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福沢玲子 出典「学校であった怖い話」 年齢/性別:15歳/女性 外見:茶髪のショートパーマで小柄な体。 二重瞼の美少女。鳴神学園の制服を着ている。 環境:1995年の人間。 性格:楽天家で明るい性格。グロい話を実体験しても後に笑って話せる辺り 図太いが、体験している最中はかなり怖がっている。 普通の女の子らしい事をやることも多々ある。 よくつまらない冗談を言う。坂上曰く「生意気っぽい」 能力:身体能力は同年代の高校生と同等程度。爪は長く、対人程度なら 武器として使える。ようは一般人。 口調:一人称は「私」。二人称は「~くん」、「~ちゃん」、「~さん」 ギャル口調で喋る。笑い方は「キャハハ」。 交友:クラスの女子生徒数人。学校であった怖い話メンバーとは 今日会ったばかり 備考:SFC版またはPS版の学校であった怖い話、仮面の少女ルートの福沢玲子5話目。 『呪われたロッカー』で福沢がロッカーに引き込まれた際に 主人公坂上修一が様子を見るを選択した場合から参戦。 このルートはアパシー版には存在しない為、彼女の参戦時期だけは旧作からとなるが、 外見や学校名等の背景設定は他の学怖勢同様アパシーからのものとする。 (それでも顎呼ばわりされるのはご愛嬌である) 彼女の本編での語り口を一言で言うと、グロ表現が多い。 例:ミミズの出てくる蛇口をひたすら飲み続ける、黒魔術のために 動物の血が欲しいからと服が真っ赤に染まるまでカッターで滅多刺 など なおアパシー版では移行に伴い語り部達のダークサイドが強化されている。 福沢が強化されたのは 『無邪気な残酷さ』である とはいうものの殆どSFC版と変わらず、変わったことといえば 髪型や顔がSFC版と比べ美麗になった事と 得物としてボウガン、ゴルフクラブを使うようになった事 話題がグロ話から不快感伴うエログロ話になった事くらいか。 (かなりハードコアではあるが) その証拠に主人公坂上からは『集まった語り部の中では一番マシ』 と言われている。
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登録日:2011/12/08 (木) 01 15 06 更新日:2020/07/17 Fri 18 49 35 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 もも肉おいしいおいしい 人間の生と死に関する百日の動向 四八(仮) 学怖 学校であった怖い話 火葬場の町 福沢玲子 私が話すの? じゃあその前に自己紹介をしとこうかな。 一年生の福沢玲子でーす! よろしくおねがいしまーす! ……wiki篭り君だっけ? 私のテンションが高いから驚いちゃった? →1.驚いた →2.別に驚いていない ……あはは、ごめんごめん。 だって……私以外の女性の語り部ってあの岩下さんでしょ? 私まで岩下さんみたいになったらwiki篭り君の精神が持たないよ。 でも、油断しないでね。私の用意してある怖い話はwiki篭り君のトラウマになること間違いなしなんだから。 私の怖い話を聞いたら、きっとwiki篭り君も水道の水が飲めなくなるほどのトラウマを味わうことになるよ。それじゃあ話を進めるね。 もう知ってると思うけど、私はSFC版「学校であった怖い話」とPS版「学校であった怖い話S」に登場する語り部の一人なの。 主人公の坂上君や倉田さんと一緒の学年だけどクラスが違うから、あの時が初の顔合わせだったよ。私の学校は人が多いからね。 私のお姉ちゃんはこの学校の卒業生だったの。私の用意してある怖い話は、お姉ちゃんから聞いた話が多いんだ。 お姉ちゃんが通ってた頃から私の学校では色んな事件があったらしいし、やっぱり何かに憑かれてるのかな? あの学校。 水泳部のロッカーの話にはみんな驚いたと思うな。 あの話のせいでロッカーを開けるのが怖くなった人もいるんじゃない? いない? 他にも「水じゃなくてミミズが出てくる呪われた水道」や「指の神経と神経を繋いで赤い糸」なんて聞くだけで気持ち悪くなりそうな話もあるの。 私の語り口からは想像できないでしょ? でも、そんなギャップが話の怖さを更に増す薬になってるんだと思うんだ。 ……大丈夫? 今の話を聞いて気持ち悪くなっちゃった? もうやめにする? →1.大丈夫だ、問題ない →2.気持ち悪くない話を頼む →3.大丈夫。続けて ……うん。それじゃ私の友達の話をするね。 私のクラスに元木早苗ちゃんっていう子がいてね、すっごく変わった子なんだ。 変わった子といっても悪い子じゃないんだよ。ご飯の前に必ずお祈りしたり、意味不明なことを呟く時もあるんだけど勉強はできるし、見た目も可愛いんだ。 ……SFC版の髪型はサザエさんだけど。 どうしたの? まさか、早苗ちゃんに自分の事を紹介してほしいの? 残念だけど、早苗ちゃんにはもうお相手がいるの。彼女のおばあちゃんがそう言ってたんだって。 ……納得いかないって顔してるけど諦めてね。あの子は一度言ったら聞かないから。 ちなみにね、早苗ちゃんのおばあちゃんはもう亡くなってるんだよ。じゃあどこのおばあちゃんの話を聞いたのかって? あはは……言ったでしょ? あの子は不思議な子だって。 ……今度は恨めしそうな顔に変わったね。顔が変わったついでに話も変えようかな? 自分で言うのもなんだけど、私は他の語り部の人達に比べて常識があるほうだよ。 私は間違っても嫌なことがあったからって人を殺そうなんて思わないもん。だからwiki篭り君も安心してね。 …………一部の話は例外だけどね。カニバリズムとか……人間の生と死に関する百日の動向とか……。 ううん、何でもないよ。ただの一人言だから気にしないでね。 でも、そのせいで「私の印象が他の語り部に比べて薄い」って言う人がいるんだよ。ひどいよね。 私が薄いんじゃないよ。先輩達が濃すぎるだけだよ。 後、私も他の人と同じようにSFC版からPS版にリメイクされたときに容姿が変更されたんだ。 だけどね新堂先輩や風間先輩みたいな大きな変更はなかったの。 強いていえば、見た目が少し若返った感じがするくらいかな? 大きな変更がなくて残念なような、ほっとしたような……。 最後にこれは噂なんだけどね。私の7話目は別の話になるはずだったんだって。 ……確か名前は「逆殺人クラブ」だったかな? 「殺人クラブ」って話がこのゲームにあるんだけど、その逆をやる話があったんだって。 でもやっぱり危険すぎるから没になったとか。私は没になってよかったと思うな。……だって怖いもん。 wiki篭り君もそう思うでしょ? ……さてと、私の話はこれでおしまいです。追記・修正お願いしまーす。 誰が追記・修正する? 岩下明美 新堂誠 風間望 福沢玲子 細田友晴 荒井昭二 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] PS版の中の人は、晦にも別の役で出演。 -- 名無しさん (2014-03-30 16 10 43) アパシー版では選択肢によっては話がコロコロ変わりまくって、モニターの前でズッコケそうになったわ・・・ -- 名無しさん (2014-09-03 18 29 16) 確かに印象薄めだし、普通の明るい子に見えるんだけど、その無邪気さがかえって怖く邪悪に思える時がある… -- 名無しさん (2016-07-27 11 40 56) SFC版の人はどう見ても学生じゃない -- 名無しさん (2019-09-05 16 56 05) ↑印象的なBGM作ってくれた功労者なんやで。 -- 名無しさん (2019-09-05 17 04 11) ↑2 だって全員パンドラボックス(当時)のスタッフだもの……福沢さん役は作曲家の渡部陽子さんだね。2010年頃に飯島さんと再会して、ファンブックで対談してたよ。 -- 名無しさん (2019-09-05 17 10 04) 名前 コメント
