約 610,147 件
https://w.atwiki.jp/nijiame/pages/33.html
アメコミを原作とした映画や、アメコミに深く関わる映画 映画:MARVEL 映画:DC 映画:その他 お蔵入り作品 ↑企画止まり&パイロットフィルム止まりの作品はこちら。
https://w.atwiki.jp/studentx/pages/169.html
基礎用語編 別ページからのリンクも考慮して、基本的に個別ページも用意します。リンク先の記述はここに書かれている内容とほぼ同じになることもあります。 数字、AtoZ、50音順 数字 100人のコミックスにおける最もセクシーな女性(Comics Buyer's Guide Presents 100 Sexiest Women in Comics) コミックス・バイヤーズ・ガイドというコミックスファン向け雑誌が、2011年12月に出した特別号。ランキングは荒れると言われるが、よく言及されるので掲示します。 AtoZ A.K.A. "Also Known As"の略。X a.k.a. Yとして「X、またの名をY」「X、あるいはY」と使う。 BFF "Best Friend Forever"の略で、「永遠の親友」「大親友」の意味。 GLAADメディア賞 GLAAD(アメリカ国内において性的マイノリティーのイメージに関するメディアモニタリングを行っている非政府組織)が毎年発表する、性的マイノリティーとそのコミュニティに対して、公平で正確かつ広く影響を与えたメディアを讃えることを目的とした賞。コミックスも一部門であるが、コミックス原作の映画、ドラマ、アニメなども関連する。 GN グラフィック・ノベルの略。 TOKYOPOP アメリカとドイツに拠点を置く、日本のマンガを扱っていた出版社。特に少女マンガに強かった。一度倒産しているが、2015年ごろから、日本のマンガで描かれたディズニー作品を中心に再起。 TPB トレード・ペーパーバックの略。 50音 インターカンパニークロスオーバー 下記のクロスオーバーの内でも、会社の異なる登場人物が登場するもの。例えば、バットマンとスパイダーマンがお互いの敵(ジョーカーとカーネイジ)が手を組んだ事件に対処するなど。 インプリント 欧米の出版社が出版物を刊行する際に用いる、ブランド名。同じ出版社が、路線を変えた出版物を出す場合などに使う。 ヴァリアントカバー 中身は同じで表紙だけ異なるコミックスの発行形態。または異なる表紙のことも指す。 ヴィラン いわゆる悪役のこと。後に立場を変えるキャラクターも多い。 エネルギーブラスト(energy blast):ビームのようなものを目や手から放出して攻撃する能力。 オリジン ヒーローやヴィランの誕生の状況。主に能力を得た理由を指すが、出生の秘密なども描かれることがある。 オン・ゴーイング 終了の期限を決めずに継続される長期シリーズのこと。 コミックショップ コミックスおよびその関連製品を専門に扱う店舗。 クトゥルー神話 1920年代を中心に活躍したハワード・フィリップス・ラブクラフト(Howard Phillips Lovecraft:略称 HPL、H.P.ラブクラフトとも記される)の「宇宙的恐怖(コズミック・ホラー)」を基とした、シェアードワールド作品群。共通した魔導書などのアイテムや、クトゥルーなどの神(に匹敵する魔物の存在)への言及などが特徴。 クリエーターオウンド クリエーター、つまり書き手がすべての権利を持つ、コミックスに関する著作権の形態。すべての権利が帰属するため、映画などでキャラクターが使われる場合も書き手にお金が入る仕組み。イメージ・コミックが有名。 クローン(Clone) お手軽な復活方法。人気キャラクターに似た、でもちょっと違うキャラクターをすんなり導入するための手段の一つでもある。 クロスオーバー 異なるコミックの主人公が共演すること。Amazing Spider-Man、Spectacular spider-Man、Web of Spider-Manなど、同じ主人公の別タイトルに跨がって進行するストーリーもクロスオーバーという。 剣と魔法の物語(Sword and Sorcery) 主に「中世程度までの技術水準(端的にいうと銃器が普及していない時代)で、魔法が働く空想世界での冒険譚」を指す。または「ヒロイック・ファンタジー」とも呼ばれる。現代の日本では、コンピューターRPGやMMRPGなどのゲームの世界(およびそれを背景とした作品)といったほうが通りが良いかも。アメコミでも多くの作品がつくられている。 ゴールデン・エイジ 1930〜50年頃までのアメコミ黎明期。1938年に「スーパーマン」が出版され大ヒットし、スーパーヒーローが大ブームとなった。 コミックス・コード 1940年代のヒーローブームの後にやってきた犯罪コミックなどのブームにより、コミックブックの暴力表現と性的表現が過激化し、それらが未成年読者に悪影響を与える(と、世の大人が危惧した)事からくる世間の非難を回避するため設けられた倫理規定。規制は暴力シーンの描写の仕方や、題名や作品中で使って良い単語などにまで及び、遵守するとかなり表現が束縛されるものだった。1954年に始まり、形式上、2011年までは一応存在していた。 コミック・ストリップ 新聞や雑誌に掲載される形式のコミックスのこと。歴史的にはこちらのほうが古い。新聞の売れ行きまで左右したと言われる。コミック・ストリップを一冊に集めて出版したのが現在主流のコミックス(日本でいうリーフ)になる。 コンティニティ 「継続性」の意味で「ヒーロー/ヴィランたちの歴史の集合体」「継続的な設定」などを指す。例えば、あるヒーローがビッグイベントに参加したときに、実は別人がヒーローと入れ替わっていたとすると、後でビッグイベントの話がでたときはヒーローはその話を知らないはずである。アメコミにはこのような設定の積み重ねがあるが、こういうものの集合が「コンティニティ」である。 サイドキック 「相棒」「助手」のような意味で、広く捉えるとヒーロー(主人公)の傍らで、その行動を支援する役。コミックスにおいては、バットマンに対するロビンのように10代の少年が有名。ゴールデンエイジのヒーローは、同性の子どもを連れているのが当たり前と考えられていたほど。 シルバー・エイジ 1950年代中期〜60年代までのヒーロー復権の時代。一度ヒーローものは衰退するが、テレビドラマ版スーパーマンの放送で復権を果たし、様々なヒーローが誕生した。DCは過去のキャラクターにSF的な視点を与え、スタイルも(当時の)現代的に変えた。またスタン・リーは人間的な悩みや生活を持ったヒーロー像を産み出し、後のコミックスに大きな影響を与えた。 スイムスーツ・スペシャル スポーツ・イラストレイテッド誌の水着特集のように、主に夏の特集として、キャラクターたちが水着を着てピンナップのようなポーズをとる絵を描いた特集号。一種のお遊びだが、スーツを脱いだヒーローたちってこうなるのか、と思わせるものなどがある(ゴーストライダーが水着になったらどうなるか、とか)。最近あまりみかけない。 ストーリーアーク リーフ数冊に渡って進行するストーリー。1つのサブタイトルを指すこともあれば、いくつかのサブタイトルがまとまって1つのストーリーアークを形成することもある。クロスオーバーになることもある。 性的マイノリティー 異性愛者(ヘテロセクシャル)以外の性的指向あるいは恋愛的指向の者(LGBTQIA+)。 ゼネスコープ(Zenescope Entertainment) アメリカのコミック出版社。童話の主人公(「美女と野獣」のベラなど)や有名な話(ロビンフッドや「ドラキュラ」を退治するヴァン・ヘルシングなど)の登場人物が、セクシーなお姉ちゃんになって武器を持って暴れる作品を多く出している。 ゾンビ 「動く死体」。元はヴードゥー教の一部に属する術に由来するもの。ジョージ・A・ロメロ監督により、新しい解釈のゾンビ(動く死体)映画がつくられ、さらにそのバリエーションを増やしている。 タイ・イン あるクロスオーバーやストーリーアークのメイン誌とは別のタイトルで同時進行するサイドストーリー。 第四の壁(Fourth Wall) 演劇で、舞台の正面に位置する想像上の透明な壁であり、フィクションである演劇内の世界と観客のいる現実世界との境界を表す概念。 著作権 知的財産権の一つ。アメコミでも、作家・アーチストと会社の間で、成果の取り扱いについて係争が起こることがある。DCやマーベルは、作家などを雇い、著作権を買い入れる方法が多い。 テレキネシス(Telekinesis) 代表的な超能力の一種。念力、念動力。 テレパシー(Telepathy) 精神感応能力。声・身振り手振りを使わない会話方法。 ドミノマスク(Domino Mask) ロビンとかバッキーのアレ。 トレード・ペーパーバック(TPB) リーフで発行されたコミックをまとめたもの。ストーリーアークごとにまとめることが多い。利点は、リーフの流通ルートで通常販売されない書店で売れること。 バンドデシネ フランス・ベルギーのコミック。アメコミではない。 表紙サギ カバーと本編のアートの落差が激しく、カバーを見て期待したら本編が期待以下だった場合などに発せられる言葉 フィールドリーダー チームにおけるサブリーダー、行動隊長。リーダーが戦闘に出ない際は現場で指揮を執る。 フェイズシフト:直訳すると位相偏移。本来は物理用語なのだが、アメコミではなぜか物質を通り抜ける能力を指し、主にこの能力を持つキャラをフェイズシフターと呼ぶ。 フレネミー (Frenemy) Friend(友人)とEnemy(敵)の合成語。「縁が切れない腐れ縁のライバル」あたりか。ロマンス系、青春系、ユーモア系の作品によく出てくる人間関係。 プレビューズ Diamond Comic Distributors, Inc.という取次会社が発行しているカタログ雑誌。 ボルトロン/ヴォルトロン(Voltron) 日本のアニメ「百獣王ゴライオン」と「機甲艦隊ダイラガーXV」を流用し、1984年にアメリカで放映された"Voltron"、およびその派生作品。現在では「百獣王ゴライオン」を元にした作品が多い。 マシュマロ ふんわりとしたメレンゲにシロップを加え、ゼリーで固めて粉をまぶした菓子の名で、ソフトキャンディーの一種。 ミニ・シリーズ 期間限定のタイトル。 メイン・ストリーム 「主流」や「王道」だが、コミックで使うと実質的に「マーベルとDCのヒーローもの」の意味。 リーフ アメリカでのコミックの主流な販売形態。「リーフ」は日本独自の呼び名。20〜30ページのカラーコミック(レターサイズ、広告入り32ページ・フルカラーが標準)が、単独タイトルで数ドルで販売される。通常コミックショップやニューススタンドで売られ、書店には入らない。これがまとまったのがトレード・ペーパー・バックとなる。 リランチ 「再立ち上げ」という意味。設定やキャラクターの変更などを行い、ストーリーの流れを変えること。 ルトランド(Rutland) ヴァーモント州にある街で、毎年行われるハロウィンの仮装パレードでヒーローの格好をすることで有名だが、DC、マーベル両方に出ており、マーベルにDCのキャラが出てきたり、逆だったりする、一種のお遊びになっている。 レトコン 後付け設定。後発作品における先発の設定の改変。 ワン・ショット シリーズ化されない、一回終了の読み切りタイトル。何らかのクロスオーバーのタイ・イン誌やあるキャラクターの個人タイトルの場合も多い。
https://w.atwiki.jp/nijiame/pages/12.html
【用語集】 ※項目が増えてきたため、 アメコミで用いられる専門用語を紹介する「単語編」と、 業界の人物を紹介する「人名編」とに分けてあります。 アメコミ用語集:単語編 アメコミ用語集:人名編
https://w.atwiki.jp/studentx/pages/136.html
アメコミ販売店情報 ネットで取り寄せるのが確実ですが、販売店を探している人は意外と多いので情報を追加していきましょう。 皆さんの目撃情報を募集します。 東京 ブリスター 日本橋浜町の有名アメコミ専門店→秋葉原に移転。 フィギュアやグッズも充実(現在は、トイは扱わなくなった)。 原書コミックスは新作が発売日の3日〜1週間で店頭に並ぶそう。 ネットショップもあります。 →オフィシャルサイト ヴァースコミックス 東京・池袋のアメコミショップ。 →オフィシャルサイト ACBD【閉店したそうです】 東京杉並区高円寺、アメコミとバンドデシネ専門のマンガ喫茶。販売店ではありません。 邦訳版が多いが、原書もあります。 邦訳版は既に絶版になったもの、最近のヴィレッジブックスの限定通販のものもあり。読み逃した人には重宝しそう。 →オフィシャルサイト @(アット)ワンダー【古書店】 東京千代田区神田神保町、SF、映画、サブカルなどを扱う古書店だが、アメコミの古書も充実。 原書のTPB、リーフ、邦訳を扱う。 2階が喫茶室になっており、店の中の本やコミックを読みながら飲料や軽食をとることもできる。 →オフィシャルサイト 埼玉 須原屋浦和本店 学校の教科書を取り扱う数少ない書店。他にもコミックから雑誌、小説に至るまで幅広く取り揃えている。販売しているアメコミは翻訳版がメインと思われる。 →オフシャルサイト 静岡 イケヤ文楽館高林店 翻訳版のアメコミが充実。 小学館集英社プロダクション、ヴィレッジブックスは絶版の物意外はほとんど揃っている。 フィギュアもコトブキヤなどの日本のメーカーの物なら扱いあり。 原書の扱いは無いとのこと。 京都 大垣書店(イオンモールKYOTO) 翻訳版が充実しているとの情報あり。原書はなし ヴィレッジヴァンガード(イオンモールKYOTO) ヴィレッジヴァンガード(イオンモール京都桂川) 邦訳本のみ。原初なし。 アバンティブックセンター(KYOTO AVANTI) 大垣書店と同じく翻訳版が充実。こちらも原書はなし 滋賀 ヴィレッジヴァンガード(イオンモール草津) 邦訳本のみ。 喜久屋書店(イオンモール草津) 邦訳本のみ。 HYPER BOOKS × DELIGHT かがやき通り店 邦訳本のみ。 愛知県 カルコス一宮店(一宮市) ヴィレッジヴァンガード(イオンモール木曽川店内) 一宮では数少ないアメコミ取扱い店(邦訳版?) 大阪 紀伊国屋書店梅田店 翻訳版は新しいものならある。 洋書コーナーには原書のTPBやパーフェクトガイド系の書籍がある。アメコミ映画ブームを受けてか、新旧織りまぜて種類は豊富。 以前はリーフも扱っていたが最近はみかけなくなった。 MARUZEN&ジュンク堂書店 梅田店 地下のコミックコーナーは翻訳版が充実している。7階の洋書コーナーにはアメコミの原書もある。TPBが数点とDC系ヒーローの電話帳みたいな分厚さの解説本(エンサイクロペディアではなく、ほとんど白黒の本当に電話帳みたいな装丁のもの)、スターウォーズのリーフを確認。 ヴィレッジヴァンガード(梅田ロフト店) 翻訳版が充実。在庫が多いのか他店で売り切れたものも残っていることがある。グッズもあり。 原書は無い。 ヨドバシカメラマルチメディア梅田 翻訳版が充実。絶版になっていないものならマーベル、DCに限らず揃っている。 原書は無い模様。 CROSSOVER 販売店ではありませんが、関西初のアメコミカフェバーとのこと。 昼はカフェ、夜はバーで昼はオーナーさんの蔵書を公開しているそうです。 →オフィシャルサイト (外部リンクを開きます) 兵庫 ギルド 関西で唯一と言ってもいいアメコミ専門店。本来はグッズショップ。 ネットで新刊の輸入情報もチェックできる。 プレミアものの古い原書もあり。不人気作は100円ぐらいで安売りしているものも。店長がアメコミに詳しいので分からないことは聞いてみよう。 原書のみで翻訳版はなし。 →オフィシャルサイト 沖縄県 ジュンク堂書店(那覇市) モノレール美栄橋駅から歩いて3分 アメコミの和訳版あり コメント/アメコミ販売店情報募集中!原書、翻訳版、など常時取扱店があれば教えてください! 静岡県浜松市の書店ですが、イケヤ文楽館高林店で翻訳版のアメコミが充実しています 原書の扱いはありませんが小学館集英社プロダクション、ヴィレッジブックスのものは 絶版の物意外はほとんど揃っていました。 フィギュアもコトブキヤなどの日本のメーカーの物なら扱いがあるようです -- myabi (2013-06-25 02 27 41) 情報ありがとうございます。追記しました。 -- かんりにん (2013-06-26 11 49 03) 販売店ではないのですが、高円寺にACBDというアメコミ、バンドデシネ専門の漫画喫茶的な店がありました! 一応ホームページのURLも貼っておきます。 http //www.acbd-comics.com/ -- くまた (2014-05-16 12 33 55) 情報ありがとうございます! 追記しました。こういうお店もあるんですねー -- かんりにん (2014-05-16 16 37 21) -- rayt (2014-06-12 23 44 20) 翻訳版だけだったかもしれないけど、イオンモールKYOTOの大垣書店もアメコミが充実してました -- 名無しさん (2014-07-12 12 40 00) アメコミのまとめ買いをする度にいつも行くんだよねイオンの大垣。 -- 名無しさん (2014-07-12 23 42 46) 遅まきながら情報追加しました。ありがとうございます。 -- かんりにん (2014-08-07 11 08 18) 少し追加。自分が知ってる範囲で編集しました。 -- 名無しさん (2014-08-11 00 19 28) 愛知県一宮市のカルコス一宮店、イオンモール木曽川店内のヴィレッジヴァンガードは、一宮では数少ないアメコミ取扱い店。 ヴィレッジヴァンガードは販売スペースの一角でかなり小さい。 カルコスは店舗3階のアニメ設定資料やTRPGなど、大型の本が並ぶ棚に、それなりのスペースあり。 -- ジョン・ドゥー (2015-04-12 11 17 44) 沖縄の那覇市 モノレール美栄橋駅から歩いて3分の位置にあるジュンク堂書店にアメコミの和訳版おいてあります DCもマーベルもちゃんと置かれてます 発売予定のやつも発売日にはちゃんと置かれていました。 ただ棚への並べ方が悪く斜めに置かれてるのが多くて中古本みたいにカバーが曲がっているときなどがあるので買うときはしっかり確認してください。 -- うちなんちゅ (2015-08-08 18 33 05) 情報追加しました。 沖縄とか原書の販売店もありそうですね。 最近は映画ブームのおかげもあって、邦訳版はけっこう普通に売っているかとも思うんですが、どうなんでしょう?地方じゃまだ少ないんでしょうか? -- かんりにん (2015-10-21 01 13 59) 愛知県一宮市内のアメコミ店について補足します。 イオンモール木曽川店内にある書店「ザ・リブレット」もアメコミを取り扱っています。翻訳本です。 DC、マーベルとも。 以前書いたヴィレヴァンはグッズもそれなりの数があり、ごく一部ですが原書の取り扱いもあります。 精文館書店(尾張一宮店)にもアメコミの取り扱いがあります。こちらも翻訳本。 DC、マーベルとも。 -- ジョン・ドゥー (2016-04-10 02 25 31) カルコス小牧店にもアメコミの取り扱いがあります。こちらはバンドデシネもありかなり充実。 最近まで「スパイダーマン大全」などもあり、出版の古いタイトルから新しいタイトルまで幅広いです。 以前書いたカルコス一宮店と共に置いてあるのは邦訳本です。 紀伊国屋書店(名古屋空港店) エアポートウォーク名古屋4Fにあります。 面積は小さいものの、アメコミも取り扱っています。 新発売のアメコミも新書コーナーに並びますが、かなり位置が低いため見つけにくくなっています。 -- ジョン・ドゥー (2016-04-10 02 31 31) 岐阜県:カルコス穂積店 DCからマーベルまで幅広いタイトルが揃っています。 以前確認した時点ではレジに近い位置にあり、足元ぐらいの位置に並べられていました。 岐阜県:カルコス各務原店 面積は小さめですが、アメコミの取り扱いがあります。 こちらもDC、マーベル。 -- ジョン・ドゥー (2016-04-10 02 37 19) 東京:ヴィレッジヴァンガード(ダイバーシティ東京プラザ内) 2年前になりますが、アメコミが置いてあるのを見たことがあります。 コーナー自体は小さめ。DC、マーベルともにありました。 千葉県:蔦屋書店(イオンモール幕張新都心内) こちらも同じ年にアメコミが置いてあるのを見たことがあります。 お台場のヴィレヴァン同様、コーナーはかなり小さめ。邦訳本です。 -- ジョン・ドゥー (2016-04-10 02 49 13) 情報遅いかもしれませんが広島県の丸善広島店にはアメコミの翻訳本を取り扱っていました また中古ですが BOOKOFF SUPER BAZAAR 広島大手町店と広島段原店が穴場だと思います、 また お宝買取団 東広島店も中古アメコミコーナーが少しありました -- 名無しさん (2024-03-11 11 25 16) 追記です 販売とはちょっと趣旨が違うと思いますが 広島市まんが図書館にはアメコミがおいてあるとの事です 一応報告させていただきました -- 名無しさん (2024-03-11 13 13 26) 名前 コメント - total - today - yesterday
https://w.atwiki.jp/studentx/pages/42.html
商用サイトや営利目的のサイト以外で、アメコミ系ブログやサイトにリンク貼りたい方はご自由にどうぞ。 自分のサイトにリンク貼りたい人は大いに利用してください。 たまに見回りして、こりゃダメだろ、ってのは削除します。 オフィシャルサイトへのリンクは管理人が貼ったので、追加はその下にしてね! 外部サイトへ飛びます。閲覧による何らかの不利益・損害があった場合は自己責任で。 マーベル・ジャパン・オフィシャルサイト 本家アメリカのマーベルオフィシャルサイト過去のエピソードが読めます(有料/週替わり無料サンプルアリ) 60ドルで1年間読み放題。要クレジットカード 2012年04月現在、1万冊以上登録済み。毎週25冊追加。 DCコミックのオフィシャルサイト アメコミくえすとスパイダーマンやバットマンをはじめ、さまざまなアメコミ作品を紹介しているサイト。原作の詳細な解説があります。 【この下にリンク貼ってください。新着が上に来ればいいと思う】 DCコミックの日本語版オフィシャルサイト/コミックスのキャラクター&ワールド解説編 もうダメちょっとウソ マーヴルデジコミ過去作レビューなどのブログ 【リンク集ここまで】 wiki編集めんどい、って方はこの下のコメント欄も利用してください。 管理人が発見次第、上のリンク集に追加します。 アメコミくえすとは貼ってもいいんじゃないでしょうか? TPB買うとき重宝しますし。 それにしても、高木さん働くすぎw -- 名無しさん (2012-07-20 22 24 15) アメコミくえすとって昔はホームページもあったように記憶してるんですが、消滅してます?ブログだけでしたっけ? -- かんりにん (2012-07-21 00 29 14) http //ameque.web.fc2.comこれで行けるはずです -- 名無しさん (2012-07-21 05 57 16) 追加しました。自薦じゃないので上の欄に -- かんりにん (2012-07-21 16 21 17) アメコミくえすとの管理人は高木亮さんのはずです… -- 名無しさん (2012-07-21 16 30 49) うお 勘違いしていた 修正しました -- かんりにん (2012-07-22 00 15 48) 12月15日からグランフロント大阪で開催されるマーベル展大阪にアーマードバットマン のコスプレをして行こうと思っているんですが、怒られますか?。 -- 山田与作 (2018-11-01 21 14 50) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/nijiame/pages/441.html
