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ゆっくりふらんとプランター 5KB 愛で いじめ 観察 小ネタ 二次創作 共食い 飼いゆ 赤ゆ 捕食種 透明な箱 現代 創作亜種 独自設定 チチをっもっげっ ・38回目 ・愛でです。 ・ちょっと虐めです。 ・ゆっくりふらん。 ・ていうかSSじゃない。 ・ヨロシクオネガイシマス ゆっくりふらん。 ゆっくりれみりゃと似た遺伝子を持つ早い話、姉妹のようなゆっくり。 見た目も、金髪で羽が骨組みの硝子細工のようなこと以外はあまり変わらない。 そんなゆっくりふらんは、食欲が旺盛だ。 というか、食欲が凶暴だ。 いつもの鳴き声は、 「うー☆」 か、親愛をあるいは敵対心を込めての、 「しね! ゆっくりしね!」 で、いざ腹が減った時は、 「もげ! はやくもげ! もげもげもげ!」 と言った強迫観念溢れる叫び声をあげる。 一見、意味のない言葉だと思われるこの『もげ』という言葉。 実は、ちゃんと理由がある。 ゆっくりふらんは、ゆっくりれみりゃの姉妹であり、ゆっくりれみりゃは俗に言う捕食種と呼ばれる、普通種という一定数定められた生息数を越えたゆっくりを主食とする種類に入る。 ゆっくりふらんもその捕食種という分類になる。 ゆっくりれみりゃとゆっくりふらんの、捕食種としての違いはというと。 ゆっくりれみりゃは、体が大きい成体ゆっくりを好むこと。 ゆっくりふらんは逆に、生まれてまもない赤んぼうゆっくりを好むこと。 成体ゆっくりは、大量の餡を内包する代わりに餡の水分は飛んで固くなり、餡としての質が低下している。けれどもゆっくりれみりゃは、多いことは良いことだと言わんばかりに質より量を重視して栄養を取る。 対して、赤ん坊ゆっくりは生まれて間もない為、餡に大量の水分を含みその質は成体ゆっくりに比べるまでもない。ただ、赤ん坊なので量はたかが、知れている。ゆっくりふらんは、赤ん坊ゆっくりの餡の旨味を理解し、本能的に目をつけ、出来るだけ赤ん坊ゆっくりを狙うのだ。 で、うちで買っているゆっくりふらんも例に漏れずグルメ指向だったりする。 まぁ、赤ん坊ゆっくりはいくらでも増やす手段があるし、ゆっくり自体をプランターにして赤ん坊ゆっくりを実らせる物まである。 そんなわけで、食事風景を写真で撮ってきたので見てみよう。 ちょうど夕飯時。 ふらんも私も腹を空かせている。 「もげ! もげもげ!」 「はいはいフォルゴレフォルゴレ」 ふわふわ浮かんでいるゆっくりふらんが背後で喚いて、チャーハン作りがやりにくいことこのうえない。 ともかく、ふらんの夕飯も作ってやらないといけないので、下ごしらえは程々に、テーブルにCDプレイヤーを置く。 皆さんは、ダンシングフラワーを覚えているだろうか? そう、音楽が鳴ると踊り出すアレ。 アレのセンサーを埋め込めたゆっくりプランターが、ゆっくり関連製品を作るソーヨーから最近、発売された。 仕組みは簡単。 透明な鉢に入れられたゆっくりの中にアレのセンサーを入れて振動させて発情させ、ゆっくりの精子餡を垂らせば五分足らずで赤ん坊ゆっくりが実る。それだけ。 鉢の中のゆっくりの痴態を楽しむ目的の為に買う層と捕食種の食事として買う層には、特に売れているらしい。 私が持っているのは、ゆっくりれいむ無口タイプ。 いわずもがな後者の目的で買ったので、わざわざ喋りかけてくる鑑賞用ゆっくりはいらない。 ぐったりとしているゆっくりれいみに、オレンジジュースを100ml程かけてやり精子餡の入った容器を頭に刺しておく。 ゆっくりれいむが悲痛な顔を浮かべているけれど仕方ない。飼われる為に生まれたゆっくりと、食べる為に生まれたゆっくりは違う。 後は、CDプレイヤーをかければOK。 ちなみに、曲はチチをもげ。 ふらんが待ち切れないように、徐々に振動するプランターの周りをくるくる回っているせいでゆっくりれいむの顔が、恐怖と興奮を織り交ぜた表情になっているのは気にしない。 後、五分で自分のチャーハンを作らないといけない。 五分後。 テーブルには、オタマで丸く盛りつけたチャーハンと、鉢の中で白目を向いてよだれを垂らす赤ん坊ゆっくりを実らせたれいむ。 飯時に見るようなものじゃないけれど、いい加減慣れた。 ふらんと一緒に合掌。 「いただきます」 「いただきますっ」 私がレンゲを持つ前に、ふらんは赤ん坊ゆっくりへ一直線。 「もげろ!」 「ゆきぃッ」 甲高く、か弱い声をあげて蔦からもがれる赤ん坊ゆっくり。 これが、散々ふらんがもげろもげろ言っている理由なわけで。 チューペットのように中身をどんどん座れる赤ん坊ゆっくりを横目にテレビをつけて、チャーハンを口に運ぶ。 赤ん坊ゆっくりは、あと3匹。 ふらんは味わって食べるだろう。 このように、ふらんなどの捕食種を飼っているご家庭の方は私のように、一度ご購入を検討してみてはいかがだろうか? 彼女達の野性味あふれる可愛らしさを日常で感じられるはず。 <月間ゆっくり ゆっくりのある生活コラムより抜粋> アトガキ 徒然あきさん、勝手にもげふらんの設定をお借りしました。すみません。 そんで、ありがとうございます。 徒然あきさんのもげふらんについて、もげってなんだろうと結構前から考えてて、さっき出てきました。 HENTAIな人達のをもぐふらんは知りません・・・。 ダンシングフラワーどっか売ってないかなぁ・・・。 ご読了ありがとうございました。 やまめあき(仮) 【妄想で書いたもの】 かり ・ト● ・くちばしにチェリー ・デスクトップガジェット ・ゆっくりつくーる ・夢想天生 ・スペクタクルスパイダーウーマン ・つるべおとし ・ゆっくりのおもちゃ ・いまじん ・スポイラー ・ラブドール ・益虫? 害虫? ・スィークリング ・てゐ! ・ゆっくりは生首饅頭の夢を見るか? ・箱、無音、窓辺にて ・世はまこと遊技である ・かえるのこはかえる ・川辺の海賊 ・水橋姫 ・トス ・ちょっとの時間にゆっくり虐め ・げんそうきょーのみこ ・狼は良い獣 ・四股ふみれいむ ・みょみょの奇妙な冒険 ・ゆんやー機 ・ぼくらのヒソーテンソク ・ソウルいーたー ・どう付き? ・あつがなつい ・一年捨て傘に注意 ・めーさく ・ゆっくりふらんとプランター (スキマ送り) ・(スキマ送り) (スキマ送り) ・(スキマ送り) ・(スキマ送り) ・(スキマ送り)
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ゆっくりは胴体つき捕食種と本物の見分けはつくのだろうか…とふと思った ※フランの設定がおかしいかも ※フランがあほの子です 紅魔館を抜け出して夜の散歩を楽しむフランドール 途中、動物の巣らしきものを見つけたのでちょっと覗いてみた 「「「「ふ"ら"ん"た"ぁぁぁぁぁ!!」」」」 巣を覗くフランの顔を見た瞬間、 泣きわめきながら狭い巣の中を逃げまどうゆっくり一家 その騒ぎであかちゃんれいむの数匹が踏みつぶされ、餡子の残骸と化した それを見て絶叫するお母さんれいむ もはや巣はゆっくりできる場所ではない まさに阿鼻叫喚の地獄絵図だ しかし一家の大黒柱であるまりさは驚きと悲しみの中、あることに気づいた ゆっくりふらんならば、ゆっくりの巣を見つけたなら中の様子を見たりせず、問答無用で襲撃をかけるはず かつてゆっくりふらんに襲われて、前の家族を失った苦い経験からの発想だった ならば、目の前のゆっくりふらんはゆっくりふらんじゃない きっとゆっくりできない人間が化けているんだ そう考えれば行動は早かった 素早く巣から出ると、 「おねえさん、ゆっくりふらんじゃないね! ふらんのまねなんかしたせいでまりさのあかちゃんがしんじゃったよ!! あかちゃんをころしたおねえさんはじぶんのおろかさをかみしめながらゆっくりしね!」 怒りと共にフランに襲いかかるゆっくりまりさ。 それにしてもこのまりさ、死ぬ気マンマンである。 以下、おまけという名の蛇足 いきなり襲いかかってきたゆっくりまりさをあっさり成敗したフランは、 「何で変な饅頭が自分の名前を知ってるんだろう」 と不思議がりながらも、紅魔館への帰路につくべく振り返った そこにあったのは自分の顔 ゆっくり一家を狙って巣へやってきた胴体つきゆっくりふらんだった なんという偶然! 「……!?」 「……!?」 戸惑う両者。 ゆっくりについてほとんど知らないフランと、 フランを知らないゆっくりふらんだから無理もない。 とりあえず手を前に出してみる。 目の前の自分も同じように手を前に出した。 片手を上げてみる。 目の前の自分も同じように片手を上げた。 なんだ、分身か。 いつの間に出したんだろ? お互いそう結論付けて、フランとゆっくりふらんは何事もなくそれぞれの住処に帰って行った。 このSSに感想を付ける
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※ゆっくりいじめもありますが、性描写もあるのでスレ向きではありません ※準厨ゆっくりが出て来ます それは、冬のある日、とある山の山腹。 一人の男が、ゆっくりの家族連れと会話をしていた。 「・・・そうだ。 条件さえ飲めば、俺の家に連れて行ってやろう」 「ゆっゆっ、ほんと!? おにいさん!」 「ああ。 暖かいし、食べ物もたくさんあるぞ」 親ゆっくりのうち、れいむの頭には茎が生えて、既に実も生っていた。 このままだとこの冬を越すことはかなり難しいだろう。 「「ゆっ! ゆっくりついていくよ!」」 「ちゅいてくよ!」 親ゆっくり二匹と子ゆっくり一匹は男の提案に乗り気なようだ。 しかし、残りの一匹の子ゆっくりが、 「まりしゃはつかれてるんだよ! ここにあまあまをもってきちぇね!」 「それは駄目だ。 お前達が俺の家に来て、ちょっとした労働をすればいくらでもやろう。」 「やだよ! まりしゃもういっぽもうごけにゃいよ! はやきゅもってきてよおおおおお!!」 この小まりさは今まで遊んでいた疲れが出たらしく、じたばたと癇癪を起こしている。 子供によくある、可愛らしいわがままだ。 もう一匹も疲れてはいるようだが、親に従うことが最優先だと親ゆっくりの傍に寄り添っている。 「・・・だそうだが、どうする」 「ゆゆっ!? おちびちゃん、つかれてるならまりさのあたまにのってね!」 「やじゃああああ!! あまあまもってくりゅまでここからうごかにゃいいいいいい!!」 「ゆ・・・ゆぅ・・・」 おろおろとする親ゆっくりに、男は声を掛ける。 「あと10秒待ってあの子ゆっくりが動かなかったら、この話は無しにさせてもらう。」 「ゆゆ!? まってね! おにいさん、もうすこしだけ・・・」 「これからその子供達を抱えたままで冬を越すのは難しいぞ。 家に来るのが賢い選択だと思うが」 「ゆ・・・だからいまおちびちゃんを・・・」 「これ以上は待てない。 家に来たかったら、あの子ゆっくりを捨てろ」 「ゆ・・・ゆゆ!? なにいってるの!? そんなことできるわけ・・・」 「これから生まれてくる10個の子供と、あそこで喚いているわがままな子供を比べてみろ。」 「ゆ・・・ゆぅ・・・?」 「今来なかったら、その子供たちも全部死ぬことになるんだぞ。」 「・・・・・・・・・」 「選択の余地は、ないと思うが」 親ゆっくりは、10秒の制限時間も忘れて5分近く悩みぬいた末、茎の先の実が風に揺れているのを見てようやく決心が付いたようだ。 「あのおちびちゃんはおいてくよ! みんな、ついてきてね!」 「ゆぅ・・・・」 「おねーちゃん・・・」 どうやらこの親は生物としては優秀な方だったらしく、子一匹を見捨てて家族全員の安全を取った 喚き続けている子まりさの方をちらちらと伺いながらも、全員男の用意したかごの中へ入っていく。 「ゆ、ゆあ!? お、おかあしゃ・・・」 自分を置いて行こうとしている事に気付き、急いで追いかけて来ようとした子まりさを掴み、男は囁きかける。 「お前は少し我が強すぎるな。 使い物にならん」 「ゆぐ・・・ゆぶ・・・」 「じゃあな」 そういって男は子まりさを巣の中へ放り投げた。 もちろん受身など取れず、子まりさは顔面から落下する。 「ゆびゃあっ!! ・・・うゆ・・・うゆぅ~・・・」 痛みから何とか立ち直り巣の外へ出るが、もうそこに男の姿は影も形もなくなっていた。 「ゆ・・・ゆああああぁぁん!! おかあしゃあああん!! ごめんなしゃいいいいい!! おいてがにゃいでえええ!!」 近くの岩に登り力いっぱい叫んでも、返ってくるのは自分の声の木霊だけ。 そのうち叫ぶのにも疲れ果て、 「ごめな・・・しゃ・・・おか・・・しゃん・・・まりしゃもありゅくよ・・・まりしゃもつれてって・・・」 等とかすれた声でつぶやきながら、ズリズリと男が去って行ったと思われる方向へ這いずって行った。 先ほどの森から徒歩五分程度のところにある建物。 かなり大きなこの建物の一室で、男は先ほど連れてきたゆっくり一家に餌をやり、地下室へと向かった。 そして地下の一室、10畳程度の部屋を開ける。 「よぉ。 まだまだ元気そうだな」 「ふぅっ・・・フーッ! ゆっくり・・・しねぇっ!!」 部屋の真ん中に、鉄製の輪で四肢を拘束された胴付きのゆっくりフランが座って、いや座らされていた。 鉄の輪は壁に取り付けられた鎖につながっており、ゆっくりフランの動きを制限している。 何より目を引くのは、フランの身体の大きさ(通常よりもかなり大きい)と、フランが衣服を何も着けていないことだ。 フラン自体は、少々顔が紅潮し、全身に汗(?)をかいているものの、特に異常は見られない。 「くぅ・・・フウゥゥッ! ゆ・・・うーっ!」 「随分と元気だな・・・やはり人間用の催淫剤では効果が薄いか?」 男はそう言いながらフランに歩み寄り、フランの爪をかわしながら様子を観察していく。 発汗は絶え間なくしているようで、部屋には甘い香りが充満しているのだが・・・ あれだけの催淫剤を打ったにもかかわらず、フランは自分の性感帯に触れもせず暴れ続けている。 と言うことは、やはり人間用の物ではダメだった、及び、体内注入がまずかったということか・・・? 「ふん・・・よし、塗布型に切り替えるか。」 男は高価な催淫剤が無駄になったことにさしたる感慨も見せず、淡々と次のプランの準備を始めた。 § ここで紹介しておくと、この男はゆっくりの研究者の一人だ。 研究の途中、偶然にできたこのゆっくりフランをどうにかして従順にさせ、より人間に近い思考を持たせようとしている所なのだ。 しかし、数々の実験により再生能力も強化されたこのゆっくりフランはかなり苦痛に強くなってしまった。 よって、動物のように鞭で調教、といったようなやり方ではかなり効率が悪くなってしまったのだ。 なので、男は効率のいいやり方を探し、現在、性快楽で直に精神を屈服させるというありふれたやり方を試しているのだが・・・ 始めたばかりと言うこともあり、いまだ試行錯誤を繰り返している状態である。 § 男は棚からローションタイプの媚薬(幻覚剤が少々含まれる)を取り出し、鎖を引いてフランの両腕を引き上げる。 「ゆぅ・・・? うぅーっ!!」 「暴れるな。 また腕が千切れるぞ」 そう言いながら男はローションをフランの身体に塗りこんでいく。 「うぅ・・・あ・・・? うぁ・・・」 ローションを塗りこまれた部分から火照っていく身体に戸惑い身をよじるフラン。 男はそんなフランに構うことなく、全身にくまなく塗りこんでいく。 腕の末端から羽にかけて塗りこまれた時、フランの背筋にゾクッとした感覚が走り、 「やぁ・・・め・・・」 「うん?」 「やめ・・・ろ・・・」 「ほぉ。 なかなかいい発音になってきたじゃないか」 何とか覚えた口調で拒否を示し羽をばたつかせるが、男は全く気にせず作業を続行する。 そして、男の手がフランの胸の先端に到達した瞬間 「ぅ・・・ひうっ!?」 フランの身体に電流が走ったような、しかし電流とは確実に違う感覚が流れ、思わず身体を跳ね上げた。 「ふむ。 やはりこっちの方が効果が大きいか。 まぁ、ゆっくりには血液のような循環物が無いしな・・・」 独り言をつぶやきながら、胸から腹にかけて重点的に塗りこんでいく。 その度にフランの身体にあの感覚が走り、 「ふぅ・・・うぁ・・・あうぅっ・・・ッ!」 と、声を漏らして身体を痙攣させてしまう。 「うん? かなり感度がいいな・・・ここからが本番だと言うのに」 といって、男はフランの腹部に這わせていた手を下にすべらせ、フランの中心に到達させる。 男の指がフランのそこに触れた瞬間、 「うあああああぁぁっ!?」 胸に触れられたときの何倍もの感覚が全身に広がり、フランは身体を大きく痙攣させた。 「や・・・はぁっ!・・・あぅ・・・うあぁっ!」 「よし。 理想的・・・いや、少し感度を上げすぎたか・・・?」 そう言いながらも男の指は止まらず、フランのそこに人差し指を少しだけ挿入する。 そして、小刻みに動かしながら薬指を後ろへすべらせ、そこにある小さな蕾にゆっくりと挿入していく。 「うく・・・かはぁっ!? あか、あうぁ・・・」 もはや連続した言葉を発することもできず、断続的に痙攣し続けるフラン。 と、 「と、よし。 こんなものか」 男は唐突にフランの秘所から手を引き、うって変わって手早く、しかし満遍なく足に媚薬を塗り込んで身を引く。 「う・・・ふぅ・・・うぅっ・・・!」 中途半端なところで放り出されたフランは、大きく息をつきながら全身を襲うあの感覚に身をよじる。 全身をぬらぬらと濡れ光らせながら身をくねらせる姿は、どこか淫靡な魅力を放っていた。 「さて、次だ。」 そんな姿を見ても眉を動かす程度で、男は次の作業に取り掛かる。 壁に備え付けの収納棚から取り出したのは、ケースに入れられた一匹のゆっくりれいむ。 「ゆゆっ! ここはせまいよ! はやくだしてね! それにはやくあまあまをちょうだいね!」 § このゆっくりれいむは、男がこの調教に使えそうなゆっくりを探していた時に、ちょうど道端で子供を連れて立ちはだかってきたので連れ帰った第一号だ。 シングルマザーがどうとか言っていたが、男はほとんど聞き流していたため詳しい事情は分からない。 さっき持ち帰った家族連れも、この実験に使うために連れて来たのだ。 § 男はそのままれいむの入ったケースをフランの正面に置き、物置台に並べられているビンの一つを手に取った。 一向に引かない感覚に喘ぎながらも、男が棚から別の瓶を取り出したのを見て警戒を強めるフラン。 「はぁ・・・はぁ・・・やめろ・・・やめ・・・ろ・・・」 「もう少し舌を強く動かして発音しろ。 それに、これは特に怪しいもんじゃない」 そう言って男はフランの下腹部にその黄金色のどろりとした液体を垂らしていく。 下腹部から流れ落ちた液体がフランのそこに到達した時、その冷たさと、男に弄られていたときとは異なる妙な感覚に、 「ひうっ!? う・・・うぅ・・・」 とうめいて腰を引き、そこでようやくその液体の匂いに気付く。 「・・・はち、みつ?」 「そう。 お前にもたまに食わせていた普通の蜂蜜だ。」 「ゆゆっ!? はちみつさんはゆっくりできるよ! はやくれいむにちょうだいね!」 「分かっている」 れいむの催促に答えた男は、まずフランの両足の鎖を左右に引き、足を広げさせる。 そして、 「ほら。 存分に舐めて来い」 と言ってれいむのケースを開けた。 既に蜂蜜しか目に入っていないれいむは、 「ゆゆ~っ! はちみつさんだよ! れいむだけのものだよ! だれにもあげないよ!」 とこちらに向かって威嚇しながらフランの下まで跳ねていき、一心不乱に蜂蜜のかかったその部分を舐め始めた。 「ぺ~ろ、ぺ~ろ、し、しあわせえぇ~!!」 「ひ、ううっ!? やめ、ろ・・・ふうっ・・・ふあぁっ!」 蜂蜜をむさぼるように舐め続けるれいむ。 もちろんフランにとっては、極限まで敏感にされたそこを乱暴に舐められ続けると言うことである。 感覚の大波が何度も押し寄せ、その度に身体を痙攣させながら何とか逃れようと四肢と羽をばたつかせるが、あいにく鎖はそれほど脆くはない。 「まさかこんな事を実践する日が来るとは思わなかったな。 しかし、なんと言うんだったかな、これは・・・」 男は以前これと似たような絵を見せてきた友人のことを思い出したが、その行為の名前が思い出せずすぐに思考の外へ放り出した。 そして問題なく事が進んでいることを確認し、出口へ向かう。 「くうぅ・・・ま、て・・・やめ、させろ・・・これ・・・やめろ・・・」 「人に物を頼むときは語尾を"ろ"ではなく"て"に置き換えろ。 "下さい"を付けるとなおいい。」 「や・・・やめ、て・・・やめさ・・・うぁうぅっ!」 「自分で抜けろ。 その鎖、頭を使えば抜けられるようになってるぞ」 そういって男は部屋を出、モニタールームへ向かおうとし、 「、っと」 少しふらつき、壁に手をついた。 「ああ・・・そう言えば、換気扇を付け忘れていたな。」 いくらローションタイプとはいえ、あの媚薬も液体なのだから少しずつ気化はしていく。 密閉された部屋に長い間籠もっていたため、男も少量の媚薬を吸い込んでいたのだ。 目的以外のことに意識が行かなくなるのは、どこの研究者も似たようなものらしい。 男は深呼吸を何回かすると、今度はしっかりとした足取りでモニタールームへ向かった。 フランは、どうにかして足を閉じようと、そしてこのれいむを殺そうと必死に暴れ続けていた。 「ふうぅっ! どけ! うあぅっ・・・」 「ゆっ!うるさいね! れいむがあまあまなめてるんだからしずかにしててね!」 れいむがろくに反応もせず一心不乱に舐め続けるのも無理はない。 れいむにとっては、こんなにあまあまを食べたのは生まれて初めてと言ってもいいのだから。 はちみつさんが無くなりそうになったときは不満を覚えたが、よく見ればそこからはちみつさんとはまた別のあまあまが溢れ出していた。 れいむは歓喜し、今もまだ舐め続けているというわけだ。 「ふぁ・・・ふぅ・・・んう?」 一方、れいむに舐められ続ける屈辱と身を襲う感覚の波に抗おうと暴れていたフランの羽に、何かが引っかかった。 首をねじって後ろを振り返ると、あの男が操作していた鎖の伸縮レバーが羽の先端に触れている。 「ゆ・・・う・・・ふぅっ!」 一瞬で状況を把握したフランは瞬時に羽を広げ、レバーに力いっぱい振り下ろす。 ガコン・・・ジャラララ・・・ と、意外に軽い抵抗と共にレバーが下がり、フランの両足を拘束している鎖が音を立てて伸びた。 とっさに腰を引くフランだったが、れいむが持ち前の強欲から頬を膨らませて威嚇と抗議をしてくる。 「なにしてるの!? うごくとれいむのあまあまさんがなめられないでしょ!? じっとしててね!」 「だま・・・れぇっ!」 怒りと屈辱、そして若干の羞恥心から、目の前の餌を容赦なく両足の太腿で一気に挟み込む。 