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今日 - 合計 - グラディウスⅡ ゴーファーの野望の攻略ページ 目次 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 名前 コメント 選択肢 投票 役に立った (0) 2012年10月09日 (火) 13時59分08秒 [部分編集] ページごとのメニューの編集はこちらの部分編集から行ってください [部分編集] 編集に関して
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ゴーファーの野望 エピソードII / NEMESIS3 THE EVE OF DESTRUCTION コナミ 1989年1月27日 MSX グラディウスシリーズの一つ、横スクロールSTG MSXで発売されたグラディウス2、沙羅曼蛇と続いた3部作の最終章 グラディウスII -GOFERの野望-との直接的な関係はない 移植 コナミアンティークスMSXコレクション Vol.1 PS コナミアンティークスMSXコレクション ウルトラパック SS WiiのVCで配信された
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ゴーファーの野望 EPISODE II ゴーファーの野望 EPISODE IIデータ 概要 裏技 他作品との関連 データ KONAMI:2010年03月30日配信 KONAMI:1989年01月27日発売 ジャンル:STG プレイ人数:1人~2人(交互プレイ) コントローラ:GC・クラコン・リモコン・USBキーボード 使用ブロック数:64 紹介ページコナミ公式ページ 概要 裏技 他作品との関連 VCで配信されているソフトグラディウス(FC) グラディウス(PCエンジン版)(PCE) グラディウス2(MSX) グラディウスII GOFERの野望(PCE) グラディウスII(FC) グラディウスIII(SFC) 沙羅曼蛇(FC) 沙羅曼蛇(PCエンジン版)(PCE) 沙羅曼蛇(MSX版)(MSX) パロディウス タコは地球を救う(MSX) VC配信が期待されるソフトグラディウス(MSX版)(MSX) パロディウスだ! 神話からお笑いへ(SFC) 極上パロディウス 過去の栄光を求めて(SFC) 実況おしゃべりパロディウス(SFC) 関連するアーケード作品スクランブル(AC)本作の原型となった作品。 グラディウス(AC) 沙羅曼蛇(AC) ライフフォース(AC) グラディウスII GOFERの野望(AC) グラディウスIII 伝説から神話へ(AC) 沙羅曼蛇2(AC) ソーラーアサルト(AC) ソーラーアサルト リバイズド(AC) グラディウスIV 復活(AC) パロディウスだ! 神話からお笑いへ(AC) 極上パロディウス 過去の栄光を求めて(AC) セクシーパロディウス(AC)
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ゴーファーの野望 EPISODE II / Nemesis 3 The Eve of Destruction 機種:MSX,X68k, PS, SS 作曲者:山下絹代 (*1)、古川元亮、山根ミチル 他? 効果音 (*2):上原和彦 X68k版 サウンド:碇子正広 メインサウンドプログラム:井上秀登 発売元:コナミ 発売日:1989年1月27日 概要 『グラディウス2』に続く、グラディウスMSX版オリジナルシリーズ完結作。 (前作:グラディウス2) 収録曲 曲名 作・編曲者 補足 順位 The Universe of Blackness 山下絹代 (*1) プロローグ0 Memories プロローグ1 Credit~Equipment セレクトBGM/ヴィクセンI~IV We Followed The Sun ステージ1BGM/人工太陽 Feel Pleasure to The Death 山下絹代 (*1) ステージ2BGM/食虫植物惑星 The Position Light 空中戦 Space Traveler 山下絹代 (*1) ステージ3BGM/重力惑星 Fighter Blood 古川元亮 Boss,ブラックホール地帯 Strangers in Time Space ステージ4ワープ/ガウディ -BACK TO 6644- Salamander Boss ステージ4BGM/亜空間航行 -G6709年 対沙羅曼陀戦- Gradius 2 Boss ステージ4BGM/亜空間航行 -G6666年 対ヴェノム戦- Gradius Boss ステージ4BGM/亜空間航行 -G6658年 対バクテリアン戦- Dance of Middle Easterners 山根ミチル ステージ5BGM/モアイ Hellraiser ステージ6BGM/硬物質惑星 Galactic Desert 山下絹代 (*1) ステージ7BGM/砂の惑星 From Ancient Times ステージ8BGM/単細胞生命体惑星 Cosmic Heroes 山根ミチル ステージ9BGM/機械工場惑星 Close Quarters ステージ10BGM/バクテリアン要塞母艦 マイナーレトロ55位 Prophecy 最終ボスBGM/ゴーファー艦内部 Trust Me I Will Save You 山下絹代 (*1) ジェイムス・バートン救出デモ The King of Diamonds ヴェノム・エンディング Give My Heart to You 古川元亮 (*3) ハッピー・エンディング The Suggestion 山根ミチル (*3) バッド・エンディング Mirage ゲーム・オーバー サウンドトラック From MSX ゴーファーの野望 エピソードII レジェンド オブ ゲームミュージック ~プレミアムBOX~ SPECIAL BONUS DISCに収録 GRADIUS ULTIMATE COLLECTION DISC 4に収録 PV MSX (プロジェクトEGG)
