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ニャルラトホテプ 【世界観・設定】 二つの現実世界と、全ての人々の心の中に世界が存在する。 心の中の世界は、その人の認識次第で大きさが変貌する、初代ペルソナ1において、 作中宇宙や星空があるにも関わらず、街自体は作った本人の認識するまでしかないなど歪な世界が登場していた。 (この人の心の世界と偶然機械でつながったため、ペルソナの物語が始まるため、間違いなし) 「罪」作中、普遍的無意識の星を指して「星と見えるのは、お前達(人間)が「意識」と呼ぶものだよ。」という説明と、 「全ての人間の自我はここより生まれ、ここに還る。つまりは父たる私(ニャルラトホテプ)の中へとな…」 という発言があり、更にはペルソナ2罪公式マスターズガイドの記述によると 「無意識の最下層には、全人類に共通する普遍的無意識があることを発見したのはユングである。 それはあらゆる空間、時間に左右されず、絶えず人の心の奥に混沌と存在し続ける」事から、 普遍的無意識には未来を含む人類生誕以来の累計人口分だけ意識が存在しているものと思われる。 200万年前からの人口統計と出生率からの計算で5900億人程。未来を合わせると6000億には届くと思われる。 ニャルラトホテプの領域は「罪」の時点で、推定6000億人の心の世界を内包できる大きさとなる。 遺伝によって伝えられる普遍的無意識は人々の精神の源であり、 創造と破壊という対局に位置するふたつの意思を抱えている 創造と破壊の化身がフィレモンとニャルラトホテプであり また彼らこそが普遍的無意識そのものである 罰の攻略本の時系列を追ったストーリー解説では、 欄外に同一時間軸の扱いで罪世界での出来事も書かれている。 見た目が全く同じ場所であり、かつ『罰』での普遍的無意識のやり取りと、 『罪』の普遍的無意識でのやり取りも同一で行われている扱いから 『罪』のラストで並行世界である罰世界が作られた際に、 普遍的無意識の世界も罰世界に併せて作られたのだと思われる 罰のエンディングにおいて罪世界もまだ存在していることが分かる。 ニャルラトホテプは罪と罰で同一の存在なので、罰世界の分領域が増えたことになる。 (「罪」単一宇宙×6000億α)+(「罰」単一宇宙×6000億α)=1兆2000億α 対局の領域である、普遍的無意識の創造サイドの広さを合わせると、2兆4000億α ちなみに、エンディング後罪世界では人間がほとんど死滅しているが、 ニャルラトホテプの力がそがれた様子は一切ない そのため別に人間が死のうが(=その結果、心の中の世界が消える)別に影響を受けないことが分かる。 簡単に世界観を図示すると、 創造サイドの普遍的無意識の世界(単一宇宙×1兆2000億α、フィレモンそのもの) ↑ 対局(合わせて普遍的無意識の世界全体) ↓ 破壊サイドの普遍的無意識の世界(単一宇宙×1兆2000億α、ニャルラトホテプそのもの) ↑ ↑ ↑ 人一人ひとりの心の中の世界 (罰と罰併せて、1兆2000億αの心の中の世界がニャルラトホテプの中で生まれて還る) ↑ ↑ 罪の世界、罰の世界(世界二個分) 【参考】 ペルソナワールドガイダンス ペルソナ2罪公式マスターズガイド ペルソナ2罪公式ガイドブック完全版 ペルソナ2罰公式マスターズガイド ペルソナ2罰公式ガイドブック完全版 【作品名】ペルソナ2 罪+罰 【名前】ニャルラトホテプ 【属性】普遍的無意識(ダークサイド)そのもの 【大きさ】単一宇宙×1兆2000億α 【攻撃力】特殊能力参照 【防御力】概念的領域とされる、普遍的無意識そのものなので基本的に実体なし。 しかし元型(本体)を実体化したり、化身として複数で同時活動もできる 人が相反する心を持つ限りニャルラトホテプは絶対に滅びない また、普遍的無意識の世界に本体があるため、現実(起点世界)や人の心の世界を改変しても無意味 【素早さ】実体化した元型は2m程から発射後のマシンガンを回避できる達也より早い反応 普遍的無意識はあらゆる時空の制限を受けない。 並行した『罪』と『罰』の世界、及び2つの普遍的無意識の世界の同じ時間軸に同時に干渉、存在できる 【特殊能力】普遍的無意識の世界に渦巻く宇宙創造に匹敵する 人類の心的エネルギーを収束して願いや噂を叶える。 運命に手を加える事ができる存在であり、 彼自身が運命といっても差し支えない程強大な力を持つ 特定の人間や世界そのものを滅ぼすのも容易である。 2つの並行世界に噂の現実化が及んでおり、 2つの普遍的無意識の世界でも同様に力を発揮できるほか、人の心の中の世界でも干渉できる (作中、人の心と現実世界どちらでも全能の力を持つ破滅の鏡を作った) 単一宇宙×2兆4000億αの範囲で任意全能 【備考】あえて短絡的な手段を避け、人類に意地悪して自滅させようとする性悪 【戦法】普遍的無意識(ダークサイド)そのもので参戦。相手や世界を滅ぼす old 【世界観・設定】 二つの現実世界と、全ての人々の心の中に世界が存在する。(この段階で2+60億の世界) 心の中の世界は、その人の認識次第で大きさが変貌する、初代ペルソナ1において、 作中宇宙や星空があるにも関わらず、街自体は作った本人の認識するまでしかないなど歪な世界が登場していた。 (この人の心の世界と偶然機械でつながったため、ペルソナの物語が始まるため、間違いなし) さらに、人の心の世界から通ずる場所として、普遍的無意識の世界が存在する。 設定上、現実が「意識」の世界、普遍的無意識は「無意識」の世界と対比されているので普遍的無意識は単一宇宙並 遺伝によって伝えられる普遍的無意識は人々の精神の源であり、 創造と破壊という対局に位置するふたつの意思を抱えている 創造と破壊の化身がフィレモンとニャルラトホテプであり また彼らこそが普遍的無意識そのものである ニャルラトホテプは普遍的無意識のダークサイドなので、 その半分の領域ということになる。 罰の攻略本の時系列を追ったストーリー解説では、 欄外に同一時間軸の扱いで罪世界での出来事も書かれている。 見た目が全く同じ場所であり、かつ『罰』での普遍的無意識のやり取りと、 『罪』の普遍的無意識でのやり取りも同一で行われている扱いから 『罪』のラストで並行世界である罰世界が作られた際に、 普遍的無意識の世界も罰世界に併せて作られたのだと思われる 罰のエンディングにおいて罪世界もまだ存在していることが分かる。 ニャルラトホテプは罪と罰で同一の存在なので罰世界の分、領域がもう半分増えたことになる。 ちなみに、エンディング後罪世界では人間がほとんど死滅しているが、ニャルラトホテプの力がそがれた様子は一切ない そのため別に人間が死の(=その結果、心の中の世界が消える)うが別に影響を受けないことが分かる。 簡単に世界観を図示すると、 普遍的無意識の世界(世界2個分、そのうち半分がニャルラトホテプ) ↑ ↑ ↑ 人一人ひとりの心の中の世界(罪の世界は街一つ分しか生き残りがいないので数万くらい、罰は普通に地球並みなので60億、合わせて60億数万) ↑ ↑ 罪の世界、罰の世界(世界二個分) 【参考】 ペルソナワールドガイダンス ペルソナ2罪公式マスターズガイド ペルソナ2罪公式ガイドブック完全版 ペルソナ2罰公式マスターズガイド ペルソナ2罰公式ガイドブック完全版 【作品名】ペルソナ2 罪+罰 【名前】ニャルラトホテプ 【属性】普遍的無意識(ダークサイド)そのもの 【大きさ】宇宙並 【攻撃力】特殊能力参照 【防御力】普遍的無意識そのものなので基本的に実体なし。 