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, ≦ ミx、 /. .\ ,..-..、 / ,f´⌒ミ; .ヘ,;;;;;;;;;\ ,;;;;/ \;;;; トミ \ f;;;/ヽ `\ ,r rニ、 、| V , ,f|;r| | , ―;_, ー、;;;;{ { -ミ }| { V , ,′|! |! //zァ `` 〉ソ.j | .l |! , ! |_' ー ´ ゙ ノヘ | | , {__.| | ヘ、! | |! ‘芋リ| | )ハ、 | | '|| j } ′} \;|_ |! |!ー-´ / / / / / \ | | ヽ _ / / / /′ / \ ! | \" .. ' / / / \ | | 、_ _ <,''/ / / \ | | ` Fハ´ / / \ ヽ | | |}| ヘ. / / , -  ̄  ̄`\ | | /´/ V / / }, | | / .ノ / / イ { / /'ハヽ/ / , } 名前:ゾルフ・J・キンブリー(ゾルフ・ジェー・キンブリー) 性別:男 鋼の錬金術師 一人称:私 二人称:あなた 口調:丁寧語/慇懃 AA:鋼の錬金術師/ゾルフ・J・キンブリー.mlt 「紅蓮」の二つ名を持つ元アメストリス軍人の国家錬金術師であるが、 「爆弾狂のキンブリー」と恐れられる危険人物。 両手に錬成陣を刺青として彫り込み、爆発錬成を行う。 普段から慇懃無礼な敬語を崩さないサイコキラーであるが「己の信念を貫く人」は好みで、単なる快楽殺人者とは一線を画する。 イシュヴァール殲滅戦においては町の爆破や大量殺人に関与し、傷の男(スカー)からは仇と恨まれている。 与えられた賢者の石の返還を渋り、上官を殺害したため、逮捕され投獄されていたが、ホムンクルスたちにその冷酷さと能力を見込まれて勧誘され、 いずれ行われる計画に加わることを了承。 そして軍上層部の執り成しにより脱獄し、以降は秘密任務を承ることとなる。 様々な破壊工作や暗殺を手掛けるも、最期は元部下であったハインケルに裏切られ、致命傷を負い、 プライド(*1)により食い殺される末路を迎える。 しかし、あまりに強靭な精神を有していたため、「怨嗟の声など子守歌に等しい」と豪語し 肉体が完全に消化された後もプライドの中に残り続け、プライドとエドの最終決戦の際には 醜態をさらしたプライドのことを嘲笑いながら消えていった。 放送当時の原作では2ページしか登場しなかったため、旧アニメ版での扱いが大きく異なるキャラの1人。 + アニメ版第一期 掲載されていたシーンでは「爆発を喜んでいる極悪人」という風にしか取れなかったため、 旧アニメでは原作よりワイルドな風貌になり、人間を爆弾に錬成しては使い潰し、 自分が生き延びるためなら仲間を平気で見捨てる下劣漢として描かれた。 第五研究所崩壊に便乗して脱獄し、グリード一味に身を寄せていたが、 フランク・アーチャー中佐(*2)の勧誘を受け、あっさりグリード一味を見捨てる。 合成獣と化したタッカーと共にリオール殲滅戦の先陣を切るが、傷の男との交戦で致命傷を負わされ絶命。 それでもなお、死に際にアルを爆弾化するという執念を見せた。 死体は両腕を失ったのにどうにかして担いだ傷の男により乱雑に投げ捨てられ、 アーチャー隊を誘き寄せるエサにされてしまった。 キャラ紹介 やる夫Wiki Wikipedia アニヲタWiki ニコ百 ピクペ 登場作品リスト タイトル 原作 役柄 頻度 リンク 備考 東京魔人学園外法帖やる夫録 東京魔人學園外法帖 火邑役 常 まとめ rss 完結 やる夫たちでソードワールド狂戦士やる夫の冒険 ソードワールド2.5 人間の魔導機師 常 第1話 まとめrss 安価 短編集完結 キョンは全てを振り切るようです 仮面ライダーW ウェザードーパント・井坂真紅郎役 準 まとめ 完結 彼女は永遠の夜を廻るようです オリジナル 『結社』の一級術師 脇 まとめ R-18G 完結 キル夫は復讐のために戦うようです ドラゴンクエストIV 四天王の1人、ギガデーモン 脇 まとめ やる夫Wiki 完結 タコピース~推しの子はチェンソーマン~ ONE PIECE サー・クロコダイルの右腕 脇 まとめ 予備 安価 あんこ完結 タンジェロ・ポッター J・K・ローリング「ハリー・ポッターシリーズ」 シェーマス・フィネガン役 脇 まとめ 予備 あんこ ドルティー・マリー婦人の末路を知る者は誰もいないセレクションズ オリジナル ベルファストの家庭教師 脇 まとめ rss やる夫たちでソードワールド吸血鬼令嬢PT! ソードワールド2.5 旅人 脇 登場回 まとめrss 安価 短編集完結 やる夫とビアンカ ドラゴンクエストV ジャミ役 脇 まとめ エター やる夫に残された時間は24時間のようです オリジナル ゲンスルーの仲間 脇 まとめ やる夫Wiki 安価 完結 やる夫はDQ3の世界で生きていくようです ドラゴンクエストIII ゾーマ八魔将の1人。デビルウィザード 脇 まとめ やる夫Wiki 完結 やる夫は遺伝子の支配者となるようです DT Lords of Genomes 鷲巣グループ所属のDTマスター 脇 まとめ 予備 完結 やる夫はキョンと旅をする ドラゴンクエストV 幻魔ドメディ役。原作では存在しない、天空への塔のボスを務める 脇 まとめ 完結 やる夫は四男坊 オリジナル 宮廷貴族のキンブリー男爵 脇 まとめ 予備 短編 タイトル 原作 役柄 リンク 備考
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【名前】ゾルフ・J・キンブリー 【出典】鋼の錬金術師 【種族】人間 【性別】男 【口調】一人称: 二人称・三人称: 【性格】 【能力】 【備考】 以下、新漫画バトルロワイアルにおけるネタバレを含む +開示する ゾルフ・J・キンブリーの本ロワにおける動向 初登場話 012 犠牲になったような、悲しい顔はやめてよ 死亡話 --- 登場話数 14話 スタンス 煽動 現在状況 生存 キャラとの関係(最新話時点) キャラ名 関係 呼び方 解説 初遭遇話 エドワード・エルリック アルフォンス・エルリック 本ロワでは遭遇せず ウィンリイ・ロックベル 157 AGITATOR/THINKER グリード(リン・ヤオ) ロイ・マスタング 本ロワでは遭遇せず ヒロ 異形へ錬成 012 犠牲になったような、悲しい顔はやめてよ 白雪宮拳(剛力番長) 利用 012 犠牲になったような、悲しい顔はやめてよ 趙公明 協力 ジョーカーだと知っている 035 アン学アニメ化決定記念巻頭フルカラー大増200P号! ヴァッシュ・ザ・スタンピード 035 カタハネ -シロハネ- 森あい 利用 殺害する 070 Men&Girl~ピカレスク~ 安藤潤也 利用? 116 天国とは神のおわすことなり ゆの 利用 118 Guilty or Not Guilty 鈴子・ジェラード 118 Guilty or Not Guilty ゴルゴ13 警戒 電話が来る 148 Master of the Game 安藤(兄) 148 Master of the Game 蒼月潮 利用 156 AGITATOR/FOLLOWER ガッツ 敵対 157 AGITATOR/THINKER ゾッド 協力? 157 AGITATOR/THINKER
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__ < ;;三二≧ミ,,, / ;' ,ハミ=‐- 、 / ;;;' _/ ヽ `、 , /¨ヽ〆. / \ l i | / 'ヽ | 刈云- \. λ | '; ! ζ. |. ~` /7 | ,,,rf示 \_ | . } | / / マ /| | ∨ | { \ '; / .| _ゝ | ` ; ヘ, | 、 ー'/ ヾ ヘ, ミ `ー===‐- ./ __Ⅹ Ⅹ ̄ ̄¨ >、 / / ` ; ヽ. ‐=二ヽ__/ ゝ-‐= \ ∧  ̄\ / ∨ ∧ 二二==-\ } r‐三二≡=-∨ ∧ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ `┴、. 厂 ̄ ∨ ∧  ̄ ̄`ヽ. / } ∨ ∧ \ / / ∨;∧ / ヘ-f´ { ∨ j / ∧ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【名前】 ゾルフ・J・キンブリー 【職業】 ジムリーダー 【アビリティ】 『速攻指揮』 【手持ち】 カルシファー チェイン 志々雄
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【作品名】鋼の錬金術師 【ジャンル】漫画 【名前】ゾルフ・J・キンブリー 【属性】爆弾狂 元国家錬金術師「紅蓮」 【殺人数】25人 【長所】信念を貫き通す人は相手が善であれ悪であれ認める 【短所】と言う設定が旧アニメ放送後に出来た 【備考】イシュヴァール人2人を爆殺後、スカーの家族7人を別の爆発で全滅させる 殲滅戦ではもっと殺している(町を端から端までぶち抜いている程)はずだが漫画を読む限りわかるのはこのシーンだけ 1万人くらい殺していてもおかしくないのだが設定が無いのでとりあえずこの9人だけをカウントする 上官5人を殺して賢者の石を掠め取り、牢獄に入れられる 脱獄後、隣国ドラクマの侵攻を手引きすると見せかけてブリッグス防衛基地に返り討ちにさせ、 逃走する兵士8人(最低値)を錬金術で起こした雪崩に巻き込んで全滅させる ブリッグスに戻りスラム街の住人3人(最低値)を殺害 以上9+5+8+3=25人 vol.1
