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【TOP】【←prev】【FAMILY COMPUTER】【next→】 JUVE QUEST タイトル JUVE QUEST じゅうべえくえすと 機種 ファミリーコンピュータ 型番 ジャンル RPG 発売元 ナムコ 発売日 1991-1-4 価格 5800円(税別) 駿河屋で購入 ファミコン(箱説あり)
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じゅうべえくえすと 主人公パーティー コメント 1991年1月4日にナムコ(現・バンダイナムコゲームス)から発売されたファミリーコンピュータ用ゲームソフト。ナムコットファミリーコンピュータゲームシリーズ第71弾。ジャンルはコンピュータRPGで、開発はバースデイが担当した。 主人公パーティー エルレイド:柳生じゅうべえ ミロカロス:龍姫 龍宮に住む乙姫の1人娘なので グラエナ:ウルフ コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る 草案 主人公パーティー ゴローニャ:イワン 助っ人 デリバード:カゴちゃん マニューラ:次郎吉 シャワーズ:さばの介 フーディン:源内 ゼニガメ:サブ ソーナンス:三日月 オクタン:タコリアン ペルシアン:キョンピー ニャース:ゲンピー ボクレー:日照り坊 テールナー:ミコちゃん 裏ワールドの登場キャラクター ズルッグ:オニタン アチャモ:火の鳥のヒナ ゴウカザル:サルボス ポッチャマ:ペンタ パウワウorラッキー:ラッキー 後者は名前から 魔界衆 ゴビット:デビルクローン エンブオー:火焔大王 クロバットorオンバーン:コウモリ太夫 エモンガ:ムササビ太夫 キュレム:ツタン大王 レジアイス:ダルマ大師 ベトベトン:ゾンビ魔王 ギギギアル:ドクターマイン ゴルーグ:マインマスター -- (ユリス) 2016-04-16 17 37 37
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前のゲーム | 次のゲーム クリア条件:全12章クリア 開始時間:2007/08/18(土) 20 34 29.02 終了時間:2007/08/22(水) 02 33 06.60 走れじゅうべえ光の子供 勇気凛々どこ迄も じゅうべえくえすと …というTVCMでおなじみのバースディ/ナムコ発RPG。 前作貝獣物語のシステムをそのまま流用(別の世界観?なのに魔法名まで踏襲している…)、さらに「すけっと」等新たなシステムを組み込んだものの、エンカウント率の高さ&序盤のバランスの悪さ等も引き継いでしまい難易度はやや高め。序盤は桃伝ライクな和風RPGだが、FCにしてはボリューム満点で後半ハンパ無く飛躍しまくるシナリオは必見。 超力 ほすぴ、ほすぴる、ほすらむ HP回復(単) ほすぴいた HP回復(全) ベル、どっくん、あんまあ 睡眠、毒、麻痺回復 あげいん 蘇生 カエン、カエンマ、カエンカ 火系攻撃 カパ、ガッパ、ガパル 水系攻撃 ガガン、ガガンビ 爆発系攻撃 アイス、アイスン 氷系攻撃 クルス 光系攻撃 ドガ、ドガパル 地震系攻撃 スパーク、イカヅチ、イカヅカン 電撃系攻撃 ゴオリキ 物理系攻撃 ミハギト 防御力DOWN ベト 素早さDOWN ララバイ 睡眠 マフウジ 超力封印 パラパ 混乱 ダブ 2回攻撃 ダンビラ 攻撃力UP コウラブル、トゲコウラ 防御力UP ハイヤア、ウキハヤ 素早さUP ギブミ 受けた超力吸収 キリキリ 天の守りUP シルド 超力以外のダメージ半減 リマジク 超力反射 マジクリン 超力持続解除 コノハガクレ 戦闘から逃走 いないばー エンカウント無し 回復&移動アイテム まんじゅう、ごへいもち HP回復 にほんしゅ、うめしゅ HP回復 やくそう、きくそう、アイスミン HP回復 ドクダミン 毒治療 まひんビール、ぴっぷ 麻痺治療 オカルトン 呪い治療 タスカル、タスカルオール 蘇生 もどりんのたま セーブした町に移動 テレポストーン 城脱出 ボリューム満点な内容なのですが、 高いエンカウント、遅い移動速度、やたら強いザコ敵で無駄に難易度を上げている印象。 このゲームを一言で表せば「All time 黄金の爪ピラミッド」 背中にある地図を書き写すシーン SS!SS!の声が飛び交いました 中ボス3体→合体して1体→ラスボス の連戦を突破してED開始 スタッフロールまだかなー ( ゚Д゚ )・・・ (#^ω^)散々やってこれだけですか
