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【検索用 そしてたれもいなくなった 登録タグ 2009年 MEIKO VOCALOID ceresP そ 曲 曲さ 涼介P】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:涼介P 作曲:涼介P 編曲:ceresP ミックス:ceresP MEIKO基本調教:涼介P MEIKO応用調教:ceresP 唄:MEIKO 曲紹介 曲名:『そして誰もいなくなった』(そしてだれもいなくなった) 歌詞 一人目の犠牲者は新聞記者 一連の事件を調査していた 死因は刺殺 凶器はナイフ 服には雪がついていた 二人目の犠牲者は若い女 交遊関係は広かったらしい 死因は絞殺 凶器はワイヤー 暴行の跡も確認されている 電話も繋がらない中で 疑心暗鬼に震えている 犯人探しのゲームが始まる 夜はまだ終わらない 繰り広げられる殺人劇 外界から遮断された中 皆殺しの恐怖に怯えて 周りの顔色伺いながら 見落としたのはどこか 皆で生き残る手段は 嘘を見破り目を凝らし 彼女に微笑む 第三の犠牲者は 店のオーナー アリバイ不明の唯一の人物 死因は撲殺 凶器は灰皿 彼女の名前が残されていた 第四の犠牲者は心理学者 トイレの個室で発見されてる 死因は焼殺 凶器はガソリン 遺体の一部が持ち去られていた 一人一人と消えゆく中で 次は自分と怯えている 誰が(フーダ)とどうやって(ハウダ)が交錯し 頭の中で実を結ぶ 舞台を降りてゆく役者達 僕は主役か、それとも端役? 皆殺しの恐怖に悶えて 静かに足音伺いながら 皆を殺したのはあいつ 動機も筋も通っている これ以上犠牲を出さないように 彼女に微笑む 恐怖と狂気が支配する暗闇の 見えざる犯人に怯えたままで 鳴り止まぬ雪の音 止まらない惨劇 何故だ、犯人はアイツ 死体は語る 最後の犠牲者の悲鳴が消え 僕と彼女の二人が残る 彼女はだらりと首を曲げ 静かに僕を見守った 鏡の中の僕の口許が にやりと醜く歪んでいる 右手のナイフが空を切って そこでがめ んは すなあ らし コメント こ・・・怖い -- むぅこ (2009-09-19 21 26 15) アガサ・クリスティー作の「そして誰もいなくなった」に似てる… -- パンドラの箱 (2009-09-20 13 34 06) ↑それを踏まえられているみたいですね。犠牲者は少ないですが.... -- 名無しさん (2009-09-21 00 31 20) さりげなく神調教 -- 名無しさん (2009-09-25 20 12 44) すっげぇ好み…← -- 匿名希望ww (2010-12-06 20 52 36) 空白が意味ありげだにゃ。 -- 猫 (2010-12-06 21 10 54) マザーグースの歌にもあるよね(´゚∀゚`) マザーグースの方は犠牲者は12人だけど、ボカロの方も好きだな -- イスミィ (2010-12-15 16 01 54) すなあらし -- ごきぶり乙女 (2011-07-29 23 55 58) 名前 コメント コメントを書き込む際の注意 コメント欄は匿名で使用できる性質上、荒れやすいので、 以下の条件に該当するようなコメントは削除されることがあります。 コメントする際は、絶対に目を通してください。 暴力的、または卑猥な表現・差別用語(Wiki利用者に著しく不快感を与えるような表現) 特定の個人・団体の宣伝または批判 (曲紹介ページにおいて)歌詞の独自解釈を展開するコメント、いわゆる“解釈コメ” 長すぎるコメント 『歌ってみた』系動画や、歌い手に関する話題 「カラオケで歌えた」「学校で流れた」などの曲に直接関係しない、本来日記に書くようなコメント カラオケ化、カラオケ配信等の話題 同一人物によると判断される連続・大量コメント Wikiの保守管理は有志によって行われています。 Wikiを気持ちよく利用するためにも、上記の注意事項は守って頂くようにお願いします。
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登録日:2010/09/19(日) 14 09 16 更新日:2024/04/19 Fri 11 01 21NEW! 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 10人のインディアン DDD U.N.オーエン うみねこのなく頃に そして誰もいなくなった アガサ・クリスティ インシテミル クローズドサークル フランドール・スカーレット ホラー ミステリー リンクス戦争 不朽の名作 代表作 全滅 孤島 小説 怪奇大作戦 推理小説 東京ヤクルトスワローズ 死神の子守唄 毛利探偵「そして誰もいらなくなった」 洋館 疑心暗鬼 童謡 裁くべき被害者 見立て殺人 連続殺人事件 十人のインディアンの少年が食事に出かけた。 一人が喉を詰まらせて、九人になった。 九人のインディアンの少年が遅くまで起きていた。 一人が寝過ごして、八人になった。 八人のインディアンの少年がデヴォン(*1)を旅していた。 一人がそこに残って、七人になった。 七人のインディアンの少年が薪を割っていた。 一人が自分を二つに割って、六人になった。 六人のインディアンの少年が蜂の巣を悪戯していた。 蜂が一人を刺して、五人になった。 五人のインディアンの少年が法律に夢中になった。 一人が大法院に入って、四人になった。 四人のインディアンの少年が海に出掛けた。 一人が燻製のにしんにのまれ、三人になった。 三人のインディアンの少年が動物園を歩いていた。 大熊が一人を抱きしめ、二人になった。 二人のインディアンの少年が日向に座った。 一人が陽に焼かれて、一人になった。(*2) 一人のインディアンの少年が後に残された。 彼が首をくくり、後には誰もいなくなった。 ※本によって和訳に違いがある場合があります。 AND THEN THERE WERE NONE そして誰もいなくなった ―――私にとって、これが「こんな作品が書きたい」という目標であることはいつまでも変わらないだろう。 赤川 次郎 ▽目次 〈概要〉 〈ストーリー〉 〈登場人物〉 〈後日談〉 〈真相〉 〈余談〉 〈概要〉 "そして誰もいなくなった"は、小説家アガサ・クリスティの書いた推理小説。 同氏の代表作の1つであり、全世界で1億冊以上を売り上げたとされる。 舞台は陸から1マイル程度離れた孤島、「インディアン島」に建てられた洋館であり、 「孤島の洋館で起こる連続殺人事件」と言われて、この作品を連想する人は少なくないと思われる。 ちなみに、発表当時の原題は「Ten Little Niggers (10人の小さな黒人)(*3)」という、表現的に危ないものであったため、後に「And Then There Were None (そして誰もいなくなった)」に改題された。 なお、冒頭の童謡の歌詞や島の名前も「Nigger」だったが、上記の通り「Indian」に変更されている。 また、最近では「Indian」も差別用語とする見解があることから、童謡のその部分が「Soldiers」に変えてあるものもあるとか。 〈ストーリー〉 互いに面識の無い十人の男女が、様々な理由で孤島「インディアン島」に招かれた。 しかしそこに招待主であるオーエン夫妻の姿はなく、そのまま夜になり夕食を済ませた時、どこからともなく客達の過去の罪を告発する声が響いた。 そこから一人、また一人と童謡に沿って殺されていく……。 果たして犯人は誰なのか? そして犯人の目的は……? 〈登場人物〉 〇アンソニー・ジェームズ・マーストン 遊び好きの若いあんちゃん。 友人から電報が来たんで、深く考えず遊びに来たらしい。 登場していきなりアームストロング医師の車と事故りそうになるなど、車の運転がめちゃめちゃ荒っぽい。 告発によると、その危険運転で2人の子どもを轢き殺したが事故として片づけられたとのこと。 その事実は本人も認めていたが、「自分も2人も運が悪かった」「あんな迷惑なことって、ありゃしない」「今はスピードの時代」と述べており、反省の色ゼロ。 一人目の犠牲者。 オーエンの告発にも動じず、むしろ面白がっていたが、その直後に「喉を詰まらせた」の歌詞どおり酒に毒薬を盛られて窒息死した。 ――― 一人が喉を詰まらせて、九人になった。 〇エセル・ロジャース オーウェン夫妻に雇われたコックで、執事のトマスの妻。 料理の腕はとてもいい模様。 告発によると、かつて仕えていた老婦人の遺産を手に入れるため、夫と共謀して主人の持病による心臓発作をわざと放置した。 トマスによれば、主人は嵐の夜に容態が悪化し、電話が使えなくなっていて医者を呼べず、トマスが歩いて呼びに行ったが来るのが遅すぎたとのこと。 二人目の犠牲者。 アンソニーの死にショックを受けて気絶。そのまま寝室に運ばれたが、「寝過ごした」の歌詞どおり就寝中に致死量の睡眠薬を盛られる。 ――― 一人が寝過ごして、八人になった。 〇ジョン・ゴードン・マカーサー 退役した老将軍。「あなたの軍時代の旧友が、あなたをお呼びしたいとのことだから」と招かれたらしい。 告発によると、妻と不倫関係にあった部下をわざと死地に送り込んで死なせた。 本人は「偵察に出したら命を落とした。戦争のときにはよくあること」「妻はこの世に二人といない、すばらしい女だった。どこに出しても恥ずかしくない女性だった」として、告発の内容を否定している。 三人目の犠牲者。 「デヴォンに残った」の歌詞どおり散歩に出た先で撲殺され、屋敷に帰ってくることはなかった。 犯した罪の影に怯える人生に疲れ切っており、殺される直前にはこれで「終われる」事に安堵の顔さえ見せていた。 ――― 一人がそこに残って、七人になった。 〇トマス・ロジャース オーエン夫妻に雇われた執事。エセルの夫であり、夫婦で使用人を生業としている。 なお、雇われたのは本編開始のわずか1週間前である。 告発によると、かつて仕えていた老婦人の遺産を手に入れるため、妻と共謀して主人の持病による心臓発作をわざと放置した。 殺された順番からして、おそらく彼の方が主犯。 「主人が死んで、懐がちょっぴり温まったんだろう」というブロアの指摘に対しては、「わたくしどもの心をこめたお世話を喜ばれて、遺産をわけてくださった」「当然ではありませんか」と述べている。 四人目の犠牲者。 連続殺人が起こってからも使用人の仕事をこなしていたが、「斧で自分を真っ二つ」の歌詞どおり薪割りの最中に斧で頭をカチ割られる。 ――― 一人が自分を二つに割って、六人になった。 〇エミリー・キャロライン・ブレント カトリックの信仰篤い老婦人。 避暑地のホテルで知り合った人物に招かれたことになっていた。 何でもかんでも自分が正しいと思い込んでおり、それ故に標的に選ばれることに。 告発によると、不義の子を身ごもったメイドにつらく当たり、自殺に追い込んだ。 そのことについて他の者から問われても言うことは何もないという。本人いわく、自分はいつだって良心に従って行動しており、やましいことなどこれっぽっちもないとのこと。 五人目の犠牲者。 生き残り達による捜査にも我関せずといった態度だったが、「蜂に刺される」の歌詞どおり首筋に毒物を注射される。(*4) ――― 蜂が一人を刺して、五人になった。 〇ローレンス・ジョン・ウォーグレイヴ 元判事の老爺。有罪判決の多さから、一部では"首吊り判事"と呼ばれている。 