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イリヤスフィール・フォン・アインツベルン CV:門脇舞以 虎力 5 コスチューム1:私服 出現方法 デフォルト コスチューム2:ブルマ姿 出現方法 イリヤでシナリオモード(ハード)をクリア 必殺技 なし 超必殺技 バーサーCAR フィールド全範囲への攻撃 出現条件 士郎でシナリオモード(ノーマル)をクリア 登場キャラ ステージ 設定ルール 第1話『姉』 &バーサーカー VS間桐桜(私服) アインツベルン城(昼) ポイントバトル:15 第2話『姉の姉役』 &バーサーカー VSライダー&間桐慎二 アインツベルン城(昼) ポイントバトル:15 第3話『姉の姉』 &バーサーカー VS遠坂凛&アーチャー 新都ビル(昼) ポイントバトル:15 第4話『姉とか関係ない』 &バーサーカー VSギルガメッシュ 大橋(昼) ポイントバトル:20 第5話『姉?』 &バーサーカー VSセイバー&セイバーライオン エミヤ邸(昼) ポイントバトル:20 第6話『おっきい妹』 VS藤村大河(道着) コロシアム(夜) タイムバトル:120 第7話『姉再び』 VS黒桜 コロシアム(夜) タイムバトル:180 ※EDはアップver 戦闘ボイス 内容 ボイス 攻撃 やぁっ!(□1&2段目)うんっ!(□1&2段目)たあっ!(□3段目)それっ!(△)邪魔っ!(△)えいっ!(△) ダメージ いたっ!きゃあっ!いやっ!やめてよっ! ダッシュ、ジャンプ えい!やっ!とぉっ! ダウン復帰 やったわね~!許さないから・・・!くらくらする~ 特殊技 お兄ちゃ~ん! 戦闘不能 痛いよぅ・・・そんなぁ・・・ 超必殺技 バーサーCAR!!いけいけ踏んじゃえ~!! 戦闘勝利 ブイ!!あなた弱すぎ!この程度なの 台詞 新規参入 ジャジャーン!! コスチューム入手(ブルマ姿) きたきたきたー! ぶるまぢからは無限大っすー!!
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《イリヤスフィール》 効果モンスター 星3/水属性/魔法使い族/攻1400/守 700 このカードの召喚時、イリヤスカウンターをこのカードに置く。 イリヤスカウンター1つにつき、このカードの攻撃力は500ポイント上がる。 このカードに乗っているイリヤスカウンターを1つ取り除くことで、 フィールド上に存在する表側表示モンスターのレベルを一つ上下させることが出来る。 DUEL TERMINAL ―下からナズーリン―で登場する水属性、魔法使い族の下級モンスター。 召喚時にカウンターを置く誘発効果、カウンター1つにつき攻撃力が上昇する永続効果、カウンターを取り除くことでレベルを1つ上下させる起動効果を持つ。 イリヤスカウンター1つにつき攻撃力が500ポイント上昇するので、このカードの攻撃力は実質1900である。 元々の攻撃力は1400と低くサーチが非常に容易なので、他の1900モンスターよりもフィールド上に出しやすい。 レベルを1つ上下させる効果もこのカードの魅力である。 フィールド上なら相手自分問わず発動でき、エンドフェイズまでではないので汎用性が高い。 しかし効果を発動する場合は攻撃力が下がってしまうので、このカードを速やかに処理しなければならない。 当然自身のレベルも上げられるので、ランク4のエクシーズ召喚をすると無駄がない。 イリヤスカウンターは召喚時のみにしか乗らない。 そのため、デッキからリクルートする場合や墓地から特殊召喚する場合は、効果を持たない攻撃力1400のモンスターとなってしまう。 《鹿目まどか》、《魔法少女マミ》には注意が必要。 イリヤスカウンターを取り除かれてしまうので、相手が【魔法少女】の場合、召喚したターンに効果を発動しよう。 水属性なので《深海サーチ》??に対応している。 汎用性の高い下級モンスターで《深海サーチ》??に対応しているのは非常に大きい。 また《ダーク・チルノ》の墓地からの特殊召喚コストとしても貢献してくれる。 テキストでは分かりにくいがこのカードに乗っているイリヤスカウンターの数しかカウントされない。 つまりフィールド上にこのカードが2体以上いても攻撃力は1900のままである。 いわゆるキモオタが好きそうなカードである。今後このカードを描く人は「萌え豚」認定を貰うことは間違いないだろう。 出典:Fate/Zero?? 関連カード等 -自分のレベルを上げるカード 《新垣あやせ》?? -自分のレベルを上下できるカード 《シャロンは友達が少ない》?? 《暗黒界の令嬢 シャロン》 -自分フィールド上のレベルを下げるカード 《ラフィーナ》(自身を除く) -相手のレベルを上げるカード 《黒猫》 -相手のレベルを下げるカード 《アカベエ》 Aチャンネル 収録パック等 DUEL TERMINAL ―下からナズーリン―DT03-008 Ultra, Secret
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最初にあったのは焦りだった。 自分はどうしてこんな所に居るのか。 その答えはしかし誰に問いかけるまでもなく少女――イリヤの頭の中に既にある。 聖杯戦争。 時と世界の枝葉を超えた選定。 一ヶ月のモラトリアム。 篩にかけられる願いと器。 だがその知識は少女の動揺を何一つ解決してはくれなかった。 彼女は別に命を賭けた戦いに突然放り込まれたことに動揺している訳ではないからだ。 「ミユ…!」 こんな所で。 こんな事をしてる場合じゃない。 イリヤの感情はそれに尽きた。 並行世界、エインズワースとの戦い。 助けたい親友。 それら全てを無理やり放り出させられてイリヤは此処に居る。 “早く…早く帰らないと。 じゃないと、みんなが……ミユが……っ!” 焦燥感に突き動かされるが、ではどうすればいいのかと思考を進めた先は暗雲の中。 聖杯戦争とは勝者を選定するための儀式。 途中退場の手段等用意されてはおらず、元の世界に帰るためには聖杯戦争に勝利する事が絶対条件となる。 それがこの世界を抜け出るための正攻法だ。 だが逆に言えばそれは、己以外のマスター全てを犠牲にして生還者の席を確保するという事でもあり。 なまじそう分かってしまったからこそイリヤは混乱を余計深めてしまう。 何故ならその道は。 イリヤスフィール・フォン・アインツベルンという少女には決して選ぶことのできない道であったから。 「できないよ、そんなの…っ」 できるわけがない、そんなこと。 友達を助ける為に見知らぬ誰かを蹴落とし見捨てるなんて。 なら聖杯を手に入れて全部無かった事にする? …違う。 そういう話じゃない。 ぐるぐる、ぐるぐるとイリヤの中で逡巡と葛藤が堂々巡りを繰り返す。 そんな不毛な円環を断ち切ってくれたのは、彼女のものではない鋭く凛とした声音だった。 「落ち着くといい。動揺はいつだとて短慮の呼び水だ。 君の気持ちは理解できるが、こんな時だからこそ自分を制御するんだ」 「――あなた、は…?」 …イリヤスフィールの前に現れたその男は、鬣のような金髪を靡かせて微笑んだ。 見ている人間を不思議と安心させるような。 もう大丈夫なんだと感じてしまうような…そんな頼もしさがその佇まいにはあった。 威風堂々にして泰然自若。 年嵩にはとても見えないのに老境に入った達人のような完成度の漂う男。 彼は己を呼び出したマスターが歳幼い童女であることに一瞬驚いたようだったが、しかして侮り軽んじることはしなかった。 臣下の礼を尽くすが如くに片膝を突いて。 男は恭しく己が名を告げた。 「カンタベリー聖教皇国が総代聖騎士。セイバー、グレンファルト・フォン・ヴェラチュール。召喚に応じ現界した」 ヴェラチュール。 それが絶対の神を意味する名であることなど少女は知る由もない。 「あ、えと、あ…い、イリヤです! イリヤスフィール・フォン・アインツベルンっていいます。 いろいろと頼りないマスターだとは思うんですけど……その、よろしくお願いしますっ!」 「勿論だとも、マスター。こうして縁が繋がれた以上、私は君を守護する神剣だ。存分に扱き使ってくれ」 イリヤスフィールはサーヴァントという存在のことを知っている。 その身に宿したこともあれば、宿す相手と戦ったこともある。 しかしこうして自分自身がマスターとなり英霊を使役するのは初めてのことだった。 本来であれば"この"イリヤスフィールが聖杯戦争に参加することはあり得ない。 だが、そのあり得ない事態が起こった結果こそがこの現状だった。 イリヤスフィールが人界の神(ヴェラチュール)を名乗るセイバーを召喚して使役する。 そんな異常事態が起こるに至った要因は、言わずもがな万能の願望器…聖杯の仕業であった。 聖杯――イリヤスフィール・フォン・アインツベルンはそれによって選定され、この閉鎖空間へと送り込まれた。 一切の事情を斟酌することなく。 有無を言わさずに呼び出され、願いを叶えるか死ぬかの択一を迫られたのだ。 「…セイバーさん、その――わたしは」 「言わずともいい。君の目を見れば伝わってくる」 意を決して、ぎゅっと噛み締めていた唇を開くイリヤスフィールだったが。 その言葉は他でもないセイバーの声で遮られた。 