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【TOP】【←prev】【FAMILY COMPUTER】【next→】 Deja Vu タイトル Deja Vu ディジャブ 機種 ファミリーコンピュータ 型番 KSC-DG ジャンル アドベンチャー 発売元 ケムコ 発売日 1988-11-22 価格 9800円(税別) ディジャブ 関連 Console Game FC Deja Vu Handheld Game GB Deja Vu I II 駿河屋で購入 ファミコン (箱説あり)
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【TOP】【←prev】【GAME BOY】【next→】 Deja Vu I II タイトル Deja Vu I II ディジャブ1 2 機種 ゲームボーイカラー専用 型番 CGB-ADTJ ジャンル アドベンチャー 発売元 ケムコ 発売日 1999-10-15 価格 3980円(税別) ディジャブ 関連 Console Game FC Deja Vu Handheld Game GB Deja Vu I II 駿河屋で購入 ゲームボーイ
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ディジャブⅠ Ⅱ part61-119~122 119 :ディジャヴ1・2:2012/05/23(水) 23 34 25.74 ID 7NXTEMf30 死にゲー『シャドウゲイト』で有名なケムコが発売した 同様のシステムのアドベンチャー、『ディジャヴ』『ディジャヴ2』行きます。 あまりよく覚えてないので内容が適当な部分もありますがご容赦を。 また、覚えてない部分が多いので数レス程度のダイジェスト版で。 トイレで目が覚めた主人公は、自分の名前も過去も、何もかも忘れてしまっていた。 記憶喪失という奴だ。 このままトイレにいても仕方ないので、 とりあえず外に出てみると、そこは建物の中。 その建物を探していると、なんと男の死体を発見してしまった。 どうやら厄介事に巻き込まれたと気付いた主人公は建物内を調べ、 手に入れた物に書いてあった住所や建物の名前を頼りに調査する事にした。 調査を続けていき、最終的に事件の全貌を知る事ができた。 あの死んでいた男は主人公の親友で、最初の建物は親友が経営するバーだった。 その親友と付き合っていたが資産家の男性に乗り換えたかった浮気女と、 浮気女とくっつくために主人公の親友を殺し その罪を主人公になすりつけようとした資産家の男性が真犯人だったのだ。 さらには資産家は浮気のために自分の妻も邪魔だったようで、 最初の建物の駐車場に置いてある主人公の車のトランクに妻を閉じ込め 窒息死させる事で、 誘拐してきた主人公が放っておいたせいで死んだ事にしようとした。 そして主人公に記憶喪失になる薬と睡眠薬を投与してトイレに入れておく事で、 主人公が逮捕されるか殺し屋に殺されるのを待つ事にしたのだ。 120 :ディジャヴ1・2:2012/05/23(水) 23 34 55.27 ID 7NXTEMf30 幸い、事件の真実を証明するための証拠は、 最初の建物やエース探偵事務所、資産家の家等から十分に集める事ができた。 だが、警察に駆け込む前に一つやっておかなければいけない事がある。不利な証拠の隠滅だ。 自分が無罪で、資産家と浮気女こそが犯人だと世に認められるには裁判に勝つ必要がある。 そのためにも、主人公を陥れるために捏造された証拠は消し去ってしまう必要があった。 幸い、街のマンホールから降りられる下水道は証拠を捨てるのに最適な場所だ。 この濁っていて底も深く、 人が好き好んで調べようともしないであろう下水の中に捨ててしまえば、 見つかる事は無いはずだ。 『主人公が所有者として登録されていると思われる、親友を射殺するのに使われた拳銃』 『親友が主人公に資産家の妻を誘拐する事を頼んだという内容の、捏造された手紙』 などの証拠を下水に投げ込み、全ての準備を万端に整えた主人公は警察署へ向かった。 