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ティーフリング Tiefling この痩せ気味の男は、刀を抜く様に嘲笑い、小さな角と棘の尻尾は、彼が人間を超えた存在であることを明らかにする。 ティーフリング 脅威度1/2 Tiefling 経験点200 ティーフリング、1レベル・ローグ NE/中型サイズの来訪者(原住) イニシアチブ +3;感覚 暗視60フィート;〈知覚〉+5 防御 AC 16、接触13、立ちすくみ13(+3【敏】、+3鎧) hp 10(1d8+2) 頑健 +2、反応 +5、意志 +1 抵抗 [電気] 5、[火] 5、[冷気] 5 攻撃 移動速度 30フィート 近接 ショート・ソード=+3(1d6+1/19~20) 遠隔 ライト・クロスボウ=+3(1d8/19~20) 特殊攻撃 急所攻撃+1d6 擬似呪文能力 (術者レベル1) 1回/日:ダークネス 一般データ 【筋】13、【敏】17、【耐】14、【知】12、【判】12、【魅】6 基本攻撃 +0;CMB +1;CMD 14 特技 《武器の妙技》 技能 〈威圧〉+2、〈隠密〉+8、〈軽業〉+6、〈真意看破〉+5、〈装置無力化〉+6、〈脱出術〉+6、〈知覚〉+5、〈手先の早業〉+6、〈はったり〉+4;種族修正 +2〈隠密〉、+2〈はったり〉 言語 共通語、地獄語、奈落語 その他の特殊能力 魔物の魔術、罠探し 生態 出現環境 気候問わず/地上 編成 単体、2体、徒党(3~5) 宝物 NPCの装備品(スタデッド・レザー・アーマー、ショート・ソード、ライト・クロスボウとボルト20本) 特殊能力 魔物の魔術(変則)/Fiendish Sorcery 奈落の者または地獄の者の血脈を持つティーフリングのソーサラーは、全てのソーサラーの能力に関して、【魅力】が2高いものとして扱う。 ティーフリングとは、その血筋にデーモンやデヴィルやその他の悪の来訪者の血が多く流れている人間である。しばしばその奇妙な外見や不自然な身振りのため迫害を受けるため、ほとんどのティーフリングは自らの天性を隠すか、文明社会の周縁部や下層で生きることを強いられる。ティーフリングは生まれつき悪ではないが、とりわけ子供の頃にほとんどの者が“普通”の人々の手によって苦しめられてきたため、そうなってしまうことは彼らにとってはありふれた人生である。ティーフリングは、その来歴を明らかにするいくつかの身体的特徴を除けば、ほぼ人間に見える。 ティーフリングのキャラクター ティーフリングは種族ヒット・ダイスを有していないため、クラス・レベルによって定義される。 ティーフリングは以下の種族特性を有している。 +2【敏捷力】、+2【知力】、-2【魅力】:ティーフリングは、身軽で頭脳明晰だが、本質的に奇妙な存在に見える。 暗視:ティーフリングは、暗闇の中を60フィート先まで見通すことができる。 得意技能:ティーフリングは、〈隠密〉と〈はったり〉判定に+2の種族ボーナスを得る。 擬似呪文能力:ティーフリングは、1日1回ダークネスを擬似呪文能力として使用することができる(術者レベルは、ティーフリングのクラス・レベルと等しい)。 魔物の抵抗:ティーフリングは、[電気]、[火]、[冷気]に対する抵抗5を持つ。 魔物の魔術:上記参照。 言語:ティーフリングは、プレイ開始時に共通語と奈落語か地獄語のいずれかを修得している。高い【知力】を持つティーフリングは、以下から追加の言語を選択できる:エルフ語、オーク語、ゴブリン語、地獄語、ドワーフ語、奈落語、ノーム語、ハーフリング語、竜語。
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+ 目次 アップデートアップデートされる特技英雄級特技か行《神々の末裔UP, FR》 Scion of Gods た行《トゥラス流武器訓練UP, DW》 Turathi Weapon Training 伝説級特技か行《グラーシャの魅惑の囁きUP》 Glasya’s Charming Words た行《ディスパテルの鉄なる規律UP》 Dispater’s Iron Discipline は行《バールゼブルの危険な賭けUP》 Baalzebul’s Desperate Gambit 《ベリアルの秘蹟UP》 Secrets of Belial 《ベルの約定されし勝利UP》 Bel's Impending Victory ま行《メフィストフェレスの地獄の業火UP》 Hellfire of Mephistopheles 《マモンの精髄盗みUP》 Mammon's Theft of Health ら行《レヴィストスの凍れる血UP》 Blood of Levistus 神話級特技あ行《アスモデウスの勅令UP》 Royal Command of Asmodeus 追加ルール追加特技英雄級特技さ行《財宝の気配》 Promise of Wealth 《地獄の小頭》 Infernal Ring Leader 《地獄の洞察力》 Infernal Insight ま行《魔物の視界》 Fiend Sight 《魔物の魔術》 Fiendish Sorcery 代替ルール代替種族:ティーフリング ALティーフリングALの種族的特徴 ティーフリングALの追加可能な種族的特徴 ティーフリングの亜種族:インファーナル・ティーフリングインファーナル・ティーフリングの種族的特徴 インファーナル・ティーフリングのもっと細かな亜種族:アスモデウスの末裔“アスモデウスの末裔”の種族的特徴 インファーナル・ティーフリングのもっと細かな亜種族:グラーシャの末裔“グラーシャの末裔”の種族的特徴 インファーナル・ティーフリングのもっと細かな亜種族:ディスパテルの末裔“ディスパテルの末裔”の種族的特徴 インファーナル・ティーフリングのもっと細かな亜種族:バールゼブルの末裔“バールゼブルの末裔”の種族的特徴 インファーナル・ティーフリングのもっと細かな亜種族:フィアーナの末裔“フィアーナの末裔”の種族的特徴 インファーナル・ティーフリングのもっと細かな亜種族:ベルの末裔“ベルの末裔”の種族的特徴 “ベルの末裔”の追加可能な種族的特徴 インファーナル・ティーフリングのもっと細かな亜種族:マモンの末裔“マモンの末裔”の種族的特徴 インファーナル・ティーフリングのもっと細かな亜種族:メフィストフェレスの末裔“メフィストフェレスの末裔”の種族的特徴 インファーナル・ティーフリングのもっと細かな亜種族:レヴィストゥスの末裔“レヴィストゥスの末裔”の種族的特徴 インファーナル・ティーフリングのもっと細かな亜種族:地獄の存在の末裔“地獄の存在の末裔”の利益 ティーフリングの亜種族:フェラル・ティーフリングフェラル・ティーフリングの種族的特徴 フェラル・ティーフリングの追加可能な種族的特徴 フェラル・ティーフリングのもっと細かな亜種族:奈落の存在の末裔 フェラル・ティーフリングのもっと細かな亜種族:オルクスの末裔“オルクスの末裔”の追加可能な種族的特徴 フェラル・ティーフリングのもっと細かな亜種族:グラズズトの末裔“グラズズトの末裔”の追加可能な種族的特徴 フェラル・ティーフリングのもっと細かな亜種族:バフォメットの末裔“バフォメットの末裔”の追加可能な種族的特徴 魔物の血の特徴 代替種族パワー:ティーフリング種族パワー攻撃パワー 汎用パワー 選択可能になるパワーレベル2の汎用パワーインヴィジビリティ・セルフ ダークネス レベル5の一日毎攻撃パワーフレイム・ブレード レベル6の汎用パワーディテクト・ソウツ 身体的特徴コラム:フェイルーンのティーフリング ティーフリング 本項のルールはティーフリングに関連するハウス・ルールである。 アップデート アップデートされる特技 英雄級特技 か行 《神々の末裔UP, FR》 Scion of Gods 前提条件:アアシマールまたはフェラル・ティーフリング(種族的特徴“魔物の血の遺産”) 利益:ソーマタージーを無限回の種族パワーとして得る(君がアアシマールなら、このパワーは[秘術]キーワードを失い、[信仰]キーワードを得る)。 さらに、君は頑健と意志に+1種族ボーナスを得る。 た行 《トゥラス流武器訓練UP, DW》 Turathi Weapon Training 前提条件:インファーナル・ティーフリング 利益:君はコピシュ、サイズ、スカージ、シックル、シミター、ファルシオン、および名称にこれらを含む武器への習熟を得る(ただし、ヴァラナー・ダブルブレーデッド・シミターは除く)。 さらに、君はこれらを用いた[武器]攻撃と[装具]攻撃のダメージ・ロールに+2の特技ボーナスを得る。このボーナスは11レベルで+3に、21レベルで+4に増加する。 伝説級特技 か行 《グラーシャの魅惑の囁きUP》 Glasya’s Charming Words 前提条件:11レベル、インファーナル・ティーフリング;“ネッソスの血の遺産”、または“マーレボルジェの血の遺産”の種族的特徴 利益:君は[魅了]キーワードを有する攻撃の攻撃ロールに+1ボーナスを得る。さらに、君が[魅了]キーワードを有する攻撃でクリティカル・ヒットを与えたなら、その目標は支配状態となる(セーヴ・終了)。 た行 《ディスパテルの鉄なる規律UP》 Dispater’s Iron Discipline 前提条件:11レベル、インファーナル・ティーフリング;“ディスの血の遺産”、または“ネッソスの血の遺産”の種族的特徴 利益:君は意志防御値に+1ボーナスを得る。 さらに、君が自分を幻惑状態、支配状態、あるいは朦朧状態にする効果を受けるたび、即座にその効果を終了させるためにセーヴィング・スローを行うことができる。このセーヴは、通常ならセーヴによって終了させることができない効果に対しても行うことができる。 は行 《バールゼブルの危険な賭けUP》 Baalzebul’s Desperate Gambit 前提条件:11レベル、インファーナル・ティーフリング;“ネッソスの血の遺産”、または“マラドミニの血の遺産”の種族的特徴 利益:君はバールゼブルズ・デスパレイト・ギャンビットのパワーを得る。 バールゼブルズ・デスパレイト・ギャンビット バールゼブルの危険な賭け 特技/汎用 [一日毎]✦[構え]、[秘術]マイナー・アクション 使用者必要条件:使用者は《バールゼブルの危険な賭け》特技を修得していなければならない。 効果:使用者は“バールゼブルの危険な賭け”の構えをとる。構えが終了するまでの間、使用者は以下の利益と弱点を得る。 ✦使用者は戦術的優位を与え、すべてのダメージに対する脆弱性5を得る。 ✦1体の敵から攻撃を受けるたび、その攻撃が解決された後に、使用者は1回の機会アクションとして攻撃者に対して1回の基礎攻撃を行える。 《ベリアルの秘蹟UP》 Secrets of Belial 前提条件:11レベル、インファーナル・ティーフリング;“ネッソスの血の遺産”、または“プレゲトスの血の遺産”の種族的特徴 利益:自分のクラス以外のクラスの、レベルを有する汎用パワー1つを選ぶ。そのパワーのレベルは君のレベル以下でなければならない。 1遭遇に1回、1回のフリー・アクションとして、君は選択したパワーのレベル以上の、しかるべき使用回数(遭遇毎、または一日毎)を持つ未使用のクラスの汎用パワーの使用回数を1回ぶん失うことで、その遭遇の間、君は選択したパワーを使用できるようになる(使用するためには、選択したパワーの使用に必要となるアクションも通常通り行わなければならない)。 《ベルの約定されし勝利UP》 Bel's Impending Victory 前提条件:11レベル、インファーナル・ティーフリング;“アヴェルヌスの血の遺産”、または“ネッソスの血の遺産”の種族的特徴 利益:君が敵1体に攻撃をヒットさせるたび、君の次のターンの開始時まで、君の味方はその敵に対する攻撃ロールとダメージ・ロールに+1ボーナスを得る。その敵が重傷なら、このボーナスは+2に増加する。 ま行 《メフィストフェレスの地獄の業火UP》 Hellfire of Mephistopheles 前提条件:11レベル、インファーナル・ティーフリング;“カニアの血の遺産”、または“ネッソスの血の遺産”の種族的特徴 利益:君は[秘術]の[火]パワーのダメージ・ロールに+2ボーナスを得る。このボーナスは21レベルで+3に増加する。 さらに、君が“[火]に対する抵抗または完全耐性を持つ敵”に[秘術]の[火]攻撃をヒットさせるたびに、攻撃の解決後、その敵は[火]に対する抵抗および完全耐性を失う(セーヴ・終了)。もしこの攻撃がインフェルノによるものなら、(攻撃の解決後の代わりに)“攻撃をヒットさせる”か“このパワーによる継続的[火]ダメージが発生する”たびにこの利益を得る。 《マモンの精髄盗みUP》 Mammon's Theft of Health 前提条件:11レベル、インファーナル・ティーフリング;“ネッソスの血の遺産”、または“ミナウロスの血の遺産”の種族的特徴 利益:君が底力を使用する際、君は“自分から5マス以内の味方1人が回復力を1回ぶん失う”ことを選択できる。そうする場合、君は自分の回復力値に等しいhpを追加で回復する。 ら行 《レヴィストスの凍れる血UP》 Blood of Levistus 前提条件:11レベル、インファーナル・ティーフリング;“スキュギアの血の遺産”、または“ネッソスの血の遺産”の種族的特徴 利益:君は(5+君のレベルの1/2)に等しい[冷気]に対する抵抗を得る。 さらに、君は[冷気]ダメージ・ロールに+2ボーナスを得る。このボーナスは21レベルで+3に増加する。 神話級特技 あ行 《アスモデウスの勅令UP》 Royal Command of Asmodeus 前提条件:21レベル、インファーナル・ティーフリング、種族的特徴“ネッソスの血の遺産” 利益:君が敵を朦朧状態にするたびに、君はその敵を“朦朧状態にする代わりに、同じ持続時間の間、支配状態にする”ことを選択できる。 追加ルール 追加特技 英雄級特技 さ行 《財宝の気配》 Promise of Wealth 前提条件:インファーナル・ティーフリング、種族的特徴“ミナウロスの血の遺産” 利益:君はプロミス・オヴ・ウェルスをティーフリングの種族パワーとして得る。 君は1遭遇につき種族の遭遇毎パワーを1つしか使用できない。 プロミス・オヴ・ウェルス 財宝の気配 特技/汎用 [遭遇毎]✦[秘術]、[魅了]フリー・アクション 近接範囲・爆発5必要条件:使用者は《財宝の気配》特技を修得していなければならない。トリガー:使用者が攻撃を1体の敵にヒットさせる。目標:爆発内の味方すべて 効果:使用者の次のターンの開始時まで、目標は“トリガーを発生させた敵が莫大な財宝を持ち歩いていると思いこむ”。この作用を受けている間、目標は(1)くだんの敵に対する攻撃ロールに“有利”を得るが、(2)戦術的優位を与えてしまう。 《地獄の小頭》 Infernal Ring Leader 前提条件:インファーナル・ティーフリング、種族的特徴“マーレボルジェの血の遺産” 利益:君はインファーナル・リングリーダーをティーフリングの種族パワーとして得る。 君は1遭遇につき種族の遭遇毎パワーを1つしか使用できない。 インファーナル・リングリーダー 地獄の小頭 特技/攻撃 [遭遇毎]✦[秘術]、[魅了]即応・割込 近接範囲・爆発1必要条件:使用者は《地獄の小頭》特技を修得していなければならない。トリガー:使用者が攻撃の目標になる。目標:爆発内の、その攻撃の目標に含まれていない味方1人 効果:使用者と目標は位置を入れ替える。 目標は使用者の代わりに、トリガーとなった攻撃の目標となる(この時、攻撃者は目標を自分の間合いに収めていなくてもこの攻撃を行うことができる)。 トリガーとなった攻撃が解決した後、目標はフリー・アクションとして攻撃者に対して1回の基礎攻撃を行える。 《地獄の洞察力》 Infernal Insight 前提条件:インファーナル・ティーフリング、種族的特徴“ディスの血の遺産” 利益:君はインファーナル・インサイトをティーフリングの種族パワーとして得る。 君は1遭遇につき種族の遭遇毎パワーを1つしか使用できない。 インファーナル・インサイト 地獄の洞察力 特技/汎用 [遭遇毎]✦[秘術]アクション不要 使用者必要条件:使用者は《地獄の洞察力》特技を修得していなければならない。トリガー:使用者が1回の攻撃ロール、技能判定、能力値判定のいずれかを行い、その結果が気に入らない。 効果:使用者はトリガーとなった1回のロールを、“有利”を得て再ロールする。 ま行 《魔物の視界》 Fiend Sight 前提条件:ティーフリング、暗視10 利益:君の暗視の範囲はなくなる(君の暗視は視界と同じだけ広がる)。すでに“範囲のない暗視”を有しているなら、代わりに闇の見通しを得る。 特殊:君はこの特技を2回まで修得できる。 《魔物の魔術》 Fiendish Sorcery 前提条件:ティーフリング、ソーサラー、クラス特徴“魔物の魔法” 利益:ティーフリングの種族パワーから[秘術]キーワードを有する遭遇毎パワーを1つ選んで得る。 君は1遭遇につき1つのティーフリングの種族の遭遇毎パワーしか使用できない。 さらに、君の“[秘術]キーワードを有するティーフリングのパワー”は“ソーサラーのパワー”であるともみなされる。 加えて、[恐怖]または“君がソーサラーのクラス特徴から抵抗を得ている、または既存の抵抗が増加しているダメージ種別”に対応したキーワードを有する、ソーサラーまたはソーサラーの伝説の道の[秘術]パワーを使用した際、君はダメージ・ロールに+1ボーナスを得る。このボーナスは11レベルの時点で+2に、21レベルの時点で+3に増加する。 最後に、君が“魔物の呪文”で選択したパワーが、ウォーロックまたはその伝説の道のパワーであり、かつ“フィーンドの契約”によって追加の利益を得ることができるなら、君はその利益を得ることができる。 代替ルール 代替種族:ティーフリング AL 以下の代替ルールはティーフリングの種族的特徴を置き換えるものである。この新しいオプションを使用することを選択した場合、その一部だけを使用することはできない。 ティーフリングALの種族的特徴 サイズ:中型 移動速度:6マス 視覚:暗視10 手負い狩り:重傷の敵に対する君の攻撃ロールに+1の種族ボーナスを得る。 亜種族:フィーンドの血を引くヒューマンたちの子孫であるティーフリングは、先祖のフィーンドによって2つの主要な亜種族に分かれる:インファーナル・ティーフリング(地獄の血脈のティーフリング)、フェラル・ティーフリング(化外の血脈のティーフリング)。 これらの亜種族のうち1種類を選ぶこと。君は選択した亜種族の利益を得る。 上記の亜種族の中にさらに細かな分類がある。それゆえ、君は望むなら、DMの許可を得て、もっと細かな亜種族を選択することもできる。 ティーフリングALの追加可能な種族的特徴 能力値:冒険者は同じ種族の“普通の人々”から抜きんでた存在だが、君は同じ種族の“典型的な冒険者”と比べても非凡な存在である。利益:君の種族(または亜種族)の種族的特徴による“能力値”は以下に置き換えられる:好きな能力値1つに+2 ヒューマンの子:君は(人間の血)の副種別を得る。《ヒューマン譲りの英雄的奮闘》の項も参照のこと。 君は変装をすることなく(ティーフリングではなく)ヒューマンとして振る舞うことができる。 もし君が魔物の血脈に由来する外見的特徴を有しているとしても、それを何かで隠している間、ヒューマンのふりをする際の〈はったり〉判定に+5の種族ボーナスを得る。 この利益を選択した場合、君のキャラクター種族による“言語”は“共通語、加えて好きな言語1つ”に置き換わるが、地獄語および奈落語は選択できない。 ティーフリングの亜種族:インファーナル・ティーフリング ティーフリングという種族の中で圧倒的最多数を占めているのは、インファーナル・ティーフリング(地獄の血脈のティーフリング)だ。そして、インファーナル・ティーフリングとして知られている者は、ほぼ間違いなくアスモデウスの子孫である。地獄の支配者には、他のデヴィルよりも、遥かに多数の子孫がいる。おそらく、他のアーチデヴィルを含めた、アスモデウス以外のデヴィルすべての子孫を合わせたものよりも、数が多いだろう。 