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自作ソーマブリンガー集 このゲーム自体とは無関係なので削除(改造?)
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ソーマブリンガー ・要約版:要約スレpart2-717 ・詳細版:part38-310~313,322~328,338~342,349,351 717 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/03/17(月) 02 25 41 ID 1QvScNUg0 ソーマブリンガー 変な連中が地球に張ってあるバリアを解いて、宇宙人を呼び戻そうとします その宇宙人は、昔人間にソーマという力を奪われて地球から追放されたので人間を恨んでいます と思ったら別に恨んでませんでした 宇宙人の力によって発生してると思われていた怪物も、実は人間の恐怖心によって生み出されたものだったのです 宇宙人はこれ以上争いの火種にならないよう、ソーマの力を持って宇宙の彼方へ行ってしまいましたとさ おしまい 310 :ソーマブリンガー ◆l1l6Ur354A:2008/04/26(土) 16 46 44 ID ARU/qDlo0 ソーマブリンガー SOMA BRINGER 東のギレアデ大陸、西のバルネア大陸、南のベル・カント大陸を 大海マハ・ウェスタが隔てる世界、トルヴェール。 トルヴェールには大気中に『ソーマ』と呼ばれるエネルギーが遍在しており、 そこに住む人類は様々な形でソーマの恩恵を受け、文明を発展させて来た。 時代が進み、ソーマエネルギーを効率的に使用できる装置として 『ソーマケイジ』が開発されて以降は、工業製品の動力にもソーマが利用され始め、 人々は直接ケイジからソーマを取り出し、魔法のように利用できるようになるなど、文明はさらに発展した。 このように人々の生活に欠かせないものとなったソーマケイジの製造・管理は、 開発元である『セクンダディ』が独占していた。 セクンダディは、バルネア大陸の宗教を束ねる『教主庁』のいち僧兵団が、 その勢力の増大とともに教主庁より分離・独立した非政府組織である。 一方で、近年はソーマエネルギーの流れが乱れる現象が各地で見られ、 それにともない『ビジター』と呼ばれる謎の生命体が発生し、人々を脅かしていた。 『ビジター』は実体のない存在で、ソーマの流れが不安定な場所に現れては 動植物に取り憑いて人々を襲い、結果として多数の集落が壊滅する深刻な被害が出ていた。 ソーマの流れを安定させるのが自らの努め、と自負するセクンダディは、 対ビジター対策として軍事組織『ファルズフ』を結成し、 各地でビジター排除とソーマ場の安定化に努め、さらに勢力を拡大していった。 物語はこのバルネア大陸において、 『軍事組織ファルズフ』第七中隊のメンバーを中心に展開する。 311 :ソーマブリンガー ◆l1l6Ur354A:2008/04/26(土) 16 51 46 ID ARU/qDlo0 登場人物は以下の通り、武器はNPC時 アインザッツ:隊長。冷静沈着で端正な物腰、頼れるリーダー。二刀流。 ジャディス:副隊長。無骨で巨体だが、幽霊等が苦手。フランクな性格。斧やハンマーで戦う。 ミラーズ:短気で好戦的だが、姉御肌で世話焼き。格闘タイプ。 フォルテ:乙女チックな女性。ソーマに対する感応力が高く、ソーマケイジの管理担当。魔法使い。 カデンツァ:過去の事物に詳しく、穏やかな物腰の青年。銃を使用。 グラナーダ:メイドコスの堅物な女性。槍使い。 ヴェルト:新人隊員。好奇心と正義感が強い。片手剣と盾で戦う。(主人公) アインザッツとジャディスは旧知の仲。 ミラーズとフォルテは「ケンカするほど良い」仲。 カデンツァは『教主庁』の現在の教主の遠縁にあたり、次期教主候補のひとり。 ミラーズ、フォルテ、カデンツァは同時期に入隊で顔見知り。 グラナーダは教主庁所属の神殿騎士で、カデンツァの監視役として派遣されている。 312 :ソーマブリンガー ◆l1l6Ur354A:2008/04/26(土) 16 55 13 ID ARU/qDlo0 プロローグ:樹海の少女 アインザッツ隊長率いる『ファルズフ』の第七中隊は、人跡未踏の地・ジュネル大森林で発生した ソーマ場の異常の原因を探索中、森の奥地で巨大な繭を発見する。 新人隊員のヴェルトは繭の中に眠る少女を発見するが、やがてソーマの乱れが激しくなり、 繭は大爆発を起こす。一行は爆心地から発見された謎の少女(ヒロイン)を保護する。 Act.1:遺跡の街 第七中隊が保護した少女は『イデア』と名乗り、名前以外の記憶を失っていた。 彼女の参考人聴取のため、一行はセクンダディ本部へ戻ることに。 しかしその途中、古都・アマティーで宝物の盗難事件が起こり、同時期にアマティー周辺で ビジターが発生。第七中隊は調査のためにアマティー行きを命じられる。 紛失した宝物とは、アマティーのリネル神殿のご神体である『アポクリファ』と呼ばれる古代の遺物。 伝承によれば、アポクリファとはソーマエネルギーの集積体で、 アマティー至近のソーマ場の安定にも関係しているという。 一行はアポクリファの本体があるアマティー遺跡へ調査に行くことになるが、 イデアがアポクリファという単語に過敏に反応したため、同行させることに。 アマティー遺跡の内部を進むと、過去の遺物と思われる巨大なソーマケイジを発見。 中から『オルフェウス』と名乗る『守護ソーマ』が目覚める。 守護ソーマとは高密度なソーマが意志を持つに至った存在で、 契約した者に絶大なソーマの行使力を与えるという。 オルフェウスはイデアを見て何かを感じ取ったようで、イデアと契約し、 イデアはソーマケイジ無しでソーマを扱える貴重な存在となる。 遺跡の最深部では、謎の4人組がアポクリファを奪おうとしていた。 リーダーらしき男は『アドニス』と呼ばれ、イデアと面識があるらしかった。 しかしアドニスがアポクリファを手にしようとすると反発が起こり、 アポクリファがイデアの中に吸収されてしまった。 アポクリファは消失してしまったが、アドニスたちは立ち去り、 同時にビジターの発生も収まったことで、自体は収束した。 アポクリファとは何なのか、なぜイデアの中に吸収されてしまったのか。 そして、アポクリファを奪おうとしていた者たちは何者なのだろうか。 313 :ソーマブリンガー ◆l1l6Ur354A:2008/04/26(土) 17 04 45 ID ARU/qDlo0 Act.2:暴走 アマティー事件を解決し、再びセクンダディ本部への帰路についた第七中隊。 しかしまたもその途中で本部より緊急指令があり、機動都市オーディタール行きを命じられる。 オーディタールは、東方のギレアデ大陸より移住して来た 『ナバル人』(ネコ科の獣人のようないでたち)たちによる自治政府である。 高度な技術力を持つナバル人は、ソーマの管理をセクンダディが独占していることに不満を持ち、 独自にソーマを制御する機械『ソーマリアクター』を開発。 ソーマを動力とした要塞『グラーヴェ』を開発し、軍事力によるバルネア大陸での勢力拡大を図っていた。 しかしそのグラーヴェが初起動時に突如として暴走、機動都市部を攻撃し始めた。 要塞の動力がソーマだとすれば、要塞の暴走は周辺のソーマバランスの崩壊にも繋がってしまう。 要塞は自律行動型の戦闘機を従えて都市部を激しく攻撃し、コアの停止コードも受け付けない。 救援要請を受けた第七中隊は、直接コアを破壊するためにグラーヴェ要塞のコア内部へ侵入する。 するとそこには何と『アポクリファ』が。 要塞のソーマエネルギーの制御のために使われていたようだ。 コアを破壊すると内部の『アポクリファ』はまたもイデアのなかに取り込まれる。 コアの破壊により要塞は停止し、事態は収束した。 しかし『アポクリファ』を持ち込んだ責任者のアングスト元帥が逃亡してしまい、 アポクリファの出所は不明のままとなる。アポクリファに関する謎はさらに深まった。 323 :ゲーム好き名無しさん:2008/04/28(月) 01 57 20 ID ZmSB7Ay90 Act.3:嵐の中へ オーディタールを発った第七中隊は、ようやくセクンダディ本部のある 教主国の首都マラン・アサへ帰還。 ジュネル大森林爆発の重要参考人であるイデアは、セクンダディのマスターである ラバン・レムエル直々の聴取を受ける。 バルネア大陸各教区のセクンダディ支部を統率するマスター・ラバンは、 3年前のとある事件で半身不随となるが、その前後にソーマを自在に操る方法を発見したらしく、 以降はセクンダディの長として絶大な権力を振るっていた。 マスター・ラバンはイデアについて何かを知っている様子だが、それを彼女には告げず、 イデアのファルズフへの入隊と、第七中隊へ配属させることを決定する。 ジュネルの爆発事件や『アポクリファ』の調査には、イデアの記憶回復が欠かせないこと、 その記憶回復の助けには精神の安定が重要であること、そのためには彼女の望む環境が必要なこと、 また、貴重な守護ソーマと契約し、アポクリファを身に宿した希有な人物は 重要な戦力となる・・・というのが表向きの理由であった。 イデアの身を案じていたヴェルトは、再び一緒に旅を続けられることを素直に喜ぶ。 イデア入隊と同時に次の指令が入り、第七中隊は アデル砂漠で発生したソーマの乱れによる砂嵐の調査を命じられる。 一行は砂嵐の中心で巨大なビジターを発見、これを排除すると砂嵐は収まった。 するとヴェルトが、砂漠の奥地に古代の遺跡らしき巨大な建造物を発見する。 イデアがその建造物に何かを感じ取ったため、一行は調査に向かう。 クイント神殿と呼ばれるその建造物は、アマティー遺跡を築いた古代文明によるものらしい。 その頂上には、アマティー遺跡で対峙したアドニスたちがおり、さらに例の『アポクリファ』が。 アドニスは侵入者を防ぐために巨大ビジターを操り、砂嵐を発生させていたようだ。 