約 1,507,096 件
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau2/pages/1165.html
このSSには濃厚なぺにぺに描写が含まれていますので苦手な方はご遠慮ください。 あとあまりに卑猥なので十八歳未満の方もあまり読むべきでは無いかもしれません。 いろいろと股間にクるかもしれないので注意してください。 ↓ ↓ ↓ 「おーい霊夢、今日は面白い物を持って来てやったぜ」 「一体何なのよ魔理沙」 「これだぜ」 「ゆゆっ!!」 「なによただのゆっくりじゃない・・・ただの・・・!?」 「ゆっ!ありすのぺにぺにすっごくおおきいでしょ!!」 「い、一体何なのよこの卑猥なゆっくりは!!」 「何って加工場の新製品だぜ」 「こんな気持ち悪いゆっくり何になるって言うのよ!おいフフンって顔するなよそこのゆっくり!別に褒めてねえよ!!」 「こう使うんだぜ」 ギュッ 「ゆゆ・・・!!ありすのぺにぺにが・・・!!!」 「うわ何やってんのよ魔理沙すっごくビクビクしてるじゃないうわなんか大きくなってきたキモイ人間ぐらい大きいじゃないいや私は実物は見たこと無いわよ」 「何言ってるんだ霊夢は・・・ホレすぐにすっきりさせてやるぜ!」 ゴシゴシ 「ゆっ!ゆああっ!!ぺにぺにぎもぢいいっ!!」 ヌチャヌチャ 「んっ!んほおっ!!もうらめっ!!いぐっ!!いっぢゃうっ!!」 「んーもう出そうだなあ。入れ物は・・・見あたらないな。仕方ない、飲むか」 「えっなに口開けてんの魔理沙もしかしてひょっとすると」 「んほおおおおおおおおおおおお!!!すっきりぃいいいいいいいいいい!!!」 ブビィ!ブビュルルルルルル!! 「んっ!さすがに全部は口で受け止められないか・・・帽子も洗濯だなこりゃ」 「うわぁ顔射だ初めて見た魔理沙の顔が微妙に黄色い白濁に染められてもの凄くいやらしいことに」 「ってコレのどこがまともな使い方なのよ!!もともとアレ用に作られたとでも言うの!?」 「何言ってるんだ!!これはゆっくりを傷つけることなく中身を絞れる素敵な新商品なんだぜ!!!」 「従来のゆっくりでは中身を取るにはどうしてもそのゆっくりを傷つける事となってしまう。 素人には加減が難しくゆっくりを殺してしまう事もある。 そこで加工場は、家庭でも簡単に必要な量を何度でもゆっくりから得るために、ゆっくりの精子餡に着目した。 ゆっくりのぺにぺにを肥大化させ、精子餡の量も増大させる。 ゆっくりのぺにぺにを刺激すれば精子餡を吐き出してくれると言う寸法だ。 そして餌には適当に生ゴミでもやっておけば、何度でも中身を回収出来る。 これぞ正に二十一世紀の二十世紀延長型エコロジーなんだぜ!!」 「いや私はこれは本来は絶対何か卑猥な用途の為に作られたんだと思うわ」 そしてこのゆっくりも徐々に幻想郷に広まっていきました。 ~霊夢の場合~ 「んーお汁粉でも食べたいわね」 台所へ向かう。 「ゆー!!おねえさんれいむをここからだしてね!!」 「まりさをだしてくれたらまりさのかわいいぺにぺにをさわらせてあげるぜ!!!」 「とかいはなありすにはたくさんのまりさをすっきりさせてあげるぎむがあるのよ!!!」 台所の隅には箱に詰められたぺにぺに強化型ゆっくりが並べられていた。 霊夢はれいむの入っている箱を持ち上げる。 「ゆっ!!だしてくれるんだね!!」 「ええ。ぺにぺにだけね」 霊夢は箱の下の方に付いている蓋を開け、れいむのぺにぺにを引っ張り出した。 「ゆゆゆ・・・!?」 妙な感覚にとまどうれいむ。箱からはまるで乳牛の乳房のようにぺにぺにが垂れ下がっている。 「えい」 ムッギュウウウン 「ゆぎゃあああああああ!!!」 霊夢は乳を搾るかのようにぺにぺにを思い切り握っていた。 牛の乳搾りには慣れが必要なのだが、ゆっくりにはそんな物必要ない。ただ絞り出すだけだ。 「ゆぎっ!ゆぎっ!やめでえ゙え゙え゙え゙え゙え゙え゙え゙え゙!!!」 霊夢が力を込めるたびに、れいむのぺにぺにから餡子が吹き出し、下に置かれた鍋に溜まっていく。 「ゆ゙ごお゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙っ!!」 ひときわ大きな声を上げ、れいむは白目を剥いて気を失った。れいむのぺにぺには萎びて小さくなっている。 「ふぅ。やっぱりすっきりさせるよりもこっちの方が楽ね。それにゆっくりに奉仕するのなんて不愉快だし。まあ良い買い物だったわね、このゆっくりも」 霊夢はぺにぺにを箱に仕舞い、箱を元の位置に戻し、お汁粉の調理を始めた。 「いやあああああああああああああ!!!」 「ありすのぺにぺにはしぼってもなにもでないわよおおおおおおおおおおお!!!」 文字通り絞り尽くされたれいむの隣でビッグぺにぺに達は絶叫するのであった。 ~アリスの場合~ 「むっ・・・ぴちゅ・・・」 「どう魔理沙、気持ちいい?」 「きっ・・気持ちいい・・・ぜ・・・!!」 「嬉しいわ魔理沙・・・」 アリスはゆっくりまりさのぺにぺにを口に含んで何やらしていた。 「んっ・・・むぐ・・・」 「あああアリス!!も・・・もう出ちゃうんだぜ!!!」 「うふっ、早いのね魔理沙は・・・いいわよ、出して!」 「あっありすっ!!んほおっ!!いぐよ!!いぐっ!!」 「んほおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!すっきりいいいいいいいいいいいいいいい!!!」 ビュクビュクッ!! ブチ 「ゆっっ!!?」 「魔理沙はそんな事言わない」(モゴモゴ) 「ゆがああああああああああ!!!ばりざのびっぐでぶりでぃなべにべにがあ゙ああ゙ああ゙ああ゙ああ゙!?」 まりさのぺにぺにはアリスに噛み切られ、顎の下に空いた丸い穴から餡子が吹き出していた。 「まったく・・・このまりさも駄目ね!何匹躾ても私の理想の魔理沙は作れないわね・・・」(モゴモゴ) 「ゆぎいい!!!まっまりさのぺにぺにが・・・・!!!まりさのかたくてくろくてぶっといびっぐぺにぺにが・・・・!!!」 「もう!またやり直しじゃない!!」 ムシャムシャゴックン 「あら・・・ゆっくりのぺにぺにって意外と美味しいのね・・・ぺにぺに用のゆっくりでも飼おうかしら」 「あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙!!!!あ゙り゙ずがばり゙ざの゙べに゙べに゙だべぢゃっだあ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙!!!!」 ~阿求の場合~ 「まっまりさっ!!ありずどいっじょにずっぎりじようねえええええええ!!!」 「いやああああああああ!!そんなぺにぺにはいらないんだぜええええええええ!!!」 「ずっぎりいいいいいいいいいいいい!!!!」 「ゆぎゃあああああああああああああああああ!!!!」 「おい!!なにやってんだこの糞饅頭!!!」 「ゆっ!!ありすはまりさをすっきりさせてあげただけよ!!まりさはきもちよすぎてしっしんしちゃったわ!!!にんっしんもね!!」 「何が失神だ!!俺のまりさはてめえの無駄にでけえぺにぺにを無理矢理ねじ込まれたせいでまむまむが裂けて死んじまったんだよ!!!」 「それはとかいはなありすのあいをうけとめきれないまりさがわるいのよ!!」 「黙れ豚があああああ!!!てめえは潰す!!それがまりさのためだあああああああ!!!」 「お止め下さい!!」 「何だ!?って稗田のお嬢さんじゃないですか!俺はどうしてもこの饅頭を潰さなきゃならないんですよ!!」 「それこそ人の傲慢と言うもの!このゆっくりは人間の都合でぺにぺにを大きくされた結果、ゆっくりには受け入れられない体となったのですよ!!」 「たしかにありすにはレイプ癖がありますが、ぺにぺにが大きくなければあなたのまりさが死ぬ前に交尾をやめさせる事が出来たでしょう!」 「このありすは子を作ることができない。被害者なのですよ、このありすも。ありすは私が引き取ります。何ならあなたのまりさ、私が弁償しても構いません」 「・・・いえ・・・お嬢さんにそんな事言われたら、もう・・・俺も思い上がってたんだなあって・・・弁償なんてとんでもないですよ」 「わかってくれましたか。では私はありすと行きます」 「ええ、お気を付けて」 「ゆゆ!!おねえさんたすけてくれてありがとう!!!おれいにありすのぺにぺにですっきりさせてあげてもいいわよ!!!」 「お断りします」 このありすのぺにぺに、そこらの強化ゆっくりの比ではない大きさだ。 それにこの発言からするに、もとはどこかの女性があっちの用途のために飼っていた物のようだ。 大方、大きすぎるぺにぺにを受け入れられなくなって捨てたのだろう。 ゆっくりだけではなく人間にも受け入れられないとは。 阿求は以前読んだ、外界の絵物語を思い出した。 二十三センチの一物を持ち、誰にも受け入れられずに夜な夜なレイプ殺人を繰り返した男の話だ。 哀れなものよ。 だからこそ虐待のしがいがあるという物だ。 ありすを屋敷に連れ帰った阿求は、ありすを台の上に乗せて言った。 「そのぺにぺにをもっと素敵に大きくする方法があるんだけど、試してみる気はない?」 「ゆゆっ!?そんなことできるの!?じゃあゆっくりおねがいするね!!」 「それじゃ準備してくるわね」 「ゆゆ!!ありすのぺにぺにがもっととかいはになったらさいしょにおねえさんにいどのかいほうですーぱーえごさせてあげるからね!!!」 「ネタバレお断りします」 「待たせたわね」 戻ってきた阿求は手に竹刀とゆっくり用の拘束具を持っていた。 「ゆゆ!!はやくしてね!!」 このありすは阿求の道具が何を意味するのかわかっていないようだった。 「それじゃ早くするわね」 そう言った阿求はありすに拘束具を着け始めた。 「ゆゆ!?うごけないよ!!ゆっくりやめてね!!」 「我慢しなさい!都会派でしょ!」 「ゆうう、ゆっくりがまんするよ!」 拘束具を着けられ、ありすは完全に身動きが取れなくなった。 「それじゃ始めるわよ」 阿求は竹刀を振り上げながら言った。 バシィーッ!! 「ゆごおっ!!!」 阿求の竹刀がありすのぺにぺにを打った。 「なっなにするのおねえさん!!!ゆっくりやめてね!!!」 「いやいやこれでぺにぺにが大きくなるのよ。我慢我慢」 バシィーッ!! 「ゆっぎゃああああ!!!」 「いだいよおおおおお!!!やべでええええええ!!!」 「まだ全然大きくなってないわよ。ほらもう一発」 バシィーッ!! 「ゆぎいいい!!!」 「もういやあああああああ!!おうちかえるううううううう!!!」 「何言ってるの?もうここがあなたのお家なのよ」 バシィーッ!! 「ゆぼおおおおおお!!!」 バシィーッ!! 「ゆがあああああああ!!!」 バシィーッ!! 「ゆ゙お゙お゙ーーーーーーーっ!!!」 バシィーッ!! 「ゆぎぎっぎっぎぎいいぎぎぎ・・・!!!」 「んー、ちょっと大きくなってきたわね」 「ほっ、ほんど!?」 「ええ、もっと都会派になったわよ」 実際は腫れているだけなのだが。 「ゆううう・・・じゃあもういいよ!!ありがとうおねえさん!!」 「何言ってるのまだまだこれからよ」 バシンッ!!! 「ゆ゙ぎえ゙え゙え゙え゙え゙え゙え゙え゙え゙え゙え゙え゙え゙え゙!!!」 竹刀がぺにぺにの先端部を叩き潰した。 ありすは痛みに震えて何も出来ない。 「ほらほらほら」 バシッ!!!バシッ!!!バシッ!!! これまでとは違って本気で振り下ろされる竹刀に、ゆっくりのぺにぺになど耐えられるはずも無かった。 「ゆ゙ぶゔ!!ゆ゙べえ゙!ゆ゙びい゙!!」 ぺにぺにが破壊され、先端からカスタードが流れ出した。 「あははははははは!!!このありす叩かれて白いの吹き出しちゃってるわ!!!」 バシッ!!!バシッ!!!バシッ!!!バシッ!!!バシッ!!!バシッ!!! 「ほら!これが!いいのかしら!?何とか!!言いなさいよ!!」 「ゆ゙っ!!ゆ゙っ!!ゆ゙っ!!ゆ゙っ!!ゆ゙っ!!ゆ゙っ!!」 白目を剥き呻くことしかできないありす。 「あっはははははははははああああ!!」 阿求は横からありすの体を殴りつけ、吹き飛ばした。 ぺにぺにからカスタードの尾を引いて宙を舞うありす。 床に着地した、その瞬間 「ぼっっ!!!!」 阿求が玄翁でありすを叩き潰した。 「はははははははははは!!もう最高ね!!これ以上に楽しい事なんて無いわ!!」 ドゴッ!!グシャッ!!ブシャア!!ガッシ!!ボカッ!!フルーツ(笑) 「ゆび!!ぼ!!げ!!びゅ!!ば!!qw!!tyhぐ!!kgyb!!!・・・・・・・・・・・・」 最早ありすはゆっくりとしての原型を留めないほどに完全に破壊された。 「あはっははははははははははっああああああああああああん!!!!」 そして阿求は内から湧き上がる快感に身を震わせ絶頂した。 「はあ・・・はあ・・・これだからやめられないわ・・・・」 阿求の次なる獲物はどのゆっくりとなるのだろうか。 ちなみにこのありすは生前はHENTAIお兄さんの菊門をすっきりさせていました。 ~妹紅の場合~ 「やめるんだ妹紅!!」 「止めるな慧音!!女には・・・女にはやらなくてはならない時があるんだ・・・!!」 「だからといって妹紅!!この一回のすっきりで一リットルのカスタードを流し込むガロンありすのカスタードを一気に飲み干そうだなんて・・・!!」 「ゆゆっ!!!」(誇らしげに) 「これが出来なければ私は輝夜には勝てないんだ!!」 「なんでだよ!!びっくり人間コンテストで勝負するのか!?」 「ええい私はやるぞ!!私が死んでも代わりはいないけどなあにかえって免疫力がつく!!!」 ガボッ 「ゆっ!ありすのぺにぺにがおねえさんのおくちのなかにぃぃ!!」 「実況するな!!」 「む・・・むぐ・・・!!」 「妹紅!そんなに喉の奥でくわえたら・・・!!」 「んほおおおおおおおおお!!!すっっきりいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!」 ドプドプブビュルルッルンブピドピュドクドクドクビピュルルルン 「むぐ!んぐ!ぐっ!!むむ・・・!!むごおおおおお!!むげっ!!ごっ!!ごぼっ!!ぐぶぶぶぶぶぶぶ・・・・・」 「うわああああああああああ妹紅!妹紅!!もこーが陸の上で溺死したあああああああああああああああ!!!」 ちなみに輝夜も親ゆっくりを丸飲みしようとして喉に詰めて窒息死している。 リスペクトヤマジュン うーんこれはひどい このSSに感想を付ける
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutai/pages/1010.html
このSSには濃厚なぺにぺに描写が含まれていますので苦手な方はご遠慮ください。 あとあまりに卑猥なので十八歳未満の方もあまり読むべきでは無いかもしれません。 いろいろと股間にクるかもしれないので注意してください。 ↓ ↓ ↓ 「おーい霊夢、今日は面白い物を持って来てやったぜ」 「一体何なのよ魔理沙」 「これだぜ」 「ゆゆっ!!」 「なによただのゆっくりじゃない・・・ただの・・・!?」 「ゆっ!ありすのぺにぺにすっごくおおきいでしょ!!」 「い、一体何なのよこの卑猥なゆっくりは!!」 「何って加工場の新製品だぜ」 「こんな気持ち悪いゆっくり何になるって言うのよ!おいフフンって顔するなよそこのゆっくり!別に褒めてねえよ!!」 「こう使うんだぜ」 ギュッ 「ゆゆ・・・!!ありすのぺにぺにが・・・!!!」 「うわ何やってんのよ魔理沙すっごくビクビクしてるじゃないうわなんか大きくなってきたキモイ人間ぐらい大きいじゃないいや私は実物は見たこと無いわよ」 「何言ってるんだ霊夢は・・・ホレすぐにすっきりさせてやるぜ!」 ゴシゴシ 「ゆっ!ゆああっ!!ぺにぺにぎもぢいいっ!!」 ヌチャヌチャ 「んっ!んほおっ!!もうらめっ!!いぐっ!!いっぢゃうっ!!」 「んーもう出そうだなあ。入れ物は・・・見あたらないな。仕方ない、飲むか」 「えっなに口開けてんの魔理沙もしかしてひょっとすると」 「んほおおおおおおおおおおおお!!!すっきりぃいいいいいいいいいい!!!」 ブビィ!ブビュルルルルルル!! 「んっ!さすがに全部は口で受け止められないか・・・帽子も洗濯だなこりゃ」 「うわぁ顔射だ初めて見た魔理沙の顔が微妙に黄色い白濁に染められてもの凄くいやらしいことに」 「ってコレのどこがまともな使い方なのよ!!もともとアレ用に作られたとでも言うの!?」 「何言ってるんだ!!これはゆっくりを傷つけることなく中身を絞れる素敵な新商品なんだぜ!!!」 「従来のゆっくりでは中身を取るにはどうしてもそのゆっくりを傷つける事となってしまう。 素人には加減が難しくゆっくりを殺してしまう事もある。 そこで加工場は、家庭でも簡単に必要な量を何度でもゆっくりから得るために、ゆっくりの精子餡に着目した。 ゆっくりのぺにぺにを肥大化させ、精子餡の量も増大させる。 ゆっくりのぺにぺにを刺激すれば精子餡を吐き出してくれると言う寸法だ。 そして餌には適当に生ゴミでもやっておけば、何度でも中身を回収出来る。 これぞ正に二十一世紀の二十世紀延長型エコロジーなんだぜ!!」 「いや私はこれは本来は絶対何か卑猥な用途の為に作られたんだと思うわ」 そしてこのゆっくりも徐々に幻想郷に広まっていきました。 ~霊夢の場合~ 「んーお汁粉でも食べたいわね」 台所へ向かう。 「ゆー!!おねえさんれいむをここからだしてね!!」 「まりさをだしてくれたらまりさのかわいいぺにぺにをさわらせてあげるぜ!!!」 「とかいはなありすにはたくさんのまりさをすっきりさせてあげるぎむがあるのよ!!!」 台所の隅には箱に詰められたぺにぺに強化型ゆっくりが並べられていた。 霊夢はれいむの入っている箱を持ち上げる。 「ゆっ!!だしてくれるんだね!!」 「ええ。ぺにぺにだけね」 霊夢は箱の下の方に付いている蓋を開け、れいむのぺにぺにを引っ張り出した。 「ゆゆゆ・・・!?」 妙な感覚にとまどうれいむ。箱からはまるで乳牛の乳房のようにぺにぺにが垂れ下がっている。 「えい」 ムッギュウウウン 「ゆぎゃあああああああ!!!」 霊夢は乳を搾るかのようにぺにぺにを思い切り握っていた。 牛の乳搾りには慣れが必要なのだが、ゆっくりにはそんな物必要ない。ただ絞り出すだけだ。 「ゆぎっ!ゆぎっ!やめでえ゙え゙え゙え゙え゙え゙え゙え゙え゙!!!」 霊夢が力を込めるたびに、れいむのぺにぺにから餡子が吹き出し、下に置かれた鍋に溜まっていく。 「ゆ゙ごお゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙っ!!」 ひときわ大きな声を上げ、れいむは白目を剥いて気を失った。れいむのぺにぺには萎びて小さくなっている。 「ふぅ。やっぱりすっきりさせるよりもこっちの方が楽ね。それにゆっくりに奉仕するのなんて不愉快だし。まあ良い買い物だったわね、このゆっくりも」 霊夢はぺにぺにを箱に仕舞い、箱を元の位置に戻し、お汁粉の調理を始めた。 「いやあああああああああああああ!!!」 「ありすのぺにぺにはしぼってもなにもでないわよおおおおおおおおおおお!!!」 文字通り絞り尽くされたれいむの隣でビッグぺにぺに達は絶叫するのであった。 ~アリスの場合~ 「むっ・・・ぴちゅ・・・」 「どう魔理沙、気持ちいい?」 「きっ・・気持ちいい・・・ぜ・・・!!」 「嬉しいわ魔理沙・・・」 アリスはゆっくりまりさのぺにぺにを口に含んで何やらしていた。 「んっ・・・むぐ・・・」 「あああアリス!!も・・・もう出ちゃうんだぜ!!!」 「うふっ、早いのね魔理沙は・・・いいわよ、出して!」 「あっありすっ!!んほおっ!!いぐよ!!いぐっ!!」 「んほおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!すっきりいいいいいいいいいいいいいいい!!!」 ビュクビュクッ!! ブチ 「ゆっっ!!?」 「魔理沙はそんな事言わない」(モゴモゴ) 「ゆがああああああああああ!!!ばりざのびっぐでぶりでぃなべにべにがあ゙ああ゙ああ゙ああ゙ああ゙!?」 まりさのぺにぺにはアリスに噛み切られ、顎の下に空いた丸い穴から餡子が吹き出していた。 「まったく・・・このまりさも駄目ね!何匹躾ても私の理想の魔理沙は作れないわね・・・」(モゴモゴ) 「ゆぎいい!!!