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グラディウス2 / NEMESIS 2 コナミ 1987年8月22日 MSX MSXで発売された方のグラディウスの亜流な続編。宇宙を舞台としたSTG 良くグラディウスII -GOFERの野望-と混同される 1面が人工太陽じゃなくて、巨像惑星の方がこっち 本家のグラディウスに比べたら独自パワーアップ形態を採っている ネメシス 90改 X68kに移植されたリメイク作 NEMESIS 95 X68kの同人ソフト、同人ながら完成度は非常に高い 移植 コナミアンティークスMSXコレクション Vol.2 コナミアンティークスMSXコレクション ウルトラパック 沙羅曼蛇 ポータブル WiiのVCで配信 続編 沙羅曼蛇 MSX版の方 ゴーファーの野望 エピソードII 関連 グラディウスシリーズ
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【TOP】【←prev】【FAMILY COMPUTER】【next→】 GRADIUS II タイトル GRADIUS II グラディウス2 機種 ファミリーコンピュータ 型番 RC832 ジャンル シューティング 発売元 コナミ 発売日 1988-12-16 価格 5900円 【TOP】【←prev】【SUPER CD-ROM²】【next→】 GRADIUS II タイトル GRADIUS II GOFERの野望 グラディウス 2 ゴーファーの野望 機種 SUPER CD-ROM² 型番 KMCD2003 ジャンル シューティング 発売元 コナミ 発売日 1992-12-18 価格 7800円(税別) グラディウス 関連 Console Game FC GRADIUS GRADIUS II PCE GRADIUS SCD-R GRADIUS II SFC GRADIUS III SS GRADIUS DELUXE PACK PS GRADIUS DELUXE PACK GRADIUS 外伝 Handheld Game GB NEMESIS NEMESIS II コナミGBコレクション VOL.1 コナミGBコレクション VOL.3 GBA GRADIUS GENERATION 駿河屋で購入 ファミコン(箱説あり) PCエンジン SUPER CD-ROM²
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グラディウス2 グラディウス2データ 概要 ストーリー オープニングデモ 裏技 他作品との関連 データ KONAMI:2009年12月22日配信 KONAMI:1987年08月22日発売 ジャンル:STG プレイ人数:1人~2人(交互プレイ) コントローラ:GC・クラコン・リモコン・USBキーボード 使用ブロック数:65 紹介ページコナミ公式ページ 概要 ストーリー 本作にはアーケード版のシリーズとは異なり詳細な設定、ストーリーが存在している。以下ダイジェストで紹介。 グラディウス暦6644年に亜時空星団バクテリアンとの間に勃発した星間戦争「北十字戦」はグラディウス側の辛勝で幕を閉じた。しかし戦争に巻き込まれた少数民族「リーク人」達は多くが命を落とし、その結果グラディウス本星に対し憎しみを持つ者も現れる。その中にヴェノムという男がいた。 グラディウス暦6658年に起こった再度の星間戦争「闇の女神戦」ではリーク人の超能力「リークパワー」を用いた最新鋭戦闘機「ビックバイパー」が活躍。そのパイロットはリーク人の青年ジェイムズ・バートンであった。『グラディウス(MSX版)』 ビックバイパーの活躍によってリークパワーの研究はさらに進むこととなる。そんな中でリーク人初の宇宙科学技術庁長官としてヴェノムが就任。ビックバイパーの後継機「メタリオン」の開発に着手する事となった。 しかしグラディウス暦6664年。突如ヴェノム率いる宇宙科学省はグラディウスに対しクーデターを起こす。クーデター自体はジェイムズ達の所属するグラディウス軍の緊急出動により失敗に終わり、ヴェノムは惑星サードと呼ばれる星へ収監される事になった。『グラディウス リバース』 一件落着と思いきや翌6665年にはグラディウス帝国の皇帝ラーズ17世が暗殺。それを初めとした混乱に乗じてヴェノムはまんまと脱獄に成功する。一方、ヴェノム抜きで開発が続けられていたメタリオンは一応の完成を見た。テストでは高い性能を示したが、ヴェノムによって重要なバイオコンピューターが持ち出されており、真の性能を発揮するには至らないままであった。 そしてグラディウス暦6666年。ネオ・スペースプラント7惑星からの通信が一斉に途絶えた。首謀者はヴェノム。彼はグラディウスへの復讐のためバクテリアンと手を組んでいたのだ。自らをサイボーグ化する事でリークパワーを強化したヴェノムは自らの艦隊を率いてグラディウス本星へ侵攻を開始。 事態を重く見たグラディウス政府は未完成のままであるメタリオンの出撃を決定。パイロットに指名されたのはヴェノムと同じリーク人であるジェイムズ・バートン。 後に「サイレント・ナイトメア事件」と呼ばれる戦いの始まりである… オープニングデモ 裏技 他作品との関連 本作はグラディウス(MSX版)の続編である。アーケード版の続編であるグラディウスII GOFERの野望とは完全に別物なので注意。 VCで配信されているソフトグラディウス(FC) グラディウス(PCエンジン版)(PCE) グラディウスII GOFERの野望(PCE) グラディウスII(FC) ゴーファーの野望 EPISODE II(MSX) グラディウスIII(SFC) 沙羅曼蛇(FC) 沙羅曼蛇(PCエンジン版)(PCE) 沙羅曼蛇(MSX版)(MSX) パロディウス タコは地球を救う(MSX) VC配信が期待されるソフトグラディウス(MSX版)(MSX) パロディウスだ! 神話からお笑いへ(SFC) 極上パロディウス 過去の栄光を求めて(SFC) 実況おしゃべりパロディウス(SFC) 現在入手できる中でお勧めソフトグラディウスRebirth(wii:wiiware)ストーリー的には本作の前日譚にあたる。 関連するアーケード作品スクランブル(AC)本作の原型となった作品。 グラディウス(AC) 沙羅曼蛇(AC) ライフフォース(AC) グラディウスII GOFERの野望(AC) グラディウスIII 伝説から神話へ(AC) 沙羅曼蛇2(AC) ソーラーアサルト(AC) ソーラーアサルト リバイズド(AC) グラディウスIV 復活(AC) パロディウスだ! 神話からお笑いへ(AC) 極上パロディウス 過去の栄光を求めて(AC) セクシーパロディウス(AC)
