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きみははっぽうすちろーる【登録タグ CD CDき OSTER projectCD minao(希望P)CD ちえPCD マチゲリータPCD リョータイCD 弱音PCD】 前作 本作 次作 - 君は発泡スチロール Summer Driver ちえP リョータイ OSTER project 弱音P マチゲリータP minao(希望P) 即売 同人 発売 2009年5月17日 2009年5月27日 価格 ¥1,000 ¥1,470(税込) サークル ちえぽむ。 CD紹介 ちえP初のVOCALOIDアルバムにして2008年までの活動を全て纏めたベストアルバム! ブックレット前半は「文:リョータイ、絵:はらの」のミニ絵本になっています。 変幻自在かつ可愛らしいメロディラインに身を委ねて、心地よいひと時を過ごしてみませんか? 発表済みのオリジナル曲とアレンジ曲の全てを収録。新曲もありの全16曲72分超の大ボリューム。 ボーナストラック(15,16)には、OSTER projectがアレンジで2曲ゲスト参加しています。 曲目 (特に記述の無いものはすべて、作編曲:ちえ / 作詞:リョータイ) 君は発泡スチロール NEW! クリスマスはバイトだ! 放課後ちょこかっぷ フライングスタート 月花ノ姫歌 シャイン! ちえPアレンジ (作曲作詞:弱音P / 編曲:ちえ) クリーニングスイッチ (パーカッション:子猫P) 湯船にのって 少年ジェット ナイトメア劇をご覧あれ (作曲:マチゲリータP / 作詞:リョータイ / 編曲:ちえ) starry world (in twinkling night) (作曲:minao / 作詞:sami / 編曲:ちえ) 白雪の巫女 (作曲作詞:弱音P / 編曲:ちえ) ロケット宅宙便 La Noel Sucree ~おさとうノエル~ ロケット宅宙便 (速達FTN-Remix) arranged by OSTER Project AFTER SCHOOL CHOCOLATE CUP SHOW arranged by OSTER Project リンク 作者ホームページ とらのあな コメント 名前 コメント
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M1さんの絵を見て思いついた 虐めは無い 発泡スチロール玉水槽まりさ 「ゆ、おにぃさんまりさのかれいなおーるさばきをみるんだじぇ!ゆっふ、ゆっふ・・・」 ザッザ、ザッザ・・・ 「おお、凄いなぁ。いつもどおりまりさのオール捌きはとってもゆっくりしているね。」 「ゆっゆ~ん♪とうぜんなんだじぇ!」 男はまりさが水槽の中の発泡スチロールを漕いで進んで行くのを満面の笑みで覗いていた。 ついこの前偶然立ち寄ったゆっくりショップ。そこで出会ったのがこの発泡スチロール玉水槽まりさである。 男は以前から水上まりさに興味を持っていた。しかし水上まりさは躾の困難さのおかげで非常に高価であり、 水槽や餌も特殊なものであるため手間もかかる。 そんな理由から男も水上まりさを飼う事は半ばあきらめていた。 実は加工場も水上まりさ値段の高さや事故の多さにはほとほと困っており、なにかいい打開策はないかと考えていた。 そこで生まれたのがこの発泡スチロール玉水槽まりさなのだ。 水上まりさの可愛さはそのままで帽子から落ちても死ぬことがないため安全性が大幅に上昇し、 躾の手間が減り生産コストが下がったことによる低価格化。 発泡スチロール玉水槽まりさはあっという間に人気者になった。 男もこの発泡スチロール玉まりさを溺愛していた。 ゆっくりショップで 「おに~しゃん、まりしゃはじょうずにすぃ~すぃ~できりゅんだじぇ!