約 4,232,284 件
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/6610.html
【検索用 そしてたれもいなくなった 登録タグ 2009年 MEIKO VOCALOID ceresP そ 曲 曲さ 涼介P】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:涼介P 作曲:涼介P 編曲:ceresP ミックス:ceresP MEIKO基本調教:涼介P MEIKO応用調教:ceresP 唄:MEIKO 曲紹介 曲名:『そして誰もいなくなった』(そしてだれもいなくなった) 歌詞 一人目の犠牲者は新聞記者 一連の事件を調査していた 死因は刺殺 凶器はナイフ 服には雪がついていた 二人目の犠牲者は若い女 交遊関係は広かったらしい 死因は絞殺 凶器はワイヤー 暴行の跡も確認されている 電話も繋がらない中で 疑心暗鬼に震えている 犯人探しのゲームが始まる 夜はまだ終わらない 繰り広げられる殺人劇 外界から遮断された中 皆殺しの恐怖に怯えて 周りの顔色伺いながら 見落としたのはどこか 皆で生き残る手段は 嘘を見破り目を凝らし 彼女に微笑む 第三の犠牲者は 店のオーナー アリバイ不明の唯一の人物 死因は撲殺 凶器は灰皿 彼女の名前が残されていた 第四の犠牲者は心理学者 トイレの個室で発見されてる 死因は焼殺 凶器はガソリン 遺体の一部が持ち去られていた 一人一人と消えゆく中で 次は自分と怯えている 誰が(フーダ)とどうやって(ハウダ)が交錯し 頭の中で実を結ぶ 舞台を降りてゆく役者達 僕は主役か、それとも端役? 皆殺しの恐怖に悶えて 静かに足音伺いながら 皆を殺したのはあいつ 動機も筋も通っている これ以上犠牲を出さないように 彼女に微笑む 恐怖と狂気が支配する暗闇の 見えざる犯人に怯えたままで 鳴り止まぬ雪の音 止まらない惨劇 何故だ、犯人はアイツ 死体は語る 最後の犠牲者の悲鳴が消え 僕と彼女の二人が残る 彼女はだらりと首を曲げ 静かに僕を見守った 鏡の中の僕の口許が にやりと醜く歪んでいる 右手のナイフが空を切って そこでがめ んは すなあ らし コメント こ・・・怖い -- むぅこ (2009-09-19 21 26 15) アガサ・クリスティー作の「そして誰もいなくなった」に似てる… -- パンドラの箱 (2009-09-20 13 34 06) ↑それを踏まえられているみたいですね。犠牲者は少ないですが.... -- 名無しさん (2009-09-21 00 31 20) さりげなく神調教 -- 名無しさん (2009-09-25 20 12 44) すっげぇ好み…← -- 匿名希望ww (2010-12-06 20 52 36) 空白が意味ありげだにゃ。 -- 猫 (2010-12-06 21 10 54) マザーグースの歌にもあるよね(´゚∀゚`) マザーグースの方は犠牲者は12人だけど、ボカロの方も好きだな -- イスミィ (2010-12-15 16 01 54) すなあらし -- ごきぶり乙女 (2011-07-29 23 55 58) 名前 コメント コメントを書き込む際の注意 コメント欄は匿名で使用できる性質上、荒れやすいので、 以下の条件に該当するようなコメントは削除されることがあります。 コメントする際は、絶対に目を通してください。 暴力的、または卑猥な表現・差別用語(Wiki利用者に著しく不快感を与えるような表現) 特定の個人・団体の宣伝または批判 (曲紹介ページにおいて)歌詞の独自解釈を展開するコメント、いわゆる“解釈コメ” 長すぎるコメント 『歌ってみた』系動画や、歌い手に関する話題 「カラオケで歌えた」「学校で流れた」などの曲に直接関係しない、本来日記に書くようなコメント カラオケ化、カラオケ配信等の話題 同一人物によると判断される連続・大量コメント Wikiの保守管理は有志によって行われています。 Wikiを気持ちよく利用するためにも、上記の注意事項は守って頂くようにお願いします。
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/8794.html
登録日:2010/09/19(日) 14 09 16 更新日:2024/04/19 Fri 11 01 21NEW! 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 10人のインディアン DDD U.N.オーエン うみねこのなく頃に そして誰もいなくなった アガサ・クリスティ インシテミル クローズドサークル フランドール・スカーレット ホラー ミステリー リンクス戦争 不朽の名作 代表作 全滅 孤島 小説 怪奇大作戦 推理小説 東京ヤクルトスワローズ 死神の子守唄 毛利探偵「そして誰もいらなくなった」 洋館 疑心暗鬼 童謡 裁くべき被害者 見立て殺人 連続殺人事件 十人のインディアンの少年が食事に出かけた。 一人が喉を詰まらせて、九人になった。 九人のインディアンの少年が遅くまで起きていた。 一人が寝過ごして、八人になった。 八人のインディアンの少年がデヴォン(*1)を旅していた。 一人がそこに残って、七人になった。 七人のインディアンの少年が薪を割っていた。 一人が自分を二つに割って、六人になった。 六人のインディアンの少年が蜂の巣を悪戯していた。 蜂が一人を刺して、五人になった。 五人のインディアンの少年が法律に夢中になった。 一人が大法院に入って、四人になった。 四人のインディアンの少年が海に出掛けた。 一人が燻製のにしんにのまれ、三人になった。 三人のインディアンの少年が動物園を歩いていた。 大熊が一人を抱きしめ、二人になった。 二人のインディアンの少年が日向に座った。 一人が陽に焼かれて、一人になった。(*2) 一人のインディアンの少年が後に残された。 彼が首をくくり、後には誰もいなくなった。 ※本によって和訳に違いがある場合があります。 AND THEN THERE WERE NONE そして誰もいなくなった ―――私にとって、これが「こんな作品が書きたい」という目標であることはいつまでも変わらないだろう。 赤川 次郎 ▽目次 〈概要〉 〈ストーリー〉 〈登場人物〉 〈後日談〉 〈真相〉 〈余談〉 〈概要〉 "そして誰もいなくなった"は、小説家アガサ・クリスティの書いた推理小説。 同氏の代表作の1つであり、全世界で1億冊以上を売り上げたとされる。 舞台は陸から1マイル程度離れた孤島、「インディアン島」に建てられた洋館であり、 「孤島の洋館で起こる連続殺人事件」と言われて、この作品を連想する人は少なくないと思われる。 ちなみに、発表当時の原題は「Ten Little Niggers (10人の小さな黒人)(*3)」という、表現的に危ないものであったため、後に「And Then There Were None (そして誰もいなくなった)」に改題された。 なお、冒頭の童謡の歌詞や島の名前も「Nigger」だったが、上記の通り「Indian」に変更されている。 また、最近では「Indian」も差別用語とする見解があることから、童謡のその部分が「Soldiers」に変えてあるものもあるとか。 〈ストーリー〉 互いに面識の無い十人の男女が、様々な理由で孤島「インディアン島」に招かれた。 しかしそこに招待主であるオーエン夫妻の姿はなく、そのまま夜になり夕食を済ませた時、どこからともなく客達の過去の罪を告発する声が響いた。 そこから一人、また一人と童謡に沿って殺されていく……。 果たして犯人は誰なのか? そして犯人の目的は……? 〈登場人物〉 〇アンソニー・ジェームズ・マーストン 遊び好きの若いあんちゃん。 友人から電報が来たんで、深く考えず遊びに来たらしい。 登場していきなりアームストロング医師の車と事故りそうになるなど、車の運転がめちゃめちゃ荒っぽい。 告発によると、その危険運転で2人の子どもを轢き殺したが事故として片づけられたとのこと。 その事実は本人も認めていたが、「自分も2人も運が悪かった」「あんな迷惑なことって、ありゃしない」「今はスピードの時代」と述べており、反省の色ゼロ。 一人目の犠牲者。 オーエンの告発にも動じず、むしろ面白がっていたが、その直後に「喉を詰まらせた」の歌詞どおり酒に毒薬を盛られて窒息死した。 ――― 一人が喉を詰まらせて、九人になった。 〇エセル・ロジャース オーウェン夫妻に雇われたコックで、執事のトマスの妻。 料理の腕はとてもいい模様。 告発によると、かつて仕えていた老婦人の遺産を手に入れるため、夫と共謀して主人の持病による心臓発作をわざと放置した。 トマスによれば、主人は嵐の夜に容態が悪化し、電話が使えなくなっていて医者を呼べず、トマスが歩いて呼びに行ったが来るのが遅すぎたとのこと。 二人目の犠牲者。 アンソニーの死にショックを受けて気絶。そのまま寝室に運ばれたが、「寝過ごした」の歌詞どおり就寝中に致死量の睡眠薬を盛られる。 ――― 一人が寝過ごして、八人になった。 〇ジョン・ゴードン・マカーサー 退役した老将軍。「あなたの軍時代の旧友が、あなたをお呼びしたいとのことだから」と招かれたらしい。 告発によると、妻と不倫関係にあった部下をわざと死地に送り込んで死なせた。 本人は「偵察に出したら命を落とした。