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ゴーファーの野望エピソードII(ごーふぁーのやぼうえぴそーどつー) 1989年1月27日発売。エピIIと略される。 MSX用カートリッジソフト。MSX/MSX2両対応ソフトとなっており、MSX2で動かした際には点滅の有り無し等、若干グラフィックが綺麗になる。 ゲームタイトルの通りグラディウスII~ゴーファーの野望~?のリメイクを目指したとされているが、実際にはグラIIのようなフィーチャーは1面及びラスボスなど数点のみであり、MSX3部作の最終作としてグラディウス2寄りのオリジナル要素がほとんどである。 ゲームのストーリー グラディウス歴6809年、バクテリアンの本体を直接叩くべく、ディヴィッド・バートンは亜空間戦闘機「ヴィクセン」にて発進した。 しかしながらその任務中、バクテリアン軍が不審なタイムワープを始める。 なんとバクテリアン軍は、過去の時代に飛び、ディヴィッドの先祖でありビックバイパーのパイロット、ジェイムス・バートンを殺害し歴史を変えようとしていたのである。 急遽ヴィクセンもバクテリアン軍を追いタイムワープを行うが、半年も遅れた時代に到着してしまい・・・ ☆発進した年は6809年だが、実際の戦場は6644年、グラディウスIの14年前である。 惑星グラディウスの歴史では北十字戦として記録されている戦いにあたる。 北十字戦が半年間続いたのはすなわち、ヴィクセンがバクテリアン軍より半年遅れた時間にワープしたためである。 (ジェイムス捜索~拉致までにその半年を要したのは不幸中の幸いというべきか?) エンディングは2種類用意されているが(下記「特殊アイテム」の項を参照)、どちらのエンディングでもジェイムス救出には成功するため歴史は変わらない。 特殊アイテム ヴィクセンに付く追加パワーアップアイテムに関してはヴィクセンの項を参照。 マップ 三色マップの項を参照。 エクストラセンサー 隠されている追加パワーアップ及び特殊アイテムのある場所が分かる。ウラワザで「FIND(ポーズ後にキーボードでFINDと打ちリターン)」を使った時と同じ効果。 波動砲 最終面で超分厚い壁を破るのに使用する。1発しか撃てないため、取った直後に誤射すると後で泣きを見ることに… シールド装置 タイムワープ中にヴィクセンを守るシールド。これを持っていないとバッドエンディングになってしまう。
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ゴーファーの野望 エピソードII 【ごーふぁーのやぼう えぴそーどつー】 ジャンル 横スクロールシューティング 対応機種 MSX/MSX2(*1) メディア 2MbitROMカートリッジ(SCC搭載) 発売・開発元 コナミ 発売日 1989年1月27日 定価 5,800円 セーブデータ なし レーティング CERO A(全年齢対象)※バーチャルコンソール版より付加 配信 バーチャルコンソール【Wii】2010年3月30日/800Wiiポイント(税5%込)【WiiU】2015年4月15日/800円(税5%込) 判定 良作 グラディウスシリーズ 概要 ストーリー 特徴 評価点 問題点 総評 移植 概要 MSXのグラディウスシリーズとしては4作目(『グラディウス』、『グラディウス2』、『沙羅曼蛇』(MSX)、これ)にあたる作品。一応ACの『グラディウスII -GOFERの野望-』の移植(として扱われている)作品だが、ゲージタイプセレクト、1面が太陽ステージ、ゴーファーが登場する、以外の共通点は殆どない全くの別物となっている。 ちなみに海外版はタイトルが「Nemesis 3 The Eve of Destruction」になっていて、Nemesisシリーズの第3作にカウントされている。 ストーリー グラディウス歴6718年、ラーズ18世(ジェイムス・バートン)死去。享年77歳。翌年、その数々の偉業を後世に伝えるべく、「ジェイムスの丘」造成。グラディウス歴6790年、ディヴィッド・バートン誕生。ジェイムス・バートンの直系子孫である彼もまた、強力なリーク・パワーの持ち主である。19年後、6809年。亜空間戦闘機『ヴィクセン』完成。かねてより切望されていたバクテリアンの本拠地である亜空間への入り口がこれで開かれたのである。パイロットは、ディヴィッド・バートンその人である。亜空間。ヴィクセンに搭載されているA.I.C. 〔ARTIFCIAL INTELLIGENCE COMPUTER〕『ガウディ』のソナーが異常をキャッチ。バクテリアン軍が時空超越装置で過去へ向かっていた。バクテリアンの目的は、幼少のジェイムス・バートンを抹殺し、その後の歴史を変えてしまおうというものだった。ヴィクセンの亜空間航法とブラックホール・パワーを使い、あとを追うディヴィッド。バクテリアンの野望を阻止できるのか?(i-revoゲーム(当時)より) 特徴 全10面とMSX作品随一のボリューム(*2)。 今作の特徴としてACの『グラディウスII』の自機装備セレクトとMSXの『グラディウス2』の追加装備の両方の要素が取り入れられている。