約 1,913,401 件
https://w.atwiki.jp/akatonbowiki/pages/8514.html
このページはこちらに移転しました とうめいにんげんさん 作詞/329スレ258 作曲/( A`)モヲトコ ぼくはとうめいだから だれにもきづかれない ぼくはとうめいだから きづいてももらえない ぼくはとうめいだから それなりにがんばって それでもきみのめには ぼくはみえてないんだ ぼくはとうめいだから だれにもきづかれない ぼくはとうめいだから きっとずっとみえない ずっときみをみてても そのめはぼくのうしろ ぼくとすごしたひびも あいつよりつまらない ぼくはとうめいだから ずっととうめいだから このままこのままもう ずっときづかれないで ぼくはとうめいだから これからもみえなくて このきょりもつめられず とうめいをのろいます ぼくはとうめいだから とうめいでなかったら きみはみてくれるかな そんなこともわからず そのてにふれられたら もしだきしめられたら きみはどうおもうかな いやなきになるのかな とうめいなんていやだ とうめいなんていやだ ぼくはどこにいるの? ぼくはなにしてるの? ぼくはとうめいだから ずっととうめいだから このきょりをつめられず ずっととうめいなまま 音源 とうめいにんげんさん
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/1919.html
【注意】 * 冗長です * 独自解釈あります * 虐待成分薄め * ネタかぶりはご容赦を 「ここはまりさたちのゆっくりぷれいすなんだぜ!!」 「ゆっくりできないじじいはさっさとでていってね!!」 ある日、家がゆっくりに荒らされていた。 うん、お仕置き決定。 【にんげんさんはゆっくりできない】 「ごべんなざいいいいい!! ばでぃざがわるがっだでずうううううう!!!」 「ゆるじでね!! がわいいでいぶをゆるじでね!!!」 一刻ほど殴り倒した結果、最初のでかい態度はきれいに消え失せた。 「お前ら、どうしてこんな目にあっているか、わかってるか?」 「ばでぃざがおにいざんのおうぢにばいっだがらでずううううう!!」 「もうじまぜんがらだずげでえええええええ!!!」 俺の熱い心も伝わったようだな、よし。 「人間さんはゆっくりできないことがわかったか?」 「わがりまじだ!! にんげんざんはゆっぐりでぎまぜん!!」 「よし、お前らのことは逃がしてやる」 「ありがどうございまず!! ありがどうございまず!!」 そして2匹はボロボロになって森に逃げていった。 どうして逃がしたのかって? この村の周囲にはゆっくりが多く、家や畑が荒らされることが頻繁にある。 相手は所詮饅頭なので退治は簡単なのだが、何しろ数が多すぎてキリがない。 だったら「人間の村に来るとひどい目にあう」と覚えこませて被害を減らせないか?ということだ。 「そんなにうまく行くものかね?」 「やってみなけりゃわからんだろうさ」 隣に住む虐待お兄さんは、潰さず逃がしたことが心残りらしい。 確かに連中が、すぐに物事を覚えるとは思いづらい。 だが、村の端に住んでいるせいで、一番の被害を被っている俺にとって、これは大事な賭けなのだ。 翌日。 「むーしゃむーしゃ、ししししあわせええええええ!!」 「うっめ!! これめっちゃうっめ!!」 俺の畑に、ボロボロのゆっくりが2匹忍び込んでいた。 「…お前ら…」 「ゆゆ!! ゆっくりできないにんげんさんなんだぜ!!」 「ゆっくりできないじじいはさっさとでt」 「おーまーえーらーーーー!!!!」 「「ゆぎゃあああああああああああああああ!!!」」 一通り殴ったり蹴ったりした後、2匹を籠に押し込んだ。 さらにボロボロになったが、2匹ともまだ生きている。 まだだ、まだ殺すわけにはいかない、俺の生活がかかっているんだ…。 「かひっ! かひっ!!」 「ゆべええええぇぇぇぇ…」 所変わって森の中の広場。 目の前には皮をちまちまと毟り取られた結果、全身くまなく餡子剥き出しになった2匹の元ゆっくり。 「いやあああああ!! こわいいいいいいいい!!」 「おもにかおがきもいいいいいいいい!!」 「やめてね!! やめてあげてね!!」 「ゆええええええん!! ゆびぇええええええええん!!」 遠巻きにこちらを囲んで喚いているのは、家を荒らしたゆっくりの群れの仲間たち。 2匹を脅しておびき出し、出てきたヤツらも脅して見物させているのだ。 「どぼぢでぞんなごとずるのおおおおおおおお!?」 「こいつらが俺のゆっくりプレイスを荒らしたからだ!」 そうさ、何も悪さをしたゆっくりを改心させる必要なんてない。 ゆっくり全体が悪さをしないようになれば良いわけで、そのために俺は2匹を見せしめにしている。 「ごべっ、ごべんなざい!! もうじまぜん!! だずげで!!」 「お前昨日もそう言っただろうがああああ!!」 「ゆびゅううううううう!!」 「ゆっ、ゆぎゃあああああああああああ!!」 怒りに任せて2匹の片方を踏み潰す。 辺りに餡子が飛び散り、それが剥き出しの餡に当たったのか、もう1匹が悲鳴を上げる。 「ゆわあああああああああああああああああ!!!」 「ゆびゃああああああ!! ごわいよおおおおおおおお!!!」 「ゆひっ、ゆひいいいいいいいい!!!」 「むぎゅー!! えれえれえれ…」 「ぼうやべでよおおおおお!! ゆっぐじじないでがえっでよおおおおおお!!」 「ゆえーん!! ゆえええええええええん!!」 見物のゆっくりたちも思い思いの悲鳴を上げる。 これだけの反応があれば、当分は荒らされる心配をしなくてもいいだろう。 「わかったかお前ら、人間さんはゆっくりできないだろう?」 「わ、わかったよ!! にんげんさんはゆっくりできないよ!!」 「今度里に下りてきたら、お前ら全部こうしてやるからな!」 「ゆぎょおおおおおおおおおおおおお!!!」 足元の餡子玉を小突くと悲鳴を上げ、それを聞いた辺りのゆっくりたちはぶるぶると震えている。 その様子に満足した俺は、もう1匹は殺さずに森を後にした。 死ぬまでに少しでも恐怖を与えるのが、あれの最後のお勤めだ。 さすがにこれだけやれば、当分は饅頭どもに悩まされることはないだろう。 そう思うと、足取りも軽かった。 それから数日後。 「いちばんえらいにんげんさんをだしてね!!」 村の外れに、ゆっくりの群れを引き連れて、ドスが現れた。 「ですよねー」 「じゃねーだろボケ」 疲れた顔でため息をついた俺を、隣のお兄さんがド突いた。 「情けをかけるだけ無駄か、あのド饅頭ども…」 「連中には人間様の道理が通らないからな。潰してやるのが一番の情けだ」 「違いない…」 村中の男衆は準備に奔走している。 もちろん、ゆっくりどもを駆除するためだ。 村にドスが現れるのは、今回が初めてじゃない。 ほぼ毎年のように現れては、同じ数だけ潰されている。 村人の対応も慣れたものだ。 「れいむとまりさにひどいことをしたにんげんさんをだしてね!!」 「それは出来んと言っておるだろう」 「わるいにんげんさんはせいさいされないといけないんだよ!! むくいなんだよ!!」 「先に悪さをしたのはお前たちだと聞いておるが?」 「ちがうよ!! ゆっくりしてたれいむとまりさが、ゆっくりできないにんげんさんにころされたんだよ!!」 村長は時間稼ぎに、ドスと押し問答を続けている。 まったく、ゆっくりというのは本当に声が大きい。 人の背丈でもなお見上げる大きさのドスの声は、この距離だと怒号にしか聞こえない。 「ゆっくりどもに俺が悪さをされたんだがな」 「はいはい、お邪魔するよ」 「ゆゆ!! わるいにんげんさんだね!!」 と、まあ、俺は村長の脇にやってきた。 別に他意があるわけじゃない、村長だけでは時間稼ぎにも限度があるからだ。 お兄さんはただの野次馬だが。 「にんげんさんにせいさいするよ!! しんでれいむとまりさにあy」 「この前、俺に会ったゆっくりはいるか?」 どうもこのドスは頭が悪く、こいつと話しても時間は稼げそうもない。 ならばと、俺は他のゆっくりに話を振ることにした。 「…ぱちぇはにんげんさんとあったわ」 ドスの後ろから、ゆっくりが1匹現れる。 確かに先日、あの場にぱちゅりーがいた覚えがある。 「俺が話したことを覚えているか?」 「むきゅ……れいむとまりさが、にんげんさんのゆっくりぷれいすをとろうとしたっていってたわ」 「どすもきいたよ!! ゆっくりできないにんげんさんがわるいんだよ!!」 …毎度毎度、餡子脳の超理論には頭が痛くなる。 というか、このドス頭が悪すぎないか? 「おいぱちゅりー、お前も俺が悪いと思うのか?」 「…にんげんさんがわるいとおもうわ」 「おいおい……」 いくらなんでも話が通じなさすぎる。 お仕置きした2匹も、泣いて謝った割には次の日にあのザマだ。 こいつら本当に物を考える力が無いんじゃないかと思えてくる。 よその村では金バッジとかいうものがあるらしいが、ウソなんじゃないか? 「おい、他のゆっくりども。お前らはどう思うんだ?」 たまらずドスの後ろの群れに声をかける。 「ゆゆ! ゆっくりできないにんげんさんがわるいにきまってるんだぜ!!」 「ゆっくりできないにんげんさんはしね!!」 「おお、ぶざまぶざま」 が、この有様だ。 「ぷぷー! ゆっくりできないなんて、にんげんさんはあわれだね!!」 「おきゃーしゃん、にんげんしゃんはかわいちょうだにぇ!!」 「あかちゃん、あれがゆんせいのらくごしゃだよ!! かしこいあかちゃんはまねしちゃいけないよ!!」 「わきゃっちゃよ、おきゃーしゃん!!」 「ゆっくりできないにんげんさんはしね!!」 「ゆっくちできにゃいにんげんしゃんはちね!!」 「ゆっくりできないにんげんさんはしね!!」 「ゆっくりできないにんげんさんはしね!!」 …何で饅頭ごときにここまで言われにゃならんのだ。 煮え返るはらわたを必死に我慢する俺を、馬鹿にしたような目つきでドスが見下ろしている。 畜生! 饅頭のクセにふざけるな! ブッ殺してやる! 「なるほど、大体わかった」 もう少しで後先考えずにドスに飛び掛るところだった俺の前に、お兄さんが進み出た。 「じゃまだよ、にんげんさん! そっちのにんげんさんにせいさいするからどいてね!」 「まあ待て、少しお兄さんの話を聞け。今からゆっくりできる話をしてやる」 「ゆ? ゆっくりできる?」 「そうだ。だから後ろのゆっくりたちを静かにさせろ」 「お、おい、何の話を…」 「いいから、ちょっと黙って聞いてろ」 しねしねと大合唱のゆっくりどもをドスになだめさせ、お兄さんは話し始めた。 「お前たち、人間さんはゆっくり出来ているか?」 「にんげんさんはゆっくりできないんだよ! じょうしきもしらないの? ばかなの?」 「ばーかばーか!」 「ばかなにんげんさんはしんでね!!」 ドスの答えに群れのゆっくりがまた囃し立て始める。 だがお兄さんはそれを無視して、何かに納得したようにうなづいている。 「実はな、人間さんはとてもゆっくり出来ているんだ」 「うそだよ! にんげんさんはゆっくりできないってみんなしってるよ!」 「じゃあお兄さんを見てみろ。ゆっくり出来ていないか?」 「ゆゆ?」 お兄さんを見るドスの眉間に皺が寄っていく。 何しろお兄さんは、獲物の山を前にして笑顔が輝いている。 「ゆう…にんげんさんはゆっくりできているよ?」 「そうだろう、お兄さんは今、とってもゆっくり出来ているぞ」 「で、でもおかしいよ! そっちのにんげんさんはゆっくりできていないよ!」 