まっまりさのぺにぺにが・・・・!!!まりさのかたくてくろくてぶっといびっぐぺにぺにが・・・・!!!」 「もう!またやり直しじゃない!!」 ムシャムシャゴックン 「あら・・・ゆっくりのぺにぺにって意外と美味しいのね・・・ぺにぺに用のゆっくりでも飼おうかしら」 「あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙!!!!あ゙り゙ずがばり゙ざの゙べに゙べに゙だべぢゃっだあ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙!!!!」 ~阿求の場合~ 「まっまりさっ!!ありずどいっじょにずっぎりじようねえええええええ!!!」 「いやああああああああ!!そんなぺにぺにはいらないんだぜええええええええ!!!」 「ずっぎりいいいいいいいいいいいい!!!!」 「ゆぎゃあああああああああああああああああ!!!!」 「おい!!なにやってんだこの糞饅頭!!!」 「ゆっ!!ありすはまりさをすっきりさせてあげただけよ!!まりさはきもちよすぎてしっしんしちゃったわ!!!にんっしんもね!!」 「何が失神だ!!俺のまりさはてめえの無駄にでけえぺにぺにを無理矢理ねじ込まれたせいでまむまむが裂けて死んじまったんだよ!!!」 「それはとかいはなありすのあいをうけとめきれないまりさがわるいのよ!!」 「黙れ豚があああああ!!!てめえは潰す!!それがまりさのためだあああああああ!!!」 「お止め下さい!!」 「何だ!?って稗田のお嬢さんじゃないですか!俺はどうしてもこの饅頭を潰さなきゃならないんですよ!!」 「それこそ人の傲慢と言うもの!このゆっくりは人間の都合でぺにぺにを大きくされた結果、ゆっくりには受け入れられない体となったのですよ!!」 「たしかにありすにはレイプ癖がありますが、ぺにぺにが大きくなければあなたのまりさが死ぬ前に交尾をやめさせる事が出来たでしょう!」 「このありすは子を作ることができない。被害者なのですよ、このありすも。ありすは私が引き取ります。何ならあなたのまりさ、私が弁償しても構いません」 「・・・いえ・・・お嬢さんにそんな事言われたら、もう・・・俺も思い上がってたんだなあって・・・弁償なんてとんでもないですよ」 「わかってくれましたか。では私はありすと行きます」 「ええ、お気を付けて」 「ゆゆ!!おねえさんたすけてくれてありがとう!!!おれいにありすのぺにぺにですっきりさせてあげてもいいわよ!!!」 「お断りします」 このありすのぺにぺに、そこらの強化ゆっくりの比ではない大きさだ。 それにこの発言からするに、もとはどこかの女性があっちの用途のために飼っていた物のようだ。 大方、大きすぎるぺにぺにを受け入れられなくなって捨てたのだろう。 ゆっくりだけではなく人間にも受け入れられないとは。 阿求は以前読んだ、外界の絵物語を思い出した。 二十三センチの一物を持ち、誰にも受け入れられずに夜な夜なレイプ殺人を繰り返した男の話だ。 哀れなものよ。 だからこそ虐待のしがいがあるという物だ。 ありすを屋敷に連れ帰った阿求は、ありすを台の上に乗せて言った。 「そのぺにぺにをもっと素敵に大きくする方法があるんだけど、試してみる気はない?」 「ゆゆっ!?そんなことできるの!?じゃあゆっくりおねがいするね!!」 「それじゃ準備してくるわね」 「ゆゆ!!ありすのぺにぺにがもっととかいはになったらさいしょにおねえさんにいどのかいほうですーぱーえごさせてあげるからね!!!」 「ネタバレお断りします」 「待たせたわね」 戻ってきた阿求は手に竹刀とゆっくり用の拘束具を持っていた。 「ゆゆ!!はやくしてね!!」 このありすは阿求の道具が何を意味するのかわかっていないようだった。 「それじゃ早くするわね」 そう言った阿求はありすに拘束具を着け始めた。 「ゆゆ!?うごけないよ!!ゆっくりやめてね!!」 「我慢しなさい!都会派でしょ!」 「ゆうう、ゆっくりがまんするよ!」 拘束具を着けられ、ありすは完全に身動きが取れなくなった。 「それじゃ始めるわよ」 阿求は竹刀を振り上げながら言った。 バシィーッ!! 「ゆごおっ!!!」 阿求の竹刀がありすのぺにぺにを打った。 「なっなにするのおねえさん!!!ゆっくりやめてね!!!」 「いやいやこれでぺにぺにが大きくなるのよ。我慢我慢」 バシィーッ!! 「ゆっぎゃああああ!!!」 「いだいよおおおおお!!!やべでええええええ!!!」 「まだ全然大きくなってないわよ。ほらもう一発」 バシィーッ!! 「ゆぎいいい!!!」 「もういやあああああああ!!おうちかえるううううううう!!!」 「何言ってるの?もうここがあなたのお家なのよ」 バシィーッ!! 「ゆぼおおおおおお!!!」 バシィーッ!! 「ゆがあああああああ!!!」 バシィーッ!! 「ゆ゙お゙お゙ーーーーーーーっ!!!」 バシィーッ!! 「ゆぎぎっぎっぎぎいいぎぎぎ・・・!!!」 「んー、ちょっと大きくなってきたわね」 「ほっ、ほんど!?」 「ええ、もっと都会派になったわよ」 実際は腫れているだけなのだが。 「ゆううう・・・じゃあもういいよ!!ありがとうおねえさん!!」 「何言ってるのまだまだこれからよ」 バシンッ!!! 「ゆ゙ぎえ゙え゙え゙え゙え゙え゙え゙え゙え゙え゙え゙え゙え゙え゙!!!」 竹刀がぺにぺにの先端部を叩き潰した。 ありすは痛みに震えて何も出来ない。 「ほらほらほら」 バシッ!!!バシッ!!!バシッ!!! これまでとは違って本気で振り下ろされる竹刀に、ゆっくりのぺにぺになど耐えられるはずも無かった。 「ゆ゙ぶゔ!!ゆ゙べえ゙!ゆ゙びい゙!!」 ぺにぺにが破壊され、先端からカスタードが流れ出した。 「あははははははは!!!このありす叩かれて白いの吹き出しちゃってるわ!!!」 バシッ!!!バシッ!!!バシッ!!!バシッ!!!バシッ!!!バシッ!!! 「ほら!これが!いいのかしら!?何とか!!言いなさいよ!!」 「ゆ゙っ!!ゆ゙っ!!ゆ゙っ!!ゆ゙っ!!ゆ゙っ!!ゆ゙っ!!」 白目を剥き呻くことしかできないありす。 「あっはははははははははああああ!!」 阿求は横からありすの体を殴りつけ、吹き飛ばした。 ぺにぺにからカスタードの尾を引いて宙を舞うありす。 床に着地した、その瞬間 「ぼっっ!!!!」 阿求が玄翁でありすを叩き潰した。 「はははははははははは!!もう最高ね!!これ以上に楽しい事なんて無いわ!!」 ドゴッ!!グシャッ!!ブシャア!!ガッシ!!ボカッ!!フルーツ(笑) 「ゆび!!ぼ!!げ!!びゅ!!ば!!qw!!tyhぐ!!kgyb!!!・・・・・・・・・・・・」 最早ありすはゆっくりとしての原型を留めないほどに完全に破壊された。 「あはっははははははははははっああああああああああああん!!!!」 そして阿求は内から湧き上がる快感に身を震わせ絶頂した。 「はあ・・・はあ・・・これだからやめられないわ・・・・」 阿求の次なる獲物はどのゆっくりとなるのだろうか。 ちなみにこのありすは生前はHENTAIお兄さんの菊門をすっきりさせていました。 ~妹紅の場合~ 「やめるんだ妹紅!!」 「止めるな慧音!!女には・・・女にはやらなくてはならない時があるんだ・・・!!」 「だからといって妹紅!!この一回のすっきりで一リットルのカスタードを流し込むガロンありすのカスタードを一気に飲み干そうだなんて・・・!!」 「ゆゆっ!!!」(誇らしげに) 「これが出来なければ私は輝夜には勝てないんだ!!」 「なんでだよ!!びっくり人間コンテストで勝負するのか!?」 「ええい私はやるぞ!!私が死んでも代わりはいないけどなあにかえって免疫力がつく!!!」 ガボッ 「ゆっ!ありすのぺにぺにがおねえさんのおくちのなかにぃぃ!!」 「実況するな!!」 「む・・・むぐ・・・!!」 「妹紅!そんなに喉の奥でくわえたら・・・!!」 「んほおおおおおおおおお!!!すっっきりいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!」 ドプドプブビュルルッルンブピドピュドクドクドクビピュルルルン 「むぐ!んぐ!ぐっ!!むむ・・・!!むごおおおおお!!むげっ!!ごっ!!ごぼっ!!ぐぶぶぶぶぶぶぶ・・・・・」 「うわああああああああああ妹紅!妹紅!!もこーが陸の上で溺死したあああああああああああああああ!!!」 ちなみに輝夜も親ゆっくりを丸飲みしようとして喉に詰めて窒息死している。 リスペクトヤマジュン うーんこれはひどい このSSに感想を付ける
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau9/pages/784.html
このSSには濃厚なぺにぺに描写が含まれていますので苦手な方はご遠慮ください。 あとあまりに卑猥なので十八歳未満の方もあまり読むべきでは無いかもしれません。 いろいろと股間にクるかもしれないので注意してください。 ↓ ↓ ↓ 「おーい霊夢、今日は面白い物を持って来てやったぜ」 「一体何なのよ魔理沙」 「これだぜ」 「ゆゆっ!!」 「なによただのゆっくりじゃない・・・ただの・・・!?」 「ゆっ!ありすのぺにぺにすっごくおおきいでしょ!!」 「い、一体何なのよこの卑猥なゆっくりは!!」 「何って加工場の新製品だぜ」 「こんな気持ち悪いゆっくり何になるって言うのよ!おいフフンって顔するなよそこのゆっくり!別に褒めてねえよ!!」 「こう使うんだぜ」 ギュッ 「ゆゆ・・・!!ありすのぺにぺにが・・・!!!」 「うわ何やってんのよ魔理沙すっごくビクビクしてるじゃないうわなんか大きくなってきたキモイ人間ぐらい大きいじゃないいや私は実物は見たこと無いわよ」 「何言ってるんだ霊夢は・・・ホレすぐにすっきりさせてやるぜ!」 ゴシゴシ 「ゆっ!ゆああっ!!ぺにぺにぎもぢいいっ!!」 ヌチャヌチャ 「んっ!んほおっ!!もうらめっ!!いぐっ!!いっぢゃうっ!!」 「んーもう出そうだなあ。入れ物は・・・見あたらないな。仕方ない、飲むか」 「えっなに口開けてんの魔理沙もしかしてひょっとすると」 「んほおおおおおおおおおおおお!!!すっきりぃいいいいいいいいいい!!!」 ブビィ!ブビュルルルルルル!! 「んっ!さすがに全部は口で受け止められないか・・・帽子も洗濯だなこりゃ」 「うわぁ顔射だ初めて見た魔理沙の顔が微妙に黄色い白濁に染められてもの凄くいやらしいことに」 「ってコレのどこがまともな使い方なのよ!!もともとアレ用に作られたとでも言うの!?」 「何言ってるんだ!!これはゆっくりを傷つけることなく中身を絞れる素敵な新商品なんだぜ!!!」 「従来のゆっくりでは中身を取るにはどうしてもそのゆっくりを傷つける事となってしまう。 素人には加減が難しくゆっくりを殺してしまう事もある。 そこで加工場は、家庭でも簡単に必要な量を何度でもゆっくりから得るために、ゆっくりの精子餡に着目した。 ゆっくりのぺにぺにを肥大化させ、精子餡の量も増大させる。 ゆっくりのぺにぺにを刺激すれば精子餡を吐き出してくれると言う寸法だ。 そして餌には適当に生ゴミでもやっておけば、何度でも中身を回収出来る。 これぞ正に二十一世紀の二十世紀延長型エコロジーなんだぜ!!」 「いや私はこれは本来は絶対何か卑猥な用途の為に作られたんだと思うわ」 そしてこのゆっくりも徐々に幻想郷に広まっていきました。 ~霊夢の場合~ 「んーお汁粉でも食べたいわね」 台所へ向かう。 「ゆー!!おねえさんれいむをここからだしてね!!」 「まりさをだしてくれたらまりさのかわいいぺにぺにをさわらせてあげるぜ!!!」 「とかいはなありすにはたくさんのまりさをすっきりさせてあげるぎむがあるのよ!!!」 台所の隅には箱に詰められたぺにぺに強化型ゆっくりが並べられていた。 霊夢はれいむの入っている箱を持ち上げる。 「ゆっ!!だしてくれるんだね!!」 「ええ。ぺにぺにだけね」 霊夢は箱の下の方に付いている蓋を開け、れいむのぺにぺにを引っ張り出した。 「ゆゆゆ・・・!?」 妙な感覚にとまどうれいむ。箱からはまるで乳牛の乳房のようにぺにぺにが垂れ下がっている。 「えい」 ムッギュウウウン 「ゆぎゃあああああああ!!!」 霊夢は乳を搾るかのようにぺにぺにを思い切り握っていた。 牛の乳搾りには慣れが必要なのだが、ゆっくりにはそんな物必要ない。ただ絞り出すだけだ。 「ゆぎっ!ゆぎっ!やめでえ゙え゙え゙え゙え゙え゙え゙え゙え゙!!!」 霊夢が力を込めるたびに、れいむのぺにぺにから餡子が吹き出し、下に置かれた鍋に溜まっていく。 「ゆ゙ごお゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙っ!!」 ひときわ大きな声を上げ、れいむは白目を剥いて気を失った。れいむのぺにぺには萎びて小さくなっている。 「ふぅ。やっぱりすっきりさせるよりもこっちの方が楽ね。それにゆっくりに奉仕するのなんて不愉快だし。まあ良い買い物だったわね、このゆっくりも」 霊夢はぺにぺにを箱に仕舞い、箱を元の位置に戻し、お汁粉の調理を始めた。 「いやあああああああああああああ!!!」 「ありすのぺにぺにはしぼってもなにもでないわよおおおおおおおおおおお!!!」 文字通り絞り尽くされたれいむの隣でビッグぺにぺに達は絶叫するのであった。 ~アリスの場合~ 「むっ・・・ぴちゅ・・・」 「どう魔理沙、気持ちいい?」 「きっ・・気持ちいい・・・ぜ・・・!!」 「嬉しいわ魔理沙・・・」 アリスはゆっくりまりさのぺにぺにを口に含んで何やらしていた。 「んっ・・・むぐ・・・」 「あああアリス!!も・・・もう出ちゃうんだぜ!!!」 「うふっ、早いのね魔理沙は・・・いいわよ、出して!」 「あっありすっ!!んほおっ!!いぐよ!!いぐっ!!」 「んほおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!すっきりいいいいいいいいいいいいいいい!!!」 ビュクビュクッ!! ブチ 「ゆっっ!!?」 「魔理沙はそんな事言わない」(モゴモゴ) 「ゆがああああああああああ!!!ばりざのびっぐでぶりでぃなべにべにがあ゙ああ゙ああ゙ああ゙ああ゙!?」 まりさのぺにぺにはアリスに噛み切られ、顎の下に空いた丸い穴から餡子が吹き出していた。 「まったく・・・このまりさも駄目ね!何匹躾ても私の理想の魔理沙は作れないわね・・・」(モゴモゴ) 「ゆぎいい!!!まっまりさのぺにぺにが・・・・!!!まりさのかたくてくろくてぶっといびっぐぺにぺにが・・・・!!!」 「もう!またやり直しじゃない!!」 ムシャムシャゴックン 「あら・・・ゆっくりのぺにぺにって意外と美味しいのね・・・ぺにぺに用のゆっくりでも飼おうかしら」 「あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙!!!!あ゙り゙ずがばり゙ざの゙べに゙べに゙だべぢゃっだあ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙!!!!」 ~阿求の場合~ 「まっまりさっ!!ありずどいっじょにずっぎりじようねえええええええ!!!」 「いやああああああああ!!そんなぺにぺにはいらないんだぜええええええええ!!!」 「ずっぎりいいいいいいいいいいいい!!!!」 「ゆぎゃあああああああああああああああああ!!!!」 「おい!!なにやってんだこの糞饅頭!!!」 「ゆっ!!ありすはまりさをすっきりさせてあげただけよ!!まりさはきもちよすぎてしっしんしちゃったわ!!!にんっしんもね!!」 「何が失神だ!!俺のまりさはてめえの無駄にでけえぺにぺにを無理矢理ねじ込まれたせいでまむまむが裂けて死んじまったんだよ!!!」 「それはとかいはなありすのあいをうけとめきれないまりさがわるいのよ!!」 「黙れ豚があああああ!!!てめえは潰す!!それがまりさのためだあああああああ!!!」 「お止め下さい!!」 「何だ!?って稗田のお嬢さんじゃないですか!俺はどうしてもこの饅頭を潰さなきゃならないんですよ!!」 「それこそ人の傲慢と言うもの!このゆっくりは人間の都合でぺにぺにを大きくされた結果、ゆっくりには受け入れられない体となったのですよ!!」 「たしかにありすにはレイプ癖がありますが、ぺにぺにが大きくなければあなたのまりさが死ぬ前に交尾をやめさせる事が出来たでしょう!」 「このありすは子を作ることができない。被害者なのですよ、このありすも。ありすは私が引き取ります。何ならあなたのまりさ、私が弁償しても構いません」 「・・・いえ・・・お嬢さんにそんな事言われたら、もう・・・俺も思い上がってたんだなあって・・・弁償なんてとんでもないですよ」 「わかってくれましたか。では私はありすと行きます」 「ええ、お気を付けて」 「ゆゆ!!おねえさんたすけてくれてありがとう!!!おれいにありすのぺにぺにですっきりさせてあげてもいいわよ!!!」 「お断りします」 このありすのぺにぺに、そこらの強化ゆっくりの比ではない大きさだ。 それにこの発言からするに、もとはどこかの女性があっちの用途のために飼っていた物のようだ。 大方、大きすぎるぺにぺにを受け入れられなくなって捨てたのだろう。 ゆっくりだけではなく人間にも受け入れられないとは。 阿求は以前読んだ、外界の絵物語を思い出した。 二十三センチの一物を持ち、誰にも受け入れられずに夜な夜なレイプ殺人を繰り返した男の話だ。 哀れなものよ。 だからこそ虐待のしがいがあるという物だ。 ありすを屋敷に連れ帰った阿求は、ありすを台の上に乗せて言った。 「そのぺにぺにをもっと素敵に大きくする方法があるんだけど、試してみる気はない?」 「ゆゆっ!?そんなことできるの!?じゃあゆっくりおねがいするね!!」 「それじゃ準備してくるわね」 「ゆゆ!!ありすのぺにぺにがもっととかいはになったらさいしょにおねえさんにいどのかいほうですーぱーえごさせてあげるからね!!!」 「ネタバレお断りします」 「待たせたわね」 戻ってきた阿求は手に竹刀とゆっくり用の拘束具を持っていた。 「ゆゆ!!はやくしてね!!」 このありすは阿求の道具が何を意味するのかわかっていないようだった。 「それじゃ早くするわね」 そう言った阿求はありすに拘束具を着け始めた。 「ゆゆ!?うごけないよ!!ゆっくりやめてね!!」 「我慢しなさい!都会派でしょ!」 「ゆうう、ゆっくりがまんするよ!」 拘束具を着けられ、ありすは完全に身動きが取れなくなった。 「それじゃ始めるわよ」 阿求は竹刀を振り上げながら言った。 バシィーッ!! 「ゆごおっ!!!」 阿求の竹刀がありすのぺにぺにを打った。 「なっなにするのおねえさん!!!ゆっくりやめてね!!!」 「いやいやこれでぺにぺにが大きくなるのよ。我慢我慢」 バシィーッ!! 「ゆっぎゃああああ!!!」 「いだいよおおおおお!!!やべでええええええ!!!」 「まだ全然大きくなってないわよ。ほらもう一発」 バシィーッ!! 「ゆぎいいい!!!」 「もういやあああああああ!!おうちかえるううううううう!!!」 「何言ってるの?もうここがあなたのお家なのよ」 バシィーッ!! 「ゆぼおおおおおお!!!」 バシィーッ!! 「ゆがあああああああ!!!」 バシィーッ!! 「ゆ゙お゙お゙ーーーーーーーっ!!!」 バシィーッ!! 「ゆぎぎっぎっぎぎいいぎぎぎ・・・!!!」 「んー、ちょっと大きくなってきたわね」 「ほっ、ほんど!?」 「ええ、もっと都会派になったわよ」 実際は腫れているだけなのだが。 「ゆううう・・・じゃあもういいよ!!ありがとうおねえさん!!」 「何言ってるのまだまだこれからよ」 バシンッ!!! 「ゆ゙ぎえ゙え゙え゙え゙え゙え゙え゙え゙え゙え゙え゙え゙え゙え゙!!!」 竹刀がぺにぺにの先端部を叩き潰した。 ありすは痛みに震えて何も出来ない。 「ほらほらほら」 バシッ!!!バシッ!!!バシッ!!! これまでとは違って本気で振り下ろされる竹刀に、ゆっくりのぺにぺになど耐えられるはずも無かった。 「ゆ゙ぶゔ!!ゆ゙べえ゙!ゆ゙びい゙!!」 ぺにぺにが破壊され、先端からカスタードが流れ出した。 「あははははははは!!!このありす叩かれて白いの吹き出しちゃってるわ!!!」 バシッ!!!バシッ!!!バシッ!!!バシッ!!!バシッ!!!バシッ!!! 「ほら!これが!いいのかしら!?何とか!!言いなさいよ!!」 「ゆ゙っ!!ゆ゙っ!!ゆ゙っ!!ゆ゙っ!!ゆ゙っ!!ゆ゙っ!!」 白目を剥き呻くことしかできないありす。 「あっはははははははははああああ!!」 阿求は横からありすの体を殴りつけ、吹き飛ばした。 ぺにぺにからカスタードの尾を引いて宙を舞うありす。 床に着地した、その瞬間 「ぼっっ!!!!」 阿求が玄翁でありすを叩き潰した。 「はははははははははは!!もう最高ね!!これ以上に楽しい事なんて無いわ!!」 ドゴッ!!グシャッ!!ブシャア!!ガッシ!!ボカッ!!フルーツ(笑) 「ゆび!!ぼ!!げ!!びゅ!!ば!!qw!!tyhぐ!!kgyb!!!・・・・・・・・・・・・」 最早ありすはゆっくりとしての原型を留めないほどに完全に破壊された。 「あはっははははははははははっああああああああああああん!!!!」 そして阿求は内から湧き上がる快感に身を震わせ絶頂した。 「はあ・・・はあ・・・これだからやめられないわ・・・・」 阿求の次なる獲物はどのゆっくりとなるのだろうか。 ちなみにこのありすは生前はHENTAIお兄さんの菊門をすっきりさせていました。 ~妹紅の場合~ 「やめるんだ妹紅!!」 「止めるな慧音!!女には・・・女にはやらなくてはならない時があるんだ・・・!!」 「だからといって妹紅!!この一回のすっきりで一リットルのカスタードを流し込むガロンありすのカスタードを一気に飲み干そうだなんて・・・!!」 「ゆゆっ!!!」(誇らしげに) 「これが出来なければ私は輝夜には勝てないんだ!!」 「なんでだよ!!びっくり人間コンテストで勝負するのか!?」 「ええい私はやるぞ!!私が死んでも代わりはいないけどなあにかえって免疫力がつく!!!」 ガボッ 「ゆっ!ありすのぺにぺにがおねえさんのおくちのなかにぃぃ!!」 「実況するな!!」 「む・・・むぐ・・・!!」 「妹紅!そんなに喉の奥でくわえたら・・・!!」 「んほおおおおおおおおお!!!すっっきりいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!」 ドプドプブビュルルッルンブピドピュドクドクドクビピュルルルン 「むぐ!んぐ!ぐっ!!むむ・・・!!むごおおおおお!!むげっ!!ごっ!!ごぼっ!!ぐぶぶぶぶぶぶぶ・・・・・」 「うわああああああああああ妹紅!妹紅!!もこーが陸の上で溺死したあああああああああああああああ!!!」 ちなみに輝夜も親ゆっくりを丸飲みしようとして喉に詰めて窒息死している。 リスペクトヤマジュン うーんこれはひどい このSSに感想を付ける
