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登録日:2019/06/26 (水) 02 21 09 更新日:2022/08/11 Thu 08 38 54NEW! 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 FE FEヒーローズ FE覚醒 しっこくハウスの犠牲者 アーマーナイト デジェル 子世代 山戸めぐみ 料理下手 正々堂々 重騎士 夢は、最強の技を持った戦士よ。 女だから最強になれないなんて、私は思わない。 出典:任天堂公式LINE、https //www.nintendo.co.jp/social/index.html#section-line、2015年9月22日、ファイアーエムブレム 覚醒、インテリジェントシステムズ、任天堂、2012年4月19日、(C)2012 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS ■概要 『デジェル』とは『ファイアーエムブレム 覚醒』の登場人物。 ソワレの娘であり、未来の世界からルキナ達と共に過去へとやって来た。 CV:山戸めぐみ 誕生日は9月29日。これは『BSファイアーエムブレム アカネイア戦記』が放送された日であり、『風花雪月』のドロテアと同じ日である。 軍の中で一番鎧が好き。 人気投票女性部門24位、第1回英雄総選挙総合部門275位、第2回英雄総選挙総合部門344位、第3回英雄総選挙総合部門303位。 覚醒特有の首元を一周する便器みたいでダサい特徴的な鎧を身に付けた少女。 この鎧のせいで逆三角形型の体型に見えてしまいゴテゴテした感じになっているが、デジェル本人はスラリとした体型である。 本編ではルフレとの告白イベントのみ首元の鎧を外したデジェルが見られる。 子世代の髪色は父親依存でデフォのイラストは母親依存という風になっているのだが、何故かデジェルはソワレの赤髪ではなく黒髪である。どこからきたし。 なお母の髪色がデフォではない子世代は他にもアズールがいる。 性格は母親と同じく勇敢であり、男勝り。 女らしさに欠けており男性禁制の場所とはいえだらしない格好をしたり、脱いだ服はその辺に置きっぱなし。化粧も当然していない。 男っぽいと言われても気にせず、果てはおっさんっぽいと呼ばれる事すら認めてしまうほど。 そのためセレナからは女らしさに欠けると散々注意されており、デジェルはそれを意に介さなかったが、無理やり叩き込まれてしまった。 しかし女の作法を頭に詰めるのに精一杯で、詰めたら詰めたで今度は戦い方を忘れてしまったことも。 母と同じく料理が下手。それを食べた人全員が腹痛になるほど。 ある時クロム軍の食事当番をしたためクロム軍全員腹痛になってしまい、生まれたての小鹿のような足取りで敵と戦う羽目になった。 軍の中で一番……ではソワレが一番下手とされているので母よりマシらしいのだが、父との支援では「ソワレより酷い」とまで言われてたりする……。 とはいえ父との支援では少しだけ上達したので、その成長性がソワレよりマシな理由だろうか? 絶望の未来を変えるため、大切な仲間を守るために力に固執しており、日々鍛錬を怠らない。 強さに拘るあまり強い者には敬意を払うが、弱いものはそれ相応に対応をしてしまう。 そのため軍の大半の仲間を弱いからと認めておらず一緒に食事をするのも嫌がり、 軍を烏合の衆といってルキナと組んで少数精鋭部隊を作ろうとする等問題行動を取っている。 そのためルキナからはその事を咎められ、「強さが大事」というこの価値観を変えるつもりはないが、自分以外にも目を向けていくと、考えを改めている。 ドラマCDで明かされた絶望の未来では生き残った兵士の教育を担当していた。 過去へ行くことを「逃げ」と判断し反対。残された人達の為にも全員で残るべきと主張し、過去へ行く派と口論となる。 だが、ギムレーの襲撃で教え子達が屍兵となり、さらに自分が生前に話したタグエルの情報でシャンブレーが危機に陥ってしまう。 教え子達が全滅したことと、自分が屍兵と化した彼らを殺したことに慟哭しながら崩壊したイーリス王国を後にする。 その後セレナに誘われて、もっと強くなり、今度こそ誰も死なせないと誓い過去へ行くことを決意した。 上記の強さ至上主義はこのトラウマに由来するものかも知れない。 なおデジェルが自分でも勝てないと認めているのは子世代ではルキナとジェローム、親世代ではクロムやルフレなど。 他にもヒーローズの世界では民家から突然現れた黒い騎士、カボチャの斧を持った悪魔のような巨漢に成す術もなく敗北している。 母親のソワレはクロムと幼なじみの関係性だが、デジェルもクロムの娘であるルキナとは幼なじみである。 ソワレはクロムの嫁候補でもあるため、ルキナの妹になる場合もある。 ■性能 初期クラスはアーマーナイト。 子世代なため成長率が高く、優秀な壁役に育ってくれる。 なおソワレの職資質ではないため、彼女は子世代で唯一初期の資質が素で4つある。 強スキル『疾風迅雷』を習得するには、父親がルフレ、ガイア、ドニのいずれかではないと覚えられない。 先の通りルキナの妹になることもできるが、女性なので王の器が引き継げず 発動率の低い天空になってしまう上に姉ともども疾風迅雷が引き継げない有様なのでまずお目にかかれない。 何はともあれまともに使うならルフレ、ガイア、ドニを親にするのは必須だが、 ドニの場合は職被りが起こらないため7つもの資質を持ち、かなり強い。 疾風迅雷や奥義スキルを積極的に活かすのならジェネラルではなくグレートナイトやアサシンにするのも良い。 ちなみにフレデリクが父親の場合、職資質が全て被りデフォルトから全く増えないという勿体無いことになる。 ■支援会話 親世代では母親のソワレ、および父親になった男性キャラと支援がある。男性陣は使いまわしだが。 子世代との男性陣とも結婚が可能で、親世代ならルフレとも結婚が出来る。 ルキナとの支援ではデジェルが仲間であっても弱者に興味がないという事がルキナに伝わり、怒らせると言うもの。 デジェルが妹の場合におけるルキナとの支援では、ファルシオンで虫退治させようとしたり、果物ナイフとして使ったりした。 ブレディとの支援では軟弱な体を鍛えようとするブレディに感化され、彼にとんでもない訓練を施す。 ■台詞 結局軍隊なんて融通が利かないだけ。しょせんは烏合の衆なのよ。 そう言われて悪い気はしないわ。思う存分私を見ていてもいいのよ? 私にもっと料理を教えて! このスープ、土みたいな味がする……。 どうして……どうしてみんな負けちゃったの…? あんなに強かったじゃない……あんなに訓練したじゃない一緒に! なのに……なのに、どうして⁉︎ 私……強くなるわ。もう、あんな風に誰かを死なせないように。 今度はちゃんと守れるように! だから……一緒に行かせて……一緒に戦って! 私……もっともっと強くなるから! 突然、民家から姿を現した黒い鎧の騎士に……一撃で倒され……。 ■ファイアーエムブレム ヒーローズ 私はデジェル。ソワレの娘よ。母さんはとても立派な騎士だった……私だって負けないくらい、強くなるわ。 出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、2017年2月2日配信開始(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS ヒーローズには2019年6月に参加。イラストはアマガイタロー氏。 青属性の槍使い。重装ユニット。 彼女以外の重装は結構いるが、最近は水着だったりピクニックだったりで重装とは?な格好ばかりなため、ちゃんとした鎧を着た女性重装は久しぶりである。 想いを集めてでは、アスク王国の模擬戦で『しっこくハウス』の洗礼を浴びて自信を失ってしまう。 格の違いを知って悩んでいた際に以前自分が鍛えたブレディに励まされた事で復活した。 またウードが名付けた鎧『メタルギャリオンメイル』を予備の鎧としてこの世界にも持ち込んでいるらしい。 武器スキルは敵から攻撃された時、戦闘中、魔防+7になる『バリアの槍+』 Aスキルは飛空城防衛時、戦闘中、自身の守備、魔防が防衛設備の数によって最大+10上昇する『守備魔防の防城戦3』 Bスキルに自分から攻撃した時、絶対追撃、かつ自身の攻撃による奥義発動カウント変動量+1になる『攻撃隊形3』 ステータスは守備が高めで速さは遅いの「固い、強い、遅い」を地で行くタイプ。 飛空城の防衛戦に役立つ防城戦のスキルを持ち、バリアの槍の効果もあって魔防も結構な水準になる。 ただ、防城戦のスキルは飛空城の防衛以外では全くの役立たずなので、空いているCも含めた継承は必須。 