戦争のときにはよくあること」「妻はこの世に二人といない、すばらしい女だった。どこに出しても恥ずかしくない女性だった」として、告発の内容を否定している。 三人目の犠牲者。 「デヴォンに残った」の歌詞どおり散歩に出た先で撲殺され、屋敷に帰ってくることはなかった。 犯した罪の影に怯える人生に疲れ切っており、殺される直前にはこれで「終われる」事に安堵の顔さえ見せていた。 ――― 一人がそこに残って、七人になった。 〇トマス・ロジャース オーエン夫妻に雇われた執事。エセルの夫であり、夫婦で使用人を生業としている。 なお、雇われたのは本編開始のわずか1週間前である。 告発によると、かつて仕えていた老婦人の遺産を手に入れるため、妻と共謀して主人の持病による心臓発作をわざと放置した。 殺された順番からして、おそらく彼の方が主犯。 「主人が死んで、懐がちょっぴり温まったんだろう」というブロアの指摘に対しては、「わたくしどもの心をこめたお世話を喜ばれて、遺産をわけてくださった」「当然ではありませんか」と述べている。 四人目の犠牲者。 連続殺人が起こってからも使用人の仕事をこなしていたが、「斧で自分を真っ二つ」の歌詞どおり薪割りの最中に斧で頭をカチ割られる。 ――― 一人が自分を二つに割って、六人になった。 〇エミリー・キャロライン・ブレント カトリックの信仰篤い老婦人。 避暑地のホテルで知り合った人物に招かれたことになっていた。 何でもかんでも自分が正しいと思い込んでおり、それ故に標的に選ばれることに。 告発によると、不義の子を身ごもったメイドにつらく当たり、自殺に追い込んだ。 そのことについて他の者から問われても言うことは何もないという。本人いわく、自分はいつだって良心に従って行動しており、やましいことなどこれっぽっちもないとのこと。 五人目の犠牲者。 生き残り達による捜査にも我関せずといった態度だったが、「蜂に刺される」の歌詞どおり首筋に毒物を注射される。(*4) ――― 蜂が一人を刺して、五人になった。 〇ローレンス・ジョン・ウォーグレイヴ 元判事の老爺。有罪判決の多さから、一部では"首吊り判事"と呼ばれている。 インディアン島へは旧友の女性に招かれたらしい。 告発によると、誰もが無罪と信じていた被告を決定的証拠もないまま死刑にした。 本人が言うには、弁護人マシューズの弁護も被告シートンの印象もすぐれていたが、証拠をみるとシートンの犯行であることは動かしようがなく、証拠に従って陪審員に事件要点の説示を行い、陪審員の決定にそって死刑を言いわたしたとのこと。 しかし有罪判決を出したときには誰もがひどく驚いたらしく、ウォーグレイブがシートンに個人的なうらみを持っていたのではないかという噂がある。 六人目の犠牲者。 職業由来の毅然とした厳格さで一同を引っ張っていた彼も「大法院に入る(*5)」の歌詞どおり判事の正装に見立てた仮装をさせられ銃殺される。 ――― 一人が大法院に入って、四人になった。 〇エドワード・ジョージ・アームストロング ロンドンの名医が集うハーレー街に医院を構える医者。オーエン夫人の診察を頼まれていたとのこと。 告発によると、泥酔したまま手術を執刀して助かるはずだった患者を死なせた。 本人は覚えがないと述べており、「病院にかつぎこまれたときにすでに手遅れという患者さんが多い」「患者さんが亡くなると、かならず医者のせいにされる」として、かりに死んだ患者がいたとしても自分のせいではないとしている。 七人目の犠牲者。 深夜に行方不明になり、生き残り達は彼こそがオーエンだと色めき立つが、「海で燻製のにしんに呑まれる」の歌詞どおり何者かに海に突き落とされて溺死していた。 ――― 一人が燻製のにしんにのまれ、三人になった。 〇ウィリアム・ヘンリー・ブロア 元警部の現探偵。 オーエン氏に来客者を見張るよう依頼されたと主張する。 告発によると、虚偽の証言で無実の男に強盗殺人の罪を被せて獄死させた。 しかし本人は「(獄死した人物は)体の弱い男だった」「やつが有罪なのは明らかだった」「義務を果たしたまで」と述べている。 控えめに言って外道。警察仲間からも嫌われていたらしい。 八人目の犠牲者。 腕力と体力に自信があったようだが、「大熊に抱きしめられる」の歌詞どおり熊の形をした大理石像を脳天に落とされてはひとたまりもなかった。 ――― 大熊が一人を抱きしめ、二人になった。 〇フィリップ・ロンバート 元陸軍大尉。現在は、アウトローという名のプーな伊達男。 モリスと名乗る男の依頼でインディアン島へ赴く。 告発によると、東アフリカの任地で現地人の部下21名を見捨て、食糧を奪って死なせた。 本人もそのことは認めており、そのことを他の者達に糾弾されても「人間、自分の命を守るのが一番の義務」「やつらは死ぬことをなんとも思っちゃいない」と述べており、しかもそれを話したり聞いた者の反応を見るときに面白そうにしており、反省の色はない。 実は真犯人を真っ先に怪しんでいた。もう少し証拠があれば… 九人目の犠牲者。 残り二人になったためヴェラとお互いに犯人と決めつけ合い、諍いの末に自分が持ち込んだ拳銃を奪われて撃たれる。 死体は歌詞どおりに「砂浜で陽に焼かれる」ことになった。 ――― 一人が陽に焼かれて、一人になった。 〇ヴェラ・エリザベス・クレイソーン 秘書と家庭教師を職業とする若い女性。 秘書としてオーエン夫妻に雇われる事になっていた。 告発によると、体の弱い教え子に泳げるはずのない距離を泳ぐ許可を与えて溺死させた。 実際過去に、自身が家庭教師を務めていたシリルという少年が溺死しているが、ヴェラは後を追って助けようとしていたらしく、検視審問でもヴェラに責任はないという判断が下されている。 十人目の犠牲者。 恐怖からの解放と殺人を犯した興奮、過去の罪の意識等がないまぜになった錯乱状態の中、自室に戻ると首吊りのロープがセッティングされていた。 見えない何かに誘われるかのように、歌詞どおりに自分から「首をくくる」。 ――― 彼が首をくくり、後には誰もいなくなった。 〇オーエン夫妻 彼ら十人を島に招いた富豪。 夫はユリック・ノーマン・オーエン(Ulick Norman Owen)、妻はユナ・ナンシー・オーエン(Una Nancy Owen)。 二人ともイニシャルはU.N.オーエンとなり、繋げて読むとUNOwen…“Unknown”と読めてしまう。 ※真相を暴く為のヒント的なもの "燻製のにしん"とは、英語圏において「注意を他の事にそらす」という意味で使う慣用句である。なお、クリスティがこのヒントのために無理やり歌詞にこの語句を挿入した訳ではなく、原典の歌の時点できっちり"燻製のにしん"と歌われていることを付け加えておく。 〈後日談〉 スコットランドヤードの副警視総監トマス・レッグ卿は苛立っていた。 自分の今いるこのインディアン島では10の遺体が見つかった、痛ましいことだがそれはいい。 どの死体も時間が経ち過ぎていて正確な死亡時刻が判然としない、これも仕方がない。 島の対岸にあるスティクルヘイヴン村の村人は、島からの救難信号を目にしてから可能な限りの速さで島に駆けつけた。 嵐とその後の高波が治まるまでの丸一日間は船が出せなかったことを、誰も責めることができないだろう。 だが、そこにトマス卿を苛立たせている問題があった。 村人たちは救難信号を目にしてから誰かしらがずっと島を見張っており、自分たちが駆けつけるまで島からは誰も出て行かなかったと断言している。 つまり犯人は、この島で死んでいる10人のうちの1人でしかありえない。 10人のうちの1人が正義にやたらこだわる異常者であり、自ら選び出した法の及ばぬ殺人者たちを私刑にかけた後に自決したのだと考えるしかない。 だが、誰が最後に死んだのかが分からない。 彼らの幾人かは日記やメモを残しており、それで途中までの死亡順は追うことが出来た。 マーストン、エセル、マッカーサー、ロジャーズ、ブラント、ウォーグレイヴの順。 だが、そこからは“アームストロングが姿を消した”という記録を最後に何も手掛かりが無くなってしまっている。 なので、残りの4人がそれぞれ犯人だった場合を想定して行動を推理するしかないのだが……。 ①アームストロングが犯人の場合 彼の溺死体は満潮線より高いところに引き上げられて綺麗に横たえられていた。 したがって、彼の死後も生きていて死体を引き上げた人間がいたのは確実である。 ②ブロアが犯人の場合 9人を殺した後、大理石の時計をどうにかして2階から自分の脳天に落として自殺した……いくら何でも迂遠で不確実に過ぎる。 加えて、元警察官のブロアは警察側でもその素行を把握している。決してこんな抽象的な正義の執行に血道をあげる男ではなかった。 ③ロンバートが犯人の場合 9人を殺した後、海岸のアームストロングの死体の傍に行って拳銃自殺した事になる。 だが、彼のピストルは邸内のウォーグレイヴの部屋で見つかっている。 つまり、やはり彼の死後も生きていて拳銃を邸内まで持って行った人間がいる事になる。 ④ヴェラが犯人の場合 9人を殺した後、自室で首を吊って自殺したことになる。 だが、彼女の靴跡が付いた椅子は他の椅子同様に部屋の壁にきれいに並べられていた。 したがって、彼女の死後も生きていて椅子を片付けた人間がいた事になる。 だから、島には10人の他にもう1人以上の人間がいたはず。 10人全員が死んだ後に、その後始末をした人間が。 だが、そうだとしたら、そいつ(ら)はどうやって島に潜み、そしてどうやって島から立ち去ったというのか……? 