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アクセサリ生産などで入手可能なストッキング系装備を紹介。 クラーケン恐怖の吸盤 カラドボルグストッキング インフェルノストッキング アーウェンストッキング
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autolinkTOP>【す】>ストッキング ストッキング (すとっきんぐ) 分類2【物】 ジャンル1【一般】 足元をお洒落に魅せたり、足を温めたりするもの。(女性) ずらしたり、眺めたり、破ったりして楽しむもの。(男性) 登録日 2004/03/15 【す】一覧 水平線上の陰謀 スーパーカー スーパー戦隊シリーズ スーパービュー踊り子 スーパー1 スカウト 頭寒足熱 杉本高文 すき家 杉山直久 すけすけゴーグル スケバン刑事 スケバン刑事Ⅲ少女忍法帖伝奇 スケバン刑事Ⅱ少女鉄仮面伝説 スケベ椅子 すこすこすこすこっ スコット・クールボー 寿司 筋【すじ】 鈴木園子 スターウルフ スタイルシート スタスキー&ハッチ ストッキング ストラップ ストリップ劇場 ストレス ストロンガー スパイ大作戦 スパワールド SPEED 素股 スランプ 寸止め ■ トップページへ移動 ▲ このページ上段に移動
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きぬのすとっきんぐ 入手法/作り方 豆腐、わける、うんと 白いズボン+裁ち鋏、ちょっと、まぜる 作成アイテム 上トレイ 下トレイ 方法 時間 SUCCESS FAIL GREAT 猶予 絹のストッキング - わける 1日 ジェルセミウムのブーツ 腐った絹のストッキング リボン飾りのハイソックス(ピンク) 絹のストッキング 妖精の羽膜 まぜる かなり ネットニーハイ 腐った絹のストッキング GREAT 絹のストッキング リボン まぜる かなり プティフールニーソックス 腐ったFAIL GREAT 腐り復活 上トレイ 下トレイ 方法 時間 SUCCESS FAIL GREAT 猶予 腐った絹のストッキング - わける ちょっと 木綿の布 × 白いズボン 名前 コメント
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アナーキー・ストッキング アナーキー・ストッキングキャラクター紹介 カードリスト 公式Twitterより 関連項目 キャラクター紹介 名前 アナーキー・ストッキング カードリスト 取得中です。 公式Twitterより
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弾性ストッキング 関連サイト 弾性ストッキング|みんなの妊娠用語・出産用語辞典|-たまひよweb- 関連用語 静脈瘤
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「おめざ…おめざのスイーツ…」 ガイナックス製作の下ネタギャグアニメ『パンティ ストッキングwithガーターベルト』の主人公の一人。 担当声優は 伊瀬茉莉也 女史。 作中の舞台である「ダテンシティ」に降り立った落ちこぼれ天使コンビであるパンスト姉妹の妹。 外側はブルー、内側はピンクのロングヘアーにゴスロリファッションという可愛らしい外見をしているが、かなりの毒舌家である。 姉のパンティとは違い、ゴースト退治を真面目に取り組んでおり、色狂い不真面目なパンティを「クソビ〇チ」呼ばわりしているが、 彼女もまた性に奔放かつ自堕落な生活を送っており、ぶっちゃけ姉の事をどうこう言える立場ではなかったりする。 