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「それでは、みなさんさようなら」 「さようなら~」 先生の号令で下校となった。 そして、私は急いで家に帰る。何故なら今日は、久しぶりに両親が家にいるからだ。 「ただいま~」 「お帰りなさい」 キッチンを覗くと長い黒髪が目に付いた。お母さんが晩御飯の支度をしていた。 そして、もう一人の栗色の髪の毛を探してみた。 「あれ? 唯お母さんは?」 「部屋で仕事中。あんまり邪魔しちゃだめよ?」 「だって、あれは唯お母さんが勝手にするんだよ?」 「まぁ、そうなんだけど……」 お母さんは苦笑いした。 ……私の言っていることでおかしなところがあるって? そんなことは無いよ。うちにはお母さんが2人いるんだもん。 「料理が終わったら聞きたいことがあるから」 「何?」 「今日宿題で、私が産まれてくるまでどうだったのか聞いて、作文で書いてこなくちゃいけないんだよ」 「へぇ~、それ私も小さい時にやったわ」 「梓お母さんも?」 「うん。親にあなたが産まれてくるまで大変だったのよって言われたわ」 「私が産まれてくる時も大変だった?」 「そりゃあもう、いろんなことがあったわよ」 そんなことを話していたら、栗色の髪の毛が部屋から出てきた。 「あ、柚子お帰りぃ!」 「ふにゃ!」 私を見止めた瞬間に腕いっぱいに抱きしめられ、目の前が栗色に染まる。 小学4年生にもなって親に抱きつかれるというのも少し恥ずかしい。 「もう、唯お母さんったら……」 「唯、柚子が困っているわよ?」 「あぁ、ごめんごめん」 ようやく解放された私は、宿題を始めることにした。 「丁度2人揃ったので、宿題していい?」 「何? 宿題って」 「柚子が産まれてくるまでどんなことがあったのか聞いてくるんですって」 「おぉ! それなら私に任せなさい! よく覚えているから」 ふんす! と気合を入れて胸を叩くお母さん。 「じゃあ、どうぞ」 「よし来た! じゃあ行くよ? そう、あれは2月ぐらいのことだったな……」 こうして、私が産まれてくるまでの話が始まった。 ─── 「ただいま~」 いつものように帰ってきたのに、いつもの返事が無い。 「あれ? 寝てるのかな」 確かに今は夜の11時を過ぎた頃。でも、いつもは起きて待っていてくれている。 「でも、最近仕事で忙しかったからね~」 多分ベッドで寝ているんだろうと思い、リビングに入った。 「あ、あずにゃん、起きてた!」 リビングの椅子に、愛しのあずにゃんが座っていた。 けど……。 「ゆ、唯……。どうしよう……」 いつもと違う梓の雰囲気に私は驚いた。 「ど、どうしたの!?」 すごく具合が悪そうだ。顔も若干青いように見える。 「何だか気持ちが悪くて……」 最近では食欲もあまりないし、風邪気味かと思うほど体温も高いときもあった。 これはまずいよ……! 「病院に行こう! 今すぐに!」 「で、でも、まだ仕事が……」 テーブルの上には書きかけの歌詞やスコアが散らばっている。 「そんなのはいいよ。あずにゃんの方が大事!」 「唯……」 「さ、行こう!」 こうして、私はあずにゃんを乗せて近くの総合病院へ車を走らせた。 「先生、あずn……梓はどうなんですか?」 「そうですね、体温がかなり高いようですが、基礎体温とかとっていらっしゃいますか?」 「はい、どうぞ」 私はあずにゃんの基礎体温帳を渡した。 「……この感じだと、やはり私のほうではないですね」 「はい?」 先生の言っていることが分からなかった。 「つまり、内科の私の管轄ではないということです」 どういうことなんだろう? 誰か、私にもわかるように教えてください……。 「とりあえず、別館に移動しましょう。奥さんもそちらに移動されています」 「わかりました……」 私は訳がわからないまま、先生に連れられて別館に行った。 「あ、梓……」 「唯……」 別館のある病室。 あずにゃんはベッドに横たわっていて、私を見つけて弱々しく笑った。 「大丈夫?」 「うん。横になって少し楽になった」 「そう、無理しないでね?」 あずにゃんは顔色はいいものの、あまり元気がない。 「じゃあ、後はよろしくお願いします」 「わかりました」 ここまで連れてきてくれた内科の先生が、女の先生に挨拶をしていた。 やっぱり何かの病気……? 私は恐る恐る女の先生に聞いた。 「先生、梓はどうなんですか?」 「そうですね……、2ヶ月くらいですかね」 2ヶ月……? 何が2ヶ月なの……!? まさか、余命!? 「に、2ヶ月……ですか?」 「はい。元気に育っていますよ」 元気に育っている? 何が? 頭にはてなマークを浮かばせている私に、先生は付け加えて言う。 「妊娠2カ月ってことですよ。おめでたです」 そう先生は言った。 そうですか、おめでたですか。 おめでたねぇ……。 ……。 「お、おめでたっ!?」 「は、はい! そうですが……?」 先生をびっくりさせちゃったけど、私の方がもっとびっくりしていた。 ……内科の先生に連れて来られたここは、産婦人科だった。 「いや、本当にすいませんでした……」 「初めてのことばかりで不安でしょう。仕方が無いですよ」 思いっきり取り乱した私は、落ち着いてから先生に平謝りしていた。 「こういうのは全部うちで請け負っているのでこの手に関してはプロですよ」 何とも頼もしいお言葉ですなぁ。しかも、そのうちの1例については心当たりがあります。 「最近では医学も発達していましてね、流産の危険性もほとんどありません」 「そうですか……」 あんまり難しいことはわからないけど、どうやらあずにゃんは大丈夫なようだ。 