しかし圧倒する固さと耐久を誇る総選挙ヘクトルや開花イドゥンなど優秀な青属性の重装が多い理由で特徴が少ないデジェルの立場は奪われていた。 しかし2022年7月のアップデートでデジェルの専用武器「鎧好きの堅槍」の追加で一気に開花する。 その効果は戦闘開始時、自身のHPが25%以上なら、戦闘中、敵の攻撃、守備-5、敵は追撃不可。 魔防を上げる効果は失うが装備するだけで敵の攻撃と守備を下げつつ追撃を封じる芸当が可能。 特殊錬成は敵から攻撃された時、または、戦闘開始時、敵のHPが75%以上の時、戦闘中、敵の攻撃、守備-5、かつ戦闘中、敵の攻撃が、戦闘開始時の敵の攻撃×〇%減少。 この減少という効果、〇には戦闘開始時の自分の最大HPを含む全ステータスのうち、自分が敵より1以上高い種類数に応じて計算される。 つまり全て上回っていれば敵の攻撃を35%必ず減少 武器スキルも含んで攻撃を大いに下げる今までの重装にはなかった新個性を開花させた。 追記・修正は鎧の中に入ってからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 強さに固執し弱者をディスる考えは温厚なルキナにして「あなたは誰と戦っているのですか!」と怒られたんだよな。そら人気最下位も納得。 -- 名無しさん (2019-06-26 08 26 28) 恐怖!黒騎士の住む家! -- 名無しさん (2019-06-26 08 43 46) 恋愛してもツンケンしてるが、ちょっと可愛いところも見えてくる。育った環境故に強さに固執するのもわからんではないが。 -- 名無しさん (2019-06-26 10 20 09) 漆黒さんには絶対勝てないと思うがドルカスさんには勝てそうなのに… -- 名無しさん (2019-06-26 12 41 06) 兵種が一つ多いのはソワレが赤なのもあって緑のソールとくっつける人の為の救済なのかもしれない。ハイ、自分初周で速攻やりました -- 名無しさん (2019-06-26 18 09 58) ↑5それに関してはヒーローズでようやく痛い目を見た感じだな。覚醒だと会話だけだったので本当にわかったかどうかがわからずじまいだったし。 -- 名無しさん (2019-06-26 20 14 37) 属性相性的には漆黒にはギリギリ勝てそうな気もするんだけどなぁ…。奥義使われたら無理そうだけどw -- 名無しさん (2019-06-26 21 09 27) ↑テリウス勢は設定面ではFEシリーズの中でもオーバーフローしてる印象 -- 名無しさん (2019-06-26 22 16 39) あとドルカスはシャロンが惜しかった言ってたから僅差かも。...ぶっ飛ばされたとも言ってるが -- 名無しさん (2019-06-26 22 19 23) 相当強かったろう未来の親世代すら全員戦死させられた環境で育ったわけだし強さに固執するのは仕方ないとこあるわ ↑2オーバーフローじゃなくてインフレじゃね? -- 名無しさん (2019-06-27 03 07 04) 槍アーマーにとって斧戦士は相性最悪だからドルカスが勝つのはある意味当然で頭に血が上ってたからそこら辺も失念してたのかね -- 名無しさん (2019-06-27 03 30 31) デジェルは魔防特化だから、守備高い上にキャンセル斧持ちのハロドルカスはかなり天敵だよ。攻撃隊形も守備隊形に相殺されるし -- 名無しさん (2019-06-27 03 44 19) ↑3強さに固執する面で思い出したが、ドラマCDvol3で鍛えていた部下が全員戦死して屍兵になったのを間近で経験した事があったな。その辺も関係しているかもしれない。 -- 名無しさん (2019-06-27 08 52 39) ↑何の理由もなく強さに固執してるならともかく、未来世界は基本恐ろしく絶望的な戦況で自分たちが主戦力って考えると仕方ないよね。絶望の未来は更に最悪のパラレルみたいだけど、戦いへの覚悟は未来経験済みの子世代のが上でもおかしくない。外部出演だとその辺語られないからなおさらただの特訓マニアかなんかにみえがちなだけで -- 名無しさん (2019-07-04 17 37 51) ドラマCDを聞くかどうかで印象がだいぶ変わるキャラだと思う。あの悲痛な叫びを聞いたら強さに固執するのも納得できてしまう。 -- 名無しさん (2020-05-08 22 38 48) 鎧外せば結構かわいいのに… -- 名無しさん (2020-08-22 13 27 42) ドラマCDを聴かないとキャラの魅力が出ないというのはライターの力不足かな そして全体的にラノベノリの覚醒にこういうキャラだから余計に浮く -- 名無しさん (2021-10-26 12 09 27) 名前 コメント
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支援会話集 ドニ×デジェル 親子支援C 支援B 支援A 親子 支援C 【デジェル】 父さん、今時間ある? ちょっと手合わせしてくれないかしら。 【ドニ】 …デジェル。すまねぇが、 今日は手合わせはちょっと… 【デジェル】 と、父さんどうしたの!? 顔も真っ青だし、脂汗もひどいわ! 【ドニ】 大丈夫だべ…。 ちょっとお腹が痛むだけで…うっ! 【デジェル】 お腹!? どこかケガでもしてるの!? くっ…いったい誰がこんなことを…! 【ドニ】 今日の食事だべ… 【デジェル】 へっ? 【ドニ】 今日の食事を食べたら… こうなったんだべ… みんな今、同じような症状で苦しんでるべ…。 デジェルも…気をつけるんだべよ… 【デジェル】 …………… 【ドニ】 うぅ…ソワレの料理も酷いもん…だべが… 今日のはもっと酷い…いったい誰が… 【デジェル】 …私よ。 【ドニ】 えっ… 【デジェル】 ……ごめんなさい。 おいしくできたと…思ったんだけど。 【ドニ】 あ…! き、気にしないで欲しいべ! おらはおいしく食べたからよ。 だからこの腹痛は、たまたまだべ! 【デジェル】 嘘よ! さっき皆も同じ症状だって 言ってたじゃない! 父さんのうそつきーーー! わーーーん!! 【ドニ】 あ…、デジェル…! お…追いかけないといかんが… …お腹が……! 支援B 【デジェル】 はっ!! はあっ! でやあぁぁっ!! 【ドニ】 今日はいつもおりも 激しい訓練だべな、デジェル。 【デジェル】 えぇ。食事当番ができない分、 実戦でみんなの役に立たないと。 【ドニ】 えっ。もう食事当番、しないべか…? 【デジェル】 あんな結果になったんだから、当然よ。 父さんも見たでしょう、あの後の戦闘。 みんなが腹痛をこらえながら 生まれたての小鹿のような足取りで 敵に向かっていく姿を…! 【ドニ】 あれは確かに…大変だたべ。 でも、次は上手くいくかもしれないべさ。 おらはまた食べたいべ、デジェルの料理。 【デジェル】 …ダメよ!! 【ドニ】 デジェル…? 【デジェル】 だって、また失敗したらどうするの? もし私の料理を食べて父さんが死んだら? 私の料理で、また未来でのような 惨劇が繰り返されたらと思うと…! そんなの私…耐えられない! 【ドニ】 えっと…。 惨劇はちょっと大袈裟だべ… 【デジェル】 父さんはあの光景を知らないから、 そんなことが言えるのよ…! 【ドニ】 …す、すまねぇ。お詫びに おらが料理を教えてあげるべ。 だから元気を出すべ。 上手くできたら、皆に食べてもらうべよ? 【デジェル】 う…うん…わかったわ…。 ありがとう、父さん… 支援A 【ドニ】 うん、いい匂いのスープだべ。 よく頑張ったなぁ、デジェル。 これならきっと みんなに喜んでもらえるべよ。 【デジェル】 ありがとう。 父さんの教えが良かったおかげよ。 父さんたら、すごく手際がいいんだもの。 料理ができるなんて知らなかったわ。 【ドニ】 ソワレさんが料理できないもんだからよ。 結婚してから練習したんだべ。 【デジェル】 そうだったんだ。 仲良しなのね。父さんと母さん。 【ドニ】 ま…まぁな… 【デジェル】 ………… …ふふっ。 【ドニ】 どうしたべ? 【デジェル】 なんかね、こうしてると 普通の親子みたいだなって思って。 私は、父さんってどんなものか 知らなかったから…こういうの、嬉しい。 【ドニ】 デジェル… 【デジェル】 …なんてね。 ちょっとしんみりしちゃったわ。 さ、試食試食! 【ドニ】 …デジェル、あんたはいつも 気丈で強い面しか見せてくれんけど… おらの前では… もっと甘えていいんだべ。 【デジェル】 父さん…。ありがとう…。 じゃあお言葉に甘えて… 【ドニ】 何だべ? 【デジェル】 私にもっと料理を教えて! このスープ、土みたいな味がする… 【ドニ】 ……そうか。 …………土だべか。 【デジェル】 うん… 【ドニ】 大丈夫だべ…食べ物の味になるまで… おらがずっと面倒見るべ… 【デジェル】 うん……!
