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【種別】 必殺技 仮面ライダーディケイド コンプリートフォーム 仮面ライダーブレイド キングフォーム 【用語】 ロイヤルストレートフラッシュ 【よみがな】 ろいやるすとれーとふらっしゅ 【登場話】 第25話、第31話 超アドベンチャーバトルDVD 守れ!てれびくんの世界 仮面ライダーディケイドのライダーカード、ファイナルアタックライド ブレイドで発動。 コンプリートフォームの状態でカメンライド キングで仮面ライダーブレイド キングフォームを召喚し、ファイナルアタックライド ブレイドのライダーカードをディケイドライバーに挿入し、ディケイドコンプリートフォームとブレイドキングフォームの前方にギルドラウズカードが出現し、二体同時にライドブッカー ソードモードと巨大剣型カードリーダー「重醒剣キングラウザー」を振り下ろして破壊光線を発射する。 ライダー大戦の世界では剣崎一真が変身した仮面ライダーブレイド キングフォームが使用していた。 オリジナルのブレイドの物語ではキングラウザーにスペード10・J・Q・K・Aのギルドラウズカードを連続ラウズして発動させる技。また、ブレイドキングフォームがカードを突き抜けながら直接斬る攻撃パターンも存在した。 ロイヤルストレートフラッシュで倒された怪人 倒した怪人 分類 使用話 てれびバエくん その他 超アドベンチャーバトルDVD ディケイドエッジ ファイナルアタックライド ファイナルアタックライド ブレイド 仮面ライダーディケイド コンプリートフォーム 仮面ライダーブレイド キングフォーム 巨大邪神14 必殺技
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【名前】 ロイヤルストレートフラッシュ 【読み方】 ろいやるすとれーとふらっしゅ 【登場作品】 仮面ライダー剣 【初登場話】 第35話「危険な変身!?」 【分類】 必殺技 【使用者】 仮面ライダーブレイド キングフォーム 【コンボ】 ♠10+♠J+♠Q+♠K+♠A 【詳細】 仮面ライダーブレイドキングフォームの必殺技。 ギルドラウズカードとなった「スペードスート」のカテゴリー10からK、カテゴリーAを重醒剣キングラウザーに読み込むことで発動する。 キングフォームの眼前に出現した5枚のカード状エネルギーを潜り抜けながら突進し、エネルギーを集中させたキングラウザーですれ違いざまに標的を斬り裂く。 また、キングラウザーを一閃して5枚のカード状エネルギーを貫通しながら、光線のように(『ディケイド』では光刃)撃ち出すパターンもある。 それ以外にも強化版とおぼしき技もある。AP消費値は11200。 変身するたびに変身者の剣崎一真の融合係数が上昇していった影響からか。 45話ではカードをラウズした後、全身に刻まれたアンデッドクレストからキングラウザーにエネルギーが流れ込むような演出が入り、出現したカード型エフェクトも赤く変化している。 更に最終話ではラウズすら必要なく、キングラウザーを構えるだけでエネルギーが注ぎ込まれ発動した。 初使用となった第34話ではキングフォームになった後、同話での対象となるトライアルDに発動する前で話が終わってしまうという幕引きとなっている。 【余談】 ロイヤルストレートフラッシュはポーカーの役の一つであり、同じスートの10からK、そしてAを含み成立する。 成立する役の中では最も強いものであり、最大威力を持つキングフォームの必殺技としての設定も頷ける。 ゲーム上のルールでは「スペード」が4スートの中で一番強いという形となっている。 なお、同じスートで連続した数字で成立する役を「ストレートフラッシュ」と呼び、同じ役同士の勝負は成立したなかで最上位カードの数値の大小で決まる。 それ故に最小値が同じ場合は引き分けとなり、ストレートフラッシュが成立する中で考えうる最高の役がAと10からKまでの5枚で作られる役となる。
