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サンライズ英雄譚2 【さんらいずえいゆうたんつー】 ジャンル 対戦RPG 対応機種 プレイステーション2 発売元 サンライズインタラクティブ 発売日 2001年12月20日 定価 8,190円 判定 なし ポイント 登場作品の追加でイベントがより多彩にしかし色々と中途半端な部分も… サンライズ英雄譚シリーズリンク 概要 参戦作品一覧 特徴 前作からの追加・変更要素等 戦闘システム 評価点 賛否両論点 問題点 総評 余談 概要 『サンライズ英雄譚/R』の続編。本作では『機動戦士Ζガンダム』『機動武闘伝Gガンダム』『元気爆発ガンバルガー』『魔神英雄伝ワタル』『天空のエスカフローネ』『ブレンパワード』『THE ビッグオー』の7作品が新たに登場する。 ゲームの舞台は、サンライズ各作品の世界観を持つ大陸(*1)が点在する惑星サンライズ。本作ではテラ、クレセント、バイストンウェル、ブレイブ、アストラギウス、ペンタゴナ、グラドス、クラウディアの8つの大陸を主人公達は冒険していく。 本作では『Ζガンダム』のスペースコロニーや『ボトムズ』におけるアストラギウス銀河の惑星が大陸上の都市として扱われる。 ストーリーはクラウディア大陸からクラウドシップ(*2)・ノルスタンを奪った謎の敵を追うストーリーモードと、事件の黒幕との戦いに臨む英雄譚モードの2部構成。「モード」とついてはいるが別個のモードでプレイできるわけではなく、地続きである。 英雄譚モードをクリアした後にストーリーモードを始めると2周目として開始される。2周目では入手できる機体が大幅に増加し、乗り換え条件の緩和によって戦闘に参加できなかったキャラクター達がパイロットとして使えるようになる。また若干だがイベントも増えている。 ガオガイガーに乗る大河長官や、ダンバインを駆るシーラ女王など原作ではあり得ない組み合わせも可能になる。 参戦作品一覧 + ... 作品名 備考 機甲世紀Gブレイカー ゲームオリジナル。クラウディア大陸 聖戦士ダンバイン バイストンウェル大陸 重戦記エルガイム ペンタゴナ大陸 機動戦士Ζガンダム テラ大陸 装甲騎兵ボトムズ アストラギウス大陸 機甲界ガリアン クレセント大陸 蒼き流星SPTレイズナー グラドス大陸 勇者王ガオガイガーFINAL ブレイブ大陸 機動武闘伝Gガンダム ロボ戦と等身大戦を両立する唯一の作品 新機動戦記ガンダムW 戦闘メカ ザブングル 太陽の牙ダグラム 巨神ゴーグ 銀河漂流バイファム 機甲戦記ドラグナー 絶対無敵ライジンオー 元気爆発ガンバルガー 天空のエスカフローネ ブレンパワード 魔神英雄伝ワタル 鎧伝サムライトルーパー 等身大戦闘メンバー 獣戦士ガルキーバ 等身大戦闘メンバー 勇者指令ダグオン 等身大戦闘メンバー。ダグテクターのみでダグオンはなし 機動戦士ガンダム 機体のみ THE ビッグオー キャラクターのみ カウボーイビバップ キャラクターのみ 新世紀GPXサイバーフォーミュラ キャラクターのみ ママは小学4年生 キャラクターのみ 特徴 前作からの追加・変更要素等 大陸間移動時や戦闘でのダメージで減った母艦の耐久力は自動回復していたが、本作では専用アイテムを使って自分で回復させる方式に変わった。 戦闘時、一度に出撃できるのは機体の種類に関係なく3機までだったが、本作では機体にサイズの概念を導入。出撃機体全機のサイズ合計数が一定範囲内であれば、何機でも出撃させることができる(機体を出撃させるたびに母艦のエネルギーを消費するので、その点を考慮する必要はあるが)。 ヒーローユニットのみで行われる戦闘パートが初登場(特定のイベント時のみ)。『ガルキーバ』『鎧伝サムライトルーパー』『Gガンダム』『ダグオン』がこれに該当する。 ヒーローユニットはイベント戦でしか出撃できないが、2周目以降は通常戦闘へも参加可能になる。 主人公とその妹の顔や立ち絵のグラフィックが新しく描き直されている。特に主人公は同姓同名の別人じゃないかと思えるほどのイケメンと化した。 戦闘システム 本作の戦闘システムはカードゲームのようなものを採用している。戦闘の要となる「母艦」、戦場に出撃して戦う「ユニット」、ユニットの回復や戦場への攻撃など様々な効果を持つ「アイテム」を駆使して戦う。 母艦には搭載限界が設定されており、その範囲内でデッキを組む必要がある。デッキ構築はマップ航行中か着陸時のメンテナンスデッキで行うことができる。ユニットとアイテムの搭載枠は共通のため、一方を多く積めば他方がほとんど積めなくなる。 デッキは複数構築可能で、戦闘時にはその中から選択して戦う。また航行用のデッキを1つ選ぶ必要があり、航行モードでは選択されたデッキの母艦が画面に表示される。 この仕様のため、デッキに組まれていない機体は出撃できない。苦戦する味方に加勢するイベントでは、元々戦っていたはずの味方が戦闘に参加できずプレイヤー部隊のみで戦うことになってしまう。 「母艦」はカードゲームのプレーヤーにあたり、敵母艦を撃破した方が勝者となる。ユニットの出撃やアイテムの使用など母艦の行動は全てENが消費され、ENが0になるとターンエンド以外は行動不能になる。 母艦は、戦場の機体を戻して回復する「帰還」、敵母艦及び戦場にいる全機を攻撃する「砲撃」、戦場の敵機体のみを攻撃する「援護」が可能。砲撃と援護は消費ENをプレイヤーが指定でき、多いほど威力が上昇する。 ストーリー中盤まではイベントで乗り換えるときを除いて「Gブレイカー」のアスタンテしか使用できないが、終盤に入ると「Ζガンダム」のアーガマや「バイファム」のジェイナス号など多彩な艦を母艦に指定できるようになる。 しかしHPと搭載限界の高さは艦の大きさに比例するうえに航行速度は艦に関係なく一定のため、小型艦を使用するメリットはない。 「ユニット」はカードゲームのモンスターにあたる。互いに6×2マスの範囲にユニットを配置し、交互に攻撃と防御を繰り返す。攻撃フェイズで敵機体を撃破すると1マス前進し、母艦にたどり着けば母艦への直接攻撃を行う。 ユニットが撃破されても、1ターンにつき1機復活して母艦に搭載される。ただし復活時は出撃こそできるがHP1であり、数ターン待って回復する必要がある。 ユニットサイズは機体ごとに違う。