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アパシー・シリーズ 鳴神学園新聞部 語り部 コメント 1995年にバンプレストから発売されたSFC用アドベンチャー(サウンドノベル)ソフト『学校であった怖い話』を起点として展開されるアドベンチャー及びそのシリーズ作品の総称。「アパシー」とは無気力・無関心を意味する精神医学用語である。 『学校であった怖い話』はパンドラボックスが開発を行っていたが、同社は後の低価格路線の失敗により、同作品のメインシナリオライターを務めた飯島健男と共に活動を休止。同社は8年に渡り休眠状態にあったが、突如飯島は飯島多紀哉と改名、活動を再開した。その活動の一環で『学校であった怖い話』の復活、ひいては同シリーズの立ち上げを宣言した。以後の開発 / 著作はパンドラボックスの版権を受け継いだ新会社シャノン及び同人サークル七転び八転がりが受け継ぐこととなる。 鳴神学園 新聞部 ヤミラミorメガヤンマ:日野貞夫 目が眼鏡のように見えるので イーブイ:坂上修一 ロズレイド:倉田恵美 同人小説書きなので ラティアス:田口真由美 語り部 エビワラーorカポエラー:新堂誠 オムスター:風間望 カビゴン:細田友晴 ジュペッタ:荒井昭二 人形繋がり エネコロロ:福沢玲子 ユキメノコorキリキザン:岩下明美 後者はサイコカッター必須 コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る 草案 鳴神学園 新聞部 ロズレイド:倉田恵美 同人小説書きなので ラティアス:田口真由美 オカルト同好会 ゴチミル:古間篤生 ロトム:元木早苗 トゲキッス:神ヶ崎翔 特性きょううん推奨 ユクシー:冨樫美波 ゾロアーク:日暮太郎 特性イリュージョン推奨 エルレイド:賽臥隆恭 にらみつける必須 ウィンディorチルタリス:犬丸薙 後者は某ジムリーダーの名前から 教師 ドサイドン:黒木源造 ギギギアル:白井伝三郎 使い手のアクロマはマッドサイエンティストなので ミロカロス:桃瀬鞠絵 ゴチルゼル:深尾華穂子 一般生徒 アンノーンW:まつげ ヘルガー:綾小路行人 カビゴン:大川大介 ベロリンガ:今野英俊 サマヨール:野々宮亜由美 マシェード:久多良唯桜 使い手のマオ同様料理が下手なので ミカルゲ:服部拓真 某ブショーの名前から カバルドン:椛島由宇作 ペルシアン:帆加辺春生 人外 ムウマージ:飴玉ばあさん ふしぎなアメ必携 カラマネロ:逆さ女 フローゼル:瀬戸さん ゴーゴート:山本三郎 デスマス:仮面の少女 北聖大学 パルキア:財部美穂 カラカラ:志垣奏成 その他 エーフィ:原口瑞希 ユンゲラー:猿渡広一 -- (ユリス) 2017-06-28 16 07 28
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アパシー 鳴神学園七不思議 機種:NS 作曲者:長谷川雄俊 開発元:メビウス 発売元:メビウス 発売年:2022 概要 飯島多紀哉(旧:飯島健男)が展開する、アパシー・シリーズのホラーアドベンチャー。 シリーズの原点『学校であった怖い話』や『晦-つきこもり』などから多くのキャラクターが登場する、シリーズの集大成的な内容となっている。 過去に同人作品として発表したエピソードも収録しているため、テキストは200万超の文字数という大ボリュームとなった。 飯島氏の旧作『送り犬』に引き続き、長谷川雄俊氏が音楽を担当。 「ずれ タ 世界」は元々スタッフロールの曲として用意されていたが、開発中に試聴した飯島氏が「学怖」曲としての完成度に驚きタイトル画面で流すように急遽決定した逸話が公式生放送で語られている。 収録曲(サウンドトラック順) 曲名 作曲・編曲者 補足 順位 Disc 1 ずれ タ 世界 タイトル画面 2022年177位 もう一人の私 白紙の新聞記者~坂上修一のテーマ~ 鳴神学園へようこそ! 不得要領の裁定者~日野貞夫のテーマ~ 青空と日陰 妄想天使はとまらない~倉田恵美のテーマ~ いくつもの選択肢 Black or gray ~新堂誠のテーマ~ 2022年372位 異様もしくは異常 憂鬱少年の方程式~荒井昭二のテーマ~ 幻怪 ひとりごとは気まぐれ~福沢玲子のテーマ~ Disc 2 狐疑 Mr.鳴神サン=ジェルマン~風間望のテーマ~ 溶けた現実 華と棘~岩下明美のテーマ~ 2022年227位 闇の笑顔 閉鎖空間の王~細田友晴のテーマ~ 生生世世 いつでもあなたと一緒に~大本真美のテーマ~ 狂乱 紐解かれし物語の痕 溢れた鬼胎 眠る校舎のみる夢 未使用曲特典CDサントラのみに収録 幽かな鎮魂歌 ボーナストラックDL版サントラのみに収録 サウンドトラック アパシー 鳴神学園七不思議 オリジナルサウンドトラック 限定版に付属。 アパシー 鳴神学園七不思議 オリジナルサウンドトラックDL版カード 動画 公式映像
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[部分編集] お気楽 極悪 恐ろし乙女 お気楽 極悪 恐ろし乙女 福沢玲子(ふくざわ れいこ) 概要学怖S 四八 アパシー・シリーズVNV最終版 AMC1 AMC2 学恋 学恋2 特別編追加版 学恋V 流神A 月下美人 極 ドラマCD 秘密 ナポin 鳴七 稲in アパ殺 [部分編集] 福沢玲子(ふくざわ れいこ) 登場作品:学怖,学怖S,四八,VNV,AMC1,AMC2,学恋,学恋2,特,学恋V,流神A,追加,最終,月下美人,極,ドラマCD,秘密,ナポin,鳴七,稲in,アパ殺 声(CV):豊嶋真千子/大地葉 二つ名:かしまし小悪魔 種族:人間ほか 年齢/誕生日:15歳/10月21日 職業:鳴神学園高校 一年G組 身体:152cm/41kg ♀ A型 趣味:観察日記をつけること 好きな/嫌いな食べ物:ミートドリア/ブロッコリー 関連人物(その1):福沢姉《姉》,元木早苗,染谷洋子,浦部美緒《友人》,日野貞夫,桃瀬毬絵《知人》,蜜田真奈美《クラスメート,同士》,神田拓郎《横恋慕》,藤鳥澄子《いじめ》,瀬戸裕子《?》 関連人物(その2):河原,近藤真司,佐藤博通,志田直子,杉浦亜矢子,玉井佳子,東条深雪,橋本美也,平井香苗,山形英俊《噂》,島田,野沢,八代《クラスメート》,岩崎先生《知人》 関連用語:七不思議の集会,語り部,殺人クラブ,ダンス部《所属》,ワールド・ハッピー&ピースカンパニー,ゴルフクラブ,ボウガン,猫,吸血鬼 [部分編集] 概要 「七不思議の集会(『1995』年度、または『現代』)」を開くに当たって集められた語り部の一人。明るくて話好き、ノリの軽い今時っ子の少女。 一見ホラーな話題とは無縁そうにみえるが、笑顔でグロい話を語り出すなど言動の端々にそこはかとない危険性が垣間見える。 そんな彼女が語る怖い話には得意とする恋愛事や友達関係など、いかにも学生の関心事らしい話題が絡むことが多い。 しかし福沢さんが語るのは決してお気楽な内容ではない。なぜなら学校という閉鎖的な特異空間におけるコミュニティやヒエラルキーと言った、生々しい対人関係の話を多く語るとも言い換えられるためである。 語り部の中では最年少なためか、それとも彼女自身の性格ゆえか、上級生である他の語り部に比べるとカマのかけ方などは直接的だが、こちらの心中にわかりやすい爪痕を残す浸食性を持つ。 性格面では自身の価値基準を持たない気まぐれさに他人に対するドライな部分など、イマドキの子らしい無神経さや冷淡さが目立つ。 だが、大体の展開においてその性格が彼女自身にとって裏目に出ることが多い。 ぶりっ子とすら見える明るさの中に腹黒さを感じさせるキャラクターとは裏腹に、コミュニティ内における彼女の処世力は意外と高くはないようである。 