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アンティフォナ パイロット:スコラスティカ=アンセム スコラスティカ=アンセムの下に現れた、正体不明の機動兵器。機体色はマゼンダ。 左右に大きく翼を広げた、ハングライダーのような形状をした機体。 翼部にはフェザーとホーミングレーザーを備え、空間を歪曲することで障壁を作り出す。 また、他の機体と機種を問わず半ば融合する形で合体する機能が備わっており、 その状態でこそ真の性能を発揮できる。 <特殊能力> 空間歪曲フィールド <武装> フェザー×8 ホーミングレーザー アヴェ・マリス・ステラ: 機体中心部から放たれる高出力のビームキャノン。 +... (ネタバレ情報) 世界がいまだ分岐せず、ミケーネ帝国が存在した頃の古代文明に、 「歴史を見通す」能力を持つギアスユーザーがいた。 彼女はその能力で、遥か先の未来を見通すことが出来たが、 このままでは人類は、ある時を境に完全なる「停滞」を迎えると言う予知が出た。 それこそが、ブリタニア皇帝が創り出す、 永遠の平和と、永劫の停止をもたらす第三の世界だった。 彼女はその未来を回避すべく、ミケーネ帝国の技術と ギアスの力を用いて、タイムマシンを創り上げた。 歴史を知る彼女は、どこでどのような出来事を起こせば、 未来を改変できるかを知ることが出来た。 だがこのタイムマシンは生身の人間を乗せて飛ばすことが出来ず、 やむなく未来で定められた行動を取るよう プログラムしたアンドロイドを載せ、未来へと飛ばした。 こうして未来に飛ばされたタイムマシンこそが、アンティフォナである。 そしてタイムマシンに乗り込んでいたアンドロイドとは……
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【TOP】【←prev】【PSP】【next→】 アンティフォナの聖歌姫 タイトル アンティフォナの聖歌姫 天使の楽譜 Op.A 機種 プレイステーションポータブル 型番 ULJS-00229 ジャンル RPG 発売元 日本一ソフトウェア 発売日 2009-10-22 価格 6090円(税込) タイトル アンティフォナの聖歌姫 天使の楽譜 Op.A 初回限定版 機種 プレイステーションポータブル 型番 ULJS-00228 ジャンル RPG 発売元 日本一ソフトウェア 発売日 2009-10-22 価格 8190円(税込) 駿河屋で購入 プレイステーションポータブル
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パラティヌス・アンティフォナ パイロット:ベネディクティン=アンセム、スコラスティカ=アンセム パラティヌスのバックパックを取り外し、そこにアンティフォナを接続した形態。 武装が増えた他、機体性能そのものも飛躍的に向上している。クティが操縦を、スティが機体調整、火器管制、空間制御を担当する。 総合的な戦闘力は、オリジナルの太陽炉を搭載したガンダムタイプにも匹敵する。 <特殊能力> ECS AXEL 空間歪曲フィールド <武装> スカバード・コイルガン スラッシュハーロゥ ホーミングレーザー フェザー×6 ヴァイブロブレード アヴェ・マリス・ステラ <技> クロス・スティグマ アヴェ・レジーナ・チェロールム アルマ・レデンプトリス・マーテル: アンティフォナを分離させ、パラティヌスで連続攻撃を仕掛けた後、背後からアンティフォナがアヴェ・マリス・ステラを浴びせ、敵機を破壊する連続攻撃。
