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とある野生タブンネがお腹を空かせて街の近くを物欲しげにウロウロしていた時。 一人の変なオッサンに声をかけられた。 「ねえ、そこのタブンネちゃん。キミ、可愛いね~。よかったらテレビに出てみない? 実はおじさんはタブンネちゃんが主役のテレビ番組を作ってる監督なんだ。 こうしてたまに外に出て新しいアイドルタブンネちゃんをスカウトしてるの。 どう、キミ出てみない?テレビに出たら皆の人気者になれるし、ギャラで美味しい木の実もた~くさん貰えるよ」 「ミッミィ?」 このタブンネ、人間に可愛いと言われたことなんか一度もないし、野生の世界の辛酸をそれなりに舐めてきた子、 そんな子にとって『皆の人気者になれる』『美味しい木の実もた~くさん』という甘い言葉はあまりに魅力的で ついホイホイと怪しいオッサンの後に付いて行ってしまったのだった。 オッサンがタブンネを案内したのは大きなビルの一室、テレビ撮影のスタジオ。 高い天井にライトが幾つも煌めき、町のジオラマが部屋の中央にでんと置かれている。 ジオラマを囲むのは無数のカメラ。大勢の人間がそれらの間を忙しそうに行ったり来たりしていた。 「ここでタブンネちゃんを撮影するんだよ。楽しみでしょう」 「ミッミィ♪」オッサンの言葉に嬉しそうなタブンネ。 でも、ちょっと待てよという風に考え込んだ後、オッサンに「ミィミィ」と何かを聞いた。 オッサンはタブンネのテレビ番組を作っているだけあってタブンネの言葉がわかるのか 「ああ。何をすればいいのかわからないって?」とタブンネに言った。 「簡単だよ。あのジオラマを踏んだり蹴ったりして壊してくれればいいの」 「ミミッ?」 「ん?壊しちゃっていいのかって?いやいや!キミ野生の子でしょう? 野生のタブンネのワイルドな可愛さを表現するためなんだから、豪快にぶっ壊してもらわないと困るよ~」 「…ミィ~?」なんだか納得いかない様子だが監督と名乗るオッサンの言う事は聞くつもりみたいのタブンネ。 「じゃっ、テレビに出るための特殊なオシャレをしないとね。 あっちにメイク係さんがいるから言う事を良く聞いて綺麗になるんだよ」 オッサンの言葉に従い部屋に入るタブンネ。鏡の前にちょこんと座って美人のお姉さんにメイクアップしてもらう。 「…ミミィ~?」タブンネはメイクが進んでいくにつれて不審げになっていった。 なぜならタブンネに施されたメイクはボコボコした皮膚に変な角、コロモリみたいな羽と どう見てもタブンネ的には綺麗とは程遠いものだったからだ。 でもお姉さんは怪獣みたいなメイクをされたタブンネを撫でながら 「うん、最高!とっても良くできたよ!これなら子供たちも大喜びだわ!」と、しごくご満足のご様子。 こうなると野生のタブンネも「今ニンゲンさんの間ではこれが綺麗なのかなぁ…」と思わざるをえなかった。 「メイクできたかい?おおっ。最高じゃないか。メイクさんの腕もいいけど、 素材のタブンネちゃんが最高だからだね!じゃあ早速撮影開始だ。スタンバイOK!」 オッサン監督の言葉に従ってスタジオが動き出す。場の緊張感にタブンネもドキドキしてきた。 「シーン6、スタート!」カチン! オッサンの言葉とカチンコの音を合図にジオラマにとてとてと走り出すメイクされたタブンネ。 「(豪快にブッコワス…)ミギャオ~。ミミィ~」 短い腕や足を懸命に振り回してタブンネ的に思い切りジオラマ模型の家々を壊していく。 が、傍目から見ると単にじだんだでも踏んでいるようにしか見えなかった。 「タブンネちゃん!もっと思いっきり!もっと迫力のある絵が欲しいんだよ!」 「(思い切り…?)ミギャァ~~オン!ミギャ~ン!」 オッサンの言葉を受けて体の動きを激しくして、ボディプレスやヒップアタックまでしてジオラマを壊すタブンネ。 スタジオ中にズシンズシンと軽い地響きまでひびく勢いになっていった。 「そう!いい感じだよ!そこだ!そう!最高だよ、その壊しっぷり!いいぞ!もっと!」 オッサンの褒め言葉に嬉しくなるタブンネ。それに何だか物を思い切り壊すのが楽しくなってきた。 「ミギャァオオ~~ン♪ミギャ~~♪」 「よし、いいぞ!そろそろ登場シーン行こう!」 調子にのって暴れまくるタブンネの前でオッサンがどこかへ合図をした。と、その時。 「エルエルッ!」シュンという音と共にテレポートでエルレイドがタブンネの前に現れた。 「ミミィ?!」いきなりの事にビックリするタブンネ。競演のポケモンさん?聞いてないよ?と思いながら どうしよう、とタブンネがオッサンの方を向きかけた瞬間。 エルレイドの正拳突きがタブンネの鼻先に思い切りめり込んだ。 「ミバァァァ!」鼻血ブーしながら後ろに倒れかけるタブンネ。 しかしそれをエルレイドは触角を掴んで止め、今度は強烈なハイキックをタブンネの側頭部に叩き込んだ。 「ミガァァ!」痛みに目の前で星が飛ぶタブンネ。 「おお!上手くなったじゃないか!今のは良い絵になったよ!」興奮したオッサンの声。 「ミヒィ…ミギュウゥ…?」側頭部の強打でクラクラする頭でどういう事なの?と必死で考えようとするタブンネだが 「エルレイッ!」考えが纏まる間も無くエルレイドのパンチを腹部に受け、ジオラマを壊しながら吹っ飛んでいった。 「今だ!必殺サイコカッター!!」オッサンの指示に従いエルレイドが仰々しいポーズをキメながら 肘の刃を伸ばし、体の前後でクロスさせて 「エルレイッド!」という掛け声と共にサイコカッターが発射された。 吹っ飛んで受身の取れないタブンネにそれが避けられるハズもなく 「ミッ…」という微かな声を断末魔としてタブンネは頭頂部から股まで縦に真っ二つにされてしまった。 左右に割れた胴体から血や内臓が派手にブチ撒けられる。 「よっしゃあ!カーット!」カチン! オッサンはカチンコを鳴らした後、嬉しそうにエルレイドに近づいて頭を撫でた。 「いや~。さんざんお前を叱った甲斐があったわ。よくここまで上手くなったもんだよ。 これで今週のタブンネQも撮影終了だ。いい絵が撮れたしきっと視聴率も上がるな!」 「エルエルッ♪」オッサンの言葉に嬉しそうなエルレイド。 実はオッサン監督が言っていたタブンネが主役のテレビ番組とは 『ネンブータ博士によって産み出された超巨大タブンネの怪獣が正義の味方エルレイマンに成敗される』という番組 タブンネQの事なのであった(スポンサー:タブンネ虐待愛好会)。 タブンネQに登場するタブンネ怪獣は全て実際のタブンネが特殊メイクで扮したものであり タブンネ怪獣のヤラレシーンが(グロ断面図にはモザイク入り)迫力あって最高と 一部の特撮マニアにはウケているようである。 勿論、一般のお子様や保護者にはグロすぎると大ブーイングで視聴率的には最悪なのだが 監督のオッサンは「まだ迫力が足りないのか!ようし!次こそもっと派手にモツをブチ撒けるぞ!」と 正反対の方向に熱意を燃やしているようで、タブンネQが続く限り スタジオの一室でこのタブンネのようにモツを晒して横たわるタブンネは絶えないであろう…。 お わ り エルレイドかわいい -- (名無しさん) 2012-02-19 08 31 32 むしろ円谷監督は過剰な残虐描写には反対してたんだよなあ… -- (名無しさん) 2012-08-21 04 41 04 名前 コメント すべてのコメントを見る