〈真相〉 後日、トロール漁船〈エマ・ジェイン号〉の船長より、ロンドン警視庁にこの事件の証拠文書が送付された。 それは犯人が壜に入れて海に流した手記であり、そこには犯人の正体はもちろん、犯行の動機、自分含めた10人全員を殺害した方法、といったこの事件の全てが書かれていた。 事件の真相 「私は自分の手で人を殺したくなったのだ。」 〇ローレンス・ジョン・ウォーグレイヴ この事件の犯人。 幼少期から、ロマンティックな性格、生き物が死ぬのを見たり、殺したりして喜ぶ嗜虐趣味、それとは正反対の、罪のない人や動物を苦しめ殺したりすることを断じて我慢できない強い正義感、といった様々な性格を併せ持っていた。 それらすべてをほぼ満足させてくれる司法職に就き、シートンの件を含め手がけた事件はすべて、感情に動かされず証拠のみに則って公正に裁いていた。 しかし近年、自分をコントロールする力が弱くなり、自分で人を殺したくなってしまう。それもただ殺すのではなく、稀有で不可能と思えるような殺人をしたいと考えるようになった。一方で、生来の正義感が罪もない人を苦しませてはならないと邪魔をした。 そんな中、たまたまロジャース夫妻の話を聞いたことで、法の裁きを受けていない犯罪者を殺そうと思い立ち、自分が2歳の頃に聞いた兵隊の歌に見立てることを思いついた。 そしてあちこちで情報を集めて法の裁きを受けなかった犯罪者達を9人見繕い、島におびき寄せる。最初の告発を聞いているときの顔を見て、判事としての経験から9人の有罪を確信。計画を実行に移した。 自身を信用していたアームストロングに「自分が次の犠牲者のように見せ、表向き死んだことにして犯人捜しのために自由に動けるようにする」という計画を持ちかけ、アームストロングと協力して自身の死を偽装。その後アームストロングを殺し、ブロアも殺した。 最後の一人であるヴェラの自殺後、イスを片付け、自分の部屋に戻ってベッドに横たわった。そして、伸び縮みするゴム紐をドアのノブに絡ませ、紐の先にはピストルを緩めに結びつけ、さらにメガネにも結びつけそのメガネを体の下に置き体重をかけた。こうした上で自分の額を撃つことで、ピストルは紐に引っ張られてドアのほうにはねかえり、ノブにぶつかって紐がはずれ、床に落ちる。こうして自殺だとわからないように自分を撃ち、不可能犯罪を完成させた。 〈余談〉 アガサ・クリスティが自身の手で戯曲化した際にはストーリーの一部が変えられ、生存者が出る形(*6)になっている。 他にも舞台化、ラジオドラマ化、映画化などが行われており、PCゲームが作られたりもしている。 2017年にはテレビ朝日にて、舞台を現代日本に置き換えた仲間由紀恵主演の「事件編」、及び沢村一樹主演の「解決編」による前後編のSPドラマを放送。 この作品は数多くのドラマに出演した名優・渡瀬恒彦氏の遺作となっており、氏の没後に放送される形となった。 作品ネタバレを含むドラマ制作上のエピソード。 渡瀬氏は自ら希望して犯人の磐村兵庫を演じている。 癌で余命宣告を受けており、本作の撮影時にはその期限も過ぎた状態にあったこと、 加えて氏が警察官や探偵といった犯罪者と向き合う役を多く演じてきた背景とを重ねて、 作品を見た人からは「最後の独白のシーンが洒落になっていなかった」との声も。 ちなみに番組プロデューサーは別の役を依頼するつもりで渡瀬氏に声をかけたが、番組資料を見た渡瀬氏が自ら犯人役を希望したという。 上述した通り、原作とは違って「解決編」部分がドラマオリジナルキャラクターの刑事による推理シーンに変更されており、このオリキャラ刑事を主役としてミス・マーブルシリーズを原作としたドラマも後に放送されている。 クローズドサークル及び見立て殺人の金字塔とも言える名作であるがゆえに、パロディも多く存在している。 特にクローズドサークルものの作品では、登場人物が自分たちの置かれた状況について「まるで"そして誰もいなくなった"のようだ」とこの作品そのものに言及することもしばしば。 また、見立て殺人ものにおいては、犯人がこの小説に見立てて殺人を行うという作品が一つならず存在している。 日本の推理小説においては、綾辻行人による『十角館の殺人』が特に有名だろう。 上述のとおりに、登場人物による「"そして誰もいなくなった"のようだ」という状況確認が何度も出てくるだけでなく、シチュエーションやプロットをほぼそのまま踏襲しているのは、旧版や新装版の巻末解説でも触れられている。 そしてもちろん、その踏襲こそがトリックのみならずドラマ面においても大きな役割を果たしている。 氏がその才覚によって新本格の先駆となるのは変わりなかったにしても、この"そして誰もいなくなった"がなかった場合、それは『十角館~』ではない全く違った小説によって成されていたはずで、そういった意味では日本の新本格ミステリ史を語るうえで外せない作品でもある。 なお、小五郎のおっちゃんはタイトルを「そして誰もいらなくなった」と間違えて覚えている。 一人のWiki篭りが後に残された。 彼が追記・修正をし、後には誰もいなくなった。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] この話の凄い所は密室状態で登場人物が犯人も含めて全員死亡している点。 真犯人がどんなタイミングで、どのような形で死んだかがポイントです。 -- 滋味 (2013-11-14 19 00 57) U.N.OwenはUNKNOWNにつながると書かなきゃ片手落ちじゃないかな。 それとSAWの元ネタだな。 -- 名無しさん (2013-12-10 04 13 04) 東方のunオーエンは彼女なのか?の元ネタですね。 -- ましろ (2014-02-24 22 41 29) 推理小説としては荒唐無稽なのだが、心理描写がうまくできていてオリエント急行などと比べると同じ作者とは思えない説得力のある出来になっている。 -- 名無しさん (2014-04-19 21 46 50) おーい、エスカルゴーン! -- 名無しさん (2014-05-24 21 06 19) うみねこの元ネタでもあるよね。偉大なミステリーだ -- 名無しさん (2014-05-24 21 13 46) そして誰もいらなくなった -- 名無しさん (2014-05-24 21 17 28) ↑おっちゃん乙 -- 名無しさん (2014-05-24 22 06 18) 舞台版ではたしかハッピーエンドになってるんだよね -- 名無しさん (2014-10-13 21 30 02) 最後の一人は結婚したバージョンなら知ってるな -- 名無しさん (2014-10-27 20 37 09) 怪奇大作戦の「死神の子守唄」の元ネタ? -- 名無しさん (2014-10-27 21 13 41) インディアンのお話、生存者が3人いる様な・・・?(寝過ごした人、デヴォンに居残った人、大法院に行った人) -- 名無しさん (2015-01-12 00 35 10) 何故カービィのタグが… -- 名無しさん (2015-03-10 15 23 20) ヤクルトやめーやww -- 名無しさん (2016-09-17 10 04 32) 展開や衝撃のオチはすごく良かったんだけど、あえて粗を探すなら、魅力的なキャラクターや共感できるキャラクターが一人も居ないところだな。自分の中では、ミス・マープル・シリーズの方がちょっと上かな。 -- 名無しさん (2016-09-17 14 36 34) クローズドサークルはこれが嚆矢なん? -- 名無しさん (2016-12-16 01 38 47) これの日本版ドラマに出演したのが最期だったとは…渡瀬さん、謹んで哀悼の意を表します。 -- 名無しさん (2017-03-17 15 19 33) 一人が自分を2つに割って8人に増えたのかと思った -- 名無しさん (2017-03-24 14 58 25) きっと俺はミステリー読むのに向いてないと前置きした上で言いたい、なんの縁もなく怪しい招待状なんかにノコノコ行くなよ!と -- 名無しさん (2017-03-24 15 13 32) ドラマよくできているんじゃね -- 名無しさん (2017-03-25 23 08 14) ドラマ見てたら「あれ、最後刑事が解決するんだぁ」って思ったんだけど、原作でもそうなの?当事者たちだけで事件を完結させてほしかったというか・・・ -- 名無しさん (2017-03-25 23 18 26) ↑昔読んだうろ覚えだけど、原作はラストは警察が犯人の手記を見つけてそれで真相がわかる流れだったような -- 名無しさん (2017-03-25 23 31 53) 原作は犯人が自分の動機故に真相をボトルメールにしてたので判明した。(犯人的には見つかっても見つからなくても良かった) -- 名無しさん (2017-08-19 20 12 46) そして誰もいなくなった……と思ったら、そんなことはなかったぜ! 「ばっかもーん!そいつが犯人だ、追えーー!」 -- 名無しさん (2017-10-25 15 04 00) ↑7 ↑13 「自分を2つに割って=一人二役もしくは二人一役の暗喩」「生存者ともとれる歌詞」を生かしたリメイクやアレンジができるのでは? -- 名無しさん (2019-12-30 23 37 56) Niggersを日本語的に訳そうとしたら黒人じゃなくて、○んぼたち -- 名無しさん (2021-01-26 23 42 24) 横溝正史は原題を「みんないなくなったとさ」と訳した。 -- 名無しさん (2021-01-26 23 58 51) ↑13 そりゃ、所詮は独善的な殺人者ばかりだから共感できるキャラが居ないのは仕方がない。そういう意味で戯曲、映画、ドラマ版などでは冤罪者や殺人者のふりをして潜入したキャラも居るので魅力的なキャラはいる。 -- 名無しさん (2021-03-17 07 09 36) ↑上から10番目、12番目 最初の「10人の○○」の時点でチームかパーティである事が示唆されているので、生死を問わず脱落したらもういないという扱いなんよ。死亡の方が多いのはどこの国でも子供は残酷をネタにして歌いたがるから…人一人を呑み込む大きさのニシン、しかももう燻製にされて死んでるはず、ってのも現代のようなお菓子がなかった時代の子供の好きそうなジョーク。 -- 名無しさん (2021-03-17 08 15 24) ヒント アームストロングの死は燻製のにしん=他に注意をそらす為のもの -- 名無しさん (2021-03-17 08 48 09) マザーグースの原詞は伝承なのでクリスティが使ったバージョン以外にもいろんなのがあるらしいけど、谷川俊太郎が訳したら法律の勉強後に「一人がどうにもならなくなって(=勉強についていけなくなった、あるいは法を犯す側になってしまった)」というので、そっちしか知らなかった時にこちらを知って面食らった -- 名無しさん (2021-06-03 00 21 36) ダンガンロンパ3未来編のコロシアイの首謀者は、おそらくこの小説を基にしたんだろうと思うけど、はっきり言ってクリスティが草葉の陰で泣くだろうと思うくらい杜撰だったな・・・。 -- 名無しさん (2021-11-21 22 55 31) この記事とかWikiとかを読んでみたけど、ヴェラが自殺したのは確定だよね? その後に〇〇が椅子を並べなおした、と。 -- 名無しさん (2021-12-22 15 18 21) ハヤカワ・ジュニアミステリーから、挿絵がアニメ調になった、小学生向けのが出てるみたいだね。気になる。というか、ヴェラが主人公みたいだけど、彼女も死んじゃうじゃん!>< 読んだことある人、情報求む -- 名無しさん (2021-12-23 14 02 44) あーそうか、なんでレッド・ヘリングがキーワードなのかって思ったら、多分そういう事か。「そうだけどそうじゃない」のか。10分ぐらい引っかけられてたわ……確かにこれは『古典的名作』な訳だ -- 名無しさん (2022-02-22 20 30 04) 綾辻行人の十角館の殺人もだけど、推理作家の何人かはオマージュとして似た題材の作品を出してるよね。米澤穂信のインシテミルや、我孫子武丸のかまいたちの夜とか。 -- 名無しさん (2022-02-22 20 39 25) ↑ ここのページだけずっとにらめっこしてたけど、正に『かまいたちの夜』の事を思い出した瞬間に、ネタにアタリがついたよ。後々当たり前になる事を一番最初にやったのは、やっぱ凄いよなぁ……てか、何気にこのページの書き方、良い意味で絶妙に意地悪だな -- 名無しさん (2022-02-22 20 48 46) その場にいるキャラが全滅したりするギャグMADなんかで使われる -- 名無しさん (2022-02-23 09 49 08) これを「犯人たちの事件簿」風にしたら面白そうだな -- 名無しさん (2022-07-08 18 07 37) ↑それ読みたいマジで www -- 名無しさん (2023-02-16 23 26 15) ↑↑この犯人最初から最後までピンチもハプニングもなく計画完遂してるから全編自画自賛の嵐にしかならん気が……それはそれで面白そうだw -- 名無しさん (2023-02-21 21 04 03) ↑いやぁ自分が○○○と思わせたシーンはかなりの綱渡りでしょ。あれ協力者以外が触れたら一発でバレる。あの瞬間は内心で心臓バクバクだったろう -- 名無しさん (2023-07-19 16 41 48) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/makarunote/pages/507.html
そして誰もいなくなった (そしてだれもいなくなった) 基本情報 アーティスト コバヤシユウヤ(IOSYS)× あにー(TaNaBaTa) 配信日 2016/05/16 ジャンル 東方アレンジ 原曲 U.N.オーエンは彼女なのか?(東方紅魔郷) 解禁方法 解禁条件なし BPM 145 難易度 S1/N6/H8(旧:1/6/7) 特徴 SIMPLEは基礎練習に最適HARDは連打注意 アップデートに伴う特記事項 2018/03/2915段階の難易度表記に対応。 特徴 ポップな曲調の4拍子の楽曲。テンポが適度に遅く、コースも遅めで「曲に置いていかれる」事が少ない。 後半の「コースラインが円を描いている」場面はSIMPLEだと注意が必要。回転する白い羽根が、コースライン上のヒット(白色)とモロに被ってしまっている。リズムは簡単なので焦らないように。 カメラ視点は一部で「アバターを斜め上方から映す」見づらいものがある。 アドリブの注意点 全譜面共通で、4拍子のリズムから外れて隠されたものが「ない」という特徴がある。 個数は譜面によって違う。HARDと比較するとNORMAL以下は空白が多くなるので個数が増えることに注意。慌てず「4拍子に合わせて空打ち」すれば全部拾う事が可能。 【注意】同じ原曲の「東方音銃夢」とはサビ部分のアドリブの個数が違う。混ぜて覚えないこと。 HARDの注意点 中盤、サビに入る直前のヒット連打が難所。 連打はいずれも16分間隔で隙間がなく、一部コース外から飛んでくるヒットもある。アドリブ2個を取った後の「5連打」には特に注意。 最初のうちは5連打や7連打でまとまっているが、[⬅︎+➡︎]のデュアルスライドが来た後のヒット連打はかなり長い。 ◯……最初から置かれているヒット ◉……コース外から飛んでくるヒット ★……アドリブ [⇆]…[←+→] 4拍子のリズム 【① ・ ② ・ ③ ・ ④ ・ ① ・ ② ・ ③ ・ ④ ・ 】 HARD該当箇所 [◯.◯.→.←.→.←.→...★...★...◉◉◉◉◉...] [→.←.→.◯◯◯◯◯◯◯.◯◯◯.◯◯◯◯◯.◯◯◯◯◯◯◯.] [→.←.→.◯◯◯◯◯◯◯.◯◯◯.◯◯◯◯◯.◯◯◯◯◯◯◯.] [⇆.◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉]◀︎ヒットの連打回数は「47」 [◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉...★.....◯.◯.◯.] 後半、サビに入った後の「コースが円を描く場面」ではNORMALとまるで違うターゲット配置が見られる。 譜面自体はヒット、連続スライド(⬆︎と⬇︎)、スクラッチを一定のリズムで繰り返す簡単なもの。 この場面では「スクラッチの登場回数」を数えながらプレーするとよい。6回目のスクラッチの直後には、「同時押し複合〜16分間隔のヒット13連打」という非常に忙しい譜面が来る。 【アップデート年表へ戻る】 【トップページへ戻る】
https://w.atwiki.jp/compe/pages/348.html
エレンは東に向けて道なりに疾走していた。 それも人間の足ではなく、馬に乗りながら。 彼が乗っている馬の名前はエポナ。 ある世界において勇者の愛馬として語られ、そうでなくとも勇者の近くにいることが多い名馬である。 この馬はNPCではなく、クレマンティーヌに支給されたものだ。 多少目立ってでも迅速な移動手段を欲したエレンが、彼女のデイバッグを調べるとこの馬が出てきたのだ。 最初はデイバッグから馬が現れたことにエレンは面食らうも、すぐに気を取り直した。 この殺し合いは進撃の巨人の力すら及ばず、見たことのないものがあちらこちらに当たり前のように存在する。 ならばもう、細かいことを考えるより先に、あるがままを受けて入れたほうが楽だ。 それに、馬なら調査兵団時代に散々乗った。おまけにこのエポナとかいう馬は名馬だ。 変に訳の分からないものを渡されるより、使いこなせるこっちの方が、エレンにはありがたかった。 「GOBOOO!!」 疾走の最中、NPCのゴブリンが襲い掛かるも、エレンに届くより先にエポナの脚がそれを蹴散らす。 そんな一幕もあったものの、そうこうしているうちに彼はシフティ・シャフトに到着した。 到着して最初にエレンの目に留まったものは、この採掘場の見張り台である。 勿論、ただの見張り場であれば何も思わなかったかもしれない。 だが、大量の白い蝶が群がっていれば流石にそうはいらない。 蝶はなぜあそこに群がっているのか。 あの蝶はミルドラースが言う所のNPCなのか。 そんなものを会場に放して何になるのか。 疑問は尽きないが、殺し合いの最中に藪を突いて蛇を出す道理はない。 よってエレンは、気持ち見張り台を避けながら採掘場へと入っていった。 だからこそ、彼は気付かなかった。 見張り台に集まっている蝶は参加者に群がっていることを。 その蝶が少しずつだが、エレンの方へ向かっていっていることに。 