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デルタフォース クラス三バカの日常 まとめ このまとめは、したらば掲示板の禁書板にある、「【デルタフォース】クラス三バカの日常」をまとめるwikiです。 第七章以降、元本編スレと現本編スレ(リレー形式スレ,SS用スレ)の三つに分かれますので、以下の三つに分けて纏めてあります。 第7章からー旧スレ 第7章からーリレーすれ 第7章からーSSスレ 【デルタフォース】クラス3バカの日常の関連スレ 旧スレ 【デルタフォース】クラス3バカの日常(現在再盛り上げ中) Part1 Part2 Part3 Part4 Part5 リレー用スレ 【デルタフォース】クラス三バカの日常2nd リレースレ Part1 SS用スレ 【デルタフォース】クラス三バカの日常2nd SSスレ Part1 元まとめwiki こちらのwiki二以降中です) http //www31.atwiki.jp/kinsyo_second/14.html ▲ 閲覧回数 上条さんは今日は - 回吹寄に頭突きをくらった。昨日は - 回嫉妬ファミリーに追い回された。 今まで - 回いちゃついた。 オリキャラ一覧 ▲ 第一章『とある高校の日常~平安編~』 第一部 『いつもの日常』 初日1 初日2 第二部『恐るべき転校生』 二日目1 二日目2 ▲ 第二章『とある合宿の大騒動』 第一部『こういう行事はなぜかかぶるもんですよ♪』 合宿編1 合宿編2 合宿編3 合宿編4 合宿編5 合宿編6 合宿編7 第二部『バカップル誕生』 合宿編8 合宿編9 合宿編10 合宿編第11 合宿編第12 ▲ 第三章『とあるバカップル達の協奏曲』 第一部『押しかけ気味な女たち』 1 2 3 第二部『デートに遊園地って安くない?』 4 5 6 7 第三部『嫉妬に燃える女たち』 8 9 10 11 12 ▲ 第四章『とある高校の日常~騒擾編~』 第一部『戦いの始まり』 日常1 日常2 第二部『陰謀と情熱』 日常3 日常4 ▲ 第五章『とあるハワイは遥かなり』 第一編『♪最強能力者決定バトル♪』 第一部『とある二人はゴリラも泣かす。』 その1 第二部『いざ戦いの舞台へ。』 その2 その3 第三部『決戦の時』 その4(予選) その5(本戦) 第二編『♪ハワイっていいね♪』 第一部『ビキニは視線が上下に分かれますけどワンピースは体のラインが……って黒子さん!?それはちょっときわどすぎですよ!!』 その6 その7 その8 第二部『とあるハワイの大騒動』 その9 大人の階段登ってるゥ!? B級映画のススメ 久方ぶりの逃走 ダンディー・ダディ? お座敷で話すことって… トンデもない事態 男たるものかく有りたし ハワイの夜は更けて 国へ還る ▲ 第六章『とある高校の日常~大乱編~』 露見 逃亡者たち 修羅場 とある上琴の逃走 ミス・ブレインの参戦 不釣り合いな2校の共闘 お姉さまLove 焼き肉は戦場じゃん♪ 本当の意味で戦場!? トラウィスカルパンテクウトリの槍 3vs上条 不幸体質の正体って…! 能力と強さは比例しない? 名言は聞くためにあるンだよォ! 128万6500円になります。 ▲ ここから先、元本編スレと現本編スレ(リレー形式スレ,SS用スレ)の三つに分かれます。 第7章からー旧スレ 第7章からーリレーすれ 第7章からーSSスレ ▲
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登録日:2012/01/16(月) 01 28 35 更新日:2023/11/03 Fri 17 24 44NEW! 所要時間:約 7 分で読めます ▽タグ一覧 28週後… うっかり アメリカ版SAS デルタフォース ドジっ娘部隊 世界最強? 特殊部隊 米軍最強 軍事 デルタフォースは1977年、チャールズ・ベックウィズ大佐によって創設され、ノースカロライナ州フォート・ブラッグに本拠地を置く、 アメリカ陸軍の対テロ特殊部隊である。 その実力はアメリカ陸軍のみならず、世界各国に存在する特殊部隊の中でもSAS、SBS、DEVGRUに並び世界最強と言われている。 なおデルタフォースは通称であり、正式な部隊名は、 1st Special Forces Operational Detachment Delta(アメリカ陸軍第一特殊作戦部隊分遣隊デルタ)である。 ▽目次 【創設までの略歴】 【概要】【訓練】 【任務】【イーグルクロー作戦】 【デルタフォースが登場する作品】 【デルタフォース出身の人物(架空を含む)】 【余談】 【創設までの略歴】 デルタフォースが創設されるよりも前から、アメリカ軍にはグリーンベレー、Navy SEALs、第75レンジャー連隊等、 特殊部隊や特殊作戦が可能な準特殊部隊といえる精鋭部隊が幾つか存在した。 しかしこれら既存の特殊部隊は、戦時において長距離偵察や隠密潜入、後方撹乱等のゲリラ戦または戦地の現地民を懐柔、 ゲリラ戦を教育してゲリラ兵にしたてあげることを主任務としていたため、テロへの対策は十分とは言えなかった。 そんな折、1961年に当時グリーンベレー大尉であったチャールズ・ベックウィズは、 アメリカ軍人として始めてSASの選抜試験に合格。交換将校として一時期SASに所属した。 SASに所属したベックウィズはそこで対テロに関する様々な戦術や技術を学び、アメリカにもSASのような対テロにも精通した精鋭部隊の必要性を痛感する。 研修からの帰国後、軍上層部に対してSASの様な部隊を創設するよう進言した。 【概要】 前述の通り、デルタフォースはSASを手本に創設されている。 そのため部隊編成、選抜試験内容、訓練内容等あらゆる点でSASに酷似していると言われている。 実際SASがCQB訓練を行う「キリング・ハウス」と呼ばれる施設をパク…参考に「恐怖の館」と呼ばれる訓練施設を作っている。 しかしSASと異なる点も存在する。 SASは基本的に志願条件を満たした者であれば誰でも志願出来る(詳しい志願条件はSASの項目参照)のに対し、 デルタフォースは志願条件の他に体力テストを課している。 この体力テストの内容は非人道的とまで形容される程過酷な物で、志願者を人間の限界の先にまで追い込むと言う。 またデルタフォースの入隊者には学士(4年制大卒者)であることが要求される。 そのためデルタフォースの隊員の多くは、グリーンベレーや第75レンジャー大隊、空挺部隊、山岳戦部隊等の精鋭部隊出身者である。 (勿論それ以外の部隊に所属してデルタフォース隊員になった猛者もいる) 【訓練】 デルタフォースの主任務は対テロ作戦である。 そのため隊員は対テロに関するあらゆる技術、戦術を学ぶ。その中でもデルタフォースは特にCQBの訓練を重点的に行っていると言われている。 また面白いことにデルタフォースでは、飛行機の給油方法等を学ぶとされている。 これは給油方法を学ぶことでハイジャック事件の際、 本物の給油員に紛れ込んで情報収集をする時に、航空機に近づいてもハイジャック犯に見破られないようにするためである。 【任務】 何度も述べているがデルタフォースの主任務は対テロ作戦である。 しかしデルタフォースが担当する案件は、アメリカ国内でのハイジャックや立て篭もり等の対処(これらをカウンター・テロと呼ぶ)より、 海外にいるテロリストを地の果てまで追い掛け抹殺することである。 そのため専ら少人数で行動し、テロリストの情報収集や幹部テロリストや要人の拉致、暗殺等の一般の陸軍部隊や特殊部隊では困難でダーティーな任務を行っている。 【イーグルクロー作戦】 デルタフォース初の大仕事にして、大失態を犯した作戦。 1979年、イラン革命が起きそれまで親米的だったパフラヴィー朝政権が崩壊。 革命の余波を受け、駐イラン米大使館が占拠され大使館職員らが人質となった。 米国のカーター政権は事態を打開するため、デルタを中心に陸海空海兵隊の全軍を投入して解決に当たる。 が、各軍の連携不足によりアクシデントが多発。 挙げ句の果てに、デルタを乗せたヘリが墜落し8名が死亡、4名が負傷して作戦は失敗に終わる。 ちなみに、人質は既に別の場所へ移されていた。 バラバラに指令をだす各上層部、ろくでもない諜報力等々を痛感させる惨事であり、決してデルタフォース単体の力不足という訳ではない。 この事件を教訓として、特殊部隊を輸送する特殊部隊「第160特殊任務航空連隊(通称、ナイトストーカーズ)」が創設、 ISA(通常アクティヴィティ)のような対敵諜報・連携支援の専門部隊、特殊部隊を指揮するUSSOCOMが設立された要因の一つでもある。 【デルタフォースが登場する作品】 ヨルムンガンド(漫画) ブラックホーク・ダウン デルタ・フォース(映画) 28週後… 24 -TWENTY FOUR- CALL OF DUTY MODERN WARFARE 3 フルメタル・パニック! 終盤にチラッと登場。試験採用のM9ガーンズバックに搭乗している。 あと短編集の方にも元隊員が登場。今頃はロックで成功している…ハズ。 【デルタフォース出身の人物(架空を含む)】 チャーリー・ベックウィズ デルタフォースの創始者。 パーキンス(パッキー) 小林源文の擬獣化戦争漫画『cat shit one』に登場するウサギ(米兵)の兵士。 創設者のベックウィズ(こっちもウサギ)と共に創設メンバー扱い(実際には創設当時SASにベックウィズ本人に続く交換将校として出向していたが)で要はOBである。 実戦に慣れてないデルタフォースメンバーの後輩達の面倒をよくみている。 ランディ・シュガート ブラックホーク・ダウンのモデルとなったモガディッシュの戦闘で、ヘリコプターパイロット救出のため自身の危険を省みずヘリから降下。ヘリパイロットを守って戦死した。 死後その勇敢な行動を称えられ名誉勲章を授与された。 ゲイリー・ゴートン シュガートと共にヘリコプターパイロット救出のため降下。彼もまた戦死し、死後名誉勲章を受勲した。 ジル・バレンタイン(バイオハザード) STARS入隊前にデルタフォースの訓練過程を修了しているとされる。 レーム(ヨルムンガンド) ヨルムンガンドの登場人物でおっさん。項目参照。 ワイリ ヨルムンガンドの登場人物。 ジャック・バウアー ご存知無敵の捜査官。 ドイル軍曹 映画『28週後…』に登場する、米軍の狙撃兵。 米軍批判味が若干強めの本作において、その免罪符的存在でもある。 【余談】 デルタフォースのデルタの由来は、ベトナム戦争中ベックウィズが指揮をとっていた作戦「プロジェクト・デルタ」に因むとする説と、 グリーンベレーがa、b、c(それぞれアルファ、ブラボー、チャーリーと読む)と部隊を編成するが、 それらとは異なる新たな編成の部隊という意味でd(デルタ)と名付けられたという2つの説がある。 デルタフォースの存在をアメリカ政府は公には認めていない(所謂公然の秘密)。 イーグルクロー作戦の失態によりNavy SEALs内にチーム6後のDEVGRUが創設される。 デルタフォースは非常に危険な任務をこなすため、隊員の給料は米軍一高いと言われている。また予算も優先的に回される。 日本の陸上自衛隊は、このデルタフォース式の訓練や編成を参考に陸自唯一の特殊部隊「特殊作戦群(陸上自衛隊)」を創設している。 (この他に特殊作戦群はグリーンベレーやドイツのKSKを参考にしている) メタルギア・ソリッドシリーズには何故か登場しない。 一応ロイ・キャンベルはデルタフォース出身という設定はあるが、今も生きてるかは不明である。 デルタフォースの体力テストにパスしてから追記・修正をして下さい。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 禁書の三人組も実は学園都市の特殊部隊だったりしてな。 -- 名無しさん (2013-08-13 15 31 11) バイオのジルも訓練課程をクリアしたとか -- 名無しさん (2013-08-13 15 45 42) ↑↑その予測が本当の物になるためには、青髪の「実は○○でした!」という展開が必要不可欠な訳だが…。さて、どうなるかね。 -- 名無しさん (2013-08-13 16 08 06) 汝、武器を捨ててマイクを取れ。 -- エルヴィス・プレスリー (2013-10-09 18 38 18) チャック・ノリスのデルタフォースにも少しは触れてやれよ… -- 名無しさん (2013-10-25 01 58 44) GBのメタルギアで⊿が全滅しなかったっけ? -- 名無しさん (2013-12-24 10 05 40) スコット マッコイ大佐はデルタフォース最強! -- 名無しさん (2014-05-28 09 50 47) チャック・ノリス読みに来たのに、なにこれ -- 名無しさん (2015-08-17 13 47 54) チャックノリスはどこ? -- 名無しさん (2015-08-17 13 53 38) 『28週後…』のドイル軍曹もデルタフォースだったと思う。 -- 名無しさん (2017-01-20 21 44 09) 男ばっかだろうに「ドジっ娘部隊」は如何に -- 名無しさん (2017-05-26 20 54 06) チャック・ノリスはどこ・・・?ここ・・・? -- 名無しさん (2018-11-06 04 00 20) 名前 コメント