かわいいまりしゃをかっちぇにぇ!!」 と言っていた赤まりさ。に一目ぼれして衝動買いしてから数週間。 今では大きさこそあまり変わらないが赤ちゃん言葉も取れてきている。 ここにくるまで色々な事があった。 ある日、いたずら好きなまりさは帰ってくる男を驚かせようとしてわざと帽子から落ちた。 「ゆ~ん!ここでおに~しゃんをおどろかしゅのじぇ!!」 しかし男は仕事で遅くなりまりさはそのまま数時間発泡スチロールの中でゆんゆん泣き続けた。 「おに~しゃんんん!!くりゃいよぉぉぉぉ!!せみゃいよぉぉぉ!!くりゅちぃよぉぉぉぉぉぉ!」 その後まりさしばらく暗闇や狭いところを怖がるようになった。 しばらくしたある日、餌やうんうん用に置いてある浮島のうんうん用の穴に落ちたこともあった。 「ゆぴぃぃぃ!!くしゃいよぉぉぉぉ!!ゆっぐぢできにゃいぃぃ!!おにぃしゃんたしゅけちぇぇぇぇ!!」 さらに困った事にはまりさはおなかが減った我慢できないと発泡スチロールを食べてしまうこともあった。 「ゆぅ、おにゃかへっちゃよ・・・む~ちゃ、む~ちゃ・・・げろまじゅ~」 厳しい食事制限をしなければいけない発泡スチロール玉水槽まりさ。 おまけにバクバク発泡スチロール玉を食べるのでどんどん水槽の発泡スチロール玉は減っていく。 深さが足りなくなるといけないので男は発泡スチロールを足していくがその発泡スチロール玉代も馬鹿にならない。 流石に目に余ったので男はまりさに注意した。 「こら、まりさ!発泡スチロール玉は食べちゃ駄目だって言っただろう!!」 「ゆ!まりちゃだっちぇあんにゃまじゅいのたべちゃくないのじぇ!!もっちょあまあまほちいのじぇ!!」 「それは駄目なんだっていつも言ってるだろう。ともかく食べちゃ駄目だからな!!」 「ゆ~ん、そんにゃのちらにゃいんだじぇ~♪おにゃかへっちゃらまりちゃはたべちゃうのじぇ~♪」 「そんなこといってるとゆっくりできなくなるぞ!」 「ゆ?ど、どうなるのじぇ?」 「ん。よ、よくわからないがとってもゆっくりできないことになるんだよ!わかったら発泡スチロールを食べるのはやめなさい!」 説教が聞いたのかまりさが発泡スチロール玉を食べることは減っていった。 しかしどうしても空腹の時には食べてしまうようで少しづつ発泡スチロール玉は減るのだった。 それからもいろいろなハプニングがあったが、今日までまりさと男は仲良く暮らしていた。 しかしとある日の朝のこと、まりさは体調が悪いと男に伝えた。 「まりさ、どう体の調子が悪いんだ?」 「ゆぅ・・・なんかまりさのなかみさんがごろごろしてゆっくりできないんだじぇ・・・」 「お腹が痛いのか?」 「ちがうのじぇ、なんかゆっくりできないのじぇ・・・」 まりさから話を聞いてもなかなか要領を得ない。 本当ならばすぐにでも医者に連れて行きたいのだが男にも仕事がある。 仕方ないので男は「あまり動かず寝てないさい」とまりさに言い付け仕事に向かっていった。 「ゆぅ・・・おにぃさん。なんだかまりさこわいのじぇ、そばにいてほしいのじぇ・・・」 誰も聞くもののいない室内でまりさは呟いた。 その日からまりさの容態は急激に悪くなっていった。 あまり餌も食べなくなり言葉数も少なくなった。自慢のオールですぃ~、すぃ~もしなくなった。 ただ日がな一日うつむいてぼーっとしていることが多くなった。 男は心配ではあったのだがここの所どうしても抜けられない仕事があり、会社を休むこともできない。 しかしなんとか週末には休みを取ることができそうだ。男は一秒でも早く仕事を終えるために残業を繰り返した。 「はぁ・・・まりさ、ただいま。」 「あ、おにぃさん。あのねまりさ・・・」 「悪い、まりさ。お兄さんとっても疲れてるんだ。もう少ししたらお医者さんにも連れてってやるし沢山遊んでやるから 我慢してくれ。そのかわりほら、お前の好きなケーキさんだ。