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*ようこそ 本ページはPC版での閲覧を前提として記載されています、ご注意下さい。 閲覧者 本日 - 人総合 - +10549(旧ページ)人 目次 ソビエト共産主義共和国連邦 -国家広報部 -国名 -地理 -国民 -政治 -行政 -立法 -イデオロギー -司法裁判 -地方行政 -外交関係 -経済 -文化 -連邦革命軍 ソビエト共産主義共和国連邦(Union of Soviet Communist Republics)は、中東に位置し、メソポタミア及びレバント地域からなる社会主義連邦国家である。公式にソビエト社会主義共和国連邦の後継を宣言しており、新ソ連邦とも呼ばれる。現在の指導者は空席。新ソ連は連邦制国家であり、その領土は8の共和国と連邦の直轄域(Union direct control region)で構成される。領土の大半を広大な砂漠が占め、河川の沿岸のわずかな地域とオアシス近辺に人口の過半が居住する。また統一歴140年代に起きたレグルス戦争末期の限定核戦争とBC兵器の大量使用によって国土の大半が汚染されており、人口の殆どがDNA的に損傷を受けた結果として放射線に対する高度な抵抗力など現生人類と異なる性質を示すことで知られる。近年復興を成し遂げ経済成長を続けている。 ソビエト共産主義共和国連邦Union of Soviet Communist Republics 国旗 国章 国歌インターナショナル 国家スローガン民主平等連帯 公用語 アラビア語 首都 新バビロン 政府 救国委員会委員長 空席 中央評議会議院議長 空席 人民大統領 マクシミリアン・ヴェーラー 人口 総計 6792万 成立 アッシリア労兵ソビエト救国政府 統一歴150年 ソビエト共産主義共和国連邦 統一歴151年 国教 なし 中の人 yamato 国名 アラビア語表記の正式名称は「اتحاد الجمهوريات الشيوعية السوفيتية」。 通称はالإتحاد السوفييتي。略称はアルファベットでSCRU。 日本語表記ではソビエト共産主義共和国連邦が用いられる。通称は1922年に成立したソビエト社会主義共和国連邦と区別するため頭に新を付けた新ソビエト連邦(「ソビエト」は「蘇維埃」、「ソヴィエト」とも)。略称は新ソ連邦、新ソ連、または単にソビエトやソヴィエトともする。漢字では新蘇聯邦、新蘇聯などと表記され、蘇と略される。「ソビエト」(露 Совет)は「評議会」の意味を持つ。国名については連邦法中に「本連邦の名称は過去に存在した前衛的社会主義の実験国家の遺志の継承としてソビエト共産主義共和国連邦と定める」としている。また法令での新ソ連の呼称は正式名称である「ソビエト共産主義共和国連邦」の他、「本連邦」「我が連邦」などの表記が混在する。 ソビエト共産主義共和国連邦は、国名に固有名詞(地名)を含まない世界でも希有な例であるが、連邦を構成する各共和国の国名には「アッシリア労兵ソビエト連邦共和国」など地名が含まれている。 国際規格(ISO)では3文字略号をSOC、2文字略号をSCと規定している。 また諸外国では旧ソ連と区別するためにこの地域に以前存在したレグルス帝国の系列と捉え「赤化レグルス」や、前身である「アッシリア」と呼ばれることも多い。 レグルスという呼称 新ソ連は先に述べた通り固有名詞を含まない国名であり、固有名詞として新ソ連の領域を指す際はマシュリク、またはレグルスと呼ぶ。マシュリクは「日が昇る所」を意味する言葉である。 レグルスという呼称について説明する為には古く古代メソポタミア時代まで遡る必要がある。現在に残されている数少ない資料によればこの地域に初めて成立した統一国家が獅子の王国を冠していたと考えられている。幾度かの崩壊と再統一を経て「獅子の王国」と古代ギリシャが互いを再発見した際にギリシア人がこの国を「レグルス」と呼んだのがその初出と考えられている。しかしその後ローマ帝国の征服以後にかけて肥沃な土地を有し交通の要衝でこの地域は大国の征服に遭い続けた。ローマの征服から約2000年ほどの間レグルスの名を冠する統一国家は現れずその名は歴史的用語としての意味しか持たなかった。近代になって2度の世界大戦が勃発した頃この地域でもナショナリズムの高揚と民族運動が発生した。この時の統一国家のスローガンこそが「レグルス国家の復活」であり、その後の一連の時間を経て統一国家としてのレグルスが成立した事でレグルスはこの地域一帯を指す言葉になった。 ◯政治・経済 国内経済 良 ---■--- 不 改善傾向 国民幸福度 高 ---■--- 低 改善傾向 体制への不信感 高 ----■-- 低 低い 国防に対する意識 高 -■----- 低 特に変わらず ※2月20日現在 ◯各地域への興味・関心度 地域 関心ゲージ コメント アルプス以北欧州 高 ----■-- 低 外交関係が過度に複雑なため、関心度は低い 地中海 高 -■----- 低 歴史的な敵対国が多数存在するため関心度は高い ロシア 高 --■---- 低 友好国が多く存在するため、関心度は高い 北米 高 ----■-- 低 特に関係国が無いため、関心度は低い 南米 高 ----■-- 低 特に関係国が無いため、関心度は低い アジア 高 -----■- 低 特に動きが無いため、関心は低い オセアニア 高 -----■- 低 特に動きが無いため、関心は低い アフリカ 高 -----■- 低 特に動きが無いため、関心は低い ※2月20日現在 地理 新ソ連の領土は中東地域のアラビア半島の付け根、シリア地域とチグリス・ユーフラテス川流域とキプロス島に代表される周辺島嶼に領土を持つ。 東西南北に陸続きの国境を持つが、特に東と北の国境は広く、いずれも山岳地帯である。北にアナトリア諸侯、西にハウィクルタフ第三十二王朝、南にアラビア連合帝国、東にイラン、キプロス島で帝政シェラルド、パレスチナで十字国ととそれぞれ国境を接する。 西洋世界とアジア世界の交差点に位置し、殆どの場合アジアに分類されるが、欧州に含まれることもある。 山岳はクルディスタン地域のザグロス山脈やシリア地域のアンチレバノン山脈に代表され、最高地点はザグロス山脈のシェーハ・ダー山の3,611 mに達する。 河川としては世界でも有数の大河川である外来河川のチグリス・ユーフラテス川を有する他、バラダ川やヨルダン川などの内陸河川も持つ。これらの河川はオアシスと合わさって乾燥地帯の貴重な水資源となっている。チグリス・ユーフラテス川では水害が多発していたがダムの造成によって数・規模共に減少傾向にある。またこの二河川の下流では複数の湖沼や湿地帯が存在する。またこれらの河川は水や肥沃な土と共に塩分も多量にもたらすことで知られておりこの地域での農業の主要な妨害要因になっていたが、近年では脱塩された海水を大量に使った大規模な灌漑によってそれらの問題は過去のものになりつつある。 殆どの国境を陸で繋がれた典型的な大陸国家で、地政学的に考えられる大陸国家としての性質を強く持つ。 国土の殆どはアラビアプレート上にあるが部分的にアフリカ・ユーラシア・アナトリアプレートに属する地域もある。またプレートの境界が多い地域であり地震活動が活発である。また火山も国土の南西部と北部にかけて分布する。 ケッペンの気候区分では国土の7割が砂漠性気候(BW)に分類され、更に1割はステップ気候(BS)に分類されるなど国全体で乾燥した気候が広がっている。砂漠性気候の常として寒暖差が激しい。植生に乏しいこれらの地域は土壌の保水性が極めて低いため例外的な降雨が発生すると洪水を引き起こす。クルディスタン地域や西岸の一部が地中海気候(Cs)に分類される。この安定した気候を持つ数少ない地域では乾燥地帯では見ることのできないオークの森林や果樹の栽培風景を見る事ができる。 新ソ連の生態系については未だ調査中の事が多い。レグルス帝国時代にはこれらの調査は軽んじられていた上に、大規模な環境破壊によって大きく生態系が変わっているためである。 メソポタミアの最南端にあたる沿岸では水温が適度に高くサンゴ礁が形成される。 沿ヨルダン川に位置する死海は標高-400mの地点にあり世界で最も標高の低い場所である。 代表的な都市 新バビロン 新バビロンは新ソ連政府がネフド砂漠の北端付近に建設した人工都市。政治的中心地となるべく築かれた都市で社会主義建築の聖地とも言われる。一方で人口は決して多くなく、また戦争による破壊や省庁の分散化の方針が定められた事で相対的にその地位を失いつつある。古代の都市バビロンとはほぼ何の関係もない。 ソビエト人民宮殿 翼状に広がる新バビロンの付け根にあたる部分で建設が進む超高層ビルディング。スターリン様式を採用した大規模建築で連邦議会や複数のミュージアム、地下鉄駅を含む。ジッグラト型の基礎部分とその上に聳え立つ等間隔に配置された6本の列柱を備える円柱の層が積み重なったバベルの塔を思わせる500mに達する予定の巨大なタワー部分で構成される。 現在の建築進捗は23%で基礎部分は概ね完成し、議会場などは既に使われ始めている。 モースル モースルはクルディスタン人民ソビエト共和国の首都。チグリス川が都市を南北に縦断する。ケッペンの気候区分ではステップ気候に位置する。多様な民族を含む約150万の人口を抱える。伝統的な薄手の織物モスリンで知られるほか、古代から原油が噴出するなど石油産業でも有名。 ダマスカス ダマスカスは中東ソビエト共和国の首都。400万に迫る新ソ連西部最大のダマスカス都市圏を形成する。現存する最古の都市で古代の遺跡が多く遺る。 旧総統宮殿 レグルス帝国時代に最高指導者ギース・クロムウェルが官邸として使用した建物。世界的に見ても有数の歴史主義・新古典主義建築であり、戦争による破壊の後で再建され現在は博物館になっている。 バグダッド バグダッドはメソポタミア社会主義ソビエト共和国の首都。かつてはイスラーム世界の中心として栄え、モンゴル軍やティムールによる幾度と知れない大破壊にも関わらず再建され続け、かつては中東でも最大級を誇る500万の人口を誇り名実共に新ソ連最大の都市として君臨していた。都市はレグルス戦争による核兵器の使用に代表される150年代前半の戦争による破壊で衰退傾向にあったが、それに加えて159年に発生したバグダッド自由軍反乱で行われた秩序本部による化学兵器の無差別使用によって致命的なジェノサイドが発生し人口の80〜95%が失われた事で事実上壊滅した。現在は政府主導のバグダッド計画による復興作業が盛んに行われている。 アンマン アンマンは沿ヨルダン社会主義人民ソビエト共和国の首都。レグルス帝国時代には電子機械工学の都として栄えたが、戦争によって壊滅し今では見る影もない。 クウェート クウェートはクウェート社会主義ソビエト人民共和国の首都。ペルシア湾の真珠と呼ばれる程美しい都市として知られる。風光明媚なビーチや観光産業で著名である。 キルクーク キルクークはアッシリア労兵ソビエト共和国の首都。 レメソス レメソスはキプロスソビエト共和国の首都。軍事都市としての色が強く駐屯兵へのサービスを収入源とする市民も多い。 ベイルート かつては中東のパリとも呼ばれた美しい都市だったが150年代の戦争によって瓦礫の山と化した。現在は細々と修復作業が続いている。 アレッポ アレッポは東方ソビエト共和国の首都。人口65万程度の都市だが、緊張度の高いアナトリア国境に近く軍隊への補給ハブとして機能している。 カルバラー カルバラーは一見すると何の変哲もない地方都市である。しかし帝国時代には緊急時の臨時首都として指定された歴史がある。そしてレグルス戦争の末期の本土決戦時に実際に臨時首都として扱われこの時レグルス帝国の大量の金銀が運び込まれこの都市に封印された、と言う噂がある。連邦政府はこの噂を公式に否定している。 バスラ バスラは新ソ連東の城門とも呼べる都市。帝国時代から造船業で栄え、現在も多くの船舶を製造している。軍事都市としても知られ都市から少し離れればホルムズ海峡に向けられた長距離砲を見る事ができる。 災害 新ソ連は主に砂嵐、砂漠化、洪水、環境汚染の問題を抱えている。これらの問題に関しては主に全連邦自然保護委員会・防災省・水林省が対策に当たっている。 砂漠化 過剰な水資源の利用に代表される要因によってこの地域は世界でも有数の砂漠化が進行する地域の一つである。これに対して政府は脱塩処理された海水の使用を推奨し、砂漠緑化を推進する事で対応している。 汚染 この地域はかつてレグルス帝国と呼ばれる国家が統治していたが、その体制末期のレグルス戦争で大量のNBC兵器が使用され、現在も連邦のキプロスを除くほぼ全域が汚染されている。これによってこの地域に住む人間を含む生物は何かしらの点でこれら汚染に適応している。またこの汚染のため諸外国からの入国は各国政府によって規制されている。 加えてレグルス帝国・新ソ連共に公害対策より生産拡大を是とする国家であるため工場周辺の生態系の破壊が深刻である。 国土の変遷 最も古い記録では最盛期にあった古代レグルスはメソポタミア・アッシリア・歴史的シリア・沿ヨルダンに領土を持っていた。 近代国家としてのレグルスは冷戦期の西レグルス(レグルス共和国)がキプロス・シリア・レバノン・ヨルダンに領土を持ち、東レグルス(中東人民共和国)はイラク・クウェートを領土としていた。冷戦が終わるとこの二国は統一された。 残された記録によれば東西統一後のレグルスはイスラエルに侵攻しこれを併合しているが、その直後に発生した核戦争によって崩壊したため詳細は不明である。 レグルスはその後不明な期間(失われた世紀)を経てレグルス連合帝国としておおよそ現在の新ソ連と同じ領域で成立した。その後幾度かの植民地戦争や拡張戦争を経て一時期はレグルス植民地帝国と呼ばれるまでに拡大した。この時期のレグルス帝国はインドシナ・ソマリア・中央アジアに植民地を得た他、ハタイ・ドデカネス諸島を本土に編入した。ただしこの拡大は国力に全く見合わないものであり、殆どの海外植民地をこの後放棄することになる。 インド洋戦争ではルークリア人民共和国を下し、南アジアの大半を領土としていた同国を植民地として植民地帝国に組み込んだ。 その後レグルス戦争と呼ばれる大戦でレグルス帝国はアナトリア・バルカン半島・北アフリカ・コーカサスからモスクワまでに至るロシアを占領したものの、世界各国からの攻撃に遭いレグルス帝国は降伏と解体を余儀なくされた。 レグルス帝国の解体後のレグルス地域では軍閥が台頭し衝突と淘汰が進んでいった。最終的にメソポタミア地域から勢力を拡大したアッシリア労兵ソビエト救国政府が旧レグルス帝国の中核領域のほとんどを回収し、新ソ連の現領土に至る。 係争地 新ソ連は幾つかの地域で領土問題を抱える。 北キプロス キプロス島は古くからレグルス帝国とその地域を統治する国家と不可分の領域だった。レグルス戦争の結果キプロス島はモレラ国とシェラルド国によって南北に分割された。新ソ連の前身であるアッシリア労兵ソビエト救国政府はモレラ国の内戦に乗じて南キプロスを奪還したが、北キプロスは未だシェラルド国の統治下にある。 キプロス島は新ソ連にとって地中海への出城であり、欧州諸国にとっては新ソ連を抑える蓋となる重要な地である。新ソ連は統治下にある島の南部を要塞化し連邦革命軍第8機械化擲弾兵師団を配置するなど戦力の展開に努めている。 パレスチナ パレスチナ地域は古代メソポタミア時代からこの地域を治める国と不可分の領域だった。統一歴150年代の第十一次十字軍の結果現在この地域は欧州キリスト教国の傀儡政権が支配している。新ソ連政府は公式にはパレスチナ地域が諸国の主権下にあることを認めつつも傀儡政権の存在を認めず、領土奪還の意志を隠していない。この周辺は新ソ連で最も軍事的に緊張した地帯である。 尚新ソ連政府のこの地域の呼称は一貫して「パレスチナ」、「ヨルダン西岸」であり宗教的意味合いの強いイスラエルの語は使われない。 クウェート 話題に上がることは少ないが、クウェートは新ソ連とアラビア国の係争地帯である。 その他 シリア系住民の多いアナトリア南部ハタイ県周辺やクルド人の多いクルディスタン地域、イラン南西部メソポタミア地域、ロードス島・クレタ島に代表されるエーゲ海諸島やシナイ半島が新ソ連の潜在的に抱える係争地帯として扱われる事がある。 国民 民族 新ソ連は多民族国家である。人口の7割をアラブ人が占め、2割はクルド人、残りの1割ほどがユダヤ人である。また60万人程のアッシリア人が存在するほか、近年移民としてアルファリア帝国から移ってきた日本人が連邦各地に合わせて数十万人居住する。クルド人の大半はクルディスタン人民ソビエト共和国に居住する。ユダヤ人は国内に広く居住するが、特に沿ヨルダン地域に多い。また少数民族としてギリシア人、フランス人、トルコ人、ペルシア人が数万人存在する。人口の大半は近代人工都市新バビロンなどの例外を除いてオアシス都市か河川、海岸に住む。これは国土の大半が砂漠である事に起因している。内陸人口は同様の理由で極めて希薄になっている。 言語 新ソ連に法的な公用語は存在しない。9割超が使用するアラビア語が事実上の公用語である。クルド語やヘブライ語が少数言語として存在している。 レグルス帝国時代に言語をアラビア語に統一する政策が行われ、クルド語やヘブライ語が極少数派になる要因となった。現在、民族主義団体がこれらの復古運動を進めている。クルディスタン人民ソビエト共和国政府はこれらの運動を支援する一方で、公機関がヘブライ語運動を支援する動きは見られないなど各言語ごとに対応にばらつきがあるのが現状である。 国民性 よく言えば切り替えが早い、悪く言えば変わり身が素早い事が特徴とされる。歴史的に他民族の抑圧下か強権政府の支配下に置かれてきたため支配者に従属し易く、一方で支配者が変われば簡単に忠誠の対象を変える。また個人間の関係では陽気や温厚と言われることが多いが過激化しやすいとも言われ、過去にこの地域を支配した国家がこの国民の過激さのあまり手綱を握りきれず撤退したことがある。警戒意識が強く簡単に心を許さないため付き合いが悪いと言われることがよくあるが、これは独裁政権時代に密告が推奨されたことによって造成された他人への不信感が原因で比較的最近根付いたものである。 結婚 新ソ連では一夫一妻制夫婦同姓が原則である。ただし一部の共和国では一夫多妻制や夫婦別姓を認める動きが見られる。また新ソ連政府は人口政策の一環として多産を推奨しており、四人以上の子供を産んだ家庭は表彰される。 教育 新ソ連の教育は社会主義の原則により基本無償である。義務教育は小中高の6・3・3年体制である。新ソ連の学校には短い正月休みと長い夏休みがある。学校教育は殆どアラビア語で行われる。識字率は平均約60%、更に男性については82.6%と国民一人当たりGDPから考えると非常に高い数値を示している。これは伝統的な社会主義体制が自らの体制維持と軍備の拡大のために高い識字率を求めたことに起因している。反面近年は主に女性の識字率の低下が見られるなどの問題がある。 著名な高等教育機関 ダマスカス帝国学院 新バビロン・ソビエト大学 連邦クウェート国際大学 連邦バグダット大学 連邦ベイルート大学 連邦アンマン大学 青少年・婦人団体 新ソ連には幾つかの大きな青少年団体・婦人団体が存在する。彼らの多くは政府からの支援を得ている。 自由青少年突撃隊 自由青少年突撃隊(Free Youth Sturmabteilung, FYS)は新ソ連の若年団体で、主に6〜18歳の少年少女らが幅広く所属する。社会主義精神、つまり博愛と団結の精神を教え、社会人としての市民を育成することを目的とする。突撃隊という名称は主に少年層へのインセンティブとして命名された。FYSは年齢別に大きく二つに分かれており、6〜13歳までが所属するL-FYS(Little-FYS)と14〜18歳の所属するJ-FYS(Juvenile-FYS)が存在する。L-FYSは自然との触れ合いや様々な年代の人々との交流を通して少年少女の心を伸ばし生き生きとした人格を育成する。J-FYSはより実践的な内容を取り、応急処置や砂漠との付き合い方、戦時国際法を学ぶ。FYSへの参加は理論上は任意だが殆どの学校や親にとって加盟は当然の事である。素行不良や学問の不振で除名されることは殆どない。FYSの加盟者には赤いスカーフと軍帽に似た星のあしらわれた帽子が与えられる。加えて特定の成果を挙げた参加者は勲章バッジを受け取る事ができる。 ローザ・ルクセンブルク団 ローザ・ルクセンブルク団(Rosa Luxemburg Company,RLC)は新ソ連の女性団体。女性の社会進出や権利擁護を目的とする団体である。名称は旧ドイツの女性革命家ローザ・ルクセンブルクから名付けられた。