その点を踏まえたのかは定かでないが、後の「アパシー・シリーズ」においては、冴えない中学時代の過去を持つ所謂“高校デビュー"であるかのような描写を見せる展開もある。 [部分編集] 学怖S リメイクに当たって福沢さんのえげつなさが認知されたためか、彼女に死に追いやられる結末が増加している。 そういったものに限って印象に残る上、同じくインパクトの強い岩下さんと違って読みづらい傾向にあるようだ。 (執筆者募集中) [部分編集] 四八 岐阜県シナリオ、あなたシナリオに登場。 名前と性格を借りてゲスト出演した「学怖」メンバーの一人である。 漫画家「伊藤潤二」先生が原案を提供したシナリオに出演するということもあり、岐阜県民であり猫の「富江」を飼っているという設定が追加された。 「井川浩司」という彼氏持ちだが、けっこう邪険にしており代わりとばかりにすぐいなくなってしまう富江を追いかけている。 「火葬場の町」。 (執筆者募集中) 「猫屋敷」。 「火葬場の町」からの派生シナリオ。 今回も親友に早苗ちゃんこと「元木早苗」がいるらしいが、今回は福沢さんの口から言及されるだけで未登場である。 福沢さんが猫の富江が探しに足を運んだ先は漫画家「伊藤潤二」先生が数ヶ月前に越してきたという「洋館」のお屋敷だった。 彼氏よりも飼い猫がいなくなったことが悲しい福沢さんは代わりとばかりに彼氏の友人である「滝園信也」を付き合わせて、終始猫の声が聞こえるのに猫の姿は見えないという謎のお屋敷を挑むことにした。 そこで福沢さんが猫の富江を探しているという用件を伝えると、なぜか家主はネーミングセンスを気に入って招き入れてくれる。 しかし、猫まっしぐらな選択を取ると好奇心福沢をも殺すということで「猫草」の秘密を知ってしまうと、なぜか「死神」のコスプレをしている伊藤先生に大鎌で彼氏共々殺されてしまうという結末を辿る。 打って変わって玄関口から訪ねると、普段着の先生がにこやかに出迎えてくれる。 が、先生は鉄分の補給でもしているのか(それとも双一のコスプレなのか)、なぜか釘を咥えたまま器用に会話をしていた。 そこからは滝園くんを置き去りにしてふたりは会話を交わす。その中でも福沢さんは猫屋敷の中に置かれた奇妙なオブジェに興味津々だった。で、その日こそは早々にお暇したものの、それ以来福沢さんは屋敷に入り浸るようになったんだとか。 後日、福沢さんの体からは猫の鳴き声が聞こえるようになったとか、顔が猫っぽくなったとかいう話だが、真相は不明である。 ただし住民情報による状態異常は何も適用されないため、福沢さんは通常運転なのかもしれない。 ちなみにこのシナリオはタイトルコールの際に伊藤先生の手によってイラスト化された福沢さんが滝園くんと共に出迎えてくれるのだが、演者さんの特徴を踏まえていて似ている上にかわいかったりする。 [部分編集] アパシー・シリーズ 彼女に関して言えば、アパシー・シリーズにおける人格形成に大きな影響を与えたのはシリーズ第一作である『VNV』本編よりもむしろ、そのおまけシナリオである『恵美ちゃんの坂上君観察日記』の方だろう。 ここでバーチャル福沢が見せた計算高さとぶりっ子力、そして幼稚ささえ感じさせる天真爛漫な残虐さが、シリーズでの彼女のキャラクター像に大きな影響を与える事になる。 とは言え実は「福沢玲子」というキャラクターはあまり安定せず、「イマドキの女の子」といった形で一定の方向性こそ与えられているものの、ビジュアル面でのブレも非常に大きい。 あえて言うなら「女」としての側面が強い岩下明美との対比としてか、少女性が強く出ており髪型もショートカットになっていることが多い程度である。ほか、内面の冷淡さを表現するためか、瞳からハイライトが消されていることも多い。 また「芳ゐ(現:yos)」氏のデザインにも助けられてか、前期シリーズでは派手に遊んでいるオンナノコ風のキャラ付けが与えられていた。この場合の福沢玲子は奔放で自分に正直であり、享楽的な側面が強かった。 加えて激した際には一気に感情的になることが多かった。しかし『特別編』でこの路線はいったん鳴りを潜めることになる。 『新生』以後の後期シリーズでは一見無邪気に笑ってはいるものの、無感情で人の心がわからない女の子としての本質が強められており、表向き活発に振舞う社交性とは裏腹な乾いた人間性とのギャップが恐怖を誘う存在となっている。 なお「元木早苗」を巡っての交友関係は少々複雑である。「元木早苗」の該当する節を参照のこと。 ⇒「元木早苗#「倉田・福沢・坂上」との関係」 [部分編集] VNV 「あなたは幸せですか?」、「学校であった怖い話」、「恵美ちゃんの坂上君観察日記」に登場。 語り部たちのダークサイドがとにかく強化されている事に定評のある『VNV』だが、実は彼女に関して言えばさほど目立った変化がない。持ちネタの異様さが『VNV』の中で際立つにも関わらず、坂上に「集まった語り部の中では最もマシ」と評されるほどである。 原因は語り口の端々に見える毒が他の語り部と比べてかなり弱かった事がひとつ。他の面々が冷淡さや傲慢さ、独善性や卑屈さなどの負の側面を過剰なまでに誇張されているのに比べると、福沢さんの語りにはそれほどの当たり障りがない。 あえて言うなら、旧作からあった自身の価値基準を持たない傾向が強調されている形であると言える。 話の中ではむしろそのせいでクラス内において割を食った感もあるため、それほど脅威を感じさせないともいえる。 「あなたは幸せですか?」。 クラスメートの「蜜田真奈美」を発端とし、福沢さんのクラスでは「シャンプー」についての一大ムーブメントが沸き上がってしまう。 けれど、福沢さんは「一年G組」のみで完結するシャンプー狂騒曲に間が悪いことに乗り遅れてしまった。 そのことでかえって蜜田さんから見込まれてしまった福沢さんは、蜜田さんから秘密の場所へと案内されるのだが……。 そこで待ち受けていた「ワールド・ハッピー&ピース・カンパニー」と「サジタリウス」にまつわる真実は、世の摂理の縮図としか言いようがなかったのである。 詳細は上記に挙げたみっつの項を参照のこと。 前述した通り題材は異様なのだが、今回の福沢さんは言ってしまえばごく普通の被害者の役回りに終始している。 福沢玲子の性質として取り上げられることの多い子供っぽい無神経さやドライに割り切った言動も本当に「身近にいそうな今時の女の子」に収まっているといえばきっとそうなのだろう。 クラスの狂騒に参加しなかったのは当初タイミングを逸した事で何となく意地になっただけで、その後蜜田さんに誘われるまま同士になったのも純粋に命惜しさのためである。立ち位置そのものは事態に流されるだけの小市民と言っても過言ではない。 締めの部分で語っている正気と狂気、善と悪の境の曖昧さへの指摘も、つまるところは坂上(とプレイヤー)の良識が発する無言の非難への自己弁護に過ぎないのかもしれない。 他の語り部が(主に要らんお世話で)話を引っ掻き回しているのとは対照的に、福沢さん自体は話の流れそのものには何ら影響を与えないままで終わっている。 「学校であった怖い話」。 六人連続で異常な話ばかりで坂上の精神はすり減ったものの一応、集会自体は滞りなく終了する。 ほかの語り部たちが次々と席を立つ中、福沢さんは持ち前の人懐っこさで坂上と一緒に帰らないかと誘ってくる。 ただ、福沢さんの手番が奇怪な話であることにも変わりはない。 逡巡した坂上の様子を察した福沢さんは、代わりとばかりに声をかけてきた風間さんと一緒に帰ることにするのだった。 後続の作品で坂上に集会後に接近しようというシチュエーション、ならびに風間さんに引きずられる形で福沢玲子に遊び人的な属性が付いたことはここが興りと言って差し支えないかもしれない。 とは言え、シナリオ自体が坂上修一のひとり芝居と解釈できる余地を残すため、福沢さんのその後の出番は乏しい。 話の中で印象的だったシャンプーが坂上の精神を壊す一助を担ったことと、新聞部部室で一堂に会す一幕でもほかと並んで坂上を嘲弄したくらいで特に特筆すべき点はないだろう。 