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パワプロクンポケット13 メーカー KONAMI 発売日 2010年11月25日 対応機種 DS 野球バラエティソフト 『パワプロクンポケット』のシリーズ第13作目 関連 パワプロクンポケット12
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パワプロクンポケット13 機種:NDS 作曲者:田川義浩, 田中昭一, 渡邊紀如 開発元:コナミ, パワプロプロダクション, パワポケチーム 発売元:コナミ 発売年:2010年 概要 「パワポケ」シリーズの第13作目。 簡単操作の「フルダケ」「ナゲルダケ」が搭載、より親しみやすくなった。 ゲーム内のサウンドテストでBGMを聴くことが出来る。誰がどの曲を作曲したかは不明。 (前作:パワプロクンポケット12 次作:パワプロクンポケット14) 収録曲 曲名 作・編曲者 補足 順位 Check it out POKE13! メインメニュー レッツ!スクラッチョ♪ 逆襲BOYS お名前頂戴します。 どれにしようかな♪ 開幕フィーバー★ ゴーイング田舎way 情熱、都会暮らし 急落、田舎暮らし 激情、田舎暮らし 甲子園球児と呼んでくれ 試されてセレナーデ いざ試合! 反撃の時! 挑戦の時! 逆襲の時! 第5回63位第6回161位第7回197位第8回358位第9回226位第10回351位第11回420位第12回375位第14回484位第15回908位2010年85位レース・スポーツ30位歴代190位NDS159位 球児感激! それから・・・ 君にクラクラ・クラシカル 道場へどうじょ 開拓高校校歌 混黒高校校歌 オレが船長だ! だから「いいいい」もダメだって ぽけのむかしばなし 港町みんなのまち 女王様に謁見えっへん ツンデ・・・ドランド あなたが私の希望です ルフ運河全長130m どうも、ペリーです 水兵なんちゃらボクの船! 大地は広いな大きいな♪ ひんやり雪景色 ジャングルぐるぐる・・・迷った! 帆をあげろー! レベルグリーン、余裕ですか? レベルイエロー、ちょっと苦戦? レベルレッド、・・・頑張れ! 野郎どもの戦線 やっつけちゃってごめんなさい なぁ~にたくらんでるの? 涙ウルウル やっぱり見なかったことに・・・ いよっ男前! 想い出のカケラ 終わりは始まり! この感動を、今君に伝えたい! 渡邊紀如 なんじゃそりゃ 戻らない時間 渡邊紀如 2010年111位 あれ・・・? 俺って英雄!? 渡邊紀如 ああ、もうしません ああ、ごめんなさい さようなら・・・体力の限界 我、大海原にて散る ホラ選んで 刈ります狩られます チクタクチクタク やっぱり着衣潜水ですか!? ハコグチャ・リターンズ UFOキャッ・・・占いです サウンドトラック パワプロクンポケット13 オリジナルサウンドトラック PV
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パワプロクンポケット13 part60-432~439,447 432 :ゲーム好き名無しさん:2012/04/18(水) 16 04 10.78 ID UDQ0G6ui0 パワプロクンポケット13の表サクセス本編のみを投下。 彼女関連は今回のシナリオにあまり関わらないので割愛。 433 :パワプロクンポケット13:2012/04/18(水) 16 10 50.17 ID UDQ0G6ui0 Y中学から強豪校「混黒高校」に入学した主人公は野球の才能が高く、 幼馴染の雨崎優輝、餅田浩紀とともに野球部へ入部した。 入部直後から高い実力を見せつける主人公であったが、二ヶ月後のある日、 倉庫へ道具を取りにいったとき、突如ダンベルの棚が崩れ下敷きになってしまう。 命に別状はなかったものの、その事故が原因で利き腕の握力が低下し、 本来の力が発揮できなくなった主人公は福山校長から「野球部の邪魔になる」と切り捨てられ、 「開拓分校」に転校させられる。 混黒本校の12ある分校の一つ「開拓分校」に転入した主人公。 そこで主人公は、混黒本校よりも落差の大きい開拓の練習環境に愕然とする。 部員の話によると、主人公より前に開拓へ「都落ち」された人間がいたらしく、 プライドの高さ故に本校との大きな格差に絶望し、逃げ出したとのこと。 主人公は自分もこの環境に耐えられるのかと不安に駆られ、一日でも早く本校へ戻れるようリハビリに励む。 しかし野球部に馴染んでいくにつれ、主人公は分校の実態を知ることになる。 全12分校の生徒の学費が本校の設備維持に回されており、分校の部活では対外試合が認められない。 ぼろぼろのボール、でこぼこのグラウンド、まともな部室もなければ試合すらできないという 劣悪極まりない条件に主人公は野球を辞めようかと精神的に追い詰められる。 434 :パワプロクンポケット13:2012/04/18(水) 16 15 22.75 ID UDQ0G6ui0 ある日、川原で出会ったホンフーという中国系の男性との会話で あきらめるのはまだ早いと思い、再び野球部に顔を出すことにした。 活気づいた野球部を気にかけたクラスメイトの木村冴花がマネージャーになると、 引退する先輩の穴を埋める人間の勧誘を提案し、 主人公は分校や混黒本校から生徒を引き抜き、部員を集めることにした。 ある日の練習中、部員が打球を直撃されると医者の桧垣が治療にやってくる。 仲間の怪我の治療ついでに、主人公の身体を診せてもらうことにした。 診断の結果、主人公の神経に異常があるらしく、「しあわせ草」を使った治療なら半年で完治できると告げられる。 本来、身体能力を向上させるスポーツ禁止のしあわせ草だが、 近年の研究によって治療分野において目ざましい効果があることが判明されている。 治らないと思ってた怪我が治るという希望を見出した主人公はさっそく治療を受け、 それから半年後、主人公の怪我が完治した。 しかし桧垣から過度の練習はかえって怪我をしやすくなり、取り返しのつかないことになると注意される。 学校へ戻った後、冴花から怪我の具合を尋ねられるが、主人公は無意識的に順調だと嘘をついてしまう。 初めはリハビリ目的で転入してきたのだが、練習に励む分校の野球部員たちの姿を見ていくうちに 主人公の心境が変化し、彼らとともに甲子園に行きたいと思うようになってきたのだ。 そして練習中、優輝が主人公の様子を見にやってきた。 怪我の治った主人公に本校へ戻ってくるよう説得するが、主人公は開拓野球部として甲子園に挑むと宣言した。 主人公の言葉を聞き入れない優輝は、主人公と一緒に甲子園へ行きたいと言い残し、帰っていった。 435 :パワプロクンポケット13:2012/04/18(水) 16 19 42.75 ID UDQ0G6ui0 新学期を迎えた二年目の春、本校から何と優輝が転校してきた。 本人曰く監督に愛想を尽かされたというが、気になった主人公は優輝の妹で本校のマネージャーになった千羽矢に尋ねてみる。 主人公が転校した後、気の弱い優輝は上級生たちのいじめの標的にされてしまい、主人公のいる開拓へ逃げ出したことが判明する。 