどうでもいいんです。自分は彼女に」 美奈代は小さく咳払いをして言葉を句切った。 「コウモリは反響定位(はんきょうていい)―――つまり、音の反響を受け止め、それによって周囲の状況を知ることで獲物を見つけるんだと、教わりました」 「一種のソナーだな……それが?」 「シミュレーターで、ライノサロスに、何度か肉薄まで持ち込んだことがありましたが……ずっとひっかかっていたんです。そのたびに、何だかすごく違和感があって」 「ん?」 「自分もそれが何だかわかりませんでした。それで、何度も映像を再現して……陣形形成の時、キョロキョロしている姿で、やっとわかったんです。ほら、敵が間近にいたら、どんな生き物でもやることがあるじゃないですか」 「……何だ?」 二宮が本気で訊ねた。 「わかりませんか?」 「はっきり言え。候補生」 しびれを切らせたようにせっついたのは、西島教官だ。 「シミュレーターとはいえ、ライノサロス400体の大群をわずか4騎で―――大型妖魔相手にキルレシオ1体100は、世界新記録にして最高記録なんだぞ?」 「―――へ?」 美奈代は目を丸くしてぽかんとした顔になった。 「……普通じゃないんですか?私達が単に成績悪くて……」 「バカを言うな!」西川少佐は怒鳴った。 「謙遜も度が過ぎると嫌みでしかないぞ!」 「す、すみません!で、ですけど」 「……泉」 二宮が言った。 「先を話せ。敵が間近にいたら、何をするんだ?」 「……あの」 美奈代は言った。 「敵を、見るんです」 「見る……?」 「そうです」 美奈代は頷きつつ答えた。 「必ず、敵を見ます。ところが、ライノサロスはそうじゃない。目線を感じないんです。まるで、見えていないような」 「それは……」 あきれ顔の長野が言った。 「単に、シミュレーターだからとか……」 「シミュレーターは目もしっかりと再現する。再現された映像から目線を感じる?なるほど……女のカンか?よく気づいたものだ」 とてもほめ言葉とは思えない口調で、池田大尉が言った。 「長野、その程度も知らずによく教官が務まるな」 「くっ!」 「100回殺されて、それに気づいたわけだ」 「……実戦的な功績でないことはわかっています」 美奈代は少しふてくされたような声になった。 「ですけど……」 「100回も死ぬほど間抜けで無様なマネをしたんだ。それくらいの発見はあって当たり前だ」と、池田大尉は平然と答えた。 「ヒト科のイキモノとしてな」 「……」 「で?」 訊ねたのは美夜だ。 「泉候補生は、ライノサロスの目は見えていないと?」 「……いえ」 美奈代は首を横に振った。 「シミュレーターの感覚では、おそらく100メートル見えていません。最後の広域火焔掃射装置(スイーパーズフレイム)射撃時の距離は、群れの外縁130メートルでしたが、自分たちが見えているとは思えませんでした」 「……体長の2倍までは見ることが出来るが、それ以上は、むしろ音波に頼っていると?そこまで仮定した上で、攻撃を仕掛けたか」 「自信はありませんでした」 美奈代は言った。 「ただ、他に方法が思いつかなかったのです」 「……まぁいい」 二宮は言った。 「ご苦労だった。約束通り、明日明後日は特別休暇をくれてやる。ゆっくり休め」 美奈代の退室を見送った教官達は言った。 「シミュレーターの信頼性は?」 「国際基準。本部からのダウンロードである以上、プログラムの信頼性は高い。むしろ泉は、学会で提唱されていた、ライノサロスの感覚器に関する学説を証明したことになる」 「視覚が弱く、音で補っている……か」 「人間界のサイもまた、目が小さい分、視力は弱いですが、鋭い嗅覚と聴覚をもつことで知られています」 「ほう?井上中尉は詳しいな」 「ついさっき、調べてみました」 「ふむ……それにしても」 西川少佐は感心した様子で言った。 「さすが二宮中佐の秘蔵っ娘ですな」 「まだまだ」 二宮はわざとらしく顔をしかめた。 「おだてるとつけあがる」 「しかし、ライノサロスの大群を全滅させたあの戦法は極めて有効です。自分はよくぞ考えついてくれたと」 「敵をやり過ごし、混乱させてから背後から叩くなんて、基本でしょう」 池田大尉は、バカにしたような口調で言った。 「二宮中佐のおっしゃる通り。この程度のことで、あのドンガメに参謀面されてはかないません……まぁ」 一体、ケンカを売っているのかと聞きたくなるほど、芝居がかった仕草で池田大尉は肩をすくめた。 「あのライノサロス部隊撃破シミュレーションは、世界中のメサイア乗りが血眼になって撃破を試みたものの」 池田大尉の視線が、周囲を見下しているのは確かだ。 「―――誰一人、クリアできなかった。名だたる騎士達がこぞってしくじった」 ―――お前もそのウチの一人だろうが。 皆が内心、そう思った。 「大抵が10騎から20騎の大部隊で……それをまぁ、わずか4騎ですからね。公表すれば、近衛の名にハクがつくでしょう。富士学校も」 「さてさて」 フォローするような井上中尉の言葉を遮ったのは池田大尉だ。 「本当に信じられますかね」 「何?」 「たった4騎でキルレシオ1対100?プログラムの信頼性が問われますな」 「大尉」 西川少佐が顔をしかめた。 「モノには言い方がある」 「おや?私は素直な見解を述べているだけです。プログラムのバグでもあって、ライノサロス共の動きにエラーがあった。あのドンガメ共はそれで勝てた―――そうでなければ、キルレシオ1対100は無理です。ありえない。皆がそう結論づけるでしょう。つまり」 その視線の先には、二宮がいた。 「連戦連敗の教え子の不甲斐なさを嘆いた教官が、手心を加えた―――と」 「貴様っ!」 顔を真っ赤にして席を立ったのは長野だ。 「もう我慢ならん!貴様表に出ろっ!たたき殺してやるっ!」 袖をまくり上げる長野を周囲の教官達が止める。 「おやおや」 そんな長野を、池田大尉は鼻で笑った。 「我々の間での私闘は御法度ですぞ?」 「モノには限度というものがあるっ!」 「調べればわかることです」 「―――私の潔白が証明されたら?」 「その時はその時」 二宮に、池田大尉は答えた。 「私は二宮中佐を疑っているとは一言も申し上げていませんからな」 「……いいでしょう」 二宮は頷いた。 「ただし、第七分隊のシミュレーター結果は上層部に報告はします」 「―――ご随意に」
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ゴミムシ。外見はクワガタ。2cmぐらい 最軽量級では圧倒的な強さを誇る。絶対王者といってもいい さらに10cm近いムカデや4cmのオサムシに圧勝してしまうなど装甲としつこさで階級も越えてしまう そして日本最大のオオヒョウタンゴミムシの戦いをだれもが見たいと考えている 虫王、変な蜘蛛はどうでもいいからなんとか出してくれ!