名称は159年にそれまでの名称の女性社会協会(Feminine Social Association,FSA)から改名された。 連邦プロレタリア戦線 連邦プロレタリア戦線(Union Proletarierat Front,UPF)は新ソ連の労働者団体。社会主義の下で全ての労働に服する人民の真に生産的な労働の構成と万人に幸福な労働環境の提供を理念にする組織である。組織体系としては労働組合の組合といった様式で、オープンショップ制の各企業・職場ごとの組合の連携合同を指導する。加盟権は労働に従事する全てのプロレタリアを2名以上包括する組織にあり、一組織中に2つ以上のUPF加盟団体があることも珍しくない。UPFはその他の団体結社と同様に政府の後援を受けているが、一方でその組織的性質から政治主流から外れたサンディカリストやアナキストが集まりやすい体質を持っており、政府と常に深い関係にあるわけではない。UPFは労働者の生活改善や信用金庫(連邦労働金庫)の運営などを行う他、独自にレジャーへの補助を提供している。例としてUPFは工場図書館やコンサート、スイミングプール、成人教育プログラム、バラエティパフォーマンス、劇場訪問、運動イベント、オペラへの補助金チケット、クルーズに焦点を当てた補助金休暇を提供する。これらは「労働意欲は人々の胃から生まれるのではなく、精神から生まれる」というUPFの下部組織WLAのスローガンにもある通り、レジャーを通した労働効率の改善という実地的な観点から実施されている。労働環境戦線(Works Environment Front)は労働環境の改善を志向するUPFの下部組織。職場を労働者にとって魅力的な物にする、つまり清潔さの向上、衛生状態の向上、適切な作業服、更衣室、ロッカー、空気の改善、工場やその他の雇用場所の騒音の低減のためにキャンペーンの実施を行っている。労働者娯楽協会(Worker's Leisure Association)はUPFの下部組織でUPF構成員、つまり全国の労働者に格安のレジャーを供給する事を理念とした組織。主に敗戦によって失業した旧帝国時代に旅行代理店やレジャー施設を運用していた人々によって編成された。WLAはWLA-shipとよばれるサハリン・セヴェリア共和国製の旅客クルーズ船を保有し、主にインド洋の島々との旅行客の輸送をおこなっている。現在WLAは「アレクセイ・ガスチェフ」と「ヴァレリー・サブリン」の2隻を保有・運用している。 ↑セーシェル諸島へ運航する「アレクセイ・ガスチェフ」 社会保障 新ソ連は自身の社会主義イデオロギーに従って重厚な社会セーフティーネットワークを構築している。最も特徴的なのは一部の高所得者を除いた全ての個人に対して人間の最低必要支出(平均的な光熱費、水道代、食費などの総合コスト)と同額の現金を支給する部分的ベーシックインカム制にある。これは経済的な必要性などから食品などの配給制が形を変えたもので、新ソ連独自の珍しい制度と言える。加えて、新ソ連では一般社会保障、つまり医療・教育など社会にとって決して欠くことの出来ない一般的な分野について多額の支出をしている。特に一定のライン以下の収入者(ほとんどの中流・下級世帯が該当する)はほぼ無料でこれらの支援を受けることが出来る。これらの社会保障ネットワークは主に政府の一般税収で賄われており、高度な累進所得税や金融取引税、相続税などの直接税によって賄われている。またこれらのシステムはソーシャルセキュリティナンバー、全ての各個人に割り当てられる番号によって管理される収入や世帯など一連の情報が紐付けられた国民番号システムにも似た構造と強く紐付けられることで機能している。新ソ連政府は失業問題についても熱心に対応している。何故なら失業は高度に経済的な問題であり、ひいては社会主義の理念そのものに関わるからである。詳しくは経済の欄を参照。また新ソ連は社会のコミュニティの構築にも熱心である。新ソ連では都市の一ブロックや各農村ごとに町内会に類似する組織が置かれ、有事の際の協力や相互関係を通した虐待などの排除を目指している。言うまでもなくこれらのシステムはコミュニティ内の不和などのデメリットも持つが、これに対して連邦は少々荒っぽく法と警察権力の力で解決を図っている。また連邦では社会コミュニケーションは模範的な市民としての不可欠な義務であると考えられている。健康新ソ連の平均寿命は約60歳と極めて低い。主な死因は栄養失調や気管性疾患になっている。乾燥した風土で感染症のリスクはあまり高くないが、反面工業汚染による死者が年々増加傾向にあるなどの問題が見られる。また発展途上国によく見られる医療の不足も深刻な問題である。 改善に向かう経済・消費財 1.0% ・安定度 -3% ・工場生産効率 -15% ・日毎の政治力 -0.05破局的な経済崩壊は数多の努力によってついに改善に向かいつつある。 政治 現在の新ソ連ではソビエト共産党による一党独裁が敷かれている。一方で現在の政権は民主化と自由化を志向しており"再構築"と呼ばれる一連の改革を実行している。 派閥 新ソ連の民主主義は貧弱だが、他の多くの民主主義国家と同様に政治的な派閥主義は存在する。中央政府が失策を重ね影響力を失うにつれて派閥は力を付け政治に影響を及ぼしている。新ソ連の政治を掌握するに当たって彼らの支持を取り付ける事は不可欠である。 革命軍 革命軍は新ソ連最大最強の暴力装置である。軍人の多くは政治に関わる事は望んでいないが、それは軍の既得権益が政治によって侵されない場合に限っている。革命軍は政府の内情のように数多のイデオロギーが渦巻いているが、軍国主義と革命的マルクス主義への支持が失われた事はない。革命軍の英雄マクシミリアン・ヴェーラー元帥は市民・軍から共に支持される連邦で最も有名な人物である。彼自身は軍に留まる事を望んでいるが、状況が望まないならば政治へと身を投じる覚悟も持ち合わせている。同様にペーター・フランク・ジャック空軍中将も革命軍の中で最も著名な人物の1人である。ヴェーラー元帥の右腕として良く知られる彼は上官ほど政治に距離を置いていない。彼の信念は鋼の暴力と決意による革命の遂行に焦点を当てており、伴う出血を許容する事ができる。 官僚派 この国で官僚は常に行政の実質的な代理人だった。政府や軍と違って誰からも顧みられる事無く、静かにその力を振るっている。セクショナリズムと組織的ナルシズムによって構成された巨大な官僚機構は機械仕掛けのヒュドラであり一度動き出せば何者も止める事はできない。官僚機構は常に指導者を抱いている訳ではないが、少なくとも近年暫くはポニーファーツ・エッケハルト連邦銀行総裁がその立場にあると言える。エッケハルトは黒縁の眼鏡の下で冷徹な思考を巡らせる典型的な官僚で、知性と合理性が困難に対する最大の武器であると信じて疑わないテクノクラート達にとって最良の人物である。 改革派 どんな権威主義体制であっても常に改革派は存在する。エルヴィン・アンドレ郵政省内務長官はその不遇なキャリアにも関わらず祖国の改革を志向する人物であり、漸進的社会主義を信奉する。改革派は安定した支持基盤を持たないが、一方で市民、軍、官僚から一定の支持を得ている。ハインツ・シューメーカー財務次官やエルリッヒ・シュパイデル中将などの人物はそれら多様な支持基盤の中でも傑出した支持者である。 秘密警察 政治派閥としての秘密警察はその目的からして曖昧であり、一説には反革命の撲滅という手段が目的と転倒しているとさえ言われる。加えて彼らは他の全ての派閥から嫌悪され常に一定の力を持ちながらも決して主流派になることが無い。ローレン・ヴェルケルはメッケルニッヒ保安本部長官が政治を掌握した後の保安本部長官としての職務を代行している人物である。彼自身は政治的野心からは程遠いが、職務と上官命令に忠実で警察組織の半分を握る人物を無視して行動することは何者にも出来ない。オズワルド・ヴェーベルスベルク秩序本部長官は新ソ連の中で最も狂信的な秩序と全体主義の徒であり、熱烈な反欧州主義・共産主義者である。彼の反欧州主義が何処から来たものなのかは定かではないが、ともかく動機がどうあれ反革命と国内の第五列を殲滅する事業にあたっては彼以上に適切な人物はいないというのが一般の評価である。アル・ザルツマン第七局長官は凡庸な公務員に過ぎないが、彼の持つ唯一の才である人を信用させるセンスは特筆に値する。 市民派 民主主義で無くても、寧ろ民主主義でないからこそ市民の支持は政権の安定性に直結する。ユーリ・トレスコウ率いる市民派は新ソ連の派閥の中で最も民衆に近い派閥であり、彼らの持つ唯一の信念は専ら自身のスローガンに表れている─「市民にパンを、祖国に平和を!」 女性政策新ソ連では女性の社会進出が積極的に行われている。これは社会主義の原則によるものであると同時に、労働人口の不足を補う意味がある。 人口 新ソ連の人口ピラミッドはピラミッド型と釣鐘型の中間の形状から30〜40代の男性人口が欠け落ちた歪な形状をしている。この欠損の主な原因はレグルス戦争と一連による災害があり、失われた世代の多くはこの時兵士として従軍した人々である。言うまでもなくこの様な人口の歪みは経済にも悪影響を及ぼしており、新ソ連の経済低迷の理由の一つになっている。加えて失われた世代は兵士として適齢期であったと同時に次世代の生産年齢としての適齢期でもあったため人口増加の見込みも低下した。このような状況を受け新ソ連ではチャウシェスク時代のルーマニアで見られたような様々な過激で強硬な人口政策がとられている。まず新ソ連では原則的に医学的・法学的な例外を除き離婚と避妊、堕胎が禁じられている。更に結婚、あるいは一定期間以上同棲関係にある男女で子供がいない人々へ課税が行われている。これらの財源は「人民の家」と呼ばれる孤児院や人口キャンペーンの予算に充てられる。またこれらの政策の結果予期される様々な不正や不法に対処するため政府は秩序本部の権限と予算規模を大幅に拡大した。 テロリズムの脅威 新ソ連で語らざるを得ない事項の一つに絶えないテロの脅威がある。新ソ連の治安機能は経済と政治の混乱のために酷く限定的でありテロリストが跳梁跋扈する温床となっている。特にアクシオンデルタ・ファランヘと黒衛軍の二つは新ソ連の中で活動する武装組織の中でも一際力を持った組織である。 アクシオンデルタ・ファランヘ アクシオンデルタ・ファランヘを参照 黒衛軍 + ... 黒衛軍(Black Guard)は新ソ連内、特にクルディスタン地域で活動する無政府主義テロ組織。著名な無政府主義指導者アンソン・レームを中心にしつつも各支部が独自に行動を起こす点で特徴的な組織である。 行政 一般 新ソ連は旧ソ連に類似する高度に縦割り化され強大化した行政・官僚組織を保持しており、この傾向の点では旧レグルス帝国と類似する。言うまでもなくその他の官僚国家と同様の長所・短所を持っており、優れた機械の様な技術卓越性と行政上の硬直が大きな特徴である。背景には社会主義国家としての必要性から大きな政府が求められた結果としての官僚制という現実性からの視点と、国民性としての理性崇拝の気風の結果としての文化的な側面からの視点の二つで説明することができる。 財政 新ソ連の財政は政府の超積極支出によって定義づけられており莫大な赤字を引き起こしている。分不相応な貧困救済政策と経済成長プログラムは健全な財政の建設を不可能にしており、多くの場合前者を犠牲にする事で成立している。 省 新ソ連の省は諸外国と同様行政組織の最大単位。他国に比べ細分化・多極化しているが、それにも関わらず内務省など一部の省は広範囲に渡って影響力を保持している。2022/02/02現在新ソ連には30の省がある。庁庁は新ソ連の行政単位の一つ。主に省の下に置かれる。部・局と一部の委員会は庁とほぼ同様の役割を持っている弁務官当局弁務官当局は新ソ連行政の例外的な単位。大統領が何らかの問題に対し対応する必要があると考えられる場合に議会の支持を得た上で設置される一時的な機関。弁務官当局には弁務官当局・高等弁務官当局・総合弁務官当局の三種類が存在し右に行くにつれ権限が強大になる反面、設置に必要な議会の賛成が1/2、2/3、4/5と大きくなる。また最小の権限しか持たない弁務官当局でさえ当該の問題については大幅な権限が認められ、高等弁務官当局では一般省庁をある程度無視した行動が可能で、総合弁務官当局になると総合弁務官は大統領に匹敵する権限を保有する事になる。 省庁一覧 + ... 人民大統領┗国家秩序本部大統領府┗バグダッド再建高等弁務官当局┗内務省 ┗連邦親衛部 ┗内務省特別調査委員部 ┗人事局 ┗共和国庁 ┗連邦直轄区行政庁 ┗住宅庁 ┗企業庁 ┗民間企業監査局 ┗国家企業局 ┗宗教庁 ┗イスラム課 ┗C教課 ┗ユダヤ課 ┗諸宗教課 ┗戸籍庁 ┗廃棄物処理庁 ┗浄水庁 ┗地下水局 ┗河川局 ┗海水局 ┗氷河局┗連邦国家安全保障省 ┗警務庁 ┗密輸取締局 ┗密航取締局 ┗薬物取締局 ┗刑務庁 ┗沿岸護衛隊 ┗難民対策庁 ┗国家保安部┗郵政省 ┗郵便庁 ┗郵便貯金庁 ┗保険庁┗財務省 ┗税務庁┗法務省┗経済省┗革命省 ┗経済改革委員会 ┗規制改革委員会┗石油省 ┗石油採掘庁 ┗ペルシア湾局 ┗メソポタミア局 ┗アッシリア局 ┗シリア局 ┗石油保管庁 ┗石油加工庁┗燃料省 ┗石油庁 ┗重油局 ┗軽油局 ┗ガソリン局 ┗天然ガス庁 ┗石炭庁 ┗合成燃料庁 ┗バイオ燃料庁 ┗アルコール庁 ┗水素庁┗重工業省 ┗自動車庁 ┗工作機械庁 ┗造船庁 ┗電子機械庁 ┗通信機械庁 ┗重機械庁 ┗鉄鋼庁 ┗工業規定庁 ┗非鉄鋼金属庁 ┗レアメタル庁 ┗化学産業庁 ┗薬品局 ┗石油工業局 ┗石炭工業局 ┗天然ガス工業局 ┗合成燃料局 ┗高分子工業局 ┗油脂工業局 ┗精密有機工業局 ┗ソーダ工業局 ┗アンモニア工業局 ┗精密無機化学局┗軽工業省 ┗食品庁 ┗繊維庁 ┗木工庁 ┗窯業庁┗電気省 ┗電化庁 ┗発電庁 ┗火力局 ┗石油課 ┗天然ガス課 ┗石炭課 ┗バイオ燃料課 ┗水力局 ┗太陽光局 ┗原子力局 ┗潮力局 ┗風力局 ┗電池庁┗商業省┗貿易省 ┗関税庁 ┗輸入庁 ┗輸出庁┗外務省 ┗極東庁 ┗インド洋庁 ┗インド庁 ┗オセアニア庁 ┗太平洋庁 ┗東南アジア庁 ┗中華庁 ┗シベリア庁 ┗北米庁 ┗中米庁 ┗南米庁 ┗アフリカ庁 ┗地中海庁 ┗欧州庁 ┗中東庁 ┗ロシア庁┗防災省 ┗地震庁 ┗火災庁 ┗干魃庁 ┗砂塵庁 ┗汚染庁 ┗気候庁 ┗竜巻課 ┗豪雨課 ┗豪雪課 ┗遭難庁 ┗戦災庁┗賭博省 ┗競馬庁 ┗競艇局 ┗競輪局 ┗カジノ庁┗水林省 ┗林業庁 ┗水産庁 ┗漁獲量管理局 ┗養殖局 ┗遠洋局 ┗沿岸局 ┗淡水局┗農業省 ┗牧畜庁 ┗ラクダ課 ┗狩猟庁 ┗穀物庁 ┗菜果庁 ┗農地開拓庁┗建設省 ┗インフラ庁 ┗住居庁 ┗ビル庁┗文化省 ┗芸術庁 ┗文学庁 ┗音楽庁 ┗映画庁┗厚生省 ┗衛生庁 ┗放射線課 ┗福祉庁 ┗労働庁 ┗体育・スポーツ庁┗教育省 ┗乳幼教育庁 ┗初等教育庁 ┗中等教育庁 ┗高等教育庁 ┗大学庁┗情報省 ┗印刷庁 ┗新聞局 ┗書籍局 ┗電波庁 ┗ラジオ局 ┗テレビ局 ┗報道庁 ┗国家広報部┗技術省 ┗特許庁 ┗原子力庁 ┗電子庁 ┗宇宙庁 ┗黎明委員会┗鉄道省 ┗弾丸鉄道計画委員会┗航空省┗運輸省 ┗自動車庁 ┗高速道路委員会 ┗軽車両庁 ┗道路庁┗船舶省 ┗海運庁 ┗河運庁 ┗港湾庁 ┗運河庁┗資源省 ┗緊急備蓄庁 ┗鉱産資源庁┗統計省 ┗メートル法推進委員会 ┗単位系統一局┗連邦革命軍 ┗革命陸軍 ┗ソビエト海洋軍 ┗赤色航空軍┗五ヶ年計画省┗全連邦自然保護委員会 国家秩序本部 国家秩序本部(SH,State order Headquarter)は新ソ連直轄地と構成共和国のテロル鎮圧と反乱分子の諜報・摘発・制圧を行う秩序維持機関。従来の治安警察組織が機能不全を起こし十分な治安活動ができていないと判断したカールハインツ・メッケルニッヒ国家保安本部長官によって創設された。 第一局 国家秩序本部第一局は秩序本部の人事及び編制を所轄する。 第二局 国家秩序本部第二局は秩序本部の総務を所轄する。 + ... + ... 秩序本部諸書類キャビネット 要求書 2022/03/07 + ... 以下の物品をバグダッドSH臨時本部まで搬送 ・S弾…2t分 ・15cm砲…20門 以上 第三局 国家秩序本部第三局は連邦内のテロルの研究及び殲滅を実施する。 第四局 国家秩序本部第四局は連邦内の一般犯罪の撲滅を実施する。 第五局 国家秩序本部第五局は連邦内の諜報活動を所轄する。 第六局 国家秩序本部第六局は連邦外の諜報活動を所轄する。 第七局 国家秩序本部第七局は連邦内の一般破壊活動の阻止及び殲滅を実施する。 第八局 国家秩序本部第八局は軍事力を用いた治安維持を行う。 + ... 第1SH武装警察師団 人員 9600名 第1警察連隊 第2警察連隊 ・第1警察大隊 ・第3警察大隊 ・第2警察大隊 ・第4警察大隊 第1砲兵連隊 ・第1軽砲兵大隊 第1オートバイ偵察大隊 第1通信大隊 第1警察装甲大隊 師団司令部 ・第1輸送航空団 沿革 第1SH武装警察師団は国家秩序本部第八局に属する師団。158年末から159年にかけて発生したバグダッド自由軍反乱で革命軍が出動を拒否したため急遽設立された経緯を持つ。所属から分かる通り警察官で編成される師団で通常の軍の師団に比べても軽装備で実力は高くない。唯一の実践経験であるバグダッド攻防戦でも都市攻撃とは言え民兵相手に大損害を負っている。 第九局 国家秩序本部第九局は国家秩序本部の財政を統括する。 強制収容所 + ... 新ソ連の強制収容所は主にメッケルニッヒ政権の後半建造・整備が進められた。政権や国家秩序本部によって反政府分子・テロリストと判断された人々や重罪人が収監された。また殆どの新ソ連内のヨーロッパ系人種は強制収容の対象になった。多くの場合囚人の刑期は無期限であり、無制限かつ無償の労働力として利用される。強制収容所では他の同一の施設で見られるように恐怖、疲労、猜疑心によって支配され従順な労働力として使用される。強制収容所は最終的なあらゆる形態の犯罪者の"根絶"を目的としている。法的に犯罪者を収容する施設と不穏分子等政治犯を収容する施設は異なるが、実態としてはどちらも大差なく運用される。 歴史 新ソ連の指導者であったカールハインツ・メッケルニッヒはその政権の中頃に多くの暗殺危機を受けパラノイアを発症した。結果としてそれは病的なまでの「不穏分子」の摘発運動に繋がり、摘発された人々を収容する施設の必要性に迫られた。結果として新ソ連の各地に強制収容所が建設された。 メッケルニッヒの死後、新ソ連では自由化と民主化が進んでいるが、国家の中で独自の地位を持つ国家秩序本部の管轄である強制収容所はブラックボックス化され光が当てられているとは言い難い。 実態 多くの強制収容所は一般に想起されるほど過酷な環境ではない。殆どの強制収容所は国家秩序本部の方針に従いその囚人の労働力を最大限に引き出す事を目標としている。過度な残虐行為はその有用性を確認できなかったため制限された。 強制収容所では報酬と囚人ヒエラルキーなどの形でそのシステムを維持している。 強制収容所で行われる労働は多くの場合単純な重労働で、鉱山労働や砂漠の緑化作業などが行われる。また新ソ連で生産される麻薬の大半は強制収容所で生産されたものである。 代表的な強制収容所 新ソ連の強制収容所の中で最も有名なのがラウダンツ強制収容所とパルミラ強制収容所である。前者は山岳に位置する犯罪者の収容所であり、後者はシリア砂漠の中央に位置する政治犯収容所である。どちらもその規模で有名である。 ラウダンツ強制収容所は新ソ連北東、クルディスタンPSRの中央ユーラシア国境付近の山岳地帯に位置する。収容所の施設は山岳に穴を開ける形で造られており、殆どの収容房は日が差し込まない。その構造から要塞と呼ばれる事がある。ここでは大規模なケシの栽培とウラン鉱山の採掘が行われている。ケシは強制収容所内部でアヘンへの精製が行われ、一部が囚人の報酬として解放され残りは密輸出に回される。ウランの採掘では放射線防御が甘くレグルス人を持ってしても危険性が高く5年以内の致死率は9割を超える。政争に敗れ監禁されていたヴェーヴェルスベルク元国家秩序本部長官がこの強制収容所の所長に左遷されたと言われる未確認情報がある。 パルミラ強制収容所は砂漠の中央に位置し、最寄のオアシスから70km離れた場所にある。ここには最も危険な政治犯が収容され、代表的な人物に無政府主義テロリズムの指導者ヨーゼフ・ドレスラーがある。この施設はかつてレグルス時代に収容所として用いられていたものを再利用したもので、レグルス戦争で破壊され放棄されていた物を修復して使用している。施設の4割はレグルス時代の物をそのまま用いている。 内務省 内務省は新ソ連最大の予算・人員規模を持つ省。宗教・地方自治・上下水道・戸籍・人事に至るまでの広大な領域について担当する。 