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(投稿者メイン:店長 サブ:フェイ、ニーベル) 突如、クロッセル連合国とザハーラ共和国との間のより、ワモン種を中心とするGの一斉移動が近日確認された。 グレートウォール戦線の空白地域を突くようにして北上するGはこのまま行けばクロッセル連合国への到達を意味する。 この場で最も近い地域に戦力を持っているのは”教会”。 それを受けて、教会はその対応策を練るにいたる……。 ○月□日 クロッセル連合国国境30km地点 ”教会”移動本営テント内 時刻 10 26 双眼鏡をしまいながらテントの中へ入っていっていく一人の神父の格好をした青年。 彼は教会の異端審問官と呼ばれる役を担う一人……アガト助祭。 「いや、流石にすごい量だな」 無論Gのことである。彼は先ほど外から眺めた──といっても見えたのは砂埃であって、直接Gを見たわけではない──感想を呟いた。 「よくもまぁ、気軽に言えたものだな」 そんなアガトを見て呆れた口調で言葉を漏らすのは同じ異端審問官であるマークス助祭である。 彼らの間に階級差はない。 「直接見ないと把握できないことだってあるさ。主戦場まで大体あと1時間前後ってとこか」 テントの中央にはここら辺を記した紙の地図が広げられており、その地図の上には青い凸の形をしたコマ──自軍を示す物に赤いコマで示されたいまより北上してくるGの群れを表す物とが置かれていた。 そして地図には幾多もの書き込みがあり、報告に従って赤いコマのいちを移動させられていく。 同じテントの奥のほうで教会の三姉妹……ヘレナとテレサ、アリッサの三人が立っている。 彼女らはただ黙って二人のほうを見守っていた。あくまで教会の戦力という扱いであるためだ。 「……突然の奇襲、しかも戦力が整っていないこの場にだ。どう考えてもこのままでは飲み込まれるだけだぞ」 「そうだな。ヨロイモグラがいなかったことが不幸中の幸いか」 「……アガト、貴様は危機感というのがないのか?」 場を見つめてながら、マークスはアガトに糾弾する。 「始まる前から緊張感で押しつぶされてたら何も出来ないだろ?」 「緊張感が無さ過ぎるのもどうかと思うがな。……さて本題だ」 「……そうだな。さて、どうするか」 アガトはマースクの目線にも怯まず、含みのない口調で言い返す。マークスはいつも通りの彼を見て話題を切り替える。 まるで普段の挨拶代わりに交し合う二人は、最初から何も無かったかのように解決するべき問題に取り組む。 「相変わらずマークス助祭とアガト助祭は仲悪いわねぇ」 「もぅ、テレサ姉様は……」 蚊のような消え入りそうな小声でつぶやくテレサとアリッサにヘレナは黙り、目を瞑りながら仁王立ちしている。 動かざるごと美しい彫刻のごとくである。 「……今の兵力では絶対に耐えきれん。かといってなにもせずただ待っていれば……援軍が到着す る前に我々は奴らの胃の中だ」 「ほうほう、それで?」 二人の会話を聞かない周囲の教会の隊員らはその間も定期報告などを受けて、さらに書き込みとか増やしていく。 情報も逐次集められており、いつでも教会の司令官たる異端審問官らに参照できるようにテーブルの上に資料が置かれていく。 「……犠牲はつきものだ。 戦車によるバリケードを築きありったけの支援砲火。その後に歩兵分隊による波状攻撃。 一隊が攻撃した後素早く後退しもう一隊が離脱する部隊の安全確保の支援砲火を行ない、 ……メードによる攻撃を仕掛ける。それを後退しつつ行なう」 「まぁ待てよ。一番前の部隊はどうなる」 「犠牲は付きものだと言ったろう」 マークスは告げる。 最小限の犠牲をもって最大の効果を齎せる。 コスト重視のこの作戦では、一の犠牲で九の成果を残すというもの。 軍人としては文句のない作戦だ。 「確かに効率を考えれば最善といえるわねぇ~」 「……確かに、そうですけど」 傍から聞いている三姉妹のうち、アリッサは言いようのない淀みを感じた。 確かにマークス助祭の話は正しいと理解はしている、だが切り捨てられた一は……と考えてしまうのだ。 「……はっ!」 そんなアリッサの思いを他所に、マークスの模範解答に近い正解に対しアガトは鼻で笑った。 「…ほう。鼻で笑うか 小僧」 ただでさえ鋭い目つきがさらに鋭くなり アガトを刺すように睨む。 目線が針のようにアガトへと突き刺さるが、アガトは自信満々に告げる。 「当たり前さ! 犠牲を出すなんて真っ平御免だ」 「……ならば貴様は犠牲を出さずに、この危機を乗り越えるとでも。……笑わせるな青二才」 再びの衝突。最初のとは比べ物にならない険悪な空気がマークスより流れ込む。 