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キャラクター名 れみりゃ子 Pスキル:★財力 :★厨房度 :★★★★★ ランカークラス Class G キルクラス Class G デット数 Class SSS 所属部隊名 発言の痛さ 勝ち馬属性 負けフラグ 戦闘スタイル タグ 総評 本人への要望 大人フランの別キャラ
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れみりゃの悲劇 グロ注意 ゆっくりれみりゃ。それはゆっくり界の捕食種と呼ばれる強力なゆっくり。 大体のゆっくりはれみりゃには勝てない。 しかしこのゆっくり国には、れみりゃ退治専門のゆっくりたち通称「れみりゃばすたーず」という組織がある。彼らはれみりゃからの襲撃を守るための特別なゆっくりたちのことである。そして今回は、そんなことを1mmも知らない野良れみりゃとそのおチビの話である 「うわぁー!れみりゃだぁー!」「う~♪食べちゃうぞ~♪」「う~♪」 グシャッ… 「う~…あんまり美味しくないどー…」「たしかにまずいんだど〜。ぷりんが食べたいんだど〜」そんなことを言いながらも食べ続けるれみりゃ親子、しかしその目の前に謎のゆっくりが現れた。「う~♪新しいゆっくりが来たんだど〜♪」「う~♪食べちゃうぞ♪」 「……」謎のゆっくりは黙ったままだ。 「う~?こいつ、ずっと黙ったままだど〜…」れみりゃは思った。もしかして、恐ろし過ぎて気絶しているのではないのかと、しかしその予想は、おチビの悲鳴とともに消え去った。「うー!!!いだいー!!!ざぐやぁぁぁばやぐだずげろぉ!!!……も…もっじょ…ゆっぐ…じ…」「うー!!おちびぃ!!まざがおばえがやっだのがぁぁ!だべでやるぅぅ!!!」「……誰を食べるのぜ」「おばえにぎまっでるだろぉぉぉ!!」「……お前ごときにまりさは食われないのぜ」何を言っているんだこのゆっくりは、れみりゃはそう思った。お前も他のまりさと一緒だから食えないはずはないと。 「う~♪ないにってるの?お前は今までのまりさとぜぜん変わってるところはないんだど〜♪」そして、れみりゃが攻撃しようと牙を出す。このゆっくりがおちびを殺したことはもう覚えていないのかものすごく強気の態度だ。しかし次の瞬間…… ザクッ 何かを切り刻む音がした。そして急に頭がいたきた。 そう、このゆっくりはれみりゃの頭を木の棒でぶっ刺したのだ。「ぅぅぁー!!!おぼにあだまがいだいんだどぉ!!!」「だから行ったのぜ。お前ごときにまりさは食われないのぜ。」「どぼじでぇ!!!ただのゆっぐりのぐぜにぃぃ!!!」ピクッまりさの動きが止まった。「まりさがただのゆっくりに見えるのぜ?一体どこまでばかなのぜ?」「どごがらどうみでもだだのまりざでしょぉぉ!!!」「はぁ…仕方ないのぜ。ばかなれみりゃのためにも名乗って上げるのぜ…いいか、まりさは対れみりゃ業者、通称れみりゃばすたーずなのぜ」「れみりゃばずだーず…ぞんなのじらないんだどぉぉ!!」「まあもうすぐ死ぬお前には関係のない話なのぜ…それじゃあさよならだぜ」 「じょっどまでぇぇぇ!!!それならこの上の棒を……も…っどゆっぐ…り………」「……本部、聞こえるのかぜ…ああ、ターゲット無事死亡したのぜ…今から帰るのぜ……」 こうして、このゆっくり国の平和は守られたのであった。 終わり あとがき おっすおっす1だそ〜わかれよ。 ということで鉄壁の軍人まりさの作者(タクアンとでも呼んでくれ)です 記念すべき大2作目! ネタは寝てたら思いつくいや〜最高やな。 ということでイカヨロシクー! 以上!閉廷!
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■警告■ いわゆる虐待設定を使用した作品です。ゆっくりが死ぬシーンや弱肉強食やデタラメ生物設定が苦手な人はプッシュ戻るボタン。 れみりゃの一日。 朝。 「ふわぁぁぁ、朝がきたどー!」 れみりゃは太陽に負けじと大きなあくびをしながら、木の枝の上で大きな伸びをした。 れみりゃは習性として高い木の上で腹を中心にして枝に干されるようにぶらさがって寝る。 胴体があるため、普通のゆっくりのように巣を作って中で寝るといったことは難しいのだ。 れみりゃが住める程度の大きさがある洞窟を偶然発見できた場合は、そこを巣にすることも稀にあるが、自分で作ることはあまりしない。 もっとも、れみりゃはそこそこ大きいため、巣がなくとも鷹や梟に襲われることは少ない。 高いところにいる限りは外敵の心配はほぼない。高い場所にいるれみりゃを狙うのはふらん種くらいであろう。 「うー、おはよう!」 「うー!」「うー!」 起きたれみりゃは、近くの木の枝でぶら下がって寝ていた胴体のない子れみりゃ数匹に声をかけた。 ゆっくりが群を作るものと作らないものがいるように、れみりゃも家族を作るものと作らないものがいる。このれみりゃは前者だ。 だが、この一家に血の繋がりは全くない。たまたま出会って、たまたま一家になっただけだ。 れみりゃの主食であるゆっくりはいくらでも転がっており、外敵も少なく命の危険もあまりないため、 れみりゃ同士には協力感情や敵対感情といったものは基本的に存在しない。 組むこともあるが組まないこともあり、それらは全て完全な気まぐれで決まる。 起きたれみりゃ一家が空をふらふらと飛んでいると、さっそく草むらの中で草を食べているゆっくりの一家を発見した。 「うー、ぷっでぃーん♪」 れみりゃは素早く降り立ち、近くで追いかけっこをしていた赤ゆっくりを捕まえて一口で飲み込んだ。 子れみりゃたちも近くに居た子ゆっくりに牙を立てて襲い掛かる。 「ゆゆっ!? れみりゃだよ!?」 「こっちこないでね! ゆっくりしていってね!」 ゆっくりの親は近くの子供だけ口に含み、れみりゃ付近の子ゆっくりを見捨てて逃げ出した。 取り残された子ゆっくりの助けを呼ぶ声を無視し、親ゆっくりは涙を呑んでひたすら疾走した。 一見残酷な行為に見えるが、野生では仕方のないことだ。下手に歯向かって全滅する方が最悪だ。 子供なんていくらでも作ればいい、それが自然の世界では真理なのである。 だが、れみりゃが一匹で来ているならよかったが、今回は子れみりゃも一緒だ。 れみりゃたちはあっと言う間に子ゆっくりを頂き、ターゲットを親ゆっくりに切り替える。 子供をおとりにした決死の逃亡も虚しく、空中から取り囲まれてあっと言う間に捕まってしまった。 「ぷっでぃん、ぷっでぃーん♪」 「うー♪」「うー♪」 捕まった親ゆっくりたちは、口内の子ゆっくりごと全てその場で平らげられてしまった。 れみりゃに「エサを溜めておく」という習性は基本的にない。 れみりゃは生まれたときから狩りができるため、赤れみりゃに食べ物を調達するようなことはなく、 中身がほかほかの肉まんなので寒中でもよっぽどひどい吹雪でもなければ問題なく行動でき、冬眠や越冬もしない。 ゆっくりの場合、ごくれまに動けない仲間に食べ物を運んでいくことがあるが、 れみりゃはその再生力のおかげで「全く健康」と「死んでいる」の極端な状態しかなく、そういうことはしない。 