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セットアップ確率 ソフトドロップあり ハードドロップのみ 左右反転含む 28.49% 28.49% 片側のみ 16.83% 16.83% ナンバーワン(Number One)はReviclia氏考案の開幕テンプレである。 OSL土台またはOZJ土台。 1巡目のTSDがSTSDと同じように縦向きになっている珍しいテンプレである。 さらにそのTSD後にSミノ(Zミノ)の残りの1マス分のブロックが空中に浮くのが面白い()。 派生 2巡目ツモがかみ合わない時は、こうする 参考 HardDropWiki https //harddrop.com/wiki/Number_One
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原語 number one, No.1 和訳 名詞 一番、一番目、一位、第一位、一等、随一、最優秀 王座、王位、勝者、優勝者、王、王者、覇者、覇王 漢字一字 一 王、覇 やまとことば かみなし(上無) 備考欄 辞書 説明 廣辭林新訂版 (名) 第一番。第一人者。花形。 新訂大言海 (無記載) 角川国語辞典新版 名 ①第一号。②第一位の人。第一人者。 大英和辭典 ①〘俗〙自分.②〘俚〙小便.③【海】八挺櫂ボートノ指揮官. 直訳音写語は「一番」か。 同義等式 原語単位 number one=第一番 カタカナ語単位 ナンバーワン=一番 カタカナ語の類義語 チャンピオン 附箋:N ナ 英語
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ナンバーワンTV 水曜日(2005/06) 06/01 スポット MY No.1 おすすめの本 詩集「The Best of My Gratitude-感謝のしるし-」 06/08 スポット MY No.1 OFFの日の過ごし方 06/15 スポット MY No.1 得意な料理 06/22 スポット MY No.1 TRYしてみたい事「ひとり暮らし」 06/29 スポット MY No.1 我が家のペット ナナ(ブラックラブラドール) 07/06 スポット MY No.1 好きなファッション(GDC) 07/13 スポット MY No.1 07/20 スポット MY No.1 07/27 スポット MY No.1 08/03 スポット MY No.1 08/10 スポット MY No.1 ナンバーワンTV 木曜日(2005/05) スポット05/05 スポット05/12 スポット05/19 スポット05/26 MY No.1 05/05ペ・ドゥナ 05/12前田 亜季 05/19関根 史織 05/26香椎 由宇
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ナンバーワン・レディ ナンバーワン・レディ ユニット-サキュバス 使用コスト:青2無5 移動コスト:青1無2 パワー:7000 スマッシュ:2 クイック バトルスペースのスクエアにあるこのカード以外の種族「サキュバス」のあなたのユニットのパワーを+1000し以下の能力を与える。 『このカードがスクエアから墓地に置かれた時、あなたはカードを1枚引く。』 「坊や達にいくら賞金がかかっているか知らないけど、ここで暴れたら正義の味方がやってくるわよ。」~ナンバーワン・レディ~ オフィス・レディの高コスト版。 パワーが低めなサキュバスにとって+1000のパンプアップは嬉しい効果だ。 収録セット ファースト・センチュリー エキスパンション 仲間たちの絆 (051/100 レア) 関連リンク 黒青サキュバス 関連カード 低コスト版オフィス・レディ 他の種族サポート系ボス格ユニット 弾幕を張るロザンナ 銃弾に乗るフェアリー 疫病戦鬼呪恨丸 暗殺組合バット・ガイ 銀行を守る獅子 聖母宮の魔女 クリスマス・ツリー 茸の森カルスプヤス テキーラ・サンライズ
