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それは西暦2011年、アル晴レタ日ノコト… ゆたか「~♪」 ドガァァァァァン ゆたか「!!…日下部先輩!?」 みさお「出たなちびっ子2号!早速だが私と勝負しろぃ!!」 ゆたか「ちょ、ちょっと待っ…」 みさお「待つ気なんてないね、お前がサイボーグになったらただでさえ背景の私が空気になっちまうじゃねーか!勝負だってヴぁ!!」 ゆたか「いいですけど…生身で闘ったら日下部先輩、死んじゃいますよ?」 みさお「………」 ゆたか「………」 みさお「おらっしゃぁぁぁぁぁぁ!!」 ガキーン ゆたか「きゃ!?何するんですか!?」 みさお「…これぞ東海大学・高良みゆき謹製パワーローダー!これならお前を倒すことが出来…」 ゆたか「私を…甘く見ないでください!」 ゆたかは太腿を開き、中からビームサーベルを取り出した! みさお「みゅ!?」 ゆたか「おぉぉりゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」 ズバーン みさお「私はぁ!」 ズバーン みさお「体育会系で!」 ズバーン みさお「3秒ルールでぇ!!」 ヴゥゥゥゥン ガシャッ(←ビームサーベルをしまった音) みさお「みさおだってヴぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」 ドシャァァァァァン! 電柱の影から双眼鏡で見ていたあやの「みさちゃん…」 黒井「失礼っ!」 あやの「く、黒井先生!?」 黒井「失礼、言うたんや」 あやの「…」 黒井「Y・U・T・A・K・A…あの機体の名前か…?」 みゆき「…まさか、あのパワーローダーが一撃で…フフッ、面白くなりそうですね」 うちおと~せ~な~い♪ みさお「あー…前回はひどい目に遭ったZE☆」 あやの「みさちゃん…大丈夫?」 みさお「大丈夫じゃないなんて言ってられねーだろ…いてて…」 その頃、ゆたかは… ゆたか「らららコッペパン♪らららコッペパン♪欲しいパンはいつで~も…」 ドガァァァァァァン! ゆたか「…筑波大学のトラック!?って、思いっきり電柱にぶつかってるんだけど…」 ウィィィィン… ゆたか「…パワーローダー!?」 ななこ「…初めましてやなぁ、YUTAKA!」 ゆたか「いや、初めてじゃないですよ黒井先生。何やってるんですか…?」 ななこ「私はクロイム・エーカー…」 ゆたか「あの…聞いてます?」 ななこ「あんたの存在に心奪われた女や!!!!」 ドガァッ! ななこ「GYAAAAAAAAAA!」 ゆたか「みなみちゃん!?(生身でパワーローダーを…)」 みなみ「……黒井先生、失望しました……」 ななこ「な、なんやて~!」 みなみ「……いくら先生でも、私のゆたかに手出しはさせません」 ななこ「ほぅ…いつからお前のもんになったん!?いつから!!」 ゆたか「とりあえずヤバイので、黒井先生に冷熱ハンド」 ななこ「アッー…」(凍結) サイバー☆ゆーちゃんR2~さよなら絶望ゆーちゃん~ どうも、小早川ゆたかです。訳あって今はサイボーグです。 すっかり病気とは無縁になった私はこなたお姉ちゃんの家から懐かしの我が家に戻ることになりました。 もっとも、私自身もこなたお姉ちゃんに会いに行ったり、逆にこなたお姉ちゃんが遊びに来たりすることもあるんだけどね。 そんな或る日のこと、私はこなたお姉ちゃんと一緒にお出かけです。 こなたお姉ちゃんは「連載コラムの取材だだだだだー!」と言ってたみたいですけど…。 大丈夫なのかなぁ…うぅ…。 ゆたか「ねぇこなたお姉ちゃん、これからどこ行くの?」 こなた「ん~…大宮」 ゆたか「大宮って…またアニメのお店に行くの?」 こなた「違うよ。てっぱく」 ゆたか「へ?」 こなた「だから、てっぱく。鉄道博物館だよ」 ゆたか「て…鉄ど…」 こなた「いやぁ、鉄道っておっそろしいね。アニメやゲームとおんなじだ!ハマるとなかなか抜け出せないよね~」 こなたお姉ちゃん…。 私は最近、こなたお姉ちゃんのことがわからなくなっていくような気がします… お姉ちゃんの趣味…理解不能…リカ、イ、フ、ノノノノ(あれ?なんか頭が…しばらくお待ちください) 鉄道博物館ではしゃいでいたこなたお姉ちゃんは、まるで子供みたいでした。 ゆたか「あの、こなたお姉ちゃん?…お姉ちゃんは確か、取材で来たんだよね…?」 こなた「そだよ?」 ゆたか「なんでまた、鉄道にハマったのかなぁ、なんて…」 こなた「…じゃーん☆『鉄のほそ道』~」 出してきたのは鉄道を題材にしたマンガでした。こなたお姉ちゃん、趣味の幅広すぎ…。 こなた「さぁて、帰るか~」 ゆたか「ええ!?」 こなた「だって撮るものは撮ったし、ハチクマライスも食べたし、ああだこうだ…」 ゆたか「…こなたお姉ちゃん」 こなた「何?」 ゆたか「…絶望した!こなたお姉ちゃんに絶望した!」 こなた「ちょwwwwwwゆーちゃんwwwwwwwwwwwwww」 こなたお姉ちゃん、予想通りの反応。ちょっとスッキリした、かも…。 (同じ頃、柊家) つかさ「はぁ…お腹すいたなぁ…」 かがみ「じゃぁ、ラーメンでも作りましょうよ」 つかさ「そうだね、お湯を入れて…と」 かがみ「3分間待ってやる!」 …3分後 かがみ「時間だ!答えを聞こう!」 つかさ「バルス~☆」 (大宮駅) こなた「さて、それじゃぁ帰るとしまs」 と、帰りの電車に乗ろうとした瞬間でした。 なんということでしょう。 突然貨物列車が爆発したのです! ゆたか「ええぇっ!どうなってるの!?」 こなた「天変地異だ!NI☆GE☆RO!」 ゆたか「逃げるなんてできないよ!」 こなた「え?」 ゆたか「私が…なんとかしなきゃ!」 そう…私は今までみんなに助けられて生きてきた。 だから今度は私がみんなを助けなきゃ。 ゆたか「チェンジ、冷熱ハンド!」 こなた「スーパーライダー!?」 私は燃え上がる貨物列車に冷凍光線を浴びせて消火することにしました。 もう少しで、大惨事だったよ…ふぅ…。 こなた「…ゆーちゃん、凄いね」 ゆたか「えへへ」 こなた「だけど一体誰がこんなことを…」 (同じ頃、柊家) かがみ「いや~、ラーメン美味しかったわね」 つかさ「まさかお姉ちゃんがラピュタネタを振ってくるなんて思わなかったよ~」 かがみ「まぁ…こなたの請け売りなんだけどねww」 つかさ「どんだけ~ww バルス☆」 (大宮駅) ゆたか「…うぐっ…か、身体が…」 こなた「ゆ、ゆーちゃん!?」 ゆたか「身体が熱っ…アッー!」 次の瞬間私の背中が大爆発。私はそのままホームに倒れてしまいました。 な、なんで…こんな目に……整備はちゃんとしてきたはずなのに……。 ゆたか「こ…こんなしょーもないオチに…絶望した…!!!」 絶望Phase終了 「彼方の願い、ゆたかなる心」 久々にこなたお姉ちゃんのお家に泊まりに来たある日の朝、その出来事は起こりました。 それはとても、不思議なことでした… 「ん…んんっ…」 全身が機械で作られている私の身体。普通なら、私の思い通りに動くはず… それが、今朝は違いました…。どこにも故障はないはずなのに…おかしいな… 考えてるうちにだんだん怖くなってきました…あうぅ…頼むから動いてよぅ~。 身体が動かなくって、だんだん怖くなって、泣き出す一歩手前まで来たその時でした。 「…ちゃん、ゆたかちゃん…」 声が…聞こえる?誰だろう…うっすらと見えてくる… こなたお姉ちゃん?…でもアホ毛がないし…泣きボクロもないし…。じゃあ一体… そういえば、こなたお姉ちゃんがよく言ってたっけ。 叔母さんは、お姉ちゃんが小さい頃に天国に行っちゃったんだって。 でも…だとしたら、なんで叔母さんが私の目の前に…? まさか……これは…… ……自分は本来なら、あの時死んでるはずだった。 それを、この機械の身体で命をつなぎとめられて何とか生きてるってことなんだけど… まさか、それが許せなくってお迎えにきたとか…!? 私はとんでもなく怖くなってとうとう泣き出してしまいました… 「うわぁぁぁん!イヤだよう!死にたくないよぅー!連れてかないでー!私はまだここにいたいよぉ!」 「あ、あの…?」 「私だけこうして生きてるのがよっぽど許せなかったんですね?そうなんですね?それで私をあの世に連れてこうと…」 「…え、えっと…そんなことしないから泣かないで…驚かせちゃってごめんなさいね」 「ぇぐっ…だ、だって…」 それからしばらくの間、私は叔母さんと話をしていました。 「…そうだったの…」 「はい…私は本来…死んでるはずの人間なのに…」 「…それで、私がその運命に抗って生きているあなたを連れて行こうとしたって勘違いしたのね?」 「……はい」 「…」 「……やっぱり、おかしいですよね…死んだはずの人間がこうして…機械の身体になってまで…この世にいるんですから…」 すでにこの世にいないのに、こうして私の目の前に現れた叔母さん。 本来ならこの世にいないはずなのに、こうしてこの世にいる私。 長い沈黙を破ったのは、叔母さんの言葉でした。 「ううん、おかしくなんかない。あなたはもう一度生きるチャンスを与えられた。だからあなたは生きてる。決しておかしいことなんかじゃないの」 「でも、叔母さんは…」 「私は、ちょっと運が悪かっただけ。生まれる時代がもっとあとだったら、きっとあなたのようになっていたかもね」 「…でも…」 「ゆたかちゃん…」 「…」 「生きて。あなたはまだ生きなきゃいけない。私があなたと同じ時間を過ごすことは出来ないけど…ゆたかちゃんはここにいるでしょ?私は幸せなあなたの姿が見たい。そう君や、こなたと同じように、あなたにも幸せでいて欲しいの」 「…でも、こんな機械の身体で…」 「機械の身体だっていいじゃない。あなたはあなたなのよ?なら、あなたらしく生きて。あなた自身のためにも、あなたを大切に思っている人たちのためにも」 「…ありがとう…叔母さん」 実体のないはずの叔母さんが、私を抱き寄せてくれました。 あったかくて…そして…どこか懐かしい温もりを感じました。 生きる勇気をもらった私は、叔母さんに聞いてみました。 「叔母さんは、もし生き返れたらって思ったことありますか?」 「そうねぇ…もし生き返れたら…まず、そう君たちと挨拶がしたいわね。『ただいま』って」 「でも叔母さん…こなたお姉ちゃんとはよくお話してますよね?」 「それはそうだけど、正直言うと実体がないからちょっと寂しいのよ。でも、話ができるだけでも嬉しい、かな」 「今日は色々…ありがとうございました。また遊びに来てくださいね」 「ええ」 「でも、金縛りは勘弁してください…orz」 「あ…ごめんなさい…」 数時間後、私は今朝起こったことをこなたお姉ちゃんに話しました。 「ゆーちゃん、お母さんに会ったの?」 「うん。おかげで生きる勇気がわいてきたよ」 「お母さんは人を勇気付けるのがうまいからねぇ~」 「…こなたお姉ちゃん」 「?」 「私…がんばるよ。こなたお姉ちゃんのためにも、叔父さんのためにも、ゆいお姉ちゃんにみなみちゃん、みんなの為にも…」 もっともっと一生懸命、頑張って生きなきゃ。 そう、自分のためにも… おわり 「ある日のバーにて」 こなた「お、来た来た。