約 2,301,063 件
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スーパーダライアスII スーパーダライアスIIデータ 概要 他作品との関連 データ タイトー:2009年02月17日配信 NECアベニュー:1993年12月24日発売 ジャンル:STG プレイ人数::1人 コントローラ:GC・クラコン・リモコン 使用ブロック数: 紹介ページVC紹介ページ 概要 他作品との関連 VCで配信されているソフトダライアスプラス(PCE) スーパーダライアス(PCE) ダライアスツイン(SFC) VC配信が期待されるソフトダライアスアルファ(PCE) ダライアスフォース(SFC) ダライアスII(MD) その他の関連作品ダライアス(AC) ダライアス エキストラバージョン(AC) ダライアスII(AC・SS) ダライアス外伝(AC・SS・PS・PC) Gダライアス(AC・PS・PC) サーガイア(GB) ダライアスR(GBA) ダライアスWIDE(携帯アプリ) ダライアスバースト(PSP)
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初代。1987年にリリース。 ハーフミラー技術を使った3画面の大型筺体と尻から響くボディソニック、そしてZUNTATAのOGR氏によるサウンドが人気を博した。 移植作品はPCエンジンCD-ROM²の『スーパーダライアス』が良移植。現在はWiiのバーチャルコンソールで購入可能(800ポイント)。 後にHuカードで『ダライアスプラス』が販売された。 2016年8月26日に、完全移植版となる『アーケードアーカイブス・ダライアス』がPS4でリリース。 通常バージョンのダライアスに加え、EXTRAバージョンも同時収録されている。
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PCエンジン CD-ROM スーパーダライアス PCエンジン CD-ROM スーパーダライアスデータ 概要 ストーリー 操作説明 アイテム 敵、障害物 関連商品(サウンドトラックなど) CM 他作品との関連 ネタバレ関係ボス戦艦一覧 裏技 データ VC版 タイトー:2008年10月07日配信 オリジナル版 NECアベニュー:1990年03月16日発売 ジャンル:STG プレイ人数 1人 コントローラ:リモコン・GC・クラコン 使用ブロック数:223 販売Wiiポイント:800 公式ページVCPCエンジン公式 紹介ページwikipedia ストーリーを教えてもらうスレ暫定Wiki - ダライアス レビューサイトWii mk2 Wii・アー・バーチャルコンソーラー amazon 関連ページダライアスリンク 攻略ページ 概要 横スクロールシューティング 個性的なボスとの戦いやルート分岐システムが特徴。 アーケード版1作目からの移植。移植を担当したのはビッツラボラトリー。 アーケード版は3画面+ボディソニックの専用筐体だったが、本作は1画面の普通のSTG。迫力という面では劣るが、ゲームバランスを1画面に合わせてあるので遊ぶ分には問題無い。 CD-ROMの容量を生かし「オリジナルほぼそのままのBGM」「ボスキャラクター大量追加」を実現している。 オリジナルは画面にちらつきがあったがVCでは低減されている模様。ダライアスプラスをSG本体で起動した時の挙動に近い。 ドルビーサラウンドに対応。環境のある場合は擬似4chで楽しめる…はず。検証中 CD-ROMタイトルのため、他のソフトに比べてデータ容量が大きい。先にwii本体の残り容量を確認しておこう。 ストーリー かつては高度な科学力と独自の文化を誇った惑星ダライアスだったが、突如として来襲した異星人(エイリアン)ベルサー(BELLSER)の攻撃によって住民の大半は死に絶え、生き残ったごくわずかな人々は地下シェルターに退避していた。しかし、食料その他の資源には限りがあり、このままでは滅亡の日がくるのも時間の問題であった。 そこで討議の結果、生き延びた人々の中から2人の男女、プロコ(PROCO)とティアット(TIAT)を選び、小型輸送機を改造した戦闘機「シルバーホーク(SILVER HAWK)」に乗せ、新たな居住地を目指して脱出させることにした。 そしてある夜、2機の戦闘機が地上に向け緊急発進した。しかし、その行く手には恐るべき罠が待ち受けていた……。 操作説明 入力 説明 方向キー シルバーホークの移動。 Aボタン ボム。緑カプセルを取るごとに強化。 Bボタン ショット。赤カプセルを取るごとに強化。 アイテム 赤カプセル:ショット強化取っていく事でミサイル→レーザー→ウェーブと進化していく。 緑カプセル:ボム強化取っていく事でボム→ツインボム→マルチボムと進化していく。 青カプセル:アーム強化取っていく事でアーム→スーパー→ハイパーと進化していく。 銀カプセル:ランダムに点数が入る 金カプセル:通称金玉。取った瞬間に画面上の敵を全滅させる。 1UPカプセル:取ると残機が1増える 敵、障害物 水棲生物をモチーフにしたボス戦艦で有名。 登場時には警告音と共に「WARNING!」表示が現れ、気分を盛り上げる。ボスはアーケード版の11体から更に開発時で設定はされるも容量の都合でお蔵入りとなっていた15体が新たに加わり全26体に。 関連商品(サウンドトラックなど) PCエンジンズ・ワールド・オブ・ダライアス ダライアス リミックス シューティングゲームヒストリカ今作品の自機のシルバーホークがフィギュア化されている。 CM 他作品との関連 配信されている他のSTGはSTGタグを参照。 VCで配信されているソフトダライアスプラス(PCE)スーパーダライアスのHuCARDダウンサイジング版。