参考までに代表的な機体を挙げると、スコープドッグ(3.804m)が1、ダンバイン(6.9m)が2、エルガイム(24.1m)が3、ガオファイガー(31.5m)が4、サイコガンダム(40.0m)が5、ビグ・ザム(59.6m)が6。 攻撃側が複数の敵と接していた場合、与ダメージは接触しているマスによって分散される。サイズ3の機体がサイズ2とサイズ1の機体に攻撃した場合、与ダメージは2:1となる。 ユニットには近距離・遠距離・貫通の属性と、飛行・対空・地上の位置適性、HPとEN、行動順を示すSP値が設定されており、これらが戦闘に影響する。 属性は攻撃個所を示す。近距離属性は直接接触している敵、遠距離属性は2列先の敵に攻撃する。貫通属性は自機の前方にいる敵全てに攻撃できるが、ダメージは分散してしまう。したがって、近距離属性と貫通属性を前列、遠距離属性を後列に置くのが基本となる。なお母艦への攻撃時のみ属性は無視される。 位置適性は機体の特性を示す。飛行属性は地上属性の上を飛び越せるが対空属性には止められる。対空属性は飛行属性に強いが地上属性に弱い。地上属性は対空属性に強いが飛行属性の侵攻を止める術を持たない。 SP値は移動の速さを示す。1~5まであり、数字が小さいほど行動順は早くなる。したがって前列にSP3機体、後列に同じ位置適性のSP2機体を置いた場合、後列の機体は動けなくなってしまう。 ユニットに搭乗するパイロットには機体の数値に加算される攻撃力と防御力及びその変動幅、属性と位置適正への相性が設定されている。飛行属性の機体には飛行適性を持つパイロットしか搭乗できない。 パイロットは1ユニットに付き1人なので、ガンバルガーやライジンオーはパイロット3人の中から1人を選ぶ形式になっている。 戦闘時には被弾やターンの経過によってパイロットの精神力という数値が上昇し、規定値に達すると一部の機体は特殊攻撃が可能となる。基本的に特殊攻撃は1機体1つだが、ゴッドガンダムのみ爆熱ゴッドフィンガーと石破天驚拳の2つの特殊攻撃を持つ(*3)。 特殊攻撃を発動するとSP値や属性が変化することがあるので配置には注意が必要。一例を挙げると、ガンバルガーは地上属性機体だが特殊攻撃ファイナルアタックを発動すると飛行属性に変化する。ライジンオーはSP4の機体だが特殊攻撃ゴッドサンダークラッシュ使用時はSP2になる、など。 ユニットの分離・合体は戦闘中に行うことはできず、航行中やエリア到着時にメンテナンスデッキで行うことになる。機体の状態は一括で管理されるため、分離状態と合体状態を別々のデッキで使い分けるということはできない。 「アイテム」は母艦のEN上限を上げたり、ユニットのHPを回復したりと非常に多岐にわたる。ただし戦場への攻撃系アイテムにはユニット同様にSP値が設定されているため、運用を間違えると自滅の恐れがある。またアイテムはすべて消耗品であり、回復の枠はユニットと同じ。したがってユニットかアイテムのどちらか1つしか1ターンには回復しない。 評価点 ガンバルガーや龍神丸などの、戦闘時の必殺技CGアニメの完成度が高い。随所に挿入されるCGムービーも一見の価値あり。 イベント絵と違ってCGムービーを自由に見られるモードは無いので、見たければストーリーの該当部分に行かなければならないのが難点か。 全編フルボイス。戦闘時のみならず、日常パートでもキャラクターが喋る。 同じ声優のキャラクター同士が絡むというクロスオーバーならではのイベントが複数存在する。特に「『魔神英雄伝ワタル』の忍部ヒミコにからかわれる『カウボーイビバップ』のフェイ・ヴァレンタイン」のイベントは林原めぐみ氏の演じ分けの凄さを堪能できる。 しかし、主人公カンジ・アカツキは名前変更ができることが仇となって劇中で全く名前を呼ばれず(*4)、自己紹介のシーンでも一人だけ名乗らないなどやや不自然になってしまっている。 基本的に大陸を持たない作品が原作のエピソードを再現されることはない。しかし『THE ビッグオー』のロジャー・スミスが『重戦記エルガイム』のリィリィ・ハッシーに雇われて主人公と交渉に来たり、『カウボーイビバップ』のメンバーが敵に捕まった仲間を救出したりとキャラクターの設定を生かしたイベントが多数存在。全くイベントに絡まないキャラクターもほとんどいない。 一部のイベントには台詞と共に一枚絵が用意されており、クロスオーバーをより感じさせるようになっている。「『新機動戦記ガンダムW』のゼクス・マーキスと『機動戦士Ζガンダム』のクワトロ・バジーナの会談」「『Gガンダム』の東方不敗に鍛えられる『レイズナー』のアルバトロ・ナル・エイジ・アスカ」「リエ・アカツキ(主人公の妹)と『ブレンパワード』の宇都宮比瑪(うつみや ひめ)と『天空のエスカフローネ』の神崎ひとみのお茶会」など、今作でしか見られないイラストが多数存在する。 部隊編成の自由度が非常に高い。仲間になるキャラクターが非常に多いことに加え、搭乗制限のある機体も2周目以降は多数が解禁されるので自由な組み合わせで部隊編成ができる。敵キャラオンリーや名無しの一般兵のみの部隊を作ることも可能。 各大陸でのエピソードが始まる前には、その大陸の作品に応じて原作風の次回予告が入る。 賛否両論点 様々な勢力に所属する名無しの一般兵が仲間になる。彼らは出典の機体であればそれが専用機でない限り何にでも搭乗できるため、ウイングガンダムゼロカスタムなどのエース機に乗せる事も可能。ティターンズ兵とエゥーゴ兵とアクシズ兵のように本来敵対している兵達を同じ部隊で使うというお遊びもできる。しかし、一般兵故か人数が多く、乗れる人間が多い機体だと部隊編成の際にパイロット候補が彼らで埋まって非常に煩わしい。 本作は一応前作の続編なのだが、雲海クラウドストリームの作用によってキャラクターは前作の記憶を失っているという設定。そのため、前作との繋がりを匂わせるイベントは少ない。よってこのゲームが英雄譚シリーズ初プレイでも気にせずプレイできるが、一方で前作からプレイしているプレイヤーには物足りなくなっている。 問題点 敵CPUが馬鹿。 本作の敵CPUは戦略らしい戦略は見せず、ただ突撃してくるのみ。前述のとおり撃破された機体もHP1で復活するのだが、敵CPUは回復せずにそのまま戦場に投入してくる。したがって敵機体を全機撃破した後はHP1の機体しか出てこなくなるので母艦の援護射撃で一掃できるようになり、敵母艦への攻撃が容易になってしまう。