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ティティス file235.jpg フルネーム ティティス 種族 HUMAN 性別 female 身長 151cm(衣装含む) 所属 誕生日 A.P.――――/02/22 所属Ship Ship3 クラスレベル HUNTER プレイヤーネーム Tts Last Update 2012-06-19 22 43 00 (Tue) 備考・その他 アークスに成り立ての新米 良く修了訓練を通過出来たなと周囲から逆に感心される程にドジで天然のドべ娘 素質も才能も悪くないのに、普段が天然ほえほえなのでそうは見えない 担当教官から再訓練を申し渡された際に、現在の仲間と出会う事に 父親は行方不明であり、母は病弱でフォトン濃度の高い場所でしか生活出来ない癖に元気という矛盾した人 基本泣き虫の怖がりだが、他種族や原生生物には敵対心を抱けない性格 稀にラッピーを連れて帰って来てしまい、周りの大人に怒られている また、感情が一定の度合いを超えて爆発すると、急激な身体能力の底上げが起きる が、本人は全く認識出来ておらず、周りしかその事実を知らない 妙に悪運が強く、危機的状況下であっても何故か擦り傷程度で生還してくる ドべ娘の三大ドジ 1、ソードでウーダンに切り掛るが目を瞑っていて空振る→飛び蹴り喰らって吹き飛ばされる 2、ワイヤードランスでガルフを切らずに周りの草と木だけ綺麗に伐採→追いかけ回される 3、舞いをしたらパルチザンが明後日の方向にすっぽ抜けて仲間の眼前を通過→頭グリグリでお仕置きされる 中の人「もう・・・ゴールしても良いよね・・・?」 ― ADVERTISEMENT. ―
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ティティス アーサー王伝説に登場する女性。 林檎の島にいたモルガンルフェ(モルガン・ル・フェ)を囲む9人の姉妹の一。
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ティティス ミマスの住む城に程近い村に住んでいる世話焼きな少女。ミマスのことは何度か話で聞いているが、単なる迷信だと思っている。 (23 53) カリン う、う~ん・・・(カリンなミマスの城に乗り込んでから数日・・雇い主も心配する頃、カリンは森の小道に気絶して倒れている)ん・・・(外傷はほとんど無いがすっかり疲れきっており、誰かが助けないと大変なことになりかねない・・ 助けを求めるように、意識が薄い中、手を伸ばす) (23 56) ティティス え~っと・・・配達は残りこれだけですね・・・(森の中を少女が一人、荷物を持って歩いている。少女、ティティスはこの近くの村に住んでおり、配達のために森の中へと来ていた)・・・うう、何でわざわざこんな森の中に住んでいるんでしょうね。(うっそうとした森の中をぶつぶつ呟きながら歩いていると、道端に倒れているカリンを発見する)・・・?あれは、一体・・・!!誰か倒れている?!大変ッ!助けてあげないとっ!(持っている荷物ををその場に落とすと、カリンの元に駆け寄りその手を握る)大丈夫?しっかりしてください!どうしたんですか?何があったんですか? (00 06) カリン ん・・誰?(疲れからか、話し声もまともに聞き取れず、目を開けてもぼやけてしまって顔が認識できないが、それでも人がいることはわかる 手を強く握って意識があることを示す)み・・みず・・・・と・・ごは・・ん・・(何日も放置されていたのか、枯れた声でそれだけ伝えるとぽっくり・・ではなく、ぐったりとして気絶してしまう) (00 11) ティティス ああ、良かった!まだ息はありますね。(握り返してくるカリンの手に力を感じ取り、とりあえず安堵するティティス)え?何か言いましたか?・・・みず、、、と、ごはん?水と食べ物ですね!分かりました、今何とかします!(気絶したカリンを抱きかかえるとそのままズルズルと運ぶ。助けを求めたいところだが、周囲に他に人がいない以上、ティティスが一人で運ぶ事になった)とり、あえずっ、私のっ、家に行きまっ、しょうっ!そこでっ、手当てしますっ!(空腹のためか、妙に軽いカリンを引きずって、ティティスは村へと戻っていった・・・) (00 23) カリン ん・・・(意識が無くなったカリンはミマスが出てくる夢を見ている 数日前あれだけ完膚なきまでに痛み付けられ、洗脳されたときの夢・・余り言い夢ではないため、次第にカリンの表情がくもり、うめき声を上げる)う”、う”~ん・・・お、オナラは・・・ヤだ・・よぉ~・・(首を左右に振って何かから逃げようとしているのか、はっきりとした寝言を言っていると、突然はっと目が覚める)っ!!?・・ここは・・どこ?ボク、一体何してたの・・?(辺りを見回すが、見覚えは無い・・しかし、体に残った疲れで立ち上がることも出来ず、そのまま寝ていることに・・) (00 29) ティティス 今、声がしましたけど、目が覚めましたか~(カリンの声を聞いてティティスが部屋の中へと入ってくる。手に持ったお盆には、水とお粥らしきものが乗っている)目を覚ましたんですね。よかった~。あ、これお水と特製お粥です。少しでも食べると元気になりますよ~(カリンの寝ているベッドの横まで近付くと、持っていた水と食料を置く)ダメですよ、まだ横になっていないと~。私が食べさせてあげますから。はい、あ~ん♪(起きたばかりのカリンに対し、有無を言わさずお粥を食べさせようとする) (00 42) カリン 人?!(ティティスの気配を察知すると、すぐに逃げようとするが、敵意の欠片も無いと感じると大人しくなる)あ・・ありがとう♪ ボク、とってもお腹すいてたから全部食べちゃうかも・・(照れ笑いを浮かべながらお盆を受け取ろうとするが、ティティスに抑えられてしまう)うわぁ?!ちょっ!は・・はずかしいよ!!(顔を赤くしながら抵抗しようとするが、空腹には勝てず無理やり食べさせられる)あ~ん・・・おいしい!これ、とってもおいしいよ♪(一口食べるとその味に夢中になり、食が進む 数分と掛からずに全て食べ終わると一息つく)ふぅ~・・ご馳走様でした~ っと、自己紹介がまだだったよね?ボクはカリン、退治屋をやってるんだ (00 49) ティティス はい、お粗末さまでした~。(空腹だったとはいえ、見事なまでのカリンの食べっぷりに満足した様子のティティス)はい、カリンさんですか~。私はティティス、この村に住んでいます。・・・カリンさん、退治屋って言いましたけど、あんなところで何をしていたんですか?あの森に恐ろしいモンスターはいませんし、お城には昔何か居たみたいですけど、今は只の廃墟ですし・・・(一息ついたカリンに対し、早速質問を投げかける) (00 59) カリン え?おかしいなぁ・・ボクの記憶だと確かにあそこには・・(おそらく、ミマスに記憶を操作されているのであろう いくら記憶を辿っても思い出せない)ん・・なんだか頭が痛くなってきた・・ごめんね?質問はまた今度にしてくれるかな?(次第に頭痛がするほどになってくると作業を止める)今度は僕が質問していいかな?ティティスさんが僕を助けてくれたって事はわかるんだけど、どこで倒れてたの? (21 57) ティティス う~ん・・・記憶がないんですか?何かショックでも受けたんでしょうか・・・(やや演技じみた素振りで心配そうにカリンを見つめる)あなたが倒れていたところは、この家の裏にある森の中で、ちょっと奥の方の道端に倒れていたんです。あなたが倒れていたところの近くにあるものといえば・・・さっき言ったお城がありますね。ただ、あのお城は随分前から廃墟のままだし、居るのといえばネズミかコウモリぐらいですね~(何度か考え込みながらカリンに説明する) (22 10) カリン 道端にお城か・・・まあ、難しいことはおいて置こっか?(考え込むティティスを前に、更に頭を使いそうと思ったカリンはまたも話を逸らそうとする)そうだ!ボク、もう体調も直ったみたいだし、ティティスさんのお手伝いしようか?(もう大分疲れがいえたのか、すくっと起き上がり、ベッドから出る わざとらしいくらいに元気さをアピールすると、台所のほうへ歩いていく) (22 17) ティティス う~んと、他には・・・わわっ、ダメですよっ!まだ寝ていないとダメですっ!(ベッドから出ようとするカリンを再びベッドの中に戻そうとするが、既にカリンは台所に向かって歩き出している)元気になったからといって、急に動いたらまた倒れちゃいますよ?今はゆっくり休んでくださいっ!(カリンに何度も声を掛けるが、カリンは台所へと入ってしまう)むぅ・・・それじゃ、少しだけですよ?とりあえずおイモの皮でも剥いてもらいましょうか(カリンの行動力に観念すると、机の上に積んであるサツマイモを指差す) (22 45) カリン でも、こんなにお世話になって何も出来ないのは嫌だから・・お願いっ(と、頼み込むと自分の仕事を用意してもらい、早速取り掛かる)やったぁ♪それじゃ、すぐ終わらせちゃうね?(と言ったものの台所仕事は慣れていないのか、ぎこちない手つきでゆっくりゆっくり剥いていく これでは手伝っている意味が無いようだが・・)むむ~・・意外と難しい・・ (22 45) ティティス やっぱり起きたばっかりで難しいでしょ~(慣れないカリンの様子をニコニコと見ていると、カリンに近付き教えようとする)ほら、こうやって剥くんですよ~。力を抜いて、こう、回すように剥いていくんです♪(カリンの横にくっついて皮むきの仕方を教えるティティス。不必要なまでに近い距離ではあるが、本人はまったく気付いていない様子である) (22 53) カリン えと・・起きたばかりじゃなくてもなんだけど・・(ニコニコしているティティスに対し、冷や汗を浮かべながらもサツマイモと格闘していると、吐息が掛かるくらいの距離にティティスが接近する)へ?うわぁっ?!ティティスさん・・?(自分は大声を出すほど動揺しているのに、ティティスはと言うと平然と可憐の手を持って向き方を教えている・・ 顔を赤くしながら無言で皮むきを続ける)お、おわったぁ~・・「皮むきよりも、別のことで疲れちゃったよ・・」 (22 59) ティティス はい、よくできました~(カリンの疲れた様子を笑顔で眺めながら、パチパチを手を叩くティティス。自分の所為でカリンが疲れたことはまったく気にしていない様子)カリンさん、お疲れ様です~。二人で協力したから、あっと言う間に終わっちゃいましたね~。これだけおイモがあれば、夕飯はおイモ尽くしですね♪でもそれだとオナラが出ちゃうかも~♪(カリンとティティスで・・・と言うよりはほとんどティティスが剥いた訳だが、山のようにあるイモを前に今晩の献立を考えるティティス)せっかく手伝ってもらったんで、晩御飯も食べていきますよね?カリンさんは今晩、どんな献立がいいですか?(暫く考えていた後、カリンに振り向いて質問する) (20 33) カリン あはは・・(疲れている自分とは反対にハイテンションなティティスが手をたたくが、元気の無いカリンは苦笑いを浮かべることしか出来ない)そうだね・・でも、オナラはしちゃいけないよ?女の子なんだからっ(恥ずかしげもなく「オナラ」と言う単語を口にするティティスに注意するが、聞いている様子は無い)今日の献立かぁ・・おイモ・・かな?(これだけ芋をむいていて他の選択肢は無いため、誘導されるように答える)他に手伝うことあったら言ってね?役に立てるか解らないけど・・(先ほど、足を引っ張ってしまったため、今度は控えめに申し出る) (20 39) ティティス ん~っと、そうですね~・・・カリンさんまだ疲れているみたいなんで、後は私がしておきますよ。(カリンの疲れている様子から流石にこれ以上手伝わせるのは問題だろうと判断し、カリンの申し出を断る)カリンさんは、部屋でゆっくりしていてください。その間に私が腕にヨリをかけて作っちゃいますよ~(カリンの言葉を待たずに台所の扉を開ける) (20 50) カリン あ・・え・・・ティティスさんっ(返事を返す前に扉を閉められ、置いてけぼりになってしまったカリン 他にすることも無いため椅子に座って待つことに)「ティティスさんか~・・美人だし優しいし、お料理上手だし、ボクもあんな人になりたいな~・・・」(ティティスのことを羨ましく思っていると、顔が火照り始める)え?!や・・ボクなんでこんなに熱くなってるの・・?(体温上昇の原因がわからないため、両手で頬を押さえて考える) (20 57) ティティス さてと、それじゃ早速お料理に取り掛かりましょうか。カリンさんが喜んでくれるような、美味しいものにしないといけませんね~(カリンを部屋に戻し、一人台所に立つティティス。一人の方がやり易いのか、慣れた手つきでテキパキと料理を作り始める)ふんふんふ~ん♪・・・それにしても、カリンさん、どうして倒れていたんでしょう?あの辺りには果物がたくさんあるのに、何で空腹で倒れていたんでしょうね~?(鼻歌交じりに料理を続ける中、ふとカリンが倒れていた理由が気になりだす)ん~・・・あ、そういえばあの近くの廃墟に吸血鬼が居るって言う噂がありましたっけ。・・・いくらなんでもそれはないですよね~、あんなところに吸血鬼が居るなんて。さ、お料理お料理♪(吸血鬼ミマスのことをまったく信じていない様子のティティス。独り言を終えると、カリンのための料理作りに励みだした・・・) (21 08) カリン あう・・ティティスさんのこと考えると、どんどん熱くなっちゃうよ・・(考えるほど体が熱くなってきてしまい、そのうち全身が赤くなる)これってもしかして・・こ・・って、ちっがーうっ!!女の子同士でそんなの絶対に無いよ(そのうち行き着いた答えを言いかけるが、途中で止めて思い切り否定する が、恥ずかしかったのか、顔だけは更に赤くなる)うぅ・・こんなところにティティスさんが来たらどうしよう?・・って、また考えたら熱く・・うわ~ん!(何をやっても悪い方向に進んでいくような、悪循環に困り果てる) (21 14) ティティス ・・・ふぅ、できました~♪(カリンが騒いでいることも露知らず、料理を終えたティティス。早速カリンを呼ぼうと部屋のドアを開ける)カリンさん、ご飯ができましたよ~・・・って、どうしたんですか?!全身真っ赤ですよ?!(赤くなったカリンの様子を見て、またしても慌てるティティス。カリンに近付くとそのオデコに自分のオデコをくっつける)大変!熱が出ていますっ!これを飲んでくださいっ!(カリンが熱を出していると勘違いし、薬を取り出して飲ませようとする) (21 23) カリン っ?!・・ティティスさん・・これはちがっ・・!(事情を話そうにも、あなたのことを考えていたから などとは言えず、言葉が詰まってしまう さらには追い討ちをかけるようにおでこを当てられる)~~っ!!?・・・はい・・(逃げ出しそうになるが、このまま熱と思ってもらえれば問題はなくなるため、おとなしく用意された薬を飲む)ぷはっ・・えぇと・・ご飯は食べても大丈夫・・だよね?(ティティスの性格なら、このままベッドに連れて行かれるのではと思い、恐る恐る質問する) (21 28) ティティス ふう~、これで一安心です(カリンが大人しく渡した薬を飲んだことに安堵するが・・・)・・・ああっ!そうでした!このお薬、ご飯の後に飲む薬でした!・・・ううぅ、カリンさん、どうしましょう~・・・(カリンは別に病気で熱を出したわけではないため、薬をいつ飲もうと関係ないのだが、病気と思っているティティスにとっては重大なことらしい)・・・あ、ご飯ですか?・・・そうですね、薬が溶ける前にご飯食べちゃえば大丈夫ですよね。それじゃすぐにご飯にしましょうか(カリンの、『ご飯は食べても大丈夫』と言う言葉を聞き、考えをすぐに切り替えるティティス。カリンの手を握って食堂へと連れて行こうとする) (21 38) カリン え・・?そんなの別に大丈夫だよ(と言っても、慌てているティティスの耳には入っていないらしく、呆気に取られているが、食事を取っていいと言われるとすぐに食堂へ向かおうとする・・)へ?や・・一人で行けるよ!(腕をつかまれ、引っ張られるように連れて行かれ食堂に着くと用意されていた料理に驚く)うわ~・・こんなにたっくさん ごめんね?ティティスさん一人に作らせちゃって・・(が、その量が多いということはティティスの負担も大きいと言うこと 喜びもあるが、何もしなかったことに対し謝る) (21 45) ティティス いえいえ、別にかまいませんよ~。一人暮らしなんで、一人で料理するのはいつもの事なんで~。(カリンが喜んでくれたことで上機嫌になるティティス。特に気にすることもなく一人暮らしであることを話す)それに疲れている人を無理矢理働かせるなんて私が許しませんし~・・・さ、カリンさんいっぱい食べてくださいね?ちょっと作りすぎちゃって私一人だと食べきれませんから。(カリンのための席を用意すると、自分もその向かいに座る)それでは、いっただきまーす♪ (21 52) カリン あ・・うん、ありがと♪(一人暮らし・・と言う単語を聞くと気まずそうな顔をするが、明るいティティスに進められ椅子に座る)ティティスさん、ボクがここにいる間はボクがティティスさんの家族になるよ! それじゃ、いただきまーす!(ティティスを気遣い一言言うと、気恥ずかしいのか返事を待つ前に食べ始める)美味しい♪これ、とってもおいしいよ!(余りの美味しさに大きな声で感想をいい、ティティスに伝える) (21 58) ティティス 美味しいですか?良かったです~。