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登録日:2009/06/07 Sun 17 38 13 更新日:2023/04/13 Thu 16 02 08NEW! 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 Galileo_Galilei NARUTO こんなどうでもいい項目でも1日20人やって来る不思議 そんなことより唐揚げ食べたい だいたひかる だったら壁にでも話してろよ どうでもいい どうでもいい項目 どうでもよくない!! どうでもよさじ ど~でもい~いですよっ ぶりるP わりとどうでもいい オビト ガチムチパンツレスリング スマイルプリキュア! ペルソナ3 ホーレソレ ボカロ曲 一覧項目 初音ミク 厨二 完 平和主義⇔無関心 無責任 無関心 興味ないね 言葉 返事 適当 ●目次 概要①だいたひかるの持ちネタ。 ②ペルソナ3の男主人公の口癖兼、同人物のトレードマークの台詞(選択肢) ③「どうでもいいわ」 ④どうでもいいんだよ ⑤どうでもいい ⑥どうでもいい! ⑦スマイルプリキュア!6話において 概要 「どうでもいい」とは自分にあまり関係ない、関心のないことへ対する返答の一種。 機嫌の悪い相手に対して使うと怒らせてしまったり、悩んでいる人に使うと心に深い傷を負わせてしまったり、そうでなくても身内以外の人間に使うとそれだけで見限られる場合もあるため、用法要領をしっかりと守って使ってね。 類義語として、「興味ないね」がある。 以下は使用例。 ①だいたひかるの持ちネタ。 一時期一世を風靡したあるあるネタ。 「気分のほうが乗ってきたのでどうでもいい歌を歌いたいと思います。きいてください」という前フリから入るので、「どうでもいい歌」が正式名称と思われる。 どうでもいいことを言った後に「ど~でもい~いですよっ」と付け加える。 たまにオチが自虐ネタになることがある。 だいたひかる的などうでもいいものの例 高校野球で10対0なのに「勝負はまだわかりませんよ~」という気休め 「このぜい肉、分けてあげたいよ~」という不可能 「半分寝てた」という衝撃の告白 筆者が思うにだいたひかるの最高のネタではないかと思われる。 ど~でもい~いですよっ 類似品にいとうあさこ由来とされる「わりとどうでもいい」がある。 AAで表すとこんなん _人人人人人人人人人_>わりとどうでもいい< ̄YYYYYYYYY ̄ ヘ(^o^)ヘ |∧ / AAのほうはオワタ+荒ぶる鷹のポーズが元である。 以上わりとどうでもいい情報でした。 ②ペルソナ3の男主人公の口癖兼、同人物のトレードマークの台詞(選択肢) 選択肢でこれを選ぶと相手を怒らせたり等、良い方向には向かわない。 が、あえてそれを選ぶのが真のペルソナプレイヤーと(ry……え?違う?ああ、そう……まぁどうでもいいか しかし、この選択肢がたまに主人公を漢にする。 敵「人はみな無……そんな世界、素晴らしいと貴方も思うでしょう?」 「ど う で も い い」 というような会話だった。 ③「どうでもいいわ」 ビリー・ヘリントンなどで知られるガチムチパンツレスリングの空耳の一つ 発言者はいかりやビオランテ。 レスリングと関係ないところでもわりとどうでもいいくらいには進出してる単語の気がする。淫夢厨を兼ねてる層とかに それだけどうでもいい発言がネットに跋扈しているということかもしれない。 打つ時にどうでもいいわ(レ)とすると由来が分かりやすいがまあどうでもいいわ(レ)。 ④どうでもいいんだよ NARUTO‐ナルト‐607話のサブタイトルであり、うちはオビトのセリフ。 それだけ見ると投げやりな感があるが、回想の終りとともにかつての師匠ミナトに対する独白のような形で吐かれることでオビトの絶望感を端的に表している。 若干演出が 心 か っぽい。 なお主人公曰く「ンなわけにいくかボケ!!」とのこと。 そもそもオビトは会話に「どうでもいい」と入れてくることが稀によくあったりする。 どうでもいいが疾風伝では582話「カカシの決意」が該当話である。 ⑤どうでもいい Galileo Galileiの歌う楽曲 珍しく?歌詞がネガティブさに溢れている。 アルバム『パレード』に収録。 