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じゅうべえくえすと 機種:FC 作曲者:六土開正 開発元:バースデイ 発売元:ナムコ 発売年:1991 概要 『貝獣物語』などで知られるバースデイ開発の和風RPG。 本編10章、サブシナリオ2章の全12章というファミコンRPG屈指のボリュームを誇るが、エンカウント率が高いのが難点。 音楽はバースデイ作品でお馴染みの安全地帯の六土開正氏が担当。 フィールド曲など哀愁漂う良曲が多いが、『貝獣物語』と同じく相変わらずボス戦の曲が無い。 収録曲(仮タイトル) 曲名 補足 順位 タイトル エンドタイトルでも使用 柳生砦 柳生砦、オニクス城、オーロラ城 章タイトル 町 柳生の里など 宿屋 フィールド オープニングでも使用 戦闘 通常戦闘・ボス戦 勝利 レベルアップ レベルアップ、仲間加入、重要アイテム入手 敗北 逃走 カゴちゃん 駕籠屋 なまず大明神 大明神のほこら、ミミナリ洞窟、シーサンプータ洞窟など 尾張奉行所 尾張奉行所、秘密の地下道、モモタロゾンビ城など 暗い町 占領下の浪花など からくり城 からくり城、シードラゴン、火炎城、暗闇城、氷結城 宴会 伊予の宴会、ペンタの結納式 竜宮城 サブシナリオのプロローグなどでも使用 焼かれた薩摩 火炎城最奥、尾張入道の死でも使用 フィールド(シロ) シロのサブシナリオ時フィールド 戦闘(サブシナリオ) サブシナリオ時の戦闘 黄泉の洞窟 ラムダ星 大陸の町 コンコンなど 飢餓城 フィールド(ペンタ) ペンタのサブシナリオ時フィールド 呪い城 氷結城外観でも使用 末来城 ラストダンジョン エイリアンドール格納庫 最後の挨拶 エンディング時の柳生の里 タイムワープ エピローグイベント
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【作品名】じゅうべえくえすと 【ジャンル】調整グチャグチャでバランスが非常に悪いゲーム 【先鋒】じゅうべえ 【次鋒】ウルフ 【中堅】りゅうひめ 【副将】マインマスター 【大将】エイリアンドール 【共通設定】 【防御力】50m程の爆発に巻き込まれて100mぐらい吹っ飛んでも無傷 【素早さ】移動速度、反応速度は狼と同等以上 【名前】じゅうべえ 【属性】主人公、未来人 【大きさ】成人男性並み 【攻撃力】殴りで共通防御力の相手を一撃で倒せる カエンカ:溶岩の熱を帯びた岩石怪物が吹き付ける炎を凌駕する威力、射程効果範囲30m程 ガトリング砲並みの弾速、消費MP6 イカヅカン:電撃を発する魔法。落雷を超える威力、射程効果範囲30m程 ガトリング砲並みの弾速、消費MP12 フルメタルボム:30m程の範囲に自分の殴り並みの威力の爆発を起こす爆弾、5個所持 ララバイ:射程効果範囲30m、敵を眠らせる魔法、消費MP4 人間、人外、動物はもちろん、耐性がないと機械も眠る 【防御力】共通防御力以上 副将のアイスブレス、ファイアブレス、サンダーブレスの直撃に2.3発耐えられる 【素早さ】共通設定参照 【特殊能力】タスカルオール:死んだ瞬間にHPとMPが全回復して蘇る、4個所持 【備考】現MP100以上 【名前】ウルフ 【属性】主人公が未来から連れてきたペット 【大きさ】狼並み 【攻撃力】殴りで共通防御力の相手を一撃で倒せる アイスン:絶対零度の冷気と同じぐらいの威力、射程効果範囲30m程 ガトリング砲並みの弾速、消費MP8 スパーク:電撃を発する魔法。落雷を超える威力、射程効果範囲30m程 ガトリング砲並みの弾速、消費MP12 フルメタルボム:30m程の範囲に自分の殴り並みの威力の爆発を起こす爆弾、5個所持 パラパ:射程効果範囲30m、敵を混乱させる魔法、消費MP6 人間、人外、動物はもちろん、耐性がないと機械も混乱する 【防御力】共通防御力以上 副将のアイスブレス、ファイアブレス、サンダーブレスの直撃に2.3発耐えられる 【素早さ】共通設定参照 【特殊能力】人語を喋れる タスカルオール:死んだ瞬間にHPとMPが全回復して蘇る、4個所持 【備考】現MP100以上 【名前】りゅうひめ 【属性】主人公が未来から連れてきたペット 【大きさ】成人女性並み 【攻撃力】殴りで共通防御力の相手を一撃で倒せる アイスン:冷気を発する絶対零度の冷気と同じぐらいの威力の魔法、射程効果範囲30m程 ガトリング砲並みの弾速、消費MP8 スパーク:電撃を発する魔法。