下手したら拳を交えた争いになるかもしれない……二人のことは嫌いではないアリッサは気が気ではない。 「まーたやらかすのかしら?」 「もう、何楽しそうにしているんですかっ……!」 不謹慎な台詞をのたまうテレサに対し、アリッサは小声ながらも叱る。 テレサはそれでも後の顛末を知っているかのように余裕の表情を浮かべていた。 「当然。それが出来ずになんのための指揮官だ」 「指揮官というものは被害を最小限にし、作戦を遂行させる。…余り出過ぎた言葉は口にするなよアガト」 あまりにも理想のみで現実を見ようとしないアガトに、さらに怒気が混じらせるマークス。 「作戦の遂行? じゃあ聞くが、なんのために戦ってるんだ?」 「決まっている。我らが民の為だ」 「なら、ここにいる皆も護ってやらなきゃな」 「兵士は民を守る為の壁だ…現実はそこまで甘いモノではない」 マークスのかなり険悪な視線に、辺りにいる部下達が静まりかえる。 「はは、残念だったな。俺たちは軍じゃない。有志だ」 「……なんだと」 ぽん、とマークスの肩を叩く。そのまま横を通り過ぎてテントの入り口へ向かう。 「アガト助祭の勝ちかしら……?」 「まだ、そうとは決まって無いと思いますが……」 アガトの方向へ視線を移していくマークスを尻目にアガトは答える。 「ゆっくりと後ろで笑ってみててくれ。俺たちなりの遣り方をさ」 そして全くの……澄み切った笑みで三姉妹の方を見る。 そこに微塵の憂いは無い。 「さぁ、行こうぜ。完全無欠の勝利にむけてさ!」 「……貴様、それで作戦を遂行できければどうなるか。 分かっているな」 じっと見つめるマークス。 言外に今回の作戦の結果次第ではただでは済まないぞ、という警告が含まれていた。 そんなマークスに振り向いて、まるで子供のような笑みをうかべて断言する。 「護れば良いんだろ、全部!」 「──了解しました」 今まで目を瞑って待ってたヘレナが目を開いて、アガトのほうへと歩み始める。 「ヘレ姉が動くならしかたないわね~」 「あの、マークス助祭……その、言ってることは正しいと思います。 けど、少しでも皆さんを守れるなら……そちらにかけてみたいのです」 アリッサがマークス助祭に対して頭を下げながら言葉を投げかける。 その言葉を受けて、今まで強面だったマークスの表情は緩んだ。 「……やってみろ。それにお前が謝ることではない」 「あ、はい……」 「そういうこと。すべては助祭様の責任なんだから♪」 「そ、そんなこと気にしていません! それではマークス助祭、いってまいります」 「テレサ、アリッサ。いきますよ」 「よし。それじゃ、行くぜ!」 アガトは早速その場の全員に声をかけて指揮を執りはじめる。 アガトの檄を受けて、各々はテキパキと己のするべき行動を開始していく。 「了解、これよりセントレア教会はアガト助祭の指揮により戦闘行動を開始します──アガト助祭、作戦名をいかがしますか?」 通信を担う兵がアガトに、全軍指揮官に聞く。 少しばかり司令官となったアガトは考え、 「そうだな、作戦名は……アンティフォナだ」 「了解、これよりアガト助祭指導の下で作戦を実行する。 作戦名はアンティフォナ。全軍全力を挙げて作戦に臨め──我らが神の加護があらんことを!」 この時、この作戦の名前を決定した。 「我らが神の加護があらんことを!」 周囲が意気軒昂している最中、眼を閉じるマークス。 ──見せてもらうぞ。アガト、お前の理想の行く末を。 そして柄に無く、彼の成功を祈る自分がいることを再発見した。 「──これより三姉妹も出撃します。指示を、アガト助祭」 「ここはビシッと決めないとね、助祭?」 「……がんばります」 「任せておけ。テレサは突撃。相手の霍乱を頼む。 ただしお前の打撃力は後々までちゃんと動いてもらうから絶対に無理はしないこと。 ヘレナはテレサ及び他の第一陣の援護を頼む。 アリッサは後方で第二陣と待機。第一陣の様子をみつつ、危険になったらすぐ入ってもらうから気は抜かないでくれよ?」 大まかな作戦内容は既に決まっていたのか、アガトは三人に夫々所定の行動を伝える。 長々としゃべらず、三姉妹にやるべきことを伝える。 この分かりやすい説明ができることも、アガトが選ばれた理由なのかもしれない。 「了解しました」 「いいわね~わかりやすくって!」 「もぅ、テレサ姉様は……了解です」 「心配しなくても随時詳細な指示はだす。聞き逃すんじゃないぞ?」 「んふふ、ここはこのテレサ様におまかせよ~♪」 「……まったくもう。テレサ姉様は」 物静かなヘレナは了解を示す最中、浮かれているテレサの隣でアリッサがため息を吐く。 ため息の後はいつもの調子になったなと微笑を浮かべる三女。 もう、最初の不安は影も形もなくなっていた。