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「ミッミッ♪」 パソコンに向かって仕事をしていたら、飼っているタブンネが何かを持ってきた。 ん、タブンネちゃんどうしたの? 「ミィミィ♪」 タブンネが持ってきたものを見てみると、それは博物館の広告だった。 『シッポウ博物館でタブンネ展を開催!いろいろなタブンネを見ることができます!』か…タブンネちゃん、これに行ってみたいの? 「ミィ!」 よし、それじゃあ今度の日曜日に行ってみようか! 「ミィミィ♪」 タブンネは嬉しそうに鳴いた。 そういえばこの子、生まれてから一度も自分以外のタブンネを見たことがなかったからなぁ… そして日曜日、タブンネを連れてシッポウ博物館に行った。正面には大きく、タブンネ展のポスターが貼られている。 「ミィミィミッ♪」とタブンネは早く入りたいのか服を掴んで引っ張ってくる。 タブンネちゃん、この日をずっと楽しみにしてたもんなぁ、そんなに急がなくても大丈夫だよ。 タブンネ展の会場に入ると、さっそく数匹のタブンネが展示されているのが目に入る。 タブンネは、展示されているタブンネに嬉しそうに駆け足で近付くと「ミッミッ♪ミィィ?」と話しかけていた。 展示品に話しかけるなんてタブンネちゃんはお馬鹿さんでかわいいね♪ 「ミィィ?ミィ?」 いくら話かけても返答がないので、展示品のタブンネの胸に触覚を当ててみるタブンネ。 「ミ…ミ?ミィ……ミギャアア!?」 もう、何びっくりしてるの?剥製から心臓の音が聴こえる訳ないでしょ?ホントタブンネちゃんは天然なんだから♪ あ、ホラ、あそこに色違いのタブンネさんの剥製もあるよ。綺麗だね~、こんなのめったに見られないよ。あれっ、タブンネちゃんどうしたの? タブンネは隅の方でブルブルと震えていた。 人がたくさんいるから怖かったのかな?大丈夫よ、私がおててをつないであげるから♪さっ、次のコーナーに行ってみようか。 次のコーナーにあったのは、ホルマリン漬けの子タブンネやベビンネだった。 「ミキャアアアア!!」 またタブンネちゃんびっくりしてる。たしかにホルマリン漬けっておめめが白くなってたりお口をパックリ開けてたりしててちょっとグロテスクだもんね、でも子タブンネちゃんやベビンネちゃんだったらかわいいから私は平気だよ♪ あ、見て!このホルマリン漬け、卵の中のベビンネちゃんの成長過程がわかるようになってるよ。すごいね~。 「ミヒィ…ミヒィ…ミヤァ…」 プルプル タブンネは泣き出してしまった。 どうしたの?もしかしてベビンネちゃんや子タブンネちゃんのことを見て童心に帰っちゃったのかな?甘えんぼさんだなぁ♪ じゃあもう次のコーナーに行こうか。 次のコーナーにも、タブンネのホルマリン漬けがあった。しかしそれは先程のものとは違い、腹を切られて内臓が見えるようになっていた。 へー、このコーナーはタブンネの体の構造とかがわかるんだ…ふぅーん、タブンネの体の中ってこういう風になってるんだね。勉強になるなぁ… 「ミ…ミヤァ……ァ…ァ…」 ガタガタ タブンネは展示されている同族の骨格標本に戦慄していた。 タブンネちゃん、骨格標本を指して何か言ってるよ、きっとあれに触ってみたいのね。 でも骨格標本は触ったりするのはダメって注意書きがしてあるからダメみたい…どこかに触れるコーナーはなかったっけ? あ、あそこに触れるコーナーがあったわ! 「ミ…ミィミヒィ?』プルプル そこには、プラスチックのケースに入れられた何かがあった。そして、そのケースには人間の手が入るサイズの穴があり、中の物を触れるようになっている。 ねぇねぇタブンネちゃん、あれ、タブンネの脳味噌が直接さわれるんだって! 「ミヤァアアア!!」 ポロポロ これでタブンネの脳味噌の感触や重さがわかるのね、すごいわ!ねえ、タブンネちゃんもせっかくだから触ってみようよ。 「ミャ、ミャア!」 フルフル 遠慮しなくていいのよ、ここは展示品に触ってもいいコーナーなんだから♪ グイッ タブンネの手がケースの穴に入り、中の脳味噌に触れた。 「ミィィイイイイィィィ!!!」 急いで手を穴から抜こうとするタブンネだったが、太い腕が穴にすっぽりとはまってしまっていた。 「ミィャア!!ミィィィ!!ミピィィィ!!」 フルフルフルフル なかなか穴から手が抜けず、タブンネは同族の脳味噌の感触を味わい続けた。 もう、タブンネちゃん興奮しすぎだよ♪ 帰り道 今日は楽しい一日だったね、お土産コーナーでかわいいベビンネちゃんの触覚ストラップも買えたし♪ 「………」 タブンネ皮でできたおそろいの帽子も買っちゃったわ、タブンネちゃん似合ってるよ♪ 「ミ……」 あれ、タブンネちゃん疲れちゃったの?まぁ、たくさんはしゃいだもんね。そうだっ、今度の日曜日には世界のタブンネ料理展に連れてってあげようか! 「ミギャァァアアアアア!!」 終わり
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欲望の街、ブラックシティ 前回に続き、この街のポケモン産業を紹介しよう タブンネというポケモン 奴隷として、街中至る所でその姿を見かけることができる 外敵から身を守る術を持たないこの劣等種は、人間の奴隷として飼われる事でしか生きることしかできない その小汚いピンクと白の体毛は、野生ポケモンにとっても的でしかない 今回は、奴隷タブンネを生産する過程についてを見ていこう ブラックシティに強制連行されてきた野生タブンネは、枷を付けて、人間のために働く奴隷として生まれ変わる 主な調達先は一つの大きな集落であり、生息する個体全てを丸々乱獲する タブンネは無駄に繁殖力が高く、イッシュ地方の多くで集落が確認されている ブラックシティでは日々、多くのタブンネの死骸が廃棄処分されているが、新しいタブンネの供給が尽きた事は過去に一度も無い 所詮、タブンネなど使い捨てのゴミと同等である。いくらでも代えが利くのだ 野生のタブンネを服従させるため、まずは作業員が死なない程度の暴力を加える 『ミッ!ミッ!』 このタブンネは、今回の調達先の集落で一番身体の大きな個体だ まるで迫力を感じられないその醜く肥えた顔で、作業員を威嚇している ここは、大量の檻が並んだ巨大倉庫 檻の外で作業員と向かい合っている一匹を除いて、一つの集落に生息する全てのタブンネが、檻の中へと押し込められていた その個体には何も拘束を行わず、自由にさせる ただ、屈強な肉体を持つ作業員が道を塞いでいるため、逃げることはできない 檻の中のタブンネたちは、群れで一番のタブンネが、今にも人間を打ち倒し、自分たちを解放してくれるなどと信じていた 群れ全体で応援するかのように、喧しい鳴き声で騒いでいる 『ミィィ!』 それに呼応するかのように、タブンネは、渾身の捨て身タックルを作業員にぶつけた しかし、作業員はビクともしない 作業員は、無言でタブンネを引き倒し、マウントポジションを取る そのまま腕に力を込め、タブンネの腹目掛けて拳を振り下ろした 『ミボォ! ・・・・・オゲェェェェェェェ!!!!!!!』 たまらず胃の中身を吐き出すタブンネだったが、作業員は続けて拳を振り下ろす 先程よりも速いペースで、何度も、何度も、振り下ろした 『ミイィィ・・・ミヒィィィ・・・・・』 胃の中身を全て吐き出したのか、タブンネは短く息を吐き続けていた 作業員は手を止めると、今度はタブンネの顔面を、靴底でグリグリと踏みつけた 『ミィ! ミィィィ!』 タブンネは怒りを孕んだ声をあげ、イヤイヤと身を捩り抵抗する タブンネという種族は、その小汚い見た目に似合わず自尊心が高い 野生で生きる他のポケモンとは違った、悪い意味の個性であるピンク色の体毛がその原因だと言われているようだ 自分の種族だけが特別なポケモンだと思い込み、付け上がるという、醜悪な精神を持ち合わせている よって、顔を踏みつけられるのはかなりの屈辱なのだろう そのちっぽけな自尊心など、人間の手にかかれば無意味なものだが タブンネが抵抗する素振りを見た作業員は、再びマウントを取り、腹目掛けて拳を叩き込んだ 『ミギャッ!』 