本作では 強い敵=物量の多い敵 と言っても過言ではない。 龍神丸の特殊攻撃である登龍剣は「攻撃力1だが、敵機体を残HPに関係なく撃破扱いにする」という性能を持っている。しかし必要精神力が高いせいで使用可能になる頃には敵機体が全滅していることが多い上、母艦攻撃時に特殊効果は反映されないため使用する意義がほとんどなくなってしまっている。 ストーリーモード、英雄譚モード共に不親切な点がある。 ストーリーモードではクラウディア出発後、最終ステージのペンタゴナと英雄譚モードから行けるようになるグラドスを除く5大陸を任意の順番で攻略していくのだが、仲間が少ない序盤にサイズが小さく物量の多い作品の大陸を選ぶと雑魚敵にすら圧倒される。カードゲームの様なシステムで敵CPUが馬鹿なのでデッキの揃って無い序盤ほど辛い。 さらに任意の順番であることが仇となり、各大陸で仲間にしたキャラクター達は他の大陸で一切顔を見せない。ペンタゴナでようやく大陸の垣根を超えた絡みを見ることができるようになる。 英雄譚モードでは固定の順番で各大陸を回るため、ストーリーモードのような問題は起きない。しかし英雄譚モード第6話から現在の大陸を抜けて他の大陸に行くことができるようになるのだが、その事実が一切アナウンスされない。 ストーリーモード時、「大陸に入った後にクラウドストリームの濃度が上昇して抜けられなくなる」というイベントがしつこいほど挿入される(*5)うえに、実際に大陸を抜けようとしても戻されてしまう。英雄譚モードまで来ていれば ストーリーを終えるまで現在の大陸からは脱出できない という認識になっている可能性が高く、非常に気付きにくくなっている。 悪いことに他の大陸に行くことで発生するイベントが非常に多いため、気づかないままだとイベント絵を閲覧できるモードがスカスカになってしまう。一応最終話直前に各大陸を自由に回る時間は与えられるのである程度は回収可能だが、適切なタイミングでないと発生しないイベントも多い。 街中で起こるイベントは大半がそこに到るまでの過程が無く、結果だけを切り取って貼り付けたような感じでしかない。散々行く手を阻んできたはずの敵キャラもあっさりと仲間になる。一応ゲーム中で敵対していたキャラは仲間になる理由が語られるが、いきなり出てきて理由を言って仲間入りとかなり強引である。 なぜか『機動戦士Ζガンダム』のジェリド・メサとマウアー・ファラオのみ仲間入りの過程がじっくりと描かれている。 逆に言えばストーリーの流れに関係なくイベントを用意できるので、本作のイベントの多彩さに貢献している面もある。 全体的に説明不足。プレイヤーが推測できるだけの情報が与えられることもあるが、ゲーム中に明言されることは少ない。 ストーリーモードから英雄譚モードの間に主人公に同行しなかったメンバーによって各大陸の物語も同時進行しているため、原作での重要なイベントが台詞や回想だけで片付けられてしまうことが多い。しかし各作品の主要人物達が不在の状況で彼らがどう戦ったのかは簡潔にしか説明されない。 『戦闘メカ ザブングル』の面々はなぜかストーリーモードのシンボルエンカウントの敵として登場することがある。英雄譚モードにて彼らはバイストンウェル大陸で『聖戦士ダンバイン』の戦いに協力していたと説明されて自軍入りするのだが、なぜ野盗のようなことをしていたのかには一切触れられない。 『鎧伝サムライトルーパー』の四魔将は「主君である阿羅醐(アラゴ)に不信感を抱き、東方不敗に今の阿羅醐は偽物だと言われたことで反旗を翻すことを決意する」という流れで自軍入りする。しかし、阿羅醐に不信を抱いた根拠、本物の阿羅醐はどこへ行ったのか、そして何より他作品のキャラクターである東方不敗がなぜそれを知っているのかが一切説明されないため、非常に唐突感の強いイベントになってしまっている。 前述の母艦の耐久力を回復するアイテムが消耗品。しかも入手できる時期と数が限られているので、無駄遣いをしているとゲームそのものが詰んでしまう。この仕様のせいでゲームの自由度が狭められてしまっている。 もっとも、後半になると逆に余るようになるため、よほど無駄な動きをしない限りは自由に動けるようになる。 本作では、機体は「イベントで入手」「戦闘に勝利して獲得」「仲間からのプレゼント」「ショップで購入」のいずれかの方法で入手する。しかし、どの方法も難点があり、機体のコンプリートが非常に難しい。 イベントで入手する機体の場合、ほとんどの機体は仲間が加入するイベントで一緒に手に入る。問題はストーリー上で自動的に手に入る機体だけではなく、寄り道して見れるイベントでのみ手に入る機体も多いこと。ダグラムのように複数のイベントを経てようやく手に入る機体もある。 戦闘に勝利して獲得する機体は、完全にランダムなので欲しい機体がなかなか手に入らない。かと思えば、『ザブングル』のブラッカリィのようにイベントで入手できる上に乗れるパイロットが限られているのにここに含まれている機体もある(ジロン、ラグ、エルチ、ティンプの4人)。当然パイロットの人数を超えたら無駄になるが、本作ではエース級の機体を売却することができないので倉庫の肥やしになってしまう。また、機体の改造(例 ビルバインを迷彩カラーに改造)には専用のパーツが必要なのだが、それもこの方法でのみ入手できる。 仲間からのプレゼントとショップで購入はランダムで発生するイベント。街に降りると「ショップに行く」「仲間からのプレゼント」「仲間とのアイテム交換」「何もなし」の中から何れかが発生する。 プレゼントの方は他の方法でも手に入る機体しかもらえないが、ショップには超低確率で行くことができるレアショップが存在し、そこでしか購入できない機体も多い(*6)。おまけに品揃えを見るまでレアショップなのか否かは判別できない。 オリジナル機体である「ガンブレイズアサルト(ゲーム中ではGT-Aと表記)」は改造によって「GT-B」~「GT-X」(Fは欠番)と多彩なロボットに変化する。しかし、GT-Aはレアショップでしか購入できない(*7)上に、前述のパーツ入手性の悪さによって全機を揃えるのは困難である(*8)。 さらにショップで使う金は初期値0でアイテムを売らないと手に入らない。基本的には戦闘終了時に手に入る敵機体のパーツを売ることになるが、このパーツは仲間とのアイテム交換にも必要となる。 