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苫米地英人:著 空観・中観・仮観 釈迦が説いたのは、来世のために現世での業(カルマ)を減らし輪廻転生する、という論理から抜け出すことを主張した=解脱 江原的な現代日本のスピリチュアリズム(霊的神秘主義)の行き着く先は、チベット密教の負の教義である恐れがあり、それはオウム真理教が行き着いた教義と根を同じにする。注意する必要がある
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スピリチュアリズム全般に関するスレです。 日本スピリチュアリスト協会 http //www.jspirit.jp/index.html スピリチュアリズムQ A(心霊学研究所より) http //www.paperbirch.com/qanda/index.html スピリチュアル・ブックス(シルバーバーチの霊訓などが無料で読めます) http //www5e.biglobe.ne.jp/~spbook/index.htm 心の道場 http //www5a.biglobe.ne.jp/~spk/index.htm スピリチュアリズムついての三つの項目の総括 (米国スピリチュアリスト連盟より) 1.スピリチュアリズムは科学である。なぜなら、霊界から演出する 心霊現象や超能力を科学的に分類し分析しているからである。 2.スピリチュアリズムは哲学である。なぜなら、顕幽両界の自然法 則を考究し、それを現在までの観察事実に照らして、そこから哲学 的理論を導き出すからである。また、過去の観察事実やそれに基ず く理論も、理性的に納得がいき、現代の心霊科学によって裏づけら れるものであれば、これを受け入れるに吝かではない。 3.スピリチュアリズムは宗教である。なぜなら、宇宙の物的・道徳 的・霊的法則を理解し、それに忠実たらんと努力するからである。 それは即ち神の御心に忠実たらんとすることにほかならない。 スピリチュアリズムの研究によって生み出された思想として、 以下の15項目がある。(日本スピリチュアリスト協会より) ①心霊現象は科学的事実である。 ②すべての異常現象は自然の法則の現れである。 ③人間一人ひとりは自我表現の機関として各種の媒体を有する。 ④各人の個性は死後も存続する。 ⑤各人は永遠に向上進歩の途をたどる。 ⑥死後の世界は内面の差別界である。 ⑦各人の背後には守護霊がついている。 ⑧守護例と本人とは不離の関係を持つ。 ⑨幽明の交通は念波の感応である。 ⑩霊魂の世界には種々雑多な居住者がいる。 ⑪太陽神(高級の自然霊)が人類の遠い祖先である。 ⑫最高級の自然霊が事実上の宇宙神である。 ⑬宇宙のすべての存在は因果律の支配を受ける。 ⑭宇宙の内部は一つの連動装置を構成している。 ⑮全宇宙は物心一体の大生命体である。 各人が人生で実践すべきことは、主に以下の事柄がある。 (心の道場より) 霊優位のための自己コントロール(霊主肉従の努力) 苦しみへの正しい対処 利他愛の実践(人を正しく愛する) 霊的世界とのストレートな交わり(瞑想・祈り)
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スピリチュアリズム@ウィキへようこそ ウィキはみんなで気軽にホームページ編集できるツールです。 このホームページは自由にどなたでも編集することができます。 メールで送られてきたパスワードを用いてログインすることで、各種変更(サイト名、トップページ、メンバー管理、サイドページ、デザイン、ページ管理、等)することができます。 ログインしなくてもページの作成は自由に行えます。 コメントもどうぞ 名前 コメント まずはこちらをご覧ください。 @wikiの基本操作 用途別のオススメ機能紹介 @wikiの設定/管理 おすすめ機能 気になるニュースをチェック 関連するブログ一覧を表示 その他にもいろいろな機能満載!! @wikiプラグイン @wiki便利ツール @wiki構文 バグ・不具合を見つけたら? お手数ですが、こちらからご連絡宜しくお願いいたします。 ⇒http //atwiki.jp/guide/contact.html 分からないことは? @wiki ご利用ガイド よくある質問 @wikiへお問い合わせ 等をご活用ください -