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ロイヤルストレートフラッシュ 光 R コスト10 呪文 ■この呪文は、自分の手札が6枚の時のみ唱えられる。 ■自分の手札を全てのプレイヤーに見せる。その時、自分の手札のカードのコストがそれぞれ『10』『11』『12』『13』『1』の時、自分はゲームに勝利する。 (F)「今日はめちゃくちゃついてるな!」---時空の博打シャンハイ 作者:ペペロン 時空の博打シャンハイ借りました。 収録 新世界誕生編 第一弾 評価 (0w0)ウェーイ!! -- マイルス (2011-02-21 22 03 59) 自分の手札5枚の時にはこの呪文を唱えていないわけだから、「6枚」でないとダメなのでは? -- 牛乳 (2011-02-21 22 49 20) ゲームに勝つだなんて・・・ウゾダドンドコドーン!(0w0) -- かがみ (2011-02-21 22 55 19) 牛乳さん そういえばそうだった!ご指摘ありがとうございますm(_ _)m (0w0)フタリトモドウシテドンドコド・・・←元ネタを知らない -- ペペロン (2011-02-22 17 15 08) 名前 コメント
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ロイヤルストレートフラッシュ 種類:オペレーション カテゴリ:ワイルドビースト 必要パワー:6 追加条件:なし 特徴:なし テキスト: 自軍山札の上から5枚をオモテにする。そうしたとき、オモテにしたユニットカードのBPの合計以下のBPを持つ敵軍ユニットを1体選び、ゲームから除外する(この効果で選ばれたユニットがゲームから除外されるまで、選ばれたユニットが持つ効果名を持たないテキストは無効になり、発動もできない)。その後、オモテにしたカードはすべて捨札になる。 フレーバーテキスト 強過ぎる力はその代償も大きい。気づかずともそれは確実に失われていく。 イラストレーター:NAKAGAWA レアリティ:スーパーレア 作品:仮面ライダー剣 収録:XG5 ザ・チケットブレイカー 自販:パック カード評価 効果名を持たないテキストを無効にするため、仮面ライダーディケイドCFの除去耐性や、チェイスすらも無効化する問答無用の除去オペレーション。 逆に仮面ライダークウガUFのような効果名を持つ効果による耐性を持ったユニットや、サバイブや白熱する実況のような耐性系のオペには効果がないので気をつけよう。 めくる枚数が5枚と多めなのでSユニット相手ならばそのままでも除去できる可能性は高いが、高BPの相手にはできればクライマックス刑事などで山札の上を操作しておきたいところ。 捨札肥やしが同時にできるので、仮面ライダーブレイドKF(XG4)の能力発動やゲキトージャウルフのラッシュの布石としても組み込める。 関連カード コメント 効果名付き耐久ユニットってクウガUFとン・ダグバ・ゼバ位? -- 名無しさん (2010-06-25 09 53 10) あとはオペでサバイブとか実況 -- 名無しさん (2010-06-25 11 44 04) イナズマンもですね。 -- 名無しさん (2010-06-25 15 03 15) カブト勢各種RFに対しては使えないってこと? -- 名無しさん (2010-07-29 12 31 43) ↑公式になかったか?選んだ後に無効化だから選べないやつには使えない -- 名無しさん (2010-07-29 12 37 33) 状況次第では大神龍も潰せるほどだが、必要パワー6なので、パワー加速を行うなどやはり工夫が必要だな。 -- 名無しさん (2010-07-29 13 03 43) 相手がブレイカーを持ってても除去は可能? -- 名無しさん (2013-09-17 18 08 05) ↑ブレイカーはオペレーションに対して効果を発揮する能力ではないので、除去可能です。 -- 名無しさん (2013-09-17 23 00 53) シュリケンジャーFMの効果を使えば、実質5枚ドロー、敵軍ユニット除外になりますか?またオモテにしたカードは手札にあるので、手札を捨てなければいけないのでしょうか? -- 名無しさん (2017-09-05 00 37 20) ↑今更な気もするけど、シュリケンジャーFMは「自分の手札からカードを1枚選び相手に見せ、オモテにしたカードのかわりに効果の対象にする。」だから、手札から見せたカードが、「山札の上からオモテにしたカード」として扱われるようになって、見せたカードのBPを参照して捨札にする事になる。 -- 名無しさん (2020-02-27 15 37 11) 名前 コメント