ただし、何らかの理由で巣を作ったれみりゃは、ゆっくりをその場で食べずに浚って保管(「しまっちゃう」と呼ばれる)する事もあるが、 珍しい現象であまり確認されておらず、研究の進展が待たれるところである。 れみりゃ一家はゆっくりの吸殻を放り捨て、また別の場所に飛んでいった。 そして数時間経ち、夜になる。適当に空を飛んでいると、段差の近くに木の枝や葉っぱの屑が集まっているところを発見した。 よく目を凝らせば、地面の土が不自然に固まり、周辺の草木の中には大きな穴があることが分かる。ゆっくりの巣だろう。 ゆっくりは巣の入り口を葉っぱや木の枝など自然物でカモフラージュするが、 巣には頻繁に出入りするし最終的には内側からしか隠せないため、巣の入り口が大きいこともあってどうしても完璧な隠蔽はできない。 また、内部を増築するためにはどこかに土を捨てなければいけないし、 雨などで大きく動けない日は巣の周りに生えた草を食べる事が多いので、住めば住むほど巣の入り口は更に目立ってくる。 入り口を塞ぐのは風を防ぐにはいいが、他の生き物からすれば一目瞭然だった。 「うー、ぷっでぃん発見だぞ! 入るんだど!」 「うー! うー!」 親れみりゃは子れみりゃに、入り口を指差して指示した。 さすがに胴体付きの成体は狭い入り口に侵入できないので、入るのは子れみりゃの仕事になる。 丸っこいゆっくりの巣はどうしても入り口が広がってしまうので、子れみりゃが入れないことはない。 知性の優れた成体が巣を発見し、子れみりゃが巣を襲う。実に合理的だ。 もっともれみりゃの食事は、昼や夜に出歩いているゆっくりだけ食べられれば足りるので、巣を襲うことは珍しい。これも気まぐれだ。 子れみりゃは空中で勢いをつけて入り口の適当に束ねられた草木を体当たりでぶっ飛ばし、巣にスルスルと入っていく。 子れみりゃは小さい足があるため、狭い場所では這いずる事しかできない通常のゆっくりよりも遥かに早く移動できる。 「ゆ・・・? うわああああ! れみりゃだあああああああ!!」 巣の中でお昼寝していたゆっくり一家が起き、安全なはずの閉鎖空間で逃げ場を失って慌てふためく。 体格と数はゆっくりの方が勝るが、狭い巣の中では体当たりも押しつぶしもできない。 後は噛みつきでの戦いになるが、そうなれば牙という武器があり移動も素早いれみりゃが負ける事はない。 まず、子れみりゃは一家の中で一番大きいまりさに噛み付いて大きく切り裂いて仕留めた。 動けなくなったまりさの餡子を、子れみりゃはちゅーちゅーと吸っていく。 「うわあああああああ!! うわあああああああ!!」 一家で一番大きいまりさがやられたゆっくり一家は必死で逃げ惑い、押し合い圧し合いの大混乱になっていた。 だが、何とか一部のゆっくりは落ち着きを取り戻し、れみりゃが来なかった方の通路を使って巣から脱出した。 巣には別の出入り口があったのだ。 ただし、本来のゆっくりは巣に非常口などを掘ることはあまりしない。 ゆっくりの力では新たな通路を掘るのは重労働だし、そもそも掘ろうとしても穴の中ではどっちが外に通じるか分からないからだ。 実際は貯蓄庫でも作ろうとして、たまたま外に出てしまったのであろう。が、とにかく今回はこのおかげで命拾いをした。 「うー、そっちにもぷっでぃん発見だぞー!」 しかし、せっかく拾った命も数秒で手放すことになってしまった。 入り口でゆっくりを待ち伏せしていたれみりゃたちが、ゆっくりが別の場所から出てきたのに気付いたのである。 ゆっくりの巣の大きさなどせいぜい数メートルしかない。当然、入り口同士の間隔も全然離れていない。 その上ゆっくりには叫びまくるため、せっかく脱出してもどこから出てきたのかバレバレである。 「たーべちゃうぞー!」 こうしてゆっくりと生きていたゆっくりの一家は、一夜で全滅した。 だが死んだわけではない。その生命は今でもれみりゃの血肉と同化して生き続けているのである。 巣に住むゆっくりは皮だけ残して天に昇ったが、巣は残った。 ゆっくりが巣に住まなくなると、土が崩れたり草が生えたりして巣の入り口がより見えにくくなっていくのは皮肉である。 この巣も今は持ち主がいなくとも、いつか偶然発見した他のゆっくりが住むこともあるかもしれない。 ゆっくりが巣を作るのは非常に大変で、最初から完成された巣は貴重だからだ。ゆっくり同士で巣を奪い合うことすらよくある。 巣を見つけたゆっくりが、先客がいたとしても思わず「ここは○○のおうちだよ!」と言ってしまうのも仕方ないだろう。 数十分後、れみりゃ達は大きな木を発見すると、太い枝を探してその上に乗った。 もう時間は完全に真夜中だ。 「ふわああ、おねむだど。zzz・・・」 子れみりゃは逆さまになって足で掴まり、成体れみりゃは腹を中心にして手足をぶらーんと垂れ下げた体勢になる。 そして一家は先ほど食べたばかりなのに、もう眠ってしまった。おいおい、こんなんだから太るんだぞ。 子れみりゃが多数いるこの一家だが、ゆっくりを食べた量は決して決して多くない。一体のれみりゃ辺り、一匹半も食べていないだろう。 れみりゃは非常に小食である。ゆっくりに対して無敵に近い捕食種でも、ゆっくりを食べつくしてしまわないのはそれが理由だ。 それでもれみりゃの数を考えれば、結構なペースで毎日多数のゆっくりが食べられてしまうのだが、 ゆっくりは繁殖力が高いので、ちょうど拮抗している。自然のバランスは非常にギリギリの部分で保たれているのである。 だから人間が下手な手を入れれば、自然なんて簡単に壊れてしまう。 「むにゃむにゃ、さくや、もう食べられないんだぞー・・・」 れみりゃは下膨れした顔をニヤニヤさせながら何やら独り言を言っている。 自分がこーまかんのおぜうさまになった夢でも見ているに違いない。 我々人間も地球の一員として、この不思議な生き物たちの笑顔を失わせないように気を引き締めなければならないだろう。 終 可愛いぜ・・・ -- 名無しさん (2009-05-17 23 02 40) 食物連鎖というか自然の摂理を見た -- 名無しさん (2009-05-25 03 39 33) れみぃはかわいいな -- 名無しさん (2010-11-27 15 22 53) 食べられたゆっくりが可哀相だな。 -- 名無しさん (2012-12-29 01 03 30) 名前 コメント
