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名前 『死亡志願者』セディ・アディアート 肩書き 剣士相当のアンデッド 年令/性別 21歳/男性 人種 シバ人 登場回 第8回 戦闘データ HP20 能力値3/2/1(これから成長する可能性高)スキル:薙ぎ払い 不屈 1ターン待機でHP5を自己再生 NPC使用 可 二次創作 可 外見 茶髪の短髪、中肉中背、普段はフードつきのローブで顔を隠している、死者ゆえに顔色は非常に悪いが見た目は人間と変わりない、第八回セッション後、大剣をどこかで手に入れる 口調 「僕~だ」落ち着いた喋り方、やや悲哀漂う 設定 死後、思い人ともう一度会う為に起き上がった者、しかし死した故にその思い人とは決して会えなくなった者、自分に会いに来たテルミスを洞窟から逃がし、その後パーティとテレージャの計らいで亡霊に見せかけて最後の別れを告げた、それ以降、自分が腐るにふさわしい場所を探して放浪を始める、第八回セッションでパーティに救われて以降、同じように人を救えるようになろうと決意、大剣を背に人に危害を加えるモンスターを狩り始める 備考 アンデッドのため、聖属性の攻撃に対して弱いです コネクション 恩 タンタル ストラ ジョズス ハヤテ レアン
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小公子セディpart56 332-333 332 :小公子セディ:2011/05/07(土) 02 23 13.28 ID qkAH+W5T0 セディはアメリカ育ちの優しい男の子。父親が亡くなった後、絶縁していた祖父ドリンコート伯爵が現れて セディを跡取りとしてイギリスに連れ帰る。しかし外国人嫌いの祖父はセディと母親を引き離してしまう。 セディは母を捜してお屋敷を抜け出す。方々でトラブルに巻き込まれるが、セディの優しさと勇気が人々を幸せにしていく…。 屋敷を首尾よく脱出したセディはレストランのタダ券をゲットし、母親を探してまずは隣町に移動する。 隣町は時計台が壊れているわ、町中にねずみがうろちょろしているわでトラブルだらけの模様。ここでセディは持ち前の優しさを発揮し、 レストランでお土産に貰ったミルクを偏食の猫にあげたり、パン屋の配達を手伝ったり、行方不明の代官の奥さんにお見舞いの花を届けたりと町中を駆けずり回る。 するとパン屋が知り合いの馬車屋を紹介してくれ、馬車屋は駅員が母親の居場所を知っているはずだと教えてくれる。 だがこの駅員がケチな男で、落し物の笛を届けても「行方不明の代官を見つけたら」と更なる条件を付けて来る。 手がかりを探していると、薬屋のおばあさんが情報と交換条件で肩もみを要求してくるので仕方なく…もとい、愛情をこめて長々と肩もみする。 そこから更に耳の遠いボケ老人やら何やらを伝って、ようやく時計台の鍵をゲット。中で壊れた時計台の音に合わせてフルートを吹くと、何と代官が現れる。 いわく、この時計台はドリンコート伯爵に贈られたものなので、壊れたまま放置しているとお叱りを受けるという。だがネズミが邪魔をして修理が進まない。 ビビリの代官は伯爵を恐れてずっと時計台に隠れていたらしい。 セディは情けない代官のために、前述のミルクをあげた猫を借りてくる。セディが猫を放すとネズミは大騒ぎしてすっかりいなくなってしまった。 これで時計台も元通り、代官も見つかって町の問題はすっかり解決する。ジジイの小言を防いだだけなのに、代官はセディを町の救世主と言って 永遠の忠誠を誓ってくる。真相を町の住民が知ったら、リコール確実ではなかろうか。 333 :小公子セディ:2011/05/07(土) 02 27 51.49 ID qkAH+W5T0 セディは駅員の言葉を頼りに、更に東の町へ向かう。そこで怪我した少女の代わりにレストランで働いて欲しいと頼まれ手伝うことに。 ようやく仕事を上がって出てくると「レストランに入ったのだから税金を払え」と無茶な要求をしてくる税官に会ってしまう。 