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2002年5月、2ちゃんねるオカルト板で紹介され一躍有名となった人型巨大UMA。 調査捕鯨関係者を知人に持つという情報提供者の話によれば、捕鯨が禁止された時期を境として、南極付近の海上では謎の巨大生物が目撃されるようになったのだそうです。 その生物は全長数十メートルという規格外の大きさで、人間的なフォルムや上半身を二つ連結させた形など、目撃された形態にはいくつのかパターンがあるようです。また、全身はテカテカと白く光り、頭部には目と口らしいものがついているとのこと。 文書では「人型物体」と呼称され、現場では「物体X」「ニンゲン」などと呼ばれていたもよう。あまりに突拍子のなさすぎる存在のため情報を公にすることを禁じられており、積極的な調査も行なわれていないのだとか。 しかしそれにしても。これは本当に素晴らしい話ですよ。新興都市伝説のストーリーとしては100点満点だと思います。 まず、一般人が容易に近づけない南極を舞台として、その南極に巨大生物を配置するというのは非常にセンスが良い。1958年に「宗谷」の船長が目撃した巨大生物のエピソードが下敷きとされているためニンゲンの話にも厚みが増している。「ニンゲン」というネーミングも不気味だし、造形もシュール。エヴァと微妙に重なる要素があるためアニメ系のサブカル層も惹きつけました。 なお、個人的に注目したいのは提供情報のレスの最後に付け加えられた 「鯨が増えすぎてるから、あんな変なのが出てきちゃうんだよ!」 という目撃者(調査捕鯨関係者)の怒りのコメント。いっけん単なる八つ当たりのようですが、エコロジーという名のエゴイズムが醸し出す薄気味悪さや胸くそ悪さというものを、この一言と「ニンゲン」の不気味さが見事に体現しているように思われます。 近年まれに見るハイブロウな新種UMA(妖怪)なので、なんとか生き残り続けて欲しいものです。 (参考)2ちゃんねる 当時の過去ログ ニンゲンのイメージ画像 その1 ニンゲンのイメージ画像 その2 名前
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都市伝説 UMA ニンゲン(Ningen) 南極のニンゲン。 南極で目撃されたものとしてインターネット上で語られる怪物。 参考文献 朝里樹『世界現代怪異事典』303頁 ASIOS『UMA事件クロニクル』289頁
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ニンゲンとは、十三国世界活劇録に登場する、地球人類に似た風貌を持つ生命体、及びそれと同等の知能を持つ生命体。同作においては地球人類を含めた総称として人間の語を用いている関係で片仮名表記となっている。 分類 純人 ミ・デア語:Reka Xalpi(レカ・ハルピ) 外見はほぼ地球人類と差がない。言わば“人型ニンゲン”。 十三国世界騒乱記の時点では全人類がこの純人であり、又遺伝子的な種族間差異も属性以外全て消失している。 亜人 ミ・デア語:Reka Þamil,Reka Thamil(レカ・サミル) 狭義には、十三国世界活劇録の時代に存在した、人型ながら人外的特徴(翼や頭頂部の耳、尻尾等)を持っていたニンゲン。獣人から純人への推移の過渡期とされる。 広義には、更に獣人(後述)を含んだ、純人に対するニンゲンの概念。 獣人 ミ・デア語:Reka Fazeŋ,Reka Fazeng(レカ・ファゼン) 十三国世界活劇録の時代に存在した、より原始の動物に近い姿を持ったニンゲン。中には単に高等知能を有する獣も存在する。 関連項目 外界人 - ミ・デア外出身の人類の総称。 原旭人 - 帝王星物語シリーズに登場する旭民主太平国の先住民。ニンゲン同様に特殊能力を持つ人物が数多く存在する。 この項目は、まだ書きかけの項目です。加筆、訂正などをして下さる協力者を求めています。 