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アンティフォナの聖歌姫 ~天使の楽譜 Op.A~ アンティフォナの聖歌姫 ~天使の楽譜 Op.A~ ID+ゲーム名 金MAX ミアベル強さ100 ID+ゲーム名 _S ULJS-00229 _G Antiphona no seikahime 金MAX _C0 Money MAX _L 0x2026479C 0x0001869F ミアベル強さ100 _C0 Miaberu tsuyosa 100 _L 0x0140D1A3 0x00000064 以下+60h
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(投稿者メイン:店長 サブ:フェイ、ニーベル) 「報告──ワモン種、全体の四割を掃討! 順調です」 少し興奮ぎみに通信兵が伝えた。 彼自身もこの報告に半ば信じがたいものに違いない。アレほど劣勢だと当初から言われていた彼らが、逆にGを押し返しているという事実を。 「よーっし、たっぷり弾丸準備完了っ! 戦線に戻るわ」 四割撃破の報告にやや遅れる形で、弾丸補給を終えたテレサからの報告が伝わる。 その一方でテレサの分まで踏ん張っていたヘレナの消耗──特に吶喊後に自由発射させていたコイルガンの消耗が気がかりだ──を考慮して、テレサと交代させるべきとアガトは判断する。 「了解。……A~F隊、前に出れるものはテレサに続け! ヘレナは一度下がれ! コイルガンを休ませないとな」 「了解……!」 「いっくわよー!」 ヘレナからは明瞭な、テレサからは気合の入った返事が返ってくる。 再度の入れ替わりを行い、前半組にとっての二回目の突撃。 その勢いは最初と変わりないほどだった。その突撃力は今まで引き受けてくれた友軍を救い、そして借りを返せと叫んでいるようだった。 テレサを先頭に展開していく部隊と入れ替わるようにヘレナは一旦交代する。 その際、偶然すれ違ったテレサとアイコンタクトを交わした。 「……。……あと五割……か」 マークスは焦がれる思いで望遠鏡を覗いていた。 次第に、じわじわと。這うような速さだがGの数が減っていく様を見る。 彼が出来なかったこと、考えなかったことが実現しようとしていた。 「おらおら~っ!」 凄まじい勢いで弾丸を討ちだすセイントグレイシスは、その銃口をマズルフラッシュで彩られ、その光が僅かにテレサを照らす。 三姉妹で一番面制圧力に優れたテレサが前にでることにより、瞬く間に休んでた分を掃討という形で補っていく。 「おにい……じゃなかった、アガト助祭。こっちは?」 ついつい口癖となってしまった呼び方をしかけたアリッサから、自分に対する指示を求める通信が来る。 今のところ、テレサの攻撃力がGの前進を止めてるという状態だ。補給をするなら今のタイミングが最適だろう。 「……。一度退いて弾薬補給だ。無理して戦って負けたくないだろ?」 「うん、……じゃ、戻るね」 「ああ。……テレサの援護だ、後方部隊は少し前に出るぞ! ヘレナとアリッサが再行動可能になるまで」 「ちょっと、アガト助祭!?」 自らもライフル銃を取り、司令部を守ってた後方部隊に前進命令を下す。 その非常識な近くにいた兵士らが驚いて、必死にアガトに早まったことをしないでと頼み込んだ。 「安心しろ。後方支援だけだ」 「無茶はしないでくださいよ。司令官殿」 「わかってるさ」 だが、前線に司令官が直々にやってくる──共に戦ってくれているという事実は瞬く間に同士に伝わっていく。 それは士気の更なる上昇という形で現れた。 後方部隊の到着、そしてヘレナとアリッサの補給完了と参戦。 