涙を流そうが、血反吐を吐き出そうが、抵抗しなくなるまでこの工程は繰り返されるのである 二時間程殴られると、タブンネは顔を踏みつけられても抵抗しなくなった 息苦しいのか、叫ぶことすらせずに、濁った目から涙を流している くだならい自尊心を叩き折るには、暴力を加えるのが一番効果的だ タブンネの精神など、痛みによって支配してしまえば簡単に堕ちてしまう 作業員は仕上げに入る まずは、長く伸びた触角を片方を、乱暴に引き千切った 『ア”ア”ア"ア"ア”ア”ア"ア"!!!!!!!!!!』 神経が集中した触角を千切られ、タブンネは枯れた喉で悲鳴をあげた 血だけではなく、様々な体液が飛び出している 作業員は、ジタバタと暴れ回るタブンネに、冷たく重い鋼鉄の首輪を嵌めた 奴隷用の特注品であり、リモコンで起動する小型爆弾が付いているものだ そして最後に、腹と背中に熱した焼き鏝を押し付ける ブラックシティの刻印であり、人間のために死ぬまで働き尽くすという、奴隷タブンネとしての存在証明である タブンネはぐるんと白目を剥き、泡を吐いて気絶した 目が覚めてからは、奴隷としての新しい生活が始まるだろう 檻の中のタブンネたちはどう感じただろうか、言うまでも無い 集落で一番強いと思われていたタブンネが、いとも簡単に人間に服従したのだ 絶望と恐怖で、とっくに精神が折れているだろう 大量の折が置かれた倉庫は、タブンネの悲鳴一つ無く、しん、と静まり返っていた こうして、効率良く、他の個体も人間に服従する 今のタブンネと同じように、身体の一部を欠損させ、顔面は再生力で修復出来ない程、グチャグチャに変形させてしまう より醜くなったタブンネたちは、奴隷の焼印と首輪を晒しながら、今日も、明日も、街中を歩く その労働力によって、ブラックシティの人々は、快適な生活を維持することができるのである 終 クソブタブンネは永遠に奴隷としてあつかわれな!wwwwwwwwwwwwww -- (七十) 2012-06-05 07 05 02 名前 コメント すべてのコメントを見る
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30年ほど前、とある温泉街にタブンネ達が現れるようになった 最初は温泉に入るタブンネがかわいいと観光客や地元の人に可愛がられていたが 店の食べ物を盗む、観光客に襲いかかる、人間用の温泉を占領し中で糞をして使用不能にするなど タブンネの悪行に頭を悩ませるようになった 困った町の人々が「腕のいいトレーナーを雇って追い払ってもらおう」と考えるようになり始めたころ ある出来事が起こった 赤ちゃんタブンネを抱っこしたタブンネが源泉の中で茹でられている温泉卵をしゃがんで物欲しそうに見ていると 観光客の男が後ろから押してタブンネ親子を温泉の中に落としたのだ その男は「でっぷりとした身体で熱湯を目の前にしゃがみこんでいる姿が、上○竜兵に見えてついやってしまった」と後に語る 男の言う上島○兵でもまず入らない70度の熱湯に頭から突っ込んでしまった親子タブンネは 親の方はバシャバシャと必死にもがきいて上がることが出来たが、子供は泳いで登る事が出来ずにそのまま死んでしまった 数分後、温泉卵の担当が子タブンネの死体を回収すると、なんともいい匂いが漂ってきたという 子供をかえしてという縋りつく母タブンネを尻目に、後ろ脚を引きちぎり皮を剥いて肉を齧ってみると 絶妙な温度で溶かされた脂と皮のゼラチン質が半生の肉と混じり合い、何ともいえぬいい味になっていたという そう、後にこの温泉の名物となる、温泉タブンネの誕生である 温泉街から野生タブンネがいなくなった今では温泉旅館それぞれが出産用のタブンネを飼育している 卵から生まれるや否や、タブンネは十数匹ごとに鉄の籠に集められ、そのまま小型クレーンで70度の源泉に漬けられる その後、板前さんによって刺身にされ、カラシ酢味噌かポン酢でいただく 子タブンネ達は籠の中でもがき苦しみ、お湯からあがって来た時には目を白く濁らせ舌をだらんと垂らして絶命している 宿泊客は希望なら、出来る工程を見物する事も可能だという その他にもタブンネ達による身体を張ったリアクション芸も人気だ 特に人気なのはタブンネちゃんの激辛クラボの実まんじゅうニコニコ食いだという、 泣いたら子供を目の前で天ぷらにされるタブンネちゃんの必死な笑顔が笑いを誘う 「皆さんに笑ってもらえてタブンネ達も喜んでいます 温泉タブンネはここでしか味わえない絶品ですので皆さんもぜひ温泉街にいらして下さい」 と町一番の老舗旅館の女将は笑顔で語る 激辛饅頭のニコニコ食い良いねwあれ…このタブンネちゃん今、泣きそうな顔をしなかった?www -- (名無しさん) 2012-12-11 01 41 25 鉄籠に入れられてからクレーン車で運ばれるまでの子タブンネちゃん達がアトラクション気分でウキウキはしゃいでいるとなお美味しいよね。 -- (名無しさん) 2012-12-11 09 56 58 ↑ミィアドレナリン的にはそれが理想だが生まれたてなのにママ無しお乳無しで鉄籠inでは甘え呼び声が徐々に切羽詰まる様子しか楽しめないな -- (名無しさん) 2012-12-11 17 05 58 生まれてすぐに安堵も知らずに親と引き離され苦痛に満ちた生涯を終える…食材系ベビンネちゃんの運命だな。鉄籠の中でもみくちゃになりながらママあちゅいよおどこにいるのぉってチイチイ可愛く甘え泣く声が次第に濁ったデス声に変わる様は是非とも生で拝見したい。 -- (名無しさん) 2012-12-27 06 34 02 名前 コメント すべてのコメントを見る
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とある採石場。 タブ虐愛好会が借りたこの場所に、何組ものタブンネ家族が集められた。 タブンネたちの顔には、不安と決意の両方の感情が浮かんでいる。 そんなタブンネたちの目の前には、大きな岩や、無数の石が転がる急斜面がある。 タブンネたちはここで競争をさせられることになっている。 競技内容は『ヒルクライム』と『ダウンヒル』の2つ。 1位でゴールしたタブンネとその家族には大量の木の実が与えられる。 そして、それ以外のタブンネはその場で即座に殺されることになっている。 競技に参加するタブンネと、そのタブンネの家族たちがそれぞれ所定の位置に誘導されていく。 タブンネたちにとって、過酷にすぎる2つの競技がいよいよ開始される。 ヒルクライム編 ダウンヒル編 名前 コメント すべてのコメントを見る