開拓野球部の紅白戦が実施され、分校に落とされてもなお実力を上げる主人公に優輝は主人公へのライバル心を芽生え始めていく。 そして迎えた校内戦、開拓分校は他の分校を倒し続け校内戦を制し、体育祭で混黒本校との対決に挑む。 混黒のエースに君臨する餅田がこれまで抱えた主人公と優輝への劣等感を吐露し、この試合で血祭りに上げてやると宣告する。 冴花と千羽矢の両マネージャーによる反則スレスレの頭脳戦が繰り広げられ、激闘の末、開拓分校が勝利した。 本校に勝利したものの、現状地方大会に参加できるのは混黒本校のみで分校は参加が許されない。 そこで冴花がジャーナリストの武内ミーナを紹介する。 彼女を通して混黒の実態を世間に公表し、開拓分校がひとつの学校として機能していると 世間に証明すれば、対外試合が認められるという筋書きだ。 開拓分校の事務員で元「開拓高校」校長の喜沢が混黒の福山校長の元を訪れ、 ミーナの書いた記事で揺さぶりをかけ、開拓の再独立を要求する。 それから数週間後、突如開拓分校が混黒本校から独立し、開拓高校になるというニュースが入ってきた。 開拓以外の分校は依然混黒の支配下であるが、ミーナはそう長くは持たないと推測する。 だがこれで、ひとつの高校として地方大会に参戦できる。 打倒混黒を目標に掲げ、主人公たちはより一層練習に打ち込んだ。 そして優輝は主人公を呼び出し、混黒に戻ると告げる。 主人公とともにならどこまでも行けるが、それでは主人公を超えることができない。 一人の高校球児として主人公に挑みたい、と。 優輝の答えに納得した主人公は快く優輝を送り出した。 436 :パワプロクンポケット13:2012/04/18(水) 16 24 52.35 ID UDQ0G6ui0 三年目、四月から晴れて「開拓高校」となり、もうすぐ夏の地方大会がやってくる。 甲子園へ挑む最初で最後のチャンス。 開拓野球部は着々と準備を進め、地方大会に参加する。 一回戦の先行高校で予期せぬ展開に現実逃避するところを冴花に折檻されながらも勝ち、 二回戦の高校キングのキャプテンの倣岸不遜振りにキレながらも倒し、順調に決勝へ駒を進めていく。 そして決勝戦、開拓高校は宿敵・混黒高校とぶち当たる。 エースの餅田と四番の優輝を擁する混黒との最後の戦いを制した主人公たち開拓高校は甲子園に進出した。 甲子園に出場し快進撃を続ける主人公たちはある夜、かつて開拓に落とされ行方をくらましていた大畠に出くわす。 開拓から姿を消した後、大畠はホンフーという男にスカウトされ、十三番高校の四番に君臨していた。 混黒本校には12ある分校のうちさらに13番目の分校が存在し、そこへ行った者は二度と戻ってこれないという都市伝説が伝わっていた。 その13番目のキャンパスこそが十三番高校で、監督を務めるホンフーの秘薬によってドーピングを施され、 超人的な身体能力と引き換えに副作用で崩れていく顔面を隠すため、選手達はホッケーマスクを被っていた。 一年目のときにホンフーが主人公に近づいたのは十三番高校へ誘い、モルモットにするためだった。 ホンフーの残忍な実験を知った主人公たちは憤慨する。 そして迎えた決勝戦、試合は開拓高校の優勢で進んでいく。 一方の十三番高校はドーピングの副作用で選手達の顔面が崩れかかっていた。 試合を取りやめてもおかしくない状態だったが、勝利を渇望する十三番ナインにホンフーは潜在能力を全て引き出す禁断のツボを施した。 想像を絶する激痛に耐え、十三番ナインは全ての力を出し切って開拓に立ちはだかる。 死闘の末、開拓高校が勝利し、悲願の甲子園を制した。 437 :パワプロクンポケット13:2012/04/18(水) 16 31 42.83 ID UDQ0G6ui0 それから月日は流れ、十一月。 主人公はドラフト会議で一位指名され、プロ入りを果たした。 優輝も指名されていたが辞退し、大学で一からやり直すらしい。 主人公はこれまで戦ったライバルたちを踏み躙ってきたと思いを馳せるが、 仲間から「お前のおかげで俺達に希望を与えてくれた」と感謝し、主人公の背中を後押しする。 その後、実態を暴かれた十三番高校は廃校処分を余儀なくされ、残る11の分校は混黒本校から独立し、 長きに渡る混黒の支配を抜け出した。 完 438 :パワプロクンポケット13:2012/04/18(水) 16 33 58.59 ID UDQ0G6ui0 以上、表本編は終了。 時間があれば14表のほうも手がけようと思う。 あと、彼女を作るといつもの展開になる。 彼女1…尻要員。誰かに聞かれてるほうが燃える(主人公が)。父親はシリーズの元黒幕だけど殺される 彼女2…トッテモ、オイシイヨ!(沙耶の唄的な意味で) 彼女3…主人公の○。近○相○ 彼女4…朝チュン。野球超人伝担当 彼女5…闇堕ち。ラブブレイカー 彼女6…緑髪。誰もいない教室で二人っきりの汗だくのスポーツを展開する 彼女7…隠し彼女。バレンタインではツンツンした気持ちをトッピングしてくれる。9の某緑髪の腹違いの妹 最後に、冒頭で主人公が事故に遭ったのは主人公を妬んでいた上級生の仕業。 これは某彼女ルートでないと判明しない。 439 :ゲーム好き名無しさん:2012/04/18(水) 20 20 00.68 ID yv7wHYNE0 パワプロクンポケット乙です なんだか結末があっさりしてるけど、 黒幕のホンフーってやつが破滅したり十三番高校の生徒が救われたりはしないの? 優輝をいじめてたり主人公を妬んで事故に合わせた上級生達へのお咎めもなし? なんだかスッキリしないな >彼女3…主人公の○。近○相○ ええー 義理とかじゃないの?いいのかそれ? 447 :パワプロクンポケット13:2012/04/19(木) 15 13 14.23 ID dxWN/vkQ0 439 ホンフーは大会後に姿を消して、十三番の連中はエピローグでリハビリを受けてることが語られる。 先輩の件は、某彼女ルートのイベントを進めると二年目辺りできっちり制裁を受ける。
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パワプロクンポケット13 part60-432~439,447 432 :ゲーム好き名無しさん:2012/04/18(水) 16 04 10.78 ID UDQ0G6ui0 パワプロクンポケット13の表サクセス本編のみを投下。 彼女関連は今回のシナリオにあまり関わらないので割愛。 433 :パワプロクンポケット13:2012/04/18(水) 16 10 50.17 ID UDQ0G6ui0 Y中学から強豪校「混黒高校」に入学した主人公は野球の才能が高く、 幼馴染の雨崎優輝、餅田浩紀とともに野球部へ入部した。 入部直後から高い実力を見せつける主人公であったが、二ヶ月後のある日、 倉庫へ道具を取りにいったとき、突如ダンベルの棚が崩れ下敷きになってしまう。 命に別状はなかったものの、その事故が原因で利き腕の握力が低下し、 本来の力が発揮できなくなった主人公は福山校長から「野球部の邪魔になる」と切り捨てられ、 「開拓分校」に転校させられる。 混黒本校の12ある分校の一つ「開拓分校」に転入した主人公。 