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透き通った黒を深く湛えた夜空に、白々と輝く満月がぽっかりと穴を開けるかのように浮かんでいた。 降り注ぐ月光は空虚な街並みへと降り注ぎ、そこかしこを濡らすように蒼く照らしている。 壁面をガラスで覆ったビルディング。薄灰にまで色を落とした道路。季節を感じさせぬ深緑の街路樹。 置かれたまま錆付いた自転車。倒れて中身を吐くゴミ箱。月光は何もかもを平等に蒼と影とに切り分けている。 そして、そんな雑多でありながら深い海の様に静かな夜の街の中から一柱の塔が天を突いている。 塔の名前は通天閣。高さは100メートル丁度で、異形でありながら街に馴染む姿は大樹のようでもあった。 頂点からは更に針の様なアンテナが立ち、そして――その先端にひとつの人影が存在していた。 存在の有様はストライダー。名前を飛竜。 藤色をした着物の様な装束に、口元を覆い隠す真紅のマフラー。 曝されている両目にはえも言えぬ力が篭っており、忍者を彷彿とさせるその男はやはりそれに近い存在であった。 だがしかし、近くはあってもその存在は果てしなく深く、濃い死色に塗れた不吉なものである。 見た目にはまだ少年としか見えぬ男は塔の上から月光に沈む街並みを睥睨する。 そしてしばらくの後、男は音を立てずに塔の頂上より飛び降りた。 ストライダーが夜の中に放たれる――…… ×◆×◆×◆× 「……ったく、なんだってこんなことに」 夜の街中。それも交差点のど真ん中でその男は誰となしにそう呟いた。 さて見知らぬ街の中にてどちらへと進みだしたものか。 全く当てはなく、とは言え臆するかというとそんなことなく、気づいて数分ほどで男はその足を踏み出し始める。 「ストリートファイトならいつだって歓迎。……まぁ、たまのオフの日には遠慮してもらいたいが」 真紅に染め上げた袖のない空手着に金髪。意志の強そうな太い眉毛に、いつでも不敵さを失わない表情。 男の名前はケン・マスターズ。 そこにいたのは全米格闘技選手権チャンプの肩書きを持つ、知らない者はいないヒーローたる有名格闘家であった。 「バトルロワイアヤル形式――いいだろう。不意打ちだろうが囲み討ちだろうがルール無用――まぁ、これだってOKだ」 しかし殺し合いなんかは真っ平御免だとケンはギリと歯を鳴らした。 痛みを堪え拳法を身につけたこと、恐怖を押さえつけストリートファイトに明け暮れたこと、 自由を捨ててトレーニングに励んでいること、それらは全てファイトを楽しみ、誰かに打ち勝つ為のものだ。 ケン・マスターズの拳は決して誰かを殺す為に磨き上げられているのではない。 「とはいえ、どうにかする当てがあるわけでもないしなぁ……」 頭を掻き、もう片手で首に嵌った環をいじりながらケンは冷たい道路の上を歩いてゆく。 気がノらなければファイトをキャンセルすることも珍しくはなかったが、今回はそういうわけにもいかない。 首輪という枷を嵌められ、ファイトを拒否すれば存在ごと抹消されてしまうのだ。しかも簡単には外れそうもない。 「まぁ、いいか。出会う端からKOをしていけばその内どうにかなるだろう」 結局……というほどもなく、早々にしてケンは自分がするべきことをそれだと決めてしまった。 ファイターなのだからファイトする。全戦全勝ノーコンティニューでオールクリアすればハッピーエンド。 なんとも彼らしい結論で、シンプルな方法論である。 「とりあえずは……――よっと!」 掛け声から少し後、小さな水音があたりに響いた。 橋へと差し掛かったケンが支給品として宛がわれていた拳銃を川へと放り投げた音だ。 ファイターなのだから殺し合いなどはしない。あくまで狙うのは対戦相手のKOで、欲するのはファイトによる勝利。 これも彼らしい意志の表れであり、素晴らしい決意表明であった。 ――Get Ready for the New Comers! そして、先ほどの水音を聞きつけたかは定かではないが、新しい挑戦者が橋の向こう側から現れた。 ×◆×◆×◆× 「初戦の相手としては丁度いいところだな」 「ナンバーワーン! (そこにいるのはケン・マスターズか?)」 相手もこちらに気づいたと知ると、ケンは肩にかけていたバッグを投げ捨て橋の上を駆け出した。 ステージ1の対戦相手はマッスルパワー。 ケンほどではないが、USAにおける有名格闘家のひとりであり、本業のプロレスならばその経歴はケン以上でもある。 ――ROUND 1 FIGHT! 「ウォーミングアップさせてもらうぜっ!」 「ナンバーワーン! (それはこっちの台詞だ!)」 臨戦態勢に入ったマッスルパワーの筋肉がぎゅうと絞られ、身体中に力の篭った筋が浮かび上がった。 名前の通りに、そしてレスラーらしく彼は筋肉ダルマと表すべき身体の持ち主で、それを惜しげもなく披露している。 普通に考えるならば、レスラーである彼の得意間合いは投げ技の使える至近距離。 実際にその認識は間違っておらず、ならばこの場合は距離を取って慎重に戦うのが常道ではあったが―― 「おぅら!」 「フガー! (いいパンチだ!)」 ケンは一直線に突っ込むと、跳躍からマッスルパワーの顔面へと拳を打ち込んだ。 飛び道具である波動拳を用いて待ちに徹するのが確実な勝利の方程式ではあったが、ケンはそれを選ばない。 激しく派手なファイト。そして最後には常にケン・マスターズが勝利している。それが彼の流儀であった。 「ふっ、せいっ――」 「グッ! (やるな!)」 続けざまに右のボディフック。左のショートアッパーを叩き込む。 右の拳からはモンスタートラックのタイヤを叩いたような感触が、左の拳からは相手の首の筋肉がいかに太いかが伝わってくる。 まるで人間を相手にしているようではない――心地よい感触であった。 ケンは打ち込んだ両拳を合わせて腰の横へと引くと―― 「――波動拳!」 「ダー! (ぐおー!)」 身体中から掻き集めた気を瞬く光弾として掌から発し、マッスルパワーの胸板へと撃ちこんだ。 一瞬の閃光。そして大きな破裂音が鳴り響くと、巨大なマッスルパワーの身体が僅かに傾げる。 だがレスラーのタフネスはこれぐらいで尽きるものではない、そしてケンもこの程度で攻め足りるほど大人しくなかった。 「せいやっ!」 「フンッ! (いつまでもやられていると思うなよ!)」 空を切る一文字蹴りがマッスルパワーに叩きつけられる。だが、ケンに返ってきたのはコンクリートの様な感触だった。 調子に乗って大振りすぎたか。反省する間もなく、蹴りをガードしたマッスルパワーが反撃をしてきた。 自分のより一回り大きな拳が繰り出されてくる。洗練さもなく鈍い一撃だ。だが避けきれない。 「――っ!」 「ダー! (今度はこっちの番だ!)」 鉄アレイをぶつけられたかのような衝撃にケンは眩暈を覚える。 遅れて激しい痛みが脳を駆け巡った。ぬるりという温かい感触。鼻血が噴出している。鼻が折れているかもしれない。 色男が台無しだ。だが―― 「やってくれるじゃねぇか!」 「ナンバーワーン! (まだまだ終わらないぞ!)」 ――楽しくなってきた。大の男同士が、時には女相手にただぶん殴りあう。それが愉快でならない。 時に理由をもって、またはただの気分で、場合によっては人生すら賭けて、対戦(ストリートファイト)する。 それのなんと楽しいことか。殴って蹴って強い弱い。まるで子供だ。だがそれがいい。 「竜巻旋風脚!」 「ダー! (そんなものがきくものか!)」 マッスルパワーのラリアットをガードし、ケンは連続飛び蹴りをお見舞いし返す。 対戦の興奮に血潮が滾る。どうして今戦っているのか、そんなことは何も気にならない。ただ対戦を楽しむだけだ。 屈みこんだマッスルパワーに強烈な鎌払いを――と見せかけて、稲妻踵落とし! ノってきた。マッスルパワーの頭上に☆が明滅している。ケンはマッスルパワーの巨体を掴むと、投げ飛ばそうとして―― 「な――?」 「ナンバーワーン! (いくぞ!)」 ――”投げ返し”をくらった。 