圧倒的な力で押し挟まれたれいむは、 「ぺ~ろ、ぺ~・・・ぐきゅっ!」 と悲鳴を上げる暇も無く押し潰された。 「ゆ゛っ・・・ゆ゛っ・・・どおし・・・じぇ・・・」 「ふぅ・・・ふー・・・んっ!」 フランが変形しぷるぷると痙攣しているれいむを部屋の隅に蹴り飛ばした時、部屋のドアが開き、男が入ってきた。 男は爪を伸ばして威嚇するフランとレバーを交互に眺め、 「時間的には思ったより早かったが・・・偶然に、というのがちょっとな・・・」 などとぶつくさ言いながられいむの方に近寄る。 「だずげ・・・で・・・れ・・・むの、あが・・・ちゃ・・・がえじ、で・・・」 男を確認するなり助けを求めてくるれいむに対し、男は 「あ~・・・すまん。 お前の子供達のことなんだが・・・ちょいと失敗しちまってな。」 と言い、もっていたケースの中身を床に空ける。 1つ目は、緑がかってぐずぐずに溶けているよく分からない物体に、ゆっくりまりさの帽子が乗っかっているもの。 2つ目は、縦一文字に亀裂が入り、そこに外側の皮や髪の毛、ゆっくりれいむのものと思われるリボンなどが巻き込まれている得体の知れないもの。 3つ目は、他の2つに比べて2倍近い大きさがあり、文字通りトマトのように真っ赤になってパンパンに膨らみきったもの。 男が新薬の実験台に使い、ものの見事に失敗した子ゆっくりの成れの果てである。 § 1つ目は駆除用に開発した新種のカビなのだが、繁殖力が弱く1つの固体を侵食し続けるためにあまり使えない事が判明した。 2つ目は植物の甘みを上げる為に使われる薬品を改良したものなのだが、投与すると同時に皮に亀裂ができ、その中に全てが巻き込まれていってしまったのだ(全く原因不明) 3つ目は男が作ったものだが薬ではなく、部屋の中の物を漁って部屋の隅にあったゴキブリ団子を食べたのだ(なぜ肥大化したかは不明)。 § 「あ゛・・・あ゛・・・あがぢゃ・・・あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛・・・」 髪飾りから全て自分の子供だと分かり、歪なうめき声しか上げなくなったれいむと、まだかすかに震えている子ゆっくりたち。 男はそれらをまとめてケースに入れ、代わりに部屋の外に置いてあった大きなケースをフランのそばに持ってきた。 「・・・?」 大きく息をしながらも、足が幾分自由なため余裕をもってケースを見つめるフラン。 「今度の相手は、こいつらだ。 まぁ、お前も抵抗は自由だ。 存分にやれ。」 男がケースを開けると、中から勢いよく 「んほおおおおおぉぉ! 今度はあなたがすっきりさせてくれるのおおおぉぉ!?」 「いっぱいいっぱいすっきりしましょおねえええ!!」 「ありすのあかちゃんいっぱいうんでねえええええぇぇ!?」 ゆっくりありす5匹が飛び出し、フランに飛び掛る。 「んふううううぅぅう!」 「あなたもきもちいいわあああああぁぁ!!」 「すっきりすっきりすっきりすっきり!!」 「う・・あ・・・?」 いきなりの襲撃に戸惑うフランに、 「ただし、そのアリスたちは繁殖用に特別強化されているからな。 どこまで抵抗できるか分からんが、まぁ頑張れ。」 と言い残し、れいむ一家の入ったケースを持って男は部屋を出た。 そしてモニタールームに向かう途中でケースを開け、 「やぐぞぐ・・・れいむだぢを・・・ゆっぐりざぜでくれるっで・・・おいしーもの・・・くれる・・・」 「約束は果たしたぞ。 今まで広い部屋でゆっくりできたし、蜂蜜はうまかっただろ?」 「ゆ゛・・・ゆ゛・・・・」 「だがもう使い物にならんしな。 じゃ、な。」 そう言って、男はダストシュートにつながる大型裁断機にれいむ一家を放り込んだ。 「あ゛・・・あ゛・・・」 れいむは寂しそうな悲しそうな微妙な表情で、他の子ゆっくりはぴくぴくと痙攣したまま裁断機の刃の間に消えていった。 それを見届けた男は、ケースにゆっくりが残っていないことを確認し、モニタールームへ向かった。 § 男の犯したミスは2つ。 1つは、胴付きのゆっくりが振動によって"すっきり"する訳ではない、ということを念頭においていなかったこと 確かに性感帯に高速で体をこすり付けられればそれなりの効果はあるだろうが、腹や顔にこすり付けても何の意味も無い。 そしてもう1つは、強化されている、と言う言葉につられて加工所から引き取ったはいいものの、実際のスペックを確かめなかったことだ。 これはもう、この男のまが抜けていたとしか言いようがない。 § フランは、自分の身体に体を必死に擦り付け続けているアリスたちを怪訝な目で見つめていた。 フランだってゆっくりなのだから、これが交尾なのだと言うことはもちろん知っている。 分からないのは、あの男がなぜこの状態で帰ってしまったかだ。 これまでの経験から、あの男のやることなのだから何かあるのは間違いないと思う。 しかし何だろう? このアリスたちは特に何の変哲も無い普通のゆっくりに見える。 いくら仰向けの状態とはいえ、羽と足、それに口が自由なのだから全員楽に殺しきれる。 だとしたら他に何か・・・? ・・・どうでもいい 考えるのに飽きたフランは、憂さ晴らしも込めて肩の辺りに身体を擦り続けていたアリスに思い切り噛み付いた。 「ゆ・・・ゆっぎゃ!? いだあああああぁぁ!! なにずるのおおおおお!?」 構わず首を振って引きちぎる。 「ぎゅううう・・・ぎゅべっ・・・」 ・・・あれ? ふつうだ。 やっぱりふつうのゆっくりだ。 何も罠が無いのなら遠慮する必要などどこにも無い。 フランは、まず右の腋と左脇腹に身体を擦り続けているアリス二匹を両羽で縫いとめた。 「いぎゅぅ!?」 「ぎゅぶっ・・・」 上から羽に串刺しにされ、圧迫されて口もきけないまま身をよじり始めるアリス二匹。 次にフランは、右脛と左太腿に身体を擦り続けているアリス二匹を振り払って両足を上げ、 「ゆゆっ!? なんでにげるのおお!?」 「もっとありすとすっき・・・り゛っ!?」 思い切り振り下ろした。 「 」 「ゆ゛っ・・・ゆ゛っ・・・なん・・・でぇ・・・」 右にいたやつは丁度かかとに当たって一撃で四散できた。 しかし左にいたやつは不幸にも太腿辺りにいたため、太腿に中途半端に押しつぶされて死に切れずにゆぅゆぅとうめいている。 「はー・・・ふー・・・ふぅっ!」 呼吸を整えたフランは、4つの死亡&瀕死饅頭をまとめて部屋の隅に放り投げた。 「ぎゅげっ・・・」 「ゆ゛ぐっ・・・」 「・・・・・・」 寄り添い合うようにまとまってぴくぴくぷるぷると痙攣している様はなかなか面白かったが、今はそれより優先すべきことがある。 「んー・・・うー・・・」 部屋を見回し、すぐ近くの棚からさっきの蜂蜜瓶を羽を使って落として引き寄せる。 そして空腹が限界だったフランは、わき目も振らず蜂蜜を食べ始めた。 ゆっくりアリスの方が好みなのだが、この状況であの男が用意したゆっくりを食べる気にはなれない。 「んぐ・・・んむ・・・んん・・・」 一通り食べ終わってお腹がくちくなったフランは、さっきのお返しとばかりにまだ動いているアリスを羽で引き寄せて転がし始めた。 「ゆぐ・・・ゆぎゃ・・・やめでえぇ・・・」 「うー・・・ゆー・・・んー♪」 リズムをつけて交互に転がしながら、フランはあの男へどんな仕返しをしてやろうか考えていた。 「あ~・・・そういやそうだったなぁ・・・」 男はモニタールームで溜息をついていた。 「繁殖力強化だもんなぁ・・・頑丈にしてるわけはねぇか。」 溜息をつく男の横には水槽が置いてあり、その中には奇妙に真ん丸なゆっくりアリスたちが入っている。 フランに一蹴されたアリスたちの子供であり、男の新薬(失敗)の実験台にされた不幸な子ゆっくりたちである。 中身を一時的に柔らかくし、食べた分だけ身体が大きくなる薬なのだが、皮を一緒に伸ばす効能をつけなかったために中身だけが増えてはち切れそうになっているのだ。 「ゆぎゅ・・・ゆ゛・・・み゛ゃみ゛ゃ・・・」 「ゆぶゅ・・・ぎゅぶ・・・だ・・・ぢげ・・・」 「ゆ゛・・・ゆ゛・・・ぶびゅっ!」 みんな必死に口と目を閉じているが、その隙間から少しずつクリームが漏れ出している。 「こいつらももう限界か・・・上手くいかんなぁ・・・」 ひときわ大きな溜息をつき、男は子アリスたちを床にぶちまけた。 「ほら、やるよ。 もういらん」 「んゆぅ~♪」 部屋の隅でこちらを見ていた50センチ程度の大きなゆっくりゆゆこが駆け寄ってくる。 § このゆゆこも男が引き取っていろいろ実験している固体である。 ゆっくりゆゆこは身体が丈夫かつもともとの語彙量が多いので教育、強化がしやすい。 実際この子アリスたちと同じ薬を何回か投与されているのだが、苦しそうなそぶりさえ見せなかった。 しかし種属性ゆえかかなり間延びした喋り方をするため、会話には時間がかかってしょうがない。 § 「あ~ん・・・おいし~♪」 ペロリペロリと平らげていくゆゆこに、男は半ば独り言のように語り掛ける。 「俺の研究はどうしてこう失敗続きなんだろうな? 加工所の研究部は次々と新しい研究を成功させてるってのに・・・」 「ん~、じつりょく~♪」 「・・・何だと?」 「じつりょくがないのに~、むずかしいけんきゅうするから~♪」 「・・・潰すぞてめぇ」 「しぬまえに~、あのふらんがたべたいわぁ~♪」 「あれはやらん。 ・・・いや、そうだな。 お前が強くなって俺を殺せたら、その時は食っていいぞ」 「わかったわ~♪」 言うなり飛び掛ってきたゆゆこを踏みつけながら、男は次のプランに思考を飛ばしていた。 まだ拾ってきたゆっくりのストックはあるし、研究所からも廃棄用をもらえる手はずになっている。 さらに、2日後に届く河童謹製の自動振動式の張型と、竹林の薬師さんに頼んであるお香の形式をした催淫剤を使えば手順をかなりすっ飛ばすことが出来るはずだ。 男はフランの部屋の空調を整え、ゆゆこを庭に放り出して自室へ向かった。 後編に続く
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「ふむ、飼っているゆっくりの様子がおかしいと……具体的にはどんな感じで?」 「その、最初は普通に『ゆっくりしていってね!!』と喋ってたんですが……」 「ゆっくりしね!!」 「とこんな風に……」 「あー……」 話を聞くとこのゆっくりふらん、山に行った時にふらふらと彷徨っていたらしい。 まだ脆弱な赤ゆっくり、このまま朽ちるのを見ていられずホイホイと連れてきちゃったんだとか。 それからは市販のゆっくりの飼い方が書かれた本と首っ引きになりながら家の外には出せないものの、可愛がったりちゃんと躾たり可愛がったりし、 ふらんもそれに応えるようにすくすくといい子に成長してきたらしいのだという。 「それがこんな風に喋るようになって……私にだけなんです」 「……その飼育本、一般種についてしか書いてませんよね?」 「あ、はい」 「ふらんを飼うのにはチルノやレティ程じゃないですが一応免許が必要なんですよ。捕食種でもありますし、何より……」 「ゆっくりしね!!」 「これについて誤解されやすいので」 「誤解……ですか?」 「はい。まぁなんというか……ふらんにとっては一種の親愛表現みたいなものらしくて。懐いた相手にはこう叫ぶらしいんですよね。 決して苦しみながら死ねとかそんな意味じゃないんです。 どちらかといえばそう……ゆっくり“長生きしてから”死ねとか、そんな感じらしいんですね」 「そ、そうなんですか」 「そのはずです。まぁ、そういう意味とわからないなら飼い主の反感を買って殺されたり捨てられたりしかねませんし、 わかっていても死ねと言われるのは余り気分が良くないですからね……だからふらんを飼うことについては一応免許が必要なんです」 「じゃあ今のままだと……」 「一応違法に当たるんで、免許取っちゃって下さい。 捕食種についての飼育法が載ってる本を改めて買ってちゃんと読めばあっさり取れますから」 「わ、わかりました」 「しかし……難しいものなんですね、言葉が通じるのに意味が違ったり、誤解を招くような言い方になってしまったりとか」 「それでも言葉が通じるだけ、言葉が通じない相手よりはマシですよ。以前海外へ旅行に行った時はそれはもう……」 「うー♪ ゆっくりしね!!ゆっくりしね!!」 ゆっくりしねを俺設定&強引な解釈してみた。強引すぎる気もするがしょうがない。 目と目で通じあえりゃ~こんなこた無いのに~♪ -- 名無しさん (2014-04-08 13 58 56) 名前 コメント
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とある山の山腹にあるゆっくりの研究所 その地下の一室で、胴付きゆっくりフランが四肢を拘束している鎖から逃れようともがいている。 「ふ・・・うう・・・ふうぅっ・・」 その身体には実験当初の2倍近くの媚薬ローションが塗り込まれており、身体を少し動かすたびにあの感覚が大波のように襲ってくるために満足な動きができていない。 と、部屋の扉が開いてフランをここに拘束している男が現れた。 「ふむ・・・さすがにここまで塗り込めば効果はでかいな。 調子はどうだ?」 「ふ・・・う・・・うーっ! ゆっくり・・・しねぇっ!!」 「あまり死ねという言葉を連発するな。 それは決め台詞として使った方がいい」 訳の分からないことを言ってフランに近づく男。 男はフランに近づくと、手にした小さめの箱からよく分からない器具を次々と取り出した。 ふしくれだち、少し反りのある棒のようなものや、以前男が教えてきた『数珠』のようなもの、紐の先に豆のような物が付いているものなど。 それが何なのかなど分かるはずも無いが、男が用意するものにろくなものが無いのは分かり切っている。 「う・・・う・・・? やめて・・・くるなっ!」 「これは電動式の張型で、こっちも電動式の・・・何だったかな、何とかビーズとか言うものだ。」 「きいて・・・ないっ! くるなぁっ!」 「お前がちゃんと言うことを聞いてくれればこんなものは使わずに済むんだが・・・どうだ?」 今だ! すぐそばまで来て目線を合わせようとした男の首筋に思い切り噛み付くフラン。 しかし、男は血の滲む首筋に動じる様子も無く、フランを噛み付かせたままで 「人間の血の味は嫌いとか言ってなかったか? いや、今はそんなことを言ってるんじゃなかった。 そっちがそういうつもりなら、ほれ」 言うが早いか、いきなりフランのそこに紐の付いた豆(のようなもの)を挿入する男。 「ううっ・・・うーっ!」 フランは、異物が挿入される感触にビクりと身体を震わせるが、若干ではあるが慣れてきた事もあり、そのままさらに強く噛み付く。 「ほ・・・お。 顎筋力はかなりいい感じになったな。 ゆっくりに筋力と言うのもあれだが・・・でもな」 男はフランの首を片手で掴み、 「ふっ!」 「ぐ・・・あ、がぁっ・・・」 思い切り締め上げた。 「人間に手を出すなと教えたはずだぞ。」 「あが・・・が・・・く・・・」 「人間の世界で生きていくと決めたのはお前だ。 教えられたことは守れ。」 「か・・・あ・・・ぁ・・・」 ギリ・・・ギチ・・・ 男はフランの目が虚ろになりかけたところで手を離す。 「げはぁっ! がは、ごほっ!」 激しく咳き込みながらも、フランの目に恐怖や恭順の色は全く無く、ぎらぎらとした光を放っている。 「はぁ・・・この状況になってなおその目か。 人間以上の精神力なんじゃないか? いや、逆にゆっくりフランだからと考えるべきか・・・?」 ぶつぶつとつぶやきながら、男は紐の先のスイッチをスライドさせる。 「う・・・あうっ!? かはぁっ!?」 胎内でいきなりブルブルと動き出したそれに驚き、その感覚で一気に男から注意をそらしてしまうフラン。 「それは、・・・ええと・・・ローターと言うものでな。 ただ振動し続けるだけのものなんだが・・・なかなかのものだろう?」 「う・・・ふうぁっ! あ・・あうぅっ!」 フランの両手は吊り下げられているため、どうにか脚でそれを身体から引き抜こうとするのだが、太腿をすり合わせることでローターは更に奥へと侵入していく。 「ふあぁっ! やめ・・・ぬけっ! ぬ、ぬい、てぇ・・・」 「本当は精神を極力弄りたくなかったんだが・・・ここまで我が強いと一回心を少し折っておかないとどうにもならんしな」 「な・・・なにいって・・・あぁうっ!」 「お前が屈服するまで続けると言うことだ。 さて、ダメ押しをしておくか」 男はそう言うと、器具の山から輪になっていない数珠のような物を取り出してローターに気をとられているフランの後ろに回り、後ろの蕾に何の予告も無くその先端を挿入した。 「ふぎぃっ!? あううぅあっ!」 「それは・・・あーと・・・アナルビーズ、というものだ。 どんな感じだ?」 説明書らしきものを読みながら興味深げに聞いてくる男に対し、フランは羽を思い切り振り回しながら 「うく・・・し、しねっ! しねぇっ!」 と狂ったように絶叫した。 しかし男は羽根が当たっても特に動じる様子も無く、ビーズの珠を一つずつゆっくりとフランの蕾に飲み込ませていく。 「うっ・・・ううぅあああっ!」 未知の感覚に対する恐怖と屈辱から涙を滲ませ、歯を軋むほどに食いしばって男をにらみつけるフラン。 男はそんなフランをまぶしそうに眺め、 「・・・俺が部屋を出たらお前の腕の拘束を緩める。 それからお前がどうするかは自由だ」 「ゆ・・・う・・・? な、なに・・・?」 「それを引き抜こうがどうしようがお前の勝手と言うことだ。 別に壊したっていいんだぞ? 俺としちゃちょいと困るが・・・」 「う・・・こ、こわしてやる! こわして、おまえも、ころし」 「だから軽々しくそういう言葉を使うな。 カメラ・・・よし、と。 じゃあ2時間後にまた来る。」 そう言って男は部屋を出て行った。 男が言ったとおり、男が部屋を出てすぐに腕の鎖が伸び、(枷ははまったままだが)自由に動かせるようになった。 (こわしてやる・・・ぐちゃぐちゃにこわしてあいつにたたきつけてやる!) フランは歯軋りしながらそこに手を伸ばし、ローターのスイッチ部分を掴み、 「う・・・う・・・あぅ・・・」 引き抜くことができなかった。 (う・・・うそだ・・・うそだうそだうそだ!!) フランは自分の身体に起こっていた変化に驚愕し、必死に否定しようとする。 しかし。 (こ・・・こんな、こんなのが・・・) 憎んでいるあの男に無理やり挿入されたこのおぞましい道具が。 (きもち・・・いいなんて・・・ぜったいうそだぁっ!) 男によって幾度も刺激を与えられた身体は、既にその感覚を快楽だと知ってしまっていた。 基本的にゆっくりの身体は外からの感覚に順応しにくい。 なので、自分に必要の無い異物が体内に入ると苦痛や嫌悪感といったサインが現れ、吐き出すかあるいはなるべく順応しないように反発する。 しかし、普通ならば異物である媚薬を定期的に塗りこまれ続けた身体はその異物に順応してしまい、反発反応(=嫌悪感)をかなり薄めてしまっていた。 なので最初の頃の嫌悪感>"その感覚"という図式が崩れ、"その感覚"をそのまま快感として受け入れてしまったのである。 いくら反発しようとしても、身体は既にその感覚を快感としか認識しない。 さらに、幻覚剤の依存性がその快感を否定することを拒んでいる。 「う・・・うあ・・・ううううぅーっ!!」 初めて認識する快感への恐怖、そしてそれを圧倒的に上回る屈辱で、フランの目から涙が溢れ出す。 そんなフランの心とは裏腹に、フランの指はローターの挿入されているそこを弄り続けている。 フランのそこは異常なほど体液を分泌してぬめり、フランの指を何の抵抗も無く受け入れていた。 「うっ・・・ううっ・・・うああああああーーーっ!!!!」 屈辱に顔をゆがませ涙をこぼしながら、フランは始めて覚えた自慰の快楽を味わい続けた。 2時間後。 「・・・ふん。 なかなかいい顔になったな、フラン」 「・・・ふぅ・・・ひゅぅ・・・」 フランの目は相変わらず憎悪をたたえて男をにらみつけていたが、その目の下には隈ができ、隠し切れない疲労が表に出てしまっている。 フランに挿入されていたローターは既に抜け落ちてしまっていたが、フランはそれを壊す気力も無いようだ。 体重を壁に預け、時折身体をピクンと痙攣させる以外はほとんど動かない。 「さて・・・と。 これから最終段階に入るが、その前に・・・ほら。 水だ。」 「・・・・・・・・・」 フランの周りにはフランから分泌された体液が広がり、甘い匂いがあたりに充満している。 普段余り水分を必要としないゆっくりでも、これだけ体液を流せばさすがに喉が渇くだろう。 「別に何も入ってない、普通の水だ。 喉が渇いているだろう? 遠慮なく飲めよ」 男の言葉にフランは、 「はぁ・・・は・・・ん・・・んく・・・んぐ・・・」 なんとおとなしく男の用意した水を飲み始めたのだ。 「そこらの川の水じゃないぞ。 由良高山の高級雪解け水だ。 美味いだろう?」 「・・・・・・・・・」 フランは何も言い返さず、ふいっと顔を背けるだけだったが、男は特に不満顔もせず満足そうだ。 それもそのはず、わめきも暴れもしない、以前のフランのみを知る者が見れば仰天するであろうおとなしい反応だ。 「さて、喉も潤ったところで最後の試練だ」 男は幾分嬉しそうな、うきうきした様子で持ってきた荷物を開き始める。 今までに無い順調さに心ときめいているのだろう。 対するフランは、今までのようにむきになって反発する様子は無く、ただ静かに男の作業を眺めている。 その顔に浮かぶのは静かな憎悪と疲労、そして幾分の・・・諦念? 「さて・・・と。 ほら、これが特注品の催淫香だ。」 と言って男が取り出したのは、一見どこにでもある普通の香鉢。 「・・・・・・?」 フランは香鉢の存在は知っていたが(以前男が部屋で炊いていた。 妙な香りだった)、"サイインコウ"と言う名は初耳だった。 ただ、またろくでもないものだろうことは理解できる。 「これは人間用というわけじゃなくてな。 ゆっくりにも、妖怪にでも効くらしいんだ。」 男は香鉢に香を落としながら続ける。 「今までの人間用と違って、お前にも絶大な効果が見込めるんだよ」 「・・・・・・はぁ・・・」 またあんなのが、しかもあれ以上の強さでくるのかと思うと疲労が何倍にも増した気がして、フランは大きなため息をついた。 同時にゾクリとした快感も走ったのだが、フランの自我はそれを全力で否定した。 「そして・・・駄目押しにこいつらだ。」 「ゆゆー? ここはどこ?」 「ゆっきゅりあったかいね!」 この間連れて来たばかりの野良ゆっくり一家、そのうちの親れいむと子れいむが1匹ずつ籠の中から現れた。 「おい、あそこにフランがいるだろう?」 「ゆゆ? ふ、ふ、ふらん!?」 「ああ、大丈夫だ。 ほら、ちゃんと鎖で縛られてるだろう」 「ゆゆっ、ほんとうだね! おちびちゃん、ゆっくりちかよらないでね!」 