ほぼ教会の現存戦力を全てぶつけるような状況は、Gの殺傷力を大幅に向上させることになった。 そのため、しばらく順調にワモン種の数を撃ち減らしていき、いよいよ総数が当初の一割へと向かっていく。 流石の兵士らも疲労の色が見え始めるが、次第に顔の見え始めた勝利──Gの殲滅──によって、不安の色は無かった。 「………皆、あと少しだ! …ヘレナ、テレサ、アリッサ! 悪いが散開して各個撃破に当たってくれ」 「──承知!」 「ラストスパーット!」 「あと、もう一息ですね!」 前線の兵士ら同様に、流石の三姉妹らにも疲労の色があった。 それでも、ここが踏ん張りどころと空元気を出して一気に攻勢に出る。 彼女らが前に出て、それを援護するという理想的な形になった。 「……なんとか、なるな」 マークスの呟きは数十分後に証明された。 ☆ 最期のワモンに、ヘレナの十字杖が振るわれた。 拉げた体から体液が飛び散り、地面に零れる。 もう一度、彼女は周囲を見渡した……そこに広がっているのはGの残骸のみ。 生きて動くGの姿は、そこには存在しなかった。 「……こちらへレナ、敵の掃討を完了しました」 「………。ミッション・コンプリートだ! 総員、怪我人の救護に当たれ!」 ──数時間に渡るこの戦闘は、ワモン種の数は千匹前後という数にも関わらずに教会の戦力が重傷こそあれど奇跡的にも人的被害が皆無であった。 三姉妹も漸くひと段落しおえたことに安堵し、生き残ったことを喜ぶ。 戦場には勝ち鬨の声が上がり、その傍らでは傷ついた仲間に肩を貸したりする光景が広がっていた。 「よし、よくやったな皆!」 「……被害は負傷者のみ、か」 「あぁ~、もう疲れた!」 「私も、流石に……」 「ご苦労様です。テレサ、アリッサ…」 テレサは自分の武器を椅子代わりにして座り込んでしまう。 アリッサはテレサほどにないにしろ気疲れがある分精神的に来た感じだ。 そして一見して平然としているヘレナも、左腕の義手が小刻みに震わせている。 おそらく、コイルガンの多用の影響でフレームが痛んでいるのだろう。 「………ご苦労さん」 「ありがとう、ございます」 テントから自分の分の椅子を持ってきて、ヘレナを座らせる。 ヘレナは彼女らしく、アガトに恐縮した様子を見せながらも体は椅子への着席を促した。 疲れが一気に出たのか、ヘレナは珍しくぐったりと疲れた様子を人に見せていた。 普段なら、無理してでも隠すのだが。 「よーし、動ける奴は俺について来い、撤収準備だ!ほら、マークスも動けるんなら手伝ってくれよ」 「そうだな……私も手伝わねばな」 「はぁ~、けどなんとか目標達成できたわね~」 少しばかり座っていたことで多少の元気が戻ったのか、テレサがアガトらに話しかけてきた。 アリッサは他の二人ほど派手に動いていない分元気だったので、撤収の手伝いをしている。 アガトやマークスといった後方組も、倒れこんだ兵に肩を貸して運んでいる。 身分や立場の上下は、この際だれも言わなかった。 「ったりまえだ。ま、俺だけの力じゃないがな。だろ?」 「ええ…そうです。これは皆の力によるものです」 「一番の立役者達はそこで休んどけ。よっと……」 「マークス助祭……その」 「……ほら」 隣で物資を運んでいたアリッサが気を使ってマークスに話しかける。 マークスはアリッサの運んでいた物資を持ち上げ、運ぶ。 「あ、ありがとうございます……って、いえ、そうじゃなくてその、落ち込んでたりとか……してないですか?」 「……どうした」 相変わらずの鋭い目線で、アリッサを見る──本人には見つめるのつもりだが、その表情からにらんでいるとしかいえないような目つきになっている──マークス。 「う、その……ええと……」 「……犠牲は少ないほうが良い」 「そ、そうですよね…」 嫌いではないが話しづらそうにするアリッサに、マークスは彼の言うところの笑みを浮かべる。 それでも表情には口の先が少ししか歪んでいないようにしか見えない。殆ど変化が見受けれなかった。 これが普段彼を警護している童元であれば、主の変化を知ったかもしれないが。 「……話しにくければ無理しなくて良いぞ?」