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支援会話集 クロム×デジェル 親子支援C 支援B 支援A 親子 支援C 【デジェル】 父さん、今時間ある? ちょっと手合わせしてくれないかしら。 【クロム】 …デジェルか。 すまん、今日は手合わせはちょっと… 【デジェル】 と、父さんどうしたの!? 顔も真っ青だし、脂汗もひどいわ! 【クロム】 大丈夫だ…。 ちょっと腹が痛むだけ…うぅっ! 【デジェル】 お腹!? どこかケガでもしてるの!? くっ…いったい誰がこんなことを…! 【クロム】 今日の食事… 【デジェル】 へっ? 【クロム】 今日の食事を食べたら…こうなった。 みんな今、同じような症状で苦しんでいる。 お前も…気をつけろ。 【デジェル】 …………… 【クロム】 くそ…ソワレの料理も酷いもんだが 今日のはもっと酷い…いったい誰が… 【デジェル】 …私よ。 【クロム】 なにっ…!? 【デジェル】 ……ごめんなさい。 おいしくできたと…思ったんだけど。 【クロム】 …き、気にするなデジェル! 俺はおいしく食べたぞ。 そう、きっとこの腹痛は偶然だ! 【デジェル】 嘘よ! さっき皆も同じ症状だって 言ってたじゃない! 父さんのうそつきーーー! わーーーん!! 【クロム】 おい…、デジェル…! お…追いかけないと…いかんが、 腹が……! 支援B 【デジェル】 はっ!! はあっ! でやあぁぁっ!! 【クロム】 今日はいつもに増して 激しい訓練だな、デジェル。 【デジェル】 えぇ。食事当番ができない分、 実戦でみんなの役に立たないと。 【クロム】 …もう食事当番はしないのか? 【デジェル】 あんな結果になったんだから、当然よ。 父さんも見たでしょう、あの後の戦闘。 みんなが腹痛をこらえながら 生まれたての小鹿のような足取りで 敵に向かっていく姿を…! 【クロム】 あれは…確かに大変だった… しかし、次は上手くいくかもしれん。 俺はまた食べたいぞ。デジェルの料理。 【デジェル】 …ダメよ!! 【クロム】 デジェル? 【デジェル】 だって、また失敗したらどうするの? もし私の料理を食べて父さんが死んだら? 私の料理で、また未来でのような 惨劇が繰り返されたらと思うと…! そんなの私…耐えられない! 【クロム】 ……おい。惨劇だなんて… 少し大袈裟じゃないのか。 【デジェル】 父さんはあの光景を知らないから、 そんなことが言えるのよ…! 【クロム】 すまん…。 では、お詫びに俺が料理を教えてやる。 だから元気を出せ。 上手くできたら、皆に食べてもらうぞ。 【デジェル】 う…うん…わかったわ…。 ありがとう、父さん… 支援A 【クロム】 …うん、いい匂いのスープだ。 よく頑張ったな、デジェル。 これならきっと、みんなに食べてもらえる。 【デジェル】 ありがとう。 父さんの教えが良かったおかげよ。 父さんたら、すごく手際がいいんだもの。 料理ができるなんて知らなかったわ。 【クロム】 あぁ。ソワレは料理できないからな。 結婚してから練習したんだ。 【デジェル】 そうだったんだ。 仲良しなのね。父さんと母さん。 【クロム】 そうだな。 【デジェル】 ………… …ふふっ。 【クロム】 どうしたんだ、デジェル? 【デジェル】 なんかね、こうしてると 普通の親子みたいだなって思って。 私は、父さんってどんなものか 知らなかったから…こういうの、嬉しい。 【クロム】 デジェル… 【デジェル】 …なんてね。 ちょっとしんみりしちゃったわ。 さ、試食試食! 【クロム】 …デジェル、お前はいつも 気丈で強い面しか見せないが… 俺の前では…もっと甘えていいんだぞ。 【デジェル】 父さん…。ありがとう…。 じゃあお言葉に甘えて… 【クロム】 なんだ? 何でも言ってみろ。 【デジェル】 私にもっと料理を教えて! このスープ、土みたいな味がする… 【クロム】 ……そうか。 …………土か。 【デジェル】 うん… 【クロム】 食べ物の味になるまで… 付き合うから…な。 【デジェル】 うん……!
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支援会話集 ガイア×デジェル 親子支援C 支援B 支援A 親子 支援C 【デジェル】 父さん、今時間ある? ちょっと手合わせしてくれないかしら。 【ガイア】 …デジェルか。すまんが 今日は手合わせはちょっと… 【デジェル】 と、父さんどうしたの!? 顔も真っ青だし、脂汗もひどいわ! 【ガイア】 これぐらい平気だ…。 少し腹が痛むだけだからな…うぅっ! 【デジェル】 お腹!? どこかケガでもしてるの!? くっ…いったい誰がこんなことを…! 【ガイア】 今日の食事… 【デジェル】 へっ? 【ガイア】 今日の食事を食べたら…こうなった。 みんな今、同じような症状で苦しんでる…。 お前も…気をつけろ。 【デジェル】 …………… 【ガイア】 うぅ…ソワレの料理も酷いが… 今日のはもっと酷い…いったい誰が… 【デジェル】 …私よ。 【ガイア】 はぁあ!? 【デジェル】 ……ごめんなさい。 おいしくできたと…思ったんだけど。 【ガイア】 あ…き、気にするな! 俺はおいしく食べたんだぞ。本当に。 だからこの腹痛は単なる偶然だよ、偶然。 【デジェル】 嘘よ! さっき皆も同じ症状だって 言ってたじゃない! 父さんのうそつきーーー! わーーーん!! 【ガイア】 おい、デジェル…! お…追いかけないと…いけない、のに 腹が……! 支援B 【デジェル】 はっ!! はあっ! でやあぁぁっ!! 【ガイア】 今日はいつもよりも 激しい訓練だな、デジェル。 【デジェル】 えぇ。食事当番ができない分、 実戦でみんなの役に立たないと。 【ガイア】 ん? もう食事当番はしないのか。 【デジェル】 あんな結果になったんだから、当然よ。 父さんも見たでしょう、あの後の戦闘。 みんなが腹痛をこらえながら 生まれたての小鹿のような足取りで 敵に向かっていく姿を…! 【ガイア】 あぁ…あれは最悪だったな… でも、次は上手くいくかもしれないだろう。 俺はまた食べたいぞ、デジェルの料理。 【デジェル】 …ダメよ!! 【ガイア】 デジェル…? 【デジェル】 だって、また失敗したらどうするの? もし私の料理を食べて父さんが死んだら? 私の料理で、また未来でのような 惨劇が繰り返されたらと思うと…! そんなの私…耐えられない! 【ガイア】 はぁ!? 惨劇だなんて、そんな大袈裟な… 【デジェル】 父さんはあの光景を知らないから、 そんなことが言えるのよ…! 【ガイア】 …すまん。じゃあ、お詫びに 俺が料理を教えてやるよ。 上手くできたら皆に食べてもらおう。 あと、この飴もやるから元気出せ。 【デジェル】 う…うん…わかったわ…。 ありがとう、父さん… 支援A 【ガイア】 …よし、いい匂いのスープができた。 よく頑張ったな、デジェル。 これならきっと、皆に食べてもらえる。 【デジェル】 ありがとう。 父さんの教えが良かったおかげよ。 父さんたら、すごく手際がいいんだもの。 料理ができるなんて知らなかったわ。 【ガイア】 はは…ソワレが料理できないからな。 結婚してから練習したんだよ。 【デジェル】 そうだったんだ。 仲良しなのね。父さんと母さん。 【ガイア】 まぁ…な。 【デジェル】 ………… …ふふっ。 【ガイア】 なんだよ、急に。 【デジェル】 なんかね、こうしてると 普通の親子みたいだなって思って。 私は、父さんってどんなものか 知らなかったから…こういうの、嬉しい。 【ガイア】 デジェル… 【デジェル】 …なんてね。 ちょっとしんみりしちゃったわ。 さ、試食試食! 【ガイア】 …デジェル、お前はいつも 気丈で強い面しか見せないが… 俺の前では…もっと甘えていいんだぞ。 【デジェル】 父さん…。ありがとう…。 じゃあお言葉に甘えて… 【ガイア】 なんだ? 何でも言ってみろ。 【デジェル】 私にもっと料理を教えて! このスープ、土みたいな味がする… 【ガイア】 ……そうか。 …………土か。 【デジェル】 うん… 【ガイア】 大丈夫だ。食べ物の味になるまで… 俺が付き合ってやるから… 【デジェル】 うん……!
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支援会話集 ソール×デジェル 親子支援C 支援B 支援A 親子 支援C 【デジェル】 父さん、今時間ある? ちょっと手合わせしてくれないかしら。 【ソール】 …あ、デジェル。ごめんね…。 今日は手合わせはちょっと… 【デジェル】 と、父さんどうしたの!? 顔も真っ青だし、脂汗もひどいわ! 【ソール】 大丈夫だよ…。 ちょっとお腹が痛むだけだから…うっ! 【デジェル】 お腹!? どこかケガでもしてるの!? くっ…いったい誰がこんなことを…! 【ソール】 今日の食事… 【デジェル】 へっ? 【ソール】 今日の食事を食べたら…こうなったんだ。 みんな今、同じような症状で苦しんでる…。 デジェルも…気をつけて…… 【デジェル】 …………… 【ソール】 うぅ…ソワレの料理も酷いけど、 今日のはもっと酷い…いったい誰が… 【デジェル】 …私よ。 【ソール】 えっ…えぇーーーっ!? 【デジェル】 ……ごめんなさい。 おいしくできたと…思ったんだけど。 【ソール】 えっと…! き、気にしないで……! 僕はおいしく食べたからさ! この腹痛はたまたまだよ、たまたま! 【デジェル】 嘘よ! さっき皆も同じ症状だって 言ってたじゃない! 父さんのうそつきーーー! わーーーん!! 【ソール】 あ! デジェル…! お…追いかけないと…いけない、けど お腹が……! 支援B 【デジェル】 はっ!! はあっ! でやあぁぁっ!! 【ソール】 今日はいつにも増して 激しい訓練だね、デジェル。 【デジェル】 えぇ。食事当番ができない分、 実戦でみんなの役に立たないと。 【ソール】 え? もう食事当番は、しないの…? 【デジェル】 あんな結果になったんだから、当然よ。 父さんも見たでしょう、あの後の戦闘。 みんなが腹痛をこらえながら 生まれたての小鹿のような足取りで 敵に向かっていく姿を…! 【ソール】 う…うん、あれは確かに大変だったね。 でも、次は上手くいくかもしれないよ。 僕はまた食べたいし。デジェルの料理… 【デジェル】 …ダメよ!! 【ソール】 デジェル…? 【デジェル】 だって、また失敗したらどうするの? もし私の料理を食べて父さんが死んだら? 私の料理で、また未来でのような 惨劇が繰り返されたらと思うと…! そんなの私…耐えられない! 【ソール】 …えーっと。惨劇っていうのは ちょっと大袈裟なんじゃ… 【デジェル】 父さんはあの光景を知らないから、 そんなことが言えるのよ…! 【ソール】 ご、ごめん。それじゃ、お詫びに 僕が料理を教えてあげるよ。 だから元気出して! 上手くできたら、皆に食べてもらおう? 【デジェル】 う…うん…わかったわ…。 ありがとう、父さん… 支援A 【ソール】 うん、いい匂いのスープだよ。 よく頑張ったね、デジェル。 これならきっと、 みんなに食べてもらえるよ。 【デジェル】 ありがとう。 父さんの教えが良かったおかげよ。 父さんたら、すごく手際がいいんだもの。 料理ができるなんて知らなかったわ。 【ソール】 はは、ソワレが料理できないからね。 結婚してから練習したんだよ。 【デジェル】 そうだったんだ。 仲良しなのね。父さんと母さん。 【ソール】 ま、まぁね。 【デジェル】 ………… …ふふっ。 【ソール】 どうしたの、デジェル。 【デジェル】 なんかね、こうしてると 普通の親子みたいだなって思って。 私は、父さんってどんなものか 知らなかったから…こういうの、嬉しい。 【ソール】 デジェル… 【デジェル】 …なんてね。 ちょっとしんみりしちゃったわ。 さ、試食試食! 【ソール】 …デジェル、君はいつも 気丈で強い面しか見せないけどさ、 僕の前では もっと甘えていいんだよ… 【デジェル】 父さん…。ありがとう…。 じゃあお言葉に甘えて… 【ソール】 なに? 何でも言って! 【デジェル】 私にもっと料理を教えて! このスープ、土みたいな味がする… 【ソール】 ……そっか。 …………土かぁー。 【デジェル】 うん… 【ソール】 だ、大丈夫だよ。食べ物の味になるまで いつまでだって付き合うから… 【デジェル】 うん……!