イケメン好きなパンティと違い男性の趣味はかなり悪く、第17話にて容姿も性格も吐く程最悪(ただし女性と付き合いたいという気持ちは純真)な、 モテないまま死んだ男達の甘酸っぱい恋愛が出来なかった未練から成り立ったブサイクゴーストのパトリック・ファグリィに本気で恋をしていた程。 ちなみに姉とは対照的に朝からケーキを食べる程の超甘党で、辛い物が苦手。 「いくら食べても太らない」「胸にいく体質」を自称していたが、それが災いして第7話ではほんの少しの体重増加でダイエットにムキになり、 さらに同話の黒幕であるゴーストのせいで見るも無残に激デブ化してしまった。 武器は脱いだストッキングを変成させた刀型の天界兵器「ストライプI II」。 基本的には二足を変成させて二振りの刀として用いるが、冒頭の画像のように一足のみを変成させたり、二刀を合体させて使う場合もある。 (以上、Wikipedia及びピクシブ百科事典より引用・改変) MUGENにおけるアナーキー・ストッキング 姉のパンティと同じくShimmering Brony氏による手描きキャラが公開中。ボイスは外国語。 defファイルの切り替えにより、WinMUGENとMUGEN1.0以降双方に対応している。 なお、Readmeに記載ミスがあり、当て身技の「Surprising Stripes」のコマンドが間違っているので注意(正しくは→↘↓↙←+XorY)。 操作方法はシンプルな4ボタン方式で、原作同様二振りの刀を用いた剣術で戦う。 姉とは逆に接近戦を得意としているが、斬撃を飛ばす飛び道具も所持しているので遠距離にも対応可能。 感電・燃焼・凍結やブリス技といった特殊やられにも対応している他、パンティとの特殊イントロも用意されている。 なお、姉とは違いそっち方面の演出などは無いので苦手な人も安心である。パンチラは自重してないけど AIは姉と同じく簡易的なものがデフォルトで搭載されている。 紹介動画(DLリンク有り) 出場大会 「[大会] [アナーキー・ストッキング]」をタグに含むページは1つもありません。
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ストッキングに関するJIS規格 ストッキングなどの衣類に関するJIS規格を見てみましょう。L0215「繊維製品用語(衣料)」とL0215「靴下類のサイズ」に規定があります。なお、JIS規格はインターネット上でも閲覧できるので「JIS」などで検索してみてください。 「ストッキング」は女性用の衣類? まずはL0215「繊維製品用語(衣料)」をみてみましょう。ここには「12-7 ストッキング」の意味は「太ももまでの長さの女子用靴下」とされています。ここで「女子用」とされていることからストッキングは女子用と考えられているようです。また「パンティストッキング」「タイツ」はそれぞれ「パンティ部が付いている薄手のストッキング」「パンティ部が付いている厚手のストッキング」とされているためこれらも女子用の衣類と考えられているようです。 男性用の規格の存在 次にL4007を見てみましょう。「7. サイズの呼び方」「7.1 タイツ及びパンティストッキング類」には成人女子用だけではなく乳幼児用、少年・少女用、成人男子用のサイズの呼び方も規定されています。タイツやパンティストッキングは女性だけではなく男性が着用することも想定されているのです。 男女兼用の商品は難しそう L4007をよく見てみましょう。成人男子用と成人女子用とでは大きく異なる点があります。成人女子用はヒップと身長で呼び方が規定されるのに対して成人男子用はウエストと身長で規定されます。ヒップとウエストという違いだけでなく、身長だけをみても男女がうまく重なる部分が少ないのでバリエーションに富んだサイズの男女兼用の商品を作ることは難しいといえそうです。。 