おーい!パティー!」 パティ「ハーイ、コナタ!お久しぶりデスネ」 こなた「いやぁ、パティも久しぶりだよね。誕生日はワイワイ騒いでたらしいじゃん」 パティ「オフコース!パパもママもみんなお祝いしてくれマシタ。コナタからのプレゼントにはビックリデス!」 こなた「いやぁ、新作のフィギュアだったんだけどね、パティなら喜ぶだろうな~って。どれにしようか迷っちゃったよ~。それより、そろそろ行こうよ」 2011年6月 都内某所 パティ「このビルの1階デスネ?」 こなた「パティはここ来るの初めてだよね。明日は私も休みだし、今日は一緒に飲もうよ」 パティ「OK!」 ジャズが流れる店内。こなたとパティは再会の喜びをこの小さなバーで交わすのであった。 こなた「それじゃあ、二人の再会とパティの二十歳を祝って~、乾杯~」 パティ「カンパ~イ♪」 パティ「それにしても…このお店にはガンプラが沢山ありマスネ」 こなた「ここのマスターがガンダマーらしくってさ。片手間でこっそり作って並べてるらしいよ」 パティ「What?…何か話し声が聞こえマスヨ?」 こなた「向こうのボックス席だね…ちょっと、聞き耳を…」 みさお「…回やっても何回やっても小早川が倒せねーってヴぁ…みゅ~ん…」 あやの「み、みさちゃん、ちょっと飲みすぎじゃ…」 みさお「あ~や~のぉ~…悔しくねーのかよぉ、あたしら年下に負けてんだぜ~?」 あやの「…みさちゃん?」 みさお「しかもさぁ、ほんの数ヶ月前まで病気がちだった奴にだぜ?やってらんねーよ、ヴぁーロー!」 あやの「ま、まぁ…そりゃぁ…相手はアレだし…」 みさお「たかが機械の身体になったくらいでいい気になってんじゃねーってヴぁ!…マスター、おかわり~!」 あやの「そ、そろそろやめようよみさちゃん!身体壊しちゃうよ!」 みさお「うっ…うっ…飲んでも飲んでも忘れられねー悔しさだー!ありえねー、ありえねー…こんなの…ありえねーってヴぁ~…」 その頃 ゆたか「っくしゅん!…風邪でも引いちゃったのかなぁ…そんなわけないよね、多分…」 こなた「……あの声はみさきちと峰岸さんだね」 パティ「何か、ヤケ酒って感じデスネ…」 こなた「人生そう上手くはいかないものなのさ…あれ?パティ?…どうしたの?サングラスなんかかけて…」 みさお「ちっくしょぉぉ~!何であの赤いのに勝てねーんだってヴぁー!!!!」 あやの「みさちゃん!もう、こんなに飲んじゃって…」 みさお「何で勝てねーんだよー!な゛ずぇ゛だぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛!!!」 パティ「坊やだからサ☆」 こなた「おおっ!12話!!」 カランコロン♪ パティ「…誰かまた来たみたいデスネ」 こなた「…はい、どなたさん~?」 ななこ「ぃいずぅびぃぃぃぃぃ~~~~~~!!!!」 こなた「うわぉ!?」 その後、こなたとパティは黒井先生の愚痴を延々と聞かされることになったとさ。 めでたしめでたし。 こなた「…いや、めでたくないめでたくない」 ☆小ネタ☆ (1:エネルギー源) こなた「う~ん……」 ゆたか「どうしたの?」 こなた「いやぁ、コンセントにつながれて充電するってのも萌えるっちゃ萌えるんだが~」 こなた「やっぱりゆーちゃんもご飯食べたいよね?」 ゆたか「うっ…言われてみればそうかも…この身体になってから何にも食べてない…orz」 こなた「よぉし、それじゃぁ改造してもらおう」 翌日 ゆたか「というわけで、ご飯を食べられるようになりました!」 かがみ「へぇ、よかったじゃない」 つかさ「それじゃあ早速、バルサミコ酢ケーキ…」 ゆたか「……!」(逃亡) つかさ「行っちゃった…せっかく作ったのにorz」 かがみ「いや、それはあんたが悪い」 (2:水にご注意) ゆたか「今日は私が食器洗い~、よぉし!がんばるぞ~」 ゴシゴシゴシゴシ ゆたか「それにしてもなんだか手に違和感が…」 ゴシゴシゴシ…ピタ ゆたか「…?」 ゆたか「ろ、漏電がガガガガ…」 …その後、私は全身から煙と火花を出した状態でゆいお姉ちゃんに発見されました…orz (ある日の泉家のテレビ) ゆたか「こなたお姉ちゃん、何見てるの?」 こなた「『新造人間キャシャーン』だよ~」 サグレー『へひゃははははは!さすがは不死身のキャシャーン』 キャシャーン『俺が生きている限り、この港はお前たちに渡しはしないぞッ!』 サグレー『へっひゃはははは、そりゃそうだ…お前は死にはしない。壊されるだけだからな』 キャシャーン『何!?』 ゆたか「何!?」 こなた「ゆ、ゆーちゃん!?」 サグレー『よおく聞けキャシャーン!姿形は人間だが、その実体は…』 ゆたか「…やっぱり…やっぱり私は……orz」 こなた「ゆーちゃん!?ゆーちゃんは人間だよ!しっかりしてよ!!ねえったらあ!」 サイバー☆ゆーちゃん「小早川ゆたかが倒せない」 「気がついたら~同じように勝負を挑み、そしていつも~同じように負ける~」 私こと、日下部みさおは悩んでいた。 いつものように小早川に勝負を挑むけど…何度やっても負けっちまう。 なんでだ?なんで先輩であるはずの私が負ける? 奴がサイボーグだからか? いや、それならこっちだってパワーローダーに乗って勝負をしているはずだから、条件は同じなはず。 ここで、パワーローダーとはなんなのかってのを説明しておく必要があるな。うん。 そもそもサイボーグもパワーローダーも共通しているのは、「人間の機能の一部を機械に置き換える」ってとこなんだと思う。 ただな、パワーローダーはあくまで「動力のついた服」って感じの装備で、中の人間には一切手を加えないでパワーを得ることができる。もっとも、パワーを追究すればデカくなっちまうのが欠点なんだけどな。 一方のサイボーグは、人間の身体を機械にそっくり置き換える。 簡単なものなら義手・義足だってこの一種と言えるみたいだし、人工心臓とかって言うのもあるみたいだな。奴の場合は…脳みそ以外はほとんど機械…ってか、頭の中にまで手を入れられてるみたいなんだがな。言って見りゃ、ちびっ子が好きな「仮面ライダー」みたいなもんか。 ここから結論を導き出すと、操縦する手間があるのと、デカくて重い分、機動性ではパワーローダーは負ける。 前に乗った筑波大のはそれを克服しようとジェットエンジンをつけてたみたいなんだが…扱いなれなくてみんなにボコボコにされたっけなあ。みゅーん…。 いやいや、大事なのはどっちの性能が負けてるかじゃない。 考えてみろってヴぁ。ガンダムの世界でも、GMは本来ザクより性能がいいはずなのにボロ負けしてる。 それは機体性能はよくてもパイロットが甘いっていうことなんだ。 だから、自分を鍛えるためにあれから何日も何日も、修行を積んで挑んでみたけど…。 結果は、惨敗だった。 「…もう駄目だ!もうあの手を使うしかねえってヴぁ!」 「みさちゃん!本当にやるつもりなの!?」 「…止めるなあやの…もう後戻りはできねえ!」 「でもっ……」 「しばらく、ミートボールが食えねえのはツラいけど…私にもプライドがあるんだよッ!!」 そうだ。奴に勝つために、残された道はただ一つ。 私も奴と同じ身体なら…奴に吠え面をかかせることは出来るはずだと。 固い決意を胸に、私は手術室に向かおうとした…。 その時だった。 「みさちゃん…あなたがどうしてもと言うのならそれでもいいわ」 「あやの……」 「でもね。あなた一人につらい思いはさせない…この手術……私も受けさせてもらうわ!」 「…うおぉぉ~~~!あやの~~~~~!!!」 そうだ…私たちはいつも2人でひとつだった。 あやの…ごめんな、こんなことにまでつき合わせちまって。…ありがとよ…。 そして、手術は成功した…。 「~♪」 「ごきげんだね、ゆーちゃん」 「だって今日からご飯を食べられるようになったんだもん、喜ばずにはいられないよ♪」 「……ゆたかがご飯を食べられるようになって…よかった」 買い物の帰り道。私たちは今日の晩ご飯を楽しみにしていました。 あのあと、私は身体をさらに改造して、新型の動力炉をつけてもらいました。 ご飯を食べるなんて、久しぶりです。 「…ゆたか、今日は何がいい?」 「…じゃぁ、チキンカレーがいいな☆」 「お、いいねぇ、それじゃあ今日はゆーちゃんのために腕によりをかけて作ってあげるからね」 「わーい☆」 と、話も弾んでいたその時…私のレーダーが接近する2つの影を捉えました。 あの速度…それに大きさ。パワーローダーじゃない…だとしたら、アンドロイドか、サイボーグ? と、不思議に思っていたその時でした。 「…!?」 「会いたかったぜ…小早川ゆたかぁ!」 あの髪型…いや、あの顔…それにあの声。間違いない…あの人は! 「みさおさん…まさか!その身体…!」 「お前に復讐するために…地獄の底から這い上がったぜ!」 その後ろでヒソヒソ話をするこなたお姉ちゃんとみなみちゃん。 (…って、あれ単なる逆恨みだよね?) (………うん) 「そこぉっ!聞こえてるってヴぁ!…勝負だ!同じ性能なら体育会系の私に分があるんだよ!!」 そう言うなり、みさおさんは肩のハッチからビームサーベルを取り出してきました。 私もすかさず応戦します。 「あなたは…そんな逆恨みのためにわざわざ…!?」 「…これは逆恨みなんかじゃない…プライドをかけた闘いだ!!」 「くっ…」 咄嗟に身体を翻し、攻撃をかわす私。 何とかかわせた…と思ったその時でした。 「…あぐぅっ!」 「…みさちゃんの邪魔はさせない!」 「…あやの…さん!?あなたまで…どうして!?」 「ハッハ、どうやら形勢逆転だな…あやの!ドッキングだ!どてっ腹に風穴を開けてやろうぜ!」 2人が一直線に並ぶと、みさおさんはランチャーを展開し、あやのさんの肩にあるエネルギーコネクターに接続しました。 まずい…あんな一撃を喰らったら、修理代が… 「エネルギーチャージ…完了!」 「…吹っ飛べ!小早川ぁ!!」 もう駄目だー!と思ったその時…私の胸に据え付けられた動力炉が熱くなったような気がしました…。 (え…!?) 「…か、かわした!?みさちゃん、どうなってるの!?」 「わ、わからねえ…急にあいつの目が赤く輝いて…!」 「こ、これは……『トランザム』!?」 「…泉先輩…トランザムって…」 「詳しくはわからないけど…ゆーちゃんの体内にあるリミッターを解除すると通常の3倍の能力が出せるらしいんだ…」 「いける…これなら…!」 私は未知の力…こなたお姉ちゃん曰く「トランザム」だそうですが…今までにないパワーを発揮したようです。 この力なら…この状況をどうにかできる! 私は残りのエネルギーを右足に込めました。 「ど、どうなってんだよ、聞いてねえぞ!」 「…みさちゃん、もうそろそろ逃げた方がいいんじゃ…」 「スーパー…イナズマ…キィィィィック!!!」 あ、またマニアックな技の名前を…私も染まってるなぁ…。 「あ…あれ~~~~~っ…」 「ちくしょー、覚えてろってヴぁぁぁぁぁっ!!」 …2人は星になりました。まぁ、あの身体だし、簡単には死なないと思うんですけど… あれ…急に意識が… 「ゆ、ゆーちゃん!」 「ゆたか!?」 …どうやら今ので……エネルギーを全部………使っ…ちゃった……みた……… 「…んっ、んん…」 目を覚ますと、私はコードにつながれて、こなたお姉ちゃんの部屋にいました。 「気がついた?ゆーちゃん…」 「こなたお姉ちゃん…みなみちゃん…」 「……チキンカレー、出来てるよ」 「さぁっ、ゆーちゃんも一緒に食べようよ!」 「うん!」 こうして、私たちはチキンカレーを食べました。 ああ、今日のチキンカレーはとっても美味しい…。 一方その頃… 「なぁ、あやのぉ…」 「な、何…?」 「私ら…何のためにサイボーグになったんだろうな……?」 「……うん…」 やっぱり何回やっても倒せなかった 『サイバー☆ゆーちゃん番外編~教えて!こなた先生』 こなた「今日はみんなの疑問に応えていくよ~」 ゆたか「いくよ~」 こなた「それじゃー最初の疑問。埼玉県の『みっくみくの館』さんから~」 『ゆーちゃんが頭突きしたらどんぐらいの破壊力があるの?』 ゆたか「……」 こなた「いきなしハードな質問だね」 ゆたか「お、お姉ちゃん?」 こなた「まぁ、私も見てないんだけど…ものは験しって言うし。瓦を用意しました☆」 ゆたか「…こ、この瓦をどうするの?」 こなた「割るんだよ?ゆーちゃんが」 ゆたか「…手刀で?」 こなた「いや、頭突きで」 ゆたか「…手t」 こなた「頭 突 き で 。」 ゆたか「…」 こなた「…」 ゆたか「お姉ちゃんの……」 こなた「?」 ゆたか「馬鹿ーーーー!!!!」ズガーン こなた「ごっふぁー!ゆーちゃんはShock~!!!」バタッ 今回の質問の答え…ゆーちゃんが頭突きするとこなた一人は倒せる ゆたか「……」 みなみ「…どうしたの?」 ゆたか「最近ね…いろいろあって…」 みなみ「…そんなに酷いの?(困ってるゆたかカワユス)」 ゆたか「みさおさんと中身を入れ換えられるわ、天邪鬼にとり憑かれるわ、もう大変で…」 みなみ「……大丈夫、そのときは私が守ってあげる」 ゆたか「みなみちゃん…」 みなみ「必要とあれば身体を整備してあげる…ゆたかのためだったら何でも…」 ひより「…というマンガのプロットを考えたんスけど」 こなた「…ひよりん、後ろ後ろ…」 ゆたか「………田 村 さ ん ?」 アッ――――!! サイバー☆ゆーちゃん『夏の或る日』 夏。茹だるような暑さの中、小早川ゆたかは庭に立っていた。 ゆたかの目の前には大量のみかん…。 「チェンジ!冷熱ハンド!!」シャキーン 解説せねばなるまいっ!小早川ゆたかは瞬時に腕を換装することができる。 冷熱ハンドは右腕から700度の炎を出し、左腕からは冷凍ガスを発射できるのだ! 「~♪」 ゆたかは冷凍ガスで目の前のみかんを少しずつ凍らせていく。 「はい、冷凍みかんできたよ~☆」 「いやぁ、夏はやっぱりコレに限るね~。ほら、こなたも食べな~」 「いやぁ、ゆーちゃんってホント便利だネ」 …その頃、日下部家…… 「おーっす、遊びに…って……うわぁ!?」 「ひ…柊ィィい…ィ……助け…テ…」プシュー 「連日の……暑さ…デ…オーバー…ヒート……」プシュー 「……放熱効率悪すぎだろ…」ヤレヤレ サイボーグの皆さん、夏は特に機械がダメになりやすいので注意しましょうね!
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日曜日 いつものようにやってくる朝 小鳥さんの囀る声が耳元に届く 目覚ましが鳴る前に起きてしまったみたい 「んん~」 上半身を起こして伸びをした、背骨がぽきぽきと音をたてる ベッドから抜け出して、掛け布団を畳む 鏡の前で髪の毛をチェックする、寝癖がひどいかも ……そういえばこなたお姉ちゃんのお友達に、かがみ先輩って人がいるけど なんだかあの人の、お姉ちゃんに対する視線は、友達の視線とはなんか違うような気がします 艶っぽいというか、憂いを秘めているっていうか……危ないというか そんなことを考えながら部屋を出て、1階へ向かうところで こなたお姉ちゃんの部屋の扉が少し開いていることに気がついた 覗きこむと、お姉ちゃんパソコンに向かってキーボードを叩いていた 朝の挨拶をしようと、ドアを開いた 「おはよ~お姉ちゃん、早いね」 「お~ゆーちゃんおはよう、私ネトゲで徹夜したからいまから寝るところなんだよ」 「……え?」 今からって……お姉ちゃんはやっぱりすごいなぁ 「じゃあおやすみなさい、お姉ちゃん」 「んむ」 いつものような猫口で頷くお姉ちゃん それを横目に見ながら、扉の外へと向かった 「おはようおじさん」 「やあ、おはようゆーちゃん」 そうじろうおじさんは、居間のテーブルでお茶を啜っていた 「こなたは今から寝るって?」 「はいぃ、ネットゲームで徹夜したっていってました」 「まったく……」 おじさんは苦笑いでそう言った 「ゆーちゃん、朝ごはん食べるかい?」 「はい……あ、お手伝いします」 「おー悪いね」 おじさんと一緒に台所へ向かった おじさんと作る朝ご飯は楽しくて、とてもおいしかったです。 昼下がり、私が居間でテレビを見ていると 「ゆーちゃん、そろそろこなた起こしてきてくれないか?」 お昼ご飯を作っていたおじさんが、フライパンを持ったまま私に言った 時計を見ると、すでに針は1時を指していた お姉ちゃんが寝てから、6時間が経っていた 「はいぃ、起こしてきますね」 「頼むよ」 テレビを消して、お姉ちゃんの部屋に向かう 目的は起こしにいくことだけれど、階段はできるだけ足音をたてないようにした ゆっくりと部屋の扉を開く お姉ちゃんが仰向けになって、眠っていた 「ぉ姉ちゃん……おはよー、そろそろ起きようよぉ~」 ゆさゆさとお姉ちゃんの肩を掴んで揺すってみる 「んぅ~」 「!!」 寝息をたてたままこちらに顔を向けるお姉ちゃん なんだかかわいい 「……」ギシッ ベッドに右肘をついて、もう片方の手でお姉ちゃんの長くて青い髪を撫でる まるでシルクに触れているような感覚、それほどにさらさらだった 「……ふぇ…むにぅ」 「えへへ♪」 髪に触れていた手を、お姉ちゃんのやわらかそうなほっぺたに移す ぷに ……やわらかい ぷにぷに、ぷにぷに 「ぷぇ……」 なかなか起きない お姉ちゃんかわいいなぁ やわらかい感触を楽しんでいると、ふとお姉ちゃんの唇に目がいった 眠っているために半開きになっているその唇は、呼吸に合わせて動き、まるで私を誘っているようだった 「お姉……ちゃん……」 無意識に私の唇が近づいていくのが分かる これって、寝込みを襲うことになるんだよね いけないことだと分かっていても、止められそうにない ちゅぅ お姉ちゃんの唇と重なる感触がした 舌を相手の口の中にいれる、フレンチキスっていうのがあるって聞いたことがあったけれど 流石にそんな勇気はなかったので 唇を優しく啄ばむ程度だった 「……っぷぁ」 たっぷりとお姉ちゃんの唇を堪能した後に、罪悪感のようなものが生まれた 「ごめんねお姉ちゃん……」 そういいながらも、未だに起きないお姉ちゃんに触れたい衝動が治まらない 「もう少し、だけなら」 そう呟きながら、パジャマが肌蹴て少しだけ見えかけている胸に手を伸ばした ふにっ ほっぺたとはまた違う、ましゅまろみたいなやわらかさが手のひらに伝わる 「あ……ん」 「……!?」 いつもと違う艶を帯びた声に、お姉ちゃんの顔を覗き見た 少しだけ顔が赤い気がする 「こなたお姉ちゃん、かわいい」 自分の口から、驚くほど熱い息が漏れた もう一度、自分の唇を、お姉ちゃんのそれへと近づける 唇が重なった瞬間だった 「ゆー……ふぁん?」 「!!」 思わず、閉じていた目を開くと エメラルド色の瞳が、半開きの状態でこちらを見ていた 意識が朧げなのか、目が霞んでいる 「お、おおお、おはようお姉ちゃん!!」 「おふぁよ~」 さっきのことに気づいていないのか、いつもの猫口で挨拶をするお姉ちゃん むき出しになっている肩の部分の肌が、日の光に照らされてなんだか色っぽかった 「ゆ~ひゃ~ん、今何時ぃ~?」 呂律が回っていないお姉ちゃん、やっぱりかわいい 「もう1時半だよ」 「もうそんな時間かぁ~……起きよっとぉ~」 ふらふらと立ち上がり、よろよろと居間へと向かうお姉ちゃん そんなお姉ちゃんを見て、また心臓大きく脈打つ 私、まだお姉ちゃんに触り足らないんだ…… 体の真ん中で、何かがはじけた気がした 【 fin 】 コメントフォーム 名前 コメント 新作来ないなー -- 名無しさん (2015-01-07 12 12 24) みなみ…(´; ω;`) -- 名無しさん (2011-04-18 06 43 31) ワクテカ -- シティブリッジ (2009-12-30 20 52 03) すごい展開w -- ワンブリッジ (2008-06-23 02 26 50) いやいや、物語はこれからでしょw -- 名無しさん (2008-03-28 02 07 31) wwwゆーちゃんWWW -- サラダ二等兵 (2007-12-16 23 01 07)
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「……それで、私のところへ?」 「――はい……すみません、かがみ先輩」 「あー、気にしないでいいよ。悪いのはあいつだし」 「ありがとうございます」 ☆ 午後10時ごろ、こなたお姉ちゃんの部屋にて。8月7日。 「……えっとお、こ、こなたお姉ちゃん?」 「なーにゆーちゃん」 「できれば、その手に持っているものを説明して欲しいなあ……」 こなたお姉ちゃんがニヤニヤしながら持っているあれを、私は引きつって笑いながら尋ねる。もしかすると、もしかしなくても……。 「バイブレーション、もといバイブレーター」 「それを、どうして持っているのかな」 「そりゃあ――」 ゆーちゃんをやっちゃうため♪ ひゃっほーい、と笑顔でとんでもないことを言いながらこなたお姉ちゃんが飛び込んでくる。私は「わあああ」と驚きながら、間一髪のところで転がり、それを避ける。手足を縛られていないのが幸いだった。こなたお姉ちゃんは舌打ちをしながら、 「ちぇ、やっぱりロープを買えばよかったなあ」 「そ、そういう問題じゃ」 「いやね、おじさん、エロゲーで」 いきなりおじさん口調でふけ気味に話すこなたお姉ちゃんは、えっちなゲームで発情した云々、ちょうどそのとき私が通りかかって腹いせの意味も込めてやっちゃうと思ったしだい云々。てゆーかゆーちゃん萌えるし、これはもう私のものにするっきゃない、とか。いつからこなたお姉ちゃんの所有物に? 確かに私の前方2メートル先には、立ち上がりっぱなしのパソコンがうぃんうぃん言っている。バイブレーターもうぃんぅうぃんうにょんうにょんしている。目を背けたくなるような淫猥なそれは、前後にまるで毛虫のように蠢いている。よくわからないけど――ほんとによくわからないんだよ? 私えっちじゃないもん――男の子ってああいうものなのかな、なんて思う。私だってそこまで純ではないから、少しは意味はわかるけど――だから私、えっちじゃないもん! 先ほどまでは卑猥な女の子のあられもない姿が映し出されていて、私は真っ赤にになりながら目をそむけた。こなたお姉ちゃんがマウスをクリックすると、画面上の女の子の甘い声がこなたおねえちゃんの部屋中に響く。