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「鬼はー外ー、福はー内ー」 「おにはーそとー♪、ふくはーうちー♪」 この季節になるとどこの家からも威勢の良い声と共に豆の散らばる音が聞こえてくる この紅魔館でも例に漏れず豆撒きが開催されていた 「うー☆ うー☆ つぎはあっちにまくどぉ~♪」 「あんまり散らさないでね、片付けるのが面倒だから」 「だいじょうぶだどぉ~♪ でかけてくるどぉ~♪」 「はい、いってらっしゃい・・・ん?」 パチュリーの元を離れ一人で豆撒きを開始するれみりゃ とはいっても広い図書館。豆を撒き散らしながら入口へ向かっていく 「うー♪ こあー♪」 「あら、れみりゃ嬢。どうしたんですか?」 図書館の出口付近で小悪魔に見付かるれみりゃ 不思議そうな目で見て来る小悪魔に事情を説明する 「豆まきしてるんだとぉ♪」 「なんですか?それ」 「おにさんをやっつけるんだどぉ♪」 「鬼を・・・ですか?ここには鬼はいませんよ?」 「このおめんをつけておにさんのかわりをやってほしいどぉ♪」 「こんな感じで良いですか?」 「うー♪ にあってるどぉ♪」 頭につけていたお手製の鬼のお面を小悪魔につけてもらい準備は完了 再び豆撒きの再開である 「ではいきますよ・・・がおー!!たーべちゃうぞー!!」 「うー♪ たーべられちゃうどぉー♪」 「れみりゃ嬢・・・食べられちゃ駄目ですよ・・・」 「そうだったどぉ☆ おにはそと~♪」 「うわーやーらーれーたー!!」 少々大げさなリアクションを取りながら床に倒れる小悪魔 鬼を倒したれみりゃはご機嫌らしく踊っている 「う~♪ かったどぉ♪ うー♪ うー♪」 「いたた・・・はいれみりゃ嬢、お面返しますね」 「ありがとうだとぉ♪ おしごとかんばってねぇ~♪」 とてとてと走っていく背中を見送ったあと自分の回りを見る これだけの豆を持っていたのだ、多分ここだけではない 自分の主と奥でもっと撒いているはずだ 「ふう、図書館の豆掃除今日中に終わるかなぁ・・・」 つい溜息が出てしまうが口元は笑っていた その後も屋敷の中を歩きながらそこかしこに豆を撒いていく 最後に向かったのは門番である美鈴のところ相変わらずシエスタの真っ最中であった 起こさないようよじ登り頭に鬼のお面を乗せる 「うー♪ つぎはめーりんがおにだどぉ♪」 「zzz・・・」 「おには~そと~♪ うっ♪う~♪」 「んあ・・? れみりゃ嬢? なにしてるんですか?」 「まめまきだどぉ♪ おにはやっつけるどぉ♪」 「豆撒きって・・・!? 咲夜さーん!! パチュリー様ー!!」 突然大声で咲夜とパチュリーを呼ぶ美鈴 なぜなられみりゃのもっていた豆は『炒った豆』 この館の主の弱点だったのだ 「な、な、なんでそんなものも持ってるんですか!?」 「うー? ぱちゅりーがくれたんだどぉ?」 「パチュリー様が? なぜ?」 「きょうは『せつぶん』だっていってたんだどぉ?」 「よく事態が飲み込めないですけど・・・」 待つ事数刻、合流した咲夜とパチュリーから今回の事件についての説明を受ける美鈴 「そういうことだったんですか・・・びっくりしましたよ」 「悪い事をしたわね。次からは事前に説明するようにするわ」 「つぎはしゃくやがおにのばんだどぉ♪」 「えっ!? まだやるんですか? 館の片づけがまだ・・・」 とは言いつつも鬼の面を頭に被る咲夜 「しゃくやかっこいいどぉ~♪ かりすまだどぉ~♪」 吸血鬼の住む館、紅魔館 今日もまったり時は流れる
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メイド秘技「ボ・ラギノール」 注:こんなタイトルですがうどんげは出てきません ========================================== れみりゃは必死に逃げていた。 紅魔館の厨房に侵入し大好きなプリンを手に入れようとしたところ誤って洗い終わった食器の山を地面にぶちまけてしまったのだ。 メイドはみんな怒ったが特に怒ったのはその日の食器洗い担当。 麺棒片手に明鏡止水なんて無視した怒りのハイパーモード全開でれみりゃを追い回しはじめたのだ。 れみりゃにしては上手く逃げたがそれもこれまで。ついに行き止まりに追い詰められてしまった。 「覚悟しなさい、咲夜さんにたっぷり怒ってもらうんだから!」 「う゛、う゛う゛~!」 じりじりと迫るメイド。しかしそのれみりゃの顔には余裕の笑みが。 「やっぱりめいどはばがだどぅ~♪ れみりゃにはおくのてがあるんだどぉ~~♪」 そういうといきなりメイドに尻を突き出した。 (しまった!) そう思ったときには遅かった。ブッボォォォゥッッ!!という凄まじい爆音と共にれみりゃの尻からオナラが放たれた。 顔面に放屁が直撃したメイドは一ヶ月夏場の常温で放置された餃子のようなニオイが鼻を通過したと思うとなすすべもなく卒倒した。 「う゛っう゛~♪ ごーまがんのおぜうさまはさいきょうでかわいいんだどぅ~♪」 勝ち台詞をメイドに言い放ち、リズムがいろいろおかしいヒゲダンスを踊りながら満足げに去っていった。 「お、おにょれぇ~……」 三日後。 またしてもれみりゃは必死に逃げていた。 紅魔館の厨房に侵入し大好きなプリンを手に入れようとしたところ誤って工作用ニスを廊下にぶちまけたのだ。 プリンを手にいれようとしてどうやったら工作用ニスが必要になるかはさておき。 特に怒ったのはその日の廊下清掃担当。 ちなみに三日前、彼女は食器洗い担当だったそうな。 そして案の定、メイドは行き止まりにれみりゃを追い詰める。 「今度は逃がしませんよ!」 「う゛っう゛~! れみりゃはとってもぷりぢ~でがっごよくでつよいんだど~♪」 そう言うとまたしてもれみりゃはメイドに尻を突き出した。 メイドは咄嗟に反応した。 (あのオナラを避けるには――これしかないッッ!) この三日間何もしていなかったわけではない。 ガスマスクも消臭力もない状況であのオナラを回避する方法。 とても危険な方法であるがそれをメイドは発見していたのである。 メイドは両手をあわせ、人差し指を突き出した。 そして覚悟を決め、れみりゃの尻に向かって特攻する。 「うおお~~!!死なばもろとも―――――ッ!!」 ブスッ 決まった。れみりゃの尻に、メイドの七年殺しが決まったのである。 れみりゃの尻に、メイドの七年殺しが決まったのである。(大事なことなので2回言いました) 「ヴギャオ゙お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!?!?」 れみりゃは今まで上げこともないような悲鳴をあげ、尻をおさえてのた打ち回った。 「か、勝った……」 「ぎゃあぉーー!? んぎゃおおおおおうぅっ!!」 よほど痛かったのだろうか、しばらくすると顔は真っ青になり白目を剥き目からは肉汁があふれ出ししばらく小さく痙攣していた。 「お゛っお゛っお゛っ……」 れみりゃにブッ刺した指を見ると肉汁が少し付いていた。若干貫通したようだ、痛くないはずがない。 エプロンで肉汁をぬぐう。油汚れなのでなかなか落ちなくなってしまうだろうが、メイドはとても清々しい笑顔だった。 「さてと。今日こそ咲夜さんに叱ってもらいましょうね~、れみりゃ様~?」 と、メイドがれみりゃを抱き起こそうとした直後。 ブッボォォォゥッッ!!という音と共にれみりゃの尻から屁が噴出した。 まさに最後っ屁。痛みで悶絶していたれみりゃ自身にはその気はなかったようだが。 一時間後、仲良く気絶しているメイドとれみりゃが紅魔館メイド長によって発見されましたとさ。 -了- ========================================== 作:ゆっくりいくさんはフカヒレまんだと思う人 8/27;ミス修正、加筆 このSSに感想を付ける
