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パンジャンドラム パンジャンドラム パンジャンドラム改 パンジャンドラム改までに30Lv必要である 星 部隊人数 対地 耐久値 命中 会心ダメージ AP 星3 1人 147 61 180% 4 入手方法 バンカーバスターのイベントガチャでしかもらえない。 固有スキルぱんころ 白刀戦APは2使用する。 前方の敵陸上部隊に白刀戦を仕掛ける。 ポジションスキルブーツと火薬最初からついている。 機体改造で性能を上げて行く。 しゅご〜い専門家星を1上げるとLv1が付く。 星を上げていくとLvが上がる。 コメント コメント
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作成日:2015/06/20 Sat 22 07 29 更新日:2024/02/14 Wed 14 38 27NEW! 所要時間:約 11 分で読めます ▽タグ一覧 Panjandrum おえらいパンジャンドラム ぱんころ イギリス ネビル・シュート ノルマンディー上陸作戦 パンジャンドラム パンジャンドラムでレッツゴー戦場 フォーティテュード作戦 兵器 変態兵器 珍兵器 珍項目 第二次世界大戦 英国面 英国面の申し子 パンジャンドラムとは、第二次大戦中にイギリス陸軍がノルマンディー上陸作戦に向け開発を進めていた自走式爆弾にして、同国が同国たる所以を完璧に表現しきった、言わば「具現化した英国面」の一つ。 また、ネット界隈ではそのイカれた発想などから大人気の兵器でもある。 ●目次 開発の経緯The Great Panjandrum himself(おえらいパンジャンドラム その人)とは パンジャンドラムの構造解説 で、どこがダメだったのか 海外の親戚たち 本当に失敗作なのか? 創作物では そして時を越え、東洋の島国で…… その真実 開発の経緯 パンジャンドラムの開発の契機となったのは、先述の通りノルマンディー上陸作戦だった。 上陸するのはいいけど、ジャガイモ野郎たち……もといドイツの奴らは海岸線に頑丈なコンクリート防護壁を作っているのでは?と賢明なる英国紳士は想定した。 そこで「遠くから突っ込ませてコンクリート壁を爆破するための兵器」の開発が始まった、というわけ。 ……ただ、そんなコンクリート壁なんてそもそも存在していなかったが。 本兵器の発案者はネビル・シュート氏。 航空技術者・兵器開発者でもあるが、それ以上に核戦争終末作品の名著である『渚にて』を著した小説家としての側面が有名な人物である。 どういう発想でこのようなものに至ったのかは不明だが、 「爆薬入りのドラムをロケットエンジンで転がしてドイツの防護壁に突っ込ませよう!」ということになり、本兵器の発案に至った。 なお、パンジャンドラムとはサミュエル・フットの詩「The Great Panjandrum himself(おえらいパンジャンドラム その人)」のタイトルから来ている。 The Great Panjandrum himself(おえらいパンジャンドラム その人)とは この詩は、サミュエル・フットが、「一度聞いたセリフは全部覚えられるぜ」と自慢したチャールス・マックリンに対して「なら覚えてみろ」と作ってきた詩であり、その性質上、覚えにくい造語、意味の無い単語が多数使われた、脈絡のない文章の塊の詩である。 パンジャンドラムはその詩の中で出てきた頭に小さな丸ボタンを付けて結婚式に出席した人物である。 パンジャンドラムという単語はギリシャ語の接頭語「Pan」とラテン語の接尾語「rum」を使って作った、特に意味は無い造語であり、それ以上解説する中身はない。 この詩は後に挿絵付きの本が出版され、その挿絵から「威張りん坊」や「自慢屋」の代名詞として使われた時代があったらしい。 パンジャンドラムの構造解説 構造そのものは至ってシンプル。まず、1.8tの爆薬を詰めたボビンの両サイドに多数のロケットエンジンがくっつけてある。 で、このロケットエンジンを噴射してその噴射力で「車輪」を回し、目標物に突撃させるのだ。 「車輪」なのは地雷原の突破を想定し、接地面積を下げる為だそうだ。 ……確かにシンプルな上に積載に対して速度も向上し、一般的に信頼性が高くなりコストや組み立て時間も抑えられる。 が、根本的な部分でいろいろ間違えている気しかしない。 しかし実際に製作して試験をしてみたところ、「どこに転がるかわからない」だの「砂浜で空回りする」だの「ロケットエンジンが外れた」だのといったトラブルが相次ぎ、9回試験した後に開発は中止された。 ちなみにビッカース社が出した競合案としては、対するドイツ軍の「ゴリアテ」に近い「キャタピラで走行するリモコン式自走爆弾」である「自走爆雷ビートル」という物があったが、こちらはなぜか不採用となっている。 一応技術面・射程や速度・納期・コストなど、問題となる理由は色々と考えられるのでおかしくはない。 で、どこがダメだったのか 素人目に見ても問題だらけのパンジャンドラムだが、具体的に致命的だったのは以下の点だろうと思われる。 ロケットエンジンで「車輪を回転させる」という駆動方法 パンジャンドラムはロケットエンジンの推力で本体を回し、走行するという考えの兵器だ。 しかし、ロケットエンジンは短時間での出力は特筆物で使い捨てにも向いているが、単に車輪と組み合わせるだけでは、姿勢制御などあらゆる面で安定性など皆無。 そんなわけで、積載量は落ちてもロケット噴射のみで引っ張る方向を考えた方が良かったと思われる。 (こちらも当時の技術だと命中率に難はあるが、パンジャンドラムよりマシ) その場合は仮に失敗して不採用に終わっても、ネタ扱いはされなかったはず。 積載量が大前提だったが故の不幸だったのかもしれない。 両輪に多数のロケットエンジン 求められた仕様を満たすためには仕方なかったのかもしれないが、 まず間違いなく推力のかかり具合が左右で異なる 各ロケットの推力のベクトルもころころ変わるので、尚更安定して直進できるわけがない。 しかもパンジャンドラムの構造と相まって、横転する可能性も高くなる。 シンプルな駆動方式であることは間違いないが、この形のまま安定させるとなるとかえって物凄く高度な技術が必要になる。 誘導機能が無い パンジャンドラムには誘導機能も制御機能も何も無い。 よって発進させたらそのまま転がっていくことしかできない。 