ISO規格なら男女兼用は可能か 改めてL4007を見てみると「1.適用範囲」として「なお、サイズ及び表示方法については、附属書1及び付属書2に規定する”ISO規格に基づくサイズ表示”によってもよい。」とされています。こちらは男女の区別があるのかどうかJISを見ただけでは分かりません。区別がなければ男女兼用のものを作ることもできるはずです。ただし日本人の体型に合うかどうかも分かりません。 男性用のストッキングをぜひ これまで見てきたように男性用のパンティストッキングやタイツにも立派なJIS規格が存在します。しかしながら男性用の製品はほとんど目にすることができません。現状では男性は仕方なく女性用を購入するしかないのです。
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男性のストッキング購入について 男性用のストッキングを購入する ストッキングといえば女性用の衣料というイメージが強いですが男性用のものも販売されています。ただし種類も少なく取り扱っている店も非常に少ないのが問題です。日本ではナイガイが製造しているようですが発売時期が冬期に限定されるようでめったにお目にかかれません。男性用のものとしては外国製のものもあるようなので検索してみるのもよいでしょう。 このような状況なので男性用のストッキングを購入するのは難しいかもしれません。 女性用のストッキングを男性が購入する 女性用であればいろんな場所で大量に販売していますので簡単に購入できるはずです。しかし実際に購入するにあたっては精神的な障壁があります。女性用とされる衣料品を購入するのは何となく抵抗があるものです。さらに男性用とは異なり種類が豊富にあることも逆に困りものです。ストッキングの選択方法の解説もついた男性に優しいストッキング売り場があればよいのですが。
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「おつかれさま、古泉」 「森さん。ご苦労さまです」 定例会議終了後、報告書を纏める森の元に古泉が歩み寄る。 森は室内に古泉以外誰も居ないことを確認すると、立ち上がって扉に向かいカチャリと鍵をかけた。 古泉は姿勢を正してパイプ椅子に腰掛けて、スニーカーと白ソックスを脱ぎ出した。 「いい子ね」 ソックスの下に現れたのは古泉の肌より一段階濃い色をした、 「でも、おろしたてじゃ無さそうね」 ストッキングだった。森はうっすらと微笑して足元から古泉の顔に視線を移す。 「会議が無い日でもはいているの?」 「…はい。体育の授業がある日以外は、大体です」 「ふぅん」 屈んだ森は、緊張に強張る古泉の足裏を一撫でしてから小さく「変態」と呟いた。 「森さんのせいです。あの日、あなたのストッキングを…無理矢理に……」 「貶したわけじゃないの、ごめんなさい」 古泉の機嫌を窺うようにメイド的な柔らかい笑みを作った森は、左足を両手で包んでマッサージ するかのように揉み解していった。 古泉の表情も解れていくと、ズボンの裾からほっそりとした指先を滑り込ませる。 「ふっ」 くるぶしを左右から挟みなぞられるとくすぐったそうな声を上げる。 森は薄く目尻を赤らめる古泉を見て満足げに微笑み、硬いくるぶしの上に爪を立てて引っ掻いた。 ぴりり、 「はぁ…」 「うふふ。興奮してきた?」 ストッキングが破けて古泉の地肌が露わになった。 10円玉大程だった穴が森の指によって広げられていく。 更に空いた手がズボン越しに足首から膝裏までを撫で上げていた。 「は…、んん」 制服の裏地とストッキングがこすれる音がさらさらと心地良い。 森の手腕によるものか、はたまた古泉の感度の良さなのか。 