【単語編】 【人名編】 <A~Z> <あ~お> <か~こ> <さ~そ> <た~と> <な~の> <は~ほ> <ま~も> <や~よ> <ら~ろ> <わ~ん> <その他> <A~Z> BOOM! STUDIOS コミック出版社の一つ。2005年にロス・リッチーが設立。 「アドベンチャー・タイム」「スチーブン・ユニバース」などのオールエイジ向けカートゥーンのコミック化や、オリジナルでローティーン向けの人気作「ランバージェインズ」などを出している。 近年は、SFドラマ「ファイアーフライ」やホラードラマ「吸血キラー 聖少女バッフィー」他(ダークホースから移動)も出している。 CBS アメリカの三大ネットワークの一つ。 1980年あたりに番組を整理するまで、「アメコミドラマ放送局」状態になっていた。アメージング・スパイダーマン(1977年特撮版)1977~1979 超人ハルク 1977~1982 (追加で作られた3本はCBSではなかった) Dr.ストレンジ 1978(単発) キャプテン・アメリカ 1979 (2作) ワンダーウーマン ~1979 (当初ABC放送だったがCBSへ移動。局側の都合で44話で打ち切り) DCコミックス(DC Comics) → DC 二大アメコミ出版社のひとつ。コミックスの売上高はDCとマーベル(ビッグ2)で60%を占め、その半分(約30%)をDCが占めるといわれている。 タイムワーナーグループ傘下。 「スーパーマン」「バットマン」「ワンダーウーマン」「ザ・フラッシュ」「JLA(ジャスティスリーグ)」などを出版 (Wikipedia) 。 「アメコミ」の歴史の背骨を支え、最初の「コミックス」の出版から、スーパーヒーローものの元祖スーパーマンなどを抱えて、現在に至る出版社。 主に買収によるキャラクター拡大を行ったことでも有名。 「DC」は看板タイトルだった「ディテクティブ・コミックス」の略。 DCコレクティブル DC専門の玩具メーカー。元・DCダイレクト。 主に6インチのアクションフィギュア、コミック・映画のスタチュー、マケット等を販売している。 中でも6インチフィギュアの造型には定評がある。 DKパブリッシング Dorling Kindersley Limited.の略。英国に本拠を置く世界的な図鑑会社。ペンギン・ランダムハウスの一部門。 マーベルやDCについてのいろいろなガイドブックがあり、邦訳もされている。 Dynamite Entertainment コミックス出版社。略称DE。 2005年に、サイン入りのコミックやポスターなどのコレクター向けグッズを扱うDynamic Force社の、独自のコミックス出版社として設立。 作品のほとんどが版権物で、小説、テレビドラマ、映画、ゲーム、音楽、実在の人物や動物、他社コミックスのキャラクターなどの幅広い分野を扱っている。 現在の「顔」はレッド・ソニアとヴァンピレラ。どちらも他社オリジンである。 5話ミニシリーズが多いのも特徴。 いろいろなキャラクターを扱うので、変なクロスオーバーが多い。「超時空要塞マクロス 対 百獣王ゴライオン(Robotech/Voltron)」とか。 ガース・エニスのオリジナル作品などもを扱っており、「ザ・ボーイズ」は、イメージコミックスからDEへ移って連載を続けた作品である。 ECコミックス ウィリアム・ゲインズによって設立されたコミック会社。 過激なホラーコミック(犯罪を扱ったものを含む)で絶大な人気を誇った。 だが、この白熱するホラーコミックブームが、世間からのコミックバッシング、そしてコミックコード制定に繋がる事になる。特に「殺人者が、殺した女の首を持っている表紙」が有名。 作品のレベルは現在の目で見ても非常に高い。感覚的には、テレビ創世記の「アウターリミッツ」「トワイライトゾーン」「ロアルド・ダール劇場」「ヒッチコック劇場」など1時間単発の短編ドラマをコミックスにしたものを目指したのではないと思われる。 時には時代を先取りしすぎたため、当局から止められることもあった。当時の「常識」として「黒人は知的な職業に就くことはない」というのがあったが、ある作品のオチに「知的な博士が実は黒人」というのを使って問題になった事がある。 編集長が大変な読書家で、ライターが陳腐な作品を持ってくるとすぐ没にされたので、ライターが困ったという逸話が残っている。 SF、ホラーなど各担当する3人の薄気味悪い人物がおり、持って回った口上を述べて話が始まるというスタイルを確立。『テールズ・フロム・ザ・クリプト』:クリプト・キーパー 『ザ・ヴォルト・オブ・ホラー』:ヴォルト・キーパー 『ザ・ホーント・オブ・フィアー』:オールド・ウィッチ コミックスにおける一種のスタイルになっており、広く模倣されている。 ホラーコミック壊滅後はギャグコミックに力を入れるようになり、「MAD」を創刊する。ちなみにMADは「雑誌」であったため、コミックスコードの制約は受けない。 雑誌であるので、毎月発行するのではなく、年何回か休刊するのがお約束。 現在「MAD」は、ECの編集者とDCの編集者が血縁だったことから、DCに引き継がれている。 マーベルを含む多くの出版社が、「MAD」の向こうを張るコミックスの出版を目指したが、未だに成功していない。 元々はエデュケーショナル・コミックス社(教育的コミックス)だったが、後にエンターテイメント・コミックス社に社名を変更した。両方とも略称はECコミックスで変わっていない。 FCBD Free Comic Book Dayの略。 通常5月の第一土曜日に、プロモーション用のコミックスを無料で配布するイベント。 そこで配布されたコミックスは、"FCBD"版と記載される。 単なる既存のコミックスの抜き出しだけでなく、クロスオーバーなどの特別版や、今後発売されるコミックスのプレビューなどもある。 また新展開や新キャラの登場など、意外と重要な事件が起こることも。 HOTTOYS 香港の玩具メーカー。 1/6の超リアルなフィギュアシリーズ「ムービーマスターピース」で知られる。俳優の肖像権を獲得して作られるその出来も、もちろん価格も最高クラスである。 フィギュア紹介記事がとんでもない映画のネタバレを含む場合があるので注意が必要 IDW 1999年設立、現在全米4位のアメコミ出版社。 「トランスフォーマー」「ミュータントタートルズ」「マイリトルポニー」などの版権コミックを多く手掛ける。 「スタートレック/猿の惑星」など、版権作品同士のクロスオーバー作品も。 MARVEL UK 1972年~1995年に存在した、Marvelの英国のインプリント。 英国は、米国とコミックスの好みが異なるほか、週刊が主であり、判型も異なっている。このため米国のコミックスをそのままもってくることが難しかった。そこで、キャプテン・ブリテンやサイロックといった独自のキャラクターによる展開、複数のヒーロー作品を合わせた冊子、TV番組の雑誌(Dr. Who Magazine)などを作成した。 また、トランスフォーマーの独自作品や、ZOIDS(日本のオモチャのコミカライズ)なども行う。 1990年代頃には、、独自キャラクターによるタイトルを米国で展開する。"Death's Head", "Killpower Motormouth"など。 1995年、イタリアの出版社Paniniに買収される。 ペットショップ・ボーイズのシンガー、ニール・テナント(Neil Tennant)が一時、Marvel UKで編集をやっていたことがある。 MARVELコミックス(Marvel Comics) → MARVEL 二大アメコミ出版社のひとつ。コミックスの売上高はDCと並ぶ「ビッグ2」で、約30%をマーベルが占めるといわれている。 ディズニーグループ傘下。 「X-MEN」「スパイダーマン」「アイアンマン」「ハルク」「アベンジャーズ」などを出版。 「マーヴェル」「マーベル」「マーブル」「マーヴル」と書く事もある(一時期は「マーヴル」の表記が公式とされていて、小プロ、カプコンでのカタカナ表記は「マーヴル」)。 現在は「マーベル」が日本語での正式表記とされている。これはMARVEL社側から日本の出版、報道関係に正式に出された要請だそうである (Wikipedia) 。 MARVELグローバルコミック 2014年、iTunes上で各国語に訳されたコミックの配信が開始。日本語版も配信されている。 機械翻訳的な日本語であり、出版される翻訳本と比べると見劣りはするものの、一話200円とお手頃価格。 2015年に配信停止。アプリ自体も使えなくなり完全終了。短命に終わってしまった。 mobage 株式会社DeNAが運営する携帯電話用ソーシャルゲームサービス。旧名・モバゲータウン。 ウォルト・ディズニー・ジャパンとの契約によりソーシャルカードバトルゲーム「Marvel:War of Heroes」を日本・アメリカにて提供発表。 モバゲーのカードゲームは課金ガチャ商法などが問題になっているが、原作絵を使ったカードゲームということで登録すべきか悩む層も発生している模様。ご利用は計画的に。 2015年現在、「Marvel:War of Heroes」はアメリカのみで稼働中の模様。 MUA アクションRPGゲーム、マーベルアルティメットアライアンスの略。MUA1、MUA2の二作が発売されている。 ほぼ全ての現行ハードで発売されており、1のみPCでも発売しているが、日本語版は1のWii、PS3版のみ。 SPARKLIGHT COMICS スパークライトコミックス。クリエイター・オリジナル作品専門の邦訳アメコミを販売する出版社。 2014年11月、エド・ブルベイカー/ショーン・フィリップス「ファタール」の刊行から業務を開始。 TOYBIZ トイビズ。MARVELのアクションフィギュアを発売していた玩具メーカー。 90年代アメコミブーム時にスポーン人気にあやかってかX-MENフィギュアを中心として大量輸入されたが、無計画な販売戦略が祟り、現在に至るまでの不良在庫を発生させる結果となった。トイビズは悪くない。古臭さも味などと言うだけでなく、むしろ良質な商品も多くあった。いかんせん、売れそうも無い物まで大量に入荷されたのが…… ブーム後も実写映画フィギュアの販売を続け、アメコミ以外にも「指輪物語」等で日本国内に流通していた。 マーベルレジェンドシリーズが人気となり、不良在庫の代名詞のようなマイナスイメージは払拭され、コレクター熱を再燃させていった。 1980年代からの、マーベルの経営問題でその扱いをどうするか、揉めた会社である。 TPB 「トレードペーパーバック」の略。 日本で言う単行本。リーフで発行されたものがまとめられている。 これとは別に豪華な装丁のハードカバー(HC)も存在する。 リーフはコミックショップやニューススタンドでの流通が主で本屋には置かれないが、TPBになると書籍流通がされるようになり、本屋で買うことができる。 WIZARD WIZARD ENTERTAINMENT社が発行していたコミック情報誌。 ヒーロー同士を対決させる「LAST MAN STANDING」や、勝手に実写化のキャスティングを行うコーナーが人気。 玩具情報誌「Toyfare」も存在した。 2010年末ごろに書籍から撤退、ネットニュースサイトとして存続している。 <あ~お> アークエネミー 宿敵、ライバルヴィラン、等の意。 通常のヴィランより、因縁が深いのが普通。 キャラクターによるが、ヒーローの正反対の位置づけがされることがある。あくまでも法による裁きを求めるバットマンと、「狂人」故に法の外に置かれるジョーカー。 バットマンのジョーカー、キャプテン・アメリカのレッド・スカルなど。 アーチー・コミックス 1939年設立の古参コミック出版社。 1941年に「アーチー」を登場させ、以後アメリカン・アイコンの一つに成長させる。 アーチー・シリーズは、1970年代に起こった恋愛/少女コミック大絶滅に、唯一生き残った恋愛コミックスのタイトルとされる。 昔はヒーローものもやっていた。 アーティスト 広義の意味では、制作に関わった作家をこう呼ぶ。主にペンシラーを指す場合が多い。 狭義の意味では、下書きからペン入れなど、ペンシラー~インカーなど複数の担当を1人で行なう人。 秋田書店 「チャンピオンRED」誌にて、2017年8月号より「BATMAN AND THE JUSTICE LEAGUE」を連載開始。 アトラス(ATLUS) 女神転生シリーズ、世界樹の迷宮シリーズ、ペルソナシリーズ等で有名な日本のゲームメーカー。 2008年、MARVEL社と契約。日本国内での関連商品の商品化権窓口会社となったが、目立った動きがほぼゼロだったために様々な憶測を呼んだ。 2010年10月に親会社であるインデックスホールディングスに吸収され消滅することが発表。同じインデックスグループであったマッドハウスでのマーベル4作品テレビアニメ化がマーベルとの上記契約の結果であった可能性が大きい。なお、2011年にマッドハウスはインデックスから日本テレビに買収された。 2013年にインデックスが民事再生手続を開始、アトラスブランドはセガに譲渡され2014年にセガグループの子会社として株式会社アトラスが復活した。 アニュアル(annual) 「年に一度の」といった意味の言葉。デイリー(日刊)、ウィークリー(週刊)、マンスリー(月刊)のさらに上、年刊ペースの発行物につけられる。ただし本当に年一回ペースの連載作品などはコミックにはまず無く、多くは増刊号のようなもの。 年刊を意味する言葉には他にイヤーリー(yearly)というのもあるのだがそれはあまり使われない。 アマルガム・コミックス(Amalgam Comics) 96年に行われたクロスオーバー「MARVEL vs DC」によって誕生した出版社。形式上1996年設立、1997年解散となる。 両者のキャラクターを合体させたヒーロー達が活躍するコミックを出版していた。 実際はマーベルとDCがそれぞれ半々のタイトルを出版していた。 アメコミ アメリカの漫画作品の総称であるアメリカン・コミックの略 (Wikipedia) 。 主にメインストリームであるスーパーヒーローものコミックブックを指すが、コミックストリップもれっきとした「アメコミ」である。 ヒーローものばかりと思われがちだが、当然ながら、戦前の昔から、犯罪もの、ホラーやオカルト、戦記、恋愛、西部劇……と様々なジャンルが存在している。 他にもアンダーグラウンドでディープなオルタナティブコミックスも存在し、案外翻訳もされている。 アルターエゴ 本名の事。および同名のコミックファン向けの雑誌。 アルティメット 「究極の」という意味の単語だが、主に下記の意味で使われる。 現代的に再設定されたパラレルワールドのマーベルユニバース。 現在も連載が続いているが、正史とは別の世界であり、長年二つの世界に接点は殆どなかった。 2015年、全多元世界衝突による危機が発生し、最終的に正史世界とアルティメット世界の最終戦争にまで発展。諸共に新世界へと生まれ変わったが…… その他、上記シリーズとは無関係だが、アニメ「アルティメットスパイダーマン」も後に作られている。 イメージ・コミックス(Image Comics) 1992年、主にマーベルで活躍していた当時の人気作家が独立して興したコミックス会社。マーベルの枚数単位での支払いやキャラクターの権利の配分への不満など、処遇面で折り合いが付かず、独自に会社を設立することになった。 立ち上げ時の参加者は下記の通り。トッド・マクファーレン(スパイダーマンで記録的なヒットを放った) ジム・リー(X-メン) エリック・ラーセン(アメージング・スパイダーマン) ロブ・ライフェルド(Xフォースやデッドプールなど) マーク・シルヴェストリー(ウルヴァリン) ジム・ヴァレンティーノ(ガーディアン・オブ・ザ・ギャラクシーで有名) ウィルス・ポータシオ(アンキャニー・Xメン) クリス・クレアモント(Xメンのライター) それまで大手コミックス会社は、物語の著作権を出版側が買い上げて所有することが一般的だったが、イメージ社では物語の著作権を会社ではなく、原作者が所有する「クリエーター・オウン」を打ち出した。それまでもクリエーター・オウンはあった(イメージ社のやり方については、マリブ・コミックスと相談している)が、正面切って大物漫画家が参集すると言うことで話題になった。 イメージコミックスの立ち上げと大物マンガ家離脱のニュースにより、当時株式を上場していたマーベルの株価が下がったほど。 「スポーン」「ワイルドキャッツ」「ヤング・ブラッド」「GEN13」などを出版。 さまざまなトラブルなどでライフェルドやジム・リーといった設立時の中核メンバーも離れていった。 現在はドラマ化された「ウォーキング・デッド」の大ヒットに加え、「サーガ」の高い評価など、クリエイターが権利を持つ出版社という強みを活かして活動中。一方でジャンルは多様化。スーパーヒーロー・ジャンルは「スポーン」と「サヴェッジドラゴン」が連載を続けているほかは数作に止まる。 インカー ペンシラーが描いた原画にペン入れを担当する人。 インターブックス ビジネス翻訳業務を手がける会社。 90年代末、突如「サンドマン」でアメコミ邦訳に参入。5巻+「デス」「夢の狩人」をリリースした時点で撤退。続巻予定もあったのだが… 現在は出版業自体から撤退してしまった(一説には撤退理由は「サンドマン」の売り上げだとか…)。 インプリント 欧米の出版社が、出版物を刊行する際に用いるブランド名。 同じ出版社が、路線を変えた出版物を出す場合などに使う。 感覚的には、ライトノベルにおけるレーベルに近い。 コミックスに近いインプリントだと、ランダムハウス傘下の「デル・レイ・ブックス」(SF・ファンタジーを主に扱う)など。 ヴィレッジブックス アメコミ翻訳冬の時代も地道に支え続けてきた出版会社の一つ。 元はソニーグループだったが、現在は広告代理店・ウィーヴの出版部門となっている。 近年、MARVEL作品の主軸となるメインエピソードの翻訳出版を手がけているが、2012年2月に「マーベルゾンビーズ」を出版してから続報が途絶え、ファンをやきもきさせた。と思ったら「DCユニバース:レガシーズ」や「フラッシュポイント」邦訳で驚かせた。マーベル邦訳も「アベンジャーズ:ハルクウェーブ」で再開。 アベンジャーズ邦訳も無事「シージ」までを完走、「AvsX」「エイジ・オブ・ウルトロン」と刊行し、「スパイダーバース」も決定。 「クライシス・オン・インフィナイト・アーシズ」の邦訳を発表するも、延期が続いていた。2015年4月、発表から4年の時を経てついに発売。本国も羨ましがる「幻のポスター」付きの限定版まで発売するという男気も見せる。 ジャイブ時代の名作「アストロシティ」「リーグ・オブ・エクストラオーディナリー・ジェントルメン」などの復刊も行っている。しかしどれも続刊は実現せず・・・ 購買読者層の問題上仕方ないのであろうが、価格は総じてお高い…さらに現在、通販限定タイトルまで存在するという財布泣かせの出版社である。 2020年度でMARVEL社との契約が終了。以後は在庫分のみの販売となる。(契約済みのタイトルは2021年も新規販売される) ヴィラン 悪党・悪役。ヒーローの対義語として用いられる。日本的に言えば「怪人」と言ったところか。 通常、ヒーローものでは善と悪が明確に分かれており、「悪をなすもの」が定義上ヴィランである。 MARVELの代表的なヴィランとしては、マグニートー、ヴェノム、Dr.ドゥームなどが挙げられる。 DCではジョーカー、レックス・ルーサーなど。 ウィーヴ 日本の広告代理店・編集プロダクション。旧社名はイオン(ジャスコとは無関係)。 アニメ「X-MEN」以降の小プロ、ジャイブのアメコミ翻訳はこの会社が手がけていることがほとんど。 出版部門としてヴィレッジブックスを持っており、アメコミ邦訳本も出版している。 「おねがいマイメロディ」「ジュエルペット」などのアニメ企画も行っている(というか本業)。 ウォルト・ディズニー・カンパニー 皆様お馴染み、世界最大のエンターテイメント企業にして(ここ的には)マーベルコミックスの親会社。マーベルコミックスの買収は2009年、マーベル映画配給は2010年から開始。あの世界最王手キャラクター企業がMARVELを買収!と、全世界のマーベラーに激震が走った。当初はハードな路線を修正されるのではと余計な心配の声も出ていたが、良いスポンサーとなり、共存共栄する結果となっているようだ。 ディズニーアニメ&ゲームにMARVELキャラが登場したり、ディズニー作品がMARVELからアメコミ化されて出版されたり、「本格的共演」は避けつつも継続的にタイアップが続いている。ただしディズニーキャラクターのアメコミはIDWやダークホースコミックス、ジョー・ブックからも発売されている ブルーレイ商品の形式が変わり、価格帯の上昇、ケース色等シリーズ途中での仕様変更、芸能人の声優起用、時差のひどい公開など映画方面では批判される事もしばしば。2014年にはマーベル原作のディズニーアニメ「ベイマックス」が公開されたが、アメコミ原作である事は完全に伏せられ、MARVEL側も一切のタイアップを行わなかった。ただし、スタン・リーは登場している。 「Gurdians Of The Galaxy Vol.2」の邦題を「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス」にし、その件について苦情を受けた監督が「日本のファンはこの邦題を指示するだろうといわれて変更を許可した」とツイートし、またも火種を増やしたこれらの問題を起こしているのは「ウォルト・ディズニー・ジャパン」であり、ディズニー本体はそこまで悪くないとする見方もある グループ会社にCGアニメのピクサー、実写映画のタッチストーンピクチャーズ・20世紀FOX、アメリカ3大ネットワークの一つABC、スポーツ専門局ESPN等がある。「アルティメット・スパイダーマン」を始めとしたマーベル作品のアニメ制作・放送も行っている。 2012年にはルーカスフィルムズを買収、スターウォーズ新作を2015年に公開決定。この買収の結果、マーベルコミックスから久々にSWコミック版が発売される。ダークホースからのコミックや小説版など、今までの関連作品はなかったことになった。 ピクサーは元はルーカスフィルムズの特殊効果チーム・ILMのCG部門だったため、ある意味里帰りになったともいえる。 2019年、ついにFOXの権利を獲得し、Xメン系タイトルを得た。しかし、R指定のヒーロー映画(ぶっちゃけ「デッドプール」シリーズ)については厳しく、今の路線が続けられるのかは微妙。 なお、当然自社キャラクターのコミック化もあるが、現在は自社での発行はあまりなく、ダークホース、IDW、ジョー・ブックスなどから出版されている。ちなみにもっとも人気の高いキャラクターは、某黒ネズミではなく、喋るアヒルだそうな。特に、超金持ちのアヒルの叔父さん(スクルージ)の話は人気があるらしい。 エッセンシャル マーヴェルコミックスから発行されている、大量のエピソードを一冊にまとめたお買い得な単行本。その代わり、TPBと違い白黒で収録されている。 主に各作品の最初期エピソードをまとめた物が出版されている。 似たようなフォーマットのレーベルに、DCのショーケース・プレゼンツがある。 エッセンシャル、ショーケースプレゼンツ共に500ページで15ドル程度の価格である。 エポック社 日本の玩具メーカー。野球盤やシルバニアファミリーなどの定番玩具で知られる老舗 「スポーン」フィギュアの公式輸入販売を行っていたが、急速なブームの冷え込みに翻弄された エンターブレイン KADOKAWAグループの出版社。「週刊ファミ通」や「コミックビーム」、「ニンジャスレイヤー」で知られる。 Twitterでの盛り上がりから「HITMAN」の日本語版出版を実現させた。しかし、セクション8の本格初登場回収録の2巻で出版がストップしてしまった模様。と思っていたらまさかの2017年3月に3~5巻の3冊同時発売が決定。加減というものがわかっていない模様。 オリジン キャラクターの誕生した経緯のエピソードの事。 出生ではなく、能力を身に付けるに至る経緯である場合が殆ど。 オンゴーイング 現行シリーズ。 終了の期限が無く、刊行が続いていくシリーズ。と言っても、連載が保障されるワケではなく、人気が無ければあっという間に打ち切られる事も。50号を超えれば対したもの、100号超えは奇跡の産物と考えて良いと思われるぐらいに50号以内打ち切り作品は数多い。 ちなみに号数はあまり厳密に付けられているものではなく、一挙に1,000号にいったりすることもある。 <か~こ> ガイマン賞 2011年から日本の3つの漫画図書館(京都国際マンガミュージアム/京都精華大学国際マンガ研究センター、明治大学 米沢嘉博記念図書館、北九州市漫画ミュージアム)主催で開催されている、1年間に日本で発売された翻訳海外コミック中一番面白い作品を投票で決める賞。 投票は毎年10月から11月末まで、上記3施設などでの直接投票、またはネットから一人3作品まで行うことができる。 「投票」ということで刊行数の多いアメコミは票が割れやすく、また賞自体の知名度もあり11年から13年までの3回はヨーロッパのコミックが1位を受賞していたが、2014年は小学館プロダクションの公式ツイッターが賞の存在の宣伝と投票の呼びかけを行ったことにより、「ホークアイ」がヒーローものアメコミとして初の1位を獲得した。誤解のないように書くと、小プロはタイトルを指定しての投票呼びかけは行っておらず、純粋に賞の宣伝を行っただけである。2013年の1位が23票(小プロ刊行のBD「塩素の味」)、2014年の1位が54票(「ホークアイ」)と倍増していることで小プロツイッターの宣伝の効果がうかがえる。 「ホークアイがゲイマン(gaiman)賞を受賞だって!」ニール・ゲイマン「僕は関係ないよ!」 2015年の1位は北欧の漫画家オーサ・イェークストロムの「さよならセプテンバー」、2位が「シャザム!」。 2016年の1位は「グレイソン」。BDジャンルの冷え込みもあるがアメコミ2度目の受賞となった。 海洋堂 日本を代表するフィギュア、ガレージキットメーカー。 アクションフィギュア「特撮リボルテック」シリーズでノーラン版バットマンや映画版アイアンマン等をリリース。新シリーズ「アメイジングヤマグチ」では、原作版のデッドプールやスパイダーマンをリリース。再販の際に値段が倍近く上がることでも知られる。 ガター・スペース パネルとパネルの間のスペース。コマとコマを分けている空白部分。 