それだけならいいが、「発進したらもう手の施しようがない」ために、何かの拍子にバランスを崩して横転するならまだしも、ヘタしたら自分たちの方に戻ってくるかもしれない。 一応、試験中には制御用のロープを結わえ付けるなどはしているが……。 ただこれらは想定している使い方と当時の技術力の問題などから、無くて当然の機能だった。 海岸を想定しているのに車輪を採用 整地での使用が前提だったなら、運用や設計の工夫でもう少しは実用できた可能性はある。 が、足場がかなり不安定な海岸では、ただでさえ非現実的なこの兵器の実用化が上手くいかないのは言うまでもない。 前述の要素により元々不安定な挙動だったことと相まって、最も致命的な欠点とも言える。 これらに加えて実際の試作においてはロケットが外れるなど、些細な(?)問題も発生している。 一応補足すると、第二次大戦中ということは近代戦車が普通に存在する時代である。 海外の親戚たち 実はパンジャンドラムのような「自走爆弾」はイギリス以外も考案していた。 ただいずれもペーパープランで終わったり、想定した使い方などがまともだったりしたために、「パンジャンドラム」が ネタ的な意味で 代表的なものである事実は揺るがない。 ローリングボム(アメリカ) 対独戦向けに計画された、アメリカンパンジャンドラム。 直径3mのトゲ玉の中にレシプロエンジンと爆薬が入っており、 飛行機から投下すると内部のエンジンで転がって自走し、敵兵士はそのまま踏み潰して、戦車に当たると爆発する(トゲは信管)という代物。 実機の製作にこそ至っていないものの、パンジャンドラムと同じく「誘導機能なんて無いからどこに転がってくるかわからない」ということに気が付いたので、ペーパープランで終わる。 パンジャンドラムよりは発想は惜しい。 タイヤ爆弾(日本 関東軍) 関東軍が独自開発した、ジャパニーズパンジャンドラム。 爆薬を詰めたタイヤに圧縮空気を詰め込み、空気の噴射で転がすというモノ。 おそらくペーパープランで終わった理由も、パンジャンドラムやローリングボムとほぼ同じで「どこに転がるかわからない」というのが理由だろう。 ゴリアテ(ドイツ) ジャーマンパンジャンドラム。ドイツ軍が誇る変態兵器の一つ。 小型の戦車のような車体に大量の爆薬を詰め、リモコン操作で敵戦車や地雷原に突撃させて爆発させるリモコン爆弾。 「自走する爆弾」という点ではパンジャンドラムなどに近いが、「キャタピラで走行する」「リモコン操作できる」という決定的なアドバンテージがある。とにかく安定性がパンジャンドラムとは桁違い。 ……だが、コストの高さなどの問題や何よりもリモコンが有線式なのが災いし、「あれ?こいつ線切れば止まるぞ?」と気づかれてからは、晴れて珍兵器扱いされることに。 ちなみに大日本帝国軍も機銃などへの対策として似た様な兵器を独自に作っていたが、諸々の事情が重なって実戦投入はされなかった模様。 漫画『パンプキンシザーズ』では、ほぼゴリアテ試作品まんまの新兵器を出してあっさり敵に看破されたが、敵兵の考えを読むことで有効活用する意外な活躍場面が描かれている。 なお同じドイツ軍製でより見た目の似たクーゲルパンツァーという謎兵器があるが、おそらく有人の戦車である。 本当に失敗作なのか? 英国面の結晶の一つのように言われるパンジャンドラムだが、「対地ミサイル」「対戦車ミサイル」の原型の兵器と見ることもできる。 また、発想に対して当時の周辺技術が追い付いていなかったためにこんなものになってしまった、とも言える。 実際に似た兵器を先述の通り各国とも考えてはいた。 ただ、想定した使い方と車輪の組み合わせに穴があり、その上で何度も試作・試験していたことはフォローしようがない……。 「各国が考えた似たような兵器」も、各国では企画段階で「無理」と悟って取りやめているのだ。 ゴリアテのみ採用されたが、至らぬ点こそあれど完成度や工夫の具合ではパンジャンドラムよりはるかに高い。 また、ミサイルについては最新兵器としてドイツなど一部の国で既に実戦配備が開始され始めている頃だった。 上記ではかなり誇張して「ミサイルの原型」と称しているがロケット弾とミサイルの違いは主に誘導の有無であるため、ミサイルの原型と言うのは流石に苦しい。 ……ミサイルの原型というより、火力重視の劣化ロケット弾と見なすべきか。 そして銃や大砲の進歩によって当時は目立たなかっただけで、ロケット弾そのものは別段珍しいものではなかった。 イギリス軍全体で見れば凄い兵器を色々と開発したり、驚異の生産力を誇ったりしているため、この兵器を無理やりフォローするぐらいならそちらの線でフォローした方が良いだろう。 創作物では 『Axis Powers ヘタリア』 イギリス(国を擬人化したキャラクター)がパンジャンドラムを作ろうとして失敗する描写がある。 また、彼のキャラソンの歌詞にもしっかりちゃっかり登場。君もパンジャンドラムで戦場にレッツゴーだ! 『ファンタシースターオンライン2』 「アンジャドゥリリ」という敵キャラが登場する。 直接のモチーフは輪入道だろうが、語感や形状などから、プレイヤーの間では「パンジャンドラムが元ネタなのでは?」と言われることがある。 バージョン違いのエネミーに「パジャドゥリン」が存在するため、意識したとは考えられる。 『バトルシップ』 宇宙人の兵器として登場。 敵戦艦から射出され、米軍基地や高速道路に突っ込んで破壊の限りを尽くす。 なお、無力な子供を目の前にするとすごすごと引き下がるという紳士的?な一面もある。 『ロックマンDASH2』 「さびた地雷」と「ボーリングの玉」から開発できる「アースクリーパー」が該当する。 少しの段差程度ならバウンドして空中の敵すら攻撃できるなど、パンジャンドラムとしては破格の性能を誇る。 『ヴィジランテ8』 知る人ぞ知るマイナーカーアクションゲーム。 バスとかバギーとかトラックとかに、ランチャーやらミサイルやらを搭載して相手をぶっ壊すというシンプルなゲーム。UFOとかいるけどな。 日本のタイヤ爆弾そのものを専用武器として有するキャラがいる。ちなみに、舞台はアメリカ。 パーフェクトパンジャンドラムというべき代物で、坂道だろうが水辺だろうが容赦なく踏破し、鋭角ターンも駆使して狙った敵を追尾する。何このローテクなハイテク兵器。 「ゴロゴロゴロゴロ」という音が聞こえたら、あいつが射出された合図。追尾性能は若干雑だが、数分は追いかけてくるので結構怖い。 