数日後、新聞の一面には資産家と浮気女が逮捕されたという記事が踊り、 完全に記憶を取り戻した主人公はエース探偵事務所内でその新聞を読んでいた。 主人公の名前はエース。元プロボクサーで、今ではエース探偵事務所を開く探偵だったのだ。 今回の事件では誘拐・殺人犯の汚名を着せられかけ 逮捕され死刑になる所だったが、 自らの捜査によって危機を乗り越えたエースは 自分の身の潔白や自由だけでなく、探偵としての名声も得ることができた。 ディジャヴ1は以上です。ディジャヴ2に続きます。 121 :ディジャヴ1・2:2012/05/23(水) 23 35 38.79 ID 7NXTEMf30 続けて、『ディジャヴ2』行きます。 『ディジャヴ』で自分が犯人に仕立て上げられようとした殺人事件を解決した事で 探偵としての名声を得たエースだったが 同時に、あまり関わりあいになりたくない人たちにも名を知られてしまった。 エースはマフィアに攫われ、大物ボスに一方的に命令されてしまったのだ。 「俺が隠し持っていた数十万ドルが無くなった。一週間以内に見つけ出せ! もしできなかったらお前を殺す!見張り役も同行させる、逃げようなどと思うなよ!」 エースは、仕方なく調査を開始した。 調査した結果分かったのは、数十万ドルは既に ボスが『息子』と呼ぶ程に信頼しているマフィア幹部がボスを裏切って、 ボスへの敵対的な行動のために使ってしまったという事。 この事を知ってその証拠も掴んだエースは、どうするべきか考えた。 前の事件のように警察に頼んで裁いてもらうというわけにはいかない。 かといってボスに調査した結果を正直に話して証拠を渡しても、上手くいくとは限らない。 ボスが『息子』の方を信じてエースを嘘つき呼ばわりして逆上するかも知れないし、 もし信じてもらえても、今後も仕事を命令されたり口封じのために殺されるかも知れない。 考え抜いたエースが取った行動は、ボスと『息子』を殺し合わせる事だった。 ボスの机の中に『息子』の裏切りの証拠を入れておくだけでなく、 裏切りの証拠が入っていた『息子』の机のある部屋の中に、 見張り役であるボスの部下がいつも吸っていた 安物の葉巻についていたシガーリング(ラベルのようなもの)を落としておいた。 こうすれば、ボスが『息子』の方を信用しても 『息子』の方がボスの部下に証拠を持ち帰られて裏切りがバレたと思いこみ 先制攻撃をするかも知れない。そうすれば殺しあう確率はぐっと高まる。 幸い見張り役は、ある程度離れた場所から見張っておりエースのやってる事は見えないので、 細工をするための障害にはならない。 これらの細工を終えたエースは、 マフィアの殺し合いに巻き込まれないように電車で遠くの街まで逃げる事にした。 遠くの街へ逃げるといっても捜査の途中で一度訪れた街ならば、 見張り役も捜査のためだと思い、怪しむまい。 既にマフィアを壊滅させるための罠を張り終えた事を知る由も無い見張り役と共に、 いつマフィアの銃撃戦で血の海になるとも分からない危険な街を後にするエースであった。 122 :ディジャヴ1・2:2012/05/23(水) 23 36 39.35 ID 7NXTEMf30 数日後、エースはエース探偵事務所内でのんびりと新聞を読んでいた。 その一面に踊っているのは、マフィアのボスと幹部が 大規模な銃撃戦で殺しあったというスクープ。 記事によると、ボスも『息子』も死んだようだ。 見張り役も既に死んでおり、事件とエースの関係を知る者はもうこの世にいないだろう。 前回のように事件の真相を公にする訳にもいかず、 今回の事件で手に入ったのは自分自身の命・自由のみ。 探偵という危ない仕事をしている以上、時にはこういう事もあるだろう… 以上です。 他のケムコのアドベンチャーゲーム『シャドウゲイト』『悪魔の招待状』と違い 法治国家の街での物語なので、 攻撃してくる敵だからと安易に銃殺したりすると逮捕されてしまったり、 解決するための手段を得ても、裁判官を納得させるためにもうひと押し必要だったりと、 近代ならではの要素があるゲームです。