カリンさんにここまで喜んでもらえるのなら、私も作った甲斐がありますね♪(カリンの様子に料理が成功したことを感じご満悦のティティス)・・・カリンさん、私の家族になってくれるんですか?カリンさんみたいな可愛い人なら大歓迎ですよ~。居る間だけなんか言わず、ず~っと私の家族になっても構いませんよ?(本人としてはさっきのカリンの言葉に返事しただけだが、周囲の誤解を招くような発言をするティティス) (22 10) カリン へ?!いや・・そんなつもりで言ったんじゃ・・(ティティスの言葉をみごと間違って捉えてしまったカリン 赤みの治まった顔は再び赤くなる)っっ!!・・「あれ?いま・・なんか変な感じが・・」(突如、頭の中に響いてくるような衝撃が襲う さらに気にしていると、もう一度)っ!!「また・・やっぱり風邪かな?」(次第に意識が薄くなって供養な錯覚に陥り、風邪と納得して席を立とうとする)あの、ティティスさん ボク、体の調子が悪いからベッドで寝ていいかな? (22 16) ティティス え?はい、分かりました。「やっぱりカリンさん疲れているんですね。お手伝いしてもらったのが良くなかったのでしょうか?」(カリンの様子を不審に思いながら、疲れの所為だろうと納得する)それでは部屋まで一緒に行きましょうか ( (22 23 カリン ありがとう・・・っっっ!!!(ベッドについて横になろうとしたとき、今までで一番大きな衝撃が走り意識を失う・・が、それも刹那 倒れるどころか、体が傾く前に意識を取り戻り体調も元通りになる)あれ?あ、なんだか大丈夫みたい・・ごめんね、ティティスさん ボクの勘違いだったみたい・・(と、ティティスから離れて笑顔を見せるが、それと同時になぜかティティスをベッドに押し倒す) (22 27) ティティス ッ?!だ、大丈夫ですかカリンさんっ?!(カリンが意識を失ったことに慌てるが、当のカリンはすぐに目を覚まし無事だと伝える)大丈夫・・・?そんなはずありませんっ!今確かに気絶したじゃないですか・・・きゃっ!?(カリンの様子を問い詰めようとするも、突然カリンにベッドへと引きずり込まれてしまう)ど、どうしたんですかカリンさん? も、もしかして一緒に寝たいとか?(混乱の余り、思わず間抜けな質問をしてしまう) (22 33) カリン あれ?ボクなんでこんなことを・・(何気なくやってしまった・・と言えばうそになるだろうが、自分のした行動を疑問に思ってしまい怪訝そうな表情を作る)えっと・・一緒に寝たいとかそんなんじゃないよ?でも・・なんだかティティスさんが目の前にいると・・おかしな感覚が(徐々にこみ上げてくるような違和感を受け入れられなくなり、押し倒したティティスの上に覆いかぶさるようにしてベッドに横になる)「おかしいよ・・こんなことや労なんて思ってないのに、何で体が動いちゃうの・・?」 (22 42) ティティス そ、そうですよね。カリンさん誰かと一緒じゃないと眠れないような、そんな子供みたいなことしませんよね・・・(自分の置かれている状況と、カリンの態度の違いにますます混乱する。とりあえずベッドから出ようと試みるも、カリンが上に覆いかぶさってくる)ひ、ひゃぁッ??!ど、どど、ど、どうしたんですかっカリンさんっ?!何でカリンさんが私の上にっ?!(無意識にスキンシップを取ることには何の抵抗もないティティスだが、このような状況になれているはずも無く、完全にパニック状態になってしまう) (22 48) カリン ぼ、ボクもどうしてかわからないよ・・(ティティスに聞かれても、答えようの無いカリンはその状態のまま動けないらしく、たじろいでいる)ぅ・・「どうしよう・・さっきの夕飯でおイモたくさん食べちゃったからお腹が・・」(突如、ぼこぼこっと何かが発生する感覚が腹部に走る ティティスの前と言うこともあって顔を赤くしながら音がばれないように祈るが、そんな恥じらいとは反対に、カリンのお尻は自然とティティスの顔を向いている)えぇ?!ちがっ・・こんなのダメっ!(慌てて体勢を戻そうとしたとき、無駄に力が入ってしまったのか「ぷうぅ・・」と小さな音を立ててティティスの顔にガスが噴射されてしまう)ぁ・・ぅ・・・ティティスさん、ゴメンッ!!(顔を真っ赤にしながらティティスに合わせる顔が無いカリンはお尻を向けたまま謝る) (22 57) ティティス わ、分からないってそんなっ!?カリンさん一体どうしちゃったんですっ?!(カリンの的を射ない答えにますます混乱するティティスだが、そこへ拍車を掛けるようにカリンのお尻を向けられる)ちょ、ちょっと?なんでこっちにお尻向けるんですかっ?!お尻は人でなくてトイレに向けるものですよっ?!(カリンの形の良いお尻が目の前にあるため、思わず赤面する。言っていることもさっき以上にわけが分からなくなってきている。そこへ・・・)へっ?・・・んんむぅっ?!・・・く、臭いですっ!カリンさんなんでオナラするんですかっ?!(突然のオナラに咽ぶティティス。実際臭いはそれほど強くなかったのだが、今のティティスはそれでも十分気が動転してしまう) (23 06) カリン そんなこと言ったって~~~(何度言われても解らないものは解らない 誰でもいいから助けてくれと泣きつくが、誰もいないため当然空を切る)うぅ・・恥ずかしいよぉ・・ティティスさん、そんな子と言わないでぇ・(大声で反応されて、赤面しながら俯く・・が、決して体勢は変えない それどころかむしろお尻は徐々にティティスの顔に近づいていく それに気付いたカリンは)あ?!だめ・・これいじょうティティスさんに失礼な事しちゃ・・(自然に動いてしまう体を制御仕様と踏ん張る・・その子とが逆効果をもたらすことも考えずに・・)だからダメぇー!!・・ぁっ(「ぶううううぅーー!!」(十分に近づいてしまった状態で、体制を無理に治そうとした結果、力みすぎたカリンはその場で大きなオナラをしてしまう 先ほどとは違い、今度は思い切り力んでのオナラだったため、匂いも量も数段上!) (23 17 ティティス ・・・え?、あ、その、すいません、言い過ぎました・・・(カリンを非難したことについて思わず謝るが、徐々にカリンのお尻が近付いてくる)か、カリンさん? そんなに近付いて・・・さ、さっき臭いって言っちゃったことは謝りますから、だから、だから・・・(これ以上近付かないで、と言おうとした矢先、強烈なガスを吹き付けられてしまう)むぅぅぅっ!!! く、臭いぃ・・・か、カリンさん、なんで、なんで、こんな酷い・・・人が変わったみたいですぅ・・・(余りの臭いにうっすらと涙を浮かべるティティス) (23 26) カリン うっ・・これはその・・・ご、ごめんなさ~い!!(言い訳するにも自分でも状況がつかめてないため素直に謝るが、振り返ってティティスの顔を見ると・・)うぅ・・ホントにホントにごめんね?やっぱり、く・・臭かった、よね?ボクのオナラ・・(涙の理由など聞かずとも自分のオナラであるとわかってしまい、ますます罪悪感が募り、カリンの目にもうっすらと涙が浮かぶ・・ いろいろな感情が溢れ返そうになっていると、また先ほどの衝撃が・・)っっ?!!「や・・また、これ・・このままじゃまたティティスさんにオナラしちゃうよ!」 (23 33) ティティス ミマス>ふっふ~♪ カリンお姉ちゃん、やっぱりまだまだだね。せっかく仲間にできるチャンスなのに、そんなんじゃ逃げられちゃうよ?(カリンの頭の中に先日の少女、カリンの主となったミマスの声が響く)そんなダメダメなカリンお姉ちゃんは、私が手助けしてあげるね~。 まずはその子の緊張を解きほぐすために・・・スキンシップを図ってみようか♪(ミマスがこの場に隠れているのか、それともどこからか魔法で持って監視でもしているのか、カリンの頭の中にミマスのアドバイスが流れ込んでくる) カリン>ど、どうしたんですかカリンさん・・・?(涙を浮かべたかと思うと、仰け反るような体勢で暫く固まっているカリン。その様子を見て、自分の状況もさておき、怪訝そうにティティスが呟く) (23 47) カリン 「ん・・?その声、どこかで・・」(カリンの記憶の奥深くには嫌な記憶が眠っているが、おそらくミマスの魔法であろう、なかなか思い出せずに話を聞いている)「仲間って何?それに、君は誰なの?!」(質問し返しても、ミマスはお構い無しに自分の用件を話すだけ話して交信をきってしまう)「スキンシップ・・?それってもしかして・・・」(先ほどの自分の行動から次にどんなことをするか想像がついてしまったカリン)っ?!なんだろう・・なんだかティティスさんの事・・(ティティスの体に見とれていまい、自然と手にティティスの胸の上に置く そして、撫でるように両手を動かし始める)や、やわらかい・・ティティスさんって見た目より胸あるんだね? (23 57) ティティス か、カリンさん、目つきがおかしいですよ・・・(先ほどとは明らかに自分を見る目が変わっているカリンに、思わず身の危険を感じる。しかし逃げようにも先ほどのオナラの所為で力が入らず、またカリンの力が女性とは思えないほど強くなっているため、そのまま動けずにいる)・・・ひゃっ?!か、カリンさん、一体何をっ・・・あぅっ?!・・・や、止めてくださいぃ・・・(カリンに胸を撫でられ、思わず艶っぽい声を出してしまう。男性経験もなければ当然女性経験もないため、カリンの行為に当惑しきってしまう) ミマス>うんうん、いい感じだね~。そのまま優しく、優し~く、包み込んであげるようにね♪(ティティスの反応に気を良くしたミマス。更に続けるようカリンに命ずると、再び交信を絶つ) (00 11) カリン え?っ!///!!ボク、一体何言って・・(ティティスの言葉で我に返り、正常な反応を示すが・・)でも・・なんだか変なんだ・・ティティスさんと一緒にいるといーっぱいくっ付きたくて・・(目つきは普段どおりに戻ったが、行動までは戻っていなかったのか、硬直しているティティスの胸から両手を離して今度は顔をうずめる)う~ん、なんだか甘い匂い・・それに気持ちいい・・(首をゆっくりと振り、胸の感触を楽しむかのようにしながら大きく息を吸って同時に臭いを嗅ぐ 同じ女性でも本当に惚れてしまいそうなほどのティティスのスタイル、ミマスに操られ性的に興奮させられているこの状態でなら、なおさら興奮を覚える) (00 18) ティティス ・・・はぁ・・・はぁ・・・・・・はぅ、カリンさん・・・どうしちゃったんですかぁ・・・(カリンが胸から手を離したことにより、何とか一呼吸付く)く、くっ付きたい・・・私もカリンさんのこと好きですけど・・・そんな、ここまでくっ付くなんて・・・きゃぁんっ!!(顔つきは元に戻ったが、その分カリンの発言により恐ろしいものを感じるティティス。とりあえず落ち着いてもらおうと思った矢先、カリンが胸に顔を埋めてくる)はぅ・・・ちょっと、やめ・・・ひゃぁんっ! か、顔動かさないで下さいっ!・・・ひゃっ?!(カリンの顔を胸で感じつつ、余りにも積極的なカリンの行動に、次第にこのまま体を預けても良いかも、と思い始めてしまう) ミマス>・・・お姉ちゃんイイな~、私もしたいな~(ティティスの胸に顔を埋めているミマスの様子を羨ましそうにミマスが呟く)・・・もうそろそろ十分みたいだね、続きはお城でやればいいし。あの子もカリンお姉ちゃんのこと好きみたいだから、このまま一気にキスしちゃおうか。(羨ましさからか、やや不機嫌な声でカリンに命じる) (00 39) カリン ん~~・・・ぷはぁっ・・苦しかったぁ・・(ある程度、ティティスの胸の感触を楽しんだ後、顔を上げて空気を吸い込む 第一声の言葉とは裏腹に、幸せそうな表情でボーっとティティスを見ている)「ん・・キス?そうだね・・そろそろいいかも」あのね、ティティスさん?ボク、初めてだから上手に出来るかわからないけど、がんばるよ(というと、ティティスの顔にゆっくりと近づき、最終的に唇を重ねる それから、舌をするりと入れて濃厚なキス ティティスの力をあっという間に奪っていく) (21 32) ティティス ・・・はぁ・・・はぁ・・・・・・何で・・・何でこんな・・・(カリンが胸から離れたことにより、何とか一呼吸おけたが、執拗に胸を責められたことによりティティスの顔は真っ赤に上気している)「カリンさん、一体どうしちゃったんでしょう・・・でも、何だか気持ちよかったかも・・・・・・ッ!ダメですッ!こういうときは断固とした態度で臨まないとっ!」 カリンさんっ!何て酷いことするんでっ・・・ふむっ!?(カリンに抗議しようとするも、口を開いたところにカリンの唇を重ねられてしまう)んっ!?・・・ふむ~っ!・・・むぅ?・・・・・・(カリンのキスにしどろもどろになるティティス。その隙をつかれ、カリンを拒むこともできずにいる) (21 45) カリン ん・・「ティティスさん、こんなに慌てるなんて可愛いな・・」(自分に振り回されているティティスの反応を楽しんでいると興奮が更に強くなる)「それじゃ・・もっと強烈なキス、しちゃおうかな・・」(これ以上の反応を求めようと、入れていた舌を更に奥に入れていく・・・さらにはそれだけで飽き足らなかったのか)「ここ・・触ったらどんな風になるんだろう・・」(開いていた片手を下・・つまり、ティティスの股間に伸ばすと、指先でツツー・・っとゆっくりなぞる様に動かす) (21 51) ティティス ・・・ぅん?・・・・・・っ!?(既にカリンを拒むだけの力は残っていないのか、更に舌を入れられても、そのまま受け入れてしまうティティス。舌には抵抗しなくなったが、流石に股間をなぞられると体が抵抗するのか、一瞬痙攣したかのように反応する) ミマス>・・・さすがにそろそろやりすぎなんじゃないかな、お姉ちゃん?見てるだけじゃつまんないな~(カリンとティティスの様子をどこからか監視しているミマスが、さも不機嫌そうに呟く)そろそろ本当の仕事を思い出してもらわないとね~・・・そうだ♪こうしちゃえ♪ ・・・カリン、貴女は『オナラで快感を感じる』はずでしょう。さ、その子が好きなら『オナラを嗅がせなさい』(以前カリンを操った、強烈な暗示を再びカリンに放つ) (22 03) カリン っ!?「びっくりしたぁ・・・」(急にティティスの体が痙攣すると、その衝撃がカリンの体にも伝わり、驚いて開放しそうになる)っっ!!?「ん・・これは・・?ま、た・・」(先ほどよりずっと強い暗示に、逆らうことの出来ないカリン ミマスに服従を誓ったため、楽しみも忘れて命令どおりに動く)どう?ボクのキス、上手だったかな?(開放されて苦しそうなティティスにお構い無しに質問 そして、返事を聞く前に体勢を180度変えてお尻を向ける)あとね?もう1つお願いがあるんだ 優しいティティスさんならきっと許してくれるよね? (22 09) ティティス ・・・・・・ふぇ?・・・もぅ、終わり、ですかぁ・・・?(急に動きを止めたカリンに、安堵とも残念とも取れる呟きを漏らすティティス)・・・・・・えっ?!・・・か、カリンさんは、、、じょ、じょうず、、、でし、、、た。(カリンの質問に、顔を真っ赤にさせながら応えるティティス。しかし、その言葉を聴いたのはカリンではなくカリンのお尻)え?・・・今度は・・・さっきとは別のことです・・・よね?(お尻を向けられて、さっきのオナラを思い出すティティス。オナラではないことを願いつつ、カリンに質問する) (22 21) カリン ざ~んねん♪ふせいかーい!(後ろを振り返り、ティティスに表情を見れるようにすると満面の笑みで返す そして・・・「すううぅぅぅーー・・---」ガスが抜ける課のような音と共に、濃縮された激臭のガスがティティスの顔に吹き付ける)いろんな顔を見たけど、やっぱりティティスさんの顔の中で一番好きなのは、ボクのオナラを嗅いでくれたときだよ♪(匂いに苦しむティティスの顔を見て気が済むと、残り香を嗅がせようとお尻を押し付ける)えへへ♪さっきのキスとおんなじくらい強烈でしょ? (22 26) ティティス ふ、不正解って・・・まさか?!(さっきのオナラがまた来ると思い、両手を顔の前にして少しでも臭いを防ごうとするが、カリンの放つオナラはさっきまでのそれをはるかに上回るものとなっている)あぐっ!!?? く、臭っ!臭いですっ!止めて、止めてくださいっ!!(強烈なガスの前に手で顔を覆っても効果は無く、余りの臭いに涙を浮かべるティティス)そんな、好きな顔って・・・さっきのも、そのためだったんです・・・むぐっ?!(強烈なガスと、先ほどから続くカリンの余りの変わりっぷりに、ますます混乱するティティス。カリンの言葉に何か引っかかり問い詰めようとするも、お尻によって塞がれてしまう)ふぐっ?くはいっ!くはいでふっ!(強烈な残り香を受けながら、必死に抗議する。しかし、ティティスの叫びは全てお尻に吸収されてしまう・・・) (22 41) カリン はぅん・・ティティスさんがボクのオナラで苦しんでる・・・(自分のお尻の下で身悶えるティティス その様子に興奮が絶頂に来たカリンは空ろな瞳で天を見る)この状態でまたやったらどうなっちゃうんだろう・・(そして、カリンの興味はまたもティティスの反応に向く)ごめんね、さっきのじゃ満足できなかったから後一回だけ・・いいよね?(振り返ってティティスに訊くが、お尻に遮られてしまうため返事など帰ってくるはずがない、それを承知の上の行動のため はなからティティスの意思など無視で・・・「ぶうううううぅぅぅぅ~~~~ッッ!!!」先ほどの絡みつくようなすかしっぺとは違い、一気にティティスの鼻の中に入り込むような猛烈なガスを噴射!)あぅっ・・・いっぱい出ちゃった・・でも、全部嗅いでね?残しちゃいけないよ? (22 50) ティティス い、いっはいはけしゃはかったんれすはっ!?