「恵美ちゃんの坂上君観察日記」。 ここでは殺人クラブの一番手(殺クラと認識されない内に退場した日野除く)として出演する。いきなり「ゴルフクラブ」や「コーヒー(!)」を用いて倉田さん相手に完全勝利を収めるというインパクト抜群の仕事を見せた。 展開によってはファンサービスとして例のノート『生と死に関する百日の動向』も持ち出している。 一応、福沢さんとのやり取りの途中で選択肢が出現するのだが、実はどの選択肢を選んでも死亡エンド直行であり、それらを全て見ないと先に進めないという何ともSっ気に満ちたプチループ構造になっている。 もっとも話が進行すると一連の死亡エンドは倉田さんが脳内でシミュレートしたという事にされ、せっかくの活躍は文字通り幻と化してしまうのだった。殺人クラブのメンバーには大なり小なり出番が用意されているのだが、いかんせんミニシナリオ、彼女の本領発揮は次回作でこそといったところだろうか。 [部分編集] 最終版 「生徒編」に登場。 クラスメートの「高坂まどか」が鳴神学園の有名妖怪「逆さ女」と出会った時の話をしてくれる。 分岐によってはおなじみ霊能力者「元木早苗」(&その縁者の「長谷部勇介」)とのドリームマッチが行われたりでファンキーな展開に発展するのだが、高坂さんが行動を誤るとやはり話は凄惨な結末を迎えてしまう。 なお、こちらミニシナリオは「七不思議の集会」のどこかの周回を切り取った体裁で行われている。 そのため今回はそれなりにエグい題材に反して語調が軽いことが黒いといえる程度の……、要はいつもの福沢さんである。 また、THE・ヘンな子である早苗ちゃんたちとそのほか普通の人たちを並べて紹介することによって、その温度差を突いたユーモラスな味付けが語りの中で強く出ているのも特徴かもしれない。 [部分編集] AMC1 語り部全員が「殺人クラブ」所属と言う設定を持たされた今作であるが、いつも以上に残虐性が表に出ているのが彼女だろう。 標的の「倉田恵美」については女の勘か本性を察したうえで近親憎悪的な感情を抱いており、当初から殺害に乗り気だった。 「ゴルフクラブ」と「ボウガン」という二本立ての凶器を手に攻めてくることが多いが、少女特有の残酷さを発揮する機会にも多く恵まれており、その場の思い付きでエグい殺し方を倉田恵美相手に実演することもある。 また、唯一の一年生部員ということもあって部内では若手のホープ的なポジションに就いている。 それに見合ってルートによっては撃破難易度もかなり高く、手こずらされたプレイヤーも多いだろう。 (執筆者募集中) 「本編」ルート。 すべての分岐シナリオの起点となるルートである。 ここで彼女はボウガンで盛大に流れ矢を撃ちまくり、さすがに看過できなくなった新堂先輩から指摘されると悪びれなく木陰から姿を現す。続き、ここで意を決した日野部長の号令によりほかの部員たち共々居合わせた通行人の大量虐殺という暴挙に出た。 そして、体験版にも収録された実に力の入ったエンド「猟奇(中略)坂上」の犠牲になってしまう。 親友とされた元木早苗を射殺したことを皮切りに、このゲームは従来と方向性が違うと認識したプレイヤーも多いことだろう。 「成りすまし」ルート。 「七不思議の集会」のお膳立てに乗せられノコノコと新聞部部室に足を運んだ倉田恵美のことをメンバーのひとりとして出迎える。 (執筆者募集中) 「旧校舎探索」ルート。 旧校舎に埋蔵金が隠されているという噂にダマされ、早苗ちゃんと坂上くんを連れて旧校舎にやってきた倉田恵美だったが……。 当のガセネタを掴ませたのは日野部長の仕業であり、人気のないところにおびき寄せたところで誰かほかの部員に狩らせるという趣向を取っていた。そうした日野部長のお膳立てに乗っかり、福沢玲子が共に待ち構えていることがある。 が、日野部長にとって計算違いが多々発生する。福沢の場合は倉田さん一行がまさかの「髑髏」を掘り当ててしまったことであり、しかもその髑髏は日野に恨みを持っていた。折しもそこに恨みの相手がいたことを察した髑髏は日野に噛みつく。 福沢はとっさに助けようして矢を放つのだが恒例のノーコンっぷりを発揮して日野部長にとどめを刺してしまう。このルートにおける日野部長は活動内容はアレだとしても部員を思いやる気持ちを見せた良き先輩なだけに、福沢もさすがに悪いと思ったようだ。 「新語り部集結」ルート。 (執筆者募集中) 「付き添い」ルート。 ギャグ補正を抜きにした、最も殺人鬼の脅威が色濃いルートである。 福沢もまた殺人鬼に怯える普通の女の子「倉田恵美」を脅かしながら、獲物として狩り立てていく。 (執筆者募集中) 「倉田家襲撃」ルート。 両親+愛犬一匹と暮らす一般的な二階建て家屋の倉田家を舞台として、各所に待ち受ける「殺人クラブ」のひとり。 うち福沢は二階へ通じる階段の上側という好立地に陣取り、標的の倉田恵美が階段を上ろうものなら即座にボウガンで矢を放ってくる。哄笑まじりに小馬鹿にする声と共に倉田さんの命を奪う結末は、攻略情報抜きの初見では避けられないといっていいだろう。 そんなわけで無策ではむざむざと射殺されるだけなのだが、色々とお膳立てをして懐に飛び込んでしまえばこちらのものである 高飛車で調子に乗っている小娘(当の「倉田恵美」もそうといえるが)が反撃のタコ殴りを繰り広げるとなすすべなく泣き言を言い、やがて何も言えなくなってしまったことに感じ入ってしまったプレイヤーもいるかもしれない。 ともあれ二階にさえ上がってしまえば、複雑なフラグはないため生還まであと一歩である。 なお、無力化が済んだ福沢は例のごとく倉田さんによって拘束されるのだが……、やはり何も言うまい。 「人間狩り」ルート。 このルートでは「殺人クラブ」の面々がひとりずつ順番を決めて倉田恵美を襲っていく。 福沢の手番は三番目であり、一番手の細田が悪魔召喚という超展開に巻き込まれて死亡すると、二番手の風間とともに姿を現す。 風間のことは一応先輩として表向きは立てていたものの、内心では殺人鬼らしく信頼関係などみじんもない腹の探り合いを繰り広げる。よって風間が自分を始末しようとしたことを察すると、先手を打って殺害している。 また、殺人クラブの一同は日野部長から細田と風間の両名を部の足手まといとして内部粛清を行う旨の通達を受けていた。 ここで先を読んだ福沢はこのまま従い続けると自分の身が危ないと考えるが、それでも当面は日野に対して従うか単独ないし協力者を得た上で反攻に出るかの選択を行うことにする。 ここでゲームの趣向に福沢が乗った場合は就寝中の倉田恵美のことを軽いノリでゴルフクラブで危なげなく殺害している。 引き続き日野部長にクラブの一員として迎えられることになり、福沢も今のところはクラブで楽しみ続けることにしたようだ。 反面、反抗を決意した場合だがいずれの場合も日野部長以下上級生たちは一枚上手であり、あっけなく返り討ちにされてしまう。 ここで特筆すべき点だが、福沢の内面を掘り下げるかのようにして「藤鳥澄子」という女子との間のエピソードが挿入されることがある。彼女が単純な殺人鬼ではなく、どこか心に虚無を抱えた人間としての顔をのぞかせたと考えればけして外せない話だろう。 なんにしても、倉田恵美が死なない限りはいくらハンターが自滅し続けても終わらないのがこのルートである。 福沢玲子の脱落後は、四番手の荒井昭二が引き継ぐか日野部長の判断でゲームは最終局面に向かっていくことになる。 [部分編集] AMC2 今回の持ちネタは「鞠絵先生」。 手番では新任美術教師「桃瀬毬絵」先生に降りかかった不幸と異形への変貌について語る。 今回の福沢玲子はあくまで普通の女の子としての側面が強く出ており、話の主題であり犠牲者でもある桃瀬先生のことは終始同情的に語る。ひるがえって先生を陥れた生徒「山形英俊」のことはとにかく冷めた口ぶりである。 なお、この話自体は桃瀬先生の段階を置いた変貌に焦点が置かれていることと、福沢さんが先生の逆襲を期待するような語り口で話を進めることもあってオチ自体は簡単に読めるだろう。 