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【作品名】ロマンシングサガ 【ジャンル】ゲーム 【名前】ハルーン 【属性】太守 【大きさ】163cm 67kg 【攻撃力】エストック(小剣の一種)で虎ぐらい一撃で突き殺す 睡魔剣:エストックを一定の型に沿って動かす催眠術の一種 人間・動物・人外に有効 射程数m 円舞剣:要するに回転斬り 【防御力】大木を一撃で倒す熊のパンチや噛みつき攻撃がほぼ効かない 【素早さ】虎や鷹よりずっと速い 常人の目では捉えきれない速度のシルフというモンスターには劣る 【特殊能力】腕力法:気の力で腕力を上げる 4回かければ虎の攻撃が通じない10mぐらいの巨大魚も一撃で殺せるようになる 破邪法:対アンデッド用の術法 常人並みの骸骨剣士ぐらいなら一発昇天 攻撃範囲は100mほど 【長所】国民思いの太守 【短所】危ないナショナリスト 【戦法】相手が見えなかったらとりあえず破邪法を試してみる 3スレ目 105 :格無しさん:2009/05/03(日) 00 22 43 ハルーン考察 ○○オエップ、クラーケン 眠らせ勝ち ×ゼラチナスマター 眠らせられない 相手には自動回復もあるので勝てない ○クイーンエイリアン 眠らせ勝ち ×アンパンマン号 車の中の人は眠らせられない 焼き殺され負け ○○クロッチー、ハウザー 眠らせ勝ち ×サンドクローラー 轢殺負け ○荒場楓 眠らせ勝ち ×ギャラクティカ男 MAXパンチ負け ××ビスケット・オリバ、愚地克巳 エストックを動かす間もなく撲殺負け 荒場楓=サンドクローラー=ハルーン(超人の壁)
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◆04. 【アフマドとハルーン】 『ミンサガ』では、エスタミルの太守アフマドはウハンジ、タルミッタの太守ハルーンは、トゥマンという名前に変更されている。 元々ロマサガでは、クジャラートは元ネタはクム(中国)なのに地名はインド、人名やキャラデザはアラブ世界という非常なチグハグさだった。(加えてバファル帝国人のデザインはエジプトだった) それが『ミンサガ』では原作のクムの影響が強くなってロケーションは中国とアラブのミックスされたスタイルに変更され、首長の人名は2つとも差し替えられてしまった。では、なぜ人名を差し替えたのか? 実はハルーン・アッ=ラシード(هارون الرشيد)とは、『千夜一夜物語』などで8世紀、全盛期のアッバース朝に君臨した偉大なる帝王の名である。アフマド(احمد)にしてもただアラブの男性名というだけでなく大預言者ムハンマドの異称の中でも特に重要な名前である。 対して『ロマサガ』では、アフマドは奥方の眼を盗んでよそから誘拐してきた女でハーレムを作るスケべ男、ハルーンは政敵の無実の娘をさらって生贄に捧げる陰険な狂信者として描かれており、どちらもイメージが悪い。 『ロマサガ』は元々国内のみの発売であり、リメイク版『ミンサガ』において初めて海外展開する。そのためミンサガの海外名は「Minstrel Song」のついていないRomancing Sagaである。 海外展開ともなると、当然宗教的価値観にうるさいイスラム世界の反応も視野に入れておかねばならない。そのような意味で、イスラム世界において偉大な存在とされるハルーンやアフマドの名は変更されるはめになったと考えられる。 ← 前の記事へ TOP 次の記事へ→ .
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[[トップ /]] イベント ヴェネツィア 物語 [#o3e98ca4] 序章:旅立ち [#efee6a3b] 1章:昇天祭の出会い [#y874b624] 2章:異色のサロン [#y3s2e777] 3章:聡明なる月の女神に [#jf63a142] 4章:キプロス迎撃指令 [#be0c7ce8] 5章:砂漠の覇王 [#z5f13c84] 6章:太陽は西天へ [#lef84980] 7章:虚飾の宴 [#ra2b4df1] 8章:慧眼のパトローネ [#x79f3004] 9章:家族の残照 [#m1ca73ce] 10章:窮地の光明 [#zd74e250] 11章:爛熱と頽廃の宴 [#faebbeb8] 12章:疑惑の謁見 [#xf2a21e3] 13章:拭えぬ曇り [#b559e0cf] 14章:神に背いても [#g9c3d0bd] 15章:宝剣を求めて [#p27ed71a] 重要人物 [#o7aa24fb] 16章-30章 物語 あなたが偶然ヴェネツィアの街中で助けた令嬢は、元首補佐官アルヴィーゼの妹にして名家オルセオロ家の娘ヴィットーリア。 彼女は、冒険家や芸術家を支援する活動に没頭しており、自ら主催するサロンにあなたを招待してくれるのだった。 序章:旅立ち あらすじ東方交易がもたらす巨万の富により、長きに渡り地中海の女王として君臨してきた、潟上の都市国家ヴェネツィア。この美しき水の都にて プレイヤー名 は航海者としての第一歩を踏み出した。 2,000Dを入手する。 ダガーを入手する。 帆塗料を入手する。 望郷のカリヨンベルを入手する。 東地中海の入港許可証を入手する。 **1章:昇天祭の出会い [#y874b624] あらすじ昇天祭の日、ヴェネツィアにて行われる、「海との婚礼」の儀式。人々は、国家の永遠の繁栄を予感させる、その豪奢なる光景に酔いしれていた。と、そこに、突如、助けを求める女の声が響く。貴族家の侍女らしきその女は、お嬢様を助けてほしいと、 プレイヤー名 に懇願する。街のはずれへ駆けつけると、そこには貴族の娘を手にかけようとする暴漢の姿が。姿を見られた彼らは、 プレイヤー名 もろとも始末しようと、短剣を構える。だが、巡回中の夜警隊が通りかかり、たちまち遁走してしまう。 プレイヤー名 の勇気ある行動に深く感謝する、その貴族の娘の名はヴィットーリア。名家オルセオロ家の娘であった。そこに使者がやってきて、彼女の兄のところまで来るよう、伝えられる。ヴィットーリアは、兄が事件について知るのが、早すぎるのではないかと訝しみつつも、目撃者である プレイヤー名 と共に、元首公邸へと向かうことに。ヴィットーリアの兄、元首補佐官アルヴィーゼと面会する プレイヤー名 たち。アルヴィーゼは、政敵グラデニーゴ率いる長老派の手下が、妹の身辺で蠢いているのを、事前に察知していた。だが、彼らが尻尾を出すのを待ち構えるため、あえてその件を秘していたのだという。自分が政争の囮として使われていたことに、当惑するヴィットーリア。そのとき、突如、公邸に男たちが乱入してくる。ヴィットーリアが、自らのサロンに招き、支援している芸術家や、学者たちだった。アルヴィーゼは、彼らをガラクタと断じ、いつまで家に飼い続けるつもりだと、皮肉る。だが、ヴィットーリアは、彼らへの援助は、このヴェネツィアの文化を発展させるための大切な仕事だとし、出て行ってしまう。アルヴィーゼは、妹の強情さに嘆息する。公邸の表で、ヴィットーリアは、兄の自分への態度を嘆く。父も母も亡き今、肉親はアルヴィーゼ一人しかいない。少しは、自分の身を心配してくれてもいいのに、と。ひとしきり、胸の内を明かしたヴィットーリアは助けてくれた プレイヤー名 に改めて感謝を述べる。そして、来る日の再会を約し、黄昏の街へと消えていくのだった。 香油を入手する 2章:異色のサロン あらすじ 1章終了後30日以上の航海を経ていること 出港所でイベント開始 ある日、 プレイヤー名 は、ヴェネツィアの港にて、無賃乗船をとがめられているムスリムの少年と出会う。財宝発掘家の卵で、ハルーンと名乗るその少年は プレイヤー名 が、ヴィットーリアと知り合いだと知るや、自分を彼女に紹介して欲しいと懇願する。オルセオロ家を訪れた プレイヤー名 を、歓待するヴィットーリア。紹介を受けたハルーンは、ヴィットーリアに自分を売り込むため、手持ちの発掘品を差し出そうとする。だが、ヴィットーリアは、それが盗掘品であることを知り、受け取りを拒む。彼女は、学問的な発掘には喜んで出資するが、遺跡を傷つける盗掘を、嫌っていたのだ。肩を落とし、去っていこうとするハルーン。だが、ヴィットーリアは、そんな彼を呼び止め、盗掘をやめることを条件に契約を持ちかける。ハルーンは大喜びでこれを受けるのだった。新しい仲間を歓迎する芸術家や学者たち。彼らは語る。専門家も真っ青の目利きであるヴィットーリアのサロンでは、普通の貴族のサロンと違い、お世辞が一切通用しない。その代わりに、世に認められぬ一匹狼にも活躍の場が与えられるのだと。不意にハルーンが、オルセオロ家で収蔵している美術品を見てみたいとせがむ。ヴィットーリアは、特別だといって、 プレイヤー名 を伴い、収蔵室へと向かう。そこでヴィットーリアが自分が好きな絵だと言って見せたのは、一枚の聖母子画だった。この絵に描かれた、穏やかな微笑を湛えた聖母。それこそが、ヴィットーリアが芸術に興味を持つきっかけとなったのだという。そこに突如響き渡る怒声。無断で収蔵室に入ったことを叱るアルヴィーゼに、ヴィットーリアは謝りつつも、なぜそこまで頑なに立ち入りを禁じるのか尋ねる。アルヴィーゼはおまえが関知することではないと答え、政務に出て行ってしまう。落ち込むヴィットーリアに、ハルーンは自分がムリを言ったせいだと謝る。そして、あらためて プレイヤー名 に、ヴィットーリアに自分を引き合わせてくれたことを感謝するのだった。 山師のダウジングロッドを入手する **3章:聡明なる月の女神に [#jf63a142] 二章終了より30日後。 商業地区道具屋主人前にいるエマレッタと会話する。 あらすじ後日、 プレイヤー名 はヴィットーリアとハルーンが、出航所の役人と言い合いになっているところに出くわす。事情を語る二人。発端は、議会での地盤固めを望むアルヴィーゼが、ヴィットーリアを有力貴族と結婚させようと画策したことだった。自分の意志を無視する、兄の強引な手口をよしとしないヴィットーリアは、ハルーンの手引きで、屋敷を脱出。そのままナポリ近郊にあるというローマ時代の遺跡を見に行こうとしていた。ところが、港にはすでにアルヴィーゼの手が回っており、オルセオロ家の船を出すことができなかった。二人は、 プレイヤー名 にナポリの遺跡に連れていってほしいと持ちかける。 ナポリへ移動 ナポリに到着し、早速、郊外へ向かう プレイヤー名 たち。ハルーンの地図によれば、街から東の方角にある大きな枯れ木が、遺跡への目印だという。 郊外東側にある大きな枯れ木を調べるとカンパーニャ地方へとばされる 目印のリボン(行商人から購入)を所持していくことを薦めます。 ようやく到着した遺跡では、すでに発掘隊の手により、太陽神・アポロンの像が出土していた。発掘を指揮する青年はさらにアポロン像と対になる、月の女神ディアナの像を探すよう命じる。ヴィットーリアは、遺跡が噂通り、ローマ時代のポンペイの街だったことに、歓声を上げる。それに気づき、声をかけてくる青年。そこに、一台の馬車がやってくる。出てきたのは「伯爵夫人」と呼ばれる壮年の婦人だった。発掘隊長のジュリアンは、彼女に慇懃にかしずく。アポロン像に目をつけた伯爵夫人は、自分の庭園を飾るため、すぐに掘り出し、馬車に積み込むよう命令。だが、ヴィットーリアは、盗掘同然のその行為をとがめる。盗人呼ばわりされた夫人は腹を立てるが、そこにジュリアンが割って入る。彼は彫像を、価値もない粗雑なものだと嘘をつき遺跡から出土したという、豪華な金細工の首飾りを差し出す。たちどころに機嫌を直す夫人。去り際、ジュリアンは、ヴィットーリアにこう告げる。「聡明にして、美しき月の女神ディアナに、いつか再びお会いできますことを」馬車が行った後、ヴィットーリアは、ジュリアンが「パヴォ(孔雀)」、すなわち、価値のない物を売りつけ、文芸保護家から金を騙し取る輩かもしれないと疑う。なぜなら、彼が、夫人に差し出した首飾りは、出土品ではなく、最近になってから作られた模造品だったためだ。だが、その一方、彼が主人に嘘をついて、アポロン像を守ったことも、紛れもない事実だった。ジュリアンの相反する行動に当惑しつつも、ヴィットーリアは、遺跡まで連れてきてくれた、 プレイヤー名 に礼を言い、ナポリへの帰途につく。 20000D入手 冒険名声40獲得 街に、アルヴィーゼの命を受けた、彼女の侍女エマレッタが待ち構えていた。婚姻が破談になったと告げられ、思わず笑顔を見せるヴィットーリアに、エマレッタは呆れ顔。ヴィットーリアは、オルセオロ家の船に乗せられヴェネツィアへと連れ戻されてしまう。 4章:キプロス迎撃指令 あらすじ 3章終了後30日以上の航海を経ていること 出航所でイベント開始 キプロス島沖で、トルコ海軍により、ヴェネツィア籍の商船が襲われる事件が頻発していた。それでも、これといった対抗手段を講じない政府に、苛立ちを募らせているヴェネツィア市民。そうした中、 プレイヤー名 は、十人委員会委員長グラデニーゴにより、元首公邸へと呼び出される。公邸には、同じく呼び出された民間の船乗りたちがいた。グラデニーゴは、 プレイヤー名 らを臨時で徴用し、キプロス沖に出没するトルコ艦隊の討伐を命じると宣言。船乗りたちは、なぜ、正規の海軍ではなく、自分たちを派遣するのだと異論を唱えるが、グラデニーゴは、取り合おうともしない。そこにアルヴィーゼが乱入。 プレイヤー名 らを指し、こう言う。「彼らは、ヴェネツィア市民とトルコ、両者に対し、体面を繕うための捨て石派兵というわけか」核心を突かれて、狼狽するグラデニーゴ。アルヴィーゼは、自ら討伐艦隊の指揮を執ると宣言。グラデニーゴは、後で後悔するでないぞと言い、立ち去っていく。自分たちが「捨て石」とは、どういうことか。船乗りたちの問いに、アルヴィーゼは答える。トルコの軍事力は、ヴェネツィアの数十倍。全面戦争に陥れば、まず勝ち目はない。しかし、海賊行為をこれ以上黙認しては、長老派は世論を敵にまわし、次の選挙が危うい。そこで、勝敗は度外視で、民間から徴用した艦隊を派遣。曲がりなりにも討伐に乗り出したことで世論を沈静化させ、トルコに対しても、民間人の独断として言い訳をつけようとしたのだという。アルヴィーゼと プレイヤー名 の急な遠征を心配し、港にやってきたヴィットーリア。アルヴィーゼは、トルコ海軍など、ヴェネツィアの敵ではないとうそぶき、ヴィットーリアに引き続きの謹慎を命じる。冷淡な兄の態度にむくれるヴィットーリア。そんな妹が去るのを見届けたアルヴィーゼは、こうつぶやく。グラデニーゴとの対立により、自分はいつ殺されるやもしれない。ヴィットーリアの結婚を急ぐのも自分がいなくても生きていけるようにとの願いゆえなのだ、と。アルヴィーゼは、ヴィットーリアのためにも、必ず生きて帰るよう、 プレイヤー名 に言い聞かせると、ファマガスタへの出撃を、全艦隊に命じるのだった。 キプロス島西沖(1400.3385付近)で強襲用ガレー×3、ガレー×2と戦闘 非戦注意:戦闘に参加せず傍観した場合、戦闘経験値5、戦闘名声10、獲得 戦闘終了後、名工の大工道具2獲得 キプロス沖にてトルコ艦隊を補足した プレイヤー名 たち。だが、敵艦隊は殿軍を残し、大半が撤退。勝利こそしたものの、釈然としないまま、ヴェネツィアへの帰途につく。ヴェネツィアに戻ると、撤退の理由が明らかに。トルコに服属するエジプト太守が、アルヴィーゼらの攻撃に対する報復を口実に、コショウの輸出を停止していたのだ。コショウの輸入が止まれば、ヴェネツィア経済は大打撃を受ける。すべては、トルコがヴェネツィアを外交的に追い詰めるために仕組んだ、罠であったまた、人々は、キプロス沖の攻撃は、すべてアルヴィーゼの独断だと信じこんでおり、帰還したアルヴィーゼに容赦のない罵声を浴びせかける。アルヴィーゼは、事の次第を確かめるべく、元首公邸へと急ぐ。だが、グラデニーゴは、すべては民間の風聞に過ぎないと言いつくろい、アルヴィーゼに新たな指令を下す。アレクサンドリアへ赴き、停止されたコショウの輸入を再開させよ。アルヴィーゼは、国家の危機を救うため、予算も使節団も与えられぬ、この困難な命令をあえて受け入れる。そんな彼の背に、グラデニーゴはこう言い放つ。「オルオセロ補佐官・・・。あなたの亡きお父上は、実に物分りのよい、貴族の中の貴族とも呼べる方でした。わざわざ、身の破滅を招く、今のあなたの行いを見たら、きっと嘆き悲しまれることでしょうな」アルヴィーゼは、 プレイヤー名 に長老派の襲撃に用心せよと、ヴィットーリアへの伝言を託し、エジプトへと旅立っていくのだった。 30000D入手、戦闘名声60獲得 5章:砂漠の覇王 ヴェネツィアのオルセオロ邸にて開始 あらすじ プレイヤー名 の帰還にほっとするヴィットーリア。だが、アルヴィーゼが、エジプトに向かったと知るや、顔色を変える。危険を察した彼女は、アレクサンドリアへ向かい一緒に兄の身を守ろうと、 プレイヤー名 に持ちかける。アレクサンドリアに着いた プレイヤー名 たち。だが、港で目を離した隙に、何者かがヴィットーリアを連れ去ってしまう。 (休憩所の上の方へgo) 街の雑踏では、さらわれたヴィットーリアの身柄が、競売にかけられていた。次々と値を張り合う商人たち。助けを求める声も熱狂にかき消されてしまう。値が500万に吊りあがったそのとき、忽然と現れた大柄の男が、破格の5000万を提示する。遊牧民ベドウィン首長、砂漠の覇王ファイサル。その男の名を聞いた商人たちは、すごすごと立ち去るしかなかった。ファイサルは、ヴィットーリアを連れ去ろうとする。ヴィットーリアが悲鳴をあげると、一人の男が駆け寄ってくる。先にアレクサンドリア入りしていた、アルヴィーゼであった。事の次第を聞いたファイサルは、ヴィットーリアに陳謝。