ベスト盤やタイアップとは縁がないのでほんとにどうでもいい曲の可能性もある。 ⑥どうでもいい! ぶりるPによるボカロ曲。歌唱は初音ミクによる ど・ど・ど・どうでもいい! というフレーズとノリのいいサウンドが癖になるようなどうでもいいようなそんな歌。 一応社会派の歌らしい。 なぜかJOYSOUDN配信済み。 アルバム『二枚目なう』『まぜてよ☆生ぶりる』にも収録。 ⑦スマイルプリキュア!6話において 日野あかね「どうでもいい」 緑川なお「すこぶるどうでもいい」 という下りがあった。 決め台詞を考えようとしたみゆきに対する至極冷酷な無駄に息の合った反応であった。 なおやよいはノリノリだった。 追記・修正はどうでもいいので好きにやっちゃって下さいね ○ (___) ____ ○ __l⌒l____ ⌒\ /⌒!○ (___ ) ○(__ __) l⌒l (⌒ヽ. l⌒l (⌒ヽ. \ \/ / / ̄ ̄ \ / / ___| |__ | | ヽ || | ヽ | / / (_ノ⌒| | / / .(__ ___) | | .(_ノ | | (_ノ | (__ ノ | | |_ | |____. | ヽ/⌒) | ヽ/⌒) \___) (_ノ. ヽ__) \___) \___ノ \___ノ △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 前にも無かったっけこの項目? -- 名無しさん (2017-08-11 21 55 28) 「既存の項目が文字数が足りないとのことで削除されたので増やして復活させるものなので完全なオリジナルではありません」と新規申請にあった -- 名無しさん (2017-08-11 22 00 42) ↑どうでもいいけど日本語おかしいな、その文 -- 名無しさん (2017-08-11 23 43 34) どうでもいいんだけど、こんなどうでもいい項目をなぜ立てたww -- 名無しさん (2017-08-12 03 43 33) 本当にどうでもいいな -- 名無しさん (2017-08-12 05 10 52) 遊星「そんなことはどうでもいい!」 -- 名無しさん (2017-08-12 07 41 54) 不機嫌な相手もそうだけど、深く悩んでる人を極端に傷つける突き放す言葉だから本文に足して↑ -- 名無しさん (2017-08-12 15 10 27) P3の会話の詳細な内容が気になる -- 名無しさん (2017-08-12 18 14 07) どうでもいいわ(レ) -- 名無しさん (2017-08-12 19 55 18) すこぶるどうでもいいな -- 名無しさん (2021-04-04 15 37 46) 遊星「そんなことはどうでもいい!」 -- 名無しさん (2021-08-03 16 42 30) 名前 コメント
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このページはこちらに移転しました どうでもいい 作詞/368スレ303 アニヲタの萌えアニ至上嘆きとか ターニアなのかビアンカなのかとか エアリスなのかエリアスなのかとか ダンディ坂野の現状とか 心の底からどうでもいい ほんとにほんとにどうでもいい 少年ジャンプの将来性とか ネット上のくだらん論争とか ポケモンは金銀までとか言ってるやつとか おっぱい派VSふともも派とか 心の底からどうでもいい ほんとにほんとにどうでもいい
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どうでもいい! 53話での円堂の格言。 全文は「冷たいとか熱いとかなんてどうでもいい!」 ガゼルの「凍てつく闇の冷たさを教えてあげるよ」に対してのセリフ。 ガゼルからするとようやく手にしたまともな出番であり、あのお方のために必死に鍛えて身に付けた超次元パワーや必死で考えたであろう決めゼリフを見せたくてカッコつけたのだろう。 しかし円堂達からすればこの日は豪炎寺も復活しイプシロン改も倒し、度重なる戦闘から久しぶりに雷門に戻っての貴重な休日のはずだったのに、強迫めいた事をされて強制的に試合をさせられる挙句に余裕たっぷりのあのセリフ。 マスターランクと聞いて過去のストーカー二人も思いだしたのか、熱い方も巻き込んでだいぶキレ気味に言い放った。 実際に冷たかろうが熱かろうが既に出尽くされた感たっぷりな上に、つい先程まで空間操作したりドリル出してくる敵と戦った後なので、その程度の特性など超次元感覚からすれば大した問題でもない。フツーである。 ただし視聴者にはどうでもよくなかったりする。というかかなり重要である。 二回に分けて寒い思いさせてくれる位なら熱い方も見せてくれよ…と思った視聴者がどれだけいることか。 おかげでカオスの凄みもかなり微妙になった。 もしかしたらその辺を言い訳したいスタッフの言葉ではないだろうか。