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutai/pages/657.html
このSSには以下のものが含まれます ぺにぺに 迂闊で残念なまりさ 「ゆっくりしていってね!」 「ゆっくり?」 「ゆっくり!ゆっくり!」 「ゆ?ゆっくり?」 「ゆゆゆっくり!!!」 「ゆっくりしていってね?」 「ゆー!ゆー!」 「なにいってんだこいつ・・・」 畑に向かって林の近くを歩いていくと一匹のゆっくりが飛び出してきた。 噂には聞いていたがこれがあの饅頭妖怪「ゆっくりしていってね」か・・・。 そんな事を考えてしばらく沈黙が続くとなにやら饅頭がふくれっ面で抗議して来た。 「ゆっくりしていってね!!ゆっくりしていってね!!」 「はいはい、ゆっくりしていってね」 「ゆ!?ゆっくり♪ゆっくり♪」 「・・・・・・・・・・。」 俺の返事に満足したのかそれ以上は何もいわず、その場でくつろぐはじめた。 一様、人間も通る道のど真ん中なのだが、そんなことはお構いなしのようだ。 饅頭相手にいつまでも時間を無駄にするわけにも行かないので、畑に向けて再び歩き出す。 トツ…トツ…トツ… 「ゆっ!…ゆっ!…ゆっ!…」 すると、こちらの歩く速度にあわせて飛び跳ねながら饅頭が着いて来る。 歩きながら饅頭のほうを振り返ると、「ゆっくり!ゆっくり!」と笑顔を返してくる。 結局畑までついてきてしまったが、とりあえず仕事をすることにする。 ザクザクザク、鍬を使って畑を耕していく。 ついてきてしまった饅頭は畑の横で、こちらの様子を伺っていたり、蝶を追い掛け回したり、居眠りしたり、 こっちが汗水たらして働いているというのにいい気なものだ。まったく。 太陽が頭上に差し掛かり日差しも一層強くなってきた頃、 日陰の岩場に腰掛け昼食をとっている俺の前に饅頭がやってきた。 ゴト… 「ゆっくりしていってね!」 饅頭は口にくわえていたものを地面に置くと、俺に何かを求めるようにそういった。 どこから拾ってきたのかバールのようなものを差し出して一体何を求めているのか…。 不思議に思いながらバールのようなものを手に取ると、ゆっくりが嬉しそうに声を上げる。 「ゆー!ゆー!ゆっくり♪ゆっくり♪」 これで何かをして欲しいのか…とりあえず、バールのようなものを饅頭に向けて振り下ろす。 「ゆ゛ご゛お゛お゛お゛お゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛!!!!」 ドゴォという効果音と共に饅頭が凹の字にひしゃげた。 殴られた饅頭は両目に涙を蓄えて嗚咽を漏らしながら、なにかを訴えるようにこちらを見つめていた。 どうやら「殴る」という選択肢は間違いだったようだ。他に選択肢はないか考えていると、 少し距離をとった場所から饅頭が声をはっした。 「ゆっくり!ゆっくり!」 あー、もう訳がわからない、と考えるのをやめた俺は饅頭にバールのようなものを投げ返してやった。 すると饅頭が、そばに落ちたバールのようなものを口にくわえこちらにもって来た。 なるほど、投げた木の棒を拾ってくるという、そういう遊びなのか。 つい最近まで犬を飼っていたこともあり、その時の事を懐かしみながらしばらく饅頭と遊んでやることにする。 午後の仕事を終え家に帰ろうとすると、来たときと同じように饅頭が後ろをついてくる。 この様子だと家までついてくるつもりなのだろうが、どうしようか…、つれて帰るのならばちゃんと飼ってやらないと そんな事を考えながら歩いていると突然、別の妖怪饅頭が藪から飛び出してきた。 「ゆっくりしていってね!」 「ゆ、ゆっくりしていってね!」 「まりさ!どこにいってたの!あんまりおそいからむかえにきたよ!!」 「ゆ…ゆっくりしていってね!!」 「ゆ?それよりはやくおうちにかえるよ!とかいはなありすはもうねるじかんなんだからね!!」 「ゆっくりしていってね!!!」 「なにいっているの?まりさ」 どうやら二匹の饅頭は知り合いのようだが、もう一匹の方は普通にしゃべっている事に驚いた。 てっきり「ゆっくりしていってね!」しか喋れないものだと思っていたが、流暢に会話する事もできそうだ。 「おにいさん!とっととあっちにいってね!!まりさ!きょうはすっきりするひだよ!!はやくしてね!!!」 「ん?ああ、じゃあもういくよ。」 その場を去ろうとする俺を、焦ったようにまりさが止めに入った。 「ゆ!!まってだぜ!!」 「なんだ、お前も普通に話せるのか…」 「ま゛っ゛で゛ー゛!!!!!」 必死に呼び止めようとするまりさの声を無視して俺はその場を後にする。 「まりさ!はやくかえるよ!すっきりするやくそくわすれないでね!!!」 「あ゛り゛す゛の゛せ゛い゛だ゛あ゛!!!」 「ゆ?」 「あ゛と゛ち゛ょ゛っ゛と゛で゛あ゛の゛に゛ん゛げ゛ん゛の゛お゛う゛ち゛が゛て゛に゛は゛い゛っ゛た゛の゛に゛い゛い゛!!!」 「お!おちつてね!ゆっくりせつめいしてね!!」 「ゆっく…ゆっく…ぐす、まりさは…まりさのみりょくであのにんげんをほねぬきにしておうちもらおうとしてたんだよ!」 「どういうことなの?だったらさいしょにいってよね!!じじょうをせつめいしないまりさがわるいよ!」 「それもさくせんのうちだよ!にんげんなんてゆーゆーいってればいちころなんだよ!!!」 「でもまりさはありすといたほうがゆっくりできるよ!にんげんなんかぜんぜんゆっくりできないよ!」 「あのにんげんはゆっくりできるよ!ばかないぬっころにまいにちごはんはこんでたもん!!」 「どうせなまごみかなにかをあげてたんでしょ!あんなのぜんぜんおいしくないよ!!」 「そんなことないよ!とってもおいしいごはんだったよ!!」 「なんでまりさがそんなことしってるの!でたらめいわないでね!!」 「ふん!しってるよ!!あんなよぼよぼのばかいぬにはもったいないからまいにちまりさがたべてあげてたんだよ!! とってもおいしいごはんだったよ!!」 「ゆっ!…ごめんねまりさ、ありすしらなかったから…ごべんねまりさ…。」 「ふん!もういいよ!いなかものはしらなくてもしかたないよ!!!」 「ひ゛ど゛い゛よ゛!!ま゛り゛さ゛の゛ば゛か゛ー!!!!」 なるほど、そういうことだったのか…、帰るふりをして気の影から様子を伺っていたが、 「話はすべて聞かせてもらった!」 「「ゆゆ!ゆっくりしていってね!」」 「まりさ、お前家で買って貰いたいのか?」 「ゆ?ゆっくり!ゆっくり!」 「ああ、もう普通に喋っていいよ」 「まりさをおにいさんのおうちにつれてって!!!」 「そうか、飼ってやらない事もないが、働かざるもの食うべからずといってだな、お前はなにか出来るのか?」 「ゆっくりできるよ!あとすっきりも!!」 「そうだよ!まりさのすっきりはすごいんだよ!!ふとくてかたくてあばれっぱなしなんだよ!!」 「なんだそのすっきりというのは?」 「ゆ!まりさのじまんのぺにぺにをみてね!!」 そういうとまりさはグイっと頬を張ってみせた。 「なんだ?そのぺにぺにとやらはどこにあるんだ?」 「おくちのしたをみてね!!」 どれどれ、よーく見ていると頬を張ったことで顎の部分が割れ尻顎になっている。 その部分をくぱぁと開くと人差し指程度の穴とその上に小さな突起物が見える。 その突起物をつついてみるとまりさの体がブルと震えた。 「ゆっ////!それがまりさのぺにぺにだよ!!」 「ほー、これがそうか、で、これをどうするんだ?」 「これをこすりあわせるとすごくすっきりできるよ!!!」 これは饅頭のツボみたいなものか、ツンツンつつくたびに気持ちの悪い声を漏らす。 特に使い道もなさそうだし、飼うのはやっぱりやめにしよう。 考え事をしながらつついていると段々とその突起物が大きくなっていき、 にきびほどの大きさからマツタケほどの大きさまで膨らんだ。 「もっと!もっと!つよくぺにぺにしてね!!」 大きくなったぺにぺにから汁をたらしながらまりさは快感を貪っている。 いい加減この饅頭に付き合うのも飽きてきたので思い切りしごいてやる。 しこしこしこ… 「ぺーに♪ぺーに♪すっき…ん゛っ゛ご゛お゛お゛」 しまった、あまり力を入れたものだからまりさのぺにぺにが根元から千切れてしまった。 「ま゛ま゛ま゛ま゛ま゛り゛さ゛の゛ぺにぺにがあ゛あ゛あ゛!!!」 「すまんすまん、ほら返すよ。」 ちぎれたぺにぺにを、その下の穴につっこんでやる。 「ん!んほおおおおおお!!!」 饅頭が満足そうに脱力したところでその場を後にする。 「…にんげんとはゆっくりできないよ、もうおうちにかえるよ…。」 巣に向かって力なく跳ねていくまりさの前に一匹のゆっくりがあらわれる。 「ゆっくりしていってね!!」 「ゆっくりしていってね・・・」 「いいにおいがするよ!ちんぽのにおいだね!!」 まりさの前に現れたのはゆっくりゆゆこだ食欲旺盛でなんでもたべてしまう。 「ゆっくりたべられてね!!」 「ちんぽおいしい!いちばんおいしい!!」 あとがき 作中でちょっと説明不足な部分を説明します。 登場するおにいさんは犬を飼っていましたが、つい最近老衰で亡くなりました。 老衰なのでまりさがご飯を盗み食いしていたのはあまり関係ありません。 たべ切れずに残していた分を食べていたのです。 なのでこの犬は苦しむことなく眠るように息を引き取りました。 このSSに感想を付ける
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau9/pages/497.html
このSSには以下のものが含まれます ぺにぺに 迂闊で残念なまりさ 「ゆっくりしていってね!」 「ゆっくり?」 「ゆっくり!ゆっくり!」 「ゆ?ゆっくり?」 「ゆゆゆっくり!!!」 「ゆっくりしていってね?」 「ゆー!ゆー!」 「なにいってんだこいつ・・・」 畑に向かって林の近くを歩いていくと一匹のゆっくりが飛び出してきた。 噂には聞いていたがこれがあの饅頭妖怪「ゆっくりしていってね」か・・・。 そんな事を考えてしばらく沈黙が続くとなにやら饅頭がふくれっ面で抗議して来た。 「ゆっくりしていってね!!ゆっくりしていってね!!」 「はいはい、ゆっくりしていってね」 「ゆ!?ゆっくり♪ゆっくり♪」 「・・・・・・・・・・。」 俺の返事に満足したのかそれ以上は何もいわず、その場でくつろぐはじめた。 一様、人間も通る道のど真ん中なのだが、そんなことはお構いなしのようだ。 饅頭相手にいつまでも時間を無駄にするわけにも行かないので、畑に向けて再び歩き出す。 トツ…トツ…トツ… 「ゆっ!…ゆっ!…ゆっ!…」 すると、こちらの歩く速度にあわせて飛び跳ねながら饅頭が着いて来る。 歩きながら饅頭のほうを振り返ると、「ゆっくり!ゆっくり!」と笑顔を返してくる。 結局畑までついてきてしまったが、とりあえず仕事をすることにする。 ザクザクザク、鍬を使って畑を耕していく。 ついてきてしまった饅頭は畑の横で、こちらの様子を伺っていたり、蝶を追い掛け回したり、居眠りしたり、 こっちが汗水たらして働いているというのにいい気なものだ。まったく。 太陽が頭上に差し掛かり日差しも一層強くなってきた頃、 日陰の岩場に腰掛け昼食をとっている俺の前に饅頭がやってきた。 ゴト… 「ゆっくりしていってね!」 饅頭は口にくわえていたものを地面に置くと、俺に何かを求めるようにそういった。 どこから拾ってきたのかバールのようなものを差し出して一体何を求めているのか…。 不思議に思いながらバールのようなものを手に取ると、ゆっくりが嬉しそうに声を上げる。 「ゆー!ゆー!ゆっくり♪ゆっくり♪」 これで何かをして欲しいのか…とりあえず、バールのようなものを饅頭に向けて振り下ろす。 「ゆ゛ご゛お゛お゛お゛お゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛!!!!」 ドゴォという効果音と共に饅頭が凹の字にひしゃげた。 殴られた饅頭は両目に涙を蓄えて嗚咽を漏らしながら、なにかを訴えるようにこちらを見つめていた。 どうやら「殴る」という選択肢は間違いだったようだ。他に選択肢はないか考えていると、 少し距離をとった場所から饅頭が声をはっした。 「ゆっくり!ゆっくり!」 あー、もう訳がわからない、と考えるのをやめた俺は饅頭にバールのようなものを投げ返してやった。 すると饅頭が、そばに落ちたバールのようなものを口にくわえこちらにもって来た。 なるほど、投げた木の棒を拾ってくるという、そういう遊びなのか。 つい最近まで犬を飼っていたこともあり、その時の事を懐かしみながらしばらく饅頭と遊んでやることにする。 午後の仕事を終え家に帰ろうとすると、来たときと同じように饅頭が後ろをついてくる。 この様子だと家までついてくるつもりなのだろうが、どうしようか…、つれて帰るのならばちゃんと飼ってやらないと そんな事を考えながら歩いていると突然、別の妖怪饅頭が藪から飛び出してきた。 「ゆっくりしていってね!」 「ゆ、ゆっくりしていってね!」 「まりさ!どこにいってたの!あんまりおそいからむかえにきたよ!!」 「ゆ…ゆっくりしていってね!!」 「ゆ?それよりはやくおうちにかえるよ!とかいはなありすはもうねるじかんなんだからね!!」 「ゆっくりしていってね!!!」 「なにいっているの?まりさ」 どうやら二匹の饅頭は知り合いのようだが、もう一匹の方は普通にしゃべっている事に驚いた。 てっきり「ゆっくりしていってね!」しか喋れないものだと思っていたが、流暢に会話する事もできそうだ。 「おにいさん!とっととあっちにいってね!!まりさ!きょうはすっきりするひだよ!!はやくしてね!!!」 「ん?ああ、じゃあもういくよ。」 その場を去ろうとする俺を、焦ったようにまりさが止めに入った。 「ゆ!!まってだぜ!!」 「なんだ、お前も普通に話せるのか…」 「ま゛っ゛で゛ー゛!!!!!」 必死に呼び止めようとするまりさの声を無視して俺はその場を後にする。 「まりさ!はやくかえるよ!すっきりするやくそくわすれないでね!!!」 「あ゛り゛す゛の゛せ゛い゛だ゛あ゛!!!」 「ゆ?」 「あ゛と゛ち゛ょ゛っ゛と゛で゛あ゛の゛に゛ん゛げ゛ん゛の゛お゛う゛ち゛が゛て゛に゛は゛い゛っ゛た゛の゛に゛い゛い゛!!!」 「お!おちつてね!ゆっくりせつめいしてね!!」 「ゆっく…ゆっく…ぐす、まりさは…まりさのみりょくであのにんげんをほねぬきにしておうちもらおうとしてたんだよ!」 「どういうことなの?だったらさいしょにいってよね!!じじょうをせつめいしないまりさがわるいよ!」 「それもさくせんのうちだよ!にんげんなんてゆーゆーいってればいちころなんだよ!!!」 「でもまりさはありすといたほうがゆっくりできるよ!にんげんなんかぜんぜんゆっくりできないよ!」 「あのにんげんはゆっくりできるよ!ばかないぬっころにまいにちごはんはこんでたもん!!」 「どうせなまごみかなにかをあげてたんでしょ!あんなのぜんぜんおいしくないよ!!」 「そんなことないよ!とってもおいしいごはんだったよ!!」 「なんでまりさがそんなことしってるの!でたらめいわないでね!!」 「ふん!しってるよ!!あんなよぼよぼのばかいぬにはもったいないからまいにちまりさがたべてあげてたんだよ!! とってもおいしいごはんだったよ!!」 「ゆっ!…ごめんねまりさ、ありすしらなかったから…ごべんねまりさ…。」 「ふん!もういいよ!いなかものはしらなくてもしかたないよ!!!」 「ひ゛ど゛い゛よ゛!!ま゛り゛さ゛の゛ば゛か゛ー!!!!」 なるほど、そういうことだったのか…、帰るふりをして気の影から様子を伺っていたが、 「話はすべて聞かせてもらった!」 「「ゆゆ!ゆっくりしていってね!」」 「まりさ、お前家で買って貰いたいのか?」 「ゆ?ゆっくり!ゆっくり!」 「ああ、もう普通に喋っていいよ」 「まりさをおにいさんのおうちにつれてって!!!」 「そうか、飼ってやらない事もないが、働かざるもの食うべからずといってだな、お前はなにか出来るのか?」 「ゆっくりできるよ!あとすっきりも!!」 「そうだよ!まりさのすっきりはすごいんだよ!!ふとくてかたくてあばれっぱなしなんだよ!!」 「なんだそのすっきりというのは?」 「ゆ!まりさのじまんのぺにぺにをみてね!!」 そういうとまりさはグイっと頬を張ってみせた。 「なんだ?そのぺにぺにとやらはどこにあるんだ?」 「おくちのしたをみてね!!」 どれどれ、よーく見ていると頬を張ったことで顎の部分が割れ尻顎になっている。 その部分をくぱぁと開くと人差し指程度の穴とその上に小さな突起物が見える。 その突起物をつついてみるとまりさの体がブルと震えた。 「ゆっ////!それがまりさのぺにぺにだよ!!」 「ほー、これがそうか、で、これをどうするんだ?」 「これをこすりあわせるとすごくすっきりできるよ!!!」 これは饅頭のツボみたいなものか、ツンツンつつくたびに気持ちの悪い声を漏らす。 特に使い道もなさそうだし、飼うのはやっぱりやめにしよう。 考え事をしながらつついていると段々とその突起物が大きくなっていき、 にきびほどの大きさからマツタケほどの大きさまで膨らんだ。 「もっと!もっと!つよくぺにぺにしてね!!」 大きくなったぺにぺにから汁をたらしながらまりさは快感を貪っている。 いい加減この饅頭に付き合うのも飽きてきたので思い切りしごいてやる。 しこしこしこ… 「ぺーに♪ぺーに♪すっき…ん゛っ゛ご゛お゛お゛」 しまった、あまり力を入れたものだからまりさのぺにぺにが根元から千切れてしまった。 「ま゛ま゛ま゛ま゛ま゛り゛さ゛の゛ぺにぺにがあ゛あ゛あ゛!!!」 「すまんすまん、ほら返すよ。」 ちぎれたぺにぺにを、その下の穴につっこんでやる。 「ん!んほおおおおおお!!!」 饅頭が満足そうに脱力したところでその場を後にする。 「…にんげんとはゆっくりできないよ、もうおうちにかえるよ…。」 巣に向かって力なく跳ねていくまりさの前に一匹のゆっくりがあらわれる。 「ゆっくりしていってね!!」 「ゆっくりしていってね・・・」 「いいにおいがするよ!ちんぽのにおいだね!!」 まりさの前に現れたのはゆっくりゆゆこだ食欲旺盛でなんでもたべてしまう。 「ゆっくりたべられてね!!」 「ちんぽおいしい!いちばんおいしい!!」 あとがき 作中でちょっと説明不足な部分を説明します。 登場するおにいさんは犬を飼っていましたが、つい最近老衰で亡くなりました。 老衰なのでまりさがご飯を盗み食いしていたのはあまり関係ありません。 たべ切れずに残していた分を食べていたのです。 なのでこの犬は苦しむことなく眠るように息を引き取りました。 このSSに感想を付ける