とはいえインファーナル・ティーフリングのすべてがアスモデウスの血を受けているわけではなく、そうした者たちは通常のインファーナル・ティーフリングとは異なる特徴を持っている。この血縁と、それに由来する特徴はもっと細かな亜種族という形で表される。 インファーナル・ティーフリングの種族的特徴 能力値:+2【魅力】;+2【耐久力】または+2【知力】 言語:共通語、地獄語 技能ボーナス:+2〈威圧〉、+2〈魔法学〉 地獄の抵抗力:[火]ダメージに対して、(5+レベルの1/2)に等しい抵抗を有する。 ネッソスの血の遺産:君は以下の利益をすべて得る。ソーマタージー:同名のパワーを有する。 インファーナル・ラスAL:同名のパワーを有する。 インファーナル・ティーフリングの追加可能な種族的特徴 もっと細かな亜種族:インファーナル・ティーフリングのすべてがアスモデウスの血を受けているわけではない。 そうした者たちは自分の家系と縁がある地獄の存在に由来する特徴を持っている。 この特徴はインファーナル・ティーフリングの“能力値”、“技能ボーナス”、“ネッソスの血の遺産”の種族的特徴と入れ替えで獲得する――ただし、アスモデウスと縁のあるティーフリングのみは例外だ。そのようなティーフリングは通常のインファーナル・ティーフリングとまったく同様の利益を得る。利益:以下の選択肢から君の家系と縁のある地獄の存在を1つ選ぶこと:アスモデウス、グラーシャ、ディスパテル、バールゼブル、フィアーナ、ベル、マモン、メフィストフェレス、レヴィストゥス、地獄の存在。 インファーナル・ティーフリングのもっと細かな亜種族:アスモデウスの末裔 “九層地獄”の第9階層“ネッソス”の支配者にして地獄の君主アスモデウスの子孫である君は、地獄の支配者と関係を持つ者にふさわしく、闇と炎の力を操り、鋭い知性に恵まれる。 “アスモデウスの末裔”の種族的特徴 アスモデウスの末裔のキャラクターを作成する際、君は通常のインファーナル・ティーフリングとまったく同様の利益を得る。 インファーナル・ティーフリングのもっと細かな亜種族:グラーシャの末裔 “九層地獄”の第6階層“マーレボルジェ”の支配者グラーシャの子孫である君は、地獄の犯罪王女との縁から、盗みを働くのに便利な力を授けられている。 “グラーシャの末裔”の種族的特徴 能力値:君の好きな能力値1つは2増加する。 技能ボーナス:+2〈隠密〉、+2〈はったり〉 マーレボルジェの血の遺産:君は以下の利益を得る。マイナー・イリュージョン:同名のパワーを有する。 ディセプティヴ・ヴェイル:同名のパワーを有する。 インファーナル・ティーフリングのもっと細かな亜種族:ディスパテルの末裔 “九層地獄”の第2階層の“ディス”の支配者ディスパテルの子孫である君は、この階層のほとんどを占める大いなる都市ディス――秘密が競売にかけられ、最も高値をつけた者が秘密を授かる場所――の支配者との縁から、諜報と潜入の適性がある。 “ディスパテルの末裔”の種族的特徴 能力値:+2【魅力】;+2【耐久力】または+2【敏捷力】 技能ボーナス:+2〈隠密〉、+2〈はったり〉 ディスの血の遺産:君は以下の利益を得る。ソーマタージー:同名のパワーを有する。 ディセプティヴ・ヴェイル:同名のパワーを有する。 インファーナル・ティーフリングのもっと細かな亜種族:バールゼブルの末裔 “九層地獄”の第7階層の“マラドミニ”の支配者たるバールゼブルの子孫である君は、他者の心身両面を堕落させることができる。この廃墟の階層を治めるアーチデヴィルが“そいつがちょっと罪を犯してくれれば大事が起きるようなヤツを堕落させる”ことに長けているのと同様に。 “バールゼブルの末裔”の種族的特徴 能力値:+2【魅力】;+2【耐久力】または+2【知力】 技能ボーナス:+2〈隠密〉、+2〈はったり〉 マラドミニの血の遺産:君は以下の利益を得る。ソーマタージー:同名のパワーを有する。 レイ・オヴ・シックネス:同名のパワーを有する。 インファーナル・ティーフリングのもっと細かな亜種族:フィアーナの末裔 “九層地獄”の第4階層の“プレゲトス”の支配者フィアーナの子孫である君は、人心操作の達人である彼女との縁から、他者に影響を及ぼしやすくなるカリスマ性を授けられている。 “フィアーナの末裔”の種族的特徴 能力値:+2【魅力】;+2【耐久力】または+2【判断力】 技能ボーナス:+2〈看破〉、+2〈はったり〉 プレゲトスの血の遺産:君は以下の利益を得る。インスタント・フレンズ:同名のパワーを有する。 フィーンディッシュ・チャーム:同名のパワーを有する。 インファーナル・ティーフリングのもっと細かな亜種族:ベルの末裔 “九層地獄”の第1階層の“アヴェルヌス”の支配者ベルは強大なピット・フィーンドだ。彼はその忠誠と軍事的才能を買われてアスモデウスによって任命された。アーチデヴィルでないにもかかわらず。他の君主たちは彼を「君主の器ではない」といって見下しているが、それでも彼の成功を高く評価している。 ベルの子孫である君は、普通のティーフリングよりも腕力に優れ、肉弾戦に役立つ魔法的な能力を持つ。 “ベルの末裔”の種族的特徴 能力値:+2【魅力】;+2【筋力】または+2【耐久力】 技能ボーナス:+2〈威圧〉、+2〈運動〉 アヴェルヌスの血の遺産:君は以下の利益を得る。ソーマタージー:同名のパワーを有する。 シアリング・スマイト:同名のパワーを有する。 “ベルの末裔”の追加可能な種族的特徴 ピット・フィーンドの翼:君は肩甲骨の部分から蝙蝠のような皮膜を持つ翼を生やしている。 この特徴は“シアリング・スマイト”の特徴と入れ替えで獲得する。利益:君は(移動速度+4)に等しい飛行移動速度(劣悪)を得る。 通常荷重を超えて運搬している際、君はこの飛行移動速度を使用することはできない。 インファーナル・ティーフリングのもっと細かな亜種族:マモンの末裔 “九層地獄”の第3階層の“ミナウロス”の支配者マモンは途方もない守銭奴であり、他の何よりも金銭を愛する。 彼の子孫である君は富を集めて守ることに長けている。 “マモンの末裔”の種族的特徴 能力値:+2【魅力】;+2【敏捷力】または+2【知力】 技能ボーナス:+2〈盗賊〉、+2〈はったり〉 ミナウロスの血の遺産:君は以下の利益を得る。幽体の手:ウィザードの初級呪文メイジ・ハンドを修得する。 フローティング・ディスク:同名のパワーを有する。 インファーナル・ティーフリングのもっと細かな亜種族:メフィストフェレスの末裔 “九層地獄”の第8階層の凍てつく領域“カニア”に座するメフィストフェレスは、彼に請願した者に秘術の力を授ける。 彼の子孫である君も、いくばくかの秘術魔法を操れる。 “メフィストフェレスの末裔”の種族的特徴 能力値:+2【魅力】;+2【耐久力】または+2【知力】 技能ボーナス:+2〈威圧〉、+2〈魔法学〉 カニアの血の遺産:君は以下の利益を得る。幽体の手:ウィザードの初級呪文メイジ・ハンドを修得する。 インフェルノ:同名のパワーを有する。 インファーナル・ティーフリングのもっと細かな亜種族:レヴィストゥスの末裔 “九層地獄”の第5階層の凍てつくステュギアの支配者レヴィストゥスは、避けようのない破滅に直面した者に取引を持ちかけることで有名なアーチデヴィルだ。 その子孫である君の血脈の力にも、彼の支配する階層や彼が与えることができる恩寵が反映されている。 “レヴィストゥスの末裔”の種族的特徴 レヴィストゥスの末裔のキャラクターを作成する際、君は以下の利益を得る。 能力値:+2【魅力】;+2【耐久力】または+2【知力】 技能ボーナス:+2〈はったり〉、+2〈魔法学〉 ステュギアの血の遺産:君は以下の利益を得る。レイ・オヴ・ステュギア:同名のパワーを有する。 グレイシャル・アーマー:同名のパワーを有する。 インファーナル・ティーフリングのもっと細かな亜種族:地獄の存在の末裔 九大君主よりもさらに稀なことではあるが、“九層地獄”においてその廷臣を務める公爵や女侯爵(あるいはザリエルやゲリュオン、モロクといった、“九層地獄”の“過去における支配者”)たるアーチデヴィル(大悪魔)や、エリニュスやピット・フィーンドの中でも特に奸智と力を兼ね備えた者もまた、定命の存在との間にカンビオン(ハーフフィーンド)の子をもうけることがある。 君はそのようなカンビオンの子孫であり、その血脈に由来する力を有している。 “地獄の存在の末裔”の利益 能力値:好きな能力値1つに+2 技能ボーナス:好きな技能1つに+2のボーナス 地獄の血の遺産:“魔物の血の特徴”を得る。 ティーフリングの亜種族:フェラル・ティーフリング ティーフリングはフィーンド(魔物)の血を引くヒューマンの末裔だが、かれらのほとんどは地獄の落とし子たるインファーナル・ティーフリングである。だが、その魔の血の起源を地獄の存在以外に持つ者たちもいる。そのような者たちはフェラル・ティーフリング(化外の血脈のティーフリング)と呼ばれている。 彼らのフィーンドの祖先は普通、サキュバスやインキュバスだ。彼女あるいは彼とヒューマンの子たるカンビオンは“魔物の魅了”能力を有し、その子孫であるフェラル・ティーフリングも“魔物の血の遺産”としてこの能力を発現させることが多い。しかし、フェラル・ティーフリングの中にはデーモンやナイト・ハグ、ラークシャサの子孫もいる。彼らの中には、単なるフィーンドの子孫ではなく、強力な神々の末裔である者すらいる。フェイルーン(フォーゴトン・レルム世界における主要な冒険の舞台となる地域)ではベシャバ女神やマスク神の末裔たるティーフリングが知られている。かつてムルホランドでは、“最も一般的なティーフリング”はセト神やセベク神の子孫たるフェラル・ティーフリングであったことすらある。 フェラル・ティーフリングの種族的特徴 能力値:君の好きな能力値1つは2増加する。 言語:共通語;地獄語または奈落語 技能ボーナス:好きな技能1つに+2のボーナスを得る。 魔物の抵抗力:[電撃]に対する抵抗2、[火]に対する抵抗2、および[冷気]に対する抵抗2を得る。すでにこれらに対する抵抗を有している場合は、代わりに既存の抵抗が2増加する。 これらの値は11レベルで5に、21レベルで10に増加する。 魔物の血の遺産:“魔物の血の特徴”を得る。 フェラル・ティーフリングの追加可能な種族的特徴 もっと細かな亜種族:君の家系は九層地獄ではなく奈落(アビス)の存在の末裔である。君も自分の家系と縁がある奈落の存在に由来する特徴を持っている。利益:以下の選択肢から君の家系と縁のある奈落の存在を1つ選ぶこと:オルクス、グラズズト、バフォメット、奈落の存在。 上記の選択肢のうち、オルクス、グラズズト、バフォメットは、君が奈落の存在の末裔の中でもアビスの諸侯たるデーモン・ロードの1人と特別な縁がある者であることを示している。これらのもっと細かな亜種族もまた、奈落の存在の末裔であるともみなされる。 フェラル・ティーフリングのもっと細かな亜種族:奈落の存在の末裔 奈落の存在の末裔はヒューマンとデーモンとの間に生まれたカンビオン(ハーフフィーンド)の子孫たるフェラル・ティーフリングだ。 定命の存在と子をなすデーモンは極めて少ないが、そのような欲求を抱いた稀なデーモンがいないわけではない。 デーモンの中でも特に多数の子をもうけているのがデーモン・ロードのグラズズトで、彼の子として生まれたカンビオンは多元宇宙中に散らばっている。その中で最も有名なのはアイウーズ――父から受け継いだアビスの力と、母から受けた最高の秘術教育によって、デミゴッドにまで成り上がった存在だ。 デーモン・ロードのバフォメットやオルクスのカルト教団員は、邪悪な儀式によって子どもや胎児に主人の力を吹き込みカンビオン(ハーフフィーンド)に変容させることがある。特別な力を備えた教団の精鋭戦士として育て上げるためだ。 バロールやマリリスといった強力なデーモンの中にも、そのような欲求を抱くことがある。かのデミリッチのアサーラックも、バロールの父とヒューマンの母との間に生まれたカンビオンであると言われている。 祖先のデーモンがいかなる存在であれ、君の血管を流れる不浄の血は、その祖先の混沌とした性質を反映している。 “奈落の存在の末裔”の種族的特徴 言語:君の種族的特徴による“言語”は以下に置き換えられる:共通語、奈落語 奈落の抵抗力:この特徴は“魔物の抵抗力”の種族的特徴と入れ替えで獲得する。 [電撃]に対する抵抗2、[火]に対する抵抗2、および[冷気]に対する抵抗2を得る。すでにこれらに対する抵抗を有している場合は、代わりに既存の抵抗が2増加する。 これらの値は11レベルで5に、21レベルで10に増加する。 奈落の血の遺産:この特徴は“魔物の血の遺産”の種族的特徴と入れ替えで獲得する。 “魔物の血の特徴”を得る。 フェラル・ティーフリングのもっと細かな亜種族:オルクスの末裔 アビスの第113階層(第333階層とも言われる)“タナトス”の支配者オルクスは、“デーモン・プリンス・オヴ・アンデス(不死のデーモン・プリンス)”や“ブラッド・ロード(流血公)”の名で知られるデーモン・ロードだ。 オルクスの子孫であるティーフリングは、その“祝福”によってしばし生と不死の境界線上を彷徨っている。特に強力な者であれば、死せるクリーチャーを自らの従僕たるアンデッドに変える能力を持つ。 “オルクスの末裔”の追加可能な種族的特徴 オルクスの末裔のキャラクターを作成する際、君は“奈落の存在の末裔”と同じ特徴を得ることにしても構わない。だが、君は以下の特徴のリストの中から(特に明記されていない限り)好きなものを何個でも、標準の“奈落の存在の末裔”の種族的特徴と入れ替えることができる。 能力値:君の種族的特徴による“能力値”は以下に置き換えられる:+2【耐久力】;+2【知力】または+2【判断力】 技能ボーナス:君の種族的特徴による技能ボーナスは以下に置き換えられる:+2〈宗教〉、+2〈魔法学〉 タナトスの抵抗力:この特徴は“奈落の抵抗力”の種族的特徴と入れ替えで獲得する。 [光輝]ダメージおよび[死霊]ダメージに対して、(5+レベルの1/2)に等しい抵抗を有する。さらに、[毒]効果および[病気]効果に対するセーヴィング・スローに+5種族ボーナスを得る。 タナトスの血の遺産:この特徴は“奈落の血の遺産”の種族的特徴と入れ替えで獲得し、前提条件を満たしているかどうかを判断する際には、“奈落の血の遺産”とみなされる。 【知力】または【判断力】のいずれかを選択すること。君がウォーロックのクラス特徴“フィーンドの契約”またはソーサラーのクラス特徴“魔物の魔法”を有しているなら、“フィーンドの契約”であればウォーロックおよびその伝説の道のパワーの、“魔物の魔法”であればソーサラーおよびその伝説の道のパワーの、攻撃ロールとダメージ・ロールにおいて、選択した能力値を本来の能力値の代わりに使用することができる。 加えて、君は以下の利益を得る。ソーマタージー:同名のパワーを有する。 アンダイイング・ソウル:同名のパワーを有する。 フェラル・ティーフリングのもっと細かな亜種族:グラズズトの末裔 “グラズズトの末裔”の追加可能な種族的特徴 グラズズトの末裔のキャラクターを作成する際、君は“奈落の存在の末裔”と同じ特徴を得ることにしても構わない。だが、君は以下の特徴のリストの中から(特に明記されていない限り)好きなものを何個でも、標準の“奈落の存在の末裔”の種族的特徴と入れ替えることができる。 : フェラル・ティーフリングのもっと細かな亜種族:バフォメットの末裔 “バフォメットの末裔”の追加可能な種族的特徴 バフォメットの末裔のキャラクターを作成する際、君は“奈落の存在の末裔”と同じ特徴を得ることにしても構わない。だが、君は以下の特徴のリストの中から(特に明記されていない限り)好きなものを何個でも、標準の“奈落の存在の末裔”の種族的特徴と入れ替えることができる。 : 魔物の血の特徴 君のティーフリングが“魔物の血の特徴”の利益を有する場合、以下の選択肢から1つを選択すること:鱗の肌、魔物の尾、魔物の大暴れ、魔物のエネルギー放出、魔物の舌、魔物の翼、魔物の魅了。君は選択した利益を得る。 鱗の肌:君の肌は鎧のように堅い。 君はACに外皮による+3鎧ボーナスを得る。この鎧ボーナスは16レベルの時点で+4に、26レベルの時点で+5に増加する。 さらに、ダメージ種別を以下から選択する:[酸]、[死霊]、[電撃]、[毒]、[火]、[雷鳴]、[冷気]。君は選択した種別のダメージに対する抵抗5を獲得する。この抵抗は11レベルの時点で10に、21レベルの時点で15に増加する(君がすでに選択したダメージ種別に対する抵抗を有しているなら、代わりに既存の抵抗が5増加する)。もし君が種族的特徴“奈落の存在の末裔”を有しているなら、ダメージ種別を選択するかわりにヴァリアブル・レジスタンスのパワーを得ることを選択できる。 魔物の尾:君は先端に毒針の生えた、長くしなやかな尾を持つ。 君は尾、尾の針による肉体攻撃を行える。いずれの肉体攻撃も“間合いUP”特性を有する。 さらに、君はテイル・スティングのパワーを有する。 魔物の大暴れ:モンクの素手攻撃以外の肉体攻撃から2つを選択すること。君は選択した肉体攻撃を行える。 さらに、君はフィーンディッシュ・ランページのパワーを有する。 魔物のエネルギー放出:君はチャネル・エナジーのパワーを有する。 さらに、君は自分のチャネル・エナジーで選択したダメージ種別に対する抵抗5を得る。この抵抗は11レベルで10に、21レベルで15に増加する。 魔物の舌:君は〈はったり〉判定に+2種族ボーナスを得る。加えて、以下の利益を得る。マリシャス・モッカリィ:同名のパワーを有する。 フィーンディッシュ・チャーム:同名のパワーを有する。 魔物の翼:君は肩甲骨の部分から翼を生やしている。君はこの翼を羽ばたかせることで飛行できる。この翼は蝙蝠のような皮膜を持つ翼であることもあれば、黒や赤、紫の羽毛でまばらに覆われていることもある。ほとんどないことだが、もっと異様な姿を取ることさえある。 この利益を選択した時点で、この翼が君に与える飛行移動速度を以下の中から選ぶ:(1)君の移動速度に等しい飛行移動速度、(2)(君の移動速度+4)に等しい飛行移動速度(劣悪)。 重装鎧を着用している間、君はこの利益で得た飛行移動速度を使用することはできない。 魔物の魅了:君はフィーンディッシュ・チャームのパワーを有する。 君は自分のターンに“このパワーによって魅了しているクリーチャーに口頭で命令を下す”ことで、そのクリーチャーにフリー・アクションとしてアクションを行わせることもできる(この命令に要するアクションの種別は、それに行わせるのと同じ種別のアクションである)。この命令は支配状態のクリーチャーに対する命令と同様に機能する。この命令の結果、そのクリーチャーがセーヴィング・スローを行い、成功すればそのクリーチャーは君から“危害を与えられた”とみなされる。 代替種族パワー:ティーフリング 種族パワー 攻撃パワー インファーナル・ラスAL 地獄の怒り ティーフリング/種族/攻撃 [遭遇毎]✦[火]、[秘術]フリー・アクション 近接範囲・爆発10トリガー:使用者から10マス以内の敵が、使用者にヒットを与える。目標:爆発内の、トリガーを発生させた敵1体 効果:目標は(1d6+“【知力】または【魅力】”修正値)の[火]ダメージを受ける。 レベル11:(2d6+“【知力】または【魅力】”修正値)の[火]ダメージ。 レベル21:(3d6+“【知力】または【魅力】”修正値)の[火]ダメージ。 インフェルノ 灼熱地獄 ティーフリング/種族/攻撃 [遭遇毎]✦[火]、[秘術]標準アクション 近接範囲・噴射5目標:噴射内のクリーチャーすべて攻撃:“【知力】または【魅力】のいずれか”対“反応”。使用者は攻撃ロールに+2ボーナスを得る。 レベル11:ボーナスは+4に増加する。 レベル21:ボーナスは+6に増加する。 ヒット:(1d6+“【知力】または【魅力】”修正値)の[火]ダメージ。 レベル11:(2d6+“【知力】または【魅力】”修正値)の[火]ダメージ。 レベル21:(3d6+“【知力】または【魅力】”修正値)の[火]ダメージ。 効果:目標は1d6の継続的[火]ダメージを受ける(セーヴ・終了)。 グレイシャル・アーマー 凍てつく鎧 ティーフリング/種族/攻撃 [遭遇毎]✦[秘術]、[冷気]標準アクション 使用者 効果:使用者は(5+“【知力】または【魅力】”修正値)に等しい一時的hpを得る。