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無印良品クロモリ自転車まとめ 保管しておきたいレスを見つけたので、コピペしておく。 重要なニュース(無印ユーザ必見) http //ryohin-keikaku.jp/news/2007_0202.html http //ryohin-keikaku.jp/news/2007_1016.html クロモリスペック (自分では調べていませんので、あしからずm(__)m) 24インチ フレーム:スチール(メインフレームはクロモリ)、サイズ:450mm フォーク:スチール フロントエンド幅100mm(ツメ付き) ステム:アルミノーマルステム75°25.4-80mm フロントハブ:アルミ(軸径3/8inch) タイヤ:24x1 3/8 重量:13.0kg 20インチ フレーム:スチール(メインフレームはクロモリ)、サイズ:400mm フォーク:スチール フロントエンド幅94mm(ツメ無し) ステム:アルミノーマルステム110°25.4-100mm フロントハブ:アルミ(軸径5/16inch) タイヤ:20x1 3/8(自分の20のタイヤには1 1/8って書いてあるけど、リムが1 3/8らしい。よくわかんね) 重量:11.8kg 共通 ハンドルバー:スチール540mm ブレーキ:アルミキャリパー シフター:スラムグリップシフト リアディレーラー:SHIMANO Tiagra カセットスプロケット:SHIMANO CS-HG50(スプロケット詳細 13 14 15 17 19 21 23 26T) チェーン:KMC チェーンリング:46T クランク:スギノXD2 165mm ペダル:VPアルミ リアハブ:SHIMANO FH-RM30-8、リアエンド幅135mm チューブ:英式バルブ シートポスト:KALIN φ26.6mm×300mm 20と24の違いについて 両方購入したワシが、違いをまとめてみる。購入検討中の人は参考にされたし。 安定性について24の方が安定感は高く、20の方がクイック、だがそんなに大差はない。 ギア比スプロケとチェーンリングはまったく同じモノなので、タイヤ径の違いが ギア比(クランク1回転あたり自転車が進む距離)の違いとなる。 24はより高速向きで、20は登り坂に強いということだな。 ポジション実は20と24でポジションの違いが一番大きい。 24のステムは短いため、一番上にあげても結構な前傾姿勢になる 20のステムは角度が広い上に調整幅が広く、かなりのゆったりとしたポジションが選択可能 24をゆったりと乗りたい人は、こんなステム↓に交換する必要あり http //www3.big.or.jp/~number-1/No.1_NITTOStem9.html ∴どっちでも好きな方を買えということだ。 クイック化、最も安上がり方法の手順 クイック化は自己満足度の高い改造だ、みんなもチャレンジしようw(*1) 36Hのクイックハブを前後とも購入↓こんなのが安くてお勧めかな http //www.cycle-yoshida.com/shimano/hb/mtb/6hb_rm60_page.htm http //www.cycle-yoshida.com/shimano/fh/mtb/5fh_rm30_page.htm あと、ニップルやグリスも買っておけ。 リアハブはシャフトだけを購入品から移植する。↓こんなところを参考にするがよし http //homepage1.nifty.com/kadooka/maintenance/hub-greaseup/hub-greaseup.html フロントはハブごと交換↓こんなところを参考にするがよし http //www.geocities.co.jp/Bookend-Akiko/1275/bike-build/wheel/wheel.html 振れ取り台はあれば便利だが、必要はない。 自転車を逆さにして、ブレーキとリムの当たりで調整は可能だ。 黒森20の場合は、フロントエンドを6mmほど広げる不要になったハブのシャフトを利用して、ナットを使って広げるがよし リンク 公式 http //www.muji.net/ ネットストア http //www.muji.net/store/cmdty/section/S02901 2007春夏カタログPDF http //www.muji.net/catalog/pdf/catalog_07ss_bicycle01.pdf 2ちゃんねる 現行スレ 無印の自転車 http //sports11.2ch.net/test/read.cgi/bicycle/1184507287/ 過去ログ ☆☆ 無印良品 4 ☆☆ http //sports9.2ch.net/test/read.cgi/bicycle/1118835394/ ☆☆ 無印良品 3 ☆☆ http //sports9.2ch.net/test/read.cgi/bicycle/1118835394/ ☆☆ 無印良品 2 ☆☆ http //sports7.2ch.net/test/read.cgi/bicycle/1096116921/ ☆☆ 無印良品 ☆☆ http //sports7.2ch.net/test/read.cgi/bicycle/1041523879/ 無印良品 http //mentai.2ch.net/bike/kako/972/972662115.html 無印の自転車について http //sports.2ch.net/test/read.cgi/bicycle/980523641/ http //page.freett.com/dat2ch00/030111-980523641.html アンチ 無印ユーザーの特徴 1.自転車に興味のない素人(上京者に多い) ←おれだww 吉祥寺で買ったwww 2.自転車に興味がある素人(貧乏人に多い) ←おれだww 3.玄人気取りの素人(貧乏なので本格的なのは買えない) 結論:良品計画のマーケティングに乗せられている。本物なのか判別できない。 などのように、スレには、異様にアンチが沸いています。ご注意ください。 名前 コメント
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自転車楽市とは 自転車楽市とは、岐阜県を中心とした東海地方・中部地方で開催される 自転車に特化したフリーマーケット(交換会)です。 出品対象は、自転車、自転車部品、自転車関連品に加えて、 自転車愛好者の出品するその他の物とします。 生鮮食料品、自家製食品の販売は禁止します。 定期開催としては、毎年5月の最終土曜日に 各務原航空宇宙科学博物館 の隣にあるグリーンスタジアム(ホッケー場)の臨時駐車場で、定期的に開催して行く予定です。 ホッケー場で試合が行われる場合、日程が変更になる場合があります。 今後の予定を参考になさってください。
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自転車メーカーについて簡単な説明をしていくよ。 まだ未完成だから、おい!俺の自転車メーカ乗ってねぇぞ!(*`へ´*) って人は気が向いたらどんどん編集して行こう ANCHOR ARAYA AVEDIO (エヴァディオ) BASSO (ばっそ) BH (びーえいち) BRIDGESTONE (ブリヂストンサイクル) BIANCHI (ビアンキ) BMC (びーえむしー) CANNONDALE (キャノンデール) CARRERA (カレラ) CENTURION (センチュリオン) CERVELO (サーベロ) COLNAGO (コルナゴ) CORRATEC (コラテック) DE ROSA (デローザ) EDDY MERCKX (エディ・メルクス) FELT (フェルト) FOCUS (フォーカス) FUJI (フジ) GARY FISHER (ゲイリーフィッシャー) GIANT (ジャイアント) GIOS (ジオス) GRAPHITE DESIGN (グラファイトデザイン) GT (ジーティー) INTERMAX (インターマックス) JAMIS (ジェイミス) KOGA (コガ) KONA (コナ) KUOTA (クオータ) LITESPEED (ライトスピード) LOOK (ルック) LOUIS GARNEAU (ルイガノ) MASI (マジー) MERIDA (メリダ) OPERA (オペラ) ORBEA (オルベア) Panasonic (パナソニック) PINARELLO (ピナレロ) RALEIGH (ラレー) RIDLEY (リドレー) SCOTT (スコット) SPECIALIZED (スペシャライズド) TIME (タイム) TREK (トレック) WILIER (ウィリエール) ANCHOR →BRIDGESTONE の所参照 ARAYA http //www.araya-kk.co.jp/rinkai/ 新家工業株式会社輪界営業部 本来は鉄鋼屋 1903年に木製リムの製造を開始したところからARAYAの歴史は始まる。 1946年に完成車の製造も開始。「二台に勝るこの一台」 マディフォックスぺろぺろ AVEDIO (エヴァディオ) http //www.avedio.net/ ひたすら硬いレース向けフレームを作る国内新参メーカー…という評価だが実際は台湾のフレームメーカーのものを塗りなおしているだけである。でも良いフレームを持ってくるし塗装も綺麗。 厨二病患者御用達。のカラーリングを多数取り揃えている。最近はチタンにも手を出したらしい。 BASSO (ばっそ) BH (びーえいち) http //www.bhbikes-jp.com/ スペインのメーカー。 ここのロードバイクのXSサイズはトップチューブがシートステーの下に来るものがある。 ミキスト状態! BRIDGESTONE (ブリヂストンサイクル) http //www.bscycle.co.jp/ 国内最大手の自転車総合メーカー。 スポーツバイクはANCHOR(アンカー)の名で売られている。 http //www.anchor-bikes.com/index.html BIANCHI (ビアンキ) http //www.cycleurope.co.jp/bianchi/index.html 1885年にイタリアにて創業。 チェレステカラーが目印(イタリア語で「天空」) そのチェレステカラーは、その年のミラノの空の色を見て現地の職人が色を調合するみたいですよ。 なので、決まった色ではなく毎年違うという。 BMC (びーえむしー) http //www.bmc-racing.jp/ 元々は別メーカーの代理店だったがスイスの自転車大好きお金持ちおじさんに買収されて自分で作り始めた。 サイコガンダムみたいなトライアスロン用のフレームがなんかもうスゴイ。 CANNONDALE (キャノンデール) http //www.cannondale.co.jp/ 1971年にアメリカで創業。 自転車素材といえば細身のクロモリだった世の中に 大口径アルミパイプを用いたフレームで一世を風靡した。 いまでもアルミといえばキャノンデールと言われるほど アルミの加工技術には長けている。 2003年に事実上の倒産をしており、現在はアメリカのアウトドア総合グループであるドレルインダストリの傘下である。 2010年には自社工場も稼働を終え、現在では カーボンモデルにも著しい成長を見せている。 ちなみにキャノンデールはオートバイも作っていた。しかし倒産した 理由そのものがこの事業に失敗したためである。 CARRERA (カレラ) http //www.dinosaur-gr.com/ カレラはやっぱりアシュラ男爵。 基本、フレームセット売り。 CENTURION (センチュリオン) http //centurion-bikes.jp/ CERVELO (サーベロ) http //www.eastwood.co.jp/lineup/cervelo/index.html カナダのメーカー。トライアスロン用のフレームを元にしたエアロ形状のロードバイクでみんなをメロメロにした。 創業者のブルーメンさんとホワイトさんが設計しているのでここの自転車にはvroomen white designと書かれている。 ブルーメン・ホワイトさんの設計ではない。 COLNAGO (コルナゴ) http //www.colnago.co.jp/ 1953年にイタリアで創業。 CORRATEC (コラテック) http //corratec.globeride.co.jp/ 1982年にドイツで創業。 DE ROSA (デローザ) http //www.derosa.jp/ EDDY MERCKX (エディ・メルクス) http //www.fukaya-sangyo.co.jp/eddymerckx/ FELT (フェルト) http //www.riteway-jp.com/bicycle/felt/felt_top.html FOCUS (フォーカス) http //focus.globeride.co.jp/ FUJI (フジ) http //www.fujibikes.jp/ GARY FISHER (ゲイリーフィッシャー) http //fisherjapan.com/ マウンテンバイクを世界で最初に作った男のブランド GIANT (ジャイアント) http //www.giant.co.jp/giant12/ 1972年に台湾で創業。 コスパ最高。 分からなかったらとりあえずこれ買っておけば間違いないと言われる。 GIOS (ジオス) http //www.job-cycles.com/brand/gios/about.html 1948年にイタリアで創業。 GRAPHITE DESIGN (グラファイトデザイン) http //cycle.gd-inc.co.jp/ 日本のゴルフメーカーが自転車界に参入。カーボンシャフトの技術をカーボン自転車に活かす、らしい。 中の人は元ブリジ(ry 日本の実業団チーム VAX RACINGが使用。 GT (ジーティー) http //www.riteway-jp.com/bicycle/gt/2011/gt2011.html INTERMAX (インターマックス) http //www.intermax.co.jp/ 元シマノ社員、"近代"ツールドフランス初出場(未完走、戦前に初参加者がいます) 最近の日本人選手の活躍のおかげで経歴が霞み気味の今中大介さんプロデュースのブランド。 シャチョー、心拍の話は飽きたっすよ。 JAMIS (ジェイミス) http //www.jamis-japan.com/ アメリカのビーチク屋さんから始まったメーカー KOGA (コガ) http //koga-bikes.jp/ スカンジウムで有名。ハイエンドのコスパは良い。 2009年に別府史之が載ってシャンゼリゼで先頭を引いて敢闘賞を獲得した のは記憶に新しい。 KONA (コナ) http //www.konaworld.jp/ KUOTA (クオータ) http //www.intermax.co.jp/products/kuota/index.html 2001年にデビュー。現在AG2Rラモンデアルがツールなどで使用。 日本では宇都宮ブリッツェンが使用。 LITESPEED (ライトスピード) http //www.litespeed.com/ LOOK (ルック) http //www.eurosports.co.jp/ フランスでスキーのビンディング屋さんをしていた。 1983年に自転車に参入。クリップレスペダルの先駆け。 LOUIS GARNEAU (ルイガノ) http //www.louisgarneausports.com/bike/ カナダの自転車用アパレル会社から始まったブランド。 元々自転車の製造販売は日本の会社がライセンスを受けて行っていたため、 ルイガノの自転車というのは日本にしか無かった。 途中から本社でも作り始めた、GARNEAUってロゴが本社産の証。 日本の会社がロゴだけ貼ったやつはLOUIS GARNEAUって全部入ってる。 2010年モデルあたりからグローバルモデルにも力を入れ始めた、ので今後のロゴはどうなるか不明。 カナダで生まれて日本で育った自転車が、世界へはばた・・・くのか? MASI (マジー) http //www.eastwood.co.jp/lineup/masi/ MERIDA (メリダ) http //www.miyatabike.com/merida/ 台湾のメーカー、MTBでは世界選手権常勝。 他メーカーのOEMも作っている。 あなたの自転車は実はメリダ製なのかもしれない。 OPERA (オペラ) http //www.riogrande.co.jp/pinarello_opera/opera/ ピナレロから生まれたメーカー。 ORBEA (オルベア) http //www.dinosaur-gr.com/ Panasonic (パナソニック) http //cycle.panasonic.jp/products/pos/ 実はツールドフランスも走ったことがある由緒正しい自転車屋さん。 金属製フレームをフルオーダーすることが出来る。フルオーダーにしては安いし、納期も早い。 PINARELLO (ピナレロ) http //www.riogrande.co.jp/pinarello_opera/ 1953年にイタリアで創業。 RALEIGH (ラレー) http //www.raleigh.jp/ RIDLEY (リドレー) http //www.ridley-japan.com/ 1990年にベルギーで創業 SCOTT (スコット) http //www.goldwin.co.jp/scott/bike/index.php 1958年にアメリカで創業。最初はスキー用品屋さん。 SPECIALIZED (スペシャライズド) http //www.specialized.com/ja/ja/bc/home.jsp 1974年にアメリカで創業。 TIME (タイム) http //www.dinosaur-gr.com/ LOOKから派生して誕生したブランド。 RXR ULTEAMは2009年に新城がツールで乗っていた。 高い。おっさんになったら乗りたいな。 TREK (トレック) http //www.trekbikes.co.jp/ 1976年にアメリカで創業。 WILIER (ウィリエール) http //www.wilier.jp/ 1906年にイタリアで創業。厨二心をくすぐらせる十字架マークがロゴ。 チェントウーノスーパーレジェーラ!(百一超軽い)
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最終更新日:2023.12.3 ●自転車の粗大ごみから出品できない理由と自転車廃棄の前の最初に考えておきたいこと 2023.3.26 ◆中古自転車で確認すべきポイント、●中古自転車を買って失敗が少ないのは「新車も売っている個人店」 2022.10.23 ●中古自転車を買う時のポイント・・・? 2021.10.31 ●中古自転車は割に合わない 〃 ●"完全"オーバーホールした中古の一般自転車の需要が皆無に等しい理由(追記 2021.11.7) 2021.5.2 ●「状態の良し悪しの判断が出来ない人は」中古自転車を買わないこと 2021.4.18 ●中古パーツのリスク 2021.3.21 ●中古で約3万円のスポーツ自転車? 2021.2.14 ●ワッシャーなし中古自転車 2020.11.15 ●中古自転車購入前のオンライン相談 2019.6.2 ●知らないから中古で十分と思い込む 3.24 ●中古自転車の悪い見本 2018.10.14 ●[重要]フリマアプリや知人間で自転車を譲渡する際の注意点 9.9 ●安い物には理由がある 5.27 ●中古車のリスク 2.4 ●整備内容と実費の計算 2017.10.8 ●中古自転車は基本的に微妙 6.4 ●中古自転車は得? 3.12 ●見た目は綺麗でも・・・? 2016.4.24 一般車(ママチャリ)の選び方からページ移動 4.17 ●中古自転車の見えない部分 2.14 ▼中古自転車について (2.21追記 ▼中古自転車のレストア●中古自転車を買うと損をする?!) ▼中古自転車について━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●「状態の良し悪しの判断が出来ない人は」中古自転車を買わないこと フレームの状態から、タイヤ・チューブのみならず、ブレーキシューやワイヤー類の劣化状態、 心臓部とも呼べるBBや前後ハブ(ベアリング)の状態、 ペダル取り付け部分・シートポスト・ステム・BB椀の固着の有無、 電動アシストであればバッテリーの状態など。 「"適正な状態にするために"どのくらいの費用が必要か」 理解できていないようであれば、「中古品を買う・貰う」というのは 安物自転車の新品を買うよりも損をする確率は高くなる。 (新品でも2万円もしないような安物自転車であれば、最初の工場での組み付けが酷いこともあるので注意が必要) [値段ゆえに、販売店での丁寧な納車前整備を期待すること自体が間違い] ※特に「ネット+中古+電動アシスト+折りたたみ」は最悪の組み合わせなので絶対に避けること。 ●中古自転車は割に合わない 貰ったとか安く買えたことを喜ぶような人もいるかもしれないが・・・ ★年式が新しい(発売されて5年以内) ★特殊な規格を伴わない車種 且つ「★走行距離がほぼない」という 「奇跡の条件」が整っているような場合を除き、 大抵は「まともな状態」にまで整備することを思えば、 2万円台の安物自転車でも買ったほうが手っ取り早い。 しかし、元々のフレームやフォークの質が高く、 まだそれほど痛みがなく「整備するだけの価値があれば」 【重要】「きっちりとお金をかけた上で」 数万円払ってでも整備・改修したいのであれば止めはしない。 (しかしアルミフレーム車は微妙、カーボン車は論外とする) 一方で、 ▲「中古自転車」の機能改善のために「ケチって安く上げようとする」 ▲「最初から予算がない=金を掛ける気がないのにカスタムしようとする」 というのは愚の骨頂。 そもそも、お金がないのにブランド品やまともなものを欲しがる時点で間違い。 生活の足として必要不可欠であれば尚更ケチる意味が分からない。 単なる嗜好品であれば、趣味にするのはやめたほうが良い。 液剤どうこう以前に、最初からパッチ貼り不可能な通称ヌルヌルチューブなどがないであろう、 実用上での下限価格帯の3万円台の安物自転車に、 適正な空気圧管理のためにACA-2だけ取り付け、 556ではなく安い機械油を購入し、ベタベタにならない程度に適度に塗付、 あとは直射日光に長時間当てないなど、 「できる限り壊さないように丁寧に扱う」ということを心がけるほうが先決。 ◆中古自転車で確認すべきポイント www.youtube.com/watch?v=FJd7qGIqntI 安物自転車でさえも価格が上昇しているにもかかわらず、 庶民感覚として未だに1万円自転車が当たり前にあると思ってるような人達には こうした有益な情報が届くことは決してないとは思うものの・・・念のため注意喚起。 ※リムはそれこそ「ニコイチ(別々のパーツ組み合わせ)」で車輪ごと交換しているかもしれないので 年式の参考にはならないとは思うのと、年式よりも「距離」が重要なので 後半で言及されてるように「使用感」でパーツごと判断したほうが早い。 ・ブレーキレバーや変速に違和感あるものNG ・ライト点灯しないのは論外 ・タイヤに「ひび割れ」がないかどうか ▼【ガタがあるのは全部やめといたほうがいいです】 ・クランクにガタがあったら(直すのお金かかるので) ・車輪を持って左右にガタがあったら ・ヘッドパーツにガタある時点で ・変速の調整も出来てないのは買わなくていいです ・前フォークが歪んでるのは衝突してるので絶対やめといたほうがいいです ・錆はあまりにも酷くなければ許容範囲 ・グリップやサドルの使用感も確認 ◆ペダルも駐輪場での強風転倒で「ガタが出やすいパーツ」なので要確認。 ★結論:何が問題か見分け出来ないような人は、中古自転車なんて買ったら損しますよ? ●自転車の粗大ごみから出品できない理由と自転車廃棄の前の最初に考えておきたいこと news.yahoo.co.jp/articles/3576394dd768e73cd1e357cfa117c7f3c94042ad?page=2 こちらが候補となる品物で、こちらは出品できない物。その中には自転車もありました。 伊地アナ「状態の良い自転車、使えそうな家電製品、扇風機とか健康器具とかもダメなんですか」 山添さん:「自転車は私たちだけでは整備ができない。 それなので、購入者の安全を担保できないということで販売していない。 防犯登録していれば所有者不明で譲渡が不可能なため 「処理」で売ることは盗品の流通を促しかねないので出品は考えていない という実務的な話かと思いきや、それ以前の話。 多くの部品で構成され、尚且つ「乗り物」という特性を理解していれば 「得体のしれない状態の物」を中古で買うことは避けるべきだろう。 新車も売る店であれば下手なことをすれば評判にも関わるので 「怪しい状態の自転車」を販売する確率は低いと思われるが… ▲整備のイロハも分からないようなリサイクルショップ ▲「とにかく安売りすることしか考えていない」ような中古専門店 新品でも分解してみないと製造不良品も混ざっているというのに、 ましてや「▲状態確認すらロクに確認できないネットで中古で自転車を買う」など 部品取りや小道具でもなければ、あまりにもリスクが高いことが分かる。 廃棄時を考えると 最初の購入時に「時々中古自転車も販売してる(量販店ではない)実店舗」を選び、 「余程状態が良ければ」不要になった際に購入店に安いか無料で お金を払って粗大ごみに出すことなく引きとってもらえる可能性はあるが、 量販では最初から業態として中古車販売できる古物商の許可すらないだろうから無理な話。 無論、問題のある個人店も枚挙に暇がないので過度に持ち上げる気もないが こうした利点があることも予め知っておきたい。 ●中古自転車を買って失敗が少ないのは「新車も売っている個人店」 www.youtube.com/watch?v=Xg4uqshxuJ0 「評判に関わるため下手な代物は出せない」ため。 ※しかし必ず中古自転車の在庫があるとは限らない。(初対面で融通を利かせてくれるなどとは考えないこと) 頻繁に問い合わせても営業妨害扱いされるのが関の山。 但し、それ以前に「色んな意味で怖い店」も少なくはないのと「普通に挨拶をしただけ」でも 「そのときの気分」ならまだしも (安値作業なのに嫌な小言を浴びせ続けられたり、モンスタークレーマー退治に明け暮れて) 日常的な会話でのコミュニケーションが困難なケースも珍しくない 「異質な業種」として予め身構えておく必要がある。 中古自転車は特に 未だに1万円で新車が買えると思っている人達にしてみれば救世主のような存在でも・・・ 「買ってから即修理が必要で1万円以上かかる」なんてこともありうる。 「これだったら最初から2万円出してでも新車買えば良かった」と後悔しても遅い。 ※防犯登録の数少ないメリットとして職質短縮以外に、 中古自転車として売る前に「本人が所有者であることの証明」になり、 「登録抹消」することで正式に販売が可能になるが・・・ 全ての中古自転車がそのような状態かといえば、 放置自転車で撤去されたものなど、正式な手続きが踏まれていない物もあり、 元々盗難車かもしれない車体番号を削っている物すら流通しているが・・・ 動画内でも言及があるように、買うことをすすめない。 状態を確認できないのに(新品・中古問わず)ネットで自転車を買っても良いのは本来 「自身で修理対応できる・目利きが出来る人」だけ。 ●"完全"オーバーホールした中古の一般自転車の需要が皆無に等しい理由 「中古自転車とは雑整備で売らなければ利益にならない」 各所のパーツ交換をすればするほど、丁寧に整備すればするほど費用が嵩み、 販売価格に上乗せしなければならなくなる。 技術の安売りをしているような破滅主義的な経営方針の人達は考慮しないとして、 (※"安く整備してもらえるのが当たり前"という扱いをされるのが関の山) まともに商売として考えると「安い=ほぼ整備していない」となる。 よって中古自転車というものは 「パーツ取り」や「思い入れのある車種」のような場合を除き、 購入の選択肢から除外することが大前提。 個人単位でネットで販売されている自転車は「目利きができる人」用であり、 ネット通販での自転車本体購入自体が、新品であったとしても 「玄人向けの購入方法」と強く認識しておきたい。 ━店向けの内容 そもそも「中古自転車を求める客層」というのは、 【▲とにかく絶対的な安さ】を求めているわけで、 「2万円や3万円以上になってでも中古の完全完璧な自転車が欲しい」わけがない。 (そんな自転車を求めるのであれば、まず「新品の自転車を購入する」に向かう) 「他店とは違う丁寧に整備できる技術」を売りにしたいのであれば、 「量販PB車」と「まともなメーカー車種」の「新車の時点でのパーツの差異」 および「納車前の整備の方法の違い」について細かく紹介し、 空気入れや注油方法や車体カバー取り付けなど 「日常的なメンテナンス方法」に理解を示してもらう方向から、 更に確実な利益に変換するために、 「客の質そのもの」を向上させる方法として、 「乗り比べ」「期間レンタル(要保証金)」だったり「説明の商材化」など、 「基礎工事としての土壌作りの策」に尽力することが近道に思える。 基本的に中古自転車を求めるような客層に関わること自体を避けるべきに思えて仕方ないが、 まず、断るべき人達に対しては丁重にお断りし、 その上で、説得を試みるのであれば、人を見分ける力が余程しっかり身についてから 「中古自転車を安く買えば得になる」と思い込んでいる明らかな間違いを、 軋轢を生まない綺麗で納得させやすい言葉を選びつつ極めて慎重に挑むしかないと思われる。 (追記 2021.11.7) 「技術の研鑽のため」という理由から、完全オーバーホールとして年数回は分解整備しておきたい場合は、 「福祉事業所」に打診をした上で、必要であれば提供するような形が理想的。 「生活に必要ではない"浪費"」には躊躇わない一方で、 "生活に必要不可欠"であっても「自転車ごときには数万円も金を使いたくない」という 中古自転車を目当てにゾンビの如く店を漁りに来るような者達の誤った感覚を是正するためにも、 完全にオーバーホールしたような自転車を 安易に提供するようなことは避けたほうが良いと言える。 ●中古自転車を買う時のポイント・・・? nikkan-spa.jp/1864780 動画部分が本編とすれば記事は内容が薄すぎて中身なしに等しい。 BBの状態やフレームの状態も見極められないのに、 中古を買ってしまうことが果たして得なのだろうか? 店に持ち込んだとしても、 後に面倒なクレームを叩きつけられるリスクを考慮すると、 快く整備を受け付けてくれるとも限らず、 割引料金になる確率も非常に低く、 優先的に作業や整備をしてくれるとも限らない。 金払いが良く事情も汲んでもらいやすい自店の顧客を優遇するのは商売人としては当然。 そもそも、アマチュアレースに出るわけでもなければ、 日常的には公道でレースが許可されているわけでもないのに 高額スポーツ自転車を買おうということ自体が・・・、 幅寄せ車に常に怯えながら「車道を走行させてもらう」ような形になってまで 選択する価値があるのだろうかと個人的には思う。 ●中古パーツのリスク www.youtube.com/watch?v=TiBnWVgGCd4 自転車本体ではないが、中古パーツでもリスクがある。 当然、新品の時点で初期不良のケースもあるが、 現行品であれば新品への交換や、 (使用状態にもよるが)返品も可能な場合がある。 ※実店舗の新品でも「長期在庫で問題が発生している場合もある」ので要注意。 特にゴム製品は要注意で生産時期から5年を経過しているものは出来るだけ避けたい。 金属製品でも、湿気が多ければ内部結露からの錆びが発生していないとも限らない。 だからこそ、リスク軽減のためには 「新品」且つ「現行品」を買うというのを最優先で考える必要がある。 ●中古で約3万円のスポーツ自転車? 「歩道メイン」で「ほぼ徐行」でしか使わないのであれば、 「ハブやBBにダメージがない前提で」一般車の中古という選択肢もあり得るものの、 対照的に公道で速度の出しやすいスポーツ自転車に乗るという意味を 購入希望者が、どこまで理解しているのかというのもある。 一般車と比べて速度が出しやすいスポーツ自転車なのに「中古品」では安全とは言い切れない。 どれだけ基本性能が向上しても、速度が出しやすい=軽量=頑丈とは限らないと考えるのが妥当。 そして、これまで「どんな車種を、どのような使い方で乗ってきたか」が重要。 「1,2万円ほどの安物自転車」を「ほぼ無整備」で使ってきたのであれば、 「約3万円ほどのスポーツ自転車もどきの新車」でも違いに気付くだろうし、 どうせ今後も無整備を貫くのだろうから、 飽きて廃車にするとしても、出費も抑えられるので最適。 「これまで外装変速の安物自転車に乗っていたが、 今度は本格的なスポーツ自転車に乗ってみたい」 ↓ でも「自分で整備したくない」「店に行くのも費用をかけるのも面倒」 ↓ 「費用面から中古車で考える」 ↓ 「ネットの中古車は見極められないから自転車店にあるのを探す」 という感覚かもしれないが、 基本的に新車を売っている自転車店に状態の良い中古自転車があること自体が稀。 そして、「フレーム色もサイズも丁度良い条件」が揃っているとも思えず。 どのみち、中古専門店であったとしても、 最低でも10万円以上するような"本物の"スポーツ自転車で 且つ良い状態であれば、到底3万円程度の安値で買えるとも思えない。 もしくは、安く買えたと思っても、完全分解からのレストア整備のためには、 各種パーツ交換が必須で(整備費用込み)+3~5万円必要になるはず。 整備しなければ「思ったほど走らない」、まともに整備するには「お金が必要」。 「だったら予算内で新車買ったほうが安い」という結論に至るために、 自転車店でも買い替えを薦められるケースのほうが多いとは思うが、 数十年前の一般車のように、余程状態が悪くなければ「整備したほうが得」という場合もあるので、 まずは「手持ちの自転車があれば、整備する価値があるかどうか」から考え、 中古自転車を1から整備するなら機能的に速度の出しにくい一般車から挑み、 スポーツ自転車の新車を買うとしても、詳細な用途を見極めることを薦めたい。 ●ワッシャーなし中古自転車 cs-shinwa.sblo.jp/article/188396063.html 新品の自転車の組み付けですらグリス補充無しどころか、 締め付けが甘いか極端に硬すぎるということも珍しくない中、 中古自転車であれば個々のパーツ状態の見極めから、 個別にパーツの交換、スポークの張り調整、サビ取り、グリスアップから全体的な手直しまで、 元の状態が酷ければ酷いほど、正常に補修出来ている自転車は「激安で販売出来るわけがない」という 当たり前を知らなければ「安ければ構わない」と勘違いしてしまう人もいるのだろう。 ●中古自転車購入前のオンライン相談 cp-wheel.com/second-hand-bike-purchase-on-line-discussion/ 中古自転車の持ち込み対策としての一案。 しかし「現物を隅々まで確認しない限り」状態見極めが困難というのもあるのと、 そもそも購入前にしっかりと相談するという概念がある慎重な人は 中古自転車を買わない気もするという難しさ。 それでも、安易に中古自転車を購入されてしまうことに対して少しでも歯止めになり、 今ある手持ちの自転車の補修が得か、新車への買い替えのほうが得かを 知る機会にも出来るのであれば意味はあると言えるのかもしれない。 ●知らないから中古で十分と思い込む ■いつも考えていることとして 「まともに整備されている自転車の本当の実力を知らない」から 安値で手に入るもので真っ当に走れると勘違いしてしまうのも仕方がないのもある。 それは何十時間くどくどと説明するよりも 「典型的な中古ボロボロの"物体"」と「中古だが完全整備ママチャリ」の 「乗り比べ」をしてみれば「余程の鈍感な人以外」分かるはず。 その上で、 「このボロボロから、この完全整備車まで仕上げるには 【パーツ交換がこれだけ必要で、これだけの作業と時間が必要なので】 ●万円以上必要になるんです」 という説明しても納得できないようであれば たぶん何を言っても話が理解できるはずもないので、 「感性があまりにも違いすぎて相容れないと思うので、これ以上はお時間が勿体ないですよ」 として帰ってもらうしかない。 ●中古自転車の悪い見本 blog.livedoor.jp/shokoucycle/archives/15646105.html 他店購入の中古自転車を下取りして、当店の中古自転車にお乗り換えいただきました。 購入から1週間程度とのことでした。 1:BB(ベアリング 球)がボロボロ 2:車輪ハブの締めすぎとベアリング(球)が錆まみれ 3:錆だらけのチェーン 4:噛み込んだチューブ 5:すり減ったブレーキシュー 6:錆まみれのブレーキワイヤー 7:錆のある変速ワイヤー 8:破れているサドル 改めて 「目利きが出来ないなら中古自転車は買うべきではない」と忠告する。 これなら1万円で安物自転車を買ったほうがまだマシ。 いくらで仕入れたか分からないが、個人的には フレーム等の主要パーツが無事であったとしても 「"5000円あげるから"引き取ってくれ」と頼まれても要らない。 処分のために分別する手間と費用を考えれば割に合わない。 ●[重要]フリマアプリや知人間で自転車を譲渡する際の注意点 防犯登録についてから。中古自転車に関する事なのでこちらにも。 bouhankun.com/qa/ Q3:フリマアプリで入手した自転車に前の持ち主の防犯登録が残っている。 前の持ち主とも連絡が取れない。なんとか前の持ち主の防犯登録データを抹消したい。 A3:防犯登録データは個人情報のため、本人の了解なしに他人が抹消することはできません。 前の持ち主の防犯登録データが残っていても、譲渡証明書があれば防犯登録は可能ですが、二重登録となってしまいます。 職務質問にあった場合には前の持ち主との関係を聞かれたり、 ご自身の持ち物であることの証明を求められる可能性があります。 bouhankun.com/cancellation_change/transfer/ <防犯登録データの抹消を行わずに自転車を譲った方のリスク> 譲った自転車が盗難に遭ったり、犯罪に使われた場合、もう使用していないにも関わらず、 所有者の一人とみなされ、警察から事情を聞かれる可能性があります。 <前の所有者の防犯登録データが残った自転車を使用するリスク> 受取った自転車に登録されている他人のデータは抹消ができないため二重で防犯登録をすることになります。 警察から前の持ち主との関係を聞かれたり、自分の自転車であることの証明を求められることがあります。 安いからと安易に手を出してしまうと面倒なことになる。 (盗難時に役に立つどうかは別として、職質での無駄極まりない時間ロスを避けるなら) 面倒な手続きでも真摯に対応してもらえるような相手かどうか、 事前に念入りに確認し「手続き無視」を防止する必要がある。 ●安い物には理由がある 通販での自転車本体の購入と同じで、 「何が良くて何が悪いのか、目利きができないのに中古自転車を買うと損をする」。 一方で、部品をほとんど「新品に」交換、「BBやハブも含めてフル分解」して 「調整・整備済」で、それでも1万円以内というのは、 「時間工賃からして普通に考えればありえない」ため、怪しむべきだろう。 ちなみに、 「(量販仕様でもなく)ブリヂストンやパナのようなメーカー車の中古で状態の良いものが1万円以内」はまずないと思ったほうがいい。 (大切に使っていたとか、短期間で買い替える事情があった場合などの特別な理由でもない限り) ”普通に”使用することを薦めることが出来るような状態にするためには補修費用が必要。 例えば、バッテリーが完全に終わっている10年以上前の電アシで 現行品とのバッテリーの互換性もなく、補修部品としてのバッテリーのメーカー在庫も切れているような 「実質的に重いだけの廃棄物」であればあるかもしれないが、当然「金をドブに捨てるようなもの」でしかない。 ●中古車のリスク cycle-keymart.com/?p=369 中古車というのもリスクが高いですね。(たまに販売している身ですが。) 購入する際は、各パーツがどういう状況であるのかをお店に確認した方がいいと思います。 特に見えない部分であるタイヤの中のチューブはどうなのか、そもそも確認してから販売しているのかどうかですね。 どこがどうなっていて、どういう修理をしてから販売できる状態に仕上がったのか、 しっかり把握できていないお店では買わない方が無難です。 買ってから実は事故車で、修理箇所を全部直したら新車を買った方が安かった、なんて事例も少なくありません。 個人的にはカップ&コーンであればBB(ボトムブラケット)や、車輪軸のベアリング部分へのグリスアップが施されているかどうか、 ペダル軸・ステム・BB・シートポストが固着していないかどうかの確認も忘れずに確認することを強く薦める。 そもそもタイヤ・チューブを新品に交換していないとか、 ブレーキやシフトワイヤーが錆びているとか小汚い塗装で誤魔化しているようなものは論外。 ●中古自転車は基本的に微妙 「乗れればいい、安ければいい、ちょっと乗るだけだから」 自転車は整備が必要な乗り物であって、状態や整備状況を見て不十分で 本来の性能を全く活かせていない時点で自転車と呼ぶに値しない。 例えば「ブレーキがロクに効かない、反射板がまともに機能していない」ような、 本来の機能を無視して「自転車未満の何か」を「(普通に走る)自転車」と言い張るような人は乗り物を所有するべきではない。 そして、中古専門店でも自転車店の中古車でも ビンテージでもない安物自転車を完全に分解→チェックして消耗品を全て交換→錆取りやフルグリスアップ等をする オーバーホールを行えば、1万円以下などの値段で売れば(余程余ったパーツを無料奉仕する感覚でもなければ)赤字になるため、 まず間違いなく”ある程度の整備しかしていない物”」ということを理解した上で中古自転車というものを見てもらいたい。 タイヤ・チューブ・カゴ・サドル・ワイヤー類は新品に交換していたとしても、 (かけられるコスト的に低品質で)最低限の性能のみを引き出しているに過ぎず、 「BBの分解・グリスアップ整備はしていますか?」と聞いて、大抵は「何もしていない」という答えが返ってくるはず。 ●中古自転車は得? jitensyazamurai.com/db/archives/7282 長く乗るなら、修理やメンテを考えるとお安めの新車の方がかえってお得になるんじゃないか? って。 短期、もしくはあまり乗らないなら、レンタサイクルって手もあります。 通勤通学で使っていたが残り半年しか使わないのに壊れて(=メンテ不足や走行方法など問題があって自ら壊して) 修理をすれば高くつくからという理由だったり、 単身赴任で半年~1年居るだけであれば費用を抑えたい気持ちもあるとして、 期間が短いのであれば (まともに整備が行き届いておるのかどうか怪しいところもあるようだが)「レンタサイクル」が 一番用途には合っている気がする。 少なくとも1年以上使うつもりで、何をどう見ればいいのか目利きが出来ないような段階であれば 中古自転車を買うメリットは低い。 自転車の場合特に「ただ(に近いもの)ほど(後で修理費が)高いものはない」ということで、 素直にそれなりの資金を溜めて購入し、愛着を持って大切に乗ることを強く薦める。 ●見た目は綺麗でも・・・? ▼走行不可な中古の原付(スクーター) takesno.com/archives/3145 外装はメチャクチャキレイなのですが、後輪を駆動させる部分のシャフトの溝が完全にナメてしまっていて 空転してしまっていました。(最初は運良く走っていただけの状態) 完全に直すのには下手すればエンジンから交換しなければならない程の重傷車だったのです。 これは原付の話だが、中古自転車にも同じことが言える。 「ここが壊れてるから買い替えたほうがいいですよ」とセールストークで使われやすい箇所として 「ハブ周辺(車輪の中央部分の回転部分)」と「BB(ペダルの車体根元側にあるほうの軸周辺)」がある。 (軸・内部の球・球を保持する部分(椀やリテーナー)など) スポークの折れや錆びのようなすぐ気づかれてしまうような箇所は補修か、その部分ごと廃棄として、 分解しなければ気付きにくいような箇所でも 「中古だからこんなもん」ではなく 「責任を持ってしっかりと分解整備しているのかどうか」というのを 見極めることができるのかどうかが中古自転車を仕方なく買わなければならない場合のポイント。 だからこそ 「素人向けではない」のと、「状態確認もできないようなネットで購入するのは基本的に薦めない」。 パーツ取り用なら外れかどうか確認して使用可否を判断すればいいだけでも、 「車体そのものを使う」ということであれば 例えば、アルミフレームに気付かないレベルのクラック(割れ)が内部にあった場合、 判断がつくのかと考えると、やっぱり個人的には使いたいとは思わないし、おすすめもしない。 (個人で非破壊検査機器でも所有していて自由に使えるなら問題なくても実際は非現実的) ●中古自転車は得? jitensyazamurai.com/db/archives/3963 「自転車には車検がない」ということが全て。 自動車メーカーの管理する中古車販売のようなものが、「自転車には存在しない」ということを 知っていてもそれでもリスクをとるのは自由だが薦めはしない。 通販購入同様に、素人向けに思えて非常に玄人向けということを理解する必要がある。 →きちんと乗れるように修理すると購入代金を超える、新車を買ったほうが安い →気にせず乗っていたが、結局修理をしなければならなくなったときに本体買い替えしかないほど酷い状態 見ただけでも分かる避けたほうがいいものとしては 「錆が出ている」(錆を隠すために小汚い塗装を施しているのも当然論外) 「タイヤにヒビがある」(まだ乗れると言われても、信用すべきではない) これらがなかったとしても見えない駆動部分のハブやBBが痛んでいたり、 フレームにじっくり観察しないと分からないような微細な亀裂が入っているようなものも非常に危険。 ●状態判断が可能 ●パーツ取り用 ●(絶対に乗らない)オブジェや小道具 これらを目的として買うのであれば使い勝手は良い。 ●中古自転車を買うということ 目利きもできないネットで中古の安い自転車を買うのは相当のリスクがあると認識すること。 整備前提だったり、フレームにひびがあったりする可能性もある。 自転車店で「メンテした箇所の記録のある」中古自転車ならマシだが、 それが(工賃の安売りをしていなければ)格安で売られていることは稀。 ●譲渡証明について 防犯登録が抹消されておらず、また防犯登録の期間が切れていたとしても、 譲渡証明書によって所有者が変更されたことが明確ではない中古自転車は購入すべきではない。 その番号に手が加えられているものは公営であろうがなかろうが、購入は避ける。 また、フレームの劣化具合の詳しい状態も分からないため、そもそも選ばないほうが良い。 (余程の高級品でもなければ、非破壊検査に出すようなことをすればその時点で商売にならないだろう) ●リサイクルショップの中古チャリは“現状渡し” www.cycle-hokuto.com/blog/?p=702 点検や整備を行わず、カンタンな拭き掃除だけして、そのまま”現状渡し”で売っているモノだ、 ということをよ~く理解したうえで買うようにしてください。。。 ●中古自転車の現実 自分で状態を見極められないのであれば中古自転車を買うべきではない。 「直せば乗れるから大丈夫」 「オークションで買ったとしてもどこか組み立ててもらえる店を探せばいいだけ」 フレームや各パーツの状態は? どれだけ手直ししても新品より安くなるという確証は? ●中古自転車のレストア(オーバーホール) 市販されている中古自転車や自転車店のどこでもやっていると思ったら大間違い。 普通の店で頼めば作業以外を含めた工賃だけでも2万円以上、 タイヤ・チューブ・ワイヤー等のパーツ代込みで 最終的に販売する価格が4万円程度となっても全く不思議ではない。 それでも「中古」。 破断を防ぐ意味でも金属披露の度合いを正確に調べようとすれば非破壊検査に出す必要があり、 そうすれば中古を買う意味が全くなくなる。 そして、パーツの代用が出来る規格であればいいが、それが出来なければ一体どうするのだろうか。 ・ヘッドパーツグリス交換 ・スポーク清掃、ニップル交換 ・クランク廻り整備 ・BBグリスアップ、ペダルグリスアップ ・後輪センター出し ここまで手を入れて整備する店は全国的にも数えるほどしかないような気がする。 通常、中古自転車を持ち込んでこうした補修をお願いすれば工賃だけで2万円以上は確実。 「面倒だから断る」「新車買ったほうが安い」という店も少なくないだろう。 ●中古自転車を買うと損をする?! 古田輪業.com/2015/11/09/中古自転車を買うと損をする?!/ 中古自転車というのはこの消耗品を変えずにほぼそのまま売り物にしています。 買ってすぐにタイヤを交換する羽目になったり、乗って違和感があるので見てもらったら結構な修理代が… コレで得したと思った分チャラですよ。新車だったらメーカーに文句の言いようもありますが、中古では無理。 すぐパンクして買った自転車屋にクレームを入れると「中古ですからねぇ…」といわれるのがオチです。 「売り物にするならちゃんと整備しろ!」といわれそうですが、 まともに修理すると、新車が買える値段になるんです。 やらない、と言うより出来ない。タイヤ一本買えたら数千円するのに、 ワイヤーは解れ、チェーンにはサビが、しかも少し異音が。 「あんまり手をかけると商売になんないから油でもさして軽く拭いて並べとくか」 これ、妄想じゃないですよ。経験談です。私もそうやってましたから。 もちろん実際にはちゃんと点検して安全面では問題ないことを確認して店に出していましたが、 全部分解してみるわけにもいきません。 新車を組み立てるより、中古自転車を直した方が何倍も手間も時間もかかる以上、そうせざるをえないのが実情です。 部品代もかかるし。 ●中古自転車の見えない部分 takesno.com/archives/2700 外観は大丈夫でも、今動いていても。 部品は消耗・摩耗して行きますし 中古だったら前の持ち主の状態から消耗が続いています。 だから、実は裏では蓄積されていて購入後にドコかが表立って故障するという可能性もゼロではありません。 あと目に見えない内部・細部の清掃まで済ませている所なんて多くないと思います。 そこまでしていたら、正直採算が合わないでしょうしね。 自分が新車から乗り続けていたら、摩耗や消耗も自分が使用したことによるものですが、 中古車のそれは極端な話ですが 以前の持ち主さんが使用したコトによって蓄積した不備・不具合を修理する感覚です。 それを念頭に置いて、承知・覚悟しなきゃダメですねー。 なかなか完璧なモノってないですし、善し悪しの判別も難しいですし、もしかするとすぐに修理をしなきゃダメかも知れない…。 中古車のオススメしにくい所は、そういう部分なのです。 通販で完成車を買うケースと似ているかもしれない。 自分でフル分解出来て組みなおすことが出来るのであれば その不具合を解消することは難しくないとして「トータルで安くあげられる」かもしれないが、 目利きも分解組み上げも出来ないのに安易に中古自転車を選ぶということは 「故障の種」をすすんで買うようなもの。 ▼「中古自転車なんてどうせタダみたいな値段で仕入れているんだから安くできるだろ?」 という問いがあるとすれば、 「真っ当な整備をすれば利益がないどころか赤字で提供しなければならない」ので 部品交換と各部整備によって、中古自転車でも新車に近い価格になることを納得してもらった上で、 「安く売っても利益を得られるような整備しかしていない激安車」ではなく、 「不具合の起きにくい”普通に”乗れる自転車が欲しいなら」 それなりの予算金額を提示してくださいとしか言いようがない。 ●整備内容と実費の計算 blog.livedoor.jp/shokoucycle/archives/6981773.html 6400円(税込・防犯登録料込) 【防犯登録:600円】 登録抹消→新規登録で600円込みだろうか。 譲渡証明があっても名義変更になれば新規で登録料金は必要になりそうな気はする。 交換部品:前後輪タイヤ・チューブ 前後ブレーキワイヤー ブレーキシュー 後輪錠 前かご サドル ▼物凄く大雑把に激安パーツで計算 前後タイヤ&チューブ:セットで約1000円 前後ブレーキワイヤー:アウター&インナーセットで約500円 ブレーキシュー:約500円 後輪錠:約1000円 前カゴ:約1000円 サドル:約1000円 防犯登録料込みで約5600円 オーバーホール:前輪 後輪 クランク内部 ヘッドパーツ 見える部分の錆取りはしていないものの、 これだけの整備で料金800円というのはありえないがこの時点で利益なし。 具体的な内容は不明ながら もしヘッドパーツやBBの分解グリスアップ、前後輪もグリスアップから振れ取りまでするとして、 これだけの内容を大抵の店で6400円で依頼すれば、さすがに呆れて到底受けてもらえる仕事ではないはず。 (万が一余程の恩義や借りがある人であれば応えることがあるかもしれないが・・・) 例え車体がタダで他の車体の使えそうな部品を0円で取り付けたとしても普通に考えれば赤字。 引き取った自転車を軽く磨いて タイヤ・チューブは他の使えそうな自転車から移し替えか激安品を使って交換して あとは雑にねじ締め調整だけで5000円くらいで販売というのが一般的な中古自転車と思うので これだけの整備でこの値段であれば破格の安さなので需要は多いかもしれないが・・・ 逆にどうやってこれで利益を出せるのか不思議且つ技術の安売りが心配になる。