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週明け。 月曜日。 上条たちの通う、とある高校のとあるクラスは騒然としていた。 吹寄「あの3バカが宿題を全部出したぁああ!!??」 女子A「それに今まで休んだことのない小萌先生が寝込んで休みだって。」 姫神「これはまさに。寝耳に水。信じられない。アンビリバボー。」 女子B「今日天気予報晴れって言ってたけど傘いるんじゃない。」 実際あれは破壊されているのでその心配は正しい。 男子A「イヤそれはツリーダイアグラムだから完全だよ。…まぁ最近はずれるけど。」 男子B「とにかくだ。ありえない事が起こったのは間違いないっ!」 吹寄「そう言えば最近月夜ちゃんって土御門君と仲いいよね?なんか知ってる??」 白雪「んー?ああ、昨日教えたげた。結構たまってたけど何とかやったー。」 女子全員「「「「「なんですとっ!?」」」」」 姫神「いつの間に。そんな仲になったの?」 吹寄「じゃ、じゃあ、後の二人は何でか知ってる??」 白雪「えーーっとねー……」(さすがにこれ言うとまずいよねー……) 男子B「何か知ってると見た。」 白雪「しっ、知らないよっ!!」 女子B「良いこと教えてあげる。月夜って嘘つくといつもは掻かない汗かくのよー。」 吹寄「いまは目茶苦茶掻いてるわね。…白雪さん、正直に言って。さもないと……」吹寄の背後からオーラ(殺気)が出ているのは………気のせいではあるまい。 白雪「わっ、わかった言うから言うから。」女子全員に詰め寄られて白雪陥落。 白雪(ゴメン上条君、青ピっ!!!)「大声で言うのはばかられるから顔寄せて。」 ほぼクラス全員が一人の少女の方に顔を寄せて聞き耳を立て、静まり返る様は異様ですらあった。 そして……… 「「「「「「「「「「「「「「ななななななんですてぇええええーーっ!!!!???」」」」」」」」」」」」 今のはほとんど女子の声。 ちなみに白雪がばらしたのは、 3カップルの女性が男性に勉強教えたことと、美琴が上条宅に泊まったことである。 お泊り云々については情報屋が聞き出したことも白雪の名誉のために付け加えておく。 男子独身軍「「「「「「「上条当麻ああああああああ!!!!!!青髪ピアスうううううううう!!!!!!!!!!!!」」」」」」」 上青「「いきなりなんだ(なんや)ーーー!!!!」」 吹寄「貴様ら常盤台のお嬢様といつの間にそんな親しい仲になったーーー!!」 姫神「またかこの野郎!!」 上条「なぜに切れておりますか!!」 女子A「私の純情返せええええええええええええ!!」 男子A「上条君なら分かるけど、いつの間に青髪まで旗挙げた!!」 男子B「裏切り者ぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」 男子C「上条!!お前常盤台のお嬢様を泊めてなにをしたああああああああああ!!」 女子B「このケダモノ!!」 青ピ「それ言うなら土やんだって土曜日白雪はんとデートしてたやないか!!」 クラス全員「「「「「「「「「「なあああああああああああああああにいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」」」」」」」」」」 女子C「デルタフォースが全員旗挙げ!!??」 男子D「デルタフォース…上条はともかく土御門と○○(青ぴ)まで…」 男子E「俺は信じてたんだぞおおおおおおおおおおおお!!」 女子D「この変態デルタフォース!!」 土御門「それだったら一方通行だってちっちゃい女の子を強制的に眠らせてるにゃー!!」 クラス全員「「「「「「「「「「なあああああああああああああああにいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」」」」」」」」」」 一方通行「テメェ!!なんでそのことしってんだよォ!!」 女子E「本当だったんだ…。」 女子F「最低…。」 情報屋「学園都市最強はロリコン…と、」 一方通行「んなことめもンじゃねェ!!だったらそこの上条当麻は常盤台のお嬢様と子作りの予定がアンだとよォ!!」 クラス全員「「「「「「「「「「はいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」」」」」」」」」」 男子F「上条狩りだああああああああああああああああああ!!」 男子G「いや、いっそのこと4エロ狩りだああああああああああああああああああああああ!!」 一土青「「「そんなかに俺入ってる?」」」 クラス全員「「「「「「「「「「勿論だああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」」」」」」」」」」 4エロ「「「「ふ、不幸だああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」」」」 一方通行「土御門オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!スクラップ確定だ!!」 上条「んなこと言ってる暇あったらかたずけるか逃げるかしろ!!」 一方通行「んじゃ前者で、」 土御門「この馬鹿みやん!!一方通行が能力使ったら死人がでるにゃー!!」 一方通行「だったらテメェの魔術でなンとかしろォ!!」 土御門「能力者が魔術使ったら死にかけるからむりだぜい!!」 上条「そういえば青ピは?」 一土「「あそこ」」 もう捕まってボコられていた。 土御門「青ぴは狩る方で、狩られるのは慣れてないんだにゃー。」 上条「サッサと逃げ、よう、ぜ……」彼が固まった原因。 それは進行方向に立ちふさがるゴリラ、もとい災誤。 災誤「上条、それに一方通行。貴様らこの間の合宿で女子と一緒に寝てたよな?」 全員(一上除く)「「「「「「「「「「ぬぁにぃいい!!!!???」」」」」」」」」」 災誤「その上学校で乱闘とは。大目に見ようかとも思ったが……。わかってるな?」 一上「「ひぃっ!!」」 上条「一方通行!!!やれ!!」 一方「クソッ!!しゃァねェ!!許せ土御門!!」 土御門「にゃーーーーーーっ!!!!」 一方通行は片手で土御門を災誤を吹き飛ばすための弾丸とした。 こういうとき、彼のベクトル操作が冴えわたる。 上条「ずらかるぞ!!アクセラレータ!!!」 一方「おゥ!!」 かくてかつて争った最強と最弱は逃走する。 上条は東へ。一方通行は西へ。 彼らが去った教室。 前髪を後ろに払った『吹寄おでこデラックス』がつぶやく。 あの恐怖の一言を…。
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土曜日、早朝。 白井黒子は悶々としていた。 ついでに彼女は今、床に転がって天井を見ている状態である。(早く、行かなければ。)しかし電撃で痺れた体は腕を少し動かすのがせいぜいという状態で復活には暫くかかるものと思われた。 (お姉さまったら……………このお返しは遊園地とやらでたっぷりさせてもらいますの!) 約15分前。 まだ夜も明け切らぬうちから御坂美琴はベッドを抜け出しドアへと向かう。 (黒子に見つかっちゃぁシャレにならないからねぇ~。)一応外出時は寮監の目もあるため制服を着ていき上条の家に向かう途中(のホテル)で服を着替える必要がある。 さらに黒子にばれないためにも早め(それにしても早すぎな気がするが………)に、出かけようとしたのだが………………。 「お姉さま、何をしてらっしゃいますの?」美琴はおそるおそる振り返る。 そこには夜叉がいた。 もしくは目を充血させて今にも飛びかからんとする獣にも見えた。 「く、黒子起こしちゃった?ごめんね~。」「ごまかされても無駄です。」そういって黒子は手帳を広げる。 「そっ、それ私の手帳じゃん!」「今日のスケジュールについてるハートと『遊園地』とは何ですの?」 「なっ何でもないわよ!」「察するに『か』の字さんとのデート!ですわね?」 黒子はベットから立ち上がる。 「そのような不純異性交遊はジャッジメントとして許しませんの!!!」美琴はただならぬ殺気を感じた。しかしここは何があっても出かけねばならない。 (ゴメン、黒子!)「ふぎゃああああああ!!!!」 そうして今に至る。 (今頃、お姉さまはあのクソガキの所でしょうか、クソッ!!!)彼女らしからぬ悪態を心の中でつぶやく黒子であった。 上条当麻は現在幸せであった。 「おおっ、食費が半分どころか1/3で済んでる!!!!!」貧乏学生にとってこれはかなりうれしい。 理由は単純で、暴食シスターが2週間ほどいないからである。あのシスターがいるだけで食費は倍と言わず膨れあがる。 そんなこんなでのんびりと朝食を終えてゆっくりしていた上条さんの部屋のインターホンが鳴った。 「ハイハーイ、今行きま~す。」こんな朝早くから誰だ?土御門のやつか?今日は忙しいから勘弁しろよ~。と思いつつあけると。 「おっはよ~。」そこには本日が忙しい理由の張本人がいた。 「はやっ!!今、朝の10時だぞ!!」「あれー、おっかしいなぁ~。これでも時間調整したんだけど。」 「ま、まあ入れよ。」「お邪魔しま~す。」 「にしても早すぎじゃねーか」「………かなぁ?」 「早すぎ!………ってイヤ、前言撤回!そんなに落ち込む所じゃないぞ美琴!!」「迷惑だった?」 「違うって!」「………………たから。」 「え?なに美琴?聞こえ………」「当麻とのデート、楽しみだったから………。」そういうと俯いて黙り込んでしまう美琴。 こういう時どうすればいいのかは旗男のDNAが考えずとも教えてくれる。 当麻は美琴を抱きしめる。 「わわわわ!」「うれしいよ。楽しみにしてくれるなんて。」 「う、うん」抱き合う格好になってる二人。目が合う。そして………チュッ △△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△ 「「おお~!カミや~ん!!!!!!!」」 ここは向かいの青ピ宅。今の声は彼と土御門のものである。 「ラブラブでんがな~。」「にゃー。彼処まで行くと見てるこっちが気恥ずかしいぜい。」 「二人とも止めなよー。」ザザッ カーテンが閉められる。 「何すんの白雪はん。」「にゃー、良いとこだってのにー。」 「男二人して見るもんじゃありませんー。」 この3人が此処にいる理由。 ①土御門が上条さん宅をのぞくために青ピの所へきた。 ②土御門と遊園地へ遊びに行くことになってた白雪が舞夏に言われてここにきた。 「土御門くーん?デートのお誘いかと思ってたのに、あの二人を尾けるためだったんだー。」「ちっ、ちがうにゃ白雪、偶然だ偶然!って青ピは何にやにやしてるんだにゃー!?」 「二人とも青いなー思うて。」「「何勘違いしてるんだー!?」」 「そういう○○君(青ピの本名)だって白井さんとできてるらしいじゃーん。」「ちっ、ちがいまっせ白雪はん、あんなサディスティックな人うちがイヤや!!って聞いてー!!!」 聞いてなりふりをする土白に呼びかける青ピ。 「ところで青髪ピアスくーん?件の白井さんはどーしたにゃー??」「いや、電話してんけどな、『体が痺れてちょっとかかりますの』って言われてん。どしたんやろか?」 バダム!! 青ピの部屋のドアが開け放たれた。 「お、遅れて申し訳ありませんの。○○さん…………あら。」他の二人に気がついた。 「あらー、白井さんておめかしするとめっちゃ美人だー。」白雪が言う。 「いや!おめかししたとかでは無く!!いつもからこうですの!!」「にゃー………説得力無いぜい。」 実際、黒子は結構おめかししていた。女心に疎い馬鹿二人もあまりの変貌に見とれてしまっていた。 「それで、あの二人はどうしてますの?」そういわれて我に返る二人。 「「しまった!もういないでー(にゃー)!!」」 「じゃー私らも行こーかー?」「ですわね。さあそこの殿方二人、なに慌ててますの。レディをエスコートするんですからもう少し落ち着いてくださいな。」 かくて3カップルが第7学区にある遊園地へと向かう。 だが、『そこ』へ向かうのは彼ら6人だけではなかった。 △△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△ 「むっ!彼らに動きがありました!とミサカ10032号は緊急報告し、全ミサカへ作戦行動の開始をお願いします。」「「「ラジャー!!」」」 「止めときなよってミサカはミサカはつぶやいてみ………」「「「子供は黙ってなさい!!!」」」 △△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△ 「彼らが動き出しました建宮さん!」「よし、我らも追うのよな!」 こうして約60名(流石にすべてのミサカを動員するのは不可能だった)の人間が同じ遊園地へ向かいチケット売り場の人間に(どうして今日はこんなに連続して人が来るんだろう?)と不審がられる事となった。 上琴+追跡部隊が遊園地に入る数十分前、一方通行と打ち止めはというと 「どこか遊びに行こー、ってミサカはミサカは寝ているあなたに攻撃をしかけてみたりー」 「うるせェな。黄泉川や芳川に連れて行ってもらえばいいだろ」 「あの二人は今いないのでありまーす、ってミサカはミサカはあなたに連れて行ってもらう方向に誘導してみたりー」 現在黄泉川はアンチスキル、芳川は就活である。 (うぜェーなー。だけど温泉旅行からどこにも行ってねェから、遊びに行きたくもなるだろ) 「ったく……どこ行きてェンだ?」 結局許可を出した。こういうのは後々うるさくなるものである。 「やったー!ってミサカはミサカは喜びをかみしめてみたり!どうせなら遊園地にいきたい、ってミサカはミサカはあの人達が向かっている場所を提案してみたり!」 「あの人達って……はァー。見たいのは分かるが、他に行くとこねェのか?」 「あの二人だけじゃなく3人全員が女の子を連れてるよ、ってミサカはミサカはいつもと違うというところを説明してみたり」 「ほォー……。まァ、相手は大体予想できるがな」 デルタフォース全員が出動と聞いて少し興味がわいていた。 「行くか。別にこのまま寝ておくのも癪だしな」 「やったー!ってミサカはミサカは喜びをかみしめてみたり!ってさっきと同じセリフだなってミサカはミサカは自分に幻滅してみたり!」 かくしてこの二人もデルタフォースがいる遊園地に向かうこととなった。
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《おジャマ・デルタフォース!》 通常魔法 自分のメインフェイズに1度、デッキからこのカードを選択し墓地に置く事ができる。 「おジャマ・デルタフォース!」が墓地に存在する時、自分は以下の効果を得る。 ●自分は、ドローフェイズ開始時にデッキの1番上のカードを確認し、デッキの一番上か一番下に戻す事ができる。 この効果を使ったターン、自分の効果モンスターは攻撃宣言が行えない。 また、墓地に存在する「おジャマ・グリーン」「おジャマ・イエロー」「おジャマ・ブラック」を 1枚ずつデッキに戻す事で、デッキからカードを2枚ドローする事ができる。 part15-192 名前 コメント