「ゆっきゅりわかったよ!」 「お前達は、俺が迎えに来るまで適当にゆっくりしていればいい。 そうすればこれからもゆっくりした生活をさせてやるからな。 「ゆっくりわかったよ!」 そういってフランから距離をとり、部屋の隅でゆっくりし始めるれいむ親子。 「よし。 じゃあまた2・・・いや、1時間後に来る。」 「にどと・・・はぁ・・・くるな・・・」 ため息を吐きつつも毒づいてくるフランに苦笑しながら、男は香に火をつけて部屋を出た。 「ゆっゆっゆー♪ おちびちゃん、すーりすーりしようね!」 「ゆっくりしゅーりしゅーりしゅるよ!」 部屋の隅で親子のスキンシップをしているれいむ親子がうるさいが、フランは怒鳴りつける気力も無く壁にもたれかかっていた。 と、香の煙がフランよりも香鉢に近かったれいむ親子の下にたどり着いた。 「ゆ・・・ゆゆぅ? なんだかゆっくりしてきたよぉ~?」 「ゆゆ~。 ゆっきゅりできりゅねぇ~」 「・・・・・・?」 れいむ親子の様子がおかしい。 顔が紅潮し、目がとろんとして、酔っ払ったような表情になっている。 「ゆっくりできー・・・ゆ゛っゆ゛っゆ゛っ!」 「ゆゆ・・・ゆぅ・・・ゆっきゅりちちぇいっちぇにぇえ!」 と、ほとんど間をおかず発情したように(実際発情して)目を血走らせ、ブルブルと痙攣し始める親れいむ。 普通と違うのは、その発情した目が自分の子供に向けられているところだ。 「ゆ゛っ・・・ゆ゛っ・・・あがぢゃん! ゆっぐりじでいっでねえええええぇ!!」 いつもの何倍もの声を張り上げて自分の子供に突進していく親れいむ。 対する子れいむも、 「おきゃあしゃん! ゆっきゅりちちぇいっちぇにぇ!」 尋常ではない様子の母親におびえる様子も無く、ろれつの回っていない舌で声を張り上げている。 「う・・・う・・・? ・・・・・・ッ!?」 れいむ親子を訝しげに眺めていたフランの顔色が変わった。 竹林の薬師特製の香が、フランの元に届き始めたのだ。 「う・・・うぅっ! うぁ・・・ッ!」 いつものローションと同じくらいに考えていたフランだが、この感覚はまず種類が違う。 あのローションは身体の外側からじわじわと快感が染み込んでくる感じだった。 しかし今回は、身体の芯から快感と、同時に言葉では表現し難い衝動がダブルで襲ってきているのだ。 「はっ・・・はっ・・・はぁっ・・・」 無意識に手を下へ下ろそうとするのだが、あいにく両腕の鎖は緩んでいない。 フランは、必死に太腿を擦り合わせて渦のような快楽に耐えている。 「んっふうううううぅぅぅ!! あがぢゃあああああん! ゆっぐりじでねぇえええええ!!」 「ゆぎゅっ! ぎゅっ! ゆっぐぢじでるよおおおおお!! おがあぢゃんもゆっぐぢじぢぇにぇええええ!!」 そんなフランをよそに、れいむ親子は交尾に勤しんでいた。 しかし親れいむはともかく、のしかかられて今にも潰れそうな子れいむまでが恍惚の表情をしている様は異常としかいい様が無い。 子れいむの皮は圧迫に耐え切れず所々裂け中身が漏れ出しているのだが、全く頓着していない。(痛みを感じていないのだろうか?) 「んっほおおおおおおおおおぉぉぉ!!」 「ゆっぐ・・・ゆぴゅっ!」 ブチャアッ! 親れいむが絶頂と同時に勢いをつけて子れいむにのしかかり、子れいむは恍惚の表情のまま破裂した。 「ゆふぅ~・・・ゆふぅ~・・・あがぢゃんぎもじよがっだよぉ~・・・ゆゆゅ?」 発情が少し収まった霊夢は、目の前に小さめの潰れた饅頭が転がっているのに気づいた。 「ゆっ・・・ゆゆっ! あまあまさんだよ! れいむがたべるよ!」 大声で宣言し、饅頭と一緒に潰れているリボンも気にせずかぶりつくれいむ。 「むーしゃ、むーしゃ! しあわせ~!! ゆぅ?」 小さな潰れ饅頭をぺろりとたいらげたれいむは、目の前にあった饅頭とはまた違う甘い匂いが漂っているのに気づいた。 「ゆっゆっ! あまあまさんのにおいだよ! こっちにあるね!」 「ふっ・・・うぁ・・・はぁっ!」 甘い匂いの元を探すれいむの視線の先には、顔を紅潮させて自分の秘所を必死に弄り続けているフランがいた(腕の鎖がいつの間にか伸びていたが、気づくはずもなかった)。 早くも甘い匂いの元に気づいたれいむは、ついさっき自分で絶対に近づくなと言ったフランの元へぽいんぽいんと跳ねて行く。 「ゆっ、ゆっ、れいむにあまあましゃんちょうだいね!」 「ふぁ・・・は・・・んう?」 自分の中から湧き上がってくる快感に夢中だったフランは、目の前で叫ばれて初めてれいむの存在に気づいた。 見れば、ゆっくりにあるまじき形相で目を血走らせ、フランのもっとも濃厚な香りを放っているそこを食い入るように睨み付けている。 「ゆ・・・ふふ・・・うふふふ・・・」 「ゆっゆっ! 早くれいむにあまあましゃん・・・ゆゅ?」 フランは両手を伸ばすとれいむを掴み上げ、自分の秘所に押し付けた。 「ゆ・・・ゆぶぶ・・・べーろ、べーろ、あまあま~!!」 「ふ・・・はぁっ!」 れいむがそこを舐め回し、大声で叫ぶたびにフランにゾクゾクとした快感が走る。 そこから溢れてくるフランの蜜を必死に舐め取っているれいむの血走った目を見ているうちに、フランの本能がむらむらと湧き上がって来てしまった。 「べーろ、べー・・・ゆぐっ! むぐぐぐぐ・・・」 「ふぅ・・・うふふっ・・・あ・・・ははっ・・・」 フランはれいむを掴んでいる両手に力を込め、より強く自分に押し付け始めた。 息ができないれいむは時折白目をむいているが、それでもあまあまを求めて舌を動かし続けている。 そんなれいむを見るフランには、快楽に蕩けた表情の中に獲物を見る酷薄そうな視線も混ざり、何とも言えない妖艶な雰囲気をかもし出していた。 「ゆぐ・・・もっど・・ゆぶぇ・・・も・・・ど・・・」 「う・・ふふふ・・・もっと・・・もっともっと!」 ギリ・・・ギチ・・・ミリミリ・・・ 双方同じようなことを口にしながら、フランはさらに強くれいむを自分へ押し付け、れいむはもう満足に動かない舌でなおフランの蜜を舐め取ろうとしている。 爪をつき立てられているれいむにはいくつもの傷ができ中身があふれ出し、血走った眼球がポロリと落ちそうなぐらいに飛び出しているが、何ら気にする様子は無い。 そして、フランの目がニィッと歪み、 ギヂ・・・ヂ・・・グヂュ・・・バヂュウゥッ!! れいむを思い切り自分へ押し付け、そのまま押し潰した。 「ゆぶ、ぶ・・・ぐびゅえぁっ!?」 「うふふ・・・は、は・・・あはははははっ!!」 れいむの中身が勢いよく飛び散り、そこらじゅうにばら撒かれる。 フランは顔にかかった餡子をべろりと舐め取り、 「うふ・・・あはは・・・きゃはははははっ!!」 哄笑しながら潰れたれいむをさらに細かくズタズタに(と言うよりは粉々に)引き裂いていった。 「注意、この香には催淫作用のほかにその種の本能も引き立てる副作用があるので、取り扱いには注意が必要、か。」 「あ゛・・・あ゛・・・あ゛・・・」 「しかし・・・実際に見ると凄まじいもんがあるな。 そう思わんか? まりさ。」 「ゆ゛あ・・・あ・・・あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛・・・」 男と一緒にモニターを見ているのは、今潰れたれいむのパートナーであり、れいむに潰されて貪り食われた子れいむの父親であるゆっくりまりさだ。 れいむが子れいむを食べたところまではものすごい叫び声をあげて暴れまわっていたのだが、そのれいむが潰されるシーンを見てから反応がほとんど無くなった。 まあ普通に考えて無理も無いことだろう。 ゆっくりを見慣れている男をして"凄まじい"と言わしめる事態が自分の家族に起こったのだから。 「さて・・・これ以上放っておくと本当に壊れかねんな。 一度香を止めて経過を見なければ・・・お前は、」 「あ゛・・・ああ゛・・・ゆ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛・・・」 「どうにもならんか。 まあ好きにしてくれ。 扉は開けておくからな。」 涙を流してうめき続けるまりさにはもう興味を示さず、男は地下室へ行く準備をし始める。 と、 「ん? 何だ。 お前も行くのか?」 「んゆぅ~♪」 男について部屋を出たゆっくりゆゆこに意外そうな顔をしながらも、男は急ぎ足で地下室へと向かった。 「換気扇、異常なく起動・・・と。 よし、ドアロック解除」 さすがに今度は換気扇をつけて男は部屋に入った。 「よし。 調子はどうだフラン? うぉっ!?」 「ふぅあっ!!」 ジャララッ・・・ガキン!! 男を見るなり飛び掛ってきたフランに驚き、のけぞる男。 フランの鎖を伸ばしたまま忘れていたのだ。 「ふぅー・・・ふふふっ。」 「これはまた・・・威勢のいい顔になったもんだ。」 男への怒りはそのままに、野生の本性を丸出しにした酷薄そうな笑みで飛び掛られた男は、苦い顔をして香鉢に歩み寄る。 「この香の効果は煙が消えても最低数時間持続するらしいからな・・・今まで突っ込んだ知識が白紙に戻ったら適わん。 一度消すか・・・」 と言って男が香鉢の元にたどり着いたその時。 シュウ・・・ガシン! と、いきなり扉が閉まった。 「なッ!?」 § このとき男がとるべき最良の行動は、手元にある香鉢をいち早く消し止めることだった。 しかし、焦った男は扉に駆け寄ってしまった。 扉のロック解除装置のある左の壁でも香鉢でもなく、扉本体へと。 まあ普通なら決してひとりでに閉まることの無い扉が勝手に閉まったのだから、仕方のないことと言えなくも無いが・・・ § ガン! 「なぜ扉が・・・!? この扉に誤作動など起こり得るはずが・・・!」 と、その時さらに、 カシュウウウウ・・・ 換気扇までが止まってしまった。 「馬鹿・・・な! いかん、香を・・・」 と、付き合いの長いフランでさえ始めて見る焦燥の表情を見せながら香鉢へ駆け寄る男。 しかし、換気扇が停止した今、香鉢から出る煙は四方へ満遍なく噴出されている。 当然、男のいる方向も例外ではない。 「う・・・あ゛・・・がッ!?」 香をまともに吸い込んだ男に強い貧血のような感覚が走り、そのまま崩れ落ちてしまう。 そしてこの状況では最悪なことに、男は貧血のときに反射的にやってしまう行動、深呼吸をしてしまったのだ。 「はあぁ・・・う゛ッ・・・か・・・ア゛・・・」 男は浅く速い呼吸を繰り返し、 「フッ、フッ・・・フゥー・・・」 ほどなくしてその呼吸が平常時に近づくと、男は何事も無かったかのようにむくりと起き上がった。 しかし、 「フゥー・・・フラン。」 「う・・・あ?」 その表情は一変していた。 その目は真っ赤に充血してぎらぎらとした光を放ち、全体的に尋常ではない雰囲気があふれ出ている。 それは、こんな状況にあるフランでさえ思わず怯んでしまうほどに。 「フラン・・・フラン。」 「な・・・なに・・・?」 「フラン・・・今かラ・・・お前、ヲ・・・犯す・・・」 「え? な・・なん・・・ッ!?」 その時、男とフランがいる部屋の前の廊下では。 「ん~ふふ~♪」 男の後をこっそりと付いて来ていたゆゆこが楽しそうに歌って(?)いた 「はかせがしんだら~♪ ふらんもはかせもたべていいの~♪」 間延びした声で歌いながら庭へ向かうゆゆこ。 「にんげんは~はじめてだから~たのしみ~♪ どんな~あじかな~♪」 一人と一匹の死体が出来上がるまでなどという歌を歌いながら、ゆゆこはフランの甘味と人間の未知なる味に心躍らせていた。 「うっ・・・ぐうっ・・・」 「ハァ・・・グ・・・ウ・・・」 フランを力ずくで押さえつけ、組み伏せる。 そしてフランの身体にまだ付いていた親れいむの餡子をべろりと舐めあげると、男は壁のボタンを思い切り殴りつけた。 と、フランの四肢を拘束していた鎖の手錠部分がガチャリと音を立てて外れた。 「ふ・・・ふぅっ!・・・うあ!?」 「クアァ・・・フゥッ!」 千載一遇のチャンスと男に飛び掛るフランだったが、男の動きに一歩遅れをとってしまった。 男は飛び掛ってきたフランの爪が服や皮膚を傷付けても何の動揺も無くフランを組み伏せ、 「あぅ・・・はな・・・せぇッ!」 「フゥ・・・クアアァ!」 フランの脚を力任せに広げさせると自分の異常に膨れ上がった怒張を取り出し、 「う・・・うぁ・・・? や・・・やめ・・・!」 「フゥッ!」 クチュ・・・グブリ・・・ フランのそこに何の遠慮も無くいきなり突き入れた。 「う・・・あ・・・ああああああぁっ!?」 「クゥア!」 フランの絶叫が響き渡った。 しかし男は思い切り突き込んでいる様子だが、サイズの大きすぎるそれはフランの小さなそこには到底収まりきるはずも無い。 怒張は先端が挿入されたまま、それ以上の進入を拒まれていた。 「い゛・・・あ゛・・・あぎ・・・や・・・やめ・・・ッ!!」 「フウウウゥ・・・」 男はそれでも自らの全てを突き入れようと無理やり腰を下ろしていく。 フランの方も、それによってもたらされる感覚が苦痛だけならまだ抵抗できたのだが・・・ これまでの積み重ねと催淫香の効果により、秘所をミヂミヂと押し広げられる激感に頭が痺れ、身体が勝手に痙攣してしまう。 抵抗どころか、自我を保つことさえ難しい状態だった。 そして、 ギヂ・・・ミヂ・・・ヂ・・・グブリ! 「が・・・っかはああああっ!?」 「ハァッ!!」 とうとうフランのそこを押し広げ、男の怒張が全てフランの胎内に収まった。 ありえないくらいの苦痛と快感にフランは白目を剥いて口から泡を吐き、痙攣するだけになっている。 フランのそこは今にも裂けそうなほどに拡張され、真っ赤に充血していた。 「フゥ・・・フウゥー・・・グヂュリ・・」 男はフランの口からたれている泡を舐めとると、フランの身体を床に押し付けたまま腰を動かし始める。 「ゴボッ・・・あ゛う゛っ! あ゛がっ! あ゛う゛あ゛あ゛ぁっ!!」 「フッ、フゥッ・・・ハァッ!」 まともな言葉すら発することのできないフランの片足を上げさせ、男の動きはどんどん速くなっていく。 そして・・・ ゴボォッ! 「かは・・あ゛う゛・・・ ッ!? ああああ゛あ゛あ゛っ!?」 「カアァッ!」 男の精が、異常なほどの勢いでフランの胎内に吐き出された。 異常な量の吐精は終わることを知らず、収まりきらなかった分が繋がっている男とフランのわずかな隙間から零れ落ちていた。 「あ゛・・・あ゛あ゛・・・はあぁ・・・は・・・」 「フゥ・・・フウゥ・・・」 ようやく収まった男が、フランから自分自身を引き抜く。 フランの秘所は無惨に拡がり、吸収し切れなかった男の精が溢れ出ていた。 虚ろな目でがくがくと痙攣するフランのそこを眺めていた男は、おもむろに未だ全く衰えない怒張をぶら下げながらフランを抱えあげた。 「フウウウゥ・・・」 「あ゛・・・あ゛う゛・・・」 そして、フランの秘所の少し後ろにある小さな蕾に自分の怒張を突き立て、 グボォッ! 「う゛ぁ・・・? っぎいいいいイイイイィッ!?」 「ガアアァ!」 何のクッションも置かず最後まで一気に突き入れた。 「い゛ぎ、あ゛っ! がっ! いぎいいいぃっ!!」 先ほどのボロ人形のようなフランのどこからこんな声がと言うような絶叫を上げるフラン。 その蕾も秘所と同様限界まで押し拡げられ、ギチッギチッと悲鳴を上げている。 「フウ・・・ウゥッ!」 抱き合うような体勢で自らをフランに突き入れたまま、男はフランの身体に両腕を廻し、へし折れんばかりに抱きしめた。 男の体に密着する形になり、ちょうど男の肩の辺りが目の前にあったフランは、何を思ったか 「が・・・あ゛あ゛・・・がぁうっ!」 男の肩に思い切り噛み付いた。 フランは人間の血は嫌いなので、この行動も香の影響で破壊本能が刺激されただけなのだろう。 しかし、鬼気迫る様子で体を動かし続ける男とその男の肩から流れ出る血を舐めとるフランには、一種この世のものではないような淫靡さがあった。 そして 「ッグウウウゥァッ!」 「くうあああああああっ!!」 血と精に塗れたまま、男とフランは同時に絶頂まで昇り詰めた。 「かはぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」 「ウ・・・グウウウゥッ!」 男はまだ衰える様子も無く、フランの頭を掴み上げると、その口に自分を勢いよく突き入れた。 フランも今度は冷静に(?)男のものに噛み付き、爪を男の体に突き立てる。 男は急所に噛み付かれても平気でフランの頭を動かし続け、 「グ・・・グゥ・・アァッ!」 「むぐうぅっ!」 フランの喉奥に精を放った。 「むぐ・・・がはっ!」 「グゥアァッ!」 男はぎらぎらと光る目でまたフランを組み伏せようとする。 フランも、うっすらと笑いながらそんな男に自慢の牙と爪を向けた。 「クゥ・・・クク・・・カカカッ!」 「う・・・フフ・・・ウフフフフフッ!」 香の火が落ちたのがそれから30時間後。 香の効果が消えたのは48時間後。 香の効果が完全に消えるその時まで、二人きりの饗宴は続いていた。 「・・・・・・あ゛~・・・」 「・・・ん?」 「何で生きてんだ・・・? 奇跡としか言いようがねぇ・・・」 「・・・はぁ」 「しかし・・・体が動かん・・・脱水症状も酷ぇ・・・」 「あたりまえ」 研究所の地下室には、頬がこけて体中傷だらけで転がっている男がいた。 そして、少し離れた壁にもたれかかって、棚から取り出したスポーツドリンクを滅茶苦茶マズそうな表情で飲んでいるゆっくりフラン。 「しかし・・・あ゛~あ゛・・・また失敗かよ・・・俺には才能も運」 「はかせ」 「・・・あん?」 「ふらん・・・ん・・・わたし、は、これからはかせにきょうりょくする」 「・・・・・・あ? 何で? どういう風の吹き回しで・・・」 「わたし、は、いままで、どんなはかせでもこわくなかった」 「ああ・・・だろうな。」 「でも、こわれたはかせは、なんでも、こわかった」 「何でも・・・何よりも、か? つうか思い出させんでくれ。 死にたくなる・・・」 「だから、はかせ、が、こわれないように、きょうりょくする」 「ああ・・・サンキュー。 しっかし・・・実験体のお情けで成功なんざ、口が裂けても言えねえなぁ・・・」 「ふん・・・」 そのころ研究所の庭では。 「んうぅ~・・・おなかすいたぁ~・・・」 ゆっくりゆゆこが頬をこけさせ、消耗しきった顔でひなたぼっこをしていた 。 ゆっくりゆゆこもやはりゆっくり。 男を閉じ込めてしまえば、当然食事も来なくなることに気付けなかったのだ。 仕方ないので雑草や虫などを食べていたのだが・・・ ゆっくりゆゆこは一般的なゆっくりによく見られる好き嫌いというものが無いので、雑草でも十分美味しく頂きますだった。 しかし、いかんせん量が少なすぎるのだ。 大食らいのゆゆこにとって、この3日間は地獄だった。 「んゆぅ~・・・しにそう~」 悲しげな顔でつぶやいたとき、塀の隙間から小さなゆっくりまりさが入って来ている事に気付いた。 見れば身体も帽子もボロボロで、どんな修羅場を潜り抜けてきたのかと言うような風体だ。 「ゆ・・・ゆ・・・おかーしゃん・・・おとーしゃん・・・まりしゃあるいたよ・・・」 「んぅ~?」 「まりしゃいいこだよ・・・おいてかにゃいでぇ・・・」 と、その時、庭の片隅から小さいまりさに対する返答があった。 「ゆ・・・ゆ・・・まりさ? まりさなの!?」 「おとーしゃん!?」 家族が目の前で発狂し、潰しあって粉々にされる様を見せ付けられて廃人と化していた親まりさだった。 「まりざああああああ!! おどーざんどゆっぐりじようねえええええ!!」 「おとーしゃあああん! ゆゆ? おしょらをとんでるみちゃー・・・ゆぴゅっ!?」 「ごっくん♪」 「・・・ゆ?」 親まりさには何が起こったか一瞬理解できなかった。 ええと、まりさの可愛いおちびちゃんがまりさの方に寄ってきて、そのときゆゆこが舌べらを出してまりさのおちびちゃんが・・・? 「あ・・・あ・・・ああああああああああああああああーーーーー!!!!」 「んゆ?」 「う゛わ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ーーーーー」 家族を一気に、しかもあんな惨いやり方で奪われた絶望の中にただ一筋差し込んだ光であるおちびちゃん。 そのおちびちゃんを目の前でまた失った。 いともあっさりと、そして残酷に。 まりさには、もうゆっくりと言う言葉はただの一欠片も無くなっていた。 「わ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ーーー!!!」 ガブゥッ! 「ゆぎゅああっ! ゆびゅっ! ゆ゛っ、ゆ゛っ、ゆ゛っ、ゆ゛っ、ゆ゛っ、ゆ゛っ・・・」 視点すら定まらないほどの怒りを万全に込めた体当たりは、ゆゆこの一噛みにあっさりと打ち砕かれた。 「ん~・・・これはほぞんしょく~」 四分の一程度を齧り取られ、もううめき声でリズムを取るだけの饅頭と化したまりさを放って、ゆゆこはひなたぼっこに戻った。 3日ぶりに味わった甘味の余韻を味わいながら。 余談ではあるが、ゆゆこはこの後男が地下と自分の身体を直して庭に出てくるまでの4日間、更なる空腹地獄に苛まれ続けた。 人を呪わば穴いっぱい ****************************************************************************************************************** 大富豪でリクエストいただいたゆふらんちゃんウフフなSSでした 以前私が書いたSSの番外編・・・と言うよりはパラレルストーリーです リクエストくれた"ROMにいさん"へ 1ヶ月以上待たせて本当に申し訳ない 就活頑張って下さい 598より