インディアン島へは旧友の女性に招かれたらしい。 告発によると、誰もが無罪と信じていた被告を決定的証拠もないまま死刑にした。 本人が言うには、弁護人マシューズの弁護も被告シートンの印象もすぐれていたが、証拠をみるとシートンの犯行であることは動かしようがなく、証拠に従って陪審員に事件要点の説示を行い、陪審員の決定にそって死刑を言いわたしたとのこと。 しかし有罪判決を出したときには誰もがひどく驚いたらしく、ウォーグレイブがシートンに個人的なうらみを持っていたのではないかという噂がある。 六人目の犠牲者。 職業由来の毅然とした厳格さで一同を引っ張っていた彼も「大法院に入る(*5)」の歌詞どおり判事の正装に見立てた仮装をさせられ銃殺される。 ――― 一人が大法院に入って、四人になった。 〇エドワード・ジョージ・アームストロング ロンドンの名医が集うハーレー街に医院を構える医者。オーエン夫人の診察を頼まれていたとのこと。 告発によると、泥酔したまま手術を執刀して助かるはずだった患者を死なせた。 本人は覚えがないと述べており、「病院にかつぎこまれたときにすでに手遅れという患者さんが多い」「患者さんが亡くなると、かならず医者のせいにされる」として、かりに死んだ患者がいたとしても自分のせいではないとしている。 七人目の犠牲者。 深夜に行方不明になり、生き残り達は彼こそがオーエンだと色めき立つが、「海で燻製のにしんに呑まれる」の歌詞どおり何者かに海に突き落とされて溺死していた。 ――― 一人が燻製のにしんにのまれ、三人になった。 〇ウィリアム・ヘンリー・ブロア 元警部の現探偵。 オーエン氏に来客者を見張るよう依頼されたと主張する。 告発によると、虚偽の証言で無実の男に強盗殺人の罪を被せて獄死させた。 しかし本人は「(獄死した人物は)体の弱い男だった」「やつが有罪なのは明らかだった」「義務を果たしたまで」と述べている。 控えめに言って外道。警察仲間からも嫌われていたらしい。 八人目の犠牲者。 腕力と体力に自信があったようだが、「大熊に抱きしめられる」の歌詞どおり熊の形をした大理石像を脳天に落とされてはひとたまりもなかった。 ――― 大熊が一人を抱きしめ、二人になった。 〇フィリップ・ロンバート 元陸軍大尉。現在は、アウトローという名のプーな伊達男。 モリスと名乗る男の依頼でインディアン島へ赴く。 告発によると、東アフリカの任地で現地人の部下21名を見捨て、食糧を奪って死なせた。 本人もそのことは認めており、そのことを他の者達に糾弾されても「人間、自分の命を守るのが一番の義務」「やつらは死ぬことをなんとも思っちゃいない」と述べており、しかもそれを話したり聞いた者の反応を見るときに面白そうにしており、反省の色はない。 実は真犯人を真っ先に怪しんでいた。もう少し証拠があれば… 九人目の犠牲者。 残り二人になったためヴェラとお互いに犯人と決めつけ合い、諍いの末に自分が持ち込んだ拳銃を奪われて撃たれる。 死体は歌詞どおりに「砂浜で陽に焼かれる」ことになった。 ――― 一人が陽に焼かれて、一人になった。 〇ヴェラ・エリザベス・クレイソーン 秘書と家庭教師を職業とする若い女性。 秘書としてオーエン夫妻に雇われる事になっていた。 告発によると、体の弱い教え子に泳げるはずのない距離を泳ぐ許可を与えて溺死させた。 実際過去に、自身が家庭教師を務めていたシリルという少年が溺死しているが、ヴェラは後を追って助けようとしていたらしく、検視審問でもヴェラに責任はないという判断が下されている。 十人目の犠牲者。 恐怖からの解放と殺人を犯した興奮、過去の罪の意識等がないまぜになった錯乱状態の中、自室に戻ると首吊りのロープがセッティングされていた。 見えない何かに誘われるかのように、歌詞どおりに自分から「首をくくる」。 ――― 彼が首をくくり、後には誰もいなくなった。 〇オーエン夫妻 彼ら十人を島に招いた富豪。 夫はユリック・ノーマン・オーエン(Ulick Norman Owen)、妻はユナ・ナンシー・オーエン(Una Nancy Owen)。 二人ともイニシャルはU.N.オーエンとなり、繋げて読むとUNOwen…“Unknown”と読めてしまう。 ※真相を暴く為のヒント的なもの "燻製のにしん"とは、英語圏において「注意を他の事にそらす」という意味で使う慣用句である。なお、クリスティがこのヒントのために無理やり歌詞にこの語句を挿入した訳ではなく、原典の歌の時点できっちり"燻製のにしん"と歌われていることを付け加えておく。 〈後日談〉 スコットランドヤードの副警視総監トマス・レッグ卿は苛立っていた。 自分の今いるこのインディアン島では10の遺体が見つかった、痛ましいことだがそれはいい。 どの死体も時間が経ち過ぎていて正確な死亡時刻が判然としない、これも仕方がない。 島の対岸にあるスティクルヘイヴン村の村人は、島からの救難信号を目にしてから可能な限りの速さで島に駆けつけた。 嵐とその後の高波が治まるまでの丸一日間は船が出せなかったことを、誰も責めることができないだろう。 だが、そこにトマス卿を苛立たせている問題があった。 村人たちは救難信号を目にしてから誰かしらがずっと島を見張っており、自分たちが駆けつけるまで島からは誰も出て行かなかったと断言している。 つまり犯人は、この島で死んでいる10人のうちの1人でしかありえない。 10人のうちの1人が正義にやたらこだわる異常者であり、自ら選び出した法の及ばぬ殺人者たちを私刑にかけた後に自決したのだと考えるしかない。 だが、誰が最後に死んだのかが分からない。 彼らの幾人かは日記やメモを残しており、それで途中までの死亡順は追うことが出来た。 マーストン、エセル、マッカーサー、ロジャーズ、ブラント、ウォーグレイヴの順。 だが、そこからは“アームストロングが姿を消した”という記録を最後に何も手掛かりが無くなってしまっている。 なので、残りの4人がそれぞれ犯人だった場合を想定して行動を推理するしかないのだが……。 ①アームストロングが犯人の場合 彼の溺死体は満潮線より高いところに引き上げられて綺麗に横たえられていた。 したがって、彼の死後も生きていて死体を引き上げた人間がいたのは確実である。 ②ブロアが犯人の場合 9人を殺した後、大理石の時計をどうにかして2階から自分の脳天に落として自殺した……いくら何でも迂遠で不確実に過ぎる。 加えて、元警察官のブロアは警察側でもその素行を把握している。決してこんな抽象的な正義の執行に血道をあげる男ではなかった。 ③ロンバートが犯人の場合 9人を殺した後、海岸のアームストロングの死体の傍に行って拳銃自殺した事になる。 だが、彼のピストルは邸内のウォーグレイヴの部屋で見つかっている。 つまり、やはり彼の死後も生きていて拳銃を邸内まで持って行った人間がいる事になる。 ④ヴェラが犯人の場合 9人を殺した後、自室で首を吊って自殺したことになる。 だが、彼女の靴跡が付いた椅子は他の椅子同様に部屋の壁にきれいに並べられていた。 したがって、彼女の死後も生きていて椅子を片付けた人間がいた事になる。 だから、島には10人の他にもう1人以上の人間がいたはず。 10人全員が死んだ後に、その後始末をした人間が。 だが、そうだとしたら、そいつ(ら)はどうやって島に潜み、そしてどうやって島から立ち去ったというのか……? 〈真相〉 後日、トロール漁船〈エマ・ジェイン号〉の船長より、ロンドン警視庁にこの事件の証拠文書が送付された。 それは犯人が壜に入れて海に流した手記であり、そこには犯人の正体はもちろん、犯行の動機、自分含めた10人全員を殺害した方法、といったこの事件の全てが書かれていた。 事件の真相 「私は自分の手で人を殺したくなったのだ。」 〇ローレンス・ジョン・ウォーグレイヴ この事件の犯人。 幼少期から、ロマンティックな性格、生き物が死ぬのを見たり、殺したりして喜ぶ嗜虐趣味、それとは正反対の、罪のない人や動物を苦しめ殺したりすることを断じて我慢できない強い正義感、といった様々な性格を併せ持っていた。 それらすべてをほぼ満足させてくれる司法職に就き、シートンの件を含め手がけた事件はすべて、感情に動かされず証拠のみに則って公正に裁いていた。 しかし近年、自分をコントロールする力が弱くなり、自分で人を殺したくなってしまう。それもただ殺すのではなく、稀有で不可能と思えるような殺人をしたいと考えるようになった。一方で、生来の正義感が罪もない人を苦しませてはならないと邪魔をした。 そんな中、たまたまロジャース夫妻の話を聞いたことで、法の裁きを受けていない犯罪者を殺そうと思い立ち、自分が2歳の頃に聞いた兵隊の歌に見立てることを思いついた。 そしてあちこちで情報を集めて法の裁きを受けなかった犯罪者達を9人見繕い、島におびき寄せる。最初の告発を聞いているときの顔を見て、判事としての経験から9人の有罪を確信。計画を実行に移した。 自身を信用していたアームストロングに「自分が次の犠牲者のように見せ、表向き死んだことにして犯人捜しのために自由に動けるようにする」という計画を持ちかけ、アームストロングと協力して自身の死を偽装。その後アームストロングを殺し、ブロアも殺した。 最後の一人であるヴェラの自殺後、イスを片付け、自分の部屋に戻ってベッドに横たわった。そして、伸び縮みするゴム紐をドアのノブに絡ませ、紐の先にはピストルを緩めに結びつけ、さらにメガネにも結びつけそのメガネを体の下に置き体重をかけた。こうした上で自分の額を撃つことで、ピストルは紐に引っ張られてドアのほうにはねかえり、ノブにぶつかって紐がはずれ、床に落ちる。こうして自殺だとわからないように自分を撃ち、不可能犯罪を完成させた。 〈余談〉 アガサ・クリスティが自身の手で戯曲化した際にはストーリーの一部が変えられ、生存者が出る形(*6)になっている。 他にも舞台化、ラジオドラマ化、映画化などが行われており、PCゲームが作られたりもしている。 2017年にはテレビ朝日にて、舞台を現代日本に置き換えた仲間由紀恵主演の「事件編」、及び沢村一樹主演の「解決編」による前後編のSPドラマを放送。 この作品は数多くのドラマに出演した名優・渡瀬恒彦氏の遺作となっており、氏の没後に放送される形となった。 作品ネタバレを含むドラマ制作上のエピソード。 渡瀬氏は自ら希望して犯人の磐村兵庫を演じている。 癌で余命宣告を受けており、本作の撮影時にはその期限も過ぎた状態にあったこと、 加えて氏が警察官や探偵といった犯罪者と向き合う役を多く演じてきた背景とを重ねて、 作品を見た人からは「最後の独白のシーンが洒落になっていなかった」との声も。 ちなみに番組プロデューサーは別の役を依頼するつもりで渡瀬氏に声をかけたが、番組資料を見た渡瀬氏が自ら犯人役を希望したという。 上述した通り、原作とは違って「解決編」部分がドラマオリジナルキャラクターの刑事による推理シーンに変更されており、このオリキャラ刑事を主役としてミス・マーブルシリーズを原作としたドラマも後に放送されている。 クローズドサークル及び見立て殺人の金字塔とも言える名作であるがゆえに、パロディも多く存在している。 特にクローズドサークルものの作品では、登場人物が自分たちの置かれた状況について「まるで"そして誰もいなくなった"のようだ」とこの作品そのものに言及することもしばしば。 また、見立て殺人ものにおいては、犯人がこの小説に見立てて殺人を行うという作品が一つならず存在している。 