わ、私もあんな声、でるのかな――とまったく凸凹のないぺったんこの胸を左手で撫でる。それも数分した後、スクリーンセイバーが表示されて事なきを得る。そのスクリーンセイバーも女の子姿だったけれど、これは普通に着物を着ていてかわいらしい女の子だった。 「と、いうわけで」 「と、いうわけで?」 「ゆーちゃんのバージンをゲットだぜ! たとえスカートの中でもね!」 「キャーっ!―――いやゲットじゃないよ!」 ふーじこちゃーん、と言いながらダイブするこなたお姉ちゃんを、すんでのところで交わす。運動神経のいいこなたおねえちゃんの魔手から二度も逃れたなんて、ノーベル賞受賞物じゃないか、ってそんな与太話を考えている暇なんてない。そもそもどんな賞だろう。私は腰が引ける、私のガラスの心臓をなんとか励まして、立ち上がり、あわてて扉を開いた。自分の部屋に鍵をかけて閉じこもっても、頼りない備え付けの鍵じゃ五円玉ひとつで突破されてしまう。私は自室という選択肢を切り捨て、素早く玄関に向かい、靴を履き外にでた。 そのまま自転車を持ち出し、駅までひたすら漕いだ。家を出た時点でこなたお姉ちゃんが追いかけてくることはないとわかっていたけれど、行く当てがない私はとりあえず幸手の駅に向かった。八月の初旬、夏真っ盛りとはいえ午後10時ともなるとあたりは深淵の闇に覆われている。油蝉もなき止み、物音ひとつしない。静寂の空間から漏れているのは私の激しい息継ぎと、ペダルを漕ぐことによって生じるチェーンのギィギィと擦れる音だけだ。少し進むごとに現れる電線柱の燐光と、ダイヤモンドが散りばめられている夜空との陰影がとても印象的だった。私は自転車を操りながら、時折空を見上げ、妖美に輝く三日月の壮麗さに目を奪われていた。神秘的な光景を目の当たりにしておきながら、そのまま駆け抜けるには、この情緒にとんだ夜景は充分すぎるものだったから、結局私は自転車から降りて、しばし神秘的な天空を眺めることにした。山紫水明の景色だ。 道の端っこに自転車を立てかけ、スタンドを立てる。サドルの上に座り、倒れないようにバランスをとった。急ブレーキをかけてあたり一面にタイヤの擦れる音を響かせるのは周りに迷惑だし、人工的な音をこの切り取られた空間に持ち込みたくなかった。だからゆっくりとブレーキを踏んで停めた。 はあはあと過呼吸気味にあえぎながら、息を潜めて空を切り裂くように手をかざした。 天体観測もまた風流だ。一人でやっても楽しいけれど、みなみちゃんと一緒だったらもっと楽しかったのかなと一人この状況を独占している私はもったいないと思う。 天文学の知識に乏しい私は名前だけ覚えているわし座のアルタイルはあれかな? と根拠もなくひときわ輝く一等星にその名前を冠した。彦星様が年に一度の逢瀬を願う織姫様――こと座のベガを、私はこりもせず煌々と明るい一等星にその名前を当てる。 「それじゃあ、あれが天の川」 やっぱり私は恣意的に決定していったけど、なんだか幸せな気分だった。学者になった気分を味わえたし、宇宙はすべての知悉が詰まっている気がして、私はその中のほんの一握りでも触れた気がしたからだ。 ちょうど一ヶ月前は七夕だ。こなたお姉ちゃんとそうじろう叔父さんと一緒に短冊に願い事を飾ったから、その日のことははっきりと覚えていた。願い事? 秘密。 その日はたしか一日中雨。 私が残念そうに、庭に立てかけられた短冊を窓から眺めていると、隣に座っていたそうじろう叔父さんが教えてくれた。 「七夕の日に振る雨のことを洒涙雨って言うんだ」 「さいるいう……ですか?」 「織姫と彦星が再び離ればなれになる織姫の愛別離苦、惜別の悲しみとしてそそいだ涙だそうだ」 「素敵な言葉ですね」 そうじろう叔父さんは作家だけあって物知りだ。私は日本語の素敵で、美しい言葉に触れられて、そうじろう叔父さんに感謝しながら胸に刻んだ。来年はもし雨が降ったら織姫の悲哀を思いながら、私も一緒に織姫と彦星の再び訪れるであろう逢瀬の日々も七夕の願いにこめようと思う。 「それとな」 そうじろう叔父さんはこうも教えてくれた。 「七夕の前日に降る雨は洗車雨って言うらしいぞ」 「どんな意味なんですか?」 「前日、つまり7月6日に彦星が織姫に会いにいくために、牛車を洗う水が雨になるそうだ」 「そうなんですか――そうじろう叔父さんは物知りですね」 すごく勉強になりましたと、私がえへへと笑いかけると、そうじろう叔父さんはなんだか不遜な表情をしていたけれど、この際だから忘れよう。雨とか空には思わず心が疼いてしまうような素敵な言葉が多い。私はその後、図書館に行ってそうした日本語を調べてみた。 にわか雨のことを言う「村雨」、小さい頃は友達と「お天気雨だね~」なんて言っていた日が照っている雨のことを「きつねの嫁入り」、篠竹を束にして地面に突きおろすように、はげしく降る大雨、豪雨のことを「篠突く雨」という。 なんだか高良先輩の気持ちがわかった気がする。知ることって素敵だ。図書館で声を漏らさないように注意しながら私は「へー」とか「きれいだなあ」と感嘆するのだった。 ノースリーブ姿でも寒気を感じることがないくらい、夏の夜は暖かいが、われに返るとこの状況はとても危険だ。この辺りは治安がいい、というかこの時間帯になると出歩くような人はほとんどいないとはいえ、女の子ひとりで夜道を歩く(漕ぐ)というのはあまりほめられたものではないと思う。自転車に乗っているうちは安全だと思い、慌てて自転車に乗りなおした。そのまま幸手駅まで向かう。 駅について、どうしようか逡巡し、ぱっと思いついたのがかがみ先輩だった。幸運だったのは、こなたお姉ちゃんの部屋に訪れたとき、財布と定期券をきちんとぽけっとの中に入れておいたことだと思う。駅の時刻表を眺めた後、携帯電話で現在の時刻を確認すると、幸手駅の到着時刻は五分後。私は安堵のあまりほっとため息をついた後、かがみ先輩の携帯電話をアドレス帳から選び、プッシュする。怒られるか、呆れられるかと私はびくびくしながら携帯の読み出し音に耳を傾けていた。 かがみ先輩は私にではなく、こなたお姉ちゃんに軽口を叩いた後、すぐに了承してくれる。迷ったら大変だからということで、かがみ先輩が鷹宮駅のプラットフォームで待っているとまで言ってくれた。耳から受話器を離し、電源ボタンを押した頃には駅内に電車が到着する旨の放送が流れ、数十秒のタイムラグの後、私は乗車した。 この時間帯ともなると乗車客もまばらで、赤い座席シートが寂しげにしている。私は歩きながら端っこの座席に座り、出発するのを腰をかけて待っていた。 ガタンゴトンと、時折びっくりするくらい振動しながら、電車は運行していた。全身に掻いた汗も、もうすっかり冷えて、車内の冷房が肌寒かった。 ☆ 「なんていうか、こなたの奴、最低ね」 「――いえ、私が邪魔したのがいけなかったです」 「いやゆたかちゃんは悪くないわ。安心してね、明日こなたをいたーい目に遭わせてあげるから」 「えっと、お手柔らかに」 「なにしようかなー。あれとか、これとか? あれはこなたのじゃ入らないかな? うーんでもお仕置きだからいいわよね♪」 ど、どんなことを考えているんだろう。こなたお姉ちゃん以上に邪悪に顔をゆがませながら、先ほども耳にしたバイブレーションとかローターとか、とんでもない言葉が次々にかがみ先輩から飛び出している。 もしかしたら、逃げていくところを間違えたのかもしれない。 「あ、そういえばゆたかちゃんは泊まっていくんでしょ? もう終電逃しているし」 駅でかがみ先輩を見つけ、家まで送ってもらった後、かがみ先輩は私をコーヒーとチーズケーキでもてなした。私は「気を使わないでください」と謙遜したけれど、結局私はそのご好意に甘えることになった。一息ついた後は、かがみ先輩に事情を話した後、とりとめのない四方山話に花を咲かしていて、かがみ先輩の壁にある掛け時計に目を向けるといつの間にやら次の日になっていた。あわてて自分の携帯で時刻を再度確認すると、やっぱり十二時を軽く回っていた。 かがみ先輩はポテトチップスと冷蔵庫から麦茶を取り出した後、私をかがみ先輩の部屋に案内してくれる。通るときに見かけた固定電話が、昔懐かしい黒電話で、私はちょっと驚きにみちた目でかがみ先輩を振り向いてしまった。かがみ先輩は少し顔を赤らめ右手でぽりぽりと頬を掻きながら「あはは、うちって、古風だから」と弁明するのを私は、少しでもかがみ先輩の気に障るまねをしたことにひたすら謝り倒す。 多少微妙な空気が流れたが、かがみ先輩はすぐに気を取り直して、私を案内してくれた。かがみ先輩の部屋は二階らしく、階段を上る。上りきったとき、かがみ先輩は奥はつかさの部屋といいながら、目の前にある部屋の扉を開け、私を招待した。 「えっと、ご迷惑じゃなければお願いします」 願ってもない提案に私は甘えさせてもらう。携帯電話は持ってきたので、あとでそうじろう叔父さんに連絡しようと思う。結局のところ私はタイミングが悪くこなたお姉ちゃんの……その、なんて説明すればいいのかわからないけれど、情事を邪魔してしまったからこうなったわけで。私がそういうことをしたことがあるかというと――ううん、なんでもない。なんでもないよ? 明日になればそうしたもじもじした感情も消えうせている頃だから、私も安心してまたこなたお姉ちゃんの家に居候できると思う。こんどは気をつけないと。 「あ、じゃあ」 …………先ほど見せたような、邪悪な笑みのまま私に笑いかける。えっと、かがみ先輩? かがみ先輩は何も言わず、てくてくと扉に向かい、鍵をかける。鍵をかけただけじゃなく、机からガムテープを取り出し、背伸びして扉の四方に正確に張って行った。 「な、何をしているんですか?」 一連のかがみ先輩の行為の理由を悟り、私は顔を青くしながら恐る恐るその意図を尋ねてみる。どうか杞憂でありますように。どうか冗談でありますように。どうか――どうか無事家に帰れますように。切実です。織姫様。 「先にゆたかちゃんで練習してみようかなって。それにこうして一緒にいるとゆたかちゃん、かわいいし」 「え、えっとお――ー」 「えいっ!」 逃れのようない密室で距離を詰められ、私は羽交い絞めに――。 「なんていうか、こなたの気持ちもわかるわ。妹に欲しいくらいだもん。いっそのこと柊ゆたかになってみない?」 「だ、誰か~」 「今日は私しかいないわよ♪」 ――もしかしなくても、逃げていくところを間違えた。 ☆ ところで、こなたお姉ちゃんをお仕置きするのがかがみ先輩なら、かがみ先輩にお仕置きするのは誰なんだろう? みなみちゃんかな。みなみちゃんはなんだか怒っていたようだけど、しばらくするといそいそとみなみちゃんは自分の部屋をでていった。暫くすると戻ってくる。その理由を尋ねてみると、 「家中の鍵を閉めてきた」 「えっとお、それって?」 「ごめん、ゆたか」 ――あれ、なんだかループしてる。じゃあみなみちゃんのお仕置きは――田村さん? でも田村さんの家に行くのは冗談でなく本気で怖い。この流れからいっても。 …………誰かお願いします。こんな人たちにお仕置きをしてください。 織姫さん、彦星さん、私のためにも泣いてください。 できればその対価が私というのも、やめてくれると嬉しいです。 コメントフォーム 名前 コメント ゆい姉さんのところに行けば? お仕置きしてくれるよ(法的な意味で) -- 名無しさん (2012-12-14 10 14 29) 私、小早川ゆたかはバージンを狙われています。なぜ、誰にバージンを狙われているのかはわかりません。 これをあなたが読んだなら、その時私は"奪われて"いるでしょう。…バイブであるか、ないかの違いはあるでしょうが。 これを読んだあなた、どうか、お仕置きをしてください。それだけが、私の望みです。 小早川ゆたか ……ぅおおぉおぉぉお惨劇だぁああぁあぁ……。 -- 名無しさん (2009-02-08 21 10 18) んで、ゆい姉さんの次がおれか -- 15 (2009-02-04 00 22 33) いや~~ループすぎて怖い(^_^; つーかゆい姉さんところ行けば?? -- 名無しさん (2009-02-02 18 01 44) ・・・ ・・・・・落語でこんな感じの展開の話があったなあ・・・ もはや言葉もありませぬ。 -- 名無しさん (2009-02-02 17 48 34)