落雷を超える威力、射程効果範囲30m程 ガトリング砲並みの弾速、消費MP12 フルメタルボム:30m程の範囲に自分の殴り並みの威力の爆発を起こす爆弾、5個所持 クルス:射程数十m、敵一体を怯えさせて逃亡させる魔法、消費MP5 人間、人外、動物はもちろん、耐性がないと機械も逃亡していく ララバイ:射程効果範囲30m、敵を眠らせる魔法、消費MP4 人間、人外、動物はもちろん、耐性がないと機械も眠る 【防御力】共通防御力以上 副将のアイスブレス、ファイアブレス、サンダーブレスの直撃に2.3発耐えられる 【素早さ】共通設定参照 【特殊能力】人間の女性の姿になれる タスカルオール:死んだ瞬間にHPとMPが全回復して蘇る、4個所持 【備考】現MP150以上 【名前】マインマスター 【属性】未来ロボ 【大きさ】30mほどのムカデみたいな形 【攻撃力】殴りで共通防御力の相手を一撃で倒せ アイスブレス:絶対零度の冷気と同等以上の威力、射程効果範囲30m程 ガトリング砲並みの弾速、何回でも使える ファイアブレス:溶岩の熱を帯びた岩石怪物が吹き付ける炎を凌駕する威力、射程効果範囲30m程 ガトリング砲並みの弾速、何回でも使える サンダーブレス:落雷を超える威力の電撃、射程効果範囲30m程 ガトリング砲並みの弾速、何回でも使える 【防御力】共通防御力以上、ララバイ、クルス、パラパが効かない 自身のアイスブレス、ファイアブレス、サンダーブレスの直撃に20発以上耐えられる 【素早さ】大きさ相応の達人以上、反応は共通設定以上 【名前】エイリアンドール 【属性】ロボット 【大きさ】30m程の人型 【攻撃力】殴りで共通防御力の相手を一撃で倒せる エイリアン砲:ビーム、射程効果範囲30m程、ガトリング砲並みの弾速 共通防御力の相手を一撃で倒せる、何回でも使える 【防御力】共通防御力以上、ララバイ、クルス、パラパが効かない 副将のアイスブレス、ファイアブレス、サンダーブレスの直撃に100発以上耐えられる 再生:一回行動するごとにHPが全回復していく 【素早さ】大きさ相応の達人以上、反応は共通設定以上 参戦 vol.115 256-257
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登録日:2017/12/21(木) 20 06 00 更新日:2023/09/18 Mon 08 12 13NEW! 所要時間:約 13 分で読めます ▽タグ一覧 FC RPG じゅうべえくえすと ゲーム ナムコ バンダイナムコ バースディ ファミコン ファミリーコンピュータ メガトンコイン 怪作 苦行 はしれ じゅうべえ ひかりのこども ゆうきりんりん どこまでも じゅうべえくえすと じゅうべえくえすととは、ナムコ(現:バンダイナムコゲームス)からファミコンで発売されたゲームソフトである。ジャンルはRPG。 ゲーム制作は「(大)貝獣物語」シリーズを手掛けたバースディ。 発売年は1991年。戦国時代をモチーフにした世界を冒険しながら、悪の野望を食い止めるのが目的。 仕掛けも多彩。さらに、戦闘中以外いつでもどこでもセーブできる利点は、昨今のRPGに匹敵する利便性を持っている。 進行が章単位で分かれていて、本編並みのボリュームを誇る外伝も楽しむことが出来る。また大貝獣物語2同様に、戦闘で敵がピンチになるとグラフィックが変わるといった特徴もある。 カセットそのものも大きく、説明書とカードゲーム付属+ゲームの世界地図まで入っていて、まるで限定版のような特典がついていた。 また、 ショッキングで残酷な描写も入っている点 に注意したい。開発元は貝獣物語と同じであるので、大体のゲームシステムは同じ。 しかしこの作品は、ゲームバランスがものすごく極端に設計されている。 某動画のリアルタイム攻略プレイで、ゲームの存在そのものを初めて知ったと同時に、凶悪な難易度に驚いた視聴者達も多いはず。 いざプレイしてみると、何度も何度もリセットしてしまう。 全体的に敵が非常に強く、苦労して倒しても得られる経験値が反比例して低い。(容量の都合もあるかもしれないが) また、上記のいつでもセーブを駆使しても、ゲームクリア達成は困難とされている。 余談だが、当時超高難易度のゲームはクリアするだけで、複雑なクリア条件を掲示していた雑誌規格のやり込み達成になる程だった。 世界観が戦国時代の和風テイストに対して、物語の中盤からは宇宙や機械、さらに超展開が合わさった展開を見せ始める。 