アドニスは三たびアポクリファを手にしようとするが、またも反発が起こり、 アポクリファはイデアに吸収された。アドニスが激怒してイデアに近づくと、 突如、ヴェルトが強力なソーマを行使し、アドニスを阻んだ。 イデアが守護ソーマの力をヴェルトに分け与えたため、 ヴェルトも強力なソーマを行使できるようになった、と語るオルフェウス。 ヴェルトに阻まれたアドニスは、仲間とともにクイント神殿の頂上に納められていた 空中要塞『エンハンブレ』に乗り込み、上空に飛び立っていった。 去り際に彼はイデアに謎の言葉を投げかける。 「忘れたのか、イデア。 僕たちは『アレーティア』のために存在しているということを」 古事物に詳しいカデンツァによれば、『アレーティア』とは古の時代に 世界を恐怖で支配していた邪神であるという。 そんな邪神とイデアに何の関係があるのだろうか? また、ソーマケイジ無しで強力なソーマを行使し、執拗にアポクリファを求める 謎の人物・アドニスとその仲間たち。彼は明らかにイデアを知っている様子である。 イデアとアドニスの間にはどんな関係があるのだろうか。 324 :ゲーム好き名無しさん:2008/04/28(月) 02 05 29 ID ZmSB7Ay90 Act.4:古の護り手 世界各地で発生している一連のソーマ場の異常とビジターの発生には、 アドニスたちが関わっている可能性が高い。 そう判断したセクンダディは、アドニスたちの追跡を第七中隊に命じ、 一行はエンハンブレが目撃された大雪山ゾーリャへ向かう。 ゾーリャはヴェルトの故郷である。一行はヴェルトの母であり、 かつては精鋭ファルズフにも選ばれたディアナのもてなしを受ける。 ゾーリャは極寒の地にありながらも、『日拝石(にっぱいせき)』のお陰で 一年中温暖な気候に恵まれていた。 しかし『エンハンブレ』の目撃以降、なぜか日拝石の力が衰え始め、 雪が舞うほど寒くなっていた。 第七中隊はエンハンブレが目撃された西の峰へ向かう。 西の峰は日拝石の鉱源でもあり、世界各地のソーマの流れが集う特別な場所であるという。 その西の峰の火口に着陸したエンハンブレは、火口より流れ出たソーマエネルギーを大量に吸収していた。 火口内部は過去ふたつの遺跡と同じような構造をしており、そして火口の底にはやはり『アポクリファ』が。 イデアはそこで4つ目のアポクリファを吸収した。 しかし、アポクリファがイデアに吸収されてもアドニスはそれほど動揺せず、 「アポクリファなんて後で回収すれば良い」 「 リングタワー を押さえるのが本懐、急がれよ」 という仲間たちの言葉に促され、再びエンハンブレで飛び去っていった。 エンハンブレが西の峰を去ると日拝石の力が元に戻り、ゾーリャは温暖な気候を取り戻した。 第七中隊はゾーリャを後にし、エンハンブレが向かったと思われる 『リングタワー』を探すことに。 326 :ソーマブリンガー ◆l1l6Ur354A:2008/04/28(月) 02 34 36 ID ZmSB7Ay90 Act.5:呪縛の円環 アドニスが向かった『リングタワー』とは、ギナス溶岩帯にそびえ建つ 天まで届かんばかりの巨大な塔のことであった。 オルフェウスによると、リングタワーを築いたのは、3000年前に栄え、滅び、 人々の記憶から忘れ去られた『クレモナ文明』の技術であるという。 そして『アポクリファ』が安置されていたアマティー遺跡、クイント神殿、西の峰の遺跡等、 さらに『アポクリファ』・・・これらはすべてクレモナ文明の遺産であるというのだ。 そのタワーの頂上から地平線に向かっては、トルヴェールに住む人々が特に意識もせず、 そこにあるのが当然のように受け入れていた『リング』が伸びていた。 クレモナ文明の手になるというリングタワーの内部にはやはり『アポクリファ』があり、 5つ目のアポクリファがイデアに吸収される。 そして一行がタワーの頂上にたどり着くと、待ち構えていたのはアドニスと、なんとマスター・ラバンであった。 ラバンは語る。『ソーマ』とは人類がかつて『神』・・・『アレーティア』から奪い取ったものであると。 『ソーマ』を奪われたアレーティアは宇宙に追放され、復讐を恐れた人類は地上を『リング』で覆い、 アレーティアが地上に戻るのを防いだ。しかしリングの老朽化とともにわずかなほころびが生まれ、 アレーティアの意識が地上に到達し始めた。それこそが『ビジター』なのだと。 ラバンは3年前に辺境ベネスに赴いた際、繭の中で眠るアドニスを発見し、 彼がその身に宿していた『アポクリファ』を強奪したという。 ラバンはアドニスの抵抗で半身を失ったものの、引き換えにソーマを自在に操る術を得たのだった。 マスター・ラバンは、さらにイデアが身に宿す4つの『アポクリファ』をすべて吸収しようとする。 『アポクリファ』をすべて得れば、ビジターを統率する能力が得られるだろう。 ビジターを適度に操り、人類共通の敵に仕立て上げれば、人類は戦争を止め、結束を高めるだろう・・・ それが彼の理想であった。 しかしその強烈な欲望にアポクリファが反応し、ラバンは逆にソーマの力に取り込まれて絶命。 人間ごときにアポクリファが扱えるはずがない、とあざ笑うアドニス。 彼はラバンから自分自身のアポクリファを取り戻し、 さらにイデアが取り込んだ4つのアポクリファも吸収してしまう。 そしてもうひとつ、 イデア自身が宿しているアポクリファ をも取り込んでしまった。 すべてのアポクリファを得たアドニスは『リング』を逆回転させ始める。 リングが築く障壁を取り去り、『アレーティア』本体を地上に招く・・・ それがアドニスの目的であった。 そしてアドニスはアレーティアを招く最終準備をするため、 かつて超古代文明を築いた都市・クレモナへと飛び去って行く。 327 :ソーマブリンガー ◆l1l6Ur354A:2008/04/28(月) 02 38 38 ID ZmSB7Ay90 訂正・・・イデアが取り込んだアポクリファは4つではなく『5つ』です。 339 :ソーマブリンガー ◆l1l6Ur354A:2008/04/29(火) 02 08 48 ID ZtiSOI1C0 Act.6:ここよりはるか アドニスを追って第七中隊はクレモナへ向かう。 クレモナは浮遊大陸を利用して建造された空中都市。かつて栄華を誇ったクレモナは 現在は無人となり、都市管理ユニット『ヴィオラ』が残るのみであった。 ヴィオラは人類の歴史と『アレーティア』の関係について語った。 アレーティアとは外宇宙からやって来た生命体の総称で、肉体を持たない精神体だったという。 彼らは伝承にあるような邪悪な存在ではなく、かつては平和に人類と共存していた。 肉体のない彼らはトルヴェールの人類の力を借りて地上に干渉し、 替わりに自らの持つ高度な知識と技術を人類に提供、人類の文明度は格段に向上し、 後に云われるクレモナ文明を築き上げた。 しかし知恵をつけた一部の人類は、アレーティアからその使う超能力とも言うべき力を 抽出することに成功する。その力こそ『ソーマ』であった。 魂とも云うべきソーマを奪われたアレーティアは意識のみの存在となって大気中を漂った。 その後、アレーティアを疎ましがる勢力とそれに反発する勢力との間で紛争が勃発するが、 前者が勝利し、アレーティアの復讐を恐れた彼らはリングタワーを建設。 『リング』の生み出す障壁でアレーティアを再び外宇宙へ追いやった。 しかし後にアレーティア追放派の内部で『ソーマ』の争奪戦が始まり、クレモナは滅亡した。 戦火に見舞われたクレモナの研究者は、かつて地上におけるアレーティアの肉体となるべく、 その依代として作られた高密度ソーマ集合体『マスターケイジ』を護るため、7つの『アポクリファ』に分割。 『力』を象徴する5つは鍵状の封印が施されて各地のクレモナの遺跡に隠され、 残るふたつ・・・『意志』を象徴する人型をしたアポクリファは防衛機能が働き、 それぞれ繭のなかで眠りについた。それがアドニスとイデアであった。 第七中隊に保護されたイデアと異なり、マスター・ラバンによって目覚めさせられたアドニスは、 彼の抱く欲望、野望、他者への猜疑心など、人間の負の感情に強く影響されたため、 人類に対する強い恐怖心、敵対心を持って目覚めてしまった。 そして彼は、アレーティアの依代としての役目を果たすべく、全世界のソーマエネルギーを集めて リングの障壁に穴を穿ち、地上にアレーティアを呼び込もうとしていた。 アレーティア本体が地上に降り立てば、全ての生物がビジター化してしまうだろう、とヴィオラは語る。 340 :ソーマブリンガー ◆l1l6Ur354A:2008/04/29(火) 02 10 02 ID ZtiSOI1C0 一行はアドニスを止めようとするが、イデアがアドニスに取り込まれてしまい、 7つのアポクリファがひとつとなり『マスターケイジ』が完成してしまう。 するとオルフェウスが自分の能力を発動する。 彼女は単なる守護ソーマではなく、マスターケイジが暴走した場合の 安全装置として作られた『アンチマスターケイジ』であった。 オルフェウスは出会ったときからイデアがマスターケイジであることを察知し、彼女をそばで見守っていたのだった。 イデアがケイジなしでソーマを行使できるのは彼女自身の能力であり、オルフェウスの力ではない。 彼女が自分の力を行使する者として契約したのは、イデアではなくヴェルトであった。 オルフェウスの力を借りてアレーティアを退けたヴェルトたち。 しかしアレーティアは意外な告白をする。彼らは人類を恨んではいないというのだ。 『リング』が生み出す障壁は地上の人々の精神波を増幅して作られているため、 アレーティアの意識の欠片が障壁を通る際、彼らのアレーティアに対する恐怖心に汚染され、 実体化したものがビジターなのだという。ビジターは人間の負の感情が生み出した存在だったのだ。 大きすぎる力は争いを招く。私はソーマを地上からすべて取り戻し、この星を去ろう。 そう言い残し、アレーティアは地上のソーマをすべて吸収し、再び宇宙に還っていった。 