皆まで言うなとそう言って、神を名乗る男はそれこそ神通力でも使ったかのようにイリヤスフィールの言わんとすることを読んでのけたのだ。 「君には帰らねばならない理由がある。そうだろう」 「──はい。わたしは、絶対帰らなきゃいけないんです。わたしを待ってる友達がいるから」 その瞳は焦燥と動揺が綯い交ぜになった、酷く不安定なものに見える。 しかし注視すれば、その奥底に煌々と輝くものがあることに気付ける筈だ。 それこそがイリヤスフィールという少女の源泉にして最大の美点。 とにかく未熟で何度も躓く彼女だが…その足が止まったことだけはない。 正しくは止まり続けたことはない、と言うべきか。 イリヤスフィールは立ち上がるのだ。 何度でも、何度でも。 辿り着くと決めたハッピーエンドを掴むまで、彼女はどんな現実に直面しても諦めない。 「君のような目をする人間のことは何度も見てきた。 良ければ聞かせてくれないか、マスター……イリヤ。君がもう一度会いたい、そして救いたい友人とやらの話を」 心の内を言い当てられたことに対する驚きはもうなかった。 そう、その通りだ。 イリヤスフィールの焦燥の理由は、単に大事な友人を元の世界に残してきてしまったからというだけではない。 彼女が文字通り身命の懸かった危機的状況に置かれているからこそ焦っているのだ。 自分が早く戻らなければ、戻った時にはもう何もかも取り返しのつかない形に滅んでいるかもしれない。 必ず救うのだと誓ったあの子が――永遠に失われてしまうかもしれない。 そう思えば自然と呼吸は早まり、心臓は早鐘を打ち。 脳は割れそうなほどに痛んだ。 …そしてその点。 彼女がグレンファルトという英霊を引き当てられたことは間違いなく幸運だったと言える。 怖じず惑わず、全てを見通しながらも居丈高になることなく対等に向き合ってくれるその姿は。 予想外の事態に乱れたイリヤスフィールの心をごく速やかに落ち着かせてくれた。 そして気付けばイリヤスフィールは、己が剣となった英傑へ滔々と語り始めていた。 彼女の大切な友とそれを取り巻く陰謀。 そして、ある滅び逝く世界の話を。 「――なるほど。大変だったのだな、君も」 黙ってイリヤの話を聞いていたセイバーはそう呟いて頷いた。 当のイリヤはと言えばもう何を話したのかはよく覚えていなかった。 上手く話せていたかどうかも疑わしい。 今まで溜め込んできた感情を全てさらけ出してしまったような。 何もかもを目前の英霊にぶちまけてしまったような、そんな爽快感にも似た後味だけが残っていた。 「ご、ごめんなさい…。わたし、なんかぶわーって話しちゃって……」 「謝ることはない。確かに要領は得なかったが、そこの所は此方で勝手に補完しながら聞いていたからな」 「要領は得てなかったんですね…」 兎角。 セイバー…グレンファルトはイリヤの見てきた世界の事情を知るに至った。 滅びを間近に控えた世界。 それを抑止する為に編まれる陰謀と戦い。 イリヤが全てを救うと決意した経緯のその全てをグレンファルトは知り、理解した。 その上で彼が抱いた感想は実に率直。 絶対神らしからず思わず口から零したそれが全てだった。 「…やはり、世界というものは脆すぎる」 「え?」 「おっと…すまない、声に出てしまっていたか。 だが君もそう思わないか? 我がマスター、イリヤスフィールよ」 それは疑いのない彼の本心。 傲岸不遜にも神を名乗る男の心情だ。 「たかだか寿命、たかだか限界。 その程度の事で責務を放棄してしまう世界などに何の価値がある。 不甲斐ない。実に無責任だ。世界さえ…宇宙さえまともであったなら君のような子女が身を粉にする必要もなかっただろうに」 「え…っと。セイバーさん……?」 「森羅(セカイ)には進化が必要だ。 人の可能性に、時の流れに…時代の変遷に。 耐えられない宇宙など不要だろう。いずれは誰かが責を果たさねばならない。 さもなくば君の見たような、不当に燃え尽きる宇宙が量産される結果ばかりが積み重なっていくに違いない。 問おう我がマスター。君は……それを善しとできるか?」 立て板に水を流したように淀みなく語るグレンファルト。 そんな彼に困惑しながらも、イリヤは考える。 考えるが――やはりと言うべきか。 答えは出ない。 眉根を寄せて考えに耽る姿勢は良いが、この命題は今の彼女へ投げかけるには少々大きすぎた。 それに。 イリヤが答えを出せずとも…彼女の逡巡する姿勢から読み取れたものはあったようで。 「すまない。少々ヒートアップしてしまったようだ」 「い、いえいえ! わたしの方こそその、ごめんなさい。 わたしなりに考えてみたつもりなんですけど…難しくて」 「考えを巡らせてくれただけでも嬉しいさ。 こう見えても見た目以上に年寄りでな。気を抜くとついつい喋り過ぎてしまう」 肩を竦めるグレンファルトの姿にイリヤも多少気が抜けたらしい。 あははと苦笑する少女の姿は、話好きな老人に付き合ってやる年相応の小学生そのものに見えた。 イリヤがそうしている間も金色の瞳は少女の小さな体をじっと見据えている。 そして満を持して放たれた言葉は、彼女の心の内を正確無比に言い当てていた。 「時にだマスター。思うに君は…聖杯を手に入れようとは考えていないんじゃないか?」 「…え」 イリヤは驚いたような顔をした。 どうして分かったんですか。 そんな言葉がその表情から伝わってくるようだ。 グレンファルトは苦笑し、彼女の続く言葉を待たずに重ねた。 「滅び逝く世界を救いたいと願うような奇特な人間が"それしか手段がない"からといって素直に志を曲げるとは思えない。 何しろ今回の聖杯戦争では、敗北はそれ即ち元の世界に帰る手段の喪失…この世界との心中を意味する。 世界を救うなどと覇を吐く理想家が素直に享受するには、あまりに悲惨すぎる運命だろう」 「…あはは。セイバーさんには敵わないなぁ……」 「マスター。君の優しさは素晴らしいものだ。 誰がどう誹り嗤ったとしても、俺はいつだとて君の志は正しいものだと称賛し肯定しよう。 だが」 そう、彼の言う通りだ。 イリヤスフィール・フォン・アインツベルンは聖杯を望んでいない。 聖杯を手に入れれば確かにあの"滅び逝く世界"を救うことは可能だろう。 だが少女は、その大願成就までの過程で発生する数多の犠牲を認められない。 だからイリヤは聖杯の獲得ではなくそれ以外のアプローチでの生還を目論んでいた。 …それを最初にグレンファルトへ伝えられなかったのは。 彼女もまた、サーヴァントが聖杯戦争の場へ召喚されることの意味を理解しているからに他ならなかった。 サーヴァントは聖杯に託す願いを抱いて現界する。 それは生前の未練であり。 受肉して再度人生を楽しみたいという欲望であり。 そうした打算ありきで現界したサーヴァントに対して無遠慮に自分の夢見がちな理想を伝えればどうなるか。 その想像が付かない程イリヤは馬鹿ではなかった。 「――警告しよう。その先は地獄だぞ」 グレンファルトも当然己が主の葛藤は想像できた。 されど千年を生きた神祖である彼は容易くその本心を見抜き言い当ててしまう。 更にその上で投げかけた。 おまえが目指そうとする道は、艱難辛苦に溢れた文字通りの地獄道であると。 「誰も彼もを救うなど夢物語だ。 誰もがそれを目指しそして敗れ去っていく。 現実と折り合いを付けていく、それが普通だ。何故か分かるか?」 「……」 「辛いし、苦しいからさ。 自分の選んだ道にそぐわなかった結果生まれた犠牲を"仕方なかった"と目を瞑って進む方が圧倒的に楽なのだよ。 誰も彼もが話せば分かってくれる善人ならばまた話も違うだろうが現実はそうではない。 他人の不幸を第一とする人間や、自らの獣性の全肯定を臆面もなく願える人間。 そんな連中を相手に何を説いた所で結局は馬の耳に念仏だ。どれだけの想いを載せて訴えたとて、最終的にはほぼほぼ意味を成さない。 そんな徒労を経るくらいならば最初から一定数の犠牲を良しとし、自分の理想にそぐうお題目を用意して護身し進んだ方が話は遥かに早い」 …先刻グレンファルトは自らを老人と自虐したが。 それは自虐ではあっても大袈裟ではなかった。 彼は自らを総代騎士と名乗ったが、その称号は表の顔に過ぎない。 彼は英霊になる前に既に人間を超克した存在。 人の肉体と離別し、久遠の時を生きる超越者と化した生命。 即ち――神祖(カミ)と。 グレンファルトはそう呼ばれた存在であった。 「それでも君は目を開けるのか? イリヤスフィール・フォン・アインツベルン。 滅び逝く世界の手を握り続ける救いの御子よ」 秩序とは我慢であり。 近道とは妥協である。 長生きをすればする程それが分かってくる。 どんな御大層な理論の末に生み出される真理よりも明確にこの世の理を射止めた処世術だ。 十年、二十年…あるいは百年青い理想を抱え続けることができても。 次の百年、二百年。 五百年は凌げない。 千年と経つ頃には理想の若木はすっかり老木と化し、我慢と妥協の末に導き出される合理的なハッピーエンドをこそ是とするようになる。 人間誰しも老いることには逆らえない。 肉体のみでなく魂さえその例外ではなかった。 「わたしは…正直、セイバーさんの言うことは……わかりません! わたしまだ小学生だし、クラスカードとかそういう話が出てくるまでは本当に普通の子供でしたし。 時間を重ねて大人になったらもしかしたら、セイバーさんの言う通りにしておけばよかった~って……。 