そのため、登場する武装数は数あるグラディウスシリーズの中でも『オトメディウス』についで2番目に多い。 + 装備まとめ どのタイプもマルチプル(他作品で言うところのオプション)とシールドについては別に選択。 マルチプル装備数は2つ。スピードアップは初速を0速として7速まで。 初期段階のパワーアップゲージではUP LASERの箇所は空白になっており選択できない。 共通点として上位武装のミサイルの「HAWK」は登坂機能がつく。「GUIDED」はハッチなどを自動で攻撃するように。 以下、 太字 は追加武装。 TYPE1 1段階目 2段階目 3段階目 SPEED UP - - MISSILE HAWK MISSILE GUIDED MISSILE TAIL BEAM BEAM - UP DOUBLE DOWN DOUBLE - UP LASER DOWN LASER - LASER METEOR LASER SCREW LASER MULTIPLE - - ? - - ベースにしているのはおなじみの装備。前方火力が強く、範囲攻撃もある程度こなせる汎用性が高い機体。(*3) TYPE2 1段階目 2段階目 3段階目 SPEED UP - - PHOTON MISSILE PHOTON HAWK GUIDED MISSILE TAIL BEAM BEAM - UP DOUBLE DOWN DOUBLE - UP LASER DOWN LASER - LASER TWINKLE LASER SCREW LASER MULTIPLE - - ? - - PHOTONによる強力な対地攻撃がウリ。ちなみにTWINKLE LASERはTYPE1のMETEOR LASERの見た目が違うのみ。 TYPE3 1段階目 2段階目 3段階目 SPEED UP - - NAPALM MISSILE NAPALM HAWK GUIDED MISSILE TAIL BEAM BEAM - UP DOUBLE DOWN DOUBLE - UP LASER DOWN LASER - RIPPLE LASER FIRE BLASTER EXTEND BLASTER MULTIPLE - - ? - - 爆風が残るNAPALMや飛距離こそ短いものの極太の途切れない攻撃が売りのEXTEND BLASTERにより、火力に特化した機体。 TYPE4 1段階目 2段階目 3段階目 SPEED UP - - 2WAY MISSILE 2WAY HAWK GUIDED MISSILE TAIL BEAM BEAM - UP DOUBLE DOWN DOUBLE - UP LASER DOWN LASER - RIPPLE LASER FIRE BLASTER VECTOR LASER MULTIPLE - - ? - - 2WAYは自機の位置が上半分なら上、下半分なら下に撃つミサイル。VECTOR LASERは貫通性付きのRIPPLE(*4)。攻撃範囲の広さが売り。 強力なVECTOR LASERだがフリーズバグあり。(フル装備でVECTOR LASERを装備していると、10面のボス直前でフリーズする事が多い) MSXのグラディウスシリーズでは最も簡単。とはいえ基本的な難易度は高め。 ミス後の立て直しもカプセルの出現量が多いために比較的楽。 追加武装入手が前提の難易度設計であった『グラ2』、初見殺しだらけの『沙羅曼蛇』に比べれば幾分マイルドではある。 評価点 PCG(Programmable Character Generator)を使った演出は更に強化された(*5)。本家シリーズでは長らく採用されなかった「重力」などはその筆頭である。 MSX版過去2作と同様高いストーリー性を持ち、さらに本作は進行中に数個のキーアイテムを発見しなければ最終ステージへ進むことができなかったり、その最終ステージでは、さらにもう一つのキーアイテムを入手しないと真のエンディングへ到達できないなど、かなり手の込んだ作りになっている。 『沙羅曼蛇』のように「他のゲームのカートリッジがアイテム入手に必須」といった問題はない。 ちなみに一部の隠しアイテムの場所はプレイごとに変わる。 SCC音源によるBGMは非常に評価が高い。特にステージ3以降の空中戦のBGMは『グラディウス リバース』でもアレンジされるなど評価が高い。 MSX2以降でプレイするとパレット処理で一部発色が綺麗になる。 問題点 『グラディウス』及び『グラディウス2』に登場したエキストラステージが登場しない。 今作では追加武装の入手に替えられた。 MSX版『沙羅曼蛇』で折角実現されたオプション4つ装備も、2つ制限に戻ってしまった(*6)。 これまで同様、アクション系ゲームに向かないMSX1対応ソフトのため、相変わらず背景のスクロールがキャラクター単位のガクガク。 また自機のデザインが従来作よりも上下に薄べったくなっているためか、当たり判定も見た目より若干大きめ。(特に自機後方の判定がシビア) 比較的低難易度とは言ったものの、ステージごとの難易度は割とばらつきがある。 1面からしてプロミネンスや火炎弾でとにかく行動範囲が狭く、しかも前述の当たり判定の関係もあり、かなりきつい戦いとなる。3面も中盤は画面全体に重力がかかり機体が流され、それを制御しつつ地形や敵弾も避けなくてはならないと、序盤とは思えないような難易度となってしまっている。 カプセルも出る量が多い所は多いが、PCG表示のため同じ位置や背景に重なってしまう事もAC版等より多く、思った通りの復活はしにくい。 最初からゲージが長い。 DOUBLEとTAIL BEAMが排他選択でなく全機共通で使用可になっているのと、UP LASERのゲージ位置が取得前から(空白として)確保されているため。 よって、LASER以降のパワーアップを取るのにより多くのカプセル数が必要になる。(例:OPTIONを取るには7個必要) これにより、復活が困難な場面がある。 全体的に処理が重い 極端な処理落ちは無いが、大きめのキャラやPCG表示により処理がもたつく事がある。 特に4面のボスラッシュ等で顕著。