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男性向けタイトル一覧(順不同) DMM ●プラスリンクス カラット系列 ●にじげんカノジョ ●アナザーヒロイン ●めるぺろ Geniee系列 ●奴隷乱交倶楽部 ●チョイスる! ●Cherry Pick ●ましゅまろ♡と~く 合同会社アップライフ ●ぼくちん ●ガールズプロジェクト FMクリエイト ●二次姫プロジェクト ●ときめきラブフレンズ 株式会社STEADY ●おしゃべりメモリアル そのほか ●パコホ ●アネトーク 2/8日現在 事前登録受付中 ●フラワーガールズ サービス終了
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男性向け衣服 Lv.1 画像 品名 保温 材料1 材料2 材料3 材料4 備考 マリンTシャツ +3 混紡の木綿×3 化学繊維×2 木綿糸×2 ☆ クロのセーター ライカ×3 絹糸×1 混紡の木綿×2 混紡毛糸×1 摩天楼売☆ Lv.2 画像 品名 保温 材料1 材料2 材料3 材料4 備考 レジャーハーフ +8 リンネル×2 化学繊維×3 木綿糸×2 ライカ×2 ☆ Lv.3 画像 品名 保温 材料1 材料2 材料3 材料4 備考 長袖ラガーブルー +10 混紡の木綿×3 ライカ×3 化学繊維×2 金属のボタン×2 ☆ Vネックセーター +15 Lv.4 画像 品名 保温 材料1 材料2 材料3 材料4 備考 白ノースリープ +3 摩天楼売☆ カウガールジャケット +15 Lv.5 画像 品名 保温 材料1 材料2 材料3 材料4 備考 カウボーイショート +6
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htmlプラグインエラー このプラグインを使うにはこのページの編集権限を「管理者のみ」に設定してください。 プロスティ ラブアトラクション 男性用(女性用あり) 5,880円(税込) お手持ちの香水に混ぜるだけ。魅力を引き出すフェロモン香水
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文字サイズ小で上手く表示されると思います 夕方の台所、物音しないその部屋に小さな影が忍び込んできた。 テーブルに隠れて歩く侵入者は、手だけをテーブルの上に伸ばして何かを 探している。 やがてその指先に、テーブルの上に並んだ皿の端が触れた。 目的の物を見つけた侵入者はひまわりの様な笑顔で立ち上がったのだが、 「こら」 直後、頭上に拳骨が降り注ぐ。 「つまみ食いか」 疲れた視線を投げる男に、侵入者は憮然と抗議を始める。 「だってお腹空いたんだもん~」 私が厨房に立寄ったのは、そんな時だったようです。 「新川×キョン妹」 「なにつくってくれるの~?」 兄の手から逃れた少女は、ソファーの上で私に期待した視線を投げかけ ている。 ご希望があれば伺います。 「じゃあはんばーぐ!」 かしこまりました。 離島の別荘という条件もあり食材の殆どはレトルトなのですが、多少は 調理してお出しするのが礼儀というものでしょう。 上着を椅子の1つにかけてエプロンをつけて手を、私は厨房の前に立った。 コンロの上に調理器具を並べる間も、背後から彼女の視線が感じられます。 「ね~しつじさん」 はい。 「しつじさんはコックさんなの?」 コックも兼ねております。 「しつじさんはなんでもできるの?」 そうありたいと思っています。 「そっか~すごいね~」 手元のフライパンの上でハンバーグと付け合せの人参が踊る。 ……人参は食べていただけないかもしれませんが、じっくり火を通して甘く しておきましょう。 火加減を調整して皿とフォークを……子供用を準備しなくてはいけませんね。 数分後―― お待たせしました。 「もうできたの?!」 文字通り目を丸くする彼女に、私は頷いて見せた。 「おいしいね~うれしいね~おいしいね~♪」 即興らしい歌を口ずさみながらハンバーグを食べていた彼女でしたが、 「何かお話しして!」 皿が空になった途端、部屋の入口に控えていた私にしがみついてきました。 私の話を聞くのは退屈でしょうし、みなさんと一緒に遊んでこられてはどう でしょうか。 「みんなは何だか暗い顔しててつまんないの……みくるちゃんは寝ちゃってる し、キョン君は部屋から出るなって怒るし」 なるほど、それはお困りですね。 「そうなの。だからお話しして!」 ……大人の都合でこのお嬢さんに退屈な思いをさせてはいけない。 わかりました。……では、昔話でも致しましょうか。 「やったー!」 ソファーの上で跳ねて喜びを表現する彼女に、私はゆっくりと口を開いた。 私が若かった頃、教科書に載らなかった小さな戦争がありました。 「いつごろ~?」 若気の至りで髪を染めていた頃ですから……もうずいぶん昔になりますね。 戦争を起こそうとしている国がある事を知った人達は、なんとか戦争を止め ようと考えました。結果、相手の国の兵器を無力化すれば戦争は起きずに済む と考えたある国が、戦争開始前に相手の国へ密かに兵士を送り込んだんです。 「それがしつじさん?」 ええ、私です。恥ずかしながら、当時は暗号名で呼ばれていました。 「なんてお名前だったの?」 私は―― ……見張りの足音は2つ、その内1つはこちらに近づいてきている……。 歩幅と歩きから方からして新兵だな。 ここに来るまで残り5秒、4,3,2、1、0、1、2……よし、今だ! 通路の端に置かれていたダンボール箱から人影が飛び出し、何も気づいて いない見張りの兵士に飛び掛かっていく……数秒後、そこには気絶して縛ら れた見張りの姿と、その前に立つ一人の男が居た。 男の体はまるで不要な筋肉を削ぎ落とした様な姿をしていて、それは張り 付くような戦闘服に包まれている。 周囲の様子を伺って左右に走る冷たい――そう、まるで蛇の様な視線。 もう1人の見張りが自分の居る場所から遠ざかっていくのを確信してから、 彼はそっと自分の側頭部に指を当て、微かな声で呟いた。 