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※ゆっくりいじめもありますが、性描写もあるのでスレ向きではありません ※準厨ゆっくりが出て来ます それは、冬のある日、とある山の山腹。 一人の男が、ゆっくりの家族連れと会話をしていた。 「・・・そうだ。 条件さえ飲めば、俺の家に連れて行ってやろう」 「ゆっゆっ、ほんと!? おにいさん!」 「ああ。 暖かいし、食べ物もたくさんあるぞ」 親ゆっくりのうち、れいむの頭には茎が生えて、既に実も生っていた。 このままだとこの冬を越すことはかなり難しいだろう。 「「ゆっ! ゆっくりついていくよ!」」 「ちゅいてくよ!」 親ゆっくり二匹と子ゆっくり一匹は男の提案に乗り気なようだ。 しかし、残りの一匹の子ゆっくりが、 「まりしゃはつかれてるんだよ! ここにあまあまをもってきちぇね!」 「それは駄目だ。 お前達が俺の家に来て、ちょっとした労働をすればいくらでもやろう。」 「やだよ! まりしゃもういっぽもうごけにゃいよ! はやきゅもってきてよおおおおお!!」 この小まりさは今まで遊んでいた疲れが出たらしく、じたばたと癇癪を起こしている。 子供によくある、可愛らしいわがままだ。 もう一匹も疲れてはいるようだが、親に従うことが最優先だと親ゆっくりの傍に寄り添っている。 「・・・だそうだが、どうする」 「ゆゆっ!? おちびちゃん、つかれてるならまりさのあたまにのってね!」 「やじゃああああ!! あまあまもってくりゅまでここからうごかにゃいいいいいい!!」 「ゆ・・・ゆぅ・・・」 おろおろとする親ゆっくりに、男は声を掛ける。 「あと10秒待ってあの子ゆっくりが動かなかったら、この話は無しにさせてもらう。」 「ゆゆ!? まってね! おにいさん、もうすこしだけ・・・」 「これからその子供達を抱えたままで冬を越すのは難しいぞ。 家に来るのが賢い選択だと思うが」 「ゆ・・・だからいまおちびちゃんを・・・」 「これ以上は待てない。 家に来たかったら、あの子ゆっくりを捨てろ」 「ゆ・・・ゆゆ!? なにいってるの!? そんなことできるわけ・・・」 「これから生まれてくる10個の子供と、あそこで喚いているわがままな子供を比べてみろ。」 「ゆ・・・ゆぅ・・・?」 「今来なかったら、その子供たちも全部死ぬことになるんだぞ。」 「・・・・・・・・・」 「選択の余地は、ないと思うが」 親ゆっくりは、10秒の制限時間も忘れて5分近く悩みぬいた末、茎の先の実が風に揺れているのを見てようやく決心が付いたようだ。 「あのおちびちゃんはおいてくよ! みんな、ついてきてね!」 「ゆぅ・・・・」 「おねーちゃん・・・」 どうやらこの親は生物としては優秀な方だったらしく、子一匹を見捨てて家族全員の安全を取った 喚き続けている子まりさの方をちらちらと伺いながらも、全員男の用意したかごの中へ入っていく。 「ゆ、ゆあ!? お、おかあしゃ・・・」 自分を置いて行こうとしている事に気付き、急いで追いかけて来ようとした子まりさを掴み、男は囁きかける。 「お前は少し我が強すぎるな。 使い物にならん」 「ゆぐ・・・ゆぶ・・・」 「じゃあな」 そういって男は子まりさを巣の中へ放り投げた。 もちろん受身など取れず、子まりさは顔面から落下する。 「ゆびゃあっ!! ・・・うゆ・・・うゆぅ~・・・」 痛みから何とか立ち直り巣の外へ出るが、もうそこに男の姿は影も形もなくなっていた。 「ゆ・・・ゆああああぁぁん!! おかあしゃあああん!! ごめんなしゃいいいいい!! おいてがにゃいでえええ!!」 近くの岩に登り力いっぱい叫んでも、返ってくるのは自分の声の木霊だけ。 そのうち叫ぶのにも疲れ果て、 「ごめな・・・しゃ・・・おか・・・しゃん・・・まりしゃもありゅくよ・・・まりしゃもつれてって・・・」 等とかすれた声でつぶやきながら、ズリズリと男が去って行ったと思われる方向へ這いずって行った。 先ほどの森から徒歩五分程度のところにある建物。 かなり大きなこの建物の一室で、男は先ほど連れてきたゆっくり一家に餌をやり、地下室へと向かった。 そして地下の一室、10畳程度の部屋を開ける。 「よぉ。 まだまだ元気そうだな」 「ふぅっ・・・フーッ! ゆっくり・・・しねぇっ!!」 部屋の真ん中に、鉄製の輪で四肢を拘束された胴付きのゆっくりフランが座って、いや座らされていた。 鉄の輪は壁に取り付けられた鎖につながっており、ゆっくりフランの動きを制限している。 何より目を引くのは、フランの身体の大きさ(通常よりもかなり大きい)と、フランが衣服を何も着けていないことだ。 フラン自体は、少々顔が紅潮し、全身に汗(?)をかいているものの、特に異常は見られない。 「くぅ・・・フウゥゥッ! ゆ・・・うーっ!」 「随分と元気だな・・・やはり人間用の催淫剤では効果が薄いか?」 男はそう言いながらフランに歩み寄り、フランの爪をかわしながら様子を観察していく。 発汗は絶え間なくしているようで、部屋には甘い香りが充満しているのだが・・・ あれだけの催淫剤を打ったにもかかわらず、フランは自分の性感帯に触れもせず暴れ続けている。 と言うことは、やはり人間用の物ではダメだった、及び、体内注入がまずかったということか・・・? 「ふん・・・よし、塗布型に切り替えるか。」 男は高価な催淫剤が無駄になったことにさしたる感慨も見せず、淡々と次のプランの準備を始めた。 § ここで紹介しておくと、この男はゆっくりの研究者の一人だ。 研究の途中、偶然にできたこのゆっくりフランをどうにかして従順にさせ、より人間に近い思考を持たせようとしている所なのだ。 しかし、数々の実験により再生能力も強化されたこのゆっくりフランはかなり苦痛に強くなってしまった。 よって、動物のように鞭で調教、といったようなやり方ではかなり効率が悪くなってしまったのだ。 なので、男は効率のいいやり方を探し、現在、性快楽で直に精神を屈服させるというありふれたやり方を試しているのだが・・・ 始めたばかりと言うこともあり、いまだ試行錯誤を繰り返している状態である。 § 男は棚からローションタイプの媚薬(幻覚剤が少々含まれる)を取り出し、鎖を引いてフランの両腕を引き上げる。 「ゆぅ・・・? うぅーっ!!」 「暴れるな。 また腕が千切れるぞ」 そう言いながら男はローションをフランの身体に塗りこんでいく。 「うぅ・・・あ・・・? うぁ・・・」 ローションを塗りこまれた部分から火照っていく身体に戸惑い身をよじるフラン。 男はそんなフランに構うことなく、全身にくまなく塗りこんでいく。 腕の末端から羽にかけて塗りこまれた時、フランの背筋にゾクッとした感覚が走り、 「やぁ・・・め・・・」 「うん?」 「やめ・・・ろ・・・」 「ほぉ。 なかなかいい発音になってきたじゃないか」 何とか覚えた口調で拒否を示し羽をばたつかせるが、男は全く気にせず作業を続行する。 そして、男の手がフランの胸の先端に到達した瞬間 「ぅ・・・ひうっ!?」 フランの身体に電流が走ったような、しかし電流とは確実に違う感覚が流れ、思わず身体を跳ね上げた。 「ふむ。 やはりこっちの方が効果が大きいか。 まぁ、ゆっくりには血液のような循環物が無いしな・・・」 独り言をつぶやきながら、胸から腹にかけて重点的に塗りこんでいく。 その度にフランの身体にあの感覚が走り、 「ふぅ・・・うぁ・・・あうぅっ・・・ッ!」 と、声を漏らして身体を痙攣させてしまう。 「うん? かなり感度がいいな・・・ここからが本番だと言うのに」 といって、男はフランの腹部に這わせていた手を下にすべらせ、フランの中心に到達させる。 男の指がフランのそこに触れた瞬間、 「うあああああぁぁっ!?」 胸に触れられたときの何倍もの感覚が全身に広がり、フランは身体を大きく痙攣させた。 「や・・・はぁっ!・・・あぅ・・・うあぁっ!」 「よし。 理想的・・・いや、少し感度を上げすぎたか・・・?」 そう言いながらも男の指は止まらず、フランのそこに人差し指を少しだけ挿入する。 そして、小刻みに動かしながら薬指を後ろへすべらせ、そこにある小さな蕾にゆっくりと挿入していく。 「うく・・・かはぁっ!? あか、あうぁ・・・」 もはや連続した言葉を発することもできず、断続的に痙攣し続けるフラン。 と、 「と、よし。 こんなものか」 男は唐突にフランの秘所から手を引き、うって変わって手早く、しかし満遍なく足に媚薬を塗り込んで身を引く。 「う・・・ふぅ・・・うぅっ・・・!」 中途半端なところで放り出されたフランは、大きく息をつきながら全身を襲うあの感覚に身をよじる。 全身をぬらぬらと濡れ光らせながら身をくねらせる姿は、どこか淫靡な魅力を放っていた。 「さて、次だ。」 そんな姿を見ても眉を動かす程度で、男は次の作業に取り掛かる。 壁に備え付けの収納棚から取り出したのは、ケースに入れられた一匹のゆっくりれいむ。 「ゆゆっ! ここはせまいよ! はやくだしてね! それにはやくあまあまをちょうだいね!」 § このゆっくりれいむは、男がこの調教に使えそうなゆっくりを探していた時に、ちょうど道端で子供を連れて立ちはだかってきたので連れ帰った第一号だ。 シングルマザーがどうとか言っていたが、男はほとんど聞き流していたため詳しい事情は分からない。 さっき持ち帰った家族連れも、この実験に使うために連れて来たのだ。 § 男はそのままれいむの入ったケースをフランの正面に置き、物置台に並べられているビンの一つを手に取った。 一向に引かない感覚に喘ぎながらも、男が棚から別の瓶を取り出したのを見て警戒を強めるフラン。 「はぁ・・・はぁ・・・やめろ・・・やめ・・・ろ・・・」 「もう少し舌を強く動かして発音しろ。 それに、これは特に怪しいもんじゃない」 そう言って男はフランの下腹部にその黄金色のどろりとした液体を垂らしていく。 下腹部から流れ落ちた液体がフランのそこに到達した時、その冷たさと、男に弄られていたときとは異なる妙な感覚に、 「ひうっ!? う・・・うぅ・・・」 とうめいて腰を引き、そこでようやくその液体の匂いに気付く。 「・・・はち、みつ?」 「そう。 お前にもたまに食わせていた普通の蜂蜜だ。」 「ゆゆっ!? はちみつさんはゆっくりできるよ! はやくれいむにちょうだいね!」 「分かっている」 れいむの催促に答えた男は、まずフランの両足の鎖を左右に引き、足を広げさせる。 そして、 「ほら。 存分に舐めて来い」 と言ってれいむのケースを開けた。 既に蜂蜜しか目に入っていないれいむは、 「ゆゆ~っ! はちみつさんだよ! れいむだけのものだよ! だれにもあげないよ!」 とこちらに向かって威嚇しながらフランの下まで跳ねていき、一心不乱に蜂蜜のかかったその部分を舐め始めた。 「ぺ~ろ、ぺ~ろ、し、しあわせえぇ~!!」 「ひ、ううっ!? やめ、ろ・・・ふうっ・・・ふあぁっ!」 蜂蜜をむさぼるように舐め続けるれいむ。 もちろんフランにとっては、極限まで敏感にされたそこを乱暴に舐められ続けると言うことである。 感覚の大波が何度も押し寄せ、その度に身体を痙攣させながら何とか逃れようと四肢と羽をばたつかせるが、あいにく鎖はそれほど脆くはない。 「まさかこんな事を実践する日が来るとは思わなかったな。 しかし、なんと言うんだったかな、これは・・・」 男は以前これと似たような絵を見せてきた友人のことを思い出したが、その行為の名前が思い出せずすぐに思考の外へ放り出した。 そして問題なく事が進んでいることを確認し、出口へ向かう。 「くうぅ・・・ま、て・・・やめ、させろ・・・これ・・・やめろ・・・」 「人に物を頼むときは語尾を"ろ"ではなく"て"に置き換えろ。 "下さい"を付けるとなおいい。」 「や・・・やめ、て・・・やめさ・・・うぁうぅっ!」 「自分で抜けろ。 その鎖、頭を使えば抜けられるようになってるぞ」 そういって男は部屋を出、モニタールームへ向かおうとし、 「、っと」 少しふらつき、壁に手をついた。 「ああ・・・そう言えば、換気扇を付け忘れていたな。」 いくらローションタイプとはいえ、あの媚薬も液体なのだから少しずつ気化はしていく。 密閉された部屋に長い間籠もっていたため、男も少量の媚薬を吸い込んでいたのだ。 目的以外のことに意識が行かなくなるのは、どこの研究者も似たようなものらしい。 男は深呼吸を何回かすると、今度はしっかりとした足取りでモニタールームへ向かった。 フランは、どうにかして足を閉じようと、そしてこのれいむを殺そうと必死に暴れ続けていた。 「ふうぅっ! どけ! うあぅっ・・・」 「ゆっ!うるさいね! れいむがあまあまなめてるんだからしずかにしててね!」 れいむがろくに反応もせず一心不乱に舐め続けるのも無理はない。 れいむにとっては、こんなにあまあまを食べたのは生まれて初めてと言ってもいいのだから。 はちみつさんが無くなりそうになったときは不満を覚えたが、よく見ればそこからはちみつさんとはまた別のあまあまが溢れ出していた。 れいむは歓喜し、今もまだ舐め続けているというわけだ。 「ふぁ・・・ふぅ・・・んう?」 一方、れいむに舐められ続ける屈辱と身を襲う感覚の波に抗おうと暴れていたフランの羽に、何かが引っかかった。 首をねじって後ろを振り返ると、あの男が操作していた鎖の伸縮レバーが羽の先端に触れている。 「ゆ・・・う・・・ふぅっ!」 一瞬で状況を把握したフランは瞬時に羽を広げ、レバーに力いっぱい振り下ろす。 ガコン・・・ジャラララ・・・ と、意外に軽い抵抗と共にレバーが下がり、フランの両足を拘束している鎖が音を立てて伸びた。 とっさに腰を引くフランだったが、れいむが持ち前の強欲から頬を膨らませて威嚇と抗議をしてくる。 「なにしてるの!? うごくとれいむのあまあまさんがなめられないでしょ!? じっとしててね!」 「だま・・・れぇっ!」 怒りと屈辱、そして若干の羞恥心から、目の前の餌を容赦なく両足の太腿で一気に挟み込む。 圧倒的な力で押し挟まれたれいむは、 「ぺ~ろ、ぺ~・・・ぐきゅっ!」 と悲鳴を上げる暇も無く押し潰された。 「ゆ゛っ・・・ゆ゛っ・・・どおし・・・じぇ・・・」 「ふぅ・・・ふー・・・んっ!」 フランが変形しぷるぷると痙攣しているれいむを部屋の隅に蹴り飛ばした時、部屋のドアが開き、男が入ってきた。 男は爪を伸ばして威嚇するフランとレバーを交互に眺め、 「時間的には思ったより早かったが・・・偶然に、というのがちょっとな・・・」 などとぶつくさ言いながられいむの方に近寄る。 「だずげ・・・で・・・れ・・・むの、あが・・・ちゃ・・・がえじ、で・・・」 男を確認するなり助けを求めてくるれいむに対し、男は 「あ~・・・すまん。 お前の子供達のことなんだが・・・ちょいと失敗しちまってな。」 と言い、もっていたケースの中身を床に空ける。 1つ目は、緑がかってぐずぐずに溶けているよく分からない物体に、ゆっくりまりさの帽子が乗っかっているもの。 2つ目は、縦一文字に亀裂が入り、そこに外側の皮や髪の毛、ゆっくりれいむのものと思われるリボンなどが巻き込まれている得体の知れないもの。 3つ目は、他の2つに比べて2倍近い大きさがあり、文字通りトマトのように真っ赤になってパンパンに膨らみきったもの。 男が新薬の実験台に使い、ものの見事に失敗した子ゆっくりの成れの果てである。 § 1つ目は駆除用に開発した新種のカビなのだが、繁殖力が弱く1つの固体を侵食し続けるためにあまり使えない事が判明した。 2つ目は植物の甘みを上げる為に使われる薬品を改良したものなのだが、投与すると同時に皮に亀裂ができ、その中に全てが巻き込まれていってしまったのだ(全く原因不明) 3つ目は男が作ったものだが薬ではなく、部屋の中の物を漁って部屋の隅にあったゴキブリ団子を食べたのだ(なぜ肥大化したかは不明)。 § 「あ゛・・・あ゛・・・あがぢゃ・・・あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛・・・」 髪飾りから全て自分の子供だと分かり、歪なうめき声しか上げなくなったれいむと、まだかすかに震えている子ゆっくりたち。 男はそれらをまとめてケースに入れ、代わりに部屋の外に置いてあった大きなケースをフランのそばに持ってきた。 「・・・?」 大きく息をしながらも、足が幾分自由なため余裕をもってケースを見つめるフラン。 「今度の相手は、こいつらだ。 まぁ、お前も抵抗は自由だ。 存分にやれ。」 男がケースを開けると、中から勢いよく 「んほおおおおおぉぉ! 今度はあなたがすっきりさせてくれるのおおおぉぉ!?」 「いっぱいいっぱいすっきりしましょおねえええ!!」 「ありすのあかちゃんいっぱいうんでねえええええぇぇ!?」 ゆっくりありす5匹が飛び出し、フランに飛び掛る。 「んふううううぅぅう!」 「あなたもきもちいいわあああああぁぁ!!」 「すっきりすっきりすっきりすっきり!!」 「う・・あ・・・?」 いきなりの襲撃に戸惑うフランに、 「ただし、そのアリスたちは繁殖用に特別強化されているからな。 どこまで抵抗できるか分からんが、まぁ頑張れ。」 と言い残し、れいむ一家の入ったケースを持って男は部屋を出た。 そしてモニタールームに向かう途中でケースを開け、 「やぐぞぐ・・・れいむだぢを・・・ゆっぐりざぜでくれるっで・・・おいしーもの・・・くれる・・・」 「約束は果たしたぞ。 今まで広い部屋でゆっくりできたし、蜂蜜はうまかっただろ?」 「ゆ゛・・・ゆ゛・・・・」 「だがもう使い物にならんしな。 じゃ、な。」 そう言って、男はダストシュートにつながる大型裁断機にれいむ一家を放り込んだ。 「あ゛・・・あ゛・・・」 れいむは寂しそうな悲しそうな微妙な表情で、他の子ゆっくりはぴくぴくと痙攣したまま裁断機の刃の間に消えていった。 それを見届けた男は、ケースにゆっくりが残っていないことを確認し、モニタールームへ向かった。 § 男の犯したミスは2つ。 1つは、胴付きのゆっくりが振動によって"すっきり"する訳ではない、ということを念頭においていなかったこと 確かに性感帯に高速で体をこすり付けられればそれなりの効果はあるだろうが、腹や顔にこすり付けても何の意味も無い。 そしてもう1つは、強化されている、と言う言葉につられて加工所から引き取ったはいいものの、実際のスペックを確かめなかったことだ。 これはもう、この男のまが抜けていたとしか言いようがない。 § フランは、自分の身体に体を必死に擦り付け続けているアリスたちを怪訝な目で見つめていた。 フランだってゆっくりなのだから、これが交尾なのだと言うことはもちろん知っている。 分からないのは、あの男がなぜこの状態で帰ってしまったかだ。 これまでの経験から、あの男のやることなのだから何かあるのは間違いないと思う。 しかし何だろう? このアリスたちは特に何の変哲も無い普通のゆっくりに見える。 いくら仰向けの状態とはいえ、羽と足、それに口が自由なのだから全員楽に殺しきれる。 だとしたら他に何か・・・? ・・・どうでもいい 考えるのに飽きたフランは、憂さ晴らしも込めて肩の辺りに身体を擦り続けていたアリスに思い切り噛み付いた。 「ゆ・・・ゆっぎゃ!? いだあああああぁぁ!! なにずるのおおおおお!?」 構わず首を振って引きちぎる。 「ぎゅううう・・・ぎゅべっ・・・」 ・・・あれ? ふつうだ。 やっぱりふつうのゆっくりだ。 何も罠が無いのなら遠慮する必要などどこにも無い。 フランは、まず右の腋と左脇腹に身体を擦り続けているアリス二匹を両羽で縫いとめた。 「いぎゅぅ!?」 「ぎゅぶっ・・・」 上から羽に串刺しにされ、圧迫されて口もきけないまま身をよじり始めるアリス二匹。 次にフランは、右脛と左太腿に身体を擦り続けているアリス二匹を振り払って両足を上げ、 「ゆゆっ!? なんでにげるのおお!?」 「もっとありすとすっき・・・り゛っ!?」 思い切り振り下ろした。 「 」 「ゆ゛っ・・・ゆ゛っ・・・なん・・・でぇ・・・」 右にいたやつは丁度かかとに当たって一撃で四散できた。 しかし左にいたやつは不幸にも太腿辺りにいたため、太腿に中途半端に押しつぶされて死に切れずにゆぅゆぅとうめいている。 「はー・・・ふー・・・ふぅっ!」 呼吸を整えたフランは、4つの死亡&瀕死饅頭をまとめて部屋の隅に放り投げた。 「ぎゅげっ・・・」 「ゆ゛ぐっ・・・」 「・・・・・・」 寄り添い合うようにまとまってぴくぴくぷるぷると痙攣している様はなかなか面白かったが、今はそれより優先すべきことがある。 「んー・・・うー・・・」 部屋を見回し、すぐ近くの棚からさっきの蜂蜜瓶を羽を使って落として引き寄せる。 そして空腹が限界だったフランは、わき目も振らず蜂蜜を食べ始めた。 ゆっくりアリスの方が好みなのだが、この状況であの男が用意したゆっくりを食べる気にはなれない。 「んぐ・・・んむ・・・んん・・・」 一通り食べ終わってお腹がくちくなったフランは、さっきのお返しとばかりにまだ動いているアリスを羽で引き寄せて転がし始めた。 「ゆぐ・・・ゆぎゃ・・・やめでえぇ・・・」 「うー・・・ゆー・・・んー♪」 リズムをつけて交互に転がしながら、フランはあの男へどんな仕返しをしてやろうか考えていた。 「あ~・・・そういやそうだったなぁ・・・」 男はモニタールームで溜息をついていた。 「繁殖力強化だもんなぁ・・・頑丈にしてるわけはねぇか。」 溜息をつく男の横には水槽が置いてあり、その中には奇妙に真ん丸なゆっくりアリスたちが入っている。 フランに一蹴されたアリスたちの子供であり、男の新薬(失敗)の実験台にされた不幸な子ゆっくりたちである。 中身を一時的に柔らかくし、食べた分だけ身体が大きくなる薬なのだが、皮を一緒に伸ばす効能をつけなかったために中身だけが増えてはち切れそうになっているのだ。 「ゆぎゅ・・・ゆ゛・・・み゛ゃみ゛ゃ・・・」 「ゆぶゅ・・・ぎゅぶ・・・だ・・・ぢげ・・・」 「ゆ゛・・・ゆ゛・・・ぶびゅっ!」 みんな必死に口と目を閉じているが、その隙間から少しずつクリームが漏れ出している。 「こいつらももう限界か・・・上手くいかんなぁ・・・」 ひときわ大きな溜息をつき、男は子アリスたちを床にぶちまけた。 「ほら、やるよ。 もういらん」 「んゆぅ~♪」 部屋の隅でこちらを見ていた50センチ程度の大きなゆっくりゆゆこが駆け寄ってくる。 § このゆゆこも男が引き取っていろいろ実験している固体である。 ゆっくりゆゆこは身体が丈夫かつもともとの語彙量が多いので教育、強化がしやすい。 実際この子アリスたちと同じ薬を何回か投与されているのだが、苦しそうなそぶりさえ見せなかった。 しかし種属性ゆえかかなり間延びした喋り方をするため、会話には時間がかかってしょうがない。 § 「あ~ん・・・おいし~♪」 ペロリペロリと平らげていくゆゆこに、男は半ば独り言のように語り掛ける。 「俺の研究はどうしてこう失敗続きなんだろうな? 加工所の研究部は次々と新しい研究を成功させてるってのに・・・」 「ん~、じつりょく~♪」 「・・・何だと?」 「じつりょくがないのに~、むずかしいけんきゅうするから~♪」 「・・・潰すぞてめぇ」 「しぬまえに~、あのふらんがたべたいわぁ~♪」 「あれはやらん。 ・・・いや、そうだな。 お前が強くなって俺を殺せたら、その時は食っていいぞ」 「わかったわ~♪」 言うなり飛び掛ってきたゆゆこを踏みつけながら、男は次のプランに思考を飛ばしていた。 まだ拾ってきたゆっくりのストックはあるし、研究所からも廃棄用をもらえる手はずになっている。 さらに、2日後に届く河童謹製の自動振動式の張型と、竹林の薬師さんに頼んであるお香の形式をした催淫剤を使えば手順をかなりすっ飛ばすことが出来るはずだ。 男はフランの部屋の空調を整え、ゆゆこを庭に放り出して自室へ向かった。 後編に続く?