国家安全保障省 国家安全保障省は非軍事的な領域における安全保障について担当する。警察・コーストガードに加えて難民対応が主要な役割である。また国家保安部と呼ばれる準軍事組織を保有する。単純人員では国家保安部を含むため内務省に匹敵する職員数を誇る。 国家保安部 + ... 国家保安部は国家保安本部とも呼称される連邦国家安全保障省に所属する準軍事組織であり、連邦第二の軍と呼ばれる事がある。一部の国家に見られる国家憲兵と類似する組織ではあるが、犯罪捜査に従事することはなく純軍事的な活動を行う。憲法により活動は連邦内に制限されており、治安維持や重要施設の警備、構成共和国軍の指導などに従事する。加えて国家保安部の重要な役割として連邦革命軍が何らかの理由により活動できない際の予備軍としての側面があり、特にクーデター発生時のカウンターフォースとして期待されていた。しかしその期待と反対に国家保安本部は統一歴157年末、第十一回十字軍終結直後に蜂起し政権を奪取した。 + ... シンボル治安装甲車 + ... 郵政省 郵政省は郵便・郵便貯金・簡易生命保険の三事業を中心に行う省。郵便物搬送のための専用の船舶・列車を保有する。 財務省 財務省は新ソ連の財政・徴税を担当する省庁である。高級官僚の数が内務省に次いで多い省で、良くも悪くも保守的な組織になっている。 法務省 法務省は基本法制の維持管理及び法秩序の維持を遂行する。 革命省 革命省は世界的に他に例を見ない極めて珍しい省庁。国家が成立するという革命の一段階を過ぎた為に革命が停滞する事を抑止する事を目的とした組織で、経済や規制などの現状についての改革を計画する。 石油省 石油省は新ソ連の最大の産出資源である石油を管理するための省。油田の管理などを行なっている他独自に石油の生産保管を行う。 燃料省 燃料省は国家の重要な原動力である燃料を管理する省。燃料の範囲は多岐に渡り、燃焼する物の大半について取り扱う。 重工業省 重工業省は新ソ連国内の重工業の管理と発展を司る省庁。 軽工業省 軽工業省は新ソ連国内の軽工業の管理と発展を司る省庁。 電気省 電気省は新ソ連の電力系統の管理を行う省庁。スローガンは「共産主義とは、ソビエト権力プラス全土の電化である」。 商業省 商業省は新ソ連国内の通商・配給を担当する省。 貿易省 貿易省は新ソ連と外国との貿易取引を管理する省。 外務省 外務省は新ソ連の外務を司る省庁。 防災省 防災省は火災・震災・水害他全ての天然災害と人災に対応する新ソ連の省。 賭博省 賭博省は競馬を始めとする国内の全ての合法的な賭博の管理と運営を行う。 水林省 水林省は新ソ連の水産業と林業の管理を行う省。水産・森林資源の保護も行う。 農業省 農業省は農業・酪農・畜産を担当し、農民を支援する省。 建設省 建設省は新ソ連の公共事業の建設部門を担当するほか、建設基準などを整備する省庁。 文化省 文化省は新ソ連の文化芸術の促進・継承・発展を担う省。特に未来主義・前衛主義芸術を推進する。 厚生省 厚生省は新ソ連の労働者の保護を行う省庁。職場の健康診断や労働時間の管理はここが行う。 教育省 教育省は新ソ連の教育の大半を実施する省。警察・軍学校などの一部の例外を除き全ての学校はここの傘下にある。 情報省 情報省は新ソ連国内の情報管制を行う省庁。 技術省 技術省は新ソ連の科学技術の発展と進歩を第一の目的とする省。 黎明委員会 + ... ERROR 鉄道省 鉄道省は新ソ連国内の鉄道の管理を行う省。 航空省 航空省は新ソ連の非軍事航空の管理の他航空機の開発を行う省。 運輸省 運輸省は新ソ連の運送、特に陸運を担当する省。 船舶省 船舶省は新ソ連の水運を管理する省庁。通常船舶に加えて、港湾・運河の管理も行う。 資源省 資源省は新ソ連の省庁の一つ。埋蔵資源の管理や有事に備えた戦略資源の備蓄を管轄する。 統計省 統計省は新ソ連のあらゆる情報の統計を管理する省。 連邦革命軍 連邦革命軍を参照 五ヶ年計画省 五カ年計画省は新ソ連の省の一つ。五カ年計画の実施を担当する。 全連邦自然保護委員会 全連邦自然保護委員会は連邦の行政管区における動植物及び自然環境の保全を担う行政組織。 治安維持 新ソ連、ひいてはレグルス帝国に至るまでこの地域を統治する国家は伝統的に警察国家であると言われる事が多い程警察組織が多く、その権限が強い。連邦国家安全保障省の下にある一般警察である警務庁やコーストガードの沿岸護衛隊、半軍事組織の国家保安部に加えて大統領直属の強大な権限と巨大な組織規模を誇る国家秩序本部など多種にわたる。 また市民の個人の武装率が極めて高い事が新ソ連の特徴である。政府は銃規制を強めようとしているが、治安の悪さやテロリストの脅威のために力ずくでの取り締まりも困難で新ソ連の抱える一つの問題となっている。刑務所は連邦国家安全保障省刑務庁が維持運営を行う。 立法 新ソ連は建国以来あらゆる左派イデオロギーのるつぼであり、過半を占めるマルクス・レーニン主義者以外にもテクノ・コミュニズム(技術発展による社会主義を目指す政治思想)やアナルコサンディカリスト(労働組合による経済を主張する無政府主義の一派閥)など多様な政治主張があった。しかし敗戦とカールハインツ・メッケルニッヒの一時的な独裁を経て多くの過激分子は勢力を後退させるか掃討され、現在は進歩的社会主義者が政治の中央を支配している。 法制 ソビエト共産主義共和国連邦憲法を最高法規としこの下に中央ソビエトの制定する中央法、各共和国ソビエトの制定する共和国法、軍の指令する軍事命令など各種法令が定められる。憲法上一般裁判所は、全ての法令や行政行為などが憲法に適合するか否かを最終的に判断する違憲法令審査権を有し、全ソビエト司法最高裁判所を終審裁判所とするが、有名無実と化している。 憲法 現行の憲法はソビエト共産主義共和国連邦憲法であり国家形態及び統治組織・作用を定義する。統一歴152年7月に制定された。軟性憲法に分類されるが今まで改正されたことはない。 ソビエト共産主義共和国連邦憲法の根底には前文にある通り「社会主義の万人の権利と平等」の意識がある。 義務 現在の新ソ連の最高法規であるソビエト共産主義共和国連邦憲章によれば新ソ連の人民には3つの義務が存在する。 1つは過去に対する義務、つまり過去の先人達が多くの血と汗と共に成し遂げた新ソ連そのものや社会主義を維持するための最大限の努力、徴兵義務である。新ソ連では良心的兵役拒否が認められていなかったが、自由化政策の一環として161年に良心的兵役拒否が認められた。兵役拒否者は代償としての労働に従事することを義務付けられる。 2つ目の義務は現在に対する義務としての今日の社会を維持増進する為の労働と納税の義務が該当する。 3つ目は未来に対する義務、抜粋によれば「将来の恒久的かつ永続的な共産主義の理想への前進」の為の義務である。これは前二つに比べるとより抽象的な表現だが、連邦政府はこれを教育の義務と解釈している。 権利 ソビエト共産主義共和国連邦憲章には多くの人民の権利についての記載がある。 「全ての人民が最低限度の文明的で文化的な生活を享受」する権利は憲章内で最も重視されている権利である。 元首 新ソ連の国家元首は一般に公選によって選ばれる連邦大統領であるとされる。稀に中央ソビエト上院議長が国家元首として扱われる事がある。また緊急事態下で一時的に設置される役職である救国委員会委員長はそれが設置されている場合において殆どの場合国家元首として扱われる。 中央ソビエト 上院 議会 下院 63名 定員 255名 63名 ソビエト共産党 250名 0名 その他 5名 ソビエト共産党-SCP(Soviet Communist Party) 進歩社会主義 党首 レオン・ピルサドツキ 新ソ連与党にして上下院共に議席を独占するヘゲモニー政党。その支配力は強力で、構成共和国、自治体でも殆どの場合与党はソビエト共産党である。強固な支配の一方で近年は内部対立が先鋭化しており、「最大綱領派」と呼ばれる教条主義者の台頭や、党の穏健化による加速主義者の離反などの問題を抱える。また現在の新ソ連は非政治家であるはずの軍人マクシミリアン・ヴェーラーが政権を握っているため党が政治に与える影響は思われるほど強くはない。 社会民主主義労働者党-SDP(Social Democratic worker's Party) 社会民主主義 党首 イワン・セヤニエフ 解放政策の一環で行われた結社自由化の中で最も早くに誕生した政党の一つ。官僚主義的な硬直化を起こした共産党を嫌った人々によって作られた。社会民主主義者やサンディカリストを支持層に含む。 急進進歩党-RPP(Radical Progress Party) 左派加速主義義 党首 シルヴ・レ・ロ 新ソ連共産党から離脱した加速主義者の政党。 自由社会主義行動-FSA(Free Socialism Action) トロツキズム 指導者 フリードリヒ・アーサー 主に学生や急進主義者を支持母体とする政党。 農民と兵士、連帯する同胞団-FS-BIS(Farmers and Soldiers, Brotherhood in Solidarity) マオイズム 党首 ユーリ・トレスコウ 農民や元兵士、貧困層に支持を受ける政治結社。 新秩序党-PNO(Party of New Order) 国家社会主義 党首 アル・ムハンマド 旧レグルス時代の泡沫政党バファス党が再結成した組織。正式名称はアラブ社会主義人民革命運動。汎アラブ主義的な全体社会主義政党であり、非常に国家主義的。カリフ制度の復活や構成共和国でのイスラームの公式化の合法化を訴える他、非公式ながら構成員の一部又は大多数は非アラブ系・非ムスリムのアラビアからの追放を公然と支持する。 仮にも社会主義政党なため即時の党の非合法化は受けなかったが、国家保安本部の監視対象に指定された。 + ... 中央ソビエト ┗上院 ┗下院 ┗両院協議会 ┗弾劾裁判委員部 イデオロギー 進歩主義 新ソ連では進歩主義が広く支持されている。現状を決して良しとせず永続的な改革を求める姿勢はその源流をトロツキズムに求めることができる。また新ソ連では保守的、懐古的なあり方が強く否定される傾向にあり、国民的な反君主主義とも関係するが、「伝統的権威」に強い敵意を感じる市民が多い。 ラディカルな進歩主義者は加速主義と呼ばれるイデオロギーを信奉しており、科学技術の発展によってのみ人類の幸福は獲得し得ると主張している。 司法裁判 構成国家ごとに独自の立法司法権限があるため連邦の司法組織の規模は国家の大きさに比べると小さい。司法最高機関は全ソビエト司法最高裁判所。 連邦政府を含む構成国行政監視を行う独自の司法警察機関「コーディアフカーク(CODIAFCAC)」、正式名称全連邦汚職及び弾圧等不法行政摘発に関する委員会(英 Committee on the detection of illegal administration such as all-federal corruption and crackdown)が存在する。この組織はあらゆる行政・立法から独立し、監査行為に関する強力な権限を持つ。 司法組織 + ... 全ソビエト司法最高裁判所 ┗共和国司法統括裁判所 ┗共和国州裁判所 ┗共和国初等裁判所 ┗連邦高等裁判所 ┗連邦州裁判所 ┗連邦初等裁判所 ┗連邦行政裁判所 ┗CODIAFCAC ┗軍事裁判所 地方行政 一般 新ソ連は名目上各構成共和国による連邦制を掲げ連邦直轄地を除いて共和国による行政が行われていることになっているが、事実上強い中央集権体制下にある。例外的に司法裁判のみ各共和国に強い決定権がある。各共和国は建前上は民主的な選挙によって選ばれた議員によって運営される共和国ソビエトを中心に運営される。しかしその建前に反して中央の意向を強く受けた与党共産党員が当選することが殆どである。ただし近年は中央政府の混乱によってこの様な建前上の民主主義を政府がコントロールできなくなり、建前上の民主主義が真性の民主主義に移り変わりつつあるという研究もある。 クルディスタンPSR クルディスタン人民ソビエト共和国はクルディスタン地域に設置された構成共和国。 東方SPR 東方ソビエト人民共和国はシリア・レバノンに設置された構成共和国。国名の東方はオリエントの事を指している。敢えてシリアという名称を採用していないのはレバノン地域の住人の反感を避ける事に加えて、アッシリアWSSRとの差別化を図る意味合いがある。 アッシリアWSSR アッシリア労兵ソビエト共和国は中部メソポタミアに設置された構成共和国。構成共和国の中では自主性が強いと評される。 中東PSR 中東人民ソビエト共和国はダマスカス都市圏を中心に構成される共和国。 キプロスSR キプロス・ソビエト共和国は南キプロスに位置する構成共和国。法律上は北キプロスも領土に含むが実効支配はしていない。 メソポタミアSSR メソポタミア社会主義ソビエト共和国はチグリス・ユーフラテス南部流域に設置された構成共和国。経済的に最も豊かな共和国である反面、反政府運動が最も強い地域でもある。 クウェートSSPR クウェート社会主義ソビエト人民共和国はクウェート地域に設置された構成共和国。 沿ヨルダンSPSR 沿ヨルダン社会主義人民ソビエト共和国はヨルダン川東岸に設置された構成共和国。かつてはヨルダン川西岸のパレスチナ地域も含んだ多民族地区だったが、150年代の十字軍でパレスチナを喪失したため現在はヨルダン民族のみで構成されている。 外交関係 反君主主義 新ソ連は国家綱領の一つとしてあらゆる世襲制権威主義の最終的な破壊と全被抑圧階級の解放を掲げている。この地域は歴史的に君主帝国主義国家によって占領抑圧され続けてきた場所で、近年でもシェラルド国を筆頭とする諸国による第十回十字軍に代表される多くの戦争行為によって被害を受け続けてきた。結果として国家的に反君主主義・共和主義であり、中でも国家に甚大な被害をもたらしてきた血統主義の西欧君主主義を忌み嫌っている。新ソ連はそのテーゼの中で君主体制を前近代の遺物と断定しており、数十年にわたる国内プロパガンダによって連邦内の君主主義者は事実上壊滅状態に追いやられている。 対自由主義協調 上記の欧州を始めとする君主制国家との対立に伴い、新ソ連は新大陸を根拠地とする自由主義陣営、所謂CELTOとの協調路線を強くしている。新ソ連外務省によれば、自由主義と社会主義はある次元では確かに対立する概念ではあるが、民主主義と基本的人権の尊重という近代国家としての基本的な価値観を共有するという点で自由主義国家は旧時代の君主制に固執する国家群と相対するにあたって協同するに値する。また新ソ連は経済的にも新大陸との結びつきを強めており、特にイットリカン民主主義国のODAを始めとする支援は新ソ連経済を語るにあたって外せないファクターである。 友好国 新ソ連は社会主義圏及び民主共和制の国家と友好的である。 敵対国 新ソ連は君主制国家と極めて敵対的である他、モレラ共和国とは長きに渡る敵対関係がある。 経済 経済状況 経済は最悪を脱し上向き傾向にある。いまだ往年の規模には及ばないが都市も復興を遂げつつあり雇用、・需要・供給の正のスパイラルが生じている。 バグダッド計画 バグダッド計画は新ソ連邦のテクノクラートによって計画された大規模な開発計画。元は戦災で破壊されたバグダッドの復旧が原型だったが、官僚の手を渡る間にバグダッド周辺地域の大規模開発計画に変貌した。 3つのプラント 3つのプラントとはそれぞれ Power Plant(発電所),Water Plant(水施設), Plantation(大農場)を指すバグダッド計画のタームである。 第一のプラント、発電所は大量に埋蔵された石油を利用する火力発電所と砂漠に降り注ぐ太陽光線を利用した太陽光発電の複合である。新ソ連の技術水準では火力発電の方が施設コストは安価ではあるが、ギガソーラーと呼ばれる巨大太陽光発電プラントと諸外国からのパネル輸入による投資誘致も計画されている。 第二のプラントである水施設は無尽蔵の海水を大量の電力で淡水化する施設である。お世辞にもコストパフォーマンスは良いとは言えないが、エネルギーあたりのコストが低く水コストの高い新ソ連では許容範囲内であると考えられている。 第三のプラント、プランテーションはバグダッド計画の最初の大目標である。水施設から供給される淡水をパイプラインで供給し砂漠の大規模な灌漑を推し進めメソポタミアを有史以来の大農地に変革させる野心的なプログラムである。この農場では都市圏、ひいては連邦全体を支える穀物や野菜を生産できるばかりか、外貨獲得に繋がる商品作物の生産や農業機械・肥料工業の刺激という副次効果も期待できるとされている。 都市計画 バグダッド計画でバグダッドの旧市街の残骸は完全に取り除かれ、長方形型のグリッドデザインが施された人工都市に再建されることになっている。マスタープランは著名な建築家{ホラーツ・エイジンガー]が作成した。 計画ではチグリス川東岸にほぼ沿う形で南東から北西へ100m幅のメインストリートが都市を縦断し、2kmおきに60m幅のサブストリートが3本直交し主要幹線道を形成する。サブストリートとチグリス川の交差は高度の高い橋で結ばれ後述の河川交通を阻害しない作りになっている。 バグダッド計画ではバグダッドをチグリス川周辺と北東南西に三分割し、南西を宅地、チグリスを工業地帯、北東を高密度政治経済地域と定義している。 公共交通機関として南西部・北東部は路面電車を運用し、チグリス川周辺では深深度複合格子地下鉄を運用する事で交通渋滞を抑止するだけでなく自動車を前提としない交通を目指している。加えてチグリス周辺の工業地帯で生産された製品の輸送には後述の鉄道だけでなくチグリス川の河川交通を使用することが提案されている。 都市北東には国際空港を建設することが提案された。 飛行場と反対側にあたる都市南西には新ソ連東部の鉄道ハブとなるバグダッド・セントラル駅が建設され、将来的には弾丸鉄道も通るものとされている。同駅はバグダッド計画で予定されている農場生産物の輸送拠点としても機能するほか、ロシアの友好国と接続する計画が提案されている。 バグダッド計画内で計画されているものの一つに自動車高速道路がある。これはメインストリートととほぼ並行に南西に1kmと少し並行移動した、チグリス川を挟んだ対岸ともいえる箇所に建設される。主として地下道路であり、工業地帯と都市外を繋ぐトラック類が使用することを目的としている。 バグダッドのエネルギー需要を満たす発電所には近郊のイスカンダリアに建設される大型石油火力発電によって賄われることになっている。イスカンダリアはバグダッド計画のバグダッドを中心に北西から伸びる流線形の開発範囲の外縁ギリギリに位置する都市で、この発電所が計画範囲の大半の電力需要を満たすことが期待されている。ここで利用される石油はバグダッド近郊の油田の原油をバグダッドで精製した物を使用する予定で、パイプラインによって供給される。 またイスカンダリアの発電所の他に予備電力として十字軍で破壊されたダムをより北に移設し再建される大型ダムの水力が利用される事になっている。 バグダッド市街の宅地にはコンクリートを主要建材とし、ガラス繊維を耐熱材に使用した安価な集合住宅の大規模な建築が行われる。外壁が熱を反射する白色に塗装されている事以外、特にプレハブ建築などの点で旧ソ連のフルシチョフカによく似通ったものである。例外的にフルシチョフカの極めて地震に脆弱な構造は取り除かれている。(ユーフラテス以北のイラクは地震多発地域) バグダッド計画では市街の緑化も焦点の一つになっている。これは建築からの反射光や道路の放射熱が強くただでさえ暑い気候が極度のヒートアイランドによって更に加熱されるという事態を避けるための目標であり、市街の中に市民向けの緑化公園を設置したり路面電車の軌道面を芝生化するなどの試みが行われる。 主要施設 バグダッドの開発計画には幾つかの巨大なプロジェクトが付属している。 第二の館と呼称される計画はイスラーム時代の知恵の館に匹敵する知の集積地を形成する事を目的とした巨大な図書館の計画である。 白磁の屋根とガラスで構築されるモダニズム様式の外観が大きな特徴だが、内部は外観と全く異なる。 第二の館にはモンゴル帝国による破壊とティムールによるバグダッドの破壊、核攻撃などの歴史を鑑みあらゆる危機から知識を保護する為の措置が施される。内部は軍事施設に匹敵するコンクリートによって造られ、通常の砲爆撃に加え熱核攻撃にすら耐えられる構造が施される。内部には独立した発電機が導入され常に一定の温度・湿度を保つ設計が施されている。洪水に対応するため館の外周には堤防が築かれている。特に重要な資料は地下深くの資料室に安置される。 経済体制 新ソ連はユーゴスラビア連邦で見られた自主管理社会主義とソビエトスタイルの古典的な計画経済の複合型経済を採っている。 