「こちら――潜入に成功した。大佐、指示をくれ」 「それからそれから?!」 彼女は身を乗り出して聞いてくる。 私が侵入した場所では秘密兵器の開発が行われていました。それが完成し てしまえば、多くの人が危険に晒される事になる。そうなる前に、なんとか その兵器が完成する前に破壊する、それが私に与えられた任務です。 「間に合ったの?」 いえ、残念ながら。ようやく私が秘密兵器を見つけた時には、すでにそれ は完成してしまっていたんです。 「大変だ!」 ええ、大変な事態でした。その秘密兵器はとても強力な存在で、想像して いたよりもとても危険な物だったんです。 「じゃあどうしたの?」 私1人ではどうにもならなかったでしょう……ですが、私には頼りになる 友が居ました。そして仲間も。 「みんなの力でやっつけたんだ!」 はい。 「それから! それから?」 無事に基地から脱出できた私には、次の任務が待っていました。そこで私 を待っていたのは……この続きはまた、今度にいたしましょう。 そう話を締めくくり、私は部屋の入口へと視線を向けた。彼女も釣られて 同じ方向を見ると、 「キョン君!」 部屋の入口で、彼は困った顔で頭を下げている。 「どうもすみませんでした」 いえいえ、私も楽しい時間を過ごさせていただいきました。 「ほら、ちゃんと新川さんにお礼を言いなさい」 「ありがと~しつじさん! またお話ししてね~!」 笑顔で手を振る彼女が兄の手に引かれて部屋を出て行き……部屋には再び 台風の音が戻ってきた。 自分しか居ない室内で、ソファーにもたれて目を閉じる。 私達の作戦に決して失敗は許されない、それは世界の崩壊を意味するのだ から。 私達に撤退は決して許されない、我らの代わりなど存在しないのだから。 彼等の様な子供の未来を……守らなくてはならない。 誰に言うわけでもなく呟いたその言葉は、部屋に広がって消える。 再び新川が目を開いた時、そこには決意に燃える静かな――蛇の様な視線 があった。 「新川×キョン妹」 ~終わり~ その他の作品
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FAQサイトを元にしたまとめ「メモ」 男性向けは男性が読むことを前提としたもの、女性向けは女性が読むことを前提としたもの。 書き手が男性を対象として書いてるか女性を対象として書いてるかの違いですので、男性向けでも男×男のものはありますし、女性向けでも男×女や女×女のものはあります。 また、趣味嗜好なんてのは人それぞれですから、男性でも女性向けを読む人はいますし、女性でも男性向けを読む人はいます。 男性向け女性向け問わず、エロいものばかりではありませんし、同人誌全体からするとエロいものは3割あるかないか程度だそうです。 違いは萌えポイントの差だと思います。 女性でも男性と同じところに萌える人は居ますし、 男性でも女性と同じところに萌える人は居ます。 それでも明確に差があるかと言われたら、やはりこのあたりに違いがあるのかなと感じました。 男性向けはヒロインを魅力的に描くことを中心に展開することが多く、#1の方が言うように攻の男性主観というよりは読者がヒロインを見ているような視点で描かれることが多いです。(フレームに女性が入る率が高く、男性キャラは場合によって一コマも登場しないこともあり) ヒロインには理想の女性像が反映されているのに対し、男性キャラはとてもリアルな男性心理を反映して描かれます。 対して女性向けは、男性向けとは逆の傾向が強くなります。 男性キャラに理想を描き、女性キャラはリアルに女性心理を持って描かれます。 物語自体を楽しむ傾向もどちらかと言えば強く、キャラ萌えよりもストーリー重視の冊子が多いです。 絵柄のことを言えば、多種多様ではありますが、 男性向けはギャルゲにあるような萌え絵が多く、 女性向けではBLコミックによくある絵柄(昔はウイングス系とかニューウェーブと言っていたのですが、最近は何と言うのでしょう・・・?)が多いと思います。 例えば同じ 主人公A×ヒロインB の同人誌があったとして、 男性向けでは、多くが「ヒロインB中心」にストーリーが進み、 女性向けでは、多くは「主人公A中心」または「主人公A&ヒロインB中心」にストーリーが進みます。 当たり前のことで、どちらの場合も自分が好きな(萌えた)キャラクターが中心になる作品が多いです。 それが男性ならばヒロインのことで、女性ならばヒーローとなります。 あと個人的な感想ですが、 男性向けはエロメインの本じゃないとなかなか目立つほど売れにくいようで、ストーリーがある面白い本でもそういったシーンがあることが多いです。 それから表紙と中身が全く違うジャンルの作品になっていることもあったり、中を開いたら鉛筆書きだったりイラストしか無かったりするのも、女性向けではあまり見ない傾向です。(つまり正直言うとハズレ本が多いというか・・・orz) エロなしで面白い男性向け同人誌は探すのが大変だと感じました。 女性向け同人誌では値札などに「トーク本」とか「らくがき本」と書いてあるので、比較的判りやすいです。あと、表紙と中身が大体一致してます。 同人界ではBLの事を女性向けと言うのが主流になっています。 しかし、女性向けの恋愛ゲーム(男女)も女性向けと言います。 たぶん、主に女性が見たり・ゲームをするモノを称して「女性向け」と言うのかもしれません。