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支援会話集 ウード×デジェル 支援C 支援B 支援A 支援S 支援C 【ウード】 貴様…デジェルか! 【デジェル】 なによ…!? なにか用なの、ウード? 【ウード】 そのように苛立ちを露骨に顔に出すな…! そのささくれ立った気に反応し、 怨恨の邪霊達が顕現するぞ…! 【デジェル】 あー、はいはい。 わかったから、それで何? 【ウード】 チッ! ったくよう、張り合いがねぇな。 相変わらず男嫌いも治ってなさそうだな~。 【デジェル】 男嫌いなわけじゃないわ。 あんたみたいなバカが嫌いなだけよ。 特にその妙な言葉遣いは 訳がわからなくて大嫌いよ。 【ウード】 な、なにおぅっ! そうだと思って、せっかく俺が 普通にしゃべってやってんのによ! 【デジェル】 そうしていればまだマシというだけ。 でも要件がないなら話しかけないで。 【ウード】 ちっ…なんだよ。 せっかくお前の武器や防具の手入れとかを 手伝ってやろうかと思っていたのによ…! 【デジェル】 そんなものは不要よ。私一人でもできるし。 【ウード】 そうかいそうかい、じゃあお邪魔虫は 退散させてもらいますよ~。 【デジェル】 ……… 支援B 【ウード】 ぬっ…貴様のその面持ち…! まるで真紅に輝く暁の空に、 一筋の雨雲が垂れ込めたかのようだ…! 【デジェル】 ……… 【ウード】 しかも貴様… これからどこへ向かうつもりだ? もしや暗黒の道を進んだ先にあるという、 古の黄金郷へと向かうつもりか…!? 【デジェル】 あんた何言ってるの? 私が今から行くのは、 防具一式を置いている倉庫用天幕よ。 しかも私の顔に対するその比喩は一体何? 女だと思ってバカにしてるの!? 【ウード】 だからよ~、そんなに怒るなって。 こうして普通にしゃべってやるからさぁ。 【デジェル】 別にしゃべって欲しいだなんて 一言も言っていないわ。 【ウード】 で、防具倉庫に行くってことは、 防具の手入れでも担当してるのか? 【デジェル】 そうよ… 【ウード】 じゃあ俺も手伝ってやるよ。 【デジェル】 お断りよ。 【ウード】 そう言うなって。こう見えても俺は、 武器や防具に名前を付けるだけじゃなく、 ちゃんと手入れするのだって得意なんだぜ。 まぁ、試しにだと思って頼ってみろって。 【デジェル】 そうね…わかった。どうせあんたも 暇なんだから手伝いなさい。 【ウード】 おおぅ、そいつは随分 上から目線じゃねえか。 【デジェル】 いいからさっさと付いてきなさい。 あんたの技量ってやつを見せてもらうわ。 【ウード】 よっしゃっー! 俺のいいトコ見せてやるぜ! 支援A 【ウード】 この鎧はソシアルナイト用のやつだな。 重量は中級クラス。 装甲もそこそこで動きやすさもある。 【デジェル】 ……… 【ウード】 こいつはアーチャー用の軽装甲冑。 動きやすさはピカイチだが、 それほど防御に期待できないのが難点だ。 【デジェル】 さっきから何を一人で語ってるのよ。 【ウード】 手入れをする物の特徴を ちゃんと確認しながらやってるんだよ。 【デジェル】 はいはい、ウードにしてはご立派ね。 認めてあげるからちょっとは静かに… 【ウード】 武器や防具は俺たちの戦士の同志にして、 最愛の相棒だ。 奴らに神の名を与えてやることで、 鉄塊である奴らは魂の炎を灯し、 人が作りし道具から、 神器へと進化を遂げるのだ…! 【デジェル】 ……… 【ウード】 この鎧にはメタルギャリオンメイルという 名を与えてやろう。 強く…そして銀に輝くその姿に相応しい! って…デジェル? あれっ? デジェルどこに行ったんだ!? い、いつの間にか消えた? 天幕を出た様子はなかったが… 【デジェル】 ………… 【ウード】 …おわっ! なんだ!? 置いてあるアーマーナイトの鎧が 勝手に動きやがった! なんだ今のっ!? 【デジェル】 …あんた飽きないわねぇ。 【ウード】 うわぁっ! 鎧がしゃべったああっ!? 【デジェル】 私よ、声くらい判別しなさいよ。 【ウード】 で、デジェル!? お前なんでアーマーナイトの鎧の中に すっぽり入ってるんだ? 【デジェル】 あんたの独り遊びがうるさかったからよ。 【ウード】 が、ガーンッ。そんなに嫌なのか? 【デジェル】 それに、これは…私が初めて戦士として出陣した 時に着た、最初の鎧だから… 時々こうして入るとすごく落ち着くのよ… 【ウード】 へ、へえぇ…そうだったのか。 じゃ、じゃあさっ! その鎧にも名前を! 【デジェル】 名前は却下っ!! 最悪付けるとしても、 あんただけには付けられたくないわっ! 【ウード】 そ、そんなぁ~! いいじゃねーかよっ! 【デジェル】 絶対に、いーやーよっ! ほら、もういいから あんたも手入れを再開しなさいっ! 【ウード】 ち、仕方ねぇな。わかったよ。 支援S 【ウード】 デジェル~、 この兜と盾なんだけどさ… ……って、あいつ、またいねぇっ! 全く、人に手入れをやらせておいて、 自分だけいなくなるなんてよっ! …はぁ。 しかしあいつにも困ったもんだ。 自分が昔着ていた愛着のある鎧なのに、 名前を付けたくないだなんてよ。 この鎧が泣いてるぜ…きっと。 別に俺がやっていることは 名前を付ける事自体が重要なんじゃない。 名付ける事でもっと愛着を 持って道具と接した方がいいってことなんだ。 あいつには死んで欲しくない… 武器や防具にも愛着を持ってもらえれば、 きっと俺が直接守れない時でも 無事にいてくれる…そんな気がするんだ。 だって俺はあいつのこと… 好きなんだから。 【デジェル】 う、ウード…! 【ウード】 えっ!? なんだ、今の声? デジェル? どっから聞こえてきたんだ…って、 あああああああっ~~~!! 【デジェル】 こ、ここよ…鎧の中よ。 【ウード】 デ、デジェル、お前っ!!! 天幕から出てたんじゃなかったのか!? 【デジェル】 私がいない間も あんたがちゃんと仕事を こなせているか見張ってたのよ… 【ウード】 見張ってたって…そんなことしなくても、 俺はちゃんやる事はやるだろーがっ! 【デジェル】 う、うん…。 ウード、それよりも… 【ウード】 ん? って、うあああーーっ!! お前、あれを聞いてたのかよ!? 【デジェル】 う、うん… 【ウード】 あああ…や、やっちまった… まだ言うつもりなんてなかったのに… 俺はなんて不幸なんだ… 【デジェル】 でも…嬉しかったわ。 【ウード】 えっ? 【デジェル】 私もウードの事好きだったから。 名前付けたりカッコつけたりする あの子供っぽい所だけは嫌いだったんだけど、 でもそれにもちゃんと意味があったんだって、 今知れたから…もうそれもいいわよ。 【ウード】 ほ、ほんとか!? じゃあ。 【デジェル】 うん、これからは二人もっと仲良く、 力を合わせて戦っていきましょう、ね? 【ウード】 おうよっ! 任せておけっ! 俺がお前のこと、 ちゃんと守ってやるからなっ! 【デジェル】 ふふ…それはこっちのセリフよ。
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支援会話集 デジェル×ジェローム 支援C 支援B 支援A 支援S 支援C 【デジェル】 さてと…槍の稽古は そろそろ終わりにしようかしら。 …私はあらゆる武器を 使えるようになりたい。 それが本当の…強さに繋がるはず! 【ジェローム】 ……… 【デジェル】 ジェローム…? 何見てるのよ。 人の稽古を覗き見るなんて、 趣味が悪いわね。 【ジェローム】 覗き見たつもりはない。 たまたま通りかかっただけだ。 【デジェル】 そう、ならどこかへ行ってくれるかしら? 稽古に集中できないじゃない。 【ジェローム】 …わかった。 【デジェル】 ……… 【ジェローム】 …そうだ、一つ言っておく。 【デジェル】 …なに? 【ジェローム】 槍で突く時は、脇は締めろ。威力が増す。 いつも開いているのはお前の悪い癖だ。 今のうちに直しておけ。 【デジェル】 …! そ、そんな事わかっているわ! 今から直すところだったのよ! それにあなた…やっぱり見ていたんじゃない! 【ジェローム】 …邪魔したな。 【デジェル】 もう…ジェロームの奴! 支援B 【ジェローム】 デジェル…今日も稽古をしているのか? 【デジェル】 …当たり前よ。常に身体を鍛えないと、 男に遅れを取ってしまうもの。 鍛錬を怠るなんてことはできないの。 その油断が命とりになってしまうわ… 【ジェローム】 ………… 【デジェル】 あ、それよりもジェローム… 今の私の突きはどうだった? 言われたところは、直っていたかしら? 【ジェローム】 うむ…腕の動きは良くなったようだな。 【デジェル】 でしょう? これくらい自分でちゃんと直せるのよ。 【ジェローム】 しかし、腕に気を遣っているせいか、 今度は踏み込みが甘くなっていたな。 【デジェル】 え…!? 嘘…!! 【ジェローム】 嘘なものか。あと脇を締めたせいで 姿勢が悪くなっている。 あれでは動きも鈍るだろう。 …まあ、それも稽古で直す事だな。 【デジェル】 ……… 【ジェローム】 …どうした? 【デジェル】 …いいわよね、ジェロームは。 【ジェローム】 ? …何が? 【デジェル】 私と同じくらいの腕力を持ちながら、 素早さでは圧倒的に優れている… それじゃ私が勝てるわけない…! 【ジェローム】 …何を突然怒っているんだ? 【デジェル】 なによ! とぼけた振りをして! 私が女だから見下してるんでしょう!? 上から目線でいちいち 口出さないでくれる!? 【ジェローム】 …心外だな。私は見たままを言ったまで。 【デジェル】 …もういいわ! 稽古を再開するから、 どこかに行ってくれるかしら! 【ジェローム】 …わかった。 稽古…頑張れよ。 【デジェル】 い、言われなくても頑張るわよ! 覚えておきなさい! 