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@大学生活板 どうでもいいらしい 【e-typing】 腕試しレベルチェック 674pt(擬態語/第353回ランキング3位) 長文 726pt
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「どうでもいい」 公式 会話の選択肢で多用される物の一つ。 主人公の口癖? タカヤに言うと…
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ほんとにどうでもいいこと。 2015-02-25 2015-03-01 2015-03-02 2015-03-05 プライベート メニュー トップページ
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【登録タグ GUMI と へたれさん 曲】 作詞:へたれさん 作曲:へたれさん 編曲:へたれさん 唄:GUMI 曲紹介 V3 GUMI powerを使用した初GUMI曲 ドウデモイイヨ!\(^o^)/ 歌詞 (ピアプロより転載) 頭の中がぐるぐる回ってる 今日も一日ぐらぐら転げてく 毎日イチイチイライラしてるんだ 世界はボク無しで回っていっちゃうんだ 誰かに必要とされなきゃいけない そんな生活強いられてんだ 毎日誰かの顔色うかがう 「いる子」になろうって頑張ってるんだ 毎日毎日そればっかりでフラフライライラ何やってんだ なんだかだんだんバカバカしくなって つぶやいちゃったホントのところ どうでもいいよ どうでもいいよ どうでもいいよ いろんなことが どうでもいいよ どうでもいいよ そんなこと どうでもどうでもいいんじゃない? 毎日毎日足りないばっかで どこまで行っても 満足できない イライライライラ 自分にイライラ 足りない足りない何にも足りない! 「努力が足りない」「愛情も足りない」「信頼が足りない「お金も足りないし」 満足できないことばっかりで いつまでたってもジブンがキライ 一体全体どうすりゃいいの? 考え考え考え続けて もうすぐはじける頭の中で思っちゃったよ ダメダメソレダメニゲチャウニゲチャウジブンガニゲチャウ 「もっいっか」 どうでもいいよ どうでもいいよ どうでもいいよ いろんなことが どうでもいいよ どうでもいいよ そんなこと どうでもどうでもどうでもどうでも いいやいいや どうでもいいや いやいやいやいや 合わせてごまかすだけでいっぱいいっぱい 無い無いづくしで何にも無いよな毎日毎日繰り返すなら 捨てちゃえ捨てちゃえ一切合切正直とっくに気付いてるんだろ? どうでもどうでもどうでもどうでもいいって感じでごまかしながら言ってはみたけど 実際問題どうしようもないことばかり どうでもどうでもどうでもどうでも いいことばかり溢れてるんだ 考えすぎたらパンクしちゃった頭の中で響いてくんだ どうでもいいよ どうでもいいよ どうでもいいよ いろんなことが そんなこと どうでもいいよ 悩まなくて 気楽になっていいんじゃない? どうでもいいや どうでもいいや どうでもいいや 色々あるけど どうでもいいや どうでもいいや そんな一杯 悩まなくていいんじゃない? どうでもいいよ どうでもいいよ 考えてもお腹空くし どうでもいいや どうでもいいや みんな一緒に どうでもどうでもどうでもどうでもどうでもどうでも いいんじゃないって 口ずさんでみてタメ息ひとつできらくになってもいいんじゃないかな? いいんだ いいんだ そんな風に 気楽になって進めばいいんだ まぁいっか まぁいっか 少しは自分を許してやっても まぁいっか コメント もっと流行ればいいと思う曲www\(^o^)/ -- 名無しさん (2013-04-14 21 24 34) いい曲なのに -- 井伊野 (2013-10-17 23 04 51) はやれーー!プロジェクトものみたいなブランドとして人気が出てるやつなんかに負けてほしくない。 -- 名無しさん (2014-01-07 18 23 22) 名前 コメント
