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アプローチ
アプローチは様々な方向からやってくる航空機を等間隔に一列に並べながら、空港まで誘導する。管制官はレーダー画面を見て、航空機の位置関係から最適な着陸順、進路などを瞬時に判断し指示を行う。間隔の調整は、速度調整、機首方位の指示により行われる。最も管制官の技量が試されるセクション。到着機コントロールから周波数を切り替えアプローチと交信する。交通量が少なければSTAR通りの飛行を指示されるが、交通量の多い空港では管制官の針路誘導と降下の指示で飛行する。針路誘導は「機首方位」の指示で行われ、他の航空機との間隔を保つため遠回りや近回りで誘導される。機首方位で調節しきれない時は、「速度調整」を行い減速や加速の指示が出される。それでも調整出来ない場合や滑走路の閉鎖などで進入を許可出来ない場合は、位置通報点やVOR局上での旋回待機が指示される。最終進入コースへ近づくと進入許可(着陸許可ではない)が出され、タワーと交信するよう指示される。進入許可後の進入方式は進入方式参照。コントロールから移管されると、現在高度と指示高度を伝える。航空機leavng FL160 for 13000ft we have information H.管制官(機体のコールサイン)(アプローチのコールサイン) roger.QNH(高度計規正値).レーダー誘導最終進入コースまでの誘導Turn right/left heading (機首方位).Vector to (滑走路番号)final approach course. Descend and maintain (高度).機首方位は10度単位(時によって5度単位)で指示され、原則として最低誘導高度以上で誘導される。レーダー誘導の開始の際は、必ず誘導目標が「vector to~」の用語を用いて示される。視認進入の際のトラフィックパターンへの誘導Turn right/left heading (機首方位) vector to Runway (滑走路番号) traffic pattern.Fly heading と Turn right/left headingFly heading はレーダー誘導開始時など当該機の機首方位がわからない場合、又は旋回する方向を指定しない場合に使用される。現在機首方位の通報を要求Report heading旋回する方向を指定しない旋回後の方位の指定Fly heading (機首方位).この場合は指定された方位へ近い方向で旋回する。旋回する方向を指定する旋回後の方位の指定Turn right/left heading (機首方位)現在機首方位から~度旋回Turn right/left (角度) degreesSTAR通りに飛行させる場合Cleared to (最終進入フィックス) via (STAR名)例Cleared to MAYAH via MAYAH ARC ARRIVAL.これは経路のみの承認なので、勝手に降下は出来ない。またSTARによって管制承認限界点が明らかな場合はfix名を省略することが出来る。Cleared via (STAR名)例Cleared via ARLON ARRIVAL.位置通報点へ直行させる場合Direct (fix名) then direct (fix名)位置通報点通過後、レーダー誘導する場合Leave (fix名) heading (方位)交通状況などにより、最終進入コースを跨いで誘導する場合expect vector across final approach course降下指示Descend and maintain (高度)特定の地点を通過後降下After passing (fix名) descend and maintain (高度)特定の地点まで高度を維持Maintain (高度) until passing (fix名)降下速度の調整Increase rate of descent until passing (高度)ft.速度調整速度調整は航空機を指定した対気速度で飛行させることで、間隔の調整を行う。航空機は指示された速度+-10ノット以内で飛行する必要があるが次の何れかの場合は終了する。速度調整終了の指示があった場合旋回待機を指示された場合進入許可が出た場合レーダー進入において接地点から5マイル又は最終降下開始点のうち接地点から遠い方の地点を通過した場合速度調整を維持する地点を指示されその地点を通過した場合特定の速度へ減速させる場合Reduce air speed to (速度) konts.速度調整は10ノット単位で指示する。飛行可能な最低速度を指示する場合はReduce to minimum approach speed.フラップを展開せずに飛行可能な最低速度を指示する場合はReduce to minimum clean speed.旅客機にとって降下しながら減速することは難しいため降下指示と同時に減速指示を出す場合は、指示の順番で優先順位が決まるReduce air speed to (速度) knots,then descend and maintain (高度)Descend and maintain (高度),then reduce air speed to (速度) knots速度調整の終了Resume normal speed.速度調整は進入許可が出た場合も自動的に解除される。旋回待機(ホールディング)空港の気象条件、他の航空機による混雑などで間隔調整や待機を行う場合は、原則として待機を予定するfixへ到達する5分前までに待機指示が出される。旋回方向は特に指示がない限り右回り。