「一回だけじゃなかったんですか?! ・・・うう、どうしましょう。このままじゃ本当に気絶してしまいます・・・」(カリンに対し抗議するが、お尻で顔を押さえられている以上、何を言ってもカリンの耳には届かない)・・・ッ!?!?ンンッ!!ンンッ!!ンーーッ!・・・・・・(カリンから再び放たれたガスにより、鼻から脳天へと直接突き抜けるような感覚に襲われる。何とかカリン退かそうとお尻に手を当てるが、既に疲労困憊のティティスでは退かすこともできず、ガスを全て嗅ぐことなく気絶してしまう) ミマス>ふっふ~♪お姉ちゃんもやればできるんだね~。それじゃそろそろ仕上げだね、お姉ちゃんに私の力を貸してあげるね・・・(ミマスが念じると、カリンの中にミマスの力が流れ込んでくる。カリンを襲った、ミマスの力が) (23 04) カリン ん・・・?あれ?気絶しちゃったかな・・(お尻に触れていた手の感触がなくなると、気になったのか腰を上げてティティスの意識を確認 完全に気絶してしまったティティスは何の反応もないため、もうカリンの興味の対象から外れたかと思いきや・・)あうっ!!?「力・・?」・・思い出した・・・どうしてあんなところで倒れていたか・・(分け与えられた力と共に、消えていた記憶・・ミマスに忠誠を誓った・・ということを思い出す)それじゃあ、お仕事をしっかりしないと、ミマス様に怒られちゃうよ(気絶しているティティスにこれ以上何をするというのか、意味もなくお尻を向けると・・「ブオオオオォォォォオオオーーーッッッ!!!」今まで出特大のおなら、ティティスの体をすっぽり包み込むくらいの量と、超高濃度のガスは催眠効果を兼ね備えたもの・・)これでティティスさんもボクの仲間 えへへ♪これからずっと一緒かぁ・・ (23 23) ティティス ・・・・・・ううぅ・・・(カリンの特大オナラに包み込まれ、軽く呻くティティス。無意識のうちに周囲のガスを全て吸い込むと、突然目を開き起き上がる)・・・・・・おはよう・・・ございます・・・・・・(夢遊病にかかったかのように、虚ろな目つきでカリンを見つめるティティス)「ううぅ・・・臭いぃぃ・・・・・・あれ?私、起きています。いつの間にでしょう?それに、体の様子も何か変ですし・・・あれ?!何か体が勝手に動いていますっ!?」(ティティスの意識が覚醒するが、体はティティスの意思に反し、ふらふらとおぼつかない足どりでカリンの側へと移動する) (23 34) カリン うん♪やっぱりミマス様の催眠は強力だね あれだけ嫌がってたティティスさんがこんなに素直になるなんて(オナラの効果に感心しつつ、催眠が切れる前に城に戻ろうと家を出る)でも、ボクじゃ完全な催眠は出来ないから仕上げはミマス様にお願いしよう(ティティスが迷わないように・・といってもそんなことはないのだが、単に好みで手を繋ぐとミマスのいる城に歩いていった・・)「さっきの続き・・もっとやりたかったな・・」(不完全燃焼に終わったティティスとのやり取りをもう一度やりたい・・という思いを胸にしながら・・) (23 39)
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カリン ふぅ・・(ティティスの家での騒動の後、数時間歩いてミマスの城にたどり着いたカリンたち・・)ティティスさん、ここが僕のご主人様 ミマス様のお城だよ♪(2人が門の前に立つと、門は勝手に開き、まるで中に入って来いと言ったように風が吸い込まれるように吹く)っと、ミマス様がお呼びだね・・それじゃあ、ボクに付いて来て・・(そういってティティスの前を歩き、城の奥へと案内するのだが、カリンを案内したところは、とても城の主がいるとは思えない簡素な部屋)ティティスさん・・これで2人っきりだよ?(ティティスが部屋の中に入ると、邪魔が入らないように鍵をかけてからティティスに歩み寄る)さっきはカリン様に止められちゃったから・・続きやろ♪ (22 47) ティティス ・・・・・・ここが、お城・・・「うう、何で体が勝手に動くんですかぁ・・・それに、ここってただの廃墟だし・・・」(カリンに連れられてミマスの城までやってきたティティス。ミマスに近付いたため影響がよりいっそう強まったのか、家を出た頃のようなおぼつかない足取りではなく、しっかりとその足は城に向かっている)・・・・・・はい・・・「こ、この中に入るんですかっ?・・・や、やっぱりこの中にオバケが?」(ミマスの存在を信じていないティティスにとって、城の中に居るのは吸血鬼でなく、単なるオバケのようである。そのまま、カリンに連れられて部屋の中へと入る) 「へぇぇ・・・中は意外と綺麗なんですねぇ。驚きました・・・ええっ?! か、カリンさん一体何をっ?!」(カリンと入った部屋の中で、今の状況にも関わらずじっくりと部屋の中を見る。しかし、カリンの放った言葉に思わず飛び上がりそうになる、体は動かないままであるが) (22 58) カリン やっぱり・・まだミマス様の術は解けてないんだね?よかった・・(自分がこのような大胆な行動を取っているというのに、抵抗する素振りを一切見せないティティスを見ると安心して部屋に置かれたベッドに押倒す・・)それじゃあ・・準備はいいよね さっき準備運動したしね(準備運動と言うのはおそらくティティスの家での事だろう・・ティティスに聞いても術に掛かっている状態では応えられないと言うことで、すぐにティティスにお尻を向ける)さっきあれだけしちゃったけど、もう溜まったんだ♪これもミマス様の特訓のおかげだよ(お腹の張りを感じながら、ゆっくりお尻を落としていく・・しかし、最初から思い切りいくことはなく、ある程度距離を置いている状態でストップする)3・・2・・・1・・・・0ッッ!!!(急にカウントダウンを始めると、0の掛け声と同時に「ブウウウウゥゥゥーーーッッ!!!」激臭ガスを噴射 その後、カリンは体勢を反転し、苦しむティティスの顔を見る) (23 07) ティティス ティティス>「や、止めてくださいっ!カリンさんっ!・・・うぅ、やっぱり体が動きません・・・」(カリンの行動を止めさせようとするも、術の効果で体がまったく動かず、カリンの行動をそのまま受け入れてしまう)「せめて・・・せめて腕だけでも動かさないと・・・!」(オナラを防ぐべく、何とか体を動かそうと力を込める。カウントダウンが0に近付くに連れて、ティティスの焦りも高まり、込める力も強くなってくる)「動いてっ!動いてっ!!動いてください~っ!!」(叫びだしたいほどの気持ちで力を込めた結果、僅かに指が動いた感覚を得る。しかしそれと同時にカリンの強烈なガスが顔を包み込んでしまう)「ふむっっ?!!! か、カリンさんっ 臭いっ!臭すぎますっ!さっきよりも臭くなってますよぅ・・・」(カリンのガスを直に吸い込み、その臭いに思わず泣きそうになるティティス。運の悪いことに、さっき力を込めた影響で指だけでなく顔の自由もある程度聞くようになったらしく、泣きそうな顔をカリンに見られてしまう) (23 20) カリン はうん・・ティティスさんはやっぱりボクの思ったとおりだよぅ・・(泣きそうな表情を浮かべるティティスの頬を撫でながら恍惚の表情を浮かべるかリン)もう一発♪・・といきたいけど、流石にティティスさんもこう何発も嗅がされちゃ辛いだろうからね オナラの匂いが晴れるまでは別の事しよっか♪(すると、ティティスにキスを迫ろうと思ったのだが、やはり自分のオナラでもきついらしくすぐに諦めてティティスの胸を揉み始める)うぅん・・やわらか~い♪ふにふにしてるよぉ(ティティスの顔の自由が利くようになったことによって、反応を楽しみながら・・と言うことができるので、カリンにとっては二重の楽しみを満喫する)幸せ~・・ (23 26) ティティス ティティス>「うぅ・・・酷いですよぅ・・・こんな、こんな・・・」(カリンに頬を撫でられつつ、文句の一つも言ってやろうと思ったが、どうやら自由になったのは表情のみのようである。ティティスは何か喋りたそうな表情をするばかりで、カリンの愛撫を受け続ける)「あっ!ひゃぅっ! や、止めてくださいよぅ・・・」(カリンが胸を触り始め、思わず悲鳴を上げそうになるが、やはり声は何も出ない。カリンに懇願するような瞳を向けることが精一杯である) ミマス>う~ん、お姉ちゃん遅いなぁ・・・もうここについてもいい頃なんだけど・・・(一方、城の主人であるミマスは、広間で退屈そうに二人を待っていた)お姉ちゃん達が家を出てから随分と経ってるけど、もしかして道に迷っているのかな?(両脇に控えている女性に聞いてみるが、フルフルと首を振って否定を表す)・・・う~ん、、、しかたないな~、少し覗いてみよっと♪(脇にかけてあった鏡を手元に手繰り寄せると、なにやら呪文を呟いて鏡を覗く。するとそこにはカリンとティティスの様子が・・・)な~んだ、お姉ちゃん達もう戻ってきているんだね~・・・って、二人で何やってるの?! ・・・カリンお姉ちゃん、私に内緒で何やってるのかな~、これは一度、ホントに、ちゃんと、私とお姉ちゃんの立場って物を教えてあげないとね~。(城に戻ってきたのに、報告に来ず、しかも、ミマスに黙って楽しそうなことをしている・・・怒りの余り、頬を引き付かせるミマス) (23 39) カリン そんな顔されると、ボク余計に楽しくなっちゃうよ・・(自分に向けられるティティスの表情が興奮をいっそう強め、困ったような表情を浮かべるが、実際にはそれほど困っておらずむしろ嬉しいようである)このまましばらくボクと遊んでようね?(と言うと、「遊び」とは程遠いような行動を続けるカリン しかし、そんなカリンたちを心配してはなれたところから様子を見るミマスの視線を感じる)「ビクゥッッ!!?」な・・なんだろう・・?この悪寒・・・(急に背筋に凍りつくような寒気が走ると、ティティスの拘束を解くが気のせいと判断する)なんだか寒くなってきたから、ティティスさん ボクをあっためて?(毛布をティティスにかけると、そこに潜り込むように入っていくカリン しかし、ただ2人で毛布に包まると言うことには収まらず、やはりここでもティティスにセクハラをする)「ふぅ・・心配しすぎだよね・・?いくらミマス様でもここにいたらわからないはずだよ・・」(そう・・ミマスの恐怖を紛らわすかのようにして・・) (23 48) ティティス ミマス>・・・と、言うわけで~。カリンお姉ちゃんにお仕置きするべく、部屋の前に来ましたけど、どんな風にしようかな?(早速カリンたちのいる部屋の前に移動したミマス。カリンにどんなお仕置きをしようかと、部屋の中の様子を先ほど使った鏡から伺う)ふんふん、あれがカリンお姉ちゃんの連れてきた子か~中々いい子じゃない・・・・・・んふっ♪良いこと思いつ~いたっ、と♪(ティティスの姿を見て何か思いついてのか、ドアの鍵穴に向かってお尻を押し付けると、ふしゅぅぅ~~~~~、とすかしっ屁をカリン達の居る室内に流し込む)カリンお姉ちゃん、もう一人のお姉ちゃんにたっぷりと可愛がってもらおっか♪(ティティスを対象とする力を込めたガスを流し込み、ティティスのみを操ろうとする。室内に流れ込んできたガスは、カリンにとっては特に臭いのない物だが、ティティスの体を侵食し、ミマスの意のままに動き始める) ティティス>「あ・・・ひっ・・・ダメですよぉ、カリンさぁん・・・」(毛布の中でもカリンの執拗な愛撫を受け、顔を赤く染めるティティス。しかし体はいまだ動かず、カリンの良い様に遊ばれている)「あれ・・・?なんでしょう? 何か、変な臭いが・・・」 ・・・っ!!(ミマスのガスを吸うことによって、ティティスの体小さく反応する。それまでカリンが何をしようとも動かなかったティティスの肉体がやんわりと動き出し、カリンの体をゆっくりと、包み込むように抱きしめる) (21 08) カリン ティティスさ~ん・・(布団の中にもぐりこんだ後、ティティスの身体をあちこち撫で回して心底幸せそうな表情を浮かべているカリン そんな中ミマスが恐ろしいお仕置きを思いつき、実行に移していくのだが、ガスの匂いを感じないためカリンにとっては何が起きているかなどわからない)ここを触ったらどんな反応するのかな~・・(興味心身でティティスの身体の敏感なところをつついていると、動けないはずのティティスにいきなり抱きしめられる)えっ?!!どうして・・?催眠術で動けなかったんじゃ・・(これでは、何も出来ない・・と言うより、まったく予想していなかった現象に戸惑う) (21 15) ティティス ティティス>・・・・・・か・・・かりん・・・さぁん・・・(戸惑うカリンを抱きしめながら、艶のかかった溜息を漏らすティティス。潤んだ瞳でカリンを見つめると、そのままカリンの唇に自分の唇を重ねる。その傍ら、カリンの体を撫で始め、服の中にまで手を入れようとする) ミマス>ふっふ~♪ 上手くいっているみたいだね~。ちょっと羨ましいけど、カリンお姉ちゃんにはたっぷりと楽しんでもらわないとね~♪(部屋の中をうかがっていたミマス。ティティスとカリンの様子が自分の思い通りにいったことにほくそ笑む)このあと、も~っと楽しいことになるもんね~・・・ふっふっふ~♪ (21 26) カリン ど、どうしちゃったのティティスさん?!(さっきまでとはまるで別人のように艶っぽいティティスの表情を見て驚くが、その直後カリンはもっと凄い衝撃を受けることに・・)っっ?!!・・・・んっ?!(唇を奪われ・・ではない、それは先ほどカリン自らやったため衝撃は大きくないが、問題はその後 ティティスがカリンの身体を撫で回し、服の中にまで手を入れてきたところだ)「あぅっ・・・や・・そこは・・・だめ・・だよぅ・・やぁんっ!!」(することには抵抗の無いカリンだが、されることには抵抗がある・・と言うよりはまったく耐性がないのか、敏感な部分を刺激されるたびにピクッと反応し、次第に目に涙をためていく)「このままじゃダメ・・はうっ・・・なんとか・・んっ・・・にげなくちゃ・・」(ティティスの拘束から逃げようと力を入れるが、そのたびに愛撫によって力を奪い取られる) (21 33) ティティス ティティス>カリンさぁん・・・カリンさぁん♪(カリンの体を執拗に愛撫し続けるティティス。ティティス自身、今までにこのようなことをした試しはないのだが、ミマスの影響により的確にカリンの体を撫で回していく) ミマス>うっわ~。ちょっと強力すぎたかな?見てるこっちまで恥ずかしくなっちゃいそう~(二人の様子を伺うミマス。ティティスはミマスによって操られているのだが、ミマスの想像以上にカリンを責める様子に、やや顔を赤らめている)じゃあそろそろ第2段階かな?カリンお姉ちゃんにきっつ~いのやっちゃって♪(ミマスが次の指示を与えると、ティティスは向きを変えてカリンの下半身に狙いを定める。ちょうど、先ほどカリンがティティスにオナラをしたように、カリンの顔の前にはティティスのお尻が・・・) ティティス>カリンさん・・・今度は、私の、、、嗅いで下さぁい♪(カリンに軽く微笑むと、ティティスの尻から「ブッシュウウゥゥゥゥ~~~」とガスが噴出し、カリンを顔を覆いつくす) (21 28) カリン っっ?!・・んぅっ?!!「ひゃっ・・やめ・・・・うぅ・・ティティスさん、許してぇ・・」(敏感な部分を狙って執拗に撫でられると、カリンは抵抗する気すら失ってしまい、涙で目を潤ませながらティティスの目を見つめる しかし、ミマスによって操られているティティスに対してそんな行為はまったく効果を発揮せず、ついには限界が来たのか、布団の中でぐったりとしてしまう)「もう・・・限、界・・でも、離してくれてよかっ・・っっ!!?」(開放されたことを喜んでいるのも束の間、次の受難がカリンを襲う)や・・やだぁ・・んぅぅ!!!?く、くさあぁぁぁいいっっ!!!(眼前に突き出されたティティスのお尻から強烈な悪臭ガスが噴射され、カリンの顔を包み込む 愛撫責めで弱っていたところに追い討ちをかけるようなガス責めに、カリンは思わず悲鳴を上げる)けほっけほぅ・・ティティスさん・・・さっきから変だよ・・・ま、まさかミマス様の催眠術?!(ティティスの様子と、先ほどの自分が重なると、ミマスが関わっていると言うことに気づく) (21 38) ティティス ミマス>ぴんぽ~ん、正解っ♪(カリンがミマスに気付くと同時に扉を開いて、鍵が掛かっていたため厳密には扉を壊してだが、中に入ってくる) 帰って来ても黙っているなんて、駄目じゃな~い。新しく来た子の歓迎も兼ねて、そんなお姉ちゃんへのオシオキをしようと思いま~す♪(楽しそうにカリンを見つめると、ティティスに向かって更に命令を出す)それじゃ、えっと名前は・・・ティティスお姉ちゃんだね?ティティスお姉ちゃん、もう少しオシオキしてあげて♪ ティティス>・・・はい、分かりましたぁ・・・(ぼんやりと潤んだ目をしたティティスは、カリンの顔を足ではさむと、そのままお尻に顔を押し付け完全にロックし、オナラを直接噴きつけようとする)・・・いき、ます。(「ブウッ、プッ、プッ、ブシュッ」先ほど出してしまって、ガスが少ないのか、短いオナラが数発出てくる。臭いも先ほどに比べ弱まっているが、それでもカリンにとっては脅威となる) (21 50) カリン み、ミマスさまっ?!!(扉を破って入ってくるミマスを見ると、たちまち顔色は青くなり、逃げ出そうとするがティティスの拘束を振りほどけない)それは、これが終わってから報告しに行こうと思って・・やぁっ!許してください!ミマスさまぁ!!(必死の頼みもミマスの耳には届かず、ティティスのお尻によってそれ以上の発言をシャットアウトされてしまう)むぅ~~!!んんっ!!!