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虹裏神姫キャラ全集 虹裏神姫から派生したキャラを紹介しています。 << 神姫の派生キャラクター >>あんヴぁる すとラふ イエちゃお・ナスちゃお パトりん ばかりん わふりん はなこ 朝花子 砲め子 ほうほう えうえう SANAGI ぐらたん かみのしもべ 白シス子 黒ゴマプリン << 神姫の派生キャラクター >> あんヴぁる 量産型とも呼ばれる神姫のような何か。紙粘土製あるいは紙製。 さらには神姫が搭乗可能なタイプが出現。鳴き声は「サケー」。 そのもちもちしたボディから溢れる母性で白子一家のお母さん的な存在に。 すとラふ 黒子の簡易生産型。要するに水増し分。こちらも紙製や紙粘土製。「シロコー」と鳴く。 なんだかよくわからないがいろんな道具の役を果たせるらしい。 イエちゃお・ナスちゃお 「さあ今日もがんばって働きましょうです」 「めんどうくさいからこの場でしょb治療していい?」 働く神姫一組目。度が過ぎたHENTAIをイエピーで搬送、 白い壁の病院で治療し武装紳士に更生する看護士仕様のまおちゃお。 その役割によって呼称が二通りあるものの本体の仕様は特に変わらない。 最近患者の増加で病室が限界なのかその場で処分…じゃなくて治療を施すことも。 パトりん 「パトりんです!ドーナツください!」 働く神姫二組目の警察仕様はうりん。普段は各地域の治安にあたり、 度の過ぎたHENTAIオーナーの逮捕が主な仕事。 各部署に存在し複数人で出動するが、大体において返り討ちにされ(※犯罪です) はうりん同様ひどい目(※犯罪ですったら)に遭ってしまう。 最近はすぐに仕事をサボってドーナツやプリンを食べようとする駄犬ベースタイプが主流。 基になるはうりんによって行動やスレ内での扱いが変化する。 指揮官タイプのパト凛も存在する。 ばかりん 「ごしゅじん あそぼ あそぼ」 通称駄犬。datの駄犬とは別固体。 某こーぎーの如くお馬鹿で幼稚なはうりんで、少し寂しがり屋さん。 まおちゃおの様にひらがなで喋るが、少したどたどしい。 わふりん 「わふん!わふん!」 はうりんの簡易体と思われるが詳細は不明。 白子家のペットでえうがどこからとも無く拾ってきたらしい。 散歩などの世話は主に妹んしぇさんが行っている。 はなこ 「しょくしゅちんあつー(モゾモゾ」 派生キャラだが、imgで花子と言ったら大抵こちらを指す。 別名「ハナコ・シンキモドキ」「花子G」 ぽるぽるのイラストより誕生した花子に似た「何か」 ぎたいさんの一種とも言われるが、その正体は不明。(ゆえに花子G) その旺盛な食欲で、HENTAI達とまおちゃおを混乱と恐怖に陥れた。 どこぞの怪獣も混じったらしく仙台を壊滅させるのが趣味。 最近は本来の花子との境界がなくなりつつある。 朝花子 花子の派生キャラで朝からマスターに代わり働いて生活費を稼ぐ。 マスターに一方的に話しかけるようなスレ本文で始まりそのまま仕事へと出かける。 ひょんなことからマスターは実は死んでいるんじゃ?とかよくない噂が聞こえてくるが 朝花子は今日も懸命に「お仕事」をこなして生活費を稼ぎ 実家のお母さんからの仕送りで朝ごはんを作る。 いまわかってることだけでもメガ素体だとか風俗関係で働いているらしいとか 月収は30万以上だとか少なくとも生活に不自由はないらしいこと。 砲め子 砲子の派生キャラ。やおいをこよなく愛しその頭の中身は常にカップリングを考えている。 元々は一発屋的なキャラだったが、なぜか最近復活した。 しかし出番はあまり多くないようだ。 ほうほう えう、ふぃぎゅに次ぐ第3の幼児神姫。「~っちゅ」と語尾につけて喋る。 ものすごい寸胴体系。 砲め子と同じく最近になって復活したが、やっぱり出番はあまり多くない。 えうえう 「えうー、えうえうー(ママー、ごはんー)」 派生キャラだが、imgでエウクランテと言ったら大抵こちらを指す。 初起動時に見た白子を母親として慕い、後をついていくロリタイプの鳥子。 白子と一緒にお風呂に入ったり、お出かけしたりするのが大好きらしい。 この子をいじめると白子一族からタコ殴りにされるので注意が必要。 ふぃぎゅと仲が良いが、彼女の熱視線にはまだ気付いていない。 ある意味母親に恵まれてる? 昔は幼女なりに会話できていたが、最近は「えう」だけで全てを表現するえう語が中心。 1羽でえうー 2羽でええうー 3羽そろえば 牙をむく SANAGI ランちゃんが脱いだはずの蛹にプットインした姿とも別固体とも言われている。 似た人によって立体化されている。 ぐらたん 似た人のイラストから生まれたグラ姉のSDキャラ。 のはずだったが、いつのまにやらグラ姉の妹(幼生体?)キャラに。 グラ姉と同じくプリンに目がない。 かみのしもべ あんヴぁるやすとラふと同じような簡易量産型の神姫でダンボール製。 夜な夜なシス子のためにダンボールを集めて、白子家の庭先へ置いて行っているという。 えうを乗せて走る個体も。 箱状になっているので他の神姫が被ることもできる。 白シス子 シス子の派生キャラでシス子が白子を天使様として崇拝しているのに対して 妹りんを堕天使様と呼んで崇拝している。 シス子と髪型が逆になっている(片目が前髪で隠れてる)のと服装が全体的に白いのが特徴。 最近では同人作家属性が付いているとかいないとか。 よく砲め子と一緒に同人案を練っている。 シス子の双子の姉妹という噂…。 黒ゴマプリン ブライトフェザーの簡易型であんヴぁるやすとラふなどと同タイプと思われる 鳴き声が「マナマナー」。 謎がとにかく多い、妙に躍動感あふれる動きをする。 見たら社会的に死ぬ系の珍生物。 ナス子さんの中の人という噂もある。 同デザインの尿瓶や大人の玩具も存在するらしい。 ある意味はなこ並に危険な神姫。
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【なぜなに武装神姫、そのよん】 「ネタが尽きてくるんじゃないかと微妙に不安な今日この頃。こんにちわ、みさにゃんです」 「ねここが燃え萌えできればそれでいいのだー!」 「いやまぁ、そうなんだけどね……あはは。さて今回はこちら」 『ねここって何でそんなに猫なの?』 「え゛ー」 「えーって、十分猫よ。まぁそれは置いといて。 神姫に個性はあると1回目で言いましたが、機種ごとにある程度大まかな性格の傾向は存在します。 天使型であればおしとやか、悪魔型であれば小悪魔的とでもいうような感じでしょうか。 それで猫型は大抵猫っぽくプリインストールされてる場合が多いようです……そのまんまです。 ちなみに例外はいくらでもあるので、貴方の所に届く神姫は標準から離れた凄い性格をしているかもしれませんね」 続く 上へ戻る