(連射速度にもよるが)キー入力の取りこぼしが発生し、連射パッドの連射が効かなくなる事が多い。 ちなみに、前作『沙羅曼蛇』でもこの問題は発生していた。 カプセルと同じ大きさの障害物に重なったカプセルを取ると、やられてしまうというトラップが存在する。 総評 MSXで独自の系譜を築いてきたグラディウスシリーズ。その完結編と言うにふさわしい完成度は今プレイしても決して色褪せることはないだろう。 ストーリーとしては完結編であるが、難易度が手頃で遊びやすいためMSXシリーズに初めて触れる作品としてもおすすめである。 移植 PSの『コナミアンティークスMSXコレクション Vol.1』にMSX1仕様で移植されている。 ゲーム部分はほぼ完全移植だが、ゲームスピードがMSX1に比べ若干早い。またSCC音源の再現が不完全であり、さらに音の再生にもたつく事がある。(ゲーム進行と同期が取れていない) SSの『コナミアンティークスMSXコレクション ウルトラパック』にも移植されている。PS版と同じくMSX1仕様。 こちらもほぼ完全移植だが、ゲームスピードはPS版と比べてさらに早い。SCC音源の再現度は高めでMSX1とほぼ同じだが、音の再生にもたつきが発生するのはPS版同様。 Wii/WiiUのバーチャルコンソール及びプロジェクトEGGでもダウンロード販売されている。(Wii版は既に販売停止。WiiU版も2023年3月に販売停止予定) こちらはゲームスピード、SCCの再現度共にMSX版に非常に近く、ほぼ完全再現と言ってよい。ちなみにMSX2仕様(パレットが変更される場面がある、アンティークス版にはない)。 WiiU版ではコンフィグ機能が付く。ただ連射ボタンの連射速度が非常に速いため(速度変更不可)、処理が重い場面では機能しない。(連射どころか、弾の発射すらできない事がある)
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グラディウス2 【ぐらでぃうすつー】 ジャンル 横スクロールシューティングゲーム 対応機種 MSX メディア 1MbitROMカートリッジ 発売・開発元 コナミ 発売日 1987年8月22日 定価 5,800円 セーブデータ なし レーティング CERO A(全年齢対象)※バーチャルコンソール版より付加 配信 バーチャルコンソール【Wii】2009年12月22日/800Wiiポイント(税5%込)【WiiU】2016年5月25日/800円(税5%込) 判定 良作 グラディウスシリーズ ストーリー 概要 システム 評価点 問題点 総評 移植 余談 ストーリー + 長いので折りたたんでいます 序.グラディウス歴6644年、亜時空星団バクテリアンとの間で勃発した、第一次プラネット・ウォーは、グラディウス史記の中では「北十字戦記」として記されている。この戦いでグラディウス帝国の受けた被害は惑星全体の65%に及び、その大半が帝国都市のある北半球に集中した。しかし、闇に閉ざされた南半球側へのわずかな被害が、後にグラディウス帝国を危機へと導くトリガーとなることを、誰が予見しただろうか。 惑星グラディウスは、太陽系から2億8千万km離れたところに位置し、その地軸は太陽に対してほぼ水平を保つ。このため、北半球では一年中太陽の恩恵を受け、逆に南半球は常に闇に閉ざされていた。ここを母星とするグラディウス帝国は、人口約20億人、周囲に7つのネオ・スペースプラントと呼ばれる殖民星を持つ。 帝国の主要機能は、太陽のあたる北半球側に集中し南半球側の開拓はほとんど行われていない。リーク人は、惑星グラディウスの南半球側に住む唯一の民族であった。彼らの生活形態は原始的ではあったが、他の民族と一線を画するサイコパワーを持っていた。リーク人の持つサイコパワーは、リーク・パワーと呼ばれ、あらゆる動力機器及び生体のエネルギー源として利用可能であることが知られていた。その特異で強靭なパワーは、常に体内に保有する強力で特殊なマグネティック・イオンによって維持され、それゆえ自然界に存在する多種雑多な宇宙線を極度に嫌い、比較的宇宙線量の少ない南半球に住居を求めたのであった。しかし、帝国政府は原始的な彼らリーク人の存在を憂い、認知を拒否していた。「北十字戦」におけるグラディウス本星への攻撃で、リーク人居住地域への直接攻撃はほとんどなかったが、流れ弾の爆発時に放出される宇宙放射線の影響によって多くのリーク人が死亡した。この戦いのあと、生き残ったリーク人はわずか12名。 しかし、復興に手間取る帝国政府の援助活動がリーク人に及ぶことはなく、その後4名が死亡した。この時を期して、リーク人の帝国に対する不信と憎悪は急速に増大していった。生き残ったリーク人の中で、もっとも帝国に対して憎悪を抱いたのはヴェノムであった。しばらくして、彼は仲間ら4名と共に帝国政府のある北へ向かい、やがて音信は絶えた。こうして生き残ったリーク人は3名となり、その中にジェイムス=バートンがいた。 ジェイムスは当時3歳、両親を北十字戦で失った孤児であった。グラディウス歴6645年、リークパワーの研究に着手していたグラディウス帝国宇宙科学庁は、そのパワーの分析と利用価値に関する報告書を完成、その重大性から、リーク人の早期認知を政府に答申した。この報告に基づき、政府はリーク人の正式認知を決め、リーク人保護政策を打ち出したのに続き、大掛かりなリーク人実態調査を実施した。しかし、帝国に対して不信感を抱くリーク人たちは、帝国の保護政策に反発、リークパワー研究のため宇宙科学庁に収容されたジェイムスを除く全リーク人が、間もなく帝国政府のもとを去った。ジェイムスは将来の帝国宇宙軍への参加を志し、宇宙科学庁に残った。 グラディウス歴6647年、第16代皇帝が死去。かわって、ラーズ17世が第17代皇帝の座に就いた。この頃から、惑星グラディウスを照らし続けてきた太陽に異変が起こった。太陽黒点が消滅し、中心部の温度が異常上昇を始めたのだ。 太陽光は次第に青みを増し、光量も増加していった。地表の温度は徐々に上昇し、気候にも変化の兆しが見え始めた。