https://w.atwiki.jp/cycle-insurance/pages/13.html
自転車専用保険について紹介します。一般的に「自転車総合保険」と呼ばれるもの、つまり傷害保険と個人賠償責任保険がセットになったものが多いです。 カタログ的なところを紹介しますが、保険金の支払い状況などはまだ紹介できるネタがありません…。なお最新の情報ではない可能性がありますのでご了承ください。 当然ながら、ページの管理人・編集者は保険の選択、及びその後に起こった事柄について一切の責任を負いませんのでご注意ください。 Yahoo!保険 Yahoo!プレミアム会員専用保険「ちょこっと保険」です。自転車専用、休日専用、ジョギング専用…など様々なプランが準備してあります。 Yahoo!会員専用ということで、保険料のほかに別途346円/月が必要です。夫婦・家族で加入もできますが、保険料は更に上がります。引受会社は三井住友海上。(更新日:2009年4月10日) 自転車プラン 自転車プランでは、260円/月(スモールプラン)、570円/月(ミディアムプラン)、1070円/月(ラージプラン)の保険料で、傷害・賠償に対応してくれます。スモールプランでは入院時保険金が1000円/日、賠償責任保険が1000万円までとこちらも安いです。(更新日:2009年4月10日) 自由設計型プラン 自由設計型プランでは、保険額・保険料を自由に設定できるようになっています。『個人賠償責任保険だけが欲しい!』という方は、120円/月の保険料で5000万の保障を付けることもできます。(更新日:2009年4月10日) JCA 日本サイクリング協会の会員になると、年会費4000円で360万円の傷害死亡・後遺障害保険と3000万円の個人賠償責任保険がついてきます。なお入院・通院保険は追加の保険料が必要となっています。JCA主催のイベント参加料割引や、1泊2食で休暇村を利用すると室料が10%オフになるといった特典もついてきます。(更新日:2009年4月10日) Audax Japan(オダックス) Audax Japanはブルベと呼ばれる長距離ロングライド愛好家集団です。保険屋さんではありません。年会費は運営と保険料に用いられており、あくまでも愛好家集団です。スポーツエントリーでご存知の方も多いと思います。 入会資格は『20歳以上で長距離ツーリングの経験、および同等の力量のあるサイクリスト。保険だけを目的にした入会はできません。』ですのでご注意ください。年会費3300円で通院・入院保険や個人賠償責任保険までカバーされ、更にAudux Japanのイベントにスポット保険料なしで参加可能になります。なお入会時期は年末に限定されています。引受会社は共栄火災海上保険。(更新日:2009年4月10日) ユーロワークス Scuderia COLNAGOのHPに紹介してある保険です。リンクはこちら。傷害保険もですが、対人対物無制限の賠償責任保険と自宅保管時における盗難・破損保険も完備してあるのが特徴です。833円/月から加入できるようです。東京海上日動の超保険がベースとなっており、示談交渉サービスも付いているようです(未確認)。当然ながら引受会社は東京海上日動。(更新日:2009年4月11日)
https://w.atwiki.jp/longmemo2/pages/138.html
最終更新日:2024.3.17 ●学校指定でハンドル種別と変速機種別が内装3段に指定(一部外装6段可) 2024.3.3 ●通学自転車を早めに購入できない理由 〃 ●愛媛(中予地区)の通学自転車規定と車種依存しない方法 2024.2.18 ▲[業界の闇]通学自転車にベルトを薦めてしまう理由 2023.9.10 ●[栃木]地方なのに自転車事故が多い理由は通学自転車? 〃 ●[茨城県かすみがうら市]対象は3校のみで月額1650円 2023.9.3●[茨城県かすみがうら市]通学自転車のシェアリング 2023.3.26 ◆ママチャリのガチ勢がオススメする3つのポイントを参考に【全体解説】 〃 ●[愛媛]通学自転車規定(2023年:令和5年度) 2022.10.23 ◆[高知]通学自転車でママチャリが忌避される理由 2022.2.27 ●[愛媛]通学自転車規定:前年度からの変更点など 2021.11.28 ◆街灯なし区間のある片道10km以上の"走破性重視"で考えてみる ──────────────────────────────────────────── 最初に、通販での自転車本体購入のデメリットについて一読しておくことをお薦めします https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/75.html#warning ──────────────────────────────────────────── 2021.5.30 ●禁止規定の謎解き 2021.2.14 ●[愛媛]2021年度の通学自転車の規定 2020.12.6 ▼ローカル通学自転車ネタ3選の根幹に潜む問題点 2.16 ●[愛媛]通学車規定から見える傾向 1.26 ●"メーカー目線の"通学自転車選び 一般車(ママチャリ)の選び方から移動 2019.3.24 ●通学自転車の選び方(別の店) 3.3 ●[滋賀]通学自転車に荷台の学校規則と全般的な選び方 2.24 ●通学自転車にリアキャリアの謎 2.17 ●通学自転車の規定から見る傾向 2018.3.18 ●通学用の自転車で注意すべきポイント 2.11 ●通学車の選び方いろいろ ───────────────────────────────────── 自転車全般に関する内容は一般車(ママチャリ)の選び方をご確認ください。 ───────────────────────────────────── ■通学自転車─────────────────────────────────────── メーカー・店は自社自店にとって都合の良い内容を優先的に告知するため、 「実用的な目線が足りていない傾向が強い」ので補足する意味でページを作成。 ●通学車の選び方いろいろ prestigebike.hamazo.tv/e7855147.html 一番大事な確認ポイントは何を置いても「校則」に尽きる。 ●車種(電動アシスト・MTB・小径・小径折りたたみ)の可否 ●フレームの形状 ●車体の色 ●変速機の有無 それぞれに制限があるかどうかが重要。 ハンドル・スタンド・リアキャリア・リフレクターは大抵追加交換できるので優先度は下げてもいい。 ●通学用の自転車で注意すべきポイント prestigebike.hamazo.tv/e7901547.html (商圏の校則を把握した上での地域内ユーザーに向けての記事と思われるため 他地域での校則での制限については書かれていないが、下記項目の制限がないと仮定した場合) 【1】変速 変速については購入後に気軽に変更するというわけにもいかないので慎重に選びたい。 元々外装変速に手馴れていて、注油や調整などの基本的な点が理解できているのであれば 使ってもさほど問題ないとして、 あまり知らないし学ぶ気もないのであれば内装変速のほうがトラブルには遭い難い。 (反面、3段では段数の少なさ、5段では標準の後ろの歯数の問題もあり、 ダイレクト感に欠けるため軽快さはどうしても劣る) 【2】リム ●アルミリムにも色々あって安物とそうでないものでは差がある。 (シングルウォールリム、ダブルウォールリム等) 「雨天時にはステンレスリムよりは止まりやすい」ものの、 「リムが削れやすい・汚れやすい、削ったリムのアルミ片をブレーキシューが挟みやすい」などの弱点もある。 ●ステンレスリムは「アルミより頑丈」だが、「雨天時に止まりにくくなる」のが最大の弱点。 ●スポークの場合 施錠したまま走行するような無茶な行動をしないことや、 傘を挟むような危険な使い方をしない(折りたたみの傘を常備すればいいだけ)とか、 キャリアの積載制限~条例での積載制限を超えて荷物を積まないとか、 違反になる普通自転車への2人乗りのような常識的ではない使い方をしないとか、 「毎月1回”適正な”空気を入れるという癖」などを守れば、 早々スポークにダメージは来ない。 【3】ノーパンクタイヤ これに関しては使い方でカバーできる話でもないので極力避けることを薦める。 中にはダブルウォールリムを使ったノーパンクタイヤというのもあるようなので それなりに対策はしているようでも、構造上衝撃吸収力はどうしても劣るので 毎日5kmや10km乗り続けるようなケースでも日常的に使い続けて快適かどうかといえば疑問。 さすがに耐えきれなくなって通常タイヤに交換しようとしても 受け付けてくれる店を探すまで苦労しそうなところも含めて微妙。 詳しい情報はノーパンクタイヤのページへ https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/70.html ▼通学用を見据えて買う場合 校則規定が厳しいかそうでないか、 スタンドを両立にするのはよくあるとしても、色やハンドル形状に限らず変速数まで縛るところもあれば、 スポーツ系自転車でも可という全く異なるケースもあるので気を付けておくべきだろう。 ●通学自転車を早めに購入できない理由 「どうしてもっと早く買いに来なかったんだ」という意見を稀に見かけることもあるが・・・ 公立の中学への進学を決めていて自転車通学の範囲であれば 数か月前どころか1年前でも購入できても 受験で合格し通える学校が自転車通学の範囲と最終的に決定するのが 3月末で、更に引っ越しなどもあれば4月どころか 5月以降となってしまう場合もあることから「買えるわけがない」。 つまり、電車通学しか認められない距離なのに通学特化自転車を買っても無駄。 どう考えても移動用としてはクロスバイクを買ったほうが良いし 校則に無関係となれば電アシのほうがメリットが高い場合もある。 子供乗せにしても引っ越しを一通り終えてから 通園できるエリアの付近で自転車を購入となれば遅くなって当たり前。 だからこそ、こうした彷徨える人々の受け皿として 必然的に店として出来ることはあるのに、 新車を売るか修理しか頭になければその機会を失うのだが 目の前にある知恵の実が異様に遠いどころか 認識すらできない者達に支配されているのがこの業界の問題。 ◆ママチャリのガチ勢がオススメする3つのポイントを参考に【全体解説】 www.youtube.com/watch?v=GpRi-K7XkCA フレームは▽の所謂「ダイヤモンド型フレーム」と比較すれば雲泥の差があるとしても 「湾曲R型」「直線S型」には、 S型のほうが構造的に比較的強いとは思うものの、そこまで差があるほどでは・・・ 【1】●ハンドル形状 カマキリというか「セミアップハンドル」は、上体が起きているので風の抵抗はあっても 手の角度的には楽だったりするので一長一短。 フラットバーは余程短距離でもない限り、エルゴン系グリップへの交換は必須。 そして「エンドバー」を取り付けることで、手首を休ませることは出来るが・・・ 通勤はもちろん自由でも、通学自転車に取り付けるのは恐らく許されないはずなので、 間をとって角度5度上げ程度のライザーバーが使いやすいように思う。 (ライザーバーでもエルゴン系グリップがあったほうが良い) 【2】●チェーン vs ベルト 「"快適に"使いたい」「そのための"軽い"メンテは当たり前」のガチ勢であれば当然チェーン。 ベルトにも種類があるのでカーボンベルトであれば駆動効率がマシでも、個人的にもチェーン一択。 理由は「新車時でも交換時でも値段の安さ」と「交換しやすさ(取り寄せになるケースが皆無に等しい)」と 「全体の整備しやすさ」にある。 ●ベルトはローメンテであるために「重要な空気圧管理まで疎かにされかねない」ことを懸念する。 【3】●外装(6段[7段]~)か内装(3段)か 6段の効果はスピード感より、 「脚を疲れにくく(+太くなりにくく)できる」「適切な状態」の維持しやすさにある。 反面、市販車の6段にはボスフリー特有の軸の弱さ問題があるので・・・ 個人的には「8段カセット」がチェーンの値段も含め最も優れている規格と認識しているが ブレーキがローラーブレーキではなくなってしまうことをどう思うかということになる。 ※7段にはボスフリーもカセットもある。 カセットハブは希少になっているので、いつ消えてもおかしくなさそうでもあるが、 「7段カセット化」は[OLD問題がなければ]有効なカスタム可。 ※内装5段は「元々の設定が重いほう(高速化)に振りすぎの異常設定」で、 しかも当然値段も高くなりハブ自体も重くなるのでスプロケ交換してまで運用する価値があるかといえば微妙。 ※内装7や8や11は日常用途車種向けの価格ではなく 日本メーカー(企画)の搭載車では消滅したはずで、 やはり「値段・重量」の問題からわざわざカスタム換装するような人も極めて稀。 ●【カゴ】 大型前かごは、5kg以上のような重さを載せてしまうと「ハンドリングが不安定になる」のと、 「混雑駐輪場からの自転車の取り出しにくさ」を考えると・・・ 特に通学の場合、後ろ荷台に(配達用途でも大人気らしい)「フィックスキャッチ」を勧める。 ★一番大切な「ブレーキ」 に関して触れないのは気になるところ 「基本バンドブレーキ(サーボ/メタルリンクへ換装可能)」は、「その時点でオススメできない」 という意味であれば分からなくもないが・・・ 「外装6段」を勧めているのでバンドブレーキの車種を警戒する必要がある。 ↓ ※晴天時利用だけであれば「サーボブレ-キ」、雨天時走行も多いなら「メタルリンクブレーキ」へ換装なので 「通学用途であればメタルリンクブレーキが適正」。 ※ローラーブレーキの場合はテコ比が正しくない「樹脂の安物ブレーキレバー」も警戒。 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/30.html ◆タイヤの規格 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/71.html 基本は26インチWO(ETRTO 590)、27インチWO(630)が多いとして、 走行路や体重によっては 「古いMTB規格の26インチHE(559)」「近年増えてきている(650B)27.5×1.95」や 「ステップクルーズが代表の700C」「トラフィックベンティ独占の29er」のような車種もあるが タイヤ交換時の価格だけでなく店での扱いがあって取り寄せか持ち込み可かどうかも 予め知っておく必要がある。 ●「通学」に限定するならば・・・ (個人的には整備性やシマノのライト性能の不明瞭さから否定的でも) 「オートライト」は必須というか法的拘束力は無くても全国共通の校則で義務化すべきと思うほど。 ↑ ※街灯のない場所での必要な明るさを考えると バッテリーライトの「VOLT800一択」ではあるが、値段もネックではあるが、 荷物に遮られないにようにするために取り付け場所をカゴ下にする場合、 ライトホルダーを工夫する必要がある。 「身長・体重・走行距離・校則規定」など、一概に「これが正しい」とは言えないものの、 どの車種を選ぶべきかも確かに大切だが「どの店で買うか」も、じっくりと考えて欲しい。 ※とりあえず「チューブに詰め込む各種液剤とノーパンクタイヤ」は不要。 ※ワイヤー錠ではなくチェーンロック推奨。リング錠もプレス型ではなく丸棒型へ。 ※虫ゴムも購入後即「英式 シュワルベ英式コア」または「米式 エアチェックアダプター」への交換と、 空気圧計付きのポンプ、米式であれば単独空気圧計も買っておくと長持ち利用に貢献するのでオススメ。 ※チェーンオイルはワコーズチェーンルブがオススメ。 ↑ ※走行距離にもよるがチェーンはオイル以外は1年ごとに交換したほうが早いかもしれない。 ※タイヤだけでなく、ブレーキシューも適宜交換。 ★「どの自転車を買うか」 →★★★「どの店で買うか」 →そして肝心の「買った後にどのように運用するか」(空気入れや適性な注油方法など) 日常的に使うからこそ、しっかり相談できることが重要なのだが… いかんせん「売ることばかりしか頭にないような店」も少なくない印象なので、 そうした店に頼らずに済む有効的な対策の必要があるとは常々思う。 ※通販で自転車本体は僻地等での"使い捨て用途"でもなければ基本的に「論外」。 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/75.html ◆街灯なし区間のある片道10km以上の"走破性重視"で考えてみる (※「電動アシスト車は校則で不許可 or 家計的に購入運用できない場合」) ▼▼基本的に購入推奨▼▼ ★空気圧計付ポンプ 約2500円~ (※樹脂製や無名メーカー品はNG) https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/46.html#RP もしくは ★「英式クリップが外せる」米式対応の空気入れの場合は「空気圧計」のみ購入でも可 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/112.html ★積載用「フィックスキャッチ」・・・スクールバッグを積む場合 www.showaind.co.jp/fix/ ★車種変更せず【最小限のカスタムのみ】 ★ACA-2(エアチェックアダプター) 約650円 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/147.html ◆◆車種変更せず【タイヤ交換】◆◆ ★米式チューブへの変更を推奨(※この場合はACA-2不要) そして、各サイズから「軽めのタイヤ」を選択。 ↑ ※「重さを書いていないタイヤ」は最初から薦めない。 ※極端に軽いタイヤは「かなり耐久性が低くなってしまうため」日常用途には不適。 「米式チューブ」:前後2本で約2000円(工賃別) 「リムテープ」の同時交換も行う。(コットンリムテープや高圧対応など) ※タイヤを軽量型にすると耐摩耗性は低くなるので、 早ければ2か月~遅くても半年ごとに交換する必要も出てくるが、 そのために必要な工具を購入し交換方法も理解しておくか、 店への定期訪問時に交換時期を決めておく。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼車種選び ◆「外装変速」を必ず選択 ※(注油や変速調整など)日常メンテを自分でしっかりと理解/習得・実行・継続する前提 ▲ハブ自体の[重量][駆動効率][部品の値段][ギア選択の狭さ]の問題から 「ベルトドライブ」及び「内装変速」を除外 ▲風速/勾配などに応じて切り替えできない「変速無し」も除外 ◆フレーム形状・タイヤ種別◆ ※「S型フレーム」車種・・・リアキャリアにバッグを取り付けても跨ぎやすい ↓ ★丸石自転車「プルエイム」がオススメ (14.8kg) www.maruishi-cycle.com/2021/12/20/プルエイム-2/ (フレーム耐久性と走破性重視) ◆前輪をノーマルハブに変更(軽量化&整備性の重視)約2700円(交換→-600g?) www.monotaro.com/p/5089/4393/ ◆増設「リアキャリア(約+1kg)」「両立スタンド(交換→約+500g)」 タイヤをパナレーサー「パセラブラックス 27×1-1/8」=28mm幅へ変更。(500g)(前後交換→-200g?) ●増設「フィックスキャッチ(+1.45kg)」 ◆米式チューブ化、コットンリムテープの装着 ↓ ◆想定:約17kg未満に収まるはず。 (両立スタンドに変更、リアキャリア&フィックスキャッチ増設込み) ▲「リアキャリア」「両立スタンド」が標準装備の場合:21kg超え[27インチ] 例:「フォーメーション シティ」 www.maruishi-cycle.com/2021/12/20/フォーメーション-シティ-2/ ◆体重が70kg以上などの重い場合は「タイヤが太め」の車種を選択 【ETRTO 559(26インチHE)、ETRTO 584(650B:27.5インチWO)、ETRTO 622(700C)】の「40mm幅~」 ↓ ■クッション重視のママチャリ系 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/177.html ━━━━━━━━━ ※規格としてはMTB系の「ETRTO 559(26インチHE)」のライトウェイ「パスチャー」もあるが、 「タイヤ径が小さめ」で「軽量特化」のため、通学用途で酷使するには不向き。 ※「パニアバッグ」が校則でOKであれば「700Cの▽型フレーム」車種という選択 700Cタイヤの最大の利点として「★様々なタイヤが選び放題」のため、 ★「軽めのタイヤ」で「走行性重視」にもしやすいが・・・、 ▲▽型フレームのリアキャリア上にスクールバッグ取り付けでは跨ぎにくく、 ▲「700C+S型フレーム+軽量車種」では「諸々微妙な車種しかない」という問題と、 ▲両立スタンドが標準やオプションで取り付けできる可能性が低く、 ▲一般的な後輪用の両立スタンドが取り付けにくい。 ※両立センタースタンドは通学用途としては不利と判断。 ▲フル泥除けも必須となると、やはり車種の選択肢が少ない。 ━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆積載◆ 校則で「リアキャリアは必須」=前カゴへの積載は極力避ける。 「空気抵抗が増す」のも大きな理由だが、 そもそも前カゴは重い荷物を積載することを想定しておらず基本「5kg」まで。 ◆ブレーキ◆ ▲(機械式・油圧式)ディスクブレーキは手間やコスパが悪すぎるので除外。 キャリパーでもVでもブレーキシューをBBBの青白か3色シューに交換しておきたい。 ローラーブレーキの場合はインナーケーブルクイックリリース型から 余程の急坂でもなければ「BR-C3000-R」とブレーキレバーを「BL-C6010」へ交換推奨。 ※インナーワイヤーがステンレス製でなければ、ステンレス製に交換。 ※後ろがバンドブレーキであれば自転車本体購入時にサーボブレーキに交換を推奨するが、 そもそもバンドブレーキ搭載されているような車種自体の各パーツや精度の問題から薦めない。 ◆ライト◆【充電式ライトをオススメ】 ▲長距離であれば「LEDでもブロックダイナモでは厳しい」ので除外。 ▲乾電池式は街灯の無い場所での走行には不向きなので除外。 ▲ヒルモでは明るさなどに不安、旧型ハブダイナモ(2.4W)は重さがネック。 ↓ ◆ヒルモ(0.9W)と旧型ハブダイナモ(2.4W)のライトの比較 jitensya-genki.com/2019/03/05/hilmo/ ▲「ヒルモの狭い照射範囲」が明らかに。 「走行感も重さも旧型より軽い」反面、明るさは犠牲になってしまうようだ。 街灯の無い場所を走行するのであれば、ヒルモでの運用は少々厳しいかもしれない。 ↓ ●「充電式ライト」 街頭の無い場所を走行するのであれば「VOLT800」あたりが必須。 www.cateye.com/jp/products/headlights/HL-EL471RC/ ↑ ※ゆるふわーくすの防眩シェードの取り付けを推奨 www.amazon.co.jp/dp/B086ZCDZYM ★メリット「明るい」・「ハブの重量増なし・走行負荷増加なし・整備阻害要因なし」 ▲デメリット「毎回付け外しが必須」「充電必須」 ※基本的に、前カゴに荷物を高く載せないこと。 ハンドルバーの上に増設する方法もある。 www.minoura.jp/japan/accessory/lightholder/sgs-300.html ★「クイック軸」の場合は車軸にライトの取り付け可能 www.riteway-jp.com/pa/kcnc/product/ライトアダプター-light-adapter/ ●学校指定でハンドル種別と変速機種別が内装3段に指定(一部外装6段可) twitter.com/MS758/status/1767047920623448371 MTB系も含むスポーツ自転車方面に詳しい方々には理解しがたい感覚かもしれませんが・・・ 賄賂というより、イジメや破損トラブル時の問題から 基本的に「高額(スポーツ)自転車を通学に使わせたくない」というだけかと。 あと、この場合「アルベルト、アルベルトロイヤルが内装5段のため校則違反になる」ので 組合としてはむしろ内3指定されると困ることは間違いないのが注目すべきポイント。 (わざわざ他のアルミーユベルトの内装3段一式を取り寄せ ダウングレードまでしてアルベルトという人は多分誰も居ないでしょうし) どちらかといえば、ガタの出やすさや安全上の観点から「価格下限」を設定と、 整備面での融通や価格面での優位性を考えると 「通販での自転車本体購入禁止」を校則で設定することのほうが重要のような気はします。 しかし・・・「セミアップ・内装3段」の他に、 書かれていないが規定されているであろう「後ろ荷台・両立スタンド」まで 条件をクリアすればいいということであれば、 【完全オーダーメイドのクロモリフレーム】に 【左右非対称エアロカーボンリム、1本1万円以上のロード系タイヤ、本革のグリップ、サドルなど】 高額部品を組み込むことは問題ないことになるので穴だらけではある。 ◆それ以前に校則無関係の有益なカスタムとして 最初に「空気入れ講座」など徹底した上で、店が納車前整備の時点で タイヤの選択肢を増やせるようにリムをMAVICのダブルウォールの700Cアルミリムを勧め それが金銭的に無理でも、とりあえず(エアチェックアダプターでは目につきやすそうなので) チューブは米式チューブへの交換と空気圧計付きポンプも合わせて購入することを強く推奨します。 余裕があればブレーキシューもBBBの青白に。 (ダブルピボットではないキャリパーブレーキの車種はそもそも最初から勧めない) ▲[業界の闇]通学自転車にベルトを薦めてしまう理由 「周りがベルト車だからチェーンではイジメられる」という同調圧力があれば仕方ないが むしろベルト車を買えない家庭の人達のほうが ハングリー精神や体力的な強さからイジメられるとは思えないし、 親近感を覚えられるという意味ではベルト車の選択は むしろ金余り感を自慢しているようにも見えて逆効果。 ▼走行効率 (雨天後に(556ではない)水置換チェーンオイルの塗布の実行や 定期的な店での整備など適切に行うつもりであれば) 「★チェーン駆動のほうがエネルギー効率が良く”走行性能は高い”」 (※同じ走行距離でもチェーン駆動のほうがより少ないエネルギーで走行できる) 量販個人問わず雑多な店員には この基本すら知らず説明も出来ないからこそ消費者は簡単に「騙される」。 自転車業界を腐敗させている原因は 知識の無い店員がいるためというのは間違いないとしても そうした基本説明の無さがまかり通っているこの業界に風穴を開けようとしても 既得権益者達には厄介がられてしまうので、 自分で情報収集出来ない人達はこれからも騙され続けてしまいますが 「それはもう諦めてください」としか言いようがない。 情報収集がそんなに面倒なら一応金さえ払えば解決できるので、それで良いのでしょう。 通学用の自転車を購入するまでの動画を見ていると・・・ 何店舗が巡って最終的に量販で買ったという動画での店員の説明で 「ノーパンクタイヤをお薦めしない」は確かに正解でも チェーンではなくベルト駆動を薦められて買ってしまったようで 業界の酷さを垣間見たというか、 チェーンに該当する箇所以外の 「全体的なメンテナンス」など一切させるつもりがないというのがよく分かる。 「皆さん忙しいですから完全ノーメンテで壊して買い替えましょう」が本音で、 良くて 「空気を入れましょう(米式等での適切空気圧管理ではなく触診)」 としか言わないのだろうから、本当に終わってる。 災害使用でも酷道でもないのに ノーパンクタイヤに有用性があると思い込んでいるなら 「空気圧管理を周知実行させる絶好のチャンス」なのに、 店員からは当然のようにエアチェックアダプターを薦めることもなければ 空気圧計付きポンプすら薦められている様子もなし。 「当日受け取りするつもりがなかったが即日で受け取って車に乗せて帰った」 店頭に並べている車両に関して9割まで整備仕上げ出来ているかどうかは店によると思うが 30分ほどで手渡せる状態になっているとは考えにくい。 購入の決め手となった理由は不明でも 値段について触れていたことから量販店を選んでしまった理由はやはり 「購入時の安さに釣られてしまった」と考えられる。 個人店でも虫ゴムの問題すら切り出せず、エアチェックアダプターの存在すら まともに把握している店員が多いとも思えないが… 居たとして、量販に選び負けされるのは 「説明力が絶望的」で「値段高くて口喧しいだけ」にしか思えないからだろう。 (ホイール組できるとか「修理時に得する」ことくらい説明できないようでは・・・) 整備士の試験に「口頭での自転車販売ではなく”整備”を促すための接客技術の専門資格」を 新規で必須にすべきに思える。 結果として多くが不合格になれば「販売は不可で下請け修理や整備専門」の資格にするなど。 最終的にはロクにメンテナンスせずに使い、修理時になって量販では整備できず、 割高工賃になって個人店に持ち込んで後悔するという お決まりのパターンが目に浮かぶ。 26(車種的にWO)と27を比べてこれから身長が伸びるだろうと27を買うのも・・・ 別に26でもタイヤの安定性や摩耗度が「若干」違うとはいえ、 そこまで大差があるわけでもないので、小さめを選んで ステムやシートポストの延伸や交換でどうにかなることなど 知る由もない消費者にしてみれば、大は小を兼ねるように勘違いしてしまうのも無理はない。 整備は「自転車全体」で必要なので、 ベルト駆動であれば自転車そのものが頑丈になるわけでもない。 確かにベルトドライブであれば高級自転車の部類になるだけに 貧弱な2万円自転車と比べれば簡単に壊れやすい自転車ではないが、 そういうガチガチのフレームが必要なほど余程ガタイの良い体格であれば まず「(デラックスではない)ステップクルーズ」のような 26HEや700でも太めの幅のタイヤが装着されている車種を選ぶことで 衝撃を軽減させるほうがフレームの強度で支えるよりも有用に思える。 タイヤに極端な安物は無いが、そのぶん大切に空気圧管理を徹底することを薦めやすいのもある。 やはりまだまだ「眠っている商材」は多い。 一方で、別動画のチェーンケースの説明で 「全ケースは値段は安いが整備の時に手間がかかる」という 説明があるのは良かった。 電アシで存在しなくて何も問題になってないのだから さっさと全ケースは業界上げて消せばいいものを・・・ 「部品点数も減らせて工場での工程も減らせる」 「整備しやすい」 また「整備しなければチェーンに不具合も出やすい」ため講座やメンテ案内商材など、 どの面からも有益な改善。 何なら「ピストル型ケースだけ付属」にして店で取付させれば 完成車メーカーは更に数円安くできるだろうし。 ●[栃木]地方なのに自転車事故が多い理由は通学自転車? trafficnews.jp/post/127937 「中学生の通学時自転車事故 加害者(一当)割合ランキング」で 栃木は一当割合が55.88%と全国ワースト、 高校生の同調査では一当割合が45.07%で東京に次ぐ全国ワースト2位でした。 日常で自転車を使用する割合が高い中高生だから高くなることは必然でも、 「約半数もいる」と見るか、「半数しかいない」と見るか。 自転車の安全利用促進委員会は、「免許取得の際に交通ルールを学ぶ自動車と異なり、 自転車は法律や交通ルール、安全な乗り方、事故の防ぎ方を学ぶ機会が多くありません」とし、 自転車の安全利用推進が喫緊の課題であるとしています。 ↑ しかし、その重要な教育機会を「年中行事」としての「スタントマンショー」「講演会」で済ませ 「ヘルメット着用で事故を"起こさないように"出来る」と 本気で妄信している困った人達がいる限りは、何も状況が変わることはない。 ●[茨城県かすみがうら市]対象は3校のみで月額1650円 news.yahoo.co.jp/articles/7cc2ab444b7068dc123cfec013e1a9a49fddf700 3校に自転車通学する全ての生徒を貸与の対象とする。 車両は変速機付きの軽快車、導入台数は170台を想定する。 費用は1台当たり月額1650円、2024~29年度の6年間で約2千万円を見込む。 市は本年度から、通学用自転車の購入補助制度を開始し、購入額の半額(上限3万円)を助成。 この助成により既に自転車を持っている在学生は、貸与の対象外とした。 貸与を受けず、自ら別の自転車を購入するのも可能としている。 「故障等による整備費用は別途」とは書いていないが、その費用込みなら安い。 「各自で別途」であれば安物変速付き自転車を分割購入するのと差はあまりないどころか 2期目では前使用者の扱いによっては整備が行き届かずトラブルの可能性もある。 ●[茨城県かすみがうら市]通学自転車のシェアリング news.yahoo.co.jp/articles/4f2014d2ad1e2e6f08dca1ae046588f360270dbc 通学自転車シェアリング 中学生らに無償貸与へ 茨城・かすみがうら 茨城県かすみがうら市は2024年度から、市立中学校と、 義務教育学校後期課程の生徒を対象に、通学用の自転車を無償貸与する。 宮嶋謙市長が31日、記者会見で発表した。市は「全国でも珍しい取り組み」としている。 市が新たにスタートさせる6カ年の「通学用自転車シェアリング事業」で、 総事業費2047万6500円。自転車通学者の保護者の経済的負担軽減を図るのが狙い。 対象は、24年度から自転車通学を始める生徒のうち、市の貸与を希望する全生徒。 ただし、無料のスクールバスで通う生徒や、23年度のみ実施の市の自転車購入補助金 (1人当たり上限3万円)利用者は対象外となる。 市は初年度、最大170台の貸与を見込んでいる。 事業では、1台の自転車を6年間で2人の生徒が使う想定。 それぞれの生徒の卒業時に返却してもらい、市が再整備した上で再び新入生に貸す。 「1台の自転車を6年間で2人」つまり、3年づつ使用ということは後半3年間使う人は 「前使用者による不具合に見舞われる可能性が高くなる」? 車種次第でもあるが、BS車種は相当値上がりしているのもあって PBブランドでお茶を濁してくるとすれば、 安物自転車では「BBシェル部」に「構造的な問題」を抱えている可能性が高く 3年以上の使用に耐えられるのか疑問。 まさか、耐久性も考慮し本当の意味でのコスパ重視で 「170台全てシナモンJP」という発想が湧くとは思えない。 しかし、家賃の違いで可処分所得の差はあれど、 田舎だからと自転車本体が安く買えるわけもないので 昨今の最低ランクの自転車価格にも高騰の波が押し寄せていることへの対策は 今後は避けて通れない道なのかもしれない。 ●禁止規定の謎解き ▼外装変速の禁止 「過去に学校の駐輪場に停めていて風で転倒や接触するなどでRDが故障した事例がある」とか、 「適切な整備がされていなければチェーントラブルが起きやすい」、 「そのトラブルを防ぐための整備にお金や時間が必要になることを懸念している」と予想。 万が一「整備できるので」と、1人だけ特例で認めてしまうと、 「なぜ俺は私はダメなんだ」と、整備スキルも工具もなければ、費用をかける気もない 面倒な人達が出てくることが分かりきっているので、 一律で禁止しているのだろう。 また、近年の「外装変速といえば、ネット通販での粗悪な安物自転車」を想定するので、 その安易な購入で起こる「不具合を防止したい」という意図があっても不思議ではない。 ついでに、変速が必要で内装変速から探そうとしても、軽い車種自体が少ない。 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/143.html クルーザーだったり、量販車だったり、非電動でスポーツ自転車でもないのに値段が10万円超えというのもあり、 20や24の小径車も省くと、それなりに軽い程度の「マークローザ3S」くらいしかない。 ▼ハンドルは「セミアップかオールランダー」限定 一文字のストレートハンドルは道交法違反になる長いMTB用ハンドル防止のため? カマキリのアップハンドルは「ヤンキー化防止」は分かる、 ドロップハンドルはロードバイクのような「視界が低くなる=狭くなる」 「速度が出しやすいポジション」を禁止するためと思われる。 ▼前カゴが絶対必要 実のところは何も考えていない「慣習以外の理由はない」だろう。 「操舵性能が落ちるので重くなるメインのカバン乗せは禁止」という話があっても 「体操服袋など」を入れる用途で禁止されているとは思えない。 「緩衝材になる」という理由づけに少々無理があるのは、 「アルミ・ステンレス製」は壊れたら危険だから「厳禁」で、 「樹脂・スチールメッシュ」に限定しているのかといえば、そうでもなさそうな点。 ▼荷台が絶対必要 本来「部活動で大きいカバンを乗せる必要がある人だけ」荷台を取り付ければいいものを、 デジタル化が叫ばれて久しいこの時代に、 未だに時代錯誤で無駄極まりない「置き勉禁止」の慣習から、 「後ろに大きいメインのカバンを乗せる」には必須とされるのだろう。 ▼両立スタンドが必須 「駐輪場での場所をより多く確保するため」 「倒れにくくするため=故障リスクを減らし学校への理不尽なクレームを減らすため」 これは着けているのが当然であり、 逆にこれに反対する考え方が全く理解できない。 ※「街中で片側スタンドの自転車が絡まっている光景を一度も見たことがない」、 「実際に遭遇して困ったことがない」 「両立スタンドと比べて場所を広く"奪っている"と言う感覚が理解できない」という奇特な人を除く。 どうしても片側スタンドを使いたくてしょうがない人は、 学校周辺に土地を買って、1台だけ停められる駐輪場を確保して 「倒れても他の自転車への影響が一切ない状況を作れるのであれば」、 片側スタンドでも自由にどうぞと言えるが、現実的ではない。 ◆大きめのスポーツバッグや学生カバンに対応するリアキャリア 後ろの荷台が必須でも不安定な状態になる場合もあるようなので、その際に便利そうな物を紹介。 ★昭和インダストリーズ「フィックスキャッチ CZ-01」 www.showaind.co.jp/fix/ 縦46cm×幅30.6cm×高さ6cm 1.45kg スチール 色は黒・銀・白・青で色味としても通学用途に対応。 まさしく通学用途にも適しているとの紹介。 通学カバンをゴム紐で取り付けている画像もある。 「リアキャリア拡幅のための"浅い枠"」で「ただの骨組」なのでダサいも何もない。 ちょっとリアキャリアが大きいというだけ。 但し、「駐輪場で幅をとる」などの理由から、却下されてしまう可能性がなくもないので (紙や針金などで再現するとして)各学校に確認する必要があるかもしれない。 詳しい情報はカゴ(バスケット)のページへ https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/79.html#fix ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆[高知]通学自転車でママチャリが忌避される理由 tver.jp/episodes/ept0aoktec 月曜から夜ふかし日本の大大大問題 秋の全国一斉調査スペシャル 日テレ 10月17日(月)放送分 10月24日(月)21 59 終了予定 (該当内容は3分52秒から6分6秒まで) ●「高知県の高校生の自転車にはある共通点が」 みなさん「(女子)クロスバイクです」全員これ?「(女子)(笑)当たり前ですね」 「(男子)ロードバイク(11~12万円) と クロスバイク(6万円)」 「(男子)MTB派とクロスバイク派とロードバイク派に分かれてます」 「(女性)ママチャリで学校なんか行けんで」「(女性)恥ずかしすぎて 無理無理」 「(女子)ママチャリとか田舎っぽい。(うんうん) ママチャリ(で通学する人)おらん気がする」 「(女子)(ママチャリで通学する人)見たことない」 【高知の高校生ママチャリを異様にダサいと思ってる問題】 ●自転車屋さんに話を聞いてみた(Cycling shopヤマネ) 「高知は森林率が日本で一番高いはずなんですね。」 「上ったり下ったりがあるんで、ママチャリと言われている自転車よりは、」 「変速機がついていて切り替えのできるクロスバイクに乗られている高校生は多いと思います」 1:高知県 森林率83.8% 2:岐阜県 森林率81.2% 3:長野県 森林率78.8% (出典:林野庁統計情報平成29年3月31日現在) ─森林率が日本一の高知県。その通学路はアップダウンも激しく険しい道のり 「40kmぐらい先のとこから毎日通ってくる子もいました」 40kmですか? 「うん、1日にたぶん80kmは絶対走ってる」 ─さらに電車やバスの本数も少なく長時間の自転車通学も多いという そんな中調査を続けていると… お兄さんこれママチャリ? 「(男子)はいそうですママチャリです」 ─初めてママチャリ高校生を発見 「(男子)これ1万円です 僕の誇りの愛車です」 ギアはあるんですか? 「(男子)ギアはないです」ほんとだ「これだけです」 (ご家庭の事情かと思いきや・・・大きく裏切られることになる) ロードバイクは乗らないんですか? 「(男子 選手)僕自転車競技やってて」 「(連れの男子)賞 総ナメしてます 高知県1位」 「(男子 選手)県大会はまあ1位」 お兄さん高知1位? 