しかし元型(本体)を実体化したり、化身として複数で同時活動もできる 人が相反する心を持つ限りニャルラトホテプは絶対に滅びない また、普遍的無意識の世界に本体があるため、現実(起点世界)や人の心の世界を改変しても無意味 【素早さ】実体化した元型は2m程から発射後のマシンガンを回避できる達也より早い反応 普遍的無意識はあらゆる時空の制限を受けない 並行した『罪』と『罰』の世界、及び2つの普遍的無意識の世界の同じ時間軸に同時に干渉、存在できる 【特殊能力】普遍的無意識の世界に渦巻く宇宙創造に匹敵する 人類の心的エネルギーを収束して願いや噂を叶える。 運命に手を加える事ができる存在であり、 彼自身が運命といっても差し支えない程強大な力を持つ 特定の人間や世界そのものを滅ぼすのも容易である。 2つの並行世界に噂の現実化が及んでおり、 2つの普遍的無意識の世界でも同様に力を発揮できるほか、人の心の中の世界でも干渉できる (作中、人の心と現実世界どちらでも全能の力を持つ破滅の鏡を作った) 単一宇宙×60億と数万と飛んで4つの範囲で任意全能 【備考】あえて短絡的な手段を避け、人類に意地悪して自滅させようとする性悪 【戦法】普遍的無意識(ダークサイド)そのもので参戦。相手や世界を滅ぼす
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ニャルラトホテプステータス ニャルラトホテプ // l | // // // // / / _ //―- . / / . ´ ⌒ヽ. ` ` .. / / / / // ハ\ \ \ / / / / ,′ l | \ .' / / | | | | \ '. || / / / | l | | \ '. '. || .' / ∧l 从 l.斗ヤT ヘ. | | | l| /| l ヤT|、 \ハノ, |斗=kⅥ | ||. ' | ||| |/kr=k\ / 〃{ ノ ハ 》| .'|ハ||. 从 |l 从 |《 { ノ ハ゛ ′ 乂zン ' / ハ lノ| \ イ|||\ ∨乂ン , // /l | | 人| | >.ゝ < _ . イノ| | | / 八 (`ヽ.  ̄ / | | | 从/ 个 . ー . /| | | | __/__ | | >┌ < || | ' / >、 l |_ ノ ヽ..._ ,⊥| | '. / / } '. '\ /Υ〉 | |>‐V´) ヘ. / / ,ノ ∧ ∨,>七コYTYエコ ,-. V / / | | l ( ∧ 〈┼┼┼「|フ┼N | ∨ / ヽ /、_) | ` ー 、 〉 └┼┼厂Vl‐リ ⊥ノ. 〈 | \. / | / | _,ノ 〈┼'. '┼‐/| 「∨/-― } ノ \ / ,' / '. | \‐ ├/‐L..|‐|//,二 / ヽ ハ. / / ∨ \; ハ| |/┼| |‐|〈/| / | | ' / / \ V⌒ヽ / | |‐┼| |‐| / | ノ\ ステータス 名前 筋力 耐久 敏捷 魔力 ニャルラトホテプ 保有スキル 無貌の神:EX 詳細不明 這い寄る混沌:EX 詳細不明 燃える三眼:EX 詳細不明 大いなる使者:EX 詳細不明 果てしなき魔王の代行者:- 詳細不明 扇動:EX
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ニャルラトホテプ(不死-030) imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (ニャルラトホテプ.jpg) 初出:α2 / データ更新日:20150417 ステータス No. 不死-030 タイプ 邪神 召喚コスト 80 射程 近距離(350) Illust 伊藤 暢達 CV VE Lv1 Lv20 HP 819 942 AP 87 101 ATK(物理攻撃力) 98 113 POW(魔法攻撃力) 0 0 DEF(物理防御力) 69 79 RES(魔法防御力) 52 60 MS(移動速度) 816 AS 0.76 0.87 口承 口承 私のデータベースに確認される中で、もっとも新しい神話体系のひとつに、アザトースという創造主がおります。そのアザトースが生み出した邪神の一人が、ニャルラトホテプです。 ニャルラトホテプは様々な神の中でも、最も多様な化身と職能を持ち合わせたトリックスター的な存在ですね。その力を敢えて端的に述べるならば「無作為な力の概念たる『混沌』に作用し、方向性を付与する」といったところでしょうか。 しかし、方向性の基点もまた混沌に属して定量化が不可能であるため、この神の言動を予測ないし推測する事はまず無理です。 いかなる多次元世界の価値観と照合しても、合致することがあるとは思えず、この存在への深入りはお勧めできません。 アクティブスキル:侵みゆくアフトゥ 指定タイプ 円 効果タイプ 魔法ダメージ・状態異常 消費AP 60 / 50 / 40 クールダウン 60 / 60 / 60 自身の周囲の敵ユニットに魔法ダメージを与えスタンを付与する。[基本ダメージ:140 / 180 / 220][ボーナスダメージ:+30%POW][効果時間:1.5 / 2 / 2.5] パッシブスキル:無貌なる黒 指定タイプ ― 効果タイプ 状態異常 1.自身の周囲にいる敵ユニットへ毎秒毒を付与する。この効果は自身がオフェンシブモードの時に発生する。[毒ダメージ(毎秒):2 / 4 / 6] 2.自パーティーのDEFとRESが上昇する。[上昇DEF:20 / 30 / 40][上昇RES:30 / 40 / 50] コメント [部分編集] ここにコメントを記述 動画
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【作品名】ペルソナシリーズ(女神転生シリーズ) 【ジャンル】ダークオカルトシリアスジョブナイル学園ピカレスクRPG 漫画小説ドラマCDアニメ映画演劇格闘ダンスダンジョンゲーム 【名前】ニャルラトホテプ 【属性】人類の集合悪意 【年齢】1200000000000×∞以上×∞以上 【長所】だが…憶えておけ…! 宇宙の中心で蠢く白痴の塊とは、貴様ら自身だということを…!! 貴様らある限り…私は消せんっ…!! 【短所】くどいぜ…影の無ぇ人間なんぞいるかよ… てめぇの居場所がここだってのは憶えといてやる… さっさと行っちまいな… 【備考】ペルソナシリーズに出てくる最凶最悪の愉快犯。フィレモン…心理学において神とも同一視される普遍的無意識の化身、陽の面を示す存在と対の陰の存在。全ての人間の自我はここより生まれ、ここに還る。見た目は決まっていないが本体も化身も金色の目をしている。 宇宙一つ分の普遍的無意識世界には未来を含む人類生誕以来の累計人口分だけ意識が存在している。200万年前からの人口統計と出生率からの計算で5900億人…未来を合わせると6000億人以上になる。最低値をとって6000億人。 寿命は環境や医療などによって推移するため正確な数字を出すことはできない。だが、自我ができてくるのが2歳以上なので、最低値を2歳とする。 普遍的無意識世界は意識が存在するものがいる時、生まれる。そのような宇宙は無限に存在しており、ニャルラトホテプも無限に存在する。 さらに、普遍的無意識世界はあらゆる空間、時間に左右されず、絶えず人の心の奥に混沌と存在し続ける…ニャルラトホテプは常に無限に存在する。また、宇宙というのは常に壊れ生まれてくるため以上とする。 同様にニャルラトホテプも生まれるため以上。 つまり、(6000億人×2歳)×∞以上×∞以上。
