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「ふたば系ゆっくりいじめ 765 かまくら/コメントログ」 面白かった -- 2010-06-13 01 14 38 やはりれいむはゴミゲス -- 2010-08-02 07 49 34 雪はね…北海道民だな! -- 2010-08-24 23 18 28 ゲス共ざまぁww かまくら作ってもらいながら、奴隷呼ばわりする糞饅頭共にピギィ#となりかけましたが、 一番げすな親れいむが惨めに死んですっきりー! 除雪車にやられなくても、春近くになればどろどろの雪でふやけて死にそうな気がするねー -- 2010-11-01 23 07 13 サイズ的に人の入れるかまくらの大きさじゃなかったんだろうけど もし人間の子供が中に居たら結構やばかったんじゃね?w -- 2011-01-10 04 00 35 ゲス一家をかまくらの上から踏み潰したかった・・ -- 2011-10-17 00 04 58 ↓↓普通のドーム型なら除雪機の運転手も確認したろうけど「横穴」って書いてるからそれはないでしょ ドーム型だとしても1m^3くらいだろうし -- 2012-04-05 23 03 58 ゆ虐しないのにお家宣言のルールを知ってるなんて地味に詳しいな。 ↓に更に付け加えるなら、かまくら作った場所が道路だしww 雪国の慣れた子供なら危ない場所にかまくらなんて作らんだろう? -- 2018-03-18 11 13 48
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かまくら 9KB 悲劇 理不尽 家族崩壊 現代 二作目です。雪が降る地域のお話。 ザクッザクッザクッ ここは街から少し外れた住宅街。 豪雪地帯で有名なこの地方は、昨晩から降り続いた大雪で一面銀世界に様変わりしていた。 「おいっちにー」ザクッ「さんしー」ザクッ 男は除雪用のプラスチック製スコップを片手に雪かきに精を出していた。 今朝は晴天に恵まれたので街まで買出しに行こうと、まずは家の前を除雪しているのだ。 「…あ゛ー。腰にくるなー」 男は雪かきを一休みし、トンットンッと後ろ手で腰を叩く。 久しく力仕事らしいことをやっていなかったらしく、そのツケが腰に回ったようだ。 まあそれもあと少し。今日は買出しに車を使うので、車庫前に積もった雪を除雪すれば最後だ。 そう思いながらスコップでスノーダンプ(ソリのように雪を押して運ぶ除雪用具)に雪を掻き集めていく。 そうして雪で山盛りになったスノーダンプを、家の前の道路脇に運び雪を捨てていく。 「しかしこれだけ雪が降ったってのに今日はこの温度かよ。最近は異常気象が多いな」 男は道路脇に捨てて山盛りになった雪を見ながらつぶやいた。 昨晩の大雪の反動か、今日は季節外れの小春日和になったのだ。 真冬には氷点下になる地域なのに、昼の予想平均温度は15度を超えるらしい。 ニュースでは春が来たと勘違いして桜が咲いたとも伝えていた。 このままなら除雪せずとも雪が溶けそうだが、温かいのは今日だけらしい。 明日からはまた雪が降るので、男は今日中に買出しを済ませたかったのだ。 「よし!雪かき完了!さあてさっさと買出しにいくか…あれ?」 除雪を終えて振り返った男の目には、この季節にはありえない生物が写っていた。 「ゆーん!げんかんさんゆっくりあけるんだぜ!」 「かわいいれいむのおねがいだよ!」 「「「「きゃわいくてごめんにぇー!」」」」 ワケがわからないことを叫びながら玄関に体当たりを繰り返す汚饅頭。いやゆっくりだ。 しかしなぜこの真冬にゆっくりが? ここは豪雪地帯なので街の野良ゆも越冬のため巣に篭るはず。 「ゆっ!こうなったらまどさんをわってはいるんだぜ!」 「さすがれいむのまりさだね!ゆっくりがんばろうね!」 「「「「ゆっくちがんばっちぇにぇー!」」」」 そう叫びならが玄関から窓のあるリビング方面にポヨンポヨンと跳ねていこうとするゆっくり達。 なんとなく子ゆっくりは頭の出来が悪そうだ。 「家主の前で窓を割るとか言ってんじゃねーよ!」 ドガガッ! 「「ゆ゛べべっ!」」 男はそうはさせぬと走りこんで親ゆっくり達を一蹴する。 子ゆっくりは親ゆっくりに追従するだけなので無視した。 「ゆ゛うっ!なんでひどいことするの!まりさなにもわるいことしてないのに!」 「「「「お゛がーちゃん!ゆ゛っぐぢー!」」」」 足を止めるだけの軽い蹴りだったので、涙目ながらもすぐに立ち直った親まりさが文句を言う。 親れいむは落ち方が悪かったらしく、雪に頭をうずめてケツを振りながらもがいている。 子ゆっくり達は親れいむを助けに向かった。よく見るとすべて子れいむのようだ。 「これから悪いことをするんだろうが。言っとくがこの家は俺のだぞ?」 「ちがうよ!ここはまりさたちのおうちだよ!にんげんさんはでていってね!」 「…ここは外だぞ。おうち宣言というのは家の中でやるもんじゃないのか?」 「…ゆっ?」 言われてみれば、まだ家の中に入れてない。 外でおうち宣言してもそれは外の話。家の中で宣言してはじめてゆっくりの巣になるのだ。 「それじゃあ無効だな。じゃ俺は用があるから、さっさとお前らは元のおうちに帰れよ」 男はゆっくり虐待にはこれといって興味がないタイプであった。 もちろん自分に害があれば潰すこともあったが、無害であれば放置するスタンスなのだ。 今回ゆっくり達は家に侵入しようとしたが、未遂で終わったのではじめの蹴りのみでとどめた。 この家の窓はゆっくり対策済みの強化ガラスなので、割られることはないのを知っていての軽い処置だ。 「ゆゆっ!まってねにんげんさん!れいむのはなしをきいてね!」 「「「「きいちぇねー!」」」」 やっと雪から脱出できた親れいむが子れいむと共に話しかけてきた。 「にんげんさんのおうちにきたのは、ゆっくりあやまるよ! れいむたちは、はるさんがきたとおもったんだよ! それなのにゆふさんのままで、ごはんさんがなくなったんだよ!」 「「「「おなきゃしゅいちゃー!」」」」 何度か聞きなおすと、どうやらこのゆっくり家族はこの温かさに春が来たと勘違いしたらしい。 しかも春が来たと安心しておうちに貯めた越冬用のご飯を食べきったようだ。しかしいざ外に出てみると雪が積もったまま。 手詰まりになって仕方なく人間の家に侵入しようとしたらしい。 「話はわかったが…というか何で越冬中なのに子ゆっくりがいるんだ?」 親れいむの横には子れいむが4匹いる。 まだ赤ゆ言葉が抜けていないところを見ると越冬中に生んだと思われる。 「ゆん!さむくてすーりすーりしてたら、がまんできなかったんだぜ!」 「れいむにのかわいいおちびちゃんだよ!」 「「「「きゃわいくてごめんにぇー!」」」」 (…どちらにせよ越冬失敗したんじゃないのかな…) 「…そうだな、かわいい子れいむだね。子まりさはいないのかな?」 男は心の中で本音をつぶやきつつ適当に相槌を打つ。 そろそろ買出しに行きたいのだが、ゆっくり達をどうしようか悩んでいた。 馬鹿なだけで潰すほど悪い奴らではなさそうだが、放っておくのも可哀想になってきたのだ。 「ゆぅ…。まりさにのおちびちゃんもたくさんいたけど、いつのまにかいなくなってたのぜ…」 「ん?越冬中で締め切ったおうちの中でいなくなったのか?」 「そうなんだぜ…ふしぎなんだぜ…」 親まりさはかなり落ち込んでいた。 越冬中は寒気が入らないように入り口は念入りにけっかい!で封じてあるのでに子ゆっくりが外に出れるわけがない。 しかもたくさんということは、4匹以上が行方不明ということになる。まさに神隠しである。 「不思議なことがあるもんだな。れいむはなにか知らないのか?」 ビクッ!「れっれいむもしらないよ!わっわからないよー?!」 ビクッビクッ!「「「「わっわきゃらないよー?!」」」」 なんとなく話を振ると、なぜか動揺しておもわずちぇん語になる親れいむ。 子れいむまで動揺している。 (…こいつら親まりさに隠れて子まりさだけ食ったんだろうな…) 越冬用のご飯が足りなかったんだろう。子まりさが食われたのを気付けなかった親まりさに同情する。 しかし、越冬中に子供を作ってしまったのは親まりさの責任でもある。 れいむ種だけ残したのは親れいむの贔屓だろうが、親れいむなりの苦渋の決断だったんだろう。 (…というか、次は親まりさが食われるところだったんじゃないのかな…) 「そっそれでね!はるさんがくるまで、おにいさんのおうちにおいてほしいんだよ!」 最悪でしかも正解になっただろう予想をしていると、親れいむが悪い流れだとおもったのか、むりやり話を戻した。 「悪いがそれはダメだ」 「「ゆがーん!」」 「「「「ゆぎゃーん!」」」」 男はあっさり断る。躾もなってない野良ゆっくりを家にあげる気はない。 しかしこのまま断るのもかわいそうだ。代わりに車庫の中は…いや、新車だし傷つけられたら困る。 となると外で住めるところとなるが、そんな都合がいい場所は…。 ふと、さっき捨てた雪の山を思い出した。 「かわりにお前らのおうちを作ってやるよ」 そう言って、男はスコップを持ち上げた。 「よーし、これでどうだ?」 「「ゆゆーん!すごいよ!すてきなおうちだよ!」」 「「「「ちゅてきー!」」」」 男は雪の山に横穴を掘って雪洞を作った。いわゆる『かまくら』というやつだ。 人間が入る大きさの穴を掘るのはいくら雪とはいえ重労働だが、あくまでゆっくり用。 ゆっくり家族が入る程度に大まかに掘っただけの横穴だが彼女らには十分だろう。 今日の温かさで程よく溶けて固まっている雪洞は、夜になれば凍って簡単には壊れない強度になるだろう。 「よし、お前らはそこに住め。そこに住むなら春までは餌を恵んでやろう」 「「ゆわーい!これでゆっくりできるよ!!」」 「「「「ゆっくちできりゅよー!」」」」 「でだ、俺はもう買出しに…お前ら風に言えば狩に行かなきゃならん。 暗くなる前には戻るから、それまで餌は我慢しろ。 その間に前のおうちから荷物や巣材をもってこい。このままじゃ寒いだろうしな」 「「ゆっくりりかいしたよ!!」 「「「「ゆっくちー!」」」」 そうして車に乗って男は街へ急いだ。 ついでにゆっくりフードというのも買ってこようかな。 と、すっかりかまくらでゆっくりを飼う気になっていた。 男が出かけている間にゆっくり家族は引越しを終わらせた。 「「ゆゆーん!すてきなおうちになったよ!」」 「「「「ちゅてきになっちゃよー!」」」」 親まりさは大まかに掘られた雪穴をふやけながらもお口で丁寧に仕上げた。 親れいむは冷たい雪の地面に拾ったダンボールを3重に敷き、入り口は発泡スチロールで蓋をして快適にした。 子れいむは宝物のビー玉を大事そうに運び込んだ。 外気が流れ込まなければ、かまくらの中は案外温かいものである。 豪雪地帯であるこの地方なら、春までかまくらが溶けることもない。 あとはご飯さえ確保できれば越冬が可能であろう。 「ゆっゆっゆっ!あとはにんげんさんをやっつければ、あのおうちはれいむたちのものだね!」 「さっきはゆだんしたんだぜ!つぎはまけないんだぜ!」 「「「「ゆっくちちねー!」」」」 ゆっくり親子は人間の家をまだ諦めてはいなかった。 さっきは不意打ちでやられたと思っていた。それにお腹が空いていたので力が出なかったのもある。 そこで人間に取り入って、油断させて体力が回復したら改めて襲おうと画策したのだ。 もっとも体力が万全でも人間に敵うわけがないのだが、所詮はゆっくりの浅知恵である。 男はゆっくりに深く関わったことがなかった。それゆえに通用した策であると言えよう。 「「「「おなきゃしゅいちゃー!」」」」 ゴゴッ 「ゆゆっ!おちびちゃんたち!にんげんのどれいがごはんさんをとってくるまでゆっくりしようね!」 ゴゴゴゴッ 「そうだぜ!おちびちゃんたちは、いなくなったまりさにのおちびちゃんのぶんまで、ゆっくりしてほしいんだぜ!」 ゴゴゴゴゴゴッ ビクッ!「そそそそうだね!ままままりさにのおちびちゃんのぶんまでゆっくりしようねねね!」 ゴゴゴゴゴゴゴゴッ ビクッビクッ!「「「「ゆゆゆゆっくちしゅるよよよー!」」」」 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ 「さっきからなんだかうるさいよ!