当たり前だ、クソ饅頭を前にしてニコニコできるか。 お兄さんとは違うんです。 「それはどうしてか教えてやろう」 「ゆ?」 「人間さんは、ゆっくりを見るとゆっくり出来なくなるんだ」 「ゆううううううう!?」 「ありすをみてゆっくりできないなんてとかいはじゃないわ!!」 「れいむこんなにゆっくりしてるのにいいいいいい!!」 「だって人間さんはゆっくりなんて大嫌いだからな」 「「「どぼぢでぞんなごどいうのおおおおおおおおお!!?」」」 「ゆゆゆゆゆ…みんなおちついてね!!!」 お兄さんの言葉で大混乱になった群れを、ドスがまとめなおす。 「だってへんだよ! このにんげんさんはみんなをみてもゆっくりしてるよ!!」 「ゆ!? ほんとだ! とってもゆっくりしてるよ!!」 「ゆっくちゆっくち!! うしょちゅきはちんでにぇ!!」 「ああ、お兄さんはゆっくりをいじめるとゆっくり出来る人だからな」 「「「ゆわああああああああああああああ!!!」」」 あっという間にまた大恐慌。 「最後に大事なことを言うから聞いてね!!」 お兄さんの声に、ざわざわしながらも全ゆっくりが注目する。 「村の人たちはゆっくりが大嫌いだから、お兄さんはお兄さんがゆっくりするために」 「「「ゆゆっ」」」 「人間さんは、ゆっくりをゆっくりさせません!!!」 「「「ゆんやああああああああああああああああああああああ!!!」」」 直後、ピイイイと甲高い音が空を駆け上がっていった。 鏑矢の音だ。 それを合図にして、ゆっくりの群れに雨のように矢が降り注いだ。 村人がしていた準備というのがこれだ。 わさびを塗りこんだ矢を番えて、物陰から先手を狙っていたのだ。 「ゆぎゃああああああ!! がらいいいいいいいいいいい!!!」 「どずうううううううううう!?」 「ゆぎゅるぅっ!!!」 「いやあああああああ!! どすつぶさないでええええええ!!!」 大きさが災いしてハリネズミのようになったドスは、わさびの辛さにのたうち回る。 その周りでは群れのゆっくりがドスに潰され、地面は餡子まみれになっていた。 ドスさえ動けなくしてしまえば、後は烏合の衆だ。 「ヒャッハー!! お楽しみだぁー!!」 「いやあああああああああああ!!!」 鋤や鍬を抱えた村人が殺到する中に、お兄さんは素手のまま飛び込んでいった。 「つまり、『ゆっくりできない』の主語が何なのか、あいつらに伝わってなかったわけだ」 「なるほどねー」 俺は饅頭どもに『人間はゆっくり出来ない』と伝えた。 当然『人間はゆっくりにとってゆっくり出来ないものだ』という意味だ。 それをあいつらは『人間はゆっくりすることが出来ないあわれな生き物』と理解していたという。 「あいつら、自分がゆっくりすることに命を懸けているからな。 はっきりした言い方じゃないと、自分に都合よく解釈しちまうんだな」 「まあ、あの餡子脳どもも、さすがに理解しただろ」 そういって目を向けた先には、全身に矢が刺さったままのドスがいる。 「村の家は何だかわかるか?」 「ゆっぐじでぎるおうぢば、にんげんざんのゆっぐじぶれいずでず!!」 「村の畑は何だかわかるか?」 「ゆっぐじじだばだげぼ、にんげんざんのゆっぐじぶれいずでず!!」 最初は全部まとめて潰してしまうはずだったが、お兄さんの話が通じたのを見て、森に返すことになったのだ。 もちろん、教育した後でだが。 「お前たちが言うには、人間が野菜を独り占めしているそうだが?」 「にんげんざんのゆっぐじぶれいずにあるがら、にんげんざんのものでず!!」 「お前たちは人間の姿が見えないと、家や畑を勝手に荒らすな?」 「にんげんざんがいなぐでもにんげんざんのゆっぐじぶれいずでず!! りがいじまじだ!!」 お兄さんが言うには、ゆっくりにとって、ゆっくり出来ているかどうかは唯一絶対の尺度らしい。 人間がゆっくりよりも強いことはゆっくりにもわかっていたらしいが、『人間はゆっくり出来ていない』から見下していたようだ。 「ごべんだざいいいいい!!! もうじばぜんんんんんん!!!」 「ゆるじでぐだざいいい!! だずげでぐだざいいいい!!」 「にんげんざんのどごろにばぼうぎばぜん!!!」 ドスの足元には、かろうじて生き残ったゆっくりたちが数匹いる。 あの様子なら、今度という今度は村に来ることはないだろう。 「オラ! とっとと帰れ!!」 「ゆべしっ!!」 「二度と来んなコラ!!」 「ゆっぐじざぜでえええええええええ!!」 村人達のぞんざいな足蹴を受けて、ドスたちはズタボロの体を引きずりながら森に帰っていった。 季節は移ろい、恵みの秋。 あれからゆっくりは人間を警戒するようになり、めったなことでは人前に姿を現さなくなった。 しかし、この時期になると、きのこやあけびなどの恵みを求めて、村人たちが森に入っていく。 「ゆんやああああああああ!! こないでええええええええええええ!!」 「にんげんさんはいやあああああああああああ!!!」 ゆっくりたちも冬篭りに備えて活発に動いており、その結果として毎日、森は悲鳴にあふれている。 ゆっくりが捕まりにくくなり、虐待お兄さんは鬱憤がたまっているのではないか。 そう思い、隣のお兄さんに尋ねてみたが、泣き喚き逃げ惑ってくれたほうが楽しいらしい。 森の恵みもそろそろ終わり、本格的な冬支度を始める時期が近づいている。 だが、お兄さんはゆっくりの悲鳴を求めて、今日も森に向かう。 「にんげんさんはゆっくりできないいいいいいいいいいい!!!」 (完)
https://w.atwiki.jp/akumagattaisyoukann/pages/37.html
一定確率でにんげんが襲来します。 にんげんを撃退すると、まれに『にんげんの魂』、 また、あくまをドロップすることがあります。 60分経過すると去っていきますので、見つけ次第、 積極的に撃退しましょう! 『にんげんの魂』はあくま合成で使います。 名前 セリフ あくま討伐隊 『俺が一番うまくあくまを殺せるんだ』 覚醒者 『お前の動き・・・見えるぞ!』 剣豪 『お命頂戴いたす』 権力者 『まあ、掛けたまえ』 女性武装警察官 『あくま発見、駆除します』 ソーサラー 『我が魔法の前に朽ちるがい!!』 ダークサマナー 『言っておくが俺は強いぞ?』 ダークナイト 『ならば神とも戦うまで!!』 テロリスト 『ここで引き下がるわけには!』 でんせつの勇者 『私は新世界の神になる』 盗賊 『有り金すべて置いてきな』 通りすがり 『絶対に許さないよ!』 バニーちゃん 『お客さん、このお店初めてかしら?』 パラディン 『ワシに勝てるとでも思っておるのか?』 ヒャッハー 『イィィ〜~ヤッホーーーイ!』 婦警さん 『逮捕しちゃうぞ!』 魔女 『この世で一番美しいのは・・・だあれ?』 マッドネス 『オマエ、コロス』 巫女 『神に変わってお仕置きするわ!』 見習いエスパー 『テレポーテーション!』
https://w.atwiki.jp/hutaba_ranking/pages/222.html
にんげんさんにふくしゅうするよ! 13KB 愛で いじめ 不運 誤解 日常模様 野良ゆ 現代 お時間のある方は まりさはまりさだよ。 まりさはいまにんげんさんにふくしゅうしようとおもってるんだ。 まりさのあいするれいむとおちびちゃんはとつぜんにんげんさんにつれていかれちゃった。 にんげんさんはゆっくりできないいきもの。 くやしいけどきっともうれいむたちはゆっくりできなくされちゃったとおもうんだ。 まりさたちはゆっくりしてただけなのに。 「まりさあああぁあぁぁ!!!たすけてえええぇえぇええ!!!」 「おとうさんたすけてええぇええぇえぇええぇえ!!!!」 「いひひひひひ!!!!!お前達は俺の家でゆっくりかわいがってやるからなあ!!!」 「ゆ…あ…ま、まってねっ…れいむとおちびちゃんをつれていかないでねっ…」 まりさはこわくてうごけなかったよ。 なさけないゆっくりだよ。 でもこのままじゃしぬにしねないよ。 せめてにんげんさんにひとあわふかせてからみんなのところにいくよ! 『にんげんさんにふくしゅうするよ!』 ここはとある人間の住む街。 そこには人間に復讐を誓ったゆっくりがいました。 「れいむとおちびちゃんのかたきだよ。」 このまりさは人間に家族を奪われ恨みを持っています。 そのためまりさはこの数日、人間がどんな事を嫌うのかをよく観察し、さまざまな仕返しを考えました。 人間は基本的に不潔なものを嫌います。 そこでまりさは、ゴミ袋をちらかして人間の街を汚してやろうと考えました。 「たしかこのあたりに…ゆっ!あったよ!」 まりさがむかったのは朝のゴミ捨て場。 ここには多くの人間が袋の中にゴミをいれて置いていきます。 この袋を破ってゴミを散らかしてやればいいとまりさは思いました。 「ゆっ!?」 しかしゴミ捨て場にはすでに先着がいました。カラスです。 カラスは自分の食べ物を探すために袋を破ってゴミを散らかしていました。 「からすさんちょっとまってね!!!ふくろさんはまりさがやぶらなきゃいけないんだよ!!! かってにやぶかないでね!!まりさがふくしゅうできないでしょおおおお!!!!」 「カア!カア!カア!」 「ちょっときいてるのからすさん!!!やめてっていってるでしょう!!! いいかげんにしないとまりさだっておこるよ!!!ぷくううううううぅうぅぅうう!!!」 「カアアアァアアア!!!!」 「いじゃいいぃいいぃいいいいいぃい!!!!!」 カラスは自分の食べ物を取られるを思ったのか、まりさに鋭いくちばしで攻撃をしてきました。 「ゆうぅう…いだいぃい……で、でぼ…ここでばりさがひくわけにはいかないよおおお!!!!」 まりさとカラスの激しい戦いが始まりました。 両者とも一歩もひきません。 まりさは家族の復讐のために、カラスは自分が生きるために、それぞれの思いがあるのです。 戦いは10分にも及びました。 そんな激しい戦いも時間と共についには決着がつきます。 「くらえええぇええぇええぇ!!!!!」 「ガァアアァアッッ!!!カアッ!カアッ!!!」 まりさ渾身の体当たりがカラスの身体に命中。 カラスはどこかへと逃げ去って行きました。 「ゆはあっ…ゆはあっ…ついにっ…かったよ…からすさんに…かったよ…れいむ…おちびちゃん…みてたかな…まりさ…がんばったよ…」 「みてたよ。」 「ゆうっ!!?に、にんげんさん!!!」 まりさは運悪く人間に見つかってしまいました。 「カラスを追っ払ってくれたんだね。いつも荒らされてたから助かったよ。ありがとう。今度からもっと丈夫なカラス除けのネットとか付けてみるね。」 どうやらこの人間はまりさを今すぐに殺そうとはしていない様子です。 「ゆ、ゆっくりにんげんさんからにげるよ!!」 そうとわかったらまりさは一目散にこの場から逃げ出しました。 「逃げなくてもいいのに…」 「ゆひいっ…ゆひいぃ…ここまでくればあんぜんだね。 あのにんげんさんなぜかまりさにおれいをいってたね。ゆぎぃっ…ふくしゅうしっぱいだね……つぎはせいこうさせるよ!」 まりさは諦めず、次の復讐に取りかかりました。 人間は基本的に自分の物を取られるのを嫌います。 そこでまりさは、落ちている人間の物を勝手に自分の物にしてやろうと考えました。 「どこかにおちてないかな…ゆっ!あったよ!」 まりさがむかったのは店が多く並ぶ昼の商店街。 たくさんの人間がここを通って行きます。 ここなら誰かが何かを落としていてもおかしくないとまりさは思いました。 次こそ成功させてみせる…そう決意して。 こうして決意を新たにしたまりさが辺りを見回すと、何か大きな封筒のようなものを見つけました。 