今日のところはコレで我慢してくれ。」 「ゆぅ・・・わかったのじぇ・・・。む~しゃ、む~しゃ・・・しあわせ~・・・」 「じゃあ俺もう寝るからな。お休み、まりさ。」 「おやすみなさいだじぇ・・・」 そして週末前の日。まりさは今までのことが嘘のように男に泣き叫んだ。 「おにぃさんまつのじぇ!!きょうはいかないでほしいのじぇ!!」 「駄目なんだよまりさ。今日はどうしても抜けられないんだ。我侭言わずに理解してくれよ。」 「ちがうのじぇ!!わがままじゃないのじぇ!!きいてほしいのじぇ!!」 「あ~ハイハイ。ともかく今日は駄目なんだ。明日、明日。な。」 男はまりさを諌めてドアを開け仕事に出かけようとする。 「まつのじぇ!!おにぃさん!!まつのじぇぇぇぇぇぇ!!」 バタンッ! ドアが閉まった。 それからしばらくまりさはぐしゃぐしゃの顔のままぴくりとも動かなかった。 男は仕事が終わると同僚からの誘いも断りすぐ家に走った。 ああは言いつつも今朝のまりさの尋常ではない様子が仕事中もずっと気になっていたのだ。 帰ったら色々話を聞いてやろう。そして明日、朝一番で医者に連れて行こう。 そして治ったら沢山遊んで沢山食べさせてやろうと考えていた。 「ただいま、まりさ!」 返事はない。 「いやぁ~やっと仕事が終わったよ。これで明日はお前を医者に連れて行ってやるからな。・・・まりさ?」 いつもなら五月蝿いくらいに話してくるまりさの声がない。いくら元気がなくても挨拶は欠かさなかったあのまりさがだ。 急いで水槽に駆け寄る。 そこには笑顔のまりさがいた。 「なんだまりさ。挨拶もしないで。」 男はまりさを水槽から持ち上げた。 * o + おかしい。なにか・・・感触が、それに・・・軽い。最近持ち上げることもなかったが前に持ったときはもっと重かった気がする。 なにより、まりさが先ほどから一言も喋らない。 「まりさ?」 返事はない。 「まりさ、おいったら。」 返事はない。 「返事しろよまりさ。オイ!返事をしろぉぉぉ!!」 返事はない。まりさはただのしk 「それ以上言うなぁぁぁぁぁぁぁぁあああああ!!!まりさぁぁああああああああ!!」 後日、まりさを医者に連れて行き詳しく調べてもらうとまりさの中から大量の発泡スチロール玉が出てきた。 いや、正しく言うならまりさの中は『発泡スチロール玉』しか入っていなかったのだ。 何が原因かはわからない。もしかしたらまりさが発泡スチロールを吸収できない体だったのかもしれないし、 俺の言った『ゆっくりできないことになる』と言うのがもとでゆっくりの思い込みの力が発動しこうなったのかもしれない。 なんとかまりさを治せないかと医者に詰め寄ったが中枢餡もないこの状態ではなんともしようがないと言われた。 こうして俺の発泡スチロール玉水槽まりさは永遠にゆっくりしたのだった。 後日、加工場から原因を詳しく調査するためまりさを譲ってくれないかとも言われたが俺は拒んだ。 その後まりさの遺体は加工して発泡スチロール玉が漏れないようにして返してもらった。 「さぁ、まりさ。ここがお前の新しいおうちだぞ。」 「ゆ~ん、とっちぇもひろいおうちだにぇ!!ここがきょうからまりちゃのゆっくちぷりぇいしゅだよ!!ゆっくちちていっちぇね!!!」 「はは、そうだな。今日からまりさとお兄さんのゆっくりプレイスだ。」 「ゆ?ちらにゃいまりちゃがいりゅよ。ゆっくちちちぇいっちぇにぇ!!!」 「・・・。」 「ゆぎぃぃぃ!!にゃんでへんじちにゃいのぉぉぉぉ!!!」 「ごめんなまりさ。そのまりさは動けないんだ。」 「ゆゆ!そうにゃの!?」 「ああ、昔は俺が飼っていたんだけど急に動けなくなっちゃった可愛そうなゆっくりなんだよ。」 「ゆ!かわいしょうなゆっくりなんだにぇ・・・」 「ああ、だから時々で良いから話しかけてくれよな。」 「ゆっくちりかいちたよ!!」 