『ガールズ&パンツァー』 映画版で「大学選抜チームに包囲された味方を助けるために、観覧車の軸を砲撃で破壊して敵陣に突っ込ませる」という戦法が登場した。 爆発も自律推進もしないものの、その外見と運用法はほぼ薄くて巨大なパンジャンドラムである。 また終盤のみほ・まほと愛里寿との決戦では超特大サイズのパンジャンドラム型の回転ブランコが登場。 戦闘の余波で台座が破壊され、正に巨大パンジャンドラムの如く戦場を転がったのだった。 『機動戦士Vガンダム』 本作に登場するビックリドッキリメカサブ・フライト・システム(MS用の飛行補助機器)である「アインラッド」が、時たま「宇宙世紀のパンジャンドラム」とか呼ばれることがある。 もっともパンジャンドラムと違い、MSを輸送するためのシステム+頑丈な盾だが。 見た目はアレだが陸海空宇宙問わず活動できる超高性能を誇り、あらゆる戦場でこれが跋扈した。 ただ敵に奪われることは想定していなかったため、奪われると敵もその場で存分に活用してしまうという意味では珍兵器。 何かロックをかけようよ、と言わざるを得ない。 SCP Foundation SCP日本支部で生まれた「SCP-066-JP」の画像に、横転したパンジャンドラムの画像が用いられている。 大まかな設定としては「台風の影響?で発生したミニブラックホール内で発生し射出される金属塊『SCP-066-JP-2』」というものである。 どういうわけか日本を狙って発射されており、度々被害を出しているらしい。 『Besiege』 パーツを組み合わせて自分だけの攻城兵器を作り、様々なミッションをクリアするというシミュレーションゲーム。 上手く組み合わせれば投石器、戦車、飛行機など様々な兵器を作り上げる事ができ、当然パンジャンドラムも作れてしまう。 そして自作パンジャンドラムを駆って障害物レースに挑む「P1グランプリ」なる大会が有志たちにより行われている。Pは勿論パンジャンドラムのPだ! 一応はレースという体であるにも関わらず機体に爆弾を組み込むことが義務付けられており、ゴールした暁には大爆発するのがルール。 第一回はBesiegeがオンラインプレイ未対応だった時期のため、応募パンジャンを並べて同時にスタートさせてゴールしたものが優勝(コースアウトした場合は爆発)という純粋な速度レースだったが、 第二回以降はオンラインプレイ対応になり、参加者がパンジャンを操作してコースをクリアする障害物競走の形式になり、ゴールできずに爆発した場合再スタートするというルールに。 速度と操作性を高めて純粋にレースの最速を目指す者、自爆時の殺傷能力を高めてレース展開を何度でもリセットする者、分厚い装甲で生存性を高めてしぶとくゴールを目指す者、そして性能度外視で見た目のインパクトに全てを賭ける者……。 大会で結果を出す機体が現れると、次の大会では発展機や逆にメタを張った機体が出現するなど、その進化は実際の兵器開発競争そのもの。 2023年3月現在で大会の開催は6回を数えるが、どのレースも視聴者に興奮と感動と腹筋崩壊をもたらしてくれる。 『氷室の天地 Fate/school life』 公募企画「ぼくの考えた最強偉人募集」にて、応募作品の一つとしてネビル・シュートが登場。 ……したのはいいが、その姿は胴体部分がミキサーからパンジャンになったミキサー大帝という、ただでさえ古今東西イロモノ博覧会状態の最強偉人募集でも屈指のイロモノofイロモノ。 更に『Fate Project 大晦日 TVスペシャル 2017』で公開された同作を原作としたショートアニメにも、バーサーカーのサーヴァントとしてパンジャン大帝な姿はそのままにカッコよくリデザインされて再登場という暴挙に走った。 まあ、この程度のカオスは『ひむてん』的には通常営業の範疇だが アッシュアームズ 戦闘機、戦車の擬人化されたキャラが登場するスマホアプリゲーム。パンジャンドラムを擬人化したキャラが登場している。 ユニオンジャックの様な模様の上着を着たピンクの髪の女の子で、固有スキル名も「ぱんころ」と、P1グランプリのパロディ的なある意味完璧すぎるデザインとなっている。 ユーザーアンケートの「実装希望のキャラ」で最も要望が多かったのがパンジャンだったために実装されたのだが、よりによって情報公開がエイプリルフールだったため手の込んだエイプリルフールのネタだと勘違いされまくった模様。 後に人気投票で1位を取った。 『ニンジャスレイヤー』 第4部シーズン4に賞金首ニンジャ「パンヤンドラム」が登場。 英国系企業「カタナ社」系列の先端技術研究所より闇提供された鋼鉄可変装甲で全身を覆ったビッグニンジャ。回転突進する際は全身がコイルとなり驚異的な電磁力効果であらゆる銃弾やスリケンを無効化し、本人の弁によれば高速回転の最中にはエメツクラフトの斥力すらも生じ完全無敵状態となり、更に、微細なカラテ爆発推進力で急加速する。 その性能で短絡的破壊行為を繰り返して賞金額が高騰した非道強盗殺戮犯罪者と死亡フラグを絵に描いたような姿だが性能自体は意外な程高くニンジャスレイヤーを梃子摺らせる程。 『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』 古代遺物「ゾナウギア」等を使用したクラフト要素も売りとしている本作であるが、当然というかパンジャンドラムを作り始める厄災リンクも続々誕生している。 爆弾樽の両サイドに車輪を付けただけの無動力の「車輪型爆弾」として構成したものに始まり、扇風機(推進器兼送風機)やロケットを使って「推力でタイヤを回す」を再現したもの、「自走可能かつ爆発する」まで再現したものまで。 『装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ』 渡河作戦時にATを走らせるロケットで転がりながらレールを敷設する装置が使用された。 そして時を越え、東洋の島国で…… そんなパンジャンドラムだが、ついに実用化に成功した奴らが現れた。 そう、我らが日本である。 とはいっても「自走式爆弾」ではなく、「LEV」つまりロケットという形でだったが。 そいつの名前は「L-4Sロケット」。 1966年から70年に掛けて運用され、日本初の人工衛星「おおすみ」を打ち上げた実績を持つロケットである。 こいつは宇宙ロケットのくせに誘導機能を持っていない。 