そんなことは露知らず、エレンはエポナを降り、デイバッグにしまってから採掘場を進んでいく。 とりあえず適当な建物に入って調べようとした矢先、彼はあるものを発見する。 それは、地面にある足跡と、狭い間隔で引かれた三本の線だった。 彼は知らないが、これは飴宮初夏といのちの輝きが移動した跡である。 ともかく、この跡の先に誰かいると考えたエレンは、素直にそれを追う。 罠の可能性も考えたが、未だ自分以外の参加者に一人しか出会えていないので、少々焦りが生じていた。 幸い、特に罠もなく、彼はあっさりと跡の先にある家にたどり着いた。 そこに入ろうとしたところで―― 「うおっ!?」 エレンは、ここで初めて自分が白い蝶の群れに追われていることに気付いた。 元々距離を取っていたことと、彼が止まらなかったためにここまで追いつかれなかったのだ。 全滅させるか、と一瞬考えるも、流石に蝶ごときのせいで手の内を晒す訳にはいかない。 ならば、とばかりに慌てて目的地の家に入るエレン。 どうせこの家にいるのなら、攻め込んでしまえばいい。 最悪は立体起動装置で脱出するという手もある。 幸いなことに、家の中にまで蝶は入ってこなかった。 早速中にいるであろう参加者を探そうとするが、ここで彼はあることに気付く。 この家のキッチンの方角から、何やら光がどこからか照っているのが分かる。 見に行ってみると、青い光がキッチンの収納スペースから発せられているのが見えた。 エレンが収納スペースの扉を開けてみると、何やら青い光が渦巻いている。 その横の壁には、光が無ければ見えないであろう文章が書かれていた。 『この装置はワープ装置で、ここにあるワープ装置の正式名称は旅の扉です。 使用すると会場内の違う場所に転移します。 転移場所は使用する度に変更されるため、転移先は特定できません。 ただし、少なくとも海の上など、参加者が転移した途端危険が及ぶような場所は選ばれません。 また、ワープ装置は一度使用すると、使用した参加者は次の放送まで使用できません。 この点に関しましては、ここだけでなく全てのワープ装置において共通するものとします。 余談ですが、ワープ装置はこれ以外にも設置しています。 ここ以外のワープ装置は隠されている場合もあるので、興味のある方は少々気を付けて探してみてください。 また、ワープ装置の形状も異なっている可能性もあるのでその点も注意』 それはこの青い光についての説明文。 エレンは知らないが、これはF-3 ふたば幼稚園に設置されている次元転送装置の説明文と、ほぼ同一だった。 「転移、か……」 壁にある説明文を読んで、神妙な顔で呟くエレン。 そして彼は、旅の扉に飛び込むことを決断する。 未だほとんど他の参加者に会えていないことが理由だ。 「せめぇ」 身長180cmを超えるエレンには収納スペースは少々狭いものの、何とか入り旅の扉の上に乗る。 そして彼は、この場から消え去った。 ◆ 白い蝶が小屋に群がられ、どうするかと考えていた桐山だったが、ここで彼は蝶が少しずつ減っていることに気付く。 そういえばさっき、何かの足音が聞こえた気がしたが、それに一部の蝶が引きつけられたのだろうか。 こう考えた彼は、ある賭けに出た。 まず、手にあるマイクロUZIを小屋の窓を破りながら蝶に向けて乱射する。 その後、銃をしまい壊した窓から飛び出した後、桐山は獣の槍を振るう。 槍がどの程度蝶に通じるかは分からないが、どれだけいるかも分からない蝶に対し、数に限りがある機関銃を放つほど彼は考えなしではない。 しかし、ここで彼は自分で考えているよりも幸運を掴むことになる。 小屋に群がる白い蝶は、妖怪だ。 人に群がる習性を除けばほぼ蝶にしか思えないが、それでも妖怪である。 そして、桐山が持つ獣の槍は妖怪殺しの槍。 それもあの白面の者を滅ぼす為に、白面に全てを奪われたとある兄妹が、途方もない憎悪を籠めて作られた槍である。 そんな槍が、世界は違えどたかが蝶の妖怪を滅ぼせない道理はない。 結果、穂先が僅かに触れるだけで白い蝶は塵となって消えていく。 そのまま槍を振るい続け、視界が確保できる位になったところで桐山は蝶殺しをやめた。 さしもの彼も、蝶相手に殺戮を重ねたところで楽しくもなんともなかった。 とりあえず近くに別の誰かがいる筈なので、走って蝶から逃げながらそいつを探すことにした桐山。 途中、彼は足跡と車輪の後を見つける。それはエレンが見つけたものと同じものだった。 跡を追おうとする桐山だったが、なぜか前から蝶の群れがゆらゆらと彼の行く手に現れる。 それはさっきまで追っていたエレンが転移してこの場からいなくなり、追う対象を変えただけなのだが、その事実を桐山は知ることはない。 適当に蝶を殺しながら跡を追う桐山は、やがて一軒の家にたどり着く。 中に入ると、青い光が彼の顔を照らした。 飴宮達と違い、エレンは収納スペースの扉を閉めなかったので、桐山はすぐに気付けたのだ。 そのまますぐに旅の扉の元へ行き、説明文を読む桐山。 すぐに彼はこの扉へと入った。 まだ二人しか参加者と出会えていないことと、これ以上白い蝶に纏わりつかれながら歩くのはうんざりだったのだ。 こうして、D-7 シフティ・シャフトに集った参加者は皆、ワープ装置でこの場を去る。 そして誰もいなくなった。 【???/黎明】 【エレン・イェーガー@進撃の巨人】 [状態] 進撃の巨人(脳内のみ) 首に切り傷 [装備] グラグラの実、立体起動装置(ガス残り2/3) [道具] 基本支給品、ランダム支給品0~1(クレマンティーヌの支給品、エレン確認済み)、エポナ@ゼルダの伝説シリーズ [思考・状況] 基本行動方針 パラディ島を救うために、この場の全ての命を駆逐する。 1 NPC、今の所よく分からねえのばっかだな 2 女(クレマンティーヌ)の武技に加え、名簿と放送の食い違いに対する疑問 [備考] 30巻で座標に辿り着く直前より参戦です どこに転移したかは次の書き手氏にお任せします。ただし、桐山和雄とは違う場所に転移しています。 【桐山和雄@実写版バトルロワイアル】 [状態]:健康 [装備]:獣の槍@うしおととら、サバイバーのスタンドDISC、 [道具]:基本支給品(自分とアキネイターの物)、何かの骨@出典不明、ナタリアの短剣@妖怪の飼育員さん、マイクロUZI@実写版バトルロワイアル [思考・状況]基本行動方針:バトルロワイアルを楽しむ 1:白い蝶はもういい 2:快楽のままに殺し続ける。 3:殺し合いサイコー! 4:褐色の男(シャガクシャ)は次に会ったら殺す。 [備考] ※もしかしたら、見張り場のトイレや見張り部屋で何らかの物品を調達しているかもしれません。(後続の書き手にお任せします。) ※どこに転移したかは次の書き手氏にお任せします。ただし、エレン・イェーガーとは違う場所に転移しています。 ※D-7 シフティ・シャフトにて、飴宮初夏といのちの輝きが使用した転移装置は旅の扉@ドラゴンクエストシリーズ でした。 【エポナ@ゼルダの伝説シリーズ】 クレマンティーヌに支給。 ゼルダの伝説シリーズに登場する、栗毛をしている雌馬。 設定は作品ごとに多少変わるが、おおむね特定の人(リンクなど)にしか懐かないことが多め。 本ロワでは特定の人にしか懐かないということはなく、普通に誰でも乗れる。 ただし、それは別に乗り手に特別気を遣ってくれるというわけでは無いので、彼女を乗りこなすなら馬術の心得か高い身体能力が必要となる。 あるいは、乗り手に勇者リンクを思い起こさせる何かがあるのなら、彼女の方が気を遣うかもしれない。 余談だが、彼女には英語版ウィキペディアに記事がある。 【旅の扉@ドラゴンクエストシリーズ】 ドラゴンクエストシリーズに登場するワープ装置。外見は青い渦巻きのようなもの。 本ロワではD-7 シフティ・シャフトにある即席の家屋の内、キッチンの収納スペースに隠されていた。 スイッチを入れた状態で一度参加者の誰かが使用すると、青い輝きを放つようになり、そこにあることが分かりやすくなる。 使用すると会場内のどこかにランダムで転移させられるものとなっている。 転移場所は少なくとも海の上など、参加者が転移した途端危険が及ぶような場所にはならない。 要約すると、F-3にある次元転送装置@SKET DANCE とほぼ同様。 一度使用すると、使用した参加者は次の放送を超えるまでワープ装置は使用できない。これはこの旅の扉だけでなく、他のワープ装置を含むものとする。 076:タイクツな毎日 だから ほんのちょっとの 毒も必要! 投下順 078:コスモダンサー(前編) 054:考察するM/違うものは見える景色 エレン・イェーガー 089 世界は残酷なんだから 076:タイクツな毎日 だから ほんのちょっとの 毒も必要! 桐山和雄 084:Super Survivor
https://w.atwiki.jp/kt108stars/pages/5507.html