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前へ 先頭ページへ 次へ エルゴ飛行隊(ERGO Spuadron)メンバー表 上から二体ずつでエレメント(二機編隊)、四体ずつでフライト(四機編隊)を組む。大会参加神姫のほとんどが飛行性能の高いアーンヴァルもしくはツガルであったため、本飛行隊も全二十体のうちアーンヴァルが八体、ツガルが四体も在籍している。 ヘッドフライト アイズ隊 飛行隊長(ヘッドフライト隊長) 忍者型MMSフブキ「シヅ」 (コールサイン)アイズ1/(TACネーム)マーベリック(トップガン) ファーストリーグ72位のトップランカー神姫。ファーストトップ100において片手で数えるほどしかいない公式装備主義(ノーマリズマー)神姫の一体で、彼女はその中でも最も上位に位置する。今回は飛行装備としては非常に軽装だが、それが彼女の実力を端的に表しているといえる。 ヘッドフライトは飛行隊の総指揮のほか、要所でのピンチヒッターをエレメント単位で、時には一体ずつで行う、遊撃部隊よりも自由な戦闘部隊となっている。 飛行隊員 犬型MMSハウリン「シエン」 アイズ2/サイクロプス(一つ目巨人) 非公式バトルより参加した神姫。飛行装備の見当たらない軽装とそれに似合わぬTACネームであるが、その理由は試合開始後に明らかになる。 マウス隊 飛行隊員 天使型MMSアーンヴァル「マイティ」 マウス1/シュリーク(金切り声) ブリーフィングルームで変な叫び声を上げたおかげでチームのみんなに存在が知れわたり、不名誉なTACネームをつけられてしまった。セカンドリーグで徐々に頭角を現しつつある公式装備主義神姫。無駄を可能な限り排した機動戦闘装備で今回のイベントに臨む。 飛行隊員 猫型MMSマオチャオ「ねここ」 マウス2/レイドル(杓子) ねここの飼い方より特別出演。 巨大なフライングウェポンプラットフォーム「シューティングスター」を駆る神姫。大推力と高火力を駆使した強襲戦法を得意とする。 猫も杓子も・・・・・・という言い回しから名づけられた適当なTACネームだが、そもそもTACネームとはそういったところからつけられることが多いため、一番らしいといえばらしい。 アームズフライト ショルダー隊 飛行隊副長(アームズフライト隊長) 天使型MMSアーンヴァル「スノーボウ」 ショルダー1/サレンフェイス(仏頂面) カスタムメイドの飛行装備を身にまとった神姫。セカンドリーグでも強豪に属する。 無口で感情を表情に出さないのでオーナーによってねこみみ・ねこしっぽ(白)が付けられている。 アームズフライトは実力のある神姫で占められ、主制空戦を担う。ヘッドフライトも普段はこちらに参加する。 飛行隊員 サンタ型MMSツガル「千乃(せんの)」 ショルダー2/エラスティカ(Elasticity=屈託の無さ) スノーボウに憧れている、白き翼で羽ばたく神姫。 フィンガー隊 飛行隊員 天使型MMSアーンヴァル「エーコ」 フィンガー1/アーチャー(弓手) 弱気で泣き虫なアーンヴァル。敵に肉薄するのが怖いため射程の長い射撃装備に身を包み、遠距離からの狙撃性能は非常に強力。本人はアームズフライトよりも後方支援のチェストフライトの方が似合っていると思っている。 飛行隊員 騎士型MMSサイフォス「マリオン」 フィンガー2/カバエロ(スペイン語で騎士) どこまでも堅実な武装に身を固めた騎士。適度な装甲と適度な機動力、そして適度な量の補助アイテムを引っさげる。 ※それぞれのTACネームの頭文字を並べ替えると・・・・・・。 チェストフライト ハート隊 飛行隊副長(チェストフライト隊長) 兎型MMSヴァッフェバニー「バーニング・ブラック・バニー」 ハート1/B3(ビーキューブ) 『不良品』?より特別出演。 対艦巨砲主義のオーナーらしくゾイドのグラインドキャノンを主砲として背中に担ぎ、ありったけの機銃、砲、ミサイルで武装した空飛ぶバルカン半島。もはや神姫の面影は無く小型空中戦艦にしか見えない。実際に前線基地として機能し、飛行隊の火力の中心となる。ただの火力バカのような印象を受けるが、オーナーの軍事知識やサバイバルゲーム経験によって意外に指揮能力が高い。 チェストフライトは直接火力支援をはじめとした後方からのサポートを担当する。 飛行隊員 サンタ型MMSツガル「パーシモンケープ」 ハート2/バーミリオン(朱色) 尊大な態度のツガル。ノーマルよりも全身を朱色に染めている。火力よりは一発の威力が高いスマートな武装を選び、カスタム装備の収束粒子砲「パワーランチャー」と大型ミサイル「ハルバード」で身を固める。能力としては凡庸で、セカンドの真ん中あたりをうろうろしている。 ラング隊 飛行隊員 天使型MMSアーンヴァル「リッテ」 ラング1/ボマー(爆発物管理者) 爆発物を中心に武装するアーンヴァル。単なるミサイルにとどまらず、投下爆弾、浮遊機雷、チャフ弾、スモーク弾、鳥もち弾など、多彩な爆発物を用いる。チェストフライトの中でもっとも前に出て戦う。 飛行隊員 犬型MMSハウリン「オービル」 ラング2/ディポー(兵站) 今回の大規模空中戦をもっとも深く分析したであろう神姫。武装は自衛用のハンドガトリングと短距離ミサイルだけであるが、武装ポイントに修理システムと可能な限りのユーティリティーポーチを取り付け、仲間達の弾薬補給や修理に奔走する。 トルソーフライト ネーバル隊 飛行隊員(トルソーフライト隊長) サンタ型MMSツガル「チェシャ」 ネーバル1/CC(チェシャ猫:Chesha Cat) 自由奔放な性格のツガルタイプ。何の根拠も無いような気まぐれで移り気な行動をとるのでつかみ所が無いため、トルソーフライトは必然的に遊撃部隊として動くことになる。 飛行隊員 悪魔型MMSストラーフ「モノストーン」 ネーバル2/オッド(不揃い) あからさまに片輪の悪魔ルーシーの猿真似神姫。とはいえ実力はそれなりにあるらしく、サードリーグで着実にポイントを増やしている。