ヴェネツィアの高官がなぜ、こんな所にいるのか尋ねる。その原因が、コショウの輸出停止だと知るや、何か思惑ありげに、宮殿へと向かう。慇懃な出迎えをするエジプト太守。ファイサルはコショウ輸出を止めた意図を問い詰める。宗主国トルコの敵に売るコショウはないと答える太守。ファイサルは、輸出停止の影響により、商人の護衛をする機会が減っていると指摘。たちまち、口ごもる太守に、ファイサルはさらなる追い討ちをかける。「牙を持て余し、血に飢えた狼は、砂漠から出でて、そなたらのノド笛に喰らいつくだろう」恫喝に怯えた太守は、トルコへの黙秘を条件に、コショウの輸出再開を約束する。アルヴィーゼは、ファイサルの実力に感服すると共に、謝礼を出そうとする。だが、ファイサルはヴェネツィアとベドウィン、相互の利害が一致しただけのことだと断り、続けてこうつぶやく。「近いうちに砂漠を通るコショウなど、意味がなくなる」言葉の意味を問うアルヴィーゼに、ファイサルはさらなる、謎めいた言葉を残し、去っていく。「太陽は中天を越え、西へと傾きつつある」ファイサルの言葉に、アルヴィーゼは一つの心当たりがあった。それは、数年前、イスパニアのコロンという男が西廻りインド航路を拓いたとの報告だった。もし彼が、本当にインドからコショウを仕入れたとすれば、ヴェネツィアでの独占体制は、既に崩壊していることになる。アルヴィーゼは、対策協議のため帰還する自らの代わりに、セビリアで事実関係を探ってきて欲しいと、 プレイヤー名 に依頼する。そのたびに自分も連れて行ってほしいと懇願する、ヴィットーリア。国の一大事に何もせずにいることが耐えられないというのだ。アルヴィーゼは同行を許可。 プレイヤー名 にその身を託すのだった。 6章:太陽は西天へ 5章から連続 セビリア出港所→リスボン酒場 (なお新規の北大西洋入港許可は名声1000(17.8.24以降)必要) (新規で北大西洋入港許可が合計名声900でおりました(2006.3.26)) (さらに前提となる西地中海(ピサ~バレンシア)の新規の入港許可は冒険・交易・戦闘いずれかの名声250(2007.5確認)必要。合計名声ではない模様) あらすじセビリアに到着した プレイヤー名 たち。だが、港で人々のうわさに上っていたのは、コロンではなく、聞きなれぬ男の名前だった。ポルトガルのインディアス遠征提督・ガマ。彼は数日前に、インドからコショウを持って、リスボンに帰還したのだと言う。リスボンの酒場に行くと、ガマのインド遠征に随行したという士官が、インドの土産話を自慢げに語っていた。高額なコショウが、タダ同然の価格で売られているとの話に、船乗りたちは半信半疑。士官は、航海日誌を取り出し、それが真実であることを見せびらかす。 プレイヤー名 は日誌を見せるよう、士官に頼み込む。すると、士官は、機密文書を見せるわけにはいかないと、出し渋りつつ、ヴィットーリアをだしに、ある条件を提示してくる。葡萄酒を飲み比べて、勝ったら、日誌を見せる。ただし、負けたら一日付き合ってもらう、と。ヴィットーリアは、ハルーンの制止も聞かず、受けて立つ。そうして、互いに飲むこと十数杯。泥酔して別人のような態度で酒を強引に飲ませるヴィットーリアに、士官はタジタジ。ついに負けを認め、気絶。まもなく、ヴィットーリアも、倒れこんでしまう。たちまち、騒ぎを聞きつけた兵士がやってくる。 プレイヤー名 らはヴィットーリアをおぶって、酒場を退散する。士官の日誌は、どさくさまぎれにハルーンがくすねていた。任務を果たした一行は、ヴェネツィアへ帰還する。日誌を受け取ったアルヴィーゼは、 プレイヤー名 達の働きに感謝し、早速元首への報告に向かう。元首はコショウの独占体制が崩壊したことを知り、愕然とする。アルヴィーゼは、この事実を、なるべく穏当な形で発表するよう、嘆願する。衝撃を和らげなければ、先行きへの不安から、経済恐慌が起こるとの判断からだった。だが、グラデニーゴは、ポルトガルへの敗北を認めては、ヴェネツィアの権威失墜に繋がるとしてこれに反対。元老院が召集され、緊急討議が行われる運びとなる。しかし、結局、これといった結論も出ぬまま、時だけが無為に過ぎ、ついに噂が広まってしまう。そして、ヴェネツィアの街は、危惧していた通りの大恐慌に見舞われるのだった。 交易名声100獲得 **7章:虚飾の宴 [#ra2b4df1] 6章終了後、航海日数30日以上の経過が必要。道具屋前にエマレッタが立っていれば、オルセオロ邸で開始できる あらすじヴェネツィアの街は、近々、元首公邸で開催されるという、晩餐会の噂で持ちきりになっていた。しかし、先日のコショウの一件があったばかりで国の財政が傾いているときに、なぜ晩餐会が開かれるのかと、ヴィットーリアは首をかしげる。各国から大商人を招き、「重大発表」をするためなのだというが、失敗は目に見えていると吐き捨てるアルヴィーゼ。ヴィットーリアは、その晩餐会に プレイヤー名 も、一緒に来てほしいと誘う。アルヴィーゼは、ヴィットーリアに、賓客たちに粗相のないように言いつけ、一足先に公邸へと向かう。公邸では、贅を尽くした宴が催されていた。壇上に現れた元首が、商業振興のため、アフリカ廻りのインド航路への参入を発表。外洋航路に不慣れな自国商人の代わりに、他国の商人たちを誘致しようというのだ。表向き、追従の相手をする商人たち。だがその表情は一様に冷ややかだった。それもそのはず。今やコショウの産地に最も近いのは、大西洋沿いのポルトガル。地中海の奥に位置するヴェネツィアは、最も遠くなってしまったのだから。そんな現実も見えず、かつての威光にすがる長老派の無能ぶりにアルヴィーゼは、愛想を尽かし、出て行ってしまう。演説が終わり、舞踏の時間となる。いつの間にか プレイヤー名 とはぐれたヴィットーリアが、商人に酌をさせられていた。勧められた酒を断ったヴィットーリアに、商人はお高く留まりやがって、と舌打ち。「没落国家」のくせにとヴェネツィアをあざ笑う。商人の無礼な振る舞いに、思わず怒りの視線を向けるヴィットーリア。一触即発のそのとき、突然彼女を踊りに誘う男の声が。ナポリ郊外の遺跡で会った、ジュリアンという青年だった。ジュリアンは、見事な踊りでヴィットーリアを、リード。美しい二人の姿に、その場の人々は思わず溜息をつく。晩餐会が終わり、公邸を後にする プレイヤー名 たちのもとに、ジュリアンが挨拶に来る。助けてくれた彼に礼をいうヴィットーリア。そこにアルヴィーゼがやってくる。ジュリアンが語る肩書きに偽りがあることを見抜いたアルヴィーゼは、不快そうに退去を命じ、去っていく。ジュリアンは、しばらくヴェネツィアに身を置くにあたり、財宝探索家として、ヴィットーリアと契約したいと持ちかける。ヴィットーリアは正式な出資の条件として、古代の詩文を頼りに、伝説のカルタゴの遺跡を見つけてくるよう依頼。ジュリアンは監視役のハルーンと共に、旅立って行く。 8章:慧眼のパトローネ 7章終了後航海30日の経過が必要 あらすじ後日、ヴェネツィアに帰還していたハルーンと再会した プレイヤー名 。彼によれば、ジュリアンは見事、カルタゴ遺跡を発見。発掘が長引くため、ひとまずハルーンだけ報告に帰ってきたのだという。ハルーンの報告を受けたヴィットリーアは、サロンの学者や芸術家を連れて、現地へ視察に行くと言い出す。 プレイヤー名 の船で、遺跡があるというチュニスへ向かう一行。だが、ハルーンが遺跡への地図を失くしていたため、仕方なく自力で発掘現場を探索。(※当該クエストはマルセイユ若しくはセビリアの冒険者依頼仲介人で受けられる。または中級学校講義の中級冒険専攻修了試験でカルタゴ遺跡を選択する。)ついに、遺跡のあるビュルサの丘に到着する。 ジュリアンはクエスト発見地点より北西、別の神殿跡 出資者であるヴィットーリアが、わざわざイスラム圏の発掘現場まで視察に来たことに驚くジュリアン。 さらに彼を驚かせたのは、彼女がサロンの芸術家や学者まで、連れてきたことだった。 彼らは、過去の叡智に直接触れることで、着想を得て、新たな作品作りに燃えている様子。 ヴィットーリアは、ここまで連れてきてくれた プレイヤー名 に改めて謝意を表し、ヴェネツィアへの帰途につくのだった。 30000D入手、冒険名声100獲得 9章:家族の残照 8章から連続 あらすじヴェネツィアへ帰る船に乗ろうとしたところで、ヴィットーリアは、ハルーンの姿が見当たらないことに気付く。さっそく、手分けして探しに向かう プレイヤー名 たち。 プレイヤー名 は、街の休憩所にて、商人と立ち話をしているハルーンを見つける。ハルーンは、生き別れの両親が、行方を探しているとの話に、動揺している様子。 プレイヤー名 が傍にいたことに気付いた彼は、立ち聞きしていなかったかを確かめ、船に戻る。ようやく、揃った一行はヴェネツィアへと帰還する。 ヴェネツィアのオルセオロ邸にて チュニスから戻って以来、ハルーンの様子がおかしいことに気付いたヴィットーリア。彼の身に何かあったのかと プレイヤー名 に尋ねる。ハルーンが、両親の生存を知ったものの、ヴィットーリアに仕える手前、会うに会えない状況にある、と告げる プレイヤー名 。すると、ジュリアンは、自分がハルーンの両親の行方を捜しに行くと申し出て、 プレイヤー名 に手助けを依頼する。まずは、ハルーンが会っていたという商人から話を聞くため、チュニスへと戻ることに。 商人はチュニスの休憩所に腰掛けています 商人によれば、ハルーンの両親は、サハラ砂漠の行商で、現在は、アフリカ西部に旅立っているのだという。砂漠では、遊牧民による襲撃の恐れがあるため、二人は海路を使い、回り込むことに。 アフリカ西岸の入港許可状が必要、必要名声合計:5000 この前提となる北海入港許可状は必要名声合計:2500(2007.5確認)必要 ハメッドはシエラレオネにおります ついに、ハルーンの父・ハメッドを見つけた プレイヤー名 たち。 彼はハルーンが生きていたことに驚き、できれば一緒に暮らしたいと、胸の内を明かす。 プレイヤー名 とジュリアンは、彼の手紙を携え、ヴェネツィアへの帰途につく。 ハルーンの父の手紙を受け取るヴィットーリア。 60000D入手。 そこに当のハルーンが入ってくる。 一緒に行商をやって欲しいという父の意向を知った彼は、ヴィットーリアのサロンの一員であることを理由にこれを拒否。 ところが、ヴィットーリアは、契約の打ち切りを冷たく申しつけ、ハルーンを船に乗せるよう命じてしまう。 冒険名声100獲得 ヴィットーリアは、ハルーンの才能を知りつつも、彼の本心が両親の元へ帰ることにあることを見抜いていた。 そして、彼女自身、幼い頃に両親を亡くし、そのかけがえのなさを知っているからこそ、あえて突き放すことで、ハルーンの背を押したのだった。 「…なるほど。お互い望むならば…、ですか」 溜息をつくジュリアン。 ハルーンを見送る プレイヤー名 たち。 ヴィットーリアの真意を察していた彼は、涙を流し、別れを惜しむ。 そして、パトロンであり姉のような存在でもあった彼女のもとへ、いつか戻ると約束。両親の待つアフリカの地へと旅立っていくのだった。 家族---。ハルーンの去った後、不意にジュリアンがつぶやく。 彼がヴェネツィアに来たのも、顔すら知らない母の肖像画を探すことが目的なのだという。ヴィットーリアはその絵の捜索を手伝うと約束する。 だが、そこにアルヴィーゼから、急な呼び出しがかかる。 部屋に入るなり、ジュリアンに、嫌疑の視線を向けるアルヴィーゼ。 彼の素性を調べた結果、出てきたのは、奇怪な経歴だったという。 パリで『宮廷の寵児』としてもてはやされ、数々の貴婦人たちと浮名を流し、彼に関わった貴婦人のうち、二人までもが、フランス王家への反逆の罪で起訴されているとのこと。 ジュリアンの直接関与も囁かれていたという。 すべて人聞きの悪い噂と退けるジュリアン。だがアルヴィーゼは、何の目的で妹に近づいたのかとジュリアンに詰め寄る。 一触即発の空気の中、突然、伝令が邸内に駆け込んでくる。 トルコが、イスタンブールで、大規模なガレー艦隊を建造し、本格的なヴェネツィア侵攻を企てているというのだ。 アルヴィーゼは、 プレイヤー名 にジュリアンが怪しい動きを見せたら報せるよう依頼。対策を協議すべく、公邸へと急ぐのだった。 10章:窮地の光明 9章終了後、航海日数30日以上の経過が必要 あらすじトルコの侵攻の噂に怯えるヴェネツィアの街。人々は政府に動きがないことを不安がっている。オルセオロ邸へ赴くと、そこにはアルヴィーゼにトルコとの開戦を嘆願する、軍人たちの姿があった。艦隊を与えてくれれば、必ず敵を蹴散らすと訴える軍人たち。だが、アルヴィーゼは、トルコの戦力をヴェネツィアの十倍と分析。また、コショウ貿易の利権を握られているため、大局をわきまえない、無謀な戦は危険だと説く。政府は、対トルコ戦に向けて、周辺国との連携を進めているので、しばらく待つよう説得する。引き下がっていく軍人たちを見送った後、嘆息するアルヴィーゼ。実際のところ、イスパニアやフランスといった、周辺国からの援軍は期待できず、ヴェネツィアとしても、手詰まりの状態なのだという。そんなアルヴィーゼに、根を詰めすぎだと微笑むヴィットーリア。彼女が持ってきたハルーンからの手紙には、彼の近況が綴られていた。砂漠の遊牧民・ベドウィンが蠢動しているため、安心して旅もできないこと。そして、これから、カイロを経て、陸路アラビアへと渡ること。それを読んだアルヴィーゼの胸に、一つの秘策が浮かぶ。それは、ベドウィンの首長ファイサルと連携し、トルコの後方を攪乱。ヴェネツィアへの侵攻を断念させる事だった。更には、スエズの地を占拠し、ヴェネツィアの投資で運河を開削すれば、コショウ貿易の王座を、ポルトガルから奪還することも夢ではない――。計画を実行に移すため、意気揚々と元首公邸へと向かうアルヴィーゼ。それを見たヴィットーリアは、久々に覇気に溢れる兄の姿に喜ぶのだった。**11章:爛熱と頽廃の宴 [#faebbeb8] 10章終了後、航海日数30日以上の経過が必要 衛兵前に商人・住民NPC出現 あらすじ無為無策な政府に代わり、トルコ海賊の取り締まりを徹底してほしい。住民たちからアルヴィーゼへの嘆願書を託された プレイヤー名 。それを受け取ったアルヴィーゼは、苦しげな顔。トルコへの対抗策として、ベドウィンと連携する計画を議会で提議したものの、長老派の妨害で、頓挫しつつあったためだ。長老派が提示した計画に賛同する条件は、イタリア半島に領土的野心を持つフランスと相互不可侵条約を締結することであった。だが、フランスの国権を握る母后は、ヴェネツィアに対し、根深い敵意を抱いている。ゆえに、条件を承諾する可能性は限りなく低い。ヴィットーリアは兄の辛そうな姿に心を痛める。そこにジュリアンがやってきて、自分が母后との交渉の橋渡しを引き受けると言い出す。実は彼には、パリ宮廷時代に築いた、母后側近の貴婦人たちとの繋がりがあるという。ジュリアンの素性を怪しむアルヴィーゼは、彼の同行を一度は拒否。ヴィットーリアの説得で渋々受け入れるものの、 プレイヤー名 にも同行を要請する。ジュリアンが怪しい動きを取らないか、見張ってほしいと言うのだ。こうして、アルヴィーゼとジュリアン、そして プレイヤー名 の三人は、貴婦人たちに会うため、マルセイユへ出向くことに。マルセイユに到着( 30000D入手 )し、婦人たちの待つ屋敷へと向かう一行。「何があっても、決してご婦人の機嫌を損なわぬように」と微笑するジュリアンに、アルヴィーゼは不可解な顔をする。そこに、貴婦人たちが入ってくる。彼女たちは、母后への取り成しを頼むアルヴィーゼの言葉には耳も貸さず、色気むき出しで迫る。たまらず、たじろぐアルヴィーゼ。ジュリアンは、一同に夜通しの宴の始まりを告げる。歓喜する貴婦人たちをよそに、アルヴィーゼたちは、言葉を失うのだった。夜が明け、宴が終わる。アルヴィーゼは、精根尽き果てた様子でジュリアンに母后への取り成しを頼み、よろよろと屋敷をでていってしまう。その頼りない後ろ姿に、ジュリアンが苦笑していると、先刻の貴婦人の一人が戻ってくる。彼女が差し出したのは、通りがかりの男から託されたという、一通の書簡。それを、友人からの他愛もない手紙だと語るジュリアン。「じきに、母后が行幸してくるとの報せがあるでしょう」と言い残すと、急いだ様子でその場を立ち去ってしまうのだった。**12章:疑惑の謁見 [#xf2a21e3] 数日後(30日前後?)ヴェネツィア交易所前のフランス商人か、マルセイユ酒場の商人か、住人に話しかけてスタート あらすじ母后の夏の行幸先が、急遽、南仏に変更される。そして、王族の行列がマルセイユの街にやってきた。その壮麗な行列を プレイヤー名 と共に眺めていたアルヴィーゼは、行幸先をも動かしてしまったジュリアンの手腕に舌を巻く。アルヴィーゼはジュリアンに褒美を与えようとするが、彼はこれを固辞。代わりに、オルセオロ家の先代・マウリツィオが集めていたという、秘蔵の美術品を見せてほしいと懇願する。アルヴィーゼは躊躇しつつも、これを認める。 プレイヤー名 とジュリアンを連れ、謁見に向かおうとするアルヴィーゼ。だが、ジュリアンは、人と会う約束があると言い突然、立ち去ってしまう。アルヴィーゼは、その無礼な態度に怒り、ジュリアン抜きで離宮へと向かう。二人の前に現れた母后は、スエズ計画を「書生の夢物語」と評しつつも、アルヴィーゼの意気に感じ入り、条約締結を決意。だが、調印前に、謁見の立役者であるジュリアンを連れてくるよう命じられてしまう。アルヴィーゼから、ジュリアンを探してくるよう依頼された プレイヤー名 。街の教会にて、ようやくその姿を見つけたとき、彼は隻眼の僧を相手に、こう語っていた。「では、檄文事件を背後で動かしていたのは・・・」しかし、僧は プレイヤー名 の気配に気付くと、たちまち姿をくらましてしまう。