そう思う日が来ないとはちょっと言い切れません。でも――」 「でも?」 「…未来のわたしがどう思うかはわかりませんけど。 今のわたしは、そうしたいと思ってます。 わたしはこの心に嘘をつきたくない」 「…茨道だと知ったその上で。それでも、進むと?」 「――はい。だからわたしに力を貸してください、セイバーさん」 しかしイリヤはまだ若い。 幼いと言ってもいいだろう。 彼女の眼には光が灯っていた。 全てを焼き尽くす光ではない。 全てを照らし、人々の心の標となるような光。 他人に勇気を与える有意義な足跡になり得る輝き。 光の奴隷と呼ばれる人種とは明確に異なるヒカリだった。 「わたしには救いたい世界があって…助けたい友達が居るんです。 けどだからってこの聖杯戦争を仕方のないことなんて諦めたくない。 わたしの無茶を……わたしと一緒に叶えてほしい」 「覚悟は…あるのだな?」 「…あります。怖いし不安だし、上手くできるかなんてわからないけど、それでも――」 自分の進む道が艱難辛苦に溢れた剣ヶ峰であることは百も承知。 その上でイリヤは"それでも"と意思の光を輝かせた。 「わたしは戦います。バカで向こう見ずなわたしのわがままを通すために」 見上げたものだとグレンファルトはそう思う。 彼女こそは紛れもない正しき光を胸に歩める人間。 その佇む姿一つで万人に勇気を与え心に巣食う闇を照らす太陽。 挫けず諦めず前を向いて手を伸ばし続ける勇者(ブレイバー)。 彼女ならば、あぁともすれば。 世界の一つや二つは本当に救ってのけるかもしれない。 千年を歩み人間という生き物の何たるかを知り尽くした神をしてそう思わせる暖かな光。 それが虚飾や驕りに依るものでないのだと分かったならば…是非もなし。 「だから力を貸して下さい、セイバーさん」 「…そうまで言われて断る訳には行くまいさ。 それに土台、俺は君を勝利に導く為にこの現世へまろび出た禍魂だ。 今の問答はひとえに老婆心の賜物だ。君のように眩く優しい心を持った人間が挫折し慟哭する光景を何度となく見てきたものでな。 あまりに大人げない意地悪をしたという自覚はあるが、寛大な心で赦してくれると助かる」 グレンファルトが彼女の申し出に返す言葉は一つだった。 「この剣、そしてこの魂。総てを君に相応しい…より良き世界の為に使うと誓おう。 これより君へ降り注ぐ艱難辛苦のその総て、このグレンファルト・フォン・ヴェラチュールが打ち払う」 此処に改めて主従関係は成立する。 グレンファルトはイリヤの望みを叶える為に全身全霊を尽くすだろう。 イリヤもそれを理解したのかほっと胸を撫で下ろす。 彼女にも自覚はあった。 自分の願いは、普通のサーヴァントには決して受け入れられないだろうと。 聖杯戦争の勝利は目指さず、より多くの人を連れての平和的な生還を目指す。 …だから協力しろなどと言おうものならまず間違いなく剣呑な目線が返ってくるに違いない。 しかしグレンファルトはそうではなかった。 「この戦いの弥終まで。どうぞ末永くよろしく頼もう…我がマスター」 彼はイリヤの夢のような理想を受け入れてくれた。 その上で君の味方をすると誓ってくれた。 だからイリヤは微笑んで感謝を告げた。 安堵と今後に向けて兜の緒を締め直す。 理想を押し通す決意を新たにする。 そこでふと、イリヤは思った。 いつもは喧しく喋り倒す魔術礼装。 マジカルルビーの声がしない。 目を落とせばルビーの輝きは見慣れない翠色のそれに変わっており、イリヤが「ルビー?」と呼びかけても一つたりとて物を言うことはなかった。 “…どうしたんだろう。違う世界に来たから、少し不具合でも起きてるのかな……?” その疑問にイリヤが強く執着することもまたなかった。 彼女は強く頼もしい相棒の協力を得られた達成感で胸を一杯にしている。 彼に対する不信など一抹たりとてない。 何故なら彼は、疑いの目を向ける相手としてはあまりにも…完成されすぎていたから。 威風堂々と自分の前に立ち親愛の眼を向ける彼を疑うなど、イリヤには不可能だった。 こうしてイリヤスフィール・フォン・アインツベルンは最初で最後の岐路を間違え。 過去千年山の様に居たあらゆる民草と同じように、神祖(かれ)の掌で踊る身へと落魄れたのであった。 ◆ ◆ ◆ 「何たる僥倖、何たる運命だ。よもや再び神天地を目指し邁進できる機会が巡って来るとは」 男の名前はグレンファルト。 グレンファルト・フォン・ヴェラチュール。 人間としての真名は…九条榛士。 文明滅亡の引き金を引いた日本人の一人にして、最優なる神天地(アースガルド)への到達を掲げて歩む絶対神である。 千年を歩んだ不死身の神祖にも年貢の納め時は訪れた。 抱え温め続けた理想の成就を阻むように現れた邪竜の手で。 否――もう一人の九条榛士の手で。 勝利の対価に滅びを与えられ、神祖グレンファルトは神天地の成就を遂げる事なく安息の眠りに沈んだ。 「あの結末に悔いも怨みもありはしない。邪竜の応報を甘んじて受け止め、納得のままに眠るつもりだったが…」 筈だった。 だが現にグレンファルトは此処に居る。 世界と友を天秤にかけた命題に、両方救ってみせると答えた幼い星光少女(カレイドライナー)の神剣として。 邪竜と相対したその時と僅かたりとも変わらない威風堂々たる佇まいのまま古の故郷、東京の大地を踏んでいる。 その意味する所を理解できるのは彼を滅ぼした邪竜かその運命か。 もしくは彼と共に千年を共に歩んだ仲間の神祖三柱のみであろう。 何故ならこの男は疑いの眼で見るにはあまりにも誠実すぎるから。 語る言葉は頼もしく、見据える瞳に嘘はなく。 肩を並べれば勇気が湧き、背を見つめれば心が安らぐ。 現にイリヤも彼を疑う心など欠片たりとて持ってはいなかった。 「やはり俺も人間だな。手が届くと分かると途端にまた欲しくなる」 しかしそれが一番の落とし穴。 グレンファルトは聖なる騎士などではない。 ましてや善良な神などでは断じてない。 千年の時を経て育まれた機械の如き超越者。 人の心などとうに失い、悲しい程破綻した万能を振り翳しながら突き進む者。 彼の他の神祖達は人奏の手により救われた。 安息の眠りに沈み、最早身の丈に余る野望を目指す事はない。 が――その中で唯一このグレンファルトは違う。 彼だけは神祖の中でも異端。 手の付けようもない大馬鹿者の大神素戔王(ヴェラチュール)は死の一つ、納得の一つでは休まらない。 死を越えたその先に次の機会なんてものがあるならば…是非もなし。 「感謝しよう、マスター。君の願いがあったからこそ俺はこうしてもう一度理想への歩みを始められた。 君が私に全てを打ち明けてくれたからこそ…決意を新たにすることもできた。 あぁそうだ。何を躊躇っていたのだ嘆かわしい――見目麗しい幕切れの一つ二つで欺かれるなよ大神素戔王。 簡単に滅ぶ世界などそうなる可能性があるという時点で悪なのだ。イリヤスフィールは俺にそれを思い出させてくれたッ」 当然のように生前の結末と訣別する。 得た筈の安息を蹴り捨てて歩みを再開する。 英霊の座とこれ程までに相性の良い英霊は恐らく少ないだろう。 斯くして大神素戔王は再び自分の理想を叶えるべく進軍を開始した。 この世界には自分の思うままに動かせる聖教皇国も同胞達も存在しないが…だから何だという。 「イリヤスフィール。君の勇気と輝きに敬意を示し、俺も改めてこう宣言しよう――やはり必要なのは神天地だ」 全ての人類が森羅の限界などという下らぬ事柄に縛られず思い思いに生き、そして救われる為に。 神天地が必要だ。 全ての人類の可能性と未来を受け入れ許容できる優しい宇宙が。 邪竜が齎した滅びなど何のその。 英霊の座を足場に、聖杯戦争を梯子にしてグレンファルトは再びその境地を目指す。 世界を救うならばその手段は最も端的であるべきだから。 最も端的に、簡潔に、完全無欠の宇宙を作り上げてみせると神は挑戦者の目に戻る。 「俺は君に必ずや勝利を届ける。そしてその暁には、君の世界をも俺が救ってみせよう。 それこそが、俺の魂を再び常世へ呼び起こしてくれた君にできる唯一の返礼だ。 生きろイリヤスフィール。君の輝きはあまりに尊く美しい。故に今、神祖グレンファルトの名の許に言祝ごう」 翠光を放ち沈黙を保つマジカルルビー。 彼女の無言が神祖の工作に依るものだとイリヤが気付く時は遥かに遠いだろう。 グレンファルトは現界するなり即座に処置を施した。 イリヤスフィール・フォン・アインツベルンという幼子に客観的視点を与える余地のある魔術礼装を翠星晶鋼(アキシオン)で上書きした。 何のために? 決まっている。 計画に不確定要素が入り込むことを避けるため。 イリヤが神祖の掌を離れることを避けるため。 グレンファルトはイリヤに悪感情を抱いていないし、彼女の生き様やその輝きは尊いものだと心の底からそう思っている。 だが結局。 それはそれ、これはこれ――なのだ。 「喜ぶがいい若人よ。君の願いは必ず叶う」 彼は人を超越した現人神。 あらゆる事態に慣れているからその心は何をしたとて揺るがない。 良心の呵責も後顧の憂いも彼の中には微塵たりとて存在しない。 だからこんなことも簡単にできる。 自らが尊いと、守ってみせると誓った相手の信頼に背くような行為ですら…彼にとっては何ということもない。 全ては目的を遂げるため。 