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にゃるらとほてぷ CV 山野井仁 公式 女神異聞録ペルソナ、ペルソナ2罪・罰の3作で、プレイヤーを導く存在フィレモンと並び重要な役割・設定を担う存在。P3には登場しない。 異聞録において、エルミン学園中庭の石碑などで、「比麗文上人(ひれもんしょうにん)」なる高僧と争う「鳴羅門火手怖(なるらとほてふ)」なる邪鬼の名を見つける事ができるほか、主人公との決戦中に暴走し、宿主の神取鷹久を乗っ取る「危険なペルソナ」として描かれる。 なお、この決戦後に手に入る『無貌の仮面』でペルソナとして制作できるが、城戸玲司しか召喚できない。 ペルソナ2では人間のネガティブマインドが凝り固まった集合的無意識の元型であり、フィレモンの対極に位置する存在としてスケールアップして描かれる。 人々の信じる「噂」を次々に「現実」化させて「革命を煽動」し、大衆自らの手で「日常・現実の破壊」していくさまを冷笑していた。 行動原理 P3的に表現すれば、「シャドウの大元締め」として、不満や絶望を抱える人間が撒き散らす絶望に大衆を感化させ、世界を破滅に導く。 特徴は一貫した自我・人格を持たないこと。 個々の化身に固有の人格はあれど、それが"虚無"だからなのではなく、全ての思想、思考、欲求、感情の坩堝である"混沌"ゆえに外見、能力はおろか思想や価値観、感性までもが変容するためである。 そんな「ニャルラトホテプ」の坩堝から生じ続ける「這い寄る混沌」に一貫した行動原理があるとすれば、目の前にあるものを何であろうと否定し尽くすという一点に尽きる。そして後進のニュクスやイザナミ、ヤルダバオトと異なる特徴は、その執拗かつ底無しの悪意。 ニュクスが「惜しい」と未練を、ヤルダバオトが「戯言ではなかったか」と感嘆を、イザナミに至っては「見事」と称賛までもを見せたのに対し、あらゆるものを嘲笑し否定する、後ろ向きかつ傲慢な愉悦である「負」の側面を知り尽くしたニャルラトホテプにとっては、正義や正論の「正しさ」、愛や友情の「絆」も、怒りや憎しみ等と等しく負の愉悦の正当化ツールであり、むしろ価値を貶めるものでしかない。 P2での出会いはもちろん、真実に気づき、影を乗り越え、絆を深めることそのものが破滅の遠因。情を移したようなそぶりを逆手に取った罠で主人公達を破滅に追いやった点からも窺い知れるだろう。そしてその先も罪と罰へ至る彼らを嘲笑するための罠なのである。 化身 ニャルラトホテプは、原典になぞらえたとおり様々な人間や人外の姿を持ち、これら無数の化身の言動を以って世界を破滅へと誘導していく。 その姿は千差万別だが、「皮肉に満ちた嘲笑を浮かべている」という部分にひとつの共通項がある。 一口に化身と言ってもその在り様は千差万別で、“奴”が別の姿を取って演じる端末に過ぎないもの、化身である事は自覚しながら“奴”とは別の意志と目的の下に行動するもの、そもそも化身という自覚がないものまで様々。 P2罪 ■噂パパ(偽橿原) 黒須淳が本編開始の10年前についた嘘と当時の子供達の噂から、淳の「理想の父親像」として現れた化身。顔の造作は橿原明成と瓜二つだが、金色の瞳をしている。優雅で洗練された物腰と鷹揚な余裕を持つ壮年の紳士。既に他界していた本物の父と息子を捨てた母の代わりに、10年の間父親として淳を養育しながら、理想と偽りの記憶を吹き込み、ジョーカーへの変貌を促した。 ■ラスト・バタリオン 物語中盤に突如として珠閒瑠市に現れたアドルフ・ヒトラー(PSP版では「フューラー」)率いるナチスの残党。シバルバーと水晶髑髏を狙い、偽橿原が率いる仮面党と衝突する。 総統や幹部の「聖槍騎士団」のみならず、末端の一兵卒まで全ての構成員が化身であり、総統以外の全てががらんどうの人形である。 仮面党とラスト・バタリオンの闘争とは、つまるところ化身同士による茶番であり、「噂から生み出された存在が現実に生きている者達を殺す」という不条理の極みでもあった。 ■伯爵 P2罪・P2罰の両方で蓮華台に存在するアンティークショップ「時間城」の店主。噂によって武器やカードの売買を扱うようになる。 これ見よがしな宣言こそしないものの、化身であることを隠していない化身。 主人公らが流す噂によって武器や複製カードを商い出す以外は何もせず、化身でありながらひたすら事態の傍観者に徹している。 PSP版追加要素では、矛盾を孕む混沌の一部として自らをも嘲笑するというスタンスを表明し、主人公の利になる商いの理由も「同じ化身に過ぎないくせに本体気取りの"奴"に灸をすえるため」と嘯く。 「伯爵」(Count=「計数」と同じスペル)という名称や時計の目(を模した片眼鏡)の紳士という外見等から、モチーフは機械の化身「チクタクマン」と思われる。 ■名無しの少女 サトミタダシによって書き下ろされたPSP版『罪』の追加エピソード「暗影」に登場する、P1から3年後の聖エルミン学園に流れた噂によって具現化した化身。 かつて園村麻希が妄想した箱庭を揶揄するかのように、自分が絶対的なアイドル扱いの異界を作り出し、そこにエルミンの教師や生徒を引き込んで自らへの礼賛を強要していた。 化身の自覚がある化身。自らの役割についても「ルールに従って、生徒たちの噂通りにしているだけ」と完全に自覚的。 最後は達哉らに敗れるも自らを「先ぶれ」と称し、『罪』の結末をにおわせる不吉な予言負け惜しみを遺して消え去った。 達哉らを『過去のエルミン学園』に送り込んだ伯爵に対して「化身の一つに過ぎないくせに余計な事をする」と毒づく一方、伯爵同様に「"奴"もまた化身の一つに過ぎない」と示唆するような台詞をも吐く彼女もまた、矛盾する混沌の一面である。 P2罰 ■御前 新世塾の本尊として須藤竜蔵たちから盲信される、戦国武将・澄丸清忠のミイラ。噂パパや伯爵とは違い、あくまでも「澄丸清忠の怨霊」の人格として振舞う化身である。 新世塾の一部幹部らに啓示を与えて暗躍させることで登場人物達の心を揺さぶり、「罪」の破滅劇を再現させようとする。 ■ゴッド・神取 『神条久鷹』として復活した神取鷹久のペルソナ。『女神異聞録ペルソナ』からの続投である。 観音像をあしらったデザインから、「黒い仏」がモチーフだと言われることもあるが、初出はこちらの方が早い。 (『黒い仏』の刊行は2001年1月、『女神異聞録ペルソナ』の発売は1996年9月) ■這い寄る混沌 自らを「ニャルラトホテプ」の真の姿と嘯く、P2最終ボス。無数の触手と虚ろな人面を持つ巨人の姿をしている。 モナドマンダラの最奥に辿り着いた達哉らを尚も苛みながら苛烈な攻撃を仕掛けてくる。 他に、ジョーカーとなった淳のペルソナ、2罪の中盤で新興宗教を啓く謎の神父、モナドマンダラでゲームを仕掛けてくる『金色の眼の達哉』、罪罰両方の最終局面で姿を見せる『月に吠えるもの』等、挙げれば切りが無く、まさに「それも私だ」な様相を呈している。 対抗手段 ニャルラトホテプは全ての人間が抱え持つ昏い心そのものである為、人が人である限り、彼は絶対に滅ぼせない。 そんな彼に対抗する術は、唯一つ。 『全てを受け入れた上で、諦めないこと』。 そこにはワイルドの様な特別な資質も、ペルソナ能力すらも必要ない。一見すると拍子抜けするほどにシンプルだが、それは決して容易な事ではない。 全てを受け入れるのならば、人が人である限り影は決してなくならないという真実をも受け入れなければならないからだ。 理想、夢、希望、可能性、そして絆。それらの光を手に入れ、成長する事で影を受け入れ克服できたと自認する者は、決してニャルラトホテプには勝てない。