「お仕置きなんてやだよぉっ!!」・・っ?!・・っっ?!!っ・・!(ティティスのお尻の下で叫んでいると、タイミング悪くガスが放たれる 幸い、単発の匂いは弱かったため気絶するには程遠いが、カリンにとってはそれが地獄となる・・ いくら嗅いでも気絶できないが匂いは一級品、そのため悪臭責めはいつまでも続く)「うぅ・・・もう・・嗅げない、よぉ・・」 (21 59) ティティス ミマス>ん~、やっぱりティティスお姉ちゃんはまだ早いみたいだね~。ま、いいや。次は私がするね~(ティティスはカリンに向かって何発かオナラを放っていたが、流石に限界なのか、お尻から聞こえる音はカリンの呻き声ぐらいしかない。見かねたミマスがカリンに近付くと、ティティスはさっとカリンの上から降りる)どうかな~、カリンお姉ちゃん?少しは反省したかな?(ぐったりしているカリンの顔を覗き込み、ミマスが意地の悪そうな笑顔を向ける) (22 05) カリン んぅ・・(ミマスのおかげでティティスのお尻から開放されると、新鮮な空気を吸い込む)うぅ・・ごめんなさいミマス様ぁ・・(頭を上げて見ますと視線を合わせ、それだけ言うと再びぐったりとしてしまう・・いつでも気絶してしまいそうな状態なのだが、鼻の中に残ったティティスのオナラのせいですぐに楽にはさせてもらえず、その場で表情をゆがめているが、それでもお尻の下よりはまし) (22 11) ティティス ミマス>ふぅ~~ん・・・・・・ま、オシオキは続けるんだけどね~♪(カリンの必死の懇願も、まったく興味のない様子で受け流すミマス)まぁでも、結構へばってきているみたいだし、一気に片付けちゃおっか♪(今にも気絶しそうなカリンに向けて、何やらごにょごにょと呪文を唱えるミマス。詠唱が終わるとカリンの体が見る間に縮まり、人形ぐらいの大きさになる。ミマスはそのままカリンを持つと、顔の前まで持ってきて囁きかける)・・・もし私がここで力込めたら、カリンお姉ちゃんあっという間に潰れちゃうよね~。カリンお姉ちゃんではどうやっても私に敵うわけないんだから、大人しく私の言うことを聞いて欲しいな。折角お姉ちゃんには「心」を残しておいてあるんだから、お姉ちゃんがいないと私はまた一人ぼっちなの、分かる?(小さいカリンを握ってとつとつと囁きかけるミマス) (22 22) カリン そんなぁ・・(あれだけきついお仕置きも、ミマスにとってはまだ序の口だったらしく、これから更に続くと告げられると希望の光を失う)「呪文・・?」え?!・・なにこれぇ?!!(ミマスが呪文を唱えていたかと思うと、徐々に身体が縮んでいく 最終的には人形サイズまで小さくなると、ミマスが巨人になったような錯覚を覚え、恐怖に身を竦めるが、体力の限界状態では逃げることなど適わず、がっしりとつかまれてしまう)や・・それだけは、お願いですぅ・・・・は、はい・・もうあんなことしません だから、もうお仕置きは・・ (22 28) ティティス ミマス>そうだね、反省はしたみたいだね。じゃあ、お仕置きは後一つだけにしておいてあげる♪(手の中にあったカリンを床の上に丁寧におくと、ティティスを連れて部屋から出ようとする)それじゃ私はティティスお姉ちゃんとお話をするから、お姉ちゃんはここで一人で罰を受けていてね?(ティティスを先に部屋の外に出すと、床の上においたカリンに顔を近づけ、再び意地悪そうな笑みを浮かべる)ここで今からオナラをするから、お姉ちゃんがそれを全部嗅ぎ取っておくこと、これが罰ね。オナラを全部嗅ぎ取らないと魔法を解けないようにしておいたから、途中で逃げ出すことはできないよ~♪(説明中に何か思いついたのか、急にポンと手を打つ)あ、そうだ。あんまり長い時間かけるとお姉ちゃんオナラの燻製になっちゃうから、ちょっと細工をしておくね♪(尻の方に手を持っていくと、「プッ」と小さくオナラをし、にぎりっ屁を作ってカリンの前で開く)・・・これでお姉ちゃんはオナラを吸わないといけないって思うようにしておいたから。お姉ちゃんも安心だね♪(催眠効果のオナラを吸わせることによって、カリンが途中でへばることを防いだ、らしい) (22 45) カリン へ?ここで1人で・・?(ミマスもティティスもいない状態でどんなお仕置きがあるのかと考えてしまうが、意地悪そうなミマスの笑みがカリンを不安にさせる)そっ、そんなぁ・・ひど・・んぅっ?!!(ミマスの無慈悲振りに不満を言おうとしたところ、催眠効果のあるガスを嗅がされてしまい、意識に靄がかかる)うぅ・・ダメ、だよ・・ミマス様のガスをこんなに嗅いだら・・(身体が小さくなっていると言うことは、同時に肺も小さくなっているということ、しかし、部屋の体積は変わらないため、実質的にはカリンはいつもの数倍、数十倍ものガスを吸い込まなければならないことになる)あ、安心じゃないよぉ・・ティティスさん、助けてぇ・・(部屋の外に出ていったティティスに聞こえるか聞こえないかわからないような声で助けを求めるが、当然戻ってくるはずが無い) (22 54) ティティス ふっふ~♪頑張ってね~♪(助けを求めるカリンに対し、反応のないティティスに変わってミマスが返事をする。その後ドアの前でお尻をカリンに向けると、「ぶぅぅぅぉぉおおおおぉぉぉぉぉぉっ!」と、強烈なガスを放つ。その量は凄まじく、それほど狭くないはずのカリンの部屋全体が黄色い靄に掛かったような状態となる)あ~スッキリした♪それじゃ、また後でね~♪(大量のオナラの向こうにいるカリンに向かって手を振ると、意気揚々とミマスは部屋を後にする) (23 00) カリン や、やあぁぁ!!・・っっ!!!臭いっ!臭いよぉっ!!(部屋全体を覆いつくすガスを人嗅ぎ吸い込んでしまっただけで悶絶する 流石ミマスのガスといったところで、量もすさまじいが匂いはそれ以上・・数秒でカリンはぐったりしてしまうのだが・・)すぅーー・・・うぅ・・嗅ぎたくないのに・・すぅーー・・嗅がなくちゃいけないなんて・・こんなの、意地悪だよぉ・・(ミマスの催眠によって意識とは反対にガスを吸い込んでしまい、どんどん弱っていくが、気絶は出来ない 結局、カリンが部屋のガスを全て吸い込んだのはそれから2日後 それ以降は、カリンはミマスに対し決して逆らうこともなくなったとか・・) (23 08)
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「……」 気がつくと、見えたのは、古ぼけた木の天井だった。 「ここは……」 身を起こそうとして、ものすごい虚脱感に身体を襲われた俺は、 そのまま布団の上に沈みこんだ。 布団? 「お、気がついたみたいだぞ」 「あっ! よかったー!」 声がする。 男の人の声がふたつ。 片方は年上に思え、もう片方は同い年か下くらいのものに聞こえる。 身を捩ってそっちのほうを見ようとしたが、やっぱり身体は動かなかった。 「あ、動かナい方が良イでス。あなたの身体、弱ってマす」 三人目の声。 微妙にイントネーションがおかしいけど、びっくりするくらい綺麗な声が降ってきた。 俺をのぞきこむ顔が三つ。 「よかったー。意識が戻らないんじゃないかとハラハラしましたよ」 同年代の学生の、ほっとしたような表情 「大丈夫だ、ここで治せない毒はないぞ」 サラリーマンが、元気付けるように話しかけてくる。 「正確ニは、あノ娘の牙、毒ではアりまセん。敗血症を起コすバクテリアです。 でモ、私、そちラのほうも、トても研究しテます。さっキ打ッた注射で、菌、全部退治でキましタ」 純血種と違う瞳の、どきりとするくらい美しい女性。 俺は、三人のことばを働きの鈍い頭で反芻した。 ……助かった、ということか。 「あ、デモ、体力をとテも消費しまシたかラ、まダ動いてハ駄目です。 こレを飲んでからジャないと……」 女の人が、立ち上がり、壺を持って戻ってきた。 「これ…は……?」 思わず質問して、自分の声がびっくりするくらいしゃがれていることに気がつく。 「まだ、喋らナいで。水分と栄養ヲ、随分消耗してイます。これデ補充するノでス」 女の人は、壺の中にペットボトルの水をあけた。 500mlを、二本? 「あとハ、果糖ヲ、400ml」 今度は、何か液体が入った瓶をあけた。 「ちょ……」 声にならない声をあげたのは、その美女が、 それをかき混ぜるために自分の尻尾の先を、壺に突っ込んだからだ。 神妙な顔で壺を見つめる美女は、やがてにっこり笑ってそれを終了した。 壺を、俺に差し出す。 「1.4キロの砂糖水。あなタに必要な最低限のものです。 ……ほンとは、この十倍が望ましいのですが……」 そんなもの14キロも飲んだら死ぬんじゃ……というより、1.4リットルだって相当なものだ。 だが、俺は、抗議する力もなくそれを受け取った。 頭はともかく、身体がそれを欲していた。 水分と、吸収しやすい栄養。 大きなペットボトル一本分に近い分量のそれは、あっと言う間に俺の喉を通っていった。 「うぷっ」 飲み終えると、さすがにむせかえったが、吐き出すこともなかった。 自分でもちょっと信じられないが、これが追い詰められたときに 生物が発揮する力というものだろうか。 俺は、喉の渇きが癒えると同時に、全身が楽になったのを感じた。 急速に熱が取れて行く感覚。 「どうヤら峠は越えタようですね」 爬虫類の瞳を持つ美女が微笑んだ。 「ここは……」 起き上がってあたりを見渡したとき、ドアが開いて答えが返ってきた。 「私のアパート……の隣室、百歩蛇さんの部屋だ」 「……鰐淵……先輩?」 俺は、外から入ってきた学生服姿の長身をぼんやりと眺めた。 「うむ。下校の途中、君を担いだ龍那に出くわしてな。 バクテリアが…予想以上に利きすぎたことに焦っていた彼女から、……君を任された」 「それは――ありがとうございます」 「礼なら、そっちに……」 鰐淵先輩は、俺の周りに視線を向けた。 「私のつがいは……君を担いで、運んでくれたし、 治療してくれたのは、……こちらの…百歩蛇さん夫妻だ」 「あ、ありがとうございます」 俺は、布団のまわりに座っている三人に頭を下げた。 百歩蛇さん、というのは、多分、砂糖水をくれた女の人のことだろう。 サラリーマンの人は、その旦那。 じゃあ、この学生服が、鰐淵先輩の「つがい」か。 たしかに――俺より年下っぽい。 「<学園>の保健室、とも考えたんですが、距離的にこちらのほうが近かったんです」 鰐淵先輩のつがいが、頭をかきながら捕捉した。 「賢明な判断だ。毒とそれの近いものの治療にかけては、うちの女房は天下一品だぞ」 サラリーマン氏が笑う。 「そンな……」 あぐらをかいた旦那の横にきちんと正座している百歩蛇さんが、 顔を真っ赤にしながら、尻尾の先で夫の背中を軽くはたく。 サラリーマン氏は豪快に突っ伏して咳き込んだ。 「事実だ。……百歩蛇さんは<学園>の保険医に、勝るとも劣らない」 鰐淵先輩がぽつりとそう言い、俺は戦慄した。 純血種のもつテクノロジーの粋を集めても解き明かせない謎が多い獣人の集う<学園>。 その命を預かる<保健室>は、世界最高の病院機能を備えているはずだ。 ここの保険医が生徒の治療の片手間に書き記した論文が、 世界の医術を左右されると言われるようになって久しい。 だが、俺は鰐淵先輩が嘘や冗談を言っているようには思えなかった。 「さて――立てるか?」 俺が、密かに混乱しているのを知ってか知らずか、 イリエワニの獣人は、唐突にそう言った。 「い、あ、はい」 実際、目覚めたときとは別人のように身体が軽い。 龍那と間接キスをする前より、と言ったら言いすぎだけど、 一回地獄の淵を覗いて帰ってきた身体は、普通に動けるだけでも、 奇跡的で、そしてものすごいことのように思えた。 「ジャンプしたら、あの天井に届きそうな気分ですよ」 「うチ、天井低いデす」 「うん、僕でも届きそう」 ……俺より10センチは背が低そうな後輩に頷かれ、俺はちょっとばつが悪かった。 「では、行くか」 鰐淵先輩は、靴を脱いでいない。 外へ、ということだろうが、 「――どこへ?」 思わずそう聞いた。 「ティティスと龍那が戦っている。さっき見てきたが、そろそろ決着がつく頃合だ」 鰐淵先輩は腕時計をちらりと見ながら答える。 「へ……あっ!」 不意に、俺は、龍那が俺に毒を盛ったのが、ティティスを挑発するためだったことを思い出した。 「ちょっ! 先ぱ……戦うって、ティティス!?」 俺は、自分でもおかしくなるくらいに混乱した。 「うむ」 鰐淵先輩は、少しずれてきた眼鏡を指で押さえて直しながら頷いた。 「だって、龍那、毒っ……」 「大丈夫」 「大丈夫って……!」 「毒で決着がつくような……女たちではない。行ってみるかね?」 鰐淵先輩は、冷ややかなほどに涼しい瞳でそう言い、俺は絶句した。 「これは……」 目の前に広がるのは、荒野だった。 プールの西にある、<裏山連峰>。 そのふもと、数時間前まで、松や桜の若い木が植えられていた一角は、 見事なまでにそれらが押し倒されていた。 局地的なハリケーンが発生したらしい。 「……」 鰐淵先輩は、この惨状にも興味がなさそうな感じで、黙々と坂道を登る。 どちらかというと、隣を歩いているつがいの様子のほうに興味と関心があるらしい。 もれ聞こえる会話は、今日の夕飯はどうしようか、とかそういう話だ。 だが、俺は気が気じゃねえ。 (何が起こっているんだ、ここで?) 俺の記憶が確かなら、それは、ティティスと龍那の喧嘩のはずだった。 だが、これは――まるで災害か戦争の跡じゃないか。 小山の一つを登りきる。 「~~~!」 俺は、目の前に広がる光景に、絶句した。 そこに「いる」のは、二人の、小さな女の子だけだ。 そして、同時に、世の中で最も獰猛で凶暴な獣が二匹でもある。 ティティスが、尻尾を振るう。 重金属に匹敵するほどに硬い、丸太のような一撃を食らって、 龍那は、軽く十メートルは吹き飛ばされる。 イチョウの若木をぶつかった背中でへし折ったコモドドラゴンは、 あきれるほどのタフネスを発揮して、すばやく立ち上がる。 駆け寄って、お返しとばかりに尻尾を振るう。 ムチと言うよりはしなやかな棍棒のような一撃。 ティティスは地べたに叩きつけられた。 その黒髪に守られた頭を、龍那が思いっきり踏みつける。 それだけで、野性の牛を踏み殺せるパワーで。 「!!」 がつん、とも、ごつん、とも聞こえた音。 「ティティス!」 思わず叫ぶ。 この距離からでも分かる。 今のは、致命傷だ。 頭蓋骨陥没──どころか、脳漿を噴き出してもおかしくない死の一撃。 今、わかった。 あの娘たちが、純血種相手にどれだけ「手加減」して応じていたのかを。 ティティスが俺に簡単に突き飛ばされたり、走って追いつけないのは、 あいつが、そう演じているから。 いや、演じているとか、そう振舞っているとかじゃなく、 獣人は純血種相手に、体力や戦闘力の部門で「本当の本気」になることはない。 それは、俺だって知っていたけど、俺よりも30センチも小さい女の子の、 「本当の本気」が、これほどのものだとは夢にも思わなかった。 そして、その「本当の本気」がぶつかり合って、 ティティスは──、 ティティスは──。 「……芸のない奴じゃの。今の攻撃、何度目じゃ……」 ……けろりとした顔で起き上がった。 「何度も食らうほうが恥ずかしいと思わないかしら?」 龍那が悔しげに、だが立ち上がって当然、という表情でののしり返す。 「どうでもよいわ」 ゆらりと立ち上がったティティスの黒い直(すぐ)い髪が、風になびく。 龍那の漆黒の髪も。 俺は、戦慄した。 この二人の、幼い、小さな、だが、強力で残虐な女神の争いの前で。 心臓が鷲づかみになるような恐怖と畏怖。 だが、このドキドキは、それだけじゃない。 俺は、今、何を感じているんだ? 「そろそろケリをつけるかえ?」 ティティスが、別人のような声で静かにつぶやいた。 小さな声にこめられた威厳。 それは、数十メートルはなれている俺の耳にもはっきりと聞こえた。 女王は、廷臣相手に大声を出す必要はない。 支配者の声は、誰の耳にもよく聞こえるのだ。 「はっ、うざいのよ、貴女は!」 龍那が身構えながら答えた。 「貴女といい、鰐淵といい、それだけ強いくせに、男を見つけたとたん、 まだ「つがい」にもなってないうちからデレデレして! こっちは貴女と喧嘩するのを楽しみに待ってたのに!」 トカゲ族最強の少女は、鰐族最強の少女との対決を望んでいたのか。 鰐淵先輩も、ティティスも、今日までそれに応じずにいた。 だが──。 「龍那。わが背に危害を加えたこと、地獄の底で後悔せよ」 ティティスは、俺を危険な目に合わせたことで、それまでの自制を投げ捨てた。 あいつの本来の、強力で凶悪なナイルワニ獣人の女王の姿を呼び覚ましたのだ。 「――っ!」 龍那が走る。 双腕の連撃は、空中で受けた。 ナイルワニの女王の両腕が、コモドドラゴンの支配者の両手で封じられる。 無防備な喉もとへ龍那が噛み付く。 毒よりも危険な、致死性のバクテリアを宿した牙が。 「ティティス!」 俺は叫んだ。 「……!!」 龍那が噛み付いたのは、ティティスが自分の顔の前に横から割り込ませた尻尾。 だが、尻尾と言えど、あの毒では──。 「勝負……あり」 鰐淵先輩がつぶやいた。 「ティ、ティティスっ!!」 俺はもう一度叫んだ。 いや、もうそれは、悲鳴に近かった。 だが、ティティスは、何事もなかったように、龍那が噛み付いた尻尾を振り回した。 高く高く持ち上げて──地面に叩きつける。 砂埃を巻き上げ、龍那の身体がボールのようにバウンドする。 体重30キロ台の少女とは言え、人間を一人そんなに扱う筋力はどれほどのものなのか。 もう一度大地にキスをしたコモドドラゴンの支配者に、 ナイルワニの女王は、硬く重い尻尾を上から叩き付けた。 