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キョン君が5年前に入学し、2年前に卒業した場所。わたしは今その場所に向かっている。 わたしがこの北校に入学してから1週間がすぎた。 相変わらずこの坂はきつい。 いったいなぜこんなところに学校を建てたんだろう? 地震になったときに土砂崩れの危険があるからこんなところに避難できないと思うんだけど・・・ 学校はそういう緊急時のことも考えて作るべきだと思う。 初めてここを上ったのはいつだったっけな? 確か、キョン君が高校一年生のときの体育祭・・・だったかな? あの時は有希もハルにゃんもすごかった~ ハルにゃんはすべての徒競走競技で優勝をかざり。 有希なんて目が追いつかないような速さ。 2回目に行ったのは文化祭だったかな? SOS団の映画が面白かった~。 わたしとシャミセンもアップで映ってたから文句なし。 今でもあのフィルムが残っているのかなー? でも、1日目のハルにゃんのライブを見ていないから残念。 2日目もやればよかったのに。 と、そんなことを考えているうちに学校についた。 わたしはいつものように下駄箱から上靴を取り出し、それを履く。 それにしても、なぜ下駄は下という字が入り、上靴は上という字が入っているのだろう? どちらも同じ靴なのに・・・。 下駄を履いたら目線が高くなるんだから、下駄のほうが上という感じがするんだけど・・・ と、どうでもいいようなことを考えているとあっと言う間に教室についた。 これがキョン君流の楽しく歩く方法らしい。 なるほど、なかなか面白い・・・かもしれない。 わたしは、教室に入ってまず自分の席に鞄を置き、座った後に少しストレッチをする。 やっぱりあの坂は疲れる。しかも、この教室は最上階にあるから階段も疲れる。 まあ、そのおかげで景色はいいんだけどね。 それなのに、わたしの席の前の男の子はずっと読書にふけっている。 そういえば、有希も読書好きだったな~。 わたしには読書の何が楽しいか分からない。 そりゃあ、読むときは読む。 流行りの小説とか、夏休みの宿題に読書感想文がある時とか。 でも、断然漫画を読んでるほうが楽しい。 わたしはそう思う。 それにしても、読書が好きな子は無口な子が多いのかな~? わたしの前の席の男の子も自己紹介のときから全く声を聞かない。 しかもその自己紹介も淡々としていた。 名前と出身中学と趣味を言っただけ。 お決まりの「よろしくお願いします」すら言わなかった。 で、わたしはというとちょっとハイテンションすぎた。 ちょっぴり後悔しているけど、後の祭り。 ところで、入学して1週間というと、まだグループができるのは少し早い時期で、ほとんどの人は同じ中学だった人としかまだ話に入っていない。 で、わたしはというと、同じクラスに同じ中学の人がほとんどいないし、いたとしても喋ったことがない人。しかもその人たちはみんな仲がいいらしく、いつも一緒に行動している。 まあ、まだたった一週間だし、すぐに友だちができるよ。と自分に言い聞かせ、時計の針はいつのまにか12時30分を指し、昼休みになった。 この時間はいつも、隣のクラスになったミヨキチと一緒にいることが多い。 今日も今日とて一緒にわたしの机でご飯を食べる。 前の席の読書君(命名わたし)はいつも食堂らしいので、わたしはミヨキチを前の席に座らした。 「そういえば、部活どこに入るか決めた?」 ミヨキチは右頬を指差しながらそんなことを聞いてきた。 そろそろ、そういうことも考えなくてはいけない。 早い人ならもう部活に入部しているかもしれない。 わたしは右頬についていたご飯粒を取って食べた後、「う~ん、そうだよね~」と返答しておいた。 そういえば、先日配られた部活のリスト用紙が机に入ってたことを思い出し、わたしはそれを取り出す。 そこに『SOS団』という項目はなかった。 そう言えば、キョン君が正式な部活ではないって言ってたかな? それにしても本当にどこに入ろう? 野球部・・・なんてどうだろう? 確か、ハルにゃんと初めて会ったのは5年前の野球大会の時。 あの時はすごかったな~。 まるで、バットが勝手に動いたみたいだった。 奇跡は起きるときは起きるんだね。 いちおう、保留しておく。 これはどうだろう?コンピュータ研究部。 でも、コンピュータの何を研究するんだろう? 内部構造?う~ん、何か難しそう。 これは消去しておこう。 他にも面白そうなのいっぱいあるな~。 一つに絞りきれそうにない。 そういえば、ハルにゃんはいろんな部活に仮入部してたんだっけな? わたしもそうしてみよっと。 と、いろいろ思い悩んでるうちに予鈴が鳴り、ミヨキチは自分のクラスに帰っていって、読書君も教室に戻ってきた。 そしてふと、わたしは読書君がどんな部活に入ろうとしているのか気になり、シャーペンで背中をつついてみた。 無視なのか気づいてないのか分からないが、無反応で読書をつづけている。 もう一度、さきほどより強く、シャーペンを読書君の背中につついてみる。 ムッ、これは完全に無視だ。 そして、私はもう一度つついてみる・・・というより、刺した。 「いっ!」 痛がってる痛がってる。わたしのこと無視するから悪いんだよ。 「何すんだよ!」 おっ!ようやくこっち向いて話してくれた。 それにしても、こうやって見たら結構かっこいいじゃん。 古泉君と比べても劣らないぐらい。 もっと顔あげたらいいのに。 えーっと、それよりわたしは何を言おうとしてたんだっけな? そうそう、部活だ部活。 「ねえねえ、読書君は部活何に入るか決めた?」 読書君は少し沈黙して。 「読書君?」 と、単語だけの疑問形を放った。 別にそういうとこ突っ込んでほしいんじゃないんだけどな~。 「それって、俺のこと?」 「うん、だっていっつも読書してるから。それとももっとかっこいい名前のほうがいい?」 「・・・えっとな、俺にはもっと普通の名前があってだな、自己紹介の時も言ったが俺の名前は・・・・」 「あっ!レッドなんてどう?リードレッドレッドのレッド」 そう言うと、少しレッド君はあきれた顔つきになり 「勝手にしろ」と言ってくれた。 「それで、何か部活決めた?」 「どこも入る気ねーよ。文芸部でもあったら考えてたかもしれねーけどな」 ふと、わたしはあれ?この学校文芸部ってなかったっけ?と思い、もう一度先ほどの部活リストを見てみたが、確かになかった。 確か、有希は実質、文芸部だったはずなんだけど、廃部にでもなったのかな? 「ま、そんな時間あるんだったら図書館でも行って本読むさ」 「そんなに楽しいの?絵なんて全然入ってないのに」 「本の中は未知の世界が広がってるからね。宇宙人とか未来人とか超能力者とか、現実にはいない存在が本にはつまってる。それが面白いんだよ」 「えっ?宇宙人とか未来人とか超能力者っていないの?」 