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「鬼はー外ー、福はー内ー」 「おにはーそとー♪、ふくはーうちー♪」 この季節になるとどこの家からも威勢の良い声と共に豆の散らばる音が聞こえてくる この紅魔館でも例に漏れず豆撒きが開催されていた 「うー☆ うー☆ つぎはあっちにまくどぉ~♪」 「あんまり散らさないでね、片付けるのが面倒だから」 「だいじょうぶだどぉ~♪ でかけてくるどぉ~♪」 「はい、いってらっしゃい・・・ん?」 パチュリーの元を離れ一人で豆撒きを開始するれみりゃ とはいっても広い図書館。豆を撒き散らしながら入口へ向かっていく 「うー♪ こあー♪」 「あら、れみりゃ嬢。どうしたんですか?」 図書館の出口付近で小悪魔に見付かるれみりゃ 不思議そうな目で見て来る小悪魔に事情を説明する 「豆まきしてるんだとぉ♪」 「なんですか?それ」 「おにさんをやっつけるんだどぉ♪」 「鬼を・・・ですか?ここには鬼はいませんよ?」 「このおめんをつけておにさんのかわりをやってほしいどぉ♪」 「こんな感じで良いですか?」 「うー♪ にあってるどぉ♪」 頭につけていたお手製の鬼のお面を小悪魔につけてもらい準備は完了 再び豆撒きの再開である 「ではいきますよ・・・がおー!!たーべちゃうぞー!!」 「うー♪ たーべられちゃうどぉー♪」 「れみりゃ嬢・・・食べられちゃ駄目ですよ・・・」 「そうだったどぉ☆ おにはそと~♪」 「うわーやーらーれーたー!!」 少々大げさなリアクションを取りながら床に倒れる小悪魔 鬼を倒したれみりゃはご機嫌らしく踊っている 「う~♪ かったどぉ♪ うー♪ うー♪」 「いたた・・・はいれみりゃ嬢、お面返しますね」 「ありがとうだとぉ♪ おしごとかんばってねぇ~♪」 とてとてと走っていく背中を見送ったあと自分の回りを見る これだけの豆を持っていたのだ、多分ここだけではない 自分の主と奥でもっと撒いているはずだ 「ふう、図書館の豆掃除今日中に終わるかなぁ・・・」 つい溜息が出てしまうが口元は笑っていた その後も屋敷の中を歩きながらそこかしこに豆を撒いていく 最後に向かったのは門番である美鈴のところ相変わらずシエスタの真っ最中であった 起こさないようよじ登り頭に鬼のお面を乗せる 「うー♪ つぎはめーりんがおにだどぉ♪」 「zzz・・・」 「おには~そと~♪ うっ♪う~♪」 「んあ・・? れみりゃ嬢? なにしてるんですか?」 「まめまきだどぉ♪ おにはやっつけるどぉ♪」 「豆撒きって・・・!? 咲夜さーん!! パチュリー様ー!!」 突然大声で咲夜とパチュリーを呼ぶ美鈴 なぜなられみりゃのもっていた豆は『炒った豆』 この館の主の弱点だったのだ 「な、な、なんでそんなものも持ってるんですか!?」 「うー? ぱちゅりーがくれたんだどぉ?」 「パチュリー様が? なぜ?」 「きょうは『せつぶん』だっていってたんだどぉ?」 「よく事態が飲み込めないですけど・・・」 待つ事数刻、合流した咲夜とパチュリーから今回の事件についての説明を受ける美鈴 「そういうことだったんですか・・・びっくりしましたよ」 「悪い事をしたわね。次からは事前に説明するようにするわ」 「つぎはしゃくやがおにのばんだどぉ♪」 「えっ!? まだやるんですか? 館の片づけがまだ・・・」 とは言いつつも鬼の面を頭に被る咲夜 「しゃくやかっこいいどぉ~♪ かりすまだどぉ~♪」 吸血鬼の住む館、紅魔館 今日もまったり時は流れる 名前 コメント
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本編(未完) ゆっくりいじめ系808 ティガれみりゃ ゆっくりいじめ系817 ティガれみりゃ2 ゆっくりいじめ系821 ティガれみりゃ3 ゆっくりいじめ系842 ティガれみりゃ4
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ゆっくりれみりゃがいつもの様に寝床に着こうとすると、急に声が聞こえてきた。 「れみりゃ…あなたは少し馬鹿キャラが身に付きすぎている…可哀想だから人と同じくらい賢くしてあげよう」 「うー?」 「何、気にすることはない、私はただの頭の良い少女臭さ」 そう言うと納豆臭い声は消え去った。 次の日、れみりゃは目覚めてみると、なんだか違った感覚に襲われた。 この後れみりゃは他のゆっくりを狩りにいくのだが、 いつものようにただふらふら飛び回り、見つけた先からガツガツ喰らうのではなく、 ゆっくりの後を言葉通りゆっくり付けることで、さらに多くのゆっくりにありつけることを思いついた。 さっそくれみりゃは実行し、下をぽてぽてと跳ねているゆっくりを羽音をなるべく出さないようにつけていった。 そしてしばらくすると、そのゆっくりの寝床に辿り着いた。 そのゆっくりはお母さんゆっくりだったようだ。 「ゆゆゆ!おかあさん!おなかすいたよ!!!」 「ゆ!ゆっくりたべていってね!!!」 お母さんゆっくりは(口に入れて)持ってきた小さな果実やら雑草やら昆虫を床にぶちまける。 子ゆっくりはそれを一目散に食べていく。 お母さんゆっくりはそんな子供たちを見て幸せそう。 後をつけて来たれみりゃは、そんな光景を見てなぜか食欲が消え失せた。 もうここにいてもしょうがない。 そう判断したれみりゃはどこかへと飛び去った。 れみりゃは空腹に耐えながら空を飛んで獲物を探していた。 れみりゃは何故さっきの大量の飯をみすみす見逃したのか理解できなかった。 しばらく飛んでいると、また下にゆっくりがいる。 さっきみたいになるのは嫌だから、ここで食べてしまおう。 そう考えたれみりゃは一目散にそのゆっくりに急降下。 だが待っていたのは硬い土の地面。 横からゆっくりフランが掻っ攫っていったのである。 「うー!うー!」 れみりゃは文句を言うがフランは無視し、どこかへと飛び去った。 無視された悔しさからか、れみりゃはそのフランの後を追った。 しばらく飛んでいると、フランの巣らしきものが見え始めた しばらく木の陰に隠れ、フランが飛び去った後覗いてみると、 そこはなんともまぁ、悪趣味なオブジェが飾られていた。 「ゆ゙ぅ゙ぅ…」 「い゙だい゙よ゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙」 「ゆっくり…した…い…」 「ぅ゙……」 そこには無残にも木の枝に串刺しにされたゆっくり達の姿。 もう意識がないゆっくりもちらほらいる。 いわゆる、もずのはやにえという奴。いや、フランのはやにえか。 普通だったられみりゃはそれに飛びついて空腹を満たしていたことだろう。 しかしれみりゃは感情の奥底でふつふつと湧き上がるものに逆らうことはできなかった。 れみりゃはゆっくり達を串刺しにしている木の枝を体当たりで折り始める。 「ゆ゙!?」 あまりにゆっくりとしては非常識な行動に驚くゆっくり達。 意識のないゆっくりも、下に落ちた衝撃で目を覚ました。 全員のゆっくりを助け出すのにそう時間はかからなかった。 「こうもりさん、ありがとう!!!」 れみりゃは蝙蝠ではないのだがそんなことは気にしなかった。 串刺しにされていたゆっくりはそれぞれ思い思いの方向へと散っていった。 この瞬間、確かにれみりゃはヒーローだった。 れみりゃは謎の幸福感で満たされていた。 そうか…これを感じるために私は生まれてきたんだ…そう思った。 腹は減っているが、幸福感とは比べ物にならない。 さて、巣に戻ろうとした瞬間、れみりゃは下に叩き落された。 そりて赤い光がれみりゃ向かってまっ逆さまに… 教訓。 ゆっくりに人と同程度の知能を与えても無意味。むしろ損をするだけである。 ゆっくりはゆっくり。人は人なのだから、無理に同じにしない方がいいのである。まる。 BAD END by GIOGIO