そこで主人公は、混黒本校よりも落差の大きい開拓の練習環境に愕然とする。 部員の話によると、主人公より前に開拓へ「都落ち」された人間がいたらしく、 プライドの高さ故に本校との大きな格差に絶望し、逃げ出したとのこと。 主人公は自分もこの環境に耐えられるのかと不安に駆られ、一日でも早く本校へ戻れるようリハビリに励む。 しかし野球部に馴染んでいくにつれ、主人公は分校の実態を知ることになる。 全12分校の生徒の学費が本校の設備維持に回されており、分校の部活では対外試合が認められない。 ぼろぼろのボール、でこぼこのグラウンド、まともな部室もなければ試合すらできないという 劣悪極まりない条件に主人公は野球を辞めようかと精神的に追い詰められる。 434 :パワプロクンポケット13:2012/04/18(水) 16 15 22.75 ID UDQ0G6ui0 ある日、川原で出会ったホンフーという中国系の男性との会話で あきらめるのはまだ早いと思い、再び野球部に顔を出すことにした。 活気づいた野球部を気にかけたクラスメイトの木村冴花がマネージャーになると、 引退する先輩の穴を埋める人間の勧誘を提案し、 主人公は分校や混黒本校から生徒を引き抜き、部員を集めることにした。 ある日の練習中、部員が打球を直撃されると医者の桧垣が治療にやってくる。 仲間の怪我の治療ついでに、主人公の身体を診せてもらうことにした。 診断の結果、主人公の神経に異常があるらしく、「しあわせ草」を使った治療なら半年で完治できると告げられる。 本来、身体能力を向上させるスポーツ禁止のしあわせ草だが、 近年の研究によって治療分野において目ざましい効果があることが判明されている。 治らないと思ってた怪我が治るという希望を見出した主人公はさっそく治療を受け、 それから半年後、主人公の怪我が完治した。 しかし桧垣から過度の練習はかえって怪我をしやすくなり、取り返しのつかないことになると注意される。 学校へ戻った後、冴花から怪我の具合を尋ねられるが、主人公は無意識的に順調だと嘘をついてしまう。 初めはリハビリ目的で転入してきたのだが、練習に励む分校の野球部員たちの姿を見ていくうちに 主人公の心境が変化し、彼らとともに甲子園に行きたいと思うようになってきたのだ。 そして練習中、優輝が主人公の様子を見にやってきた。 怪我の治った主人公に本校へ戻ってくるよう説得するが、主人公は開拓野球部として甲子園に挑むと宣言した。 主人公の言葉を聞き入れない優輝は、主人公と一緒に甲子園へ行きたいと言い残し、帰っていった。 435 :パワプロクンポケット13:2012/04/18(水) 16 19 42.75 ID UDQ0G6ui0 新学期を迎えた二年目の春、本校から何と優輝が転校してきた。 本人曰く監督に愛想を尽かされたというが、気になった主人公は優輝の妹で本校のマネージャーになった千羽矢に尋ねてみる。 主人公が転校した後、気の弱い優輝は上級生たちのいじめの標的にされてしまい、主人公のいる開拓へ逃げ出したことが判明する。 開拓野球部の紅白戦が実施され、分校に落とされてもなお実力を上げる主人公に優輝は主人公へのライバル心を芽生え始めていく。 そして迎えた校内戦、開拓分校は他の分校を倒し続け校内戦を制し、体育祭で混黒本校との対決に挑む。 混黒のエースに君臨する餅田がこれまで抱えた主人公と優輝への劣等感を吐露し、この試合で血祭りに上げてやると宣告する。 冴花と千羽矢の両マネージャーによる反則スレスレの頭脳戦が繰り広げられ、激闘の末、開拓分校が勝利した。 本校に勝利したものの、現状地方大会に参加できるのは混黒本校のみで分校は参加が許されない。 そこで冴花がジャーナリストの武内ミーナを紹介する。 彼女を通して混黒の実態を世間に公表し、開拓分校がひとつの学校として機能していると 世間に証明すれば、対外試合が認められるという筋書きだ。 開拓分校の事務員で元「開拓高校」校長の喜沢が混黒の福山校長の元を訪れ、 ミーナの書いた記事で揺さぶりをかけ、開拓の再独立を要求する。 それから数週間後、突如開拓分校が混黒本校から独立し、開拓高校になるというニュースが入ってきた。 開拓以外の分校は依然混黒の支配下であるが、ミーナはそう長くは持たないと推測する。 だがこれで、ひとつの高校として地方大会に参戦できる。 打倒混黒を目標に掲げ、主人公たちはより一層練習に打ち込んだ。 そして優輝は主人公を呼び出し、混黒に戻ると告げる。 主人公とともにならどこまでも行けるが、それでは主人公を超えることができない。 一人の高校球児として主人公に挑みたい、と。 優輝の答えに納得した主人公は快く優輝を送り出した。 436 :パワプロクンポケット13:2012/04/18(水) 16 24 52.35 ID UDQ0G6ui0 三年目、四月から晴れて「開拓高校」となり、もうすぐ夏の地方大会がやってくる。 甲子園へ挑む最初で最後のチャンス。 開拓野球部は着々と準備を進め、地方大会に参加する。 一回戦の先行高校で予期せぬ展開に現実逃避するところを冴花に折檻されながらも勝ち、 二回戦の高校キングのキャプテンの倣岸不遜振りにキレながらも倒し、順調に決勝へ駒を進めていく。 そして決勝戦、開拓高校は宿敵・混黒高校とぶち当たる。 エースの餅田と四番の優輝を擁する混黒との最後の戦いを制した主人公たち開拓高校は甲子園に進出した。 甲子園に出場し快進撃を続ける主人公たちはある夜、かつて開拓に落とされ行方をくらましていた大畠に出くわす。 開拓から姿を消した後、大畠はホンフーという男にスカウトされ、十三番高校の四番に君臨していた。 混黒本校には12ある分校のうちさらに13番目の分校が存在し、そこへ行った者は二度と戻ってこれないという都市伝説が伝わっていた。 その13番目のキャンパスこそが十三番高校で、監督を務めるホンフーの秘薬によってドーピングを施され、 超人的な身体能力と引き換えに副作用で崩れていく顔面を隠すため、選手達はホッケーマスクを被っていた。 一年目のときにホンフーが主人公に近づいたのは十三番高校へ誘い、モルモットにするためだった。 ホンフーの残忍な実験を知った主人公たちは憤慨する。 そして迎えた決勝戦、試合は開拓高校の優勢で進んでいく。 一方の十三番高校はドーピングの副作用で選手達の顔面が崩れかかっていた。 試合を取りやめてもおかしくない状態だったが、勝利を渇望する十三番ナインにホンフーは潜在能力を全て引き出す禁断のツボを施した。 想像を絶する激痛に耐え、十三番ナインは全ての力を出し切って開拓に立ちはだかる。 死闘の末、開拓高校が勝利し、悲願の甲子園を制した。 437 :パワプロクンポケット13:2012/04/18(水) 16 31 42.83 ID UDQ0G6ui0 それから月日は流れ、十一月。 主人公はドラフト会議で一位指名され、プロ入りを果たした。 優輝も指名されていたが辞退し、大学で一からやり直すらしい。 主人公はこれまで戦ったライバルたちを踏み躙ってきたと思いを馳せるが、 仲間から「お前のおかげで俺達に希望を与えてくれた」と感謝し、主人公の背中を後押しする。 その後、実態を暴かれた十三番高校は廃校処分を余儀なくされ、残る11の分校は混黒本校から独立し、 長きに渡る混黒の支配を抜け出した。 