なんでこんなイカレた仕様になったのかといえば、開発当時はまだ兵器開発に対する風当たりが強く(戦後20年ちょっとなので戦争の記憶もまだ生生しかったから無理もないが)……まあ、要するに「どー考えても兵器じゃないじゃん」ってものまで「これ兵器に転用できそうだ」とか見做されれば猛烈に叩かれるという時代だった。 当然、ロケットなんて言ったらほぼICBMとイコールなので、 「また兵器を作ろうとしている!」と(特に一部の偏った思考を持つ皆様から)大ブーイングが来るのは目に見えている。 てな訳で「誘導機能を持っていないものをどうやって他国にぶち込むのだ?言ってみろ」と反論するために、「誘導機能の無いロケット」として本機が開発された。 で、誘導無しでどうやって衛星を軌道上に放り投げるか。 一段目 尾翼による空力効果で機体を安定させる。これはまだ常識レベルだが…… 二段目(前半戦) 尾翼による(ry 二段目(後半戦) 機体をスピンさせてジャイロ効果で安定させる 三段目 引き続き機体のスピンによるジャイロ効果で安定 最終段 一旦「逆噴射」でスピンを止めて姿勢制御で機体を水平にした後、放物線の頂点で再度機体をスピンさせて安定させる という頭が痛くなるような回りくどいプロセスで「誘導なしでの軌道投入」を実現している。 とどのつまりが「タイマー動作で姿勢を変えるパンジャンドラム」とも言えるロケットである。 なお、イギリス本国でも2009年にノルマンディー上陸作戦65周年を記念したイベントにて、 ちゃんと直進するパンジャンドラムを披露している。 これはロケットの推進力と方向をマイコンで予測制御しているため、不整地の海岸でも走行できる様子。 当時の技術の限界を易々と突破している現代だからこその光景だろう。 その真実 珍兵器として有名になったパンジャンドラム。 だがこの兵器、実験して失敗するまでを前提とした、印象操作の目的の兵器だった可能性が示唆されている。 実験に失敗する映像記録が残っているばかりか、一応は軍事機密であるはずの兵器の実験なのに一般人がいるところで実施する、あまり改良していないのに9回も行うなど不可解な点が多いからだ。 また前述のノルマンディー上陸作戦についてだが、イギリスはその作戦がドイツに悟られないように、前段階から様々な情報操作を行うフォーティテュード作戦を展開していた。 当時、イギリスから最も近いフランスの海岸はパ・ド・カレーという地点であり、ドイツもそこを攻められることを危惧し、大西洋の壁と呼ばれる防衛線が最も強固な地であった。 一方、ノルマンディーは距離はあったが防衛線がやや手薄であった。 イギリスとしては攻撃目標をノルマンディーではなく、パ・ド・カレーだとドイツに誤認させ、ノルマンディーの防御が厚くならない様にする必要があった。 そしてパ・ド・カレーには強固なコンクリート壁が作られていた。 このことから、パンジャンドラムの実験とその失敗記録はフォーティテュード作戦の一環として、ドイツにパ・ド・カレーが攻撃目標だと思わせることだった、とも言われている。 が、そもそもこの試験地は他の色々な兵器(普通の兵器含む)の試験なども行っていたようなので、試験地については「わざわざ一般人がいるところで実施した」ではなく、製作会社などの都合で「プライベートビーチではなく単に民間人も入れるような試験場」だっただけの可能性が高い。 最後に。 and they all fell to playing the game of catch-as-catch-can, till the gunpowder ran out at the heels of their boots. (そこで みんなは 手つなぎ鬼して 遊びに 遊び ブーツの かかとがすりへって 爆竹が破裂するまで) サミュエル・フットの詩は、この文で締めくくられている。 「catch‐as‐catch‐can」はofの後ろなので名詞の「フリースタイルレスリング」ということになるが、 この言葉には「手当たり次第の、無計画の、ほんの思いつきの」という形容詞の意味もある。 変なところに出て来る「火薬」やパンジャンドラムの語が「偉い人」を意味していたことも考えると、意味深長な符合ではないか? 追記・修正はドイツのコンクリート壁をパンジャンドラムで爆破してからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] PSO2の項目ももうそろそろ立つのかねぇ -- 名無しさん (2015-06-20 22 38 41) わかりやすい項目。ただ、英国的な発想を、ペーパープラントはいえ、意外と多くの国がしてるってのには、驚いた。 -- 名無しさん (2015-06-20 22 50 26) 磨伸映一郎が好きな印象 -- 名無しさん (2015-06-20 23 22 12) ↑2発想だけならまだしも実際に作ってしまうからこそ、英国面とか言われるのでは…? -- 名無しさん (2015-06-20 23 33 28) どっかの火葬戦記で成功して大量生産されて大活躍するのがあったな…(マブラヴオルタのSSだったかも) -- 名無しさん (2015-06-20 23 44 21) ごめんねイギリスの技術力ではこれが限界なの -- 名無しさん (2015-06-21 00 16 32) ↑5 考えるだけならどこの国でもやると思うよ、発想も生産も簡単だから。実際に実働試験するのが英国面、はっきりわかるな -- 名無しさん (2015-06-21 00 57 44) バトルシップのスタッフは英国面に染まった方が居た可能性が?! -- 名無しさん (2015-06-21 07 24 07) イギリスに限らず、当時の技術力考えるとどこの国が作ってもこうなってた。…普通はそこまで考えて中止するとこを実際に作っちゃうからこその英国面なんだけども -- 名無しさん (2015-06-21 07 55 36) 某動画サイトにパンジャンの動画があってみたことあるんだけど、すんごい爆走ぶりで笑いが止まらんかったなぁ…。 -- 名無しさん (2015-06-21 12 36 17) PSO2のは日本の妖怪の火車でしょうよ・・・ -- 名無しさん (2015-06-21 20 01 09) 直接迫撃砲や投石器で爆弾投げ込めばいいのに・・・ -- 名無しさん (2015-06-22 02 21 44) バトルシップのこいつは超絶高性能変態兵器なんだよなぁ -- 名無しさん (2015-06-22 12 51 21) ちょっと待った、ラジコンに爆弾搭載すれば、これの進化系にならない? -- 名無しさん (2015-06-24 12 18 24) ↑そういうふうにテロに使われかねないからドローンが問題になってんのよ -- 名無しさん (2015-06-24 12 50 18) デカイネズミ花火...? -- 名無しさん (2016-05-30 17 09 56) なんかの本では「派手な実験をすることで、ドイツにイギリスが海から進軍させるように思わせる」という物だと書いてあった気がする。