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土御門の声を聞いたか、他のメンバーがそこに集まる。 青ピ「土御門はん、だめやないかー、これしきのコインでやられてしもては。」 白井「まったく、おかげであの類人猿の行方がわからなくなりましたわ。っ!!!!!!」 青ピ「どないしたん、白井はん」 白井「・・・土御門さんでしたか、間違いなくあの類人猿がこれを?」 土御門「にゃー。見事にこめかみにクリーンヒッ・・・・。」 白井「ぎゃあぁぁああああああああああああああああ!!!!!!!」 突然白井が絶叫する。 青ピ「ど、ど、どないしたん?」 白井「こ、これは、お、お姉さまのコイン・・・いつもスカートに忍ばせてらっしゃる・・・・・おのれぇぇぇ、あの類人猿がぁぁぁ!!お姉さまになんて事をぉぉぉぉぉ!!!!」 ただ単に上条が美琴と同じコインを(偶然か、必然か)持っていただけなのだが、白井の一言で場の空気が一変する。 そう、今までの【半分遊び】から【真剣、絶対殺す!!】へと。 白井「土御門さん、あの変態はどちらへ!?」 土御門「あっちだにゃー。(おのれカミやん、ついにスカートにまで手をつけよったか!)」 青ピ「みんな、追え、追うんだー。」 ついに大阪弁を忘れてしまった。青ピ 全員「「「「「おう!!」」」」」 そのころ上条さんは木立の中に逃げ込んで一息ついたところであった。 上条「はぁ、はぁ。ここまで来れば・」 「根性ってモンが足りてねえな、兄ちゃん、男だったら正々堂々勝負したらどうだ!?」 上条「だっ、だれだ?」 「よくぞ聞いてくれた、俺こそが学園都市のレベル5、7人の内の7番目、ナンバーセブンの削板軍覇だ!!しかしそんなことはどうでも良い!今ここで論じるべきは貴様のその不甲斐の無さ、根性の無さだぁぁぁぁぁああ!!!」 上条「勝手に盛り上がっているところスミマセンが相手は100人くらいいるんすよ。」 削板「ムムム、100人で1人を追い回すとは!根性が足りてねえのはあっちだったか!!よし、兄ちゃん!ここは任せて早く行きな!!!」 上条「100人相手にどうするってんだよ!!??」 削板「だから根性を見せるんだよ根性ってやつを!!」 両手を大きく広げ、背中を弓のように反らし、天に向かって吠えるように叫ぶ削板もしくはミスター根性。どういう理論か不明だが彼の背後がドバーン!!と爆発して赤青黄色のカラフルな煙がもくもくと出ている。 それを呆然と眺めながら上条は (あーもう この人相手が1000人でもつっこんでいきそー。てかレベル5だから大丈夫か。)そしてふと気が付いた。 「どうしてナンバーセブンさんがこちらにいるのでせう??」 「ウム、我が身を鍛えんと、天狗に弟子入りしておったのだよ!!!」 「嘘だー!!おまえは牛若丸かー!!ただ単に山ごもりし・・・」 青ピ「いたでー、カミやンんはこっちやー!!」 上条「くっ」 削板「どうやら話す暇はねえみたいだな、兄ちゃん。行きな!俺がここで防いでやる。縁があったらまた会おう!!」 上条「す、すまねえ」 走り去る上条、それを見届けたナンバーセブンは寄りかかっていた木からゆっくりと身を起こす。 削板「さて、根性見せてやりますか。」 愛と根性のヲトコ、削板軍覇の戦いが、今、始まる! 青髪ピアスを先頭とする上条討伐軍。 その前に突如として煙をもくもくと上げる不振人物が現れた。 その人物はてこでもそこを動くつもりはないらしく、 土御門「誰ですかにゃー。髪の毛つんつんしたヤローを追っかけにゃーにゃらんからそこをどいてほしいんだぜい」 青ピ「悪いことは言いまへん、どいてーな。」 白井「そこをお退きなさい!」 と言う説得に対してただ一言。 削板「断る。」 土御門・青ピ・白井「「「なっ」」」 削板「おめーら大勢で1人を追っかけるとは根性が足りてねえな。それともあれか?近頃よく聞く『スキルアウト』か?・・・・って無視すんな!俺の話を聞けー!!さもなくば我が屍を踏み越えていけー!!!!」 上条討伐軍「「「「「では。」」」」」 おのおの得物(木の棒・ロープなど)を持って愛と根性のヲトコ、削板軍覇に襲いかかる。 しかし全く効かない。 「痛っ!?木の棒で殴るなロープで首しめんな石を投げるな痛たたたたたたたたたたこの根性なしども!!!!」 まさに冗談みたいな光景だが2時間ドラマなら100本は軽く撮れそうである。 むろん全員でやるわけにもいかず(狭くて100人全員でやれない)一発やったら上条を追うというローテーションが出来上がりつつあったその時だった。 「だァァァァァらっしゃァァあああああああああああ!!!!!」 きれたナンバーセブンを中心とする謎の爆発。上条討伐軍の50名が空を飛んだり飛んできた味方になぎ倒されたりした。 「さっきから自分たちだけ楽しくやりやがって!!もう我慢ならん!!!本物の根性のなんたるかを今から見せつけてくれるわーっ!!!!」 残った50名。その内の誰かが言う。 「集まってたらただの的だ!!散れ!散るんだー!!」 三々五々分離する上条討伐軍。しかし 「すごいパーンチ」 どっかーん!! 「もういっちょ、すごいパーンチ」 どっごーん!! 「まだまだ!!すごいパーンチ」 ずごーん!! 「にゃー!!何なんだあの野郎!!」 そうしている内にも見る見る上条討伐軍は減っていく 「男の約束、なめるなよ!おまえらは1人たりともここを通さん!!!」 結果。 山の中に逃げ込んだ上条をおって山に入った上条討伐軍。 大半が「すごいパーンチ」に吹っ飛ばされ白井や土御門など一部の人だけが直撃をさけたのだが。 土御門「・・・ここは通れないにゃー」 白井「・・向こうに何があるか分からない以上、テレポートで向こうに行くのは無理ですわ。」 彼らの前には巨岩がゴロゴロ。 ミスター根性の念動砲弾で小規模な崖崩れが発生。上条を追うルートが遮断された。 土御門「帰ろ。ばかばかしいにゃー。ここで死にたくはないぜい。」 白井「全くですわ。あの変態にはあとで灸を据えましょう」 ぞろぞろと破壊された道を必死にかき分けて帰る上条討伐軍を見て 「・・、約束は果たしたぜ。フフッ いい鍛錬になった。」ヲトコは木立に消える。 そのころ上条さんは道なき道をかき分けて一足(結果としては1時間以上)お先に旅館へと戻っていた。 とは言ってももう夕方に近い。 確か今晩はキャンプーファイヤーだったなあと思いながら上条当麻は傷だらけの体を引きずって帰還する 禁書目録「なんか最近あいさ並に影が薄くなっている気がするよ」 と、いいながら紅葉饅頭(3箱目)を食べている 御坂「うふふふふ~ん。アイツとキスしちゃいそうになっちゃった」 と、いいながら幸せそうに寝ている 神裂「恩人にまた怪我をさせてしまった、恩人に恩を返さなくては・・・」 と、いいながらうなされている 打ち止め「これおいしいねー、とミサカはミサカはまたアーンをしてみたりー」 と、いいながら一方通行にスルーされる キャンプファイヤーまであと2時間 上条は何とか帰ってきた。 その少し前に目を覚ました美琴はその格好をみて絶句した。 「ちょっ!あんた、一体全体どうしたらそんなにぼろぼろになるわけ!?」 「・・いや、何でもない。」 弁明する上条だが、そのぼろぼろな格好では全く説得力がない。 美琴の声を聞いて奥の方で新聞を読んでいた災誤先生もやってくる。 災誤「ははーん、また土御門たちと派手にやったみたいだな。・・お嬢さん、気にしなくていいよ。こいつにとっちゃいつものことだから。」 上条「くー、いつもの事とか言われたー!!否定できない自分が悔しー!!!!」 御坂「・・・いつもなんだ。」 災誤「そう、いつも。くだらないケンカばっかしてね。・・っといけねえ。これから教職員会議があるんだった。二人とも楽しみにしてろよ。今晩のキャンプファイヤーではこの西郷先生が・・・・いかん、まだ内緒にしておくんだった。・・とりあえず、お楽しみに!!」 他校の、それも常盤台の生徒がいるからかかなり言葉遣いのきれいな災誤先生。 (あの先生も人間だったんだー。)という感想を持った上条だったが。 御坂「アンタ、いつもケンカばっかしてるとは思ってたけど、『そうそういつも』とはねぇー。」 上条「ちょっと、御坂サン!?何諦めた顔してバチバチ言ってるんでせう?」 御坂「こっちは心配してやってたのに・・・・くだらないケンカばっかだったんだ…(心配してたこっちが馬鹿みたい)・・・・死ねぇー!!!!!」 バチバチバッチーン!! 上条「ひぃぃぃぃ!!やめてください御坂さん!」 御坂「はぁ。まあいいや。」 上条(???やけにあっさりやめたな。まぁいっか)「ちょっと休むぞ。」 御坂「どうぞ、ご自由に。1時間後に起こすわ。」 上条「頼む。・・・・・Zzzzzzzzzzz」 御坂「・・・昨日も思ったけど、こいつ寝付きよすぎじゃない?(約5秒)・・にしても気持ちよさそうに寝てんなあ。」 じぃっと上条の顔を覗き込む美琴。 御坂(・・・・・・・ホントいい顔・・・ってなに居心地よくなってんのよ私!!??) あわてて上条から離れて首をブンブンと振る美琴。顔は真っ赤である。 この様子をドアの外から見ている人物がいた (上条ちゃんったら・・、もしかしたらホントにあの子(打ち止め)は上条ちゃんの子供かもしれないのです。・・・それにしても、良さそうですあの二人) 月詠小萌。上条当麻の担任にして彼を古くから知る良き理解者である。理解しているからこそ、彼女の心境は複雑である。(勘違いなのだが)まさに息子を婿にやる親のような気持ちであっただろう。 と、そこに 黄泉川「月詠先生、何してるじゃんよ?」 月詠「わゎ、黄泉川先生っ!!」 あわてて口をふさぐ。 黄泉川「ムグ、ムググ」 月詠 小声で(なんでもありませんから早く会議に行くのですよ) 黄泉川(アンタが来ないから探してたじゃんよ!・・んじゃ行くじゃん) 黄泉川も何となくは気が付いていた。いつもはどう見ても子供にしか見えない月詠の顔が、 その顔が、 そのドアをのぞいているそのときはまるで子を心配する母親のようであったことに。 しかし大人の女性を自認する黄泉川は決してそこには踏み込まない。 知らない顔して月詠を支えるのみだと思っていた。 そっとドアを閉め、ついでに【今寝ています、起こさないでください】のカードをさげた月詠。 上条当麻と御坂美琴の・・バトル?もしくはラブコメ? はたまた何か別の事態?が今、始まる。 とりあえず投下 上条一家+1はキャンプファイヤーがある広場に来ていた。 キャンプファイヤーもうすぐ開始するため他にも人がいた。 上条「早めに来たけどあと15分くらいどうするんだ?」 御坂「テキトーに雑談しとけば良いんじゃない。」 (さりでにアイツの好きなものとか聞こうかな・・・) 打ち止め「そういえば外で爆発音が鳴ってたけどなにかあったの?ってミサカはミサカは質問をふっかけてみたり」 上条「それはだな・・・どういうわけか学園都市レベル5の第7位のナンバーセブンがいたんだよ」 一方「あァ、あの意味不明熱血野郎か」 御坂「そ、それってどんな能力者なの?」 打ち止め「念動砲弾(アタッククラッシュ)って言って不安定な念動力に刺激を与えて爆発を起こす能力者だよ。ってミサカはミサカはネットワークから知った情報を教えてみたり」 上条「そんな能力者なのか。っていうかレベル5にしてはスケール小さくねえか?」 そのとき、また遠くでドカーンという音がした。 上条「・・・いや、やっぱすげえや。レベル5」 御坂「あなたの両側の二人もそうなんだけど・・・。」 一方「レベル5ってぇのを教えてやっても良いンだぜ?」 上条「っ!!!あ、あ、アクセラレータさん?手がスイッチに伸びてるのは気のせいじゃ・・無いですよね。スミマセン申し訳ございませんレベル5のすごさはよ~く分かっておりますのでここは平にご容赦をぉぉぉぉぉ!!!!」 打ち止め「ダメ!ってミサカはミサカはあなたの能力を奪ってみたり。」 崩れ落ちる一方通行。 打ち止め「目を覚ませ、少年!ってミサカはミサカはキリストのような奇跡を演じてみる」 一方「チッ、しょうがねぇ。ラストオーダーに感謝するンだな、最弱。」 この様子を近くの茂みからのぞく怪しい陰が。 「にゃー。カミやんのやつ・・・」「・・件の常盤台の子やなー」「おっ、おっ、おねえさっ!!・ムグ、ムググ」 土御門「にゃー。この子すぐに『お姉さまー!!』って絶叫するぜい。黙っといてもらわんとじっくり観察もできないにゃー。」 青ピ「で、土御門はん、どないすんの?ベストタイミングに突入にゃーとか言うてましたけど。」 土御門「にゃー。キスしようとしているときがベストだぜい。」 白井「ムググー!!!」 土御門「その時を見計らって突入だにゃー。カミやんの桃色空間を一斉に破壊するんだぜい。いいかにゃー、野郎ども。」 そして続けてらしからぬ真面目口調で言う。 「我らは今までカミやんに旗を立てられ続けてきた。その苦しみは今日終わる。あの野郎をガールフレンドの前で徹底的にボコして彼女を失望させて旗を回収し、(破局させ)もう二度と旗を立てられない体にするんだぜい。いいな、皆!!」 青ピ・白井「「おおっ!!」」 上条討伐軍、多くは戦意喪失し、残るはこの3名。 しかし、窮鼠猫をかむというように人は往々にしてこのようなときに限って驚くべき作戦を思いつき、獅子奮迅の働きを見せるのである。 そうとは知らぬ上条一家。 御坂「そう言えば、あんたって何か趣味とかあんの?喧嘩してるか病院で寝てるとこしか知らないんだけど。(実際そうなのよねー・・はぁー)」 上条「ん?いやおまえとしてる回数が一番喧嘩のなかでは多いぞ。」 御坂「・・・・・そう、だっけ?」 上条「うおぃ!!自覚なかったんかい!?」 御坂「それはそうとして趣味何なのよ趣味!」 上条「んーと・・・・・・・おいしい料理を求める。とか」 御坂「・・・何でそんなに家庭的なのよ。普通他にもあるでしょ」 上条「他には・・・勉強?」 御坂「なんでそこは疑問系!?」 上条当麻はインデックスや記憶喪失のためいつの間にか趣味が分からなくなっていた。 上条「じゃあお前の趣味は何だ、御坂」 御坂「え・・いや(漫画の立ち読みなんていえない)す、スイ-ツを食べたりおしゃれをしたり・・」 上条「意外と普通だな」 御坂「あんたには言われたくないわね」 上条「んで、残りの2人は?」 御坂(もう終わり!?)意外と話がはずんで楽しんでいたので名残惜しかった御坂嬢。 一方「俺はコーヒーとファッション雑誌だなァ」 上条「そ、その服でか・・・?」 だまってスイッチに手をやる一方通行 上条「スミマセンデシタ!つい口が!」 打ち止め「私たちミサカシリーズではゲテモノメイドシリーズが流行っているよ、ってミサカはミサカは意外とおかしな趣味を話してみたり」 上条「それってどんな・・・ハッ!!!」 突然頭を抑えてうなり始めた上条さん 打ち止め「急にどうしたの?ってミサカはミサカはパパの心配をしてみたり」 上条「ナニモハナサナイデクダサイ。ココロニハイッテコナイデクダサイ。コレイジョウエグラナイデクダサイ!」 御坂「何があったー!!??」 意外と楽しんでいる上条一家を横目にあの土青白は・・・ 青ピ「ヤバイ!カミやんの近くを丸太を持った奴が通ろうとしとるわー!!」 白井「あの旗男なら奴が振り返ったときに丸太で頭打っておっ、お姉さまに抱きつくことが用意に予想される!」 土御門「その丸太ストップにゃー!!!」 だが旗起爆機(マルタ)は他にもあった。 白井「あ!あれは危なーい!」もはや旗起爆機は上条の後ろ3メートルしか猶予がなかった。 青ピ「その丸太ストーーーップ」 土御門「ダメだにゃー!(丸太が)振り返っちまうだろうが!」 振りかぶった丸太は本当に見事に上条の後頭部に当たった。 そこで作戦発動!!!!! ①まず白井が土御門と青髪ピアスを飛ばし、上条が倒れるのを防ぐ ②次に白井自身がテレポートして御坂を遠ざける(ついでに抱きつき) ③その後土御門と青ピが上条を遠くの方で制裁&磔の刑に処す! これが旗折作戦(フラグクラッシュ)だ! 土・青「待ったーーー!!!!!!!」 一方「なんだァ!??」 上条「うぐっ!」 土青白(第一段階成功!) 白井「お姉さまー!危ないところでした!お姉さまの貞操に もしものことがあったら私黒子は死んでも償いきれませーん!」 御坂「あんたらどッから沸いたー!?(せっかくこっちに倒れこんでたのに!)」 土青白(第二段階成功!!) 御坂「いつまで抱きついてんだー!離れろ!」 白井「ああぅん」 しかし倒した先にはデルタフォースがいるところ、そして親の遺伝(超フラグ)発動! 突き倒されたり、足がもつれたり、殴られたりで結局御坂さんがいるところにDIVE!