触れているのは脚のみであるはずが、腰と上半身を震わす古泉の顔からは普段の余裕のハンサム スマイルが消えて欲情の色に染められていた。 「なんとかの生殺し?」 「あぁっ」 僅かに露出する素肌に息を吹きかけるように囁く森の言葉ですら堪える様子だ。 「今のうちにそれ、取ってなさい」 森が指さしたのは制服のベルトだった。 言われた通りにおぼつかない手でカチャカチャとバックルを鳴らしズボンからベルトを引き抜けば、 屈んだ体勢のままの森がズボンの裾を引っ張る。 「っ」 息を飲む古泉はされるがままで、ずるずると制服が引き下げられていった。 「あら…どおりで、ね…」 森が悪戯な子供を諭すような優美な眼差しを注ぐその箇所は予想通りすっかりと張り詰めて 「あ、ん…」 ストッキングの薄い布地のみが外気と隔てており、透けて造形が丸見えだった。 「辛かったでしょうに。ふふっ」 「うう、すみません…」 会議中、いやひょっとしたら授業と団活の間も古泉は下着を身につけずに過ごしていたのだ。 敏感な場所にはぴたりと滑らかな布が吸いつき、かつ夏用のそれの為通気性が良くスースーと 頼りない感触だった。 「他の人に見つかったらコトでしょう?本当に…いけない子。お仕置きをしないとね」 森の蠱惑的な微笑に、古泉はぞくりと期待の身震いをしてストッキングのシミを広げた。 「あなたの好きなストッキング、」 「んっ!」 「滅茶苦茶にしてさしあげましょう」 古泉の脳髄に透き通った声が突き刺さり、同時にびりっ、びりっと耳に障る音が聞こえた。 伝線した箇所から次々と破られる音が、静かな室内にやけに響く。 ランダムな裂け目から覗く素肌が扇情的で、それをぼんやりと眺める古泉自身も恍惚とした表情を 浮かべていた。 「はぁ…あぁ…」 「どう?反省してる?」 「はっ、はんせい…してます」 「あなたは聡い子だものね。信じるわ」 森は清らかな笑顔を浮かべて立ち上がる。 「いつもみたいにしてあげましょう。ほら、」 すっかりだらしなく椅子の背に凭れていた古泉の腕を引っ張ったかと思うと、一思いに床に引きずり 降ろした。 冷たい床に素足が直接触れるも古泉の熱は治まる気配が無く、せめてブレザーの裾で覆い隠そうと 腰を引く。 対する森は空いたパイプ椅子に腰を落ち着かせて古泉を見下ろした。 先程とは逆の体勢である。 「こら。顔を見せなさい」 古泉が紅潮した顔を上げた先には森の組まれた脚がすらりと伸びていた。 彼女もまたストッキングを着用しており、腰掛けて上にずり上がったスカートから 膝丈のそれを吊るすガーターが垣間見える。 古泉は堪らないといった表情で森の滑らかな曲線美に目を走らせる。 「お願いします…」 「素直でよろしい」 森は求める古泉ににっこり微笑みヒールを脱いで、組んだままの右足を伸ばす。 穴だらけのストッキングの太ももに対して、綻び1つ無い爪先がつっと走る。 「っあ、もう…違います…」 「ごめんなさい、ちょっと意地悪。こちらの方だったわね?」 森は優しいお姉さんの口調で言って、足の向きを変える。 より色濃くなったシミが広がるそこは、伸縮性の強いストッキングを存分に変形させていた。 「ふぁ、んっ。やっ…」 触れられていなかった性器を足先でつつかれ、揉むような指の動きに古泉は身を善がらせる。 「ひっ…あ、はあ、はっ…!」 互いのストッキングが擦れる音と古泉が上げる嬌声が会議室を満たす。 「んん!あぁ、ん、森さん、森さんっ」 ぐり、と足指に力をこめると声が大きくなり、森の爪先までが先走りで変色する。 「古泉の好きな脚、ストッキングで踏まれて…あなたは今どんな状態?」 森の声音には落ち着きがあるが、これまでで1番楽しげな笑顔を浮かべていた。 「はぁ、ん、どうにかなって、しまいます…こんなっ、僕でない僕はっあなたにしか…んっ」 「あなたよ…古泉。確かにあなたなのよ。