日本ではメタなギャグとしてこの部分を使うことがあったが、アメコミではグウェンプールで初めて使われた。 カプコン(CAPCOM) 「ストリートファイター」「バイオハザード」等で有名な日本のゲームメーカー。 1993年の「パニッシャー」アーケードゲーム化以降、数々のアメコミ題材の名作ゲームを生み出す。特に94年の「X-MEN」から始まる『マーベルシリーズ』の格闘ゲームは、日本におけるアメコミ認知度を高めた。 逆に「ストリートファイター」「バイオハザード」などはアメコミ化も行われている。 2011年、久々のマーベルシリーズ新作「マーベルvsカプコン3」をリリースした。翌年、キャラ追加の完全版「アルティメットマーベルvsカプコン3」をリリース、ロケットラクーン参戦は多くの人を驚かせた。まさかそれが映画への前振りだったとは当時誰も思っていなかった… 久々の新作「Marvel vs. Capcom Infinity」を2017年リリース予定。 ちなみに、カプコンのキャラクター(ストリートファイターやナイトストーカーなど)のコミックス類は、主にUDON Entertainmentというスタジオから出版されている。UDONはマンガ・アニメ風の画風で知られている。 グッドガール(アート) Good Girl (Art)" ゴールデンエイジ期に多く見られた、コミックブック、コミックストリップ、SF雑誌の表紙などの、セクシーで時に破れた衣装で描かれる女性像のこと。SF雑誌の表紙で縛られていたり、化物にさらわれたりする女性とか、驚いている女性など。 いわゆる「良い女の子」という意味ではなく、独自の様式で描かれた女性像を指す。 クライシス DCの大規模なクロスオーバーに付けられる言葉。 単にクライシスという場合、85年のイベントである「クライシス・オン・インフィナイト・アースズ」を指す。 このイベントによりDCが50年間積み重ねて来た世界観を刷新した。 川 市街地で宇宙船などを墜落させた時、ここに落とせば被害なしという事になるらしい。海も同様。日本で言えば平成ライダーにおける水落ちと同意か。 クトゥルー H.P.ラヴクラフトが書いた、SFホラー小説群を元に体系化されたシェアードワールド「クトゥルー神話」に登場する異形の旧支配者の一柱。 アメコミ作品においても重要なファクターの一つとなっていることが多い。タコなどの海産物の姿をとった邪神は、マーベルのドゥマムウやクトン(クトゥルーそのもの)などで登場。日本で有名なところでいえばカプコンのマーベルシリーズ登場のシュマゴラスがこのカテゴリーである。 邪神に言及する<暗黒の書>の類いがクトゥルー神話では鍵となるが、最も有名な「ネクロノミコン」が登場している(DC、マーベル)。マーベルでは、後付けで「ネクロノミコン」が「ダークホールド」という書物の抜き書きという扱いになる。 DCの「アーカム・アサイラム」(アーカムは「クトゥルー神話」に出てくる架空の街)など、クトゥルー神話を使った用語が登場。 「ヘルボーイ」に代表されるマイク・ミニョーラ作品には特に大きな影響を与えている。 R.E.ハワードは、H.P.ラヴクラフトと同時代の仲間で、コナンをはじめとするハワードの作品は、「クトゥルー神話」と重なる部分がある(特に「キング・カル」)。 しかし、最近ではホラーのネタとしてあまりにも広く使われており、ゾンビの次に使われているのではないかと思われるくらい。広くとると、「死体を蘇生させることに執着するマッドサイエンティスト」の元祖となる作品もあり、映画にもなっている(「ゾンバイオ」シリーズ)ので、ゾンビと両方の始祖と言えるかも。 DCコミックスの編集長を努めたジュリア・シュワルツは、「クトゥルー神話」の祖とされるH.P.ラヴクラフトの代理人を務めたことがある。ラブクラフトは「ウィアード・テイルズ」誌の常連だったが、「狂気の山脈にて」を同誌が長すぎるとして掲載拒否。いろいろあって、シュワルツを代理人にして売り込みを図った。 結果、「恐怖の山脈にて」「時間からの影」の二本を、「アスタウンディング・ストーリーズ」誌に掲載することに成功した。 しかし、「アスタウンディング・ストーリーズ」は(難解な単語を使うことで有名だった)ラブクラフトの原稿を相当修正して掲載したため、ラブクラフトが怒ったという話。 グラフィックノベル 大人向けに描かれた重厚な内容を持つコミック。 単に『単行本』という意味で使われることもある。 amazonの洋書コーナーでもアメコミの多くは「Comics Graphic Novels」に分類されている。 一部のアーティスト・ライターはこの呼び方を嫌っているようだ。 リーフ型式での連載を経ずに、書籍扱いで書き下ろすグラフィックノベルもある。 グリム グリッティ 90年代に一世を風靡したアメコミの作風の事。 無闇なグロ描写、救いのない陰鬱な展開、ヒーローという存在の否定をメインに据えた話の作りなどが主な特徴。代表例として「家に帰ってきたら冷蔵庫に恋人のバラバラ死体が」(「グリーンランタン」)がよく挙げられる。 最近では飽きられ、前述の特徴もせいぜい一要素として話が作られるようになってきている。 クロスオーバー 作品間の垣根を越えてキャラクターが競演するエピソードの事。 作品世界を揺るがす大規模なストーリーがクロスオーバーイベントによって展開されるのも、アメコミの特徴の一つ。 作品の垣根だけでなく、会社の垣根を越えてのクロスオーバーも数多く行われている。 他社間クロスオーバーについてはインターカンパニー・クロスオーバーと呼ばれる。 それについては<こちら> 講談社 日本の大手出版社。 「別冊少年マガジン」で池上遼一の「スパイダーマン」、「週刊ぼくらマガジン」で西郷虹星「ハルク」、「コミックボンボン」で「スパイダーマンJ」、「マガジンZ」で麻宮騎亜版「バットマン」を連載、「ヤングマガジン」で大友克洋の「バットマン:第3のマスク」を掲載していたが、アメコミ邦訳を出したことはない。 2015年、映画アベンジャーズAoU公開とのタイアップで、週刊マガジン上に読み切りの映画の前日譚を掲載。作・小宮山優作。日本独自制作。DeNA運営(講談社協力)の「マンガボックス」で漫画オリジナルシリーズ「アベンジャーズ ゾンビ・アセンブル」を連載。 「ドクター・ストレンジ」の日本オリジナル前日譚漫画をネット連載したり、絵本「スパイダーマンの日常」を翻訳したりしている。 光文社 70年代にアメコミを翻訳していた出版社。その刊行書は今ではマニア垂涎の逸品。 途中で単行本形式での翻訳アメコミの刊行から、マンガ雑誌である月刊ポップコーン誌への掲載に方針を変更。 ポップコーン誌では貴重なニール・アダムス期の「Xメン」などが掲載される一方、藤子不二雄、大友克洋など日本の大御所漫画家の作品も連載していた。 だが、世の中何が災いするかわからないもので、その大御所のうち、鬼籍に入られた方のギャグマンガの食人描写が原因で、ポップコーン誌は短い命を終えることとなった。 コードネーム ヒーローやヴィランが公の場で活動する際の呼び名。コードネームなどは持たず本名で活動する者もいる。 コスチューム ヒーローやヴィランは活動する場合は一目を引くコスチュームを着ている者が多い。 その多くは肉体美を強調させる様なタイツを着用している。素材は様々だが、現実にダイバースーツ等で使われる「スパンデックス」である事もしばしば。防御力があるとは限らない。 もちろん中には日常生活でもよく着られるトレンチコート姿だったり、普通にコスチュームなどを持たずに私服だったり、全裸だったりする。 コトブキヤ(KOTOBUKIYA) 日本のフィギュアメーカー。立川に本社がある。変なギミックのついたニッチな商品を売る会社というイメージが強いが、上場企業である。 「ARTFX+」シリーズでDCのジャスティスリーグ(New52!)やマーベルのアベンジャーズ(MARVEL NOW!)版をリリース。このシリーズの一環でケナー社の「スーパーパワーズ」を意識した「動かないアクションフィギュア風フィギュア」である「スーパーパワーズクラシック」をリリース。「アクションギミックがあるかのように見える」パーツに交換できるというバカさも魅力。どうもギミックパーツは第1弾のスーパーマンのみだった模様 アメコミキャラをイラストレーター・山下しゅんやが美少女キャラにアレンジした「BISHOUJO」シリーズでも知られる。「ザターナの網タイツの質感にはこだわりました」 スクィレルガールの邦訳版の表紙に山下氏のイラストを利用したところ、「表紙サギりす!」という文句がでた。 コナミ(KONAMI) 「メタルギアソリッド」「ウイニングイレブン」「ときめきメモリアル」等で有名な日本のゲームメーカー。「メタルギアソリッド」はコミック化もされており、アシュレイ・ウッドのアートの人気も高い。 「X-MEN」「バットマン・リターンズ」のアーケードゲームをリリースした他、「TMMT」のゲームを多数量産。 コミックス・コード 法律により規制がかかる事を危惧したコミックス業界が作った自主規制コード。 コミックス・コードの導入によってコミックス業界が壊滅的打撃を受けた、という言い方をされる事もあるが、コミックブック自体がコード導入直前から既に斜陽化しており、コード導入はその一因にすぎない可能性もある。また、コードによる規制によってヒーローコミック以外が死滅した、等と言われる事もあるが、その前にも後にも様々なジャンルのコミックが発行され続けている。 ただし、当時人気だった怪奇系コミック、犯罪系コミックが規制によって大打撃を受けた事は間違いないようだ。 性に関する表現として、「正常な」セックスや裸体の表現だけでなく、女性の性役割なども規定されていた。このため女性解放運動などにより、規定されていた「良い女性」を続けざるをえない作品の人気が衰え、1970年代に恋愛/女性/ロマンスのジャンルが、(アーチーを除いて)「絶滅」してしまう。 70年代に入り、米政府は麻薬撲滅キャンペーンにコミックを利用できないかと考え、MARVELに打診するが、麻薬を描く事が規制にひっかかるという問題が発生。MARVEL編集部はここでコードを無視して発行する、という決断をするが、別段これが問題となる事はなかった。ただし最初にコミックスコードなしで出版しようとしたMAXレーベルの「Alias」が、印刷所から拒否されて困ったということがあった。 1980年代頃からコミックス・コードを付けないコミックが出され、2011年にDCコミックス、アーチーコミックがコミックス・コードを付ける事を止め、全ての出版社がコミックスコードを付ける事はなくなり事実上の廃止となった。これに代わって各社が独自のレーティングシステムが導入し、より表現の幅が広がっている。メジャー誌で美少女の内蔵をぶちまけても問題ないようだ… ちなみにDCは40年の時点で社内に独自の規制を持っていたようだ。 (あくまでも噂だが)MARVELが「男女が全くの着衣のまま風呂桶に入ってしまう」というシーンを描いたところ、描き直しを命じられたため、「これではどんなものを描いてもダメ出しされる」ということで脱退したという話がある。 コミックストリップ 大雑把に言うと「新聞漫画」。日本で有名なのは『スヌーピー(原題 ピーナッツ)』や『ガーフィールド』等。歴史は長く、最初期の新聞漫画「イエロー・キッド」は、掲載紙(二紙)を揶揄する「イエロー・ペーパー」や報道姿勢を批判する「イエロー・ジャーナリズム」に名前を残したほど。 日本では新聞ごとに掲載する漫画が変わる(真画が販促の道具になる)が、コミックストリップは「シンジケート」などという代理店を通して掲載するため、いろいろな新聞などに同じ漫画が掲載される(後述)。 厳密に言うともっと広義の意味となる。詳細は wikipedia 参照。 シンジケートは、売上に対する歩合で利益を得ることが多く、また漫画家の利益を最大にする義務を負っており、さまざまなメディアに掲載させる必要がある。このため成功すれば、多数のメディアに掲載されることになる。なお媒体に縛られないように、著作権はシンジケートが所有する。 コミック「ブック」のキャラクターを用いたコミックストリップも、当然存在する。スパイダーマン、スーパーマン、バットマン、スターウォーズなどのコミックストリップもある。これらはコミックブックのコンティニティとは無縁に描かれている。 「XX年のスーパーマンの新聞コミック」など、コミックストリップをまとめて発行する書籍も存在する。 コロコロコミック ご存知日本最大手の児童誌。2014年にアニメ「ディスクウォーズ」のタイアップで読み切りのギャグ漫画「あべんじゃ~ず」を掲載した事がある。 地上波でMARVELアニメも続くようになった2017年、「フューチャーアベンジャーズ」の連載がスタート。 コンティニティ 継続性の意、だが、アメコミにおいては「継続的な設定」等を指す。 変えるべきではない重大な要素が変更された場合に「コンティニティ無視」と言った具合に用いられる。 「コンティニティの枝葉末節に拘るより、全体的な流れ(キャノン)の面白さのほうが重要」(2015年のDC) <さ~そ> サイドキック ヒーローの相棒・助手を指す。スリの隠語が語源という説がある。「キック」はズボンの前ポケットのことで、ここに財布を入れられると掏るのが難しい、転じて「信頼できる」の意味になり、「横にいる信頼できる奴」ということになった。 また、酒場のけんかで「横から蹴りを入れる奴」からきたという説もある。 バットマンにおけるロビン、キャプテンアメリカにおけるバッキーなどが該当。サイドキック=年少者である必要は理屈上ないが、コミックでは読者を引き込む効果を狙い、年少者がほとんど(スター・スパングル・キッドのストライプシーが逆張りくらい)。 フィクションでは、ギルガメシュのエンキドゥ、ドン・キホーテのサンチョ・パンザなどが挙げられる。 ロビンの成功により、主にゴールデンエイジのDCで「ヒーローは、年少の同性のサイドキックを連れているもの」というパターンが生まれた。 ジャイブ 2000年代からアメコミを翻訳出版していた出版社。現在は翻訳出版を停止している。 元はタカラ系列の出版社であったため、トランスフォーマーの翻訳が充実していた。 DC、ダークホースの作品の翻訳が多く、小プロ翻訳休止時を支えるラインナップといえる。 「ヘルボーイ」の新刊のみが出ていたが、それもヴィレッジブックスへと移行した。 集英社 日本の大手出版社。小学館と同じ企業グループに属し、版権管理は小学館集英社プロダクションが担当している。 かつて「赤マルジャンプ」に一度だけ「SHI」の邦訳を掲載したことがある 「ジャンプSQ」にスタン・リー原案の「ULTIMO」が連載されていたり、マーベルキャラを描いたピンナップが掲載されたり、アメコミの影響が強い漫画が人気を博したりという側面もあるアポカリプスやガンビット、オメガレッドが不殺の流浪人と戦ったりとか アニメ人気が高いほか、ジャンプ自体の英語版が出ていたこともあり、アメリカでの認知度も高い作品も多い 就職先 ファンのスラング。 主にあぶれていたキャラクターがチームなどに参加する事を指す。 主婦の友社 日本の大手出版社。かつてはメディアワークスの親会社として「スポーン」等の邦訳を出版していた。角川書店のお家騒動で、角川書店から出版できなかったためと思われる。 「バットマン」のカバーアートの横に四字熟語を紹介した「自分と戦う言葉 BATMAN WISDOM」、「スーパーマン」のカバーアートの横でことわざを紹介する「世界を生き抜く言葉 SUPERMAN WISDOM」という謎の本を出版した「四文字の熟語で戦うバットマン」(by おかげ様ブラザーズ) しかもよく見ると「グリーンランタン」「JSA」「ワンダーウーマン」の表紙が混ざっている...謎だ。 シュライヒ ドイツの玩具メーカー。リアルな造形の動物フィギュアが世界的に人気。 2014年、DCコミックスキャラの固定ポーズフィギュアをリリースする。 ジュリアンパブリッシング 日本の出版社。女性向けジャンルの出版物を中心としている。 2015年、「ザ・フィフス ビートル ブライアン・エプスタイン ストーリー」と「LOBO ポートレイト・オブ・ア・バスティッチ」で海外コミック邦訳に参入。 小プロ 90年代からアメコミを翻訳出版している「小学館プロダクション」の略。なお、公式略称は「SHOPRO」とのこと 本業は小学館関係の版権管理。ドラえもんやポケモン、名探偵コナンなどの版権を管理している。 現在は「小学館集英社プロダクション」に社名変更、同じ企業グループの集英社の版権管理も行うようになった。そのおかげもあってか一時休止していたアメコミ翻訳が本格的に再開、絶版翻訳アメコミ本の復刊も続々と行っている。 「マーベルキャラクター大辞典」を3000部限定にしたことで、転売屋の横行を許す事となった点では賛否両論があった。 出版部門の元編集長がTwitterの個人アカウントで本決まり前の刊行予定などをつぶやきまくっており、WEB広報にも積極的。「バットマンだらけと言われてるけど、これからデッドプールだらけと言われるかも」発言等、そのフットワークの軽さには定評がある。 突然Twitter上で邦訳希望タイトルのアンケートを取り始めることもあるので注意 一番売れたタイトルは「ウォッチメン」(復刊版)、最速増刷決定は「デッドプール:マーク・ウィズ・ア・マウス」の模様。 2015年、突然刊行タイトル数が激増。月に6冊ずつ発売するという、財布と本棚から嬉しい悲鳴が上がる状態となっている。 米国他では小学館、集英社本体とともに、"Viz Media"として活躍。小学館・集英社の日本のコミック類を出版している。 2021年度から日本国内の邦訳本販売が小プロに一本化され、他社から販売されなくなる。また、同時に2021年からは既刊・新刊共に電子書籍化を開始。事前に自社サイトで東京コミコンに合わせての無料配信キャンペーンが行われた事もあり、ComiXology等の既存媒体への日本語参入ではなく、自社サイトでの販売となる模様。 人事異動 チームメンバーが入れ替わったり、オンゴーイングを持ったりが重なる時を指すクロスオーバーイベントの後によく起こる。 新潮社 2000年代にマーベルコミックスを翻訳出版していた大手出版社。 映画化展開にあわせ、「アルティメットX-MEN」「アルティメットスパイダーマン」を中心に邦訳。「アルティメッツ」は小プロからの邦訳になった 市場拡大を目指し、小さいフィギュアつきコンビニ本(ペーパーバック)版の出版も行っていた。 擬音などまで翻訳してしまう姿勢は賛否両論分かれた。 スクウェア・エニックス 「ファイナルファンタジー」「ドラゴンクエスト」等で知られるゲーム会社であり、「少年ガンガン」等で知られる出版社でもある。 海外ゲームのローカライズも多く、アメコミ関係タイトルもいくつか存在する。 フィギュアシリーズ「プレイアーツ改」からはバットマンやアイアンマンをアレンジしたフィギュアが発売されているいわゆる「ノムリッシュ」なアレンジのため、好みは分かれるところだと思う。 ディズニーとのコラボシリーズである「キングダムハーツ3」に「ベイマックス」の登場が決定した <た~と> ダークホースコミックス(Dark Horse Comics) アメコミ出版社。マーベルコミックとDCコミック(ビッグ・ツー)に次ぐ規模の大きさの出版社。 「ヘルボーイ」や、フランク・ミラーの「シン・シティ」や「300」などを出版。 全体の規模感で言うと、イメージが3位で4位~5位争いをしている感じ。最近は規模縮小気味。 方向性は、1990年代の「ダーク」な雰囲気を持った作品を扱うとしている。 版権物・著作権のついた作品のコミカライズを幅広く行っている (Wikipedia) 。大人気の「子連れ狼」シリーズや「ああッ女神様!」など、一本釣り的に日本マンガの英訳を行っている。 2019年、長年出版されてきた蛮人コナン(マーベルへ)、聖少女バフィー(BOOM!へ)、兎用心棒(IDWへ)、グーン(作者のもつ会社アルバトロスへ)が相次いでダークホースから出版社を変更。何があった? タイイン 大規模クロスオーバーが展開されている時、各個人のレギュラーシリーズが関係している事を指す。 用例「今月のグリーンランタンコーズ#41はブラッケストナイト・タイインだ」。 ダイジェストサイズ TPBの版型の一つ。 通常の半分強程度の小ささで、10$以下の安価である事が多い。モノによっては紙と印刷の質が低い場合もある。 虹裏で人気の「パワーパック」でおなじみのサイズ。全年齢コミックが多い。 タイム・ワーナー 映画会社・ワーナーブラザーズが中心となった、DCコミックスの親会社。 グループ企業にはニューラインシネマ、3大ネットワークCBSとの合弁会社のCWテレビジョン、大人向けドラマで知られるケーブルTV局HBOがある。 社名はタイム・ワーナーのままだが、2013年に出版社であるタイム社を分離・売却している。 スーパーマンシリーズ等、海外ドラマの激安DVDBOXを販売しているが、中途で発売が止まっている物もあるので注意が必要。 タカラトミー 日本第2位の玩具メーカー。 「トランスフォーマー」の生みの親(「ダイアクロン」「ミクロマン」の変形ロボをアメリカで1ラインにまとめたもの)の他、かつて「ミクロマン」は「MICRONAUTS」としてマーベルからコミック化されていたこともある敵は「鋼鉄ジーグ」の頭部パーツを挿げ替えたものであった 90年代アニメ版「X-MEN」の放送時にトイビズ社のフィギュアの輸入販売を行っていた他、「ミュータントタートルズ」のフィギュア輸入販売も行っていた 一時期「ミクロマン」でスーパーマンなどのDCヒーローを発売していたことも 同社のゾイドをテーマに、マーベルUK(英国の支社だが独自コミックを出版していた)がオリジナルのコミックを出版。グラント・モリソンが書いていて、「ブラック・ゾイド」というストーリーは傑作といわれている。 竹書房 90年代X-MENアニメの地上波放送時に、日本人漫画家によるアニメ版のコミカライズを出版していた会社。 「本屋さんで待ってるぜ!」はこのシリーズのCM。全13巻。 あえて日本らしく、劇画からドタバタギャグまで、幅広い漫画家の幅広い作風でマンガナイズした内容だった。 表紙をめくるとやたらカッコイイ日本的作画のセル画キャラクターのシールが封入されていた。 「X-MEN MANGA」としてマーベルから英訳版も出ていた チームアップ 他誌にキャラクターが出張する事。 特に、他誌に有名キャラクターなどがゲスト的に登場し、一緒に活躍する場合を指す。 二人以上の「まず組まないだろう」と思われるキャラクターが組むコミックス・シリーズがあり、チームアップと呼ばれることもある。マーベルの「チームアップ」(有名なのはスパイダーマンと誰か)、DCの「ブレイブ&ボールド」。 ディズニー ウォルト・ディズニーカンパニーの項を参照。 電磁パルス EMP(ElectroMagnetic Pulse)ともいう。 相手の電子機器を停止させる時などに良く使用される。『魔法』の次に便利な戦術。 東映 日本を代表する映画会社のひとつ。 70年代、マーベルコミックスと提携して相互キャラクターを使用した作品の制作を行った。日本サイドでは(実写・漫画版)「スパイダーマン」、アベンジャーズの翻案として「バトルフィーバーJ」が作られた「バトルフィーバーJ」の次の「電子戦隊デンジマン」、その次の「太陽戦隊サンバルカン」までがマーベル提携作品扱いである 実写版スパイダーマンの巨大ロボ(レオパルドン)登場が後の戦隊シリーズの形式のベースとなったことでも知られるまさかレオパルドンが2015年に本家コミック版に登場するとはだれが予想しただろうか。 実現しなかったが、「シルバーサーファー」「ムーンナイト」「3-Dマン」も企画され、「ハルク」、「月光騎士(ムーンナイト)」(桜田吾作・作画)は漫画展開も行われた。3-Dマンと月光騎士は、野口竜のデザインイラストがあり、3-Dマンはレインボーマンの「化身」風、月光騎士は胸に黄色い三日月マーク(マーベルのムーンナイトは線だけ)で剣を帯びている。 最後はマーベルが権利を行使し、スパイダーマン、バトルフィーバーJ、デンジマン、サンバルカンをアメリカへ持って行った。サンバルカンを一推しにして、アメリカのテレビ局に売り込んだが失敗した。しかしハイム・サバン氏が(恐らくアメリカに持って行った)サンバルカンを見て米国での展開を考えており、十数年越しでスーパー戦隊シリーズを買い、米国展開である「パワーレンジャーズ」にして大ヒットした。もし売り込みに成功したら、10年早く、パワーレンジャーはマーベルのものだったろうと言われている。 子会社である東映アニメーションは、80年にはマーベル原作の「闇の帝王 吸血鬼ドラキュラ」「恐怖伝説 怪奇!フランケンシュタイン」のアニメを制作。80年代に「トランスフォーマー」「G.I.ジョー」(どちらも当時はマーベル作品)の制作を行った。 2014年、「ディスクウォーズ・アベンジャーズ」で再度マーベル作品のアニメ化を行った。 アメリカサイドではバンダイの超合金などのアニメ・ロボットの販促目的を兼ねたコミック「ショーグン・ウォリアーズ」が刊行された。→勇者ライディーンは東映動画の版権ではない(版権は東北新社)。従ってよく言われるように、「契約の一環でつくった作品」ではないと考えられる。 トゥモローズ・パブリッシング (TwoMorrows Publishing) コミックギーク御用達の会社。 