あえて注目すべき点を挙げるとするなら、話の最後で福沢さんは自分と桃瀬先生は実は姉を介した旧知の仲ということを明かす。 そのため、福沢さんが先生に肩入れするのも納得といえる。 余談だが『特別編』以降の福沢さんのシナリオの中には一見自分と無関係に進行している話の裏で自身が関与した。 そして裏から事態を悪化させたんだと明言こそしないが、ほのめかすパターンが存在する。 この話の福沢さんは山形に対する言動に毒があり、桃瀬先生との間に実は関係があった。 けれど事態の中心にはコミットせず後になってから知った話として、一線を引いていたと言い換えられる。 ……遠回しな言い方になってしまうが、桃瀬先生と福沢さんの間に本当は何が起こっていたのだろうか? [部分編集] 学恋 攻略キャラの一人として登場。 (執筆者募集中) [部分編集] 学恋2 全編に攻略可能なキャラとして登場。 (執筆者募集中) [部分編集] 特別編 語り部の一人として登場。 ビジュアルが一新されたこともあって『AMC2』と同様に普通の女の子としての側面が強く出ており、恐怖度も抑え目である。 ほかの語り部たちと同様に根幹の「あなたは幸せですか?」からシナリオが派生していく形式を取っているのだが、たとえそちらの本筋が相当に進んだ後であろうと坂上が難色を示すと路線変更に応じてくれるのが特徴となっている。 そのことからもわかるように基本的には聞き手の坂上に対し好意的に接してくれるが、時に隔意に変じるので注意が必要である。 また、オーソドックスな怪談を語る一方で、人間関係のもつれから破綻した人間の話を多く取り揃える傾向にある。 この場合は色恋沙汰も絡むが、岩下さんとは異なり男女の愛憎よりむしろ特定人物間での閉じた交流に焦点が当たることが多い。 同時に、それらに対してどこか突き放して距離を取った物言いになっていることと、裏で自分自身が人間関係のこじれに関与していることをほのめかすこともしばしばである。 目に見えた危険人物ではないものの特に七話目で曲者じみた動きをみせることが多く、時には全員を手玉にすら取ってみせた。 ⇒「早見・特別編/福沢玲子」 追加版 引き続き語り部の一人として登場。 人間関係がさらにこじれてみせる「ラジオの声」や牧歌的でいい話「モモのいた学校」など、追加シナリオについては『特別編』の延長線上にあるが、グロテスクな味付けが強くなっている傾向にあるようだ。 また、「毬絵先生」に代表されるように、黒幕風が鳴りを潜め七話目で被害者枠に収まる向きが強くなっている。 ⇒「早見・追加版/福沢玲子」 [部分編集] 学恋V 攻略キャラの一人として登場。 (執筆者募集中) [部分編集] 流神A 「ひきこさん」に登場。 なんと結婚して姓を変え、「浅見玲子」として出演している。 つまりは人妻である。[おい誰か、魔法使い呼んでこい。] そして、この未来予想図における職業は「有閑マダム」とされている。夫は不明だが、相当裕福なのだろう。 ネット上で「あーくんママ」の名義でエステサロン「サロン・ド・ボーテ・ミシェル」への好意的な書き込みを行っているのは彼女と考えられる。 実際に当のエステサロンを懇意にしており、捜査の一環で足を運んだ「賀茂泉かごめ」警部補と連絡先を交換するなんて一幕が用意されていたりする。もっとも警部補とはノリもそりも合わない以上、捜査が別の軸に逸れた場合はこれきりの縁だろうが。 ただ「原宿児童連続殺人事件」の捜査線上に「ワールド・ハッピー&ピース・カンパニー」が浮上した場合は、結婚後も同組織および「蜜田真奈美」と交流を持っていることが判明する。 どういった経緯を辿ったのかは不明だが、現在は例のシャンプーを愛飲しているようだ。 動じない蜜田さんをしてわずかながらだが感情らしきものを発露させており、ふたりの関係性が窺い知れる一幕である。 そんな玲子さんも、賀茂泉警部補がぼろを出してしまった際は蜜田さんと連携する形で即座に対応してのけている。 単に頭の軽い女とみせ、危険極まるカルト組織の一員として名を連ねていることは伊達ではないといったところなのだろう。 [部分編集] 月下美人 (執筆者募集中) [部分編集] 極 本作でも「七不思議の集会」は開かれるが、シリーズの主舞台である「鳴神学園」の露出度は控えめである。 なぜなら『極』は『四八』&『学怖inよんはち』の設定と、「年代不定の現代」を時代設定に据えたオリジナルの舞台設定であるため。そんな中、福沢さんは岐阜県にある他校からやってきた語り部として登場する。 「呪われた旧校舎」。 このシナリオは大まかに言って三パターンの展開に分岐するのだが、福沢さんはその中のひとつで恐るべき正体を現す。 (執筆者募集中) 「嘘の埋葬」。 (執筆者募集中) 「血なまぐさい水の謎」。 おなじみ『学怖(S)』から抜粋された根幹シナリオである。明記すべき点としては先に述べた通り、舞台が岐阜県の学校になっている点や「志田直子」、「玉井佳子」の両名の新解釈、水や人間関係にまつわる新シナリオへの導線が用意されている点が異なる。 「イノチ」。 根幹からの派生シナリオその1。 近隣の県にある行楽スポット「N湖(野尻湖)」へ林間学校で向かった時の話をしてくれるのだが、この話はとにかくバリエーションに富んでいるのが特徴である。 (執筆者募集中) 「SNS怪談」。 根幹からの派生シナリオその2。 前述した志田さんと玉井さんのふたりは、実は女王と召使とでも言わんばかりの間柄を築いていたのだと福沢さんは教えてくれる。けれど玉井さんの献身ありきで歪ながらも成立していたはずのふたりの関係は、ある一時とうとう壊れてしまった。 そこからの経緯はどちらかがどちらかを殺し、復讐または彼女なりの愛の報復が行われることで共通している。 そして、その舞台は題にもあるSNS「ポエッター」、そしてシナリオの導線にもなった「水」を介したものに他ならなかった。 その先に待ち受けていたのが悲劇であるか、愛の帰結であるか否かについての解釈は聞き手にお任せする。 「復讐サイト」。 (執筆者募集中) 「招霊騒動」。 「こっくりさん」をきっかけに目覚めてしまった危険極まりない悪霊「あの子」の魔手から逃れ、生還につながる糸口を探るべく語り部たちはツーマンセルになって校内に散る。 正確には情報提供者である謎の霊「名無しさん」との交感を切らないため部室には主人公のみを残し、ひとまずは単独で行動、その間福沢さんは小腹がすいたので家庭科室でにぼしを食べたり、猫を発見したりしている[(やはり猫なのだろうか……?)]。 そののち「LIME」を介した相談によって転換した調査方針に従って、新堂さんと合流したという流れとなる。 (執筆者募集中) [部分編集] ドラマCD 語り部の一人として登場。従来の集会とは異なり、同学年かつ友人の「元木早苗」が語り部として加わった為に彼女との会話が多く、放課後に二人で帰ろうとする描写が頻繁に見られる。 VNVから「あなたは幸せですか?」と学怖(S)から「十三階段」を引っ提げ参戦。 Disc.1「オープニング」。 (執筆者募集中) Disc.6「あなたは幸せですか?」。 (執筆者募集中) Disc.6「十三階段」。 (執筆者募集中) Disc.10 エンディング type.C「占い同好会にて」 (執筆者募集中) Disc.11 全キャラクター収録 シチュエーションCD「福沢玲子」 (執筆者募集中) [部分編集] 秘密 「Twitter企画」ルート、「……福沢さん、何か隠していそうだ」ルートほか多数に登場。 Twitter企画ルートに登場していたことに加え、彼女の名前が含まれる選択肢が既に二つ発表されていたため、発売前からある程度の活躍が約束されていた。そしてそれは裏切られることはなかった。彼女の残虐性と考え方とは対照的な明るい言動は各シナリオで坂上もといプレイヤーに恐怖を植え付けることとなる。 「Twitter企画」ルート。 