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【名前】 ストレートフラッシュ 【読み方】 すとれーとふらっしゅ 【登場作品】 仮面ライダー剣 【登場話】 第37話「新たな運命へ」 【分類】 必殺技 【使用者】 仮面ライダーブレイド キングフォーム 【コンボ】 ♠2+♠3+♠4+♠5+♠6 【詳細】 仮面ライダーブレイドキングフォームの必殺技。 ギルドラウズカードとなったスペードスートのカテゴリー2から6までのカードを重醒剣キングラウザーへと読みこんで発動。 キングラウザー、召喚されたブレイラウザーの2刀に5枚のカードのエネルギーを纏い、標的を斬り裂く。 その威力はロイヤルストレートフラッシュよりは劣り、暴走したジョーカーの動きを鈍らせるのに使用された。AP消費値は3800。 劇中での使用は1回のみ。 【余談】 名前の由来はトランプの役「ストレートフラッシュ」から。 同じスートで数字が続く5枚を揃えることで成立する。劇中で使用したのは最低限ジョーカーの暴走を止める必要があったためか、成立する役としてもかなり低くなるようカードが選ばれている。 なおストレートフラッシュが成立するなかで考えうる最も上位となる組み合わせを「ロイヤルストレートフラッシュ」と呼ぶ。
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XG5-058[RK] ロイヤルストレートフラッシュ オペレーション パワー6 スーパーレア 追加条件 自軍山札の上から5枚をオモテにする。 そうしたとき、オモテにしたユニットカードのBPの合計以下の BPを持つ敵軍ユニットを1体選び、ゲームから除外する (この効果で選ばれたユニットがゲームから除外されるまで、 選ばれたユニットが持つ効果名を持たないテキストは無効になり、発動もできない)。 その後、オモテにしたカードはすべて捨札になる。 ワイルドビースト 仮面ライダー剣 フレーバーテキスト 強すぎる力はその代償も大きい。気づかずともそれは確実に失われていく。 備考・解説 イラスト NAKAGAWA 収録エクスパンション XGATHER ザ・チケットブレイカー 自販機&パック 関連カード Q&A Q: A:
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←364日目 365日目 366日目→ 本編 実施日 2022年12月20日 トークテーマ 積雪 BGM 題名 フリーBGM 作曲者 トーマス大森音楽工房 リンク https //youtube.com/c/FreeMusicThomasOomori 統計 項目 詳細 記録 試行回数 累計 190300回 今回分 800回 前日比 ±0回 平均 521.3699回 週平均 800.0000回 経過時間 累計 611 19 42 今回分 1 59 40 前日比 +0 01 14 平均 1 40 30 週平均 1 56 58 平均試行時間 今回分 8.975秒 前日比 +0.092秒 平均 11.565秒 週平均 8.772秒 達成率 累計 29.2886% 今回分 0.1231% 100%まで残り 574.3000日 近況 365日目の記念にロイヤルストレートフラッシュRTAが琴葉ggr姉妹に帰ってきた! 備考 主な役・テンパイ スーパーチャット 時間 金額 内容 総額 -- -- ¥----- ----- ¥------
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エトランジェ - コスモドラゴン グレード〈4〉 ノーマルユニット (ツインドライブ!!) パワー 13000 / シールド - / クリティカル 1 永【V】あなたのグレード4とグレード3とグレード2とグレード1とグレード0の《エトランジェ》のリアガードがいるなら、このユニットのパワー+10000/クリティカル+1。 フレーバー:コール……ロイヤルストレートフラッシュ! 順位 選択肢 得票数 得票率 投票 1 使ってみたいと思う 1 (50%) 2 面白いと思う 1 (50%) 3 弱いと思う 0 (0%) 4 強いと思う 0 (0%) その他 投票総数 2 ノヴァのあいつらじゃねーのかよ (2013-08-25 23 05 02) コメント
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タグ 明るい 曲名こ DAMにて配信中 歌 Cy-Rim rev 作詞 Cy-Rim rev 作曲 Cy-Rim rev 作品 D.C.P.K. 〜ダ・カーポーカー〜OP 恋のロイヤル☆ストレートフラッシュ