本作があれば買う必要は無いが、「wii本体の残り容量が少ない」「ダライアスは即コンプ」「HuCARDのためなら死ねる」といった人が仮にいたとしても我々は止めはしない。 本作に比べて少しだけ難易度が低めに調整されている。 スーパーダライアス2(PCECD) ダライアスツイン(SFC) VC配信されていないソフトダライアスアルファ(PCE)ダライアスプラスをベースにした特別バージョンで、ボス戦艦と連続で戦う。非売品。コズミコレクションに収録された ダライアスフォース(SFC) サイバリオン(SFC)ストーリーの進め方によっては本作と設定的な繋がりが発生する。 ダライアスII(MD) SAGAIA(SMS)海外でのみ発売。 現在入手できるソフトダライアスWIDE(iアプリ:905i以降専用) タイトーメモリーズ(PS2) タイトーメモリーズ2上巻(PS2) スペースインベーダー GET EVEN ~逆襲のスペースインベーダー~(Wii:wiiware)追加ダウンロードコンテンツの購入でシルバーホークが使用可能になる。 アーケード版のダライアス達1986年 ダライアス(初代) 1987年 ダライアスエキストラバージョン(初代の再調整版) 1989年 ダライアスII(2画面版と3画面版あり) 1994年 ダライアス外伝(以下1画面) 1994年(?) ダライアス外伝エキストラバージョン(タイトー非公式) 1997年 Gダライアス(3D化) 1997年 GダライアスVer.2(Gダライアスの再調整版) 横スクロールシューティング御三家 ダライアスと同じく有名な1980年代STG当時のSTG業界に影響を与えたグラディウスシリーズコナミのシューティングゲーム。2008年にWiiウェアで新作が発売。 R-TYPEシリーズアイレムのシューティングゲーム。 ネタバレ関係 ボス戦艦一覧 ゾーン ボスの名前 モチーフになった生物 備考 A KING FOSSIL(キングフォスル) シーラカンス B ELECTRIC FAN(エレクトリックファン) イソギンチャク C BURST OUT(バーストアウト) フグ 追加ボス D BIG RAJARNN(ビッグラジャーンヌ) イトマキエイ 追加ボス E LITTLE STRIPES(リトルストライプ) エンゼルフィッシュ 追加ボス F DUAL SHEARS(デュアルシェアーズ) アメリカザリガニ G MYHOME DADDY(マイホームダディ) ヤドカリ 追加ボス H FATTY GLUTTON(ファッティグルトン) ピラニア I GUARD SAVAGE(ガードサベージ) イタチザメ 追加ボス J STEEL SPINE(スチールスピン) ハリセンボン 追加ボス K HARD MOLLUSK(ハードマウルスク) クラゲ 追加ボス L ALLOY LANTERN(アローイランタン) アンコウ 追加ボス M TOUGH SPRING(タフスプリング) エビ 追加ボス N HYPER STING(ハイパースティング) ミノカサゴ 追加ボス O KEEN BAYONET(キーンベイオネット) カジキ P DRIO SAWM(ドリオサーム) ウツボ 追加ボス Q MYSTIC POWER(ミスティックパワー) アンモナイト 追加ボス R FIRE STAR(ファイヤースター) ヒトデ 追加ボス S IRON HAMMER(アイアンハンマー) シュモクザメ T BUDDY BLAZER(バディブレイザー) ウミテング 追加ボス U RED CRAB(レッドクラブ) シオマネキ 追加ボス V STRONG SHELL(ストロングシェル) ウミガメ W GREEN CORONATUS(グリーンコロナタス) タツノオトシゴ X OCTOPUS(オクトパス) タコ Y CUTTLE FISH(カトルフィッシュ) イカ Z GREAT THING(グレートシング) クジラ V STRONG SHELL(ストロングシェル) ウミガメ Z GREAT THING(グレートシング) クジラ 裏技 難易度設定タイトル画面でセレクトを押しながらスタート 「26体、戦えますか?」(ボスラッシュ)モード2コンの上、I、RUNボタン(リモコンの場合は上、2、+)、 1コンの下、セレクト(リモコンの場合は下、-)をすべて押しながらスタート ボス弱体化一度ゲームオーバーになってからリセットをせずに最初からゲームを再開する。するとボス戦艦の耐久力が下がり倒しやすくなる。
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スーパーダライアス。Wiiのバーチャルコンソールで配信中。 尚、ダライアスプラスも配信中だがこちらは殆どスーパーの劣化なので今なら買う必要はあまり無いがウェーブのバグが気にかかるならこちらを買ったほうがいいだろう(あまりいないと思うが)。 基礎知識 難易度設定 タイトル画面でセレクトを押しながらスタート ボスラッシュモード 2コンの上、I、RUNボタン(Wiiリモコンの場合は上、2、+)、 1コンの下、セレクト(Wiiリモコンの場合は下、-)をすべて押しながらスタート 26体戦えますか? ボス弱体化 一度ゲームオーバーになってからリセットをせずに最初からゲームを再開するとボス戦艦の耐久力が下がり倒しやすくなる。 291 :名無しさん@弾いっぱい:2009/11/30(月) 15 37 58 ID J8TVlcNR0 今更VCでPCEのスーパーダライアス遊んでるんですが、 一番早くウェーブにできるコースってどう通ればいいですかね? 