おちびちゃんがゆっくりできないよ!」 「そとがうるさいんだぜ!まりささまがみてくるんだぜ!」 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴーッ 「ゆっ?」 親まりさは発泡スチロールの蓋を外し、外へ飛び出したとたん無い首をひねった。 発泡スチロールが音を遮断していたのか、外へ出ると思っていたより近くに、そう、まさに目の前に騒音の原因があった。 予想よりも近くにその物体があったため、親まりさにはそれがなんなのか餡子脳では理解できなかった。 鉄でできた歯が激しく回転し、雪を砕き、飲み込むそれは、少しもゆっくりしていない――― シュガッ! 餡子脳が結論を出す前に、回転する歯が親まりさの体に到達する。 無骨な鉄の歯車が一瞬にして親まりさを帽子ごと蹂躙する。 その勢いは凄まじく、悲鳴をあげることもできずあっという間に四散する親まりさ。 かまくらの中でくつろいでいたれいむ達に返り餡子がかかるほどであった。 ビチャチャ! 「ゆゆっ?おちびちゃんがよごれてるよ!ぺーろぺーろ!…しししあわせー!」 「「「「おきゃーしゃんもよごれちぇるよ!ぺーりょぺーりょ!ちちちあわちぇー!」」」」 親まりさの餡子とも知らず、能天気にもしあわせー!を紡ぎあうれいむ達。 親れいむは知らぬ間にしんぐるまざーだ。 しあわせの余韻に浸る間もなく、親まりさを滅した排雪車がローラーを激しく回転させながら、かまくらの入り口を破壊した。 シュガガガガッ! 一瞬で吹っ飛ぶ発泡スチロール。 ガガガガガガガガッ! 次々と砕け散るダンボール。 「なななななんなのこれええええぇえぇえぇ!?!?」 「「「「ゆわーん!」」」」 あまりのことに、ただ叫ぶだけの親れいむ達。叫ぶのも当然だ。 ゆっくりが越冬する期間にだけ活躍する排雪車は、親れいむも初めて見る大型すぃーなのだ。 そのとき、排雪車の震動でバランスを崩した子れいむから、宝物のビー玉が転がり落ちた。 「ゆ!れいみゅのたきゃりゃもの!」 ローラーに向かって転がるビー玉に、慌てて駆け寄る子れいむ。 「ゆゆっ!おちびちゃん!そっちへいったらだめだよ!」 親れいむの叫びも耳に入らず、ビー玉に駆け寄り口に咥える子れいむにローラーが迫る。 シュガッ! 子れいむの目から上半分が掻き消えた。 その口にビー玉を咥えたまま、まるでオブジェのようにその場に佇む子れいむ。 次の瞬間には下半分も後を追うように掻き消える。 身を砕くはずの鉄のローラーは、やわらかい子ゆっくり相手には鋭利なナイフのようだ。 「ゆ、ゆ、ゆわああああああああああああああぁあぁあぁ!?!?」 「「「おにぇーちゃんがー!」」」 ローラーに負けない勢いで叫ぶれいむ達。 目の前で子れいむが死んだことで、事態の深刻さにやっと気付いたようだ。 しかし回りはすべて雪の壁、唯一の出入口は死を運ぶローラーが回っている。 いわゆる詰み状態だ。 「ま、まりさは?!まりさはどこ?!かわいいれいむをたすけてね!!」 「「「きゃわいいれいみゅをたちゅけてね!」」」 れいむ達は状況を打開するため、奥の壁に張り付きながら親まりさに助けを求める。 すでに排雪と満遍なく混ざり合っているとは気付かずに。 叫んでるうちにローラーに巻き込まれたダンボールが引きづられていく。 その上に子れいむを一匹乗せたまま。 「お、おちびちゃん!もどってくるんだよ!!」 「ゆわわわわ!おきゃーしゃん!たすけ」シュガッ! ダンボールごとローラーに消える子れいむ。断末魔は回転音でかき消された。 先ほどと違いダンボールに押しつぶされたのか、子れいむの中身が返り餡子となって降り注ぐ。 ブシャー!! 「いやあああああああああああああ!おちびちゃんがああああああああああ?!」 「「いもうちょがー!」」 モロに返り餡子を浴びた親れいむが叫ぶ。と同時に返り餡子が口に入った。 先ほどおちびちゃんの汚れを舐め取ったときと似た味がするのに気付く。 いや、さっきのあまあまはどちらかと言えば、前のおうちで潰して食べた子まりさ達の味に近い。 あれ?まりさの味?れいむのすてきなまりさはどこ? やっと親まりさが外に出たことを思い出す親れいむ。 その直後にこの有様だ。ということは… 「あああああああああああ!まりさもしんじゃったああああああああああああ?!」 「「おとーしゃん?!」」 一時期は越冬用の食料にしよう考えたとはいえ、番であるまりさの死にショックを受ける親れいむ。 最後の頼みの綱が切れたのだ。この状況では絶望的である。 「おきゃーちゃん!なきゃないで!れいみゅがいりゅよ!」 「お、おちびちゃん…」 次女の子れいむだ。常に家族をフォローする役にあった彼女は、こんなときも親れいむを元気付けていた。 「れいみゅがおちょなになっちゃら、おきゃーしゃんをゆっきゅりさ」シュガッ! フォローするのも時と場所を選ぶべきだろう。 親れいむの前に立っていた次女の後頭部が丸ごと消えた。 顔の前面だけが残り、目玉がドロリと後頭部の穴から流れ落ちる。 そこには親を元気付けようとした笑顔のまま、目玉のない奇怪なデスマスクが出来上がった。 そのデスマスクも次の瞬間には掻き消える。 「れいむのおちびぢゃんがぁあああああああああ!どぼじでこんなことにいいい?!」 「ゆぎゃぎゃぎゃ!えれえれえれ…」 「あああああああああああ!おちびちゃんがなかみをはいちゃったああああああ?!」 「ゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ゛っ」 あまりの凄惨さに、ゆっくりできなくなった最後の子れいむが中身を吐き出す。 止める間もなくぺらぺらになる最後の子れいむ。 とうとうしんぐるまざーでもなくなった親れいむだけが残った。 「…ゆっくりしたけっかがこれだよ!!!」 親れいむの最後の叫びごと、かまくらは排雪車に砕かれ消えた。 専用の大型排雪車で巻き上げられた雪は、隣を並走していた大型ダンプに排雪される。 そうしてゆっくり親子の残骸も、雪と共に巻き上げられ大型ダンプで運ばれていった。 日が沈みかけたころ、約束どおり男は帰ってきた。 家の前の道路は大型除雪機でキレイに除雪・排雪されていた。 ゆっくり家族がいただろう、かまくらごと。 豪雪地帯の道路は、各自治体が地元業者に除雪作業を依頼しているのである。 「あちゃー。道路は除雪されるの忘れてたや。庭にかまくら作ればよかったな…」 男は除雪されてキレイになった道路の上に立ちながら、バツが悪そうに頭をポリポリ掻きながらつぶやいた。 男の足元にはダンボールや発泡スチロールの破片に混じって、夕日を受けて鈍く光るビー玉だけが残されていた。 二作目になります。今回から名乗るようにしました。 いま書いてる長編がまとまらなくて気分転換に勢いで書きました。 そのためあまり推敲されていませんがご容赦願います。 もう雪はねはイヤだよ…。 作:248あき 過去作 ふたば系ゆっくりいじめ 633 バス停 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る ゆ虐しないのにお家宣言のルールを知ってるなんて地味に詳しいな。 ↓に更に付け加えるなら、かまくら作った場所が道路だしww 雪国の慣れた子供なら危ない場所にかまくらなんて作らんだろう? -- 2018-03-18 11 13 48 ↓↓普通のドーム型なら除雪機の運転手も確認したろうけど「横穴」って書いてるからそれはないでしょ ドーム型だとしても1m^3くらいだろうし -- 2012-04-05 23 03 58 ゲス一家をかまくらの上から踏み潰したかった・・ -- 2011-10-17 00 04 58 サイズ的に人の入れるかまくらの大きさじゃなかったんだろうけど もし人間の子供が中に居たら結構やばかったんじゃね?w -- 2011-01-10 04 00 35 ゲス共ざまぁww かまくら作ってもらいながら、奴隷呼ばわりする糞饅頭共にピギィ#となりかけましたが、 一番げすな親れいむが惨めに死んですっきりー! 除雪車にやられなくても、春近くになればどろどろの雪でふやけて死にそうな気がするねー -- 2010-11-01 23 07 13 雪はね…北海道民だな! -- 2010-08-24 23 18 28 やはりれいむはゴミゲス -- 2010-08-02 07 49 34 面白かった -- 2010-06-13 01 14 38
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ザクッザクッザクッ ここは街から少し外れた住宅街。 豪雪地帯で有名なこの地方は、昨晩から降り続いた大雪で一面銀世界に様変わりしていた。 「おいっちにー」ザクッ「さんしー」ザクッ 男は除雪用のプラスチック製スコップを片手に雪かきに精を出していた。 今朝は晴天に恵まれたので街まで買出しに行こうと、まずは家の前を除雪しているのだ。 「…あ゛ー。腰にくるなー」 男は雪かきを一休みし、トンットンッと後ろ手で腰を叩く。 久しく力仕事らしいことをやっていなかったらしく、そのツケが腰に回ったようだ。 まあそれもあと少し。今日は買出しに車を使うので、車庫前に積もった雪を除雪すれば最後だ。 そう思いながらスコップでスノーダンプ(ソリのように雪を押して運ぶ除雪用具)に雪を掻き集めていく。 そうして雪で山盛りになったスノーダンプを、家の前の道路脇に運び雪を捨てていく。 「しかしこれだけ雪が降ったってのに今日はこの温度かよ。最近は異常気象が多いな」 男は道路脇に捨てて山盛りになった雪を見ながらつぶやいた。 昨晩の大雪の反動か、今日は季節外れの小春日和になったのだ。 真冬には氷点下になる地域なのに、昼の予想平均温度は15度を超えるらしい。 ニュースでは春が来たと勘違いして桜が咲いたとも伝えていた。 このままなら除雪せずとも雪が溶けそうだが、温かいのは今日だけらしい。 明日からはまた雪が降るので、男は今日中に買出しを済ませたかったのだ。 「よし!雪かき完了!さあてさっさと買出しにいくか…あれ?」 除雪を終えて振り返った男の目には、この季節にはありえない生物が写っていた。 「ゆーん!げんかんさんゆっくりあけるんだぜ!」 「かわいいれいむのおねがいだよ!」 「「「「きゃわいくてごめんにぇー!」」」」 ワケがわからないことを叫びながら玄関に体当たりを繰り返す汚饅頭。いやゆっくりだ。 しかしなぜこの真冬にゆっくりが? ここは豪雪地帯なので街の野良ゆも越冬のため巣に篭るはず。 「ゆっ!こうなったらまどさんをわってはいるんだぜ!」 「さすがれいむのまりさだね!ゆっくりがんばろうね!」 「「「「ゆっくちがんばっちぇにぇー!」」」」 そう叫びならが玄関から窓のあるリビング方面にポヨンポヨンと跳ねていこうとするゆっくり達。 なんとなく子ゆっくりは頭の出来が悪そうだ。 「家主の前で窓を割るとか言ってんじゃねーよ!」 ドガガッ! 「「ゆ゛べべっ!」」 男はそうはさせぬと走りこんで親ゆっくり達を一蹴する。 子ゆっくりは親ゆっくりに追従するだけなので無視した。 「ゆ゛うっ!なんでひどいことするの!まりさなにもわるいことしてないのに!」 「「「「お゛がーちゃん!ゆ゛っぐぢー!」」」」 足を止めるだけの軽い蹴りだったので、涙目ながらもすぐに立ち直った親まりさが文句を言う。 親れいむは落ち方が悪かったらしく、雪に頭をうずめてケツを振りながらもがいている。 子ゆっくり達は親れいむを助けに向かった。よく見るとすべて子れいむのようだ。 「これから悪いことをするんだろうが。言っとくがこの家は俺のだぞ?」 「ちがうよ!ここはまりさたちのおうちだよ!にんげんさんはでていってね!」 「…ここは外だぞ。おうち宣言というのは家の中でやるもんじゃないのか?」 「…ゆっ?」 言われてみれば、まだ家の中に入れてない。 外でおうち宣言してもそれは外の話。家の中で宣言してはじめてゆっくりの巣になるのだ。 「それじゃあ無効だな。じゃ俺は用があるから、さっさとお前らは元のおうちに帰れよ」 男はゆっくり虐待にはこれといって興味がないタイプであった。 もちろん自分に害があれば潰すこともあったが、無害であれば放置するスタンスなのだ。 