『新世紀GPXサイバーフォーミュラ』が完全に空気。戦闘に参加できず、自軍入りイベント以外にイベントが存在しない。おまけに彼らが仲間になる章は等身大戦闘パートが終わる章でもあり、クリアすると等身大戦闘メンバーのイベントが発生しなくなる。そのため、先にそちらをクリアした場合、等身大戦闘メンバーとのイベントがあるブリード加賀とナイト・シューマッハは 仲間になる事すらできなくなってしまう 。 イベントの内容も雑であり、ほとんどが自軍のメンバーと簡潔な会話をしただけで自軍入りする。ジャッキー・グーデリアンとフランツ・ハイネルに至っては、 二人の喧嘩を主人公が目撃するだけで会話すらしていない のになぜか仲間になってしまう。 同じく非戦闘作品である『ママは小学4年生』は等身大戦闘パートにおける「囚われのお姫様」ポジションを与えられている上に日常パートでもちょくちょく登場する。この扱いの差は一体・・・。 作品毎の機体数が非常に偏っている。マイナーな機体まで網羅されている作品もあれば、パイロットはいるのに専用機が存在しない作品、専用機どころか機体が参戦していない作品まで存在している。 『勇者指令ダグオン』『THE ビッグオー』『カウボーイビバップ』は機体が存在しない。ダグオンはダグテクターを装着して等身大戦闘に参加できるのでまだいいが、ビッグオーとビバップの面々は 2周目以降に他作品の量産機に搭乗可能 という中途半端な救済措置がとられている。ビッグオーは整備をするイベントと一枚絵が用意されているので開発が間に合わなかったのだと思われる。 『機甲戦記ドラグナー』のグン・ジェム隊はメンバーの専用機が登場せず、原作では隊長のグン・ジェムしか乗っていないギルガザムネを各員のパーソナルカラーに塗ることでお茶を濁している。さらにライバルキャラのマイヨ・プラートに至っては愛機ファルゲンが無い上に『ドラグナー』はほぼ全ての機体が専用機になっていて2周目以降でも解禁されないため、弱機体のダインか量産型ギルガザムネ(*9)にしか乗ることができない。 等身大戦闘パートが色々と中途半端な出来になっている。 等身大戦闘パートは本編のストーリーとは関係ない場所に寄り道しないと発生しない上に、発生するタイミングも限られている。にもかかわらずゲーム中では一切のヒントが無い(*10)。『獣戦士ガルキーバ』はこのパートにしか出ないので、普通にプレイすると一度も見ないまま終わってしまうことも。『サムライトルーパー』と『ダグオン』の面々も本編ではチョイ役である。 ロボットの戦闘では3Dアニメーションが表示されるのだが、等身大戦闘では一枚絵が表示されるだけの手抜き仕様。必殺技を使っても絵のサイズが変わるだけなので、原作を知らないとどんな技なのかが全く分からない。 Gガンダムのキャラクターで等身大戦闘に参加できるのはドモンとサイ・サイシー、東方不敗のみ。一応残りのメンバーは母艦を守るために待機していると語られはするが、全員で向かったはずの最終決戦でも参加できない。 最終決戦は連戦であり、一敗でもしたらゲームオーバー。途中セーブポイントを思わせる台詞があるが、僅かな会話の後に次の戦闘に進んでしまう。 等身大戦闘パートの母艦は 主人公の運転する車 。母艦としては非常に弱く、援護攻撃やアイテムの使用もできない。さらに敵の物量が凄まじいため母艦への攻撃を防ぐことが困難で、等身大戦闘パートの高難易度に拍車をかけている。 総評 荒削りながら、様々なキャラを対戦型カードゲーム風システムに乗せ、敵側ザコ機体まで使える広範な使用可能ユニット、非ロボットアニメも含めたクロスオーバーなどでそこそこ見どころがあった前作。その続編を作るにあたりいろいろ追加したが、それが中途半端止まりだったり荒削りはそのままだったりなど、力の入れ方を質量ともに間違ってしまったとしかいいようがない。 基本的には前作通りなので遊べない訳ではないし、前作に増してゲーム化自体されていないキャラは増えており、そういったキャラや機体が扱える点に魅力を感じられるなら、遊べないほど酷い作品でもない。 しかしなんとも中途半端。ボイスやムービ、コンセプトは悪くないので、どうせならしっかり作り込んでいただきたかった。 余談 ゲーム内容の都合上か、人外の敵は『サムライトルーパー』の阿羅醐軍とオリジナルのミーディエイターのみ。『ガオガイガー』のゾンダーやソール11遊星主、『Gガンダム』のデビルガンダムなどは登場しない。エルドランシリーズの敵とはゲーム中で停戦協定を結ぶことになる。 ライジンオーは当初「パイロット3人が地球防衛組の仲間たちとはぐれてしまったので合体できない」と説明されて分離状態で加入し、地球防衛組と合流して合体可能になるイベントも用意されているのだが、実は 加入時点で合体することができてしまう 。ライジンオーとして使っても不具合などは起きない。 ラスボスに人望が無い。敵キャラの大半は「ラスボスのことが気に入らない」もしくは「ラスボスにこの惑星を荒らされてはたまらない」という理由で仲間になる。最終的に残るのは『ダンバイン』のドレイク・ルフトと『エルガイム』のオルドナ・ポセイダルのみで、この両者は従っているのではなく利用し合う関係である。 ラスボスはミーディエイターの力を借りて気候操作や死者の蘇生といった超常的な力を得ているのだが、肝心の「ミーディエイターとは何か」については一切明かされない。 本作オリジナルのMSとして「シャア専用ガンダムMk−II」「シャア専用百式」「シャア専用Ζガンダム」「クワトロ専用Ζガンダム」「アムロ専用ガンダムMk−II」が登場する。 本作にはティターンズカラー、エゥーゴカラー、アムロ専用、シャア専用の4種類のガンダムMk-IIが登場するが、なぜかシャア専用のみスーパーガンダムになれない。 ガンダムシリーズの乗り換えが少々ややこしくなっている。『機動戦士Ζガンダム』と『新機動戦記ガンダムW』は相互に乗り換えが可能、『機動武闘伝Gガンダム』は乗り換え不可(2周目からはGガンキャラのみ可)、『機動戦士ガンダム』の機体には全てのガンダム系パイロットが搭乗可能。 阿羅醐の担当声優であった笹岡繁蔵氏は鬼籍に入ってしまったため、銀河万丈氏に変更されている。 『 新 機動武闘伝Gガンダム』(「新」はいらない)、『装甲 機 兵ボトムズ』(「騎」が正解)、五十音順なのにキの位置にある『巨神(ジャイアント)ゴーグ』とスタッフロールでの作品タイトル間違いが目立つ。