今回は脚にエクステンドブースターを四機付けて飛ぶ。 ユテルス隊 飛行隊員 天使型MMSアーンヴァル「チアキ」 ユテルス1/ジェミナス(双子) 天使型MMSアーンヴァル「サキ」 ユテルス2/ジェミナス(双子) とある理由で再起不能だったアーンヴァルの頭脳を特例で二つに分割し、それぞれに小柄な特注ボディを設け双子となった神姫。チアキが姉、サキが妹であるが、特にどちらが上ということも無く、その振る舞いは双子らしく二体同心。装備まで一緒なのでパッと見どちらがどちらか分からない。TACネームも同一とし、二体一組で行動する。 ちなみにオーナーも双子の姉妹で、それぞれが一人ずつ別のコンソールルームに入っている。まるで同一のチームに入るのが前提であったかのようである。 レッグスフライト ニーズ隊 飛行隊員(レッグスフライト隊長) 天使型MMSアーンヴァル「オーリーエンダー」 ニーズ1/サーヴィランス(監視者) 背中に高性能レドームを背負ったエリント装備のアーンヴァル。 レッグスフライトは全員電子的装備の神姫が集められ、偵察、索敵、撹乱などをになう電子戦部隊として編成された。 飛行隊員 サンタ型MMSツガル「アルタ」 ニーズ2/アナリスト(分析官) 他の三体がそれぞれの任務に集中できるよう、彼女は送られてきた情報を分析整理し飛行隊やチームに通達することを専門とした。 トーズ隊 飛行隊員 侍型MMS紅緒「菜月(なつき)」 トーズ1/アインハンダー(強行偵察機) 重装鎧を着たまま大出力のブースターで敵陣を強行偵察する侍。それでも敵集団の真っ只中に突っ込むため被弾率は高く生還率も低いが、最も確実で重要な肉眼情報を自チームに伝える。こうした行動でも制空ポイントが入るので、任務に就く神姫は不足しない。 右腕のみを攻撃専門とし、左腕は装甲で覆われて胴体と一体化しているように見えることからも、このTACネームを付けられた。 飛行隊員 天使型MMSアーンヴァル「ルウン」 トーズ2/スナーカー(引っ掻き回す者) 黒髪、色白のアーンヴァル。このイベントに備えたオリジナルの電子撹乱装備を身に纏い、飛行隊の電子戦闘を一手に担う。 ※作者より:ねここちゃん、B3を除く神姫たちは全員コラボレーションのために使ってくださってかまいません。 前へ 先頭ページへ 次へ
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各種設定集 ~神姫編~ -主人公側- ヴェル(犬型素体) 主人公、岡島士郎の所有する一体目の神姫。 名前の由来は、イタリア語の「緑色」から。 性格は気だてのいいお姉さんタイプで、他の神姫のまとめ役である。また士郎に対する愛情も 人一倍であり、美人を見て鼻の下を伸ばす士郎に嫉妬する事も多い。 一番長く神姫バトルの世界に居るので、戦闘経験は一番豊富。また、過去に「ルシフェル」と呼ばれ ていたノワル、「ミカエル」と呼ばれていたビアンカと戦い、いずれも撃破している。 ノワル(悪魔型素体) 士郎の二体目の神姫。 名前の由来は、イタリア語の「黒」から。 元々は鶴畑興紀の所有している「ルシフェル」の名を冠する13番目のMMSであったが、三年前の ヴェルとの試合に於いて敗北を喫し、廃棄処分にされる所を士郎に引き取られる。 「ボク」の一人称で話すノー天気な性格だが、感情が負の方向に高ぶると元の 冷たい口調が出る事がある。 元々、興紀の元で徹底された訓練を積んでいたため、バトルにおいてはかなりの実力を誇る。 ジャロ(ネコ型素体) 士郎の三体目の神姫。 名前の由来は、イタリア語の「黄色」から。 性格は天然気質のお気楽キャラだが、リアルリーグで馴らしたバトルの腕は確かである。 好物はシュークリーム。 マタタビ酒を飲むと、性格が清楚な箱入り娘キャラと化す。 -使役ユニット プチマスィーンズ- ネコ型MMS「マオチャオ」に付属する使役型ユニット。ジャロのマスィーンズにはそれぞれ性格が 設定されている。通常は使役しづらくなるので付けないオーナーが大多数だが、ジャロの「つまんないのだ」 の一言により士郎が付与する事に。 シロにゃん:エセ関西弁の守銭奴キャラ クロにゃん:軍人気質の堅物キャラ ボクにゃん:真面目な優等生キャラ オレにゃん:荒っぽいガキ大将キャラ ヒメにゃん:おっとりお嬢様キャラ コニー(兎型素体) 士郎の四体目の神姫。 名前の由来は、イタリア語の「兎」から。 元々、武装パーツに付いていた頭部ユニットだったので、士郎の経済状況から、なかなかボディを 貰えず、使役ユニットであるプチマスィーンスetc...に馬鹿にされる事が多々あり、一時は ひねくれた性格だったが、藤堂亮輔の所有するリンとのバトルで吹っ切れる事が出来た。 しかし、そのバトルの際に付けられた「乱射魔(トリガーハッピー)」の二つ名で呼ばれることを極端に 嫌っている。 現在は、崇拝する「BL○CK L○GOON」のレ○ィの口調&性格etc...を真似ていて、いつかは 「二丁拳銃(トゥーハンド)」の二つ名で呼ばれる事を夢見ている。 現在、セカンドクラスで戦っており、実はバトルにおいては5人の中では一番未熟だったりする。 好物はニンニク煎餅。 ビアンカ(天使型素体) 士郎の五体目とされる一番新しい神姫。 名前の由来は、イタリア語の「白」から。 元々は鶴畑大紀の所有する神姫「ミカエル」の№1であったが、ノワル同様ヴェルとの試合に於いて 敗北を喫し、廃棄処分にされる所を士郎に引き取られる。 ノワルと違うのは、修復の際、全ての記憶をリセットしている所であり、以前の大紀と居た記憶は無い。 なお、第11話の際に、士郎の妹である優衣に半ば強引に実家に連れて行かれ、現在優衣が新たな マスターとなっている。 性格は非常に素直な優等生タイプ。 まだデビュー前ではあるが、鶴畑家の訓練を受けているために、戦闘スキルはかなり高い (ハズである)。 -鶴畑兄妹- ルシフェル(悪魔型素体) 鶴畑興紀の所有する神姫。 名前の由来は、キリスト教における「サタン」の別称「ルシフェル」より。 究極の神姫を育て上げることを信条とする興紀の考えに則り、興紀自身の立てた戦略や指示に付いて こられなくなった同型素体は、戦闘データを採取された後廃棄され、前回のデータを周到し、 改良された新たな別の素体である「ルシフェル」が誕生する。 