【登場人物】 ◇じゅうべえ/リッキー 今作の主人公。戦士の攻撃力に僧侶の回復と超力(この世界での魔法)を併せ持つ勇者タイプ。 ゲーム開始時に名前を入力するが、デフォルト名はリッキー。基本的に「じゅうべえ」としか呼ばれないが、重要な場面で呼ばれる真名のような扱いとなっている。 突如飛来してきたカプセルに入っていた赤子が成長した姿。生まれつき片目に傷を負っており、但馬の里で大事に育てられた。 消息を絶った尾張入道を探すため、長い冒険へと旅立つ。 レベルが上がるにつれて剣法を習得していき、大ダメージを与えるがミスも多い「かぶとわり」、敵2体を攻撃する「しんくうぎり」、 メイン火力となるが使用ターンは防御が半減する「にだんぎり」、低威力だが敵全体を攻撃する「たつまきぎり」、 機械系に効くメタル斬りな「ざんてつぎり」、最後には全体攻撃+MP消費の必殺剣「らいでんぎり」を覚えていく。 正体のネタバレ注意! 最強装備の入手と同時に彼の正体が明かされる。 実は、未来から来た時の犯罪者であるドクターマインを追って現代にやってきたタイムパトロールの一人。 過去へ移動した時に生じたタイムショックによって赤ん坊に戻ってしまった。 今まで刀や鎧等で戦ってきていたのに対して、時渡りから贈られる武器と防具が…。 実は、最初の名前入力で決めた名前は、未来人の時に名乗っていた本来の名前とされる。 ◇りゅうひめ 長い間一人旅を続けていたじゅうべえの最初の仲間。育ててくれた母の仇を討つために加入する。 魔法剣士タイプで、剣と超力(魔法)を使いこなすが、チームの回復を一手に担う。 また、フィールドではとくぎのお色気を発揮して男達から情報や道を開けてもらう役目も…… 自分も知らない種族に関する秘密がある。 抱えていた秘密 ステータス欄の種族が唯一?で分からなかったが、終盤にてやっと判明する。その正体は巨大な竜であり、富士山に落ちていたカプセルと邂逅することで記憶を取り戻す。同時に全ての記憶がよみがえり、じゅうべえのしもべとして忠誠を誓う。竜に変身できるようになったことで新たに特技・フライングを覚え、空を飛んでフィールドを移動することができるようになる。戦う飛行船。 実はこの段階で、まだ見ぬ最終決戦を見据えてアイテムを整えておかないと、攻略はかなり厳しい。 ◇ウルフ/シロ もうひとつ世界、外伝の主人公だが後に3番目の仲間となる。本名はホワイトウルフ。 高い素早さを生かした作戦を立てれるのがポイント。補助系と雷系の超力を覚えていく。 半面、防御力は低く一撃で瀕死に追い込まれることもしばしば。 フィールドでは隠しアイテムを探ったり、小さな穴に入り込んで重要アイテムをゲットしたりする。 彼の装備品は本編加入以降になるとなぜか店売りされておらず、隠された場所を調べて素材アイテムを入手して助っ人を呼び、 加工しなければならないので、どこに素材アイテムが埋まっているのか事前に知っておく必要がある。 知らなければ初期装備のまま戦い続けなければいけないので、意外とシビア。 ◇イワン/ガンちゃん もう一つの外伝で途中加入し、その後本編では最後の仲間となる岩男。 戦士とパラディンを併せ持ったような能力で敵を殴り倒していく半面、頭はからっきし。 アイテム以外でサポートを行えないのが弱点。フィールドでのとくぎは通行人を蹴散らしたり、ダンジョンから脱出できる。 【助っ人】 戦闘には参加しないが、それぞれの特殊能力で冒険をサポートしてくれる。 彼らを駆使することが攻略の近道となるだろう。ただし、一癖も二癖もある困った人物も…… ◇カゴちゃん 全国でチェーン店を展開しており、一度契約料を払うことで加入。訪ねたことのある街に有料でワープできるようになる。 ◇ジロキチ 最初に仲間になる助っ人だが、使用方法にクセがあるので注意。彼を使用することがフラグに関わっていることも。 罠外しが特徴だが、罠はプレイ全体に及ぶほど凶悪なもので、特にエナジードレインはパーティー全体のレベルを1下げる、レベルドレインとなっている。 しかも必ず成功するわけではなく、失敗すると中身も手に入らないので、セーブ&ロードを繰り返す要因の一人。 ◇さばのすけ 魔界衆によって改造されてしまい、河童のような姿になってしまった。 海を移動させて、重要アイテムを探させることができるのだが、あまり長い間移動させていると疲れて溺れてしまう。 溺れてしまうと、もう一度仲間になった場所に戻らないと行けないため、呼ぶ前にセーブしないと取り返しのつかない事態に陥ってしまうことも……。 ◇サブ 火消し。かえんだいおうによって攫われてしまった妹のスズランを助けるために助っ人となる。 最初は大やけどを負って寝込んでいるが、あるアイテムによって復活する。 通れない炎の前で呼び出すと消化しながら先に進むことができるようになるが、3の巻の終わりで……。 ◇げんない アイテムを別のアイテムに変換してくれるが成否は確率で決まり、かつ元のアイテムより高く売れる「錬金術」でもあるため、 最も呼び出すことになるだろう助っ人。 キーアイテムの成功率は100%だが、錬金を行う際は失敗の方が圧倒的に多いのでセーブ&ロード要因の一人。 ◇タコリアン 戦国時代なのに宇宙へ連れて行ってくれる。レトロゲームにおけるRPGは、SF要素を唐突に挿入する展開が多かったらしい。 しかし、カプセルのアイテムは何故かゲーム終盤まで進まないと開かない。 ◇ミカヅキ 動物の言葉がわかる既婚者の女性。普段は新婚旅行を兼ねて旅しているため、ウルフを伝令に放つ形で呼ぶことになる。 ◇キョンピー 言葉が通じない大陸、ジャンパイの町に住んでいる有力者。助っ人になった途端に悲劇が起きる。 ◇ゲンピー キョンピーの孫。読めない文字を解読できる。大抵は重要なヒントになっている場合が多く、攻略の糸口につながる役割を担う。 彼も旅しているのでウルフを伝令に放つ形で呼ぶことになる。 ◇ひでりぼう 飢餓城(ピラミッド)を追い出され、言葉もまともに話せないほど衰弱している。キーアイテムを入手して使い、さらに契約料10000両を払わなければ仲間に出来ない。 広大な砂漠のどこかにあるピラミッドのありかを知っていて、じゅうべえたちを導いてくれる。 城を取り戻し、美女軍団を住まわせてハーレムを作るのが目的。ダンジョンクリア時に離脱。 ◇ミコちゃん 修行中の巫女(属性)で最後の助っ人。最初はゾンビに化けて周りをやり過ごしている。自然回復できない状態異常、呪い(混乱)を解除できる唯一の存在。 エンディングでの発言は必見。 【魔界衆】 ドクターマインが作った組織。戦国時代に怪物たちを解き放ち、混乱に陥れた悪の集団。 城主を任されているボス達は9つのコスモトロンを集めながら、世界征服するための準備や補給を各地で行っている。 ◇デビルクローン 1の巻の章ボス。越後屋と城主の二役を演じている。魔界衆の一番手を自称するが、かなり強く、ダンジョンの発見に至ってはゲームで1、2を争う難しさで、 明らかに序盤の難易度ではない。 肝心の城内は、調べる・探すで裏口となる隠し階段を見つけないと入ることすら出来ず、突入後も隠し階段を探さなくてはならないので、 鋭い直感を働かせないと簡単に詰んでしまう。 攻撃オンリーだが、RPGの中~終盤で初めて披露する「2回行動」を行ってくるため、にだんぎりが使えるレベルまで育てていても苦戦必至。尾張入道をさらった張本人。 ◇うつぼうず りゅうひめの母親の仇となる2の巻の章ボス。地下資源のレアメタルを掘っていた。 必ず敵の先制攻撃から始まり、直後に「ブヨブヨ状態」になることで全ての攻撃を無効化する。 キーアイテムが無いとダメージを与えることが出来ない。まるでラスボスの様な能力を持っているが、これでもまだ序盤を過ぎた頃である。 加えて2回行動に水の超力を絡めてくるので、手数でも相手の方が一歩も二歩も上回っている圧倒的不利な状況で戦うことに。 ◇かえんだいおう 火山のエネルギーを利用したかえんじょうで、マグマ爆弾の実験を行っていた。 今までの敵と比べて明らかに攻撃力が高く、下手なレベルだと一撃で瀕死に追い込まれる。 攻撃だけではなく、全体を攻撃する中級レベルの超力を唱えてくる。 ◇むささびだゆう 暗闇城の城主。コウモリだゆうの妹で、二人で行動することから双子の可能性がある。 男たちを特殊な色香で誘い込み、生き血を吸い取っている。 分身の術を得意としており、全体を攻撃できる手段が無いと手数で押されてしまうため、対策が求められる難敵。 ◇ラオチュー 魔界衆の一人だが、今まで戦ってきたモンスター達とは違い、ごく普通の人間。策によって一度はじゅうべえたちを捕らえることに成功するが、 蘇ったキョンピーに驚いてしまい、そのまま階段から転落。戦闘も無くあっけなく死亡してしまう。 もやしを改良した危険な薬を生成している。 貝獣物語の世界観を使ったTCG『ザ・ミラクルオブザ・ゾーン』や外伝作『ポヨンのダンジョンルーム2』にも登場。 ◇コウモリだゆう 物語の冒頭でじゅうべえが旅立ちの時に授かった家宝の刀、新陰を持ち去った。