「ゆう?なにこれ?でもきっとにんげんさんのおとしものだよ!!! これはまりさのものだよ!!!だれがなんといおうとまりさのものだよ!!!!」 まりさは自分の物宣言をし、この封筒を自分の持ち物としました。 意気揚々と収穫物を自分の巣に持ち帰ろうと商店街の広場を通っていると… 「あああああっ!!!!その封筒は!!!!!!!ついに見つけたあああああぁあ!!!!」 「ゆ"っ!!?そんなおおきなこえをだしてなんなの?こっ、これはまりさがさっきみつけたんだよ!!!」 「ありがとおおお!!!ずっとさがしてたんだよおお!!この中には面接の履歴書とか大事なものがはいってたんだよ!!! いやあ!ありがとうゆっくり!!!いやまじで!ゆっくり最高!ゆっくりしていってね!」 「ゆっくりしていってね!!!だからこれはまりさがさっき…」 「ひろっておいてくれたんだね!!ありがとう!!こんなものしかないけどこれはお礼だよ!! じゃあ面接行ってくる!!いい返事期待しててな!!!」 そういってこの声の主はほとんど食べかけの菓子パン(あと一口もない)を置いて人ごみの中を颯爽と走って行きました。 「だから…それは…まりさの……ゆう……まりさの……」 まりさは人間の勢いに押されてしまい、ほとんど何も言えずにその場にとり残されました。 「むーしゃむーしゃ…しあわせえええ…だけどすくないよお…」 その後、落し物を探してみたがなかなか見つからず、結局まりさは自分の巣に戻りました。 「あのにんげんさんもまりさにおれいをいってたね。またふくしゅうしっぱいだよ……ゆうう…」 まりさは落ち込みました。 一度とならず二度も失敗したのです。普通なら落ち込んでします。 しかしまりさは家族のためにと奮起しました。 「まりさはそんなにおちこんでいられないよ!つぎこそ…つぎこそはふくしゅうするよ!!」 次の成功を祈って…まりさは再び復讐に取りかかりました。 人間は基本的にうるさい音を嫌います。 そこでまりさは、人間が住む場所で大声をだし嫌な思いをさせてやろうと考えました。 「たくさんおうちがあるのはたしか…ゆっ!あったよ!」 まりさが向かったのは真夜中の静かな住宅街。 ここにはたくさんの人間が住んでいます。 ここで大声を出せば人間に嫌な思いをさせる事ができるとまりさは思いました。 夜中に行ったのも人間が寝ているため今度こそ成功するだろうと思っての事です。 「ゆっ!ここがいいね!んっ!んっ!!ゆうううううう… ゆっくりしていってね!!! ゆっくりしていってね!!! ゆっくりしていってねええええええええぇえぇえええぇぇええええええ!!!!!!!!!!」 まりさは自分の限界まで出せる声を口から吐き出しました。 『ゆっくりしていってね!!!』の声が真夜中の静かな住宅街に響きます。 「なんだなんだ?」 「うるさいぞ!!!」 「ゆっくりだって?」 「おぎゃああああ!!!」 「勘弁してくれ…」 「こんな真夜中に誰だ!」 「やっと赤ちゃんが寝ついたのよ!」 「静かにしてくれよ…」 人間達がまりさの大声に起きてきたみたいです。 「ゆふふふ!うまくいってるみたいだね!!!」 まりさが勝利を確信しかけているそんな中… 「泥棒!!!うちに泥棒がいるぞ!!!!!誰か!!!誰か来てくれ!!!!!!!」 「ゆう?」 人間の家からまりさに負けじと大きな声がします。 「まりさにたいこうするきだね!!まりさまけないよ!! ゆっくりしていってね!!!!ゆっくりしていってね!!!!ゆっくりしていってね!!!!」 「泥棒だ!!!!!!泥棒がいるぞ!!!!!!」 普段は静かなだけにこの騒がしい状況を不思議に思った人間達が外に出てきました。 「くそっ!!なんて日だ!!こんなところさっさとおさらばだ。」 「ゆびっ!!!いだいよおお…おぼうし…」 とある家から走って出てくる人間に通りにいたまりさは蹴られてしまいました。 「そいつは泥棒だ!誰か捕まえてくれ!!」 「何!泥棒だって!!」 「おい!そっちに逃げたぞ!!」 「逃げ道をふさげ!!!」 「陸上部の足なめんな!」 「逃がすな!そいつが最近この辺りを荒らしている奴だ!」 「警察には連絡しておいたぞ!」 住民たちの協力のおかげで、この辺りを荒らしていた泥棒は見事に捕まりました。 「いやあ。よく泥棒を見つけましたね。大手柄です。 私達警察も見回りを強化していたんですけれどこいつはなかなか尻尾をださなかったものですから。 でも気を付けてください。こういうやつは刃物などの武器を持っている事がありとても危険なんです。 次からは身の安全を一番に考えてくださいね。しかしみなさんのご協力に感謝します!」 そう言うと警察は泥棒をパトカーに乗せ去って行きました。 「俺達の勝利だぜえ!!!」 「よっしゃああ!!!」 「これで夜も安心ね!」 「あのとき俺の冷静な判断がなければ…」 「先輩寝てたじゃないですか。」 人間達はみな嬉しそうです。 そこに1人の人間がまりさに近づいてきました。 「お前が『ゆっくりしていってね!』と叫んでいたゆっくりか?」 「そ、そうだよ!まりさだよ!に、にんげんさん!ま、まりさのおおごえのせいでゆっくりねむれなかったでしょう? まりさを…ゆっくりをあなどったことをこうかいしてね!!!」 「ああ!今までゆっくりをあなどっていたが、お前のおかげでこのあたりを荒らしていた泥棒を捕まえる事ができた。 ありがとうゆっくり!お前のおかげだ!」 「ゆえぇえぇえぇええ!!!!?こまってないの?ゆっくりできなかったんじゃないの?うるさかったでしょう?」 「何を言っているんだ?お前のおかげでみんなゆっくりできてるんだぞ。」 「ゆうううう!!?」 まりさはショックでした。自分の復讐のせいで人間達はゆっくりしていることに。 そしてまりさは気付いてしまいました。 どんなに頑張っても非力な自分の出来る事には限界があることに。 自分では人間に復讐する事が出来ない事に。 「ゆううっ…ぐすっ…まりさは…だめなゆっくりだよおぉおぉお… にんげんさんにふくしゅうもできないなんてぇぇえぇえ… れいむ…おちびちゃん…ごめんねえ…まりさもすぐにそっちにいくよ…」 最後にまりさが向かったのは自分の巣の近くにある道路。 車に飛び込んで死んでしまおうと考えました。 まりさは今までの自分のゆん生を思い出していました。 狩りの名人であるお父さん、歌の上手なお母さんの元に生まれたまりさは親の愛情を一身に受けて育ちました。 成長し親元を離れ美ゆっくりであるれいむをつがいにむかえると、そのうちかわいいおちびちゃんができ、家族3人のとてもゆっくりした生活。 そしてその幸せを人間が奪っていきました。 「まりさはにんげんさんにふくしゅうすることもできなかったよ… ごめんね…おとうさん、おかあさん。 ごめんね…れいむ、おちびちゃん。 まりさはもうゆっくりするよ。」 「…ん…なんだ?うわ!!ゆっくりだ!!!」 (キキキキキキー!!!!!!!) (ドンッ!) (ガチャッ) 「あ~あ、ゆっくりをひいちまったよ…ったくついてねえなあ…」 (たす…けて…) 「なんだ?…何か声が…誰か助けを求めて…あれ…どうした…」 運転手が聞こえてくる小さな声に辺りを見回すと苦しそうに胸をおさえてしゃがみこんでいる子供を見つけました。 「おい!どうしたんだ!!胸が苦しいのか!!大丈夫か!?」 「う…うう……くる…しい……いきが……できない…よ……」 「まさかあのゆっくり、この事を知らせるために飛び込んできたのか? いや、今は急いでこの子を病院につれていかないと!! おい!しっかりしろ!!!」 ……… …… … 「う………あれ…ここは?」 「気付いたみたいだね。ここは病院だよ。ご家族の方にも連絡しておいたからもうすぐ来ると思うよ。」 「あ…そっか…ぼく、発作をおさえるくすりを忘れちゃって…あの……助けてくれてありがとうございます!」 「いいよいいよ。助かってよかったな。 それより言いづらいんだが…君を見つける前、俺の車にゆっくりが飛び出してきてな…結果的にそのおかげで君を見つける事が出来たんだが… あのゆっくりは君の飼いゆっくりだったんだろう?申し訳ない事をした…本当にすまない。」 「え?たしかにぼくのうちはさいきんゆっくりをかいはじめたけど、あのときはつれてきてないはずだけどなあ?」 「そうなのか?じゃあ、あのゆっくりはどうして…」 「ゆっくりが…ぼくを助けてくれたんだね……」 「…そうかもしれないな。そういえば君はあそこで何をしてたんだ?あんなところ、遊ぶものなんて何もないだろ?君1人だったみたいだし。」 「ぼくのかっているゆっくりの家族をさがしてたんだ。」 「家族?」 「そう。ぼく、からだが弱いからおうちでいっしょに遊ぶ友達が欲しいってお兄ちゃんにおねがいしたらゆっくりをつれてきたの。」 「うん。」 「ぼく、ゆっくりのお世話いっしょうけんめいしたんだけどなんだかさみしそうなの。どうしてそんなにさみしそうなのってきいたら…」 「ここにいきなりつれてこられるときにれいむとおちびちゃんだけで、まりさはおいてかれたんだよ。 ここはにんげんさんがごはんさんをくれるし、いっぱいやさしくしてくれるけど…でも…まりさがいないのはいやだよお…」 「おとうさああああん……」 「じゃあぼくがいっしょにさがしてあげる!」 「ゆ!?ほんとう!?ありがとおおおにんげんさん!」 「ありがとうにんげんさん!」 「それで昨日おかあさん達に内緒でゆっくりといっしょにうちに来る前に住んでいた巣に朝、昼、夜と3回も行って探してみたんだけど誰もいなかったんだ。 あそこは車が通っててゆっくりにはあぶないから今日はぼくだけでさがしてたの。」 「それであんなところにいた訳か…駄目だろ!お母さん達に内緒にしたら!もし俺が見つけなかったらどうなってたと思うんだ!!」 「ごめんなさい…次はぜったいだまっていかないよ…本当にごめんなさい。」 「…わかったならいいんだけど…………ほら、お母さん達が来たみたいだぞ。」 「○○!?大丈夫!!?」 「にんげんさんだいじょうぶ!!?」 ……… …… … ここはとある人間の住む街。 そこには人間だけでなくさまざまな考えをもつゆっくり達も住んでいます。 「ゆゆ~ん!れいむはまちいちばんのびゆっくり…かおはやめてえええぇえぇえぇえぇえぇええええ!!!!!」 自分がいちばんかわいいと思っているゆっくり。 「しにたくなかったらおかねをだすんだぜ……いじゃいいいぃいいいい!!!」 人間からお金をまきとろうとしているゆっくり。 「にんげんさん!ぱちゅのはなしをきいてね!(むきゅむきゅwww)」 「むししないでよおおおぉおお!!!!」 人間を利用しようと考えているゆっくり。 「んほおおおぉおおぉおおおお!!!!!」 発情し相手を求めているゆっくり。 もしみなさんに関わってくるゆっくりがいたら何か自分なりの考えがあるのかもしれませんね。 「ゆう…きょうもみつからなかったよ…もうまりさは…」 「ほら!れいむがあきらめたらだめだよ!ぼくもがんばるから明日こそみつけよう!!」 「ゆ!わかったよ!!ありがとうにんげんさん!」 「じゃあ今日はもうおそいからおうちに帰ろうか?」 「そうだね!おちびちゃんとにんげんさんたちがまってるよ!」 … 「きょうもしっぱいしちゃったよお…」 そしてここにも傷だらけのゆっくりがひとり。 「でもれいむとおちびちゃんのかたきだよ。」 どうやらこのゆっくりは人間に復讐を考えているようです。 「まりさ、めげないよ!」 このゆっくりのふくしゅうはまだ続きそうです。 <今までの拙文> anko1262 ゆっくりってなんだ? 前作『ゆっくりってなんだ?』にすてきな挿絵を描いてくださった、ねゆあきさん。 たくさんの感想をくれたみなさんありがとうございます。 前回これを最初で最後のSSにしますと書いたのは病気でゆっくりしてしまうかもしれなかったからでした。 立ち向かえたのはみなさんの感想に支えられた部分もあります。本当にありがとうございました。 (うぬぼれですが、もし『ゆっくりってなんだ?』に興味を持たれた方がいましたら、今作とは違いきつい内容ですのでお気を付けください。) 最近、今度は全治1年の大けがをしましたが、わたし、めげない。