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_ , . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .` / . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . \ / . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .ヽ ,. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ;. ._. . . . . . . . . . . . . . . . .、 /. . . . . . . . . . . . . ._ -一'  ̄ ヘ . . . . . . . . . . . . . . . V ,.- . . . . . . . . . ;/⌒\. } . . . . . . . . . . . . . . . . v /i. .√′ ̄´ \ -、 \ . . . . . . . . . . . . . .え ´ . . .`>、 / l . ! /、 \ . . . ./⌒ヽ .k . . . . . . . . . .ヽ / l .! _ /. \ `Y , ヘ. ヽ`、 . . . . . . . . . .\ / 仔 ' ` 、 ´ z == - i. ( ヽ` V ヘ . . . . . . . . . . .\ / {;' > 、 ´ 丶 ヽ i } \;`ヽ. . . . . . . . \ / i ,r = = ㍉ ヽ i' ,. / `ヾ\ . . . . . . . ム , i i v ' ー ./ V、 . . . . . . . . V i i ,! ; 、 _ ン \ . . . . . . . .V ! l , l ! i' ト = 、 ヽ . . . . . . ム. l l ゞ i l k `;.}, ` . . . . . . i i| ヽ ,, ! ,, ヘ./' V 、 . . . . l l 、 - ´ l . / V ヽ . . . .} l ヘ _ - ´ / / 'V ;. . . i. i ヘ / / , ヘ /. . . ; l ヘ / ./ / \ , . . . . i \ / / '/ ` ー - / . . . . / > 、_ ' / /} / 八 / //【NAME】ゾルフ・J・キンブリー【信仰対象】爆発【一人称/喋り方】わたし/礼儀正しい言葉遣い【科目】回復魔法【出身】千曲輪台明人連邦(ちくわだいみょうじんれんぽう)【才能/年月/人生経験】天才/2/3【総経験値/基礎奥義数】1410/4【アビリティ】・回復魔法適性 回復魔法にボーナス補正。また回復魔法の成長にボーナス補正。 このキャラクターには回復魔法を扱う才能がある。【魔法】回復魔法lv7 炎魔法lv5 錬金術lv5 └爆破魔法lv6【技能】詠唱lv6 調合lv5 体術lv4 交渉lv4感知lv3 隠蔽lv3 罠作製lv3 芸術lv3 調査lv3 メス術lv1【通常奥義】8/9・爆破回復 爆破した範囲の人物に回復魔法を施すキンブリーの生み出した特殊な回復魔法。・大大大爆破 長い詠唱を行い、三重詠唱を組み合わせることで広範囲に高火力の爆発を叩き込む必殺技。・オートリジェネ(極) 自身に使用することで継続して自動で回復を行う。 その様はさながらゾンビのようである。・魔法拡大(極) 魔法の射程、範囲、個数等を増加させる。 1戦闘3回、準備が必要な魔法には使用できない。・芸術は爆発だ! 爆発の威力に芸術レベル分のボーナスを与える摩訶不思議な奥義。・ファイナルストライク アーティファクトを破壊することで、強力な破壊力を生み出す。 アーティファクトの性能に比例して破壊力が上下する。・全力攻撃 lv一つ上の攻撃力を出せる ただし1戦闘に1回まで。・適薬適所 投薬対象の体質に見会うように薬剤を即座に調整することができる。 一目見るだけで対象の性質を理解し、薬の効果を上昇させる。【特殊奥義】・三重詠唱 腹話術の要領で一度に3つの魔法を使う奥義。またそれらを混ぜ合わせることもできる。・回復の神髄 経験則と知識に基づく適切な治療能力。回復・治療に莫大な補正。
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【マスター】 ゾルフ・J・キンブリー@鋼の錬金術師 【参加方法】 ”傲慢”の賢者の石のエネルギーとしてゆくゆくは消え去る運命だったが、気づいたらここに(参加方法不明) 【マスターとしての願い】 月と地球、どちらが勝利を手にするか、この聖杯大戦の行く末を見たい。 自分は一度死んだ身のため自分の生死については興味なし。 【weapon】 錬成陣 両掌に刻まれた紋様を使用し、既存の物質の姿を変えることが可能。 しかし無から有を生み出すことは不可能であり、使用するには同質量の元の物質が必要となる。 【能力・技能】 紅蓮の錬金術師 等価交換に基づく錬金術を扱う錬金術師の中でもこと『爆破』に特化した錬金術。 時計から爆弾を精製したり、地面をそのまま爆発させることも可能。 賢者の石を所持していれば町の一角を破壊するほどの性能を持つが、今回は賢者の石は所持していないため不可能。 爆発物の精製だけでなく、石柱なども精製可能。 【人物背景】 階級は中佐。 「紅蓮」の二つ名を持つ国家錬金術師。 白いスーツとコート、帽子を愛用する総髪・吊り目の男。 紳士然として慇懃無礼にも似た言動の人物だが、殺人に美意識を見出す重度のサイコキラー。 しかし単なる快楽殺人鬼とは異なり、その本質は「自らの意志に基づいて美しく生きる」事であり、殺人もその独自の理念の一部であり、「死から目を背けず忘れない」という考えから殺害した相手の顔は逐一記憶するといった行いも見せる。 自身はこの世界にとって異端の存在であると自覚しており、紳士を演じているのもその為。また異端であるが故に、感情論に左右されない、合理的な考えを示すこともある。 イシュヴァール戦で「傷の男」に瀕死の重傷を負わせ、彼の家族を死に至らしめた張本人であり、「傷の男」に最も怨まれている国家錬金術師である。 ウィンリィ・ロックベルはエルリック兄弟に対するホムンクルス側の牽制材料になっており、キンブリーもブリッグズ滞在中にエルリック兄弟への牽制を行っているが、ウィンリィに対しては、ロックベル夫妻の娘であることに加え、現在置かれている状況に対して彼女が前向きな姿勢を見せていることから気に入ったと発言している。 彼の錬金術は、掌に刻まれた錬成陣(右手に下向きの三角と太陽の記号、左手に上向きの三角と月の記号)を合わせて対象物に触れ、爆発性のある物質へ作り変えるというもの(エドはキンブリーの錬金術について、陰と陽の概念に基づくものと推測している)。 錬金術の特性に加え、爆発に対する造詣も深いことから「爆弾狂のキンブリー」の異名を持つ。 イシュヴァール殲滅戦では上官から賢者の石を貸与され、喜々として戦い大きな戦果を上げるが、終戦後賢者の石の返還を渋り、返還を迫った上官を爆殺。この一連の行動によりエンヴィーに気に入られ、自らの特性を最大限にバックアップしてくれることからホムンクルスの協力者となる。その後、上官殺しを建前に中央刑務所で服役生活を送っていたが、「傷の男」の抹殺と逃亡の疑いのあるマルコーの捕獲、それに伴う報復として村の抹消(マルコーの逃亡に関しては「傷の男」が行った偽装工作の為にホムンクルス側は確信に至っているわけではなく、捕獲の任務はあくまで逃亡が事実ならばという条件付き)のため出所する。ホムンクルスの協力者の中では、「大きな世界の流れの中で(人間とホムンクルスの)どちらが生き残る力を持つのか(観てみたい)」と述べたり、己の存在の是非を賭けたりと、レイブンら通常の人間の協力者とは一線を画している。 エドやブリッグズ兵の妨害により「傷の男」の始末には失敗するも、その後プライドの指示により狙いをブリッグズに「血の紋」を刻む事に変更、ドラクマ軍を騙してブリッグズ兵に壊滅させる事で達成した。 その後はイシュヴァール人の生き残りを殺して回っていたが、「約束の日」にはホーエンハイムによってカナマスラム付近に幽閉されたプライドの救出を命じられ、見張りを引き受けていたハインケルを撃退し、救出したプライドとともにアルと交戦。 その末にアルの作戦によって回復したハインケルの奇襲を受け致命傷を負い、最期はプライド”傲慢”に取り込まれるが、それがプライド”傲慢”の運命を左右するものとなった。 エドワード・エルリックとの戦闘でピンチに陥ったプライド”傲慢”は今まで散々下等生物と罵ってきたエドワード・エルリックの身体を奪おうと動く。 人が自分の信念や本分を全うすることを良しとするキンブリーはその行動を『貴方、美しくない』との一言で邪魔をする。 賢者の石に内蔵された大量の魂の悲鳴、その奔流などキンブリーにとっては子守唄のようなもので───最後には、エドワード・エルリックの勝利を見届けてから、また賢者の石の内部に帰っていった。 【方針】 キラーに”殺人者”としての本分を果たしてもらう。 聖杯大戦の行く末を見届けたいが、別に生き残ること自体はどうでもいいらしい。
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┏━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━┓ 【名前】:ゾルフ・J・キンブリー 【レベル】:40 【アライメント】:中立/悪┣━━━━━┳━━━━━━━━╋━━━━━━━┳┻━━━━━━┳━━━━━━━━┓ 【筋】:20 【耐】:20 【敏】:20 【魔】:40 【運】:40┣━━━━━┻━━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━━┫ ....≦ ≧...、 _ r' >彡ゞ彡ゞY \ / .}-'´ | ヽ..... / ./ j .. / ./ / _..ィ=- ノ / ./ .( _ ィ´ ー _, ` ≪ ! {、 f¨¨沙' `Y > 、 ! / ` `´ | / ⌒ ! / {∠.i | 〃ミ.、. / __} ) .ィ /ヾ' i ゝ - i、__ /v ' i | {ヽ , | v′ .| | , -――--一 ! ..! ._ _| | i ノ!. 〉Y | | | イ j ./ リ. ! { 、___ _ ≦ ≪ , V 、  ̄ ̄ ‘, ≪ ./ .∧ ヽ /‘, ≪ ./ / i . r'_ x≪ ./ ./ j / !.iヽ! / / / / !j! v / / ./ /┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【スキル】 ○アバターリンク:ライダー 分類:一般 タイミング:効果参照 このキャラクターのLVに「+20」。 