そう言うと負傷者に肩を貸し衛生兵のところへ 「あ、はい……」 ──上手く話せないなぁ。 アリッサはマークスのことは嫌いではなかった。 しかしながら、あの目でにらまれるといいたいことがいえなくなってしまうのだ。 駄目だとは分かっていても、どうしてかあの表情が苦手なのだった。 「おーい、どうかしたか?」 「あ、いえなんでもありませんっ…てつだいまーっす」 「大丈夫かアリッサ? 結構無理してもらったから休んでても良いぜ?」 「テレサ姉さまやヘレナ姉さまはまだしも、私はそんなにうごいていませんし……」 目線を二人に向けると、テレサとヘレナは座ったまま殆ど動かずに疲れを癒している。 先ほど声を掛けてたテレサだったが、やはりどこか無茶をしてたのだろう。 二度目の着席で根を張ったかのように動けなくなったのだ。 「そっか。じゃあ、頼むぜ」 「はいっ」 「マークス、悪いんだがちょっと撤退指示頼むー」 「……了解した」 部隊の方へ出向き 各隊の隊長へ指示を送るマークス。 その間にアガトはテントに戻って、自分の水筒から水を出し、タオルを濡らしてヘレナとテレサのとこに持っていった。 汗からGの体液やらですっかり汚れてしまった彼女らに対する差し入れだ。 「ほら」 「さんきゅー♪」 「感謝を……」 「帰るときになったらちゃんと呼びに来るからな」 「……出し終えたぞ、アガト」 「アガト助祭~。おわったよー」 彼女らが受け取ったタオルで顔を拭っている間に、司令部のあるテントに各部隊の隊長らへ細かい指示を出していたマークスが戻ってきた。それに付いてくるように、アリッサも手伝いを終えて戻ってきた。 「おっと、ありがとな」 「……ふん」 相変わらず人が近寄りにくい目でアガトを見るが、やはりアガトは気にした様子を見せずに、マークスの肩をぽんぽんと叩く。 「さ、町に戻ろうぜ、マークス」 「……指揮は見事だった」 ぼそり、と真正面を向かずにマークスが聞こえるか聞こえないかぐらいの声の大きさで呟く。 その呟きは、アガトは聞き逃さず。 「サンキュ……ヘレナ、テレサ、戻るぜ!」 「りょーかーい、さって帰ったらぱーっとしよう~」 「テレサ、ほどほどにしておきなさい?」 「ほどほどに、ね」 こうして、ハイデラ平原で行われた戦闘は終結。 補給その他のためにクロッセル陸軍と入れ替わるように本拠地であるセントレーア市国へと戻る教会。 この戦いにおいて成しえた死者無しという奇跡と共に、アンティフォナ作戦は人々の知るところとなるのであった。
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アンティフォナの聖歌姫 ~天使の楽譜 Op.A~ 日本一ソフトウェア 2009.10.22 PSP ファンタジーRPG
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タイトル アンティフォナの聖歌姫 ~天使の楽譜 Op.A~ 機種 PSP ジャンル RPG CERO A (全年齢対象) 発売日 2009年10月22日 価格 通常版 5,800円(税抜) 限定版 7,800円(税抜) 限定版特典 オリジナルサウンドトラックCD2枚組+設定資料集 音楽 佐藤天平 キャラクターデザイン 丸山薫 ダウンロード版 配信日 2009年12月24日 価格 4,800円(税抜) 容量 623MB アンティフォナの聖歌姫 ~天使の楽譜 Op.A~ 公式サイト アンティフォナの聖歌姫ラジオ~シモキタの楽譜~ 現行スレ 【PSP】アンティフォナの聖歌姫 天使の楽譜 第3楽章 http //toro.2ch.net/test/read.cgi/handygrpg/1257303605/l50 過去スレ 【PSP】アンティフォナの聖歌姫 天使の楽譜 http //jfk.2ch.net/test/read.cgi/handygrpg/1247033774/ 【PSP】アンティフォナの聖歌姫 天使の楽譜 第2楽章 http //jfk.2ch.net/test/read.cgi/handygrpg/1256106536/ wikiですので自由に編集しちゃってください 自由とはいっても社会的マナーとかは守ってね 