ソーマそのものであるアドニス、イデア、オルフェウスとともに・・・。 こうしてトルヴェールの歴史からアレーティアとソーマは消え去ったのだった。 3年後、ファルズフを離れたヴェルトは、南方の秘境ベル・カントの巨壁を登っていた。 人工物とも自然のものとも判別がつかないその巨壁の先は人跡未踏であり、人類誕生の地であると言われていた。 冒険家だった父が目指して叶わなかったその地を、かつて彼はイデアに一緒に登ろうと約束していたのだった。 そしてついに巨壁の頂上に立ち、ヴェルトが見たものは・・・ 終わり 341 :ソーマブリンガー ◆l1l6Ur354A:2008/04/29(火) 02 11 23 ID ZtiSOI1C0 補足: ・オーディタールのアングスト元帥にアポクリファを提供したのはマスター・ラバン。 ナバル人の高度な機械技術でアポクリファを制御できるか見極めるのが目的だったが、 結局アポクリファは暴走してしまう。逃亡したアングスト元帥は後にラバンの追っ手に始末された。 ・マスターケイジ(アドニスとイデア)がふたつあるようにアンチマスターケイジもふたつある。 しかしアドニスのアンチマスターケイジであるアンゲルスは、アドニスの工作によって 目覚めることが出来なかった。 342 :ソーマブリンガー ◆l1l6Ur354A:2008/04/29(火) 02 15 25 ID ZtiSOI1C0 ソーマブリンガーは以上です。 349 :ゲーム好き名無しさん:2008/04/29(火) 15 54 44 ID M3ERioVbO ソーマブリンガーお疲れ様でした。リクエストしたものです。 ただ出来ればエンディングも読んでみたいです。 スレのルールで出来る範囲でお願いします。 351 :ゲーム好き名無しさん:2008/04/29(火) 16 44 39 ID d0Z4Lv2V0 349 ソマブリのEDは 340のラスト4行でほぼ全部だよ。
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ソーマブリンガー ・要約版:要約スレpart2-717 ・詳細版:part38-310~313,322~328,338~342,349,351 717 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/03/17(月) 02 25 41 ID 1QvScNUg0 ソーマブリンガー 変な連中が地球に張ってあるバリアを解いて、宇宙人を呼び戻そうとします その宇宙人は、昔人間にソーマという力を奪われて地球から追放されたので人間を恨んでいます と思ったら別に恨んでませんでした 宇宙人の力によって発生してると思われていた怪物も、実は人間の恐怖心によって生み出されたものだったのです 宇宙人はこれ以上争いの火種にならないよう、ソーマの力を持って宇宙の彼方へ行ってしまいましたとさ おしまい 310 :ソーマブリンガー ◆l1l6Ur354A:2008/04/26(土) 16 46 44 ID ARU/qDlo0 ソーマブリンガー SOMA BRINGER 東のギレアデ大陸、西のバルネア大陸、南のベル・カント大陸を 大海マハ・ウェスタが隔てる世界、トルヴェール。 トルヴェールには大気中に『ソーマ』と呼ばれるエネルギーが遍在しており、 そこに住む人類は様々な形でソーマの恩恵を受け、文明を発展させて来た。 時代が進み、ソーマエネルギーを効率的に使用できる装置として 『ソーマケイジ』が開発されて以降は、工業製品の動力にもソーマが利用され始め、 人々は直接ケイジからソーマを取り出し、魔法のように利用できるようになるなど、文明はさらに発展した。 このように人々の生活に欠かせないものとなったソーマケイジの製造・管理は、 開発元である『セクンダディ』が独占していた。 セクンダディは、バルネア大陸の宗教を束ねる『教主庁』のいち僧兵団が、 その勢力の増大とともに教主庁より分離・独立した非政府組織である。 一方で、近年はソーマエネルギーの流れが乱れる現象が各地で見られ、 それにともない『ビジター』と呼ばれる謎の生命体が発生し、人々を脅かしていた。 『ビジター』は実体のない存在で、ソーマの流れが不安定な場所に現れては 動植物に取り憑いて人々を襲い、結果として多数の集落が壊滅する深刻な被害が出ていた。 ソーマの流れを安定させるのが自らの努め、と自負するセクンダディは、 対ビジター対策として軍事組織『ファルズフ』を結成し、 各地でビジター排除とソーマ場の安定化に努め、さらに勢力を拡大していった。 物語はこのバルネア大陸において、 『軍事組織ファルズフ』第七中隊のメンバーを中心に展開する。 311 :ソーマブリンガー ◆l1l6Ur354A:2008/04/26(土) 16 51 46 ID ARU/qDlo0 登場人物は以下の通り、武器はNPC時 アインザッツ:隊長。冷静沈着で端正な物腰、頼れるリーダー。二刀流。 ジャディス:副隊長。無骨で巨体だが、幽霊等が苦手。フランクな性格。斧やハンマーで戦う。 ミラーズ:短気で好戦的だが、姉御肌で世話焼き。格闘タイプ。 フォルテ:乙女チックな女性。ソーマに対する感応力が高く、ソーマケイジの管理担当。魔法使い。 カデンツァ:過去の事物に詳しく、穏やかな物腰の青年。銃を使用。 グラナーダ:メイドコスの堅物な女性。槍使い。 ヴェルト:新人隊員。好奇心と正義感が強い。片手剣と盾で戦う。(主人公) アインザッツとジャディスは旧知の仲。 ミラーズとフォルテは「ケンカするほど良い」仲。 カデンツァは『教主庁』の現在の教主の遠縁にあたり、次期教主候補のひとり。 ミラーズ、フォルテ、カデンツァは同時期に入隊で顔見知り。 グラナーダは教主庁所属の神殿騎士で、カデンツァの監視役として派遣されている。 312 :ソーマブリンガー ◆l1l6Ur354A:2008/04/26(土) 16 55 13 ID ARU/qDlo0 プロローグ:樹海の少女 アインザッツ隊長率いる『ファルズフ』の第七中隊は、人跡未踏の地・ジュネル大森林で発生した ソーマ場の異常の原因を探索中、森の奥地で巨大な繭を発見する。 新人隊員のヴェルトは繭の中に眠る少女を発見するが、やがてソーマの乱れが激しくなり、 繭は大爆発を起こす。一行は爆心地から発見された謎の少女(ヒロイン)を保護する。 Act.1:遺跡の街 第七中隊が保護した少女は『イデア』と名乗り、名前以外の記憶を失っていた。 彼女の参考人聴取のため、一行はセクンダディ本部へ戻ることに。 しかしその途中、古都・アマティーで宝物の盗難事件が起こり、同時期にアマティー周辺で ビジターが発生。第七中隊は調査のためにアマティー行きを命じられる。 紛失した宝物とは、アマティーのリネル神殿のご神体である『アポクリファ』と呼ばれる古代の遺物。 伝承によれば、アポクリファとはソーマエネルギーの集積体で、 アマティー至近のソーマ場の安定にも関係しているという。 一行はアポクリファの本体があるアマティー遺跡へ調査に行くことになるが、 イデアがアポクリファという単語に過敏に反応したため、同行させることに。 アマティー遺跡の内部を進むと、過去の遺物と思われる巨大なソーマケイジを発見。 中から『オルフェウス』と名乗る『守護ソーマ』が目覚める。 守護ソーマとは高密度なソーマが意志を持つに至った存在で、 契約した者に絶大なソーマの行使力を与えるという。 オルフェウスはイデアを見て何かを感じ取ったようで、イデアと契約し、 イデアはソーマケイジ無しでソーマを扱える貴重な存在となる。 遺跡の最深部では、謎の4人組がアポクリファを奪おうとしていた。 リーダーらしき男は『アドニス』と呼ばれ、イデアと面識があるらしかった。 しかしアドニスがアポクリファを手にしようとすると反発が起こり、 アポクリファがイデアの中に吸収されてしまった。 アポクリファは消失してしまったが、アドニスたちは立ち去り、 同時にビジターの発生も収まったことで、自体は収束した。 アポクリファとは何なのか、なぜイデアの中に吸収されてしまったのか。 そして、アポクリファを奪おうとしていた者たちは何者なのだろうか。 313 :ソーマブリンガー ◆l1l6Ur354A:2008/04/26(土) 17 04 45 ID ARU/qDlo0 Act.2:暴走 アマティー事件を解決し、再びセクンダディ本部への帰路についた第七中隊。 しかしまたもその途中で本部より緊急指令があり、機動都市オーディタール行きを命じられる。 オーディタールは、東方のギレアデ大陸より移住して来た 『ナバル人』(ネコ科の獣人のようないでたち)たちによる自治政府である。 高度な技術力を持つナバル人は、ソーマの管理をセクンダディが独占していることに不満を持ち、 独自にソーマを制御する機械『ソーマリアクター』を開発。 ソーマを動力とした要塞『グラーヴェ』を開発し、軍事力によるバルネア大陸での勢力拡大を図っていた。 しかしそのグラーヴェが初起動時に突如として暴走、機動都市部を攻撃し始めた。 要塞の動力がソーマだとすれば、要塞の暴走は周辺のソーマバランスの崩壊にも繋がってしまう。 要塞は自律行動型の戦闘機を従えて都市部を激しく攻撃し、コアの停止コードも受け付けない。 救援要請を受けた第七中隊は、直接コアを破壊するためにグラーヴェ要塞のコア内部へ侵入する。 するとそこには何と『アポクリファ』が。 要塞のソーマエネルギーの制御のために使われていたようだ。 コアを破壊すると内部の『アポクリファ』はまたもイデアのなかに取り込まれる。 コアの破壊により要塞は停止し、事態は収束した。 しかし『アポクリファ』を持ち込んだ責任者のアングスト元帥が逃亡してしまい、 アポクリファの出所は不明のままとなる。アポクリファに関する謎はさらに深まった。 323 :ゲーム好き名無しさん:2008/04/28(月) 01 57 20 ID ZmSB7Ay90 Act.3:嵐の中へ オーディタールを発った第七中隊は、ようやくセクンダディ本部のある 教主国の首都マラン・アサへ帰還。 