ここは袖の下を使うのがお約束と思われるが、セディは天使の笑顔(0円)で無事に乗り切り許してもらう。 どうやらこの町は重税に苦しんでいるらしい。以前はこんな酷い事をする代官ではなかったのに…と嘆く住民たち。 代官に直談判をするが「税金は必要なものです」とお役所対応しかされない。町に古い牢屋があるらしいという噂を聞いて 地下牢に下りていくと、本物の代官がいた。重税を課していたのは、仮面屋と結託して代官に成りすました偽者だった。 セディは危うく始末されそうになるが、すんでの所で町の住民が駆けつけ、偽代官と仮面屋は逮捕された。またまた大感謝されるセディ。 肝心のドリンコート伯爵と母親はというと、今度は西に向かったという。 一体どこへ行きたいのか不明の祖父であるが、そんなボヤキも吹き飛ぶ鬱展開が次の町で待ち構えていた。 活気のない寂れた町で、住民はセディが話しかけようとするとみんな逃げてしまう。裏山にはカラスの群れ。夜になり、怯えるセディの前に 少年が現れ、自分は亡霊だと言う。セディがフルートを吹いてあげると、その音色に癒されて少年は姿を消した。 少年だけでなく、この町の住民は全て亡霊である。流行り病で水を求めながら死んでいく中、 悪霊から「手先になれば、かりそめの命を与える」と持ちかけられ契約してしまった。だが余りにも長い生に住民は疲れ切っていた。 彼らが永遠の眠りに就くためには、裏山に生る黒い実が必要だった。セディは裏山のカラスに邪魔されながらも、黒い実を取ってくる。 セディが触れると実は金色になってしまったが、それを食べた住民達は癒されて永遠の眠りに就く。 セディは母が悪霊に捕まっているかも知れないと考え、悪霊の棲家に行く。悪霊に食われそうになり、母親に助けを求めて泣き叫ぶセディ。 悪霊はせせら笑うが、セディがフルートを奏でると母子の思いが通じ合うのを感じ、セディを食べるのを止めて元いた地底に帰っていく。 町は消えて辺りは住民の墓地に変わり、悪霊に呪われていたカラスも元の鳩の姿に戻る。 セディは更に西へ向かう。そこでは川上と川下の町が争い合っていた。2つの町の代官は兄弟だが仲が悪く、 水門を閉めたり柵を設けたり互いに嫌がらせをしていたため町同士の戦争になりそうになっている。 代官の子供同士はロミオとジュリエット状態で愛し合っているのだが、親が許してくれないので ジュリエットは心労のあまり病気になっている。セディがロミオの愛のメッセージを伝えると、 2人は駆け落ちしようとするが「大事な家族がバラバラになるのは間違っている」とセディが止める。 この説得に心を動かされてようやく代官達は争いを止め、町は平和になる。 最後にそこへドリンコート伯爵と母親の馬車が通りかかる。再会を喜ぶセディ母子。セディは大好きな母と 一緒に暮らしたいと伯爵に訴える。伯爵は、かつては自分にも家族がいたが、今は誰もいない、と自嘲する。 セディが「自分達は家族だ」と言うと、伯爵は自分が間違っていたと認め、 セディは晴れて母親と伯爵と3人で暮らせるようになった。<おしまい>
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小公子セディ part56 332-333 332 :小公子セディ:2011/05/07(土) 02 23 13.28 ID qkAH+W5T0 セディはアメリカ育ちの優しい男の子。父親が亡くなった後、絶縁していた祖父ドリンコート伯爵が現れて セディを跡取りとしてイギリスに連れ帰る。しかし外国人嫌いの祖父はセディと母親を引き離してしまう。 セディは母を捜してお屋敷を抜け出す。方々でトラブルに巻き込まれるが、セディの優しさと勇気が人々を幸せにしていく…。 屋敷を首尾よく脱出したセディはレストランのタダ券をゲットし、母親を探してまずは隣町に移動する。 隣町は時計台が壊れているわ、町中にねずみがうろちょろしているわでトラブルだらけの模様。