アルターエゴ、バックイシュー等の雑誌やコンパニオンなどのムックを出している。 スペルに注意。 <な~の> <は~ほ> パイ・インターナショナル 美術書を中心とした出版社。 アダム・ヒューズ「カバーラン」、マイク・ミニョーラ「アート・オブ・ヘルボーイ」などの画集やBDなどを出版。 フランスで発行されたバットマン傑作選「バットマン・アンソロジー」を翻訳出版した。 ハードカバー(HC) TPBよりしっかりとした作りの豪華本。 表紙背表紙が豪華、使用されている紙質も豪華、本によってはTPBで収録されない設定資料集、ライター、ペンシラーのインタビューなどもついてくる。 ただし価格も豪華である。 ハズブロ 現在、マーヴェル関係のフィギュアを出している、元世界最大のおもちゃ会社。 マーヴェル関係のフィギュアの出来は波が大きい。 90年代の売れ残りフィギュアでよく知られているが、日本のファンにはむしろトランスフォーマーで有名か。 かって存在したブランドの一つ・ケナーはスーパーパワーズコレクション、レジェンドオブダークナイトなど、DCトイの歴史に残る名作を輩出した。 IDWがハズブロ・ヒーローズというコミックス・シリーズを担当しており、トランスフォーマー、G.I.ジョー(含アクションマン)、マイクロノーツ(日本のミクロマン)、ROM、M.A.S.K.といった作品がある。マイ・リトル・ポニー~友だちは魔法という女児(と大きなお友達)向け玩具、およびJEM ホログラムズなどもコミック化している。 パネル 日本で言う「コマ」。~ページ「5コマ目」、とするところを、「panel.5」と表記する。 バックイシュー 日本で言う「バックナンバー」。 またこの名前のコミックギーク向けの雑誌も存在する。出しているのはギーク御用達の出版社、トゥモローパブリッシング。 バッドガール "Bad Girl"「悪い女」の意味。 1990年代に起こった「ビキニなどを着て肌を露出させたおねーちゃんが、デカい武器(剣や銃)を持って暴れ回る」というジャンルの総称。 そのジャンルに出てくるような女性像イラストを、「グッドガール・アート」に対して「バッドガール・アート」と呼んだりする。 「レディー・デス」(Chaos! Comics→Coffin Comics)が典型とされる。 バリアントカバー 中身が同じ本で表紙だけ違う物が複数発行される形態の事。 バリアントを全て集めると1つの巨大な絵が完成するというあくどい形でも使われた。 一時期流行った、マニアから搾り取ろうという商法であるが、程なく廃れた。 フィギュアの色違い(同一商品扱い)などを指してバリアントとも言う。 2015年、マーベルが日本人漫画家・イラストレーターを起用した「マンガ・ヴァリアント」を実施。グリヒル、タケダサナといったアメコミで活躍するアーティストに加え、寺田克也、麻宮騎亜、内藤泰弘、村田雄介といった人気漫画家・イラストレーターが多数参加した。なお、描きたいキャラを選んで描くという形式で、どのタイトルの表紙に使われるかは作家側ではわからなかった模様 単に絵が違うだけでなく、文字の入っていない表紙(バージン)、その時の一押しのキャラクターが関係ないタイトルに使われる(例えばMJがアベンジャーズのタイトルに使われるなど)、装幀が豪華(金色の文字を使うなど)、絵でなく写真を使う、絵のバリエーションが30以上、一定の確率で入っており注文ができない(やり過ぎて「賭博」扱いになったケースもある)、絵の描いていないもの(ブランク)など、いろいろなものがある。 バンダイ 言わずと知れた日本最大のおもちゃ会社。 90年代末頃から一時はハズブロと提携、X-MENやゴーストライダーやスパイダーマン等の映画フィギュアの輸入販売を行っていた。この時期のMARVEL商品は、日本側で日本語ラベルを貼って流通させていたため、現在でも見分けが付けられる。が、この時期でも日本語ラベル無しで輸入・流通販売された品も数多く存在する。 「ディスクウォーズ・アベンジャーズ」のおもちゃ・ゲーム展開を行っていた。玩具としてはゴム製メンコ「バチ魂」とアクションフィギュア「ハイパーモーションズ」、番組EDで出てくる変形玩具「ディスクチェンジ」をリリースしていた。番組EDで出てきた中でも、ワスプのディスクチェンジがリリースされなかったことでお察しを。 ゲームはデータカードダス「魂ロワイヤル」が3弾まで、ニンテンドー3DSのゲームがリリースされている。 アクションフィギュア「S.H.フィギュアーツ」シリーズでDCキャラはゲーム「INJUSTICE」版と「ダークナイト」「スーサイド・スクワッド」「ジャスティス・リーグ」、マーベルキャラはMCU映画版キャラをリリースしている。日本ではなかなか商品化されないホークアイやブラックウィドウも製品化され、アベンジャーズAOUのOPが再現可能になった。 「生き人形事業部」と呼ばれるほど、顔の造形のクオリティは他の1/12フィギュアシリーズに比べて高い。 人気のあるキャラや完全版を限定通販に回すいわゆる「プレバン商法」はコレクター泣かせである。 「S.I.C.」シリーズの流れをくむ「ムービーリアリゼーション」シリーズでは「スパイダーマン3」のスパイダーマン、「ダークナイト」のバットマンがリリースされた。このシリーズのバットマンのデザインはバットマンファンの漫画家・桂正和が担当している。 シリーズが中断していたが、「名将ムービーリアリゼーション」として和風アレンジされたダースベイダ―というわけのわからない商品で復活した。 ビクターブックス ダークホースコミックスのアメコミを翻訳出版していた出版社。 「シン・シティ」「ハードボイルド」「バットマンvsプレデター」の他、映画コミカライズものを中心に出版 コミック雑誌「スーパーコミックメーカー」では「コンクリート」「ヘルボーイ」などとともに日本の漫画も掲載していたが4号で終了。 ファイティング・アメリカン 星条旗柄のタイツに身を包むオリジナルキャラクター。 シールドを投げてはいけないという鉄の掟がある(裁判的な意味で)。実はキャップと同じくカービィ&サイモンのコンビが1954年に作ったキャラクター。当時としては珍しく、クリエーター・オウンドだった。 フォア・カラー 「4色」の意味。アメコミ、特にスーパーヒーローものっぽい奇想天外で「マンガっぽい」ストーリーや、コミック原作の映画・ドラマなどを指す。 昔は、印刷機の性能とコストの関係で、コミックスは(黒を入れて)4色で刷られており、現在よりも派手だった。 このため、コミックスの主流であったヒーローもののように「マンガっぽい・派手な」という意味で、「フォア・カラー」が使われる。 プレスポップ 国内・海外美術作家のアートディレクション・プロデュースに本や雑貨などの輸入販売を行う会社。 「ゴーストワールド」「ヘイト」「ザ・デス・レイ」などのオルタナティブ・コミックの邦訳を多く手掛ける。 プレビューズ ダイアモンド・コミック・ディストリビューターズ社がまとめている、自社扱いのコミックおよび関連グッズのカタログ。ダイアモンド・コミック・ディストリビューターズ社は、コミックスの卸売の会社で、紙媒体のコミックの約9割を扱っているといわれている。 2ヶ月ほど先に発売されるコミックやそれ関連のグッズが載った500ページ近いカタログ。 これを見て注文することで売り切れの可能性がある人気コミックや、入荷すら危ういマイナーなコミックを確実に入手することができる。 単なるコミックのカタログとして見ても楽しい。 巻末にはコミックやDVD、英訳マンガなどの売上の一覧も載せられている(現在はHP上に移動)。 ちなみにコミックスおよびグラフィックノベル(実質的にはTPB類)の売り上げは、バットマン関連のタイトルを1とする指数で表されている。 なお、プレビューズの出す売り上げは自社データのため、コミック・ショップ向けのコミックス(リーフ)中心であり、また他の流通網を使う会社(例:アーチー・コミックス)の全量は追っていない。このため、実際の売上高や売上金額を示した市場規模は、TPBなど書籍流通分を加えた、他の統計をみる必要がある。 プロッグ "Prog":イギリスの「雑誌」で、一回の雑誌に載っているタイトルの塊。わかりやすくいうと、日本のマンガ雑誌の一回の掲載分のようなもの。 イギリスでは、アメリカと違って一タイトルがまとまったリーフではなく、数タイトルが掲載される「雑誌」の形態が多い。 アメリカでは基本1カ月に一作だが、イギリスでは週刊が基本でカラー作品も多い。このため一回の掲載分が8ページなどとなる。 そこで雑誌○○号のプロッグから××号のプロッグを読んで、追ってくれという読み方になる。 例えば、「2000AD」のジャッジドレッドの、イギリスでの掲載はこのように行われている。ただし人気作はあとでまとめ雑誌が出ているようである。 ペンシラー 日本で言うなら「原画担当」が妥当だろうか。鉛筆等で下書きする、作画の主役とも言える人。 ペン入れを別人が担当する場合、ペン入れ担当は「インカー」と呼ばれる。 ホステスケーキ 誰もが食べたがるもの。 ファッジー・アイシング! <ま~も> マキシシリーズ 少し長めのミニシリーズを指す。 大体が10~12話程度。 マクファーレン・トイズ トッド・マクファーレンが設立したおもちゃ会社。スポーンブームの火付け役。 既存のおもちゃおもちゃした造形のアクションフィギュアに不満のあったマクファーレンにより、リアルな造形と彩色のフィギュアを制作・販売。世界中にアクションフィギュアブームを巻き起こし、フィギュア造形のレベルをガレージキット並みに高めた。 現在はスポーンシリーズは休止、スポーツ選手や「HALO」などのフィギュアを制作・販売している。商品化権の関係で「ダークナイト・ライジング」に登場したフットボール選手のフィギュアをリリース、話題になった。 マックスファクトリー 日本のフィギュアメーカー。可動フィギュアシリーズ「figma」「ねんどろいど」で「アメイジング・スパイダーマン」「アベンジャーズ」「デッドプール」をリリース。1/12アベンジャーズアクションフィギュアは各社から出ているので、造形の好みに合わせてどうぞ。 マッドハウス 日本のアニメ制作会社。「獣兵衛忍風帖」などで海外人気が高いことでも知られる。 オムニバス作品「アニマトリックス」「バットマン ゴッサムナイト」に参加。 2010年代にはマーベルキャラのTVアニメ4タイトル(「アイアンマン」「ウルヴァリン」「X-MEN」「ブレイド」)を制作、日本でも放送される。 OVA作品「アイアンマン:ライズ・オブ・テクノヴォア」「アベンジャーズ・コンフィデンシャル:ブラックウィドウ&パニッシャー」も制作された。 マテル 現在、DC関係の「アクション」フィギュアを発売している会社。現・世界最大のおもちゃ会社。 現行のDCUCシリーズは狂ったようなマニアックさと、原型士集団フォーホースメンによる造形が素晴らしい。 マーベリック出版 70年代に日本初のアメコミ雑誌「月刊スーパーマン」を発行していた会社。 増刊号として「スーパーマン対モハメド・アリ」日本語版も発売していた。 魔法 マーベルでは説明の必要は無い。 スーパーマンの弱点の一つ。 何に使うつもりだったのかアラン・ムーアも修行していた。だがモリソンに鼻で笑われたと言う ムーアの魔法理論については「プロメテア」を参照のこと。 そういうモリソンだが、「一定時間に象徴に精神を集中させ、一斉にオナニーをすることで集団無意識を生み販売部数を増やす」というのは十分に近代魔術である。 マント 英語では一般的に「ケープ」と呼ばれる物。 スーパーマンなどアメコミのスーパーヒーローと言えば背中に付けたマントをはためかせているイメージを持つ方が多いだろう。だが実際の所はほとんどのヒーローはマントを着用していない。戦前戦後の(一部の)ヒーローのイメージを現代まで引きずっているに過ぎない。 「ウォッチメン」でも指摘されている様に、実際に着用するとドアに挟めるなどの事故が起きる可能性があるためオススメは出来ない。 ただし、ヒーローの象徴としてはまだ色あせていない。DCスーパーヒーローガールズ(Web版)の主題歌は"Get Your Cape On"(「あなたのマントを着けて」)である。 ミニシリーズ 数冊で完結するシリーズ。 全3~6号である場合が多い。 ミラクルマン コミック史上、最もコミック外の運命が数奇なヒーロー。元々はキャプテンマーベル(シャザム)のイギリス版だったが、色んな経緯を経てミラクルマンへと変化した。 ゲイマンとマクファーレンの間で綱引きされていたが、09年に元々のミラクルマンの作者に権利があることが判明。 あっさりとマーベルコミックスへ権利が移動した。 変身呪文が「キモオタ!」な事でも有名。 オリジナル展開になってからのライターは有名なあの人(ア○ン・ムー○)だが、マーベルへの権利移動時に「名前を出すな」「金はもともとの作者に払ってくれ」ということで「オリジナル・ライター」という表記になった。 ミント コレクター用語。保存状態を指し、「完璧(未開封・未読・出荷状態そのまま)」を意味する。 メディアワークス 90年代にイメージコミックスのアメコミを翻訳出版していた会社。 「スポーン」のアクションフィギュアブームを背景に、「ワイルドキャッツ」「GEN13」「ウィッチブレイド」も翻訳。 「スポーン」は27巻(号数でいえば#80)まで翻訳を続けていた。 「スポーン」「ワイルドキャッツ」でムーア作品を手がけることが多かったためか、「ウォッチメン」の翻訳版も刊行。絶版後は小プロによる復刊実現まで価格が高騰していた。 もともとは角川のお家騒動で生まれた会社であったが、色々あって現在はアスキー・メディアワークスとして角川グループの一社に。アメコミは刊行していない。 海外では、主にコミックスを"Seven Seas"、(巨乳の半乳など)主に性的な問題でレーティングが高いコミックスを"Ghost Ship"、ライトノベルを"Light Novel"として、主にアスキー・メディアワークス作品を翻訳・販売している。 メディコムトイ 1/6スケールフィギュアなどを販売している会社。ブロックフィギュアの「ベアブリック」が有名。 1/6スケールのリアルアクションヒーローズでは、ライミ版スーパーマンやダークナイトなどのアメコミ映画関連だけではなく、ジム・リー版スーパーマンやパニッシャーなども販売されていた。 1/12スケールのMAFEXではアメイジングスパイダーマン・アイアンマン・ダークナイト・DCEUキャラが製品化されている。 免許 多くのアメコミの舞台となるアメリカ合衆国は自動車社会であり、都市の中心以外では自動車の免許がないと生活できない。 多くの州では、16歳程度以上の未成年は、制限がある免許を取得することができる。例えば、農道は走れる、日没以降は走れない、など。 高校ぐらいになると、学校で自動車の運転を習わせるところもある。 卒業式のダンスパーティーに、男の子の父親が新車をプレゼントし、鍵を渡して好きな女の子を迎えに行かせる、というのが青春映画の定番である。 なお、某クモ男君は、高校時代からビルの間を伝わって移動していたので、免許を持っていなかったそうである。 <や~よ> <ら~ろ> ライター 日本で言うなら「原作(脚本)担当」が妥当だろう。ストーリー原作を担当する人。原作者。 リーフ 一般的なアメコミの出版形態。 32ページ、広告入り、フルカラー印刷が基本の薄い冊子状。 通常、ニューススタンドや専門のコミックショップで販売され、書店での取り扱いは少ない。 この通称は日本独自のもの。アメリカではコミックブックと呼称される リトールド 語りなおし。 大抵の場合、キャラクターのオリジンが変更される際に使われる。 リトル・ブラックブック 「黒い手帳」。 通常、社交界に出ているような男が持っていて、「寂しいときに相手をしてくれる女性の連絡先」ぶっちゃけSEXしてくれる相手の連絡先を書いている。 社交界で先輩から後輩に紹介されるものであり、筋の良い先輩につかないと、いい相手が紹介されないので、格がある。 転じて、「エッチな秘密の書いてある手帳」、あるいは「ただの黒表紙の小さな本」だけれど、なんとなくエッチな秘密を匂わそうとする場合に使う。ゴッサムに赴任してきたゴードン警視が、ブルース・ウェインに初めて会ったとき、「黒い手帳」をあらためるシーンが描かれたことがある。 「オークションにかけたら一財産築けるほど」の内容らしい。 リバース Rebirth。再生。 DCにおいてよく使われる。2016年にはついにユニバース全体がリバースした。 リミテッドシリーズ 刊行が一年程度と決められた期間限定刊行タイトル。 全12号前後である事が多い。 レーティング・システム 2001年から始まった推奨される読者を対象年齢別に分けたマーベル独自のシステム。裏表紙などに表記してある。 形骸化したコミックスコードに代わり、新たに始まった自主規制のシステムである。 ALL AGESは全年齢対象、Aは9歳以上推奨、T+は13歳以上、PARENTAL ADVISORYは15歳以上、MAXは18歳以上。 レトコン レトロアクティブ・コンティニュティの略。つまり「後付設定」。 ゲーム「MARVEL HEROES」では、スキル配分をやり直すアイテムが「レトコンドライブ」と、捻ったネーミングになっていた。が、その後不便だと言う理由で廃止され、レトコンアイテム自体が無かった事にされた。諸行無常。 <わ~ん> ワンショット 読みきり号。一冊完結のストーリー。 ワイルドストーム・スタジオ(Wildstorm Studio) ジム・リーの制作スタジオ。 傘下レーベルとしてHomage Comics(「アストロシティ」)、America's Best Comics(「プロメテア」等)を持つ。 「ワイルドキャッツ」「ストームウォッチ」などの作品をイメージコミックで生み出してきたが、まるごとDCに移籍。当初は別アース扱いだったが、これらWSのキャラたちは「フラッシュポイント」→New52以降、DCユニバースにそのまま組み込まれることになった。 <その他> # 刊行ナンバーを示す記号。第123号なら「#123」と言った具合。 * 脚注マーク。作中にこのマークが付いていた場合、コマやページの端に解説が付いている事が多い。 「先日の戦いでは~~だったが*」>端に<第××号参照> と言った具合。 ”” フキダシではないナレーション・モノローグ枠内に人物のセリフが入る場合によく付く符号。 ページの終わりに「今頃きっとあいつらも…」とフキダシが入り、次ページで場面転換し、別チームが戦っている場面で ”頑張ってるはずだ!”と続いたり、喋っている当人の姿が無いシーンでセリフが用いられる場合によく見受けられる演出。 [ ↑このページTOPへ ]
https://w.atwiki.jp/studentx/
現在の項目数→1934 検索 →メニューを開く →作成待ちの項目一覧ページへ みんなの楽しいアメコミwiki。マーベルやDCの原作・映画などの知識を共有しよう。 誰でも記事を編集したり新しい記事を作ったりできます。テキスト編集は登録不要。画像追加には登録が必要です。登録といっても画像機能の濫用を防ぐためなので料金などは発生しません。 知っていることを一行付け足したり、誤字脱字を訂正するだけでも有意義です。どんどん加筆修正してください。ただしネタはネタと分かるようにしましょう。他サイトなどからのコピペはやめましょう。 有志の編集協力者を募集しています!いつでも大歓迎! since 4/26,2012 8年間続いたアンケートは役目を終えたように思ったので終了しました。みなさまご協力ありがとうございました。過去のアンケートはこちら 意見・要望コメント欄 ご意見、ご要望、こんなページが欲しい!など何でもお書きください。 名前 コメント すべてのコメントを見る お疲れ様でした -- (名無しさん) 2023-05-01 10 24 55 8年前にメニューのバックが黒で見にくいというご意見があったので調整してみました。 -- (かんりにん) 2023-04-15 04 22 00 アンケートは終了してみました。上にも書きましたが、もう役目を終えたように思います。 -- (かんりにん) 2023-04-15 02 08 16 それもwiki形態の宿命なんで、気が付いたら修正しまーす -- (かんりにん) 2023-04-15 00 44 34 どうもです。何かたまにガンダムのページが大量に追加されてたりイタズラされてますよねw -- (名無しさん) 2023-04-14 14 36 25 ↓何なんでしょうね。近々修正します。 -- (かんりにん) 2023-04-13 03 45 29 11位の「゛」って何なんですか?いたずら? -- (名無しさん) 2023-04-11 18 32 07 いつの間にかwiki開設から10年経ってた 放置してるようで実はちょこちょこ更新してます -- (かんりにん) 2022-08-13 00 00 45 立川まんがぱーくに「アベンジャーズ・メカニカル・ストライク」「ゴッサムセントラル 狂気と嘲笑」を寄贈し、美瑛町図書館に「アベンジャーズ·メカニカルストライク」 「デッドプールVSパニッシャー」を寄贈したぞ!! -- (山田与作) 2022-05-08 04 16 51 美瑛町図書館の蔵書検索で検索してでてくる「スパイディ:ファーストディ」 「バットマン/スーパーマン シークレット·シックス」「デッドプールのレシピ ブック」「エターナルズ」は俺が寄贈したものだ!さらに立川まんがぱーくに 「シークレットリバース」を寄贈したぞ!! -- (山田与作) 2022-04-14 05 06 36 編集のやり方はこちら(折りたたみ表示) + ... まずはこちらをご覧ください。 @wikiの基本操作 用途別のオススメ機能紹介 @wikiの設定/管理 分からないことは? @wiki ご利用ガイド よくある質問 無料で会員登録できるSNS内の@wiki助け合いコミュニティ @wiki更新情報 @wikiへのお問合せフォーム 等をご活用ください その他にもいろいろな機能満載!! @wikiプラグイン @wiki便利ツール @wiki構文 @wikiプラグイン一覧 まとめサイト作成支援ツール 免責事項 このサイトで使われている画像の著作権は各作成者または各出版社、或はその両方に帰属し、無断複製、転載によって何らかの損害、不利益、また法的な処分を受けても、記事作成者、管理人、@wikiは何ら責任を負いません。基本的には原書からの引用であれば米国フェアユースの観点で使用するものとします。 またこのサイトで得た情報を使って何らかの損害、不利益を被ったとしても、記事作成者、管理人、@wikiは何ら責任を負いません。内容の正確性についても保証はしません。 このサイトは個人のファンサイトであり、マーベル、DC、その他出版社とは一切関係がありません。 管理人メールアドレス maskmandear@yahoo.co.jp pageview - today - total - yesterday
https://w.atwiki.jp/nijiame/pages/368.html
アメコミ読みの掟だ! 一つ、好きなキャラが死亡した場合、あきらめず復活を待つこと 一つ、好きなキャラがライターの玩具にされても泣かない 一つ、いきなりゴリラが出てもよいゴリラかわるいゴリラか確かめること Qアメコミって終わらないんでしょ?どうすれば良いの? 基本的にコミックはオンゴーイング、ミニシリーズ、ワンショットで構成されてる 「終わらない」のはオンゴーイングと呼ばれて、毎月1話ずつ連載されているもの(打ち切りはあり) このオンゴーイングシリーズでは3~6話ぐらいでストーリーアークが組まれていて、 1つのストーリーアークごとに話がひと段落するようになってる TPB(単行本)は基本的にそのストーリーアークごとに収録される事が多いので、 単行本を1冊買ってみるのが良し Q何から読んだら良いかわからない まずは好きなキャラクターを見つけること そうすればそのキャラクターを追っていくことで読むことにも慣れるし、 そこから別のキャラクターに興味が湧いて来れば、そっちを追うのも良いし 気に入ったキャラクターの昔の話を追うのもよし リーフカテゴリー区分 オンゴーイングシリーズ 打ち切りになるまで終わらない連載作品 基本的に6話程度で話がひと段落し、20話ぐらいで製作スタッフが変わる 一番主軸になる連載で、単行本も普通に1巻、2巻と言った形で発売されている ミニシリーズ 3~12話程度で終わる、連載期間が初めから決まってる作品 単行本としては1冊か2冊にまとめられることが多く、 話もそれだけでまとまってる事が多いので一番手を出しやすい 大型クロスオーバーの本筋もこれで展開される ワンショット 名前の通りの1話読みきり 単行本化される場合はミニシリーズやオンゴーイングの単行本の後ろに おまけで付けられることが多いので、これを目的に買うのは少し難しい
https://w.atwiki.jp/nijiame/pages/442.html