この一時的hpがすべて失われるまで、使用者に近接攻撃をヒットさせたクリーチャーは1d6の[冷気]ダメージを受ける。 レベル11:(10+“【知力】または【魅力】”修正値)に等しい一時的hp、2d6の[冷気]ダメージ。 レベル21:(15+“【知力】または【魅力】”修正値)に等しい一時的hp、3d6の[冷気]ダメージ。 シアリング・スマイト 灼熱の一撃 ティーフリング/種族/攻撃 [遭遇毎]✦[火]、[秘術]フリー・アクション 特殊トリガー:使用者が近接[武器]攻撃パワーで敵を目標にする。 効果:目標1体は1d6の[火]ダメージを受ける。もしトリガーとなった攻撃がヒットしたなら、くだんの目標はさらに(1+“【耐久力】または【魅力】”修正値)に等しい継続的[火]ダメージを受ける(セーヴ・終了)。 レベル11:2d6の[火]ダメージ、(3+“【耐久力】または【魅力】”修正値)に等しい継続的[火]ダメージ(セーヴ・終了)。 レベル21:3d6の[火]ダメージ、(5+“【耐久力】または【魅力】”修正値)に等しい継続的[火]ダメージ(セーヴ・終了)。 チャネル・エナジー エネルギー放出 ティーフリング/種族/攻撃 [遭遇毎]✦[さまざま]マイナー・アクション 近接範囲・噴射3または爆発1目標:噴射または爆発内のクリーチャーすべて攻撃:“【筋力】、【耐久力】、または【魅力】のいずれか”対“頑健”([死霊]、[毒]、[冷気])、“反応”([酸]、[電撃]、[火]、[力場])、または“意志”([精神])。使用者は攻撃ロールに+2ボーナスを得る。 レベル11:ボーナスは+4に増加する。 レベル21:ボーナスは+6に増加する。 ヒット:(1d6+“【筋力】、【耐久力】、または【魅力】”修正値)ダメージ。 レベル11:(2d6+“【筋力】、【耐久力】、または【魅力】”修正値)ダメージ。 レベル21:(3d6+“【筋力】、【耐久力】、または【魅力】”修正値)ダメージ。 特殊:このパワーを得た際に、このパワーの範囲を“噴射3”か“爆発1”のいずれかから選ぶ。また、このパワーのダメージ種別を以下の中から選ぶ:[酸]、[死霊]、[精神]、[電撃]、[毒]、[火]、[雷鳴]、[力場]、[冷気]。これらの選択は君のキャラクターの生涯を通じて2度と変更できない。 テイル・スティング 尾の毒針 ティーフリング/種族/攻撃 [遭遇毎]✦[毒]、[武器]即応・対応 近接・武器必要条件:このパワーは種族的特徴“魔物の尾”で得た“尾の針”を用いて使用しなければならない。トリガー:1体の敵が使用者の“尾の針”の間合い内にあるマスから離れる。目標:トリガーを発生させた敵攻撃:“【筋力】または【敏捷力】”対AC ヒット:(1[W]+“【筋力】または【敏捷力】”修正値)ダメージ。目標は使用者のレベルにおける“標準”の難易度の〈持久力〉判定に成功しなければならず、さもなくは2d6の追加[毒]ダメージを受ける。 レベル11:(2[W]+“【筋力】または【敏捷力】”修正値)ダメージ、3d6の追加[毒]ダメージ。 レベル21:(3[W]+“【筋力】または【敏捷力】”修正値)ダメージ、4d6の追加[毒]ダメージ。 フィーンディッシュ・チャーム 魔物の魅了 ティーフリング/種族/攻撃 [遭遇毎]✦[秘術]、[魅了]標準アクション 遠隔・5目標:人型クリーチャー1体攻撃:“【知力】または【魅力】のいずれか”対“意志”。使用者は攻撃ロールに+2ボーナスを得る レベル11:ボーナスは+4に増加する。 レベル21:ボーナスは+6に増加する。 ヒット:目標は魅了状態になる。使用者または使用者の味方が目標に何であれ危害を与えると、この魅了状態は終了する。 後効果:目標は使用者に魅了されていたことに気づく。 特殊:遭遇の終了後も目標がこのパワーによる魅了状態であるなら、その後大休憩の終了時に使用者がこのパワーの使用回数を消費する限り、この効果は持続する。 フィーンディッシュ・ランページ 魔物の大暴れ ティーフリング/種族/攻撃 [遭遇毎]✦[武器]フリー・アクション 近接・武器トリガー:使用者が攻撃によって1体の敵を重傷にするか、hpを0以下にする。効果:使用者は攻撃の前に移動速度の半分までの移動を行う。目標:クリーチャー1体以上攻撃:“【筋力】または【敏捷力】”対AC(種族的特徴“魔物の大暴れ”で得た肉体攻撃)。両手の爪または叩きつけが使用できるなら、1つの爪または叩きつけごとに1回ずつ、最大2回攻撃。2回以上攻撃を行う場合、すべての攻撃ロールに-2ペナルティを受ける。 ヒット:(1[W]+“【筋力】または【敏捷力】”修正値)ダメージ。 レベル11:(2[W]+“【筋力】または【敏捷力】”修正値)ダメージ。 レベル21:(3[W]+“【筋力】または【敏捷力】”修正値)ダメージ。 両手の爪または叩きつけ:1回の攻撃ごとに1[W]ダメージ。 レベル11:2[W]ダメージ。 レベル21:3[W]ダメージ。 マリシャス・モッカリィ 悪意持つ嘲り ティーフリング/種族/攻撃 [無限回]✦[精神]、[秘術]、[魅了]標準アクション 遠隔・10目標:使用者の声を聞くことができるクリーチャー1体攻撃:“【知力】または【魅力】”対“意志”。使用者はこの攻撃ロールに+2ボーナスを得る。 レベル11:このボーナスは+4に増加する。 レベル21:このボーナスは+6に増加する。 ヒット:(1d6+“【知力】または【魅力】”修正値)の[精神]ダメージ。目標は、目標自身の次のターンの終了時まで使用者を目標に含まない攻撃を行う際には、攻撃ロールに【魅力】修正値に等しいペナルティを受ける。 レベル21:(2d6+“【知力】または【魅力】”修正値)の[精神]ダメージ。 レイ・オヴ・シックネス 不調光線 ティーフリング/種族/攻撃 [遭遇毎]✦[死霊]、[秘術]マイナー・アクション 遠隔・10目標:クリーチャー1体攻撃:“【知力】または【魅力】”対“反応”。使用者は攻撃ロールに+2ボーナスを得る。 レベル11:ボーナスは+4に増加する。 レベル21:ボーナスは+6に増加する。 ヒット:(1d6+“【知力】または【魅力】”修正値)の[死霊]ダメージ、目標は使用者の次のターンの終了時まで不調状態となる。 レベル11:(2d6+“【知力】または【魅力】”修正値)の[死霊]ダメージ。 レベル21:(3d6+“【知力】または【魅力】”修正値)の[死霊]ダメージ。 レイ・オヴ・ステュギア ステュギアの冷気光線 ティーフリング/種族/攻撃 [無限回]✦[秘術]、[冷気]標準アクション 遠隔・10前提条件:使用者は種族的特徴“ステュギアの血の遺産”を有していなければならない。目標:クリーチャー1体攻撃:“【知力】または【魅力】”対“反応”。使用者はこの攻撃ロールに+2ボーナスを得る。 レベル11:このボーナスは+4に増加する。 レベル21:このボーナスは+6に増加する。 ヒット:(1d6+“【知力】または【魅力】”修正値)の[冷気]ダメージ。使用者の次のターンの開始時まで、目標は移動速度に-2のペナルティを受ける。 レベル21:(2d6+“【知力】または【魅力】”修正値)の[冷気]ダメージ。 汎用パワー アンダイイング・ソウル 死せざる死の魂 ティーフリング/種族/汎用 [遭遇毎]✦[死霊]、[秘術]アクション不要 使用者前提条件:使用者は種族的特徴“タナトスの血の遺産”を有していなければならない。トリガー:使用者のhpが0になった。 効果:使用者のhpは1までしか減らない。 さらに、この遭遇の終了時まで、使用者は[毒]と[病気]に対する完全耐性を得、(5+レベルの1/2)に等しい[死霊]に対する抵抗を得、それと同じ値の[光輝]に対する脆弱性を得る。すでにこれらに対する抵抗や脆弱性を有している場合は、代わりに既存の抵抗や脆弱性が同じ値だけ増加する。 加えて、あるパワーや効果が生きているクリーチャーとアンデッドに対して別々の効果を発揮する場合、君は自分にどちらの効果が及ぶかを選択できる。 ヴァリアブル・レジスタンス 選択式抵抗 ティーフリング/種族/汎用 [遭遇毎](特殊)アクション不要 使用者前提条件:使用者は種族的特徴“奈落の存在の末裔”を有していなければならない。トリガー:使用者が[酸]、[電撃]、[火]、[雷鳴]、[冷気]ダメージを受ける。 効果:使用者はこの遭遇の終了時、または再びこのパワーを使用するまで、(5+使用者のレベルの1/2)に等しい“トリガーとなったダメージ種別に対する抵抗”を得る。 特殊:11レベルの時点で、このパワーは1遭遇につき2回使用できるようになる。21レベルの時点で、このパワーは1遭遇につき3回使用できるようになる。 ソーマタージー 小奇跡 ティーフリング/種族/汎用 [無限回]✦[秘術]標準アクション 遠隔・5 効果:使用者は以下の効果のうち1つを発生させる。 ✦1分間、使用者の声を通常の3倍の音量に増幅する。 ✦1分間、炎を揺らめかせたり、パチパチと爆ぜさせたり、明るくしたり、薄暗くしたり、あるいは色を変えたりする。 ✦1分間、射程内の地面を無害な振動で震わせる。 ✦射程内の使用者が選んだ1マスを起点として、雷の轟音、カラスの鳴き声、あるいは不吉な囁きといった、一瞬の音を作り出す。 ✦射程内の鍵のかかってない扉や窓を、瞬間的に勢いよく開けたり、あるいはバタンと閉めたりする。 ✦1分間、使用者の両眼の外見を変化させる。 特殊:使用者はこのパワーの効果を同時に3つまで稼働させておくことができる。このパワーによって発生したものは決してダメージを与えず、武器や道具として用いることはできず、他のクリーチャーのアクションを妨げることもない。このパワーによって他のパワーと同じ効果を生じさせることはできない。 インスタント・フレンズ 即席の友情 ティーフリング/種族/汎用 [無限回]✦[秘術]、[魅了]標準アクション 遠隔・10必要条件:このパワーは戦闘遭遇以外の状況でしか使用できない。目標:クリーチャー1体 効果:目標は1回のセーヴィング・スローを行う。目標のレベルが使用者以上なら、このセーヴに+5ボーナスを得る。目標のレベルが使用者未満であるか、レベルを持たないなら、このセーヴには-5のペナルティを受ける。 このセーヴに成功した場合、このパワーの効果は即座に終了する。 セーヴに失敗した場合、目標は1d4時間の間、使用者に対して友好的になる。 使用者またはその味方が、目標または目標の味方を攻撃したなら、この効果は終了する。 後効果:目標は使用者が自分にこのパワーを使用したことに気づく。さらに、24時間の間、使用者のこのパワーに対する完全耐性を得る。 マイナー・イリュージョン 初級幻術 ティーフリング/種族/汎用 [無限回]✦[秘術]、[幻]標準アクション 遠隔・5 効果:使用者は射程内の1マスを起点として1分間の間持続する、1種類の音、あるいは1種類の映像のうち、どちらか1つを作り出す。この幻は使用者がこのパワーをもう1回使用するか、使用者が1回のマイナー・アクションとして終了させるまで持続する。 難易度(10+使用者のレベルの半分+使用者の“【知力】または【魅力】”修正値)の〈看破〉判定に成功したクリーチャーはこのパワーが発生させている音や映像が幻であると確信する。クリーチャーがそれを幻だと確信したならその幻はただのぼんやりとしたものとなる。 ✦音:使用者はささやき声ほどに小さな音から絶叫のように大きな音まで、好きな音を発生させる。使用者は任意の音を発生させることができる。その音は終了するまでずっと耐えずに続けることも、別のタイミングで不連続に鳴らすこともできる。 ✦映像:射程内の1マスに、中型サイズ以下の大きさの、1つの物体または1体のクリーチャーの幻が現れる。この幻は、音を立てることも、光や匂いを放つことも、その他いかなる感覚的な効果も作り出すことはない。この幻の防御値はすべて10である。クリーチャーは以下のいずれかの条件が満たされたなら、これが幻であると確信する。(1)この幻に攻撃がヒットする。(2)この幻に触る。(3)クリーチャーがこの幻を通過して移動する。 ディセプティヴ・ヴェイル 欺きの帳 ティーフリング/種族/汎用 [遭遇毎]✦[秘術]、[幻]マイナー・アクション 使用者 効果:使用者は自分自身および自分の衣服や装備を異なった外見に見せかけることができる。使用者はサイズ分類と大まかな体の形(注:手足の数や付き方など)が同一である任意のクリーチャーの姿に化けることができ、自分が出会ったことのある特定の人物に化けることもできる。使用者は化けた姿の能力や癖を身につけるわけではないし、変装した形態や装備の触感や音まで再現することはできない。たとえば、使用者がプレート・アーマーを身につけたドワーフのファイターの幻をまとったとする。使用者に触れた者は皆、使用者が実際にはプレート・アーマーを着用していないことに気がつくし、使用者は歩く際にガチャガチャギシギシと音を立てることはない。この幻は、1時間が経過するか、使用者がこのパワーをもう1回使用するか、使用者が1回のマイナー・アクションとして終了させるまで持続する。 使用者の変装を見破ろうとする者は使用者の〈はったり〉判定と対抗で〈看破〉判定を行う。使用者はこの〈はったり〉判定に+5のパワー・ボーナスを得る。 フローティング・ディスク 浮遊盤 ティーフリング/種族/汎用 [一日毎]✦[創造]、[秘術]、[力場]標準アクション 遠隔・5 効果:使用者は射程内の何ものにも占められていないマスに、直径3フィート厚さ1インチの水平な[力場]製の円盤を1つ作り出す。この円盤はその場所の地面から3フィートの高さに浮かび続け、最大で500ポンド(約230kg)までの重量を支えることができる。この円盤は24時間が経過するか、これを超える重量を載せるまで持続する。 使用者が円盤から5マスより離れて自分のターンを終了したなら、円盤は使用者に向かって、使用者の移動速度までの移動を行う。このとき、1マス移動するごとに使用者に近づかなければならない。 選択可能になるパワー ティーフリングのキャラクターは、クラス・パワーを得られるか、“すでに得ているクラス・パワーの使用回数を追加する”クラス特徴を得られる場合、“そのパワーを得ない”または“その特徴を取らない”ことにしてもよい。そうしたなら、代わりに同一レベル以下のティーフリングのパワーを得ることができる。 レベル交換:この記述は、君が示されたレベルかそれ以上のパワーまたはクラス特徴と交換した場合、このパワーがどのように変化するかを記している。君は同じ名前のパワーを2つの異なるレベルでもって修得することはできない。 レベル2の汎用パワー インヴィジビリティ・セルフ インヴィジビリティ・セルフ 自己不可視化 ティーフリング/汎用/2 [一日毎]✦[秘術]、[幻]標準アクション 使用者 効果:使用者は自分の次のターンの終了時まで不可視となる。使用者が攻撃を行った時点で、この効果は終了する。 維持・標準:この効果は使用者の次のターンの終了時まで持続する。 ダークネス 君が“アスモデウスの末裔”なら、君はティーフリングのパワーとしてダークネスを修得できる。 レベル5の一日毎攻撃パワー フレイム・ブレード フレイム・ブレード 炎の刃 ティーフリング/攻撃/5 [一日毎]✦[創造]、[火]、[秘術]標準アクション 遠隔・10 効果:使用者は射程内の何ものにも占められていないマスに炎の刃を1つ創造する。この刃は使用者の次のターンの終了時まで持続する。この刃は2マス以内のマスに“明るい”光を放つ。この刃に隣接して自分のターンを開始した、使用者以外のクリーチャーは皆、(1d4+“【知力】または【魅力】”修正値)の[火]ダメージを受ける。使用者は1回の移動アクションとしてこの刃を10マスまで移動させることができる。 この刃が出現した時、この刃は即座に以下の攻撃を行う。 目標:刃に隣接するクリーチャー1体 攻撃:“【知力】または【魅力】”対“反応”。使用者はこの攻撃ロールに+2ボーナスを得る。 レベル11:このボーナスは+4に増加する。 レベル21:このボーナスは+6に増加する。 ヒット:(1d10+“【知力】または【魅力】”修正値)の[火]ダメージ。 レベル15交換:(2d10+“【知力】または【魅力】”修正値)の[火]ダメージ。 レベル25交換:(3d10+“【知力】または【魅力】”修正値)の[火]ダメージ。 維持・マイナー:この刃は使用者の次のターンの終了時まで持続し、上記の攻撃を行う。 レベル6の汎用パワー ディテクト・ソウツ ディテクト・ソウツ 思考感知 ティーフリング/汎用/6 [一日毎]✦[秘術]標準アクション 使用者 効果:使用者は自分から5マス以内にいる、思考能力を持つクリーチャーの存在を感知する。ただし、これによって【知力】が3以下であるか、いかなる言語も話せないか、あるいは占術によって感知されないクリーチャーを感知することはできない。この効果が終了するまで、使用者はディテクト・ソウツの2次パワーを使用でき、加えて以下のアクションを行うことができる。 標準アクション:使用者は自分から見えているか、ディテクト・ソウツの効果によって感知しているクリーチャー1体に心の焦点を合わせる。それによって、そのクリーチャーの表層的な思考――その瞬間にそのクリーチャーの心を占めている物事を読み取ることができる。この効果が終了するまで、使用者はこのパワーの効果によって他のクリーチャーを感知できない。使用者は1回の標準アクションによってこのアクションの効果を終了させることができる。 維持・マイナー:この効果は使用者の次のターンの終了時まで持続する。 ディテクト・ソウツの2次パワー ティーフリング/汎用 [無限回]✦[秘術]標準アクション 近接範囲・噴射5必要条件:使用者のディテクト・ソウツの効果が持続していなければならない。目標:噴射内の、使用者がディテクト・ソウツの効果で心に焦点を合わせているクリーチャー1体攻撃:“【知力】または【魅力】”対“意志”。使用者はこの攻撃ロールに+2ボーナスを得る。 レベル11:このボーナスは+4に増加する。 レベル21:このボーナスは+6に増加する。 ヒット:使用者は目標が何かを考えているならその思考内容を知り、また、目標の感情や目標の心に大きくのしかかっている何か(たとえば心配事、愛する者、憎悪の対象など)を知る。 ミス:使用者のディテクト・ソウツの効果は即座に終了する。 効果:目標は使用者に心を探られていることに気づく。 身体的特徴 すべてのティーフリングはその血管を流れるフィーンド(魔物)の血が与える、不浄なる特徴を有している。 インファーナル・ティーフリング:地獄の住人の末裔たるインファーナル・ティーフリングの外見には、その証が現れている。最も数の多い“アスモデウスの子”らには大きな角があり、長さ4~5フィート(120~150cm)の太い尻尾がある(この尻尾でものをつかんだりすることはできない)。歯は鋭く尖っていて、眼球は黒、赤、白、銀、あるいは金一色の球体である。肌の色は人間と同様に多様だが、加えて血色の良い褐色から煉瓦色まで赤系の肌の者もいる。髪の色も、人間の間でよく見られる色に加えて、紺、赤、あるいは紫もある。それ以外の血統に属するインファーナル・ティーフリングにも、祖先のデヴィル(あるいはアーチデヴィル)の秩序とした性質を反映し、不浄な特徴がある程度の一貫性を持って現れる。 フェラル・ティーフリング:フェラル・ティーフリングの外見はほとんどヒューマンと変わらないが、それでもフィーンドを思わせる特徴を少なくとも1つは有している:小さな角(複数本である場合もある);牙または鋭い歯;二又に分かれた舌;猫のような目;鋭利な爪;山羊のような脚や蹄のある足;尻尾(爬虫類めいていたり、二又に分かれていたり、棘がある場合もある);革状または鱗状の皮膚;赤や暗い青色の肌;小さな翼;硫黄の臭い(あるいは血の臭いや腐臭)がする等。 普通、こうした特徴はそのティーフリングの血脈を誕生させた魔物の種類に何らかの形で遡れるものである。例えば、ラークシャサの子孫は、毛皮のような肌や猫のような目のいずれかの特徴を示すことが多い。デーモン・ロードのグラズズトの子孫であれば、炭のように真っ黒な肌、6本指の手を持つ。強力な神々の子孫はしばし、その祖先を示す独自の身体的特徴を有している。グラズズトの子孫ベシャバ女神の子孫は黒い枝角を有し、青白い髪を。マスク神の子孫は影がない、あるいは鏡に映らないことで知られている。 それでもまったく同じ外見的特徴を示す者は二人といない。たとえ祖先のフィーンドを同じくする者であるにも関わらず。ヒューマンと魔物の血の混血が分別のある定命の存在の規則に拘束されているのは稀であるし、その混血が個々のティーフリングに生じさせる多方面における柔軟性は不可思議で、奇妙な美しさからまったく恐ろしいものまで広範に渡っている。 普通、フィーンドの血筋は数世代に渡って薄くなる傾向がある。そして最後には、汚染は完全に潜在化する。しかしながら、極めて稀なケースでは、潜在化していた魔物の血筋が表に現れる。それによって、その他の点では特に異常のない2人の定命の存在がティーフリングの子どもを生む。しかし、フォーゴトン・レルムや“暁の戦”といった、“アスモデウスが神位に至った世界”においては“アスモデウスの子”からは常にアスモデウスの印を帯びた子どもが生まれる。 いずれのティーフリングもヒューマンと同じほどの年齢で成人となるが、寿命はより長く、160歳まで生きる者もいる。 コラム:フェイルーンのティーフリング ティーフリングはフィーンドの血を引くヒューマンだが、フェイルーンにおける彼らのほとんどは、1世紀前のアーチデヴィルのアスモデウスの計略によるつながりを共有している。 “呪文荒廃”の折り、アスモデウスはアズースの神気を奪い神の位に至った。続いて、アスモデウスと“トリル十三人衆”なるウォーロックの魔女団は、この世界にいるすべてのティーフリングに“アスモデウスの血”と呼ばれる呪いをかけ、彼らをアスモデウスの所有物にしようとした。これによって、フェイルーンのティーフリングのほとんどには、実際の血統に関係なく九層地獄の君主の“子孫”であることを示す印が刻まれ、“先祖”とされる存在に似た姿へと変化させられてしまったのである。この世界の他の種族の人々は、彼らのデヴィルに似た姿に狼狽し、すべてのティーフリングを疑惑の目で見るようになり、しばし敵意さえ向けるようになった。 しかしながら、一部の人々の疑念に反して、アスモデウスは彼の“子どもたち”に対して何の力も行使しておらず、ティーフリングは以前と変わらない自由意志――と我の強さ――を保ち続けていた。一部には“九層地獄”の諸侯に仕え、アスモデウスの企みに与することを選ぶ者もいたが、他の者たちは別のフィーンドの派閥に関わったり、あるいは下方次元界の政治から距離を置くようにしている。 アスモデウスの呪いを撒き散らした1世紀前の儀式以後も、他の魔物の血統に属するティーフリングはフェイルーンで生まれ続けている。しかし、かのアーチデヴィルの印を帯びた者たち(とその子孫)は依然としてフェイルーンのティーフリングという種族の中で圧倒的最多数を占め続けている。