521 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2010/02/11(木) 16 01 33 ID ??? DQ9のすれ違い全盛の頃の話。 コンベでPC5人の卓で吟遊でアドリブ下手なGMにあたった。 何か想定外の行動に出るとGMが5分ぐらい地蔵になって却下。 それを数回続けたらキャラ強制的に殺された。 新キャラ作成も却下で放置されたのでDQ9をしてた。 そしたらGMにそぐわないPCが監獄に放り込まれたり、荒野に放置されたり、精神崩壊したりで俺含めて4PCが放置状態。 でたまたま皆がDSとDQ9持ってたから共同でL99大魔王を倒して盛り上がった。 でGMは少し口下手だったんで1on1になった卓より俺らの方が盛り上がっちゃったんだ。 GMいわく「お前ら卓の邪魔だからどっか行け」 素直に4人で端っこのテーブルに行って大魔王討伐してたんだが、卓を見るとテンション下がりまくり。 最後のPCも1人じゃ耐えれなくなったらしくて逃げ出して卓は未完で空中分解になったようだ。 GMが鬼の形相でこっちきたので慌てて逃げ帰ったが、あの後どうなったんだろう。 その後そのコンベには行ってない。 522 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2010/02/11(木) 16 08 35 ID ??? とりあえず想定外の行動って具体的には何やったんだ? 話はそれからだ。 523 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2010/02/11(木) 16 16 33 ID ??? 521 まったくDSやるなんてわかりやすい困ですね(棒読み)。 そのGMもコンベンションにこないで、 家で小説でも書いてりゃ幸せだったろうに。 誰も予想外の行動を取らないからなw 524 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2010/02/11(木) 16 19 47 ID ??? クラスは盗賊、盗賊ギルドに情報収集に行って即効で俺が上司NPCを作ったらフリーズされた。 正解は僧侶が神殿に情報収集するだった。 526 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2010/02/11(木) 16 58 17 ID ??? 524 確かにアドリブ能力ないなー、そりゃ。 ただ、勝手にNPC作るのは、リプレイとかでは多いけど必ずしも褒められた行為じゃないんだぜ? 548 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2010/02/11(木) 17 34 08 ID ??? 521 いくらGMがヘタでもそれは文字通り「卓の邪魔」だね。 まあそのコンベへ行かなくなったのは良いことだと思う。 他のコンベも行かない方がいいかもな。 551 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2010/02/11(木) 17 41 15 ID ??? 521 548 それってGMもかなり困だと思う。 GM本人が5分間地蔵になっちゃあね。 PCが監獄に放り込まれたり荒野に放置されたり なんてことになれば、みんなパーティがばらばらになって GMは一人の監獄PLの面倒を見て、他のPLたちを退屈にさせ GMはまた一人の荒野の放置されたPLの面倒を見て、他のPLたちをさらに退屈にさせ ってなことやってりゃ、そんなことになるよ。 パーティがそうやって二つ以上に分断されると、どちらかのグループが退屈になるからねぇ。 鬼の形相なんかなってもおめぇの自業自得だっていってやるべき。 553 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2010/02/11(木) 17 42 48 ID ??? 551 GMに問題があるにしても、PLの行動がなんでも正当化されるもんじゃない。 562 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2010/02/11(木) 17 52 31 ID ??? 553 うちでも何度かそういう経験があってね。 やっぱり退屈しちゃうんだよ。 せっかく遊ぶためにやってきたのに 儀式だか学校でディスカッションしてるわけでもないのに そんなことされちゃあみんな不平もたまるよ。 573 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2010/02/11(木) 18 07 09 ID ??? 572 じゃあどうしろと? ボケーと終わるまで何時間も待っているのか? 作り直しもさせてくれないならしょうがないだろ 574 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2010/02/11(木) 18 07 28 ID ??? 572 不満を感じたら何をしてもいい訳ではない。 が、やはりマナー違反の方を選んでしまうような限界はあるだろ。 責めるなとは言わんが。 577 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2010/02/11(木) 18 15 33 ID ??? 573 待つか、帰るか。 どちらもイヤならゲームを中断してGMと談判するしかあるまい。 574 まあねえ。 しかしあの報告だと全く気にしてないみたいなんで ちょっと突っ込みたくなるわ。 579 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2010/02/11(木) 18 20 36 ID ??? GMは少なくとも卓を放棄してないようだが? 582 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2010/02/11(木) 18 26 17 ID ??? 579 PL一人になっても続けてる時点で意固地と言うか、なんか変なオーラ出てそうではある どっちもどっちだなあ 583 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2010/02/11(木) 18 26 30 ID ??? 579 PC4人も不当に放置しても卓放棄にならないのか お前寛大だな 584 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2010/02/11(木) 18 35 07 ID ??? 579 流石に一人強制排除で三人放置は用語できねぇ 585 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2010/02/11(木) 18 50 16 ID ??? GM「卓を放棄したくはないので、かわりに都合の悪いPLを放置することにしました。 卓は放棄していません」 PL5「(俺もDS持ってくればよかった・・・)」 670 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2010/02/12(金) 18 06 17 ID ??? 524 NPC作ったってのは、 ・自分で上司NPCのロールした ・「盗賊ギルドに行きます。あ、上司の○○さん、ちょっとお聞きしたい事が」と言った どっちかね? スレ251
https://w.atwiki.jp/tomcatthesimple/pages/32.html
第1話 近所の迷い猫 第2話 裏窓の殺人? 第3話 死の天使 第4話 溺れた魚 第5話 トリビアの迷宮 第6話 野良猫の皿 第7話 予告犯罪! 怪盗現る? 第8話 給湯室の秘密 第9話 ローマの暗号 第10話 猫はつらいよ 望郷編 第11話 描かれなかったもの 第12話 三万円事件 第13話 ラストニンジャの就職 第14話 ゲーム業界の怪談 第15話 封じられた局面 第16話 サヨナラサヨナラ・・ 第17話 レーシングチーム 第18話 盗まれた指紋 第19話 海の底・・ 最終話 そして誰もいなくなった
https://w.atwiki.jp/vocaloidchly/pages/1730.html
作詞:涼介P 作曲:涼介P 編曲:ceresP Mix:ceresP 歌:MEIKO MEIKO基本調教:涼介P MEIKO應用調教:ceresP 翻譯:pumyau 一個都不留 第一名犧牲者是報紙記者 曾調查過一連串的事件 死因是刺殺 兇器是刀子 身上所穿的衣服沾有雪花 第二名犧牲者是年輕女子 交遊似乎非常廣闊 死因是絞殺 兇器是鐵絲 經確認曾遭到暴行 在電話無法接通的狀況下 因疑心暗鬼而顫抖 尋找犯人的遊戲開始了 夜晚還沒有結束 擴展開來的殺人劇 自外界隔離開來的世界 一邊害怕全員皆被殺害 一邊小心觀察周圍臉色 究竟看漏了哪點呢 大家都能存活下來的手段 定神凝睛看穿謊言的眼瞳 對她露出微笑 第三名犧牲者是店家老闆 唯一不在場證明不明確的人物 死因是毆殺 兇器是菸灰缸 現場留下了她的名字 第四名犧牲者是心理學家 在廁所隔間中被人發現 死因是燒殺 兇器是汽油 遺體的一部分被人帶走了 人一個接一個的消失 害怕著下一個會輪到自己 是誰幹的?怎麼做的?穿梭交錯 在腦中結出果實 陸續謝幕的演員們 我是主角呢,還是配角? 一邊苦於全員被殺的惡夢 一邊小心觀察腳步聲響起 殺死大家的就是那傢伙 動機及道理都說得通 希望不要再出現更多犧牲者 對她露出微笑 害怕著受恐懼和瘋狂支配的黑暗中 那看不見的犯人 毫不停歇的雪聲 不斷發生的慘劇 為什麼,犯人是那傢伙 屍體如此說 最後一名犧牲者的慘叫消失了 只剩下我和她兩人 她無力的歪著頭 靜靜的凝視著我 我在鏡中映照出的嘴角 醜陋的扭曲出一個微笑 右手握的刀子劃過虛空 然後畫 面便轉為一 片雜 訊