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【デルタフォース】クラス三バカの日常シリーズ まとめ このまとめは、したらば掲示板の禁書板にある、「【デルタフォース】クラス三バカの日常」のシリーズを纏めたページです。 ほぼhttp //www58.atwiki.jp/deruta_sanbakaに移行済み 旧スレは、移行中 第七章以降、旧スレと現本編スレ(リレー形式スレ,SS用スレ)の三つに分かれますので、以下の三つに分けて纏めてあります。 旧スレ 【デルタフォース】クラス3バカの日常 リレー用 デルタフォース】クラス三バカの日常2nd リレースレ SS用スレ 【デルタフォース】クラス三バカの日常2nd SSスレ 【デルタフォース】クラス3バカの日常の関連スレは全てこちらでまとめてあります。 旧スレ 【デルタフォース】クラス3バカの日常(現在完全停止?) Part1 Part2 Part3 Part4 Part5 リレー用スレ 【デルタフォース】クラス三バカの日常2nd リレースレ Part1 SS用スレ 【デルタフォース】クラス三バカの日常2nd SSスレ Part1 元まとめwiki(移転完了に伴い、現在は中身が有りません。) http //www12.atwiki.jp/index-index/pages/2035.html ▲ 閲覧回数 上条さんは今日は - 回吹寄に頭突きをくらった。昨日は - 回御坂に追い回された。 今まで - 回いちゃついた。
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(時間はややとんで3時間目終了後の休み時間、4時間目ギリギリ) 生徒E「そろそろ授業か…4時間目は小萌先生の化学だったな。とりあえず席つくぞー。」 佐藤「おいばかみじょう。そろそろ席ついたほうが・・・って! おいお前さんが今その手に持ってるのはまさか金のくちばし!?おいおいおい不幸が売りのお前がなんでそんなもん持ってんだ!!!???」 上条「あぁ?これか? なんかさっき廊下で女子にぶつかって落としてたんだけど、急いでたみたいでそのまま慌てて走ってったんだ。やっぱこれ返さなきゃだめかな? 」 土御門「にゃー。俺的には『女子にぶつかって』のところに殺意を覚えるですたい。」 井ノ原姉「んで、それ返してフラグをさらに立てるってか、え?上条さんよぉ?」 井ノ原弟「おい皆!!上条から落し物を奪い取るんだ!!奪った後に落し物を届けに行く権利は早い者勝ちなっ! 」 東原「あれ?そういや上条その前にも落し物拾ってたろ?たぶんハンカチだったと思うけど返しに行かなくても良いのか? 」 生徒E「…!ティンと来たぜ!それはいけないな上条君!ほら、早くその金のくちばしとハンカチを届けるんだ!この際フラグはいいから!(…ククク、今から落とし物を渡しにいけば遅刻は確実だ!) 」 土御門「生徒E!それはだめにゃー!どうせ遅刻したらまた吹寄から殴られて姫神あたりから心配されてフラグの嵐になるのは目に見えてるにゃー!!」 生徒E「ぐっ、そうか……!…っつーかもう本鈴鳴るぞ!早く皆席につけ!落し物は後だ後!ちょうど4時間目だし昼休みにでも決着をつけるぞ!!!」 土御門「にゃー。かみやんのフラグ体質もどうにかなんねーかにゃー 」 形原「上条だぜ?無茶言ってないで席着こうぜ 」 土御門「くっ…!みんなもう慣れっこに!? ……ってあれ?何で小萌センセは泣きそうなんだにゃー? 」 浅志「ついさっき本鈴鳴ったからだよ、みんな気づいてなかったけど」 備萄「げっ!急いで席に着かなきゃ! 」 佐藤「やべぇ、教科書隣のクラスのやつに貸しっぱなしだった!授業中だけど特攻してきます! 」 綾風「あーん!私もだーっ!!まって佐藤君ー!」 東原「せんせー、鈴村と関がまだ保健室から戻ってきてませーん!!」 土御門「にゃー………ヲイヲイ小萌センセが本格的に半泣きだにゃー。」 箕輪「この際・・・いまこの場に居る生徒だけで授業を開始すべきかと・・・ このままじゃ一向に授業が進まない・・・かと 。」 青ピ「そうなんやけどなぁ………なんか今日はやたらと小萌先生泣かせたくなるんよねぇ ……精神系能力者にイタヅラでもされたんかね?」 形原「濡れ衣で変な責任押し付けんな青髪。……っていうかお前が変態なのはもともとだろ。 バカなこと言ってないでさっさと席ついて授業しようぜ?」 青ピ「何失礼な事いってんねん!僕が小萌センセ好きなのはみんな知ってるやろ!!それにみんなだって今日は小萌先生慰めたり騒ぎを止めたりしてないやんか! 」 東原「だって今日まだ上条が不幸になってないし、最初にとめるはずの関とかがいないんだよ。桜井も野上についていってまだいないし 」 箕輪「(いいから早く授業進めようって言ってんだろうが糞ガキどもめ・・・怒)・・・先生・・・俺ちょっとトイレに行きたい・・・・・・かも 」 土御門「仕方ないぜい!不肖ながら恋愛博士の土御門さんが小萌センセを慰めてやるにゃー! 」 小萌「みな・・・さん・・・じ・・・ぎょうを・・・はじめ・・・ますよ・・・ 」 青ピ「もういい加減にはじめないのかねー?泣いてる子萌先生もいいけど♪さすがにこれ以上は・・・」 その時!! 今にも泣き出しそうな(実際に顔を真っ赤で目は潤み身体は小刻みにふるわせている)小萌のクラスのドアを何者かが勢いよく開け放った 災誤「何をしている!貴様ら!」(小萌先生同時に教室から逃げ出す) 青ピ「げっ・・・!ゴリ・・・じゃにゃかった、災誤先生!? 」 上条「うわっ!なんでアイツが!?まさかさっき出て行った箕輪が!?」 災誤「教師を泣かすとは貴様ら何様のつもりだっ!!!!」(叫びながら教室を見わたすゴリラその目はデルタフォースの一角を捕捉する) 土御門「こ・・・ここでゴリ・・・もとい災誤センセが現れるとは・・・!! くそう……真面目にやろうとしたとたんこれにゃー・・・ここは・・・にゃぁ♪(カミやんを見る) 」 青髪ピアスの視線に誘われ、クラス中の視線が 上条に集約される 上条「こ、これはまさかの不幸の予感!せーの、不幸だー!!」教室の外(目をつぶっているせいで災誤先生方面へ)へ全力ダッシュ! 東原「あー・・・、見事なまでな正面衝突だな・・・あれ?双子弟どこいった?」 災誤:自分のムネへ飛び込んできた生徒(上条)の腰に手をやり、軽々と天へ持ち上げ地上(コンクリ)へ向けてっ!!!!パワー・ボム!!! グシャ! 上条「ぶゲぇああぁっ!!!!!」 おもいっきり後頭部をコンクリに打ちつけパワー・ボム後の体勢のまま悶絶する上条 青ピ「……かみやんじゃなかったら死んでるでー。あれ……」 土御門「つーかあのゴリラ古武術だけでなくプロレスまで覚えやがったのかにゃーっ…… 警備員でやればいいのになんで生徒指導でしか使わないんだろうにゃー? 」 黄泉川「コラーっ! 何してるじゃんよー」 どうやら双子弟が救助(レスキュー)を要請したらしい。 「災誤センセー、そんな事したら、職員会議で吊るされるじゃん。」 すでにPTAの出番です!と心の中で抗議する生徒たち 「ほらっ、大丈夫じゃんよー?上条?」 黄泉川に手をひかれ立ち上がる上条だが、ダメージが抜けきっておらず足がもつれた。 結果。 そのまま黄泉川の谷間に突撃。 慌てて離れようとして母性の塊をワシ掴みっ。 黄泉川の表情が消えた。 無言のまま上条の髪の毛をワシ掴むと、紙人形のように振り回し黒板に打ち付ける。 バ ゴんっ!!!そのまま黒板の端から端へ大根おろしよろしく擦り付ける。 そして勢いを殺さず床に叩きつけたっ!!!!! (もうどうやって効果音、表現するか解らん) 青ピ「くっ!ここでもカミやん病がっ!!うらやましすぎるっ!」 土御門「にゃー。……確かに前半はうらやましいが、後半はゴメンだぜい。っつか、カミヤン死んだんじゃにゃーのー?? 」 黄泉川「はっ!ま、また生徒を手にかけてしまったじゃんもうこんなことはしないって自分に誓ったのに……ま、まぁとりあえず上条大丈夫じゃん?」 土御門(またってアンタ、過去にあの惨劇をやったことあるのかにゃーっ!!??) 女子A「かっ上条くん?? だいじょうぶ?」 上条は朦朧とした意識で呼ばれた方向へ歩き出すも、途中で足がもつれて胸へダイブっ 女子A「きゃっ!…か、上条くん?」(困惑の中にどこかうれしさをたたえながら) 東原「ふっ、吹寄!?落ち着いて、あれは事故だよ!!だからその椅子を床に下ろすんだー!! 」 男子A「なぁ、賭けしないか?俺上条が吹寄にも何かするに俺千円っ。」 男子B「おまえ馬鹿だろ、上条キラーに名高い吹寄さんにフラグが立つわけが・・・ 」 吹寄「そこ!男子AB!何をたわけたことを言ってるの!! 」 白雪月夜「小萌先生、電車が止まって遅刻しました~。って、あれ?黄泉川先生とゴ…災誤先生…何やってるの?はっ…誰だ小萌先生なかした奴は!?」 茜側赤音「すみませーん小萌先生ー前に同じで遅れましたーって、わー!ポリゴンゴリラー!!っつか小萌先生泣いてるー!? 」 白雪「赤音ちゃん!聞こえる(ゴリラに)総員静かにして下さい。まずは…せいりちゃん何があったか教えて? 」 北原「今の時間に電車で遅れましたはないだろ。遅れすぎだろうまったく・・・」 白雪「えー…だって、かなり離れてるんだもの。朝五時に起きて、七時に登校。なのに電車が止まるから…歩いてきた私と赤音ちゃんの苦労が…。それに、病院にも行ってたし…。あれ、遅刻するって連絡はいってないの?おかしいなあ…。てか、みんな授業やろうよぉ(ウルウル)前のテスト悪かったからちゃんと勉強したいんだよう…。」 茜川「あ、だれってそりゃないよー。前に二人で転校してきた白雪と茜川だよ。 ああ、そうか北原君はクラス違うから知らなかったのか。ってか何でここにっ!?」 そんなこんなで授業終了10分前 小萌「うう…ひっく…ぐすぐす…。きょ、今日はみんな透け透け見る見るじゃ足りないですよ~…。み、みんなコロンブスの卵なんですよー…。できな…できっかったら…朝まで…ナマ居残りなんですよ…?クスン…。」 茜川「わー!!!!!月詠先生それはだめー!とりあえず東原とポリゴンゴリラは教室に戻ってー!! 」 小萌「も、もう決めたんですよー!コロンブスの卵ですっ!黄泉川先生とさ、災誤先生は帰っ、て下さいなのですよ~…。北原、ちゃっ、もっ、ですよ……!」 (三人を追い出す) (本鈴) 草場陽牙「ホームルーム終わったか~? さっきから隣のクラスで朝飯食ってたら、北原がいきなり••• コモエ先生が泣き止むまで外にいってきます。」 男子F「勘違いしすぎ。おまえ、隣のクラスだろ。」 草場「あれ?じゃあ寝惚けてたのかな?何故か災誤先生が北原にプロレス技を掛けてたのを見て、逃げる様にクラスに戻る夢を••• あれ? 」 白雪「あれ、北原くんのクラスの人?うーん…今四時限目だけど…。北原君は追い出されちゃったよ。 …小萌センセー、お昼にしましょう。あとでコロンブスの卵ですね?……というか、このクラス五人居るかいないかだよねー、念動力者。………あれ、いましたっけ?」 野原「俺がいます!!主に美人のお姉さまと出会うために訓練を!!……身を結ばないけど。あとスカートめくりはしねぇゾ! 」 草場「嘘付け!!お前先日冗談半分で女性のパンツずり落したじゃないかっ!」 白雪「のっ、野原君!?そして、そんな事するのは犯罪だよっ!!!!!よっ黄泉川センセー犯罪者発見です~。 」 茜川「野原君、君みたいなのを最低というんだねー!」(青筋立てて音波系能力、鼓膜破砕起動準備中) 白雪「あ、茜川さん制裁よろしくね♪じゃあ、黄泉川先生よんでくるからっ。小萌先生、ちょっとでてきまーす。」 野原「なんだと!この「チラリズム紳士同盟」にも入っている俺がパンツずり落としなぞに興味を持つか!! あくまで大自然の力で!偶然で!運命で!一心不乱のチラリズムを!!チラリズムのみを愛する俺を!!! チラリズムの命と情熱を賭けるこの野原をパンツずり落としなどというか!! 能力(チカラ)によって生み出された「見せ」などに何の意味もないわ!!! だいたい俺の能力は近づかんとできんのだ!!!俺のカメラはお姉さまとチラリズムのみなのだっゲフォォオオオオオッ!!?」 (茜川にやられてフェードアウト。) 茜川「あ、小萌先生。この人類の屑を冥土返しのところまで引きずってきまーす。 …まぁこんなのでも死んだら私の経歴に傷がつくし。」 白雪「赤音ちゃん、黄泉川先生連れてきたけど……。いらなくなったみたいだね♪」 そんなこんなしている間に4限目の終鈴から15分も過ぎていた。 すでに購買は無数の人だかり。上条のクラスが食料を確保できる可能性は絶望的だ・・・・・。 「・・・脱走だ!脱走するんだ!!」いったい誰がさけんだのか・・・。 かくして、かつての戦場からの帰還者と敗残兵(青ピ)は再び戦場へ集結する。 お昼ゴハンを求めて・・・。 吹寄「実動部隊は前と同じ、上条・土御門・青髪ピアスと私でいいわね? 」 作戦参加者全員「「「「「「異議なしっ!!(上条のおとり能力の高さには定評がある。)」」」」」」 上条「聞こえてますけどねっ!!!!」 そして作戦決行!! 白雪『もしもし!上条くん!?ヨミカワ先生に気づかれ…きゃああ!』ブツッ…ツーツーツー…。 「白雪ーーーーーーーーーーーーーー!!」 上条「くそっ!白雪がやられた!!」 吹寄「つまり、黄泉川先生がこっちに向かってるってこと!? 」 野原「待ってください黄泉川先生!!まだ俺のチラリズム概論はまだ終わってませんよ!せっかくチラリズムの歴史の初期が終わったところなのにっ!!!昼飯?脱走?そんなこと知らない!!俺の情熱をわかって欲しいのです!!モロミエなどという愚かな行為をしたという容疑を晴らすために!!ええい!ゴリラ邪魔すんなぁぁぁぁぁ!!」 野原は災誤によってシャイニングウィザード→パイルドライバー→腕ひしぎ十字という破壊工作を受けた。 『ぐっ…今…気が付いたんだけど…。の、野原君が頑張ってる…。………いや、ホントに自分の容疑はらしたいだけかも…。ご、五分間…おとりやるから…頑張っ…て…」 青ピ「よし、野原ナイスや!あと五分あれば目的地につけるで! 」 黄泉川「ええいっ!!、野原邪魔じゃん!災誤先生、よろしくじゃん!」 女子B『総員に次ぐ! 先生全員にもろばれした模様! ばれたのは男子Aが黄泉川の前でポロリと漏らしたらしい! ちなみにお弁当組らしい!! 黄泉川先生は月夜ちゃんが、ゴリラは野原君が足止めしてるが、その他はもう校外に出た模様!ちなみに小萌先生はここで泣いている! 