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{「だが、人々がおまえをどう見るか知ることだろう、悪魔の子よ」 まるで冬の嵐のように冷たいその黒い瞳は、彼女の心の奥底を覗きこみ、彼の声に潜む唐突な深刻さは彼女を強く揺さぶった。 「やつらが言うことは何であるか?」彼は尋ねた。「第一に好奇心、第二に裏切り―」 「第三に呪い」彼女が引き継いで言い終えた。「あなたは私がこれまでそういったくだらない事を聞かなかったとでも思ってるのかしら?」 「知っているさ」彼女が睨み付けてきたときに、彼はそう付け加えた。「別におまえの心の奥底を見抜いているわけじゃないよ、お嬢さん。それはティーフリングすべてにのしかかる重荷なんだよ。ある者はそれに押し潰され、ある者は首に石臼を繋がれて束縛され、またある者はそれを大いに楽しんでいるのさ。」彼は再び頭をもたげ、その瞳に邪悪な輝きを湛えて彼女をねめ回していた。「おまえも戦うだろう?小さな山猫よ、私は賭けてもいいよ。ちょっとした嫌がらせや中傷の言葉のひとつひとつがおまえの爪を鋭くしていくのさ。」} ―エリン・M・エヴァンズ、『Brimstone Angels』 凝視とひそひそとした囁きで応じられ、通りでは暴力と侮辱の言葉を被り、あらゆる者の目に不信と恐怖を見る:ティーフリングが頻繁に遭遇する事柄である。そして嫌な思いではあるが、ティーフリングはこれが彼らの血に流れるアスモデウス―九層地獄の大君主―の精髄を注入するという何世代も前に行われた契約に由来するものであることを知っている。彼らの外見とその性質は彼らの過失によるものではないが、古代の罪の結果であり、それは彼らと彼らの子供と、彼らのそのまた子供にまで常に責任が負わされるものである。 ▼しぶしぶの受容 人々はティーフリングを疑う傾向があり、彼らの地獄譲りの血筋が単にその外見にだけではなく、彼らの性格や道徳観念にまで残されていると考える。店にティーフリングが入ってくると商店主は商品をじっと見張り続け、町の衛兵はしばらくの間ティーフリングの後をつけ回し、民衆煽動家は奇妙な出来事をティーフリングのせいにして避難する。しかし現実には、ティーフリングの血筋は彼や彼女の性格に対してそれほど大きな影響を与えていない。長年に渡って不信を受け続ける事は、大部分のティーフリングにその印を残しており、彼らはさまざまに異なる方向でそれに対応している。ある者はその意地の悪い固定観念に従って生きることを選び、また別の者は高潔に生きようとする。大部分の者は人々が彼らにどのように応対するのかについて非常に良く知っている。青春期を通してこの不信に対処した後、しばしばティーフリングは魅了や威圧によって偏見を克服する能力を上達させている。 地獄譲りの血筋 ティーフリングは人間の血筋から派生しており、もっとも広範な感覚では、彼らはなお人間のように見える。しかしながら、彼らの地獄譲りの系譜は彼らの外見にはっきりと示されている。ディーフリングはさまざまな形状の何らかの大きな角を持っている:ある者は雄羊のようなくるっと巻いた角を、別の者はガゼルのようにまっすぐで長い角を、また別の者はアンテロープの角のような上に向かって巻いているものを持つ。彼らは4~5フィートほどの太い尻尾を持ち、不調であったり、いらいらしているときには激しく動かしたり、自身の足に巻きつけたりする。彼らの犬歯は鋭く尖っており、その目は一体色―黒、赤、白、銀、あるいは金―で、見た目に分かる白目や黒目を持たない。彼らの皮膚は人間の体色の幅のあらゆるものがありうるが、同時にさまざまな赤みがかった色もありうる。彼らの髪は、その角の後ろから流れ落ちるように生え、通常は黒か茶色から暗赤色や青色、紫色といった暗い色合いである。 独立独歩で疑り深い ティーフリングは大体の場合は人間の都市や町において、しばしばそうした場所でも最も過酷な街区で姿を見られる小規模なマイノリティ集団であり、そうした場所において彼らは詐欺師、泥棒、あるいは犯罪王などになる。ときに、彼らはもっと敬意をもって扱ってもらえる小規模な領域に住む他のマイノリティ集団と共に生活していることもある。 故郷を持たないティーフリングは、この世界で自らの力で生きていかなければならず、生き延びるためには強くあらねばならないことを知っている。彼らは友人になろうと言ってくる相手を容易には信用しないが、ティーフリングの仲間が彼あるいは彼女を信用していることを実証して見せるなら、ティーフリングは同じ信頼を彼らに与えることを学ぶ。そしていったんティーフリングが誰かにその忠誠を与えたなら、そのティーフリングは生涯に渡る絶対的な友人や味方となる。 ティーフリングの名前 ティーフリングの名前は大きく3つの分類に分けられる。他の文化圏で生まれたティーフリングは、一般的にその文化を反映した名前を付けられる。一部の者は世代を通して受け継がれてきた地獄の言語に由来する名前を持つ。そして一部のより若いティーフリングは、世界における居場所を探そうと奮闘し、ある徳目や他の概念を表す名前を付けて、自らその概念の体現者たらんとしている。ある者にとっては、選ばれし名前は高貴なる探索行であり、また別の者にとってはおぞましい宿命である。 男性の地獄名: アクメノス、アムノン、バラカス、ダマコス、エケモン、イアドス、カイロン、リュシス、メレク、モルダイ、モルソス、ペレイオス、スカモス、セライ 女性の地獄名: アクタ、アナキス、ブライセイス、クリエラ、ダメイア、イア、カリスタ、レリッサ、マカリア、ネメイア、オリアンナ、フェレイア、リエタ “徳目”の名前: アート、キャリオン、チャント、クリード、ディスペア、エクセレンス、フィアー、グローリィ、ホープ、アイディール、ミュージック、ノーウェア、オープン、ポエトリィ、クエスト、ランダム、リヴェランス、ソロウ、テメリティ、トーメント、ウェアリィ ティーフリングの種族特徴 ティーフリングは彼らの地獄の血統の結果生じたいくつかの種族特徴を共有する。 能力値上昇: 君の【知力】の値は1上昇し、【魅力】は2上昇する。 年齢: ティーフリングは人間と同じ割合で成長するが、若干長く生きる。 属性: ティーフリングは生まれつき悪の傾向がある訳ではないが、彼らの多くが最終的にはそうなる。悪であるかどうかに関わらず、独立心ある性質によって多くのティーフリングが混沌属性に向かう傾向がある。 サイズ: ティーフリングは人間と同じサイズと体格である。君のサイズは中型である。 移動速度: 君の基本歩行移動速度は30フィートである。 暗視(Darkvision): 地獄の血統のおかげで、君は暗闇や薄暗い光の環境下で優れた視力を持つ。君は60フィート以内の薄暗い光の中をあたかも明るい光の中であるように、また暗闇の中を薄暗い光の中であるかのように見通すことができる。暗闇の中の色を識別することはできず、ただ灰色の濃淡しか識別できない。 地獄譲りの抵抗(Hellish Resistance): 君は[火]ダメージに対する抵抗を持つ。 地獄の遺産(Infernal Legacy): 君はソーマタージーの初級魔法を修得している。3レベルに達すると、1日1回、2レベル呪文としてヘリッシュ・リブーク呪文を発動できる。5レベルに達すると、1日1回、ダークネス呪文を発動することもできるようになる。これらの呪文について君の呪文発動能力は【魅力】である。ここでの1日1回の意味は、この特徴でこれらの呪文を発動するには大休憩を取り終えなければならない事を意味している。 言語: 君は共通語と地獄語を話し、読み、書くことができる。 出典:『Player s Handbook』 ティーフリングの変種 すべてのティーフリングがアスモデウスの血筋である訳ではないため、一部の者は『Player’s Handbook』にある者たちとは異なる特徴を有する。ダンジョン・マスターは君のティーフリング・キャラクター用に下記の変種を許可してくれるかもしれないが、 デヴィルズ・タン、ヘルファイア、そしてウィングドは互いに排他的である(訳注:重複しない)。 外見(Appearance) 君のティーフリングは他のティーフリングとは違った外見をしている。『Player’s Handbook』に説明されている肉体的特徴を持つ代わりに、下記の特徴の内1d4+1個を選択すること: 小さな角; 牙か鋭い歯; 二又に分かれた舌; 猫のような目; それぞれの手に6本の指; 山羊のような脚; 割れた蹄; 二又に分かれた尻尾; 革のような肌か鱗のある肌; 赤色か深い青色の肌; 影がないあるいは鏡に映らない; 硫黄の臭いを発散する。 ウィングド(Winged/翼) 君は肩甲骨からバット(コウモリ)のような翼を生やしている。君は30フィートの飛行移動速度を持つ。この特徴は“地獄の遺産”の特徴と置き換わるものである。 デヴィルズ・タン(Devil’s Tongue/悪魔の舌) 君はヴィシャス・モッカリィの初級魔法を修得する。3レベルに達すると、君はこの特徴によって1回2レベル呪文としてチャーム・パースン呪文を発動できる。5レベルに達すると、君はこの特徴によって1回エンスロール呪文を発動できる。この特徴を再び1回これらの呪文を発動できるようになるためには、君は大休憩を取り終えなければならない。これらに関して君の呪文発動能力は【魅力】である。この特徴は“地獄の遺産”と置き換わるものである。 フェラル(Feral/獰猛) 君の【知力】の値は1上昇し、【敏捷力】の値は2上昇する。この特徴は“能力値上昇”の特徴と置き換わるものである。 ヘルファイア(Hellfire/地獄の火) 君が3レベルに達すると、君は1日1回、2レベル呪文としてバーニング・ハンズ呪文を発動できる。この特徴は“地獄の遺産”の特徴のヘリッシュ・リブーク呪文と置き換わるものである。 出典:『Sword Coast Adventurer s Guide』
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「Player s Handbook Races Tieflings」収録特技 (※ 効果テキストは、原文テキストをそのまま置き換えているというわけではありません) 英雄級 トゥラス式武器訓練/Turathi Weapon Training 前提条件:ティーフリング 効果:以下の武器に習熟し、その武器によるダメージロールに+2の特技ボーナスを得る。コペシュ、スカージ、シックル、サイズ、シミター、ファルシオン。このボーナスは11LVで+3、21LVで+4に増加する。 伝説級 ベルの約定されし勝利/Bel s Impending Victory 前提条件:11LV、ティーフリング 効果:君が重傷の敵1体にヒットを与えたならば、君の味方は、君の次のターンが終了するまで、その敵に対する攻撃ロールに+1のボーナスを得る。 ディスパテルの鉄なる規律/Dispater s Iron Discipline 前提条件:11LV、ティーフリング 効果:意思防御値に+2の特技ボーナス。加えて、君は気絶状態、支配状態、幻惑状態を終了させるためのセーヴィング・スローに、【魅力】修正値または【知力】修正値に等しいボーナスを得る。 マモンの精髄盗み/Mammon s Theft of Health 前提条件:11LV、ティーフリング 効果:君が底力を使用する時、5マス以内の味方1体に回復力1を失わせることを選んでも良い。そうしたのなら、君は追加で回復値に等しいHPを回復する(訳注:つまり回復量が2倍になる)。 ベリアルの秘蹟/Secrets of Belial 前提条件:11LV、ティーフリング 効果:君が取得していないクラス1つを選択する。取得済みの汎用パワー1つを、選択したクラスの汎用パワー1つと入れ替える。ただし、入れ替えるパワーのレベルは入れ替え元のパワーのレベル以下である必要がある。 レヴィストスの凍れる血/Blood of Levistus 前提条件:11LV、ティーフリング 効果:君は[冷気]ダメージに対して。「5+君のレベルの半分」に等しい抵抗を得る。さらに、[冷気]キーワードを持つ攻撃のダメージに+3の特技ボーナスを得る。 グラシアの魅惑する囁き/Glasya s Charming Words 前提条件:11LV、ティーフリング 効果:君は、[魅了]キーワードを有する攻撃ロールに+1の特技ボーナスを得る。また、[魅了]キーワードを有する攻撃をクリティカル・ヒットさせたなら、目標は君の次のターンが終了するまで支配状態となる。 バールゼブルの危険な賭け/Baalzrbul s Desperate Gambit 前提条件:11LV、ティーフリング 効果:君がその遭遇において最初に重傷となった時、君に隣接する敵の数をボーナスとしたセーヴィング・スローを行う。成功したなら、回復力1を消費できる。失敗したなら、回復力1を失う。 メフィストフェレスの地獄の業火/Hellfire of Mephistopheles 前提条件:11LV、ティーフリング 効果:君が[火]に抵抗を持つ敵に攻撃をヒットさせたなら、攻撃を解決した後でその抵抗を5点減少させる。この効果は遭遇の終了時まで続く。もし、敵が[火]に抵抗を有していない(または抵抗の値が0以下になった)ならば、抵抗を減少させる代わりに[火]への脆弱性5を与える。 ※アップデートで脆弱性は与えられなくなりました。南無! 神話級 アスモデウスの勅令/Royal Command of Asmodeus 前提条件:21LV、ティーフリング 効果:君が敵を気絶状態にした時、気絶状態にする代わりに、支配状態にすることを選択できる。持続時間は元々の効果に準ずる。
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深紅の軍団(クリムゾン・レギオン) 深紅の軍団(クリムゾン・レギオン)の戦士たちはアスモデウスを信奉し、悪魔と契約を結んだパラディン/ウォーロックであった。彼らの使う秘術と信仰、双方の魔法のコンビネーションは、敵対する者たちを恐怖させた。 こんにち、深紅の軍団の伝統は伝わってはいるものの、その性質は転向し変化している。契約にもかかわらず、彼らの帝国(訳注:ヴァイル=トゥラスを指すと思われる)にアスモデウスが背を向けたと信じている生存者たちだ。それゆえ、深紅の軍団の戦士たちは未だ悪魔の力を借りる地獄の契約に参入してはいるが、今やアスモデウスを討たんとする他の神々の友となった。悪魔の力を悪魔そのものを討つべくふるい、失われた帝国の復讐を為さんとしているのである。 深紅の軍団のメンバーの多くは、コード、アイウーン、バハムートを信仰している。だが彼らが、アスモデウスの信奉者たちに対する輝かしい戦績にも関わらず、地獄に由来する秘術の力を用いるため疑惑の目で見られている事も、また事実である。 深紅の軍団兵(クリムゾン・レギオネア) 前提条件:パラディン、ウォーロック 効果:あなたが、あなたの“ウォーロックの呪い”にかかっている目標に対し、パラディンまたはその伝説の道に属する攻撃パワーで攻撃した場合、ダメージに+2のボーナスを得る。 深紅の炎(クリムゾン・ファイア) 前提条件:パラディン、ウォーロック、ディヴァイン・チャレンジのパワー 効果:あなたの“ウォーロックの呪い”にかかっている目標が、あなたのディヴァイン・チャレンジによってマークされている場合、“ウォーロックの呪い”のダメージはd10となる。 ウォーロックの怒り(ウォーロックズ・ラス) 前提条件:ティーフリング、ウォーロック 効果:あなたの“ウォーロックの呪い”のダメージはd8となる。さらに、あなたのインファーナル・ラスはウォーロックズ・ラスに置き換わる。 ウォーロックズ・ラス/ウォーロックの怒り種族パワー(遭遇毎)、[秘術][火] マイナーアクション 目標:使用者のみ 効果:使用者のいるマスの周りを炎の輪が覆う。使用者の次のターンの終了時まで、全ての防御値に【魅力】修正値分のボーナスを得た上、使用者を攻撃する全ての敵は、使用者のレベルの半分+【知力】修正値の[火]ダメージを受ける。 深紅の軍団の怒り(ラス・オブ・ザ・クリムゾン・レギオン) 前提条件:ティーフリング、パラディン 効果:あなたは近接基礎攻撃をする際、攻撃およびダメージロールに【筋力】ではなく【魅力】を使用できる。さらに、あなたのインファーナル・ラスはパラディンズ・ラスに置き換わる。 パラディンズ・ラス/パラディンの怒り種族パワー(遭遇毎)、[信仰] マイナーアクション 近接爆発5 目標:爆発内の敵 効果:目標は、使用者の次のターンが終了するまで、使用者の「信仰の供犠」の対象となる。 血冠の廷臣(ブラッド・クラウンド・コーティア) ヴァイル=トゥラス帝国の名家では、アスモデウスによって監督者ならびにアドバイザーとして送り込まれたデヴィルを、家族の一員として迎え入れる事がしばしば行われていたという。ティーフリングとデヴィルのハーフである英才たちは、戦技、秘術魔法、信仰の祈祷のどれにも優れた才能を示したため、帝国のどこへ行っても特別待遇を受けていた。増強された悪魔の血によって、彼らは帝国の内外で、その敵に対し恐るべき力をふるった。 そのような英才は血冠の廷臣(ブラッド・クラウンド・コーティア)と呼ばれ、それぞれ固有の特権を授与されていた。出身の家系が下級でも、また追放されていたとしても、血の力を示す事が出来れば本来の家系からは及びもつかないほど高い地位に到達することが可能であったのだ。以下に示す特技は、祝福されし廷臣たちの力の一部を伝えるものである。 