それは打ち克ったのではなく、影との戦いに終わりはないという真実から目を背けただけだからである。 世を正し人を導くという理想と情熱を利用されて傀儡となった仮面党や新世塾のみならず、己の影と向き合い乗り越える意志、確固とした夢、かけがえない仲間との絆を備えたはずの達哉たちですら、夢や絆の矛盾を嘲笑う悪意の前に一度は膝を屈した。 その決定的瞬間に至るまでも、達哉らの足掻く姿など徒労だと揶揄するように街の混乱は加速して行き、そして「どうにもできない事もある」という「見たくもない真実」から目を逸らす彼らの幼く狭い絆など、世界の巨大なうねりの前では無意味な証明として、破局は訪れる事になる。 影は、達哉たちの『コミュ』を不信や不和で崩壊させるのではなく、その『コミュ』をも内包する「大衆」を扇動し、達哉たちの絆や人生を支える社会基盤そのものを奪い去ることで、『コミュ』の世界に対する無力さを突きつけた。 これはP3以降で中核的テーマになる「絆の力」に対して既に示されていた、強烈なアンチテーゼとも言える。 なお、舞耶を守り切れなかった事も世界の破滅を防げなかった事も、ニャルラトホテプ本人が言うとおり影からの試練の一環であり、影に対する敗北ではない。 絆で結ばれた仲間、自らの帰るべき日常、進んでいく未来すらも失ったという現実を受け入れられず、再会の約束を言い訳にしてリセットを選んでしまった事こそが影に対する敗北である。 (更に、重要な事項を伏せながらこのリセットを唆したのはニャルラトホテプではなく、フィレモンである事は明記しておかねばなるまい) 自らに立ち向かう者の神経を殊更に逆撫でする言動、そして穢れ≒影を取り除かれた通称「レッポジ人間」の量産計画に対する支援など、ニャルラトホテプは自らの司る負の領域を『不要な悪』と断じさせるように、喜悦を交えながら精力的に扇動する。 これらの「影」を消す試みへの支援とは一見すると「影」の存在を認めて乗り越える「影の受容」のようだが、その実は「影」の意義を否定させる「影の拒絶」の扇動に他ならない。 「夢物語に逃げず世界の無常さと向き合ったうえで、なお世界を愛せるか」という問いは、かのニーチェが『ツァラトゥストラはかく語りき』等の著作で唱えた、『大いなる正午』から『永劫回帰』と『運命愛』を経て辿り着く『超人』の思想にも通じる命題である。 つまり彼に対抗するには、彼が悪意を含んで言う「真実」を否定せず「誘惑」に乗らず「それでも、自分達は自分達だ」と言える強さを持つことであるのだが、口先で終わらない芯からの強さを手に入れる難しさはもちろん、それとてもあくまでも抵抗を続ける手段であって勝つ手段ではないことは慎重に心に留めるべきであろう。 それら諸々を象徴的に示したのが「罰」での最終決戦におけるニャルラトホテプとのやり取りである。 まず、「罪」において「プレイヤー≒周防達哉」というポジションであったため、その視点では見る事すらできなかった達哉が犯した「罪」を目の当たりにさせられる。 達哉も言い逃れすらできず、達哉・舞耶の物語の一部始終を「後見人」のように見ていた画面の向こうのプレイヤーさえ絶句するであろうその罪を晒した挙句、達哉をなおも追い詰めてくる。 しかしそれを知っても達哉と共に戦う決心をした「罰」の仲間たちの呼びかけが達哉に戦う意思を与える。 そんな彼らを嘲笑し、「生に意味などないと知るがいい! 答えなど、何処にもないと泣くがいい!」と宣告するニャルラトホテプと、この一瞬だけ「超人」の仮面を被った達哉が切り返す「俺は、もう二度と背中を見せない…犯した罪にも…自分にもだ!!」という決意の言葉のやり取りは、紛れもなく物語のクライマックスと言える。 そして、本来は独り高みに行き過ぎた「超人」の特別さをこそ「大衆」の悪意で圧殺するニャルラトホテプの勝利はそれでも揺らがなかったはずが、達哉らの行動と呼びかけで力の源である(達哉ら自身を含む)大衆がほんの少しずつ心を動かされていたことで、有り得ないはずの敗北を喫する。 フィレモンの示唆から「全ての可能性は、影という混沌からこそ生まれる」という真実に気づいた彼は、それでも変節することはなく、人の可能性を否定する己こそが人の可能性を磨きあげるものであったという運命の矛盾、そして無限の可能性に振り回される人類の盲目さをなおも嘲笑いながら、ついに普遍的無意識の深淵に沈んだ。 非公式 原典 元ネタは20世紀アメリカの作家、H・P・ラヴクラフトの創作物である「クトゥルー神話」に登場する邪神の1柱。 「這い寄る混沌」「無貌の神」「闇に棲むもの」「夜に吼えるもの」等様々な異名を持ち、盲目にして白痴なる旧支配者の王・アザトースに仕え、戯れに人類の前に姿を見せては世界に混乱をもたらすべく暗躍する。 同時に、仕えるべき旧支配者を冷笑し、嘲り笑う存在でもある。 彼が恐れるのは唯一、炎を統べる猛悪なる邪神クトゥグアだけだという。 ネガティブマインド P2中でニャルラトホテプが司る、心理学においてネガティブとされる要素は数多くあるが、特に代表的なものを記す。これらは必ずしも私欲による「悪」とは限らず、むしろ行き過ぎた「正義」や「善」のすぐ裏側に潜んでいる要素も多い。 ※記入者の主観が入ってる部分も多々あるので、興味が出た場合はより詳しく調べてみることをオススメします。 ■影(シャドウ) ユング心理学における「元型」の1つで、有り得たかもしれない「もう一人の自分」。 表層自我の外側に広がる自己の「無限の可能性」の混沌領域とも言い換えられる。 通常「影」と言う場合には、その中でも特に表層自我に近く(つまり意識しやすく)、積極的に抑圧し拒絶したい部分を指し、どのような感情や認知が「影」に位置づけられるかは個々人ごとに形作られた表層自我の価値観や自己認識によって異なる。 根本的に今の自分を是とする表層自我が「影」に抱く嫌悪は本能と言って良く、そうして表層自我から「悪」として拒絶された「影」は逆に膨れ上がって表層自我を呑み込んでしまうこともある。 表層自我に対して凶暴な側面を有してもいる「影」だが、自己が過度な善や悪に傾かないよう補完する元型でもあり、ユング心理学では、この「影」と対決して受け入れ、自我に統合する事が自己発達の道であると説く。 ■リスキーシフト 認知バイアスの一種。個人でならば理性的かつ節度ある選択や行動のできる人々が、集団となった際には極端で過激な思想言動に容易く流されてしまう現象。 過度に消極的な事なかれ主義になる「コーシャスシフト」と合わせて「集団極性化」と呼ばれ、いわゆる「群集心理」のもっとも象徴的な事象である。 ちなみにこの相反する両極は必ずしも反発し合う訳ではなく、同時に発生するという一見矛盾した現象も往々にして起こる。 その場合、事なかれ主義により右へ倣えの思考停止に陥りつつ、先導者の過激な主張を熱狂的に支持し実施するという一枚岩となった暴徒の群ができあがる。 この両極性を歴史上でも有数の巧みさで利用して民衆を思うように操縦し、そして自ら煽った大衆の狂気に呑み込まれた稀代の扇動者こそが、誰あろうアドルフ・ヒトラーフューラーである。 進行には段階があり、一気に熱狂が沸騰することは滅多にない。とは言え、いったん兆候を示し始めた集団を理性に訴えて止めることは極めて難しく、鎮静するケースは「シラけ」「飽き」或いは「萎縮」といった感情的要因によるものが殆どである。 P2罪は、影によって煽られたこの大衆的熱狂が主人公たちすらも呑み込んで自らを滅ぼすまでの物語とも言える。 ある意味では後述のシャーデンフロイデ・ルサンチマン同様に発売年である1999年当時、急速に拡大していったインターネット社会を皮肉った内容とも言えるのだが。 (精神的に未成熟な人間にとって、インターネットは「過ぎた玩具」以外の何物でもなかったという点で) ■シャーデンフロイデ ■ルサンチマン シャーデンフロイデは他人の不幸や失敗、悲哀を悦ぶ感情。ルサンチマンは自分より恵まれていると認識した他者に対する憎悪や妬み。 つまり他人の不幸で愉悦し、他人の幸せで気分を害する心である。 これは、例えば「その相手が自分から見て自業自得なクズな場合」もシャーデンフロイデであり、「自分が邪悪と認知する相手に制裁を下したい」場合もルサンチマンに含まれる。 むしろ、これらの愉悦や攻撃衝動は、自分が正しく相手が悪い、と認知するほど誘発されやすいとされる。(正当化もしくは合理化) 荒唐無稽でしかないはずのマイヤの託宣を決して少なくない数の珠閒瑠市民が盲目的に信奉した根底には、ラストバタリオンの出現時に日本社会から一度見捨てられた憤りによるルサンチマンと、そうして自分たちを見捨てた連中が無様に滅ぶ姿を見下ろしたいというシャーデンフロイデがある。 (小説版ではそのあたりの下りは簡素ながらも描かれている) ■父の名 フランスの心理学者ジャック・ラカンが提唱した概念。 人は「どうにもならない現実」(例えば『死』もその一つ)の存在を認識し受け入れることで、初めて幼児性の全能感(ファルロス)から抜け出て、次なる成長の段階へ至るというもの。 あくまで自己発達の概念として見るならばネガティブな要素とは言い難いが、ペルソナシリーズにおいて頻出する「自分を信じる」「無限の可能性」といったジュブナイルな自己肯定に対して「限界を認め、受け入れる」という、大なり小なり苦痛と挫折感を伴う概念であることから、ここに記す。 また、ユング心理学における「老賢者」の元型も「庇護者」「精神のゆりかご」を意味する「太母」の元型とは逆に「厳しい現実」「越えるべき壁」を表す側面もあり、P2罪の最終決戦における化身「グレートファーザー」は、バトル勝利後の展開も含め、これらの要素を含み示唆していると思われる。 ■認知の歪み アメリカの精神医学者アーロン・ベックが提唱し、その弟子デビッド・バーンズが完成させた、自我における認知をネガティブな方向へと誘導する思考パターンの類型。 心の負の側面そのものと言うよりは、負の側面を創り出すメカニズムとでも言うべきもの。 「スプリッティング」「should構文(べきである思考)」「マイナス化思考」等の10項目からなるが、これは1つ1つが完全に独立したものではなく、相互に影響し合っている。 簡単に言うと、己の中に正負の二極二分化思考を生み出し、それが客観的かつ絶対的なものと理論武装し、万事を負の側に分類してしまう一連の思考の流れである。 この思考パターンが重度になると、抑うつやヒステリーといった両極端な精神症状を引き起こす。 潔癖過ぎる完全主義を振りかざして、全てを貶し罵倒し嘲笑うニャルラトホテプの在り方こそは、この「認知の歪み」そのものである。 出演履歴 真・女神転生シリーズ メガテンシリーズにおける初出は、真・女神転生Ⅱから。 同作にて、金子一馬氏によってデザインされたニャルラトホテプは全身漆黒で表情も全く無く、翼と金の王冠を備えた立体的な人影のような姿をしている。 この姿は、クトゥルー神話に登場する悪鬼『夜のゴーント』がモチーフとされ、PSP版「PERSONA2罰」で追加された新規シナリオでは『無貌の神』としてこの姿を現し、舞耶達と戦っている。 「ペルソナ~罪と罰」 ※松枝蔵人による、「ペルソナ2」の世界観を下敷きにした漫画作品 ネンフィア・ジャポンの支社長・日下耶雲の部下の一人「羅喉」として登場する。 行使するペルソナは「ディアブル・ド・ラプラス(ラプラスの悪魔)」。 なお、羅喉もラプラスの悪魔も、一連の原典群で(あまり有名ではないが)ニャルラトホテプの化身の一つとされる呼称である。 言動の端々から這い寄る混沌の化身であることを匂わせるも、基本的に化身らしからぬ小物の道化に徹していたが、物語の終盤に自らの死を以って事態を後戻りできないところまで追い込んだ。 最終回におけるフィレモンとのやり取りでニャルラトホテプの眷属である事が明確になるが、その際には化身らしい傲岸な目を見せている。 「真・女神転生TRPG 魔都東京200X」 ※アトラス公認のテーブルトークRPG リプレイシリーズ「退魔生徒会シリーズ」に出てくるキャラ『溝呂木麟』が、シリーズ終盤にニャルラトホテプになる(このゲームでは、プレイヤーキャラが悪魔になったり悪魔に変身したり出来る。ペルソナ使いも再現可)。 但しここでのニャルラトホテプは異聞録・2の設定とは違い、原典通りの「クトゥルー神話の邪神の一柱」で、多数いるニャルラトホテプの分身の一つに人間・溝呂木麟がなったという設定(他にも公式NPCで「ナイ神父」という分身の一人が存在する)。 合体システムをフルに使った結果「魔法全般吸収、物理無効(ただし破魔に弱い)」・「敵全体に呪殺・物理・火炎攻撃、敵単体に万能攻撃(ノーコストで)」・「都合6回までオーバーキルダメージを無効化」・「自力で悪魔召喚・合体可能」等、やたらハイスペックな能力を得た。 「退魔生徒会シリーズ」はメガテン系全般(特にペルソナシリーズと真・女神転生Ⅲ)のネタが多いのだが、クトゥルー神話に関しては作者の趣味からか原典準拠になっている。 小ネタ ニャルラトホテプがラスボスというネタバレができなかった時期の「ペルソナ2罪」「ペルソナ2罰」のアンソロジーでは、「伯爵=ニャルラトホテプの化身の一つ」という設定と、「罪」では噂で「値段が安いが質が悪い」武器店になるとネタ武器(例 「青春刀(普通品質は「青竜刀」)」「パスタショット(普通品質は「バスターショット」)」を扱うというギャップの為かは定かではないが、へっぽこな武器防具やどう見ても買い取りたくない物(例えばパオフゥ 克哉着用済みの「金編みタイツ」や、今の今まで着て戦っていた鎧5着等)を売りつけられる「伯爵いびり」というネタが存在した。 美川べるの・小竹田貴弘両名のある意味「リレーネタ」ではあるが。 関連事項 フィレモン 集合的無意識
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ニャルラトホテプ レジェンドレア 必要魔力 27 遠距離 攻撃 防御 TOTAL 親愛度MAX 12376 7208 19584 11000 誕生日 7月3日 身長 152cm 体重 41kg 3サイズ スキル 這い寄る混沌効果 前列の敵全体に大きなダメージを与えて、必ず混乱、死の宣告、沈黙のいずれかの状態異常にする 親愛度 コメント 低 私は旧支配者の一柱にして…ええと、難しいことを抜きにして簡単に説明すると、メッセンジャーみたいなものです…!這い寄る混沌…ニャルラトホテプです!以後、お見知りおきを! 中 私が何故キミの元にやってきたのか、ですか?それはもちろん、狂気と混乱をもたらすためです!まあ、簡単に説明すると暇つぶしってやつですね!とことん付き合ってもらいますからね! 高 私…だんだんキミのことが…好きに…なんて言うと思いましたか!?私はニャルラトホテプ…!キミだけのものにはなりません!私は人間みんなのものです!だって私は混沌なんですから! 嫁 私…だんだんキミのことが…好きに…ほ、本当ですよ!こ、今度は嘘じゃありませーん!マジでキミに恋しちゃってるんです!めちゃラブってやつです!うふふっ! 親愛度 セリフ 低 人間とのファーストコンタクトに成功ってやつですね! 私の唯一の天敵であるクトゥグアの話はしないでください…! そこのキミ!魔術や秘法が欲しくないですか!?欲しいですよね!? にゃる・しゅたん…にゃる・がしゃんな…にゃる・しゅたん… 中 やっぱり外の世界に限りますねー!引き籠りはよくないですよねー! 旧支配者って、私以外は人間に接触したがらないんですよねー 名前を略して呼ばないで!私はニャルラトホテプです…! 私から魔術を受け取ると高確率で死ねますよ!どうですか!? 高 そもそも私はなんでキミのところに来たんでしたっけ?忘れちゃいました お暇ならンガイの森までデートに行きますか?今は焼け野原だけど! 地球はいいところですね!ずっといたくなっちゃいますよー! 私、嘘をつくのも得意なんですよ。なんせトリックスターですから! 嫁 未知なるカダスを求めてレッツゴーですよ! 結婚式は宇宙であげますか?それとも地球で!? キミと一緒なら幽閉されるのもわるくないかもです!ね、旦那様? キミをドリームランドにご招待です!さぁ行きましょう! スキンシップ後 朝 おやすみなさーい!グンナイッ! 夜 夜…!まさに私の時間です!にゃる・がしゃんな…! なでなで あぁ…キミの手が這い寄って… その他 誕生日 誕生日は無難にケーキでも食べましょうか! 名前 コメント