ここでセディは持ち前の優しさを発揮し、 レストランでお土産に貰ったミルクを偏食の猫にあげたり、パン屋の配達を手伝ったり、行方不明の代官の奥さんにお見舞いの花を届けたりと町中を駆けずり回る。 するとパン屋が知り合いの馬車屋を紹介してくれ、馬車屋は駅員が母親の居場所を知っているはずだと教えてくれる。 だがこの駅員がケチな男で、落し物の笛を届けても「行方不明の代官を見つけたら」と更なる条件を付けて来る。 手がかりを探していると、薬屋のおばあさんが情報と交換条件で肩もみを要求してくるので仕方なく…もとい、愛情をこめて長々と肩もみする。 そこから更に耳の遠いボケ老人やら何やらを伝って、ようやく時計台の鍵をゲット。中で壊れた時計台の音に合わせてフルートを吹くと、何と代官が現れる。 いわく、この時計台はドリンコート伯爵に贈られたものなので、壊れたまま放置しているとお叱りを受けるという。だがネズミが邪魔をして修理が進まない。 ビビリの代官は伯爵を恐れてずっと時計台に隠れていたらしい。 セディは情けない代官のために、前述のミルクをあげた猫を借りてくる。セディが猫を放すとネズミは大騒ぎしてすっかりいなくなってしまった。 これで時計台も元通り、代官も見つかって町の問題はすっかり解決する。ジジイの小言を防いだだけなのに、代官はセディを町の救世主と言って 永遠の忠誠を誓ってくる。真相を町の住民が知ったら、リコール確実ではなかろうか。 333 :小公子セディ:2011/05/07(土) 02 27 51.49 ID qkAH+W5T0 セディは駅員の言葉を頼りに、更に東の町へ向かう。そこで怪我した少女の代わりにレストランで働いて欲しいと頼まれ手伝うことに。 ようやく仕事を上がって出てくると「レストランに入ったのだから税金を払え」と無茶な要求をしてくる税官に会ってしまう。 ここは袖の下を使うのがお約束と思われるが、セディは天使の笑顔(0円)で無事に乗り切り許してもらう。 どうやらこの町は重税に苦しんでいるらしい。以前はこんな酷い事をする代官ではなかったのに…と嘆く住民たち。 代官に直談判をするが「税金は必要なものです」とお役所対応しかされない。町に古い牢屋があるらしいという噂を聞いて 地下牢に下りていくと、本物の代官がいた。重税を課していたのは、仮面屋と結託して代官に成りすました偽者だった。 セディは危うく始末されそうになるが、すんでの所で町の住民が駆けつけ、偽代官と仮面屋は逮捕された。またまた大感謝されるセディ。 肝心のドリンコート伯爵と母親はというと、今度は西に向かったという。 一体どこへ行きたいのか不明の祖父であるが、そんなボヤキも吹き飛ぶ鬱展開が次の町で待ち構えていた。 活気のない寂れた町で、住民はセディが話しかけようとするとみんな逃げてしまう。裏山にはカラスの群れ。夜になり、怯えるセディの前に 少年が現れ、自分は亡霊だと言う。セディがフルートを吹いてあげると、その音色に癒されて少年は姿を消した。 少年だけでなく、この町の住民は全て亡霊である。流行り病で水を求めながら死んでいく中、 悪霊から「手先になれば、かりそめの命を与える」と持ちかけられ契約してしまった。だが余りにも長い生に住民は疲れ切っていた。 彼らが永遠の眠りに就くためには、裏山に生る黒い実が必要だった。セディは裏山のカラスに邪魔されながらも、黒い実を取ってくる。 セディが触れると実は金色になってしまったが、それを食べた住民達は癒されて永遠の眠りに就く。 セディは母が悪霊に捕まっているかも知れないと考え、悪霊の棲家に行く。悪霊に食われそうになり、母親に助けを求めて泣き叫ぶセディ。 悪霊はせせら笑うが、セディがフルートを奏でると母子の思いが通じ合うのを感じ、セディを食べるのを止めて元いた地底に帰っていく。 町は消えて辺りは住民の墓地に変わり、悪霊に呪われていたカラスも元の鳩の姿に戻る。 セディは更に西へ向かう。そこでは川上と川下の町が争い合っていた。