このキャラクターはライダーが同意すれば、その愛馬に騎乗し、敵陣営からの効果の範囲対象外になる。 強化符の名称を爆弾符に変更し、勝率への補正を二倍=10%にする。 ライダーの騎乗能力や連携能力。そしてライダーの肉体に宿る宝具の力を投影している。 キンブリーが自身の身体に等しく扱えるモノ(爆発物や錬金術なども当然含む)をEランクの宝具として扱い、 その能力を飛躍的に昇華させている。 ○道具作成B+ このキャラクターは毎ターンごとに、ターン消費なしに「使い捨て礼装」を作成することができる。 アイテムや礼装の作成を得意とし、特に錬金術に強く関わるものを得意とする。 礼装などの作成が可能。 ○破壊工作:C+ ターン行動で「破壊工作」を宣言することで以下の効果が発動する。 1:所在地を知っている陣地一つを選び、次にその陣地で行う戦闘の敵陣営の勝率に「-20%」する。 この効果は2回まで重ねがける事が出来るが、この補正は、1度戦闘を行えば消滅する。 2:幻惑符を消費することで、特定の場所(陣地等)にジャミングを仕掛ける事ができる。 その場での戦闘に自身が望まない偵察、通信の類を1ターンだけ無効化し、自身が撤退に必要な令呪の数を1画に出来る。 この効果は、1度使用すれば消滅する。 相手の戦力を削ぎ落とす才能。戦略、戦術に長けた武闘派の錬金術師。 自身の叡智、経験に加えて爆発を起点にした錬金術師を組み合わせる事で、多彩な妨害を可能とする。 ○紅蓮の錬金術師:A (分類:魔術・支援 タイミング:効果参照) 戦闘時、ステータス比較で【魔】が選択された場合、相手の勝率を「-10%」する。 爆弾符を消費する事で、さらに自陣営の【魔】の戦力値に「+30」する。 また、このキャラクターは使い捨て礼装の作成に「100%」成功する。 キンブリーの二つ名にして、紅蓮の名の通り爆発と炎の扱いに長ける。 触れた箇所を爆弾に錬成する、自家製の手投弾を強化して投げつける等、その攻撃は苛烈かつ多彩にして その性質上、対魔力等の影響を受けにくい。(それ故のAランク判定である)
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【名前】ゾルフ・J・キンブリー 【出典】鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST 【種族】人間(錬金術師) 【性別】男性 【声優】吉野裕行 【年齢】 【外見】白いスーツとコート、帽子を愛用する総髪・吊り目の男。 【性格】 【口調】 【備考】 以下、アニメキャラ・バトルロワイアルIFにおけるネタバレを含む + 開示する ゾルフ・J・キンブリーの本ロワにおける動向 初登場話 030 メメント・モリ 死亡話 145 かわいい破滅 登場話数 8話 スタンス マーダー 現在状況 死亡 キャラとの関係(最新話時点) キャラ名 関係 呼び方 解説 初遭遇話 エドワード・エルリック 敵対 ロイ・マスタング 敵対 069 消せない罪 キング・ブラッドレイ セリム・ブラッドレイ エンヴィー 069 消せない罪 クロメ 敵対 30話で殺害する 030 メメント・モリ 婚后光子 敵対 030 メメント・モリ 踏破地域 B-6 市街地→B-6/DIOの館前→B-7/南→C-8→東に向かう電車内→D-7・民宿入り口→D-7・民宿 A B C D E F G H1■■■■■■■■2■■■■■■■■3■■■■■■■■4■■■■■■■■5■■■■■■■■6■□■■■■■■7■□■□■■■■8■■□■■■■■
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登録日:2010/05/31(月) 20 57 39 更新日:2024/03/12 Tue 15 44 14NEW! 所要時間:約 6 分で読めます ▽タグ一覧 いい男 いい音 うえだゆうじ アッー! アメストリス軍 ゴキブリ サイコキラー サイコパス ゾルフ・J・キンブリー ゾルフ・ジャジャジャジャーン・キンブリー ダークヒーロー ボンバーマン ライバル ・J・←かわいい 上官殺し 中佐 人間ポンプ 仕事人 前髪触覚 割と常識人 吉野裕行 国家錬金術師 変態紳士 太陽と月を掌に刻む者 山田裕貴 悪のカリスマ 悪の美学 極悪人 爆弾 爆弾狂 爆弾魔 狂人 白い変人 白スーツ 紅蓮の錬金術師 紳士 美学の持ち主 裏切り者 軍人 鋼の錬金術師 錬金術師 ゾルフ・J・キンブリーとは、漫画『鋼の錬金術師』の登場人物。 声:吉野裕行(FA) 演:山田裕貴(実写映画版『復讐者スカー』) 『紅蓮の錬金術師』の二つ名を持つ国家錬金術師。 白いスーツにコート(原作者の荒川弘曰く「白いスーツって変態なイメージ」)と揃いの帽子を愛用し総髪・吊り目が特徴、アニメFA版では青眼。ネクタイは原作においては赤、FAにおいては紫であり、これはホムンクルス達の瞳の色と一致する。 紳士然として慇懃無礼にも似た言動の人物。 だが、殺人に美意識を見出す重度のサイコキラー。 しかしながら単なる快楽殺人鬼とは異なり、その本質は「自らの意志に基づいて美しく生きる」事で、殺人もその独自の理念の一部でしかなく、 「死から目を背けず忘れない」という考えから殺害した相手の顔は逐一記憶するといった行いも見せる。 自分が異端の存在であると自覚しており、紳士を演じているのもその為(*1)。 異端であるが故に、感情論に左右されない、合理的な考えを示すこともある。 彼の錬金術は掌を合わせて対象物に触れ、爆発性のある物質へ作り変えるというもの。 掌に刻まれた錬成陣は右手には下向きの三角形、中に太陽(陽を表す)、左手は上向きの三角形、中に月(陰を表す)を刻んである。 また上下の三角はヘキサグラム四大元素全てを含む記号であり、左右の手のひらを合わせることで発動するタイプの錬成陣である。 錬金術の特性に加え、爆発に対する造詣も深いことから「爆弾狂のキンブリー」の異名を持つ。 イシュヴァール殲滅戦で「傷の男(スカー)」に瀕死の重傷を負わせ、彼の家族を死に至らしめた張本人で、傷の男に最も怨まれている。 キンブリー自身も仕事人として討ち漏らした彼に執着をみせており、宿命の敵とも言える。 極めて狂気的な人物だがその反面、自分とは相容れないものであっても信念を貫く者には敵味方問わず敬意を払い、エルリック兄弟の殺さない覚悟を認めているほか、 撤退命令後も医師の本分を守ってイシュヴァールに留まり治療を続け傷の男に殺害されたロックベル夫妻に対しては「殺される前に会ってみたかった」と発言しており、 後に夫妻の娘のウィンリィに会った際も好意的に接している(このせいでロリコン疑惑を向けられたが即座に否定している)。 【本編の行動】 イシュヴァール殲滅戦で上官から賢者の石を貸与され、大きな戦果を上げる。 しかしよほど魅力的だったのか終戦後に賢者の石の返還を渋り、上官(直属の上司はヒ○ラー似)5名を爆殺。 この行動からエンヴィーに気に入られ、自らの特性を最大限にバックアップしてくれることからホムンクルスの協力者となる。 その後、上官殺しの罪で中央刑務所にて服役生活を送っていた。 (アニメ第1話では元同僚「氷結の錬金術師」アイザック・マクドゥーガルから反体制ゲリラへの参加を誘われるがすぐに蹴っている) 初登場シーンではすぐ隣の第5研究所が爆発したのを受けウキウキしており、講釈を聞かされた看守たちから「爆弾狂めが…」と嫌悪の情を持たれていた。 やがて月日は流れ、ラストの穴埋めとして傷の男の抹殺と逃亡の疑いのあるマルコーの捕獲のため「上からの命令」で出所する。 なおその時、看守(初登場時に爆弾狂だと罵った看守と同一人物)に世話になった礼に握手を求めるが、嫌味を言いつつも受け入れた看守の腕時計を不意打ちで悪趣味なデザインの時限爆弾に錬成する。 鳴り響くチクタク音に怯え泣きながら解除を懇願する看守をニヤけながら見下ろして無視、哀れ看守は爆死… と思いきや。 実は時計は時限爆弾「風」の鳩時計に錬成されており、タイムリミットと共に現れたのはかわいらしいひよこであった。 お茶目なんだか、性格悪いんだか… 北に向かう途中で傷の男と遭遇、出所したばかりで勘が鈍っていたためか重傷を負わせられるが、強引に車両をふっ飛ばして切り抜ける。 賢者の石と錬金術を使える医師により全快、しかしエドワード達の妨害により傷の男の始末に再び失敗する。 この途中でエドワードと一時行動を共にした際、彼の言い放った「殺さない覚悟」を最後まで覚えていたらしく、後の登場時にも口にしていた。 翌日再び傷の男の捜索に乗り出し、エドワードと戦闘になる(*2)が、崩落に巻き込み瀕死の重傷を負わせる。 炭鉱を捜索中にプライドの指示により狙いをブリッグズに「血の紋」を刻むことを優先するよう指示を受け、 ブリッグズ兵の一枚岩っぷりを利用し、ドラクマ兵を騙して出撃させ、彼らをブリッグズ兵に蹂躙させることで達成した。 その後は気ままにイシュヴァール人の生き残りを殺して回っていたが、「約束の日」にお父様から幽閉されたプライドの救出を命じられ、 外で待機していたハインケルを撃退し、救出したプライドとともにアルフォンスと交戦。 アルの作戦によって回復したハインケルの奇襲を受け致命傷を負い、既にグラトニーをも取り込んで腹を減らせたプライドに食い殺される。 が……。 暴風雨? 笑わせないでいただきたい 怨嗟の声など私にとっては子守唄に等しい! 最終決戦の最中、プライドが自身の新しい容れ物としてエドに目を付け肉体を奪おうとした瞬間、魂の暴風雨(傲慢の深淵)より自我を保った姿で現れ、 美学に反する人造人間の醜態を咎め、その行動を妨害。 自ら「異端」を以って鳴る『紅蓮の錬金術師』の強烈なアイデンティティの前では、魂たちの叫びは文字通り聞き流せる、むしろ自らが爆殺した人々の断末魔に歓喜し打ち震える彼にとって心地よい程度のものでしかなかった。 人造人間の矜持だ何だとのたまっておきながら 自身に危機が訪れた途端に下等生物と見下す人間の容れ物に逃げ込もうとする…… 貴方 美しくない その隙をついてプライドの内部に潜り込んだエドの勝利を確信するかのように微笑み、紅蓮の錬金術師は帽子を上げて別れの挨拶を残すと、暴風雨の中へと消えていった。 