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冬も終盤を迎え始めた3月。暖房が唸りを上げるホームセンターに僕は居た。わんわん、にゃあにゃあという鳴き声が響く動物ブースの隅っこにおいてある、縦に長い長方形の鉄かごの住人に僕は心惹かれていた。天井の黄色いライトに照らされながら、両足の爪で止り木をつかむ鋭い目付きの白いフクロウだ。肉を啄む尖ったクチバシに堂々と張った胸。まさに、ハンターの相貌そのものである。 純粋にかっこいいと僕は思うが、その分、怖くて買える気がしない。それに、値段もすごいし、鳥を飼うにあたっての醍醐味である放し飼いなんてもってのほか。買うスペースがない、小屋の掃除が大変だ、などなど思いつく限り飼える要素は全くない。 しかし、憧れる。鷹匠のように自由に鳥を使役できればなと。なら、それをクリアできる生き物を買えばいいじゃない! そう思った僕は動物ブースのとなりにあるゆっくりブースへと移動した。 『れみりゃを飼おう』 書いた人:がいうす・ゆっくりうす・かえさる(今後は“ゆっくりうす”で通します) 注意 作者には文才が無いです。チープな作品でも許すという方だけ続きを読むことをお勧めします。 タイトル通り、捕食種がでます。 現代設定です。 誤字・誤謬があっても寛大な精神で・・・・っ! ゆっくりしていってね! 今度は「ゆっくりしていってね!」という挨拶と共に自己アピールをし始める不思議饅頭ゆっくりが僕を待ち構えていた。ショーケースの中に入れられたそれらはウィンクをしたり、ケースに向かって飛びついてきたり、あるゆっくりは妙なポージングで誘惑しようとしたり。多種多様である。 「れ・み・り・あ・うー!」 「おお、コイツだ」 僕の目の前でれみちゃは羽をバサバサと拡げては閉じる。自分の名前と“うー”と“あまあま”と“まんま”と言う言葉以外まず喋られない胴なしれみりゃはボディーランゲージで愛想を振りまわる。純粋に可愛い。他のゆっくりたちも可愛いのだが、言葉を喋らない分、体をフルに使って意思を伝えようとするその姿にキュンとしてしまった。 「予想に反して可愛い生き物だが、果たしてコイツはハンターなのだろうか?」 ケースの前でブツクサと独り言をつぶやく自分は怪しい人にほかならないかもしれない。少し反省。 一応、ゆっくりに疎い自分でもれみりゃのことは知っている。野良のれみりゃは捕食種以外のゆっくりの中身を吸って生きているとか。味にうるさく、甘いもの以外は受けつけないらしい。だが、甘いものさえ与えていればおとなしく、種によってはなついてくれる可能性もあるそうだ。これは買いだろうか。 ショーケースで飼われているれみりゃの値札の横に“躾済み”と書いている。最低限のしつけがなされていると書いているがどの程度かはわからない。言葉のボキャブラリが少ないので犬猫を飼うつもりでいけば大丈夫だろう。 「えーと値段は……一万円超えないんだな」 財布の中身を確認し終えてから、店員さんを呼んでれみりゃの前に立たせた。 「この子ください」 店員に勧められて買った初心者用ゆっくり飼育セット(内訳は折りたたみ式のスチール製のカゴ・ゆっくりフードお徳用・トイレセット等など)と持ち運び用のカゴを持ちながら帰りの道を歩いて行く。持ち運び用のカゴに入れられた、ラムネガスで眠らされたれみりゃは可愛い笑顔でうとうとと寝ている。少し顔を除くとピクンと反応するのがまた可愛い。 ああ、忘れるところだった。僕の片腕にはビニール袋がぶら下がっている。その中に入っているのは赤ちゃんゆっくり6匹だ。内訳はれいむ・まりさ・ありす・ぱちゅりー・ちぇん・みょんのポピュラーな種族をそれぞれ一匹ずつ。 れみりゃの主食は甘いものである。しかし、人間の持つ甘いものでは糖度が高く、人間の食べ物に依存してしまう。それによって、体調を崩したりする可能性もあるので、れみりゃには食べ慣れているゆっくりを与えるのが良いそうだ。 会計の場でうんちくを垂れ流す店員のお陰でこれらのことを知ったのだが、少し恨めしい気分でもある。 「じゃあ、なんでゆっくりフードも買わせたんだ?」 試供品ということで安くしてもらったが、その場のノリと店員のトーク力で買ってしまったいらないものだ。ぶっちゃけ、一番重量が重いので持っている手が痛い。 それにしても、自分の予定通りゆっくりを買ったわけだが、いざ生き餌のゆっくりを見るとちょっと背筋がブルッとする。僕が欲しいペット像は従順で、部屋を自由自在に飛び回り、それでいてクールなペット。弱肉強食という現実を見るために買ったわけでもないが、飼う以上、現実と向き合うのも飼い主としての義務だろうな。 「よろしく頼むよ、れみりゃ」 眠り姫の小屋を軽くノックして僕はこれからのことについてもう少し考えてみた。 ホームセンターがある駅前から10分の所に僕の家がある。グレーを基色とした小さな2階建ての横長コーポだ。その一室が僕の部屋である。 一階にある我が家の扉に鍵をさして、回してから中にはいる。廊下なんて高度なものはない。眼の前に現れるのが僕の部屋だ。 早速、僕は部屋の電気をつけてから荷物をすべて下ろす。片手で持っていた持ち運び用のカゴの中かられみりゃをそっと取り出す。生暖かい体温が手のひらを覆い、このまん丸いのが生きものであるという 実感を覚えさせてくれる。 「ぅううう……うー?」 どうやら、人の手に触れたことで目覚めてしまったようだ。感動のご対面というやつかな。僕はどんな表情を取ればいいのかわからず、とりあえずいつも通りの表情で返事をした。 「やあ、こんばんは」 気軽に挨拶をする。だが、れみりゃはココがどこだかわからないようで少し困っているようだ。 「えっとね、僕は君の飼い主さんになったんだ。お兄さんと気軽に呼んで欲しい……って無理か」 首を傾げるポーズを取ったれみりゃは次第に怪訝そうだった顔を笑顔いっぱいに咲かせ唸った。 「うー! うー!」 パタパタと弱々しく浮上しながられみりゃは僕に返事を返してくれた。どうやら意図は伝わったらしい。躾済みは伊達じゃなかったそうだ。 「良かった良かった。それで、自分の立場はわかるかな?」 「うー!」 頷く素振りを見せるれみりゃ。中々、賢い。まるで、人間の子供と会話をしているつもりになってしまう。 「いい買い物だったかな?」 うんうんと納得しながら、僕は放置していたセットの中かられみりゃの家となる折りたたみ式のカゴを組み立てることにした。 「給水ボトルを付けてと」 小動物を飼うときに使う舌で玉を押しだして水を得るアレである。それを柵に取り付け、餌箱とトイレ用の容器を設置。破った新聞紙を敷き詰めると出来上がりである。 「できたぞ!」 「うー!!」 嬉しそうに部屋中を跳ねまわるれみりゃに僕の頬もほころぶ。 「ところで、れみりゃ。お腹空いてないか?」 「うー? うー!!」 僕の肩に乗ったれみりゃは僕の頬と自分の頬をすりあわせてくる。ゆっくりで言うとすーりすーりという愛情表現の一種だ。 「おお、かわいいやつめ! 甘いの三個くれてやろう!」 