龍那は、──起き上がってこなかった。 「ちょ……ちょっと……」 俺は、呆然としてその様子を眺めることしか出来なかった。 頭は混乱しきっている。 動かない龍那。 先ほどからの超人ぶりを見て死んでいるとは思えないが、 その確信が持てないほどのティティスの打撃。 そのティティスは、猛毒バクテリアの牙を受けたはずだ。 「い、医者──。さっきの、百歩蛇さん!!」 俺は、口から漏れた自分の言葉で、何をすべきか気がついた。 きびすを返して戻ろうとする。 その背中に。 「こりゃ、待ちゃれ。わが背──」 振り向くと、ティティスがそこにいた。 「ちょ、お前、さっきまで、山の下に……」 俺の前でのろまに行動していたこいつなら何分かかるかわからないが、 <ナイルワニの女王>の本気なら、あっと言う間だろう。 俺は、それを理解した。 俺が見たこともないティティスを目の前にして。 そう、俺は、今日、はじめてナイルで女神と恐れられる、 鰐獣人の支配者と「出会った」のだ。 ティティスは、何も変わっていないように見えた。 小さな身体。 薄い胴体と華奢な手足。 脂を塗ったようにつややかな黒い直い髪。 肌理のこまやかな小麦色の肌。 だけど。 上気した美貌は、 濡れたように輝く瞳は。 何より、見にまとう血と暴力の匂いは。 俺の知るティティスじゃ、なかった。 「ど、毒、毒っ……!」 動転のあまり、何を言っているのかわからなかったが、 尻尾を指さしたことで意味は通じたのだろうか、ティティスは快活に笑った。 「大丈夫じゃ。わらわの尻尾、あんなやわな歯の通るものではない」 龍那の歯型が付いたそれは、文字通り、鰐皮の塊だ。 松の老木よりも硬く分厚いそれは、どんな鎧よりも頑丈そうに見えた。 「じゃ、救急車! 龍那を……」 振り返ってみると、コモドドラゴンの支配者は、もう立ち上がっていた。 「……」 忌々しげにティティスを睨み、気品に溢れる動作で地面に唾を吐き、無言で歩み去る。 一メートルもバウンドするくらいに地べたに叩きつけられ、 それをさらに上回る一撃を食らった少女に残ったのは、 ちょっとよろめく程度のダメージだけだった。 「信じられねー……」 俺は、嘆息した。 同時に戦慄も。 背中に流れる汗。 ティティスが、視線をそらしてうつむいた。 「そなたらには、こういうのを……見せたくなかったのでのう」 人外の能力を持つ獣人──俺はそれに恐怖した。 「……」 「……」 沈黙。 昨日まで、からかって遊んでいた女の子が、 自分が百人集まっても叶わない暴力の化身だったという事実。 いろんなアイデンティティが崩れ去った瞬間。 ティティスが、俺と「仲良くなるために」、 そういう態度で接していたということを、今の俺は痛いほどに理解していた。 こいつは、その気になれば、鰐淵先輩や獅子尾のように、 露骨な実力行使を行わなくても、周りから「強い」と認知されることなど簡単だった。 それをしなかったのは、インドア倶楽部に通う、本質的には内気で消極的な男への配慮。 「ティティス……」 目を伏せた<ナイルワニの女王>は答えなかった。 「……」 それきり、沈黙が続き、やがて──。 「では、私たちは帰る」 鰐淵先輩の一言でそれは破られた。 「あ……」 今まで忘れていたが、先輩は、つがいの少年と一緒にそこにいたらしい。 「あ、ちょ、ちょっと……」 「……同族の交尾を見る趣味は、ない」 先輩は、すたすたと坂道を下りながら、振り向きもせずに言った。 「……え?」 一瞬、何を言われたかわからない。 「血の匂いで、私も、昂ぶった。……私のつがいに、頑張ってもらうことにする」 手をつないだ少年が、ぼぉっと言う音が聞こえるくらいに顔を真っ赤にしたのが、 背中から見るだけでも分かったが、こちらはそれどころではなかった。 「こ、交尾って……」 「……!!」 ティティスが、何かに気が付いたように俺のほうを振り向いた。 「……」 「……な、何だよ」 俺は、こちらをまじまじと見つめる同級生に戸惑った。 「そうかえ……そうだったのかえ……」 ティティスがくすくすと笑い始めた。 「な、ど、どうした」 凶暴な女王の様子の変化に、俺は動揺する。 こんな怪物じみた娘が、理解不能の反応をしたら誰だって──。 だが、俺は、動揺していたわけじゃなかった。 「そなたは、こういう女に欲情する性質(たち)じゃったのか」 下からねっとりと見つめるティティスの視線。 ぞくりとした。 身体の真ん中が。 血の匂いと、力の匂いが、俺の鼻腔をつく。 それは、ティティスの体臭。 俺は、ズボンの前がはち切れんばかりに盛り上がっているのに気が付いた。 「うかつじゃった。鰐淵に聞いて知ってはおったが、とんと気が付かなんだ。 自分より強い獣に魅せられる獣がおることを。 ──自分より強い女に惹かれる男もいるということを」 それは、サドとか、マゾとかそういうものじゃ、ない。 より強い子孫を残すために備わった本能。 純血種は歴史の中でそれを薄れさせていった。 だが、俺は、それを強く受け継いで産まれた。 だから──ナイルワニの獣人と交尾が出来る<因子>を持っているのだ。 だから──ティティスのつがいに選ばれたのだ。 そして、俺はもうそのことに反発しなかった。いや、できなかった。 ティティスの力を知ってしまったから。 この娘が、どれだけ強いか目の前で見てしまったから。 ティティスが、俺の手をつかんだ。 俺は、抵抗もせずに引き寄せられた。 「向こうへ──あの林でまぐわおうぞ。 いや──犯してつかわす。わらわの愛しい夫よ。 おぬしの望みどおりの方法で、のう」 全てを悟ったクラスメイトは、別人のように妖艶な瞳で俺をからみとり、 全てを悟った俺は、つがいの導くまま、林の中に連れ去られた。 <裏庭連峰>のふもとは、まばらな林になっている。 ティティスは、俺をそこに連れ込んだ。 若い白樺の、細く、華奢な木陰。 しかも、葉も落ちて枝ばかりの木の下に、ティティスは俺を転がした。 「ちょっ! ま、待て、ティティス。こ、ここでする気かっ!?」 思わず叫んだのは、向こうに校舎が見えているからだった。 200階建ての第四中央校舎、通称<ハーベルの塔>。 第二中央校舎、通称<バベルの塔>と並ぶ学園の屋根だ。 <バベルの塔>上層階が教授棟として使用されているのに対して、 <ハーベルの塔>のほうは、全フロアが教室及び学生用施設なので、俺たちには馴染みが深い。 一時間100円(ドリンクフリー)で、「光速」スパコンで世界中とつながれる 113階のインターネットカフェ、<レーザー・ソード>。 <学園>内の、つまりは人類が知るすべての毒薬の対処法がそろっているという、 176階の万能保健室、<蜘蛛の医師>。 カレーライスから、古代神が伝えた<神食>まで、寸胴鍋とおたまで作れない物はない、という 198階の空中食堂、<天空の学食街>。 どれも<学園>の生徒ならお世話になる施設で、つまり、この校舎はいつでも学生で溢れかえっている。 そこから見えるということは──。 恥ずかしさと狼狽が押し寄せてくる。 だが、俺を枯葉のベッドの上に転がした<ナイルの女王>は、 「なんのこと、……じゃ?」 ……にやりと笑っただけだった。 お前な、そういう返答は一番頭に来るんだぞ? もっと親身になって答えろ。 「――だ、だから、校舎から見えるって!」 「それが、何か問題があるのかえ?」 「だって……」 「見せ付ければよかろう。誰かにつがいとまぐわう姿を見られても、わらわは一向に困らぬぞ?」 たしかに<学園>は、その非公式な「真の目的」の関係上、 「正規のつがい同士の正しい性行為」は、暗黙の了解のうちに推奨されている。 部室棟の一区画、小部屋が三百室も並ぶ<Hブロック>は、いわゆる「エッチ部屋」だし、 各施設に、「それ用」の部屋が設けられているのは<学園>の誰もが知る公然の秘密だった。 発情しきった牝獣人が、そこかしこでつがいになった男子生徒と嬌声を上げる姿は、 放課後にしかるべきエリアを歩けば1分で遭遇する羽目になる。 だが、俺は、大多数の生徒と同じく、野外で誰かに見られる心配をしながら ことに及ぼう、という蛮勇は持ち合わせていない。 「かまわぬ。わらわは、誰に見られても恥じぬぞ。――お主との交わりならば」 ……ティティスは持ち合わせているようだった。 「だ、だけど……」 「……ほれ」 躊躇する俺の顎に手をかけて立ち膝になるまで引きずり起こしたティティスは、迷うことなく唇を重ねた。 「あ……むぐっ……」 ティティスの舌は柔らかく、すべすべして、甘い香りがした。 異国のお香のような、清々しくも艶かしいそれは、ティティスの匂い。 俺の舌よりもずっと小さい少女の舌は、俺の口腔内で大胆にうごめいた。 「ん……む……」 ティティスが目を眇めた。 唾液が俺の口の中に流し込まれる。 俺は──抵抗もせずに、それを受け入れた。 銀の糸を引いてティティスが唇を離すと、俺は、くたり、と枯葉の上にへたりこんだ。 身体の芯が熱い。 神経が蕩けるように痺れている。 ティティスはそんな俺を見下ろしながら舌なめずりし、自分の服に手をかけた。 白い麻の貫頭衣(ティティスの「制服」だ)の裾がするするとまくられるのを、 俺は呆然と眺めた。 ティティスが、その下のやはり純白の下着に手をかけ、ためらいもなく脱ぎ捨てるのも。 「わっ……わっ、馬鹿!」 俺が我に返ったのは、この美しい同級生が毛一本生えていない、 滑らかなその部分を俺の目の前につき出してからだった。 「ふふふ、――舐めてたもれ」 ティティスは、たくし上げた裾を掴んだまま、両腰に手を当てている。 両足は、目一杯に大きく広げて大地を踏みしめる。 いわゆる「大威張りのポーズ」だ。 <ナイルの女王>を自称する学級委員長が、よく見せるポーズ。 だが、今のティティスは、下半身に何も纏っていない。 むき出しになった太ももと、その奥にある女性の部分が俺の視線に晒されていた。 「ティ、ティティス……」 「どうしたのかえ? 好きな女の、女子(おなご)の部分じゃ。 男なら、どうすればいいか、分かるであろ?」 昨日の俺なら、怒り狂って否定するようなことば。 だが、俺の口から漏れたのは、高慢な女王に対する反発の声ではなく、 ごくり、という唾を飲み込む音だった。 「さ、早よう、舐めてたもれ」 ティティスは強制的に命じてはいない。 俺を誘うだけだ。 それは、強制よりも驕慢な態度。 拒まれることがない、と知り尽くした女の余裕。 それが、俺の背筋をぞくぞくとさせる。 きっと俺は、泣きそうな顔をしていたに違いない。 俺は、ティティスを、俺よりもはるかに強力で凶悪な俺の女王を、見上げた。 <ナイルの女王>は、にやりと笑って、足をさらに広げた。 その股間に俺は顔をうずめた。 ティティスの小麦色の肌は、肌理が細かく、滑らかだった。 まるで彫刻のような──それも、最高級の芸術品だった。 あながち間違いでもないかも知れない。 <ナイルの支配者>の一族が、数千年間かけて作り出した<最高の一匹>がこの女だった。 その女の中心に顔をうずめた俺は、必死で舌を使った。 女の子のあそこなんて、舐めるどころか生で見るのも初めてだ。 ましてや、学年が五つ六つ下だと言っても皆が信じそうな娘(こ)の物なんか。 初等部の女の子のそこを舐めているような感覚に、俺は狼狽した。 だけど、すべすべしたそこは、俺の唇と舌と心を惹き付けて止まない。 ちゅく……。 ちゅ……。 舌の上に広がる甘い香りと僅かな酸味。 異国の瑞々しい果実のような──。 「ふふふ、ずいぶんと上手いではないか、我が背」 ティティスの声は、空から聞こえるように遠く、またすぐ耳元で聞こえるように近かった。 「どうじゃ、わらわの味は──? こうして、皆が見ているかも知れぬ場所で舐めるのが、そんなに良いかえ?」 「!!」 俺は戦慄に我に返り──は、しなかった。 その代わりに襲ってきたのは、凄まじい快感だった。 「おおっ……こ、これは。舌がますます……!!」 ティティスは仰け反った。 俺の髪の毛を掴んで、身体を支える。 「ふ……ふふ……。軽く…イきかけたぞえ……。自慰の何層倍もの悦楽じゃ」 身を引き戻したティティスが、覗き込むように俺を見下ろした。 「そなたも、ほれ、――普段の何層倍も、感じているのであろ?」 ティティスの足が上がった。 片足で立ち、履いていたサンダルを軽々と投げ捨てる。 丸太のように太い尾が支えるバランスは、いささかの揺らぎもなかった。 俺は、その細い足の先が俺の股間に伸びるのを呆然と見守った。 「――!!」 なめらかな足の甲が、ズボンの上から俺の股間を嬲る。 いきり立った男性器の上を。 「ほれ、こんなになっておるわ。 嬉しいぞえ、わらわでこんなに男根を堅くしておるとは」 「ち、ちが……」 違う、と最後まで言い切ることはできなかった。 「ふふふ、もう隠すこともあるまい。 そなたは、強い女王が好きな男(おのこ)じゃ。 わらわの力を見て昂ぶったのであろ?」 「……」 沈黙は肯定。 俺は、ティティスの人外の力に惹かれた。 「……それこそが、わらわの夫となる男の証。 普通の純血種は、獣人のむき出しの暴力と本能を好まぬ。 自らがそれを持たぬゆえに。──だが、そなたは違う。 獣人の中でももっとも凶暴で強力な猛獣のひとつ、ナイルワニを孕ます男は、 最も力が強い女を見分け、惹かれるのじゃ」 器用な足指が、学生服の厚い生地越しに、力強く男根を挟んだ。 「うわっ……!」 痛みはない。 正確につがいの牡の器官をつかんだ足指は、脈打つそれを巧みになぶった。 「愛おしや……」 ティティスが笑った。 血の香る女王の美貌で。 「――だから、わらわは、そなたのために踊ろう。 暴力(ちから)と本能(あい)の舞踊を。 そなたに、わらわが最強の女王であることを証明しよう。 そなたが欲情し、男根をそそりたてるに値する女王(おんな)であることを。 そして、あらゆる競争者(ライバル)から、いや、そなた自身からさえも、そなたを奪い尽くそう」 ティティスが、俺の顎下に片手をかけた。 ゆっくりとゆっくりと、傷と痛みを与えぬように慎重に、 だが、抗いを許さぬ強さと傲慢さを以って、俺を引きずり起こして立たせる。 「脱ぎや──」 三十センチ下から俺を「見下ろし」ながら、ティティスは傲慢に言った。 「あ……」 「わらわに見せたいのであろ? わらわも、見たい」 「で、でも……」 屋外だ。野外だ。誰かに見られているかも知れない。 「皆に見られるのも、良いのであろ? わらわが、そなたにふさわしい女であることの証しを立てたいのと同じく、 そなたも、わらわに犯されるにふさわしい男であることの証しを、立てたいのであろ?」 反論が出来ない。 身の内で燃える欲情の炎は、脳髄と理性を焼き尽くす。 俺は、ズボンに手をかけた。 犯されるために、自分から服を脱ぐ。 誰かに見られてもおかしくない、校舎裏で。 自分より頭一つも小さな女の子の前で。 俺の物は、屈辱と緊張で小さく縮こまって──。 「立派なこと──」 ……それどころか、天を向いて限界までそそり立っていた。 「大きい。逞しい。それに堅くて、熱い」 <女王>の小さな手が、俺のものをつかむ。 ささやくような感嘆の声は、つがいを褒め称える熱っぽさでかすれていた。 これから犯し尽くし、奪い尽くす相手に、 いやその相手だからこそ、混じりっ気なしの尊敬と愛情を注ぐ女。 世界中の人間の前で獣のように交わって、世界中の人間から軽蔑されても、 こいつは、俺を唯一のつがいとして慈しみ、ともに歩むことを望むだろう。 自らの血と力の自身に微塵のゆるぎも持たず、ゆえに、それを次代に残す行為に 微塵のためらいも持たず──その世界に俺を連れて行く。有無を言わせず。 「コノ女ハ、危険ダ……」 頭の中で、最後の理性がちかちかと警告を与えていた。 そんなことはとっくの昔に分かっていた。 多分、はじめてティティスと会った日から。 だから、俺はこいつを避け続けた。 触れてしまったら、もう逃げられないから。 ティティスにとって、つがう相手が俺しかいないように、 俺にとっても、つがう相手はティティスしかいなかったのだ。 純血種の理性はそれを恐れ、俺はティティスから逃げ回った。 だが、ティティスは、俺を捕まえた。 どうしようもなく、強い力と魅力で。 「もう、我慢できぬ。――ゆくぞ」 ティティスがじりじりと身を寄せてきた。 目が、据わっている。 爬虫類獣人特有の、どこに焦点が合っているのかわかり辛い瞳が、今は完全にぶっ飛んでいた。 欲情しきっている。 俺に。 それは、手加減をする余裕もなくなっているということで──俺は、それに戦慄とそれ以上の期待に打ち震えた。 発情期に入った獣人がゆだねる生殖本能は、純血種のそれの比ではない。 獣人種が生殖行為──それも子作りの際に分泌する生殖ホルモンは、 純血種の知るどんな科学薬品よりも強力だ。 ましてや、最強の猛獣のそれなら──。 枯葉の上に再び押し倒されながら、俺は、俺の世界がティティスに埋め尽くされるのを感じた。 それは、普通ならば、純血種が垣間見ることができない本能の坩堝だった。 「わらわの中に来(き)や──」 耳元で、熱っぽい声が聞こえ、俺の先端は、温かくて湿った肉の中に埋没した。 「あぁっ、ああっ……」 ティティスの黒髪がうねる。 小麦色の肌に透明な汗が張り付く。 湿った音が二人の股間で聞こえる。 ティティスと、俺のつながる音が。 もう、どれくらい長い時間こうしているのだろうか。 土の香りと血の香り。 そしてティティスの香り。 俺は何度も達しそうになり、そのたびに引き止められた。 ティティスは、まるで俺の身体を支配しているかのように、 絶妙なタイミングで射精を押し留めていた。 腰の一振り、あそこの一締め、それで達せられるというのに、 ティティスはそれを許さず、前後に左右に肢体を動かし、あるいは止めた。 