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau2/pages/1924.html
このSSには以下のものが含まれます ぺにぺに 迂闊で残念なまりさ 「ゆっくりしていってね!」 「ゆっくり?」 「ゆっくり!ゆっくり!」 「ゆ?ゆっくり?」 「ゆゆゆっくり!!!」 「ゆっくりしていってね?」 「ゆー!ゆー!」 「なにいってんだこいつ・・・」 畑に向かって林の近くを歩いていくと一匹のゆっくりが飛び出してきた。 噂には聞いていたがこれがあの饅頭妖怪「ゆっくりしていってね」か・・・。 そんな事を考えてしばらく沈黙が続くとなにやら饅頭がふくれっ面で抗議して来た。 「ゆっくりしていってね!!ゆっくりしていってね!!」 「はいはい、ゆっくりしていってね」 「ゆ!?ゆっくり♪ゆっくり♪」 「・・・・・・・・・・。」 俺の返事に満足したのかそれ以上は何もいわず、その場でくつろぐはじめた。 一様、人間も通る道のど真ん中なのだが、そんなことはお構いなしのようだ。 饅頭相手にいつまでも時間を無駄にするわけにも行かないので、畑に向けて再び歩き出す。 トツ…トツ…トツ… 「ゆっ!…ゆっ!…ゆっ!…」 すると、こちらの歩く速度にあわせて飛び跳ねながら饅頭が着いて来る。 歩きながら饅頭のほうを振り返ると、「ゆっくり!ゆっくり!」と笑顔を返してくる。 結局畑までついてきてしまったが、とりあえず仕事をすることにする。 ザクザクザク、鍬を使って畑を耕していく。 ついてきてしまった饅頭は畑の横で、こちらの様子を伺っていたり、蝶を追い掛け回したり、居眠りしたり、 こっちが汗水たらして働いているというのにいい気なものだ。まったく。 太陽が頭上に差し掛かり日差しも一層強くなってきた頃、 日陰の岩場に腰掛け昼食をとっている俺の前に饅頭がやってきた。 ゴト… 「ゆっくりしていってね!」 饅頭は口にくわえていたものを地面に置くと、俺に何かを求めるようにそういった。 どこから拾ってきたのかバールのようなものを差し出して一体何を求めているのか…。 不思議に思いながらバールのようなものを手に取ると、ゆっくりが嬉しそうに声を上げる。 「ゆー!ゆー!ゆっくり♪ゆっくり♪」 これで何かをして欲しいのか…とりあえず、バールのようなものを饅頭に向けて振り下ろす。 「ゆ゛ご゛お゛お゛お゛お゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛!!!!」 ドゴォという効果音と共に饅頭が凹の字にひしゃげた。 殴られた饅頭は両目に涙を蓄えて嗚咽を漏らしながら、なにかを訴えるようにこちらを見つめていた。 どうやら「殴る」という選択肢は間違いだったようだ。他に選択肢はないか考えていると、 少し距離をとった場所から饅頭が声をはっした。 「ゆっくり!ゆっくり!」 あー、もう訳がわからない、と考えるのをやめた俺は饅頭にバールのようなものを投げ返してやった。 すると饅頭が、そばに落ちたバールのようなものを口にくわえこちらにもって来た。 なるほど、投げた木の棒を拾ってくるという、そういう遊びなのか。 つい最近まで犬を飼っていたこともあり、その時の事を懐かしみながらしばらく饅頭と遊んでやることにする。 午後の仕事を終え家に帰ろうとすると、来たときと同じように饅頭が後ろをついてくる。 この様子だと家までついてくるつもりなのだろうが、どうしようか…、つれて帰るのならばちゃんと飼ってやらないと そんな事を考えながら歩いていると突然、別の妖怪饅頭が藪から飛び出してきた。 「ゆっくりしていってね!」 「ゆ、ゆっくりしていってね!」 「まりさ!どこにいってたの!あんまりおそいからむかえにきたよ!!」 「ゆ…ゆっくりしていってね!!」 「ゆ?それよりはやくおうちにかえるよ!とかいはなありすはもうねるじかんなんだからね!!」 「ゆっくりしていってね!!!」 「なにいっているの?まりさ」 どうやら二匹の饅頭は知り合いのようだが、もう一匹の方は普通にしゃべっている事に驚いた。 てっきり「ゆっくりしていってね!」しか喋れないものだと思っていたが、流暢に会話する事もできそうだ。 「おにいさん!とっととあっちにいってね!!まりさ!きょうはすっきりするひだよ!!はやくしてね!!!」 「ん?ああ、じゃあもういくよ。」 その場を去ろうとする俺を、焦ったようにまりさが止めに入った。 「ゆ!!まってだぜ!!」 「なんだ、お前も普通に話せるのか…」 「ま゛っ゛で゛ー゛!!!!!」 必死に呼び止めようとするまりさの声を無視して俺はその場を後にする。 「まりさ!はやくかえるよ!すっきりするやくそくわすれないでね!!!」 「あ゛り゛す゛の゛せ゛い゛だ゛あ゛!!!」 「ゆ?」 「あ゛と゛ち゛ょ゛っ゛と゛で゛あ゛の゛に゛ん゛げ゛ん゛の゛お゛う゛ち゛が゛て゛に゛は゛い゛っ゛た゛の゛に゛い゛い゛!!!」 「お!おちつてね!ゆっくりせつめいしてね!!」 「ゆっく…ゆっく…ぐす、まりさは…まりさのみりょくであのにんげんをほねぬきにしておうちもらおうとしてたんだよ!」 「どういうことなの?だったらさいしょにいってよね!!じじょうをせつめいしないまりさがわるいよ!」 「それもさくせんのうちだよ!にんげんなんてゆーゆーいってればいちころなんだよ!!!」 「でもまりさはありすといたほうがゆっくりできるよ!にんげんなんかぜんぜんゆっくりできないよ!」 「あのにんげんはゆっくりできるよ!ばかないぬっころにまいにちごはんはこんでたもん!!」 「どうせなまごみかなにかをあげてたんでしょ!あんなのぜんぜんおいしくないよ!!」 「そんなことないよ!とってもおいしいごはんだったよ!!」 「なんでまりさがそんなことしってるの!でたらめいわないでね!!」 「ふん!しってるよ!!あんなよぼよぼのばかいぬにはもったいないからまいにちまりさがたべてあげてたんだよ!! とってもおいしいごはんだったよ!!」 「ゆっ!…ごめんねまりさ、ありすしらなかったから…ごべんねまりさ…。」 「ふん!もういいよ!いなかものはしらなくてもしかたないよ!!!」 「ひ゛ど゛い゛よ゛!!ま゛り゛さ゛の゛ば゛か゛ー!!!!」 なるほど、そういうことだったのか…、帰るふりをして気の影から様子を伺っていたが、 「話はすべて聞かせてもらった!」 「「ゆゆ!ゆっくりしていってね!」」 「まりさ、お前家で買って貰いたいのか?」 「ゆ?ゆっくり!ゆっくり!」 「ああ、もう普通に喋っていいよ」 「まりさをおにいさんのおうちにつれてって!!!」 「そうか、飼ってやらない事もないが、働かざるもの食うべからずといってだな、お前はなにか出来るのか?」 「ゆっくりできるよ!あとすっきりも!!」 「そうだよ!まりさのすっきりはすごいんだよ!!ふとくてかたくてあばれっぱなしなんだよ!!」 「なんだそのすっきりというのは?」 「ゆ!まりさのじまんのぺにぺにをみてね!!」 そういうとまりさはグイっと頬を張ってみせた。 「なんだ?そのぺにぺにとやらはどこにあるんだ?」 「おくちのしたをみてね!!」 どれどれ、よーく見ていると頬を張ったことで顎の部分が割れ尻顎になっている。 その部分をくぱぁと開くと人差し指程度の穴とその上に小さな突起物が見える。 その突起物をつついてみるとまりさの体がブルと震えた。 「ゆっ////!それがまりさのぺにぺにだよ!!」 「ほー、これがそうか、で、これをどうするんだ?」 「これをこすりあわせるとすごくすっきりできるよ!!!」 これは饅頭のツボみたいなものか、ツンツンつつくたびに気持ちの悪い声を漏らす。 特に使い道もなさそうだし、飼うのはやっぱりやめにしよう。 考え事をしながらつついていると段々とその突起物が大きくなっていき、 にきびほどの大きさからマツタケほどの大きさまで膨らんだ。 「もっと!もっと!つよくぺにぺにしてね!!」 大きくなったぺにぺにから汁をたらしながらまりさは快感を貪っている。 いい加減この饅頭に付き合うのも飽きてきたので思い切りしごいてやる。 しこしこしこ… 「ぺーに♪ぺーに♪すっき…ん゛っ゛ご゛お゛お゛」 しまった、あまり力を入れたものだからまりさのぺにぺにが根元から千切れてしまった。 「ま゛ま゛ま゛ま゛ま゛り゛さ゛の゛ぺにぺにがあ゛あ゛あ゛!!!」 「すまんすまん、ほら返すよ。」 ちぎれたぺにぺにを、その下の穴につっこんでやる。 「ん!んほおおおおおお!!!」 饅頭が満足そうに脱力したところでその場を後にする。 「…にんげんとはゆっくりできないよ、もうおうちにかえるよ…。」 巣に向かって力なく跳ねていくまりさの前に一匹のゆっくりがあらわれる。 「ゆっくりしていってね!!」 「ゆっくりしていってね・・・」 「いいにおいがするよ!ちんぽのにおいだね!!」 まりさの前に現れたのはゆっくりゆゆこだ食欲旺盛でなんでもたべてしまう。 「ゆっくりたべられてね!!」 「ちんぽおいしい!いちばんおいしい!!」 あとがき 作中でちょっと説明不足な部分を説明します。 登場するおにいさんは犬を飼っていましたが、つい最近老衰で亡くなりました。 老衰なのでまりさがご飯を盗み食いしていたのはあまり関係ありません。 たべ切れずに残していた分を食べていたのです。 なのでこの犬は苦しむことなく眠るように息を引き取りました。 このSSに感想を付ける
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau9/pages/2183.html
せつゆんとぺにこぷたー *舞台は現代、ただし空想世界です *ぺにこぷたーが出ますので、お嫌いな方は読むと体に毒です ここは、とある理工系大学の私設研究所。 表向きは、美味しい餡子を作るのに最適な小豆の品種改良を研究していることになっている。 が、その実態は、BC兵器の研究開発を請け負う、政府の軍事研究施設である。 その巨大な丸いドーム型の屋根をもつ研究所は、いつになく落ち着かない雰囲気が漂っていた。 じつは今日は、完成したばかりの最新兵器のお披露目式が極秘で催される日なのである。 それだけではない。 研究所が建設されて以来の超VIPが来客として予定されている。 すなわち、今回完成した兵器とは、それほど先進的かつ驚異的なものだということだ。 …ふと、空からプロペラ音が聞こえてくる。 研究所の前には、早くも多数の研究員たちが来客を迎えるべく整列していた。 「君が責任者か?」 何人ものボディガードを従え、ダークスーツに身を包んだ老人がヘリから降りて、最前列の研究員と握手を交わす。 黒いサングラスの似合う、なかなか渋みのある老人だ。 その老人と握手を交わした研究員も、笑顔を見せることなく応える。 「主席研究員の鬼意(おにい)です。お目にかかれて光栄です、首相」 そう…このダークスーツの老人とは、この国の行政府の長・内閣総理大臣だった! 「なにか恐ろしい兵器を開発したようだな?」 「はい」 特に多くを語ることもなく、鬼意は首相と並んで研究所の中に入っていった。 研究所の外では、100人の警察官による厳重な警備体制が敷かれていた。 鬼意は首相をともなって実験室に入ると、放射能さえ遮断する厚い扉を閉めた。 円錐型の広い実験室は、無機質な白い壁に囲まれた、静かな空間だった。 「では、見せてもらおうか。君が開発した新型兵器を」 「はい。 ……では、頼む」 鬼意が携帯電話に合図を送ると、ものものしい轟音とともに上方の壁のシャッターが開いた。 「ご覧ください。わが国最高の技術と叡智を結集させて開発した……饅頭型大量破壊兵器『YUKKURI』シリーズです!」 (注)この曲をBGMに物語をお楽しみください→ http //jp.youtube.com/watch?v=cGsez2Acyys 「な、なんとっ!?」 首相が絶叫する。 よほど驚愕したらしく、かけていたサングラスが吹っ飛んで床に落ちた。 「まずは『YUKKURI』シリーズ・ゼロワン、自律型バンカーバスター『REIMU』の登場です!」 上空でポッカリと口を開けた格納庫の中から出てきたのは、なんと空飛ぶ9匹のゆっくりれいむだった。 雁の群れのように凸型に並びながら、みんな一様にもみあげをピコピコと動かしている。 威嚇するようにプク~ッと体を膨らませているその姿は、まるで小型の爆弾を思わせる。 「馬鹿な! こんなことが…!」 驚くのはまだ早い。 「次は『YUKKURI』シリーズ・ゼロツー、自律型大陸弾道ミサイル『MARISA』の登場です!」 れいむの後からつづいて出てきたのは、同じく9匹のゆっくりまりさだった。 人を小馬鹿にしたような憎らしい表情はそのまま、進行方向にとんがり帽子の先っちょを向け、それを軸としてクルクル回転しながら飛んでいる。 おなかのあたりで動いているのはぺにぺにだった。 れいむとは違った飛行方法に、首相はあんぐりと口を開けていた。 「最後は『YUKKURI』シリーズ・ゼロスリー、誘導型地対空ミサイル『ALICE』の登場です!」 驚いて声も出せない首相にトドメを刺すがごとく、まりさの後につづいて姿を現したのは、仰向けになって飛ぶ9匹のゆっくりありすだった。 全匹とも血走った目で前方のまりさたちを凝視したまま、黄色い涎を噴き散らし、おなかのぺにぺにを回転させながら飛んでいる。 9匹のゆっくりれいむ。9匹のゆっくりまりさ。9匹のゆっくりありす。 総勢27匹の空飛ぶゆっくりが、実験室の上空をグルグルと周回している。 研究員たちから、お披露目会の大成功を祝して割れんばかりの歓声と拍手がまきあがった。 首相の目には涙があふれ、枯れた肌を伝った。 「おおおおおなんという光景だ……このような光景が現実のものになるとは!」 首相の言葉に、実験室は大歓声につつまれる。 「この『YUKKURI』シリーズに爆薬を装備させれば、たちまち強力な兵器となりえます」 「うむっ」 「しかも一発にかかるのは爆薬代とエサ代のみ。放熱もほとんどないため、赤外線レーダーやノクトビジョンにも映りません」 「素晴らしい!」 この生物兵器が、21世紀の世界の勢力図を塗りかえることになるだろう。 わが国が生んだ最新の饅頭型大量破壊兵器『YUKKURI』が世界を席巻する日は、すぐそこまで来ている! 首相は往年の熱い血をたぎらせながら、拳を握りしめて確信していた。 「いかがです、首相?」 「すばらしい!! どうやって飛んでいるのかね!?」 「れいむ種はもみあげを上下に振ることで揚力を生み出して飛びます。さらにぺにぺにを回すことで空気の流れを変え、推進力を得ています」 「ほう!」 「まりさ種はぺにぺにだけで揚力を生み出します。そして帽子の先端の向きを操作することで進行方向を変えます。体の回転を加えているのは、 よりスピードを重視したためです。まりさは全種類の中で最高の巡航速度を誇ります」 「まさにミサイルそのものだ! 実に頼もしい!」 「ありす種は、れいむ種やまりさ種に比べてぺにぺにが大きいため、飛行に他の器官を必要としません」 「うらやましいのぅ…若い頃を思い出す…」 「あえて難を挙げるとすれば、仰向けでとんでいるために進行方向を失いやすい点です」 「改善は?」 「済んでいます。ありす種はまりさ種を追尾する性質があるので、誘導したい方角にまりさ種を飛ばせばいいのです」 「なるほど」 「まりさ種はスピードがあるので滅多に捕まりません。まりさ種さえ巧く飛ばせば、ありす種の誘導はきわめて容易です」 主席研究員・鬼意の説明に、首相は力強くうなずいた。 「しかも首相、この兵器の存在は他国に一切伝わっていません。もし『YUKKURI』が飛んできても、誰も兵器とは思わないでしょう」 「そのとおりだ」 「ことによると、新種のゆっくりを発見したと喜んで歓迎するかもしれません。そしてドカンッ! です」 「ぶわーっはっはっは!! それでは、鬼意くん」 「さん付けでお呼びください」 「では鬼意さん! 君は今日づけで3階級昇進! さらに研究開発費を2倍にしてやろう! これからも国のために励んでくれたまえ!」 「恐縮です」 鬼意が深々と頭を下げ、首相は実験室を後にした。 そのときである。 「ゆぎゃあーーーーーーーっっ」 実験室に『YUKKURI』の悲鳴がとどろいたかと思うと、先頭を飛んでいたれいむが落ちてきて床に餡子を撒き散らした。 「もっど……ゆっぐりじたがっだ……」 空飛ぶ生物兵器も、死ぬときはただの饅頭にすぎなかった。 直後、それまで空中を周回していた残り26匹の『YUKKURI』が、悲鳴をあげながら床に落ちて中身をほとばしらせた。 「なにごとだ!?」 鬼意はちょうど自分のほうへ落ちてきたありすをキャッチして、体を確かめてみた。 「しまった、これか!」 ありすのぺにぺにのあった場所からカスタードが漏れている。 散々グルグル回したために、ぺにぺにが千切れて飛んでいってしまったらしい。 まりさもぺにぺにが千切れ飛び、れいむはもみあげが千切れ飛んで、次々に落下して餡子とカスタードで床をデコレートした。 「ありずのぺにぺにがぁ!! どがいはのぺにぺにがぁ!! ぺにぺにがあああああああ!!!」 性欲の強いありすにとって、ぺにぺにはカチューシャと並ぶ大切なアイデンティティーのひとつである。 それを失ったありすは傷口からカスタードをべちょべちょと垂らしながら、これからどうやって生きればいいんだと絶望していた。 「ぺにぺに…ありずのぺにぺに…ぺにぺにぺに…ぺにぺにぺにぺにぺにぺにぺにぺにぺにぺに」 右目は床を、左目は天井を向いたまま、ぺにぺにを失ったありすはとうとう発狂してしまった。 「ちくしょぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!」 一方の鬼意も発狂寸前だった。 約2年間も研究所に篭もって品種改良をくり返し、飛行できるまで育て上げた『YUKKURI』が、このありすを除いて全滅してしまったのだから。 がっかりしながら手の中のありすを見てみると、 「ぺにっ…ぺにっ…ぺにっ…」 と、カスタードを流し尽くして痙攣していた。 こうしてすべての饅頭型大量破壊兵器『YUKKURI』は、実戦配備を迎えることなく存在を消した。 実験室はただの饅頭となったゆっくりの皮と餡子、カスタードが散乱し、甘ったるい匂いが充満していた。 * * * ちなみに、今日は節分だった(笑) 先ほど官邸から電話があり、昇進と研究費倍増の話はなかったことにすると伝えられた研究員たちは、やる瀬のない怒りで爆発寸前だった。 「ちくしょー! 俺はこの2年間、あんなキモい饅頭を必死に育ててきたのに! また振り出しかよ!」 「俺なんか嫁さんに逃げられちまった! シャワーカーテンまで持ってっちまったんだぜ!?」 「てやんでぇ! もともと饅頭ごときに期待した俺らが馬鹿だったんだよ!」 「どぼじでごんなごどに……」 研究員たちは食堂に集まって、歯を食いしばって泣いていた。 そのとき…… 「おには~そと! ふくは~うち!」 キッチンのおばちゃんがそんなかけ声とともに豆を撒いていた。 おばちゃんをボゥ…と眺めていた研究員たちは、5分後には食堂から消えていた。 ガイーン… 鉄の戸が開けられ、室内に電灯が点けられる。 「ゆ?」 「ゆゆ?」 「ゆっゆっ!」 室内にはプラスチック製のケージが山と積み上げられ、中には失敗作のゆっくりがギュウギュウ詰めにされていた。 研究員たちは扉を閉め、ケージから次々に失敗作ゆっくりを出していった。 「ゆっ! おにいさん、ゆっくりしていってね!」 「「「「「「「「ゆっくりしていってね!!」」」」」」」」 失敗作とはいえ、ただ飛べないだけであって健康そのもの。 ケージから出されたゆっくりたちは「ゆっくりしていってね!」