2つの町の代官は兄弟だが仲が悪く、 水門を閉めたり柵を設けたり互いに嫌がらせをしていたため町同士の戦争になりそうになっている。 代官の子供同士はロミオとジュリエット状態で愛し合っているのだが、親が許してくれないので ジュリエットは心労のあまり病気になっている。セディがロミオの愛のメッセージを伝えると、 2人は駆け落ちしようとするが「大事な家族がバラバラになるのは間違っている」とセディが止める。 この説得に心を動かされてようやく代官達は争いを止め、町は平和になる。 最後にそこへドリンコート伯爵と母親の馬車が通りかかる。再会を喜ぶセディ母子。セディは大好きな母と 一緒に暮らしたいと伯爵に訴える。伯爵は、かつては自分にも家族がいたが、今は誰もいない、と自嘲する。 セディが「自分達は家族だ」と言うと、伯爵は自分が間違っていたと認め、 セディは晴れて母親と伯爵と3人で暮らせるようになった。<おしまい>
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【TOP】【←prev】【FAMILY COMPUTER】【next→】 小公子セディ タイトル 小公子セディ 機種 ファミリーコンピュータ 型番 FMI-CD ジャンル アドベンチャー 発売元 フジテレビ 発売日 1988-12-24 価格 5900円 駿河屋で購入 ファミコン(箱説あり)
https://w.atwiki.jp/anime_wiki/pages/16206.html
小公子セディ 1 DVD発売日:8月25日 フランシス・エリザ・ホジソン・バーネット原作による、 明るく純真な少年“セディ”と周囲の人々との愛と信頼を描いた名作アニメ。 声の出演に折笠愛、渡部猛ほか。 第1~5話収録。 1988年放送。愛の若草物語に続く世界名作劇場シリーズ第14作。Amazonインスタントビデオが配信開始。 第15作にピーターパンの冒険がある。 http //www.nippon-animation.co.jp/work/shokoshi_cedy.html 監督 楠葉宏三 原作 フランシス・H・バーネット 脚本 石森史郎 キャラクター・デザイン 桜井美知代 レイアウトチェック 前田英美 美術監督 沼井信朗 色彩設計 小山明子 撮影監督 森田俊昭 特殊効果 義山正夫 編集 笠原義宏、名取信一、上遠野英俊 録音監督 山田悦司 整音 佐藤千明 効果 松田昭彦 音楽 森田公一 アニメーション制作 日本アニメーション 脚本 石森史郎 絵コンテ 楠葉宏三 池野文雄 黒田昌郎 斉藤博 辻伸一 鈴木孝義 作画監督 しまだひであき 桜井美知代 前田英美 山崎登志樹 藤井裕子 賀川愛 Amazonインスタントビデオ:小公子セディ 1. ニューヨークはぼくの街! 再生時間:25 分 初公開日/初回放送日 1988年1月10日 ■関連タイトル DVD 小公子セディ 1 世界名作劇場35周年記念 世界名作劇場 オープニング エンディング集 世界名作劇場・完結版 小公子セディ 世界名作劇場主題歌ベストアルバム トム・ソーヤーの冒険~愛の若草物語 竹書房文庫 箱石桂子/小公子セディ 世界名作劇場シリーズ メモリアルブック ヨーロッパ編 日本アニメーション 世界名作劇場 主題歌・挿入歌大全集 第2集
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小公子セディ 日曜日 19 30 - 20 00 フジテレビ 放送期間 1988年1月10日 - 1988年12月25日 オープニング『ぼくらのセディ』 歌:西田ひかる エンディング『誰かを愛するために』 歌:西田ひかる
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ニール・セディ 名前:Neel Sethi 出生:2003年12月22日 - 職業:俳優 出身:アメリカ 出演作品 2010年代 2016年 ジャングル・ブック(モーグリ):北原十希明