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/2326.html
にんげんさんにふくしゅうするよ! 13KB 愛で いじめ 不運 誤解 日常模様 野良ゆ 現代 お時間のある方は まりさはまりさだよ。 まりさはいまにんげんさんにふくしゅうしようとおもってるんだ。 まりさのあいするれいむとおちびちゃんはとつぜんにんげんさんにつれていかれちゃった。 にんげんさんはゆっくりできないいきもの。 くやしいけどきっともうれいむたちはゆっくりできなくされちゃったとおもうんだ。 まりさたちはゆっくりしてただけなのに。 「まりさあああぁあぁぁ!!!たすけてえええぇえぇええ!!!」 「おとうさんたすけてええぇええぇえぇええぇえ!!!!」 「いひひひひひ!!!!!お前達は俺の家でゆっくりかわいがってやるからなあ!!!」 「ゆ…あ…ま、まってねっ…れいむとおちびちゃんをつれていかないでねっ…」 まりさはこわくてうごけなかったよ。 なさけないゆっくりだよ。 でもこのままじゃしぬにしねないよ。 せめてにんげんさんにひとあわふかせてからみんなのところにいくよ! 『にんげんさんにふくしゅうするよ!』 ここはとある人間の住む街。 そこには人間に復讐を誓ったゆっくりがいました。 「れいむとおちびちゃんのかたきだよ。」 このまりさは人間に家族を奪われ恨みを持っています。 そのためまりさはこの数日、人間がどんな事を嫌うのかをよく観察し、さまざまな仕返しを考えました。 人間は基本的に不潔なものを嫌います。 そこでまりさは、ゴミ袋をちらかして人間の街を汚してやろうと考えました。 「たしかこのあたりに…ゆっ!あったよ!」 まりさがむかったのは朝のゴミ捨て場。 ここには多くの人間が袋の中にゴミをいれて置いていきます。 この袋を破ってゴミを散らかしてやればいいとまりさは思いました。 「ゆっ!?」 しかしゴミ捨て場にはすでに先着がいました。カラスです。 カラスは自分の食べ物を探すために袋を破ってゴミを散らかしていました。 「からすさんちょっとまってね!!!ふくろさんはまりさがやぶらなきゃいけないんだよ!!! かってにやぶかないでね!!まりさがふくしゅうできないでしょおおおお!!!!」 「カア!カア!カア!」 「ちょっときいてるのからすさん!!!やめてっていってるでしょう!!! いいかげんにしないとまりさだっておこるよ!!!ぷくううううううぅうぅぅうう!!!」 「カアアアァアアア!!!!」 「いじゃいいぃいいぃいいいいいぃい!!!!!」 カラスは自分の食べ物を取られるを思ったのか、まりさに鋭いくちばしで攻撃をしてきました。 「ゆうぅう…いだいぃい……で、でぼ…ここでばりさがひくわけにはいかないよおおお!!!!」 まりさとカラスの激しい戦いが始まりました。 両者とも一歩もひきません。 まりさは家族の復讐のために、カラスは自分が生きるために、それぞれの思いがあるのです。 戦いは10分にも及びました。 そんな激しい戦いも時間と共についには決着がつきます。 「くらえええぇええぇええぇ!!!!!」 「ガァアアァアッッ!!!カアッ!カアッ!!!」 まりさ渾身の体当たりがカラスの身体に命中。 カラスはどこかへと逃げ去って行きました。 「ゆはあっ…ゆはあっ…ついにっ…かったよ…からすさんに…かったよ…れいむ…おちびちゃん…みてたかな…まりさ…がんばったよ…」 「みてたよ。」 「ゆうっ!!?に、にんげんさん!!!」 まりさは運悪く人間に見つかってしまいました。 「カラスを追っ払ってくれたんだね。いつも荒らされてたから助かったよ。ありがとう。今度からもっと丈夫なカラス除けのネットとか付けてみるね。」 どうやらこの人間はまりさを今すぐに殺そうとはしていない様子です。 「ゆ、ゆっくりにんげんさんからにげるよ!!」 そうとわかったらまりさは一目散にこの場から逃げ出しました。 「逃げなくてもいいのに…」 「ゆひいっ…ゆひいぃ…ここまでくればあんぜんだね。 あのにんげんさんなぜかまりさにおれいをいってたね。ゆぎぃっ…ふくしゅうしっぱいだね……つぎはせいこうさせるよ!」 まりさは諦めず、次の復讐に取りかかりました。 人間は基本的に自分の物を取られるのを嫌います。 そこでまりさは、落ちている人間の物を勝手に自分の物にしてやろうと考えました。 「どこかにおちてないかな…ゆっ!あったよ!」 まりさがむかったのは店が多く並ぶ昼の商店街。 たくさんの人間がここを通って行きます。 ここなら誰かが何かを落としていてもおかしくないとまりさは思いました。 次こそ成功させてみせる…そう決意して。 こうして決意を新たにしたまりさが辺りを見回すと、何か大きな封筒のようなものを見つけました。 「ゆう?なにこれ?でもきっとにんげんさんのおとしものだよ!!! これはまりさのものだよ!!!だれがなんといおうとまりさのものだよ!!!!」 まりさは自分の物宣言をし、この封筒を自分の持ち物としました。 意気揚々と収穫物を自分の巣に持ち帰ろうと商店街の広場を通っていると… 「あああああっ!!!!その封筒は!!!!!!!ついに見つけたあああああぁあ!!!!」 「ゆ"っ!!?そんなおおきなこえをだしてなんなの?こっ、これはまりさがさっきみつけたんだよ!!!」 「ありがとおおお!!!ずっとさがしてたんだよおお!!この中には面接の履歴書とか大事なものがはいってたんだよ!!! いやあ!ありがとうゆっくり!!!いやまじで!ゆっくり最高!ゆっくりしていってね!」 「ゆっくりしていってね!!!だからこれはまりさがさっき…」 「ひろっておいてくれたんだね!!ありがとう!!こんなものしかないけどこれはお礼だよ!! じゃあ面接行ってくる!!いい返事期待しててな!!!」 そういってこの声の主はほとんど食べかけの菓子パン(あと一口もない)を置いて人ごみの中を颯爽と走って行きました。 「だから…それは…まりさの……ゆう……まりさの……」 まりさは人間の勢いに押されてしまい、ほとんど何も言えずにその場にとり残されました。 「むーしゃむーしゃ…しあわせえええ…だけどすくないよお…」 その後、落し物を探してみたがなかなか見つからず、結局まりさは自分の巣に戻りました。 「あのにんげんさんもまりさにおれいをいってたね。またふくしゅうしっぱいだよ……ゆうう…」 まりさは落ち込みました。 一度とならず二度も失敗したのです。普通なら落ち込んでします。 しかしまりさは家族のためにと奮起しました。 「まりさはそんなにおちこんでいられないよ!つぎこそ…つぎこそはふくしゅうするよ!!」 次の成功を祈って…まりさは再び復讐に取りかかりました。 人間は基本的にうるさい音を嫌います。 そこでまりさは、人間が住む場所で大声をだし嫌な思いをさせてやろうと考えました。 「たくさんおうちがあるのはたしか…ゆっ!あったよ!」 まりさが向かったのは真夜中の静かな住宅街。 ここにはたくさんの人間が住んでいます。 ここで大声を出せば人間に嫌な思いをさせる事ができるとまりさは思いました。 夜中に行ったのも人間が寝ているため今度こそ成功するだろうと思っての事です。 「ゆっ!ここがいいね!んっ!んっ!!ゆうううううう… ゆっくりしていってね!!! ゆっくりしていってね!!! ゆっくりしていってねええええええええぇえぇえええぇぇええええええ!!!!!!!!!!」 まりさは自分の限界まで出せる声を口から吐き出しました。 『ゆっくりしていってね!!!』の声が真夜中の静かな住宅街に響きます。 「なんだなんだ?」 「うるさいぞ!!!」 「ゆっくりだって?」 「おぎゃああああ!!!」 「勘弁してくれ…」 「こんな真夜中に誰だ!」 「やっと赤ちゃんが寝ついたのよ!」 「静かにしてくれよ…」 人間達がまりさの大声に起きてきたみたいです。 「ゆふふふ!うまくいってるみたいだね!!!」 まりさが勝利を確信しかけているそんな中… 「泥棒!!!うちに泥棒がいるぞ!!!!!誰か!!!誰か来てくれ!!!!!!!」 「ゆう?」 人間の家からまりさに負けじと大きな声がします。 「まりさにたいこうするきだね!!まりさまけないよ!! ゆっくりしていってね!!!!ゆっくりしていってね!!!!ゆっくりしていってね!!!!」 「泥棒だ!!!!!!泥棒がいるぞ!!!!!!」 普段は静かなだけにこの騒がしい状況を不思議に思った人間達が外に出てきました。 「くそっ!!なんて日だ!!こんなところさっさとおさらばだ。」 「ゆびっ!!!いだいよおお…おぼうし…」 とある家から走って出てくる人間に通りにいたまりさは蹴られてしまいました。 「そいつは泥棒だ!誰か捕まえてくれ!!」 「何!泥棒だって!!」 「おい!そっちに逃げたぞ!!」 「逃げ道をふさげ!!!」 「陸上部の足なめんな!」 「逃がすな!そいつが最近この辺りを荒らしている奴だ!」 「警察には連絡しておいたぞ!」 住民たちの協力のおかげで、この辺りを荒らしていた泥棒は見事に捕まりました。 「いやあ。よく泥棒を見つけましたね。大手柄です。 私達警察も見回りを強化していたんですけれどこいつはなかなか尻尾をださなかったものですから。 でも気を付けてください。こういうやつは刃物などの武器を持っている事がありとても危険なんです。 次からは身の安全を一番に考えてくださいね。しかしみなさんのご協力に感謝します!」 そう言うと警察は泥棒をパトカーに乗せ去って行きました。 「俺達の勝利だぜえ!!!」 「よっしゃああ!!!」 「これで夜も安心ね!」 「あのとき俺の冷静な判断がなければ…」 「先輩寝てたじゃないですか。」 人間達はみな嬉しそうです。 そこに1人の人間がまりさに近づいてきました。 「お前が『ゆっくりしていってね!』と叫んでいたゆっくりか?」 「そ、そうだよ!まりさだよ!に、にんげんさん!ま、まりさのおおごえのせいでゆっくりねむれなかったでしょう? まりさを…ゆっくりをあなどったことをこうかいしてね!!!」 「ああ!今までゆっくりをあなどっていたが、お前のおかげでこのあたりを荒らしていた泥棒を捕まえる事ができた。 ありがとうゆっくり!お前のおかげだ!」 「ゆえぇえぇえぇええ!!!!?こまってないの?ゆっくりできなかったんじゃないの?うるさかったでしょう?」 「何を言っているんだ?お前のおかげでみんなゆっくりできてるんだぞ。」 「ゆうううう!!?」 まりさはショックでした。自分の復讐のせいで人間達はゆっくりしていることに。 そしてまりさは気付いてしまいました。 どんなに頑張っても非力な自分の出来る事には限界があることに。 自分では人間に復讐する事が出来ない事に。 「ゆううっ…ぐすっ…まりさは…だめなゆっくりだよおぉおぉお… にんげんさんにふくしゅうもできないなんてぇぇえぇえ… れいむ…おちびちゃん…ごめんねえ…まりさもすぐにそっちにいくよ…」 最後にまりさが向かったのは自分の巣の近くにある道路。 