「とりあえず、市役所などにいって母子健康手帳をもらってください。わからなくなったらこちらのパンフレットを参考にしてください」 先生からパンフレットをもらった。軽く中身を見てみると、母子健康手帳の交付と妊娠届出の出し方などが書いてあった。 「あと、定期的に検査を受けるようにしてください」 「わかりました」 やることがいっぱいあるけど、私がしっかりしなくちゃ! 「とりあえず、今日はどうします? 1日入院もできますが」 「心配ですし、1日お願いします」 「わかりました」 私も少し疲れた……。あずにゃんと一緒に1日ここにいよう……。 病室に行くと、まだあずにゃんは眠っていなかった。 「あずにゃん、寝てなかったの?」 「うん。なんだか、ね?」 私は、ゆっくりとその頭をなでた。 「2ヶ月だってさ……」 「うん。さっき先生から聞いた」 あずにゃんがすごくうれしそうな顔をして笑った。 「やっとだね……。あずにゃん」 「私も、お母さんになれるんだね」 「そうだよ。これから、2人で頑張っていこうね?」 「うん……」 私は軽くキスをして、あずにゃんを寝かしつけた。 「……本当に今日は焦ったよぅ」 そして、私も緊張の糸が緩むと同時に一気に眠りに落ちていた。 『うぅ……、朝からなんだよぉ……』 「りっちゃん! おめでただって!」 朝の7時半。私はうれしさのあまり、朝からりっちゃんに報告の電話を入れていた。 『は? おめでた? 誰が』 「あずにゃんが!」 『マジで!? よかったな、唯!』 「えへへ~」 りっちゃんと澪ちゃん婦妻は同じ放課後ティータイムのメンバーだけど、1年前から育児休暇と言うことで活動停止している。ムギちゃんはこの間を充電期間として、新楽曲の製作に明け暮れている。 その間、私とあずにゃんは“ゆいあず”ということで活動を続けていた。 『でも、こんな朝から電話するなよ……。璃央が夜泣きばっかりするから寝不足なんだよ……』 「ご、ごめん……。早く報告したほうがいいかなって思って」 『まぁ、唯らしいけどな』 「璃央ちゃん元気?」 『あぁ。もう毎日かわいくってさぁ~』 りっちゃん幸せそうだなぁ……。 あ、璃央ちゃんっていうのは2人の子供の名前だよ。 「それで、聞きたいことがあって! やっぱり記者会見とかしなきゃいけないのかな?」 『まぁ、したくなくてもさせられるけどな』 りっちゃんが澪ちゃんの結婚&おめでた発表会見を思い出しながら言った。 「いや……、あの時はお疲れ様でした」 あの時はファンの暴動が起きるとまで言われて超厳戒態勢だったのに、いざしてみると何も起きなかった。 むしろファンから“やっと結婚したか”とか、“あれ? もう結婚してなかったっけ?”とまで言われていた。 『一応ファンがいる訳だし、現状報告ということでしたほうがいいでしょ』 「そうだね。じゃあ、なおちゃんに頼めば手配してくれるかな?」 『もうやる気満々でしてくれるよ』 冗談交じりでりっちゃんが言った。 なおちゃんっていうのは、私達のマネージャーで本名は山田尚子さんって言うんだよ。 『でもさ、ゆいあずを結成してからは、ファンの間ではもう婦妻みたいって言われているぞ?』 「え? そうなの?」 『そりゃあ、あれだけテレビでいちゃついていたらな……』 「そんなにいちゃついている?」 『歌い終わったら抱きしめたり、トークの時に2人だけの世界に行ったりしても、いちゃついていないと?』 「う……、それは仕方が無いんだよ……。あずにゃんかわいいし……」 『お前なぁ……』 まぁ、惚れた弱みってやつだよね! 「じゃあ、そろそろあずにゃん見に行くから切るね?」 『うん。それと、一番不安なのは梓だってこと、忘れんなよ?』 「ありがとう。じゃあね」 私は電話を切って、ムギちゃんと両親には改めて電話で報告することにした。 「さて、あずにゃん起きたかな?」 病室に戻ると、あずにゃんは朝食を食べていた。 「どう、昨日はよく眠れた?」 「うん。久しぶりに寝た感じだよ」 あずにゃんはだいぶ良くなったようだ。でも、表情がいつもと違う気がする。 あずにゃんって呼んだら何だか違和感を感じてしまうほどの凛々しく、そして優しい表情。 あ、そうか。 「あずにゃん、何だかいい表情しているよ」 「そうかな?」 「うん。何だかお母さんって感じがする」 女の人はみんな、赤ちゃんができるとこんな表情をするのかな? なんだか、ますますしっかりしなくちゃいけない気がする。 「あずにゃん、これからどうする?」 「丁度いいから母子健康手帳を貰いに行こうよ」 「大丈夫? まだ安静にしておかないといけないんじゃない?」 お腹に赤ちゃんもいるし、あまり無理はさせたくないんだけどな。 「そんなに私は弱くないよ。それに、この子も……」 そう言ってあずにゃんはお腹に手を乗せた。 なんだか、神秘的だ……。 「わかったよ。でも、もらったらすぐ帰ろうね?」 「もう、過保護なんだから」 あずにゃんの笑顔も柔らかなものに戻っている。よかった……。 その後、市役所で母子健康手帳をもらい、妊娠届も出した。 私がやろうと思っていたんだけど、何だかあたふたしちゃって結局あずにゃんが全部やっちゃった。 あまり無理はさせたくなかったんだけど、あずにゃんのほうがしっかりしていた。 面目丸つぶれだよ……、私。しっかりしようって決めたのに……。 「手続き終わったから帰ろうか」 「うん……、そうだね」 「どうしたの? 唯」 「いや、自分の不甲斐無さに呆れているだけです……」 「そんなの、今に始まったことじゃないでしょ?」 「ひ、ひどい……」 確かにそうかもしれないけど、そんなにはっきり言わなくてもいいじゃない……。 「でも……頼りにしているからね?」 