完 438 :パワプロクンポケット13:2012/04/18(水) 16 33 58.59 ID UDQ0G6ui0 以上、表本編は終了。 時間があれば14表のほうも手がけようと思う。 あと、彼女を作るといつもの展開になる。 彼女1…尻要員。誰かに聞かれてるほうが燃える(主人公が)。父親はシリーズの元黒幕だけど殺される 彼女2…トッテモ、オイシイヨ!(沙耶の唄的な意味で) 彼女3…主人公の○。近○相○ 彼女4…朝チュン。野球超人伝担当 彼女5…闇堕ち。ラブブレイカー 彼女6…緑髪。誰もいない教室で二人っきりの汗だくのスポーツを展開する 彼女7…隠し彼女。バレンタインではツンツンした気持ちをトッピングしてくれる。9の某緑髪の腹違いの妹 最後に、冒頭で主人公が事故に遭ったのは主人公を妬んでいた上級生の仕業。 これは某彼女ルートでないと判明しない。 439 :ゲーム好き名無しさん:2012/04/18(水) 20 20 00.68 ID yv7wHYNE0 パワプロクンポケット乙です なんだか結末があっさりしてるけど、 黒幕のホンフーってやつが破滅したり十三番高校の生徒が救われたりはしないの? 優輝をいじめてたり主人公を妬んで事故に合わせた上級生達へのお咎めもなし? なんだかスッキリしないな >彼女3…主人公の○。近○相○ ええー 義理とかじゃないの?いいのかそれ? 447 :パワプロクンポケット13:2012/04/19(木) 15 13 14.23 ID dxWN/vkQ0 439 ホンフーは大会後に姿を消して、十三番の連中はエピローグでリハビリを受けてることが語られる。 先輩の件は、某彼女ルートのイベントを進めると二年目辺りできっちり制裁を受ける。
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パワプロクンポケット10 概要 発売日は12月6日、サクセスモードは二本。高校野球モードと野球人形編。また、野球がパワプロ風の3Dになった。 新能力・特殊能力 パワプロでは以前からあったが、ジャイロボールが新特殊能力に追加された。また、変化球もナックルカーブが追加された。
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登録日:2010/12/07(火) 18 44 07 更新日:2023/02/12 Sun 23 07 56NEW! 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 DS KONAMI こんぐろ〜こんぐろ〜♪ まさかのリアルボディ ←だけどリアルな人は今回出ない ゲーム コナミ ニンテンドーDS パワプロクンポケット パワプロクンポケット13 パワポケ パワポケ13 ポケ13 リアル野球 安心の野球しろよ率 混黒高校 自重しない弾道 開拓校 高校野球 《うおおおおおおお 激アツ!野球》 2010年にコナミから発売されたDS用ゲーム。 サクセスモードはケガを乗り越えて甲子園を目指す王道ストーリーの表サクセス、世界に隠された宝を探す裏サクセス、試合のみで育てるグッピーのほか、ミニゲーム感覚で簡単に選手を作成できるセンシュクラッチの合計四種類。 野球モードも前作のフルダケに続きボタン一つで簡単ピッチングできる『ナゲルダケ』が登場した。 さらに今まで通りにパワプロくん体型の選手を使用する『パワプロ野球』に加え、リアル体型の選手を使用する『リアル野球』が追加された。 が、ストライクゾーンはパワプロ野球のモードと変わらないため投打の場面がやりにくい。 また試合中たまに処理落ちを起こす。 表サクセス 【逆襲球児編】 12の学校が合併してできたエリート高校で野球部に所属する主人公は、事故によるケガが原因で田舎の分校に転入させられてしまう。 ケガを治し以前のような野球能力を取り戻すため、そしてその先の甲子園を目指すために主人公は開拓分校で野球に励む。 【登場キャラクター】 ◆主人公(パワポケ13) 序盤でケガをして開拓分校に転入した元エリート球児。 歴代高校生主人公のいいとこ取りをしたかのようなハイスペックイケメン。 そして、CEROも裸足で逃げ出す露骨なイベントを連発する肉食系でシリーズ屈指の変態。 弾道2からのスタートが全てを物語っている。 ◆雨崎優輝 主人公の親友にしてライバル。 主人公と互角の野球センスだが熱意と根性の足りない気弱な草食系。 主人公が投手だと捕手、それ以外なら投手となる。 千羽矢ルートでの彼は何かと不憫。 ◆餅田浩紀 シリーズ初の敵として登場する今作のメガネくん。 劣等感の強いかまってちゃん。 しかし野球に対しては本気で能力は投打共に優秀。 開拓分校(高校)野球部 チャンス△やエラー持ちが多い。 ◆詰井理人 今作の相棒。わりと普通に良い奴。 投手だが、主人公も投手の場合は3年目から捕手になる。 主人公が投手、捕手以外だと3年目は正捕手がいないので注意。 加藤?知らないな。 ◆杉田祐樹 ショート。真面目そうに見えて案外スケベ。 守備の要のくせにタイムリーエラー持ちの問題児。 ◆軽井紀矢 内野や捕手も兼ねる俊足のレフト。 パワーアップ後の守備範囲は頼もしすぎる。 可愛い彼女持ち。一見遊び人に見えるが実は… ◆澄原広海 海底分校のキャプテンで左投げの女投手。 主人公のポジションに関わらず開拓の控えは頼りないので、仲間にできれば非常に重宝する。 今作におけるバグの一人。 ◆広畑完治 見栄っ張りなサード。 プルヒッター引換え券とか言わないであげてください。 ◆沖田淳 ガッポガッポを夢見るライト。 野球経験は無いが運動神経抜群のピザ。 ◆宇佐美保 ナヨナヨしたセカンド。 そっちの気の人な疑惑がある。 パワーアップイベントはちょっとしたホラー。 ◆下山直人 人の三倍努力するセンター。 それでもベンチなのは要領が悪いだけでは?と言ってはいけない。 頭髪… ◆御影京一 場合によっては応援団になる紫髪のファースト。 八坂ちゃんたちと応援団を組む展開も。 ◆村田克哉 野球部監督の通称ムラッチ。 4から久々の登場。 ライバルキャラ ◆須界鳥人 天空分校のキャプテン。 ゴーグルとラッパーの様な口調が特徴。 ◆鏡萌 先行高校のキャプテン。 女性の様な名前だが、れっきとした男性。 オタク。 ◆国王 高校キングのキャプテン。 王様の様な見た目をしていて、彼は強いが、他の部員はかなり弱い。 ◆十三番高校の面々 甲子園決勝戦の相手。 ジェイソンの様な見た目が特徴。 彼女候補 ハズレ枠、空気枠なしと評判は概ね良好の様子。 ●木村冴花 元プロ野球選手の娘で野球部マネージャー。 スタッフに製作初期から不細工と言われていた。 尻。 ●雨崎千羽矢 優輝の妹。運動、勉学共に秀でた天才。 主人公や兄よりも大人びた考えをする小悪魔…むしろ怪物。 ●一ノ宮桜華 混黒に吸収された分校の一つ、神桜校の理事長代理を務めるツンデレお嬢様。 攻略には色々な意味で莫大な根性が必要。 ●尾木靖子 主人公の若さに感動する年上の女性。 なぜか主人公の周りにこれから起こる事を知っている。 ●七島麻美 混黒高校バスケ部の自称エース。 