約 2,721,913 件
https://w.atwiki.jp/diverdown97/pages/14.html
【オペアンプとは】 オペアンプは、反転入力(記号の-側)と非反転入力(記号の+側)と呼ばれる2つの入力端子と、 1つの出力端子からなる一種の電圧増幅器。 通常、±15Vの2つの電源が使用される。 実際のオペアンプの画像 【オペアンプの記号】 以下の様な記号で表される imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (opmark.jpg) 上下に、電源電圧と接続する線が書かれることもある 【オペアンプの特徴】 (1)、二つの入力端子の電位差をAv倍した電圧を出力する imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (opavfigure.jpg) $$A = begin{pmatrix} a_{11} ldots a_{1n} vdots ddots vdots a_{m1} ldots a_{mn} end{pmatrix}$$ (2)、 imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (opfigure001.jpg)
https://w.atwiki.jp/higemouse/pages/35.html
OPA2134PA / Texas Instruments SoundPLUS™ 高性能オーディオOPAMP 2008年製 タイプ BiFET 電源電圧 ±2.5~18V GBW 8MHz スルーレート 20V/us Vn 8nV@1kHz / 25nV@10Hz / Corner 90Hz 開ループ利得 120db 消費電流 8mA 出力電流 35mA オーディオ向け ○ ボルテージフォロア ○ オリジナルベンダー Burr-Brown 現行品/廃止品 現行品 型番・記号の意味 OPA - バーブラウンのオペアンプ製品の接頭記号 2134 - 品番(先頭の2は2回路を表す) P - PDIPパッケージ A - 非選別品 OPA2134は現在はTIの傘下に入っているバーブラウン(BB)がOPA2132を元に開発したオーディオ用の高級JFET入力オペアンプです。低オフセット・低歪・低雑音・高速と立派な性能を誇ります。1回路版はOPA134になります。 もはやオーディオの世界では定番となった感のあるオペアンプですね。 若干ドンシャリとも言えますが、基本的には平坦性優先のあっさり系の音だと思います。 オーディオオペアンプと銘打っているだけあって、立体感は流石です。解像感や立体感を維持しつつ聴き疲れしない音になっているところが凄いです。 ヘッドホンでよく平坦な音のモニター用のものがありますが、あれは聴き疲れしますね。 テキサスインスツルメンツのOPAMP SA5532AP / TL4581P / TL5580AIP / TL972IDR / TL072CP / TLE2082CP / TLC072AIP /OPA2134PA/ OPA2604AP / OPA2228PA / OPA37GP 戻る -
https://w.atwiki.jp/higemouse/pages/37.html
OPA2604AP / Texas Instruments FET入力・低歪デュアルOPAMP 2009年製 タイプ BiFET 電源電圧 ±4.5~24V GBW 20MHz スルーレート 25V/us Vn 10nV@1kHz / 26nV@10Hz / Corner 200Hz 開ループ利得 96db 消費電流 10.5mA 出力電流 35mA オーディオ向け ○ ボルテージフォロア ○ オリジナルベンダー Burr-Brown 現行品/廃止品 現行品 型番・記号の意味 OPA - バーブラウンのオペアンプ製品の接頭記号 2604 - 品番(先頭の2は2回路を表す) A - 改良型 P - PDIPパッケージ バーブラウンのJFET入力の高速オペアンプです。 やや古い製品で、数値性能は新型のオペアンプにはかないませんが、独特の音質から高級オーディオ用オペアンプとして人気があります。 高速・広帯域ながら優れた安定性を持っており、比較的単純な回路でも動作できます。 1回路版はOPA604です。 音はやや低音が強いようです。飛び込んでくるような量感とスピード感があります。 解像感はさすがのものです。かつ尖った疲れるような音を出さないところもよくできています。このあたりが高級品の風格たるものでしょうか。 OPA2134 と比べると音の響きがよく、濃厚な感じです。個性が強く、忠実さより「直感的にいい感じの音」を出すことに秀でている製品だと思います。 消費電流が10.5mAと大きく、電源電圧が±4.5Vからなのでバッテリーで動作させるのが難しいです。(ただし消費電流10.5mAは±15V時の値なので、低電圧時はこれより低くなります。) 600Ω負荷OKと書かれていますが、5532のようなドライブ能力を期待してはいけません。 テキサスインスツルメンツのOPAMP SA5532AP / TL4581P / TL5580AIP / TL972IDR / TL072CP / TLE2082CP / TLC072AIP / OPA2134PA /OPA2604AP/ OPA2228PA / OPA37GP 戻る -