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とある山の山腹にあるゆっくりの研究所 その地下の一室で、胴付きゆっくりフランが四肢を拘束している鎖から逃れようともがいている。 「ふ・・・うう・・・ふうぅっ・・」 その身体には実験当初の2倍近くの媚薬ローションが塗り込まれており、身体を少し動かすたびにあの感覚が大波のように襲ってくるために満足な動きができていない。 と、部屋の扉が開いてフランをここに拘束している男が現れた。 「ふむ・・・さすがにここまで塗り込めば効果はでかいな。 調子はどうだ?」 「ふ・・・う・・・うーっ! ゆっくり・・・しねぇっ!!」 「あまり死ねという言葉を連発するな。 それは決め台詞として使った方がいい」 訳の分からないことを言ってフランに近づく男。 男はフランに近づくと、手にした小さめの箱からよく分からない器具を次々と取り出した。 ふしくれだち、少し反りのある棒のようなものや、以前男が教えてきた『数珠』のようなもの、紐の先に豆のような物が付いているものなど。 それが何なのかなど分かるはずも無いが、男が用意するものにろくなものが無いのは分かり切っている。 「う・・・う・・・? やめて・・・くるなっ!」 「これは電動式の張型で、こっちも電動式の・・・何だったかな、何とかビーズとか言うものだ。」 「きいて・・・ないっ! くるなぁっ!」 「お前がちゃんと言うことを聞いてくれればこんなものは使わずに済むんだが・・・どうだ?」 今だ! すぐそばまで来て目線を合わせようとした男の首筋に思い切り噛み付くフラン。 しかし、男は血の滲む首筋に動じる様子も無く、フランを噛み付かせたままで 「人間の血の味は嫌いとか言ってなかったか? いや、今はそんなことを言ってるんじゃなかった。 そっちがそういうつもりなら、ほれ」 言うが早いか、いきなりフランのそこに紐の付いた豆(のようなもの)を挿入する男。 「ううっ・・・うーっ!」 フランは、異物が挿入される感触にビクりと身体を震わせるが、若干ではあるが慣れてきた事もあり、そのままさらに強く噛み付く。 「ほ・・・お。 顎筋力はかなりいい感じになったな。 ゆっくりに筋力と言うのもあれだが・・・でもな」 男はフランの首を片手で掴み、 「ふっ!」 「ぐ・・・あ、がぁっ・・・」 思い切り締め上げた。 「人間に手を出すなと教えたはずだぞ。」 「あが・・・が・・・く・・・」 「人間の世界で生きていくと決めたのはお前だ。 教えられたことは守れ。」 「か・・・あ・・・ぁ・・・」 ギリ・・・ギチ・・・ 男はフランの目が虚ろになりかけたところで手を離す。 「げはぁっ! がは、ごほっ!」 激しく咳き込みながらも、フランの目に恐怖や恭順の色は全く無く、ぎらぎらとした光を放っている。 「はぁ・・・この状況になってなおその目か。 人間以上の精神力なんじゃないか? いや、逆にゆっくりフランだからと考えるべきか・・・?」 ぶつぶつとつぶやきながら、男は紐の先のスイッチをスライドさせる。 「う・・・あうっ!? かはぁっ!?」 胎内でいきなりブルブルと動き出したそれに驚き、その感覚で一気に男から注意をそらしてしまうフラン。 「それは、・・・ええと・・・ローターと言うものでな。 ただ振動し続けるだけのものなんだが・・・なかなかのものだろう?」 「う・・・ふうぁっ! あ・・あうぅっ!」 フランの両手は吊り下げられているため、どうにか脚でそれを身体から引き抜こうとするのだが、太腿をすり合わせることでローターは更に奥へと侵入していく。 「ふあぁっ! やめ・・・ぬけっ! ぬ、ぬい、てぇ・・・」 「本当は精神を極力弄りたくなかったんだが・・・ここまで我が強いと一回心を少し折っておかないとどうにもならんしな」 「な・・・なにいって・・・あぁうっ!」 「お前が屈服するまで続けると言うことだ。 さて、ダメ押しをしておくか」 男はそう言うと、器具の山から輪になっていない数珠のような物を取り出してローターに気をとられているフランの後ろに回り、後ろの蕾に何の予告も無くその先端を挿入した。 「ふぎぃっ!? あううぅあっ!」 「それは・・・あーと・・・アナルビーズ、というものだ。 どんな感じだ?」 説明書らしきものを読みながら興味深げに聞いてくる男に対し、フランは羽を思い切り振り回しながら 「うく・・・し、しねっ! しねぇっ!」 と狂ったように絶叫した。 しかし男は羽根が当たっても特に動じる様子も無く、ビーズの珠を一つずつゆっくりとフランの蕾に飲み込ませていく。 「うっ・・・ううぅあああっ!」 未知の感覚に対する恐怖と屈辱から涙を滲ませ、歯を軋むほどに食いしばって男をにらみつけるフラン。 男はそんなフランをまぶしそうに眺め、 「・・・俺が部屋を出たらお前の腕の拘束を緩める。 それからお前がどうするかは自由だ」 「ゆ・・・う・・・? な、なに・・・?」 「それを引き抜こうがどうしようがお前の勝手と言うことだ。 別に壊したっていいんだぞ? 俺としちゃちょいと困るが・・・」 「う・・・こ、こわしてやる! こわして、おまえも、ころし」 「だから軽々しくそういう言葉を使うな。 カメラ・・・よし、と。 じゃあ2時間後にまた来る。」 そう言って男は部屋を出て行った。 男が言ったとおり、男が部屋を出てすぐに腕の鎖が伸び、(枷ははまったままだが)自由に動かせるようになった。 (こわしてやる・・・ぐちゃぐちゃにこわしてあいつにたたきつけてやる!) フランは歯軋りしながらそこに手を伸ばし、ローターのスイッチ部分を掴み、 「う・・・う・・・あぅ・・・」 引き抜くことができなかった。 (う・・・うそだ・・・うそだうそだうそだ!!) フランは自分の身体に起こっていた変化に驚愕し、必死に否定しようとする。 しかし。 (こ・・・こんな、こんなのが・・・) 憎んでいるあの男に無理やり挿入されたこのおぞましい道具が。 (きもち・・・いいなんて・・・ぜったいうそだぁっ!) 男によって幾度も刺激を与えられた身体は、既にその感覚を快楽だと知ってしまっていた。 基本的にゆっくりの身体は外からの感覚に順応しにくい。 なので、自分に必要の無い異物が体内に入ると苦痛や嫌悪感といったサインが現れ、吐き出すかあるいはなるべく順応しないように反発する。 しかし、普通ならば異物である媚薬を定期的に塗りこまれ続けた身体はその異物に順応してしまい、反発反応(=嫌悪感)をかなり薄めてしまっていた。 なので最初の頃の嫌悪感>"その感覚"という図式が崩れ、"その感覚"をそのまま快感として受け入れてしまったのである。 いくら反発しようとしても、身体は既にその感覚を快感としか認識しない。 さらに、幻覚剤の依存性がその快感を否定することを拒んでいる。 「う・・・うあ・・・ううううぅーっ!!」 初めて認識する快感への恐怖、そしてそれを圧倒的に上回る屈辱で、フランの目から涙が溢れ出す。 そんなフランの心とは裏腹に、フランの指はローターの挿入されているそこを弄り続けている。 フランのそこは異常なほど体液を分泌してぬめり、フランの指を何の抵抗も無く受け入れていた。 「うっ・・・ううっ・・・うああああああーーーっ!!!!」 屈辱に顔をゆがませ涙をこぼしながら、フランは始めて覚えた自慰の快楽を味わい続けた。 2時間後。 「・・・ふん。 なかなかいい顔になったな、フラン」 「・・・ふぅ・・・ひゅぅ・・・」 フランの目は相変わらず憎悪をたたえて男をにらみつけていたが、その目の下には隈ができ、隠し切れない疲労が表に出てしまっている。 フランに挿入されていたローターは既に抜け落ちてしまっていたが、フランはそれを壊す気力も無いようだ。 体重を壁に預け、時折身体をピクンと痙攣させる以外はほとんど動かない。 「さて・・・と。 これから最終段階に入るが、その前に・・・ほら。 水だ。」 「・・・・・・・・・」 フランの周りにはフランから分泌された体液が広がり、甘い匂いがあたりに充満している。 普段余り水分を必要としないゆっくりでも、これだけ体液を流せばさすがに喉が渇くだろう。 「別に何も入ってない、普通の水だ。 喉が渇いているだろう? 遠慮なく飲めよ」 男の言葉にフランは、 「はぁ・・・は・・・ん・・・んく・・・んぐ・・・」 なんとおとなしく男の用意した水を飲み始めたのだ。 「そこらの川の水じゃないぞ。 由良高山の高級雪解け水だ。 美味いだろう?」 「・・・・・・・・・」 フランは何も言い返さず、ふいっと顔を背けるだけだったが、男は特に不満顔もせず満足そうだ。 それもそのはず、わめきも暴れもしない、以前のフランのみを知る者が見れば仰天するであろうおとなしい反応だ。 「さて、喉も潤ったところで最後の試練だ」 男は幾分嬉しそうな、うきうきした様子で持ってきた荷物を開き始める。 今までに無い順調さに心ときめいているのだろう。 対するフランは、今までのようにむきになって反発する様子は無く、ただ静かに男の作業を眺めている。 その顔に浮かぶのは静かな憎悪と疲労、そして幾分の・・・諦念? 「さて・・・と。 ほら、これが特注品の催淫香だ。」 と言って男が取り出したのは、一見どこにでもある普通の香鉢。 「・・・・・・?」 フランは香鉢の存在は知っていたが(以前男が部屋で炊いていた。 妙な香りだった)、"サイインコウ"と言う名は初耳だった。 ただ、またろくでもないものだろうことは理解できる。 「これは人間用というわけじゃなくてな。 ゆっくりにも、妖怪にでも効くらしいんだ。」 男は香鉢に香を落としながら続ける。 「今までの人間用と違って、お前にも絶大な効果が見込めるんだよ」 「・・・・・・はぁ・・・」 またあんなのが、しかもあれ以上の強さでくるのかと思うと疲労が何倍にも増した気がして、フランは大きなため息をついた。 同時にゾクリとした快感も走ったのだが、フランの自我はそれを全力で否定した。 「そして・・・駄目押しにこいつらだ。」 「ゆゆー? ここはどこ?」 「ゆっきゅりあったかいね!」 この間連れて来たばかりの野良ゆっくり一家、そのうちの親れいむと子れいむが1匹ずつ籠の中から現れた。 「おい、あそこにフランがいるだろう?」 「ゆゆ? ふ、ふ、ふらん!?」 「ああ、大丈夫だ。 ほら、ちゃんと鎖で縛られてるだろう」 「ゆゆっ、ほんとうだね! おちびちゃん、ゆっくりちかよらないでね!」 「ゆっきゅりわかったよ!」 「お前達は、俺が迎えに来るまで適当にゆっくりしていればいい。 そうすればこれからもゆっくりした生活をさせてやるからな。 「ゆっくりわかったよ!」 そういってフランから距離をとり、部屋の隅でゆっくりし始めるれいむ親子。 「よし。 じゃあまた2・・・いや、1時間後に来る。」 「にどと・・・はぁ・・・くるな・・・」 ため息を吐きつつも毒づいてくるフランに苦笑しながら、男は香に火をつけて部屋を出た。 「ゆっゆっゆー♪ おちびちゃん、すーりすーりしようね!」 「ゆっくりしゅーりしゅーりしゅるよ!」 部屋の隅で親子のスキンシップをしているれいむ親子がうるさいが、フランは怒鳴りつける気力も無く壁にもたれかかっていた。 と、香の煙がフランよりも香鉢に近かったれいむ親子の下にたどり着いた。 「ゆ・・・ゆゆぅ? なんだかゆっくりしてきたよぉ~?」 「ゆゆ~。 ゆっきゅりできりゅねぇ~」 「・・・・・・?」 れいむ親子の様子がおかしい。 顔が紅潮し、目がとろんとして、酔っ払ったような表情になっている。 「ゆっくりできー・・・ゆ゛っゆ゛っゆ゛っ!」 「ゆゆ・・・ゆぅ・・・ゆっきゅりちちぇいっちぇにぇえ!」 と、ほとんど間をおかず発情したように(実際発情して)目を血走らせ、ブルブルと痙攣し始める親れいむ。 普通と違うのは、その発情した目が自分の子供に向けられているところだ。 「ゆ゛っ・・・ゆ゛っ・・・あがぢゃん! ゆっぐりじでいっでねえええええぇ!!」 いつもの何倍もの声を張り上げて自分の子供に突進していく親れいむ。 対する子れいむも、 「おきゃあしゃん! ゆっきゅりちちぇいっちぇにぇ!」 尋常ではない様子の母親におびえる様子も無く、ろれつの回っていない舌で声を張り上げている。 「う・・・う・・・? ・・・・・・ッ!?」 れいむ親子を訝しげに眺めていたフランの顔色が変わった。 竹林の薬師特製の香が、フランの元に届き始めたのだ。 「う・・・うぅっ! うぁ・・・ッ!」 いつものローションと同じくらいに考えていたフランだが、この感覚はまず種類が違う。 あのローションは身体の外側からじわじわと快感が染み込んでくる感じだった。 しかし今回は、身体の芯から快感と、同時に言葉では表現し難い衝動がダブルで襲ってきているのだ。 「はっ・・・はっ・・・はぁっ・・・」 無意識に手を下へ下ろそうとするのだが、あいにく両腕の鎖は緩んでいない。 フランは、必死に太腿を擦り合わせて渦のような快楽に耐えている。 「んっふうううううぅぅぅ!! あがぢゃあああああん! ゆっぐりじでねぇえええええ!!」 「ゆぎゅっ! ぎゅっ! ゆっぐぢじでるよおおおおお!! おがあぢゃんもゆっぐぢじぢぇにぇええええ!!」 そんなフランをよそに、れいむ親子は交尾に勤しんでいた。 しかし親れいむはともかく、のしかかられて今にも潰れそうな子れいむまでが恍惚の表情をしている様は異常としかいい様が無い。 子れいむの皮は圧迫に耐え切れず所々裂け中身が漏れ出しているのだが、全く頓着していない。(痛みを感じていないのだろうか?) 「んっほおおおおおおおおおぉぉぉ!!」 「ゆっぐ・・・ゆぴゅっ!」 ブチャアッ! 親れいむが絶頂と同時に勢いをつけて子れいむにのしかかり、子れいむは恍惚の表情のまま破裂した。 「ゆふぅ~・・・ゆふぅ~・・・あがぢゃんぎもじよがっだよぉ~・・・ゆゆゅ?」 発情が少し収まった霊夢は、目の前に小さめの潰れた饅頭が転がっているのに気づいた。 「ゆっ・・・ゆゆっ! あまあまさんだよ! れいむがたべるよ!」 大声で宣言し、饅頭と一緒に潰れているリボンも気にせずかぶりつくれいむ。 「むーしゃ、むーしゃ! しあわせ~!! ゆぅ?」 小さな潰れ饅頭をぺろりとたいらげたれいむは、目の前にあった饅頭とはまた違う甘い匂いが漂っているのに気づいた。 「ゆっゆっ! あまあまさんのにおいだよ! こっちにあるね!」 「ふっ・・・うぁ・・・はぁっ!」 甘い匂いの元を探すれいむの視線の先には、顔を紅潮させて自分の秘所を必死に弄り続けているフランがいた(腕の鎖がいつの間にか伸びていたが、気づくはずもなかった)。 早くも甘い匂いの元に気づいたれいむは、ついさっき自分で絶対に近づくなと言ったフランの元へぽいんぽいんと跳ねて行く。 「ゆっ、ゆっ、れいむにあまあましゃんちょうだいね!」 「ふぁ・・・は・・・んう?」 自分の中から湧き上がってくる快感に夢中だったフランは、目の前で叫ばれて初めてれいむの存在に気づいた。 見れば、ゆっくりにあるまじき形相で目を血走らせ、フランのもっとも濃厚な香りを放っているそこを食い入るように睨み付けている。 「ゆ・・・ふふ・・・うふふふ・・・」 「ゆっゆっ! 早くれいむにあまあましゃん・・・ゆゅ?」 フランは両手を伸ばすとれいむを掴み上げ、自分の秘所に押し付けた。 「ゆ・・・ゆぶぶ・・・べーろ、べーろ、あまあま~!!」 「ふ・・・はぁっ!」 れいむがそこを舐め回し、大声で叫ぶたびにフランにゾクゾクとした快感が走る。 そこから溢れてくるフランの蜜を必死に舐め取っているれいむの血走った目を見ているうちに、フランの本能がむらむらと湧き上がって来てしまった。 「べーろ、べー・・・ゆぐっ! むぐぐぐぐ・・・」 「ふぅ・・・うふふっ・・・あ・・・ははっ・・・」 フランはれいむを掴んでいる両手に力を込め、より強く自分に押し付け始めた。 息ができないれいむは時折白目をむいているが、それでもあまあまを求めて舌を動かし続けている。 そんなれいむを見るフランには、快楽に蕩けた表情の中に獲物を見る酷薄そうな視線も混ざり、何とも言えない妖艶な雰囲気をかもし出していた。 「ゆぐ・・・もっど・・ゆぶぇ・・・も・・・ど・・・」 「う・・ふふふ・・・もっと・・・もっともっと!」 ギリ・・・ギチ・・・ミリミリ・・・ 双方同じようなことを口にしながら、フランはさらに強くれいむを自分へ押し付け、れいむはもう満足に動かない舌でなおフランの蜜を舐め取ろうとしている。 爪をつき立てられているれいむにはいくつもの傷ができ中身があふれ出し、血走った眼球がポロリと落ちそうなぐらいに飛び出しているが、何ら気にする様子は無い。 そして、フランの目がニィッと歪み、 ギヂ・・・ヂ・・・グヂュ・・・バヂュウゥッ!! れいむを思い切り自分へ押し付け、そのまま押し潰した。 「ゆぶ、ぶ・・・ぐびゅえぁっ!?」 「うふふ・・・は、は・・・あはははははっ!!」 れいむの中身が勢いよく飛び散り、そこらじゅうにばら撒かれる。 フランは顔にかかった餡子をべろりと舐め取り、 「うふ・・・あはは・・・きゃはははははっ!!」 哄笑しながら潰れたれいむをさらに細かくズタズタに(と言うよりは粉々に)引き裂いていった。 「注意、この香には催淫作用のほかにその種の本能も引き立てる副作用があるので、取り扱いには注意が必要、か。」 「あ゛・・・あ゛・・・あ゛・・・」 「しかし・・・実際に見ると凄まじいもんがあるな。 そう思わんか? まりさ。」 「ゆ゛あ・・・あ・・・あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛・・・」 男と一緒にモニターを見ているのは、今潰れたれいむのパートナーであり、れいむに潰されて貪り食われた子れいむの父親であるゆっくりまりさだ。 れいむが子れいむを食べたところまではものすごい叫び声をあげて暴れまわっていたのだが、そのれいむが潰されるシーンを見てから反応がほとんど無くなった。 まあ普通に考えて無理も無いことだろう。 ゆっくりを見慣れている男をして"凄まじい"と言わしめる事態が自分の家族に起こったのだから。 「さて・・・これ以上放っておくと本当に壊れかねんな。 一度香を止めて経過を見なければ・・・お前は、」 「あ゛・・・ああ゛・・・ゆ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛・・・」 「どうにもならんか。 まあ好きにしてくれ。 扉は開けておくからな。」 涙を流してうめき続けるまりさにはもう興味を示さず、男は地下室へ行く準備をし始める。 と、 「ん? 何だ。 お前も行くのか?」 「んゆぅ~♪」 男について部屋を出たゆっくりゆゆこに意外そうな顔をしながらも、男は急ぎ足で地下室へと向かった。 「換気扇、異常なく起動・・・と。 よし、ドアロック解除」 さすがに今度は換気扇をつけて男は部屋に入った。 「よし。 調子はどうだフラン? うぉっ!?」 「ふぅあっ!!」 ジャララッ・・・ガキン!! 男を見るなり飛び掛ってきたフランに驚き、のけぞる男。 フランの鎖を伸ばしたまま忘れていたのだ。 「ふぅー・・・ふふふっ。」 「これはまた・・・威勢のいい顔になったもんだ。」 男への怒りはそのままに、野生の本性を丸出しにした酷薄そうな笑みで飛び掛られた男は、苦い顔をして香鉢に歩み寄る。 「この香の効果は煙が消えても最低数時間持続するらしいからな・・・今まで突っ込んだ知識が白紙に戻ったら適わん。 一度消すか・・・」 と言って男が香鉢の元にたどり着いたその時。 シュウ・・・ガシン! と、いきなり扉が閉まった。 「なッ!?」 § このとき男がとるべき最良の行動は、手元にある香鉢をいち早く消し止めることだった。 しかし、焦った男は扉に駆け寄ってしまった。 扉のロック解除装置のある左の壁でも香鉢でもなく、扉本体へと。 まあ普通なら決してひとりでに閉まることの無い扉が勝手に閉まったのだから、仕方のないことと言えなくも無いが・・・ § ガン! 「なぜ扉が・・・!? この扉に誤作動など起こり得るはずが・・・!」 と、その時さらに、 カシュウウウウ・・・ 換気扇までが止まってしまった。 「馬鹿・・・な! いかん、香を・・・」 と、付き合いの長いフランでさえ始めて見る焦燥の表情を見せながら香鉢へ駆け寄る男。 しかし、換気扇が停止した今、香鉢から出る煙は四方へ満遍なく噴出されている。 当然、男のいる方向も例外ではない。 「う・・・あ゛・・・がッ!?」 香をまともに吸い込んだ男に強い貧血のような感覚が走り、そのまま崩れ落ちてしまう。 そしてこの状況では最悪なことに、男は貧血のときに反射的にやってしまう行動、深呼吸をしてしまったのだ。 「はあぁ・・・う゛ッ・・・か・・・ア゛・・・」 男は浅く速い呼吸を繰り返し、 「フッ、フッ・・・フゥー・・・」 ほどなくしてその呼吸が平常時に近づくと、男は何事も無かったかのようにむくりと起き上がった。 しかし、 「フゥー・・・フラン。」 「う・・・あ?」 その表情は一変していた。 その目は真っ赤に充血してぎらぎらとした光を放ち、全体的に尋常ではない雰囲気があふれ出ている。 それは、こんな状況にあるフランでさえ思わず怯んでしまうほどに。 「フラン・・・フラン。」 「な・・・なに・・・?」 「フラン・・・今かラ・・・お前、ヲ・・・犯す・・・」 「え? な・・なん・・・ッ!?」 その時、男とフランがいる部屋の前の廊下では。 「ん~ふふ~♪」 男の後をこっそりと付いて来ていたゆゆこが楽しそうに歌って(?)いた 「はかせがしんだら~♪ ふらんもはかせもたべていいの~♪」 間延びした声で歌いながら庭へ向かうゆゆこ。 「にんげんは~はじめてだから~たのしみ~♪ どんな~あじかな~♪」 一人と一匹の死体が出来上がるまでなどという歌を歌いながら、ゆゆこはフランの甘味と人間の未知なる味に心躍らせていた。 「うっ・・・ぐうっ・・・」 「ハァ・・・グ・・・ウ・・・」 フランを力ずくで押さえつけ、組み伏せる。 