で、実際の進軍は空から行うと -- 名無しさん (2017-06-22 16 34 28) 食い物といい、常に予想の斜め上を行く国家やね。 -- 名無しさん (2017-06-22 18 00 32) いわゆる無人兵器に近い考えだし発想自体は別段不思議でもない。実現する過程がおかしいだけで。 -- 名無しさん (2017-06-22 19 31 34) ビッグホイール(マーベル)「呼ばれた気がした」 -- 名無しさん (2018-09-05 22 02 35) 仮想戦記だといやこれ登らせるんじゃなくて上から転がし落とせばいいんじゃね、と防衛用としてちょくちょく使われてる模様。まあドーバー海峡横断する巨大パンジャンドラムとかもあるけどさ -- 名無しさん (2018-11-15 06 00 43) ガルパン劇場版でいえば横倒しなった状態の回転ブランコが終盤でてきた挙げ句破壊されて転がるシーンが -- 名無しさん (2018-11-15 08 50 55) ニコニコ動画のP1グランプリ -- 名無しさん (2020-03-18 10 19 05) アンジャはパンジャンドラムじゃなくて輪入道が元ネタでは -- 名無しさん (2020-03-18 10 28 48) 解説のネビル・シュートさん -- 名無しさん (2020-03-18 11 28 12) ついに地上波デビュー果たしてて草 -- 名無しさん (2020-08-31 23 35 38) 実験映像見たけど、予想してたよりでかかった -- 名無しさん (2020-08-31 23 37 29) とうとうガンタンクの人にパンジャンの発注が飛んだ。無限軌道アインラッドができた。 -- 名無しさん (2020-09-28 16 19 14) ニンジャスレイヤーのザ・ヴァーディゴ=サンが読者投稿の力を借りて使ってたね。 -- 名無しさん (2020-09-28 19 10 21) マジンガーシリーズに登場した機械獣・ダムダムL2の事も書くべきでは? あいつもろにパンジャンドラムでしょうに。 -- 名無しさん (2021-02-05 12 54 18) まさか遠く離れた東洋の島国でレースが行われるくらいに(マーマイトもセットで)愛されることになるとは当時は誰も思いもしなかっただろう… -- 名無しさん (2021-03-20 04 30 18) ぱんころー -- 名無しさん (2021-08-13 20 26 08) トライピオ -- 名無しさん (2021-08-13 21 05 42) ↑クソザコフリスビーは関係ないやろw -- 名無しさん (2021-09-23 22 50 55) ガルパンの観覧車は、映画1941のやつな。https //youtu.be/m_PeQCPq8QA -- 名無しさん (2022-05-05 09 16 41) どこに転がっていくかわからないのを強みに変えるとしたら…航空機使って街中に投下するとかだろうか?…うん、普通に爆弾でいいな! -- 名無しさん (2022-06-06 21 18 03) ↑それがまさに米軍のローリングボムなわけで -- 名無しさん (2022-09-18 12 45 35) 上にもあるコイツの動画のBGMに伊福部マーチを付けたものを見つけたんだが…伊福部マーチが一番燃えるのは新幹線爆弾だと思ってたけど、こっちの方が断然上だったわ。 -- 名無しさん (2022-11-24 19 22 10) 名前 コメント
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名称 パンジャンドラム 弱点 - 座席 1番席 パンジャンドラム射出 2番席 Oerlikon MarkI 20mm機関砲 3番席 Oerlikon MarkI 20mm機関砲 概要 イギリス軍の陸上爆雷。車輪に付けたロケットで推力を得て敵陣に突撃する。 発射手順として、パンジャンドラムは戦車揚陸艇に載せられているので、まず1番席でハッチを開ける。 (開けなくとも発射可能で揚陸艇に衝突のダメージは入らないが、パンジャンドラムが派手にジャンプする) そして発射も揚陸艇の1番席で行う。発射後、パンジャンドラムの視点となりWASDキーで操作し、 任意の場所で自爆させる。ちなみに水上自走も可能でその場合は操作しやすい。 問題点として極めて操作が難しく、横転しやすい上に、ロケット推力によってスピードが高いので 味方を避けきれず轢き殺す可能性すらある。故に敵味方双方から恐れられている。 史実では研究者の努力も空しく試作で終わった。 コメント ゴールドビーチ名物にして英国面の極北。現物と違い誘導操作が出来るものの非常に難しい。しかしたまに異様な程的確な火点潰しをする人がいてびっくりしたりもする。 -- 名無しさん (2013-05-10 15 47 07) 出没地域がじわじわ増加中。 -- 名無しさん (2013-06-14 19 23 54) ハシルパンジャン! -- 名無しさん (2013-06-14 19 52 50) この前ゴールドビーチの5旗まで来ててビビった -- 名無しさん (2013-06-15 09 26 39) ハシルパンジャン・・・には出てこない・・・なぜだ! -- 名無しさん (2013-08-17 11 42 51) 自爆範囲は結構大きい。推進力が落ちてやむを得ず自爆させる時は、周りに味方がいないか確認したほうが良い。 -- 名無しさん (2013-11-15 10 47 37) 名前 コメント
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超機動秘宝パンジャンドラム R 闇/火文明 (5) 進化クリーチャー:パンドラボックス/アーマロイド 6000 ■進化−自分のパンドラボックスまたはアーマロイド1体の上に置く。 ■バトルゾーンにある自分の他のパンドラボックスとアーマロイドすべてのパワーは+2000される。 ■自分のシールドゾーンから手札に加えるパンドラボックスとアーマロイドはすべて「S・トリガー」を得る。 ■W・ブレイカー 作者:wha +関連カード/0 カードリスト:wha 評価 名前 コメント