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【検索用 とうてもいい 登録タグ 2009年 NexTone管理曲 VOCALOID と ぶりるP 初音ミク 曲 曲た 殿堂入り】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 代表的なPV紹介 コメント 作詞:ぶりるP 作曲:ぶりるP 編曲:ぶりるP 唄:初音ミク 曲紹介 曲名:『どうでもいい!』 ヽ(`Д´)ノウワァァァン!! またすべてがどうでもよくなって作ってしまった!後悔はしていない(作者コメ転載) いわゆる、社会派バカソング。…ランキングや再生数なんてどうでもいいじゃないか!(ウソ) つい口ずさんでしまう、ノリノリなサウンドは中毒必至。 動画内の「犬」と「豆」は何かの隠喩。 歌詞 ど・ど・ど・どうでもいい! ど・ど・ど・どうでもいい! こう見えても 俺も昔は マジでけっこう やんちゃをしたもんさ 悪そうなヤツらは ダイタイトモダチ 街の裏道 歩いてきたんだぜ なんて どうでもいいですよ (ドキューーーン!) あなたの 武勇伝 そもそも あなたに 興味なんてないしー (ひでぇぇええ) ど・ど・ど・どうでもいい! どうでもいい! どうでもいい! ど・ど・ど・どうでもいい! どうでもいいですよ! (しょ、しょ、しょしょぉおい!) ある日私が いつものように とてもおいしい ご飯を食べてると よその国から 来た人たちが なぜか 私のおかずに ケチつける なんか どうでもいいですよ! あなたの 主義 主張 (タベテハイケマセン) そもそも そんなこと いわれる 筋合い なんて ないしー ど・ど・ど・どうでもいい! どうでもいい! どうでもいい! ど・ど・ど・どうでもいい! どうでもいいですよ! どうでもいいですかぁ? 私のこの歌は 単なる 戯言 チラシの裏にでも 書いとけってかぁ? ど・ど・ど・どうでもいい! どうでもいい! どうでもいい! ど・ど・ど・どうでもいい! どうでもいいですよ! ど・ど・ど・どうでもいい! どうでもいい! どうでもいい! ど・ど・ど・どうでもいい! どうでもいいですよ! ランキングなんて どうでもいい! どうでもいい! どうでもいい!(ウソ) 再生数なんて どうでもいい!(ウソ) どうでもいいですよ! (しょ、しょ、しょしょぉぉおい!) 代表的なPV紹介 コメント 可愛いうたw-- 名無しさん (2010-03-06 09 30 06) この曲大好きです! -- 1015 (2011-02-26 17 09 01) しょ、しょ、しょしょお(ry が好きです♪あと歌い出しもGJです! -- 闇音綾女 (2011-05-28 23 53 34) ケチつけるときのがくぽの顔、明らかココリコ田n(殴 -- 鴉 (2011-07-18 18 46 17) まあ、一応おもしろいよねえ・・ -- ドラゴン君 (2012-06-04 20 16 10) やばい、ゲシュったww -- 名無しさん (2012-06-11 14 35 03) 結構好きw -- 名無しさん (2012-07-28 19 00 30) この歌好きだ! -- もも (2012-09-21 01 38 28) この曲聴くと元気になります! -- 大豆星人 (2012-09-24 18 16 50) 「しょ、しょ、しょしょぉぉおい!」のとこのリンちゃんがなんか好き -- あふ (2012-10-16 20 01 50) がくぽおもろい♪(´ε` ) -- てるる (2012-10-26 00 16 05) 気が楽~になるうた! -- 名無しさん (2013-09-04 19 22 11) 自分の脳内がリピート再生して面白い曲でしたwww -- 野崎映見 (2014-08-06 20 28 35) 大好きです -- MYSTERY (2015-01-02 18 57 17) 綺麗にハモってる所が好きすぎるwwwww -- 名無しさん (2016-06-03 00 46 34) ぶりるp最高。 -- 名無しさん (2016-11-06 09 38 31) 同感↑ -- 名無しさん (2016-11-06 09 41 50) 「タベテハイケマセン」がツボww -- 名無しさん (2018-07-31 14 47 51) こういう良い意味でアホくさい曲が増えてほしいですねww -- ボカロP志願の阿呆学生 (2018-12-10 17 57 31) ど・ど・どうでもいい!どうでもいい!どうでもいい! ど・ど・ど・どうでもいい!どうでもいいですよ!のミクの声がずっとリピートされている… -- 名無しさん (2022-01-05 17 28 39) メッチャ好きなんだが -- 名無しさん (2022-04-16 10 45 01) 元気出る -- 名無しさん (2023-10-10 08 51 41) 名前 コメント
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(なんでこうなってるんだろうなぁ) 声に出すことなく、勝紀は呟いてみた。 つい先ほどまで休眠していた思考回路は今だ半分も動いておらず、少し気を緩めればまた休眠モードに逆戻りしてしまう事確実だ。霞掛かった思考で買い物袋が一杯になるまでだるさが詰め込まれたような筋肉にどうにか命令を送って首をモゾモゾと動かす。 少し上に動かして時計を探す・・・見つからない。ならば今度は下。と動かしてみてみたが無い。何処にあったかを必死に思い出そうと目を閉じて・・・・・・寝てしまった。 だが今度の眠りは浅かった。5分もしないで再び勝紀の目が開き、そのまま彷徨うこと数秒。俺は何をしようとしていたっけ?再び目を閉じて・・・今度はすぐにそれが開いた。 そうだ。時計を探そうとしてた ようやく自分のしていた行動を思い出した彼は部屋の間取りをどうにか思い出し、同時に脱力した。時計は部屋の入り口近くにかけてあった壁時計が一つ。のはずだ。自分の真後ろにあるもので確認するのもめんどくさいし、なにより、自分の背中にピッタリくっついて眠っているもう一人を起こすのは忍びない。 携帯で確認しようにも携帯は自分の右ポケットに入れっぱなし。更に言うならば、今は床とポケットの間に挟まれていて、出すには身体を少し浮かす必要がある。その程度で起きるとは思えないが、起きる可能性もある以上、取り出すのは気が引ける。 (マージ、どうすっかなぁ) そもそも何故自分は此処に、大谷未来の部屋にやってきて、しかも一緒に昼寝などをしているのだろうか?何かそうなるきっかけがあったとは思うのだが、起き抜けの頭ではまともに思考は働いてくれない。 昼飯を作ってやったことは覚えている。今晩のおかずの買い物に来て、ネギ、大根、ブリなど数々の戦利品を手に入れた彼はホクホク顔で今夜はブリ大根だなぁ。などと献立を縦ながらバイクを走らせていた (で、何があった?) バイクを走らせていたら黒い煙が見えた。どっかの馬鹿が自分の家の焼却炉で何かを燃やしているのだろう。と思って何気なくその場を通り過ぎようと決めた。だがどういうわけか、近づけば近づくほど煙はどす黒くなり、量も増していく。 (火事か!?) そう考えた瞬間バイクのスロットルを戻して急停止。バイクを横滑りさせながら180°向き直り、ある程度スピードが殺された所でバイクを放して壁に立てかける。壁にぶつかるだろうが、凄い音が聞こえなかったのでそれで由としておく。無論、鍵を抜く事は忘れない。 煙が出ている家まで一気に走るとそのまま慣性の法則を無視するように、左足を家の方に向けて大きく踏み出し、切り返す。空手で鍛え上げた足腰は伊達ではない。膝関節が悲鳴を上げるようなスピードでの切り返しも難なくこなしてスピードを損なうことなくドアの前。 この勢いのまま蹴り破ってやる!!のをどうにか堪え、傍の壁に手を着いてスピードを一気に0にする。左腕がかなり痛かったが気に射している場合ではないので開いてる右手でドアを毟り取るようにこじ開ける。 中から黒い煙がブワッ、と噴出してきた。専門家が傍にいたらバックドラフト現象が起こったらどうするんだ!?