今度こそ、 あなたには何も指摘させないわ! 支援A 【デジェル】 あ、ジェローム… 【ジェローム】 …なんだ、今は通りかかっただけだ。 お前の稽古の様子は…見ていないぞ? 【デジェル】 …わ、わかっているわ! 今姿を見つけたのは私の方が先だもの! 【ジェローム】 …いや、嘘だ。 【デジェル】 えっ…? 【ジェローム】 すまない… あの日以来少し気になっていたのでな。 お前の様子を見に来たところだった。 【デジェル】 そ、そう…でもちょうどいいわ。 見て欲しかったから。突きの動作! ……… せいっ! どう? 今回こそ完璧だったでしょ? 【ジェローム】 そうだな…私から言うところは何もない。 【デジェル】 本当? やったわ! ついにジェロームに認められたわ! 【ジェローム】 …私に認められることが そんなに嬉しいのか? 随分と買いかぶられたものだ… 【デジェル】 買いかぶってなんかいないわ。 武術に関しては、昔からあなたの事を ライバルだと思っていたのよ? そのライバルにこれまで差を付けられて、 ようやくこうして認められたんだから、 …嬉しいに決まっているわ! 【ジェローム】 そ、そうか。そうだったのか… 私も、うかうかしてはいられないな。 【デジェル】 ジェローム…どういう意味? 【ジェローム】 武術の稽古に行く。お前を見ていたら、 まだまだ修練が足りない事に気づいた。 もう一稽古してくる。 【デジェル】 ジェローム…さすがね。それでこそ、 私のライバル! 張り合いがあっていいわ! なら私ももう一頑張りさせてもらうわよ? 【ジェローム】 張り切り過ぎて、怪我はするなよ… 【デジェル】 そっちこそ! 支援S 【ジェローム】 はぁ…はぁ…よし。…これでいい。 【デジェル】 ジェローム、稽古に精が出るわね。 【ジェローム】 デジェルか… 【デジェル】 ごめんなさい。 今日は私が覗かせてもらったわ。 【ジェローム】 いや…それくらいは構わない。 傍から見ていて、 気になった点はあったか? 【デジェル】 いえ、なかったわ… 相変わらず見事なものね。 差を縮めたと思ったのに、 また広げられた気がするわ。 【ジェローム】 そうか。それを聞いて安心した。 弱くては…守る事もできないからな。 【デジェル】 えっ…? 【ジェローム】 お前よりも弱いのに、 お前を守ることはできない。 …そう言ったのだ。 【デジェル】 き、急に何を言いだすのよ…! 【ジェローム】 私の武術の腕は全て、 お前を守るために磨いてきたものだ。 だからこそ、お前より強くなくてはならない。 弱くては、逆に守られてしまう。 そんなのは――ごめんだ。 【デジェル】 …! 【ジェローム】 デジェル、私はこれからも お前よりも、強いままで、いる。 そしてずっとお前の事を、守り続ける。 【デジェル】 ……そ…それは嫌! 【ジェローム】 …? 【デジェル】 私も守られているだけじゃ、嫌なの… 私だって守るんだから…強くなって、 ジェロームの事を守る…! 一緒に稽古して、一緒に強くなって、 お互いの事を守るの。 私はそうしていきたい。 …それじゃダメかしら? 【ジェローム】 …そうだな。 デジェルが望むなら、そうしよう。 【デジェル】 ジェローム…ありがとう…! そうと決まったら、私も稽古しないと! 【ジェローム】 そうか。 【デジェル】 ええ、一緒に強くなるって 言ったばかりでしょ。 【ジェローム】 なら、ここでやればいい。 二人で強くなろう。 【デジェル】 ええ、二人でお互いを守れるように、ね? 【ジェローム】 ふっ…そうだな。
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支援会話集 デジェル×セレナ 支援C 支援B 支援A 支援C 【デジェル】 ふぁあああ~… 今日は疲れてしまったわ… 【セレナ】 ちょ…ちょっと、デジェル。 そんな格好でどうしたの? もう、だらしないわね。 【デジェル】 何よ。別にいいじゃない。 服がはだけているくらい。 だってここは男子禁制の場所でしょう? 【セレナ】 とはいえあなただって女の子なんだから、 もう少し恥じらいというものを持ってよ。 【デジェル】 別に誰も見てないし、構わないわ。 【セレナ】 あたしがいるでしょ! 【デジェル】 私が昔からこんな感じだって、 あなたも知っているでしょ? 【セレナ】 それはあくまで昔話にしておかないと! あたしたち、もう年頃の女の子なのよ。 もう! お腹とかもちゃんと隠さないと… あら…? さすがデジェルね。 お腹が引き締まってるし、すごくきれいよ。 【デジェル】 ん~? あらそう、それは嬉しいわね。 でもそれってどういう意味? 【セレナ】 どういう意味って、 言ったままの意味だけど? 【デジェル】 引き締まっていいって言葉は、捉え方に よっては筋肉質な男への褒め言葉だし。 会話の流れ的にもそうなのかなと思ったのよ。 【セレナ】 そこは女性としてのきれいという 意味でいいわよ? 全く…力もあって筋力もあるはずなのに、 よくそこまで維持できるわね? 【デジェル】 そう言われて悪い気はしないわ。 思う存分私を見ていてもいいのよ? 【セレナ】 …そこで多少は恥じらいを持ちなさいって! 女の子なんだし! 【デジェル】 恥じらいねぇ… お腹見せるぐらいでそんなに 恥ずかしがるものなの? 【セレナ】 ま、まぁ時と場合によるけど… 少なくともあたしは、 自分より引き締まってる子に見せるのは ぜーったいに嫌だわ!! 【デジェル】 ふーん…女心って複雑なのねー。 【セレナ】 あんたも女の子でしょうが… 支援B 【セレナ】 ちょっとデジェル!! 【デジェル】 あら、セレナ。どうしたの? 【セレナ】 あんたねー! 脱ぎっぱなしの服を その辺に置き去りにするのやめなさいよ! 【デジェル】 あぁ、ごめんごめん。 【セレナ】 ごめんごめんじゃない! この前も思ったけど、 デジェルには女らしさが足りないわ! このままじゃあんた、 若くしておっさんみたいになるわよ! 【デジェル】 えー…おっさんぽくてもいいわよ。 別に困らないし… 【セレナ】 なに冗談言っているのよ! いいわけないでしょ!? 女の子はね、可愛く見せることが 一つの仕事なのよ? あたしがお化粧から教えてあげるから、 ちゃんと覚えなさい! 【デジェル】 …化粧なんてやったことないわ。 【セレナ】 ならばこそ、試してみるべきだわ。 さぁ、こっちに座ってやってみなさい! 化粧道具一式はここにあるから! 【デジェル】 セレナがやってくれるんじゃないの? 【セレナ】 あたしはそんなに甘くないの! まずは自分でやってみなさい! 【セレナ】 …ええと…なんか、ごめん。 やっぱり…ちゃんとあたしが 教えてあげた方が良かったわね。 【デジェル】 ふぅ…ようやく水で洗い流してきたわ。 私…なんか間違ってたの? 【セレナ】 あれは…化粧とは呼ばないわ。 仮装っていうの… 【デジェル】 自分を覆い隠すから どっちも一緒じゃない? 【セレナ】 あのね? デジェル。 女の子は見た目がとても大事なの。 しぐさの一つ一つにも意識して。 大股でズカズカ歩くなんてもっての他だし、 足先も絶対に外側に向けてはダメよ? 【デジェル】 え…えと… 【セレナ】 流れるような足づかいで歩き、 手先はすらっと見えるように伸ばす。 時々流し目で 相手を見ることを忘れちゃだめ。 髪を掻きあげること一つにおいても、 優雅な所作というのがあるのよ! あんたいつもバッサバッサと 前髪をかきあげているけど、 あんなんじゃとても 優雅とは言えないのよ! 【デジェル】 もうそんなに覚えられないわ… 【セレナ】 大丈夫! これからあたしが 叩き込んであげるから! 【デジェル】 そ、そんなぁ…。 こんなに大変なら、 武術の訓練をしている方が はるかにマシよ~! 支援A 【デジェル】 あ…その、ご、ごご、御機嫌よう。 セレナ。 【セレナ】 はい、良くできてるわ! デジェル! ちょっと言葉遣いが たどたどしいけど… 丁寧に振る舞おうとするその姿勢が 一番重要なのよ? 【デジェル】 歩き方にも…気をつける…ように、 したのよ? 髪も…てぐしでファサッと するのがいいのよね。 【セレナ】 うん、すごくきれい! いい感じよ! とっても見目麗しいわ! 【デジェル】 良かった…頭が爆発するんじゃないか ってくらい、色々と叩き込まれて 正直どうしようかと思ったけど、 多少はマシになったみたいね。 【セレナ】 ふぅ…デジェルは元々きれいなんだし、 絶対に良くなると思ったのよ。 【デジェル】 そ、そう…セレナのおかげね。 ありがとう。 ……… 【セレナ】 デジェル… なんであたしの手をジッと見てるの? 【デジェル】 ……セレナ、あなたの手って …すごく綺麗よね? 【セレナ】 すごいわ! デジェル! そういう所を 褒められるようになったのはいい事よ! 女の子は身体の一部を 褒められることが大好きだものっ! 【デジェル】 ふふっ。頑張ったかいがあったわね。 【セレナ】 これでもう、言うことなしよ! デジェルは戦える、 優雅な女の子になれたのよ! 【デジェル】 え!? …た、戦える…? そ、そういえばそうだった…わね。 【セレナ】 えっ? なに言ってるの? 【デジェル】 わ、私…最近女の子としての所作を 頭に叩き込むことに精いっぱい過ぎて、 武器の扱い方とか戦い方を… わ、忘れちゃった…かも? 【セレナ】 えっ、ええええっっっ!? 【デジェル】 ど、どうしようセレナ!!? 全然思い出せない!? ああっ~もう! 私ってどうして こう極端なのかしらぁ!? 【セレナ】 し、仕方ないわね… じゃあ次からは戦い方を 思い出すための訓練をしましょ。 【デジェル】 ……セ、セレナ。 【セレナ】 で、でも女性として身に付けた事も 絶対に忘れちゃダメよ!? 平和になった時に 絶対に役立つんだから! 【デジェル】 …わ、わかったわ!