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出 典 【愛と哀しみのエスパーマン】p.209 種 別 【台詞 - 兵器】 発言者 【金剛地小五郎】 解説 ロケット式自走爆雷パンジャンドラム(Panjandrum)はイギリス海軍開発の兵器。イギリスの小説家、ネヴィル・シュート(Nevil Shute Norway 1899-1960,代表作「渚にて」)が開発に参加。 1943年、フランス上陸作戦の際に、海岸の障害物を破壊する目的で開発された。海辺からこの自走爆雷を発射し、コンクリート擁壁を破壊、そこから戦車を上陸させると云う狙いであった。外見は、ドラム缶を横にして両端に車輪を付けた形で、車輪の直径が3m、ドラム缶内に詰められた炸薬は1.83t。車輪のリムに取り付けられた多数のロケットを一斉に噴射させる事で推進する予定だったが… ①ロケットが取り付け部の強度不足により吹き飛び停止。 ②にも拘らず翌日ロケットの数を倍に増やして(初回18基、2回目36基)実験。失敗。 ③車輪を3個に増やすも、海辺であれこれ弄っている内に潮が満ち水没。 ④ロケット数70基にて実験。水上を走破するも、浜に上がった直後方向を変え海中に没し、爆発。 ⑤両輪にケーブルを取り付け手元操作を行おうとするもケーブルが断線。 …等の試行錯誤の末、遂に翌1944年の最終実験においてお偉方の見守る中、水上から浜を疾走。すわ成功かと思いきや、やはりロケットが吹き飛び、迷走した挙句砂に突っ込んで大破と云う素晴らしい成果を見せ、パンジャンドラムの開発は打ち切られた。 尚、このパンジャンドラムの雄姿は、倫敦帝国戦争博物館において現在も見る事が可能だそうである。
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306 :YVH:2012/03/09(金) 00 10 12 ※拙著 40の加筆修正版です。 大日本帝国陸戦隊VS銀河帝国軍装甲擲弾兵の模擬戦。 ー日本サイドー 「・・居るなあ・・一杯。射撃用意っ!敵さんが突っ込んできたら 染め上げてやれっ!真っ赤にな・・・」 -帝国軍サイド- 「日本側は陣地を構築して、我らを待ち受けております」 部下からの報告に、装甲擲弾兵総監・オフレッサー上級大将はニヤリと獰猛な笑みを浮かべて答えた。 「ほう・・・ゼッフル粒子散布下の設定で、銃撃戦とは面白い。 たっぷりと教育してやろうじゃないか・・・第一部隊、突撃せよっ!」 総監の命令で、装甲擲弾兵の一団が訓練用の戦斧を振りかぶって 雄叫びと共に、日本側に突撃して行った。 -日本サイド- その様子は、こちら側からも見えていた。 「来たぞ・・マシンガン部隊、構え・・・撃っ!」 指揮官からの命令でマシンガン部隊は発砲を開始した。周囲に連続した銃撃音が響く。 それに怯む事無く突っ込んでくる装甲擲弾兵たちだったが、 次々と二十ミリ特殊染料弾に被弾して真っ赤に染まっては‘ナイゾウ ハレツデ シボウ‘だの ‘トウブ フンサイデ シボウ‘だの‘ウワン コッセツデ セントウリョクテイカ‘だの、 ‘ダイタイブ カンツウジュウソウ シュッケツタリョウ サンジュップンゴニ シボウ‘だの 散々な判定結果を出して、日本側に敗退した。 次は日本の番である。 日本側は自陣の前に、両側に車輪の付いたミシンのボビン状の物体を大量に並べ、指揮官の命令で それらを敵陣へと解き放った。 解き放たれた物、大英帝国軍から委託されて日本側で試作された撹乱用兵器‘パンジャンドラム‘は IFFに反応しない生命反応を感知して、それらを追い回した。 ー帝国軍サイドー ‘パンジャンドラム‘の群れが突入したこちら側は、大混乱になった。 「何なんだよっ!これはっ!?来るんじゃねーっ!!」 複数のボビンの群れに追われる者がいると思えば、 「くそっ!逃げても逃げても、追い付いて来やがるっ!!」 兎に角、必死に爆走してくる物体との鬼ごっこを強要されている者がいる一方 「く・・来るなーっ!!」 始めて見る、訳の分からないボビンの群れにパニックを起こす者等、阿鼻叫喚の世界が 彼方此方で出現していた。 パンジャンドラムに追い回されて逃げ惑う者たちが居る一方、一部の兵たちは 訓練用の戦斧で迎撃に出たが、戦斧が上手くヒットしてパンジャンドラムが横転した瞬間 内蔵されていた特殊トリモチ弾の洗礼を浴び、その場に張り付く事になった。 307 :YVH:2012/03/09(金) 00 10 53 そんな阿鼻叫喚の騒ぎの中、オフレッサー総監は自分を伺う視線を感じていた。 その視線に嫌な予感を感じた彼は、長年の戦場暮らしで鍛えられた勘に従い 急いで今居る場所から離れた。 刹那、今まで彼が居た空間を何かが高速で通過していった。 それは通過する瞬間ネット状に広がり、不幸にも射線上に居た兵を捕らえ そのままの勢いで近くの壁面に彼を貼り付けた。 「ぬぅ・・・特殊部隊か、小癪な真似を・・・!」 貼り付けられた部下を見て、オフレッサーは忌々しそうに呻いたが 何かに気付いたのか、行き成り背後に持っていた訓練用トマホークを振るった。 「ほう・・・気が付かれましたか・・・」 トマホークには何も手応えはなかったが、丁度トマホークの間合いの外から 姿は見えなかったが、そんな声が聞こえてきた。 その‘姿の見えない何者か‘にオフレッサー総監は鼻を鳴らしながら答えた。 「フンッ。姿は見えないが殺気で位置が丸分かりだぞ。 さっさと姿を見せろ」 その言葉が終わるか終わらないかの間に、声の聞こえて来た辺りの景色が歪み 銀色の仮面に生物的な装甲服(?)を纏ったドレッドヘアーの人物が現れた。 その両肩にはキャノン砲らしき物が装着されていた。先程の物はそこから発射された物らしい・・・ 「お初にお目に掛かります。 大日本帝国軍・第四特殊部隊所属、柘植正就大尉です」 姿を現した柘植大尉はそう自己紹介をすると、背中に装着されていた棒状の物を引き抜いた。 それは引き抜かれて柘植大尉が構えた瞬間、槍状に変化した。 それを見たオフレッサーは、自らも名乗りを上げた。 「・・俺が銀河帝国軍、装甲擲弾兵総監・オフレッサー上級大将である。 