ジュネル大森林爆発の重要参考人であるイデアは、セクンダディのマスターである ラバン・レムエル直々の聴取を受ける。 バルネア大陸各教区のセクンダディ支部を統率するマスター・ラバンは、 3年前のとある事件で半身不随となるが、その前後にソーマを自在に操る方法を発見したらしく、 以降はセクンダディの長として絶大な権力を振るっていた。 マスター・ラバンはイデアについて何かを知っている様子だが、それを彼女には告げず、 イデアのファルズフへの入隊と、第七中隊へ配属させることを決定する。 ジュネルの爆発事件や『アポクリファ』の調査には、イデアの記憶回復が欠かせないこと、 その記憶回復の助けには精神の安定が重要であること、そのためには彼女の望む環境が必要なこと、 また、貴重な守護ソーマと契約し、アポクリファを身に宿した希有な人物は 重要な戦力となる・・・というのが表向きの理由であった。 イデアの身を案じていたヴェルトは、再び一緒に旅を続けられることを素直に喜ぶ。 イデア入隊と同時に次の指令が入り、第七中隊は アデル砂漠で発生したソーマの乱れによる砂嵐の調査を命じられる。 一行は砂嵐の中心で巨大なビジターを発見、これを排除すると砂嵐は収まった。 するとヴェルトが、砂漠の奥地に古代の遺跡らしき巨大な建造物を発見する。 イデアがその建造物に何かを感じ取ったため、一行は調査に向かう。 クイント神殿と呼ばれるその建造物は、アマティー遺跡を築いた古代文明によるものらしい。 その頂上には、アマティー遺跡で対峙したアドニスたちがおり、さらに例の『アポクリファ』が。 アドニスは侵入者を防ぐために巨大ビジターを操り、砂嵐を発生させていたようだ。 アドニスは三たびアポクリファを手にしようとするが、またも反発が起こり、 アポクリファはイデアに吸収された。アドニスが激怒してイデアに近づくと、 突如、ヴェルトが強力なソーマを行使し、アドニスを阻んだ。 イデアが守護ソーマの力をヴェルトに分け与えたため、 ヴェルトも強力なソーマを行使できるようになった、と語るオルフェウス。 ヴェルトに阻まれたアドニスは、仲間とともにクイント神殿の頂上に納められていた 空中要塞『エンハンブレ』に乗り込み、上空に飛び立っていった。 去り際に彼はイデアに謎の言葉を投げかける。 「忘れたのか、イデア。 僕たちは『アレーティア』のために存在しているということを」 古事物に詳しいカデンツァによれば、『アレーティア』とは古の時代に 世界を恐怖で支配していた邪神であるという。 そんな邪神とイデアに何の関係があるのだろうか? また、ソーマケイジ無しで強力なソーマを行使し、執拗にアポクリファを求める 謎の人物・アドニスとその仲間たち。彼は明らかにイデアを知っている様子である。 イデアとアドニスの間にはどんな関係があるのだろうか。 324 :ゲーム好き名無しさん:2008/04/28(月) 02 05 29 ID ZmSB7Ay90 Act.4:古の護り手 世界各地で発生している一連のソーマ場の異常とビジターの発生には、 アドニスたちが関わっている可能性が高い。 そう判断したセクンダディは、アドニスたちの追跡を第七中隊に命じ、 一行はエンハンブレが目撃された大雪山ゾーリャへ向かう。 ゾーリャはヴェルトの故郷である。一行はヴェルトの母であり、 かつては精鋭ファルズフにも選ばれたディアナのもてなしを受ける。 ゾーリャは極寒の地にありながらも、『日拝石(にっぱいせき)』のお陰で 一年中温暖な気候に恵まれていた。 しかし『エンハンブレ』の目撃以降、なぜか日拝石の力が衰え始め、 雪が舞うほど寒くなっていた。 第七中隊はエンハンブレが目撃された西の峰へ向かう。 西の峰は日拝石の鉱源でもあり、世界各地のソーマの流れが集う特別な場所であるという。 その西の峰の火口に着陸したエンハンブレは、火口より流れ出たソーマエネルギーを大量に吸収していた。 火口内部は過去ふたつの遺跡と同じような構造をしており、そして火口の底にはやはり『アポクリファ』が。 イデアはそこで4つ目のアポクリファを吸収した。 しかし、アポクリファがイデアに吸収されてもアドニスはそれほど動揺せず、 「アポクリファなんて後で回収すれば良い」 「 リングタワー を押さえるのが本懐、急がれよ」 という仲間たちの言葉に促され、再びエンハンブレで飛び去っていった。 エンハンブレが西の峰を去ると日拝石の力が元に戻り、ゾーリャは温暖な気候を取り戻した。 第七中隊はゾーリャを後にし、エンハンブレが向かったと思われる 『リングタワー』を探すことに。 326 :ソーマブリンガー ◆l1l6Ur354A:2008/04/28(月) 02 34 36 ID ZmSB7Ay90 Act.5:呪縛の円環 アドニスが向かった『リングタワー』とは、ギナス溶岩帯にそびえ建つ 天まで届かんばかりの巨大な塔のことであった。 オルフェウスによると、リングタワーを築いたのは、3000年前に栄え、滅び、 人々の記憶から忘れ去られた『クレモナ文明』の技術であるという。 そして『アポクリファ』が安置されていたアマティー遺跡、クイント神殿、西の峰の遺跡等、 さらに『アポクリファ』・・・これらはすべてクレモナ文明の遺産であるというのだ。 そのタワーの頂上から地平線に向かっては、トルヴェールに住む人々が特に意識もせず、 そこにあるのが当然のように受け入れていた『リング』が伸びていた。 クレモナ文明の手になるというリングタワーの内部にはやはり『アポクリファ』があり、 5つ目のアポクリファがイデアに吸収される。 そして一行がタワーの頂上にたどり着くと、待ち構えていたのはアドニスと、なんとマスター・ラバンであった。 ラバンは語る。『ソーマ』とは人類がかつて『神』・・・『アレーティア』から奪い取ったものであると。 『ソーマ』を奪われたアレーティアは宇宙に追放され、復讐を恐れた人類は地上を『リング』で覆い、 アレーティアが地上に戻るのを防いだ。しかしリングの老朽化とともにわずかなほころびが生まれ、 アレーティアの意識が地上に到達し始めた。それこそが『ビジター』なのだと。 ラバンは3年前に辺境ベネスに赴いた際、繭の中で眠るアドニスを発見し、 彼がその身に宿していた『アポクリファ』を強奪したという。 ラバンはアドニスの抵抗で半身を失ったものの、引き換えにソーマを自在に操る術を得たのだった。 マスター・ラバンは、さらにイデアが身に宿す4つの『アポクリファ』をすべて吸収しようとする。 『アポクリファ』をすべて得れば、ビジターを統率する能力が得られるだろう。 ビジターを適度に操り、人類共通の敵に仕立て上げれば、人類は戦争を止め、結束を高めるだろう・・・ それが彼の理想であった。 しかしその強烈な欲望にアポクリファが反応し、ラバンは逆にソーマの力に取り込まれて絶命。 人間ごときにアポクリファが扱えるはずがない、とあざ笑うアドニス。 彼はラバンから自分自身のアポクリファを取り戻し、 さらにイデアが取り込んだ4つのアポクリファも吸収してしまう。 そしてもうひとつ、 イデア自身が宿しているアポクリファ をも取り込んでしまった。 すべてのアポクリファを得たアドニスは『リング』を逆回転させ始める。 リングが築く障壁を取り去り、『アレーティア』本体を地上に招く・・・ それがアドニスの目的であった。 そしてアドニスはアレーティアを招く最終準備をするため、 かつて超古代文明を築いた都市・クレモナへと飛び去って行く。 327 :ソーマブリンガー ◆l1l6Ur354A:2008/04/28(月) 02 38 38 ID ZmSB7Ay90 訂正・・・イデアが取り込んだアポクリファは4つではなく『5つ』です。 339 :ソーマブリンガー ◆l1l6Ur354A:2008/04/29(火) 02 08 48 ID ZtiSOI1C0 Act.6:ここよりはるか アドニスを追って第七中隊はクレモナへ向かう。 クレモナは浮遊大陸を利用して建造された空中都市。かつて栄華を誇ったクレモナは 現在は無人となり、都市管理ユニット『ヴィオラ』が残るのみであった。 ヴィオラは人類の歴史と『アレーティア』の関係について語った。 アレーティアとは外宇宙からやって来た生命体の総称で、肉体を持たない精神体だったという。 彼らは伝承にあるような邪悪な存在ではなく、かつては平和に人類と共存していた。 肉体のない彼らはトルヴェールの人類の力を借りて地上に干渉し、 替わりに自らの持つ高度な知識と技術を人類に提供、人類の文明度は格段に向上し、 後に云われるクレモナ文明を築き上げた。 しかし知恵をつけた一部の人類は、アレーティアからその使う超能力とも言うべき力を 抽出することに成功する。その力こそ『ソーマ』であった。 魂とも云うべきソーマを奪われたアレーティアは意識のみの存在となって大気中を漂った。 その後、アレーティアを疎ましがる勢力とそれに反発する勢力との間で紛争が勃発するが、 前者が勝利し、アレーティアの復讐を恐れた彼らはリングタワーを建設。 『リング』の生み出す障壁でアレーティアを再び外宇宙へ追いやった。 しかし後にアレーティア追放派の内部で『ソーマ』の争奪戦が始まり、クレモナは滅亡した。 戦火に見舞われたクレモナの研究者は、かつて地上におけるアレーティアの肉体となるべく、 その依代として作られた高密度ソーマ集合体『マスターケイジ』を護るため、7つの『アポクリファ』に分割。 『力』を象徴する5つは鍵状の封印が施されて各地のクレモナの遺跡に隠され、 残るふたつ・・・『意志』を象徴する人型をしたアポクリファは防衛機能が働き、 それぞれ繭のなかで眠りについた。それがアドニスとイデアであった。 第七中隊に保護されたイデアと異なり、マスター・ラバンによって目覚めさせられたアドニスは、 彼の抱く欲望、野望、他者への猜疑心など、人間の負の感情に強く影響されたため、 人類に対する強い恐怖心、敵対心を持って目覚めてしまった。 