いつものあなた以上に…」 古泉の顔は、汗で貼り付いた前髪と生理的な涙と涎でぐちゃぐちゃに乱れている。 「これなんかみたいに、簡単に破れるものじゃないけれど」 「ふぁ…?」 「仮面の下はとても純粋で、きれい」 森は足に体重を掛け、静かにそう言った。 「やっ!んんんっ…!!」 精を吐き出してがくりと落ちる古泉の後頭部を受け止めた森はそのまま身体を傾けさせて膝枕の 体勢をとった。 古泉の濡れた髪を梳いてやりながら、余韻に浸る虚ろな顔を見つめている。 森の視線に気づいた古泉は彼女の顔に焦点を合わせて呟いた。 「森さんの、膝…」 「…思い出す?」 森の表情に不安の影が浮かぶ。 「…良い思い出ばかりですよ」 古泉は年相応の無邪気な笑顔で答えた。
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はせやんと黒ストッキング 「それじゃ……黒ストッキング」 「片足脱いだ靴」 「つま先、丸め込む!」 「うーん。なら、ウチらの制服」 「ミコ。それ、反則だよお。かわい過ぎるし」 「あらクーったら、もうお手上げ?いくよ。突然の雨!」 外を眺めて教室のベランダで風にあたりながら、佐村井美琴が品やかな指を頬から顎にかけて滑らせる。 こうすると、もくもくと言葉が浮かぶという。隣で美琴の妄想にあやかろうと、大場狗音が美琴の頬を指でなぞっていた。 手すりに掴まり揃って下界を覗き込むと、まるで背中に羽根が生えて空を飛んでいるような気分。 「いくよ、ミコ。雨上がりの足の裏」 「……えっと」 「『くんくんしてみる?恥ずかしいけど、いいよ』っていう、セリフ」 「……うーん」 「ミコ。わたしの勝ちかな?はせやんはわたしの物ね」 『はせやん』こと泊瀬谷はこの学園の女教師だ。ボブショートに生えたネコ耳が誰もを優しく受け止める、よくいえばお姉さん先生。 だけども悪くいえば当たり障りのない先生だ。その日午後のはせやんの授業を思い出しながら、二人ははせやんを頭の中で遊ばせていた。 黒ストッキングを履いて制服姿のはせやんが帰り道ににわか雨に遭う。湿気が立ち込めるアスファルトの上、雨宿りで飛び込んだ 潰れた商店の軒先で片足立ちで靴を脱ぐ。脱いだ黒ストの指の付け根と白く透き通る肉球、そして足元のあたりから混じり合う雨と 自分の毛並みと黒ストの匂い。美琴と狗音は自分たちの教師を操って、匂い立つワンシーンを言葉を紬ぎ合ながら、誰も立ち入れない 二人だけの甘美な妄想に耽っていた。 「やっぱり、クーったら……」 「なーに?ミコ」 「こらっ」 と、美琴が感服すると、悔しいから狗音は美琴の手首を抓った。ベランダからの眺めは二人の妄想とは反して、からっとした秋空だった。 黙っていれば姉系キレイ目女子高生、そんな二人の後ろ姿を廊下から見かけ、下校を促す真面目のまー子の風紀委員長。 黙っていればメガネ系地味っ子女子高生、因幡リオは「先生たちの仕事増やさないでくれる?」と風紀委員長らしいセリフを投げた。 端から見れば、花きらびやかなイヌネコの二人に妬いている地味子が吠えているだけのように見える。しかし、リオはウサギなので いまいち迫力に欠けていた。リオは教師からのお説教に共々巻き込まれるのはゴメンだと言いたげに、上靴履いた靴で床を鳴らす。 教室から離れたリオは背中で下校を促す声を聞いた。若い、いわゆるお姉さん先生。ネコの泊瀬谷だ。 「こらー!さっさと帰るんだぞ!佐村井さん、大場さん。新学期もがんばろうねっ」 「はーい。泊瀬谷先生、さようなら」 はせやんは二人に向かって小さくガッツポースを見せて、ベランダに居残る美琴と狗音を呼ぶと、二人は素直に教室に戻って来た。 リオの耳にもはっきりと確認できる顛末だったが、はせやんの声は明るくも夜明け前の街明かりを感じさせた。 (なんだろう……。