一年G組に坂上くんが訪れた時に、不在の元木さんの代わりに顔を見せる。欠席している元木家へお見舞いに行くことを促してくるが、友達思いなのか、はたまたただ面白がっているだけなのか……。 ひとしきり話した後、坂上くんの命に関わる事柄を思い出したように教えてくれる。冗談だと思ってなのかかなり軽い口調だったが、もしかすると福沢さんにとって坂上くんの生死はあまり重要な問題ではないのかもしれない。 「行かない方が良い」。 (執筆者募集中) 「行くべきだ」。 (執筆者募集中) 「そういえば……思い当たることがある!」。 (執筆者募集中) 「……福沢さん、何か隠していそうだ」。 (執筆者募集中) 「とりあえず助けよう」。 (執筆者募集中) 「福沢さんと旧校舎を調べに行ったんだ」。 (執筆者募集中) 「誘いに乗って殺人クラブに入るべきだ」。 殺人クラブの一員として他のメンバーと一緒に登場する。 (執筆者募集中) [部分編集] ナポin 最終話「呪われたゲーム」に登場。 鳴神学園を舞台とした複数の都市伝説の中で名前が語られているとかで、二十年前以上の同時期に在籍していた「荒井昭二」らと共に一部界隈ではかなりの有名人だったらしい。村崎目線からすれば、荒井昭二と同じく実在の人物であるようだ。 そして「ランタン」名義でゲーム実況配信者をやっている「村崎藍」の下にファンを名乗って自分の名義で『スクール・デイズ』のディスクを郵送してよこした張本人でもある。 村崎藍はいぶかしみながらも、くだんのゲームをプレイしてみるのだが……。 その果てに、いつものキャハハ笑いで村崎のことを出迎えてくれたのが彼女だった。 それもなぜだか、荒井昭二と赤川哲也の両名と肩を並べて。しかも村崎とは同年代の高校生の姿で。 詳細は「荒井昭二」の該当する節を参照のこと。 ⇒「荒井昭二#ナポin」 実際、主だったところは荒井さんの口から語られるので福沢さんの役割といえばせいぜいが補足を入れる程度である。 が、切迫している村崎をよそに福沢さん自身はとにかく緊張感が抜け落ちており「まーいっかー」程度のテキトーな態度で振る舞っている。この辺、まさしく彼女らしいと言えば彼女らしいかもしれない。 [部分編集] 鳴七 語り部のひとりとして登場。 語り部の中では(相対的に)目立った存在ではなかった彼女だが、今回は感情が欠落しており、喜怒哀楽の情動が表向き存在しているように装うため普段は持ち前の知性で補っている。――といった驚愕の設定が追加された。 もちろん全分岐に適用できるとは限らないものの、これによって彼女に抱える潜在危険性はさらに増したと言えるだろう。 また、『鳴七』は既存シナリオを明確な個性を与えられたキャラクターを軸に再構成して配置することで、語り部たちもまたひとりの登場人物となり統一された世界を横断していく。かくいうコンセプトの恩恵を最も受けた登場人物のひとりともいえるだろう。 具体的には交友の幅が設定倒れでなくなり、所属クラスである「一年G組」を中心とした同学年女子との交流関係が一気に整理され広がった。くわえて濃密だったり冷淡だったりする交友関係が彼女の容赦のない視点から大いに見えてくる形となっている。 そんな福沢さんの語り口は時に赤裸々であり、時にはドライであり、時にはすっとぼけたユーモアで話を煙に巻く。 よって今回の福沢玲子は今までにも存在した、少女らしい残酷さで他者を切り捨てる小悪魔的な魅力が前面に打ち出されたと言い換えられもするかもしれない。事実、現実世界での人気も上昇したらしい。 (執筆者募集中) [部分編集] 稲in 鳴神学園への入学を果たし、所属クラスである「一年G組」に組み込まれた「あなた」だったが……。 自己紹介の席でなぜか唐突なめまいを覚え、気を失ってしまう。 そして目を覚ましたはいいが不審極まりない両親にせかされるようにして学園に足を運び、首尾よく新聞部に入部したあなたは行方をくらました「坂上修一」の足跡を追うことになる。 その手がかりとして坂上くんが進行役を務めたという「七不思議の集会」の出席者を訪ね歩くことにしたあなたは出席者のひとりであり、同じクラスの一員でもある福沢玲子から話を聞くことにした。 そんなわけであなたの、集会について教えてほしいというお願いを福沢さんは快く聞き入れてくれた。 なお、福沢さん自身も自己紹介の席では「元木早苗」さんとの間に印象の残るやり取りを繰り広げていたりもする。 質問内容はさまざまだが、その中で福沢さんが集会当日に語ったという話について尋ねると「瀬戸裕子」さんと「水泳部のロッカー」についての話を簡潔に教えてくれる。 それを踏まえ現地に行ってみようという提案を福沢さんは行う。受ける受けないは自由だが、真実に迫るなら実質一択といえる。 それからあなたは福沢さんの人の悪い小悪魔トークに肝を冷やしながら恒例のロッカーの洗礼をくぐり抜け、霊のごとく瀬戸さんと対面(?)したのもつかの間、直後現れたのは生きている方の瀬戸さん「瀬戸陽子」だった。 部外者、それも男子生徒を連れ込んだことにばつが悪くなったのか。それともこの場に部外者がいることが意味するものを瀬戸さんに悟られまいとしたか、福沢さんはあなたを置いて脱兎のごとくその場から逃げていくのだった。 置いていかれたあなたは瀬戸陽子さんと軽く会話を交わし、彼女の背後を見て無言で何かを悟ると残る六人の語り部を探すべく鳴神学園構内を歩くのだった。 [部分編集] アパ殺 「殺人クラブ」の一員として登場。 『鳴七』の趣向を引き継ぎ、享楽的な趣向と虚無的な内面を抱えている。 その都度周囲を観察した上での臨機応変に対応に変えることで、外向きの表情や感情を形作っているようだ。 そんな福沢さんは今回も「ボウガン」をメインウェポンに据える。 (執筆者募集中) 情報提供・文章の補足、編集方針の動議その他諸々歓迎します。 もし興味を召されたなら下のコメント欄に書き込みなどされると嬉しいです。 名前 コメント
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【検索用 あはしー 登録タグ VOCALOID あ 三森 初音ミク 曲 曲あ 袖水】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:三森 作曲:三森 編曲:三森 イラスト:袖水(Twitter) 唄:初音ミク 曲紹介 13秒からが特に好きです。好評で長いバージョン作ります。 曲名:『アパシー』 三森氏の3曲目。 歌詞 (投稿者コメントより転載) 奇跡にすがるのはもうやめたさ 小さな期待さえ裏切られる 何にも期待せず惰性の方が 楽でいいないいなって気づいちゃったね 始まりあるものに終わりあれば感情の総和はゼロじゃないか 詐欺師みたいなテキトーレトリックだけど終わらせる勇気はなくて 泣いたってつらいだけなんだ(アパシーアパシー) つぶやいてはじけて後は無になる 喜びもつかの間今日も(アパシーアパシー) ロボよりもロボみたいに生きて またいつかなんて取り繕って 過ぎゆく日に僕はアパシー 上位互換だらけのこの世界で僕は真顔でずっと ドッキリだと信じるしかないね アパシーアパシー×5 コメント 名前 コメント