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ディジャブⅠ Ⅱ part61-119~122 119 :ディジャヴ1・2:2012/05/23(水) 23 34 25.74 ID 7NXTEMf30 死にゲー『シャドウゲイト』で有名なケムコが発売した 同様のシステムのアドベンチャー、『ディジャヴ』『ディジャヴ2』行きます。 あまりよく覚えてないので内容が適当な部分もありますがご容赦を。 また、覚えてない部分が多いので数レス程度のダイジェスト版で。 トイレで目が覚めた主人公は、自分の名前も過去も、何もかも忘れてしまっていた。 記憶喪失という奴だ。 このままトイレにいても仕方ないので、 とりあえず外に出てみると、そこは建物の中。 その建物を探していると、なんと男の死体を発見してしまった。 どうやら厄介事に巻き込まれたと気付いた主人公は建物内を調べ、 手に入れた物に書いてあった住所や建物の名前を頼りに調査する事にした。 調査を続けていき、最終的に事件の全貌を知る事ができた。 あの死んでいた男は主人公の親友で、最初の建物は親友が経営するバーだった。 その親友と付き合っていたが資産家の男性に乗り換えたかった浮気女と、 浮気女とくっつくために主人公の親友を殺し その罪を主人公になすりつけようとした資産家の男性が真犯人だったのだ。 さらには資産家は浮気のために自分の妻も邪魔だったようで、 最初の建物の駐車場に置いてある主人公の車のトランクに妻を閉じ込め 窒息死させる事で、 誘拐してきた主人公が放っておいたせいで死んだ事にしようとした。 そして主人公に記憶喪失になる薬と睡眠薬を投与してトイレに入れておく事で、 主人公が逮捕されるか殺し屋に殺されるのを待つ事にしたのだ。 120 :ディジャヴ1・2:2012/05/23(水) 23 34 55.27 ID 7NXTEMf30 幸い、事件の真実を証明するための証拠は、 最初の建物やエース探偵事務所、資産家の家等から十分に集める事ができた。 だが、警察に駆け込む前に一つやっておかなければいけない事がある。不利な証拠の隠滅だ。 自分が無罪で、資産家と浮気女こそが犯人だと世に認められるには裁判に勝つ必要がある。 そのためにも、主人公を陥れるために捏造された証拠は消し去ってしまう必要があった。 幸い、街のマンホールから降りられる下水道は証拠を捨てるのに最適な場所だ。 この濁っていて底も深く、 人が好き好んで調べようともしないであろう下水の中に捨ててしまえば、 見つかる事は無いはずだ。 『主人公が所有者として登録されていると思われる、親友を射殺するのに使われた拳銃』 『親友が主人公に資産家の妻を誘拐する事を頼んだという内容の、捏造された手紙』 などの証拠を下水に投げ込み、全ての準備を万端に整えた主人公は警察署へ向かった。 数日後、新聞の一面には資産家と浮気女が逮捕されたという記事が踊り、 完全に記憶を取り戻した主人公はエース探偵事務所内でその新聞を読んでいた。 主人公の名前はエース。元プロボクサーで、今ではエース探偵事務所を開く探偵だったのだ。 今回の事件では誘拐・殺人犯の汚名を着せられかけ 逮捕され死刑になる所だったが、 自らの捜査によって危機を乗り越えたエースは 自分の身の潔白や自由だけでなく、探偵としての名声も得ることができた。 ディジャヴ1は以上です。ディジャヴ2に続きます。 121 :ディジャヴ1・2:2012/05/23(水) 23 35 38.79 ID 7NXTEMf30 続けて、『ディジャヴ2』行きます。 『ディジャヴ』で自分が犯人に仕立て上げられようとした殺人事件を解決した事で 探偵としての名声を得たエースだったが 同時に、あまり関わりあいになりたくない人たちにも名を知られてしまった。 エースはマフィアに攫われ、大物ボスに一方的に命令されてしまったのだ。 「俺が隠し持っていた数十万ドルが無くなった。一週間以内に見つけ出せ! もしできなかったらお前を殺す!見張り役も同行させる、逃げようなどと思うなよ!」 エースは、仕方なく調査を開始した。 調査した結果分かったのは、数十万ドルは既に ボスが『息子』と呼ぶ程に信頼しているマフィア幹部がボスを裏切って、 ボスへの敵対的な行動のために使ってしまったという事。 この事を知ってその証拠も掴んだエースは、どうするべきか考えた。 前の事件のように警察に頼んで裁いてもらうというわけにはいかない。 