日本の推理小説においては、綾辻行人による『十角館の殺人』が特に有名だろう。 上述のとおりに、登場人物による「"そして誰もいなくなった"のようだ」という状況確認が何度も出てくるだけでなく、シチュエーションやプロットをほぼそのまま踏襲しているのは、旧版や新装版の巻末解説でも触れられている。 そしてもちろん、その踏襲こそがトリックのみならずドラマ面においても大きな役割を果たしている。 氏がその才覚によって新本格の先駆となるのは変わりなかったにしても、この"そして誰もいなくなった"がなかった場合、それは『十角館~』ではない全く違った小説によって成されていたはずで、そういった意味では日本の新本格ミステリ史を語るうえで外せない作品でもある。 なお、小五郎のおっちゃんはタイトルを「そして誰もいらなくなった」と間違えて覚えている。 一人のWiki篭りが後に残された。 彼が追記・修正をし、後には誰もいなくなった。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] この話の凄い所は密室状態で登場人物が犯人も含めて全員死亡している点。 真犯人がどんなタイミングで、どのような形で死んだかがポイントです。 -- 滋味 (2013-11-14 19 00 57) U.N.OwenはUNKNOWNにつながると書かなきゃ片手落ちじゃないかな。 それとSAWの元ネタだな。 -- 名無しさん (2013-12-10 04 13 04) 東方のunオーエンは彼女なのか?の元ネタですね。 -- ましろ (2014-02-24 22 41 29) 推理小説としては荒唐無稽なのだが、心理描写がうまくできていてオリエント急行などと比べると同じ作者とは思えない説得力のある出来になっている。 -- 名無しさん (2014-04-19 21 46 50) おーい、エスカルゴーン! -- 名無しさん (2014-05-24 21 06 19) うみねこの元ネタでもあるよね。偉大なミステリーだ -- 名無しさん (2014-05-24 21 13 46) そして誰もいらなくなった -- 名無しさん (2014-05-24 21 17 28) ↑おっちゃん乙 -- 名無しさん (2014-05-24 22 06 18) 舞台版ではたしかハッピーエンドになってるんだよね -- 名無しさん (2014-10-13 21 30 02) 最後の一人は結婚したバージョンなら知ってるな -- 名無しさん (2014-10-27 20 37 09) 怪奇大作戦の「死神の子守唄」の元ネタ? -- 名無しさん (2014-10-27 21 13 41) インディアンのお話、生存者が3人いる様な・・・?(寝過ごした人、デヴォンに居残った人、大法院に行った人) -- 名無しさん (2015-01-12 00 35 10) 何故カービィのタグが… -- 名無しさん (2015-03-10 15 23 20) ヤクルトやめーやww -- 名無しさん (2016-09-17 10 04 32) 展開や衝撃のオチはすごく良かったんだけど、あえて粗を探すなら、魅力的なキャラクターや共感できるキャラクターが一人も居ないところだな。自分の中では、ミス・マープル・シリーズの方がちょっと上かな。 -- 名無しさん (2016-09-17 14 36 34) クローズドサークルはこれが嚆矢なん? -- 名無しさん (2016-12-16 01 38 47) これの日本版ドラマに出演したのが最期だったとは…渡瀬さん、謹んで哀悼の意を表します。 -- 名無しさん (2017-03-17 15 19 33) 一人が自分を2つに割って8人に増えたのかと思った -- 名無しさん (2017-03-24 14 58 25) きっと俺はミステリー読むのに向いてないと前置きした上で言いたい、なんの縁もなく怪しい招待状なんかにノコノコ行くなよ!と -- 名無しさん (2017-03-24 15 13 32) ドラマよくできているんじゃね -- 名無しさん (2017-03-25 23 08 14) ドラマ見てたら「あれ、最後刑事が解決するんだぁ」って思ったんだけど、原作でもそうなの?当事者たちだけで事件を完結させてほしかったというか・・・ -- 名無しさん (2017-03-25 23 18 26) ↑昔読んだうろ覚えだけど、原作はラストは警察が犯人の手記を見つけてそれで真相がわかる流れだったような -- 名無しさん (2017-03-25 23 31 53) 原作は犯人が自分の動機故に真相をボトルメールにしてたので判明した。(犯人的には見つかっても見つからなくても良かった) -- 名無しさん (2017-08-19 20 12 46) そして誰もいなくなった……と思ったら、そんなことはなかったぜ! 「ばっかもーん!そいつが犯人だ、追えーー!」 -- 名無しさん (2017-10-25 15 04 00) ↑7 ↑13 「自分を2つに割って=一人二役もしくは二人一役の暗喩」「生存者ともとれる歌詞」を生かしたリメイクやアレンジができるのでは? -- 名無しさん (2019-12-30 23 37 56) Niggersを日本語的に訳そうとしたら黒人じゃなくて、○んぼたち -- 名無しさん (2021-01-26 23 42 24) 横溝正史は原題を「みんないなくなったとさ」と訳した。 -- 名無しさん (2021-01-26 23 58 51) ↑13 そりゃ、所詮は独善的な殺人者ばかりだから共感できるキャラが居ないのは仕方がない。そういう意味で戯曲、映画、ドラマ版などでは冤罪者や殺人者のふりをして潜入したキャラも居るので魅力的なキャラはいる。 -- 名無しさん (2021-03-17 07 09 36) ↑上から10番目、12番目 最初の「10人の○○」の時点でチームかパーティである事が示唆されているので、生死を問わず脱落したらもういないという扱いなんよ。死亡の方が多いのはどこの国でも子供は残酷をネタにして歌いたがるから…人一人を呑み込む大きさのニシン、しかももう燻製にされて死んでるはず、ってのも現代のようなお菓子がなかった時代の子供の好きそうなジョーク。 -- 名無しさん (2021-03-17 08 15 24) ヒント アームストロングの死は燻製のにしん=他に注意をそらす為のもの -- 名無しさん (2021-03-17 08 48 09) マザーグースの原詞は伝承なのでクリスティが使ったバージョン以外にもいろんなのがあるらしいけど、谷川俊太郎が訳したら法律の勉強後に「一人がどうにもならなくなって(=勉強についていけなくなった、あるいは法を犯す側になってしまった)」というので、そっちしか知らなかった時にこちらを知って面食らった -- 名無しさん (2021-06-03 00 21 36) ダンガンロンパ3未来編のコロシアイの首謀者は、おそらくこの小説を基にしたんだろうと思うけど、はっきり言ってクリスティが草葉の陰で泣くだろうと思うくらい杜撰だったな・・・。 -- 名無しさん (2021-11-21 22 55 31) この記事とかWikiとかを読んでみたけど、ヴェラが自殺したのは確定だよね? その後に〇〇が椅子を並べなおした、と。 -- 名無しさん (2021-12-22 15 18 21) ハヤカワ・ジュニアミステリーから、挿絵がアニメ調になった、小学生向けのが出てるみたいだね。気になる。というか、ヴェラが主人公みたいだけど、彼女も死んじゃうじゃん!>< 読んだことある人、情報求む -- 名無しさん (2021-12-23 14 02 44) あーそうか、なんでレッド・ヘリングがキーワードなのかって思ったら、多分そういう事か。「そうだけどそうじゃない」のか。10分ぐらい引っかけられてたわ……確かにこれは『古典的名作』な訳だ -- 名無しさん (2022-02-22 20 30 04) 綾辻行人の十角館の殺人もだけど、推理作家の何人かはオマージュとして似た題材の作品を出してるよね。米澤穂信のインシテミルや、我孫子武丸のかまいたちの夜とか。 -- 名無しさん (2022-02-22 20 39 25) ↑ ここのページだけずっとにらめっこしてたけど、正に『かまいたちの夜』の事を思い出した瞬間に、ネタにアタリがついたよ。後々当たり前になる事を一番最初にやったのは、やっぱ凄いよなぁ……てか、何気にこのページの書き方、良い意味で絶妙に意地悪だな -- 名無しさん (2022-02-22 20 48 46) その場にいるキャラが全滅したりするギャグMADなんかで使われる -- 名無しさん (2022-02-23 09 49 08) これを「犯人たちの事件簿」風にしたら面白そうだな -- 名無しさん (2022-07-08 18 07 37) ↑それ読みたいマジで www -- 名無しさん (2023-02-16 23 26 15) ↑↑この犯人最初から最後までピンチもハプニングもなく計画完遂してるから全編自画自賛の嵐にしかならん気が……それはそれで面白そうだw -- 名無しさん (2023-02-21 21 04 03) ↑いやぁ自分が○○○と思わせたシーンはかなりの綱渡りでしょ。あれ協力者以外が触れたら一発でバレる。あの瞬間は内心で心臓バクバクだったろう -- 名無しさん (2023-07-19 16 41 48) 名前 コメント
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そして誰もいなくなった (そしてだれもいなくなった) 基本情報 アーティスト コバヤシユウヤ(IOSYS)× あにー(TaNaBaTa) 配信日 2016/05/16 ジャンル 東方アレンジ 原曲 U.N.オーエンは彼女なのか?(東方紅魔郷) 解禁方法 解禁条件なし BPM 145 難易度 S1/N6/H8(旧:1/6/7) 特徴 SIMPLEは基礎練習に最適HARDは連打注意 アップデートに伴う特記事項 2018/03/2915段階の難易度表記に対応。 特徴 ポップな曲調の4拍子の楽曲。テンポが適度に遅く、コースも遅めで「曲に置いていかれる」事が少ない。 後半の「コースラインが円を描いている」場面はSIMPLEだと注意が必要。回転する白い羽根が、コースライン上のヒット(白色)とモロに被ってしまっている。リズムは簡単なので焦らないように。 カメラ視点は一部で「アバターを斜め上方から映す」見づらいものがある。 アドリブの注意点 全譜面共通で、4拍子のリズムから外れて隠されたものが「ない」という特徴がある。 個数は譜面によって違う。HARDと比較するとNORMAL以下は空白が多くなるので個数が増えることに注意。慌てず「4拍子に合わせて空打ち」すれば全部拾う事が可能。 【注意】同じ原曲の「東方音銃夢」とはサビ部分のアドリブの個数が違う。混ぜて覚えないこと。 HARDの注意点 中盤、サビに入る直前のヒット連打が難所。 連打はいずれも16分間隔で隙間がなく、一部コース外から飛んでくるヒットもある。アドリブ2個を取った後の「5連打」には特に注意。 最初のうちは5連打や7連打でまとまっているが、[⬅︎+➡︎]のデュアルスライドが来た後のヒット連打はかなり長い。 ◯……最初から置かれているヒット ◉……コース外から飛んでくるヒット ★……アドリブ [⇆]…[←+→] 4拍子のリズム 【① ・ ② ・ ③ ・ ④ ・ ① ・ ② ・ ③ ・ ④ ・ 】 HARD該当箇所 [◯.◯.→.←.→.←.→...★...★...◉◉◉◉◉...] [→.←.→.◯◯◯◯◯◯◯.◯◯◯.◯◯◯◯◯.◯◯◯◯◯◯◯.] [→.←.→.◯◯◯◯◯◯◯.◯◯◯.◯◯◯◯◯.◯◯◯◯◯◯◯.] [⇆.◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉]◀︎ヒットの連打回数は「47」 [◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉...★.....◯.◯.◯.] 後半、サビに入った後の「コースが円を描く場面」ではNORMALとまるで違うターゲット配置が見られる。 譜面自体はヒット、連続スライド(⬆︎と⬇︎)、スクラッチを一定のリズムで繰り返す簡単なもの。 この場面では「スクラッチの登場回数」を数えながらプレーするとよい。6回目のスクラッチの直後には、「同時押し複合〜16分間隔のヒット13連打」という非常に忙しい譜面が来る。 【アップデート年表へ戻る】 【トップページへ戻る】