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◆べっそう ●始動 ヒョウタ『どうも! べっそう みせてもらって いいかな? →はい ヒョウタ『ありがとう! それじゃ おじゃまします →いいえ ヒョウタ『……うーん ボク なにか こまらせること いったかな? ●1 ヒョウタ『……ちかつうろの ひみつきち とは また ちがった ふんいきだね そうそう きみのフラッグ なにいろに なった? ●2 ヒョウタ『うーん…… ボクだったら たんこうや ちかつうろで ほりあてた ものを かざりたいな それで じぶんだけの はくぶつかん つくってみたい ●3 ヒョウタ『うーん ボクだったら あそこに カセキを おきたいなあ そんなこと ない? そうかな? カセキは あうとおもうけど ●4 ヒョウタ『リゾートエリアの したにも ちかつうろが ひろがっているんだ! ウーン…… がんばれば カントーや ジョウトまで ちかつうろを ひろげられるかな? ●5 ヒョウタ『そうだね…… カセキに なるまえの ポケモンが どんな けしきを みていたのか じっさいに みてみたいな ボクは ◆しょうぶどころ ●1 戦闘前 ヒョウタ『まいにち まいにち ちかつうろで かせきを ほりつづけ きたえなおした ボクの ポケモン その すごさを しょうぶで みてくれないかな? →はい ヒョウタ『いくよ! これが じまんの ロックな ポケモンたち だよ! →いいえ ヒョウタ『はなし かわるけど ちかつうろで みつかる タマって どうして おおきく なるんだろう? これって じみだけど すごく ふしぎなことだと おもわない? 再戦闘前 ヒョウタ『こちらから おねがいするよ せっかく ここで あえたんだ きみに しょうぶを もうしこみたい! 戦闘後 ヒョウタ『……まけちゃったか うーん こんどは ちかつうろで かせきほり しょうぶを したいな ●2 戦闘前 ヒョウタ『しょうぶ しない? ボクも ポケモンジムとでは ちがう すがたを おみせするよ! →はい ヒョウタ『それじゃ ボクは とうさんの ボスゴドラよりも つよい バンギラスを だすよ! →いいえ ヒョウタ『むむむ…… それは かなしい へんじ だね 再戦闘前 ヒョウタ『やっぱり たたかう? 戦闘後 ヒョウタ『おおむかしの ポケモン…… まだ みつかっていない かせき…… シンオウちほうを ぜんぶ ほれば あたらしい かせき みつからないかな ●ピンチ時 まだまだ! あきらめない! ●戦闘勝利時 まっ まさか! きたえた ポケモンたちが!! ●戦闘後(トウガンがいる時) ヒョウタ『ジムリーダーに なって はじめて とうさんは ほんとうに すごいと しったよ もっとも そんなことは ほんにんには いわないけどね
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Clivina niponensis Bates, 1873 神奈川や茨城の丘陵地の溜め池の水際のような環境で見つけている。ツヤヒメヒョウタンに似ているが明らかに小型。 2018年9月 神奈川県厚木市産 体長5.7 mm 2023年1月 神奈川県厚木市 谷戸の湧水湿地で、朽木の下で越冬していた個体。 2018年9月 神奈川県厚木市 溜め池の水際にいた個体。
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ヒョウタ 部屋データはこちら じぇい村長(@slhw_09) 2013/7/2更新 BEFORE AFTER ヒョウタくん(トラ/オイラ)のおへや! あとひとつ、カラフルのかわりにストライプを入れられたらなと思ってます #とび森御宅訪問 #みやこのみや村 #とび森 #tw3ds 裏話コーナー 全然気に入っていないのでまた挑戦します…。 裏話記載を希望の方は、お名前を明記の上コメント欄に書き込んでください。 名前 コメント
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Clivina vulgivaga Boheman, 1858 2022年5月 神奈川県小田原市産 体長6 mm弱 酒匂川河口の砂浜のゴミの下にいた個体。 神奈川県箱根町のお玉ヶ池でも、以下の本種に酷似した個体を採っている。 2019年7月 神奈川県箱根町産 体長6 mm. 前胸にY字型に並ぶ点刻があるように見える(vulgivagaではないはず)ので、同定は保留。 [齋藤2021b]でチャヒメヒョウタンゴミムシC. westwoodiとして報告したが、westwoodiではないことは確実なので、訂正した[齋藤2022q]。