車に飛び込んで死んでしまおうと考えました。 まりさは今までの自分のゆん生を思い出していました。 狩りの名人であるお父さん、歌の上手なお母さんの元に生まれたまりさは親の愛情を一身に受けて育ちました。 成長し親元を離れ美ゆっくりであるれいむをつがいにむかえると、そのうちかわいいおちびちゃんができ、家族3人のとてもゆっくりした生活。 そしてその幸せを人間が奪っていきました。 「まりさはにんげんさんにふくしゅうすることもできなかったよ… ごめんね…おとうさん、おかあさん。 ごめんね…れいむ、おちびちゃん。 まりさはもうゆっくりするよ。」 「…ん…なんだ?うわ!!ゆっくりだ!!!」 (キキキキキキー!!!!!!!) (ドンッ!) (ガチャッ) 「あ~あ、ゆっくりをひいちまったよ…ったくついてねえなあ…」 (たす…けて…) 「なんだ?…何か声が…誰か助けを求めて…あれ…どうした…」 運転手が聞こえてくる小さな声に辺りを見回すと苦しそうに胸をおさえてしゃがみこんでいる子供を見つけました。 「おい!どうしたんだ!!胸が苦しいのか!!大丈夫か!?」 「う…うう……くる…しい……いきが……できない…よ……」 「まさかあのゆっくり、この事を知らせるために飛び込んできたのか? いや、今は急いでこの子を病院につれていかないと!! おい!しっかりしろ!!!」 ……… …… … 「う………あれ…ここは?」 「気付いたみたいだね。ここは病院だよ。ご家族の方にも連絡しておいたからもうすぐ来ると思うよ。」 「あ…そっか…ぼく、発作をおさえるくすりを忘れちゃって…あの……助けてくれてありがとうございます!」 「いいよいいよ。助かってよかったな。 それより言いづらいんだが…君を見つける前、俺の車にゆっくりが飛び出してきてな…結果的にそのおかげで君を見つける事が出来たんだが… あのゆっくりは君の飼いゆっくりだったんだろう?申し訳ない事をした…本当にすまない。」 「え?たしかにぼくのうちはさいきんゆっくりをかいはじめたけど、あのときはつれてきてないはずだけどなあ?」 「そうなのか?じゃあ、あのゆっくりはどうして…」 「ゆっくりが…ぼくを助けてくれたんだね……」 「…そうかもしれないな。そういえば君はあそこで何をしてたんだ?あんなところ、遊ぶものなんて何もないだろ?君1人だったみたいだし。」 「ぼくのかっているゆっくりの家族をさがしてたんだ。」 「家族?」 「そう。ぼく、からだが弱いからおうちでいっしょに遊ぶ友達が欲しいってお兄ちゃんにおねがいしたらゆっくりをつれてきたの。」 「うん。」 「ぼく、ゆっくりのお世話いっしょうけんめいしたんだけどなんだかさみしそうなの。どうしてそんなにさみしそうなのってきいたら…」 「ここにいきなりつれてこられるときにれいむとおちびちゃんだけで、まりさはおいてかれたんだよ。 ここはにんげんさんがごはんさんをくれるし、いっぱいやさしくしてくれるけど…でも…まりさがいないのはいやだよお…」 「おとうさああああん……」 「じゃあぼくがいっしょにさがしてあげる!」 「ゆ!?ほんとう!?ありがとおおおにんげんさん!」 「ありがとうにんげんさん!」 「それで昨日おかあさん達に内緒でゆっくりといっしょにうちに来る前に住んでいた巣に朝、昼、夜と3回も行って探してみたんだけど誰もいなかったんだ。 あそこは車が通っててゆっくりにはあぶないから今日はぼくだけでさがしてたの。」 「それであんなところにいた訳か…駄目だろ!お母さん達に内緒にしたら!もし俺が見つけなかったらどうなってたと思うんだ!!」 「ごめんなさい…次はぜったいだまっていかないよ…本当にごめんなさい。」 「…わかったならいいんだけど…………ほら、お母さん達が来たみたいだぞ。」 「○○!?大丈夫!!?」 「にんげんさんだいじょうぶ!!?」 ……… …… … ここはとある人間の住む街。 そこには人間だけでなくさまざまな考えをもつゆっくり達も住んでいます。 「ゆゆ~ん!れいむはまちいちばんのびゆっくり…かおはやめてえええぇえぇえぇえぇえぇええええ!!!!!」 自分がいちばんかわいいと思っているゆっくり。 「しにたくなかったらおかねをだすんだぜ……いじゃいいいぃいいいい!!!」 人間からお金をまきとろうとしているゆっくり。 「にんげんさん!ぱちゅのはなしをきいてね!(むきゅむきゅwww)」 「むししないでよおおおぉおお!!!!」 人間を利用しようと考えているゆっくり。 「んほおおおぉおおぉおおおお!!!!!」 発情し相手を求めているゆっくり。 もしみなさんに関わってくるゆっくりがいたら何か自分なりの考えがあるのかもしれませんね。 「ゆう…きょうもみつからなかったよ…もうまりさは…」 「ほら!れいむがあきらめたらだめだよ!ぼくもがんばるから明日こそみつけよう!!」 「ゆ!わかったよ!!ありがとうにんげんさん!」 「じゃあ今日はもうおそいからおうちに帰ろうか?」 「そうだね!おちびちゃんとにんげんさんたちがまってるよ!」 … 「きょうもしっぱいしちゃったよお…」 そしてここにも傷だらけのゆっくりがひとり。 「でもれいむとおちびちゃんのかたきだよ。」 どうやらこのゆっくりは人間に復讐を考えているようです。 「まりさ、めげないよ!」 このゆっくりのふくしゅうはまだ続きそうです。 <今までの拙文> anko1262 ゆっくりってなんだ? 前作『ゆっくりってなんだ?』にすてきな挿絵を描いてくださった、ねゆあきさん。 たくさんの感想をくれたみなさんありがとうございます。 前回これを最初で最後のSSにしますと書いたのは病気でゆっくりしてしまうかもしれなかったからでした。 立ち向かえたのはみなさんの感想に支えられた部分もあります。本当にありがとうございました。 (うぬぼれですが、もし『ゆっくりってなんだ?』に興味を持たれた方がいましたら、今作とは違いきつい内容ですのでお気を付けください。) 最近、今度は全治1年の大けがをしましたが、わたし、めげない。
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau2/pages/2696.html
「 」はゆっくり、『 』は人間のセリフです。 独自設定(ガバガバ)があります。 ゆっくりは死にません。 愛で全開でごめんねー! でも若干ボコってるシーンも みょんを多頭飼いしたい ゆっくりみょんとゆっくりようむは、公園をぽよんぽよんと動いていた。 「おそいみょん! みょんがこっちにくるみょん!」 「まてーっ! みょぉん!」 二匹は追いかけっこをしていた。 この公園にはたくさんの木々があり、その中に小さな池があった。 その中を二匹で駆け巡る。 『うわぁあああ!?』 突然叫び声と共に、何かが水の中に落ちた音がした。 「なにかみょん?」 「みょん? でもちょっといってみるみょん」 そう言って、ようむとみょんは池の前へとやってきた。 そこには、一匹の人間が浮かんでいた。 「にんげんさんだみょん」 「どうしたんだみょん」 人間に近づきながら聞くと、人間は答えた。 『いや……えっと……池に落ちちゃったんだよ』 そう言う人間の手を見ると、確かに泥だらけだった。 「だいじょうぶみょん?」 「にんげんさんをたすけてあげるみょん!」 『あ……ありがとう……ところで君達は?』 人間の言葉を聞いて、ようむとみょんは同時に言った。 「「ゆっくりぷれいすからきたみょん」」 『……へ?』 人間は驚いて固まってしまった。 『ゆっくりぷれいすって……どこにあるのかな……』 「にんげんさんもわからないみょん?」 『うん……僕はここよりずっと遠い所から来たんだけどね……』 「にんげんさんのところにもこうえんがあるみょん?」 『あるよ、僕がいた所は、この公園みたいに広くないけど、ちゃんとあるよ』 人間はそう言いながら、ふぅっと息を吐いた。 「にんげんさん、おうちがとおいなら、ゆっくりしてくといいみょん」 「そうだみょん! にんげんさんはいいひとだから、ゆっくりできるみょん!」 『良い人なんかじゃないよ……』 「ちがうみょん、にんげんさんはやさしいみょん!」 「にんげんさん、もっとなかよくするみょん!」 『……わかった、ありがとう。じゃあお言葉に甘えて少し休ませてもらおうかな』 人間はそう言うと、その場に座り込んだ。 「にんげんさん、かぜひいちゃだめだみょん」 「そうだみょん、きょうはあったかいからおひさまにあたるみょん」 『そうだね、ありがとう。ところで君たちはなんて名前なの?』 「ようむはようむっていうみょん」 「みょんはみょんってもうしますみょん」 『そうなんだ、よろしくね』 (『どっちもみょんみょん言ってるから、区別つかないな…』) そんな事を考えながらも、人間は目の前にいる二匹と会話を続ける事にした。 「にんげんさんのおなまえきいてもいいみょん?」 『僕の名前は…………あれ?……なんだっけ?』 『……え?』 『おかしいな……忘れたのか……』 人間は頭を押さえながら考え込むように俯いた。 「にんげんさん、しっかりするみょん!」 「おちつくみょん!」 『うーん……ダメだ……思い出せない……』 「にんげんさん……」 「だいじょうぶみょん?」 『ごめんね……せっかく話してくれたのに……』 「きにするなみょん!」 「そうだみょん! にんげんさんがしんぱいすることないみょん!」 『ありがとう……でも本当に困ったな……』 人間が悩んでいる様子をみて、ようむとみょんはある事を思いついた。 「にんげんさん、ここにすんでみるみょん?」 「ここはにんげんさんにとって、きっとゆっくりできるはずだみょん」 『それは嬉しいけど……流石に公園では暮らせないな。でも明日もまたここに来るよ。』 人間の言葉を聞いた二匹の表情はとても嬉しそうだった。 そして人間は再び立ち上がり、公園から出ていった。 人間の姿が見えなくなるまで二匹はその背中を見送った。 翌日、再び公園に訪れた人間の前に、二匹はいなかった。 その代わり、二匹の代わりに大きな段ボール箱が置かれていた。 中には小さな饅頭が入っていた。 それを見た人間は、涙を流しながら呟いた。 『やっぱり居なくなったか……』 しかし、その涙はすぐに引っ込んでしまった。 なぜなら…… 段ボールの中から、ゆっくりが現れたからだ。大きさは通常のゆっくりと同じ位の大きさで、頭にリボンをつけていた。 その姿を見た人間は思わず叫んだ。 それは、かの有名な糞袋、れいむ種だったからだ。ゆっくりは人間の大声を聞いてビクッとした。 それから恐る恐ると顔を上げ、人間と目が合った。 次の瞬間、人間はゆっくりに襲い掛かった。 ゆっくりは悲鳴を上げる暇もなく、顔面に蹴りを入れられ、地面へと叩きつけられた。ゆっくりは何とか起き上がろうとするも、人間の足に踏みつけられて身動きが取れなかった。 ゆっくりは人間を見上げながら必死に命乞いをした。 しかし、人間はゆっくりの言葉を聞く気は無かった。 ゆっくりは助けを求めて他のゆっくり達に目を向ける。 だが、ゆっくり達はその光景を見て、笑っていた。 ゆっくりは理解した。ゆっくり達は自ゆんを助けるつもりはないと。 人間は徐々に足を浮かせていき、ゆっくりの腹を蹴飛ばした。ゆっくりの体は宙を舞い、地面に転がる。 人間はゆっくりの上に馬乗りになり、拳を振り上げた。 その時だった。 「にんげんさん!!やめるみょん!!」 「にんげんさん!!!やめてみょん!!!」 突然の声に、人間の動きは止まった。 声の方に振り向くと、そこには昨日の二匹がいた。 