「………」 うー、何その三点リーダーは。 そんな旅行で来た温泉に猿がいたような目でみないでよ・・・ かと思えば、急に「フッ」と笑い出し、 「そうだな、いたらいいな。ぐらいには考えててもバチはあたらないかもな」 そう言ってレッド君は前に向きなおし、それからすぐに始業のベルが鳴った。 放課後、私はどこかの部活に仮入部しようと、部室棟。通称、旧館に向かった。 今日は体操服を持ってきてなかったしね、まずは文化部から。 演劇部なんて面白そうだ。 ということでまずわたしは演劇部の部室にむかったんだけど、 その途中、一枚のプレートが目に入った。 『文芸部』 廃部はしたが一応場所は残っているらしい。 確か、ここがSOS団の本拠地だったとか言ってたかな? もしかしたら倉庫化しているのかもしれないが、 入ってみたい・・・わたしはそう思った。 ゆっくりとドアを開く。なぜか鍵は閉まっていなかった。 特には倉庫となっている様子はない。 右を見ると何もかかってないハンガーロック、給油ポットや急須、他にはコンセントは入ってないみたいだけど、冷蔵庫なんてもものもある。 文芸部室に必要ないような物がたくさんそろってて、楽しそうだ。 左側には大きな本棚。こちらはいろいろ本が残っている。 そして、目の前には大きな長テーブルと窓際にある机の上に置かれたパソコン。 少し古そうだな~。5年ぐらい前の物かな? それにしても、2年前からこの部屋は空き部屋だと思うんだけど、なかなかキレイな状態。 隅のほうに蜘蛛の巣でもあると思ったけどないし、ホコリもあまりたまってそうにない。 ハルにゃんとかがたまに来てるのかな?きっとその時に鍵を閉め忘れたのかも。 それに、何でだろう?ここには初めて来たのに懐かしい感じがする。 窓を開けてみると、待っていたと言わんばかりに風が入ってきた。ポニーテールの髪が揺れる。 外を見てみると、目の前に本館がある。左側には運動場。なんだか心がなごむ。 ふと、わたしの名前を呼ぶ声が聞こえ、後ろを振り向くとそこにミヨキチがいた。 ミヨキチは一度、文芸部と書かれたプレートを見てから「どうしたの?」とたずねてきた。 「ここ、昔キョン君が部活で利用してたんだ」 「お兄さん、文芸部に入ってたの?」 「ううん、SOS団っていう非公認クラブだったみたいだけどね。楽しかったみたいだよ!」 わたしはもう一度窓の前に立って深く深呼吸し、パッとひらめいた。 「ねえミヨキチは部活何に入るか決めた?」 「ううん、まだ。今からどこかの部活に仮入部しようとしてたところ」 「じゃあさ、わたし達で部活作ろうよ部活。第2SOS団!ここは空き部屋みたいだし。そうだ!ここなら本がいいぱいあるからレッド君も誘っちゃお!」 と、勢いよく言った私は一度ミヨキチのほうを向いた。 いつもと変わらない大人びた表情をしているが、どこかあっけにとられているような感じがする。 かと思うと「くすっ」と笑い出し、言った。 「よかったー。最近、前よりちょっと元気ないなって思ってたところ。まあ、回りが知らない人ばかりのところに環境が変わったからしかたないとは思うんだけどね。でもよかった、前みたいに元気になって。うん、そうだね。部活、一緒にやろ!」 何者とも変えられない美しい笑顔でミヨキチにそう言われ、私はこの1週間を振り返ってみた。 たしかに、中学のときよりも憂鬱気味だった気がする。 多分それは、自己紹介をハイテンションでしたのに少し引かれたことと、この長い坂、それとクラスに同じ中学出身の人がほとんどいなくて、いたとしてもほとんど話したことない人だったから・・・かな? でも、もうそんなことどうだっていい。たった1週間微妙に憂鬱気味だっただけ。 これからはその憂鬱気味だった以上に楽しんだらいいんだ! 「うん、ありがとう」 ここから、新しくて楽しい、物語が生まれたらいいな。 キョン妹の憂鬱おまけ~キョンサイド~ 俺は今、ハルヒとデートしている。 もうこれも何回目だろうな。いや、ちゃんと回数覚えてるぞ。そうじゃないとハルヒが怒るんでな。 今日のハルヒはなんだか赤い。 で、俺にひと言、こう言った。 「今日は・・・したい気分」 で、いつの間にか俺はホテルのベットの上にいる。 まずは優しいキスから。これ常識。 今も昔もキスのときは目を瞑るもんだ。 ガチャ ん?何の音だろうな?ふと、俺は気になって目を開けた。 ん?何かハルヒ髪色変わってないか?それと、眉毛が濃くなってるような・・・・・ って、お前は! そこにいたのは、まぎれもなく、俺を2度も殺そうとした朝倉涼子であった。 「フフ、バレチャッタ。キスをすると変装がとけるって気づいたのかな?」 朝倉は、後ろに手をやる。横から光を反射する鋭いなにかが見える。 「じゃあ、死んで」 今回ばかりは、避けることができず、俺は腹をえぐられた。 「ぐはっ!!」 そこで、俺は目を覚ました。 まあ、そりゃ夢だろうな。 朝倉涼子は5年前にこの世から消えている。 それにあれだ、俺はハルヒとはそんな関係じゃねー。 たまに二人で遊園地行ったり、たまに二人で映画見に行ったり、たまに二人で買い物行ったりするだけだ。 キスすらやってねーよ。 酔った勢いとか、場所が閉鎖空間とかいうのを除けばな。 で、だ。そんなことはどうでもいい。 今、俺が考えなきゃならんのは、なぜ夢だったのにこんなにも腹が痛いのかということだ。 理由は簡単、妹がカカト落としの態勢でカカトを俺の腹の上に乗っけていた。 「な・・・なにをやってるんだ?」 話すのすら苦しい・・・ 「だってキョン君起きないんだもん」 だからってこれはないんじゃないか? それに今日はあれだ、教授が出張で授業は補講だから今日は休みだ。言っただろ。 「あれ?そうだっけ?」 ったく、そろそろ手加減というものを学んでくれ。 まだまだ子どもっぽいんだよな。それを一番直してくれ。 しかも、中学のときにドジなくせに運動部に入って体力つけやがって。 「そういえば、部活はどうしたんだ?決めたか?」 「うん、キョン君と同じ」 ああ、そうかそうかSOS団か ってことは、俺はお前の部活でのOBにもなるわけだな・・・ ……ん?SOS団? あれ?