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題目 スピリチュアリズムの意味するところ はじめに スピリチュアリズムという研究、学問がある。あまり一般には知られていないが、スピリチュアリズムは驚くべき事実を解明している。人間は死後も存在し続けるというのである。しかもそれは、科学的事実として証明されている。このことは、言うに及ばず我々の人生観を築くことにおいて非常に重要なことである。本論文は、スピリチュアリズムが我々に意味していることは何か明らかにし、それが我々にとってどういうことなのか筆者なりに解釈したものである。 スピリチュアリズムは、二つの側面、つまり心霊現象の科学的見解を行った学問という側面と、霊界からの人類救済プロジェクトという側面があることにより、我々にとって重要な事実を提示している。その事実とは、我々が肉体を超えた存在であるということを自ら認識して生きなければ、我々人類は滅びるということである。 このことから筆者は、我々の歴史は今、大きな転換期にあると考えた。滅びるか、新しい時代を迎えるかの転換期である。そこで、新しい時代を迎えるためには我々が、自分が霊的存在であることを自覚し、霊的成長を主眼に置いた人生をとらねばならないという結論に至った。 本論文の第1章ではスピリチュアリズムの定義を明確にし、第2章ではスピリチュアリズムの研究内容を詳細にした。そして、第3章ではスピリチュアリズムの存在意義を考察し、第4章でスピリチュアリズムの意味するところを明らかにした。そして、第5章ではすべてを総括し、我々が今置かれている状況を筆者が結論付けた。 もくじ 第一章 スピリチュアリズムの必要性とその定義 第二章 スピリチュアリズムとはどんなものか 第三章 スピリチュアリズムの存在意義 第四章 スピリチュアリズムの意味するところとはなにか 第五章 我々は新時代への転換点にある 参考文献 図表リスト 掲示板 _______________ このページの最終更新日は2008年01月19日です。 2008/1/19の開設日から - 回の訪問がありました。 今日は - 回です。
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スピリチュアリズムの基本的な前提は、"物"の定義の意味範疇がどうあれ、 魂(個人の本質)がその意味範疇に収まりきれない、ということです。 さて、人間についての考察を行う上で、魂の存在が何らかの意味を持ちえるには、すなわち、スピリチュアリズムが思想または実践として何らかの存在意義を持ちえるには、魂から肉体に、肉体から魂に、何らかの影響や情報伝達が生じなければなりません。 スピリチュアリズムにおいて、魂は少なくとも肉体の神経系に影響を与えていることになります。誰しもがただ肉体に宿る存在として生きているだけで、微弱ながらも超自然的な力の1つである念動能力を行使していることになります。 また、記憶を保持する装置として肉体の脳以外にも心を想定し、心が物質宇宙から切り離されて存在していると考える諸派の理屈から考えると、魂は物質宇宙と別の宇宙である心の両方にかかわっています。念動能力に加え、魂は宇宙の間またいで遠隔知覚能力を、あるいは、接触点に対して瞬間移動能力を行使していることになります。 あなたの今朝の記憶も、私の前世の記憶も、いずれも魂が行使する超自然的な力で心に刻まれています。そして、そういう記憶をもとに、あなたも私もやはり超自然的な力で肉体をある程度操り、おおむね平凡な日常を送っています。 奇跡は常に我々とともにあるのです。
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第一章 スピリチュアリズムの必要性とその定義 1.スピリチュアリズムの必要性 筆者は本論文で、スピリチュアリズムが持つ重要性を明確にしたいと考えている。スピリチュアリズムとは、近代心霊研究を発展させたもので、死後の世界の住人と通信を行うことにより明らかになった科学的事実を基にした学問であり思想である。 ただ、ここで誤解しないでほしいことがある。「科学的」という言葉である。現代人は科学的というと、物理学・化学・生物学を想像しがちであるが、本来「科学的」というのは、一定の理論に基づいて合理的・原理的に体系化されているものを指す(広辞苑)。この意味でスピリチュアリズムは科学的なのである。逆に言えば、スピリチュアリズムは物理学などではまだ十分な証明はされていない。つまり、心霊現象がどういう物理的構造を持っているのか未だ解明されていないということである。しかし、だからといって安易に計らってはいけない。科学的であるというからには、心理学、社会学などの学問と同様、厳密な研究の結果に基づいているのである。 そんなスピリチュアリズムは、我々人間にとってどんな意味をもたらすのか。