そのため、興紀のデビューからの通算敗北数(非公式含む)である"30番目"に登録された 悪魔型MMSが現在の「ルシフェル」の名を冠している。 また、岡島士郎の所有する「ノワル」や陽元治虫の所有する「エル」は、"廃棄された"「ルシフェル」 シリーズの内の1体である。 興紀に絶対忠誠を誓う「機械」のような性格であり、「エル」の様な性格が設定されたのは極めて 稀である。 ミカエル(天使型素体) 鶴畑大紀の所有する神姫。 名前の由来は、キリスト教における四大天使の一人である「ミカエル」より。 戦闘能力に於いては、鶴畑家の訓練を受けているため、最高水準の能力を誇るが、如何せん マスターがアホなので付いていけていない。 また、大紀が興紀の真似をし、敗北を喫した同型素体は尽く廃棄されている。士郎の 「ビアンカ」はその中の一体である。 興紀の「ルシフェル」同様、大紀に絶対忠誠を誓う「機械」のような性格。 アラエル(天使型素体) (前スレ208氏の「アラエル」の頁を引用。) 鶴畑大紀が度重なる敗北の憂さ晴らしに、マスターの最寄のセカンドリーグセンターで 使用していたアーンヴァルタイプの神姫。 大量のケチャップをかけたようなゴテゴテ装備にやっと懲りたらしく、彼にしては ある種の洗練さが見て取れる。 素体が点に見えてしまうほど巨大な反重力翼をもち、翼の表面にはドールアイを 改良したセンサー兼大出力レーザービーム発振装置をいくつも備えている。レーザーの 照準追尾性能は特筆モノ。 レーザーのエネルギーが切れた後は目玉を排除、セカンダリウェポンの全方位ミサイルを 眼窩から生やして攻撃する。 さらにミサイルが尽きた後は眼窩がスピーカーに変形し、音響波に乗せて相手神姫コアの 量子運動を阻害させる「EMPバラージ」を放つ(実際の電磁波ではないもよう)。現在のところこの EMPバラージが最終装備。 三段がまえの強力武装で対戦相手を圧倒させるが、多数の武装を内蔵した翼は構造上 非常にもろく、一定以上の衝撃を与えただけで瓦解してしまうほど。 同様の理由で飛行タイプのくせに高速移動が出来ない。要するにただの大きな的であるが、 遠距離攻撃はレーザーやミサイルで絶対的に防がれ、弾薬やレーザーのエネルギーが 切れた後に接近してもEMPバラージが待っているため、彼の従来の神姫と比べて隙が殆ど無い。 あとは無駄撃ちを抑えさえすれば間違いなく最強クラスの神姫である。 ジャンヌ(騎士型素体) 鶴畑和美の所有する神姫。 名前の由来は、中世ヨーロッパの英雄「ジャンヌ・ダルク」から 本来、近接・突撃戦闘を信条とする騎士タイプだが、和美の美学から、中~遠距離を主体とした 実弾装備を多く持たされることが多い。 その姿は、さながら「難攻不落の要塞」である。 興紀の「ルシフェル」、大紀の「ルシフェル」他同様、和美に絶対忠誠を誓う「機械」のような性格。
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ゾンビ型MMS/処刑人型MMS 騎士型、侍型の更に上を行く近接戦闘を意識して作られたタイプ。 速度を犠牲にする代わりに、防御力と腕力は高い。 初期生産分のみ少数が出回った。 一応表向きは外観、デザインが過激なため一般受けしなかったとされる。 実は、高い闘争本能と鈍めに設定された痛覚に問題があり、条件によっては『自壊するまで戦闘を止めない』という問題があったために回収されたと言われるが、詳細は不明。 この二種には従来のものにはない特徴として、何故か四肢がそれぞれプチマスィーンとして別々に動かせる機能がある。 ……が。当然のごとく神姫側に負担がかかるので、長時間の運用はできない。 元ネタは某パパンのブログより。 Exウェポンは、多分素体ナシでもそれっぽいのができるエイリアン型。……だったりすると俺によし。
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ぶそしき! これから!? 登場神姫紹介 <第0話> ○ヒイロ セイレーン型 呼称:「マスター」 持主:佐伯友大 瞳: 赤 髪: 深紅 近所のおもちゃ屋スターフィールドにて佐伯友大に購入される。 クレイドル付き、ただし武装なしの特価品である。 前のマスターの改造か、非常にパワーの値が高い。 性格は熱血よりと言うよりはバトル脳で少年っぽい。 マスターより、せめてものおしゃれと赤色のマフラーを与えられる。 戦い方はバーサーカーという言葉が相応しい攻撃偏重の猪突猛進ぶりである。 店員神姫 ○アリシア 天使型 神姫センターで働く店員神姫。 天使型らしくまじめで誰にでも丁寧に接し、人当たりが良い。 実はさり気に黒い。 ・・・ ○クラハ セイレーン型BK 呼称:「マスタァ」 持主:羽々辺誠志郎 瞳 :赤 髪 :金 鳥というよりは小鳥のような印象のセイレーン型? 普段、袖が広がった白と青のワンピースと帽子を着用し、鳥を思わせるレッグユニットを装備している。 実は袖に隠れた腕にも武装パーツをつけている。 ちなみに、元々はペットロボットのつもりで購入されたらしい。 素体とコアの組み合わせは純正のものではなく、通常の神姫より小柄である。 ・・・ 店員神姫 ○マリーベル 猫型 おもちゃ屋スターフィールドで働く世にも珍しい? 内気で控えめな猫型。 「……マオ、チャオ?」と彼女を初めて見て反応する客は珍しくない。 案内やプチマスィーンGとの店内清掃などを行っている。 ・・・ ○ハーティア 犬型 マリーベルと同時期におもちゃ屋スターフィールドで働くようになった神姫。 口が悪く一見ぶっきらぼうだが、仕事ぶりは生真面目であり、結構献身的である。 機材整備のプチマシーンGを率いて筐体などの施設管理や修理などを行っている。 時々出かけて―― ・・・ ○セラフィルフィス 悪魔型 おもちゃ屋スターフィールドで働く神姫。 武装神姫が出た初期の頃から稼働している古参であり、店員神姫たちのまとめ役であり、星原店長のパートナーである。 ・・・ <第2話> ○チャオ 猫型 呼称:「マスター」 持主:成行春澄 瞳 :黄緑 髪 :黄緑 性格は、いわゆるマオチャオらしく前向き。 ヒイロとは遊び仲間で友だちである。 実はストリートバトルをふっかけられた挙句、修理に出されるくらいに痛めつけられたことがあり、トラウマになっていた。 またその時に武装が幾つか壊れてしまっている。 代わりにマスターからお手製のクロースアーマーを渡されたが……あまり気に入っていないようである。 トップページ