あれから俺は新たにまりさを飼う事にした。 水上でも発泡スチロール玉水槽まりさでもなく普通のまりさを、だ。 今度こそ俺はまりさをゆっくりさせてやるのだ。 あとがき どうも、前に『ふたば系ゆっくりいじめ 92 水上まりさを捨てることになった。を書いたものです あれ以降SS書いてなかったのですがM1さんにifっぽいのを書いてもらえたので久しぶりに書いてみました。 正直こんな感じの話を書くつもりはなかったのですが・・・どうしてこうなった!! まあ楽しんでいただけたなら嬉しいです。 あと発泡スチロール玉水槽まりさって長い。 元ネタ:M1
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【TOP】【←prev】【GAME BOY】【next→】 Pocket Color BLOCK タイトル Pocket Color BLOCK ポケットカラーブロック 機種 ゲームボーイカラー対応 型番 DMG-AC6J ジャンル アクション 発売元 ボトムアップ 発売日 1998-12-18 価格 3980円(税別) 駿河屋で購入 ゲームボーイ
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発泡スチロール玉水槽まりさ 8KB M1さんの絵を見て思いついた 虐めは無い 発泡スチロール玉水槽まりさ 「ゆ、おにぃさんまりさのかれいなおーるさばきをみるんだじぇ!ゆっふ、ゆっふ・・・」 ザッザ、ザッザ・・・ 「おお、凄いなぁ。いつもどおりまりさのオール捌きはとってもゆっくりしているね。」 「ゆっゆ~ん♪とうぜんなんだじぇ!」 男はまりさが水槽の中の発泡スチロールを漕いで進んで行くのを満面の笑みで覗いていた。 ついこの前偶然立ち寄ったゆっくりショップ。そこで出会ったのがこの発泡スチロール玉水槽まりさである。 男は以前から水上まりさに興味を持っていた。しかし水上まりさは躾の困難さのおかげで非常に高価であり、 水槽や餌も特殊なものであるため手間もかかる。 そんな理由から男も水上まりさを飼う事は半ばあきらめていた。 実は加工場も水上まりさ値段の高さや事故の多さにはほとほと困っており、なにかいい打開策はないかと考えていた。 そこで生まれたのがこの発泡スチロール玉水槽まりさなのだ。 水上まりさの可愛さはそのままで帽子から落ちても死ぬことがないため安全性が大幅に上昇し、 躾の手間が減り生産コストが下がったことによる低価格化。 発泡スチロール玉水槽まりさはあっという間に人気者になった。 男もこの発泡スチロール玉まりさを溺愛していた。 ゆっくりショップで 「おに~しゃん、まりしゃはじょうずにすぃ~すぃ~できりゅんだじぇ!かわいいまりしゃをかっちぇにぇ!!」 と言っていた赤まりさ。に一目ぼれして衝動買いしてから数週間。 今では大きさこそあまり変わらないが赤ちゃん言葉も取れてきている。 ここにくるまで色々な事があった。 ある日、いたずら好きなまりさは帰ってくる男を驚かせようとしてわざと帽子から落ちた。 「ゆ~ん!ここでおに~しゃんをおどろかしゅのじぇ!!」 しかし男は仕事で遅くなりまりさはそのまま数時間発泡スチロールの中でゆんゆん泣き続けた。 「おに~しゃんんん!!くりゃいよぉぉぉぉ!!せみゃいよぉぉぉ!!くりゅちぃよぉぉぉぉぉぉ!」 その後まりさしばらく暗闇や狭いところを怖がるようになった。 しばらくしたある日、餌やうんうん用に置いてある浮島のうんうん用の穴に落ちたこともあった。 「ゆぴぃぃぃ!!くしゃいよぉぉぉぉ!!ゆっぐぢできにゃいぃぃ!!おにぃしゃんたしゅけちぇぇぇぇ!!」 さらに困った事にはまりさはおなかが減った我慢できないと発泡スチロールを食べてしまうこともあった。 