悪鬼の魂(ディアボリック・ソウル) 前提条件:ティーフリング 効果:あなたがクリティカル・ヒットを受けたなら、その遭遇の終了まで、クリティカル・ヒットを与えた敵に対する攻撃ロールに+2の特技ボーナスを得る。さらに、あなたのインファーナル・ラスはディアボリック・トランスフォーメーションに置き換わる。 ディアボリック・トランスフォーメーション/悪鬼変化種族パワー(一日毎)、[変身] マイナーアクション 目標:使用者のみ 効果:使用者は、この遭遇の終了時まで悪鬼の如き姿へと変化する。この姿で居る間、使用者は再生2を得、[火]への抵抗は5増加し、ダメージロールに+2され、“手負い狩り”の種族特徴によるボーナスは+2になる。11LVで再生4、21LVで再生6に増加する。特殊:この姿でいる間、1遭遇に1回、ブラック・ラス・オブ・ヘルのパワーを使用できる。 ブラック・ラス・オブ・ヘル/地獄の黒き怒り種族パワー(遭遇毎) フリーアクション 目標:使用者のみ トリガー:使用者が一体の敵にヒットを与える 効果:この攻撃は1d10の追加ダメージを与え、さらに目標は使用者に対する攻撃に使用者の【知力】か【魅力】の修正値のうち、高い方に等しいペナルティを受ける(セーヴ・終了)。この追加ダメージは11LVで2d10、21LVで3d10に増加する。 荒れ狂う収奪(フュリアス・デマンド) 前提条件:2LV、ティーフリング 効果:あなたはフュリアス・デマンドの特技パワーを得る。2LV以上の汎用パワーをフュリアス・デマンドに置き換えること。さらに、あなたは<威圧>に+2の特技ボーナスを得る。 フュリアス・デマンド/荒れ狂う収奪特技パワー(一日毎) フリーアクション 目標:下記参照 トリガー:使用者が一体の敵にヒットを与える、または<威圧>ロールに成功する 効果:使用者はこの遭遇の終了時まで<威圧>に+2のボーナスを得る。さらに、目標は使用者への攻撃に、使用者の【魅力】修正値に等しいペナルティを負う(セーブ・終了)。後効果:目標は自身の次のターンが終了するまで、使用者への攻撃に、使用者の【魅力】修正値に等しいペナルティを負う。 地獄流の守り(ヘリッシュ・ディフェンス) 前提条件:ティーフリング、インファーナル・ラスの種族パワー 効果:あなたがインファーナル・ラスを使用したなら、その目標は自身の次のターンが終了するまで、あなたを攻撃する度にあなたの仲間からの機会攻撃を誘発する。 帝国万歳(インペリアス・マジェスティ) 前提条件:ティーフリング 効果:あなたはイニシアティブ・チェックにおいて、【敏捷力】修正値のかわりに【魅力】修正値を用いる事が出来る。あなたが、その遭遇においてまだ行動していない敵に命中を与えたなら、その敵はあなたの次のターンが終了するまで、あなたに対する攻撃にあなたの【魅力】修正値に等しいペナルティを負う。 漆黒の学院(ブラック・アカデミー) ヴァイル・トゥラスがアスモデウスと手を結んだ時、帝国の秘術学院は、火と恐怖の魔法を織り上げ操る最良の方法を、悪魔から学んだ。漆黒の学院は、それらの学院の中でも最も権威ある1つであり、卒業生は、その卓越した秘術のわざでもって世界中で恐れられていた。 業火の魔術師(ヘルファイア・アルカニスト) 前提条件:ティーフリング、ウィザード 効果:あなたは[火]のキーワードを持つパワーによる攻撃に+2の特技ボーナスを得る。加えて、あなたが[恐怖]のパワーによって対象を強制移動させた場合、移動距離に+2する。 これらのボーナスは、11LVで+3、21LVで+4に増加する。 業火を操るもの(ヘルファイア・マスター) 前提条件:ティーフリング、ウィザード 効果:あなたの[火]のパワーによって発生する効果へのセーヴィング・スローに成功した敵は、5+あなたの【魅力】修正値に等しい[火]ダメージを受ける。 恐怖を統べしもの(ヘルファイア・テラー・ロード) 前提条件:ティーフリング、ウィザード 効果:あなたの[恐怖]のパワーによって発生する効果へのセーヴィング・スローに成功した敵は、倒れて布施状態になる。 ウィザードの怒り(ウィザーズ・ラス) 前提条件:ティーフリング、ウィザード 効果:あなたは、重傷の敵の持つ火への抵抗または完全耐性を無視する。さらに、あなたのインファーナル・ラスはウィザーズ・ラスに置き換わる。 ウィザーズ・ラス/ウィザードの怒り種族パワー(遭遇毎)、[秘術][区域] マイナーアクション 遠隔爆発1、10マス以内 効果:爆発内に、使用者の次のターンの終了時まで持続する秘術のエネルギーに満ちた区域を作りだす。使用者は区域内の敵に対し戦術的優位を得るとともに、対象の抵抗または完全耐性を無視する。
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Abyssal Tiefling アビサル・ティーフリングはその血筋をアビスのデーモンへと辿ることができる者たちであり、他の地域では非常に珍しいのだが、アメディオ・ジャングル周辺では頻繁に見かける。 おそらくは遥かな昔、この地域を支配していたオーマン人の部族の中にデーモン崇拝に堕落した部族が存在していたことと関係があるのであろう。 アビサル・ティーフリングの種族特徴 すべてのアビサル・ティーフリングは彼らの血筋をアビスのデーモンへと辿る事ができる。これらのティーフリングは下記の追加の特徴を持つ。 能力値上昇 君の【魅力】の値は2上昇し、【耐久力】の値は1上昇する。 年齢 ティーフリングは人間と同じ割合で成長するが、若干長く生きる。 属性 ティーフリングは生まれつき悪の傾向がある訳ではないが、彼らの多くが最終的にはそうなる。悪であるかどうかに関わらず、独立心ある性質によって多くのティーフリングが混沌属性に向かう傾向がある。 サイズ ティーフリングは人間と同じサイズと体格である。君のサイズは中型である。 移動速度 君の基本歩行移動速度は30フィートである。 暗視/Darkvision 地獄の血統のおかげで、君は暗闇や薄暗い光の環境下で優れた視力を持つ。君は60フィート以内の薄暗い光の中をあたかも明るい光の中であるように、また暗闇の中を薄暗い光の中であるかのように見通すことができる。暗闇の中の色を識別することはできず、ただ灰色の濃淡しか識別できない。 奈落の秘術/Abyssal Arcana 君が大休憩と取り終える毎に、君は短いリストからランダムに決定される初級魔法と呪文を発動する能力を獲得する。1レベル時、君は1つの初級魔法を発動できる。君が3レベルに達すると、同時に1レベル呪文1つをも発動することができるようになる。5レベル時、君は2レベル呪文1つを発動できる。 君はこの特徴から獲得した1つの呪文を、次の大休憩を取り終えるまでに1回だけ発動することができる。君はこの特徴から獲得した初級魔法を、通常通りに回数無制限で発動できる。2レベル以上の呪文スロットを使って発動するとその効果が変化する1レベル呪文については、君はあたかも2レベルのスロットを使ったかのようにその呪文を発動する。2レベルの呪文は2レベルのスロットを使ったかのように発動される。 それぞれの大休憩の終了時、君はこの特徴によって先に与えられた初級魔法と呪文は、たとえ君がそれらを発動していなかったとしても、失われる。君は「表;奈落の秘術呪文」で新しいものについてロールして初級魔法と呪文を置き換える。それぞれの初級魔法と呪文について個別にロールすること。もし君が前回の大休憩の終了時に獲得したのと同じ呪文や初級魔法をロールしたなら、異なる結果が得られるまで再ロールする。 表:奈落の秘術呪文 d6 1レベル 3レベル 5レベル 1 ダンシング・ライツ バーニング・ハンズ オルター・セルフ 2 トゥルー・ストライク チャーム・パースン ダークネス 3 ライト マジック・ミサイル インヴィジビリティ 4 メッセージ キュア・ウーンズ レヴィテート 5 スペアー・ザ・ダイイング ターシャズ・ヒディアス・ラフター ミラー・イメージ 6 プレスティディジテイション サンダーウェイヴ スパイダー・クライム 奈落の頑健性/Abyssal Fortitude 君のヒット・ポイント最大値は君のレベルの半分(最低でも1)だけ上昇する。 言語/Languages 君は奈落語を話し、読み、書くことができる。 Unearthed Arcana「古の黒魔法」(2015/12/7)に戻る
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ティーフリング Tieflings 定命のものであると同時に、ティーフリングは人間とフィーンドの子孫である。異世界の血と特徴を掛け合わせたティーフリングは反動的な恐怖心から、しばしば敬遠され忌み嫌われる。ほとんどのティーフリングは自らの魔物の血の源のことを知らず、過去の世代において発生した呪われた交合のことも知らない。その汚名は長く残る上に根強いものだ。強力だが望まれない事もある恩恵として、生まれたときから現れ、あるいは人生の中で遅れて発現する。その不浄なる外見とこの世ならぬ起源にもかかわらず、ティーフリングは自らの運命を選ぶ人間のような力がある。自らの闇の出自を受け入れ不浄なる力の側につくものが多いながらも、自らの闇への偏愛を拒むものもいる。その血に流れる力はそれぞれのティーフリングに怒りや破壊、報復のような感情を呼び起こす。しかしサキュバスの落とし子でさえ聖人になることができ、ピット・フィーンドの孫でさえ思いも寄らない英雄になることができるのだ。 身体的特徴:全く同じ姿のティーフリングは二人といない。その血管を流れる不浄なる血は一貫性がなく、数々の不浄なる特徴を与え、露わにする。小さな角に棘のある尾、そしてオッド・アイを持つ人間に似た姿をしたティーフリングもいれば、牙の伸びた口と小さな翼、爪を持つものもおり、絶えず血の臭いと腐臭、硫黄の臭いを漂わせているものもいる。概して、こうした特質はそのティーフリングの血脈を誕生させた魔物の種類に何らかの形で遡れるものであるが、それでさえ人間と魔物の血の混血が分別のある定命の者の規則に拘束されているのは稀であるし、その混血がティーフリング内に生じさせる多方面における柔軟性は不可思議で、奇妙な美しさから全く恐ろしいものまで広範に渡っている。 社会:物質界のティーフリングは自らの居住区や組織を作ることはほとんどない。その代わりに彼らは出身地や住むことにした場所の外れに住む。ほとんどの社会はティーフリングを異形のものや呪われた存在であると見なす。しかし招来されたフィーンドとの交流が頻繁な文化や、特にデーモン、デヴィル、その他の悪の来訪者を奉じることが公式に認められていたり強制的に行われている文化では、ティーフリングはずっと人口が多く認められた存在だ。場合によってはその不浄なる主の祝福を受けたものとして憧れを抱かれることさえある。 ティーフリングは滅多に他のティーフリングを見ることがない。それ故に彼らは普通、人間の両親の文化や形式を単に身につける。他の次元界では、ティーフリングは自らの種族の小集団を形成する。しかしそのような小集団は仲のよいものであることはほとんどない――ティーフリングの外見や考え方にはあまりに多様性があり、種族の一員同士が持って生まれたものを理由に衝突する。そして日和見主義で不正を働くものだけが有利になる、変わり続ける階層社会の中でグループや派閥が形成される。一般的な血筋のものや、その生得的な、自己本位で、天邪鬼で、邪悪である生まれつきの性質から来る世界観と決別したものだけが、自らの種族のものたちの間で真実の許容、友誼、そして合意を目指せる。 種族関係:ティーフリングは他のほとんどの種族によるかなりの量の先入観に直面する。ティーフリングはフィーンドの落とし子や悪の種、モンスター、世界にかけられた継続中の呪いと見られている。文明的な種族はあまりにも頻繁に彼らを遠ざけ過小評価するが、より非道な者たちは受容を強要されるか脅されない限り単純に彼らを恐れ排斥する。しかしハーフエルフ、ハーフリング、フェッチリング、そして奇妙なことにアアシマールは、彼らをあまりにも多く拒否され生まれのためにほとんどの社会に合わない同種のものなのだと考えることが多い。ティーフリングが本質的な悪であるという世間一般で言われる思い込みは――おそらく言われのないことだが――物質界にあるほとんどの文化に合わせていくことを難しくしている。大都市や次元界の影響を受けた国はその例外である。 属性と宗教:その悪魔の血筋や偏見という陰湿な影響にもかかわらず、ティーフリングはいかなる属性にでもなりうる。彼らの多くは彼らの精神から現れる暗い欲望の餌食になり、内側で囁く邪悪の誘惑に囚われるが、善行をなすことで、断固として自らの出自に抗い、能動的に悪の誘惑や他人が示す負の先入観と戦う者もいる。しかしほとんどのものは単純に世界の中における自分自身の道を見つけるために努力している。ただ、その際には極めて道徳心がなく中立な見方を採用することが多い。多くのクリーチャーはティーフリングがデヴィルとデーモンを信仰していると信じているが、彼らの信仰観はその肉体の姿と同じように様々である。ティーフリング個人個人は様々な神格を信仰している。彼らはみんなと一緒の信仰を避けることが多い。全てのティーフリングの心に現れる闇で囁くものに傾倒するものは、強力なフィーンドに仕える。 冒険者:彼らが家と呼ぶ定命のものの社会で、ティーフリングが平等であることはほとんどない。逃げ道として冒険者の生き方に心引かれ、彼らは自分たちにとってましな生活を望む。自らの血の汚れから解き放たれ、自らを恐れ忌避する世界を罰するために。ティーフリングは腕のいいローグ、強力なウィザードやメイガス、そして特にその潜在力を持つ血が力を与えることで、力あるソーサラーになることができる。自らの内にある悪に圧倒されたものは、しばしば不浄な力の強力なクレリックとなる。 男性名:ヴォレン、サルヴィン、ショレモス、ゾレン、テメリス、デリサル、バル、マルドレク、モロス。 女性名:アリズサー、インドランナ、カシドラ、キラッラ、ニシャ、メリサン、モルドレン。 ティーフリングの種族特性 Tiefling Racial Traits +2【敏捷力】、+2【知力】、-2【魅力】:ティーフリングは、身軽で頭脳明晰だが、本質的に奇妙な存在に見える。 原住の来訪者:ティーフリングは(原住)の副種別を持つ来訪者である。 中型:ティーフリングは中型クリーチャーであり、サイズによるボーナスもペナルティも受けない。 普通の移動速度:ティーフリングは30フィートの基本移動速度を持つ。 暗視:ティーフリングは最大60フィートまでの暗闇を見通せる。 得意技能:ティーフリングは〈隠密〉および〈はったり〉判定に+2種族ボーナスを得る。 擬似呪文能力:ティーフリングは1日1回ダークネスを擬似呪文能力として使用することができる。術者レベルは、ティーフリングのクラス・レベルと等しい。 魔物の抵抗:ティーフリングは[雷撃]、[火炎]、[氷雪]に対する抵抗5を持つ。 魔物の魔術:奈落の者または地獄の者の血脈を持つティーフリングのソーサラーは、全てのソーサラーの能力に関して、【魅力】が2高いものとして扱う。 言語:ティーフリングはプレイ開始時に共通語と奈落語か地獄語のいずれかを修得している。高い【知力】を持つティーフリングは、以下から追加の言語を選択できる:エルフ語、オーク語、ゴブリン語、地獄語、ドワーフ語、奈落語、ノーム語、ハーフリング語、竜語。 代替種族特性 Alternate Racial Traits 既存のティーフリングの種族特性の代わりに以下の種族特性を選択してもよい。この新しいオプションのいずれかを選択する前に、君のGMに相談をすること。 愉快な嘘つき/Beguiling Liar:多くのティーフリングは、聞き手が聞きたいことを伝えて世渡りをすることが最適な手段であると見なしている。このようなティーフリングは嘘をいつも口にしている。それにより彼らは、嘘をついた時にそれを真実だと思い込ませるために行う〈はったり〉判定に+4の種族ボーナスを得る。この種族特性は得意技能と置き換える。 魔物の疾走/Fiendish Sprinter:人間よりもはるかに獣じみた足を持つティーフリングもいる。その足は爪を伸ばした肉食獣を彷彿とさせているか、その種族では一般的な割れた蹄を持っている。この特性を持つティーフリングは突撃や疾走、撤退アクションを行う際、その移動速度に10フィートの種族ボーナスを得る。この種族特性は得意技能と置き換える。 口か爪/Maw or Claw:その不浄なる祖先の獣の特性を、より強く受け継いだティーフリングもいる。そうしたティーフリングは力強い歯でいっぱいの大口か、危険な爪を示す。ティーフリングは1d6ポイントのダメージを与える噛みつき攻撃か、それぞれ1d4ポイントのダメージを与える2回の爪攻撃のいずれかを選択して獲得することができる。これらの攻撃は主要肉体攻撃として扱う。この種族特性は擬似呪文種族特性と置き換える。 物掴む尾/Prehensile Tail:多くのティーフリングは尻尾を持つが、長く自在に操ることのできる尻尾でアイテムを運ぶことさえできるものもいる。尻尾を使って武器を持つことはできないものの、彼らは即行アクションとして尻尾を用い、自身が持ち運ぶ小さな収納されたアイテム1つを掴むことができる。この種族特性は魔物の魔術と置き換える。 鱗の肌/Scaled Skin:これらのティーフリングの肌はエネルギー抵抗を持つ上、鎧のように固い。[雷撃]、[火炎]、[氷雪]からエネルギー種別を1つ選択すること。この特性を持つティーフリングは、選択したエネルギー種別に対する抵抗5を得る。加えて、ACに+1の外皮ボーナスを得る。この種族特性は魔物の抵抗と置き換える。 魂を見るもの/Soul Seer:ごく稀にクリーチャーの魂を見ることのできる特別な視界を持つティーフリングがいる。彼らは擬似呪文能力としてデスウォッチを回数無制限で使用することができる。この種族特性は擬似呪文能力と魔物の魔術と置き換える。 退化した翼/Vestigial Wings:魔物の祖先を模倣するかのように、普通より小さかったり、干からびたり、発育不全の翼を持つティーフリングもいる。蝙蝠のような皮膜を持つ翼であることもあれば、黒や赤、紫の羽毛でまばらに覆われていることもある。ほとんどないことだが、もっと異様な姿を取ることさえある。このような翼は実際に飛行することができるほどの揚力を与えることはできないが、他の方法で飛行した際にその手助けをする力は十分にある。これにより〈飛行〉技能判定に+4の種族ボーナスを得る。この種族特性は得意技能と置き換える。 適性クラス・オプション Favored Class Options 以下のオプションは記載の適性クラスを有するティーフリングに適用可能であり、特に断りのない限り、ボーナスは適性クラスの特典を選択するたびに適用される。 アルケミスト:アルケミストの爆弾のダメージに+1/2を加える。 インクィジター:〈威圧〉判定およびクリーチャーを識別する〈知識〉判定に+1/2のボーナスを得る。 ウィザード:通常であれば1日あたり3+ウィザードの【知力】修正値分の回数を使用可能な1レベル時の秘術系統能力を選択する。このウィザードはこの秘術系統能力の1日毎の使用回数に+1/2回を加える。 ウィッチ:ウィッチの使い魔は[雷撃]、[火炎]、[氷雪]のいずれかに対する抵抗1を得る。ウィッチがこのボーナスを選択するたびに、これらのエネルギー種別から1つを選択して使い魔の抵抗を1増加させる(1種別につき最大5)。ウィッチが使い魔を変えた場合でも、新しい使い魔はこれらの抵抗を保持している。 クレリック:来訪者の呪文抵抗を克服するために行う術者レベル判定に+1のボーナスを得る。 サモナー:サモナーの幻獣のヒット・ポイントに+1するか、技能ランクに+1する。 ソーサラー:地獄の者の血脈の力である堕落の接触の1日の使用回数に+1/2を加えるか、奈落の者の血脈の力であるかぎ爪の1日の合計ラウンド数に+1を加える。これらのボーナスを選択するために、ソーサラーは適用する力を修得していなければならない。 ドルイド:フィーンディッシュ種の動物の態度を向上する野生動物との共感の判定に+1のボーナスを得る。 パラディン:パラディンが癒しの手を用いて治療するダメージの合計に+1を加える。ただし、パラディンが自身に対してこの能力を使ったときに限られる。 