これらの変化に対する対応は、グラディウスの技術力で十分可能であったが、重大なことはグラディウス帝国の全エネルギー源が、太陽に含まれるリカベラー粒子を抽出して生成されているという事実であった。太陽の異変によって、リカベラー粒子の抽出は不安定となり、エネルギーの供給に大きな影響が出始めたのであった。 帝国政府は、新しいエネルギー源としてリークパワー応用技術の確立を急いだ。そのためにはリーク人の全面的な協力が必要となってくる。帝国政府が、リーク人の探索、保護政策を急いだのもこういう背景があってのことであった。この政策は、一部リーク人の反発を招いたが、おおむね順調に進行していった。グラディウス歴6653年、宇宙科学庁は、リークエネルギー生成システムの開発に成功、さらにはリークパワーエンジンを搭載した初めての超時空戦闘機「ビックバイパーが完成した。しかし、これと相前後して宇宙科学庁内部では、リーク人技術者とグラディウス人との間の対立が深まった。ジェイムス=バートンは、両者間の対立を憂い、宇宙科学庁から国防省へと移籍した。 グラディウス歴6658年、バクテリアンの再度の襲撃をきっかけに、第二次プラネット・ウォー(「闇の女神戦」)が勃発した。(グラディウス1)この戦いで、ジェイムス=バートンはリークパワーエンジンを搭載した超時空戦闘機「ビックバイパー」のパイロットに任命され、激戦の末バクテリア軍の撃退に成功した。この戦いを契機にリークパワーは大いに注目され民間の研究機関をも巻き込んだ開発競争が激化していった。 開発競争が激化してゆく状況のもと、宇宙科学庁初のリーク人の技術庁長官が誕生した。彼こそが、「北十字戦」後、忽然と消え音信を絶った、ヴェノムであった。ヴェノム長官指揮のもと、エネルギー効率を飛躍的に改善するための「ハイパードライブシステムII」が開発され、このシステムをリークパワーエンジンに応用したサイキック・リークパワー推進装置が実用化されるに至った。国防省は、次期超時空戦闘機への推進装置の本格的採用を決め、宇宙技術庁は最新鋭超時空戦闘機「メタリオン」の開発に着手した。 そのような状況の中で帝国政府は、ヴェノムの宇宙科学技術庁長官就任に対して秘かな疑惑を持ち始め、ヴェノム長官周辺の調査を実施した。時を同じくして、宇宙科学庁内部のリーク人とグラディウス人との対立は静かに、しかし確実に進行していった。やがてその対立は、宇宙科学庁と帝国政府間の対立へと発展する様相を見せ始め、グラディウス歴6664年、ついに宇宙科学庁によるクーデター勃発に至ったのである。 グラディウス歴6664年、宇宙科学庁長官であるヴェノム博士を始めとする10名によるクーデターは、17代皇帝ラーズのグラディウス軍緊急発動により鎮圧された。ヴェノム博士らは逮捕されクーデターは失敗に終わった。軍事裁判ののちヴェノムらは惑星サードへと追放された。 しかし、クーデターの影響に政局の混乱は続き、翌6665年、不穏分子の凶弾により皇帝ラーズが暗殺され、さらに帝国政府の後継者争いから政局は混迷の色を深め、事態は最悪を向かえた。この間、ヴェノムら10名は、第三者の荷担によって惑星サードから脱出逃亡し、行方不明となった。 グラディウス歴6665年、政局混迷の中、ヴェノムが帝国宇宙科学庁長官であった頃より開発の進められていた超時空戦闘機「メタリオン」が完成した。「メタリオン」は、度重なるテストフライトで優秀な性能を遺憾なく発揮したが、エネルギー増幅システムである「ハイパードライブシステムII」の効果が不安定である事実が指摘された。 調査の結果、国防省にもたらされた報告は、ヴェノムが惑星外に持ちだした「バイオコンピュータシステム」との連動が不可欠、というものであった。グラディウス歴6666年、惑星グラディウスのネオ・スペースプラント7惑星からの通信が一斉に跡絶えた。いわゆる「サイレント・ナイトメア事件」である。帝国政府の調査により、何者かによる侵略であることが判明した。同年後半、侵略兆候がグラディウス本星へと及ぶに至り、事態は急速に緊迫の度を増していった。 侵略者は、バクテリアンの手により復活したヴェノムであった。ヴェノムは、皇帝ラーズによって惑星サードに追放されたのち、バクテリアンの荷担により惑星シンへと逃れた。バクテリアンは、ヴェノムに対してリーク人特有の超能力を最大限に引き出すため、大掛かりなサイボーグ手術を施した。惑星シンにベースを構えた新生ヴェノムは、7つのスペースプラントを次々と侵略し、今まさにグラディウス本星に魔の手を延しつつあった。 グラディウス帝国政府は、新開発スペース・ファイター「メタリオン」の出動を決めた。しかし、エネルギー増幅システムに不安材料のある「メタリオン」を駆っての出撃は冒険であった。ヴェノムの持ちだした「バイオ・コンピュータ・システム」とのリンクを試みながら、ヴェノム艦隊を撃ち倒さなければならない。その重要かつ困難な使命を帯びたパイロットに、帝国政府首脳は、「ビックバイパー」の元パイロットでありヴェノムと同じリーク人のジェイムス=バートンを指名した。カウントダウンが発進官制基地に響き渡る。――爆裂音!地響きと共に、「メタリオン」が発進。惑星グラディウスの命運をかけた闘いが、いま始まった。 (i-revoゲーム(当時)より) 概要 MSX版『グラディウス』の続編。 アーケード版『グラディウスII -GOFERの野望-』や、そのファミコン向けアレンジ移植『グラディウスII』とは完全に別物。通称は『グラ2(に)』であり、『グラII(ツー)』とは区別される。正式名称だと此方も「ツー」だが…。(*1) なぜこんな面倒臭い事になったかと言うと、本作はMSXオリジナルゲームとして『グラディウスII -GOFERの野望-』登場前に制作されたからである。 ちなみに『コナミGBコレクション VOL.3』では『ネメシスII』が「グラディウスII」に改題されているがこれも別物でさらにややこしさを増している。 ちなみに本作の海外版タイトルは『Nemesis 2』とややこしさは減っている(*2) 『グラディウスII -GOFERの野望-』をベースにMSX用にアレンジしたゲームはタイトルが『ゴーファーの野望 エピソードII』と、これまたややこしいことになっている。 