「うおおおおお……っ!?」 「フンフンフンフンフンフンフン……! (フンフンフンフンフンフンフン……!)」 ジャイアントスイングだった。足首を掴まれたケンの身体がマッスルパワーを中心にしてグルグルと振り回される。 そもそもとして、この回転自体にダメージはないが……、 「(嘘だろ……おいおい……!?)」 まるでヘリコプターの様に、マッスルパワーが自身を支点に掴んだケンごと空中へと浮き上がってゆく。 1メートル。2メートル。どんどんと上昇してゆく様はとても常識内の光景ではない。 この状態で投げ飛ばされればダメージも尋常ではないだろう。だがしかし、ケンには別の不安があった。 「(川には投げ込んでくれるなよ。リングアウトなんて格好がつかないぜ)」 今ファイトしている対戦ステージは橋の上で、勿論のことその下には川が流れている。 ケンが普段行っているストリートファイトにリングアウトなんてルールはないが、しかしここでもそうだという保証はない。 世の中にはリングにトゲが生えてたり、試合に負けたらハゲにされるところもあったりするのだ。 ましてや、今は本来ルール無用のバトルロワイアル形式。このまま川に叩き込まれても文句は言えないのだった。 「――ぐはっ!」 「ナンバーワーン! (どうだ!)」 だが、幸いにも叩き落されたのは硬いアスファルトの上であった。もっとも、ダメージで言えばこちらの方が強烈であったが。 ケンは痺れる身体に鞭打ち立ち上がる。すぐ頭上にはボディプレスをしかけるマッスルパワーの姿があった。 対空するか。しかしダメージがその判断を一瞬遅らせる。 「ぐっ!」 「ダー! (これでとどめだ!)」 ガシリと、ボディプレスを喰らってよろけた身体をマッスルパワーの両腕が力強く吸い込んだ。 大技がくる。ケンは予感に身を強張らせるが、しかしどうしようもない。 最初に来たのは強烈なヘッドバッドだった。金属バットで殴られたような衝撃が走り、2度目で身体の感覚が消えてなくなる。 「フンッ! フンッ! フンガー! フンガー! フンフンフンフンフンフンフン…… (どうだこのコンビネーション!)」 次に上下の感覚が逆転し、急加速とともに物凄い衝撃が身体を襲った。 ここまできてようやく、ケンはマッスルパワーの『スーパーデンジャラスジャイアントブリーカー』を喰らっているのだと気づいた。 以前、彼の試合を見ていた時に喰らってる相手が随分と気の毒で大笑いした超必殺技だ。それを今自分が喰らっている。 再びの衝撃。首の後ろでゴキリという嫌な音がした。全く少しは加減ができないのかとケンは心中で愚痴る。 「ダー! ハッ! ナンバーワン! ナンバー……ワーン! (決まったぞ!)」 連続パワーボムからジャイアントスイング。更に空中へ飛び上がっての2連続バックブリーカー。 見た目の豪快さに劣らぬ恐ろしい威力の技だった。 特に頚椎から背骨全般へのダメージが深刻だ。普通の人間なら明日からタコとして暮らす羽目になっていただろう。 常日頃から鍛え上げているケンの身体は五体無事ではあったが、しかしすぐに起き上がれる状態というわけでもない。 冷たい道路の感触を背中に、ケンは己の断末魔の残響を頭の中で繰り返し聞いていた。つまり―― ――K.O! Muscle Power WIN! ×◆×◆×◆× ――ROUND 2 FIGHT! 勿論。ケン・マスターズはやられたままで終わるような男ではない。 むしろ勝負はここからだ。ワンサイドゲームばかりじゃ観客も喜びはしない。時にはあえて負けて見せるのも演出である。 そういうもんだろう? と、頭の中で自己弁護し、口の中に溜まった血を吐き捨ててケンは立ち上がった。 「OK。ウォームアップは終わりだ……」 「ナンバーワーン! (また叩きのめしてやるぜ!)」 地響きを立ててマッスルパワーが突進してくる。 別に待っているというつもりはなかったが、未だ足がふらつくケンにとって向こうからやって来てくれるのはありがたかった。 呼気を整え身体中に新しい力を満たしながらケンはいかに勝利するのか、その行程をイメージする。 