あれって確かずっと非公認クラブだったような・・・ 「うん、だからわたしもハルにゃんみたいに作る!ミヨキチも入ってくれるだって~」 おいおいちょっと待て。 だいたいお前、SOS団のSOSが何の略か知らないだろ? 「知ってるよ。中学のときの英語の先生が言ってたもん。確か、Save Our Soulだっけ?」 いや、普通はそうかもしれんが、・・・・まあいいか。 「で、どんなことするのか知ってるのか?」 「SOSって言うから、誰か助けるんでしょ?人数が足りない部活の補助とか」 いや、全然違うからさ。 「そういえば、そういう漫画昔あったよね~」 ああ、そういやあったな。えっとなんだっけ?いつも・・・・びくう・・・だったかな? 「わたしもあの漫画みたいに誕生日に超能力が得られるかも!」 いや、あの漫画は13歳の誕生日だからさ。お前はもう15歳だろ・・・実年齢はな。 「あっ!もう行かなきゃ!じゃあねキョン君。行ってきまーす」 おいおい、大丈夫か本当に? しかもあの大人びたミヨキチまで巻き込んで それにしても、SOS団か~。 今となっちゃああの時の出来事は全部いい思い出だ。 ふと、俺の視界に携帯がはいり、そこからハルヒの名を探して電話をかけることにした。 何でだろうな?なんとなくそんな気分だったんだ。 『どしたのキョン?あんたにしては珍しいじゃない、こんな早くに』 「いや、たいした用はないんだが、なんとなくな。そうそう、うちの妹がこないだ北校に入学してさ。それで、SOS団を作るとか言ってんだよ」 『えっ?ホント?こりゃあ、OGのあたしがひと言、物申しとかないとね』 「そうだな、あいつもお前に会ったら喜ぶぞ」 それから、何分かハルヒと話し、電話を切ってから俺はあの宇宙人と未来人と超能力者の顔を思い出していた。 妹よ、作るのは自由だが、俺のときのSOS団を超えるなんてことは、不可能だぜ。 さてさて、もう一眠りするか。
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キョン君が5年前に入学し、2年前に卒業した場所。わたしは今その場所に向かっている。 わたしがこの北校に入学してから1週間がすぎた。 相変わらずこの坂はきつい。 いったいなぜこんなところに学校を建てたんだろう? 地震になったときに土砂崩れの危険があるからこんなところに避難できないと思うんだけど・・・ 学校はそういう緊急時のことも考えて作るべきだと思う。 初めてここを上ったのはいつだったっけな? 確か、キョン君が高校一年生のときの体育祭・・・だったかな? あの時は有希もハルにゃんもすごかった~ ハルにゃんはすべての徒競走競技で優勝をかざり。 有希なんて目が追いつかないような速さ。 2回目に行ったのは文化祭だったかな? SOS団の映画が面白かった~。 わたしとシャミセンもアップで映ってたから文句なし。 今でもあのフィルムが残っているのかなー? でも、1日目のハルにゃんのライブを見ていないから残念。 2日目もやればよかったのに。 と、そんなことを考えているうちに学校についた。 わたしはいつものように下駄箱から上靴を取り出し、それを履く。 それにしても、なぜ下駄は下という字が入り、上靴は上という字が入っているのだろう? どちらも同じ靴なのに・・・。 下駄を履いたら目線が高くなるんだから、下駄のほうが上という感じがするんだけど・・・ と、どうでもいいようなことを考えているとあっと言う間に教室についた。 これがキョン君流の楽しく歩く方法らしい。 なるほど、なかなか面白い・・・かもしれない。 わたしは、教室に入ってまず自分の席に鞄を置き、座った後に少しストレッチをする。 やっぱりあの坂は疲れる。しかも、この教室は最上階にあるから階段も疲れる。 まあ、そのおかげで景色はいいんだけどね。 それなのに、わたしの席の前の男の子はずっと読書にふけっている。 そういえば、有希も読書好きだったな~。 わたしには読書の何が楽しいか分からない。 そりゃあ、読むときは読む。 流行りの小説とか、夏休みの宿題に読書感想文がある時とか。 でも、断然漫画を読んでるほうが楽しい。 わたしはそう思う。 それにしても、読書が好きな子は無口な子が多いのかな~? わたしの前の席の男の子も自己紹介のときから全く声を聞かない。 しかもその自己紹介も淡々としていた。 名前と出身中学と趣味を言っただけ。 お決まりの「よろしくお願いします」すら言わなかった。 で、わたしはというとちょっとハイテンションすぎた。 ちょっぴり後悔しているけど、後の祭り。 ところで、入学して1週間というと、まだグループができるのは少し早い時期で、ほとんどの人は同じ中学だった人としかまだ話に入っていない。 で、わたしはというと、同じクラスに同じ中学の人がほとんどいないし、いたとしても喋ったことがない人。しかもその人たちはみんな仲がいいらしく、いつも一緒に行動している。 まあ、まだたった一週間だし、すぐに友だちができるよ。と自分に言い聞かせ、時計の針はいつのまにか12時30分を指し、昼休みになった。 この時間はいつも、隣のクラスになったミヨキチと一緒にいることが多い。 今日も今日とて一緒にわたしの机でご飯を食べる。 前の席の読書君(命名わたし)はいつも食堂らしいので、わたしはミヨキチを前の席に座らした。 「そういえば、部活どこに入るか決めた?」 ミヨキチは右頬を指差しながらそんなことを聞いてきた。 そろそろ、そういうことも考えなくてはいけない。 早い人ならもう部活に入部しているかもしれない。 わたしは右頬についていたご飯粒を取って食べた後、「う~ん、そうだよね~」と返答しておいた。 そういえば、先日配られた部活のリスト用紙が机に入ってたことを思い出し、わたしはそれを取り出す。 そこに『SOS団』という項目はなかった。 そう言えば、キョン君が正式な部活ではないって言ってたかな? それにしても本当にどこに入ろう? 野球部・・・なんてどうだろう? 確か、ハルにゃんと初めて会ったのは5年前の野球大会の時。 あの時はすごかったな~。 まるで、バットが勝手に動いたみたいだった。 奇跡は起きるときは起きるんだね。 いちおう、保留しておく。 