308 :名無しさん@弾いっぱい:2009/11/30(月) 22 33 28 ID LjmztK9t0 ちょうど昨日、昔使った攻略メモ見つけたところだ 左から順に赤、緑、青 あとは自分で計算してくれ A:4,6,4 B:3,0,2 C:2,3,3 D:3,2,4 E:3,4,3 F:2,2,5 G:3,1,1 H:1,1,2 I:2,1,1 J:2,1,2 K:2,5,3 L:3,4,3 M:2,4,2 N:0,3,2 O:1,1,1 P:1,3,2 Q:1,3,2 R:3,1,3 S:2,2,1 T:3,3,3 U:3,1,3 V:2,2,2 W:1,2,2 X:3,2,2 Y:4,3,3 Z:3,1,3 間違ってたらスマン オススメルート 安全ルートABDGKQV ABDHMRW ABDHMRX ACFJOTY ACFJOTZ スコア稼ぎACFJOUV ACEIMRW ACEINTY ※ショットをWAVEにしてしまうと敵を破壊してもスコアが入らなくなるバグがあるので注意(プラスでは修正済) ボス攻略 1面 A キングフォスル★ 2面 B エレクトリックファン★ C バーストアウト★ 3面 D ビッグラジャーンヌ★★ E リトルストライプ★★★ F デュアルシェアーズ★★★★ 4面 G マイホームダディ★★★★ H ファッティグラトン★★★ I ガードサベージ★★★ J スチールスピン★★ 5面 K ハードマウルスク★★★ L アローイランタン★★★ M タフ・スプリング★★★ N ハイパースティング★ O キーンベイオネット★★★★ 6面 P ドリオサーム★★★★ Q ミスティックパワー★★★ R ファイヤースター★★★ S アイアンハンマー★★★★ T バディブレイザー★★★ U レッドクラブ★★★ 7面 V ストロングシェル★★★ W グリーンコロナタス★★★★★ X オクトパス★★★ Y カトルフィッシュ★★★★★ Z グレートシング★★★
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【TOP】【←prev】【CD-ROM²】【next→】 SUPER DARIUS タイトル SUPER DARIUS スーパーダライアス 機種 CD-ROM² 型番 HACD0003 ジャンル シューティング 発売元 NECアベニュー 発売日 1990-3-16 価格 6780円(税別) ダライアス 関連 Console Game PCE DARIUS PLUS MD DARIUS II SFC DARIUS TWIN DARIUS FORCE CD-R SUPER DARIUS SCD-R SUPER DARIUS II SS DARIUS 外伝 DARIUS II PS DARIUS 外伝 G DARIUS Handheld Game GB SAGAIA タイトー バラエティー パック GBA DARIUS R 駿河屋で購入 PCエンジン CD-ROM²
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スーパーダライアス 概要 評価点 問題点 総評 余談 ダライアスプラス 概要(プラス) 変更点 関連作 スーパーダライアス 【すーぱーだらいあす】 ジャンル シューティング 対応機種 PCエンジン CD-ROM2 発売元 NECアベニュー 開発元 NECアベニュー、ビッツラボラトリー 発売日 1990年3月16日 定価 6,800円(税別) 配信 バーチャルコンソール2008年10月7日/800Wiiポイント 判定 良作 ポイント 3画面のゲームを1画面にアレンジ移植大幅に増量されたボス ダライアスシリーズ 概要 評価点 問題点 総評 余談 ダライアスプラス 概要(プラス) 変更点 関連作 概要 タイトーを代表する不朽の名作の一つで、世界初の3画面STG『ダライアス』の移植作品である。 人気作ではあったが、3画面連結の筐体という特異な仕様により、1画面という家庭用ゲーム機への移植は不可能と思われていたが……。 評価点 3画面のアーケード版から1画面の家庭用ゲーム機への移植を、見事に成し遂げていること。 PCエンジンはアーケード基板よりも性能が劣る上に、そもそも画面の横幅や表示形式が違い過ぎて「完全再現」など無理な話。それを踏まえた上で、アルゴリズムに絶妙な修正を加え、原作の雰囲気を再現したまま、一つのゲームとしても高い完成度を保っている。 具体的には、例えば扇状の弾を撃ってくる敵ボスの場合、弾の間隔が広く・弾速も少しだけ遅めに修正されている点があげられる。1画面である本作はアーケード版よりも近い位置でボスの攻撃を避けなくてはならないのだが、こうした調整のおかげで原作の体感難易度をなるべく変えないように配慮されている。 ボスの仕様にも手が入り、1度ダメージが入ると一定時間経つまで実際に次のダメージが入らない、グラディウスシリーズでよく見られる仕様となった。それに伴いミサイル・レーザー・ウェーブいずれでもアーケード版のような極端な火力差は生じなくなり、ボスの貫通耐性という概念もなくなった。合わせてボスの耐久力も全体的に下がっている。 ショットの格差が大幅に縮まった。特に3画面との相性が悪く敬遠さらがちだったレーザーが使いやすくなりウェーブ狙いもしやすくなった。 1画面になったことで連射の効きやすさ大分マシになったことや貫通耐性の撤廃によりレーザーでも極端に苦労することはなくなっている。性質上、攻撃範囲の狭さで悩まされることはあるが、少なくともウェーブまでの繋ぎは十分果たせる性能となっている。特に最大の難敵とされるファッティグラトン(ピラニア)が必然的に接近して戦うことになるため、アーケード版より不利な戦いは強いられにくくなった。 ミサイルとウェーブは使いやすさはアーケードとほぼ変わらないので、アーケードと同様にミサイルで止めてそのまま進んでもよし。これらも1画面により連射の効きやすさが上がっているので元々の使い勝手は更に向上している。ボスの耐久面はアーケードより下がっているので、ゲームオーバー後にミサイルで挑戦するとアーケード以上の早さで瞬殺なんてことも。 