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エレンは東に向けて道なりに疾走していた。 それも人間の足ではなく、馬に乗りながら。 彼が乗っている馬の名前はエポナ。 ある世界において勇者の愛馬として語られ、そうでなくとも勇者の近くにいることが多い名馬である。 この馬はNPCではなく、クレマンティーヌに支給されたものだ。 多少目立ってでも迅速な移動手段を欲したエレンが、彼女のデイバッグを調べるとこの馬が出てきたのだ。 最初はデイバッグから馬が現れたことにエレンは面食らうも、すぐに気を取り直した。 この殺し合いは進撃の巨人の力すら及ばず、見たことのないものがあちらこちらに当たり前のように存在する。 ならばもう、細かいことを考えるより先に、あるがままを受けて入れたほうが楽だ。 それに、馬なら調査兵団時代に散々乗った。おまけにこのエポナとかいう馬は名馬だ。 変に訳の分からないものを渡されるより、使いこなせるこっちの方が、エレンにはありがたかった。 「GOBOOO!!」 疾走の最中、NPCのゴブリンが襲い掛かるも、エレンに届くより先にエポナの脚がそれを蹴散らす。 そんな一幕もあったものの、そうこうしているうちに彼はシフティ・シャフトに到着した。 到着して最初にエレンの目に留まったものは、この採掘場の見張り台である。 勿論、ただの見張り場であれば何も思わなかったかもしれない。 だが、大量の白い蝶が群がっていれば流石にそうはいらない。 蝶はなぜあそこに群がっているのか。 あの蝶はミルドラースが言う所のNPCなのか。 そんなものを会場に放して何になるのか。 疑問は尽きないが、殺し合いの最中に藪を突いて蛇を出す道理はない。 よってエレンは、気持ち見張り台を避けながら採掘場へと入っていった。 だからこそ、彼は気付かなかった。 見張り台に集まっている蝶は参加者に群がっていることを。 その蝶が少しずつだが、エレンの方へ向かっていっていることに。 そんなことは露知らず、エレンはエポナを降り、デイバッグにしまってから採掘場を進んでいく。 とりあえず適当な建物に入って調べようとした矢先、彼はあるものを発見する。 それは、地面にある足跡と、狭い間隔で引かれた三本の線だった。 彼は知らないが、これは飴宮初夏といのちの輝きが移動した跡である。 ともかく、この跡の先に誰かいると考えたエレンは、素直にそれを追う。 罠の可能性も考えたが、未だ自分以外の参加者に一人しか出会えていないので、少々焦りが生じていた。 幸い、特に罠もなく、彼はあっさりと跡の先にある家にたどり着いた。 そこに入ろうとしたところで―― 「うおっ!?」 エレンは、ここで初めて自分が白い蝶の群れに追われていることに気付いた。 元々距離を取っていたことと、彼が止まらなかったためにここまで追いつかれなかったのだ。 全滅させるか、と一瞬考えるも、流石に蝶ごときのせいで手の内を晒す訳にはいかない。 ならば、とばかりに慌てて目的地の家に入るエレン。 どうせこの家にいるのなら、攻め込んでしまえばいい。 最悪は立体起動装置で脱出するという手もある。 幸いなことに、家の中にまで蝶は入ってこなかった。 早速中にいるであろう参加者を探そうとするが、ここで彼はあることに気付く。 この家のキッチンの方角から、何やら光がどこからか照っているのが分かる。 見に行ってみると、青い光がキッチンの収納スペースから発せられているのが見えた。 エレンが収納スペースの扉を開けてみると、何やら青い光が渦巻いている。 その横の壁には、光が無ければ見えないであろう文章が書かれていた。 『この装置はワープ装置で、ここにあるワープ装置の正式名称は旅の扉です。 使用すると会場内の違う場所に転移します。 転移場所は使用する度に変更されるため、転移先は特定できません。 ただし、少なくとも海の上など、参加者が転移した途端危険が及ぶような場所は選ばれません。 また、ワープ装置は一度使用すると、使用した参加者は次の放送まで使用できません。 この点に関しましては、ここだけでなく全てのワープ装置において共通するものとします。 余談ですが、ワープ装置はこれ以外にも設置しています。 ここ以外のワープ装置は隠されている場合もあるので、興味のある方は少々気を付けて探してみてください。 また、ワープ装置の形状も異なっている可能性もあるのでその点も注意』 それはこの青い光についての説明文。 エレンは知らないが、これはF-3 ふたば幼稚園に設置されている次元転送装置の説明文と、ほぼ同一だった。 「転移、か……」 壁にある説明文を読んで、神妙な顔で呟くエレン。 そして彼は、旅の扉に飛び込むことを決断する。 未だほとんど他の参加者に会えていないことが理由だ。 「せめぇ」 身長180cmを超えるエレンには収納スペースは少々狭いものの、何とか入り旅の扉の上に乗る。 そして彼は、この場から消え去った。 ◆ 白い蝶が小屋に群がられ、どうするかと考えていた桐山だったが、ここで彼は蝶が少しずつ減っていることに気付く。 そういえばさっき、何かの足音が聞こえた気がしたが、それに一部の蝶が引きつけられたのだろうか。 こう考えた彼は、ある賭けに出た。 まず、手にあるマイクロUZIを小屋の窓を破りながら蝶に向けて乱射する。 その後、銃をしまい壊した窓から飛び出した後、桐山は獣の槍を振るう。 槍がどの程度蝶に通じるかは分からないが、どれだけいるかも分からない蝶に対し、数に限りがある機関銃を放つほど彼は考えなしではない。 しかし、ここで彼は自分で考えているよりも幸運を掴むことになる。 小屋に群がる白い蝶は、妖怪だ。 人に群がる習性を除けばほぼ蝶にしか思えないが、それでも妖怪である。 そして、桐山が持つ獣の槍は妖怪殺しの槍。 それもあの白面の者を滅ぼす為に、白面に全てを奪われたとある兄妹が、途方もない憎悪を籠めて作られた槍である。 そんな槍が、世界は違えどたかが蝶の妖怪を滅ぼせない道理はない。 結果、穂先が僅かに触れるだけで白い蝶は塵となって消えていく。 そのまま槍を振るい続け、視界が確保できる位になったところで桐山は蝶殺しをやめた。 さしもの彼も、蝶相手に殺戮を重ねたところで楽しくもなんともなかった。 とりあえず近くに別の誰かがいる筈なので、走って蝶から逃げながらそいつを探すことにした桐山。 途中、彼は足跡と車輪の後を見つける。それはエレンが見つけたものと同じものだった。 跡を追おうとする桐山だったが、なぜか前から蝶の群れがゆらゆらと彼の行く手に現れる。 それはさっきまで追っていたエレンが転移してこの場からいなくなり、追う対象を変えただけなのだが、その事実を桐山は知ることはない。 適当に蝶を殺しながら跡を追う桐山は、やがて一軒の家にたどり着く。 中に入ると、青い光が彼の顔を照らした。 飴宮達と違い、エレンは収納スペースの扉を閉めなかったので、桐山はすぐに気付けたのだ。 そのまますぐに旅の扉の元へ行き、説明文を読む桐山。 すぐに彼はこの扉へと入った。 まだ二人しか参加者と出会えていないことと、これ以上白い蝶に纏わりつかれながら歩くのはうんざりだったのだ。 こうして、D-7 シフティ・シャフトに集った参加者は皆、ワープ装置でこの場を去る。 そして誰もいなくなった。 【???/黎明】 【エレン・イェーガー@進撃の巨人】 [状態] 進撃の巨人(脳内のみ) 首に切り傷 [装備] グラグラの実、立体起動装置(ガス残り2/3) [道具] 基本支給品、ランダム支給品0~1(クレマンティーヌの支給品、エレン確認済み)、エポナ@ゼルダの伝説シリーズ [思考・状況] 基本行動方針 パラディ島を救うために、この場の全ての命を駆逐する。 1 NPC、今の所よく分からねえのばっかだな 2 女(クレマンティーヌ)の武技に加え、名簿と放送の食い違いに対する疑問 [備考] 30巻で座標に辿り着く直前より参戦です どこに転移したかは次の書き手氏にお任せします。ただし、桐山和雄とは違う場所に転移しています。 【桐山和雄@実写版バトルロワイアル】 [状態]:健康 [装備]:獣の槍@うしおととら、サバイバーのスタンドDISC、 [道具]:基本支給品(自分とアキネイターの物)、何かの骨@出典不明、ナタリアの短剣@妖怪の飼育員さん、マイクロUZI@実写版バトルロワイアル [思考・状況]基本行動方針:バトルロワイアルを楽しむ 1:白い蝶はもういい 2:快楽のままに殺し続ける。 3:殺し合いサイコー! 4:褐色の男(シャガクシャ)は次に会ったら殺す。 [備考] ※もしかしたら、見張り場のトイレや見張り部屋で何らかの物品を調達しているかもしれません。(後続の書き手にお任せします。) ※どこに転移したかは次の書き手氏にお任せします。ただし、エレン・イェーガーとは違う場所に転移しています。 ※D-7 シフティ・シャフトにて、飴宮初夏といのちの輝きが使用した転移装置は旅の扉@ドラゴンクエストシリーズ でした。 【エポナ@ゼルダの伝説シリーズ】 クレマンティーヌに支給。 ゼルダの伝説シリーズに登場する、栗毛をしている雌馬。 設定は作品ごとに多少変わるが、おおむね特定の人(リンクなど)にしか懐かないことが多め。 本ロワでは特定の人にしか懐かないということはなく、普通に誰でも乗れる。 ただし、それは別に乗り手に特別気を遣ってくれるというわけでは無いので、彼女を乗りこなすなら馬術の心得か高い身体能力が必要となる。 あるいは、乗り手に勇者リンクを思い起こさせる何かがあるのなら、彼女の方が気を遣うかもしれない。 余談だが、彼女には英語版ウィキペディアに記事がある。 【旅の扉@ドラゴンクエストシリーズ】 ドラゴンクエストシリーズに登場するワープ装置。外見は青い渦巻きのようなもの。 本ロワではD-7 シフティ・シャフトにある即席の家屋の内、キッチンの収納スペースに隠されていた。 スイッチを入れた状態で一度参加者の誰かが使用すると、青い輝きを放つようになり、そこにあることが分かりやすくなる。 使用すると会場内のどこかにランダムで転移させられるものとなっている。 転移場所は少なくとも海の上など、参加者が転移した途端危険が及ぶような場所にはならない。 要約すると、F-3にある次元転送装置@SKET DANCE とほぼ同様。 一度使用すると、使用した参加者は次の放送を超えるまでワープ装置は使用できない。これはこの旅の扉だけでなく、他のワープ装置を含むものとする。 076:タイクツな毎日 だから ほんのちょっとの 毒も必要! 投下順 078:コスモダンサー(前編) 054:考察するM/違うものは見える景色 エレン・イェーガー 089 世界は残酷なんだから 076:タイクツな毎日 だから ほんのちょっとの 毒も必要! 桐山和雄 084:Super Survivor