これはどうだろう?コンピュータ研究部。 でも、コンピュータの何を研究するんだろう? 内部構造?う~ん、何か難しそう。 これは消去しておこう。 他にも面白そうなのいっぱいあるな~。 一つに絞りきれそうにない。 そういえば、ハルにゃんはいろんな部活に仮入部してたんだっけな? わたしもそうしてみよっと。 と、いろいろ思い悩んでるうちに予鈴が鳴り、ミヨキチは自分のクラスに帰っていって、読書君も教室に戻ってきた。 そしてふと、わたしは読書君がどんな部活に入ろうとしているのか気になり、シャーペンで背中をつついてみた。 無視なのか気づいてないのか分からないが、無反応で読書をつづけている。 もう一度、さきほどより強く、シャーペンを読書君の背中につついてみる。 ムッ、これは完全に無視だ。 そして、私はもう一度つついてみる・・・というより、刺した。 「いっ!」 痛がってる痛がってる。わたしのこと無視するから悪いんだよ。 「何すんだよ!」 おっ!ようやくこっち向いて話してくれた。 それにしても、こうやって見たら結構かっこいいじゃん。 古泉君と比べても劣らないぐらい。 もっと顔あげたらいいのに。 えーっと、それよりわたしは何を言おうとしてたんだっけな? そうそう、部活だ部活。 「ねえねえ、読書君は部活何に入るか決めた?」 読書君は少し沈黙して。 「読書君?」 と、単語だけの疑問形を放った。 別にそういうとこ突っ込んでほしいんじゃないんだけどな~。 「それって、俺のこと?」 「うん、だっていっつも読書してるから。それとももっとかっこいい名前のほうがいい?」 「・・・えっとな、俺にはもっと普通の名前があってだな、自己紹介の時も言ったが俺の名前は・・・・」 「あっ!レッドなんてどう?リードレッドレッドのレッド」 そう言うと、少しレッド君はあきれた顔つきになり 「勝手にしろ」と言ってくれた。 「それで、何か部活決めた?」 「どこも入る気ねーよ。文芸部でもあったら考えてたかもしれねーけどな」 ふと、わたしはあれ?この学校文芸部ってなかったっけ?と思い、もう一度先ほどの部活リストを見てみたが、確かになかった。 確か、有希は実質、文芸部だったはずなんだけど、廃部にでもなったのかな? 「ま、そんな時間あるんだったら図書館でも行って本読むさ」 「そんなに楽しいの?絵なんて全然入ってないのに」 「本の中は未知の世界が広がってるからね。宇宙人とか未来人とか超能力者とか、現実にはいない存在が本にはつまってる。それが面白いんだよ」 「えっ?宇宙人とか未来人とか超能力者っていないの?」 「………」 うー、何その三点リーダーは。 そんな旅行で来た温泉に猿がいたような目でみないでよ・・・ かと思えば、急に「フッ」と笑い出し、 「そうだな、いたらいいな。ぐらいには考えててもバチはあたらないかもな」 そう言ってレッド君は前に向きなおし、それからすぐに始業のベルが鳴った。 放課後、私はどこかの部活に仮入部しようと、部室棟。通称、旧館に向かった。 今日は体操服を持ってきてなかったしね、まずは文化部から。 演劇部なんて面白そうだ。 ということでまずわたしは演劇部の部室にむかったんだけど、 その途中、一枚のプレートが目に入った。 『文芸部』 廃部はしたが一応場所は残っているらしい。 確か、ここがSOS団の本拠地だったとか言ってたかな? もしかしたら倉庫化しているのかもしれないが、 入ってみたい・・・わたしはそう思った。 ゆっくりとドアを開く。なぜか鍵は閉まっていなかった。 特には倉庫となっている様子はない。 右を見ると何もかかってないハンガーロック、給油ポットや急須、他にはコンセントは入ってないみたいだけど、冷蔵庫なんてもものもある。 文芸部室に必要ないような物がたくさんそろってて、楽しそうだ。 左側には大きな本棚。こちらはいろいろ本が残っている。 そして、目の前には大きな長テーブルと窓際にある机の上に置かれたパソコン。 少し古そうだな~。5年ぐらい前の物かな? それにしても、2年前からこの部屋は空き部屋だと思うんだけど、なかなかキレイな状態。 隅のほうに蜘蛛の巣でもあると思ったけどないし、ホコリもあまりたまってそうにない。 ハルにゃんとかがたまに来てるのかな?きっとその時に鍵を閉め忘れたのかも。 それに、何でだろう?ここには初めて来たのに懐かしい感じがする。 窓を開けてみると、待っていたと言わんばかりに風が入ってきた。ポニーテールの髪が揺れる。 外を見てみると、目の前に本館がある。左側には運動場。なんだか心がなごむ。 ふと、わたしの名前を呼ぶ声が聞こえ、後ろを振り向くとそこにミヨキチがいた。 ミヨキチは一度、文芸部と書かれたプレートを見てから「どうしたの?」とたずねてきた。 「ここ、昔キョン君が部活で利用してたんだ」 「お兄さん、文芸部に入ってたの?」 「ううん、SOS団っていう非公認クラブだったみたいだけどね。楽しかったみたいだよ!」 わたしはもう一度窓の前に立って深く深呼吸し、パッとひらめいた。 「ねえミヨキチは部活何に入るか決めた?」 「ううん、まだ。今からどこかの部活に仮入部しようとしてたところ」 「じゃあさ、わたし達で部活作ろうよ部活。第2SOS団!ここは空き部屋みたいだし。そうだ!ここなら本がいいぱいあるからレッド君も誘っちゃお!」 と、勢いよく言った私は一度ミヨキチのほうを向いた。 いつもと変わらない大人びた表情をしているが、どこかあっけにとられているような感じがする。 かと思うと「くすっ」と笑い出し、言った。 「よかったー。最近、前よりちょっと元気ないなって思ってたところ。まあ、回りが知らない人ばかりのところに環境が変わったからしかたないとは思うんだけどね。でもよかった、前みたいに元気になって。うん、そうだね。部活、一緒にやろ!」 何者とも変えられない美しい笑顔でミヨキチにそう言われ、私はこの1週間を振り返ってみた。 たしかに、中学のときよりも憂鬱気味だった気がする。 多分それは、自己紹介をハイテンションでしたのに少し引かれたことと、この長い坂、それとクラスに同じ中学出身の人がほとんどいなくて、いたとしてもほとんど話したことない人だったから・・・かな? でも、もうそんなことどうだっていい。