そう言えば、まだ昇竜拳は一度も決めていない。 ここまできたらいっそ最後の締めまでとっておくか、いやそれともドラゴンダンスを見せてやるか。 拳を握る。深くは考えない。突っ込んでくる相手がいるならぶっ飛ばすだけだ。できるだけ派手に、できるだけ格好よく。 重要なのはノリだ。リズムさえ刻んでいれば後はセンスが補ってくれる。重ねたトレーニングの成果を信じればいい。 駆け引きはいらない。負けることをイメージするな。勝つためには昇竜拳。昇竜拳。そして……昇竜拳だ! 「よし、きやがれ!」 「ダー! (うおおおおおお……!)」 迫るマッスルパワーの巨体が加速した。気迫が熱気のように圧し掛かってくる。 向こうにも負ける気などはさらさらないらしい。さすがはワールドヒーロー。その英雄としての気質は羨ましいぐらいだった。 だが―― 「いくぜ、しょう――……っ!?」 「オワー! (……………………)」 だが――……? 光の軌跡が一閃。ケンの目の前でマッスルパワーの首に何かが走り、その首が撥ねられた。 何が起きたのか? 空白。そして水面に何かが落ちる音が聞こえた。考えている通りならばそれはマッスルパワーの首だ。 理解が追いつかない。 まるでカートゥンのように首を無くしたマッスルパワーの身体がドタドタと隣を駆け抜け、思い出したかのように倒れる。 ――Get Ready for the New Comers? そして、闇の中にストライダー飛竜の姿があった。 ×◆×◆×◆× 「てめぇ……!」 ケンは突如として現れたストライダー飛竜の姿を見据え呻き声を漏らした。 そして、自分達がどういった現実の中にいたのかを今更ながらに思い出し、痛感した。 裸足の足の裏にマッスルパワーの血が触れる。目の前の男は何をしたのか? 何をしたのか――言うまでもない。 文句を言う筋合いもないだろう。ここはそういうルールなのだから。怒る義理もないだろう。別に友人だった訳でもない。 だがしかし。 「てめぇ……!」 ケンの中で怒りの炎が燃え上がる。 誰かが殺されたことが許せないのか。ファイトを途中で邪魔されたからなのか。逆転シーンを横取りされたからなのか。 ただ目の前の男の無感情な顔が気に喰わないからなのか。その男の暴挙を止められなかったことが悔しいのか。 奴が構えるサイファーの刃に恐れを抱いている自分に対してなのか。それともそれら全てに対してなのか。 「――貴様らのお遊戯に付き合ってやるつもりはない」 瞬間。閃光が煌き、プラズマを纏った光剣の刃がケンの首元を掠めた。 「何を考えてやがるッ!」 「…………」 言ってから、随分とナンセンスなことだとケンは自嘲した。相手はストライダー飛竜なのである。問う必要も意味もない。 何より、もうすでに目の前で一人殺されているのだ。まだ話が通じるなどと考える方がおかしい。 「(弱気になってるのか……俺が?)」 サイファーの一閃を紙一重で避けてケンは考える。 恐怖を感じているのかもしれない。それはストライダー飛竜に……ではなく、殺し合いそのものに対して。 負けることにも、殺されることにだって恐怖は感じない。しかし、殺しあうということは恐ろしい。 誰かをその手にかけた時、自分は自分のままでいられるのだろうか? もしこの殺し合いに勝ち残ったとして、自分はその手を汚したまま家族の下へと帰れることができるのだろうか? そんなことを無意識のうちに考えていたのかもしれない。だからこそ、ファイトに興じることにしたのかもしれない。 マッスルパワーとて同じだったかもしれない。アイツはああ見えて子供受けを気にするベビーフェイスである。 だから、二人してファイトを始めた。俺達は殺し合いなんかはしないぞという意思表示のように。 そうしていれば現実は通り過ぎて行くと信じて――いたのかもしれない。 「……ふっ!」 大降りの一撃に合わせ、ケンは前転でサイファーの下を潜った。 一軍を単独で殲滅するストライダーとて、何もファイトにおいてまで完璧な存在という訳ではない。 