そういって、あずにゃんは指を絡ませて私に寄る。 あぁ……。何だろう、もう何でも許せる気がするよ……。 「うん……。私、頼られるように頑張るよ!」 本当は不安でいっぱいだけど、りっちゃんが言っていた通りあずにゃんのほうが不安に決まっている。 出産はとても大変なことぐらい私にもわかる。だから、私があずにゃんのことを支えてあげなくちゃ! 「とりあえず、両親に報告しなきゃね」 両親の携帯電話番号を見つけて呼び出してみる。 「……出ないな」 「唯の両親は今どこにいるの?」 「確かオランダに行っているはずなんだけど……」 いつまで経っても出ないので、仕方が無いからメールで送っておいた。 「あずにゃんは自分で報告する?」 「うん。今からする」 そう言うと、あずにゃんは両親に電話をかけた。 「あ、もしもし。梓ですけど、あ、お母さん?」 「あと報告しなきゃいけないのは、憂と和ちゃんと……」 ずっと音楽で仕事をしていたから、家族と話すのも昔の友達と話すのも久しぶりだ。 何だか照れくさいな……。 「よし、まずは憂から……」 私はまた携帯を片手に報告の電話をかけた。 なおちゃんに記者会見について手配をお願いしたら、一週間もしないうちに場所を確保できたと電話が入った。 『あまり遅いと梓ちゃんに負担になるし、忙しくない今がいいと思ったんだけど』 「そうですね。じゃあ一週間後に記者会見ということで」 『わかりました。それと唯ちゃん、梓ちゃんのことしっかりと支えてあげるのよ?』 「わかってますって。じゃあお願いします」 とりあえず記者会見の日程は決まった。さて、準備は何をしたらいいのかな……。 「あずにゃん、結婚&おめでた会見一週間後になったけど大丈夫?」 「もう、そういうのは決まってから言わないでっていっているでしょ?」 「ご、ごめん……」 また怒られた……。もう、本当に私ってだめだね……。 「またやっちゃったよ……」 「しょうがないなぁ、唯は」 「うぅ……」 頑張ろうとするたびに空回りしている気がしている。一生懸命やっているつもりなんだけどな……。 「まぁ、予定も入れてないし大丈夫だよ」 「よかった……」 いつも注意されているのに、どうして治らないのかな……。 「あ、唯。記者会見だからって暴走しないでよ?」 「わかってるって」 次は記者会見か……。何聞かれるかな……。 そんなこんなで記者会見の日になった。 「あ、あずにゃん……、記者会見だよ!?」 「落ち着いてよ、唯……」 私はもう緊張しまくっていた。 司会者に呼ばれて席に座ってからは嵐のように過ぎていって、あんまり覚えていない。 何を質問されたんだっけ……? まぁ、変なことは言ってないと思うし大丈夫だよね。 「2人ともお疲れ様。いい記者会見だったわよ」 「ありがとうね、なおちゃん」 「何だか疲れました……」 「梓ちゃんも大変ね」 「本当ですよ……」 あずにゃんが大きくため息をついた。どうしたんだろう? 「あずにゃん、大丈夫?」 「唯がそれ言う?」 「何で?」 「……もういいよ」 私何かしたかな? なおちゃんがえらくにやにやしているのが気になる。 「明日の新聞が楽しみね……」 翌日、各新聞社で私達の結婚&おめでた報告の記事が載った。 「あ、あれ? 私こんなこと言ってたの!?」 一面に大きく私達の幸せそうなツーショットがあり、見出しが“ゆいあず、ようやくひとつに”って書いてあった。 そして、記事にはそれはもう詳しく言えないぐらい甘いトークがずらっと載っていた。 「暴走しないでって、私言ったよね?」 「あ、あはは……」 テレビをつければ、私達の結婚&おめでた報告で染まっていた。 ネットでは記者会見での言動や行動について“けしからん、もっとやれ”のコメントであふれていた。 「なんだか大ごとになっちゃった……」 「だから言ったのに……」 あずにゃんが呆れてため息をついた。本当にごめんなさい……。 「もう、どこでもいちゃついているって思われちゃうじゃない」 「まぁ、あっているんだけどね」 「そ、それは……唯が勝手にするから」 「え……? あずにゃん嫌だったの……」 ちょっとショック……。 「あ、いやそうじゃなくて、何というかそう言うのは2人のときにして欲しいっていうか……///」 ほっぺを赤く染めて言うなんて……、破壊力抜群だよ! 「あずにゃ~ん///」 「だ、だから言ったそばからしないでって……あっ///」 「もう、素直じゃないんだから♪」 まだ産まれてないけど、2人目が出来そうです。 ─── 「……ということがあったのさ!」 「はぁ……」 まだ小学4年生の私にもわかる。いちゃいちゃし過ぎでしょ……。 「何だか恥ずかしいわ……」 「照れないでよぉ。本当のことじゃん」 またいちゃいちゃし始めるし……。 「あ、でもまだ私産まれてないよ?」 「それからは梓のほうがよく知っていると思うよ」 唯お母さんから、梓お母さんにバトンタッチした。 「じゃあ今度は私の番ね」 そう言うと、軽く咳払いをして話し始めた。 「じゃあ、産まれてくるときの話をするね……」 ─── 「お~い、柚子。聞こえる~?」 唯がうれしそうに私のお腹をさする。 「あ、少し動いたみたい」 私のお腹もだいぶ大きくなり、もうすぐ出産予定日だ。 幾度かの検査で性別は女の子だともわかった。 名前も私と唯の名前から“柚子”と名付けた。 「いやぁ、早く会いたいなぁ」 「そうだね」 そんなことを言っていた日の夜、私はお腹の痛みで目が覚めた。 「うっ! ……」 何とも言えないこの痛み。次第に重くなっていき、さらに下半身に違和感が出てきた。 「あ、あずにゃんどうしたの!?」 私の異変に気付いた唯が、飛び起きて来てくれた。 