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ライモンシティの外れ。 誰も寄り付かないような薄暗い裏路地で、不釣り合いなピンクの塊を見つけた。 それは時折もぞもぞと動き、微かにミィミィという鳴き声も聞こえてくる。 覗いてみれば案の定タブンネだ。親のタブンネが1匹に子タブンネが6匹。 より優秀な個体が見つかり、不要となった親とその子供達といった所か。 皆黒く薄汚れており、親タブンネはそんな子タブンネの汚れを少しでも落とそうと、 子タブンネを1匹ずつペロペロと舐めてやっている。 健気で可愛い、連れて帰ろう。 そう思い背を向けているタブンネ達に近付いていくと、親タブンネの大きな耳が ピクリと動き、こちらを振り向いた。 流石にこの距離では気付くか。 親タブンネは多少警戒しているらしく、子供達を後ろへやり私を見つめている。 しかし、私に向けられたその視線は、 “捨てられたことによる人間への不信感”と、元来タブンネが持つ“皆と仲良くしたいという感情” それらが綯い交ぜになった、実に中途半端なものだった。 いける―― 確信した私は鞄からオレンの実を2、3個取り出しタブンネ達の前へ放り投げる。 すると背後にいた子タブンネ達がミィミィと喜びの声を上げ、オレンの実へ群がってきた。 我先にと実を食べている子供達と私を親タブンネは交互に見ているので、親タブンネの手元にもオレンの実を放ってやる。 暫く呆けて見つめていたが、やがて実を手に取りしゃくしゃくと頬張り始めた。 食べる勢いからして、相当腹が減っていたようだ。 少ない食べ物を子供達に与えていたのだろう。 食べているうちに溜まっていたものが吹き出したのか、親タブンネの瞳からポロポロと涙が溢れてきた。 私は親タブンネの頭を撫でてやり、お前が泣くと子供達が心配しているぞ?と告げる。 事実、子タブンネ達は突然泣き出した親タブンネを 「おかあさん、どこかいたいの?」といった様子で心配そうに見つめている。 親タブンネは鼻を啜り、笑顔で子タブンネ達を抱き寄せてやる。 安心したのか母親のふわふわなお腹に顔を埋める子タブンネ達。 そして、何かを求めるような目で私を見つめてきた。 答えなど、決まっている。 「ウチへ来るか?」 タブンネ達のつぶらな瞳がぱぁと輝く。 私は親タブンネの手を引き、近くにある車へと案内した。 その後ろをちょろちょろと付いてくる子タブンネ達。 タブンネ達は何の疑いもなく、私の車の助手席へ乗り込んだ。 運転席に座りエンジンを掛けた私は思わず笑みが零れた。 計画通り――! これからじっくりと可愛がってやろう。 いい玩具が手に入った私の心は躍った。 家に連れ帰ってきたタブンネ親子を数日間は手厚くもてなし、私への信頼を得る。 毎日シャワーを浴びせ、身体を綺麗に。 食事は木の実のスープやケーキなど、腕によりをかけた品々。 寝床は大きなバスケットに、ふわふわの毛布を詰めたもの。 汚い路上生活から一変した豪華な暮らし。 タブンネ親子が私へ全幅の信頼を置くのに、時間はかからなかった。 下準備は完了だ。 後はその幸せな表情を絶望へ染め上げるだけ。 そしてある日、いつものようにじゃれついてきたタブンネ親子の内、 親タブンネを思い切り蹴り飛ばした。 「ミギュウ!?」 妙な声を上げ、倒れ込む親タブンネ。 何で?どうして? そう、その絶望感溢れる表情が堪らない――!! 私は親タブンネの背中を踏みつける。 そして苦しそうに喘ぐ親タブンネのお尻に、有針鉄線で作った鞭を一切の容赦なしに叩き込む。 「ビャアァァアァアァアアアァア!!」 有り得ない程の絶叫が迸り、打ち据えられたお尻は皮が痛々しく向け、ピンクの身体や純白の尻尾を赤黒く染めていた。 しかし私に攻撃の手を緩める気は全くない。 有針鉄線の鞭を腕、足、耳、お腹、あらゆる所に打ち付けてやる。 その度親タブンネは絶叫し、身体をくねらせのた打ち回る。 いつの間にかピンクと黄色のふわふわの身体に、赤と黒の模様が追加されていた。 子タブンネ達は暫く唖然としていたが、はっとしたように私の足元に纏わりつくと、 「やめてやめて!」とミィミィ喧しく鳴き始めた。 聞く耳を持たずに親タブンネへの私刑を続けていると、ついに親タブンネの表情が虚ろになってくる。 すると母親の危機を感じたのか、子タブンネのうち1匹がキッと私を睨み、体当たりをしてきた。 しかし、全長25cm程の体躯から繰り出す体当たりにどれほどの威力があろうか。 一切動じず、体当たりしてきた子タブンネに嫌らしい笑みを浮かべてやる。 親タブンネを痛みつけるのを一時中断し、愕然としているその子タブンネの首根っこをつまみ上げる。 すると残りの子タブンネ達が一斉に縋りつき、泣きながら制止を求めた。 それらを無視し、手の下でじたばたしている子タブンネの尻尾をナイフで切り落とした。 「ピャアァアァアア!!」 今度は子タブンネの絶叫。 尻尾があった所からは大量の血が吹き出し、手足をじたばたさせて泣きじゃくる。 ここは見せしめが必要か。 思った私は未だ暴れる子タブンネをテーブルに抑えつけ、今度はハンマーでその 小さい手を文字通り叩き潰した。 グチャ、という不快な音と共に骨でドレスアップされた血の花が咲いた。 この世のものとは思えぬ叫びが響き渡る。 続いてふわふわの耳を片方、手で強引に千切る。 子タブンネはもう喉が枯れたのか、全開の口からはヒュー、ヒューという乾いた 息遣いが聞こえるだけだった。 足元の子タブンネ達は耐えきれなくなったのか、気付けば部屋の隅で丸くなり、耳を塞いで震えていた。 見せしめとしては十分だが、ここまで来て中断など出来る訳がない。 ピクピク痙攣している子タブンネの身体を見定めていると、股関にあるものに気がついた。 そうか、コイツはオスか。 私はハンマーを手に取り子タブンネの睾丸に狙いを定めると、一気に振り下ろした。 今日一番の絶叫が室内に反響し、子タブンネは息絶えた。 死んだ子タブンネの下半身は、そこから排泄されるであろうあらゆる体液で汚れていた。 ひとまず満足した私は、未だ虚ろな親タブンネをガラス張りの部屋に隔離した。 子タブンネ達はそのガラスに張り付き、ミィミィと親タブンネに呼びかけている。 分かたれた親子―― 今後どちらを痛ぶろうが、もう片方は何も出来ない、という愉快な状況を作り出すことが出来た。 しかし私は、あえて親タブンネを痛めつけさせて貰おう。 最愛の親が痛めつけれているのに何も出来ない。 特に子タブンネだ。 その無力さはピカ一と言っていい。 漸く始まった最高の日々に興奮し、その日私は一晩中親タブンネを痛めつけていた。 まだ辺りが暗い早朝、昨日の痛みに疲れて眠っている親タブンネを、鞭の一撃を以て叩き起こす。 昨日までは好きなだけ眠らせてやったのだから、これからその分楽しませて貰う。 身体を痙攣させ飛び起きた親タブンネは、私の姿を確認すると弱々しく這いながら距離を取ろうとする。 しかしこの狭い部屋に、逃げ場所などある筈はない。 恐怖を増す為、ギリギリ追い付かない程度の速度で近付いてやる。 すぐに壁際に追いつめられた親タブンネ。 震えた瞳で私を見つめていたが次の瞬間、ギュッと私に抱き付きミィミィ鳴き始めた。 気でも触れたか?いや、違う。 未だ私の本性を信じず「私のふわふわの身体に触れて、優しいご主人様に戻って!」 とでも考えているのだろう。 ぶくぶくに肥えた身体の温もりが、腹の辺りに伝わる。 実に健気――同時に実に馬鹿だ。 この一握りの希望を粉々に打ち砕くのが私の至福。 今それを教えてやろう。 私は抱き付いている親タブンネの触覚を掴み、ありとあらゆる残虐な殺害方法を想像した。 「ミッ……ヒィ!?」 瞬間、顔を青ざめ私から遠ざかろうとするが、触覚を掴んでいるので当然叶わない。 次々に脳に送られてくる恐怖や痛みに頭を左右に激しく振っている。 そんなことなら考えを読めなければいい―― 私は掴んだ触覚を、そのまま力任せに引きちぎってやった。 ブチン、という音と共に触覚が身体から離れ、血とリンパ液が床へ散らばる。 「ミギュアァア゛アァアアアアア゛ァア゛!?」 最後の方はよくわからない奇声となった悲鳴が狭い部屋を越え、家中に反響した。 優れた聴力故に神経が大量に通っていたのだろう。 想像を絶する痛みだったに違いない。 その親タブンネの絶叫が目覚ましとなったのか、隣の部屋ですやすやと眠っていた子タブンネ達が目を覚ました。 寝ぼけているらしく、暫くは呑気に辺りを見回していたが、 隣から聞こえる親タブンネの悲鳴に気付くや否や、ガラスに張り付きミィミィ鳴き始めた。 しかしそんな呼び掛けは何の意味もなさない。 私は俯せに寝かせた親タブンネの片腕を掴み、関節とは真逆の方向に折り曲げる。 「ピィ…ァアァアアァアアァア!!!」 骨が砕ける音のすぐ後に親タブンネの悲鳴が、更にその後を子タブンネの泣き声が追走する。 