そしてフランの身体にまだ付いていた親れいむの餡子をべろりと舐めあげると、男は壁のボタンを思い切り殴りつけた。 と、フランの四肢を拘束していた鎖の手錠部分がガチャリと音を立てて外れた。 「ふ・・・ふぅっ!・・・うあ!?」 「クアァ・・・フゥッ!」 千載一遇のチャンスと男に飛び掛るフランだったが、男の動きに一歩遅れをとってしまった。 男は飛び掛ってきたフランの爪が服や皮膚を傷付けても何の動揺も無くフランを組み伏せ、 「あぅ・・・はな・・・せぇッ!」 「フゥ・・・クアアァ!」 フランの脚を力任せに広げさせると自分の異常に膨れ上がった怒張を取り出し、 「う・・・うぁ・・・? や・・・やめ・・・!」 「フゥッ!」 クチュ・・・グブリ・・・ フランのそこに何の遠慮も無くいきなり突き入れた。 「う・・・あ・・・ああああああぁっ!?」 「クゥア!」 フランの絶叫が響き渡った。 しかし男は思い切り突き込んでいる様子だが、サイズの大きすぎるそれはフランの小さなそこには到底収まりきるはずも無い。 怒張は先端が挿入されたまま、それ以上の進入を拒まれていた。 「い゛・・・あ゛・・・あぎ・・・や・・・やめ・・・ッ!!」 「フウウウゥ・・・」 男はそれでも自らの全てを突き入れようと無理やり腰を下ろしていく。 フランの方も、それによってもたらされる感覚が苦痛だけならまだ抵抗できたのだが・・・ これまでの積み重ねと催淫香の効果により、秘所をミヂミヂと押し広げられる激感に頭が痺れ、身体が勝手に痙攣してしまう。 抵抗どころか、自我を保つことさえ難しい状態だった。 そして、 ギヂ・・・ミヂ・・・ヂ・・・グブリ! 「が・・・っかはああああっ!?」 「ハァッ!!」 とうとうフランのそこを押し広げ、男の怒張が全てフランの胎内に収まった。 ありえないくらいの苦痛と快感にフランは白目を剥いて口から泡を吐き、痙攣するだけになっている。 フランのそこは今にも裂けそうなほどに拡張され、真っ赤に充血していた。 「フゥ・・・フウゥー・・・グヂュリ・・」 男はフランの口からたれている泡を舐めとると、フランの身体を床に押し付けたまま腰を動かし始める。 「ゴボッ・・・あ゛う゛っ! あ゛がっ! あ゛う゛あ゛あ゛ぁっ!!」 「フッ、フゥッ・・・ハァッ!」 まともな言葉すら発することのできないフランの片足を上げさせ、男の動きはどんどん速くなっていく。 そして・・・ ゴボォッ! 「かは・・あ゛う゛・・・ ッ!? ああああ゛あ゛あ゛っ!?」 「カアァッ!」 男の精が、異常なほどの勢いでフランの胎内に吐き出された。 異常な量の吐精は終わることを知らず、収まりきらなかった分が繋がっている男とフランのわずかな隙間から零れ落ちていた。 「あ゛・・・あ゛あ゛・・・はあぁ・・・は・・・」 「フゥ・・・フウゥ・・・」 ようやく収まった男が、フランから自分自身を引き抜く。 フランの秘所は無惨に拡がり、吸収し切れなかった男の精が溢れ出ていた。 虚ろな目でがくがくと痙攣するフランのそこを眺めていた男は、おもむろに未だ全く衰えない怒張をぶら下げながらフランを抱えあげた。 「フウウウゥ・・・」 「あ゛・・・あ゛う゛・・・」 そして、フランの秘所の少し後ろにある小さな蕾に自分の怒張を突き立て、 グボォッ! 「う゛ぁ・・・? っぎいいいいイイイイィッ!?」 「ガアアァ!」 何のクッションも置かず最後まで一気に突き入れた。 「い゛ぎ、あ゛っ! がっ! いぎいいいぃっ!!」 先ほどのボロ人形のようなフランのどこからこんな声がと言うような絶叫を上げるフラン。 その蕾も秘所と同様限界まで押し拡げられ、ギチッギチッと悲鳴を上げている。 「フウ・・・ウゥッ!」 抱き合うような体勢で自らをフランに突き入れたまま、男はフランの身体に両腕を廻し、へし折れんばかりに抱きしめた。 男の体に密着する形になり、ちょうど男の肩の辺りが目の前にあったフランは、何を思ったか 「が・・・あ゛あ゛・・・がぁうっ!」 男の肩に思い切り噛み付いた。 フランは人間の血は嫌いなので、この行動も香の影響で破壊本能が刺激されただけなのだろう。 しかし、鬼気迫る様子で体を動かし続ける男とその男の肩から流れ出る血を舐めとるフランには、一種この世のものではないような淫靡さがあった。 そして 「ッグウウウゥァッ!」 「くうあああああああっ!!」 血と精に塗れたまま、男とフランは同時に絶頂まで昇り詰めた。 「かはぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」 「ウ・・・グウウウゥッ!」 男はまだ衰える様子も無く、フランの頭を掴み上げると、その口に自分を勢いよく突き入れた。 フランも今度は冷静に(?)男のものに噛み付き、爪を男の体に突き立てる。 男は急所に噛み付かれても平気でフランの頭を動かし続け、 「グ・・・グゥ・・アァッ!」 「むぐうぅっ!」 フランの喉奥に精を放った。 「むぐ・・・がはっ!」 「グゥアァッ!」 男はぎらぎらと光る目でまたフランを組み伏せようとする。 フランも、うっすらと笑いながらそんな男に自慢の牙と爪を向けた。 「クゥ・・・クク・・・カカカッ!」 「う・・・フフ・・・ウフフフフフッ!」 香の火が落ちたのがそれから30時間後。 香の効果が消えたのは48時間後。 香の効果が完全に消えるその時まで、二人きりの饗宴は続いていた。 「・・・・・・あ゛~・・・」 「・・・ん?」 「何で生きてんだ・・・? 奇跡としか言いようがねぇ・・・」 「・・・はぁ」 「しかし・・・体が動かん・・・脱水症状も酷ぇ・・・」 「あたりまえ」 研究所の地下室には、頬がこけて体中傷だらけで転がっている男がいた。 そして、少し離れた壁にもたれかかって、棚から取り出したスポーツドリンクを滅茶苦茶マズそうな表情で飲んでいるゆっくりフラン。 「しかし・・・あ゛~あ゛・・・また失敗かよ・・・俺には才能も運」 「はかせ」 「・・・あん?」 「ふらん・・・ん・・・わたし、は、これからはかせにきょうりょくする」 「・・・・・・あ? 何で? どういう風の吹き回しで・・・」 「わたし、は、いままで、どんなはかせでもこわくなかった」 「ああ・・・だろうな。」 「でも、こわれたはかせは、なんでも、こわかった」 「何でも・・・何よりも、か? つうか思い出させんでくれ。 死にたくなる・・・」 「だから、はかせ、が、こわれないように、きょうりょくする」 「ああ・・・サンキュー。 しっかし・・・実験体のお情けで成功なんざ、口が裂けても言えねえなぁ・・・」 「ふん・・・」 そのころ研究所の庭では。 「んうぅ~・・・おなかすいたぁ~・・・」 ゆっくりゆゆこが頬をこけさせ、消耗しきった顔でひなたぼっこをしていた 。 ゆっくりゆゆこもやはりゆっくり。 男を閉じ込めてしまえば、当然食事も来なくなることに気付けなかったのだ。 仕方ないので雑草や虫などを食べていたのだが・・・ ゆっくりゆゆこは一般的なゆっくりによく見られる好き嫌いというものが無いので、雑草でも十分美味しく頂きますだった。 しかし、いかんせん量が少なすぎるのだ。 大食らいのゆゆこにとって、この3日間は地獄だった。 「んゆぅ~・・・しにそう~」 悲しげな顔でつぶやいたとき、塀の隙間から小さなゆっくりまりさが入って来ている事に気付いた。 見れば身体も帽子もボロボロで、どんな修羅場を潜り抜けてきたのかと言うような風体だ。 「ゆ・・・ゆ・・・おかーしゃん・・・おとーしゃん・・・まりしゃあるいたよ・・・」 「んぅ~?」 「まりしゃいいこだよ・・・おいてかにゃいでぇ・・・」 と、その時、庭の片隅から小さいまりさに対する返答があった。 「ゆ・・・ゆ・・・まりさ? まりさなの!?」 「おとーしゃん!?」 家族が目の前で発狂し、潰しあって粉々にされる様を見せ付けられて廃人と化していた親まりさだった。 「まりざああああああ!! おどーざんどゆっぐりじようねえええええ!!」 「おとーしゃあああん! ゆゆ? おしょらをとんでるみちゃー・・・ゆぴゅっ!?」 「ごっくん♪」 「・・・ゆ?」 親まりさには何が起こったか一瞬理解できなかった。 ええと、まりさの可愛いおちびちゃんがまりさの方に寄ってきて、そのときゆゆこが舌べらを出してまりさのおちびちゃんが・・・? 「あ・・・あ・・・ああああああああああああああああーーーーー!!!!」 「んゆ?」 「う゛わ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ーーーーー」 家族を一気に、しかもあんな惨いやり方で奪われた絶望の中にただ一筋差し込んだ光であるおちびちゃん。 そのおちびちゃんを目の前でまた失った。 いともあっさりと、そして残酷に。 まりさには、もうゆっくりと言う言葉はただの一欠片も無くなっていた。 「わ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ーーー!!!」 ガブゥッ! 「ゆぎゅああっ! ゆびゅっ! ゆ゛っ、ゆ゛っ、ゆ゛っ、ゆ゛っ、ゆ゛っ、ゆ゛っ・・・」 視点すら定まらないほどの怒りを万全に込めた体当たりは、ゆゆこの一噛みにあっさりと打ち砕かれた。 「ん~・・・これはほぞんしょく~」 四分の一程度を齧り取られ、もううめき声でリズムを取るだけの饅頭と化したまりさを放って、ゆゆこはひなたぼっこに戻った。 3日ぶりに味わった甘味の余韻を味わいながら。 余談ではあるが、ゆゆこはこの後男が地下と自分の身体を直して庭に出てくるまでの4日間、更なる空腹地獄に苛まれ続けた。 人を呪わば穴いっぱい ****************************************************************************************************************** 大富豪でリクエストいただいたゆふらんちゃんウフフなSSでした 以前私が書いたSSの番外編・・・と言うよりはパラレルストーリーです リクエストくれた"ROMにいさん"へ 1ヶ月以上待たせて本当に申し訳ない 就活頑張って下さい 598より
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初SS 俺設定使いまくり、いろいろな作品の設定使いまくり、ぬるいかも というか虐待成分薄め ゆっくりさくやと私 紅魔館の近くで見たことも無い銀髪のゆっくりを見つけた きっとこのゆっくりは紅魔館の瀟洒なメイド、我が愛しの十六夜咲夜さんを模したものなのだろう とはいえ、他のゆっくりのようにかなりデフォルトされているが… 我が愛しの咲夜さんを模したものなのだから、是非捕まえたい 「ゆ? ゆっくりしていってくださいませ!!!」 近づくと、ゆっくりらしい台詞 でも、若干警戒しているような雰囲気はある 「やあさくやさん 僕と一緒にゆっくりプレイスに行かないか?」 ゆっくりプレイスと言えば大体のゆっくりは馬鹿だからホイホイついてくる しかしゆさくやは違った 「ごめんなさいですわ! おぜうさまがまっておりますわ! ゆっくりかえりますわ!」 これは予想外 あっというまにどこかへ行ってしまった 普通に捕獲しようとしたが、ゆっくりのくせに早い… ゆっくりに逃げられたなんて他の人に言った日には… 考えたくも無い リベンジを近い、その日は家路についた 翌日、早速ゆさくやを捕獲する作戦を立てた 咲夜さんを模したものなら紅魔館関連のゆっくりを餌にすればいいのではないか? ということでゆっくりゃ、ゆふらん、ゆめーりん、ゆちゅりーを捕獲することにした ゆちゅりーとゆめーりんは見つけるのに苦労したが、捕獲するのは簡単だった ゆっくりふらんとゆっくりゃは体つきのが欲しい ということで紅魔館付近の森へ ゆっくりゃはぷっでぃんを持っていけばすぐ寄ってくる 「れみりゃにぷっでぃんよこすんだど~☆ れみりゃはこうまかんこおぜうさまなんだど~☆」 「にょこちゅんだど~☆」 いつ聞いてもウザイ 大小二匹の胴体付きゆっくりゃ… 親子で有ろうか? 殺意の波動を感じながらぶん殴って気絶させ二匹とも捕獲をした 最後はゆっくりふらんだ まずはおとりのゆっくりゃを串刺しにでもして待つことにしよう おもむろに子ゆっくりゃの頭を掴む そのまま近くの木の枝に背中から突き刺す 「うぎゃぁぁぁぁあ!!! なにしゅるんだどぉぉぉぉお!!!」 うるさいので取り合えず口を塞ぐ ついでに目玉も取っておくか(ちなみに、この目玉は昼食になりました) 「xxxxxxxx!!!」 まだ何か言っているようだが、気にせず待つ 2時間ほどして、ゆっくりふらんが寄ってきた 今回は準備万端 先ほど子ゆっくりゃの体に睡眠薬を何個か埋めてある(ちなみに今まで捕獲したゆっくりたちにも飲ませてあるので煩いのを気にしなくてもいいのだ!) ゆっくりにしては早めのゆふらんも睡眠薬で眠らせれば確実に捕獲できる 「ゆっくりしね! ゆっくりしね♪」 ゆふらんはゆっくりゃの手足をちぎり、それで子ゆっくりゃをぶん殴っている 早く食ってくれ とも思うが獲物をいたぶるのはゆふらんの習性なのだからしょうがない やっと睡眠薬入り部分を食べ、眠ったのは一時間後だった 捕獲したゆっくり達は加工所謹製、「ゆっくり強制的にゆっくりさせる袋」に放り込み、昨日ゆさくやに出合った場所に向かった 「ゆっくりしていってくださいませ!!!」 同じ場所にゆさくやは居た 探す手間が省けてよかった 前と同じように話しかける 「おにいさんとゆっくりプレイスに行かないか? おぜうさまやいもうとさまも一緒だよ?」 そう言って袋の中を見せる ゆっくりゃもふらんも睡眠薬で寝ているため、おとなしい 「おおおおおおおおぜうさまぁぁぁぁあ!!! いいいいいいもうとさまぁぁぁぁああ!!! かわいらしいねがおぉぉぉおお!!!」 そういうと自分で袋の中へ入って行った 袋に入ってすぐ睡眠薬注射で眠らせ、ゆっくり用部屋へ運び込む そこにゆさくやを放ってしばらくすると、目を覚ました もちろん他のゆっくりも一緒に放ってある ゆさくや「う~ん… ここはどこですわ?」 ゆちゅりー「むきゅーん… おにいさんにここにつれてこられたのよ…」 一足早く目覚めたゆちゅりーがゆさくやに話しかける ゆめーりんは皮の厚さゆえに喋るのがうまくないらしいので喋らないが、ゆさくやを見てなぜかうれしそうである れみりゃとふらんも目覚める 本来捕食種であるこの二種はゆめーりんやゆちゅりーを襲わないらしい とはいえ、れみりゃはゆふらんに高確率で虐め殺されるので若干警戒しておこう ということで、錘を体につけておいた れみりゃ「う~? ここはどこだど~?」 ゆふらん「う~? ゆっくりしね!!!」 いきなりゆふらんはゆっくりゃを攻撃した しかし、その攻撃はゆっくりゃへ届かなかった… ゆさくやがそれをとめたのだ ゆさくや「いもうとさま!!! おぜうさまとけんかはやめてくださいですわ!!!」 ゆふらん「うー! ゆっくりやめる!!!」 驚いた… さくやはゆふらんによるゆっくりゃの虐めを止めるのか… それもゆふらんも従ってる… その後はどのゆっくりも実にゆっくりしていた(時たま寝ているゆめーりんをゆさくやが邪魔していたが) 餌もしっかりやっているのでゆふらん、ゆっくりゃともにほかのゆっくりと遊んでいる そうしてゆさくや達の生活を見ているうちに面白いことがわかった そう、ゆっくりゃの大好物 ぷっでぃん をなぜ紅魔館以外のゆっくりゃが知っているかだ ゆっくりゃ「うー☆ れみりゃはぷっでぃんがたべたいんだど~☆ しゃくやはやくもってくるんだど~☆」 さくや「いまよういしますわ!」 そう言うと、ゆさくやは口からべちゃっと黄色いぷるんとした物体を吐き出した そう、アレはまさしく プリン ゆさくやの中身はプリンであった ダメージを負ったゆれいむやゆまりさはあんこを吐くが、どうやらゆさくやは自分で吐くことができるようである ゆさくや「どうぞおぜうさま! たべてくださいませ!!!」 そう言うとプリンをゆっくりゃに差し出すのだった プリンを吐き出したさくやは一回りちいさくなっていた ゆっくりゃ「おいしいど~☆ れみ☆りゃ☆う~☆」 汚く貪り食うゆっくりゃを見ながらゆさくやは幸せそうであった ちなみに、ゆふらんやゆちゅりーも時々ではあるが、一緒にプリンを食べていた ゆめーりんはじぶんからプリンを貰いに行くことはせず、それをじっと見ている だが、時々皆が見ていないときにゆさくや自らプリンを持っていっているようだ だが、ゆっくりゃのぷっでぃん脳は限度というものを知らない どんどんゆさくやは小さくなっていく ゆさくやが死んでしまう前にゆっくりゃだけを他の部屋に移した ゆっくりゃ「うー!!! なにするんだど~!!! れみりゃはこうまかんのおぜうさまだど~!!! えらいんだど~!!!」 と煩かったが、ぐっと怒りをこらえて運んだ 通称 ゆっくり虐め部屋 へ その後、ゆっくりゃは羽根をむしり、指から手足を5本づつに裂き、目玉に爆竹を突っ込み爆発させた 最後に無理やり体を引き伸ばし、まげて口と肛門を癒着させた 排泄される古い肉まんの餡がそのまま口に入る この古い餡はおいしくも無いが食えなくも無い しかしゆっくりゃは異常にこの古い餡を嫌うのだ 目が見えなくともなぜか判るらしい れみりゃ「xxxxxxxxxxxxx!!!」 何か言っているようだがこのまま放置しておくことにした 3日後、ゆっくりゃは死んでいたので生ゴミとして捨てました^^ 日がたち、私はゆさくやを繁殖させたくなってきた とりあえず、残ったゆさくや、ゆふらん、ゆちゅりー、ゆめーりんを振動させ発情させた上で見守ることにした 驚いた… なんとゆさくやとゆふらんとゆめーりんが3Pしているのだ 因みに、ゆふらん→ゆさくや→ゆめーりんと繋がっている ゆふらん「しゃくやあああああああああああああああ!!! かわいいよおおおおおおおおおお!!!」 ゆさくや「おぜうさまのぺにぺにすてきですわあああああああああああああああ!!! めーりんのまむまむもなかなかよおおおおおお!!」 ゆめーりんは喋らないが、なんとも嬉しそうである でも、この三匹は光景としては凄まじいものであった 「「「すっきりー!!!」」」 ちなみにゆちゅりーもゆふらんに襲われたが、すっきりまえに死んでしまった 南無 そうしてゆさくやはにんっしんっして、下膨れが大きくなっている めーりんは頭から茎を生やしている すでに三つほど子ゆっくりがなっている 生まれたのはゆめーりんからゆさくや一匹、ゆめーりん二匹であった ゆさくやからは子ゆさくやが生まれた ただしこちらは体つきとなっている からだつきゆっくりとの子供は体つきになる可能性があるのかも知れない 竹林の薬師さんに聞けばなにかわかるかも知れない その後、体つきゆさくや以外は売りに出したが、全匹紅魔館の門番が買っていった このゆっくりたちを見て(とくにゆさくや)興奮しているようであったが、何に使うかはまあ考えないようにしよう 体つきのゆさくやはどうしたかって? もちろん私の可愛いペット兼良きパートナー 夜も良い声で鳴くんですよ… 終わり ※あとがき なんとなく書いてみたけど、結構文章書くのはむつかしいなぁ 下種まりさとかを虐めるのとは違って、虐めにくかったので虐待分が限りなく薄くなってしまったのが残念 ほんとうはゆっくりゃ虐めをしっかりするか、下種系出して虐めようかとも思ったけどなんとなくやめておきました 文章:ヘタレお兄さん このSSに感想を付ける