自主管理社会主義では各企業で逆ピラミッド型の構造が作られる。まず各職場ごとに直接民主制によって運営される「労働基礎組織」が設置される。労働基礎組織では職場の運営の他に代表の選出が行われる。ここで選ばれた代表は各部門(工場・支部)ごとに労働基礎組織からの代表によって構成される「労働組織」の委員として活動する。労働組織では労働基礎組織と同様にセクターの運営と代表の選出が行われる。労働組織の代表は労働基礎組織の場合と同様に各代表によって構成される「連合労働組織」の委員として活動する。連合労働組織は企業(自主管理主義では労働管理企業)ごとに設置される。尚このピラミッドの中間である労働組織は労働管理企業の大きさによってはさらに複数のピラミッドを内包する場合がある。この構造で特筆するべきなのはピラミッドの下方、つまり基礎労働組織が最も強い決定権を持っているということである。つまり上部の組織はより下の組織の意向を理解・尊重し、その実現に努めなければならない。この点こそがトップダウン式の一般的な企業との差であり、明白な相違点と言える。また基礎組織では必要に応じて委員会を設置することが一般的に行われる。尚これらのプロセスの中で選出される代表は選出後も常に選出母体の意志に沿う事を義務付けられている。 また企業の運営に当たって経営者の存在は不可欠であり、労働管理企業であっても例外ではない。経営には他組織との折衝や独自の技術のために専門の人物が必要とされる。その為に労働管理企業は専門家としての経営者を常に応募している。経営者は連合労働組織によって採用され雇用された。経営は常に連合労働組織・労働組織・基礎労働組織・労働組合によって監視され、必要に応じて様々な要求やリコールを受ける。新ソ連の法制下では経営者は例外的に多くの労働者としての権利を受けることができない。但し労働組合を編成することは可能であり、UPFなどのバックアップを受けることで連合労働組織などと渡り合っている。 自主管理社会主義では労働者は従業員ではなく組織の運営の不可分なメンバーであり、組織の利益を自身の報酬と直接結びつけることができるために在来の中央集権的企業より効率的である。一方でこれら労働管理企業はその性質のために既存メンバーの利益の為に保守的になりがちであり、加えて参加メンバーの加入に批判的である。その為に旧来のソビエトスタイルの社会主義経済が機能する。 新ソ連の国家経済の半分を構成する公共労働産業は産業によって価値を創出する事と同時に労働雇用そのものを生み出す事を目的とした組織である。公共労働産業の分野は幅広く展開されているが、一般に雇用環境は社会平均よりやや悪く労働内容も過酷な肉体労働であることが多い。そのため通常は労働管理企業に労働者が流れることが多い。公共労働産業の真の役割は労働管理企業の負の側面が露出した場合に果たされる。労働管理企業がその性質のために多大な失業や産業の停滞を生み出した場合、労働者の供給や商品需要は産業法人の生み出した生産物に集中する事になる。これは公共労働産業が政府の支援を常に受けるため半ば無際限の雇用を実現可能であり、さらに倒産の危険を犯す事なく様々なイノベーションに挑むことが出来るという点から生み出されるものである。更に公共労働産業は政府、つまる所UPFとの深い関わりのために多くの労働者=一般消費者の感覚、ニーズを吸い上げることが出来るためこの点でも有利に立つ。このように労働管理企業に対して公共労働産業が有利に立ったとき、労働管理企業は自らの再建のために改革を強いられ、また新たな労働管理企業が創立されるなどの活動が行われる事で経済が再び構築されるというプロセスを通る。なお一般公務員は連合労働組織と公共労働産業のどちらにも含まれない。 天然資源 新ソ連の天然資源は一部の資源に極めて偏った分布をしている。新ソ連にはイラク・クウェートに代表される世界最大規模の石油埋蔵地が存在し、世界第三位の埋蔵量を誇る。更に天然ガスでも第10位の埋蔵量を誇り、非固体化石燃料の産出では世界トップクラスに立つ。またヨルダンとシリアで世界のリン鉱石の生産量の5%を占める。またヨルダンはカリウムの生産でも世界4%を占めるほか、ウラン鉱石の埋蔵が指摘されている。この様に石油・天然ガス・リン鉱石等一部の資源の生産では世界有数の生産・埋蔵量があるが、一方でそれ以外の天然資源の産出が殆どない。この極端な資源の産出は新ソ連の経済にとって極度に複雑な効果を与えている。 工業 新ソ連の工業は中央政府主導の計画経済で発展した。四ヶ年・五ヶ年計画で諸外国の支援のもとで油田、製鉄所、製油所、発電所など基礎的な工業インフラが整備されたが、同時にこれは計画経済の必然として幾らかの非効率性を生み出している。また新ソ連は産油国であることから極めて電気代が安価であることを活かして、近年ではアルミニウム工業の発展が著しい。原料であるボーキサイトは主にアジアから輸入されている。 消費財 経済が好調に転ずるにつれて、世界最悪と評された新ソ連の市民生活にも改善が見られつつある。自家用車は未だ都市圏でも少数だが、トイレットペーパーやペンなどの生活必需品の致命的な不足は解消され、自転車やタイプライターなどの簡単な工業製品の需要もそれに応じた企業群によって満たされ始めている。製品水準は世界標準には程遠く道のりは半ばだが、新ソ連の市民生活が世界の下層レベルから脱出する日も近いと考えられている。 貿易 わずかな国々と関係を持っている。瑞州合衆国連邦とは通商条約を締結しており主に石油を輸出し、機械類・非鉄金属鉱を輸入している。サハリン・セヴェリア共和国は造船産業の著しい減衰を経験した新ソ連の主要な船舶輸入先である。通商条約を締結しており、アルミニウムの輸出、工業製品の輸入を行なっている。ラティアンス・レフタニア技巧連合は新ソ連のボーキサイトの主要な輸入先である他、リン鉱石の輸出先である。蒼星連邦国は新ソ連のアルミニウムの主要な輸出先である。 エネルギー 新ソ連の主要なエネルギー源は世界最高クラスの埋蔵量を誇る石油・天然ガスである。特にイラク南部の油田地帯で採掘される石油は水より安価ですらあり、新ソ連のエネルギー需要が先進主要国ほど高くない事も相まって極めて安定してエネルギー資源を供給している。これらの化石燃料はパイプラインで各地の発電所に運ばれて電力となる。特にクウェートの周辺ではイットリカン民主主義国の支援によって建てられた大規模な発電施設が建築されており、都市の灯りとして、そして海水を淡水化する事で貴重な水資源の源として機能している。 ただし大規模な発電施設から各都市への送電網が破壊工作を受ける事は日常茶飯事であるため、一定規模以上の都市は資源省の指導によって一定程度の石油備蓄と自都市へ最低限の電力供給ができる発電施設の確保が義務付けられている。また火力発電以外にもチグリス川・ユーフラテス川を始めとした大河のダムを利用した水力発電や、クルディスタンの山岳での風力発電などもある。設置コストが膨大なため計画段階に過ぎないが、常時ほぼ晴天の砂漠気候を生かして巨大なソーラー発電施設を作る計画もある。また珍しい発電方法に旧レグルス時代の原子炉を使い続けている地方自治体も存在する。ただしこれらの原子炉の多くは多かれ少なかれ損傷しており安全性の問題が指摘されている。 企業 MWH MWH(Mesopotamia Workers Holdings)は新ソ連邦最大の企業連合。バグダッドに本拠地を構える。CEOはアイザック・クロムウェル。 MWH傘下のグループ企業 ピースシューター社 銃火器製造を行う。 ホライズンスカイウェイズ 航空運輸・旅客を行う。 エンドオブラインレイルウェイズ 鉄道輸送・旅客を行う。 オービットインダストリアル 宇宙開発を行う。 ゼネラル・ニュークリアス・インターナショナル 原子力関連技術の研究開発と原子力プラントの建造を行う。 ディフェンドハウステック社 シェルターの建造を行う。 テクノロジクス・エンタープライズ・インターナショナル社 ジュピターズロケットモーター 航空機、自動車、鉄道問わない内燃機関の開発製造を行う。 ガルフセキュリティカンパニー 要人や施設保護の為のリソースを供給する民間軍事会社。 ソニックトランスポーター 砂漠都市間のキャラバン輸送に由来を持つトラック輸送を手掛ける企業。 テスラ世界研究所 MWHグループ最大の研究機関。 農業 メソポタミアやシリアはかつて肥沃な土地で知られていたが、レグルス帝国時代の農業軽視や戦火によって統一歴150年の時点で農業は壊滅的状況に陥っていた。これに対し連邦政府は「あらゆる手段」を以て状況を改善することを指示した。第一次五カ年計画では農業が主要注力産業に指定された。連邦政府は汚染された地域でも育成しうる作物の種苗の提供、戦車工場のトラクター工場への転換、東アフリカ沿岸から貰って(或いは奪って)きた土の散布や開拓集団農場の組織を行った。 150年8月に施行された開拓集団農場法は農地開拓と農業機械、また生活資本の購入に補助金を与え、キブツと呼ばれるコミューンを組織する事が定めていたが158年7月に廃止され新たに農地収容法及び連邦農地再編法が布告されこれに取って代わった。 農地収容法及び連邦農地再編法は「人民と土(Volk and Soil)」ドクトリンによって支持されている。人民と土ドクトリンはウェルキッシュ・シーラッハ教授によって提唱された農業ロマンチズムと社会主義イデオロギーの複合による農業戦略であると定義される。ドクトリンは最古の職業である農民と最古の生産手段である農地の関係について最も純粋な形の労働形態であると称賛し、社会にとっての最も基礎的な生産単位としての農村を主張している。加えてシーラッハは古来の農村価値の再評価と都市から農村へのアプローチの増大を求めている。 実装では農地収容法によって全ての農地は政府の適切な判断のもと分割され農民に再分配された。加えて再編成された農業地域では農業コミューンが設置され農民の生活単位として機能している。農業コミューンには通常の農村施設に加えて政府の農業を含む指導施設や学校が含まれる。農民は一定の条件下の元で大幅に値引きされた肥料や農業機械を購入することができる一方で、政府からの農業命令を実施する必要がある。農業コミューンはすべからく市場となる都市への良好な交通インフラが確保され、生活インフラが整備されると計画されている。 これらの資源の私有とコミューンの統合という形式は前世紀の中華人民公社やコルホーズの非生産性と、それにも関わらず国家そして社会は農民に対して常に手を差し伸べるべきであるという社会主義思想のハイブリッドの結果であり、歴史が浅いためにその評価は未だ定まっていない。 食糧危機下の時限措置として新ソ連で生産された作物は全て適切なレートで買収され、市民に安価で販売されている。 ハイデル・キッシンガーを盟主とするソビエト農業同盟(SAA)は農民と行政の仲立ちをする半政府機関であり、「社会主義と農業の最良の在り方を模索し、生産的でかつ文化的な農民コミュニティの構築」を理念に掲げる組織である。SAAは全ての農業コミュニティに少なくとも1人は専門のスタッフが駐在させている。SAAは営農指導や生活指導を行う他に、流通機関、信用金庫としての役割や相互扶助組織としての役割を持つ。SAAには中央の運営を行う全連邦SAA事務局のメンバーに加え、連邦に存在する全ての農業従事者がSAAの会員として加入することが出来る他、農学者や農作物の流通に関わる者も参加できる。SAAは各地に支部を持ち支部は各農業コミュニティの民主制によって運営と保全が行われている。SAAの運営は会員の収入ごとに編制された年会費の他に政府からの補助金が与えられている。またSAAは、特にその支部において極めて土地密着型の組織であり、都市層に偏らざるを得ない地元自治体に代わって農村からの支持を得ている。またSAAの存在によって往々にして破綻しがちである集団農場的な農業コミューンが維持されている。 市民へのカロリーの供給を第一とする政府の政策により作付面積の多くを穀物や芋が占め、中でも乾燥高温に強いデュラム小麦が生産の主流になっている。主食以外では西岸の地中海沿岸ではオレンジなどの柑橘類が、また東部ではナツメヤシなどが栽培される。また全土で外貨獲得のための輸出品として綿花の栽培が行われる。クルディスタンの高地やメソポタミアの河岸近くでごく僅かにチャノキの栽培が行われる。 乾燥した新ソ連の気候では農業が困難なため全域で海水を淡水化したり、地下水を汲み上げるなどの方法で水を得て灌漑農業が行われている。 必要とする大量の飼料の関係で酪農、畜産の規模は小さい。南東部の湖畔で水牛が飼育される他全土で駱駝が飼育される。 シリア地域で肥料の原料であるリン酸塩が豊富に産出することは新ソ連の農業にとっての福音となった。多量の肥料と旧型軍用車輌を流用した農業機械の複合農法は新ソ連農業の主要な潮流である。 151年11月に連邦生化学研究所は放射線の影響で肥大化した植物の農業作物転換に成功したと報告した。 + ... ロータリー パワーハロー ディスクティラー 畝成形機 大型畝成形機 グレンドリル 真空プランター ジャイロレーキ 航空輸送 需要の少なさを最大の原因として航空網は極めて貧弱になっている。国際線は存在せず限られた国内線が運行されている。 航空機製造は部分的に軍用機の生産が行われるのみで民間機の生産は殆ど行われていない。 フラッグキャリアは官営のオリエントアエロフロート、匹敵する航空企業にホライズンスカイウェイズが存在する。 + ... Si-7 バグ Rn-1405 メーヴェ 鉄道 平らな砂漠地形が多く鉄道運行に適している。荒涼とした砂漠地域を走る鉄道のほとんどがディーゼル車であり電化区間は都市部のごくわずかな区間に限られる。軌間はほとんど標準軌を採用しているが、ごく一部の古いローカル線では旧植民地時代を思い起こさせる狭軌鉄道が見られ、また特にかつて東側だったイラク地方では広軌を採用する路線も見られる。全国民的にモータリゼーションを推し進める事ができない新ソ連では市民の長距離の足といえば鉄道である。尤も、貧困の広がる新ソ連では鉄道に乗れる市民すら珍しいもので旅客輸送は非常に限られた規模でしかない。 この地域に最初に開通した鉄道はオスマン帝国統治時代にビザンティウムからバグダッドを繋いだもので、所謂3B政策の一環として建設が行われたが、これはドイツによる大陸支配の道具としての側面が強いものだった。その後オスマン帝国は崩壊し支配者は英仏に代わったが、僅かに植民地用の軽便鉄道が敷設されたのみだった。加えてそれらも沿岸や都市を繋ぐ程度のものでしかなく、広大な砂漠のほとんどは未開の地のままだった。このような状況が改善されたのは第二次世界大戦後、俄にこの地域が東西衝突の最前線に浮上した事がきっかけだった。柔らかい脇腹である中東を守りたいソ連は多くのリソースを投資し、その一環で鉄道網の建設を行った。この時期に敷設されたの代表的な鉄道はバグダッド=バクー間を繋ぐ物で、冷戦期には地中海のボトルネックであるスエズ運河を狙える位置に展開する赤軍を物資面支えた。尚西側もこの動きに対抗して西部に投資攻勢を強めていたが、モータリゼーションの進む米国は寧ろ道路と港湾の建設を重視したため現在でも連邦の東西で主要インフラに対する市民の意識が異なっている。冷戦期が終わると晴れて真の独立国となったレグルス国は当然インフラ開発に取り組んだが、世界的なモータリゼーションは辺境たるこの地にも到来しており鉄道が顧みられることはなかった。鉄道開発が再開するのは幾度もの戦乱が過ぎレグルス帝国が建国されるまで待たなければならない。典型的な中央集権独裁国家だったレグルス帝国は首都であるダマスカスを中心に鉄道に力を注いだ。これには国力面でモータリゼーションを推し進める事ができないという事情も後押ししていた。帝国時代の開発の影響は現在も残っており今も多くの路線が帝国時代の路線を補修し流用したものである。特に大都市部の地下鉄は地下100m以上に建設されたシェルターとしての役割を持っていたためレグルス戦争末期の核爆発にも耐え車両含めて未だ現役で使われている。 黒点→都市 紅点→新バビロン 黄線→山岳線 青線→地中海線 赤線→シリア線 橙線→首都線 紫色→メソポタミア線 + ... プロドヴィガット機関列車 車両陸運 自動車は左側通行である。 自動車向け交通インフラも整っているとは言えず、アスファルトで整備された近代道路は都市部でしか見ることはできない。多くの場合車道を走るのは軍用を転用したトラックや大型サスペンションが特徴の乗合バスである。 自動車は社会の殆どを占める貧しい市民にとって手の届かない高級品であり、ごく僅かな赤い貴族が世帯で自家用車を所有している。 新ソ連政府の、特に右派に当たる重工業化推進勢力は積極的なモータリゼーションを訴えているが国力的に絵に描いた餅以上の物にはなっていない。例外的に自動車の利用が進んでいるのは連邦革命軍で、自動車化率は国力に比べるとかなり高い方になっている。 自動車庁の高速道路委員会は全国に高速道路を張り巡らせることを目的に活動している。 ラクダ 砂漠地方に適応し長期間の移動にも耐えるラクダは多くの貧しい新ソ連地方市民・農民にとっての中・長距離の足である。ラクダは砂漠の過酷な環境や砂塵の土地に耐え、ロバや馬匹には及ばないが重量物を運ぶ事が出来るため駄獣として使われる。また牝に限られるが乳は高い栄養価を持ち食品が手に入りづらい新ソ連では貴重な栄養源である。また駱駝の肉は駱駝が何らかの理由で死んだ時にのみ出回る貴重な食品ではあるが、食用に供される。 競馬 建国直後、国内に溜まった不満をそらすことを目的として整備された。この事業は時の権力者アインス・オルフェーベルの目に止まり多大な政府の支援を与えられた。競技水準はとても世界基準には及ばないが、貧しい市民にとっては数少ない娯楽として機能している。 ※重賞…重要なレースの事。G3→G2→G1と格式が上がりよりハイレベルなレースになる。 著名な競走馬 インヴィジブルフラッシュ・・156年度青銅杯・黒銀杯優勝。黒く大型な馬体で知られ、新ソ連初の二冠馬になった。 著名なレース メモリアルズ・・・ニューイヤーズメモリアル,オクトーバーメモリアルの二レースの事。 夏三冠 ・・・革命記念,人民大賞,10月革命杯の三レースのこと。 冬三冠 ・・・青銅杯,晴風杯,黒銀杯の三レースのこと。 + ... レース名 距離 コース面 開催日 G1レース ニューイヤーズメモリアル 3200m 芝 1月第1日曜日 オリエントカップ 1900m ダート 2月第2日曜日 革命記念 2000m 芝 6月第4日曜日 人民大賞 2200m 芝 7月7日 バグダッドダートダービー 2400m ダート 7月第3日曜日 サンダーボルトカップ 1200m 芝 9月第3日曜日 オクトーバメモリアル 2800m 芝 10月第2日曜日 10月革命杯 2400m 芝 11月7日 青銅杯 1800m 芝 11月第1日曜日 晴風杯 2000m 芝 11月第3日曜日 黒銀杯 1600m 芝 12月第3日曜日 ドリーマーズステークス 2400m 芝 12月第4日曜日 麻薬 新ソ連国内において、適切な管理下での医療目的を除く麻薬の使用及び生産は非合法である。一方で連邦北部、特にクルディスタン地域では政府主導のケシ栽培とアヘンの製造が行われている。栽培される種は大きく扁球形、もしくは卵形の果実を持つ小アジア種(ボスニア種とも)。この地域で製造されたアヘンは連邦政府の厳重な管理の元で主にイラン国境かクウェート港に運ばれ、民間企業の手によって海外に出荷される。輸出の大半が密輸であり、国際的にも非難されるべき行いであることには間違いないが阻止手段が存在しないのが現状である。これらが行われるようになった背景にはテロ組織がこれらで莫大な利益を上げる前に市場を制圧してしまうという目的と、簡単に莫大な利益を上げられる点が外貨の不足する連邦政府の意向に適していたことが挙げられる。 文化 祝日 新ソ連の祝日は連邦法ではなく地方自治体によって定められている。そのため地方によって祝日は異なるが、共通する祝日も多い。 新年は1月の1日から3日までを祝日と定めている。1月15日は女性革命家ローザ・ルクセンブルクを讃え女性の日と定められている。プロレタリア記念日は3月26日のパリコミューン成立を祝う日である。7月7日は宇宙の日であり市民の宇宙学への啓蒙を行う日と定められている。ロシアの日は10月革命を祝う日である。 建築 この地域の伝統的な建材は砂を固めて作られたレンガである。この材料は極めて風化しやすく、古代の遺跡があまり残らない原因の一つになっている。 近現代に入ってからは国家の指針でコンクリート建築が隆盛し無機質な建築物が建ち並ぶ独特の都市景観を形作った。 宗教 旧帝国時代、全ての宗教は弾圧されていた。