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23-251氏に戻る ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 1. 岩崎家に集まったメンバーを見渡して、みゆきはこほんと咳ばらいをした。 「さて、みなさんに集まって頂いた訳ですが」 みゆきの他には、こなた、かがみ、つかさ、みなみ、ひより、パティと 3年生組と1年生組が一人を除いて集結している。 「本日の議題は他でもありません。小早川ゆたかさんのことです」 全員が一斉にうなずく。 「彼女の問題行動について、各自の報告をお願いします。まずは泉さんお願いします」 最初にアホ毛が跳ねている、小柄な少女が口を開いた。 ~ 報告1 始め ~ 「おはよう、こなたお姉ちゃん」 「お、おはよう…… 」 瞼を開けるとゆーちゃんが、いつもの通りに私のお布団にもぐりこんでいた。 「ゆ、ゆーちゃんいつの間に」 「えへへ。3時間前から」 「私のカラダに、何をしたのかな? 」 「内緒だよ。お姉ちゃん」 太腿の間がじんじんと痛むのは決して気のせいじゃないし、シーツがぬめりを帯びているのも、 断じて汗の為なんかじゃない。 「『そんなこと』はどうでもいいよ」 私の言葉を無視して、ゆーちゃんは唇を塞いで舌を入れる。 「ゆ、ん、んっ…… 」 間髪入れずに、パジャマの中に手をもぐりこませてくる。 「ゆ、ゆーちゃん。ふあっ」 唇を無理矢理離して荒い息をつくと、ゆーちゃんが満面の笑みをみせた。 「大好き。こなたお姉ちゃん」 私はみかんの皮みたいに、手際よく剥かれていく。 外気に晒された下腹部に、ゆーちゃんの小さな手が伸びて、アソコを揉みほぐす。 「おねえちゃん、イってもいいよ」 小悪魔的な微笑を向けてくる。体力は圧倒的に私が上だけど拒絶できない。 上目遣いのゆーちゃんには逆らえない。 「だめっ、ゆーちゃん、んああああっ」 朝はゆーちゃんに、最低3回はイカされるんだよ。 毎朝、必ずイカされるから1週間で21回だよ。ギャルゲの女の子よりよっぽど淫乱だよっ ~ 報告1 終わり ~ こなたが、涙ながらの訴えを終えると、全員が同情と憐みの視線を彼女に向けた。 「泉さん。ありがとうございました。次はみなみさん。お願いいたします」 今度はショートカットの少女が立ち上がった。 ~ 報告2 始め ~ 「みなみちゃん。はやく~ 」 「で、でも…… 」 「ゆっくりしてると人がきちゃうよ」 「ひっぱっちゃ…… ダメ」 私は、首が痛くて悲鳴をあげました。しかし、ゆたかは空を仰ぎ見ながら微笑んでいます。 「みなみちゃん。お月様がでているよ」 確かに満月が東の空から昇っていきます。 「チェリーも一緒だったら良かったのにね」 「それは…… やめて」 私は、顔を真っ赤にしながら首を横に振りました。 「みなみちゃん。チェリーとお散歩したくないの? 」 「ゆたか。お願い、もう…… こんなこと…… やめよう」 私は羞恥に震えながら必死に哀願しましたが、ゆたかは微笑を浮かべたまま、 ぐいぐいと私を引っ張っていきます。 私を連れて公園の近くまで来た時、ゆたかは急に立ち止まりました。 不意に寂しそうな顔で私を見下ろします。 「みなみちゃん、私のことキライなのかな」 「え…… そんなこと」 私は口ごもります。どんな恥ずかしい目に遭わされても、ゆたかを嫌いになれません。 そして、ゆたかに嫌われたら、生きていくことができません。 「私、ゆたかの事、好き…… 」 「ありがとう。みなみちゃん」 リードを持つ手を離して、ゆたかは私を抱きしめます。 彼女の口付けは甘くて、優しくて、蕩けそうになってしまいます。 「さ、いくよ。みなみちゃん」 「う、うん」 私は恥じらいながらも嬉しそうな顔を浮かべて、ゆたかに連れられていったのです。 ~ 報告2 終わり ~ 「みなみちゃん…… それって」 「いわゆる、えすえむってヤツっスか。濃いっスねえ」 真っ赤になるみなみに、興味の視線が集中する。 「では次に、かがみさん。お願いします」 ~ 報告3 始め ~ 「ゆたかちゃん。ちょっと来なさい! 」 ゆたかちゃんが、女の子漁りをしているって話を聞いたから、驚いて廊下に呼び出したわ。 「かがみ先輩、どうしたんですか?」 「とぼけないでよ。アンタなんて事してんの? 」 「ですから、どういう事でしょうか? 」 「こなたや岩崎さんにイヤラシイことして、何考えてるのよっ! 」 あくまでとぼけるゆたかちゃんに、カッとなって詰め寄ったわ。でも…… ふわっ 「な、なに? 」 「先輩、とても可愛いですね」 小柄なはずのゆたかちゃんが、私を包み込むように抱きついてきた。 「か、からかわないでよ! 」 顔を真っ赤にして怒ったわ。でもね。 「本当に可愛らしいです。こなたお姉ちゃんがお嫁にしたい気持ち分かります」 「ばかっ」 「ふふ。もう少し素直になると良いですね」 ゆたかちゃんは、私の唇をいきなり塞いできたわ。 「んんっ…… だめっ」 必死に逃げようとするけど、ゆたかちゃんのキスがとても優しくて、頭がぼうっとなってしまう。 「先輩、大好きです」 濃厚なキスの次に、息を耳に吹きかけられる。 「だめよっ、そこは」 「もっと素直になってください」 「だから、ダメ…… いやっ、あん」 「先輩、ここ感度がいいんですね」 「やめて、耳、弱い…… んだから、んあっ」 くすぐったくて必死に逃げようとするけど、何故か力が入らなくて絡められた腕を振り解けない。 「嫌、噛まないでっ」 「かがみ先輩、とても色っぽいです」 「そんなこと…… いうなぁ」 私はがくがく震えながら、必死で我慢していたわ。でも、ゆたかちゃんはね。 「先輩、我慢しないでください。お体に良くありませんから」 スカートの中に指が差し込まれてきて…… 「そ、そこはダメよ」 「チカラを抜いてくださいね。痛くないですから」 「ダメ、みんな見てるから、やめてっ」 けれども、ゆたかちゃんはまさぐる手を緩めてくれやしなかったわ。 その後? ご想像の通りよ! さんざんよがり狂わされて、衆人環視の中でイかされまくったわ! 最後の方は周囲に人だかりができていたわよ…… ~ 報告3 終わり ~ ゆでたこのように真っ赤になった、かがみが着席してから、司会のみゆきが締めくくる。 「これをもちまして、第1回、『小早川ゆたか対策委員会』を終了させていただきます。 皆様、お忙しい中お集まりいただき、誠にありがとうございました。 これにて散会いたします」 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ゆーちゃん対策委員会♪ 第2日へ続く コメントフォーム 名前 コメント Q対策する気はあるのでしょうか? Aそれぞれの被害者がまんざらでもないのでgdgdです←結論 -- 名無しさん (2009-01-25 19 32 21) 見せてもらおうか、エロパロの赤い悪魔の性能とやらをwww -- 名無しさん (2009-01-25 05 06 34) wwwww(゚∀゚) -- 名無しさん (2008-09-22 05 42 32) 続きにワクテカが止まらねぇ! ゆたか黒いよゆたか -- 名無しさん (2008-05-01 00 50 52) 吹いたwww -- 名無しさん (2008-03-16 16 48 06) 改善する気ないのかwww -- 名無しさん (2008-02-23 21 19 17) 報告だけwww -- 名無しさん (2008-02-23 11 21 33) 全く何の議論もせずに散会かよwww ワロスww -- 名無しさん (2008-02-23 11 03 18) 対策されてねぇwwww -- 名無しさん (2008-02-23 07 46 11)
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ゆーちゃん 自己紹介 所属 担当 スレ情報 [17] また糞が駄レス垂らしてやがる… ビートだか、偽者だかシラネーけどさ、 いい加減にしないと、掘るよ? 極太のヤツでゴリゴリとか素敵な掘り方して良いカナ? それとも、ゆーちゃん!とか呼んでも良いかな? ねぇ、ゆーちゃん? 調子に乗ってるなよ?ゆーちゃんw
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ゆーちゃん対策委員会♪ 第2日に戻る ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 3. みゆきは、全員を見渡してから軽く頭を下げた。 「みなさんお疲れ様です。第3日目の『小早川ゆたか対策委員会』を始めます」 一息おいてから、舞台袖をちらりとみて言葉を紡ぐ。 「本日は特別ゲストとして、黒井先生をお迎えしました」 場内がどよめく中、ななこは壇上に進んだ。 「先生、よろしくお願いします」 「高良、ごくろうさん。そんならさっそく話すで」 ~報告5 始め~ ふう、疲れた。 私は、一週間分の疲れをシャワーでゆっくりと洗い落とした後、吸い込まれるように PCの電源を入れた。 きりりと冷えたビールを飲み、茹でた枝豆をつまみながら、いつものようにネトゲにログインする。 「今日は、がっつりやれるでー 」 仮想世界にログインをしてから間もなく、お目当てのプレイヤーが見つかり、 専用チャットルームに引き込む。 nanakon 泉。久しぶりにやるで~ konakona 分かりましたよ。先生 教え子の泉とは、チャットエッチの常連だ。 所詮チャットと侮るなかれ。 キーボードに入力する文字だけで、全ての性行為を表現する為、会話はとんでもなく エロく卑猥なものになるのだ。 (変やな? ) チャットエッチを始めて5分としない内に、小さな違和感が生まれた。 えっちの時の仕草や癖がいつもと違う。 まるで別人とエッチをしている感じだ。 nanakon 泉、今日、何かあったんか? 