掛かって来い大尉、稽古をつけてやる」 余談だが、このやり取りの間にも、幾つ物のパンジャンドラムがオフレッサーを襲ったが それらは悉く野球ボールの様に‘トマホーク‘で‘ホームラン打球‘に変えられており 遠くに飛ばされては横転して、あらぬ方向にトリモチを虚しく吐き出していた・・・ 閑話休題。 総監の名乗りに大尉は短く‘・・参る‘と答え、オフレッサー総監に挑みかかって行った。 その後の激闘はA○Pを再現するという表現がぴったりするほどの激闘だった。 大尉が槍で一突きにしようとすれば、総監は巨体に見合わない俊敏な動きで避け 槍を戻そうとする大尉に横薙ぎにトマホークを叩きつけようとする。 それを大尉はバックステップで避け、着地と同時に腰にマウントされていた フリスビー状の武装‘レーザーブレード‘をオフレッサー総監に投擲する。 それを総監はトマホークで叩き落そうとするが、その隙を窺っていた柘植大尉が 飛び込み前転をして総監の懐に飛び込み、腕から伸びた近接戦用ブレードで胴を横薙ぎにしようとした時 彼はトマホークを片手で持ちながら腰から戦闘用ナイフを引き抜き、それを受け止めた。 その瞬間、模擬戦終了の合図が響き渡り模擬戦は終わった。 日本側は帝国軍を翻弄出来たが、敵指揮官を討ち取り損ねた結果となり 画竜点睛を欠いた感が否めなかった。 この結果を踏まえ、大日本帝国軍三長官達は自軍の戦術ドクトリンの構築を 関係各部署に指示した。 また、帝国軍側もこの模擬戦の結果を見て、対日戦を想定したマニュアルの作成を開始したという・・・
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544: 西部 :2017/07/22(土) 00 52 40 あっすみません。後半の文章忘れてました。 ↓に載せます 自立対MS兵器 パンジャンドラムⅢ (正式版) 概要 全高:18m 全長:18m 重量:34t 速度:2300k 対MS戦闘において大洋との技術格差に苦しんだ大西洋連邦が、試作した自立兵器。 自立兵器と言っても誘導はごく単純で、数値を入力してその方向へと向かうだけ。 今後の戦争にもしかしたら大洋は何かNジャマ―の様なもの出すんじゃね? という予想を立てて作られた兵器であり、開発陣が悩み悩んだ結果、民間からの公募により採用された。 特徴は名前の通り巨大なポビン状の形をしており、まんまパンジャンドラムである。 尚且つ使っているロケットブーストが宇宙艦船用に搭載されるモノな為に速度が馬鹿にならない。 尚且つ高性能爆薬を多く搭載している為に爆発威力は折紙付き。 直撃すればハイザックやマラサイも撃破必至。(直撃すればだが) そんなコンセプトで開発された本兵器であるが、結果は散々なものであった。 それもそうだ。こんな兵器作る位なら普通なら同威力のミサイルを作る。 更に致命的なのは性能実験試験の際にコイツが暴走、隣試験場で性能試験の為に待機していた試作MSへと突っ込み破壊してしまう。 幸いMSパイロットは乗っていなかった為に死傷者は居なかったが、大切な機材諸共試作MSを跡形も無く破壊してしまい開発陣と上層部両方が頭を抱えた。 この様な事故が発生し、尚且つ必要性を感じない為に本兵器はその後お蔵入りとなる。 だが、何故か大洋連合や大西洋連邦のイギリス地方では根強い人気を誇る珍兵器となり、後世まで語り継がれてしまう。 因みに公募で無事に採用された人物は代々作家の血筋を持つウィリアム・シュートという人物。 尚、原案の中には爆薬では無く、モビルスーツを搭載して機動力と防御力を上げた兵器と使用。 武装も載せてMS輸送兵器にしようと計画を立てるも残念ながら技術力が追いつかなく、今回の様なパンジャンドラムとなった。 以上です。 WIKIへの転載はご自由にどうぞ
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930 :ひゅうが:2012/02/17(金) 00 40 41 銀河憂鬱伝説ネタ 本編とは無関係なネタ話――「パンジャンドラム年代記」 ――(中略) パンジャンドラム――その、「ボビンの車輪に回転推進用のロケットエンジンをつけた」とも、「火車のような」と形容される兵器は、1940年の英国で誕生した。 当初は上陸してくる独軍相手に砂浜から落っことしたり、上陸用舟艇に積んで海岸のトーチカを破壊する目的で制作されたため、誘導装置はなく単純な無誘導式であった。 そのために砂浜の凹凸に足を取られて回転方向を変え、放った本人のもとに2トン近い火薬と一緒に帰ってくるという喜劇的な光景を作り出していたこの兵器は、英国的としか言いようがない努力の末に実用化に至る。 仕掛けは多岐にわたる。 爆薬が回転によって動くことを防止すべく、日本からライセンス生産していた高性能RDXを固形化した原始的なプラスチック爆薬を採用し、重心のずれを抑える。 また、単純な馬車のような車輪を帆布でくるんだ上記のもので包み、ゴムタイヤと同様の圧力分散を図った。 さらに、中央の車軸部の中心に3つのジャイロを置いたのである。 後世人工衛星で用いられるリアクションホイールと呼ばれるもののそれは元祖だった。 回転するジャイロは軸が自身は回転しないようになっている爆薬部の重心を通るようになっており、凸凹によって変動する進行方向を可能な限り一方へ絞るという効果を持っていたのだ。 しかも、それにあわせて後方にビーム(支持軸)で取り付けられた安定用小型車輪も修正される単純な仕掛けが付属されている。 もちろん大量生産の兵器らしくジャイロを回すのに電動モーターなどは使わず、ゼンマイ方式というこれまた単純なものを備えている。 後期型になると、光電管かサーモスタットを利用した太陽追跡装置を付属させて「太陽を同じ方向に見ながら」まっすぐ進む「前進保障装置」までもが付属されていた。 まったくギャグのような兵器であるが、その信頼性は意外に高かったのである。 開発・発案者のネビル・シュートの尽力もあり、このギャグのような兵器は10年以上にわたってアルビオンの断崖を守り続けることになる。 しかしさすがに1950年代に入ると誘導兵器の隆盛とともにその役割は終わりを告げた――はずだった。 ここで、パンジャンドラム系の技術にひとつの必要性が与えられる。 遅ればせながら弾道ミサイルの開発に着手していた英国人たちは、誘導技術の確立に手間取っていたのだ。 とりわけ飛行中のミサイルの安定は彼らの苦手な分野だった。 そこで誰かが言った。 「回せばいいんじゃね?ライフルとかパンジャンドラムみたいに。」 考えてみてほしい。