PCエンジンでは再現が困難と言われていた2重スクロールを全ステージにて実現。 多重スクロールを再現するには、背景グラフィックが2枚以上なのだが、性能上、背景は1枚しか出すことが出来ない。それをスプライトと組み合わせ、スクロールスピードをそれぞれズラす、という力技により完璧な多重スクロール、そして奥行きを増したグラフィックを家庭用機で再現したのである。 グラフィックの再現度も高い。表示される画面範囲が小さいという点以外、オリジナルとほとんど遜色が無い。 ただし、ハード性能の都合で一部の地形の形状が変わっていたりと細部の変化は見受けられる。もっとも、結果として原作で高難易度で有名だった一部のゾーンは理不尽さを感じない程度の難易度に調整されている(*1)など、結果として本作の特徴である緻密な難易度バランスに一役買っている。 アーケード版の26ステージ全てはアレンジながらも完全収録。同時にアーケードの原案段階で構想されていた「26ゾーンそれぞれに個別のボスを配置」を実現した。 アーケード由来の11種類に加え、ロケテスト後に諸般の事情で割愛されたボスも含め新たに15種類が追加された豪勢な仕様となった。 画面右端から地面を歩いて入場し、アームを貫通する電撃を放つマイホームダディやマルチボムが前提ではないかと言わしめたドリームオサムと言った個性的なボスが目白押しである。 裏技や小ネタもある。 これだけに留まらず、難易度が4段階で変更する裏技やボスを次々と倒していく「26体戦えますか?」モードも遊べるだけでなく、ゲームオーバー後にそのまま再挑戦するとボスの耐久力が下がる救済処置も完備。 特に「26体戦えますか?」モードは、通常では達成不可能であるウェーブ、マルチボム、ハイパーアーム全てレベル7が見ることが出来るため、その意味でも存在意義は高い。 アーケード版のBGMをそのままCD-DAとして収録している。 本作品を良作と決定せしめる部分がおそらく、このBGMだろう。当時の環境は家庭用に移植で出す際はアレンジされることが非常に多かった中で、家でクレジット音→CAPTAIN NEOとアーケードで流れたBGMが流れたことに感動した人も多いのではないだろか?しかもドルビーサラウンドに対応した豪華仕様となっており、サントラよりも音質が良いと言われている。 オリジナルBGMのCD音源化はアルファレコードが権利取得しているので二次使用になるはずだが、そこら辺をどうクリアしたのかは不明。一説にはそのためにドルビーサラウンド化して別権利にしたという話がある。 ただ、洞窟面の曲だけが音のバランスがアーケードと比べておかしくなっているのが惜しまれる。 本ソフトがそのまま、アーケード版のサウンドトラックとして成立する。ただしデータトラックを再生してオーディオ機器に損害を与えることは避けなくてはならない。 ちなみに本作と同時発売というわけにはいかなかったが、バーチャルクッションというボディソニックを体感できるハードまで発売されている(92年)。 戻り復活からその場復活への変更 これは一見「復活パターンの構築」という楽しみを切り捨てる措置のように見えるが、アーケード版ではミスした時の状況によっては「復活」が非常に困難になり、そのままゲームオーバーになりかねないレベルデザインであったため、実際はこの変更により失われたものは少ない。 ボス戦中に死んだ場合は、アーケード版『ダライアス』では「自機はパワーダウン、ボスは耐久値が減った状態で仕切り直し再戦」だったが、本作では「パワーダウンした自機たちが、無茶を承知でボスに挑んでは次々と散っていき、最後にはゴリ押しで撃沈する」という状況となっていく。どちらも異なる味わいがある。 問題点 評価点でも述べたように、本作はあくまでアーケード版の雰囲気を再現した作品であり、アーケード版との差異は多岐にわたる。 特にアイテム配置はアーケード版と異なり、かつ全体的に少なくなっている。ショットのウェーブとミサイルのマルチボムは最終エリアのボス到達時でレベル1前後と抑えられており、それ以上のレベルに到達できるルートはかなり限られる。ただし、ウェーブはレベル0でも高レベルのミサイル(3連)並みの攻撃範囲と敵と地形を貫通と高性能かつ仕様変更での追い風によりそれほど問題にはならずにはすむし、マルチボムもレベル0ですら弾幕のごとくミサイルを放つ。 それ以上のレベルのウェーブを見るのなら「26体戦えますか?モード」でボスを倒し続けると終盤でお披露目できるが、実際に高レベルのウェーブの攻撃範囲はかなり広いため、アイテムは敢えて抑えた可能性も考えられる。 一方、アームに関しては何故かノーマルアームの時点で重ね取りで2枚ずつ増える仕様になっているため、アイテム数の割には枚数は多い。 結果としてスーパーアームがノーマルアームの色違いになっているが、これに関してはボスの攻撃でアームを2枚削るものがあるため、それに合わせて調整したものと思われる。(*2) それゆえにアーケードと全く同じ物を期待していると失望するかもしれない。 もっとも、雑誌やCMにてゲーム画面は1画面で掲載されており、PCエンジン用ソフトにアーケード版の完全再現を期待するような純朴な人は、当時としてもそれほど多くなかったと思われるが。 PCEの移植STGにありがちな難点として、上下スクロールやちらつきを例外なく本作も備えてしまっている。 自機を包むアーム(バリア)が、ゲーム全編にわたって終始ちらついている。また大きなウリのはずの巨大戦艦ボスにも、頻繁にちらつきが生じている。 エミュレータの仕様なのか、ちらつきはVCでは軽減された。 開発初期段階に予定されていた2人同時プレイが無くなった。 理由はスプライト表示限界によりステージの2重スクロールか2人同時プレイどちらかを削らなければならなくなり、前者を採ったため。 ウェーブで倒した敵の点数が入らない(バグと思われる)。 