最後に勝って今度こそ笑顔でかの天地を迎え入れてやるために。 神の指先が、聖杯を目指す。 【クラス】 セイバー 【真名】 グレンファルト・フォン・ヴェラチュール@シルヴァリオラグナロク 【ステータス】 筋力B 耐久EX 敏捷B 魔力A+ 幸運A 宝具A 【属性】 秩序・中庸 【クラススキル】 対魔力:B 魔術詠唱が三節以下のものを無効化する。 大魔術・儀礼呪法などを以ってしても、傷つけるのは難しい。 騎乗:B 大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせる。 幻想種あるいは魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなすことが出来ない。 【保有スキル】 神祖:A+ 自立活動型極晃現象とでも言うべき超常生命。 自己の根幹を担う魂が三次元上に存在しない関係上、物理的な破壊で殺害することができない。 頭蓋や心臓の破壊のみならず、細胞ひとつ残さぬように消し飛ばしても数秒で結晶から復活を遂げてしまう完全無欠の不老不死。 一方で高次元との接続を断ち切る術や結晶化そのものを阻害する能力。聖杯戦争で言うならば"不死殺し"の類にも弱い。 極論。グレンファルトはマスターの存在すら本質的には必要としていない。 千年の智慧:A 千年を生き現人神として君臨し続けたことにより得た超越者の智慧。 英雄が独自に所有するものを除いたほぼ全てのスキルをB~Aランクの習熟度で発揮可能。 精神性がヒトからかけ離れ過ぎてしまっている為、精神に干渉するスキルに対しても同ランクの耐性を持つ。 使徒洗礼:A 神祖としての力を分譲し、神の眷属を作り出す能力。 使徒となった人間は身体能力の向上と異能"星辰光(アステリズム)"の獲得、そして高度の不死性を獲得する。 主同様肉体が消し飛ぶほどの衝撃からでも数秒で再生。 神祖との接続を破断しなければ殺害不可能の魔人を作り出すことが可能。 しかし不死のランクでは太源たる神祖に劣るため、厳密には主のような"完全な不死身"ではない。 サーヴァントの身に堕ちている事もあり、現在のグレンファルトでは使徒にできるのは一人が限度。 【宝具】 『戴冠王器・九天十種星神宝、人界統べるは大神素戔王(Heaven-Regalia Veratyr)』 ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:500 星辰体結晶化能力・万能型。 翠星晶鋼(アキシオン)と呼ばれる物質化した星辰体を生み出しながらそれを基点にあらゆる破壊現象を顕現させる。 "何事もあればあるほどいい"を地で行くようにすべての性質が押し並べて突出しており、更に出力も高いことから弱点と呼べる点は一切ない。 万能型の名に恥じず応用性が非常に高く攻撃方法も実に多彩。 攻撃、防御、果てには回避や救援、自己強化まであらゆる全てが思いのまま。 グレンファルトが積んだ研鑽の全てを強さに直結させたような宝具であり、空前絶後の経験値を以って繰り出される神威の星に限りはない。 【人物背景】 革新と破壊に長けた絶対神──西暦に終止符を打った未曾有の人災、大破壊(カタストロフ)を生き延びた正真正銘の日本人。 人類種族の完全上位、あるいは成れの果てとでも呼ぶべき超越者。 刻まれた喪失を覚悟に変えて膨大な時を歩んできた。 果てなく成長を遂げ続けた結果として、グレンファルトの精神に人間らしい弱さや脆さは欠片も残っていない。 人知の及ばぬ在り方はまさしく人外──神の在り様である。 【願い】 聖杯の掌握と確保。 神天地(アースガルド)創造のための糧とする。 一度や二度の死と納得で俺の理想が折れるとでも? 【マスター】 イリヤスフィール・フォン・アインツベルン@Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ 【願い】 元の世界への帰還。 美遊を助ける。 【能力】 カレイドの魔法少女。 キシュア・ゼルレッチ・シュバインオーグが作り上げた第二魔法応用謹製による一級品の魔術礼装、カレイドステッキにより魔法少女(カレイドライナー)に転身することができる。 変身後は常時魔術障壁による防御や身体能力強化など様々な効果を受け続けることが可能。 更にイリヤは複数のサーヴァントカード…通称"クラスカード"を所持してもおり、これを用いて英霊の力を借り受けることも可能となっている。 【人物背景】 数奇な出会いと運命を経て日常から戦いの中に歩み出た少女。 終わり逝く世界を救う決意(ユメ)を胸に戦う。 そんな彼女が世界の行く末を憂いた絶対神を引き寄せたのは必然だった。 【方針】 誰かを殺すことはしたくない。 セイバーさんと一緒に戦って元の世界に帰り、美遊を必ず助けてみせる。
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__,ゝ―-- ....__ ,ゝ‐ ' ``ヽ、 / `ヽ..、\ / _,. i 、`ヽ、.\ ' /´ / , |,ハ `ヽ ヽ.`ヽ. /'i ,′ /i i'"゙| ゙、 丶 ' /' .| i ,ィ/ .| , .! .′ !i .i i.ヽ ,ゝ | .|l i ,ナリ ̄iメ‐i.,′-!ナi! i. i / l , _ |i |;_r iill |/!,' ,'iill ノ! ,i.|.ノ.! ! , i / /,、゙!! ii llll 'ノ' iill メノ,'ノ' / ノ,' .|/ !' 〈|| i.i! i ,! i /'!ノ .i' ゝ、!! ト.! ー ' ノ,'!i| | ' ノ' 〈 人 〉,イ!! |ヽ|ィニ、r‐、‐ T´ /ノ'| i ノ 〈 人 〉ノ レヾ | |',.=ニ| /ス| .|.| リ 〈 人 〉 //ノ / '、;;;;',;;;;;;;| / ハ 〈 人 〉 .ノ.( / ',`ヽ、ト'/レ' | 【エミヤ・イリヤスフィール】 属性:冒険者・構成員 特徴:対呪縛者 精神:ラブラブ 関係:愛すべき大首領 予定:全力で尽くす 能力 【呪っぱい】でかいおっぱいに詰まってるのはなあに? 夢? 希望? 残念呪いだ、馬鹿め。 【呪装対応者】呪われた装備ってデメリットに構わず装備してるといい装備にかわることあるじゃん? あれ 【呪印弓フェイルノート】人を呪わば二穴攻めとは昔から言われていることでしてね 【起源覚醒者・禁忌】考えるの禁止ーーーー!! 改造1 【魔乳】で【呪殺し】を【呪っぱい】に改造 呪いや呪術、負の感情を吸収し成長する呪い渦巻く危険なおっぱい。SGメンバー以外が悪さをしようとすると災いが降りかかる。 吸収した呪いはおっぱいに蓄積され、おっぱいは大きく吸収力も強くなり妖艶に成長する。そして自ら呪いの力を生み出し自在に操ることが出来る。 呪いの力を反転する事によりアチャ子を強化することも可能。 吸収する時には呪いの大きさに比例した快感が胸に走り、呪いを吸収するというスリルとともに癖になっていく。 改造2 【浸透】で【刻印弓フェイルノート】を【呪印弓フェイルノート】に改造 射出の呪術。この呪いからは遮蔽物に隠れようと距離をとろうと逃れるすべはない。 呪っぱいから全身に伸びる呪術回路により快感とともに増幅された強力な呪いを呪印として撃ち込む。 呪印を撃たれた相手は呪いを受けるだけではなく力や生命力、湧き上がる負の感情をアチャ子に吸収され最終的にはアチャ子の命令に忠実な呪縛者となってしまう。 また、呪印を撃ち込んだ相手の居場所や状態をアチャ子はいつでも知ることが出来る。 この呪術を使用すると呪術回路が強化されより強力な呪術を使えるようになっていくが、代償としてやる夫に二穴責めされたいという欲求も強くなっていく。 改造3 【魔装】で【対応者】を【呪装対応者】に改造 呪われた装備を装備すると呪いを呪っぱいで吸収しデメリットを無効化してメリットのみにすることが出来る。 それだけではなくアチャ子の呪力を装備や魔術に纏わせる事で、戦闘のみならず更に幅広い対応が可能となった。単純な強化から、追加効果の付与まで可能である。 アチャ子は呪われた装備をすることを好むようになり、呪われた装備の呪いを吸収することでやる夫の背中に抱きついたときのことを思い出し 呪いを吸収する快感と相成ってやる夫への好感度が上がる。そして自動的に呪装にやる夫への好感度上昇が付与される。 アチャ子が一定期間装備し続ければ元の呪いと入れ替わるかたちで呪いは装備に固着し他の者が装備しても効果を発揮するが、当然呪いの装備なのでSGメンバー以外は呪われる。 能力 【起源覚醒者・禁忌】 弟への愛情と吸収した受けた呪いが組み合わさり目覚めた 他者の律やそれを外れようとする衝動を操る能力。 他人が己に課しているルールを破らせたり、ルールそのものの改竄を行える。 逆に禁忌(タブー)を押し付け、行動や思考を封じることが可能。 備考 別名アチャ子。 呪縛者の討伐依頼をSGに出してきた。 かつてはアーチャー、凛、桜とPTを組んでいたが、桜が呪われたことが原因で解散している。 上記の後はアーチャーとコンビを組んでいたが、冒険者組合との諍いによりアーチャーがSAOに所属することとなり、 現在はソロで活動している アーチャーの姉であるが、彼に恋心を抱いていた。