ミ・デア 地理 大陸 - ポミア島 - クラージュ島 ルピンタ山脈 - ルベディア山脈 国名 ミ・ロクーネ - ミ・ミン - ミ・ディヴィア - ミ・クオン - ミ・ソラン - ミ・ニケーラ - ミ・ベディア - ミ・チューヴォス - ミ・キーヴォム - ミ・ルーフェ - ミ・ピンタ - ミ・シュティーラック - ミ・ゲダーイ 文化 ミ・デア語 - ローン神 属性 無属性 - 草属性 - 石属性 - 炎属性 - 風属性 - 全属性 - 闇属性 - 土属性 - 天属性 - 水属性 - 光属性 - 金属性 - 氷属性 能力 ニンゲン 猿人間 - 牛人間 - 熊人間 - 羊人間 - 猫人間 - 外界人 - 蝙蝠人間 - ??? - 鳥人間 - 亀人間 - 馬人間 - ??? - 狗人間 関連 シャルベニア 作品 十三国世界騒乱記 - 十三国世界活劇録 - 十三国世界天翔傳 - 十三国世界邂逅譚
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12/07/07(土)09 09 41 No.8373510 彼らは言った 何故この惑星に血が流れるのだ、と 彼らは言った 何故我々は凶器でなければならないか、と 彼らは言った 悪意の根源は生にあるのだ、と 彼らは言った 生め、殖えよ、そして拡がれ、と 彼らは言った 何故この惑星は犯されているのだ、と 彼らは言った 何故我々は撃たれなければならないか、と 彼らはその名前を呼んだ ■ガーディアン・フロント■ ニンゲン
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このページはこちらに移転しました オマエ ニンゲン 作詞/286スレ14 作曲/長野 オレ ホウケイ オマエ ニンゲン デモ オナジニオイスル ナカマ ナカマ ×2 オレ ドウテイ オマエ ニンゲン デモ オナジニオイスル ナカマ ナカマ ×2 マエ キタニンゲン ドウテイジャ ナカッタ デモオマエ オレト オナジ ナカマ ムケチン キライ アッチイケ デモ オマエ ナカマ ダカラ コレヤル コレデ ナカマ ナカマ イケメン キライ アッチイケ デモ オマエ ナカマ ダカラ コレヤル コレデ ナカマ ナカマ 音源 オマエ ニンゲン オマエ ニンゲン(歌:356スレ186)
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『ニンゲン』とは、伝説の勇者の伝説に登場する用語の1つ。 概要 『女神』が、『勇者』を封印するために作り出した魔法。 すべての人間に埋め込まれている。 この魔法が埋め込まれている人間が、『アスルード・ローランド』(『勇者』)の力によって、 『勇者』の支配下になると、魔法は『ニンゲンα』に書き換えられる。 関連項目 『女神』 『ニンゲンα』 『アスルード・ローランド』 『勇者』
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『ニンゲンα』とは、伝説の勇者の伝説に登場する用語の1つ。 概要 『勇者』が、『女神』の作り出した『ニンゲン』を支配下に置くことで、 『勇者』が無意識のうちに『ニンゲン』のうえに書き換える魔法。 『ニンゲンα』の数が多いほど、『勇者』はその力を増すことができる。 関連項目 『女神』 『ニンゲン』 『アスルード・ローランド』 『勇者』
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ニンゲン Ningen この巨大なヒレ足のクリーチャーは氷山と同じくらい青白く、ほぼ同じ大きさである。 