早く買ってきなさい!!! 茜川『朗報よ! ポリゴンゴリラの制圧に成功!私の能力が直撃したから今から10分は動けないはずよ! …………あ、でも野原もついでに巻き込まれたから彼もリタイアか…… 』 土御門「野原アアアアァァァ!」 茜川「とりあえず黄泉川先生もポリゴンゴリラを抱えて離脱!私は倒れた月夜ちゃんが心配だから 医務室へ行ってきまーす♪ 」 「にゃー!実動部隊へ。現状の作戦を放棄!!各々の判断で最短の逃走ルートに切り替えるにゃー!」 野原「まだ・・・・!!まだ倒れるわけにはいかない!! 何も出来ない!あの人に何も勝てなかった自分が、自分の誇り(命)だけを諦めるわけにはいかないだ!!ぬうぉぉおぉぉぉ!!運命は、まだ運命は俺を倒せない!行くぞ黄泉川先生ぃぃぃぃぃ!!」 背後にチラリズム万歳的な炎をあげながら彼は雄叫びを上げる。が、しかし黄泉川先生はとっくにポリゴンゴリラを抱えて立ち去っているのであった。 生徒E「……不憫なり、野原…。 それとだ。…もうどれだけ早く帰って来ても手遅れだと思うぞ。 誰が実働部隊だったかは居ない奴数えれば分かることだし。 」 上条「うわあああ!不幸だぁーーー!! 」 白雪「ま、待って…妙案があるわっ、全員散って…!トイレでもどこでもいい、散開して…誰がいないかわからなく…!」 生徒E「待て白雪、それは被害を全員に拡大するだけで解決策になってねぇ!!一応まだ説教途中だから逃げたらマズいぞ!…いや待てよ。、ゴリラKOした時点でアウトだからもう何してもいいのか? 」 白雪「もう…全員終わってるわよ…誰も、止めなかったじゃない…。な、なら…全員そろってた方がいいわ…。お、押し付けはよくない…。どうせ…後で…皆でコロンブスの…卵…野原君以外…クリアでき…」 土御門『アホかー! 諦めんな白雪ー!!とりあえず顔がわれた実動部隊とその他は捨石だにゃー!生き残りは教室に戻って無関係を装うんだ! …それから。裏切り者の男子Eをシメとけーーーーー!!!!!』 そのころ上条の後ろを数学教師(親船素甘)がでかい三角定規とコンパスを手に追い回していた。 まるで蛇のように息を吐きながら三角定規を投げる びゅおおん!!!! と。 白雪『す、捨て石は…私と、実動部隊…野原君は…微妙ね…。あ、赤音ちゃんもだめだわ…。 じゃあ…最低でも六人か…。ところで…………不幸な上条くんは大丈夫? 』 東原「あーほらほら子萌先生泣きやんで。飴あげるから。4つあげるからー(イチゴ、ミルク、レモン、ハッカ) 」 小萌「なっ…こ、子供扱いするなですよー!ひ、東原ちゃんがひどいのですよー! はっかは嫌いなのですよ!」 男子A「そっちかよっ!?」 姫神「ところで。そろそろ帰ってくる。気がするけど。そして。小萌。飴玉で騙されてる。…………お弁当。持って来てて良かった。 」 かくてお弁当ゲット大作戦は無事(?)成功した。 吹寄「ほら買ってきたわよ!十人分しかなかったけど!あれ?他のやつらは? 」 茜川「はーい! 私と月夜ちゃんならいるよーっ!」 白雪「ところでさ、ほんとは私お弁当だったんだ……。五分で食べたから気付いてないかも知れないけど……。あ、赤音ちゃん、余ったパンいらない? 」 茜川「いるー!ありがとー月夜ちゃんっ!!!!」 生徒E「あ、俺も居るから頼…ぐはぁ!?やめろ、なぜ殴るー!?大体裏切って計画漏らしたのは生徒Aだろ!俺は何もしてな…え?先生気づいてなかった?…成る程、そりゃどうz」後半は打撃音になっていた。 東原「お?野原お帰りー。ちゃっかりお前昼飯買ってくるなよ。俺、たくあんと塩にぎりだけなのにさー」(微妙に燃えつきかけている野原を見て) 女子B「上条当麻が頭に打撲傷を負っていま保健室!土御門元春、青髪ピアス、吹寄制理はどうなった?」(以上、保健室より) しばらく後。 白雪「ん?あれ、小萌先生。今日皆先生の授業聞かなかったから、コロンブスのたまごっ!?」背後から数名に口をふさがれた! 茜川「(ひそひそ)月夜ちゃん、だめだって!ラッキーなことに忘れてくれてるんだからっ! そんなこといったらみんなから睨まれちゃうよ!え?どうしても喋いたい?じゃあ仕方ない、ごめんね月夜ちゃん」 (最低出力で能力発動、月夜即気絶) 青ピ「いやー。あぶない、あぶない。コロンブスはいややからねー。」 小萌「青髪ちゃんと赤音ちゃんと上条ちゃんと土御門ちゃんと白雪ちゃんと野原ちゃん、吹寄ちゃんはみるみる衰弱なのですよー。」それは一体何かというと、神経衰弱を目隠しでやることである。 東原が騒動の片づけをしつつボソッと一言。「せんせー、野原最近(直感的な)心眼を(気合で)身に着けたからたぶんあっさりクリアされるよ。」 小萌「じゃあトランプカードもなのですー。両方できたら帰っていいのですよー。」 トランプカードとはトランプを立たせる。ちなみに特殊な素材でできているため、異常に破けやすい。正真正銘念動力者のために作られた特別なカード。レベル3でも苦戦するのだ。 野原「ちょっ!東原、なに口走ってんだよ!?」 東原「黙れ・・・・、この間テメェが街角チラリズムキャッチとか言ってぶらついてたから俺まで巻き込まれたこと忘れてんのか?なんかテレポーターの風紀委員とか出てきて北原とか西原とか南原とか中原とかその他もろもろまで出てきて俺の大事なにゃんこ発見がパーになったんだぞ・・・!黙って受けとけコレくらい。ガタガタ抜かすと 無・双・三・段 食らわすぞ?」(モップの柄を持ちつつ) その頃。 白雪「あ、赤音ちゃん、私は口で言って聞く人だよ!み、耳がぁ…。いたあい、ひ、どいよーっ!今日耳鼻科に行ってきて鼓膜が破れてるって言われたばっかなんだよ?ああ、病院いかないと…。先生、ちょっと耳鼻科行ってきていいですか? 」 ちなみに、今日病院で診察を受けたのも、一緒に居てブレイクサウンドの余波を受けてしまったためである。茜川、友達は大事にしろ。 茜川「ご、ごめん月夜ちゃん…思ったより威力出ちゃってさ…。」ポリポリ 白雪「あ、そーだ赤音ちゃんも一緒に来てくれない?」 (みるみる衰弱やらないで済むかもなー。押し付けはよくないけど、ここは赤音ちゃんの為ってことで♪) 茜川「わかったよ、月夜ちゃん(ヨッシャ、さぼれるっ!!)じゃあ今から行く? 小萌せんせー!耳鼻科に行ってきまーす!月夜ちゃん、私かなり腕がいいってうわさの医者を知っているからそこ行く? 」 白雪「あ、じゃあお願い。」ドアを開けて二人で逃亡。
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現在上条当麻は林の中をスケッチするポイントを探して歩いている。 「おっ!ここいいじゃねーか。」 少し開け、向こうまで見渡せる絶好のスケッチポイント。 「きれいねー。」 当然美琴もついてきている。 座り込んでスケッチ開始する2人。ちなみに黒子は前日何度も気絶したせいで追いつけていない。2人を追っかけているにはいるのだが・・・ 「テレポートしようにもお姉さまがどこに行かれたかがわかりませんの。」「にゃー、あいつらどこいったにゃー?」「やめなよ3人ともー。」 「白雪さん、これはジャッジメントのお仕事ですの。」「にゃー。善良な一般人の協力ってやつだぜい。」「せやせや。言っておくけど私怨ではあらしまへん。」 「・・じゃーなんで3人とも目が血走ってクマができてるのかなー?」 『理由』 昨日夜遅くまで作戦会議(実体は愚痴りあい、カミやんの料理法研究)をしてたから。 「にゃー・・・・じゃあ何で白雪は来てんのかにゃー?」 「っ!! いや別に。」「白雪はんもあの旗男をやりたいんやろ。分かる、分かるでー。」「(やっぱり全然分かってないなー)そんなに言うなら私戻る。」 言うが早いか駆けて行ってしまった白雪 「なんでにゃー?」「なんでやろ?」 「・・・全く。女心の分からない方たちです事。」 「白井はんはわかりますの?」 「はぁー。・・・・勝手にご想像してくださいな。(白雪さん、かわいそうですわ。)」 「「??????」」 全く分かってない馬鹿二人を後目に盛大にため息をつく白井。 この3人はこの後彷徨することとなる。なぜだろう? 一方こちらは上琴空間 から少し離れた場所。 「やめなさい、ステイル。何をカッカしているのですか?」「神裂、あの子(インデックス)を泣かせるようなことを僕は絶対に許せないんだよ。」「・・はぁー」 ステイルの手にはボウガン。イノケンティウスは山火事を起こしかねないので使えない。 ゆえに彼の今日の得物は「人払い」と「ボウガン」である。 先ほどの3人の彷徨の原因は「人払い」に逆らって近づこうとしているからである。土御門なら気がつきそうなものだがあいにく寝不足のため全く気がつけなかった。 「だからといって彼を傷つけたらあの子は悲しみますよ。」「かといって隣の子を傷つけるわけにもいかんだろう?」 「・・・」「それにあの二人のどちらかを撃つとすれば迷わず上条を撃つね。」 「それは嫉妬では?」「ちっ違う!」 「そんなにあのこのことが心配ならいっそあなたがあの子の側にいてやれば良いではありませんか。」「だが、しかし」 「ああもう!面倒な人ですね。男なら男らしく告白なさい!!」「な、なにぃぃぃぃ?ま、待て。僕もあの子も聖職者だぞ!」 「まったくこれだからステイルは。」「っ!な、何なんだそのあきらめた親のような顔は!?」 「まだ18ですけどね。」(18には見えないって言ってやろうか。・・・だめだ。殺される!) 気を取り直してボウガンを構えるステイル。 が、「っっ!!!!」そのまま硬直し、気を失って倒れる。 「!!ど、どうしたのですかステイル!?・・ハッ!!」視力8.0が衝撃的な光景を目にする。それは・・ 「へえー、アンタって絵うまいんだー。」「マジで意外そうな顔しないでくれよ。」「ゴメンゴメン。」「で、おまえの方はどうなんだ?・・・・・うますぎだろ、ソレ」「そう?」 お嬢様学校ゆえか美琴の絵はもう写真に等しい。まだ鉛筆で書いてるだけなのだが。 「きれいだなー。」「どっちが?ん?」 (ん?ああ、こいつ自分と絵のどっちがきれいかって聞いてるなぁ。)女心に疎い上条とて美琴の満面の笑みを見てそれが分からないほどではない。だから言ってやった。 「美琴に決まってるだろ。」「ありがとー!!」チュッ ステイルと神裂が見たのはこの光景であった。 「ステイル、もう止めにしましょう。」「なっ何を言っているんだ!?」 「もうあの二人の仲は決定的です。彼を傷つけたところでかいがいしく看病するあの子(美琴)との仲を深めるだけでしょう。」「じゃあ、どうしろってんだ!?このままじゃインデックスが!!」 「インデックスをイギリスに連れて行くことも含めて考えるべきでしょう。」「何?」 「このままインデックスを彼の家に居候させたところで危険な状態を生むだけです。知っているでしょう、あの子(美琴)のすごさは。」「うぐぐ」 「彼にああいう子がいたのは誤算でした。早急に手を打たねばなりません。宿に戻りますよステイル!」「シィット!!ガッデム!くそっ!くそぉっっ!!」 聖職者らしからぬ言葉をステイルは吐いた。 【神裂は女教皇に返り咲いてる設定です。】 「さて、と。どこにいくかなのよ。」「そうですねえ。」 天草十字凄教の建宮斎字と牛深は空を見上げる。 ここはロンドン、処刑塔。ちょっとした調べモノという名の尋問を終えた二人はどこで昼食をとるかを考えていた。 と、その時、建宮の携帯が動いた。 正確にはそれにつけられた通信用霊装(ストラップ)。それを見た二人は。 (プップリエステスゥゥゥゥ!!!???) 返り咲いたと言っても彼女の方から連絡する事などほぼない。 (も、もしかして大精霊チラメイドの購入がばれたとか!?)(馬鹿な!あれはさっき買ったばかりなのよ!!こんな早くに気がつくはず・・・)(聖人でもあるプリエステスですよ、不可能なんてありません。) ややあって 「ぷ、プリエステス?私建宮は決してやましい心でアレを購入したのではありませんなのよな。」 「?? なんのことですか?それよりそこに五和はいますか?」 「はい?いや、今ちょうど買い物に出てるはずですが・・・。」 「ならよかった。上条当麻の件についてあの子には知られてはならないことがありまして。」 「っ!! つ、ついに大精霊チラメイドで彼にアタックするのですな プリエステス!」 「なっ、何を言ってるんですか建宮斎字!!それに何ですか大精霊チラメイドとは!!?? ・・・ハッ!!まさかそれを女子寮に送るつもりでは!!!」 「ピンポーンなのよ。さすがプリエステス! 分かってらっしゃる。うんうん」 二人してうなずく建宮・牛深。が 「ばっばっかものぉぉぉおおおおおおおおおお!!!!!!!」 「うぎゃーっ!耳が、耳があぁぁああ!!」 「ゴホン、そんな馬鹿話をしにきたのではありません。」 「となると 堕天使エロメイドの再使用?」 「違います!上条当麻にフィアンセがいることが発覚したのです!!」 「ななな、何ですとおぉぉぉぉぉおおおお!!??」 「だから五和に聞かれるとまずいんです。あの子前にふられたとき何をしたか覚えているでしょう?」 建宮は思い出す。数年前男に振られた五和が何をしたのかを。 「我々の本拠地を半分吹っ飛ばしてくれましたのよな。我らが先祖代々作り上げたあの要塞を小一時間で。」(最強とは位置探知不可能という意味である。) それは数年前のことであった。 まだ天草十字凄教が日本にあった頃のことである。あの日もこんな曇り空だったなと建宮は思い出す。そして隣の牛深とともに思い出してガタガタふるえる。 デートに行くため(本人は真っ赤になって否定したが)おめかししていった五和が帰ってきたとき彼らは彼女から発される異常なまでの魔力に気がついた。 ふられたのか?と誰かが囁いたその時! 五和が爆発した。 たったそれだけで天草十字凄教の最強の要塞・本拠地の守りは甚大なる被害を受けた。かれらがロンドンにきたのにはこういう、本拠地が使えなくなった、という事情もあったのである。 「ですからいますぐに彼女にばれてはまずいんです。彼女を私より知っているあなた方へのお願いです。」 「おおおお。」(馬鹿?)二人は感動した。プリエステスが自分たちにお願いしている。あのプリエステスが!それだけで二人は感動しきっていた。 ちょうどそこは今彼らがいるロンドンのアパートの前であった。 「お二人とも、何してるんですか?」 ビクウッ!!!! 二人はおそるおそる振り返り、言った 「「何でもないのよな、五和。風邪引くから早くお入り。」」 彼らは気がついた。 「あの時」とおなじ魔力が五和から発されているのを。 (ば、ばれた?でも何で!?会話は3人以外には聞こえないはず!