最終27巻でも扉絵に回想とその存在感は最後まで色褪せなかった。 でも最後の最後の土壇場にエドの味方したからって、人類サイドの人々が組む円陣の中にしれっと紛れ込む神経の図太さはどうかと思いますよ…… 死から目を背けるな 前を見ろ ―そして 忘れるな ホムンクルスの協力者の中では、「大きな世界の流れの中で人間とホムンクルスのどちらが生き残る力を持つのか観てみたい」と述べるなど、 レイブンら永遠の生命欲しさに協力した通常の軍部の協力者とは一線を画している。 その言動・行動は敵味方を問わず多くの者に多かれ少なかれ影響を残しており、存在感は大きい。 ロイ・マスタングがイシュヴァール政策をマルコーから頼まれた際に脳裏を過ぎったのも、殲滅戦の際にキンブリーが言った上述の言葉である。 ちなみに作者曰く、ミドルネームのJは「ジャジャジャジャーン」のJらしい。つまり適当に決めた。 よく鰤、寒鰤などと略されたりもする。男の娘じゃないぞ! おまけの4コマより、住まいは『はがね荘』でG様駆除に錬金術を使い、大家さんにしこたま怒られた。 と言うか彼にもそれを思わせる触覚(特にアニメ)が生えうわちょ何をすry FA版の円盤特典の4コマ劇場では2回もガーフィールさんの餌食になったり全裸でプライドの中から取り出されて思いっきり地面に叩きつけられるなど、ろくな目にあっていない。 ハガレン展や書店購入特典の書き下ろしなどではやたらマッチョメン達に絡まれ、悪夢を見たり妙な入れ墨を彫られたりしている。彼にとって筋肉モリモリの姿は美しくないらしい… 【台詞集】 「私からすればあなたがたの方が理解できない 戦場と言う特殊な場に正当性を求める方がおかしい 錬金術で殺したら外道か? 銃で殺したら上等か? それとも 一人二人なら殺す覚悟はあったが何千何万は耐えられないと? 自らの意思でこれを着た時に すでに覚悟があったはずではないか? 嫌なら最初からこんなもの着なければいい 自ら進んだ道で何を今更被害者ぶるのか 自分を哀れむくらいなら 最初から人を殺すな 死から目を背けるな、前を見ろ 貴方が殺す人々のその姿を正面から見ろ そして忘れるな 奴らも貴方の事を忘れない」 「身体の底に響く実にいい音だ 脊髄が悲しく踊り鼓膜が歓喜に震える それも常に死と隣り合わせのこの地で感じる事のできる喜び 何と充実した仕事か!」 「ぃぃぃぃぃぃぃぃいいいいいいい良い音だ!!! すばらしい!!すばらしい 賢者の石!!」 「誰?」 「あんな形式ばったもの自分が異端であることを理解していれば常人のふりをしてパスできます」 「ああご心配なく 私ロリコンの気はありませんから」 「世界の変わる様を見てみたい 覚悟と覚悟 意思と意思 命と命 信念と信念のぶつかりあい 人間側と『進化した人間』と名乗る人造人間側のどちらが勝つのか見てみたい」 「自分が今のこの世界において異端である事はとっくにわかっています」 「私を見下ろすな…!!」 「その甘さと私が賢者の石をもう一個持っているかもしれないという思考に行き着かなかったのが―――――貴方の敗因です」 「ああ なんて事でしょう せっかく新調したスーツが汚れてしまった 仕事熱心もほどほどにしなければいけませんね 本番はこれからだというのに」 「戦い敵を倒すのが、あなた方兵士の本分 人の命を助けるのが、医者の本分 この人達は本分を貫き通したのですよ 私は意思を貫く人が好きです 残念ですね、生きているうちに顔を拝んでおきたかった」 「ならばもうひとつの可能性 あなた方は元にも戻れず皆も救えないという選択肢も用意しなさい」 「暴風雨? 笑わせないでいただきたい 怨嗟の声など私にとっては子守歌に等しい!!!」 「殺す? 貴方 エドワード・エルリックをわかっていない!」 「アッー!」 【アニメ2003年版】 声:うえだゆうじ 当時、原作キンブリーは刑務所を出ておらずまだ謎に包まれた存在だったため、完全アニメオリジナル設定で造られたのが2003年版である。 つまり、同姓同名で顔がそっくりなだけの別人として見た方がよい。 性格は皮肉屋で信念といったものは薄く、爆弾の錬成で人を殺す事に快楽を見出す異端児。 原作以上に粗暴であり、酔った勢いで護衛の兵士に外出禁止令を解かせようとしたり、表面上は仲間だったマーテルを敵対後にバケモノ呼ばわりするなど、 慇懃無礼な敬語で包み隠した本性が露見することがよくある。 また、アルとの戦闘でアルの策で閉じ込められて自分の爆発に巻き込まれた時、笑みを浮かべており、純粋な爆発に対する欲求などはこちらが強いと思われる。 ただ人間と言う存在自体には大した価値を見出だしていないという点ではある意味で原作と共通すると言えるかもしれない。 ちなみに、バスクが暗殺されエンヴィーが成り代わっていた際には、その言動を見て「准将閣下はあんなに聡明ではない」と偽物であると看破していた。 バスクを嫌っていたのは、イシュヴァールでの戦いで獲物を横取りされた恨みもあったからというのが傷の男の回想でうかがえる。 容姿も白いスーツを愛用して身なりに気を使っていた原作と異なり、着崩した服装に逆立った髪型(原作と違い布を巻いて一本結びにしている)という ワイルドな風貌をしている。 まだ当時顔が暗がりの中でしか描かれていなかったので、あの特徴的なゴキブリ前髪もない。瞳は金(黄)色。 人体を直接爆弾に作り替えるという錬金術を得意としており、イシュヴァール殲滅戦においては賢者の石を用いた大虐殺を敢行(後に原作に逆輸入)、 挙句にアメストリス兵を人間爆弾に変えて特攻させるという原作以上の非道に及び、「仲間殺しの爆弾魔」と呼ばれていた。 尚、この錬金術は人体そのものを材料にしているが真理の門に飛ばされる描写は無いためエルリック兄弟が行った「人体錬成」とは異なる模様(*3)。 第五研究所の騒ぎに乗じて脱獄した後は、タッカーと共にデビルズネストに潜伏していたが アーチャーから軍復帰を持ち掛けられると、グリード達をあっさり裏切り一味壊滅の原因を作った。 その後リオールで「傷の男」との激闘の末、手刀で胴体を貫かれるも最期の意地でアルのふんどしに手を突っ込んだり鎧にすりすりしたりした挙句、 彼を時限爆弾に錬成し、一矢報いて力尽きる。 手刀で体を貫かれながらもアルを爆弾に変え、それを自慢気に喋りながら笑って死んでおり、凄まじい生命力の持ち主でもあった。 ちなみにそのあと、キンブリーの死体はスカーによってリオールの外れに投げ捨てられ、アメストリス軍に進撃を開始させる嚆矢にされた。 …この時スカーさん、両腕ないのにどうやって? 裏鋼では監督をSATSUGAIした。 【台詞集】 「人間の体は大半が水分ですが多少の金属原子を含んでいます、その組成と若干の有機物を利用すれば簡単に爆発性の物質に錬成できるんですよ…」 「ハッキリ言っていいんですよ、女も子供も見境なくボーン♪ それを止めようとした上官も…」 「駄目、か?」 「大丈夫かい?君ならいい花火になりそうだぁ」 「私は元々軍人です。ならず者に恨まれる筋合いはない」 「あの鎧、必ず爆発させてやる!」 「いいことを思いついた、少しずつ貴方の体を爆発させてあげましょう」 「ハハハハ! 逃げるだけですか? 貴方達と同じ肌の色のイシュヴァールはもう少し歯ごたえがありましたよ!」 「私に言わせれば、人間はちょっと作り替えるだけでただの爆弾になる…人間なんてそんな大したものじゃない 私も…貴方も…虚しいもんです……空っぽなんですよ!」 「ハハハハ! ヤッタ! ヤッタ! 貴方の身体は立派に錬成されましたよ!」 「聞こえますか? 死の秒読みが!貴方の腕はゆっくりと大気中の酸素と化合し、やがて…」 「嗚呼いい感触だ…君なら素晴らしい爆弾になれ…ますよ!!」 余談になるが、原作とFAでの名前のスペルは“Solf・J・Kimblee”でアニメ一期では“Zolf・J・Kimbly”である。 おや、追記・修正しないんですか? 美しくないですね……(パンッ) ドカーン △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] いいこと思い付いた 阿部さんと同じ台詞なのに続く言葉がwwww -- 名無しさん (2013-10-21 06 05 57) ↑どっちにしろド変態だがなww -- 名無しさん (2013-10-28 22 45 03) ジャジャジャジャーンw w ww -- 名無しさん (2013-12-09 11 37 07) 今まで読んだ漫画の中の悪役で、一番好きな人物。殲滅戦の時、大佐たちに説いた台詞は頷けるもので、彼なりのポリシーが感じられる台詞だった。 -- 名無しさん (2013-12-13 19 32 14) 傷の男と最後まで決着をつけてほしかった。お互いに因縁があった相手だったのに。 -- 名無しさん (2013-12-18 17 14 45) 紳士なのも意思を貫く人間が好きなのも本当なんだよなあ。狂人だけど。 -- 名無しさん (2014-02-03 01 18 21) アルスラーン戦記のダリューンの鼻から上がこの方にものすごく似てる気がする。そのおかげでダリューンがものすごく頼もしく見える -- 名無しさん (2014-05-15 02 00 22) 最終章での「怨嗟の声など~」の台詞はゲスもここまで突き詰めると清々しいなあと感じた -- 名無しさん (2014-05-29 22 28 44) 旧アニメ版はいってみればただのシリアルキラーの爆弾魔だけどうえださんの怪演もあってマジで怖かっからあれで正解だったと思う -- 名無しさん (2014-05-29 22 44 46) 自分に素直で心変わりしないところが彼の魅力だ。逆境に弱気になったり誘惑に有頂天になったりする将官たちよりずっと有能で堂々としている。大佐を説き伏せるシーンはもう何もかも知っているんじゃないかって雰囲気があったね。例外はあるけど徹頭徹尾動じない姿勢は見習いたいもんだ -- 名無しさん (2014-10-05 15 25 03) そんなキンブリーさんでもガーフィールさんには敵わなかったようだが(アニメ第二期DVD特典のハガレン四コマ劇場より)wwww -- 道尾 (2014-11-03 09 10 22) コイツのこと全然好きではなかったが、最後の土壇場で出てきた時は「よっしゃー!それでこそ!!」と叫んじまった。