間違っている箇所があったら容赦なく修正してください 一部、ネタバレの部分や、ネタバレを回避している部分があります コメント 闇の森「ファゴット」の右上に【特別人形】でるでるちゃんがあります -- (jing) 2010-01-03 22 27 15 城にある図書館の一番右の本棚に【ポートレイト(クレフ)】があります -- (名無しさん) 2010-01-09 02 29 46 イグナーツの壁紙はハミングヒルの聖堂ステンドグラス前 -- (名無しさん) 2010-01-12 02 15 14 旅路の壁紙(2P目の下段左端)はタムタムで道を塞いでいたエリンギャーの左側 -- (名無しさん) 2010-02-18 16 42 16 特別人形、ベリーとジェニーの場所が逆ですね -- (名無しさん) 2010-03-01 15 33 17 ギルド掲示板ウォーターシルクはチェンバロで購入 -- (名無しさん) 2010-03-06 23 35 05 ルイルイ壁紙は王宮バルコニー真ん中 -- (名無しさん) 2010-04-07 23 44 36 クエスト -- (名無しさん) 2010-11-21 10 07 37 名前 コメント すべてのコメントを見る
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(投稿者メイン:店長 サブ:フェイ、ニーベル) 三姉妹の姿を見た教会の兵らは一斉に喚声を上げる。 前線において彼女らはある種の信仰の対象に近い存在になっていたといっても過言ではない。 それぞれの武器──クロッセル連合軍から買い求めた武装で、突撃銃、ライフルなどさまざまな装備に各々は銃剣を装備しているのが見えた。最も、一般兵が銃剣を使うことはまずない。 これからの戦いに対して一切弱気を見せないという意思表示のためにつけていた。 彼ら自身も肌で感じ取っていたのかもしれない。 彼らの背後にある、自分らが住む国や地域があり、それらを守る戦いがこれから行われることを。 「……かくして戦士は立ち上がる、か」 「そういうこと。さ、行こうぜ、マークス」 「……ふん、手並みを拝見させてもらう」 「ああ、任せとけ!」 ☆ クロッセル連合国国境より50km地点 ハイデラ平原 時刻 11:21分 見渡す限りの草原が広がっているはずのこの地域は、現在は乾季を迎えていることからか、やや荒涼とした大地をむき出しにしている。 ザハーラのほうにさらに南下すれば砂漠が広がっていることから考えれば、遠い未来にはここらも砂漠になるかもしれない。 今現在教会はこの地点に陣地を構築しており、着々とGとの戦いの準備を整えつつあった 「さて、あと十分ちょいってとこか。全員準備はいいか?」 「……」 マークスとアガトは夫々兵士達の様子を眺める。 既にいくつかの陣地構築が完了したのか、各々から準備が整ったという報告が伝達されてくる。 兵士らは陣地で構え、いつでも戦えることを無言で返してくる。 「よし、作戦はさっきいったとおり、二陣の構えで行く。一陣は敵の撃破を主目的とする。 中核はテレサ、援護にヘレナ。二陣は、一陣の援護と後退中の防護。 こちらはアリッサを中核として、一陣建て直しの時間を稼ぐために防衛を主とする」 「いよいよねー」 一番最初に突撃することが決まってるテレサはいつでも出撃できるようにと武装──パイルバンカーと機関銃を内臓した巨大な棺桶状をした『セイントグレイシス』──を構え、腰に巻いていた弾薬ベルトを供給口へと差し込む。 「尚、三姉妹の人数比を考えて、一陣より二陣に一般兵を多く入れる。なるべく防御スキルの高いものを二陣にいれたが、なにか問題ある奴いるか?」 「無茶はしないでね?テレサ姉様」 「もう、心配性なんだから…」 「私はこれで妥当だと判断いたします……マークス助祭は?」 「……私はアガトに任せた」 「了解。そうだな……あと8分32秒。一陣は突撃準備。ヘレナのコイルガンを牽制に戦闘開始だ」 「了解しました」 「りょーかい♪」 ヘレナは陣地で一番G側に近い場所移動して、その巨大な十字架状の杖である『クルセイド』を地面に突き立てるように持つ。 