ちゃんとそのための手も打ってある、ハ・・・・ズ・・・・・だったんだが。) 彼らは見る。 五和の手に握られているものを。 それは傘である。 どこにでもあるような。 しかし紛れ込む、どこにでもあるものに溶け込むことに特化した天草式では意味が違う。 (つっ、通信傍受霊装!!!???) そう、そうなのである。二人の怪しい動きと叫んでたがために漏れていた「大精霊チラメイド」に気がついた彼女は通信を傍受していたのである。 「・・・わたしって振られるのがお似合いなんでしょうかね?」 「い、五和ちゃん??」 「失礼します。」言うが早いか彼女は自分の部屋に閉じこもってしまった。 建宮たちは別室で会議を開く。霊装を通じて神裂も参加している。 「知られてしまったというのはどういう事ですか?爆発は?」 「申し訳ありませんプリエステス。五和、魔術が上手になって気がつきませんでしたのよ。」 対馬「ところで、これからどうするのよ?」 「それなのよな。爆発しても困るがしないってのも・・・・。」 「五和の爆発の予兆魔力も弱まってます。」 なにやらホロスコープのような機械をのぞき込んで香焼が言う。 「ここは人生の先輩の出番なのよな。」「ですね。」「だよね。」 対馬「・・・やっぱり私?」 「対馬様しかおらんのよな。」「お願いします。美脚五和姫」「それ言い過ぎじゃ・・・?」 対馬「香焼?アンタ死にたいの?五和をけしかけても良いのよ?」 香焼「す、すいません対馬先輩!!ごめんなさい、ごめんなさい!!」 対馬「・・まあいいわ。ロンドンを吹っ飛ばすわけにもいかんでしょう。ロンドンといえば、アークビショップはこのことを知ってるのですか、プリエステス?」 「・・・・あの人に知らせると逆に事態を悪化させそうですが、ロンドンが吹っ飛ぶ可能性も否定できませんので先ほどステイルが連絡を・・・・。」 バーン!!!!! 神裂の声を遮るように作戦会議室(アパートの一室)のドアが開け放たれた!! 「じゃーん、世界の希望ローラ様の登場につきになりしのよ!!」 「この馬鹿は・・・・・アークビショップ!!!あなたが五和になんか言うとろくな事になりませんから、いますぐランベス宮にお戻りを!」 「なっ!!神裂!わらわを馬鹿にしたりけるわね。ようし、人生の先輩のなんたりしかをその五和とやらに教えてやることにつき!」 言うが早いか五和の部屋に駆けださんとするアークビショップ。 「止めなさい!!!!」霊装からの声 新生天草式が総力を挙げてローラを止めにかかる。 「だれか、ロープを持ってくるのよな!」「あいな!」「野母崎!おまえ捕縛術がうまかったな!?アークビショップを縛り上げろ!!!」「なな何たる不敬なことをいいしことにつきなの!?ってうぎゃあ!!」 5分後。縛られたローラを中心に会議が再開される。 「うぬう。よほどの玄人と見たわね。おっ○いを強調するように上下を縛るとは!」 「・・・野母崎。おまえってやつは・・・・」「五和の隠れ巨乳の件で貧乳好きかと思っていたが・・・・」「やっぱり野母崎も・・・・・」 「ちっ、違う!!これはなんかの間違いだ!もう一度縛りなおさせろ!!」「馬鹿者!!」対馬の鉄拳が野母崎を破壊する。 「あらためて、対馬、五和の様子を見に行ってくれなのよ」「はいはい」 15分後 「「「「どうだった?」」」」ローラ含め全員が対馬に駆け寄る。 「爆発はないと思うけど・・・・」「けど、何なのよな?」 「沈みに沈んでる。私振られたことないからどうしたらよいのかサッパリ。」「つきあったこともないのよなッてグルゴキュ!!!!」 「建宮斎字。あなたも死にたいの?五和の爆発がなくてもアンタをやる事ぐらいはできるわよ。」「ゆるしてくれー!!」 「まったく、ここは退屈することがなさそうなりしにつき、しばらくおじゃまするらむかのう。」 「「「「それだけはダメです!!!!」」」」 霊装からの声含め天草式全員の声が響く。 「なっ! ムムムならばこちらにも考えがあるにつき・・・いっつショーターイム!!!!」 するとローラの髪が光り出した。 13秒後。 アパートは崩壊し、五和も沈んでいるどころではなくなってひとまず問題は解決したのだが、アパートの方はすぐには直せず天草式は爆発の原因たるアークビショップの計らいで当分ネセサリウスの寮に泊まることとなった。これは神裂にとってのみ不幸なことであった。 毎朝起きて部屋を空けると下手物メイド服が鎮座しているからである。 「建宮ぁぁぁああああああああ!!!!」「ぎゃあぁああぁあぁぁああ」 対馬「全く、成長しない男ね。たまには学習なさい。」香焼「そういうふうに言うところが残念なキャラなんだゴギュ!!!!!!!!!」 ステイル、神裂らが離れると同時に「人払い」も解けた。 彷徨していたあの3名もついに上琴空間にたどり着いたのである。 「にゃー。・・・ラブラブだぜい。」「羨ましい限りやわー。」 「お二人とも、何を仰ってるんですか!?お姉さまがあんなケダモノに懸想するなど!」 「ありえないってかにゃー??」「どう見てもラブラブでっせー・・・あ″っ!!」 彼らが見たのは上条によりかかって抱きついている常盤台のレールガン。 白井「そ、そ、そ、そんなぁぁぁぁぁ・・・・・・・。」バタッ 「まーた倒れてしまったにゃー」「だ、大丈夫ですわ。(不本意ですが慣れてしまったようですの・・・)」「今までカミやんを見てきたけどここまでなったんはあんたさんとこのあん人が初めてやで。」 3人は再び二人の様子をうかがう。 ◆上琴空間◆ 「描けた?」 「ああ、描けた。そっちは??」 「まあまあね。見る?」 「おう、じゃ、交換しよーぜ」 「はいはーい」 「・・・美琴、うま過ぎ。」 「当麻もうまく描けてるじゃない」 「そーかなぁ?」 「上手だって。」 いつのまにか下の名で呼び合うほどになっている二人。 ◆土青白◆ 「・・・・聞いたかにゃー?」 「聞いてしもたわ。」「お、お姉さま・・・」 「どっちもお互いを下の名前で呼んでるぜい」 「しかも違和感ないわー。」 「・・・」 「結構前から呼んでるんじゃないかにゃー?」 「なるほど。それで違和感ないんやな。」「・・・・・・」 「白井さーん?生きてるー??」 「土御門はん、・・・・白井はんからまがまがしい妖気を感じるんやけど」 「んなあほにゃー。・・・・前言撤回だぜい」 「お二人とも、すべき事はわかってますわね。」 白井「あの二人の仲を潰すために作戦Finalを実行します」 土御門「にゃにゃ!!あれだけは、あれだけはだめだにゃー!!!」 青ピ「白井はん、あんたの人権が無くなりますよ!!!」 白井「もはやこれしかあの二人の仲を裂く方法はありませんわよ。私の人権がどうなろうとお姉さまを守るためなら悔いはありませんわ」 残りの2人がこれだけ恐れる作戦Finalの全貌は・・・ ____________________________ それは昨日の夜、あの作戦会議の事 土御門「やはり襲撃はあのお嬢様がいないときにしないと返り討ちにされるはずだにゃー」 白井「他に意見はありませんの?だったらやはり私の抱きつきが・・」 青ピ「それも返り討ちにされるやん。カミやんと付き合っちまってんのならさらに確率が上がっちまうやん」 白井「だったら他にどうしろと言うのですか?」 土御門「にゃー・・・・・・どうする青ピ。これだけは言わないほうが・・・」 青ピ「いや、実際これしか残ってないやん。だけどやっぱり・・・」 白井「気になりますわね。なにが残っているんですか?」 土御門「白井さん。怒らないですか?」 白井「怒りませんわ」 青ピ「ホンマに?」 白井「誓いますわ」 土御門「では言います。この作戦は・・・・」 ____________________________ 白井「私があの殿方の唇を奪い、お姉さまを幻滅させ、もう二度とお姉さまの手に渡らぬように私があの殿方と付き合う・・・・・・・」 そのころ上琴空間 上条「なぁ美琴、さっきからくっつきすぎじゃないか?」 美琴「ん?別にいいじゃない」 上条「いや。はっきり言ってキスは恥ずいんだが・・・」 美琴「もういーじゃない私達付き合っちゃってるんだもの」 上条「ならせめて2人きりの時に」 美琴「まぁそれも一理あるわね。後ろのほうもうるさいし」 上条「え?」もともと美琴さんは体から発している電磁波が反射するので、うしろから覗いている人のことには気づいている。 さすがにプロのステイルや神裂は気づいてはいなかったが、土白青には気づいていた。 そして作戦Final執行 白井「お姉ぇぇぇぇええさぁぁぁあああまぁぁぁぁああああああん!!!!!!!!!!」 もはや声が裏返ってしまっている黒子さん。 美琴「だーかーら叫ばなくても気づいているってんのよ。」 ビリビリビリビリドカーーーン!!!!!! 白井「お、おのれぇぇえええ・・・」 青ピ「またかいな。もうパターン化してるやん」 土御門「でも叫ぶ前に気づいてたし結局なにしても二人の仲は止まらないにゃ」 青ピ「そうやなーカミやんはワイら負け組から脱退やなー。でも今振り返ればあんだけ旗立てといて出来へんのも不思議やったんやなー」 土御門「にゃー・・・・」 土御門と青髪ピアスは二人の仲を認めた。 青ピ「そういえば土御門はん、いつの間にか白雪はんと旗立ててたよなー?」 土御門「にゃ?急にどうしたのかにゃ?」 青ピ「せっかく目の下にクマができるまで作戦会議したんや、せっかくやから土御門はんにも受けてもらいましょかーー」 土御門「にゃーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!」 森の中に新たな旗男の断末魔が響き渡った。 その後スケッチ大会は、 黄泉川「優勝は常盤台の御坂美琴ちゃんじゃんよーーー」 無事終了した。 その後白井は入院を余儀なくされ、一人学園都市へと帰っていった。 が、学園都市に車で運ばれたのは白井だけではなかった。 「……一体全体どういう能力を受けたらそんな血まみれになりますの?」あまりのグロさに目を背けながら白井は言う。 「にゃー。……背に腹は代えられんにゃー。」 血塗れ旗男、土御門元春は言う。 (あの作戦finalをくらうくらいならこっちのほうがましだせい。)と言う訳で彼は魔術を行使していたのである。 「…それにいつ俺が旗を立てたってんだにゃー。」 「…全く。女心がお分かりにならない殿方です事……。」 上条「やっぱ優勝か。すんげーうまかったしなー。とりあえずおめでとう。」 御坂「どうもありがとう。えーっとこの後は野外炊飯して……帰る、か。」 青ピ「楽しいひと時ほど早く終わるものは無いんでっせー!」 上琴「「おまえ(アンタ)いつのまに!?」」 青ピ「まったく、ラブラブ過ぎて周りが見えてないんちゃいまっかー?」 美琴の電磁波による探知はレーダーと同じ様なものである。周囲に大勢人がいる現状では反射するものが多すぎて逆に使えないのである。 上条「あれ?あとの二人はどした?新生デルタフォースかと思ってたんだが?」 青ピ「なっ!! テメエ卒業する気満々やなぁぁアぁぁああああ!!!ちちまわしたろか!!??」 上条「落ち着け青ピ!! 感電死したいのか!!??」早速横で帯電し始めた美琴を右手で制しながらあわてて言う。 青ピ「んぐぐ…(クソッ。この二人には手ぇ出せへん)まあええわ。あとの二人は病院やでー。」 上琴「「マジで!!!???」」 青ピ「あいな。御坂はん、何度も電撃喰ろうたらレベル4とてあかんわ。あと土御門は・・・・・そやなー、んーと・・なんか突然血ぃ吹いて倒れたわ!」 上条「…(あいつが魔術を使うってことは・・)青ピ、てめえ土御門になんかしたろ?」 青ピ「っ!!(にゃぜにばれた!!??)し、心外でっせーカミやんってグルゴギュ!!!!」 青ピは何者かのドロップキックを受けて吹き飛ばされた!! 青ピ「痛たたたたたた。…誰やんなー?」 「○○君(青ピの本名)、土御門君に何したのかなー?」一字一句に怒りがこもっている。 青ピ「し、白雪はん?…いやいやうちはなんもしてへんでー。」 白雪「目が泳いでるよー???」 青ピ「ほんとにほんとだよ!!」 白雪「いーこと教えてあげる」白雪が言う。 「君ねー、緊張しまくってるときは関西弁飛んでるんだよー。…ついでに汗ダラダラ流してるしー。」 青ピ「いや、あの、その、えーっと…。」 青ピは救いを求めて上琴ご両人を仰ぎ見る。 が、訪れたのは裁き。 上・琴「「そーいえばさー」」 上条「なーんかあいつの悲鳴が聞こえたよなー。」 御坂「うんうん。そこのエセ関西人に肩掴まれてさー。」 上条「あれって『ゲ○』じゃねってくらい接近してたよなー。」 御坂「してたしてたー。そしたら土御門さんがなんか言ってー。」 上・琴「「倒れた!」」 白雪「そのあたり、詳しく説明してほしーなぁー。…そういえば宗派聞いてなかったよねー……まあいっか★ ばれなきゃいいもんねー。」 上条「なあ美琴。あっちの方に大昔に建設会社が掘ったみたいな大穴があったよなー。」 御坂「そうそう、今にも崩れそうな大きな穴が。」 青ピ「ぎゃー!!!あんたら鬼やー!!」 白雪「ちょーっと寒くて後暗いかもしれないけど そこは堪忍な!」 青ピ「そこ関西弁!? しかも語尾変だし!!!あーもう!」 上条「不幸だー?」 青ピ「カミやんの分の不幸がやって来とるわあぁぁああああああ!!!!」