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「はい、マーニャさん。こちらはロイヤルストレートフラッシュです」 「ええーっ、うそぉ?クリフト、あんた何かイカサマしてない?」 「まさか。運命の女神様が、私に微笑んでくださっただけでしょう」 日が落ちてもなお、賑やかなエンドールの城下町。 その地下室に設けられたカジノから、冷静な若者の声と 悲鳴に似た絶叫を上げる妙齢の女性の声が、場内に響き渡る。 このようなやりとりは、ここでは日常茶飯事の出来事なのだろう。 周囲もさほど気には留めないようだ。 「前回は完敗でしたからね。今日はしっかり勝たせてもらいましたよ」 「きぃーっ、悔しいーっ!こっちはストレートフラッシュだったから、 次も絶対もらったって思ってたのに!あーもう、腹が立つわねー!!」 緑色の法衣に身を包んだ聖職者風の青年が涼しげに笑うと、 露出度の高い踊り子用の衣装をまとった女性は、 カードを宙に放り投げ、地団駄を踏んで悔しさをあらわにした。 クリフトと呼ばれた若者の前に、高く積み上げられたコインが運ばれる。 さっきまで挑発的な態度だった美女、マーニャの勢いはどこへやら。 去りゆくコインを、恨めしそうに指をくわえて見るだけだ。 クリフトは、西の隣国サントハイムの優秀な神官として知られ、 マーニャは南国の不夜城、モンバーバラで不動の人気を誇るダンサーだ。 聖職者と踊り子。ともすれば対極的な組み合わせだが、 かつては互いの力を高め合った戦友、現在は旧知の友としての親交がある間柄。 そんな二人が、なぜカジノくんだりでゲームに興じているのか。 その発端は、つい先月のこと。 所用でエンドールを訪れていた宮廷老魔術師、ブライの供として 付き添ったクリフトと、マーニャの国外公演に同行していた 妹で占い師のミネアとが、夕暮れの町中で偶然にも再会。 宮中晩餐会ですっかり出来上がっていたブライと、 公演の打ち上げで酔いが回ってしまったマーニャが意気投合し、 酒の勢いのまま、カジノでのポーカー大会が開催される運びとなった。 そして、結果は…姉妹の圧倒的な勝利の連続。 悔しさで我を忘れたブライは、場内で氷系の呪文を連発する始末。 クリフトが歯止めをかけなければ、有り金を全部はたくどころか カジノの施設全体が滅茶苦茶になっていただろう。 「本当はブライ様も参加される予定でしたが、事情がありまして…」 「ああ、たしかヒャド系の呪文の使いすぎで、神経痛が悪化したんだっけ?」 「ええ。まあ、表向きはそういうことになっております」 「まあ、あれだけ大暴れすりゃ、出入り禁止になっても仕方ないっか。ふふ」 「しっ。めったなことを口になさらないでください」 「まあ、ミネアも『賭け事はあれきりでおしまい』って言って来なかったし、 一対一でちょうどよかったじゃん。ま、とにかくおめでと♪」 「は、はあ。ありがとうございます…」 マーニャに肩を強く叩かれ、手痛い歓迎を受ける形となったクリフト。 今回の雪辱戦への参加は、実はブライからの命令によるものである。 ここのところ多忙だったクリフトは、正直迷惑な話だとは思ったが、 上役からの指示とあらば、不本意ながらも参加せざるを得なかった。 とはいえ、最強の切り札での勝利に、さすがのクリフトもつい顔がほころぶ。 「あ、お姐さーん。それ二つちょうだい」 通りかかったバニー姿の女性から飲み物を受け取ったマーニャは、 そのうちの一つをクリフトに差し出した。 「ほら、クリフトも飲んで。勝利の美酒は、まずは勝者が堪能しなきゃ」 「わ、私はお酒はあまり強くありませんので、遠慮しておきます…」 「大丈夫、こっちはただのお茶だよ。アタシのは強いカクテルだけどね」 そう言うと、マーニャはグラスに入ったお酒を、豪快に次々と飲み干した。 用心深いクリフトは、匂いをかいだあと、ためらいがちに口をつける。 その仕草はまるで毒見だが、以前彼女にだまし討ちを喰らい、 とんでもない目に遭わされたクリフトにとっては当然の行為だった。 味を確かめると、マーニャの言うとおり本物のお茶のようらしい。 安心したクリフトは、興奮で乾いた喉を一気に潤した。 「ところで、もうすぐお姫様との結婚式だっけ。うまくやってんの?あんたたち」 「ええ。ちゃんと仲良くしておりますので、ご心配なく」 「あーら、未だ独身のアタシの前でおのろけ?