「出したいかえ? 出したいかえ? 精を出したいかえ、わらわの中に?」 吸い込まれそうな黒瞳で俺を見下ろしながらティティスがささやく。 胸もまっ平ら、あそこに毛も生えていない、初等部の女子のような同級生は、 俺の上で、成熟しきった女王そのものになっていた。 ティティスにとってもあきらかに、はじめての性行為のはずだったのに、 もう破瓜の痛みはなくなっているらしい。 これも、獣人の強力な本能のなせる業なのだろうか。 「まだ駄目じゃ、まだ駄目じゃ。もっと、そなたの精を濃くするのじゃ。 そなたの濃い精は、わらわの卵を目覚めさせる。 わらわを孕ませるために、もっともっと昂ぶるがいい、我が夫よ」 うわごとのようにつぶやき続けるティティスは、異教の巫女のようだった。 仕える神は、淫らな性愛の女神にちがいない。 いや、ティティスそのものが、女神か。 「も、もう……俺……」 何十度目かわからない快感のうねりに翻弄されながら、かすれた声をあげる。 「おお……おおっ、き、来たぞ、来たぞえ。 わらわの卵が、そなたの精を呼び始めた……!!」 ティティスが、目を大きく開いて叫んだ。 「う、うわぁっ!!」 同時に、俺をくわえ込んだ<女王>の女性器がうねる。 膣壁が、粘膜が、俺の性器をめちゃくちゃに嬲り始めた。 「くううっ……」 ティティスが俺の上に覆いかぶさる。 紅い唇が俺のそれに重なる。 舌をからませながら、俺はこれまでにないほどの高みに登りつめるのを感じた。 「ティ、ティティスっ! 俺、もう……」 「よいぞ、よいぞっ! 精を放ってよいぞっ!! ああっ、わらわの中に出してたもれっ!!」 その声が聞こえるのと、射精が始まるのは同時だった。 びくっ、びくんっ。 びゅくん、びゅくんっ。 身体の中身がすべて吐き出さされるような感覚。 「お……おお……!!」 俺にしがみついたティティスがぶるぶると震える。 見えなくても分かっていた。 俺の最大限に濃縮された精液が、ティティスの子宮の奥深くに注がれ、 <ナイルの女王>は、それをしっかりと受け止め、自分の卵に結びつけたことが。 「ティティス……」 「わが背……」 俺たちは、ひとつの小さな大事業をやりとげたつがいとして、もう一度口付けを重ねた。 それは、もちろん、俺の上に乗る<女王>のほうが先に求めてきたものだった。 奪うように、貪って。 「――これ、どこに行く、待ちゃれ!」 「オセ……いや、<64モーグリ倶楽部>の昼会合だ!」 「たわけ、今日こそは、昼休みの甲羅干しじゃ。太陽をたっぷり浴びねば卵に悪い」 「ふざけろ、こんな真冬に正気の沙汰じゃねえ!」 俺は、じりじりとにじり寄ってくるティティスの脇をすり抜けた。 さすがに、すり抜け際に押したりはしない。 ティティスの腹は、ゆったりした貫頭衣でもかくしきれないくらいに丸く大きく膨れ上がっていた。 「あ、こら、待ちゃれ! この馬鹿夫!」 「誰が馬鹿だ!」 夫、のほうには反論できない。 親父とお袋は卒倒し、ため息をついたが、 妊娠させてしまった以上、男としての責任は取らざるを得ない。 <学園>を卒業したら、俺たちはティティスの故郷に行くことになるだろう。 まあ、木星の衛星とか、冥王星とかに比べれば、エジプトなんかすぐ近所みたいなものだ。 兄貴と同じでお盆くらいには帰ってくるさ。 ──俺とティティスの関係は、まあ、あまり変わらない。 ティティスは、相変わらず「明るくてちょっとそそっかしい世間知らずのお姫様」だし、 俺は俺で、それから逃げ回っているめんどくさがりの普通の高校生だ。 セックスをして、子供も作ったけど、そういう関係は変わらない。 別に演じているわけでもないけど、他人の前でそうそう「本当の自分」をさらけ出す必要はない、 二人で考え考え、そういう結論に達しただけの話だ。 ティティスが妊娠したことが分かるまで、何百回もあいつに犯されながら。 もっとも、変わったこともいくつかある。 ティティスが、俺を捕まえる回数が増えたこと。 ──今みたいに、偶然を装って、俺の手をうまくつかむ。 そして、そういうときは耳元でささやくようになったこと。 「そなた、六時限目は空きじゃな? ――東校舎の裏で待っておる」 にやりと笑ったティティスが、俺に手を振りほどかれて叫ぶ。 「――あ、これ、逃げるな、戻れ!」 振り向きもせずに、俺は、小うるさいジャリから逃げ出した。 心臓は、どきどきしている。 走りながら、生唾をのみこむ。 六時限目、校舎裏に、今振り切ったばかりの少女と同じ姿の女が待っている。 知っている人間なら知っている、強力で凶暴な<女王>が。 ……そして、俺しか知らない、淫らで魅力的な<女王>が。 俺を犯すために待っていて──俺はそれから逃げられないんだ。 fin
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「――おっしゃ、勝ち!」 33対31。 ぎりぎりもいいとこだけど、まあ勝ちは勝ち、だ。 「ま、負けたにゃー」 がっくりと肩を落としたのは、山猫の獣人娘、山本麻耶(やまもと・まや)。 通称、海苔屋。 キャット空中三回転の天才だ。 学園長だって引っかいてみせらあ。 でもマタタビだけは勘弁な。 「何をブツブツ言ってるニャ」 麻耶が睨みつけてくる。 「いや、何も」 慌てて返事をする。 この子のネコパンチと引っかきは尋常ではないスピードだ。 「しかし、あんなところから逆転されるとは思わなかったニャ」 麻耶は恨めしげに盤の角を睨んだ。 「ふっ、奥が深いのさ、オセ──」 ぱこーん!! 見事なネコパンチがヒットして俺はひっくり返った。 「な、何しやがる?!」 「それ、言っちゃ駄目ニャ。商標登録されてるニャ。リバーシゲームと呼ぶニャ」 「そ、そうか」 この倶楽部に入ってから知ったんだが、「8×8」の盤に白と黒との駒を使って 「自分の色の駒で相手を挟んだらひっくり返して自分の色にできる」ゲームは、 リバーシゲームと言うそうで、俺の知っているオセ── がしっ! 顔面引っかき炸裂。 「だから言っちゃ駄目ニャ!!」 「痛えよ、加減しろ、バカ」 顔を抑えて抗議する。 まあ、オセなんたらは、商品名(実際にはちょっと違うらしいけど)なんだそうだ。 まあ、そのオ……。 すっ。 麻耶が構える。 したーん、したーん。 「ね、ネコパンチの癖にフリッカージャブの準備をするな……」 ……その、リバーシゲームの愛好家は多く、<学園>にもいくつも同好会がある。 そのひとつが、我が<64モーグリ倶楽部>だ。 64とは、8×8のマス目のこと。 その盤にダイブして死闘を繰り広げるからモーグリ倶楽部。 しかし、なぜかレトロなテレビゲームマニアが集まってくる。 名前の問題だろうか。 まあ、俺らのライバルの<白黒将会>は、 なぜかストリップ大好きエロ人間が集まってくるというから、まだましか。 とにかく、俺はそういう倶楽部に所属していて、 「……オセロッ…」 「わー、馬鹿バカばか!!」 がりっ!がりっ! 見事にX字に顔面を引っかかれ、悶絶する。 「……お、オセロット(山猫)娘に勝利した、と言おうと思っただけなのに……」 「紛らわしいニャっ!」 顔がチクチク痛むけど、それはまあ我慢して、俺はのんびりとした放課後を楽しんでいた。 秋の爽やかな風が開け放たれた窓から入ってくる。 遠くに聞こえる部活の声。 授業が終わった後の教室、知的な遊戯で時間を潰す。 理想的な午後。 ……それは、唐突に破られた。 すぱーん! 不意に、教室のドアが、ものすごい勢いで開け放たれる。 「やはり、ここにおったかぁ!!」 「げっ!」 教室の空気が一変する。 大体にしてテーブルゲームとかを好む人間/獣人は大人しい。 俺や麻耶は体力とか運動神経とかにも結構自信があるけど、 どちらかというと、間違いなくインドア志向だ。 他のメンバーもご多聞に漏れず、倶楽部会員はみな 静かに趣味を楽しむことを至上の喜びとしている。 だけど、こいつは──。 「このような不健康なところで不健全な遊びをするものではない、と何度言ったらわかるのじゃ! 日光浴をしにプールに行くぞえ!!」 こちらの意思をまるで確認する気もなく、突撃してきた人影は怒鳴った。 「……ふざけんな、こんな寒い日に日光浴なんて正気の沙汰じゃねえ」 俺は、立ち上がってそいつに歩み寄り、視線を30センチほど下ろしながら、そう答えた。 ドアをぶち破らんばかりの勢いで入ってきたそいつは、つまり俺よりそれだけ背が低い。 尻尾だけはいっちょまえの堂々としたものを引きずっているが、 それは足りない身長の代わりにはならない。 目の前に立つと、そいつの強く睨みつける瞳が視界から失せ、 おかっぱのように切りそろえた黒の直ぐい髪だけしか見えなくなる。 「むむむ」 そいつは、顔をぐっと上に向けて、ほとんど天井を見るような角度で俺を見上げた。 「悪いな、お前と遊んでるヒマはないんだ、おチビちゃん」 「おチビと言うなあ! 張り飛ばしてでも連れて行くぞえ!」 ティティスは、大いに憤慨したようだった。 小麦色の滑らかな頬に朱が差している。 「おお、やってみろ、チビっ子星人」 「わらわは星人ではないわ、誇り高きナイルワニ獣人の女王じゃっ!」 「ああ、そうか。うん、じゃあ、な」 ティティスの肩をつかんで、くるりと回す。 身体と一緒に半回転した尻尾は、軽くジャンプしてかわす。 「じゃあ、帰った帰った」 「ちょ、やめっ、待たんかっ!!」 ティティスがぐるりと振り返ったときは、もう俺は二、三歩下がっていた。 相変わらず、トロいジャリだ。 「ちょっとぉ! 痴話喧嘩なら他でやってよねえっ!」 麻耶が、ずずっと教室の隅っこにダッシュしてから叫ぶ。 山猫獣人はこのちびっ子が苦手らしい。 なんでも「めちゃくちゃ怖い」んだそうだ。 あの運動神経の固まりがこんなトロチビ娘相手に不思議なことだけど、 まあ、ネコは水に弱いし、案外水棲生物は苦手なのかも。 だが、俺は別にこいつのことを怖いとかは感じない。 なんといっても、チビだし。 同じワニ獣人でも、これが三年の鰐淵先輩とかだったらすごい恐いけど。 <学園>屈指の美女は、ライオン獣人だろうがトラ獣人だろうが、水辺ではお話しにならない。 同級の獅子尾との喧嘩しているところを偶然目撃したことあるけど、ありゃあ、逆らわないほうが無難だ。 プールの中に引きずり込んでワンサイドゲーム。ライオン相手に、だぜ? もっとも、猛獣の獣人もその多くはこちらから刺激しない限り、手を出してくることはない。 ましてや、獣人と純血種との揉め事はご法度だ。 純血種が、身体能力的に圧倒的に劣って勝負にならない、とか、そういう理由だけじゃない。 「男の子と女の子は仲良くすること。そうしないとつがいが見つかりません」 それは、<学園>のもっとも強力な不文律。 だから、獣人娘は、クラスメイトの純血種男子と本気で争うことはない。 誰が、自分とつがいになれる<因子>を持つ男の子なのか、分からないから。 ひょっとしたら、隣の男の子が自分に卵や子どもを産ませられる貴重な能力を持っているかもしれないから、親切にする。 男の子のほうも、美人ぞろいで、ほとんどが体力的に自分を圧倒している女の子に意地悪なんかしない。 だいたい、男というのは、自分に目の敵にさえされてなければ、たいていの女の子に好意的なのだ。 だから、<学園>の生徒は、つがいが見つかるまでの間、 放課後こうして和気藹々とクラブ活動に興じる。 ここは、<学園>、<獣人特区>。 僕の通う学校──獣人と人間の若者が<共学>する市立学園を中心にして、 人と獣人が共生するモデルタウンとして作られた街。 獣人を嫌う人間も多いけど、宇宙に飛び出して「進化の壁」にぶち当たった人間にとっては、 はるか昔に捨て去ったはずの「獣の因子」を持つ自分たちの亜種は、大きな可能性を持つ存在らしい。 宇宙開発が頓挫した世界政府は、世界中に隠れていた獣人を保護し、集結させ、 次世代の<超人類>が外宇宙への壁を打ち破ることを目指している。 <特区>と<学園>は、そのための大切なゆりかごだ。 ……だが、何事にも例外と言うのはある。 俺とこのジャリ、テティティスがそのいいサンプルだ。 「――わらわの名はティティス! <ナイルの女王>じゃ!」 開口一番、そう言ったチビは、会ったその日から四六時中俺をストーキングしている。 理由は……。 「そなたは、ナイルワニの獣人と卵を作れる因子を持っておるのじゃ!」 自己紹介が終わり、クラスをぐるりと睥睨した自称<ナイルの女王>は、 俺を見つめると、たっぷり三秒間、停止した。 それからものすごい勢いで突進して、俺に飛び掛って、 「見つけたぞ、わらわの夫!! 卵を作ろう!!」とのたまった。 以来、こいつは俺の行く先行く先に現れて、楽しい高校生活の邪魔をする。 遺伝子だの<因子>だの、小難しい話は知らないが、はっきり言って迷惑だ。 「うむ。俺はこれからジュースを買いに行く。お前はどっか行け」 「な、な、な、無礼な!」 けんもほろろに言い放つと、ティティスは真っ赤になって怒った。 「うるさい。人の顔を見れば、交尾交尾とうざいんだよ」 「何を言うか、ひょうろく玉! 交尾以上に大切なものがあると思うか!?」 「とりあえず、俺は今、交尾よりジュース一本のほうに興味あるぜ」 「ぬう……、こ、この変態が!」 「なんだよ、それ」 「若いオスとメスで、交尾に興味がないなど、ド変態もいいところじゃ! わらわが正しく性教育してつかわす!!」 「まっぴらゴメンだ!!」 俺たちはののしりあい、にらみ合った。 「むむむ、大体じゃな。そなたはもう精子が出る大人なのに、なぜわらわと交尾をせぬ?!」 むちゃくちゃな理屈だ。 だけど、発情した獣人というのは、こういうものなのかも知れない。 「素直な生殖要求」というのは、「外宇宙への挑戦」にものすごく重要な種族としての能力だそうだけど、 俺にとってはあんまり関係ない。 俺は、俺の好きな女とそういうことをしたいだけだ。 ……まあ、まだそんな相手はいないが。 とりあえず、目の前で真っ赤になって恥語を連発するワニ獣人が 俺の恋の相手じゃないことは確実だ。 「……これ、聞いているか、我が背(せ)?」 「誰がお前の背中だ」 「むむ、背とは、そなたの国の古語で、夫や愛しい男を意味するのじゃ」 「……物知りだな」 「王族として、他国の伝統にも詳しくなければのう。 ましてや国際結婚をする相手の国ともなれば、精通せねばならぬ」 「国どころか、種族もちがうじゃねえか」 「ちなみに妻や愛しい女の子とは妹(いも)と呼ぶ。わらわのこともそう呼びや」 「妹萌えの趣味はねえ」 言い捨てて横を素通りしようとしたが、ティティスは両手をばっと広げて通せんぼした。 普段よりずいぶんとしつこい。 「なんだって言うんだ、いいかげんに──」 「イリエワニの鰐淵が、つがいを見つけたそうじゃ」 「へ? 鰐淵って、鰐淵先輩?」 「ええい、あの女に先輩付けなどせんでよい!」 ああ、なるほど。 合点が言った。 イリエワニと、ナイルワニは最強のワニの座を争うライバル種で、 <学園>最強のイリエワニ獣人は、ナイルワニの王女様にとっては目の上のタンコブらしい。 もっとも、鰐淵先輩のほうは、何とも思っていなさそうだが。 その一方的ライバルが、つがいを見つけたとくれば、ティティスが慌てるのも無理はない。 だが、そんなの関係ねえ。 「いいや、関係大ありじゃ! 鰐淵のつがいは一年生じゃぞ?」 「……それがどうかしたのか?」 「おぬし、一年生が先に童貞捨てたのに、何とも思わぬのか?」 「別に……?」 「なんと! わらわは一つ年上が先にまぐわいはじめたと聞いて居ても立ってもいられぬのに、 そなたと来たら、一つ年下に先を越されて二年生として平気なのかえ!?」 「わけ、わかんねーよ」 全体的に、初体験とか、つがいを見つけることに熱心なのは獣人の女生徒のほうで、 どちらかというと、純血種の男子生徒のほうはのんびりとしたものだ。 色々な本能が弱い純血種が「その気」になる前に、獣人のほうが発情してカップル発生、というのが 学園の伝統的な恋愛事情なのだが、 ──俺はこいつとつがいになる気はねえ。なぜなら、 「俺んちは、もう兄貴が異種族結婚しちまったから、無理だっつーの。 俺は純血種同士でふつーに結婚するの。だから、いーかげん、諦めれ」 俺の兄貴もこの<学園>に通っていたが、 ある日、麻雀部で知り合った龍族の娘にハコテンにされ、 「負けた分、あの娘の実家の神社でバイトしてくる」と京都に行ったきり、帰ってこねえ。 そのまま相手が長女だから婿入り、という強引な展開で、今じゃ一年に一度帰ってくる程度だ。 向こうは三十人姉妹で、跡取りの弟も生まれたつーのに、 兄貴はもうこっちには帰らないつもりらしく、 おかげで親父とお袋は、俺に純血種とのごく普通の結婚を期待するようになった。 「というわけで、俺のことは諦めて、……そろそろ、あっち行け、チビワニ娘」 そっくり返った姿勢の肩をちょん、と突く。 バランスの悪いジャリはひっくり返りそうになった。 「わわっ、何をする。馬鹿者ぉ!!」 ティティスは尻尾を使い、慌てて姿勢を保とうとする。 その横を俺はさっさと通り抜けた。 「ちょっ! こら、待て、そなた! そなたに話が──」 「俺はお前に話はねえ」 「ま、待てっ 待ちゃれっ!」 大きな声だけが追いかけてくる。 うるせえ。 端から聞いたらまるで夫婦喧嘩のようだ。 恥ずかしいったらありゃしねえ。 こちらは何とも思っていないのに、まわりに「そう」思われるのは迷惑千万だ。 ティティスの慌てた声はしつこく聞こえたが、 俺は早足になってそれを振り切り、無視を決め込んだ。 どうにもあのチビはうざったい。 