見事な二部合唱だが、この程度では終わらせない。 間髪入れず仰向けになるよう蹴り飛ばし、ぼてっとしたふんわりお腹にナイフを突き立てる。 「ミギャアァアアアアアアアア゛ア゛!?」 1本、2本、3本4本5本… バースデーケーキの蝋燭のように親タブンネの腹にナイフを増やしていく。 但し致命傷は絶対に避ける。 簡単に死なせては面白くないし、何よりタブンネ達には極限の苦痛を味あわせたいからだ。 自分でも歪んでいるとつくづく思う。 しかし可愛いタブンネの表情が苦痛や絶望に歪む様は、私を惹き付けて離さないのだ。 気付けば腹には十数本のナイフが刺さり、親タブンネは虚ろな表情でピクピクと痙攣していた。 この位にしておくか―― 私は最低限、死を回避する程度の治療を親タブンネに施し部屋を出た。 部屋を出て、手を洗う私の足に軽い衝撃が走った。 「ミィ!ミィ!」 「ミッ!ミィーー!」 見下ろしてみると残り5匹の子タブンネのうち2匹が、私に向かって体当たりをしていた。 残りの3匹は部屋の隅に集まり、怯えた眼で私を見ている。 2匹の子タブンネの顔は涙でくしゃくしゃだ。 大好きだった私が、大好きな親タブンネを傷付けた。 怒りと哀しみがごちゃごちゃになった激情に身を任せ、2匹の子タブンネは体当たりを繰り返している。 そんな所か。実に涙ぐましい。そして、滅茶苦茶にしてやりたくなる! 暫くの間、私は敢えて子タブンネに何もしなかった。 それどころか時折わざと痛がる素振りすらしてみせる。 「ミィ?ミィミィ!」 「ミッ!ミィッ!」 すると子タブンネはもう少し頑張ればコイツを倒せる!と思い始めたらしい。 可愛らしい鳴き声で自分達を鼓舞し、更に体当たりをしてくる。 そんな状況に希望を見出したのか、隅にいた3匹の子タブンネも2匹を応援しだした。 そろそろ頃合いか―― 私は大袈裟な断末魔を上げ、実にわざとらしく床に倒れ込む。 子タブンネ2匹は動かない私に近付き、頬の辺りを短い手でペチペチと叩いている。 動かないのを確認すると、私に背を向け応援していた3匹に対してミィ!と勝利のポーズを決めた。 すると応援していた子タブンネ達も嬉しそうに近付いてくる。 今だ――――! 私は完全に無防備になっていた子タブンネ2匹を両手で1匹ずつ掴み、立ち上がる。 瞬間、駆け寄っていた3匹の子タブンネの表情が凍り付き、両手で捕まえた2匹はその表情を驚愕の色に染める。 勝利を確信した瞬間の絶望感はいかほどのものかは、想像するまでもない。 3匹はミィミィ泣きながら再び部屋の隅に引っ込んでいった。 私は3匹を一瞥し、腕の中でもがいている子タブンネ2匹に視線を移す。 するとつい数秒前の抵抗が嘘のように静かになり、小刻みに身体を震わせる。 私は2匹に軽い笑みを浮かべ、机へ向かう。 机の上にはミキサー2つと七輪1つ。 そして片方をミキサーに入れて蓋をする。 ミキサーの用途の分からない子タブンネは、壁を叩きながらミィミィ鳴いている。 そちらは後回しだ。 私は炭火で十分に熱された七輪にもう1匹の子タブンネを近付ける。 登ってくる熱気にむせかえり、涙を流している子タブンネ。 その様を見てミキサー内の子タブンネは再びミフーッ!ミフーッ!と威嚇しだした。 無視して子タブンネに塩、胡椒を振りかける。 胡椒が鼻に入りミシュン!と嚔をする子タブンネが可愛い。 そして脇にあった串を肛門からプスリと突き刺す。 「ミヒャ!?」 悲鳴を上げてじたばたするが、無情にも串はずぶずぶと沈んでいく。 半身程入った所で止めると、子タブンネは身体をひくつかせている。 そしてその子タブンネを七輪の上に乗せた。 「ミビュアァアアアガガガガガガ!!!!」 短い手足を上下左右四方八方に振り回し、七輪から逃げようともがく子タブンネ。 しかし、串に刺されて軽く浮いた身体ではどうしょうもない。 文字通り身を焼かれる痛みに子タブンネの絶叫が止まることはない。 しかし香ばしい香りが立ち込め出すと、子タブンネの抵抗も弱くなっていく。 「ミ……ィ………」 天を仰いでいた手ががくりと落ち、子タブンネの串焼きが出来上がった。 「ミィィィィィィィィィィイ!!」 ミキサーの中の子タブンネが吠えた。 その表情は今にも私の喉元に食いつかん勢いだ。 それでいい。これから君にも絶望を与えるのだから―― 私はポケットからオレンの実とオボンの実を取り出し、隣のミキサーに詰めていく。 子タブンネは無視するな!とミィミィ鳴き声を大きくするが、気にせずミキサーに木の実を詰める。 子タブンネの怒声を背後に木の実を詰め終わると、私は子タブンネに向き直りミキサーのスイッチを入れる。 金切り声のような甲高い音を上げ、木の実を砕いていくミキサー。 数分もしない内においしいおいしい木の実ジュースが出来上がる。 子タブンネはというと、先程までの怒りはどこへやら。 恐怖に身体を震わせ、失禁までしている。 そして再び大声で鳴き始めた。 但し先程のような怒りではなく、ミキサーから出してもらうことを懇願して。 私は微笑みながら、ミキサーを胸元に押し当てる。 そして泣き叫んでいる子タブンネに触覚を壁に当てるよう指差す。 もしかしたら助かるかも! 僅かな希望を胸に子タブンネはミキサーの壁に触覚を当てた。 美味しいジュースになってね――― 「ミャアァァアアアァアァァァア!!」 伝わった私の意志に、断末魔のような叫びを上げる子タブンネ。 全ての希望が失われた所でスイッチオン。 「ビャア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!!!」 下半身から身体が砕け溶けていくという普通に生きていては考えられぬ死に方に、凄まじい声が響き渡る。 その音色は私の歪んだ心を満たしていく。 やがて赤黒い中に所々ピンクが混ざった子タブンネエキスが完成した。 私はそれを串焼き子タブンネにかけると、そのままゴミ箱に放り込んだ。 再会出来て良かったね――― 皿に盛ったオレンの実を、私は子タブンネ達の前に置く。 やはり目の前で調理された兄弟や、今なお痛めつけられている親タブンネを思い出すのだろう。 私が部屋にいる間は、隅に集まりガタガタと震えている。 しかしタブンネも所詮は獣。空腹には勝てないようで、私が部屋から出て暫くすればよちよちと皿に向かいオレンの実を食べ始める。 2匹の子タブンネを調理してから、私は子タブンネ達には虐待は加えていない。 1日に1回、少量の木の実を与えるだけだ。 かといって「もういじめられないんだ!」と、子タブンネ達を安心させてはいけない。 この対策として、私は日課となった隣部屋での親タブンネ虐待を、子タブンネ達にこれでもかという程見せ付けた。 こうすることによって“いつ自分もああなるか分からない”という潜在的恐怖と “大切な肉親が傷つけられていくのを黙って見ているしか出来ない”という無力感を植え付けるのだ。 同時に、極度のストレスに晒された子タブンネ達を具に観察する。 表情、仕草、鳴き声、瞳の動き、耳の動き、食事量、、排泄量、睡眠時間、起床時間……… ありとあらゆる行動を注視し、如何にしてタブンネ達に恐怖と絶望に満ちた死をプレゼント出来るかを見定めるのだ。 恐怖に震える可愛い子タブンネ達に手を出さない事は、大変な忍耐力を要した。 しかし、そのおかげで子タブンネ達の大切なものが見え、良いやり方を見つけることが出来た。 漸く準備を終え、これから実践するところだ。 ドアノブに掛けた手が、全身が歓喜に震える。 やはり、この瞬間はいい―― タブンネの表情を苦痛と恐怖に歪める前の心地良い時間は―― その感覚に酔いしれつつ、私は子タブンネ達の元へ向かった。 ドアを勢い良く開けると、3つの小さいピンクの塊が飛び上がる。 