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アパシー鳴神学園 ゲームの概要アパシー鳴神学園 都市伝説探偵局 公式サイト ゲームの仕様 関連レビューや紹介記事 おすすめ攻略サイト・攻略wiki 関連リンク 新情報 wiki参加者の感想・レビュー ゲームの概要 タイトル アパシー鳴神学園 都市伝説探偵局 発売元 アークワークシステム 開発会社 ジャンル サウンドノベル型テキストアドベンチャー 発売日 2007年10月25日 メーカー希望価格 3990円(税込) CERO B区分(12歳以上対象) 備考 原作/脚本:飯島多紀哉 アパシー鳴神学園 都市伝説探偵局 公式サイト ゲームの仕様 DSの向き 横持ち 操作 タッチペン対応・ボタン操作対応 セープの数 1ヶ所 初期化 可能・不可/データ削除で対応・新規データ上書きで対応etc 主人公の性別 男 なまえ変更 なし デフォルト名 賽臥隆恭 職業・立場 高校生 キャラデザ あり ボイス なし OPEDムービー エンド マルチエンド その他 関連レビューや紹介記事 おすすめ攻略サイト・攻略wiki 戦人・恋模様「アパシー鳴神学園 都市伝説探偵局」攻略目次 http //homepage2.nifty.com/ebn-br/apathy-capture00.html 関連リンク 同人ゲーム「アパシー 鳴神学園七不思議2008」 新情報 wiki参加者の感想・レビュー こちらからどうぞ ※ネタバレ厳禁 名前
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[部分編集] アパシー・BGM人気投票 ※一人一日一票です [部分編集] 順位 選択肢 得票数 得票率 投票 1 新堂誠(学怖) 694 (22%) 2 日野貞夫(学怖) 536 (17%) 3 花一匁 496 (15%) 4 手鞠 358 (11%) 5 大本真美 353 (11%) 6 岩下明美(学怖) 159 (5%) 7 パライソ・ハレルヤ・スンバラリア 153 (5%) 8 荒井昭二(学怖) 97 (3%) 9 岩下明美(アパシー) 91 (3%) 10 新堂誠(アパシー) 68 (2%) 11 細田友晴(学怖) 57 (2%) 12 藤村正美 36 (1%) 13 回帰羅針 30 (1%) 14 福沢玲子(アパシー) 15 (0%) 15 荒井昭二(アパシー) 12 (0%) 16 風間(晦) 10 (0%) 17 前田良夫 7 (0%) 18 坂上修一 7 (0%) 19 迷信(学怖) 7 (0%) 20 風間望(学怖) 7 (0%) 21 スクール・デイズ 5 (0%) 22 福沢玲子(学怖) 5 (0%) 23 私の人形 4 (0%) 24 ダンバインとぶ 3 (0%) 25 風間望(アパシー) 3 (0%) 26 倉田恵美 2 (0%) 27 前田和子 1 (0%) 28 前田葉子 1 (0%) 29 山崎哲夫 1 (0%) 30 新堂誠(学怖S) 1 (0%) 31 殺人クラブ(アパシー) 1 (0%) 32 真田泰明 1 (0%) 33 福沢玲子(学怖S) 1 (0%) 34 荒井昭二(学怖S) 1 (0%) 35 鈴木由香里 1 (0%) 36 岩下明美(学怖S) 0 (0%) 37 細田友晴(アパシー) 0 (0%) 38 細田友晴(学怖S) 0 (0%) 39 迷信(学怖S) 0 (0%) 40 風間望(学怖S) 0 (0%) その他 投票総数 3224 選択肢の項に同じ選択肢があったため、(学怖S)や(晦)を表記し、区別がつくようにしました。 -- 名無しさん (2022-01-10 08 27 17) 名前 コメント
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アパシー・サイドED この色の文字は主に出展元 アパシー・サイドED一話「開かずの間」 二話「紅女」 [部分編集] 一話「開かずの間」 Good001.「共に歩む未来」 三田さんには二回揺すぶらないといけない質問がある。 その上で第一発見者に会いましょう。 会っていないなら、一日目に磯釣りをして子供を助けること。 三田さんへの聞き込みは「自殺の動機」→「望月智子の彼氏について」→「自殺の動機」 。女将さんへの聞き込みは「自殺の動機」 。 そうすれば第一発見者に話が聞けます。 選択肢は以下の通り、ドラッグで反転 「磯釣り→他の場所で→助ける→眠い→実は→飲む→女将さん(両方聞く) →(一度高井戸先生のところに戻る)→三田さん(全部聞いた後第一発見者について聞く)→先生のところへ帰る」 最後のセルフクエスチョンには九問全てで正解すること。 攻1スレの899,906,907,912,919,923 攻2スレの21,22,23 攻3スレの113 [部分編集] 二話「紅女」 Good002.「紅女」 大量のHPが必要。 序盤からポイントの高い選択肢を選んでいく。 複数のフラグがあり、一つでも外すと到達出来ない。 ○紅女とは・紅女の弱点・紅女の行動 ○おしゃべり中の奥様方・ベンチに座っている老夫婦・携帯ゲーム機で~ ○紅女の詳しい情報を教えてください ○紅女に対処法はありますか? ○約束通り勿忘草の会に行く ○本当に奥さんが喜ぶんですか? 以上の全てを通過すること。 攻1スレの705,707
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アパシー 流行り神 【アパシー はやりがみ】 ジャンル アドベンチャー 発売元 七転び八転び プレイ状況 データコンバートが必要なED以外は全クリア 発売日 2009/12/30 総評 全体としてはいい方だと思う。同人ノベルゲーとしては完成度は高い。 値段の割にボリュームがけっこうあったからその点に不満はない。短編集でいくつもの物語が読めるのは嬉しい。 システム面も「次の選択肢まで飛ばす」があればより良いと思ったものの、既読スキップも早くかなり快適だった。 HPシステムはカリッジポイントシステムの劣化版だと感じた。またカリッジと違って、HPが必要とされる選択肢がほぼ正解ってわかるというのもどうかと。あまり斬新な感じではなかった。それにベストエンドや真エンドのために、経験値を貯めてゲームクリアという作業を相当数繰り返さなくてはならないのは苦痛。途中セーブをロードしてもそのセーブ時のレベルのままなのもどうかと…毎回必ず頭からやり直し。シナリオスタート時にいちいち「レベルを引き継ぎますか?」って聞かれるのもメンドくさい。引き継がないことはまず無い。 OPは怖くて雰囲気満点(パッチ当てるまで上下逆だったけど。VISTAェ…)。 不満といえば、シナリオ中で音ヘボイ箇所があったくらい。悲鳴とか恐怖音って重要だと思う。まぁ同人ゲーだしフリー音源とか使うから仕方ないのか。 で、肝心の内容はと言うと…ちょっと。 これがきっかけでアパシーシリーズに興味は持ったけれども、流行り神ファンから見た「流行り神」としては不満が残る出来だった。 編纂室のメンバーの話を新たに読むことが出来ただけでも幸せなんだと思いたい。 感想に愚痴が多くなっちゃったので誤解のないように言っておくけれど、この作品は嫌いじゃない(ネタバレ避けたらあんまり内容が語れなくなっただけ)。 データ連動しないと見られないバッド以外、全部のエンディング見たくらいには好きだよ!11時間もプレイしちゃったしね!! 色々と(特に流行り神サイド)残念だったところは次回作に期待。 以下、流行り神シリーズのネタバレが酷いです。 ・「オープニング」 蘭子まっちょすぎる。かごめはヘアスタイルからして別人。ゆうか?誰ですかこれは。一方、人見はいい感じ。スゲェ美人。風海も美形に。小暮さんは…可もなく不可もなく。 風海は第三者から見ると「スーツでびしっと決めてる」「出来る人オーラ漂ってる」人間のように見えるらしい。 怪人デカおじさんはすっかり定番の都市伝説になってるそうな。 OPはキャラ紹介を兼ねてる感じで人から怪談を聞くなど話そのものは面白い。主人公も共感できるノリノリおばかだし。 アパシーサイド DSでなんかゲームが出ていたかな?というイメージしかないんだけども、なかなか個性的というか色物キャラばかりで魅力的だと思った。設定もなかなか面白い。 ただアパシーサイドはストーリーがほぼ一本道なのが残念。 ・「開かずの間」 グッドへの分岐条件がやや不親切な気がした。 何回もゲームオーバーになって作業しないとグッドへ辿り着けないのもどうか? ネタ自体は定番でありながらも、どんでん返しがあって面白かった。