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朝の集いの内容は簡単な挨拶と祖注意と体操くらいだ 災誤(あのゴリラ)「はい。1,2,3,4」 皆「5,6,7,8」 土御門「上やん、昨日はよくも閉じ込めてくれたなぁ~」 上条「先に閉じ込めたのはおまえらだろうが!」 青ピ「あの後男子も勝手に帰っちまって、隠しておいたスコップで脱出するのに20分もかかったんやで!!」 上条「俺は軽く3時間も入れられていたんだが・・・」 一方「昨日の夜、そンなくだらねえことしてたのか」 ゴリラ・ゴリラ(ゴリラの学名)「うるさいぞ、そこーー!!!」 そんなこんなで朝の集いも終わる そして朝食後。 ぶらぶらと部屋に帰ろうとしていた上条当麻は途中で御坂美琴と出会った 偶然ではない。 実は美琴が白井黒子をまいて上条を待ち伏せていたのである。 話をするために。 御坂「ところで、朝食のあと『3グループ合同レク』ってのがあんだけど知ってる?」 上条「ああ、確か赤白に分かれるんだろ。おまえはどっち?」 御坂「白。どうせアンタは赤なんでしょ。今回の罰ゲームはきちんとしてもら・・」 上条「いや、今回は正真正銘『白』だから。」 御坂「え、マジ?」 上条「マジ。」 しばしの沈黙。 今回は 『全員がレベル3以上の超名門中学校』 『平均以下の普通の高校』 『(上条など一部の人間以外にとっては)得体の知れない変な宗教集団』 が参加するレクリエーションである。 前日の内にくじ引きで紅白に分けていた。 御坂「ホントにホントなんでしょうね?」 上条「上条さんの言葉に二言はありませんのことよって痛たたたた。」 美琴は上条の耳を引っ張る。 御坂「そういって大覇星祭の時に乙女の純情を弄んだのはどこの誰でしょうか!?」 上条「ホント痛い!! ・・ん?乙女の『純情』??」 御坂「あっ!!いや!なな何でもないわよ 何でも。」 そういう美琴の顔は引っ張られた上条の耳よりも真っ赤だった。 上条「???おまえ、なんか顔赤いぞ。風邪でも引いたか?」 御坂「そ、そんなこと無いわよ!って・・・・」 当麻のおでこが美琴のおでこに触れる。 カァーっと沸点寸前にまで達して絶賛頭真っ白状態の美琴さん。 上条「んー、熱はないな。昨日夜更かししてたのが原因じゃねえの。」 御坂「・・・・・・かもね。」 上条「???」 やけに美琴の様子がおかしい。 いくら鈍感な上条でもわかるほどに。しかし原因がわからない。 ????状態になって考え込む上条さんにようやく戻ってきた御坂さんが 御坂「と、言うわけだから。」 上条「はい?」(どー言うわけでしょか?) 御坂「いくわよ。」 と手を捕まえ(つなぎ)つつ言う。 上条「どこに?」 御坂「海岸に、レクはそこであるらしいから。」 上条「!?もしもし御坂サン、レクは1時間半後ですよ!」 御坂「いいから、来て、じゃなかった来なさい!!」 上条「もう一回寝ようと思ってたのにー あーもう不幸だぁー」 ずるずると引っ張られていく上条当麻。 しっかり手を美琴さんとつないでいた。 気づいている美琴さんはじつはちょっぴり(けっこう)喜んでいたりもする 世間話なんかしながら行って海岸に着く。 御坂「早く来過ぎちゃったかなー。」 上条「どう考えてもそうだろ!ん?いや、誰かいるな。」 御坂「!?(何でいんのよ。ちょっとばかしこいつと話そうと思ってたのに!! ・・いや、二人きりで話さないと行けないような話じゃないんだけどさ・・。)」 海岸には(一応)学級委員の青髪ピアスがいた。 たぶんレクの準備だろうなーと思っていた上条だが、どうも様子がおかしい。 青髪ピアスが彼の正面にいる人に脅されているようにも見える。 恐喝ならば大変だ! と身を乗り出した上条だが。相手が誰かわかると青髪ピアスの不幸を心の底から喜んだ。「ざまあ見ろ 昨日のつけだ」 と。 「だーかーらー、どうして雪があんな風になっているのかなー?」 この声の主は・・・・・別名「雪女」 白雪月夜 白雪「学級委員の○○君のお願いだから 結構量降らせたのにさー、どーして『小屋に入れる』って言ってた雪が海岸に所々あって溶けてるのかなー?きちんと説明してー。」 青ピ「いややなー 白雪はん、これは不可抗力ゆーやつやて。たぶん、そやなー もんのすごい風が吹いてこうなってしもたんやろー。」 白雪「・・嘘付いたらいかんよー。井ノ原のお姉さんが弟さんに白状させちゃったから。」 青ピ「あの野郎・・・いやなー白雪はん、きちんとレクに使うつもりだったんよあの雪は。 ただ途中でイレギュラーなイベント(上条狩り)が始まってしもてん。」 白雪「・・・宗派はどこ?」 青ピ「へ?」 白雪「だーかーらー、私だって氷漬けしたまま放置したりはしないよー。」 青ピ「だ、だからどーゆー?」 白雪「戒名決めるのに必要だから。」 青ピ「そ、それだけは勘弁してえな。凍死はしたないよ。」 白雪「残念。あとで誰かに聞いとこ。それじゃー」 青ピ「やめてぇぇぇぇ」 目をつぶる青髪ピアス。しかしいつになっても彼が凍結処分される様子はない。 青ピ「??」おそるおそる目を開ける青髪ピアス。 そこには青髪ピアスの後方を見て凍り付く白雪月夜の姿が。 青髪ピアスも振り返る。 そこには・・・・ 【行間もどき】 時間は約30秒前にさかのぼる。 御坂「ねえねえ。あの二人なにしてんの?」 上条「決闘の申し込み?」それぐらい二人(正確には顔が見えている白雪)は真剣だ。 御坂「んな訳無いでしょーが。ちょっと見せて見せて。」 美琴自身(上条ほどではないが)こういう事によく首をつっこむ(巻き込まれる)。 上条「そんなに身を乗り出すな。俺の上に被さってるぞ。・・ってうわっ!!」 御坂「うわっ!!」 時間が止まった。 そうとしか言えない状況だった。(ちなみにこのときの会話は白雪達には聞こえていない。) 現状報告・・・・ 上条さんの上に御坂さんがのっかっちゃってます!! しかもべったりと。 さらにどうしたことか上条さんは体を回転させて上を向き、美琴さんは下を向き。 つまり、唇と唇があと数センチでっ!! という状況。 当然、上条さんの上には美琴さんの「あれ」がしっかりと押しつけられているわけでして。 上条さんも美琴さんもその状況で完全に固まっちゃっているわけであります。 【行間もどき 終わり】 白雪は凍り付いた。 その原因(背後)に気が付いた青髪ピアスも凍り付いた。 改めて言っておこう。 上条当麻は旗男である。 白雪にも旗が立ったことがあるのである。(上条自身は無自覚・白雪にとっては重大) しかも上条達の会話は聞こえていないのである。 この状況に置いて白雪がどういう事になるか。 簡単である。 能力の暴走。 しかし デルタフォース の一角青髪ピアスはそんなこと全く考えずに口走ってしまった。 「おおーカミやん。旗立てまくるのはやめて 一つの旗に全力集中やんなー。しかも相手は常盤台かー。 この旗男改め色男がー。ヒューヒュー」 暴走した白雪の能力がどこにぶつけられたかは言うまでもない。 青髪ピアス。「やめてー。しかも凍らせながら特大の雹あてるやなんてー・・・」 声は途中で途切れた。青髪ピアスは生きながらにして雪像になった。 あまりのショックに気を失った白雪を介抱し、青髪ピアスを溶かすために人を呼んだりで。 御坂(はぁー。結局あいつと話す暇無くレク突入かー。・・何でいつもこうなんの?) ちょっとげんなりする美琴さんであった 内容は単純。ビーチバレー。 1チーム4名【男女各2名】 最大の特徴は ☆能力の仕様は全部OK!!☆(ただの合宿のレクじゃんよ。死人は出ないじゃん。) ☆チームの決め方は自由。☆(生徒の自主性を育てるのも教師の義務なのです。) と、言うわけで 【上条さんのチーム】 御坂美琴・上条当麻・白井黒子・土御門元春 【インデックスのチーム】 インデックス・ステイル=マグヌス・他2名(上条の学校の生徒) などという感じになった。 正確に言うと白井のポジションには当初別の人間が入るはずだった、らしい。 らしい、と言うのはあまりに早く白井に変更になったため他のメンバーがメンバー表見たときにはもうこのメンバーで決定されていたのである。 因みに秋なので、全員普通にジャージである。(半袖の奴もいれば長袖の奴もいる) 御坂「黒子ー?なんで円陣組んでのバレー練習なのにそばにすり寄ってくるわけ?」 白井「気のせいですわお姉さま。(あの類人猿が何かしでもしたら!)はっ危ない!!」 そういって白井は美琴の受け取るべきボールを処理してしまう。 御坂「アンタのせいで練習にならないんだけどねぇー。(怒)」 黒子「お姉さま!そんなに黒子のことを疎んじてらっしゃるのですか!!黒子は、黒子は、こんなにもお姉さまのことを案じていると申しますのに、何とつれないドアッ」 美琴さんは円陣組んでの「パス練習」にもかかわらず見事なアタックを真横にいた黒子にたたき込んだ。おもわず近くにいた常盤台中『現役』バレー部員が言う。 「ナイスアタック!!」 土御門「なーカミやん?」 上条「なんだ土御門?」 土御門「カミやんの嫁さんとこの中学ってこんなんなのかにゃー?」 上条「はっ、はいぃぃぃぃぃ!!!???」 御坂「何言ってんのよ!このシスコンサングラス!!」(舞夏からの情報による) 白井「よよよ嫁ですってぇぇ!?おのれこの類人猿がぁぁぁぁ!!」 上条・御坂「「違うって言ってんでしょうがー!!!!!」」 ボコッ!!・バチーン!! 土御門は上条の暑いソウル(拳)に、白井は美琴の愛の鞭(電撃)に それぞれ吹っ飛ばされた。 因みにこのとき上条・御坂ともに真っ赤っかで、手加減なしにやってしまい。 チームメイトを蘇生したときにはもうすぐに試合という状況であった。 相手は 【暴食シスターと愉快な仲間達】(命名;上条当麻&土御門元春) このチームに入っている上条の学校の生徒2名(男女各1)は見るからに元気がない。 それはそうだろう。練習と言ってもステイルが炎を出すのを見せつけられたり、そのためのカードを所々にまいたりはったりさせられただけなのだから。 問題はステイルであり、その「発動」条件である。(インデックスに何か有れば!) 故にこちらの作戦会議はこんな感じである。 上条「何があってもインデックスにはボールを打つまい。」 土御門「にゃー。」 御坂・白井「「なんで(ですの)?」」 上条「インデックスははっきり言って運動できるとは思えん。」 御坂「じゃー打ちゃ良いじゃん。」 土御門「そうはいかんのだにゃー。インデックスがけがでもしたらあの真っ赤っかな神父が何するか『火を見るように』あきらかだぜい。」 上条「・・・・・まさに火だからな。」 御坂「っていうかあの格好で神父なの?たばこ吸ってたわよ。」 上条・土御門「「聖職者ってのはそういうもんなのさ(にゃー)」」 白井「・・・・世も末ですわね。」 ここに作戦は決定した。つまり ☆同じ学校の生徒だけどここは許してチョーダイ☆(by上条&土御門) 白井のテレポートでボールは白井にふれると同時に相手コートの地面へ着弾。 あっさり勝負は付くはずだった。の、だが。 インデックス「ステイル、私は勝ちたいんだよ。」 ステイル「なんでだい?」 インデックス「あれ。」 ステイル「???」 インデックスの指さす先には 『優勝チームには一人6個ずつの紅葉まんじゅうをプレゼント。』 ステイル「・・・・・」 無言でインデックスを見る。そこには 「私は紅葉まんじゅうというものを食べたことがないんだよ。当麻はけちんぼだし。」 インデックスが紅葉まんじゅうを食べるには優勝するしかない。 つまりそれを邪魔する者=ステイルの敵=イノケンティウスの的 そしてステイルは叫ぶ。 ステイル「我が名が最強である理由をここに証明する(Fortis931)!!」 上条・土御門「「なんでだー(にゃー)」」 彼らが絶叫するのも無理はない。彼らの作戦は決してステイルがその名を語らないようにすることだからだ。そして 「世界を構築する五大元素の一つー-偉大なる始まりの炎よ-その名は炎 その役は剣-顕現せよ!我が身を喰らいて力と為せーッ!!!(WTWO TEF TOIIGO IIOF IINF IIMS ICR !MMB CP!!)殺れ イノケンティウス(魔女狩りの王)!」 上条・土御門「「それは反則だーっ!!」」 御坂「・・・・・どーすればいいのよ、あれ?」 上条「逃げるが勝ち!」 御坂「なーに言ってんのよ!あと一点でマッチポイントなのよ!!!」 上条「じゃーどーすんだよ。言っとくけどあれ自体を撃ったところで効果なしだぞ。」 御坂「用は別に核があるって事でしょ。」 上条「??まあ、そうだけど(なんで説明してないのに知ってんだ!?)」 御坂「で、どこにあんのよ?(AIMバーストと似たようなもんでしょ!)」 上条「たぶんそこいら辺に張ってあるカードが全部・・・。」 御坂「面倒ねー。全部吹っ飛ばすまであんたら三人でどうにかしなさい。」 上条・土御門・白井「「「なんですとー!!??」」」 御坂「文句あんの?」 上条・土御門・白井「「「ございません(の)。」」」 御坂「じゃ、決定ね。とりゃー!!」 派手に電撃をぶっ放す美琴。少しづつではあるがカードが減っていく。 しかし間に合いそうもない。 が、実はイノケンティウスはあまり戦力とはならなかった。 なぜならあまりの高熱にほとんどのメンバーが逃げてしまい、結果として 上条+(上条の右手をうまく利用した)土御門VSステイル になったからだ。 さすがに二対一では分が悪い。それでも両者の実力は拮抗していた。 (白井は「嫁入り前の体にやけどでもしたらシャレになりませんの」と言ってテレポート(逃亡)) 激闘12分。 インデックスのチームの一般人二人がルーンの配置を理解せず、面倒くさがって同じ場所にまとめて放置していたため、電撃で簡単に消えた。 結果 ステイル「イ、インデックス?何をそんなに怒っているのかなー?」 インデックス「私は勝ちたい、と言ったんだよ。」 ステイル「イヤー、それはだねぇ。」 そのとき、ステイルの背中に手が置かれた。 黄泉川「ステイル君だっけー?派手にやってくれたじゃんよー。」 そう。 辺り一面すすけている。 やけどした人間はいなかったが。 月詠「インデックスちゃーん、今日はしっかりお説教受けてもらうのですよー。」 ステイル「・・・わかりました。」 背後から殺気を感じる。言うまでもなく紅葉まんじゅうを食べ損ねた暴食シスターの発するものだ。ここにいるくらいならこの年齢不詳の小人先生と、その同僚らしき「じゃんじゃん先生」のお説教を受けた方がましである。 とステイルは正確に状況を判断した。 ビーチバレーのリーグ戦はステイルの憔悴と半比例して加熱していく。 そのころ一方通行はというと、 【一方通行のチーム】 神裂火織、一方通行、打ち止め、青髪ピアス であるため、必然的に神裂さんが活躍している。 普通のサーブでは、 ドォォォン 、となんともバレーらしくない音が出て サーブ権が向こうでも 白雪「ぶ、分身ですとぉぉぉ!」 などの技を披露している。 青ピ「ていうか、ワイらいらんとちゃうか」 一方「だよな」 義娘「楽にできていいじゃ~ん、とミサカはミサカは優勝を狙ってみたり」 神裂(インデックスの無念(紅葉まんじゅう)、叶えてみせます!) この人たちは楽~に決勝まで進みました。 【上条さんチーム】 一方こちらは意外に苦戦していた。 白井にボール回す →ボールをテレポート(直接地面へ) →得点 という『パス&テレポート戦術』で楽に点が取れるはずなのだが 白井の能力には「急になにか刺激(大きい音など)を受けるとテレポートをキャンセルさせられる」 と言う重大な欠点がある。本来あまり知られてはならない欠点なのだが美琴がいつもその方法で白井を撃退しているのを知っている常盤台中学の生徒にとっては常識に等しい。 それゆえに 試合開始と同時に白井の妨害を始めるチームが続出。 結果この戦術は二回に一回は失敗させられてしまった。 とは言っても二回に一回の精度である。 