『あ…』 「にんげんさん、なんでこんなことするみょん!?」 「こんなきたないゆっくりをさわってるときたなくなるみょん!」 人間はしばらく黙り込んでいたが、やがて口を開いた。 『てっきり、僕はこいつが君たちを追い出したのかと思ってしまったんだよ。』 「みょん!?」 『だってこいつ、君たちがいた場所に段ボール置いて陣取ってたんだもん。まるで君たちを追いやったみたいじゃないか。だから、ちょっと痛めつけようとしたんだけど……』 人間はそこで言葉を区切ると、大きく息を吐いて続けた。 『でも、僕の勘違いだったみたいだね。ごめんよ』 「にんげんさんはわるくないみょん!」 「そうだみょん! このばかがわるいみょん!」 『……うん、ありがとう。』 人間は二匹の言葉を聞き、少しだけ微笑んだ。 『ところで、どうしていなくなってたんだ?』 「じつは……」 みょんの話によると、みょんたちは人間に会った後、すぐに公園から出て行ったらしい。理由は何者かが自分達を追いかけてくるかもしれないと思ったからだという。 確かに、あの時の公園は様子がおかしかった。男も池に落ちる前後の記憶があまりないし、一時的に自分の名を忘れる事態になっていた。 『……なるほど、事情はなんとなく分かったよ。』 「じゃあ、にんげんさんはこのこうえんにすむみょん?」 『うーん……それはまた別の問題かな……』 「え?」 『今すぐここに住むのは難しいだろうね』 人間は申し訳なさそうに言った。 『まず、ここは僕にとって住みやすい場所じゃないし、それに、もう夜だしね。』 人間は空を見上げる。 太陽は既に沈みかけており、空は暗くなりつつあった。 それを見たみょんは慌てて言う。 「たいへんだみょん! みょんたちのおうちがないみょん!」 『ん?』 「みょん……」 みょんの顔色はどんどん青ざめていく。そんなみょんを見て、人間は優しく声を掛けた。 『大丈夫だよ。』 「……?」 『今日だけは、泊まっていきなよ。』 人間の言葉を聞いたみょんたちの表情は明るくなった。 人間に連れられて、みょんとようむは久々に公園から出た。途中、れみりゃに絡まれたり、モヒカンに遭遇したりと大変であったが、無事、人間の家までたどり着いた。そこは小さなアパートの一室だった。部屋の中は散らかっており、足の踏み場もなかった。 『さて、とりあえず何か食べるものを用意しないと……』 人間は台所に向かった。そして冷蔵庫を開ける。すると、そこには大量の缶ビールが入っていた。他にもコンビニ弁当やカップラーメンなどのゴミも大量に入っていた。 『……これは酷いな。』 人間の様子に気付いたみょんたちも近寄ってきた。 「にんげんさん、どうしたみょん?」 『いや……何でも無いよ。』 人間は笑顔で答えたが、その額には冷や汗が出ていた。 『よし、それじゃあ簡単に作れるものにしようか。』 人間はフライパンを取り出すと、ガスコンロに置いた。 『油を敷いて……っと』 「にんげんさん、それなにするみょん?」 『何って……料理だけど?』 「りょうり? りょうりってなにをつくるみょん?」 『ほら、これ見て。』 人間は自分の携帯を見せると、そこにはある動画が映し出されていた。それは、とある男がゆっくりを虐待している様子だった。 男はゆっくりに水をかけたり、床に叩きつけたりしていた。 「ゆっ!?」 「ひどいみょん!!」 『うわ、間違えた。こっちだよ』 そして別の動画に切り替える。今度は人間がゆっくりにご飯を食べさせているところだった。 「ゆっくりごはんだみょ~ん」 「ゆんやぁああ! ゆんやぁああ!」 『うるせぇ! お前は黙って食えばいいんだよ!!』 「ゆんやぁああ!!!」 『ロクな動画がねえなここ。ちゃんと料理の動画にしないとな』 また動画を切り替える。次に映ったのはあるゆっくりが飼い主の顔を舐めている姿だった。 「ぺろっぺろ」 『くそぉおお!! かわいいぞこの野郎!!!』 『こんな動画を見たかったわけじゃないんだけど……まあいいか』 人間は動画をあきらめ、料理を始める。『よし、できた』 人間は出来上がったチャーハンを皿に乗せると、テーブルの上に置く。 『さて、冷める前に食べちゃおうか。』 「わかったみょん!」 「にんげんさんのりょうりしたものははじめてだみょん!」 『味は保証できないが、食えることは食えるだろう。さあ、食え食え』 人間はみょんたちにスプーンを渡す。しかし、みょん種にはスプーンを持ち上げるもみあげやおさげがない。みょんたちは困っていた。 「ど、どうやってたべるんだみょん……」 『ふむ、確かに。仕方ない、今回は特別に僕が食べさせてあげよう。』 「ほんとかみょん!? ありがたいみょん!」 「にんげんさん、やさしいみょんね」 みょんたちが喜んでいると、人間は笑みを浮かべた。 『でも、その代わりと言っては何だが……僕のお願いを聞いてくれないか?』 「みょん?」 「なんでもいってみるみょん。」 『ありがとう。じゃあ、これから君たちを僕の家に住ませてあげるから、僕がいない間は代わりにこの家を守ってくれ。』 「まかせてほしいみょん!」 「がんばるみょん!」 みょんたちの返事を聞き、人間は再び笑顔になった。 『うん! よろしく頼むよ!』 こうして、人間の家に新しい同居ゆんができた。 翌日になり、人間は仕事に出掛けた。その間、みょんたちは留守番をする事になったのだが……。 「みょん……」 「うごけないみょん……」 「おなかすいちゃうみょん……」 人間に頼まれた通り、みょんたちの代わりに家の管理をしているものの、ゴミは散らかり放題で、とてもではないがゆっくりできる環境ではなかった。 「みょん、このままじゃだめだみょん」 みょんは立ち上がると、玄関へ向かった。 「まずはこのばしょをきれいにするみょん!」 「がんばるみょん!」 『う~ん……』 人間は会社にて、頭を抱えていた。その理由は一つ。みょんたちの事である。 『さすがにあの部屋を掃除はキツいよなあ…』 人間にとって一番の問題は衛生面。人間ですら良いとはいえない環境下に世界最弱の存在であるゆっくりを住まわせているのだ。いろいろ困難があるだろう。 『とりあえず、今日も帰りにコンビニで餌を買って帰ろう』 人間はそう決めると、仕事を早く終わらせようと作業に取り掛かった。 一方その頃、みょんたちはというと…… 「みょん……」 「きもちわるいみょん……」 「でもすこしはなんとかなったみょん…」 みょんとようむの必死の格闘の末、玄関付近のゴミは大方片付いた。ゆっくりにしては大金星である。 「もうちょっとやるみょん!」 「そうだみょん!」 「ゆっくりがんばるみょん!!」 しかし、それでもゆっくりが生活するには厳しい環境であった。みょんたちは、居間の掃除を行った。 そして夕方 『ただいまー』 「おかえりなさいみょん!!」 「にんげんさん、ごはんつくってほしいみょん!!」 『あぁ……分かった。今すぐ作るよって、なんか部屋キレイになってないか!?』 人間が驚くのも無理はない。若干ゴミが散乱していたものの、それ以外では綺麗に整頓されていたからだ。 まさかゆっくり達が掃除したとは思えないし、一体誰が? そんな疑問を抱きつつ、人間はキッチンへと向かう。そして、冷蔵庫を開けると…… やはりここまでは掃除はされていなかった。 『さすがに掃除しないとな…』人間は買ってきた食材を取り出し、料理を始めた。その様子をみょんたちがじっと見つめる。 人間が包丁を使うと、みょんたちは驚いた様子を見せた。 しかし、すぐに表情が明るくなる。 その様子を見届けると、人間は笑顔を浮かべた。 その後、人間は夕食を作り終えると、テーブルの上に料理を並べる。 ちなみにメニューは豚汁と唐揚げだった。 テーブルには1人と2匹が並んで座っている。人間はみょんたちに話しかけた。 『それじゃあ食べようか。いただきます』 「いただくみょん!」 「いただきますみょん!」 まずは豚汁を飲んだ。 「うまいみょん!」 『うん、なかなか美味しくできたかな。』 次に唐揚げを食べる。 「おいしいみょん!」 『これは結構上手くいったかも』 次はご飯を食べ始める。 「おいしかったみょん!」 『お粗末様でした』 食事を終えると、人間は食器を洗い始めた。その間、みょんたちはテレビを見ている。しばらくして、人間はみょんたちに話かけた。 『さて、そろそろ寝るか』 「わかったみょ……」 「みょん……ねむいみょん」 みょんたちは眠そうな声で返事をした。どうやらかなり疲れているようだ。それも当然だ。日中はひたすら掃除をしていたのだから。 『あぁ、今日は大変だったからな。ゆっくり休んでくれ』 「そうするみょん……」 人間はみょんたちに声をかけると寝室へと向かった。するとそこには布団が敷かれていた。人間はその布団に入ると目を閉じた。それからしばらく時間が経ち、人間の意識が遠のいていく。 みょんたちも、自ゆんたちの寝床についた。明日も掃除が大変そうだとか考えているうちに、あっという間に眠りに落ちた。 【終】
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/400.html
にんげんさんはゆっくりできない 13KB 【注意】 冗長です 独自解釈あります 虐待成分薄め ネタかぶりはご容赦を 「ここはまりさたちのゆっくりぷれいすなんだぜ!!」 「ゆっくりできないじじいはさっさとでていってね!!」 ある日、家がゆっくりに荒らされていた。 うん、お仕置き決定。 【にんげんさんはゆっくりできない】 「ごべんなざいいいいい!! ばでぃざがわるがっだでずうううううう!!!」 「ゆるじでね!! がわいいでいぶをゆるじでね!!!」 一刻ほど殴り倒した結果、最初のでかい態度はきれいに消え失せた。 「お前ら、どうしてこんな目にあっているか、わかってるか?」 「ばでぃざがおにいざんのおうぢにばいっだがらでずううううう!!」 「もうじまぜんがらだずげでえええええええ!!!」 俺の熱い心も伝わったようだな、よし。 「人間さんはゆっくりできないことがわかったか?」 「わがりまじだ!! にんげんざんはゆっぐりでぎまぜん!!」 「よし、お前らのことは逃がしてやる」 「ありがどうございまず!! ありがどうございまず!!」 そして2匹はボロボロになって森に逃げていった。 どうして逃がしたのかって? この村の周囲にはゆっくりが多く、家や畑が荒らされることが頻繁にある。 相手は所詮饅頭なので退治は簡単なのだが、何しろ数が多すぎてキリがない。 だったら「人間の村に来るとひどい目にあう」と覚えこませて被害を減らせないか?ということだ。 「そんなにうまく行くものかね?」 「やってみなけりゃわからんだろうさ」 隣に住む虐待お兄さんは、潰さず逃がしたことが心残りらしい。 確かに連中が、すぐに物事を覚えるとは思いづらい。 だが、村の端に住んでいるせいで、一番の被害を被っている俺にとって、これは大事な賭けなのだ。 翌日。 「むーしゃむーしゃ、ししししあわせええええええ!!」 「うっめ!! これめっちゃうっめ!!」 俺の畑に、ボロボロのゆっくりが2匹忍び込んでいた。 「…お前ら…」 「ゆゆ!! ゆっくりできないにんげんさんなんだぜ!!」 「ゆっくりできないじじいはさっさとでt」 「おーまーえーらーーーー!!!!」 「「ゆぎゃあああああああああああああああ!!!」」 一通り殴ったり蹴ったりした後、2匹を籠に押し込んだ。 さらにボロボロになったが、2匹ともまだ生きている。 まだだ、まだ殺すわけにはいかない、俺の生活がかかっているんだ…。 「かひっ! かひっ!!」 