ニンゲン CR16 Ningen XP 76,800 真なる中立/超巨大サイズの人型怪物 イニシアチブ +8;感覚 暗視60フィート;〈知覚〉+28 防御 AC 31、接触6、立ちすくみ27(+25外皮、-8サイズ、+4【敏】) HP 262(21d10+147) 頑健 +14、反応 +16、意志 +18 DR 10/刺突;完全耐性 [氷雪] 攻撃 移動速度 10フィート、水泳80フィート 近接 爪(×2)=+29(3d8+15/19~20)、噛みつき=+28(4d6+15) 接敵面 30フィート;間合い 30フィート 特殊攻撃 極地の裂け目、転覆 擬似呪文能力 (術者レベル21;精神集中+24) 回数無制限―ハイドローリック・トレント 3回/日―フリージング・スフィアー(DC19) 1回/日―ヴォーテックス(DC20) 一般データ 【筋】40、【敏】18、【耐】24、【知】9、【判】19、【魅】17 基本攻撃 +21;CMB +44(+46突き飛ばし);CMD 58(対突き飛ばし60、足払いされない) 特技 《イニシアチブ強化》、《強打》、《クリティカル強化:爪》、《クリティカル熟練》、《幻惑強襲》、《突き飛ばし強化》、《鋼の意志》、《武器熟練:爪》、《ふっとばし攻撃》、《迎え討ち》、《よろめき化クリティカル》 技能 〈威圧〉+17、〈真意看破〉+14、〈水泳〉+47、〈知覚〉+28 言語 水界語 その他の特殊能力 息こらえ 生態 出現環境 寒冷/海洋 編成 単体または2体 宝物 標準 特殊能力 極地の裂け目(超常)/Polar Breach 機会攻撃を誘発しない全ラウンド・アクションとして、ニンゲンは素早く自身を水面下に投じ、飛び出ることで水面を乱し砕ける。衝撃は氷の塊を中へ舞い上がらせ、10d6ポイントの[氷雪]ダメージと10d6ポイントの刺突ダメージを30フィート以内の全てのクリーチャーと物体に与える。[氷雪]ダメージを受けたクリーチャーはニンゲンのヒット・ダイスに等しいラウンド数の間よろめき状態と絡みつかれた状態となり、刺突ダメージを受けたクリーチャーはニンゲンのヒット・ダイスに等しいラウンド数の間不調状態となる。DC27の反応セーヴに成功するとこのダメージは半減し、よろめき状態の効果を無効化する。セーヴDCは【耐久力】に基づいている。 巨大ではあるが隠遁しているニンゲンは世界の最も冷たい海洋に生息し、魚やセイウチ、クジラのような大型の北極の哺乳類を捕食する。ニンゲンには爪の働きをする鋭い蹴爪で終わる長い腕のようなヒレと、水中を素早く進むことのできる途方もなく大きい尾がある。このクリーチャーの体は厚く断熱性のある脂肪の塊で覆われている。その顔には奇妙な特徴があり、一対の小さな鼻孔、2つの大きな黒い目、大きな歯が並ぶ小さな口以外何もない。 知性があり、意思疎通は可能であるが、ニンゲンは長い間陸上の居住者によって狩猟されてきた長い歴史があるため、人型生物、特に船に乗り航海する者を信用しない。ニンゲンが最も冷たい海域に存在することを可能としている断熱効果のある脂肪は、鯨油と同じ用途がある一方で、ニンゲンの超常的な冷気へのつながりによってその骨、皮膚、そして歯でさえ、様々な魔法のアイテムを作成あるいは強化しようとしている者にとって貴重なものである。 脅かされたり怒ったりすると、ニンゲンは恐ろしい敵となる。ニンゲンは常に彼らの能力をより効果的に使うことができるように水辺へ敵を連れてこようとする。 ニンゲンは体長90フィート(約27m)、体重180,000ポンド(約81.6t)。
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ネコ/ニンゲン 基本設定 【SV】「この世の真理ってぇのは、長い長い時間制限のあるテストみたいなもんさな。問題を解いている間は、解けないことに頭を抱え悩み、まだまだ次の問題があることを焦り、時間よ延びろと願う。が、全ての問題を解き終えてしまえば後には何も残らず残り長い時間を何もせず過ごし早く終われ終われと願う羽目になる。ま、儂はそうなったらテストの空き枠とかに落書きして遊ぶけどな★★★★!!!」 「例え運命が無くとも、『もしもの世界』。なら、あるだろう?」 「善悪も常識も、皆周りに決められちまうのさ。同じ考えが多ければその考えが間違っていたとしてもソレは常識となるし、悪が善よりも多かったら善は悪となる。