「(男子 選手)はい」「(連れの男子)スゴイです」 ─そうこちらの(高校生)は「高知の高校生で自転車が一番速い男」 「(連れの男子)これ(ママチャリ)でも全然ですね。かなわない(笑) めちゃめちゃ速いっす」 「(男子 選手)ママチャリ最強です。僕やったらまぁママチャリで問題ないっすね。はい」 「(連れの男子)ママチャリが認められた唯一の存在」 「(男子 選手)はいそういう事です」 ●「電動アシスト」という選択肢もあるが・・・、 学校側でバッテリーの充電や故障リスクなどの諸問題から禁止にしている可能性と、 サドルベタ下げ理論と同じで、 「効率を求めること自体がカッコ悪い」という感覚なのだろうと思う。 あとは「デザインがダサい車種が多すぎる」というのもありそう。 ●こういう地域であればこそ 「駅から自宅圏内のちょい乗りなんで空気圧テキトーでOK」と考えにくいことから、 各種メンテの実行継続に始まり、 空気圧計での管理を徹底できる素地から、 タイヤの比較や選択を積極的に行う価値はあると言える。 以前には秋田県等もあったが、色々な切り口から全都道府県制覇出来そうな気もする。 ▼ローカル通学自転車ネタ3選の根幹に潜む問題点 ●[秋田]あずき色の自転車が人気の謎 news.livedoor.com/article/detail/9242490/ blog.livedoor.jp/trike_shop/archives/1924904.html ●[愛媛]何故か愛媛だけ異常に人気のあるロココ withnews.jp/article/f0171229003qq000000000000000G00110601qq000016427A dogoehime.com/lifestyle/lococo/ チェーン駆動でも、両立スタンドとリアキャリアの純正品を付ければ8万円近いので、 如何に汎用スチール系スタンドとリアキャリアへ防錆処理を自前で行うなど、 値段をいかに抑えるかが腕の見せ所なのだろう。 しかし、大柄や運動部等でクッション性能重視なら 「ステップクルーズ(スタンダード)」26HEか700Cや、最近増えてきているという27.5×1.95車種を、 反対に、非スカートで体重が軽く荷物もさほど多くないのであれば、軽量な走行性重視で 変速の使い方を理解できてトラブル対処も可能なら「パスチャー」、 変速無しなら「TOKYO BIKE LITE」を使えば遥かに楽に通学できる。 ●[佐賀]安物ママチャリで色が多彩 withnews.jp/article/f0170319000qq000000000000000G00110601qq000014879A さすがに、板金塗装屋に頼んで塗装剥がしから[金/銀/銅]色のメッキや PASの一部車種にも使われていたマジョーラに再塗装するほどの極め人はいないとは思うが、 全再塗装ではなくフレームの一部に「イラスト、ストライプ・格子・水玉の模様」など、 手軽にオンリーワンに優位性を持たせるための方策はある。 ────────────────────────── とはいえ、いずれも典型的な「同調圧力」と呼べるもの。 過去の妙な流儀に従って同一の狭い価値観を共有することに意義を見出し、 「無駄や理不尽を理解させる」ことを「社会勉強の1つで仕方がない」で片づけるのだろう。 年齢からして「体力浪費量」を後回しにされるのかもしれないが、 「効率や利便性」を無視するのは頂けない。 購入時に米式チューブに変更するとか、 日頃のメンテに手間がかかっても走行性特化で仏穴リムにラテックスチューブに軽量タイヤを付けるとか 「具体的な効果を実感できるカスタム」方面に向かえばと思うが、 もっと自転車に対する考え方そのものが大きく変化しない限りは無理な話か。 しかし、予算や用途に応じて適切に車種案内ができる店が少ない以前に、 自転車店自体が「信用できない」=「信頼を築けていない」からこそ、 「ほとんど聞き入れる気がない」というのが実情に思える。 (店が完成車販売に拘る影響で[ノルマと戦うためにも]扱う車種が狭くなっていることもある) 「どのような車種を」「どのような管理運用方法で使うのか」 子供乗せ車の時点で親を取り込み、その先の幼児・子供車の段階で 「自転車は日常定期的にメンテ(ハンドル・サドルの高さ調整も含む)」が必要ということを 理解してもらうための「機会」を提供できていないのだから、当然といえば当然の結果。 ▲[福井県]サドルは低いのが当たり前 www.asahi.com/articles/ASJD55WW6JD5PGJB00T.html こういう地域でこそクルーザーやチョッパーを売り込めばいいように思うが・・・ ★[愛知県常滑市]サドルは高いのが常識 www.nagoyatv.com/dode/program-corner/tokusyu_wed/arayuru/entry-25015.html 謎文化ではなく、これが「疲れにくさ」のためには本来普通なわけで。 ●愛媛(中予地区)の通学自転車規定と車種依存しない方法 tobesaikuru.livedoor.blog/archives/23939736.html 「電アシ可」の学校が増えてきているようだ。 但し…非純正バッテリーで爆発事故のニュースもあり、 許可を「ヤマハ・BS・パナ」に限定し「バッテリーは必ず純正品であること」としても 殻割で再利用しているような「似非純正品」の危険性まで考えると やはり「電アシ不可」とする学校側の姿勢を支持する。 そもそも、タブレット中心で教科書などを多く運ばせるような無駄なことは辞めて 「置き勉」を推奨する形に移行すれば、 部活動の荷物のために必要な場合を除けば「後ろ荷台すら不要」。 (むしろ荷台があることで違法2人乗りを助長する懸念がある) 価格上限を設定しないのは・・・ 円安誘導で自転車価格が事実上青天井になっているような状況のため 特に「アルベルト」のような車種がある以上は設定できないのではと思われる。 クロスバイクのようなスポーツ自転車を許可しないのは 昔のロードバイク禁止に至った経緯のような、 ロクに交通教育ができないのに、速度を上げて走行しやすい車種を許可することは 「リスクが高い」と判断しているのだろう。 ノーメンテ走行での走行時のトラブル時でも、 速いほどヘルメット着用ごときでは補いきれないほど 重症事故になってしまう確率が高くなることも考えられる。 基本的に直立姿勢のハイポジションのママチャリで速度を上げて走れるとしても 「全体的に速度抑制させる」という意味ではスポーツ自転車禁止にしているのは分かる。 そういう意味では、 「速度抑制のためにノーパンクタイヤ・耐パンクタイヤ推奨」も有り。 もし「メンテ徹底遂行」「徐行一時停止の完全順守」のような 模範的な走行が出来る生徒しかないような「奇跡」でもあれば 電アシでもクロスバイクでも自由に薦めて良いと思うが、 現実的には不可能に近いことから厳しいことが分かる。 あと、別にクロスバイクや電アシが不可でも・・・ パスチャーのようなS型の一般車に紛れられる軽量自転車とか、 英式であれば米式化で空気圧管理を徹底、ギア比を変更、軽量タイヤに変更 後輪リムを700C化するなど、公道での速度UPなど薦めないが、 制限内でカスタムを試みることは十分に可能なので 車種制限に大した窮屈さは覚えない。 ●[愛媛]通学自転車規定(2023年:令和5年度) tobesaikuru.livedoor.blog/archives/19106571.html ・両立スタンドはほぼ必須でも、後ろ荷台は必須ではない学校も。 ・サイドカゴ不可は網カゴ市販品自体が存在しないようなものだが「パニア(サイド)"バッグ"」ならそう書くべき。 ・ヘルメット・防犯登録はその他ではなく表に「要・不要」とすればいいだけのような。 ・スポーツ自転車可、電動アシスト自転車可も散見される。 ・しかし相変わらずオートライト必須の動きは鈍い。 ヘルメットや保険とは比較にならないほど後回しでいいのだろうか。 「交換しやすさ(互換性不要)」で考えるとブロックダイナモ有利であることは間違いないが・・・。 ●[愛媛]通学自転車規定:前年度からの変更点 tobesaikuru.livedoor.blog/archives/13503074.html 「自動点灯(オートライト)がのぞましい」と 「電動アシスト自転車は要相談」がそれぞれ1校増えただけ。 ◆「価格上限を設定しない」理由は、アルベルトを選べなくなると困る?のもあるとして、 近年価格上昇率がハイペースすぎて、毎年検討し設定するのが面倒という理由もありそう。 ◆スポーツ自転車の場合、大概片側スタンドになるため、禁止するのは当然。 (「絡まりやすい」「倒れやすい」「駐輪場で場所をとるから」など) 更に、「エントリークラスであっても、盗難に繋がる可能性」 「速度を上げやすくなることで、重大事故(加害/被害)誘発に繋がりかねないので速度重視で走行させたくない」 という思惑もありそう。 ●スポーツ自転車まで許可をしている他県の場合 放任主義で「事故時は学校側に一切の責任がないものとする」と予め取り決めているとか、 そもそも「人口も生徒も減少していて、駐輪場問題が発生しないからOK」とか、 教科書持ち歩き禁止で「置き勉」が許可されていて、 タブレットと学校のサーバーだけで学習を行うような特定の学校だけのような気がする。 ●[愛媛]2021年度の通学自転車の規定 tobesaikuru.livedoor.blog/archives/9151097.html 前年度と比較してみると、 自動点灯(オートライト)が追加されているところや、 「原則的」が「必ず」になっていたり、 前カゴ・後ろ荷台必須とは書いていなかった学校に規定追加されていたり、 山間部では電動アシスト許可の項目が消えていたり、 それぞれ変更に至った経緯が何かあったのだろうかと考える。 個人的には「防犯登録必須とは"書いていない"」学校を評価。 防犯力を高めるためには、不具合も起きるようなWロック機能の推奨ではなく、 「2か所施錠必須(軽量錠や全てのワイヤーロック不可)」に変更すべきと断言する。 ●[愛媛]通学車規定から見える傾向 (下記「●通学自転車の規定から見る傾向」の2020年度版) 令和2年(2020年)年度 中予地区高校通学自転車規定 tobesaikuru.livedoor.blog/archives/5770820.html ◆全ての学校で両立スタンドが必要 駐輪場に置ける数を増やすためと安定性確保のために必須というのは分かる。 極端にスポーツ車寄りでセンタースタンドすら取り付けられない場合を除き、 大抵は後付できるのでサイドスタンドだからといって敬遠する必要はない。 ◆電アシ 不可と明記していたり、山間部では可になっていたり様々。 特に書いていない学校は「要確認」といったところか。 ◆ハンドル イーグルというのはたぶんカマキリのことだろう。 速度が出しやすくなり視界も狭くなるドロップを禁止というのも分かる。 ◆リアキャリア 「無い物は不可」という規定が多い。 未だに無駄に教科書を毎日持ち運びさせる学校が多いのだろうか。 むしろ逆に原則禁止で部活動のスポーツバッグが必要な人だけに許可制にしたほうが、 違法の2人乗りを助長せずに済むと思うのだが。 ◆サイドカゴ不可 今時使う人は少ないというか、そもそも市場自体にほとんど残っていないような。 一体何十年前の時世で決めているのかという。 「つけっぱなしでは駐輪場で場所をとってしまう、 外しても置く場所がないのでパニアバッグ禁止」というなら分かるが。 ◆24インチ未満禁止 使用可能な最小タイヤサイズは24HEの「ETRTO 507」になる。 強度面で問題の出やすい折りたたみ自転車を使わせないためでもあるのだろう。 ◆ロードバイクよりもマウンテンバイク禁止のほうが目立つのは ドロップハンドル禁止で必然的にロードバイクが禁止できるからか。 高額車で盗難云々に繋がるのを避けたいのもあるだろうし、 反対に安物MTBの屑サスペンションで事故を起こされたくないというのもあるはず。 ◆指摘がない車種 フラットバーのランドナーっぽいクロスバイクや、 ビーチクルーザーでも両立スタンド・リアキャリア・前カゴがあれば問題なさそうに見える。 タンデムや子供乗せも禁止されていないようだが、さすがに使いたがる人がいるとは思えない。 ◆泥除け・オートライト 泥除け必須と書いていないところもあるのが意外。 やはり基本的にクロスバイクでも両立スタンド・リアキャリア・前カゴでOKということなのだろうか。 オートライトを必須にしないとしても、 LEDブロックダイナモくらいは必須にしたほうがいいのではと思うが、存在自体を知らない可能性大。 ◆細かい点 一部学校で派手な色に赤や黄はまだ分かるとして、「青」が入っているのはよくわからない。 自動車では青色の車体の事故率が高めなので願掛け的に避けさせたいという意図があるとも思えず。 黄は蛍光色も含めて夜間目立ちやすいという意味ではむしろ規制しないほうが良いとは思う。 規定するのであれば最初から「黒・白・銀色以外は禁止とする」のほうが早いが、 そうするとそれらの色がない人気の車種が選べないことで困るため、 結局はこれも「実際は要相談」ということになるのだろう。 ▼ハブ(変速の有無)・リムの種類などの細かい規定なし 例えば後輪を外装ボスフリー6段→カセット8段やディスクブレーキの軽量リム、 軽量タイヤにラテックス仏式チューブにカスタムしていても気付ける教師もいないと思われるので、 (軽量パーツゆえのデメリットを自分で理解できているのであれば)自由ということだろう。 ●"メーカー目線の"通学自転車選び prestigebike.hamazo.tv/e8699365.html 実際の用途に適した内容とは言い難いので参考になりそうでならない。 ツッコミどころは多数。 ■パンク対策 購入時のタイヤの硬さを覚えておきましょう 通販や雑整備な店で買った人は最初から適正空気圧入ってるとでも・・・? 「パンクに強いタイヤ」よりは、 まず「米式化」や「空気圧測定できるポンプ」のほうが先。 ▲空気圧サインが分かる空気ミハル君だが・・・ リムに取り付けている内部構造上全くお薦めできない。 ameblo.jp/cycle-plus/entry-12165293747.html 指定空気圧まで充填しても消えないこともあるようなので困りもの。 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/88.html#miharu むしろ付いていないリムに交換した上で、 パッと見て状態を確認したいなら 「ACA-2-G」(エアチェックアダプターの色判別できるキャップ付)をおすすめするが、 まずは 「空気入れの習慣化」ができるかどうかが肝。 ■盗難対策 ワイヤー錠では防犯性は低い。 それなりの防犯を求めるのであれば「(重さ1kg以上の)U字錠」は必須! ▲ダブルロック 絶賛リコール中の一発二錠の「改良版」として、 心配ないことをアピールしたいのかもしれないが、 はっきり言って通常用途では「無駄機能」に他ならない。 メーカー的には本体価格を上げられるので旨味のある機能。 ■ソーラーテールライト 意外な「クセ物」としてデメリットを紹介。 「機能的には夜間に他車などに存在を知らせる便利なもの」だが、 その裏に、 「他の多くの人が通学車に付けていない機能」を付けていると 「目立つ」ので「トラブルの元」になって「違う意味で危険」。 基本的におすすめしない。 ■ソーラーテールライト・ダブルロック・ベルトドライブ 図には「高機能」のような紹介をしているが、 多数の人達には「不必要な装備」と言わざるを得ない。 「機能は多ければ多いほど,複雑であればあるほど壊れる箇所が増える」 当たり前の話だが、これが抜け落ちて 「多機能で高価格なものであれば壊れにくいという"幻想"」を持っている 無知な消費者が多い気がしてならない。 米式チューブやコットンリムテープやカートリッジBBや ハブのグリスアップなど、 「一見して分かりにくいが「実用的な部品」や「適切な整備」こそ最も重要。 分かりやすい箇所だけアピールできればそれでいいというのでは本末転倒。 ■オートライト これに関しては「学校が義務化すべき」なのだが、 激安屑自転車であっても、点灯すれば重さがダイレクトに増える従来の豆電球型ライトを廃し、 近年の「点灯しても従来品より明らかに抵抗感が少ない"LEDブロックダイナモライト"」に 約2500円ほどで交換すればいいだけなのだが、 オートライト車種を売りたいがために、 それを意地でも紹介しないとしか思えない完成車販売メーカーにも問題がある。 ■チェーン外れ対策 チェーンチェッカーを付属してもユーザーが使ってくれるとは限らないので、 快適な走行のために 【毎月1回は店に行ってチェーンの[掃除+注油+伸びチェック]しよう!】が正解。 ベルトにすれば済むとかいう安易な話でもない。(ベルトの場合"歯飛びすることもある") ■ブレーキ関連 下り坂でのスピードの出し過ぎに注意 問題のスマートコントロールブレーキを紹介していないのは良心なのだろうか。 モーターブレーキ以前に、 【適正にブレーキを維持できるようにするための初期調整】から 「ブレーキレバーの質」から「ブレーキ本体の交換」まで 幅広く対応できる側面があるが、素人整備を避けたいためか紹介なし。 乗る前チェックの項目には書いていても、 どのような状態が適正か分からないようでは、 「完全に握りきった状態で5割くらいブレーキが効くのが正常」という勘違いをされる恐れもある。 ■ブレーキ・ライト・ハンドル等 要するに「後付や交換が容易な箇所は」【追加費用は必要になるが】さほど気にする必要なし。 (フレーム色も「板金塗装」が容易な環境であれば塗り替えは自由だが、 防犯(という名目のシール貼り付け)登録時の書類の内容と異なると面倒) メーカーとしては「自社の自転車が売れればそれでいい」のであって、 真の意味でユーザーに寄り添った「実用的な提案」が出来るはずもない。 だからこそ「相談できる人(最低限の接客マナーと幅広い商品知識と技術があるまともな店)」が重要になる。 ↓ ※但し、相談するだけして目先の安さで通販購入してしまうと・・・ 初期整備に限らず、後々の整備も断られたり、工賃でも損することになるので、 身内に"一般車の"整備に慣れている人がいる場合や、余程近隣に店がない場合を除いて、 買う業態は【実店舗】を圧倒的にオススメします。 ↓ 詳しいデメリットは「▲通販で自転車本体」のページにて https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/75.html ●通学自転車の選び方(別の店) prestigebike.hamazo.tv/e8376674.html 通学にお奨めできないのは外装チェンジです。6段変速とか付いていると、 より快適に走るのではないかな~?と、思いがちですが、 外装チェンジは、チェーン外れるかも!というリスクが高いです。 チェンジの度にチェーンが移動します。 うまくギアにかみ合わなかったら、チェーンがはずれます。そうなると走行不可能です。 それと、外装チェンジはこのディレイラーが、重要な役目を果たしています。 駐輪時に自転車が転倒したり、どこかにぶつかったりして、このディレイラーが、損傷を受けるとオーマイガー!! チェンジがうまく変わるかは、ここの微調整が必要なんですよね~。 悲しいことに、安物自転車の象徴としてでもあるためか、ここでも外装6段への批判。 「定期的なメンテナンスや"常識的な使い方"」を 丁寧に教えてもらえないことが前提になっているため、 それを買うような客層も「学ぶ気が一切ない」と判断され、 ノーメンテでも壊れにくいことが正義という感覚に陥っているのが現状。 「日常メンテの重要性」と「正しい使い方」が理解できる素地が出来上がっていれば ノーメンテ主義に迎合しなければならないような情けない姿勢で臨むこともなかったはず。 逆に言えば慣れ親しむことができる自転車がこんな有様なので、 細かいメンテが出来なければ性能維持できないスポーツ自転車の人口が増える可能性は 限りなく低いことの証明とも言える。 内装チェンジでも、点検しないで、チェーンが伸びてくると外れることがありますので、ご注意ください。 その点、ベルトはほぼほぼ外れるというトラブルはありません。 チェーンに比べると注油の手間がかからないので便利ですが、 「その代わりに歯数変更が困難で、めったに壊れませんが もし修理になればチェーンタイプよりも高額になりますのでご注意を。」 と書いておきたい。 ●自動点灯 この部分の説明が物足りないのは まだ「学校規定でオートライトが指定されていないから」に尽きるのだろう。 「オートライトではありませんが、 昔ながらのブロックダイナモでも最近のものは明るくて抵抗感が低めの物もありますよ」 とあれば興味を持たれてもっと宣伝になったはず。勿体ない。 ※「ノーパンクタイヤ」「パンクしにくいタイヤ」「ハンドルロック」については それぞれ別ページに掲載。 ●[滋賀]通学自転車に荷台の学校規則と全般的な選び方 jitensyazamurai.com/db/archives/11086 下記は聞いたことがあります。 キャリア(荷台)がついていないと不可 滋賀でも謎の荷台規則があるようだ。明確な理由が本当にあるのだろうか。 昔からの慣例で何の疑問も持たずに継続しているだけという気がする。 ドロップハンドル不可 空気抵抗を低減させないことで速度抑制する観点から見て妥当。 自転車は銀色であること 自転車の色の違いでイジメになりかねないから? 購入は◯◯自転車店であること これはシンプルに癒着に思えるが「整備がしっかり出来る店であれば」分からなくもない。 ■メンテ 自分で勉強するとか、店に任せる(毎月整備点検予約し絶対に訪問する)気があるなら それなりに安物自転車でも活躍できなくはない。 「ギリギリ自転車通学可能な短距離であれば、安物でも構わない」と言いたいが・・・ 各種全調整から錆びないようにグリスアップ等の手間暇をかけるなどの 「まともな状態に仕上げる作業」に工賃を支払う気があるなら、 「最初からそれなりの車種買ったほうが安くなりますよ」とアドバイスする。 ■ライトについて 書いてないのが意外。 (ブロックダイナモでも抵抗軽めで安く良い点も多いものの) 個人的には「通学自転車オートライト義務化」を推奨しているので オートライト車種をお薦めする。 ハブのグリスアップのしにくさはあるが、それ以上に無灯火撲滅のために必要。 簡易的に後付する部品もあるが耐久性面で疑問があるので、 もしオートライト機構を後付するのであれば車輪ごと組み換え、 又はハブの組み換え(手組)で対応してほしいところ。 ■「盗難補償」について 断然「3年」(またはそれよりも長い)補償があるものを選ぶことをお薦めする。 「カギの管理」についても「覚書」として「取扱説明書」に挟んでおくと良いかもしれない。 そういう補償のある自転車は作りというか個々の部品群が 「安物自転車よりはまとも」という点から見ても 結果的に「メーカー品」を買ったほうが得というケースが多いと考える。 (でもスマートコントロールブレーキだけは通常のツーピボットキャリパーへの組み替えを推奨) とりあえず「米式化(エアチェックアダプター購入)」に500円ほど出す気がなければ (その他のメンテ作業のやる気にも期待できないので) 「(300kpa基準で)毎月の来店時の空気入れや各種点検は怠らないことが」重要。 ●通学自転車の規定から見る傾向 tobesaikuru.livedoor.blog/archives/2500450.html 小径車は基本的に不安定だから不可、高額な車種は破損や盗難の問題。 両立スタンドは駐輪場で倒れにくくするためと、多く駐輪できるようにするために妥当。 空気抵抗を下げスピードを出しやすくなり視野も下がるドロップハンドルや 印象が悪いカマキリ系のアップハンドル不可は分かる。 しかし「後荷台がないものは不可」というのは 2人乗りを助長するような側面もあると思われるのでよく分からない。 前カゴに入らず後ろ荷台に固定しなければならないような 無駄に大きい鞄が義務化されているようなことでもなければ不要。 後ろに固定したほうが車体がふらつかずに安定するという理屈は分かるとして、 荷紐が外れて車輪に巻き込む危険性も考慮すると微妙。 高校で前カゴに収まりきらないほど大量の教科書を毎日持ち運べということではないだろうし、 (大量の教科書を運ばせるような状態そのものが異常) 部活動のバッグが必要なら個別に許可すればいいだけの話なので 「基本的には不可」にしたほうが良いような。(無論ハブステップも見かけ次第没収) むしろ無灯火撲滅のために「オートライト」だけは 「望ましい」ではなく「義務化」すべきに思える。 ●通学自転車にリアキャリアの謎 prestigebike.hamazo.tv/e8356205.html サイドスタンドは安定しないだけでなく、無駄に駐輪スペースをとることで邪魔になるので 元々20kg前後な車体が少しは軽くできるのと、 メーカー的には販売価格を抑えることができる以外の利点はないと言える。 リアキャリアにつきましては、高校では特に強制ではないようです。 このキャリアの本来の目的は、荷物を載せることです。 大昔、通学鞄を、このキャリアに縛っていた時代もありましたが、 今はそんな光景は見かけなくなりましたね~。 ですが、自転車が転倒した時にガードの役目を果たすということで、お勧めしています。 自転車が倒れた時に、ダイレクトにドロヨケやリフレクターがあたらないので、 自転車が軽傷で済みます。 二人乗りのためにリアキャリアがあるのではありませんよ~。 倒れたときに地面に接するのは・・・ ・ペダルの側面 ・ハンドルグリップ(形状によってはカゴや角度的にはブレーキレバーも) なので、リアキャリアがドロヨケやリフレクターの保護になるのだろうか・・・? ペダルを避けるような形で縁石を跨いで転倒したとしても ハブ軸とチェーンステーやシートステー部分が受けるはず。 しかし、たまに見かける泥除けが歪んでドロヨケのリフレクターが割れているようなケースは 後ろ荷重で角度が悪い形で転倒して損傷したということになるのだろうか。 泥除けだけが歪んでいるのは駐輪場で乱雑な扱いを受けた結果のような気もする。
https://w.atwiki.jp/longmemo2/pages/73.html
最終更新日:2023.10.15 ●「高い自転車と安い自転車の違い」 2022.7.31 ★安物自転車の簡単な見分け方2点 2022.7.10 ●「ルック車」について 2022.4.10 ●クラス18適合フレーム 2021.12.12 ●儲かる店の仕組みと落とし穴 2021.09.05 ◆こんなサイトに要注意 2021.5.2 ●安物自転車に精度を求めるべからず 2021.2.28 ●安物自転車が安い理由 2020.12.27 ●甥っ子に8万円自転車贈呈から価値観の違いで若干争論になったケース(2021.1.10追加) 3.15 ●安物自転車の改善手段を補足 3.1 ●自転車本体の価格差を考慮しなければならない根が深い背景とは 2.23 ●1万円台の自転車のメリット・デメリット 2019.11.3 ●ブリヂストンの自転車でも量販仕様は安物設定とはいえ・・・ 10.20 ●安物を買うというリスク 8.11 ●新車の組立でも確認・補正作業が欠かせない 3.31 ●安くて損・高くて得、●パーツの質が低い量販向け車両 3.24 ●安物自転車に対する価値感 2018.11.4 ●部品の差~低品質部品の行方~ 8.26 ●廃車寸前の安物自転車の修理は・・・ 2.25 ●車種だけでなく買う店によっても異なる 2017.11.26 ●2万円と10万円以上するロードバイクの違いから見た一般車との違い 9.24 ●安物自転車や中古自転車の有効利用 8.6 ●安い自転車はパンクしやすいといえるが・・・、●悪名高い安物タイヤ 7.8 ●何がどう高いのか知らない消費者 5.21 ●「激安自転車の問題点」に関する内容が載った雑誌 4.16 ●格が違う粗悪な物体 2.19 ●客寄せの安物自転車 1.8 ●ブランドの何を信じて選ぶ 2016.11.27 ●真の意味で安いとはどういうことか 9.18 ●タイヤのコストダウン 9.11 ●「とても柔らかく作ってあるので衝撃吸収力に優れてます」 5.22 ●雑貨量販店で販売された2万3000円の自転車の「(スレッド)ステム折損」 5.8 ●具体的に何がどう「安物品質」なのか、●安物自転車のBAAマーク 5.1 ●安売りするということは、●まともな自転車の値段の目安 4.24 UP ●「高い自転車と安い自転車の違い」 jbpi.or.jp/wp-content/uploads/2023/02/202211.pdf 自転車は安くていいという人達に、 高い自転車と安い自転車の違いを知らせる努力をしてほしい。 「こちらに山ほど安物自転車の問題点を書いてますので是非ともご覧ください」 と言いたいところですが・・・ メーカー代理店側での話であれば、比較広告のようなことは出来ないので 「店側で説明すればいいだけ」では・・・? というよりは、 100説明するよりも、店から「1週間乗り比べ」してもらえば (余程の鈍感な人達を除けば)違いを理解できるはず。 コスト削減であれば、車種ではない「部品や調整の違いだけ」でも 差は十分に伝えられるのではないでしょうか。 ●安物自転車の簡単な見分け方2点 幼児子供車や子供乗せや電動アシスト自転車でもなければ、最初はどれも同じように見える生活用の一般自転車。 どれでも良さそうに見えて、実は全く中身も性能も異なる。 【1】「ブレーキレバーの"握る部分が樹脂"」 (※ブレーキワイヤー始点タイコが収まる部分に"樹脂カバーがされているだけ"の場合は除く) 「握る部分が樹脂でも内部に鉄芯があるので問題ない」というよりも 特にローラーブレーキ搭載車種の場合「テコ比」を把握しておらず、 「適正な引き量を確保できていない可能性が高い」という問題がある。 後ろがせっかく正常であればキーキー音が出ないローラーブレーキでも、 「不適正なブレーキレバー」であれば宝の持ち腐れ。 ↓ ◆参考:ブレーキレバー https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/30.html ※交換は可能だが、部品代だけでブレーキレバー約2500円+ワイヤー約1500円+「工賃」が目安。 ※だから安物自転車を買うと結局「高くつく」ので「安物買いの銭失い」になる。 更に、自転車店記事によれば精度の低いローラーブレーキも流通しているようだが、 「安物自転車用にB級品が使われている可能性」も? ▲【2】「前ブレーキがペラペラの薄い鉄板」 コスト削減だけでなく、安物自転車の「柔らかい前フォークを、急ブレーキですぐに曲がってしまわないように」 制動力も低く耐久性も低く片効きしやすい「シングルピボットキャリパー」が使われる。 ※一方、スポーツ自転車で意図的に使用する場合は、製品精度などの基本が異なるので単純な比較は不可。 ◆タイヤで見分ける方法もあるが・・・ 近年究極のコスト削減の賜物として様々な「無名品」が出回っていることもあるようなので 予め情報を把握していないと完全な見極めは難しいかもしれない。 ◆黒ハンドルでの安物自転車は値段で分かるので解説なし。 ◆あとは、店での最終的な納車前整備が大きく出来を分けるという観点から、 (余程の単距離・短期間だけの使用ではない限りは) とりあえず「安物自転車が主流の店」は避けたほうが賢明。 ●安くて損・高くて得 prestigebike.hamazo.tv/e8388420.html 当店販売自転車は納車整備をシッカリとやっているので、 1年後でも、ゆるみガタは少ないのですが・・・。 そもそも、ネット・スーパー・量販店の廉価自転車は、品質もアレなので、 よくこれで毎日通学していたねーと、言いたくなるよなガタガタな自転車もあります。 なので、他店販売、特にネット・スーパー・量販店販売の自転車は、 点検の他に修理代がかかることが多いです。 そして、購入価格が安い自転車ですと、修理代が思いの外、 高くついたように思われるのでしょう~ね~。 それが正規の修理代なんですけど。 自転車を安く購入できたことを喜んでいるような人達は、 「販売側の感想であって事実ではない」と、 否定したい気持ちがあるかもしれないが、 「なぜ安く販売できるのか」を考えれば 「大量販売=1台1台への注意が深く向けられるわけがない」と簡単に分かるはず。 例えば 「多人数学級よりも、少人数学級のほうが目が届きやすい」 「多種多品種を栽培するよりも、1品1種を育てるほうが丁寧にできる」 当たり前の話。 ◆「自転車整備士が点検整備して組み立てています」 通販に限らず安値販売を至上主義とする店に 「1台1台ホイールの振れ取りやヘッドパーツのグリスアップをしてますか?」 「固着防止処理をしていますか?」 と訊けば (組立に耐久性の保証は含まれないとして) 「走行する上では必要ないから何もしていない」という ニュアンスの返答がかえってくるだけだろう。 しかし「値引きを一切しない定価販売の店なら絶対に丁寧にしている」 と言えないのが難しいところ。 だからこそ「長期間使うつもりであれば、どれだけ手間がかかっても」 「時間指定してでも組立や防錆処理に逐一注文ができるような店」を 探し出すことが重要ということになる。 ※但し、チェーンが錆びだらけ、ブレーキの効きも怪しい、 あちこちガタが出ていても「走れば問題ない」という 【安全意識の欠片もない鈍感を極めている人】は除く。 まともな自転車を「知りたい」とも思えなかった 「親も学校も含めた教育の質の低さ」による被害者ともいえる。 ●儲かる店の仕組みと落とし穴 twitter.com/MS758/status/1468819036511547392 自転車は別途納車整備費用を頂けないので、 真面目な自転車屋さんほど損をしがちで、 利益と労力とのバランスが悪い商品を買ったお客様からアレコレ言われると「メンドクサ」となりがちです。 なのでお客様にバレぬ様、上手に手を抜くお店が儲かる業界なんです。 ↓ だから「趣味を仕事にしないほうがいい」となり、 (薄利多売店では特に)自転車に愛着の無い人達が雑整備をするために、(元々酷い状態の場合も少なくないのもあるとして) 修理の提案よりも、買い替え優先で話を進める傾向が強くなる。 つまり、 (生涯暮らせる不労所得での財産があるとか、高齢店の"利益ではなく社会との繋がりのため"とか、 自転車の販売と整備が趣味のような人であれば、安値で技術提供する人がいるかもしれないが) 「低価格で自転車を提供し続けられるということは、元のパーツ等の品質が相当低いか、 ペダルを取り付けてハンドル角度直すくらいの雑整備しかしていない」可能性が高い。 更に、通販投げ売りでしか売っていないような「安物自転車」であれば、 「整備に手間をかける以前の精度の問題」が出てくる。 ※「同じ部品の同じ型番でも」安物自転車メーカー向けに「B級品」になっている可能性もある。 ↓ その結果「早期劣化や不具合に見舞われる率が上がる」格好。 ※556ではなくチェーンオイルを適量塗付し、米式化などで空気圧管理も出来ている人すら珍しいのに、 完全分解して自分で再組立て整備できるとか、反対に「恐ろしく鈍感を極めている人達」は稀有な例なので考慮せず。 一方で「実売価格が5万円以上の値段のする自転車」であれば、 整備すれば妥当な状態になることが期待できるのは、 「部品選定・工場での製造・組立の時点で」 (安物自転車と比較した場合)不具合率が少なくなるように反映されていると考えられる。 ※もちろん、値段に関係なく「必要最低限を満たしていない」雑組立てしかしない・出来ないような ヤバい店も普通にあると思うので、その見極めは重要。 ◆こんなサイトに要注意 魑魅魍魎が跋扈するネットの世界。 ◆「用途が1km未満/半年しか使わない/体重65kg以下」のような 【全ての内容に対して同じ限定条件が示されている】ならまだしも、 闇雲に安物自転車を薦めている記事には特に警戒が必要。 一見わかりやすく親切そうな内容と思っても、 「重大なリスク」には触れていない「素人"騙し"」になっている場合もあるので、 騙されないように「肝心な"中身"を見極める力」を持っておきたい。 原因としては、「案内している人自身が初心者」ということに気付いておらず、 「目の前にある実情の問題」を全く把握できていない傾向が強い。 肩書は「プロの自転車選手」「弁護士」「医者」「政治家」「会社員」、 「自転車店員」(店員の場合特にピンキリの度合いが極端)、 「自転車輸入代理店の社長」に限らず、誰でも何とでも名乗れるので、 少なくとも匿名での肩書に大した意味はない。 それを利用している場合もあると考えると、尚更気にしてもしょうがない。 全体的な内容があまりにも酷すぎるサイトの例として分かりやすいのは・・・ ▲「買うまでが自転車」 →無意味なランキング、精度など無視で安物自転車を推奨、通販限定車種の羅列にはじまり、 通販購入の「リスク」に触れないのが特徴的。 「購入後のタイヤ交換時の選択肢」から"用途に応じた選択"を目的として、 最低限「ETRTO」程度の基礎知識は把握してもらいたいが、当然書いているわけもなく。 ※規格を把握していれば、米式チューブ化が困難だったり、 歩道走行での段差を想定したときの太めの幅(約37mm超)がなく、 タイヤ選択肢が少ないなどの時点で避けることが出来る。 近年増えてきている27.5×1.95についても、 安物タイヤチューブセットはないので価格面こそ不利でも、 実際にはエアボリュームとタイヤ選択肢があることを知っていると大きなアドバンテージとなる。 (近場に取寄せできない店しかない場合は工賃増しに納得した上で、持ち込み"歓迎"の店を確認できているかどうか) ▲「英式チューブでリムが高め」というのも分かりやすい「地雷」だが、 これも気付いていないと後で困ることになる。 ▲「買った"後"を気にしない」 →使う期間を全く考慮せず「メンテ」を無視する。 そもそも「何処をどうやってメンテするのが適切か」さえ知らない可能性も高い。 (タイヤ内にチューブがあることすら知らない可能性も?) ▲自転車整備できる店員がいないような店で買ってしまうと・・・ (部品が長期欠品、取引がないメーカーで部品調達不可能、違法車両、単に忙しい、等は除く) 簡単な修理でも1週間や1ヶ月の預かりになるようなリスクもある。 当たり前だが、そういう店は自転車を扱うべきではないし、買うに値しない。 ●日常的なメンテに関する内容を書いていない 例えば「選び方に特化しているサイト」としても、 自転車は「買うまでに思案する期間」よりも「買ってから使う期間」のほうが間違いなく長いわけで、 「壊して」からの異音判別などよりも、まずは「壊さない」ために、 最低限「空気を入れる」「適切な注油方法」「(野ざらしであれば)カバーをかける」あたりの紹介は必須。 ▲「安い自転車にも良いものがある」 →部品やフレームの精度が存在しないとでも・・・? 「メンテしない前提で不具合=買い替え」なら気にしないのだろう。 ▼1万円台、2万円台、3万円台では差がない??? むしろ真逆で「1万円も違えば大きく差が出る」のが一般車。 ●バンドブレーキとローラーブレーキ[フィンの有無]他の違い ●シングルピボットとツーピボットキャリパーの違い ●ブロックダイナモとオートライトの違い ●ステンレス・アルミ・スチール部品の「割合」 ●変速の有無(外装・内装・変速なし) ★タイヤの質 ●部品・工作精度 ●工場組立段階での差 など 「ブリヂストンの変速なし5万円自転車」と 「2万円の変速なし、折りたたみ自転車、外装6段スポーツ自転車もどき」が「同じわけがない」。 特に「3万円の壁」は大きい。 それに加えて、「実店舗での最終組立の差」。 「安ければ安いほど」 「部品精度の低さから丁度いいあたりに調整すること自体が困難」になる確率が高くなる。 安く買えるということは、どこかでその「しわ寄せ」が必ず訪れる。 ─安い自転車を"完全分解"で組み直す? 追加で軽く3万~5万円以上は必要になると想定できる上に、 素材自体が安物すぎて(前フォークが貧弱など)そもそも「整備する以前の問題」とか、 BB椀が斜め取り付け状態から、手間暇をかけて外して、高額工具でネジを切りなおせば更に追加費用など、 「数万もの追加費用を出せるなら、まともな自転車を買ってください」としか言いようがない。 ※余程思い入れがあるのであれば、走行用ではなく「整備せず保管」を薦める。 更に、ネット購入の場合、初期不良に気付いたときには「送り返すのに返送費用が数万円」など、 「メンテ云々以前の大きな違い」がある。 ▲電アシのバッテリーについても・・・ ヤマハ、パナ、ブリヂストン"以外"の、特に「量販系メーカー」や「新興メーカー系」の問題として、 バッテリー交換しようと思ったら、車種どころか「メーカーごと消えていた」等の 重大リスクを何故か無い物とする。 ▲「メーカーは子供乗せ自体を想定して設計していない」のに (フレーム強度とか前後の重量バランスとかを一応設置してみた上での話だとしても) メーカー判断を無視して「勝手にOKと判断している」ようなケース。 ※本当に子供乗せ対応可であれば「メーカー純正でオプション品を用意すれば"儲かる"のに、それがない」が答え。 ★「自転車は道交法にて"車両"の一部に定義され、部品の集合体である"乗り物"」だからこそ、 軽く考えることなく「騙されないように」注意を促しておきたい。 ※但し、「自転車は使い捨て用途だから少々不具合あっても壊れるまで動けばOK」という鈍感を極めている人は除く。 「タイヤが完全にボロボロでリムだけになっていても、一応進むことが出来なくはない」が、 「まともな自転車」を「まともな店」で買って、「まともに整備」すれば、 「長期的に快適且つ得という概念がない」のだから、どれだけ説得しても徒労に終わるだけ。 ◆安物自転車であっても「利益」を乗せて販売されているという事実 つまり商品代金から・・・ 「店舗での販売利益、輸送コスト、部品代、工場での組立工賃、商社の利益」などを差し引いて 「安ければ安いほど酷くなるのは当たり前」と分かっていれば、 とても安物自転車など薦める気にはなれない。 デフレに慣れ過ぎて感覚が麻痺しきっている消費者が多すぎるというのもあるが、 やはり「"本物の"自転車とは何か」ということを 知る機会がなさすぎることが根幹の問題。 ●クラス18適合フレーム c-s-progress.jimdo.com/2022/04/03/荷重制限は荷台だけじゃないようです/ 荷台だけでなく、フレームにも個別に積載限界が設定されている場合もあるようだ。 耐久面や走行性能などから全く薦めない安物自転車とはいえ、 ちゃんと表示していることには好感が持てる。 ●「ルック車」について bike-news.jp/post/263548 当然、定番ネタ化しているLOOKというメーカー(ブランド)の自転車ではない。 自動車メーカーブランド名を貼り付けているだけの特定の代理店の自転車も含むとは思うものの、 狭義ではブロックタイヤを搭載していても「荒地走行はできません」というのがこのジャンル。 タイヤだけ太くて安物のファットバイク"もどき"も典型的なルック車(もどき車)。 しかし、その本来の「MTB類型車」や「MTBもどき」という意味から派生し、 「安物コンポ(主にボスフリー・ターニー)搭載の自転車全般を指す用語」として 言葉の意味が変化、浸透しているように思う。 確かに「荷物なし」「近所5km程度」「体重軽め」 「屋内駐輪または屋外駐輪だが毎月整備を欠かさない」など 「用途・使用状況によっては」問題が起こりにくいとはいえる。 一方で、買い物で荷物多め、体重重め、10km超、ほぼノーメンテ主義のような場合、 「元々の全体的なパーツ群の"質の低さ"との相乗効果によって」 早期劣化等から、買い替えを余儀なくされることもあり得る。 ※「BBのガタ」など ●スポーツ自転車ではなくても、通学向けの自転車であれば、高額になるほど、 (完全ノーメンテで良いわけもないが) 「タイヤ(チューブ)への最低限の空気入れ」や「適切な注油」さえ完璧であれば、 駐輪環境、地域的な問題、走行方法に問題がある場合を除き、 少なくとも、ほぼ6年間壊れる可能性はないと言える。 ◆しかし、超高級な一流プロ向けの競技向けのスポーツ自転車の場合、 値段が高ければ高いほど耐久性が高いかと言われると・・・、 転倒1回でパーツやフレームが終わってしまう場合すらある 「カーボン」素材を避けられないために、 何十年も乗れるというわけでもないので注意が必要。 「安すぎる自転車の場合、フル分解してグリスアップや調整を施した」としても、 保管・整備状態や走り方にも留意したとしても、 精度の低さを考慮すると(どれだけ頑張っても) それなりに、長持ちさせられる程度でしかないのは仕方ないところ。 「パーツ総組み換えでは済まない、根幹のフレーム自体の貧弱さ」だけはどうしようもない。 同じ外装変速の6段ボスフリーの安物自転車でも、 力を無駄にせず、それなりに快適に乗りたいと思うのであれば 「最低でも約5~6万円」が目安。 しかし、用途次第で、住居から1km未満の駅までのような超近距離であれば、 さほど性能の差を気にする必要がないので、走行性能よりも、 "適宜"メンテナンスでの"耐久性"を気にした方が良いのは確か。 ★それでも、「タイヤ・チューブ・リムテープ」と「ブレーキ関連全て」と 「ライト」と「リフレクター」だけは どんなに安物自転車でも「まともな部品」に交換することを薦めたい。 ●安物自転車に精度を求めるべからず www.youtube.com/watch?v=mR9gumFHdW8 ブログを見るとロックリングに「フックスパナ」を使っていない理由が分からないのと、 「チェーンケース」は元から歪んでいたのかどうかという疑問はあるものの・・・、 「安物はトータルで考えると安くはない」。 元々の品質の違いも然ることながら、 「工場組立精度」の違いが明確な差になるというべきか。 それでも、「鈍感を極めている」「使用する期間は半年~1年のみ」 「単距離」「平地しか走らない」「屋外駐輪しない」 のような条件が揃っていれば、多少難があってもそれほど悪影響にも気付かずに その期間の役目を全うできる可能性はあるので「用途次第」。 「消費者が求める安さに応えるために、 輸入代理店と製造メーカーで努力した結果が精度にも出ているだけ」なので、 勝手に勘違いして「安くて何ら問題なく使える」と思われても困るだろう。 ─29 30~「安物自転車に精度を求めないこと」 基本は、組み付けも個々のパーツも「安いのに良い自転車」なんてものは存在するわけがないと考えて、 (期間や距離など)本当の用途に相応しい自転車を買うこと。 「安物自転車の精度が低く修理しきれずトラブルになるケース」 これは扱ってしまう店にも問題があるというべきか・・・。 逆にもし「なんだよこの店高い自転車(3万円~)しか置いてねーのかよ」と帰ってもらえば、 厄介払い出来ている証拠。 極端に言えば「大衆食堂」と「ドレスコードのある高級レストラン」の違い。 後者に場違いな人が入ろうとしても入口でお断りされるのが当たり前。 ※そこで執拗に退去しなければ不退去罪~過剰にゴネて実害を及ぼすようなことがあれば「威力業務妨害」となる。 (例外的に高級スポーツ自転車ユーザーが、街中の買い物専用に安物自転車を使う場合もあるとしても) 「安物にはそれに相応しい客が付いてくる」リスクが高くなるのは必然。 チェーン店であれば店の経営方針で理不尽なクレームに付き合される店員の方々はお気の毒というか。 ※通販の場合「基本売りっぱなし」でクレーム処理すればいいので上手く利用されてしまうというオチ。 購入時高いと思っても、やはり質の違いは如実に現れると考えて、 「ちゃんとしたメーカー品」を「実店舗」で「技術が信頼のできる店員」に 点検しつつ組立てもらうというのが、長期的目線では確実に得する。 ●安物自転車が安い理由 自転車を多く売りつつ利益を上げようとすれば、必然的に細かいチェックや丁寧な整備は不可能。 