無論、対戦相手としても恐ろしいのは変わりないが、ファイトの中でなら勝機はあるとケンは前へと出た。 「…………っ!」 隙の大きな技に前転を合わせ、懐に潜り込んだところで昇竜拳。それがケンの常勝パターンであったが、 ケンが前転を終えた時、ストライダー飛竜の姿は空中にあった。 「(読まれていたのか……!?)」 飛竜の位置は遠くはない。ほぼケンの頭上に近い位置にいる……が、決して近くもない。 この距離では昇竜拳を出してもサイファーの軌跡を掻い潜れるかどうかは不明――いや、確実に斬り落とされる。 あの飛竜が間合いを誤るなどということがあるはずがない。つまり、ひとつ前の大降りすらもこの為の布石だったのだ。 どうするのか? 判断に迷っている時間は寸分たりともありはしない。 サイファーをガードするのか? しかしこの距離からその後に続くだろう猛攻を凌ぎ切れるのか? もう一度前転をして下を潜るか? だが前転を終えるより飛竜が着地するほうが早い。後ろから斬りつけられることになる。 「昇竜――――」 何が正解なんて考えている暇はなかった。だから、ケンは得意技である昇竜拳を打つことに決めた。 後からこの戦いを見る者がいれば、または現在この戦いを俯瞰する者がいれば、彼を愚かだと言うかもしれない。 しかし彼自身を責めることは誰にもできない。何故ならば、その選択の報いを受けるのは彼自身に他ならないのだから。 縦一直線の軌跡がケンの昇竜拳と重なり、そして――鮮血の紅が夜闇の中に迸った。 ノックアウトのアナウンスは流れない。これは殺し合いなのだから。 ×◆×◆×◆× 「ハァ……、ハァ…………」 飛竜の一閃はケンを絶命にまでは至らしめなかった。 だがしかし、彼が血の海に沈んでいる姿を見れば追撃の必要がないと誰でもわかるであろう。 実際に、丸めた身体を震わしているケンを他所に飛竜は彼とマッスルパワーの落としたバッグを回収している。 「ハァ…………、ま……待てよ……、まだ、俺はK.Oされちゃ、いねぇぜ…………」 こんなことを言っても意味がないというのはケン自身もわかってはいる。 状況が引っくり返る可能性なんて考えてはいない。 ただ、ケン・マスターズとしての生き様を真っ当したいという気持ちの表れであった。 殺そうとしたのでもなく、殺されたのでもなく、あくまでストリートファイターであり、その結果の中で敗れ去りたい。 それが死に瀕したケンの行える最後の抵抗でだった。 「貴様の夢はその血溜まりのように温かろうよ」 ストライダー飛竜はケンの顔を見ることもなくその場を立ち去った。 (――イライザ。俺は格好よかったか?) そして、ケン・マスターズはその華やかな人生を夜の街中で、誰に看取られることもなくひっそりと終えた。 ストライダーが夜の街に放たれる。全ての命を刈り取り、最後には次元意志の命を刈り取ろうと――…… 【ケン・マスターズ@CAPCOM VS SNK 死亡】 【マッスルパワー@ワールドヒーローズ 死亡】 【大阪府/街中/1日目深夜】 【ストライダー飛竜@VSシリーズ】 [状態]:健康 [服装]:スタンダード [装備]:基本装備(光剣サイファー、万能鎌クライムシクル、その他オプション) [道具]:基本支給品一式x3、ランダム支給品x2 [思考] 1:参加者を皆殺しにして、次元意志を抹殺する。 ※ケンに支給されていた「ジルの拳銃@VSシリーズ」は川の中へと沈んでいます。
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会社名 クリックナンバーワン 本社 〒556-0016 大阪市浪速区元町2-2-12 役員 代表取締役社長 松田敬作 従業員 正社員 15名/パート・アルバイト 20名(2003年9月末現在) 事業内容 ・ビジネスソフトウェア開発 製品関連ソフトウェア開発 アウトソーシング受託 パッケージソフトウェアの開発・販売 IT(情報技術)教育 事業所 ・大阪事業所 東京事業所第一 東京事業所第二 取引銀行 みずほ銀行/UFJ銀行 クリック保証 click-no1