https://w.atwiki.jp/magamorg/pages/7051.html
そして誰もいなくなった者ボーン・クリスティ コモン 闇 3 3000 リビング・デッド ■スレイヤー ■このクリーチャーはバトルに勝っても、バトルの後、破壊される。 (F)この離島で10人がいなくなる。ヴァンダインが何を嘯こうとも。 作者:まじまん スレイヤーそして逆スレイヤー。やるかやられるか。 ごめんなさいネタですごめんなさいごめんなさい まさかの王金編収録。後で島つながりだと気づいた。 収録 「王金編(エルドラード・フォークロア) 第1弾」 評価 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/airmysken-wiki/pages/89.html
「そして誰もいなくなった」読書会ネタバレまとめ1 同じ話題はなるべくまとめてあります。そのためタイムラインの発言とは時系列が変わっております。 (@rufa9) 対応するregion、endregionプラグインが不足しています。対になるようプラグインを配置してください。 午後の部開始 感想など youmoutei n人のエアミス研会員が読書会をやった。一人がうっかり寝過ごして、n-1人になった。 air_doku それでは予定の時刻になりましたので、第14回エアミス研読書会(A.クリスティ『そして誰もいなくなった』)を始めたいと思います。参加者の皆様は、実施要領( http //t.co/LKSO1ggn )に気をつけて、遠慮なく積極的な発言をお願いします。 youmoutei 順次こちら( http //togetter.com/li/244877)にまとめていきますよ。 Shalooom72 どうも。新入りですがよろしくお願いします。 youmoutei Shalooom72 おお、よろしくお願いします。 youmoutei 私も課題本を再読し終えてないという体たらくですが(汗)。 rufa9 インディアン島はこちらかね?(葉巻プカリ) 今回もよろしくお願いします。 youmoutei rufa9 よろしくお願いしま~す。 syu_seki こんにちは。初参加なので勝手がわからず戸惑っています^^; 画面も何処を見るのが一番いいのやら。読書会用アカウントの公式でOKでしょうか? youmoutei @syu_seki いらっしゃいませ。他の人のツイートは、@air_doku の検索で拾うのが一番いいかと。あと、できるだけこまめにまとめていくつもりなので、こちら( http //togetter.com/li/244877 )をご覧いただくのも。 1106eviz 読書会参加者のためにインディアン人形を用意するだけの簡単な仕事。 youmoutei 最初に読んだのは20数年前で、その後映画を観て、3年前(?)に再読してますね。 rufa9 youmoutei 映画化は何度かされてますね。砂漠バージョンのとか。「そして誰もいなくなったわけじゃない」のもありましたね。 youmoutei rufa9 私が見たのは確かそれですね。>「そして誰もいなくなったわけじゃない」 syu_seki 砂漠のやつは観ました。もうひとつあったような気がするのですが思い出せません。今回の読書会のために●十年振りに再読しました。 youmoutei まあ、今さらいうまでもない名作なわけですが、「童謡殺人」と(三津田信三いうところの)「テン・リトル・インディアン型ミステリ」という二つの点で先駆者的な(一応どっちも前例はある)作品だというのがすごいです。 md_ham9 初参加です。よろしくお願いします。 youmoutei md_ham9 よろしくお願いします。 巧みなプロット Shalooom72 視点の切り替えの手際良さが例の童謡と相まってやたらサスペンスフルですね md_ham9 自分にとって、クリスティー作品にしては珍しく、登場人物の誰にも感情移入できないのに、最後まで緊張感を途切れらすことなく読みきってしまうんですよね。 rufa9 同感ですw じわっとイヤな奴を描きだすうまさはさすがクリスティー RT md_ham9 登場人物の誰にも感情移入できない youmoutei md_ham9 確かに感情移入はしにくいですがw、代わりにサスペンスがものすごいですね。Shaloom72さんのおっしゃる視点の切り替えも効果的で。 md_ham9 どもです。こんな目にあっても自業自得な人物を、よくまあこれだけ揃えたと思いますw RT rufa9 同感ですw じわっとイヤな奴を描きだすうまさはさすがクリスティー syu_seki 久し振りに読み返したらDEATH NOTEを思い出しました。 Shalooom72 modern_hamlet9 どうもです。サスペンスを重視するため、あえて感情移入のしにくい人間ばかり揃えたのかもしれませんねw youmoutei Shaloom72 md_ham9 いうまでもないかもしれませんが、このプロットで後味が(あまり)悪くならないように、という配慮もあるかと。 Shalooom72 youmoutei確かにそうですね、誰かが死んでも「ああ、こいつには死んで欲しくなかった」という感慨が全くわきませんw md_ham9 赤川次郎氏のあとがきにもありますが、過激な残酷描写が無いというのが大きいですね。 RT youmoutei Shaloom72 いうまでもないかもしれませんが、このプロットで後味が(あまり)悪くならないように、という配慮もあるかと md_ham9 youmoutei HM文庫版、クリスティー文庫旧版、ジュニア版、クリスティー文庫の新訳版と何度も読み返してますが、決して後味は悪くない不思議な作品でもあります。 youmoutei md_ham9 クリスティー文庫は2種類あるんですか! それは知りませんでした。 md_ham9 RT youmoutei 旧版が清水俊二訳、新版が青木久惠訳です。青木さんの訳はハヤカワ・ジュニア版が先でしたね。 youmoutei md_ham9 ありがとうございます。私の手元にあるのは旧版でしたw 三津田信三氏による分析について Shalooom72 youmoutei 三津田氏の例の分析はなかなか秀逸ですね。的確、というか youmoutei Shalooom72 あの分析は面白いですよね。 Shalooom72 youmoutei そうですね、とくに「犯人となるべき人物がいないこと」という第四条を前提にして北山氏の某作を読んだりするといろいろ思うところもあります。 syu_seki youmoutei 「あの分析」とは? 無知ですみません。 youmoutei syu_seki 脱線気味になって申し訳ないですが、三津田信三『作者不詳』や『シェルター 終末の殺人』の中で、『そして誰もいなくなった』のようなプロットの作品を「テン・リトル・インディアン型ミステリ」と命名してあって、四つほど条件が挙げられています。 新訳と旧訳の違い md_ham9 youmoutei それにしても、名前がここまで変わるとなんだか違う作品みたいですよね。「黒人」→「インディアン」→「兵隊」。 youmoutei 新訳では「兵隊」になってるんですか。それはさすがにちょっと……。 RT md_ham それにしても、名前がここまで変わるとなんだか違う作品みたいですよね。「黒人」→「インディアン」→「兵隊」。 youmoutei 島の名前はずっと「インディアン島」なんですかね? md_ham9 新訳では「兵隊島」です。童謡も「小さな兵隊さんが…」となっています。 RT youmoutei 島の名前はずっと「インディアン島」なんですかね? youmoutei md_ham9 そうなんですか……いや、不統一になるよりはマシかもしれませんが、ものすごく違和感ありますね。(あと、さっきアカウント間違えちゃってすみません) md_ham9 大変申し訳ありませんが、家の者に呼び出されました…残念ですが離脱します。皆さん楽しんでらして下さい! (そしてモダハムがいなくなった) youmoutei md_ham9 ちょw ……参加ありがとうございました、お疲れ様でした。 rufa9 md_ham9 お疲れさまでした! (あっ、人形が一つ減ってる!) やはり傑作です youmoutei 出だしのインディアン島の来歴からして雰囲気十分で、直後の怪しげな手紙でもう「つかみはバッチリ」。 rufa9 あんな怪しい手段でまんまと皆を呼びよせるとは、オーエン氏いやクリスティーはステマの名手ですね youmoutei // 直後の怪しげな手紙でもう「つかみはバッチリ」 youmoutei ステマ吹いたwww RT rufa9 あんな怪しい手段でまんまと皆を呼びよせるとは、オーエン氏いやクリスティーはステマの名手ですね youmoutei // 直後の怪しげな手紙でもう「つかみはバッチリ」 md_ham9 ステマw それぞれが簡単におびき出される背景が秀逸ですね。 RT rufa9 あんな怪しい手段でまんまと皆を呼びよせるとは、オーエン氏いやクリスティーはステマの名手ですね youmoutei syu_seki 普通、怪しいと思ったら行かないと思うのですが、実際にそんな招待状が届いたら気にはなりますよね。 