自転車の扱い方にも左右されるとはいえ、「組立の差で長持ち度合いが違う」と知らないと損をするのだが、 「"チャリ"なんてどうせすぐ※壊れるんだから何処で買っても同じ」という人達に理解されることはないのだろう。 (※実際は普通に使っていて壊れるのではなく、使い方に問題があって壊している) ●甥っ子に8万円自転車贈呈から価値観の違いで若干争論になったケース ●元記事 twitter.com/MS758/status/1340175016831283202 元の8万円自転車のツイートを見れば冷静に「妥当」という人も少なくないようで安心。 まず論点として、 ●「比較としての1万自転車と8万円自転車に対する感想」と ●(8万円自転車を)「贈ったということに対する反感」という火種が散っていて若干ややこしい感じに。 「関係性も知らない・事の経緯を知らずに」贈り物については、 他人の身内同士での親戚付き合いに文句を垂れるのは意味が分からないが、 前半の「それぞれが考える生活用途としての自転車への価値観」については、 (経緯を全く理解せず火に薪を投入に来ただけの野次馬が多数いるとしても) 「危機的状況にある」という意味で感慨深い内容になっていた。 ●細々とした条件まで整っていない場合の「贈り物で自転車は微妙では?」 という考えで絞った場合でも、基本的に自転車に詳しくなくても 「片側スタンド→両立スタンド」や「荷台やカゴの取り付け」のように、 「用途に合うようにパーツ交換するのが当たり前」なので、 そこまで気にするほどでもないように思う。 もし根本的に合っていなければ、売って買い直すか、 「金銭厭わずに良い方向」を極めてもらいたいという考え方であれば、 スチールフレームなら作り直しからコンポ乗せ換えという方向もある。 ●安さは正義とは限らない 「子供には安物自転車が妥当」という考え方こそ警戒すべきで、 もし安全性に問題があって製品起因の事故が起きれば、後悔しても遅い。 そこまではないとしても、ロクに整備もせずに半年で"壊して"しまうなら適切とは思えない。 ●適正な用途次第で「自転車」にも「チャリンコ」にもなる もちろん「安物自転車」に価値がないわけではない。 用途として「駅までの1kmしか使わない」とか「単身赴任で1ヶ月や半年くらいしか使わない」 「生活が"極端に苦しい"」のであれば、確かに便利な存在。 しかし、生活水準が低いわけでもないのに「それで構わない、必要ない」という 「自転車=耐久消費財」として「適正に使う」という概念すらなく、 何も聞く気がない救いようがない人達にとっては「相応の"チャリンコ"」に成り下がる。 ノーパンクタイヤ然りで、「本来の適切な用途」があっても、 "教えてもらえる機会"が存在しないために、 「安物"で"いいや」ではなく「安物"が"いいや」に曲解されてしまっていることは 相当危機感を持たなければならなかったのだが、 安物自転車に対して、 中身が空っぽに近い「BAAという見せかけの制度に甘んじていただけ」で、現状の有様。 ●元値が高ければ納得させやすい 「10万円以上するような電アシを"壊して"しまう人々もいることから」 安物自転車が消えたところで 即時に空気入れの習慣化が身につき、空気圧不足のパンクが減るとは思わないが、 極僅かでも意識に変化が見られ、 壊さないような使い方を身につけようと思わせる「素地」は形成される。 ●雑な店と困る店 「昔から変わらず不真面目で横柄な店」は、"質まで安い"客に 呼応するように、まともな接客を放棄し文句に終始、 8割の「悪い意味でテキトーな店」が場当たり的対応を続けるも、 「通販売りっぱなし店・メーカー」や、 技術人材を育てる気のない会社は「人も物も"使い捨て推奨"」。 結果、慢性的な不具合(空気圧不足/過剰・注油不足/過剰)など)を「気にしない」で済ませるか、 そのツケを払わされるのが、薄給で理不尽なクレームに悩まされ続けるような 「真面目だが機転の効かない店」がハズレくじを押し付けられる形。 ●迎合主義的な視野狭窄の恐ろしさ 「馬耳東風な人達」は放っておくしかないとしても、 全体的には、安物自転車では「用途として」不適当な代物かもしれないのに、 自転車に詳しいであろう識者が、"大衆の味方気取り"で 欠陥品もどきの物を「仕方ない・そういう物」で 諦めるような狭い考え方に陥っているのは見るに堪えない。 思考停止は「現状の酷さを受け入れること」に他ならないが、 懐古概念に毒され現在の問題が見えていなければ、危機感など全くないのだろう。 (追加) 価値観の多様性を認めている懐の広さを示したつもりが、 逆に「そういう人達は生活用自転車の本来の実力など知る意味はない」という 「狭い価値観」に捉われてしまっていると言える。 それは「表現者」という自負があるのであれば、むしろ「絶対に避けなければならない」方向性。 ●需要と真っ当な工賃の認識 個人的には否定的なベルト駆動のアルベルトだが、 「電アシでもないのに値段が高すぎて全く売れない」のであれば、既に消えていても不思議ではない。 しかし、実際そうではない時点で「より安全・安心と思われる車種をお金で買う」という人達が居るわけで、 自転車について詳しいのであれば尚更、生活用自転車に対して 「安物自転車だから修理も安いだろう」という歪んだ構造を減らし、 「適正な対価(工賃)」を意識してもらうためにも、適正投資という方向で考えたい。 ●教育視点 これは年齢層を下げた「幼児・子供車」にしても言えることで、 「自転車は雑に扱うべきで"壊すもの"」と、使い捨ての買い替えが、 果たして教育として本当に正しいのかということにも繋がってくる。 ●防犯観点から 防犯登録は無視するとしても「盗難件数の多い人気車種は除き」 頑丈なU字錠で固定物と施錠し+2ロックするならば、あとは停める地域や時間によるとしか言えない。 (高額自転車でも一般車型(S型やL型)であれば、車種自体がさほど特に目立つわけでもない。) ●結局後で後悔するケース twitter.com/MS758/status/1340580812870230017 通学用にと子供に安い自転車を買い与えた親御さんも後で後悔する事が多いのですよ。 そういう経験があると二番目三番目には国内メーカーの自転車を選ぶのも珍しくは無いです つまり、より頑丈と思われる自転車を買っておけば「転ばぬ先の杖」にもなるということ。 ●安物自転車でも修理代は安くならない twitter.com/MS758/status/1340599959939268608 価値観を押し付けるなって言いますけど、自転車1~2万の価値観で修理押し付けるのも止めてもらえます? 修理代が高い?それお前の価値観だよね? そして使い捨てでまた安物を買ってしまい「本物の一般車」を知らずに消えて行く。 時間効率も低下させ、結局お金が余計にかかる。 ●収益構造の問題 twitter.com/MS758/status/1340602212838375424 8万の自転車が当たり前に売れる様になって自転車屋さんの賃金も上昇して、 その自転車屋さんが物やサービスにお金を落とす様になれば、 皆さんの賃金だって上がるかもしれないのですよ。 でも自転車1~2万の世界じゃみんなジリ貧になるだけです。 「良い物」を「適正に継続して使うという当たり前」を 知ってもらう機会がなさすぎることが問題になる。 ●コストダウンは何処から twitter.com/MS758/status/1340604625800417280 自転車はメーカーから7部組の状態で入荷するので、それを店頭に並べるまで結構なマンパワーを必要とし、 本来は薄利多売が出来ない商売なんですけど、それをやっているっていう事は何処かに落とし穴があるんですよ。 「パーツの集合体の自転車に安くて良い物など存在するわけがない」という 「常識を知らない」と「価値観を超えた範囲の値段」だけで反発したくなるのだろう。 ▼[関連]安さを良しとする自転車店自らが立場を悪くしている youtu.be/fU8dFSYYH2s?t=946 「困っている人を助けるため」という大義名分を掲げ、 (相応の狭く少ない知識量と接客未満の雑対応しかできないのもあるとは思うが) 「努力なんて一切したくないから自転車屋をしているだけ」 だから「低賃金で構わない」というのでは、あまりにも志が低すぎる。 (追加) 「販売・修理」以外の方法を試行錯誤せずに「受け入れられるわけがない」ので 「安くなければならない」というのは、固定概念に凝り固まりすぎているとしか思えない。 提案力等を商材に繋げるための策が全く足りないために、 「そんなものに金銭を払う価値がない」と消費者にラベルを貼られていると気付いていれば 反骨精神で打開案を練るのは必然。 しかしながら、「門戸を開いているために必然的に安物自転車や通販車の依頼も飛び込みである店」であれば、 それらの安物客に拒絶感を持つ前に、速やかに経営方針の根本改革を断行すべきに思えて仕方ない。 ●大衆感覚の"普通"は普通ではない twitter.com/MS758/status/1340969727858941953 別にね1~2万の自転車買っても良いのよ。ただそれが当たり前という感覚は危険だと思うの。 やはり(電アシを除き)「生活用自転車なんて安いのが当たり前」になって 感覚が麻痺してしまっている人達の目を醒めさせるには 「一時停止を強制させるためには厳罰化や交通指導よりも、物理的な車止めが最も有効」なように、 安物自転車は通販込みで厳格に販売規制を敷くべきかもしれない。 安全性のギリギリを追及するヤバそうな自転車を扱っている輸入代理店の総数自体も 保守部品の提供年数だけでなく、全国に整備店を確保できているかどうかも含めて 許可申請を相当厳しくする等で抑える必要もありそう。 (追加) 実現可能性の低い極論という話でいえば、 自転車免許制度やヘルメット着用の罰則付き強制と同様に 最低販売価格が上昇してしまうと、「自転車需要そのものが低下する」とか、 現状の危険度からして自動車の比ではないことは明白なので、 「そこまで神経質に高品質を求め、厳格に自転車を整備維持する必要はない」と 懸念する声もあるとは思うが、 少なくとも、今よりは自転車に関心を持ってもらう必要があると考えられるのは、 軽い接触事故も含めた事故防止のための一時停止や歩行者優先、 メンテではなく本来必要ではないパンクを防ぐための空気入れの習慣化さえ 全く浸透出来ていない点にある。 ●安物自転車の改善手段を補足 近年では(タイヤ/リム)ダイナモでもLEDタイプの軽くて明るいものもありますので 交換することで(ハブダイナモほど軽くはなりませんが)比較的改善できます。 お値段は1個「約2000円+(店によって異なる)工賃」です。 バンドブレーキは、音鳴き解消処理を施しているお店もあるようですが、 「バンドブレーキも販売しているメーカーがお薦めしている」ように、 「サーボブレーキ」へ交換がオススメです。 しかし、雨の日に乗られることが多いようでしたら、 ローラーブレーキに近い機能のメタルリンクブレーキのほうが良いかもしれません。 どちらもブレーキ本体の値段は「約2000円+(店によって異なる)工賃」です。 BBは通常型(カップ&コーン)の場合特に初期整備に手間をかけるかどうかで大きく異なりますが、 「基本的に手間がかかるため、この部分にグリスアップ等をしている店は少ない」と考えておいてください。 特に安物自転車や利益の少ない自転車でこの部分をまともに整備しようとすると、 お店の利益が吹き飛んでしまう恐れが強いことをご理解ください。 ※個人的には購入店で「別途費用を支払っても整備をしてもらうことをお薦めします」ので、 「工具すらないので作業出来ない」というお店は避けることをお薦めします。 ↓ 何故なら、お店が納車前の整備の時点であれば、 椀を歪んだままねじ込まれているような「明らかな不良品」であれば、 この段階で適正な状態のものに交換することもできると思われるからです。 「もし定価販売でも、この手間賃込みであればお得です。」 購入店ではない別のお店に頼む場合は、 手間がかかるぶん割高になる可能性はありますが、整備する価値はあります。 ※もし不良品が発覚した場合、整備店の迷惑にならないように 「メーカーや購入店とは購入者自身で交渉をお願いします。」 つまり、「整備が出来ない店で購入する」と、このようなリスクもある」とご理解ください。 そして購入後も是非とも「不調が来る前」に、定期的にお店に訪問して頂き、 (有料無料条件などは店によって異なりますが) 適切に点検調整することで不具合は防止できます。 (基本的な駐輪方法として風で転倒しないように停めることも重要になってきます) 黒ハンドルなど、錆びやすい箇所は、初期整備での防錆処理と、雨天後に水気を拭き取り、 再び防錆剤を塗布することで錆びは予防可能です。 こちらも「防錆処理に理解のあるお店に」ご相談ください。 貧弱なタイヤ&チューブもあるようなので、購入後即交換を検討したほうが良い場合もあります。 値段は前後交換で「約4000円+(店によって異なる)工賃」といったところ。 タイヤを使い切るためには 直射日光をできるだけ避けるために長時間停める場合はカバーを使うと良いです。 そして、何より空気圧の管理が重要になってきます。 適正空気圧の理解のために「エアチェックアダプター」を取り付け、 まずは毎月1回以上の空気圧の管理をしましょう。 難しいと思われた方は、こちらもお店への訪問時にご相談ください。 身近な生活向け自転車選びのための情報はネットにもこうして書いていますが、 ネット環境のない方や、検索された多くの方の目に留まるように結果が必ずしも上位に来ないため、 よく分からない段階で何となく購入されているケースが多いのが現状と思っています。 メーカー等にはあまり期待できないので、 核心に迫る情報は自力で探し出すしかないのが難しいところです。 工賃は店によって大きく異なるのと、交換する「タイヤの質」にもよりますが、 「車体価格とは別に」+上記の修正のためには 約1.5万円~が目安というところかもしれません。 そして、本体価格が上がっても、不具合確認や防錆処理など、 お客に渡す「直前」の「お店での整備次第」なので、 「本体価格や(工賃も)高ければ絶対に安心できる」というわけでもないことも覚えておきましょう。 (例:「追加の部品購入と全体手直し整備で3万円も払ったのに無茶苦茶で雑な整備だった」) それでも、生活用の自転車購入の予算は半年や極単距離でしか使わないという場合を除き、 手直しに必要なパーツのカスタムを想定し、 「本体+諸経費込みで合計5万円は準備しておく」と覚えておくと良いかもしれません。 (電動アシストは基本価格帯としては10万円超も普通なので完全に別) 他にも、前ブレーキとブレーキシューを効き目の良い物に、 ブレーキレバーもシマノのアルミ製に、 ブレーキ/シフトケーブルをシマノ等の良質なものに、 ペダルを国産品の三ヶ島製にするなど、色々と交換すると良いものが多数あり、 そうなってくると必要経費は自転車本体とは別に軽く2万円は超えてきます。 (これは本体価格3万円以上の自転車でも搭載されていないことが多いため、 良質なパーツを揃えたいという場合は追加費用がかかってでも交換をお薦めします) また「フレームの剛性」の点で、安い自転車特有の「柔らかめの鉄フレーム」によって、 力の伝達がロスすることで「(個人差もありますが)無駄に疲れやすい」という可能性もあるため、 比較的長距離(5km以上)の使用はお薦めできません。 もちろん、重い荷物を積んで移動する用途も苦手な車種になりますのでご注意ください。 そして、購入時だけ丁寧に仕上げて安心ではなく、 購入後の「定期的なメンテナンス」も本来の実力を発揮し続けるためには必要です。 ●自転車本体の価格差を考慮しなければならない根が深い背景とは ※「元々の"構造上"に問題があるパーツ」は別とする。 前提として、精度が要求されるであろう宇宙用の部品開発しているわけでもないのだから 不良品が混ざることもあるとして、 「基本価格が高額(個人的な目安としては実売4万円以上)」で、 「ブランド料に不具合対応までも含まれていてもおかしくない」のであれば、 完成車メーカー(代理店)やパーツメーカーに対して、 「工場出荷時で検品にもそれなりに力を入れているべきだろう」と思うため、 「それは最終的に店の納車整備時点で対応するのが当然」と言いたくなる。 ※高級車種やパーツの精度にどこまで求めるのかというのは 個々の店やユーザーにもよるので何ともいえない。 一方で、 安いのが当たり前と思われているような一般車関連のパーツの ローラーブレーキの効きの悪さ?を不良品とする「以外」に、特に安物自転車であれば、 「安値限界への挑戦の果てに生まれたような(最低基準だけは一応クリアしているであろう)実質は駄目パーツの山」 と組み合わされているのが"普通"と思われるので、 まずはその「不具合の原因ともなりかねない部品群を全て交換することから」始めてもらわないことには、 「本当にそのパーツだけが問題なのだろうか」という疑問が拭いきれない。 ●分かりやすく言えば 「果たしてブレーキ本体だけ交換すれば済む問題?」という。 インナーワイヤー然り、ブレーキレバー然り、 出荷時点でのグリス量然り、ネジ締め然り、根幹の「フレームのヨレ」に至るまで。 (もちろん「整備する"店の方針"から"店員の(技術面以外も含む)質"」による影響も大きい) ※一般車ハブのラチェットのツメの不具合が問題になった例もあるが・・・、 「チェーンの張り」「使い方」「メンテ頻度」など、 「使い方の問題があったなら」それを考慮しないのは如何なものかという疑問もある。 ▲安くて良い物という幻想 そもそも安物自転車(&組み付けられているパーツ)に一体何を期待しているのか・・・。 「不具合というほどでもなく、全く機能しないわけでもないのなら」 「価格帯的にその程度のもの」ということがあっても、 「安い商品を選んで買ったのだからしょうがないのでは?」と言いたくなる。 それを「全て厳正にチェックし対応すべきだ」という人がいるとすれば、 何だか「大衆食堂に場違いな高級レストランの接客を求められているような違和感」を覚える。 大衆食堂でも一流のシェフが一流の食材と調理器具を用意すれば可能として、 (自転車の場合:安物自転車であっても完全分解し1から組立直すこと) そのような光景が現実的なのだろうかと。 常識的に「5000円で超高級レストランのフルコースは食べられない」と理解できるはず。 「どんなに安くても全然ノーメンテで問題が起こらない良い自転車はある」と信じ、 「自転車なんて変速とかタイヤチューブの違いくらいで、 あとは大体同じものだから(用途に関わらず)安ければ安い方が得」と 心の底から本気で信じてしまっているようであれば、それ以上の説得は事実上不可能。 もし「実際にある」などと言い張られても、 「単距離」「軽い体重」「屋内保管」「そもそも殆ど使っていない」とか、 「まともな状態を知っていればどう見ても不具合はある」のに、 「単に不具合と気付いていないだけ」のような気がするので信憑性も低い。 ▲メーカー視点で そのうえ「安物自転車なのに」「不具合品だったので交換しました」を 頻繁に突き付けてくるような店とは、取引自体を考えることも予想できるため、 量販系であれば「必要最低限の作業業務のみに徹するように」徹底される光景しか見えない。 「不具合が少々あっても(重大事故が頻発していない以上は) 黙って納車してくれる多数の店とだけ取引していればいい」となっていても不思議ではない。 ▲適正価格の沼 まるで店が継続して経営を続けられる協力を拒否するように適正な工賃を支払う気もないのに 「メンテもせずに使うだけで壊れるまで何もしない用途」に付き合い、 どう考えても割の合わない手間暇をかけてしまうと、結局困るのは店自身。 社会奉仕に命を捧げ、主食が野草や昆虫であることさえ厭わない生活に満足できるなら構わないのだろうが、 周囲の店としては迷惑極まりないに違いない。 結果として「売りっぱなしの店(早く壊してくれと思っているような店)」が 増えるようであれば、技術レベルだけでなくモラルそのものまで崩壊する。 ◆良くも悪くも適材適所に陥るしかないと思われる現実 (電アシ部品のような特殊品を除き)一般車の部品では、 基本価格が高額なパーツは存在しないため、 生活用自転車は「耐久消費財として」ではなく、 「生活必需品の消耗品」として考えられがちだからこそ、 安物自転車の需要があることは理解できるが、 (本体価格を超えるような金額に一切不満を持たないような人が多いとは思わないことからも) 真っ当に店やメーカーの経営を維持するためにも 「残念ながらその価格に見合った物や"相応の整備"を提供するのはやむを得ない面があるのが実情では?」という意味で、 「安物自転車に不良品の割合が高くなっていたとしても何ら不思議はない」と思ってしまう。 極端な話、もしママチャリの仕入れ値が3万円ほどでも、 「実店舗での納車前整備が罰則ありで義務化され」 「全体として最低販売価格が一律で10万円以上」とでもなれば、 納車前整備として「スポーク1本に至るまで全分解→精度出し→全箇所防錆処理など」が当たり前になり、 店側から「どんな些細な不具合も絶対許さない」と言いやすくなるとは思うが、現実的とは思えず。 ▼結論として 「安物自転車ユーザーに対して、 店としては不良品に気付いても黙って与えて使い続けさせればいい」という意味ではなく、 「チェーンなど錆びだらけ」「タイヤ(チューブ)空気なし」が当たり前で、 その他の不具合も不具合として気付かない(我慢すればいい)ような人達が多すぎる以上は、 「本体価格(に占める工賃)も含め」「その感覚に合わせた業態になってしまう」のは避けようがないのではと。 ●1万円台の自転車のメリット・デメリット mitubosi.site/archives/34 言いたい方向性は理解できるのだが 如何せん「想定される用途」が足りないのではと。 ↓ 「使用頻度・年齢・体重・荷物の重さ・走行路(路面状態や勾配など)・平均走行距離」から 「性格」「駐輪場の状態」「想定している使用期間」など。 例えば・・・、 「毎日使う・高校生・80kg以上・荷物20kg・舗装状態が酷くガタガタ路面・急坂多い・平均走行距離10km」 「荒っぽい」「駐輪場は常に満車」「3年以上(出来るだけ長持ちさせたい)」とすれば 1万円台の自転車では、かなり厳しいというかほぼ間違いなく「無理」。 上記とは全て真逆に近い用途であれば 確かに「1万円台の自転車でも十分」と言える。 ネット上では、パーツの質や組み立ての精度が悪い、と決まり文句のように書き込まれていますが、 大筋間違いではありません しかし、パーツの質は、自転車素人が理解できるほどの差は正直ありません 「同じ構造のものであれば」確かにそう思うものの、 例えば「ツーピボットキャリパーブレーキ」と「シングルピボットブレーキ」を 比べてほとんど気付かないということはないのではと。 ネットで違いを力説している方は、高い自転車を買ってほしい自転車屋か、 自転車が好きな自転車マニアでしょう mitubosi.site/archives/56 なるほど確かに。 ●店の納車前整備の重要性 大事なのはちゃんと組み立て整備されているかです 実はこれが一番重要です あたりまえですが、安い自転車でもきちんと組み立て、整備したものは長持ちします 逆にどんなに効果で質の高いパーツで固めた自転車でも 組み立て、整備が不完全だとすぐダメになります ですので、安い自転車でも高い自転車でも、購入してからその後、 しっかり修理整備出来る自転車店と付き合う事が一番大事です これが世間一般の多くの一般車ユーザーに知れ渡っているなら良いのだが、 なかなかこれが伝わっていないからこそ「通販で買えばいいや」に繋がってしまうのだろう。 もちろん、「何ら文句ひとつもなく素直に整備費用をきっちり払う」のであれば、 (特殊工具まで必要になるとか、触ったら壊れそうなコピー品だらけの怪しすぎる車体等を除き) 店としては(メーカーノルマに追われていなければ)工賃で稼げばいいだけとも言える。 ●修理のしやすさ 汎用性が高く修理がどこでも容易で安価 変速なし安物26インチWO(590)のママチャリを 技術的に修理できない一般車販売店で買った後に、 他店に頼むとして諸々費用が嵩むことを理解しているのであればいいのだが・・・。 1万円自転車は修理を受け付けてくれないとたまにネットで見ますが、 それはその自転車屋が修理技術が無かったり、自店購入車しか受け付けないような粗悪店なだけです 「お客様が素晴らしい方々」であれば、その通りなのだろうと思う。 逆に高い自転車は高いパーツが使われていることが多く 1万円自転車と比べると修理が高額になるケースが多いです その先にある 「専用規格品を増やすことで稼ごうとしているメーカー」にユーザーが従う義理もないとも理解できる。 たとえばスポークで例えると、1万円自転車は大抵鉄製のスポークを使っていますが、 より丈夫なステンレス製スポークがあります 「金属特性だけで見れば」鉄スポークのほうが柔軟性があるので衝撃には強いという見方もあるが、 実用面で見れば、ステンレススポークのほうが錆びにくく優秀という見方になる。 しかしスポーク自体の値段も倍近くしますし、重量も重くなり、漕ぐのが重くなりますので、 一長一短です、全てにおいて最強なものは存在しません 鉄スポーク36本とステンレススポーク36本で重さの違いを気付けるほどなのだろうか? 人それぞれ使い方によって壊れる個所は違ってきますし 壊れて修理するときに更に壊れにくいパーツに交換して自分に合った自転車に アップデートしていくのが一番賢いと思います 買い替え必須になる「フレーム剛性」に気付けるかどうかまでが分岐点。 ▲カゴが鉄メッシュ これは早めに樹脂製に交換しておきたい。 ▲ライトを点灯すると重い ハブダイナモのオートライトも紹介しているが、 もっと安くすませたい場合 タイヤに擦るダイナモライトなのは同じですがLEDライトでゴムローラーのものがオススメです 私はこれを使っています このことを紹介してくれる店は1割もないのではと思うだけに貴重で有難い。 学校指定でオートライトが厳しい場合でも、こちらを選択させれば無灯火も確実に今よりは減ると思う。 ▲音鳴りブレーキ バンドブレーキを薦めているが、 ここは素直に「バンドブレーキのメーカーも交換を推奨している」 音鳴りが起きにくい「サーボブレーキ」への交換か、 雨天時に使用することが多いのであれば「メタルリンクブレーキ」を薦めたい。 ▲フレーム剛性 しかし、荷物を大量に乗せる、ロードレーサー並みに速く走りたい、 という方以外はほとんど関係ない範囲だと思います つまり、旧時代的に重い荷物を未だに持ち運びさせることを余儀なくされているような 「(中高)通学用途には不向き」ということになる。 ▲タイヤ・チューブ 大事なのは定期的な空気圧チェックとタイヤ点検です 英式(虫ゴム)という原因を放置し続けている業界の影響もあり、 その前の「習慣化」にも少なからず気付きにくくさせているとはいえ、 液剤入りかどうかは無関係で、 チューブにパッチ貼りできないような「通称ヌルヌルチューブ」は どう考えても異常な粗悪品と思えるものの、 「過度な低コスト要求ゆえ産物」として仕方ないと諦めるしかないのだろう。 ▲ギア比 たとえば乗り降りしやすい自転車がいいという方はU型フレームの自転車 軽く漕ぎたいという方は軽いギア比の自転車を選ぶべきです 「スプロケ(ギア歯)を変更できるようなハブに組み替えることができる」ということを 知っている店やユーザーがどれほどいるのだろうという・・・。 予算的にホイール組もOKであれば、 最初からそれなりの価格の自転車を選んでいると思うとなかなか難しい。 ◆メンテをしよう ただ一番大事なのは買った後のメンテナンスです、 値段にかかわらず少しでも何か異常があれば放置せず、自転車屋に行きましょう そのためには「ユーザー自身の自転車に気遣いできる思い入れ」も然ることながら、 結局は「店全体の雰囲気」も大きく影響するような気がする。 ●ブリヂストンの自転車でも量販仕様は安物設定とはいえ・・・ prestigebike.hamazo.tv/e8624062.html こちらの自転車は、またもやブリヂストン製量販店向け通学自転車。 ブリヂストン公式ホームページやカタログの掲載されている通学用自転車は、 スポークの太さが1ランク上なんですけどねー。 売り価格を安くするために、あんなとこやこんなとこ、そしてそんなとこも!! 部品構成を落としているのです。 ブリヂストンの自転車だ~と、安心していても、 スーパー・量販店仕様の作りな自転車なのでガッカリします。 「安くて損」を知るための勉強代としては高すぎる授業費用? いや「また壊れるからテキトーに通販で買えばいい」に落ちる可能性も。 まずは、部品構成を気にする前に 【スポークが折れないような使い方=適正空気圧を徹底する、違法な2人乗りをしない】 という基本的な使い方を実行するのが先。 「壊れているのではなくて壊している」ことに気付けないようでは結局また困るだけ。 しかし、こういう話に納得し壊さないような使い方が実行できるのであれば 最初からこんなことにはなってなかったはずなので無理な話だろう。 ●安物を買うというリスク 店選びの重要性すら知らず(教えてもらえることもなく)、 ロクに空気すら入れず、チェーンも適正整備をせず、変速もまともに使わずに 「真っ当な使い方をせず、壊れたのではなく壊している」ことに気付かず 「自転車は漕ぐのが重い」だの「すぐに壊れる」というレッテルを貼る。 ▼あまり安くないメーカー車なら大丈夫というわけでもない 一般車の「BAAマーク付きを」などと宣伝しているのを見ると 「それだけではまともな自転車とは言えない」ことに どれだけ真剣に考えているのだろうと思う。 「BAAは付いていないよりはマシ」というのはあるとしても、 劣化故障を促すような罠だらけの無茶苦茶な整備をしていれば、 「まともに整備されている安物ママチャリ以下」ということも十分にあり得るわけで。 ▼中古自転車は「超熟練者向け」 「安く買えたので得した」と本気で思っている人も少なくないからこそ、 状態判断力もないのに安易にフリマやオークションで買ってみたり、 中古の安物自転車をほとんど整備せず並べて売るような中古専門店のような店が成り立つのだろう。 何しろ自転車には自動車のような「車検が存在しない」ので売ったもん勝ち状態。 不具合に気付かず使ってしまい気付けば返品もできずに泣きを見ることになる。 ●新車の組立でも確認・補正作業が欠かせない blog.livedoor.jp/shokoucycle/archives/9929148.html 実店舗・ネット問わず「新車でも整備がまともに出来ていないケース」が横行しているのは 「安さが正義と信じて疑わないノーメンテ主義」の人々に提供する自転車だから 「雑整備で十分」と考えている店が多いのもあるのだろう。 「さっさと壊してくれたほうが助かる」という店も多そうなので 尚更「まともな整備」を期待するほうが"買い替えが世間の常識"とすれば異常という。 ━━━━━━━━ 一方で、適正な工賃を支払わせず「破格の」安値で過剰整備をしてしまうと 周辺の同業者だけでなく、「技術の安売り」から 人材育成の点でも「(その店だけならまだしも)遠からず業界全体の首を絞める」 ということにもなるので、"適正な工賃"を提示してもらいたいと思う。 「(不当に)安い工賃しか支払いたくない」のであれば、 「雑な整備しかされていない新しい安物自転車を直すことなく何度も買いかえる」のが そのユーザーには相応しい。 ●パーツの質が低い量販向け車両 prestigebike.hamazo.tv/e8392010.html 紛らわしいネーミングで・・・価格が安い分、品質も落としていますので、 公式ホームページの商品と比べてみたほうがいいですよ。 スポークが細いか太いか?鉄なのかステンレスなのか?なんて、 一瞬見ても一般の方はわかりませんものね~。 「安いには理由がある」。 買うときに安くても後々のことを考えると高い買い物になることもある。 勿論「安物だけど神経を使って丁寧に扱う」という使い方ができるのであれば 上記にある【「組立の差」を無視するのであれば】大丈夫という見方もあるが、 このような情報にたどり着くような、興味を持って情報を集めている慎重で 「良い物」を入手したい人に対しては無論お薦めしない。 ●安物自転車に対する価値感 ◆有効利用できるケース 基本的に「全体的なパーツの質や耐久性の安全マージンにも余裕を持てそうな車種」 ということであれば、4万円からという案内をしているが、 一方で、治安が極めて悪いとか、せいぜい片道3kmくらいまでの近距離移動で 短期間利用であれば安物自転車も選択肢に含めることを否定していない。 ◆フル電動よりはマシ (具体的な故障率がデータとしてない以上は勝手に言えるが) 使用方法に問題がなくてもトラブル率の0.001%が0.05%に上がるとしても 別に大した問題とは思わないならしょうがない。 (実質原付なので、そのままでは公道走行不可の)フル電動自転車でもなければ 常用速度からしてパーツの数が少なくシンプルゆえにまだマシ。 ◆各種パーツ 「食べ物なんてエネルギーになれば何でもいい」と同じ感覚で 「タイヤの違いにも整備の違いにも全く気付けない」という 鈍感な人は 「生活用の自転車なんて安ければそれでいい」として、 ホムセンやディスカウント店、通販サイトで最安値を狙うとか、 格安の中古を「後のことを何も考えず」買えばいい。 ◆美徳の限界 しかし、極端な話「手入れしないことを美徳」と突き詰めると、 タイヤが潰れ、チェーンが錆びまみれで、 ブレーキシュー摩耗に限らず異音を超えて爆音を響かせていれば、 やがて他人を巻き込むような事故を起こす懸念があり、 単にお金をかけなくて済む幸せな(ある意味不幸な)人を作り出すだけ では済まない。 ◆巡り巡って募る悪評 「面倒だし買い替えればいいだけ。だからメンテしない」 「ママチャリなんか手入れして使うようなものじゃない」 その先にある、 「愛着がない→雑に使う→少々ボロボロになろうがどうでもいい→駐輪・走行マナーの欠如」 という巡り巡って今の自転車への風当たりを強くしているとは 微塵も考えたことはないのだろう。 いや、むしろ走行マナーに関しては「速度や見た目等で目立つ車種」のほうが (目の前にある多数の一時不停止よりも一部の遮音状態のほうが悪にされるようなもので) 世間一般からの風当たりは強くなっていると見るべきか。 ◆不整備車両の事故に巻き込まれてもOK? それでも、安物自転車も含めて一般車を見下し(その整備も含め)軽視する傾向には辟易する。 「高い物を丁寧に使うのは当たり前で、安物は雑に扱うために選んでいる」 「廃棄→購入は楽。1、2万円程度であれば大した額でもない」 という人にとってみれば 「例え事故を起こすような事態になっても、自分が不整備車両の事故に巻き込まれても」 心底どうでもいい話なのだろう。 ◆処分にも手間がかかる しかし、基本的に職質対策で素直に防犯登録していれば、 譲渡には登録抹消手続きが必要だったり、廃棄でも真っ当な処分には手間がかかる。 出来る限り手間を惜しむなら、 「結局は長く使えるように手入れするほうがいいのでは?」ということに。 (他を見習って遵法意識のカケラもないことを開き直るのであれば 「最後まで"雑"で問題なし」という魂胆なのだろう) ───────── 繰り返しになるが、 (走行方法にも使用状態にも問題がなく標準体重65kg以内で過積載もしていないという前提で) 4万円以上の一般車でも雨ざらしで完全ノーメンテよりも、 1万円自転車でも、現実的かどうは別として 購入後に即完全分解し錆びやすい部分には各種防錆処理と ベアリング部分にグリスアップなど隅々まで調整を施し、 保管時にはカバーをかけて、細かくメンテを欠かせない使い方をすれば 劣化速度はともかく、 (ステム折れになるような余程パーツの質が悪い欠陥品をセットされていなければ) 「長期的に見て重大な故障トラブルが起こる可能性は低い」と考える。 完全分解までせずとも、要所のグリスアップとネジ締め調整だけでも 日々の快適性の長期維持と日頃の手入れを除けば 後々にかかる大がかりな手間や費用が不要になるだけでなく 快適な性能を維持できれば無駄な体力消費もしないので、 「結局は得になる」と考えられる"良い意味でケチな人"が増えてくれることを願う。 それは店や各種メーカー全般を整備やパーツ交換で儲けさせたいからではなく、 「総合的に見れば損をしにくい選択」だからこそ注意喚起を促しているに過ぎない。 ※問題がある店やメーカーについての批判は他に書いている通り。 ◆現実として大人の対応 居ることそのものは否定しようがないとしても、 まるでデパ地下で試食コーナー巡りをして腹を満たしていることを自慢するような感覚で 「1万円自転車を"ノーコスト"で使うのは得」のように自虐自慢的な吹聴をするのは 「(その不整備車両で他者が巻き込まれるかもしれない事故への)迷惑を少しでも考える気があるなら」 わざわざ強調して言うようなことではない。 ●部品の差~低品質部品の行方~ 「安いには理由がある」 安物自転車は「とにかく安く」という需要があるから生みだされ提供されているのも事実でそれは否定しようがない。 その過程で、分かりやすい部分で言えば「タイヤ」など、酷い部品を組み込まれていようとも それは「コスト削減の一環」でしかなく、企業努力の賜物とも言える。 作品でも全体的な内容の出来の良さよりも、単に「納期が早い人が偉い」というケースもあるようだが、 「とにかく何となくでも形になっていればそれでいい」で粗悪品を安易に流して 納期に間に合ったことだけを喜ばれても残念な気持ちになる。 結果、酷評されるのも已む無しになるが、一部の雑音として大して気にもしないのだろう。 言い換えればそれは「客は有象無象どもではなく、スポンサーやクライアント様だから」ということなのだろう。 ※制作工程に於いての納期が早ければ精度が落ちるので良いとは言えないとして、 店から既に在庫があるものに関してメーカー(代理店)への発注の納期としては、 部品の管理状態や発送工程の問題になり、この場合あまり関係のない話になる。 それゆえ、例えばBSでも低コスト車に低ランクのタイヤが付属していることを愚痴られたところで的外れで、 「出来るだけ安く提供できるようにしましたので、高品質タイヤはとても付属できません」という 真っ当な言い分が通る。 逆に前後マイティロードやロングライフタイヤを付けて(1万円程度は無理としても)2万円強で提供できると思うのだろうか。 部品代を知っているなら到底言えないはず。 但し、買いっぱなし安物自転車の全てを否定しているわけではないことは、他で書いている通り。 (出張等で短期間のみ使用、アパートマンションから駅まで2,3分の単距離使用など) しかし、長期間、長距離で使うならまともな自転車をしっかり定期整備したほうが 結果的に長く使えたほうが快適で得なのだが、 その計算ができないなら刹那的に「今が安いほうがいい」ということにもなるのだろう。 「まともな自転車の"普通の走り"を知らない」ことが、その人達にとっては幸せなのかもしれない。 ●廃車寸前の安物自転車の修理は・・・ twitter.com/fiction_cycles/status/1024867922387165189 愛着云々で整備したいという気持ちがあったとして、 たとえ工賃を全く受け取らないとしても 「6000円ではオーバーホール修理不可能」。 修理以前に「自転車の部品価格」を知らなすぎると こういう値段提示で「直してくれる」と思ってしまうのだろう。 一度自分で直したい各パーツを書き出して値段を調べたほうがいい。 「修理は触って調整するだけではなく、部品交換を伴うもの」 想像すると まともに整備もされておらず、全体的に錆び錆びで 最重要のブレーキ周りも、ライトも、ハブもスポークも、BBも、カゴも、泥除けも、 タイヤもチューブもリムテープも、前フォークも、全てがガタガタでボロボロであれば 安物部品でもどう頑張っても部品のみで3万円以上は必要。 そして、運良く0円で中古部品をかき集めることができても・・・ 全体修理で工賃6000円では「仕事の報酬として成立しない」。 例外的に安請け合いしてしまえば、仕事を安くみられてしまうに止まらず、 これまで適正料金で作業を請け負ってきた「他の客に対しても失礼」になってしまい、 「業務が成立しなくなる」と見ていいだろう。 そして、最も肝心の「フレーム」に破損兆候となる重大な亀裂があれば (アルミフレームに限らずスチールフレームでもあり得る) フレームごと交換=全組み換え=新車購入のほうが100%安い。 もし支払い能力がない理由として、遊興費は一切使っておらず、携帯電話すらなく、 食費もままならないほど生活を切り詰めていて 「生活の足として1万円すら出せない」のであれば 生命にかかわるので、然るべき機関へ相談することを冗談抜きでお薦めする。 ─────────── 一方で、3万円以上の自転車でフレームに異常がなく、不具合も軽微で 工賃込で本体価格以下で修理(ある程度の部品交換)可能であれば買い替えは不要。 しっかり直して快適にしてもらいたい。 扱いノルマを課せられて売りたがる気持ちは分かるが、 「状態判断をまともにする気がなく」新車を売りたがろうとする店員の口車に乗る必要は一切ない。 すぐに分かる範囲内でも不具合箇所を書き出して全体の概算を提示することくらいは出来る。 「さっさと壊してさっさと買い替えろ」という店は信用に値しない。 新車販売に限界を感じつつも既存経営からの脱却を測れない以上、 遅かれ早かれ閉店に追い込まれるのは時間の問題。 ●車種だけでなく買う店によっても異なる cs-shinwa.sblo.jp/article/182490560.html ちなみにメーカー車でも組み立てが下手くそだと 同じような事で早く壊れることは普通にあります。 なので量販店や大型チェーン・インターネットで買うと 早く壊れることがよくあるのです。 分かりやすくするならこのような感じになるだろうか・・・ (上)「しっかり点検整備したメーカー車」 (中)「しっかり点検整備した安物自転車や通販車種」≒「ある程度整備したメーカー車」 (下)「ある程度整備した安物自転車や通販車種」≒「ほぼ整備していないメーカー車」 (×)「ぼぼ整備していない安物自転車や通販車種」 そして不具合があったときの対応として 例えばブリヂストンの製品でこのような事になった場合 シャフトの事はさておき、交換できない状態の不良品として 私ならメーカーに強く言って交換してもらいます。 こういうありえない事態が起きた時にこそ メーカーの力が発揮される部分です。 そもそもメーカーの場合、こういう事はほとんどないですが。 安物自転車が横行したりしている昨今では こういう事例は決して少ない訳ではないという事を 自転車を選ぶときに頭の隅に入れてほしいと、私は思います。 対応力については内容や在庫や忙しさもあるとして、 放置されるときなど差が激しいときもあるので 一概に大手であれば絶対安心というわけにもいかないが、 交換用の補修パーツが用意されていないようなメーカー(輸入代理店)であれば 補修不可で、やはり廃車確定になる。 当然「定期的に店を訪問して(異音など)不具合がないかどうか点検整備すること」も重要。 ●ちなみにクランク外しの技としては ネジ山を作り直す方法や ギヤプーラーという工具で www.astro-p.co.jp/ic/sst010 www.youtube.com/watch?v=jrpIoXxVyTs こんなふうにすれば外せるようだ。 ●2万円と10万円以上するロードバイクの違いから見た一般車との違い sbaa-bicycle.com/sbaa_sp/qa/q218.html 高いロードバイクと安いロードバイクの違いはどこにあるかというと、実は「全部」なんです。 ロードバイクに限らずスポーツの道具として考えてみると、 例えばランニングをするのに、980円のランニングシューズも、何万円もするランニングシューズも、 知らない人が遠くから見たら違いがわからないかもしれません。しかし、実際に使い比べてみればまったく違います。 具体的にポイントを挙げると、フレームの重量、回転部品のスムーズさ、ブレーキの制御のしやすさ、 変速のスムーズさなどに大きな違いがあります。 高いものは軽量で、変速やブレーキも少ない力でスッと動き、しっかり性能を発揮します。 ↓ ロードバイクの場合は価格差が大きいのでまだ分かりやすいとして、 ■一般車の場合でも似たようなことが言える。 ▼重さ これは一般車の場合「ノーメンテナンスやある程度無茶な使い方でも使えるように」 「頑丈さに特化」しているケースも多いので20kgを超えるものも珍しくない。 軽いとされる部類のアルミーユでも「前カゴ」や「両立スタンド」のように【日常生活で便利な装備】がある以上、 生活用具の全くない走行性能に特化しているロードバイク(10kg以下)と比べるのはナンセンス。 ▼変速 1万円程度のものであれば「変速なし」「オートライトなしで回転抵抗が重い旧式の豆電球式のブロックダイナモ」が当たり前。 2万円程度で変速があっても「6段のボスフリー」という安物自転車特有の装備になる。 見た目の段数を増やして豪華さを演出する見せかけとしても使われるので注意しておきたい。 内装3段や5段自体のパーツ価格がそれなりにするので安物自転車で付属しているケースは稀。 ▼ブレーキ 典型的なザ・安物装備として 「前輪にはペラペラの鉄のシングルピボットのキャリパーブレーキ、後輪にはキーキー音が出るバンドブレーキ」 まともな一般車は 「前輪にはダブルピボットのキャリパーブレーキ、後輪には"きちんとグリスがあれば"音鳴りしないローラーブレーキ」 ▼回転部品のスムーズさ これは「整備する店次第」となる。 基本的には車輪軸受け部分のベアリングと呼ばれる球にグリスを大量に盛っているというケースはまずないと思っていい。 本来は壊れにくく、防水も含めて安定した回転をするために必要な初期整備だが、 販売価格とコスト的な面で恐らく9割の店では「何もしない」。 購入時に定価を超えて別途工賃を支払ってでも頼めば可能だが 大抵は「たかが一般車ごときに」という怪訝な顔をされる可能性が高い。 ▼結論 今は基本的に短期間乗り捨てを考えず、耐久性を考慮するのであれば「実売価格で4万円以上」が目安。 買った後のことを考えて「(一般車でも軽視しない)信頼できる店員のいる」実店舗で購入することを強く薦める。 ●安物自転車や中古自転車の有効利用 置物や飾り以外の使い道として 基本的に作業スペースが確保できることと、 車庫やトランクルーム等の保管場所があることが条件にはなるが・・・ ▼分解再組立の練習や構造を把握するために有効利用 ・外装変速(6段ボスフリー)、内装3段変速、変速なしの3車種が特に練習台として有用。 ▼錆びていたら ・サビを落とす→放置でどれくらいで錆びてくるか調べる ・転換剤を使う ・やすりで削ってペイントする ▼ホイールの振れとり練習 「結構締める」or「結構緩める」 ▼トルクの把握 「どこまで締めると壊れるのか」 など 最後は廃車にする前提で思う存分に研究材料にできる。 ●安い自転車はパンクしやすいといえるが・・・ prestigebike.hamazo.tv/e7560966.html それ以上に空気入れの習慣化が全く出来ていなくてチューブ内に空気なし状態であっても 何ら気にしないような性格のユーザーのほうが多いからこそ早々にダメにする傾向があるのだろう。 (「チャリンコごときにイチイチ構ってられない」「面倒」など。 反対に高い国産電アシであれば完全ノーメンテでも構わないと思っているのも大間違いであり厄介) そんな状況で「適正な空気圧すら全く把握していない」というのは当たり前の話。 対策としては エアチェックアダプターで米式化して自分でガソリンスタンドで空気入れを借りて3気圧充填するとか、 自分では分からないなら 「技術が信頼できる店」に毎週定期的に訪問し、お金を払って空気圧を判断してもらえば 早々にパンクを頻発させるということは減るが、 実行する気があるようなユーザーであれば、少なくとも最初から安物自転車を好んで買ってないだろう。 