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サンライズ英雄譚シリーズリンク 機種 タイトル 概要 判定 DC サンライズ英雄譚 サンライズ作品がオリジナルの世界観でクロスオーバーするシリーズ1作目。 なし PS2 サンライズ英雄譚R 上記の移植版で、ロボットアニメ以外の作品も登場。 PS2 サンライズ英雄譚2 ストーリーは前作の焼き直し感が強いが、登場作品の追加で個々のイベントはより多彩に。 なし サンライズ ワールド ウォー from サンライズ英雄譚 メインのストーリーモードが中途半端なところで終わる、打ち切りマンガのような衝撃作。所々は決して悪くないが、とにかく全てにおいて中途半端なゲーム。 ク サンライズ英雄譚3 オリジナルのキャラクターとストーリーを一新。戦闘システムはシミュレーション要素が無くなりさらに薄くなった。 関連作品 機種 タイトル 概要 判定 WS/GBC/GBA/DS ハロボッツシリーズ 同じくサンライズ制作アニメのクロスオーバー作品。GBA版は『英雄譚2』の世界観をベースにしたRPG。ゲームそのものは、ポケモンのような何か。 DC スーパーロボット大戦α for Dreamcast 『英雄譚』のオリジナル作品「機甲世紀Gブレイカー」が参戦。 良 GC スーパーロボット大戦GC バンプレストオリジナルに本シリーズのオマージュ要素あり。 なし 360 スーパーロボット大戦XO PS2 バトル オブ サンライズ PS3/PS4 スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ 『GC/XO』の初参戦作品。ただし、本シリーズのオマージュ要素が強い機体は未参戦。 良 関連シリーズ ガンダムシリーズ スーパーロボット大戦シリーズ
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本項ではDC用ソフト『サンライズ英雄譚』と、PS2の移植版である『サンライズ英雄譚R』の両方を紹介します。(判定は共になし) サンライズ英雄譚 概要 ストーリー 特徴 評価点 問題点 総評 余談 サンライズ英雄譚R 概要(R) 追加要素・評価点(R) 問題点(R) 総評(R) サンライズ英雄譚 【さんらいずえいゆうたん】 ジャンル 対戦RPG 対応機種 ドリームキャスト 発売元 サンライズインタラクティブ 発売日 1999年12月2日 定価 7,140円 判定 なし ポイント 『スパロボシリーズ』とは違うクロスオーバー作品中心的存在『機甲世紀Gブレイカー』は本作オリジナル サンライズ英雄譚シリーズ 概要 多数のサンライズ作品がクロスオーバーするシリーズの1作目。 本作のオリジナル作品『機甲世紀Gブレイカー』が中心的存在として一連の作品群を結び付ける役割を担っており、ゲーム内の世界観もこの作品の設定に準じている。 + 参戦作品一覧 機甲武装Gブレイカー 機動戦士ガンダム 新機動戦記ガンダムW 戦闘メカ ザブングル 聖戦士ダンバイン New Story of Aura Battler DUNBINE 重戦機エルガイム 太陽の牙ダグラム 装甲騎兵ボトムズ 機甲界ガリアン 蒼き流星SPTレイズナー 機甲戦記ドラグナー 銀河漂流バイファム 巨神(ジャイアント)ゴーグ 勇者王ガオガイガー ストーリー 広大な雲海に覆われた惑星サンライズ。雲海はクラウドストリームという進入する全てのものを焼き尽くす性質を持つ為、長らく大陸同士の交流は阻まれていた。しかし、クラウディア大陸が長年の苦心の末にクラウドストームを突破可能なクラウドシップを完成させたことにより、今まさに道が開かれようとしていた。そんな時、遠く離れた大陸に巨大な光の柱が出現し、中から現れた人型機動兵器の軍勢によってクラウディアの各都市は戦火に包まれてしまう。雲海調査隊として出発を直前に控えていたクラウドシップ・アスタンテは、かろうじてクラウディアを脱出。途中で助けた記憶喪失の少女と共に、次なる大陸を目指して旅立つのであった。 特徴 システム 惑星サンライズは物質を燃やし尽くす性質を持つ雲海に覆われているという設定の為、大陸間を航行する際は常に母艦の耐久力が減り続けることになる。耐久力がゼロになると即ゲームオーバー。大陸内に入ると耐久力は自動的に回復する。 各大陸はガンダム・ダンバインなどそれぞれの世界となっている。ガンダムのア・バオア・クーなども大陸を構成する島のひとつである。 各大陸に点在する街の『空港』では部隊編成の他、艦載機や艦載装備を買うことができる。 基本はRPGだが、その戦闘は対戦型トレーディングカードゲームになっている。 敵部隊に遭遇すると戦闘が発生、艦載機や艦載装備を駆使して敵部隊の母艦を沈めれば勝ちというものである。相手はCPUオンリーで、こちらは後出しジャンケンができる。 艦載機の性能やパイロットの能力はどれも一長一短であり、優秀であればコストが相応に高く出せるまで時間がかかったりするので、全ての面においての最強は存在しない。 攻撃力・耐久力が高い艦載機は戦闘の早期決着を狙えるが、その分出撃コストが高く次の出撃までの間隔が開いてしまう為、その隙を突かれてこちらの母艦が一方的に攻撃されてしまうことがある。逆に攻撃力・耐久力が低い艦載機は出撃コストも低く物量作戦を展開できるが、敵部隊の母艦に辿り着く前にやられたり、辿り着けても母艦に与えるダメージが少なかったりで大抵戦闘が長引く。 また、『飛行』『対空』『貫通』といった特殊能力が各艦載機やパイロットに割り当てられており、より一層の個性化が図られている 例えば主人公の専用機『インパルス7』は『飛行』を持ち、敵機が『飛行』『対空』を持っていなければこれを無視して敵母艦を一方的に攻撃できる。これに相手より先に攻撃できる『先制』を持つパイロットを乗せて飛行同士でも勝てるようにしたり、敵を撃破できればそのまま母艦を攻撃できる『突破』持ちの方が…など考えどころ。 つまり戦闘で勝利する為には、敵部隊に対して有利になるような部隊編成を常に考えなければならない(母艦の搭載容量には制限があるので、この点にも気を配る必要がある)。