特にパレスチナ地域での弾圧は徹底しており多くの歴史的宗教的価値を持つ建造物が爆破され、戦火と相まってこれらは完全に破壊された。新ソ連は望ましいものではないとしながらも宗教を黙認する方針を取ったが、数十年にわたる苛烈な弾圧と国家社会主義プロパガンダによって市民の中で宗教は政府の想定より遥かに遠いものとなっていた。現在、イスラーム教を中心として細々と再建運動が行われているがこれらの運動は連邦のメインストリームにはなっていない。 芸術 旧帝国時代、殆どの芸術分野は迫害され一方でプロパガンダの手段としての芸術は伸長した。連邦政府はこれらの検閲は行なっていないが、特に振興策を採っている訳ではない。またプロパガンダ芸術は連邦広報部などに広く受け継がれている。加えて近年では映画によるプロパガンダに注力しており、文化省に映画庁が新設されるなどの動きが見られる。 オリエンタル・アヴァンギャルド、或いは東方未来主義は新ソ連で勃興している芸術の風潮。近代の無機質な工業化と「スピード」を信奉する。 音楽 放送 新ソ連では電波による公共への放送は政府による専権事項であり、一切の民間の放送局は存在しない。実際の放送は情報省のラジオ局・テレビ局が連邦ラジオ放送局(Commonwealth Radio Broadcasting Station)と連邦テレビジョン放送局(Commonwealth Television Broadcasting Station)をそれぞれ運営し活動している。 ラジオ放送は新ソ連では比較的最近一般化したメディア媒体であり、多くの都市市民は安価なUPFの供給するラジオを使用している。UPFの供給するラジオは所謂"国民ラジオ"であり、安価である一方で政治的な要請からローカル局の受信にのみ対応し国外からの放送を受信できない(ただし国内の海賊放送は受信できてしまう為このシステムは完璧ではない)。一方地方では浸透度合いには著しい差があり党本部にその村落唯一のラジオがあるという例も少なくない。放送では主にニュースや音楽が流される他、言うまでもなくプロパガンダ放送も行われている。 テレビは都市部にごく僅かに普及している放送手段で、その普及度はラジオに比べると著しく低い。これはテレビの高額さなどの問題に加えて、受信が一部の都市でしかできない事や政府が普及に熱心でないなど様々な制約によるものである。放送内容はラジオと大差ないものである。 連邦少年少女アニメーションセンターは全連邦の小同志たちに娯楽と教育を届けるためアニメーションを制作する非営利アニメ制作法人。連邦政府の多大な支援を受け昼夜を分かたらざる作画によって今日も連邦でアニメが放映されている。小同志だけでなく大きな同志の為のアニメの制作にも定評がある。代表作は同志マオの憂鬱、それ行けトウモロコシマン、ぽる☆ぽとなど。 食 新ソ連の一人当たり一日平均摂取カロリーは2,763kcal。 主食としてホブス(平たいパン)が食べられる他、主要なエネルギー源としてデブス(ナツメヤシから作る蜜)やゲーマル(水牛の乳から作る生クリーム)がある。 この地域最古の食文化は古く古代メソポタミア文明に遡る。高度に洗練された文明を持つ彼らは多くの料理の技法が生まれた。古代メソポタミア以降は文化の十字路に位置する地理から多くの文化が融合した独特の文化育まれた。食文化においても例外ではなく、アラブ料理・イラン料理・トルコ料理などにルーツを持つ独自の料理が生まれた。レグルス時代では食文化は取るに足らないものと当局から冷遇され市民は貧相な食事を強いられたが、その中でも文化は形を変え受け継がれた。 特筆すべき点として、茶が嗜好品として広く普及していることが挙げられる。その起源は帝国時代にイランやアナトリアから密輸され闇市から広がったものとされ、政府当局もある程度なら黙認した事がきっかけとなった。現在では国民一人あたり約三年間に2kg消費し、これは世界でも有数である。 反対に酒の消費量は少ない。旧帝国時代は労働の疲労を癒すものとして広く飲まれたが、アルコール中毒患者の発生や戦後の供給途絶、低品質の密造酒が出回り健康被害が続出した事で大きく衰退した。151年に密造酒パーティーでメチルアルコールを摂取した105人が死亡した事件が大きく取り上げられると、この機に乗じた政府が密造酒撲滅運動を煽ったことで飲酒文化は壊滅した。実際には政府に飲酒まで潰すつもりは無かったのだが、先鋭化した反アルコール主義者によって飲酒が社会的悪と断定された事でこのような事態になった。現在新ソ連で酒類を飲むことは何ら違法ではないが、販売自体がごく限られ社会的にも嫌われる傾向にあるため殆ど行われない。 連邦革命軍 + ... + ... + ... 高度国防計画(Advanced National Defence protocol, AND protocol)はメッケルニッヒ政権下の新ソ連で計画された大量破壊兵器による総力戦を想定した戦争計画の総称。最も効率的な大量破壊と絶対的な国家国民の存続という攻防の二点に焦点を置いている。ANDプロトコルは核戦略と説明される事があるが、より正確にはNBC兵器を用いた総力戦の遂行に関する国家戦略というのが正しい。 背景 150年代の新ソ連は常に外敵の脅威に晒されてた。前身であるレグルス帝国に引き続き欧州での対立が生じ、実際に156年の第十一回十字軍でパレスチナ領土が奪われていた。加えて政治イデオロギー的にOFCとも対立する事が明らかであり、事実上全方位を敵性国家に囲まれていた。 この状況を踏まえ新ソ連上層部は157年テーゼ(或いは採択された157年9月を取って9月綱領)と呼ばれるドクトリンを採用した。この綱領は政府首脳部でのみ秘密裏に共有され明るみにされる事は無かった。 157年テーゼでは新ソ連の国体を保つ為には平和と総力戦という二つの状態しか取り得ず、中間は存在しないという極めて極端な国家指導指針が示された。これは新ソ連という国家が生まれて間もなく政治的に不安定であること、そして経済的にも極めて脆弱であると言うことが影響していた。この様な不安定な国家には中程度の戦争状態が継続的に続くことが致命的な影響を与えると考えられていた。そのため、新ソ連は一度行動すると決めたなら断固たる決意を持って意志を貫徹する必要があったのである。 この様に策定された157年テーゼだったが、この時の新ソ連の軍事力は極めて脆弱で総力戦を取ったとしても紛争を一挙に解決することができるかどうかには強い疑問が残った。そこで新ソ連政府は紛争に対して確実に有効な手段、つまり大量破壊兵器の運用とその戦略を決定したのである。 テンションステージ テンションステージ(Tension Stage)はANDプロトコル中の紛争脅威の階層区分。0から始まり数字が大きくなるにつれ緊張度が上がり5で最高になる。 以下に凡例を示す(カッコ内はおおよその指標) テンション0(平時) テンションステージシステムのデフォルトの状態。テンションステージの上昇は大統領、または連邦中央参謀本部が実施する。 テンション1(外交緊張) 情報収集の強化と警戒体制の上昇を意味する。新ソ連では殆どの場合このレベル。 テンション2(低強度紛争) 9月綱領体制で辛うじて許容できる規模の武力衝突の場合に発動される。全ての軍事通信が機密暗号化される。 テンション3(通常総力戦) 武力衝突が許容限界を超えた場合に布告されるレベル。9月綱領下では殆どテンション4クラス以上の総力戦を想定していたため事実上テンション2から4への移行期間になる。 テンション4(NBC総力戦) 最高度の国防体制を意味する。超戦略クラスの物を除いた全てのNBC兵器を投じ敵性勢力の可及的速やかな破壊を目指す。 テンション5(最終戦争) テンションステージシステム中の最大値。国家維持に支障をきたす、或いはきたす可能性がある(つまり敵性国家からの大規模な戦略攻撃)に発動される。テンション5では国家維持の為のあらゆる行動が承認され、全ての攻撃オプションが実施される。 157年綱領下で制定されたテンションステージシステムには当然ながら従来の低強度紛争以上総力戦未満の制限戦争に該当するステージが無く新ソ連の特異な姿勢を見ることが出来る。 最も効率的な大量破壊 最も効率的な大量破壊(MEMD)はANDプロトコルの槍に当たる領域。テンション4~5での使用を考慮した戦力群の運用整備が計画された。 MEMDは元は"全領域下の"という接頭辞が付いており、何らかの不明な理由で実装時には外されていたが、ここから分かるようにあらゆる状況での大量破壊兵器の運用について検討されていた。 戦術級MEMD 個々の通常兵器の延長として使用される戦術クラスNBC兵器の研究はANDプロトコル下の様々なMEMDのアプローチの中で最も興隆した分野だった。新ソ連革命陸海軍は仮想敵に対し数的不利を抱え、空軍は戦略空軍に傾倒していたため戦術面での不足が目立っていた為である。 戦術級MEMDの研究開発では以下のアイデアが提案され、内一部が実装された 核砲弾、ガス砲弾(主に即効性)、核地雷、核魚雷、核爆雷 戦域級MEMD 戦域級MEMDは作戦上のチョークポイント(橋梁、兵站終結点、峠)に対して使用される可能性がある核兵器を主に含む概念。 戦術級・戦略級に比べて該当種が少なく無視されることも多い。 戦略級MEMD 主に敵国家そのものに対する攻撃に用いられる兵器群。いずれも文字通りの大量破壊をもたらす兵器であるがテンション4での平常使用が想定されている。ただし、敵国家機能を消滅させかねない弾道弾搭載型核弾頭を除く。 例は以下の通り 弾道弾及び化学弾頭 遅行型化学弾(敵領土の汚染を想定した物) 潜水艦と工作員による敵地への侵入とテロリズム的B兵器散布活動 B兵器の輸送手段としての風船爆弾 クリミア・コンゴ出血熱及びエボラ出血熱ウィルス(前者は感染力、後者は致死性に優れ併用による混乱の拡大を狙った物) 超戦略級MEMD 一般的に戦略核兵器と呼ばれるもの。本来交渉するべき敵国家機能を破壊しかねない為特例で扱われる。テンション5、またはテンション3以上で大統領命令によって使用される。 絶対的な国家国民の存続 言うまでもなくANDプロトコル下においても戦争は国益に適うもので無ければならず、如何にNBC攻撃を戦略の基本にしていたとしても政府機能と国民の保護無しにそれらを行う事はできない。国家国民の絶対的継続性(Absolute Continuity of Nation and Volks, ACNV)はANDプロトコルのMEMDと双璧を成す敵性大量破壊兵器に対する防護概念である。ACNVは3つのフェイズに分割され構築される。 未然に防ぐ(Prevent) 当然ながら最も基本的な保護は敵からの攻撃をそもそも発生させない事である。第一のフェーズでは敵に攻撃の意志を生じさせない事を目的としている。 この段階では主に抑止力のプロパガンダやソフトパワーの展開、外交的アプローチによって達成される。しかしこれらの手段は未知の領域に賭ける所も多く軽視されがちな分野でもあった。 被害を局限する(Mitigate) このフェーズでは敵の攻撃開始から被害の発生までを包括する。この段階では敵の攻撃に対する能動的なアプローチと受動的なアプローチが考えられる。 能動的なアプローチとはつまり敵の攻撃を迎撃する事である。これは防空システムやカウンターフォースによる敵攻撃ユニットの沈黙の事を指す。このアプローチではMEMDと重複する部分があり、例として対空核迎撃弾や対潜水艦核弾頭などはその代表である。 受動的なアプローチは攻撃の対象を如何に保護するかに焦点が当たる。スムーズで秩序だった避難や政府システムの迅速な対応、更には予めシェルター建設やガスマスクの配布などの被害防護策を講じるなどの手段が挙げられる。これらのアプローチはいずれも平時からの準備、訓練が欠かせないため国民全体への意識の啓発も重要な課題になる。 復旧(Revival) このフェーズでは攻撃後の速やかな再建を取り扱う。この過程では攻撃後に如何に政府機能を再開し秩序を取り戻すかが鍵になる。何故ならACNVの目標は国民と国家を同時に保全する事でありどちらかが欠けてもそれはACNVの失敗だからである。 しかしながら、このフェーズを事前に想定する事は極めて困難である。何故ならNBC全面戦争は誰しもにとって未曾有であり完璧な想定が不可能だからである。その点、新ソ連はレグルス戦争で部分的とはいえこの過程を経験した事で辛うじて他国より優位に立っていた。(この点で、いざ戦争になっても自分達は再建が可能であると言う自信が9月テーゼやANDプロトコルの制定に繋がったとする意見がある。) 復旧では被害の極限と同様事前の準備が不可欠である。 総評 ANDプロトコルと一連の新ソ連政府の戦略・政策は世界的に例を見ない本格的NBC戦争への想定である。特に一度重度のNBC戦を経験した国家でこの様なプランが計画された事は極めて興味深い現象である。 しかしながら、これらの実装には困難が付き纏っている。新ソ連の国家規模からしてANDプロトコルの要求を完全に満たす事は不可能であり、部分的なものでさえ法外なコストを要求するものである。これらの殆どは費用、技術、政治など考えられる多くの面で荒唐無稽と言わざるを得ない。 ただこれ程の計画の無謀さが明らかになっても計画は続行されている。これは新ソ連内部の軍事派閥・秘密警察組織の影響力と、何よりメッケルニッヒ新ソ連長官のパラノイアが強く影響していると考えられる。 計画は2022/02/25現在続行中でありどう決着するのかは明らかでない。 革命陸軍 沿革 編成 第1装甲師団 オリエント 人員 18000名 第1装甲連隊 第1機械化擲弾兵連隊 ・第1戦車大隊 ・第1機械化擲弾兵大隊 ・第2戦車大隊 ・第2機械化擲弾兵大隊 ・第1自走砲大隊 ・第1オートバイ歩兵大隊 ・第1突撃砲大隊 第1自走砲兵連隊 ・第2自走砲大隊 ・第1観測中隊 第1装甲防空大隊 第1装甲偵察大隊 第1自走ロケット砲兵大隊 第1装甲対戦車猟兵大隊 第1工兵大隊 第1通信大隊 師団司令部 ・第1輸送航空団 沿革 第1装甲師団は革命軍の中でも最も古く精鋭の師団である。アッシリア救国政府以前から存在し、多くの革命・戦争に参加した。幾度もの攻撃と損害を受けているがその度に増強され新ソ連最大規模の師団となった。 第2装甲師団 ギルガメシュ 人員 18000名 第2装甲連隊 第2機械化擲弾兵連隊 ・第3戦車大隊 ・第3機械化擲弾兵大隊 ・第4戦車大隊 ・第4機械化擲弾兵大隊 ・第3自走砲大隊 ・第2オートバイ歩兵大隊 ・第2突撃砲大隊 第2自走砲兵連隊 ・第4自走砲大隊 ・第2観測中隊 第2装甲防空大隊 第2装甲偵察大隊 第2自走ロケット砲兵大隊 第2装甲対戦車猟兵大隊 第2工兵大隊 第2通信大隊 師団司令部 沿革 第2装甲師団は第1装甲師団とほぼ同時期に設立された師団で、第1師団と共に新ソ連の最先鋒を務める師団である。 第3装甲師団 マシュリク 人員 15000名 第3装甲連隊 第4機械化擲弾兵連隊 ・第5戦車大隊 ・第7機械化擲弾兵大隊 ・第8機械化擲弾兵大隊 第3機械化擲弾兵連隊 ・第3突撃砲大隊 ・第5機械化擲弾兵大隊 ・第6機械化擲弾兵大隊 ・第3突撃砲大隊 第3装甲偵察大隊 第5自走砲兵大隊 第3自走ロケット砲兵大隊 第3工兵大隊 第3装甲対戦車猟兵大隊 第3通信大隊 師団司令部 沿革 第3装甲師団は連邦革命軍の中で比較的若い師団である。第3装甲擲弾兵師団が改編され装甲師団となり現在はパレスチナ地域に配置されている。 第4装甲師団 サリュート 人員 15000名 第4装甲連隊 第5機械化擲弾兵連隊 ・第1重戦車大隊 ・第9機械化擲弾兵大隊 ・第2重戦車大隊 ・第10機械化擲弾兵大隊 第3自走砲兵連隊 ・第4突撃砲大隊 ・第6自走砲兵大隊 ・第3観測中隊 第4装甲偵察大隊 第4通信大隊 第4自走ロケット砲兵大隊 第4工兵大隊 第4装甲対戦車猟兵大隊 師団司令部 沿革 第四装甲師団 サリュートは連邦革命軍の保有する装甲師団。第1,2,3装甲師団が機動攻勢に重点を置いた編成であるのに対し第4装甲師団は重戦車などを配備したより防御的な師団として編成されている。 第5機械化擲弾兵師団 アッシリア 人員 12000名 第6機械化擲弾兵連隊 第7機械化擲弾兵連隊 ・第1機械化擲弾兵大隊 ・第9機械化擲弾兵大隊 ・第2機械化擲弾兵大隊 ・第10機械化擲弾兵大隊 ・第5突撃砲大隊 ・第6突撃砲大隊 第4自走砲兵連隊 ・第7自走砲兵大隊 ・第8自走砲兵大隊 ・第4観測中隊 第1銀輪偵察大隊 第5通信大隊 第5自走ロケット砲兵大隊 第5工兵大隊 第1対戦車猟兵大隊 師団司令部 第6機械化擲弾兵師団 メソポタミア 人員 12000名 第8機械化擲弾兵連隊 第9機械化擲弾兵連隊 ・第11機械化擲弾兵大隊 ・第13機械化擲弾兵大隊 ・第12機械化擲弾兵大隊 ・第14機械化擲弾兵大隊 ・第7突撃砲大隊 ・第8突撃砲大隊 第5自走砲兵連隊 ・第9自走砲兵大隊 ・第10自走砲兵大隊 ・第5観測中隊 第2銀輪偵察大隊 第6通信大隊 第6自走ロケット砲兵大隊 第6工兵大隊 第2対戦車猟兵大隊 師団司令部 第7機械化擲弾兵師団 シリア 人員 12000名 第10機械化擲弾兵連隊 第11機械化擲弾兵連隊 ・第15機械化擲弾兵大隊 ・第17機械化擲弾兵大隊 ・第16機械化擲弾兵大隊 ・第18機械化擲弾兵大隊 ・第9突撃砲大隊 ・第10突撃砲大隊 第6自走砲兵連隊 ・第11自走砲兵大隊 ・第12自走砲兵大隊 ・第6観測中隊 第3銀輪偵察大隊 第7通信大隊 第7自走ロケット砲兵大隊 第7工兵大隊 第3対戦車猟兵大隊 師団司令部 第8機械化擲弾兵師団 ヨルダン 人員 12000名 第12機械化擲弾兵連隊 第7自走砲兵連隊 ・第19機械化擲弾兵大隊 ・第13自走砲兵大隊 ・第20機械化擲弾兵大隊 ・第14自走砲兵大隊 ・第11突撃砲大隊 ・第7観測中隊 第1ヘリコプター偵察大隊 第8通信大隊 第15自走自走砲兵大隊 第6工兵大隊 第2対戦車猟兵大隊 第1重砲兵大隊 師団司令部 ・キプロス島要塞 ・任務部隊"サイクロプス" 沿革 第8機械化擲弾兵師団 ヨルダンは南キプロスに配置されている機械化歩兵師団。配置から分かるように北キプロスに存在するシェラルド帝国軍と相対しこれを撃破する事を最大の目的として編成されている。重砲兵大隊は連邦革命軍の師団の中で唯一この師団のみが保有する大隊で、21cm以上の重砲が多数配備され敵要塞を常に狙っている。また任務部隊"サイクロプス"は師団司令部直属の師団で敵後方への侵入を行うコマンド部隊である。 第9空中騎兵師団 ベドウィン 人員 15000名 第13機械化擲弾兵連隊 第14機械化擲弾兵連隊 ・第21機械化擲弾兵大隊 ・第23機械化擲弾兵大隊 ・第22機械化擲弾兵大隊 ・第24機械化擲弾兵大隊 ・第7工兵大隊 ・第8工兵大隊 ・第1攻撃ヘリコプター中隊 ・第2攻撃ヘリコプター中隊 第1空中騎兵連隊 ・第1空中騎兵大隊 ・第2空中騎兵大隊 ・第1空中砲兵大隊 ・第2空中砲兵大隊 第2ヘリコプター偵察大隊 第15自走砲兵大隊 第9工兵大隊 第1航空観測中隊 第3ヘリコプター対戦車猟兵大隊 第9通信大隊 師団司令部 沿革 第9空中騎兵師団は連邦革命軍の唯一保有するヘリコプター師団である。名称に騎兵が含まれているが、連邦革命軍では空中騎兵がヘリコプター部隊を指すため純然たる騎兵は存在しない。 第43空挺師団 スパルタクス 人員 15000名 第1降下猟兵連隊 第2降下猟兵連隊 ・第1降下猟兵大隊 ・第3降下猟兵大隊 ・第2降下猟兵大隊 ・第4降下猟兵大隊 ・第3対戦車猟兵大隊 ・第4対戦車猟兵大隊 ・第1攻撃ヘリコプター中隊 ・第2攻撃ヘリコプター中隊 第2空中騎兵連隊 ・第3空中騎兵大隊 ・第3空中砲兵大隊 第3ヘリコプター偵察大隊 第4銀輪偵察大隊 第5対戦車猟兵大隊 第1機関銃大隊 第1重迫撃砲大隊 第10通信大隊 第10工兵大隊 師団司令部 第2航空輸送団 沿革 第43空挺師団は連邦革命軍の唯一保有する空挺師団である。ヘリコプターと地上部隊による連携を重視しており第9空中騎兵師団に次いでヘリコプターの運用数が多い。 装備 銃器 + ... SvStg-145 + ... Sv61半自動小銃 (サハリン・セヴェリア国より輸入) + ... ピースシューター15 ソリフュガーエ機関拳銃 + ... ヴィルクレヒト重機関銃 + ... 主力戦車 + ... T-17 サイサリス + ... 豆戦車 + ... T-65 + ... T-21 + ... T-51 クローバー + ... 軽戦車 + ... 武装トラクター1型 + ... マルコ軽戦車 + ... 中戦車 + ... T-42 ゾネンブルーメ + ... T-32 レーヴェンツァーン + ... T-25 ジギタリス + ... 重戦車 + ... T-41 ヴィオレーテ + ... 