かといってボスに調査した結果を正直に話して証拠を渡しても、上手くいくとは限らない。 ボスが『息子』の方を信じてエースを嘘つき呼ばわりして逆上するかも知れないし、 もし信じてもらえても、今後も仕事を命令されたり口封じのために殺されるかも知れない。 考え抜いたエースが取った行動は、ボスと『息子』を殺し合わせる事だった。 ボスの机の中に『息子』の裏切りの証拠を入れておくだけでなく、 裏切りの証拠が入っていた『息子』の机のある部屋の中に、 見張り役であるボスの部下がいつも吸っていた 安物の葉巻についていたシガーリング(ラベルのようなもの)を落としておいた。 こうすれば、ボスが『息子』の方を信用しても 『息子』の方がボスの部下に証拠を持ち帰られて裏切りがバレたと思いこみ 先制攻撃をするかも知れない。そうすれば殺しあう確率はぐっと高まる。 幸い見張り役は、ある程度離れた場所から見張っておりエースのやってる事は見えないので、 細工をするための障害にはならない。 これらの細工を終えたエースは、 マフィアの殺し合いに巻き込まれないように電車で遠くの街まで逃げる事にした。 遠くの街へ逃げるといっても捜査の途中で一度訪れた街ならば、 見張り役も捜査のためだと思い、怪しむまい。 既にマフィアを壊滅させるための罠を張り終えた事を知る由も無い見張り役と共に、 いつマフィアの銃撃戦で血の海になるとも分からない危険な街を後にするエースであった。 122 :ディジャヴ1・2:2012/05/23(水) 23 36 39.35 ID 7NXTEMf30 数日後、エースはエース探偵事務所内でのんびりと新聞を読んでいた。 その一面に踊っているのは、マフィアのボスと幹部が 大規模な銃撃戦で殺しあったというスクープ。 記事によると、ボスも『息子』も死んだようだ。 見張り役も既に死んでおり、事件とエースの関係を知る者はもうこの世にいないだろう。 前回のように事件の真相を公にする訳にもいかず、 今回の事件で手に入ったのは自分自身の命・自由のみ。 探偵という危ない仕事をしている以上、時にはこういう事もあるだろう… 以上です。 他のケムコのアドベンチャーゲーム『シャドウゲイト』『悪魔の招待状』と違い 法治国家の街での物語なので、 攻撃してくる敵だからと安易に銃殺したりすると逮捕されてしまったり、 解決するための手段を得ても、裁判官を納得させるためにもうひと押し必要だったりと、 近代ならではの要素があるゲームです。
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今日 - 合計 - ディジャブI IIの攻略ページ 目次 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 名前 コメント 選択肢 投票 役に立った (0) 2012年10月09日 (火) 16時19分09秒 [部分編集] ページごとのメニューの編集はこちらの部分編集から行ってください [部分編集] 編集に関して
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前のゲーム | 次のゲーム クリア条件:エンディングを見る 開始時間:2007/12/09(日) 22 07 45.08 終了時間:2007/12/10(月) 01 46 21.56 悪夢は、本当にやってきた… パソコンから移植されたADV、ケムコアドベンチャー三部作の一つ。 シカゴで実際に起きた事件をもとにしたゲームらしい。 悪魔の招待状・シャドウゲイト同様の死にゲー。 都合の悪い証拠は隠滅し全ての証拠を揃え、警察へ… 真実が明らかとなる。 証拠を隠滅する悪徳名探偵として名声を得たエース。 証拠獲得のためには窃盗・暴力・薬物投与も辞さない名探偵の活躍はこれからだ。 主2雑感 とりあえず言えることは… シャドウゲイトの方が面白いと思うよ? 一応現実の話らしいから、あまりに理不尽な死に方させられない、 っていうのもあるのかもしれないけど… 死にゲーとしてはなんか物足りなかったかも… それなりに普通の行動をとれば、 最後の局面を除いてゲームオーバーも死亡も滅多にないし。 あ、工事現場で穴に落下は十分理不尽だったけどね。 移動しただけで死ぬとかね。 ADVとしては、ファミコンだから仕方ないとはいえ、総当たり的なところが… ピストルで鍵付きのモノぶっ壊せるなら鍵なんていらんだろ… まぁ無粋なところに突っ込むとキリがなさそう。 これやるなら、シャドウゲイトやりましょう。 理不尽な死を迎えたくないならこっちだろうけど。