そして彼は、アレーティアの依代としての役目を果たすべく、全世界のソーマエネルギーを集めて リングの障壁に穴を穿ち、地上にアレーティアを呼び込もうとしていた。 アレーティア本体が地上に降り立てば、全ての生物がビジター化してしまうだろう、とヴィオラは語る。 340 :ソーマブリンガー ◆l1l6Ur354A:2008/04/29(火) 02 10 02 ID ZtiSOI1C0 一行はアドニスを止めようとするが、イデアがアドニスに取り込まれてしまい、 7つのアポクリファがひとつとなり『マスターケイジ』が完成してしまう。 するとオルフェウスが自分の能力を発動する。 彼女は単なる守護ソーマではなく、マスターケイジが暴走した場合の 安全装置として作られた『アンチマスターケイジ』であった。 オルフェウスは出会ったときからイデアがマスターケイジであることを察知し、彼女をそばで見守っていたのだった。 イデアがケイジなしでソーマを行使できるのは彼女自身の能力であり、オルフェウスの力ではない。 彼女が自分の力を行使する者として契約したのは、イデアではなくヴェルトであった。 オルフェウスの力を借りてアレーティアを退けたヴェルトたち。 しかしアレーティアは意外な告白をする。彼らは人類を恨んではいないというのだ。 『リング』が生み出す障壁は地上の人々の精神波を増幅して作られているため、 アレーティアの意識の欠片が障壁を通る際、彼らのアレーティアに対する恐怖心に汚染され、 実体化したものがビジターなのだという。ビジターは人間の負の感情が生み出した存在だったのだ。 大きすぎる力は争いを招く。私はソーマを地上からすべて取り戻し、この星を去ろう。 そう言い残し、アレーティアは地上のソーマをすべて吸収し、再び宇宙に還っていった。 ソーマそのものであるアドニス、イデア、オルフェウスとともに・・・。 こうしてトルヴェールの歴史からアレーティアとソーマは消え去ったのだった。 3年後、ファルズフを離れたヴェルトは、南方の秘境ベル・カントの巨壁を登っていた。 人工物とも自然のものとも判別がつかないその巨壁の先は人跡未踏であり、人類誕生の地であると言われていた。 冒険家だった父が目指して叶わなかったその地を、かつて彼はイデアに一緒に登ろうと約束していたのだった。 そしてついに巨壁の頂上に立ち、ヴェルトが見たものは・・・ 終わり 341 :ソーマブリンガー ◆l1l6Ur354A:2008/04/29(火) 02 11 23 ID ZtiSOI1C0 補足: ・オーディタールのアングスト元帥にアポクリファを提供したのはマスター・ラバン。 ナバル人の高度な機械技術でアポクリファを制御できるか見極めるのが目的だったが、 結局アポクリファは暴走してしまう。逃亡したアングスト元帥は後にラバンの追っ手に始末された。 ・マスターケイジ(アドニスとイデア)がふたつあるようにアンチマスターケイジもふたつある。 しかしアドニスのアンチマスターケイジであるアンゲルスは、アドニスの工作によって 目覚めることが出来なかった。 342 :ソーマブリンガー ◆l1l6Ur354A:2008/04/29(火) 02 15 25 ID ZtiSOI1C0 ソーマブリンガーは以上です。 349 :ゲーム好き名無しさん:2008/04/29(火) 15 54 44 ID M3ERioVbO ソーマブリンガーお疲れ様でした。リクエストしたものです。 ただ出来ればエンディングも読んでみたいです。 スレのルールで出来る範囲でお願いします。 351 :ゲーム好き名無しさん:2008/04/29(火) 16 44 39 ID d0Z4Lv2V0 349 ソマブリのEDは 340のラスト4行でほぼ全部だよ。
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ソーマブリンガー 簡易紹介 8人の男女から操作キャラクターを選び、職業や特技を自由にカスタマイズできるアクションRPG。 データ 公式サイト あり 発売元 任天堂 開発元 モノリスソフト ジャンル 協力アクションRPG 対応機種 ニンテンドーDS 発売日 2008年2月28日 価格(税込) 4800円 廉価版 なし キャラクターデザイン シナリオライター 音声量 恋愛要素 主人公 複数の女主人公、男女選択型イデアミラーズフォルテグラナーダ 備考 乙女@一般ゲーム総合スレッド その3 48 名前:名無しって呼んでいいか? :08/02/28 00 21 59 ID ??? ソーマブリンガーは、やっぱりというか女主人公の特別なイベントとかは無い様子 ヴェルト主人公でシナリオ作って、それ以外は後付けっぽい 759 名無しじゃなきゃダメなのぉ! sage New! 2008/02/28(木) 00 13 48 ID JD204RnD 不満点としては誰を主人公にしても ヴェルト視点でストーリーが進むからキャラに感情移入しにくいってとこか 自分が主人公に選んだキャラが居ない場面なんてザラ 51 名前:名無しって呼んでいいか? :08/02/28 03 56 30 ID ??? フォルテで開始数時間ぐらいやってみたけど48でFAだな 結局ヴェルトが主人公なのかーって感じ でも戦闘は結構面白いかも。ナックル装備でコンボを狙うとなかなか楽しいよ 一般ゲームとして見るなら良作かなと あとはストーリーで女向け要素が入ってたら良いんだけどどうなんだろうな 52 名前:名無しって呼んでいいか? :08/02/28 12 07 08 ID ??? 自分もフォルテで始めたけど ミラーズが一瞬隊長にときめいた…気がしたのでミラーズでやり直してみる 隊長は難攻不落くさいけど しかしこのゲームやってるとサガフロ2思い出すな グラフィック的になんとなく 55 名前:名無しって呼んでいいか? :08/02/28 18 47 16 ID ??? 自分は聖剣2か3を思い出した。 最近は3Dが基本だけど昔のドットキャラも良いね。 58 名前:名無しって呼んでいいか? :08/02/28 23 28 51 ID ??? 隊長はだれかと良い仲にならないの? ようやくプレイ開始したけども、乙女要素を狙って買って失敗だ ヴェルトとイデア以外、オマケだorz おのれ2人ばかりがイチャイチャと…!とイデアにジェラシーだw 微妙にウザイな彼女 戦闘もやや面倒だ 自分が操るキャラの動きがどうにも鈍くて、攻撃が当たってない気がスル 仲間2人にお任せ状態だ 59 名前:名無しって呼んでいいか? :08/02/29 00 11 49 ID ??? レベルが上がると速度上昇のスキルが手に入るから、 それを装備したら大分快適度が上がるよ。お勧め。 もしくは援護系の武器にするとか。 まだ全部終わってないけど、隊長は誰とも仲良くならなさそうな予感が… 基本ヴェルトとイデア二人のストーリーだから 他キャラを主人公に選ぶと少し寂しいね。 60 名前:名無しって呼んでいいか? :08/02/29 00 43 10 ID ??? どうにもちぐはぐな感は否めないなー。 主人公固定にしてクリア後のおまけでキャラ選べますよくらいな方がスマートだったような気がする。 ちと残念。 62 名前:名無しって呼んでいいか? :08/02/29 23 24 53 ID ??? ソーマは主人公固定で問題なかったね…。 変に操作キャラが選べる事で、何か欠けてる気持ちでのプレイになる。 イデアでプレイしたら、少しは萌えるのか?と気にはなるけど 選択キャラがプレーヤーになる訳じゃないもんね。 感情移入のしどころが無いw 66 名前:名無しって呼んでいいか? :08/03/02 21 24 46 ID ??? シナリオがヴァルツ視点なら、最初から主人公固定でよかったのにな それか、シナリオなしで主人公選べるとか
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トップページ>ソーマブリンガー 攻略チャート act.0「樹海の少女」ジュネル大森林 act.1「」古都 アマティー act.2「」機動都市 オーディタール act.3「」マラン・アサ act.4「」ゾーリャ act.5「」ギナス溶岩帯 act.6「ここよりはるか」空中都市クレモナ act.E「」ベネスの繭 act.E「」 act.E「」マーメイド・ゴーウ act.E「」ウィネペグ山 モンスターリスト act.0 act.1 act.2 act.3 act.4 act.5 act.6 エピック ファルズフ第7小隊 ヴェルト イデア アインザッツ ジャディス ミラーズ フォルテ カデンツァ グラナーダ 武 器 片手武器 片手剣 片手斧 片手槌 両手武器 両手剣 両手斧 両手槌 二刀武器 二刀剣 二刀斧 両手棍棒 両手棍棒 格闘 カタール クロウ ナックル 槍 スピア ランス 銃 銃] 弓 弓 杖 杖 防具 盾 頭 胴 腕 足 首飾り 指輪 武器の色(ランク)について 赤 エンシェントアイテム 緑:レリックアイテム 黄:レジェンダリアイテム 青:マジックアイテム 白:ノーマルアイテム 赤は固定のボーナス付加。 白は基本性能のみ。 店に並ぶのはレジェンダリアイテムまで