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《天の杯 イリヤスフィール》(ヘブンズフィール イリヤスフィール) 星3/光属性/魔法使い族 ATK/0・DEF/0 このカードが召喚・特殊召喚に成功した時、自分のデッキから「狂戦士 ヘラクレス」1体を手札に加える。 このカードが表側表示でフィールド上に存在する限り、「狂戦士 ヘラクレス」は相手の効果モンスターの効果を受けない。 自分フィールド上の「狂戦士 ヘラクレス」が戦闘によって相手モンスターを破壊し墓地へ送った時、そのモンスターを装備カード扱いとしてこのカードに1体のみ装備する事ができる。 このカードの守備力は、この効果で装備したモンスターの攻撃力分アップする。 ―関連項目 《狂戦士 ヘラクレス》 【Fate】
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5885時点 _ | | , ´ `  ̄ ̄`ヽ l | / , ヘ, ヘ ハ ∨ ∧ / / /\ } , ! ∨ ∧' / ム=ミ、ヽムイ ノ } V ∧ / イ _ ミ≦′| V ∧ヽ' l / `ヽ ソ , /∧___ ソ} ト、ヽ _ ノ イ / ,. '.〈 |∧ ヽ, ィ´ { { / ∧ ハマム {`i | ̄ハ、 ヽ、 ' 〃 ∧ . マムヽj |`ヽ } \、_ ̄ ̄ ミ 、 / / 〉、 ノ マム`' } 、 \ ̄ `_ヽハ .' イ/{ ハ . }ノリ ' ヽ ヽ r{二`} {/ {' ! / / 八 . L イ{ \ {`ヒ二} | /!/ { 、 . 、 |_! > ´Y´ ノ |./ ' | 从Y 人´ . イ l′ !/ }| \__ .ィ´ }ノ | ゝ、} | ィハ、ノ | //⌒ヽ L... __ ィ/, ' '. | `</// } l `7 | / / l / /【名前:イリヤスフィール】 .【Age:8】 ..【Sex:Female】【加護神:クレアトール】 .【属性:N・N】 ..【所属クラス:サヴァン】【Lv:61】 ..【種族:人間】 .【称号:プリズマではない】【Exp:230/1220】【HP:363】 .【SP:40+10:28+1:19+1:13:6】【ATK:31】 【MAT:230】 【DEF:42】 【MDE:122】【ステータス】【STR:27+4】【INT:70+40】【DEX:5】【STM:30】【LUC:12】【装備】【合計WAT:21】・武器:魔結晶の杖 【MAT+120】【WAT+15】【打】・盾:・頭:・手:ハイパワー手袋 【DEF+1】【STR+4】【WAT+1】・体:闇の衣 【DEF+10】【MDE+10】【WAT+4】【闇耐性】・靴:魔法のブーツ 【DEF+1】【MDE+1】【WAT+0】・装飾:マジックブースター 【MAT+1】【WAT+1】【スキルスロット 6/15】【魔術:Lv15】【Exp:0/150】【付呪:Lv41】【Exp:0/410】【土術:Lv49】【Exp:0/490】【錬金:Lv57】【Exp:0/570】【索敵:Lv10】【Exp:0/100】【召喚:Lv60】【Exp:0/0】【特殊能力】「結果の魔法:過程を飛ばし結果を得ることができる」【射程:1】 【範囲:自分】 【属性:?】 【効果:?】 【消費:自動】「膨大な魔力:SPの最大値が超大幅に上昇する」【射程:1】 【範囲:自分】 【属性:魔】 【効果:大】 【消費:自動】「非力:重い物を持つことができない」【射程:1】 【範囲:自分】 【属性:無】 【効果:大】 【消費:自動】「俊足:逃走の成功確率が大幅に上昇する」【射程:1】 【範囲:自分】 【属性:無】 【効果:大】 【消費:自動】【クラススキル】【サヴァン:INT+30 DEF+20 SP+25%】「錬金の奥義:錬金術の成功確率を大幅に上昇させる」【射程:1】 【範囲:自分】 【属性:魔】 【威力:中】 【消費:自動】「付呪の秘法:付呪の効果を大幅に上昇させる」【射程:1】 【範囲:自分】 【属性:魔】 【威力:中】 【消費:自動】「賢者の知恵:アイテム使用時の効果を大幅に上昇させる」【射程:1】 【範囲:自分】 【属性:無】 【威力:小】 【消費:自動】「賢者の石:一定ターン魔法スキルの効果を大幅に上昇させる」【射程:1】 【範囲:自分】 【属性:無】 【効果:大】 【消費:上級】【所持スキル】「マジックボルト:純粋な魔力を放つ」【射程:3】 【範囲:単体】 【属性:魔】 【効果:小】 【初級】「マジックブラスト:純粋な魔力の波動を放つ強力な攻撃」【射程:3】 【範囲:横列】 【属性:魔】 【効果:小】 【初級】「マジックジャベリン:奥に広がる純粋な魔力の槍を放つ」【射程:4】 【範囲:単体】 【属性:魔】 【効果:小】 【初級】「マジックボム:十字に広がる魔力の爆発を放つ」【射程:3】 【範囲:十字】 【属性:魔】 【効果:小】 【初級】「エレメントウェポン:味方の武器に火・風・水・土、どれかの属性を付与する」【射程:3】 【範囲:単体】 【属性:魔】 【効果:小】 【初級】「エレメントアーマー:味方の防具に火・風・水・土、どれかの属性を付与する」【射程:3】 【範囲:単体】 【属性:魔】 【効果:小】 【初級】「ビルドアップ:味方単体のSTRとSTMを増加させる」【射程:3】 【範囲:単体】 【属性:魔】 【効果:小】 【初級】「パワーウェポン:味方単体の武器の強化する」【射程:3】 【範囲:単体】 【属性:魔】 【効果:小】 【初級】「パワーアーマー:味方単体の鎧の強化する」【射程:3】 【範囲:単体】 【属性:魔】 【効果:小】 【初級】「ストーンバレット:石のつぶてを高速で飛ばす」【射程:3】 【範囲:単体】 【属性:土】 【効果:小】 【初級】 「クラック:地割れで敵の行動を妨害する」【射程:2】 【範囲:横列】 【属性:土】 【効果:小】 【初級】 「アースヒール:味方一人のHPと状態異常を回復する」【射程:3】 【範囲:単体】 【属性:土】 【効果:小】 【初級】 「シールドブレイカー:敵が装備している盾の性能を大幅に下げる」【射程:3】 【範囲:単体】 【属性:土】 【効果:中】 【中級】 「アースハンド:敵の足を土で固め行動速度を下げる」【射程:3】 【範囲:単体】 【属性:土】 【効果:中】 【中級】 「アースブレイカー:時間差で地面に大きな地割れを起こす【射程:5】 【範囲:十字】 【属性:土】 【効果:中】 【中級】 「アースウォール:敵と味方の間に巨大な土の壁を出現させる」【射程:3】 【範囲:単体】 【属性:土】 【効果:中】 【中級】 「金剛盾:対象を自動で守る盾を創り上げる」【射程:2】 【範囲:単体】 【属性:土】 【効果:中】 【上級】 「ストーンフォール:敵へ大量の石を滝のように落とす」【射程:4】 【範囲:全体】 【属性:土】 【効果:中】 【中級】 「召喚・光の戦士:召喚術により光の戦士を召喚する」【射程:9】 【範囲:縦列】 【属性:光】 【効果:大】 【特級】「召喚・狂戦士:召喚術により狂戦士を召喚する」【射程:9】 【範囲:横列】 【属性:斬】 【効果:大】 【特級】「召喚・狂戦士:召喚術により狂戦士を召喚する」【射程:9】 【範囲:――】 【属性:―】 【効果:大】 【特級】【所持品 5/10】・ブルマ・簡易型錬金セット・ポーション*5・ハイエーテル*10・錬金素材セット 召喚・狂戦士について PTメンバーが6人の時に召喚すると攻撃したら送還するパターンの効果になる(消費が少ない方) それ以外の時は出し続けるのと上の効果の好きな方を選べる
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イリヤスフィール・フォン・アインツベルン CV:門脇舞以 タイガーころしあむからの追加/変更分のみ記載 コスチューム1:私服 出現条件 デフォルト コスチューム2:ブルマ 出現条件 デフォルト コスチューム3:水着 出現方法 イリヤ(ハード)をクリア 出現条件 最初から 登場キャラ ステージ 設定ルール 第1話『ラン・イリヤ・ラン』 VSネコアルクX2 山門前(昼) タイガーボール争奪:90 第2話『秘密結社 猫の耳』 VS黒桜&ライダー(私服) 衛宮邸(昼) ポイントバトル:15 第3話『アウトブレイク』 &バゼットVSカレイドルビー&セイバーライオン 新都ビル(昼) ポイントバトル:15 第4話『ムーンウォーカー』 VSファンタズムーンVSランサー(私服)VS真アサシン 新都ビル(昼) バトルロイヤル 第5話『イリヤ・アンド・ザ・アルゴノーツ』 VSバーサーカー&キャスター(戦闘服) 山門前(夜) タイガーボール争奪:90 第6話『キャット・ピープル』 VSネコアルク&セイバー(スーツ)&アヴェンジャー 教会(夜) タイムバトル:120 第7話『ファミリー・ゲーム』 VS衛宮切嗣 &アイリ アインツベルン城(昼) タイガーボール争奪:120 戦闘ボイス 内容 ボイス お知らせ 内容 台詞 コスチューム入手(水着) どーお、お兄ちゃん、似合うー?