システム 自機が「メタリオン」という新機体(ストーリー参照)に変わっているが、基本システムは初代と同一。自機と同火力を誇るオプションやアイテム回収しての任意パワーアップ、拠点復活。青カプセルもある(*3)。 前作からの大きな変更点として、敵ボス(ミスフィッツ艦やアバドン艦といった名前が付いている)から新たな武装を入手できるようになった。 敵ボス撃破後、敵コアに侵入して敵艦内部ステージに突入。クリアすると敵の動力からエネルギーを吸収して新たな武装を手に入れる。 ボスの撃破に時間をかけ過ぎた場合や、撃破した敵ボスのコアに接触しないで一定時間放置したり、内部ステージでミスすると、武装は入手できない。逆にかなり早い時間で撃破すると1度に2つの武装を入手できる。 新武装は既存のミサイル・ダブル・レーザーが強化されるものと、パワーアップゲージに項目が追加される追加武装とがある。 追加武装は「アップレーザー」「ダウンレーザー」等々。特にアップレーザーは本作を象徴する装備として、後年の作品である『グラディウスリバース』や『オトメディウス』でも登場した。 ちなみに後年の作品『V』にも登場する「ファイヤーブラスター」は、本作ではダブルの最終強化版となっている。 上記の武装とは別に、取得すると一定時間だけ武装等が変化するアイテムもある。 垂直なレーザーを後年のリップルレーザーのように前方に放つ「ベクトルレーザー」、FC版『II』でも有名な「ローリングオプション」等。 ランクシステム搭載。パワーアップするとやたら敵弾が多くなる。 その分ミスして武装を失うと目に見えてランクが下がる。 評価点 パワーアップによるランク上昇は大変気付きやすいレベルで、プレイヤーに対してダイレクトに「自分の必要とする最低限のパワーアップでの攻略」を要求してくる。 そのため、プレイヤーの腕に応じてゲーム攻略方法が異なってくる。 比較的多いのはナパーム+アップレーザー#2+レーザー#2で止めるプレイ。 古川元亮氏によるBGMは評価が高い。それを支えているのが、本作で初めて搭載されたコナミ独自開発の音源チップ「SCC(*4)(*5)」による独特の音色である。 特に、ステージ序盤に流れる「空中戦闘のテーマ」は他グラディウスシリーズと艶色が異なるのだが非常に人気が高い。 ステージ背景やオブジェによる多彩なステージは見た目にも美しい。 キャラクタはスプライトの仕様のため単色ながら、背景の美しさはこのゲームがMSXの作品だということを忘れさせるほどである。 見た目だけでなく、ステージ構成やギミック等も凝っている。 『V』での大量登場に先駆けて「中ボスとしてビッグコア10機」なんていう場面もある。ちなみに本作が作られたのは『II』より前。 ゲームバランス良好。極端なランクにより持ち直しもそれほど辛くは無い。 前作のMSX版グラディウスのレーザーが最大でも画面の半分の長さだったのが、ついに一画面分の長さのレーザーが撃てるようになった。しかしワインダーは相変わらず無し。 重厚なSCCサウンドと共に進められる渾身のオープニングデモは、MSX1の限界を超えたグラフィックや7×8ドットで作られた漢字を含むゴシック体フォントも含め必見である。 問題点 MSXと言う機種があまりシューティングに向いていない造りだったため、背景のスクロールがスムーズでなく、ガクガクと段階移動して行く(*6)。一部の敵はスプライトではなくBGで描画されているので、これも動きがカクカクである。 最後に入手する武器「ファイヤーブラスター」が苦労の割に扱いづらい。(*7) ボスから入手した追加装備を増やしすぎるとミス後の復活が大変になる。追加装備はミスで失われることはないが、一方復活時においては早めに取りたいオプションが追加装備の分だけ余分にカプセルを取らなければならなくなってしまう足枷として機能してしまうのが地味ではあるが苦しい。 クリアまでがシリーズでは類を見ないほど長い。1~7面をクリアしたら次は6~1面を逆走するという、全2周ならぬ全往復。そして復路の1面(計13面)までクリアしてようやく最終面へ突入→クリアすればスタッフロールという流れ。 もっとも、逆走とはいえステージが反転する訳でもなく、自機の向きもスクロール方向も普段どおりである。敵はザコが1種類だけ新しく加わる。 ダウンレーザーはアップレーザーと排他でミサイルとの併用もできないため、知らずに取るとアップレーザーとミサイルの両方を失うというトラップが存在する。 総評 偉大なる前作を超えるべく本作のスタッフが注力したのは、システム周りの強化だけでなく、作中にストーリー性を盛り込むことだった。 ボス戦艦との死闘を制し、果敢にも内部へワープして新武装を奪取するというくだりはヒロイックかつ画期的で、「徐々に自機が強くなっていく」ことがより魅力的に描かれた。 さらに脇を固める魅力的な設定群に、二周目にあたるプレイ内容を一周目へ擬似的に組み込むなど、斬新なアイデアの数々には目を見張るしかない。 後の『グラディウスII -GOFERの野望-』が前作から正当進化したのに対し、本作は変化球の極みともとれる作風だが、総合的な完成度では引けを取らない。 性能面で劣るハードで続編を出すという高いハードルを、見事乗り越えてみせた好例として、いまなお参考にできる良作だ。 移植 PS『コナミアンティークス MSXコレクション Vol.2』やSS『コナミアンティークス MSXコレクション ウルトラパック』に収録。前者はゲームアーカイブスにて配信中。 SCC音源の再現度がいまいちであるという難点を抱えているが、ゲーム部分の移植度は良好。 PSP『沙羅曼蛇PORTABLE』に沙羅曼蛇・ライフフォース・沙羅曼蛇2・XEXEXと共に移植された。背景のスクロールが滑らかになりグラフィックも全般的にオリジナルの作風を崩さない程度に改良された「リファインモード」も搭載されて(もちろんMSXオリジナルのものも搭載)遊びやすくなっている。 