病的なドジっ娘であり、久々の緑髪伝説。 バスケがしたいです… ●二階堂真琴 混黒本校剣道部の女子主将。 彼女のルートは唯一重い話が絡まず気楽にプレイできる。 にがぁ… ●川田ゆらり 七島麻美の無表情な親友。 定番のバグ枠かと思いきや隠しルートで攻略可(アルバム、超特はない) その他 ◆磯田修一 マニアショップの元店長で我らが永遠のコーチ。 今までと違い、ひどくやつれた姿で登場。 2からの登場だったが今作で引退。お疲れ様でした。 ◆桧垣東児 かつてはしあわせ草の研究者だった男性。 開拓高校の近くで医者をやっている。 ◆八坂透 御影の幼馴染の女の子。 御影や皆の為、応援団を結成する。 本作のバグ粋の一人。 ◆サンダー学園の方々 自称サンダーナイン。 どこか某サッカー11人組を彷彿とさせる。 裏サクセス 【海洋冒険編】 100年前に航海士カリムーが発見したという宝を発見するため、そして先祖の無念を晴らすため、主人公は仲間たちと共に世界の海を旅する。 今回は日数制限が9900日までのため、5000日以上航海していたとかザラにある。 センシュクラッチ スクラッチのようにマスをこすって選手の能力を決定させるモード。 一枚につき三ヶ所をこすって最大で十枚まで挑戦できるが、はずれを引くとその場でゲームオーバーとなる。 グッピー 最大10試合を勝ち続けて選手登録を目指す。 中盤で負けても選手登録はできるが、序盤で負けると登録はできない。 ミニゲーム ●嗚呼抜草(ああぬくさ) 犬に見つからないように画面内すべての雑草を引き抜く。 ●そのまま帰ってきたハコDEグチャ 5で人気のあったハコグチャが再登場。 同じ色のブロックを三つつなげて消す落ちゲー。 プレイヤーキャラはパワプロくんではなくほるひすだよ。 ●ぼくゴボゴボ 水中に沈んだ六つの宝箱を引き上げる。 裏サクセスでも遊べ、この時は主人公の衣装が異なる。 ●かなカナかなわん 上画面に表示された文字を下画面で探してタッチする。 問題には亀田や渦木などの魂の叫びも見られる。 「ヒロインになりたい」ムリです ●占い ブロック崩しの要領で星を打ち落として吉凶を決める。 追記・修正をお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 初見はなんじゃこら、って思った冴花だったけど攻略してみたらクッソ可愛くてどうしようもなかった。人気が出たからかトツゲキ甲子園でもかなり良いイベント入れて貰ったし -- 名無しさん (2013-12-08 00 18 19) 野手育成だとチームメイトに正捕手が不在になるのはバグか何かかと疑ってしまう -- 名無しさん (2018-08-28 01 27 47) 名前 コメント
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パワプロクンポケット13 概要 ストーリー 評価点 ゲームシステム 王道スポ根の「表サクセス」 彼女シナリオ パワポケRPGの集大成「裏サクセス」 その他サクセス 賛否両論点 問題点 総評 余談 その後の展開 パワプロクンポケット13 【ぱわぷろくんぽけっとじゅうさん】 ジャンル 野球バラエティ 対応機種 ニンテンドーDS メディア 1024MbitDSカード 発売元 コナミデジタルエンタテインメント 開発元 コナミデジタルエンタテインメント(パワプロプロダクション) 発売日 2010年11月25日 定価 5,250円 判定 良作 ポイント 『10』の北乃と『11』の魔人と『12』などの失敗を活かし、汚名返上高校球児がドン底から仲間達と共に逆襲する王道ストーリー裏サクセスも残り日数が長く奥深いDSパワポケでは(ストーリー的に)初心者向けの一作 パワプロクンポケットシリーズリンク 概要 本家とは似ても似つかないシナリオや彼女、サクセスで人気を集めてきたパワプロクンポケットシリーズの14作目(*1)。 表サクセスは高校野球編。事故で再起不能になると思われたエリート主人公が仲間達と共に分校を搾取するマンモス高校への「逆襲」を経て甲子園を目指す王道ストーリーへ回帰している。 裏サクセスはパワポケRPGとしては最終作。次作の『14』では独自のカードバトルになっている。 キャッチコピーは「うおおおおおおお 激アツ!野球」 ストーリー 『逆襲球児編』小学校のころから野球を行い、日本選手権に出場経験もある野球エリートの主人公。幼馴染の相棒・雨崎優輝と腐れ縁のメガネ・餅田ともに11の分校と本校で形成されるマンモス高校・混黒高校に入学した主人公は充実した野球生活を送るはずだった。しかし不慮の事故により利き手の握力が無くなり、『能力なし』と判断され、分校の一つである開拓分校に飛ばされてしまう。そこで見たものは、本校に豪華な設備を維持するために予算・設備を奪われ犠牲となっている分校の姿だった。混黒高校の歪んだ実態に疑問を持った主人公は、本校に全てを奪われながらも懸命に活動する開拓分校の姿を見て本校へ立ち向かうことを決意。開拓分校野球部のメンバーと共にその支配に対して野球で戦っていくことを誓う。今、開拓分校野球部の混黒高校に対する『逆襲』の物語が始まろうとしていた。 『海洋冒険編』伝説の冒険家が隠した宝を求めて、仲間と共に世界中の大海原を自分の船で冒険する、クエスト型海戦RPG。 評価点 ゲームシステム 甲子園を目指す『表サクセス』 独自のシステムを構築しているRPGの『裏サクセス』 「11」から継続的に追加された『グッピー』に加えて、新モード『センシュクラッチ』が追加。 3Dと実況が更に進化。 実況バリエーションが増えた。 投手以外の守備と打者以外の走者も3Dになった。 隠れ人気のあった『5』のミニゲーム「ハコDEグチャ」がそのまま帰ってきた。プレイヤーキャラはパワポケマスコットの「ほるひす」 過去作品の選手のデータをパスワードで送った場合、能力の弱体化が投手の変化球レベルが下がるのみとなった。 王道スポ根の「表サクセス」 本作の表サクセス「逆襲球児編」は王道ストーリー。 エリート高校「混黒高校」に親友かつライバルであるユウキ・餅田と共に入学してきた主人公。 序盤で先輩の策略によって大怪我をしてしまい握力が再起不能になって「開拓分校」へ落とされる。 そこで「踏みつけられる者」の心境を味わった彼は、出会った気のいい仲間達と共に混黒高校への「逆襲」と甲子園進出を目指す。 最大の特徴は近年のパワポケ最大の賛否両論点である「野球するしかない主人公」を全く無視して異能バトルを行う人物があまり居ない事。 水面下では色々動いているのだが主人公が置いてけぼりにされる事は(比較的)少ない。 パワポケシリーズ全般の黒幕、世界の文明を滅ぼす危険性のある生物兵器、世界でも一二を争う戦闘力を誇る武術家のトリックスターや戦闘用ロボットなどが居るには居るものの、黒幕や生物兵器は「野球」に携わる事で人間性を得ている描写があり、暗躍するトリックスターも「一流の野球高校生」としては主人公の事を認めているため全く野球が関わらないという事は抑えられている。 『11』や『12』のように周回プレイで見ることが出来る過去作キャラによる「真相解明」の展開はなくなった。ストーリー的に初心者向けと呼ばれる所以である。 