ジュリアンによれば、僧の名はオーギュスタンといい、孤児だった彼に、財宝探索家として生きる術を教えてくれた恩人なのだという。だが、彼との謎めいた会話の詳細については、結局、はぐらかされてしまう。離宮に戻ると、アルヴィーゼはジュリアンの顔色が冴えないことに気付く。だが、これ以上、母后を待たせるわけにはいかないと、急いで謁見の間へと向かう。母后は、会談を膳立てしたジュリアンと プレイヤー名 に、恩賞を授ける。 (50000D入手) その際、ジュリアンを間近で見た母后は、驚きの声をあげる。その顔が、古い知人にあまりに似ていたからだ。その人物の名は、ヴェルニエ子爵夫人・マルグリット。二十年前に母后が輿入れした際、パリ宮廷で唯一親身になってくれた恩人なのだという。母后は、ジュリアンに彼女の親戚なのかと問う。だが、ジュリアンは、生まれてこの方、自分は天涯孤独の身だと微笑を浮かべるだけだった。謁見が終わり、改めて事の真偽を確かめるアルヴィーゼ。だが、ジュリアンは一笑に付し、立ち去ってしまう。すると、アルヴィーゼもまた、「帰還前に調べておきたいことがある」と言い、そそくさと離宮を後にするのだった。 (交易名声100獲得) **13章:拭えぬ曇り [#b559e0cf] ヴェネ教会前スタート しばらく航海日数(30日で確認済み。)の経過が必要 あらすじ後日、 プレイヤー名 は、ヴェネツィアの街角で、ヴィットーリアと再会する。彼女によれば、アルヴィーゼは、フランスから帰還して以来、なぜか亡父の書斎にこもるようになり、何かにつけて苛立ちを募らせているという。ジュリアンへの態度も一層厳しくなり、最近では家からの追放まで促しているとのこと。ヴィットーリアは、兄の変貌に心を痛めつつも、外交や政権争いで厳しい状況が続くゆえの苦しい胸のうちを思いやる。そのとき突如、広場で強盗騒ぎが発生する。強盗は港に係留したばかりのエジプト商船を占拠し、街から逃走を図る。だが、商船に同乗していた男が、これを難なく叩きのめしてしまう。その男こそ、スエズ計画の鍵を握る男、ベドウィンの族長・ファイサルだった。ヴィットーリアと プレイヤー名 は、彼を連れ、オルセオロ邸へと向かう。突然の来訪者に驚くアルヴィーゼ。ファイサルは、スエズ計画への返答が遅れたことを詫びると共に、計画遂行にあたり、大きな障害があることを告げる。それは、「預言者の代理人たる証」カリフの宝剣が、どうしても手に入らないことだった。ベドウィン諸族の首長たちを決起させるには宝剣を手に入れ、スエズの支配者として、正統性を示すことが必要不可欠である。だが、宝剣はエジプト・マムルーク朝が滅亡した際、何者かが持ち去ったまま、行方が知れないという。ヴィットーリアは、自分たちが、その宝剣を探す手伝いをできないかと、 プレイヤー名 に持ちかける。だが、アルヴィーゼは、国事に口出しをするなと厳しくたしなめ、政府の諜報員を派遣することを提案。ファイサルもこれを受け入れる。懸念の宝剣探しへの協力が得られたファイサルは砂漠への帰途につくのだった。別れ際、ファイサルはアルヴィーゼに問う。「おぬし、迷いを抱えてはおらぬか?」と。眼光に、以前にはない曇りがあるというのだ。アルヴィーゼは、計画遂行までに迷いを断っておくと約束する。ファイサルは再会を誓い、ヴェネツィアを後にするのだった。そこにアルヴィーゼの秘書官が駆け寄ってくる。グラデニーゴが、アルヴィーゼの計画を無視し、トルコとの講和条約を準備しているというのだ。講和の条件は、アドリア海沿岸のヴェネツィア領二都市をトルコに割譲すること。もし、海洋王国のヴェネツィアが、アドリアの制海権を手放せば、没落は決定的になり、近い将来トルコの属国になることを免れない。そう直感したアルヴィーゼは、 プレイヤー名 にひとまず別れを告げ、講和計画を阻止すべく、公邸へと駆けていくのだった。**14章:神に背いても [#g9c3d0bd] ラグーザ真南、アドリア海域に入ってすぐ辺り(794,3055)にいる船に話しかけてスタート しばらく航海日数の経過が必要(30日で確認) あらすじヴェネツィアの商船が、カンディア沖でトルコ海賊に追われているとの話を聞いた プレイヤー名 。 カンディア北で重ガレー×8と戦闘。戦闘せずに逃走してもイベントは進みます。 ※重ガレーの強さは白兵ATK93程度。また、装甲をつけていない模様。一般的な重ガレーNPCよりは弱い。戦闘Lv19の軍人が8隻撃沈したら経験663名声94でした 現地へ向かうと、すでに商船は海賊たちにより、拿捕寸前の状況にあった。 プレイヤー名 の助太刀により、商船は、カンディアへと逃げ込む。| 重症を負った商人は、 プレイヤー名 に、元首公邸に届けてほしいと、一通の書簡を託す。 その差出人は、イスタンブール駐在大使だった。 異変を察したモチェニーゴ官房長官は、 プレイヤー名 を首脳陣の会議が行われている議場の間へと通す。 50000D入手 書簡を受け取った元首は、顔面蒼白になる。 トルコが大型ガレー艦隊を完成させ、数ヶ月のうちに侵攻を開始する可能性があるというのだ。 グラデニーゴは、抗戦か講和かを投票で決めるべきだと主張。 政府の長老格の言葉には、元首でも抗うことができず、翌日の決選投票が決まってしまう。 戦闘名声100獲得 プレイヤー名 を呼び止めたアルヴィーゼは、家の者に今日は帰れないと伝えるよう依頼。 講和案に投票せぬよう、委員たちの元へ最後の嘆願に出向くのだった。 議場での顛末を聞いたヴィットーリアは、兄の敗北を予感し、グラデニーゴらの仕打ちを嘆く。 そこに現れたのは、ジュリアンだった。 「力なき正義もまた無能なり」 そう言って取り出したのは、グラデニーゴ肉筆の書簡だった。ジュリアンは、そこから単語を抜き出し、巧みに筆写していく。 出来上がったのは、トルコに降伏後、グラデニーゴの地位が保証されるとの文書だった。 これを証拠に、グラデニーゴをトルコとの内通の罪で失脚させれば、アルヴィーゼが権力を握るのも夢ではないと語る。 だが、ヴィットーリアは受け取らない。 アルヴィーゼは、何があろうと陰謀などに頼らず正々堂々と国を救うと信じているためだ。 「それでこそ、私の見込んだパトローネです」 ジュリアンは、手紙の処分をヴィットーリアに委ね、出て行ってしまう。 残されたヴィットーリアの面貌には、普段は決して見せない、不安と苦悩の色が浮かんでいた。 しばらく航海日数の経過(約5日)が必要、元首公邸前スタート 後日、元首公邸の前に、人々が群がっていた。 夜警隊が、公邸内に大挙して入っていったというのだ。 そこに駆けつけてくるヴィットーリア。 決選投票に惨敗し、打ちひしがれた兄の姿に耐えられなかったと、慙愧の表情で語る。 そのとき、公邸から一発の銃声が響く。 公邸内では、夜警隊を率いたアルヴィーゼが、グラデニーゴに銃を向けていた。 冤罪を被せてまで、自分を追い落としにかかったかと、冷笑するグラデニーゴ。 アルヴィーゼは、その言葉を一笑に付し、夜警隊に逮捕を命じる。 グラデニーゴは、いずれ存分に礼をさせてもらうと言い、連行されていく。 アルヴィーゼは、自分に万一のことがあったら、代わりにヴィットーリアを守ってやってほしいとつぶやき、出ていく。 プレイヤー名 に事の真相を告白するヴィットーリア。 挫折に苦しむ兄の姿に耐えられず、ジュリアンの偽造文書を見せてしまったというのだ。 すると、そこにジュリアンがやってきて、自らを責める理由など、どこにもないと諭す。 ヴィットーリアは、苦渋の表情で、ジュリアンと プレイヤー名 に語る。 たとえ神に背こうと、自分は唯一の肉親であるアルヴィーゼの夢を守り抜くと。 ジュリアンは、いざというときは プレイヤー名 と共に手を貸すと一方的に約束し、去っていく。 一方、権力を掌中にしたアルヴィーゼは、『通商五人委員会』を設立し、自らその委員長に就任。 対トルコ外交、スエズ計画について、小数の委員で迅速に意思決定する体制を、政府内に築いたのだった。 15章:宝剣を求めて しばらく航海日数の経過(約30日?)が必要 エマレッタは広場の交易所徒弟の前にいる あらすじある日、 プレイヤー名 は、ヴェネツィアで、ヴィットーリアの侍女エマレッタと出会う。彼女は、前日に、オルセオロ邸の財宝を所蔵している部屋で、泥棒らしき人影を見たという。だが、人影は、ここ以外に考えられないと、つぶやくなり、姿を消してしまったとのこと。興奮した様子で話すエマレッタを、アルヴィーゼが止める。彼は、事件について無闇に話さぬようエマレッタに厳命。 プレイヤー名 には、依頼したい仕事があると言い、元首公邸への出頭を命じる。元首から直々に命じられた任務とは、ある政府諜報員の行方を探すことだった。「カリフの宝剣」を探すため、エジプトに諜報員を派遣したものの、その諜報員が、「宝剣の手がかりを見つけた」との報告を最後に、消息を絶ってしまったというのだ。そこで、 プレイヤー名 は、まずアレクサンドリアに向かい、現地で情報収集を担当する商人と接触。事件について、新しい情報が入っていないか、確かめることに。出航しようとした プレイヤー名 を、ジュリアンが呼び止める。彼は、自分も宝剣を一目見てみたいと、 プレイヤー名 の船に同乗する。 変装の必要は有りません アレクサンドリアに到着すると、トルコの駐屯軍らしき軍隊が、どこかへ向け出発しようとしているところだった。内地の巡察にしては物々しい雰囲気を、ジュリアンはいぶかしむ。目的の商人と接触した プレイヤー名 たちは、諜報員が最後に残した通信文を受け取る。そこには、宝剣を探すため、これから現地民と共に、ナイル中流の古代神殿へ向かうと記されていた。 ※ルクソール神殿に到達したキャラと艦隊を組む、もしくは【生者の街(チュニス-冒険者ギルド)】を取らないと先に進めない。 ナイル川中流上陸、ルクソール地方へ ようやく到着した神殿遺跡には、諜報員らしき男の死体が転がっていた。二人は東へ続くラクダの蹄の跡をたどってみることに。すると、今度は地元民と思しき死体を発見する。ジュリアンは、二つの死体についた傷が、あまりに鮮やかすぎることに気付く。その傷が、手錬れの軍人の手によるものだと悟ったとき、二人はすでにトルコ軍の兵士たちに囲まれていた。絶体絶命のそのとき、一筋の閃光が走り、トルコ兵たちは、声をあげる間もなく地に斃れる。 プレイヤー名 の危機を察したファイサルが助けにきたのだ。ファイサルに事の次第を説明していると、近くの石室から物音が響く。 神殿内部へ 石室には、諜報員に同行していた盗掘家が監禁されていた。彼らは、宝剣の発掘に成功したものの、その直後トルコ軍の襲撃を受けて、壊滅。宝剣は、生き残った彼の仲間が紅海沿岸のマッサワへ持って逃げたという。だが、紅海への陸路は、トルコ兵が各地で警戒網を張っており、引き続きの追跡は困難とのこと。そこで、まずは事件の顛末をアルヴィーゼに報告し、対応を協議することに。 100000D入手 トルコ軍も宝剣を追っているとの報告を受けたアルヴィーゼは、エジプトへの派兵を思い立つ。だが、元首は、敵領内に兵を派遣しては、トルコが全面侵攻に踏み切ってしまうと、静止する。これといった打開策が出ず、焦るアルヴィーゼの元に、伝令がやってくる。長老派の庇護を受けていた商工業者たちが、グラデニーゴ釈放を求め、抗議集会を始めたというのだ。アルヴィーゼは、苛立ちつつも、通商五人委員会に緊急招集を命令。カリフの宝剣の件については、必ず打開策を見つけると プレイヤー名 に約束し、対策協議に出て行くのだった。 冒険名声100獲得 16章-30章に続く 重要人物 ヴィットーリア・オルセオロ(サロンの主催者) アルヴィーゼ・オルセオロ(元首補佐官) ハルーン(ムスリムの少年、財宝発掘家の卵) グラデニーゴ(十人委員会委員長) ファイサル(ベドウィン首長) ジュリアン・クラレンス(フランスの財宝探索家) オグン(アフリカの戦士)
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■ハルーノ 本名:ハルーノ・グランバルド 性別:男 種族:死神 髪 :銀 瞳 :紫 職業:軍人 武器:拳銃・刀 属性:聖 ●見た目年齢推定25歳、実年齢不明 一人称は:私(わたし) 生まれつき右目と右腕の骨がむき出しになっている。 ハルーノの生まれた村の死神は必ずどこかしら骨が生まれつきむき出しのため本人は時に気にしておらずコンプレックスではないので何を言われても構わない 普段右目は長く伸ばした前髪で、右腕は手袋で隠しているのは周りへの配慮である。 親しいものの前では手袋は外している。 ●生い立ち ハルーノは死神だけが暮らす、外からは「死の村」と呼ばれるところで生まれ幼少期を過ごした。 死の村では村の長から一人前と認められた時に専用の鎌を持つことができ、死神として生きることを許される。 しかしハルーノは死神という闇側の種族にふさわしくない聖なる属性をもって生まれたため一生死神として生きることを許されず、村の者からは忌み子としてさけられていた。 どれだけハルーノが努力し力を持てども誰一人として彼を認めることなく、最後には村を追いだした。 ●村を追い出された後ハルーノは、唯一持っていた力で生き延びていたところを放浪中だった先代の皇帝に拾われ軍に身を置くこととなった その後自分が最も信じられる力が認められたことで軍人として生きることへ執着し始める。 力を使うならば他の所でもできるが、本人にそのそのつもりはなかったであろうが自分に居場所を与えてくれた先代への恩からハルーノが他で力を振るうことはない ●フランシス兄妹との出会い ハルーノがまだ中尉だった頃任務で向かった森、その奥深くでエルフたちがひっそりと暮らしている村でエルフ狩りが行われて この頃のハルーノはまだ人と関わることをあまりせず、ひとり隊を離れ休む場所を探し人目につかない森へと踏み込んだとき村から逃げてきた二人の子供を見つけ助けを求められる 助けを求められたハルーノは一人村の方へと向かい村を襲っていた者たちを退治した。 村を襲っていた者たちはハルーノたちが任務で追っていた金のためなら何でもする悪党集団だった。二人の子供の村には美しいものの多いエルフを奴隷として売るために襲い、子供以外は皆殺しにされた後だった。 親を亡くした兄妹を見たハルーノは村を追い出された時の自分を思い出し、あの時自分は力があったため生き延びれたが子供たちには力がない生き延びることは難しいと判断し連れ帰った。 この時フューネル7歳、セルフィア5歳であった。 ●現在 二人との出会いから17年後 ハルーノの階級は大佐となり、与えられた仕事以上のことをこなし軍になくてはならない存在として部下に慕われている。 そして完全にホリックワーカーと化した、そんな彼を支えるのが17年前に引き取った兄妹 兄は執事として仕事のサポートを、妹はメイドとしてハルーノの身の回りの世話と歯止め役を務めている。 フューネルは小言が多いと、適当にあしらいなかなかいうことを聞こうとしないが、セルフィアには甘く彼女に言われれば即刻仕事を終わらせ帰宅する。 一人暮らしが長かったため家事もそつなくこなす。 気まぐれに作る菓子は親しい者に配られ好評である。 ■派生キャラ アルキノ 編集者:ヒノメ