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ソーマブリンガー 機種:NDS 作曲者:光田康典 開発元:モノリスソフト 発売元:任天堂 発売年:2008 概要 モノリスソフト製のARPG。音楽は全曲光田氏が作曲。 DSの音源とは思えないほど高音質。これは光田氏がDSの特徴を研究し、納得のいくまで作り直した結果である。 プレイした人はまずOPのヴォーカル曲の綺麗さに驚かされるだろう。 収録曲(サウンドトラック順) 曲名 補足 順位 Disc1 Soma Bringer タイトル画面 世界を翔る者 ロード画面等 -Ring- 歌:河井英里、小峰公子、廣瀬多美恵オープニングムービー作詞:高橋哲哉 夜216位 プロローグ -約束の地- 決意 Actタイトル表示 ファルズフ第七中隊 オープニング マートル -旅の心得- ジュネル大森林のガイド ジュネル大森林 ジュネル大森林 脅威の呼び声 ボス戦 辿れない記憶 シルトクレーテ シルトクレーテ 古都アマティー 古都アマティー 教主国 -諭の音- 緑の風 古都アマティー周辺 優しい流れ アマティー遺跡 -封印- アマティー遺跡 守り主との対峙 ボス戦 不穏な動き 機動都市オーディタール 機動都市オーディタール 漂う不安 炎を駆けるラルゴブリッジ ラルゴブリッジ 2008年74位 緊急シグナル Disc2 イデア イデアのテーマ 夜286位 グラーヴェ要塞 グラーヴェ要塞 昏迷の足音 神の依代 アドニスのテーマ 教主国マラン・アサ 教主国マラン・アサ アデル砂漠 マラン・アサ周辺 隠された思惑 砂棺の神殿 クイント神殿 ウンブラス ウンブラスのテーマ 白銀の山麓 大雪山ゾーリャ 冬・雪・氷174位 かがり火を片手に 洞窟 雪どけの村 ゾーリャ村 冬・雪・氷176位 太古の遺物 氷鎖に眠る伝説 ギギリオンの住処 冬・雪・氷188位 襲撃 レジェンド・エピック戦 炎の海に塔を見て ギナス溶岩帯 リングタワー リングタワー 第3回356位2008年59位 Disc3 光の鍵 空中都市クレモナ クレモナ 幻に沈む道を求めて 浮遊大陸ザイン 浮遊大陸ザイン 2008年59位夏213位NDS69位 ソーマパレス ソーマパレス 涙に浮かぶ灯火 悲しいシーン 降臨 -裁きの時- アドニス戦 決断 アレーティア戦前のイベントシーン アレーティア アレーティア戦 真実の光 アレーティア戦後のイベントシーン 解放 空へ還る絆 想いの欠片 トルヴェールを眺めて スタッフロール 秘境探索 EXダンジョン そして物語は紡がれる EXシナリオクリア時 サウンドトラック SOMA BRINGER Original Soundtrack SOMA BRINGER Premium Soundtrack ゲームの特典。一部の曲を収録。
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ソーマブリンガー とは、【ニンテンドーDS】用のゲーム。 概要 ストーリー ゲームシステム キャラクター セクンダディ 教主庁 機動都市 オーディタール 謎の存在 ゲームモード アイテム・武器 地名 用語 BGM 関連作品 リンク コメント 概要 ソーマブリンガー 他言語 ハード 【ニンテンドーDS】 ジャンル 協力アクションRPG 発売元 任天堂 開発元 モノリスソフト プロデューサー 高橋哲哉 ディレクター 川畑真吾 プレイ人数 1-3人 発売日 2008/02/28 (日本) 値段 4571円(税別) レーティング CERO A 対応機能 DSワイヤレス通信 日本販売数 モノリスソフト初の任天堂をパブリッシャーとした完全新作(バテン・カイトスは第1作が旧ナムコの作品扱いのため)。 ストーリー 惑星を抱く大いなる環[リング]――― 人々はその温もりの下 大気に満ちる力[ソーマ]に包まれて 眠り 目覚め 生きていく ソーマというエネルギーが全てをつかさどる世界 しかし近年、ソーマのバランスが崩れたことによって 出現した謎の生命体[ビジター]により、 そこに住まう人たちは皆日々怯えて暮らしていた そのビジターを討伐するために 設立された軍事組織ファルズフ 調査に訪れたジュネル大森林の奥深くで ファルズフ第七中隊のメンバーは 記憶をなくした少女と出会い、そして――― ゲームシステム キャラクター セクンダディ ファルズフ第七中隊 戦闘班 【ヴェルト・ノイギーア】 【イデア】 【アインザッツ・オスティナート】 【ジャディス】 【ミラーズ・ミナス】 【カデンツァ】 【フォルテ(ソーマブリンガー)】 【グラナーダ】 それ以外 【モニカ(ソーマブリンガー)】 【マートル】 【ブリキ(ソーマブリンガー)】 【ニー】 セクンダディ本部 【ラバン・レムエル】 【イシュタル・ミナス】 教主庁 【リーベ・ソナス】 【エレオス】 機動都市 オーディタール 【ハス・アングスト】 【ゲッツェ・ミシオン】 謎の存在 【オルフェウス】 【アドニス】 【フェデルタ】 【グード】 【アンビシオン】 【アンゲルス】 ゲームモード アイテム・武器 地名 ジュネル大森林Act.0の舞台。 古都 アマティーAct.1の舞台。 機動都市 オーディタールAct.2の舞台。 教主国 マラン・アサAct.3の舞台。 大雪山 ゾーリャAct.4の舞台。 ギナス溶岩帯Act.5の舞台。 空中都市 クレモナAct.6の舞台。 ベネスの繭EXダンジョンの舞台。 エスピラル風穴EXダンジョンの舞台。 マーメイド・コーヴEXダンジョンの舞台。 ウィネペグ山EXダンジョンの舞台。 用語 ゲーム中にも用語集が存在し、シナリオ進行で更新される。 トルヴェール作品世界全体の呼称。三大大陸と呼ばれる西の「バルネア」、東の「ギレアデ」、南の「ベル・カント」を有する。各々の大陸は古代人の言葉で命の泉という意味を持つ、中央大海「マハ・ウエスタ」に隔てられている。 ソーマトルヴェールの世界中の大気や地脈に満ちるエネルギー。 ソーマケイジソーマの収束装置であり、これで変換してエネルギーとして取り出すことにより、あらゆる場面で役に立つ。 セクンダディ数百年前にマラン・アサ教主庁から分離した組織で、危機管理部門に属する対ビジター傭兵集団ファルズフを統括している。 ファルズフセクンダディの危機管理部門に属する精鋭の傭兵集団。基本的にビジターの掃討をその主たる任務とし、国家間の争いには中立の立場を貫く。 ベル・カント自然物とも人工物ともとれない巨壁に隔てられた、バルネア大陸のはるか南に位置する大陸。ベル・カントの語源は「人類誕生の地」であり、大自然にあふれた秘境であるとされている。 BGM 関連作品 ゼノブレイドシリーズ 同じくモノリスソフト開発のRPG。この作品との系譜が見出だされるという意見もある。 リンク 公式ホームページ コメント 名前 全てのコメントを見る?
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ソーマブリンガー 任天堂 開発 モノリスソフト 発売日 2008年2月28日 価格 4,800円 【概要紹介】 協力アクションRPG DSワイヤレス通信で3人同時にプレイ可能 【お勧めポイント】 diablo2、PSO以降 MORPGの後継が少ないとお嘆きの貴方 和製MOの礎になるかも知れない本作を試してみてはいかが? アクションRPGとしても中々の出来栄え 【注意点】 ソフト内アイテム移動不可 Wifi非対応 …orz 【まとめ】 良くも悪くもdiablo2クローン 但し、ブレイクシステムやボスクラスとの戦闘は本家diabloに勝るかと ストーリーは個人的には楽しめたが、 淡々とした流れに好き嫌いは分かれるかも オリジナリティには薄い反面、完成度は結構高め 【一言ランク】 出たばかりで何だが、続編にかなり期待しています。 丁寧に欠点を潰せば、衰微しつつあるMORPGをも再興してくれそうな…
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ソーマブリンガー 【そーまぶりんがー】 ジャンル 協力アクションRPG 対応機種 ニンテンドーDS 発売元 任天堂 開発元 モノリスソフト 発売日 2008年2月28日 定価 4,571円(税別) プレイ人数 1人(シングルプレイ時)2~3人(マルチプレイ時) セーブデータ 8個 レーティング CERO A(全年齢対象) 判定 なし ポイント ハクスラアクションそつなく遊べる佳作ゲーDSに珍しくセーブデータ8つ 概要 特徴 評価点 問題点 賛否両論点 総評 余談 概要 ニンテンドーDSで発売されたアクションRPGのオリジナルタイトル。 Act.0(プロローグ)からAct.6までの章立てのストーリーとなっており、主人公とNPCの仲間二人(最大三人パーティ)でダンジョンを進み、ボスを倒すことで各Actをクリアしていく。 キャラ名や作中の用語はドイツ語風に統一されている。 『ゼノギアス』などゼノシリーズを手掛ける高橋哲哉が初めてプロデューサーを務めた作品でもある。 そのためゼノシリーズに一部近い部分も見受けられる。 BGMは高橋作品としては『ゼノサーガ エピソードI』以来となる光田康典が起用されている。 ゲームシステムはPCで人気を博した「Diablo2」がベースであり、携帯機に向けて、複雑さを排しアレンジした形となっている。 特徴 ストーリー ソーマというエネルギーが全てをつかさどる世界で、近年出現した謎の生命体ビジターに人々は脅かされていた。そのビジターを討伐するために設立された軍事組織ファズルフ。彼らは調査に訪れた森の奥で記憶をなくした少女と出会う。 ゲーム進行 ゲーム開始時、プレイヤーは7人(+1人)のキャラクターの中から一人を選び、更に6つのクラスから一つを選択する。 このキャラクターとクラスはあとから変更することはできない。 ヒロインの「イデア」は2周目以降のみ選択可能。 ファズルフという部隊を中心にストーリーが展開されるが、選んだキャラクターによって見られる場面が異なるということはなく、全員同じストーリーが見られる。 最初は難易度ノーマルから始まり、ラスボスを倒しクリアすると、次の難易度エキスパートが選択できるようになる。 エキスパートをクリアすると、最高難易度のマスターを選択できるようになる。ストーリー進行は難易度毎に保存されるため、新しい難易度では一から進めなくてはならない。 マップには進行上にソーマゲートと呼ばれるものが設置してあり、一度触れて登録すれば、その機械を使用することにより、別のソーマゲートに移動できる。 敵が出現する通常のマップの他、敵の出現しない拠点となる町にもソーマゲートは存在する。 マップにはほこらがランダムで存在し、触れることによって、HP回復や一時的な取得経験値上昇、アビリティLvupなどの恩恵を受けられる。 