武装トラクター2型 + ... T-32 アメリア・コミュニス + ... 超重戦車 + ... T-193 ラフレシア + ... T-333 アゲイヴ + ... 対空戦車 + ... フーゴー戦車 + ... 自走砲 + ... ラルフ軽自走砲 + ... エーミール長12cm自走砲 + ... マンクス8.8cm自走砲 + ... 7.5cm機動砲 + ... 3.7cm自走対空機関砲 + ... ニムロッド105mm自走砲 + ... ヘルムート85mm自走砲 + ... ハルバード105mm自走砲 + ... ロンディニウム15cm自走砲 + ... フリードリヒ18cm重自走砲 + ... カッセル長15cm自走砲 + ... 対空自走砲 + ... ヘルツ対空自走砲 + ... ティモ対空自走砲 + ... ペーター対空自走砲 + ... 対戦車戦闘車両 + ... マルダー駆逐戦車 + ... ヨルク軽駆逐戦車 + ... ステファン重突撃/駆逐砲 + ... マルク軽駆逐戦車 + ... ヘルベルト駆逐戦車 + ... ラディスラウス重駆逐戦車 + ... ヘニッヒ対戦車自走砲 + ... ツァハリアス駆逐戦車 + ... 装甲戦闘車両 + ... マヌエル装甲輸送車 + ... 戦闘仕様 オイゲン装甲戦闘車 + ... ブルクハルト装甲戦闘車 + ... グラップル戦闘車 + ... ヴァルチャーネスト装甲車 + ... ロケット自走砲 + ... Bera 41 カチューシャ + ... アルマイト・カチューシャ + ... T-53 リリー・カチューシャ + ... 歩兵戦闘車 + ... ヘレン装甲ハーフトラック + ... ロケット砲搭載型 アーケロン歩兵戦闘車 + ... ヨスト装甲兵員輸送車 + ... グントラム + ... 非装甲車両 + ... AWD + ... Bera 41 + ... ネームレス + ... クロウラー + ... 鉄道兵器 + ... フィリップ28cm列車砲 + ... デュポン600mm重列車砲 + ... 回転翼機 + ... Fa-21 セイウン + ... Fa-34 リョテイ + ... Fa-47 リーペンタイムス + ... Fa-194 ヘイロー + ... 輸送機 + ... Si-4 ロンドン双発輸送機 + ... 艦艇 + ... メソポタミア級重打撃支援艦 + ... ハンマール級護衛艦 + ... E兵器 + ... 閲覧規制 Please Input Password . . . . . . . . + ... ・ ・・ ・・・ 承認しました。ようこそ ##UsernameError##さん 歩兵兵器 + ... LNC(Lightweight Nuclear Cannon) + ... 核投射爆弾 + ... 自走車両 + ... ブルゲントラント核自走砲 + ... 砲台 + ... 28cm原子砲 + ... 報復兵器 V-A + ... ソビエト海洋軍 艦船接頭辞…SMF(Soviet Marine Force) 総鑑艇数 287隻 航空母艦 5隻 + ... ヴァーロウ級航空母艦 一番艦 ヴァーロウ 二番艦 オブドゥレート 三番艦 スペクタクル + ... フォーティチュード級航空母艦 一番艦 フォーティチュード 二番艦 ハーディフッド + ... 戦艦 14隻 + ... レフ・トロツキー級戦艦 一番艦 レフ・トロツキー 二番艦 アブラハム・レオン 三番艦 レフ・カーメネフ 四番艦 レオポルド・トレッペル + ... フリードリヒ・エンゲルス級高速戦艦 一番艦 フリードリヒ・エンゲルス 二番艦 チェ・ゲバラ 三番艦 ミヤモト・ケンジ 四番艦 セルゲイ・ゴルシコフ + ... ホルスト・ジンダーマン級戦艦 一番艦 ホルスト・ジンダーマン 二番艦 ミハイル・バクーニン 三番艦 ナジ・イムレ 四番艦 ラミズ・アリア + ... カール・リープクネヒト級戦艦 一番艦 カール・リープクネヒト 二番艦 ローザ・ルクセンブルク + ... 巡洋戦艦 3隻 + ... ユニオン級巡洋戦艦 一番艦 ユニオン 二番艦 ユナイト 三番艦 アニンテレプト(喪失) 四番艦 アンレッシュ + ... 巡航海防艦 5隻 + ... アルビール級巡航海防艦 + ... 駆逐艦 65隻 + ... パレスチナ級駆逐艦 同型艦 15隻 + ... ソロモン級駆逐艦 同型艦 14隻(喪失1) + ... マエストラーレ級駆逐艦 同型艦 11隻(喪失4) + ... スターリングラード級駆逐艦 同型艦 10隻(喪失5) + ... フォルゴーレ級駆逐艦 同型艦 15隻 + ... 潜水艦 200隻 + ... ⅩⅣ型潜水艦 同型艦10隻 + ... ⅩⅢ型潜水艦 同型艦 15隻 + ... Ⅻ型潜水艦 同型艦 15隻 + ... Ⅺ型潜水艦 同型艦 12隻(喪失2) + ... Ⅹ型潜水艦 同型艦 12隻(喪失2) + ... Ⅸ型潜水艦 同型艦 14隻(喪失1) + ... Ⅷ型機雷潜水艦 同型艦 15隻 + ... Ⅶ型潜水艦 同型艦 14隻(喪失1) + ... Ⅵ型潜水艦 同型艦 11隻(喪失4) + ... Ⅴ型潜水艦 同型艦 15隻 + ... Ⅳ型潜水艦 同型艦 10隻(喪失5) + ... Ⅲ型潜水艦 同型艦 10隻(喪失5) + ... Ⅱ型潜水艦 同型艦15隻 + ... Ⅰ型潜水艦 同型艦15隻 + ... ゼーヴォルフ級防空潜水艦 同型艦 15隻 + ... 沿岸砲 + ... 38cm沿岸砲 配備数 15門 サハリン・セヴェリア国より輸入 + ... 艦載機 + ... 名称 配備数 kr-35 アステロイド艦上戦闘機 440機 + ... Rn-98 シーシューター艦上攻撃機 290機 + ... To-345 カタクラフト艦上攻撃機 360機 + ... 水上機 + ... 名称 配備数 Si-7 バグ-モスキート 203機 + ... To-1205 水上爆撃機 85機 + ... 陸上機 + ... 名称 配備数 Rn-1405 メーヴェ四発長距離哨戒爆撃機 490機 + ... 戦車 + ... ツェーザリ・クニコフ超重戦車 + ... スタニスラフ・ポプラフスキー軽戦車 + ... 海兵戦闘車 + ... インゴ + ... 赤色航空軍 22,963機 名称 配備数 戦闘機 8550機 + ... To-344 フレーヴェ 1250機 + ... kr-105 85機 + ... Rn-54 エスコート 1570機 + ... kr-180 ストルク 2450機 + ... kr-182 ツインストルーク 340機 + ... To-69 戦闘爆撃機 125機 + ... To-88 フラグメント 1890機 + ... He-74 スローヴェ 840機 + ... 邀撃機 140機 + ... kr-245 グラスホッパーロケット迎撃機 140機 + ... 爆撃機 12778機 + ... RTk-33 ヘヴンズオーソリティ 300機 + ... To-449 メルダース戦略爆撃機 200機 + ... バビロン超重爆 560機 + ... To-343 ドラゴン 560機 + ... Rn-500戦略爆撃機 171機 + ... kr-33 戦術爆撃・夜間戦闘機 1105機 + ... kr-21 ヴァンパイア襲撃機 240機 + ... To-57クーレン戦術爆撃機 650機 + ... Rn-38 コンドル戦略爆撃機 180機 + ... Rn-100 戦術爆撃機 830機 + ... To-3 重襲撃機 1360機 + ... To-25 戦術爆撃機 50機 + ... Kr-415 高速爆撃機 440機 + ... Rn-9 軽爆撃機 1020機 + ... Si-7 バグ-ホーネット 570機 + ... To-4 軽対地攻撃機 4320機 + ... To-241 ヘルハウンド 3機 + ... To-521 ストレンジ 210機 + ... 雷撃機 1285機 + ... Rn-417 陸上攻撃機 330機 + ... To-41 陸上攻撃機 780機 + ... kr-41 レヒフェルト 175機 + ... 偵察機 210機 + ... kr-106 オイレ 210機 + ... 誘導弾 + ... パラジット + ... Si-7 バグ-メイフライ + ... パイソン誘導爆弾 + ... Z-1 戦略水平誘導弾 + ... 魚雷艇 + ... Rn-19 フローレンツ + ... 戦車 + ... L-4 クローメ軽戦車 + ... L-9 重戦車 + ... #endregionこのページの地図はmapchart様とcraftmap様の地図を利用しています
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新ソ連の領土は中東地域のアラビア半島の付け根、シリア地域とチグリス・ユーフラテス川流域とキプロス島に代表される周辺島嶼に領土を持つ。 東西南北に陸続きの国境を持つが、特に東と北の国境は広く、いずれも山岳地帯である。北にアナトリア諸侯、西にハウィクルタフ第三十二王朝、南にアラビア連合帝国、東にイラン、キプロス島で帝政シェラルド、パレスチナで十字国ととそれぞれ国境を接する。 西洋世界とアジア世界の交差点に位置し、殆どの場合アジアに分類されるが、欧州に含まれることもある。 山岳はクルディスタン地域のザグロス山脈やシリア地域のアンチレバノン山脈に代表され、最高地点はザグロス山脈のシェーハ・ダー山の3,611 mに達する。 河川としては世界でも有数の大河川である外来河川のチグリス・ユーフラテス川を有する他、バラダ川やヨルダン川などの内陸河川も持つ。これらの河川はオアシスと合わさって乾燥地帯の貴重な水資源となっている。チグリス・ユーフラテス川では水害が多発していたがダムの造成によって数・規模共に減少傾向にある。またこの二河川の下流では複数の湖沼や湿地帯が存在する。またこれらの河川は水や肥沃な土と共に塩分も多量にもたらすことで知られておりこの地域での農業の主要な妨害要因になっていたが、近年では脱塩された海水を大量に使った大規模な灌漑によってそれらの問題は過去のものになりつつある。 殆どの国境を陸で繋がれた典型的な大陸国家で、地政学的に考えられる大陸国家としての性質を強く持つ。 国土の殆どはアラビアプレート上にあるが部分的にアフリカ・ユーラシア・アナトリアプレートに属する地域もある。またプレートの境界が多い地域であり地震活動が活発である。また火山も国土の南西部と北部にかけて分布する。 ケッペンの気候区分では国土の7割が砂漠性気候(BW)に分類され、更に1割はステップ気候(BS)に分類されるなど国全体で乾燥した気候が広がっている。砂漠性気候の常として寒暖差が激しい。植生に乏しいこれらの地域は土壌の保水性が極めて低いため例外的な降雨が発生すると洪水を引き起こす。クルディスタン地域や西岸の一部が地中海気候(Cs)に分類される。この安定した気候を持つ数少ない地域では乾燥地帯では見ることのできないオークの森林や果樹の栽培風景を見る事ができる。 新ソ連の生態系については未だ調査中の事が多い。レグルス帝国時代にはこれらの調査は軽んじられていた上に、大規模な環境破壊によって大きく生態系が変わっているためである。 メソポタミアの最南端にあたる沿岸では水温が適度に高くサンゴ礁が形成される。 沿ヨルダン川に位置する死海は標高-400mの地点にあり世界で最も標高の低い場所である。 国土の変遷 最も古い記録では最盛期にあった古代レグルスはメソポタミア・アッシリア・歴史的シリア・沿ヨルダンに領土を持っていた。 近代国家としてのレグルスは冷戦期の西レグルス(レグルス共和国)がキプロス・シリア・レバノン・ヨルダンに領土を持ち、東レグルス(中東人民共和国)はイラク・クウェートを領土としていた。冷戦が終わるとこの二国は統一された。 残された記録によれば東西統一後のレグルスはイスラエルに侵攻しこれを併合しているが、その直後に発生した核戦争によって崩壊したため詳細は不明である。 レグルスはその後不明な期間(失われた世紀)を経てレグルス連合帝国としておおよそ現在の新ソ連と同じ領域で成立した。その後幾度かの植民地戦争や拡張戦争を経て一時期はレグルス植民地帝国と呼ばれるまでに拡大した。この時期のレグルス帝国はインドシナ・ソマリア・中央アジアに植民地を得た他、ハタイ・ドデカネス諸島を本土に編入した。ただしこの拡大は国力に全く見合わないものであり、殆どの海外植民地をこの後放棄することになる。 インド洋戦争ではルークリア人民共和国を下し、南アジアの大半を領土としていた同国を植民地として植民地帝国に組み込んだ。 その後レグルス戦争と呼ばれる大戦でレグルス帝国はアナトリア・バルカン半島・北アフリカ・コーカサスからモスクワまでに至るロシアを占領したものの、世界各国からの攻撃に遭いレグルス帝国は降伏と解体を余儀なくされた。 レグルス帝国の解体後のレグルス地域では軍閥が台頭し衝突と淘汰が進んでいった。最終的にメソポタミア地域から勢力を拡大したアッシリア労兵ソビエト救国政府が旧レグルス帝国の中核領域のほとんどを回収し、新ソ連の現領土に至る。 係争地 新ソ連は幾つかの地域で領土問題を抱える。 北キプロス キプロス島は古くからレグルス帝国とその地域を統治する国家と不可分の領域だった。レグルス戦争の結果キプロス島はモレラ国とシェラルド国によって南北に分割された。新ソ連の前身であるアッシリア労兵ソビエト救国政府はモレラ国の内戦に乗じて南キプロスを奪還したが、北キプロスは未だシェラルド国の統治下にある。 キプロス島は新ソ連にとって地中海への出城であり、欧州諸国にとっては新ソ連を抑える蓋となる重要な地である。新ソ連は統治下にある島の南部を要塞化し連邦革命軍第8機械化擲弾兵師団を配置するなど戦力の展開に努めている。 パレスチナ パレスチナ地域は古代メソポタミア時代からこの地域を治める国と不可分の領域だった。統一歴150年代の第十一次十字軍の結果現在この地域は欧州キリスト教国の傀儡政権が支配している。新ソ連政府は公式にはパレスチナ地域が諸国の主権下にあることを認めつつも傀儡政権の存在を認めず、領土奪還の意志を隠していない。この周辺は新ソ連で最も軍事的に緊張した地帯である。 尚新ソ連政府のこの地域の呼称は一貫して「パレスチナ」、「ヨルダン西岸」であり宗教的意味合いの強いイスラエルの語は使われない。 クウェート 話題に上がることは少ないが、クウェートは新ソ連とアラビア国の係争地帯である。 その他 シリア系住民の多いアナトリア南部ハタイ県周辺やクルド人の多いクルディスタン地域、イラン南西部メソポタミア地域、ロードス島・クレタ島に代表されるエーゲ海諸島やシナイ半島が新ソ連の潜在的に抱える係争地帯として扱われる事がある。 代表的な都市 新バビロン 新バビロンは新ソ連政府がネフド砂漠の北端付近に建設した人工都市。政治的中心地となるべく築かれた都市で社会主義建築の聖地とも言われる。一方で人口は決して多くなく、また戦争による破壊や省庁の分散化の方針が定められた事で相対的にその地位を失いつつある。古代の都市バビロンとは殆ど何の関係もない。 モースル モースルはクルディスタン人民ソビエト共和国の首都。チグリス川が都市を南北に縦断する。ケッペンの気候区分ではステップ気候に位置する。多様な民族を含む約150万の人口を抱える。伝統的な薄手の織物モスリンで知られるほか、古代から原油が噴出するなど石油産業でも有名。 ダマスカス ダマスカスは中東ソビエト共和国の首都。400万に迫る新ソ連西部最大のダマスカス都市圏を形成する。現存する最古の都市で古代の遺跡が多く遺る。 バグダッド バグダッドはメソポタミア社会主義ソビエト共和国の首都。中東でも最大級を誇る500万の人口を誇り名実共に新ソ連最大の都市。150年代に大規模な破壊を受け現在政府主導のバグダッド計画による復興作業が盛んに行われている。 アンマン アンマンは沿ヨルダン社会主義人民ソビエト共和国の首都。レグルス帝国時代には電子機械工学の都として栄えたが、戦争によって壊滅し今では見る影もない。 クウェート クウェートはクウェート社会主義ソビエト人民共和国の首都。ペルシア湾の真珠と呼ばれる程美しい都市として知られる。風光明媚なビーチや観光産業で著名である。 キルクーク キルクークはアッシリア労兵ソビエト共和国の首都。 レメソス レメソスはキプロスソビエト共和国の首都。軍事都市としての色が強く駐屯兵へのサービスを収入源とする市民も多い。 ベイルート かつては中東のパリとも呼ばれた美しい都市だったが150年代の戦争によって瓦礫の山と化した。現在は細々と修復作業が続いている。 アレッポ アレッポは東方ソビエト共和国の首都。人口65万程度の都市だが、緊張度の高いアナトリア国境に近く軍隊への補給ハブとして機能している。 カルバラー カルバラーは一見すると何の変哲もない地方都市である。しかし帝国時代には緊急時の臨時首都として指定された歴史がある。そしてレグルス戦争の末期の本土決戦時に実際に臨時首都として扱われこの時レグルス帝国の大量の金銀が運び込まれこの都市に封印された、と言う噂がある。連邦政府はこの噂を公式に否定している。 バスラ バスラは新ソ連東の城門とも呼べる都市。帝国時代から造船業で栄え、現在も多くの船舶を製造している。軍事都市としても知られ都市から少し離れればホルムズ海峡に向けられた長距離砲を見る事ができる。 災害 新ソ連は主に砂嵐、砂漠化、洪水、環境汚染の問題を抱えている。これらの問題に関しては主に全連邦自然保護委員会・防災省・水林省が対策に当たっている。 砂漠化 過剰な水資源の利用に代表される要因によってこの地域は世界でも有数の砂漠化が進行する地域の一つである。これに対して政府は脱塩処理された海水の使用を推奨し、砂漠緑化を推進する事で対応している。 汚染 この地域はかつてレグルス帝国と呼ばれる国家が統治していたが、その体制末期のレグルス戦争で大量のNBC兵器が使用され、現在も連邦のキプロスを除くほぼ全域が汚染されている。これによってこの地域に住む人間を含む生物は何かしらの点でこれら汚染に適応している。またこの汚染のため諸外国からの入国は各国政府によって規制されている。 加えてレグルス帝国・新ソ連共に公害対策より生産拡大を是とする国家であるため工場周辺の生態系の破壊が深刻である。