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ゴッサムシティに偶然に召喚された一人の男がいた。男は魔術師であり、真理を探究する者であった。 そう、探究だ。男の起源は「探究」であり、起源覚醒者である男は探り、暴くことに特化した魔術師だった。 起源に覚醒したその時から男の人生と能力は全て神秘の探究に費やされた。しかし男はある意味魔術師であって魔術師ではない存在となった。 魔術師の目的とは「根源」に至ることだ。しかし男は現代の多くの魔術師と同じく「根源」を目指すことはしなかった。男の家門が継いできた方法では「根源」に決して至れないと気づいたから―――だけではなかった。 起源を自覚する男はこの世に散らばる多くの魔術、神秘を解き明かしたいという欲求に支配されていた。そのためなら家を出ることに反対した一族を皆殺しにすることも現代機器に頼ることも辞さなかった。男は「根源」を目指す魔術師ではなく自らの探究心を満たすためだけに魔術を行使する魔術使いとなった。 自らの本能の赴くまま世界各地を飛び回り、あらゆる遺跡を荒らして回った男がシャブティの人形を手にし、ゴッサムシティに意図せず呼び出されたのも、男に宛がわれたサーヴァントがキャスターであったことも全くもって必然の出来事であった。 しかし男にしてみれば迷惑以外の何でもなかった。期せずして訪れた聖杯探究の機会に興味はあるが降りることすら許されず、敗北すれば架空の犯罪都市、ゴッサムに永遠に幽閉されるなど冗談ではない。他人の命に頓着する性分ではないが自分が殺されるのは御免だ。 ―――などと保身のための策を考えていたのも最初だけだった。 ある時サーヴァントを伴って街の探索をしていた時奇妙な植物を発見した。明らかに植物が繁殖できない環境を、まるで自ら世界を浸食せんとばかりに生い茂っていた未知の植物に男は神秘を感じ取った。 男の起源によって強化された魔眼じみた解析魔術はその植物と、植物から生えた謎の果実がこの世ならざる神秘の産物であることを瞬時に暴いた。男は何の躊躇もなく植物を切り取り果実を採集し自らの工房たる自宅に持ち帰った。 強烈な食欲を誘発する果実を解析し、試しに路地裏で魂喰いのために“捕獲”したNPCに投与したところ凶暴な未知の怪物へと変貌した。幸い怪物はキャスターによって即座に焼却されたが男はさらに異界の植物と果実―――ヘルヘイムにのめり込んでいった。聖杯戦争に専念するよう進言したキャスターは令呪で黙らせた。 翌日、さらに研究資料たる果実を採取するためフィールドワークを行っていたその時、男はある存在に目と心を奪われた。 人通りの少ない路地に佇む銀髪赤眼の少女がかつて一度だけドイツで遭遇したことのあるアインツベルンのホムンクルスであることはすぐに分かった。しかし一目見ただけでその作品としての完成度が桁外れの域にあることが見て取れた。 解析能力に特化した男の魔術ではアインツベルンのホムンクルスを捕獲するなど夢のまた夢だったが、今は超常存在たるサーヴァントがいる。ならばマスター候補であろう少女がサーヴァントを召喚する前に事を済ませるべきだ。 (キャスター、サーヴァントを呼ばれる前にあのホムンクルスの身包みを剥がして無力化しろ。絶対に傷はつけるな) キャスターは渋々といった体で実体化し魔術を行使した。一瞬の後、少女の衣服は靴まで含めて全てが灰と化し、一糸纏わぬ裸体を曝け出した。 「サーヴァント………!」 中級レベルとはいえ気配遮断を行えるキャスターの不意打ちに少女は対応できなかったようだ。恥辱に身を震わせる少女に構いもせず男は解析を行う。 素晴らしい。単なる鋳造品の枠を超えた人間同然に構成されている。さらに魔術的調整によるものなのか全身の七割にも渡って魔術回路が存在している。現代魔術師の常識からは考えられない奇跡の産物が目の前にある。 男は少女を生かさず殺さず隅々まで検分し、研究することを即決した。聖杯戦争の趨勢さえ脳裏の片隅に追いやられていた。それほどまでの衝撃と感動を味わっていた。 「マスター!」 だがキャスターの声ですぐさま現実に引き戻された。青く輝くエーテルの光。男がキャスターを召喚した時と同じ、サーヴァント召喚の合図―――! 男の眼に映ったのは若草色の頭髪で軽装の槍を携えた美丈夫の戦士。しかしてマスターとしての権限によって透視できるサーヴァントの能力と濃厚な神秘は明らかに最高峰。決断は一瞬だった。 「何だか妙なことになってやがるが、それ以上俺のマスターをやらせるわけにはいかねえな」 「令呪を以って命じる、私を連れて転移しろキャスター」 男のキャスターは限定的ながら転移という大魔術を行うことができた。本来なら陣地の内部、それも二工程の詠唱を経て行われる術理を令呪によって一瞬に短縮してのけた。 戦闘に関する魔術を極度に不得手とする男は逃走に関する技術を徹底的に磨いてきた。その経験がこの状況にあっても活きた。 キャスターが選んだのは三百メートル離れた家屋の屋根。相手の出方を伺いつつキャスターが魔術を紡ぐに相応しい絶妙の距離であった。 「よう、久しぶりだな変態野郎」 ――――――尋常な英霊が相手であれば、の話だが。 視界が空転する。遠くに崩れ落ちる自分の身体が見えた。キャスターはどうした。いや、既に心臓を槍で貫かれている。 転移でサーヴァントから逃れたと思ったら正面に回り込まれ、視認すら不可能な槍捌きで己とキャスターは同時に屠られた。 何故だ。見るからに三大騎士クラスであろうサーヴァントも転移魔術を会得していたとでもいうのか。それともまさか―――純粋な走力でキャスターの転移に追いついたというのか。 疑問は最期まで形を結ばぬまま、男の聖杯戦争は呆気なくその幕を閉じた。 「ようお嬢ちゃん。随分大変な目にあったみたいだな。 ライダーのサーヴァント、アキレウス。召喚に応じて馳せ参じた」 屈託のない笑みを浮かべるライダー。対照的にマスターの少女、イリヤスフィール・フォン・アインツベルンは無表情であった。 いや、強いて言えばその赤い瞳には失望の色が宿っていることがライダーにも窺うことができた。自らの真名を明かした上でそのような目を向けられるとはどういうことか。 「………あなたじゃない」 少女は露わになった肢体を隠そうともせず力なく階段の段差に腰掛けた。覇気どころか生きる気力すらも感じられない態度は到底聖杯戦争に臨むマスターのそれとは思えない。 「何だ、嬢ちゃん。この俺がサーヴァントじゃ不満か?」 「当たり前でしょう、アキレウスなんてわたしのバーサーカーに比べたら大した英霊じゃないわ」 二重の意味で聞き捨てならない言葉だ。まるでこの少女がこことは違う聖杯戦争の当事者であったかのような口ぶりだ。 何より、このアキレウスを大した英霊でないなどと断言できるサーヴァントとは一体どれほどの者なのか。 「ほう、どこのどいつだ。そのバーサーカーとやらは」 「ヘラクレスよ。ヘラクレスなら少しは希望を持てたのに、あなたじゃ無理よ。 ヘラクレスで勝てなかったのに、アキレウスでどうやって勝てっていうのよ」 「何だと…!?おい嬢ちゃん、そりゃ冗談か間違いじゃないだろうな?」 告げられた英雄の名はライダーをして驚愕せざるを得ない大英雄だった。 ヘラクレス。多くの英雄豪傑を内包するギリシャ神話において屈指の偉業と功績を打ち立て神の座の末席に座ることさえ許された最高の大英雄。 如何にバーサーカーで現界したとはいえど、そのヘラクレスが聖杯戦争を勝ち残れなかったなどと。そんなことが有り得るというのか。 少女、イリヤスフィールは詰め寄るライダーに怒り、いや非難めいた眼を向けた。 「冗談なわけないでしょう!バーサーカーは世界で一番強いんだから!例え負けたって、最強のサーヴァントなんだから! 負けたのは、わたしが傍にいたから。わたしなんかがいたせいで負けただけ」 「謙遜するほど嬢ちゃんの魔力は少なくはないと思うがな」 イリヤスフィールは俯いて、ぽつぽつと話を始めた。どちらかといえば独り言に近い風であったが。 聖杯戦争という儀式の小聖杯の器として生を受けたこと。 母親は前回の聖杯戦争で死に、父親は自分を裏切り新しい家族を持っていたこと。 イリヤスフィールやアインツベルンの当主を含め、ただ役目に生きるためだけに、人間を幸福にする道具として消費されるホムンクルスたち。 何一つ自分と呼べるものが無い中、狂いながら自らの意思でイリヤスフィールを守り続けた父のような鋼の英雄。 そして訪れた聖杯戦争の最中、かつて母親が暮らした城で父親の養子に会おうとしていた時に自分とバーサーカーが敗北し、死んだことを。 「わかったでしょう?わたしはこの聖杯戦争に参加しようと思ったわけじゃない。 生き返してほしいなんて頼んでない。助けてほしいなんて言ってない。あなたを呼んだ覚えもない。 だからもう放っておいて。あなたは新しいマスターでも探しなさい。わたしなんかと一緒にいたってどうせ勝てやしないんだから」 イリヤスフィール・フォン・アインツベルンの生には何の意味も価値もなかった。 復讐も、聖杯の器としての役目も果たせなかった自分にはもう何も残っていない。一度は取り込んだライダーの魂も今は感じられない。 ただ偶然に死に損なって、もうすぐ本当に死ぬだけだ。それがどんな形で訪れるかはわからないけれど。 