を叫びながら、研究員たちの足元にすり寄ってきた。 「みんな、準備はいいか?」 「オッケーでぇす」 「なんか俺ワクワクしてきた!」 「ハァハァ…」 『YUKKURI』の失敗で殺気立っていた研究員たちは、どこから調達したのか、全員が大豆の弾丸を装填したエアーライフルを持っている。 そんなアブナイ雰囲気を感じ取ることもできないゆっくりたちは、優しくしてもらおうと体を擦りつけてくる。 「すーりすーり」 「ゆっゆっゆっ!」 「おにいさん、かわいいれいむをな~でな~でしてね!」 「やさしくほごしてね!」 「ゆゆ~ん、まりさにおいしいごはんをもってきてね!」 「ゆゆっ? そのくろいのはなに? ゆっくりできるもの?」 鬼意ほか、数人の研究員たちは銃のセーフティを外した。 「やっちまいなぁぁぁぁぁ!!!!!!」 「「「ヒャッハーーーーーッ!!!!! おにわぁぁそとおおおおおおおおおおおおお!!!!!!」」」 ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダ!!! ゆっくりたちの阿鼻叫喚の宴がはじまった。 ライフルから発射された大豆弾丸が、饅頭であるゆっくりたちの柔らかい体にめり込んでいく。 「ゆぎゃーーっ!! いだいよぉぉぉぉ!!」 「やべでね!? ゆっぐりやべでね!?」 「ゆっぐじざぜでぇ!!」 「ゆびゃびゃびゃびゃびゃびゃ!!」 「どぼぢでごんなごどずるのおおおおおおおおお!!?」 ゆっくりたちは必死の形相で壁のほうへ逃げ出した。 だが… 「ゆっくりにげるよ! ゆっくりにげるよ! ゆっぐべぇ!?」 あるゆっくりまりさは、パニックを起こした仲間たちに押し潰され、餡子を吐き出して死んだ。 「ゆゆ!? これたべられるよ! むーしゃむーしゃ、それなり゙り゙り゙り゙り゙り゙り゙り゙り゙り゙り゙り゙」 あるれいむは、逃げることも忘れてむしゃむしゃ大豆を食べていたところを狙い撃ちにされ、壊れた目覚まし時計のような声を発しながら息絶えた。 「れいむのおちびちゃんたち! ゆっくりしないではやくおくちにひなんしてね!」 「おかーしゃん!」 「ゆっくちはいりゅよ!」 「ゆゆっ! これでむてきだね! ぶびゅびゅびゅびゅびゅびゅびゅびゅ!? あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙でいぶのあがぢゃんがぁぁぁぁぁぁ!!!!」 口の中に2匹の赤ちゃんを保護した母れいむは、研究員に口のあたりを集中砲火されて穴だらけになった。 瀕死の母れいむは小さなトンガリ帽子と赤いリボンをペッと吐き出すと、PTSD(心的外傷後ストレス障害)になってから悶死した。 「ゆぐっ! まりさ! れいむといっしょにゆっくりにげようね!」 「まりさはしにたくないぜ! れいむはまりさのたてになるんだぜ!」 まりさは、つがいのれいむを盾にして後ろに隠れた。 「ゆっへっへ、これでゆっくりあんしんだぜ!」 「どぼじでそんなことするのぉぉ!? まりさはれいむのだーりんでしょおおお!? ゆぎゃーーーががががががががががががががががが!!!」 まりさの盾となったれいむに雨あられと大豆がふりそそぎ、れいむはハチの巣になって全身から餡子を垂れ流した。 さらに、 「ゆぼぉ?? ゆごぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼ!!?」 れいむの体を貫通した大豆が、まりさの皮を貫いて餡子をこねくり回した。 「「もっど……ゆっぐり……じだがっ……だ……」」 まりさとれいむは、折り重なるようにして逝った。 「ゆくぅっ…とかいはのありすのみりょくで、おにいさんたちをゆっくりせっとくするわよっ」 あるゆっくりありすは、自分の魅力で研究員をメロメロにして助けてもらおうと、決死の覚悟で皆とは逆方向にポインポインと跳ねていった。 「おにいさん! ありすをゆっくりみていってね! それからゆっくりめでてね! きゅーとなとかいはのありすでべべべべべべべべべべべ!!!」 あわれ…ありすの都会派の魅力はこれっぽっちも人間に伝わらなかった。 だが、同じことを考えるゆっくりは他にも存在した。 「そんなんじゃだめよ! もっとかげきにあぴーるするのよ!」 別のありすは決死の覚悟で研究員たちに近づくと、艶っぽい流し目を研究員に向けながら、熱い息を吐いた。 「ゆふんゆふん…ゆっふふん……ちょっとだけよぉ……ちょっとだけなんだからぁ……」 カスタードの詰まった体をくねらせながら、研究員の足にウニウニと自分の体を擦りつけた。 動きの止まった研究員に、ありすは内心「いけるわ!」とガッツポーズしたが、研究員はスチャッと銃口をありすの体に押しつけた。 「むほっ! おてつきはだめよぉ…でもすてきなおにいさんになら、すこしだけゆるしてあばばばばばばばばばばばばばばばっ!!?」 ちょっと大人だったありすは、床にカスタードを撒き散らしてその生涯を終えた。 「むきゅん! ほんとうのみりょくはからだじゃないわ! ないめんのみりょくこそたいせつなのよ! ぱちぇがみをもってしょうめいするわ!」 あるゆっくりぱちゅりーは、むきゅむきゅ言いながら決死の覚悟で研究員に近づいていった。 「むきゅっ! おにいさん! ぱちぇはそのじゅうをしってるわ!」 ぱちゅりーは銃の知識を披露して、研究員たちの仲間に加えてもらおうと考えた。 「あめりかりくぐんさいよう、こるとしゃせい、えむじゅーろくえーわん。ぜんちょう、きゅうひゃくきゅうじゅうみり。じゅうりょう、 にせんはっぴゃくろくじゅうぐらむ。はっしゃそくど、まいふんはっぴゃくはつ……」 ぱちゅりーは滔々と解説をつづける。 最近のゆっくりにはガンマニアもいるのかと、研究員たちは驚いた。 実際には、ぱちゅりーは誰かが落としていった「月間 Gun」を拾って読んでいただけなのだが…。 「りゅんぐまんほうしきのさいようと、にーにーさんみりたりーぼーるかやくのしようによって、けいりょうかとこすとさくげんにせいこうしたが、 めんてなんすさいくるがみじかく、ぼるとのふかんぜんへいさのたはつにより、じっせんでは…」 「残念だったな、これはM16A5だ」 「むぎゅうっ!!?」 ダダダダダダダダダダダダダダッ 「むぎゅうっっむぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎ!!!」 ぱちゅりーは全身に大豆を浴びて生クリームを撒き散らした。 「むぎゃ…っはぁ……ぱちぇが……まちがえるなんて……」 どうやらぱちゅりーの知識は少々古かったようである。 真っ白な生クリームにまみれてクチャクチャになったぱちゅりーを見て、ゆっくりたちはぷるぷる~っと震え上がった。 床と壁一面に皮や餡子やカスタード、生クリームが付着する中、生き残ったのはれいむ、まりさ、ありすの3匹だけだった。 みんな壁の隅っこに固まって、怯えながらこっちを見ている。 「どぼじで…どぼじでこんなことするの…?」 「どうしてって、今日はせつゆんだろ?」 「れいむせつゆんなんてしらないよぅ…」 「ゆっくりに大豆を投げるお祭りだよ」 「どぼぢでだいずをなげるのぉ!? いっしょにゆっくりしていってよぉ!!」 3匹は固まってゆんゆんと泣き出した。 「だって、ふつう餡子って小豆からできるもんだろ? だから、偽物の餡子を体内に詰めこんでる悪いゆっくりを大豆で祓うのさ」 「でいぶのあんこさんはにせものじゃないよおおおお!!」 「ばりざはわるいゆっくりじゃないよ!! いいゆっくりだよ!! ゆっくりりかいしてね!! ぷんぷん!!」 「ありすはあんこじゃないわ! かすたーどよ! しつれいしちゃうわ!!」 「知るかボケが!!」 「「「ゆぐっ」」」 3匹は押し黙った。 「じゃあお前ら、ハチの巣になって死にたくないわけ?」 3匹は、もちろん死にたくないと言うように顔(顔しかないけど)を縦に振った。 「じゃ、生き延びたいなら空を飛べ。お前らはそれができなかったから失敗作になったんだ」 それを聞いた3匹は、空を飛ぼうと頑張った。 発情してもいないのに必死でぺにぺにを膨らませ、ぷるんぷるん振り回す姿は意外とかわいい。 だが不幸なことに、ここにいるのは愛でお兄さんではない。 「ゆぐっ…れいむはゆっくりおそらをとぶよ……ゆっくりとぶよ……ゆっくりおそらをとびたいな……ぴこぴこぴこぴこ……ぷくぅ~」 "ぴこぴこ"とか"ぷくぅ~"とか、どうしていちいち擬音を発するのか……ゆっくりにまつわる不思議のタネは尽きない。 れいむは懸命にもみあげを上下に振りながら、体をぷっくりと膨らませている。 ほぼ総受けのれいむ種はぺにぺにが小さいので、まりさやありすのように揚力を生み出すことができないのだ。 「ぺにぺにさん、まりさのすてきなぺにぺにさん、まりさをゆっくりとばせてね! くるくるー! くるくるー!」 まりさは「くるくるー」と言ってフィギュアスケートのスタンドスピンのように回転しながら、ぺにぺにを振り回した。 だが、まりさの体は少しも飛ばない。 そのうち、まりさは回転のしすぎで目が回ってきた。 「くるくるー…くるくるー…くるく……る…るー……る……る……」 とうとうまりさはヘタリと座りこみ、頭をクルクル回してピヨッてしまった。 「ゆほぉっ! とんでぇ! ゆっくりとんでぇー!」 ありすはまりさを凝視しながら、自ら発情状態になった。 性欲もなかったのに、誰も振動を与えていないのに、ありすは発情した。 しかも驚いたことには、目の前のまりさを襲うことなく必死にぺにぺにを振り回して飛ぼうとしている。 レイパー状態のありすとは思えない姿である。 命の危険にさらされると、ゆっくりは想像以上の進化を見せるらしい。 「とぶのよありす! ありすはかれいにおそらをとぶのよ! とかいはらしく、おそらからみんなをみくだして…」 プチュンッ 「ゆぎゃあーーーーーーッ!!!!」 ありすのぺにぺにが、振り回しすぎて千切れて飛んだ。 「あじずのじまんのべにべにがぁーーーーーーーーーーッ!!!!!」 ありすは泣きながらぺにぺにのところまで這っていくと、傷口同士をくっつけた。 「ゆっ! くっついたわ! ありすのぺにぺにが、もとにもどったわ!」 だが、オレンジジュースも水溶き小麦粉もないのに皮が再生するわけがない。 ありすのぺにぺには再びポテッと床に落ちた。 「どぼぢでぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!???」 実験室でのありす同様、アイデンティティーのひとつを喪失したありすは発狂した。 発狂したあげく、本能のまま視界に映ったまりさに突撃する。 「ばぁぁぁぁぁじぃぃぃぃぃざぁぁぁぁぁあ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙!!!!!!」 都会派らしく、後ろからまりさに襲いかかるありす。 目を回していたまりさもさすがに意識を取り戻した。 「ゆんやあーーーーーっ!!! はなじでぇーーーーー!!!!」 「ごっすんごっすんごっすんごっすん!!」 ありすはぺにぺにも無いのに、まりさに体を打ちつけた。 ビタンッ! ビタンッ! ビタンッ! ビタンッ! 「ゆがはぁっ! ごぼぉ! あんこでちゃうぅ…ゆげろげろげろげろげろ…」 「ばじざのあんごもずでぎよぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」 愛のない乱暴な行為に、まりさは大量の餡子を吐き出した。そして、 「いくわよばでぃざ!! んほおおおおおおおおおすっきりーーーっ!!」 「ずっぎりなんでじだぐないよぉぉぉぉぉぉぉぉ!!! ずっぎりーーーっ!!!」 まりさの額からニョキニョキと茎が生えてきた。 だが、ありすはまりさを放さない。 長い舌をベロンチョと伸ばしてまりさの吐いた餡子を味わいながら、背後から襲いつづけた。 …ぺにぺにを失ってもにんっしんっするなんて、ゆっくりってば本当に便利なものだ。 「もっと……ゆっくりしたかった……」 まもなく、まりさは黒ずんで死んだ。 ありすはしばらくの間へっこへっこと体を振っていたが、ようやくまりさが朽ち果てたことに気づいた。 「ユヒー…ユヒー…ユヒヒヒヒヒヒヒッ」 ニヤニヤ笑いながら、涎を垂らすありす。 レイプされてハリネズミのように茎を生やして死んだまりさ。 そんな光景を目の当たりにしたれいむは恐怖でガクガク震えながらも、足がすくんで動けなかった。 「でいぶううううううううううううう!!!!」 「ゆぎゃーーーっ!!! こっちこないでぇぇぇぇぇぇぇ!!!」 「つんでれいむもだいずぎよおおおおおお!!!!」 「ぢぬぅぅぅぅぅ!!! でいぶぢんぢゃうぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!」 ビタンッ! ビタンッ! ビタンッ! ビタンッ! 「だずげでぇ!! おにいざんだずげでぇぇぇ!!」 れいむは近くにいた主任研究員・鬼意に助けを求めた。 「助かりたかったら飛んでみろ。飛べばありすから逃げられるだろ?」 「ゆぐっ!?」 れいむはありすに押し潰されながらも、もみあげをバタつかせてぷく~っとふくれた。 「ぴこぴこぴこぴこ! ぷくぅぅぅぅぅ!」 「んまあああでいぶったら!! そんなによろこんでぐれるなんで、あじずのあいがあふれぢゃうううううううう!!!」 もみあげの動きを悦びの証だと信じて疑わないありすは、ますますハイになって体を打ちつけた。 バチンッ! バチンッ! バチンッ! バチンッ! 「ゆぎょほぉ!!? ぷひゅうーるるるるるるるる…」 れいむはショックに耐え切れず、溜めこんでいた空気を漏らしながら縮んだ。 しかし健気にも、もみあげをバタつかせることだけはやめなかった。 自分は飛べるはずだと信じて、涙を流しながら、もみあげを動かすれいむ。 「頑張れいむ!」 「飛べっ!」 「研究費倍増の夢を叶えてくれ!」 「まぢ頼む!」 鬼意たち研究員は、れいむが奇跡を起こすのではないかと考えていた。 命の危険にさらされたありすが自らレイパー状態へと覚醒したように、このれいむも飛べるようになるのではないか…と。 「ゆぐっ、ゆぐっ、ぴこぴこぴこぴこ…」 鬼意たちに励まされ、れいむは茎を生やしながらも必死にもみあげを上下に振った。 すると……れいむの体は少しずつ空中に浮きはじめた! 「「「「おおおおおっ!!!?」」」」 鬼意たちから歓声が上がる。 失敗作だったれいむが、命の危険を回避するために、今、確かにお空を飛んでいる。 ありすの魔の手から逃れたれいむは、全身を駆けぬける浮遊感に、満面の笑みを浮かべて歌うように言った。 「ゆ~♪ おそらをとんでるみたい~♪」 その瞬間、 ぷちぷちぃっ 「ゆんぎゃあーーーーーーーーッ!!!」 れいむのふたつのもみあげが、激しい上下運動に耐えられずに千切れて飛んだ。 「でいぶぅぅぅぅ!! あじずのどごろにがえっでぎでぐれだのねぇぇぇぇぇぇぇ!!?」 「でいぶのきゅーとなもみあげがぁぁぁ!! あじずがぁぁぁぁ!! ゆぎえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」 「ごっすんごっすんごっすんごっすんごっすんごっすん!!! んほおおおおすっきりいいいいい!!!!」 「ゆぐゔゔゔっ!! でいぶはあじずとのあがぢゃんなんがほじぐないよぉぉぉぉぉぉ!! ずっぎりーーーっ!!!!」 れいむはまりさと同様に、大量の茎を生やしてその生涯を終えた。 後に残ったのは、発狂したありす1匹だけとなった。 「駄目だったか」 鬼意はがっくりと肩を落とした。 「主任、もみあげやぺにぺにの接着面の強化が、今後の課題ですね」 「それに、命の危険にさらされることで、ゆっくりは脅威の進化をはかることが確認できました。これは大いなる成果だと思われます」 「まぁまた頑張りましょーよ、主任!(笑)」 自分を慰めてくれる研究員たちに、鬼意は心から感謝した。 彼らがいるからこそ、今までの研究の歴史があり、再び成功への希望が持てるのだった。 「そうだな…。よし、明日からまた頑張ろう! その前に景気づけだ!」 「「「それでこそ主任です!!」」」 鬼意たちはエアーライフルを握りなおした。 「諸君! 明日の未来のために邪気を祓っておこうじゃないか! 鬼は外――――っ!!!」 「「「おにはぁそとぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」」」 ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダッ!!! 「ゆぎゃあばばばばばばばばばばば!!!!!!」 こうして、邪気…レイパーありすは大豆によってお祓いされ、研究所はいつもの希望をとり戻した。 『せつゆん』……なかなか楽しいイベントである。 ~あとがき~ 生牡蠣にあたって何日も伏せってました...( _ ;)・゚゚・。泣 よく考えたら、野生のゆっくりも食べたらあたりそうじゃんね...(*1))) 今回はいろいろ新しいことに挑戦しました。 ふたばで「BGMはワルキューレの騎行だよな」ってレスを見て、使わせていただきました(笑) 武器の情報とか集めるの大変だったな…でもすごく勉強になったかも。 『竹取り男とゆっくり』もちゃんと書くから待っててくださいねヾ(*ゝω・)ノ あ、あと、名乗らせてください。 「ユ~カリ」と申します、よろしくお願いします!(人´ω`)~♪ ではまた次回お会いしましょう。 じゃね~♪
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau2/pages/823.html