たった1週間微妙に憂鬱気味だっただけ。 これからはその憂鬱気味だった以上に楽しんだらいいんだ! 「うん、ありがとう」 ここから、新しくて楽しい、物語が生まれたらいいな。 キョン妹の憂鬱おまけ~キョンサイド~ 俺は今、ハルヒとデートしている。 もうこれも何回目だろうな。いや、ちゃんと回数覚えてるぞ。そうじゃないとハルヒが怒るんでな。 今日のハルヒはなんだか赤い。 で、俺にひと言、こう言った。 「今日は・・・したい気分」 で、いつの間にか俺はホテルのベットの上にいる。 まずは優しいキスから。これ常識。 今も昔もキスのときは目を瞑るもんだ。 ガチャ ん?何の音だろうな?ふと、俺は気になって目を開けた。 ん?何かハルヒ髪色変わってないか?それと、眉毛が濃くなってるような・・・・・ って、お前は! そこにいたのは、まぎれもなく、俺を2度も殺そうとした朝倉涼子であった。 「フフ、バレチャッタ。キスをすると変装がとけるって気づいたのかな?」 朝倉は、後ろに手をやる。横から光を反射する鋭いなにかが見える。 「じゃあ、死んで」 今回ばかりは、避けることができず、俺は腹をえぐられた。 「ぐはっ!!」 そこで、俺は目を覚ました。 まあ、そりゃ夢だろうな。 朝倉涼子は5年前にこの世から消えている。 それにあれだ、俺はハルヒとはそんな関係じゃねー。 たまに二人で遊園地行ったり、たまに二人で映画見に行ったり、たまに二人で買い物行ったりするだけだ。 キスすらやってねーよ。 酔った勢いとか、場所が閉鎖空間とかいうのを除けばな。 で、だ。そんなことはどうでもいい。 今、俺が考えなきゃならんのは、なぜ夢だったのにこんなにも腹が痛いのかということだ。 理由は簡単、妹がカカト落としの態勢でカカトを俺の腹の上に乗っけていた。 「な・・・なにをやってるんだ?」 話すのすら苦しい・・・ 「だってキョン君起きないんだもん」 だからってこれはないんじゃないか? それに今日はあれだ、教授が出張で授業は補講だから今日は休みだ。言っただろ。 「あれ?そうだっけ?」 ったく、そろそろ手加減というものを学んでくれ。 まだまだ子どもっぽいんだよな。それを一番直してくれ。 しかも、中学のときにドジなくせに運動部に入って体力つけやがって。 「そういえば、部活はどうしたんだ?決めたか?」 「うん、キョン君と同じ」 ああ、そうかそうかSOS団か ってことは、俺はお前の部活でのOBにもなるわけだな・・・ ……ん?SOS団? あれ?あれって確かずっと非公認クラブだったような・・・ 「うん、だからわたしもハルにゃんみたいに作る!ミヨキチも入ってくれるだって~」 おいおいちょっと待て。 だいたいお前、SOS団のSOSが何の略か知らないだろ? 「知ってるよ。中学のときの英語の先生が言ってたもん。確か、Save Our Soulだっけ?」 いや、普通はそうかもしれんが、・・・・まあいいか。 「で、どんなことするのか知ってるのか?」 「SOSって言うから、誰か助けるんでしょ?人数が足りない部活の補助とか」 いや、全然違うからさ。 「そういえば、そういう漫画昔あったよね~」 ああ、そういやあったな。えっとなんだっけ?いつも・・・・びくう・・・だったかな? 「わたしもあの漫画みたいに誕生日に超能力が得られるかも!」 いや、あの漫画は13歳の誕生日だからさ。お前はもう15歳だろ・・・実年齢はな。 「あっ!もう行かなきゃ!じゃあねキョン君。行ってきまーす」 おいおい、大丈夫か本当に? しかもあの大人びたミヨキチまで巻き込んで それにしても、SOS団か~。 今となっちゃああの時の出来事は全部いい思い出だ。 ふと、俺の視界に携帯がはいり、そこからハルヒの名を探して電話をかけることにした。 何でだろうな?なんとなくそんな気分だったんだ。 『どしたのキョン?あんたにしては珍しいじゃない、こんな早くに』 「いや、たいした用はないんだが、なんとなくな。そうそう、うちの妹がこないだ北校に入学してさ。それで、SOS団を作るとか言ってんだよ」 『えっ?ホント?こりゃあ、OGのあたしがひと言、物申しとかないとね』 「そうだな、あいつもお前に会ったら喜ぶぞ」 それから、何分かハルヒと話し、電話を切ってから俺はあの宇宙人と未来人と超能力者の顔を思い出していた。 妹よ、作るのは自由だが、俺のときのSOS団を超えるなんてことは、不可能だぜ。 さてさて、もう一眠りするか。
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男性向け流行同人ネタ 33 名前:水先案名無い人 :2005/06/24(金) 22 15 19 ID /IabvmVP0 全男性向け同人流行(1990~2005)年代順に入場!! ネオアトランティス人は生きていた!! 更なる研鑚を積み超弩級エクセリオン級宇宙戦艦が甦った!!! ガイナックス!! となりの海のナディアだァ――――!!! (1990) 美少女作品はすでに私達が完成している!! 三石琴乃出世作美少女戦士セーラームーンだァ――――!!! (1992) どうしようもない僕に女神が舞い降りしだいラブコメしまくってやる!! 永遠の17歳代表作 ああっ女神さまっだァッ!!!(1993) 天地の争奪戦なら魎呼と阿重霞の魅力がものを言う!! 天地のハーレムアニメ プリティーサミー 梶原正樹・天地無用!魎皇鬼!!!(1993) ふっ すべてのおとこは わたしのまえにひざまずくのよ! 春麗だァ!!!(1994) アーケードは全格闘ゲーム制覇気味だが同人なら全階級私達のものだ!! SNKの鉄拳 不知火舞・ナコルル人だ!!!(1994) 香取慎吾の演技は素敵だ!! 原作の事は忘れろ! 赤ずきんチャチャ!!!!(1995) 全ギャルゲのベスト・エンディングは私の中にある!! 伝説の樹の下にヒロイン様が来たッ コナミ・ときめきメモリアル!!!(1995) 毒電波なら絶対に敗けん!! 18禁のオモイデ教見せたる 初期Leaf代表作 雫&痕だ!!!