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小説家ハワード・フィリップス・ラヴクラフトの作品を始めとする、クトゥルフ神話などに登場する邪神。 日本語では他にナイアーラソテップ、ナイアルラトホテップ、ニャルラトテップ、ナイアーラトテップなどとも表記される。 この項目ではできる限り「ナイアルラトホテップ」と表記する事にする。 這い寄る混沌での名前の元ネタともなっている、クトゥルフ神話(「クトゥルー神話」「ク・リトル・リトル神話」とも)に登場する。 外なる神(オーガスト・ダーレス*1の分類による)の一柱。人間には及びもつかない高次元の何か。所謂邪神。 TRPGなどでは後述するアザトースの眷属で我々とは異なる次元に存在するという意味で「外なる神々」、つまり「蕃神」として扱われている。 クトゥルフ神話における旧支配者とは人類誕生以前より地球を支配していた邪神的存在の事。 クトゥルフ神話の原作者たる「御大」事ハワード・フィリップス・ラヴクラフトの短編『ナイアルラトホテップ』で初登場する。 英語の綴りは「Nyarlathotep」。その名前の内、「ナイア(Nya)」は西アフリカの部族の間で使用される神の接頭語、 「ル(R)」は古代エジプト語で「呪文」、「アト(at)」は「瞬間」という意味であり、 「ホテップ(hotep)」は「満足する」という意味だという。 その為人間に名前を呼ばれるようになったのは古代エジプトからだと言われている。 「ホテプ」がそもそもエジプトの、神や王、高級神官などの神聖とされる立場の者の名前によく使われる言葉である。 実際「顔のない黒いスフィンクス」と言う異名もある。 最も有名だと思われるピラミッドの近くにある巨大なスフィンクスは顔が破壊された跡があり、 いつ、誰が、なぜ破壊したのか諸説あるのだが、クトゥルフ神話では「元々顔がなかった」とされている。 エジプトで神として崇められていたナイアルラトホテプの偶像として立てられたのがスフィンクスという事になっている。 「ナイアルラトホテップ」という名前自体も人間がつけたに過ぎず、本質を言い表しているとは言いがたい。 ただし人間と言葉を交わす貌はこの名前を名乗る事があるので、少なくとも人間にこの名前で呼ばれる事に異論はないらしい。 そもそもクトゥルフ神話の怪物の名前は人外の言葉を強引に人間の文字にしたと言う設定なので 正しい発音というものがなく(人間では正しく発音できない)、元ネタの名前が統一されていないのもその為。 加えて日本語訳版では訳者や時代の違いによるカタカナ音訳の揺れもあるため、余計に種類が増えてしまっている (正しく発音するために「唸るように吠えるように、あるいは咳をするように」というような想像するのも困難な発音方法が書かれている)。 モデルはラヴクラフトが夢で見たと言う、エジプトから現れたナイアルラトホテップと言う人物で、 作品では「暗黒の男」として登場している。 ナイアルラトホテップは様々な文明の地を訪れて、不思議な器械を組み立て、 電気学や心理学を中心として科学について多くを語り、各地で公演を行なった。 だが、その者が訪れる先では平安は消え去り、人々は凄絶な悪夢に苛まれるようになった。 その夢があまりにも恐ろしかった事から、最後ら辺をちょっとずつ手直しして、 かなり救いの無い結末を書き加えた短編『ナイアルラトホテップ』を発表したと言う。 わかっている性質は混沌そのものであり、存在自体に多くの矛盾を孕んでいる。その出自はアザトースの息子であったり、 アザトースの知性の具現であったり描く作家によっても、記述や伝承によってもまちまちで、 場合によっては意図的に因果関係や互いの事実が完全に矛盾していたりするが、おそらくすべて同時に真実なのである。 その在り方を正しく理解する事は我々人間では不可能だろう。 一応主従関係として全能であり宇宙創造の力を持ちながら盲目白痴でもある「アザトース」に仕えている (そもそもこの世はアザトースの見ている夢に過ぎないと言われている)。 場合によってはアザトースの子とも言われており、同じくアザトースから生まれた「シュブ=ニグラス」や 「ヨグ=ソトース」とは兄弟であるとされる事もある。 他にも「イホウンデー」を妻とし、従姉妹に「マイノグーラ」と言う存在がいたりと、中々関係が広い。 アザトースには仕えてると言うよりは赤ん坊に対するようにあやしているとされる。 名もない眷属の吹くフルートに慰められながら眠る主人の面倒を見る筆頭らしい。 だが、この主人に対しては支配される事による憎悪があるだとか、見下して嘲笑しているとされる事も多い。 また、人間はもとより他の旧支配者達をも嘲笑い続けている。 それもあって、他の旧支配者が再び地球を支配しようとしたりする中、こいつの目的とは殆ど世界の混沌が目的のようである。 後にクトゥルフ神話がラヴクラフトの友人であったダーレスによって体系づけられた後は“地”の属性を持ち、火の精と対立する事になった。 特に火属性に設定された旧支配者「クトゥグア」は天敵とされている。 基本的にニャルラトホテプはクトゥルフ神話中でも最強に近いとされる神性なのだが、無限の熱量を持つとされるクトゥグアは苦手らしく、 追い詰めようとしていた人間がクトゥグアを召喚する事に成功した際は、人間を取り逃がしたうえ棲み処を完全に焼き払われている。 ダーレスの見解によれば、他の旧支配者が封印されてたりして身軽に動けない中にあって、 何故か唯一拘束されている描写が無い存在でもあり、 他の旧支配者の場合は人間の方から首を突っ込む事で始めて存在を確認出来るのに対し、殊更自分から人間に関わる事が多い。 後にロバート・ブロック(『サイコ』の原作者。ラヴクラフトのファンであり、生前の御大と交友を持っていた)の長編『アーカム計画』では、 舌まで真っ黒な黒人のナイ神父の姿を取ったり、科学者として核兵器開発に携わったりしたと言う。 勿論人間同士の諍いを煽る為であり、世界の各地でこんな事を繰り返しているのだろう。 宇宙規模で暗躍しているはずなので、他の星の知的生命体の文化にもちょっかいをかけていると思われる。 こいつを始めとした旧支配者達を核ごときで倒せると思ってはいけない。TRPGでは倒せなくもないが「その場限りに過ぎない」とある。 尤も原作(ラヴクラフト版)の『クトゥルフの呼び声』でのクトゥルフは、蒸気船の体当たりで引き裂かれてしまったが (ただし死んではおらず、数秒後には自己修復を開始している。『アーカム計画』では核で死滅してたが、気にするな!)