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前 ※人間、妖怪等は出てきません ※俺設定あります ※某ゆっくりがとても美化されております 春も中盤にさしかかった。まりさの子供達は順調に育っている。 まりさと同じく、普通のゆっくりでは考えられないほどのスピードで成長していた。 今では既に全員大人ゆっくり並みの大きさになっている。 この一ヶ月余り、まりさ親子は不幸に見舞われながらもその度生還した。 ある時は発情していたありす達に襲われてはそのコミュニティを壊滅させた。 ある時は牙を剥いてきた数匹の体無しれみりゃを難なくやっつけた。 ある時は周りのゆっくり達に迷惑をかけていた体長2mほどもある巨大ゆっくりを倒した。 皆で力を合わせれば怖いものなんて無い。自分達は無敵だ。 何度もやってくる危機は、まりさ達に過剰ともいえる自信を与えていた。 そんなある日の事。 まりさ達親子は草原でかけっこをしたりお昼寝したりしてゆっくりしていた。 そして日も沈みかけたころ、まりさの耳にこの世で最も憎い声が聞こえてきた。 「う~! た~べちゃうどぉ~!」 忘れることなど出来ようか。 それはかつて幸せだった自分達の家族を引き裂いた存在。 声のした方向にまりさは目を向ける。 そこにはあの日と同じように、にこにことした笑顔を浮かべる体つきれみりゃがいた。 勿論、以前とは違う個体だろう。だがまりさはその姿を見るだけで、心の奥から憎しみが湧きあがってくるのを感じた。 「れみりゃはおなかがすいてるんだどぉ~! おまえたちはれみりゃのでぃな~になるんだどぉ~☆」 両手を天に掲げ、れみりゃはまりさ達に向かってくる。 以前と同じ光景。母を失ったあの時と。 だが自分はあの時とは違う。あれから沢山の出来事を体験した。 何度も何度も死にかけたし、家族を持ち幸せな時間も過ごした。 体も大きく強くなったし、自分と同じぐらい強く逞しい子供達もいる。 いくら体付きれみりゃであろうと、自分達が力を合わせればどんなゆっくりにも負けはしない。 まりさはそう信じている。 「ゆっ! みんな! あのれみりゃをやっつけるよ!」 「「「ゆーーー!」」」 まりさの掛け声を号令に、子ゆっくり達は散らばり、れみりゃを取り囲む。 それが何を意味しているのか、れみりゃのお馬鹿な頭では全く理解できない。 「う~? あそんでないではやくれみりゃのでぃな~になるといいどぉ~!」 れみりゃは一番近くにいた子まりさに手を伸ばした。 非常にゆっくりした動作。故に子まりさはそれを難なく避ける。 そして空いたれみりゃの脇腹へと勢いよく体当たりした。 ドガッという音と共にれみりゃの顔が苦痛に歪む。 「う゛あ゛~~~!! い゛だいどぉ~! な゛にずるんだどぉ~~!!」 突撃した子まりさは再び元の位置へと戻り、体勢を立て直す。 それからは同じような事の繰り返しだった。 れみりゃの空いた背中や脇腹へまりさ達は体当たりをし、そして定位置へ戻る。 実に単純な攻撃。だが頭の悪いれみりゃ相手には効果的な戦法だった。 何度か繰り返すと、漸くれみりゃの体に負担が来たようで、彼女はその場に膝をついた。 ぜーはーぜーはーとれみりゃは息を荒げている。 その様子を見てまりさは再び子供達に号令をかけた。 「ゆ! いまだよ! みんなでとびかかるよ!」 周りを囲っていた子まりさ達が一斉にれみりゃへと飛びかかる。 不意打ちを食らったれみりゃはその衝撃でうつぶせに倒れた。 まりさ達はそのままれみりゃの体へと飛び乗り、体重をかけてプレスする。 「う゛あ゛~! や゛め゛る゛んだどぉ~~!!」 れみりゃが手足をジタバタさせて暴れる。 その力はとても強く、まりさ達は体から跳ね飛ばされて地面へと着地した。 だがれみりゃが立ち上がる前に再びその体へ乗って飛び跳ねる。 しばらく繰り返すと、れみりゃは疲労と痛みが蓄積したのか、横たわったまま全く動かなくなった。 息はしているので死んではいないようだ。 まりさ達もまりさ達で既に満身創痍だった。 途中何度か、れみりゃのジタバタ攻撃によって子供達もダメージを受けてしまっていた。 攻撃を受けた部分がへこんだり痣になったりしているが、幸い命に別条はないようだ。 「うぅ…いたいよぉ…!」 「だいじょうぶ!? がんばったね!」 一対多数とはいえ相手は捕食種、それも最上位にランクする体付きれみりゃである。 いくらまりさ達が進化したとはいえ、誰一匹も死なずに済んだのは幸運としか言いようがない。 まりさは子供達を励ましたあと、近くの木にあった太く長い蔦を数本れみりゃに巻きつけた。 無事な子供達にも手伝ってもらい、身動きできないようにしっかりと結びつける。 「う゛~! これをほどくんだどぉ~! さもないとたべちゃうどぉ~!」 話せる程度に回復したれみりゃは体を動かそうとするが、足首までしっかり結ばれているため全く身動きできない。 移動する事も出来ないので、まりさ達を食べることはできない。 とうとうあの体付きれみりゃをも倒せるようになった。力を合わせた自分達は無敵だ、とまりさは思う。 それと同時に優しい母の顔を思い浮かべ、涙を流した。 お母さんの仇はとったよ、と。 思えばあれから色々な事があった。何度も何度も辛い経験もし、その度に自分の無力さを嘆いた。 だがこれからはもう大丈夫だ。自分達に怖いものはない。 早くゆっくりプレイスを見つけて、可愛い子供達と一緒にゆっくりと暮らそう。 と、そこでまりさはお腹がすいているのに気が付いた。 「ねー、おかあさん。おなかすいたよ!」 「なにかたべものをさがそうよ!」 子供達も先程の戦いで疲れたのか、空腹なようだ。 とは言っても周りに食べ物は無い。 やはりこれから探しに行かなければならないか、と思ったところでまりさはいい匂いがすることに気づいた。 食欲を刺激する肉の香り。それはどうやられみりゃから発せられているらしい。 少しためらったが、まりさは試しにれみりゃの指を食べてみた。 「う゛あ゛ーーーーー!! や゛め゛る゛んだどぉーーーー!」 刹那、まりさの口内に肉汁が染み、具の肉まんの旨みが広がった。 何て美味しいんだ! まりさは子供達にもれみりゃを食べてみるように言った。 最初は恐る恐るだった子供達も、一口れみりゃの一部を口に含むととても幸せそうな顔になる。 「「「「むーしゃむーしゃ、しあわせー♪」」」」 まりさ達の合唱と、れみりゃの悲鳴が周囲に響いた。 蔦で縛っている部分を避けながられみりゃを食べていると、まりさはある事に気が付いた。 何と、食べて無くなったれみりゃの体の部位が再生してきたのだ。 「ゆ! すごいよ! すぐにもとどおりになるよ!」 「これならいくらでもたべられるね!」 むしゃむしゃと再び生えてきたれみりゃの部位を食べるまりさ達。 食べられては再生し、再生しては食べられるという恐ろしいループへと陥ったれみりゃは泣き叫ぶしか出来ない。 それからまりさ達はお腹いっぱいになると、そのままゆっくりと眠り始めた。 こんなところで堂々と眠っていたら捕食種が襲ってくるかもしれないが、それでも自分たちならば負けないという自信があった。 しばらくすると、まりさは大きな叫び声で目を覚ました。 どうやらその声は縛られているれみりゃが出しているものらしい。 どういうわけか、れみりゃは元々不細工な顔をさらに涙でぐしゃぐしゃにしながら泣き叫んでいた。 「う゛あ゛ーーーーー!! はやぐれみ゛り゛ゃをじゆう゛にするんだどぉーーーー!!」 その声はいつもの呑気な様子はなく、切羽詰まった声色である。 恐らく先程の出来事を思い出して泣いているのだろうとまりさは思った。 「むにゃむにゃ…なんだかうるさいよ」 「ゆー…おかーさん、どうしたの?」 れみりゃの悲鳴を聞いてまりさに続いて子供達も目を覚まし始めた。 まりさは子供達に起こしちゃってごめんねと言い、れみりゃには静かにして、と怒鳴る。 だがそれでもれみりゃは一向に叫び止む気配がない。 「うあ゛ーーーーー!! だずげでぇーー!! ごごがら゛に゛げるん゛だどぉーーーー!!」 「しずかにしてね! ねむれないよ!」 と、そこでまりさはおかしな事に気づいた。 れみりゃは先程の光景を思い出したか、またはこれからの事を考えて泣き叫んでいるのかと思っていた。 だがれみりゃは自分を見ていない。顔を上げ、遥か上空に視線を定めている。 一体何なんだ、とまりさが言おうとした瞬間――。 ゾクリ とまりさの背中に凄まじい悪寒が走った。 一刻も早くこの場から逃げ出したくなるような、刃物で体内を滅多刺しにされたような感覚。 れみりゃは何を見ているんだろう。 そう思ったまりさは自分も振り向こうとする。 だがゆっくりの本能が訴えかけていた。見てはいけない、さっさと逃げ出せ、と。 それでもまりさは何とかれみりゃの視線の先――自分の背後の夜空を見た。 まりさは三つの間違いを起こした。 一つ、さっさとれみりゃを処分しなかったこと。 一つ、あまりにも自分の力を過信していたこと。 そして――『それ』の存在を知らなかったこと。 れみりゃとまりさが見つめる先、美しく光を放つ満月を背に『それ』はいた。 煌めく金色の髪を風になびかせながら、『それ』は無機質な目で下界を見下ろしている。 見た目はれみりゃに似ている。しかし、れみりゃを出来損ないのぬいぐるみと例えるなら、『それ』はまるで職人によって精巧に作られた人形のようだ。 何よりその圧倒的な威圧感はれみりゃなぞには出せはしない。 ゆっくりの一種ではあるが体が存在し、その背からは一対の優雅に輝く羽が生えている。 れみりゃの匂いに惹きつけられ、やって来た『それ』――最強にして最凶の捕食種、ゆっくりふらんは今宵の獲物を確認すると二マリと口を開いた。 「ゆっくりしねっ!!」 その言葉が周囲に響くやいなや、空中のゆっくりふらんの姿が消える。 「ゆゆっ!? どこにいったの!?」 まりさが困惑していると、彼女の後ろから悲鳴が聞こえた。 「う゛ぎゃ゛ぁ゛ぁぁぁぁーーーーーー!! い゛だい゛どぉぉぉーーーー!!」 その声の主はれみりゃの様だ。恐る恐るまりさは振り返る。 そこで見た光景は。 「や゛べでぇ゛ぇ゛ぇ゛ーー!! ざぐやーーー!! ざぐやーーー!!」 「ゆっくりしねっ!!」 ふらんが後方かられみりゃの頭を齧っていた。ゆっくりふらんは一瞬にして地上まで急降下し、肉に噛みついたのだ。 真正面から見ているまりさの眼には、涙や肉汁でぐしゃぐしゃになったれみりゃの顔と、その頭を頂点から鋭い牙で削り、咀嚼する楽しげなふらんが写る。 それを見たまりさの背中に冷たいものが走った。 れみりゃは縛られているため身動きができず、ただただ泣き叫ぶことしかできない。 「あ゛あ゛あ゛ーー!! れみ゛り゛ゃはだべもの゛じゃな゛い゛どぉーーー!! ざぐやーーー!! だずげ」 「うるさいっ!!」 「ぶべ゛ぇっ!?」 ブチッ、という大きな音。それはふらんが齧りついていたれみりゃの頭部をそのまま力任せに胴体から引き千切った音だった。 「びぃぎゃあ゛あ゛あ゛あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーー!!?」 「うるさいれみりゃはさっさとしねっ!!」 ふらんは頭だけになったれみりゃを手に持ち直す。 既に元の三分の二ほどの大きさになった顔の正面から、彼女は大きく口をあけてそれを喰らった。 無数の細く、鋭い牙がれみりゃの顔面を一瞬にして削り取る。 くちゃくちゃとふらんが肉まんを噛む音が辺りに木霊した。 断末魔を上げる暇もなく、れみりゃはこの世のものではなくなった。 「あーーん」 と、ふらんは口を開けて後ろ半分だけになった頭部を両手で掲げ、絞るように力を入れた。 顔だったモノの断面から肉汁が滴り落ち、それを咽の奥へと導く。 「んぐっんぐっ…ぷはっ」 肉汁を完全に絞りとり、全て飲み終えてから水分の無くなった頭部を捨てる。地面に叩きつけられ、乾いた後頭部は粉々に砕けた。 唇の周りに付着した肉片や肉汁を紅い舌で丁寧に舐めとった後、ふらんは未だにピクピクと痙攣しているれみりゃの体を食べ始めた。 ほんの数分の出来事。しかし、まりさ達にとってそれは永遠とも感じる時間だった。 彼女たちの目の前であのれみりゃがなす術もなく見たことないゆっくりに食べられていった。 逃げなければならない。本能はそう告げるが体が動かない。 体を震わすまりさたちの目線の先では、ふらんがれりみゃの体をむさぼっていた。 まりさ達にとって恐るべき天敵だったものの四肢を引き裂き、胴体両腕と次々にその体内へ取り込む。 皮を齧りとり、中身を喰らい、肉汁をすする。 「けふっ、たべたべた」 最後に残った右足を食べ終え、満足そうにふらんは言う。彼女の前にはれみりゃを縛っていた数本の蔦しか残っていなかった。 ガクガクと本能的な恐怖で震えるまりさ達。 そして次はそんな彼女たちが標的にされることとなる。 「うー、まだたりない」 ふらんが体勢を整え、まりさ達に目を向けた。 それはまるで蛇と蛙。その場にいる時点で決着がついた、食う者と食われる者。 どんな生き物でも、自分の運命を受け入れるしかないと考えるような状態。 だがまりさは違った。今までの経験から、自信が付いていたまりさは今回も大丈夫だという確信があったから。 皆がいれば何も怖くはない。 怯えを捨てて勇気を振り絞り、まりさは子供達に言った。 「だいじょうぶだよ! まりさたちはつよいんだから! あんなやつ、かんたんにやっつけれるよ!」 母親の言葉に励まされ、子まりさ達も闘争心が燃え上がる。 そうだ、自分たちは進化した強いゆっくりなんだ。たとえどんな相手でも負けるものか、と。 「そうだよ! おかあさんのいうとおりだよ!」 「あんなれみりゃみたいなやつなんかにまけるはずないよ!」 れみりゃの時と同じように、まりさ達はふらんを取り囲む。 まりさ達は進化した。 れいむやありすは勿論、あの巨大ゆっくりや体付きれみりゃでさえも力を合わせた自分たちに勝てはしない。 それに、いくら見たことがないゆっくりだからって所詮大きさはれみりゃ程度しかないじゃないか。 だから今回もいつも通り、自分達は負けはしない。そう思っていた。 しかし――。 「しねっ!」 「ゆ゛ぶぅ゛っ!!!」 一匹の子まりさがふらんに飛びかかった瞬間、その体が鋭利な爪で引き裂かれた。 輪切りになって絶命する子まりさ。 高い再生能力を手に入れたといっても所詮はゆっくり、頭の中心部、中枢餡子が完全に破壊されてしまえば再生など出来なかった。 「ゆゆっ!?」 まりさ達は一瞬何が起こったのかわからなかった。 れみりゃの時のように誰が飛びかかり、相手の体がぐらついた時に全員で跳びかかれば簡単に倒せる。 まりさ達はそう思っていた。だから今目の前で起こった事を脳が処理できない。 そしてふらんの足元に転がり、ぴくりとも動かぬ子まりさを見て、まりさ達はゆっくりと理解した。 「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!! ま゛り゛さのこども゛がぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」 「お゛ね゛え゛ぢゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃん!!」 「な゛んでぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ゛!!??」 スライスされた家族の姿を見てまりさ達は号泣する。 自分が生んだ可愛い子供。今までも、そしてこれから一緒にゆっくりしようと誓ったとても大切な家族。 それを失ったまりさの悲しみは大きく、次々と涙をあふれさせる。 その様子をふらんはニヤニヤと意地の悪い笑みを浮かべながら見ていた。 まりさは涙を流しながらも般若のような形相になる。 「よ゛ぐもま゛り゛さのごども゛ををををををををを!!!」 我が子を殺され、怒り狂ったまりさがふらんに突進する。そのスピードは尋常ではない。 さらにこのまりさは皮が分厚く、中身も通常より重いため、その突撃の威力は恐ろしく高い。 「まりさのこどもをころしたやつはゆっくりじね゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇぇぇぇ!!!」 怒涛の勢いでふらんへと体当たりするまりさ。 そのまま自分の攻撃でふらんは倒れるだろうとまりさは予測していた。 しかし、残念ながらその予想は外れてしまう。 「うー!」 「ゆっ!?」 ガシッとまりさの体は何の苦労もなくふらんに掴まれた。 「ゆー! ゆっくりはなしてね!」 まりさは何とか拘束から逃れようとするが、がっちりとホールドされていて全く動けない。 一体この華奢とも言える腕のどこにそんな力があるのだろうか。 「ゆっ! まりさをはなしてねっていってるんだよ!」 「あー、うるさい」 「ゆぶぶぶべっ!?」 ドゴッとふらんはまりさの頬を軽く殴った。それだけでまりさは意識が飛びそうになる。 今まで受けたことのないような威力の攻撃。 たった一発殴られただけでまりさの皮は破裂し、餡子が噴き出す。 さらにその衝撃が体内を波のように伝わり、激しい嘔吐感に襲われて口からも餡子を吐きだした。 ふらんはまりさを掴みながら羽を使い、宙に浮く。 そして勢いよくまりさを近くの大木の枝に突き刺した。 「あ゛ぎゃ゛ゃ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」 芯がしっかりしている枝は、まりさの体を深々と貫通した。 何とか中枢餡子は傷つかなかったものの、体内を引き裂かれる痛みにまりさは声を上げた。 「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁい゛だい゛よ゛おぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」 「おかあ゛あ゛さぁぁぁぁぁぁぁん!!」 「まっでて、いま゛たすけであげるから!」 子まりさ達は身動きできない母に近づこうとする。 しかし、そんな彼女らの前にふらんが立ちはだかった。 そのドス黒い笑顔にはどんなゆっくりも怯えるしかないだろう。 だが子まりさ達は違った。 「ゆっ!? そこをどいてね!」 「おかあさんをたすけるんだから!」 子まりさ達とふらんが睨み合い、緊張が張り詰める。 とその時、この場に予期せぬ来訪者が現れた。 「う~! おいしそうなにおいがするんだどぉ~!」 「あのきからにおってくるどぉ~!」 「う~! た~べちゃうどぉ~!」 緊張感の欠片もない声を上げながら低空飛行でやってきたのは、三匹の体付きれみりゃだった。 さっきの一匹といい、どうやらこの辺りにはれみりゃの巣があるらしい。 木に突き刺さったまりさの餡子の匂いに誘われてきたのだろう、その顔には何の危機感もない。 そしてまりさは思った。あの体付きれみりゃが三匹もいるならあの金色の化け物にも勝てるに違いない。 だからまりさはやって来たれみりゃ達に向かって叫んだ。 「れみりゃたち! そこのゆっくりをやっつけてくれたらまりさをたべさせてあげるよ!」 それを聞いた子まりさ達は困惑した。 何故お母さんはそんな事を言うのだろうと。 だが同時に、お母さんに何か考えがあるのだろうと思って黙っていた。 子供達の考え通り、まりさにの頭の中では既に計画が完成していた。 まず三匹のれみりゃにあの恐ろしい金髪のゆっくりを始末させる。 それから自分を食べやすいようにとの理由をつけて、れみりゃに木から下ろして貰ったところで奇襲をかけようと。 三匹もいるが、れみりゃなら倒すことができることがつい先程証明された。 子供達と力を合わせ、各個撃破していけば何とかなる。 それがまりさの考えだった。 「う~? そこのゆっくりってどれだ…ど…!?」 まりさの言葉を聞き、辺りを見回したれみりゃ達はそこで初めてふらんの存在に気が付いた。 刹那、れみりゃ達の体に恐怖が湧きあがって来る。 それは捕食種の中でもとても強い自分達をも喰らう究極の捕食種。 れみりゃ達は命の危機を感じ、普段なら有り得ないような高さまで飛び立った。 しかし、ふらんは目にも止まらぬスピードで先頭のれみりゃの前へと先回りする。 そして両手でれみりゃの手首をそれぞれ掴み、力任せに引き千切った。 「うぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!! い、い゛だいどおおぉぉぉぉぉぉ!!」 肉汁が飛び散り、地面へと降り注ぐ。 それを浴びながら、ふらんは千切り取った両腕を放り捨てると、右手をれみりゃの顔面へと突き刺した。 さらにれみりゃが悲鳴を上げる暇もなく傷口へと左手も抉りこませ、そのまま左右に引き裂いた。 顔を二つに裂かれた両腕のないれみりゃの死体が地上へと墜落し、グチャリと音を立てて潰れる。 休む暇なく、ふらんは別のれみりゃへと襲いかかった。 「う゛あ゛ーーーー!! ごわ゛いどぉーーーー!! ざぐやーー!! ざぐやーー!!」 何とか逃げようとするもふらんのスピードに敵うわけはなく、あっさりと捕まって羽を毟り取られた。 飛ぶための機能を失い、バランスを崩したれみりゃは先程のれみりゃと同じように落下し始めた。 だが幸いにもこのれみりゃは飛行していた高度が低かったため、そのまま落ちたなら命は助かりそうである。 「うー♪ なんとかたすかりそうだどぉ~~♪」 そのまま落ちたなら。 「う゛あ゛っ!?」 「うー♪」 落下しているれみりゃの後頭部へと、ふらんは足を乗せた。 そのまま体重をかけ、地上へと墜落する。 地面とふらんの足に挟まれたれみりゃの頭は潰れ、肉まんの具を周囲に飛散させた。 ふらんは潰れた頭部から足をどけ、れみりゃの体からまだ温かい右手を引き千切って再び飛翔した。 残るれみりゃはあと一匹。 その最後の生存者は顔をぐしゃぐしゃにして必死にこの場から遠ざかろうとしている。 しかし努力空しく、すぐにふらんに追いつかれ、その手に持っていた仲間の右腕で頭を思い切り殴打された。 「う゛あ゛゛ああぁぁぁぁぁぁぁぁ!! い゛だいっ! でみり゛ゃのぷりぢーなあ゛だまがぁぁぁぁーーーーーー!!」 頭がへこみ、ショックと痛みで声を上げるれみりゃ。 そんな彼女の胴体を、ふらんは両手で掴んで飛行する。 その目的地は一本の大木、そこから突き出ている太い枝だった。 「う゛あ゛ーーーーーー!! やっ、やべべべべべっっ!!」 最後まで言い終わらぬうちに、れみりゃの顔面に枝が突き刺さった。 鋭く尖った枝はそのままれみりゃの体内を楽々と通り続け、股間から貫通する。 「れみりゃのくしざしいっちょうあがり♪」 ピクピクと動くれみりゃの右足をもぎ取る。それを食べながら、ふらんはまりさ達の近くへと戻って来た。 一部始終を見ていたまりさ達は先程より大きくガクガクと体を震わせている。 木の枝に突き刺さっているまりさはもとより、子まりさ達もあまりの恐怖に動くことが出来ない。 あのれみりゃを一瞬にして三匹も屠り去ったゆっくりふらん。 圧倒的な力による一方的な虐殺。 まりさ達は漸くその恐ろしさと力の差を真に理解した。 ゆっくり、ゆっくり、とふらんは不敵な笑みを浮かべながら子まりさ達との距離を詰める。 「う゛…う゛わ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」 金縛りが解けた子まりさ達は一斉にバラバラに逃げた。 体を震わせながらも、それを見ていたまりさはいい考えだと思った。 いかに強くても相手は一匹だけ。様々な方向に逃げだせば助かる可能性が高い。 運悪く標的にさたなら命はないだろうが、全滅するよりはましだ。少しでも多くの子供に生き残って欲しい。 だがその願いも無残に打ち砕かれる。 「しねっ!」 何と、ふらんが掛け声をあげた直後、その体が四つに増えたのだ。 これぞゆっくりふらんの特性。自分の分身を三匹まで作り出すことが出来る。 四匹のふらんはそれぞれ素早く移動し、四方から子まりさ達を取り囲んだ。 ガチガチと歯を震わせ、子まりさ達は涙を流す。 と、その中の一匹が勇気を振り絞って言った。 「お、おまえなんてこわくないよ! まりさたちがちからをあわせればまけるはずないもん!」 