悔しいな) 教室を見回しているはせやんの姿を真面目のまー子が勝手に作り上げた好敵手のように見ていると、ベランダのキレイ目な二人が 視界を遮りながら通り過ぎていった。ショートの髪の御琴と長い髪を束ねた狗音が廊下を歩くだけで、おしゃれなショッピングモールの ような華やかさだ。ゆらゆらと甘い香りを振りまいてお互い尻尾を揺らしながらリオをすり抜けて行ったときにはもう、はせやんは既に いなかった。その代わりにメガネ男子の三十路ウサギがリオの首根っこを言葉で摘む、不機嫌そうな顔をして見回りをしている教師が一人。 「風紀委員長なら仕事しろよ」 学園の化学教師・跳月だった。 リオは跳月の顔を見るなり、気弱な借りてきたウサギのような態度で声を細めた。 「は、はづきち。今日も熱心に残業ですか?風紀委員の仕事……頑張ってますよ。はづきちもとっとと仕事終わらせて……」 「用事があるから残っているんだ。因幡。用事ないなら早く帰れ」 「これだから、大人は!」 跳月ははせやんと違って大人びた性格だ。リオの秤ではみんなのお姉さんより大人びたメガネ男子の方に傾く。 理知的なメガネに吸い込まれて、冷たくて優しい言葉でぐりぐりと。きっとどこかで頑張っている自分を否定して欲しいという ひねくれにも似た願望がリオにはあるのだろう。リオは跳月に「用事がないから帰りますっ」と返事を残して玄関へ向かった。 玄関から一歩出ると風が冷たい。夏が過ぎ去って、一雨ごとに寒くなる季節。リオの脚からちらりと光る絶対領域が冷える。 「はっせやーん。はせやんかわいいよはせやん。あー!でも、はづきちにもガンガン怒られたいお!」 午後のはせやんの授業中、リオはノートの片隅に泊瀬谷の落書きをしていた。明らかに年上なのにリオにははせやんが年下のように 見えた。こんな妹がいてくれたらいつも弄くって遊んでいたのにと、誰にも聞こえないことをいいことにリオははせやんの絵を描いた。 はづきちが兄で妹がはせやん。そして、わたしははづきちから叱られて、はせやんに意地悪く当たる。なんて幸せ植物連鎖。 「でも、なんか悔しいなあ」 急に校舎から離れてリオは一日が過ぎてしまうこと、彼らとの日々が過去の物になってしまうことに感傷の思いが風と共に通り過ぎた。 余りにも物思いに耽っていたので校門で自転車に轢かれかけた。犯行はクラスメイトの男子だった。犬上ヒカルだった。 「因幡。ごめん、大丈夫?」 「大丈夫じゃないよ!だ・い・じ・けーん!」 ホントの気持ちを隠そうと作り笑いで、ゆるりゆらゆらと口ずさむ。 「なにそれ」 「なんでもない」 自転車に乗った犬上ヒカルはきょとんとした顔でリオを見つめていた。 正直、同級生には興味はなかった。年上の誰かに振り回されたいと思っていたからだろうか。でも、日々が過ぎ去ってしまう悲しさを 共感して、かつ共有してくれるのはコイツだけしかいないと、リオは自転車に跨るヒカルの脚を止めた。 「犬上。一緒に帰らない?」 「え?」 「女子が一緒に帰ろって言ってるんだけど……」 女子高生の誘い。ヒカルには唐突に感じた。リオは兎に角、誰かと一緒になりたくてたまらなかった。心もとなくて、寂しくて。 真っ暗闇の中を単独でボートを漕ぐような気持ちだった。ヒカルは断る理由がないのでリオと共に校門から続く坂を自転車を押しながら 下った。真横にいるのは紛れもなく女の子だというとこは、何となく意識しながら坂の下へと並んで歩く。 歩幅を合わせるだけなのに、同年代の女子と歩くことだけなのに。いや。同年代だからこそ、いろんなものが見透かされる気がする。 年上ならば気を許せるし、年下ならば気を許してあげられる。だが、同級生だとお互い対等だから見透かされる気がするのだ。 ヒカルは自転車のチェーンの音だけ聞きながら、坂の下にあるコンビにを目指す。そして、しばらく沈黙が続くとリオが口火を切った。 「犬上。