この事実を示すように、パイロットには成長要素が一切存在しない。一部の艦載機はより強力な機体に改造できるが、その為に必要なアイテムはレア度が高いのであまりアテにならない。 母艦もエネルギー最大量が多い速攻型や、敵母艦を直接攻撃する砲撃が強いタイプなど様々。当然だがそれによって重視する戦術が変わるので、それに合わせた編成が必須となる。 一部ユニット(主人公機など)は、必殺技が使える。攻撃力や特性が更にアップするが、エネルギーチャージ=ターンが必須。 とにかく仲間が多く、悪役であったキャラクターもお構いなしにどんどん加入して来る。 例を挙げると「機動戦士ガンダム」からは、シャアを始め黒い三連星やランバ・ラル、果てにはキシリアが味方になる さらには名前も無い一般兵すら仲間に加わる、その中には見せ場すらあったりと脇役が愛されているゲームでもある。 敵側の機体も沢山加入する。例えばガンダムからは、ガンダム、ホワイトベースだけでなく、ドム、量産型ゲルググ、グワジンも使用可能。 これらも対戦型TCGよろしく、仲間収集とそれによるバリエーション向上・組み合わせの増大という楽しみとなる。 オリジナル要素 ガンダムやダンバインなどの主役メカをモチーフにしたオリジナルメカが登場。作中では、それぞれの元の機体とGブレイカーの空戦用機体の技術を掛け合わせて造られた後継機という位置付けである。 評価点 艦載機攻撃時にカットインで挿入されるCGは3Dで描かれており、迫力がある。バリエーションがワンパターンなので慣れてくると鬱陶しく感じてしまうが、オプションでOFFにできるしいつでもボタンでスキップできるので問題は無い。 松本梨香が歌うOPテーマ:[GET A DREAM]及びOPムービー。ムービー内は機体のSEまであるという凝りよう。 機体・パイロットの多さと再現・住み分けの両立 前述の通り使える機体・パイロットが多い。そうなると、どうにも全く使えないとかこの面子で安定、ということが起こりやすいのだが、このゲームではほぼ無い。主人公機は消費ENが多いが強力な攻撃力&様々な特性があり、敵を撃破したり敵母艦を叩くのに向く。ザコ機体は弱いが消費ENが少なく、足止めや時間稼ぎ、ひいてはENを溜めるのに向く。ボトムズのATは消費ENが低くHPは無いが攻撃力が高く、相打ち狙いや先制付与が強い。ならばATにはHPの高いユニットで耐えてしまえば…などなど、特性・HP・組み合わせ・相性などにより、再現と住み分けが両立できているため。 スパロボ参戦どころか、ゲーム登場自体がほとんど無い、ガリアン、ゴーグ、ダグラム、バイファムなどが使える。 相手はCPUのみであり、底は浅いが気楽に楽しめる。 問題点 部隊編成に心を砕くことこそ本作の肝と言えるが、慣れてくると単なる面倒な作業と化してしまう。 仲間に出来るキャラの多さに反して一つの部隊に組み込める人数はかなり少ない。 部隊編成の内容はテンプレートとして複数保存しておくことができるが、戦闘時に切り替えが出来ないなど使い勝手が悪い(街の『空港』でしか出来ない)。 システムの性質上、(特に敵部隊に対してこちらの部隊編成の相性が悪いと)戦闘が長引く。これが固定のシナリオをクリアしていくタイプのSLGならいいのだが、連続で戦闘が発生することもあるRPGでは正直言ってキツい。戦闘は開始時にパスすることもできるが、奇襲をかけられた場合は不可能。その場合、降参して戦闘を即時終了することもできる。即ゲームオーバーだが。 キャラクターのグラフィックに、原作アニメの雰囲気からかけ離れているものがある。基準は人それぞれだろうが、原作アニメを見慣れている者からすると違和感を感じてしまうだろう。 シナリオが前半はともかく、後半の英雄譚モードになると、グランガランに報告→ここに何か起きたから行ってきて→行ってくる→グランガランに(ry、のため作業にしか感じなくなる。 これもいつまでも対CPU戦ができるように、ということであるのだが、それにしてもバリエーションが無い。 属性で相性があるが「飛・格」が強い。”格闘”は相手の属性を無効化する(自分側も放棄する)が、”飛行”の苦手な”対空”をも無効化するため、全てに五分以上に戦えてしまう。攻撃でも強いが、防衛に使えば”突破”・”飛行”・”先制”も、それに”格闘”が付いても確実に足止めできる(*1)。「格無効」の特性がなければ突破もできないし、それが可能な組み合わせは限られており更に高コストになりがち。低コストの飛・格で足止めされると更に戦闘が長引いてしまう。 総評 様々なロボット作品が一同に参じてバトルする、と言われるとスパロボが有名どころだが、その追従をせず対戦型トレーティングカードゲームのシステムに落とし込んだことは評価できる。 特に多数の敵側パイロット・機体やザコ兵士まで自軍で扱えるのは斬新といえる。 バトルシステムも重大な問題は無い。それだけに、もっと丁寧に練り込んでおけば、というところが惜しいゲームである。 余談 本作の一部のキャラクターと機体が『スーパーロボット大戦α for Dreamcast』にゲスト出演している。登場人物は3人(メインパイロットは2人)のみで敵対勢力等は現れないため、出番は会話シーンにちょくちょく絡む程度で「いるだけ」感が強い。 後付けで加えたので仕方ないと言えば仕方ないが、ガンダムのカーディアル、ダンバインのガルストームが追加されるというファンサービスもある。 参戦機体のクラウドセイバーは一級で使えるため、レギュラーに入れる。ガーディアルもガンダム系にしては硬くてスロットが多かったり、ガルストームはパイロット数の割に一級機体が足りないダンバイン勢の枠が1機増えたりなど、使い勝手もなかなかだが無理に使う必要はない。合体攻撃できないし。 サンライズ英雄譚R 【さんらいずえいゆうたんあーる】 ジャンル 対戦RPG 対応機種 プレイステーション2 発売元 サンライズインタラクティブ 発売日 2000年11月22日 定価 8,190円 判定 なし ポイント まさかの非ロボットアニメの追加 概要(R) 『サンライズ英雄譚』(以下、DC版)の追加移植作。 追加要素・評価点(R) 非ロボットアニメも含めた新たなサンライズ作品の追加 追加作品は『カウボーイビバップ』『獣戦士ガルキーバ』『新世紀GPXサイバーフォーミュラ』『絶対無敵ライジンオー』『ママは小学4年生』『勇者王ガオガイガーFINAL』『勇者指令ダグオン』『鎧伝サムライトルーパー』の8作品。 