https://w.atwiki.jp/higemouse/pages/41.html
OP37GPZ / Analog Devices 低雑音・高速・精密OPAMP(ゲイン5倍以上用) 2006年/2007年製 タイプ Bipolar 電源電圧 ±4~22V GBW 63MHz スルーレート 17V/us Vn 3.2nV@1kHz / 3.8nV@10Hz / Corner 2.7Hz 開ループ利得 125db 消費電流 3.2mA x2 オーディオ向け ○ ボルテージフォロア × オリジナルベンダー Precision Monolithics 現行品/廃止品 現行品 型番・記号の意味 OP - PMI社のオペアンプ製品の接頭記号 37 - 型番 G - グレード記号(Gは精度を犠牲にして動作温度範囲を広げたものにつけられる) P - PDIPパッケージ Z - 無鉛品 OP37はPMIが開発した精密・高速ローノイズオペアンプで、1回路のため2つ組み合わせて使用します。2回路版はありません。 OP27の位相補償をゲイン5倍以上で安定するように変更したものです。典型的な広帯域オペアンプといえます。GB積が63MHz、裸利得も125dbと高い上、出力インピーダンスも70Ωと大きいため、非常に発振しやすい品種です。 このオペアンプはツェナーザップという技術でオフセット電圧が後から調整されていて、非常に小さな入力オフセット電圧を実現しています。精密オペアンプの代表であるOP07に使われているのと同一の技術です。 ツェナーザップとは、多数の抵抗とツェナーダイオードを並列に並べたオフセットトリム回路をIC内部回路に形成しておき、後調整のときに任意の数のツェナーダイオードを焼き切ってトリム抵抗値を調整するというものです。 立体感、透明感、シャープ感などいずれも秀逸です。ちょっと聞いてみるだけでも「いい音だ」と思えます。 傾向としては低音が強めに出るため暖かい感じに聞こえます。 古典的な品種ながら大穴といえますが、とても扱いにくい品種なので注意が必要です。(発振しやすい代表的なオペアンプの LM4562 と比べてもかなり発振しやすい) 後に、バーブラウンが類似品の「 OPA37 」を出しています。こちらはオフセットの調整にツェナーザップではなくレーザートリムを利用していますが、それ以外は同じような製品です。 OP37と電気的特性の近い品種 OP37(LT) OP37(MAX) OP37(PMI) OPA37(BB) OPA228(BB) TLE2037(TI) LT1037(LT) MAX437(MAX) アナログデバイセズのOPAMP OP275GP / OP249GP / OP271GP / OP01CJ /OP37GPZ/ AD711JN / AD712BQ / AD817ARZ / AD845JN / ADA4075-2ARZ 戻る -
https://w.atwiki.jp/p3c-project/pages/17.html
BB (Burr-Brown; バーブラウン) のDIPオペアンプ真贋判断の目安 さて…ちょいとおまけ的な事ですが、BBのオペアンプには偽物が存在します。 まぁ実物を見てもらうのが一番ですね。というワケでこちら↓ これが一応某店で結構なお値段で売られていたものと全く同じものです。 (売っていた実物は返品しましたんでeBayで売られていた香港産のやつですが) まずサイドの切り欠きが有りません。同時に文字が妙に黄土色で太い。ロット表記は65ZETR5。 TIに確認したら案の定、該当ロットは無いとの事。 音は悪くは無いんですが、パッケージの特徴から鑑みるとBBではないTI製品であるのは間違いなさそう。 (現在は問い合わせの数が多く正規代理店以外のロット確認には回答できないとの事ですんで補完の意味も込めてこのページを書きました。) 本物の例 まず基本的な情報としてBBのDIPオペアンプのロット番号の解説をします。 まず、7桁の数値の上2桁は製造年と製造月です。(A, B, Cは10月、11月、12月です) 例えば45なら2004年5月産、7Aなら2007年10月産です。 一応末桁もサイトコードというもので製造工場を指すものです。 参考URL 製造ロットのパターンと変遷 また、3桁目と7桁目には共通の関係があります。 まず一番左、コレが現行の比較的お高いオペアンプに多いパターンです。 年月WXXXBと、小さいBBマークという特徴です。 また、選別している製品 (例えば627とか602とか) だと、 型番が個別にレーザー刻印されますんで旧来の大きなマークで刻印されてますし、よく斜めになっています。 ちなみにBのラインは今年の上半期から順次アメリカから台湾へ生産ラインを移しています。 では左から2番目、コレは2001年下半期〜2005年製造分までよく見られたパターンです。 