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[[トップ /]] イベント フランス 物語 [#y741d52b] 序章:旅立ち [#of4bd3b8] 1章:嫣然たる孔雀の微笑 [#babd73c5] 2章:監獄夫人 (名声54で発生確認) [#m19b32ff] 3章:Divina Commedia(神聖なる喜劇) [#y02f542e] 4章:聡明なる月の女神に [#kfc042b1] 5章:悪魔の陰影 [#f3338f8c] 6章:因業めぐりて [#kec55a2f] 7章:水都の兄妹 [#l840f521] 8章:慧眼のパトローネ [#a121d67d] 9章:家族の残照 [#ybf0ba04] 10章:窮地の光明 [#b9f9bef9] 11章:爛熟と頽廃の宴 [#b1432cb8] 12章:疑惑の謁見 [#t2f9047d] 13章:拭えぬ曇り [#o82f3cc8] 14章:神に背いても [#z5e90ab4] 15章:宝剣を求めて [#k6a801b4] 重要人物 [#q1421afa] 入港許可証 [#c9412e64] 16章-30章 物語 おだやかなマルセイユの昼下がり、突如起こった殺人事件。 あなたの前に現れた美貌の青年が、その怜悧な頭脳を武器に事件の謎に迫る。 彼の名はジュリアン・クラレンス。 パリにて「宮廷の寵児」と呼ばれた、名うての財宝探索家であった。 序章:旅立ち あらすじイタリア半島から遅れること半世紀、ついにルネサンスの季節を迎えた、西欧の大国フランス。その南岸に位置する、港湾都市マルセイユにて プレイヤー名 は航海者としての第一歩を踏み出した。**1章:嫣然たる孔雀の微笑 [#babd73c5] 条件:数回?の航海を経ていること?船員から釣餌を渡されたのちのマルセイユ入港時にイベント発生 あらすじある、のどかな昼下がり、マルセイユの港前では必死の形相で人探しをする男がいた。この町に潜むユグノーの過激派の男を捜しているという彼は、 プレイヤー名 の目前で、急に倒れ、そのまま息絶えてしまう。突然のできごとに、たちまち黒山の人だかりができ、街の警邏隊が飛んでくる。警邏隊長は、男と最後に話をしていた プレイヤー名 に殺人の疑いをかけ、連行しようとする。だが、そこに、美貌の青年が颯爽と現れ、被害者の体に浮かぶ斑点から、死因は毒だと推断。凶器とおぼしき、毒針の仕込まれた指輪を見つける。すっかり面目を潰された警邏隊長は、指輪の出所を探すよう、部下に命じ、立ち去っていく。嫌疑をかけられても動じない プレイヤー名 の冷静さを、おだやかな物腰でたたえる青年。彼の名はジュリアン・クラレンス。パリにて、『宮廷の籠児』と称された、名うての財宝探索家であった。そこに隻眼の神父が現れ、何の騒ぎかと尋ねる。ジュリアンは、その口元に妖艶ともいえる微笑をたたえ、こう答える。「こちらに、哀れな子羊が、神の贄に捧げられておりましたゆえ――」神父・オーギュスタンは静かに男の冥福を祈る。ジュリアンは、 プレイヤー名 に何かあれば、彼らが宿をとる、広場の教会まで来るように告げ、立ち去っていく。その後ろを見送った、町の住人達は、こう噂しあうのだった。死体を目の前に、ああも平然とした態度でいられるのは、彼がこれまで、殺意と陰謀が渦巻く宮廷に生きていたがために違いない、と。**2章:監獄夫人 (名声54で発生確認) [#m19b32ff] 条件:1章終了後30日以上の航海を経ていること? あらすじある日、 プレイヤー名 は、マルセイユの街角、 (工房の近く) で、商人が税金を払えないと役人に泣きついている場面に出くわす。そこに、壮年の貴婦人が現れ、次までに支払えないのならば、一族郎党、牢獄に入れると脅迫していく。彼女の名前は、ドゥ・ブロイ伯爵夫人。町の権勢家である彼女は、住民たちにたびたび重税を課していた。しかも、逆らえば、マルセイユ沿岸、イフ城の地下牢に投獄されてしまうため、住民たちは彼女を密かに『監獄夫人』と呼び、恐れおののいているとのことだった。金を借りる当てもない商人は、パリで貴族を相手に商売していたジュリアンならば、きっと金を持っているに違いないと推測。 プレイヤー名 に紹介を依頼する。 (広場教会の中) ジュリアンの代わりに、商人の訴えを聞いたオーギュスタンは、ジュリアンとて、それほどの金を持っていないだろう、と断ろうとする。だが、夫人が美術品の収集家であることに話が及ぶや、どこからともなく、ジュリアンが現れる。ジュリアンは、にらんだ通り、その監獄夫人こそ「例のモノ」を持つ張本人です、と意味ありげなことを言い、金の調達に協力すると約束。商人とオーギュスタンに、ドゥ・ブロイ伯爵夫人ら、美術愛好家の貴婦人たちに近々、大きな出物があると触れ回るよう依頼する。そして、船乗りである プレイヤー名 に、ジェノヴァまで一緒に行き、美術品の仕入れを手伝って欲しいと願い出る。ジェノヴァに着いた プレイヤー名 は、広場に面した屋敷に住む美術商を訪ねることに。美術商は、得意客であるジュリアンを歓待。掘り出し物を勧める。しかし、ジュリアンが買い入れるのは、価値のない安物ばかり。美術商が止めても、これでいいのですと平然としたまま。美術商の荷箱を、 プレイヤー名 の船に積み込むと、マルセイユへの帰還を申し出るのだった。 (プレイヤーの船倉に負担はありません) **3章:Divina Commedia(神聖なる喜劇) [#y02f542e] あらすじマルセイユに帰還したジュリアンは、仕入れを手伝ってくれた プレイヤー名 に感謝。 15000㌦、交易名声40獲得 オーギュスタンたちは、すでに貴婦人たちへの根回しを終えており、美術品の競売会を行うことまで決まっていた。安物ばかり仕入れてきたことを不安がる商人をよそに、ジュリアンは競売の行われる教会へと向かう。『宮廷の籠児』のコレクション目当てで集まった貴婦人たち。ジュリアンは仕入れてきたばかりの安物に、まことしやかな偽りの来歴をつけ、逸品として紹介する。その言葉に、一瞬、疑いの目を向けた婦人もいたが、ジュリアンの美貌と甘い言葉に、まんまと騙されてしまう、そうして、婦人たちが信じきったところを見計らい、郷里の母の難病を治すために金が必要だと称し、競売を開始する。同情と物欲から、たちまち値を吊り上げていく婦人たち。ついに、入札額が100万ドゥカートを超えたそのとき、一挙、500万ドゥカートをつける声がかかる。『監獄婦人』こと、ドゥ・ブロイ伯爵夫人の登場であった。ジュリアンは、落札者である夫人に、慇懃に礼を述べると、さらに自分のパトロンになって欲しいと売り込む。夫人は、これを承諾。金を置いて去っていく。まんまと大金をせしめたジュリアンは、その一部を商人に貸す。だが、商人は、宮廷の籠児にしては、えげつないジュリアンのやり口に複雑な表情。厄介事に巻き込まれるのは御免だと、そそくさと立ち去っていく。 古美術品2箱を獲得 そこに一人の男が懺悔にやってくる。彼との聴聞を終えたオーギュスタンは、「組織」からの報告だと、監獄夫人の経歴について語る。パリで、印刷工をしていた平民の女が、二十年ほど前に、突如、伯爵夫人の養女におさまり、莫大な資産を相続。マルセイユの重鎮となり、現在に至っているとのこと。それを聞いたジュリアンは、「当たり」の見込みは、より一層高まったと、微笑を浮かべる。オーギュスタンは、ジュリアンに謎めいた言葉を残し、立ち去っていく。「汝の書いた『喜劇』とやら、上演の手筈は、私のほうで整えておこう」企みめいた彼らのやりとりを目の当たりにした プレイヤー名 に、すべては悲願を遂げるためだと語るジュリアン。今後も手を貸してくれるよう願い出ると、伯爵夫人のもとへと、出かけていくのだった。**4章:聡明なる月の女神に [#kfc042b1] 条件:3章終了後30日以上(?)の航海を経ていること? 名声157で発生確認 あらすじある日、マルセイユに入港した プレイヤー名 は、伯爵夫人の配下のならず者たちに囲まれ、入港税を払うよう脅される。だが、そこにオーギュスタンがやってきて、 プレイヤー名 を、夫人の寵愛を受けるジュリアンの知己だと紹介する。すると、ならず者たちは、掌を返したように、恐れおののき、逃げ去っていく。 プレイヤー名 に頼みたいことがあるという、オーギュスタン。遺跡発掘のため、ナポリに向かったジュリアンに手渡して欲しいと金細工の首飾りを託すと、街を巡回する警邏隊の目から逃げるように、走り去っていく。 条件:東地中海の入港許可証(名声1000で確認)(爵位ランク1商人名声377で確認)(爵位0合計名声500軍人で確認)(爵位0合計名声400で確認)(シナリオ関係無く野良NPC狩りのみの爵位0合計名声200軍人で確認) (出航所役人付近) ナポリで、首飾りを受け取ったジュリアンは、 プレイヤー名 の協力に感謝。発掘隊の人員が不足しているため、郊外にあるローマ時代の遺跡の発掘を手伝って欲しいという。 15,000㌦獲得 郊外に出た一行は、町から東の方向にあるという遺跡の目印である、大きな枯れ木を探す。遺跡にて、発掘を開始する一行。間もなく、ローマ様式の太陽神・アポロン像が出土する。ジュリアンは、さらにアポロン像と対になる、月の女神・ディアナの像を探すよう指示を出す。そのとき、発掘現場に貴族の娘がやってくる。同行する少年に、ヴィットーリアと呼ばれた娘は、遺跡が、ローマ帝国期のものだと知り、歓声をあげる。ヴィットーリアに慇懃に挨拶をするジュリアン。そこに、ナポリの町を見物していたはずのドゥ・ブロイ伯爵夫人が馬車で乗りつけてくる。アポロン像に目をつけた夫人は、自分の庭園を飾るため、すぐに掘り出すよう命令。ヴィットリーアは、盗掘同然のその行為をとがめる。盗人扱いされた夫人は腹を立てるが、そこにジュリアンが割って入る。彼は彫像を、価値もない粗雑なものだと偽り、さらには、 プレイヤー名 から受け取った首飾りを、遺跡から出土したものだと騙し、贈呈する。機嫌を直した夫人は、一足先に街へと戻っていく。ジュリアンは、発掘隊にアポロン像を埋めておくよう指示。去り際、ヴィットリーアにこう告げる。「聡明にして、美しき月の女神ディアナに、いつか再びお会いできますことを」街に戻った プレイヤー名 とジュリアンは、マルセイユへの帰途に着く。 20,000㌦、冒険名声40獲得 港で、オーギュスタンの姿に気づいたジュリアンは、彼の後を追い、夫人の制止も聞かず、街中へ。 酒場にて、オーギュスタンと落ち合っているジュリアン。 オーギュスタンは、首飾りが無事、夫人の手に渡ったことに感謝。 ジュリアンには、筋書きに書かれた件はすべて整えておいた。あとは火種がパリに届くのを待つばかり、と謎めいた言葉を伝える。 すると、ジュリアンは、オーギュスタンに報酬だといって多額の金を支払う。 オーギュスタンは言う。これだけあれば、数百の教徒たちを連れ、西へと旅立つには十分だ、と。 彼はこれから、国の航海事業に乗じて、インディアスへと赴き、「プロテスタン」のための別天地を開拓するとのこと。 人目を避けるように、街を去っていく。 その後ろ姿を見送ったジュリアンは、 プレイヤー名 に、次に会うときには、すばらしい報せがあるとの言葉を残し、夫人のもとへと戻っていくのだった。 5章:悪魔の陰影 条件:4章終了後30日以上(?)の航海を経ていること? 名声631で発生確認 (物語はマルセイユ交易所店主の左横から始まる) あらすじ後日、 プレイヤー名 は、ドゥ・ブロイ伯爵夫人が、パリ宮廷に投函された怪文書により、告発されたとの噂を聞く。夫人が、ユグノーに、資金を流していたのだというのだ。ユグノーとは、商工業者を中心に広がる、教会の改革を目指す新教徒の総称である。夫人が癒着していたとされるのは、その中でも、教会の打ち壊しなどを繰り返す、過激派とのことだった。夫人に怨みを抱く住民たちは、今回の事件で、彼女自身が、監獄に入れられてしまえばよいと、せせら笑う。そこに役人がやってきて、 プレイヤー名 に離宮に来るよう告げる。告発文の内容が無実無根だと主張する夫人が、証言を求めているとのことだった。離宮には、ジュリアンも呼ばれていた。夫人を裁くのは、宮廷における、ユグノー弾圧派の首領格である、ギーズ公爵である。夫人が引き出され、喚問が始まる。怪文書には、夫人が、ユグノーに総額500万ドゥカートの資金を提供。さらには、襲撃の際に内応することを約束したと、記されていた。夫人は、この500万ドゥカートは、ジュリアンより美術品を買った時に払ったものだと、反論。しかし、ジュリアンは、資金など受け取っていないと、冷淡に突き放す。夫人は、ジュリアンが、自分を陥れようとしていることを知り、逆上。 プレイヤー名 に証言を求める。 プレイヤー名 が返答をしようとしたそのとき、離宮に伝令が駆け込んでくる。夫人の屋敷から、過激派から受け取ったとおもわれる礼状が出てきたというのだ。礼状には、資金提供の見返りに、首飾りを贈ると書かれていた。夫人は、礼状など受け取っておらず、首飾りも、ジュリアンが発掘したものだと訴える。だが、その首飾りから、真なる神の保護者、ドゥ・ブロイ伯爵夫人に捧ぐとの彫りこみが発見される。完全に、反証の材料を失った夫人は、イフ城の牢獄へと連行されてしまう。まんまと夫人を陥れたジュリアンは、ギーズ公爵に慇懃に礼を述べ、立ち去っていくのだった。(書庫の隣の)夫人の屋敷には、逮捕を知った住民たちが押し寄せ、財産の返却を求めていた。住民たちは、 プレイヤー名 を、半ば強引につれて、地下の宝物庫へ。だが、そこにはすでに、何者かの影があった。「あいつが持っていたはずだ…」そうつぶやいた影は、住民たちに気付くと、忽然と姿を消してしまう。まさか、幽霊だったのではと恐れる住民たち。そこに、屋敷を差し押さえた官憲がやってきて、一同は、退去を命じられるのだった。**6章:因業めぐりて [#kec55a2f] 条件:5章終了後30日以上の航海を経ていること (物語はマルセイユ酒場から始まる) あらすじそれから、しばらく後――。マルセイユの街は、夫人が脱獄したとの噂で持ちきりになる。脱獄されて間もなく、イフ城から脱獄した夫人は手飼いの手下とともに、停泊中の軍艦を占拠。そのまま、西方に逃げたというのだ。 プレイヤー名 に、離宮から呼び出しがかかる。ギース公爵より、先に出航した海軍の艦隊と共に夫人の艦隊を追討せよと命じられる。 条件:北海の入港許可証(名声2500で確認 2006年10月4日名声1127で確認)2006年10月14日名声1255で確認できず2007年9月10日合計名声2500ちょっきりで出現 やはり2500か2009年10月14日名声2500でイベ海戦できず 2800に変更か? 2011年2月13日:北海の入港許可証なし、名声898で追討命令を受けました・・・が、出港所役人に忠告されました 北海の入港許可証取得後にイベ海戦可能 ボルドー前にて海戦(敵方:重ガレー1隻、ガレー2隻 味方:ガレー4隻) (敵方:強襲用ガレー1隻、ガレー2隻 味方:ガレー1隻、軽ガレー3隻)でした。変更された? ブログで武装コグで海軍の回復をやってたら勝ってしまったという話を見ましたorz。私の場合ここで詰まって、造船スキル上げ、船大工ののこぎり購入(初級には痛い)、冒険用キャラックの砲室増、バザーでキャノン砲購入等でようやく突破できた。(それでも白兵に入られると負ける) 名工の大工道具3入手 プレイヤー名 は、ビスケー湾にて、交戦中の海軍と合流。夫人の艦隊に勝利する。 しかし、その艦隊をボルドーに曳航したものの、夫人の姿はない。 短艇で一足先に逃げたことを悟った一同は、街中へ探索に向かう。 門前で、立ち往生する夫人を発見した プレイヤー名 。 夫人は、刃を突きつけ、パリにいる母后に、今回の不当な判決について、訴えると叫ぶ。 「不当な処分とは、異なことをおっしゃる…」聞き覚えのある声が響く。現れたのは、ジュリアンだった。 無実の罪を着せたジュリアンに、逆上する夫人。 だが、ジュリアンは、不当に無実の人間を陥れ続けたのは、あなたではありませんか、と冷たく言い放つ。 「二十年前、パリ、檄文事件――。事件のさなかあなたは一枚の聖母子画を奪うため、ある善良な婦人を陥れ、死に追いやったはずです…」 夫人は逆上し、何度もナイフを振るうが、ジュリアンは、事もなげにかわし続ける。 「あの絵を、どこにやったか、お答え頂きましょう」 「わ…、わらわは、本当に何も知らぬ!」 夫人が呆然自失の態で、そう答えたとき、後方で海軍士官たちが、夫人の姿を発見する。 危険を察した彼らは、銃で婦人を狙撃。弾丸に貫かれた夫人は、死に際、こう言い残す。 「…わらわは 命じられるままに、密告をしただけ。すべては、ヴェネツィア人に…」 任務を終え、ギース公爵に報告に戻る一行をよそに、ジュリアンは、一言つぶやき、姿を消す。 「ヴェネツィア人…。すべては振り出しということか――」 報告を受けたギース公爵は、 プレイヤー名 の活躍を喜び、褒美を差し出すのだった。 40000㌦、戦闘名声80獲得 7章:水都の兄妹 条件:6章終了後30日以上(?)の航海を経ていること?←30日ジャストで出現確認 (物語はマルセイユ港前(出航所役人前)から始まる) あらすじ後日、マルセイユの港で、ナポリのローマ遺跡で出会ったヴィットーリアと少年ハルーンに再会した プレイヤー名 。彼女たちは、ポルトガルがコショウ交易を始めたとの極秘情報を入手したものの、乗っていた商船が途中で壊れ、立ち往生していた。 プレイヤー名 は、彼らを祖国ヴェネツィアまで連れ帰ってあげることに。ヴェネツィアに到着した プレイヤー名 はヴィットーリアの自宅である、オルセオロ家の屋敷へと案内される。そこで待ち受けていたのは、彼女の兄で、ヴェネツィアの元首補佐官・アルヴィーゼだった。ヴィットーリアは、この人のおかげで無事に情報を持ち帰ることができたと、 プレイヤー名 を紹介する。アルヴィーゼは、ヴィットーリアと プレイヤー名 の協力に感謝し、元首のもとへ報告に向かう。ヴィットーリアは、あなたのおかげで、兄が珍しく自分のことを褒めてくれたと、 プレイヤー名 に、深く感謝するのだった。 銀の手鏡、交易名声60獲得 マルセイユに帰還した プレイヤー名 のもとに、ヴィットーリアからの手紙が届く。ヴェネツィアで、晩餐会が催されるので、先日の礼に招きたいとのことだった。 ヴィットーリアの手紙を入手 さっそく、オルセオロ邸を訪れた プレイヤー名 をヴィットーリアは歓待。だが、アルヴィーゼは、 プレイヤー名 を招いたことに、顔を曇らせる。今回の晩餐会は、議会の長老派が大商人を集めてとある「重大発表」をするための会なのだと、吐き捨てるように語るアルヴィーゼ。ヴィットーリアには賓客である大物商人や貴族たちに粗相のないように言いつけ一足先に公邸へと向かう。公邸では、すでに贅を尽くした宴が、催されている。壇上に現れた元首が、商業振興のため、アフリカ廻りのインド航路への参入を発表。表向き、追従の拍手をする商人たち。だがその表情は一様に冷ややかだった。それもそのはず。今やコショウの産地へ最も近いのは、大西洋沿いのポルトガル。地中海の奥に位置するヴェネツィアは、僻地となってしまったのだから。それすらも見えずに、かつての栄光にすがる重臣グラデニーゴらの無能ぶりにアルヴィーゼは、愛想を尽かし、出て行ってしまう。演説が終わり、舞踏の時間となる。いつの間にか プレイヤー名 とはぐれたヴィットーリアが、商人に酌をさせられていた。勧められた酒を断ったヴィットーリアに、商人はお高く留まりやがって、と舌打ち。「没落国家」のくせにと、ヴェネツィアをあざ笑う。商人の無礼な振る舞いに、思わず怒りの視線を向けるヴィットーリア。一触即発のそのとき、突然彼女を踊りの誘う男の声が。ドゥ・ブロイ伯爵夫人の逃亡事件以来、その行方をくらましていた、ジュリアンである。ジュリアンは、見事な踊りでヴィットーリアを、リード。美しい二人の姿に、その場にいる人々は思わずため息をつく。晩餐会が終わり、公邸をあとにする プレイヤー名 たちのもとに、ジュリアンが現れる。 プレイヤー名 との思わぬ再会に驚くジュリアンに、ヴィットーリアは、助けてくれた礼を言う。そこにアルヴィーゼがやってくる。ジュリアンの語る肩書きに偽りがあることを見抜いたアルヴィーゼは、不快そうに、退去を命じ、去っていく。