私の姿を確認するや否や、3匹の子タブンネ達はミィミィ鳴きながら逃げていく。 年増もいかぬ子タブンネが、よちよち走りで逃げ惑う様は実にいじらしい。 やがていつもの壁際に集まり、震えている子タブンネのうち2匹を掴んで籠に入れる。 残った1匹は未だ耳を掴み震えているので、放置して我の強い2匹を調理した机へと向かう。 「ミィ……」 「ミ…ミィ……」 以前の2匹とは違いこの2匹は抵抗することはなく、籠の中で互いの身体を寄せ合い怯えている。 観察の結果、この2匹は大層仲が良いのが分かった。 残りの1匹と不仲という訳ではないが、この2匹の仲の良さは目を見張るものがあった。 少ない食事を互いに分け合い、片方が恐怖で眠れない時は、もう片方が必死に励まし身体を抱き合って眠る。 この状況下、より強固となった絆を引き裂くことこそが、この子タブンネ2匹には最上の絶望となることだろう。 向かった机にあるのは巨大なアクリルケース。 間に仕切りがあり、それぞれ子タブンネを収めるには丁度良いサイズで作成されている。 私が籠から子タブンネを取り出し、それぞれアクリルケースに入れると、予想通り仕切りのアクリル板に張り付きミィミィ声を掛け合っている。 さぁ、ゲームスタート。 君達の絆が試されるぞ―― 私は左側の穴からペットボトルに入れた“ある液体”をゆっくりと流し込んでいく。 「ミィ?」 「ミッ…!ミィ~~」 少し黄ばんだぬるぬるの液体を頭から被り不快そうに身体を弄る子タブンネを、もう1匹の子タブンネが心配そうに見ている。 子供だからか、このアクリルケースに逃げ場がないことにはまだ気付いていないようだ。 最も、それも時間の問題だろうが。 「ミッ!?ミッミィー!」 液体が腰の辺りまで登ってきて、漸く気付いた子タブンネ達。 アクリルケースの壁に小さなおててを当ててよじ登ろうとジャンプするが、掴む 箇所もなく身体を濡らした液体はぬるぬると滑る。 アクリル板を滑り尻餅をついてしまう。 そんな間にも液体は注がれ続け、既に子タブンネの胸の辺りまで到達していた。 「ミィ!ミィミィミィミィミィミィミィーーー!」 反対側の子タブンネが私の方を向き必死に鳴いている。 おねがい!あのこをたすけてあげて――! そんな叫びが聞こえてくるようだ。 私はこの間と同様、胸元にアクリルケースを寄せ、触覚を触れるよう指示する。 タブンネの気持ちを読み取る能力は、こういう時には実に便利だ。 言葉は通じなくとも大方の意志を伝えることが出来る。 助けたかったら、自分でその触覚を引きちぎってよ―― 伝わった意志に子タブンネは愕然として後ずさる。 この間の親タブンネからも分かるように、タブンネの最大の特徴にして長所である触覚。 細かな音を聞き取るために通った大量の神経。 文字通り死ぬ程の痛みを味わえ。と暗に言われ、子タブンネは首を振りイヤイヤをする。 じゃあ、君のせいであの子は死ぬんだね―― ハッとした子タブンネは、アクリル板の反対側へ向き直る。 そこには首まで液体に満たされ、顔を上に向けて必死に酸素を吸おうとする子タブンネの姿。 「ミッ……ブ!ミバッ………ハッ!」 しかし更に増えた水嵩にとうとう顔まで覆われてしまい、身体をばたつかせるだけの、泳ぎとは到底言えない動きで必死にもがいている。 「ミッミィ!ミィ!」 もう子タブンネの呼び掛けも聞こえていない。 助ける方法が一つしかないということを、これでもかと見せ付けられた子タブン ネは、震える手で自らの触覚を掴むと、一気に引っ張った。 「ミィーーーーーーーーー!!」 子タブンネは味わったことのない痛みに絶叫し、思わず手を離してしまう。 再び触覚を掴もうと試みるが、先程よりも大きくなった震えから上手く掴めない。 よしんば掴んだとしても、触覚を通して流れてくる イタイよ、いやだよ、イタイのヤだよ―― という心の奥底に潜む自らの意志が邪魔をして、再び触覚を千切ろうとすることが出来ない。 「ミ…ッ………ブィ…」 そんな子タブンネの耳に、容赦なく聞こえる子タブンネが溺れていく声。 頭と身体の相反する意志に、子タブンネは混乱の極みに達する。 「ミ゛ィィィイィイィイイイィィイ!!」 発狂したかと思う程の奇声を上げ、子タブンネは自らの触覚を引きちぎった。 子タブンネは呼吸困難になるまで、口を全開にして叫び続けていた。 私は何も言わずにアクリルケースに穴を開け、液体を外へ排出した。 何とか生き延びることが出来た子タブンネはまだ弱々しい呼吸ながら、懸命に触覚を失った子タブンネに手を伸ばす。 アクリルの仕切りに触れたおててが、丁度かつて触覚があった位置へいくと、ゆっくりと揺らしている。 仕切り越しだが、なでなでしてあげているようだ。 そんな様子に、痛みで泣いていた子タブンネの表情も綻ぶ。 そして2匹は「やくそくだよ?」と上目使いで見上げてきた。 とても可愛らしい。 勿論、頑張ったご褒美に再開させてあげるよ―― 但し、あの世でね―― 私はマッチに火を付けると、それを濡れた子タブンネの方へ投げ入れた。 「ミ゛ッギャア゛ァ゛ア゛ァ゛ァ゛ァ゛ア゛ア゛!!」 直後、子タブンネの全身が一瞬で燃え上がり、先程までの弱々しい息づかいからは考えられないような絶叫が発せられた。 あの液体の正体は油。 全身が浸かり、しっかりと油が染み込んだふわふわの毛皮は、ウールのようによく燃えた。 燃えている子タブンネは仕切り板に張り付き、ひたすらに助けを求める。 反対側の子タブンネも板に張りつこうとするが、その前に子タブンネの燃え盛る 身体がアクリル板を溶かしてしまった。 漸く再開出来た子タブンネ達。 相当嬉しいのか、燃えた子タブンネは最早タブンネのものだと分からない叫びを 上げながら、触覚を失った子タブンネに抱き付いた。 「ミヒィ!ミッ…ィィィ!!」 しかし余りの熱さに子タブンネは火達磨の子タブンネを思わず突き飛ばしてしまった。 一瞬の間を置き、自らの行いに気付いた子タブンネだが、時既に遅し。 燃え盛る炎に焼かれ、子タブンネは黒こげになっていた。 あーあ、やっちゃったね―― 私は呆然と立ち尽くす子タブンネの残った触覚を掴み、気持ちを送り込んでやる。 あの子は君に助けを求めてたんだよ――? なのに君はそれを突き飛ばしたんだ。たすけて!なんて笑わせるよ―― 「ミッ!ミィミィ!」 私が次々に送り込んでやる言葉に、子タブンネは頭を抱えてちがう!ちがうよ!と言わんばかりに激しく左右に振っている。 だったらどうして受け止めてあげなかったの――? どうして火を消そうとしなかったの――? 簡単だよ。君は単に熱いのが嫌であの子を突き飛ばしたんだ――― たったそれだけの理由で、あの子を殺したんだよ―― 否定する間も、言い訳する間も与えず子タブンネを糾弾し続ける。 この家族殺し――! 「ミィーーーーーーーーーーーー!!」 天を仰ぎ、絶叫し、子タブンネはその場にくずおれた。 その目からは光が消えていた。 精神が壊れ、今度こそ本当に発狂したのだろう。 私はその子タブンネと黒い消し炭を掴むと、この間同様ゴミ箱に放り込んだ。 約束は守ったよ――