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521 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2010/02/11(木) 16 01 33 ID ??? DQ9のすれ違い全盛の頃の話。 コンベでPC5人の卓で吟遊でアドリブ下手なGMにあたった。 何か想定外の行動に出るとGMが5分ぐらい地蔵になって却下。 それを数回続けたらキャラ強制的に殺された。 新キャラ作成も却下で放置されたのでDQ9をしてた。 そしたらGMにそぐわないPCが監獄に放り込まれたり、荒野に放置されたり、精神崩壊したりで俺含めて4PCが放置状態。 でたまたま皆がDSとDQ9持ってたから共同でL99大魔王を倒して盛り上がった。 でGMは少し口下手だったんで1on1になった卓より俺らの方が盛り上がっちゃったんだ。 GMいわく「お前ら卓の邪魔だからどっか行け」 素直に4人で端っこのテーブルに行って大魔王討伐してたんだが、卓を見るとテンション下がりまくり。 最後のPCも1人じゃ耐えれなくなったらしくて逃げ出して卓は未完で空中分解になったようだ。 GMが鬼の形相でこっちきたので慌てて逃げ帰ったが、あの後どうなったんだろう。 その後そのコンベには行ってない。 522 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2010/02/11(木) 16 08 35 ID ??? とりあえず想定外の行動って具体的には何やったんだ? 話はそれからだ。 523 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2010/02/11(木) 16 16 33 ID ??? 521 まったくDSやるなんてわかりやすい困ですね(棒読み)。 そのGMもコンベンションにこないで、 家で小説でも書いてりゃ幸せだったろうに。 誰も予想外の行動を取らないからなw 524 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2010/02/11(木) 16 19 47 ID ??? クラスは盗賊、盗賊ギルドに情報収集に行って即効で俺が上司NPCを作ったらフリーズされた。 正解は僧侶が神殿に情報収集するだった。 526 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2010/02/11(木) 16 58 17 ID ??? 524 確かにアドリブ能力ないなー、そりゃ。 ただ、勝手にNPC作るのは、リプレイとかでは多いけど必ずしも褒められた行為じゃないんだぜ? 548 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2010/02/11(木) 17 34 08 ID ??? 521 いくらGMがヘタでもそれは文字通り「卓の邪魔」だね。 まあそのコンベへ行かなくなったのは良いことだと思う。 他のコンベも行かない方がいいかもな。 551 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2010/02/11(木) 17 41 15 ID ??? 521 548 それってGMもかなり困だと思う。 GM本人が5分間地蔵になっちゃあね。 PCが監獄に放り込まれたり荒野に放置されたり なんてことになれば、みんなパーティがばらばらになって GMは一人の監獄PLの面倒を見て、他のPLたちを退屈にさせ GMはまた一人の荒野の放置されたPLの面倒を見て、他のPLたちをさらに退屈にさせ ってなことやってりゃ、そんなことになるよ。 パーティがそうやって二つ以上に分断されると、どちらかのグループが退屈になるからねぇ。 鬼の形相なんかなってもおめぇの自業自得だっていってやるべき。 553 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2010/02/11(木) 17 42 48 ID ??? 551 GMに問題があるにしても、PLの行動がなんでも正当化されるもんじゃない。 562 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2010/02/11(木) 17 52 31 ID ??? 553 うちでも何度かそういう経験があってね。 やっぱり退屈しちゃうんだよ。 せっかく遊ぶためにやってきたのに 儀式だか学校でディスカッションしてるわけでもないのに そんなことされちゃあみんな不平もたまるよ。 573 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2010/02/11(木) 18 07 09 ID ??? 572 じゃあどうしろと? ボケーと終わるまで何時間も待っているのか? 作り直しもさせてくれないならしょうがないだろ 574 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2010/02/11(木) 18 07 28 ID ??? 572 不満を感じたら何をしてもいい訳ではない。 が、やはりマナー違反の方を選んでしまうような限界はあるだろ。 責めるなとは言わんが。 577 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2010/02/11(木) 18 15 33 ID ??? 573 待つか、帰るか。 どちらもイヤならゲームを中断してGMと談判するしかあるまい。 574 まあねえ。 しかしあの報告だと全く気にしてないみたいなんで ちょっと突っ込みたくなるわ。 579 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2010/02/11(木) 18 20 36 ID ??? GMは少なくとも卓を放棄してないようだが? 582 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2010/02/11(木) 18 26 17 ID ??? 579 PL一人になっても続けてる時点で意固地と言うか、なんか変なオーラ出てそうではある どっちもどっちだなあ 583 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2010/02/11(木) 18 26 30 ID ??? 579 PC4人も不当に放置しても卓放棄にならないのか お前寛大だな 584 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2010/02/11(木) 18 35 07 ID ??? 579 流石に一人強制排除で三人放置は用語できねぇ 585 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2010/02/11(木) 18 50 16 ID ??? GM「卓を放棄したくはないので、かわりに都合の悪いPLを放置することにしました。 卓は放棄していません」 PL5「(俺もDS持ってくればよかった・・・)」 670 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2010/02/12(金) 18 06 17 ID ??? 524 NPC作ったってのは、 ・自分で上司NPCのロールした ・「盗賊ギルドに行きます。あ、上司の○○さん、ちょっとお聞きしたい事が」と言った どっちかね? スレ251
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第1話 近所の迷い猫 第2話 裏窓の殺人? 第3話 死の天使 第4話 溺れた魚 第5話 トリビアの迷宮 第6話 野良猫の皿 第7話 予告犯罪! 怪盗現る? 第8話 給湯室の秘密 第9話 ローマの暗号 第10話 猫はつらいよ 望郷編 第11話 描かれなかったもの 第12話 三万円事件 第13話 ラストニンジャの就職 第14話 ゲーム業界の怪談 第15話 封じられた局面 第16話 サヨナラサヨナラ・・ 第17話 レーシングチーム 第18話 盗まれた指紋 第19話 海の底・・ 最終話 そして誰もいなくなった
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作詞:涼介P 作曲:涼介P 編曲:ceresP Mix:ceresP 歌:MEIKO MEIKO基本調教:涼介P MEIKO應用調教:ceresP 翻譯:pumyau 一個都不留 第一名犧牲者是報紙記者 曾調查過一連串的事件 死因是刺殺 兇器是刀子 身上所穿的衣服沾有雪花 第二名犧牲者是年輕女子 交遊似乎非常廣闊 死因是絞殺 兇器是鐵絲 經確認曾遭到暴行 在電話無法接通的狀況下 因疑心暗鬼而顫抖 尋找犯人的遊戲開始了 夜晚還沒有結束 擴展開來的殺人劇 自外界隔離開來的世界 一邊害怕全員皆被殺害 一邊小心觀察周圍臉色 究竟看漏了哪點呢 大家都能存活下來的手段 定神凝睛看穿謊言的眼瞳 對她露出微笑 第三名犧牲者是店家老闆 唯一不在場證明不明確的人物 死因是毆殺 兇器是菸灰缸 現場留下了她的名字 第四名犧牲者是心理學家 在廁所隔間中被人發現 死因是燒殺 兇器是汽油 遺體的一部分被人帶走了 人一個接一個的消失 害怕著下一個會輪到自己 是誰幹的?怎麼做的?穿梭交錯 在腦中結出果實 陸續謝幕的演員們 我是主角呢,還是配角? 一邊苦於全員被殺的惡夢 一邊小心觀察腳步聲響起 殺死大家的就是那傢伙 動機及道理都說得通 希望不要再出現更多犧牲者 對她露出微笑 害怕著受恐懼和瘋狂支配的黑暗中 那看不見的犯人 毫不停歇的雪聲 不斷發生的慘劇 為什麼,犯人是那傢伙 屍體如此說 最後一名犧牲者的慘叫消失了 只剩下我和她兩人 她無力的歪著頭 靜靜的凝視著我 我在鏡中映照出的嘴角 醜陋的扭曲出一個微笑 右手握的刀子劃過虛空 然後畫 面便轉為一 片雜 訊
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そして誰もいなくなった者ボーン・クリスティ コモン 闇 3 3000 リビング・デッド ■スレイヤー ■このクリーチャーはバトルに勝っても、バトルの後、破壊される。 (F)この離島で10人がいなくなる。ヴァンダインが何を嘯こうとも。 作者:まじまん スレイヤーそして逆スレイヤー。やるかやられるか。 ごめんなさいネタですごめんなさいごめんなさい まさかの王金編収録。後で島つながりだと気づいた。 収録 「王金編(エルドラード・フォークロア) 第1弾」 評価 名前 コメント