ジュリアンは、しばらくヴェネツィアに身を置くにあたり、財宝探索家として、ヴィットーリアと契約したいと持ちかける。ヴィットーリアは正式な出資の条件として、古代の詩文を頼りに、伝説のカルタゴの遺跡を見つけてくるよう依頼。ジュリアンは監視役のハルーンと共に、旅立っていく。**8章:慧眼のパトローネ [#a121d67d] 条件:7章終了後30日以上(?)の航海を経ていること?←30日ジャストで出現確認 (物語はヴェネツィアから始まる) あらすじ後日、ヴェネツィアに帰還していたハルーンと再会した プレイヤー名 。ハルーンによれば、ジュリアンは見事、カルタゴ遺跡を発見。発掘が長引くため、ひとまず一人で報告に帰ってきたのだという。報告を受けたヴィットーリアは、サロンの学者や芸術家を連れて、現地へ視察に行くと言い出す。 プレイヤー名 の船で、遺跡があるというチュニスに向かう一行。だが、ハルーンが遺跡への地図を失くしていたため、仕方なく自力で発掘現場を探索。 (この時、カルタゴ遺跡を発掘済もしくは発掘クエストを受けていないと行き詰まります)*セビリアorマルセイユ 冒険者クエ「ポエニ戦争の爪跡」視認+考古学+アラビア語必須 ついに遺跡のあるビュルサの丘に到着する。 出資者であるヴィットーリアが、わざわざイスラム圏の発掘現場まで視察に来たことに驚くジュリアン。 さらに彼を驚かせたのは、彼女が、サロンの芸術家や学者たちまで連れてきたことだった。 彼らは、過去の叡智に直接触れることで、着想を得て、新たな作品づくりに燃えている様子。ヴィットーリアは、こうした積み重ねによって、ヴェネツィアを何十年、何百年かけて、本物の文化の都に変えていきたいのだと語る。 ジュリアンはその気長さに呆れつつも、貴族の飾り物でいることに飽いていると語り、ヴィットーリアと、正式に契約を結ぶ。 ヴィットーリアは、ここまで連れてきてくれた プレイヤー名 に、改めて謝意を表し、港への帰途につくのだった。 30000㌦、冒険名声100獲得 9章:家族の残照 あらすじヴェネツィアに帰る船に乗ろうとしたところで、ヴィットーリアは、ハルーンの姿が見当たらないことに気付く。さっそく、手分けして探しに向かった プレイヤー名 たち。 プレイヤー名 は、街の休息所にて、商人と立ち話をしているハルーンを見つける。ハルーンは、生き別れの両親が、行方を探しているとの話に、動揺している様子。 プレイヤー名 が傍らにいたことに気付いた彼は、立ち聞きしていなかったかを確かめ、船に戻る。ハルーンが戻り、ヴィットーリアたちは、ようやくヴェネツィアへの帰途につくのだった。 (ヴェネツィア オルセオロ邸にGO) チュニスから戻って以来、ハルーンの様子がおかしいことに気付いたヴィットーリア。彼の身に何かあったのかと プレイヤー名 に尋ねる。ハルーンが、両親の生存を知ったものの、ヴィットーリアに仕える手前、会うに会えない状況にある、と告げる プレイヤー名 。すると、ジュリアンは、自分がハルーンの両親の行方を探しに行くと申し出て、 プレイヤー名 に手助けを依頼する。まずは、ハルーンが会っていたという商人から話を聞くため、チュニスへと戻ることに。商人によれば、ハルーンの両親は、サハラ砂漠の行商で、現在は、アフリカ西部に旅立っているのだという。砂漠では、遊牧民による襲撃の恐れがあるため、二人は海路を使い、回りこむことに。 (入港許可がある場合、シエラレオネ交易所主人前にGO) (入港許可がない場合、マルセイユで入港許可を貰ってから、シエラレオネ交易所主人前にGO) ついに、ハルーンの父・ハメッドを見つけた プレイヤー名 たち。彼はハルーンが生きていたことに驚き、できれば一緒に暮らしたいと、胸の内を明かす。 プレイヤー名 とジュリアンは、彼の手紙を携え、ヴェネツィアへの帰途につく。 ハルーンへの手紙受領 ハルーンの父の手紙を受け取るヴィットーリア。そこに当のハルーンが入ってくる。一緒に行商をやって欲しいという父の意向を知った彼は、ヴィットーリアのサロンの一員であることを理由にこれを拒否。ところが、ヴィットーリアは、契約の打ち切りを冷たく申しつけ、ハルーンを船に乗せるよう命じてしまう。 60000㌦、冒険名声100獲得 ヴィットーリアは、ハルーンの才能を知りつつも彼の本心が両親のもとへ帰ることにあることを見抜いていた。そして、彼女自身、幼い頃に両親を亡くし、そのかけがえのなさを知っているからこそ、あえて突き放すことで、ハルーンの背を押したのだった。「…なるほど。お互い望むならば…、ですか」溜息をつくジュリアン。ハルーンを見送る プレイヤー名 たち。ヴィットーリアの真意を察していた彼は、涙を流し、別れを惜しむ。そして、パトロンであり姉のような存在でもあった彼女のもとへ、いつか戻ると約束。両親の待つアフリカの地へと旅立っていくのだった。家族――。ハルーンの去った後、不意にジュリアンがつぶやく。彼がヴェネツィアに来たのも、顔すらも知らない母の肖像画を探すことが目的なのだという。ヴィットーリアはその絵の捜索を手伝うと約束する。だが、そこにアルヴィーゼから、急な呼び出しがかかる。部屋に入るなり、ジュリアンに、嫌疑の視線を向けるアルヴィーゼ。彼の素性を調べた結果、出てきたのは、奇怪な経歴だったという。パリで、『宮廷の籠児』としてもてはやされ、数々の貴婦人たちと浮名を流し、彼に関わった貴婦人のうち、二人までもが、フランス王国への反逆の罪で起訴されているとのこと。ジュリアンの直接関与も囁かれていたという。すべて人聞きの悪い噂と退けるジュリアン。だがアルヴィーゼは、彼の言葉を信用せず、ドゥ・ブロイ伯爵夫人の一件に関わっていた プレイヤー名 に事情を聞く。一触即発の空気の中、突然、伝令が邸内に駆け込んでくる。トルコが、イスタンブールで、大規模なガレー艦隊を建造し、本格的なヴェネツィア侵攻を企てているというのだ。アルヴィーゼは、 プレイヤー名 にジュリアンが怪しい動きを見せたら報せるよう依頼。対策を協議すべく、公邸へと急ぐ。オルセオロ邸を後にした プレイヤー名 の前に、突如、ジュリアンが立ちはだかる。彼は、オルセオロ家に身を置くのは、あくまで糧を得るためだと語る。そして、むやみな疑いを抱くことは互いにとって好ましくない事態を招くと警告し、去っていくのだった。**10章:窮地の光明 [#b9f9bef9] 条件:9章終了後30日以上(?)の航海を経ていること??←30日ジャストで出現確認 (物語はヴェネツィアから始まる) あらすじトルコの侵攻の噂におびえるヴェネツィアの街。人々は、政府に動きがないことを不安がっている。 (ヴェネツィア交易所前にてジュリアンと話す) オルセオロ邸へ赴くと、そこにはアルヴィーゼにトルコとの海戦を嘆願する、軍人たちの姿があった。艦隊を与えてくれれば、必ず敵を蹴散らすと訴える軍人たち、だが、アルヴィーゼは、トルコの戦力をヴェネツィアの十倍と分析。また、コショウ貿易の利権を握られているため、大局をわきまえない、無謀な戦いは危険だと説く。政府は、対トルコ戦に向けて、周辺国との連帯を進めているので、しばらく待つよう説得する。引き下がっていく軍人たちを見送った後、嘆息するアルヴィーゼ。実際のところ、イスパニアやフランスといった、周辺国からの援軍は期待できず、ヴェネツィアとしても、手詰まりの状態なのだという。そんな、アルヴィーゼに根を詰めすぎだと、微笑むヴィットーリア。彼女が持ってきたハルーンからの手紙には、彼の状況が綴られていた。砂漠の遊牧民・ベドウィンが蠢動しているため、安心して旅もできないこと。そして、これから、カイロを経て、陸路アラビアへと渡ること。それを読んだアルヴィーゼの胸に、一つの秘策が浮かぶ。それは、ベドウィンの酋長ファイサルと連帯し、トルコの後方を錯乱。ヴェネツィアへの侵攻を断念させることだった。更には、スエズの地を占拠し、ヴェネツィアの投資で運河を開削すれば、コショウ貿易の王座を、ポルトガルから奪還することも夢ではない――。計画を実行に移すため、意気揚々と元首公邸へと向かうアルヴィーゼ。それを見たヴィットーリアは、久々に覇気に溢れる兄の姿に喜ぶのだった。**11章:爛熟と頽廃の宴 [#b1432cb8] 条件:10章終了後30日以上(?)の航海を経ていること?←30日ジャストで出現確認 物語はマルセイユから始まる (書庫前にいるヴィットーリアと会話) あらすじ後日、 プレイヤー名 は、マルセイユにてヴィットーリアと再会する。彼女はアルヴィーゼの公務の付き添いで、ここへ来ているという。アルヴィーゼは、あの後、ヴェネツィアの議会でスエズ運河を通す計画を提案していた。しかし、長老派は、トルコと事を構えれば、イタリア半島に野心を持つフランスも便乗して攻めてくる恐れがあると、賛同を拒否。そこで、アルヴィーゼは、フランスとの相互不可侵条約を結ぶため、今、まさに離宮で交渉中だという。ようやく、離宮から出てきたアルヴィーゼだが、その表情は苦々しげ。フランスの国権を握る母后に謁見を申し込んだものの、彼女がヴェネツィアに深い怨みを抱いていることを理由に拒否されてしまったという。すると、そこにジュリアンがやってきて、自分が母后との交渉の橋渡しを引き受けると言い出す。実は彼には、パリ宮廷時代に築いた、母后側近の貴婦人たちとの繋がりがあるという。その婦人たちを宴に招き、そこで同盟の利を説いて、謁見にこぎつけようというのだ。ジュリアンの素性を怪しむアルヴィーゼは、この申し出を一度は拒否。ヴィットーリアに説得され渋々受け入れたものの プレイヤー名 にも同行を要請する。ジュリアンが怪しい動きを取らないか、見張りを立てようというのだ。こうして、アルヴィーゼとジュリアン、そして プレイヤー名 の三人は、宴の日まで、ひとまず別れることに。 条件:10日以上(?)の航海を経ていること10日ジャストで出現確認 (造船所横にジュリアンとアルヴィーゼが居る) 後日、再びマルセイユに集まり、婦人たちの待つ屋敷(書庫隣邸宅)へと向う。「何があっても、決してご婦人の機嫌を損なわぬように」と微笑するジュリアンに、アルヴィーゼは不可解な顔をする。そこに貴婦人たちが入ってくる。彼女たちは、母后への取り成しを頼むアルヴィーゼの言葉には耳も貸さず、色気むき出しで迫る。たまらず、たじろぐアルヴィーゼ。ジュリアンは一同に夜通しの宴の始まりを告げる。歓喜する貴婦人をよそに、アルヴィーゼは、言葉を失うのだった。 宴会後、行動力全回復 夜が明け、宴が終わる。アルヴィーゼは、精根尽き果てた様子でジュリアンに母后への取り成しを頼み、よろよろと屋敷を出ていってしまう。その頼りない後ろ姿に、ジュリアンが苦笑していると、先刻の貴婦人の一人が戻ってくる。彼女が差し出したのは、通りがかりの男から託されたという、一通の書簡。それを、友人からの他愛もない手紙だと語るジュリアン。「じきに、母后が行幸してくるとの報せがあるのでしょう」と言い残すと、急いだ様子でその場を立ち去ってしまうのだった。 12章:疑惑の謁見 条件:11章終了後30日以上の航海を経ていること?←30日ジャストで出現確認 (物語はマルセイユ酒場から始まる) あらすじ母后の夏の行幸先が、急遽、南仏に変更される。そして、王族の行列がマルセイユの街にやってきた。その壮麗な行列を プレイヤー名 と共に眺めていたアルヴィーゼは、行幸先をも動かしてしまったジュリアンの手腕に舌を巻く。アルヴィーゼはジュリアンに褒美を与えようとするが、彼はこれを固辞。代わりに、オルセオロ家の先代・マウリツィオが集めていたという、秘蔵の美術品を見せてほしいと懇願する。アルヴィーゼは躊躇しつつも、これを認める。 プレイヤー名 とジュリアンを連れ、謁見に向かおうとするアルヴィーゼ。だが、ジュリアンは、人と会う約束があると言い突然、立ち去ってしまう。アルヴィーゼは、その無礼な態度に怒り、ジュリアン抜きで離宮へと向かう。二人の前に現われた母后は、スエズ計画を「書生の夢物語」と評しつつも、アルヴィーゼの意気に感じ入り、条約締結を決意。だが、調印前に、謁見の立役者であるジュリアンを連れてくるよう命じられてしまう。アルヴィーゼから、ジュリアンを探してくるよう依頼された プレイヤー名 。街の教会にて、ようやくその姿を見つけたとき、ジュリアンはインディアスに逃れたはずのオーギュスタンを相手に、こう語っていた。「では、檄文事件を背後で動かしていたのは…」オーギュスタンは プレイヤー名 の気配に気付くと、たちまち姿をくらましてしまう。ジュリアンは、追われる身であるオーギュスタンと会っていたことは、他言無用だと口止めし、離宮へと向かうのだった。離宮に戻ると、アルヴィーゼはジュリアンの顔色が冴えないことに気付く。だが、これ以上、母后を待たせるわけにはいかないと、急いで謁見の間へと向かう。母后は、会談を全立てしたジュリアンと プレイヤー名 に、恩賞を授ける。 50000ドゥカート獲得 その際、ジュリアンを間近で見た母后は、驚きの声をあげる。その顔が、古い知人にあまりに似ていたからだ。その人物の名は、ヴェルニエ子爵夫人・マルグリット。二十年前に母后が輿入れした際、パリ宮廷で唯一親身になってくれた恩人なのだという。母后は、ジュリアンに彼女の親類なのかと問う。だが、ジュリアンは生まれてこの方、自分は天涯孤独の身だと微笑を浮かべるだけだった。調印を終えた母后は、スエズ計画を成功に導くため、 プレイヤー名 に、祖国の代表として存分に働くよう命じる。謁見が終わり、改めて事の真偽を確かめるアルヴィーゼ。だが、ジュリアンは一笑に付し、立ち去ってしまう。すると、アルヴィーゼもまた、「帰還前に調べておきたいことがある」と言い、そそくさと離宮をあとにするのだった。**13章:拭えぬ曇り [#o82f3cc8] 条件:12章終了後30日以上の航海を経ていること (酒場前にいる役人に話しかける) あらすじ後日、ギーズ公爵から呼び出しを受けた プレイヤー名 。アルヴィーゼから届くスエズ計画についての報告には、ここ三カ月「進展なし」としかかかれておらず、母后がお怒りだという。そこで、 プレイヤー名 は、計画を早く遂行するよう、アルヴィーゼの元へギーズ公爵の書簡を届けることに。 ギース公爵の書簡を受領 ヴェネツィアのオルセオロ邸へGO 書簡を受け取ったアルヴィーゼは、母后に詫びの使いを送ることを約束。「進展なし」の報告は、ファイサルからの音信が途絶えているのが原因とのことだった。 30000ドゥカート獲得 (教会前に移動) 街で、ヴィットーリアと再会した プレイヤー名 。彼女によれば、アルヴィーゼは、フランスから帰還して以来、なぜか亡父の書斎にこもるようになり、何かにつけ苛立ちを募らせているという。ジュリアンへの態度も一層厳しくなり、最近では家から追放まで促しているとのこと。ヴィットーリアは、兄の変貌に心を痛めつつも、外交や政権争いで厳しい状況が続く、その苦しい胸のうちを思いやる。そのとき突然、広場で強盗騒ぎが発生する。強盗は港に停泊するエジプト商船を占領し、街から逃走を図る。だが、商船に同乗していた男が、これを難なく叩きのめしてしまう。その男こそ、スエズ計画の鍵を握る男、ベドウィンの族長・ファイサルだった。ヴィットーリアと プレイヤー名 は、彼を連れ、オルセオロ邸へと向う。突然の来訪者に驚くアルヴィーゼ。ファイサルは、スエズ計画への返答が遅れたことを詫びると共に、計画遂行にあたり、大きな障害があることを告げる。それは「預言者の代理人たる証」カリフの宝剣が、どうしても手に入らないことだった。ベドウィン諸族の首長たちを決起させるには宝剣を手に入れ、スエズの支配者として、正当性を示すことが必要不可欠である。だが、宝剣はエジプト・マムルーク朝が滅亡した際、何者かが持ち去ったまま、行方が知れないという。ヴィットーリアは、自分たちが、その宝剣を捜す手伝いをできないかと、 プレイヤー名 に持ちかける。だが、アルヴィーゼは国事に口出しをするなと厳しくたしなめ、政府の諜報員を派遣することを提案。ファイサルもこれを受け入れる。懸念の宝剣探しの協力を得られたファイサルは砂漠への帰途につくのだった。別れ際、ファイサルはアルヴィーゼに問う。「おぬし、迷いを抱えてはおらぬか?」と。眼光に、以前にはない曇りがあるというのだ。アルヴィーゼは、計画遂行までに迷いを断っておくと約束する。ファイサルは再会を誓い、ヴェネツィアを後にするのだった。そこにアルヴィーゼの秘書官が駆け寄ってくる。グラデニーコが、アルヴィーゼの計画を無視し、トルコとの講和条約を準備しているというのだ。講和の条件は、アドリア海沿岸のヴェネツィア領二都市をトルコに割譲すること。もし、海洋立国のヴェネツィアが、アドリア海の制海権を手放せば、没落は決定的になり、近い将来トルコの属国になることを免れない。 そう直感したアルヴィーゼは、 プレイヤー名 にひとまず別れを告げ、講和計画を阻止すべく、公邸へと駆けていくのだった。 14章:神に背いても マルセイユ前に浮かんでいる商用キャラックをクリックするとはじまる (13章終了から一定日数以上(恐らく30日?)の航海を経ていると、マルセイユから出航した後に出現の模様)(マルセイユに一旦戻らなくても出現) あらすじヴェネツィアの商船が、カンディア沖でトルコ海賊に追われているとの話を聞いた プレイヤー名 。現地へ向かうと、すでに商船は海賊たちにより拿捕寸前の状況にあった。 重ガレー8隻との戦闘。 戦闘離脱or敵撃破でクリア。 味方はキャラック1隻。 「撃沈されないよう 逃走してください この戦闘に勝利しなくても イベントは進行します」 と表示されますが、味方NPCが沈むのは問題ないようです。 停戦協定状使って戦闘終了にしてもイベント進みます 敵船砲撃メインの攻撃です。弾道学使いますが然程威力はなし。