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ここは、草むら。 雑草しか生えていない、ごく標準的な草むら。 おや、草むらの一角が揺れています。 それもかなり揺れは大きいようです。 どうやら、タブンネの群れが通ろうとしているようですね。 そしてそれに目をつけた2人のトレーナーさん。 お互い顔も名前も知らない者同士のようですが、互いに同業者を見るような目配せで、笑顔を交し合っています。 そしてお互い一つずつボールに手をかけ…ばっと飛び出していきました。 「ミッ!?」最後尾のタブンネ(♂)が気づいたようです。 しかしもう遅かったのです。 「ワカシャモ、そいつに二度蹴りだ。」 次の瞬間には、ボールから放たれたワカシャモ(♂)が、その力強い蹴りで彼の脳天を叩き割ろうとしていたのですから。 振り返った頭に綺麗に決まりましたね。1回でもう瀕死…いや、もう確実に死んでしまいました。 その時のぐしゃ、とも、ごきっ、とも取れるようなその音。崩れた頭から吹き出る綺麗な赤色。 その二つの要素が、振り返ったタブンネたちに恐怖を与えたのは言うまでもありません。 あわてて駆け出そうとして、一斉に走り出しています。さっきまでは整っていた列ももう崩れてしまいました。 しかし前方には巨大な影。その影の主は、ブニャット(♂)のものでした。 「ブニャット!のしかかりだ!」どうやらもう一人のトレーナーさんのもののようです。 その巨躯に似つかわしくない機敏な動作で、ふわりと空中に浮かびます。一種の優雅さまで感じられる、気品のある浮遊。 しかしそれがもたらすものは、優雅さや気品とはかけ離れた者の死です。 怯えて腰を抜かしてしまったタブンネ(♂)のお腹の辺りに、重力を味方につけた巨体が圧し掛かります。 「ミギャッ!ギギィッ!!」あらあら、とても醜い声ですこと。 腹部への一瞬の打撃が、彼の内臓を破壊してしまったらしく、その小さい口からは血があふれ出て、体を汚します。 「ミ…ギィ…ガヒュゥッ」目は細まり光を失い、ついに一回の大きな吐血の後に動かなくなりました。 体は醜い赤色に染まり、形はほぼ原形をとどめていません。 口からはまだ、だらしなく体液が漏れ出ていました。 ブニャットが死を見届けている間にも残り3匹のタブンネたちはその鈍足で逃げ惑います。 「逃がすものか!行け!」ワカシャモが後ろから掴みかかります。 運悪く捕まってしまったタブンネ。目はまだ生きる事を諦めてはいないものでした。 「つつくだ。」背中に繰り出される突付き。 ぶすっ。ぶしゅっ。びちゅっ。鋭い嘴が、タブンネ(♀)の背中に赤黒い穴を作っていきます。 「ミギャ!グイィッ!」背中に穴が増えるたびに、短い悲鳴を上げるタブンネ。 そしてその突きは上に押しあげられ、終に首に到達しました。 「ミギャアァッ!」彼女の悲鳴は一層大きなものになりました。それがワカシャモの心の油田に火をつけてしまったのでしょうか。 一層速いスピードで首や後頭部に突付き始めました。 その動きが止まったとき、嘴は濃い赤に染まり、ところどころに何かの繊維らしきものが付着していました。 そして当のタブンネは、もはや虫の息です。 倒れこんだ回りの草たちや地面を汚し、その首は半分以上千切れてしまっていました。 息をしようと必死に動かすたび、ひゅう、ひゅう、と痛々しい音が漏れ出します。 振り下ろされる嘴。次の一撃は、止めとなりました。 さて、2匹のタブンネたちは方向転換してとてとてと逃げています。 その内、前を走っていたタブンネ(♂)を狙っている第三者が居ました。 「よし、行け。」その言葉に呼応して一匹立ちふさがります。 そのポケモンであるグラエナ(♀)は、タブンネ狩りの必要が無いほどの強さを感じさせていました。 「かみくだく。」その命令の内容が最後まで言われる前、「だ」の音の辺りでもう彼女は飛び掛っていました。 迷うことなく牙が頬に突き立てられます。 牙が食い込み血が流れ、痛さのあまりに涙を流し… なんてさせる余裕は与えませんでした。 ブチュリという音。「ミギャアァァァアアアッ!!」っという断末魔。そして、口の周りを赤く染めるグラエナ。 そうです。一瞬で噛み千切ってしまったのです。 「ア…ア…」その部分があったところを触ろうとしたところで、今度は腹部に噛み付かれてしまいました。 「アアァァァァ!アァァァァ!」必死にもがきますが、何せさっきまでは逃げていた身です。 あっけなく力尽きてしまいました。 ボロ衣のようなそのタブンネだったものからは、生臭い血の匂いが立ち込めます。 「よーし、良かったぞ~グラエナ~」第三者のトレーナーさんは、ビデオ片手にタブンネの残骸を映しています。 鳴き声さえ発しないものの上機嫌そうなグラエナとトレーナーは、残骸に一瞥して立ち去っていきました…。 残された一匹(♀)は気が気ではありません。目の前で仲間を惨殺されたのですから。 もはや半狂乱。見つからないように隠れるなどという考えは見つかるはずも無く、無闇やたらと走り回っています。 「あそこか!仕留めろブニャット!」「俺の獲物だ」とでも言いたげな声でトレーナーは指示します。 ブニャットは爪を立て、タブンネの頭めがけて飛び込みました。 しかしそれは少しばかりそれてしまいました。 タブンネの右肩を大きく抉るだけとなってしまったのです。 「ミギィィ!ミギィィ!」肩を抑えて転げまわるタブンネ。小さい手からは血がとめどなく溢れています。 今度は外さない。楽にしてあげるよ…。 その言葉を代弁するかのごとく、頭に爪が突き刺さります。 爪が視界に入ったときの顔は、大多数の絶望と、少しの開放される喜びが交じり合った顔でした。 周りにもう揺れる草むらはありません。 二人のトレーナーは、何も言わずにそれぞれの道に歩みを進めます。 そこに残ったのは、歩みを進める事ができなくなった、タブンネの遺骸だけでした。 おわり スレ汚しすまん 名前 コメント すべてのコメントを見る
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「ミッミッ♪」 パソコンに向かって仕事をしていたら、飼っているタブンネが何かを持ってきた。 ん、タブンネちゃんどうしたの? 「ミィミィ♪」 タブンネが持ってきたものを見てみると、それは博物館の広告だった。 『シッポウ博物館でタブンネ展を開催!いろいろなタブンネを見ることができます!』か…タブンネちゃん、これに行ってみたいの? 「ミィ!」 よし、それじゃあ今度の日曜日に行ってみようか! 「ミィミィ♪」 タブンネは嬉しそうに鳴いた。 そういえばこの子、生まれてから一度も自分以外のタブンネを見たことがなかったからなぁ… そして日曜日、タブンネを連れてシッポウ博物館に行った。正面には大きく、タブンネ展のポスターが貼られている。 「ミィミィミッ♪」とタブンネは早く入りたいのか服を掴んで引っ張ってくる。 タブンネちゃん、この日をずっと楽しみにしてたもんなぁ、そんなに急がなくても大丈夫だよ。 タブンネ展の会場に入ると、さっそく数匹のタブンネが展示されているのが目に入る。 タブンネは、展示されているタブンネに嬉しそうに駆け足で近付くと「ミッミッ♪ミィィ?」と話しかけていた。 展示品に話しかけるなんてタブンネちゃんはお馬鹿さんでかわいいね♪ 「ミィィ?ミィ?」 いくら話かけても返答がないので、展示品のタブンネの胸に触覚を当ててみるタブンネ。 「ミ…ミ?ミィ……ミギャアア!?」 もう、何びっくりしてるの?剥製から心臓の音が聴こえる訳ないでしょ?ホントタブンネちゃんは天然なんだから♪ あ、ホラ、あそこに色違いのタブンネさんの剥製もあるよ。綺麗だね~、こんなのめったに見られないよ。あれっ、タブンネちゃんどうしたの? タブンネは隅の方でブルブルと震えていた。 人がたくさんいるから怖かったのかな?大丈夫よ、私がおててをつないであげるから♪さっ、次のコーナーに行ってみようか。 次のコーナーにあったのは、ホルマリン漬けの子タブンネやベビンネだった。 「ミキャアアアア!!」 またタブンネちゃんびっくりしてる。たしかにホルマリン漬けっておめめが白くなってたりお口をパックリ開けてたりしててちょっとグロテスクだもんね、でも子タブンネちゃんやベビンネちゃんだったらかわいいから私は平気だよ♪ あ、見て!このホルマリン漬け、卵の中のベビンネちゃんの成長過程がわかるようになってるよ。すごいね~。 