今回ゆっくり達は家に侵入しようとしたが、未遂で終わったのではじめの蹴りのみでとどめた。 この家の窓はゆっくり対策済みの強化ガラスなので、割られることはないのを知っていての軽い処置だ。 「ゆゆっ!まってねにんげんさん!れいむのはなしをきいてね!」 「「「「きいちぇねー!」」」」 やっと雪から脱出できた親れいむが子れいむと共に話しかけてきた。 「にんげんさんのおうちにきたのは、ゆっくりあやまるよ! れいむたちは、はるさんがきたとおもったんだよ! それなのにゆふさんのままで、ごはんさんがなくなったんだよ!」 「「「「おなきゃしゅいちゃー!」」」」 何度か聞きなおすと、どうやらこのゆっくり家族はこの温かさに春が来たと勘違いしたらしい。 しかも春が来たと安心しておうちに貯めた越冬用のご飯を食べきったようだ。しかしいざ外に出てみると雪が積もったまま。 手詰まりになって仕方なく人間の家に侵入しようとしたらしい。 「話はわかったが…というか何で越冬中なのに子ゆっくりがいるんだ?」 親れいむの横には子れいむが4匹いる。 まだ赤ゆ言葉が抜けていないところを見ると越冬中に生んだと思われる。 「ゆん!さむくてすーりすーりしてたら、がまんできなかったんだぜ!」 「れいむにのかわいいおちびちゃんだよ!」 「「「「きゃわいくてごめんにぇー!」」」」 (…どちらにせよ越冬失敗したんじゃないのかな…) 「…そうだな、かわいい子れいむだね。子まりさはいないのかな?」 男は心の中で本音をつぶやきつつ適当に相槌を打つ。 そろそろ買出しに行きたいのだが、ゆっくり達をどうしようか悩んでいた。 馬鹿なだけで潰すほど悪い奴らではなさそうだが、放っておくのも可哀想になってきたのだ。 「ゆぅ…。まりさにのおちびちゃんもたくさんいたけど、いつのまにかいなくなってたのぜ…」 「ん?越冬中で締め切ったおうちの中でいなくなったのか?」 「そうなんだぜ…ふしぎなんだぜ…」 親まりさはかなり落ち込んでいた。 越冬中は寒気が入らないように入り口は念入りにけっかい!で封じてあるのでに子ゆっくりが外に出れるわけがない。 しかもたくさんということは、4匹以上が行方不明ということになる。まさに神隠しである。 「不思議なことがあるもんだな。れいむはなにか知らないのか?」 ビクッ!「れっれいむもしらないよ!わっわからないよー?!」 ビクッビクッ!「「「「わっわきゃらないよー?!」」」」 なんとなく話を振ると、なぜか動揺しておもわずちぇん語になる親れいむ。 子れいむまで動揺している。 (…こいつら親まりさに隠れて子まりさだけ食ったんだろうな…) 越冬用のご飯が足りなかったんだろう。子まりさが食われたのを気付けなかった親まりさに同情する。 しかし、越冬中に子供を作ってしまったのは親まりさの責任でもある。 れいむ種だけ残したのは親れいむの贔屓だろうが、親れいむなりの苦渋の決断だったんだろう。 (…というか、次は親まりさが食われるところだったんじゃないのかな…) 「そっそれでね!はるさんがくるまで、おにいさんのおうちにおいてほしいんだよ!」 最悪でしかも正解になっただろう予想をしていると、親れいむが悪い流れだとおもったのか、むりやり話を戻した。 「悪いがそれはダメだ」 「「ゆがーん!」」 「「「「ゆぎゃーん!」」」」 男はあっさり断る。躾もなってない野良ゆっくりを家にあげる気はない。 しかしこのまま断るのもかわいそうだ。代わりに車庫の中は…いや、新車だし傷つけられたら困る。 となると外で住めるところとなるが、そんな都合がいい場所は…。 ふと、さっき捨てた雪の山を思い出した。 「かわりにお前らのおうちを作ってやるよ」 そう言って、男はスコップを持ち上げた。 「よーし、これでどうだ?」 「「ゆゆーん!すごいよ!すてきなおうちだよ!」」 「「「「ちゅてきー!」」」」 男は雪の山に横穴を掘って雪洞を作った。いわゆる『かまくら』というやつだ。 人間が入る大きさの穴を掘るのはいくら雪とはいえ重労働だが、あくまでゆっくり用。 ゆっくり家族が入る程度に大まかに掘っただけの横穴だが彼女らには十分だろう。 今日の温かさで程よく溶けて固まっている雪洞は、夜になれば凍って簡単には壊れない強度になるだろう。 「よし、お前らはそこに住め。そこに住むなら春までは餌を恵んでやろう」 「「ゆわーい!これでゆっくりできるよ!!」」 「「「「ゆっくちできりゅよー!」」」」 「でだ、俺はもう買出しに…お前ら風に言えば狩に行かなきゃならん。 暗くなる前には戻るから、それまで餌は我慢しろ。 その間に前のおうちから荷物や巣材をもってこい。このままじゃ寒いだろうしな」 「「ゆっくりりかいしたよ!!」 「「「「ゆっくちー!」」」」 そうして車に乗って男は街へ急いだ。 ついでにゆっくりフードというのも買ってこようかな。 と、すっかりかまくらでゆっくりを飼う気になっていた。 男が出かけている間にゆっくり家族は引越しを終わらせた。 「「ゆゆーん!すてきなおうちになったよ!」」 「「「「ちゅてきになっちゃよー!」」」」 親まりさは大まかに掘られた雪穴をふやけながらもお口で丁寧に仕上げた。 親れいむは冷たい雪の地面に拾ったダンボールを3重に敷き、入り口は発泡スチロールで蓋をして快適にした。 子れいむは宝物のビー玉を大事そうに運び込んだ。 外気が流れ込まなければ、かまくらの中は案外温かいものである。 豪雪地帯であるこの地方なら、春までかまくらが溶けることもない。 あとはご飯さえ確保できれば越冬が可能であろう。 「ゆっゆっゆっ!あとはにんげんさんをやっつければ、あのおうちはれいむたちのものだね!」 「さっきはゆだんしたんだぜ!つぎはまけないんだぜ!」 「「「「ゆっくちちねー!」」」」 ゆっくり親子は人間の家をまだ諦めてはいなかった。 さっきは不意打ちでやられたと思っていた。それにお腹が空いていたので力が出なかったのもある。 そこで人間に取り入って、油断させて体力が回復したら改めて襲おうと画策したのだ。 もっとも体力が万全でも人間に敵うわけがないのだが、所詮はゆっくりの浅知恵である。 男はゆっくりに深く関わったことがなかった。それゆえに通用した策であると言えよう。 「「「「おなきゃしゅいちゃー!」」」」 ゴゴッ 「ゆゆっ!おちびちゃんたち!にんげんのどれいがごはんさんをとってくるまでゆっくりしようね!」 ゴゴゴゴッ 「そうだぜ!おちびちゃんたちは、いなくなったまりさにのおちびちゃんのぶんまで、ゆっくりしてほしいんだぜ!」 ゴゴゴゴゴゴッ ビクッ!「そそそそうだね!ままままりさにのおちびちゃんのぶんまでゆっくりしようねねね!」 ゴゴゴゴゴゴゴゴッ ビクッビクッ!「「「「ゆゆゆゆっくちしゅるよよよー!」」」」 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ 「さっきからなんだかうるさいよ!おちびちゃんがゆっくりできないよ!」 「そとがうるさいんだぜ!まりささまがみてくるんだぜ!」 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴーッ 「ゆっ?」 親まりさは発泡スチロールの蓋を外し、外へ飛び出したとたん無い首をひねった。 発泡スチロールが音を遮断していたのか、外へ出ると思っていたより近くに、そう、まさに目の前に騒音の原因があった。 予想よりも近くにその物体があったため、親まりさにはそれがなんなのか餡子脳では理解できなかった。 鉄でできた歯が激しく回転し、雪を砕き、飲み込むそれは、少しもゆっくりしていない――― シュガッ! 餡子脳が結論を出す前に、回転する歯が親まりさの体に到達する。 無骨な鉄の歯車が一瞬にして親まりさを帽子ごと蹂躙する。 その勢いは凄まじく、悲鳴をあげることもできずあっという間に四散する親まりさ。 かまくらの中でくつろいでいたれいむ達に返り餡子がかかるほどであった。 ビチャチャ! 「ゆゆっ?おちびちゃんがよごれてるよ!ぺーろぺーろ!…しししあわせー!」 「「「「おきゃーしゃんもよごれちぇるよ!ぺーりょぺーりょ!ちちちあわちぇー!」」」」 親まりさの餡子とも知らず、能天気にもしあわせー!を紡ぎあうれいむ達。 親れいむは知らぬ間にしんぐるまざーだ。 しあわせの余韻に浸る間もなく、親まりさを滅した排雪車がローラーを激しく回転させながら、かまくらの入り口を破壊した。 シュガガガガッ! 一瞬で吹っ飛ぶ発泡スチロール。 ガガガガガガガガッ! 次々と砕け散るダンボール。 「なななななんなのこれええええぇえぇえぇ!?!?」 「「「「ゆわーん!」」」」 あまりのことに、ただ叫ぶだけの親れいむ達。叫ぶのも当然だ。 ゆっくりが越冬する期間にだけ活躍する排雪車は、親れいむも初めて見る大型すぃーなのだ。 そのとき、排雪車の震動でバランスを崩した子れいむから、宝物のビー玉が転がり落ちた。 「ゆ!れいみゅのたきゃりゃもの!」 ローラーに向かって転がるビー玉に、慌てて駆け寄る子れいむ。 「ゆゆっ!おちびちゃん!そっちへいったらだめだよ!」 親れいむの叫びも耳に入らず、ビー玉に駆け寄り口に咥える子れいむにローラーが迫る。 シュガッ! 子れいむの目から上半分が掻き消えた。 その口にビー玉を咥えたまま、まるでオブジェのようにその場に佇む子れいむ。 次の瞬間には下半分も後を追うように掻き消える。 身を砕くはずの鉄のローラーは、やわらかい子ゆっくり相手には鋭利なナイフのようだ。 「ゆ、ゆ、ゆわああああああああああああああぁあぁあぁ!?!?」 「「「おにぇーちゃんがー!」」」 ローラーに負けない勢いで叫ぶれいむ達。 目の前で子れいむが死んだことで、事態の深刻さにやっと気付いたようだ。 しかし回りはすべて雪の壁、唯一の出入口は死を運ぶローラーが回っている。 いわゆる詰み状態だ。 「ま、まりさは?!まりさはどこ?!かわいいれいむをたすけてね!!」 「「「きゃわいいれいみゅをたちゅけてね!」」」 れいむ達は状況を打開するため、奥の壁に張り付きながら親まりさに助けを求める。 すでに排雪と満遍なく混ざり合っているとは気付かずに。 叫んでるうちにローラーに巻き込まれたダンボールが引きづられていく。 その上に子れいむを一匹乗せたまま。 「お、おちびちゃん!もどってくるんだよ!!」 「ゆわわわわ!おきゃーしゃん!たすけ」シュガッ! ダンボールごとローラーに消える子れいむ。断末魔は回転音でかき消された。 先ほどと違いダンボールに押しつぶされたのか、子れいむの中身が返り餡子となって降り注ぐ。 ブシャー!! 「いやあああああああああああああ!おちびちゃんがああああああああああ?!」 「「いもうちょがー!」」 モロに返り餡子を浴びた親れいむが叫ぶ。と同時に返り餡子が口に入った。 先ほどおちびちゃんの汚れを舐め取ったときと似た味がするのに気付く。 いや、さっきのあまあまはどちらかと言えば、前のおうちで潰して食べた子まりさ達の味に近い。 あれ?まりさの味?れいむのすてきなまりさはどこ? やっと親まりさが外に出たことを思い出す親れいむ。 その直後にこの有様だ。ということは… 「あああああああああああ!まりさもしんじゃったああああああああああああ?!」 「「おとーしゃん?!」」 一時期は越冬用の食料にしよう考えたとはいえ、番であるまりさの死にショックを受ける親れいむ。 最後の頼みの綱が切れたのだ。この状況では絶望的である。 「おきゃーちゃん!なきゃないで!れいみゅがいりゅよ!」 「お、おちびちゃん…」 次女の子れいむだ。常に家族をフォローする役にあった彼女は、こんなときも親れいむを元気付けていた。 「れいみゅがおちょなになっちゃら、おきゃーしゃんをゆっきゅりさ」シュガッ! フォローするのも時と場所を選ぶべきだろう。 親れいむの前に立っていた次女の後頭部が丸ごと消えた。 顔の前面だけが残り、目玉がドロリと後頭部の穴から流れ落ちる。 そこには親を元気付けようとした笑顔のまま、目玉のない奇怪なデスマスクが出来上がった。 そのデスマスクも次の瞬間には掻き消える。 「れいむのおちびぢゃんがぁあああああああああ!どぼじでこんなことにいいい?!」 「ゆぎゃぎゃぎゃ!えれえれえれ…」 「あああああああああああ!おちびちゃんがなかみをはいちゃったああああああ?!」 「ゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ゛っ」 あまりの凄惨さに、ゆっくりできなくなった最後の子れいむが中身を吐き出す。 止める間もなくぺらぺらになる最後の子れいむ。 とうとうしんぐるまざーでもなくなった親れいむだけが残った。 「…ゆっくりしたけっかがこれだよ!!!」 親れいむの最後の叫びごと、かまくらは排雪車に砕かれ消えた。 専用の大型排雪車で巻き上げられた雪は、隣を並走していた大型ダンプに排雪される。 そうしてゆっくり親子の残骸も、雪と共に巻き上げられ大型ダンプで運ばれていった。 日が沈みかけたころ、約束どおり男は帰ってきた。 家の前の道路は大型除雪機でキレイに除雪・排雪されていた。 ゆっくり家族がいただろう、かまくらごと。 豪雪地帯の道路は、各自治体が地元業者に除雪作業を依頼しているのである。 「あちゃー。道路は除雪されるの忘れてたや。庭にかまくら作ればよかったな…」 男は除雪されてキレイになった道路の上に立ちながら、バツが悪そうに頭をポリポリ掻きながらつぶやいた。 男の足元にはダンボールや発泡スチロールの破片に混じって、夕日を受けて鈍く光るビー玉だけが残されていた。 二作目になります。今回から名乗るようにしました。 いま書いてる長編がまとまらなくて気分転換に勢いで書きました。 そのためあまり推敲されていませんがご容赦願います。 もう雪はねはイヤだよ…。 作:248あき 過去作 ふたば系ゆっくりいじめ 633 バス停