とか、何の準備もなしに飛び込むな!!とか五月蝿かったろうが、今この場にはいないのでどうでもいい。 「大丈夫か!」 そう言いながら煙が出ている方に向かって・・・勝紀はあることに気づいた。煙から漂ってくる香ばしい匂い。網の上で焼かれた魚の皮が焼き焦げる香ばしい匂いと、そこから染み出した脂が火に落ちて漂ってくるとても美味しそうな匂い。 (何故火事の煙でこんなにおいがする?) つまりこれは火事の煙ではないという事だ。では火事で無いとしたらいったい何なのだ?普通に魚を焼いてこんなに煙が出る事は無い。というか、ありえない。家事を始めたばっかりの頃、焼き魚で失敗した事はあるが、こんな酷い煙は出てこなかった。 「黒魔術の儀式でもやってるのかよ?」 彼にとってあり得ない状況なので、あり得ない答えを言ってみる 「それの方がありえないよな」 一人突っ込みにて疑問解消。見てみれば分かる。 こういう時は何でもいいから声に出してみるべきだ。とりあえず思い浮かんだ事を声に出し、それに対して自分で突っ込む。馬鹿馬鹿しいかもしれないが喧嘩の時、これは意外と重要なのだ。 自分の考えを自分で否定する。ただそれだけの行為だが、それだけで人間というのは意外と開き直れるものだ。 最悪の状況ではない。ならばどうにでもなる ぶっちゃけてしまえば“どうでもいい”とただ開き直っているだけだ。だが、それだけで勝紀の中にある不安が霞んで消えていくのも事実だった。痛い思いをするかもしれないという臆病さも、死ぬかも知れないという恐怖も、ただ開き直るだけで嘘のように消えていく。そこにあったのが夢幻であるかのように。 喧嘩に赴く時のように平常心を手に入れた彼はこの煙が何から出ているのかを確認しようとそっちにゆっくりと向かって行って・・・ ドゴス 煙の中から超スピードで出てきた何かが胸にぶつかった 「おごおっ!」 油断していたところにモロだった。痛い。めちゃくちゃ痛い。ついでに肺の中にあったはずの空気が衝撃で6割近く外に押し出されて息苦しい。良い足してるじゃないか。こいつ。鍛えれば大の男一撃で倒せるぜ。 などと、どうでも良い方に思考を持っていって怒りを抑え、自分に飛び掛ってきた、もとい、飛び掛ってきた、ではなく駆け込んできた相手を確認する。 茶色の髪にヘアピンによる独特の止め方。一時期、この髪型をハリネズミみたいだよなぁ。という感想を持ったのは彼だけの秘密。特長の一つといえる青いカーディガンはまかれていないが、赤い縁のメガネは今日も変わらずついている。 おそらく、この人物が口を開けば、何時ものように何処か抜けていて、気が気でないのに、なぜか安らげるような複数の感情がごっちゃになった気分になるのだろう。そして、そういう気分になる事が勝紀は嫌いではなかった。 「何やってたんだ?お前」 「あー、勝紀君。なんで私の家に上がってるんですか?」 聞くなり見上げるような、伺うような視線で見られた。 「煙が外にまで出てたからだ」 「あ~、火事だと思って心配してきてくれたんですか。有難う~です~」 ズバリと確信を言い当てられて赤面する。彼女はニコリと微笑んで頭を下げてくる。とろいくせに人の気持ちには聡いのだ。今目の前にいる少女は。 「それより窓開けるぞ。煙たくてたまらない」 まともに相手を見ていることが出来ないので言いながらとっとと窓の一つを開ける。あぁ、何でこういう言い方しかできないんだろうか。激しい自己嫌悪。こんな時、しんたなら、藤なら、気の利いた優しい言葉の一つや二つが平然と口を付いて出てくるのだろう。 なのに勝紀はそれが出来ない。どうしても突き放すような、つっけんどんな言葉になってしまう。言ってる方は自己嫌悪だが、聞いてるほうはそうでもない。嘘がつけない、隠し事が出来ないという性格はこういうところでプラスに働く。 どんなにつっけんどんで、突き放すような口調になったとしても、勝紀の言葉や表情は正直に彼の感情を表す。嬉しかったり、恥ずかしければ耳まで赤くなるし、楽しければ僅かに片唇が上がって微笑んでいる。 どうやら今回は嬉恥ずかしいと言った具合のようだ。耳まで真っ赤になっているし、安心したように笑っている。すれ違いざまにそれを未来にちゃっかり見られている事に、勝紀は気づかなかった。 「(良いものが見れました)」 無論、嬉しそうに微笑んでいる未来にも気づくはずはない。 