【人名編】 【単語編】 <A~Z> <あ~お> <か~こ> <さ~そ> <た~と> <な~の> <は~ほ> <ま~も> <や~よ> <ら~ろ> <わ~ん> <その他> <A~Z> J・マイケル・ストラジンスキー(J. Michael Straczynski)1954年7月17日 - ライター。 SFTVドラマ「バビロン5」の脚本・総監督でも知られる。全編を一貫した構想の下に制作、予定通り終了させた(米TV業界では極めて珍しい例)。 代表作「パワーズ」 スパイダーマンのワンモアデイを書いた後、DCへ移籍 現在は「ブレイブ&ボールド」誌で変な組み合わせのチームアップ話を書いている PUNPEE(ぱんぴー)?年?月?日 - ヒップホップMC、トラックメイカー、DJ。日本人。宇多田ヒカルのリミックスで全米2位のセールスを挙げるという快挙を達成。 ラッパーとしてのスキルはRHYMESTER・宇多丸も自身のラジオで紹介するほど。 アメリカンコミック好きが高じ、「LOBO」邦訳の監修を担当することに。「LOBO」がまさかの続巻発売、今後は「The Pro」などの作品の邦訳監修もやりたい模様 <あ~お> 秋友克也(あきとも・かつや)?年?月?日 - 翻訳家。「バットマン:キリングジョーク」「マーヴルズ」「キングダム・カム」「アストロシティ」等を担当。 元カプコンのグラフィックデザイナーで、「シェーキー」と呼ばれていた。カプコンスタッフにアメコミを布教しまくっていたことが「パニッシャー」「X-MEN」などの開発につながったらしい。 邦訳発売の予定がまったく経っていなかった頃に個人的に「キリングジョーク」を翻訳、訳文を友人のサイトに掲載していたこともある。 昨今はモデラー(主にスケールモデル)としての活動も多い(「タモリ倶楽部」出演も)水塗りアクリル塗装の普及を目指している かつてよくカプコンのシークレットファイルなどで顔出ししていた。見た目は怖いがいい人。 最近はガルパンおじさんとしても活動中。 アクセル・アロンソ(Axel Alonso)?年?月?日 - 2011年現在のマーベルの編集長 麻宮騎亜(あさみや・きあ)1963年3月9日 - 「サイレントメビウス」等で有名な日本の漫画家。本名の菊池道隆名義でアニメーターも。 DCと契約し、オリジナルのバットマンをマガジンZ誌で連載した他、MARVELの看板タイトルであるUNCANNY X-MENのアーティストを務めた事もある。 その他、一枚絵の仕事も多数引き受けている。 マーベルの企画「マンガ・ヴァリアント」に「Civil War #3」カバーで参加。この企画はリストアップされた描きたいキャラから選ぶ方式となっており、どのタイトルのカバーに使われるかは本人に知らされなかった模様。 天野喜孝(あまの・よしたか)1952年3月26日 - 日本人には説明の必要はないであろうアーティスト。「エレクトラ」を手がけた事がある。 「サンドマン」の特別編である「夢の狩人(Dream Hunters)」も手がけ、夢枕獏訳で邦訳も発売された。 アメコミのペンシラー経験は無いが「ロボテック」ではカバーアートを描いている。 アダム・ヒューズ(Adam Hughes)1967年?月?日 - アーティスト。 代表作「ワンダーウーマン」、「キャットウーマン」、「トゥームレイダー」、「スターウォーズ:レガシー」 ムチっとした女体を描かせると右に出るものはいない。通称アダヒュー。 日本でも画集が販売されるくらいの人気がある アマンダ・コナー(Amanda Conner)?年?月?日 - アーティスト。 代表作「パワーガール」、「Terra」、「ゲートクラッシャー」、「VAMPIRELLA」ハーレイ・クインの表紙でも知られる。中身も時々描く。 映画での人気にあわせ「ハーレイ・クイン」が日本でも邦訳された。 ツレ(夫)は多方面で活躍するライターのジミー・パルモッティ。 好きなように描かせると、目力があるというか、目のくりくりしたキャラになる。 アラン・ムーア(Alan Moore)1953年11月18日 - ライター。イギリス出身代表的なブリティッシュ・インベイジョン組で、先駆けとなったアーチスト。 代表作「ウォッチメン」、「V・フォー・ヴェンデッタ」、「バットマン:キリングジョーク」、「スワンプシング」天才的なライター。特に「ウォッチメン」はアメコミ最高傑作と呼ばれる。 怒らせると怖い。そして、何で怒りだすかわからない。急に魔術師に転向しようとしたりする。その魔法理論を盛り込んだコミックが「プロメテア」である 外見も怖い。あった人の殆どから「杖で撲殺されるかと」「指輪で殴り殺されるかと」とか言われるくらい怖い。 「二度と俺に映画の話をするな!」 ニール・ゲイマン曰く「脳内TwitterができるからTwitterをやる必要がない」らしい 「ミラクルマン」では色々あった末「名前を出すな」ということになって、「オリジナル・ライター」表記になった クトゥルーものコミックである「ネオノミコン」が邦訳予定になるも、発売中止になってしまった・・・ 2015年、100万語を超える長編小説「Jerusalem」を20年かけて書き上げた(2016年刊行予定・邦訳は未定) アレックス・ロス(Alex Ross)1970年?月?日 - アーティスト。写実的なタッチは当代最高との呼び声も高い。 代表作「マーベルズ」、「キングダム・カム」、「U.S.」、「ジャスティス」 カラリストとしての仕事や、「アストロシティ」キャラクターデザインなども手掛ける ライトテカテカの仕事場は頭髪によろしくないということを身をもって教えてくれる人。 その写実的なタッチは家族・知人などをモデルに撮影した写真を元にしている。「バットマン:ハーレィ・クイン」表紙のジョーカーは自分自身がモデルであり、「キングダム・カム」のマッケイ神父は父親がモデルである。 ハル出させてよ→今死んでるから駄目、カイルなら良いよ→じゃあアラン書くよ!と言う逸話をキングダムカムで持つぐらいにカイルがお好きではない方。 「ガッチャマン」「ウルトラマン」など、日本ヒーローを描いた作品もある。ガッチャマンのファンらしく、仕事部屋?に大鷲のケンの等身大フィギュアがあるとか。「ガッチャマン」のDVD(アメリカ版でなく、日本の作品を収録したもの)のおまけインタビューで、ガッチャマン愛を語った。 ガッチャマンでは、ピチピチの股間を誤魔化さず、バイカーのようなものを履いてるように描いている。 最近はもっぱらカバーアート専門になっている模様。 自身のTwitterアカウントで過去のアートを公開していたりもする。 アンドリュー・ヘンリー・ヴァクス(Andrew Henry Vachss)1942年?月?日 - ハードボイルド作家兼弁護士。専門は児童の性的虐待・人身売買問題。 東南アジアでの児童売買をバットマンが追う小説「バットマン 究極の悪」を執筆。 黒い眼帯を常につけているというヴィジュアルも強烈だが、書く内容も強烈。 石川裕人(いしかわ・ゆうじん)?年?月?日 - 編集・翻訳家。株式会社ウィーヴ所属。 多くの邦訳アメコミの企画・編集・邦訳を手がけている。 「アメコミ番長」としてヴィレッジブックスのアメコミサイトでコラムを連載している。 数年がかりで、ついに「クライシス・オン・インフィニット・アース」の翻訳発売を実現させた 原語発音にこだわり「PUNISHER」の日本語表記を「パニシャー」に変えたが、ドラマ展開にあわせ「パニッシャー」に戻された 今石洋之(いまいし・ひろゆき)1971年10月4日 - アニメーション監督・アニメーター。トリガー所属。 代表作は「天元突破グレンラガン」「キルラキル」等。アメリカでも高い人気を誇る。 マーベルの企画「マンガ・ヴァリアント」に「Planet Hulk #4」カバーで参加。 ウィリアム・モールトン・マーストン(William Moulton Marston)1893年5月9日 - 1947年5月2日 ライター。筆名・チャールズ・モーストン ワンダーウーマンの原作者。 本業は精神医学者かつ弁護士。ハーバード大学院卒業で、嘘発見器の発明者。 おまけに奥さんはブリタニカ百科事典の編集者。 さらにもう一人の女性と、計三人で共同生活をしていたという逸話がある。三人による多重婚が世間的に問題になり、仕事をクビになってしまう。 この辺の話が、「ワンダー・ウーマンとマーストン教授の秘密」という映画になっている。 初期のワンダーウーマンはやたらと縛られ、そこから逆転するというシチュエーションが見られるのだが、高名な心理学者のマーストンだけに、何かしらの暗喩を込めていたのかも。 その他、ワンダーウーマンの腕輪や能力に関わる設定は、いろいろな隠喩があるとされる。 エド・ブルベイカー(Ed Brubaker)1966年11月17日 - ライター。 「キャプテン・アメリカ:ウィンター・ソルジャー」などで知られる 『死んだシーンが描かれてないってことは生きてても不思議はない』理論でバッキーを復活させた人。 「ファタール」など、クリエイターオウンドタイトルの邦訳も多い エドモンド・ハミルトン(Edmond Moore Hamilton)1904年10月21日 - 1977年2月1日 「キャプテン・フューチャー」でおなじみのスペースオペラ界の巨人。 1946年から1966年にかけて、編集者モート・ワイジンガーの誘いで「スーパーマン」と「バットマン」の原作を執筆していた(総計314編)。 そのうち特に有名なのは「Superman Under the Red Sun」(Action Comics #300, 1963)。 大友克洋(おおとも・かつひろ)1954年4月14日 - 日本の漫画家・映画監督。 代表作「AKIRA」でアメリカでも熱狂的なファンを持ち、「バットマン:ブラック&ホワイト」で「第3のマスク」を描く。 フランク・ミラーは彼の名前から「ロボコップ3」の日本企業の忍者ロボを「オートモ」と名づけた アラン・ムーアを押さえてフランスのアングレーム国際漫画祭最優秀賞を受賞していたりもする おがきちか1973年6月3日 - 漫画家。代表作は「Landreaall」。 マーベルの企画「マンガ・ヴァリアント」に「All-New Hawkeye #5」カバーで参加。 おしぐちたかし?年?月?日 - 漫画評論家。 元「まんがの森」新宿店の店長として、アメコミの輸入・紹介を行う。 メディアワークスからの邦訳作品などで紹介記事を書いていた。 小田切博(おだぎり・ひろし)?年?月?日 - ライター。 「戦争はいかに「マンガ」を変えるか」「キャラクターとは何か」著者。 「戦争はいかに~」で911後までのアメコミの歴史と変質を詳細に解説。 海法さんのアメコミBBSで絡まれるとめんどくさかった人、といえばわかる人も多いかもしれない。 小野耕世(おの・こうせい)1939年11月28日 - 作家・翻訳家。日本における海外コミック紹介の父的人物。 「月刊スーパーマン」や光文社のマーベルコミックから「マウス」「ボーン」といったオルタナティブコミックまでの翻訳を行うほか、アメコミに関する評論なども多数手がけている。 近年はコミックストリップ、オルタナティブコミック、バンド・デシネ方面の紹介が主になっている。 アメコミを持ち上げるためなら、日本のヒーローを適当に貶めても許されると思っている人。 <か~こ> ガース・エニス(Garth Ennis)1970年1月16日 - ライター。 代表作:「プリ―チャー」「ヘルブレイザー」「パニッシャー」「ヒットマン」 暴力描写に定評があり、「ヒットマン」誌で「セクション8」を生み出す。 実は得意ジャンルは戦記物コミックである模様。 カート・ビュシーク(Kart Busiek)1960年9月16日 – ライター。 代表作:「マーベルズ」「アストロシティ」「アクションコミックス」「JLA」「サンダーボルツ」 DC、MARVEL両方で活躍するライター。 ガードナー・フォックス(Gardner Fox)1911年5月20日 – 1986年12月24日 コミックブック草創期のライター。 現代に残る数多くのキャラクターを生み出した。 海法紀光(かいほう・のりみつ)?年?月?日 - 作家・脚本家・翻訳家。 「X-MEN」「サンドマン」「HITMAN」などの翻訳を担当するほか、個人Webサイト「Nori's Amecomi Page」とそのBBSはインターネット初期においてアメコミファンの集まる場になっていた。その分論争などのトラブルにも事欠かない場所であった 現在は株式会社ニトロプラスに所属、ゲームシナリオ・漫画原作・ライトノベル・TRPG作家として活躍中。夜刀史朗名義での18禁ゲームシナリオ執筆も行っていた 「翠星のガルガンティア」でアニメ脚本、「仮面ライダー鎧武」で特撮脚本家デビューも果たし、原作を担当した「ガンスリンガーストラトス」「がっこうぐらし」もアニメ化される Twitterでのセクション8(というか犬溶接マン)ブームの火付け役。 キング・リュウ?年?月?日 - アニメ脚本家。 「ディスク・ウォーズ:アベンジャーズ」シリーズ構成として、原作に対する愛情を感じられる脚本を執筆。 DWA終了後は「ドラゴンボール超」で脚本を担当。長いキャリアを持つ脚本家の変名らしいという話・・・。 グラント・モリソン(Grant Morrison)1960年1月31日 - スコットランド系イギリス人。ライター、アーティスト。 近年はDCで大型クロスオーバーなどを手がける。 あたまがおかしいひと「オレのコミックの売り上げを守るため、魔法の印を思い浮かべながら指定した時間に一斉にオナニーをしてくれ!」 宇宙人に誘拐された時に植えつけられた情報を世界に発信する為にコミックを書いてる作家。ちなみに宇宙人というのもあくまでわかりやすくした比喩で、本来は口に出せないものらしい。 代表作「バットマン:アーカムアサイラム」、「バットマン:R.I.P.」、「オールスター・スーパーマン」、「52」、「ファイナルクライシス」等多数アメコミ史と自分の体験を重ね合わせた評論書(?)「スーパーゴッズ」も邦訳された ブリティッシュ・インベイジョン組は、スーパーヒーローものはやらないと説明されるが、大抵「ただしモリソンは除く」と書かれる クリス・クレアモント(Chris Claremont)1950年11月30日 - ライター・SF作家。長年に渡ってX-MENを担当し、人気シリーズを盛り立ててきた。 X-MEN愛ゆえに独自の時間軸を作ってしまったり、自作小説に自分が生んだX-MENキャラを登場させたりしている グリヒル(Gurihiru) 個人名ではなく、二人組のユニット名。アーティスト&カラリストのコンビ。グリヒル・スタジオという呼び方もある。 主にペンシル担当のササキ(Chifuyu Sasaki)と、主にカラー担当のカワノ(Naoko Kawano)の、二人組日本人女流イラストレーション・ユニット。カラーだけの仕事も受けているそうである。 数年にわたって「パワーパック」を担当。 またダークホースで「アバター(エア・ベンダー)」を担当していた。 最近は「グウェンプール」のアートを担当。邦訳により、日本でも名前が広く知られるようになった。 2019年、遂にDCで"Superman Smash The Klan"を描き、スーパーマンのペンシルを担当。 丸っとした絵で主に全年齢タイトルを手掛けている。またディズニー系も描く。近年、マーベルのデフォルメキャラを担当。商品には"GURIHIRU"のサイン入りで売られている。 特にアメコミに入れ込んだことはないが、最初にアメコミに触れたのは邦訳の「スポーン」。第7巻に衝撃を受け、以後全巻購入。 最初コンピューターによる彩色と知らず、エアブラシによるものと思って「アメリカにはこんな彩色をする人がいるのか、すごい」と思ったそうである。 なお最初のアメコミ体験が「スポーン」であると海外で話すと、(現在の画風と大きく異なっているので)爆笑されるらしい。 桑田二郎(くわた・じろう、旧名:次郎)1935年4月17日 - 日本の漫画家。代表作「8マン」「まぼろし探偵」 「ウルトラセブン」「怪奇大作戦」「月光仮面」などのコミカライズ作品も多い。 60年代、実写ドラマ版放送に併せて「バットマン」のコミカライズを担当。2008年にアメリカで「BAT-MANGA!」として復刻。2013年に小学館より復刻版が発売された。 バットマンインクに登場する日本のバットマンである「未詳」の2代目の名前であるジローは桑田へのリスペクトである。また、バットマンガに登場していた、しにがみ男も同話に登場した。 ケンニイムラ(José María Ken Niimura del Barrio)1981年?月?日 - 日系スペイン人。アーティスト。 「I Kill Giant」でガイマン賞2位に輝くほか、日本語マンガとして「ヘンシン」を連載した。 マーベルの企画「マンガ・ヴァリアント」に「Weirdworld #4」カバーで参加。 コザキユースケ1978年5月12日 - 漫画家・キャラクターデザイナー。 代表作は「ファイアーエムブレム 覚醒」「ファイアーエムブレムif」「どーにゃつ」。 マーベルの企画「マンガ・ヴァリアント」に「Deadpool’s Secret Secret Wars #4」カバーで参加。 コヤマシゲト1975年12月2日 - イラストレーター・キャラクターデザイナー。 代表作は「トップをねらえ2」「エウレカセブン」「HEROMAN」。 「ベイマックス」にデザイン協力という形で参加する。 マーベルの企画「マンガ・ヴァリアント」に「Inhumans Attilan Rising #4」カバーで参加。 <さ~そ> 堺三保(さかい・みつやす)1963年?月?日 - 評論家・作家・翻訳家。通称「さんぽさん」 「ヘルボーイ」などの翻訳を担当するほか、「マーヴルクロス」でのアメコミの歴史解説コーナーを担当。「シンシティ」の全訳を行ったが、当初の発売予定からはかなり延期した アニメのSF考証(「宇宙戦艦ナデシコ」「エウレカセブンAO」など)、海外テレビドラマ紹介などの仕事も多い。 前職はNTTでの人工知能研究者、という一面も。 映画監督をめざし、アメリカに留学していたことも。現在は東京と大阪を行ったり来たりの模様。 ジーン・ペルク(Gene Pelc) Bios不明 マーベルのオリエント(日本および韓国)地区代表、総支配人。1970年代から1980年代に活躍と考えられる。 日本と韓国に対するマーベル商品の売り込みの窓口であり、また日本などの映画の輸入に関わっていたと思われる。 当時、マーベルは、韓国は市場として確保していたらしいが、日本に切り込むことができず、その先鞭として売り込みに当たった。 「フットワークの軽い人」と言われており、いろいろな会社に出入りして事業の拡大を計った。 石ノ森章太郎と関係が築けたらしい。なお、マーベルの雑誌EPICに、「石森章太郎(当時)のアート」を共著で書いている。 東映と「うちは出版社ではないけど、できることがあればやろう」という関係にこぎ着け、最終的に2年半(ものによっては3年、最終的に4年に延長)の契約で、「お互いのキャラクターを自由に使うことができる」という趣旨の契約を結んだ。 東映はこの契約に基づき、「スパイダーマン」「バトルフィーバーJ」(アベンジャーズを基に制作)を制作、さらに、直接キャラクターは使わなかったが、「デンジマン」「サンバルカン」まで共同で制作した。この時期の作品には「MCG」つまりMarvel Comics Groupの(C)マークが入っている。 また"Tome of Dracula"をベースに「闇の帝王ドラキュラ」を2時間スペシャルアニメとして制作した。なお、同時期に米国で描かれたコミックス"Shogun Warriors"は、「勇者ライディーン」が東映の版権でない(東北新社の版権)ので、東映との契約でつくられたという説は疑わしい。 スタン・リーは、「サンバルカン」を気に入り、契約に基づき米国で放送する準備にかかった。しかしTV局側で没にされた。 東京にローマ法王が来るということで、先行してきたマリンスキー神父と接触、ローマ法王のコミック作成にこぎ着けた。 テディ・ペルクという息子がおり、「大鉄人17」にゲスト出演した。後にテディ・ペルクは、リアルジャパンプロレスの海外担当などを勤めた。 ジェイ・リー(Jae Lee)1972年?月?日 - アーティスト。 黒ベタの使い方と鋭い描線が特徴的。小プロ版X-MENでも異彩を放っていた。 ジム・リーとも、スタン・リーとも、共に血縁関係はない。 ジェフ・ジョーンズ(Geoff Johns)1973年1月25日 - DCの人気ライターにして、チーフ・クリエイティブ・オフィサー(CCO) 彼が書くストーリーは「大抵1話で誰かが死ぬ」と恐怖される。 あのスーパーマン・プライムは現在彼専属のオモチャになっているとかいないとか「スーパーボーイプライムはゴキブリみたいな奴だよ!」 「フラッシュポイント」→「New52」でDCユニバースを一変させた 「ヤング・スーパーマン」「アロー」「フラッシュ」といったTVドラマにも参加している ジャスティスリーグ映画シリーズ(DCEU)にも参加が決定、「バットマン」新作を手がけるとのこと ジェフ・ローブ(Jeph Loeb)?年?月?日 - ライター、脚本家、テレビプロデューサー。 代表作「バットマン:HUSH」、「バットマン:ロングハロウィーン」、「スパイダーマン:ブルー」、「アルティメッツ3」特にティム・セイルとタッグで手掛けた作品の数々は好評である 映画ではあの「コマンドー」「ティーン・ウルフ」の脚本を担当。 人気ドラマ「HEROES」の脚本も手がけていたが途中降板。「Lost」脚本もこの人。 現在はマーベルテレビ部門の重役としても活躍中。 ジェラルド・ウェイ(Gerard Arthur Way)1977年4月9日 – ライター、アーチスト。 一般人的には、エモの代表的なバンドであるマイ・ケミカル・ロマンス(現在解散中)の元ボーカル。 元々、DCコミックスやカートゥーン・ネットワ-クのインターンとして働いていた しかし9・11の同時多発テロを目撃し、母親の家の地下でアニメをつくる生活をやめ、バンドを結成。以降の音楽活動については、ここでは論じない。 2008年にアンブレラ・アカデミーでアイズナー賞を受賞。 DCではヤング・アニマルというレーベル(インプリント)を立ち上げ、旗艦タイトルはドゥーム・パトロール。 マーベルでは、ペニー・パーカーの生みの親。 ニッポンオタクで、バンドの方から見ている人からだと「気持ち悪い奴」らしい。ドゥーム・パトロールのTPB第二巻の表紙でテリー・ノンに怪獣ダダのコスプレをさせたり、ヱヴァンゲリヲンをパクったリスペクトしたペニー・パーカーの話を書いたりしたところからも分かる。ちなみにテリー・ノンはブラザーフッド・オブ・ダダのリーダー、ミスター・ノーボディーの娘という設定。つまりダダとダダをかけている。 ジェリー・シーゲル(Jerry Siegel)1914年10月17日 – 1996年1月28日 ユダヤ系。 ライター。 「スーパーマン」の原作者。 あまりにもかわいそうな人。 ジム・シューター(Jim Shooter)1951年9月21日 - 本名:ジェイムズ・シューター(James Shooter) 毀誉褒貶の激しい人であることは確か。 家が貧しく、子どもの頃から何とか収入を得たいと考えていた。 入院したときにコミックスを読み漁って、「マーベルは面白いけれど、DCはつまらない」ということに気付く。 そしてDCに「マーベルのスタン何とかのやり方をすれば面白いものがかけます。だから僕を雇ってください」と手紙を書いたところ、小切手の入った封筒が返ってきた。 14歳からコミック作家として活動を開始。「レギオン・オブ・スーパーヒーローズ」(若手作家の登竜門となった)を皮切りに、DCで活躍。 1976年、マーベルにアシスタント・エディター兼ライターとして参加。 1978年、編集長に昇格。当時、スタン・リーがメディア(映画、アニメやドラマなどのTV事業など)に注力するため、ロサンゼルスを拠点にしたので、ニューヨークの本社側の責任者となった。 「ビッグ・バン」というキャラクターの刷新を企画。当時、マーベルのパロディーを描いていたフレッド・ヘンベックにマーベルキャラクター皆殺しを描くように依頼。ヘンベックは"Jim Shooter Destroys the Marvel Universe"と題してコミックを描いた。 コミックス作家としての能力は否定できない。しかしマーベル時代は、周囲から「俺たちを子ども扱いするな」という声が出ていたほど、人間関係は良くなかったらしい。 1987年、マーベルを退社。ものによっては「クビ(Fired)」と書かれるほど。 マーベル・コミックスが身売りをしたとき、二番目に高い入札をした、という噂がある。 1989年、ヴァリアント・コミックスを設立。小粒ながら質を落とさないヒーロー・ユニバースを構築している。 ジム・リー(Jim Lee)1964年8月11日 - アーティスト、パブリッシャー。 代表作「X-MEN」「ワイルドキャッツ」「オールスター・バットマン&ロビン」 元ワイルドストームのトップであり、現在はダン・ディディオと共同でDCコミックスの共同経営者も務める。 生まれは韓国。「韓国出身の漫画家で、漫画界のテッペンとった男」と言われているとかいないとか。 スタン・リーとは何の血縁もない。 (Wikipedia) ジャック・カービー(Jack Kirby)1917年8月28日 - 1994年2月6日 本名(生まれたときの名前) ジェイコブ・カーツバーグ (Jacob Kurtzberg)。ユダヤ系。 アーティスト。通称キング。 代表作「キャプテンアメリカ」、「ファンタスティックフォー」、「Xメン」、「ニューゴッズ」などアーティストとしてだけでなく、X-MEN初期のストーリーにも大きく関わっている。 