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検挙率ナンバーワン刑事 権藤隆三、彼は検挙率ナンバーワンの刑事。 彼はどんなに小さな犯罪も見逃さない。 彼の眼は、いつも鋭く犯罪者を探しているのだ。 公園を歩く権藤、辺りを鋭く観察している。 権藤の後方数メートルに若い男。 財布を落とす権藤。 男は権藤の落とした財布を何食わぬ顔で拾うと、ベンチに腰掛ける。 財布の中身を確認して、紙幣をポケットに入れた時、男の目の前に警察手帳が現れる。 「窃盗の現行犯だ」 権藤隆三、彼は検挙率ナンバーワンの刑事。 彼はどんなに小さな犯罪も見逃さない。 事件がない時には犯罪をでっちあげたりもする…。 完
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【番組名】 美咲ナンバーワン!! 【放送局】 日本テレビ 【内容】 第1話「新米熱血教師はNo.1キャバクラ嬢!」:2011年1月12日 第2話「No.1の課外授業!!」:2011年1月19日 第3話「逃げないで戦え!!」:2011年1月26日 第4話「生徒がキャバ嬢!?」:2011年2月2日 第5話「元カレと恋の行方」:2011年2月9日 第6話「発覚!! 元キャバ嬢」:2011年2月16日 第7話「母さん、ごめん!」:2011年2月23日 第8話「辞めないで!! 先生」:2011年3月2日 第9話「Z組VS教頭の娘!!」:2011年3月9日 最終話「生徒の未来のために」:2011年3月16日 【出演者】 主演:香里奈 出演者:藤ヶ谷太輔、北山宏光、大政絢、田中圭、財前直見、戸田恵子、布施明他 美咲ナンバーワン!! DVD BOX
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#美咲ナンバーワン !!,#日本テレビ,#水10,#香里奈,#江頭美智留,#NETFLIX,#Hulu,#Amazonプライム,#dTV,#視聴率,#無料ドラマ amazonで探す @楽天で #美咲ナンバーワン!! を探す! 水22日テレ 2011.01.12~2011.03.16 10.5% 公式HP wikipedia 前 黄金の豚-会計検査庁 特別調査課- 次 リバウンド Hulu NETFLIX dTV PrimeVide U-NEXT TVer Paravi GYAO youtube検索 / Pandora検索 / dailymotion検索 / bilibili検索 1 新米熱血教師はNo.1キャバクラ嬢 2011/01/12 13.2% 2 No.1の課外授業!! 2011/01/19 12.5% 3 逃げないで戦え!! 2011/01/26 11.8% 4 生徒がキャバ嬢!? 2011/02/02 10.4% 5 元カレと恋の行方 2011/02/09 9.9% 6 発覚!! 元キャバ嬢 2011/02/16 9.9% 7 母さん、ごめん! 2011/02/23 8.5% 8 辞めないで!! 先生 2011/03/02 10.0% 9 Z組VS教頭の娘!! 2011/03/09 9.5% 10 生徒の未来のために 2011/03/16 9.4%
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美咲ナンバーワン!! 御堂学園高校・教職員 コメント 藤崎聖人による日本の漫画作品、及びそれを原作としたテレビドラマ。『ビッグコミックスピリッツ』(小学館)にて、2008年27号より同年36・37合併号まで連載、その後ドラマ化に伴い『月刊!スピリッツ』(小学館)2010年12月号から2011年3月号まで、続編が「第2部」として連載された。 御堂学園高校・教職員 サーナイト:天王寺 美咲 コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る