どこ行くの」 「コンビニ」 「わたしも行く」 他愛のない会話にヒカルとリオは救われた。 予定外ながらもリオはヒカルの後を追う。別に買うものはないけど、誰かの側にいたかったからだ。 理由なんか後付けで十分だし、理由の内容が無ければしらばっくればいい。自動ドアが奏でるお出迎えのチャイムと一緒に鼻歌を 歌ってみた。店内は下校途中の生徒たちがわさわさと賑わっていた。買い物一つで人が出る。大柄な男子は両手にいっぱいの菓子パン、 華やかな女子は控え目で色鮮やかなパックのジュース。そして、ヒカルは肉まんを一つ手に入れただけで満足していた。 一方、リオはヒカルの尻尾が触れるか触れないかの距離で、口をへの字にして時間を潰していた。ヒカルの尻尾がふらりとリオの ニーソックスに包まれた膝を撫でた。 「因幡は買わないの?」 「う、うん。とくに決めてなかったからさ」 姑息的な寄り道だからと店を出るチャイムに後ろめたさを感じた。ヒカルはリオが両手でスクバをぎゅっと抱え込む姿を不思議そうに 見つめていた。外の空気が涼しく、ヒカルはスタンドを立てた自転車に跨って肉まんを頂く。二つに割った断面からは程よい加減に 蒸された肉と食欲を誘う湯気が顔を出す。片方をベンチに座っていたリオに勧めたが首を横に振っていた。 「犬上聞いてくれる?今日、はせやんに負けちゃった」 何に? どうして? いきなりの会話はある種、人の興味を掻き立てる。ヒカルはスタンド立ちの自転車のペダルを漕いで空回りさせていた。 放課後、ヒカルに会うまでに起きた校舎内での出来事を話す。 居残りさんの美琴と狗音を見つけた。だから注意した。でも、帰らない。はせやんの一言で二人は帰り支度を始めた。 なにか、悔しいな。わたしとはせやん、二人とも同じこと言ってるのになんで違うの?と、愚痴を零すリオを受け止めるように、 ヒカルは肉まんを口から離してじっと泣き虫ウサギの泣き言を聞き続けた。 「なんか、風紀委員長やってんのに。悔しいな、わたし。委員長なんだよ?なのに……はせやんに負けちゃったって」 「そうだろうね」 「犬上、はせやんの味方するんだ」 後悔の矢が二人の胸にそれぞれ突き刺さる。 「こんなこと言うんじゃなかった」とヒカル。 「こんなこと言うんじゃなかった」とリオ。 だが、覆水盆には帰らず。顔を赤くしたリオはヒカルからハンドルを奪い、自転車のブレーキをぎゅっと握った。 「そうだ、因幡。泊瀬谷先生で思い出した。今日のさ、現国のノート。見せてくれない?」 「ひっ?」 「写し逃したとかじゃないけど、確認したいんだよね。ノートした内容があってるかなって」 ヒカルはカバンからノートを取り出すと、あわてふためくリオの顔にも冷静に対処していた。リオの周りに二次元の汗が雫のように 光ることを突っ込みもせず。あのノートにははせやんの落書きしてんのよ!ちびキャラになって教壇でかりかりと板書するはせやんなんよ! 誰かに見せる気もないのに描きあげた落書きが他人の目に止まるかもしれないという恥ずかしさ。出来ることなら断りたかったけど、 断る理由が見つからない。 「いいよ。ちょっとだけなら」 スクバをまさぐる振りを利用して、なるべくヒカルの目を見ないようにリオは片手でノートを差し出した。 「ありがとう」と一礼したヒカルがはらはらとノートを捲る。紙の音がリオには判決が下されるまでの秒針に聞こえた。 何世紀も時代をかい潜った法廷で、一人高い天井の間に取り残されて天秤を持つ目隠しの神の声を待つ。 紙を捲る音が止まった。ヒカルの目線はリオが確かに落書きをした片隅にあった。 「これ。泊瀬谷先生?」 ドンと裁判長が座る机のハンマーが下ろされる。肩をすくめてリオは小さく泣いた。 「かわいいね、これ」 リオを囲む薄暗い暗幕が開き、希望の光り照らす。太陽がこんなに明るいなんて!背中に羽根が生えて、雲さえ飛び越えられるような 気がしてきた。