。 まあ、死んだだけで「もうやつはいなくなった。やった!」と考える人間の尺度が矮小な訳で、 超常の存在にとって「死=滅び」という図式は往々にして当てはまらない。「死せるクトゥルー」は復活の時を待っているのである。 クトゥルフ神話に登場する他の存在が 「目で見ただけで正気を失う。深海に”死んでいる”上で”封印された”そいつが放つ”海水によって その殆どが遮断された毒電波”によって感受性の高い人間たちは今でもよく発狂してる。 復活して地上に姿を現したら世界が終わる」 「その形を理解する途中で脳の容量が足りなくなって死ぬ」 「その存在を”一目見る”という事が、この世に存在するあらゆる苦痛の全てを足したものより遙かに大きな地獄」 「並の星よりでかいので視界に収める事ができない」 というような出落ちじみた連中がごろごろ居る中で、 殆ど唯一 「人間と同じ価値観、言語を解し、少なくとも言葉による意思の疎通が出来る」 と言う非常に希有な存在であり、 その人気はクトゥルフ神話の中でも類を見ない程高い。 作家にとっても便利でありがたい存在だからか、後述にある作品でも様々な姿を取りながら登場している。 ラヴクラフトは中国文明に敬意を持ち、俳句を高く評価していたなど、アジア文化に興味を抱いていたと言われるが、 その俳句の故郷で、恐怖の体現のような存在がかような姿をするとは、恐らく想像だにしなかったろう。 ニコニコ動画内にも「ラヴクラフト最大の誤算」なるタグも大百科に存在するし、日本人の妄想想像力と言うのは凄い物である。 タグ検索すると出るわ出るわの愉快な動画 ※動画視聴の際はSAN値チェックを忘れずに! とは言え人と同じ姿をしてるからと言って理解し合える存在とか思ったりしてはいけない。 本質は 人間の理解の届かない超常的存在 である事を忘れてはいけない。 無数の姿がある中でたまたまそういった性質を持った貌があるにすぎないという事であり、 その中のニャルラトホテプの方に、自身と比べればあまりにも下等な人類に 合わせてやる 酔狂があるだけ。 直接手を下すより自滅させて嘲笑うのが好きなため、態々対話して交流を持つという回りくどい事をしている。 クリーチャーとしてのイメージでナイアルラトホテップを描写するときによく描かれる化身、 「月に吠えるもの」は円錐型の三本足に頭部から『血塗られた舌』と呼ばれる長い触手状の物体を生やしている。 誤解する人がいるが、これがナイアルラトホテップの本体という訳ではない。 その多くの化身が人間の姿を取る事も出来、創作では褐色の肌をもつ知的でスマートな美男子になる事が多い。 人間の姿をした化身には「暗黒の男」「白い男」「赤の女王」「教皇」などがいる。 正体を隠す気があるのか不明なあからさまなアナグラムの偽名を使用したり、 舌まで真っ黒で、褐色どころか漆黒の肌を持つ人間の姿で現れる事もあるため『黒い人』とも呼ばれている。 ナイアルラトホテップを信仰する者は『星の智恵派』と呼ばれる宗教団体が特に有名である。 古代においては暗黒のファラオと呼ばれあまりに忌まわしいが為に 後世の記録から存在が抹消されたネフレン=カが特に熱心に信仰していた。 ネフレン=カが生きたまま閉じ込められたピラミッドの中には彼が死ぬまで書き続けた 過去から遥かな未来に至るまでの歴史が書き記されている。この歴史を見通す力はナイアルラトホテップに与えられたものである。 ナイアルラトホテップの化身とは単純に単一の「ナイアルラトホテップ」という何者かが化けているのではない。 それぞれの化身はあらゆる次元、空間に同時に存在する事が可能で、意識が統一されているという事もなく、 ある化身が別の化身に殺されてしまったという例もある。 化身ごとに知性も大きく差がある。辺境部族に言い伝えられるだけの蝙蝠のような姿をした弱い邪神の化身は、明らかに知性より獣の本能の方が強い。 見るものが耐えられないほどの美貌を持った女性、高名な魔術師、科学者の化身も確認されている。 「輝くトラペゾヘドロン」で呼び出される「闇をさまようもの」の姿では黒い翼と三つに分かれた燃え上がる目を備える、 巨大な滲みか煙のように見え、その光景が作中の召喚者の最期に見た物であったり、米国ウィスコンシン州中北部、 リック湖の周りに広がる「ンガイの森」にて登場した「夜(月)に吠ゆるもの」の姿は絶えず流動状態にある、 黒い無定形の原形質状の巨大な塊で、膨れ上がったり縮んだりする本体からは自在に鉤爪、手、触腕が伸び縮みしており、 顔のない円錐形の頭部と絶えず、半分獣じみた低い吠え声を発しているというかなりおぞましい姿を曝け出したり、 果てはコンゴ川上流に現れた「アフトゥ」は、生物でも物体でもなく、様々なものに働きかけてそれを己が肉体と化し、 最終的には地球そのものと同化、さらに他の天体へと広がってゆく“混沌”を、非常に明瞭に体現した存在として描かれた。 この他にも『自由に姿を変える事ができる』化身もあるほか、邪教の儀式でただ焼き払われるだけの人形、 機械、方程式などの無生物の貌や『ただの人間』の貌も(無自覚な者も含めて)おそらく無数に存在している。 混沌もここに極まれりと言った所か。 ちなみに「千の貌」とはそのままぴったり貌が千個あるという事ではなく、”百足”とか”八百万の神”のような、 とにかくたくさんあるという意味である。 なお、有名どころの貌はそれぞれが人間の姿をとる事が可能なようである。 また、ナイアルラトホテプに信仰と贄を捧げ無数の貌の一つになった魔術師もいるとか。 ナイアルラトホテップは貌を持たないが千の貌を持ち、唯一無二の存在だが無数に存在し、 正体や本質といったものを化身ごとに備えている。こういった自己矛盾を混沌と共に内包しているのである。 繰り返すが、この存在を説明していけばいくほど矛盾して当然で、我々人間ごときには正しく理解ができないのである。 ちなみに儀式用の呪文はこちら。 (前述の通り人間の文字で書かれたこの呪文は正確ではないのだが、 面白半分に唱えて偶々正しい発音をしてしまったとしても責任は持ちません) にゃる・しゅたん! にゃる・がしゃんな! にゃる・しゅたん! にゃる・がしゃんな! ナイアルラトホテップを称える言葉。無貌の神信仰に興味を持ったあなたに。 暗黒のファラオ万歳 ニャルラトテップ万歳 くとぅるふ・ふたぐん にゃるらとてっぷ・つがー しゃめっしゅ しゃめっしゅ にゃるらとてっぷ・つがー くとぅるふ・ふたぐん もっと詳しく知りたい人はラヴクラフトの作品なら『ナイアルラトホテップ』『未知なるカダスを夢に求めて』 『魔女の家の夢』『闇をさまようもの』。ダーレスの作品『闇に棲みつくもの』。 R・ブロックの作品『無貌の神』『闇の魔神』『暗黒のファラオの神殿』『尖塔の影』『アーカム計画』を読んでみてはいかがだろうか。 + 他の世界のニャルラトホテプ(ネタバレ注意) 古本屋の女店主。物語の全ての黒幕であり、目的成就のあと一歩までこぎつけたが 主人公がロリコンだったせいで敗北した。 その正体はほぼ原典通り。他にもナイ神父の姿でも登場している。 惑星保護機構の職員で宇宙CQCの使い手。この場合は種族名でありニャルラトホテプ星人のうちの一人と言う扱い。 宇宙からの侵略者。シリーズ通しての乱獲対象。 この邪神を元に作られたMUGENオリジナルキャラクター。黒衣の修道服を身に纏った巨乳シスター。 人の無意識が作り出した悪意や破滅意識を煽る意識的存在。それ故、この作品では人間こそアザトースという扱いであったりする。(1ではこっそりボスとして、2では物語の黒幕及びラスボスとして登場。 ちなみに古本屋の女店主と同じように、ゲーム中では普通にショップ店員をやっていたりする。