「多分、陣痛だと思うんだけど……!」 「えぇ!? ちょっと待っててね!!」 破水に気付いた唯がすぐに病院に連絡を入れた。 「もしもし、垣空総合病院ですか!? 平沢ですけど……」 寝る前から少し痛みはあったけど、こうも連続してくるとは……! 「今、ベッドが空いているからすぐ行こう!」 「う、うん……」 しかし、私は破水していて、さらに下半身の痛みのせいか歩くのがおぼつかなかった。 「……よし!」 「え……、うわっ!」 急に体勢が変わったと思ったら、私の体が抱きかかえられていた。 お腹に赤ちゃんもいるのに、唯は苦しそうな顔一つしない。 「ゆ、唯!?」 「さぁ、行くよ!」 唯は私のことを軽々と運び、車に乗せてくれた。 “す、すごい……” 「がんばってね、すぐに病院につくからね」 運転中もずっと声をかけていてくれて私は痛みを少し忘れることができた。 やっぱり、頼りになるな……、唯は。 「先生、破水しているのですぐにお願いします!」 「わかりました。それと、立ち会い出産を希望されていますので用意をお願いします」 ベッドで運ばれていく最中に色んな声が聞こえる。天井がすごく早く過ぎていくのが見える……。 私はそんなどうでもいいことを考えていた。 「あずにゃん、頑張ってね!」 外では普通に呼ぶって言ってたのに、戻っているよ……。 後から考えてみると、こんなことを思う余裕があったのも、唯がいたからだと思う。 本当に私の心の支えになっていた。 「平沢さん、リラックスしてくださいね?」 「は、はい……!」 どうやってリラックスしろって言うのよ! と言いたかったが、そんな暇は無かった。 「私が合図を出しますので、そしたらいきんでください」 「は、はい……」 「あずにゃん……」 先生の合図に合わせていきむたびに痛みが増す。さっきまでは痛みに間隔があったのに、今はずっとだ。 「あずにゃん、頑張って! もう少しだよ!」 その間、唯はずっと私の手を握っていてくれた。それだけでも私は痛みを忘れることができた。 唯がそばにいてくれる。それだけでよかった。 そして……。 「頭でてきましたよ! もう少しです!」 「いきむのをやめて、短く息を吐いてくださいね」 「は、はい……!」 力を抜いて、短く息を吐く、と……。短く……。 体のなかで赤ちゃんが動いているのがよくわかる。 痛いけど、何より元気に動いていることが嬉しかった。 「さぁ、出ますよ!」 そして……。 ─── 「……で、柚子が産まれたの」 「ほぉ……。大変だったんだねぇ」 何だか自分が産まれてくるところを話されると、照れくさくなるのは何でだろう? 「いやぁ、梓は本当によくがんばったよ」 唯お母さんが頭を優しく撫でている。 「こんなので、いいのかな?」 「うん、ありがとうね」 私は2人のお母さんにお礼を言って、自分の部屋で作文を書き始めた。 4年1組 平沢 柚子 「私が産まれてくるまで」 ─── END 将来も一緒に居るっていいよね -- (名無しさん) 2011-05-04 14 35 53 名前 感想/コメント: すべてのコメントを見る
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amazonで探す @楽天で #みなさん、さようなら を探す! 映画 2013.01.26 Hulu NETFLIX dTV PrimeVide U-NEXT TVer Paravi GYAO youtube検索 / Pandora検索 / dailymotion検索 / bilibili検索
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28代目スレ 2009/03/08(日) ラッシュ「聞かないの?何であんなことしたのか?」 真龍「良いです。ラッシュが話したくなったらで」 ラッシュ「ありがと」 真龍「格好良かったですよ、今日のラッシュは」 ラッシュ「どこが?無様に転がされてただけじゃん」 真龍「それでも何度でも立ち上がるラッシュは格好良かったです」 ラッシュ「そう・・・・・・・・・君がいてくれてよかった」 真龍「え?今なんて言いました?」 ラッシュ「何でもない」 真龍「気になります~。なんて言ったんですか?」 ラッシュ「・・・それよりもさ、真龍」サワッ 真龍「きゃっ、ダメですよ。 エツィーラ先生も言ってたでしょ。大事無かったっていっても安静にしてないと」 ラッシュ「いいじゃん。自分の体のことは自分が一番分かってるよ。ダイジョブだって。 なっ、いいじゃん。南極帰ってしばらくご無沙汰だったしさ」 真龍「もうっ、そうやってすぐに誤魔化すんだから・・・」 ラッシュ「ダメ?」 真龍「・・・ラッシュは寝ててください。 今日は私が全部してあげますから」 ラッシュ「良いの!」 真龍「痛くて動けないでしょ。 それに今日のラッシュは格好良かったですから。 ・・・ご褒美です」 なんというかスゴク良かった。 結局のところ何も解決はしていない。 オレはファーストキスの味を思い出せないし、 姉さんは初恋に破れ、 伯父さんはもういない。 クォヴレーさんには一矢も報いることができず負けた。 それでも伯父さんは笑ってくれている気がする。 シュバルツバルト。本名マイクル・ゼーバッハ。 元新聞記者。バツイチ。真実の探求者。 ビッグデュオのドミュナス。 姉さんの初恋の相手。 本当はオレの伯父さんじゃなかった人。 メリオルメッセじゃないのになぜか家で飯を食ってた人。 今思い出せばおかわりの三杯目はそっと出してた人。 優しくて大きな手のひらを持ってた人。 オレの大好きな伯父さん。 さよなら、伯父さん。