なんだかんだ言って決勝戦進出を果たす。 しかし最大の功労者であるはずの白井の顔は暗い。 (お、お、お姉さま、どどどうして試合の合間にずーっとあの殿方のそばにおりますの!?おのれあのくそがきがあぁぁぁぁぁっ!!!!) しかし会話の内容は白井の考えているような物ではない。 御坂「次は決勝戦よねー。」 上条「あぁ。相手はえーっと・・・・!!!な、何ー!!」 御坂「ど、どうしたの?」 上条さんがふるえている。その手には対戦相手のメンバー表 上条「一方通行と神裂さんかよーっ!!」 御坂「あー、あんたあいつ(一歩通行)にやられるわねー。あとあの神裂と言う人のサーブはもうほとんど私のレールガンくらいのスピード有るみたいだし。」 ちなみに計測したのはアンチスキルの黄泉川である。(馬鹿な暴走する奴がいたらとっつかまえなきゃいかんじゃんよー。でもまさかここで使うとは思ってなかったじゃん。) 上条「っ!!マッハ三もあるサーブをどーすりゃ良いんだーっ!!」 御坂「んー、死ぬ気でやれば?」 上条「何その達観!?あーもう 不幸だぁー!!」 そんな感じで上条さんをいびって楽しむ御坂さんであったが、その実彼が怪我をした場合に備えてけっこうしっかり救急セットを準備している。 それに結構楽しいので(優勝なんてできればいいけど、できなくてもまーいいか!) と思っていたのである。 しかし ここで状況を一変させる事態が起こった。発生源は青髪ピアス。 青ピ「えー、みなはーん!突然やけど 景品追加でーす!!友達からもろたんやけどウチはつかえへん。てなわけでもらいもんですまへんけど景品に追加やー!!!」 そうして彼はキュキュキュッと景品が書かれた紙にマジックでなにやら追加していく。 そこには 「ゲコ太ストラップ4点プレゼント!!(全てが別バージョンです!)」 上条「なあ白井さん。」 白井「何ですの、上条さん。」 上条「後ろからものすごいオーラを感じるのは気のせいでしょうか?」 白井「・・・いえ、気のせいではありませんの。私もひしひしと感じますわ。」 土御門「にゃー。むしろ暑いくらいだぜい。」 そうして3人はおそるおそる振り返る。 そこには 「☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆っっっ!!!!!!」 もう言語化不可能な言葉&オーラを発している 御坂様のお姿が。 土御門「にゃー。後光がさしているぜい。」 上条「・・本来ならつっこむべきコメントなんだが、100%おまえが正しい。」 白井「・・・お姉さまったら、また子供っぽい物をってぐげごぉぉっ」 美琴さんの問答無用の電撃が白井黒子をぶちのめす。 御坂「ねえみんな。優勝したくはなーい?」(人を殺せそうな)満面の笑みで言う美琴 上条・土御門・白井「「「したいです!!」」」 ここで否を唱えるとどうなるか目に見えているので3人は言う。 御坂「それと4つだと1人1つずつになっちゃうんだけどー」 上条・土御門・白井「「「私めの取り分は御坂様に差し上げます!!」」」 御坂「本当!?ありがとー。それじゃ優勝するわよー!!!!!」 上条・土御門・白井「「「・・・・・・・・はぁ」」」 ここに「友に捧ぐ紅葉まんじゅう」に執念を燃やす極東の聖人と「ゲコ太ストラップ」に執念を燃やす学園都市第三位のレールガンが『マジに本気で』激突する。 はっきりいって他の6名の存在など彼女たちの脳裏からは消え去っているのであった。 黄泉川「では、これからビーチバレー決勝戦をはじめます。まずはサーブ権を決めてください」 神裂「勝ってきます」 ここでは毎回毎回動体視力で勝利してきた神裂さんが出てきました。そして 土御門「じゃんけんは俺がやるにゃー」、と普通の土御門が出てきた。 神裂「それでは勝たせてもらいます。さいしょはグー、じゃんけん」神裂さんはじゃんけんではなく試合に勝てると確信しているが、 土御門「堕天使エロメイド」 神裂「ぶっ!?」 土御門:パー 神裂:グー 土御門「勝ったにゃー!」 神裂「土御門ォォォォ!!!」 上条「よし!サーブ権はとりあえず獲得したぞ!」 黒子「サーブはもちろん私が!」 御坂「いけ、黒子!」 絶対的な神裂に勝つために驚異的なチームワーク(御坂の脅迫)を見せている上条チーム 青ピ「絶対ワイら忘れられとるよなぁー」 一方「だよなァ」 打ち止め「優勝まであと一歩なんだよ、とミサカはミサカは完全なる他力本願を認めてみたり」 他の3人は蚊帳の外の一方通行チーム 決勝戦の幕が切って落とされた。 サーブ権:上条さんチーム サーブ者:白井黒子 当然のごとく楽々と点が入っていく。 神裂「まったく、これではどうしようもありません。皆さん、頑張りましょう!」 一人だけものすごくテンションの高い神裂さん。 しかし、 一方通行「なぁ、テメェ 何やけになってんだぁ?負けようが知ったこっちゃねぇ」 青髪ピアス「ウチは楽しかったら何でもええんよー」 打ち止め「何をしたらいいのかわからないってミサカはミサカは開き直ってみたり。」 全くやる気のないチームメイト。 さすがに心がおれかけた神裂だったがその脅威の視力8.0の眼が向こうで悲しそうな目をして「紅葉まんじゅう」を見ているインデックスをとらえた。 改めて言おう 神裂火織の魔法名は「救われぬ者に救いの手を(Salvere000)」 つまり 紅葉まんじゅうを食べたいインデックスに救いの手=紅葉まんじゅう を差し伸べねばならないのである。 ここでついに神裂は「キレた」 「―――うるっせぇんだよ、ド素人が。」 一方通行「あぁン?何言ってんだこのおばさってグルゴギュっっ!!」 わずか15分しか使えない能力のため「反射」を切っていた一方通行は神裂の七天七刀でねじ伏せられる。 「知った口を利いてんじゃねえぞ!それに18歳だ!!テメエさっき『知ったこっちゃねぇ』とか言いやがったか!?オィ、本気ださなきゃ・・切るぞテメエ!!!!」 一方通行「・・・チッ、わぁったよ。やりゃ良いんだろ」 神裂さんのあまりの豹変ぶりに柄にもなく肝をつぶしかけた一方通行。 やむなく能力の使用に踏み切る。 やることは単純だ。 白井がまさにサーブすると言うタイミングで地面を踏みつける。一方通行のベクトル制御はそこを中心点(グラウンドゼロ)としてあたりにすさまじい衝撃波をまき散らす。 白井のテレポートは当然キャンセル。何の能力使用もなく普通に放たれたボールは爆風もあってコートの外にぽとりと落ちる。即ち、アウト=サーブ権交代。 神裂「やればできるではありませんか。」 一方通行「チッ!(何でこんなババァの言うことききゃなンねえンだ?)」 そして今、神裂火織が恐るべき威力を秘めた一撃必殺のサーブを放つ。 その超剛速球(聖人式サーブキャノン)は土御門に向かって放たれていた。 土御門「にゃにゃー!!!」ドゴガァァァァン! 土御門リタイア 上条「おい!ボールが上がったぞ!」 御坂「まかせて、はい」御坂はトスをした。 黒子「お姉さまぁ!」黒子は変な声を上げつつもトスをした! 上条「いけぇ!」バシドォォォン!!! 上条がスマッシュしたボールは向こうのネットを越えた瞬間に超速打球(聖人式スマッシュバズーカ)が返された。 黄泉川「はい1-9じゃん」 今のところ大幅リードだがこちらは3人しかいなく、サーブもスマッシュも効かなくなってしまった。 現在13-13。 一方通行のベクトル操作も無限ではない。電池切れがある。 ゆえに一時は逆転を許した上条さんチームが追い上げ、この点数である。 その時 黄泉川「ちょっと、ストップじゃん!!」 神裂・御坂「「??良いとこなのに(なのですが)」」 黄泉川「。二人とも周りを見るじゃん。」 神裂・御坂「「・・・・・・あ。」」 辺り一面それこそ絨毯爆撃を受けたようで二人の立っているところをのぞいて試合場周辺はいくらか地面がえぐれてしまっている。そして彼女たちのチームメイトは・・・ 上条・一方通行「「やってらんねェ」」 かろうじて立っている状態。 残存兵力各チーム2名。(!!) 【犠牲者一覧およびその理由】 ①土御門元春 全身打撲(神裂の狙撃サーブ) ②白井黒子 手首捻挫(神裂のボールを美琴の無理な要求(脅迫)通りに触れてテレポートさせようとしたから) (↑上条チーム↓神裂さんチーム)・・・・・・・・・・・・・・・・・ ③打ち止め 熱中症(軽度) ④青髪ピアス 熱中症?+鼻血(神裂さんの格好・その他諸々) 現在、両チームとも2名づつで戦闘している。 黄泉川「このまま続行すると死人が出かねないじゃんよ。引き分けにするじゃんよ。」 初春「ジャッジメントとしても試合続行は許可できません。危険すぎます!」 神裂・御坂「「じゃあ(では)ゲコ太は?(紅葉まんじゅうは?)」 黄泉川「お互いの健闘をたたえ合って分けあうじゃんよ。」 白井「御坂さんがゲコ太を、神裂さんが紅葉まんじゅうを受け取ると言うことでいかがでしょう?」 神裂「私はあの子(インデックス)に紅葉まんじゅうをあげられればそれで良いのです。」 御坂「かまわないわよ別に(ゲコ太がゲットできればそれで良し☆)」 黄泉川「それじゃあ決まりじゃんよ。両チーム、優勝!」 神裂・御坂「「やったー!!」」 ねらっていた物が手に入り喜ぶ二人。一方・・ 上条「おい、アクセラレータ。」 一方通行「何だ、最弱?」 上条「俺たちよく頑張ったよな。」 一方通行「あァ、おめェの言うことに賛成すンのはしゃくだが・・ちげェねェ」 こうして戦い終えたかつての敵同士は二人の超人に振り回されたお互いの健闘をたたえあうのであった。 かくして戦いは終わった。 インデックスはめでたく紅葉まんじゅうをもらい。【一方通行をのぞく他のメンバー(現在同行している救護の先生のお世話になっていてそれどころではなかった)の分をもらった(神裂さんは止めようとしたが間に合わず強奪された)のである。ちなみに一方通行はその紅葉まんじゅうを打ち止めに持っていったとか行ってないとか。】 美琴はゲコ太ストラップを前に 「☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆っっっ」 な状態(言語化不可能なので割愛)。 上条さんは疲れて昼食を軽くすませて寝てしまっている。 今は自由時間である。 真の教育者というのはこんな時間にゴロゴロする生徒を許さないのである。(!?) 災誤先生「おい、上条!!なにをのんびり寝ているんだ!若者は若者らしく外でみんなと遊んでこい!!白雪が雪を降らせてみんなで雪合戦しているぞ!」 上条「・・・・・はい。」逆らえるはずもない。逆らったが最後(災誤)である。 外では災誤先生の言うとおりみんなで雪合戦をしていた。 上条(どうして皆さん、こうも元気なんでせうか?) 実際には決勝まで残っ(てしまっ)たごく一部の人間が疲労困憊しているだけなのである。 (ついでに神裂も美琴も電池切れ寸前だったためこの二人はしっかりと今寝ている。) 白雪「ちょっと、上条君。」 上条「おー、白雪。神裂のボール食らったかと思ってたんだが大丈夫そうだな。良かった良かった。」 白雪「・・質問してもいーかなー?」 上条「? 何のことでしょう?」 白雪「ひとーつ、レクの前のあれは何?常盤台中の人みたいだったけど?」 上条「っ!! いやそのあれはですね、不可抗力というか事故というやつでして何というか上条さんにはどうすることもできないイレギュラーな事態だったわけでございますよ。」 姫神「その話。私も気になる。常盤台ってあの名門校でしょ。」 青髪ピアス(いち早く復活!)「カミやん。俺も見たけどあれは一日二日の中じゃねーやろ。正直に言いや。さもねーと。」 白井「話から察するにお姉さまのことのようですが。」 青ピ「んーと。・・・せやせや。あんたんとこのチームやったなあ。誰か知ってはるん?」 白井「っ(間違いなくお姉さまですわ!)!!おのれこの類人猿が!!今度は一体全体おねえさまに何をっ!?」 上条「し、白井サン?何を殺気だっておられるのでしょう?あれは事故ですよ!じ・・」 青ピ「白雪はん、みなに言うたってや。あのしショッキングなシーンを。」 30秒後。 「おのれ子の類人猿がぁぁぁっっっっ!!!殺す!!!」 「にゃー。そんなことがあったとはにゃー。この(満身創痍の)身にむち打ってでも(旗男を)やらねばならんぜい。行くぜ青ピ」 「ほなみなはーん!・・・・旗男に死を!!!行きますでー!!」 全員(男女とも)「「「「「おおっ!!!!!!」」」」」 雪合戦は中断された。 【上条狩り】が切って落とされたのである。 「なんでこうなんのー!?ああもう不幸だぁー!!!!!!!!」 「逃がすな!追えー!!!!」 土御門「ステイル!!」 「イノケンティウス!!殺れ!!!!!!!!!」 「何でそーなんのー!!??」 「インデックスを悲しませるようなことは、断じて許さない!!!」 「ぎゃー!!!!」 上条狩り。 もはや上条の高校では恒例の『半分飽きられた』イベントであるが、ここは学校ではない。と言うわけで最近は乗ってこなくなった男子も(楽しいから)参加し、相手が常盤台のお嬢様と知っていつもは上条養護に回る女子も(裏切られた!やっぱり高レベルの方がいいのかあのレベル0がぁぁ!!)皆上条を追いかける。 先頭は青髪ピアス・土御門 そして・・ 「おのれあの類人猿がぁぁぁぁあああああ!!!!」 と叫ぶ白井黒子の3名。白井は逆上のあまりテレポートで追うと言うことを考えもせず、 (おそらく考えたとしても精神的動揺から使用できないだろう。) 【上条討伐軍】総計100名近い軍勢が結集、彼を追う。 上条さんは「3名以上だったら迷わず逃げる」と言うルール通り必死に逃亡。 こちとら日々追っかけられる不幸少年、その生存本能をなめるでないわ。 追っ手は一人二人と脱落したが、こちらも日々上条を追い、昼食のために脱出を繰り返してきた猛者である。 上条「はぁ、はぁ、はぁ。まけたか?」 土御門「にゃー。カミやん、そうは、いかんぜよ。」 上条「しつけーぞ、てめえ、あれは事故、だったって、言ってるじゃ、ないか、」 互いに息も切れ切れである。 土御門「覚悟、する、にゃー。」 上条さん絶体絶命のピンチ、 上条(どーすりゃ良いんだ、どーすりゃ。)無意識にポケットの内を探るとそこには何か金属が。これしかない! 上条さんはその金属片が何であるかを確認することもせず土御門のこめかみに投げつける。 土御門「にゃー!!!」 本来ならそこまで効くはずもないのだがそこは極東の聖人のボールをまともに食らったところ。土御門、撃沈。 上条「わりぃ、土御門。」 言うが早いか上条さんは逃亡する。 それを眺める不穏な陰に気が付かずに。・・・・