このうち(巨大)ロボットアニメと言えるのは『ライジンオー』『ガオガイガーFINAL』『ダグオン』の3作品のみで、残りの5作品はロボットアニメではない。 また『ダグオン』は原作アニメで戦闘ロボットが登場するにもかかわらず、本作には出てこない為、本作の戦闘には参戦していない。『カウボーイビバップ』も巨大ロボットではないものの戦闘メカは登場しているのだが同様に戦闘非参戦。これらの作品のキャラクターは完全なAVGパート要員である。 戦闘要素はあるが戦闘メカが登場しない『ガルキーバ』と『サムライトルーパー』、SF要素はあるものの戦闘要素すらない『サイバーフォーミュラ』と『ママ4』もやはりAVGパート要員である。アスラーダが先陣を切って敵に突っ込んでいったり、みらいちゃんが巨大ロボ相手に大立ち回りを演じたりすることはない(笑)。 戦闘非参戦追加作品のAVGは概ね好評。 AVG日常パートオンリーということに関する不満はなくはないものの、AVGの出来はいい。 サンライズ唯一の女児向けアニメ(当時(*2))の参加ということでネタにされがちな『ママ4』もAVGは好評。 マリアやサムライトルーパー勢との交流や、ブライトが「みらいちゃん」をミライ・ヤシマと勘違いするシーンなど見所は多い。 その他 ストーリーがDC版からアレンジされた。 キャラクターの台詞に音声が付いた。 戦闘時だけでなくAVGでも音声が追加されており、ほぼフルボイスとなった。 DC版に登場したオリジナルメカが引き続き登場。DC版の機体の配色が元のメカと異なっていたのに対し、本作では忠実になっている(ガンダムが元になっているカーディアルは、DC版はオレンジを基調とした配色だが、本作のはガンダムと同じトリコロールカラー)。またDC版の方も本作のとは別の機体という形で引き続き登場している。 OPテーマはDC版と同じだが、ムービーはゲーム中のムービーや絵の継ぎ接ぎではあるものの新たに作り直されている。 問題点(R) 戦闘要素のある追加作品の戦闘要素カットについて 戦闘要素の全くない作品はまだしも、戦闘要素のある作品がAVGの日常パートオンリーでの参加になってしまっているのは不満の声も少なくはない。 特に『ダグオン』はロボットアニメであるにもかかわらず戦闘非参戦なのは残念なところ。 等身大ヒーロー要素のある作品は本作では「変身能力を失っている」という設定になっている。そのため、本編のルネのようにAVGで戦うというシーンも残念ながら存在していない。 ボイスについて 止むを得ないことではあるが、一部キャラクターの声優は引退等の理由で代役となっている。代役の声を受け入れられるかはプレイヤーの好みが分かれる。 また声優変更はないものの、一部キャラクターのボイスは原作当時と大きく雰囲気が変わってしまっているものもある。 AVGは概ねフルボイスだが、一部AVGはボイス無しとなっている。 総評(R) DC版から基礎部分の変更は良くも悪くも大きくはないものの、ボイスの追加など順当にパワーアップした移植作品。 まさかの非ロボットアニメの追加には大いに驚かされることになった。 DC版同様まだまだ荒削りな部分はあるものの「非ロボットアニメも含めたサンライズ作品のクロスオーバー」という新たな要素を加えたことで、スパロボとの差別化をより明確にすることに成功した。 今からプレイするならこちらをオススメする。
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今日 - 合計 - サンライズ ワールド ウォー from サンライズ英雄譚の攻略ページ 目次 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 名前 コメント 選択肢 投票 役に立った (0) 2012年10月12日 (金) 11時35分49秒 [部分編集] ページごとのメニューの編集はこちらの部分編集から行ってください [部分編集] 編集に関して
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【TOP】【←prev】【Dreamcast】【next→】 サンライズ 英雄譚 タイトル サンライズ 英雄譚 機種 ドリームキャスト 型番 T-41101M ジャンル RPG 発売元 サンライズインタラクティブ 発売日 1999-12-2 価格 5800円(税別) 駿河屋で購入 ドリームキャスト
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サンライズ ワールド ウォー from サンライズ英雄譚 【さんらいずわーるどうぉー ふろむ さんらいずえいゆうたん】 ジャンル シミュレーションRPG 対応機種 プレイステーション2 発売元 バンダイ 開発元 サンライズインタラクティブ 発売日 2003年9月25日 定価 7,140円 判定 クソゲー ポイント 何もかも中途半端すぎもはやクロスオーバーの欠片もないバルディオスも真っ青なぶつ切りシナリオ サンライズ英雄譚シリーズリンク 概要 システム 参戦作品一覧 問題点 評価点 総評 余談 概要 サンライズインタラクティブの悪名高いクロスオーバー作品「サンライズ英雄譚」の第三作。 システム 戦闘システムの基本は過去作とほぼ同じ。 ただしフィールドが広くなり、ユニットの移動に対する自由度が増したことで戦略性も向上している。 参戦作品一覧 + ... 