あれは素直に予想外。 主人公の賽臥の特殊能力で、相手の発言が嘘か真かを知ることができるのはなかなかわくわくした。嘘言っててもどの箇所が嘘なのか自分で考えなくちゃいけない所など、オカルトと言うよりは推理メインのシナリオ。賽臥もアホっぽくて可愛い。 気になるのが真エンドで見られる会話。あーいう「仕事」は道明寺とかの仕事の領分だったか?2の道明寺レポート見る限り、えぐいのは野槌とかいう連中じゃないっけ…まあいいか。それより道明寺の絵がおっさん過ぎる気が…(1の時校長から「若い刑事が~」って言われているのに)。でも喋りは違和感なかった。 役不足の誤用確認。高校生+アホの子ってことでそう言わせたのだろうか?でもサウンドノベルでこういう誤用はやらないで欲しい。 ・「紅女」 話の出来や実際の真相、真エンドで見られる後日談含め、一番の完成度を誇ると思う。 都市伝説の広まり(現在進行形)が体感できるのは面白い。 ただ、相当の作業を繰返してレベル上げないと真エンドへ辿り着けないのはどうかと。バッドエンド含めエンディングのの数は少ないけど面白いのがあった。悪ノリはいいものだ。 兄さんの登場がアパシーサイドとはなんという罠…。 それにしても、兄さんは既に教育関係者に見えない件。見かけからしてもう一般人じゃない。あれはネクタイなのか?もはや布を首に巻いてるだけのような…シャツもすごいことになってる。それなのに対応が大人で常識的、かつ口調が非常に丁寧だから困る(笑) 流行り神メンバーのキャラクター描写では、一番違和感なかった、というか自然だったのが兄さん。表情パターンもいかにも「らしい」。 でもせっかく兄さんが出たんだし、科学的視点から分析とか歴史とか民俗学的な視点からの話とかもっと色々聞きたかったなあ。 風海が事件の裏で動いてたのを色々想像すると面白いシナリオ。序盤に前振りがあったけどネタだけだと思って気にしてなかった。これは一本取られた。 ある選択肢で出る会話で「夏に常世島に行った」って話が出るので、流行り神時系列ではこれは2後で3前の冬の話のよう。 それにしても「鋭い目付きが余計に鋭く」ってどんだけ鋭くなるんだ兄さん…周囲マジ哀れ。 流行り神サイド 全体として流行り神っぽくない印象。オカルトルートと科学ルートに分岐しないのが原因か。マルチシナリオではあるが、流行り神というより、学怖という感じ。正確には、これはあくまで学怖のところが作った同人ソフトなんだと思い知らされた。まあ当たり前なんだけども。要するにキャラ描写に不満が大爆発。 流行り神の音楽を使ってるのは嬉しい。 セルフクエスチョンも再現されているけど、簡素でルート分岐かバッド直行くらいにしか使われていないのがもったいない。 ・「ひきこさん」 ひきこさんの都市伝説やそれに関連する事件はとても良かった。それだけに真相がどれもひきこさんとまったく関係なくて残念。オカルトルートとしてどれかに本当にひきこさんが出てくればなおよかった。 シナリオは大きく3つに分岐、真相も変わってくる。特にある医者の出てくる真相ルートは科学ルートという感じで好印象。しかしあるバッドEDにサンブラ茶が使われているけど、なんにも知らない流行り神ファンがやったらオチの意味が分からないのはどうかと思う(お茶でなんでバッドになったのか把握出来ない気が)。 冒頭部分の都市伝説や事件発生までの話の流れ、分岐の多さなどもしかしたら楽しいかもしれない。しかしそれ以上にキャラクター描写について不満が残るシナリオだった。 かごめさんがかごめさんじゃなかった。これドッペルゲンガーじゃね? かごめさんは人間の眼球見たくらいで「ひぃぃぃ」なんて言わない。実際、2の「予知夢」でも人間の眼球を見て怖がる小暮を笑っていたし、3の「高額アルバイト」の残骸を前にしても唯一取り乱さなかったのに。 それにあれだ。全体的に優しすぎる。かごめさんはもっとツンドラであるべき!!! かごめさんはもっとウィットに富んだ絶対零度の貶め方をしてくるであります。優しすぎて別人であります。 それと笑いネタとしてしつこく繰り返される「かごめさんをおばさん扱い」がどうなの?って思う。しつこすぎて不愉快。 かごめさんまだ24じゃないか。そりゃ高校生からすれば歳行ってるけど、そんな事言ってたら人見さんはさんじゅ・・・おっと誰か来たようだ。 ゆうかが別人過ぎる…。脳内で絵とか台詞を自動変換するしかないレベル。今回一番キャラ破壊がひどいのではないだろうか。 まず人物画が別人。ツインテールで赤く可愛いデジカメ。いかにも「女の子」な顔立ちでお目目もぱっちり。 ショートカットにパンツルック、フィールドワークに最適で実用的ないでたちで、顔立ちもわりかし凛々しい系、ごついカメラなのがゆうかさんだ。お前誰だ。 フィールドワークとか言って豪雨の中軽装で島中駆け回る様な女なのに。この絵のゆうかはそんな根性絶対ない。雨だからやだーとか言いそう。 それに話し方がゆったりというか幼すぎるというか女の子というか。頭のネジが緩そうに見える。誰だこれ。 ゆうかってテンション高くてあちこち動き回る利発な小娘(トラブルメーカーと読む)って感じなんだけど。これ単に迷惑な女じゃん。 よかったのはゆうかと風海がいい感じぽいところくらいか。ああ、好きなキャラだけに悲しい。 それとゆうかが兄さんのことを言う時に「文献ぼーっと読んでたからきっと暇だよ」的な事を言うんだけど、2のゆうか編で本人が「いつも資料とにらめっこでぼんやりしてる姿なんて見たことない」って言ってたような…どういうことなの…。 ・「渋谷で配られる無料の飴」 先輩大好き暴走エンドはさすが流行り神メインヒロイン!だと思った。 こんな調子でバッドエンドでも面白いのが多く、バッドそのものも多くて楽しめる。バッドでもバットじゃないのあったし(笑)悪ノリは大好き。 ちょっと面白かったのが、バッドエンドで小暮さんを送り出すかごめと風海の二人の反応。 かごめはともかくとして、風海が冷たすぎないか。もはやギャグにしか思えないあっさり感だったんだけど…ギャグなんだよね? 風海なら引き止めてくれると思うんだけど。僕にできるだけのことはしてみますから、とかなんとか。 小暮を諌めるというか説得する時も、小暮さんには失望した的な言い方で突き放しすぎ。風海はもっと情が深いというか優しい感じなのになあ。 それにしても風海…優柔不断でその上時々一人でブツブツつぶやいてる(セルフクエスチョン)んだ…流行り神でも言われてたけれど(笑)色んな意味でかわいそうな奴。 編纂室二人がこの時点で綾に面識が出来てしまうのも流行り神原作と違う。まあ、アパシーシリーズだしいいのか。 隠しシナリオ ・「ひとりかくれんぼ」 パッケージになってる癖に…隠しシナリオなのに…話の構成として一番ひどい、か? ボリュームも無いし、ただ単にかくれんぼしました、おわり。という話。 「ひとりかくれんぼ」ネタについてはトワイライトシンドロームのほうがおもしろい。 風海が変。 興味本位でひとりかくれんぼやり出すところで違和感感じた。今まで怪異に関わり、散々な目に遭っておきながらあれはない…。 しかも兄さんに「呪いだから気をつけろ」とまで言われてるのに、実行に移す軽率君なんて風海じゃない。 もう少しきちんとした動機があったなら良かった(例えば「儀式を終わらせるために最初からやってみる」とか)。 それと、人見さんに大胆な発言やらかす場所があるんだけど、そんな度胸はない。せいぜい心のなかでこっそり思うくらいだろう(笑) かごめは兄さんを霧崎先生って呼ぶのに、霧崎さんって呼んでるのはどうしたこと? 風海の「人見さん」という呼び方が、このシナリオ中でも式部さんだったり人見さんだったり…せめてシナリオ中くらい統一してくれ。 このシナリオの楽しむべき点は兄弟のブラコンぶりです!!ということでいいのだろうか?その点では相変わらずブラコン同士だなこいつら!と楽しめた。 以上、感想でした。 ホント頼むよ次回作!期待して正座して待ってる。