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虹裏神姫キャラ全集 << 神姫以外のキャラクター達 >> ひこにゃん 「ふるふるふるふる(中の人など居ない的なポーズで」 彦根市のマスコットキャラクターだったが「赤い兜で武士繋がり」という理由で武士子と絡むようになった。 働かない武士子のために甲斐甲斐しく世話をする苦労人だが、 その見た目の可愛さから他の可愛いもの好き神姫に狙われたりすることも。 斡旋山 カチカチカチ(悪子さんは俺の嫁!) 本名ミスターアッセンブル。 HENTAI待望のオリジナル野郎フィギュアとして華々しく虹裏神姫デビュー! …の筈であったが発売初日から"カレー好きの童貞"として 早くも駄目な子の烙印を押されてしまった。 同じバイク乗りのオーメストラーダ勢、特に悪子さんに気があるらしく 童貞ながら積極的にアプローチしている。 しかし上手くいった試しが無く、ホリケンライダーアークに悪子さんを奪われたり スライサーズに「えーマジ童貞!?」と馬鹿にされたりと散々な結果に終わる。 また公式設定の「カレー好き」が災いし、 HENTAIに「カレー食って寝ろ」と罵られることもしばしば。 3馬鹿MSやウナゲを押しのけて人気者になってしまった為、 彼らからは妬まれている(ただしスタゲは仲良くなろうとしているらしい)。 ちなみにカチカチカチとしか喋れない。 怖いものはカチカチ山の"お嬢さん"たちで、特にモグ波姉さんには頭が上がらないらしい。 サイバー 「バロン! ミスターアッセンブルの 生命反応が消えた!」 アッセンブル特殊部隊I.M.P.A.C.T.に所属するサイボーグヒーロー。 斡旋家最後の良心であり常識人、故にAVマニア程度のキャラ付けに留まっている。 ジャークノイドのエグゾとはAVマニアとして親しく、時折熱く語らい合うことも。 主な仕事は斡旋山の生命反応の監視。 バロン 「…そうか(パシャパシャパシャ)」 アッセンブル特殊部隊I.M.P.A.C.T.に所属するサイボーグヒーロー。 豪放磊落な性格で、武士道精神を重んじる昔気質。 …のはずだったが、ある日突然HENTAI達からロリコンの烙印を押され、 こぱちが頻繁に斡旋家に出入りするようになってから、こぱちの写真を 鬼のように撮りまくるロリコンにキャラが固まってしまったようである。 エグゾ 「やはりキンパツポニテさんはいいな…」 ジャークノイドで最初に登場した稀代の宇宙魔導師。 物理法則を捻じ曲げる力を持ちつつ、ジャークノイド唯一の良心と言える存在。 AVマニアだったり(自称魔王の)しゃらたんの部下だったりと忙しい日々を送る。 意外と面倒見のいい一面が伺えたりする。 イーグ 「「「「まおちゃんもふもふ!まおちゃんもふもふ!」」」」 ジャークノイド所属のスペースマッドサイエンティスト。 名前及び体色からか、登場直後に持っていた四重人格が全てぬこもふり化。 4つの人格が度々会合を開いているが、最後はまおちゃおの元へと駆けていく。 生物融合だの何だのという能力は既に忘れ去られている模様。 ザイン 「こぱちちゃん、こっち向いて!(パシャパシャパシャ)」 ジャークノイド第3弾のアストロ犯罪者。 どのような経緯かは不明だが、いつの間にかロリコンキャラとなっていた。 アストロ犯罪者の肩書きは伊達ではなく、バロンと共に盗撮を敢行しては ぱとりん達に追われ、スライサーズに刻まれる日々を送っている。 白獅子(コンクリさん) 「尻ばかり見てないでちゃんと仕事しろ」 通称コンクリさん。由来は足元が「コンクリ詰めで東京湾に(以下略)」に見えるため。 CHOCOパパンが製作した、ドローテアに続く神姫サイズのフィギュア。 本名はホワイトライオン。尻の食い込み具合は異常なくらいリアル。 同人誌付きフィギュアであり、神姫の手足パーツを装着することも出来る。 姉妹的存在として黒獅子、赤獅子がいる。 神姫スレでは話題に上る程度の登場でしかなく、キャラ付けなども現在は行われていない。
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2036年 武装神姫の世界 (公式設定)について これは公式ページ内2036年 武装神姫の世界の情報をまとめたものである。 2036年 武装神姫の世界 2031年発売(神姫タイプ以外のMMSはこの限りではない) 主要ユーザー層は十代後半から四十代の男性 神姫の仕様(ハードウェア) 最小構成 神姫は基本的に以下のパーツで構成され、起動後のパーツの取り外しには神姫の停止を伴う。 最小構成CSC(胸部) Core Setup Chipの略。 多数存在するCSCのうち三つを選択しセットする。(同種のCSCの複数セットが可能かは不明) CSCの組み合わせによりコアユニット、素体の基本の性格、能力に対し固体ごとの個性、差異が生じる。 コアユニット(頭部) 頭部に内蔵されるパーツ。 コアユニットの種類により基本的な性格が決まっている。 これとCSCの組み合わせにより性格が決まる。 素体(胴体部) 頭部以下、四肢も含めた胴体部 これとのCSCの組み合わせにより能力が決まる。 このパーツ(胴体部)にバッテリーが内蔵されている。 オプション クレイドル 内蔵バッテリーの充電、データ整理、PCとの通信に用いられる非接触式充電通信装置。 神姫は一日一度このクレイドル上で充電、データ整理のために"眠る"。 武装パーツ 詳細不明 価格 高性能PC程度。(最小構成、武装パーツの有無、クレードルの有無、パーツの性能、流通経路により上下すると思われる) 神姫の仕様(ソフトウェア) 神姫は起動時にオーナー登録をする。 これはMMS国際法により定められている。 オーナーは必ず個人である。 神姫一人に対するオーナーは一人である 逆に一人のオーナーに対して神姫は複数登録できる。 この結びつきは絶対的なものであり、神姫はオーナーを変えることが出来ない。 流通 神姫センター 全国主要都市に点在する「MMS-Automation 神姫」を扱う専門店。 神姫、武装パーツの購入、修理を行うことが出来る。 武装神姫バトルを中心としたアミューズメント筐体も設置されている。 MMSショップ 神姫センターとの違いは不明。 おそらく神姫以外のMSSの取り扱いやアミューズメント筐体の有無だと思われる。 