「ゆぅ、おにゃかへっちゃよ・・・む~ちゃ、む~ちゃ・・・げろまじゅ~」 厳しい食事制限をしなければいけない発泡スチロール玉水槽まりさ。 おまけにバクバク発泡スチロール玉を食べるのでどんどん水槽の発泡スチロール玉は減っていく。 深さが足りなくなるといけないので男は発泡スチロールを足していくがその発泡スチロール玉代も馬鹿にならない。 流石に目に余ったので男はまりさに注意した。 「こら、まりさ!発泡スチロール玉は食べちゃ駄目だって言っただろう!!」 「ゆ!まりちゃだっちぇあんにゃまじゅいのたべちゃくないのじぇ!!もっちょあまあまほちいのじぇ!!」 「それは駄目なんだっていつも言ってるだろう。ともかく食べちゃ駄目だからな!!」 「ゆ~ん、そんにゃのちらにゃいんだじぇ~♪おにゃかへっちゃらまりちゃはたべちゃうのじぇ~♪」 「そんなこといってるとゆっくりできなくなるぞ!」 「ゆ?ど、どうなるのじぇ?」 「ん。よ、よくわからないがとってもゆっくりできないことになるんだよ!わかったら発泡スチロールを食べるのはやめなさい!」 説教が聞いたのかまりさが発泡スチロール玉を食べることは減っていった。 しかしどうしても空腹の時には食べてしまうようで少しづつ発泡スチロール玉は減るのだった。 それからもいろいろなハプニングがあったが、今日までまりさと男は仲良く暮らしていた。 しかしとある日の朝のこと、まりさは体調が悪いと男に伝えた。 「まりさ、どう体の調子が悪いんだ?」 「ゆぅ・・・なんかまりさのなかみさんがごろごろしてゆっくりできないんだじぇ・・・」 「お腹が痛いのか?」 「ちがうのじぇ、なんかゆっくりできないのじぇ・・・」 まりさから話を聞いてもなかなか要領を得ない。 本当ならばすぐにでも医者に連れて行きたいのだが男にも仕事がある。 仕方ないので男は「あまり動かず寝てないさい」とまりさに言い付け仕事に向かっていった。 「ゆぅ・・・おにぃさん。なんだかまりさこわいのじぇ、そばにいてほしいのじぇ・・・」 誰も聞くもののいない室内でまりさは呟いた。 その日からまりさの容態は急激に悪くなっていった。 あまり餌も食べなくなり言葉数も少なくなった。自慢のオールですぃ~、すぃ~もしなくなった。 ただ日がな一日うつむいてぼーっとしていることが多くなった。 男は心配ではあったのだがここの所どうしても抜けられない仕事があり、会社を休むこともできない。 しかしなんとか週末には休みを取ることができそうだ。男は一秒でも早く仕事を終えるために残業を繰り返した。 「はぁ・・・まりさ、ただいま。」 「あ、おにぃさん。あのねまりさ・・・」 「悪い、まりさ。お兄さんとっても疲れてるんだ。もう少ししたらお医者さんにも連れてってやるし沢山遊んでやるから 我慢してくれ。そのかわりほら、お前の好きなケーキさんだ。今日のところはコレで我慢してくれ。」 「ゆぅ・・・わかったのじぇ・・・。む~しゃ、む~しゃ・・・しあわせ~・・・」 「じゃあ俺もう寝るからな。お休み、まりさ。」 「おやすみなさいだじぇ・・・」 そして週末前の日。まりさは今までのことが嘘のように男に泣き叫んだ。 「おにぃさんまつのじぇ!!きょうはいかないでほしいのじぇ!!」 「駄目なんだよまりさ。今日はどうしても抜けられないんだ。我侭言わずに理解してくれよ。」 「ちがうのじぇ!!わがままじゃないのじぇ!!きいてほしいのじぇ!!」 「あ~ハイハイ。ともかく今日は駄目なんだ。明日、明日。な。」 男はまりさを諌めてドアを開け仕事に出かけようとする。 「まつのじぇ!!おにぃさん!!まつのじぇぇぇぇぇぇ!!」 バタンッ! ドアが閉まった。 それからしばらくまりさはぐしゃぐしゃの顔のままぴくりとも動かなかった。 男は仕事が終わると同僚からの誘いも断りすぐ家に走った。 ああは言いつつも今朝のまりさの尋常ではない様子が仕事中もずっと気になっていたのだ。 帰ったら色々話を聞いてやろう。