ストーリー進行とは別にサブクエストが存在し、受注し解決することにより報酬を得られる。装備がもらえたり、中には最大HPを上げたりするものもある。 難易度毎にそれぞれ1回しか報酬は得られない。 キャラクター要素 6つの個性的なクラスがある。 バトラス:接近攻撃を得意とし打たれ強い戦士タイプ。 コーアス:槍や盾の扱いができる上に光魔法でサポートもできる聖騎士タイプ。 ダークス:相手を状態異常にすることに長け、攻撃力の高い両手武器を得意とする暗黒騎士タイプ。 ガンナス:弓と銃を扱いトラップで敵の動きをコントロールするアーチャータイプ。 カンプス:パンチやキックや棒などでの連続攻撃を得意とする格闘家タイプ。 ソーマス:4つの属性の魔法を操れる魔法使いタイプ。 Lvupすると、ステータスを上げるキャラクターポイント(CP)と、アビリティを上げるアビリティポイント(AP)が得られる。 ステータスは腕力、魔力、体力、器用さの4つがあり、CPの分だけ振り分けることができる。振り直しはできない。 アビリティはクラス毎に異なる。APを振り分けることにより、アビリティが使用できるようになる。一つのアビリティはLv20まで上げることができ、Lvを上げると性能がよくなる。こちらはCPと異なり、ゲーム中にいつでも振り直すことが可能である。 アイテム 装備にランダムで特殊能力が付与され、ノーマル(能力なし)<マジック<レジェンダリ<レリックの順に、付与される能力数が増えていく。能力数が多いほど、付与される能力も強いものが付く。 装備が同じ名前で同じ形状でも、拾う難易度によって強さが異なる。当然高い難易度で拾った物の方が強い。 上記のランダムで能力が付与される装備とは別に、固定の能力と固定の名称を持つエンシェントアイテムというものもある。 全ての装備にはソケット(穴)が1つ空いており、オーブと呼ばれる宝石を装着することにより、装備に特殊効果を付与することができる。 また、装備からオーブをはずして、装備オーブ共に再利用することもできる。同じオーブを合成することにより、オーブの能力を上昇させることもできる。基本的な効果のオーブは店で購入できるが、モンスタードロップや設置宝箱からしか手に入らないレアオーブも存在する。 町には倉庫があり、持ちきれないアイテムなどはダンジョンにいても倉庫に送ることもできる。引き出すことは町でしかできない。 戦闘 ABXYのそれぞれのボタンに通常攻撃やアビリティを割り振り、使いたいアビリティに応じてボタンを押して戦う。 Rボタンで別のアビリティの組み合わせに切り替えることもできる。Lボタンでアイテムパレットに切り替え、アビリティと同じようにABXYでアイテムを使用できる。 属性耐性が設定されており、装備などでこの耐性を上げることにより受けるダメージを抑えることができる。 難易度が上がるとこの耐性にペナルティが発生し、より高い耐性が必要となる。 モンスターにより弱点属性があり、弱点を突くことにより、より大きなダメージを与えることができる。 モンスターの中には特別な種類がいる。 キャプテン:通常と同じグラフィックだが、少し強化されている。 レジェンド:専用のグラフィックと能力を持ち、特定の場所でランダムに現れる。 エピック:専用のグラフィックと能力を持ち、特定の場所で必ず現れ、大型で桁外れの強さを持つ(ストーリーボスより強い場合もあるが、倒さなくてもよい)。 ビジターという寄生生物がおり、このビジターがモンスターに寄生すると、そのモンスターはパワーアップする。 その他 ゲーム内の特殊な用語は、用語集のようなもので解説を見ることができる。 途中でゲームを中断しても、次に何をすればいいか分かるように、クエストログで確認できる。 もう一度見たいイベントを、イベントビューワで見ることができる。 イベントはオプションで設定すれば、任意のタイミングでスキップできるようになる。 評価点 クリア後の「EXダンジョン」の存在や町のクエスト、レアアイテム集めなどやり込み要素が多めに設定されている。 いわゆる絶対の最強装備というものがなく、耐性や移動速度、攻撃速度にも上限があるため、様々な装備の組み合わせを敵に合わせて考えることができる。 ただしもちろん汎用性が高く、多くのプレイヤーが選択する強い装備は存在する。 ABXYのそれぞれのボタンに通常攻撃やアビリティを割り振るという、シンプルでとっつきやすい戦闘システム。手軽に手堅く遊べる。 また、DSのゲームでありがちな、「取ってつけたようなタッチペンを使った操作」もなく、ボタン操作のみでストレスフリーでプレイできる。 公式にて「協力アクションRPG」と銘打たれている通り、ワイヤレス通信を使ったマルチプレイが可能である。 これによる協力プレイはある程度の戦略性を求められるためやりごたえがあり、また不要なアイテムのトレードを行えるなど「マルチプレイこそが本番」という声も。 キャラクターは武器や魔法など得意分野が異なる6種類の「クラス(職業)」を設定できる。 またステータスや技・魔法などのアビリティに自由にポイントを割り振ることができるため、多彩なキャラカスタムが可能。 マルチプレイも可能であるため、それぞれ非常に個性的なキャラクターを持ち寄ってプレイできる。 光田康典が手がけたBGMの評価は高い。 「ring」「脅威の呼び声」など印象に残るものも多く、光田氏がDSの音楽性能を研究して作り出したというだけあり、非常に音質も良い。 グラフィックもDSなりのポリゴンではあるが比較的好評。 アイテム取得時にボタン一つで倉庫に送れたり、倉庫を開いている間にもアイテムを売却できたりと、かゆいところに手が届く操作性。 セーブデータが8つあり(DSのRPGソフトとしては破格)、キャラクターの数と同じだけあるため、全てのキャラクターを育てることが可能。 ただしその場合クラスは6つであるため、いくつかは同じクラスを選択することになってしまう。 問題点 ARPGとして見た場合、戦闘のアクション面には欠点が目立つ。 全体的に味方のモーションが重く通常攻撃にも隙が存在し、基本的にこちらが攻撃する時は敵の攻撃を食らうことが前提になるため立ち止まっての殴り合いに終始しがち。敵によっては空振りを誘うこともできるが、大型モンスターの場合、攻撃判定がかなり広くそれも難しい。 一応、アビリティの組み合わせなど工夫できる点もあるが、色々考えて工夫した結果またゴリ押しに行き着いたという人が多かった。 敵の旋回性能が高く、敵にターゲティングされている場合は走り回って背後を取ることはできない。 敵の攻撃判定がグラフィックと合っておらず妙に広く、避けたと思ったら食らっていたということが多い。このため見切りが困難で従来のARPGのようなヒットアンドアウェイ戦法が取りにくい。 上記のことから、アクションRPGというより「シームレスのコマンドRPG」や「クリックゲーオンラインゲーム」に近い。 ただ上記にもあるように、マルチプレイならポジション取りなどはある程度考える必要はでてくる。 「ブレイク」という相手を吹き飛ばして一定時間無防備状態にするシステムがボス戦や高難易度では敵の方が有利なシステムになってしまっている。 体力を上げたり防具などでブレイク確率を下げることはできるが、上記のように攻撃を避けること自体が困難なこともあって確実に回避する手段はほぼ存在しない。 難易度の高いボス戦ともなると後衛キャラなどは一撃でブレイクされ追撃で簡単に死んでしまうこともある。 シングルプレイの場合はNPCを2体連れて行けるが、SP(MP)が無限、HPは自動回復と至れり尽せり。 そのため、特に序盤は、プレイヤーキャラが何もしなくても敵を倒せてしまう場面も多い。ただし、部隊編成でNPCを外して1人のみで行動することが可能な他、中盤以降はNPCが敵にやられて退場してしまうことも出てくるようになるのでそこまで問題ではない。 ダンジョンがやたら広い割に移動速度が遅い。 装備のオプションやアイテムに移動速度を上げるものがあるが、始めから移動速度を早くするかダッシュ機能といったものを搭載してほしいとする声もあった。 レアハントを重視したゲームシステムなのに、共有倉庫がないため、別のキャラクターにアイテムを移動するには、もう一つソフトとDSが必要になる。2008年発売でこれは不便。 アイテムが大量に手に入るが、NPCの装備変更はできないため、ほとんどの装備アイテムが換金以外に存在価値がない。 また、すぐにアイテム欄がいっぱいになり、倉庫もそれほど多くしまえないため、店で売ったりして整理しなければならず面倒。(但し、ドロップアイテムは取捨選択が可能) ちなみにその店も扱っている装備アイテムが微妙なものしか無く、たまに回復アイテムを補充する以外は単なる下取り屋である。 クリア後周回プレイが可能だが、プレイヤーキャラを変更した場合はアイテムや所持金を持ち越せず、ストーリーやイベントは一切変化しない。 そのため2周目以降をプレイしようという意欲が湧きにくい。(但し、同じキャラで周回プレイをした場合は、アイテムや所持金は引き継がれる。)イベントをスキップ可能なのは幸いだが。 「CP消失」「ダーク効果持続」「二刀又は格闘武器使用時に、女性キャラのみ右手を使った攻撃が両手の攻撃力で計算される」等のゲームバランスに関わるものを始めとして、そこそこの数のバグが存在する。 幸い「CP消失」「ダーク効果持続」の2つの重大なバグについては注意すれば普通に回避可能。 賛否両論点 ストーリー面 今作のストーリーは高橋氏の妻である嵯峨空哉(高橋香)が担当している。 嵯峨氏は嘗ては夫と共に『ゼノギアス』や『ゼノサーガ エピソードI』のシナリオに携わっており、本作もゼノサーガシリーズなどのように独自用語が多く、ラスボスやソーマというエネルギーの設定など一部ゼノシリーズに近い設定も見受けられる。 「モノリスらしい」「伏線が秀逸」などの意見もあれば「ゼノのような意外性がない」「印象が薄い」といった意見の両方が見られる。