ただし冴花・千羽矢のシナリオでは一度グッドEDを見てから次の周回でBADエンドルートで甲子園で負けることで黒幕として暗躍するジオットの隠しイベントが見られる。 周囲を取り巻く仲間キャラや彼女キャラも嫌味のあるキャラが少ない。 主人公が元エリートという事もあるのか今作の相棒である「ツメイ」や彼女候補のマネージャー「冴花」を初めとした仲間達からの信頼も厚い。 主人公自体も彼らの気持ちに応える気持ちが強く、基本的な雰囲気は明るい。 仲間キャラは「勧誘」で増やすことが出来る。ミニゲームをクリアする必要はあるがターンを消費して時期が合えば必ず仲間を増やせる。仲間になったキャラは甲子園の最終戦で決意を語るため、仲間に出来るキャラ全員で挑むと熱い。 遂に敵になったメガネ君である「餅田」もやや影は薄いものの主人公に絡むイベントは上手くライバル心を煽って主人公のプラスになる事が多い。スタッフからは「努力家」「敵の中では一番いい奴」と高評価される憎めない構ってちゃん。 親友でライバルの「ユウキ」も2年目では主人公の仲間として頼りになるが、主人公と戦ってみたいという気持ちが芽生えて3年目では敵として立ちはだかる。捕手としても投手としてもパワポケ屈指のステータスを持つ。 他にも真面目な守備の名手「杉田」、名前通りの軽薄な男だが野球に対しては誰よりも熱い「軽井」、応援団の「透」の幼なじみの「御影」、努力家で実力もあるが不器用な「下山」等その他の仲間も高い能力と熱いイベントが用意されている。 本作の監督の「ムラッチ」は『4』の仲間キャラだった人物。ノリは適当だが、設備が整ってない中で利にかなった練習方法を提示したり、何気ない一言で選手たちの緊張を解いたり、一人で頑張りすぎなマネージャーを「もっと人に頼れ」と助言するなど、指揮官としては優秀。また選手のオーダーを主人公に丸投げするので無茶苦茶なオーダーで壊滅するという事もない(『8』の大地や『11』の古沢等にも言えることで、監督としては問題があるが…)。 『10』では悪役寄りだった桧垣も再登場するが、本作では主人公の怪我をしあわせ草で治療する他、一部の彼女シナリオでは主人公に協力する「恩人」としての側面が強い。本人は善悪を問わず科学を邁進しているだけだが立場が変わる事で印象が変わるのはパワポケらしい。 高校編パワポケとしては『1』『4』以来、久しぶりに「部員集め」の要素がある。最初からモブ部員は集まってるのでゲームオーバーにはならないが戦力が弱いので試合を安定して勝つには仲間集めをするのが重要。ただしとある彼女キャラは仲間集めすら許さないが……。 練習で増える「根性値」とケガなどで増える「爆弾値」が登場。 根性値は練習で増える。試合で負けてもやり直せるようになる他、彼女キャラを攻略する際の一部の選択肢にも関わってくる。 爆弾値は増えすぎると怪我した後遺症が爆発して再起不能になりゲームオーバーとなる。 「負けたらゲームオーバー」の試合が多く難易度は高め。 だが『12』から搭載されている、タイミングを合わせてボール球を見きればヒットが打てる「フルダケ」で初心者でも楽しみやすい。 彼女シナリオ 相変わらず濃い。むしろ「ギャルゲー」と揶揄されるパワポケの帰着点と言ってもいい。 今作での主人公はイケメンであると明確に設定しており、彼女候補も大半が主人公に好意を向ける前から好意的であり、そのうちの一人に至っては一目惚れしている他、バレンタインではモブキャラ達に大量のチョコを貰うなど、明らかに優遇されている。 野球好きなだけの一般人である主人公をガン無視するシナリオはなく、どのシナリオでも主人公がある程度は関わる事が出来る。 なおある一人のキャラを除いて「体力が減って弾道が上がる」イベントがある。 + 本作の彼女候補 「木村冴花」は父親が元プロ野球選手の開拓分校の生徒。転校してきた主人公に付き合う形で野球部のマネージャーになる。頭の回転が速く彼女のシナリオを攻略しなくても主人公の頼れる仲間として毎回関わる。本人はいたって普通の人物。 「モグラーズ・ホッパーズ」「ナマーズ」とこれまでのプロ野球編のサブ選手として登場してきた冴花の父親やメイドサイボーグのジナイダが裏社会に深く関わっており、彼女を攻略する事でパワポケ世界の過去と未来の行く末が垣間見える。彼女のルートでグッドENDを迎えるにはジナイダとの交流も鍵を握る。 根性を消費する事で「実は俺、誰かに聞かれてる方が燃えてくるんだ」という気合の入った選択肢を選ぶ事が出来る。その際「体力が減って弾道が上がる」。そして超特殊能力を得られる。 「雨崎千羽矢」はライバルのユウキの義妹で主人公とも幼馴染。2年目から開拓分校へ行った主人公と義兄を連れ戻すべく「混黒高校」の野球部マネージャーとして冴花と頭脳戦を繰り広げる。口先では厳しいが主人公に怪我をさせた混黒高校の先輩に報復したり、主人公・ユウキ・餅田が野球をしているのを見守ってもいる。 1周目は強制BADエンド。テロメアが短いせいで短命なことが発覚。甲子園へ向かった主人公をユウキと共に応援するものの仮に甲子園に勝っても負けても死んでしまう。 再度攻略する事で寿命を延ばす事の出来る「手術」を受けさせることが出来るが、そこで人工的に生み出されたアンドロイドで人を食らう生物兵器である事が発覚。記憶を失い助けを求める彼女に対して、助けられないと化け物として覚醒して記憶を失い生物兵器として利用され、残された子供も主人公ともども監視されるビターエンドになる。 冴花や桧垣の協力を得て助けに行っても彼女に戦わせると人食いの化け物としての意識が出てくる。その上で彼女に戦わせない覚悟と判断力が彼女が混黒高校のマネージャーに出戻って幸せになる一つの道である。 なお4つのENDがあるが、とある外れENDを除けば「体力が減って弾道が上がる」イベントを経て彼女になる。死亡ルートでは寒いから温めあって「体力が減って弾道が上がる」。非救出ルートでは主人公から飛びついて「体力が減って弾道が上がる」。救出ルートでも化け物の意識が出ると弾道は上がらないが体力は減る(*2)。人間の意識が強いと恋人らしい事をするという約束を果たすべく心臓を抜き出した状態で主人公に飛びついて「体力が減って弾道が上がる」。 「尾木靖子」は開拓分校を練習風景を見に来る謎の女性。主人公やツメイを一方的によく知っているが、本作のヒロインでも比較的普通に見える。だがその実態はタイムマシンでやって来た主人公の孫。ピースメーカー(『14』でのとある仲間キャラ)の能力が暴走して世界が半壊してしまった未来から来た。BADエンドだと未来へ帰るためにコールドスリープしようとしたところを暗殺される。 唯一「体力が減って弾道が上がる」イベントがないヒロイン。だがGOODエンドでは現代に残って主人公と結ばれたらしく、エンディングに祖母と同じ名前の孫・靖子が登場する(*3)。 「二階堂真琴」は負けず嫌いの混黒本校の剣道部員。当初は分校で野球をしている主人公を小馬鹿にして対立していたが付き合う事で和解する。イベントが進むと産まれる時代を間違えたサムライ「マダラ」との一騎討ちの決闘になる。この時に選択肢を間違えるとギャグ色の強い超展開が繰り広げられ、道行く恋人に喧嘩を仕掛ける「ラブブレイカー」に仕立て上げられる。 