せつゆんとぺにこぷたー *舞台は現代、ただし空想世界です *ぺにこぷたーが出ますので、お嫌いな方は読むと体に毒です ここは、とある理工系大学の私設研究所。 表向きは、美味しい餡子を作るのに最適な小豆の品種改良を研究していることになっている。 が、その実態は、BC兵器の研究開発を請け負う、政府の軍事研究施設である。 その巨大な丸いドーム型の屋根をもつ研究所は、いつになく落ち着かない雰囲気が漂っていた。 じつは今日は、完成したばかりの最新兵器のお披露目式が極秘で催される日なのである。 それだけではない。 研究所が建設されて以来の超VIPが来客として予定されている。 すなわち、今回完成した兵器とは、それほど先進的かつ驚異的なものだということだ。 …ふと、空からプロペラ音が聞こえてくる。 研究所の前には、早くも多数の研究員たちが来客を迎えるべく整列していた。 「君が責任者か?」 何人ものボディガードを従え、ダークスーツに身を包んだ老人がヘリから降りて、最前列の研究員と握手を交わす。 黒いサングラスの似合う、なかなか渋みのある老人だ。 その老人と握手を交わした研究員も、笑顔を見せることなく応える。 「主席研究員の鬼意(おにい)です。お目にかかれて光栄です、首相」 そう…このダークスーツの老人とは、この国の行政府の長・内閣総理大臣だった! 「なにか恐ろしい兵器を開発したようだな?」 「はい」 特に多くを語ることもなく、鬼意は首相と並んで研究所の中に入っていった。 研究所の外では、100人の警察官による厳重な警備体制が敷かれていた。 鬼意は首相をともなって実験室に入ると、放射能さえ遮断する厚い扉を閉めた。 円錐型の広い実験室は、無機質な白い壁に囲まれた、静かな空間だった。 「では、見せてもらおうか。君が開発した新型兵器を」 「はい。 ……では、頼む」 鬼意が携帯電話に合図を送ると、ものものしい轟音とともに上方の壁のシャッターが開いた。 「ご覧ください。わが国最高の技術と叡智を結集させて開発した……饅頭型大量破壊兵器『YUKKURI』シリーズです!」 (注)この曲をBGMに物語をお楽しみください→ http //jp.youtube.com/watch?v=cGsez2Acyys 「な、なんとっ!?」 首相が絶叫する。 よほど驚愕したらしく、かけていたサングラスが吹っ飛んで床に落ちた。 「まずは『YUKKURI』シリーズ・ゼロワン、自律型バンカーバスター『REIMU』の登場です!」 上空でポッカリと口を開けた格納庫の中から出てきたのは、なんと空飛ぶ9匹のゆっくりれいむだった。 雁の群れのように凸型に並びながら、みんな一様にもみあげをピコピコと動かしている。 威嚇するようにプク~ッと体を膨らませているその姿は、まるで小型の爆弾を思わせる。 「馬鹿な! こんなことが…!」 驚くのはまだ早い。 「次は『YUKKURI』シリーズ・ゼロツー、自律型大陸弾道ミサイル『MARISA』の登場です!」 れいむの後からつづいて出てきたのは、同じく9匹のゆっくりまりさだった。 人を小馬鹿にしたような憎らしい表情はそのまま、進行方向にとんがり帽子の先っちょを向け、それを軸としてクルクル回転しながら飛んでいる。 おなかのあたりで動いているのはぺにぺにだった。 れいむとは違った飛行方法に、首相はあんぐりと口を開けていた。 「最後は『YUKKURI』シリーズ・ゼロスリー、誘導型地対空ミサイル『ALICE』の登場です!」 驚いて声も出せない首相にトドメを刺すがごとく、まりさの後につづいて姿を現したのは、仰向けになって飛ぶ9匹のゆっくりありすだった。 全匹とも血走った目で前方のまりさたちを凝視したまま、黄色い涎を噴き散らし、おなかのぺにぺにを回転させながら飛んでいる。 9匹のゆっくりれいむ。9匹のゆっくりまりさ。9匹のゆっくりありす。 総勢27匹の空飛ぶゆっくりが、実験室の上空をグルグルと周回している。 研究員たちから、お披露目会の大成功を祝して割れんばかりの歓声と拍手がまきあがった。 首相の目には涙があふれ、枯れた肌を伝った。 「おおおおおなんという光景だ……このような光景が現実のものになるとは!」 首相の言葉に、実験室は大歓声につつまれる。 「この『YUKKURI』シリーズに爆薬を装備させれば、たちまち強力な兵器となりえます」 「うむっ」 「しかも一発にかかるのは爆薬代とエサ代のみ。放熱もほとんどないため、赤外線レーダーやノクトビジョンにも映りません」 「素晴らしい!」 この生物兵器が、21世紀の世界の勢力図を塗りかえることになるだろう。 わが国が生んだ最新の饅頭型大量破壊兵器『YUKKURI』が世界を席巻する日は、すぐそこまで来ている! 首相は往年の熱い血をたぎらせながら、拳を握りしめて確信していた。 「いかがです、首相?」 「すばらしい!! どうやって飛んでいるのかね!?」 「れいむ種はもみあげを上下に振ることで揚力を生み出して飛びます。さらにぺにぺにを回すことで空気の流れを変え、推進力を得ています」 「ほう!」 「まりさ種はぺにぺにだけで揚力を生み出します。そして帽子の先端の向きを操作することで進行方向を変えます。体の回転を加えているのは、 よりスピードを重視したためです。まりさは全種類の中で最高の巡航速度を誇ります」 「まさにミサイルそのものだ! 実に頼もしい!」 「ありす種は、れいむ種やまりさ種に比べてぺにぺにが大きいため、飛行に他の器官を必要としません」 「うらやましいのぅ…若い頃を思い出す…」 「あえて難を挙げるとすれば、仰向けでとんでいるために進行方向を失いやすい点です」 「改善は?」 「済んでいます。ありす種はまりさ種を追尾する性質があるので、誘導したい方角にまりさ種を飛ばせばいいのです」 「なるほど」 「まりさ種はスピードがあるので滅多に捕まりません。まりさ種さえ巧く飛ばせば、ありす種の誘導はきわめて容易です」 主席研究員・鬼意の説明に、首相は力強くうなずいた。 「しかも首相、この兵器の存在は他国に一切伝わっていません。もし『YUKKURI』が飛んできても、誰も兵器とは思わないでしょう」 「そのとおりだ」 「ことによると、新種のゆっくりを発見したと喜んで歓迎するかもしれません。そしてドカンッ! です」 「ぶわーっはっはっは!! それでは、鬼意くん」 「さん付けでお呼びください」 「では鬼意さん! 君は今日づけで3階級昇進! さらに研究開発費を2倍にしてやろう! これからも国のために励んでくれたまえ!」 「恐縮です」 鬼意が深々と頭を下げ、首相は実験室を後にした。 そのときである。 「ゆぎゃあーーーーーーーっっ」 実験室に『YUKKURI』の悲鳴がとどろいたかと思うと、先頭を飛んでいたれいむが落ちてきて床に餡子を撒き散らした。 「もっど……ゆっぐりじたがっだ……」 空飛ぶ生物兵器も、死ぬときはただの饅頭にすぎなかった。 直後、それまで空中を周回していた残り26匹の『YUKKURI』が、悲鳴をあげながら床に落ちて中身をほとばしらせた。 「なにごとだ!?」 鬼意はちょうど自分のほうへ落ちてきたありすをキャッチして、体を確かめてみた。 「しまった、これか!」 ありすのぺにぺにのあった場所からカスタードが漏れている。 散々グルグル回したために、ぺにぺにが千切れて飛んでいってしまったらしい。 まりさもぺにぺにが千切れ飛び、れいむはもみあげが千切れ飛んで、次々に落下して餡子とカスタードで床をデコレートした。 「ありずのぺにぺにがぁ!! どがいはのぺにぺにがぁ!! ぺにぺにがあああああああ!!!」 性欲の強いありすにとって、ぺにぺにはカチューシャと並ぶ大切なアイデンティティーのひとつである。 それを失ったありすは傷口からカスタードをべちょべちょと垂らしながら、これからどうやって生きればいいんだと絶望していた。 「ぺにぺに…ありずのぺにぺに…ぺにぺにぺに…ぺにぺにぺにぺにぺにぺにぺにぺにぺにぺに」 右目は床を、左目は天井を向いたまま、ぺにぺにを失ったありすはとうとう発狂してしまった。 「ちくしょぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!」 一方の鬼意も発狂寸前だった。 約2年間も研究所に篭もって品種改良をくり返し、飛行できるまで育て上げた『YUKKURI』が、このありすを除いて全滅してしまったのだから。 がっかりしながら手の中のありすを見てみると、 「ぺにっ…ぺにっ…ぺにっ…」 と、カスタードを流し尽くして痙攣していた。 こうしてすべての饅頭型大量破壊兵器『YUKKURI』は、実戦配備を迎えることなく存在を消した。 実験室はただの饅頭となったゆっくりの皮と餡子、カスタードが散乱し、甘ったるい匂いが充満していた。 * * * ちなみに、今日は節分だった(笑) 先ほど官邸から電話があり、昇進と研究費倍増の話はなかったことにすると伝えられた研究員たちは、やる瀬のない怒りで爆発寸前だった。 「ちくしょー! 俺はこの2年間、あんなキモい饅頭を必死に育ててきたのに! また振り出しかよ!」 「俺なんか嫁さんに逃げられちまった! シャワーカーテンまで持ってっちまったんだぜ!?」 「てやんでぇ! もともと饅頭ごときに期待した俺らが馬鹿だったんだよ!」 「どぼじでごんなごどに……」 研究員たちは食堂に集まって、歯を食いしばって泣いていた。 そのとき…… 「おには~そと! ふくは~うち!」 キッチンのおばちゃんがそんなかけ声とともに豆を撒いていた。 おばちゃんをボゥ…と眺めていた研究員たちは、5分後には食堂から消えていた。 ガイーン… 鉄の戸が開けられ、室内に電灯が点けられる。 「ゆ?」 「ゆゆ?」 「ゆっゆっ!」 室内にはプラスチック製のケージが山と積み上げられ、中には失敗作のゆっくりがギュウギュウ詰めにされていた。 研究員たちは扉を閉め、ケージから次々に失敗作ゆっくりを出していった。 「ゆっ! おにいさん、ゆっくりしていってね!」 「「「「「「「「ゆっくりしていってね!!」」」」」」」」 失敗作とはいえ、ただ飛べないだけであって健康そのもの。 ケージから出されたゆっくりたちは「ゆっくりしていってね!」を叫びながら、研究員たちの足元にすり寄ってきた。 「みんな、準備はいいか?」 「オッケーでぇす」 「なんか俺ワクワクしてきた!」 「ハァハァ…」 『YUKKURI』の失敗で殺気立っていた研究員たちは、どこから調達したのか、全員が大豆の弾丸を装填したエアーライフルを持っている。 そんなアブナイ雰囲気を感じ取ることもできないゆっくりたちは、優しくしてもらおうと体を擦りつけてくる。 「すーりすーり」 「ゆっゆっゆっ!」 「おにいさん、かわいいれいむをな~でな~でしてね!」 「やさしくほごしてね!」 「ゆゆ~ん、まりさにおいしいごはんをもってきてね!」 「ゆゆっ? そのくろいのはなに? ゆっくりできるもの?」 鬼意ほか、数人の研究員たちは銃のセーフティを外した。 「やっちまいなぁぁぁぁぁ!!!!!!」 「「「ヒャッハーーーーーッ!!!!! おにわぁぁそとおおおおおおおおおおおおお!!!!!!」」」 ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダ!!! ゆっくりたちの阿鼻叫喚の宴がはじまった。 ライフルから発射された大豆弾丸が、饅頭であるゆっくりたちの柔らかい体にめり込んでいく。 「ゆぎゃーーっ!! いだいよぉぉぉぉ!!」 「やべでね!? ゆっぐりやべでね!?」 「ゆっぐじざぜでぇ!!」 「ゆびゃびゃびゃびゃびゃびゃ!!」 「どぼぢでごんなごどずるのおおおおおおおおお!!?」 ゆっくりたちは必死の形相で壁のほうへ逃げ出した。 だが… 「ゆっくりにげるよ! ゆっくりにげるよ! ゆっぐべぇ!?」 あるゆっくりまりさは、パニックを起こした仲間たちに押し潰され、餡子を吐き出して死んだ。 「ゆゆ!? これたべられるよ! むーしゃむーしゃ、それなり゙り゙り゙り゙り゙り゙り゙り゙り゙り゙り゙り゙」 あるれいむは、逃げることも忘れてむしゃむしゃ大豆を食べていたところを狙い撃ちにされ、壊れた目覚まし時計のような声を発しながら息絶えた。 「れいむのおちびちゃんたち! ゆっくりしないではやくおくちにひなんしてね!」 「おかーしゃん!」 「ゆっくちはいりゅよ!」 「ゆゆっ! これでむてきだね! ぶびゅびゅびゅびゅびゅびゅびゅびゅ!? あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙でいぶのあがぢゃんがぁぁぁぁぁぁ!!!!」 口の中に2匹の赤ちゃんを保護した母れいむは、研究員に口のあたりを集中砲火されて穴だらけになった。 瀕死の母れいむは小さなトンガリ帽子と赤いリボンをペッと吐き出すと、PTSD(心的外傷後ストレス障害)になってから悶死した。 「ゆぐっ! まりさ! れいむといっしょにゆっくりにげようね!」 「まりさはしにたくないぜ! れいむはまりさのたてになるんだぜ!」 まりさは、つがいのれいむを盾にして後ろに隠れた。 「ゆっへっへ、これでゆっくりあんしんだぜ!」 「どぼじでそんなことするのぉぉ!? まりさはれいむのだーりんでしょおおお!? ゆぎゃーーーががががががががががががががががが!!!」 まりさの盾となったれいむに雨あられと大豆がふりそそぎ、れいむはハチの巣になって全身から餡子を垂れ流した。 さらに、 「ゆぼぉ?? ゆごぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼ!!?」 れいむの体を貫通した大豆が、まりさの皮を貫いて餡子をこねくり回した。 「「もっど……ゆっぐり……じだがっ……だ……」」 まりさとれいむは、折り重なるようにして逝った。 「ゆくぅっ…とかいはのありすのみりょくで、おにいさんたちをゆっくりせっとくするわよっ」 あるゆっくりありすは、自分の魅力で研究員をメロメロにして助けてもらおうと、決死の覚悟で皆とは逆方向にポインポインと跳ねていった。 「おにいさん! ありすをゆっくりみていってね! それからゆっくりめでてね! きゅーとなとかいはのありすでべべべべべべべべべべべ!!!」 あわれ…ありすの都会派の魅力はこれっぽっちも人間に伝わらなかった。 だが、同じことを考えるゆっくりは他にも存在した。 「そんなんじゃだめよ! もっとかげきにあぴーるするのよ!」 別のありすは決死の覚悟で研究員たちに近づくと、艶っぽい流し目を研究員に向けながら、熱い息を吐いた。 「ゆふんゆふん…ゆっふふん……ちょっとだけよぉ……ちょっとだけなんだからぁ……」 カスタードの詰まった体をくねらせながら、研究員の足にウニウニと自分の体を擦りつけた。 動きの止まった研究員に、ありすは内心「いけるわ!」とガッツポーズしたが、研究員はスチャッと銃口をありすの体に押しつけた。 「むほっ! おてつきはだめよぉ…でもすてきなおにいさんになら、すこしだけゆるしてあばばばばばばばばばばばばばばばっ!!?」 ちょっと大人だったありすは、床にカスタードを撒き散らしてその生涯を終えた。 「むきゅん! ほんとうのみりょくはからだじゃないわ! ないめんのみりょくこそたいせつなのよ! ぱちぇがみをもってしょうめいするわ!」 あるゆっくりぱちゅりーは、むきゅむきゅ言いながら決死の覚悟で研究員に近づいていった。 「むきゅっ! おにいさん! ぱちぇはそのじゅうをしってるわ!」 ぱちゅりーは銃の知識を披露して、研究員たちの仲間に加えてもらおうと考えた。 「あめりかりくぐんさいよう、こるとしゃせい、えむじゅーろくえーわん。ぜんちょう、きゅうひゃくきゅうじゅうみり。じゅうりょう、 にせんはっぴゃくろくじゅうぐらむ。はっしゃそくど、まいふんはっぴゃくはつ……」 ぱちゅりーは滔々と解説をつづける。 最近のゆっくりにはガンマニアもいるのかと、研究員たちは驚いた。 実際には、ぱちゅりーは誰かが落としていった「月間 Gun」を拾って読んでいただけなのだが…。 「りゅんぐまんほうしきのさいようと、にーにーさんみりたりーぼーるかやくのしようによって、けいりょうかとこすとさくげんにせいこうしたが、 めんてなんすさいくるがみじかく、ぼるとのふかんぜんへいさのたはつにより、じっせんでは…」 「残念だったな、これはM16A5だ」 「むぎゅうっ!!?」 ダダダダダダダダダダダダダダッ 「むぎゅうっっむぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎ!!!」 ぱちゅりーは全身に大豆を浴びて生クリームを撒き散らした。 「むぎゃ…っはぁ……ぱちぇが……まちがえるなんて……」 どうやらぱちゅりーの知識は少々古かったようである。 真っ白な生クリームにまみれてクチャクチャになったぱちゅりーを見て、ゆっくりたちはぷるぷる~っと震え上がった。 床と壁一面に皮や餡子やカスタード、生クリームが付着する中、生き残ったのはれいむ、まりさ、ありすの3匹だけだった。 みんな壁の隅っこに固まって、怯えながらこっちを見ている。 「どぼじで…どぼじでこんなことするの…?」 「どうしてって、今日はせつゆんだろ?」 「れいむせつゆんなんてしらないよぅ…」 「ゆっくりに大豆を投げるお祭りだよ」 「どぼぢでだいずをなげるのぉ!? いっしょにゆっくりしていってよぉ!!」 3匹は固まってゆんゆんと泣き出した。 「だって、ふつう餡子って小豆からできるもんだろ? だから、偽物の餡子を体内に詰めこんでる悪いゆっくりを大豆で祓うのさ」 「でいぶのあんこさんはにせものじゃないよおおおお!!」 「ばりざはわるいゆっくりじゃないよ!! いいゆっくりだよ!! ゆっくりりかいしてね!! ぷんぷん!!」 「ありすはあんこじゃないわ! かすたーどよ! しつれいしちゃうわ!!」 「知るかボケが!!」 「「「ゆぐっ」」」 3匹は押し黙った。 「じゃあお前ら、ハチの巣になって死にたくないわけ?」 3匹は、もちろん死にたくないと言うように顔(顔しかないけど)を縦に振った。 「じゃ、生き延びたいなら空を飛べ。お前らはそれができなかったから失敗作になったんだ」 それを聞いた3匹は、空を飛ぼうと頑張った。 発情してもいないのに必死でぺにぺにを膨らませ、ぷるんぷるん振り回す姿は意外とかわいい。 だが不幸なことに、ここにいるのは愛でお兄さんではない。 「ゆぐっ…れいむはゆっくりおそらをとぶよ……ゆっくりとぶよ……ゆっくりおそらをとびたいな……ぴこぴこぴこぴこ……ぷくぅ~」 "ぴこぴこ"とか"ぷくぅ~"とか、どうしていちいち擬音を発するのか……ゆっくりにまつわる不思議のタネは尽きない。 れいむは懸命にもみあげを上下に振りながら、体をぷっくりと膨らませている。 ほぼ総受けのれいむ種はぺにぺにが小さいので、まりさやありすのように揚力を生み出すことができないのだ。 「ぺにぺにさん、まりさのすてきなぺにぺにさん、まりさをゆっくりとばせてね! くるくるー! くるくるー!」 まりさは「くるくるー」と言ってフィギュアスケートのスタンドスピンのように回転しながら、ぺにぺにを振り回した。 だが、まりさの体は少しも飛ばない。 そのうち、まりさは回転のしすぎで目が回ってきた。 「くるくるー…くるくるー…くるく……る…るー……る……る……」 とうとうまりさはヘタリと座りこみ、頭をクルクル回してピヨッてしまった。 「ゆほぉっ! とんでぇ! ゆっくりとんでぇー!」 ありすはまりさを凝視しながら、自ら発情状態になった。 性欲もなかったのに、誰も振動を与えていないのに、ありすは発情した。 しかも驚いたことには、目の前のまりさを襲うことなく必死にぺにぺにを振り回して飛ぼうとしている。 レイパー状態のありすとは思えない姿である。 命の危険にさらされると、ゆっくりは想像以上の進化を見せるらしい。 「とぶのよありす! ありすはかれいにおそらをとぶのよ! とかいはらしく、おそらからみんなをみくだして…」 プチュンッ 「ゆぎゃあーーーーーーッ!!!!」 ありすのぺにぺにが、振り回しすぎて千切れて飛んだ。 「あじずのじまんのべにべにがぁーーーーーーーーーーッ!!!!!」 ありすは泣きながらぺにぺにのところまで這っていくと、傷口同士をくっつけた。 「ゆっ! くっついたわ! ありすのぺにぺにが、もとにもどったわ!」 だが、オレンジジュースも水溶き小麦粉もないのに皮が再生するわけがない。 ありすのぺにぺには再びポテッと床に落ちた。 「どぼぢでぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!???」 実験室でのありす同様、アイデンティティーのひとつを喪失したありすは発狂した。 発狂したあげく、本能のまま視界に映ったまりさに突撃する。 「ばぁぁぁぁぁじぃぃぃぃぃざぁぁぁぁぁあ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙!!!!!!」 都会派らしく、後ろからまりさに襲いかかるありす。 目を回していたまりさもさすがに意識を取り戻した。 「ゆんやあーーーーーっ!!! はなじでぇーーーーー!!!!」 「ごっすんごっすんごっすんごっすん!!」 ありすはぺにぺにも無いのに、まりさに体を打ちつけた。 ビタンッ! ビタンッ! ビタンッ! ビタンッ! 「ゆがはぁっ! ごぼぉ! あんこでちゃうぅ…ゆげろげろげろげろげろ…」 「ばじざのあんごもずでぎよぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」 愛のない乱暴な行為に、まりさは大量の餡子を吐き出した。そして、 「いくわよばでぃざ!! んほおおおおおおおおおすっきりーーーっ!!」 「ずっぎりなんでじだぐないよぉぉぉぉぉぉぉぉ!!! ずっぎりーーーっ!!!」 まりさの額からニョキニョキと茎が生えてきた。 だが、ありすはまりさを放さない。 長い舌をベロンチョと伸ばしてまりさの吐いた餡子を味わいながら、背後から襲いつづけた。 …ぺにぺにを失ってもにんっしんっするなんて、ゆっくりってば本当に便利なものだ。 「もっと……ゆっくりしたかった……」 まもなく、まりさは黒ずんで死んだ。 ありすはしばらくの間へっこへっこと体を振っていたが、ようやくまりさが朽ち果てたことに気づいた。 「ユヒー…ユヒー…ユヒヒヒヒヒヒヒッ」 ニヤニヤ笑いながら、涎を垂らすありす。 レイプされてハリネズミのように茎を生やして死んだまりさ。 そんな光景を目の当たりにしたれいむは恐怖でガクガク震えながらも、足がすくんで動けなかった。 「でいぶううううううううううううう!!!!」 「ゆぎゃーーーっ!!! こっちこないでぇぇぇぇぇぇぇ!!!」 「つんでれいむもだいずぎよおおおおおお!!!!」 「ぢぬぅぅぅぅぅ!!! でいぶぢんぢゃうぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!」 ビタンッ! ビタンッ! ビタンッ! ビタンッ! 「だずげでぇ!! おにいざんだずげでぇぇぇ!!」 れいむは近くにいた主任研究員・鬼意に助けを求めた。 「助かりたかったら飛んでみろ。飛べばありすから逃げられるだろ?」 「ゆぐっ!?」 