超展開があったりと完成度が低いわけではないため、好みの問題といったところか。 キャラクターの個性がやや空回りしている部分がある。 メイン主人公の「ヴェルト」は熱血な性格が空回り気味である。また「何でイデアと惹かれあうのか」といった疑問をもつものもいた。 どのキャラクターを選んでもストーリーは全く同じ。 一つのキャラクターで全てのストーリーシーンを見られるため、ストーリー補完のために全キャラクターをプレイする必要がないとも言える。 しかし物語は「ヴェルト」を中心に話が進むため、自分が選んだキャラクターがあまり活躍しないと「せっかく主人公に選んだのに」と不満を抱く可能性が高い。 その他 HPが0になっても経験値ロストがあるだけで、それほどデメリットがない。 ボス戦においてもこれは同じで、故に行き詰まるということがない。幾らか戦略を練ることも可能だが、上記の通り死んでもデメリットがほとんどないため、基本的にゴリ押し出来てしまい、戦略性に重きを置くプレイヤーには物足りない。ただし、ゲームが下手なプレイヤーや初心者の救済にはなっている。 自由度の高いキャラカスタムは概ね好意的に評価されているが、それができるのはプレイヤーキャラのみで、同伴するNPC2体についてはほとんどカスタマイズ出来ない。 同じキャラクターでの周回プレイではアイテムやお金のみならず、キャラクターのステータス、スキルポイントなども引き継がれ、難易度の変更が可能となり、サブシナリオも追加されるが、別キャラや別職種で2周目をしたい場合、セーブデータは別途新規作成され、これらの特典がなくなる。 同じ職種でもステータスやスキルポイントの割り当て次第で異なる戦闘スタイルを取ることができる点がこのゲームの良さだが、レベルアップ時に割り当てるステータスポイントは2周目開始時にも再割り当て出来ない。 そのため、2周目以降も大幅な戦闘スタイルの変更ができずマンネリ感が拭えない。それをしたければ別のセーブデータを作ることになるが、それでは周回特典がほぼ無くなる。 このゲームは他のゲームでよく見られる「特定の敵が特定のアイテムを落とす」という仕様ではなく、たとえ雑魚キャラであっても確率でアイテムに色々なオプションが付く仕様なのだが、それが故にリアルラック次第でゲームの難易度が大きく下がる。 マルチプレイがゲームの戦略性を高めると評価点にあるが、ゲーム自体がWi-Fiに対応しておらず、販売本数もあまり奮わなかったためそれを体験できたプレイヤーは少数に留まってしまった。 シングルプレイとなるとNPCのカスタマイズ性の低さが足を引っ張る。難易度ノーマル(1周目)なら特に不便は感じないが、周回するにつれ敵の攻撃力とNPCの耐性の差が開いていき、(たとえ前衛職でも)敵の攻撃に耐えられなくなっていく。 難易度マスターともなるともはや囮人形が2つあるだけのソロプレイと言った方が近く、ソロプレイが苦手なクラス(攻撃に特化しており属性・ブレイク耐性が絶望的なカンプスや、チャージの長い魔法しか攻撃手段の無いソーマスなど)はかなりの苦戦を強いられる。 逆に防御力・ブレイク耐性をアビリティで高められ、両手剣などの攻撃力の高い武器を扱えるバトラスは難易度マスターでも難なく進められるなど、周回を重ねていくとクラスごとにプレイ難易度が変わってきてしまう。オンラインのマルチプレイ、あるいはゲーム途中でのクラス変更が可能ならそのあたりの問題は解消されていたはずなので実に惜しい。 総評 アクション性の弱さは、聖剣伝説のようなゲームを期待したARPGファンからは落胆の声もあがったが、「それなりに面白い」「悪くはない」という感想が示す通り致命的な欠点はなく普通に遊べる無難な出来のゲームである。 上述の通りARPGというよりいわゆるクリックゲーオンラインゲームに近いため、それらのゲームに馴染みの深いユーザーからの評価は比較的高い。 またネトゲのシングルプレイを延々やり込むという人にはオススメ。 余談 『ゼノギアス』の高橋氏がプロデュースを行っていることもあってか、アメリカ(北米)において「ローカライズが期待されるゲームベスト10」に選ばれている。 本作のノウハウは同社の『ゼノブレイド』へと活かされる事となる。 一方、本作自体は「マイナス点を改善すれば良ゲーになる」という声もあり続編が期待されているが、現在も続編の制作は特に発表されていない。 Diablo2について このゲームを語るに当たっては、『Diablo2』は避けて通れない。 ネットのレビューなどを見ると、「よくあるオンラインゲームをそのままオフラインにした感じ」と言ったようなものがあるが、多くのオンラインゲーム(特にラグナロクオンラインを初めとした韓国産のもの)は、2000年に発売され、2001年に拡張版が発売されたDiablo2の影響を受けており、そういった印象を受けるのは当然である。 + Diablo2との比較 本ゲームにおいては、「Diablo系」という括りのレベルではなく、ほぼDiablo2を模倣し、複雑さを排したゲームシステムとなっている。ブレイクシステム以外のほぼ全ての基本システムはDiablo2を踏襲している。 Act仕立てのストーリー、マップに点在するほこらとソーマゲート、装備の穴に装着し能力を強化するオーブ、同じオーブを合成して作る上位オーブ、3つの難易度と難易度毎の同じクエストとストーリー、一度選んだら変更できないクラス、徐々に回復するポーションと同時にHPとSPを一瞬で回復するポーション、特殊能力のついたマジックとたくさんついたレジェンダリとレリック、固定効果がついたエンシャントアイテム、簡単な指示ができる同行NPC、少し強い通常モンスターキャプテン、特殊な強いモンスターレジェンド、各難易度で一度だけクエストで得られる最大HP上昇薬、店にランダムで並ぶマジックアイテム、4つのステータス(腕力、魔力、体力、器用さ)、同じ見た目で強さが3種類あるベースアイテム、上限のある属性耐性と難易度上昇に合わせて増える耐性ペナルティ。 アビリティについて。全く同じ効果や非常に似た効果がほとんどを占める。 バトラス:Barbarian の Warcries 系、Combat Masteries 系、Combat Skills 系 と Amazon の一部と Paladin の一部。 コーアス:Paladin の Combat Skills 系 と Necromancer の一部と Barbarian の一部。 ダークス:Necromancer の Curses 系 と Paladin の Auras 系 と Druid の一部。 ガンナス:Amazon の Bow and Crossbow Skills 系、Passive and Magic Skills 系の一部と Assassin の Traps 系。 カンプス:Assassin の Martial Arts 系、Shadow Disciplines 系 と Druid の一部。 ソーマス:Sorceress の Cold Spells 系、Lightning Spells 系、Fire Spells 系 と Druid の一部。 発売当時は2chのソーマブリンガースレに、「ソーマブリンガーはDiablo2の劣化コピー」と煽る荒らしも少なくなかった。 Diablo2のシステムや用語をそのまま、あからさまに持ってきているものが少なくないため(武器を持って回転しながら突っ込むワールウィンド、受けた物理ダメージを相手に反射するアイアンメイデンなど)、パクリというよりは、オマージュやリスペクトと言った方が正しいだろう。 Diablo2を携帯ゲーム機でシンプルな形でプレイできるようにアレンジした本ゲームは、ボタン操作であることを考えると動かしやすい操作性の良さなど、他の同時期の携帯ゲーム機のハクスラと比べるとかなり完成度が高いと言える。 人気を博したDiablo2を模倣したため基本のゲームシステムの完成度は高いが、模倣したがための弊害もあり、「2周目なのにキャラもクラスも変えられないし、ストーリーも変わらない」「ダメージが表示されない」「キャラクター間で移動できる共有倉庫がない」「マップが無駄に広い」「アクションゲームなのに、被弾前提の戦闘システム」「手元に溢れるゴミアイテム」「延々とモンスターを狩り続ける作業感」「特殊アイテム(エンシャントアイテム)をコンプリートするには小さすぎる倉庫容量」「攻撃速度、移動速度が遅い序盤がストレス」「運が悪いといつになっても強くなれないランダムドロップ」「最高難易度における強ボスにおいて、耐性を上限まで上げていることが前提の戦闘バランス」「Diablo2のギャンブルに代わるシステムがないため、貯まる一方の使い道のない金」などが、不満点として目立った。これらは全てDiablo2の特徴でもある。
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このページでは【ソーマブリンガー】のキャラクター、 ブリキ を解説する。 【いろづきチンクルの恋のバルーントリップ】?のキャラクターは【ブリキ(いろづきチンクルの恋のバルーントリップ)】?を参照。 プロフィール 作品別 元ネタ推測 関連キャラクター コメント プロフィール ブリキ 他言語 種族 ロボット 所属 ファルズフ第七特務中隊 初登場 【ソーマブリンガー】 シルトクレーテの工作室でオーブの合成などを行う謎の二足歩行ロボット。カタカナ混じりの喋り方をする。 着任の経緯は全くもって不明であり、「誰かが操っているではないか」「中に人がいるのではないか」などの様々な憶測が飛ぶなどしているが真相は謎。 作品別 【ソーマブリンガー】 ゲーム内では【シルトクレーテ】?内の工作室にて武器の強化要素である「オーブ」の取り付けや取り外し、合成を担当する。 元ネタ推測 鉄の表面にスズメッキを施したものである「ブリキ」 関連キャラクター 【アインザッツ・オスティナート】 コメント 名前 全てのコメントを見る?