角砂糖ではなく、僕はビニール袋ですやすやと寝ているれいむとまりさとありすを取り出した。 「ゆぴぃ、ゆぴぃ」 「おきゃぁしゃん、むにゃむにゃ」 「ゆっくちしたおはなしゃん……」 呑気に寝ているところも可愛い。寝言をしゃべるところが人間臭くてゆっくりって結構いいなぁとか思い始めている。だが、首を振って考えなおす。 今から始まるのはゆっくりがゆっくりを食べる時である。弱肉強食というリアル。生きるための必須行動。れみりゃを買うと決めた以上、冷酷な目で見なければならない。 「悪いけど、餌になってくれ」 三匹を片手でつまんで、れみりゃの前においてみた。 「ほら、お食べ」 覚悟の時だ、と僕はじっとれみりゃを観察する。 「うー……」 だが、れみりゃは一向にゆっくりに手を付けないのだ。何よりも、表情が曇りつつある。なぜだろう? 「食べたくないのか?」 「うー!」 会釈するれみりゃに僕は驚いた。 「でも、れみりゃ、君はゆっくりを食べるんだろ? それともお腹が空いてないのかな?」 「うー! うー!」 体を横に振って違うとアピールするれみりゃ。この場合、両方違うということなのかな? 質問の仕方を間違えた。 「えって、れみりゃはお腹は空いてる?」 「うー!」 体を縦に振ってイエスと答えるれみりゃ。 「それじゃあ、君はゆっくりを食べるんだよね?」 「うー! うー!」 今度は横だ。あれ? 何がどうなってるんだ? 「ゆぅ、うるさいのじぇ……ゆっくちねむ……れみりゃだ!!!」 「ゆん、うりゅさい……れみりゃだ!!!」 「まっちゃく、とかいはじゃ……れみりゃだ!!!」 三者三様にれみりゃにビビる。中には失禁してしまった子もいる。 「ゆっくちたべないでくだしゃい!!」 「たしゅけて! おきゃあしゃん!」 「に、にんげんしゃん!? はやくたしゅけて!!」 逃げるということは出来なかったのだろう。涙を流してその場で立ち止まっている。それ程までにゆっくりにとってれみりゃは畏怖の対象らしい。 「うー!」 れみりゃは先程までのしょんぼりした顔から、笑顔に返り咲いた。 「ゆぴぃいい!!! こわいのじぇぇえええええ!!! にんげんしゃん、たしゅけて!!」 三匹が僕の足元に寄ってくる。だが、僕はれみりゃがなぜ笑顔に変わったのかが知りたかった。 「う~!」 れみりゃも僕の足元に近づいてくる。どうやら、三匹に用事があるようだ。……もしかして活き活きとしたゆっくりを食べたかったのかな。 「「「ゆわーん!!! ゆわーん!!!」」」 大泣きする三人に接近し、身体一個分の距離出れみりゃは止まった。 「うー……」 すると、自前の羽で顔を隠してしまう。いったい何がしたいんだろう。 「うー!!」 声を沈めてから、れみりゃは羽を広げていないないばーをしてみせたのだ。子供をあやすその素振りはまるで、実の子をお喜ばせようとする親のように。 「「「ゆぅ、ゆゆゆゆ!」」」 先程まで泣きべそを書いていた三匹は静かになり始めた。もしや…… 「うー……」 今度は先程よりもためて、 「うー!」 いないないばーをしてみせた。 「ゆぅ! とっちぇもゆっくちしてるのじぇ!」 「もっちょして!」 「ときゃいはだわ!!」 「う~」 三匹が喜びながられみりゃに近づいていく。それを頬を赤らめて照れてしまったれみりゃが優しくコウモリの羽で包み込む。 「うー!」 赤ん坊を抱きながられみりゃは嬉しそうに鳴いた。 どうやら僕の誤算だったようだ。ゆっくりフードを買ったのは正解で、れみりゃは赤ゆっくり6匹の面倒を見ながら一緒に食べていた。 店員の話は野良のれみりゃを飼う場合の話だった。飼いゆっくりはたとえ捕食種でもゆっくりフードを食べるように躾されているらしい。いかんいかん。勘違いだった。 「むーちゃむーちゃ、ちあわしぇー!」 「そうだにぇ!」 「ときゃいはなあじだわ!」 「むきゅん!」 「おいちいんだにぇーわきゃるよー」 「もっちょだびぇるみょん!!」 微笑ましいその姿を見ながられみりゃは満足気にしている。想像していた猛禽類とは違えど、中々、見応えのあるものだ。 「母性でも目覚めたのかな」 僕はケースの中の1シーンを見ながら机の上でカップラーメンをすする。色々とゆっくりのために準備をしていたら夕食を作る時間がなくなってしまったのだ。 「これからどうしよう」 多頭飼いは初心者がすることではないということは分かっている。しかし、れみりゃとそのチビどもを見ていたらなんとも言えない空気が漂っていた。 「そうだよなぁ……仲を裂いちゃうのはダメだよなぁ」 飼い主としての義務もあるし。とりあえず、僕がするべきことは今以上の節約生活と、新しいゆっくりセットの購入かな。 ゆっくりでペットネタって久しぶりに見たかも。 なんて言うか、違和感は覚えるけど面白いと思う。 -- かに (2012-03-06 00 10 19) 07 01 12 12) れみりあかわええ -- 阿部さん (2013-10-26 20 59 48) 赤ちゃんもくれたのはれみりゃが甘えん坊だからか? -- 名無しさん (2014-04-05 13 34 32) とりあえずお前ら黙って見ろ -- 蛇尾 (2015-03-08 08 20 23) 批判コメする奴は見に来んなよ -- 名無しさん (2015-10-07 13 05 38) れみりゃ可愛いです。 飼ってみたい(笑) -- 名無しのおねーさん (2015-10-16 20 25 14) れみりゃと一緒に生きたいものですね... 早く明晰夢が見れるようになりたいものです。 -- 名無ノ権兵衛 (2015-12-12 21 35 37) リアルでゆっくりがいたら良いのになー -- 緑茶 (2016-05-03 14 32 46) 荒らしコメントを削除しました。 注意して下さった方、すみません。 -- 名無しさん (2020-02-16 11 30 47) れみりあが母みたいやー!。 -- 黒曜石 (2021-01-09 09 07 05) れみりゃはやっぱりかわいいね! -- にゃる (2021-04-03 02 17 20) ゆっくりちぇんがリアルでいたらいいのに -- DOM527 (2021-09-04 14 24 39) むちゃくちゃかわいい抱きつきたい! -- user4598 (2021-12-09 01 23 31) 名前 コメント