刀の奪還も含み、今までの冒険の目的となる大敵。 人間での姿ではキリコと名乗り、むささびだゆうと同じ目的で動いている。ひでりぼうも彼女によって血を吸い取られてしまった。 彼女の配下で、初めて戦ったウシマツとも同時に決着をつけることになる。 全体をメロメロにする桃色攻撃得意とするが、同性であるりゅうひめには効かない。 ◇ツタンだいおう 倫理的に危ない計画を企む、飢餓城(ピラミッド)の城主。 魔法使いのような見た目から高い威力の打撃や、全体攻撃を叩き込んでくる。 城を追放されたひでりぼうにとっては、因縁の相手とも言えるが、残念ながら彼の手で倒すことはできない。 ◇ダルマたいし 氷結城の城主。城内に入ってすぐ手に入るメガトンコインを持った状態で、城同士を繋いでいる橋を通過すると…… ある意味、今作の知名度に貢献した要因の一つ。 一撃で、耐久ナンバーワンのイワンでも気が抜けない威力を誇り、馬鹿力を武器に攻撃してくる。 見事倒したとしてもすぐメニューを開き、ある行動を起こさないと、即座に復活してしまう無限の再生力を持っている。 ◇ゾンビまおう 自分の城で生産しているゾンビ兵士達を量産するのが目的で、その見た目からは考えられないほど凶悪な計画を任されている。 直前の道は某ゴーストタイプのジムのように見えない床を進んでいくが、 あちらと違って広いダンジョン内を往復させられることから、セーブ&ロードを繰り返すことになる。 戦闘では防御力を補う超力を使い、「基本的にゾンビ系は防御が脆い」というイメージに対しても対策を施しているだけでなく、自然治癒不可の呪いを放ってくる曲者。 ◇エイリアンドール 神々が光の天使に遣わした切り札で、起動させるには9つのコスモトロンが必要。見た目は角が生えたロボット。 一度起動すれば簡単に世界を崩壊させる程狂った力を持っている、超巨大モンスター。 その力に目をつけたドクターマインによって奪われてしまい、忠実な下僕と化してしまった。普段はラストダンジョン、未来城の格納庫で待機している。 初戦は負けイベント扱い。事前に知っておかないと、全滅したときに自動発動する激レアアイテムをすべて消費してしまうことになってしまい、 お金も半分にされるおまけまでついてくる。 必殺のエイリアン砲(全体約600ダメージ)を撃たれるとほぼ全滅確定。 再戦時に唯一の弱点「まがつたま」を使えば一瞬で倒せるのだが、必ずしも成功するとは限らないので運ゲーを強いられる。セーブ&ロードを余儀なくされる要因の一人。 もう何人目だよ。 ◇キラーウルフ フライウイドウ メタルブロック ドクターマインのしもべ。しもべとは言っているが、実際はラスボスに仕える三幹部の立ち位置。 パラレルワールドを陰で支配する程の手腕を持っていて、キラーウルフはシロの抹殺を、メタルブロックはイワン抹殺の命を受けて、 サブシナリオの最後に一度戦うことになる。 紅一点のフライウイドウは、重要人物である尾張入道の命を奪った張本人。瀕死状態になると、仮面が壊れて彼女の素顔が判明する。 ラスボス戦の初戦を担っていて、以前と比べて格段に強化された3人全員と戦う。 この戦闘は本作において、攻略の最難関ポイントとされている。 また、じゅうべえのしもべ三人と容姿・種族が似ていることから、主人公パーティーが未来の時間軸で悪堕ちした説などがあるが、真相は不明…… ◇サーベンラガー ラスボス第2ラウンドの相手。ドクターマインのしもべ3体が合体したモンスター。 ドラゴンの頭部にライオンのたてがみを持ち、背中には翼、尻尾は蛇のような見た目であり、その姿は合成獣キマイラを思わせる。 魔界衆トップクラスの体力を防御系の超力で補ってくる。 ◇ドクターマイン/マインマスター 全ての元凶、そしてラスボス。未来の科学力を武器に過去へと飛び、時空と次元を超えた世界征服を目論む。 魔界衆を作ってエイリアンドールを強奪し、それを乗せることができる巨大なタイムマシンを完成させようとしている。 自らは戦わず、科学の粋を集めて作り上げたマインマスターに搭乗して、じゅうべえたちと最後の決戦に挑む。 2回攻撃や全体への状態異常に加え、超火力のヘルビームを繰り出し、さらに凍てつく波動のような補助効果解除も使ってくる。 何故かBGMが通常戦闘であることに突っ込んではいけない。 普段は顔を隠しているが、露わになった素顔と髪の色は主人公と似ている。彼を倒して、ゲームクリアした英雄たちの間では、 じゅうべえ=ドクターマイン説の可能性も疑われている。