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小公子セディ 【しょうこうしせでぃ】 ジャンル クイズADV? 対応機種 ファミリーコンピュータ 発売元 フジテレビフジミック 開発元 グラフィックリサーチ 発売日 1988年12月24日 価格 5,900円(税別) 判定 バカゲー ポイント 増殖する家庭教師の恐怖家庭教師避けゲー小公子セディとは思えない奇天烈な展開の数々 概要 システム バカゲー的要素 問題点 評価点 総評 余談 概要 『小公子セディ』はフランシス・ホジソン・バーネットの児童小説『小公子』を「世界名作劇場シリーズ」の一つとしてアニメ化した人気作品である。 本作はそのアニメ版を原作としてゲーム化したもの…だが、非常に勇み足を感じるアドベンチャーになっている。 シナリオは母を求めて各地で情報を集めるというものだが、どの町も問題を抱えておりそれどころではないので、まずは町の問題を解決していくことになる。 システム RPGタイプの移動形式 各建物で情報を集め、その街で起きている問題を解決していく。 一度行った町へは列車を使って移動を短縮可能。 町の外にはモンスター代わりに家庭教師が大量に歩いており、接触すると"おべんきょう"(クイズ)をさせられる。 誤答してもペナルティは無いが、正解しないと逃げられない。 マップ中でセディはなぜかジャンプができるが、なぜそんなことが可能かといえば、家庭教師を避けるためのアクションである。 町の外を歩いている人からは新作スニーカー(移動が速くなる)を貰えることがある。 バカゲー的要素 話の展開がツッコミどころ多数 + ネタバレなので一応隠し 例えば最初の町では代官が行方不明になっていて、探すことになるのだが、その真相は、「ドリンコート家から受け継いだ時計塔の鐘が壊れたので、伯爵からのお咎めを恐れて代官自らの手で鳴らしていた。ネズミが邪魔をしていて鐘が直せない」という物。 代官のやる事かとか、ネズミの駆除はとっととやれとかのツッコミどころもあるが、その時計塔には鍵が掛かっており、その鍵を持ったおじいさんはセディのフルートの音色に惹かれて現れる。しかも「入ってみるかい」と、中の事は何も知らない様子。何がどうしてこうなったのか。 結局、ネズミ駆除が次の目的になるのだが、フルートを吹くとネズミが時計塔に集まってくるというハーメルンの笛吹き染みた事をした後、猫を借りてきて一掃する。すると、駆除と同時に時計塔の歯車が動き出すという超展開。猫に出来る事を考えるとネズミが歯車に挟まっていたくらいしか想像できないのだが、それなら代官にも簡単に直せるんじゃなかろうか。 上記に比べるとマシだが、母の行方を知っているらしき人物に「大事な笛を落としてしまった」と暗に探してくる事を頼まれるのだが、その入手手段もおかしい。 同じ町にいるおばあさんの飼い猫が元気がなくなって困っており、ミルクをあげると元気を取り戻すのだが、その際、「お礼にこの笛をあげましょう」と、探し物の笛をプレゼントしてくれる。落とし物を勝手に拾って行ったのも問題だが、拾った他人の笛を大事な猫の恩人に譲るとか何を考えているのか。ボケてるのか? 二番目の町では代官が偽物であり、倉庫の地下に捕まっている本物を助け出すことになるのだが、偽物がどうやって成りすましているかというとなんと仮面をかぶっているだけ。表情でバレバレだろ… ちなみに地下に行くために倉庫内でフルートを吹くと何故か隠し階段が現れる。しかも代官が捕まっている牢屋の鍵は上述の前の町で手に入れた時計塔の鍵で開いてしまう。「さいごのかぎ」か何かのつもりだろうか。 また、この牢屋の場所の情報も「今は牢屋の上に倉庫が建っておるよ。倉庫はレストランの上じゃ。」と、ゲームの都合的にはともかく、実際の構造を考えるとなかなか謎な情報である。 極めつけは三番目の町。ルーイン(Ruin、廃墟)という名前のこの町はそれまでとうって変わって通行人が一人もいないぼろぼろの街並みに加えておどろおどろしいBGMが流れている。