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ゆき合戦 9KB 小ネタ 赤子・子供 現代 借ります 雪降らないかな 靴底が雪を踏む感触は、独特だと思う。 冬のとある日。 滅多に雪が降らないこの地域がここまでの大雪に見舞われたことなど、何年ぶりだろう。 見渡す限りの白、白、白。 まさしく銀世界と呼ぶに相応しかった。 吐き出す息は白く、一晩雪を降らせた空は、それが嘘のように青い。 雪が日光が照り返し、普段よりも明るく見える。 恐らくこの感情は幾つになっても変わらないのだろう。 処女雪が未だ残る道を、一人歩く。 後に残るのは足跡だけ。 こんな楽しみを味わえるのも、今の内だけだ。 やがて、近場の空き地に辿り着いた。 見慣れた光景が、今日は目に痛いほど白い。 「……行くぞーっ!……」 「それっ……!……」 「………うわーっ……」 ふと見てみると、空き地には既に人影があった。 遠くからでも分かる、子供の背丈。 それが5つ。元気に動き回っていた。 手にした雪玉を次から次へと投げる、雪合戦。 彼らはそれに興じていた。 やはり雪が降った日の遊びと言えばこれなのだろうか。 いつになっても変わらぬものがある、というのは嬉しいと思う。 そのまま呆と立ち、彼らを見つめる。 ―――子供は風の子。元気な子、か。 近年云われている「運動力の低下」など、今この場には似つかわしくなく目の前には雪玉が 「ぢゅびゅ」 「ッ!?」 顔面に衝撃。 視界に弾ける白。 そして、どこか場違いな悲鳴。 一瞬の動転の後、脳はこの事態の原因を調査する。 ――前後を総合するに、俺はどうやら顔面に雪玉を食らったらしい。 弾き出された結論は、極めて簡素なものだった。 成る程、分かり易い。 案山子のように突っ立っていた男に、偶然飛んできた雪玉が、偶然当たる。 何一つ不思議など無い。 「す、すみませーん!大丈夫ですかー!?」 雪遊びに興じていた5つの影が、こちらに走り寄ってくる。 先頭は元気そうな男の子だった。中学生ほどの大きさだろうか。 おそらく、先の1球は彼が誤って投げてしまったのだろう。 その後に続くのは、身長、年齢もまちまち。 明らかに小学校低学年と分かるような女の子や、中間程度の背丈を持つ子供もいる。 兄妹なのだろうか?だとすれば納得もいく。 彼はこちらを見るなり、頭を下げてきた。 後ろの子供達も同じように謝ってくる。 「あ、あの、ごめんなさい!俺達以外には誰もいないと思ってたから、ついうっかり……!」 「……いえ。大丈夫です。別段、怪我をしたような事もありません」 言いつつ、直撃した額に手を伸ばす。 礼儀正しい少年だった。 元より怒るつもりなど毛頭無いが、これでは尚更怒る事など出来そうに無い。 人にすぐ謝れるというのは美徳だ。 俺も出来ることならば、そうした人間でありたい。 そう思いつつ、額を撫でた手のひらを見遣る。 やはり怪我などしていない。そこには僅かに残った雪と、 何か黒いものが、べったりとこびり付いていた。 「………!?」 仰天する。 何だ、これは。 「あっ、大丈夫です!それ、変なものじゃありませんから!!」 俺の様子に気付いたのか、少年は慌てて付け加える。 この黒い何かは、彼の仕業なのか。 「これは……雪玉の中に、何かを?」 思わず、問うた。 彼は曖昧に頷きながら、申し訳なさそうに告げる。 「……はい。それ、中にゆっくりが入っていたんです」 「昨日の夜の内に雪合戦やってたんですけど、あいつらが『これだけじゃつまらない』って言って。 だから中にゆっくりを入れてやってみれば面白くなるんじゃないかって」 「………成る程」 額の汚れを拭き取りつつ、少年の話を訊いてみた所によると、どうもそういう事らしい。 「宜しければ、もう少し『それ』の事についてお教え下さい」 「え?………あ、はい」 訊けば、つい先程の一球で特製雪玉は無くなり、またこれから作るのだとか。 「良ければ自分にも、その雪玉を作らせて貰えないでしょうか」 「え、ええ!?………いや、いいですけど」 快諾を頂いた。 実に有難かった。 「実際作ってみると結構面白いんですよ、コレ」 少年に連れられ、やって来た空き地の中央。 そこには彼らと不釣合いな程に、巨大なバケツが置かれていた。 「ぶつかったらちゃんとそこが黒くなって分かるし、ペイント玉、って感じで。 それに作ってみてから気付いたんだけど、こいつらぶつかった時に悲鳴上げて、それが面白くって」 バケツの中を覗き見る。 ……ああ。予想はしてたが、これは、 「ゆ゛ぁ゛ぁぁ!!れいみゅまじゃちにたくにゃいぃぃぃぃ!!」 「ごろしゃにゃいでえぇぇぇぇ!!!!」 「まりじゃよりあっぢのれいみゅをやっぢぇね!!まりぢゃをたぢゅけでにぇ!!」 「どぼちてじょんなこというにょおおおぉぉぉ!!?」 「ゆけっ!!ゆけけけけっ!!ちぬぅ!!みんにゃちんじゃうぅ!!ゆきゃきゃきゃきゃ!!!」 分かり易い程の阿鼻叫喚だった。 バケツの中にはぎっしりと詰められた赤ゆっくり達が、もがき苦しんで泣き喚いている。 「これ程の赤ゆっくりを、一体何処から?」 「うちの兄ちゃんが甘いもの好きで、ゆっくりを沢山飼ってるんです。 だからその中のれいむとまりさをちょっと借りて、こうやって増やして」 少しばかり自慢そうに、手を擦り合わせるゼスチャーをする少年。 これ程の量を生産すれば、母体もただでは済まないと思うのだが。 「そのれいむとまりさは、何処に?」 「あ、なんか死んじゃって……しょうがないから、今はそこに」 指差された向こうには、雪だるまがあった。 一見すれば何の変哲も無いだろうが、よく見てみると異常極まる。 目に当たる部分には、ゆっくりの眼球が嵌め込まれていた。 口を構成する部分は歯が。 胸元には、れいむ種のリボン。 そしてまりさ種の帽子を被っている。 ……中々どうして、独創的というか、猟奇的な代物だった。 おそらく、と言うよりは十中八九、れいむとまりさは雪だるまの『頭』と『胴』の中に埋め込まれているのだろう。 「えっと、じゃあ作り方教えますね。 まず適当に赤ゆっくりを一匹取り出す」 そう言いながら彼はひょいとバケツの中に手を伸ばす。 一匹の赤まりさの頬をひょいとつまみ、そのまま持ち上げた。 「ゆびぇえぇぇぇっ!!!にゃにしゅるんだじぇ、くしょじじぃ!! しゃっしゃとまりしゃしゃまからしょのきちゃないてをはにゃして、ゆっきゅりしにゃいでちんでにぇ!」 「あ、口悪いなコイツ。こういう口の悪い奴は、こうして」 空いた方の手で、地面の雪を掬う彼。 「こうやって」 「ゆ?にゃんにゃの?しにゅの?きちゃないかりゃやめちぇにぇ―――」 赤まりさを持ち替え、口の中に親指を突っ込んだ。 ぽきぽきぽき、と軽く歯の折れる音。 「ゆぎぃぃぃぃ!!いぢゃい!!まりちゃのきれいにゃはが――」 「こう!」 そのまま雪を詰め込んでいく。 歯の折れた赤まりさには、それを防ぐ手立ては無い。 「ぐびゅっ!ぶぃ゛っ!ばびぢゃ、ぶーぢゃぶーぢゃじぢゃぐっ、にゃぶぇっ!!」 どんどん膨らんでいく赤まりさ。 口の中に出来うる限りの雪を詰め込まれ、目が飛び出しかける。 あっという間にパンパンに膨れた饅頭が出来上がった。 「ぎゅぅゅぐっ……ぢぬ゛……ばびびゃ、ぢんじゃびゅ……」 「口の悪い奴はこんな感じで口ん中に雪詰めて下さい。 あとは雪に包むだけなんですけど、」 赤まりさを中心に、雪を握り込めていく少年。 圧迫されるのか、赤まりさはその度に苦しそうに声を上げる。 「………ぎゅぶっ!」 「あ、目ん玉飛び出しちゃった。 こんな感じで、強くしすぎると赤ゆっくり破裂しちゃいますんで、気をつけて下さい」 少年本人は、あまりそう気をつけていない風に告げた。 この程度の失敗は慣れているのだろう。 周りの子供達も、ゆっくりの悲鳴などなんら気にする所無く雪玉を作り始めている。 ゆっくりを生物としてではなく、そういう扱いをするものだと思っているのだろうか。 或いは、蛙に爆竹を云々と変わらないのかもしれない。 「ある程度雪玉にしたら、そこからは固めちゃっても大丈夫っぽいですから。 これでゆっくり玉の作り方はおしまい。おじさんもどうぞ。やってみて下さい」 「おじ……」 おじさんとは。俺はまだ一応、二十代なのだが。 それは兎も角。 「分かりました。やってみます」 「やべちぇええええぇぇぇ!!!れいみゅちゅめたいのや」 雪を被せる。 赤れいむの声は届かなくなった。 「おねがいしましゅうぅ!!まりしゃはおとなになってたくしゃんゆっきゅ」 雪を被せる。 赤まりさの声は聞こえなくなった。 「れーみゅはゆっきゅりしちゃいんだよ!?ばかにゃの!?ちぬ」 赤れいむの歯を全部折って、雪を詰められるだけ詰めて、雪を被せる。 最期に力を込めて握ると、中から「ぎゅぐぇ゛っ」とくぐもった悲鳴が漏れた。 「お…おにーしゃん…?やさちそうなおにーしゃんなら、まりちゃをにがちてく」 雪を被せる。 赤まりさの声は聞こえなくなった。 ・ ・ ・ ・ ・ 「そーれ!行くぞーっ!」 「ぷぎゅぇ゛っ!」 「やったな、このっ」 「びょっ!!」 「えびぞりハイジャンプ投法ーッ!」 「もっちょ、ゆっぎゅぢぃっ!!」 「なんのこっちは大回転投法ーッ!!」 「ゆぎゃあ゛あ゛ぁぁぁぼぇ゛っ!!」 「あたしも、なげる……」 「ゆぎぃっ!!……ゆっ!?いきちぇる!れいみゅ、いきちぇるよ!!ゆわーい!! れいみゅがゆっくちちてたからたしゅかったんだにぇ!!きゃわいくってごめんにぇ! きゃわいいれいみゅがおうちゃをうちゃってあげりゅよ!ゆ~ゅゆゅ~♪ ・・・ゆっ?なにじじぃ、かっちぇにれいみゅをみにゃぶぢゅぅっ!」 元気に遊ぶ少年少女を、雪の上に座りながら眺める。 やはり、子供は風の子だ。多少の寒さをものともせずに遊んでいる。 雪合戦は先程のように、このような場所でやると無関係の人に迷惑が掛かるかも知れない。 通常の場合も、ましてや中に餡子が入った雪玉はその『もしも』の時に多大な迷惑になりうる。 ――そう告げられたとき、彼ら5人は明らかに残念そうだった。 だから、こういう遊びは大人の監督下でやった方が良い。 幸い此処に大人が一人居るし、人が来るまでは遊んでいても大丈夫だろう。 ――そしてそう言われて喜ぶ5人の顔は、こちらまで嬉しくさせた。 普段なら彼らが遊ぶことに、苦渋の色を浮かべていた筈だ。 しかし何故か今は、そんな気持ちは起こらない。 やはり、自分も雪のお陰で心が浮かれていたのだ。 時々こちらに悪ふざけで飛んでくる雪玉もあったが、全て手で打ち払った。 雪の中に閉じ込められた赤ゆっくりの断末魔は、奇妙で可笑しさを覚える。 子供たちの笑い声。 赤ゆっくりの悲鳴。 穢れの無い雪の白。 命が零れ出た餡子の黒。 あまりにも似つかわしくない両者を一度に味わう、この遊び。 『赤ゆっくりを雪の中に入れて雪合戦』。 