本作品は完成度が高いものの、難産ともいうべき幾度の発売延期が行われ調整で苦労したものと思われるが、その中でグレートシング(Zゾーンのマッコウクジラ)がその煽りを受けてしまっている。 アーケードではグレートシングの放つドリル弾を破壊した時の点数が非常に高くハイスコア狙いでは挑むのだが、このドリル弾を破壊した際の点数が減った。また前述のウェーブバグもあり「最強ボスを相手とした究極の稼ぎプレイ」の興奮度が低下。 また上述の通りボスの耐久力が全体的に下がり、ウェーブ耐性の概念もなくなっているため長時間粘り続けて稼ぐこと自体が難しくなっている。 もともと道中が冗長と言われていたAC版から更に冗長さが悪化している。 本作では画面のスクロール速度がAC版より遅くなっている。これ自体は3画面から1画面への移植なのでゲームバランスの調整としては適切といえるが、ステージの長さ自体はAC版を忠実に移植しているため、結果的にステージ進行が遅くなってしまっているのだ。 AC版ではZONE Aの道中が約2分程度だったが、本作では3分近くかかる。 但し難易度に影響を与えないボス戦では原作通りの高速スクロールでボスと戦えるので完全にオミットされたわけではない。 道中のスクロールの遅さの問題は、メガドライブミニで収録されたダライアスにてアーケードの早さそのままで収録された。 敵弾の視認性が全体的に悪い。 ボス戦が特に顕著で、原作で点滅していた弾が明度の低い赤系の色で表示されている。背景に溶け込みやすく非常に見づらくなってしまっている。 道中に関しても小さい弾が白い小さいドットで表現されるのみとなっており、ちらつきの問題もあって視認性は悪い。 アーケードの移植ということなのでやむを得ないが、ボス戦後のゾーン分岐で出現する地形の接触判定と当たるとミスとなる問題点はそのまま。むしろアーケード版の速度のままで1画面になったために初見者が1面のボスキングフォスル撃破後に物凄い速度で現れる分岐点に反応出来ずに激突する事故が通過儀礼と言わんばかりに家庭版でも多発した。 ただし、その後に出てくる斜面は急速スクロールに差し替えられ、分岐のために中央付近に出てくる地形さえ回避してそのまま次のゾーンまで動かさなければ地形に当たる危険は無くなった。 些細ではあるが、警告音時に出てくるメッセージにWARNINGのメッセージが省かれている。 隠し要素の「26体戦えますか?モード」を出現させるにはマルチタップと追加のコントローラが必要なので、持っていない場合はわざわざ買い足す必要がある。 総評 「完全移植」とはいうものの、その実態は『PCE版ダライアス』といった内容。 そもそも3画面のアーケードゲームと1画面のテレビ(PCE)ではハードウェア能力・構成からして絶対的な違いがある。 おまけに当時は今以上に誇大広告が日常的だった時代であり、ほとんどのアーケードゲーマーは「完全移植」には期待していなかった。 むしろ、ゲーム性には目をつぶってマシンパワーを限界まで引き出し、『ダライアス』という作品の雰囲気を再現しようと試み、それを成し遂げたことにこそ、本作の真の存在意義があると言える。 プレイする上で稼動台数の少なさ、基板寿命などの問題が立ちはだかっていたAC版であったが、シリーズ30周年になる2016年に初の完全移植版であるPS4版が配信された事により、AC版がご家庭でも遊べるようになった。 とはいえ三画面と並ぶもう一つの魅力である海洋生物ボスの追加など、この版でしか楽しめない部分もあるため、本作の魅力が下がった訳ではない。 AC版とは異なる「完全移植を阻む仕様の壁」に挑んだ『ダライアス』として興味の沸いた方は一度プレイしてみるといいだろう。 しかし、後述の理由で現在はPCエンジンminiしか遊べないのは残念なところである。 余談 WiiVCの販売終了後は入手手段が乏しくなっていたが、2020年3月19日にコナミより発売の『PCエンジン mini』に収録されている。 収録に伴い外山雄一氏へのインタビュー記事が掲載された。 2019年9月19日発売の『メガドライブミニ』(セガ)に収録された1画面移植版の『ダライアス』は本作とは別物であるが、本作の追加ボスが登場し同様に26体構成となっている。 当時のPC Engine FANに開発中のダライアスの進捗状況が随時掲載されていて、途中で没になったり紆余曲折した諸々の情報も記事として残っている。以下に主なものを挙げる。 ダライアスの企画が上がったのは1988年2月頃で、タイトーとの契約が成立したのが1988年5月。この時からHuカードとCD-ROM2の2メディアで作成することが決まっていた。最初はイベント専用の3画面バージョンも作成するつもりでいた。 スクリーンの1画面化は最初はシルバーホークの位置で画面が前後する仮想2画面で考えていたが、プレイしづらいことから固定の1画面になった。 開発はHuカード版から始まって最初は容量4Mでボスキャラのカルトフィッシュとオクトパスをばっさりカット、エンディングも1種類にすることで何とか収めるつもりでいたが、開発が進むにつれて容量がどんどん圧迫して最後はボスキャラに割り当てる容量がほぼ無くなる事態に。しかし4Mを超える大容量のHuカードが出来るっぽいのでHuカード版は一旦保留にしてCD-ROM2版の開発に切り換えた。 二重スクロールはステージの種類ごとに専用の画面制御プログラムを作ることで対処した。しかしこれがかなりのプログラム容量となりHuカード版は発売の目処が立たなくなった。 CD-ROM2版は1989年の7月頃にボスキャラ11体バージョンがほぼ完成したが、発売が遅れに遅れた挙げ句にCD-ROM2版しか発売しない言い訳を作るためにボスキャラを26体にすることに決めた。ボスキャラのドット絵はタイトーから原画を借りてスキャナーで画面に映してドットを拾って作った。 CD-ROM2版のエンディングはオリジナルのエンディングを追加して8種類に増やす構想があった。 