相変わらず小憎たらしい坊やだこと」 「はあ…マーニャさん。お願いですから、少し年が上という理由だけで 私を子供扱いするのは、そろそろやめてもらえないでしょうか」 「フン、アタシから見ればまだまだお子ちゃまよ、あんたもお姫様もね。 ねえボク、そろそろおねんねのお時間でしょ。何なら添い寝しようか?」 「いいえ、結構です。深酔いでもされましたか?マーニャさん」 「やだ〜、アタシまだシラフよ〜。大人をからかうなんて悪い子ね〜」 ほろ酔い気分のマーニャは、鼻歌交じりでクリフトの頭を撫でる。 こうなると、怒りで我を忘れた時の王女アリーナと同様、止める手立てはない。 持ち前の賢明さとかつての旅の経験でそう悟ったクリフトは、 煌びやかな天井へとため息を投げ、時の経過を待った。 「あ、おねんねといえば、あんたに一ついいこと教えてあげるわ。 これからのあんたたちに必要不可欠な、夜の生活のお・は・な・し」 「ええっ?よ、よ、夜の生活…ですか!?」 これには、さすがのクリフトも面食らった。 人一倍好奇心の強いマーニャに対しては、上手くはぐらかせるよう 予想される質問とその回答をあらかじめ用意していたのだが、 それらは一瞬にして、彼の頭の中から消え去ってしまった。 してやったりの表情を浮かべたマーニャは、赤くなったクリフトの顔を見て、 愉快そうにケタケタと笑っている。 「アハハ。ちょっとあんたたち、結婚したら一つ屋根の下…ああ、同じお城暮らしだから 今度は『一つ部屋の下』か。まあとにかく、二人で一緒に生活するんでしょうが!」 「た、たしかにそうなのですが、まだ心の準備が整っておりませんので…はい」 「バッカねえ、結婚もある意味ギャンブルと一緒じゃないの。違う?」 「そうでしょうか。賭け事と結婚生活は対極的な立場だと、私は思いますが」 まったく、この男は生真面目というか頭が固いというか。 自分の言葉を杓子定規に解釈するクリフトに、マーニャは拍子抜けした。 「あーもう、全然わかってないね。アタシが言わんとしてるのは、 先の未来は予測不能、つまり何が起こるかわかんないってことさ。 あんたさあ、予備知識もないままぶっつけ本番で行く気なのかい? 困ったもんだね。いざって時に恥をかくのは、男のあんたなんだよ、クリフト」 マーニャに人差し指を突きつけられ、クリフトは言葉を失った。 いろいろな思いが頭を巡り、乱れた心が一向に静まらなくなる。 考えれば考えるほど、思考回路がおかしくなってしまいそうだ。 この感覚は、まだ片思いだった頃『もし告白して、ふられたらどうしよう』 という、漠然と抱えていた不安にも似ていた。 そしてそれは、『もしそういう状況下で、こっぴどく笑われたらどうしよう』 という文言へと、速やかに脳内で変換される。 マーニャの助言に耳を傾ける態勢を整えるのに、そう時間は要しなかった。 「ほら、ぼーっとしてないで耳貸しなよ」 「は、はいっ」 「あのさ、アリーナってね、見かけと違って実はすっごく…」 「す、すっごく…」 テーブルに身を乗り出し、耳元で囁くマーニャの声に、クリフトは素直に従った。 ごくりと唾を飲み込み、一言も聞き漏らすまいと全神経を耳に集中させる。 「すっごく寝相が悪いから、ケガしないように気をつけなさいよ」 「…ね、寝相、ですか???」 「そう。宿屋で寝てる時なんか、隣で強烈なパンチや膝蹴りを食らったもんよ。 たぶん、魔物と戦ってる夢でも見てたのね。おかげでアタシとミネアは いつも睡眠不足でさ。お肌が荒れて大変だね、ってぼやいてたわ。アハハハ」 「ああ。それなら私も経験者ですよ。小さい頃はよくここにあざを作りましたから」 クリフトは自分の頬や膝を手で軽く叩いたあと、苦笑いを浮かべた。 今度はマーニャが沈黙する番となった。 「それマジ?…ああ、あんたたちって、一応幼なじみだったっけ」 「ええ。あの頃はまだホイミが使えませんでしたから、薬草が必需品でして。 そうですか。姫さまの寝相の悪さは昔のままですか。それは大変ですね、はは…」 「ふーん。あんたたちって、もともとそういう仲だったんだ。妬けるわねえ」 「もう十年以上も昔の話ですよ、マーニャさん。勝手な拡大解釈はご遠慮ください」 「でも、今は職業柄、回復系の呪文だってバンバン使いこなせるじゃん。 あとは寝る前に、スカラとかで防御を固めちゃえばいいわけだしさ。 そう考えると、あの娘の相方はやっぱあんたで決まりだね、クリフト」 クリフトの胸板に肘鉄を食らわし、冷やかしの口笛を飛ばしたマーニャ。 