白文字で、1pinの○が付いておらず少しパッケージも小さく、黒いです。 ロットだと、年月AXXX7とか、年月ZXXX7(この場合BBの横に®が付いてます)になっていると思われます。 では右から2番目、これは2001年上半期までの表記で8桁か10桁表記です。 頭2桁は製造年、3ー4桁目が製造週。5桁目がサイトコードで、末尾3桁がロット。パッケージ自体は2番目と同じです。 ただ偽物のターゲットにもなりにくいのであまり気にしなくてもいいと思います。 また、4桁目と5桁目の間にアルファベット2文字が入る事もあります(高いオペアンプにその傾向があります)。 最後に一番右は現行でもあるパターンで、比較的安価なオペアンプに多い形です。 年月ZXXXW、年月MXXXW、年月7XXXWのどれかになっており、 3桁目がZのロットはCMOSとか比較的消費電力の小さく微細プロセスが必要とされるオペアンプが多い気がします。 (一時期の2604もこのパターンで入っています。) 3桁目がMのロットは2132や2134等(最近は年月ZXXXWや年月7XXXWに移行)が該当し、 BBマークがZの物に比べセンター寄りになっています。 取り敢えず自分の手持ちのオペアンプから割り出したのが以上の4パターンです。 各々方の判断の手助けになればと思います。
https://w.atwiki.jp/higemouse/pages/36.html
OPA2228PA / Texas Instruments 精密・低雑音OPAMP 2008年製 タイプ Bipolar 電源電圧 ±2.5~18V GBW 33MHz スルーレート 10V/us Vn 3nV@1kHz / 3.2nV@10Hz / Corner 9Hz 開ループ利得 160db 消費電流 7.4mA 出力電流 45mA オーディオ向け ○ ボルテージフォロア × オリジナルベンダー Burr-Brown 現行品/廃止品 現行品 型番・記号の意味 OPA - バーブラウンのオペアンプ製品の接頭記号 2228 - 品番(先頭の2は2回路を表す) P - PDIPパッケージ A - 非選別品 BBの高速・広帯域・超低雑音型バイポーラ入力オペアンプです。 OPA2227の位相補償を少なくして高速化したものです。ゲイン5倍以上での使用を前提に設計されていますが、 OP37 や LM4562 よりも発振しにくいです。 音は、比較的フラットですが解像感は相当に高いです。音が滑らかにつながって聞こえます。生っぽいと言うかリアルという感じです。 OPA2134 、 OPA2604 より地味ですが、正確さは上回っているような気がします。 テキサスインスツルメンツのOPAMP SA5532AP / TL4581P / TL5580AIP / TL972IDR / TL072CP / TLE2082CP / TLC072AIP / OPA2134PA / OPA2604AP /OPA2228PA/ OPA37GP 戻る -
https://w.atwiki.jp/tsukurobo/pages/54.html
戻る 種類 説明 オペアンプ 差動増幅器 コンパレーター 比較器
https://w.atwiki.jp/higemouse/pages/42.html
OP01CJ / Precision Monolithics(Analog Devices) 反転増幅用高速OPAMP 1979年製 タイプ Bipolar 電源電圧 ±4~20V GBW 2.5MHz スルーレート 18V/us 開ループ利得 97db 消費電流 1.7mA x2 オーディオ向け - ボルテージフォロア △不向き オリジナルベンダー Precision Monolithics 現行品/廃止品 廃止品 型番・記号の意味 OP - PMI社のオペアンプ製品の接頭記号 01 - 型番(先頭の2は2回路を表す) C - グレード記号(OP01の場合、Cは商用温度範囲で非選別品のものにつけられる) J - TO-99メタルカンパッケージ 1979年製、PMI社時代の古参品種かつ珍品中の珍品です。開発は1970年代前半ということでオペアンプICそのものの黎明期に開発された旧式品種です(フェアチャイルドのμA741が実用化されたのは1969年)。 金メッキリードのメタルカンという贅沢なパッケージに入っています。当然ながら相当昔に生産終了しています。 OP-01はPMIが初めて手がけたオペアンプ(*)でバイポーラ入力の高速オペアンプです。1回路入りのみで2つ使ってステレオにします。 これをオーディオに用いた例は見たことがありません。というよりこのオペアンプは手元のもの以外に見たことがありません。 解像感は相当なもので、音の立ち上がりが非常に速く聞こえます。シンバル系の響きが違うのがすぐに分かりました。 立体感もかなりのもので、30年以上前にこんなオペアンプがあったのは驚きです。 残念なことにノイズがやや大きめです。 TL072 と同等と言ったところでしょうか。データシートには雑音に関する情報は記載されていません。 雑音が大きめでGB積が小さいのにこのような音がするのは不思議なことです。 同じく旧式オペアンプであるMA-333の記事は こちら (*) OP-01以前に、μA741やLM747のセカンドソース(SSS741、SSS747)も生産していましたがオリジナル設計はOP-01が最初です。 OP01と電気的特性の近い品種 なし アナログデバイセズのOPAMP OP275GP / OP249GP / OP271GP /OP01CJ/ OP37GPZ / AD711JN / AD712BQ / AD817ARZ / AD845JN / ADA4075-2ARZ 戻る -