…そのまた逆も、然りってな!」 【名前】ネコ/ニンゲン 【性別】無し(が、都合上男ということにしている。) 【性格】人をおちょくったりからかったりちょっかい出したり悪戯するのが好き。正し自分がされるのは大嫌い。まあそれ以外は別にまともである。しかし空気を読まない。後誰構わず話しかけて構いまくる。そしてテキトー。(ゑ?全然まともじゃないって?気 に す る な)ネコ時は老人の様な口調だが、ニンゲン時は若者の様な口調になる。(どっちもどっちではあるが、ニンゲン時の方が荒ぶってる度高め)戦いは好まないが相手がしつこかったらふっかける。 【年齢】不明。本人曰く「何か凄い昔から。最初は何も無かった。」この発言から読み取るに恐らく宇宙の誕生以前から…?? 【種族】スライム(本当は全ての遺伝子を持つ唯一無二の生命体?であるが、説明が面倒臭いのであえてそう偽っている。) 【容姿】画像参照。右がニンゲンの姿。(人間とは近い様で近くない様な姿であるが、本人はそう呼んでいる。)左がネコの姿。(これまた耳とヒゲ以外猫要素は全くないが本人はそう(ry ネコの姿の方が多いが気まぐれで変わったり、能力使用時で変わるので固定の姿は無い。 【役職】インフィニティ連合安全保障理事 〈但し本人は近所のイベント感覚でやっている。理由は条件が簡単でそれなりの地位を手に入れられるのがコレだったので。まあやるからにはそれなりに真面目にやっている模様。〉←組織の欄を見た君は何も疑問に思わないでね!仕事してないのに何処が真面目なんだとか絶対に思わないでね!! 【組織】宇界憲章機構インフィニティ連合 〈前述の通り近所のイベント感覚で参加している為、連合の行っている治安維持、停戦監視、慈善事業…etc.をやっているのかすら不明。まあ(これでも)理事なので時たま|’ω’)ヌッと何処からかは現れて(ストレス発散で)宇界の無法地帯や違法者、違法物を根絶する勢いで取り締まっていく。ほぼほぼ仕事には来ないが時たま来た時にやっていく量が凄まじく、圧倒的なのでクビにはされない。〉 【能力】 ネコ時:万物体現【ロンリタイショウガイ】 〈ありとあらゆるものを遺伝子レベルまで再現(変身)可能。生物以外の物でも完璧に化けられる。この能力一度で化けてしまえば、どんな方法でも能力でもあろうと見破れない。〉 ニンゲン時:精神可視【ココロノセカイ】 〈他者の精神、意識体を視ることができる。相手の心、状態(ステータス)等々様々なものを視ることが可能。他者の精神空間にも自身の精神空間にも出入りできる。入っている間は外の世界の時は全て止まる。また、言葉に表す事が少し難しいが、彼は『例え』も視ることが可能。例えば、『越えられない壁』とい物も、この力を使えば彼にだけは己の精神内で壁を視て、触れる。自身のステータスは精神内でも引き継がれるので、『越えられない壁』であろうとも壊し先に進むことが可能。○○までの道のりというのも彼には平坦な道として具現化して現れるので凄まじい速度で成長が出来る。簡単に纏めると、喩えとして引用されているものも能力を使えば己の精神内で具現化され壊したり進んだり出来るという事。あらゆる場面において使えるとても凡庸性の利く能力。使い方次第では最強…なのか?自分以外も精神空間に連れて行ける。(正し連れられた者は自力では出られない。)〉 共通:逆転樂【エイキュウキカン】、烏合ノ戯【ヒトリアソビ】 ①〈その名の通り、逆転(入れ替え)させる。天地をひっくり返したりと大規模のものも、相手と自分の位置を入れ替えたりとの中規模のものも、スマホの充電残量が19%でも逆転させて91%にしたりと小規模のものも。これも非常に凡庸性が利く。〉 ②〈半径内に居る対象人物を、絶対不可避の強制によって、『只の人間』にする。自身は巻き込まれない。〉 裏(隠れ能力):全能。(オマケで全知) 〈まんま。全知全能。全てを知り全ての力を扱う。ただそれだけ。正し、この能力は滅多に使わない。〉 【体質】 ネコ時:身体がスライムの様に半個体。伸び縮み自在。この時は水が苦手。