ROMデータの中にバージョン表記がテキストで埋め込まれており、スーパーダライアスは「0.90」、ダライアスアルファは「1.10b」、ダライアスプラスは「1.11b」となっている。 ダライアスプラス 【だらいあすぷらす】 ジャンル シューティング 対応機種 PCエンジン HuCARD 発売元 NECアベニュー 開発元 NECアベニュービッツラボラトリー 発売日 1990年9月21日 定価 9,800円(税別) 配信 バーチャルコンソール2008年7月15日/600Wiiポイント 判定 なし ポイント 『スーパーダライアス』のHuCARDダウンサイジング版 概要(プラス) 内容的には『スーパーダライアス』のダウンサイジング版。 HuCARD版は当初はCD-ROM2版に先行して開発が進められていたが、容量が足りなくなったことから大容量のHuCARDが開発されるまで保留にされ、結果的にCD-ROM2版の発売が先になった経緯がある。 変更点 主な違いは以下のとおり。 BGMが、PCエンジン本体の内蔵音源で演奏したものに置き換わっている。 原曲そのままという訳ではないが、音源の性能を考えると再現は頑張っている方。 ボスキャラが、スーパーから10体削減されて16体になっている。 削減された中には、グレートシングなどアーケードからの名物ボスも含まれる。 エンディングも3種類に減らされている。 後発だけあってゲームバランスはさらに練られている。 ステージ4までならコンティニューが可能になった。 一部の敵の配点が原作通りに戻されている。 ウェーブで倒した敵の得点が加算されない仕様(バグ?)が解消された。 PCエンジンSGに対応。SGでプレイするとスプライトのチラツキが低減される。 本作は(後述のアルファと共に)PCエンジン唯一の両対応ソフトである。通常のPCエンジンで遊べる上に、SGでプレイするとSGの機能が発揮される。 チラツキが低減されているのはスプライトの一部をSG側のVDPに割り振っているだけで、SGの2画面BGが活用されているわけではない。 スーパー同様にWiiVCが終了した関係でプレイが困難となったが、2020年3月5日、PS4版ダライアス コズミックコレクションCE版へと収録された。先に発売されたSwitch版も1.2.0アップデートを施すとプレイ可能となる。 関連作 ダライアスアルファ(NECアベニュー/ビッツラボラトリー) 『ダライアスプラス』の発売記念として、1990年に抽選で800名(100名×8週間)にプレゼントされた非売品Huカード。2018年に至るまで、移植やVC配信なども一切行われていなかった激レアソフトである。ソフト単品でも最低3万、抽選時に送られてきた当選者への手紙まで揃っている完品なら30万は超えるという強烈なプレミアが付いている。 2019年、Switch版『ダライアス コズミックコレクション』の特装版に先んじて収録。後にダウンロードCE版の発売およびSwitchCE版へのアップデートで『プラス』が追加され、特装版を買いそこねた人でも購入可能となった。 なぜコズミックコレクションに『スーパー』が収録されなかったのかという疑問点は、後のインタビューで「PCエンジンはエミュレーターを試作していたので『アルファ』か『プラス』なら載せられたが、CD-ROM2のエミュレーターはまだ検証しきれて居ないために『スーパー』は載せられなかった」と明かされている。--『スーパーダライアス』の裏技である「全ボスとの連戦モード」をHuCARDに移植。『ダライアスプラス』に登場する16体のボスと連戦する「16体戦えますか」モードと、制限時間内でスコアを競う「4分間タイムトライアルモード」をプレイできる。 BGMのクオリティなどは『ダライアスプラス』と同等で、SGにも対応している。
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【TOP】【←prev】【SUPER CD-ROM²】【next→】 SUPER DARIUS II タイトル SUPER DARIUS II スーパーダライアス2 機種 SUPER CD-ROM² 型番 NAPR-1031 ジャンル シューティング 発売元 NECアベニュー 発売日 1993-12-24 価格 7800円(税別) ダライアス 関連 Console Game PCE DARIUS PLUS MD DARIUS II SFC DARIUS TWIN DARIUS FORCE CD-R SUPER DARIUS SCD-R SUPER DARIUS II SS DARIUS 外伝 DARIUS II PS DARIUS 外伝 G DARIUS Handheld Game GB SAGAIA タイトー バラエティー パック GBA DARIUS R 駿河屋で購入 PCエンジン SUPER CD-ROM²
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スーパーダライアスII 【すーぱーだらいあすつー】 ジャンル 横シューティング 対応機種 PCエンジン スーパーCD-ROM2 発売元 NECアベニュー 開発元 A Waveアプリネットソフトマシン 発売日 1993年12月24日 定価 7,800円(税別) 配信 バーチャルコンソール【Wii】2009年2月17日/800Wiiポイント(税5%込) 判定 劣化ゲー シリーズファンから不評 ポイント アーケード版のありとあらゆる部分が改悪方向性が違いすぎるアレンジBGM見えている地雷前作は良移植だったのに… ダライアスシリーズ 概要 問題点 評価点 総評 余談 概要 1989年にてアーケードに登場し、ダイナミックなグラフィックと演出、OGRこと小倉久佳氏によるBGMが好評だった『ダライアスII』。