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支援会話集 アズール×デジェル 支援C 支援B 支援A 支援S 支援C 【デジェル】 はっ! せいっ! …うりゃああーっ!! 【アズール】 やあ、デジェル。今日も稽古? 相変わらず、調子が良さそうだねー。 【デジェル】 はぁ…はぁ…アズール… 【アズール】 …というわけで、僕と一緒に遊ばない? 稽古の合間の小休止も含めてさ! 【デジェル】 どういわけよ? バカらしい… 【アズール】 あ~、そんな事言わないでさ~。 あ、そうだ! 一緒にお茶でもどう? 甘いものを食べれば、 稽古で疲れた身体もすぐに回復するよ? 【デジェル】 …もう、しつこい! なんで、あんたなんかと お茶しなきゃいけないのよ! 私は稽古で忙しいの。 遊びたいなら、一人で遊んでなさい! 【アズール】 デ、デジェル…冷たいなあ。 熱心に稽古するのはいいけど、 それじゃ息がつまっちゃうよ~? たまには息抜きしなくちゃ。 僕と遊んで気分転換しようよ。 【デジェル】 結構よ。アズールと遊んだら、 かえって精神的に疲れそうだもの。 一人で稽古してる方がはるかにマシよ。 【アズール】 そんな事言わずに、物は試しでさ。 ね、お願いだよー。 【デジェル】 頼まれても無理! さ、どっか行って! 【アズール】 はぁ…ダメか…しょうがない。 今日のところは引きかえすよ。 でも、僕、諦めないからね!? またね、デジェル~! 【デジェル】 し、しつこいやつ… 支援B 【アズール】 やあ、デジェル。 また遊びに来たよ~! 【デジェル】 はぁ…あんたも懲りないわね。 私があんたと遊ぶわけないでしょ? 私は稽古で忙しいの! 【アズール】 ははは、諦めないのが僕の長所だからー。 【デジェル】 それは長所じゃなくて、短所だわ! 【アズール】 またまた~そんな冗談ばっかり言って! 【デジェル】 冗談じゃないわよ! 【アズール】 でも諦めずに誘い続ければ、いつか君も 根負けしてくれるかもしれないでしょ? 【デジェル】 はぁ…、あんたって奴は… 【アズール】 あれ、デジェル。なんだか疲れてる? 【デジェル】 …あんたのせいでしょうが。 でも…それなら、こうするわよ。 私の出す条件をクリアできたら 一緒に遊んであげる。 【アズール】 おっ、やったね! 一段階突破かな? …で、条件ってなに? 【デジェル】 勝負よ、勝負! 武器はそうね…なんでもいいわ。 私から一本取れたら合格ってこと、 わかりやすくていいでしょう? 【アズール】 うっ…それは、結構難しいな…! デジェルは男顔負けに強いし… 【デジェル】 そう? 無理だと思うんだったら 止めてもいいのよ? 【アズール】 そ、そんな! 諦める訳ないよ! 僕の長所だって、 言ったばかりじゃないか! ただその…ちょっと大変そうだな、 と思っただけだよ。 でも武器は何でもいいんだろう? なら僕が最初に手にした武器… 剣で…いいかな? 【デジェル】 ええ、構わないわ。 負ける気はしないもの。 【アズール】 う、うぐ…なんという自信。 そ、そんな事を言って、 僕の剣の冴えを見て驚くんじゃないぞ? 【デジェル】 剣の冴えか…それは楽しみね。 なら後日、勝負といきましょう。 ふふふっ…腕がなるわ。 アズールをボコボコにしてやれる、 いい機会だもの…ふふふ、あははははっ! 【アズール】 ひ、ひぃいいっ! な、なんかデジェル、 性格が変わってるんですけどー! ま、まぁでも… 楽しそうで、良かったよ… 支援A 【アズール】 たのもー! たのもー! デジェル、また挑戦しに来たよ~! 今日こそは、 一本取ってみせるからねぇ! 【デジェル】 アズール…また来たの…? もう何度目よ…? 【アズール】 うーん…正直、よく覚えてない。 だいたい十回くらいー? 【デジェル】 三十回は越えてるわよ… そこから先は面倒で数えてないけど… しかしこれだけ負けても諦めないなんて、 ある意味凄いと思うわ… 【アズール】 いや~、それほどでも~。 【デジェル】 褒めてないわよ! というかアズールさぁ… 何があんたの事をそこまで突き動かすの? あんたの力の源が何なのか、 私には不思議でならないわ。 【アズール】 それはもちろん、 デジェルと一緒に遊びたいからだよ。 一緒に遊んで、デジェルを 楽しい気分にしてあげたいの。 デジェルが笑ってくれたら 僕はとっても嬉しいんだー。 【デジェル】 そ、それだけ…? 【アズール】 そうだけど。他に理由なんかないし。 最初から言ってるじゃないか。 【デジェル】 ホントに他に何もないの? 剣で負けて悔しいとかさぁ! でないとこれだけ粘るのに 説明がつかないわ。 【アズール】 そんな事言われてもな… 僕にとっては君と遊べるだけで、 何度も挑戦する価値はあるし。 それに、手合わせしてる時の君は すごく楽しそうだから、 例え遊びに行けなくても、 これはこれでいいかなーって。 【デジェル】 はぁ…そう。わかった、もういいわ。 【アズール】 うん、おしゃべりはここまでにして そろそろ挑ませてもらうよ。 …早く構えて! 【デジェル】 はいはい、いいわよ… さあ、かかって来なさい! 支援S 【デジェル】 ……… 【アズール】 あれ、どうしたの? デジェル。 元気なさそうな顔しちゃって。 【デジェル】 あ、アズール… うん、ちょっと考え事をしてて… 【アズール】 大丈夫? 体調でも悪いの? 今日の挑戦は止めといた方がいいかな? 【デジェル】 いや、いいわ…というか、 私への挑戦自体、もうしなくていいから… もう…一本取られちゃったし。 【アズール】 あれ? そうだったっけ? 【デジェル】 一本は…私の身体にじゃなくて、 心に来たのよ… 【アズール】 …心? 【デジェル】 えぇ、何度もめげずに挑んでくるアズールに 私の心がやられちゃったわけ… だから、私の負け… …あなたの誘いを受けるわ。 一緒にどこかに遊びに行きましょう。 【アズール】 ほんとに!? ありがとう! いやー、諦めないで良かったよ。 僕と遊びに行くからには、 絶対楽しい気分にさせてあげるからねー。 【デジェル】 …本当、あんたには負けたわよ。 浮気性だから、そのうちいなくなるって 思っていたのに、いくら断っても 私のところへ来るんだもの。 【アズール】 それじゃあさ、遊ぶついでに もうひとつお願いしてもいいかな~。 【デジェル】 何よ? いいわよ、言ってみなさい。 【アズール】 デジェルと一緒に遊ぶのはさ、 一回だけじゃ嫌なんだよね~。 【デジェル】 …え? 【アズール】 これからずっと、どんな時も デジェルを楽しい気分にさせてあげたい。 一生僕の傍で 笑ってて欲しいな~って。 【デジェル】 い、一生…!? 【アズール】 うん、そうだよー。 デジェル、僕と付き合ってくれない? 【デジェル】 あ、あんたそんな事を考えていたわけ? 【アズール】 そりゃそうだよ。 嫌いな子の所に毎日来たりしないだろ? 【デジェル】 で、でも…なんで私なんか? 【アズール】 んー、特に理由は無いよ。 強いて言えば、君の笑顔に やられちゃったって感じかな? 何度も手合わせをして、 楽しそうな君をたくさん見てるうちに… 自然と好きになってたんだ。 一緒にいるのもすごく楽しかったしー。 【デジェル】 そ、それは私も…お、同じだったわ。 【アズール】 え? ほんとに? 【デジェル】 うん、アズールの気持ち… 受け入れるわ。 私もあんたと一緒にいると 楽しかったからね。 これからも仲良くしたいわ…! 断ったところで、 また何度もせまられちゃいそうだしね。 【アズール】 あはは、さすが僕のこと よくわかってるねー。 ありがとう、デジェル。 君のことは一生、 僕が守ってみせるよ。 【デジェル】 生意気言ってんじゃないの! 一度も私から一本取れてないくせに! 私こそあんたを守ってあげるんだからね!