やっぱ好きだったんだろうな -- 名無しさん (2015-02-03 21 33 53) バトルは3連敗、スカーの暗殺にも失敗、賢者の石とキメラをエド側に取られそのせいで後に自分が死ぬ -- 名無しさん (2015-03-24 01 32 47) 色んな作品でサイコパスやら狂人やらでてくると、比較対象として話題にされる気がする。いい意味で。 -- 名無しさん (2015-04-01 20 54 14) エドに「殺さない覚悟」を言われたことをきっちり覚えていたんだよなあ -- 名無しさん (2015-04-05 21 53 19) なんでイシュヴァール殲滅戦の時に賢者の石を返すのを惜しんだんだろうな。別に強さとか求めてるタイプでもないのに -- 名無しさん (2015-04-14 02 21 24) ほかの漫画のキャラに対していろんな意味で天敵としてみることができるキャラだと思う。こういうタイプの奴は珍しいと思う。 -- 名無しさん (2015-04-14 07 47 32) 最期まで信念を感じたのは良かったよね。 ↑2 -- 名無しさん (2015-04-14 08 28 12) すまない、ミス。 ↑3 そりゃ、あったら便利で困る物でもないからだと思う。殺しに優勢、自分の身を守るのにも便利だし、持っていてデメリットがあるもんじゃないしね -- 名無しさん (2015-04-14 08 29 24) 活躍自体は少ないし割と負けてるのにキャラの魅力は損なわなかったな -- 名無しさん (2015-04-14 15 02 02) ゲンスルーと同じ声 -- 名無しさん (2015-07-07 12 50 58) 2期opのゴールデンタイムラバーのサビ聴くとこの人思い出す -- 名無しさん (2015-08-03 19 00 09) 文字通り死んでも一切反省も贖罪もしなかった殺人鬼なのに、味方キャラの大集合扉絵に混じってるんだよな。手と帽子だけだけどw まぁ大量殺人も(本人ノリノリとはいえ)「仕事だから」と言われればそうだし、殺人鬼なのはスカーもだし…評価の難しい奴だ -- 名無しさん (2015-12-02 19 12 52) 直接戦闘だとイマイチパッとしなかったり賢者の石落としたせいで後々逆転される要因作ったりで裏方工作の方が向いてた感があるお方 -- 名無しさん (2015-12-29 11 41 52) 女性に紳士的と言われてるけど絡んだ女性はウィンリィだけなんだよね -- 名無しさん (2016-03-30 22 04 58) 陰と陽……、対消滅? -- 名無しさん (2016-06-09 13 39 35) 深夜2時30分から見ていたハンターハンター -- 名無しさん (2016-06-30 13 29 55) ホーエンハイムですら悪夢と言った魂の奔流を子守唄と言い切る異常さよ -- 名無しさん (2016-07-16 10 54 19) 漫画版のほうが圧倒的にかっこいい、けどアニメ版の「ちょっと硫黄が足りないな」って言ってその辺の人を材料に使うシーンはいい感じにキチガイで好き -- 名無しさん (2016-09-05 16 31 18) イカれてるから爆発物錬成を習得したのか、錬金術を極めたせいでイカれたのかどっちなんだろ? -- 名無しさん (2016-09-05 16 33 12) ↑よく考えると彼の言う美学と爆発ってあんまり関係性がないんだよね…w イカれた殺戮者になったのは戦争に駆り出されたのが一番の理由かもしれない -- 名無しさん (2016-09-05 17 39 44) とんでもない奴だったが、キンブリーがいたからこそ、この漫画が面白かったと感じるのも事実 -- 名無しさん (2016-10-20 22 10 31) 一種、異常者なりに自分を「やりきった」やつだからな、自覚がある種本望ってレベルで -- 名無しさん (2016-11-15 20 21 20) 人格的にはまごうことなき屑なのに、一切ブレる事無く己の信念を貫き通せば尊敬に値するキャラになる。と自分はこの方から教わった。 -- 名無しさん (2016-12-07 09 54 36) >『自ら進んだ道で何を今更被害者ぶるのか。自分を哀れむくらいなら、最初から人を殺すな』今まで散々、殺してきたくせに『実は人殺しなんかたくないの』とか、ふざけた事を言い出す奴に対する、作者なりの皮肉かな? -- 名無しさん (2017-01-10 15 10 00) そんな意図なんか微塵もないけど、最後は結果としてエドを助ける形になったな。 -- 名無しさん (2017-01-30 01 00 45) コイツといい、「NARUTO」のデイダラといい、「ジョジョの奇妙な冒険」の吉良吉影といい、アニメや漫画の爆弾魔は妙な美学(芸術家気質?)の持ち主だらけだな。 -- 名無しさん (2017-01-30 01 50 16) ↑メガネの爆弾魔「爆弾魔に奇人変人狂人は居ても、筋の徹らないやつは居ません。何故かって?爆弾の条件とは"爆発するかどうかを管理できる”ことだからです」 -- 名無しさん (2017-01-30 02 27 02) 生命力に関しては2003年版の方が上だとおもうんだよね。2003年版だと首をやられても最期っぺしそう。 -- 名無しさん (2017-02-16 00 44 35) 本人の言を信じるなら国家資格の取得以前から狂ってたのに、殲滅戦まではそれをおくびにも出さずに社会に潜伏し続けてたって事だよね…。アメストリスってヤバい奴が多すぎない? -- 名無しさん (2017-02-16 09 45 53) ↑性格異常は元からとして、こいつの初めての人殺しがいつどんなものだったのかっては気になる 意外とマスタングたち同様に戦争デビューだったのかもしれないけど… -- 名無しさん (2017-02-16 13 09 14) 試験では常人のふりしてたと言ってたし国家資格を得るまでは周囲にもまともっぽく振る舞ってたのかもね -- 名無しさん (2017-02-20 21 12 22) 倫理は狂ってても頭脳は正常だからな、模範解答さえ理解してればどうにでもなったんだろう、「自分が狂ってるのを理解してて、狂ってる自分をやりきろう」ってならで覚えないといかんなければ技術だろうよ -- 名無しさん (2017-02-20 23 40 49) 爆弾能力、白スーツ、サイコパス、快楽殺人鬼とやっぱりジョジョの吉良を踏襲した設定が多いな 作者がジョジョを含む荒木飛呂彦作品に影響受けたのもあるだろうな CHRONICLEでも対談してたし -- 名無しさん (2017-04-21 22 36 55) うえだゆうじの方が好きだな。声は -- 名無しさん (2017-04-21 22 56 30) 最後、プライドの崩壊と共に消える時異質者らしい笑みで去っていくとこ見ると、「人の勝利が見えて」満足したんだろうなと思える。 -- 名無しさん (2017-06-19 11 43 05) ↑ ホムンクルスとしても超越者であるお父様を別とすればホムでは頂点とも言えるプライドがその信念を揺るがせ、一方で人間のエドは信念を貫き通したからな。最期のグリードと同じ、「もう満足だ。何も要らない」という心境になっていた気がするな -- 名無しさん (2017-11-10 23 05 41) 生活は基本的にクズだけど嫌いになれないしかっこいい -- 名無しさん (2017-11-29 19 36 42) ↑間違えた性格だった -- 名無しさん (2017-11-29 19 37 27) Gに爆破錬金使うから性格クズでもあながち間違いじゃない -- 名無しさん (2018-01-17 19 02 37) それはおまけの4コマだろうが -- 名無しさん (2018-06-27 11 12 16) 変わっ価た値観の持ち主だけど、ロックベル夫妻や、エドの殺さない覚悟に対する反応から見ると、他人の考えにも理解を示すのよな。 -- 名無しさん (2018-07-29 08 10 20) 価値観を貫く人は好きってだけだからね -- 名無しさん (2018-09-25 13 15 02) 「ハァーイ」 -- 名無しさん (2019-03-05 22 24 49) 素手での戦闘は強くなさそうな感じがするが、どうだったんだろうな -- 名無しさん (2019-09-24 10 11 43) 物語での役割はカッコイイけど、本質はただのサイコパスであることは忘れちゃいけない。しかも自覚がある分めちゃくちゃタチ悪い -- 名無しさん (2019-09-24 11 56 35) ↑そういえば、自覚があってなおかつ「普通」に見せようとしてたな。精神鑑定がどーのこーの。 -- 名無しさん (2019-09-24 18 58 35) 吉良とこいつの闘いを見てみたい -- 名無しさん (2019-11-23 21 21 44) 最期が何故かかっこよくて笑った -- 名無しさん (2019-12-18 19 37 12) 本編じゃボロ負けだけどムショ暮らしから出たばっかなのもあるよね -- 名無しさん (2020-01-02 16 43 54) どっちかっつーと殲滅戦で真価を発揮するタイプだしな -- 名無しさん (2020-02-16 20 19 13) ウィンリィが無理やり車に乗ってきた時、漫画だと最後まで面倒見るのが整備士の仕事って所に感銘を受けて了承したように思ったが、アニメだとふぅ仕方ないですねやれやれみたいな感じになってて残念 -- 名無しさん (2020-05-16 09 33 27) イカレた殺人鬼のクセに割と共感できること言ってるから面白い。彼なりに『命』というものに向き合っているから主人公達に対するアンチテーゼとして良いキャラしてた。 -- 名無しさん (2020-12-21 23 27 15) イシュヴァールのときのロイやリザとの会話は何回見てもいい。「人を殺すのは嫌なら、殺した瞬間に達成感を覚えることが一度もないのか」「忘れるな。彼らもきっと忘れない」このあたりの一本筋が通ってる感じほんと好き。 -- 名無しさん (2021-03-10 01 46 57) 何だかんだでロックベル夫妻には敬意を称してるの好き -- 名無しさん (2021-05-04 13 07 55) 「怨嗟の声など私にとっては子守歌に等しい」←つよい 「貴方 エドワード・エルリックをわかっていない!」