本論文ではスピリチュアリズムの姿を追いながら、人類にとってのスピリチュアリズムの意味を見出そうと思う。 筆者がそうしたいと思った理由は2つある。まず1つ目であるが、スピリチュアリズムが精神的価値観に重要性を置いているということが理由に挙げられる。そのことは、現代日本において重要な意味を持っている。戦後、他に類を見ない勢いで発展した日本は、経済こそ発展したが、国民の精神という面では昔と変わっていないどころか後退さえ見られる。昔は現代よりももっと、精神的豊かさを国民が持っていたようなのだ。以下の二文は1922年(大正11年)アインシュタインが来日した際に残した言葉である。 「日本人は、これまで知りあったどの国の人よりも、うわべだけでなく、すべての物事に対して物静かで、控えめで、知的で、芸術好きで、思いやりがあってひじょうに感じのよい人たちです」 「この地球という星の上に今もなお、こんな優美な芸術・伝統を持ち、あのような素朴さと心の美しさをそなえている国民が存在している・・・」(岬、2006、P5) かのアインシュタインがこれほどまでに日本を賛美していることは驚きであるが、仮にアインシュタインが昔ではなく現代の日本を訪れていたら同じ感想をもつだろうか。答えはノーと言わざるを得ないだろう。 もしかすると現代日本は、経済発展と引き換えに精神的豊かさを失ってしまったのかもしれない。年間3万人もの自殺者(図表1参照、警視庁、2006)を抱える現代日本社会。唯物主義だからこそ、急速な経済発展ができたのかもしれないが、精神的豊かさを忘れてしまっては本末転倒である。なぜなら、人間は精神を伴った存在だからである。そして、そんな唯物主義的現代日本にとっては、精神主義的なスピリチュアリズムは大きな意味を持ってくるに違いない。そう思ったのが、筆者がスピリチュアリズムに注目した第1の理由である。 そして、第二の理由は我々があまりにも死後の世界について無知すぎるということである。筆者がスピリチュアリズムについて調べるに当たって驚いたのは、心霊研究の規模の大きさである。これほど大きな研究が行われたのに、なぜその研究成果が一般に普及していないのか疑問だった。そこで、スピリチュアリズムが生まれた原因にもなった近代心霊研究に光を当ててみようと思ったのが第2の理由である。 2.スピリチュアリズムの定義 スピリチュアリズムとは、心霊現象を研究して生まれた思想のことである。つまり、「主義ISM」ではなく思想体系を示すものである。1848年以降、イギリスやアメリカでは、心霊現象、つまり科学では合理的な説明をつけることのできない不可解な現象の研究が本格的に始まった。詳しくは後述するが、有名科学者などが本格的に実験と検証を行った。スピリチュアリズムは、そうした研究成果を体系的に築き上げて生まれたものである。 しかし、スピリチュアリズムの意味はもう一つある。それは、スピリチュアリスト、つまりスピリチュアリズムを認める立場からの見解によるもので、それによると、スピリチュアリズムとは「霊界主導の地球人類救済プロジェクト」ということになる。つまり、心霊現象を通しての霊界から働きかけがスピリチュアリズムだということである。従って、後者が一次的定義、前者は二次的定義といえる。 この二つの見解はスピリチュアリズムを知る上で非常に重要で、前者の見解はスピリチュアリズムの客観的合理性や論理的正当性に焦点を当てることになり、後者の見解からはスピリチュアリズムの根幹である人類にとっての有意性に焦点を当てることになる。前者の見解だけだと、スピリチュアリズムがただの研究結果に見えてしまう恐れがある。しかし、それに後者の見解を加えることによって、スピリチュアリズムの持つ本当の意味を明らかにできると筆者は考えている。 3.論文の構成について 序章となる本章では、スピリチュアリズムの定義を明確にし、次の第2章では、スピリチュアリズムの二次的定義によるスピリチュアリズムの研究内容、即ち物質的心霊現象と精神的心霊現象を、具体例を挙げながら詳細にし、第3章ではスピリチュアリズムの存在意義を考察する。そして、第4章では、本論文の題名にもなっているスピリチュアリズムの意味するところを明らかにしたい。最後の第5章では、スピリチュアリズムの意味するところを筆者なりに解釈する。 次へ