メイガス:メイガスの秘術集積に+1/4ポイントを加える。 ローグ:来訪者の種別を持つクリーチャーに対する急所攻撃で与えるダメージに+1/2を追加する。 種族アーキタイプ Racial Archetypes 以下の種族アーキタイプはティーフリングに適用できる。 魔狩人(メイガス) Fiend Flayer ティーフリングのメイガスの中には、その魔物の血に宿る闇のエネルギーを自らの秘術と戦闘能力の強化に活用するものもいる。その汚れた肉体を物理的に傷つけることで、彼らは自らの力を強化し、どこともしれぬ場所から武器を呼びだし、敵のあまりにも強固な防護を貫くためにその闇のエネルギーを使うことができる。魔狩人は以下のクラス特徴を持つ。 地獄の苦行(超常)/Infernal Mortification:1レベルの時点で、魔狩人はその秘術集積を増加するために自らの地獄の血をいくらか費やすことができる。このようにして血を費やす行為は標準アクションである。この方法で魔狩人が【耐久力】ダメージを2ポイント受ける毎に、その秘術集積は1ポイント増加する。このようにして得られた秘術集積ポイントは、メイガスが次の呪文を準備するまでに消費しなければ失われてしまう。通常の能力値ダメージと異なり、このダメージはレッサー・レストレーションといった方法で回復することはできない。地獄の苦行によって受けた【耐久力】ダメージを回復することができるのは休息による自然回復だけである。この能力は魔狩人の【耐久力】ダメージが【耐久力】値の半分以上の時には使用することができない。 メイガスの秘奥:魔狩人は以下のメイガスの秘奥を修得できる。同じ秘奥を2回以上選択することはできない。 魔物の刃(超常)/Fiendblade:即行アクションとして、魔狩人が地獄の苦行を使用して1日の秘術集積を増加させている限り、この秘奥を使用することで力場の武器を作り出すことができる。この行為には秘術集積を2ポイント消費する。この武器は魔狩人が習熟している単純片手近接武器であれば、どのような形態にすることもできる。この武器は+1の強化ボーナスを持つ武器だが、魔狩人の4レベルを超える3レベル毎に武器の強化ボーナスは+1ずつ増加し、19レベルにおいて最大の+5となる。この招来した武器は1分の間持続する。 5レベルの時点で、このボーナスを使用することで、魔物の刃に以下の武器特性を加えることができる:アイシー・バースト、アナーキック、アクシオマティック、アンホーリィ、キーン、ショッキング・バースト、ショック、スピード、ダンシング、バースト(訳注:フレイミング・バーストと思われる)、フレイミング、フロスト。 これらのボーナスと特性は秘術集積ポイントが消費された時に決定され、魔狩人が次のこの秘奥を使用するまで変更することはできない。他のクリーチャーは魔物の刃を使用することはできない。魔狩人の手から離れると、魔物の刃は血の焼ける匂いとともに赤い煙となって消えてしまう。 魔狩人は一度に1つの魔物の刃のみを持つことができる。この能力を重ねて使用すると、1つ目の魔物の刃は消えてしまう。 貫き通す打撃(超常)/Bypassing Strike:魔狩人は即行アクションとして秘術集積1ポイント消費することで、そのターンの終了までに行われる1回の近接攻撃か呪文撃による攻撃において、悪の来訪者が持つダメージ減少を無視することができる。 魔物の器(クレリック) Fiendish Vessel 正気の沙汰でない計画や卑劣な守護者の不道徳なる目的に身も心も捧げるため、多くのクレリックが魔物の力に祈りを捧げたり邪悪な契約を結んだりしている。しかしそのような定命のクレリックはすぐに力や本当の最終的な忘却の抱擁を求める愚か者であることがほとんどだ――彼らが奉じるものの本質を全て掴むものはほとんどいない。魔物の器は、その不浄なる出自によりその守護者と生来のつながりを共有する。そのつながりが彼らに理解と力を与える。魔物の器は以下のクラス特徴を持つ。 属性:通常のクレリックとは異なり、魔物の器の属性はその守護者と一致していなければならない。 領域:魔物の器はダイモン、デーモン、デヴィルの副領域(88~90)から1つを選択しなければならない。いずれを選択するかは、その魔物の守護者に基づいて選択すること。 悪のエネルギー放出(超常)/Channel Evil:1レベルの時点で、魔物の器は正ないし負のエネルギーを放出するのではなく、代わりにその魔物の守護者に由来する純粋な悪の力を放出する。この能力は負のエネルギー放出に似ている。しかしアンデッドを癒やし生きているクリーチャーにダメージを与える代わりに、悪のエネルギーの爆発は自動的にその中にいる悪のクリーチャーを癒やし、善のクリーチャーを衰弱させる。 この悪のエネルギー放出は魔物の器を中心とした半径30フィート内にいる全てのクリーチャーに影響を及ぼす爆発である。悪のクリーチャーに対するダメージの回復量は1d4ポイントと1レベルを超える2レベルごとに1d4ポイントに等しい(19レベルの10d4が最大となる)。この爆発内にいる善のクリーチャーはこのダメージを無効化するために意志セーヴを行わなければならない。セーヴィング・スローに失敗した善のクリーチャーは1d4ラウンドの間不調状態になる。ヒット・ダイスが魔物の器クラス・レベル-5以下のヒット・ダイスしか持たない善のクリーチャーは、セーヴィング・スローに失敗すると1d4ラウンドの不調状態の代わりに、1ラウンドの間吐き気がする状態となる。このセーヴのDCは10+魔物の器レベルの1/2+魔物の器の【魅力】ボーナスに等しい。中立クリーチャーはこの悪のエネルギーの爆発から何の効果も受けない。 魔物の器はこのエネルギーを1日に3+自身の【魅力】修正値に等しい回数だけ使用できる。この行為は機会攻撃を誘発しない標準アクションである。魔物の器は自らをこの効果に含めるかどうかを選択することができる。魔物の器はこの能力の信仰焦点具として、自らの邪印を示すか自らの使い魔を使用しなければならない。 エネルギー放出に影響を及ぼす特技の目的として、この能力は負のエネルギー放出として扱われる。特技が魔物の器の放出を行う手段や放出のダメージを変更するのであれば、この能力が悪のクリーチャーを癒やすダメージ量を、効果を受けた能力のダメージ算出能力として使用すること。例えば、5レベルの魔物の器が《エネルギー放出の一撃》を修得しているなら、その放出は攻撃が命中した際、生きているクリーチャーに追加で3d4ポイントのダメージを与える(ただしダメージを無効化するためにセーヴを行うことができる)。 この能力はエネルギー放出と置き換える。 魔物の使い魔/Fiendish Familiar:3レベルの時点で、魔物の器はその不浄なる守護者から不浄なる従者を賜る。魔物の器はその奉じる守護者に応じて、インプ、クアジット、カコダイモンのいずれかを使い魔として得る。この能力はウィザードの秘術の絆による使い魔および《上級使い魔》特技として扱い、ウィザード・レベルとして魔物の器のキャラクター・レベルを用いる。 この小さな友人は天の邪鬼で、道徳の明確な指針となる。その上魔物の器が望んだ場合、この使い魔は呪文発動時に生きた信仰焦点具かつ邪印として機能する。すなわち、魔物の器が悪のエネルギー放出能力を使用する際、使い魔が30フィート以内にいて視線が通るなら、代わりに使い魔を中心として発動することもできる。魔物の器の使い魔は魔物の器にへつらい、隷属的であろうとする。その使い魔が死ねば、魔物の器の守護者は1週間以内にその使い魔の代わりをあつらえる。このとき、特別な儀式は必要ない。その上、魔物の使い魔は通常の使い魔の特殊能力を上回る、以下の特殊能力を得る。 魔物の卜占(擬呪)/Fiendish Augury:3レベルの時点で、魔物の器は少し先の未来にある行為がいい結果をもたらすか悪い結果をもたらすか、使い魔に質問することができるようになる。この能力はオーギュリイ呪文のように機能する。術者レベルは魔物の器のレベルに等しく、使い魔はこの呪文の代弁者となる。この能力は1日に1回使用できる。 魔物の神託(擬呪)/Fiendish Divination:9レベルの時点で、魔物の器は魔物の使い魔を通して、自らの守護者から知識を授かるためにより強力な神託の形を用いることができるようになる。この能力はディヴィネーション呪文のように機能する。術者レベルは魔物の器のレベルに等しく、使い魔はこの呪文の代弁者となる。この能力は1日に1回使用できる。 神託追加(擬呪)/Extra Divination:13レベルの時点で、魔物の器は1日の間に頻繁に守護者から知識を授かることができるようになる。魔物の器は魔物の神託を1日に3回まで使用できるようになる。 魔物招来/Fiendish Summoning:サモン・モンスター呪文を使用する際、魔物の器はフィーンディッシュ種クリーチャーと自らの守護者と同じ属性の悪の来訪者しか招来することができない。 魔物の守護者 Fiendish Patrons 一般的な守護者のいくつかを以下に示す。 アークデヴィル Archdevils アークデヴィル 属性 権能 領域 好む武器 ディスパテル LE 支配、都市、牢獄 悪、欺き、高貴、秩序 ヘヴィ・メイス バールゼブル LE 嘘、傲慢、蠅 悪、風、死、秩序 スピア ベリアル LE 姦淫、欺瞞、欲望 悪、秩序、破壊、魅了 ランサー メフィストフェレス LE 契約、デヴィル、秘密 悪、刻印、知識、秩序 トライデント デーモン・ロード Demon Lords デーモン・ロード 属性 権能 領域 好む武器 アブラクサス CE 禁じられた知識、蛇、魔法 悪、混沌、知識、魔術 ウィップ シャックス CE 嘘、殺人、嫉妬 悪、高貴、混沌、破壊 ダガー ダゴン CE 海、海のモンスター、畸形 悪、混沌、破壊、水 トライデント バフォメット CE 獣、ミノタウロス、迷宮 悪、混沌、動物、力 グレイヴ 黙示録の4騎士 The Four Horsemen 黙示録の4騎士 属性 権能 領域 好む武器 アポリオン NE 疫病 悪、風邪、破壊、闇 サイズ ズリエル NE 戦 悪、戦、火、力 グレートソード カロン NE 死 悪、死、知識、水 クオータースタッフ トレルマリキシアン NE 飢餓 悪、狂気、地、天候 スパイクト・ガントレット 新しい種族ルール New Racial Rules 以下のオプションはティーフリングに適用することができる。この新しいオプションのいずれかを選択する前に、君のGMに相談をすること。 ティーフリングの装備品 Tiefling Equipment ティーフリングは以下の装備品を利用することができる。 汚れ角の軟膏/Fiendgore Unguent:この軟膏は恥ずべき錬金術の試薬とフィーンドの角から創られている。この軟膏が傷ついた(現在のヒット・ポイントが最大ではない)ティーフリングもしくは悪の来訪者に塗布されると、軟膏はいささか恐ろしく悪魔に似た風貌を持つ存在へと目標の本質を変化させる。汚れ角の軟膏の効果を受けている間、ティーフリングもしくは悪の来訪者は〈威圧〉判定に+2の状況ボーナスと、発動した[恐怖]の補足説明を持つあらゆる呪文のDCに+1の状況ボーナスを得る。この軟膏を塗布する行為は細心の注意を要するため、全ラウンド・アクションが必要であり、さらに同意しているか無防備なクリーチャーにしか使用することができない。ティーフリングもしくは悪の来訪者以外のクリーチャーに塗布されると、代わりにそのクリーチャーは不調状態となる。この軟膏の効果は(利益であれ不利益であれ)1分間持続する。 ティーフリングの装備品 品物 費用 重量 〈製作〉DC 汚れ角の軟膏 75GP 1ポンド 20 ティーフリングの特技 Tiefling Feats ティーフリングは以下の特技を利用することができる。 《奈落の鎧》 Armor of the Pit 君の不浄なる特徴は固い鱗のような肌の形を取る。 前提条件:ティーフリング。 利益:君は+2の外皮ボーナスを得る。 特殊:君が鱗の肌種族特性を持つなら、代わりに[雷撃]、[火炎]、[氷雪]のエネルギー種別のうち、未だ抵抗を持たないもの2つに対する抵抗5を得る。 《魔物の抵抗力拡張》 Expanded Fiendish Resistance 君はさらなる魔物の抵抗力を獲得する。 前提条件:ティーフリング。 利益:[強酸]、[雷撃]、[火炎]、[氷雪]のエネルギー種別のうち、君がまだ抵抗を持たないものを1つ選択する。君はそのエネルギー種別に対する抵抗5を得る。 特殊:君はこの特技を複数回修得できる。そのたびに、抵抗を持たない他のエネルギー種別を1つ選択すること。君はそのエネルギー種別に対する抵抗5を得る。 《魔物の視界》 Fiend Sight 君の目は薄明かりや闇の中で鋭さを増す。 前提条件:暗視60フィート、ティーフリング。 利益:君は夜目と暗視120フィートを得る。 特殊:君はこの特技を2回まで修得できる。2回目に修得したときには、君は暗闇を見通す共通モンスター能力を得る。 《尻尾による掴み》 Grasping Tail 君の尻尾はさらに便利なものになる。 前提条件:ティーフリング。 利益:君は尻尾を使用して収納されたアイテムを掴むことができる。この尻尾で武器を掴むことはできないが、君は即行アクションとして、小さい収納されたアイテムを手元に運ぶことができる。 特殊:物掴む尾種族特性を持つ場合、即行アクションとして自分の目の前に収納されたアイテムを掴むように、5フィート以内の誰にも所持されていないアイテムを尾で掴むことができる。君は尻尾でこのような物体を掴むことができるが、尻尾を使用してそれらを操ることはできない(ただ手元に持って行くことができるだけである)。 ティーフリングの魔法のアイテム Tiefling Magic Items ティーフリングは以下の魔法のアイテムを利用することができる。 ダークサイア・アミュレット (Darksire Amulet/闇の父の魔除け) オーラ 微弱・防御術;術者レベル 3レベル 装備部位 首周り;市価 9,000GP;重量 1ポンド 解説 この小さな鋼鉄製のロケットにはフィーンドから取った物体――角あるいは爪の削りくずや燃える髪一房――が収められている。[雷撃][氷雪][火炎]のいずれかの抵抗を持つティーフリングに装備されると、このアミュレットはその抵抗を5上昇させる。加えて、悪の来訪者に影響を与えるために行う〈交渉〉技能判定に+4の洞察ボーナスを与える。 作成要項 必要条件 《その他の魔法のアイテム作成》、レジスト・エナジー、作成者はティーフリング、ハーフフィーンド、フィーンドのいずれかでなければならない;費用 4,500GP ヘイロー・オヴ・インナー・カーム (Halo of Inner Calm/内なる平穏の輪) オーラ 強力・防御術;術者レベル 15レベル 装備部位 頭部;市価 16,000GP;重量 1ポンド 解説 この銀製の輪は天使の輪のように見える。ティーフリングはこのアイテムを頭の上に浮かべるようにして装備することができ、このようにすると魔法のアイテムの頭部スロットを使用する。このアイテムはティーフリングを悩ますより根源的な感情や悪意に満ちた囁きをなだめる助けとなり[感情]補足説明を持つ全ての呪文に対するセーヴィング・スローに+4の抵抗ボーナスを与える。善属性のティーフリングが身につけると、このアイテムは[悪]の補足説明を持つ呪文に対する呪文抵抗13と、セーヴィング・スローに+2の清浄ボーナスを与える。 作成要項 必要条件 《その他の魔法のアイテム作成》、作成者は善属性のティーフリングでなければならない、ホーリィ・オーラ;費用 8,000GP ティーフリングの呪文 Tiefling Spells ティーフリングは以下の呪文を利用することができる。 ダムネーション・ストライド Damnation Stride/破滅の歩み 系統:召喚術 (瞬間移動)[火炎];呪文レベル:ウィザード/ソーサラー5、サモナー4、ウィッチ5 発動時間:1標準アクション 構成要素:音声 目標:術者(瞬間移動)および半径10フィートの爆発内にいるクリーチャー全て(炎の爆発)(本文参照) 持続時間:瞬間 セーヴィング・スロー:反応・半減、本文参照;呪文抵抗:不可 この呪文はディメンジョン・ドアとして機能するが、移動した後に炎の爆発を残す。術者の起点となるマスの角を1つ選ぶ。術者がいなくなった瞬間にその角から半径10フィートの炎の爆発が炸裂し、4d6ポイントの[火炎]ダメージを与える。 ヘルマウス・ラッシュ Hellmouth Lash/地獄の舌の非難 系統:変成術[強酸、雷撃、または火炎];呪文レベル:ウィザード/ソーサラー4、ウィッチ4 発動時間:1標準アクション 構成要素:音声、動作 距離:自身 目標:術者 持続時間:1ラウンド/レベル(解除可) この呪文を発動すると、術者の舌は[強酸]、[雷撃]、[火炎]のいずれかのダメージを与えるエネルギーの鞭に変化する。術者が呪文を発動した際に、この呪文がどのエネルギー種別のダメージを与えるかを選択する。術者は自身の舌をウィップであるかのようにして攻撃することができる。この攻撃は接触攻撃であり、鎧を身につけていたり外皮ボーナスを持つクリーチャーにも効果がある。術者はこの武器に習熟しているものと見なす。この舌を用いた接触攻撃が成功すると、2術者レベルごとに1d8ポイントのエネルギー・ダメージを与える(10レベルの時点で、最大の5d8ポイントのダメージ)。 この呪文の効果時間の間術者は話すことができず、音声要素を持つ呪文を発動することもできず、合言葉を必要とするアイテムを起動することもできない。 呪文の発動時にどのエネルギー種別のダメージを与えることにしたかに応じて、この呪文は[強酸]、[雷撃]、あるいは[火炎]の補足説明を持つ。
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ティーフリング 種族の特徴 能力値上昇 1つの能力値が2上昇する 別の1つの能力値が1上昇する 身長と体重 基本身長=4 9" 身長修正値=2d8 基本体重=110ポンド 体重修正値=2d4 移動速度 歩行移動速度30フィート 暗視 薄暗い光の中では自分から60フィートまでを明るい光の中であるように見通せる。また同じ範囲の暗闇の中を薄暗い光の中であるかのように見通せる。暗闇の中で物の色を見分けることはできず、ただ白黒の濃淡のみが見える。 地獄の抵抗力 [火]ダメージに対する抵抗を持つ。 地獄の血の遺産 初級呪文のソーマタージを修得している。3レベルに達したなら、この特徴によってヘリッシュ・リビューク呪文を2レベル呪文として1回発動可能になる(この能力は大休憩を終了すると回復する)。5レベルに達したなら、この特徴によってダークネス呪文を1回発動可能になる(この能力は大休憩を終了すると回復する)。 言語 次の言語から2つを選ぶ エルフ語、オーク語、共通語、巨人語、ゴブリン語、始原語、地獄語、深淵語、地下共通語、天上語、ドワーフ語、奈落語、ノーム語、ハーフリング語、森語、竜語