「ゆべええええぇぇぇぇ…」 所変わって森の中の広場。 目の前には皮をちまちまと毟り取られた結果、全身くまなく餡子剥き出しになった2匹の元ゆっくり。 「いやあああああ!! こわいいいいいいいい!!」 「おもにかおがきもいいいいいいいい!!」 「やめてね!! やめてあげてね!!」 「ゆええええええん!! ゆびぇええええええええん!!」 遠巻きにこちらを囲んで喚いているのは、家を荒らしたゆっくりの群れの仲間たち。 2匹を脅しておびき出し、出てきたヤツらも脅して見物させているのだ。 「どぼぢでぞんなごとずるのおおおおおおおお!?」 「こいつらが俺のゆっくりプレイスを荒らしたからだ!」 そうさ、何も悪さをしたゆっくりを改心させる必要なんてない。 ゆっくり全体が悪さをしないようになれば良いわけで、そのために俺は2匹を見せしめにしている。 「ごべっ、ごべんなざい!! もうじまぜん!! だずげで!!」 「お前昨日もそう言っただろうがああああ!!」 「ゆびゅううううううう!!」 「ゆっ、ゆぎゃあああああああああああ!!」 怒りに任せて2匹の片方を踏み潰す。 辺りに餡子が飛び散り、それが剥き出しの餡に当たったのか、もう1匹が悲鳴を上げる。 「ゆわあああああああああああああああああ!!!」 「ゆびゃああああああ!! ごわいよおおおおおおおお!!!」 「ゆひっ、ゆひいいいいいいいい!!!」 「むぎゅー!! えれえれえれ…」 「ぼうやべでよおおおおお!! ゆっぐじじないでがえっでよおおおおおお!!」 「ゆえーん!! ゆえええええええええん!!」 見物のゆっくりたちも思い思いの悲鳴を上げる。 これだけの反応があれば、当分は荒らされる心配をしなくてもいいだろう。 「わかったかお前ら、人間さんはゆっくりできないだろう?」 「わ、わかったよ!! にんげんさんはゆっくりできないよ!!」 「今度里に下りてきたら、お前ら全部こうしてやるからな!」 「ゆぎょおおおおおおおおおおおおお!!!」 足元の餡子玉を小突くと悲鳴を上げ、それを聞いた辺りのゆっくりたちはぶるぶると震えている。 その様子に満足した俺は、もう1匹は殺さずに森を後にした。 死ぬまでに少しでも恐怖を与えるのが、あれの最後のお勤めだ。 さすがにこれだけやれば、当分は饅頭どもに悩まされることはないだろう。 そう思うと、足取りも軽かった。 それから数日後。 「いちばんえらいにんげんさんをだしてね!!」 村の外れに、ゆっくりの群れを引き連れて、ドスが現れた。 「ですよねー」 「じゃねーだろボケ」 疲れた顔でため息をついた俺を、隣のお兄さんがド突いた。 「情けをかけるだけ無駄か、あのド饅頭ども…」 「連中には人間様の道理が通らないからな。潰してやるのが一番の情けだ」 「違いない…」 村中の男衆は準備に奔走している。 もちろん、ゆっくりどもを駆除するためだ。 村にドスが現れるのは、今回が初めてじゃない。 ほぼ毎年のように現れては、同じ数だけ潰されている。 村人の対応も慣れたものだ。 「れいむとまりさにひどいことをしたにんげんさんをだしてね!!」 「それは出来んと言っておるだろう」 「わるいにんげんさんはせいさいされないといけないんだよ!! むくいなんだよ!!」 「先に悪さをしたのはお前たちだと聞いておるが?」 「ちがうよ!! ゆっくりしてたれいむとまりさが、ゆっくりできないにんげんさんにころされたんだよ!!」 村長は時間稼ぎに、ドスと押し問答を続けている。 まったく、ゆっくりというのは本当に声が大きい。 人の背丈でもなお見上げる大きさのドスの声は、この距離だと怒号にしか聞こえない。 「ゆっくりどもに俺が悪さをされたんだがな」 「はいはい、お邪魔するよ」 「ゆゆ!! わるいにんげんさんだね!!」 と、まあ、俺は村長の脇にやってきた。 別に他意があるわけじゃない、村長だけでは時間稼ぎにも限度があるからだ。 お兄さんはただの野次馬だが。 「にんげんさんにせいさいするよ!! しんでれいむとまりさにあy」 「この前、俺に会ったゆっくりはいるか?」 どうもこのドスは頭が悪く、こいつと話しても時間は稼げそうもない。 ならばと、俺は他のゆっくりに話を振ることにした。 「…ぱちぇはにんげんさんとあったわ」 ドスの後ろから、ゆっくりが1匹現れる。 確かに先日、あの場にぱちゅりーがいた覚えがある。 「俺が話したことを覚えているか?」 「むきゅ……れいむとまりさが、にんげんさんのゆっくりぷれいすをとろうとしたっていってたわ」 「どすもきいたよ!! ゆっくりできないにんげんさんがわるいんだよ!!」 …毎度毎度、餡子脳の超理論には頭が痛くなる。 というか、このドス頭が悪すぎないか? 「おいぱちゅりー、お前も俺が悪いと思うのか?」 「…にんげんさんがわるいとおもうわ」 「おいおい……」 いくらなんでも話が通じなさすぎる。 お仕置きした2匹も、泣いて謝った割には次の日にあのザマだ。 こいつら本当に物を考える力が無いんじゃないかと思えてくる。 よその村では金バッジとかいうものがあるらしいが、ウソなんじゃないか? 「おい、他のゆっくりども。お前らはどう思うんだ?」 たまらずドスの後ろの群れに声をかける。 「ゆゆ! ゆっくりできないにんげんさんがわるいにきまってるんだぜ!!」 「ゆっくりできないにんげんさんはしね!!」 「おお、ぶざまぶざま」 が、この有様だ。 「ぷぷー! ゆっくりできないなんて、にんげんさんはあわれだね!!」 「おきゃーしゃん、にんげんしゃんはかわいちょうだにぇ!!」 「あかちゃん、あれがゆんせいのらくごしゃだよ!! かしこいあかちゃんはまねしちゃいけないよ!!」 「わきゃっちゃよ、おきゃーしゃん!!」 「ゆっくりできないにんげんさんはしね!!」 「ゆっくちできにゃいにんげんしゃんはちね!!」 「ゆっくりできないにんげんさんはしね!!」 「ゆっくりできないにんげんさんはしね!!」 …何で饅頭ごときにここまで言われにゃならんのだ。 煮え返るはらわたを必死に我慢する俺を、馬鹿にしたような目つきでドスが見下ろしている。 畜生! 饅頭のクセにふざけるな! ブッ殺してやる! 「なるほど、大体わかった」 もう少しで後先考えずにドスに飛び掛るところだった俺の前に、お兄さんが進み出た。 「じゃまだよ、にんげんさん! そっちのにんげんさんにせいさいするからどいてね!」 「まあ待て、少しお兄さんの話を聞け。今からゆっくりできる話をしてやる」 「ゆ? ゆっくりできる?」 「そうだ。だから後ろのゆっくりたちを静かにさせろ」 「お、おい、何の話を…」 「いいから、ちょっと黙って聞いてろ」 しねしねと大合唱のゆっくりどもをドスになだめさせ、お兄さんは話し始めた。 「お前たち、人間さんはゆっくり出来ているか?」 「にんげんさんはゆっくりできないんだよ! じょうしきもしらないの? ばかなの?」 「ばーかばーか!」 「ばかなにんげんさんはしんでね!!」 ドスの答えに群れのゆっくりがまた囃し立て始める。 だがお兄さんはそれを無視して、何かに納得したようにうなづいている。 「実はな、人間さんはとてもゆっくり出来ているんだ」 「うそだよ! にんげんさんはゆっくりできないってみんなしってるよ!」 「じゃあお兄さんを見てみろ。ゆっくり出来ていないか?」 「ゆゆ?」 お兄さんを見るドスの眉間に皺が寄っていく。 何しろお兄さんは、獲物の山を前にして笑顔が輝いている。 「ゆう…にんげんさんはゆっくりできているよ?」 「そうだろう、お兄さんは今、とってもゆっくり出来ているぞ」 「で、でもおかしいよ! そっちのにんげんさんはゆっくりできていないよ!」 当たり前だ、クソ饅頭を前にしてニコニコできるか。 お兄さんとは違うんです。 「それはどうしてか教えてやろう」 「ゆ?」 「人間さんは、ゆっくりを見るとゆっくり出来なくなるんだ」 「ゆううううううう!?」 「ありすをみてゆっくりできないなんてとかいはじゃないわ!!」 「れいむこんなにゆっくりしてるのにいいいいいい!!」 「だって人間さんはゆっくりなんて大嫌いだからな」 「「「どぼぢでぞんなごどいうのおおおおおおおおお!!?」」」 「ゆゆゆゆゆ…みんなおちついてね!!!」 お兄さんの言葉で大混乱になった群れを、ドスがまとめなおす。 「だってへんだよ! このにんげんさんはみんなをみてもゆっくりしてるよ!!」 「ゆ!? ほんとだ! とってもゆっくりしてるよ!!」 「ゆっくちゆっくち!! うしょちゅきはちんでにぇ!!」 「ああ、お兄さんはゆっくりをいじめるとゆっくり出来る人だからな」 「「「ゆわああああああああああああああ!!!」」」 あっという間にまた大恐慌。 「最後に大事なことを言うから聞いてね!!」 お兄さんの声に、ざわざわしながらも全ゆっくりが注目する。 「村の人たちはゆっくりが大嫌いだから、お兄さんはお兄さんがゆっくりするために」 「「「ゆゆっ」」」 「人間さんは、ゆっくりをゆっくりさせません!!!」 「「「ゆんやああああああああああああああああああああああ!!!」」」 直後、ピイイイと甲高い音が空を駆け上がっていった。 鏑矢の音だ。 それを合図にして、ゆっくりの群れに雨のように矢が降り注いだ。 村人がしていた準備というのがこれだ。 わさびを塗りこんだ矢を番えて、物陰から先手を狙っていたのだ。 「ゆぎゃああああああ!! がらいいいいいいいいいいい!!!」 「どずうううううううううう!?」 「ゆぎゅるぅっ!!!」 「いやあああああああ!! どすつぶさないでええええええ!!!」 大きさが災いしてハリネズミのようになったドスは、わさびの辛さにのたうち回る。 その周りでは群れのゆっくりがドスに潰され、地面は餡子まみれになっていた。 ドスさえ動けなくしてしまえば、後は烏合の衆だ。 「ヒャッハー!! お楽しみだぁー!!」 「いやあああああああああああ!!!」 鋤や鍬を抱えた村人が殺到する中に、お兄さんは素手のまま飛び込んでいった。 「つまり、『ゆっくりできない』の主語が何なのか、あいつらに伝わってなかったわけだ」 「なるほどねー」 俺は饅頭どもに『人間はゆっくり出来ない』と伝えた。 当然『人間はゆっくりにとってゆっくり出来ないものだ』という意味だ。 それをあいつらは『人間はゆっくりすることが出来ないあわれな生き物』と理解していたという。 「あいつら、自分がゆっくりすることに命を懸けているからな。 はっきりした言い方じゃないと、自分に都合よく解釈しちまうんだな」 「まあ、あの餡子脳どもも、さすがに理解しただろ」 そういって目を向けた先には、全身に矢が刺さったままのドスがいる。 「村の家は何だかわかるか?」 「ゆっぐじでぎるおうぢば、にんげんざんのゆっぐじぶれいずでず!!」 「村の畑は何だかわかるか?」 「ゆっぐじじだばだげぼ、にんげんざんのゆっぐじぶれいずでず!!」 最初は全部まとめて潰してしまうはずだったが、お兄さんの話が通じたのを見て、森に返すことになったのだ。 もちろん、教育した後でだが。 「お前たちが言うには、人間が野菜を独り占めしているそうだが?」 「にんげんざんのゆっぐじぶれいずにあるがら、にんげんざんのものでず!!」 「お前たちは人間の姿が見えないと、家や畑を勝手に荒らすな?」 「にんげんざんがいなぐでもにんげんざんのゆっぐじぶれいずでず!! りがいじまじだ!!」 お兄さんが言うには、ゆっくりにとって、ゆっくり出来ているかどうかは唯一絶対の尺度らしい。 人間がゆっくりよりも強いことはゆっくりにもわかっていたらしいが、『人間はゆっくり出来ていない』から見下していたようだ。 