聖杯に望みを託すために召喚されたサーヴァントが付き合う必要はどこにもない。 「で、結局どうしたいんだよお前は?」 ―――それを、ライダーは平然と無視した。 「あなた、人の話聞いてなかったの?わたしは放っておいてって言ったんだけど」 「ああ、聞いた。その上で俺の勝手でここにいるだけだ。“やけっぱちになってます”って顔に書いてあるガキをそのまま見殺しにする英雄がどこにいる。 俺は忠義の騎士ってわけじゃないが英雄だ。自分で主を裏切るなんぞご免だね」 サーヴァントによっては新たな主を探すこともあるだろう。だがアキレウスは違う。 母に誓った英雄としての矜持と在り方は例えサーヴァントと化しても捨てるつもりは毛頭ない。心の奥底で泣いている子供を見捨てるなど断じて英雄たる者のすることではない。 「確かに俺はヘラクレスに比べれば劣る英雄だ。お前が一度死んだというのも事実なんだろうさ。 だがな、それでもお前はマスターとして、俺はお前のサーヴァントとしてここにいる。 それを無意味なことだと決めつけるのか?お前には何の望みもないのか?」 違う。まだ生きていたい。したいことも、やらなければならないこともある。 かつてアインツベルンで消費された彼女達に言われたことがある。無価値であっても構わない、と。 それはおかしい。彼の言う通り、自分は今ここにいる。息をして生の実感を得ている。それを終わらせたくない。 生きることを諦め、自ら電源を落としてしまえば楽にはなれるかもしれない。けれど、自分はそれをおかしいことだと、生きたい、生きていてほしいと叫んだのではなかったか。 「俺は英雄だが我欲の塊だ。二度目の生を得られたからにはやりたい事が山のようにある。 中にはやりたい事をやりきった英雄や無欲な英雄なんかもいるんだろうが、嬢ちゃんがそうなるのは早すぎるってもんだ。 だから願え、そして俺に命じろ。聖杯戦争に勝って聖杯を獲ってこい、ってな」 「…本当に勝手なサーヴァント。まさか本当に勝てると思ってるの?ヘラクレスだって負けたのに」 「別に今すぐ俺を信頼しろとは言わねえさ。何しろ比べられる相手が悪すぎる。 …だが自分で生を諦めることだけはするな。ヘラクレスや俺の師匠がここにいたらきっと同じことを言うはずだ」 ライダーは己の力と存在に絶対の自負を持っている。普段ならマスターに力を疑うような暴言を吐かれれば殴るとまでは言わずとも一喝はしているところだ。 だがヘラクレスが比較対象ならば仕方ない。自分を卑下しているのではなく、ギリシャ最高の英雄に対する当然の認識だった。少女とヘラクレスの間にいきなり自分が割り込めると思えるほど図々しくはなれない。 「わたしは…わたしはまだ生きてる。生きたい。まだ終われない。 シロウにだって会ってない。あんなわけのわからないサーヴァントに殺されて終わりだなんて、そんなの嫌!」 「よし、それで良いんだ。自分が無いなんざとんだ嘘じゃねえか。 ホムンクルスがどうだのは俺にはわからん話だが、生きたいという欲とやりたい事があるならお前はもう立派な人間なんだよ」 涙を流す己のマスターの瞳に急速に生気が戻っていく様を見てライダーは満足気に頷いた。 やはり子供は元気に泣き、怒り、笑うのが一番良い。 「しかし何だ、さしあたってはその格好を何とかしねえとな。俺のマスターが裸じゃな」 「…………………あ」 ライダーに指摘されて自分が如何に淑女として有り得ない格好をしているか思い出した。 しかも女性としての大事な部分を全て曝け出してしまっている。一気に顔が赤くなり、今さらながら両腕で身体を隠した。 「……え、おい今さらか?」 「今さらも何もないわよ!もっと早く言いなさいこの馬鹿サーヴァント!!」 「出るとこ出てないどころか毛すら生えてないガキに欲情するやつなんざいねえだろ。…ってさっきのマスターがそうだったか。 とにかく一度拠点に戻って着替えれば良い話だろうが」 「そんなものないわよ!気がついたらもうここにいたんだから!! とにかく今すぐわたしの服を探してきなさーい!!」 「おいちょっと待て、この俺にコソ泥の真似事をさせるつもりかお前!?」 「わたしが襲われる前に出てこなかったあなたが悪いんでしょ!!」 暴論だがそれを言われてはライダーも返す言葉がない。どうあれマスターが攻撃される前に間に合わなかったのは事実だ。 逆立った髪をボリボリと掻いてから一つの妥協案を出した。 「わかったわかった。だが今ここで別行動は危険が大きすぎるから駄目だ。 そう簡単に見つからないという確証が持てる隠れ家を見つけるまでは我慢しろ」 「…それまでわたしに裸で往来を歩けっていうの?」 「そうは言わねえさ。それに地を駆けるより空から探す方が手っ取り早い」 何もない空間から一台の戦車(チャリオット)が召喚された。一目で神代に生きた生物とわかる二頭の神馬と一頭の名馬からなるライダーのライダーたる所以。 その名を「疾風怒濤の不死戦車(トロイアス・トラゴーイディア)。あらゆる英雄を超える俊足を誇るライダーよりも尚速い、この世全てを置き去りにする宝具である。 「とりあえずはこいつで街を観察しつつ隠れ家を探す。見られたくないなら御者台から顔を出さないようにしとけ」 「ち、ちょっと!?自分で乗れるから離しなさい!」 身体を丸めたままのイリヤスフィールを半ば無理やり抱き上げて御者台に乗せてライダー自身も戦車に搭乗する。 空へと舞い上がると一気に加速し夜空へと飛び立った。もっともマスターに配慮して少々スピードは抑えているが。 果たしてこれで正しかったのだろうか―――とライダーは自問する。もしかすると自分は彼女をさらなる地獄の苦難へ引きずり込んだのではあるまいか、と。 ヘラクレスでさえも敗れ去ったという聖杯戦争。彼の英雄よりも劣るアキレウスが走破できるものなのか。少なくとも夜の世界に漂う瘴気からトロイア戦争を駆け抜けた時のようにはいかないであろうことは察することができた。 考えたところで自分が正しかったのかどうか、今のライダーには判然としない。あるいは全て過ちでしかなかったのかもしれない、それでも。 (俺の望みはこいつに肩入れすることだ。それだけは間違いない。 こいつに聖杯を獲らせるために走り続けるだけだ) 戦うと決めた。そこに如何なる試練があろうとも、それでも戦い抜くと、自ら望んで決めたのだ。 結局今も昔もアキレウスは英雄として走り続けるしかないのだ。 【クラス】 ライダー 【真名】 アキレウス@Fate/Apocrypha 【ステータス】 筋力B+ 耐久A 敏捷A+ 魔力C 幸運D 宝具A+ 【属性】 秩序・中庸 【クラススキル】 騎乗:A+ 騎乗の才能。獣であるのならば幻獣・神獣まで乗りこなせる。ただし、竜種は該当しない。 対魔力:C 二節以下の詠唱による魔術を無効化する。大魔術・儀礼呪法など、大掛かりな魔術は防げない。 【保有スキル】 戦闘続行:A 往生際が悪い。弱点であるはずのアキレス腱と心臓を射抜かれてもしばらく戦い続けた。 勇猛:A+ 威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効にする能力。また、格闘ダメージを向上させる効果もある。 女神の寵愛:B 母である女神テティスから寵愛を受けている。魔力と幸運を除く全ステータスがランクアップする。 神性:C 海の女神テティスと人間の英雄ペレウスとの間の子。 【宝具】 『疾風怒濤の不死戦車(トロイアス・トラゴーイディア)』 ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:2~60 最大捕捉:50人 アキレウスが戦場で駆ったと言われる三頭立ての戦車。 海神ポセイドンから賜った不死の二頭の神馬「クサントス」と「バリオス」、エーエティオーンの都市を襲撃した際に奪った名馬「ペーダソス」からなる戦車。 ただ疾駆するだけで戦場を蹂躙し、削岩機の如き勢いで敵陣を粉砕し、天を翔ける。 速度の向上に比例して相手に追加ダメージを与える。最高速度となると、大型ジャンボ機ですら瞬時に解体する。 『彗星走法(ドロメウス・コメーテース)』 ランク:A+ 種別:対人(自身)宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人 「あらゆる時代の、あらゆる英雄の中で、最も迅い」というアキレウスの伝説。 『疾風怒濤の不死戦車』から降り立つことで起動する常時発動型の宝具。広大な戦場を一呼吸で駆け抜け、フィールド上に障害物があっても速度は鈍らない。弱点であるアキレス腱が露出してしまうが、アキレウスの速度を捕捉できる英雄は数少ない。 『勇者の不凋花(アンドレアス・アマラントス)』 ランク:B 種別:対人(自身)宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人 アキレウスの母である女神テティスが彼に与えた不死の肉体。 全身に不死の祝福がかかっており、如何なる攻撃を受けても無効化する。だが一定ランク以上の『神性』を持つ相手には、この効果が無効化されてしまう。 また伝承に伝わる通り、急所である「踵」には効果がない。さらに悪意や敵意を含む攻撃には有効だが、吸血行為のような、攻撃ではなく『友愛』を示す行動には作用しないという弱点も存在する。 