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ティーフリング(多様なる出自) Tiefling (Versatile Heritage) アンコモン ティーフリング 出典 Advanced Player's Guide 39ページ デーモンやデヴィルといったフィーンドの影響力が、定命の一族の血筋に浸透すると、必然的にティーフリングが生まれる。ティーフリングは、フィーンドの次元界の邪悪な印を身につけており、その固有の能力や身体的資質はその出自によって異なる。ヘルスポーンはデヴィルの血を引く者、グリムスポーンはダイモンの影響を受けた者、ピットボーンはデーモンの影響を受けた者であるが、これらは多種多様なティーフリングの系譜の中で最も一般的な3つにすぎない。 フィーンドの直接的な影響とティーフリングの子が生まれるまでの間に、何世代もの時間が経過するかもしれない。無知で怖い親から生まれた子供にとっては特に辛いものとなるが、家族に受け入れられ育てられた子供も社会全体からの恐怖や偏見に直面する。場合によっては、この拒絶が、彼らの系譜の中にある悪を受け入れるようティーフリングを促すこともあるが、一方で、直面する困難にもかかわらず、居場所を作り出して充実した生活を送る者もいる。 超自然的な形で邪悪な力を吹き込まれ、独特の外見をもち、複雑で一風変わった英雄の役割を果たせるキャラクターを求めるなら、ティーフリングをプレイすべきだ。 おそらく君は… You Might... 自分に頼らざるを得ない人生から生まれる強い自信を持つ。 社会の恵まれない人々や犯罪者と親近感を持ったり、悪法に従う権力者の地位を求めたりする。 苦労して手に入れた友情を信じられないほど大切にし、このような仲間を自分の血筋よりも大切にする。 ひょっとしたら他人は君のことを… Others Probably... 出自のために多くの課題に出会ってきたと考える。 君を不吉なカルトの邪悪な代理人、フィーンドの崇拝者、または君自身をフィーンドであると勘違いする。 強力な敵と関係を持っていて、自分の力を得るために交渉しようとしている可能性があると考える。 身体的特徴 Physical Description 兄弟や双子であっても、2人のティーフリングは全く似ていない可能性がある。なぜなら、フィーンドの系譜の影響は独特で珍しい方法で現れるからだ。この発現の多様性がティーフリングの外観が人形生物としての種族を曖昧にするほど奇妙なことは決してないが、角、裂けた舌、退化した翼、尾、足の代わりの裂け目のある蹄はすべて、彼らの出自を示すありふれた明らかな証である。 社会 Society ティーフリングは生まれた社会や文化を取り入れることが多い。ほとんどの社会では、ティーフリングは信用できない、あるいはモンスターであるとさえ考えられている。そのため、ティーフリングは一般的に、ティーフリングを完全に見過ごそうとする、あるいはティーフリングの評判が邪魔になるのではなく助けになる場合がある社会階層に引き寄せられる。しかし、決断力と粘り強さがあれば、ティーフリングはその伝統にもかかわらず尊敬と名声を得ることができ、そのまま受け入れてくれる人を見つけられる。フィーンド崇拝が広まっている地域では、ティーフリングはより公然と生き、大きな力と尊敬を得ることができるが、例外も存在する。例えば、アスモデウスの国シェリアックスでは、ティーフリングはフィーンドの影響に直面して支配を維持できなかった恥ずべき証拠と見なされ、追放される。 属性と宗教 Alignment and Religion ティーフリングのフィーンドとしての出自は、悪や残酷さを強制するものではなく、それぞれのティーフリングは最終的に自分の信仰、目標、人格を選択する。しかし、すべてのティーフリングはその心の奥で彼らの祖先の影響を感じており、世界が残酷で不当に見えるときには常に誘惑に乗って喜ぼうとする。多くの社会がティーフリングを憎み恐れていることで彼らはさらに悪に向かうことになる。多くのティーフリングはアスモデウスやラマシュトゥの教会のような、フィーンドを大切にし称賛する宗教に引き寄せられる。善の道を選ぶティーフリングは自分自身の課題に直面し、無知と疑いに直面することが多いため、他の種族のメンバーよりも社交的で理解があり、忍耐強くなければならないことに気づく。このような結びつきは、共感を支持し、判断を避ける信仰や哲学を受け入れ、善なる信仰の信奉者でさえ、過去のフィーンドが持つ特徴を見るのに苦労することがあることを見出すのだ。 冒険者 Adventurers 多くのティーフリングにとって、冒険家になることは自然な流れである。典型的なティーフリングは、すでに自分や選ばれた少数の仲間以外の誰にも依存せず、トラブルを避けるために半ば流浪の生活を送り、善と悪、どちらか一方に介入する必要性について非常に発展した意見を持つ傾向がある。ティーフリングは社会から取り残されて育つことが多く、ペテン師、犯罪者、世捨人、放浪の民、浮浪児などの来歴が合うかもしれないが、不幸なティーフリングであれば囚人の来歴もあり得るだろう。多くのティーフリングは、生き残りの手段としてローグやバードになる一方で、自分の血の力を行使してソーサラーになる者もいる。中にはウィザード、モンク、クレリック担って、フィーンドの堕落を克服しようとする者もいる。 その他の情報 Other Information 信仰から見捨てられたもの Abandoned by Faith ティーフリングの中で、善神信仰と良好な関係を持つものは少ない。時にこの摩擦は無知によるものである。熟練した聖職者は、ティーフリングとフィーンドを区別することを知っているかもしれないが、無作為に選ばれた俗世の信者はそうではないかもしれない。見方の衝突だけの場合もあるが、ティーフリングは神聖な理想主義を笑わせてしまうような闇を見た可能性が高い。他の理由は、神格の限界ではなく地上の限界に起因するものである。例えば、過度に拡張された教会が人力不足のためにティーフリングに手をかけない、などである。 家族としての扱い Family Matters 強力なラジャ・ラークシャサは獣じみたティーフリングのことを、フィーンドの特徴を潜在的な侵入者やエージェントとして隠したり偽装したりすることができる存在であると考えている。したがってティーフリングは、彼らがプレイするゲームで彼らの影響力を強固にするための貴重な駒となる。計り知れない時間を待つことをいとわないラークシャサは、ティーフリングとして生まれ変わったかつての敵を探し出して信頼を得ようとする。ティーフリングがかつての地位を取り戻したり、新たな地位を手に入れたりすれば、返済すべき負債が生じるかもしれない。心の優しさから何かをするラジャはほとんどいないが、中には自分が好きな人にはあまり求めない人もいる。ひょっとしたら溺愛するようになるかもしれない。このような特別扱いは、家族のつながりを共有している場合、野獣の群れの中で自分自身の何かを見ている場合、または彼らが偉大になる可能性を認識している場合に最も多く発生する。 陰影図書館 The Shaded Library 陰影図書館は、多元宇宙の様々な神々に関する悲惨な主張のささやかれたネットワークである。名前は軽蔑的につけられたが、多くの死の定めから逃れたものや他次元界存在が陰影図書館を受け入れるようになった。ティーフリング、特にフォールトスポーンは、しばしば以下のような真実を嗅ぎつける。 デスナは単に気ままで放浪欲に満ちているのではなく、自らが引き起こした苦難や大惨事から積極的に距離を置いている。 トラグが最も切望しているのは完全な支配である。 ミラニは例外的に強力なアスラまたは幸運なフォールトスポーンである可能性が高い。 多くのラークシャサは、スターストーンの試練を行う新しく生まれた神々は良く言えば生まれ変わり、悪く言えば自分自身の真実を信じない未来のアスラであると信じている。どちらも称賛には値しない。 陰影図書館によって決して侮蔑されない神格はごくわずかだ。 ティーフリングの居住地 Tiefling Settlements フィーンドとしての性質を考慮すると、ティーフリングはプレイナー・サイオンの中で最も一般的なものの1つであり、特にサーコリス・スカーの地や、シェリアックスの「三度呪われた」スルーン家の統治下など、デーモンあるいはデヴィルによる腐敗が最も強力な地域では顕著である。そのような場所では、数十人のティーフリングが独自の小さなコミュニティを形成することは前例がないわけではない。これらの場所は偏執的で不安定な傾向があり、時には恐ろしい神々や不浄なるフィーンドのカルトに対して心配なほど脆弱である。 多様なる出自 Vertsatle Heritage ティーフリング Tiefling アンコモン 出典 Advanced Player's Guide 39ページ フィーンドから産み落とされたか、フィーンド界の印をつけられたか、君には角や尻尾など、自分の出自を裏切る何らかの変わった特徴として現れている。種族による特性に加えて、君はティーフリングの特性を得る。また、君は夜目を得る。種族から既に夜目を得ていた場合、代わりに暗視を得る。種族特技を得るたび、君はティーフリング特技と種族の特技から選択できる。 種族特技 1レベル 《グリムスポーン》 特技1 Grimspawn 系譜 ティーフリング 出典 Advanced Player's Guide 40ページ 君の系譜はダイモン――不浄なる故郷アバドンの中で魂を貪る、恐ろしい死の顕現――に行き着く。その結果、君は自分の生命力の最後の欠片を手放すまいとする。君は《不屈の闘志》特技を得る。 《素早き蹄》 特技1 Nimble Hooves ティーフリング 出典 Advanced Player's Guide 40ページ 君の脚の先は足ではなく蹄になっている。関節や腱のために君は驚くほどの速度で移動できる。君の移動速度は5フィートだけ増加する。 特殊 この特技による移動速度の増加は、種族特技で得られる移動速度の増加(《素早いエルフ》など)とは累積しない。 《ピットボーン》 特技1 Pitborn 系譜 ティーフリング 出典 Advanced Player's Guide 40ページ 君の血にはデーモン――アビスの呪われた深淵から来る罪の生きた体現――の印が刻まれている。デーモンの力は静脈で脈動し、水かきのある指を持ち水中で進化を発揮するか、より大きな敵と格闘できる大きな手を持っているか、その他の何らかの発現をしているかなど、ピットボーンごとに異なった形で現れる。君は〈運動〉を修得にする。君が(来歴あるいはクラスなどから)〈運動〉を自動的に修得にする場合、代わりに君が選択した技能を修得にする。 加えて、君は前提条件に〈運動〉の修得を持つ、1レベルのコモンの技能特技を1つ得る。これはアビスの血の発現を反映したものだ。 《フィーンドの形質》 特技1 Form of the Fiend ティーフリング 出典 Advanced Player's Guide 40ページ 君の体の一部は明らかにフィーンドに似た外見をしている。指先にカミソリのように鋭い爪が生えていたり、足の代わりに蹄があったり、鋭い歯が口を満たしていたり、鞭のような尻尾が背骨から伸びていたりする。次の素手攻撃からいずれか1つを選択する。この攻撃は剛腕種に属し、記載されているダメージ種別と特性を持つ。 爪 1d4[斬撃](機敏、巧技、素手、多用途:[刺突]) 蹄 1d6[殴打](巧技、素手) 顎 1d6[刺突](巧技、素手) 尾 1d4[殴打](機敏、巧技、素手) 特殊 君はこの特技を1レベルの時点でのみ選択できる。また君は再訓練してこの特技を得たり失ったりすることも、得た攻撃の種別を変更することもできない。 《フィーンドの知識》 特技1 Fiendish Lore ティーフリング 出典 Advanced Player's Guide 39ページ 君はティーフリングやフィーンドの親戚に育てられたか、フィーンドの領域の秘密の研究に没頭したかしている。君は〈威圧〉と〈宗教〉に対して修得の習熟ランクを得る。君が(来歴あるいはクラスなどから)いずれかの技能を自動的に修得にする場合、代わりに君が選択した技能を修得にする。加えて、君は自分の系譜をたどるフィーンドの次元界に関連する〈知識〉(通常〈知識:アバドン〉、〈知識:アビス〉、〈知識:ヘル〉のいずれか)を修得にする。 《フィーンドの目》 特技1 Fiendish Eyes ティーフリング 出典 Advanced Player's Guide 39ページ 前提条件 夜目 君はフィーンドのように闇を見通すことができる。君は暗視を得る。 特殊 君はこの特技を1レベルの時点でのみ選択できる。また君は再訓練してこの特技を得たり失ったりすることはできない。 《ヘルスポーン》 特技1 Hellspawn 系譜 ティーフリング 出典 Advanced Player's Guide 40ページ 君の系譜はデヴィル――ヘルの邪悪な階層社会を黙認する策士――に行き着く。君は嘘や歪んだ言葉に気づき、それを構築することに長けている。君は〈ペテン〉と〈知識:法律〉に対して修得の習熟ランクを得る。君が(来歴あるいはクラスなどから)〈ペテン〉を自動的に修得にする場合、代わりに君が選択した技能を修得にする。加えて、君は《嘘は真実を語る》技能特技を得る。 5レベル 《害なす滅ぼし》 特技5 Malicious Bane ティーフリング 出典 Advanced Player's Guide 40ページ その心が純粋であろうが堕落していようが、君は敵に悪意を向けることができる。1日1回、君は1レベルの信仰生得呪文としてベインを発動できる。 《フィーンドの抵抗》 特技5 Fiendish Resistance ティーフリング 出典 Advanced Player's Guide 40ページ フィーンドの祖先とのつながりにより、君にも彼らの抵抗の一つが与えられた。エネルギー・ダメージの種別として、[強酸]、[氷雪]、[雷撃]、[火炎]、[音波]からいずれか1つを選択する。君はそのダメージ種別に対する抵抗5を得る。 君はこのエネルギー・ダメージの種別を選択できるが、ダメージ種別は通常、血脈に関連付けられたフィーンドと一致する。例えば、ヘルスポーンは[火炎]に対する抵抗を、ヴロックの祖先を持つピットボーンは[雷撃]に対する抵抗を選択する。 9レベル 《ダイモン魔法》 特技9 Daemon Magic ティーフリング 出典 Advanced Player's Guide 40ページ 前提条件 《グリムスポーン》 アバドンの魔法は君の血を流れ、君はその力を行使できる。君は2レベルの信仰生得呪文として、デス・ネルおよびフォールス・ライフを1日1回ずつ発動できる。 《デヴィルの魔法》 特技9 Devil Magic ティーフリング 出典 Advanced Player's Guide 40ページ 前提条件 《ヘルスポーン》 君は忌まわしい先祖の邪悪な力を利用して、敵を魔法の詐術で惑わせる。君は2レベルの信仰生得呪文として、インヴィジビリティおよびミスディレクションを1日1回ずつ発動できる。 《デーモン魔法》 特技9 Demon Magic ティーフリング 出典 Advanced Player's Guide 40ページ 前提条件 《ピットボーン》 君はアビスの力をその受け継いだ力から放出し、恐ろしく目に見える効果を生み出すことができる。君は2レベルの信仰生得呪文として、パラノイアおよびシャターを1日1回ずつ発動できる。 《フィーンドの翼》 [two-actions] 特技9 Fiendish Wings 信仰 部分変身 ティーフリング 変成術 出典 Advanced Player's Guide 41ページ 頻度 1日1回 君は背中からバットあるいはフィーンドのような翼を呼び出すことができる。その外見はフィーンド種族の翼に似ている。この翼は10分間持続する。翼を発現させている間、君は移動速度に等しい飛行速度を得る。 《闇からの光》 特技9 Light from Darkness ティーフリング 出典 Advanced Player's Guide 41ページ 君は自分の体の中にあるフィーンドの力と戦い、勝利を収めた。君が善か悪かに関わらず、自分の人生で何をしようと決めたにせよ、それは自分の選択であり、一人で決めたのだ。この戦いにより、君は信仰に対する強力な抵抗を君に与えた。君は信仰効果に対するすべてのセーヴィング・スローに+1の状況ボーナスを得る。 13レベル 《フィーンド種招来》 特技13 Summon Fiendish Kin ティーフリング 出典 Advanced Player's Guide 41ページ 前提条件 ティーフリング系譜特技いずれか1つ 君はフィーンドの領域との深いつながりを持ち、自分の系譜に合致するフィーンドを招来できる。1日1回、君は5レベルの信仰生得呪文として、サモン・フィーンドを発動できる。招来できるフィーンドは君の系譜に合致していなければならない。 《フィーンドの打撃》 特技13 Fiendish Strikes ティーフリング 出典 Advanced Player's Guide 41ページ 悪の勢力との不浄なつながりにより、君の武器には衰弱させるような悪意が吹き込まれ、善のクリーチャーは攻撃のたびに引き裂かれる。君のすべての武器と素手攻撃による“打撃”は追加で1の[悪]ダメージを与え、悪かつ魔法の特性を持つ。 《フィーンドの扉》 特技13 Fiend's Door ティーフリング 出典 Advanced Player's Guide 41ページ 多くのフィーンド同様、君は自分を安全に瞬間移動させる超常能力を持つ。1日1回、君は5レベルの信仰生得呪文として、ディメンジョン・ドアを発動できる。 17レベル 《絶え間なき翼》 特技17 Relentless Wings ティーフリング 出典 Advanced Player's Guide 41ページ 前提条件 《フィーンドの翼》 君の翼は今や永続的に体の一部だ。1日1回10分間ではなく、君は常に《フィーンドの翼》の効果を得られる。 《フィーンドの言葉》 特技17 Fiendish Word ティーフリング 出典 Advanced Player's Guide 41ページ 君は敵を罰するために、フィーンドの領域から冒涜的な言葉を喚び下ろすことができる。1日1回、君は7レベルの信仰生得呪文として、ディヴァイン・ディクリーを発動できる。呪文の属性には悪を選択しなければならず。君は自分の信仰する神格や自分の属性にかかわらず、この呪文を“呪文発動”できる。