出版社によって原稿を紛失された枚数世界第一位の誇りも高き、”キング”。コミック界のピカソ。原稿返却問題で揉め、MARVELと対立。ファンの間にも波紋を広げた。 死後時間の経った現在でも人気は高く、コレクター向けの雑誌が出るほど。 力強い描写で知られ、スタン・リーの原作によるヒーローものが有名だが、後年は原作も自分で担当し、宇宙スケールの神話的作品を志すようになる。 ディッコを差し置いて自分がスパイダーマンをデザインした人物と主張していた。当初スタン・リーは、スパイダーマンのデザインをカービーにやらせる予定だったが、主人公が普通のティーンで、カービーが描く英雄のようなスタイルは似合わないとして、カービーをキャンセルしディッコに変更した。 ジュリアス・シュワルツ(Julius Schwartz)1915年6月19日 – 2004年2月8日 ユダヤ系。 編集者、編集長 DCの偉大なる編集者 ゴリラ押し。「ゴリラの聖人」らしい。 ジョー・ケサーダ(Joe Quesada)1962年1月12日 - Quesadaのカナ表記はカザーダ、カサーダとも。 マーベルコミックスの元編集長。ヒスパニック系人種としては初のコミック編集長である。 破産したマーベルをディズニーと並ぶ大企業に押し上げたコミック業界の功労者。 父親(祖父説あり)を肺ガンで亡くしており、タバコを嫌悪している。 その為、彼の編集長就任後のマーベルコミックではタバコをほとんど見かけないようになってしまった。2002年から「マーベルからタバコを一掃する運動」を始め、新作は無論、過去の絵も描き直しさせるようになった。 当初はヴィランのタバコはOKとされていた(「ヴィランは間違った選択をする」ため)が、後にヴィランもダメに。アルティメット世界のレッドスカルは、描き直しで自分の指を吸っているようにされた。 たまに大暴投をしてしまう困った癖がある。(「魔法だから説明の必要は無い」発言など。) マーベルに来る前は、イベント・コミックスにいた。マーベルが倒産したときに、一部のタイトルを外注して従来のコンティニティに関わらず描く「マーベル・ナイト」の編集を、ジミー・パルモッティと行う。その2年後、正式にマーベルの編集長に就任。 2011年に編集長の座を降りる編集長の在任期間はスタン・リーを除くと最長である ジョー・シャスター(Joe Shuster)1914年7月10日 - 1992年7月30日 ユダヤ系。 アーティスト。 「スーパーマン」の原作者。あまりにもかわいそうな人。 初仕事の際、はした金でスーパーマンの全権利をDCに委ねたため、原作者であるにもかかわらずほぼ全ての権利を失った。 兵役で従軍し、仕事から一時離れてから帰国した後、自身の相応の権利を求めて訴訟を起こしたものの、敗訴。DCをクビになった。 ジョー・マドレイラ(Joe Madureira)1974年12月3日 - アーティスト。代表作「アンキャニィXメン」「バトルチェイサーズ」 日本アニメの影響が強い絵でファンが多かったが、遅筆かつゲーム好きで、日本で言う冨樫的な扱いを受けていた。 一時コミックを離れ、ゲーム・アニメ制作のほうに移ったが復帰、マーベルで「アルティメッツ3」などを担当。 ジョージ・ペレス(George Pérez)1954年6月9日 - アーティスト。代表作は「クライシス・オン・インフィナイト・アーシス」等。 「アベンジャーズ」などの大人数が共演するコミックを描かせると右に出るものがいない。 ジョス・ウェドン(Joss Whedon)1964年6月23日 - ドラマの「バフィー・ザ・バンパイアスレイヤー」や「ドールハウス」の監督として知られる。 脚本家としては「トイ・ストーリー」でアカデミー賞候補に選ばれたことも コミックではAstonishing X-MENのライターを担当。ダークホースの「バフィー・ザ・バンパイアスレイヤー」のコミカライズには、直接関わっている。 「アベンジャーズ」監督として世界歴代第3位のヒットを飛ばすことに。「アベンジャーズ:エイジ・オブ・ウルトロン」まで監督を担当 ジョン・バーン(John Byrne)1950年7月6日 - アーティスト・ライター。代表作「Xメン」「スーパーマン:マン・オブ・スティール」「シーハルク」など。 70~80年代のアメコミ界を支えた大アーティスト。 「シーハルク」ではキャラクターとしてよく作中に登場していた。ときにはシーハルクにビルから放り出されるなど、体を張ったギャグも。 白浜鴎(しらはま・かもめ) 漫画家。代表作は「とんがり帽子のアトリエ」「エニデヴィ」 DC、MARVELで数々のヴァリアントカバーを手がける。「ULTIMATE END」(Dr.ストレンジ)や「DEADPOOL」「BIRDS OF PRAY」など 一番好きなヒーローはアクアマン。 秋葉原のアメコミショップ「brister」のマスコットキャラデザインも担当。 講談社COMICSが、2019年のFCBD用のコミックで、収録三作のうち一作を白浜作品にすると告知。2019年に「とんがり帽子のアトリエ」が英訳・販売された。 杉山すぴ豊(すぎやま・すぴ・ゆたか) 評論家・ライター。ブログ「MARVEL VS Hollywood」でアメコミ映画最新情報を発信している 「アメキャラ系ライター」としてアメコミ映画などについてのコラムを多く手掛ける他、TV・イベント出演も多数 本業は大手広告代理店のシニアクリエイティブディレクター。カンヌ国際広告祭の審査員経験も アメコミ映画関連番組で異常に派手な格好のおっさんがいるな、と思ったらまずこの人で間違いない 「映画のトニー・スタークは人を殺さないヒーロー」という発言をしてしまう人 スコッティ・ヤング(Skottie Young)1978年3月3日 - アーティスト。代表作「New X-MEN」「ロケット・ラクーン」「AvsXベイビーズ」など。 ディフォルメキャラに定評があり、多くのヴァリアント・カバーを手掛けている。 「オズの魔法使い」のコミカライズも担当。賞を取っている。最近は「オズの魔法使い」ばりの魔法の国から帰れず、肉体は幼児で精神が40代になった暴力的な主人公のスプラッターコメディー"I Hate Fairlyland"を連載した。 2018年、ついにDeadpoolのライターに抜擢される。 スタン・リー(Stan Lee)1922年12月28日 - 2018年11月12日 本名(生まれたときの名前) スタンリー・マーティン・リーバー (Stanley Martin Lieber)、ユダヤ系。 ライター。マーベルのほとんどのキャラクターの原作者である。 度重なる映画のカメオ出演で顔を覚えてる人も多いだろう。サングラスと口ひげのおっちゃん。 度々口にするのは「私の作品の一番のファンは私だよ」という言葉。 本人曰く多くの設定は「手抜きの賜物」。科学の知識は無くても、ガンマ爆弾や宇宙放射線等の謎めいて語感のいい原因なら、科学的にスーパーパワーを理由付けなくてもいいだろう!という。ましてや突然変異なら何の説明がいるだろうか…と楽しげに語っていた。 マーベルの前身の時代から、発行人のマーチン・グッドマン(叔母の夫、ユダヤ系)を手伝ってコミック業界に入っており、この業界には14歳のときから関わっていると言われる。若いときの写真でタバコを持っているものがあるが、当人は喫煙者ではないそうだ。 ライターとして多作で有名で、「マーベル・メソッド」といわれる「最初と最後のコマを指定し、最後の台詞だけ決めておいて、あとはマンガ家に任せる」などの方法で乗り切っていた。 経営にも参加しろと言われていたが、「数字が嫌で」経営とは距離を置き、もっぱらライター兼(今で言う)エヴァンジェリトとして仕事をしていた。 サングラスと口ひげの目立つ格好で、コミックに関する広告塔を引き受けていた。 エクセルシオール!(精進せよ!)など、独特な軍隊的用語を使い、コミック・ファンに語りかけていた。 1980年代から1990年代にかけて、マーベル作品の映像化ビジネスに本腰を入れ、マーベル本社のあるニューヨークから西海岸に本拠を移す。 日本での東映との共作も大体この時期である。 しかし、マーベルの経営を巡って乗っ取り屋が攻めており、最終的にマーベルが破産してしまう。スタン・リーは、映画に関する貢献をマーベル社と裁判で争い、勝訴して大金を得ている。 MARVELでの仕事が有名だが、DCの関係者とも親交が深い。DCキャラを再クリエイトした特別編コミック"Just Imagine!"を出したこともある 現在アメリカでの日本漫画人気に危機感を感じたのか、逆に日本漫画の原作者として登場し地味に文化侵略中。 本人原作の日本漫画・アニメでもカメオ出演(作品によってはメインキャラ役も)を行っている。 「ベイマックス」でついにディズニーキャラクターに仲間入り。 2016年の東京コミコンの目玉ゲストとして来日、サイン会・写真撮影会をエネルギッシュにこなし他のイベントに飛び入りまで行なった。 現在の野望は「DCの映画化作品にカメオ出演すること」。 現地時間(ロサンゼルス)の2018年11月12日、95才で永眠。CNNの報道(*1)によると、その日の午前中に自宅からシーダーズ・サイナイ医療センターに救急搬送されたがそのまま亡くなったとのこと。 スティーブ・ディッコ(Steve Ditko)1927年11月2日 - 2018年6月29日 アーティスト。 代表作「スパイダーマン」、「ドクターストレンジ」など。自分がスパイダーマンをデザインした人物と主張している。 なお、スタン・リーは英雄的な画風のカービーをやめ、普通のティーンを描くディッコをスパイダーマンに割り当てたのは事実。 実は最初にスクィレルガールをデザインしたのが、ディッコ御大である。 またDC、というかCharltonコミックス系のヒーローでも有名。クリーパー、クエスチョン、キャプテン・アトムなど。Charltonコミックスはとりわけ原稿料が安かったらしいが、それでも精力的に描いていた。 サイケデリックな画風が60年代当時の大学生などに人気があったという。女の子の顔は総じて怖い。ドクターストレンジが魔法を使うときのサイケデリックな絵が流行した。 ステファン・セジック/ストゥイエイパン・セイジ(Stjepan Šejić)1981年11月27日- アーティスト。 代表作「ウィッチブレード」、「サンストーン」など。 セクシーな女性を描くアーチストで、「ウィッチブレード」本編では最も長い巻数を担当。 クロアチア出身。アメリカでも名前の発音が難しいらしく、「ところであなたの名前ってどう発音するんですか?」と会う人ごとに聞かれる。英語で書くと、"ST-YAY-PON SAY-ITCH"が近いが、姓はさらに"Sage"と韻を踏んだ発音と本人から指摘されている。 従って、邦訳の「サンストーン」では「ステファン・セジック」としているが、原音主義に従えば問題あり。 奥さんのリンダもコミック・アーチストである。 スーパーログ(Superlog)?年?月?日 - 日本人イラストレーター。Tシャツ、フライヤーなどで活躍。 「ロケット・ラクーン&グルート」などでヴァリアントカバーを手がける。グルート内部図解カバーでアメリカ本国でもかなりの人気となった模様 <た~と> ダーウィン・クック(Darwyn Cooke)1962年11月16日 -2016年5月14日 アニメーター、アーティスト、ライター。 代表作:「DC ニューフロンティア」「ビフォア・ウォッチメン:ミニッツメン」 アニメーターとしては「バットマン・ザ・フューチャー」のデザインを担当していた 惜しくも夭逝された。 高木亮?年?月?日 - 翻訳家 老舗アメコミサイト「アメコミくえすと」の管理人。 「バットマン:ノエル」「マーベル・アベンジャーズ事典」など、近年の小プロ邦訳コミックの翻訳も手がけている タケダサナ1977年?月?日 - 「X-23」などを手がける日本人アーティスト。 X-MENキャラ版桃太郎「X-MEN FAIRYTALES」のアーティストとして有名。 イメージコミックスで「Monstress」のアーティストとして活躍中。Boom!でジム・ヘンソン系のタイトル(「ダーククリスタル」など)のバリアントカバーを描いていた。 「たけださなえ」名義でキャラクターイラスト・絵本も手がける。 2018年 アイズナー賞 ベストカバーアーチストほかに「Monstress」でノミネート→アイズナー賞受賞。 ダスティン・グエン(Dustin Nguyen)1976年?月?日 - ベトナム出身のアーティスト。代表作「オーソリティー」「ワイルドキャッツ3.0」「バットマン」 ワイルドストームでデビュー後、DCでバットマンタイトルを中心に手掛ける 2012年にデジタルコミックとしてコミカルなディフォルメキャラの「バットマン:リルゴッサム」を手掛け、邦訳もされた ダン・ディディオ(Dan DiDio)1959年10月13日 - ライター、DCコミックス経営者(ジム・リーと共同で) 2010年までDCコミックス編集長を務めた 「バットマン:R.I.P.」後の「アウトサイダーズ」ライターも務める ティム・セイル(Tim Sale)1956年5月1日 - アーティスト。 「バットマン:ロング・ハロウィーン」「スーパーマン・フォー・オールシーズン」「スパイダーマン:ブルー」などジェフ・ローブとの仕事で知られる ジェフ・ローブの手掛けたドラマ「HEROES」での劇中のコミックや絵画も担当していた 所十三(ところ・じゅうぞう) 漫画家。「名門!多古西応援団」など不良少年を描いた漫画が有名 1998年~1999年、「SHADOW OF SPAWN」を電撃コミックガオ!(メディアワークス刊)に連載した。 トッド・マクファーレン(Todd McFarlane)1961年3月16日 - ライター&アーティスト。イメージコミックスの設立者。 スポーンの原作者で、ヴェノムのデザイナーでもある。 代表作「スポーン」、「アメイジング・スパイダーマン」 既存アクションフィギュアのスタイルの悪さや可動箇所の少なさが不満で、思い通りのアクションフィギュア化の為、自らトイメーカー「マクファーレン・トイズ」を設立。しかし、造形が向上していった分、どんどんギミックや可動といったアクション部分が犠牲になっていった。 イメージ設立、マクファーレントイズの大人気などで日本のニュース番組にも出演していた。 ミラクルマンの権利を横取りしてニール・ゲイマンと泥沼の裁判を繰り広げている。金が絡まなきゃ問題は無いのに、金が絡むと途端にダメ人間に……。結果、マーベルコミックスの介入でミラクルマン権利問題は解決、「スポーン」世界からゲイマンが産んだキャラであったアンジェラもマーベルに去った すっかりクリエイター色の強い出版社となったイメージ内で、現在も「スポーン」を続けている。 1998年にマーク・マグワイアが打った70号ホームランボールを、オークションで270万ドルで購入したことでも知られた。 <な~の> 内藤真代(ないとう・まよ) 翻訳家・デザイナー 「SHAZAM!」に惚れこんだ結果翻訳を持ち込み、小プロからの翻訳発売を実現させた 「ゴッサム・アカデミー」「グレイソン」「ティーン・タイタンズGO!」「アクアマン」の翻訳も担当。 SENの名前で同人活動も行っており、コミコンでジェフ・ジョーンズなどの「SHAZAM!」関連スタッフにイラスト集を持ち込むという行動派でもある 現在は大手ゲームアプリ制作会社でデザイナーを担当。ゲーム原作映画のエンドクレジットにも名前が載ったとのこと。 内藤泰弘(ないとう・やすひろ) 漫画家。代表作は「トライガン」「血界戦線」 大のアメコミ・アメトイ好きとして知られ、かつアメリカにもファンが多いことからお互いに影響を与え合っている具体的に言えば「血界戦線」の半魚人とか 「ヘルボーイ:魔神覚醒」邦訳本にイラストを寄稿の他、データカードダスゲーム「ディスクウォーズ・アベンジャーズ 魂ロワイヤル」3弾でヴェノムのカードイラストを描いている同ヴェノムのイラストがマーベルのマンガ・ヴァリアントカバーとして「ガーディアンズ・オブ・ノーウェア」#3表紙に採用される 中沢俊介(なかざわ・しゅんすけ) 翻訳家・編集者・ライター 小学館集英社プロダクション、プレスポップなどで邦訳・英訳を多数行うあのグラント・モリソンの奇書「スーパーゴッズ」の翻訳者でもある 夏目義徳(なつめ・よしのり)1975年8月23日 - 日本の漫画家。代表作「トガリ」「クロザクロ」 「バットマン:デスマスク」を描く。日本語版も刊行された。 弐瓶勉(にへい・つとむ)1971年2月26日 - 日本の漫画家。代表作「BLAME!」「バイオメガ」「シドニアの騎士」 2003年に「ウルヴァリン:SNIKT!」を描いたほか、「HALO GRAPHIC NOVEL」に日本人で唯一参加。 ニール・アダムス(Neal Adams)1941年6月15日 - ユダヤ系。 アーティスト。 代表作「バットマン」、「グリーンランタン&グリーンアロー」 60年代末に現れた天才的アーティスト。正確なデッサンを誇り、アメコミの絵柄を完成させたとまで言われる人物。 日本でも池上遼一、原哲夫などに多大な影響を与えた。 スーパーマンの最初の作者であるシャスターとシーゲルが窮状を訴えたとき、積極的に彼らを助けた(一説には「まるでスポークスマンのように振る舞った」)。現在では、スーパーマンのクレジットに、必ずシャスターとシーゲルの名前が入れられるようになった。 それだけの人物でありながら、70年代中頃、MARVELで最も不人気だった某作品は建て直すことが出来なかった。その作品のタイトルを「Xメン」といったそうな。なお、アダムスがその作品にしたのは、マーベルから(スタン・リーからも直接)「どの作品でもいいから好きに描いてくれ」といわれており、当時一番売れ行きの悪い作品を自分で選んだため。 ニール・ゲイマン(Neil Gaiman)1960年11月10日 - ライター。小説家としても有名。映画脚本も手がける。ブリティッシュ・インベイジョン組の一人。 代表作「サンドマン」「マーベル1602」、小説家としては「コララインとボタンの魔女」「アナンシの血脈」など。 これぐらい実力があれば、昔のちょいマイナーなヒーローを凄まじい踏み台に使っても誰も怒らない。具体的には二代目サンドマンと三代目サンドマン。本当に怒られなかったんだろうか、アレは。「カービィのサンドマンも大好きだったよ」……信じられん。 小説へ集中するためコミックから離れていたが、2009年にバットマンの最終回「Whatever Happened to the Caped Crusader?」(「バットマン:ザ・ラスト・エピソード」として邦訳)を執筆 アラン・ムーアとは親友同士で彼の作品ミラクルマンの続きの執筆を依頼された。が、トッド・マクファーレンとミラクルマンの権利について10年以上裁判闘争を繰り広げており、彼のコミックの売り上げの一部は裁判費用に使われている。マーベルコミックスの介入により上記の権利問題も解決し、ゲイマンの産んだキャラもイメージからマーベルに移動した ゲイマンのブログやTwitterにてムーアの動向を探る事が出来る。Twitterで日本人が描いたムーア女体化同人誌の存在を教えられて困ったりしていた。 日本では「もののけ姫」英語版の翻訳担当という形での紹介が多い。 2018年、いろいろと困ったことが起きているノーベル文学賞に対抗した、いわゆる新ノーベル文学賞の候補に名前が挙がっている。 <は~ほ> ピーター・デビッド(Peter David)1956年9月23日 - スパイダーマンやハルクの映画のノベライズも書いている。 ブライアン・マイケル・ベンディス(Brian Michael Bendis)1967年8月18日 - ユダヤ系アメリカ人。ライター。 マーベル復活の立役者の一人であり、現在も同社で多数の大型クロスオーバーを手がけている。 アメリカンコミックとしては珍しく、彼の『アルティメットスパイダーマン』は8年以上脚本が変わらないまま連載が続いていた。 代表作「U・スパイダーマン」、「サム&トウィッチ」、「デアデビル」、「ハウス・オブ・M」 2018年、突如マーベルからDCへ電撃移籍。 "JINXWORLD"という自作品のワールドを持っており、現在はDCコミックスからJINXWORLD作品を出している。 ブライアン・K・ヴォーン(Brian K. Vaughan)1976年7月17日 - ライター、脚本家。 代表作「Y・ザ・ラストマン」、「ランナウェイズ」、「ザ・フッド」 イメージコミックスの「サーガ」でコミック関係の賞を総なめにしつづけ、アイズナー賞殿堂入りを果たす。 脚本家としては「Lost」「アンダー・ザ・ドーム」などに参加。 フランク・ミラー(Frank Miller)1957年1月27日 - ライター、アーティスト。映画監督・脚本も担当。 代表作「デアデビル」、「300」、「シン・シティ」、「バットマン:ダークナイト・リターンズ」 「子連れ狼」など日本の劇画に出会い、衝撃を受ける。英語版の「子連れ狼」の表紙を描いただけでなく、自分も「Ronin」という劇画?を描いてしまったくらい。 善悪の狭間にいるヒーローや残酷描写など、影響が指摘されることも。 コミック規制運動に反対し、コミックショップが訴えられた場合は弁護費を出してくれたりもする。 しかし、コミック規制反対を訴えるポスターがまた、規制されそうな過激さという根っからの反骨精神。 当然、外見も怖い。「ソビエトの暗殺者みたい」と言われたとか言われて無いとか近年激痩せし、健康状態が心配されていた。 「ロボコップ2」の脚本で映画脚本家デビュー。カメオ出演も果たしている。自分がかかわっている映画にはカメオ出演するという出たがりでもある。「デアデビル」にも出演。 「シン・シティ」の共同監督という形で映画監督デビュー。敬愛するアイズナーの「スピリット」実写映画化で単独監督デビューも果たした。 ブルース・ティム(Bruce Walter Timm)1961年2月8日 - アーティスト、キャラクターデザイナー アニメ版「バットマン」「スーパーマン」などのキャラクターデザインを手掛ける他、コミックでも「バットマン:マッド・ラブ」等を手掛ける 「ジョーカーの恋人」ハーレイ・クインの生みの親でもある ディフォルメが利きながらもセクシーな女性キャラが魅力 フレッド・ヘンベック(Fred Hembeck) 漫画家(カートゥニスト)。 マーベルの広報誌などで、脱力系のキャラクターで、アバンギャルドなギャグを描いている。 膝や肘にナルトのような模様を描くことでも有名。 (ギャグで)マーベル世界のヒーローを皆殺しにする作品があるが、本当の黒幕はジム・シューター(当時の編集長)だった! なぜかマーベルのブラザー・ブードゥー(後のドクター・ブードゥー)がお気に入りのキャラクターで、いろいろ遊んでいる。 フレデリック・ワーサム(Frederic Wertham)1895年3月20日 - 1981年11月18日 ユダヤ人であり、ナチス台頭のドイツからアメリカに渡った。心理学者。心理学者としては、クレペリン(統合失調症と躁うつ病の分類を行い、今日のDSMの基礎を築いた)に深い影響を受けているほか、フロイトにも影響を受けている。 当時としては珍しく、黒人の精神病の治療をボランティアで行っていた。、 コミックブックがいかに子供の健全な成長にとって害悪になるかを説いた「無垢への誘惑」(Seduction of the Innocent)で世間を大いに賑わす。主な内容は、当時ヒーローものから売り上げの主軸となりつつあった「犯罪もの」などの暴力性であって、スーパーマン(ナチズム)、バットマンおよびワンダーウーマン(同性愛傾向)への言及はあまり多くはない。 ここから盛り上がったコミック排斥運動が、議会を動かし、コミックコード制定の原因となる。 ただし、ワーサム当人はコードの制定や表現の規制には懐疑的だった(というより、コミック業界ごときのことなど興味がなかった)。 最終的には、コミックブックサークルに対しては肯定的な感情を持つようになる。 彼の考え方は常に子供の健全な育成についてが中心であったが、そこから派生した論旨はどこか一般からズレ、論理の体をなしていない。要するにトンデモであった。 これは最後まで変わらず、上記のコミックファンとの関係も、ワーサム自身の「若者が、一つの趣味を中心に健全なサークル活動を行っている」という思い込み染みた想定を勝手に評価してのものであった。 初期のコミックス界とユダヤ人との関連の研究者は、ワーサムはドイツの裕福なユダヤ人であって、コミックス界で活躍していた(主に東欧出身の)貧しいユダヤ人を「清掃夫」のように恥じて見ていたという指摘をしている。 ボブ・ケイン(Bob Kane)1915年10月24日 - 1998年11月3日 ユダヤ系。 バットマンの原作者である。 言うことがコロコロ変わるが、結論は一つ、アイアムグレート。 スーパーマン訴訟の際の立ち回りの黒さも流石である。 未亡人曰く、「ボブはブルース・ウエインそっくりのプレイボーイ。特にアゴが似ている」とのこと。 <ま~も> マイケル・ターナー(Michael Turner)1971年4月21日 - 2008年6月27日 アーティスト。病により夭折した。 代表作:「ウィッチブレイド」「ファゾム」「スーパーマン/バットマン:スーパーガール」 露出度の高い女性キャラに定評があった。