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タイトル(コピペ用) ディジャブ1 2 ジャンル その他 このページを編集 海外タイトル Deja Vu 1 2 発売日 1999/10/15 動画を追加 シリーズ TASVideosForum 現行最速 -表示 海外版 ここを編集 http //t.co/L77DUah 記録 10 05.0 追記回数 3798 Player Randil TASVideosページ http //tasvideos.org/785S.html TASVideosStatus published 転載元 分割リンク マイリスト 備考 Movieファイル 解説 その他 -表示 過去最速 +表示
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ディジャブ 悪夢は本当にやって来た 【でぃじゃぶ あくむはほんとうにやってきた】 ジャンル アドベンチャー 対応機種 ファミリーコンピュータ メディア 3Mbit+64kRAMROMカートリッジ 発売・開発元 ケムコ(コトブキシステム) 原語版開発元 ICOM Simulations 発売日 1988年11月22日 定価 9,800円 判定 なし ポイント ケムコ印の即死ADV3部作中唯一のシリアス派 ケムコアドベンチャーシリーズ ディジャブ/シャドウゲイト/悪魔の招待状 概要 物語 特徴 評価点 問題点 総評 余談 概要 海外のパソコン用推理ADVゲームのFC移植作にして、ケムコ・アドベンチャーシリーズ三部作の第1弾。 オリジナル版はMacintosh向けに開発されたアドベンチャーゲームシリーズ「MacVenture」の一作『Deja Vu A Nightmare Comes True』。 ポイント&クリック式のADVとしては最初期の一つ。 後続のローカライズシリーズ二作品と比べコメディ要素は薄く、終始シリアスなシナリオが展開される。 物語 主人公は自分の顔も名前も、それまで何をしていたのかも、一切の記憶を失っていた。どこかのトイレの個室でただ1人目覚めて途方に暮れる中、彼はある殺人事件の濡れ衣を着せられようとしていた。追跡の手を逃れ、自らの潔白を証明すべく、主人公は奔走していく―。 特徴 行動と目的語を選ぶ事でコマンドを実行していく。目的語は画面右に表示されるメニュー内だけでなく、グラフィックウィンドウ内をカーソルで直接指定する事もできる。※画像は「あける→コート」を実行したところ。右にコートの中身が表示されている。 画面右下に、目的語として使用できる「セルフ」というコマンドがある。これは自分自身を意味し、アイテム使用や「調べる」コマンドなどを自分に対して実行する時に使う。 拳銃や危なそうな薬をセルフに使うとゲームオーバーになる。また市街地で発砲、タクシーのただ乗りなど不用意な行動を取ると警察に捕まり、同じくゲームオーバーとなる。 死亡するとやけに生々しい姿のドクロが現れ、「あなたはえいえんにつちのしたでねむるハメになってしまった」「あなたのはんだんはまちがっていたのだ!」などと表示される。ちなみにこのドクロは死神や赤い髑髏と違って特にキャラクター設定はなく、英語版のNESやゲームボーイカラー版では墓石に差し替えられている。なお墓石には主人公の本名が刻まれているが、本名自体は最序盤で判明するためネタバレとしての影響はさほど大きくない。このドクロの下に書かれている「REST IN PEACE(=安らかに眠れ)」は英語圏では「R.I.P.」と略されることが多く、リメイク版の墓石でもその略称が刻まれている。 アイテム周りの仕様は、他のFCのADVと比べるとやや異質。 