略して、ゆき合戦。………捻りが無さすぎる気もするが。 成程、意外と面白いのかもしれない。 おわり * * * * * 凍死って面白いんじゃね?第三段、のつもりだったんだけど何だこれ。 あと激しくネタ被りしてそうな気もする。陳腐だし。 でも知ったことではない。ゴミ箱に捨てるよりかはまだマシ。 あー雪降らないかなー。かまくらとか作りたいなー。 byテンタクルあき 過去作品 ふたば系ゆっくりいじめ 2 散歩した春の日に ふたば系ゆっくりいじめ 3 ちょっと鴉が多い街のお話 ふたば系ゆっくりいじめ 22 伝説の超餡子戦士 ふたば系ゆっくりいじめ 38 とある野良ゆっくり達の話 ふたば系ゆっくりいじめ 46 散歩した5月の日に ふたば系ゆっくりいじめ 48 ゆうかにゃんと色々してみよう! ふたば系ゆっくりいじめ 128 れいむとまりさがだーい好き!! ふたば系ゆっくりいじめ 136 つむりはとってもゆっくりできるんだよ! ふたば系ゆっくりいじめ 324 散歩した秋の夜に ふたば系ゆっくりいじめ 372 新世代清掃工場 ふたば系ゆっくりいじめ 385 どうしてそう思ったの? ふたば系ゆっくりいじめ 386 最終地獄 ふたば系ゆっくりいじめ 635 散歩した冬の日に ふたば系ゆっくりいじめ 645 捨てゆっくりin 冬 テンタクルあきの作品集 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る さわやかなSSさんだね -- 2011-05-27 23 48 13 やってみたい -- 2011-03-06 19 10 59 微笑ましい光景だな。楽しそうだw -- 2010-10-22 22 43 22 面白そう -- 2010-07-16 18 45 08 俺も。 -- 2010-07-07 20 14 00 めっちゃ作ってみたい -- 2010-06-27 00 35 44
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即興 1KB 虐待-普通 ゲス 即興で書かせてもらいました、要望があればすぐ消します。短いです。 「ゆっくりしていってね!」 「はいはい、ゆっくりゆっくり」 歩いていると、ゆっくりに声をかけられる。 「ゆっくりさせてあげたおれいはあまあまでいいのぜ、たくさんよこすのぜ!」 「はあ?」 あぁ面倒だ、ゲスか。今日は運が悪いな。 「あたまのわるいじじいなのぜ、いってることがわからないのぜ?」 「何でそんな事しなくちゃならないんだ?」 「まりささまのおかげでゆっくりできたんだからまりささまにつくすのはあたりまえなんだぜ!」 「俺ってそんなにゆっくりしてる様に見える?」 「ゆゆっ?!ばかなのぜ、じじいがゆっくりしてるんなんておもいあがりなのぜ!」 「なんだ君のゆっくりさせるってのもその程度なんだね、もちろんゆっくり出来てないからお礼も何も上げないよ。」 「はなしてもむだなのぜ!このじじはあたまがわるいのぜ!いたいめにあわせてやるのぜ!!」 あーだめか、やっぱり会話は出来ないか。 なんでこうなるのかな? 俺はゴキブリとゆっくりは苦手なんだよな。 まあ、潰すけど。 「ゆべぶっ!」 回収箱はどこだったかな? 完 即興で書かせてもらいました。 過去に書いたもの ふたば系ゆっくりいじめ 819 ムシゴロウ王国 ふたば系ゆっくりいじめ 826 ムシゴロウ王国2 ふたば系ゆっくりいじめ 828 ムシゴロウ王国3 ふたば系ゆっくりいじめ 831 ムシゴロウ王国~王国の仲間達~ ふたば系ゆっくりいじめ 835 罰ゲーム ふたば系ゆっくりいじめ 836 ショート ふたば系ゆっくりいじめ 841 ゆんセルク ふたば系ゆっくりいじめ 842 ハイテンション ふたば系ゆっくりいじめ 848 思いを伝えよう ふたば系ゆっくりいじめ 849 ゆんケストラ トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る ↓つまらないのはお前の糞コメだ -- 2013-12-29 10 59 25 つまらんけど消す必要なんかない、つまらんけど -- 2011-10-22 16 50 33 短いが扱われるテーマはなかなか深かった。 ゆっくりさせてやった対象をゆっくりしてないと評価するまりさ。ゆっくりしてるってなんなんだろう。 -- 2011-01-13 22 23 41 ゲスの話でイライラする⇒つぶされる、 ざまあwww -- 2010-12-12 01 05 01 ゆっくりしてるってどういうことなんだろうな…多分このまりさに聞いてもわからんだろうけど… -- 2010-08-03 17 55 53 作者は楽しんでかいてるんだろうな・・ -- 2010-06-14 01 14 30
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屠殺 5KB 屠殺 広大な牧草地のど真ん中に、ぽつんと小さなコンクリートの建物が立っている。 ここは全国でも数少ない、ゆっくり用の屠殺場。 ここでは毎日、数多くのゆっくり達が、人間の食料となるために、殺されていく。 連れてこられるのは、屠殺場の周りの牧草地でのびのびと育てられたゆっくり達。 天敵は一切存在しない。彼女達は、れみりゃの存在自体を知らない。 餌は早朝14時、昼15時、夕方16時、黄昏17時、夜18時、深夜19時のそれぞれに、芝生に水をまく機械の要領で、大量に、自動的に与えられる。 すっきりも自由に出来るし、怪我に繋がる尖った石や木の枝なども置いてない。 ゆるやかな丘の斜面には、ふた付きのプラスチック製の巣穴が沢山埋め込まれており、そこに住み着く。 雨が降ると、その巣穴を守る為に、丘の頂上から巨大な庇が伸び、水がふたの隙間から中に漏れないようにする。 まさに至れり尽くせりの、実にゆっくりとした生活を送ってきた。 だが、それも昨日までの事。 適度に育ち、でっぷりとバブルスライムのごとく太ったゆっくりは、まとめて檻に閉じ込められ、台車に乗せられ、屠殺場に運ばれる。 台車が何度も往復し、数百ものゆっくり達が、今日もここにやって来た。 「ぷくぅぅぅぅぅ!!!この箱さんぜんぜんゆっくりできないよ!おわびとしてあまーま持ってきてね!」 「せまいのぜ!まりささまにこんな仕打ちをするなんて、ここの人間はまったくきょういくがなってないのぜ!」 「きたなくてボロボロの檻ね!まったくいなかものにも程があるわ!」 様々な種類のゆっくり達が、口々に台車を引く人間に罵声を浴びせるが、屠殺場の扉を潜った瞬間、それが悲鳴に変わった。 「ゆぎゃぁぁぁぁぁ!!!くさいぃぃぃぃぃ!!!」 「ゆっぐりでぎないよぉ!」 「じにだぐない!じにだぐない!まだぜんぜんゆっくりしてないよぉ!」 「さっさとまりさをゆっくりぷれいすに帰すのぜぇぇぇぇぇ!!!」 屠殺場には、これまで死んでいった何千何万ものゆっくりの死臭で溢れていた。 人間にとってはただの餡子の匂いなのだが、彼女達にとっては、この世で一番ゆっくりできない臭いである。 台車を引いていた人間と、すでに屠殺場に待機していた職員達がその側までやって来た。 薄汚れた茶色いエプロンに、白いTシャツ、濃い青のジーンズに、黒い長靴という出で立ちである。 彼らは檻の扉を開けると、素早く全てのゆっくりにわっかを取り付けていった。 このわっかは、ゆっくりの頭頂部と底面の中央と通るように取り付けられる。底面に当たる部分には、大きなこぶが付いている。 職員達は、それぞれ両手に、わっかに繋がった鎖を十数本まとめて持ち、檻から引っ張り出した。 「いやだよぉ!じにだくないよぉ!ゆぐっ!」 「はなすのぜぇ!もうおうちにかえるのぜぇ!ゆべぇ!」 ゆっくり達が文句を言うが、悲鳴を上げて途切れてしまった。 何故なら、底部の中心をわっかのこぶが圧迫し、気道が塞がれたためである。 ゆっくりは謎が多い生物であるが、生物である以上、呼吸をしなくてはならない。 でっぷりと太った彼女達の底部を、こぶが圧迫する事で、舌を口内上部に接触させ、餡子に空気が入らないようにしているのである。 息が苦しいので、彼女達は、職員が引っ張る鎖について行かざるを得ない。 鎖をある程度引っ張ると、職員達は急に立ち止まった。 ゆっくり達は一息つく。 そこは、とても広い正方形の空間で、天井の高さは3.5m程。天井から小さな輪がぶら下がっており、その真下には、フックが取り付けられていた。 輪とフックは縦20セット×横20セットで、綺麗に格子状に並んでいる。 職員達は、入り口から一番遠いフックまでゆっくり達を引っ張ると、順番に鎖をかけていった。 天井の輪に鎖を通し、井戸の釣瓶の要領でゆっくりを一気に持ち上げると、床のフックに鎖を引っ掛けた。 「ゆぶぅ!」 彼女達は、くぐもった悲鳴を上げた。 職員達はこの作業を淡々と繰り返した。全てのゆっくりを吊るし終えると、広いスペースのほとんどが埋まってしまった。 「ゆぐぐ……ゆぐぅ……」 一番最後に吊るされた、ゆっくりれいむ。 水風船のように、でっぷりと太った体に、深々とわっかが食い込んでいた。 呼吸を確保しようと、身をよじるが、全く効果が無い。鎖と輪がこすれる金属音が鳴るだけである。 少しでも多くの酸素を吸おうとして、口が限界一杯まで開けられている。 「ゆぎゅ、ゆぐっ、ゆ゛っ」 一分程経つと、少しずつ、れいむの動きが弱くなってきた。 人間の場合、首を吊ると、十数秒程で意識を失い、十分程度で死亡すると言われている。 しかし、ゆっくりは自分の体重が人間ほど重くないからか、長くて十五分以上も意識を保っていると言われている。 そして、完全に死亡するのは、最長で四十分程であるとも言われる。 この屠殺場では、時間をそれより長めに取って、一時間吊るす。 彼女達は、一時間、苦しみに苦しみぬいて、その餡子は極上の甘さとなる。 十分経過。 たまに、一瞬大きく震えるが、それ以外は目立った動きをしなくなった。 大きく見開かれた目は、少しずつ濁っていく。 鎖が慣性に従って、ゆっくりと小さく揺れる。 二十分が経った。 突然、れいむがぐにゃぐにゃとうごめき始めた。無意識に動き出す、第二段階である。 体内の餡子が酸欠状態になったので、酸素を求めて激しく脈動しているのだ。 これによって声帯が何度も圧迫され、彼女は断続的に声を上げる。 「ゆ゛っ……ゆ゛っ……ゆ゛っ……」 そして三十分後。 脈動が終わり、また静かになっていたれいむだったが。 「ゆ゛ん!」 一度大きく震えると、目玉がぐるりと上を向いて白目となり、食い込んで二つに分かれた贅肉が、一際大きく垂れた。 全身の餡子が弛緩し、股間部に穴が開き、皮にせき止められていた水分が排出された。 そして、二度と動かなくなった。 この頃になると、部屋のあちこちで、彼女達の最期の声、生命が潰える瞬間の悲鳴の合唱が聞こえてくるようになる。 「ゆ゛え!」 「ぐゆ゛ん!」 「ゆぐぅ!」 「ぎゅ゛っ!」 「ゆ゛っ!」 「ゆがっ!」 大きく小さく、前後左右から声が響く。 鎖が軋む音、ゆっくりのもがく音、餡子がうごめく音、声帯が潰れて漏れる音、そして、最期の悲鳴。 職員達は、これらを聞きながら、休憩を楽しむのである。 普段私達が食べている餡子は、このような過程で作られているのである。 既存作 SS 妊娠過程、食葬、 ふたば系ゆっくりいじめ 7 浅瀬 ふたば系ゆっくりいじめ 8 鉄鍋 ふたば系ゆっくりいじめ 17 さとり ふたば系ゆっくりいじめ 19 賽の河原 ふたば系ゆっくりいじめ 24 れいむ死ね ふたば系ゆっくりいじめ 26 役立たず ふたば系ゆっくりいじめ 60 全自動すっきり阻止機 ふたば系ゆっくりいじめ 65 抗議 ふたば系ゆっくりいじめ 80 親離れ ふたば系ゆっくりいじめ 86 ドスの飾りは不名誉の証 ふたば系ゆっくりいじめ 115 DV ふたば系ゆっくりいじめ 158 虐待派不虐待日記 絵 ゆっくりSAW、ゆっくりサバイバー、10億分の1のゆっくり 自作SSの挿絵、各種一枚絵 作者:ゲームあき 食用犬の屠殺映像を参考にしました。 ゲームあきの作品集 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る ゆっくりか・・・たまには感謝して見るのもヒャッハー!ゆっくりは虐待ダァー!ウボァー! -- 2015-10-10 02 20 15 俺今饅頭食べているんだが…まさか!? -- 2013-02-23 18 24 09 あれ、でもゆっくりってそもそも息しないんじゃ・・・? -- 2012-07-02 11 15 28 やめてくれ!ぜんざいが食えんくなる! -- 2012-03-13 19 31 24 ヒャッハーww最高だぁぁぁwwwww 外敵がいなくて増長しまくったゲスゆっくりが死ぬのは最高だねぇ!!! -- 2011-12-27 04 57 58 絶景だな~~ -- 2011-11-17 14 51 01 喰いたくねぇ…ww 首吊りは悲惨な死に様だからしない方が良いな -- 2010-09-30 21 03 08 食欲失せる -- 2010-08-25 20 28 11