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「そして誰もいなくなった」読書会ネタバレまとめ2 同じ話題はなるべくまとめてあります。そのためタイムラインの発言とは時系列が変わっております。 (@rufa9) 対応するregion、endregionプラグインが不足しています。対になるようプラグインを配置してください。 夜の部始まり 皆さんの感想 youmoutei 私はあなたの名前をTLで目にし、同時に推薦状を受け取りました。2012年1月21日21 00から、読書会に参加してください。なお、報酬はありません。 親愛なるU・N・O air_doku それでは、第14回エアミス研読書会(A.クリスティ『そして誰もいなくなった』)、夜の部を始めたいと思います。参加者の皆様は、実施要領( http //t.co/LKSO1ggn )に気をつけて、遠慮なく積極的な発言をお願いします。 longfish801 まだ誰かいる? bubumitsu 「嵐が来るぜ。きっと嵐が来る。わしにはわかるんだ。祈るがいい。祈るんだよ。読者会の時間が近づいている youmoutei まとめはこちらです→ http //togetter.com/li/244877 longfish801 初めて読んだのは高校生のときでしたか……みなぎる緊張感に「古典」という看板を忘れ、思わぬ展開に言葉を失いました。 longfish801 クリスティー文庫で初めて読む人は「なんで表紙にインディアンが描いてあるの?」と思うのでは。 youmoutei longfish801 bubumitsu いらっしゃいませ~。インディアン島へようこそ。 ab0kun 「また私は一人、読書会にやってきたーーやってくるのが少し遅かったが……」 youmoutei ab0kun いらっしゃいませ~。バッチリじゃないですかw youmoutei 私の持ってるクリスティー文庫(旧訳版)は、インディアン描いてないですね。 RT longfish801 クリスティー文庫で初めて読む人は「なんで表紙にインディアンが描いてあるの?」と思うのでは。 bubumitsu では感想をば。やはり巧いですね。クローズドサークル物の代名詞といわれているだけのことはあります。再読してみると、ミステリ的なおもしろさよりも、サスペンス的な怖さが強かったです。探偵役の不在がここまで怖いとは・・・。 longfish801 youmoutei (画像検索しました)あ、本当だ。崖バージョンがあるんですね。 youmoutei longfish801 新訳版は、HM文庫版のイラストが復活したんですかね。 youmoutei 最初に読んだのは中学だったか高校だったか……どっちにしろ遠い昔ですがw syu_seki こんばんはー。youmouteiさんの招待ツイートいいですねー。 youmoutei syu_seki いらっしゃいませ~。ちょっとがんばってみましたw longfish801 疑問に思うのは『そして誰もいなくなった』というタイトルは本当に良いタイトルなのか。この作品のキモは「島に集められた人々が一人ずつ殺されていく。他に誰も隠れていない」→「 最後に残った一人こそ犯人に違いない! 」という思い込みを利用しているところにあるので。 longfish801 だから『そして誰もいなくなった』というタイトルはちょっと、ネタバレなんですよね。できれば作品紹介のあらすじでは、タイトル通りの展開となることは書かないでほしいところ。 youmoutei ああ、それは確かにそういうところもありますね。しかし印象的なタイトルであることも確かなので、難しいですね。 RT lognfish801 疑問に思うのは『そして誰もいなくなった』というタイトルは本当に良いタイトルなのか。// Pukasan こんにちは。夜の部から参加します。旧訳を文庫で、新訳を電子書籍で読んで参戦ですw よろしくお願いします。 youmoutei Pukasan いらっしゃいませ~。 Pukasan さっそく感想を。サスペンスとして秀逸で、クリスティの無駄のない文章表現、視点人物の使い分け、話の展開、どれをとっても素晴らしいですね。追い詰められた人間の心理すら利用する犯人の巧緻さに感服いたしました。 作品の系譜 bubumitsu クリスティーは有名どころしか読んでいません!(キリッ 老後に読もうと溜めているので!(ドヤァ ・・・なんですが、再読してみると、なんとなくですが優れた「編集家」という感じがしました。 youmoutei と、おっしゃると? RT bubumitsu //再読してみると、なんとなくですが優れた「編集家」という感じがしました。 longfish801 十人それぞれの心情を描くところは確かに。 RT bubumitsu ・・・なんですが、再読してみると、なんとなくですが優れた「編集家」という感じがしました。 bubumitsu CC物ならクイーンの『シャム双子』(1933年)が先にあるし、孤島の恐怖を描いた作品ならバークリーの『パニック・パーティ』(1934年)もあるので。クリスティ女史絶対、バークリー読んだだろう!と盲目的な感想をw RT youmoutei と、おっしゃると? bubumitsu youmoutei longfish801 いや、ほんとただ単に自分がバークリー好きなだけなんで・・・同じ作家クラブにいたクリスティー女史が参考にしたのかなぁ?なんて思っただけです、ハイ。 youmoutei bubumitsu なるほど。バークリーはさすがに読んでそうですね。付け加えるなら、童謡殺人でも前例(『僧正殺人事件』とか)がありますし、昼の部でも触れた「テン・リトル・インディアン型ミステリ」としても前例が。 「審判」の暗喩 rufa9 bubumitsu こんばんは。あの「隅の老人」恐いですね。読み返すと恐いポイントがいっぱいありますね。 longfish801 老婦人が「蜂」に刺されるシーンが……。 RT rufa9 bubumitsu こんばんは。あの「隅の老人」恐いですね。読み返すと恐いポイントがいっぱいありますね。 bubumitsu rufa9 こんばんは。あの老人がいう審判が犯人の動機の比喩になっているのが、「作者めぇ」と思いましたね。個人的な想像ですがあの老人は、最後に犯人の手記を発見する漁船の船長のような気がしました。 youmoutei ああ、そうか! なるほど。 RT bubumitsu //あの老人がいう審判が犯人の動機の比喩になっているのが、「作者めぇ」と思いましたね。// longfish801 審判か……この作品をリアルタイムで手にした当時の読者はやはり、第16章を読んでまさにそれだと思ったんですかね。もうこれは人の手によるものではない、なにか超越的な存在によるものだと。 bubumitsu 審判に関しては、作品が書かれたのが第二次大戦が始まった年なので、戦争による終末論も意識したのかななんて想像もしていました。「カインの刻印」なんて単語を意図的なもの?なんて笠井潔的な読み方をしてしまったり・・・。 syu_seki 「そして誰もいなくなった」のような古典は、なるべく若いうちに読んでほしいと思うのは自分だけでしょうか? いろいろ読んでしまった後だと、驚きや感動が薄れて勿体ないと思うんですよね。 youmoutei syu_seki 確かに早いうちに読んでほしいですね。クリスティなら他にも、『アクロイド』や『オリエント急行』あたりはネタバレされやすいので。 rufa9 ミス・ブレントの一人こっくりさんのシーンとかぞわっときました。あとこの方の回想に出てくるミス・オリヴァが、ポワロシリーズに出てくるりんご大好き作家アリアドニ・オリヴァと同一人物だと思ってしまって、勝手にミスリーディングされました。 longfish801 www RT rufa9 ミス・ブレントの一人こっくりさんのシーンとかぞわっときました。 youmoutei ちょwww RT rufa9 ミス・ブレントの一人こっくりさんのシーンとかぞわっときました。// bubumitsu その例えはwww RT rufa9 ミス・ブレントの一人こっくりさんのシーンとかぞわっときました。 rufa9 いやーまじでこの人やばいと思ったのですよw 第二章の13でミス・ブレントが読んでいる聖書の内容もあしき人に下される審判の箇所ですね。ところどころに真相の暗喩が利かせてあるんでしょうね。 bubumitsu でも確かにヴェラは怖いですよね。ヒューゴーの呪縛に取り付かれている。最期のシーンもそうですが、一番最初、童謡を見たシーンでいきなり微笑するところとか読み返してゾッとする発見もありました。まぁ、そんなヴェラタンに惹かれたわけですがねぇ…。 youmoutei またですかwww! RT bubumitsu でも確かにヴェラは怖いですよね。//まぁ、そんなヴェラタンに惹かれたわけですがねぇ…。 犯人の価値観 longfish801 再読するまですっかり忘れていて驚いたのが 殺害の順序が罪の軽い→重い だったこと。ちょっとこれは、クリスティの倫理観がうかがわれて興味深かったです。現代人ならアンソニー・マーストンをもっと後ろのほうに持ってきそうな気がします。 longfish801 初読のときはブロアの死がこわかった覚えがあります。クマなんているはずがなかったのに……。 bubumitsu 犯人が「自分は狂っている」と自覚しているところがミスリードに一翼を担っているとも思います。再読すると、第9章の最後の長台詞なんて本当、「え?お前さん、何いってんの?」でしたので。 youmoutei 確かにw RT bubumitsu 犯人が「自分は狂っている」と自覚しているところがミスリードに一翼を担っているとも思います。再読すると、第9章の最後の長台詞なんて本当、「え?お前さん、何いってんの?」でしたので。 longfish801 第11章末尾の“ばかなやつめ。”はやっぱり……再読しないとわからないこわさですね……。RT bubumitsu 犯人が「自分は狂っている」と自覚しているところがミスリードに一翼を担っているとも思います。 longfish801 ウーン、犯人からすればフィリップとヴェラのどちらが生き残るかはコントロールできなかった、言い換えれば同じ程度の罪だと考えていたことになります。けれど、ジョン・マッカーサーはフィリップと罪状が似ているのにずっと手前で殺されている。 longfish801 すると犯人は、ジョン・マッカーサーの罪状が「 故意 」だと知らなかったということかしらん……最初にアンソニーが殺されることからしても、犯人は罪の重さを「 故意 」か否かを重視しているかと。 longfish801 だとすると「神のごとく審判をくだす犯人」にも手抜かりがあったということになるわけで、ちょっと面白いですね。 syu_seki 第10章3のラスト5行目辺り(HM文庫の場合P152後L3~)に、犯人の自己顕示欲が見えますね。 youmoutei longfish801 どうでしょうねえ……犯人がアレだということを考えれば、法律に基づいて罪の重さを決めているというのがありそうな気もしますが longfish801 ああ……フィリップの場合は人数が考慮されているのかしらん……。 RT youmoutei どうでしょうねえ……犯人がアレだということを考えれば、 youmoutei longsih801 人数多いですからねえ 「心の声」について syu_seki longfish801 第13章1 昼食後の心の声も、誰がどの台詞か考えると興味深いです。 >第11章末尾の“ばかなやつめ。”は再読しないとわからないこわさ bubumitsu 心の声の部分は犯人の、みんな気が狂っているんだ///あの娘を見張るのだ もほんっとイジワルですよね。読者から見ると「犯人におびえる被害者の独白」と取れるのに、作中の犯人からしてみると「計画を狂わす人物を見張る」って意味合いで…。 RT第13章1 昼食後の心の声も、誰がどの台詞か考えると興味深いです longfish801 あ、なるほど(膝打) RT bubumitsu 心の声の部分は犯人の、みんな気が狂っているんだ///あの娘を見張るのだ もほんっとイジワルですよね。読者から見ると「犯人におびえる被害者の独白」と取れるのに、作中の犯人からしてみると「計画を狂わす人物を見張る」って意味合いで…。 longfish801 う、考えてみると、フィリップとブロアに「罪の記憶の回想」が無いのも、作者のミスディレクションだったのかしらん。まあアンソニーとロジャーズも無いんですが……。 md_ham9 こんばんは~遅くなりましたが皆さん盛り上がってますね。よろしくお願いします。 youmoutei md_ham9 いらっしゃいませ~ md_ham9 心の声、初めて読んだ時には、どれが誰の言葉かわからず混乱しました(^^; youmoutei 心の声のあたりは、若島正氏が誤訳問題を指摘してましたね(HM文庫版だったかな?)。 bubumitsu 初期の翻訳の辺り調べてみたのですが、フェアか、アンフェアか、結構ギリギリでしたねw RT youmoutei 心の声のあたりは、若島正氏が誤訳問題を指摘してましたね(HM文庫版だったかな?)。 longfish801 ぐぐってみたら、こんなページが。 http //t.co/dAqMSgIx 長いので、後で読んでみます。RT youmoutei 心の声のあたりは、若島正氏が誤訳問題を指摘してましたね(HM文庫版だったかな?)。 youmoutei 若島正氏の「明るい館の秘密」自体は、もうWEBでは読めなくなってるんですねorz RT longfish801 ぐぐってみたら、こんなページが。 http //t.co/Tnwo3MC1 長いので、後で読んでみます。// longfish801 え? Webで読めたんですか? それは知りませんでした。RT youmoutei 若島正氏の「明るい館の秘密」自体は、もうWEBでは読めなくなってるんですねorz noda_u 今北産業…と思ったけど、『そし誰』の前に『パニパ』を書いたバークリーはエライという話も、若島正の「明るい館の秘密」を読め!という話ももうでてたので言うことはないです。 youmoutei noda_u いらっしゃいませ~。私も『そして誰もいなくなった』より前に「テン・リトル・インディアン型ミステリ』を書いた○○はエライ、といいたいところですが、ネタバレっぽくなるのでぐぬぬw rufa9 (○○はエラリイ、に空目して、ハッあれか、これか?と思ったのは内緒だよ) bubumitsu ○○に入るのは、三津田さんの分類にも出ていたあのタイトルだったりするのでしょうか?え?小泉八雲の雪女・・・あぁ、ヴェラタンに似ていますものね! youmoutei bubumitsu そういえば出てましたね、アレです。ただ、アレは『そして誰もいなくなった』と比べるとだいぶ無理があるんですよねえ。 受け継がれた「あの訳」 md_ham9 私がいつも残念に思うのは、第14章の1 1行目 地の文で「遺骸」としちゃったところ なんですが。 youmoutei md_ham9 ああ、確認してみましたが、確かにそこは残念ですね。 longfish801 激しく同意。RT md_ham9 私がいつも残念に思うのは、第14章の1 1行目 syu_seki md_ham9 youmoutei 因みにHM文庫版だと 屍体 です。 youmoutei ほほう、クリスティー文庫旧訳版だと、死体 となってますね。 RT syu_seki md_ham9 因みにHM文庫版だと 屍体 です。 md_ham9 せめて「身体」にしてくれたらと思うんですがね。 せっかく新訳にしたわけですし。 youmoutei 原文が"body"なら、それでもOKだと思います。ただ、逆にバレやすくなってしまうかも。 RT md_ham9 せめて「身体」にしてくれたらと思うんですがね。 せっかく新訳にしたわけですし。 md_ham9 そうですね、原文は They had carried Mr. Justice Wargrave up to his room and laid him on the bed. なわけですし。 longfish801 あ、原文はセーフだったんですね。ますます残念……。 RT md_ham9 そうですね、原文は They had carried Mr. Justice Wargrave up to his room and laid him on the bed. なわけですし。 再び感想タイム the_tragedy_of こんばんは。初参加ですがよろしくお願いします。内容がうろ覚えなので、噛みつけるところだけ噛みつくスタンスで行こうと思います(笑)。 youmoutei the_tragedy_of いらっしゃいませ~。よろしくお願いします。 the_tragedy_of 月並みな感想ですが、発言させていただきます。ミステリにはまりはじめた初期の頃に読んだ作品なので、当時はなにも思うことはありませんでした。しかし、いま見返してみるとあっぱれなプロットですね。 the_tragedy_of 新本格の作品にはもはや付き物になっているうんちくですが、この作品にはそういう無駄な要素が一切ない。ただ、自分の場合はこの無駄も楽しみながら本を読むので、ここまでスマートな構成だと物足りなく感じがちなのですが、そこは流石クリスティ。ただ「やられた」の一言でした youmoutei the_tragedy_of プロットすごいですよね。そして展開がスピーディ md_ham9 同意。凄く研ぎ澄まされてるなと感じます。 RT the_tragedy_of Shalooom72 どうも。昼の部ではパソコンの遅動で自分のツイートがことごとく話題とずれてしまうのでしょんぼりしてたのですが、何とか復旧させました。改めてよろしくお願いします utsuken 遅れまして申し訳ありません。個人的に()付きで残された人物の心の声をそれぞれ書くところが印象的でした。ある程度生存者が減った段階での読者へのヒント(ミスリードにもなってるの)で筆者の大胆さとサービス精神に驚きました youmoutei Shalooom72 utsuken いらっしゃいませ~。よろしくお願いします longfish801 サスペンスの盛り上げ方がいいですよね。まずは、自殺や事故を疑う。他殺しかありえないとなると、島に誰か隠れていると疑う。ようやく犯人は自分たちのなかにしかいないと判断する。次第に人数が減っていき、紳士的に振る舞っていた人たちが獣性を剥きだしにしていく…… longfish801 これが現代の作品だと「こういうときは三人一組で行動するのがセオリーだよな」とか登場人物がいいだす。どこのセオリーやねん youmoutei 初読時はさっぱり気づきませんでしたw RT utsuken 遅れまして申し訳ありません。個人的に()付きで残された人物の心の声をそれぞれ書くところが印象的でした。ある程度生存者が減った段階での読者へのヒント(ミスリードにもなってるの)で// Shalooom72 longfish801 やはり現代の作品だと登場人物自身が「そして誰もいなくなった」を知ってたりしますからね。 longfish801 北山猛邦先生が少年検閲官シリーズでやってくれないかしらん。誰一人「孤島もの」シリーズのセオリーを知らない世界で、たったひとりセオリーを知っている主人公がやきもきする話。RT Shalooom72 やはり現代の作品だと登場人物自身が「そして誰もいなくなった」を知 Shalooom72 米澤氏の某作がそんな話でしたねww youmoutei 一体どれだけの後続作品に影響を与えたのかと考えると、気が遠くなってきます。そしてもちろん、『そして誰もいなくなった』を読まずに『そして誰もいなくなった』を書いた(?)クリスティはすごい! the_tragedy_of shalom アリス・ミラー城とかその典型ですね。ただ「知っている」のとは若干事情が違いますが。 youmoutei md_ham9 原書もお読みでしたか。なるほど、そう書いてあったんですね。ありがとうございます。 Shalooom72 youmoutei 完全同意!w longfish801 クリスティ先生バンザーイ! 孤島で皆殺し、バンザーイ! youmoutei いわれてみればwww RT Shalooom72 米澤氏の某作がそんな話でしたねww the_tragedy_of utsuken うわあ、まったく気付かなかった……。再読をしたい気分になってきました。 longfish801 あああ……あああああ……。RT Shalooom72 米澤氏の某作がそんな話でしたねww bubumitsu 後続作品への影響というとミステリだけではなく、『バトル・ロワイヤル』『クリムゾンの迷宮』などのデスゲーム小説への影響も大きいですね。逆輸入版として米澤さんのアレがありますが。 Shalooom72 bubumitsu 確かにそうですね 。そういうふうにミステリとサスペンスのどちらのガジェットとして使われてきたのか、考えてみるとなかなかおもしろいところがありますw 一応ヒロインポジの彼女 md_ham9 いきなりですが、クリスティー作品にしては、全編笑える箇所が無いくらい緊迫感が…と思ってましたが、ヴェラが「わたし、飲みません!」と叫んだところはちょっとだけ笑いました。 Shalooom72 個人的に第12章の2のブロア「死んでるじゃないか!」には不謹慎ながら吹きましたw md_ham9 原文だと“My God, she s dead!”なんですよ~。 RT Shalooom72 個人的に第12章の2のブロア「死んでるじゃないか!」には不謹慎ながら吹きましたw Shalooom72 modern_hamlet9 おお、英語でもなんとなーくブロアっぽいw md_ham9 原書は持ってますが、読んだ訳じゃ無いんですよ~(^^; 気になるとこを拾い読みしただけw longfish801 作者自身「コメディー顔まけ」と書いてますが、第14章2で一斉に部屋をバリケードするところが。RT md_ham9 いきなりですが、クリスティー作品にしては、全編笑える箇所が無いくらい緊迫感が…と思ってましたが、ヴェラが「わたし、飲みません!」と叫んだところはち rufa9 あとヴェラはよんどころない事情で、皆の前でシルクの水着姿を披露したりしてるのですが、そういう貴重なシーンはさらっと流され… longfish801 (読者の想像力を大事にする。