無論、チューブやタイヤの質が粗悪なので 製造時からチューブに微細な穴が空いている状態とか、 タイヤが薄すぎて適正空気圧でもちょっとした段差でパンクする可能性がないとはいえないのが 安物ゆえの宿命でもあり、定期的なメンテさえすればいいということでもないジレンマでもある。 ●悪名高い安物タイヤ ameblo.jp/cycle-plus/entry-12297810792.html 特に5万円以下の「自転車本体に付属しているタイヤは試供品のようなものでしかない」 ということを知らずにそのまま使い続けるとこういうことにもなる。 メーカーに(輸入代理店)してみれば 「タイヤが粗悪だろうが最低限の基準はクリアしているし、 そもそも自転車本体が安いのだから文句を言われる筋合いなどない」 というだろうが当然の言い分といえる。 安物タイヤ付属の本体を買って高品質タイヤと同じ性能が得られるわけがない。 おまけに「屋外野ざらし」×「空気を入れない無頓着」×「空気圧が分からない虫ゴム」 の合わせ技で更に劣化が早まるが、それを防ぐための 「カバーをかける」×「空気を入れる習慣化対策」×「米式化」 というところまで指摘してもらえる店は皆無だろう。 ●何がどう高いのか知らない消費者 1.5万円でも個人的には自転車未満と思っているほどなので、 理由を聞いてもそれでも買うのに躊躇するような人は 今後も自転車には乗らずに公共交通機関だけ使って欲しいと思ってしまう。 軒先に野ざらしで並んでいるようなものや、チラシに書いてあるような安物自転車と 4万円以上する自転車とは何がどう違うのか。 自社製品で性能比較もまともに出来ないようなメーカーが言うわけもなく、 周囲に詳しい人もおらず、自分で調べる気もなく、 店も接客を軽視し続けてきていれば、知らなくても当然といえる。 そして、どれだけ丁寧な説明を受けても理解出来ない・する気がないような人には 説明するだけ無駄だが、それを諦めずに納得してもらうことができるかどうかが 接客術の鍵でもあるのだろう。 ●「激安自転車の問題点」に関する内容が載った雑誌 jitensyazamurai.com/db/archives/7229 見るまでもなく、 「低コストで作られたような安物に命を預けて本当に大丈夫か?」 というニュアンスだろうと思う。 100歩譲ってステムやフレームが「ポッキリ」すること自体は珍しいのかもしれないし、 荷物込みで65kg未満で常に徐行で走るような使い方なら 早々に事故が起きるということでもないかもしれないが、 そもそもタイヤの質が間違いなく論外な 個人的に日常用途として最低限度の必要基準を満たしていないようなものを薦める気は全くない。 www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=1307848082597964 id=715163051866473 新車装着の安いタイヤはすぐに亀裂が入り、しばらくするとゴムが剥離してしまいます。 そもそも、日常の服飾関連で最もお金をかけるべきは 「常に接地する健康に直結する足元」が基本だけに、日常の「足」として使う自転車を 過剰に安物で構わないとする感覚は (極単距離・短期間・地域のモラルが極端に低い場合を除き)理解できない。 次回があれば自転車店としては 人手不足が深刻になるほど通販盛況な時代だからこそ、 「ネット通販での自転車本体購入に関する落とし穴」について書いて欲しいところ。 ●格が違う粗悪な物体 JISやBAA基準などこの世に存在しないかのような 国内メーカーの安物ジャンルの自転車とは比べものにならないほどの 安全意識が欠落していてまともな自転車の体を成していないシマノのコピー品も存在する。 そもそも、ブレーキが道交法基準の範囲内で正常に停止できなければ、 その時点で「この状態で公道で乗ったら赤切符切られますよ」と言えるだけに、 この状態で完成品を名乗るものを世に出して逆に怖くないのだろうかと思えるほど。 この場合はさすがに「自転車のような形をしているが、まともな乗り物ではない何か」扱いでいいのではと・・・。 シマノパーツなんて大抵の安物自転車でも最低限ボスフリーの6段くらいは使ってるだろうと思ったら、 こういう物が存在しているようだ。 ●客寄せの安物自転車 prestigebike.hamazo.tv/e7290434.html 営業妨害する気は更々ないし、極近距離・短期間しか使わないような用途であれば便利かもしれないのと、 これに釣られて買おうとしている客の用途を聞いたときに適していないと分かれば、 適正な頑丈自転車を薦める手段として使えなくはないとしても、 個人的には「トラブルの火種」になりかねないと思うのだが・・・。 不具合があれば問答無用で返金や新車交換しとけばクレーム処理できるという営業方針の 大型店であれば大した問題ではないとしても、 後々余計な手間ばかり増やすことになりかねないと思われるパーツの数々を抱えたものを 「とにかく安価であることを目的に購入するような客層」に購入させることに (技術に自信を持つであろう)個人店で(極めて低グレード品でも)大した問題ではないような印象さえあるが、逆に凄いと思う。 しかしながら、「物分かりの良い客ばかりの恵まれた地域」であれば無用な心配かもしれない。 いや「中古自転車専門店」も商売として成り立っている時点で「不本意でも納得する静かな客」が圧倒的なのだろう。 ●ブランドの何を信じて選ぶ jitensyazamurai.com/db/archives/6519 記事そのものはどう見ても高額なスポーツ車種のブランドに関する内容としても、 関連付けて 「少し事情が異なる一般車関連の観点からの感想」 ▼高価と効果 自転車は様々な部品で出来ている物ゆえに、 (互換性があれば)個別に上位グレード部品を組み付ければ「グレードそのものは」上がる。 しかし、それが最適な性能を引き出せるフレーム骨格を有しているのかどうかということになる。 例えばママチャリに無理やり高額なカーボンホイールを取り付けて意味があるのかどうか。 外周部を軽量化することは無駄ではないとして、チューブラーも含めて 日常の用途として基本的に野ざらし上等や駐輪場の雑な扱いで酷使されることが前提になっている用途に 適しているとは到底言えない。 ▼最低限の「品質」と「検査・管理体制」 問題になった「NAKANO印のMODUSハブ」も以前から把握していたのであれば、 完成車メーカーから早い段階で使用中止と交換案内を出すべきだったと思えるが、 (再現までに相当に時間を要したという可能性もあるとして) 全数交換など不可能で、気づいた人だけ「調べた上で不具合が認められれば」交換に応じるような対処。 もちろん今後は信用を失ったとして部品取引を止めるとか、工場での検査体制を強化するといった対策をするところもあると思うが、 「安価な部品として有用なので」「不具合はレアケースとして無視する」というところもゼロではないだろう。 個人的には、とてもじゃないがそういう感覚のメーカー(代理店)の個別の車種に限らず、 そういう感覚で扱っている同じメーカー(代理店)の全ての車種を全く信用できない。 ▼消費者目線から 安全性がより高い商品であることに越したことはない。 しかし、どういう商品を選べばいいのかの本質を知る機会は少ない。 BAAシールが貼られているからといって安心できるのかと言えば、 店での最終組み上げの差から、それだけで安心していいものではない。 ▼扱っている商品の売り文句 よくあるシマノ部品が使われていることを過度にアピールしているものは要注意。 国内製品であれば大なり小なり使われているのは「当たり前」なので普通は特に大々的なアピールはしない。 一部分が良いだけで、商品全体が良いものであることを錯覚させるための「印象付けトリック」と見るべきもの。 安物自転車の場合、特にJIS基準はクリアしているとしても ”基本的には”タイヤをはじめとする構成パーツなどから 「低速」で「歩道をゆっくり走っても問題ない程度」「1-2km程度の短距離」向けで、 「長期間使う用途には適さない」と見るべき。 電動アシストの場合は「6万円近くも出したから間違いのない買い物をした」というのも 修理時に全く受け付けてもらえず、(補修パーツが存在しないなど)後で泣きを見る可能性も高いので気を付けたい。 ●真の意味で安いとはどういうことか 「乗り物に対する価値観の違い」と言ってしまえば簡単なのかもしれないが、 「安さは正義」「自分の選択に間違いはない賢い消費者」と思い込んでいる以上は、 自転車のタイヤの違いどころか、3Dプリンターで一体成型されているかのような感覚でしかなければ 差異をいくら力説したところで全く響くことはないだろうし、 ふと立ち止まって気付くことができる機会でなければ一生「この1万自転車だけで十分」という感覚は変化しないのだろう。 「何がどう安い?何故安い?」「どうすれば得か」という本質を知るためには尋ねてみればいいのだが、 最初から自転車店員に持つイメージとして、不愛想で過去に不信感しかなければ、 高いとしか思えない新車を買わせようとする不親切な自転車店としか思えないことにもなりかねないのだから 難しいところでもある。 別の項目でも書いているように安物自転車でも「全分解後にグリスアップ等~大半のパーツを組み換えれば」 「それなりに」マシにはなる。 (但し、自分で納得できる程度まで仕上げるには部品代で約3万円~+工賃が2万円以上) (最低でもブレーキ周り[本体・シュー・レバー・アウターケーブル・インナーワイヤー]は全て、タイヤ・チューブ・リムテープも交換) (ライト・チェーン・ペダルやグリップ等も交換) ●タイヤのコストダウン takesno.com/archives/2989 「値段も安くできて修理時期も早くなる」 無知な消費者と輸入代理店と販売店それぞれが喜ばしいことに思えるが、実際はそうとも言えない。 ━「パンクするリスクが高まる」 ゴム材をケチり薄く弱く作る。 (逆に「パンクしにくいタイヤ」で極厚にしたとしてもゴム自体の質が低級の場合は耐久性が良いとも言い切れない) (ノーパンクタイヤは重さによる乗り心地の悪化や修理時の煩わしさなど、災害時や工場近辺以外では論外) ━タイヤこそ走りに直結する非常に重要な部品 でなければ、わざわざ「(自動車用でも)タイヤだけのCM」なんて流すはずもない。 自転車の場合、耐久性を犠牲にし軽量にすれば走りを軽く、 重くても単にゴムの厚みを増やすだけではない上級タイヤなど、 「走行路や距離などを考慮した最適なタイヤ」を探し出すことは意外に重要。 タイヤに限ったことでもないが、常に摩耗し最も消耗が早い箇所にも関わらず、 「とにかく安くするために」長期間使うことを前提に作られてはいない。 タイヤだけで前輪または後輪どちらか1本だけで(工賃含まず)5000円するようなタイヤもある中で 常識的に「本体が1万や2万円なのに、丈夫で長持ちするタイヤ」を付けていたら商売が成り立つはずもない。 とはいえ、 5万円以上するような自転車でも「試供品のようなランクの低級タイヤ」が付いていることも珍しくないので 「店で購入検討段階でタイヤをアップグレード」という方法も「後々かかる時間や手間を省く」という意味では コストがかかったとしても十分に意味があると言える。 それが理解できずに「(本音では単に面倒なので)そんな必要はない」と言い張るような店があれば距離を置くべきだろう。 ●「とても柔らかく作ってあるので衝撃吸収力に優れてます」 cs-shinwa.sblo.jp/article/176763994.html 確かに強引にはやっていますが 過去一度も、こんなことはありませんでした。 (一般車)BAAではない安物自転車の前フォークの強度というものはこういうことになるようだ。 確かに衝撃は吸収するのだろう。だが、歩道のちょっとした段差を数百回乗り上げるだけで徐々に歪みそう。 アルミではないだけに「バキッ」と破断せず「グニャ」っと曲がるだけマシなのかもしれないが・・・。 目立つタイヤ・チューブに限らず、鋼材でも過度にケチるとこういう代物が出来上がるのだろう。 これが3万円以上の自転車であればその姿勢に呆れるしかないが、 1万2万の自転車であれば「(耐久性度外視というのは)コスト的にもそういうものだろう」という気もする。 言うなれば「お客様のご期待に添えるよう安さに特化していますので安全耐久性なんて適当でもいいでしょう」と。 ●雑貨量販店で販売された2万3000円の自転車の「(スレッド)ステム折損」 togetter.com/li/976337 twitter.com/porporkuuuun/status/731744968834867201 twitter.com/porporkuuuun/status/732216130173947904 ↓ nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1605/20/news131.html 玉越工業によると、欠陥が見つかった車両は2016年3月15日~5月18日まで販売されていた 「OUTLAW(アウトロー)」という27インチタイヤのシティバイク(中国製)で、 車体番号が「S512310001~S512310150」までの製品です。 該当箇所はハンドルステム(ハンドルと前輪フォークのステアリングコラムを連結する部品)で、 接合部の強度が適正に保たれていないことから破損したとみられています。 ◆状況など 用語に馴染みがない人には「ハンドルポスト」と言ったほうが分かりやすいのだろうか。 補修部品としてもあまり見かけないような形状の(スレッド)ステムを使っていることからも 部品自体の素性だけで見れば「安全性を軽視した部品」と断定できる。 ◆購入場所・・・「雑貨量販店」 ◆新車か中古か・・・「新車」 ◆使用者の体重・・・不明 ◆使用期間と推定積算距離・・・「買ってから2週間」距離は不明 ◆保管状況・・・不明 ◆使用状況・・・「平坦な2車線道路を走行していたところ、突然自転車のハンドルが折れる」 ◆整備履歴・・・不明 ◆最終整備の業態・・・恐らく購入店 体重などは分からないが、中古だったり買って雨ざらし野ざらし3年以上放置といったことでもなく、 「たった2週間で折れる」とは・・・品質管理はどうなっているんだろうか。 ◆危険な(スレッド)ステム? 安物自転車をカスタムするなら、まずブレーキ周りやブロックダイナモライトの交換は必須として、 次にタイヤやチューブを真っ先に交換したほうがいいとは言うが、 ポジション変更で使うことはあっても、リコール対象品でもなければ 「危険な(スレッド)ステムなので早く交換したほうがいい」とは普通言わない。 ◆(スレッド)ステム 「スレッドステム※」といえば日東だが、日東でも同社の製品のハンドルバーの破断で自主回収したような ケースもあるので(bluelug.com/blog/online-store/12607/) 一流メーカーだから絶対的に安心ということでもないのかもしれないが、 「安物自転車の部品のほうが、よりリスクが高い」と見るのが自然だろう。 ※スレッドステム・・・上に伸びた部分と前に伸びた部分が一体になっているもの。 (スポーツ自転車にあるようなアヘッドステム[前に突き出した部分だけを交換できるもの]とは性質が異なる) 作りはまずまずだが買いやすい値段では「VIVA」のステムなどがある。 創業50年 玉越工業ではネットショップしか見つからず。 www.rakuten.ne.jp/gold/tamakosi/ 新興メーカーであればデータもロクにないので安全性を軽視するといったことは珍しくないとしても、 創業50年と謳っていて、安物自転車に不完全な部品が混ざってしまうことへの 対策はなかったのかという疑問。 もしかしたら、交通安全に対する感覚と同じで 「これまで大丈夫だったから」という麻痺しきった感覚もあったのではないだろうか。 ▼代理店と委託された生産工場 生産国自体は今更なので直接的な問題というのは安直に思える。 問題は「品質管理という点」。 不良部品の検品精度を上げればコストに跳ね返ってくるのは当然としても、 それが不十分であれば今回のようなことになってしまう。 そういう意味でのチキンレースに挑まざるを得ない状況に 全く同情の余地がないとも言えないが・・・。 ▼販売店での納車前整備時点での確認と消費者意識 最終整備としての販売店で気付けたかどうかということでもあるが、 「安い商品を主に扱っている店の自転車から選んだ」ということに (「納車前整備の重要性も知る機会がなかったから」という犠牲者の側面もあるとしても) 何の落ち度もなかったのかというとそれもまたどうなんだろうかという気もする。 ▼「2.3万円」の値段感覚 今回折損事故に遭った所有者の感想として twitter.com/porporkuuuun/status/732391584629542912 安物買いはやめようと思って2.3万出したんだけどこうなったんすわ… 向こうの価格設定があかんかったのか、マジで見逃してしまった不良品だったのか twitter.com/porporkuuuun/status/732769231813509120 安い自転車買うな~的な問題になってるけど、 個人的にはママチャリレベルだと 1万→安物、 多少の不具合は目を瞑る 2万→普通、ほぼほぼ問題なく乗れる それ以上→ちょっと贅沢くらいの領域 っていうイメージなんだけど、 一般車・ママチャリとしての 「まともな自転車に必要な4万円以上という値段とその意味」を 「しっかりと説明提示してこなかった」大手メーカーや自転車店に原因がないとは思えないのもある。 (一方で、いるのかどうか分からないが、「レース等でも名を馳せるような正真正銘のブランド」の 12万円以上するロードバイクのようなスポーツ車と比較するのは質が異なるので無意味) 一般大衆に「ブランド料を盛っているだけだろう」と思わせ メーカーは「素人が細かい作りの違いなんて分からなくていいから」と 「分かる人だけ分かってりゃいい」と突き放してきて出来上がった潮流。 一歩間違えば大事故ということから、代品は慰謝料とは別に 「ステップクルーズ」あたりの頑丈仕様な自転車に まともな店に依頼してタイヤをマラソンプラスや米式チューブなど諸々交換した上で 「BBやハブやホイールのスポーク1本までフル分解して組みなおした 完全オーバーホール済の納車整備された」ものでも足りないくらいだろうと思えるが、 今後の被害者を出さないためにも、一切の支払いや謝罪や代品を拒否する代わりに、 自転車販売自粛要請はさすがに横暴が過ぎるとしても、 「今回の事故情報を期間を定めずに販売店の公式サイト&SNSのトップページで告知し続けること」 を条件にしたほうが良かったような気もする。 しかし、これもただの「1件だけのレアケース」で済ませるかどうかは、個人の価値観の違いになるが・・・。 ●BSの子供車の(スレッド)ステム stat.ameba.jp/user_images/20160521/16/cycle-plus/fb/62/j/o0800059613651709065.jpg 子供車ということもあって「一般的に考えて大人向け車種とは力のかかり具合に差がある」ため 一概に値段の近さを論じてもしょうがないのもあるが、 ステムの「突き出し部分の角度は違うので別物」としても、「構造としては似ている」。 もちろん肝心の「溶接部も含めた金属の肉厚」を比較したわけでもないので良いとも悪いともいえないが、 心配であれば、溶接接合延長をしていない形状のものに交換するべきかもしれない。 例えば「リンエイ スワン型ハンドルポスト ブラック 199-30001」約1600円 www.amazon.co.jp/dp/B014Z2IACS ●選ぶのは自由でも、リスクをどう考えるか takesno.com/archives/2797 安く売っても利益があるってコトは 原価はもっと もっと安いということです。 だから、安い自転車は極端に壊れやすいと言われるし、それはあながち間違いではないのです。 「目先の安さだけが全て」で「壊れやすくても構わない」という人には最適でも、 「(適正に使っていて)修理費用を抑えたい」とか「長く快適に使いたい」人には全く向かないということ。 あとは、実店舗でも 「通販で比較的丁寧に組んでると言えなくもないかもしれない店」よりも悪質な、 実店舗を構えながら売り逃げ状態や時限罠を仕掛けてくるような店がないとは言い切れないだけに、 「信頼できる店」を探し出すことができなければ、困ることになるのが難しいところ。 ●安物自転車とは───────────────────────────────────── ※3万円以下の完成車(幼児・子供車を除く)全般について (しっかりと整備されているものはそれなりには使えるが、諸々のパーツがイマイチと見るべき) 安いママチャリ~通販で2万円程度で売られているようなスポーツ自転車風のものまで。 「ほとんど整備されていない中古自転車」 「ディスカウントストア」や「ホームセンター」や「量販店」の「ほとんど整備されていない」安い自転車 実店舗で殆ど扱いがないような「実質的に通販用の安い自転車」も含む。 いわゆる「安いママチャリ」が圧倒的に台数も多いのは 「買いやすくてちょっと使うだけなら便利なもの」として それだけ市民権を得ているということでもある。 だから「大抵は安物自転車で十分。」 「高い自転車(3~4万円以上)なんて必要ない。」と考えてしまいがち。 身内・周辺で詳しい人や関係者がいなければ止める者はいないだろう。 しかし、その1台が本当に日常の足として最適なのかということを一度考えて欲しい。 (反対に4万円以上であれば、どんな車種でも絶対的な信頼が出来るかといえばそういうものでもなく、 「本当に必要な機能」を考えて購入しなければやはり損をすることになる。どんな店で買うかということも重要) 理解した上で 「それでも絶対に安いほうが長期的にも得なんだ」と信じて已まないのであれば止めはしない。 個々のパーツのクオリティや組立整備状況を理解せず、 「何も知らずに買ってしまい後で後悔した」ということを 少しでも減らす一助になることを願う。 ●安物自転車のBAAマーク spo-hiyo.cocolog-nifty.com/blog/2008/06/post-6bdd.html このケースは最近多く、これで4台目です。光り輝くBA○のマーク、安全マークはついていても安心ではありません。 とりあえずこれがついていれば大丈夫と誤解されている方も多いと思いますが決して高品質の証しでもありません。 一定の基準さえクリアしていればあとは手抜きできてしまうんです。 あるメーカーさんの営業マンが中国の自転車工場を見学した時のお話をしてくれました。 通常、日本の工場ではネジを取り付けるときには手で2山ほどねじ込んで、それから機械で規定トルクまで締め込みますが、 むこうは違います。機械にネジを取り付けて、そのまま木ネジのごとく斜めにネジが入ろうが ネジ山がつぶれようがお構いなしにとにかく締め込みするとのことです。 できあがった自転車はとくに整備もされずディスカウントやスーパーの店頭に並んで販売されてしまいます。 しかもBA○マーク付きで・・・。 スポーツ自転車店と一部のお店を除くと一般的に自転車専門店でもこの部分の調整はしない場合が多いそうです。 分解作業が非常に手間だからです。 他のメーカーさんがたまたまこの調整作業をしているところを見て「えー!そんなところまでするんですかっ」って驚いていました。 でもこのひと手間をなくすと不良品を販売してしまうことになりますので当店では1台1台例外なく調整しています。 完璧に不良品を無くすことは無理だというのも理解できます。 しかし減らす努力をしないのとは意味が違います。 自転車の形をしているだけの自転車モドキは驚くほど安く、魅力的な装備内容ですがそこが落とし穴です。 くれぐれもだまされないように気をつけましょう。 ●具体的に何がどう「安物品質」なのか 「タイヤの質」 常に地面に接する部品にも関わらずこれが激安ということは 極端に表現するならば「ビニール袋の靴」を履いているようなもの。 「他にも全体的なパーツの数々」 ブレーキやワイヤーやライトなど、コストを下げることだけを目的としたものは日常的な快適性も低い。 「壊れにくさ」 過剰にコスト削減の要求を呑んで寄せ集められた部品の数々に、まともな検品作業が行われているとは正直思えない。 店で完成車に組み上げる段階でも「安い自転車なので」手抜きをせざるを得ないというのが当たり前と考えるべき、 「錆びにくさ」 それなりの値段がするものであれば、納車前の処理も期待できるとして 全体的に錆びにくい処理が施されていることも考えられる。 もちろん、細かいメンテナンスや雨天後に欠かさない水置換チェーンオイルの塗布などは必要になる。 「走りにくい」 費用をかけてきちんと手直ししたとしても「それなり」。 安物自転車しか乗ったことがないのであれば「低質」に気付くこともないのだろう。 逆に言えば、「元々安さを追求して作られたものに何を期待したのか」ということでもある。 反対にそれなりの値段がするものに 「しっかりとした納車前の整備」をすればどう違うのかといえば 「壊れにくい」 当然ながら違法な2人乗りをせず、風で倒されないような駐輪方法や日々のメンテナンスがあってこそだが 軸のセンター出しやグリスアップや締め付け管理をしっかり出来ているものは 「異常が起きにくい」と考えられる。 ブレーキをかければ止まりやすい。走りやすい。立ち往生したりする可能性も減らせる。 結果「疲れにくい」ので余計な体力消費も減らすことができるので「得」ということ。 ●安売りするということは ameblo.jp/cyclepitsendai/entry-12154977535.html 店頭の在庫品処分といったことでもなく、最初から安く売っている自転車というのは 「そうできる理由がある」ということ。 基本的には「全体的なパーツの質が低い」というのは間違いないと見ていい。 それに加えて「納車前の整備を雑にしなければ利益を確保できない」と考える。 (店全体の売上割合として車体の販売率が低いケースとして、 布団店のようにレンタル業務が主軸だから可能とか カスタム整備やパーツ交換が盛況なので成立しているという店は少ないだろう) そう考えると、例えば原価や利益1台100円で売ってどうやって店を経営するのか考えたときに、 「壊れやすいように整備を疎かにするという罠」で「修理代金を稼ぐ」? 或いは、壊れたら新車を買うように促すだけの「売りっぱなし」が本当に最良な選択だろうか。 ●安くて良いものなんてありえない cs-shinwa.sblo.jp/article/174448687.html 左右でタイヤとフレームの幅が違うんです。 初歩的過ぎる話で呆れますが タイヤが真ん中についてないんです。 これが安物自転車の典型例です。 残念ですがよくあることです。 安いものは、なぜ安いのか。 どこに手を抜いたから安いのか。 特に自転車のように安全性が最重要のものは 何が犠牲にされているかを考えるべきです。 高いものが絶対良いものとは思えませんが 安全性が重要視されるものに関しては 安いものに良いものがあるという考えは 絶対にありえない事だと私は思います。 ベルトドライブや電動アシスト、それに付随するスマートコントロールブレーキなど 「高ければ必ずしも良い」ということでもないということも、当然知っておくべき内容。 ●安い自転車の賢い見方 pc.nikkeibp.co.jp/article/column/20090817/1017858/?P=5 “安くて豪華装備”には裏がある 逆に言えば、コスト増加要因があるにもかかわらず、 安い車種は、実はあまりお買い得ではないということでもある。 豪華な装備を安い値段で売ろうとすれば、どこかで手を抜かざるを得ない。 見えないところで手を抜いた自転車では、自転車にとって最も大切な性能―― 乗ったときに気持ちよく走り、気持ちよく曲がり、気持ちよく止まる――が犠牲になる。 あまりに安い折り畳み自転車や、サスペンション装備の格安マウンテンバイク、 安いにもかかわらず「24段変速!」などと変速ギアの段数をことさらに誇示している自転車などは、 「見てくれを優先して、どこか見えないところで手を抜いている」と疑っておくべきである。 ●傷がつきやすいから高い一般車を買いたくない? 余程神経質でもなければ気にするは最初だけにも思える。 接触するのは前カゴ・グリップ・ペダル・後カゴ・両立スタンドくらいでは? 倒れて傷がつくのもグリップ・ペダルと変速機、 あとはペダルの内側にある軸(BB周り)も痛むので、 「倒れないような場所に駐輪する」というのも大切。 安い前カゴや錆びやすく壊れやすいことが前提の安物自転車の場合、傷どうこう以前の問題。 ■ブレーキレバーの作り potapotabicycle.blog.fc2.com/blog-entry-1694.html 最近、ドロップハンドルがついてるだけのダメ自転車が多くなりましたが、ブレーキレバーのかしめが弱いなと感じます。 参考までにシマノのあるレバーがどうなっているか。 プラスチック側にちゃんと受けがあります。 対して、上の画像ではただの穴にはめ込んであるだけという印象。 横方向の力が続けば外れてしまいます。 こういう商品だけでなく、ドロップハンドル用のサブブレーキレバーのかしめ外れも目にします。 ブレーキってとっても大事なんですけどね・・・ これを見て思ったのは、よくある定番の売り文句「シマノ製パーツを使用」とある自転車。 じっくり見定めると「変速機(シフターとRD)と後ろのギア歯だけ」ということもある。 本当のところは「一番安くできるのが外装6段だから使ってるだけ」に過ぎないのだろう。 そして、その他の細かいパーツの出来は? しかし、外装7段以上で「カセットハブとスプロケを使っている」としても、 本当の意味での完組状態に出来るまでを、鉄屑のような付属工具で一部を調整できるだけでしかないような ユーザーに任せているものを信頼しろというのは厳しいものがある。 ●安物自転車のリム割れ potapotabicycle.blog.fc2.com/blog-entry-1725.html 強度のバランスって大事だと思います。 最近気になるのはやたら弱いリムが多いってこと。具体的には・・・ 事故とかでスポークに何か挟んじゃったときに、ニップルが破損するんじゃなくてリムが破損してるんですよね。 超低価格帯のルッククロスで見ます。 十分な厚みと強度を兼ね備えたまともなメーカーであれば 簡単に割れるような構造のものを流通させるはずもなく。 軽さと素材の少なさから値段を安くすることが目的として作られた部品であれば 壊れやすいのも当然と言えるだろう。 では、購入後すぐにハブ・リム・ニップル・スポークを選び、 3万以上かけて前後とも手組ホイールに交換したとして、 今度はそのホイール強度に耐えるだけの「フレーム強度」が根本的にあるのかどうか という話にもなり、 だから安易に安物を買うべきではないということになる。 ■MTBルック車とエントリーMTBの車輪強度 www.cyclorider.com/archives/5589 シェボーFは、半年でスポーク2本折れて、車輪が仕様不能になった一方、 Kona Lanai(2008年式)は、街乗り、四国半周、林道ライドをしても、多少フレが出ているが、 調節可能で未だに使える。 スポークが折れたまま使うと、車輪が歪んで再起不能になる。 ハブの差とスポーク調整の問題でもあるのだろう。 ■安物自転車サスペンション前フォークの中身 ビアンキサス事故のときに問題になったものと同等と思われるサスフォーク cs-hatano.hatenablog.com/entry/2013/04/21/154347 廉価ななんちゃってMTBに付いていた物 (中略) スプリングが折れたらすっぽ抜けるじゃないですか! それだけでなく、スプリングの固定が外れたら抜けるし、 スプリングと樹脂製の部品の固定が外れたら抜けるし、 樹脂製の部品が折れたら抜けるし、 固定のネジが折れたら抜けますね~。 こういうサスの場合 クッションの機能性の必要性の問題以前に、「安全性の点で疑問」ということ。 あとはこうした錆びを見逃さない為には整備に手間も時間も費用もかかるし、 補修用のスモールパーツが用意されていない場合も考えられること、 サスがないリジットフォークに交換するとしても後から費用もかかるし、 まともなサスに交換しようとすれば軽く数万かかるし、 段差に多少強いという以外のデメリットがあまりにも多いということを理解しておきたい。 ■ホームセンターで購入したばかりの自転車 にてチューブの不具合が起こるケースもあるようだ。 他にもフレーム以外の「パーツを全て交換すれば」多少改善するかもしれないが、そうすると3~5万ほどかかる。 しかし、そもそもBBが最初から歪んでねじ込まれているようなこともあるので手もつけたくないだろう。 最初から「まともなメーカーの品」を、きちんと検品している「まともな店で」買っておけばこんなことは起こらなかったと考えるのが自然。 「そんなことはない。アタリを引けばすぐには壊れない」かもしれない。 しかし激安価格で卸している商品に製品のクオリティを求めること自体がナンセンス。外れの確率が上がらないと思うほうが不自然。 だが自転車屋の中にはこうした後のことを考えずに「安さだけに惹かれて」買って、 「早々に修理」に訪れる客に対して様々なセールスを行えるのだから有り難い客かもしれない。 でも大抵はそんな物を買った客なら「買ったばかりなんだから無料で直せ」という (購入した店ではない店に対して、まるで同じ販売経営者の店かのような感覚で) 訳の分からない論法を繰り出す確率もまた高くなるので辟易するのだろう。 「どんな自転車屋も全て巨大な1つの企業の独占により経営されている」という妄想が成り立っているとすれば 凄まじい思考回路だなと関心してしまう。 その場合最終的には「買った店にどうぞ」を言い方を換えて繰り返すしかないだろう。 安いから買いやすいのは分かるが、 「様々なパーツの組み合わせ」で成り立つ自転車が、低い完成度で出来ていればどんな不具合が起こるか ちょっと考えれば分かりそうなものなのだが・・・。 「買い換えるとしても数十回も繰り返すわけでもないんだから同じのでいい」という感覚なんだろう。 他に、防犯性の問題も加味するとして、 「鍵が面倒」というような人は根本的にどうしようもないので、無施錠に罰則が付くまで考えないとして、 そもそも「まともな鍵」で2ロックをしているのかと聞きたい。 激細ワイヤーロックにJIS外のプレスキーのロックで「鍵かけてます」とか言われても、 「それは防犯未満」としか言えない。 どんな鍵をしてようが狙われやすいと考えていいのは、大抵見た目がスポーティな自転車。 私怨や地域性の問題であればそれはまた別問題。 ■安い安全は存在しない 安物フレームの危険性については消費者庁の事故データと自転車産業振興協会の試買データを読んで フレーム耐久テスト動画を見て、命を預ける道具にそれでも十分というなら何も言う事はない。 財団法人 自転車産業振興協会 平成21年度自転車試買テスト結果報告書 www.jbpi.or.jp/pouinbfxd-514/ www.jbpi.or.jp/_data/atatch/2010/03/00000449_20100330101831.pdf www.cyclorider.com/archives/5467 未対応の会社の自転車をそれでも買いたいと思えるとすれば相当の思考。 ■「グリス?何それ」という考え方で組立られたであろう自転車 「無●の自転車」 quickturn.jp/archives/2008/06/30/51376574.html リアハブやクランクなど中途半端に良い物が使われている箇所もチラホラあるが BB内部を見ると掘削カス残りが・・・。 BBのところでちょっと書いたけど、殆どの箇所でグリスが塗られていない。 こりゃちょっとさびたら固着してしまいそう。 あちこちグリスを塗りたくることをオススメします。 ■安物自転車の話 1万円の中国製自転車は、なぜ1万円で売れるのか 漫画『アオバ自転車店へようこそ!』作者の宮尾岳さんによる、激安中国製自転車を通した自転車への価値観の話。 togetter.com/li/560542 「日本の工業基準・安全基準に達していない自転車の輸入禁止」 試買テストで折りたたみに関しては問題があっても、 近年では格安車といえども非折りたたみでは 最低限の基準はクリアしているものも珍しくない状態にあるのだろう。 しかし、BAA基準はクリアしていても錆やグリスアップに関する規定はないために 錆が出たりハンガー部のねじがバカだったりするのは防ぎようがない。 それも”まともな”街の自転車店と”まともな”消費者であれば、 初回整備と定期メンテで問題が出ないように使うだろう。 問題は、「整備の必要性や快適性」を「実感」できる機会がまるでないこと。 サイクルモードはロード・MTB・BMX・ミニベロなどの競技向け趣味カテゴリのものが9割で 参加者もそれなりに興味も知識も少なからずあるので啓蒙活動は最小限で済むように思う。 (ビアンキサス事故のような過信によるものもあるが・・・) ──では同じ車の仲間である自動車はどうなのか、 ステータスでの高級車や用途別の車種は完全に別物として、 「税金も安いし街乗りだけなら普通車なんて買う必要なんて一切ないのでは?」 でも圧倒的多数の一般人がほぼ全て軽自動車に乗っているのかといえば違う。 性能で、機能でそれなりに選んでいるのではないか。 じゃあどこでその選ぶきっかけを得ることができたのか。 「低燃費」「安物ではないというイメージ」や「試乗感」となる。 しかも何社も時間をかけてハシゴするのが当たり前だろう。 「いや自動車は高いんだから時間をかけて選ぶのは当然」 「ママチャリのような安い物にイチイチ時間なんてかけてられない」 よく使うものなのに何でもいい?安全性や寿命も違うのに? 「壊れたら買いなおす。」 故障率が高くて結局最初から数万のものを買うと同じくらいの金額がかかったとしても? 「絶対に壊れるわけじゃないから使えたら儲けもの。」 いいパーツが使われている自転車をマメにメンテすれば長持ちするけど? 「イチイチそんなことを気にしながら使ってられない。壊れたら買いなおす」・・・のループ。 「短期間・短距離・短時間使用だから構わない」 事故と同じで危険行為でも事故にならない可能性はある。 しかし、劣化が早いとか、まともな作りでもなく、整備されないのだから 「事故率そのものが増す」と考えると積極的に選ぶことは避けるべきだろう。 ▼盗難面から 「だって,いいの買ったら、盗まれるかもしれないじゃん」がある。 盗まれる7割が無施錠というデータもあるのでそれは完全に自業自得で一切弁護の余地はない。 施錠が面倒というなら諦めるしかない。 「勝手に持っていかれるのが多いことは自覚していて それを自衛する手段を十分に講じているのか」という。 目立つスポーツ系自転車を街中に駐輪しない、盗難補償を付ける、鍵を頑丈なものを使い2ロックし固定物とも繋げる。 対策を講じずに 「高価な目立つ自転車」で「細いワイヤー錠1つだけ」で「街中」に「長時間どころか数日放置するような長期間駐輪」。 逆にここまでやってなぜ狙われないと思うのか。 「メンテナンスもしたくない、手軽さが欲しい」というのであれば公共交通機関だけ使えばいいのではと。 まず、「盗難補償3年」を選ぶのが「大前提」。(スポーツ車はちゃりぽで2年まで) (店独自で3年補償は一部) 鍵を100均などで買わない。ワイヤーはただの針金。 高価なU字が最良だがチェーンロックも最低5000円程度であればそこそこ有効。 (トルクが理解できるならハンドルバーをステムを緩めて直線にするなど。) 基本的に街中や買い物使いでは、 スポーツ車は「積載量※」「防犯性」点で完全に不向き。 ※前後パニアバッグを搭載したランドナーなど積載重視の車種や装備があるものを除く 他にも対策はあるが、具体的には各人で考えて欲しい。 ★(一般車:ママチャリ/軽快車系)耐久性のチェック項目 ※項目が多ければ多いほど「劣化が早い、または不具合が起きる可能性が高くなる」 ▼初級項目 □ 本体の値段は3万円以下 □ しっかりとした整備がされているかどうか分からない中古自転車を買った □ 自転車を通販で買った □ 自転車はどの店で買っても同じ、または安いほどいい店だ □ 修理は説明なしで早くて安い店ほど優秀な店だ □ タイヤに空気を入れたことはない □ タイヤの空気圧の意味が分からない □ チューブが英式バルブで虫ゴム入り □ パンク修理剤が詰められている(または頼んで詰めてもらった) □ チューブが英式バルブで虫ゴム入りでも空気圧は正確に判断できるはずだ □ 自転車は屋外に停めている(屋根だけの簡易ガレージも含む) □(屋外の場合のみ)自転車にカバーをかけていない □ お金を出してお店で「毎月~定期的に」整備を頼むつもりはない □ チェーンにどのオイルを使えばいいのか分からない □ チェーンにオイルをつけたことがない □ チェーンに(普通の)556をかけている □ チェーンオイルに専用品は必要ない □ とりあえず変な音がしたら556やオイルやグリスを吹き付けておけば何とかなる □ タイヤの側面が白または黄色っぽい色をしている □ ライトが昔ながらの豆電球タイプ □ 前ブレーキは薄めの板を伸ばしたようなもの(シングルピボットのキャリパーブレーキ) □ 後ろの音がキーキー鳴るブレーキとそうではないブレーキの違いが分からない □ 片足スタンドでも特に問題はない ▼中級項目 □ 店での納車前にしている整備内容について詳しく聞かずに購入した □ ハンドルポスト(ステム)のグリスアップを確認していない □ ヘッドパーツのグリスアップを確認していない □ ハブ(車輪の中央の筒部分)のグリスアップを確認していない □ BB[ボトムブラケット](ペダルのフレーム側の根本部分)のグリスアップを確認していない □ ホイールのセンター出し、振れ取りがされていない(スポークニップルの増し締め) □ ブレーキワイヤーのメーカーが分からない □ ブレーキの握りの調整ができていない □ 内装ハブはメンテナンスフリーなので整備をする必要は一切ない □ タイヤは購入時のグレードから変更する意味は特にない ▼用途にもよる □ 変速は外装6段(ボスフリー)で十分 (利点:安価 欠点:軸が弱い) □ タイヤ側面は黒だがオープンサイド(スキンサイド) (利点:軽め 欠点:弱い) □ 車輪の側面が汚れやすいアルミリム (利点:軽め 欠点:弱い、削れる) □ 専用品が多いベルトドライブ (利点:チェーンオイルは不要 欠点:補修費も高くなる) □ 電装部分もありバッテリー消耗費用も考慮する必要がある電動アシスト (利点:坂道や向かい風に強い 欠点:高価) □ 分解しづらく補修部品も存在しないペダル (利点:安い 欠点:蓋破壊前提になるため追加グリスアップが事実上不可能に近い) □ ハンドルロックがある (利点:駐輪時にグラグラしない 欠点:壊れる場所が増える) 初級編がほとんど埋まるような人であれば、悪いことは言わないので 食費や遊興費や服飾費や通信費を少しづつでも削って 定価4万円以上の「まともに整備された自転車」を買い「店に定期的に訪問する」ことで 「日常的な疲れにくさ」「長い目で見ればトータル的に得をする」ということを信じて 高いと思えるメーカー自転車を買ったほうがいいと思う。 「まともな防犯対策をする気がないから高めの一般車なんて要らない」という人は論外なので考慮しない。 ◆極端に割引率が大きい通販などで購入できる自転車 元の定価自体が存在するのだろうかという疑問。 「シマノ製パーツ使用」と大々的にアピールしていたり 値段の安さを強調しているものは「耐久性や性能がイマイチ」と見たほうが良いだろう。 そもそも、自転車本体を通販で買うこと自体を、余程の事情がない限りオススメしない。 なお、有名なメーカー車の在庫品で型が2年以上前の古い車種のセール品は含まないが、 タイヤが少なからず自然劣化している可能性も高いのでそれは理解しておく必要もある。 ◆安物自転車の今と昔 屋内保管で使用距離も短く、適切な空気圧管理もしている10年以上前の安物自転車と 近年の新しい安物自転車は別物として捉えるべきもの。 単に”その使用者にとっては”「気にしていない」「気にならない」状態であっても、 まともに整備されている自転車に乗っている者からすれば”非常に危険な状態”ということも考えられる。 ■安物自転車は金食い虫 本体は安い。修理が嵩む。耐久性を考慮していない。 修理しようとすれば破損する可能性すらある。(最初からねじ山潰れなど) メーカー保証があり実質新車との交換となったとしても、根本的な解決にはならない。 新品であっても米式化して適正空気圧にする程度では走りにくいのは当然。 距離にもよるが、自前でフル整備できる道具とスキルがあるなら整備して使うのは悪くない。 買ってそのまま乗ることが前提ならやめたほうがいい。 「壊れやすい・無駄に疲れやすい」が大きな理由。 ■安物自転車を買う意味 半径数百メートル程度の足代わりくらいなら歩いたほうが安上がり。 安物を買っていいのは スポーツ型ではない自転車に頑強な鍵を2つ固定しながら取り付けても何度も盗難されるような治安の悪い地域だけは別として、 個人的には、 単に金銭を確保できないというよりは、修理費用に糸目をつけない良く分からないお金の使い方をしたい人や、 廃パーツを使ってカスタムするのが目的や乗りづらい自転車に乗るのが趣味の奇特な人という感覚。 タイヤやパーツ交換などで結局「安物買いの銭失い」という結果になるのが目に見える。 段差に軽くぶつかってフレーム歪みました。歪み直し修理で1万かかったなんてことも考えられる。 だから本当に良心的な店は売らないし扱わない。 同じように安価品を買ってまた繰り返したい変な人なのかもしれない。 それでも自損なら自業自得で済むが、そんなものに衝突されたらたまったもんじゃない。 そしてある程度メーカーが啓蒙活動していると仮定しても、 肝心の店はというと?そういう客に合わせた低レベルに成り下がる。(高圧的・接客力0) 生活の足としての自転車に数万出す金がないほど困窮しているなら役所等の公的機関など然るべき場所に相談したほうがいい。 ◆買い直し時に選択肢と上がる自転車候補 空気を入れ、チェーンに注油し、チェーン引きも調整したが、 ブレーキとライトが不満で、タイヤチューブを交換しなければならない状況なので 新車を買うべきところまで考えているとして、 どんな一般車を買えば後悔しないのか。 ↓ ■「近年の定価2万以下程度の自転車からの買い直しが前提」 10年以上前の古めの低価格帯ではない一般車のほうが作りはまともなので、余程ガタがなければ補修する手もある。 ↓ ■まともな品質が期待できる最低予算は? 「2万円の自転車なら1万円の自転車の倍もするのだから性能も倍になるはず」 残念ながら1万円自転車に変速が付いたくらいの差しか期待できない。 不具合が出やすくてもよければ、値段だけを比べて購入するのも手だが・・・、 円安や人件費高騰などもあり現在のまともな基準の最低レベルは約4万円~。 そして「納車前の整備がしっかりできていることが確認できる店」での購入が前提。 店選びについては別ページ。 ↓ ■「(低い)予算」で決めずに用途で選ぼう 一般車といえども、 「使用者の身長・体重・年齢・性別・使用距離・勾配・使用頻度・保管状態」など 様々な条件で「よりお得」でベストな選択方法がある。 予算内に収めるために安物自転車を買ってしまうと、後で修理費用や交換頻度が高くなる可能性が非常に高い。 ↓ ■安い=微妙の理由 「安い値段で売るためにパーツの質もコストも整備も最低限にするしかないから」 大量生産すれば安く出来るとして、安さ至上主義車にわざわざ最低限ではないパーツを取り付ける必要もない。 ↓ ■自転車が国内組立でも パーツの極一部だけにステンレス素材(ハンドルとシートポストだけ等)が使われているとか ローラーブレーキ(放熱版なし)が取り付けてあることをアピールポイントにしたところで、 (量販や個人店での差が大きいので一概にはいえないが) 店の利益確保の観点から、「最終的な客受け渡し前の組み上げ」の手間を 最低限にするしかないような値段の自転車が その値段よりも上の自転車と同等と考えることに無理がある。 ↓ ■安物自転車で、”ある程度”乗れるようにするには・・・ 「費用はいくらかかっても構わないので、 ホイールニップルも含めてネジ1本まで全バラしで、各所グリスアップしながら組み上げてください」といえば、 ”物好きな店なら”やってくれる可能性も僅かにある。 (そんな自転車は整備しても次から次へと不具合が出てくるだけとして、費用関係なく) 触りたくないという店もあるだろう。 ・・・そういう事情もあり「それを直す予算あるなら買いなおしたら?」と言われる可能性は高い。 (反対に、定価4万円以上の国内大手メーカーの自転車で、特殊な部品や古い規格のため交換不可でもなければ 不具合箇所を見極められず整備も出来ず、費用をかけても構わないというのを断ってでも、絶対に買い換えを薦めるというのは質が低い店。 もちろん分解確認するためには手間賃もかかる。) ↓ ■「その費用」 無駄だと知りつつ一応書き出してみると 最悪のケースでは高い工賃がかかる一部のねじ穴の切り直しとかも当然含まれてしまうので 本当に丁寧に作業するならチェックと整備だけで安くても軽く3万円は超えてしまうのと、 部品を良品に交換しようとしても「代替品に交換できるならまだマシ」で、 「規格が特殊で部品がないので直せない」ものがあれば、 「新品を取寄せ→また不良品」が延々繰り返すだけで終わりがないことにもなりかねない。 良品に交換できるとして最低限の部品代(タイヤ・ワイヤー・ブレーキシュー・鍵など)で約2万くらいはかかる。 そうして約5万円かけて整備交換したとしても、フレームやフォークそのものが 到底優れているとも思えないので結局”それなりに走る”だけの自転車に。 安物に費用をかけて直すよりも、 結局「最初から4万+カスタム2,3万の合計6、7万でも出して自転車を買っておけば済んだのでは?」ということに。 ※しかし値段が単に高ければいいというものでもないことには注意。 距離や保管状況など用途をはっきりさせてから、 本体が「軽いが華奢」「重いが頑丈」など選ぶこと。 【様々な問題の原因】 ■絶対は存在しない では反対に「一般車に限らず5万以上の車種を買えば通常使用で破損・事故は起こらない」ということはない。(事故情報データバンク情報などを参考) むしろプロの商品のほうが1回使いきりのようなものだったり(決戦タイヤ)、 適切なメンテナンスを行っていて、交通法規を守っていたとしても運が悪ければ事故になる可能性はある。(違反者の暴走) しかし、限りなくその可能性をゼロに近づけるために、まともな車種にタイヤ、空気圧や適切な注油を行う。 用途が違うのに「一律で1万円自転車は悪い」というのも極論に思える。 「質が悪いので軽い尖ったものでもパンクしやすい」とか、「錆びやすい」とか、「最初から色々歪んでいる」とか そういう後々のトラブルが起こりやすいとして、それでも選ぶのであればそれは当人の価値観の問題。 また、最初からそのような格安自転車は(まともな品としての値付けができるだけの価値がないので) 中古で買い取ってもらえるかどうかも怪しく、 引き取りをする一部の店を除いて(それも大抵は途上国に輸出するための引き取りでボランティアではないだろう) 廃棄にも費用がかかることは知っておくべきだろう。 ▼定期的なメンテナンスを見越して 「不具合の出やすさ」も納得した上で、それでも譲れないのであれば ただ単に感情論や決めつけで反対しているのではなく、 結果的に「駄目だった」と自分で納得した上で同じようなものを買い 「同じような故障が何度発生しようが全く問題ない」のであれば何も言うことはないが、 「機能の改善を図りたい」とか「日々の移動をより快適にしたい」のであれば 安価なものに飛びつくのはやめたほうがいい。 (固定物と2重ロックをしても盗難が多発しているような、 どうしても防犯上やむを得ない場合を除く。) 掃除や点検はベルト・チェーン・シングル・内装・外装問わず必要なもの。 本体の値段に関係なく、空気を入れればいいだけのものではない。 日常的な掃除などは自分で出来るに越したことはないが、 チェーンに注油なんか面倒でしたくないなどの不満があれば、 定期メンテナンスは馴染みの店を決めて手入れをしてもらう。 それが路面の購入店であれば「パンクなどの具体的な故障が何もなければ」 毎月極簡単な点検と注油と軽く拭く程度の掃除と空気の充填をセットで 500円もあればやってもらえるだろう。 もし故障した場合に備えて パーツ類の指定をレシピのように書き出しておけば困らない。 チューブ・・・米式でもメーカーは数種ある。 タイヤ・・・ETRTOサイズから機能的に優れたタイヤを探す。 ブレーキ本体(前キャリパー、後[サーボorメタルリンク]orローラー) ブレーキレバー ブレーキインナーワイヤー・アウターワイヤー シフトインナーワイヤー・アウターワイヤー など 【パーツ面から】 ■安物でも有効利用出来るケース 使用頻度が低い、近距離(1km程度)、短期間(1ヶ月~せいぜい半年くらい) 一般車でも毎回しっかり2ロックしていても盗難被害が多いような極めて治安の悪い地域であれば有用。 もちろん錆まみれで使われてしまっている現状からして使えなくはない。 しかし、各種パーツの質が低いため、劣化までの期間が短いというリスクを理解しているかどうかがポイント。 ・貧弱な前ブレーキ・・・片効きは当たり前。シューも安物で制動力も低い。 ・煩い後ろブレーキ・・・バンドブレーキはよく効くというが音鳴りは必然。「うるさいので使いたくない」となれば安全性に疑問。 ・力の逃げるブレーキレバーとワイヤー・・・力を込めてもブレーキに伝わりにくい。 ・重くなるライト・・・抵抗感の強いブロックダイナモは「重いので点けたくない」と道交法違反を促す。 ・ペラペラのタイヤ・・・軽い異物でパンク頻発。耐磨耗性能なんてあるはずもなく。または過剰な厚さで重い。 ・弱くて錆びるカゴ・・・スチールメッシュカゴ。曲がって弱りやがて錆びて荷物に傷をつける。 ・グリス不足で異音・・・細かい整備の差は店によるといいたいが、安い自転車をまともにグリスアップして快適に使えるようにするような店があるとは思えない。 ・変速無し・・・平地近距離なら不要だが、10km程度・坂道・荷物が多い・風が強いなどのケースで多少困ったことになる。 結果的に修理の回数が多くなってしまったり(絶対増えるとは言えないが可能性は間違いなく上がる) まともなパーツを組み付けてもいいが、+数万は必要になるので同じこと。 一括購入か分割購入のような感覚かもしれないが、それに「安全性」や「快適性」という点も加味される。 それにフレームそのものが貧弱だろうと考えるべきなので、そう考えればフル交換したとしても無駄になる。 それでも「全く気にしない」のであればそれでも構わないのだろう。 ↓ ▼しかしながら現実は 「空気をロクに入れなくても」 「注油もせずチェーンが真っ茶色でギア歯を削っていても」 「カシャカシャとチェーンケースにチェーンを擦っていても」 「キーキーとうるさいブレーキ音を撒き散らしても」 「付ける度に重くなるライトにうんざりしながらも」 快適ではないだけで使えなくはない。 それが使用者にとって何ら不満がない状態であれば その走りにくさがスピードの抑制に繋がっているという側面もあるとはいえ・・・、 道交法違反にもなる「主に夜間での無灯火とブレーキの整備不良」だけは要改善。 また、パーツの良し悪しをある程度理解しているのであれば わざわざ安物を使ってしまうことは「勿体無い」と言う。 ■安物の汚名返上 ▼その価格からは考えられないほどの組み付け技術が奇跡的に素晴らしい工場作業員と検品精度の厳しさと店員に恵まれる ・グリスが適切な量注入されている ・ねじの締め付けが適切に行われている ・納車前に別途費用をかけてでも微細な箇所まで総点検・整備 ・購入後に自分で英式虫ゴムでもどんな厚さのタイヤでも毎回適切に空気圧を入れる特殊技術がある ・保管場所は直射日光を遮断した完全な屋内駐輪 ・体重が軽い(50kg未満)荷物なし ・車道のみ走り、砂利道や段差のある歩道は一切走らない ・使用するのは1週間に1回程度 ・使用距離は1km未満 ・速度は時速10km未満 ・雨の日は絶対乗らない ・通り雨に遭ったらすぐに屋内駐輪場に停めて止むまで乗らない (・または車で回収して持ち帰る) ・雨の日の翌日は全て分解しフルグリスアップする なるほど 確かに安物で十分だ。 ■安物とそうでない物の違い フレーム→疲れ易いか疲れにくいか →重ければ頑丈だが漕ぐのに疲れてしんどい(一般的な安物ではない内装でも基本重い) ・軽ければ漕ぐのは楽だが使い方に工夫と整備の頻度を高くする必要がある(外装) パーツの質→精度や壊れにくさ (通販や店にもよる)組み付け精度→薄利多売の整備なのでいい加減なところも多い 実店舗購入なら購入時整備は無料になるが通販購入商品は受け付けてもらえないことも多い。 タイヤの性能は(高めの車種でもそれなりなことがあっても) 大抵は本体価格が安ければ耐パンク性能や耐久性も乏しいもの。 後から追加しようと思えばできるが、そのぶん工賃は別途必要になる。 最低でも幼児車で2万、子供車は2万5千ほど、パーツ交換費用も1万(+工賃)あればベスト。 でもスペックがほとんど公開されてないからバンドブレーキは後で嫌だなあと思ってても 大抵は「書いてない」。 ほんとに・・・一般車はなんでこうもスペックを出したがらないメーカーが多いのか。 価格競争の点なのか客にメンテさせたくないからなのか、 「デザイン」「変速の有無」だけでいいのか本当に。 そして自転車店でそういう通常使用で不満が生じるパーツについての 説明をしようにも公開されてないんだからどうしようもない。 高価格の家電・高価格の車。ちゃんとアピールしてるから売れる。 高めの一般(ママチャリ風)自転車。ろくに情報が公開できてないから 店もろくに客に説明もできず単に「儲けようとして高いのを売ろうとしてる」と思われる。 それでも性能の良し悪しをきちんと公開しませんか? 書いてても極小数だったりドレスアップパーツとかの機能上はどうでもいい部分ばかりを書きたがる。 早くボロくさせようと、パンクさせようとすることばかりするからいつまで経っても 自転車という乗り物が使い捨て同然な扱いにされるということを理解してるのだろうか・・・。 「買うときに少し高めだなと思う値段でも長い目で見ればお得ですよ」とアピールする必要があって、 それは店が判断して商売すればいいだけといっても 詳細が比較できるだけの購入前に把握できる詳細なデータがないのが問題。 店自体も(ファッション性ではなく機能性で)修理自体は減っても 良い商品を広く買い求められるような流れにしなければ 結局は店も業界も損するだけのように思う。 客→粗悪品で時間の無駄・金の無駄・労力の無駄 店→粗悪品でクレーム・修理に時間がとられ購入客に十分な説明ができない メーカー→情報公開しないので「とりあえず乗れればいい」がまかり通り、安い商品ばかりが売れる 「そういう状況で本当にいいのだろうか」 何も「とりあえず5万も出せないような奴は失せろ」というような暴言を吐けとは言わない。 しかしその値段で買う意味があるかどうかということをしっかり理解してもらうべきであり、 そのための労力を惜しんでいては始まらない。 客も 「原価・工場での組み立て費用・輸送運搬費 ・次の商品を作るためのメーカー利益・7部→10部組工賃と店を存続させるための販売店利益」 を含めて販売価格が数千円の商品にまともな品質があると・・・思うから買うのか。 「乗れればいい、乗るだけだから安ければいい」 という100均感覚で少し高い玩具を買うような目でしか判断していないに違いない。 「少しでも安いものを」 →安くすればするほど 「疲れやすい・工作精度の低い・壊れやすい・錆びやすい・煩い ・不便・(漕ぎも)重い・パンクしやすい・全体的に劣化しやすい」 枚挙に暇が無い。 それに、スポーツ自転車関連の展示会はあっても 軽快車の展示会なんてやるコストなんてかけられないから違いは実感し辛いだろう。 しかし試乗に関しては1店舗~地域単位などで開いていけばいいはずだが。 その輸送コストすら惜しむなら メーカー人員の国内移動は全て高速バスにして節約するくらいしなければやっていけないだろう。 「安全教室で試乗会」 cyclist.sanspo.com/136525 こういうイベントが各地で定期的に頻繁に行わなければ意味がない。 極一部で限定的な開催だけでは大衆周知の点で効果があるとは思えない。 ■高い自転車はなぜ要らない? 反対に考えてみるとどうか。 ●防犯面 「長時間駐輪しにくい」というのは分かるが、 「気軽に無施錠で駐輪すると盗られるから」というのは同情の余地なし。 ●高いからって何がそんなにいいのか分からない タイヤの質、ブレーキ、ブレーキレバー、本体の軽さなど。 →雨の日や坂道で乗ってみないと実感できない。 →実感できないから必要ない。 →だから安物でいい。 自転車店でも単に値段の安さだけを追求するような選び方を防ぐために 自転車にパーツ交換や徹底的に整備を施した自転車を用意して乗ってもらい 違いを理解してもらってから、具体的に距離や荷物重量から 変速やフレームの種類、様々なパーツではどの部分を重視するかという案内をするほうが 分かりやすいのではないだろうか。 ■試乗会を徹底的に 「どこかのデカい展示場を貸しきって大コースを設置しないとアピールになんてならない」と思うのだろうか。 青空市でも何かの催しものにでも便乗して安物ではない自転車と何が違うか。 通販持込と実店舗で買うとアフターサービスがどのように違うか。 納車までの手順を詳しく紹介した上で、割引率は低くても、 納得してお金を払ってもらえるような仕組みを作り出すことが急務であると考える。 ●まともな自転車の値段の目安 通販でありがちな割引前の定価のような表示は参考にせず、無視したほうが良い。 (そもそも整備スキルが不十分にも関わらず通販で車体を購入すること自体をすすめない) 「完成車は”まともな整備力を期待するのであれば”通販で購入して完結するわけではない」ということ。 しかし、実店舗でも雑な店も少なくないので難しいところでもある。 「大した出来でもないくせに妙にブランド料を盛って値段を吊り上げているようにしか見えないような悪質なケースにも注意」 単に値段だけでは見るべきではないが、それなりに安心できる大まかな目安の一覧。 ◆変速なし一般車 → 約4万円~ BS「アルミーユ AU605」(590 26インチWO・変速なし・ブロックダイナモ) ◆内装変速の一般車 → 約4.5万円~BS「ステップクルーズ SC63T6」(内装3段) ◆外装変速の一般車 → 約4.5万円~BS「ビレッタユーティリティ VT66T」(外装6段) ◆小径折畳自転車 → 約5万円~ Dahon「Route」(クロモリのBoardwalk D7は約6.5万円) ◆クロスバイク → 約6万円~ Giant「ESCAPE R3」 ◆ビーチクルーザー → 約6万円~ Bless「SHO 3i」(変速なしは4.5万円~) ◆ミニベロ(非折畳) → 約6万円~ BRUNO「Mixte Flat」 ◆BMX → 約6万円~ トリックに使う本物BMXと、BMX類型車(ルック車)は別物。 ◆タンデム自転車 → 約8万円~ そもそも日本では実質「紀洋産業」だけなので迷うものでもない ◆シングルスピード → 約8.5万円~ FUJI「FEATHER」 ◆MTB → 本格的に山を走る目的であれば約10万円から。MTB類型車(ルック車)を選ぼうとするくらいならクロスバイクを選ぶこと。 ◆ロードバイク → 約12万円~ (フラットバーロード・シクロクロス・ランドナー等も含む) ◆ファットバイク → 約13万円~ charge「COOKER MIDI 0 (クッカー ミディ 0)」変速なし、変速有りで15万円くらいから ◆電動アシスト → 値段どうこうではなく基本的にはパナソニックから選択か、 「BSかヤマハ」で、スマートコントロールブレーキ”ではない”車種か、ブレーキ変更か。 スポーツ系自転車であれば、ライト錠前等の細々とした用品も当然別途必要。 空気圧が測定できる「米式・仏式対応ポンプ」の購入も必須。 ※「変速なし」「シングルスピード」は変速がないという種別としては同じだが、基本概念自体が異なるので分類を別にした。 ※主に競技や過酷な環境でも使用することがあるロードバイク系列やMTB(ファットバイクも含む)やBMXに 形だけ似せている類型車(ルック車)は「一般車」の範疇。色んな点で中途半端なので、なるべく避けることを薦める。 例えばファットバイク類型車(ルック車)として見ていい代表格とも言える「マッドスキッパー」 ameblo.jp/cycle-plus/entry-11548331406.html 注意書きステッカーとして「この自転車は一般(普通)道専用です。悪路・荒地での使用は絶対にやめましょう!」と書いてある。 ▼何が違う? 元々頑丈に作られていなければならない自転車として仲間であるマウンテンバイク分類で確認すると・・・ ja.wikipedia.org/wiki/マウンテンバイク 日本工業規格JIS D 9111 2005(自転車 - 分類及び諸元)では「スポーツ車」の一種として www.jisc.go.jp/app/JPS/JPSO0020.html(D9111で検索) 「専ら一般道路での乗用を意図した自転車でマウンテンバイク、BMX車に外観の似た類形車(ルック車)」と マウンテンバイク類形車を定義しており、 分類上もマウンテンバイクの属する「特殊自転車」ではなく「一般用自転車」となる。 (ファットバイクは分類上は特殊自転車の「その他」に ルック車も正当車もまとめて分類されているのかもしれないが) ▼わざわざ丁寧に「悪路・荒地での使用はやめましょう」と書いてあることからして、 一般車の性能に「格好だけそれっぽく作ってあるだけの自転車」と見るべき。 そのままではまともに空気圧を測らせる気のない「英式バルブ」を使っているあたりも、 完全に「これ一般車ですよ」という裏付けでもある。 (これが例え米式バルブだったとしても、車体やパーツ諸々の作りが全く違うと見ていい) ▼単に太めのタイヤで街中の舗装路のみを走るのであれば 「なんちゃってファットバイク」より、「ビーチクルーザー」を買うべきだろう。 最初から荒地を走らない以上、性能は制限することが最適と言えるのと タイヤやホイール交換時でもファットバイクほど手がかからないメリットも大きい。 つまり、「安いファットバイクある?」ではなく 用途をはっきりさせた上で、(この場合たぶん街中だけしか走らないはずなので) 「街中だけしか走らないけど、クロスバイクとかよりも太めのタイヤでゆったりできる自転車を探してるけどある?」 もしくは単刀直入に 「シュウィンやBlessとかのビーチクルーザーの扱いある?」と聞くべきだったということになる。 (追記) 店としても「正式にはファットバイクではない自転車を買っても不便さや荒さにガッカリする可能性が高いのと、 雪山や荒地などを走るつもりもないのであれば、ビーチクルーザーという太めのタイヤを履いている自転車がオススメですよ」 という案内も欲しいところ。 一般店であまり扱いたがらないのはビーチクルーザーの知名度の低さとコースターブレーキへの抵抗というものがあるのだろうか。 ビーチクルーザーの1つのブランドであるシュウィンを販売している「マルイ」の知名度自体は 自転車店経営者であれば低いはずはないと思われるので、もっと多く見かけてもよさそうなものだが・・・。 (高身長であれば29erと言いたいところだがやはり「非ルック車」を提案するとすれば予算的に厳しそうなので却下 27.5=650B車種でも5万円で「非ルック車」は到底無理で、今度はタイヤ選択肢の少なさの問題も出てくる) ●ファットバイクについて www.grins-bikes.com/grinschoice/1249#i-2 廉価車、俗にいうルック車と呼ばれるもの。以前試乗した時は漕ぎ出し、ハンドリングともにもっさりしており、 いい意味でいうとファットバイクっぽい乗り心地というのでしょうけれど、 ともかく重いなという印象を受けました。 これが有名なMTBメーカーからリリースされている、そこそこお値段のするものになりますと MTBとほぼ変わらない操舵性、漕ぎ出しも軽快になるので、まったく別の乗り物になります。 しかし空気圧を適正にしてもそれなり。 www.grins-bikes.com/grinschoice/1249#i-3 軽い走りというとクロスバイクやロードバイクのような走りを想像するかもしれませんが、 残念ながらそこまでの走行性能はなく、例えて言うと26インチや27.5の通常のMTBとさほど変わらない走りという感じです。 www.grins-bikes.com/grinschoice/1249#3-2 ファットバイクはMTBのカテゴリーに属しています。 当たり前ですがオフロード走行が可能で、安定した制動力のディスクブレーキ、 防水性の高い回転系パーツ(ヘッド、BB、ハブなど)、ハードなライディングにも耐えれるスペックが備わっております。 廉価車と言われるものはそれらのスペックをほとんどもちあわせておりません。 「舗装路のみの走行に限ります」なんてステッカーが貼られたファットバイクも実際に販売されています。 それであれば林道を走行することや、砂利道を走行すること、凸凹の圧雪、凍結路面を走行することなどできないですよね。 回転系部品もよろしくないため上記の走行であれば、水分や泥、砂などが入り込みパーツ痛みもすぐに出ることでしょう。 街乗りのみであっても耐久性は貧弱と言わざるおえません。 車体重量も違います。ファットバイクは通常15kg前後が一般的。 カーボンフレーム使用した12kgというMTBと変わらないものだってあります。 これが廉価車になると20kg前後とかなり重くなるんです。 5kgも違うと普段自転車乗らない人でも明確に違いが分かるほど軽快感に差が出てきます。 坂だとそれが顕著に現れます。 ●激安ファットバイクの実力とは? 自転車解説 Rainbow BRONX www.cyclorider.com/archives/7937 ●激安ファットバイクが本物のファットバイクの代用品にならない理由 www.cyclorider.com/archives/7923 「RainbowのBRONX」と「SurlyのMoonlander」の乗り比べレビュー 「激安価格で高価な自転車と同じ性能が出せるはずがない」と考えるのが普通。 ●ファットバイクの一覧 fukai-wbc.com/archives/3060 ▼メーカーに良心があれば 分かりやすいように、これは 「ファットバイク風の自転車です」 「ファットバイク形の”一般車”です」 「フットバイクに似せただけのルック車(類型車)です」 「ファットバイクっぽい自転車です」 「なんちゃってファットバイクです」 といった注意書きをカタログにも大きく書いておき 「本物のファットバイクという誤解」を与えないようにするべきだろうと思う。 「単に太いタイヤでクッション性上げたいのと、街中で目立ちたいだけ」という目的であれば理に適っているとはいえるが、 目立つだけなら「デコチャリ」や「チョッパー自転車」あたりのほうが良さそうにも思える。 「見た目だけで性能はどうでもいい」という用途としてはアリなのかもしれないが、 これでファットバイクを知ったつもりで「期待外れ」と言われてしまうのは、正統派メーカーからすれば心外だろうなと思う。 ▼ちなみに本物のファットバイクとしての一例を見てもらうと・・・ ★SURLY「PUGSLEY」 約30万円(税込) ride2rock.jp/products/102953/ 極寒の地である冬のミネソタの氷結路や雪上、夏場にはビーチを走れるような自転車が作れないものかと模索し始めました。 その答のひとつが、タイヤとリムを太くすることでした。 世界初となる量販ファットバイクフレーム=PUGSLEYをリリースしました。それが2004年のことです。 前後135㎜幅のハブに対応し、前後輪をはめ替えられるオリジナルPUGSLEYの機能は継承されています。 135㎜のリアハブを使う場合には、ワッシャーを使います。 さらに新型では、Rohloffトルクアームスロットを備え、 142 x 12mmスルーアクスルにも対応するリアドロップアウトを採用しました。 オリジナルPUGSLEYと同じく17.5㎜オフセットしたフレームは、そのオフセットを帳消しにし、 フレームセンターにラックを装備できるラックマウントを新たに装備しています。 また、そのラックにパニアバッグを装着した際に、 シューズのカカトがバッグと干渉しないよう、チェーンステーを12㎜長くしています。 完成車には旅に便利なMOLOKO BARが装備されます。様々なアタッチメントを装着できる3パックマウントは、 フォークに2か所、ダウンチューブに2か所、シートチューブにはウォーターボトルマウント、 このほか前後にラックマウントが装備されています。 パーツの選択肢が広い135㎜のハブを使えるうえ、装着できるタイヤの種類も多く、 旅やツーリングのための装備をたっぷりと搭載できる新型PUGSLEYは、 しなやかな乗り心地で、ワクワク感に満ちたあなたの冒険心をサポートしてくれることでしょう。 ★「悪路・荒地で走行可なフレームの頑丈さ」 ★「車輪の軸そのものが”なんちゃってファットバイク”より太いので頑丈」 ★「アップグレードやカスタムも可」 つまり「”なんちゃってファットバイク”とは完全に別物」ということになる。
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ゴミページ このページの内容はyou202さんのたどった経路(=ω=)とFAQに移動しました。 既に使われていないページ、削除OKです。 うp主 年齢 高卒(18)+黒歴史(2年)+会社(3年半)=23or24? 職業 旅のため離職 体格 体重65kg 体脂肪率15.4%(7/9時点) 自転車 装備 自転車 GIANT OCR1 07 長期旅行でロードレーサーとか分かってない、と言われそうですが、乗り慣れた機体の方が走ってて楽しいし(ここ重要)、ダメだったらその時に考えよう、ということにしました。一言で言うと、「俺はAIBOを信じるZE☆」ということですw タイヤ パナレーサー ツアラー? 一応ツーリング仕様のタイヤには交換していますが、ホイールはデフォのまま 途中でホイール全取替えくらいは覚悟しています。 キャリア フロント: オストリッチ F516 フロントバッグ + フックキャリアC型 R M 前後にキャリアとバッグを取り付け。前の様子。かなりゴテゴテ リア: オストリッチ P-115 小型パニアバッグ + ACOR アルミリアキャリア + ACOR キャリアタボ付きシートクランプ 後キャリアの取り付けネジが逝ったらオワタ\(^o^)/なのも不安要素 テールランプ Cateye TL-LD170-R (リア用) キャリアの後部にテールランプを取付けたの図。 ペダル タイオガ PDL067 Dスパイダーペダル + パワークリップ3 + クイックフリック2 ペダルは普段靴で乗れるトークリップ。 サドル サーファス パフォーマンスメンズサドル サドルも厚みがありクッションの効いたものに ボトル ボトルは大容量2本立て バックミラー 不明 ライト Cateye HL-EL510 スーパーホワイトヘッドライト バックミラーとヘッドライトも必要。 □□□□□□□
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▼全国道府県でのタンデム自転車の解禁(長野県~東京都[47番目]):完了 最終更新日:2023.10.22 ●[愛媛]タンデム自転車の普及を続けている方 2023.9.24 ●[岐阜]タンデム自転車の体験会 2023.9.3 ●[愛媛]タンデム自転車の活用 2023.7.16 ●東京都での一般公道走行も含む全面解禁への心配? 2023.7.2 ●長年かかって全都道府県の公道で解禁されたタンデム自転車に対して偏狭思考の人達の浅さ 2023.6.25 東京都の公報掲載 (全都道府県の解禁完了) 2023.5.21 ★ようやく最後の「東京都が2023年7月1日から全域解禁!」 2022.12.31▲日本一周されている人達の積載量が60kg以上というが・・・ 2022.12.25 ■[神奈川]タンデム自転車県内全域解禁(2023年4月1日から)[46番目] 2022.11.06 ●[福島]タンデム自転車でのイベント開催 2022.10.23 ●[山形]観光用途にタンデム自転車を導入 2022.10.9 ●[熊本]タンデム自転車で観光企画 2022.9.11 ●タンデム自転車の活用 2022.7.17 ●タンデム自転車で道内400km走破を目指す(北海道のテレビ番組)【2022.9.11:最新回配信中】 2021.12.26 ●(香川)タンデム自転車利用者の声 2021.11.14 ■[長崎]タンデム自転車県内全域解禁(2021年10月8日から)[45番目] 2021.8.1 ■[岩手]タンデム自転車県内全域解禁(2021年8月1日から)[44番目] 〃 ■[秋田]タンデム自転車県内全域解禁(2021年8月1日から)[43番目] ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼タンデム自転車メーカー ◆KHS www.khsjapan.com/products/index-tandem.php ◆株式会社紀洋産業 www.markag.co.jp/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2021.7.4 ●[愛媛]普及活動を10年以上 2021.6.6 ■[埼玉]タンデム自転車県内全域解禁(2021年7月1日から)[42番目] 2021.3.21 ■[鳥取]タンデム自転車県内全域解禁(2021年4月1日から)[41番目] 2021.3.14 ■[香川]タンデム自転車県内全域解禁(2021年3月16日から)[40番目] 2021.2.21 ●[香川]2021年3月16日解禁 2020.12.27 ■[岐阜]タンデム自転車県内全域解禁(2021年1月1日から)[39番目] 12.20 ■[福井]タンデム自転車県内全域解禁(2020年12月15日から)[37番目] 12.13 ■[和歌山]タンデム自転車県内全域解禁(2020年12月20日から)[38番目] 11.15 ■[石川]タンデム自転車県内全域解禁(2020年11月13日から)[36番目] 10.04 ■[徳島]タンデム自転車県内全域解禁(2020年10月6日から)[35番目](10.11徳島県報追加) ◆タンデム自転車────────────── 家族などのレジャー使用だけでなく、「社会福祉事業の一環」として注目されている。 「2023年7月1日以降」日本全域にて【2輪の】タンデム自転車で公道走行可能。 ※但し、普通自転車の範疇ではないので歩道走行は不可 ※タンデム自転車ではない「▲違法な2人乗り」については別ページ https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/145.html ─────────────────────────────────────────────────── ●関連:複数で乗る自転車 http //web.archive.org/web/20170917200253/http //www.geocities.jp/jitensha_tanken/term2.html#tandem 3人乗りはトリプレット 4人乗りはクワッド 5人乗りはクイント ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%83%87%E3%83%A0%E8%87%AA%E8%BB%A2%E8%BB%8A 10人乗りも存在するようだ。 7人乗りでカンファレンスバイクもあるがこれは遊具扱いか。 tabetainjya.com/archives/cat_3/7_8/ ※2人乗りタンデム自転車が全域解禁されている地域でも、3人乗り以上の公道走行まで認められているとは限らない。 ─────────────────────────────────────────────────── ●[愛媛]タンデム自転車の普及を続けている方 yomidr.yomiuri.co.jp/article/20231003-OYTET50000/ 安全な走行を学んでもらうことは、普及に欠かせません。 タンデム自転車は、歩道を走れないなど、交通ルールも含めた知識が必要なうえ、 2人でこぐためにスピードが出やすく、 慣れないとバランスを崩してしまう点にも注意が必要です。 そこで、公道を安全に走る技術を伝えるため、県警などと協力して、 講習会を開いています。 電動キックボードとは違い無闇に数が増えるわけもなく 「社会福祉事業の一環」としても意味のある活動をされている方がいても、 差別主義者という意識のない輩達は公道走行を許可したことに難色を示すような コメントを安易に残せてしまえるのだろうから恐ろしい。 そうした感覚がイヤホン自転車を見かければ イヤホン型補聴器があるにも関わらず、 無知で誤った自己中心的な正義感から嫌悪感を持ってしまうとすれば そういう輩達こそ免許があれば取り上げてもらいたいと思う。 ●[岐阜]タンデム自転車の体験会 news.yahoo.co.jp/articles/44fafcdd77bde1e22733fe5e1613c5c12bd9879f 高齢になった視覚障害者の運動不足解消にと、海津市視覚障害者福祉協会は、 タンデム(2人乗り)自転車の体験会を岐阜県海津市平田町三郷の平田公園で開いた。 会員やボランティアなど約15人が参加、 1人では乗れず縁遠かった自転車で風を切って走り、爽やかな汗を流した。 子供乗せの時期が小学校就学前に変更されて今では全国共通となった改正にしても、 タンデム自転車でも県内全域解禁されてなお記事にすらしないような地域もあるのが 自転車業界の視野の狭さを物語っている。 「タンデム自転車で日本一周も正式に出来るようになった」ということは 周知されて然るべき情報では? 一方で警察の広報スピーカーと成り下がっている各種報道は 完全思考停止で「交通安全期間」に喜び勇んで相変わらずのヘルメット連呼に辟易する。 ●[愛媛]タンデム自転車の活用 news.yahoo.co.jp/articles/622515cd350629d92b4635d5dfee701a2576cdfb 障がいがある人にも自転車を体験してもらおうと、愛媛県松山市で2日、 「タンデム自転車」の体験講習会が開かれました。 この体験講習会は松山市のNPO法人「NONちゃん倶楽部」が開いたもので、 体に障がいがある人やその家族などおよそ100人が参加しました。 松山市の県運転免許センターで行われた体験講習会では、 安全講習をうけたあと、障がい者が2人乗りの「タンデム自転車」に家族らと一緒に乗り、 公道を想定したコースへ出発。自転車を走らせて楽しんでいました。 社会福祉事業としても活用が期待できるタンデム自転車。 偏狭な意見など気にせず、全国でも活用が広まることを期待しています。 ●東京都での一般公道走行も含む全面解禁への心配? merkmal-biz.jp/post/43679 電動キックボードのように中古で簡単に数多く入手できるわけでもなければ、 そもそも「売っている店自体が少ない」「値段が安いわけでもない」「場所も取る」ので、 ワンルームアパートで電動キックボードを買ってしまうのはいても、 タンデム自転車を買う人など居るとは思えないが・・・ まず、そこらの雑多な店に持ち込んでも整備すら断られるだろうし、 小さい店には車体すら入れられるスペースも確保できない可能性もあって 一般的用途としてはあまりにも不便極まりないことは 「小学生並の思考力があれば」分かるのでは? それこそ「マッチポンプ」で自分たちでタンデム自転車を買って タンデム自転車で公道は危険なんだと証拠を残すために 自ら事故起こすような狂った輩達がいるとも思えず。 どう見ても一目瞭然で「特殊」な乗り物であることが分かり、 大阪他の都市でも事故頻発なんてことが起こっていない時点で 何をそこまで心配することがあるのだろう? 競技者を除けば、「基本は観光等でのレンタル」か「福祉事業者」がメインで、 もしスピード狂が全力走行で暴走するケースがあるとしても 各種自動車・オートバイの暴走行為に比べると、その頻度も被害度合いも あまりにも低くなることは言うまでもない。 それよりも、通販で買われる野良車両の心配するなら 電動キックボードだけでなく「フル電動自転車(原付区分なのに(ナンバーなし等の完全違反車両)」を もっと重大な社会問題として気にしたほうがいいんじゃないんでしょうか。 ●長年かかって全都道府県の公道で解禁されたタンデム自転車に対して偏狭思考の人達の浅さ www.yomiuri.co.jp/local/kansai/news/20230626-OYO1T50016/ タンデム自転車「自分の足で行きたい場所に」、 目の難病男性が日本縦断、普及活動実る…7月全国公道で解禁 2輪禁止の地域でも3輪ならOKのような中途半端な抜け道でしか走行できなかったが、 ようやく特別な許可などなくても正式に日本一周が可能になった。 スキー需要が減った地域の「ファットバイク」の活用もあるように タンデム自転車も視覚障害だけでなく地域振興の足としての期待も高まる。 www.yomiuri.co.jp/national/20230628-OYT1T50090/ タンデム自転車、東京も7月から解禁…全国で公道走行可能に mainichi.jp/articles/20230629/k00/00m/040/175000c タンデム自転車、東京でも7月解禁 八王子障害者協が1日走行会 news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000305361.html 2人でこぐ「タンデム自転車」東京で解禁 視覚障害者らの利用も「風や空気を楽しんで」 times.abema.tv/articles/-/10085799 2人でこぐ「タンデム自転車」7月1日から東京で解禁 視覚障がい者らの外出のきっかけに期待の声も ●しかし、せっかくの全国解禁も遅すぎたというべきか 神奈川県にしても他関東圏にしても、 それぞれタンデム自転車解禁のニュースが少ないのは 特殊で普及も使用も間違いなく少ないからこそ、 電動キックボードのように「野良車両に困るケースなど少ない」と見ているのだろう。 それに、そこらじゅうのレンタルポートで気軽に借りれるような乗り物でもなければ、 「車体が長く圧倒的に目立つ」こともあり簡単に駐輪すら出来ないので、 この時点で「使用のハードルが高い」。 そもそも「タンデム自転車の全都道府県での解禁があまりにも遅すぎた」。 昨日今日出てきたような、主に電動キックボードのような乗り物と 「同時期に解禁」というのがあまりにも迷惑極まりない話。 オリンピックに合わせて、あれだけ自転車も多い大阪で解禁して 特に大きな問題が起こっていないことが分かった時点で 早々に解禁しておけば良かったものを・・・ 社会福祉の目的もある乗り物と、「キワモノな乗り物」を並べてしまう愚かさ。 「走り出しにくい・曲がりにくい・止まりにくい」クセだらけの乗り物と「分かって」いて、 安全に使おうとしない人は、それは元々の「注意欠陥の傾向が強い人達」であって、 そのような人達であれば「使用を控えてもらうことが望ましい」のは言うまでもないのに対し、 常識的に考えれば、危険そうであれば気を付けて使うのは「包丁」の使い方で分かること。 雨でも台風でも雪の日でも晴れの日と同じように走行しますか? 遮音関連にしてもだが、「(極一部を除き)カーオーディオも同じ規制」と知らないのか、 少しでも考えれば危険度は普段の「速度や止まることを徹底できているかどうか」による と簡単に分かりそうなものだが、想像力が至らない人達が多いのだろう? 国語力が低い以前に、日常生活に支障がありそうなレベルで 実は深刻な状況が放置されているのかもしれない。 念仏のように「事故が増える事故が増える」と 経緯も何も知らず電動キックボードと同一視する困った人達。 そのような、恐怖心の塊のような人達の傾向は 「道路は自動車かオートバイか速度の出しやすい自転車のためにあるべき道であって、 消えてもらうために、それらの事故が増えて欲しくて欲しくて仕方ない」 と隠しきれない本心ダダ洩れの下品さが垣間見える。 そして、まるで空から天が降って来るのを心配するような人であれば 是非とも自宅内でも歩行時でもヘルメットや全身プロテクターを常時着用していて欲しいものだが、 実際には公共心を掲げているつもりになって 「自分の都合の良い方向」でしか考えていないのが良く分かる。 「献金があって解禁したんじゃないのか?」などと、 記事の内容すら理解できないのかと思うコメントは笑わせたいだけ? 酷いコメントであれば、まるで視覚障害者を差別するようなものまであるが、 冗談であろうがなかろうが怒りが込み上げてくる。 こういう輩が点字ブロックを平気で塞ぐことに何も思わないのだろう。 電動キックボードのように事故で大きく問い質されることもないのに まるで交通量の多い道路で使われる最悪のケースでしか想像せずに 危険視することで交通安全を守っているような気分にでも浸っているのだろうか? その前に「貴方は車両での徐行を全て完全に守っていますか?」 歩行者でも「普通自転車走行指定部分があれば避けて歩いていますか?」 自分たちの行動規範の低さは棚上げにしてよく危険連呼できるなと不思議でしょうがない。 「自転車は免許だ」と、実現可能性は低いだけでなく、 世界的に見ればありえない幼稚で恥ずかしい独自方向で考え かといえば道路構造ではオランダのような極一部の上手く行った国を称賛する。 原因も背景も知らずに出来もしないことを夢見る前に、 ヘルメットやら保険のような金を使わせることに洗脳される前に、 「最優先すべきこと」を、ちゃんとしましょう。 こう見ると、やはり偏狭な思考の考え方を減らす意味でも (教育しても無駄な輩達は居るとしても)多くの常識的な感覚を身に着けさせるためにも 「通年での交通教育」の必要性を強く再認識できた。 ★ようやく最後の「東京都が2023年7月1日から全域解禁!」 news.yahoo.co.jp/articles/614c94d17d123b4c2c53faade380d3f4172237d6/ news.yahoo.co.jp/articles/ac0466f958e06811dac7a461165b41e6d09b5154/ 今年1月から東京ならニュース記事になるだろうと思って公報チェックはしてなかったですが、 これでタンデム自転車の日本全域解禁までの長い長い道のりは、ようやく達成の日を迎えます。 ※この調子で防犯登録の有効期限の未登録の3県(静岡岐阜徳島)と誤情報掲載の沖縄県もいい加減情報載せて サッパリと全国各地での情報解禁となって欲しいところ。 しかし、情報を全く追ってなかった無知な人々からの勘違い甚だしい意見が散見されるのは そもそも「タンデム自転車そのものを広く多く普及させること」など最初から目的などではなく、 既に大阪のような都市部でも、坂が多い長崎県ですら 全域解禁していても大きな問題や事故のような話もないために、 むしろ「未だに全域使用できないことが異常だった」という経緯を知らないから 素っ頓狂な感想が出るのだろう。 それに「社会福祉の観点」からも要望が出されていて、 五輪の開催に合わせるかと思いきやそれすら突っぱねて様子を見ていて、 それでも重大な問題が起きるとは思えないと判断できたからこそ解禁に踏み切ったと考えるべきであり、 タンデム自転車を面白自転車の1つとして考えるようであっては断じてならない。 この解禁により、「正式に乗ることができる」2人乗りの自転車への理解も わずかでも深まることに期待したいところでも、 コメント欄を見るに、理解力の低そうな人達にとっては 7月に解禁といえば特定小型特殊の電動キックボードと同じように見られてしまうのが どうにも解せない。 市販の電動キックボードのように「駐輪場」を心配する話もあるが・・・ そもそも「特殊な乗り物」「値段もそれなりに高価」ということからして、 「使われる場所」「使う人達」が限られ、 「どこでも借りれるわけでも売っているわけでもない」からこそ、 意味や特性や危険性をある程度把握できている人達が 常識的に「弁えて」使用しているからこそ、極端に問題になるようなことがなかったこと、 人数も台数も極端に増えるわけもないからこそ、電動キックボード同様の危険視をする必要はない。 駐輪場問題は、1人は常に自転車のそばにいる状態か、 止めるにしても「どう考えても普通に停めれば邪魔になる」ことが 「常識的に分かる」ので、少なくとも市販品を買って運用する人達であれば 大半は迷惑にならない場所に停めるだろう。 ※但し、レンタルで無闇に貸し出すようなことがあれば マナーの悪い輩が迷惑な場所に停める可能性がないとは思わないが・・・ ↓ それを言うなら「他のどんな車種でも迷惑をかける人は必ず存在する」。 「特殊で癖のある乗り物」且つ「そう簡単に買えない・借りられる場所もほぼない」ことで 抑止力にはなるはず。 しかしこれで、ようやく日本全国で2輪のタンデム自転車が解禁されるので、 テレビ番組でもyoutuberでも今から真っ先に企画を立てて 「全域解禁後初の日本一周の一番乗り」をする人達は話題に出来るはずだが・・・ 果たしてどこの誰が達成するのだろうか。 少なくとも、似非自転車番組の例のバラエティー番組や 感動ポルノ番組に利用されたくないことだけは確かでも、 日本一周できれば大きな達成感を得られるはず。 そしてこれで、海外からの旅行者でも、正式に2輪のタンデム自転車で日本一周が可能になり、 3輪や4輪にわざわざ適法改造する必要もなくなることは歓迎されることだろう。 同級生や同僚・親子・夫婦カップル・視覚障害に関わらず、 「各地から同時にスタート」でも、違いが出て面白そうな企画になりそうなのに 企画発案力以前に、そこまでの予算がないか…。 地方の情報発信という意味では各県の知事が先導するくらいでも良いほどだが 自転車でイベントというと「例の話」から、未だ印象が良いとは言えない状況でもあるのだろう。 ▲日本一周されている人達の積載量が60kg以上というが・・・ (動画URLは敢えて貼らず) 全域解禁について(2022年12月現在ではまだ神奈川も未解禁)東京があることを 把握していることには安心していたら・・・ 「ちゃんと量ったことないんですけど(中略)たぶん60kg以上は」とさらっと言い、 インタビューしているch側でデカデカとテロップ文字までつけてしまっているが・・・ 【積載に付いて】 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/178.html 重さについては代表で東京都を貼ってますが、 「タンデム自転車でも」荷物の積載は「上限30kgまで」のはず。 「警察から調べられない限りはセーフ」というわけではないのなら、 「その制限超え状態と思われる重すぎる荷物」を急いで大幅に減らす法的義務があるような。 タンデム自転車だけ60kgまでOKという法文があるのであれば 問題ないのだろうけども見つからず。