高まる違和感に耐えられず、私は、画面の向こうにいる相手に問いかけた。 konakona クスッ。黒井先生…… やっと気づいたんですか。意外と鈍いんですね nanakon 泉、ふざけとったらあかんで! konakona 先生の仰る意味ではふざけてなんかいません。 konakona でも違う意味では『ふざけている』かもしれませんね nanakon どういうことや! 言っている意味が全然分からない。それに、馬鹿にされているようで腹が立つ。 konakona 先生のえっちのお相手は本当に『泉こなた』なのでしょうか? nanakon 泉、何…… いっとるんや? まさか声をかける相手を間違えた?いや、間違いなく泉が使っているキャラだ。 私の疑問に答えるように、彼女は教えてくれた。 konakona ゲームのキャラクターは合っていますよ。 nanakon そしたら、お前一体誰や! 私は頭に血が上ってしまい、画面の向こう側に向かって叫んでいた。 暫く不気味な沈黙が続いてから、画面に表示された文字は衝撃的だった。 konakona 先生の世界史の授業を受けていますから、私も教え子の一人ですよ。 konakona こなたお姉ちゃんを奪おうとする、悪い泥棒猫さん あからさまな敵意をみせられて、私はたじろいた。 nanakon まさか自分、小早川か? konakona 正解です nanakon 何がしたいんや? 小早川ゆたかは1年の生徒だ。泉とは従姉妹で、彼女の家に下宿している。 小早川は泉のように何かと目立つ存在ではない。 素直で真面目だけど、身体が弱くて、授業中に気分を悪くして保健室に行くことがよくある。 体格は小柄な泉よりも更に小さく、大人しい生徒という印象しかなかったが…… konakona こなたお姉ちゃんが、黒井先生とネットゲームで遊んでいることは知っていましたけど konakona まさかこんなエッチな事をしているなんて、思ってもいませんでした nanakon 何が言いたいんや? 小早川の話し方には、毒が含まれている。 konakona 先生、せっかくだから、エッチの続きをしませんか? nanakon 教師と生徒ができるわけないやろ konakona こなたお姉ちゃんとは、とっても楽しくしていたじゃないですか? nanakon そ、それは…… 痛いところを思いっきり突かれて、言葉につまる。 nanakon あかん。いきなりエッチなんかできるわけないやろ! konakona どうしてもダメですか? nanakon 駄目に決まっているやろ! konakona ふうん。仕方ありませんね nanakon 何するつもりなんや! konakona ふふ。すぐに分かりますよ。黒井先生 小早川の言葉の直後、机の端におかれた携帯電話が鳴り響いた。 「もしもし、黒井やけど。泉か? 」 『せんせい…… お願いですから、ゆーちゃんの言うとおりに…… してください』 「泉、おまえ、何ゆーてんのや! 」 『ゆーちゃんには、逆らえないんです…… 駄目、ゆーちゃん、だめっ』 泉の嬌声ともとれる悲鳴が聞こえて、私は焦って受話器に向かって叫んだ。 「泉、しっかりせい、もしもし、もしもしっ 」 しかし、私の呼びかけに答えることはなく、通話は途切れた。 nanakon 小早川。泉に何をしたんや! konakona 黒井先生。こなたお姉ちゃんの『お願い』を聞いてくれませんか? 「このガキっ 普段は思いっきり猫かぶっとったんかいっ!」 沸騰する怒りを覚えるが、泉の悲鳴を聞いてしまったからには、無視することはできない。 「しゃーない…… か」 私は深いため息をついてから、キーボードを叩き始めた。 nanakon 小早川、お前の言うとおりにしたる。そやから泉には手を出すな konakona ご心配には及びません。先生とエッチをしたいだけですから nanakon エッチなら、さっきまでしてたやないか? konakona 私の言ったことをして欲しいんです nanakon どういうことや? 小早川が話した意味が理解できなくて、私は尋ねた。 konakona 私が脱ぐように指示したら、『本当に』服を脱いでください nanakon お前、何考えとるんや? nanakon それに、脱ぐとこなんか見えてへんから、本当に脱いでいるかなんて分からへんやろ 半ば嘲るように言ったが、小早川は平然としている。 konakona 嘘をついてもかまいませんよ。なにしろ『性職』ですから nanakon 嘘なんかつくわけないやろ! そこまで言うんならホンマに脱いだるわ! 音は一緒でも、文字にすると卑猥きわまりない二文字に、理性が吹き飛ぶ。 あまりにも安っぽい挑発に、私はまんまと乗せられてしまっていた。 konakona それでは、早速パジャマを脱いでくださいね nanakon 言われなくても、すぐに脱いだるわ 売り言葉に買い言葉―― 私は、パジャマのボタンを一つずつ外していく。 konakona 先生のブラ、何色ですか? nanakon 白…… って何で答えなあかんねん konakona これもエッチの一部ですよ。先生、自分の胸を撫でて頂けませんか? konakona それから、乳首から円を描くように愛撫を加えてくださいね 小早川の言われた通りに胸を触っていく。最初はあまり感じなかったが、 乳首を丹念に愛撫していくと、少しずつ身体が火照ってくる。 konakona 黒井先生。下も脱ぎ脱ぎしましょうね 小早川に指示されるままに下半分を脱ぐ。太腿に冷気が忍び寄り、私はぶるっと震える。 (こんな格好、泉にみせられへんな) konakona アソコの割れ目に指を乗せてくださいね nanakon 小早川、教師になんちゅーことをさせるんや それでも言われるままに、ショーツに指先をあてると、既に湿り気を帯びている。 konakona 黒井先生、濡れていますね nanakon なんで分かるんや! konakona やっぱり濡れているんですね。 nanakon う、うるさい カマをかけられたことに気がついて、顔が真っ赤になる。 悔しいことに、高校一年の生徒に主導権を握られっぱなしだ。 konakona 黒井先生、右の机の引き出しの2段目から桃色のローターを持ってきてください nanakon なんで、そんなことを知っとるんや! konakona こなたお姉ちゃんが、先生の自宅を訪問したことがありますから nanakon 泉から聞いたんかい! konakona ええ。ローターは、黒井先生の膣にいれてくださいね 私は、言われるままにショーツを横にずらして、膣にローターを潜り込ませる。 nanakon 中に入ったで 私は大きく息を吐いた。 膣中に潜り込ませたローターによって、刺激された膣壁から愛液が漏れ出して 白い下着にはしたない染みを作っている。 konakona 準備が出来たらローターのスイッチを入れてくださいね nanakon わ、分かったわ 私は、ローターから伸びた紐をたどってスイッチを探り当て、ONにする。 ブイイイイイ―― 無機質な音を出しながらローターが膣の中で暴れて、私はのけぞった。 (あ、あかん、ちょっと強すぎや…… ) 普段は『弱』の設定でひとりエッチをするけど、今は『強』になっている。 慌ててスイッチを止めようと手を伸ばす。しかし―― konakona スイッチは止めないでくださいね nanakon そんな無茶な! けたたましい音を絶えず鳴らしながら、ローターは生き物のように震えて、 快楽と苦痛を交互に与え続ける。 「あ、あかん。ダメ…… んあっ」 震えながら少しでも気を紛らわそうと、キーボードを叩こうとするけど まともに文字を打つことができない。 konakona 先生、空いている手でクリを愛撫してください nanakon わ、わかった 私は右手を伸ばして、大きく膨らんだ突起部を人差し指と親指を使って揉み始める。 「んあ…… あかん、あかんって」 膣の中で暴れるローターと、クリへの愛撫による刺激が二重になって快楽に蕩けそうになる。 「もう、あかん、んあっ…… くああっ」 konakona 先生、イッてください 「だめ、もう、あかん、あかんて」 急激に快感が高まり、私は身体を捩りながら震える手で文字を打ち込む。 「もう、いく、いくぅ! 」 私は、身体を震わせながら絶頂に達した。 ~ 報告5 終わり ~ 「まあ、こんなもんやな」 ななこは居並ぶ生徒達に向かって、ふくよかな胸を張った。 岩崎みなみは、教師の胸を見つめながら、ひたすら「吸収、吸収」と呟いている。 「黒井センセ、私も浮かばれていない気がするんですが」 「泉、細かいことは気にしたらあかんで」 黒井ななこは、ぱたぱたと手を振って舞台を下りていった。 「黒井先生。お話を聞かせていただきまして、ありがとうございます。 それでは、そろそろ時間となりました。第3回『小早川ゆたか対策委員会』をこれにて 終了させていただきます。本日は散会いたします」 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ゆーちゃん対策委員会♪ 第4日へ続く コメントフォーム 名前 コメント 報告終わったら全員でゆーちゃんにお仕置きですね?わかります。 でも返り討ちにあってハーレム確立ですね?わかります。 -- 名無しさん (2008-05-01 01 00 24) いっつも何の対策もしないんですね・・・。ゆーちゃん何でこういう裏のあるキャラに なっちゃうんだろう・・・。 -- 九重龍太 (2008-03-14 22 20 16) これはある意味なな×こなだった!? -- 名無しさん (2008-03-02 06 25 11) 何の対策も講じぬまま、生徒に弄ばれる教師www -- 名無しさん (2008-03-01 17 41 42)