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将来も一緒に居るっていいよね -- (名無しさん) 2011-05-04 14 35 53
https://w.atwiki.jp/test_matome/
===妄想日記シリーズ 1=== みなさんへご案内 以下のような特徴の人(書き込み)にお困りではありませんか? 01.すぐにageる上に連投、連投でウザくて仕方ないんだが・・・02.NG設定したいんだけど、コテハンもつけないしIDを変えながら投稿してるみたいで厄介だ・・・03.なんだかいつも同じようなことを言う人がいるみたい・・・04.マルチでURLやコピペを貼りまわる人がいて迷惑なんですが・・・05.やたらと他人の書き込みを否定したりケチつける人がいるけど、何なんですか?・・・06.テンプレにちょっとした不備があったら「バカ」とか「ボケ」と怒られた・・・07.スレと直接関係ない「他作品の話題」とかスレチを繰り返す人がいて鬱陶しいんだけど・・・08.禁止されてるスレで動画共有サービス(Youtubeなど)のリンクを平気で貼り付けまわる人って・・・09.よほど何かを自慢したいのか「いかにも自分は知っている」風な物言いが目障りなんですが・・・10.不要なテンプレを新スレが立つたびに繰り返しコピペする人がいるようですが・・・11.レスアンカーで必死に返答してる割りに、ほとんど相手してもらえない人がいますよ・・・12.ソースも示さずに「2ちゃんルール」「2ちゃんのお約束」を吹聴してスレを仕切ろうとするくせに、■ ■肝心な時には「それを言っていいのはひろゆき(と運営)だけ」と逃げる人がいるのですが・・・13.荒らしみたいなヤツに一度だけ注意したら、何故か「いつもの荒らし」「例の荒らし」と言い返された・・・14.他人をバカにしたり差別的な用語を平気で使う人がいて雰囲気が悪いんですが・・・15.「次スレを早く立てろ」「次スレは別の板に移動」「スレチだ移動しろ」等やたら仕切る人がいるんですが・・・ 下記★へつづく ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 現時点で2ちゃんねるにおいて 当該人物の活動がほとんど確認されないため 「総合まとめサイト」を当面見送ります 活動が活発化した際、 (新名称含め)再度作成・公開を検討します ご了承ください 2013.08.16. 近々「総合まとめサイト」のために この人物の「新呼称」 のアイデアを募集する予定です 2013.03.22. ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2ちゃんねるやツイッターで知ってお越しの方へ このところ更新しておらず、最新情報は載っておりません。 それでもよろしければ、過去のネタとしてご覧ください。 2012年8月 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◆◆◆お知らせ 2013年5月10日◆◆◆ 当Wikiで紹介する人物ですが、5月10日02時過ぎより 本年2度目の全サーバ規制となった模様です 【追記】当該人物が巻き込まれた規制は5月20日22時過ぎに解除された模様です。2013年5月20日 ◆◆◆お知らせ 2013年5月3日◆◆◆ 当Wikiで紹介する人物ですが、5月3日朝方より 本年1度目の全サーバ規制となった模様です 新型全サーバ規制とやらにかかったようで ●規制中でも書ける板(臨時地震板やアニ特板など) ●フシアナで書ける板(批判要望板) にも書き込みできない模様です (詳細は確認中) 【追記】当該人物が巻き込まれた規制は8日18時過ぎに解除された模様です。2013年5月8日 ◆◆◆お知らせ 2013年4月25日◆◆◆ 当Wikiで紹介する人物ですが、4月25日夕方より HANA規制となった模様です 【追記】当該人物が巻き込まれた規制は5月20日20時過ぎに解除された模様です。2013年5月20日 ◆◆◆お知らせ 2012年1月14日◆◆◆ 当Wikiで紹介する人物ですが、1月14日の15時30分過ぎ頃より 本年1度目の全サーバ規制となった模様です 【追記】当該人物が巻き込まれた規制は21日07時過ぎに解除された模様です。2012年1月22日 <宇宙関連スレからお越しの方へ> 「久しぶりに天文・気象板に来たけど、なんか争ってる? なんで住人同士揉めてるの??」 「初めて宇宙関連スレへ来たんですけどいつものいつもの人の人だのいつもの人だの、 これって一体何ですか?」 「何だか俺がアンチJAXA荒らしって言われたけど、 それって何よ?」 このような疑問をお持ちになった方は下記リンク先を参照ください。 現状の宇宙関連スレ概況をご案内させていただきます。 それを見た上でどう判断し、どう行動するのか・・・ ・荒らしなんざ気にするな、ここは2ちゃんねるだ! ・荒らしと思しき人物の存在を認めるが、スルーしとけばいいだろう ・そんな荒らしがいたのか・・・絡まれないよう、気を付けないと ・仮にどちら一方が悪いにしても、相手にした時点でどっちもどっちじゃね? ・荒らしは徹底的に潰そうぜ! ・そんな荒らし、居るはずないだろw ・こんな状況にはウンザリだ、俺は宇宙関連スレを去るぜ! などなど。 これらは皆さん各自でご判断ください。 (当サイトとしては、本スレで荒らしに構うことをお勧めするものではありません) 宇宙関連スレ(天文・気象板、アニメ特撮実況板など)からお越しの方へ 2011年1月2日 (6月19日一部改訂) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ★上記01~15のつづき 上記01~15のような特徴に複数の点で一致する人物(書き込み)は、 過去に2ちゃんねるの様々な板で迷惑行為をしてきた「ある人物」の可能性が高いです。 荒れる要素のない状況で、スレッド上の直接認定はご遠慮ください ※当サイトでは皆さんへ指示・命令をするものではなく、提案として勧めさせていただきます。 「ある人物」の認定や構う行為は相応しい場所(例えば最悪板など)の利用をお勧めしますが、 各スレッドでどのように振る舞うのかは、スレッド利用者の皆さん一人ひとりがご判断ください。 この人物による、住人と揉めるような迷惑行為は、主だったところで 映画関連、食品関連、国内旅行関連、温泉関連、遊園地関連、テレビ関連、ゲーム関連、アニメ関連、新型感染症関連、宇宙開発関連 などの掲示板で確認されており、 このうち ◆ゲーム関連ではゲームのキャラクターになぞらえ住人から「ポーキー」と呼ばれ、荒らしとして最悪板にスレ立てされる ◆新型感染症関連ではマルチコピペ行為を通報され全サーバー規制(アク禁)になり、いわば「2ちゃんねる公認の荒らし」となる ◆宇宙開発関連では頻繁に現われ、差別的な用語を好み、喧嘩腰な物言いで雰囲気を悪くすることから、 「あの人」「いつもの人」などと呼ばれ、住人により最悪板にスレ立てされる といった過去がある人物です。 上記の01~15の特徴にある通り、 ・自分の知識を披露したいがために、聞かれてもいない(スレの流れと関連の薄い)ネタを繰り返す ・自分に目障りな書き込みを排除するために、関連スレ(隔離スレ)への誘導を繰り返す ・自分の希望するテンプレ(スレタイ)でスレ立てするよう、住人やニュース関連スレの記者へ指示を繰り返す これらの行為をもって各板、各スレの巡回を続けているようで、結局は自己中の一言につきるようです。 この人物には迷惑行為を控えるよう話しかけてみたところで、 素直に聞き入れて省みるどころか、相手を打ち負かすまで意地になって反論を続けるばかりでなく、 逆に開き直って「コイツは有名な荒らしだから、完全スルーで」のように指摘した善意の住人をつぶしにかかる事さえします。 今更ではありますが迷惑行為に遭遇しても「構わず叩かずスルー」が最善の策といえるでしょう。 「みなさんへご案内」の目的・・・アニメ板「喰霊-零-」(がれい-ぜろ-)スレを例に 「みなさんへご案内」の15の特徴と事例を見ておく ↓「そんな人もいるようだけど、本当なのかな?」 「こりゃ喰霊スレは変なヤツに粘着されてるな」 「変なやついるの分かるけど、Wiki見てどうしろと?」 「こんなことしてWiki管理人はストーカーみたいでキモイな」 ↓(・・・2、3ヶ月~が過ぎて) ↓「さっきから他作品ばかり例に出してウザイやついるな」 「なんだよ、毎回勝手にテンプレを変えたりAAやQ&Aとか追加しやがって」 「なんでageてばっかりなんだ?」 「このスレはYoutubeとか禁止なんだよ、何度言えばわかるんだ」 「ひろゆきひろゆきうるさいやついるな、お前がひろゆきか?」 ↓「あれ、どこかでこんな『他作品語りの連続』見たことあるな・・・デジャヴ?」 「そういや喰霊スレにこんなやついたよな」 「ん?図書館戦争や喰霊のスレ荒らしてたやつか?」 ↓「みなさんへご案内」のトップにある15の特徴や事例を見かえす ↓「うわ、同じヤツだよ。比較に出すアニメや映画、ドラマの名前がみんな一緒だw」 「やっぱりスルーした方がいい人なのかな・・・」 今だけでなく、今後のために「みなさんへご案内」を作成しました。 それまでは私(Wiki=まとめサイト管理人)を変態ストーカーとでも何でも思っていただいて全く構いません。 いずれ迷惑行為が生じた時にこのWikiの意味がご理解いただけると思い、長い目で見ております。 ◆◆◆お知らせ 2011年5月8日◆◆◆ 当Wikiで紹介する人物ですが、5月8日の19時頃に実況系スレにおいて 水遁の術を使われ破門された模様です 2011年5月8日 ◆◆◆お知らせ 2011年2月10日◆◆◆ 当Wikiで紹介する人物ですが、2月9日の23時30分過ぎ頃から 全サーバ規制 → 「冒険の書」規制に変更となった模様です 【追記】2月24日22時頃「冒険の書」規制から「忍法帖巻物」に名称変更された模様です。 2011年2月25日 ◆◆◆お知らせ 2011年2月6日◆◆◆ 当Wikiで紹介する人物ですが、2月6日の03時過ぎ頃より 本年1度目の全サーバ規制となった模様です 【追記】当該人物が巻き込まれた規制は2月9日23時30分過ぎに解除されて「冒険の書」規制に変わった模様です。 2011年2月10日 ◆◆◆お知らせ 2010年12月6日◆◆◆ 当Wikiで紹介する人物ですが、12月6日の03時過ぎ頃から HANA規制(板別)となった模様です HANA規制は専門板へは書き込みが可能なようです 【追記】当該人物が巻き込まれた規制は12月12日00時過ぎに解除された模様です。 2010年12月14日 ◆◆◆お知らせ 2010年10月16日◆◆◆ 当Wikiで紹介する人物ですが、10月16日の17時頃より 本年17度目の全サーバ規制となった模様です 【追記】当該人物が巻き込まれた規制は10月20日22時過ぎに解除された模様です。 