大型家電量販店 神姫、パーツの購入、修理が可能。 ただし上記の二つと違い専門に扱っていないのでサービス質は多少落ちると思われる。 アミューズメント 設置場所 神姫センター、アミューズメント施設等 コンテンツ 武装神姫バトルがメインコンテンツだと思われる。 ほかにも数種類存在するもよう。 武装神姫バトル 2032年から稼動、2036年現在バージョンアップを重ね人気アミューズメントとして定着。 筐体 テーブル状の台の上に透明の直方体のカバーが付いた筐体。 カバー側面に神姫出入り用の扉がある。 筐体上方の天井に吊り下げ式モニター有り(オプション?) オーナー用の椅子二台有り(オプション?) 仕様 バーチャルデータではなく実機を戦闘させる。 レギュレーション 以下の二種類が存在する オフィシャルバトル "武装神姫バトル管理協会(略称神姫BMA)"によって設定されたクラス分けとレギュレーションに則り行われる フリーバトル クラス分け、レギュレーションによらない自由に行われるバトル
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7月25日(月) その翌日、つまり月曜日。私はまたもや炎天下の元に歩いていた。 今日は神姫センターに行って、マスター登録をするそうだ。そうすることで公式大会にも出られるらしい。出る気はないんだけど。 「いいじゃん、無料だし色々特典ついてくるし」 「でも暑い」 「仕方ないでしょ。仁さんはお店あるんだし」 定休日とか言ってなかったっけ? 「樹羽はちょっと外に出て散歩した方がいいんじゃない?」 肩掛け鞄の中から、シリアがひょっこり顔を出す。 「シリアまで華凛の味方だ」 「私は樹羽のためを思って言ってるんだよ」 それくらいわかっている。が、やっばり不思議だな、神姫って。 その時、華凛がこちらを見て笑っていることに気が付いた。 「不思議でしょ、神姫って」 「……うん」 「??」 シリアは何のことかわからずキョトンとしている。 神姫は小さな人。見た目は人形そのものだけど、ちゃんと人の「心」を持っている。後8年早く神姫に触れていたら、私はあの時、笑っていられただろう。 「シリア、ありがとね」 「?? どういたしまして……」 やって来たのは駅前だった。ビルには「武装神姫」と書かれた垂れ幕がかかっており、さらに武装したアーンヴァルmk,2の写真や、TVにも神姫についての特集をやっている。 「ここまで人気だったんだ」 「元々2031年の発売から人気だったし、4年前の神姫ライドシステムの開発に3年前の大会ラッシュでさらに人気が高まったのよ」 3年前は神姫を使った事件とかもあったんだけどね、と華凛は付け足した。 「ま、今はそんなことも無くなって、みんな安心して神姫と一緒にいられるんだけどね」 「安心」 最近の世の中に関して、私はよく知らない。テレビはあまり見ないし、新聞(今時紙性の新聞をとっている家は割と珍しい)だって見ない。 「神姫を悪いことに使う、か」 鞄の中で、シリアは小さく呟いた。 3年前の事件、神姫は物として扱われたに違いない。それは、神姫のことなど考えていないと言うことだ。 それはシリアにも共通している。シリアはそれを思っているのだろう。 「今は安心」 「うん、そうだね」 私が言うと、シリアは笑ってくれた。でも、その笑いはどこか悲しそうに見えたのは気のせいだろうか。 「ほら樹羽、ここだよ」 華凛が指差す先、そこには一際大きなビルが建っていた。大きく「神姫センター」と書かれている。 なんか、今から不安になってきた。 建物の中は、人で賑わっていた。みんな神姫と一緒にいるか、中には買ったばかりの神姫を紙袋に入れている人もいる。 あの猫みたいな神姫は、マオチャオ型だ。思えばあの日、ゲームセンターで神姫バトルを見たことから始まったような気がする。 「まずカウンターに行ってカード作ってもらわないとね」 「……うん」 私は華凛の手を握った。人込みはそれほどではないが、はぐれたら嫌だ。華凛もそれをわかってくれたのか、無言で手を握り返してくれた。そのまま進んで行く。 「え~と、確か3番だったかな……?」 華凛の背は私より高い。よって手を引かれた状態だと、華凛がどこへ向かっているのかイマイチよく分からない。 「あ、いたいた!」 華凛の歩く速度が上がる。どうやら目的の場所を見つけたらしい。視界が軽く開ける。白いカウンターが目に写った。 「いらっしゃいませ、神姫センターへようこそ!」 その緩やかなソプラノに、私は懐かしさを覚えた。思わず顔をあげる。 「長谷川……さん?」 「あ、覚えててくれたんだ。お久しぶりね、奏萩さん」 そう言って微笑んでいるのは、私の中学生の時のクラスメイト、長谷川碧(はせがわみどり)だった。 わずかにウェーブのかかった薄緑色の髪に、きっちりとした制服。未だにあどけなさが残る顔立ちはだいぶ大人びた感じがする。 「何で長谷川さんがここに?」 「そりゃ、私がここで働いてるからよ」 それはそうだろう。でなかったらカウンターの向こう側で制服を着ているわけがない。 「私に自ら話しかけてくるとは、華凛にしかなついてなかった子がねぇ……」 「話しやすくなった?」 「そうそう、なんか空気って言うかオーラみたいな物が変わった気がするわ」 華凛と長谷川さんが笑い合う。 変わった――私は変わったのだろうか? だとすれば、その要因はやはりシリアとの出会いだったんだろう。 「で、今日は何の用? 昔話しに来た訳じゃないんでしょう?」 「ああそうだった。碧、樹羽に神姫カード作ってくれない?」 華凛がそう言うと、長谷川さんは一回微笑んでから、 「では、新しく神姫カードをお作りいたします」 すっかり様になった受付嬢になった。 「まず、お客様の名前や生年月日など、こちらのタブレットにご記入下さい」 渡されたのは、B5サイズのタブレットとタッチペン。赤い縁で囲われた部分を書けばいいらしい。自分の携帯の番号など覚えてなかったが、すかさず華凛が教えてくれた。 最後に、自分が持っている神姫とその名前を記入する。 「ありがとうございます。少々お待ちください」 長谷川さんはタブレットを受け取ると、慣れた手付きでタブレットを操作した。カウンターの向こうのパソコンと一緒に動かしていく。 やがて全ての作業が終わると、長谷川さんは一枚のカードを出した。銀色のカードで、エウクランテのシルエットと「武装神姫」と言う文字がプリントされている。 