←いや誰目線やねん -- 名無しさん (2021-06-15 09 29 30) 一歩歯車が狂えばウィンリィの両親の仇になってたかもしれない人物。 -- 名無しさん (2021-06-21 12 34 15) こいつの凄いところは自分の心情に誇りがあるからなのか、他人の考えに耳を傾けそれは、自分の考え方は変わらないにしてもそれとして受け入れることだよな。人殺しだけど、殺すということに関してとても礼儀正しいと思う。 -- 名無しさん (2021-08-16 00 21 44) 「戦場はそもそも敵を殺す場所です」簡潔なFAアニメ版の台詞も好き -- 名無しさん (2021-11-07 22 48 15) サイコパスつってもこの人一般人は殺してなかった気がする。敵対者や戦場でしか殺してなくないか -- 名無しさん (2022-03-03 18 06 05) こういうキャラ見てるとイカれてるから信念を通せるのかイカれてないと信念を通せないのかと考える -- 名無しさん (2022-05-01 02 37 14) もし今ハガレンがアニメ化してたら声優は山野井仁さんがやってたのではと思う時ある -- 名無しさん (2022-09-24 19 03 20) ↑3イシュヴァールの民間人を殺したが、意外にもアメストリスの一般人とかは殺した描写がないな -- 名無しさん (2022-10-03 13 23 20) ↑本人が言ってたようにある程度の見境はあったんだろうね。 -- 名無しさん (2023-04-01 21 25 04) 旧アニメ版のセリフ完全にエアプキンブリーで爆笑したww -- 名無しさん (2023-06-09 11 29 01) 名前 コメント
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ゾルフ・J・キンブリーの悦と憂鬱 ◆lDtTkFh3nc 槍で刺せば死ぬ。 どんなに屈強な『番長』でも。 どんなに狡猾な『女狐』でも。 …どんなに狂った爆弾魔でも。 平等に、人は死ぬ。 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 目は覚めてるんだろう。 ただ、なんだか体が動かない。 ……俺、何してたんだっけ。 ゆっくりと瞼が開く。 弱々しく首を動かして、周囲を見る。 たった二つの動作をするのにも随分時間がかかった。 安藤潤也は少しずつ思考を回復させていく。 「おはようございます、と言っても今はお昼ですがね」 しかし、回復しきる前に声をかけられた。 視線だけそっちへやると、男が立っている。 見覚えがある。確か話をした事もある。誰だったっけ? 「失礼ですが、少しキレイにさせて頂きましたよ。貴方の格好はあまりに酷かったので」 そう言われて初めて気がついたが、自分の上着が脱がされている。汚れていたからだ。 汚れ?なんで汚れてたんだっけ? 「それと、少し信用がならなかったので多少細工をしました」 動こうとすると、両足が鎖で縛られていることに気づく。これじゃ逃げられない。 でもまぁ、首輪よりマシだ。 …なんで首輪なんて思い浮かべたんだろう? ……もう、やめよう。どうしたって逃げられない。 俺に残された道なんて、もう10個もないだろう。 きっと選ぶまでもない。 覚悟を決めて、潤也は顔をあげる。その目はひどくよどんでいた。 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 「意識はハッキリしましたか?」 「あぁ、おかげさまで」 キンブリーが入れた紅茶もほんの一口飲んだだけで、潤也は再び押し黙った。 状況はちゃんと理解している。当然ペラペラ喋る気分じゃない。 意識こそハッキリしていたが、頭の中はまだ少し混乱したままだ。 しかし質問には一応答えた。彼の質問は潤也の現状を知ろうというもの。 この殺し合いに巻き込まれてからの行動をいろいろと質問される。 要所をボカしつつ潤也は返答した。 その対応を見ながら、キンブリーという男を見定める。 自分は妲己を刺して、どこをどう走ったのかこのキンブリーと出会った。 そこで死者蘇生の方法が実在するかどうかを確認した。現状はそれだけだ。 しかし眠っている間に拘束されてしまったわけである。マヌケな話だった。 答えるだけ答えて少し落ち着いてきた。今度はこちらの番だ。 「拘束が気になりますか?失礼とは思いましたが…まぁあの格好でしたからね。 当然の対応と思って下さい」 「そんな事はどうでもいいんだ。アンタ…死人を蘇らせられるんだろ?」 「えぇ」 改めての問いにも、キンブリーの答え方は実に軽いものであった。 「証拠は?」 潤也の視線は淀んでいるが鋭い。 「勘違いなさっているようなので言い直しましょう。出来る可能性が非常に高い、と」 その後キンブリーは自分の計画を説明してきた。 錬金術、神を決める戦い、空白の才… 夢物語のような話だ。おまけにこの男が嘘つきであることは既に知っている。 やっぱりな、と潤也は思った。やっぱりあいつは騙されてるんだ。 一人の少女が思い出され、すぐに消える。 「実証は出来ないワケだ」 「残念ですがそうなりますねぇ」 紅茶を啜るキンブリー。 自分の論理を疑われているというのに、えらく余裕があった。 「……アンタ……安藤って名前の人間と他に会っていないか?」 「…いいえ。御兄弟ですか?」 その質問に、なぜか胸が締め付けられるように痛んだ。 「う、ガハッ」 不意に息が出来なくなったような気がして咳き込む。 慌てて紅茶に手を伸ばし喉に通すも、美味しいとは全く感じなかった。 ひとまず落ち着きを取り戻す。 「大丈夫ですか?」 「うるさい……俺の槍は?」 「あちらに立てかけてあります。危ないですから」 見るとキンブリーの背後に槍はあった。 ふぅ、とため息をつき、質問を続ける。 「なんとか番長ってヤツに嘘を吹き込んだだろ」 相手は顔色ひとつ変えなかった。 淡々とした調子で答える。 「えぇ、幾つか虚偽は織り交ぜました」 「チッ」 否定されないのが腹立たしい。まるで自分が聖者であるような態度だった。 どの話も胡散臭く、どの話も信じたくなる。混ざりこみすぎて判別が難しい。 先程自分に質問をしてきていた時も、まるで真意をみせないような… それでいて正直に何でも話しているような…曖昧な感覚に囚われた。 「しかし全てではありません。貴方にも話した蘇生の話は真実ですから」 「……」 潤也はまたも黙る。 イライラする男だが、別にもう関係ない。彼にはするべきことがある。 兄の存在が本物なのか。あるいは根本的に、兄を蘇らせる事ができるのか。 それを確かめたくて、偶然接触できたこの男に話を聞いた。 でもやっぱり、信用できなかった。こいつの話はどれも確たる証拠がない。 『能力』で潤也にはわかる。嘘ではない。でも決して真実とは言えない。 こんな不確かなものにすがるのは嫌だ。 特に、もし本物だとすれば兄を危険には巻き込みたくなかった。 あとはここからどう脱出するかを考えていると… 「……やはりお伝えしておきましょう。安藤という名ですが、聞き覚えはあります」 ピク 黙り込んでいた自分を眺めていたキンブリーが、憂鬱げに話しだす。 信じるな。 そう自分に言い聞かせる。こいつは嘘つきだ。 「数分前に行われた放送の中で、その名が呼ばれました。大変…残念です」 「嘘だ」 即座に否定する。 彼には能力がある。1/10=1。 相手の発言が嘘か本当か、それだけなら見破ることも出来る。 潤也はちょうど近くにあった名簿をひったくり、兄の名前を再確認する。 その文字は決して赤く染まってはいなかった。 「…名簿ですか。実はその名簿には少々変わった機能がついていましてね。 どうやら持ち主が放送内容を聞く等して、死を知らない限り赤くはならないようです。 それは貴方に差し上げたもの。辛いとは思いますが…こちらを見てください」 この発言は嘘か真か…なぜか、しっくりこない。 能力が及ばないということは…嘘でも真でもあるということなのか。 それとも一息に話してきた内容が長すぎたのか。 相手が見せてきた名簿。 無意識に後ろから名前を確認していた。 確かに自分の見た名簿と随分赤く染まっている人間の数が違う。 …妲己。わかってはいた事だ。驚異が減った、それだけだ。 …剛力番長。死んだ、結局。だから、だから言ったんだ… …金剛。今更自分が、コイツに何を思えるというのか。 …沖田。ざまぁみろ。死んだんだ、アイツだって、アイツだって! ここまで確認して、目が止まる。 正直、これより上を確認するのが怖い。 しかしそうは思っていても小さな名簿。『それ』は彼の瞳に映る。 兄の名が、赤く染まっていた。 「……よ……来い」 「?」 本能的に小さく呟く。同時にザザッと音がした気がした。 キンブリーは不思議そうにこちらを見ていた。 いつの間にか手に携帯電話なんか持っている。 ふきんしんだな。場違いにもそう思った。 別に確証があって言ったわけじゃない。ただ、そんな気がしただけ。 でも、それは正解だったらしい。 獣の槍が戦慄き、彼の手元へと舞い戻る。 ぞわり、と髪の毛が伸びた。 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ゾブリ 槍で一突き。それで終わり。 潤也の手にした獣の槍は、キンブリーの喉元にしっかりと突き刺さっていた。 一気に抜き取られ、キンブリーは喉を押さえつける。 しかし、吹き出す真っ赤な鮮血が血溜まり形作った。 キンブリーは一度前かがみになった後、その場に仰向けに倒れる。 協力者の命たる携帯電話もころりと落ち、ザザッとノイズを発している。 初めて味わう感覚に、自分でも驚いた事に笑みが漏れた 首周辺は血まみれとなり、息が荒くなってくる。 (これは…存外…) 僅かな笑みを浮かべて倒れた錬金術師は見上げる。 目の前の少年の瞳は、真っ暗だった。潤也は足元の鎖を槍で断ち切る。 「アンタみたいな嘘つきには頼らない。兄貴は俺が助けて、俺が守る」 彼を制するものは何も無くなり、獣は、弾かれたように駆け出していった。 まるでこれ以上ここには居たくないとでも言いたげに。 後には惨劇の舞台装置だけが残される。 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ かける、駆ける、翔ける。 頭の中にグルグル渦巻く思考を従えて、安藤潤也は走る。 