れいむはありすに押し潰されながらも、もみあげをバタつかせてぷく~っとふくれた。 「ぴこぴこぴこぴこ! ぷくぅぅぅぅぅ!」 「んまあああでいぶったら!! そんなによろこんでぐれるなんで、あじずのあいがあふれぢゃうううううううう!!!」 もみあげの動きを悦びの証だと信じて疑わないありすは、ますますハイになって体を打ちつけた。 バチンッ! バチンッ! バチンッ! バチンッ! 「ゆぎょほぉ!!? ぷひゅうーるるるるるるるる…」 れいむはショックに耐え切れず、溜めこんでいた空気を漏らしながら縮んだ。 しかし健気にも、もみあげをバタつかせることだけはやめなかった。 自分は飛べるはずだと信じて、涙を流しながら、もみあげを動かすれいむ。 「頑張れいむ!」 「飛べっ!」 「研究費倍増の夢を叶えてくれ!」 「まぢ頼む!」 鬼意たち研究員は、れいむが奇跡を起こすのではないかと考えていた。 命の危険にさらされたありすが自らレイパー状態へと覚醒したように、このれいむも飛べるようになるのではないか…と。 「ゆぐっ、ゆぐっ、ぴこぴこぴこぴこ…」 鬼意たちに励まされ、れいむは茎を生やしながらも必死にもみあげを上下に振った。 すると……れいむの体は少しずつ空中に浮きはじめた! 「「「「おおおおおっ!!!?」」」」 鬼意たちから歓声が上がる。 失敗作だったれいむが、命の危険を回避するために、今、確かにお空を飛んでいる。 ありすの魔の手から逃れたれいむは、全身を駆けぬける浮遊感に、満面の笑みを浮かべて歌うように言った。 「ゆ~♪ おそらをとんでるみたい~♪」 その瞬間、 ぷちぷちぃっ 「ゆんぎゃあーーーーーーーーッ!!!」 れいむのふたつのもみあげが、激しい上下運動に耐えられずに千切れて飛んだ。 「でいぶぅぅぅぅ!! あじずのどごろにがえっでぎでぐれだのねぇぇぇぇぇぇぇ!!?」 「でいぶのきゅーとなもみあげがぁぁぁ!! あじずがぁぁぁぁ!! ゆぎえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」 「ごっすんごっすんごっすんごっすんごっすんごっすん!!! んほおおおおすっきりいいいいい!!!!」 「ゆぐゔゔゔっ!! でいぶはあじずとのあがぢゃんなんがほじぐないよぉぉぉぉぉぉ!! ずっぎりーーーっ!!!!」 れいむはまりさと同様に、大量の茎を生やしてその生涯を終えた。 後に残ったのは、発狂したありす1匹だけとなった。 「駄目だったか」 鬼意はがっくりと肩を落とした。 「主任、もみあげやぺにぺにの接着面の強化が、今後の課題ですね」 「それに、命の危険にさらされることで、ゆっくりは脅威の進化をはかることが確認できました。これは大いなる成果だと思われます」 「まぁまた頑張りましょーよ、主任!(笑)」 自分を慰めてくれる研究員たちに、鬼意は心から感謝した。 彼らがいるからこそ、今までの研究の歴史があり、再び成功への希望が持てるのだった。 「そうだな…。よし、明日からまた頑張ろう! その前に景気づけだ!」 「「「それでこそ主任です!!」」」 鬼意たちはエアーライフルを握りなおした。 「諸君! 明日の未来のために邪気を祓っておこうじゃないか! 鬼は外――――っ!!!」 「「「おにはぁそとぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」」」 ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダッ!!! 「ゆぎゃあばばばばばばばばばばば!!!!!!」 こうして、邪気…レイパーありすは大豆によってお祓いされ、研究所はいつもの希望をとり戻した。 『せつゆん』……なかなか楽しいイベントである。 ~あとがき~ 生牡蠣にあたって何日も伏せってました...( _ ;)・゚゚・。泣 よく考えたら、野生のゆっくりも食べたらあたりそうじゃんね...(*1))) 今回はいろいろ新しいことに挑戦しました。 ふたばで「BGMはワルキューレの騎行だよな」ってレスを見て、使わせていただきました(笑) 武器の情報とか集めるの大変だったな…でもすごく勉強になったかも。 『竹取り男とゆっくり』もちゃんと書くから待っててくださいねヾ(*ゝω・)ノ あ、あと、名乗らせてください。 「ユ~カリ」と申します、よろしくお願いします!(人´ω`)~♪ ではまた次回お会いしましょう。 じゃね~♪
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutai/pages/3479.html
せつゆんとぺにこぷたー *舞台は現代、ただし空想世界です *ぺにこぷたーが出ますので、お嫌いな方は読むと体に毒です ここは、とある理工系大学の私設研究所。 表向きは、美味しい餡子を作るのに最適な小豆の品種改良を研究していることになっている。 が、その実態は、BC兵器の研究開発を請け負う、政府の軍事研究施設である。 その巨大な丸いドーム型の屋根をもつ研究所は、いつになく落ち着かない雰囲気が漂っていた。 じつは今日は、完成したばかりの最新兵器のお披露目式が極秘で催される日なのである。 それだけではない。 研究所が建設されて以来の超VIPが来客として予定されている。 すなわち、今回完成した兵器とは、それほど先進的かつ驚異的なものだということだ。 …ふと、空からプロペラ音が聞こえてくる。 研究所の前には、早くも多数の研究員たちが来客を迎えるべく整列していた。 「君が責任者か?」 何人ものボディガードを従え、ダークスーツに身を包んだ老人がヘリから降りて、最前列の研究員と握手を交わす。 黒いサングラスの似合う、なかなか渋みのある老人だ。 その老人と握手を交わした研究員も、笑顔を見せることなく応える。 「主席研究員の鬼意(おにい)です。お目にかかれて光栄です、首相」 そう…このダークスーツの老人とは、この国の行政府の長・内閣総理大臣だった! 「なにか恐ろしい兵器を開発したようだな?」 「はい」 特に多くを語ることもなく、鬼意は首相と並んで研究所の中に入っていった。 研究所の外では、100人の警察官による厳重な警備体制が敷かれていた。 鬼意は首相をともなって実験室に入ると、放射能さえ遮断する厚い扉を閉めた。 円錐型の広い実験室は、無機質な白い壁に囲まれた、静かな空間だった。 「では、見せてもらおうか。君が開発した新型兵器を」 「はい。 ……では、頼む」 鬼意が携帯電話に合図を送ると、ものものしい轟音とともに上方の壁のシャッターが開いた。 「ご覧ください。わが国最高の技術と叡智を結集させて開発した……饅頭型大量破壊兵器『YUKKURI』シリーズです!」 (注)この曲をBGMに物語をお楽しみください→ http //jp.youtube.com/watch?v=cGsez2Acyys 「な、なんとっ!?」 首相が絶叫する。 よほど驚愕したらしく、かけていたサングラスが吹っ飛んで床に落ちた。 「まずは『YUKKURI』シリーズ・ゼロワン、自律型バンカーバスター『REIMU』の登場です!」 上空でポッカリと口を開けた格納庫の中から出てきたのは、なんと空飛ぶ9匹のゆっくりれいむだった。 雁の群れのように凸型に並びながら、みんな一様にもみあげをピコピコと動かしている。 威嚇するようにプク~ッと体を膨らませているその姿は、まるで小型の爆弾を思わせる。 「馬鹿な! こんなことが…!」 驚くのはまだ早い。 「次は『YUKKURI』シリーズ・ゼロツー、自律型大陸弾道ミサイル『MARISA』の登場です!」 れいむの後からつづいて出てきたのは、同じく9匹のゆっくりまりさだった。 人を小馬鹿にしたような憎らしい表情はそのまま、進行方向にとんがり帽子の先っちょを向け、それを軸としてクルクル回転しながら飛んでいる。 おなかのあたりで動いているのはぺにぺにだった。 れいむとは違った飛行方法に、首相はあんぐりと口を開けていた。 「最後は『YUKKURI』シリーズ・ゼロスリー、誘導型地対空ミサイル『ALICE』の登場です!」 驚いて声も出せない首相にトドメを刺すがごとく、まりさの後につづいて姿を現したのは、仰向けになって飛ぶ9匹のゆっくりありすだった。 全匹とも血走った目で前方のまりさたちを凝視したまま、黄色い涎を噴き散らし、おなかのぺにぺにを回転させながら飛んでいる。 9匹のゆっくりれいむ。9匹のゆっくりまりさ。9匹のゆっくりありす。 総勢27匹の空飛ぶゆっくりが、実験室の上空をグルグルと周回している。 研究員たちから、お披露目会の大成功を祝して割れんばかりの歓声と拍手がまきあがった。 首相の目には涙があふれ、枯れた肌を伝った。 「おおおおおなんという光景だ……このような光景が現実のものになるとは!」 首相の言葉に、実験室は大歓声につつまれる。 「この『YUKKURI』シリーズに爆薬を装備させれば、たちまち強力な兵器となりえます」 「うむっ」 「しかも一発にかかるのは爆薬代とエサ代のみ。放熱もほとんどないため、赤外線レーダーやノクトビジョンにも映りません」 「素晴らしい!」 この生物兵器が、21世紀の世界の勢力図を塗りかえることになるだろう。 わが国が生んだ最新の饅頭型大量破壊兵器『YUKKURI』が世界を席巻する日は、すぐそこまで来ている! 首相は往年の熱い血をたぎらせながら、拳を握りしめて確信していた。 「いかがです、首相?」 「すばらしい!! どうやって飛んでいるのかね!?」 「れいむ種はもみあげを上下に振ることで揚力を生み出して飛びます。さらにぺにぺにを回すことで空気の流れを変え、推進力を得ています」 「ほう!」 「まりさ種はぺにぺにだけで揚力を生み出します。そして帽子の先端の向きを操作することで進行方向を変えます。体の回転を加えているのは、 よりスピードを重視したためです。まりさは全種類の中で最高の巡航速度を誇ります」 「まさにミサイルそのものだ! 実に頼もしい!」 「ありす種は、れいむ種やまりさ種に比べてぺにぺにが大きいため、飛行に他の器官を必要としません」 「うらやましいのぅ…若い頃を思い出す…」 「あえて難を挙げるとすれば、仰向けでとんでいるために進行方向を失いやすい点です」 「改善は?」 「済んでいます。ありす種はまりさ種を追尾する性質があるので、誘導したい方角にまりさ種を飛ばせばいいのです」 「なるほど」 「まりさ種はスピードがあるので滅多に捕まりません。まりさ種さえ巧く飛ばせば、ありす種の誘導はきわめて容易です」 主席研究員・鬼意の説明に、首相は力強くうなずいた。 「しかも首相、この兵器の存在は他国に一切伝わっていません。もし『YUKKURI』が飛んできても、誰も兵器とは思わないでしょう」 「そのとおりだ」 「ことによると、新種のゆっくりを発見したと喜んで歓迎するかもしれません。そしてドカンッ! です」 「ぶわーっはっはっは!! それでは、鬼意くん」 「さん付けでお呼びください」 「では鬼意さん! 君は今日づけで3階級昇進! さらに研究開発費を2倍にしてやろう! これからも国のために励んでくれたまえ!」 「恐縮です」 鬼意が深々と頭を下げ、首相は実験室を後にした。 そのときである。 「ゆぎゃあーーーーーーーっっ」 実験室に『YUKKURI』の悲鳴がとどろいたかと思うと、先頭を飛んでいたれいむが落ちてきて床に餡子を撒き散らした。 「もっど……ゆっぐりじたがっだ……」 空飛ぶ生物兵器も、死ぬときはただの饅頭にすぎなかった。 直後、それまで空中を周回していた残り26匹の『YUKKURI』が、悲鳴をあげながら床に落ちて中身をほとばしらせた。 「なにごとだ!?」 鬼意はちょうど自分のほうへ落ちてきたありすをキャッチして、体を確かめてみた。 「しまった、これか!」 ありすのぺにぺにのあった場所からカスタードが漏れている。 散々グルグル回したために、ぺにぺにが千切れて飛んでいってしまったらしい。 まりさもぺにぺにが千切れ飛び、れいむはもみあげが千切れ飛んで、次々に落下して餡子とカスタードで床をデコレートした。 「ありずのぺにぺにがぁ!! どがいはのぺにぺにがぁ!! ぺにぺにがあああああああ!!!」 性欲の強いありすにとって、ぺにぺにはカチューシャと並ぶ大切なアイデンティティーのひとつである。 それを失ったありすは傷口からカスタードをべちょべちょと垂らしながら、これからどうやって生きればいいんだと絶望していた。 「ぺにぺに…ありずのぺにぺに…ぺにぺにぺに…ぺにぺにぺにぺにぺにぺにぺにぺにぺにぺに」 右目は床を、左目は天井を向いたまま、ぺにぺにを失ったありすはとうとう発狂してしまった。 「ちくしょぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!」 一方の鬼意も発狂寸前だった。 約2年間も研究所に篭もって品種改良をくり返し、飛行できるまで育て上げた『YUKKURI』が、このありすを除いて全滅してしまったのだから。 がっかりしながら手の中のありすを見てみると、 「ぺにっ…ぺにっ…ぺにっ…」 と、カスタードを流し尽くして痙攣していた。 こうしてすべての饅頭型大量破壊兵器『YUKKURI』は、実戦配備を迎えることなく存在を消した。 実験室はただの饅頭となったゆっくりの皮と餡子、カスタードが散乱し、甘ったるい匂いが充満していた。 * * * ちなみに、今日は節分だった(笑) 先ほど官邸から電話があり、昇進と研究費倍増の話はなかったことにすると伝えられた研究員たちは、やる瀬のない怒りで爆発寸前だった。 「ちくしょー! 俺はこの2年間、あんなキモい饅頭を必死に育ててきたのに! また振り出しかよ!」 「俺なんか嫁さんに逃げられちまった! シャワーカーテンまで持ってっちまったんだぜ!?」 「てやんでぇ! もともと饅頭ごときに期待した俺らが馬鹿だったんだよ!」 「どぼじでごんなごどに……」 研究員たちは食堂に集まって、歯を食いしばって泣いていた。 そのとき…… 「おには~そと! ふくは~うち!」 キッチンのおばちゃんがそんなかけ声とともに豆を撒いていた。 おばちゃんをボゥ…と眺めていた研究員たちは、5分後には食堂から消えていた。 ガイーン… 鉄の戸が開けられ、室内に電灯が点けられる。 「ゆ?」 「ゆゆ?」 「ゆっゆっ!」 室内にはプラスチック製のケージが山と積み上げられ、中には失敗作のゆっくりがギュウギュウ詰めにされていた。 研究員たちは扉を閉め、ケージから次々に失敗作ゆっくりを出していった。 「ゆっ! おにいさん、ゆっくりしていってね!」 「「「「「「「「ゆっくりしていってね!!」」」」」」」」 失敗作とはいえ、ただ飛べないだけであって健康そのもの。 ケージから出されたゆっくりたちは「ゆっくりしていってね!」を叫びながら、研究員たちの足元にすり寄ってきた。 「みんな、準備はいいか?」 「オッケーでぇす」 「なんか俺ワクワクしてきた!」 「ハァハァ…」 『YUKKURI』の失敗で殺気立っていた研究員たちは、どこから調達したのか、全員が大豆の弾丸を装填したエアーライフルを持っている。 そんなアブナイ雰囲気を感じ取ることもできないゆっくりたちは、優しくしてもらおうと体を擦りつけてくる。 「すーりすーり」 「ゆっゆっゆっ!」 「おにいさん、かわいいれいむをな~でな~でしてね!」 「やさしくほごしてね!」 「ゆゆ~ん、まりさにおいしいごはんをもってきてね!」 「ゆゆっ? そのくろいのはなに? ゆっくりできるもの?」 鬼意ほか、数人の研究員たちは銃のセーフティを外した。 「やっちまいなぁぁぁぁぁ!!!!!!」 「「「ヒャッハーーーーーッ!!!!! おにわぁぁそとおおおおおおおおおおおおお!!!!!!」」」 ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダ!!! ゆっくりたちの阿鼻叫喚の宴がはじまった。 ライフルから発射された大豆弾丸が、饅頭であるゆっくりたちの柔らかい体にめり込んでいく。 「ゆぎゃーーっ!! いだいよぉぉぉぉ!!」 「やべでね!? ゆっぐりやべでね!?」 「ゆっぐじざぜでぇ!!」 「ゆびゃびゃびゃびゃびゃびゃ!!」 「どぼぢでごんなごどずるのおおおおおおおおお!!?」 ゆっくりたちは必死の形相で壁のほうへ逃げ出した。 だが… 「ゆっくりにげるよ! ゆっくりにげるよ! ゆっぐべぇ!?」 あるゆっくりまりさは、パニックを起こした仲間たちに押し潰され、餡子を吐き出して死んだ。 「ゆゆ!? これたべられるよ! むーしゃむーしゃ、それなり゙り゙り゙り゙り゙り゙り゙り゙り゙り゙り゙り゙」 あるれいむは、逃げることも忘れてむしゃむしゃ大豆を食べていたところを狙い撃ちにされ、壊れた目覚まし時計のような声を発しながら息絶えた。 「れいむのおちびちゃんたち! ゆっくりしないではやくおくちにひなんしてね!」 「おかーしゃん!」 「ゆっくちはいりゅよ!」 「ゆゆっ! これでむてきだね! ぶびゅびゅびゅびゅびゅびゅびゅびゅ!? あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙でいぶのあがぢゃんがぁぁぁぁぁぁ!!!!」 口の中に2匹の赤ちゃんを保護した母れいむは、研究員に口のあたりを集中砲火されて穴だらけになった。 瀕死の母れいむは小さなトンガリ帽子と赤いリボンをペッと吐き出すと、PTSD(心的外傷後ストレス障害)になってから悶死した。 「ゆぐっ! まりさ! れいむといっしょにゆっくりにげようね!」 「まりさはしにたくないぜ! れいむはまりさのたてになるんだぜ!」 まりさは、つがいのれいむを盾にして後ろに隠れた。 「ゆっへっへ、これでゆっくりあんしんだぜ!」 「どぼじでそんなことするのぉぉ!? まりさはれいむのだーりんでしょおおお!? ゆぎゃーーーががががががががががががががががが!!!」 まりさの盾となったれいむに雨あられと大豆がふりそそぎ、れいむはハチの巣になって全身から餡子を垂れ流した。 さらに、 「ゆぼぉ?? ゆごぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼ!!?」 れいむの体を貫通した大豆が、まりさの皮を貫いて餡子をこねくり回した。 「「もっど……ゆっぐり……じだがっ……だ……」」 まりさとれいむは、折り重なるようにして逝った。 「ゆくぅっ…とかいはのありすのみりょくで、おにいさんたちをゆっくりせっとくするわよっ」 あるゆっくりありすは、自分の魅力で研究員をメロメロにして助けてもらおうと、決死の覚悟で皆とは逆方向にポインポインと跳ねていった。 「おにいさん! ありすをゆっくりみていってね! それからゆっくりめでてね! きゅーとなとかいはのありすでべべべべべべべべべべべ!!!」 あわれ…ありすの都会派の魅力はこれっぽっちも人間に伝わらなかった。 だが、同じことを考えるゆっくりは他にも存在した。 「そんなんじゃだめよ! もっとかげきにあぴーるするのよ!」 別のありすは決死の覚悟で研究員たちに近づくと、艶っぽい流し目を研究員に向けながら、熱い息を吐いた。 「ゆふんゆふん…ゆっふふん……ちょっとだけよぉ……ちょっとだけなんだからぁ……」 カスタードの詰まった体をくねらせながら、研究員の足にウニウニと自分の体を擦りつけた。 動きの止まった研究員に、ありすは内心「いけるわ!」とガッツポーズしたが、研究員はスチャッと銃口をありすの体に押しつけた。 「むほっ! おてつきはだめよぉ…でもすてきなおにいさんになら、すこしだけゆるしてあばばばばばばばばばばばばばばばっ!!?」 ちょっと大人だったありすは、床にカスタードを撒き散らしてその生涯を終えた。 「むきゅん! ほんとうのみりょくはからだじゃないわ! ないめんのみりょくこそたいせつなのよ! ぱちぇがみをもってしょうめいするわ!」 あるゆっくりぱちゅりーは、むきゅむきゅ言いながら決死の覚悟で研究員に近づいていった。 「むきゅっ! おにいさん! ぱちぇはそのじゅうをしってるわ!」 ぱちゅりーは銃の知識を披露して、研究員たちの仲間に加えてもらおうと考えた。 「あめりかりくぐんさいよう、こるとしゃせい、えむじゅーろくえーわん。ぜんちょう、きゅうひゃくきゅうじゅうみり。じゅうりょう、 にせんはっぴゃくろくじゅうぐらむ。はっしゃそくど、まいふんはっぴゃくはつ……」 ぱちゅりーは滔々と解説をつづける。 最近のゆっくりにはガンマニアもいるのかと、研究員たちは驚いた。 