「一体何を焼いてたんだよ?」 この量は尋常じゃないぞ。そう言いながら窓を開けては手団扇をパタパタと扇いで煙を外に追い出す。勝紀が飛び込んできた時よりはマシになったとはいえ、まだかなり煙たいし、きつい匂いが充満している。 興味本位というのもあるが、これほどまで煙が出るようなものがあるのならば自分も注意しなければならない。知らないでやれば今日のように誰かに誤解を与えるし、騒動の種になる。それは避けたいことだ 「あ~、あのですね~、秋刀魚を焼いていたんですよ」 窓を開けながら何気なく未来が答えて 「・・・」 勝紀は硬直した。 秋刀魚を焼いた? こんな密閉した空間で? 秋刀魚。秋の代名詞ともいえるとても美味しい魚だ。春も収穫量は多いが最も美味しいのはやはり秋の秋刀魚だ。それも、宮城県あたりで取れたものが一番脂が乗っていて美味しい。回遊から戻ってきた秋刀魚は宮崎あたりで一番脂が乗って、その証拠として頭の辺りに黄色い斑点が浮かぶ。これが一番脂が乗っている証なのだ。 焼き秋刀魚は煙が大量に出るのが厄介だが、皮の香ばしさと身の脂、そして腸の苦味があいまって、薄味の醤油をたらせばもう、言う事は無い。煮物にしても美味しく、腸を取った秋刀魚をぶつ切りにして、梅干、酢、醤油と一緒に長時間煮込んで作る煮物は彼の得意料理の一つである。 などと、主夫世界に逃避しようとした思考をどうにか現実の方に向けなおす。身体の中に怒りが渦巻いているのが分かる。それでは何か?自分は秋刀魚の煙を火事と勘違いした挙句、バイクに傷が付くような(もしかしたら付かないかもしれない)おき方をして、すっ飛んできたというのか? どうしてくれよう? 「あの、どうしました?」 とりあえず 「秋刀魚を焼くときは窓くらい開けろ!!!!それが常識だ!!!!」 心のままに一回怒鳴ってそれでチャラにすることにした。 (あー、で、俺が昼飯作ってやって、どういうわけかこいつの部屋に招待されて、横になってるうちに寝ちまったわけだ) この部屋に来るに至った状況までは思い出せないが、おそらくそこまで木にしなければならない状況ではなかっただろうと思う。 人二人が横になれるバナナ型の枕に体重を預け、胸の中にたまったモヤモヤを同じ様に貯まっていた熱い空気と一緒に吐き出して、代わりに冷えた空気を満タンになるまでゆっくりと、静かに吸い込む。 「(こんなのんびりした気分になったのは何時いらいだ?)」 自分の幼馴染が、自分にとって姉みたいな人が、勝紀の代わりに事故にあってから、こんなのんびりと過ごせた時があっただろうか?思い出す限りでは・・・無い。お姉が自分の代わりに事故にあってから、勝紀は自分に厳しくなった。 人前であまり笑わなくなった 同年代の人間と一緒にいる事が無くなった 唯一、彼が笑っているのは、手のかかる爆弾みたいな自分の妹と、同じ様に手のかかる弟分と一緒に居る時だけだった。自分のことをよく知っている二人には隠す必要も無かったし、自分を律する必要も無かった。 最近、その妹は兄離れが進んできている。 それが少し寂しいと感じる時もあるが、嬉しく感じる時もあるのだ。ずっと自分にくっついていた妹が離れていくのは無性に寂しい。ずっと妹の悪戯をなだめたり、付き合ったりするために使っていたエネルギーが無駄に身体に蓄積され、何処か物足りないような、疲れてないのに疲れていると感じるような無気力感にさらされるのだ。 だが、自分以外にも、由美の寂しさを分かってやれる人間がいたということが、嬉しくもある。ただ、それをやすやすと受け入れられないのが兄貴としての意地というか、悲しい性だ。 「(こいつも同じ様に手が掛かるよなぁ)」 自分の背中にピットリとくっついて眠っているクラスメイト。寝息を聞く限りは当分おきそうに無い。本気で熟睡している。クラスメイトとはいえ、見知らぬ男を部屋に連れ込んでいるのに、大した度胸だと思う。 (まぁ、どうでもいいか) こいつといると、未来と居るのは由美と同じように気苦労が耐えない。だが、楽しい。 楽しくて どこかほっとして 落ち着いていられて それがごっちゃになったような感情が身体中に流れ込んできて、それに染まっていく。それが勝紀は好きだった。自分があの二人と居る時以外に、こんなに穏やかで居られるとは、思いもしなかったから。 思うに、この状況は色々不味い。 