兄貴は死んだ。 でもやっぱり生きていて。 今もまだどこかで生きている。 蘇らせればいい。 唐突にそんな言葉が思い出される。 実際に兄貴は生き返っている…かもしれない。 あの男の言葉も、もっともらしいといえばもっともらしい。 だが、絶対に信用はしない。 あいつはやっぱり嘘つきだった。 それも俺が最も、最も許せない嘘をついた。 兄貴が死んだ 何度自分で反芻した言葉だろう。 二度と思い起こしたくない言葉だった。経験だった。 ここにいる兄貴が本物であれ偽物であれ…もう一度死んだなどと、思いたくない。 嘘だとわかっていても…あんな言葉を、文字を押し付けてきたあの男は許せなかった。 だから刺してやった。その事には何の罪悪感も浮かばない。 だが アイツの蘇生の話が嘘だとしても、ここにいる兄が本物なら蘇生手段は存在することになる。 あるいは妲己の話が本当なら… 今名簿上の兄が本物であれ、偽物であれ、いくつもの可能性がある。 二度と会えぬと思っていた兄と…再び笑顔で暮らせる可能性が。 それこそ潤也が流されてまで欲する世界の姿。 それを遂げるには何が必要だろうか。 考えろ 考えろ 考えろ ただ探して見つけて…じゃ駄目だ。 殺し合いの真っ只中二人で再会を喜んだって、二人揃って殺されてお終いだ。 考えろ 考えろ 考えろ 憎い 憎い 憎い ふと自分の中で、誰かの渦巻く感情が大声をあげていることに気がついた。 憎いか あぁ憎いさ。兄貴を殺したヤツ、利用しようとしたヤツ、みんな憎い! ならば倒せ 肉親を奪った憎き存在を倒せ 命を弄んだ憎き悪魔を倒せ あぁ倒すさ。兄貴の敵は俺が倒す、全部 俺の力を振るい、邪魔になるものは全て薙ぎ払え 我が力、お前に貸そう だから…その魂、我が目的の為にも使わせてもらうぞ わずかに感じる…『ヤツ』を倒す為に かまいやしない…俺は、やってみせる 走れ …走るさ 進め …進むさ! 獣は駆ける。 その魂を悪意によって導かれ、憎しみに囚われて あまりに適合しすぎたこの魂は、しかしあくまでただの人間。 本来より早くその影響を受けはじめることとなる。それは制限か、あるいは槍の意志か。 獣の槍使用者に襲い来る、呪いとも呼ぶべき影響を。 大切なものをただ守ることも出来るはずだ。 だが持ち主がそれを望もうとも、『槍』が望むのは別の事。 吹き上がる憎しみをぶつけ、仇をとることこそがその本懐。 そしてそんな負の感情を押さえ込めるほど、潤也の心は正常ではなかった。 誰かの憎しみに流されてしまった。それだけの話。 魔王になりえた少年は、獣となって島を駆ける。 その瞳にはまんまるいお月さんが浮かんでいた。 暗い暗い夜の色をした、新月が。 【H-8/???/1日目 日中】 【安藤潤也@魔王 JUVENILE REMIX】 [状態]:疲労(小)、精神的疲労(大)、情緒不安定 右手首骨折、獣化開始 [服装]:上半身裸 [装備]:獣の槍@うしおととら、首輪@銀魂(鎖は途中で切れている) [道具]:空の注射器×1 名簿 [思考] 基本:兄貴を探す?兄貴の敵を探す? 0:憎い、兄貴を殺したかもしれない奴、害なす存在全てが憎い 1:憎い存在を倒す 2:…兄貴を守りたい [備考] ※参戦時期は少なくとも7巻以降(蝉と対面以降)。 ※能力そのものは制限されていませんが、副作用が課されている可能性があります。 ※キンブリーを危険人物として認識していたはずが……? ※人殺しや裏切り、残虐行為に完全に抵抗感が無くなりました。 ※獣の槍の回復効果で軽度の怪我は回復しました。 ※獣の槍による獣化が開始しました。速度や回復可能かはわかりません。 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 「……貴重な経験ができましたね」 言葉ほど嬉しそうな表情は見せず、大の字で倒れていたゾルフ・J・キンブリーは目を閉じる。 ふぅ、と一息吐くと… ゆっくりと立ち上がった。 ケホケホと少しむせ、不愉快そうな表情で喉の辺りを撫でる。 近くにおいてあった布で飛び散った血を拭う。服は汚れずにすんだようだ。 傍らに落ちていた携帯電話を拾い上げ眺めると、キンブリーはまた一つ、ため息をつく。 『趙公明が私に連絡をくれます。こちらの無事を喜んでくれたようです』 少し先の未来がそこには記されていた。 どうやらこの後こちらに連絡をかけてくるらしい。日記の確認だろうか。 しかし先程の一瞬、そしてさらにその少し前、未来日記の表示は目まぐるしく変わっていた。 「…デッドエンドを回避した、とは考えすぎですかね? まぁ、あらかじめ準備しておいて正解でした」 一度周囲を見渡した後、キンブリーはソファに腰掛ける。 「おそらくあの槍の力でしょうが…私の話をあぁも簡単に振り切った理由がわからない。 もしかすると他にも何か隠しているかもしれませんね」 彼は潤也が目を覚ます前に趙公明に電話をかけ、日記の内容を確認していた。 その内容は、放送後に自分の話によって潤也が狂い、道を踏み外すこと。 それによって彼を手駒とする未来が記されていた。 電話の後、その為に名簿に細工をするなど準備を行って時を待つ。 しかし、そこでキンブリーは一つの不安を抱いた。 彼が持っていた槍。 見覚えがあって手持ちの本を改めて確認をしてみると、正体が判明する。 Spear of Beast―――獣の槍 東方の国に伝わるという伝説の槍だそうだ。 人ならざる者を打ち倒すことに特化した、オカルトの力の結晶。 信じがたい話ではあったが、宝貝の例がある以上は信じないわけにはいかない。 そしてその力は、彼の手の中の『未来』に変化をもたらす可能性がある。 世界の法則に干渉する力。おそらくこの槍にはそれだけの力がある。 詳しくは分からないが潤也がこの槍を手放した途端に長く伸びていた髪の毛が抜け落ちた。 まともな槍ではないことは明白。伝承通りの代物ならその力は膨大だ。 そしてその力は未来日記の予知を塗り替える可能性を含む。 念の為槍を手元から離し、潤也を拘束した。 しかし拭いきれぬ不信感を警戒し、彼はその槍の特性を利用した対策を練っておく。 獣の槍は化物を倒す槍。人間を『貫く』事は出来ても、『切り裂く』事は出来ないらしい。 もし潤也がそれを知らず直接攻撃を仕掛けてきたなら、やられたフリをすればいい。 誇れる行動ではないが、それはそれで面白い結果を生んでくれるだろう。 その為のちょっとした演出として彼の返り血を練成し直し血袋を作っておいた。 使わないならそれでいいと思っていたが… 幸か不幸か、試みは成功。 日記に表示されるのは趙公明の未来だが、自分と彼の関係からして自分に何かあれば 彼の未来の行動にも変化が生じるのは必然。 案の定彼の未来にはノイズが入り、キンブリーは「未来が変化する」事を知ることが出来た。 加えて考えておいた試みを実行する事で、潤也が塗り替えた未来はさらに塗り替えられる。 キンブリーの危機は回避されたのだ。 首に嫌な違和感を与えられ相当ヒヤッとしたが…無事でいられただけよしとする。 なんの対策も練っていなければ死なないまでも、あの獣じみた身体能力に相当手を焼いたはずだ。 (彼の精神は既に摩耗していた。アレはどちらかというと獣に近い。 あまり近くで火種を仰ぎすぎると爆発に巻き込まれますし…彼に近づきすぎるのは愚行ですね。 どこかの誰かの仕込みでほぼ仕上がっているようです) とはいえ自分の煽りでさらに狂わせようとしたのは事実。 それを見破られ、中途半端な結果となったのがキンブリーには不満だった。 獣の槍の力では自分の発言の真偽は掴めないはず。 それなのに潤也は確固たる自信を持ってこちらの言葉を振り切った。 彼自身に、なんらかの「能力」がある可能性も捨てきれない。 「やはりこの日記は過信しないほうが良いでしょう。 この戦いをここまで生き延びた者達です。何かを持っていてもおかしくありません」 自分に言い聞かせるようにキンブリーは呟いた。 趙公明の未来の確認は少し後にまわし、ある目的の為、急ぎ別の部屋へと移動を開始する。 その途中少し気になることを考えていた。 解せないのは獣の槍の存在。 この会場には妖怪が存在している。彼の協力者、趙公明もその一人だ。 彼は神の陣営の鬼札であり、つまりは協力者である。 そんな彼の天敵と言うべき存在をこの会場にわざわざ用意するとは… 戦闘狂である彼のことだ、自らそれを進言したのかもしれない。 だがそれにしてもその意見が通ってしまうのだ。 神が趙公明を遣わしたのは彼の勝利が目的ではない。改めてそれを認識する。 それと同時に、一つの懸念を抱く。 獣の槍のみならず、悪魔の実、未来日記、宝貝…これらの特殊な道具は力の天秤を覆す。 この戦い、どれほど『絶大』な力を持っていようと、『絶対』はないように仕組まれているのではないか。 例えば光と影、火と水、盾と矛…対となる存在を配置することによって。 そんな事をあえてする目的というと… まず考えつくのは、その方が客観的に見たときに娯楽として面白くなるから。 この殺し合いが例えばどこかの誰かの快楽の為に開かれたのならこれだろう。 だが説明の際にムルムルらが口にしていた言葉や趙公明の存在を考えると、不自然だ。 この戦いでは最後の一人を決める。そう言っていた。 強者の戦いを眺め、最後に残った最強の男を称えるという娯楽は実在する。 だがそれだけなら趙公明が『鬼札』として遣わされる理由がない。 既にこの会場には彼が戦いたがる程の十分な戦力の持ち主が跋扈しているのだ。 単純に強者を増やし、戦いを加速させたければ彼を『参加者』として使えばいい。 彼の性格を知っていれば、それだけで戦いを加速させてくれることは容易に想像出来るはずだ。 なぜわざわざ流出するリスクを負ってまで自分たちの情報を与えて戦わせるのか。 ここからは推測に過ぎないが… 誰かを選ぶというよりは……何かを起こそうとしているとしたらどうだろう。 彼を遣わすことで、この殺し合いそのものに何かがおこるよう仕向けているのではないか。 彼の性格を承知した上で、情報を与えた彼によって起こりうる『状況』こそが目的。 彼らの目的はこの殺し合いという状況そのものではない。そんな気がする。 その果て、あるいは過程に生まれる別の状況にこそ、本来の目的がある。 だとすれば既に『新たな神』とやらになった存在がそれ以上何を望むのだろう。 全てを掌に収めたであろう存在が、何を。 