実際には、ぱちゅりーは誰かが落としていった「月間 Gun」を拾って読んでいただけなのだが…。 「りゅんぐまんほうしきのさいようと、にーにーさんみりたりーぼーるかやくのしようによって、けいりょうかとこすとさくげんにせいこうしたが、 めんてなんすさいくるがみじかく、ぼるとのふかんぜんへいさのたはつにより、じっせんでは…」 「残念だったな、これはM16A5だ」 「むぎゅうっ!!?」 ダダダダダダダダダダダダダダッ 「むぎゅうっっむぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎ!!!」 ぱちゅりーは全身に大豆を浴びて生クリームを撒き散らした。 「むぎゃ…っはぁ……ぱちぇが……まちがえるなんて……」 どうやらぱちゅりーの知識は少々古かったようである。 真っ白な生クリームにまみれてクチャクチャになったぱちゅりーを見て、ゆっくりたちはぷるぷる~っと震え上がった。 床と壁一面に皮や餡子やカスタード、生クリームが付着する中、生き残ったのはれいむ、まりさ、ありすの3匹だけだった。 みんな壁の隅っこに固まって、怯えながらこっちを見ている。 「どぼじで…どぼじでこんなことするの…?」 「どうしてって、今日はせつゆんだろ?」 「れいむせつゆんなんてしらないよぅ…」 「ゆっくりに大豆を投げるお祭りだよ」 「どぼぢでだいずをなげるのぉ!? いっしょにゆっくりしていってよぉ!!」 3匹は固まってゆんゆんと泣き出した。 「だって、ふつう餡子って小豆からできるもんだろ? だから、偽物の餡子を体内に詰めこんでる悪いゆっくりを大豆で祓うのさ」 「でいぶのあんこさんはにせものじゃないよおおおお!!」 「ばりざはわるいゆっくりじゃないよ!! いいゆっくりだよ!! ゆっくりりかいしてね!! ぷんぷん!!」 「ありすはあんこじゃないわ! かすたーどよ! しつれいしちゃうわ!!」 「知るかボケが!!」 「「「ゆぐっ」」」 3匹は押し黙った。 「じゃあお前ら、ハチの巣になって死にたくないわけ?」 3匹は、もちろん死にたくないと言うように顔(顔しかないけど)を縦に振った。 「じゃ、生き延びたいなら空を飛べ。お前らはそれができなかったから失敗作になったんだ」 それを聞いた3匹は、空を飛ぼうと頑張った。 発情してもいないのに必死でぺにぺにを膨らませ、ぷるんぷるん振り回す姿は意外とかわいい。 だが不幸なことに、ここにいるのは愛でお兄さんではない。 「ゆぐっ…れいむはゆっくりおそらをとぶよ……ゆっくりとぶよ……ゆっくりおそらをとびたいな……ぴこぴこぴこぴこ……ぷくぅ~」 "ぴこぴこ"とか"ぷくぅ~"とか、どうしていちいち擬音を発するのか……ゆっくりにまつわる不思議のタネは尽きない。 れいむは懸命にもみあげを上下に振りながら、体をぷっくりと膨らませている。 ほぼ総受けのれいむ種はぺにぺにが小さいので、まりさやありすのように揚力を生み出すことができないのだ。 「ぺにぺにさん、まりさのすてきなぺにぺにさん、まりさをゆっくりとばせてね! くるくるー! くるくるー!」 まりさは「くるくるー」と言ってフィギュアスケートのスタンドスピンのように回転しながら、ぺにぺにを振り回した。 だが、まりさの体は少しも飛ばない。 そのうち、まりさは回転のしすぎで目が回ってきた。 「くるくるー…くるくるー…くるく……る…るー……る……る……」 とうとうまりさはヘタリと座りこみ、頭をクルクル回してピヨッてしまった。 「ゆほぉっ! とんでぇ! ゆっくりとんでぇー!」 ありすはまりさを凝視しながら、自ら発情状態になった。 性欲もなかったのに、誰も振動を与えていないのに、ありすは発情した。 しかも驚いたことには、目の前のまりさを襲うことなく必死にぺにぺにを振り回して飛ぼうとしている。 レイパー状態のありすとは思えない姿である。 命の危険にさらされると、ゆっくりは想像以上の進化を見せるらしい。 「とぶのよありす! ありすはかれいにおそらをとぶのよ! とかいはらしく、おそらからみんなをみくだして…」 プチュンッ 「ゆぎゃあーーーーーーッ!!!!」 ありすのぺにぺにが、振り回しすぎて千切れて飛んだ。 「あじずのじまんのべにべにがぁーーーーーーーーーーッ!!!!!」 ありすは泣きながらぺにぺにのところまで這っていくと、傷口同士をくっつけた。 「ゆっ! くっついたわ! ありすのぺにぺにが、もとにもどったわ!」 だが、オレンジジュースも水溶き小麦粉もないのに皮が再生するわけがない。 ありすのぺにぺには再びポテッと床に落ちた。 「どぼぢでぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!???」 実験室でのありす同様、アイデンティティーのひとつを喪失したありすは発狂した。 発狂したあげく、本能のまま視界に映ったまりさに突撃する。 「ばぁぁぁぁぁじぃぃぃぃぃざぁぁぁぁぁあ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙!!!!!!」 都会派らしく、後ろからまりさに襲いかかるありす。 目を回していたまりさもさすがに意識を取り戻した。 「ゆんやあーーーーーっ!!! はなじでぇーーーーー!!!!」 「ごっすんごっすんごっすんごっすん!!」 ありすはぺにぺにも無いのに、まりさに体を打ちつけた。 ビタンッ! ビタンッ! ビタンッ! ビタンッ! 「ゆがはぁっ! ごぼぉ! あんこでちゃうぅ…ゆげろげろげろげろげろ…」 「ばじざのあんごもずでぎよぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」 愛のない乱暴な行為に、まりさは大量の餡子を吐き出した。そして、 「いくわよばでぃざ!! んほおおおおおおおおおすっきりーーーっ!!」 「ずっぎりなんでじだぐないよぉぉぉぉぉぉぉぉ!!! ずっぎりーーーっ!!!」 まりさの額からニョキニョキと茎が生えてきた。 だが、ありすはまりさを放さない。 長い舌をベロンチョと伸ばしてまりさの吐いた餡子を味わいながら、背後から襲いつづけた。 …ぺにぺにを失ってもにんっしんっするなんて、ゆっくりってば本当に便利なものだ。 「もっと……ゆっくりしたかった……」 まもなく、まりさは黒ずんで死んだ。 ありすはしばらくの間へっこへっこと体を振っていたが、ようやくまりさが朽ち果てたことに気づいた。 「ユヒー…ユヒー…ユヒヒヒヒヒヒヒッ」 ニヤニヤ笑いながら、涎を垂らすありす。 レイプされてハリネズミのように茎を生やして死んだまりさ。 そんな光景を目の当たりにしたれいむは恐怖でガクガク震えながらも、足がすくんで動けなかった。 「でいぶううううううううううううう!!!!」 「ゆぎゃーーーっ!!! こっちこないでぇぇぇぇぇぇぇ!!!」 「つんでれいむもだいずぎよおおおおおお!!!!」 「ぢぬぅぅぅぅぅ!!! でいぶぢんぢゃうぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!」 ビタンッ! ビタンッ! ビタンッ! ビタンッ! 「だずげでぇ!! おにいざんだずげでぇぇぇ!!」 れいむは近くにいた主任研究員・鬼意に助けを求めた。 「助かりたかったら飛んでみろ。飛べばありすから逃げられるだろ?」 「ゆぐっ!?」 れいむはありすに押し潰されながらも、もみあげをバタつかせてぷく~っとふくれた。 「ぴこぴこぴこぴこ! ぷくぅぅぅぅぅ!」 「んまあああでいぶったら!! そんなによろこんでぐれるなんで、あじずのあいがあふれぢゃうううううううう!!!」 もみあげの動きを悦びの証だと信じて疑わないありすは、ますますハイになって体を打ちつけた。 バチンッ! バチンッ! バチンッ! バチンッ! 「ゆぎょほぉ!!? ぷひゅうーるるるるるるるる…」 れいむはショックに耐え切れず、溜めこんでいた空気を漏らしながら縮んだ。 しかし健気にも、もみあげをバタつかせることだけはやめなかった。 自分は飛べるはずだと信じて、涙を流しながら、もみあげを動かすれいむ。 「頑張れいむ!」 「飛べっ!」 「研究費倍増の夢を叶えてくれ!」 「まぢ頼む!」 鬼意たち研究員は、れいむが奇跡を起こすのではないかと考えていた。 命の危険にさらされたありすが自らレイパー状態へと覚醒したように、このれいむも飛べるようになるのではないか…と。 「ゆぐっ、ゆぐっ、ぴこぴこぴこぴこ…」 鬼意たちに励まされ、れいむは茎を生やしながらも必死にもみあげを上下に振った。 すると……れいむの体は少しずつ空中に浮きはじめた! 「「「「おおおおおっ!!!?」」」」 鬼意たちから歓声が上がる。 失敗作だったれいむが、命の危険を回避するために、今、確かにお空を飛んでいる。 ありすの魔の手から逃れたれいむは、全身を駆けぬける浮遊感に、満面の笑みを浮かべて歌うように言った。 「ゆ~♪ おそらをとんでるみたい~♪」 その瞬間、 ぷちぷちぃっ 「ゆんぎゃあーーーーーーーーッ!!!」 れいむのふたつのもみあげが、激しい上下運動に耐えられずに千切れて飛んだ。 「でいぶぅぅぅぅ!! あじずのどごろにがえっでぎでぐれだのねぇぇぇぇぇぇぇ!!?」 「でいぶのきゅーとなもみあげがぁぁぁ!! あじずがぁぁぁぁ!! ゆぎえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」 「ごっすんごっすんごっすんごっすんごっすんごっすん!!! んほおおおおすっきりいいいいい!!!!」 「ゆぐゔゔゔっ!! でいぶはあじずとのあがぢゃんなんがほじぐないよぉぉぉぉぉぉ!! ずっぎりーーーっ!!!!」 れいむはまりさと同様に、大量の茎を生やしてその生涯を終えた。 後に残ったのは、発狂したありす1匹だけとなった。 「駄目だったか」 鬼意はがっくりと肩を落とした。 「主任、もみあげやぺにぺにの接着面の強化が、今後の課題ですね」 「それに、命の危険にさらされることで、ゆっくりは脅威の進化をはかることが確認できました。これは大いなる成果だと思われます」 「まぁまた頑張りましょーよ、主任!(笑)」 自分を慰めてくれる研究員たちに、鬼意は心から感謝した。 彼らがいるからこそ、今までの研究の歴史があり、再び成功への希望が持てるのだった。 「そうだな…。よし、明日からまた頑張ろう! その前に景気づけだ!」 「「「それでこそ主任です!!」」」 鬼意たちはエアーライフルを握りなおした。 「諸君! 明日の未来のために邪気を祓っておこうじゃないか! 鬼は外――――っ!!!」 「「「おにはぁそとぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」」」 ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダッ!!! 「ゆぎゃあばばばばばばばばばばば!!!!!!」 こうして、邪気…レイパーありすは大豆によってお祓いされ、研究所はいつもの希望をとり戻した。 『せつゆん』……なかなか楽しいイベントである。 ~あとがき~ 生牡蠣にあたって何日も伏せってました...( _ ;)・゚゚・。泣 よく考えたら、野生のゆっくりも食べたらあたりそうじゃんね...(*1))) 今回はいろいろ新しいことに挑戦しました。 ふたばで「BGMはワルキューレの騎行だよな」ってレスを見て、使わせていただきました(笑) 武器の情報とか集めるの大変だったな…でもすごく勉強になったかも。 『竹取り男とゆっくり』もちゃんと書くから待っててくださいねヾ(*ゝω・)ノ あ、あと、名乗らせてください。 「ユ~カリ」と申します、よろしくお願いします!(人´ω`)~♪ ではまた次回お会いしましょう。 じゃね~♪
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/4632.html
『ぺに輪』 7KB 小ネタ れいぱー 加工場 術式あき 俺は新人お兄さん。 加工所に就職したばかりの新入社員だ。ゆっくりの虐待が趣味の俺にとってはまさに天職だろう。 と、思っていたのだが。 食品生産ラインには常にゆっくりの悲鳴が響いている。 無理矢理すっきりーをさせられている母体。そして産まれてすぐに親と引き離される赤ゆ。 「あああああ! おちびちゃん、うまれちゃだめええええ!」 「ゆぴぃぃぃぃ! おきゃーしゃん! おきゃあしゃああああん!」 実にゆっくり出来る叫び声だ。しかしそんな声に混じって、 「んほおおおお! れいむのまむまむ、いいわああああ!」 「すっきりーーーー! まだまだいくわよおおおお!」 「やりすぎて もうゆるゆるねええええ! でも ありすはきにしないわああああ!」 れいぱーありすの嬌声が聞こえる。これが不愉快で堪らないのだった。 世の中にはれいぱーを使った虐待を行う者もいるらしいが俺には全く理解できない。 襲われたゆっくりは惨めで哀れだが、その傍には性の快感を心ゆくまで味わう幸せそうなゆっくりがいる。 それが許せない。 俺が虐待し、俺だけが幸せなのが理想なのだ。幸せなゆっくりがいると俺がゆっくり出来ない。 簡単に言うと「お前、ゆっくりのクセに何でゆっくりしてんの? ムカつく」という感じだ。 「ひゃ、ひゃ…………ヒャッハアアアアアアアアアアアアア!!」 ブンッ ドブシャッ! 「ゆ……も、もっとすっきり、したか、た」 「や、やってしまった。コレどうしよう」 我慢できなくなった俺は衝動的にれいぱーありすを叩き潰してしまった。 どうしようと思っていると軽く肩を叩かれる。先輩の職員だった。 「あーあ。潰しちゃったか」 「す、スミマセン」 「まぁ仕方ないよ。毎年ありすを潰しちゃう新入社員はでるんだ。風物詩みたいなものさ」 「そうなんですか」 「どうしても我慢できないならありすの口にガムテープ貼るんだな」 「えっ? そんなこと、して良いんですか?」 「元気にすっきりー出来れば問題ないよ。でも面倒だから誰もやらないんだよね」 「…………」 「あ、一応言っておくけど作業の指示が聞こえなくなるから耳栓は不可だぞ」 「ははは。そりゃそうですよね。今後は潰さないように気をつけます。すみませんでした」 翌日。 早めに出勤してれいぱーありすの口にガムテープを貼っていく。 思った以上に時間がかかる。ありすが多い所為だ。 妊娠限界がきた母体が処分されるように、れいぱーありすにも使用限界が存在する。 ヤリすぎてぺにぺにが鈍感になってしまうとすっきりーまでの時間が長くなるので新しいありすに取り替えるのだ。 代えのありすの口まで塞いでいたら途中でガムテープが足りなくなってしまった。 ラインが稼動してしばらくは悲鳴しか聞こえなかったが、昼を過ぎた辺りかられいぱーの悦ぶ声が響いていた。 家に帰る道すがら、俺は考えていた。 確かにテープを貼ればれいぱーの声は聞かずに済む。衝動的にヒャッハーすることも無かった。 だが俺はそもそも「れいぱーがゆっくりしていること」が気に食わないのではなかったか? テープによってしゃべれなくてもアヘ顔して大喜びで腰振ってるのには変わりないのだ。やはり気に食わない。 れいぱーが生産用としての役目を果たしつつ苦しむ、そんな状況にはならないだろうか? 帰宅した俺は食事や雑事を済ませる。 そして風呂に入る前に日課である一人すっきりーをした。 「すっきりー! ………………ハッ!?」 俺はすっきりーをした直後に良いアイデアを閃いた。流石の賢者モードである。 休日。 近所の公園に行き、適当な野良を連れ帰る。れいむ種とありす種の番だ。 「ここがれいむの あたらしいおうちだね!」 「ちょっとせまいけど、どれいつきなのは とかいはだわ」 うるさいので二匹の口にガムテープを貼って黙らせる。 俺はありすを持ち上げると上下に揺さぶった。 「ん……んぐんぐぅ……///」 ありすが頬を染める。発情したようだ。 潤んだ瞳でれいむの方を見詰めるありす。もみあげを振り回して俺に抗議してくるれいむ。鬱陶しいことこの上ない。 勃起したぺにぺにに定規を当てて根元の直径を測った。 続いて厚紙をドーナツ状に切ってぺにぺにに装着する。 径が合っている事を確かめると、厚紙の輪に両面テープを貼ってありすに接着する。 仕上げとして厚紙にテープで針を十本ほど貼り付ける。針の先端はぺにぺにに突き刺さらないギリギリの位置だ。 そして口のガムテープを外してありすを解放してやった。 「れいむ……ありすは、れいむとのおちびちゃんがほしいわ」 「むー、むー」 口を塞がれたままのれいむが呻く。どうやら受け入れ体勢のようだ。 二匹はすーりすーりをし始める。そして気分が高まってきた所でありすがれいむに挿入した。 へこへこ、ぬーっちょ、ぬーっちょ。 「とかいはな おちびちゃんにそだてましょうね!」 「んー、んー!」 そして迎えるフィニッシュ。 「す、す、す、すっきりぃぃぃいいいいっぎゃああああああああああ!!」 「んんんんんーーーー!」 すっきりーの瞬間、ありすが絶叫を上げた。 男性諸君なら何が起こったかは既にお分かりだろう。 射精の瞬間にぺにぺには大きく拍動し、膨らむ。 それによってギリギリの位置にあった針がありすのぺにぺにを四方八方から突き刺したのである。 れいむの額からは蔓がのび、数匹のおちびちゃんが実る。 ありすはぺにぺにの痛みに悶絶してうずくまっていた。 予想どおりの結果になったので思わず笑顔になる俺。 だがまだやることが残っている。 この首輪ならぬ『ぺに輪』を付けた状態でれいぱー化させてみるのだ。 これが上手くいけば加工所でも使えるはずだ。 れいぱー薬(にんにく汁+オレンジジュース)をありすに注入する。 「…………ん、ん、ん、んほおおおおおっがああああああああああああああ!!」 あ、あれ? 何かいきなり叫んでる。 予想外の事態に戸惑うが、現在のありすが叫ぶ原因と言えば一つしかない。ぺに輪だ。 よく見ると射精していないのに針が食い込んでいる。 どうやられいぱー化して精力旺盛になった所為か、ぺにぺにが普段以上に勃起しているらしい。 針の位置をずらしてギリギリ食い込まないようにしてやる。 そしてれいむの口のガムテープを外してかられいぱーありすをけしかける。 「れいむうううう! もっともっと おちびちゃんをつくりましょおおおおお!」 「ゆわあああ! ありすが れいぱーになっちゃったああああ!」 ぬっちゅぬっちゅ、ぐっちょぐっちょ 「すすす、すっきりいいいっぎょあおあああおあおあおおお!」 「いやだあああ! やめてええええ! す、すっきりーーーーーー!」 針はちゃんとぺにぺにを突き刺したようだ。上手くいった。 これはなかなか良いんじゃなかろうか? ヘコヘコしてる時は痛くないのでちゃんと動けるがフィニッシュの時には激痛が走る。 赤ゆは問題無く生産できるだろうし、『快感→激痛』の上げ落としと考えれば嬌声はむしろニヤニヤ出来る。 れいぱー薬やオレンジジュースを二匹に投与し、その後も何度もすっきりーしてもらった。 れいむは泣き喚き、れいぱーはアヘ顔と苦悶顔を繰り返していた。 ぺにぺにが痛くなるのが分かっていてもすっきりーを止められない辺り、流石はれいぱーである。 生まれた赤ゆっくりは俺のおやつになって貰った。実に美味かった。 翌日。 俺はライン長にぺに輪のことを説明した。 ライン長は面白そうだから開発部に持っていこう、と言い出した。 その場で使用許可をもらえるとは思ってなかったがそういう流れになるとは予想外だった。 一ヶ月後。 生産ラインの作業が一つ増えた。れいぱーにぺに輪を付ける行程である。 開発部の判断によると、ぺに輪は虐待アイテムとしては微妙で商品化は難しいとのこと。 しかしライン作業者の声を集めたところ「是非とも使いたい」という意見が多かった。 そのため作業者のモチベーション向上の為に使われる事が決定した。 製造コストが安価、使用が簡単、すっきりー動作の邪魔にならずライン速度が維持できる。 さらに針刺しでは殆ど傷が付かず、僅かな傷もすぐに栄養補給用のオレンジジュースで回復するのでぺにぺにがグズグズになることも無い。 作業者の救世主、そしてれいぱーにとっての悪魔。ぺに輪。 「すっきりいいいいいいいったああああああああ!」 「んほおおおおお! でるわああああ! すっきりいいいっががががががああああ!」 「ぺにぺにがいたいいいいい! でも、でも、あああああもっとすっきりーしたいいいいい!」 生産ラインには、今日もゆっくりの悲鳴が響き渡っている。 術式あき