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れみりゃ拘束虐待~刺したりねじったり固定したり~ ある日、俺はゆっくりれみりゃを森で捕獲した。稀なる幸運だ。 これは日々虐待お兄さんとして清く正しい生活を送っている俺に、神様が下さった贈り物に違いあるまい。 今までは手に入れやすい野生のれいむやまりさ、時たま確保できるゆっくりありすなどで平々凡々とした虐待に明け暮れていたが、 実は以前からこうした大型のゆっくりを手に入れたいと思っていたのだ。 「ああ……俺の、俺だけのれみりゃ……」 「う~♪う~♪」 「うるせぇ!!」 挨拶代わりに、手足と翼に一本ずつ錐を突き刺してみた。 「いだい!!ぢくっとじたどぅ!!おぜうさまになんてことするんだどぅーー!!」 錐は比較的細いので、まだ注射針を刺された程度の痛みしか感じていないようだ。いい感じに虐待魂を刺激する、生意気な言葉を発する余裕さえ見て取れる。 俺は錐に手をかけると…… 「あぐっぅぅ!?いだいどぉぉぉぉーー!!じゃぐやぁぁぁぁ!!!!じぃいゃぐやあああああ!!!!!」 ぐるぐるぐるぐると回転させる。少しでも痛みから逃れようと、本来のものよりさらに不恰好なダンスを踊るが、俺の手の動きからは逃れられるはずもない。 ぐるぐる、ぶっちん。 「ぎゃおおおお!!!!!」 ぐるぐる、ぶちん。 「いだだだだだだだだあっあっあっあっああああああ!!!!!」 ばちん。ばちん。 「もげるううううう!!!!れみりゃのごうぎなおつばざがどれぢゃううううう!!!!!!」 数分とかからず、手足四つと翼がねじ切れる。その断面からは肉餡と肉汁が覗いている。 「ほらよっと」 芋虫のようになったれみりゃの胴体部分に錐の一本を突き刺し、床に固定する。 「さて、肉饅を味見するかねっと」 「がえぜええええ!!!おぜうざまのだいじなだいじながらだだどぅぅぅ!!がえぜえええ!!!!」 無視を決め込む。 「うおっ、まずっ。なんだこりゃ。全然喰えたもんじゃないぞ。恥ずかしい肉饅だなあ」 「にぐばんじゃなああああいいいい!!!」 本当はなかなか美味だったが、肉饅頭のこいつはどんなことで増長するかわかったものではない。適当に残して、 「まじゅいまじゅいごみにくは、ぽいっ☆だどぅ~☆」 れみりゃ種の仕草で捨てるそぶりを見せてやる。……隠すだけだ。本当は取っといて後で食べる。 「ぃやべでえええええええ!!!!!れみりゃのおおおおお!!!!」 続いて翼。そういえば、今まで気にした事はなかったがこの部分はどんな味がするのだろう。 肉の出来ばえから考えて、食べられないということはなさそうだが……? とりあえず食べようとして――もっといいことを思いついた。 「なんじゃこりゃ!!くさっ!!おぜうさまのつばさ、くさっ!! さすがにこれを食べるとかはないわ~…」 顔を背ける。我ながら迫真の演技だ。 「ぐざぐなんがないどぅ~!!がえぜっ!がえぜえええ!!!」 まあ、これも取っといて後で食べるんだけどね。 「くさいどぅ~☆こんなの生やしててはずかしくないんだどぅ~?」 「ううううううーーーー!!!」 俺は二枚の翼を両手で一枚ずつ持つ。 「いないいない……う~☆」 「うっ?」 さっきまで泣いていたのに、俺のいないいないうーに即座に反応するれみりゃ。 「いないいない…」 「いないいないぃぃ…」 そこで。 「くさっ!!!」 「ぐぢゃぐなんがないっでのにいいいい!!!!!」 もう一回。 「いないいない…」 「いないいないぃぃ…」 「くさっ!!!くさすぎっ!!」 「ぐぢゃぐないぃぃ!!!うぎぃぃぃ!!!!」 しばらくそのようにして、れみりゃの翼をおもちゃにして遊んだ。 「ゆぐぐぐぐ………」 「おっ?」 やがて、過剰なストレスからかれみりゃはとうとう気絶した。寝姿も実に滑稽だ。 そのままれみりゃを眺めていると、感慨が沸き起こる。 「ああ、本当に、いいものを手に入れた……」 こいつをどれだけ激しく、かつエレガントに虐待できるか。俺の器が試される時だ。 * * * * 準備に数ヶ月を要し、ついに俺は自分のれみりゃにふさわしい虐待方法へとたどり着いた。 「ほら、こっちへおいで。おいしいぷでぃんがあるぞ」 滅多にくれてやらないぷでぃんをちらつかせ、大変な思いで清掃し機材を取り付けた地下室へとれみりゃを誘う。 「うー♪やっとぷでぃんをよこすきになったどぅ~?ほめてやるどぅ~☆さっさとそのぷでぃ…」 「何 様 じ ゃ ボ ケ が!!!」 「ゆぎゃあああああ!!!!!」 ぶちぶちぶちっ!!翼の一枚を根本からもぎる。 ちなみにこの翼、メンマというかなんかそんな感じの食感だった。日々の虐待によってどんどん味が濃く、香ばしい独特の風味が出てくるようになってきている。うまい。 「あーくせえくせえまずい」 けなしてやりながらぼりぼりとかじる。あーだのうーだのぐぢゃぐないだのと喚くれみりゃを蹴り転がして地下室へとたどり着く。 「着いたぞ」 「うう~?」 地下室には、ゆっくりの入ったガラス箱を、左右正面の壁に沿って敷き詰めている。さながらゆっくり専門店のように。 「ゆぐううううう!?」 「れみりゃごわい!!!こっちこないでね!!!」 「ゆっぐりでぎないよおおおおおお!!!!」 れみりゃの姿を認めると、一斉に騒ぎ出すゆっくり達。 はじめは呆けていたれみりゃだったが、ゆっくりの声を聞いて、今まで忘れていた捕食種としての自尊心を取り戻し威嚇を始めた。 「ぎゃおぅ~☆たべちゃうどぉ~☆」 「ゆっぐりだすげてえええええ!!!!」 俺はれみりゃの背中を掴み、室の真ん中へと押しやる。 「ほれ」 「う~?」 ゆっくり箱に開けた穴から手を突っ込ませる。 「つっかまえるどぅー!」 突如箱に進入してきた捕食者の手から逃れようとするゆっくり達だが、そのゆっくりした動きのせいで逃げ遅れるものが出る。 「びゃぶううっ!!」 俺はゆっくりゃの手を完全に突っ込ませてから錠をかけ、固定する。逆側の手も、逆側の箱に突っ込んでやる。 「やめろおおお!!!まりざをだずげるんだぜええええ!!!」 「おにいさん!まりさをたすけてね!!」 同じ箱の中にいるんだから、お前が助けろよ。 「たべちゃうどぅ~☆」 と、そこでれみりゃは手を引っこ抜けない自分に気がついた。 「たべられないどぅ~?」 その間に、ゆっくり達は箱の隅、れみりゃの手の届かない安全地帯へと逃げ込む。 「それじゃあな」 俺は地下室を出た。 * * * * まんじりともせず、血反吐が出るほど待ち遠しく数日をすごした。 ついに自分で決めた刻限がやってくる。頃合いを見計らい、俺は再び地下室へと足を踏み入れる。 いや、あまりのテンションに、踏み入るというよりは踊り込むといった感じだったのは否定できない。 「ヘローエブリワン!!虐待お兄さんだよ!!」 「ゆっ!!!!」 待ち望んでいたその場所―― そこには、俺の望んだままの光景が展開されていた。 「Oh……グレート……」 箱の中には、欠けることのないゆっくりの群体。 室の中央には、両手を固定されてこちらを振り向くこともできないれみりゃ。 れみりゃは俺に気づくと、口汚く騒ぎ始めた。 「たべられないどおおおおお!!!!あしがつかれるどぅぅぅぅぅ!!!ぷっでぃんんんん!!!おででぇぇぇぇ!!!」 支離滅裂だが、言わんとすることは分かる。 れみりゃは身体を固定されているために、餌をとることができない。 それのみならず、ゆっくりに手をかじられている。ゆっくりは、普段はガラス箱の内部の餌発生装置から生成される餌で生活しながら、れみりゃが寝るのを見計らって襲撃すればいいのだ。 立ちっぱなしで足が疲れている。 計画通りだ。これなら、さぞかし美味しい肉饅になるだろう。 「ソーグレートエブリワン!!!エブリワンはゆっくりしてるかな!!」 「ゆっ!!ゆっ!!!」 「ゆっくりしてるよ!!」 「お兄さんもゆっくりしていってね!!!」 「いぢゃああいいいい!!!おあしぃおあしがいちゃいのおおおお!!!なんとかするんだどぅぅぅぅぅ!!!」 れみりゃをのぞいたゆっくり達は、れみりゃ肉饅という極上の餌を食べてご満悦だ。 俺は叫ぶ。 「ゆっくりしていってね!」 「「ゆっくりしていってね!!」」 