2010年9月21日 ◆◆◆お知らせ 2010年9月5日◆◆◆ 当Wikiで紹介する人物ですが、9月5日の04時00頃までに 全サーバ規制 → HANA規制(板別) に変更となった模様です HANA規制は専門板へは書き込みが可能なようです 【追記】当該人物が巻き込まれた規制は9月13日6時頃までに解除された模様です。 2010年9月20日 (小旅行で外出していたりしたため記録が遅くなりました) ◆◆◆お知らせ 2010年8月13日◆◆◆ 当Wikiで紹介する人物ですが、8月13日の16時30分頃より 本年16度目の全サーバ規制となった模様です 【追記】当該人物が巻き込まれた規制は9月5日4時頃までに板別規制に変更された模様です。2010年9月5日 ◆◆◆お知らせ 2010年8月7日◆◆◆ 当Wikiで紹介する人物ですが、8月7日の15時過ぎより 本年15度目の全サーバ規制となった模様です 下記で紹介の8月2日分と併せ「二重規制」になっている模様です。 【追記】当該人物が巻き込まれた規制は8月12日9時過ぎに解除された模様です。2010年8月12日 ◆◆◆お知らせ 2010年8月2日◆◆◆ 当Wikiで紹介する人物ですが、8月2日の20時すぎより 本年14度目の全サーバ規制となった模様です 【追記】当該人物が巻き込まれた規制は8月12日9時過ぎに解除された模様です。2010年8月12日 ◆◆◆お知らせ 2010年6月29日◆◆◆ 当Wikiで紹介する人物ですが、6月29日の19時30分すぎより 本年13度目の全サーバ規制となった模様です 【追記】当該人物が巻き込まれた規制は7月29日20時頃に解除された模様です。2010年7月29日
https://w.atwiki.jp/miitohosizora/pages/78.html
夢を見た。 淡くて哀しい、夢を見た。 あぁ、頬が濡れている。 涙を流したのなんて、一体何年ぶりだろう。 きっと、貴様と別れたあの日以来。 そう、貴様の夢を見た。 夢の中で貴様はいつになく真剣な顔をして、ポツリと呟く。 「ごめんな。」 ドキリとした。 あたたかい。心があたたかい。 冷たい指先とは裏腹に、心があたたかかった。 あぁ、なんで貴様は。 そんな優しい声で謝るんだ。 そんな哀しそうな目を伏せようとしないんだ。 やめろ、やめてくれ。 俺の心をこれ以上満たすな。 これ以上満たされると、俺はもっと求めてしまう。 貴様は最後にふわりと笑って、去って行ってしまうというのに。 あぁ、そんな顔をされると、俺は誤解をしてしまう。 貴様も俺と同じ気持ちなのかと思ってしまう。 でも実際は違うだろう? こんなに哀しいのは、こんなに未練がましいのは、俺だけだろう? あぁ、本当に。 いっその事突き放せ。 俺を突き放せ。 冷たい言葉と声でもって、俺を絶望させろ。 そうしたら、少しは踏ん切りがつくだろうに。 あぁ、ずるい奴。 貴様は俺をこんな思いにさせておいて、そのまま去ってしまうのか。 あぁ、もう一度。 きっともう一度会えるだなんて、嬉しそうな声で言わないでくれ。 大丈夫、お前には俺がいなくても。 なんてありきたりな台詞を囁きながら、貴様は俺をぎゅっと抱きしめた。 あぁ、そんなに強く、俺を抱きしめるな。 俺は欠陥品の壊れ物。 そんな風に抱きしめられると、すぐにひびが入ってしまう。 もう既に入りきらないほど詰まった、思いが、溢れ出てきてしまう。 あぁ、頬が熱い。 この熱さは涙の所為か。 初めて流した涙の所為か。 あぁ、早く俺を放せ。 あぁ、ずっと俺を抱きしめていろ。 そんな未練がましく指を絡ませるな。 貴様の言葉を信じてしまう。 もう何も信じないと誓ったのに。 あぁ、貴様はとうとう行ってしまうのか。 あぁ、さようなら。 最後のさようなら。 また明日、なんて言って。 いつものように笑顔で手を振り、去っていった。 「あぁ、こんなに哀しいのなら、いっそ出会わなければよかった。」 よくドラマなんかで聞く台詞を、自分が吐いている事が信じられなかった。 「俺の変わりならいくらでもいるだろう?」 なんて貴様は言ったが、俺にとっては誰も貴様以上ではないんだ。 あぁ、戻ってきてくれ。なんて言わない。 だから、せめて、俺の記憶から、貴様の全てを消し去ってくれ。 涙はすぐに底をついたが、俺は尚も泣き続けた。 声をあげ、ただがむしゃらに。 そうすれば忘れられる気がしたんだ。 そして永い時が経ち。 気が付くと、俺はたった一人だった。 なんだ、なんなんだ。 ここはどこなんだ。 俺は誰なんだ。 哀しい、辛い・・・・・・・・寂しい。 誰か、誰か俺を見つけてくれ。 俺の手を握ってくれ。 ここにいるって教えてくれ。 恐い、恐いんだ。 何もかも失ってしまった。 自分の名前も、貴様のぬくもりも、全ての存在を。 やめろ、やめてくれ。 しろい、しろが、俺を飲み込んでいく。 俺を消し去っていく。 あぁ、待ってくれ。 俺からこれ以上何もとらないでくれ。 あぁ、言葉すら失えば、考える事さえ忘れれば、俺はただの人形でしかないじゃないか。 壊れた人形、もう元には戻らない。 解説。 いきなり思いついて20分弱で書き殴った物。 本編を読んで下さってる方は分かると思いますが、「俺」は翔、「貴様」は流星。 ちょっと行き過ぎてる気もしますが、一応友愛、って事で。(汗 「なんだ、なんなんだ」以降を先に書いて、その前のは後に書いたのに無理矢理つなげたので、ちょっと・・・いやかなりおかしいかも; ありきたりすぎてごめんなさい↓↓
https://w.atwiki.jp/akatonbowiki/pages/971.html