こいつの親からしたら、娘が見知らぬ男を連れ込んで、しかも一緒に寝ているのだ。阪神淡路大震災なみの衝撃が襲ってくる大問題だろう。夕飯の材料は冷蔵庫に入れさせてもらったから問題ないが、起きないと色々面倒な問題が浮かび上がってきそうだ。 (まぁ、どうでもいいか) もう一度そう結論付けて、それ以上考えるのは辞める事にした。 眠い 無性に眠い たぶん、もう一度寝たら次は夜になるまで絶対起きないだろう。それほど・・・未来と居る時はなぜか安らげる 恐らく、噂好きのニット帽を被った親友が何処からかこの事を仕入れてからかってくるだろう。由美と一が何時まで買い物に行ってるんだ!!と、二人揃って怖い顔で睨んでくるだろう。それ以前に、こいつの両親と会ったらいろいろと弁解が大変そうだろう。 だがそれさえも・・・こうしてまどろんでいられることに比べたら・・・ (どうでも良い事だ) 完全にそう結論付け、目を閉じる (今度起きたら、もうちょっと素直に慣れてるといいがなぁ) 其れは願い。誰にも言ったことの無い、勝紀の心の奥底にある、密やかな願望。もう少し素直になれたら良いと。もう少し素直に、言葉で表せることができたら良い。態度で示せたら良い。 未来と知り合うまでは気づきもしなかった、勝紀の奥底に封じ込まれた勝紀本人さえも知らなかった自分の夢。それを自覚したからといって、願ったからといって、何も代わらないことなど分かっている。10年以上も染み付いたものが、そう簡単に落ちる訳がないのだ。 (まぁ、いいか) 次に目が開いたときは、もう少し素直になろう。ほんの少しだけ素直になって、つっけんどんな感じだったとしても、突き放すような言葉だったとしても、素直に自分の感情を言葉にしよう。 いきなりは無理だろうけど、ゆっくりゆっくり、亀の様でもいいから、素直になれたら良い。それは・・・ (どうでも良い事じゃねぇよなぁ) これ以上の思考はどうでもいいからもう眠ろう。 そして数秒と立たないうちに、彼の思考は暗い底なし沼に沈んでいくように静かに消えていく。太陽が西に沈んでいくまで、まだ少し時間がある。穏やかな寝息だけが静かに木霊する室内で、勝紀の安息はゆっくりと過ぎていく。 (たまにはこういうのもいい) がむしゃらに生きていくのにも少し疲れていたし、たまには何もかも忘れてゆっくり休んでも、誰も文句言わないだろう。 そして彼はようやく眠りに付いた。
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どうでもいいこと【登録タグ からっP と 曲 波音リツ】 作詞:からっP 作曲:からっP 編曲:からっP 唄:波音リツ 曲紹介 私は今 後悔ではち切れそうだけど 『私もどうでもいいや。それくらいでいいじゃない。』そう、口にするのはそれが難しい人ばかり。 歌詞 (Piaproより転載) どうしてあんなこと 言ってしまったんだろう どうしてあんなこと できなかったんだろう 鳴り止まない「~すればよかった」 タイムマシンはいつできるの? 悔やみ悔やんで夜は更け行く 疲れちゃった。 私は今 後悔ではち切れそうだけど みんなはきっと今 あんなことは忘れている どうでもいいんだろうな 今日私を見たひと どんな風に思ったの? 明日私を見たら どんなこと思うの? 「今日のことはどうか忘れて」 無茶なことを星に願うよ 悩み悩んで独り相撲 きりがないな。 私が今 反省で沈んだって 世界は みんなは変わらない 違うことを考えてる どうでもいいんだろうな 私もそうしちゃおうか。 左:やり直したいね なんでできなかったの なんで 辛いね 恥ずかしいわ 悔しいわ 今になってから でもね 今日は終わりで 過ぎたこと どうでもいいこと。 右:疲れたわ あんなの もうやりたくないね 今日も 私 頑張ったんだ それでもう いいじゃないの いいわ いいの どうでもいい どうでもいいことだから。 明日もきっと私は沈む そんなことはわかっているよ 今日の私はどうでもいいと思えなくちゃ。 私が今 少しだけ立ち直ってみたって 世界は変わらない だけどそれが大事なんだ 私の中で 私は今 後悔ではち切れそうだけど みんなはきっと今 あんなことは忘れている どうでもいいんだろうな それならもう大丈夫 私もどうでもいいや。 それくらいでいいじゃない。 コメント 名前 コメント