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第三章 スピリチュアリズムの存在意義 1.どんな意義があるのか 第2章で述べたように、スピリチュアリズムは主に物理的心霊現象による科学的要素と、精神的心霊現象による道徳的、または人生哲学的要素の二面を併せ持っている。このことによって、我々は今まで倫理観や道徳観を、宗教的慣習や文化的慣習に頼っていたものを、科学的な立場から立証することに至っていることが分かった。このことに、どんな意義があるのかみていきたい。 2.物証による霊魂説 霊魂や死後世界の存在を説くものといえば従来までは宗教の範疇であったが、スピリチュアリズムの登場によって物証による霊魂説の証明が可能になった。今までは宗教者のみ霊魂説を唱えていたのが、科学者によって霊魂説が唱えられるようになったのである。 このことは、先進国である日本にとって非常に重要な意味を持っている。現代日本においては、霊魂説などは馬鹿げた説とされ、科学で証明されていないものを信じることは、無知で教養のない人々がする愚かなことだと考える風潮がある。いわゆる現代人の宗教離れである。特に日本は無心論者の占める割合の大きな国トップ5に入っており、無心論者は全体の64%~65%に上っている(図表5参照、Adherents.com、2007)。宗教離れするということは、宗教が持っていた道徳的要素や、精神主義的価値観から離れてしまうということである。そんな科学信仰とも言える現代人に、科学者側からの霊魂説が唱えられれば、宗教者側から唱えられるよりも比較的受け入れやすいのではないか。スピリチュアリズムが持つ科学的側面は、現代人が霊魂説を受け入れる際、非常に有利に働くと思われる。 スピリチュアリズムの歴史においても、心霊研究をする際にウィリアム・クルックスをはじめとした科学者のほとんどは、強く懐疑的な態度で心霊現象の真相を暴こうと研究を始めた。そして、研究を進めて実際に心霊現象に触れていうちに、生々しい霊の証拠を見せ付けられ、その真実性に気づいたのである。懐疑主義者でも、まっとうな理性を持っている者であれば、実際に心霊事実を目の当たりにすると、霊魂の実在を認めざるを得なくなるということである。 このように、スピリチュアリズムは科学者による物証を持った立場から霊魂説を唱えているがゆえに、スピリチュアリズムの思想は唯物主義者や無神論者にも比較的受け入れやすいという特徴を持っている。 3.正しい人生観 先ず、正しい人生観とはどんなものだろうか。米国の生活哲学者、ノーマン・ヴィンセント・ピール博士は、我々の持つ「思想の性質」によって正しい上手な生き方があることを、次のように指摘している。 「われわれが住んでいる世界の様式は、我々を取り巻く環境、条件よりは、むしろわれわれが内に持っている『思想』の性質によって決まるのである。重要なことは、われわれの周囲に何が起こるかということではなくて、周囲に起こる出来事をわれわれがどう考え、どう解釈するかということである。」(春川、2005、P276) ここでピール博士が指摘していることは、人間がより正しい人生観を身に着けることとは、より正しい思想を見につけることだということである。人間の生きる幅を決めているのは、人間の思想の他ならないのである。そこで、その思想を我々はどのようにして捉えなければならないのか、世界的碩学カレル博士は次のように主張している。 「『心霊科学』を含め、すべての科学を統合して考えなければならない。」(春川、2005、P277) また、今日学問的に解明されている「人間」が人間の縮図であると信じられているが、それはどうみても表面的、皮相的、外面的、単なる現象的なもので、その本質的生命についての解明はされていないため、いわば足のない、空中の楼閣といった人間を真の人間としているのであるとカレル博士は指摘している。 そこで重要なのが、その誤った人間像を、より正しい角度から、正しい人間観を解明しようとしているのがスピリチュアリズムであるということである。我々は、自然科学、生理学、生物学、心理学などの学問を総合してより正しい人生観を構築しなければならないが、心霊科学がそこから抜けてしまっていてはカレル博士が指摘している今日のような状態になってしまうのである。 このことから、スピリチュアリズムを学ぶということは正しい人生観を身に着けることに繋がるのである。 4.2つの意義 以上のように、スピリチュアリズムは科学的側面を併せ持った思想という特徴により、我々にとって2つの意義があるのである。ひとつは、唯物主義者へ有効な科学的アプローチによる倫理、道徳観のであり、もうひとつは、我々の人生を決定付ける最大の要素である「思想」を、より正しく構築することが出来るということである。 次の最後の章では、これらを総括し、スピリチュアリズムを人生観に取り入れた生き方とはどんな生き方なのか、我々にとってのスピリチュアリズムの意味を見ていく。序章で述べたように、一次的定義のスピリチュアリズムを見ていく。 次へ