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目次 ソビエト共産主義共和国連邦の経済 -経済指標 -150年代の経済 -経済構造 -農業 -工業 -航空産業 -鉄道 -通信インフラ -金融 -天然資源 -エネルギー -車両陸運 -競馬 -麻薬 ソビエト共産主義共和国連邦の経済は、計画経済を中心としつつ徐々に市場経済へと移行しつつある。膨大な液体化石燃料資源を持ち、またカリウム・リンの産出量が突出している。149年からの混乱によってこの地域の経済は完全に破壊された。正式な政府統計の不足と内戦のため、経済の規模や成長を測定することは困難だが、152年に連邦統計省の推定によれば戦争によって地域の経済は78%破壊された。内戦後も経済は軍需重点の政府の政策のために低迷を続けた。現在経済は第十一次十字軍以降停滞から成長へシフトしている。159年のGDP実質成長率は3.3%だった。この拡大は主に産業の脱軍需シフトと経済投資、政情安定化によってもたらされている。ほとんど全ての産業セクターが政府によって運営されていた150年代中頃と異なり、メッケルニッヒ政権下での部分的な経済の自由化と独自の産業構造へのシフトは停止していた経済の流れを再活性化した。投資は長きにわたり政府支出が多額を占めているが、近年はイットリカン国や第五インターナショナル加盟国からの投資も増加傾向にあり、加えて近年は民間からの投資も増加している。直近三年間の投資は主に建設、教育、輸送、石油工業、農業によって占められている。ソビエト共産主義共和国連邦の経済は、計画経済と市場経済の両方で構成されており、以前は大半を占めていた計画経済からより自由な経済体制に徐々に移行している。主要な経済学の観点からによると、ソビエト共産主義共和国連邦の経済は、国の内戦に伴う国家の失敗の結果として苦しんでいる。 ソビエト共産主義共和国連邦の経済 統計 通貨 ソビエト・ドル GDP 58億4554万米ドル GDP成長率/年 3.8% 人口 5660万 主要産業 石油、天然ガス、小麦 失業率 0.3% 人口の職業割合 農業34%工業62% 貧困線以下の人口割合 92.4% 財政 公債GDP比 86% 信用格付け CC 外貨準備 567万米ドル 経済指標 レグルス帝国の崩壊後この地域の経済指標について多くの情報が欠如している。この状況は情勢の安定化によって改善の傾向にあるが、国家機関の秘密主義、粉飾によってデータはしばしば参考に値しないものである。 ソビエト共産主義共和国連邦の人口は166年以降飛躍的な回復傾向に入り幾度かの災害による壊滅的な人口減少を経験しながらも平均的に一年あたり約10%の成長率を維持している。GDPは159年の時点で33億2450万米ドルを記録し前年度比3.2%で成長した。国際的にソビエト共産主義共和国連邦は発展途上国として認識されている。GDPの低さにも関わらず近年の政府の努力により飢餓率は低水準に収まりつつある。人口の7割強は都市部に居住し過密の問題が指摘されている。 150年代の経済 ソビエト共産主義共和国連邦の経済の著しい困窮の原因は144年から149年にかけて行われたレグルス戦争に大きな原因がある。この戦争によって限界を超えて経済は戦争に動員され、成人人口は浪費され、NBC兵器を含む破壊によって社会資本の多くが失われた。加えてその後の中央政府の不在によって台頭した軍閥による内戦によってソビエト共産主義共和国連邦の台頭までの3年間で経済は壊滅的な損害を受け、一時期はこの地域に経済活動は存在しないと言われるレベルまで衰退した。 ソビエト共産主義共和国連邦の統一によって治安は回復したが、その後の政府は軍事偏重の経済政策をとったため経済の回復は遅れた。加えて経済は厳格な計画経済をとったため資源の不足と無理なノルマによって経済の回復はさらに遅れた。 第十一次十字軍による十字軍の侵攻は地域を再び痛めつけた。一方で戦後クーデターが発生すると国家を指導していた議会勢力は壊滅し、代わってメッケルニッヒ政権が樹立した。カールハインツ・メッケルニッヒは経済の自由化を進め、また官僚への経済政策の主導権の委譲を推進した。これ以後連邦の経済を構成する自主管理社会主義による市場と官僚主導の計画経済の複合経済の成功によって経済はようやく回復を始めた。 経済構造 経済体制 新ソ連はユーゴスラビア連邦で見られた自主管理社会主義とソビエトスタイルの古典的な計画経済の複合型経済を採っている。 自主管理社会主義では各企業で逆ピラミッド型の構造が作られる。まず各職場ごとに直接民主制によって運営される「労働基礎組織」が設置される。労働基礎組織では職場の運営の他に代表の選出が行われる。ここで選ばれた代表は各部門(工場・支部)ごとに労働基礎組織からの代表によって構成される「労働組織」の委員として活動する。労働組織では労働基礎組織と同様にセクターの運営と代表の選出が行われる。労働組織の代表は労働基礎組織の場合と同様に各代表によって構成される「連合労働組織」の委員として活動する。連合労働組織は企業(自主管理主義では労働管理企業)ごとに設置される。尚このピラミッドの中間である労働組織は労働管理企業の大きさによってはさらに複数のピラミッドを内包する場合がある。この構造で特筆するべきなのはピラミッドの下方、つまり基礎労働組織が最も強い決定権を持っているということである。つまり上部の組織はより下の組織の意向を理解・尊重し、その実現に努めなければならない。この点こそがトップダウン式の一般的な企業との差であり、明白な相違点と言える。また基礎組織では必要に応じて委員会を設置することが一般的に行われる。尚これらのプロセスの中で選出される代表は選出後も常に選出母体の意志に沿う事を義務付けられている。 また企業の運営に当たって経営者の存在は不可欠であり、労働管理企業であっても例外ではない。経営には他組織との折衝や独自の技術のために専門の人物が必要とされる。その為に労働管理企業は専門家としての経営者を常に応募している。経営者は連合労働組織によって採用され雇用された。経営は常に連合労働組織・労働組織・基礎労働組織・労働組合によって監視され、必要に応じて様々な要求やリコールを受ける。新ソ連の法制下では経営者は例外的に多くの労働者としての権利を受けることができない。但し労働組合を編成することは可能であり、UPFなどのバックアップを受けることで連合労働組織などと渡り合っている。 自主管理社会主義では労働者は従業員ではなく組織の運営の不可分なメンバーであり、組織の利益を自身の報酬と直接結びつけることができるために在来の中央集権的企業より効率的である。一方でこれら労働管理企業はその性質のために既存メンバーの利益の為に保守的になりがちであり、加えて参加メンバーの加入に批判的である。その為に旧来のソビエトスタイルの社会主義経済が機能する。 新ソ連の国家経済の半分を構成する公共労働産業は産業によって価値を創出する事と同時に労働雇用そのものを生み出す事を目的とした組織である。公共労働産業の分野は幅広く展開されているが、一般に雇用環境は社会平均よりやや悪く労働内容も過酷な肉体労働であることが多い。そのため通常は労働管理企業に労働者が流れることが多い。公共労働産業の真の役割は労働管理企業の負の側面が露出した場合に果たされる。労働管理企業がその性質のために多大な失業や産業の停滞を生み出した場合、労働者の供給や商品需要は産業法人の生み出した生産物に集中する事になる。これは公共労働産業が政府の支援を常に受けるため半ば無際限の雇用を実現可能であり、さらに倒産の危険を犯す事なく様々なイノベーションに挑むことが出来るという点から生み出されるものである。更に公共労働産業は政府、つまる所UPFとの深い関わりのために多くの労働者=一般消費者の感覚、ニーズを吸い上げることが出来るためこの点でも有利に立つ。このように労働管理企業に対して公共労働産業が有利に立ったとき、労働管理企業は自らの再建のために改革を強いられ、また新たな労働管理企業が創立されるなどの活動が行われる事で経済が再び構築されるというプロセスを通る。 なお一般公務員は連合労働組織と公共労働産業のどちらにも含まれない。 農業 メソポタミアやシリアはかつて肥沃な土地で知られていたが、レグルス帝国時代の農業軽視や戦火によって統一歴150年の時点で農業は壊滅的状況に陥っていた。これに対し連邦政府は「あらゆる手段」を以て状況を改善することを指示した。第一次五カ年計画では農業が主要注力産業に指定された。連邦政府は汚染された地域でも育成しうる作物の種苗の提供、戦車工場のトラクター工場への転換、東アフリカ沿岸から貰って(或いは奪って)きた土の散布や開拓集団農場の組織を行った。 150年8月に施行された開拓集団農場法は農地開拓と農業機械、また生活資本の購入に補助金を与え、キブツと呼ばれるコミューンを組織する事が定めていたが158年7月に廃止され新たに158年7月に農地収容法及び連邦農地再編法が布告されこれに取って代わった。 農地収容法及び連邦農地再編法は「人民と土(Volk and Soil)」ドクトリンによって支持されている。人民と土ドクトリンはウェルキッシュ・シーラッハ教授によって提唱された農業ロマンチズムと社会主義イデオロギーの複合による農業戦略であると定義される。ドクトリンは最古の職業である農民と最古の生産手段である農地の関係について最も純粋な形の労働形態であると称賛し、社会にとっての最も基礎的な生産単位としての農村を主張している。加えてシーラッハは古来の農村価値の再評価と都市から農村へのアプローチの増大を求めている。 実装では農地収容法によって全ての農地は政府の適切な判断のもと分割され農民に再分配された。加えて再編成された農業地域では農業コミューンが設置され農民の生活単位として機能している。農業コミューンには通常の農村施設に加えて政府の農業を含む指導施設や学校が含まれる。農民は一定の条件下の元で大幅に値引きされた肥料や農業機械を購入することができる一方で、政府からの農業命令を実施する必要がある。農業コミューンはすべからく市場となる都市への良好な交通インフラが確保され、生活インフラが整備されると計画されている。 これらの資源の私有とコミューンの統合という形式は前世紀の中華人民公社やコルホーズの非生産性と、それにも関わらず国家そして社会は農民に対して常に手を差し伸べるべきであるという社会主義思想のハイブリッドの結果であり、歴史が浅いためにその評価は未だ定まっていない。 食糧危機下の時限措置として新ソ連で生産された作物は全て適切なレートで買収され、市民に安価で販売されている。 ハイデル・キッシンガーを盟主とするソビエト農業同盟(SAA)は農民と行政の仲立ちをする半政府機関であり、「社会主義と農業の最良の在り方を模索し、生産的でかつ文化的な農民コミュニティの構築」を理念に掲げる組織である。SAAは全ての農業コミュニティに少なくとも1人は専門のスタッフが駐在させている。SAAは営農指導や生活指導を行う他に、流通機関、信用金庫としての役割や相互扶助組織としての役割を持つ。SAAには中央の運営を行う全連邦SAA事務局のメンバーに加え、連邦に存在する全ての農業従事者がSAAの会員として加入することが出来る他、農学者や農作物の流通に関わる者も参加できる。SAAは各地に支部を持ち支部は各農業コミュニティの民主制によって運営と保全が行われている。SAAの運営は会員の収入ごとに編制された年会費の他に政府からの補助金が与えられている。またSAAは、特にその支部において極めて土地密着型の組織であり、都市層に偏らざるを得ない地元自治体に代わって農村からの支持を得ている。またSAAの存在によって往々にして破綻しがちである集団農場的な農業コミューンが維持されている。 市民へのカロリーの供給を第一とする政府の政策により作付面積の多くを穀物や芋が占め、中でも乾燥高温に強いデュラム小麦が生産の主流になっている。主食以外では西岸の地中海沿岸ではオレンジなどの柑橘類が、また東部ではナツメヤシなどが栽培される。また全土で外貨獲得のための輸出品として綿花の栽培が行われる。クルディスタンの高地やメソポタミアの河岸近くでごく僅かにチャノキの栽培が行われる。 乾燥した新ソ連の気候では農業が困難なため全域で海水を淡水化したり、地下水を汲み上げるなどの方法で水を得て灌漑農業が行われている。 必要とする大量の飼料の関係で酪農、畜産の規模は小さい。南東部の湖畔で水牛が飼育される他全土で駱駝が飼育される。 シリア地域で肥料の原料であるリン酸塩が豊富に産出することは新ソ連の農業にとっての福音となった。多量の肥料と旧型軍用車輌を流用した農業機械の複合農法は新ソ連農業の主要な潮流である。 151年11月に連邦生化学研究所は放射線の影響で肥大化した植物の農業作物転換に成功したと報告した。 工業 航空産業 需要の少なさを最大の原因として航空網は極めて貧弱になっている。国際線は存在せず限られた国内線が運行されている。 航空機製造は部分的に軍用機の生産が行われるのみで民間機の生産は殆ど行われていない。 フラッグキャリアは官営のオリエントアエロフロート、匹敵する航空企業にホライズンスカイウェイズが存在する。 鉄道 平らな砂漠地形が多く鉄道運行に適している。荒涼とした砂漠地域を走る鉄道のほとんどがディーゼル車であり電化区間は都市部のごくわずかな区間に限られる。軌間はほとんど標準軌を採用しているが、ごく一部の古いローカル線では旧植民地時代を思い起こさせる狭軌鉄道が見られ、また特にかつて東側だったイラク地方では広軌を採用する路線も見られる。全国民的にモータリゼーションを推し進める事ができない新ソ連では市民の長距離の足といえば鉄道である。尤も、貧困の広がる新ソ連では鉄道に乗れる市民すら珍しいもので旅客輸送は非常に限られた規模でしかない。 この地域に最初に開通した鉄道はオスマン帝国統治時代にビザンティウムからバグダッドを繋いだもので、所謂3B政策の一環として建設が行われたが、これはドイツによる大陸支配の道具としての側面が強いものだった。その後オスマン帝国は崩壊し支配者は英仏に代わったが、僅かに植民地用の軽便鉄道が敷設されたのみだった。加えてそれらも沿岸や都市を繋ぐ程度のものでしかなく、広大な砂漠のほとんどは未開の地のままだった。このような状況が改善されたのは第二次世界大戦後、俄にこの地域が東西衝突の最前線に浮上した事がきっかけだった。柔らかい脇腹である中東を守りたいソ連は多くのリソースを投資し、その一環で鉄道網の建設を行った。この時期に敷設されたの代表的な鉄道はバグダッド=バクー間を繋ぐ物で、冷戦期には地中海のボトルネックであるスエズ運河を狙える位置に展開する赤軍を物資面支えた。尚西側もこの動きに対抗して西部に投資攻勢を強めていたが、モータリゼーションの進む米国は寧ろ道路と港湾の建設を重視したため現在でも連邦の東西で主要インフラに対する市民の意識が異なっている。冷戦期が終わると晴れて真の独立国となったレグルス国は当然インフラ開発に取り組んだが、世界的なモータリゼーションは辺境たるこの地にも到来しており鉄道が顧みられることはなかった。鉄道開発が再開するのは幾度もの戦乱が過ぎレグルス帝国が建国されるまで待たなければならない。典型的な中央集権独裁国家だったレグルス帝国は首都であるダマスカスを中心に鉄道に力を注いだ。これには国力面でモータリゼーションを推し進める事ができないという事情も後押ししていた。帝国時代の開発の影響は現在も残っており今も多くの路線が帝国時代の路線を補修し流用したものである。特に大都市部の地下鉄は地下100m以上に建設されたシェルターとしての役割を持っていたためレグルス戦争末期の核爆発にも耐え車両含めて未だ現役で使われている。 通信インフラ 金融 天然資源 新ソ連の天然資源は一部の資源に極めて偏った分布をしている。 新ソ連にはイラク・クウェートに代表される世界最大規模の石油埋蔵地が存在し、世界第三位の埋蔵量を誇る。更に天然ガスでも第10位の埋蔵量を誇り、非固体化石燃料の産出では世界トップクラスに立つ。 またヨルダンとシリアで世界のリン鉱石の生産量の5%を占める。またヨルダンはカリウムの生産でも世界4%を占めるほか、ウラン鉱石の埋蔵が指摘されている。 この様に石油・天然ガス・リン鉱石等一部の資源の生産では世界有数の生産・埋蔵量があるが、一方でそれ以外の天然資源の産出が殆どない。この極端な資源の産出は新ソ連の経済にとって極度に複雑な効果を与えている。 エネルギー 新ソ連の主要なエネルギー源は世界最高クラスの埋蔵量を誇る石油・天然ガスである。特にイラク南部の油田地帯で採掘される石油は水より安価ですらあり、新ソ連のエネルギー需要が先進主要国ほど高くない事も相まって極めて安定してエネルギー資源を供給している。これらの化石燃料はパイプラインで各地の発電所に運ばれて電力となる。特にクウェートの周辺ではイットリカン民主主義国の支援によって建てられた大規模な発電施設が建築されており、都市の灯りとして、そして海水を淡水化する事で貴重な水資源の源として機能している。 ただし大規模な発電施設から各都市への送電網が破壊工作を受ける事は日常茶飯事であるため、一定規模以上の都市は資源省の指導によって一定程度の石油備蓄と自都市へ最低限の電力供給ができる発電施設の確保が義務付けられている。 また火力発電以外にもチグリス川・ユーフラテス川を始めとした大河のダムを利用した水力発電や、クルディスタンの山岳での風力発電などもある。設置コストが膨大なため計画段階に過ぎないが、常時ほぼ晴天の砂漠気候を生かして巨大なソーラー発電施設を作る計画もある。また珍しい発電方法に旧レグルス時代の原子炉を使い続けている地方自治体も存在する。ただしこれらの原子炉の多くは多かれ少なかれ損傷しており安全性の問題が指摘されている。 車両陸運 自動車は左側通行である。 自動車向け交通インフラも整っているとは言えず、アスファルトで整備された近代道路は都市部でしか見ることはできない。多くの場合車道を走るのは軍用を転用したトラックや大型サスペンションが特徴の乗合バスである。 自動車は社会の殆どを占める貧しい市民にとって手の届かない高級品であり、ごく僅かな赤い貴族が世帯で自家用車を所有している。 新ソ連政府の、特に右派に当たる重工業化推進勢力は積極的なモータリゼーションを訴えているが国力的に絵に描いた餅以上の物にはなっていない。例外的に自動車の利用が進んでいるのは連邦革命軍で、自動車化率は国力に比べるとかなり高い方になっている。 自動車庁の高速道路委員会は全国に高速道路を張り巡らせることを目的に活動している。 ラクダ 砂漠地方に適応し長期間の移動にも耐えるラクダは多くの貧しい新ソ連地方市民・農民にとっての中・長距離の足である。ラクダは砂漠の過酷な環境や砂塵の土地に耐え、ロバや馬匹には及ばないが重量物を運ぶ事が出来るため駄獣として使われる。また牝に限られるが乳は高い栄養価を持ち食品が手に入りづらい新ソ連では貴重な栄養源である。また駱駝の肉は駱駝が何らかの理由で死んだ時にのみ出回る貴重な食品ではあるが、食用に供される。 競馬 ソビエト共産主義共和国連邦の成立直後に国内に溜まった不満をそらすことを目的として整備された。この事業は時の権力者アインス・オルフェーベルの目に止まり多大な政府の支援を与えられた。競技水準はとても世界基準には及ばないが、貧しい市民にとっては数少ない娯楽として機能している。 また新ソ連競馬の珍しい特徴として、多くの国で重賞レースが日曜日に行われる事が多い一方で、新ソ連は祝日開催の重賞、特にG1レースが多い事が挙げられる。 ※重賞…重要なレースの事。G3→G2→G1と格式が上がりよりハイレベルなレースになる。 著名な競走馬 インヴィジブルフラッシュ・・156年度青銅杯・黒銀杯優勝。黒く大型な馬体で知られ、新ソ連初の二冠馬になった。 著名なレース メモリアルズ・・・ニューイヤーズメモリアル,オクトーバーメモリアルの二レースの事。 夏三冠 ・・・革命記念,人民大賞,10月革命杯の三レースのこと。 冬三冠 ・・・青銅杯,晴風杯,黒銀杯の三レースのこと。 + ... レース名 距離 コース面 開催日 G1レース ニューイヤーズメモリアル 3200m 芝 1月7日 オリエントカップ 1900m ダート 2月第2日曜日 革命記念 2000m 芝 6月30日 人民大賞 2200m 芝 7月7日 バグダッドダートダービー 2400m ダート 7月第3日曜日 サンダーボルトカップ 1200m 芝 9月第3日曜日 オクトーバメモリアル 2800m 芝 10月10日 10月革命杯 2400m 芝 11月7日 青銅杯 1800m 芝 11月第1日曜日 晴風杯 2000m 芝 11月第3日曜日 黒銀杯 1600m 芝 12月第3日曜日 ドリーマーズステークス 2400m 芝 12月24日 麻薬 新ソ連国内において、適切な管理下での医療目的を除く麻薬の使用及び生産は非合法である。一方で連邦北部、特にクルディスタン地域では政府主導のケシ栽培とアヘンの製造が行われている。栽培される種は大きく扁球形、もしくは卵形の果実を持つ小アジア種(ボスニア種とも)。この地域で製造されたアヘンは連邦政府の厳重な管理の元で主にイラン国境かクウェート港に運ばれ、民間企業の手によって海外に出荷される。輸出の大半が密輸であり、国際的にも非難されるべき行いであることには間違いないが阻止手段が存在しないのが現状である。これらが行われるようになった背景にはテロ組織がこれらで莫大な利益を上げる前に市場を制圧してしまうという目的と、簡単に莫大な利益を上げられる点が外貨の不足する連邦政府の意向に適していたことが挙げられる。
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地名:ソビエト マップ 宝箱 M1911A1(スタート地点から南) ユンケル黄帝液(ジョニーのいる場所の木の近く。) ダンボール箱(4×3の山積みダンボールの左真ん中1列目) タバコ(ソコロフのいた部屋のロッカー) ザ・ボスのバンダナ(*1) ショップ(ジョニーの行商) ユンケル黄帝液(50円) ウイダーinゼリー(120円) 即席ラーメン(200円) 解説 イチローが武野羽によって最初に転送された場所で1964年の冷戦真っただ中のソビエト連邦領。衛兵の鉛玉を避けつつ進むと、そこにはとある任務でこの場所を訪れていたFOXの工作員・ネイキッド・スネークがいた。 出現モンスター 衛兵(イベント+シンボルエンカウント) オセロット(ステージボス) 元ネタ 正式名称「ソビエト社会主義共和国連邦」。1922年12月30日成立。1991年12月26日崩壊。 リアルではフルシチョフ、ブレジネフが指導者だった時代(*2)である。 この地で起こるイベントは「メタルギアソリッド3」のオープニングイベントが元。