同時に複数機を待機させる場合は、高度を分けて待機させる。一番下の航空機に進入許可を出した場合は、順に降下させる。また高度処理の為待機させる場合は、旋回しながら進入開始高度まで降下させる。事前にチャートで待機パターンが公示されている場合Hold (方角) of (fix名/VOR)待機パターンが公示されていない場合は、次にあげる事項が通報される。待機経路の方向待機フィックスインバウンドコース・放射方位等アウトバウンドの飛行時間・距離左旋回の場合は旋回方向例:Hold west of XAC on 270 radial one and harf minuite leg left turns管制承認予定時刻の伝達expect further clearance at (時刻)/EFC (時刻)進入計器進入の許可(距離) miles from (最終進入フィックス). Cleared for (進入方式) Runway (滑走路番号) approach.ILS進入時のアルファベット空港によってはILSの進入方法にアルファベットが追加されている場合がある。例:東京国際空港ILS (Y/Z) 34 (L/R)これは騒音問題などのため、時間帯によって進入開始高度が異なる場合に区別するために利用されていることが多い。上記の東京国際空港34Lの例では、位置通報点「AGNES」から1800フィートを維持し、「ACTOR」から降下を開始するのがY(ヤンキー)で、位置通報点「ARLON」をから5000フィートを維持し、「APOLO」から降下を開始するのがZ(ズールー)となっている。進入方式を指定されない場合はパイロットの判断で進入方式を選択する。Cleared for approach.視認進入航空機Request visual approach管制官Roger report airport insight航空機Now airport insight管制官Cleared visual approach Runway (滑走路番号)視認進入は、先行機の有無に関わらず空港を視認した時点で許可される。。leaving FL~ for ~ft we have information~FL~から~フィートまで降下中です。ATISは~を受信しています。leave (ウェイポイント) heading ~ vector to final approach course~を通過後機首方位を~へ向けてください。最終進入コースまで誘導します。~QNH(気圧)~(アプローチのコールサイン)のQNHは~です。reduce air speed to ~kt対気速度~ノットに減速して下さい。Hold over~ maitain ~ft~を支点として公示されたパターンで~フィートを保って旋回待機して下さい。Expect further clearance at~待機離脱予定時刻は~です。turn left(right) heading ~左(右)旋回して機首方位を~に向けて下さい。clear to ~ via ~ arrivalSTARに従って~への飛行を許可します。descend and maintain ~ft降下して~フィートを維持して下さい。after(ウェイポイント) direct (ウェイポイント)~を通過後、~へ直行して下さい。after(ウェイポイント) heading~~を通過後機首方位を~へ向けて下さい。increase rate of descend降下率を上げて下さい。intercept localizerILSのローカライザーコースに会合してください。request heading ~ due to weather悪天候の為機首方位~を希望します。request visual approach視認進入を希望します。unable due to traffic他の航空機の為許可できません。report airport insight滑走路を視認したら報告してください。~miles from (ウェイポイント)貴機は(ウェイポイント)から~マイルです。cleared for (進入方式) (滑走路番号) approach滑走路~へ~での進入を許可します。contact ~タワー (周波数)~タワーと~MHzで交信してください。ランウェイチェンジ風向きにより使用する滑走路が変更になる場合は、異なる滑走路を使用する航空機同士が対向しないよう、上空で旋回待機させて間隔を確保したり、レーダーによる進入コースへの誘導が行われる。この際「Runway change in progress」の用語が使用される。レーダーベクターレーダーベクターとは管制官がレーダーの機影を見ながら、機首方位を指示することで航空機を誘導すること。遠回り、近回りさせて間隔を調節したいときなどに行われる。交通量の多い大きな空港では日常的に行われている。パイロットは機首方位を指示されるとオートパイロットのヘディングモードで機首方位を入力して、指示された方位へ機首を向ける。管制官の指示は機首方位なので、任意の進路へ飛行させたい場合は風の影響も考慮して指示を出す必要がある。大阪国際空港の東からの到着機でのレーダーベクターの例。赤:STAR通りの経路(IKOMA EAST RNAV ARRIVAL)青:近回りの指示の例緑:遠回りの指示の例MVA(最低誘導高度)MVAはレーダー誘導の際降下可能な、エリアごとに決められた最低の高度で管制卓に表示される。高度は障害物からの距離、無線の通信、レーダーの性能などによって決められ一般に空港を中心として扇形に広がり、空港に近づくほど最低高度も低くなる。
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