まず味方NPCを狙って来るのでその間に余裕を持って逃走可能。 ※敵船拿捕時、戦闘経験99獲得、名工大工道具18獲得。(戦闘職 戦闘Lv30) プレイヤー名 の助太刀により、商船は、カンディアへと逃げ込む。重症を負った商人は、 プレイヤー名 に、元首公邸に届けてほしいと、一通の書簡を託す。その差出人は、イスタンブール駐在大使だった。異変を察したヴェネツィアのモチェニーゴ官房長官は、 プレイヤー名 を首脳陣の会議が行われている議場の間へと通す。書簡を受け取った元首は、顔面蒼白になる。トルコが大型ガレー艦隊を完成させ、数カ月のうちに侵攻を開始する可能性があるというのだ。 50000ドゥカート獲得 グラデニーゴは、抗戦か講和かを投票で決めるべきだと主張。政府の長老格の言葉には、元首でも抗うことができず、翌日の決選投票が決まってしまう。 戦闘名声100獲得 プレイヤー名 を呼び止めたアルヴィーゼは、家の者に今日は帰れないと伝えるように依頼。講和案に投票せぬよう、委員たちの元へ最後の嘆願に出向くのだった。議場での顛末を聞いたヴィットーリアは、兄の敗北を予感し、グラデニーゴらの仕打ちを嘆く。そこに現れたのはジュリアンだった。「正義なき力は無能なり…されども、力なき正義もまた無能なり。」そう言って取り出したのは、グラデニーゴ肉筆の書簡だった。ジュリアンは、そこから単語を抜き出し、巧みに筆写していく。出来上がったのは、トルコに降伏後、グラデニーゴの地位が保障されるとの文書だった。これを証拠に、グラデニーゴをトルコとの内通の罪で失脚させれば、アルヴィーゼが権力を握るのも夢ではないと語る。だが、ヴィットーリアは受け取らない。アルヴィーゼは、何があろうと陰謀などには頼らず正々堂々と国を救うと信じているためだ。「それでこそ、私の見込んだパトローネです」ジュリアンは、手紙の処分をヴィットーリアに委ね、出て行ってしまう。残されたヴィットーリアの面貌には、普段決して見せない、不安と苦悩の色が浮かんでいた。 (5日以上航海し、再入港) 後日、元首公邸の前に、人々が群がっていた。夜警隊が公邸内に大挙して入っていったというのだ。そこに、駆けつけてくるヴィットーリア。決選投票に惨敗し、打ちひしがれた兄の姿に耐えられなかったと、慙愧の表情で語る。そのとき、公邸から一発の銃声が響く。公邸内では、夜警隊を率いたアルヴィーゼが、グラデニーゴに銃を向けていた。冤罪を被せてまで、自分を追い落としにかかったかと、冷笑するグラデニーゴ。アルヴィーゼは、その言葉を一笑に付し、夜警隊に逮捕を命じる。グラデニーゴは、いずれ存分に礼をさせてもらうと言い、連行されていく。アルヴィーゼは、自分に万一のことがあったら、代わりにヴィットーリアを守ってやってほしいとつぶやき、出ていく。 プレイヤー名 に事の真相を告白するヴィットーリア。挫折に苦しむ兄の姿に耐えられず、ジュリアンの偽造文書を見せてしまったというのだ。すると、そこにジュリアンがやってきて、自らを責める理由など、どこにもないと諭す。ヴィットーリアは、苦渋の表情で、ジュリアンと プレイヤー名 に語る。たとえ神に背こうと、自分は唯一の肉親であるアルヴィーゼの夢を守りぬくと。ジュリアンは、いざというときは プレイヤー名 と共に手を貸すと一方的に約束し、去っていく。一方、権力を掌中にしたアルヴィーゼは、「通商五人委員会」を設立し、自らその委員長に就任。対トルコ外交、スエズ計画について、小数の委員で迅速に意思決定する体制を、政府内に築いたのだった。**15章:宝剣を求めて [#k6a801b4] 条件:14章終了後30日以上の航海を経ていること 物語はマルセイユより始まる (酒場前にいる商人に話しかける) あらすじ後日、 プレイヤー名 は、マルセイユの街角で、ヴェネツィアの元首が自分を探していると聞かされる。だが、元首公邸に行ってみれば、衛兵はそんな話は聞かされていないなと言う。衛兵は、会議終了後に元首に問い合わせてみるとのこと。それまで、 プレイヤー名 は街で時間を潰すことに。 広場の交易所徒弟のそばに、エマレッタ 街では、ヴィットーリアの侍女エマレッタが、交易所の徒弟を相手に興奮気味に語っていた。昨日、オルセオロ邸の財宝を所藏している部屋で泥棒らしき人影を見た。だが、人影は「ここ以外には考えられない」とつぶやくなり、姿を消してしまったという。その時、エマレッタを制止する声が響く。アルヴィーゼだった。彼は、事件について無闇に話さぬよう、エマレッタに厳命する。そして、 プレイヤー名 に連絡の不手際を詫び、共に公邸へと向かうのだった。元首から直々に命じられた任務とは、ある政府諜報員の行方を探すことだった。「カリフの宝剣」を探すため、エジプトに派遣した諜報員が「宝剣の手がかりを見つけた」との報告を最後に、消息を絶ってしまったというのだ。そこで、 プレイヤー名 は、まずアレクサンドリアに向かい、現地に情報收集を担当する商人と接触。事件について、新しい情報が入っていないかを確かめることに。出航しようした プレイヤー名 を、ジュリアンが呼び止める。彼は、自分も宝剣を一目見てみたいと、 プレイヤー名 の船に同乗する。アレクサンドリアに到着すると、トルコの駐屯軍らしき軍隊がどこかへ向け出発しようとしているところだった。内地の巡察にしては物々しいその雰囲気をジュリアンは訝しむ。 休憩所前 商人 目的の商人と接触した プレイヤー名 たちは、諜報員が最後に残した通信文を受け取る。そこには、宝剣を探すためにこれからナイル中流の古代神殿へ向かう、と記されていた。 目的地「ルクソール地方」、 艦隊内に カルナック・ルクソール神殿を発見済みのメンバーが参加しているか、 もしくは カルナック・ルクソール神殿を探索するクエスト(チュニスの冒険クエスト:生者の街/視認2/宗教学4/アラビア語)を達成済か、請けている必要があります。 ようやく到着した神殿遺跡には、諜報員らしき男の死体が転がっていた。二人は東へと続くラクダの蹄の跡をだどってみることに。 続いてさらに奥のカルナック・ルクソール神殿内部へ すると、今度は地元民と思しき死体を発見する。ジュリアンは、二つの死体についた傷が、あまりに鮮やかすぎることに気付く。その傷が、手練れの軍人の手によるものだと悟ったとき、二人はすでにトルコ軍の兵士たちに囲まれていた。絶体絶命のそのとき、一筋の閃光が走り、トルコ兵士たちは、声をあげる間もなく地に斃れる。 プレイヤー名 の危機を察したファイサルが助けにきたのだ。ファイサルに事の次第を説明していると、近くの石室から物音が響く。石室には、諜報員に同行していた盗堀家が監禁されていた。彼らは、宝剣の発堀に成功したものの、その直後トルコ軍の襲撃を受けて、壊滅。宝剣は、生き残った彼の仲間が紅海沿岸のマッサワへ持って逃げたという。だが、紅海への陸路が、トルコ兵士が各地で警戒網を張っており、引き続きの追跡は困難とのこと。そこで、まずは事件の顛末をアルヴィーゼに報告し、対応を協議することにする。 調査報酬100,000ドゥカート獲得 トルコ軍も宝剣を追っているとの報告を受けたアルヴィーゼは、エジプトへの派兵を思い立つ。だが元首は、敵領内に兵を派遣しては、トルコが全面侵攻に踏み切ってしまうと、制止する。これといった打開策が出ず、焦るアルヴィーゼの元に、伝命がやってくる。長老派の庇護を受けていた商工業者たちが、グラデニーゴ釈放を求め、抗議集会を始めたというのだ。アルヴィーゼは、苛立ちつつも、必ず打開策を見つけると プレイヤー名 に約束し、対策会議に出ていくのだった。 冒険名声100獲得 16章-30章に続く 重要人物 ジュリアン・クラレンス(財宝探索家) オーギュスタン(神父?) ドゥ・ブロイ伯爵夫人(本名 マリー・クールベ) ヴィットーリア(話題の人) アルヴィーゼ(ヴィットーリアの兄、元首補佐官) グラデニーゴ(ヴェネツィアの奸臣) ハルーン(サハラ砂漠の行商の子) ファイサル(ベドウィンの酋長) オグン(行商の用心棒) 入港許可証 東地中海:名声値合計100で入手 北大西洋(ヨーロッパ西部):800 北海(ヨーロッパ北部):2500 アフリカ西部:5000 アフリカ南部:7500 アフリカ東部:10000 紅海:12000 インド14000 カリブ18000 ※2005
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いじっぱりHA@よぷのみ すてみたっくる/あーむはんまー/かうんたー/ねこだまし ふぇぇ…とくせい[きもったま]で ごーすとたいぷをいっぽうてきになぐれるのは つよいとおもうんだよぉ とまりにくいのがいちばんのぽいんとだよぉ…ですかーんやめてよぉ!! メガハルーラのページだよ↓ メガハルーラ
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[[トップ /]] イベント ヴェネツィア 物語 [#o3e98ca4] 序章:旅立ち [#efee6a3b] 1章:昇天祭の出会い [#y874b624] 2章:異色のサロン [#y3s2e777] 3章:聡明なる月の女神に [#jf63a142] 4章:キプロス迎撃指令 [#be0c7ce8] 5章:砂漠の覇王 [#z5f13c84] 6章:太陽は西天へ [#lef84980] 7章:虚飾の宴 [#ra2b4df1] 8章:慧眼のパトローネ [#x79f3004] 9章:家族の残照 [#m1ca73ce] 10章:窮地の光明 [#zd74e250] 11章:爛熱と頽廃の宴 [#faebbeb8] 12章:疑惑の謁見 [#xf2a21e3] 13章:拭えぬ曇り [#b559e0cf] 14章:神に背いても [#g9c3d0bd] 15章:宝剣を求めて [#p27ed71a] 重要人物 [#o7aa24fb] 16章-30章 物語 あなたが偶然ヴェネツィアの街中で助けた令嬢は、元首補佐官アルヴィーゼの妹にして名家オルセオロ家の娘ヴィットーリア。 彼女は、冒険家や芸術家を支援する活動に没頭しており、自ら主催するサロンにあなたを招待してくれるのだった。 序章:旅立ち あらすじ東方交易がもたらす巨万の富により、長きに渡り地中海の女王として君臨してきた、潟上の都市国家ヴェネツィア。この美しき水の都にて プレイヤー名 は航海者としての第一歩を踏み出した。 2,000Dを入手する。 ダガーを入手する。 帆塗料を入手する。 望郷のカリヨンベルを入手する。 東地中海の入港許可証を入手する。 **1章:昇天祭の出会い [#y874b624] あらすじ昇天祭の日、ヴェネツィアにて行われる、「海との婚礼」の儀式。人々は、国家の永遠の繁栄を予感させる、その豪奢なる光景に酔いしれていた。と、そこに、突如、助けを求める女の声が響く。貴族家の侍女らしきその女は、お嬢様を助けてほしいと、 プレイヤー名 に懇願する。街のはずれへ駆けつけると、そこには貴族の娘を手にかけようとする暴漢の姿が。姿を見られた彼らは、 プレイヤー名 もろとも始末しようと、短剣を構える。だが、巡回中の夜警隊が通りかかり、たちまち遁走してしまう。 プレイヤー名 の勇気ある行動に深く感謝する、その貴族の娘の名はヴィットーリア。名家オルセオロ家の娘であった。そこに使者がやってきて、彼女の兄のところまで来るよう、伝えられる。ヴィットーリアは、兄が事件について知るのが、早すぎるのではないかと訝しみつつも、目撃者である プレイヤー名 と共に、元首公邸へと向かうことに。ヴィットーリアの兄、元首補佐官アルヴィーゼと面会する プレイヤー名 たち。アルヴィーゼは、政敵グラデニーゴ率いる長老派の手下が、妹の身辺で蠢いているのを、事前に察知していた。だが、彼らが尻尾を出すのを待ち構えるため、あえてその件を秘していたのだという。自分が政争の囮として使われていたことに、当惑するヴィットーリア。そのとき、突如、公邸に男たちが乱入してくる。ヴィットーリアが、自らのサロンに招き、支援している芸術家や、学者たちだった。アルヴィーゼは、彼らをガラクタと断じ、いつまで家に飼い続けるつもりだと、皮肉る。だが、ヴィットーリアは、彼らへの援助は、このヴェネツィアの文化を発展させるための大切な仕事だとし、出て行ってしまう。アルヴィーゼは、妹の強情さに嘆息する。公邸の表で、ヴィットーリアは、兄の自分への態度を嘆く。父も母も亡き今、肉親はアルヴィーゼ一人しかいない。少しは、自分の身を心配してくれてもいいのに、と。ひとしきり、胸の内を明かしたヴィットーリアは助けてくれた プレイヤー名 に改めて感謝を述べる。そして、来る日の再会を約し、黄昏の街へと消えていくのだった。 香油を入手する 2章:異色のサロン あらすじ 1章終了後30日以上の航海を経ていること 出港所でイベント開始 ある日、 プレイヤー名 は、ヴェネツィアの港にて、無賃乗船をとがめられているムスリムの少年と出会う。財宝発掘家の卵で、ハルーンと名乗るその少年は プレイヤー名 が、ヴィットーリアと知り合いだと知るや、自分を彼女に紹介して欲しいと懇願する。オルセオロ家を訪れた プレイヤー名 を、歓待するヴィットーリア。紹介を受けたハルーンは、ヴィットーリアに自分を売り込むため、手持ちの発掘品を差し出そうとする。だが、ヴィットーリアは、それが盗掘品であることを知り、受け取りを拒む。彼女は、学問的な発掘には喜んで出資するが、遺跡を傷つける盗掘を、嫌っていたのだ。肩を落とし、去っていこうとするハルーン。だが、ヴィットーリアは、そんな彼を呼び止め、盗掘をやめることを条件に契約を持ちかける。ハルーンは大喜びでこれを受けるのだった。新しい仲間を歓迎する芸術家や学者たち。彼らは語る。専門家も真っ青の目利きであるヴィットーリアのサロンでは、普通の貴族のサロンと違い、お世辞が一切通用しない。その代わりに、世に認められぬ一匹狼にも活躍の場が与えられるのだと。不意にハルーンが、オルセオロ家で収蔵している美術品を見てみたいとせがむ。ヴィットーリアは、特別だといって、 プレイヤー名 を伴い、収蔵室へと向かう。そこでヴィットーリアが自分が好きな絵だと言って見せたのは、一枚の聖母子画だった。この絵に描かれた、穏やかな微笑を湛えた聖母。それこそが、ヴィットーリアが芸術に興味を持つきっかけとなったのだという。そこに突如響き渡る怒声。無断で収蔵室に入ったことを叱るアルヴィーゼに、ヴィットーリアは謝りつつも、なぜそこまで頑なに立ち入りを禁じるのか尋ねる。アルヴィーゼはおまえが関知することではないと答え、政務に出て行ってしまう。落ち込むヴィットーリアに、ハルーンは自分がムリを言ったせいだと謝る。そして、あらためて プレイヤー名 に、ヴィットーリアに自分を引き合わせてくれたことを感謝するのだった。 山師のダウジングロッドを入手する **3章:聡明なる月の女神に [#jf63a142] 二章終了より30日後。 商業地区道具屋主人前にいるエマレッタと会話する。 あらすじ後日、 プレイヤー名 はヴィットーリアとハルーンが、出航所の役人と言い合いになっているところに出くわす。事情を語る二人。発端は、議会での地盤固めを望むアルヴィーゼが、ヴィットーリアを有力貴族と結婚させようと画策したことだった。自分の意志を無視する、兄の強引な手口をよしとしないヴィットーリアは、ハルーンの手引きで、屋敷を脱出。そのままナポリ近郊にあるというローマ時代の遺跡を見に行こうとしていた。ところが、港にはすでにアルヴィーゼの手が回っており、オルセオロ家の船を出すことができなかった。二人は、 プレイヤー名 にナポリの遺跡に連れていってほしいと持ちかける。 ナポリへ移動 ナポリに到着し、早速、郊外へ向かう プレイヤー名 たち。ハルーンの地図によれば、街から東の方角にある大きな枯れ木が、遺跡への目印だという。 郊外東側にある大きな枯れ木を調べるとカンパーニャ地方へとばされる 目印のリボン(行商人から購入)を所持していくことを薦めます。 ようやく到着した遺跡では、すでに発掘隊の手により、太陽神・アポロンの像が出土していた。発掘を指揮する青年はさらにアポロン像と対になる、月の女神ディアナの像を探すよう命じる。ヴィットーリアは、遺跡が噂通り、ローマ時代のポンペイの街だったことに、歓声を上げる。それに気づき、声をかけてくる青年。そこに、一台の馬車がやってくる。出てきたのは「伯爵夫人」と呼ばれる壮年の婦人だった。発掘隊長のジュリアンは、彼女に慇懃にかしずく。アポロン像に目をつけた伯爵夫人は、自分の庭園を飾るため、すぐに掘り出し、馬車に積み込むよう命令。だが、ヴィットーリアは、盗掘同然のその行為をとがめる。盗人呼ばわりされた夫人は腹を立てるが、そこにジュリアンが割って入る。彼は彫像を、価値もない粗雑なものだと嘘をつき遺跡から出土したという、豪華な金細工の首飾りを差し出す。たちどころに機嫌を直す夫人。去り際、ジュリアンは、ヴィットーリアにこう告げる。「聡明にして、美しき月の女神ディアナに、いつか再びお会いできますことを」馬車が行った後、ヴィットーリアは、ジュリアンが「パヴォ(孔雀)」、すなわち、価値のない物を売りつけ、文芸保護家から金を騙し取る輩かもしれないと疑う。なぜなら、彼が、夫人に差し出した首飾りは、出土品ではなく、最近になってから作られた模造品だったためだ。だが、その一方、彼が主人に嘘をついて、アポロン像を守ったことも、紛れもない事実だった。ジュリアンの相反する行動に当惑しつつも、ヴィットーリアは、遺跡まで連れてきてくれた、 プレイヤー名 に礼を言い、ナポリへの帰途につく。 20000D入手 冒険名声40獲得 街に、アルヴィーゼの命を受けた、彼女の侍女エマレッタが待ち構えていた。婚姻が破談になったと告げられ、思わず笑顔を見せるヴィットーリアに、エマレッタは呆れ顔。