「お待たせ致しました。こちらがお客様のカードになります」 カードを受け取る。裏面には、細かい文字で注意書きがビッシリと書いてあった。ま、進んで読もうとは思わない。 「なお、お客様のランクは3からとなっております」 「ランク?」 ランクとは何だろう。3とは高いのだろうか? 「ランクって言うのは、まあ武装制限みたいなものね。このランクの登場で、初心者でも金を積めば勝てるって風潮が無くなったの。後、その人がどれぐらい強いのか、だいたいの目あすかな?」 「へぇ……」 確かに一里あるが、やっぱり武器が強くても使う人が駄目では宝の持ち腐れではないだろうか? だとすれば、このランクという制度が出来る前も、金を積んで勝てたのは初級から中級の人までだっただろう。つまり、真に強い人にはあまり意味のない制度なのかもしれない。 まあそれはそれとして、 「何で3から?」 シリアが疑問の声をあげる。普通ランクは1からではないのだろうか? 「あ、あなたが奏萩さんの神姫? シリアっていうんだよね」 「あ、はいそうです。よろしくお願いします、長谷川さん」 「やっぱえうえうはマジメよねぇ、ウチとはおお違い」 「ウチ?」 「私もオーナーだからね。後、そのランクは私からのプレゼント」 「長谷川さんからの?」 「強いんでしょ? 奏萩さん」 後ろで華凛がニヤニヤしている。絶対華凛の差し金だ。 「まあいいじゃない、ランク3からなら、公式でも今まで通り純正装備で戦えるんだから」 「そうなの?」 「そうなの。あと、ヴァーチャルバトルでは、武装データで武装するのは知ってるでしょ? その武装にはポイントがあるの。ランクが上がると、装備出来る武装の種類だけじゃなくて、武装が装備出来るキャパシティも増えていくのよ」 つまり、神姫には790や530と言ったようにキャパシティが設けられており、そのキャパシティ以内で武装をやりくりしなければならないらしい。 「めんどう……」 「そこが楽しいんじゃない。オリジナルの武装パターンを作りだすのよ!」 カードゲームに近いものがある気がする。余談だが、最近新しい決闘板がKCから発売されるとかビルの広告に書いてあった。 と、その時だった。 「う~うっさいじゃん。人が静かにロックを聞いてる上でごちゃごちゃ喋らないで欲しいじゃん」 カウンターの下から神姫が顔だけ出した。シンバルみたいな物(むしろシンバルそのもの)が頭に付いているその神姫は、確かベイビーラズ型だったはずだ。 「ちょっとグリーン、今接客中……」 「マスターが楽しくお喋り出来てるなら問題ないじゃん。マスターの友達ってことじゃん?」 独特な語尾で喋るグリーンと呼ばれた神姫は、こちらを――正確にはシリアを見た。 「私はグリーンって言うじゃん! よろしくじゃん!」 「よろしく」 「あ、よ、よろしくお願いします」 シリアは突然のハイテンションについていけていない様子。 「かー! 噂には聞いてたけどやっぱエウクランテはマジメじゃん! もっと羽目を外すくらいでちょうどいいじゃん?」 「は、はぁ……」 なんと言うか、元気な子だった。ある意味シリアとは対称的な感じ。 「碧も神姫持ってたんだ」 「うん、この仕事してるとさ、自然と惹かれるものがあって、つい……」 「なんの予備知識もなく買ってしまったと?」 「うん。元気なのはいいんだけど、家で留守番させるとすねるし、かと言ってこっちも接客業だから……」 なるほど、つまりカウンターの下でロックを聞いてて貰うので妥協してもらったのか。 そのグリーンは、今シリアと話している。思えば、シリアも私同様交友関係は少ないはずだ。これは交友関係を築くいい機会かもしれない。 「…………」 ふと見ると、華凛がグリーンのことをじっと見ていた。 「どうしたの?」 「あ、ううん! なんでもない」 華凛はまた長谷川と話し始めた。 (華凛?) さっきまでの華凛の表情は、まるで無くしてしまった何かを想っているような、そんな顔だった。 「明日はバトルしに行きましょう」 帰り道、華凛はそう宣言した。 「明日、月曜日」 「夏休み」 そう言えばもうそんな時期である。 「ゲームセンター行ってさ、バトルしに行こうよ!」 「…………」 正直、乗り気ではない。バトル事態が嫌な訳ではないが、初対面の人とバトルするのは、まだ抵抗がある。 「いいですね、行きましょう」 「シリア……」 シリアは鞄の中から手を上げた。神姫はやる気があるらしい。 つまり後は私次第。 「……わかった」 「よし、決まり! じゃあまた明日ね! 迎えに行くから、ちゃんと服着て寝ててよ! あられもない姿晒してたら問答無用で襲うからね!」 華凛は早口で巻くし立て、自らの帰路についた。 「……帰ろっか」 「うん、そうだね」 私たちも、帰り道を歩きだした。 夕日がコンクリートの地面を紅く染める頃、私は翌日の来訪を僅かながらに楽しみにしていた。 第五話の1へ 第六話の1へ トップへ戻る
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あらすじ 著 ユキ 舞台は2044年。相も変わらず平和な世界に一人の引きこもり少女がいた。 これはそんな引きこもりを克服しようと奮闘する少女と それを共に歩んでいく神姫の話―――― レールアクションや武装ランク等、様々な設定は『武装神姫 バトルマスターズMk2』をプレイしてみて考察したりそのまま引っ張ってきています。 なお、ゲームでは出ていないシステムが出たりします。 あと『武装神姫 バトルマスターズMk2』の時代設定は2041年ということにしてあります。 ※1-2にある本の内容に関しましては、ライドオン204xのあらすじから使わせていただきました ※4-3にて登場するミス・非常識についてはライドオン204xを参照 ※バリアに関しての補足説明といたしましては、通常神姫(またはリアライド時のマスター)が張ることの出来る緊急的なバリアが一般的なものになっています。クリティカルダウンの回避にしか役に立たないものでHPにダメージがいきます。 ※読んで頂いた方、できればコメントのほどよろしくお願い致します ※第十二話から読まれる方へ。11-3の最後に少しつけ足しました。第十二話から読まれる方は、そちらから読むことを推奨します 更新履歴 2012,6,5、 初投稿 2012,6,10、第二話出来ました 2012,6,10、人物紹介も載せました 2012,6,12、第三話出来ました。