声は震えていたが、その言葉で子まりさ達は皆勇気を出し、それぞれ捨て身の思いで数匹ずつ目の前のふらんへと飛びかかった。 そして――。 「うー、しねっ! しねっ!」 まりさ達は進化した。 だが悲しきかな、そんなことは彼女たちの目の前にいる怪物には全く関係がなかった。 ゆっくりふらんとゆっくりまりさ。両者の差は数字で例えると1と0。それは極めて近く、それと同時に果てしなく遠い距離。 どれだけ強くなっても、どれだけ餡子の質が良くなっても、どれだけ数が多くても、それが自然から生み出されたものである限り、 ゆっくりまりさがゆっくりふらんを超えるなど不可能だ。 0が何倍になろうとも、0がどれだけ集まろうとも、『1』という最小の数字さえ超えることが出来ないのだから。 ある子まりさは地面に叩きつけられ餡子を飛び散らせて死んだ。 ある子まりさは顔の中心部から引き裂かれて死んだ。 ある子まりさは勢いよく踏みつけられて死んだ。 ある子まりさは顔の上半分を噛み千切られて死んだ。 ある子まりさは餡子をじわじわ吸い取られ、皮だけになって死んだ。 ある子まりさは―――。 死因は様々。だがその全てに共通しているのは即死ではなくゆっくりゆっくりと死んだことだ。 ふらんは子まりさ達をすぐには殺さず、だからといって生き残ることは出来ないぐらいの絶妙の力加減で攻撃していたのだった。 そのどれもこれもが中枢餡子を破壊され、再生もできなくなっていた。 これがゆっくりふらんの性格。獲物を出来る限り痛めつけて殺すという恐ろしき習性。 「い゛だい゛い゛だい゛ぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!! や゛め゛でぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!! だずげでぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」 「ゆっぐり゛でぎな゛い゛ぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!」 「どぼじでごんな゛こどにな゛っだの゛おおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」 「ぐべっ……ゆ゛ぐべべべべ…っ…」 「ああ…あ゛あ゛…」 まりさは滝のように涙を溢れさせてその様子を見てることしかできなかった。 目の前で次々と子供達が無残に殺されていく。絶望がまりさを覆い、もう叫ぶこともできない。 もういい、このまま死んでしまいたい。 思考するのをやめ、意識が深い闇へと沈み始めたその時。 「い゛や゛あああぁぁぁぁ!! お゛がぁざぁぁんたすけてぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」 その言葉にはっと我に返るまりさ。 見れば、最後の一匹となった子まりさをふらんが右手で掴んでいた。 ほとんど大人ゆっくりと同じ大きさの子まりさはふらんの片手に収まるような大きさではない。 だがふらんの圧倒的な握力によって体をねじ曲げられ、無理やり手の中に押し込まれていた。 既に周囲に分身はおらず、元のふらん一匹だけに戻ったようだ。 「もうさいご。つまらない」 「おがぁぁぁぁぁぁざぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!」 泣き叫び、自分を呼ぶ愛しの我が子。その声にまりさの中に再び気力が燃え上がった。 ふらんは徐々に握る力をあげていく。 子まりさの表皮が黒ずみ、今にも目や口から餡子を吹き出しそうだ。 「ゆっくりしね――」 「まって!!」 突然のまりさの声にふらんは力を加えるのを止める。結果、ぎりぎりで子まりさは握り潰されずに済んだ。 ふらんはギロリと目をまりさに向ける。 その眼光にまりさは背筋が震えたが、何とか声を絞り出した。 「ま、まりさはどうなってもいいから、まりさのこどもをにがしてあげてね!」 状況は圧倒的に不利。というより有利不利などというものは無い。相手は一方的な惨殺者、こちらの言うことなど聞く必要はない。 しかしそれでもまりさは言った。自分は死んでもいいから子供だけは生き残って欲しい。 たとえどれだけ確率が低くても、可能性があるならそれに賭けてみたかった。 ふらんは考えるように沈黙し、暫くして口を開いた。 「いいよ、ちびはにがしてあげる。やくそくする」 それはまりさにとって信じられない言葉。しかし、確かにふらんはそう言った。 まりさは喜びで飛び上がりそうになったが、同時にあまりに上手くいきすぎるとも感じた。 「ぜったいだよ! やくそくだからね!」 「だいじょうぶ、やくそくはまもる」 そう言ってふらんは子まりさを握る右手を緩めていく。その手つきは優しく、先ほどまでの荒々しい様子はない。 それに安堵したのか、まりさの顔に笑みが浮かぶ。 さらにふらんは空いている左手でまりさの刺さっている枝を根元から折り、そのまままりさを地面へと置いた。 子まりさは寂しそうな顔をしているが何も言わない。いや、言えない。 完全にふらんの手から握力が無くなり地面に落ちると、最後の子まりさは親の元へと駆け寄った。 「ゆー…おかあさん…」 「おかあさんはだいじょうぶだよ! でも、これからはいっしょにいられないからひとりでいきてね! まりさのこならだいじょうぶだよね!?」 暗い表情の子供に対して、まりさは少しでも元気を出してあげようと笑いながら明るい声で言う。 「うん…、まりさがんばるよ!」 それに励まされ、少し表情が明るくなる子まりさ。 親子は頬を擦り合わせて、最後になるであろう抱擁を交わす。 その様子をふらんは微笑みながら見ている。今度は純粋な、まったく害のない笑みだった。 そんなふらんの笑顔を見てまりさは完全に安心した。良かった、もう子供は大丈夫だ、と。 しかし、まりさは気付かない。優しく微笑むふらんの口から、わずかに緑色の光が漏れているのを。 「ゆっ…じゃあそろそろいくね!」 子まりさは決心した。 おそらくもう母親には会えない。でももう大丈夫だ。母が助けてくれたこの命、大切にしよう。 子まりさの言葉に、まりさは無言で、しかし力強く頷いた。 子まりさは背を向け、数歩進み――勢いよくふらんの口から放たれた弾幕が直撃し、爆散した。 辺り一面に飛び散る餡子。その破片がまりさの頭にべったりと張り付く。 おそらく子まりさは自分が死んだ事も認識できずにその生涯を終えただろう。 まりさは何が起きたのかわからない。 自分の子供はどこにいったのだろう。何故ふらんは楽しそうに口を開けているのだろう。 一体この顔にかかった黒いものは何なんだろう。 そして降りかかった餡子が顔を伝い地面に落ちた時、まりさは漸く理解した。 「どぉぉぉじでぇぇぇぇぇぇぇぇ!!! や゛ぐぞぐはま゛も゛るっでいっだのに゛ぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!」 「やくそくはまもった。 ちびをにがしてあげた」 「でぇぇぇぇぇも゛お゛お゛ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」 その言葉にゆっくりふらんはとびきりの、悪意の塊のような素敵な笑顔で答えた。 「でも…ふらんはちびをころさないとはいってない♪」 「う゛…う゛あ゛…」 まりさは震え、そして爆発した。 「う゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!! じね゛っ!! じね゛っ!! ゆっぐり゛じね゛ぇぇぇぇぇぇぇぇ ぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ ぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!こ゛ろ゛す゛ぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!! こ゛ろ゛し゛でや゛る゛っ!! じね゛ぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!」 まりさが動けないことなど関係なく、その場にいたものならどんなゆっくりでも、 例え捕食種のれみりゃであっても逃げ出すであろう、怒り、憎しみ、絶望…あらゆる負の感情を孕んだ咆哮。 だがゆっくりふらんは全く物怖じすることなくケタケタと笑っている。 当然だ。いくら負の感情をかき集めたとしても、そんなものは本物の純粋な悪意の前では何の意味もなさない。 「さて、そっちもやくそくをまもってもらうよ」 そう言うと、ふらんは呪詛を吐き続けるまりさの底面からその体を貫通している太い枝を抜き取った。 ぐちゃぐちゃと音をたて、枝がまりさの体内を通過していく。 「ひ゛ぎゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」 体を内部から引き裂かれるような痛みがまりさに走る。そして数秒後には彼女は空を飛んでいた。 ふらんはまりさを帽子の上から鋭い爪を食い込ませて固定させている。 飛翔してから数秒後、枝が貫通していた穴が早速再生し始める。それを見たふらんは新しいおもちゃを見つけた子供のような顔をした。 悪意が充満した純粋な瞳をキラキラと輝かせている。 「すごいすごい、まりさなのにかいふくする」 「はな゛ぜぜぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」 「あー、うるさいなぁ」 そう言うとふらんは指でまりさの右目を貫いた。そのままぐりぐりと指を回し、少し曲げて引っこ抜く。 ボコリと音をたて、まりさの目玉がえぐり出された。空洞となった部分から餡子が漏れだす。 「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!! ま゛り゛ざのめ゛がぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」 無くなった右方の視界。残る左目には自分の目玉を食べるふらんが写る。 頭の片隅で、そう言えば以前もこんなことがあったな、とまりさはどこか冷静に考えていた。 あの後はぱちゅりーに出会ったっけ…。 それをきっかけに、これまでの記憶が次々と浮かんでは消えていった。 母に祝福されて生まれた。可愛い妹達と一緒に旅をした。美しい妻と出会い、自分の家庭を持った。 そしてそれらはすべて壊された。その後に出来た子供も、今自分を掴んでいるこの化け物に全て殺された。 どうしてこんなことになったんだろう。自分はただゆっくりしたかっただけなのに。 しばらくするとまりさの右目は再生し始め、五分もすると元通りになった。 「うー、おもしろい♪」 今度は右手の指をVの字にし、まりさの両目に突き刺すふらん。 痛みと視界が無くなった恐怖でまりさは絶叫する。中途半端に高い再生力のせいで気絶することも出来なかった。 あと数分もすれば失った両目も完全に元通りになるだろう。 美しく輝く満月を背に、ゆっくりふらんが夜空を舞う。 その手に持つは両の目の無いゆっくりまりさ。 それからまりさにとって地獄のような日々が始まった。 ふらんの巣の中に動けないように固定され、何度も何度も痛めつけられる。 ある時は髪を千切られ、ある時はおやつとなり、ある時は両目や口を引き千切られ、それでもその度に体は再生して元通りになる。 こうしてまりさはその命が終きるまでゆっくりできることなどなく、ふらんのおもちゃとなるのだった。 終わり あとがき ふらんちゃんの すごい 無双。 前中編で影も形もなかったのでオチはバレバレだった気がしますが。 あまり捻った話が書けなくてごめんなさい。 こんな長い駄文を最後まで読んでくださった読者様、有難うございます。 どうでもいい質問コーナー Q.これ別に進化させなくても、普通のまりさで良くない? A.ぶっちゃけ強さよりも再生力が欲しかっただけです。 Q.何でゆふらんが普通に喋ってるの? あと厨スペックすぎね? A.かわいいから仕方ない。 今まで書いたもの それいけ! ゆっくり仮面 ゆっくり仮面の憂鬱~邪悪な心~ お兄さんの逆襲 前後編 ゆっくりれいむの悪夢 あるゆっくりまりさの一生 前中編 by.ダイナマイト横町 このSSに感想を付ける
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初SS 俺設定使いまくり、いろいろな作品の設定使いまくり、ぬるいかも というか虐待成分薄め ゆっくりさくやと私 紅魔館の近くで見たことも無い銀髪のゆっくりを見つけた きっとこのゆっくりは紅魔館の瀟洒なメイド、我が愛しの十六夜咲夜さんを模したものなのだろう とはいえ、他のゆっくりのようにかなりデフォルトされているが… 我が愛しの咲夜さんを模したものなのだから、是非捕まえたい 「ゆ? ゆっくりしていってくださいませ!!!」 近づくと、ゆっくりらしい台詞 でも、若干警戒しているような雰囲気はある 「やあさくやさん 僕と一緒にゆっくりプレイスに行かないか?」 ゆっくりプレイスと言えば大体のゆっくりは馬鹿だからホイホイついてくる しかしゆさくやは違った 「ごめんなさいですわ! おぜうさまがまっておりますわ! ゆっくりかえりますわ!」 これは予想外 あっというまにどこかへ行ってしまった 普通に捕獲しようとしたが、ゆっくりのくせに早い… ゆっくりに逃げられたなんて他の人に言った日には… 考えたくも無い リベンジを近い、その日は家路についた 翌日、早速ゆさくやを捕獲する作戦を立てた 咲夜さんを模したものなら紅魔館関連のゆっくりを餌にすればいいのではないか? ということでゆっくりゃ、ゆふらん、ゆめーりん、ゆちゅりーを捕獲することにした ゆちゅりーとゆめーりんは見つけるのに苦労したが、捕獲するのは簡単だった ゆっくりふらんとゆっくりゃは体つきのが欲しい ということで紅魔館付近の森へ ゆっくりゃはぷっでぃんを持っていけばすぐ寄ってくる 「れみりゃにぷっでぃんよこすんだど~☆ れみりゃはこうまかんこおぜうさまなんだど~☆」 「にょこちゅんだど~☆」 いつ聞いてもウザイ 大小二匹の胴体付きゆっくりゃ… 親子で有ろうか? 殺意の波動を感じながらぶん殴って気絶させ二匹とも捕獲をした 最後はゆっくりふらんだ まずはおとりのゆっくりゃを串刺しにでもして待つことにしよう おもむろに子ゆっくりゃの頭を掴む そのまま近くの木の枝に背中から突き刺す 「うぎゃぁぁぁぁあ!!! なにしゅるんだどぉぉぉぉお!!!」 うるさいので取り合えず口を塞ぐ ついでに目玉も取っておくか(ちなみに、この目玉は昼食になりました) 「xxxxxxxx!!!」 まだ何か言っているようだが、気にせず待つ 2時間ほどして、ゆっくりふらんが寄ってきた 今回は準備万端 先ほど子ゆっくりゃの体に睡眠薬を何個か埋めてある(ちなみに今まで捕獲したゆっくりたちにも飲ませてあるので煩いのを気にしなくてもいいのだ!) ゆっくりにしては早めのゆふらんも睡眠薬で眠らせれば確実に捕獲できる 「ゆっくりしね! ゆっくりしね♪」 ゆふらんはゆっくりゃの手足をちぎり、それで子ゆっくりゃをぶん殴っている 早く食ってくれ とも思うが獲物をいたぶるのはゆふらんの習性なのだからしょうがない やっと睡眠薬入り部分を食べ、眠ったのは一時間後だった 捕獲したゆっくり達は加工所謹製、「ゆっくり強制的にゆっくりさせる袋」に放り込み、昨日ゆさくやに出合った場所に向かった 「ゆっくりしていってくださいませ!!!」 同じ場所にゆさくやは居た 探す手間が省けてよかった 前と同じように話しかける 「おにいさんとゆっくりプレイスに行かないか? おぜうさまやいもうとさまも一緒だよ?」 そう言って袋の中を見せる ゆっくりゃもふらんも睡眠薬で寝ているため、おとなしい 「おおおおおおおおぜうさまぁぁぁぁあ!!! いいいいいいもうとさまぁぁぁぁああ!!! かわいらしいねがおぉぉぉおお!!!」 そういうと自分で袋の中へ入って行った 袋に入ってすぐ睡眠薬注射で眠らせ、ゆっくり用部屋へ運び込む そこにゆさくやを放ってしばらくすると、目を覚ました もちろん他のゆっくりも一緒に放ってある ゆさくや「う~ん… ここはどこですわ?」 ゆちゅりー「むきゅーん… おにいさんにここにつれてこられたのよ…」 一足早く目覚めたゆちゅりーがゆさくやに話しかける ゆめーりんは皮の厚さゆえに喋るのがうまくないらしいので喋らないが、ゆさくやを見てなぜかうれしそうである れみりゃとふらんも目覚める 本来捕食種であるこの二種はゆめーりんやゆちゅりーを襲わないらしい とはいえ、れみりゃはゆふらんに高確率で虐め殺されるので若干警戒しておこう ということで、錘を体につけておいた れみりゃ「う~? ここはどこだど~?」 ゆふらん「う~? ゆっくりしね!!!」 いきなりゆふらんはゆっくりゃを攻撃した しかし、その攻撃はゆっくりゃへ届かなかった… ゆさくやがそれをとめたのだ ゆさくや「いもうとさま!!! おぜうさまとけんかはやめてくださいですわ!!!」 ゆふらん「うー! ゆっくりやめる!!!」 驚いた… さくやはゆふらんによるゆっくりゃの虐めを止めるのか… それもゆふらんも従ってる… その後はどのゆっくりも実にゆっくりしていた(時たま寝ているゆめーりんをゆさくやが邪魔していたが) 餌もしっかりやっているのでゆふらん、ゆっくりゃともにほかのゆっくりと遊んでいる そうしてゆさくや達の生活を見ているうちに面白いことがわかった そう、ゆっくりゃの大好物 ぷっでぃん をなぜ紅魔館以外のゆっくりゃが知っているかだ ゆっくりゃ「うー☆ れみりゃはぷっでぃんがたべたいんだど~☆ しゃくやはやくもってくるんだど~☆」 さくや「いまよういしますわ!」 そう言うと、ゆさくやは口からべちゃっと黄色いぷるんとした物体を吐き出した そう、アレはまさしく プリン ゆさくやの中身はプリンであった ダメージを負ったゆれいむやゆまりさはあんこを吐くが、どうやらゆさくやは自分で吐くことができるようである ゆさくや「どうぞおぜうさま! たべてくださいませ!!!」 そう言うとプリンをゆっくりゃに差し出すのだった プリンを吐き出したさくやは一回りちいさくなっていた ゆっくりゃ「おいしいど~☆ れみ☆りゃ☆う~☆」 汚く貪り食うゆっくりゃを見ながらゆさくやは幸せそうであった ちなみに、ゆふらんやゆちゅりーも時々ではあるが、一緒にプリンを食べていた ゆめーりんはじぶんからプリンを貰いに行くことはせず、それをじっと見ている だが、時々皆が見ていないときにゆさくや自らプリンを持っていっているようだ だが、ゆっくりゃのぷっでぃん脳は限度というものを知らない どんどんゆさくやは小さくなっていく ゆさくやが死んでしまう前にゆっくりゃだけを他の部屋に移した ゆっくりゃ「うー!!! なにするんだど~!!! れみりゃはこうまかんのおぜうさまだど~!!! えらいんだど~!!!」 と煩かったが、ぐっと怒りをこらえて運んだ 通称 ゆっくり虐め部屋 へ その後、ゆっくりゃは羽根をむしり、指から手足を5本づつに裂き、目玉に爆竹を突っ込み爆発させた 最後に無理やり体を引き伸ばし、まげて口と肛門を癒着させた 排泄される古い肉まんの餡がそのまま口に入る この古い餡はおいしくも無いが食えなくも無い しかしゆっくりゃは異常にこの古い餡を嫌うのだ 目が見えなくともなぜか判るらしい れみりゃ「xxxxxxxxxxxxx!!!」 何か言っているようだがこのまま放置しておくことにした 3日後、ゆっくりゃは死んでいたので生ゴミとして捨てました^^ 日がたち、私はゆさくやを繁殖させたくなってきた とりあえず、残ったゆさくや、ゆふらん、ゆちゅりー、ゆめーりんを振動させ発情させた上で見守ることにした 驚いた… なんとゆさくやとゆふらんとゆめーりんが3Pしているのだ 因みに、ゆふらん→ゆさくや→ゆめーりんと繋がっている ゆふらん「しゃくやあああああああああああああああ!!! かわいいよおおおおおおおおおお!!!」 ゆさくや「おぜうさまのぺにぺにすてきですわあああああああああああああああ!!! めーりんのまむまむもなかなかよおおおおおお!!」 ゆめーりんは喋らないが、なんとも嬉しそうである でも、この三匹は光景としては凄まじいものであった 「「「すっきりー!!!」」」 ちなみにゆちゅりーもゆふらんに襲われたが、すっきりまえに死んでしまった 南無 そうしてゆさくやはにんっしんっして、下膨れが大きくなっている めーりんは頭から茎を生やしている すでに三つほど子ゆっくりがなっている 生まれたのはゆめーりんからゆさくや一匹、ゆめーりん二匹であった ゆさくやからは子ゆさくやが生まれた ただしこちらは体つきとなっている からだつきゆっくりとの子供は体つきになる可能性があるのかも知れない 竹林の薬師さんに聞けばなにかわかるかも知れない その後、体つきゆさくや以外は売りに出したが、全匹紅魔館の門番が買っていった このゆっくりたちを見て(とくにゆさくや)興奮しているようであったが、何に使うかはまあ考えないようにしよう 体つきのゆさくやはどうしたかって? もちろん私の可愛いペット兼良きパートナー 夜も良い声で鳴くんですよ… 終わり ※あとがき なんとなく書いてみたけど、結構文章書くのはむつかしいなぁ 下種まりさとかを虐めるのとは違って、虐めにくかったので虐待分が限りなく薄くなってしまったのが残念 ほんとうはゆっくりゃ虐めをしっかりするか、下種系出して虐めようかとも思ったけどなんとなくやめておきました 文章:ヘタレお兄さん このSSに感想を付ける