マダラを普通に倒した後に遊園地でデートした際、観覧車に乗りこんで「体力が減って弾道が上がる」。 「一ノ宮桜華」はツンデレお嬢様。神桜分校の理事長の孫であり、本校の支配から分校を解放しようとする人物として登場。同ライターの過去ヒロインである浅井漣と接点があり、協力してくれる。当初は混黒高校の生徒だったがイベントで開拓分校に転入する。 海へ行って彼女の白い水着を見て「体力が減って弾道が上がる」。 3年目の主人公の誕生日に自宅へ呼んで「野球超人伝」を渡した後、主人公が「やっぱり今日はこのまま…」桜華とずっと一緒にいたいという選択肢を選んで条件を満たすと桜華の家へ泊り込んで弾道は上がらない代わりに体力が減ってパワーヒッターが手に入る事がある。 本作のヒロインでも「難易度が非常に高い代わりに強い選手を作れる」枠。大量の根性値と爆発させない爆弾、甲子園優勝がグッドエンドへの必須条件。甲子園で負けると洗脳で人格を捻じ曲げられてしまう。仲間の勧誘をほぼ諦めて練習に励んで根性を上げなければいけない。 「七島麻美」は混黒高校のバスケ部の少女。シリーズおなじみの緑髪ヒロイン。本校時代から主人公と交流があり主人公が分校に移った後も出くわせば仲良く漫才をする仲。だがバスケ部で先輩からいじめに合って利き腕に怪我を負わされ再起不能。親友の由良里と共に開拓分校に移る。主人公の励ましもあって明るさを取り戻すが、自分と違って怪我から再起した主人公に嫉妬して「負けちゃえばいいんだよ!」と言い放ってしまう。彼女と和解するには彼女の親友の由良里のアドバイスが必要。 主人公と和解して交際を始めた後、混黒本校と決着をつけた後に低確率で主人公と2人きりの教室に鍵をかけた後、「体力が減って弾道が上がる」。 「川田由良里」は麻美の親友で掴みどころのない少女。だが彼女のルートに入ると主人公との交流を経て表情が豊かになってきてデレる。 麻美ルートから派生する形で攻略可能。パワポケの緑髪ヒロインのお供キャラでは珍しく攻略可能だが、おまけ扱いなのか超特殊能力とアルバムはない。だが終盤で主人公の家に夜中に押しかけてきた後、「体力が減って弾道が上がる」。 パワポケRPGの集大成「裏サクセス」 本作の裏サクセスは海を舞台にしたクエスト型RPG。『11』の『ハタ人間編』と『12』の『秘密結社編』をベースに独自進化している。 今までに比べると期限が9900日と長いためレベル稼ぎをやりやすい。 ゲームオーバーやリセットによるペナルティは今までだと仲間がいなくなったり信頼度が下がったりと重たいものもあったが、本作では所持金が減らされるだけ。 耐性や「特殊技」を付いた武器防具を粘る事も大事。特に各キャラの固有技には強力なものがあり、ジュンやエンゼルなど強力な固有技の有無で戦力が大幅に変わってくるキャラも少なくない。 そのため勝てない敵に対して繰り返しミッションでレベルを稼いで再挑戦するという事がやりやすくなった。 戦闘は戦略性を増した。 一人の敵に集中攻撃を仕掛ける「ロックオン」が出来るようになった。今までのように複数の敵に攻撃を分散して被害を増大させるという事がなくなった。 HPとSPとTSの三つのパラメータがある。 SPはまずダメージを受けると減るステータス。戦闘中の回復手段は後列へ戻る事、また後列では「励ます」で前列メンバーにSPを分け与えられる。このSP量と後列での回復量は防具で決まるため強い防具を与える事が重要になる。 HPはSPが削りきられた後にダメージを食らう他、強力な特殊技の代償で消費する。だが各キャラの固有技には強力なものもある。 TSはHPとSPを回復するためのゲージ。これが残っていれば戦略で強敵に立ち回れるので高難度ミッションは敵を回避したり煙幕で逃げるなど温存も鍵を握る。 海賊や戦艦との「海戦」もある。基本は有利な位置から砲撃すれば勝てるが、それでもある程度の戦力は必要。 船を改造したり、装甲を回復する「船大工」や敵船を火事にしやすくなる「メイド」などを入れるなど陸戦と海戦のバランスを考える必要がある。 野球人形による選手作成は、序盤から選手が作れる上に資金稼ぎにもってこい。 9900日を迎えて主人公が事故死するまではいくらでも野球人形を作れるので高ステータス選手を量産できる。また日数もレベル稼ぎに余裕がある。 仲間にするまで選択肢をミスする事の出来ないキャラが多いのは相変わらず(レン、アンドウなど) ただ前述のように本作はリセットペナルティが緩和されてるので選択ミスがあってもやり直しやすい。 その他サクセス 『センシュクラッチ』は最大10枚のスクラッチカードを削って選手を作る。完全にランダムでハズレやマイナス得能がつく事もあるが短時間で選手を作れる。 運が良ければ手軽に選手を作れるのが強み。ただしパワポケポイントは溜まらない。 このモードはスマートフォンアプリ『パワフルプロ野球TOUCH2013』にも逆輸入された。 『11』から登場した試合を勝ち抜く事で選手を強くしていく『グッピー』も進化。 オプション設定でロックオンやフルダケ、ナゲルダケ、守備セミオートなどを選択できるようになった。ただしロックオンやフルダケでは試合を進めやすくなる代わり一部の能力が下がる。 各選手の成長タイプを切り替えることが出来るようになった。 試合開始前のメニューにギブアップである「登録」が選べるようになった。 『14』では主人公と監督・マネージャを追加してストーリー性を付加した「トツゲキ甲子園」へ進化する。本作からは監督の「ムラッチ」とマネージャーの「冴花」が参戦して主人公と掛け合いをする。 賛否両論点 概ね好評な「王道ストーリー」だが、人によっては「王道過ぎてパワポケらしい毒が薄い」という意見や、逆に「裏社会の臭いがどうしても隠しきれてない」という意見もある。 『12』の頃から顕著だが、黒幕ジオットの悪行を主人公がちっとも阻止出来ないという流れは本作にも通じる要素である。 千羽矢の細胞から生み出されたハームレスは千羽矢本人かどの部位を使ったかという細かな際はあっても、どう足掻いても殺人兵器としてホンフーによってジオット軍まで引き渡される事になる。 ルートによっては『9』の彼女候補の維織に対して嫌なフラグを立てて終わっており、『9』の維織ルートで重要キャラだったマスターはジオットの部下であるマゼンダに殺されてしまった事になっている。 あくまで「特定彼女のグッドエンドのアルバムを出した後で、わざとその彼女ルートのバッドエンドを甲子園敗北して見る」というややこしい隠しイベントではあるものの、パワポケ末期のこういう伏線の張り方自体に拒絶感のある人からは批判意見が出ている。 シナリオの流れは分校を搾取する本校「混黒高校」との二度にわたる対決が燃える。二戦目はライバルのユウキとの対決に加えBGM「逆襲の時!」が高評価。 だが混黒との決戦で燃え尽きてしまい甲子園が流れ作業であると感じる人も居る。「靖子」「桜華」以外のヒロイン以外は別に甲子園で負けてもアルバムは見れる。 甲子園ラスボスの「十三番高校」は混黒の「13番目の分校」という設定で人体実験のモルモットにされ生徒も番号で呼ばれている非人道的な学校という設定なのだが……敵の監督からこのチームが主人公とユウキより低評価されてたり、パワーアップするものの最初にこちらが1点リードした状況から始まったりとラスボスとしてちょっと弱い。