そして明日、朝一番で医者に連れて行こう。 そして治ったら沢山遊んで沢山食べさせてやろうと考えていた。 「ただいま、まりさ!」 返事はない。 「いやぁ~やっと仕事が終わったよ。これで明日はお前を医者に連れて行ってやるからな。・・・まりさ?」 いつもなら五月蝿いくらいに話してくるまりさの声がない。いくら元気がなくても挨拶は欠かさなかったあのまりさがだ。 急いで水槽に駆け寄る。 そこには笑顔のまりさがいた。 「なんだまりさ。挨拶もしないで。」 男はまりさを水槽から持ち上げた。 おかしい。なにか・・・感触が、それに・・・軽い。最近持ち上げることもなかったが前に持ったときはもっと重かった気がする。 なにより、まりさが先ほどから一言も喋らない。 「まりさ?」 返事はない。 「まりさ、おいったら。」 返事はない。 「返事しろよまりさ。オイ!返事をしろぉぉぉ!!」 返事はない。まりさはただのしk 「それ以上言うなぁぁぁぁぁぁぁぁあああああ!!!まりさぁぁああああああああ!!」 後日、まりさを医者に連れて行き詳しく調べてもらうとまりさの中から大量の発泡スチロール玉が出てきた。 いや、正しく言うならまりさの中は『発泡スチロール玉』しか入っていなかったのだ。 何が原因かはわからない。もしかしたらまりさが発泡スチロールを吸収できない体だったのかもしれないし、 俺の言った『ゆっくりできないことになる』と言うのがもとでゆっくりの思い込みの力が発動しこうなったのかもしれない。 なんとかまりさを治せないかと医者に詰め寄ったが中枢餡もないこの状態ではなんともしようがないと言われた。 こうして俺の発泡スチロール玉水槽まりさは永遠にゆっくりしたのだった。 後日、加工場から原因を詳しく調査するためまりさを譲ってくれないかとも言われたが俺は拒んだ。 その後まりさの遺体は加工して発泡スチロール玉が漏れないようにして返してもらった。 「さぁ、まりさ。ここがお前の新しいおうちだぞ。」 「ゆ~ん、とっちぇもひろいおうちだにぇ!!ここがきょうからまりちゃのゆっくちぷりぇいしゅだよ!!ゆっくちちていっちぇね!!!」 「はは、そうだな。今日からまりさとお兄さんのゆっくりプレイスだ。」 「ゆ?ちらにゃいまりちゃがいりゅよ。ゆっくちちちぇいっちぇにぇ!!!」 「・・・。」 「ゆぎぃぃぃ!!にゃんでへんじちにゃいのぉぉぉぉ!!!」 「ごめんなまりさ。そのまりさは動けないんだ。」 「ゆゆ!そうにゃの!?」 「ああ、昔は俺が飼っていたんだけど急に動けなくなっちゃった可愛そうなゆっくりなんだよ。」 「ゆ!かわいしょうなゆっくりなんだにぇ・・・」 「ああ、だから時々で良いから話しかけてくれよな。」 「ゆっくちりかいちたよ!!」 あれから俺は新たにまりさを飼う事にした。 水上でも発泡スチロール玉水槽まりさでもなく普通のまりさを、だ。 今度こそ俺はまりさをゆっくりさせてやるのだ。 あとがき どうも、前に『ふたば系ゆっくりいじめ 92 水上まりさを捨てることになった。を書いたものです あれ以降SS書いてなかったのですがM1さんにifっぽいのを書いてもらえたので久しぶりに書いてみました。 正直こんな感じの話を書くつもりはなかったのですが・・・どうしてこうなった!! まあ楽しんでいただけたなら嬉しいです。 あと発泡スチロール玉水槽まりさって長い。 元ネタ絵 byM1 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る 絵を見るまで発泡スチロールがどこにあるか分からなかった・・・ -- 2013-01-16 12 42 27 ↓↓ヒント:ネグレクト・無視はもっともタチの悪い虐待 -- 2012-09-02 00 21 11 中身が全部か・・・思い込みの餡子生物は 謎の塊だよ -- 2012-08-08 20 55 29 こういう話って、「なぜ虐待しなかったんだ」とか言う奴が沸いてくるよね -- 2011-12-31 01 32 19 うわあああいいいいいいはなしだああああああああああああああ(泣泣泣泣泣) -- 2011-10-20 21 09 51 必死に訴えるまりさに対して適当な応対をする所にQNQNしましたw -- 2010-09-09 00 29 41