「ごべんだざいいいいい!!! もうじばぜんんんんんん!!!」 「ゆるじでぐだざいいい!! だずげでぐだざいいいい!!」 「にんげんざんのどごろにばぼうぎばぜん!!!」 ドスの足元には、かろうじて生き残ったゆっくりたちが数匹いる。 あの様子なら、今度という今度は村に来ることはないだろう。 「オラ! とっとと帰れ!!」 「ゆべしっ!!」 「二度と来んなコラ!!」 「ゆっぐじざぜでえええええええええ!!」 村人達のぞんざいな足蹴を受けて、ドスたちはズタボロの体を引きずりながら森に帰っていった。 季節は移ろい、恵みの秋。 あれからゆっくりは人間を警戒するようになり、めったなことでは人前に姿を現さなくなった。 しかし、この時期になると、きのこやあけびなどの恵みを求めて、村人たちが森に入っていく。 「ゆんやああああああああ!! こないでええええええええええええ!!」 「にんげんさんはいやあああああああああああ!!!」 ゆっくりたちも冬篭りに備えて活発に動いており、その結果として毎日、森は悲鳴にあふれている。 ゆっくりが捕まりにくくなり、虐待お兄さんは鬱憤がたまっているのではないか。 そう思い、隣のお兄さんに尋ねてみたが、泣き喚き逃げ惑ってくれたほうが楽しいらしい。 森の恵みもそろそろ終わり、本格的な冬支度を始める時期が近づいている。 だが、お兄さんはゆっくりの悲鳴を求めて、今日も森に向かう。 「にんげんさんはゆっくりできないいいいいいいいいいい!!!」 (完) トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る ゆ虐は最高wwww -- 2018-05-28 12 54 39 ゆっくりすっきりしたよ! ばかなゆっくりたちはゆっくり苦しんでね! -- 2017-08-15 13 00 06 すっきりー! -- 2016-08-01 20 11 18 一時期はちゃんと伝わっても孫の世代になるころにはもうおぼえてないんだろうなぁ・・・ -- 2014-06-05 16 49 02 普通の東方見てからSS見ると「なぜここまでキャラが○9なんだと思う -- 2013-03-31 06 19 01 そうだね、人間さんはゆっくりできないね、主に人間関係とか×41485749453 -- 2012-03-09 20 15 44 ↓俺も同意。 賢いゆっくりは普通にかわいい。 ペットにしたいくらいだ。 -- 2012-02-26 10 07 13 ↓↓まったくどういけん -- 2011-12-06 20 57 01 この発送はなかったwww -- 2011-06-12 10 43 52 ↓↓同意見。まぁ、俺がゲスじゃないぱちゅりーが好きなだけなんだけどな! -- 2010-10-10 13 24 30 ゆっくりが人間様との上下関係を理解しただと…? -- 2010-09-21 04 28 23 ぱちゅりーは群れの多数派が周りに居るので、「人間が悪い」って意見に仕方なく迎合したって感じだ。 ぱちゅりーは許してやってくれ… -- 2010-07-20 07 29 42 まさに逆転の発想・・・ 人間にとってのゆっくりが何であるかを教えれば良かっただけとは・・・今まで俺は何を考えていたんだ -- 2010-07-20 03 27 17 これはなかなかいい話 -- 2010-07-20 02 42 35
https://w.atwiki.jp/angevierge/pages/804.html
にんげん(にんげん) 担当カードリスト 取得中です。 関連項目 イラストレーター
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutai/pages/4152.html
※私怨です。 ※それでも収録していただけるなら投棄所行きでも構いません。 さらわれたにんげん 凍えるような寒さの中、青年は動く事ができなかった。 最愛の娘を人質に取られていて、相手の要求を飲まない親がいるだろうか。 「ゆっふっふっふ、おにーさんのおちびちゃんはまりさが預かっていくよ!返して欲しかったら一人で裏山にゆっくりきてね!」 そう言い放ってまりさはスィーに娘を乗せて走り去っていった。 「畜生ッ!」 「まさか子供の目に枝を突きつけて、スィーで逃げるとはな」 「で、どうするんだ?このままってわけにはいかないだろ」 「当然だ!娘は俺が取り戻す!」 当時彼は娘を連れて広場へ散歩に来ていた。 昨日の農作業がたたったのか、娘が広場で遊んでいるのを見て、ついうたた寝をしてしまった。 「ゆっくり寝たらこの結果だよ!」 要求通りに一人で裏山へと向かった。 そこには数十にもなるゆっくりの群れがあった。 「おにーさん、ゆっくりしてるね!」 「…おい、用件はなんだ?」 「おお、こわいこわい!おにーさんはゆっくりしないで、村の皆をここに集めてね!」 「はぁ?」 「聞こえなかったの?バカなの?死ぬの?村の皆をこの洞窟に集めてね!」 青年が村へ戻って事情を説明すると、村人は渋々要求に従った。 村人は洞窟へと入り、入り口を背に人質の少女に枝を突きつける監視れいむが一匹 「ゆふふ、たったいっぴきのおちびちゃんのためににんげんさんもがんばるね、れいむがそっちがわでもおなじことをしたとおもうけど!」 「で?お前らの目的はなんだ?」 「だれもいなくなったむらから、にんげんさんのおやさいさんをいただくんだよ!」 「なるほど、饅頭にしては良くできた作戦だな…で?お前はどうするんだ?」 「ゆ!?」 「ゆっくり全員が村に向かってむーしゃむーしゃするわけだろ?お前は?」 「ゆゆゆゆ!れ、れいむはみんながもってきてくれるおやさいさんでゆっくりするよ!」 「持ってくるわけねぇだろ、そのまま反対側の森に全員で移動してゆっくりするんだよ」 「まりさがれいむをうらぎるわけないよ!」 「じゃあなんでお前だけしかいないんだよ、持って帰ってくるなら力のあるゆっくりだけでいいだろ」 「ゆゆっ!?」 「スィーがあったらそれこそ全員で行く必要もないしな、おめでとう見捨てられいむ♪」 「ゆがぁぁぁぁぁ、ばりざのやづぅぅぅぅ!!」 れいむは少女から離れると、反転して村の方向へ飛び出していった。 「ゆぴっ!?」 「飛び出したところで、人間さんの速度に勝てるはずないけどな」 青年はゆっくりせずにれいむを踏み潰した。 一方村では 「どぼじでおやざいざんがないんだぜぇぇぇぇぇ!!」 「まりさのばかぁぁぁぁぁぁ!おやざいざんなんでどこにもないじゃないいいい!」 「もうおうちにもどっても、ごはんなんてないわよぉぉぉぉぉ!」 越冬準備に失敗したまりさの思いついた誘拐大作戦。 人間の人質を利用し、村の人間全てを誘拐して、その間に野菜を盗む。 夏~秋にかけて実行すれば、成功していたかもしれない。 今は雪積もる冬。 雪に埋もれた野菜を掘り出すのは、饅頭であるゆっくりには命がけの作業。 それでいて必ずしもゆっくりできる野菜にあたるとは限らない。 野菜がダメならにんげんさんのおうちがと意気込んでみるが、そうもいかない。 理由はどうあれ戸締りを怠るはずがない。 「やぁまりさちゃん」 「ゆひょぉぉぉ!?ど、どうしてにんげんさんがここにいるのぉぉぉぉ!」 あとがき ゆっくり虐待スレ110 826に捧ぐ 人間はゆっくりと違って仲間を見捨てませんからね。 その結果、里単位でさらわれちゃいましたよ。 ざまぁみろ。 一時のイライラでつい書き上げた。 ほんわか虐待系を書いていたはずが、何故こんな事に…
https://w.atwiki.jp/utauuuta/pages/4082.html
【登録タグ Youtubeミリオン達成曲 た 曲 曲た行 殿堂入り 薄塩指数 重音テト】 作詞:薄塩指数 作曲:薄塩指数 編曲:薄塩指数 唄:重音テト 曲紹介 ごめんね。 絵:ぬくぬくにぎりめし、動画:涼。 歌詞 (piaproより転載) 今日も布団を出られない アラームを5つかける らんらら 欲望には逆らえない まるでちっともお金が貯まらない 口ではいつも謝る けど心じゃ知らん顔 らんらら 僕の気持ちがわかんない奴に説教食らっても効かない ああ だめになっていく 罪の意識薄れていく 図太いくせメンタルは弱い だだだ だだだ だめにんげんだから 君の気持ち 分からない 知らない だだだ ダ・ヴィンチもびっくりの凡人っぷりさ だだだ だだだ だめみたい ごめんね 僕はなんにも出来ない 出来ない だだだ 誰でも構わない 承認をちょうだい 騙すつもりはなかった だだだ だめにんげん! やらなきゃいけないことを溜めて勝手に苦しむ らんらら 得意だと言い張ってることも実際大したことはない 「死にたい」と言い続け 10年経てど死んでない らんらら 誰の意見も聞かないくせに全然自分を信じない ああ だめになっていく 将来設計破綻している 気楽なくせ何もかも怖い だだだ だだだ だめにんげんだから 君の心 掴めない 見えない だだだ ダラダラ生きてたい 5億円をちょうだい だだだ だだだ だめみたい やっぱり 僕はなんにも出来ない 出来ない だだだ 誰ひとり残らず いなくなってバイバイ 裏切るはずじゃなかった だだだ だめにんげん! だだだ だめにんげんだから 生き方さえ分からない 知らない だだだ 大事ならやらなきゃ だめになる前に だだだ だだだ だめにんげんだから 君の気持ち 分からない 知らない だ だ だ ダ・ヴィンチもびっくりの凡人っぷりさ だだだ だだだ だめみたい ごめんね 僕はなんにも出来ない 出来ない だだだ 誰でも構わない 承認をちょうだい こうなるはずじゃなかった だだだ だめだめ! だだだ だめだめ! だだだ だめだめ! だだだ だめにんげん! コメント すき -- ゆり (2019-11-04 17 15 06) はぁ、、すこ -- うめこんぶ (2019-11-06 01 56 44) 全部私に当てはまってる。。アラームは五個も買う余裕ないけど。(そもそもアラームもかけない) -- ふうりん (2020-02-03 19 56 08) 6 00 6 15 6 30 6 45 7 00 -- 繭 (2020-11-12 23 14 33) 一言一句俺の事じゃねーか -- 名無しさん (2020-12-02 13 34 29) 共感どころの話じゃない 好き -- 名無しさん (2021-02-01 01 20 58) だめになっていく 罪の意識薄れていく のとこ泣きたくなるほどわかる -- 乃木さん (2021-02-03 23 52 12) 全部当てはまってるww -- ななし (2021-09-13 08 13 52) 凡人の私が共感できた曲ですww -- ぴよぷよ (2021-11-22 21 32 32) すこすこ -- はちみつ (2021-11-26 14 08 05) 「らんらら」のところ、『ダララ』って言ってるの気づいたんで直してきます -- 現実者ちゃん@YouTuber&YouTubeガチ勢 (2022-11-13 18 56 33) 全部自分のことで草☆ -- AHO☆ (2023-02-16 15 39 55) これほど自分に当てはまる曲があっただろうか...好きです -- だめにんげんA (2023-11-04 21 50 24) 共感しすぎて... -- かるぴす (2023-11-06 23 44 50) わかりみ深すぎマリアナ海溝 -- 風鈴🎐 (2024-01-21 17 26 20) 名前 コメント