しかも家を訪ねても住人は全員「にげてしまった」と出るだけで何の情報も得られない。それでもなんとかストーリーを進めると衝撃の事実が明らかになる。 実はこの町、過去に疫病で村人が次々に倒れたところに現れた悪霊にそそのかされ、村人全員が亡霊にされ望まぬ生を強いられている文字通り既に廃墟となった村。繰り返すがこのゲームの元ネタは世界名作劇場(*1)である。なぜこんなガチでホラーなストーリーを入れる必要があったのか…… 村人をフルートの音色で成仏させ、セディを食べようとする悪霊に対し、母を想ってフルートを吹く事で親子の絆をグラフィックと会話付きで見せつけ改心させる。その後は町ごと消え去り、唐突な画面転換で住人たちの物と思われる大量のお墓が立ち並んでいるいつものフィールドに放り出される。 と、ここまで書いた通り、本作のフルートは万能のチートアイテムと化している。 特に設定もないただのフルートのはずなのだが…。 死んだ父の言葉 町の問題を解決した際には、町の住民とは異なりリアルな頭身の父親の幻影が空に浮かび、セディに言葉をかけてくる。 シリアス全開な感動シーンのはずなのだが、本作ではギャグのような展開が続く為、逆にギャグになってしまっている。 謎のドラクエパロ 何故か普通の町に武器屋があり、商品のラインナップに「ロトのつるぎ(*2)」「みずのころも」等が置かれている。但し、実際に購入はできず、攻略にも全く関係ない単なるネタ的存在。 別の町には教会があるのだが、毒の治療や呪いの解除、死人の蘇生とやはりどこかで見た事のあるラインナップ。しかしこちらも単なるネタで、依頼すると「ここは教会だ」と怒られるだけ。どうやら、選択肢は相手に提示されているのではなく、セディの脳内選択肢のようだ。 第2の町の名前が「グラドーエ」……もはやドラクエのアナグラムにしか見えない。その町で起きる代官入れ替えも、「急に人が変わる」「本物は地下牢獄の中」と『ドラクエ3』のサマンオサがよぎる展開。よくエニックスに訴えられなかったものである。 伏字すらなし 家庭教師を雑魚モンスター代わりに配置した事 町の外でセディにお勉強をさせようと大量に沸いて押し寄せてくる家庭教師という存在そのものが非常にシュールかつホラー。このゲームに登場するキャラの3分の2以上はセディの家庭教師である。 問題点 何よりも家庭教師がウザイ 町の外では家庭教師が『Smash T.V.』『ガントレット』ばりにワラワラと沸き、しかもかなり足が速い。 加えて、たまにクイズ抜きで強制的に家に連れ戻される。鬼か。 クイズの総問題数が少ない FCでかつ、純粋なクイズゲームではない事を考えるとそれなりの問題数はあるのだが、家庭教師に捕まる頻度が高く、中盤には既出の問題ばかりになってしまい、完全に作業ゲーになってしまう。 同じ問題を繰り返すことでその内容を覚えていくのは「お勉強」と言えなくもないが。実際、イベント中に同じ設問内からクイズを出される事があり、一応、予習になっている。 また、ゲーム内要素に関するクイズはあるが、原作にまつわる問題が一切ないのも寂しい。 ジャンルは大半が世界史と地理関連。学校で習うレベルのまともな問題もそこそこあるが、「ライト兄弟の初飛行の距離は?」「ハープの弦の本数は?」など、妙にマイナーなところを突いてくる問題も多い。雑学クイズと見れば出来は悪くないのが幸いか。 細かい点だが、明らかに「小公子」の時代以降の事柄を平然とクイズに出してくる事もあり、考え無しに百科事典からクイズを作った事が丸出しである。 ドット絵の出来が悪い 町のマップは立体感のないのっぺりとした描き方で、まるでだまし絵のようなありさまである。 町の人との会話シーンでは相手の全身グラフィックが表示されるが、2頭身でやたら頭がでかい。SDでもないので体のつくりが妙に気になる。大量に沸く様子と相まって家庭教師は最早モンスターである。 