ちょっと2が長いです 2012,6,14、第四話出来ました。初バトルです 2012,6,16、第五話出来ました 2012,6,17、第六話出来ました。全体的にちょっと長いです 2012,6,19、第七話出来ました 2012,6,21、第八話出来ました 2012,7,8、 第九話出来ました 2012,7,14、第十話出来ました。今度は3が長いです 2012,7,24、第十話を修正しました 2012,8,2、 ちょこっと修正してみました 2012,8,3、 第十一話出来ました 2012,8,9、 第十二話出来ました 2012,8,9、 最終話出来ました 2012,8,19、全体的に場面変更線を入れました。内容は変わってません(10―3が変に途切れていたのを修正しました) 登場人物紹介 引きこもりと神姫 第一話・引きこもりデイズ1 2 3 第二話・襲撃者1 2 その夜の話 第三話・逆さまの神姫1 2 第四話・それは卒業試験なの1 2 3 第五話・νタイプ1 2 第六話・等価交換1 2 3 第七話・くるっと回って一回転1 2 3 第八話・持たざるもの1 2 3 第九話・再会と不調の間奏曲1 2 3 第十話・斬鉄剣の伝承者1 2 3 第十一話・真夏の雪1 2 3 第十二話・終わりと始まり1 2 3 最終話・私たちの未来これからの話 9月1日 おまけ 本日 - 昨日 - 総合 - ご意見ご感想など、どんどん書いて下さい! -- ユキ (2012-07-12 00 58 30) テンポが良くて読みやすいです! -- 神姫中毒 (2012-07-12 09 42 23) ひさしぶりに来れたら面白い作品が始まってて、得した気分です、切り口が又良いですよね〜楽しみにさせて頂きます -- ナナシ (2012-07-12 19 20 23) おお! 嬉しい限りです! まだまだ至らぬ点はありますが、よろしくお願いします! -- ユキ (2012-07-13 14 53 38) 10話を修正しました。ちょっと調子に乗ってやりすぎてしまいまして、すいませんでした -- ユキ (2012-07-24 14 23 12) いい小説ないかなーと探していたら神作品を見つけてしまった!やばい!おもしろすぎ!次回の話も期待してます! -- しおん (2012-07-27 09 50 20) 読みやすくて良いですが、6-3や7-2で同じ場面を別視点から書く時に、視点が切り替わったことを示す印がないとわかりづらいかなと感じました。 -- 名無しさん (2012-07-30 22 32 48) なるほど、貴重な意見ありがとうございました。まだまだ未熟故、ご指摘いただける点は色々あると思いますが、これからも読んで頂ければ幸いです -- ユキ (2012-08-01 19 43 48) 一応同じ場面を別視点で書くところに印(?)を入れてみました。他の視点変更点は何もつけてませんが、つけた方が良いですか? -- ユキ (2012-08-02 12 07 58) 上の印のことを書いた者です。分かりづらかったようなので私の好きなトミすけ氏の作品『ウサギのナミダ』を例に挙げます。1-1を読んでいただくと■や◇などが入っており、それらが入るたびに別の視点に切り替わっています。今回の修正のように露骨に誰々の視点と書く必要はありませんが、修正前の状態だと似た内容の文が不意に繰り返され読者が混乱する恐れがあると思います。(私もよく読むまで間違えて同じ文を挿入してしまったと思ってました・・・) ということが言いたかったのですが言葉が足りなかったようで申し訳ないです。長々と失礼しました。 -- 名無しさん (2012-08-02 18 31 16) 十一話の投稿、お疲れ様です。朱野君の言動が微笑ましいです。季節外れの雪とそれを不思議に思わない人々、謎が謎を呼ぶ展開で続きが楽しみです。 -- 名無しさん (2012-08-03 22 15 44) 楽しく読ませてもらってます~ 10-3 斬鉄剣のネタばらし部分なのですが、「不可」をかけたになってますが「負荷」じゃないでしょうか?お節介ですいません・・・>< -- 神姫中毒 (2012-08-06 11 52 10) ホントだ、間違ってる……。ご指摘ありがとうございました。他にも誤字、脱字等ありましたら、ご指摘していただけると有難いです -- ユキ (2012-08-06 21 42 02) 完結しない作品が多い中、凄まじいペースでの最後までの完走、お見事です。ただ一つ・・・12-3の最初のほうの「いいわけ…」の後、恐らく変換ミスだとは思いますが、ここだけは間違えちゃあいけねえ・・・! -- にゃー (2012-08-09 22 45 34) 完結お疲れ様でした〜、泣いて良いですか?神様の粋な計らいの仕業で私の涙腺決壊状態です(T^T)良い話をありがとうございました -- ナナシ (2012-08-10 01 43 29) むぅ…これは負けてられない…弟に負けっぱなしにしとくわけにはいかぬ -- rotto (2012-08-10 02 10 07) 祝完結!!見事なまでの完成度にウるっと来ちゃいました! ユキ先生の次回作にごきた・・・あれ? -- 神姫中毒 (2012-08-10 10 07 58) うっほうっ、最後の最後で誤変換してしまった。あそこでのミスはかなり痛い。ちゃんと修正しときました -- ユキ (2012-08-10 10 53 22) 完結おめでとうございます。凄まじい更新スピードでしたね、それでも手抜きは無く漫才・戦闘・成長の描写がしっかりしていました。学校に行った彼女がどうなったか…期待してもいいんですね! -- 白田黒乃 (2012-08-10 16 22 11) たくさんのコメント、ありがとうございます! 白田黒乃さん あなたの作品も読ませていただいています。次回作は製作予定です。流石に樹羽を高校に行かせてENDって言うのもアレですし、まだ色々解決してませんから。 -- ユキ (2012-08-10 23 06 38) 引き神完結お疲れさまでした!・・・これは泣くほどいい作品でした!文章力やばいですね!もしこの話の続きをやるならまたみさせてもらいますね!ともかく、お疲れさまでした!・・・自分も書こうかなぁ -- しおん (2012-08-13 01 05 20) 名前 コメント