「ミヒィ…ミヒィ…ミヤァ…」 プルプル タブンネは泣き出してしまった。 どうしたの?もしかしてベビンネちゃんや子タブンネちゃんのことを見て童心に帰っちゃったのかな?甘えんぼさんだなぁ♪ じゃあもう次のコーナーに行こうか。 次のコーナーにも、タブンネのホルマリン漬けがあった。しかしそれは先程のものとは違い、腹を切られて内臓が見えるようになっていた。 へー、このコーナーはタブンネの体の構造とかがわかるんだ…ふぅーん、タブンネの体の中ってこういう風になってるんだね。勉強になるなぁ… 「ミ…ミヤァ……ァ…ァ…」 ガタガタ タブンネは展示されている同族の骨格標本に戦慄していた。 タブンネちゃん、骨格標本を指して何か言ってるよ、きっとあれに触ってみたいのね。 でも骨格標本は触ったりするのはダメって注意書きがしてあるからダメみたい…どこかに触れるコーナーはなかったっけ? あ、あそこに触れるコーナーがあったわ! 「ミ…ミィミヒィ?』プルプル そこには、プラスチックのケースに入れられた何かがあった。そして、そのケースには人間の手が入るサイズの穴があり、中の物を触れるようになっている。 ねぇねぇタブンネちゃん、あれ、タブンネの脳味噌が直接さわれるんだって! 「ミヤァアアア!!」 ポロポロ これでタブンネの脳味噌の感触や重さがわかるのね、すごいわ!ねえ、タブンネちゃんもせっかくだから触ってみようよ。 「ミャ、ミャア!」 フルフル 遠慮しなくていいのよ、ここは展示品に触ってもいいコーナーなんだから♪ グイッ タブンネの手がケースの穴に入り、中の脳味噌に触れた。 「ミィィイイイイィィィ!!!」 急いで手を穴から抜こうとするタブンネだったが、太い腕が穴にすっぽりとはまってしまっていた。 「ミィャア!!ミィィィ!!ミピィィィ!!」 フルフルフルフル なかなか穴から手が抜けず、タブンネは同族の脳味噌の感触を味わい続けた。 もう、タブンネちゃん興奮しすぎだよ♪ 帰り道 今日は楽しい一日だったね、お土産コーナーでかわいいベビンネちゃんの触覚ストラップも買えたし♪ 「………」 タブンネ皮でできたおそろいの帽子も買っちゃったわ、タブンネちゃん似合ってるよ♪ 「ミ……」 あれ、タブンネちゃん疲れちゃったの?まぁ、たくさんはしゃいだもんね。そうだっ、今度の日曜日には世界のタブンネ料理展に連れてってあげようか! 「ミギャァァアアアアア!!」
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俺の手元には今一匹のタブンネがいる 576のタブンネらしいが煮るなり焼くなり好きにしていいらしいので好きにさせてもらおうと思う のんきなものだ、これから何が起こるかわかってないタブンネは笑いながらこちらに自分のアピールをしている さながら「私ってかわいいでしょ?」と言ってるような感じだ、非常にウザい 俺は工具箱の中から電動ドリルを取り出す、木材に穴をあける用のドリルだ それをへらへらと笑っているタブンネの足にあてがい、そしてトリガーを引いた ドリルが回る音と共にタブンネの足にドリルが入っていく さっきとは一変して「ミギャアアアアアアアアア」と悲鳴をあげるタブンネ 穴があき終わった頃にはタブンネは憔悴しきって息を荒げていた 俺はもう一つの足にドリルを当てる すると今度は這って逃げだそうとした、まぁ当たり前だが だけど逃がさない、弱ってるタブンネなんて簡単に捕まえられる 足をしっかりと掴む、じたばたともがくタブンネの腹にナイフで傷をつける、致命傷になる傷ではないから安心してほしい 傷口を押さえて動かなくなったところで俺は再びタブンネの足にドリルで穴を開け始めた 再び叫び声をあげるタブンネ、だがそれに構わず俺はドリルで穴をあける 穴をあけ終わるとタブンネは泡を吹いて気絶していた、通りで途中で叫び声が聞こえなかったはずだ バケツに水をためて、タブンネの顔をつける 気がついたタブンネはもがきはじめた、俺はタブンネの顔をあげる ゼーゼーと息をするタブンネ、呼吸が落ち着く前にもう一回水に顔をつけた 再び苦しみだすタブンネ、こうすることによって味が良くなるんだとか それを数回繰り返した後俺はタブンネを横にした そしておおよそ直径3センチはあるであろう木の棒を持ってくる 先ほど開けた穴は大体直径0.5ミリ、圧倒的に棒の方が大きい でもそんなの関係なく俺は力の限りタブンネの左足に棒を突っ込み始めた 先端をとがらせてあるのでぐいぐいと力任せに押してもずれることはない おおよそマスコット的なポジションのポケモンとは思えないほどの醜い顔と濁声で叫び声をあげるタブンネ 激痛の所為でさっき食べてたオレンの実を吐き出している でもそんなの関係なくぐいぐいと木の棒を突っ込む、とりあえず左足には入った タブンネは‥‥どうやらまだ意識はあるようだ、すでに死屍累々だが 俺は手持ちのスボミーを出して悩みの種をやらせる これでタブンネの特性は不眠になった、眠ることはない、つまり気絶することはないということだ 俺は今度は右足に木の棒を突っ込み始めた タブンネは叫び声をあげすぎたのかかすれた声で何を言ってるのかわからない そして突っ込んでいってると血を吐きだした、喉が擦り切れたのだろう そしてやっと棒が貫通する、これで一応下準備は完成だ 俺はタブンネの足の間の棒に縄をくくりつけて、少し高めの気にもう片方の側の縄をくくりつけた そして下に着火剤をまいた木を用意する ヘルガーを出して、火炎放射するように言う ヘルガーはすぐに火炎放射して、木はあっという間に燃え始めた パチパチと音を立てて燃え盛るが、その火はタブンネには当たらない しかしその火から放たれる高温の煙がタブンネを徐々に蝕んでいく タブンネはゲホゲホとせき込み、弱々しく鳴きながらこちらに手を伸ばす 俺はほほ笑みながらその手に鋏を当てて、力を入れた 鋏の刃がタブンネの手の肉に食い込む、さすがに骨までは断ち切れないが肉は切れたようだ 弱々しく鳴き声をあげるタブンネ その後タブンネは涙を流しながら絶命した、ただまぁ豚肉は寄生虫が多いからちゃんと火を通しておきたいのでまだまだ燻製は続けるが そして出来上がったタブンネの燻製をいただこうとするが、そういえば俺は豚肉が嫌いだったのを思い出したのでヘルガーとスボミーの晩御飯になった 二匹はとてもおいしそうに平らげた おわり 名前 コメント すべてのコメントを見る
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880:名無しさん、君に決めた! 2010/12/23(木) 18 37 45 ???0 タブンネ1「ミィミィ♪」 タブンネ2「えww何お前ww人の言葉も話せないのwwダサッww」 タブンネ1「ミッ…」 タブンネ2「ほら人語話してみろよwwほらwwはy俺「豚ごときが何人間様の言葉使ってだゴルァ!」バキッ タブンネ2「ひぃ!まっ待ってよ」 俺「喋んじゃねぇよこの糞豚!」ドガッ タブンネ2「痛いよ…やめてよ…」 俺「まだ言うか!」グシャッ タブンネ1(人語話せなくて良かった…) 男「あはははは」 女「うふふふふ」 タブンネ1「リア充爆発しろ」 タブンネ2「リア充大爆発しろ」 男「な、なんなんだお前等!?」 女「こっちこないでよっ!」 タブンネ1「リア充!」はかいこうせん タブンネ2「爆発しろぉぉぉ!」はかいこうせん 男 女「「うわぁぁぁぁぁぁぁ!」」ドカ-ン 俺「よくやったお前達!」なでなで タブンネ1 2「♪」 つまんね -- (名無しさん) 2019-12-18 17 41 33 これはツマンネ -- (名無しさん) 2020-05-18 22 17 31 名前 コメント すべてのコメントを見る