しかし、本編で明かされなかったので、謎は深まるばかりである 是非とも熱い議論をかわす考察班の襲来を期待したい。 ―― 追記・修正はメガトンコインを持ったままでお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] biim兄貴といえば、の作品だな -- 名無しさん (2017-12-21 21 23 21) メガトンコイン -- 名無しさん (2017-12-21 22 35 22) クソゲーを個性的なゲームと言う人が心を痛めるレベルの苦行らしい -- 名無しさん (2017-12-22 00 25 47) 某動画が無かったら名前すら知らなかった -- 名無しさん (2017-12-22 01 40 14) やってみるとわかる兄貴のエンターテイナーとしての才能 -- 名無しさん (2017-12-22 07 52 44) コメントでは普通にプレイするなら面白いと言われてたが実際のところどうなんだろうか -- 名無しさん (2017-12-22 08 51 39) 当時プレイしてたけど他のFCクソゲーと比べたら全然遊べるよ。全体的にかったるい要素があるのも事実だが、当時の小学生には1本でクッソ長く遊べるソフトだったからプレイしてた、という事情もある。それにデータが消えにくかった(少なくとも自分は一度も経験してない)から、他ゲーと往復しながらチマチマやってた記憶もある。 -- 名無しさん (2017-12-22 10 14 21) FCブーム時の粗製乱造された雑なゲームを含めたゲームの平均水準からすればそこまで酷い出来というわけではない。ただ当時のユーザーはすでにDQ4とかFF3とかの名作ゲームを楽しんでてそれを他のゲームやるにしてもそこを基準にしちゃうわけで -- 名無しさん (2017-12-22 10 39 37) この橋は、メガトンコインを持っていると落っこちてしまいます -- 名無しさん (2017-12-22 16 33 11) だから、売りに戻る必要があったんですね。 -- 名無しさん (2017-12-23 12 51 45) 導入とか見てるぶんには楽そうだけれど、実は汗が出そうになる辛さって感じか? -- 名無しさん (2017-12-23 13 24 16) ↑2 おっそうだな(りゅうひめのロバロバから目を背けつつ) -- 名無しさん (2017-12-23 19 40 37) (橋の崩れる音) ファッ!? ンアッー!(≧Д≦) -- 名無しさん (2017-12-23 19 43 59) ファミコンはマジでピンキリだからなあ、今の基準じゃキリに近いけどあの当時からしたら真ん中に近い方ではあった ただRPGはDQだのFFだのがあっという間に大幅に進化させたからな… -- 名無しさん (2017-12-23 20 11 22) メガトンコインで落っこちるところも有名だけどそこからの手際いいリカバリーほんと尊敬する -- 名無しさん (2017-12-23 21 31 22) 中古価格1〜10円→1000円(4年前)→5000円(今)に高騰しているww -- 名無しさん (2020-10-04 21 12 42) プレミアがつくほどの名作だった...?(適当) -- 名無しさん (2020-12-20 09 30 28) 最近、新たなルート開拓されてRTAが分単位で短縮されています。それこそ別チャートになるレベル -- 名無しさん (2022-02-13 21 01 23) 名前 コメント
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今日 - 合計 - じゅうべえくえすとの攻略ページ 目次 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 名前 コメント 選択肢 投票 役に立った (0) 2012年10月09日 (火) 15時43分48秒 [部分編集] ページごとのメニューの編集はこちらの部分編集から行ってください [部分編集] 編集に関して