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ある日、仕事をしていると突然、ゆい姉さんから電話がかかってきた。 ゆーちゃんの具合が悪くなったらしい。 私はお父さんと一緒に、急いで病院に向かったのだった。 こなた「ゆーちゃん!しっかりして!ゆーちゃん!!」 ゆたか「あ……お…ねぇ…ちゃん……」 ゆい「先生!ゆたかは…ゆたかは助かるんですか!?」 医師「できるだけのことはしました……しかし……」 そうじろう「そんな………」 ゆたか「おねぇ……ちゃん……」 こなた「ゆー…ちゃん……?」 ゆたか「私……まだ…死にたく…ない……」 こなた「大丈夫、絶対大丈夫だよ!私たちがついてるじゃない!」 ゆたか「私が……こんな身体じゃなきゃ……お姉ちゃんたちに…こんな心配かけないのにね…」 そうじろう「もういい、今は休んでなさい!」 ゆい「そうだよ、絶対治るから!大丈夫だから…」 ゆたか「こなたお姉ちゃん……私………」 こなた「……」 ゆたか「お姉ちゃん…みたいに…強く……なりた…い……」 その言葉を言い切ったところでゆーちゃんは目を閉じた。 オシロスコープの波が…消えた。 こなた「ゆーちゃん……ゆーちゃん……?」 ゆたか「…………」 こなた「うわあぁぁぁあぁぁああああ!!!!ゆぅぅちゃぁぁあぁあああああん!!!!」 ゆい「ゆたか…どうして……っ!!!」 このとき私たちは知らなかった。 お父さんがなにやら先生にある頼みをしていたことを。 1週間後。 ゆーちゃんのいなくなった泉家に、みなみちゃんが訪ねてきた。 みなみ「…失礼します…」 こなた「みなみちゃん…ゆーちゃんのこと…」 みなみ「……叔父さんに聞きました…ゆたかは…優しい子だった…」 こなた「うん…」 沈黙が続く。みなみちゃんも私も、悲しい気持ちは一緒なんだ。 どんなに泣いたって、ゆーちゃんは戻ってこない…だけど…。 こなた「…みなみちゃん」 沈黙を破ったのは私のほうだった。 みなみ「泉さん……」 こなた「ゆーちゃんを…ありがt」 そういいかけたその時だった。 みなみ「!?」 こなた「!!!!」 轟音と共にあたり一体が煙に包まれる。 私たちには、何が起こったのかわからなかった。 見る見る煙が晴れていく。そして轟音の主がだんだん明らかになっていく。 こなた「…ゆー…ちゃん…?」 その小さい身体に赤い髪の毛を、見間違える筈がなかった。 間違いない、一週間前に死んでしまったはずのゆーちゃんだ! ゆたか「ただいま…こなたお姉ちゃん、みなみちゃん」 こなた「あー…ゆーちゃん?…だよね?」 私は何がなんだかわからなかった。 どうして死んだはずのゆーちゃんが帰ってきたのか? しかも、驚いたのはそれだけじゃない。 ゆーちゃんの耳の部分をよく見ると、人間のそれとは違う明らかに異質なものが…。 こなた「ゆーちゃん!いつの間にメイドロボ属性になったの!?」 ゆたか「お、お姉ちゃん!?」 みなみ「……よかった、ゆたかが戻ってきてくれて……」 ふと、お父さんが入ってきた。 そうじろう「どうやら、処置は成功したようだな」 こなた「お父さん!?」 そうじろう「こなた、ゆーちゃんが最期に言った言葉…覚えてるな?」 こなた「『強い身体になりたい…』っていう言葉だよね…?」 そうじろう「ゆーちゃんには、生きてほしかった。俺もゆいちゃんもそう思っていた。だから…」 次の瞬間、お父さんは衝撃の事実を口にした。 そうじろう「ゆーちゃんを…サイボーグにしてもらったんだ」 えぇぇぇぇぇ! ちょ、ちょっと待ってよ。ゆーちゃんがサイボーグって…? ゆーちゃん、あんたはどこまで萌えるんだっ、ぬおぉー! そうだったのだ。 ゆーちゃんは生まれつき身体が弱かった。 だから今度生まれ変わる時は強い身体になりたいといっていたのだ。 その結果、ゆーちゃんはちょっとやそっとじゃ壊れない丈夫な機械の身体になったという訳だ。 まぁもっとも、その代償として胸は一生つるぺたのまんまになっちゃった訳なんだけども。 こなた「でもさ、ゆーちゃん」 ゆたか「?」 こなた「いくら生き延びられたのが嬉しいからって、壁を突き破るのはどうかと思うよ?」 ゆたか「…!?」 ゆーちゃんが後ろを振り向くと、壁には大きな穴があいていた。 しかも、綺麗にゆーちゃんの形にだ。 ゆたか「ごごごごご、ごめんなさい!ごめんなさい!!」 みなみ「…ユニーク」 オワリ ☆おまけ☆ ゆたか(叔父さんの話だと、今の私ってサイボーグなんだよね…) ゆたか(ぼーっと歩いてたら権現堂堤に来ちゃったけど…一体どれぐらいのパワーが…) ゆたか(そこら辺の石を投げてみようかな…) ガシッ キュイィィィィィン ゆたか「えいっっ!!!!!」 ビュゥゥゥゥン!! (同時刻 茨城県猿島群五霞町 五霞工業団地) 作業員A「な、なんだ…?」 作業員B「…魔弾だッ 逃げろォォォ!!!!!!」 ドガァァァァァァァァン ウーウー カンカンカンカン… ゆたか「叔父さん…確かに強くなりたいって言ったけど…強くなりすぎ…orz」 さてさて、気になるその後はサイバー☆ゆーちゃん(総合)をチェックだ!
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こなた「さーて、今日はゆーちゃん、何の曲を聴いてるのかな~」 ゆたか「見えないものを見ようとして 望遠鏡を覗き込んだ」 こなた&ゆたか「「静寂を 切り裂いて いくつもの 声がしたーよ」」 こなた「!?」 こなた「さてさて、今日はゆーちゃん何の曲を聴いて(ry」 ゆたか「すーぷらっぴーすーぷらっぱ~からだが勝手に踊りだす~♪」 こなた「ちょwwwテラスプーwwwwwwwww ってゆーかそんなんだからいつまで経っても子供なんじゃ・・・とゆーよりどこからそんな曲借りてきたんだろ?おか○さんといっしょのサントラにでも収録されてるのかな?」 こなた「おっ、今日のゆーちゃんは何を聴いてるのかなっと‥‥」 ゆたか「かーなーしーみの~むこうーへと~♪」 こなた「nice boat.」 ゆたか「みなみちゃん何聴いてるのかなー?」 みなみ(Flow...) ゆたか「ふろぅふろぅふろぅふろぅ…」 DDRかポプやってなきゃわかんないか こなた「ゆーちゃん何聞いてんのかな」 ゆたか「Secret of my heart…」 こなた「バーローwwwwww」 こなた「ゆーちゃん何聞いてるかな」 ゆたか「愛とーゆう 名の心に刻まーれーた印をー」 数日後 こなた「今度は何聞いてるのかな?」 ゆたか「だからロンリーロンリー切なくて」 また数日後 こなた「何聞いてるかな?」 ゆたか「君の手でー切り裂いてー遠い日のー記憶を」 こなた「持っていかれた…!」 ゆたか「~♪」 壁|ω=)こなた「今にも口ずさみそうだね…」 ゆたか「ぺったん、ぺったん、ツルぺったん!ツルぺたってゆーな…あ」 壁|ω=)!こなた「あ…」 ゆたか「お姉ちゃん、聞いてたのー///」 こなた「あはは、ごめんごめん」 こなた「あれ?ゆーちゃん何聴いてるの?」 ゆたか「わわ!お姉ちゃん!?」 真っ赤なぁぁ誓いぃぃぃぃっ!! こなた「ふ~ん、メタル系ってゆーのかな?ゆーちゃんってこうゆうのが好きなんだねぇ☆」 ゆたか「そ、そーなんだー☆あはは……」 ゆたか「~♪」 こなた「お、今日はゆーちゃん何聞いてるのかな?」 ゆたか「この~手~をは~な~すも~んか♪」 こなた「おー……これまた……」 ゆたか「真っ赤な誓いいいいいい♪ あの~竜巻何回やっても避けれない♪」 こなた「組曲!!」 こなた「あれ? ゆーちゃん携帯ゲーム?」 ゆたか「うん。ロックマン2のアプリを見つけたんだ」 こなた「わ、もうワイリーステージなんだ?」 ゆたか「うん、エアーマンとウッドマンが強かったよ……」 ゲーム『~♪(BGM)』 こなた&ゆたか「子供のころ、やったこと、あるよ♪」 ゆたか「あ……//」 こなた「へー、意外……。ゆーちゃんがそれ知ってるとは……」 こなた「ねぇ、ゆーちゃん」 ゆたか「♪~」 こなた「(ヘッドフォンつけて、何聞いてるんだろ…?)」 ゆたか「だんご♪だんご♪」 こなた「(ああ、だんご大家族…私が入れたげたんだっけ。ゆーちゃんらしい)」 ゆたか「だんご三兄弟♪だんごぉ!♪」 こなた「!?」 こなた「今日はゆーちゃん、何聞いてるのかな?」 ゆたか「Do you know、Michael Jackson?」 こなた「ああ。そういえばゆーちゃん、お父さんに『英語の教材買って』って頼んでたっけ。 ……てゆーか『あなたはマイケル=ジャクソンを知ってますか』って」 ゆたか「No! SIRIMASEN!!」 こなた「お父さーーーーん!!偽物掴まされてるよーーーー!!!」 ゆたか「…………………♪」 こなた「ゆーちゃんが何か聞いてる……」 ゆたか「……キャラメルダンシング……ウーッウーッウマウマ……、ウーッウーッウマウマアァ、ウーッウーッウマウマ……」 こなた「ウマウマ?」 ゆたか「バルサミコ酢、やっぱ要ら――つかさ「あははバルサミコ酢ー!」」 ゆたか、こたな「!?」 ゆたか「…………………♪」 こなた「ゆーちゃんが何か聞いてる……」 ゆたか「…お~れがやめたら~」 こなた「あ、鋼鉄ジーグだな?」 ゆたか「…ビ~ルがやるのだ~」 こなた「∑(=A=.)」 (中略) ゆたか「…マモルがやめたら~」 こなた・ゆたか「全 滅 ☆ D A !」 デテーレッ!! ゆたか「~♪」 こなた「ゆーちゃん何聴いてるんだろ…」 ゆたか「 俺 の 背 中 に 立 つ ん じ ゃ ね え っ ! ! ! ! 」 こなた「ちょwwwwゼブラーマンwwwwwwww」
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『ゆーちゃんのたのしいどうわ~おむすびこなたん~』 むかしむかし、あるところにかがみというツリ目でツインテールの、いかにもツンデレなおんなのこがいました。 きょうはとってもてんきがいいので、かがみは 「天気も良いし、出かけようかしら。」 と、お外におでかけすることにしました。 もちものは おむすび、ぽっちー、らのべ、こなたんにんぎょう、つめかえようこなたんにんぎょう・・・ そして、ろっぽーぜんしょです。 かがみはまだ小さいので、ろっぽーぜんしょのないようはよくしりませんでしたが、しょうらいべんごしになりたかったかがみは、いつもこの本をもちあるいていました。 かがみはピクニックに行くためにじゅんびをします。でも、小さいリュックにろっぽーぜんしょは大きすぎて、なかなか入りません。かがみはもちまえの力で何とかろっぽーぜんしょをおしこみましたが、けっきょくリュックには入りきらず、チャックをしめることができませんでした。 「じゃあ、かあさん、行ってきます。」 かがみはまだ小さいおんなのこでしたが、「かあさん」と言っていました。とってもみえっぱりだったので、「ママ」とか「おかあさん」というのがいやだったのです。 「いってらっしゃい、かがみ。くらくなるまでにはかえってくるのよ。」 「はーい。」 こうしてかがみは、りょうおう山へのピクニックに行きました。 「だれだれだれが、だれだれだれに、だれだれだれのこと、きにしてるのー」 かがみはごきげんになると、だれにおしえてもらったのかいつもこの歌を口ずさみます。 ひさしぶりのピクニックなので、かがみはとってもにこにこしていました。 でもどんなに大人びていても、かがみはまだ小さなおんなのこ。りょうおう山のてっぺんにたどりつくまえに、つかれてあるけなくなってしまったのです。 「仕方ないから、ここでご飯にしよう。」 そこはさかみちでしたが、かがみは空腹をがまんできなかったので、そのばで食べることにしました。 そのとき、 「きゃっ」 かがみはリュックをおろすときによろけてころんでしまったのです。 しかも、ふこうなことにろっぽーぜんしょのせいでリュックのチャックはひらきっぱなし。リュックの口から、ご飯のおむすびが ころころころころころころころころころころころころこらこらこなこな・・・・ とさかみちを転がっていってしまったのです。 「あ!私のおむすび!!」 食べることがだいすきなかがみは、空腹もわすれておむすびをおいかけていきました。 「待ちなさいったら!」 かがみはおむすびにまでツッコミをいれます。さすがは、「すなにもツッコむ女」です。 それでもおむすびはとまってはくれません。 こなこなこなこな・・・・ところがりつづけていきます。 だってさかみちだもの。 