やたらたくさんのアイテムがあるが、その内ゲームクリアに必要なものは限られていて、大半はダミー。また、アイテム単体だけでなく、「さいふ」や「バッグ」といった入れ物自体もアイテムとして手に入る。 不要なアイテムは特定の場所で捨てられる(クリアに必要なものは捨てられない、または再度入手可能)。安心して画面中を調べまくって欲しい。また一部の紙のアイテムは燃やして灰にするという手段でも捨てられる。 最終的に無実を証明するためには、一旦入手した上で捨てなければならないアイテムも存在する。主に主人公を陥れるために用意されたものなので、放置しておくとこちらに不利な証拠となってしまう。 「調べる」コマンドを使って自分で調べないと詳細のわからないアイテム名が多い(「カギ1」「カギ2」など)。 ゲーム中に複数回、タクシーで別の街へ移動する場面があり、手持ちのコイン(25セント硬貨という設定)を使って利用することになる。 コインは主にスタート地点の近くにあるスロットマシンで稼ぐ。コインが足りないのにタクシーに乗ってしまうと上記の通りゲームオーバー。 元が洋ゲーだけあって、グラフィックは濃ゆい。 特に、ゲーム開始直後に判明する主人公の顔が怖い。タイトル画面で銃を構えているイケメン風とは画風が違いすぎる。 原作ではハードボイルド調で描かれており、ファミコンで無理に再現しようとした結果ホラー調になってしまったのかもしれない。 GBC版の『ディジャブI II』では全面的にグラフィックが描き直されており、幾分か改善されている。なお、原作に近いのはファミコン版の方のグラフィックである。 評価点 主人公が記憶喪失というミステリアスな設定から始まる、ハードボイルドな世界観。 原作にはなかったBGMも新たに導入され、シリアスな雰囲気を高めている。 ちょっとした事で即死(ゲームオーバー)するゲームだが、コンティニューがその場復活方式なのでペナルティは実質無し。また、行動の自由度が高いわりに、詰みシーンは現状見つかっていない。 ゲームオーバーになる際の理由も、「必要もなく他人を撃ち殺して逮捕される」などといった明らかに本筋と外れた行動である事が多く、理不尽さは少ない。殺人の濡れ衣を晴らそうとしているのだから当然の流れだろう。 ワニやピストルを持った強盗に遭遇した場合、対処を誤ると殺されてしまうが、対処できない状況(ワニに対してはピストルを持っていない、既に3回叩いた後の強盗に対しては20ドルさつを持っていない)では出現しないようになっている模様。 問題点 シリーズ共通の問題だが、操作性がイマイチ。 原作がパソコンゲームであるとはいえ、マウス前提の操作性をそのままコンシューマーに持ってきてしまっているため、カーソルの移動速度の遅さも相まってイライラさせられやすい。もう少し移動速度が速ければ良いのだが。 シリーズ3作品の中ではもっともメッセージスピードが遅い。一般的なADVと比較した場合でも、タイプライターをイメージしたテキスト表示演出のせいで余分な時間がかかっている形である。 実は、スタートボタンまたはセレクトボタンを押すと表示スピード変更画面が出る。「はやい」に設定すれば改善されるだろう。 物語の導入としては面白いシチュエーション設定だが、ゲームとしては「まず何をすればいいのかわからない」という状況に陥りやすく、ダミーアイテム等のギミックも多いため難易度は高め。 移動で発生する強盗との遭遇がランダム。 金を払うか「たたく」で撃退しないと殺されてゲームオーバーになるマイナスイベントで、前者はクリアに必須なタクシーの利用ができなくなる場合があり、後者は回数制限があり一定回数を超えると確実に反撃されて死亡する。そのため攻略サイトなどを参照して進めていても運が悪いと回避できず何度も遭遇することになり、最初からやり直す羽目になる事もある。 総評 古き良き「面倒くさいが面白い」ADVゲームの典型例。いや、「面白いが面倒くさい」と言うべきか。 記憶喪失の主人公が自分の置かれた状況を理解し、濡れ衣を晴らす証拠を集めて反撃に転じていくというストーリーは、FCにおける「推理といえば殺人トリックと犯人探し」が主体のADVシーンでは貴重な存在である。 