道が分かりにくい場所がある + ネタばれ 最初に向かう町は道なりに右へ行けば良いのだが、次の町はしばらく右に進んだ後、北にあると言われる。しかし道は左右にしか続いておらず、2本ある道の上側かと思っても行き止まりで先へは進めない。 正解は、「背景の一部にしか見えないが、道沿いの花を突っ切って上側に抜けられる場所がある」である。北と言われて近くを上側に向けていけないかと探索していれば、案外すぐに見つかったりもするのだが、家庭教師が大量に沸いているマップなので、探索もしづらい。 シナリオが原作からかけ離れている。 上述の通り、訪れる町はどこもみな問題を抱えているうえ、その問題がどれもおかしなものばかり。ゲームとはいえ、小さな子供に町の一大事の解決を依頼するのはいかがなものか。 会話パターンが少なすぎる 時代的に多少は仕方ない面もあるが、ほとんどのキャラのほとんどの会話が 「さあ・・・」 「さあ、しらないな」 もしくはセリフすらなく「・・・」と沈黙するのみ ……と、とにかく淡泊で味気ない。 評価点 割と本格的なクイズ セディのゲームでクイズゲームをやる必然性はともかく、内容は地理や歴史など家庭教師に教わるものとしては自然な内容であり、難易度の高めの問題も含まれている。 グラフィック面 町の人は不格好な2頭身だが、一部のバストアップやイベント絵はクオリティが高い。特にOPデモにおけるキャラクターの再現度はなかなか高く、終盤のイベント等でもCGで盛り上げてくれる。 パッケージは原作アニメの絵をほぼ踏襲している。 大筋は王道のシナリオ 母を探して街々を巡り、町の問題を解決しながら母の情報を集め、最後には母親との再会、祖父との和解が描かれている。 街々の問題やその解決手段等、ツッコミどころが多いが、あくまで母を探すという本筋部分そのものは原作をうまく昇華してシナリオ化されており、まずまず無難な出来。 タイトルやフィールドなどで流れるテーマでちゃんとアニメ版OPが使われている。 総評 慣れればある程度どうにかできるとはいえ、町の外の家庭教師避けゲーや反応の少ない町の中の探索等、疲れる要素が多い。 シナリオはそのものは「各町の問題を解決しつつ、母の情報を集めて旅をしていく」ということで、ゲーム内容そのものは原作の内容をうまくアレンジした自然なつくりになっている。 しかしながら、おかしなゲーム性やストーリー展開のせいで思い切り原作からズレた作風と化し、『小公子セディ』とは何だったのかと言いたくなる、ツッコミどころ多数のバカゲーとなってしまった。 余談 まだ信頼性のあった頃のファミ通でのこのゲームの評価で、「素人がBASICで作った(様な)ゲーム」と酷評されていた。
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今日 - 合計 - 小公子セディの攻略ページ 目次 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 名前 コメント 選択肢 投票 役に立った (0) 2012年10月09日 (火) 15時54分38秒 [部分編集] ページごとのメニューの編集はこちらの部分編集から行ってください [部分編集] 編集に関して
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前のゲーム | 次のゲーム クリア条件:EDを見る 開始時間:2007/08/23(木) 16 24 02.23 終了時間:2007/08/23(木) 17 54 30.23 ジャンル:アドベンチャー 世界名作劇場「小公子セディ」をゲーム化。遠く離れた母に会いに行くために 屋敷を抜け出して様々な街を探索する。時折クイズに答えなければならないので、 ある程度一般教養が必要になる。 色々な街の悩みを解決してEDを目指すわけだが 何故か問題を出してくる白いカラス もはや原作完全無視 そんなカオスな世界に面食らいつつ エンディング おまけ 先生自重しろ・・・(#^ω^)ピキピキ