いつでも攻撃に移れるように。 テレサは柔軟体操をして体の調子を整えていく。 動くたびにひらひらとすそが翻ったりするあたり本人の意図的な行為なのかどうかは不明ではあるが 「……見せてもらうぞ」 「──スカートの中身?」 「やらしいな」 「ふん……馬鹿者」 くすくすとテレサが後ろを向きながら答えると、アガトは軽い冗談の苦笑で追従する。 マークスは鼻を鳴らしながら相手にせずにまっすぐ向こうからみえる砂煙──大量のGが迫ってくる証──をにらんでいた。 周囲のものの緊張が、先ほどのやり取りが聞こえていたのかほんの少し緩んでいる。 「緊張すぎるのもいいけど、程よくリラックスしないと思考もがっちがちになるよ?助祭殿♪」 「ならばもう少し気を利かせた冗談を言え」 「……なぁヘレナ。俺よりテレサのがよっぽど喧嘩うってると思うんだが」 「その答えに対しては答えかねます……後で厳しくいっておきましょう」 マークスとテレサのやり取りを横から見ているアガトが素直な感想を呟く。 先ほどから余り会話に参加しなかったヘレナが言葉を濁しつつも──序に苦笑一割混じった笑みを浮かべながら──テレサへの仕置きを考えているような節を見せた。 「えー、もぅ、いいもん」 「テレサ姉さまもそんなこというからですよ……」 ぷんぷんと皆に言われまくって不機嫌そうに頬を膨らませるテレサ。 しかし傍から見ていれば本気で怒っているわけでないことは丸分かりだ。 その証拠に次の瞬間にはアリッサもテレサも微笑を浮かべているのだから。 「ま、緊張はとれただろ?」 「…まったく。アガト、お前も私をおちょくるな」 「なんでだ?」 「…お前を憎めないではないか」 「はは、いいじゃんべつに」 確かにな、マークスはそう呟きながら腕時計を見た。報告からの情報が正確であるならば──、 「──、来ました」 ヘレナが遠くを見つめながらつぶやくと、ほんの少し遅れて見張りを勤めていた兵らがG発見の報告をしてくる。 地面は微かにゆれはじめる。大質量が移動するために発生した振動がその正体だ。 「来たか」 「頼むぜ、ヘレナ。……40秒後に平行射撃!」 「了解、これよりコイルガンの発射準備に入ります。電磁気防御、展開……対電磁対策を要請」 「さーって……いよいよね」 「気張るなよ? 誰か一人でもかけた時点で、俺たちの負けだぜ」 誰も犠牲を出さずに、その方針を達成することを本気で考えているアガトの意思の表れであった。 全員生きて、この戦いを乗り越えよう。 そして全員で生を謳歌しよう。 「うれしいこと言ってくれるじゃない♪」 「可能な限り、お答えしましょう──機械仕掛けの聖母の名の下に」 「私との賭けにもな」 「わかってるさ」 「ならいい」 二人の異端審問官の呟きを他所に、地平にワモン種の黒と茶色の色が埋め尽くしていく。 周囲の兵士らは引き金に指を当て、いつでも射撃を行えるように待機する。 もう最前列の目の良い兵士から、彼らの輪郭がくっきりと見えるほどに近づいている。 「カウント開始、 10、9…」 ヘレナが発射までの時間を数え、左腕をゆっくりと前へと突き出す。 彼女の左腕に備わったコイルガンが、磁力と少しの稲光を生み出す。 その大きさと輝きは、カウントが進むほど増大していった。 「3、2、1──発射ッ!!」 パシュン!と風を引き裂く音速を超えた弾丸が発射され、射線上とその左右とに存在したGを根こそぎ吹き飛ばしていく。 が、僅かに右側の陣容が分厚かったためか他よりもGが残存していた。 Gは仲間が吹き飛ばされていく様子を全く意に介さず、前進を続けている。 「……右が少し残ったか! テレサ、右舷から飛び込め! 一般隊A~Bはテレサとともに。C~Fは混乱した左舷を押さえ込め!」 「いくわよぉ!!」 マークスがじっと戦況に目を凝らしている傍ら、アガトはテレサを含んだ部隊の投入を命じた。 セイントグレイシスを上へと一度掲げ、そしてもう一度構えなおし突撃を開始。 それに導かれるように続く兵士ら。 彼女が最前列のワモンに対して機関銃を放ちながら突入し、一匹のワモンの眼前でパイルバンカーを放ち、その頭部を吹き飛ばす。 そこに合わせるように援護の重機関銃や自走砲の砲弾が炸裂した。