(1996) 庵野秀明・製作総指揮(なんでもあり)ならこいつが怖い!! ガイナックスのピュア・アニメ 新世紀エヴァンゲリオンだ!!!(1996) セガソフト7研から炎のギャルゲが上陸だ!! 広井王子&大場規勝 サクラ大戦!!!(1996) ルールの無い商売がしたいから発売前グッズ大量発売(信者殺し)をやったのだ!! プロのセールスを見せてやる!!センチメンタルグラフティ!!!(1997) 色ボケの艦長達にバカばっかとはよく言ったもの!! 佐藤竜雄のSFが今 地上波でバクハツする!! 劇場版激欝 機動戦艦ナデシコだ―――!!!(1997) いいんちょ&ドジっ娘サイボーグが地上最強の代名詞だ!! まさかこの作品がきてくれるとはッッ Leaf・ToHeart!!!(1997) やりたいからここまできたッ スタッフ起用意図かなり不明!!!! NHKのピット(CLAMP)魔女っ娘アニメ カードキャプターさくらだ!!!(1998) オレたちは18禁ノベルゲーム最強ではない全文学で最強なのだ!! 御存知 久弥直樹in Key 泣きゲー代表・Kanon!!!(1998) 萌えの本場は今も幼児番組にある!! 私達を驚かせる奴はいないのか!! 佐藤竜雄監督作品・おじゃ魔女どれみだ!!! ヤバァァァァァいッ説明不要!! 妹が13人!!! ウニメ!!! メディアワークス・シスタープリンセスだ!!!(1999) 奇跡は実戦で使えてナンボのモン!!! 超実戦奇跡!! 本家KeyからAirの登場だ!!!(2000) 同人クイーンの座はアタシのもの 邪魔するやつは思いきり殴り思いきり蹴るだけ!! 同人ネタエロゲ統一王者 Leaf・こみっくパーティー(2000) 自分を試しに修羅場へきたッ!! 家庭用ゲーム全修羅場チャンプ アルファソフト・ガンパレードマーチ!!!(2001) 毒舌・皮肉に更なる磨きをかけ ”公開停止”偽春菜が帰って…来ねェ!!!(2001) 今の自分に死角はないッッ!! シュート・電波設定 月姫!!!(2001) 10歳高校生の完璧超人が今ベールを脱ぐ!! よつばスタジオから あずまんが大王だ!!!(2002) みんなの前でならボクはいつでも全盛期です!! 燃えるショタ ブリジット また尻穴ち○ぽしごきで退場だ!!!(2002) 今日の仕事はどーしたッ MMOの炎 未だ消えずッ!! ヒキコモリもネトゲ廃人も思いのまま!! MMORPG ラグナロクオンラインだ!!!(2002) 特に理由はないッ ギル○ィギア風コンボゲーが面白いのは当たりまえ!! キャラ調整がヤバいのはないしょだ!!! 続編絶賛稼働中! メルティブラッドがきてくれた―――!!!(2003) 同人で磨いた実戦弾幕地獄!! 上海アリス幻樂団のデンジャラス・シューティング 東方妖々夢だ!!!(2003) 百合だったらこのジャンルを外せない!! 超A級コバルト文庫 マリア様がみてる だ!!!(2003) 超一流同人軍団の超一流の裏設定だ!! 生で拝んでて少々食傷気味だッ Type Moonの鋼鉄人!! Fate/stay night!!!(2004) 残虐小説はこのジャンルが完成させた!! 07th Expansionの切り札!! ひぐらしのなく頃に だ!!!(2004) 暑苦しい夏祭りが帰ってくるッ 今年は何描けばいいンだッ 俺達の新刊ッッ それでも俺達はこの日を待っていたッッッ05年8月12~14日夏コミ開催だ――――――――ッ ttp //comic6.2ch.net/test/read.cgi/doujin/1117117614/8-11 関連レス 39 名前:水先案名無い人 :2005/06/24(金) 22 56 39 ID xqO/8a0WO >33-36 いきなり間違えてるけどそういう同人誌あるの? 41 名前:水先案名無い人 :2005/06/24(金) 23 12 00 ID cp+RDH450 39 人気ジャンルってことじゃね? 43 名前:水先案名無い人 :2005/06/24(金) 23 33 09 ID xqO/8a0WO Xとなりの海のナディア ○不思議の海のナディア 44 名前:水先案名無い人 :2005/06/24(金) 23 51 08 ID /IabvmVP0 ネオアトランティス人→アトランティス人 となりの海の→ふしぎの海の 超弩級エクセリオン級宇宙戦艦→第四世代型超光速恒星間航行用超弩級万能宇宙戦艦 何故ナディアだけこんなに間違えてるんだろう。 劇場版LD定価で買いなおしてきます。 50 名前:水先案名無い人 :2005/06/25(土) 00 23 20 ID q5KenOoB0 35 佐藤竜雄監督作品・おじゃ魔女どれみだ!!! 佐藤順一の間違いだろ! 素で仰天したじゃないか! 52 名前:水先案名無い人 :2005/06/25(土) 01 12 42 ID LN3BF75x0 43 となりの海ってやっぱりトンヘの事だろうか… コメント 名前
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おまじないしたことある?スレより 74:名無しさん@おーぷん 2014/06/27(金)01 23 41 ID LThdfBYA4 恋人ができるおまじない(男性向け) 1.まず田んぼに行ってジャンボタニシを一匹捕まえて来ます 2.水槽などに入れエサはたっぷり与えて自然に死ぬまで飼います 3.死んだら中身を取り出してその貝殻をお守りとして所持します ジャンボタニシは食欲性欲ともに極めて高いので、 その一方を極限まで満たし、もう一方を極限まで抑制させることで効果を得ます 彼女が出来たらジャンボタニシに感謝を忘れずに
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ジャンル 2010年 アマガミSS FORTUNE ARTERIAL 赤い約束 ヨスガノソラ 2012年 アマガミSS+ plus リトルバスターズ! 2013年 WHITE ALBUM2 リトルバスターズ! 〜Refrain〜 2014年 グリザイアの果実 2015年 グリザイアの迷宮/楽園