最後は自分のコミックス・スタジオ、今のアスペン・コミックスを設立している。 「アスペン」は「ファゾム」の主人公、アスペン・マシューからか? マイク・ミニョーラ(Mike Mignola)1960年9月16日 - カリフォルニア出身のアメリカ人。アーティスト・ライター。 代表作:「ヘルボーイ」、「バットマン:ゴッサム・バイ・ガスライト」「ウルヴァリン:ジャングル・アドベンチャー」 ディフォルメと陰影の効いた絵柄は日本を含めた世界中で人気が高く、「ヘルボーイ」はコンスタントに邦訳が発売されている。水木しげる御大も、生前「ミニョーラは絵がうまいから」と言ったとか言わなかったとか。 ストーリー面では、ラヴクラフトのクトゥルー神話を中心としたパルプSFへの愛情が溢れかえっている ギレルモ・デル・トロ監督の「ブレイド2」に美術監修で参加したのち、「ヘルボーイ」映画版2作ともにデザイナーとして参加。このため、元から遅筆であった「ヘルボーイ」の刊行間隔がさらに開くことになり、第2部ではストーリーとカバーアートのみを担当する期間も長かった現在はヘルボーイ第3部を2016年に完結させ、「ヘルボーイ」に登場した宇宙人のミニシリーズをスタート。 会う人ごとに「ヘルボーイの頭に付いている丸いのはなんだ?」と聞かれるので、その度に角を折る話を描かなくちゃいけない、とぼやいてるとか。ヘルボーイの頭の丸いのは、角の折れた跡です。念のため。 マーク・ウェイド(Mark Waid)1962年3月21日 – エディター、ライター。 代表作:「キングダム・カム」「キャプテン・アメリカ」「フラッシュ」「デアデビル」「アメイジング・スパイダーマン」 「エイジ・オブ・アポカリプス」「オンスロート」などのX-MENタイトルクロスオーバーにも大きく関わった フラッシュ達のパワーの源「スピードフォース」の設定を生み出した マーク・ミラー(Mark Millar)1969年12月24日 - スコットランド系イギリス人。ライター。 代表作:「アルティメッツ1・2」、「シビルウォー」、「ウォンテッド」、「スーパーマン:レッドサン」 マーベルゾンビーズは彼の発案である。 スーパーマンの次回作の原作を書くのは自分に決定していると豪語している。ちなみに未だ制作会社からの公式発表は無い。 フランク・ミラーとは何の血縁もない。 何故か動物愛護を訴えるスーパーマンの名作を書いたことがある 「ウォンテッド」「キックアス」「キングスマン」など映画化作品も多数 「ウォンテッド」「キングスマン」「スペリアー」「スーパークルックス」などは出版社をまたいだ共通世界(ミラーバース)を持っている2017年、Netfrixがミラーの作品群、ミラーワールドを買収。現在は他の出版社に委託する形でコミックスを出している。 マーヴ・ウルフマン(Marv Wolfman)1946年5月13日 - ライター。 代表作「ニュー・ティーン・タイタンズ」、「クライシス・オン・インフィナイト・アースズ」 マニア系ライターの元祖的存在で、DCユニバースの数々の矛盾を解消した、80年代DCを代表するライターの一人。 まだコミックス・コードが生きていたころ、本名の「ウルフマン」がコードに引っかかったことがある。 DCの印象が強いが、集団体制だったがマーベルでも編集長をやっている。 光岡三ツ子(みつおか・みつこ) 翻訳家・ライター・編集者 「クァンタム&ウッディ」「キックアス」等翻訳多数。 映画雑誌・パンフレットなどでのアメコミ解説も多数手掛ける 「RHYMESTER宇多丸のウィークエンド・シャッフル」アメコミ特集でゲストコメンテーターも務めるなど、メディア露出も多い 村田雄介(むらた・ゆうすけ) 1978年7月4日 - 漫画家 「アイシールド21」「ワンパンマン」作画担当の他、アニメ「マジンボーン」キャラクター原案も 集英社の企画で「スパイダーマンvsDr.オクトパス」のイラストを描き、マンガヴァリアントではスパイダーマン2タイトルを担当。 ヴィレッジブックスの邦訳版「スパイダーバース」でカバーイラスト描き下ろしを担当する ロックマン4(ダストマン)、5(クリスタルマン)で連続でボスデザインが採用されたという過去も <や~よ> 柳亨英(やなぎ・あきひで) 翻訳家・ライター。 企画・海外交渉・アニメの英語監修などを手掛ける他、イベント「アメコミNight」の主催を行う。 映画「ベイマックス」デザインにコヤマシゲトが参加するための通訳等を担当など、その活動は手広い 柳下毅一郎(やなした・きいちろう)1963年12月30日 - 特殊翻訳家・映画評論家。「バットマン:ダークナイト・リターンズ」「フロム・ヘル」「プロメテア」等の翻訳を担当ただし翻訳仕事の遅さにも定評がある 実在の殺人鬼などに詳しく、そちら方面の著書・翻訳が多い。 SF作家のR・A・ラファティ作品とサッカー(特に鹿島アントラーズ)をこよなく愛する 映画評論家としては、ダメな映画に関する評論が多い。「映画秘宝」の「はくさい賞」の生みの親町山智浩との「ファビュラス・バーカー・ボーイズ」としての映画評や、ダメな日本映画を見倒した「皆殺し映画通信」などの作品も「こんな映画誰が見るんだよ!」「俺だよ!」 大のクリストファー・ノーラン嫌いとしても有名 山下しゅんや(やました・しゅんや) イラストレーター。 コトブキヤからリリースされているフィギュアシリーズ「MARVEL美少女」「DC美少女」などのデザインを担当しているたまに最近の原作絵よりもアメリカンなアレンジになっているキャラもいるような・・・ スクイレル・ガールの邦訳「絶対無敵スクイレル・ガール ケモノがフレンド」の表紙にイラストが採用。表紙詐欺の声が多く上がった。 山根真紀(やまね・まき) Sparklight Comics 最高経営責任者・翻訳家。 出版社に縛られないクリエイター・オリジナル作品の存在を日本でもっと知ってもらいたい、と会社を立ち上げ、邦訳コミックを発売。 ゲーム・ビジネスソフトのローカライズ(日本語→英語)化を多数手掛けていた <ら~ろ> ライアン・ベンジャミン(Ryan Benjamin) ワイルドストーム→DCで活躍してきたアーティスト。 代表作「バットマン」「グリフター」「WILD C.A.T.S.」 東京コミコン参加のため来日した際、テレビ番組「YOUは何しに日本へ?」の空港インタビューに捕まり、インタビュー+その場でバットマンを描くということになった ロブ・ライフェルド(Rob Liefeld)1967年10月3日 - 人体工学と物理法則に挑戦し続ける天才アーティスト。 ケーブルやデッドプールをデザインした人物。 巨大な銃と数十個のウェストポーチと食いしばった歯が特徴的。 最近は異常に発達した胸筋を描くことでも有名になった。 ロバート・カークマン曰く「21世紀のジャック・カービー」。 二次裏はじめ、ネット上で変な愛され方をされる人物。 「デッドプールは俺様が考えた。ニシーザは俺と組めて運が良かったな!」と発言しライター陣を大炎上させる ロバート・カークマン(Robert Kirkman)1978年?月?日 - ライター。 代表作「マーベルゾンビーズ」、「ウォーキングデッド」 スーパーヒーローコミックとゾンビコミックで名を馳せたライター。 近年はスーパーヒーローゾンビコミックという新境地を開いてしまった。 現在はイメージに在籍、インビンシブルと言う持ちキャラがいる <わ~ん> <その他> [ ↑このページTOPへ ]
https://w.atwiki.jp/niconicomugen/pages/2615.html
「アメリカン・コミック」の略称。特にヒーロー・コミックを指す。 主にアメリカで発売されているコミックブックで、原型が出来たのは1930年頃と古い。 それ以前にもパルプ小説などがあったが、スーパーマンによってスーパーヒーローが誕生。 以来発展を続け、ジャズやハリウッド映画同様、現在では立派な文化の一つとして見なされている。 アメコミの中でも特に長編かつ、内容の濃いものをグラフィックノベルと呼ぶ事もある。 ここでは主にヒーローコミックを扱う。 特徴 アメコミにおけるヒーロー像 分類DCコミック(DC Comics) マーベル・コミック(Marvel Comics)アマルガムコミックス(Amalgam Comics) その他のアメコミダークホースコミック(Dark Horse Comics) イメージ・コミック(Image Comics) T.M.N.T ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズ(Teenage Mutant Ninja Turtles) アメリカンコミックの映像化 格闘ゲームにおけるアメコミ MUGENにおけるアメコミ 特徴 詳しい歴史については、Wikipediaに詳しい説明があるためここでは割愛する。 ストーリー上の特徴としては殆どが「ヒーローがヴィラン(悪党)をやっつける」というパターンである事が挙げられる。 謎めいたヒロインの秘密を探求したり、隠された歴史の謎を解き明かしたりといったものは少ない。 これは1960年代に制定されたコミックス倫理規定によりコミック内容に多数の規制が課せられ、 子供っぽい「ヒーローもの」以外が事実上販売できなくなった事による。 それ以前は西部劇、ホラー、ミステリ、ハードボイルド、海賊物、SF、少女向けの恋愛物など、 現在の日本マンガに匹敵する多ジャンルのメディア媒体として機能していた。 規制開始当初はヒーローもヴィランもテンプレートなものが多く、正に「子供向け」だった(と言うかそれしか描けなかった)が、 ベトナム戦争や読者層の成熟と共に、人種差別やマイノリティ、犯罪抑止論などの社会問題も積極的に盛り込まれ始め、 最終的にはアメコミ史上の最高傑作と名高い『ウォッチメン』『ダークナイトリターンズ』によってリアルな方向性が決定付けられた。 これらはアメコミヒーローのいる世界を徹底的にリアルに描く事で「大人にも通用する文学作品」という分野の開拓に成功したのだが、 同時に「バイオレンスな作品にすればヒットするのか!」という誤解を招く事になり、無意味に過激な作品が大量に出回っていた時期も存在する。 それに伴って1980年代後半から1990年代前半にかけては、やはり無意味にヒーローを痛めつけ、殺したり代替わりさせたりと言った流行もあった。 その後は各作品ごとの設定を整理したり、リセットしたりする事で再統合されているが、こういった事情に関しての詳細は後述にて。 基本的にヒーローやヴィランの多くは一般人よりも強く、特殊な能力を持っているが、 作品が極めて多く、連載年月が長いせいもあってか能力が非常に多彩であり、トップとボトムの差も激しい。 例えば、弱い方だと、 「弓がうまいです」(グリーンアロー) 「カンフー習いました」(クエスチョン) 「パワーがそれなりで空を飛べます」(ヴァルチャー) というようなもので、正直に言って鍛えた人間と同じレベルである。 逆に強い方だと、 「北欧神話の雷神トールです」(ソー) 「あらゆる原子を操作・分解・再構築できるし何やっても死にません」(Dr.マンハッタン) 「主食は惑星です、地球壊して食うけどいいよね?」(ギャラクタス) というレベルまで行く。時間移動や次元移動がデフォルトになっているキャラクターも多い。 「その国の漫画」の単位で括って考える分には日本も特に変わらないのだが、 このレベル差のある連中が同一世界観どころか同作品中で戦っているのがデフォという点が日本のそれと違う点であろう。 このように能力の上下幅は酷いが、能力的に低い奴が高い奴に勝ってしまう展開も無いわけではない。 その典型的な例がバットマンとパニッシャーだろう。 まずは相手の弱点をきちんと把握し、そこに焦点をあわせた装備と作戦を整える事で、 彼らは常人であるにも拘らず、スーパーマンを始めとする他の超人系のヒーローと互角以上に渡り合ってしまう。 また、著作権が作者ではなく出版社に帰属する上、連載期間が非常に長いため、 複数の作者が同じ作品を書いたり、別の作者が後を継いだりする事が普通にある。 それにより、アメコミのヒーローには「代替わり」や「無かった事」が比較的よく見られる。 グリーンランタンやフラッシュがよく代替わりした例である。 無かった事に関しては……。 スパイダーマンなんかは、メイおばさんが「あなたの正体を知っていたのよ」と言い残して亡くなる感動ストーリーの後、 実はメイおばさんは生きていた!と死んだのは偽者だった事にされ、一気にダイナシになってしまったり、 実はスパイディはクローンと入れ替わっててクローンと戦ったけど実はクローンが本物で別のヒーローになったんだけど実はクローンで…… と何を言っているんだかわからないと思うが、ライターにも読者にも良くわからない展開(『クローン・サーガ』)にされてしまったり、 歴史が長い人気キャラである為か、こういったアメコミ著作権の悪い部分を、一身に引き受けてしまっていたりする。 他にもスーパーマンが前述のヒーローを痛めつけるブームの際に殺されてしまったり、 バットマンも読者投票でジョーカーにロビンを殺されたり、脊髄を折られて一時期引退していたりする。 現在はバットマン、スーパーマンともに復活しているが、ファンの間でも賛否両論分かれる展開であった事は間違いない。 そのかわり、出版社が保有しているヒーロー同士のクロスオーバーが頻繁に見られたり、 また多種多様な絵柄、ストーリーを楽しむ事ができたりと、一概に悪い面だけではない。 他に、日本の漫画との大きな違いとして、以下が挙げられる。 執筆者が完全分業制(ストーリーの原案・原作担当であるライター、線画担当のペンシラー、ペンいれ担当のインカーなど) 複数タイトルが収録される日本の漫画雑誌とは違い、1タイトルごとに1冊の小冊子(リーフレット)で月刊ないし週刊発行される。 単行本はTPB(トレードペーパーバック)で発行される。映画のパンフレットのような造り、といえばわかりやすいか。 復刊タイトルや総集編などはハードカバーになる事もある。 基本的にフルカラー。 そもそもコミックという名前が「滑稽」という意味の言葉である事などからも窺えるが、 本国でも基本的にはコミックは大人の読むようなものではないとして低く見られがちである。 が、中には高く評価され文学賞を受けている作品も多数ある。 こちらは彼らにとっての“コミック”の範疇から外れるので、呼び名が“グラフィックノベル”に変わる事もあるが。 印刷報道、文学、作曲に対して与えられる米国で最も権威ある賞であるピューリッツァー賞を受賞した『マウス』、 最高のSF作品に贈られるヒューゴー賞を漫画作品で唯一受賞した『ウォッチメン』、 世界幻想文学大賞を受賞した『サンドマン』が顕著な例だろう(MARVELではない)。 また当然ながら日本のマンガ、特撮のヒーロー作品も多大な影響を受けている。 有名な例としては『仮面ライダー』の最初の対戦相手が蜘蛛男、蝙蝠男だったのは、 両方とも気味悪がられている生き物で怪人の素材としてもってこいという理由も当然あったにせよ、 偉大な先達にして著名な2人のヒーローを超えようという、製作者達の意志の表れと見る事もできるだろう。 また一時期、東映とマーベルコミックスは相互作品の使用契約を結んでおり、東映版が製作されたヒーローもいる。 また手塚治虫は少年時代、海外の漫画作品に強い衝撃を受けた事を語っているし、 鳥山明、荒木飛呂彦の作品は、擬音や演出などにアメコミテイストが顕著である。 他にも『るろうに剣心』の作者・和月伸宏は大のアメコミ好きで有名で、 同作にはガンビット、ベノム、アポカリプス、オメガレッドのソックリさんが登場していた。 また原哲夫や車田正美はフランク・フラゼッタ(コミックアーティスト、イラストレーター等)の影響を受けたという。 ちなみに1970年代には池上遼一氏による『スパイダーマン』が発表されていた事は有名なのだが、 1990年代前半には日本でもアメコミブームが起きていた為、スポーンやX-MENの翻訳の他、 ミュータントタートルズなどは日本独自の漫画が製作、販売されていたりもする。 長らく絶版となっていた『ウォッチメン』の再販が(翻訳アメコミにしては)ヒットした事を受けて、 同じく入手困難となっていた翻訳アメコミの傑作や、翻訳が待ち望まれていた作品などが次々にリリースされている。 一時期に比べてだいぶアメコミに触れやすくなっているのは、日本のファンにとって喜ばしい時代である事の証左といえよう。 アメコミにおけるヒーロー像 誤解されがちだが、アメコミにおけるヒーローとは「超人的な能力の保有者」の事ではない。 確かに誰も彼もが派手なコスチュームを着込み、凄い超能力を所持して戦っているように見られがちではあるのだが、 決して能天気に「HAHAHA」と笑いながら悪党をぶっ飛ばすだけがアメコミヒーローではないし、 バットマンやグリーンアロー、パニッシャーやロールシャッハなど、本当に常人並みの力しか持っていないヒーローも数多くいる。 性格も千差万別で、誰もが認める高潔なヒーローから、狂人にしか思えないようなヒーローも存在する。 では、一体ヒーローとは何なのか。 それは「正義とは何かについて考えながら、力の有無に拠らず、正義の為に戦う事を躊躇わない者」であると言えるだろう。 ――つまりは、人智を超えた力など無くても「世界をより良くするため」身体ひとつで大災害や凶悪犯罪に挑む消防士や警察官、 あるいは不正を暴こうとするジャーナリストや、発展途上国で活動する医師等の人々も、 コミックで活躍している者達と同じく「ヒーロー」なのである。 実際に、9.11で自らの身を省みず崩壊するビルに突入し消火・救助活動を行った消防士や救急士、 それにハイジャックされた旅客機を都市部に落とさせないためにテロリストに抵抗した乗客を描いたアメコミも存在している。 そして日本の漫画と大きく違う点として、アメコミの世界観はごく一部の例外を除いた全てが「現実の世界」を舞台にしている。 その為、幾らヒーローが大量にいようとベトナム戦争には敗北したし、9.11も阻止する事はできなかった。 つまり現実に対して、アメコミヒーロー達は無力という事が判明しているのだ。 だからこそ、彼らは9.11に対して己の命を顧みずに戦った「ヒーロー達」に対して敬意を払うし、 今もなおライター、編集者、そしてヒーロー達は一丸となってコミックの中でも戦い続けているのである。 たとえこの世に神はいなくとも、ヒーロー達は何処かにいる──そんな風に子供達に思ってもらえるように。 分類 アメコミの出版社は日本の漫画出版社と同じく複数存在する。まずはDCとマーベルの2大勢力から紹介しよう。 スーパーマン、バットマン、スパイダーマン、X-MENなど、有名なヒーロー達は大概がこの二社に所属している。 そのせいかどうか、アメコミを知らない人には「みんな同じ世界で活躍している」といった誤解を持っている人も少なくない。 これら2社は互いにライバル関係であり、基本的には没交渉だが、決して交流がない訳ではなく、 『Marvel vs. DC』や『パニッシャーVS.バットマン』のような、双方のキャラクターが競演する夢のような企画も存在する。 しばしば2ちゃんねるの「最強スレ」で話題になる「ブラザーズ」はこういったクロスオーバー企画の出身。 その延長として、双方の世界(というかキャラクター)が融合した「アマルガムコミックス」という悪夢のような企画もあったり。 DCコミック(DC Comics) DCコミックに著作権が帰属する一連の作品群。 アメコミ初のスーパーヒーローである『スーパーマン』を筆頭に、『バットマン』『ワンダーウーマン』『フラッシュ』『グリーンランタン』 『ティーンタイタンズ』『シャザム!』『アクアマン』『ホークマン』『スワンプシング』など、人気シリーズを多く抱えている。 スーパーマンのように完全に宇宙人のヒーローもいるため強いヒーローはとことん強いが、バットマンのような生身ヒーローもいる為、アップダウンは激しい。 また、作品同士はマーベルコミックほどキャラクターの流動は行われていないが、全てのキャラクターが集結するクロスオーバーシリーズ 『ジャスティス・リーグ・オブ・アメリカ(JLA)』(アニメではジャスティスリーグ)や『ジャスティス・ソサイエティ・オブ・アメリカ(JSA)』がある。 その他に神話的要素を盛り込んだ『サンドマン』などがある。 また、世界観を共有しない独立した作品として「オリジナルのヒーローが複数存在する都市を舞台にした」クロスオーバー『アストロシティ』や、 現実においてヒーローという存在を突き詰めた傑作『ウォッチメン』などがある。 話が進むに従って、ヒーローが戦後に登場したメインの世界に加え、 ヒーローが戦前から活躍している世界、ヒーローとヴィランの善悪が逆転している世界、 DCコミックス社が他社から権利を買ったキャラが存在する世界など、さまざまなパラレルワールドが作り出され世界間でのクロスオーバーも行われてきたが、 その結果設定が複雑になりすぎたため80年代に「クライシス」というイベントで数多くの作品で大幅な設定刷新が行われ、 設定レベルで「多数のパラレルワールドが一つになった」ため、単発の企画物やら外伝作品やらなどを除けば、 「基本的に」パラレルワールドなどは存在しなくなった。 そういった企画物としては「スーパーマンがソ連に落着していたら」「バットマンが19世紀に誕生していたら」などが存在する。 その中にはスーパーマンの復活を描いた『キングダム・カム』、同じく引退していたバットマンの復活を描いた傑作『ダークナイト・リターンズ』 『ダークナイトリターンズ・ストライクスアゲイン』なども存在する。 しかし2000年代に起きたイベント『インフィニット・クライシス』によって52の世界が誕生し、多次元世界観が復活した。 この世界はそれぞれ「Earth-1」「Earth-2」と番号が付けられている。*1 さらに2011年のイベント『フラッシュポイント』の最終話にて新たな展開が始まった。 これまでのクライシスのような設定の整理や変更にとどまらず、これまでのDCユニバースがリセットされ、 ヒーローが登場してから5年後という世界を主な舞台とした再スタートしたシリーズ、「NEW52」である。 これは作中的にもメタ的にも長期展開により広大化しすぎた設定や複雑化しているキャラ同士の関係性を取っ払い、 新規読者にもとっつきやすいものとする事が目的であり、コスチュームやキャラクターなどもやや現代寄りになっている。 一方で「5年後」が表す通り各作品におけるオリジン(ヒーロー・ヴィランとなったきっかけ)や一部の重大事件も既に起きた過去の事件という事になっている。 その後5年間のストーリー進行を経て2016年2月、再構成された世界観とフラッシュポイント以前の世界観、 そして全く違う世界観がNEW52を中心に融合した再リランチ『DCリバース』が開始した。 『スーパーマン』:弾丸よりも速く、機関車よりも強く、高いビルディングもひとっ飛びの鋼鉄の男が、街を、人々を、世界を救うために戦う。スーパーガール、スーパーボーイ、パワーガールなどのスピンオフがある。 スーパーマン、レックス・ルーサー、スーパーガール、スーパーボーイ、スティール、エラディケイター、ブレイニアック、ダークサイド、 ドゥームズデイ、ビザロ、パラサイト、ザ・サイボーグ、Mr.Mxyzptlk、ゾッド将軍、モングル等。 『バットマン』:ダークヒーロー・バットマンと犯罪都市ゴッサムシティの悪人達との物語。人の心の闇や異常心理に焦点を当てるようになる。『ティーンタイタンズ』のロビンは彼のサイドキック(相棒)である。代表作は『ダークナイトリターンズ』『キリングジョーク』。 バットマン、ロビン、ジョーカー、ジェームズ・ゴードン、バットガール、バットウーマン、キャットウーマン、ナイトウィング、アズラエル、 ペンギン、トゥーフェイス、リドラー、ミスター・フリーズ、ハーレクイン、ポイズン・アイビー、ラーズ・アル・グール、ベイン、スケアクロウ等。 『ジャスティスリーグ』:メンバーの数が多く、入れ替わりが激しいヒーローチームその1。DCヒーローてんこ盛り。 スーパーマン、バットマン、ワンダーウーマンのビッグ3の他、フラッシュ、グリーンランタン、マーシャン・マンハンター、 プラスチックマン、アクアマン、ホークマン、ホークガール、グリーンアロー、クエスチョン、アトム、ザターナ、アイス、ブラック・キャナリー等。 『ティーンタイタンズ』:有名ヒーローのサイドキックや同世代の若いヒーローで結成されたチーム。ジャスティスリーグ予備軍。 ロビン、ワンダーガール、キッド・フラッシュ、スピーディ、アクアラッド、スーパーボーイ、ワンダーガール、 スターファイアー、ビーストボーイ、サイボーグ、レイブン、 ジンクス等。 『ウォッチメン』:もしも現実にヒーローが登場したら、という仮定のもとに描かれたダークな作品。世界唯一の超人を除いて、登場するヒーローやヴィランは全員が常人である。 ロールシャッハ、ナイトオウルII世、オジマンディアス、二代目シルクスペクター、コメディアン、Dr.マンハッタン、初代ナイトオウル等。 マーベル・コミック(Marvel Comics) マーベル・コミックに著作権が帰属する一連の作品群。マーヴル、マーヴェルなどの表記のゆれがあるが、ここではマーベルに統一する。 2009年以降、マーベルは世界的に有名な「ウォルトディズニー」社の子会社になっている。 