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支援会話集 ルキナ×デジェル 通常支援C 支援B 支援A 兄弟支援C 支援B 支援A 通常 支援C 【デジェル】 ……あっ、 いたいた。 ルキナ! 今、時間はある? 【ルキナ】 あら、デジェル。なにか用ですか? 【デジェル】 ちょっと聞いてくれる? さっき、兵士たちと戦闘訓練したんだけど、 私に勝てる人が一人もいないのよ! まったく…情けないわよねぇ。 【ルキナ】 …でも、デジェルに勝てる兵士なんて、 そうそういないのでは…? 【デジェル】 またまた~。 お世辞なんて言わなくていいわよ? あなただって十分強いでしょう? 私、あなたには勝てる気がしないもの。 【ルキナ】 えっ…そ、そんな、私なんて。 【デジェル】 いいえ、私にはわかる。あなたは強いわ。 そして、あなたと私さえいれば、 誰の力も借りる必要なんてないのよ。 【ルキナ】 えっ!? …そ、そうでしょうか? それはさすがに言い過ぎでは…? 【デジェル】 いいえ、軍隊というのは組織が大きすぎて、 何をするにも不都合なことが多すぎるわ。 古の昔…英雄王マルスのさらに祖先は たった一人で邪悪な存在を倒したって話だし、 本当は私たちも、もっと少数精鋭で 戦った方がいいんじゃないかしら? 【ルキナ】 少数の利点ももちろんありますが… 【デジェル】 結局軍隊なんて融通が利かないだけ。 しょせんは烏合の衆なのよ。 【ルキナ】 確かに大勢の人達と一つの目的を 共有するというのは、思っている以上に 難しいとは理解はできます… 個々の力を育て、単騎で戦い抜ける力を 身に付けようという姿勢も もちろん素晴らしいものだとわかります。 【デジェル】 でしょう? ルキナなら わかってくれると思ってたわ! やっぱり私たちって気が合うのね! 【ルキナ】 ただちょっとデジェルの考えは 極端すぎると思うんですが… 【デジェル】 …ん? 何か言った? 【ルキナ】 い、いいえ…。何も… 支援B 【デジェル】 ルキナ~! ねえ、二人で食事でもどう? 【ルキナ】 えっ…ご一緒するのはかまいませんけど。 二人だけ、ですか? 【デジェル】 だって、他の弱い兵士たちと 食べていても楽しくないでしょう? 【ルキナ】 そ、それは少し言い過ぎな気もしますよ? みんな等しく、大切な仲間でしょう? 【デジェル】 それはそうだけど…。やっぱり、 心許せる者同士の方が楽しいじゃない? それとも…ルキナは、私と二人で 食事するのは嫌…なの? 【ルキナ】 ち、違います! なんでそんな話になるんですか? …デジェルは幼馴染ですし、 それに信頼できる戦友です! 【デジェル】 本当? ありがとう、ルキナ! 私も親友だと思っているわ! 【ルキナ】 …でしたら私の提案を聞き入れて、 みんなと一緒に食事をしませんか? 【デジェル】 う~ん…わかったわ。 本当はあなたと二人が良かったけど… まぁ、協調性だって大事よね… じゃあ…行きましょう! 【ルキナ】 ありがとうございます、デジェル! 支援A 【デジェル】 ルキナ! 今日こそは二人で食事でもどう? 【ルキナ】 あっ…デジェル…。 ごめんなさい。 今日はお父様と二人で ゆっくり食事でもしようと思って。 【デジェル】 お父様って…クロム殿!? さすがにクロム殿には負けるわね… 【ルキナ】 負けるって…? 何に負けるんですか? 【デジェル】 だってクロム殿は、一兵士としても ダントツに強いお方じゃない? 私が勝負を挑んでも負けそうだし、 今回は諦めるしかないかな…と。 【ルキナ】 諦めるとか負けるとか…ちょっと デジェル、あなたは何と戦っているのですか? 【デジェル】 私は自分の力を信じてるし、 相手と比べもする。 それで自分より強ければその者を認めるし、 弱かったらそういう風に見る、 …そう言っているだけだけど? 【ルキナ】 戦士である以上、強さを求め、相手と 比較することは悪くはありません… ただあなたの場合、その嫌いがありすぎて 孤立を招いてしまわないか、少し心配です。 【デジェル】 なぜ…? 強い者を強い者と 評価することのどこが悪いの? あなただって強いから、 私は認めているのよ? 【ルキナ】 逆に言うとあなたは、同じ仲間であっても、 自分よりも弱い者は認めないという事ですか? 【デジェル】 …そ、そういうことになるわね。 【ルキナ】 ……デジェル…私たちは決して 闘技場で働く闘士ではないのですよ? 個として磨きながらも、軍として集団の力を 結集させなければならない。 他人と協調し、お互いに補い合ってこそ、 戦争は勝利することができると思うのです。 【デジェル】 わ、わかっているわよ、そんなこと… 【ルキナ】 では…そうですね。 …私と一騎打ちの勝負をしませんか? 【デジェル】 えっ…? 【ルキナ】 それでデジェルが私に勝てば、 あなたの主張が正しいと認めます。 あなたが希望するなら 共に軍を離れましょう。 ただ私が勝った時には、 もう少し仲間たちを認めてあげて下さい… 強い者も弱い者も、 みんなが皆のために精一杯戦っていると…! 【デジェル】 わかったわよ… もう、私の負け。完敗よ。 【ルキナ】 …えっ? 【デジェル】 ルキナのその強い瞳を見ていて、 気圧されない人なんていないわよ。 そこまで言われて反抗する気なんて、 もう一切失せちゃったわ… 【ルキナ】 デ、デジェル…じゃあ。 【デジェル】 ええ…ごめんなさい。ルキナ。 私、自分が少し強いと思って 図に乗ってしまっていたわ。 独りでどうにかできる わけなんて、ないのにね… 【ルキナ】 …わかって頂けましたか。 【デジェル】 ええ、でも強さが大事だという この価値観を捨てる気はないの。 ただその気持ちを、これからはもう少し 自分以外にも向けてみるようにするわ。 【ルキナ】 …と、いうと? 【デジェル】 みんなが私に追いつけるように、 ちょっと稽古を付けてあげようかなってね。 【ルキナ】 そ、それは良い案ですね! 【デジェル】 そうすればみんな個人としても強くなるし、 私のイライラもなくなって万事解決でしょ? 【ルキナ】 うふふっ…でもデジェルは厳しいから、 みんなが付いて来られるのか心配です。 【デジェル】 そこは協調性を考えてやるわよ? …思いやりという名のスパルタだけどね! 【ルキナ】 デジェル~。 程々にお願いしますね! 兄弟 支援C 【デジェル】 ふぅ…、お掃除って大変ね…。 …あら? これってもしかして… き、きゃああああぁっ!! 【ルキナ】 !! 今の悲鳴は…デジェル!? まさか、敵の奇襲が…!? 【ルキナ】 デジェル! 大丈夫ですか!? 【デジェル】 ル…ルキナ…ルキナっ…! 【ルキナ】 落ち着いて下さいデジェル、 私が来たからにはもう平気ですから…! 【デジェル】 む、虫が…!! 【ルキナ】 えっ、虫? 【デジェル】 そうよ! やたら大きくて、 わさわさしてる虫が出てきて…! もう…もう私どうしようかと…! 【ルキナ】 じゃあ、さっきの悲鳴はそれですか? 私はてっきり敵の奇襲かと… 全くもう… 人騒がせな真似はやめてくださ… 【デジェル】 きゃーーーっ! 飛んだーーー!! ちょっと、こっちに来ないでー!! 【ルキナ】 えぇっ!? …きゃーーーーっ!! 【デジェル】 ほ、ほらいたでしょう? ルキナ、あれ倒してよ…! 【ルキナ】 無理ですよあんな大きい虫…! 【デジェル】 でも、さっきは 『私が来たからにはもう平気です』って 言ってたわ! 虫一匹倒せないで 未来が救えるの!? 【ルキナ】 何なんですかその理屈は…! デジェルこそ、いつも勇ましいんだから 虫の一匹ぐらいなんとかできるでしょう…! 【デジェル】 私、虫だけは無理なのよ! ルキナ、姉さんなんだから 何とかして…! 父さんからも、妹をちゃんと守るように 言われてるんでしょう? 【ルキナ】 はぁ…そういえばそうでした。 わかりました…何とかしますよ… 【デジェル】 やっぱりルキナは頼りになるわね! さすがは未来のイーリス王女様だわ! 【ルキナ】 …あなたも一応、王女様でしょうが… 【デジェル】 細かいことは気にしないで! ほら、 物陰に入った今がチャンスよ…! 【ルキナ】 暗くてよく見えませんよ… 【デジェル】 ファルシオン光らせたら? それで位置確認して、そのままグサッと… 【ルキナ】 ファルシオンを虫退治の 便利な道具みたいに言わないで下さい! 【デジェル】 いいじゃない別に…って きゃーーーーーっ!! また飛んだわーーー!! 【ルキナ】 くっ…! 手強い相手ですが… デジェルには指一本触れさせません…! 【デジェル】 ルキナ…! 