ヴィットーリアは、オルセオロ家の船に乗せられヴェネツィアへと連れ戻されてしまう。 4章:キプロス迎撃指令 あらすじ 3章終了後30日以上の航海を経ていること 出航所でイベント開始 キプロス島沖で、トルコ海軍により、ヴェネツィア籍の商船が襲われる事件が頻発していた。それでも、これといった対抗手段を講じない政府に、苛立ちを募らせているヴェネツィア市民。そうした中、 プレイヤー名 は、十人委員会委員長グラデニーゴにより、元首公邸へと呼び出される。公邸には、同じく呼び出された民間の船乗りたちがいた。グラデニーゴは、 プレイヤー名 らを臨時で徴用し、キプロス沖に出没するトルコ艦隊の討伐を命じると宣言。船乗りたちは、なぜ、正規の海軍ではなく、自分たちを派遣するのだと異論を唱えるが、グラデニーゴは、取り合おうともしない。そこにアルヴィーゼが乱入。 プレイヤー名 らを指し、こう言う。「彼らは、ヴェネツィア市民とトルコ、両者に対し、体面を繕うための捨て石派兵というわけか」核心を突かれて、狼狽するグラデニーゴ。アルヴィーゼは、自ら討伐艦隊の指揮を執ると宣言。グラデニーゴは、後で後悔するでないぞと言い、立ち去っていく。自分たちが「捨て石」とは、どういうことか。船乗りたちの問いに、アルヴィーゼは答える。トルコの軍事力は、ヴェネツィアの数十倍。全面戦争に陥れば、まず勝ち目はない。しかし、海賊行為をこれ以上黙認しては、長老派は世論を敵にまわし、次の選挙が危うい。そこで、勝敗は度外視で、民間から徴用した艦隊を派遣。曲がりなりにも討伐に乗り出したことで世論を沈静化させ、トルコに対しても、民間人の独断として言い訳をつけようとしたのだという。アルヴィーゼと プレイヤー名 の急な遠征を心配し、港にやってきたヴィットーリア。アルヴィーゼは、トルコ海軍など、ヴェネツィアの敵ではないとうそぶき、ヴィットーリアに引き続きの謹慎を命じる。冷淡な兄の態度にむくれるヴィットーリア。そんな妹が去るのを見届けたアルヴィーゼは、こうつぶやく。グラデニーゴとの対立により、自分はいつ殺されるやもしれない。ヴィットーリアの結婚を急ぐのも自分がいなくても生きていけるようにとの願いゆえなのだ、と。アルヴィーゼは、ヴィットーリアのためにも、必ず生きて帰るよう、 プレイヤー名 に言い聞かせると、ファマガスタへの出撃を、全艦隊に命じるのだった。 キプロス島西沖(1400.3385付近)で強襲用ガレー×3、ガレー×2と戦闘 キプロス沖にてトルコ艦隊を補足した プレイヤー名 たち。だが、敵艦隊は殿軍を残し、大半が撤退。勝利こそしたものの、釈然としないまま、ヴェネツィアへの帰途につく。ヴェネツィアに戻ると、撤退の理由が明らかに。トルコに服属するエジプト太守が、アルヴィーゼらの攻撃に対する報復を口実に、コショウの輸出を停止していたのだ。コショウの輸入が止まれば、ヴェネツィア経済は大打撃を受ける。すべては、トルコがヴェネツィアを外交的に追い詰めるために仕組んだ、罠であったまた、人々は、キプロス沖の攻撃は、すべてアルヴィーゼの独断だと信じこんでおり、帰還したアルヴィーゼに容赦のない罵声を浴びせかける。アルヴィーゼは、事の次第を確かめるべく、元首公邸へと急ぐ。だが、グラデニーゴは、すべては民間の風聞に過ぎないと言いつくろい、アルヴィーゼに新たな指令を下す。アレクサンドリアへ赴き、停止されたコショウの輸入を再開させよ。アルヴィーゼは、国家の危機を救うため、予算も使節団も与えられぬ、この困難な命令をあえて受け入れる。そんな彼の背に、グラデニーゴはこう言い放つ。「オルオセロ補佐官・・・。あなたの亡きお父上は、実に物分りのよい、貴族の中の貴族とも呼べる方でした。わざわざ、身の破滅を招く、今のあなたの行いを見たら、きっと嘆き悲しまれることでしょうな」アルヴィーゼは、 プレイヤー名 に長老派の襲撃に用心せよと、ヴィットーリアへの伝言を託し、エジプトへと旅立っていくのだった。 30000D入手、戦闘名声60獲得 5章:砂漠の覇王 ヴェネツィアのオルセオロ邸にて開始 あらすじ プレイヤー名 の帰還にほっとするヴィットーリア。だが、アルヴィーゼが、エジプトに向かったと知るや、顔色を変える。危険を察した彼女は、アレクサンドリアへ向かい一緒に兄の身を守ろうと、 プレイヤー名 に持ちかける。アレクサンドリアに着いた プレイヤー名 たち。だが、港で目を離した隙に、何者かがヴィットーリアを連れ去ってしまう。街の雑踏では、さらわれたヴィットーリアの身柄が、競売にかけられていた。次々と値を張り合う商人たち。助けを求める声も熱狂にかき消されてしまう。値が500万に吊りあがったそのとき、忽然と現れた大柄の男が、破格の5000万を提示する。遊牧民ベドウィン首長、砂漠の覇王ファイサル。その男の名を聞いた商人たちは、すごすごと立ち去るしかなかった。ファイサルは、ヴィットーリアを連れ去ろうとする。ヴィットーリアが悲鳴をあげると、一人の男が駆け寄ってくる。先にアレクサンドリア入りしていた、アルヴィーゼであった。事の次第を聞いたファイサルは、ヴィットーリアに陳謝。ヴェネツィアの高官がなぜ、こんな所にいるのか尋ねる。その原因が、コショウの輸出停止だと知るや、何か思惑ありげに、宮殿へと向かう。慇懃な出迎えをするエジプト太守。ファイサルはコショウ輸出を止めた意図を問い詰める。宗主国トルコの敵に売るコショウはないと答える太守。ファイサルは、輸出停止の影響により、商人の護衛をする機会が減っていると指摘。たちまち、口ごもる太守に、ファイサルはさらなる追い討ちをかける。「牙を持て余し、血に飢えた狼は、砂漠から出でて、そなたらのノド笛に喰らいつくだろう」恫喝に怯えた太守は、トルコへの黙秘を条件に、コショウの輸出再開を約束する。アルヴィーゼは、ファイサルの実力に感服すると共に、謝礼を出そうとする。だが、ファイサルはヴェネツィアとベドウィン、相互の利害が一致しただけのことだと断り、続けてこうつぶやく。「近いうちに砂漠を通るコショウなど、意味がなくなる」言葉の意味を問うアルヴィーゼに、ファイサルはさらなる、謎めいた言葉を残し、去っていく。「太陽は中天を越え、西へと傾きつつある」ファイサルの言葉に、アルヴィーゼは一つの心当たりがあった。それは、数年前、イスパニアのコロンという男が西廻りインド航路を拓いたとの報告だった。もし彼が、本当にインドからコショウを仕入れたとすれば、ヴェネツィアでの独占体制は、既に崩壊していることになる。アルヴィーゼは、対策協議のため帰還する自らの代わりに、セビリアで事実関係を探ってきて欲しいと、 プレイヤー名 に依頼する。そのたびに自分も連れて行ってほしいと懇願する、ヴィットーリア。国の一大事に何もせずにいることが耐えられないというのだ。アルヴィーゼは同行を許可。 プレイヤー名 にその身を託すのだった。 6章:太陽は西天へ 5章から連続 セビリア出港所→リスボン酒場 (なお新規の北大西洋入港許可は名声1000(17.8.24以降)必要) (新規で北大西洋入港許可が合計名声900でおりました(2006.3.26)) (さらに前提となる西地中海(ピサ〜バレンシア)の新規の入港許可は冒険・交易・戦闘いずれかの名声250(2007.5確認)必要。合計名声ではない模様) あらすじセビリアに到着した プレイヤー名 たち。だが、港で人々のうわさに上っていたのは、コロンではなく、聞きなれぬ男の名前だった。ポルトガルのインディアス遠征提督・ガマ。彼は数日前に、インドからコショウを持って、リスボンに帰還したのだと言う。リスボンの酒場に行くと、ガマのインド遠征に随行したという士官が、インドの土産話を自慢げに語っていた。高額なコショウが、タダ同然の価格で売られているとの話に、船乗りたちは半信半疑。士官は、航海日誌を取り出し、それが真実であることを見せびらかす。 プレイヤー名 は日誌を見せるよう、士官に頼み込む。すると、士官は、機密文書を見せるわけにはいかないと、出し渋りつつ、ヴィットーリアをだしに、ある条件を提示してくる。葡萄酒を飲み比べて、勝ったら、日誌を見せる。ただし、負けたら一日付き合ってもらう、と。ヴィットーリアは、ハルーンの制止も聞かず、受けて立つ。そうして、互いに飲むこと十数杯。泥酔して別人のような態度で酒を強引に飲ませるヴィットーリアに、士官はタジタジ。ついに負けを認め、気絶。まもなく、ヴィットーリアも、倒れこんでしまう。たちまち、騒ぎを聞きつけた兵士がやってくる。 プレイヤー名 らはヴィットーリアをおぶって、酒場を退散する。士官の日誌は、どさくさまぎれにハルーンがくすねていた。任務を果たした一行は、ヴェネツィアへ帰還する。日誌を受け取ったアルヴィーゼは、 プレイヤー名 達の働きに感謝し、早速元首への報告に向かう。元首はコショウの独占体制が崩壊したことを知り、愕然とする。アルヴィーゼは、この事実を、なるべく穏当な形で発表するよう、嘆願する。衝撃を和らげなければ、先行きへの不安から、経済恐慌が起こるとの判断からだった。だが、グラデニーゴは、ポルトガルへの敗北を認めては、ヴェネツィアの権威失墜に繋がるとしてこれに反対。元老院が召集され、緊急討議が行われる運びとなる。しかし、結局、これといった結論も出ぬまま、時だけが無為に過ぎ、ついに噂が広まってしまう。そして、ヴェネツィアの街は、危惧していた通りの大恐慌に見舞われるのだった。 交易名声100獲得 **7章:虚飾の宴 [#ra2b4df1] 6章終了後、航海日数30日以上の経過が必要。道具屋前にエマレッタが立っていれば、オルセオロ邸で開始できる あらすじヴェネツィアの街は、近々、元首公邸で開催されるという、晩餐会の噂で持ちきりになっていた。しかし、先日のコショウの一件があったばかりで国の財政が傾いているときに、なぜ晩餐会が開かれるのかと、ヴィットーリアは首をかしげる。各国から大商人を招き、「重大発表」をするためなのだというが、失敗は目に見えていると吐き捨てるアルヴィーゼ。ヴィットーリアは、その晩餐会に プレイヤー名 も、一緒に来てほしいと誘う。アルヴィーゼは、ヴィットーリアに、賓客たちに粗相のないように言いつけ、一足先に公邸へと向かう。公邸では、贅を尽くした宴が催されていた。壇上に現れた元首が、商業振興のため、アフリカ廻りのインド航路への参入を発表。外洋航路に不慣れな自国商人の代わりに、他国の商人たちを誘致しようというのだ。表向き、追従の相手をする商人たち。だがその表情は一様に冷ややかだった。それもそのはず。今やコショウの産地に最も近いのは、大西洋沿いのポルトガル。地中海の奥に位置するヴェネツィアは、最も遠くなってしまったのだから。そんな現実も見えず、かつての威光にすがる長老派の無能ぶりにアルヴィーゼは、愛想を尽かし、出て行ってしまう。演説が終わり、舞踏の時間となる。いつの間にか プレイヤー名 とはぐれたヴィットーリアが、商人に酌をさせられていた。勧められた酒を断ったヴィットーリアに、商人はお高く留まりやがって、と舌打ち。「没落国家」のくせにとヴェネツィアをあざ笑う。商人の無礼な振る舞いに、思わず怒りの視線を向けるヴィットーリア。一触即発のそのとき、突然彼女を踊りに誘う男の声が。ナポリ郊外の遺跡で会った、ジュリアンという青年だった。ジュリアンは、見事な踊りでヴィットーリアを、リード。美しい二人の姿に、その場の人々は思わず溜息をつく。晩餐会が終わり、公邸を後にする プレイヤー名 たちのもとに、ジュリアンが挨拶に来る。助けてくれた彼に礼をいうヴィットーリア。そこにアルヴィーゼがやってくる。ジュリアンが語る肩書きに偽りがあることを見抜いたアルヴィーゼは、不快そうに退去を命じ、去っていく。ジュリアンは、しばらくヴェネツィアに身を置くにあたり、財宝探索家として、ヴィットーリアと契約したいと持ちかける。ヴィットーリアは正式な出資の条件として、古代の詩文を頼りに、伝説のカルタゴの遺跡を見つけてくるよう依頼。ジュリアンは監視役のハルーンと共に、旅立って行く。 8章:慧眼のパトローネ 7章終了後航海30日の経過が必要 あらすじ後日、ヴェネツィアに帰還していたハルーンと再会した プレイヤー名 。彼によれば、ジュリアンは見事、カルタゴ遺跡を発見。発掘が長引くため、ひとまずハルーンだけ報告に帰ってきたのだという。ハルーンの報告を受けたヴィットリーアは、サロンの学者や芸術家を連れて、現地へ視察に行くと言い出す。 プレイヤー名 の船で、遺跡があるというチュニスへ向かう一行。だが、ハルーンが遺跡への地図を失くしていたため、仕方なく自力で発掘現場を探索。(※当該クエストはマルセイユ若しくはセビリアの冒険者依頼仲介人で受けられる。)ついに、遺跡のあるビュルサの丘に到着する。出資者であるヴィットーリアが、わざわざイスラム圏の発掘現場まで視察に来たことに驚くジュリアン。さらに彼を驚かせたのは、彼女がサロンの芸術家や学者まで、連れてきたことだった。彼らは、過去の叡智に直接触れることで、着想を得て、新たな作品作りに燃えている様子。ヴィットーリアは、ここまで連れてきてくれた プレイヤー名 に改めて謝意を表し、ヴェネツィアへの帰途につくのだった。 30000D入手、冒険名声100獲得 **9章:家族の残照 [#m1ca73ce] 8章から連続 あらすじヴェネツィアへ帰る船に乗ろうとしたところで、ヴィットーリアは、ハルーンの姿が見当たらないことに気付く。さっそく、手分けして探しに向かう プレイヤー名 たち。 プレイヤー名 は、街の休憩所にて、商人と立ち話をしているハルーンを見つける。ハルーンは、生き別れの両親が、行方を探しているとの話に、動揺している様子。 プレイヤー名 が傍にいたことに気付いた彼は、立ち聞きしていなかったかを確かめ、船に戻る。ようやく、揃った一行はヴェネツィアへと帰還する。チュニスから戻って以来、ハルーンの様子がおかしいことに気付いたヴィットーリア。彼の身に何かあったのかと プレイヤー名 に尋ねる。ハルーンが、両親の生存を知ったものの、ヴィットーリアに仕える手前、会うに会えない状況にある、と告げる プレイヤー名 。すると、ジュリアンは、自分がハルーンの両親の行方を捜しに行くと申し出て、 プレイヤー名 に手助けを依頼する。まずは、ハルーンが会っていたという商人から話を聞くため、チュニスへと戻ることに。商人によれば、ハルーンの両親は、サハラ砂漠の行商で、現在は、アフリカ西部に旅立っているのだという。砂漠では、遊牧民による襲撃の恐れがあるため、二人は海路を使い、回り込むことに。 アフリカ西岸の入港許可状が必要、必要名声合計:5000 ハメッドはシエラレオネで確認 この前提となる北海入港許可状は必要名声合計:2500(2007.5確認)必要 ついに、ハルーンの父・ハメッドを見つけた プレイヤー名 たち。彼はハルーンが生きていたことに驚き、できれば一緒に暮らしたいと、胸の内を明かす。 プレイヤー名 とジュリアンは、彼の手紙を携え、ヴェネツィアへの帰途につく。ハルーンの父の手紙を受け取るヴィットーリア。 60000D入手。 そこに当のハルーンが入ってくる。一緒に行商をやって欲しいという父の意向を知った彼は、ヴィットーリアのサロンの一員であることを理由にこれを拒否。ところが、ヴィットーリアは、契約の打ち切りを冷たく申しつけ、ハルーンを船に乗せるよう命じてしまう。 冒険名声100獲得 ヴィットーリアは、ハルーンの才能を知りつつも、彼の本心が両親の元へ帰ることにあることを見抜いていた。そして、彼女自身、幼い頃に両親を亡くし、そのかけがえのなさを知っているからこそ、あえて突き放すことで、ハルーンの背を押したのだった。「…なるほど。お互い望むならば…、ですか」溜息をつくジュリアン。ハルーンを見送る プレイヤー名 たち。ヴィットーリアの真意を察していた彼は、涙を流し、別れを惜しむ。そして、パトロンであり姉のような存在でもあった彼女のもとへ、いつか戻ると約束。両親の待つアフリカの地へと旅立っていくのだった。家族---。ハルーンの去った後、不意にジュリアンがつぶやく。彼がヴェネツィアに来たのも、顔すら知らない母の肖像画を探すことが目的なのだという。ヴィットーリアはその絵の捜索を手伝うと約束する。だが、そこにアルヴィーゼから、急な呼び出しがかかる。部屋に入るなり、ジュリアンに、嫌疑の視線を向けるアルヴィーゼ。彼の素性を調べた結果、出てきたのは、奇怪な経歴だったという。パリで『宮廷の寵児』としてもてはやされ、数々の貴婦人たちと浮名を流し、彼に関わった貴婦人のうち、二人までもが、フランス王家への反逆の罪で起訴されているとのこと。ジュリアンの直接関与も囁かれていたという。すべて人聞きの悪い噂と退けるジュリアン。だがアルヴィーゼは、何の目的で妹に近づいたのかとジュリアンに詰め寄る。一触即発の空気の中、突然、伝令が邸内に駆け込んでくる。トルコが、イスタンブールで、大規模なガレー艦隊を建造し、本格的なヴェネツィア侵攻を企てているというのだ。アルヴィーゼは、 プレイヤー名 にジュリアンが怪しい動きを見せたら報せるよう依頼。対策を協議すべく、公邸へと急ぐのだった。**10章:窮地の光明 [#zd74e250] 9章終了後、航海日数30日以上の経過が必要 あらすじトルコの侵攻の噂に怯えるヴェネツィアの街。人々は政府に動きがないことを不安がっている。オルセオロ邸へ赴くと、そこにはアルヴィーゼにトルコとの開戦を嘆願する、軍人たちの姿があった。艦隊を与えてくれれば、必ず敵を蹴散らすと訴える軍人たち。だが、アルヴィーゼは、トルコの戦力をヴェネツィアの十倍と分析。また、コショウ貿易の利権を握られているため、大局をわきまえない、無謀な戦は危険だと説く。政府は、対トルコ戦に向けて、周辺国との連携を進めているので、しばらく待つよう説得する。引き下がっていく軍人たちを見送った後、嘆息するアルヴィーゼ。