https://w.atwiki.jp/higemouse/pages/33.html
TL072CP / Texas Instruments 低雑音JFET入力OPAMP 2008年製 タイプ BiFET 電源電圧 ±3.5~18V GBW 3MHz スルーレート 13V/us Vn 18nV@1kHz / 44.5nV@10Hz / Corner 440Hz 開ループ利得 106db 消費電流 2.8mA 出力電流 40mA オーディオ向け ○ ボルテージフォロア ○ オリジナルベンダー Texas Instruments 現行品/廃止品 現行品 型番・記号の意味 TL - テキサスインスツルメンツ社の製品接頭記号 072 - 品番(下1桁が回路数を表す。また下2桁の「7」はテキサスインスツルメンツ社のオペアンプでは低雑音のものに割り当てられることが多い) C - 商用温度範囲(摂氏0~70度) P - PDIPパッケージ TL072はTIが開発した古典的なJFET入力のオペアンプ、TL082の低雑音バージョンです。JFET入力のオペアンプを代表する有名な製品です。1回路版はTL071です。 低雑音といっても結構ノイズは大きいですが、枯れた製品だけに扱いやすさは抜群であり今でも広く使われています。 もともとオーディオ用途に使うために雑音を減らしたようですが、その後もっと低雑音なオペアンプがたくさん登場したためか、現在のデータシートには特にオーディオ向けとは書かれていません。 高音が強めで少し地味な音です。言い換えればカサついた感じのする音です。 音響向けのBiFETオペアンプとして定番中の定番ですが、さすがに古さを感じます。 ただ、一般にJFET入力のオペアンプは高価であり、その中でここまで安価なTL072の存在は今も極めて大きいです。 ちなみに、NECのμPC822/4072はTL072の同等品です。 またNS系のLF353はよく似た性能ですが、入力オフセット電圧が典型値5mVとTL072の3mVより悪い(最大値は10mVで同じ)反面容量性負荷に強いという特徴があります。TL072は容量性負荷に対してやや不安定です。部品店での流通価格はLF353のほうが高いようです。 テキサスインスツルメンツのOPAMP SA5532AP / TL4581P / TL5580AIP / TL972IDR /TL072CP/ TLE2082CP / TLC072AIP / OPA2134PA / OPA2604AP / OPA2228PA / OPA37GP 戻る -
https://w.atwiki.jp/higemouse/pages/91.html
OPA37GP / Texas Instruments 超低雑音・精密OPAMP 1997年製 タイプ Bipolar 電源電圧 ±4~22V GBW 63MHz スルーレート 11.9V/us Vn 3.2nV@1kHz / 3.8nV@10Hz / Corner 7Hz 開ループ利得 124db 消費電流 3.3mA x2 出力電流 25mA オーディオ向け ○ ボルテージフォロア × オリジナルベンダー Burr-Brown 現行品/廃止品 現行品 型番・記号の意味 OPA - バーブラウンのオペアンプ製品の接頭記号 37 - 品番 G - PMI社に準じたグレード記号で、精度を犠牲にして動作範囲温度を広くしたものにつけられる P - PDIPパッケージ AD/PMIの OP37GPZ の対抗品で、OP37と似た特性を維持しつつ、オフセットの調整をツェナーザップではなくレーザートリムによって行っているというものです。こちらも当然1回路版しかありません。 OP37GPにくらべ少し入力オフセット電圧が下がっていますが、μV単位の話です。OP37の選別品には及びません。スルーレートはOP37の17V/μsより減じられています。 音はOP37とは違っています。OPA37のほうが音が硬く、OP37のほうが音が滑らかです。その分解像感はOPA37のほうが強いですが、立体感は少なくなったように思います。 発振のしやすさはOP37もOPA37も同等で、発振したときの現象もまったく同一です。OP37と高い互換性があると言えます。 テキサスインスツルメンツのOPAMP SA5532AP / TL4581P / TL5580AIP / TL972IDR / TL072CP / TLE2082CP / TLC072AIP / OPA2134PA / OPA2604AP / OPA2228PA /OPA37GP 戻る -