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第四章 スピリチュアリズムの意味するところとはなにか 1.霊界からの意図 スピリチュアリズムの一次的定義である「霊界主導の地球人類救済プロジェクト」というものは、精神的心霊現象である自動書記、霊言現象などによる霊からの通信を読んでみるとその真意がわかる。例えば、シルバーバーチと名乗る霊の場合、次のような言葉がある。 「私たちがお届けするメッセージには重大な目的があるのです。世界中の人間に例外なく宿る宇宙の大霊、すなわち神の崇高な資質を顕現させることを目的としているのです。まず第一に、人生を支配している法則――物的生活・精神的生活・霊的生活を支配している法則の存在を説かなければなりません。 続いて人生の目的、地上に生まれてきた理由、内部に宿るすばらしい能力、潜在的神性、人間に為しうる貢献度、目指すべき理想的世界、身につけるべき知識、到達できる極致を理解させなければなりません。 私たちの説く真理は、最後は地上のすべての人間、それも地上に生きているうちに実生活に応用することによって実地に学ばせるために、地上のすみずみに至るまで広められるべき使命を担っているのです。」(オーツセン、1993、P160) このことからは、スピリチュアリズムの思想が単に心霊研究によって導き出されたものではなく、霊主導により霊界から地上界へもたらされたものであるという事を読み取ることができる。このようにスピリチュアリズムの思想は、人間が霊を研究するという形ではなく、人間が霊の働きかけに応じるという形で発展したのである。 2.霊の真意 多くの霊界通信で共通して言えることは、今の人類が文明の存続の危機に直面しているということである。そして、霊が地上界の人間へ働きかけている理由には意味がある。人類が危機を逃れるためには正しい思想(霊的真理)が不可欠であるので、地上へその思想を普及するべく働きかけているというのである。例えば、以下のような霊による通信からも、霊が人類に対して危機感を抱いていることが読み取れる。 「人類は自分の誤った考えによって今まさに破滅の一歩手前まで来ております。やらなくてもいい戦争をやります。霊的真理を知れば殺し合いなどしないだろうとおもうのですが…。神は地上に十分な恵みを用意しているのに飢えに苦しむ人が多すぎます。新鮮な空気も吸えず、太陽の温かい光にも浴さず、人間の住むところとは思えない場所で、生きるか死ぬかの生活を余儀なくされている人が大勢います。欠乏の度合いがひどすぎます。貧苦の度が過ぎます。そして悲劇が多すぎます。」(近藤、2006c、P30) もっとも、このようなことは霊によって言われているだけでなく、多方面から言われていることでもある。例えば、1937年にノーベル賞を受賞している生化学者のセント・ジェルジ博士も次のように述べている。 「人類が今まさに歴史始まって以来の最大の危機に直面していること、つまり、このまま行けば人類全体がそう遠からぬ将来においていっぺんに滅亡することも十分ありうるという危険な時期にさしかかっていることに、ほぼ疑いの余地はない。」(春川、2005、P36) とにかく、人類の未来はあまり明るくはないようである。そんな人類に必要なのがより正しい思想だということである。 3.思想による変革 スピリチュアリズムの思想が今の人類にとって必要なのだというのが霊界から見解であるが、その思想を受け入れることによって、我々の価値観がどう変わるのかみていきたい。 我々の価値観がひとつ変わるだけで社会は多大にその影響を受けることになる。例えば、霊魂不滅を受け入れると、友人や家族などの親しい人との死別は以前より悲しまずに済むようになる。しかし、それに伴い葬式のあり方も変わってくるだろうし、医療においても延命治療や安楽死の捉え方も変わってくる。そうなれば、これまでの各風土の文化的な価値観は否応なしに変わらざるを得なくなり、社会全体が連鎖的に大きく変わってくるのである。このように、細かく考えるときりが無いので、本論文ではそれほど細かくは捉えずに、ひとつのポイントからみていく。 4.霊的成長が人生の目的 スピリチュアリズムの思想を取り入れる中で最大のポイントとなるのが、人生の意義という点である。スピリチュアリズムでは人生の最大の意義は霊的成長にあるとしている(心の道場、2007)。ここでもし、我々がスピリチュアリズムを取り入れ、霊的成長に着目したならば、どのような生き方をとらねばならないのか。霊的成長に必要な項目を3つに分けて挙げてみた。 一、霊主肉従の努力 第2章3節の三でも述べているが、人間は肉体、幽体、霊体、本体で構成されている。