『宙駆ける星の穂先(ディアトレコーン・アステール・ロンケーイ)』 ケイローンが作った青銅とトネリコの槍。アキレウスはこの槍を用いてケイローンすらも知らない独自の能力を編み出した。その能力は「闘技場」。突き立てた槍を基点として空間そのものを切り取る形で、闇の壁に包まれた特殊な空間を作り出す、固有結界と似て非なる大魔術である。 この空間の効果は「一対一で敵と公平に戦うこと」、ただそれだけ。この空間内では神の加護は働かず、第三者は無論、幸運すらも介入させず、時間も静止している。また、この闘技場を塗り潰せるようなものでなければ武具や宝具の使用も制約される。空間内では通常と異なり負傷は治らず、蘇生系のスキルや宝具も効果を発揮せず、敗者は現実に戻っても死亡する。 この効果はアキレウス自身にも適用され、ここでは『勇者の不凋花』の不死は働かなくなる。あくまで相手と「公平」に戦うための領域であり、必ずしもアキレウスにとって有利になるとは限らない。 つまるところこの闘技場の効果とは、ただ己の拳足のみで相手を打ち斃す「公平無私の一騎打ち」の強制である。 『蒼天囲みし小世界(アキレウス・コスモス)』 アキレウスの母である女神テティスが息子のために作らせた鍛冶神ヘパイストス製の盾であり、アキレウスが生きた世界の全てを表す。全面に渡って凄まじいまでの精緻な意匠が施されている。 真名開放することで盾に刻み込まれた極小の世界が展開され、一つの“世界そのもの”で攻撃を防ぐ防御宝具。 【weapon】 無銘・剣 アキレウスが腰に差している剣。アキレウスは場合によってこの剣と槍を同時に操る一剣一槍のスタイルを用いることがある。 【人物背景】 ギリシャ神話においてヘラクレスと並び称される大英雄であり、英雄ペレウスと女神テティスを両親に持つ、世界的規模の知名度を誇るトロイア戦争最強の戦士。 気に入らなければ王の命令であろうと公然と無視する奔放な青年。 だが義に厚く、卑怯な振る舞いを嫌い、討ち果たされた友のためなら万軍を敵に回しても見事敵将を討つほどの豪傑で、世界にただ一人の友と愛する女たちがいれば、ただそれだけで満足とし、散り様でさえ陽気を忘れない勇者。 敵と認めた者は徹底的に打ちのめす苛烈な気性だが、一度味方、あるいは「良い奴」と認めた者には甘さを見せる、良い意味でも悪い意味でも「英雄らしい」人物。豪放磊落な一方、乱暴狼藉な英雄ではなく、父ペレウスに似て穏健を善しとする根の甘さを持った青年でもある。 強敵との力を尽くした戦いを好み、破格の不死性を誇るものの、彼にとってはそれすらも寧ろ破られる方が好ましく感じており、自らを傷付けられる好敵手と戦う事を熱望している。原作では自身の願いの為に最終的にマスター換えを受けいれたものの、裏切り行為自体は嫌っているようで本来のマスターに対して例え顔を会わせてなくても主であるマスターを裏切りなどご免と語るなど義理がたい一面を持っている。 聖杯への願いは生前と変わらず「英雄として振る舞う事」。過去の戦いや神に背き破滅した事など生前の出来事に対する未練はないが、現世でやってみたい事は山ほどあるので、「第二の生」にも興味がない訳ではない。だが彼にとって母に誓った「英雄として生き、英雄として死ぬこと」が人生の大前提となっている。 【サーヴァントとしての願い】 イリヤスフィールを守り抜き、聖杯戦争の制覇というへラクレスが果たせなかった偉業を成し遂げる。 【マスター】 イリヤスフィール・フォン・アインツベルン@Fate/stay night Unlimited Blade Works 【マスターとしての願い】 まだ何もしていない。このままでは終われない。生きたい。 【能力・技能】 冬木の聖杯として自身の魔力で可能な範疇で過程を省略して結果を得る願望器としての力を行使可能だった。 しかし大聖杯の無いゴッサムシティでは大幅に弱体化している。それでも全身の七割が魔術回路であるためアキレウスを支えるだけなら何の問題もないほど膨大な魔力を保有している。 様々な魔術調整を施された影響で肉体の成長が二次成長で止まっており、このため身体的には非常に脆弱。 【人物背景】 「雪の妖精」を思わせる小柄な少女。愛称はイリヤ。聖杯戦争のためだけに育てられた、マスターとして最強の存在。基本的には素直で無邪気、天真爛漫な性格だが一般的な常識や倫理観が乏しく、特に殺人に抵抗がない(ただしあくまで敵として認識した相手に対してであり、無関係な民間人を手にかけるほど残忍ではない)。普段の立ち居振る舞いは幼いが魔術師・貴族の姫として威厳のある一面もある。 衛宮切嗣とアインツベルンのアイリスフィールとの間に生まれた実娘。実年齢は18歳であり、衛宮士郎にとっては非血縁の姉にあたる。母のアイリスフィールはアインツベルンの錬金術が生み出したホムンクルスであり、彼女もまた母の胎内にいる時からアインツベルンより前述の通り様々な魔術的調整を施されており、その影響で肉体の成長が二次成長で止まっている。 切嗣が自分と母を捨て最後の最後でアインツベルンを裏切ったと吹き込まれたことで切嗣を憎んでいるが、故人と知った時に悲しむなど内心複雑な模様。士郎のことは最後の家族としても見ており、彼を失い再び孤独になることを何よりも恐れている。聖杯戦争中、アインツベルン城に交渉に訪れた士郎と会うことを楽しみにしていたが直後に現れた第八のサーヴァント、ギルガメッシュの襲撃を受けサーヴァントのバーサーカー共々戦死した。 【参戦方法】 アインツベルン城に飾られた絵画の中にシャブティの人形が描かれた絵があった。 しかし参戦直前のイリヤが直接手に持っていたわけではなく、参戦できた理由としてはかなりのイレギュラー。そのためかNPCとしての生活期間が無く生活の基盤も無い。 【方針】 ゴッサムシティの聖杯という存在に疑問はあるが戦い勝ち残ること自体に迷いは無い。 戦略としては基本的に冬木市の第五次聖杯戦争と同じく強力なサーヴァントを全面に押し出した正攻法。イリヤが弱体化していることもありサーヴァント戦で確実に勝利することが必須となる。 ライダー自身の性能はまさしく破格の一言。ヘラクレスに次ぐ大英雄の名は伊達ではなく踵以外の全身が不死となっており、如何なる攻撃も一切受け付けず神性を持たない相手に敗北する可能性はほぼ存在しないと言っていい。 例え神性スキルを持つサーヴァントと相対したとしてもライダー自身が一級の三騎士すら凌駕する戦闘能力と様々な戦局に対応できる豊富な宝具を持つため大きな不利を負うことはまずない。何となれば「蒼天囲みし小世界」を解放することで危険な攻撃は防ぎ切れる。 世界で最も迅い英雄の名の通り他の追随を許さないほどの機動力によって追撃・離脱にも苦労しない。ライダーよりもさらに速い「疾風怒濤の不死戦車」を活用することでヘラクレスには出来なかった「弱点であるマスターを宝具で保護する」という戦略を採れることも大きい。マスターのイリヤスフィールも破格の英雄であるライダーを支えるに足る魔力を持っている。 ………問題はそれが全てであり、サーヴァントの実力とマスターの魔力量以外に何一つ武器と呼べるものが存在しないことである。 聖杯の器として歪んだ教育を施されたイリヤスフィールは貴族としての振る舞いこそ身に着けているものの実践的な対外交渉スキルは望めず、それ以前に世間の常識に非常に疎い。生活能力も皆無という有り様。 生活基盤も存在しないため彼らには安全な拠点も資金も物資も無い。他のマスターやサーヴァントではなく飢えと渇きが最大の敵という冗談のような状況。これを独力で打破するには窃盗しかないがそういった行為はライダーの嫌う「英雄らしからぬ行い」に該当する。 このため単独で勝ち抜くなら短期決戦、見敵必殺の心構えで全てのサーヴァントを撃破する以外の選択肢が実質的に存在しない。ライダーの悪癖である強者故の慢心をどれだけ抑えられるかが鍵だろう。
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イリヤスフィール・フォン・アインツベルン イリヤスフィール・フォン・アインツベルンがデザインされたカード群。カーニバル・ファンタズム時点で3種類が存在する。 Fateシリーズより出演。バーサーカーのマスター。愛称はイリヤ。 聖杯戦争のためだけに作られた最強のマスター。真っ白な髪の毛が特徴的。 ホムンクルスとして作られ、生まれる前から様々な調整が加えられている。 性格は歪んでおり、純粋さゆえの冷酷な心を併せ持っている。 +ネタバレ注意 実は衛宮切嗣の実の娘であり、士郎の血の繋がらない姉。 そしてその正体は、第五次聖杯戦争における"聖杯"。 声優は門脇舞以。 カード一覧 《イリヤスフィール・フォン・アインツベルン(055)》 《イリヤスフィール・フォン・アインツベルン(063)》 《イリヤスフィール・フォン・アインツベルン(064)》 関連項目 『カーニバル・ファンタズム』 【マスター】 【ホムンクルス】 バーサーカー 衛宮 士郎 青海 衣更 上崎 裡沙 田中 恵子 編集
https://w.atwiki.jp/yaranaitomotuyo/pages/307.html
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