youmoutei syu_seki mad_hamさんもおっしゃってましたが、登場人物それぞれの背景事情だったり、あとは性格なども、うまく考えてあるというか。 youmoutei ぶっちゃけクリスティはせいぜい十数作しか読んでないんですが、その中は『そして誰もいなくなった』がダントツに好きですね。個人的にはもう非の打ち所がない感じです。 youmoutei あまりにも名作なんで、何となく感想述べづらいというかw rufa9 羊毛亭さんと同じく、クリスティー既読の中では、この作品はミステリとしてかなりハイレベルだと思います。人物描写が巧みで、キャラ造型が先かプロットにはめこんだのかわからないほどです。しかも人物描写が伏線として機能するさりげなさもすごいです。 rufa9 キャラのやな奴ぶりを、行動で描き出してるとこがまたにくいです。マーストンは子供轢いてるのにスピード狂やめないなんて人間のクズ、と思ってたら、最初に命を落とすとかストーリー運びがうますぎ。 youmoutei rufa9 その人はですねえ……「最初に殺してしまうなんてとんでもない!」とか思っちゃいましたw 贅沢というか何というかw youmoutei さっきもちょっと書きましたが、かなり近いプロットの前例がありまして、そちらはそちらで好きなんですが、比べてみるとやっぱりクリスティの方が断然うまく処理されています。 rufa9 youmoutei クリスティーはプロットの骨格以外の部分が抜きんでていたんですねえ。雰囲気作りやキャラ造型、ストーリーの流れの自然さなど。 youmoutei rufa9 『そして誰もいなくなった』は、最初から犯人自身も死ぬつもりだったことで、無理がなくなっている感じですね。 印象に残るシーン syu_seki 大好きな作品なのでいろいろ話したい一方、どこからどう話せばという感じはありますね。皆さんの好きなシーンはどの辺りですか? youmoutei syu_seki まだ再読し終えてないのでアレですがw、エピローグ直前がやはり印象深いです。 rufa9 syu_seki 印象に残っているのは7章の、ヴェラとミス・ブレントのやり取りです。どちらにも偏った価値観があって、自分は正しいと思っていて、「うわ、どっちもすごいやな奴」と感じさせる描写がうまいなあ…と思いました。再読したときすごい衝撃受けました。 youmoutei rufa9 なるほど。確かにすごいですね。 syu_seki rufa9 「うわ、どっちもすごいやな奴」に爆笑(笑)。 syu_seki youmoutei 自分は第16章の1が好きでした。最後に残された2人が、自分達しかいないのだと理解した時の描写が秀逸だな、と。 youmoutei syu_seki ああ! そこですね。分量はすごく短いのに、表現が実に巧みで、たまらないですね。 rufa9 youmoutei syu_seki 16章の1からエピローグ直前までは神がかっていますね。まさかまさかの… という展開。あそこで終わってたらもだえ苦しんでしまいます。 syu_seki rufa9 youmoutei そこで終わったら、間違いなくミステリ界の伝説になったでしょうね(笑)。 youmoutei 16章の1は、おそらくミステリであんな場面が書かれたのはこの作品が最初なんじゃないかと思うんですよ。ということは、どう書いたらいいのか参考にできるものが何もなかったわけで、それをああいう風に書いちゃったクリスティはすごいな、と。 rufa9 16章の1は、お互い同時に自分は犯人ではないと知っている、消去法では相手が犯人でしかありえない、という絶望感。そして相手を殺しても自分は解放はされない、というカタストロフに向かう前の、一瞬の緊張感。それををさらりと描き出すクリスティーは文学者としても一流ですね。 神がかった構成 youmoutei エピローグで ああでもないこうでもないと推理されているところも面白いと思います。 rufa9 youmoutei なんかもうサービス満点ですね。ミステリではおなじみの推理合戦(可能性の検討)をクライマックスの後にもってきて、読者がしんぼうたまらんようになったところでどーんと解決編。構成も神がかっています。 syu_seki youmoutei 確かに。犯人が分かった上で読むと、明らかに作者の誘導を感じますね。ここに限らずですが、再読したことで新たな発見もあり面白かったです。 rufa9 再読するといろんな伏線に気づいて面白いですね。明らかな作者の誘導がこんなにちりばめられていたのかと。 syu_seki youmoutei エピローグの 推理の中で、読者の知る状況との齟齬が明示されていることで、薄ら寒いものが浮かび上がってくるというか。 rufa9 youmoutei 解決編の前に、「あれ、状況が違わない?」と。再読するとぞわっときますね。 syu_seki 目の前の状況に理解が追いつかない中、何とか考え、導き出された結論。じゃあ、この場をどう切り抜ける? というお互いの心理がリアルに浮かんできて非常に興味深いです。 youmoutei rufa9 構成もほんとに見事ですね。 午後の部お開き youmoutei おっと、6時になりましたのでそろそろ一旦締めましょうか。 syu_seki 有難うございました&お疲れ様でした^^ 初めてでしたが、読書会のやり方は理解できたと思います。ツイート投下のタイミングがちょっと難しいですが面白かったです。夜の部がどうなるのか楽しみです。 ab0kun やっと再読終わったのに18 00過ぎてた( ; ; ) youmoutei @ab0kun かけつけ一言どうぞw WasuiMatui2014 かけつけ一言でアボくんがちょーおもしろいことを言ってくれるにちがいない! youmoutei syu_seki 夜の部はぷかさんなどもいらっしゃるようなので、また楽しみですね。 rufa9 アーボーくん♪ アーボーくん♪ wktk (夜の部にもぜひおいで下さいませー) ab0kun youmoutei かけつけ一言!(笑) えーと…アームストロング医師を利用したのはうまいなあって思いました!(面白いこと言えない( ; ; )) youmoutei ab0kun ありがとうございましたw また夜の部でよろしくお願いします。 youmoutei n-1人のエアミス研会員が読書会をやった。一人が再読間に合わず、n-2人になった。 air_doku それではこの辺で、第14 回エアミス研読書会(A.クリスティ『そして誰もいなくなった』)を一旦お開きに。参加者の皆様、お疲れ様でした。21 00頃より夜の部を始めますので、参加される方はよろしくお願いします。 楽屋裏? ab0kun @WasuiMatui2014 ご期待に添えず、申しわけないっす…( ; ; ) WasuiMatui2014 チッ ab0kun @rufa9 どうもです!夜の部参加させていただきます! rufa9 おつかれさまでした。皆さまありがとうございました! WasuiMatui2014 @ab0kun 夜もありますかなね!ね! ab0kun 松井さんに舌打ちされたと思ったら優しいリプが来てちょっとビックリしたアカウントがこちらです 1106eviz 夜はアボやんがオーエンに来ると言いかけたが自重した。 rufa9 オーエン氏「rufaよ、2012年1月21日、汝は再読が終わっていないのにつらっと読書会に参加した」 youmoutei RT @rufa9 オーエン氏「youmouteiよ、2012年1月21日、汝は再読が終わっていないのにつらっと読書会に参加した」 bubumitsu 読書会終わってるぅぅうう!夜の部は絶対参加する! bubumitsu 「審判の日はもうすぐそこまで来ているのだ」の爺さんについて語りたいから夜は絶対参加する!! rufa9 夜の部は人が増えて逆「そし誰」になるって信じてる! オーエンタン許して! md_ham9 夕飯終了してやっと解放されましたが…遅かったですね。夜の部後半できたら参加させていただきます! RT @youmoutei 第14回エアミス研読書会(課題本;アガサ・クリスティ『そして誰もいなくなった』)21 00頃~24 00頃 に開催します// youmoutei @bubumitsu @md_ham9 夜の部はまたよろしくお願いします。 bubumitsu クローズドサークルの歴史とか、犯人の動機性について語りたいから絶対に絶対に絶対にぜぜぜ。
https://w.atwiki.jp/magicman/pages/25944.html
虚構の演者ドラマツルギー R 光文明 (5) クリーチャー:デーモン・コマンド 7000 ■ブロッカー ■このクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できない。 ■このクリーチャーが破壊される時、墓地に置くかわりに裏向きにして自分のシールドに加える。 「そして誰もいなくなった」 R 光文明 (4) 呪文 ■S・トリガー ■バトルゾーンにクリーチャーが10体以上あれば、それらをすべて破壊する。 作者:wha +関連カード/2 《偽りの羅刹 ノックス・デカログス》 《虚構の演者ドラマツルギー/「そして誰もいなくなった」》 カードリスト:wha 評価 名前 コメント