周りの客たちも、事情も知らぬまま彼女につられて歓声を上げた。 クリフトは照れながらも、甘んじてそれに耐えていた。 これがマーニャ流の祝福だということを、十分承知していたからだ。 「さ、そろそろお開きにしよっか」 「ええ。すっかり長居をしてしまいましたね」 二人はほぼ同時に席から立ち上がった。 クリフトは、獲得したコインを景品交換所へと運んでもらうよう係の者に依頼する。 一方のマーニャは、残った数枚のコインを弄びながら、羨ましそうにそれを眺めていた。 「あ、あの…マーニャさん」 「んー?」 「今日のことは、姫さまにはくれぐれも…ご内密にお願いします」 「わかってるって。仕事を口実にしてカジノには来るわ、しかもこんな美女と 二人きりでゲームにうつつを抜かしてるわ…なーんて誰かさんが知ったら、 カジノどころか、今度はこの町が廃墟になっちゃうもんね〜」 「しーっ。わかってるんでしたら、そんな大声出さないでください」 クリフトがあわてて口に手を当て、マーニャをたしなめた。 もし、サントハイム城に所縁のある者にでも見つかれば、うわさはたちまち飛び火する。 そうなれば、マーニャの冗談は現実になりかねないからだ。 「ではマーニャさん、お気をつけて。ミネアさんにもよろしくお伝えください」 「あいよ。ほら、早くお城に帰ってやんな。おチビちゃん、寂しがってるだろうからさ」 「はい。支度が整い次第、すぐに戻ります」 二人は固い握手を交わし、互いの健闘を称えた。 クリフトが見せる幸せそうな笑みに、マーニャはのろけられた気がして 艶のある唇を尖らせたが、不思議と悪い気は起こらなかった。 (幸せになりなよ、坊や。今までの分も入れて、うーんとね…) 先に地上階への階段へと向かうクリフトの背中に、マーニャは わざと彼に聞こえないよう、小さな声で祝福の言葉を投げかけた。 マーニャと別れたあと、クリフトは再びエンドール城下町の教会へと戻った。 ここでの会議への出席が、今日の彼の本来の目的だったからである。 今のクリフトの立場上、老師の道楽に付き合う時間を作れただけでも、奇跡に近いのだ。 カジノのコインで交換した魔法の聖水を、クリフトは木箱に次々と詰めていく。 彼の膝元には、プレゼント用の包みが施された女性用の傘が。 サントハイム城でおとなしく自分の帰りを待つアリーナのために、 何か手土産を、と考えていたクリフトの目に留まったのがそれであった。 『フラワーパラソル』と呼ばれる、期間限定の目玉商品だそうだ。 (姫さまが気に入ってくだされば、いいのですが…) 見かけはただの日傘だが、微量の魔力がかかっており、盾の代わりになるという。 平和になったとはいえ、外にはまだまだ危険な場所が存在する。 防具はあまり好まない姫君も、これなら怪しまれずに身につけてくれるだろう。 無鉄砲なアリーナの身を案ずる、クリフトらしい気配りだった。 ◇◇◇ アリーナの喜ぶ顔を浮かべながら、クリフトが大急ぎで帰り支度を整えている頃、 サントハイム城ではちょっとした騒ぎが起こっていた。 「お待ちくだされ、姫さま。このような夜更けにお一人で外出など、危ないですじゃ」 「何よ。クリフトの帰りが遅いから、エンドールへ迎えに行くだけじゃない。 じいったら、なんでそこまで必死になって止めようとするわけ?」 「ギクッ…い、いや。ワシはただ姫さまが心配なだけで、他意はございませんぞ」 「大丈夫。クリフトを見つけたら、寄り道しないでちゃんと帰ってくるわ。 ねえ。お願いだから、いいかげん手を放してくれない?」 アリーナの懇願にも、ブライは頑として聞く耳を持たなかった。 一度決めればてこでも動かない老師の一徹さは、父王にも負けず劣らず。 キメラの翼を高々と掲げたまま身動きの取れないアリーナは、 うんざりした目つきでブライを一瞥し、寂しそうに南東の夜空に視線を移した。 (クリフトめ。こんなに遅くまで、どこで道草を食っておるんじゃ。 早う帰ってきてくれ。ワシももう年じゃ、姫さまを抑える力ももう限界じゃて…) 老体に鞭を打って、アリーナのエンドール行きを阻止するブライ。 建前は、もう一人の運命の女神の微笑みを守るため。 しかし、本音はこれ以上隣国に多大な損害を与えないため、である。 もし、このままアリーナを行かせれば、彼の国で起こる結果は言わずもがなだ。 自分の二の舞を演じさせるわけにはいかない。 ブライはそれだけを胸に、あえて二人の恋路を邪魔する悪役への道を選んだ。 この哀れな老師は、きっと誰よりもクリフトの帰りを待ちわびたに違いない。 (完)