実際のところ、イスパニアやフランスといった、周辺国からの援軍は期待できず、ヴェネツィアとしても、手詰まりの状態なのだという。そんなアルヴィーゼに、根を詰めすぎだと微笑むヴィットーリア。彼女が持ってきたハルーンからの手紙には、彼の近況が綴られていた。砂漠の遊牧民・ベドウィンが蠢動しているため、安心して旅もできないこと。そして、これから、カイロを経て、陸路アラビアへと渡ること。それを読んだアルヴィーゼの胸に、一つの秘策が浮かぶ。それは、ベドウィンの首長ファイサルと連携し、トルコの後方を攪乱。ヴェネツィアへの侵攻を断念させる事だった。更には、スエズの地を占拠し、ヴェネツィアの投資で運河を開削すれば、コショウ貿易の王座を、ポルトガルから奪還することも夢ではない――。計画を実行に移すため、意気揚々と元首公邸へと向かうアルヴィーゼ。それを見たヴィットーリアは、久々に覇気に溢れる兄の姿に喜ぶのだった。**11章:爛熱と頽廃の宴 [#faebbeb8] 10章終了後、航海日数30日以上の経過が必要 衛兵前に商人・住民NPC出現 あらすじ無為無策な政府に代わり、トルコ海賊の取り締まりを徹底してほしい。住民たちからアルヴィーゼへの嘆願書を託された プレイヤー名 。それを受け取ったアルヴィーゼは、苦しげな顔。トルコへの対抗策として、ベドウィンと連携する計画を議会で提議したものの、長老派の妨害で、頓挫しつつあったためだ。長老派が提示した計画に賛同する条件は、イタリア半島に領土的野心を持つフランスと相互不可侵条約を締結することであった。だが、フランスの国権を握る母后は、ヴェネツィアに対し、根深い敵意を抱いている。ゆえに、条件を承諾する可能性は限りなく低い。ヴィットーリアは兄の辛そうな姿に心を痛める。そこにジュリアンがやってきて、自分が母后との交渉の橋渡しを引き受けると言い出す。実は彼には、パリ宮廷時代に築いた、母后側近の貴婦人たちとの繋がりがあるという。ジュリアンの素性を怪しむアルヴィーゼは、彼の同行を一度は拒否。ヴィットーリアの説得で渋々受け入れるものの、 プレイヤー名 にも同行を要請する。ジュリアンが怪しい動きを取らないか、見張ってほしいと言うのだ。こうして、アルヴィーゼとジュリアン、そして プレイヤー名 の三人は、貴婦人たちに会うため、マルセイユへ出向くことに。マルセイユに到着( 30000D入手 )し、婦人たちの待つ屋敷へと向かう一行。「何があっても、決してご婦人の機嫌を損なわぬように」と微笑するジュリアンに、アルヴィーゼは不可解な顔をする。そこに、貴婦人たちが入ってくる。彼女たちは、母后への取り成しを頼むアルヴィーゼの言葉には耳も貸さず、色気むき出しで迫る。たまらず、たじろぐアルヴィーゼ。ジュリアンは、一同に夜通しの宴の始まりを告げる。歓喜する貴婦人たちをよそに、アルヴィーゼたちは、言葉を失うのだった。夜が明け、宴が終わる。アルヴィーゼは、精根尽き果てた様子でジュリアンに母后への取り成しを頼み、よろよろと屋敷をでていってしまう。その頼りない後ろ姿に、ジュリアンが苦笑していると、先刻の貴婦人の一人が戻ってくる。彼女が差し出したのは、通りがかりの男から託されたという、一通の書簡。それを、友人からの他愛もない手紙だと語るジュリアン。「じきに、母后が行幸してくるとの報せがあるでしょう」と言い残すと、急いだ様子でその場を立ち去ってしまうのだった。**12章:疑惑の謁見 [#xf2a21e3] 数日後(30日前後?)ヴェネチア交易所前のフランス商人か、マルセイユ酒場の商人か、住人に話しかけてスタート あらすじ母后の夏の行幸先が、急遽、南仏に変更される。そして、王族の行列がマルセイユの街にやってきた。その壮麗な行列を プレイヤー名 と共に眺めていたアルヴィーゼは、行幸先をも動かしてしまったジュリアンの手腕に舌を巻く。アルヴィーゼはジュリアンに褒美を与えようとするが、彼はこれを固辞。代わりに、オルセオロ家の先代・マウリツィオが集めていたという、秘蔵の美術品を見せてほしいと懇願する。アルヴィーゼは躊躇しつつも、これを認める。 プレイヤー名 とジュリアンを連れ、謁見に向かおうとするアルヴィーゼ。だが、ジュリアンは、人と会う約束があると言い突然、立ち去ってしまう。アルヴィーゼは、その無礼な態度に怒り、ジュリアン抜きで離宮へと向かう。二人の前に現れた母后は、スエズ計画を「書生の夢物語」と評しつつも、アルヴィーゼの意気に感じ入り、条約締結を決意。だが、調印前に、謁見の立役者であるジュリアンを連れてくるよう命じられてしまう。アルヴィーゼから、ジュリアンを探してくるよう依頼された プレイヤー名 。街の教会にて、ようやくその姿を見つけたとき、彼は隻眼の僧を相手に、こう語っていた。「では、檄文事件を背後で動かしていたのは・・・」しかし、僧は プレイヤー名 の気配に気付くと、たちまち姿をくらましてしまう。ジュリアンによれば、僧の名はオーギュスタンといい、孤児だった彼に、財宝探索家として生きる術を教えてくれた恩人なのだという。だが、彼との謎めいた会話の詳細については、結局、はぐらかされてしまう。離宮に戻ると、アルヴィーゼはジュリアンの顔色が冴えないことに気付く。だが、これ以上、母后を待たせるわけにはいかないと、急いで謁見の間へと向かう。母后は、会談を膳立てしたジュリアンと プレイヤー名 に、恩賞を授ける。 (50000D入手) その際、ジュリアンを間近で見た母后は、驚きの声をあげる。その顔が、古い知人にあまりに似ていたからだ。その人物の名は、ヴェルニエ子爵夫人・マルグリット。二十年前に母后が輿入れした際、パリ宮廷で唯一親身になってくれた恩人なのだという。母后は、ジュリアンに彼女の親戚なのかと問う。だが、ジュリアンは、生まれてこの方、自分は天涯孤独の身だと微笑を浮かべるだけだった。謁見が終わり、改めて事の真偽を確かめるアルヴィーゼ。だが、ジュリアンは一笑に付し、立ち去ってしまう。すると、アルヴィーゼもまた、「帰還前に調べておきたいことがある」と言い、そそくさと離宮を後にするのだった。 (交易名声100獲得) **13章:拭えぬ曇り [#b559e0cf] ヴェネ教会前スタート しばらく航海日数(30日で確認済み。)の経過が必要 あらすじ後日、 プレイヤー名 は、ヴェネツィアの街角で、ヴィットーリアと再会する。彼女によれば、アルヴィーゼは、フランスから帰還して以来、なぜか亡父の書斎にこもるようになり、何かにつけて苛立ちを募らせているという。ジュリアンへの態度も一層厳しくなり、最近では家からの追放まで促しているとのこと。ヴィットーリアは、兄の変貌に心を痛めつつも、外交や政権争いで厳しい状況が続くゆえの苦しい胸のうちを思いやる。そのとき突如、広場で強盗騒ぎが発生する。強盗は港に係留したばかりのエジプト商船を占拠し、街から逃走を図る。だが、商船に同乗していた男が、これを難なく叩きのめしてしまう。その男こそ、スエズ計画の鍵を握る男、ベドウィンの族長・ファイサルだった。ヴィットーリアと プレイヤー名 は、彼を連れ、オルセオロ邸へと向かう。突然の来訪者に驚くアルヴィーゼ。ファイサルは、スエズ計画への返答が遅れたことを詫びると共に、計画遂行にあたり、大きな障害があることを告げる。それは、「預言者の代理人たる証」カリフの宝剣が、どうしても手に入らないことだった。ベドウィン諸族の首長たちを決起させるには宝剣を手に入れ、スエズの支配者として、正統性を示すことが必要不可欠である。だが、宝剣はエジプト・マムルーク朝が滅亡した際、何者かが持ち去ったまま、行方が知れないという。ヴィットーリアは、自分たちが、その宝剣を探す手伝いをできないかと、 プレイヤー名 に持ちかける。だが、アルヴィーゼは、国事に口出しをするなと厳しくたしなめ、政府の諜報員を派遣することを提案。ファイサルもこれを受け入れる。懸念の宝剣探しへの協力が得られたファイサルは砂漠への帰途につくのだった。別れ際、ファイサルはアルヴィーゼに問う。「おぬし、迷いを抱えてはおらぬか?」と。眼光に、以前にはない曇りがあるというのだ。アルヴィーゼは、計画遂行までに迷いを断っておくと約束する。ファイサルは再会を誓い、ヴェネツィアを後にするのだった。そこにアルヴィーゼの秘書官が駆け寄ってくる。グラデニーゴが、アルヴィーゼの計画を無視し、トルコとの講和条約を準備しているというのだ。講和の条件は、アドリア海沿岸のヴェネツィア領二都市をトルコに割譲すること。もし、海洋王国のヴェネツィアが、アドリアの制海権を手放せば、没落は決定的になり、近い将来トルコの属国になることを免れない。そう直感したアルヴィーゼは、 プレイヤー名 にひとまず別れを告げ、講和計画を阻止すべく、公邸へと駆けていくのだった。**14章:神に背いても [#g9c3d0bd] ラグーザ真南、アドリア海域に入ってすぐ辺り(794,3055)にいる船に話しかけてスタート しばらく航海日数の経過が必要 あらすじヴェネツィアの商船が、キプロス沖でトルコ海賊に追われているとの話を聞いた プレイヤー名 。 カンディア北で重ガレー×8と戦闘。戦闘せずに逃走してもイベントは進みます。 ※重ガレーの強さは白兵ATK93程度。また、装甲をつけていない模様。一般的な重ガレーNPCよりは弱い。戦闘Lv19の軍人が8隻撃沈したら経験663名声94でした 現地へ向かうと、すでに商船は海賊たちにより、拿捕寸前の状況にあった。 プレイヤー名 の助太刀により、商船は、カンディアへと逃げ込む。| 重症を負った商人は、 プレイヤー名 に、元首公邸に届けてほしいと、一通の書簡を託す。 その差出人は、イスタンブール駐在大使だった。 異変を察したモチェニーゴ官房長官は、 プレイヤー名 を首脳陣の会議が行われている議場の間へと通す。 50000D入手 書簡を受け取った元首は、顔面蒼白になる。 トルコが大型ガレー艦隊を完成させ、数ヶ月のうちに侵攻を開始する可能性があるというのだ。 グラデニーゴは、抗戦か講和かを投票で決めるべきだと主張。 政府の長老格の言葉には、元首でも抗うことができず、翌日の決選投票が決まってしまう。 戦闘名声100獲得 プレイヤー名 を呼び止めたアルヴィーゼは、家の者に今日は帰れないと伝えるよう依頼。 講和案に投票せぬよう、委員たちの元へ最後の嘆願に出向くのだった。 議場での顛末を聞いたヴィットーリアは、兄の敗北を予感し、グラデニーゴらの仕打ちを嘆く。 そこに現れたのは、ジュリアンだった。 「力なき正義もまた無能なり」 そう言って取り出したのは、グラデニーゴ肉筆の書簡だった。ジュリアンは、そこから単語を抜き出し、巧みに筆写していく。 出来上がったのは、トルコに降伏後、グラデニーゴの地位が保証されるとの文書だった。 これを証拠に、グラデニーゴをトルコとの内通の罪で失脚させれば、アルヴィーゼが権力を握るのも夢ではないと語る。 だが、ヴィットーリアは受け取らない。 アルヴィーゼは、何があろうと陰謀などに頼らず正々堂々と国を救うと信じているためだ。 「それでこそ、私の見込んだパトローネです」 ジュリアンは、手紙の処分をヴィットーリアに委ね、出て行ってしまう。 残されたヴィットーリアの面貌には、普段は決して見せない、不安と苦悩の色が浮かんでいた。 しばらく航海日数の経過(約5日)が必要、元首公邸前スタート 後日、元首公邸の前に、人々が群がっていた。 夜警隊が、公邸内に大挙して入っていったというのだ。 そこに駆けつけてくるヴィットーリア。 決選投票に惨敗し、打ちひしがれた兄の姿に耐えられなかったと、慙愧の表情で語る。 そのとき、公邸から一発の銃声が響く。 公邸内では、夜警隊を率いたアルヴィーゼが、グラデニーゴに銃を向けていた。 冤罪を被せてまで、自分を追い落としにかかったかと、冷笑するグラデニーゴ。 アルヴィーゼは、その言葉を一笑に付し、夜警隊に逮捕を命じる。 グラデニーゴは、いずれ存分に礼をさせてもらうと言い、連行されていく。 アルヴィーゼは、自分に万一のことがあったら、代わりにヴィットーリアを守ってやってほしいとつぶやき、出ていく。 プレイヤー名 に事の真相を告白するヴィットーリア。 挫折に苦しむ兄の姿に耐えられず、ジュリアンの偽造文書を見せてしまったというのだ。 すると、そこにジュリアンがやってきて、自らを責める理由など、どこにもないと諭す。 ヴィットーリアは、苦渋の表情で、ジュリアンと プレイヤー名 に語る。 たとえ神に背こうと、自分は唯一の肉親であるアルヴィーゼの夢を守り抜くと。 ジュリアンは、いざというときは プレイヤー名 と共に手を貸すと一方的に約束し、去っていく。 一方、権力を掌中にしたアルヴィーゼは、『通商五人委員会』を設立し、自らその委員長に就任。 対トルコ外交、スエズ計画について、小数の委員で迅速に意思決定する体制を、政府内に築いたのだった。 15章:宝剣を求めて しばらく航海日数の経過(約30日?)が必要 エマレッタは広場の交易所徒弟の前にいる あらすじある日、 プレイヤー名 は、ヴェネツィアで、ヴィットーリアの侍女エマレッタと出会う。彼女は、前日に、オルセオロ邸の財宝を所蔵している部屋で、泥棒らしき人影を見たという。だが、人影は、ここ以外に考えられないと、つぶやくなり、姿を消してしまったとのこと。興奮した様子で話すエマレッタを、アルヴィーゼが止める。彼は、事件について無闇に話さぬようエマレッタに厳命。 プレイヤー名 には、依頼したい仕事があると言い、元首公邸への出頭を命じる。元首から直々に命じられた任務とは、ある政府諜報員の行方を探すことだった。「カリフの宝剣」を探すため、エジプトに諜報員を派遣したものの、その諜報員が、「宝剣の手がかりを見つけた」との報告を最後に、消息を絶ってしまったというのだ。そこで、 プレイヤー名 は、まずアレクサンドリアに向かい、現地で情報収集を担当する商人と接触。事件について、新しい情報が入っていないか、確かめることに。出航しようとした プレイヤー名 を、ジュリアンが呼び止める。彼は、自分も宝剣を一目見てみたいと、 プレイヤー名 の船に同乗する。 変装の必要は有りません アレクサンドリアに到着すると、トルコの駐屯軍らしき軍隊が、どこかへ向け出発しようとしているところだった。内地の巡察にしては物々しい雰囲気を、ジュリアンはいぶかしむ。目的の商人と接触した プレイヤー名 たちは、諜報員が最後に残した通信文を受け取る。そこには、宝剣を探すため、これから現地民と共に、ナイル中流の古代神殿へ向かうと記されていた。 ※ルクソール神殿に到達したキャラと艦隊を組む、もしくは【生者の街(チュニス-冒険者ギルド)】を取らないと先に進めない。 ナイル川中流上陸、ルクソール地方へ ようやく到着した神殿遺跡には、諜報員らしき男の死体が転がっていた。二人は東へ続くラクダの蹄の跡をたどってみることに。すると、今度は地元民と思しき死体を発見する。ジュリアンは、二つの死体についた傷が、あまりに鮮やかすぎることに気付く。その傷が、手錬れの軍人の手によるものだと悟ったとき、二人はすでにトルコ軍の兵士たちに囲まれていた。絶体絶命のそのとき、一筋の閃光が走り、トルコ兵たちは、声をあげる間もなく地に斃れる。 プレイヤー名 の危機を察したファイサルが助けにきたのだ。ファイサルに事の次第を説明していると、近くの石室から物音が響く。 神殿内部へ 石室には、諜報員に同行していた盗掘家が監禁されていた。彼らは、宝剣の発掘に成功したものの、その直後トルコ軍の襲撃を受けて、壊滅。宝剣は、生き残った彼の仲間が紅海沿岸のマッサワへ持って逃げたという。だが、紅海への陸路は、トルコ兵が各地で警戒網を張っており、引き続きの追跡は困難とのこと。そこで、まずは事件の顛末をアルヴィーゼに報告し、対応を協議することに。 100000D入手 トルコ軍も宝剣を追っているとの報告を受けたアルヴィーゼは、エジプトへの派兵を思い立つ。だが、元首は、敵領内に兵を派遣しては、トルコが全面侵攻に踏み切ってしまうと、静止する。これといった打開策が出ず、焦るアルヴィーゼの元に、伝令がやってくる。長老派の庇護を受けていた商工業者たちが、グラデニーゴ釈放を求め、抗議集会を始めたというのだ。アルヴィーゼは、苛立ちつつも、通商五人委員会に緊急招集を命令。カリフの宝剣の件については、必ず打開策を見つけると プレイヤー名 に約束し、対策協議に出て行くのだった。 冒険名声100獲得 16章-30章に続く 重要人物 ヴィットーリア・オルセオロ(サロンの主催者) アルヴィーゼ・オルセオロ(元首補佐官) ハルーン(ムスリムの少年、財宝発掘家の卵) グラデニーゴ(十人委員会委員長) ファイサル(ベドウィン首長) ジュリアン・クラレンス(フランスの財宝探索家) オグン(アフリカの戦士)
https://w.atwiki.jp/gods/pages/60426.html
ハルート ハールートの別名。
https://w.atwiki.jp/gods/pages/55222.html
ハルーダ 水を司る天使。
https://w.atwiki.jp/rsdi/pages/25.html
キャラクター (50音順) アイシャ アフマド(ドマファ) アルベルト ウェイ=クビン エルマン オウル カールIII世 ガト ガラハド グレイ クローディア ゲラ=ハ コルネリオ コンスタンツ サラキーン ジェフティメス シェリル シフ ジャミル ジャン シルベン ダウド ディアナ テオドール ナイトハルト ナタリー ニザム ネビル バーバラ ハインリヒ ハオラーン(詩人) ハルーン(ルーハン) ファラ フェルVI世 ブッチャー フラーマ ブラウ ホーク(キャプテンホーク) マチルダ マリア ミニオン(ヘイト、ワイル、ストライフ) ミリアム モニカ ラファエル ルドルフ