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ゆ怨 10KB ※俺設定 ※パロディが嫌いな人はお帰りください。 ゆ怨 「「ここをれいむとまりさとかわいいおちびちゃんのゆっくりぷれいすにするよ!!!」」 「「「「「ゆっくち!!!!」」」」」 野良ゆっくりの家族がとある空き家に入って、声高々に宣言した。 父まりさ、母れいむ、子まりさ3匹、子れいむ2匹の典型的な野良ゆっくり家族。 「ここはゆっくりできるね!!!」 と、にやけるれいむ。 「そうなんだぜ!!!こんなにおおきいおうちははじめてなんだぜ!!」 と、同じくにやけるまりさ。 「「「「「ゆっくち!!!!」」」」」 と、同じく喜ぶ子供たち。 その時であった。 まりさは背後に何か得体の知れない気配を感じた。 急に振り向き、背後を確認する。 何もいない。 当然である。 まりさたちは、徹底的に調査して、この家に誰もいないことを確認したのだ。 来る日も来る日も、人間の目から隠れるように行動し、 この家に誰も入らないことを確認したのだ。 野良ゆっくりたちは、不用意に人間のいる家に入り込み、 おうち宣言→即駆除という流れを何度も繰り返していた。 このまりさたちは、野良の割には、なかなか知恵が回る方で、 人間が誰も住んでいない家ならば、おうち宣言をしても、 問題ないと思い、ずっと空き家を探していた。 そして、ついにこの空き家を見つけたのだ。 だから、この家には誰もいないはずであった・・・。 「ゆぅ・・・きのせいなんだぜ・・・」 まりさは落ち着きを取り戻し、改めて家族の方へ振り返った。 目の前に真っ白な子供の顔があった。 「ゆぅうううぅうう!!!!!!」 あまりにも唐突すぎたので、まりさは驚きのあまり、しーしーを漏らしてしまった。 「おどろかすんじゃないのぜ!!!!」 その子供は異様だった。 瞳が真っ黒であった。 そして、その瞳の色に反して、肌は全身、真っ白であった。 その子供は、まりさと同じ目線になるようにかどうか知らないが、 うつぶせになり、首だけを上げて、ずっとまりさの方を見ていた。 まりさは、この時、初めて、感じたのである。 何か・・・おかしい・・・ 普通、人間たちとこのような場合で出会ったら、 まず、真っ先に駆除しようと襲い掛かってくる。 それか、甘い言葉で誘ってきて、罠に嵌めようとする。 この2つのパターンしかない。 なのに・・・ この子供は・・・ずっとまりさの方をうつぶせになったまま、 見つめていた。 まりさは、思った。 もしかして・・・この子供は愛で派? だったら・・・この子供はまりさたちとじゃれようとしているのか? そう思ったまりさは、これは良い展開だと思った。 ここで愛らしく振舞えば、あまあまさんが出てくる。 そう思ったまりさは・・・ 「ゆゆ~ん!!!かわいくてごめんね!!!」 子供に向けて、ウィンクをした。 決まった!!! 渾身のキメ顔!!! こんなに可愛い自分は今までのゆん生で初めてだと言えるほど。 『ニャァァァァァッァァッァァア!!!!』 子供は口を空け、叫び声を上げた。 それは、子供の声とは違った声であった。 猫の泣き声そのものであった。 「ゆ、ゆ、ゆぅうう!!!ね、ねこさんのこえはゆっくりできないんだぜ!!!や、や、やめるんだぜ!!!」 昔、猫に親を食われた過去を持つまりさからすれば、 猫の泣き声はトラウマであった。 まりさは再び、体を震わせて、しーしーを漏らしていた。 まりさは思った。 この子供は不気味。 襲ってこないから愛で派と思っていたが、 なんだか怖くなってきた。 仕方がない。 この家には誰かいるようだ。 このまま居座っていると、結局、ゆっくり出来なくなることは違いない。 ここは一旦出直そう。 ゆっくりらしからぬ思考の果て、まりさはこの場を立ち去ろうと即決した。 「みんな!!!ここはゆっくりできないんだぜ!!!もとのおうちにかえるんだぜ!!!」 まりさは、子供に話しかけた。 「ネ~ギ~ネ~ギ~」 「バジュ~!!!!バジュー!!!!」 「べべべべべべ!!!!!!!!」 そこには、子供はいなかった。 いや、子供だったモノがいた。 体の形は、腐った胡瓜のように萎びており、 体の色は、死んだねずみの屍骸のような色をしており、 愛くるしかった瞳は真っ赤に染まり、真っ赤な涙を苦しそうに流している。 可愛らしくゆっくりしていた子供たちの声は、ドブ川でグツグツと煮え立っているような そんな声であった。 そして、それらには、子まりさの帽子がついていた。 「ゆあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあぁぁあっぁああ!!!!!!」 まりさは、叫んだ。 心の底から恐怖した。 そのゆっくりとは真逆のそれらに。 「ゴロジデェェッェ!!!!!モウゴロジェェェェェェェエエエエ!!!!!!」 「オドウジャンンンン!!!!オダアジャンンンン!!!!!!!!」 子れいむたちと思われる何かが苦しそうな声を上げている。 まりさは気がついた。 あの子供だ!!!! あの子供が何かやったんだ!!!! 許せない!!!!絶対に許せない!!! おちびちゃんたちの敵だ!!!! まりさは、子供の方へ振り向き、襲いかかろうとした。 「ゆっぐりじねぇえ・・・・・・え!?」 そこにいたはずの子供がいなかった。 なぜ!?どうして!?そんなはずは!? さっきまでいたはずなのに!!!! いくら人間がゆっくりより早く動けたとて、そんなに早くは動けないはず!? どうして!? 「ばでぃ・・・ばでぃ・・・・」 まりさは、れいむの声のする方を見た。 「れいむ!!!ここはなんだかゆっくりできないんだぜ!!!はやくにげるんだぜ!!!」 れいむは、目を真っ赤に染めていた。 そして、子供たち同様、瞳から赤い涙を流していた。 「でぃぶぅうぅううう!!!どぼぢでごんなごどにぃいぃい!!!!」 まりさは叫んだ。 子供たちだけでなく、最愛のれいむまで、 こんなひどい目に合うなんて!!!!! 「うし・・・うし・・・うし・・・・・・・うしろ・・・・」 れいむは、プルプルと震えながら、おさげをまりさの後ろの方へ指差した。 まりさは、恐る恐る後ろを振り返った。 『ア、アアア、アアアアア、アアアアアアアアア、アアアアア』 髪の長い女がまりさを睨み付けていた。 そして、その女の口からは血がボタボタと垂れていた。 「ゆんやややぁぁぁぁぁぁぁぁぁああ!!!!きょわいよぉおぉおぉおおおぉおぉお!!!!!!!!」 まりさは無様に叫んだ。 心の底からこの女を怖いと感じ、見栄も外聞も捨て、 恐怖が導くまま、叫び続けた。 「でぃぶうぅうぅう!!!!ごごがらにげるんだぜぇぇえええ!!!」 まりさは再び、れいむの方を向いた。 「パパパピピプププペペペポポポポポ!!!!!」 物凄い速さで、体を揺さぶり、その振動で家が壊れるんじゃないかと思われるくらい暴れるれいむがいた。 「で・・・ぃ・・・ぶ・・・・」 まりさは、れいむの姿に慄いた。 一体、何が起きてるのか・・・まりさには理解できなかった。 「パパパパピピピプププペペペペポポポポポ!!!!!ゆっぐりじでいっで!!!!!ねん!!!!!!!」 口が裂けるほど三日月状に尖らせ、 瞳は常にグルグルと回り続けて、ひたすら不気味な笑顔を浮かべるれいむがいた。 「fjdwyrvんryにヴぃおcvy5ちぃヴぁmちゅvなおymcなうヴぃおtr」 まりさは声にならない叫び声をあげ、その空き家から逃げ出した。 「ふぃyんtmvbの67vmのいあrんmpvctp87bv8ん6v9t8」 全く何を言っているのかさっぱりわからないが、 とてつもない大きな声を上げ、その付近にいる人間たちにアピールするかのような、 大きな声であった。 このまりさは、この空き家を観察する時にも、ゆっくり特有の 「そろ~りそろ~り」 などという間抜けな声を出して、移動などしなかった。 常に人の目から隠れるように陰に潜んで生きていた。 そんなまりさが、気が狂ったかのように、 自分はここにいると、さも強調するように、叫び続けていた。 まるで、その声は人間に助けを求めるかのように・・・。 『うるせぇんだよ!!!クソ饅頭!!!!』 「ゆぼっ!!!」 逃げている最中、人間に蹴り上げられるまりさ。 「rヴ煮歩vいbtpmcのつんヴぁpmtvyfygmpヴぉnytんmcんvとyんヴぉt8b」 ひたすら、叫び続けて、逃げ惑うまりさ。 とにかく、まりさは逃げた。 行き先はどこでもいい、このゆっくり出来ないあの空き家から離れられるなら、 とにかく走り続けた。 『ヒャァハァァァアア!!!虐待だぁぁぁあ!!!!』 「ゆべぇええ!!!!」 たまたま、通りかかった虐待鬼意山が、まりさを殴りつけた。 「ゆ゛っ・・・ゆ゛っ・・・ゆ゛っ・・・」 叫び続けながら、走ったせいか、ここに来て、やっと落ち着いたようだ。 『お前の方から向かってくるとはそんなに虐待されたかったのか!!! よし!!!望みどおり虐待してやるぞ!!!!』 虐待鬼意山はニコニコと、まりさに向かって、拳を振り上げる。 「おに・・・いさん・・・ききたいこ・・・と・・・が・・・」 まりさは震えながら、虐待鬼意山に聞いた。 「あそこら・・・へん・・・にある・・・おうちに・・・すんでるひと・・・って・・・」 まりさはおさげを力なさげに、プルプルと震えながら、自分が来た方向を指差した。 その瞬間・・・・ 『ちょ・・・おま・・・え・・・まさか・・・・』 今までニコニコと笑顔だった虐待鬼意山の顔が硬直した。 『お・・・お・・・・俺は入ってない・・・入ってないんdなfhじぇいをうrvnyたm!!!!』 虐待鬼意山は全力で逃げていった。 「までぇっぇぇぇええ!!!おにいざんんん!!!ばでぃざをびどりにじないでぇぇええええ!!!」 まりさは、大声で泣いた。 そして・・・背後に何かを感じた。 『アアアア、アアアア、アアアアアアアア、アアアアアアア、アアアアア』 あの女がいた。 「ふぉ平うvyのt;vymfじゅtmふvyのmヴぉtじおgrつpvにえおうとpvmつbんmhtwぺcvy」 数日後。 「ゆっ!!!ここはれいむのおうちにするよ!!!」 ある空き家に入ろうとする1匹の野良れいむ。 『待て。』 「ゆっ!?」 れいむは、老人の声に止められた。 『お前らゆっくりがどう死のうとワシには関係ないが・・・悪いことは言わん。そこの空き家にだけは入るな。』 「ゆっ!!!うるさいよ!!!じじい!!!ここはれいむがみつけたんだよ!!!」 れいむは、老人を威嚇する。 『仕方がない。』 ドカッ!!! 「ゆぶっ!!!」 老人はれいむを踏み潰した。 『悪く思うなよ。この方がお前のためだ。あ~いう死に方はさすがにゆっくり嫌いのワシでも哀れに思うからのぉ・・・』 老人はゴミ捨て場にある袋を見つめた。 その袋の破れたところから、真っ赤になった目のようなモノが見えた。 終わり あとがき 作者は○怨が苦手です。 まりさみたいに、リアルでしーしーを漏らしました。 それくらい怖かったです。 