(リアカーではないので120kg上限ではない) どうしても60kg必要というならタンデム1台ではなく、 「積載重視型ミニベロ」と「ランドナー」で 体力差を考慮し、ミニベロは内装3段で重くするなどのわざと進みにくい状態で30kgフル積載で遅くして、 一方は荷物20kg程度まで抑えギア比も調整してランドナー系に乗車で前方を任せるとか。 というか何故東京での2輪タンデム解禁まで待たないのだろうという疑問。 今後東京での全域解禁が十年先になるというわけでもないだろうし、 事情はあるはずでも全部動画見る気はない以前に、他人がとやかく言う筋合いなどないのだが、 「東京で解禁になる日から」最初に走り始めて達成したほうが話題になりやすいだろうに・・・。 「後輪リムブレーキでリムが破裂」 「折りたたみ機構」と「過剰積載」が原因で フレームのたわみからシュー位置がズレやすかったというのもあったかもしれないが 基本のブレーキシューの早期交換が必要だったことまでは把握していなかった? そして、自転車のロードサービスにも入っていなかったようで、 大型タクシーには積み込めなさそうなので無理としても、 引っ越し業者に電話して軽トラ出してきてもらうでもなく、ヒッチハイク… 「順調に進むような旅では意味がない」というなら 確かにある意味理にかなった選択でも、 よくある「サドルベタ下げが正義」とか「変速切り替えて使わないのが良い」のような 選択ミスに思えてしまうのもある。 ●[福島]タンデム自転車でのイベント開催 news.yahoo.co.jp/articles/4d2c7af02a956f6beb9080b93776979bbd2f9770 親子や友人で2人乗り自転車(タンデム)を楽しむ 福島県いわき地方振興局のイベントが29日、いわき市で行われ、 東日本国際大のウクライナ人留学生ら12人が海岸線などをサイクリングした。 もっと多くの地域で有効活用されても良さそうなものだが、 導入コストや駐輪場や整備できる店/人員の確保が難しいためか、意外と広まり方は弱い。 ●[山形]観光用途にタンデム自転車を導入 news.yahoo.co.jp/articles/18b35abdaa7817c6f4967959c1af2011e511e792 高畠町観光協会(冨樫雅彦理事長)は、観光レンタサイクルに 2人乗りの「タンデム自転車」を導入した。 新型コロナウイルス感染症の影響でレンタサイクルの利用者数が低迷する中、 関係者はタンデム自転車が巻き返しの起爆剤となることを期待している。 どうせなら、スキー場等とコラボで 「本物のファットバイク」を導入してみるのも手だが 担当者が知っているのかどうかというのと、 何より「継続的に整備できる店(人)」を確保できているのかも重要。 ●[熊本]タンデム自転車で観光企画 北海道の番組以外でも、夏のかき氷企画に続いて再び熊本の番組で自転車企画。 tver.jp/episodes/epveczh3os 水曜だけど土曜の番組2人乗りのタンデム自転車で熟年旅 RKK熊本放送 10月5日(水)放送分 (タンデム自転車のコーナーは前半の約20分ほどのみ) 熟年カップル旅を想定した観光がメインで以前のようなギミックでの工夫なし。 2人なのだから、歌い続ける・クイズを出す・褒め続けるくらいは出来たのではと思うが何もなし。 せめて途中で交代することで画代わりは演出できたはず。 ●タンデム自転車で道内400km走破を目指す(北海道のテレビ番組) ●ブギウギ専務ブギウギサイクリング倶楽部 トカプチ400(5) STV札幌テレビ放送 9月2日(金)放送分 tver.jp/episodes/ep7re8pqax [番組トップページ] tver.jp/series/srp0a0yvlx ●ブギウギ専務ブギウギサイクリング倶楽部 トカプチ400(1) STV札幌テレビ放送7月8日(金)放送分 tver.jp/episodes/epftn238qh 自転車で長距離=ロードバイクやランドナーと凝り固まっていないので 同じバラエティ番組でも好感が持てる。 (雪山でのファットバイク回もあったようだ) 以前、他のバラエティ番組で、まだ2輪タンデムが解禁されていなかった頃に 苦肉の策で補助輪を取り付けて県境を超えて長距離移動していたのを思い出したが、 番組としては観光で使われている場面を除けば、わりと珍しい使われ方。 ▼使用されていた自転車 ●Schwinn Tango Tandem Unisex Bicycle www.promo-wholesale.com/china/Bicycles/6/Schwinn-Tango-Tandem-Unisex-Bicycle-227046.htm ↓ ●米国シュウィンのタンデムページには非掲載 www.schwinnbikes.com/collections/tandem-bikes ↓ ●どうやら2009年モデルらしい www.flickr.com/photos/abrahan/9323282617 レンタサイクルに置いてあったか、中古で購入? しかし、現行で国内で一般的に流通しているタンデム自転車といえばKHSが挙げられるが、 番組企画で使うことを伝えても車両貸し出しを受けられなかったのだろうか。 Tverで見られるのは宣伝になったと思うが、乗車人の体重や使われ方への不安もあった? 或いは単に「送料が番組の製作費のネックだったか、梱包の難しさ」の問題か。 ▼ウィキペディアの情報更新状況:完了 ja.wikipedia.org/wiki/タンデム自転車 ▼全国道府県でのタンデム自転車の解禁順(長野県~東京都[47番目]まで) ~法的根拠となる公的資料を提示~ 47■[東京都]2023年7月1日から(2023年5月22日公布) 東京都公報 www.tokyoto-koho.metro.tokyo.lg.jp/archive.php?month=202305 令和5年05月22日(月) 定刊17822号 www.tokyoto-koho.metro.tokyo.lg.jp/files/koho/y2023/17822.pdf 第10条第1号アウを次のように改める。 ウ タンデム車(2以上の乗車装置及びペダル装置が縦列に設けられた二輪の自転車をいう。)に 運転者以外の者1人を乗車させるとき。 1 この規則は、令和5年7月1日から施行する。 46■[神奈川県]2023年4月1日から(2022年12月23日公布) 神奈川県公報 www.pref.kanagawa.jp/docs/y8e/kouhou/r4-12.html 定期第371号(令和4年12月23日)(PDF:926KB) www.pref.kanagawa.jp/documents/94110/t371.pdf 9 条第 1 号アに次のように加える。 (オ)タンデム自転車(二以上の乗車装置及びペダル装置が縦列に設けられた自転車をいう。)であつて、 二人乗り用のものに運転者以外の者 1 人を乗車させて運転する場合 しかし長崎解禁から遅れること1年2か月以上も時間をかける意味がどこにあったのだろう。 東京ほどの人口過密でもなければ、解禁を慎重にしなければならないほど 他県で重大な事故が何件も起こっているという話すらないのに。 45■[長崎県]2021年10月8日から(2021年10月8日公布) 長崎県公報 www.pref.nagasaki.jp/bunrui/kenseijoho/kennojorei-koho/kenkoho/522984.html 令和3年10月8日(第11059号) www.pref.nagasaki.jp/shared/uploads/2021/10/1633651623.pdf pdf自体は開いていたが完全に見落としていたという・・・。 あまりにも意外な展開で東京神奈川よりも先に解禁。 長崎県警 www.police.pref.nagasaki.jp/police/wp-content/uploads/2021/10/fa370de6bad07c395bcf0b4f998573f2.pdf 斜度や電動アシスト限定などの制限なし。 「常識的にタンデムで無理そうな場所は見れば分かるでしょう?」ということか。 44■[岩手県]2021年8月1日から(2021年7月30日公布) 岩手県報 令和3年7月30日(金) 第12113号 www3.pref.iwate.jp/webdb/view/outside/s19Kenpo/ www3.pref.iwate.jp/webdb/view/outside/s19Kenpo/contentsMmbt.html?kenpoYm=202107 【公安委員会規則】 ◆ 岩手県道路交通法施行細則の一部を改正する規則 申し合わせたかのように五輪期間中のほぼ同時期改正で、 何というか「ついで」というか「どさくさ紛れ感」が強いが、 ようやく東北の双璧は崩れた。 43■[秋田県]2021年8月1日から(2021年7月27日公布) ▼秋田県公報 令和3年07月27日第223号 common3.pref.akita.lg.jp/koho3/ common3.pref.akita.lg.jp/koho3/pages/newsletter/1203 common3.pref.akita.lg.jp/koho3/uploads/archives/503072709_file1_1626767971.pdf 42■[埼玉県]2021年7月1日から (2021年6月1日公布) ▼埼玉県報 www.pref.saitama.lg.jp/kenpou/ www.pref.saitama.lg.jp/kenpou/bn/R03_06/0601_t213/ 定期 第213号 (令和 3年 6月 1日発行) 埼玉県公安委員会規則 埼玉県道路交通法施行細則の一部を改正する規則 www.pref.saitama.lg.jp/kenpou/bn/R03_06/0601_t213/item/16815/t213_20210601i16815.pdf (ウ)タンデム自転車(2人乗り用としての構造を有し、かつ、ペダル装置が縦列に設けられた自転車をいう。)に 運転者以外の者1人を乗車させている場合 タンデム自転車に関しては、この箇所が追加され この規則は、令和3年7月1日から施行する。 2021年7月1日から埼玉県内全域での走行可能に。 閉塞感が漂っていたタンデム自転車の突破口を開いたのは、 交通事故件数問題にシビアで前向きではなかったはずなので、 少々意外な埼玉県となった。 41■[鳥取県] 2021年4月1日から(公布日:2021年3月19日) ▼鳥取県公報 www.pref.tottori.lg.jp/dd.aspx?menuid=23645 令和3年3月19日付鳥取県公報号外第25号 www.pref.tottori.lg.jp/secure/1240047/R3go25.pdf ■鳥取県の今更感 www.nnn.co.jp/news/201219/20201219058.html 2人乗りの「タンデム自転車」について、 鳥取県警が2021年度中に県内の公道での走行を全面解禁する方針を固めたことが18日、分かった。 道交法施行細則を改正し、走行できるようにする。 さすがに残り少なくなってきて田舎なのに悠長に延伸で様子見していたことに焦ったのかは分からないが、 「2021年度中」とあったので延々待たされると思いきや、意外と素早い対応だった。 40■[香川県] 2021年3月16日から(公布日:2021年3月12日) ▼香川県報 www.pref.kagawa.lg.jp/somugakuji/kenpo/2021kfvn/202103.html 道路交通法施行細則の一部を改正する規則 www.pref.kagawa.lg.jp/documents/22776/0312kouikisoku1.pdf ●[香川]2021年3月16日解禁 www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/locality/article.aspx?id=20210213000107 香川県報に記載後に改めて記載するとして、これでようやくタンデム自転車での四国一周が可能に。 記事や情報が上がるのは比較的珍しい気もする。 新聞やネット記事だけでなく諸団体の目立った動きもなくいつの間にか全面解禁し、 県警サイトですら全く触れず、条例の改訂に先駆けて公報に載っているだけという余りにもやる気のない地域もあれば、 体験会を何度か開催してようやく解禁にたどり着いたり、 意見募集して改正するはずが一向に更新されなかったりと経緯が様々あって面白い。 ●(香川)タンデム自転車利用者の声 news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20211224ddlk37040349000c.html <タンデム自転車>県内やっと!! タンデム自転車、公道解禁 お遍路旅、車椅子レス 障害者と健常者、二人三脚でこぐ /香川 news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20211223k0000m040141000c.html 2人乗りタンデム自転車、香川でも解禁 車椅子なしで遍路道楽しむ 39■[岐阜県] 2021年1月1日から (公布日:2020年12月24日) 岐阜県公報 www.kouhou.pref.gifu.lg.jp/gougai.html#src-R02_12 岐阜県公報 号外1(令和2年12月24日) www.kouhou.pref.gifu.lg.jp/gougai/html/20122401.html www.kouhou.pref.gifu.lg.jp/gougai/pdf/20122401.pdf ●岐阜県警 www.pref.gifu.lg.jp/uploaded/attachment/223545.pdf ★岐阜県(2020年7月27日までパブリックコメントを募集) www.pref.gifu.lg.jp/police/kotsuanzen/kotsuanzen-taisaku/tandempubcom.html 締め切りから5ヶ月経過でようやく決着。やはり単に「担当者が忘れていただけ」なのだろう。 38■[和歌山県]2020年12月20日から(公布日:2020年12月8日) 【和歌山を38番目に訂正】 和歌山の公布日は先でも、実際の解禁日が12月20日なので38番目に変更。 www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/010100/kenpou/kenpou.html 令和2年12月8日 号外 www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/010100/kenpou/d00205804_d/fil/r021208gai1.pdf www.police.pref.wakayama.lg.jp/02_koutsu/tandem/ 以前は同ページに「県内全域解禁の予定なし」のような記載だったが、 何があったのか急に方針転換したようだ。 しかし、自転車もどき原付があるのでタンデムの使用自体お薦めはしない。 37■[福井県] 2020年12月15日から www.pref.fukui.lg.jp/doc/koukaihou/fukuikenpou/kenpoutop.html ▼福井県報 定期124号(令和2年12月15日) www.pref.fukui.lg.jp/doc/koukaihou/fukuikenpou/kenpoutop_d/fil/005.pdf ▼福井県警 www.pref.fukui.lg.jp/kenkei/naka7/12.15up_futarinori.pdf 36■[石川県]2020年11月13日から www.pref.ishikawa.lg.jp/soumu/koho/2011/2020111313357.html 第13357号(令和2年11月13日) www.pref.ishikawa.lg.jp/soumu/koho/2011/documents/2020111313357.pdf 35■[徳島県]2020年10月6日から www.pref.tokushima.lg.jp/tokushimakenhou/reports/5040933/ 2020年10月6日 第248号 www.pref.tokushima.lg.jp/file/attachment/578753.pdf 34■[沖縄県]2020年10月1日から(公布日:2020年9月25日) www.pref.okinawa.jp/kenkouhou/kako.htm 9月25日 定期第4874号 www.pref.okinawa.jp/kenkouhou/R2/9gatsu/200925teiki4874.pdf 33■[三重県]2020年8月1日から(公布日:2020年7月28日) www.pref.mie.lg.jp/KENKOHO/m0033500718.htm 令和2年07月28日 第127号 www.pref.mie.lg.jp/common/content/000902645.pdf 32■[奈良県]2020年4月1日から(公布日:2020年3月31日) www3.pref.nara.jp/koho/dd.aspx?menuid=1010 year=2019 令和02年03月31日(火) 号外第53号 www3.pref.nara.jp/koho/0pdffile/2003000325.PDF 31■[宮城県]2020年4月1日から(公布日:2020年3月27日) www.pref.miyagi.jp/soshiki/jyohokokai/r0203kouhou.html 令和2年3月27日(金曜日)第90号 www.pref.miyagi.jp/uploaded/attachment/783424.pdf 改正前の「道路使用許可を得て行う自転車競技等のイベントに参加中の」が消え、 宮城県全域でのタンデム自転車の走行が可能に。 30■[岡山県]2020年4月1日から(公布日:2020年2月28日) www.pref.okayama.jp/site/534/646350.html 令和2年2月28日第12172号 www.pref.okayama.jp/uploaded/life/651352_5633503_misc.pdf 29■[北海道]2020年4月1日から(公布日:2019年12月20日) www.pref.hokkaido.lg.jp/sm/bsh/koho/mokuji31_12.htm 令和元年(2019年)12月20日 本号 第66号 www.pref.hokkaido.lg.jp/file.jsp?id=1256044 28■[青森県]2019年11月29日から www.pref.aomori.lg.jp/kenhou/mokuroku_20191100.html 規則第7号青森県道路交通規則の一部を改正する規則(11月29日号外第70号) www.pref.aomori.lg.jp/kenhou/files/20191129b0070.pdf 27■[熊本県]2019年12月1日から(公布日:2019年11月22日) www.pref.kumamoto.jp/kiji_29670.html 令和元年(2019年)11月22日 定期第12877号 www.pref.kumamoto.jp/common/UploadFileOutput.ashx?c_id=3 id=29670 sub_id=8 flid=213058 26■[栃木県]2019年12月1日から(公布日:2019年11月20日) www.pref.tochigi.lg.jp/b05/pref/reiki/kouhou/0111.html 号外第36号(11月20日.PDF:229KB) www.pref.tochigi.lg.jp/b05/pref/reiki/kouhou/documents/gougai_1936.pdf 25■[福島県]2019年11月1日から(公布日:2019年10月15日) www.pref.fukushima.lg.jp/sec/01135a/kempouh0110.html 令和元年10月15日付け 定例第47号 www.pref.fukushima.lg.jp/uploaded/attachment/353202.pdf 24■[茨城県]2019年4月1日から(公布日:2019年3月7日) soumu.pref.ibaraki.jp/gazette.asp 第3077号 平成31年3月7日発行 soumu.pref.ibaraki.jp/file/PDF/2019/201903/n3077.pdf 23■[鹿児島]2018年11月1日から(公布日:2018年10月19日) www.pref.kagoshima.jp/ab04/kensei/jourei/kouhou/1810/1019.html 10月19日(金曜日)第3461号の2 www.pref.kagoshima.jp/ab04/kensei/jourei/kouhou/1810/documents/68485_20181018113606-1.pdf 22■[福岡県]2018年9月4日から www.pref.fukuoka.lg.jp/contents/kenkouhou30-9.html 9月4日(火曜日)第4023号 www.pref.fukuoka.lg.jp/uploaded/life/335938_53632989_misc.pdf 21■[高知県]2018年9月1日から(公布日:2018年8月31日) www.pref.kochi.lg.jp/soshiki/110201/2019091300454.html 平成30年8月31日(第10068号) www.pref.kochi.lg.jp/soshiki/110201/files/2019091300454/10068.pdf 20■[千葉県]2018年4月1日から(公布日:2018年3月23日) ▼千葉県警 www.police.pref.chiba.jp/kotsusomuka/sample_00016.html 千葉県道路交通法施行細則の一部を改正する規則 www.police.pref.chiba.jp/content/common/000020145.pdf 19■[山口県]2018年4月1日から(公布日:2018年3月16日) www.pref.yamaguchi.lg.jp/cms/a10400/kenpou/201803.html 定期第2943号(平成30年3月16日) www.pref.yamaguchi.lg.jp/cmsdata/d/a/8/da8fb9f80b709d2dc91e524deff09b91.pdf 18■[山梨県]2018年4月1日から(公布日:2018年3月1日) www.pref.yamanashi.jp/gyousei-kk/kouhou/h3003.html 第2771号 平成30年3月1日 www.pref.yamanashi.jp/gyousei-kk/kouhou/documents/2771.pdf 17■[滋賀県]2018年4月1日から(公布日:2018年2月16日) warp.da.ndl.go.jp/info ndljp/pid/11072087/www.pref.shiga.lg.jp/ken-koho/ 2月16日 定期(PDF:402KB) warp.da.ndl.go.jp/info ndljp/pid/11072087/www.pref.shiga.lg.jp/ken-koho/files/4417-02-16.pdf 16■[島根県]2017年4月1日から(公布日:2017年3月17日) www.pref.shimane.lg.jp/admin/pref/info/kenpou/201703.html 第2886号(平成29年3月17日) www.pref.shimane.lg.jp/admin/pref/info/kenpou/201703.data/2886.pdf 15■[大分県]2017年3月14日から www.pref.oita.jp/soshiki/11720/bak1703.html 平成29年3月14日 号外14 www.pref.oita.jp/uploaded/attachment/1042356.pdf 14■[静岡県]2016年12月1日から(公布日:2017年11月18日) www2.pref.shizuoka.jp/ALL/kenkohoold.nsf/webview 公安委規則第32号 静岡県道路交通法施行細則の一部を改正する規則(平成28年11月18日) www2.pref.shizuoka.jp/ALL/kenkohoold.nsf/webview2/D1DE8A0C36F65A254925856700226C34/$FILE/281118kouki-saisoku.pdf 13■[大阪府]2016年8月1日から(公布日:2016年7月29日) archives.pref.osaka.lg.jp/search/ 請求記号 D0-2016-144 簿冊登録番号 0000406314 簿冊標題 大阪府公報 平成28年7月29日 第4641号 件名登録番号 0000406340 作成年月日 2016(平成28)年07月29日 (直URL無効のため上記いずれかで検索) 12■[富山県]2016年4月1日から(公布日:2016年3月14日) www.pref.toyama.jp/cms_sec/1103/kj00015724-008-01.html 平成28年3月14日第4030号 www.pref.toyama.jp/cms_pfile/00015724/00882153.pdf 11■[京都府]2015年11月20日から ▼京都府警(平成27年11月20日公布・施行) www.pref.kyoto.jp/fukei/kotu/koki_k_t/jitensha/tandemu.html 10■[群馬県]2015年8月1日から(公布日:2015年6月26日) www.pref.gunma.jp/07/a3700062.html 第9310号 平成27年6月26日 www.pref.gunma.jp/contents/000334617.pdf 9■[愛知県]2015年4月1日から(公布日:2015年3月27日) www5.pref.aichi.jp/kofu/top/mokuroku 愛知県道路交通法施行細則の一部を改正する規則 平成27年3月27日 3169号 別1 (ファイルなし) ▼愛知県警 www.pref.aichi.jp/police/koutsu/jitensha/index.html 愛知県道路交通法施行細則の一部改正(平成27年4月1日施行) www.pref.aichi.jp/police/koutsu/jitensha/documents/tanndemu.pdf 8■[新潟県]2014年4月1日から(公布日:2014年2月28日)平成26年 kenpo.pref.niigata.lg.jp/bn/H26_02/0228_t16/ 新潟県道路交通法施行細則の一部を改正する規則 kenpo.pref.niigata.lg.jp/bn/H26_02/0228_t16/t16_20140228i4781.pdf 7■[佐賀県]2013年12月1日から(公布日:2013年11月12日)平成25年 www.pref.saga.lg.jp/kiji00327291/index.html 佐賀県道路交通法施行細則の一部を改正する規則 www.pref.saga.lg.jp/kiji00327291/3_27291_46_251112-4.pdf 6■[宮崎県]2012年11月12日から 平成24年 www.pref.miyazaki.lg.jp/somu/kense/hoki-koho/index12-11-12-no2437.html 公報ダウンロードサービス(平成24年11月12日第2437号) www.pref.miyazaki.lg.jp/somu/kense/hoki-koho/documents/000190248.pdf 5■[広島県]2010年10月1日から(公布日:2010年9月2日)平成22年 第69号 平成22年9月2日(木) www.pref.hiroshima.lg.jp/soumu/soumu/kenpo/pdf22/09gatsu/069/069.html 広島県道路交通法施行細則の一部を改正する規則 www.pref.hiroshima.lg.jp/soumu/soumu/kenpo/pdf22/09gatsu/069/20100902280015.pdf 4■[愛媛県]2010年8月1日から(公布日:2010年7月23日)平成22年 www.pref.ehime.jp/kenpo/2010k07/kp2010_07.html 愛媛県報 平成22年7月23日 第2186号 www.pref.ehime.jp/kenpo/2010k07/documents/kp2186.pdf ●[愛媛]普及活動を10年以上 news.goo.ne.jp/article/mainichi/sports/mainichi-20210629k0000m050381000c.html <支える2020>「タンデム自転車」 全国での公道走行解禁を目指し普及活動 パラリンピック種目の一つである自転車の「タンデム」。 四国から10年以上、普及を進めている団体がある。 今年3月に認定NPO法人となった松山市の「タンデム自転車NONちゃん倶楽部」だ。 理事長の津賀薫さん(70)は、全国での公道走行解禁を目指している。 今のような状況ではなく、通常通り2020年にオリンピックが行われていれば 少なくとも競技としても注目され、恐らく2021年中には、順当に解禁される予定だったはず。 それでも、埼玉はこの状況下でも県内全域解禁に踏み切った経緯もあり、 状況が少しはマシになるかもしれない2年以内には ほぼ解禁されるのではと見ている。 時期的に難しいとはいえ、まずは「ようやく全て解禁された四国の周遊ルートの策定」から、 知名度を上げることが先決かもしれない。 3■[山形県]2009年7月17日から 平成21年 www.pref.yamagata.jp/sm/kenkoho/index.php 平成21年07月17日 第2060号 www.pref.yamagata.jp/sm/kenkoho/pdf/koho2060_20090717.pdf 2■[兵庫県]2008年7月1日から 平成20年 web.pref.hyogo.lg.jp/kk32/pa13_000000044.html 兵庫県公報(平成20年7月)7月1日 第1992号 web.pref.hyogo.lg.jp/kk32/documents/000103240.pdf 1■[長野県](1978年11月?) さすがに古すぎてweb参照できないので代わりに現在の情報 長野県法令検索システム www3.e-reikinet.jp/cgi-bin/nagano-ken/startup.cgi ▼第7編 警察・消防 ▼第1章 警察 ▼長野県道路交通法施行細則 2 法第57条第2項の規定による公安委員会が定める制限は、次の各号に掲げる区分に応じ、 当該各号に掲げるとおりとする。 (1) 乗車人員の制限 ア 二輪又は三輪の自転車には、運転者以外の者を乗車させないこと。 ただし、次のいずれかに該当する場合は、この限りでない。 (エ) 2人乗り用としての構造を有する自転車に運転者以外の者1人を乗車させる場合 ■[徳島]タンデム自転車県内全域解禁(2020年10月6日から)[35番目] twitter.com/uzushiokun/status/1311542931702992896 ▼徳島県報 2020年10月6日 www.pref.tokushima.lg.jp/tokushimakenhou/reports/5040933/ 第248号 (PDF 54 KB) www.pref.tokushima.lg.jp/file/attachment/578753.pdf ★徳島県(令和2年8月1日(土曜日)から令和2年8月31日(月曜日)までパブリックコメントを募集) www.pref.tokushima.lg.jp/public_comment/5035878/5035880/5038385/ blog-tclc.cycling.jp/2020/08/blog-post_7.html 岐阜が遅れている間に徳島。 ───────────────────────── そして34府県との記載があった琉球新報の記事にあった 沖縄の前に追加されているかもしれない1か所は (沖縄県警発表時なのか琉球新報のミスなのかは分からないものの) 【誤報】なので存在せず。 ↓自己調査してみて見つからなかったのもあるが確認済み。 ▲2020年「9月23日時点で34府県」という琉球新報の記事について ryukyushimpo.jp/news/entry-1197982.html 県警によると、23日現在、34府県の公道でタンデム自転車の走行が可能となっている。 秋田・岩手・岐阜・東京・埼玉・神奈川・鳥取・石川・福井・長崎・香川・和歌山 の 8.1施行の場合もあるので7月も含め 7.1~9.23までの公報(県報)を洗い出し ×秋田県 common3.pref.akita.lg.jp/koho3/ ×岩手県 www3.pref.iwate.jp/webdb/view/outside/s19Kenpo/ ×岐阜県 www.kouhou.pref.gifu.lg.jp/teiki.html ×東京都 www.tokyoto-koho.metro.tokyo.jp/search.php ×埼玉県 www.pref.saitama.lg.jp/kenpou/index.html ×神奈川 www.pref.kanagawa.jp/docs/y8e/cnt/f7405/ ×石川県 www.pref.ishikawa.lg.jp/soumu/koho/index.html ×福井県 www.pref.fukui.lg.jp/doc/koukaihou/fukuikenpou/kenpoutop.html ×和歌山 www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/010100/kenpou/kenpou.html ×香川県 www.pref.kagawa.lg.jp/somugakuji/kenpo/ ×長崎県 www.pref.nagasaki.jp/bunrui/kenseijoho/kennojorei-koho/kenkoho/ 全て調べたが改正を確認出来ず。 つまり、「沖縄県警発表での誤り」または「琉球新報の誤植」。 ■三重県でタンデム自転車県内全域解禁(2020年8月1日から)[33番目] ×~2020年9月23日時点で34府県という琉球新報の報道~ ■[沖縄]タンデム自転車県内全域解禁(2020年10月1日から)[34番目] ■[徳島]タンデム自転車県内全域解禁(2020年10月6日から)[35番目] 正式に残り12。 その代わり、子乗せの期限の時期改訂のような、 「ニュース記事にならない道交法の変更」も確認できる 「公報(県報)」を確認すればいいことに気付いたのは収穫。 (そして検索[キーワード 道路交通]や,一覧で確認できない地域の面倒臭さにも気付く・・・) それでも今後12地域の道交法改正に警察からの発表がなくても調べられるので楽。 ■[沖縄]タンデム自転車県内全域解禁(2020年10月1日から)「34番目」 news.goo.ne.jp/article/ryukyu/region/ryukyu-20200927064000.html 県警は25日、2人乗り専用の「タンデム自転車」について 10月1日から県内の公道で走行を解禁すると発表した。 県道路交通法施行細則を一部改正し、同日から施行する。 www.police.pref.okinawa.jp/docs/2020091600024/ しかし観光に活用するという目的のためにはとっくに解禁していても良かったはず。 離島では既に使われていたことから考えても遅すぎるのではと。 残りは13。注目は秋田か岩手どちらが先行するのかとそれに伴い日本縦断可能になること。 その次は東京埼玉神奈川の大都市圏、香川解禁での四国1周ルートの完成。 ■[33番目]三重県でタンデム自転車県内全域解禁(2020年8月1日から) タンデム自転車、来月解禁 三重県警、2人乗り可能に news.goo.ne.jp/article/ise/region/ise-20200718110003.html 2020/07/18 11 00伊勢新聞 三重県警は17日、2人乗りの「タンデム自転車」について、8月1日から県内での公道走行を解禁すると発表した。 県全域での走行を可能とする方針。道交法の施行細則を改正する。 4月時点で32道府県が許可している。 ■[32番目]宮城県でタンデム自転車県内全域解禁(2020年4月1日から) ★宮城県道路交通規則(2020年4月1日から解禁していたようだ) www.police.pref.miyagi.jp/hp/kikaku/hou/kotukisoku.html 法第57条第2項の規定による軽車両の乗車人員又は積載物の重量、大きさ若しくは積載の方法の制限は、次の各号に定めるところによる。 (1) 乗車人員は、二輪又は三輪の自転車(以下「自転車」という。)にあっては運転者以外の者を、 自転車以外の軽車両にあってはその乗車装置に応じた人員を超える人員を乗車させてはならない。 ただし、自転車に乗車する場合において、次のいずれかに該当する場合は、この限りでない。 ↓ オ タンデム車(2人乗り用としての構造を有し、かつ、ペダル装置が縦列に設けられた自転車をいう。)に 運転者以外の者1人を乗車させる場合 宮城県も解禁になったので「岩手 or 秋田」どちらかが解禁で日本縦断可能に。 ●三重県でタンデム解禁の動き news.yahoo.co.jp/articles/7adc14f6595557d03f5740c435a22e784c0562b9 岡素彦県警本部長は、2人乗りの「タンデム自転車」を 県内の公道でも走行を解禁する方向で公安委員会規則の改定を検討する考えを示した。 福井 石川、岐阜がのんびりしている間に遂に三重県が先行。 これで滋賀~愛知を繋ぐ三重県北部ルートが解禁されることにより いよいよ本州縦断ルートが大きく動いたことになる。 最後の壁は「秋田県」を残すのみ。 ◆[27[熊本],30[岡山],29[北海道],32番目[奈良]]タンデム自転車の全域走行解禁 blog-tclc.cycling.jp/2020/04/blog-post.html ●[熊本]タンデム自転車の全域走行2019年11月22日から解禁「27番目」 www1.g-reiki.net/kumamoto/index.htm 第13条 軽車両の運転者は、次に掲げる乗車人員又は積載物の重量、 大きさ若しくは積載の方法の制限を超えて乗車させ、又は積載をして軽車両を運転してはならない。 (オ) 運転者が、運転者以外の者1人をタンデム車 (2以上の乗車装置及びペダル装置が縦列に設けられた自転車をいう。)で 2人乗り用のものの運転者以外の者の用に供する乗車装置に乗車させる場合 ●[北海道]タンデム自転車の全域走行2020年4月1日から解禁「29番目」 www.htb.co.jp/news/archives_7202.html ●[岡山]タンデム自転車の全域走行2020年4月1日から解禁「30番目」 ●[奈良]タンデム自転車の全域走行2020年4月1日から解禁「31番目」 www.police.pref.nara.jp/0000004136.html 31/47 残り16都県 5輪が延期されたのでそのアピールとしても 日本縦断可能な猶予期間も伸びたことにはなるが、 大きな障壁になっているのは「秋田県」「岐阜県or三重県」 あまり自転車行政について深く考えている人間が居ないということなのだろう。 [岩手]は解禁しても[宮城]が空白地帯なら意味なし。 (復興事業関連に使っても良さそうに思うが・・・) [埼玉]・[神奈川]は[東京]が解禁すれば追随するしかなさそう。 [長崎]は坂が多い地形的に無理として、 [沖縄]は県内全域で使えなくても一部島内では普通に観光に使っているようなので気にしないのだろうか。 [香川]・[徳島]は日本縦断には無関係だが四国一周観光に役立てたいと思わないのが不思議。 [鳥取]は岡山が解禁したので未開拓地域でも構わなくなった。 [石川]・[福井]・[和歌山]も特に未解禁で良いと思うならそれで。 ●[岡山]タンデム自転車の全域走行2020年4月1日から解禁「30番目」 www.sanyonews.jp/article/984873 岡山県警は14日、2人乗りの「タンデム自転車」について、 4月1日から県内全域の公道で走行を解禁すると発表した。 3人乗り以上は引き続き公道走行を認めない。 道交法では都道府県の公安委員会が公道での走行の可否を判断でき、 広島、兵庫など28府県が認めている。 ●[青森]タンデム自転車の全域走行2019年11月29日から「28番目」 2019.11.29 www.police.pref.aomori.jp/koutubu/koutu_kikaku/pdf/kouhou.pdf 中部地方が出遅れている間に解禁済の県と離れている青森が先駆けて解禁。 blog-tclc.cycling.jp/2020/01/blog-post.html#comment-form そして奈良県は検討中。 (●[熊本]タンデム自転車の全域走行2019年11月22日から解禁「27番目」) ●[栃木]タンデム自転車の全域走行2019年12月1日から解禁「26番目」 star.ap.teacup.com/flatout/2484.html www.shimotsuke.co.jp/articles/-/246684 県警は20日、視覚障害者らも利用できる2人乗りの「タンデム自転車」の公道走行を、12月1日から県内で解禁すると発表した。 県道路交通法施行細則の一部を改正した。 既に解禁している近隣県で交通事故が確認されていないことなどを踏まえ判断したという。 県警によると、20日現在、茨城や群馬、福島など25府県では公道を走ることができるという。 ●[福島]タンデム自転車の全域走行2019年11月1日から解禁「25番目」 www.minyu-net.com/news/news/FM20191030-428715.php 県内の公道で11月1日から、2人乗りの「タンデム自転車」の走行が可能になる。 県道路交通規則の一部改正に伴い解禁される。観光振興や視覚障害者スポーツの普及につながることも期待される。 県警交通企画課によると、解禁するタンデム自転車はサドルとペダルが縦に並ぶ2人乗り構造。 全国では24府県(4月現在)で公道走行が認められている。 今後の予定は ●[熊本]タンデム自転車解禁への動きと事故未確認?(2020年3月までを予定) ●[北海道]タンデム自転車の全域走行2020年5月までに解禁? ●[岡山]【時期未定】タンデム自転車解禁への動き 今のところ3箇所。 人口密度的に厳しそうな埼玉・東京・神奈川と、地形的に解禁不可能に近い長崎を除くと 現状全域解禁地域は多くなってきているが東北や近畿・中部・四国エリアとまだまだ時間がかかりそう。 ●自転車タクシーと「2人乗り」 www.sankei.com/west/news/191102/wst1911020008-n1.html オール堺製ハイテク自転車タクシー走行実験 全長2メートル、幅1・24メートル、幌までの高さ2メートルで、 3人乗り(ドライバー除く、大人2人と子供1人程度)。 ウインカーや電動アシスト機能はもちろん、 スピードや負荷に応じて自動的に切り替わる5段変速機やドライブレコーダーなども備えている。 2人乗り可能な自転車として 「地域別」でタンデム自転車、「年齢で線引きされる」子乗せ自転車、 「大きさ的に歩道を走れなくなる」カーゴバイクだけでなく 「カンファレンスバイク」や「遊具としての面白自転車」のようなものまで、 特殊な乗り物も含むことを頭の片隅に置いておかないと話がややこしくなる。 しかし、一般的に「違法な2人乗り」といえば、 普通自転車への幼児未満ではない2人乗りを思い浮かべるとは思うが・・・ それぞれの走行可能場所や条件などが異なるため、 「2人乗り禁止」と一言では正確に伝わりにくいのが困る。 もっとも、アニメ・漫画では「全て架空の話」として気にしてもしょうがないのかもしれないが、 実写映像でも同様に「稚拙な表現方法」として、 安易に使われる「2人乗り」は、 (撮影時に許可を得て公道を封鎖しているとしても、それを注記しているケースを見たこともないので) 特に若年層が容易に真似しやすいことから、 「違法走行状態を合法のように誤認させる恐れがある」と言い切っていいだろうと思う。 ●[岡山]【時期未定】タンデム自転車解禁への動き www.sanyonews.jp/article/942501 岡山県警の桐原弘毅本部長は25日、サドルとペダルが2人分あり、 県内では真庭市の蒜山高原自転車道のみで走行が認められている「タンデム自転車」について、 県内全域の公道での走行解禁を検討する意向を示した。 県議会一般質問で「これまでタンデム自転車が関係する交通事故は把握していない。 普通自転車の死亡事故率も改善がみられるため、 公道で解禁する方向で検討していきたい」と述べた。 熊本に続き解禁への動き。 なぜかここでも「事故を把握していない」という点は引っかかるものの、 地域的に解禁はしないと思っていたが、 ようやく日本一周に向けての壁が1つ崩れようとしている。 他にも ●[福島]タンデム自転車の全域走行2019年12月までに解禁? www.minpo.jp/news/moredetail/2019082366634 二人乗りのタンデム自転車の公道走行を可能にするため、 県公安委員会は年内にも県道路交通規則を一部改正する方針を固めた。 2018年度中予定(2019年3月まで)だったものがズレこんで 2019年12月までに改正ということになったようだ。 ●[北海道]タンデム自転車の全域走行2020年5月までに解禁? www.hokkaido-np.co.jp/article/344573 道警は13日、道内の公道で走ることが禁止されている2人乗りのタンデム自転車について、 来春にも認める方針を明らかにした。 自転車愛好者の要望があるほか、パラリンピック種目でもあることなどから、 安全性などの検討を進めていた。 案の定2020年に向けて急に慌ただしくなってきているようだ。 そもそもファットバイクのような扱いで 観光利用目的として先駆けて解禁していて良かったはずなので遅い。 ▼[沖縄県]なぜか貸し出している2人乗り自転車 観光といえば、沖縄県では全域解禁していないはずだが・・・ レンタルサイクルに置いてあるのは大丈夫なのだろうか? www.tanoshima.jp/facilities/detail/124 tomori-kankou.com/bicycle 島内の走行できる道は公道ではなく私有地・・・? もし公道扱いで事実上普通に利用してしまっていて 取り締まりの必要がないという判断であれば 条文改正して県内全域解禁するしかないような。 ◆地図内の黄色[検討中]地域の候補 〇[栃木]2018年度中のはずが・・・ www.asahi.com/articles/ASLC13K1HLC1TLTB003.html 2018年度中を予定とあった福島県と同じ記事に載っていた栃木県。 埼玉東京神奈川が壁になっているので 特に解禁されなくてもルート的に困る人という人も少なそうだが 解禁するなら栃木もそろそろ動いたほうが良いのではと。 ◆残りの大きな壁 「岐阜、石川/福井/三重、秋田、青森」 特に石川&福井が連携して岐阜を出し抜くかどうかが見もの。 滋賀~愛知を繋ぐには三重県北部の一部地域のみ先行解禁というルートもあるが・・・。 それよりも、残りの地域は人口規模的に問題であろう東京/埼玉/神奈川や 地形的に明らかに危険な坂だらけの長崎のような地域を除けば 各所が同時に動きそうな気もしてきた。 一番の赤っ恥といえば、パラリンピック後になって 「急に思い出したように"検討"を始める地域」に思えるが、 面子を保つようなことを考えているならとっくに解禁しているのだろう。 ●[熊本]タンデム自転車解禁への動きと事故未確認? kumanichi.com/news/1184542/ ようやく熊本が解禁へ年度内ということなので、2020年3月までに制定されるようだ。 全国で解禁の動きが広がっており、6月末時点で福岡、鹿児島など24府県で解禁済み。 blog-tclc.cycling.jp/ 九州では残り長崎県を残すのみだが、 坂だらけという地形的にタンデム走行に適していないので解禁されない可能性が高い。 それにしても、いい加減日本横断の障壁となっている地域 (鳥取/岡山、岐阜、石川/福井/三重、秋田、青森)は他地域の状況を観察すべきだろうに。 あとは北海道。広い土地を活かして観光に利用できると思うのに何故解禁しない・・・? (香川/愛媛・和歌山/奈良・埼玉東京神奈川・岩手宮城あたりは解禁したところで特に何も) 県警交通企画課によると、公道走行が可能な24府県で事故は確認できていない。 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/88.html#id_bf31e2de 公道走行自体は可能な静岡の「レンタルサイクリング施設」では事故が起きているが 「公道ではないので管轄外」ということだろうか。 「事故は起きていない」ではなく、 「事故は起きたが、 ●「事前説明の時間を増やした」 ●「ドレスガードやフットレストを取り付けた」 ●「(認識力に乏しい)若年層への乗車制限を設けた」という "対策を講じているのかどうか"を審査する必要があるのでは・・・? イジメのように「なかった」で済ませるような姿勢は如何なものかと。 ●タンデム自転車での事故(メーカー説明) www.markag.co.jp/tam2.htm 静岡県の大規模レンタルサイクリング施設にて、 小児が後輪とバックホークの間に足を挟まれて怪我をするという事故がありました。 乗車していた小児は元々ペダルに足が届かないまま使用したか、 または使用中前席者のペタリングについていけなくなりペダルから足が離れてしまい、 足の置き場を探したと考えられます。 結果、足先をバックホークを使って固定しようとし、 誤って後輪とバックホークの間に足を挟んでしまったと考えられます。 後輪に「ドレスガード」や 子供が疲れたときに足が置いて休める「フットレスト部分」を フレームに用意するといった対策が必要かもしれない。 もしくは危険性の判断がつきにくく、大人との体力差から問題が起きやすいとして 未成年の乗車を禁止するほうがいいのだろか。 ●改造している折りたたみタンデム自転車の破損 CFR206 (旧名CFR201)で事故が発生しました。2018年4月記 折り畳み用部品と本体の接合部分の溶接が外れてしまうという事故です。 下記のような振動試験をしたところ9000回から10000回の振動で破断しました。 歩道と車道の段差を当該部分近傍にストレスのセンサーを付けて実走行して、 そのストレスを検証し、その結果と似たようなストレスを振動機によって再現します。 機械的に再現された歩車道の段差を通過するときに与えられる振動によって 9000回から10000回の間の振動回数で破断が発生することがわかりました。 9000回という回数は、普通の自転車で一般走行される場合においての耐用年数にとしては4年間弱程度が推定されるそうです タンデム自転車においては、法律的に的には歩道走行はすることは禁止されていますので、 一般的には段差の乗り降りの回数は数分の1程度、完全に遵法走行される場合は零もあり得ますので この試験内容だけのストレスからは、一般自転車利用の数倍の耐用期間が予想されます。 しかし、受ける振動は段差の乗り降りだけではありませんし、 一般の普通の使用時間より多くの利用がある場合もありますので、耐用期間に関しては一様ではありません。 当該の破断を起こしてしまった自転車では、前輪にアシストモーターを配する改造を施した後 1年弱で破断を起こしました。アシストモーターが登り坂などで低速で起動している場合には、 クランクからのトルクの3倍のトルクによる負担が一般自転車と比べて破断部分にかかることになってしまいますので、 より耐用年数を短くしてしまう誘導をしてしまったと思われます。 ご使用になる際には、よく事前点検をして当該部分にクラックなどの異常がないことを確認のうえご使用ください。 ただでさえフレームが長いタンデム自転車で折りたたみ式はいかがなものか・・・。 しかもアシストモーター付きにしていたというのはちょっと無茶が過ぎるのでは。 ●[茨城]2019年4月1日からタンデム自転車全面解禁へ(全国で24番目) ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=15493717161231 茨城県警は県道交法施行細則を改正し、4月1日から走行を解禁する方針を決めた。 ついに過半数の壁を超える。 併せて「ベロタクシー」などと呼ばれる三輪自転車タクシーについても、事業者の乗客運送に限り同様に解禁する。 施行細則の改正案では、タンデム車の公道走行を解禁する。 三輪車は、乗客運送に限り公道走行を解禁した上で、運送事業者以外は自転車専用道か自転車歩行者専用道のみ可能とする。 そして僅か5地域だけ禁止されていたベロタクシーも(基本的には運送事業者向けとはいえ)解禁され、残りは4地域を残すのみ。 www.asahi.com/articles/ASLC13K1HLC1TLTB003.html 2018年11月の時点でタンデム自転車の2018年度中を予定とあった福島県・栃木県では、 果たして2019年3月までに解禁されるだろうか? ●[茨城]タンデム自転車が県内全域解禁 cyclist.sanspo.com/461356 以前書いた通り、ベロタクシーも同じく2019年4月1日から解禁。 残念ながら福島県・栃木県の動きは特になさそうだ。 ●社会福祉の観点から見るタンデム自転車解禁地域での利用者の声 news.biglobe.ne.jp/domestic/0131/mai_190131_9837093758.html タンデム自転車解禁広がる 2010年5県→18年23府県 目の不自由な人などに向け 解禁に消極的な多くの地域への疑問 単純に、解禁に躊躇している地域では、(社会福祉には「事故防止」も含まれるとして) 「タンデム自転車の使用許可は優先されるべきではない」ということになるのだろう。 横断歩道の前で渡ろうとしている歩行者がいても一時停止しないことが当たり前のような 「"異常な"運転」が多すぎる光景は、既に全域で解禁している地域でもよくあるはず。 無論、タンデム自転車では走りにくい場所も多数あると思われる。 しかし、それらの地域でタンデム自転車乗車中に負傷者が続出しているだろうか? 全面解禁していない地域では事実認識が異なるのだろうか。 例えば「崩れそうな危険な橋を渡る必要がある場合、足元に注意しない人は多いだろうか」 初心者マークで(操作ミスではない)無謀運転をする人が多いだろうか。 タンデム自転車は一般的な自転車と比べて 「曲がりにくい、止まりにくい」ことを予めしっかりと理解しておけば慎重に走行するのでは? ※ノーブレーキのBMXやノーブレーキのピストは止まりにくいことを認識していたところで 「制動装置が不備の公道走行不可の車両」でしかないので比べること自体無意味。 (前後ともブレーキの装置があれば問題なし) 一方で、同じ2人乗りでも映像表現において「荷台に乗る違法な2人乗り」は 未だに何ら問題がない日常の光景のような扱いで (撮影時は私有地内か完全封鎖している道路だとしても) 「公道走行は禁止されています」ということに触れているケースは残念ながら見受けられず、 そもそも違法行為という認識すら到底浸透しているとは言えない。 タンデムやカーゴバイクやベロタクシーという代替表現をしないのは 馴染みがない以前に、使用可能な地域に制限があることから、 「存在そのものが圧倒的に知られていない」と思われるため、 違法行為を減らすというモラルの向上の意味でも 少なくともタンデム自転車は国内での全域解禁に価値があると考える。 ●[和歌山]県警の感覚からするとタンデム自転車の県内全面解禁はまだ難しい www.police.pref.wakayama.lg.jp/02_koutsu/tandem/index.html 他府県でタンデム自転車の公道走行が解禁されたということを聞くけれど和歌山県は解禁しないの? 和歌山県警察では、道路管理者や関係機関・団体に対してタンデム自転車の 公道走行解禁の是非について意見照会を実施するとともに、 走行体験試乗会によりアンケート調査を実施する等して検討を行いましたが、 二輪又は三輪のタンデム自転車に運転手以外の者を乗車させて走行した場合、 タンデム自転車の特性等から、全ての公道での走行を解禁することは危険であるとの意見が多く、 タンデム自転車を安全に利用していただくことが第一であることから、現在のところ解禁はしていません。 日本一周に必要なルートでもないので意地でも最後まで解禁しなくても良いといえば良いが・・・。 自主性もなく同調圧力によって仕方がなく手のひら返しで解禁することになれば、あまり良い顔はされない気はする。 交通事故防止が目的であれば、自動車走行を全て禁止または商用車以外は禁止や街中の乗り入れ禁止などにすれば 事故は減るのに何故そうしないのだろうと思ってしまう。経済活動の阻害? タンデム自転車での事故が発生しやすい道路状態であればそれを出来る限り改善するか、 むしろ「危険であることを認識できるのであれば"事故に注意するので"逆に事故は起きにくい」と思われるが、 余程漫然運転しやすいほど走りやすいのだろか。 ●[茨城]タンデム自転車とベロタクシー解禁の要望 ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=15459098260162 2人同時に駆動するタンデム自転車は「つくば霞ケ浦りんりんロード」などの自転車道のみ走行でき、 3人乗りのベロタクシーは全面的に走行できない。 11月1日現在、タンデム自転車は23府県で、ベロタクシーは42都道府県で、それぞれ走行可能となっている。 ベロタクシーは42都道府県で走行可能にも関わらず、 僅か5地域だけ禁止されているのは知らなかった。 県が自転車道や施設の整備を通し自転車による観光振興「サイクルツーリズム」推進を図るなど 県内ではサイクリング熱が高まっている。 4団体は解禁になれば観光面での好影響や視覚障害者の社会参加促進につながるとアピールした。 タンデムの前席に健常者が乗ると視覚障害者も自力走行できることから、 県視覚障害者協会の坂場篤視理事長は「自転車に乗りたい、風を切りたいという要望がある。 盲学校でも保護者が自転車送迎できるようになると期待している」と話した。 未だ全面解禁していない地域では単に無頓着というより、 観光や障害者支援よりも、事故防止の名目で「事なかれ主義」を優先しているだけに思える。 ●[宮崎]タンデム自転車のイベント www.the-miyanichi.co.jp/kennai/_35633.html 本県での開催は初めてで、台湾などから30人が来県。 一行は20日まで県内各地を訪問する予定で、自転車ツーリズムの推進にも取り組む同協会は 「障害者のインバウンド(訪日外国人客)誘致のきっかけになれば」と期待している。 既に解禁している地域では、このような観光誘致に利用することができる。 観光客増加に期待を持っているなら、行政側からも解禁に向けて動く必要があるのではないだろうか。 ●[熊本]タンデム自転車解禁に向けての動き kumanichi.com/kumacole/interest/698221/ まずは、福岡県での改正までの経緯を詳しく調べてみるのも良いのかもしれない。 結局のところ、条例を改訂することができる熊本の公安委員会の思惑次第なので 担当者に直接的に障壁となっている理由を聞き出してそれをクリアしたほうが早い気もするが、 全国殆どの地域で解禁されてしまったらバツが悪くなって解禁せざるを得ないとは思う。 (反対に、規制方面でいえば自転車走行時の傘使用は[交通頻繁ではない場所での例外使用が認められている地域もあるが] 最後に長野県での規制開始により全国で基本的に禁止となった) 特に2020年のオリンピック・パラリンピックに向けて 表向きは安全重視を掲げつつも「事なかれ主義」では押し通せない雰囲気が出来上がってきたときに、 それでも「我々には関係ない」と無関心でいられるかどうか。 ●[福島・栃木]今年度中にはタンデム自転車解禁の予定 www.asahi.com/articles/ASLC13K1HLC1TLTB003.html 県警によると、9月末時点で、全国22府県で2人乗りタンデム自転車の公道走行が認められている。 (11.1に鹿児島が解禁されるというニュースなので鹿児島込みで23府県としたほうが分かりやすい気がする) 今年度中には、福島、栃木の両県でも解禁されるという。 残りの関東地方「埼玉・東京・神奈川・茨城」で 人口密度的には茨城が真っ先に解禁してもおかしくはない。 ようやく東北では2番目となる福島の解禁間近だが、北海道も東北の他県も、 ファットバイク導入くらいで、基本的に冬季は自転車でまともに走れない期間が長いために、 事故を懸念して自転車事業そのものに興味が低いということだろうか。 ●[鹿児島]2018年11月1日からタンデム自転車全面解禁へ(全国で23番目) 373news.com/_news/topic.php?topicid=219 storyid=97444 ●[福岡県]2018年9月4日からタンデム自転車全面解禁へ(全国で22番目) blog-tclc.cycling.jp/ www.police.pref.fukuoka.jp/kotsu/kotsukikaku/ikenkobo/3007saisoku.html タンデム自転車(2人乗り用としての構造を有し、かつ、ペダルが縦列に設けられた自転車をいう。)の 運転者が運転者以外の者1人を乗車させて運転をすることができることとします。 福岡県警が「平成30年7月6日から同年8月6日までの間」意見募集をかけていたようだ。 意見提出はなかったようだが、それから1ヶ月で改訂とは実に仕事が早い。 対照的に計画段階から熟慮を重ねている熊本の遅さが目立つ格好に。 www.wam.go.jp/content/wamnet/pcpub/top/fukushiiryounews/20180625_100300.html 全く何も進展のない地域と比べれば周知の機運を高めるとか、慎重といえば慎重で悪くはないのだが・・・。 これで一気に九州で2か所解禁。 長崎は地形的に急坂のため最後まで解禁されない可能性があるが、事故防止のためにはしょうがない。 沖縄は自転車人口自体が少ないそうだが、観光客用として県内1周ルートを活用できるのでは。 様々な景色を楽しみながらカロリー消費でグルメに費やしてくれる金額も上がると思えば意味があるかと。 日本縦断ルートも2か所の空白地点が埋まった。 残りは「鳥取か岡山、岐阜か三重、秋田、青森」 岐阜か三重ルートを外すなら「福井・石川」 秋田ルートを外すなら「宮城・岩手」 福岡のようにニュースにならず、人知れず解禁していたということもあるので 特にこれら10か所は意見募集をかけているかもしれない県警のページも含めて 定期的に例規もチェックしたほうがよいのだろうか。 次で遂に過半数を超える。 そろそろ出遅れている地域への風当たりが強くなってくるかもしれない。 気になったので調べてみよう ※特に記事がない地域のみ例規を参考 ●岡山【地域限定】2017年4月1日から「蒜山高原自転車道のみ」解禁 cyclist.sanspo.com/317928 (県警のページでは2015年6月25日更新になっているが画像内では平成29年なので年の記載ミス) www.pref.okayama.jp/page/508081.html 他県では全域解禁なのに一部地域解禁でお茶を濁す。 ●鳥取【地域限定】2015年4月29日から(約8.6km)と(約5.4km)のみ解禁 www.pref.tottori.lg.jp/146873.htm 鳥取県道路交通法施行細則の一部改正(平成27年4月29日施行)に伴い、 鳥取県内の一部の自転車・歩行者専用道路では運転者以外の者1人を乗せて、タンデム自転車の走行が可能です。 過疎地域でわざわざ制限をかける意味とは・・・? ●岐阜:【自転車専用道路のみ】 www.pref.gifu.lg.jp/police/gifuken-keisatu/horei-shiryo/kitei/tsutatsu-tsuchi/kikaku/index.data/tu-h26-kisei459.pdf 2000年当時から進展なし。全くやる気はなさそうだ。 ●三重【伊坂ダムサイクルパーク内のみ】くらいしか見つからず iko-yo.net/facilities/3260 こちらでも目立った記事なし ●福井【3輪タンデムのみ可】 blog-tclc.cycling.jp/2009/08/blog-post.html 強い要望があれば解禁の可能性? 強い要望がなくても解禁している福岡県警との差。 ●石川【2015年に試乗会の開催】 ishishikyo.jp/tandemh27.html ●宮城【試乗会のみ】 www.kahoku.co.jp/tohokunews/201806/20180621_15033.html 例規内では【自転車専用道路のみ】 ●青森●岩手:例規内では【自転車専用道路のみ】 「自転車専用道路において、その乗車装置に応じた人員を乗車させている場合」 ●秋田:例規内では【自転車専用道路のみ】 2010年の県警へのアンケート結果くらいしか参考になる記事がなかった。 www.j-cycling.or.jp/about/pdf/PDF_research_13.pdf (当時消極的だった他地域でも現在は解禁している地域もあるが・・・ 警察庁からの通達がなければ対処しないような事なかれ主義の指示待ち地域や 回答内容が雑で残念な地域もある) ついでに ●埼玉【自転車事故が多いので解禁には消極的】 sugawarafumihito.com/2806_4/ 要望自体はあるようなので、殆どの地域で解禁されれば同調圧力で許可させるを得ないはず。 ●[高知]2018年9月1日からタンデム自転車全面解禁へ(全国で21番目) www.kochinews.co.jp/article/212076/ 高知県道路交通法施行細則の改正に伴い、2人乗りの「タンデム自転車」が1日、県内の公道を走れるようになった。 香南市のサイクリングターミナルでは市主催の走行会が早速開かれた。 ◆「21番目」高知県 2018年9月1日から 熊本県も現在解禁への機運が高まっているので22番目もまもなくというところか。 過半数を超えて2020年も近くなると同調圧力から解禁するところも確実に増えるはず。 人口的に事故防止の観点から東京は最後になるか、最後まで解禁されないか。 もし競技スポーツの認知度向上のためにも東京で解禁されれば、 残りのほぼすべての地域まで一気に進むのは間違いないだろう。 それにしても、人口密度で言えば既に大阪府が解禁している時点で、 それ以下の人口の地域が躊躇う理由はないはずだが、 走行路や地理的に重大な問題でもあるのだろうか。 「導入コストも維持費も箱モノより激安で観光資源活かせますよ」 「出遅れると他の地域に観光客持って行かれますよ」 という後押しも足りないのかもしれない。 ◆「17番目」滋賀県 2018年4月1日から ◆「18番目」山梨県 2018年4月1日から ◆「19番目」山口県 2018年4月1日から ◆「20番目」千葉県 2018年4月1日から 鹿児島、福岡、鳥取か岡山、岐阜、秋田、青森 とりあえずこれらの地域には日本縦断ルート開通のために頑張って欲しい。 ●[熊本]全域でのタンデム自転車解禁への働きかけ www.facebook.com/cyclekaname/photos/a.937722566265624.1073741827.493787420659143/1712119025492637/?type=3 結局のところ、自転車行政族の有無が大きいとしても 「多くの地域が解禁しているかどうか」を気にして変更に消極的なのだろう。 交通が頻繁な大都市圏であれば躊躇する理由が分かるとしても、 それほど人口が多くもない地域で、 (雑多な公共事業からすれば凄まじく少ない投資で)観光に活用できるとは まともに考えてすらいないのだろうか。 ●[高知]タンデム自転車県内全域解禁への動き mainichi.jp/articles/20180606/ddl/k39/040/500000c <タンデム自転車>試験走行 県警、公道での解禁に向け /高知 サドルとハンドルが前後に設置され、合法的に2人乗りができる「タンデム自転車」の試験走行会がこのほど、県警本部駐車場で開かれた。 公道走行全面解禁に向けた県警の取り組みで、1月と2月に続いての開催。 徐々に解禁地域が増えてくることによって、消極的な地域に対する圧力になることに意味があると言える。 タンデム自転車には高齢者や視覚障碍者に限らず、 子供乗せ自転車の許可年齢を超えた子供を乗せて親子2人で走るとか、 違法走行と認識させることなく問題のある場面描写として代表的なカップル等での2人乗りが 許可された地域でのタンデム自転車であれば何ら問題なくできる等、活用方法は様々ある。 同時に、通常の自転車では違反になるという認識も同時に広めなければならないと思う。 ●[滋賀]タンデム自転車全面解禁へ全国で17番目 www.chunichi.co.jp/article/shiga/20180407/CK2018040702000032.html www.47news.jp/2245877.html 以前は一部地域のみで解禁という話だったような気もしたが一転して全域解禁? blog-tclc.cycling.jp/2018/02/blog-post_13.html 個人的には本州横断ルート青森・秋田・岐阜・岡山・山口の解禁が待ち望まれるところだが 各地域でどこまで話が進んでいるのだろう。 解禁が過半数を超えれば残りの追随は早いはず。 ●[千葉]タンデム自転車全面解禁へ全国で20番目 www.chibanippo.co.jp/news/national/485582 そのうち開催が近づいても解禁しない地域は閉鎖的ということになりそう。 次は地続きの神奈川や山梨も続いて欲しい。 タンデム自転車解禁の状況についてはこの地図が分かりやすい blog-tclc.cycling.jp/2018/02/blog-post.html 少なくとも本州横断ができるようにはなって欲しいので ルート的には青森・秋田・岐阜・滋賀・岡山・山口を突破口に 残りの地域も解禁の機運を高める方向が理想的。 ●[山梨]2018年4月から県内全域でタンデム自転車の走行可に cyclist.sanspo.com/386346 解禁されているのは2018年2月1日現在で16府県のみとまだまだ少ない。 「車種自体を知らない」とか「事故」を懸念しているとは思うが、 タンデム自転車を観光に用いることも財政面から見れば有利なだけに 他地域でも広がりを見せて欲しいと思う。 ●[滋賀]タンデム自転車解禁に向けて実証実験 www.kyoto-np.co.jp/sightseeing/article/20171107000173 複数のサドルやペダルがある2人乗りの「タンデム自転車」の解禁に向け、 滋賀県などは7日、東近江市栗見新田町の河川管理用通路で実証実験を行った。 下記2017年5月の記事の続報? 一部区間のみで解禁するかどうかだけのことで結論がまだ先送りになっているのだろうか。 ●[滋賀]タンデム自転車:琵琶湖の一部地域のみ許可を検討 www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20170501000024/1 県内全域での走行を解禁するのは難しいとみられ、 安全を確保できる琵琶湖東岸の一部区間での許可になる可能性が高い。 残念な続報。 これでは一部道路を「準自転車専用道路」に指定するようなものでしかない。 ●[滋賀]県内全域?タンデム自転車の解禁への動き cyclist.sanspo.com/327970 県公安委の規則では、運転可能な場所は「自転車専用道路」と定められているが、 県内には自転車専用道路がなく、実質公道では運転が不可能。 最初から規定する意味があったのだろうか。 (タンデム自転車交流協会(TCLC)=紀洋産業) www.markag.co.jp/tclc.htm それにしてもこのページでは解禁地域を2010年から更新してないのは何故? 一つの地域の解禁だけでなく、検討が始まった段階でも地域の更新をしても良いと思うのだが。 tclc.cycling.jp/present-situation ●[沖縄]海外からの旅行者が2輪タンデムで沖縄から本土縦断予定だが・・・ ryukyushimpo.jp/news/entry-464476.html (2人乗り自転車で世界一周 欧州人ペア、沖縄入り) 那覇市を皮切りに北上し、約2週間かけて本島320キロを縦断する。 日本では2輪のタンデム自転車が禁止されている地域が存在することを知らないのだろう・・・ 「ベル装着の有無のように大した問題ではないと見なかったことにされる」か、 「赤信号無視のようにしっかり取り締まる」かどうか以前に、 外国人旅行者に赤切符発行が可能かどうか気になったので調べたら・・・ detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1340624113 事故が起きればまた対応は変わってくるとして、 赤信号無視でも旅行者の場合は諸々の手続き上困難を極めるため 違反と知らされたとしても注意されるだけに思えたが、 マラソン大会で着ぐるみ禁止を知らずに来日した外国人が、 結局走行できずに帰国させられたケースもあっただけに 走行禁止になるケースも十分に考えられる。 いや、そもそも沖縄県での2輪タンデム自転車全域解禁はされていないはずなので 本来走行禁止であれば記事にするというのは如何なものか・・・。 ▼販売元の紀洋産業の解説 www.markag.co.jp/project.htm (2016年12月時点) ☆二輪のタンデム車は長野県,兵庫県、山形県,愛媛県、広島県、宮崎県、佐賀県、新潟県、愛知県、群馬県、京都府、富山県、大阪府、静岡県、を除いて公道(一般の道路)の走行を許されておりません しかし、タンデム自転車の愛好家のみなさんの経験では、二人乗りとして作られているタンデム自転車に乗っていて、おまわりさんに会ってもほとんど、注意されたりすることはなく、 ”本当はいけないんだよ、気をつけてね” 程度の助言を下さるくらいだそうです。 もちろんその場でやめなさいと言われることもあります。 tclc.cycling.jp/tandem-rule tclc.cycling.jp/present-situation 旅客業務であれば人数制限無し 広島県、徳島県、福岡県、佐賀県、長崎県、大分県、宮崎県、熊本県、沖縄県 法的根拠がよくわからないが2009-06-20時点の内容としては旅客業務であれば可という記述もある。 しかし業務ということなのでベロタクシー?例えレンタルであってもタンデム自転車は違う気がする。 ●[大分]2人乗りタンデム自転車「県内全域」解禁 www.oita-press.co.jp/1010000000/2017/03/15/JD0055560198 前後に座る2人乗りの「タンデム自転車」の公道走行が14日、県内全域で解禁された。 県公安委員会がタンデム自転車の公道走行を制限した「県道路交通法施行細則」を一部改正した。同日、施行された。 検討中の埼玉や北海道も後に続くことになるはず。 3輪4輪に加工すればほぼ無意味でもあるこの規制、他の地域でもサイクリングロード等の一部区間限定ではなく 全域解禁の動きが広まることを願う。 ●[埼玉]タンデム自転車解禁への動き (すぐに消えることになるが代替URLなし)mainichi.jp/articles/20170122/ddl/k11/040/009000c <タンデム自転車>2人乗り、公道走行の解禁検討 視覚障害者団体も要望 県警、安全性確認へ /埼玉 タンデム競技はパラリンピックの正式種目で、20年の東京大会に向けて各地で公道解禁の機運が高まっている。 県内では昨年6月の県議会定例会で質問が出たのを機に、県警が解禁の検討を開始。 同8月に全国の都道府県警にアンケートし、解禁後の状況などを調査した。 県警は今後、実際にタンデム自転車の走行実験などを行い、検討を進めたい考えだ。 検討中の大分県と合わせて解禁も近い? ●[北海道]タンデム自転車解禁への動き2 (すぐに消えることになるが代替URLなし)www.asahi.com/articles/ASK1F4F69K1FIIPE00Z.html 道市長会は年2回、道政への様々な要望を伝えており、 昨年11月の要請書で「タンデム自転車の解禁」を初めて盛り込んだ。 中でも解禁を強く求めているのは深川市。市内にサイクリングロードがあり、その活用策を模索している。 道内のサイクリングロードの多くは歩行者との兼用のため、一般公道と同じくタンデム自転車が走れない。 大分、埼玉、北海道と立て続けに解禁になれば他の地域でも解禁の後押しになるはず。 「パラリンピックの正式種目」ということで、 このまま2020年を越えてまで放置すれば「障害者に対して厳しい地域」というレッテルを貼られかねない上、 そもそも(3輪や4輪加工したものであれば大抵の地域で問題ないこともあり)さほど意味のない規制だけに、 それほど検証に時間を要するまでもなく、全国的に撤廃すればいいと思うが・・・。 使用者は(押し歩き時を除き)歩道を一切走行できない特殊な乗り物ということを理解していれば、 余程注意力が欠落した性格でなければ、「気を付けて走ろう」と思う作用が自然に働くことで、 そこらじゅうで無謀走行を続けているような自転車乗り達よりまともな走行をするだろう。 ●[大分]県内での2輪タンデム自転車解禁への動き www.oita-press.co.jp/1010000000/2016/12/08/JD0055269168 観光誘致に力を入れている地域では2020年にも向けて積極的に導入しようという動きがある。 解禁すれば不要な事故が起こる危険性があることを懸念しているが、 乗り慣れない初心者は安全に走ろうとすることを心がけるのが自然であり、、 事故がない日が存在しないであろう自動車は毎日事故があっても 「生活経済活動に自動車そのものは不可欠として」走行禁止にはならないと考えると、 規制緩和することで事故の問題を心配するよりも観光アピールでのメリットのほうが大きいと見るべきだろう。 ●[静岡]県内で2輪タンデム自転車の走行可へ【14番目】 chuplus.jp/paper/article/detail.php?comment_id=416217 comment_sub_id=0 category_id=136 from=local category_list=136 www.at-s.com/news/article/social/shizuoka/302603.html blog-tclc.cycling.jp/2016/11/blog-post.html 長野、兵庫、愛媛、広島、山形、新潟、宮崎、佐賀、愛知、群馬、京都、富山、大阪、静岡。 まだ半分にすら満たない。日本列島を2輪タンデムで縦断できるようになるのはまだまだ先になりそうだ。 しかし、3輪や4輪タンデムでは規制対象にはならないとすれば、実質的に意味のある規制なんだろうかと思う。 未だに自転車乗車中での携帯電話使用に関する規制がないところもあるかと思えば、 一方でこうした意味があるのかすら疑問のある内容については厳しいまま放置。 ●4月から富山県内でタンデム自転車(2人用)の公道走行が可能に police.pref.toyama.jp/cms_sec_police/6115/kj00016263.html (2016年3月9日) 車体の長さからして「普通自転車(いわゆるママチャリ等も含む)」の 基準から外れるので歩道走行禁止というのは分かる。 普通自転車「専用」通行帯もタンデム自転車で通行可能。 一方通行の「自転車は除く」は「タンデム自転車は含まれない」として、 自転車では歩道走行が原則のように錯覚させた悪しき慣例の最たる存在である 「自転車・歩行者用”看板”」は「タンデム自転車でも含まれる」という罠。 「若干奥まっていて見えなかったとしても」 「走行することで短い左折右折を繰り返さなければならない危険な走行ラインをたどることになっても」 「必ず従わなければならない」代物をいつまで残し続けるつもりなんだろう。 「残しているほうが、取り除くよりも安全」ということなんだろうか。 twitter.com/toyama_police/status/709232854316650496 タンデム自転車でも2段階右折は義務とは思うが 駐輪場は自転車用かどうかは管理者次第だろうし 自転車の最高時速制限は明確な規制は元々ないような。(あればロードバイクが真っ先に規制では?) ヘルメットは着用不備で罰則は当然ないとしても、 わざわざタンデム自転車に乗るような人であれば言わなくても被りそうに思える。(2016.3.20) ●[富山]県内の公道全域でタンデム自転車の解禁は2016年4月から news.goo.ne.jp/article/hokurikushinkansen/region/hokurikushinkansen-NEWS0000006164.html www.hokurikushinkansen-navi.jp/pc/news/article.php?id=NEWS0000006164 県公安委員会が4月にも、公道で乗れるよう道路交通法の施行細則を改定する方向であることを見越した事業 僅かづつではあるが全域走行可能な地域が増えてきた。 特に過疎地域では(修理こそ困るとしても)建物や人が少ないからこそ 「走りやすい環境」という見方も出来るだけに、 自転車の楽しさも幅広い人に広くアピールする「資源」としての活用が求められる。(2016.2.28) 例えば、ミニベロであれば駅周辺を中心に周回しやすいように案内、 雪が多い地域であればファットバイク走行を出来るコースを用意、 それにコミュニティバイクやグルメや観光を組み合わせるとか、 食中心なのか、反対にダイエットや健康目的として走ることを目的に構成するのかなど、施設や道の整備というだけでなく、 もう1歩踏み込んだ観光資源としての有効な活かし方が出来ていないことが勿体ない。(2016.3.20) ●[京都]タンデム自転車、京都で走行OK 視覚障害者らと2人乗りも news.goo.ne.jp/article/kyoto_np/region/kyoto_np-20151127000022.html 京都府の道路交通規則が一部改正し「2輪タンデム自転車」が、府内全域で走行可。 タンデムがすべての公道で走行できるのは、全国の都道府県で11番目という。 府警は要望を受け、タンデムの全域通行が認められている長野や兵庫、山形など 10県の状況を調査した。 結果、タンデムが関連する大きな事故やトラブルがなかったことなどから同規則を改正。 11月20日付で、路線を限定せずに、府内全域でタンデムでの2人乗りを可能とした。 まだ11地域でしかない。 特に過疎地域では使用歓迎して少しでも人を呼び込もうという気はないのだろうか。(2015.11.29) ●タンデム自転車の明日 news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/ASHBP5CXZHBPPTIL018.html 警察庁によると8月1日現在で、タンデム自転車が公道全般を走行できるのは、 山形▽群馬▽新潟▽長野▽愛知▽兵庫▽広島▽愛媛▽佐賀▽宮崎の10県。 いずれも二輪タンデム自転車で走ることができる。 世界中でもタンデム自転車の規制があるのは日本だけのようです。 視覚障害者でも楽しめるスポーツとして、全国的に知られて楽しめるようになることが 自転車社会の第一歩かもしれない。(2015.11.15) ●[群馬]タンデム自転車解禁への動き www.sankei.com/region/news/150529/rgn1505290059-n1.html 2人乗り自転車で公道OK 今夏めど、群馬県警本部長が県会答弁 タイトルだけ見れば荷台に乗ることが許されるように見えるが、 それとは全く無関係で「前後にサドルが2個、ペダルクランクも2組」の「タンデム自転車」の話。 小回りが利かないので歩道走行もできず、公道での走行は地域・場所限定で許可されている。 海外では3人や4人乗りで家族で乗るケースもあるが、 道路事情もあり日本では2人乗りタンデムくらいまでしか許可されずなかなか普及しない。 2020.10.4 ▲2020年「9月23日時点で34府県」という琉球新報の記事について 9.25 ■[沖縄]タンデム自転車県内全域解禁(2020年10月1日から)「34番目」 7.19、8.7 ●岐阜県・徳島県でタンデム解禁の動き 7.19 ■[三重]タンデム自転車県内全域解禁(2020年8月1日から)「33番目」、 〃 ■[宮城]タンデム自転車の全域走行解禁(2020年4月1日から)「31番目」 6.28 ●三重県でタンデム解禁の動き 4.19 各ページから集約しUP 2020.4.11 ●[奈良]タンデム自転車の全域走行2020年4月1日から解禁「32番目」 〃 ●[北海道]タンデム自転車の全域走行2020年4月1日から解禁「29番目」 2020.4.5 ●[岡山]タンデム自転車の全域走行2020年4月1日から解禁「30番目」 2020.2.16 ●[青森]タンデム自転車の全域走行2019年11月29日から解禁「28番目」 2019.11.24 ●[栃木]タンデム自転車の全域走行2019年12月1日から解禁「26番目」 (●[熊本]タンデム自転車の全域走行2019年11月22日から解禁「27番目」) 2019.11.24 ●[福島]タンデム自転車の全域走行2019年11月1日から解禁「25番目」 2019.11.3 ●自転車タクシーと「2人乗り」 (2019.9.29 ■タンデム自転車関連(岡山・福島・北海道・沖縄・栃木、その他[検討すらしてなさそうな地域]) ●[岡山]【時期未定】タンデム自転車解禁への動き ●[福島]タンデム自転車の全域走行2019年12月までに解禁? ●[北海道]タンデム自転車の全域走行2020年5月までに解禁? 2019.9.15 ●[熊本]タンデム自転車解禁への動きと事故未確認? 2019.6.30●タンデム自転車での事故(メーカー説明)、●改造している折りたたみタンデム自転車の破損 2019.2.10 ●[茨城]2019年4月1日からタンデム自転車全面解禁予定(全国で24番目)【追記3.31】 2019.2.3 ●社会福祉の観点から見るタンデム自転車解禁地域での利用者の声、解禁に消極的な多くの地域への疑問 2019.1.13 ●[和歌山]県警の感覚からするとタンデム自転車の県内全面解禁はまだ難しい 2018.12.30 ●[茨城]タンデム自転車とベロタクシー解禁の要望 2018.11.25 ●[宮崎]タンデム自転車のイベント 2018.11.11 ●[熊本]タンデム自転車解禁に向けての動き 2018.11.4 ●[福島・栃木]今年度中にはタンデム自転車解禁の予定 2018.10.21 ●[鹿児島]2018年11月1日からタンデム自転車全面解禁へ(全国で23番目) 2018.10.21 ●[福岡県]2018年9月4日からタンデム自転車全面解禁へ(全国で22番目) 2018.9.2 ●[高知]2018年9月1日からタンデム自転車全面解禁へ(全国で21番目) 2018.6.10 ●[熊本]全域でのタンデム自転車解禁への働きかけ、●[高知]タンデム自転車県内全域解禁への動き 2018.4.15 ●[滋賀]タンデム自転車全面解禁へ全国で17番目 (●[山口]タンデム自転車全面解禁へ全国で19番目) 2018.4.1 ●[千葉]タンデム自転車全面解禁へ全国で20番目 2018.3.4 ●[山梨]2018年4月から県内全域でタンデム自転車の走行可に(全国で18番目) 2017.11.12 ●[滋賀]タンデム自転車解禁に向けて実証実験 2017.5.7●[滋賀]タンデム自転車:琵琶湖の一部地域のみ許可を検討 2017.4.16●[滋賀]県内全域?タンデム自転車の解禁への動き 2017.3.26●[沖縄]海外からの旅行者が2輪タンデムで沖縄から本土縦断予定だが・・・ (●[島根]タンデム自転車全面解禁へ全国で16番目) 2017.3.26●[大分]2人乗りタンデム自転車「県内全域」解禁(全国で15番目) 2017.1.29●[埼玉]タンデム自転車解禁への動き、●[北海道]タンデム自転車解禁への動き2 2016.12.11●[大分]県内での2輪タンデム自転車解禁への動き 2016.11.27●[静岡]県内で2輪タンデム自転車の走行可へ(全国で14番目) 2016.3.20 ●4月から富山県内でタンデム自転車(2人用)の公道走行が可能に (●[大阪]タンデム自転車全面解禁へ全国で13番目) 2016.2.28 ●[富山]内の公道全域でタンデム自転車の解禁は2016年4月から(全国で12番目) 2015.11.29 ●タンデム自転車、京都で走行OK 視覚障害者らと2人乗りも 2015.11.15 ●タンデム自転車の明日 2015.5.30、31 ●[群馬]タンデム自転車解禁への動き 11■[京都府]2015年11月20日から 10■[群馬県]2015年8月1日から(公布日:2015年6月26日) 9■[愛知県]2015年4月1日から(公布日:2015年3月27日) 8■[新潟県]2014年4月1日から(公布日:2014年2月28日)平成26年 7■[佐賀県]2013年12月1日から(公布日:2013年11月12日)平成25年 6■[宮崎県]2012年11月12日から 平成24年 5■[広島県]2010年10月1日から(公布日:2010年9月2日)平成22年 4■[愛媛県]2010年8月1日から(公布日:2010年7月23日)平成22年 3■[山形県]2009年7月17日から 平成21年 2■[兵庫県]2008年7月1日から 平成20年 1■[長野県]1978年11月
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ハンテンとは? やや男性の、飲酒系パチンコ好き「クズ人間」(自称)で淫夢厨 珍しいことにバトラジからおえかき氏を知った勢。 自分のキャラ付けに迷っている。確固たる何かが欲しい 昭和生まれとかwwwwwwwwwwww また、恐ろしいほど個人情報を明かしている。放送内容を覚えていればもう晒していない部分はないと言えるレベル 「やんコミュ怖い」「ゴールデンタイム怖い」と繰り返すわりに、 ロミオ氏をことあるごとにdisろうと考えており、視聴者から必死に止められている。 (ロミオ氏をdisることで召喚できると信じているため) スカタンクが嫁ポケ。 コメントすればするほどテンションが上がってくるのでコメントしよう!ただし単芝は勘弁な! コメントがなけりゃないで本音を言いやすいらしいが! お酒を飲んで気分が高まると枠を取ろうという気持ちになる。酒を飲んで20回以上失敗しても酒は面白い 淫夢ネタが通じる人に促されて淫夢動画を放送で開き、コメントが全く流れなくなったことがある。 よく枠中に晒し行為をするけど大丈夫だよね?なんか普通に放送中ブログ見てるけど平気だよね? 放送時間は日をまたぐような時間から朝方にかけてが多い。 朝枠は人が少なくなりがちだが、スラスラと喋りを進めているところがさすがである。しかし、割と適当。 朝っぱらからビールをあおってるダメ人間に見えるが断じてそうではないらしい。仕事の都合上時間がずれているとの事。 枠タイトルは毎回のように変えており、放送内容と全く関係ないこともしばしば。 理想の女性像はあさひちゃん。人妻物・20台後半から30台前半が大好物のおさるさん 本人の供述によれば、割とハイパーイケメン系男子。出したら国内女子2000人規模で死傷者が出るため、控えているらしい 放送内で「ハンチラ」と称して、顔を少し晒したこともあるが死傷者が出ているかは不明。政府レベルで隠されているのか 尊敬する人として「最近やんコミュで引退した人」を挙げたが(2011年7月15日現在)特定名を挙げてなかった。 その当時、最も最近引退したのはnice氏であり、nice氏ではないかと考えられる。 後日コンさんを愛してると発言した。コン氏の枠があれば告白するらしい。青春ですね!ちなみに、みいら氏には2番目にファン 対戦ゲームがしたい。可愛い女の子と対戦したい。出逢いたい(4回男とは出逢った)。できればベッドインまで。 アニメ好きじゃなくても、気力を与えてくれる彼女を・・・。 時々画面の取り込み範囲を間違えてしまっていることがあるのでその時は「とりくず」とコメしてあげて、 画面が暗転しているときもあるので、その時は「アンテンさん」と呼んであげよう! また、文字がつぶれちゃってることがあるのがたまにきず。見たい人は同じホームページに飛んだりやゲームに参加しよう! 身辺整理 身辺整理と称して、2012年6月27日kuz氏やサクラ氏など関わりの深い放送者やリスナーに対して言葉を贈り、放送を引退した。 理由は氏が変化系だったからで、フリテンに変わったその日にはどこかで放送をしているかもしれないとのこと。 時間が合わないことからリアルタイムで放送を見ることは難しいが、いち184としてタイムシフトは見ている が、2ヶ月後の8月30日に枠を取る。小倉唯ちゃんがかわいい ただ、テレビやネット回線がないため、スマートフォンで配信しておりタイムシフトを残さないことが多い すぐれたニュータイプ(自称)だからか、引退宣言をしてから何かしらの葛藤に陥っている 心の支えが「やめてから何をするか考えること」であり、放送中も仕事を辞める計画を何度も口に出している 主な放送内容雑談枠・草枠・凸待ち枠・・・やっぱwwwハン生はwwwwwおもしれえなああwwwww のどちっぷ枠・・・視聴者参加型クイズゲーム!コメントから抽選ソフトにかけてクイズテーマを決めるよ! ジャンプ感想枠・・・ラブコメ伝道師! 謎のスレまとめブログチラ見枠・・・なぜかアニメ・漫画関連スレまとめブログをやらチルな主が読んでいます 天鳳枠・・・無料で遊べるオンライン対戦麻雀ゲームです!参加者がいつも同じ気がするが・・・? スーパーストリートファイターⅣ枠…春麗好きの主がレイポされているのを見て興奮する枠! FFⅥ枠・・・FFのことが好きな主が淡々と楽しそうにFF6をプレイしてます DDFF枠・・・ディシディア(FFのお祭り系アクションゲーム) リンダキューブアゲイン枠 EXVS初心者枠・・・ガンダムの対戦アクションゲームで練習や通信対戦!(凸者がいることも)格闘好きでヘビーアームズカスタム好き すね毛枠・・・ネット回線がないことからスマートフォンで足や部屋を映しながらの雑談枠 散歩枠・・・仕事場からの帰り道をスマートフォンで映しながらの徘徊雑談枠。暗くて怖くて下ネタでも言わないと