上にそれっぽいモブがしれっといたりするそれも私だ状態) スチームパンク作品の主人公の片割れ。シリーズ通して暗躍する「結社」のエージェントで、ドSの上に外見は完全にマフィア。しかしヒロインが余りにも漢前なためユーザーからは満場一致でヒロイン扱いされる。正体は作中に登場する異界の主であり、「外なる邪神」ではなく「ドリームランドの王」としての要素が強い。同シリーズにはエジソンとして暗躍するチクタクマンも存在しており、此方は完全に悪役である。 ボディビルダー魔法少女(♂)の敵。色々と策を講じて暗躍するものの、享楽的で結構迂闊。ただし「自称」ナイアルラトホテプであり(この作品にはクトゥルーの名を持ったキャラクターが多数登場するがいずれも「特徴が似ている」だけでクトゥルーの邪神そのものというわけではないため)、正体と目的はいまだ謎。 ハスターの落とし子に協力するアメリカ亡命ドイツ人のアル・カポネの部下、そして某国軍事政党幹部にして首領。主人公の少女と協力してハスター復活を阻止するが、それも全ては第二次世界大戦の混乱を引き起こすためであった。 なお2013年にNitro+が用意したエイプリルフールネタによるとこんな感じ。 すべての、とか言いつつ『エンジェルフォイゾン』のニャアくんも、『妖神グルメ』並びに『邪神迷宮』の内原富手夫も、『黒い仏』のみろくさまも、『朝の来ない夜に抱かれて』の八雲辰人も、『秘神黙示ネクロノーム』のスートもいない超片手落ちと言いたい所だが、ここに描かれているのは代表15作品で、あと985の参戦作品があるらしい。 そもそもキャッチコピーの「すべての千の貌が、ここに集う。」は、 デモンべインが参戦した『スーパーロボット大戦UX』のキャッチコピー 「すべての可能性が、ここに集う。」のパロディ なので、 突っ込むのは野暮もいいところである(サイト構成もスパロボ公式サイトのパロ)。 そんなにスパロボに参戦出来たのが嬉しかったんですか なお、後にニャル子がこれをまんまパロディ返しして更に多くのニャルラトホテプを呼び出した。 しかもこいつがしれっと混ざっている。 「──渾沌大殲(Thousand Confusion Wars)。私が、私達が──ニャルラトホテプです」 MUGENにおけるニャルラトホテプ 幽霊荘氏によって作成されたニャルラトホテプが存在する(最新版は2014年1月27日更新。axfcで公開されていたが、現在はファイルが消えている)。 製作動画も消されているため、目にする機会は乏しい。 無貌の神だけあって様々な形態に変身できる。フォームチェンジとタイプチェンジがある。 フォームチェンジは武器が変わるが体格はノーマルフォームと変わらない。 + 各フォーム解説 ノーマルフォームは格闘技で戦う普通のフォーム。タライを降らす妙な技もある。 6+xでウィップフォームに変身できる。攻撃範囲が広がる。 4+xで大きな輪がついたトリガーフォームに変身できる。様々な飛び道具が使える。 ゲージが3の時に2+xでチェーンソーフォームに変身できる。チェーンソーを振り回す攻撃が主だが、バイクに変身する技もある。 6+zでクラゲ&チビラトホテプモードに変身できる。ノーマルフォームの半分くらいの大きさ。そして相手にまとわりつくクラゲを召喚する。a、b、xのボタンでクラゲを操り、yでチビラトホテプを操る。クラゲは相手の体力を吸収できる。 4+zでチクタクモードに変身できる。ゲージを消費して相手の動きを遅くしたり、相手を補足し相手がどこにいても攻撃を当てる事ができる。 2+zを押し続けて神父&モノノケモードに変身できる。ボタンを話すと元に戻る。モノノケを操って攻撃できる。この間ニャルラトホテプは操作できない。 空中でzを押す事でミツマナコモードに変身できる。常に宙に浮いており、しゃがみ攻撃などが当たらない。移動スピードが異様に早く、光弾を沢山放って攻撃する。 また、同氏のクトゥルフACTにも別仕様のニャルラトホテプが登場する。 出場大会 「[大会] [ニャルラトホテプ]」をタグに含むページは1つもありません。 *1 なおこのダーレス、クトゥルフ神話をヒット作にのし上げた実績はあるものの、 「一般受けするようにと安っぽく改変した」とラヴクラフト原理主義者な一部ファンからの批判を受けている人物でもある。 ……というのが割りと一般的な認識だが、事実は違う。 ダーレスはラヴクラフトの友人であり、ラヴクラフト自身も様々な設定やシェアードワールドを公認していた。 そもそもからしてラヴクラフト自身、『ダニッチの怪』などで「科学の力で邪神に立ち向かう人々」を描いており、 ダーレスはクトゥルフ神話の認知を高めるため「オカルトアクション」の側面の強い作品を多く執筆した、というだけである。 作家の山本弘氏も、TRPG関連の著書にて上述の誤解を前提に氏をボロクソに言うという有様であった。 近年ではダーレスの象徴として語られがちな旧神の設定も、ラヴクラフト自身一枚噛んでいた事が判明している。 またラヴクラフトが開放したクトゥルー神話の著作権について、それらの管理者として振る舞い 使用に制限を設けようとしたなんて誤解もされる事もあるのだが実際にはぜんぜん違う。 むしろダーレスはクトゥルー神話に関する著作ならばそれがどんな内容であれ、積極的に支援していた。 それこそ、自分の作風を真っ向から否定する作品や批評だろうと受け入れていたのである。 彼がクトゥルー神話を盛り上げる為に設立した出版社「アーカムハウス」では、後進の育成にも積極的で、 ここで修行を積んで後に大成した作家もいる。 使用に制限を設けていたという誤解は、C・ホール・トンプソンという作家がアーカムハウスに無断でクトゥルー作品を書いた時 「クトゥルー作品を書くのならアーカムハウスに話を通してくれ」と手紙で頼んだぐらいであり しかも、一作目に関しては「一度ぐらいなら」と何も言わなかった。 こうしたダーレスやその仲間達の努力により、アーカムハウスからは邪神を女体化した作品や、 人間が変身ヒーローとして邪神達と戦うなど、単なるホラーに捕らわれない様々な作風が生み出されて来た。 なんにせよ現代では用語を流用しても著作権問題になる事はなく、上の欄で挙げた様に多数の作品に這い寄る混沌が登場している。 また魔導書『ネクロノミコン』があちこちの作品に登場した事で「世界一有名な 架空の 魔導書」と言う肩書きが付いてたりもする。 (「実在する魔導書」なら『死海文書』とかアレイスター・クロウリーの著書とかが有名) そしてそこからクトゥルフ神話に興味を持つ人間が出てくると言う話になる。ぶっちゃけコミケが黙認されているのと似た様な話。 なおTRPG版では、四属性は「宇宙的恐怖にふさわしくない」(地水火風なんて地球レベル)として不採用になっている。 海の底に眠る 水属性の邪神 であるクトゥルフの毒電波が 海水に阻まれている お陰で人類が無事とかの話もあるし。 逆にこっちとかでは大方採用している。まぁ上述の通り「好きにしてね」が基本だし。 この属性も司っているという事ではなく、地球上でのあり方を元に設定されている (海底に封印された事を逆手に取り、水棲生物から進化した種族を眷属として地球を侵略しようとしているから〝水の精〟)。 設定したダーレス自身が作中でこの四属性を否定するような事を書いていたりもする。
https://w.atwiki.jp/yarusava2012/pages/75.html
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ニャルラトホテプ ナイアーラトテップの別名。