そしてとうとう山のふもとまでもどってきてしまったというくらいのところで、とうとうおむすびはだれがほったのか、穴のなかにおちてしまいました。 「どうしよう・・・。でもおむすび食べたいから!えいっ!」 かがみは、おむすびたべたさに、穴の中にとびこみました。たべもののうらみはおそろしいのです。 そして・・・ どすん! かがみは穴のそこでうまくちゃくちができず、しりもちをついてしまいました。 「いたたたた・・・で、私のおむすびはどこかしら」 かがみは、どんなときでもたべものの大切さをわすれません。 しかし、おむすびはどこにも見つかりませんでした。 でもそのかわり・・・ 「ツリ目でツインとか、なんてツンデレ?」 「むふ~、ツンデレかがみん萌え」 「かがみん宿題写させて~」 「ねぇ、かがみ~」 「ゲマズにいこうよ~」 「かがみの分のポイントちょーだい」 「ふもふもはもふふもっふ!(食い意地はってるかがみ萌え!)」 「か~がみんw」 「しりもちとか、いつのまにドジっ子属性まで!?」 1こな2こな3こな・・・合計10人のこなたんがいました。 「私はツンデレじゃないし、勝手に萌えるな!それから宿題も見せないしゲマズにも行かないってば。だからポイントも駄目。それから食べながらしゃべるな!私は食い意地はってないし、ドジでもない!」 さすがは「砂にまでツッコむ女(本日二回目)」。ことごとく総てのこなたんにツッコミをいれます。しかし 「って、え!?こなたん!?しかも・・・じゅ、10人も!」 かがみは今のじたいに気づいて耳を真っ赤にしてあわてふためきます。かがみはこなたんがだいこうぶつだったのです(大人のじじょうで、これ以上はくわしくかけません)。それも、3度の飯よりこなたんがすきなくらい。 そんなこなたんが、今目のまえにいるのです。しかも10人も。 そして、かがみの「何か大切なもの」をこわすのにはかいりょくは十分なひとことが10人目のこなたんからはっされます 「「「「「「「「「「かがみん、だ~いすき」」」」」」」」」」 ぷちっ どこかで何かが切れる、そんな音がしたようなきがしました。そう、それはきっとかがみの大切な、りせい・・・。 「・・・・・いただきます」 こうしてかがみは、おむすびのことなどわすれ、そして「よるまでにかえる」というやくそくもわすれて、こなたんとくんずほぐれつニャンニャンキャッキャウフフをたのしみましたとさ。 めでたしめでたし。 こな「ねぇ、ゆ~ちゃん・・・」 かが「確かに私たちをモチーフにした童話を書いてって頼んだけど・・・」 こなかが「「これは一体・・・?」」 ゆた「だって、こなたお姉ちゃんたちの『日常』をえがいてって頼まれましたよ?私は毎日の出来事を書いただけですから。そうですよね?かがみお義姉さんw」 こなかが「「・・・///」」 了 コメントフォーム 名前 コメント GJ!!(≧∀≦)b -- 名無しさん (2023-05-31 19 56 44) おいこら、10人のこなたが一斉にかがみに甘えてる光景とか、萌え死人出るレベルだぞ。 つまり、そんな発想が出てくるゆたかは良い子。 -- 名無しさん (2012-10-21 21 29 43) ゆーちゃんが、汚れちまったーゆたかも対に腐っちまったのかNoー(泣) -- 名無しさん (2012-10-14 23 10 32) 「場所ですか?なんか東京のほうだそーですよ、ありあk」「「・・・阻止!」」 -- 名無しさん (2008-12-04 11 04 14) そりゃもうあんなことこんなことしすぎてボロボロになっても元通りにできるようにでしょw ゆーちゃん…貴女は悪くないw貴女はちゃんと言われたミッションをこなしたんだ! 場所はどこですか?(やめろ)>売り出す -- 名無しさん (2008-12-03 14 15 10) こなたん人形の詰め替え用って何に使うんだろ?w -- 名無しさん (2008-12-03 13 48 35) 「なんか年末に売り出すとか言ってましt 「「ヤメレwwwww」」 -- 名無しさん (2008-12-03 12 40 10) ゆうちゃん…おそろしい子…(^-^; 製本版の完成が楽しみですな -- にゃあ (2008-12-02 04 06 56) 『それで、せっかくだからひよりちゃんにめいr、じゃなくって頼んで挿絵も書いてもらってるんだよ〜』 『ktkr』『mjdk』 -- 名無しさん (2008-11-30 13 12 58)
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その日は、どこか天気が荒れていました。 大粒の雨が横殴りに降っており、街行く人々も傘をさすのがやっとのようです。 私が、いつものようにアルバイトを終えて、帰ろうとした時のことでした。 ―ピシャーン!! 「あアァaぁアAあぁあ……!!」 …いきなり雷が私の頭上に落ちてきたんです。幸い、電磁遮断シールドをつけていたので記憶は無事だったんですが……。 雷に打たれたショックで地面に倒れた私が、頭を擦りながら起き上がったときのことです。 (いたたた…そういえば今日は雷だった…) と、呟いたつもりでしたが…その直後、私は自分の身体に起きている異変に気がつきました。 (あ、あれ?…あー、あー…) と、声を出そうとしてみますが、声が出ません…。口は動いているのに、声は全然出せなくなってて…。 まさか、雷のショックで…声を出す部分が壊れちゃった…!? ☆ 「ゆたか!?一体どうしたの!?」 …緊急アラームでゆいお姉ちゃんを呼んだ私は、どうにかしてこの異変を伝えようとしました。 身振り手振りを上手く使って、ありったけの手段で…。 お姉ちゃん、気付いてくれるかなぁ…。 「あっ、そうか!」 あっ…気付いてくれた…? よかっ… 「ゆたか、朝から何も食べてないんだね!?ダメだよ、いくらサイボーグだからって、朝ごはんはしっかり食べなきゃ!」 ―ズコッ ち、違うのに……。全然、気付いてもらえませんでした…。 あぁ…声さえ出せればなぁ…。 …声……?そういえば、声は言葉を伝える手段…。声…言葉……そうか! 「…え?違うの?」 私はゆいお姉ちゃんのスカートの裾を軽く引っ張って、再びジェスチャーをはじめました。 「えーっと?」 ―サッ サッ 「…紙と……ペンが欲しい…?」 (こくこく) 「ははぁ…わかった。それで一発ネタでも…」 (ぶんぶんぶんっ) 「え?お笑いをやる訳じゃない…って?」 (かきかき) 「何書いてんだろ…」 (お姉ちゃん!声が出なくなっちゃった…) 「……ええぇぇぇぇぇっ!?そりゃ大変だ!どうしてそんな大事なことを最初に言わないの!」 ……お姉ちゃんのせいなんだけど……。 とにかく、私は必至で説明するため、お姉ちゃんが渡してくれたメモ帳に次々と言葉を書いていきました。 (さっき雷に打たれて、そのショックで声が出なくなっちゃったみたい) 「ほうほう…あれ?雷って高いところに落ちるんじゃなかったっけ?」 (……お姉ちゃん、それ大嘘です…!) …ところ変わって泉家。 「ふぅん、なるほど…それでゆーちゃんは声が出なくなっちゃったと」 「そういうわけなんだよ~。こなた、どうしよう?」 「まぁ、そうなるだろうね…私もあんまりメカの類の直し方は知らないし、こういうときは天原先生に頼むしかなさそうだね」 (こくこく) 「…でもさ……言葉を喋れなくって、メモ帳で会話するゆーちゃんもそれはそれで可愛いよね」 「…うーん、わからないでもないけど……でもそれとこれとは話が別じゃ……」 「萌えるから少しそのまま…」 (…うるうる) 私は目を潤ませてこなたお姉ちゃんに訴えかけます。 効果はバツグン、流石のこなたお姉ちゃんもタジタジです。涙の効果ってすごいね☆ 「…わ、悪かったよ、わかったから泣かないでよ…」 (…にぱー☆) …数分後。 「…ダメだ、天原先生に電話してみたけど、今医療会議に出席してるらしくってさ…暫く帰ってこれないみたい」 ええっ!?そ、そんな…。 それじゃあ…それじゃあ私、このままずうっと喋れないままなの!? うう…イヤだよう、そんなのイヤだよう~…。 (ゆいお姉ちゃん…私どうすればいいの?) 「あ、あー…だから、いや、そのぉ…」 …私が泣きそうになったそのときでした。 「…あっ、そだ」 「…こなた?」 「……みゆきさんだ!みゆきさんならわかるかも知れない!!」 「そうか!さっすがこなた!」 …そ、そういえばそうでした。 こなたお姉ちゃんのお友達のみゆきさんなら…機械にも詳しいから、きっと頼りになるかも…。 …さらに数十分後、みゆきさんがやってきました。 「どうしました!?泉さん!?」 「いいから早く!ゆーちゃんが困ってるんだよぉ!」 「ふぇ!?い、泉さん!?」 ……こなたお姉ちゃんが慌ててみゆきさんを部屋に引っ張り込んできました。 みゆきさんはなにやら工具箱を持っているみたいです。 「…いったい、小早川さんに何があったのですか?」 「実はね…かくかくしかじか…というわけなんだ」 「…なるほど、それで小早川さんは声が出なくなってしまったのですね?」 「という訳なんだけど…直せるかな?」 「その点なら心配ありません。なにしろ小早川さんの身体を構成する電子部品は高良電工製の規格品がほとんどですから」 …えええぇぇっ!?そ、そうだったの!? …なんでみゆきさんが私のオプションを作れるのか、不思議に思っていたんだけど…。 そういうことだったんですね…自分でもビックリです。 …とか驚いているうちに、修理が始まりました。 今回壊れていたのは、ノドの奥にある「発声デバイス」という装置なんだそうです。 雷の電流で、ここに繋がる配線が焼ききれたのが原因みたい。 こなたお姉ちゃんもゆいお姉ちゃんも、心配そうに修理が終わるのを見つめていました…。 900 :サイバー☆ゆーちゃん~アメ雨フカシギ~ [saga]:2008/09/18(木) 00 35 49.36 ID aevuFI20 「…ふぅ、終わりました。小早川さん、早速ですが声を出してみてください」 …私は言われるがままそっと息を吸い込み、声を出してみました。 「…あ、あー、あー……あ…れ?」 「ゆーちゃん…声が…」 「も、戻った……」 「え…?」 …ほ、ほんとだ…声が…元通りに戻ってる…。 「…みゆきさん…声が…声が戻りました!ありがとうございます!」 「お礼には及びませんよ、小早川さんに喜んでもらえて何よりです」 「いやぁ、やっぱりみゆきさんは天才だネ」 「いよっ!技術士官ー!」 「…そ、それほどでも…」 その日、部屋にはこなたお姉ちゃん、ゆいお姉ちゃん、みゆきさん…そして、私の笑い声が響きあっていました。 窓の外を見ると、すっかり雨は上がってて…そこには大きな虹がかかっていました。 そんな出来事があってからというもの、私は雷の日は十分注意するようにしていたんですが…。 ―ピシャーン!! 「…いたた…なんか前にも同じような経験をしたような気が…って、あれ?」 …辺りを見回すと、周りは真っ暗。誰もいないし、建物もありません…。 それどころか…何も見えなくなってて………。 「うわ~ん!目が見えなくなっちゃったよぅ!ゆいお姉ちゃん、こなたお姉ちゃ~ん!!」 おしまい?