他の作品 ふたば系ゆっくりいじめ 149 鞭打 ふたば系ゆっくりいじめ 155 糞饅頭 ふたば系ゆっくりいじめ 159 ユグルイ その1 ふたば系ゆっくりいじめ 162 ユグルイ その2 ふたば系ゆっくりいじめ 168 ユグルイ その3 ふたば系ゆっくりいじめ 169 ゲス愛で派 ふたば系ゆっくりいじめ 173 ユグルイ その4 ふたば系ゆっくりいじめ 187 頭でなく心に訴える ふたば系ゆっくりいじめ 188 ユグルイ その5 ふたば系ゆっくりいじめ 192 長寿と繁栄を・・・前編 ふたば系ゆっくりいじめ 200 長寿と繁栄を・・・後編 ふたば系ゆっくりいじめ 221 FFR ふたば系ゆっくりいじめ 230 本気で勝てると思ってたのか? ふたば系ゆっくりいじめ 231 長寿と繁栄・・・完結編 ふたば系ゆっくりいじめ 236 ユグルイ その6 ふたば系ゆっくりいじめ 243 死すべき生物 ふたば系ゆっくりいじめ 250 ゆっくりSSをれいむに読ませてみた ふたば系ゆっくりいじめ 263 飾りの価値は 起 ふたば系ゆっくりいじめ 265 飾りの価値は 承 ふたば系ゆっくりいじめ 283 飾りの価値は 転 ふたば系ゆっくりいじめ 286 飾りの価値は 始 ふたば系ゆっくりいじめ 292 時をかけるまりさ 前編 ふたば系ゆっくりいじめ 299 時をかけるまりさ 中編 ふたば系ゆっくりいじめ 304 時をかけるまりさ 後編 ふたば系ゆっくりいじめ 309 時をかけるまりさ 完結編 ふたば系ゆっくりいじめ 319 ありす 都会に行く ふたば系ゆっくりいじめ 345 れいむの歌を聞けぇぇえ!!! ふたば系ゆっくりいじめ 359 ゆんする ふたば系ゆっくりいじめ 413 偽りの賢者 ユグルイあきの作品集 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る ゆんっやぁぁぁ!!!!!!!ホラーさんやめちぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!! -- 2016-09-19 10 05 17 いつの間にか挿絵生えててワロタwww ・・・「ゆ怨」で画像検索しちゃ駄目、ゼッタイ -- 2016-07-31 00 10 19 ブロリー「ヘア!!」 ホルホース「うおおおおおおおおおおおおおお!!」 DIO「うるせぇぇぇぇぇぇぇ!!これくらい普通だろう!!」 ブロリー&ホルホース「エエエエエエエエエエエエエ!!」 -- 2014-12-07 09 23 43 流石にこれは同情するわ -- 2014-07-31 04 23 17 むぎゃぁあぁ゛ぁあ゛ぁエレエレエレエレ…ぼっと……ゆっくり……………したかった………… -- 2014-07-20 20 51 36 作者はリアルしーしーを・・・パロディなのに怖い作品だ -- 2013-07-19 12 57 41 鬼威惨もゆっくりに目もくれずに逃げる、村では皆知ってる話なんだな 元ネタ知らないからスマン -- 2012-12-17 21 45 23 ゆびえぇぇぇぇぇん!! ゆっぐじでぎないぃぃぃぃぃぃぃ!!!! -- 2012-11-26 09 37 17 ゆんぎゃぁぁぁ!こわいんだよー!わからにゃいよぉぉぉぉぉー!(苦笑 -- 2012-07-20 18 51 31 ゆぎゃあああああああああああああ!ホラーさんはゆっくりできないいいいいいいいい! -- 2012-05-23 15 48 48 呪怨はガチで怖いよな 俺も寝る前に読んで後悔しました だって布団に入ってると布団から出てきそうで怖いんだよ もみもみしたいんだよー!(;д;)グスッ -- 2012-05-23 00 14 06 鬼意山「あそこは一歩も行ってはならない・・・ たとえゆ虐するゆっくりがいても・・・」 -- 2012-05-17 19 24 17 ゆんやああああああああ!!!挿絵無くて本当によかったよおおおおお!!! -- 2012-03-03 23 46 40 どぼじでこんなのがまじってるのおおお うっかりねるまえによんじゃったでしょおおおお こわくてすーやすーやできないいいいい 怖いのに面白くて最後まで読んでしまった ちょっと後悔している -- 2011-04-28 22 11 47 人間用の視覚的恐怖はゆっくりには効きが悪いな… -- 2011-01-30 20 19 36 …よりによって『アレ』ですか…おぞましい…でもゆっくりにまでいきますか?(汗 -- 2010-11-22 02 54 21 世田谷の佐伯さんご一家だって人間所じゃなくて、 ゆっくり如きに平穏を乱されたら怒るだろうなぁ いや、俊雄くん的には楽しいおもちゃで遊んでるんだろうか -- 2010-10-13 10 46 07 こわいぃぃぃぃー! 虐待お兄さんでも人間の幽霊様には勝てないよぉぉぉー・・・;; -- 2010-10-09 20 25 06 むきゃあああああ…えれえれえれえれえれ…… -- 2010-07-25 16 35 30 ホラー平気な俺だと、コレさえもゆっくりが関わっているだけで喜劇に見えてしまう 呪われた場所や、その場所で発生する怪現象の経緯を調べるのが堪らなく楽しい -- 2010-07-25 02 07 02
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部品構造 大部品 かまくら RD 3 評価値 2部品 かまくらとはなんぞや 部品 かまくらの造形いろいろ 部品 かまくらの居住性 部品定義 部品 かまくらとはなんぞや 雪を大量に集めて山のようにして、崩れない程度に内側をくりぬいて家みたいにしたものである。この中に入って餅を焼いたり蜜柑食べたりして過ごせる。 部品 かまくらの造形いろいろ 単純な半分球体のかまくらもあれば、飾りの塔を造形して作ったり、無意味にトゲだらけにしてみたり、滑り台を作ったりもできる。豪雪地帯の農家であれば農耕に使う重機があるだろう。それだ。それを使うんだ。 もちろんシャベル一本で作った物も味わい深い。窓を作ったり連結させて二部屋にしたりして遊ぼう。 部品 かまくらの居住性 言うても真冬で雪の中である。そんな心地よく生活できるものではない。でも酒を冷やしておくにはいいかもしれない。 提出書式 大部品 かまくら RD 3 評価値 2 -部品 かまくらとはなんぞや -部品 かまくらの造形いろいろ -部品 かまくらの居住性 部品 かまくらとはなんぞや 雪を大量に集めて山のようにして、崩れない程度に内側をくりぬいて家みたいにしたものである。この中に入って餅を焼いたり蜜柑食べたりして過ごせる。 部品 かまくらの造形いろいろ 単純な半分球体のかまくらもあれば、飾りの塔を造形して作ったり、無意味にトゲだらけにしてみたり、滑り台を作ったりもできる。豪雪地帯の農家であれば農耕に使う重機があるだろう。それだ。それを使うんだ。 もちろんシャベル一本で作った物も味わい深い。窓を作ったり連結させて二部屋にしたりして遊ぼう。 部品 かまくらの居住性 言うても真冬で雪の中である。そんな心地よく生活できるものではない。でも酒を冷やしておくにはいいかもしれない。 インポート用定義データ [ { "title" "かまくら", "type" "group", "children" [ { "title" "かまくらとはなんぞや", "description" "雪を大量に集めて山のようにして、崩れない程度に内側をくりぬいて家みたいにしたものである。この中に入って餅を焼いたり蜜柑食べたりして過ごせる。", "type" "parts" }, { "title" "かまくらの造形いろいろ", "description" "単純な半分球体のかまくらもあれば、飾りの塔を造形して作ったり、無意味にトゲだらけにしてみたり、滑り台を作ったりもできる。豪雪地帯の農家であれば農耕に使う重機があるだろう。それだ。それを使うんだ。\nもちろんシャベル一本で作った物も味わい深い。窓を作ったり連結させて二部屋にしたりして遊ぼう。", "type" "parts", "expanded" true }, { "title" "かまくらの居住性", "description" "言うても真冬で雪の中である。そんな心地よく生活できるものではない。でも酒を冷やしておくにはいいかもしれない。", "type" "parts" } ], "expanded" true } ]
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雪原のまりさ 3KB 自然界 現代 愛護人間 3作目 虐待も無くかなり短いです 『雪原のまりさ』 虐待されません 俺設定 短いです 3作目 一面の銀世界をポインポインと跳ねながら進むまりさ 本来ならゆっくりと言う生き物は越冬に入り雪原で見る事はできない 陽も傾き気温もさらに下がってきた。 ゆっくりに限らず生き物が活動するには辛く危険な時間帯にさしかかる。 『ゆゅ・・・しかたないからきょうはここでのじゅくさんするんだぜ』 まりさは雪でこんもりと盛り上がった部分を見計らって中腹を掘り始める。 雪にトンネルを作り奥の空間の周りを広げて居住スペースを作った。 簡易に造られたかまくらの中で風雪を凌ぐ、寒さ対策に帽子の中から薄いシーツのような物を取り出し身体に巻きつける。 NASAで開発された新素材の毛布は保温に優れ氷点下の世界でも体温を維持する事が可能だった。 野良のゆっくりがこの様な道具を所持しているはずもなくこのまりさは飼いゆなのだ。 まりさは飼い主のフリーカメラマンのお兄さんと一緒に世界中を回る旅に連れて行ってもらっていた。 世界にはまりさが見た事もない物で溢れている。 お兄さんとの約束で着いた土地をまりさ一匹で回り自分の目と肌で感じるようにしていた。 百聞は一見に如かずがお兄さんの座右の銘らしい まりさはかまくらの中でお兄さんから持たされた携帯食料を食べながら今日見た事を思い出す。 『ゆきさんのなかでもたくさんのどうぶつさんがいたんざぜ・・・・ うさぎさんはいったいなにをムシャムシャしているのかだぜ?』 まりさには雪の中では食料を見つける事が出来なかった。単独で土地をまわりそんな疑問を一杯に抱えてお兄さんの下に戻ったら教えて貰うのがまりさの旅の楽しみである。 まりさの帽子には発信機が取り付けてあり2日もするとお兄さんが探しだして保護してくれる。 大自然を生きていく術はお兄さんが教えてくれ、足らない部分は人の道具で補う事もできるようになった。 朝を迎えたまりさが埋まった入り口を堀開けて感動に驚き震えた。 キラキラと空に光り輝く何かが舞い、その景色はこれまで旅をした中でも飛び切りの風景であった。 『ゆゅ~これはきれいなんだぜ~』 快晴の青空に舞うダイヤモンドダストは寒さには弱いゆっくりには恐らく一生見る事はできない風景である。 また一つお兄さんへの質問を増やしまりさは次の場所へ移動を始めた。 雪は音を吸収す為に耳痛いくらいに静かすぎる。静かで一面真っ白の中で艶やかにに存在を周囲に知らし見せる紅い物を遠くに見つけた。 近くに寄ってみるとそれは紅い花であった。 まりさの知識の中には冬に咲く花はない、牡丹や椿は冬に咲くのだがゆっくりには見る機会がないので仕方がないと言えよう。 いくら綺麗な景色であっても防寒暮なしでじっとしていれば凍えてしまう、一応ゆっくり用に作られた服は着てはいるが寒いものはやはり寒い。 昼食を食べながらそろそろ迎えに来てくれるであろうお兄さんを待った。 何から聞こうかなとまりさはワクワクする。 同じ土地でも季節が違うだけでこれだけ変わるのだから、まだまだ世界には知らない事が溢れている。 色んな事を見たい!知りたい!感じたい!そう想うだけでまりさは胸高鳴るのであった。 ザックザック 静かな世界に足音が聞こえる。 「まりさーおーいまりさー」 まりさを呼ぶ声がする。 『ゆゅ?おにいさーんまりさはここだぜーここにいるんだぜー』 スボ 『ゆゆ?ゆゅ?』 ピョンピョンと飛び跳ねながら応えるが跳ねる度に身体が埋まり逆に見付け難くなってしまった。 雪原にぽつんとまりさの帽子が残る。お兄さんは笑いを堪えながらそっと雪を掻き分けまりさを持ち上げた。 「どうだったまりさ?寒かったろう」 そう言うとお兄さんは毛布でまりさを包み懐に入れてやる。人の体温は雪ですっかり冷えていた身体には心地良い暖かさであった。 『ただいまだぜおにいさん』 「おぅ!おかえりまりさ」 少しすると一杯聞きたい話しがあったはずなのに暖まると疲れもあってか急にウトウトしだすまりさ。 お兄さんはまりさの寝顔を写真に収めると満足気に懐に大事に抱えて下山していった。 「次は何処に行こうかなまりさ?」 懐で寝ているまりさを撫でながら呟くお兄さん。 まりさは夢を見ていた。お兄さんとまた見た事もない世界を旅する夢を・・・・・ お付き合い頂きありがとうございました。思いつきで書いたのでただでさえ短い文がさらに短くなってしまいました。 駄文・誤字あろうかとは思いますがご容赦下さい これまで書いた物 ふたば系ゆっくりいじめ 1097 ゆ虐ツアー ふたば系ゆっくりいじめ 1111 ゆ虐ツアー お宅訪問編 挿絵 by全裸あき トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る 挿絵が( ・∀・) イイネ! -- 2014-09-26 18 11 21 ↓↓↓まりさがばん解して倒す。 -- 2013-07-18 01 39 35 ↓↓ゲス野良なんか越冬失敗して凍ってるだろ -- 2013-07-10 23 22 28 ↓いや、動物は冬眠しているでしょ -- 2013-06-23 22 16 31 お兄さんはまりさが野生動物やゲス野良に襲われたらどうするつもりなの? -- 2012-09-18 03 17 46 世界を見た饅頭が最後の時に餡子脳に残る 物は何なのか知りたいな 美しい世界か醜い人の争いかはたまた所詮餡子脳なのか・・・ -- 2012-08-31 10 44 42 普通にいい話 -- 2010-07-26 02 16 10 こういう話いいな。 -- 2010-07-15 05 06 01 良いね。絵もいい雰囲気だ -- 2010-07-08 12 34 32