壁や天井何処でも貼り付けます。僅かな隙間に入れてしまう。破裂しても破片で合体して復活もできる。ただし、弱点である水をかけられたら大弱り! ニンゲン時:個体。身長、見た目はネコ時の様に変えられなくなる。怪我をすれば人の様に血が流れ出る。水も平気で泳げます。でもネコ時の様に自由に何処でも行ける。という訳には行かなくなります。この状態時は骨格や筋肉、内臓等々ができるため、見た目以外はほぼ完全に人間。ネコ時と違って何処でも移動可能出来るわけではなくなります。不便だけど、でも、必要な体です。 共通:基本は不死。また、傷の治りも早い。(小さな切り傷なら瞬き一つ程度の間で治る。) 【武器】特に無し!!! 【備考】地球に居るという知人から貰った謎のペット┌(┌*´▽`*)┐←(こんなの)を飼っている。名前は「井戸端」(由来不明。)大体二~三ヶ月に一回程度の頻度で元井戸端の飼い主に会わせに地球に行く。 ちなみに喋るよ★(キェェェェェシャベッタアアアアア) ーーーーーーーーーーーーーーーーー 彼は万人が産まれながらにして縛られ持つ階級【カースト】の概念、そして理の概念から、最終的には概念〈自体〉すらからも外れた唯一の存在。 相手が神だろうと何だろうと形振り構わず振舞うのは、そのせいもあってかもしれない。そもそも、彼は宇宙の誕生以前から存在している(らしい)訳なのだから、皆後輩の様なものだ。ちなみに好物は鮭の炊き込みご飯。 【その他】一人称:「儂(ネコ時)」「俺(ニンゲン時)」 ※二人称:「(~の)お嬢ちゃん」「(~の)お坊ちゃん」 ※三人称:「お嬢ちゃん等(達)」「お坊ちゃん等(達)」「お前さん等(達)」 口癖は「何か凄い」 ※()内はニンゲン時 【募集】もう一人のペット的な存在(?) 美国さんと募集の条件が噛み合っているのでどうかと…。あとはお誘いがあれば。
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ニンゲン合格 監督/脚本:黒沢清 出演:西島秀俊/役所広司/菅田俊 なにかすごい映画を見てしまったんだという思いがした。そしてなにがすごいのかを、ちょっと言えなく、しかしこの思いは現実のものだった・・。 事故で十年ほど寝たきりだった青年(西島秀俊)がある日突然目を覚ました。しかし、彼を取り巻く環境はがらりと変わって いた(当然なようで、しかしちょっとひどい現実です)。 青年への感情移入は、意外と容易です。 「誰でも実家というものを離れて、正月とかに3日間だけ帰る。何か違う感じだけど、昔に帰った気分になって、また、じゃあね、という感覚を極端に描いてみたかったんです。」 黒沢清監督のインタビューでの発言の通り、親元を離れて暮らす人へは共通の感情を発見出来るかもしれない。 しかし、十年間もの昏睡状態をくぐり抜けて帰ってきた現実。崩壊した家族の勝手な生き方を目の当たりにし(父は宗教団体で海外を回る。娘はアメリカへ行くが、すぐに帰国し行き場のない生活。母は気ままな一人暮らし。)、十年前のままの無邪気な少年の行動をただす姿もなく、あたかも昔の団らんに戻ったかのような、一時の家族風景をなんのわだかまりもなく演じ、しかもまた、じゃあねという、さりげない挨拶の中へ消えていく家族の姿を見せてしまう。 この現実が、そして自分の存在までもが、夢の中でなくていったい何なのか、見ている自分へ転移してくる感情はおさえきれない。現実への虚構感を、すべて洗い出されたような思いは、青年の死への手前の言葉で、絶頂を迎える。あくまで静かなその描写は、かえってきつく心を突いて離れない。 家族を描いた映画は多いのだろうが、カットの長さ、家族以外の人間像、主人公の空っぽな心の描写。それらすべてが、家族という見えないテーマを中心に回っていた。こんな映画は初めてだ。 すでに、20本近く映画を撮っている黒沢監督。その作品は、「CURE」と今回のでまだ2作しか見ていないが、すっかりファンになってしまいました。00.02.20/k.m カテゴリー 映画 関連リンク コメントなど 名前 コメント