人気作故に多機種にわたって家庭用に移植されたが、その中でもあまりいい目で見られていないのがこのPCエンジン版である。 発売元は前作に引き続きNECアベニューだが、開発元は変わっている。 前作『スーパーダライアス』は原作の魅力をほぼ再現し、加えてアーケード版では没になった一部ボス戦艦(*1)も全て登場させる等、良移植との声も多かったのだが……。 タイトルに「スーパー」とついているだけあって、本作もまた様々な要素追加や変更が成されているが、発売を散々に延期した挙句、追加変更点が悪い方向に向かってしまうとは誰が予想したであろうか。 問題点 ゲームバランスの悪化。 原作自体が褒められたゲームバランスとはいい難い存在だったが、本作はそれをさらに下回るバランスの悪さに仕上がってしまった。 原作の二画面サイズを、家庭用の一画面モニターに無理やり詰め込んだせいで、各所に無理が生じてしまった。前にリリースされたメガドライブ版『ダライアスII』はキャラを縮小させて迫力の犠牲を伴ってまで、プレイしやすさに重点を置いた作りとなっていたのだが…。 異様に視野が狭くなり遠方が見え辛くなってしまった。このせいで、先の見えない攻撃や敵体当たりをもらって理不尽なミスに陥る状況が連発しやすくなった。 自機シルバーホークも妙に大きく、非常に敵弾を避けにくい。 とある巨大ボス戦では、ボスが画面に入りきらないのは仕方ないとしても、そのせいで頻繁に画面スクロールが起きるなど、操作面での改悪もある。 ただでさえ原作でも指摘されていたボス難易度のバランスの悪さが更に悪化している。 原作の魅力を大幅にオミットしてしまったアレンジBGM。 エレキギターが多用したロックもしくはフュージョン系の曲調で、やたらとギターソロを挟んでくるのが印象的。曲単体で評価すれば聴けないレベルでは無く、これはこれで良いという意見もない訳ではないものの、原曲の味を完全否定するかのようなアレンジ故に、多くの原作ファンからは「コレジャナイ」扱いをされた。前作が原曲をそのまま収録し好評だった反動もあるだろう。 アレンジはT s Musicが担当。『ウィンズ・オブ・サンダー』や『バルクスラッシュ』といった良作にも関わっており、実力・実績的にはなんら問題無いのだが、いかんせんエレキギター全開の作風がダライアスIIとはミスマッチだった。 そもそも原曲の完成度が高いのに、それを越えるアレンジでメイン曲にするのは困難な事だろう。お仕事を依頼されたT s Musicも正直困ったのではないだろうか? かといって原曲をそのまま使っても、このゲーム内容の大きな改変では、それはそれで「原曲に失礼」などと不満の種になるのも目に見えてはいるが。 ちなみにアーケード作品をCD-ROMに移植する際にBGMがアレンジバージョンになるケースが多いのは、既にゲームミュージックが他社によりレーベル化されているとCD-ROMの音声トラックにもライセンスが及ぶため、原曲をそのまま使うと二次使用という形になりライセンスが面倒くさい話になるからという事情がある。 演出面でも劣化。例えば、原作のゾーンAや最終ゾーンでは道中からボス戦までBGMによるシンクロ演出がなされ、それがゲームの雰囲気を盛り上げていたが、本作は曲が途中で途切れて普通にボス戦BGMが流れる仕様となっている。 音楽のCD-DA再生とPCエンジンのRAM容量制限というハードの仕様上、仕方が無いことではあるのだが(*2)。 あまりにもショボい効果音 「ポポポ」や「モモモモ」といったギャグレベルの効果音から、「ざざざ」「ぼふっ」等雑音レベルの物まで、原作を知っている者から聞けば、「ふざけてんのか?」と思える程の脱力音が満載である。 前作の効果音はちゃんと原作重視であり、こんな脱力音ではなかったのに、何故こんなものになってしまったのか?一応は内蔵音源だからという説もあるが、それは前作にも言えた事。 原作の二人同時プレイが削除された。もっとも、これに関しては他の家庭用移植でもいえる事なので、本作だけを責めるわけではないのだが。 グラフィックの再現度はまずまずだが、やはり問題点はある。 スコア表示が異様にでかく、画面レイアウトを考えずに無理やり表示しているので違和感がある。 何故か一番の見せ所である、最終ステージのラスタースクロールがZ、X等の一部のステージを除きカットされている。MD版はおろか、日本未発売のマスターシステム版ですら再現されていたのに…。 他ステージのラスター演出も軒並みカットされているが、ゾーンA等ラスターが再現されているステージもある(*3)為、技術的には再現できたはずである。出来るならなぜ他でやらなかったのか。 ZやXのラスター演出がカットされていないのはどちらもゾーンAの色違いステージであるからと思われる。 あまりにも派手にキャラ表示をさせている影響なのか、要所で画面がちらつく現象が多発する。 因みに前作同様、VC版ではちらつきが改善されている。 ボスがほぼ一新されたのだが、昔のSTGにありがちな立体として成立していない平面画であり、シリーズファンからは特に槍玉にあげられた。 あまりに見た目が酷すぎるせいか、殆どのボスに「謎の生物」「タコチュウ」「ガスコンロ付き屋形船」等といった呼び名で揶揄される事態に。 だいたいのボスは攻撃手段もシンプルで避けやすい攻撃ばかりで盛り上がりに欠ける上に、やたらと柔らかく瞬殺出来てしまうのが多い。一方で中ボスはやけに硬く、攻撃も手強く個性的なギミックもあったりで面白いものが多い。 ラスボスの内の1体である「メカバイオストロング」は『R-TYPE』の最初のボスを思わせるデザインになっており、破壊直後に首が落ちたりとグロさが増している。 致命的バグとして、ゾーンZのヒラメ型中ボスに対して、横向き状態でショットを撃ち込んで破壊するとフリーズを起こす事がある。バグを回避するには横向きでショットを撃ってはいけない。 