『スパイダーマン』『X-MEN』『ハルク』『ブレイド』などの日本でも有名な作品から、 『ファンタスティック・フォー』『キャプテンアメリカ』『アイアンマン』『ソー』『アベンジャーズ』 『ゴーストライダー』『デアデビル』『シルバーサーファー』『パニッシャー』など本国で人気の高い作品も備えている。 全体的に見て人間が突然変異でなってしまったヒーローが多く、インフレしたヒーローは少ない。……あくまでも少ないだけだが。 作品全体がゆるやかなつながりを持っており、ある作品のキャラクターが別の作品に登場する(クロスオーバー)事も多く、 また『インフィニティガントレット』や『オンスロート』などクロスオーバータイトルも多い。 映画でもアイアンマン、ハルクなどを経て、『アベンジャーズ』の公開に合わせて、映画内部でのクロスオーバーも開始された。 パラレル世界ごとにきちんと設定をしているDCコミックスと異なり、企画ごとに多数のパラレルワールドを作っているのも特徴。 その中にはプロフェッサーXが死亡した事でアポカリプスによって支配された世界(エイジ・オブ・アポカリプス)。 オンスロートの登場の影響によって生まれたミュータントの存在しない世界(ヒーローズ・リボーン)。 マグニートーの娘であるスカーレットウィッチの能力により改変された、 マグナス(マグニートーの本名)王家によって幸福に支配されている世界(ハウス・オブ・M)。 時代の流れによって古くなった設定を現代風に置き換えた世界(アルティメット)。 中には「人類が(ヒーローも含め)みんなミュータントになった世界(アースX)」や 「人類もヒーローも全員ゾンビになった世界(特別ゲスト:こいつ)(マーベルゾンビーズ)」、 「人類が存在せず、類人猿が支配する世界。ヒーローやヴィランもみんな猿(マーベルエイプス)」などのキワモノも存在する。 しかも、その世界間で更にクロスオーバーが行われたりするのでややこしくも面白いがDCコミックスに比べるとその頻度は低い。 他にも『WHAT IF』という「あの時・あの場面で、こんな事になっていたら……?」という話もいくつか存在する。 そして2012年には、企画した奴の脳みそがゾンビとさえ言われた『マーベル・ゾンビーズ』の翻訳が発売された。……されてしまった。 『X-MEN』:X因子の発現により先天的に超能力を授かった人々「ミュータント」。プロフェッサーXは社会から差別・非難されているミュータント達を匿い、また悪のミュータントやミュータント差別主義者と戦う「X-MEN」を組織する。人気キャラの個人タイトル誌や『X-FACTOR』『NEW MUTANTS』等シリーズは厖大で、設定整理の原因になった程。 サイクロップス、ジーン・グレイ、アイスマン、ビースト、エンジェル、プロフェッサーX、マグニートー、 ウルヴァリン、ストーム、ローグ、ガンビット、コロッサス、サイロック、ケーブル、ビショップ、ジュビリー、 ジャガーノート、セイバートゥース、センチネル、オメガレッド、シルバーサムライ、スパイラル、アポカリプス、グラディエーター、 ホワイトクイーン、サンファイア、バンシー、ナイトクロウラー、ストロングガイ、ダズラー、マロウ、デッドプール等。 『スパイダーマン』:等身大の悩みを持つ内気な主人公像が当時斬新だった。同年代の少年や若いオタク層に共感されヒット。スパイディのユーモア溢れる語り口も人気。パニッシャーや吸血鬼モービウス、クローク&ダガーも本作が初出。多種多様な並行世界のスパイダーマンとのクロスオーバーが多く、中には本家のレギュラーに出世した者も。一大クロスオーバー『スパイダーバース』には日本のスパイダーマンも出演した。 スパイダーマン、ベノム、Dr.オクトパス、グリーンゴブリン、ホブゴブリン、サンドマン、ヴァルチャー、 エレクトロ、キングピン、カーネイジ、ライノ、ミステリオ、リザード、スコーピオン、クレイヴン・ザ・ハンター、 マイルズ・モラレス、ベン・ライリー、スパイダーガール、スパイダーグウェン、スパイダーマン2099、スパイダーマン(Earth-51778)等。 『ファンタスティック・フォー』:史上初のオリジナルヒーローチームであり、人々に正体を明かしている珍しいヒーロー4人組。ヒーローに俗っぽい人間性を付加した最初の作品といわれている。Dr.ドゥームの宿敵。シルバーサーファーの初出でもある。 Mr.ファンタスティック、インヴィジブル・ウーマン、ザ・シング、ヒューマン・トーチ、 クリスタル、シルバーサーファー、 Dr.ドゥーム、サノス、ギャラクタス、スーパースクラル等。 『アベンジャーズ』:メンバーの数が多く、入れ替わりが激しいヒーローチームその2。MARVELヒーローてんこ盛り。 キャプテンアメリカ、アイアンマン、ソーのビッグ3の他、 ネイモア・ザ・サブマリナー、アントマン、ワスプ、ヴィジョン、ホークアイ、スカーレットウィッチ、クイックシルバー、 ブラックナイト、ワンダーマン、ミズ・マーベル、ブラック・ウィドウ等。 アマルガムコミックス(Amalgam Comics) 戦前より活動を続ける老舗出版社が各ヒーローを個別シリーズ化した――という設定のクロスオーバー企画。 マーベルとDCがクロスオーバーした結果、二つの世界(とキャラクター)が融合しており、 何処かで見た事あるようなないようなヒーロー達が多数登場する、架空のコミックシリーズとなっている。 例えば「ダーククロウ」というヒーローは、家族が強盗に殺されてカナダの孤児院で育ち、カナダ空軍に入隊。 そこでウェポンXの実験体となり、大富豪の御曹司として故郷に帰ってきた、つまりウルヴァリン+バットマン。 「スーパーソルジャー」は落着したロケットから発見された異星人の赤ん坊の死体から開発された超人血清を投与された事で誕生し、 ナチスドイツと戦った愛国ヒーローという、スーパーマン+キャプテンアメリカ。 ……などなど、トチ狂った面白いヒーローが続々登場しており、なかなか面白い企画である。 スーパーソルジャー、ダーククロウ、スピードデーモン、アイアンランタン、ビザネイジ、サノサイド等。 その他のアメコミ 上記2社以外で日本で知名度のあるものを挙げる。 ダークホースコミック(Dark Horse Comics) アメコミ界ではマーベル、DCに次ぐ第3勢力で、オリジナル物や映画やドラマのコミカライズ作品などを手広く扱う。 他の出版社と比べて、エログロバイオレンスと、やや大人向けな作品が多いのも特徴。 オリジナルでは『ヘルボーイ』『シン・シティ』『300』『マスク』など、映画化された作品も多い一方でコミカライズも手がけており、 『スターウォーズ』『聖少女バフィー』『エイリアンVS.プレデター』などを出版している。 また、日本漫画の翻訳も行っているが、『AKIRA』『ベルセルク』『新世紀エヴァンゲリオン 碇シンジ育成計画 』『ヘルシング』など、 やたらに「濃い」作品や「MANGA」オタク向けな作品が多く、さらにはゴジラを主役に据えたオリジナルのコミックも刊行している。 勿論あれとは違うので日本のファンも安心。 + ゴジラとアメコミに関する補足 実はゴジラとアメコミの繋がりはかなり強く、先述のダーク・ホースコミックスより前からMARVELにてコミックが刊行されていた。 マーベルコミックスの正史世界の日本にはゴジラが生息しているとされており、 これはマーベルが東宝に許可を取って設定した公式設定である。 ちなみに日本海には怪獣島が存在し他のアンギラス等の怪獣が生息しているのだとか。 東京でX-MENやチャンピオンズ、さらにはアベンジャーズといったヒーローチームと戦ったり、 マンハッタンを襲撃したゴジラをX-MENとファンタスティック・フォーの合同チームが追い返したりと複数回に亘って登場している。 ちなみに上述のヒーローチームはチャンピオンズを除いて超メジャーなヒーローチームである。 またマーベル世界に登場するS.H.I.E.L.Dという組織には、ゴジラ・スカッドなる対ゴジラ部隊が存在したり、 この組織が保有するヘリキャリアという巨大空中戦艦は実は対ゴジラを見越して建造されたという設定があったりする。 S.H.I.E.L.D、ヘリキャリア共にマーベル世界を語る上で絶対に外せない要素である辺り、 何気にマーベルの世界観の設定の根幹に関わっているのだ。 このシリーズには高さ227mのゴールデンゲートブリッジの主塔よりゴジラの背が高く描かれたシーンも存在する (半ば冗談混じりで歴代最大のゴジラとして挙げられる事も… さらに、2017年にはこの数字より更に大きな数字での身長が設定されたゴジラが登場している)。 2011年以降は主にIDWパブリッシングによるコミカライズが中心となっており、 代表作としては日本語翻訳版が刊行中の『ゴジラ:ルーラーズ・オブ・アース』などがある。 ゴジラ以外にも、アンギラス、ラドン、キングギドラ、バトラといった、様々な東宝怪獣達が登場する。 イメージ・コミック(Image Comics) トッド・マクファーレンとジム・リーが興した、アーティスト主導の出版社。 映画、アニメ、フィギュアが話題になったスポーンのおかげもあって、日本ではダークホースより有名。 前述の「著作権が作者ではなく出版社に帰属する」などの点に疑問を感じた作家達が手を組んで独立したまでは良いが、 マクファーレンの方針に納得出来なかったり、お互い仲が悪かったり、ギャラの支払いで揉めたりして、皆バラバラになった。 代表作は『スポーン』『ワイルドキャッツ』『GEN13』。日本でアニメ化された『ウィッチブレイド』はトップカウというレーベルから。 余談だがイメージコミックも一つの世界観を構築しており、中世時代に当時のスポーンとウィッチブレイド所持者が共闘したり、 スポーンで登場した少女が成長した後、未来世界でワイルドキャッツの一員になったりしている。 また、『沙耶の唄』のアメコミ化も担当している。 T.M.N.T ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズ(Teenage Mutant Ninja Turtles) ミラージュ・スタジオ社が出版したアメコミで、同社の人気コミック。 ニューヨークの下水道に住む10代のミュータントの亀の忍者4人組が犯罪者やエイリアンと戦うというもの。ひねりも何も無いストレートなタイトルである。 主人公はレオナルド、ラファエロ、ミケランジェロ、ドナテロの4亀で、 ネズミのミュータントとなった日本人忍者スプリンター師匠から、忍術とゼンの精神を学んでいる。 4人組の名前はルネサンス期の芸術家の名前から来ているが、思い出そうとしてもドナテロだけ出て来ないという人も多いのではないだろうか? なお、初期は全員同じバンダナを付けて居たため、見た目に大変優しくなかった。 なお宿敵にあたるフット団の幹部はサワキちゃんことシュレッダーである。 ゲーム化ではアクションゲームのイメージ(『T.M.N.T』シリーズ。ファミコンで出た初代のタイトルは何故か『激亀忍者伝』)が強いが、 スーパーファミコンやメガドライブで『T.M.N.T.ミュータントウォーリアーズ』、『T.M.N.T.トーナメントファイターズ』といった格闘ゲームも出ている。 他にも『トランスフォーマー』や『死霊のはらわた』、 更に『HALO』やスティーヴン・キングの『ダークタワー』など、様々な作品がアメコミ化していたりもする。 それこそ上げていくと切りがなく、自主規制以前のゴールデン・エイジには劣るとはいえ、再びかつての繁栄を取り戻しつつあるようだ。 余談だが正統派作品別トーナメントに使用されているさくらとかりんの絵は、CAPCOMと良好な関係を築いているUDON Entertainmentの作品のものである。 アメリカンコミックの映像化 以前からスーパーマン、バットマン、ニンジャタートルズなどの作品が映画化されていたのだが、 サム・ライミ監督による『スパイダーマン』が大ヒットした事から、次々にアメコミ映画が作られるようになった。 『X-MEN』『ハルク』『ゴーストライダー』『デアデビル』『パニッシャー』『ファンタスティック・フォー』など、粗製乱造と言われても仕方ないほど。 実際、玉石混淆だったのは事実であり、出来の良い作品もあれば悪い作品も混ざっているのだが、 それでも今なおファンを大いに盛り上がらせているのもまた事実である。 長年に渡って映画化不可能と言われていた『ウォッチメン』の映画が製作・公開されたのは、この時流によるものであるし、 『アイアンマン』『インクレディブル・ハルク』ら『アべンジャーズ』に端を発する、 マーベル・ユニバースの映画世界「マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)」は、2位の「『スターウォーズ』シリーズ」と大差を付け、 世界歴代1位の興行収入を記録した映画シリーズにまで発展した。 一方のDCコミック側も若干遅れて『マン・オブ・スティール』から始まり、『スーサイド・スクワッド』や『ワンダーウーマン』等多数のDC作品を内包、 そして『ジャスティスリーグ』で本格始動した映画世界『DCエクステンデッド・ユニバース(DCEU)』が描かれ、今後もアメコミ映画から目を離せない。 また、2010年代に入ると映画だけでなくドラマにも実写化の波が及び、 MARVELではマーベル・シネマティック・ユニバース系列作品である『エージェント・オブ・シールド』を皮切りに、 『ルーク・ケイジ』や『アイアン・フィスト』などが放送。 今後はディズニープラスより、『ファルコン ウィンター・ソルジャー』、『ワンダヴィジョン』など、映画のキャラクターによるドラマも計画されている。 DCコミックでは『ARROW』を皮切りに『THE FLASH』『SUPERGIRL』といった作品をTVシリーズの独自世界『アローバース』を形成して放送している。 また、アニメも多数製作されており、特に90年代に製作されたバットマンと、2000年代初頭に放送されたジャスティスリーグの評価は高い。 他にも日本アニメの影響を意図的に織り込んだ『ティーンタイタンズ』が人気を博している。 2015年の『VIXEN』や2017年の『Freedom Fighters The Ray』はアローバース作品となっており、アローやフラッシュ達が出演したり、 逆にドラマの方にこれらのアニメで出たキャラが出演したり(双方キャストも同じ)と珍しい試みがなされている。 格闘ゲームにおけるアメコミ 日本では、CAPCOMがマーベルコミックとタイアップしており、マーベルのキャラクターが登場するゲームも作られている。 格闘ゲームでは、X-MENが戦う『X-MEN children of the atom』、マーベル・コミックのヒーロー勢揃いの『MARVEL SUPER HEROES』、 後の『VS.』シリーズの先駆けとなった『X-MEN VS. STREET FIGHTER』『MARVEL SUPER HEROES VS. STREET FIGHTER』、 『MARVEL VS. CAPCOM』シリーズがリリースされている。 以上は『X-MEN CHILDREN OF THE ATOM』の延長線上の作品群なので、 当初はMARVELを冠している作品でも登場するキャラクターの殆どが「X-MEN」のメンバーであり、 それ以外ではハルクやアイアンマンなどの有名ヒーローと、ややマニアックなヴィランの登場に留まる。 老舗かつ人気シリーズ『ファンタスティック・フォー』のメンバーが一人も登場していない事からアメコミファンに批判されたりもした。*2 『MVC3』より登場キャラの刷新が施されたが、今度は格ゲーにおける古参キャラが消えるという事態にもなった。 また市民権すら得ているキャラクター達を抱えている事もあり、キャラクター達の扱いには特に事細かく指摘や注意が入る事でも有名である。*3*4 他にも、マーベルコミックはデータイーストと契約を結んでいた時期があり、 アクションゲームの他に対戦格闘ゲーム『AVENGERS IN GALACTIC STORM』がリリースされている。 またコナミとも契約を結び、横スクロールベルトアクションの『X-MEN』をリリースしている。 実はキャラ造形に関してはこのコナミのアクションゲーム版が一番原作に忠実でもある。 キャラクターの扱いには様々な注文や問題を持つが、割とゲームとのタイアップに関してはマーベルは積極的と言えるだろう。 この他、3D対戦格闘ゲームなども作られている。 DCコミックは『モータルコンバット』とのコラボレーションゲームこそあるものの、MARVELのように特定のゲーム会社と組んでおらず、 単独での対戦格闘ゲームが1995年にアクレイムがメガドライブで出した『ジャスティスリーグ』や、2013年の『インジャスティス 神々の衝突』くらいで、 日本のゲーム市場における知名度はゼロに等しい (海外での評価がとても高い『インジャスティス2』という作品があるが、前作と違い日本では発売されていない)。 『バットマン』シリーズにおけるサンソフト開発のゲームで、かろうじてのゲームイメージはあるが、 実際にはDCコミックとの契約ではなく映画版権からのゲーム化なので、DCコミックのゲームコラボというのは見る事が出来ない。 以前はアメリカのゲーム会社にはある程度の版権提供はしていた様だが、軒並み「クソゲー」のレッテルを貼られてしまっている。 その主な原因は虹のマークのLJNというゲーム会社で、多数のアメコミのゲーム化を担当しながら、クソゲーしか作らなかったのだ。 まあ、日本のゲーム会社もアレなソフトを作った事もあるが、中には良作と呼ばれるものもあるので、そこら辺はLJNよりかは頑張ってると思う。 その他アメコミゲーに興味のある人は、ニコニコ動画の「AVGN」参照の事。 ひどいスーパーマンやバットマンやシルバーサーファーや亀X-MENやスパイディとかに出会える。 「クソから生まれたクソだ! この星のものじゃない!!」 「バットマン・フォーエバーは昔もクソで、 永遠に(フォーエバー)クソだ!!」 OTL 「よく見ろ! これが俺の気持ちだ!!」 「『カワバンガ』だ?カワファッキン犬のクソが!!」 MUGENにおけるアメコミ このような事情から、原作のゲームに登場したキャラクターはもちろん、多くのキャラクターが主に海外のファンによって、 MUGENの格闘ゲームキャラとして製作された。 特に有名なのは「MARVEL vs. DCチーム」のマブカプ仕様のヒーロー、ヴィラン達だろう。 中には、サンドマンやロールシャッハのように非常に手間がかかっており、通常のゲームキャラと比較しても遜色がないようなものまで存在している。 「人気があるのに何故そのキャラクターがいない?」という疑問と「ないのなら作ればいい」というMUGENのシステムが、 メジャー・マイナー問わず様々なアメコミキャラクターの参戦を実現している事は、 海外のファンも夢の対決、クロスオーバーを現実のものとしたい熱意の表れなのであろう。 コンプゲー紹介 ニコニコ動画においては、ハルクやアイスマンなどの『MVC』キャラクターは前からよく見られたものの、 その他のキャラクターは全くと言っていいほど登場しない、という時期が長く続いていたのだが、 「アメコミ・海外キャラと大規模タッグGP」をはじめ、アメコミキャラが登場する大会やストーリーも徐々に増えてきている。 中でも、某大会での活躍に映画公開や原作復刊の後押し、AI開発などの影響も加わって、ロールシャッハが人気を得ているようである。 また続々とヒーロー、ヒロイン、ヴィラン達が製作されている為、今後もアメコミヒーロー達の活躍に期待が持てそうだ。 ニコ二コではまだ見かける事のないキャラクター達もyoutube等で活躍していたりするので、興味のある方は探してみると良いだろう。 アメコミ布教動画 *1 ちなみにマーベルユニバースは「Earth-616」。DCユニバースから見たら、マーベルユニバースは 「スーパーマンやバットマン達が存在せず、代わりにキャプテンアメリカやスパイダーマンが存在するパラレルワールド」という扱い。 この点、「パラレルワールド」という言葉は、日本の作品について使われるような「本編とは矛盾する、非公式設定の烙印を押された黒歴史」という意味ではなく、 「並立するもう一つの世界」という意味で使われており、「DCが本編でマーベルはパラレル」などといった立場の上下は存在しない。 場合によっては二つの世界を行き来する物語があったり、二つの世界のヒーロー達が協力して戦ったり、 別世界から来た人物がレギュラー化したりする場合がある。 これらの様々な作品世界や一話限りのIFものの舞台すら「Earth-○○」と番号を振る事で整理されており、 たとえばマーベルユニバースのパラレルワールドである『エイジ・オブ・アポカリプス』の世界は「Earth-295」、 そして『MARVEL VS. CAPCOM』の世界は「Earth-30847」になっている。*4) ……そう、リュウや春麗がいるマーベルユニバースが(Earth-616ではないとはいえ)公式に存在するのだ。 あとゴジラがいたりコンバトラーVがいたりいろいろと このアメコミ世界の設定なら、MUGENのストーリー動画の各世界でさえ、それぞれ「Earth-*****」としてクロスオーバーさせる事が出来るのである。 *2 ただし、これには事情があり、ファンタスティック・フォーとソーについては、 「知名度はあるのに人気は無くて当時原作も迷走していた」「能力の兼ね合い」とし、 ファンタスティック・フォーの面々は「作画が大変」「芸の幅が狭い」「能力を見せにくい」、 ソーは「便利すぎる上に攻撃の見た目がストームと被る」といった理由もあってカットした事が明かされている。 また、キャラの選出に関して人気や知名度よりも個性や見た目の分かり易さを重視した方針も一因だろう。 *3 一例を挙げると『X-MEN VS. SF』の開発において、技にまで要求が来るといった具合だったらしい。 一方で、 ジャガーノートは鈍重だからジャンプできない→無視してジャンプできるように設定 技の案を見て「これ無茶だろ」と言うマーベル側に対し、「『xx』のxx号でこんな描写がありましたから、的外れではないでしょう」と進言して受け入れられる 開発段階で許可が下りなかった技などにしつこく許可を求める 等々、開発側も開発側で「マーベル社にシラを切ったり、ゴリ押しした部分もいっぱい」あったという。 おかげでマーベルからは「ライセンス先としては最悪」と酷評されつつも、 同時にスパイダーマン等に見られるキャラクター作りのセンスは最高だと褒められたりもした。早い話ツンデレ そして『XCOTA』と『MSH』の実績のおかげか、『VS.』シリーズからはかなり自由にやらせてもらえたようだ。 *4 なお、『MVC2』までは全体的にマーベルキャラクターの能力が桁外れに強くて万能過ぎる傾向が見られたため、 「マーベルが開発陣に自社のキャラの性能を強くするよう要求した」という話がまことしやかに語られがちだが、 現在確認できる情報から考えると、これはソースの無い噂に過ぎないと言わざるを得ない。 マーベルの監修対象として判明しているのは、あくまでもキャラクターデザインや技などの設定であり、 ゲーム上の性能にまで口を出したという事例まであったのかは明らかになっていない。 こちらに掲載のキャラランクでも一見すれば上位~中堅にマーベルキャラが多いが、 より正確に言うなら『XCOTA』等の初期作品が初出で、 且つその後のシリーズでプレイアブルキャラとしての登場が比較的少ない(ないし『MVC2』まで無かった)キャラが割合を占めている (ちなみに同ランクでレシオ1に位置付けられているウルヴァリンと春麗は前作『MVC1』では上位~最上位との見方が固い)。 なお『MVC2』開発スタッフは、マーベルの要求でそれまでのキャラクターほぼ全員参戦という内容で製作する事になり、 更に同作の中でも特にその猛威が知られるセンチネルは本来登場予定が無かった所を急遽追加になった等、苦労が絶えなかったと話している。 そして初期の作品(特に『XCOTA』)ほど後続作品と比べて全体的に高性能……。 以上を踏まえて推測すると、 「『MVC1』までの時点で最後の登場だった作品から性能を殆ど調整しない(できない)まま『MVC2』に流用した結果、 相対的に強キャラやぶっ壊れキャラになってしまった」 という可能性が考えられる。 そもそもマーベルが本当に先述のような要求をしたのなら、 『MVC2』まで毎作出場のウルヴァリン、キャプテンアメリカ、ハルク、スパイダーマンが弱キャラ扱いされる程の性能になったりしないだろう。 *5 以前はEARTH-96169という番号だった……という噂が流れており、この番号が正しいと広く信じられていたが、実際にはデマだった模様。 その後、Earth-TRN177という仮の番号で呼ばれていたが、『スパイダーバース』の時点ではEarth-30847と設定されている。 同作におけるそれは「『VS.』シリーズのゲームの中の世界」という描写(外側にプレイヤーが居る)になっている。 ちなみに「TRN」とはTemporary Reality Numbersの略。つまりは正式なナンバーではなく、便宜上付けられた仮番号である。 本当に一発限りのWhat ifの世界や、マーベルユニバースを扱ったゲームの世界がリストアップされている。 たとえばMMO『Marvel Heroes Online』の世界がEarth-TRN258。 また、デコの『アベンジャーズ』やFC版『シルバーサーファー』等、世界設定の分類が為されていないゲームもある。