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「ふたば系ゆっくりいじめ 282 発泡スチロール玉水槽まりさ/コメントログ」 必死に訴えるまりさに対して適当な応対をする所にQNQNしましたw -- 2010-09-09 00 29 41 うわあああいいいいいいはなしだああああああああああああああ(泣泣泣泣泣) -- 2011-10-20 21 09 51 こういう話って、「なぜ虐待しなかったんだ」とか言う奴が沸いてくるよね -- 2011-12-31 01 32 19 中身が全部か・・・思い込みの餡子生物は 謎の塊だよ -- 2012-08-08 20 55 29 ↓↓ヒント:ネグレクト・無視はもっともタチの悪い虐待 -- 2012-09-02 00 21 11 絵を見るまで発泡スチロールがどこにあるか分からなかった・・・ -- 2013-01-16 12 42 27
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100円均一ショップの類だが税抜き200円商品もある。ほぼ100円均一ショップ。 そもそも消費税は別だから100均自体が厳密にゃ100円均一ではない。 概要 売り物は基本的に100円だが、税込210円など100円以上する商品も存在するのが特徴だ。 実はザ・ダイソーらしい。 シールキャンペーン 300円ごと会計ごとに1枚配布される。 台紙に指定された枚数分集め、シールが貼られた台紙は景品と交換ができる。 ただし景品交換時も支払いがあるので、景品の価格は実質シール枚数+景品代金となる。
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ダイソー(だいそー) 大手100円ショップの名称 関連タグ ダイタイソー
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ダイソー プリンセスグロス
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2009年8月8日の豊岡アカペリンピック参加を、完全に観光のついで気分でいたsheepon。 大阪から豊岡へ向かう途中、道の駅で「海行ってスイカ割りしよーぜ!」とスイカを購入。 しかし、アカペリンピックの翌日は大雨、海など行けるはずもなく・・・ 失意のうちにせめてスイカだけでも食べようとしたが、手元には包丁すらない。 全員が絶望のどん底に陥ったその時、にーさんの目が光った。 ダイソーに行こう。 そんなわけで異国の地でダイソーを探すsheeponだが、ジモティーじゃないためもちろんダイソーの位置もわからないし、カーナビにも載ってない。 「絶対こういう感じのところにあると思うんやけどな・・・」 と、道の雰囲気だけで車を運転するにーさん。 と、 そこに! ダイソーがほんとにあった!!! かくして、カンだけでダイソーを探し当てたにーさんにはその名もダイソーセンサーという、よいパパ向けなセンサーが存在することが明らかになったのであった。 しかしダイソーセンサーのみを働かせて運転していたにーさん、 帰り道と逆方向に進んでおり、その後一旦引き返すこととなったのは言うまでもない。 ちなみににーさんはコーナンセンサーもお持ちとのこと。