従って、最もレベルの低い肉体由来である本能的欲望を征し、高いレベルの意識を行動基準におかなければならない。これは霊主肉従ということである。この人生において肉体をまとっている我々は、一種の重い鎧を着ている状態であり、その鎧を着こなすことによって、より魂が進化する。つまり、この人生は一種の修行であるので、それを自覚し本能的快楽に溺れることなく生きなければならないということである。 二、苦しみへの正しい認識と対処 第2章3節の十三で述べているように、この宇宙全ての存在は因果律の支配を受けている。我々が受ける苦しみにも、すべて原因がある。その原因とは他でない自分の行動である。つまり、自分のこれまでの行動が今の状況を作っているということである。因果律は良いこと悪いことなど関係なく機械的に作用する。そこに、我々が学び成長できる余地がある。なぜなら、自分の行いが良かったのか悪かったのか後に自分自身で体験して知ることができるからである。このように、苦しみは、自分が単に苦しむためにあるのではなく、そこから学び成長するために苦しみがあるのである。 三、利他愛の実践 第2章3節の十五に述べているように、我々の霊魂やあらゆるものがその根源において神と同一体である。このことから、我々は皆同一家族でなければならない。相違点はただ各自の発達の程度に関することである。どんな者であれ皆、宇宙の普遍体の一断片であり、宇宙の普遍霊の一閃光である。従って、他人を傷つけることは自己を傷つけることであり、他を助けることは、結局は自己を助けることになる。 5.人類の霊的目覚め 本章2節で述べたように、人類は歴史始まって以来の危機に直面している。その危機から逃れるためには、霊的成長なしにはありえないというのがスピリチュアリズムの見解である。つまり、スピリチュアリズムの意味するところとは、霊的成長を主眼にした人生を歩まなければ、人類は滅びるということである。 1848年のフォックス家の幽霊事件を境に、「霊界主導の地球人類救済プロジェクト」が行われてきた。その過程において、霊界からの意図により物理的心霊現象や精神的心霊現象が起こった。それらの心霊現象が意味するところとは、人類の霊的目覚めだったのである。 次へ
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第五章 我々は新時代への転換点にある スピリチュアリズムの二つの側面、つまり心霊現象の科学的見解を行った学問という側面と、霊界からの人類救済プロジェクトという側面があることにより、スピリチュアリズムは我々にとって重要な事実を提示した。その事実とは、我々が肉体を超えた存在であるということを自ら認識して生きなければ、我々人類は滅びるということである。 そう考えると些か気が重たく感じるかもしれない。しかし、逆に考えると我々は絶好のチャンスにいると言える。新しい時代を歩むチャンスである。これまでの物質主義的時代は、自らの力によって自らを滅ぼすことができるほど進化した。一種の臨界点にまで達したのである。もう臨界点に達したということは、我々はもう同じように進化することができない、つまり次の全く新しい時代を始めなければならないということである。 スピリチュアリズムが提示したこととは、そういうことなのである。物質的進化の次は、霊的進化をせねばならないということなのである。そのために、霊界からの意図で数々の心霊現象が起こり、そして霊界との直接の通信により霊的知識が地上にもたらされた。これらの霊的知識は言わば新しい時代への切符である。その切符を受け取るということは、霊的知識に則った生きかた、つまり霊的成長を主眼に置いた生き方をするということで、その切符を受け取らないとうことは、物質文明の自爆スイッチを押すということである。その選択権は個々のレベルで与えられている。この人生においての選択を、第4章4節に挙げた3項目を持ち出せば以下のようになる。 自分の欲望に従うか、自分の理性に従うか。 苦しみから避けようと生きるか、苦しみから学ぼうと生きるか。 他人を他人と感じて生きるか、他人を霊的家族だと感じて生きるか。 滅びるのか、新しい時代を築くのか、我々は今、個々のレベルが世界を決める大きな転換期にあるのである。 参考文献 図表リスト
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FAQ よくある質問 Q.スピリチュアリズムってなに? 近代心霊研究を土台として生まれた思想のことを言います。 1848年がその始まりと言われています。 Q最近話題のスピリチュアル系とは違うの? Q Q Q Q