はっきり言って、兄貴のことがなくたって、俺はあいつと付き合うことはない。 そりゃ、顔はけっこうな美人だし、驚いたことに本当にナイルワニ獣人の<王家>の血筋だし、 黙ってさえいりゃあ、たしかに<お姫さま>だ。 追っかけまわされる俺を「据え膳を食わない」と言ってうらやましがる奴は多いようだが、 あいにく俺は、こんなチビに欲情する変態じゃねえ。 そう。 <ナイルの女王>ティティス=なんたらかんたら133世は、 「身長140センチ、体重軽い、バストぺったん、ヒップつるん」の発育不良のガキ体型だ。 入学のときに中等部どころか、小等部に案内されたという逸話もむべなるかな。 体の中で唯一立派なのは鰐獣人の証である巨大な尻尾だけ、という具合では、 グラマー好きの俺の眼中にない、っていうのも理解してくれることだろう。 実際、抱きつかれて求婚された瞬間に、俺は丁重にお断りの返事をした。 だが、あいつはあきらめない。 もともと爬虫類系の獣人と言うのは情が濃くって執念深いって噂だけど、こいつはその中でも特別製だ。 さっきみたいに、ちょっと押しただけでふらふらよろめいてしまうくらい 運動神経のないジャリの追跡を振り切るのは簡単なことだが、 血の巡りの悪いせいか、こいつは恐ろしくタフだ。 逃げても逃げても追っかけてきやがる。 ガキで、大声で、鈍い。 ──俺の苦手の三大要素をすべて持ち合わせていやがる女。 それがティティスという女だった。 あんな奴の<夫>なんか、まっぴら御免だ。 俺はひとしきり小走りでティティスを引き離し、自販機の前で足を止めた。 硬貨を取り出し、ジュースを買う。 「熱血飲料か、鉄骨飲料か……?」 しばし逡巡。 「あっ……」 反射的にころころと転がる百円玉を追っかける。 銀色のコインは、小さなスニーカーに当たって止まった。 小さな白い指が、それをつまんで拾い上げる。 「はい。落し物よ」 「……へ?」 自分に百円玉を差し出す娘を、ティティスと見間違えたのは、 その少女が、あのジャリと同じくらいの背丈だからだ。 だが、俺が呆けたようにその姿を見つめたのは、あいつとは全然違う雰囲気に呑まれたから。 ティティスと同じ黒い直(す)ぐい髪は、あいつとは違う白い肌に映え、 ゴシックロリータの服装は、幼さよりも、妖しさを印象付ける。 なによりもその美貌。 顔の下半分が見えなくても、瞳だけで確信することが出来る。 下半分が見えなくても? そう。彼女は、白い大きなマスクをつけていた。 それでも、その美貌をかくしきれない。 切れ長の、潤んだような黒い瞳に視線を合わせると、吸い込まれそうになった。 どきん、とした。 精神的にも肉体的にも成熟した女性にしか興味がないはずの俺が。 俺は、そのことに激しく動揺した。 「ふふふ、どうしたの?」 「……あ、ああ」 ようやく百円のほうに意識が行き、それを受け取る。 「じゃあ、ね」 ゴスロリ少女がくるりときびすを返したとき、雷が落ちた。 「なっなっなっ、何をしておるのじゃ!!」 金切り声に振り向くと、ティティスが顔を真っ赤にして突き進んでくるところだった。 「こ、このっ、泥棒トカゲめっ!!」 「……」 「と、トカゲ……?」 140センチ級の美少女二人に挟まれて出現した突発的修羅場空間の中、俺はただただ呆然とするしかなかった。 「ちょっ、な、なんだ、お前ら……」 俺は、突然現れたティティスが、ゴスロリ少女とにらみ合っているのに慌てた。 二人の間に流れている空気は、一触即発ってやつだ。 ティティスがこれほどまで誰かに対して険悪になるのは珍しい、というか、はじめて見る。 ティティスは、俺以外の人間からはおおむね好かれている。 「わらわはナイルの女王じゃ」とのたまう尊大なジャリは、 普通の人間がやったら鼻持ちならないのだろうが、 そこは本物の威厳と言うか、血筋と言うか、なんとなく、それが許せる雰囲気がある。 ノーブレス・オブ・リージュというやつなのか、 その態度を取るのにふさわしいだけの責任を、こいつは自然に果たしている。 猪突猛進──あ、こいつはワニか――だが、行事ごとではクラスをちゃんと引っ張っているし、 皆がやりたがらないことも、さりげなく片付けている。 それでいて、本人が底抜けの馬鹿で明るいから、ティティスが、 「わらわが一番偉いのじゃ!」ときいきい声をあげて叫んでも、 まわりのクラスメイトは苦笑して頷くだけだ。 だから、こいつが、こんなものすごい剣幕で誰かを睨みつけるような事態に遭遇したことはない。 「あら、──ナイルのお嬢ちゃん」 ゴスロリ少女は、白いマスクの下でくすりと笑った。 口元が見えないのに、におい立つような優雅な微笑みが俺の目にははっきり見えた。 ああ、ティティスとは月とすっぽんだな。 こりゃ、あれだ。 ティティスのほうは、顔を真っ赤にして (じょ、じょ、嬢ちゃんとはなんじゃ、無礼者! わらわはナイルの女王なるぞ!) とでも叫ぶだろうな、と思ってあいつのほうを見た俺は凍りついた。 「我が背(せ)から離れるのじゃ」 ひとことだけ、静かにことばを放った小さな人影は、 ……俺の知っているジャリのものなのだろうか。 「あら、このお兄様、あなたの素敵な人?」 ゴスロリ少女は微笑みながら聞き返した。 ほんのちょびっと、絶妙にブレンドされた、からかうような調子。 男の子なら、異性のそれにコケティッシュを感じるだろうし、 女の子なら、同性のそれになにか反発するものを感じるだろう。 そんなタイミングと声音のひとこと。 だが、ティティスはそれに対して無言だった。 「……ふうん」 ゴスロリ少女が、また笑った。 「……いいのよ、ティティス。私はここではじめちゃっても……」 鈴を転がすような声。 何を「はじめる」というのだろう。 お茶会? おままごと? それとも何か別の、女の子らしい遊び? その声を聞けば、誰もがそうイメージするだろう。 しかし──。 ずしっ。 校舎裏の、未舗装の土に、ティティスの上履きがめり込む。 まるで体重何百キロの巨獣のもののように、ティティスは無言で一歩踏み出した。 「ちょっ、お前、上履きのまま……」 話題を変えようとした指摘は、無視される。 ぞくり。 俺の背中に何かが走った。 いままで余裕でからかってきた少女が、まるで別物に変わったかのように。 「……お、おい……」 俺は思わず間に入ろうとした。 だが、足が動かなかった。 「……あれ?!」 足元を見る。──震えていた。 「何だ、これ……」 自分より30センチも背の低い、小さな女の子たち。 その二人のにらみ合いですくむ自分の足を、俺は呆然と見つめた。 「……下がっておれ」 「そうね。そのほうがいいわよ、お兄様」 ティティスとゴスロリ少女が、ささやくように言った。 ──そう、したかった。 でも、それさえもできずに立ちすくんだとき、後ろから、声がした。 「……そこの二年生たち、さっきから……うるさい」 「!?」 二人の少女がぱっと後ずさった。 声は、校舎の裏口からした。 「わ、“鰐淵”!?」 ティティスが声を上げる。 「鰐淵先輩……」 俺は、校内最強クラスと呼ばれるイリエワニの獣人娘の名前をつぶやいた。 「……」 鰐淵先輩は、ふらふらという感じでドアから出て、まっすぐ俺たちの前を突っ切った。 ティティスと、ゴスロリ娘の前を、どこに焦点があっているのかわからない瞳が通る。 それだけで、憎悪をむき出しにしていた二人の間の空気が、流れた。 なくなったわけではない。 強いとか、弱いとか、そういうものとはまた違った、存在感。 それに流されたのだ。 無言で通り過ぎる美しい長身に。 「ぐうう……」 ライバル視している先輩を睨んで、ティティスが低くうなった。 ゴスロリ少女に背を向け、同種族の美女に挑戦的に向かい合う。 「……鰐淵ぃ~~!」 「……何?」 鰐淵先輩が振り向く。 「つ、つがいを見つけたからといって、いい気になるでないぞ。 わらわもすぐに追いついて、先に卵を産むからのう!」 言い切って腕組をし、40センチ以上も背の高い相手をにらみつけたティティスは、 ──いつものティティスだ。 「……貴女、ギャグのセンスあるわ……」 鰐淵先輩は微笑んで、歩み去った。 「うぬうううううーーー!! 勝者の余裕のつもりかえぇぇ!! つがいができたくらいで偉そうに!!」 ティティスは地団太を踏んで悔しがった。 王族の気品など、どこにもねえ。 「ええいっ、わかったか、我が背。こういうわけじゃ!! われらも早くまぐわって、きゃっつめより早く卵を作らねばならぬ、迅(と)く、来よ!」 「どこにいくつもりだ、どこに?」 「ら、ら、<らぶほてる>とやらに、じゃ!」 「却下」 「なぜじゃああああーーー!」 まるっきり、いつもの会話。俺は、なぜかほっとした。 「……とんだ邪魔が入ったわね」 いつの間にか、ゴスロリ少女は俺の後ろに立っていた。 俺の肩越し──正確には、脇の下か?――に、ティティスを見つめる。 「貴女とは、<論争>の決着をつけなければならないわ。そのうちにね」 そして、少女は俺のほうを見て笑った。 「お兄様にも、あらためてご挨拶いたしますわ」 「貴様……!!」 ティティスが何か言おうとするよりもはやく、少女は背を向けて歩き出した。 「……っと!」 それを呆然と見送ってから、俺は我に返り、その場を走り去った。 「あ、こら、待ちゃれ!」 一人残されたティティスの声を後に残して。 ──翌日。 俺は、オセ……おっと、リバーシゲームの<64モーグリ倶楽部>へと急ぐ途中、 灰斑恵那(はいぶち・えな)につかまった。 新聞部と<水辺でお昼寝倶楽部>を掛け持ちするハイエナ獣人娘は、 今日は前者の活動中らしい。 「ちょっとちょっと、あんた、ティティスと龍那の対マンに出くわしたんだって?」 誰から聞いた、そんなこと。 待てよ、龍那って、あのゴスロリ娘のことか。 「そうよ、薦戸龍那(こもど・りゅうな)。2年のコモドドラゴンの獣人娘」 ……こどもドラゴン? 思わずそう聞き返してしまうくらい、ゴスロリ少女は小さかった。 「コモド! コモドオオトカゲよ。コモド島に棲む最大最強のトカゲ」 「ふうん」 ティティスと同じくらいの背丈の女の子が最大最強種の獣人と言われても、ぴんとこない。 まあ、ティティスも最大最強クラスのワニの獣人娘なのだが。 「対マンたって、ティティスが突っかかって睨みつけてただけだ。 というか、それがそんなに大事なのかよ?」 メモを取り始めた恵那を呆れて眺めながら俺は言った。 「わかってないわね、あの“龍那”とあの“ティティス”の対マンよ。 学園新聞の1面トップ物よ!!」 「そんな馬鹿な」 女子小学生と見間違うばかりの二人のにらみ合いが、読めば100日話題に困らないといわれる 学園紙のトップ記事になるとはとうてい思えない。 ──俺は、昨日感じた足のすくみのことをちらっと思い出したが、それを飲み込んだ。 身についた常識の感覚というのは、めったなことではひっくり返らないものだ。 「だって、鰐淵先輩の“引退”後の“ワニのトップ”と、“トカゲのトップ”よ。 <獣王戦争>が、また復活するじゃないかもしれないじゃん!」 興奮したように叫ぶ恵那に、俺は仰天した。 「<獣王戦争>!? まだ続いてたのか、そんなもん!?」 「種」が異なる獣人たちの集う<特区>。 その中でも若くて未熟な子供たちが通う<学園>は、 ともすれば「異種族」たちの文化がぶつかり合う闘争の場と化す。 獣人と純血種、男子生徒と女子生徒は、文化以前に本能によって、 <本気の対立>が為されないが、同属同士、同性同士の争いは尽きない。 いわく、<壱年戦争>。 カラス系の獣人たちが初等部一年入学時に行うという 「誰が群れの中でリーダーなのか」を決める伝説の<クラス会長>の覇権争い。 いわく、<聖軒戦争>。 <学園>内に10軒あるラーメン系学食のどこが一番美味いのか、 それぞれのひいき客が、店とは全然関係なく争って、勝手にランキングを決めるという争い。 去年はトンコツ醤油の<風林火山軒>を推した某河馬獣人の先輩が圧倒的な腕力で勝ち進んだという。 いわく、<女難戦争>。 伝説の巫女服<マサキマキの“まとい”>をめぐって争う、プール南エリア女子寮真夜中の陰惨な戦い。 最後にその巫女服を押し付けられた女生徒は、妖怪マサキマキの呪いで、 女性にしかモテなくなり婚期を逃すという、恐ろしい事態に陥る。 その中で、もっとも危険で激しい抗争のひとつに挙げられている争いが、 ワニ系獣人とトカゲ系獣人との間の<獣王戦争>だった。 もともとは、<獣王論争>と呼ばれていたこの争いは、その名の通り、最初は論争だった。 ある伝説的なマンガの中に出てくる<獣の王>が、ワニ族なのか、トカゲ族なのか。 その論争は、やがて過熱し、爬虫類を代表する二種族間の大きな火種となった。 <ピンク色のかませワニ>と呼ばれた獣の王は、しかし、ワニの姿をしながら、 公式設定では「種族:リザードマン」とされていたからだ。 古参の読者からは「ヘタレからヒーローになった副主人公の魔術師」に次ぐ人気を博す偉大な獣王を、 どちらの種族も自分たちの眷属と見なしたがった。 初等部の子どもたちが、帰り道ではじめた言い争いが、 数百人単位の大規模闘争に発展するのに要した時間はわずか二日。 そして、その火種は今でも続いている。 「今まで、ワニ系獣人のトップはそういうことに興味がない“鰐淵”先輩だったんだけど、 あの女(ひと)、つがい作って“引退”しちゃったから」 <学園>の不文律。 「つがいを作った生徒は、揉め事に参加しない。また周囲も参加させない」 それは、子孫を残せる貴重なチャンスを見つけた同種への配慮。 純血種と獣人の間の新しい生命は、<超人類>の誕生に賭ける全人間の宝であるからだ。 鰐淵先輩は、部活で見つけた後輩とつがいになった。 それは、彼女を鰐獣人の代表的存在からの“引退”を促すことになる。 その座を追うわけではない。 <獣人の子どもたち>は、<成熟し、子孫を残す能力を持った女性>を認め、 一段高いステージに送り出すのだ。 彼女が、わずらわしい争いにかかわって卵を産むチャンスを逃さないように。 そして、鰐淵先輩が去った後、ワニ獣人の代表は、ティティスになった、というわけだ。 「なーんで、あのチビがなるかなー」 俺はつぶやいたが、まあ、獣人には獣人なりのルールがあると言う。 あんな運動神経のないチビでも、名ばかりの盟主にはなれるのだろう。 まがりなりにも、イリエワニと最強の座を争うナイルワニのお姫サマなわけだし。 「……ばっかみたい」 俺の納得を、恵那は一言のもとに否定した。 「へ?」 「あの娘、めっちゃくちゃ強いよ。マジで鰐淵先輩に紙一重。同い年だったら多分互角」 「へ???」 「“怖い”のよ、あの娘は……」 「ちょ、ちょ、あのチビが……?」 「“背丈”だ、なんだの問題じゃないの。ナイルワニの恐さは“理屈”じゃないのよ……」 新聞部の敏腕記者(自称)のことばは、俺を混乱させた。 「……でも、龍那も強いわよー。喧嘩の“技術”なら一等賞かも。 それも怪物並に“タフ”なのよ、あの娘。 獲物を何日でも追い掛け回して牛でも鹿でもスタミナ勝ちしちゃうご先祖持ってるんですもの」 「ちょ、待て、お前。あの娘が怪物並だって?」 俺は笑おうとした。 いくらなんでも、そりゃ無理があるって……。 「まあ、信じないのなら、信じなくていいわ。純血種にはあんまり関係のないことだし」 恵那は、ふくれっ面をしてそっぽを向いた。 もともと<帝都スポウツ新聞>並みに情報が怪しく、 拡大解釈と捏造については<ユウヒってる>といわれる学園新聞の記者だ。 話半分どころか、100分の一くらいに聞いておいたほうがいいだろう。 俺は、しつこく話を聞いてくるハイエナ娘をあしらって別れた。 部室のある校舎に入ろうとしたとき、 「――あら、お兄様、奇遇ね。」 後ろからかかる声。 鈴を鳴らしたかのような可憐な声は、昨日のゴスロリ少女。 薦戸龍那だ。 「あ……」 「ふふふ、昨日約束しましたわね。あらためてご挨拶するって。 ──少し、そのあたりでお話しませんこと?」 そう言われて、俺は反射的に頷いた。 なぜ頷いたのかは、自分でも分からなかった。 ティティスと同じくらいの背丈とプロポーションを持つの少女は、 大人の女が好きな俺には全然魅力的でないはずなのに。 だが、現実に俺は、まるで魅入られたように、 返事も待たずにくるりと背を向けた彼女の後を追って、 学校内の<公園>地区に足を踏み入れた。 「うふふ、寒いですわね、お兄様。こういう日は、 こうして温かい缶を持って、日向ぼっこするのが一番」 たしかに、冬が秋を駆逐する季節の風は冷たい。 だが、ホットの烏龍茶の缶を両手で抱えた南国種のオオトカゲの獣人は、 ことばほどは寒そうではなかった。 「お兄様って……タメ年だろ……」 俺は、なぜかどぎまぎとして答えた。 「うふふ、同い年でも、私より背が高い男(ひと)はそう呼ぶことにしてるの」 龍那は、そう言って笑った。 白いマスク。 その下に隠されているのはどんな美貌なのだろう。 あるいは──。 (ごくり) 先ほど恵那から聞かされた話を思い出して俺はちょっと震えた。 トカゲ獣人は、ワニ獣人、ヘビ獣人と並んで爬虫類の中で「強い」ことで有名だ。 派閥として大きいだけでなく、個々の獣人が強く、しかも執念深い。 この娘(こ)も、「そう」なのだろうか。 ──くすり。 ゴスロリ少女が笑った。 「気になります? このマスク」 「え……あ、いや……」 龍那は、別のことを想像したようだった。 「私、ちょっと特別な体質なので普段はこれをつけているのですが、 ……お兄様には素顔見せても、いいかな?」 美貌の下半分を覆う白いマスクに繊手がかかる。 するり。 下から現れたのは──想像どおり、いやそれ以上の美貌。 