「ゆっぐりでぎないいいい!!!!!」 大合唱が地下室に反響する。あとれみりゃの悲鳴も。 「さてと」 俺はゆっくり箱かられみりゃへと視線を移す。 「おあし……おあしがあああああ……」 両手が固定されているので、座ることもできない。足の力を抜いてしまえば腕がもげる。まさか乳酸菌がたまったりはしないだろうが、予想通りこいつらにとっても立ちっぱなしは辛いらしい。 俺は、じたばたとみっともなく地団太を踏む足に、用意してきたギプスをはめる作業に入った。 「う♪」 一切の刺激がないまま放置され、くたびれきった足に俺の手の感触が心地よかったのか、れみりゃは一瞬機嫌を直す。 「きもち~どぅ~☆」 内心むかつきながらも作業作業。 「そうら、これでおあしを曲げることもできなくなったよ」 さらに、金具で床に固定する。これで地団太を踏むことさえできなくなったわけだ。 「なにしてるどぅー!!そんなことよりはやくおぜうさまをここからだすんだどぅ~!!!!そうしないとたべちゃうどぅ~☆にぱ~☆」 出すわけねーだろ。っていうかまだ状況を理解していない。 「動かせるかい?」 念のため、そして肉饅の頭脳に状況を理解させてやるため問いかける。 「う?」 「おあしが、動かせるか試してみなよ」 「ああああーーーーー!!!!あんあああーーーー!!!!!おあじいいい!!!!おあじがあああ!!!じぇんじぇんうごかないどぅぅぅぅ!!!!」 「そうかい、それはよかった」 「よぐないいいい!!!」 さらに、長方形のガラス箱を取り出し、ゆっくり箱かられみりゃの帽子へと渡す。 「エブリワン、あれをげっとしたらもっとゆっくりできるよ」 「ゆゆっ!!」 「ゆっくりとりにいくよ!!」 左右のガラス箱、その上の方の棚に住んでいたゆっくりたちが我先にとれみりゃの帽子めがけて動き出す。 「れみりゃ、おあしのことはあきらめて(笑)上を見てごらんよ。お帽子が取られちゃうぞ」 俺はれみりゃに教える。れみりゃは言われたとおり自分の頭上を見上げる。 しかし、うぎぎぎと手や翼に力をこめるだけで、どうすることもできない。 「ゆっゆっゆ!!まりささまがゆっくりいちばんのりだぜ!!!」 「ゆぐぐう…にばんめぇ……」 やがて、自分の大切な帽子がゆっくりにもてあそばれはじめるのを見て怒り出すれみりゃ。 「ぎゃお~!!れみりゃのすぺっしゃるなおぼうしにてをだすなんてふとどきものだどぅ~!!たべちゃうどぅ~☆」 しかし、対するゆっくり達の反応は冷淡だ。 「たべちゃうだってさ」 「おお、こわいこわい」 「ぎゃおおう!?ほんどーにたべぢゃうんだどぅーーー!!!」 「おっと!こいつはそっちがわにはわたさないんだぜ!!まりさのなんだぜ!!」 「こっちのはこにもゆっくりわたしてね!!!れいむたちもゆっくりしたいよ!!」 おお、すげえ。相手にもされてない。ゆっくりたちはそれっきりれみりゃに構うことなく、新たな玩具をめぐって一進一退のおいかけっこをはじめる。 一番乗りのまりさは、自分の側から登ってきている後続に声をかける。 「みんな!!ゆっくりかせいするんだぜ!!」 それを見てれいむも、自分の子供に助けを求める。 「おちびちゃん!!おかあさんをたすけてね!!」 「ゆゆぅ~っ!!」 見る見るうちに両側の箱から後続がたどり着き、れみりゃの頭を挟んで引っ張りっこが始まる。 「ゆっゆっゆっゆっ……」 「ゆうううううう!!!」 「おぼうじぃ!!おぼうじがだめになっぢゃうぅぅぅ!!!」 「だぜ!!だぜ!!」 「ゆゆゆゆゆゆ!!!!」 びりっ。 案の定、二つに裂ける帽子。 「あああああんんんんんん!!!!!だがらいっだどにいいいいい!!!!」 滂沱の涙を流すれみりゃ。ゆっくり達はというと各半分ずつを自分側の取り分として納得したようだ。 「いいしょうぶだったぜ!!」 「ゆゆ!!つぎはれいむがゆっくりかつからね!!」 毎日ゆっくりコールを交わす間柄として、両側のゆっくりは仲が良さそうだ。身体を擦り付けあうなど存分にゆっくりし、自分たちの箱へ戦利品を持ち帰る。そして、自分達の箱でまたそれを引きずったり裂いたりして楽しんでいる。 「ゆがががががががが!!!!!!!もうゆるざないんだどぅぅぅぅ!!!!」 「おお、おろかおろか」 「ゆゆっ!!できるものならやってみてね!!」 「ごんどごぞ、ほんどうのほんどうのほんどぅぅに、たべじゃうんだどぅぅぅぅぅ!!!!!ぎゃおおおおおお!!!あああああ!!!!!」 「おばかさんはあいてにしてらんないよ!!そんなことより、あかちゃんとおぼうしであそぶよ!!」 「ゆっ!!!ゆっきゅり!!」 「おぼうじいいいいいい!!!!がえじてぇぇぇぇぇ!!!!!!」 俺は箱に近づき、 「ちょいとごめんよ」 帽子の切れ端を取り出し、かじる。餃子の皮のようなシンプルな味わいだ。 「あぐうううううう!!!!!!!だめえええええ!!!!!!」 半分ほど残し、箱に投げ入れてやる。それも、ゆっくり達の近づかないれみりゃの手の側だ。 「おぼうしとりかえしたどぅ~☆れみりゃ~のだどぅ~☆」 自力で取り返したわけでもないのにこの威張りよう。所詮は肉饅か。しかも、それを手にしてどうするかという点まで気が回ってもいない。ニヤニヤと見守る。 「う~っ?うっう~☆」 「…………」 「うううーーー!!!できないどぅぅぅぅぅ!!!!????」 すぐに挫折する。そりゃそうだ。手に取ったって、頭に持っていきようがないんだからしょうがない。 「なんでだどぅ~!!おぼうじかぶれないどぅぅぅぅーーー!!」 「おぼうしもかぶれないのかい?そんなことじゃ、おぜうさま失格だね」 「ゆっゆっゆっゆっ!!!!」 ゆっくりまで笑ってるよ、おい。 「臭いしおててはかじられてるし、おあしも動かせないんだったよね?ぜんぜんえれがんとなおぜうさまじゃないなあ……」 「うぎゃおぅぅぅぅ!!!!!!いやだどぅぅぅ!!!!おながずいたどぅぅぅう!!!!おあじぃぃぃ!!!おててぇぇぇ!!!!!」 「あ、そうだ。お翼とお肉を貰っていくね」 わざとゆっくりと、翼をもぎり肉をかっぱぐ。 「ぎゃうぅぅ!!!いだいどぅぅぅぅぅぅ!!!!やべでぇぇぇぇぇ!!!!!」 「ゆゆゆゆゆ!!!」 「おぼうし、きたなくなったからぽーいだよ!!!」 「ゆっくりしていってね!!ゆっくりしていってね!!」 「うがうぅぅぅぅ!!!!!れびりゃはおぜうざま、おぜうざまなどにぃぃぃぃぃ!!!!だんでえぇぇぇぇぇぇ!!!????」 はー、面白かった。 れみりゃには、植物に養分を与えるのに使うアンプルを突き刺してきた。濃度の高い薬が入っているので、これでずっと保つだろう。 顔の前にぷっでぃんを吊るしてきたが、あれはまたしばらくあとでゆっくり達に与えるとして……。 あれも、これも――してやりたいことは沢山だ。 「ああ、本当にれみりゃはいいなあ……」 甘美な喜びは胸の奥に。 俺は次なる虐待に思いをはせるのだった。 おしまい □ ■ □ ■ あとがき ちょっと詰め込みすぎてくどくなったかもしれません。作中でいい目をみてばかりいるゆっくり達も虐待できなかったし…… 今後精進していきたいと思います。 読了下さり、ありがとうございました。 今まで書いたSS 豚小屋とぷっでぃーん 豚小屋とぷっでぃーん2 エターナル冷やし饅頭 このSSに感想を付ける