このページはこちらに移転しました さようなら 作詞/橘 月夜 作曲/たまねぎ A)幸せだったね あのころ 目の前に 永遠があった 幸せだったよ とても その葉に ふれるまでは B)あなたはこれから きっとステキな花を 見つけるでしょう 今度はどうか 枯らさないでください S)あなたと笑う 道はもう歩けない さようなら 私の未来 誰かと笑う あなたなんて見たくない さようなら 愛しいひと… 音源 さようならはただいま管理人の手元にありません。持っている方いたらくださいな。 さようなら(歌:たま☆ねぎBOYZ) さようなら(歌:195スレ193) (このページは旧wikiから転載されました)
https://w.atwiki.jp/akatonbo/pages/2167.html
さようなら 作詞/橘 月夜 A)幸せだったね あのころ 目の前に 永遠があった 幸せだったよ とても その葉に ふれるまでは B)あなたはこれから きっとステキな花を 見つけるでしょう 今度はどうか 枯らさないでください S)あなたと笑う 道はもう歩けない さようなら 私の未来 誰かと笑う あなたなんて見たくない さようなら 愛しいひと… 音源 さようなら
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/57976.html
【検索用 さようならさんかつ 登録タグ 2022年 VOCALOID さ なぬりそ 初音ミク 曲 曲さ 透依】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:なぬりそ 作曲:なぬりそ 編曲:なぬりそ 絵原案:透依 唄:初音ミク 曲紹介 さよなら3月、もう来ない4月。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 一ヶ月ぶりのMV投稿になりました。久しぶり そして恋のうたは一年ぶりです。久しぶり まあ俺は恋愛なんてしたことないんですけどねアッアッア ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 曲名:『さようなら さんがつ』 甘酸っぱい恋愛ソング。 歌詞 (piaproより転載) 『君の気持ちは知ってるよ』 そう言ってもう振り返らない 僕が初めて「奇跡だ」なんて感じたあなたに祝福を 「ご卒業おめでとうございます」 そう言ってはまた反芻した 少しの思い出が褪せてゆく 好きになるには遅すぎたの きっときっともう会えない さようなら さんがつ さんがつ さんがつ さようなら さんがつ さんがつ さんがつ さようなら さんがつ さんがつ さんがつ 天使に僕は必要ない さようなら サンキューサンキューサンキュー さようなら サンキューサンキューサンキュー さようなら サンキューサンキューサンキュー 最後の審判で僕にキスをして ねぇ ねぇ なんでどうしてそれを聞いた 始業式先生の話 小さなどよめきの体育館 「本当に何も出来なかった?」と 『卒業なんてしたくないね』 そう言った記憶反芻した 少しの思い出が甦る 居なくなるには早すぎたの 『今が一番楽しいと思うの。』 さようなら さんがつ さんがつ さんがつ さようなら さんがつ さんがつ さんがつ さようなら さんがつ さんがつ さんがつ 天使に僕は必要ない さようなら サンキューサンキューサンキュー さようなら サンキューサンキューサンキュー さようなら サンキューサンキューサンキュー 最後の審判で僕にキスをして 地獄に突き落としてもいいからさ ねぇ ねぇ コメント 名前 コメント コメントを書き込む際の注意 コメント欄は匿名で使用できる性質上、荒れやすいので、 以下の条件に該当するようなコメントは削除されることがあります。 コメントする際は、絶対に目を通してください。 暴力的、または卑猥な表現・差別用語(Wiki利用者に著しく不快感を与えるような表現) 特定の個人・団体の宣伝または批判 (曲紹介ページにおいて)歌詞の独自解釈を展開するコメント、いわゆる“解釈コメ” 長すぎるコメント 『歌ってみた』系動画や、歌い手に関する話題 「カラオケで歌えた」「学校で流れた」などの曲に直接関係しない、本来日記に書くようなコメント カラオケ化、カラオケ配信等の話題 同一人物によると判断される連続・大量コメント Wikiの保守管理は有志によって行われています。 Wikiを気持ちよく利用するためにも、上記の注意事項は守って頂くようにお願いします。
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SENSEメンバーが拳銃を突きつけられた時の反応(センスメンバーがけんじゅうをつきつけられたときのはんのう) 太田恵梨(エリー)「遺書書かせて」 えりか様(番長)「マジかよ・・・」 田上伊万里(いまりん)「甘いな。甘すぎる」 太田瑞穂「それ、偽物・・・? それとも、偽物・・・??」 山口麻実(やまみー)「ひいぃぃぃぃぃぃ」 宮下愛華(あいにゃん)「ぐれいとお!!」 西岡真央(まおにゃん)「命知らずめ」 齊藤三咲(みぃちゃん)「^^b」 大谷菜美「他の奴は撃ち殺してもいいので、私の事だけは見逃してくださいいぃ><;」 宮瀬「日を改めませんか・・・?」 河原「運が悪かったな! 誰がって・・・? 拳銃突きつけられた俺が、だよ!!」 清原マネージャー「ノー! ノー!!」 塚本プロデューサー「やれやれ・・・、ひゅっ!」 塚本プロデューサーは、極真空手を習っていたので、その力を解放し、 拳銃を突きつけてる奴から、拳銃を叩き落した。 塚本プロデューサー「ニヤリ」 リチャード田中「・・・(怖くて、小便漏らしてる)」 SENSE用語辞典