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ここではソビエト共産主義共和国連邦の政治勢力について記載する。 政治派閥 革命軍 革命軍は新ソ連最大最強の暴力装置である。軍人の多くは政治に関わる事は望んでいないが、それは軍の既得権益が政治によって侵されない場合に限っている。革命軍は政府の内情のように数多のイデオロギーが渦巻いているが、軍国主義と革命的マルクス主義への支持が失われた事はない。 革命軍の英雄マクシミリアン・ヴェーラー元帥は市民・軍から共に支持される連邦で最も有名な人物である。彼自身は軍に留まる事を望んでいるが、状況が望まないなら身を投じる覚悟も持ち合わせている。 同様にペーター・フランク・ジャック空軍中将も革命軍の中で最も著名な人物の1人である。ヴェーラー元帥の右腕として良く知られる彼は上官ほど政治に距離を置いていない。彼の信念は鋼の暴力と決意による革命の遂行に焦点を当てており、伴う出血を許容する事ができる。 官僚派 この国で官僚は常に行政の実質的な代理人だった。政府や軍と違って誰からも顧みられる事無く、静かにその力を振るっている。セクショナリズムと組織的ナルシズムによって構成された巨大な官僚機構は機械仕掛けのヒュドラであり一度動き出せば何者も止める事はできない。 官僚機構は常に指導者を抱いている訳ではないが、少なくとも近年暫くはポニーファーツ・エッケハルト連邦銀行総裁がその立場にあると言える。エッケハルトは黒縁の眼鏡の下で冷徹な思考を巡らせる典型的な官僚で、知性と合理性が困難に対する最大の武器であると信じて疑わないテクノクラート達にとって最良の人物である。 改革派 どんな権威主義体制であっても常に改革派は存在する。エルヴィン・アンドレ郵政省内務長官はその不遇なキャリアにも関わらず祖国の改革を志向する人物であり、漸進的社会主義を信奉する。改革派は安定した支持基盤を持たないが、一方で市民、軍、官僚から一定の支持を得ている。ハインツ・シューメーカー財務次官やエルリッヒ・シュパイデル中将などの人物はそれら多様な支持基盤の中でも傑出した支持者である。 秘密警察 政治派閥としての秘密警察はその目的からして曖昧であり、一説には反革命の撲滅という手段が目的と転倒しているとさえ言われる。加えて彼らは他の全ての派閥から嫌悪され常に一定の力を持ちながらも決して主流派になることが無い。 ローレン・ヴェルケルはメッケルニッヒ保安本部長官が政治を掌握した後の保安本部長官としての職務を代行している人物である。彼自身は政治的野心からは程遠いが、職務と上官命令に忠実で警察組織の半分を握る人物を無視して行動することは何者にも出来ない。 オズワルド・ヴェーベルスベルク秩序本部長官は新ソ連の中で最も狂信的な秩序と全体主義の徒であり、熱烈な反欧州主義・共産主義者である。彼の反欧州主義が何処から来たものなのかは定かではないが、ともかく動機がどうあれ反革命と国内の第五列を殲滅する事業にあたっては彼以上に適切な人物はいないというのが一般の評価である。 アル・ザルツマン第七局長官は凡庸な公務員に過ぎないが、彼の持つ唯一の才である人を信用させるセンスは特筆に値する。 市民派 民主主義で無くても、寧ろ民主主義でないからこそ市民の支持は政権の安定性に直結する。ユーリ・トレスコウ率いる市民派は新ソ連の派閥の中で最も民衆に近い派閥であり、彼らの持つ唯一の信念は専ら自身のスローガンに表れている─「市民にパンを、祖国に平和を!」 ロビー団体 連邦プロレタリア戦線 ソビエト農業同盟 オリエントアエロフロート アラブ同胞団 MWH
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ロシアを中核とした複数の国からなる連合共和国。ソ連の名で知られているよ。 連邦制を用いているため各共和国に高度な自治権がある。ただしソビエト連邦憲法の範囲内という制限があり、しばしば衝突する。また外交権は中央政府のロシアにあるぞ。 外国向けにはソビエト連邦またはソビエト・ロシアとして展開。
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ソビエト社会主義共和国連邦概要 名称 歴史 地理 政治 インフラ鉄道 道路 港湾 空港 都市 産業第一次産業 第二次産業 第三次産業 貿易貿易センター 国際都市 財政 ソビエト社会主義共和国連邦 ソビエト社会主義共和国連邦 国旗 国章 標語 万国の労働者よ、団結せよ! 国歌 ソビエト社会主義共和国連邦国歌 公用語 ロシア語(事実上) 首都 モスクワ 最高指導者 ヨシフ・スターリン 人口 面積 GDP 通貨 ルーブル(フレーバー設定) 概要 ソビエト連邦とは、ヨーロッパ東部一帯に存在する、一党制の社会主義国家である。 現実のロシアのうち中央、南部の各連邦管区と、ウクライナのドニエプル川以東、白ロシアの東部を領有している。 名称 歴史 地理 政治 ソビエト連邦の政治制度 インフラ 鉄道 路線名 建設費[万ED] 備考 モスクワ・レニングラード鉄道 1000 シベリア鉄道 600 モスクワ・キエフ鉄道 300 モスクワ地下鉄 50 道路 港湾 都市名 港湾名 投資額[万ED] 備考 レニングラード レニングラード港 100 セヴァストポリ セヴァストポリ港 50 ロストフ ロストフ港 20 空港 都市名 空港名 投資額[万ED] 備考 モスクワ シェレメーチェヴォ空港 750 都市 名称 投資額[万ED] 分類 備考 モスクワ 1000 メガロポリス レニングラード 1000 メガロポリス キエフ 400 大都市 セヴァストポリ 100 中小都市 ロストフ・ナ・ドヌ 100 中小都市 産業 第一次産業 ソ連農業人民委員部 第二次産業 第三次産業 貿易 貿易センター 名前 投資額[万ED] 国内/国際 備考 ロストフ港貨物ターミナル 180 国際 国際都市 ソ連では、首都モスクワを国際都市に設定している。 財政 ソ連の財政
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坂上 紀が訪れたロシアの歴史、ソビエト連邦編 第一次世界大戦では連合国の一員としてドイツ・オーストリアと開戦したが、敗北を重ねて領土奥深くまで侵攻された。第一次世界大戦中の1917年に起こったロシア革命でロマノフ王朝は倒された。革命後、旧帝国領土には数多の国家が乱立し、外国の干渉軍も加わって激しいロシア内戦となった。1917年11月7日にはボリシェヴィキ政権が樹立され、そのトップとなったウラジーミル・レーニンはポーランド・バルト三国・フィンランドの独立承認で帝国の西方領土の一部を手放した後、ボリシェビキを改称したロシア共産党を率いて内戦に勝利し、1922年の年の瀬にソ連共産党の一党独裁によるソビエト連邦を建国した。旧ロシア帝国領の大部分を引き継いだソ連を構成する4共和国(その後15まで増加)のうち、ロシア人が多数派を占める大部分の地域はロシア・ソビエト連邦社会主義共和国となった。ソビエト連邦とロシア連邦共和国の首都がサンクトペテルブルクからモスクワへと約200年ぶりに復され、同時にサンクトペテルブルクはレニングラードに改称された。ロシア連邦共和国内に居住する少数民族については、その人口数などに応じて自治共和国、自治州、民族管区などが設定され、事実上ロシア連邦共和国とは異なる統治体制をとった。 1930年代の世界恐慌で多くの資本主義国が不況に苦しむ中、ソビエト連邦はその影響を受けず、レーニンの後を継いだスターリンの独裁的な主導の下で高い経済成長を達成した。しかし、その実態は農民からの強制的の収奪にもとづく閉鎖的な工業化であった。農村弾圧の結果、特にウクライナやロシア南西部では大飢饉が発生した。その歪みが政治的な粛清と強制収容所の拡大など恐怖にもとづく支配をもたらす結果となった。 ソビエト体制でのロシア連邦共和国は他の連邦加盟共和国と同格とされたが、面積・人口とも他の共和国を圧倒していたロシアでは事実上連邦政府と一体となった統治が行われた。ソ連共産党内に「ロシア共産党」は創設されず、第二次世界大戦後の国際連合でもウクライナや白ロシア(現在のベラルーシ)と異なり単独での加盟が認められなかった。 第二次世界大戦では一時ナチス・ドイツと同盟を結び、バルト三国を併合してソビエト連邦の一部とし、ソ連・ポーランド不可侵条約を一方的に破棄して侵攻し、ポーランドを占領、フィンランドにも圧迫を加えたが、やがて同盟を破ったヒトラーに攻め込まれて西部の広大な地域をドイツに占領され、不利な状況に陥った。しかし最終的には大戦に勝利し、更にポーランド東半、ドイツ、ルーマニア、フィンランド、チェコスロバキアの一部などを併合して、西に大きく領土を広げた。アジアでは、終戦直前の1945年8月に日本との不可侵条約(日ソ中立条約)を一方的に破棄して参戦。満州やサハリン南部、千島、朝鮮北部に侵攻して占領した。戦後は新領土内の非ロシア人の住民を追放し、ロシア人などを入植させる国内移住政策が進められた。特にエストニアやラトヴィアなどではロシア人の比率が急増し、ソビエト連邦解体後の民族問題の原因となった。旧ドイツ領のカリーニングラード州でもロシア人の比率が急増して8割以上を占めるようになった。1946年には旧ナチスドイツ領の東プロイセンの北部をカリーニングラード州、日本に侵攻して占領したサハリン島南部(南樺太)とクリル列島(千島列島、歯舞群島・色丹島を含む)全域を南サハリン州として編入した(南サハリン州は1947年にサハリン州に吸収)。一方、1954年には黒海沿岸のクリミア半島(クリミア州)がウクライナに割譲され、ロシア連邦共和国の領土は現在のロシア連邦にあたる領域になった。 戦後、ソ連は、強大なソ連軍の軍事力を背景に、東ドイツ、ポーランド、チェコスロバキア、ハンガリー、ルーマニア、ブルガリアなどの東欧諸国を衛星国として勢力範囲に収めて、自国と同様の一党独裁を強要し、世界の二大超大国の一つとしてアメリカ合衆国と冷戦を繰り広げたが、計画経済の破綻等から次第に共産主義の矛盾が露呈していった。1985年にソ連の指導者となったミハイル・ゴルバチョフは冷戦を終結させる一方、ソ連を延命させるためペレストロイカとグラスノスチを掲げて改革に取り組んだものの、かえって各地で民族主義が噴出し、共産党内の対立が激化した。 党内抗争に敗れた改革派のボリス・エリツィンはソ連体制内で機能が形骸化していたロシア・ソビエト連邦社会主義共和国を自らの権力基盤として活用し、1990年に最高会議議長となると、同年6月12日にロシア共和国と改称して主権宣言を行い、翌年にはロシア共和国大統領に就任した。1991年のソ連8月クーデターではエリツィンが鎮圧に活躍し、連邦を構成していた共和国は、そろって連邦を脱退していった。同年12月25日にはソ連大統領ミハイル・ゴルバチョフが辞任し、ソビエト連邦は崩壊した。 日本はサンフランシスコ講和条約で一部領土を放棄したものの、千島列島南部の北方領土の返還を要求。それ以外の千島列島および南樺太はロシア領土ではなく帰属未定地となっている[17]。なお、ロシア(当時はソ連)はサンフランシスコ講和条約に調印していない。
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一般 新ソ連は旧ソ連に類似する高度に縦割り化され強大化た行政・官僚組織を保持しており、この傾向の点では旧レグルス帝国と類似する。言うまでもなくその他の官僚国家と同様の長所・短所を持っており、優れた機械の様な技術卓越性と行政上の硬直が大きな特徴である。背景には社会主義国家としての必要性から大きな政府が求められた結果としての官僚制という現実性からの視点と、国民性としての理性崇拝の気風の結果としての文化的な側面からの視点の二つで説明することができる。 省 新ソ連の省は諸外国と同様行政組織の最大単位。他国に比べ細分化・多極化しているが、それにも関わらず内務省など一部の省は広範囲に渡って影響力を保持している。2022/02/02現在新ソ連には30の省がある。 庁 庁は新ソ連の行政単位の一つ。主に省の下に置かれる。部・局と一部の委員会は庁とほぼ同様の役割を持っている。 弁務官当局 弁務官当局は新ソ連行政の例外的な単位。大統領が何らかの問題に対し対応する必要があると考えられる場合に議会の支持を得た上で設置される一時的な機関。弁務官当局には弁務官当局・高等弁務官当局・総合弁務官当局の三種類が存在し右に行くにつれ権限が強大になる反面、設置に必要な議会の賛成が1/2、2/3、4/5と大きくなる。また最小の権限しか持たない弁務官当局でさえ当該の問題については大幅な権限が認められ、高等弁務官当局では一般省庁をある程度無視した行動が可能で、総合弁務官当局になると総合弁務官は大統領に匹敵する権限を保有する事になる。ただし今まで弁務官当局が設置されたことはなく、五カ年計画省が設置される時に発議され、否決されたのが議会で議論された唯一の公的な記録である。 省庁一覧 人民大統領 ┗国家秩序本部 大統領府 ┗内務省 ┗連邦親衛部 ┗内務省特別調査委員部 ┗人事局 ┗共和国庁 ┗連邦直轄区行政庁 ┗住宅庁 ┗企業庁 ┗民間企業監査局 ┗国家企業局 ┗宗教庁 ┗イスラム課 ┗C教課 ┗ユダヤ課 ┗諸宗教課 ┗戸籍庁 ┗廃棄物処理庁 ┗浄水庁 ┗地下水局 ┗河川局 ┗海水局 ┗氷河局 ┗連邦国家安全保障省 ┗警務庁 ┗密輸取締局 ┗密航取締局 ┗薬物取締局 ┗刑務庁 ┗沿岸護衛隊 ┗難民対策庁 ┗国家保安部 ┗郵政省 ┗郵便庁 ┗郵便貯金庁 ┗保険庁 ┗財務省 ┗税務庁 ┗法務省 ┗革命省 ┗経済改革委員会 ┗規制改革委員会 ┗石油省 ┗石油採掘庁 ┗ペルシア湾局 ┗メソポタミア局 ┗アッシリア局 ┗シリア局 ┗石油保管庁 ┗石油加工庁 ┗燃料省 ┗石油庁 ┗重油局 ┗軽油局 ┗ガソリン局 ┗天然ガス庁 ┗石炭庁 ┗合成燃料庁 ┗バイオ燃料庁 ┗アルコール庁 ┗水素庁 ┗重工業省 ┗自動車庁 ┗工作機械庁 ┗造船庁 ┗電子機械庁 ┗通信機械庁 ┗重機械庁 ┗鉄鋼庁 ┗工業規定庁 ┗非鉄鋼金属庁 ┗レアメタル庁 ┗化学産業庁 ┗薬品局 ┗石油工業局 ┗石炭工業局 ┗天然ガス工業局 ┗合成燃料局 ┗高分子工業局 ┗油脂工業局 ┗精密有機工業局 ┗ソーダ工業局 ┗アンモニア工業局 ┗精密無機化学局 ┗軽工業省 ┗食品庁 ┗繊維庁 ┗木工庁 ┗窯業庁 ┗電気省 ┗電化庁 ┗発電庁 ┗火力局 ┗石油課 ┗天然ガス課 ┗石炭課 ┗バイオ燃料課 ┗水力局 ┗太陽光局 ┗原子力局 ┗潮力局 ┗風力局 ┗電池庁 ┗商業省 ┗貿易省 ┗関税庁 ┗輸入庁 ┗輸出庁 ┗外務省 ┗極東庁 ┗インド洋庁 ┗インド庁 ┗オセアニア庁 ┗太平洋庁 ┗東南アジア庁 ┗中華庁 ┗シベリア庁 ┗北米庁 ┗中米庁 ┗南米庁 ┗アフリカ庁 ┗地中海庁 ┗欧州庁 ┗中東庁 ┗ロシア庁 ┗防災省 ┗地震庁 ┗火災庁 ┗干魃庁 ┗砂塵庁 ┗汚染庁 ┗気候庁 ┗竜巻課 ┗豪雨課 ┗豪雪課 ┗遭難庁 ┗戦災庁 ┗賭博省 ┗競馬庁 ┗競艇局 ┗競輪局 ┗カジノ庁 ┗水林省 ┗林業庁 ┗水産庁 ┗漁獲量管理局 ┗養殖局 ┗遠洋局 ┗沿岸局 ┗淡水局 ┗農業省 ┗牧畜庁 ┗ラクダ課 ┗狩猟庁 ┗穀物庁 ┗菜果庁 ┗農地開拓庁 ┗建設省 ┗インフラ庁 ┗住居庁 ┗ビル庁 ┗文化省 ┗芸術庁 ┗文学庁 ┗音楽庁 ┗映画庁 ┗厚生省 ┗衛生庁 ┗放射線課 ┗福祉庁 ┗労働庁 ┗体育・スポーツ庁 ┗教育省 ┗乳幼教育庁 ┗初等教育庁 ┗中等教育庁 ┗高等教育庁 ┗大学庁 ┗情報省 ┗印刷庁 ┗新聞局 ┗書籍局 ┗電波庁 ┗ラジオ局 ┗テレビ局 ┗報道庁 ┗国家広報部 ┗技術省 ┗特許庁 ┗原子力庁 ┗電子庁 ┗宇宙庁 ┗黎明委員会 ┗鉄道省 ┗弾丸鉄道計画委員会 ┗航空省 ┗運輸省 ┗自動車庁 ┗高速道路委員会 ┗軽車両庁 ┗道路庁 ┗船舶省 ┗海運庁 ┗河運庁 ┗港湾庁 ┗運河庁 ┗資源省 ┗緊急備蓄庁 ┗鉱産資源庁 ┗統計省 ┗メートル法推進委員会 ┗単位系統一局 ┗連邦革命軍 ┗革命陸軍 ┗ソビエト海洋軍 ┗赤色航空軍 ┗五ヶ年計画省 ┗全連邦自然保護委員会 国家秩序本部 内務省 内務省は新ソ連最大の予算・人員規模を持つ省。宗教・地方自治・上下水道・戸籍・人事に至るまでの広大な領域について担当する。 国家安全保障省 国家安全保障省は非軍事的な領域における安全保障について担当する。警察・コーストガードに加えて難民対応が主要な役割である。また国家保安部と呼ばれる準軍事組織を保有する。単純人員では国家保安部を含むため内務省に匹敵する職員数を誇る。 国家保安部 + ... 国家保安部は国家保安本部とも呼称される連邦国家安全保障省に所属する準軍事組織であり、連邦第二の軍と呼ばれる事がある。一部の国家に見られる国家憲兵と類似する組織ではあるが、犯罪捜査に従事することはなく純軍事的な活動を行う。憲法により活動は連邦内に制限されており、治安維持や重要施設の警備、構成共和国軍の指導などに従事する。加えて国家保安部の重要な役割として連邦革命軍が何らかの理由により活動できない際の予備軍としての側面があり、特にクーデター発生時のカウンターフォースとして期待されていたが統一歴157年末第十一回十字軍終結直後に国家保安本部によるクーデターが発生した。 + ... シンボル治安装甲車 + ... 郵政省 郵政省は郵便・郵便貯金・簡易生命保険の三事業を中心に行う省。郵便物搬送のための専用の船舶・列車を保有する。 財務省 財務省は新ソ連の財政・徴税を担当する省庁である。高級官僚の数が内務省に次いで多い省で、良くも悪くも保守的な組織になっている。 法務省 法務省は基本法制の維持管理及び法秩序の維持を遂行する。 革命省 革命省は世界的に他に例を見ない極めて珍しい省庁。国家が成立するという革命の一段階を過ぎた為に革命が停滞する事を抑止する事を目的とした組織で、経済や規制などの現状についての改革を計画する。 石油省 石油省は新ソ連の最大の産出資源である石油を管理するための省。油田の管理などを行なっている他独自に石油の生産保管を行う。 燃料省 燃料省は国家の重要な原動力である燃料を管理する省。燃料の範囲は多岐に渡り、燃焼する物の大半について取り扱う。 重工業省 重工業省は新ソ連国内の重工業の管理と発展を司る省庁。 軽工業省 軽工業省は新ソ連国内の軽工業の管理と発展を司る省庁。 電気省 電気省は新ソ連の電力を管理を行う省庁。スローガンは「共産主義とは、ソビエト権力プラス全土の電化である。」 商業省 商業省は新ソ連国内の通商・配給を担当する省。 貿易省 貿易省は新ソ連と外国との貿易取引を管理する省。 外務省 外務省は新ソ連の外務を司る省庁。 防災省 防災省は火災・震災・水害他全ての天然災害と人災に対応する新ソ連の省。 賭博省 賭博省は競馬を始めとする国内の全ての合法的な賭博の管理と運営を行う。 水林省 水林省は新ソ連の水産業と林業の管理を行う省。水産・森林資源の保護も行う。 農業省 農業省は農業・酪農・畜産を担当し、農民を支援する省。 建設省 建設省は新ソ連の公共事業の建設部門を担当するほか、建設基準などを整備する省庁。 文化省 文化省は新ソ連の文化芸術の促進・継承・発展を担う省。特に未来主義・前衛主義芸術を推進する。 厚生省 厚生省は新ソ連の労働者の保護を行う省庁。職場の健康診断や労働時間の管理はここが行う。 教育省 教育省は新ソ連の教育の大半を実施する省。警察・軍学校などの一部の例外を除き全ての学校はここの傘下にある。 情報省 情報省は新ソ連国内の情報管制を行う省庁。 技術省 技術省は新ソ連の科学技術の発展と進歩を第一の目的とする省。 黎明委員会 + ... ERROR 鉄道省 鉄道省は新ソ連国内の鉄道の管理を行う省。 航空省 航空省は新ソ連の非軍事航空の管理の他航空機の開発を行う省。 運輸省 運輸省は新ソ連の運送、特に陸運を担当する省。 船舶省 船舶省は新ソ連の水運を管理する省庁。通常船舶に加えて、港湾・運河の管理も行う。 資源省 資源省は新ソ連の省庁の一つ。埋蔵資源の管理や有事に備えた戦略資源の備蓄を管轄する。 統計省 統計省は新ソ連のあらゆる情報の統計を管理する省。 連邦革命軍 連邦革命軍を参照 五ヶ年計画省 五カ年計画省は新ソ連の省の一つ。五カ年計画の実施を担当する。 全連邦自然保護委員会 全連邦自然保護委員会は連邦の行政管区における動植物及び自然環境の保全を担う行政組織。
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紗那のソビエト広場 紗那のソビエト広場は、巨大な円形状の広場で周りにはアイヌ参賢人(スターリン・武田信太郎・サクシャイン)の銅像が建ち並び その周りには書記長官邸・各省庁・国立図書館などの施設が建ち並ぶ。 この辺り一帯は世界遺産登録がされている。