また、バグで全く使い物にならなかったファイアブラスターもちゃんと使えるようになっている。 又、本作単体でもバーチャルコンソールにて配信中。 こちらは処理速度、音源ともにほぼ忠実に移植されている。更にはUSBキーボード対応、2スロットのカートリッジまで設定可能でそれらを利用した裏技ももちろん使用可能と当時のファン感涙モノの移植度である。 X68000にも『ネメシス 90改』と改称されて移植されている(発売・開発共にSPS)。初代X68000に同梱されたグラディウスの移植を担当した会社であったが、発売が遅れに遅れた上に移植度の低さ(*8)が不評を買ってしまった。(*9) オプション装備数が4つになっているがスピードアップしてもほぼ間隔が広がらず、多段階パワーアップがオミットされている(*10)。 おまけにベクトルレーザーが殆ど広がらないという性能面の改悪も 。さらにお前はどこのパロディウスだと言われても仕方ないレベルの超ランクゲーである(*11)。 音源の違いもあるが、BGMの再現度も全体的に低く不評を買った。MT-32/SC-55と言ったローランドのMIDI音源モジュールにも対応しているがこちらも原曲の良さを広げようとするどころか萎えたアレンジで評価は低い(*12)。 SPS社はこれの前に同機種へ『沙羅曼蛇』も移植しているが、こちらも動作の重さ等から不評を買っていた。 同じX68000で、ユーザー有志による非公認移植版が存在する。こちらは自機グラフィックがビックバイパーな事以外、オリジナルを良く再現されており、こちらを支持するユーザーが大多数となっている。 但しオリジナルに忠実にし過ぎて自機サイズが小さく、オプションは2つしか付かない。 他にも非公式ではあるが、セガのマスターシステム(海外セガ・マークIII)への移植版が韓国のZemina社から発売されていたのが確認されている(*13)(*14)。 MS版はゲームの内容こそは原作に忠実ではあるものの、ハードの違いからSCC音源を搭載する事が出来ず、内蔵PSG音源の部分しかBGMを鳴らすことができないため、BGMが支離滅裂レベルになっている。(*15) あと、なぜか自機がペン太になっていることから、内部的に別のカセットを同時挿しした内容(*16)になっている。 余談 『天外魔境』シリーズのプログラマーが当作品のファンであり、あろう事かPCエンジン専門誌である『PC Engine FAN』で当作品の特集記事を何度も書いていた(一応移植希望としての記事)。時期的にはコナミどころか徳間書店(*17)アスキーさえもMSXから撤退した後である。 ファルコムのRPG『ソーサリアン』で最強の攻撃魔法『NOILA-TEM』はプロデューサーの木屋善夫氏が本作が好きすぎて、自機の名前(METALION)を逆読みにして付けたという。この事は木屋氏も公言していて、ファンの間では有名なエピソードである。 ちなみにこの魔法、レーザーのような光線と地を這うミサイルのような光弾を同時に発射する。 またシナリオ『不老長寿の水』では予めこの魔法がかかった「GRADIUS」という武器が隠されている(*18)。追加シナリオの『アマゾンの剣』ではこの魔法がかかった『ノーイラテームの剣』というそのまんまな武器が手に入る。 上記の通り、MSX版グラディウスはストーリー設定に気合いを入れまくっており(説明書のコメントでもウリとして紹介している)、『沙羅曼蛇』『ゴーファーの野望 EPISODEII』のMSX版でも設定が連続している。しかしAC版はストーリーなどあって無きがごとしの路線で進んだため、惑星グラディウスが天王星のように横倒しの自転をしていることなどの魅力的な設定はMSXの終焉と共に雲散霧消してしまった。 一応、『グラディウスV』でひょっこりヴェノムが再登場しているが、そのことを喜んだアナタは相当なマニアです。 長年闇に葬られていたMSX版グラディウスシリーズの設定だが、WiiWareにて配信された『グラディウス リバース』は本作の前日譚となるストーリーとなっており、MSXシリーズの系譜に連なる作品となっている。 また、MSXシリーズを象徴するキャラクターであるヴェノムは、当時からMSXのコナミ作品である『牌の魔術師』にゲストとして顔を出す機会があったほか、近年でも前述の『V』や『オトメディウスX』にてゲスト出演を果たしている。 製品発売前に、店頭デモ用の体験版「チャレンジバージョン」がショップに配布された。製品版との違いは、ゲームスタート時のカタパルト発進デモでサイドビューにもカタパルトが表示されること、ステージ構成が「植物惑星」→「生命惑星」→「古代惑星」で、古代惑星の最後の柱が耐久力無限大で強制アウトになること。カートリッジには "We are nearing PLANTAION 3. How STRANGE! I can t get in touch with west PLANET S TOWER." という謎の英文が書かれている。カートリッジは回収されなかったようで、ネットオークションなどで高額で取引されている。 『沙羅曼蛇2』の2周目4面道中のBGMが本作最終面のBGMをアレンジしたものに変わるという要素がある。 グラディウス2が正式発表になる前、月刊ログインなど一部の雑誌に「コナミスタッフが作ったフェイク画像」の扱いで画面写真がフライング公開された。公開されたのは「古代惑星ステージ」「炎の惑星ステージ」「アバドン艦」の3点で、アバドン艦は製品版と異なりビッグコアと同じ4連レーザーを発射している。 主人公、敵、自機、敵機、ボスなどほとんど全てのキャラにハードロック・ヘヴィメタルに由来する名称が付けられていて、説明書で確認できる。 『沙羅曼蛇』は当初は「グラディウス2」で開発がスタートした。初期のロケテバージョンではタイトル画面が「グラディウス2」になっていたという目撃情報がネット上に上がっている。 上記のようにタイトルが非常にまぎらわしい事になってしまった作品だが、コナミは後にファミコンの『がんばれゴエモン2』とスーパーファミコンの『がんばれゴエモン2 ~奇天烈将軍マッギネス~』でまたやらかしている。