作品名 備考 機甲世紀Gブレイカー ゲームオリジナル 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア 機甲戦記ドラグナー 蒼き流星SPTレイズナー 戦闘メカ ザブングル GEAR戦士電童 THE ビッグオー カウボーイビバップ 機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ 未映像作品、キャラクターはケネスのみ 機動武闘伝Gガンダム ママは小学4年生 銀河漂流バイファム 鎧伝サムライトルーパー ブレンパワード 勇のみミッションモード限定 機動戦士ガンダム ミッションモード限定 機動戦士Ζガンダム ミッションモード限定 機動戦士ガンダムΖΖ ミッションモード限定、機体はキュベレイMk-IIのみ、キャラクターはプルとマシュマーのみ 機動戦士Vガンダム オープニングムービーでV2ガンダムが確認されていたが、ミッションモード限定 新機動戦記ガンダムW Endless Waltz ミッションモード限定 機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY ミッションモード限定 聖戦士ダンバイン ミッションモード限定 重戦記エルガイム オープニングムービーでエルガイムが確認されていたが、ミッションモード限定 装甲騎兵ボトムズ ミッションモード限定 機甲猟兵メロウリンク ミッションモード限定 機甲界ガリアン ミッションモード限定 太陽の牙ダグラム ミッションモード限定 太陽の勇者ファイバード ミッションモード限定 勇者特急マイトガイン ミッションモード限定 勇者指令ダグオン ミッションモード限定、白兵戦専用 勇者王ガオガイガーFINAL ミッションモード限定 最強ロボダイオージャ ミッションモード限定 巨神ゴーグ ミッションモード限定 絶対無敵ライジンオー ミッションモード限定 元気爆発ガンバルガー ミッションモード限定 天空のエスカフローネ ミッションモード限定 魔神英雄伝ワタル ミッションモード限定 獣戦士ガルキーバ ミッションモード限定、白兵戦専用 スクライド ミッションモード限定、白兵戦専用 このように参戦作品 だけ はシリーズ最多となっている 問題点 まさかの打ち切りED 肝心のストーリーモードが手抜きとしか言いようがないほどの雑な出来。 前半は逆襲のシャアの話をほぼ丸ごと流用。 原作を知らなくても何ら問題無いくらいそのまんまである。 サムライトルーパーのキャラはとあるイベントの戦闘シーンでしか使用できない。しかもそのイベントが終わると 主人公勢と絡むことなくフェードアウトしてしまう。 そのくせシナリオでは前述のサムライトルーパーをはじめ、死んだはずの人間が何の説明も無く再登場したり逆シャアでの世界でオリ組織がなぜかでしゃばったりとやたら伏線が多い。そしてそのほぼすべてが未解決のまま終わる。当然ミッションモードでも語られない。 参戦作品で完結するのが序盤の逆シャアと最後に電童のアルテア関連くらいしかない。逆シャアは敵味方含めてのちに再登場するが。 それ以外の敵はほぼ全てシナリオの中で自軍がどんなに勝利しようがは終始余裕綽々で振舞うまま終わるのでハッキリ言ってプレイ中の爽快感は感じられない。 ストーリーは盛り上がってきたところでいきなり終了。 発売前には一言も触れられていなかったが実は2部作のうちの「前編」。 しかもラジオ番組『サンライズラヂオG』に出演したサンライズインタラクティブの人間が 「ストーリーモードが前編で、ミッションモードが後編」 と発言した事で、「後編が出るはず…」という期待も打ち砕かれた。 そもそもミッションモードとは「本編クリアどころか描かれてない後半含めて終わった後の戦闘シミュレーション」。主人公以外の版権キャラクターも全員データである。 アニメ展開で例えるなら「全24話のはずが12話でいったん話が終了。13話からは24話までなんの説明も無く終わったあと同じキャラが第一話から別の話をやる」事に相当する。そういうのは普通後半とは言わない。 37作品のクロスオーバーと言いながらストーリーに絡む作品はオリジナル作品を覗くと13作品。 パッケージのボトムズ(キリコ)すらまるで話に絡まない。一応別のキャラがオリジナルの敵組織員として出てくるが、とても絡んでいるとは呼べないほど僅かである。 残りの作品はミッションモードで使うしかない。 データの引継ぎはあるが当然本編未参戦の作品は能力も運用法も一から育てなくてはならない。版権敵中心の立場で戦うこともできるが同じことである。 そもそも参戦作品のユニット自体、主人公機及びパイロットのみであとは申し訳程度の脇役という構成が多い。 例えばビッグオーは本編に絡む作品の一つでありキャラもそれなりに目立つが、ゲームに出るロボットがビッグオー一体のみのため敵役のひとりのベックは本作ではWM乗りになっている(*1)。 白兵戦オンリーの作品に至っては本編に絡むのはサムライトルーパーのみで、あとの白兵戦はザブングルやレイズナー、Gガンダムといった作中で生身で戦う場面があった作品のみである。 ストーリーモードはフルボイスなのだが、それが原因で問題が発生してしまっている。 聖戦士ダンバイン関係の用語として オーラ力(ちから) が出てくるのだが、ダンバイン以外の作品のキャラが喋る際、 オーラりょく と読んでいる事がある。ちゃんとチェックしろよ…。 戦闘デモも原作の攻撃シーンが流れるだけと、やる気の無さが垣間見える手抜きの連続。 評価点 ストーリーモード自体は見所もある 謎が謎を呼ぶストーリーにフルボイスで頻繁に絡むキャラ、別のアニメを合成させたムービーなど。 だからこそ、中途半端に話が終わることが残念なのだが……。 また、シリーズお馴染みの違う作品のキャラ達のコラボ絵はちゃんと挿入されている。 BGMは意外と質が良い オリジナル曲や版権曲が用意されている。 今作で作・編曲担当をした太田修司氏、nkis氏。後の『スーパーロボット大戦GC/XO』『スーパーロボット大戦NEO』などでクオリティの高い作・編曲を行った人である。 戦闘もユニットごとに特徴があり、それらをうまく使い分ける必要性があり戦略性もある。 ゲームクリア後限定だが作品の枠を超えた乗り換えが可能になった。 これにより『ママは小学4年生』といった戦闘に無縁な作品のキャラにモビルスーツやアーマード・トルーパーを乗り回させるといった遊びが出来るようになった。 総評 所々は決して悪くないがとにかく全てにおいて中途半端なゲームである。 本作は発売前は多数の参戦作などで多くの媒体に期待をされていたが、いざ発売されたらその中途半端さからユーザーから大いに失望され、シリーズ及び制作会社への信頼を失わせるきっかけとなってしまった。 余談 本作がこのような内容だからか、二次創作漫画ではゲームそのままパロディにするよりゲームとは関係ない世界観や好き勝手にキャラを使ったクロスオーバーが多かった。 その後もサンライズインタラクティブは『バトル オブ サンライズ』(*2)などで相変わらずのものを出していたが2008年に解散している。