リオを苦しめた呪縛から解放してくれたヒカルに……。 「無理に褒めなくてもいいって!ばかばか!」 目を赤くしながらリオはヒカルの脇腹を浅く抓った。 恋人同士でもないのに、付き合っているわけでもないのに。ましてやただのクラスメイト。ヒカルはリオが抓った脇腹が 今まで感じた痛みの中で、いちばん心地よく感じた上に、罪悪感をも背負った気がした。 「もしかして犬上って、はせやんみたいな『危なげお姉さん』がタイプとか?」 「なにそれ」 「いや。なんかさ、はせやんの絵を『かわいいね』とか言ってたし」 同級生同士だから、なんだかお互い見透かされているような気がする。確証はないけど、気がするだけ。 「例えば、黒ストッキング履いてオトナだよって振りまいてても、結局中身は妹だよねって、とか。犬上好きそう」 「……さあね」 「わたしはさ!メガネ男子だな!」 メガネ男子。 めがねだんし。 メガネダンシ。 リオには跳月の顔がぽっと浮かんだ。 「そうなんだ。因幡のタイプって」 「それだけ?もっと、聞かないの?レンズ越しの冷たい目がいいよねとか?なんかさぁ……わたし、気持ちががさがさしてきたよ!」 自爆に近いリオの独白。リオが叫べば叫ぶほど悲哀に満ちる。 乙女なゲエムならば「きゃんきゃん吠えるなって。もっと困らせたくなるだろ?」という男声ボイスがリオのヘッドフォンに 溢れるだろうシチュエーションだが、残念かな、相手は犬上ヒカルだった。じゃあ損も得もない相手なら、好き放題してもよかろう。 「犬上さあ。わたしを萌えさせて!萌えさせてちょうだいよ?」 「え?」 「いいから!いいから!」 リオは自分が掛けているメガネを外し、ヒカルに無理矢理掛けさせてみた。女の子のメガネを掛けている……と、ヒカルは初めて 好きな人と隣り合わせになった気持ちに近い恥ずかしさが背中を走った。メガネ男子になったヒカルの羞恥プレイにも関わらず、 リオはもやに掛かったかの如くぼんやりとしかヒカルの顔を見ることが出来ず、リオが理想とした萌えは図らずとももやに消えた。 「メガネ男子……ひーん」 言うまでもなく度の合わないメガネを掛けたヒカルにも、同じようにリオがもやに掛かったかのように見えた。 ぼんやりとして輪郭がはっきりしないのに不思議と不安な気持ちにはならなかった。 # 生徒たちが帰った校舎の生徒指導室で、隣り合わせの席で座るのはせやんとはづきちだった。 「時が進むのは早いなあ」と、こつこつと時間を刻み続ける古時計を二人揃って見つめていた。 「跳月先生。きょう、わたし自身を指導出来ませんでした」 膝小僧を抓りながらはせやんは午後の授業を振り返り、実の兄に打ち明けるようにはづきちに弱気を吐いた。 窓から差す日差しがはづきちのメガネを白く光らせた。 「生徒がですね、授業中ノートに落書きしてるの見ちゃったんです。こんな小さいこと注意しなくてもいいよねって 思ってたんですが、わたしの授業が何だか飽きられているのかなって考えちゃって」 「泊瀬谷先生がそう思うんだったら、それでいいじゃありませんか。先生ですし」 はづきちの言葉は冷たくもあり、温かくもある不思議な言葉だった。 はせやんの膝小僧に黒いストッキングが似合うにはまだまだ遠かった。 # 「だからさ、犬上のタイプは?教えてよ!ばかばか、ずるいぞ!」 「因幡……とは逆のタイプな子かなあ」 「もう!」 ただ……。 ヒカルには落ち込んだリオが泊瀬谷に見えてきた。 ボブショートの髪に気弱になった姿。お姉さん先生の泊瀬谷と風紀委員長のリオが重なるメガネの魔術にヒカルは操られていた。 恥ずかしいから目を合わせないようにリオの下半身に目をやると、スクバで露になるべき純白なる絶対領域が隠されて、 インチキメガネ男子になったヒカルの視界からは黒ストッキングを履いているかのように見えた。 おしまい。