勝利後は自分達に勝った開拓高校を認めたり、リハビリで復帰できる希望を見せてたりという面はあるのだが。 一部ライターのキャラの扱いに疑問を持つファンも居る。 + 本作の「他ヒロインに比べて旨味が多すぎる」ヒロイン 本作では表の一ノ宮桜華と裏のレン(浅井漣)が該当する。 桜華シナリオはその攻略からして多大な根性を溜めなければいけないが、裏を返すと「仲間の勧誘を諦めて自分だけ強くなっていけばいい」というライバル校のワンマン投手「国王」をバカに出来ないスタイル(*4)を強いられる事になる。 元々「根性システム」は試合に負けてもやり直すためではなくて、「彼女と交流するだけで強くなる」という皮肉へのアンチテーゼとして練習を取り入れるためのシステムだが、結果的に「彼女キャラを救うために仲間との交流を捨てる」というのは本作の気のいい仲間達との友情とは噛み合わないという意見もある。更にバッドENDは洗脳されて人格を捻じ曲げられた桜華が主人公と別れて破滅の道を突っ走るハメになるという後味の悪すぎるもの。 とはいえ「強い選手を作るための高難度彼女」としては評価されている。ストーリーの流れも「弱小部をキャプテンが引っ張っていく」という流れとしては他の彼女シナリオとは違った関わり方が出来るという見方もある。ランダム要素もそれほどないため慣れればクリア自体は楽。キャラ的にもツンデレお嬢様で魅力はある。 経験点と特殊能力が多くもらえる上に「野球超人伝」の所有者であり超特殊能力も自由に手に入れられるため、以前の彼女候補のように「マイナスイベントが多い」「デートでの回復・経験点があまりない」「ランダムが関わる」などのデメリットもない。このように経験点と特殊能力が優遇されてる上に超特殊能力の選択がある問題は『14』のさやかにも通じていく。 レンは仲間にする際と途中のイベントで永久離脱するイベントがあり攻略サイトか攻略本が必須。その上で(『11』で同ライターが担当した)シズヤとのイベントが非常に多く、超強力な船パーツや数多くのミッションはレンを冒険に連れていかないと手に入らない。あまりのイベントの多さに「ごり押し」を感じる人も居る。とはいえ人気の高いヒロインだった事もあり、表でのレンが好きな人からは好評でステータスも使いやすいため「メインヒロイン」と呼ぶ声もある。 元々るりか(『ダッシュ』の縦読みヒロイン)と五十鈴(『10』の主人公の正史妻)を親友同士にするなど交流を広げる癖のあるライターだったが、『12』以降は特にその傾向が強まって「(キャラの魅力は置いといても)ごり押しが気に入らない」という意見や「正史」をややこしくしているという意見もある。 ただし『10』のカズと五十鈴に関しては「10主はカズの事を友人として扱っていて、五十鈴一筋だったのではないか」という意見も少なからずある。 シズヤとレンが主人公と自前キャラだけ依怙贔屓するような便利キャラと化してしまった所も少なからずあるのかもしれないが、本作では本筋が王道であるせいか余計に目立ってしまった節がある。 なお『14』の表サクセスでは同ライターの「さやか」(*5)、裏サクセスの札侍編では桜華が優遇されている。 擁護するならば、るりかは「全国大会での優勝」、五十鈴は「野球」、シズヤは「魔人」、レンは「デウエス」、さやかは「魔球」と各作品の主人公の抱える本筋に深く関わっているため10以降の「主人公が本筋に関われない」という欠点の補完にはなっている。 ただ本作では主人公が本筋に深く関わっており、またライバルであるユウキとの関係性も見どころの一つであるが、桜華は冴花や千羽矢、麻美やゆらりに比べて他のヒロインに比べてユウキに対して言及する事もなく、「甲子園」も本作ではストーリー的にそれほど勝ち上がる事は重要ではないため、どこか桜華シナリオが本筋からブレてしまっている印象を与えてしまう。 主人公チームの開拓分校に専門捕手が居ない。 主人公のポジションによってはユウキが捕手になってくれるが彼は三年目で離脱する。ツメイに任せるか、自分が捕手を選ぶかの二択になる。 ライバルとして立ち位置はわからなくもないがユウキと共に甲子園へ行くルートがない事を残念がる声もある。 余談だが彼は義妹の千羽矢ルートで生存させる場合、完全に「空気」と化してしまう。彼の立ち位置的にあまりパワポケらしくないから仕方ないのかもしれないが。 『ダッシュ』で初登場し、『9』から『12』までサブで選べた「カード野球」が本作では廃止。初心者用システムを「フルダケ」に完全移行する事になった。 なお『14』では裏サクセスでカードゲーム度を増した「札侍編」が登場する事になる。『9』以来、カード野球の要素がないパワポケは本作のみ。 問題点 千羽矢ルートで彼女を救出するルートの場合、先に「救出したまではいいものの化け物としての意識が覚醒する」恐怖ENDを観た後に「千羽矢が幸せになる」トゥルーENDを観るとアルバムが消失するバグがある。だが「千羽矢が幸せになるEND」を先に見ておけばいいので彼女のアルバムを出す時は注意が必要。 「緑髪ヒロインのおともキャラは攻略出来ない」というバグは川田由良里で解消されているが、今度は彼女のアルバムが存在しないことに不満が出た。イベントが多いのに彼女に出来ないキャラクター、通称「バグ枠」の事である。 重大なバグは少ないが、細かいバグや表記ミスは相変わらず多い。 お試し選手として登録されている天道と須界の能力が、鏡の物になってしまっている不具合がある。 総評 『10』『11』『12」で見え隠れした主人公置いてけぼり展開の反省として、あくまで主人公の逆襲ストーリーに焦点を当てた表サクセスと、パワポケRPGの帰着点ともいえる裏サクセスは好評。 主人公のストーリーへの関わり方は、DSパワポケでは『9』と並んで初心者向けと言われることが多い。 野球システムは概ね完成されており、初心者は「フルダケ」があるので遊びやすく、野球パートの出来も良いためパワプロファンでも遊びやすい出来になっている。 余談 選手がリアル頭身になった「リアル野球」モードと、投球設定の「ナゲルダケ」が追加。 「リアル野球」はただのネタモード。しかし選手のモーションは一つ一つリアルに作り込まれているので、選んでみるのも悪くはない。ちなみにサクセスでは選択不可。 「ナゲルダケ」は本当にワンボタンで投げるだけで、別段打たれにくくなるわけではない。強力な「フルダケ」と違って存在意義が分からない。一応、投手視点で操作できるのはGB版『2』以来で新鮮ではある。 今作でも低迷した売り上げは回復せず(*6)、次作の『14』で裏社会編の総決算を行って一連のシナリオが終了する事となる(*7)。人によっては裏社会の要素を薄めたシナリオ、順調に進化してきた裏サクセス、魅力的な彼女キャラから『14』よりも『13』を支持するファンも多い。 その後の展開 パワプロアプリに雨崎優輝・餅田浩紀が登場。 雨崎はパワクエで本来の混黒高校に所属する。
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