仕組まれた装置で『絶対』を覆した所でそれは神の掌に過ぎず、神を超える事には繋がらない こんなお膳立てされた殺し合いの果てに彼らは何を期待している? 誰かの成長か?新たな力の発見か?あるいは『あの者達』のように、大規模な錬成陣でも作るか? どうして結果のわかるはずの殺し合いを促す? 先程の放送をおこなったのは間違いなく自分の知る「プライド」。 彼が関わっているのならホムンクルスの陣営も関わっているのかもしれない。 もしかすると……一番弄ばれているのは自分、ということなのだろうか。 全て推測に過ぎないが…それでもやはり不快、だった。 自分の望むままに行動してきた。実に楽しい思いをさせて貰っている。 その喜びも、こんな考察を行っている事自体も、全て織り込み済みだとすれば。 なんとも、気に入らない話だ。 自分の仕事を、悦びを、生きる実感を…誰かの意のままにされるというのは気分が悪い。 どうしても『それでも構わない』とは思えなかった。 そうやって生きてきたからこそ、キンブリーは異端として見られたのだから。 そこまで考えたところで一度足を止め、目の前の部屋へと入った。 考えはここで保留する。やるべき事をやったらまた考察に戻るとしよう。 なんであれ目の前の仕事が一番重要だ。 その部屋には数台のパソコンが置かれていた。 使い方などは趙公明から聞いているし、マニュアルもある。 (さて…実験は全て開始しましたし…あとは結果を待つばかり。 それまでは少し遊ばせてもらいましょうか) 手持ちの実験材料は使い切った。 解き放った材料の一つである剛力番長は倒れたらしい。 が、特にどうとも思わなかった。それなりに実績は残してくれたようだ。 その結果は先の少年で多少は確認出来た。それで十分と言える。 あとは彼がさらなる爆発を広めてくれればなおいい。 森あいはともかく、ゆのも意外な事に何かしらのアクションは起こしているようだ。 危険も増加した今、そろそろ直接火種を仕込むのは自重してもいい頃だろう。 先程のような目に遭うのも面白いが、まだ出来るだけ避けて通りたい。 別のやり方を試してみる頃合いだ。 携帯電話から確認した電脳世界。 先程見た限り、自分の悪い噂が既に随分と広まっている。 鋼の錬金術師の代理人とやらも、紅蓮の二つ名を知っているあたり本物の可能性が高い。 他にも自分への宣戦布告、実験の経過報告、あるいは便乗したかのような書き込みが目立つ。 特にゆのに対する物が多い。それなりの人数と接触しているのか。 そして… 「いいタイミングですねぇ…」 安藤潤也の兄、あるいは森あいの行方を求めた書き込みに反応がある。 内容は何もないが、連絡先が載せられていた。 これが安藤潤也の兄ならいろいろと面白いことが出来るだろう。 無論警戒は必要だが。 そういえば森あいの方はどうなっただろうか。 放送で名前を呼ばれなかったので生きてはいるのだろうが… かわりに呼ばれてはならない名前が呼ばれた。 植木耕助 彼女を動かすために使った名前。 これで自分の嘘はバレたであろうが…彼女の精神はすでに仕込みをほぼ終えている。 まともな精神状態ではいられまい。 よしんば彼女がそれを乗り越え変な気を起こそうと、『保険』がある以上問題はない。 鞄から支給品の一つであった「キャンディ爆弾」を取り出し、眺める。 (そろそろ物理的な爆発も楽しみたくなってきましたね。暇をみてまた練成しましょうか) 本来ならその辺の物からでも爆弾くらい練成できるが、制限のせいで精度が落ちている。 それ故に負担が少ないようこの支給品を基にして爆弾作りを行ったわけだが… これから天気が荒れれば参加者同士の接触も増える。そうなるとそろそろ白兵戦もあるだろう。 その対策としていろいろと考えておくべきだ。 と、そこでそれた思考を電脳世界へと戻す。 IDとやらのせいで、自分のこの携帯電話からの書き込みは特定されるようだ。 そして鋼の代理人の発言からして、すでにこのIDが警戒対象となっている可能性がある。 彼(彼女?)が本当に鋼のと接触しているなら、それだけの情報が手元にあるはずだ。 賢者の石に対する書き込みへの対応からもそれらがわかる。 ゾルフ・J・キンブリーという男は危険人物であり、このIDがその人物のものである可能性がある。 少し頭の切れる人間ならこれらの書き込みからでもそれがわかるだろう。 そして厄介なのはそういった頭の切れる相手だ。 (まぁ、それもいいでしょう) それならそれで出来る事は無数にある。 mIKami7Aiのこれまでの発言を疑うのなら、それを利用させてもらう。 それでこそ、『あの書き込み』の意味が生まれるというものだ。 絵描きを夢見る少女への、ちょっとした手助けというところか。 それにしても キンブリーは急に暗い顔をしてため息をついた。 原因は電脳上に踊るいくつかの文章達。 螺旋楽譜という日記の管理人『水濁』や鋼の錬金術師の代理人の言葉。 彼らはまったく……非道い人達だ。 信じるな 疑い続けろ 水濁はそう呼びかけている。 鋼の代理人も自分の発言を警戒し、この掲示板の書き込みに疑問を抱くよう暗に警告している。 こんな事をしたらどうなることか。 心根の強い者達はそれでいい。 疑い続けるのはなによりも難しく、流されてすぐにいろいろな事を信じてしまいたくなる。 それではこの理不尽な殺し合いを乗り越えることなど到底出来ないだろう。 そのくらい巧妙に構成された舞台であるのはキンブリーにもよくわかった。 そういう意味ではこの忠告は非常に有用なものであり、彼らは評価に値する。 だが、人間の多くは弱い生き物だ。何かを信じ、縋らねば生きていけない者ばかり。 正義に固執する少女、友人を想い過ぎた少女、夢を抱く少女…そして兄を求めた少年。 そんな者達を突き放すようなこれらの発言は、どれだけの者を苦しめることだろう。 どうしても全てを疑う事の出来ない者達は死ぬしかない。そう告げているようなもの。 まったく、非道い人達だ。 「だから私のように、信じるべき道を指し示す存在が必要となるんですよ」 冗談めかした発言と共に浮かべた笑みは、相も変わらず歪んでいた。 彼らが呼びかければ呼びかけるほど、心が強ければ強いほど…… 苦しむ者達は生まれ、自分の実験材料は増えていく。 笑わずにはいられなかった。 「さて、では救いの手を差し延べるとしますか」 そう言ってキーボードに手を伸ばす。 傍らには携帯電話。 爆弾狂は、電脳世界へと火種を仕込む。 【H-8/図書館/1日目 日中】 【ゾルフ・J・キンブリー@鋼の錬金術師】 [状態]:健康 [服装]:白いスーツ [装備]:交換日記“愛”(現所有者名:キンブリー)@未来日記(充電中) [道具]:支給品一式*2(名簿は一つ)、ヒロの首輪、キャンディ爆弾の袋@金剛番長(1/4程消費)、小説数冊、錬金術関連の本、ティーセット、 学術書多数、悪魔の実百科、宝貝辞典、未来日記カタログ、職能力図鑑、その他辞典多数 [思考] 基本:優勝する。 1:趙公明に協力。 2:パソコンと携帯電話から“ネット”を利用して火種を撒く。 3:首輪を調べたい。 4:森あいや、ゆのが火種として働いてくれる事に期待。 5:殺人日記のメールアドレスと連絡を取る。 6:入手した本から「知識」を仕入れる。 7:参加者に「火種」を仕込む? 8:神の陣営への不信感(不快感?) 9:未来日記の信頼性に疑問。 10:白兵戦対策を練る [備考] ※剛力番長に伝えた蘇生の情報はすべてデマカセです。 ※剛力番長に伝えた人がバケモノに変えられる情報もデマカセです。 ※制限により錬金術の性能が落ちています。 ※趙公明から電話の内容を聞いてはいますが、どの程度まで知らされたのかは不明です。 【キャンディ爆弾の袋@金剛番長】 ウルフファングの一人、目黒区のキャンディ番長の武器。爆薬仕込みの飴玉が多数入っている。 数は多いが、一つ一つの威力はそこそこ。 1:【生きている人】尋ね人・待ち合わせ総合スレ【いますか】 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ? 名前:麻婆豆腐な名無しさん 投稿日:1日目・日中 ID:v3hBkiCK ゆのという女の子を保護して欲しい。多分、よく話題にあがってる×印の少女は彼女だ。 短い付き合いだったけど、人殺しなんて出来る子じゃなかった。 誤解だと信じてる。お願いだ、見かけたら助けてあげてくれ。 2:気のいい兄ちゃんに協力求めたら肺をブチ抜かれたんだけど ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ? 名前:コーデリア・グレイな名無しさん 投稿日:1日目・日中 ID:v3hBkiCK 趙公明という男に気をつけて。見た目麗しい優男だけど、ドのつく戦闘狂だ。 派手な外見だから多分すぐわかる。 6:雑談スレだけど何か話題ある? ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ? 名前:地球破壊爆弾な名無しさん 投稿日:1日目・日中 ID:mIKami7Ai 随分と私の話題で盛り上がっていただいているようで、いやはやお恥ずかしい。 根も葉もない噂話ばかり…とは申しませんが、決して全てが真実ではありませんよ。 私なりの戦いをしているまでです。全力でね。 そうそう、私にもこの地で知り合った協力者が数名います。 会いたい人がいる方はそれをお忘れなく。 でなければ大切なお仲間をどこか遠くで失ってしまうかもしれませんよ。 それから鋼の錬金術師へ ご愁傷さまです。弟さん達のご冥福を心からお祈りします。 【螺旋楽譜】 コメント欄 2: はじめまして。 私、紅蓮の錬金術師と呼ばれている者です。 貴方の考え、姿勢、全てに感銘を受けました。 いずれお会い出来ることを楽しみにしていますよ。 意志を貫き通す人間は好きですからね。 ※キンブリーを特定出来る可能性のある書き込みとそうでないものは、 不自然にならないようタイミングがバラバラに書き込まれています。 ただし日中の範囲内です。 時系列順で読む Back ガラクタの魂を鳴らす者(下) Next 両目を塞ぐ悪魔 投下順で読む Back 『戦おうじゃないかっ、趙公明1番!!』作詞 C.公明 / 作曲 魔礼海 Next アダマと上天のスードパラドクス 130 運命よそこを退け、俺が通る 安藤潤也 143 デイヴィッドソンの沼女 130 運命よそこを退け、俺が通る ゾルフ・J・キンブリー 148 Master of the Game