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ドス対処法 6KB 制裁 愛で D.OのSS50本目(49作目) ドスが流行ると聞いたので ※餡小話50本目(49作目)作品 『ドス対処法』 D.O 「ドスはドスだよ!ゆっくりしないで、お野菜さんをちょうだいね!!」 一匹のドスが、山から農村へと下りてきていた。 理由はおおむねテンプレ通りで、群れのゆっくりが増えすぎて山が食糧難だから、 人間さんが独り占めしているお野菜さんをちょうだいね!である。 「・・・・・・。」 一方、そのドスの前に立ちはだかっているのは、小学校高学年くらいの歳の少女が一人。 セミショートのヘアスタイルにパーカー、超ミニのプリーツスカートにニーソックスという、 強気そうな表情とあいまって、一目見ても活発そうな少女だ。 「お姉さんはゆっくりどいてね!ドスは、人間さんの長さんにお話しするんだよ!!」 常識的に考えれば、体高2m以上のドスまりさに小学生が詰め寄られるなど、危険すぎる事態である。 大人でも体当たりやドスパークを食らえば、軽症ではすまないのだから。 そして、もしもドスが暴れたりして少女に怪我させれば、国中でゆっくり狩りが行なわれることだろう。 まったく、人間さん・ゆっくり、双方にとって最悪の状況といわざるを得なかった。 だが、この時はそうでもなかった。 「・・・・・・。」 「ゆっ?」 少女は、普通に歩くように自然体でドスに歩み寄る。 そして、 ぎりっ・・・ぶちっ!! 「ゆ、ゆぴぃいいい!?いじゃぁああい!?なにするのぉぉおお!?」 ドスの下膨れをつまむと、ブチッっとつまんだ皮を引きちぎった。 「おい。」 「ゆぁあああん、なんなのぉぉおお!?」 「お前、なんつった。」 少女のターンは終わらない。 どごっ!どごっ!! 「ゆぅっ!?ゆぅぅ、やめてね!いたいよ、ゆっくりできないぃいい!!」 ピンクのスニーカーをはいたつま先で、ドスのあんよと下膨れの境界あたりを蹴りまくる。 はっきり言って、ドスのサイズともなると少女の蹴りなど大して痛くないはずなのだが、 痛いと思ってしまうと、針一本刺さっただけでも痛いものである。 「おら、おらっ!おい、まりさ。聞いてんのか?」 「ゆひぃ、ゆぅ、なんなの?どうじでごんなごどするのぉぉおお!?」 「テメーが偉っそうに野菜なんぞねだるからだろうが。なめてんのか?あぁ?」 べしんっ!! 「ゆぴぃ!!」 ドスの、人間で言えば鼻に当たる位置に、少女の平手打ちが小気味よく打ち込まれる。 「おら、どうしたよ。てめぇのデカイ図体はお飾りか?おい、おらぁっ!仕返しして見ろよぉっ!!」 「ゆぁあああ!どすをいぢめないでね!ゆっぐぢぢでぇぇええ!?」 どごっ!べしんっ!!どごっ!どごっ!べしんっ!! 少女の蹴り、平手打ちが何度も何度もドスの体に打ち込まれる。 当然これも、ドスの体を傷つけるだけの力など無いのだが、もはや形勢がひっくり返ることは無い。 所詮ケンカというものは、気合の勝負なのだ。 「おい、まりさ。」 ぎりっ!! 「ゆぁあああん!!どすのおさげさん、ひっぱらないでぇぇ。」 少女も容赦ない。 メソメソ泣くだけになって、ダンゴ虫のように体を縮こまらせてしまったドスを、 お下げを引っ張って無理やり体を起こさせる。 「てめぇ、メシが無いとかぬかしやがったな。」 「ゆひぃ、ゆひぃぃ、いいまぢだぁあああ。」 「てめぇらが、ポコポコとガキ、ひり出しやがるからだろうがぁっ!!」 「ゆぁああん!ゆっぐぢごめんなざいぃぃいいい!!」 ドスはもう、一刻も早くこのゆっくり出来ない村から出て行くことしか考えられなくなっていた。 「てめぇがやめさせろ。」 「わがりまぢだぁぁ。」 「ガタガタぬかす奴らは連れて来い!私がぺにぺにねじ切ってやる!!」 「わがりまぢだぁぁああ!」 「次野菜ねだりに来やがったら、てめえの餡子くり抜いて、群れのクズ共の餡子と移し変えんぞ!わかったか!!」 「ゆっぐぢりがいぢまぢだぁぁあああ!!」 数日後、ドスの群れ。 「むきゅ、どすはどうしてにんげんさんから、おやさいさん、もらってこなかったの?」 「何言ってるのぉぉお!!人間さんはとっても怖いんだよ!ゆっくり理解してね!!」 「おやさいさんがないと、れいむのおちびちゃんが、いっぱいむーしゃむーしゃできないでしょぉぉおお!?」 「うるさいよ!!大体、バカで役立たずなくせに、しつけも出来てないおちびちゃんばっかり増やさないでね!!」 「どうしてそんなこというのぉぉおお!?」 この日以降、この群れではしばらくの間すっきり制限が厳守され、 人間との間のトラブルはほとんど起こらなくなった。 一方少女の方はというと・・・ 「ああ・・・ひどいことしちゃったなぁ・・・。」 少女、ゆん子ちゃんは、村一番のゆっくり大好きっ娘だった。 卒業文集に載る予定の、『将来の夢』という作文にも、 『ゆっくりと人間が仲良く暮らせる、ゆっくりプレイスが作りたいです!』とか書くくらいの。 「どすぅ・・・可愛かったなぁ。でも、もう遊んでくれないよね。ぐすん。」 ゆん子ちゃんはいつも夢見ていたのだ。 ドスと逢えたら、お帽子の上に乗せてもらったり、お腹の上でトランポリンごっこさせてもらったり、 山のお話を聞かせてもらったり、群れのゆっくり達と仲良く遊びたいと思っていたのだ。 「ゆっくりしていってねぇ・・・うぇぇん・・・。」 だが、それは当分叶わないだろう。 山のゆっくり達を守るために、自分から憎まれ役を買ったのだから。 餡小話掲載作品 その他(舞台設定のみ共有) ふたば系ゆっくりいじめ 157 ぱちゅりおばさんの事件簿 ふたば系ゆっくりいじめ 305 ゆっくりちるのの生態 ふたば系ゆっくりいじめ 854 ごく普通のゆっくりショップ ふたば系ゆっくりいじめ 873 ゆっくり向けの節分 ふたば系ゆっくりいじめ 924 みんな大好きゆレンタイン ふたば系ゆっくりいじめ 934 暇つぶし ふたば系ゆっくりいじめ 943 軽いイタズラ ふたば系ゆっくりいじめ 1016 お誕生日おめでとう! ふたば系ゆっくりいじめ 1028 ゆっくり工作セット ふたば系ゆっくりいじめ 1148 愛でたいお姉さん ふたば系ゆっくりいじめ 1161 ありすの婚活 ふたば系ゆっくりいじめ 1241 野良も色々 ふたば系ゆっくりいじめ 1245 労働の意義 本作品 『町れいむ一家の四季』シリーズ 前日談 ふたば系ゆっくりいじめ 522 とてもゆっくりしたおうち ふたば系ゆっくりいじめ 628 ゆきのなか ふたば系ゆっくりいじめ 753 原点に戻ってみる ふたば系ゆっくりいじめ 762 秋の実り ふたば系ゆっくりいじめ 1104 森から群れが消えた日(前編) ふたば系ゆっくりいじめ 1105 森から群れが消えた日(後編) ふたば系ゆっくりいじめ 1134 いつもの風景 『町れいむ一家の四季』シリーズ(ストーリー展開順・おまけはそうでもない) 春-1-1. ふたば系ゆっくりいじめ 161 春の恵みさんでゆっくりするよ 春-2-1. ふたば系ゆっくりいじめ 154 竜巻さんでゆっくりしようね 春-2-2. ふたば系ゆっくりいじめ 165 お姉さんのまりさ飼育日記(おまけ) 春-2-3. ふたば系ゆっくりいじめ 178 お姉さんとまりさのはじめてのおつかい(おまけ) 春-2-4. ふたば系ゆっくりいじめ 167 ちぇんの素晴らしきゆん生(おまけ) 春-2-5. ふたば系ゆっくりいじめ 206 町の赤ゆの生きる道(おまけ) 夏-1-1. ふたば系ゆっくりいじめ 137 真夏はゆっくりできるね 夏-1-2. ふたば系ゆっくりいじめ 139 ゆっくりのみるゆめ(おまけ) 夏-1-3. ふたば系ゆっくりいじめ 734 未成ゆん(おまけ) 夏-1-4. ふたば系ゆっくりいじめ 678 飼われいむはおちびちゃんが欲しい(おまけ) 夏-1-5. ふたば系ゆっくりいじめ 174 ぱちぇと学ぼう!ゆっくりライフ(おまけ) 夏-1-6. ふたば系ゆっくりいじめ 235 てんこのインモラルスタディ(おまけ) 夏-1-7. ふたば系ゆっくりいじめ 142 ゆうかりんのご奉仕授業(おまけ) 夏-2-1. ふたば系ゆっくりいじめ 146 雨さんはゆっくりしてるね 夏-2-2. ふたば系ゆっくりいじめ 205 末っ子れいむの帰還 秋-1. ふたば系ゆっくりいじめ 186 台風さんでゆっくりしたいよ 秋-2. ふたば系ゆっくりいじめ 271 都会の雨さんもゆっくりしてるね 冬-1. ふたば系ゆっくりいじめ 490 ゆっくりしたハロウィンさん 冬-2. ふたば系ゆっくりいじめ 910 寒い日もゆっくりしようね 『町れいむ一家の四季』シリーズ 後日談 ふたば系ゆっくりいじめ 132 俺の嫁ゆっくり ふたば系ゆっくりいじめ 148 ここはみんなのおうち宣言 ふたば系ゆっくりいじめ 224 レイパーズブレイド前篇(仮) ふたば系ゆっくりいじめ 249 Yの閃光 ふたば系ゆっくりいじめ 333 銘菓湯栗饅頭 ふたば系ゆっくりいじめ 376 飼いゆっくりれいむ ふたば系ゆっくりいじめ 409 町ゆっくりの食料事情 ふたば系ゆっくりいじめ 436 苦悩に満ちたゆん生 ふたば系ゆっくりいじめ 662 野良ゆっくりがやってきた ふたば系ゆっくりいじめ 807 家出まりさの反省 D.Oの作品集 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る ブロリー「な、何てやつだ!!」DIO「案外、凶暴な、子だな!!」 -- 2014-11-09 12 40 40 このドス弱すぎだろwww話にならんわw まぁ聞き分けよかったからいいけどね。 -- 2011-09-14 12 09 18 良い子だ…かわええのう。遊んであげたいw -- 2011-01-13 21 07 38 俺を罵ってくれないかな -- 2010-12-07 17 34 08 漢女(OTOME)認定 -- 2010-09-28 14 21 56 どなたかに挿し絵を描いていただきたいですな -- 2010-09-07 13 34 59 かっこいい娘だな -- 2010-07-25 00 13 48 可愛いなぁ・・・お兄さんのところへいらっしゃ・・・・qざwsぇdcれfv -- 2010-07-20 03 42 10 いい子だなあ… -- 2010-07-09 00 15 45 粗製濫造のいい見本。 -- 2010-06-21 03 10 08