さすがクリスティ女史はわかってらっしゃる……)RT rufa9 あとヴェラはよんどころない事情で、皆の前でシルクの水着姿を披露したりしてるのですが、そういう貴重なシーンはさらっと流され… longfish801 (そうそう、体育教師という肩書きから最初は体育会系のイメージが強かったヴェラタンが、この辺りからどんどんキャラ立ちしていったんだよな……) md_ham9 なんか…夜も更けるうちにドンドン楽しい方向にw ヴェラさん! ab0kun ヴェラたんに関しては、あの蜂のシーンでちょっとパニックになってるところがかわいいと思った。 Shalooom72 というかヴェラタンそんな人気だったんですかw!個人的にブロアタン(?)のあっさりクマにやられる噛ませ犬ぶりがたまらないのですが。。。 md_ham9 もうわたし今度再読する時はきっと映像を思い浮かべちゃって、コメディーにしか思えない予感w RT Shalooom72 というかヴェラタンそんな人気だったんですかw!個人的にブロアタン(?)のあっさりクマにやられる噛ませ犬ぶりがたまらないのですが。。。 md_ham9 Oh…!私の読み込みが甘かったですw RT longfish801 作者自身「コメディー顔まけ」と書いてますが、第14章2で一斉に部屋をバリケードするところが。 utsuken 同じくですw むしろやっと 外部の人間の犯行の可能性は否定された を受け入れたレベルでした。まだ疑っていて。。 RT youmoutei 初読時はさっぱり気づきませんでしたw RT utsuken 個人的に()付きで残された人物の心の声をそれぞれ書く youmoutei 色々とおいしい場面をピックアップしてもらったので、再読し終えるのが楽しみ(←)。 「見立て」欧米と日本の差 youmoutei 童謡殺人としても、『僧正殺人事件』などは人名に頼りすぎてるきらいがあるのに対して、より一般化・抽象化されてるというか、日本的な見立てに近づいてるように思います。加えて、 ニシンまで仕込んであるわけですから。 longfish801 「日本的な」って、どういうところでしょうか? RT youmoutei 日本的な見立てに近づいてるように思います。 longfish801 そこ、私がこわがっていたシーンだったんですがwww RT Shalooom72 個人的にブロアタン(?)のあっさりクマにやられる噛ませ犬ぶりがたまらないのですが。。。 youmoutei ab0kun その場面はいいですね……再読がそこまでたどり着いてないので、さっきぱらっと確認しただけですが(爆)。 Shalooom72 longfish801何だか我ながら節操のない読み方を暴露してるみたいでアレなんですけど(爆)、、、だってこの終局に至ってこんな残念ぶりの人はブロア以外そういませんよwww utsuken まんまと筆者にしてやられたことの、ひがみではないのですが、皆で生きた判事を運んだが誰も気づかない にちょっと弱さを感じはしました。ただあの状況を考えたら生存者達はまともな判断はできないでしょうが。 youmoutei 童謡殺人・見立て殺人について色々考えたことがあったのですが、死体をオブジェ的に扱う見立ては英米では(わかる範囲で、ですが)ほとんど見当たらず、「シナリオの再現」みたいなものが多いので。 RT longfish801 「日本的な」って、どういうところでしょうか? youmoutei longfish801 ところが『そして誰もいなくなった』では、ウォーグレイヴ判事の死体に「判事」の格好をさせているところなど、装飾が施された死体の「外観」で見立てているところがあるもので。 longfish801 ……考えてみると、そこがいちばん笑えるシーンだったのかも知れないですね、客観的には。RT utsuken まんまと筆者にしてやられたことの、ひがみではないのですが、皆で生きた判事を運んだが誰も気づかない にちょっと弱さを感じはしました。ただあの状況を考えたら生 syu_seki utsuken 本当ですよね。そしてその直後のロンバードの台詞。アレを判事がどんな気持ちで聞いていたのかと思うと…ロンバード、後ろ後ろ!(笑) longfish801 おお……すみません「なるほど」と言えるほど読めていません(笑)。RT youmoutei 童謡殺人・見立て殺人について色々考えたことがあったのですが、死体をオブジェ的に扱う見立ては英米では(わかる範囲で、ですが)ほとんど見当たらず、「シナリオの再現」みたいな bubumitsu そういえば、日本のミステリでは、「あくまで物語の中だけで見立て殺人がトリックと密接に関わっている」のが多いですが、海外は結構「見立てが物語自体のメタファーになっている」の多いですね。RT youmoutei ///「シナリオの再現」みたいなものが多いので。 Shalooom72 youmoutei なるほど、そういわれてみると確かに死体に対する「見立て方」が日本的ですね。 youmoutei 考えてみると笑えますねw RT longfish801 ……考えてみると、そこがいちばん笑えるシーンだったのかも知れないですね、客観的には。RT utsuken //皆で生きた判事を運んだが誰も気づかない にちょっと弱さを感じはしました。// longfish801 そうか、そのときに「こいつを殺すのは、もうちょっとあとだな」と思ったのかもwww RT syu_seki ロンバート、後ろ後ろ!(笑) Shalooom72 やはり海外の作品は「見立て=マザーグース」というイメージが強すぎるのでしょうか。。。あるいは日本にマザーグースの代わりになりえるほど陰惨な童謡がなかったのかもしれませんが。 youmoutei 英米の作品で死体の「外観」(形)が見立てに使われてるといえそうなのは、『エジプト十字架』くらいな気が。 Shalooom72 横溝正史は「マザーグースの代わり」を自作してるぐらいですし youmoutei かなり脱線してしまいますが、英米と日本の見立て殺人の違いには、死体に対する意識の違いのようなものがあるのかもしれません……ということを、ナイオ・マーシュ『ランプリイ家の殺人』を読んだときに思いました。 Shalooom72 ああ、結構それが理由かもしれませんねw RT かなり脱線してしまいますが、英米と日本の見立て殺人の違いには、死体に対する意識の違いのようなものがあるのかもしれません md_ham9 童謡といえば、この唄の歌詞に red herring があるというのがまた。まるでミステリに使って下さいと言わんばかりに。 構成の妙 the_tragedy_of 当たり前っちゃ当たり前ですけど、こう、場面ごとにわけて作品を捉えていくと作品がよりよく理解できますね。プロットの勉強にもなるし。クリスティの場合はなおさらか。……再読するかー。 ab0kun せっかく課題本を読んだのに、びっくりするくらい深読みできてなくって他の方の発言に膝を打ってばかりです。発言しないってのも何なので、発言を…。私は登場人物たちが集まって話し合うってのが好きで、とくに第9章の<法廷>は好きなシーンです。 youmoutei ab0kun その場面はいいですね……再読がそこまでたどり着いてないので、さっきぱらっと確認しただけですが(爆)。 longfish801 プロットとして神がかっていると思うのは「最後の被害者に自殺させる」ところでしょうか。孤島物の作品で「いきなり毒殺」や「インディアン人形」といった演出を借りる作品はあっても、これを真似た作品はちょっと思い浮かびません。 rufa9 再読してすごいなと思ったシーン。第10章の1で、ロンバードとヴェラは「互いは犯人ではない」と信頼し合い、真犯人と共犯者、動機までほぼ言い当てています。まるで 16章のクライマックスと対になっているみたいです。これが前もってあるからこそ、16章における二人の絶望がより際立つのかなと思いました。 syu_seki rufa9 おお! 本当ですね! 素晴らしい(*´∀`*) longfish801 なるほど……本当にクリスティ女史のプロットは神業ですねえ。 RT rufa9 第10章の1で、ロンバードとヴェラは「互いは犯人ではない」と信頼し合い、真犯人と共犯者、動機までほぼ言い当てています。 まるで 16章のクライマックスと対になっているみたいです。 md_ham9 うぉ~鋭い! RT rufa9 第10章の1でロンバードとヴェラは「互いは犯人ではない」と信頼し合い、真犯人と共犯者、動機までほぼ言い当てています。まるで 16章のクライマックスと対になっているみたいです。 the_tragedy_of rufa9 これは……。ただ舌を巻くしかない。 syu_seki 忘れないうちに…。当然ですが十角館 との共通項が多く、2つを比較する読書会というのも面白そうだなと思いました。そのうち是非やってほしいです。 ←十角館好き youmoutei 北山猛邦のアレも面白そうですね。 RT syu_seki 忘れないうちに…。当然ですが 十角館との共通項が多く、2つを比較する読書会というのも面白そうだなと思いました。// 夜の部 お開き youmoutei さて、日付も変わったようですし、そろそろお開きにしましょうか。 longfish801 もう誰もいなくなった? rufa9 おつかれさまでした。見立てのお話や、皆様それぞれの着眼点が興味深くて目から鱗が落ちまくりです。まとめと対比しながらもう一度なめるように再読したいと思います。今日はありがとうございました! Shalooom72 おつかれさまでしたw longfish801 おつかれさまでした~。いやー、改めてクリスティの凄みを思い知らされました。 ama_zora 思い出深い作品だったので参加したかったのですが出来ず(ぐぬぬ)まとめをニヤニヤしながら見たいと思います。参加者の皆様、今日はお疲れさまでした。 syu_seki お疲れ様でした。まとめも楽しみにしています。 air_doku それではこの辺で、第14回エアミス研読書会(A.クリスティ『そして誰もいなくなった』)をお開きにしたいと思います。参加者の皆様、お疲れ様でした&ありがとうございました。 md_ham9 みなさまお疲れ様でした。楽しいひとときをありがとうございます。 ab0kun 皆さんお疲れ様でした。実に興味深い発言が多くて面白かったです。ありがとうございました。 bubumitsu 読書会、お疲れ様でしたー。まとめ見つつインディアン島に行ってきます。 the_tragedy_of お疲れさまです。皆が皆、違う視点から作品を捉えているのを見て、なんだか新鮮でした。これからも都合が合うかぎり参加していきたいと思います。 youmoutei 『そして読書会参加者は誰もいなくなった』
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虚構の演者ドラマツルギー R 光文明 (5) クリーチャー:デーモン・コマンド 7000 ■ブロッカー ■このクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できない。 ■このクリーチャーが破壊される時、墓地に置くかわりに裏向きにして自分のシールドに加える。 「そして誰もいなくなった」 R 光文明 (4) 呪文 ■S・トリガー ■バトルゾーンにクリーチャーが10体以上あれば、それらをすべて破壊する。 作者:wha +関連カード/2 《偽りの羅刹 ノックス・デカログス》 《虚構の演者ドラマツルギー/「そして誰もいなくなった」》 カードリスト:wha 評価 名前 コメント