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ティーフリング Tiefling ティーフリングの副種族 アスラ種スポーン(フォルトスポーン) Asura-Spawn (Faultspawn) 出典 Blood of Fiends 19ページ 共感や哀れみの感覚が欠如しているため、フォルトスポーンは自分自身以外のすべての生き方を嫌うことがよくある。彼らは他人に深刻な感情的及び肉体的な苦痛を与え、結果として生じる心的外傷を与えるのを選ぶことをやめない。 祖先 アスラ 一般的な属性 秩序にして悪 能力値修正 +2【敏捷力】、+2【判断力】、-2【知力】 代替技能修正 〈鑑定〉、〈知識:地域〉 代替擬似呪文能力 フォルトスポーンは擬似呪文能力としてヒディアス・ラフターを得る。 ダイモン種スポーン(グリムスポーン) Daemon-Spawn (Grimspawn) 出典 Blood of Fiends 19ページ 侘びしく悲観的なグリムスポーンは、しばしば不気味な破壊活動を行うものとして舞台裏で生涯を終えるために自身を捧げるような、死、病気、荒廃に夢中になる。 祖先 ダイモン 一般的な属性 中立にして悪 能力値修正 +2【敏捷力】、+2【知力】、-2【判断力】 代替技能修正 〈装置無力化〉、〈手先の早業〉 代替擬似呪文能力 グリムスポーンは擬似呪文能力としてデス・ネルを得る。 デモダンド種スポーン(フォウルスポーン) Demodand-Spawn (Foulspawn) 出典 Blood of Fiends 20ページ 優雅さを欠き、無作法であるフォウルスポーンは、礼儀正しい社会に不快感を与えスキャンダルを与えることに特に喜びを感じる。法を破ることよりもタブーを破ることを楽しむ。特に無実の者を貶めたり反発させたりすることを意味するならば。 祖先 デモダンド 一般的な属性 混沌にして悪 能力値修正 +2【耐久力】、+2【判断力】、-2【知力】 代替技能修正 〈威圧〉、〈知識:貴族〉 代替擬似呪文能力 フォウルスポーンは擬似呪文能力としてベアズ・エンデュアランスを得る。 デーモン種スポーン(ピットボーン) Demon-Spawn (Pitborn) 出典 Blood of Fiends 20ページ ピットボーンは破壊を喜び、特に他人にとって価値があるものや貴重だと思うものに大混乱をもたらすことを好む。この不安定さのためか、他の者は単にピットボーンに従う傾向があり、その行為は彼らに優位性をしばしば与えるものである。 祖先 デーモン 一般的な属性 混沌にして悪 能力値修正 +2【筋力】、+2【魅力】、-2【知力】 代替技能修正 〈装置無力化〉、〈知覚〉 代替擬似呪文能力 ピットボーンは擬似呪文能力としてシャターを得る。 デヴィル種スポーン(ヘルスポーン) Devil-Spawn (Hellspawn) 出典 Blood of Fiends 21ページ 多くの場合厳格で頑固で、計画やスケジュールに固執することに重点を置いているヘルスポーンは他人の上辺に見抜くための珍しい才能もある。嘘を聞いたときには嘘を知っており、隠された悪徳や秘密の恥が他人を突き動かすものかを判断でいることがよくある。 祖先 デヴィル 一般的な属性 秩序にして悪 能力値修正 +2【耐久力】、+2【判断力】、-2【魅力】 代替技能修正 〈交渉〉、〈真意看破〉 代替擬似呪文能力 ヘルスポーンは擬似呪文能力としてパイロテクニクスを得る。 ディヴ種スポーン(スパイトスポーン) Div-Spawn (Spitespawn) 出典 Blood of Fiends 21ページ 嫉妬と純粋な悪意の生来の感覚は、スパイトスポーンを悲惨さと絶望を広めるように駆り立てる。彼らは自分自身で喜びを体験することができず、核心に潜む憎しみを隠しながら、暗闇を広めることに人生を捧げる。 祖先 ディヴ 一般的な属性 中立にして悪 能力値修正 +2【敏捷力】、+2【魅力】、-2【知力】 代替技能修正 〈交渉〉、〈言語学〉 代替擬似呪文能力 スパイトスポーンは擬似呪文能力としてミスディレクションを得る。 キュトン種スポーン(シャックルボーン) Kyton-Spawn (Shackleborn) 出典 Blood of Fiends 22ページ シャックルボーンは、切断と拷問に魅了されている。他人に残酷な芸術を実践することを好むが、時には車輪を回し、奇妙な静けさの中で苦悩と換金の自分の瞬間を迎えなければならないことを受け入れる。 祖先 キュトン 一般的な属性 秩序にして悪 能力値修正 +2【耐久力】、+2【魅力】、-2【判断力】 代替技能修正 〈脱出術〉、〈威圧〉 代替擬似呪文能力 シャックルボーンは擬似呪文能力としてウェブを得る。 オニ種スポーン(ハンガーシード) Oni-Spawn (Hungerseed) 出典 Blood of Fiends 22ページ 鍛え上げられた筋肉と太い骨に恵まれたハンガーシードは、常により大きく、より強力に爆発する準備ができているように見え、感覚的な喜びと肉欲的な喜びに対する貪欲な食欲を持っている。 祖先 オニ 一般的な属性 秩序にして悪 能力値修正 +2【筋力】、+2【判断力】、-2【魅力】 代替技能修正 〈変装〉、〈威圧〉 代替擬似呪文能力 ハンガーシードは擬似呪文能力としてオルター・セルフを得る。 クリフォト種スポーン(ザ・マザーレス) Qlippoth-Spawn (the Motherless) 出典 Blood of Fiends 23ページ クリフォトの祖先であることが明らかとなった赤ん坊を産んで、生き残れる女性はいない。クリフォト種スポーンは分娩中に母親を引き裂く。最悪の場合、更に早く引きちぎる。 祖先 クリフォト 一般的な属性 混沌にして悪 能力値修正 +2【筋力】、+2【判断力】、-2【知力】 代替技能修正 〈脱出術〉、〈生存〉 代替擬似呪文能力 ザ・マザーレスは擬似呪文能力としてブラーを得る。 ラークシャサ種スポーン(ビーストブルード) Rakshasa-Spawn (Beastbrood) 出典 Blood of Fiends 23ページ ビーストブルードは自分たちを評価され贅沢に値するものだとみなしている。欺瞞と意志の強さを通して、彼らはしばしば社会の特権的な地位を得る。 祖先 ラークシャサ 一般的な属性 秩序にして悪 能力値修正 +2【敏捷力】、+2【魅力】、-2【判断力】 代替技能修正 〈変装〉、〈真意看破〉 代替擬似呪文能力 ビーストブルードは擬似呪文能力としてディテクト・ソウツを得る。 代替種族特徴 善を討つ一撃 Smite Good 出典 Agents of Evil 25ページ 1日1回、この種族特徴を持つティーフリングは善属性のクリーチャーに一撃を討つことができる。即行アクションとして、一撃を討つ視線の通る目標1体を選択する。この目標が善属性であれば、ティーフリングは自身の【魅力】ボーナス(あるならば)を目標に対する攻撃ロールに追加し、目標に対するダメージ・ロールにヒット・ダイスの数に等しいボーナスを得る。この効果はティーフリングが指定した目標に初めて命中させるまで継続する。この種族特徴は魔物の魔術とティーフリングの擬似呪文能力と置き換える。 人間として通用 Pass for Human 出典 Inner Sea Races 217ページ 恐ろしく凶悪な特徴をもったティーフリングに対する差別は非常に激しく、ティーフリングでさえ人間になりきることができる数少ない種を尊敬している。このティーフリングは異世界的な特徴を持っているが、その特徴は非常に微妙なものであり、本人が指摘しない限り、気が付かれることはない(例えば、情熱的になると赤く点滅する目や、自然に硬く尖った指の爪など)。このティーフリングは人間のように見えるための〈変装〉判定に成功する必要はなく、すべての目的で人形生物(人間)かつ来訪者(原住)としてみなされる(チャーム・パースンやエンラージ・パースンなどの人型生物に影響を与える呪文など)。ティーフリングは関連する来訪者の言語を自動的に得ない(ただし、【知力】が十分高い場合はボーナス言語として選択できる)。また明らかにフィーンディッシュ種のような特徴を与える他の種族特徴を選択することもできない(Advanced Race Guideに記載されているような魔物の疾走、口か爪、物掴む尾、鱗の肌、退化した翼などの代帯種族特徴)。この能力はティーフリングの種別、副種別、言語と置き換える。 暴漢 Bullying 出典 Inner Sea Races 216ページ ティーフリングは、しばしば軽蔑され、社会的地位が低いままであり、そこでは一般的に自分よりも弱い者を襲うことに頼る。この種族特徴を持つティーフリングは、武器落としまたは盗み取りのための戦技判定に+1の種族ボーナスを得る。この種族特徴は得意技能と置き換える。 ダークランドの案内人 Guide Darklands Guide 出典 Blood of Shadows 5ページ ゴラリオンの地下の光のないトンネルに勇敢に立ち向かう者共は、ダークランドを特徴づける危険な現象を特定することを学ぶ。この特徴を持つキャラクターはイニシアチブ判定と、地下での罠と障害地域に対するセーヴに+2のボーナスを得る(呪われた沼、 落盤、グリーン・スライムなどの回避)。 ドラウとハーフエルフは鋭き五感の代わりにこの特徴をとることができる。ティーフリングはダークネスの擬似呪文能力をこの特徴と置き換える。 暗黒からの光 Light from the Darkness 出典 Inner Sea Races 217ページ 遺産の悪が英雄になることを否定するティーフリングは血の暗黒魔法を使用することを拒否するが、彼らの闘争は悪の接触に対する不思議な回復力を与える。善属性を維持している限り、アアシマールの高潔の代帯種族特徴を得る(Advanced Race Guide 85ページ)。この種族特徴は擬似呪文能力と置き換える。 選択的ティーフリングの能力 Variant Tiefling Abilities 出典 Blood of Fiends 16ページ 一部のティーフリングは、特別な能力を持って祝福を受けたり呪われたりしている。GMは以下の表を使用して、ティーフリングのNPCをカスタマイズしたり、プレイヤーがd%をロールすることでカスタマイズできるようにしたりする。特定のキャラクターのコンセプトを念頭に置いているプレイヤーは特定の選択的能力を選択したい場合はGMと相談することもできるだろう。ここで紹介している能力は、ティーフリングの擬似呪文能力の種族特性と置き換える。呪文や擬似呪文能力を与える能力は全て、ティーフリングのキャラクター・レベルに等しい術者レベルを持つものとして扱われる。 d% 能力 1 擬似呪文能力として1日1回、アニメイト・デッドとして1HDのスケルトンを自立行動させることができる。 2 君はある種の超感覚的器官を持っており、全周囲視覚を与える。 3 君は斬られるのを楽しんでいる。毎日初めて斬撃ダメージを受けた時、次のラウンドの攻撃ロールとダメージ・ロールに+1のボーナスを得る。 4 1日3回擬似呪文能力としてメイジ・ハンドを使用できる。 5 継承された記憶は、選択した1つの〈知識〉技能に+2の種族ボーナスを与える。 6 レヴィテート呪文として回数無制限に自身+10ポンドを浮遊させることができる。これは超常能力である。 7 灰、燃えがら、ほこり、砂を食べて栄養を得ることができる。 8 善属性の来訪者に対するすべての攻撃ロールとダメージ・ロールに+1のボーナスを得る。 9 【魅力】に+2の追加の種族ボーナスを得る。 10 肉体武器として扱い、1d4ポイントのダメージを与える噛みつき攻撃を持つ。 11 1日1回、1回の移動アクションとして基本地上移動速度が50フィートであるかのように移動するように移動速度を爆発させることができる。 12 寝る必要がない。睡眠効果に完全耐性があるわけではない。 13 病気に対するセーヴィング・スローに+2のボーナスを得る。 14 基本地上移動速度に+5フィート増加させる。 15 君はフィーンディッシュの狡猾な舌を持っており、すべての〈交渉〉判定に+2の種族ボーナスを得る。 16 手足が大きすぎるため、ペナルティなく大型の武器を使用できる。 17 肉体武器として扱い、1d4ポイントのダメージを与える爪攻撃を持つ。 18 DR 2/殴打を得る。 19 30フィートの水泳移動速度を得る。 20 戦技判定に+2の種族ボーナスを得る。 21 君はフィーンディッシュの幸運を持っている。1日1回、ダイス・ロール1つを再ロールすることができる。この2回目のロールの結果を採用しなければならない。 22 1日3回呪文として、ディテクト・イーヴルを使用できる。 23 生存するために水分を飲む必要がない。 24 1日1回身体から鋭い棘を作ることができる。この棘は取り外し可能であり、ダガーとして扱う。 25 [強酸]に対する抵抗5を得る。 26 君の身体は激しい焼けるような熱を生み出す。君の組みつくクリーチャーはラウンド毎に1d4ポイントの[火炎]ダメージを受ける。 27 他次元界の存在と話す追加の2つの言語を話せる。 28 サモン・モンスターによって招来する悪のクリーチャーは通常より3ラウンド長く残る。 29 反応セーヴィング・スローに+1のボーナスを得る。 30 影を変え、自分のサイズ以下の任意のクリーチャーまたは物体の影であるかのように見せることができる。 31 土、砂、緩い砂利を1ラウンド毎に5フィートの速度で掘り進むことができる。 32 弱点を感じることができ、クリティカル・ヒットを確定させるためにすべてのロールに+1のボーナスを得る。 33 DR 2/銀を得る。 34 ヒット・ポイントが-5に減少するまで意識を失うことはない。 35 君な長い手足と強力な拳があり、すべての〈登攀〉判定に+2の種族ボーナスを与える特徴がある。 36 君がコンタクトを取っているどのような知覚のあるクリーチャーともテレパシーで会話をすることができる。 37 1日1回、擬似呪文能力としてデス・ネルを使用できる。 38 回数無制限に、1ラウンドの間60フィートの振動感知の利益を得るために精神集中を行う全ラウンド・アクションを費やすことができる。 39 1日1回、1ラウンドの間通常の基本移動速度の2倍移動できる。 40 全ラウンド・アクションとして、1日に5SP相当の価値のある貴重な血液を出血させて集めることができる。 41 10+ヒット・ダイスの半分に等しい呪文抵抗を持つ。 42 アニメイト・デッド呪文は1d4回行うことでレイズ・デッド呪文として君を生き返らせることができる。 43 君の魔物の魔術能力は、君の【魅力】値を2ポイントではなく3ポイント高いかのように扱う。 44 君は異常に背が低く、小型クリーチャーのすべての標準的な特徴を与える。 45 君の特徴には微妙な順応性があり、すべての〈変装〉判定に+2の種族ボーナスを与える。 46 【知力】に+2の種族ボーナスを得る。 47 1日3回擬似呪文能力としてカース・ウォーターを使用できる。 48 すべての知性のないアンデッドに対して不可視となる。これは超常能力である。 49 負のエネルギーと正のエネルギー両方のエネルギー放出で治癒される。 50 君の肌は不自然に硬く、ACに+1の外皮ボーナスを与える。 51 すべての鳥と話せる。 52 毒に対するセーヴィング・スローに+2のボーナスを得る。 53 鋭敏嗅覚の特殊能力を持つ。 54 DR 2/刺突を得る。 55 以上にずる賢く、すべての〈手先の早業〉判定に+2の種族ボーナスを得る。 56 1日1回酸の唾を吐くことができる。この唾は1d4ポイントの[強酸]ダメージを与え、射程単位は5フィートである。 57 君の身体は痛々しいほど凍えるような冷気を染み出させている。君に組みつくキャラクターはラウンド毎に1d4ポイントの[氷雪]ダメージを受ける。 58 休息時通常の2倍のダメージを回復する。 59 すべての意志セーヴィング・スローに+1のボーナスを得る。 60 夜間、イニシアチブ判定に+2のボーナスを得る。 61 棘を成長させるように、使用している鎧、ガントレット、盾を操作することができる。これらの棘は鎧を着ている間だけ持続する。 62 1日3回擬似呪文能力としてデスウォッチを使用できる。 63 君はある種の非人間的な感覚器官を持つ。すべての凝視攻撃に対するセーヴィング・スローに+2のボーナスを得る。 64 1日1回、1ラウンドの間、暑さが5フィートの未満の物質――鉛は除く――をガラスのように透けて見えることができる。これは超常能力である。 65 君の奇妙な生理機能は、すべての〈軽業〉判定に+2の種族ボーナスを与える。 66 灰、燃えがら、ほこり、砂を飲んで栄養を得ることができる。 67 君の目はフィーンディッシュのように輝き、デヴィルであるかのように暗闇を見通す能力を持つ。 68 DR 2/冷たい鉄を持つ。 69 1日1回、擬似呪文能力としてフォッグ・クラウドを使用できる。 70 君は自身の属性を検知しようとする試みの結果を認識し選ぶことができる。 71 1日1回、1d6+1ヒット・ポイントを回復するために死体を食べる全ラウンド・アクションを行うことができる。 72 50フィート以内の悪のクリーチャーとテレパシーで会話できる。 73 1日3回擬似呪文能力としてマイナー・イメージを使用できる。 74 1日1回擬似呪文能力として、自身のレベルの等しいラウンド数の間小型またはそれより小さい物体を自律行動させることができる。アニメイテッド・オブジェクトとしてこの物体を扱う。 75 [音波]に対する抵抗5を得る。 76 通常よりも3ラウンド長く息を止めることができる。 77 昆虫と話すことができる。 78 君の肌は尖っている。君に組みつきを試みるクリーチャーは1d4ポイントのダメージを受ける。 79 すべての頑健セーヴに+1のボーナスを得る。 80 CMDに+2のボーナスを得る。 81 1日1回擬似呪文能力として自身にレイジを使用できる。 82 [精神作用]効果に対するセーヴィング・スローに+2のボーナスを得る。 83 1日1回、火にさらされると、1d6ポイントのダメージを回復させる。この能力は[火炎]ダメージを無効化しない。 84 魔法の睡眠効果と麻痺効果に対する完全耐性を持つ。 85 超常的な感覚がすべての〈知覚〉判定に+2の種族ボーナスを与える。 86 君の生体構造は少し変わっており、15%の確率で君の対して行われたクリティカル・ヒットを無効化する。 87 人間が必要とする食料と水の量の4分の1で生き残ることができる。 88 君が近接武器で与えたすべてのダメージは、ダメージ減少を克服する目的で悪として扱われる。 89 1日1回、擬似呪文能力としてインフリクト・ライト・ウーンズを使用できる。 90 【判断力】に+2の追加の種族ボーナスを得る。 91 DR 2/斬撃を得る。 92 エーテル界上のクリーチャーを見ることができる。 93 1日1回スピーク・ウィズ・デッドとして、死体に「はい」「いいえ」の質問を1つすることができる。これは擬似呪文能力である。 94 吐き気がする状態に対するセーヴィング・スローに+2のボーナスを得る。 95 君は柔軟性があり、少しヌルヌルしているため、すべての〈脱出術〉判定に+2の種族ボーナスを得る。 96 回数無制限に擬似呪文能力としてヴェントリロキズムを使用できる。 97 1日1回標準アクションとして、【耐久力】修正値と同じ分数の間、異常なティーフリングの身体的な特徴を抑制して、人間のように見せることができる。 98 レベル毎に+1ボーナス・ヒット・ポイントを得る。 99 1週間に1回、コミューン呪文として、情報を得るためにフィーンディッシュの祖先に精神的に接触することができる。これは擬似呪文能力である。 100 2回ロールし、100以上の結果は無視する 適性クラス・オプション Tiefling Favored Class Options シフター 出典:Wilderness Origins 8ページ:フィーンディッシュ種クリーチャーの態度を変えるための野生動物との共感判定に+1のボーナスを得る。 ランダム・ティーフリングの特徴 Random Tiefling Features 出典 Source Blood of Fiends 31ページ 以下に示すのは、ティーフリングが持つ可能性がある数十もの特徴である。以下の特徴はいずれも、通常の能力を超える特別な力をキャラクターに付与しない。 d% 特徴 1 腕部:肘が蹴爪になっている 2 腕部:不釣り合いに大きい腕 3 腕部:石の前腕 4 腕部:触手のよう 5 腕部:不釣り合いに小さい腕 6 体格:やせ衰えている 7 体格:せむし 8 体格:肥満 9 体格:不自然に重い 10 体格:不自然に軽い 11 指:異常に長い 12 指:指の本数が多い 13 指:関節が多い 14 指:爪がない 15 指:奇数本 16 耳:蝙蝠のよう 17 耳:ない 18 耳:豚のよう 19 耳:尖っている 20 耳:その他 21 目:サイクロプスのよう 22 目:山羊のよう 23 目:輝く 24 目:煙 25 目:その他 26 顔:犬の鼻面 27 顔:昆虫の下顎 28 顔:鼻がない 29 顔:発育不全の特徴 30 顔:その他 31 手:後ろに曲がる指 32 手:追加の親指 33 手:ハサミ 34 手:吸盤 35 手:その他 36 頭部:動物のよう 37 頭部:自律行動する髪 38 頭部:禿 39 頭部:奇形 40 頭部:その他 41 角:竜のよう 42 角:金属 43 角:鼠のよう 44 角:痕跡器官 45 角:その他 46 脚部:後ろに曲がる 47 脚部:鳥のよう 48 脚部:蹄 49 脚部:蛙のよう 50 脚部:その他 51 肌:羽毛 52 肌:ぼろぼろ 53 肌:模様がある 54 肌:腐敗 55 肌:鱗 56 肌:粘質製 57 肌:奇妙な色合い 58 肌:半透明 59 肌:様々な色合い 60 肌:その他 61 尾:水棲 62 尾:フィーンディッシュ種 63 尾:哺乳類 64 尾:爬虫類 65 尾:その他 66 歯:鈍い 67 歯:牙 68 歯:金属製のd%の特徴 69 歯:針のよう 70 歯:その他 71 その他:両性具有 72 その他:触覚 73 その他:鳥類のような頭部 74 その他:毛穴からの出血 75 その他:骨の突起 76 その他:奇妙な音を出す 77 その他:奇妙な外骨格 78 その他:外に器官がある 79 その他:無関係な乳首 80 その他:眼柄 81 その他:分岐した舌 82 その他:真菌/葉の成長 83 その他:雌雄両性 84 その他:揃っていないな足跡 85 その他:地獄の輝き 86 その他:寄生 87 その他:人ではないような声 88 その他:関節がない 89 その他:反射しない 90 その他:影がない 91 その他:不浄な痣 92 その他:煙のような息 93 その他:出糸突起 94 その他:奇妙な臭い 95 その他:制御不能な痙攣 96 その他:不自然な体温 97 その他:四肢の痕跡がある 98 その他:ヒューヒューなる臍 99 2回ロールし、99以上の結果は無視する 100 3回ロールし、99以上の結果は無視する