VC版でもこのバグは未修正。VC内の説明書では「当時の再現が目的なのであえてそのまま」と説明されている。 評価点 原作を再現出来ている部分も一応ある。 アーケード版同様、ちゃんと7ステージ26ゾーンが完備されている。ステージ構成も基本忠実。 一画面向けに変更した地形及び敵キャラの配置もアーケード版とはほとんど違うが、さして悪いものではない。 キャラのグラフィックや背景は、PCエンジンにしては頑張って再現されている方。アーケード版と遜色ない良い出来の部分は多い。 MD版ではカットされていた、ステージ開始時に上空から降下して始まる演出もある。 パワーアップ時に追加されるサブショットがMD版と違いメインショットとは別に連射されるため、AC版よりショットの連射数が減ったことによる攻撃力の低下がある程度緩和されている。 ほとんどのボスがオリジナルキャラに置き換えられているが、なぜかステージ2の「キラーヒジア」及びステージ5の「ヤマト」と「リーダイン」の3体は原作のまま登場。そこそこの再現度である。全てのボスをこの調子で再現してくれれば良かったのだが。 特にヤマト戦では、自機の動きに合わせて画面が左右にスクロールしてヤマトの巨大さが堪能出来るという気合いの入れよう。 メカバイオストロングは本作オリジナルだが、他のオリジナルボスと比べてアーケード版に出てきてもおかしくないドット絵の雰囲気をちゃんと出せている。 原作ではプレイヤーがミスすると装備ランクが一気に初期段階まで戻り、立て直しがかなり厳しい作りだったのだが、本作では設定難易度によるがその点が緩和される様になっている(*4)。これは改善点と言ってもいいだろう。 同じく原作のアームは残り枚数が1枚になっても見た目が変化しないため、残りアーム枚数の把握がしづらいという難点があったが、本作ではアームの色が赤色に変化するように改善されており、残りアーム枚数の把握が容易になった。 前作ボスの殆どが中ボスとして登場するというファンサービス要素がある。特にファンから人気の高いグレートシングが原作には登場しなかった事もあり、中ボスとしての登場を喜んだファンもいた。 Wゾーンに登場するホオジロザメ型の中ボス「エーザム」は破壊されると下部からコバンザメ型の「アインダート」が脱出。しばらく後に再出現し、激しく上下移動しつつ月の形をした障害物を出現させその後ろからレーザーを放つという面白い攻撃パターンを見せる。 オプションは比較的充実しており、三段階の難易度設定が可能。 自機を赤機か青機に選択可能な他、連射機能のON/OFFやサウンドテストも可能となっている。 総評 「複数画面を1画面に押し込む」という時点で完全再現は難しく、それをカバーする為に色々アレンジするという方向性は間違っていないだろう。 しかし、出来る範囲で最大限の原作再現を果たしていた前作『スーパーダライアス』に対し、本作はそのアレンジの中身があまりにも斜め上だった為、シリーズファンを大いに失望させる結果となってしまった。 ただ、改変内容については事前情報でほぼ公開されていた(*5)他、またアーケードやメガドライブ版から大幅に遅れた移植でもあったため事前回避も容易であり、当時は地雷というよりひっそりと闇に消えた作品(今で言う「見えている地雷」)という扱いであった。 道中ステージや、ヤマトをはじめとする原作ボスの再現度を見ると、本作スタッフは決して技術力が大幅に不足していたわけではないと思える。BGMやボスキャラに余計なアレンジを加えず素直に原作再現し、かつゲームバランスをもっと調整していれば、あるいは好評をもって迎えられたのかもしれない。 アーケード版のダライアスⅡと、そもそもダライアスシリーズを知らないで本作に触れたプレイヤーからの「普通に楽しめるシューティングゲーム」という好意的な評価の声は、決して少なくない。 単品のシューティングゲームとしては、佳作レベルの出来と言えるだろう。 余談 本作は発売から数年経過しても中古相場は比較的高値を維持し続けていたが、その後はさらに価格高騰し続け、現在では完品で10,000円以上で販売されているプレミアソフトとなった。 バーチャルコンソールでの配信が、2019年に終了した影響も少なからずあるだろう。 本作のサウンドトラックは出回った数が相当少なかったらしく、ゲーム本体ほどではないが高額で取引されている。 上述した通り、一部では評価する声もあるからと思われる。 後にGBAで発売された『ダライアスR』が、それまで発売されてきたシリーズ作品の中でも特に酷い出来だったため、奇しくも本作に再評価の声が挙がるようになった。 ダライアスシリーズが家庭用オリジナル作品を含めて色々と増えた事から世界観が広がり、「今は一周回ってむしろ好きになった」という古参のファンもいる。 2010年3月11日、タイトーは家庭用ゲーム機向け事業を親会社のスクウェア・エニックスに譲渡した為、PCE版以外の家庭用ダライアスII配信は絶望的である。 これは旧スクウェア・旧エニックス共にFC・SFCのみにソフトを出していた為。さらにその2機種にはダライアスIIの移植はされなかった。 と、思われていたが、2019年2月28日、Nintendo Switchでダライアスシリーズが複数収録された『ダライアス コズミックコレクション』が発売。通常版は海外版を含むアーケード版4タイトルを収録。特装版は通常版に加え、セガマスターシステム版、メガドライブ版の他、SFCのオリジナルシリーズなど家庭用作品が5タイトル収録された。後にこの家庭用作品は、DL専用の『コンシューマーエディション』として配信されている。 ただし本作は収録されていない。理由は単純で、スーパーダライアス同様に「CD-ROM2のエミュレーションエンジンが出来ていないため、やろうにも出来ない」である(この時点ではPCエンジンのエミュレーションエンジンも試作品の段階だった)。