パンジャンドラムの安定方式を。 ジャイロを回転させることで進行方向を制御する。 これは、弾道飛行中のミサイルにこそふさわしい技術ではないだろうか? かくして、ガスジェットを使って本体をパンジャンドラムよろしく回転させながら、ジャイロ安定装置を使って飛翔軸を安定させた英国製弾道ミサイルは完成を見る。 また、日本人が作った衛星打ち上げロケットに乗せられた初の衛星は、安定のためにこれまた回転しつつカメラだけを地球に向けた「偵察衛星」だった。 とまぁここでパンジャンドラム系技術はひとつの頂点を極め、リアクションホイールが発展をしていくとともに回転するロケットというアイデアは失われていった。 基本的にその必要がなくなるほど誘導技術が発達したからだった。 ここに至っては英国人もおとなしくなる――ことはなかった。 13日戦争と、そのあとの英国の宇宙移転がその理由である。 931 :ひゅうが:2012/02/17(金) 00 41 12 スペースコロニーは、遠心力を利用して疑似重力を発生させるのだが、そこにパンジャンドラムの回転軸制御と安定技術は生かされたのだ。 偶然かどうかはわからないが、英国人がはじめて作ったコロニーはドーナツを2つ縦に積み重ねたような「トーラス型」と呼ばれるパンジャンドラムそっくりにものだった。 そして大量移民用に作られたシリンダー型も、トーラス型と同様のドーナツをいくつも縦につなげるように「回転しつつ安定させて」建造が行われた。 その効率から日本人すらその方式を一時は採用したほどだった。 そして初期から中期にかけての宇宙船用の人工重力区画の世界シェアでトップを誇ったのは、あのネビル・シュートも所属した「英国王立工廠」の後身である「ロイヤル・ブリティッシュ・インダストリー」だった。 その栄光はワープ航法と、宇宙船に人工重力が取り入れられたことで終わりを迎え――はしなかった。 今度は同社は宇宙空間における無尽蔵のエネルギー「恒星」を利用した大型太陽炉のシェアを高めはじめたのだ。 無重力という空間を利用した合金を作りつつ、正確無比な集熱ミラーの照射を実現するべく同社をはじめとする英国企業連合がとったのは、回転するトーラスの円周上にミラーを配置するという方式だった。 これなら遠心力方向にミラーが引っ張られて安定し、中心軸は動かさないというパンジャンドラム方式を維持することで無重力状態が維持できる。 回転するミラーのおかげで周囲からまんべんなく加熱できることも魅力だった。 この方式を利用し、英国人たちは宇宙空間を漂う金属質小惑星を高い効率で製鋼していったのだ。 そうして磨かれた技術は向上を続け、ついには粒子砲などの高エネルギー兵器にまで回転を持ち込むことで高効率化を開始した。 レーザーと粒子流に回転を加えることで流れ自体の安定性を増した英国式のそれは、現在も兵器体系の基本となっている。 ここまでくればパンジャンドラム関係ないんじゃないかといわれるかもしれないが、英国人は決してパンジャンドラムを忘れてはいなかった。 銀河連邦末期の混乱で日本をはじめとした国家群とともに移転を敢行した英国人たちは、万が一の時に備えて自国の防衛システムの構築を怠りはしなかった。 その時誰かが思いついたのだ。 「ビーム発生器本体を回転させてみよう。これなら発射地点での発振器のブレを簡単にゼロにできる。」 それは、技術者が古い回顧録を読んで得たインスピレーションだったという。 回転することでジャイロ効果を生み、宇宙空間のビーム命中率に大きく関わるブレをゼロに等しくするのである。 この案はうまくいき、エネルギー流の勢いが強いものでも消防のホースを安定させるようにまったくブレが生じなくなった。 喜んだ英国人は宇宙艦から発進する無人の機動爆雷の炸薬搭載量を安定装置を小型化できる分大量に搭載できることになった。 何しろ、回転する外側の外郭に安定材用のウェイトとして爆薬を積めばよく、中央軸にビーム砲を搭載すればいいのである。 こうして誕生した高性能機動爆雷に「パンジャンドラム」の名が冠されたのはむしろ必然だっただろう。 そしてこの方式は、ついには首都星を防衛する宇宙砲台にも応用された。 かくて――夢幻会が「巨大パンジャンドラムに首都星を守られるのか・・・大英帝国は・・・」と絶句する英国的すぎる光景が。 「宇宙をパンジャンドラムが乱舞している!?」と絶句する英国的すぎる艦隊戦の光景は出現したのだった。 結論――奴らはどこまでいっても奴らだった。
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獣軍隊 チンパンジャン UC 自然 (3) 進化クリーチャー:ゲリラ・コマンド/侵略者 4000 ■マナ進化−自分の自然のクリーチャー1体 ■このクリーチャーが出た時、自分のマナゾーンから進化クリーチャーを1体選び、自身の手札に戻してもよい。そうしたら、山札の上から1枚をタップしてマナゾーンに置く。 作者:シザー・ガイ 「チンパンジー」+「パンジャンドラム」でこうなりました。 本当なんです!信じてください! フレーバーテキスト ヒャッホー!回転して奇襲すれば、流石の夢幻騎士どもも驚くハズだ!---獣軍隊 チンパンジャン 評価 名前 コメント
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概要 世界史界隈民かは不明だが世界史界隈の人と関わりが結構多いため世界史界隈民とする。 イギリスの珍兵器であるパンジャンドラムが大好きすぎてパンジャン教なるものに入ってるらしい。(イギリスが好きかは不明だがWoTBではイギリスを開発してる時が多い) 世界史界隈民/ニキータ・フルシチョフとは親愛なる同志と言われるほど仲が良いらしい。 2021年12月31日に引退済。 パンジャン あ #10071; パンジャン #10071; #127770;パン #128165;ジャン #128165;ジャン #128165;シャーン #127926;パンジャン #127773;パンジャン #127770;パンジャン #127773;パンジャン #127770;パンジャン #127773;パンジャン #127770;パ~~~ンジャン #10548;パンジャン #127770;パンジャン #127773;パンジャン #127770;パンジャン #127773;パンジャン #127770;パンジャン #127773;パ~~~ンジャン #10549; #127774;