獣人らしく、鋭く大き目な八重歯はあるが、 牙も生えていなければ、耳元まで裂けた口があるわけでもない。 ゴスロリにどこまでも映える、整った少女の美貌だった。 「あ……」 「うふふ、ふふふ。何だと思いました? 私の素顔」 「い、いや……」 少女にすっかりペースを握られていることに気がついたけど、どうにもならない。 くすくすと、龍那が笑う。 ティティスとは比べ物にならない、上品さと可憐さ。 心を惹かれはじめているのはそれのせいだろうか。 俺は、烏龍茶の缶を弄(もてあそ)ぶのをやめ、プルトップを引き開けた。 いい匂いが冷たい空気に溶け込む。 ゴスロリには紅茶、と思っていたが、 こうして眺めてみると、烏龍茶も貴族趣味があってお似合いだ。 まあ、缶だからどちらにせよ風情はないけど。 そんなどうでもいいことを考えたのは、視線が、 マスクを外して見えるようになった龍那の桜色の唇に吸い付いて離れないからだった。 「いやなお兄様。何をじろじろ見ているのです?」 龍那がこちらを見据えた。 「え……、あ……」 焦る俺を見て、龍那はくすりと微笑み、そして烏龍茶の缶を差し出した。 「はい」 「……え?」 「一口だけですよ?」 「ちょっ……」 「のどが渇いているのではないのですか? 私が飲んでいるのをじろじろご覧になってたのは……」 「あ……うん」 なんとなく、やましい気持ちをごまかせた感じになって、俺はその缶を受け取った。 ……間接キスだ。 意識しないように、そして意識させないように、俺は烏龍茶の缶に口をつけた。 「一口だけですからね……」 龍那が念を押す。 「分かってるよ……」 温かい液体が、口の中を、そしてのどを通っていく。 どこかに甘い香りがしたのは、ゴスロリ少女の香りだろうか。 そして俺は ──嘔吐してのた打ち回った。 「うふふ。一口だけにしておいてよかったですわね、お兄様」 頭上から、龍那の声がした。 「私、コモドドラゴンの獣人なんですよ。口の中に致死性のバクテリアを持つ。 だから、私にキスをしたり唾液を飲んだりしたら死にますし、 飲みかけ──これは唇を軽く押し当てただけですけど── のお茶を飲めば、そうして死ぬ一歩手前で悶え苦しみます。 だから、私はくしゃみで飛んだ唾でまわりの人たちが死なないように いつもマスクをしているのですよ。さて……」 龍那は、急速に意識が薄れ出した俺を片手でひょい、と担いだ。 「ここまでやってしまったら、我慢強いティティスも喧嘩を買わざるを得ないでしょう。 なにしろ、たったひとりのつがい候補を人質にされたのですから……」 ゴスロリ娘は、そのために禁忌を犯したのか。 失神する寸前、俺はティティス、とつぶやいたような気がした。 だが、すぐに意識は闇に閉ざされた。 次へ
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スキル スキル 一刀・轟断 種別 ダメージ S.Lv 効果値 消費SP 必要スキルポイント 系統 アクション 1 500 10 0 2 750 12 1 対象 敵アタッカー 3 1000 15 1 4 1250 18 1 属性 物理(斬) 5 1500 21 1 6 範囲 1 7 8 MAX.Lv 5 9 10 詳細 対象に斬ダメージを与える 解放条件 初期 一刀・閃刃 種別 ダメージ S.Lv 効果値 消費SP 必要スキルポイント 系統 アクション 1 800 20 0 2 932 24 1 対象 敵アタッカー 3 1064 29 1 4 1196 35 1 属性 物理(斬) 5 1328 42 1 6 1460 50 1 範囲 1 7 1592 60 1 8 1724 72 1 MAX.Lv 10 9 1856 86 1 10 2000 104 1 詳細 対象に斬ダメージを与える 解放条件 一刀・轟断のスキルLV5 一刀・封絶断 種別 ダメージ S.Lv 効果値 消費SP 必要スキルポイント 系統 アクション 1 1600 30 0 2 1776 36 1 対象 敵アタッカー 3 1952 44 1 4 2128 52 1 属性 物理(斬) 5 2304 63 1 6 2480 75 1 範囲 1 7 2656 90 1 8 2832 108 1 MAX.Lv 10 9 3008 129 1 10 3200 155 1 詳細 対象に斬ダメージを与える 解放条件 一刀・閃刃のスキルLV5 一刀・斬鎧 種別 ダメージ S.Lv 効果値 消費SP 必要スキルポイント 系統 アクション 1 650+650 20 0 2 815+815 24 1 対象 敵アタッカー 3 980+980 29 1 4 1145+1145 35 1 属性 物理(斬) 5 1266+1266 42 1 6 1387+1387 50 2 範囲 1-2 7 1486+1486 60 2 8 1585+1585 72 2 MAX.Lv 10 9 1673+1673 86 2 10 1750+1750 104 2 詳細 対象に斬ダメージを与え、機人に追加ダメージ 解放条件 一刀・閃刃のスキルLV5 一刀・斬龍 種別 ダメージ S.Lv 効果値 消費SP 必要スキルポイント 系統 アクション 1 650+650 20 0 2 815+815 24 1 対象 敵アタッカー 3 980+980 29 1 4 1145+1145 35 1 属性 物理(斬) 5 1266+1266 42 1 6 1387+1387 50 2 範囲 1-2 7 1486+1486 60 2 8 1585+1585 72 2 MAX.Lv 10 9 1673+1673 86 2 10 1750+1750 104 2 詳細 対象に斬ダメージを与え、龍人に追加ダメージ 解放条件 一刀・閃刃のスキルLV5 一刀・吸魔 種別 ダメージ S.Lv 効果値 消費SP 必要スキルポイント 系統 アクション 1 30 35 0 2 47 42 1 対象 敵アタッカー 3 63 51 1 4 78 61 1 属性 物理(斬) 5 94 73 1 6 110 88 1 範囲 2-3 7 125 105 2 8 MAX.Lv 7 9 10 詳細 対象のSPに斬ダメージを与え、SPを吸収する 解放条件 一刀・斬鎧のスキルLV5一刀・斬龍のスキルLV5 聖癒陣「臨」 種別 回復 S.Lv 効果値 消費SP 必要スキルポイント 系統 リアクション 1 1000 15 0 2 1455 18 1 対象 自分 3 1910 22 1 4 2365 26 1 属性 - 5 3080 32 1 6 3795 38 2 範囲 - 7 4640 45 2 8 5485 54 2 MAX.Lv 10 9 6395 65 2 10 7500 78 2 詳細 自軍のフェイズ終了タイミングで、自分のHPを回復する 解放条件 初期 流転「打」 種別 特殊 S.Lv 効果値 消費SP 必要スキルポイント 系統 リアクション 1 100 0 2 90 1 対象 味方アタッカー 3 81 1 4 73 1 属性 - 5 66 1 6 60 1 範囲 - 7 55 1 8 51 1 MAX.Lv 10 9 48 1 10 46 1 詳細 味方アクションスキル前に発動し、武器属性を打に変更 解放条件 初期 咒縛「幻」 種別 ブラスト S.Lv 効果値 消費SP 必要スキルポイント 系統 リアクション 1 25 0 2 30 1 対象 敵リアクションスキル 3 36 1 4 44 1 属性 - 5 52 1 6 63 1 範囲 - 7 75 1 8 90 1 MAX.Lv 10 9 108 1 10 129 1 詳細 敵リアクションスキルに対して発動し、LV以下の敵スキル発動を無効化させる 解放条件 初期 咒縛「乱」 種別 ブラスト S.Lv 効果値 消費SP 必要スキルポイント 系統 リアクション 1 35 0 2 42 1 対象 敵リアクションスキル 3 51 1 4 61 1 属性 - 5 73 1 6 88 1 範囲 - 7 105 1 8 126 1 MAX.Lv 10 9 151 1 10 181 1 詳細 敵リアクションスキルに対して発動し、LV以下の敵スキル発動を無効化+SPダメージ 解放条件 咒縛「幻」のスキルLV5
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名前 ティティス クラス/レベル スカウト/30 性別/年齢 女/17~18程度の外見 瞳/髪/肌 碧/黒/白 紹介 アビシニアン教団に属する少女、その左手には黒の印が刻まれている。並外れたスカウトとしての手腕を披露し、マグナスと同系等のアームドギア(二足だが)を駆る。 その正体は、マグナスと同時期に確保されるも初期実験によって命を落としてしまったリリィ・ロットーの資質を惜しんで作成されたエイリアス。模造された二挺のハンドガンを巧みに操り、圧倒的なスピードと穏身術で戦場をかく乱する。 長い教団での生によって、教団の道具としてしか生きられない存在であると自らを納得させることで自我の平衡を保つに至っており、マグナスやテッドが差し伸べる救いの手を頑なに拒む。 登場履歴 第79話「月下終焉」に登場 月之を慰めるヴォルフガングの目の前から人並み外れた穏身術と身のこなしを持って月之を攫って逃亡するという離れ業を披露する。その後アビシニアンの精鋭たちを引き連れてコーラスとヴォルフガングの足止めをし時間を稼いだ後、マリーシで撤退していった。 第87話「かの日の残光」登場 アウナッソスに命じられ、PCたちを夢の世界に導く。マスターレイス、アウナッソスと共にPCたちの前に立ちふさがり戦うも最初に退場。その際、左手に黒の印を輝かせブライトナイトを召喚して去っていった。どうやらマグナスの夢に出てきた、マグナスが妹だと思っている少女らしい。 第101話「生まれ堕ちる世界」登場 バルトロマイに現れ、会談の席でテッドを狙い、それに失敗するとよりパニックを広げ被害を広めるために他のアビシニアン教団員と共に数々の策略をめぐらす。だが、その企みはPCによって大部分を止められた。 第105話「夜色の待ち人」登場 自身とマグナスが実験を受けていた強化クエスターの研究所へとマグナスを誘い、全ての真実を教える事によってマグナスを絶望に突き堕とそうとする。“兄”としてのマグナスの存在を渇望しながらも彼が差し伸べる救いの手は取れないというジレンマに陥り、マグナスとの激闘の末に教団の元へと逃げ去った。 第120話「夜を砕く朝の陽よ」登場 “旅団”とアビシニアンの決戦に際し、アウナッソスの腹心としてその傍らで最後まで熾烈な戦いを演じるも、最後にはマグナスの魔術の前にそのアームドギアを大破させる。教団が滅びる事により、彼女もまた教団の道具という立場から解放されるものの、“もう少し考える時間が欲しい”と語り、マグナスの手を取ることなく何処かへと去っていった。 名前 コメント すべてのコメントを見る
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名前 ティティス・ロットー クラス スカウト/30,エイリアス/10,アウトロウ/6,ストライダー/12 加護 ヘイムダル、ヘイムダル、フレイ 種族 人間(エイリアス) 性別/年齢 女/17 身長/体重 160cm/51kg 瞳/髪/肌 碧/黒/白 サクセション 済 偉業クエスト 済 消費経験点 23182(Lvアップ:19800,能力値上昇:3380/反射+30,アイテム常備化:2) 能力値 体力 9/+3 反射 45/+15 知覚 14/+4 理知 11/+3 意志 10/+3 幸運 15/+5 装備品 右手:ハンドガン+3/光+48(聖なる言葉の印、ダメ+1、氷の女王)※ 左手:ハンドガン+3/殴+6(カバラ装置、ダメ+1、古き神の涙) 防具:ダンスヒーロー(防御修正:斬0/刺0/殴/1) アクセサリー:レプラカーンシューズ その他1:バックラー+4(必要体力-1、毒蛇の牙、破鏡の瞳、デーモンブラッド) その他2: ※≪シャドウツール≫に指定済 所持品 一般アイテム:ポーション×4、ミスティックベリー×25、完全回復薬×3、兎の足×2、蘇生の呪符×3、万能薬×3、大聖樹の雫×1、「インタラプト」×2、エスケープブーツ エイリアス部隊戦闘服、疾風の衣、トンファー 黒瑪瑙の指輪、ムーンストーン、ラックバッジ、特殊サングラス、剣十字のピアス 常備化アイテム:セキュアダガー 所持金 88928ゴルト 特技 ≪ダブルウェポン≫≪感覚強化≫≪刹那の見極め≫≪機動戦闘≫≪鷹の目≫≪死点撃ち≫≪闇夜の牙≫≪無面目≫≪アクロバット≫≪死角≫≪乱れ撃ち≫≪セカンドアクション≫≪ジャミング≫≪軽業≫≪影走り≫≪技盗人≫≪ファストトリック≫≪死線≫≪殺しの哲学≫≪絶対の刹那≫ ≪インプリント:魔法の素質≫≪身代わりの羊≫≪模造:二刀流≫≪模造:マインドロック≫≪筋力増強≫≪模造:夢幻のごとく≫≪模造:黄昏の魔力≫≪影撃≫≪模造Ⅱ:コンバットムーブ≫≪模造Ⅱ:空蝉≫≪模造Ⅱ:流転する運命≫≪死神の手≫ ≪情報屋≫≪資金調達≫≪盗品:ハンドガン≫≪危険察知≫≪博徒≫≪盗品Ⅱ:ファミリア≫≪七変化≫≪盗品Ⅲ:デコイ≫ ≪バックスタッブ≫≪シャドウツール≫≪シャドウアブソーブ≫≪フェイントアタック≫≪サーチエネミー≫≪イービルヒット≫≪シャドウツールⅡ≫≪ギルティ≫≪タナトスエッジ≫≪シャドウミラージュ≫≪シャドウアブソーブⅢ≫≪シャドウアーツ≫≪トリプルアタック≫ ≪封印された黒印≫ 戦闘値 命中:53 回避:56 魔導:27 抗魔:35 行動:105 耐久:137 精神:112 攻撃力:光+120 射程:10m 対象:単体 防御修正:斬0/刺0/殴1 1)行動値装備 ダンスヒーロー⇒疾風の衣 回避:53 抗魔:34 行動値:112 2)回避装備 ハンドガン×2⇒トンファー&セキュアダガー/レプラカーンシューズ⇒ムーンストーンor青星玉のピアス 回避:60 抗魔:38 行動値:102 3)その他 命中値が欲しいとき、黒瑪瑙の指輪の装備で+2。ダメージが欲しいとき、剣十字のピアスの装備で+2。また≪シャドウアブソーブ≫を使用することで命中・回避に+2、行動値に+30。 以上よりブレイク後など、問題なく≪七変化≫が使用でき、かつ≪シャドウアブソーブ≫を使用する場合の最大戦闘値は実質以下の通り。 命中:57 回避:62 魔導:27 抗魔:38 行動:142 耐久:137 精神:112 シャード 色彩:黒 形状:黒の印と同化 場所:左手の甲 ライフパス 出自:選ばれしもの(特徴:技の継承)/私はアウナッソスが生み出したマスターピース、教団が育てた究極の殺人人形。 境遇:失った想い(クエスト:自己の探求)/私の半生は客観的に見て哀しいモノであるのかも知れない。なら、手にしたこの技術も過ぎた時間も全て否定され価値の無いものなのだろうか? 邂逅:家族(コネクション:マグナス・ロットー)/エイリアス技術によって産み出されたコピーである私をそれでも妹と呼称するお人よし。だが、彼が無下に哀しむようなことはしたく無いと、私もそう思ってしまうのならば、案外それで構わないのかもしれない。 主要コンボ ≪博徒≫+≪無面目≫+≪乱れ撃ち≫⇒≪死角≫+≪流転する運命≫+≪影撃≫+≪死神の手≫⇒(CLしたならば)≪封印された黒印≫+≪殺しの哲学≫ タイミング:マイナー⇒メジャー 判定値:58~60 難易度:対決 クリティカル:8 対象:範囲(選択) 射程:10m 代償:39MP ダメージ:光3D+195/CL時、神5D+263 解説:目に映らないほどの高速で強引に死角を取り、独特の感覚で掴んだ急所を目掛けて二挺拳銃をひたすらに乱射する。 これだけを見ればマイナーは≪模造Ⅱ:コンバットムーブ≫で事足りるように見えるが、実際には移動か消耗品の使用に使われることになるため実質のコンボとしては≪博徒≫まで使用されることはほぼ必定。必要ならば≪影走り≫を併用してメジャーの手前で移動することが可能。運用上≪模造:二刀流≫、≪模造:夢幻のごとく≫、≪模造:マインドロック≫、≪死線≫まで使用して少なくとも1R1回はほぼ確実にCLさせる事を想定しており、その際の期待値は神280.5となる。 なお≪殺しの哲学≫が1R1回であるため、その後はCLさせても光5D+253ダメージに留まる。また属性は左と入れ替えることで殴・氷への変更が可能。 ≪空蝉≫+≪流転する運命≫(必要なら≪アクロバット≫、≪死線≫など) タイミング:リアクション 判定値:56~62 難易度:対決 クリティカル:8 対象:自身 射程:なし 代償:7MP 解説:絶妙なタイミングを測り爆発的に切り返しの速度を上げることで、敵の視界から一瞬で離脱する。物理攻撃に対するリアクションのコンボ、対決に勝利したならばメジャーアクション1回分の権利を得る。なお≪空蝉≫は1シーン1回まで。≪アクロバット≫で無制限に1回振り直し、必要だと判断したならば≪模造:マインドロック≫でダイス目を+1したり≪死線≫でダイス目をひとつ6に変更したりする。 ※ティティスの物理攻撃に対するリアクションはフルでコンボを使って-5。ただし、下限値の問題でCLは8。また魔法攻撃に対するリアクションはCL10まで下げられる。 なおあまり無いシチュエーションではあるものの、隠密状態のティティスがネルガルなどで対象に取られた場合、9割がた≪影撃≫が宣言されているため上記のCLよりさらに1下がる。物理なら+2までされてもCL8、魔法ならCL9。 名前 コメント すべてのコメントを見る