【クロム】 おい! お前らさっきから 何を騒いでるんだ!? 【ルキナ】 お、おとうさま!? 【デジェル】 父さん!? 【クロム】 …まったくお前たちは…。 虫一匹であんなに騒ぐんじゃない。 【デジェル】 すみませんでした… 【ルキナ】 ごめんなさい、お父様… 【クロム】 反省しているならいい。 まぁ…これからは気をつけろ。 【デジェル】 結局、あの虫は父さんが倒してくれたわね。 やっぱり父さんは強くて頼りになるわ。 【ルキナ】 そうですね…。でも、お父様に ご迷惑をおかけしてしまいました… 【デジェル】 ルキナ、落ち込んでるの? 私は結構楽しかったけど。 こうやって二人して父さんに 叱られるなんて、今までなかったし。 こうやってると、 普通の楽しい家族みたいよね。 【ルキナ】 デジェル… …えぇ、そうですね。 私も、少しだけ楽しかったです… 支援B 【ルキナ】 …デジェル。 【デジェル】 はい… 【ルキナ】 私の言いたいことはわかりますね…? 【デジェル】 果物を切ったあと、 ファルシオンは洗って返しましょう…? 【ルキナ】 違います! ファルシオンを果物ナイフ代わりに 使わないで下さいということですよ! 【デジェル】 ひっ…! ご…ごめんなさい…! 【ルキナ】 謝ってすむ問題ではありません! この剣はイーリス国の国宝で、 お父様の形見なのですよ!? あなた、よく親の形見で 果物を切ろうと思いましたね…!? あぁ…ファルシオンから、 武器にあるまじき甘い香りが… 【デジェル】 いえ、果物を切りたいと思ったら 目の前に手頃な刃物があったから… そ、それに私…その剣に あまり触ったことがないし、 どんな感じなのかと… その…ちょっと興味が… 【ルキナ】 ……… 【デジェル】 お…怒ってる…わよね? 【ルキナ】 …デジェルは、この剣に触ったことが なかったのですか? 【デジェル】 あ、そっちなの? えぇ。あまり触ったことがないわ。 未来ではずっとルキナが持ってたし、 こっちに来てからも、 ちょっと移動させる時に触るぐらいで… 【ルキナ】 では…デジェルがこの剣を使って 戦える素質があるかは わからないということですか? 【デジェル】 え? その剣は 使うのに素質がいるの? 【ルキナ】 そうですか…あなたはそれすら 知らないままだったのですね。 …ファルシオンは、聖王の血とナーガの力を 色濃く受け継ぎ、素質を持った者にのみ 戦場で扱うことができる、 特殊な剣なのです。 逆に言えば、聖王の血族であっても 素質のない者には使うことができません。 【デジェル】 へぇ…すごい剣なのね… そんな剣を使って戦えるなんて、 さすがルキナだわ。 【ルキナ】 …いえ、もしかしたらあなたにも 使えるかもしれませんよ。 あなたは、そもそも素質があるかどうかすら わからない状態ですから… 【デジェル】 なんですって!? もしそうだったら素敵ね… 伝説の剣を持つ最強の女戦士… 私の理想とする光景だわ… 【ルキナ】 そうですね…。未来にいた頃は 考えたことがありませんでしたけど あなたもこの剣が使えた方が 良いかもしれません。 …私に、もしものことがあった時のために。 【デジェル】 …え? もしも、って…? それって…どういうこと…? 【ルキナ】 私がこの戦いで命を落とした時ですよ。 その時、他にもファルシオンを 使える者がいた方が、戦局が有利に動く。 未来を救うためには、打てる手は全て 打っておいた方がいい… …そうと決まれば、あなたにもファルシオンが 使えるかどうか試しましょう。 【デジェル】 ………… 【ルキナ】 デジェル? 【デジェル】 …無理よ。 私にそんなすごい剣を扱う 素質なんか、あるわけないわ。 【ルキナ】 それは、やってみないことには わかりませんよ。 あなただって、さっき使えたらいいなって 言っていたでしょう? だから… 【デジェル】 …嫌だって言ってるのよ! そんな訓練、したくないわ! ルキナが死んでしまった時のための 訓練なんて、したくない!! 【ルキナ】 …デジェル。気持ちはわかりますが、 あなたも覚悟を決めてください。 この戦いは、どんな手を使ってでも 負けるわけにはいかないのですよ… 【デジェル】 わかってるわ! でも、私はそこまで割り切れない…! ルキナも私を置いていくの!? 父さんや母さんみたいに!? 【ルキナ】 そうならずに済めばいいとは 思っています。 …でも、 生き残るという約束はできませんから。 【デジェル】 何よそれ…! ルキナが死ぬことを考えるようになるなら、 ファルシオンなんて使えなくていいわ! 私にもし素質があったとしても 果物ナイフとしてしか 使ってやらないんだから! ルキナの馬鹿っ!! 【ルキナ】 デ、デジェル… 果物ナイフとしては、 使いたいんですね… 支援A 【デジェル】 ルキナ!! 【ルキナ】 デジェル。どうしたんですか? そんなに深刻な顔をして。 【デジェル】 その…私にファルシオンを使う 素質があるかどうか見て欲しいの… 【ルキナ】 えっ…! でもデジェル、この前は あんなに嫌がっていたじゃないですか。 なのにどうして… 【デジェル】 あれから、考えていたの ルキナが言っていた言葉を… 『未来を救うためには、打てる手は全て 打っておいた方がいい』って。 私だって父さんの娘なのに、 逃げてたらいけないと思ったの。 ルキナのようにちゃんと覚悟しないと、って。 だから…お願いします! 【ルキナ】 そうですか…。あなたがその気に なったのなら、私に異論はありません。 すぐに準備をしましょう。 【ルキナ】 では…デジェル。 あの丸太を敵だと思って切って下さい。 あなたに素質が無いなら ファルシオンはなまくら同然となり、 丸太に傷を付けることすら できないでしょう。 逆に、素質があった場合… 剣の威力で、丸太は真っ二つになります。 【デジェル】 ……… 【ルキナ】 では…ファルシオンをお渡ししますね。 【デジェル】 はい… 【デジェル】 あぁ…なんだか緊張してきたわ…。 もし素質があったら…どうすれば… …いいえ! 駄目よ。 私も覚悟するって決めたんだから。 …いきます! デリャぁぁぁっ!! ……… …あら? 当たった感じが、しないわ…? 【ルキナ】 …丸太、そのままですね。 残念ながら、デジェルには 素質が無かったみたいです… 【デジェル】 ………… 【ルキナ】 あ、あの…落ち込まないで下さいね。 素質が無くても、あなたは正真正銘 聖王の血を引くイーリス王女で あることに変わりは… 【デジェル】 …ぶっ。 ふふ、ははははは…!! 【ルキナ】 デ、デジェル!? 【デジェル】 ふふ…だ、だっておかしくて…! あんなに緊張して挑んだのに こんなに盛大な空振りをするなんて…! ははは、はは…! 【ルキナ】 …ふ、ふふ。デジェルったら…。 私まで、笑えてきたじゃないですか… なんだか私たち、素質のあるなしに 振り回されてしまいましたね。 最近は2人ともピリピリしていて、 喧嘩のあとみたいになっていましたから。 こんなことなら、以前のように虫退治をして 騒いでいる方が、よっぽどいいですよ。 【デジェル】 えぇ、でも…今回の件のおかげで 私…覚悟が決まったわ。 大切な人がいなくなるのを怖がって、 できることをしようとしないのは駄目だと。 万が一ルキナが先に死んでしまっても… 最後まで戦って…勝ってみせるわ。 ただ…それでもやっぱり、 ルキナがいなくなるのは辛いから 私にルキナを守らせて。 これは逃げではないから。いいわよね? 【ルキナ】 …デジェル… …そうですね。私も、死なないという約束を あなたと交わさないことで、逃げていました。 でも、もう終わりにします。 私は絶対に死なないと約束します。 あなたを一人にはさせません。 そして、あなたを死なせはしません。 最後まで生き残りましょう。一緒に。 勝って、未来を勝ち取りましょう。 【デジェル】 ルキナ…! …絶対に、約束よ! 【ルキナ】 えぇ。約束です。 …あっ! 私、今日の食事当番だったの 忘れていました! すみません、先に戻りますね! 【デジェル】 あ…ルキナ、ファルシオン忘れてるわよ! …もう行っちゃったわね。 …せっかくだから記念に もう一回振ってみようかな。 だって私、戦場では一生 この剣を使うことは無いんだし。 よーし! せりゃあぁぁぁっ!! ………… やっぱり傷一つつかない、か… …ねぇファルシオン。あなた、ルキナのこと しっかり守らないと許さないわよ。 もしルキナが死んでしまったら、 あなたは一生果物ナイフなんだから。 …なーんて。 もう返してこようっと。 【クロム】 …ん? 何だ、この丸太は。 誰かが訓練で使ったのか? …見事に真っ二つだな…