しかし本作のシナリオはこの通りシリアス路線で『シャドウゲイト』のように笑いが生じるようなタイプでは無く、大量に存在するダミーアイテム絡みのお遊びも少ない。 正統派故の地味さにも耐えられる、コマンド総当りゲーに飽き足らなくなったADV好きの人ならお勧めできるソフトであるといえよう。 余談 1941年12月8日にアメリカ合衆国のシカゴで起きた実際の事件を元に作成されたシナリオであり、内容の危険性のためシカゴ当局からは販売数を抑制するよう要請された――というのがケムコによる 法螺話 宣伝文句であるが、「実話を元にした」という部分がひとり歩きしたのかモデルになった事件が実在すると見なされることがある。しかし英語版のNES・原典のパソコン版ともにそのような記述は見受けられず、海外サイト等でも特に触れられている様子はない。真偽については各自判断されたし。 海外版(*1)では流血グラフィックやアルコール飲料の削除など一部の表現が変更されている。 セルフコマンドは、後に発売される同メーカー発のADV2作にも実装されている。 しかし、2作目で「おもしろ自殺コマンド」としての立ち位置を確立してしまった結果、ホラーテイストの3作目すらお笑い路線を踏襲するという異様な事態になった。 後のシリーズ作品にも本作にまつわる小ネタが盛り込まれている。 『シャドウゲイト』でフルートを吹くと本作のメインテーマの一節が流れる。 『悪魔の招待状』では本作の主人公の墓が存在する。しかも墓石を叩くとゾンビ化した彼が登場する。本当に土の下で眠る羽目になっての登場という中々にブラックなジョークである。 続編である『Deja Vu II Lost in Las Vegas』も移植の予定があり、ゲーム雑誌などで告知されていたものの、発売中止になってしまった。後の1999年にGBCで『ディジャブI II』というカップリングのリメイク作品が発売された。 2作目の舞台は本作の2週間後。大物マフィアに消えた大金を追うように命令された主人公(本作と同一人物)が、何とかしてマフィアの勢力圏から逃れようとするというストーリーである。裏社会が本格的に絡んできたことで世界観もよりシビアに。 ただし、ゲームオーバーに至る描写については上記2作で導入されたギャグテイストが幾分か反映(*2)されている。例えば拳銃をセルフで使用した場合、本作および『I』では今後を悲観しての自殺と描写されている一方、『II』では興味本位でロシアンルーレットを行った結果"当たって"しまったという描写になっている。 少しでも判断を間違えば永遠に土の下で眠るハメになる点は変わらないが、時間の概念が追加されている為、難易度は更に上昇している。 発売時期を考えると当時に於いては大容量の3M+64KRAMを使用している。 FC作品にしては定価が高めだが、通常の箱パッケージとは異なる特殊な大きめのブックサイズのパッケージで販売されたためらしい。
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今日 - 合計 - ディジャブ 悪夢は本当にやって来たの攻略ページ 目次 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 名前 コメント 選択肢 投票 役に立った (0) 2012年10月09日 (火) 15時47分40秒 [部分編集] ページごとのメニューの編集はこちらの部分編集から行ってください [部分編集] 編集に関して
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タイトル(コピペ用) ディジャブ 悪夢は本当にやって来た ジャンル その他 このページを編集 海外タイトル 発売日 1988/11/22 動画を追加 シリーズ TASVideosForum 現行最速 -表示 海外版 ここを編集 記録 10 16.98 追記回数 9935 Player Randil TASVideosページ http //tasvideos.org/2177S.html TASVideosStatus published 転載元 分割リンク マイリスト mylist/6769791 備考 Movieファイル 解説 その他 -表示 過去最速 +表示