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じゅうべえくえすと 【じゅうべえくえすと】 ジャンル RPG 対応機種 ファミリーコンピュータ 発売元 ナムコ 開発元 バースデイ (企画制作・デザイン)イマージュソフト 発売日 1991年1月4日 定価 7,800円(税別) 判定 なし ポイント ストーリーが長くボリュームが多い戦闘のバランスがあまりに大味宝箱とダンジョンの罠でやる気をそがれる 概要 あらすじ 基本システム 戦闘システム 評価点 賛否両論点 問題点 総評 概要 『貝獣物語』を手掛けた「バースデイ」制作のオーソドックスなRPG作品。 物語上の繋がりはないが、端々に貝獣物語のシステムを導入している。 また本編10章、裏ワールド2章の12章仕立てでボリュームはファミコン作品では有数。 あらすじ やぎゅうの里の空に激しい光と共に空間が裂け、飛び出してきた2つの球が激突した。1つは遠くに飛び出し、もう一つは三色の光の球に分かれやぎゅう谷へと落ちた。やぎゅうの里城主がその谷を調べると、右目を怪我した赤ん坊が入ったカプセルが落ちていた。その事件から15年後。世界は時空の歪んだ摩訶不思議な戦国世界へと変貌していた。 そんな不安定な世界では、宇宙塚を中心にした不思議な事件が発生しており、やぎゅうの里城主は親友であるおわりにゅうどうと共に、魔界衆が原因であると突き止める。彼らを探る最中に行方不明になったおわりにゅうどうを探し、魔界衆を止めるようにと頼まれ、主人公、じゅうべえの冒険が始まる。 (ゲーム冒頭より) 基本システム 一般的な「ドラクエ型」のRPG。 フィールドを移動するランダムエンカウント方式。 一定の経験値でレベルがあがり、お金を用いて装備を整え強化するシンプルなスタイル。 探す 足元ではなく、目の前のマスを調べるシステムのため、同じマスでも向きが違うとアイテムの入手が出来ない事がある。 十字ボタンのちょん押しにより向きを変えられる分、歩きはじめるにはラグが存在する。 旅日記 フィールドやダンジョンなど、場所や状況を問わずどこでもセーブができる。 なおセーブデータは2つまで保存可能であり、セーブ時には次のレベルまでの必要経験値も確認できる。 助っ人 戦闘員3人、非戦闘員11人の固有能力を使う事が出来る。 宝箱の罠を解除する、アイテム変換が出来る、ダンジョンから離脱する、解読できない言葉を解読するなどゲームの上で重要な力を持つ。 助っ人システムは形を変えて『大貝獣物語』に継承された。 超力 他のゲームでいうところの「魔法」。 攻撃の超力には7種類の属性があり、敵によって効きやすい、効きにくいなどがある。 回復やステータスアップなどの補助、エンカウント抑制、戦闘から逃げる超力など一通り揃っている。 特技 超力とは別の、各キャラ固有の特技。 じゅうべえは通常攻撃がそのまま特技になっており、複数攻撃や連続攻撃など様々に使い分けられる。これも『大貝獣物語』の主人公に継承された。 戦闘システム 貝獣物語同様、キャラクター一人一人が敵を指名し行動が取れる。 敵の数が多くて倒しきれない場合、防御させた味方一人を囮にして受けるダメージを減らし、かつ攻撃役を守るという方法が使える。 命(HP)が一定以上減った敵はグラフィックが変化するが、ステータスの弱体化はない。あくまで目安。 ステータスのスピードで敵味方の行動順が固定されるため、超力による補助もしやすくなっている。 評価点 キャラクターデザイン 貝獣物語同様、瀕死時のグラフィックでは可愛らしい姿を見せる敵もいる。 ボリューム 概要でも説明したように12章という長い作品のため、長期間楽しめるというのは評価点。 ファミコンのRPGに有りがちな、ヒントが雑、ヒントがないため当て所無くさまようといった事がなく、シナリオをクリアする上でのストレスはほとんどない。 ワールドは広いものの、本体に付属しているマップがあるため迷うこともない。 マップはほぼ日本地図だが、中国大陸や裏ワールドがチラッとだけ載っている。ただのオマケかと思いきや、実際に行ってみるとそのあまりの広さに驚くという仕掛けになっている。 また、マップも1章1章で範囲が区切られており、マップがないからといって迷子になることもなく、戦闘にさえ目を瞑れば楽しめる。 アイテム所持数 一人7個まで持てるようになり、ロバロバ購入により実質11個と、貝獣物語よりも増えた。 地図システム アイテムとして「地図」が手に入り、使用するとどこかのマップに×印をつけた画面が表示される。実際にその場所を探し出して×印を調べると道が開けたり、有用アイテムが手に入ったりする。 BGM メロディーがよく、聴きやすいものが揃っている。ただし音質はよいとは言えない。 特に勇壮ながらどこか悲哀を感じさせ、後の展開を暗示するかのようなフィールド曲は印象に残りやすい。 作曲者は『安全地帯』でベース・ピアノ・キーボードを担当したことがある六土開正。 豊富な助っ人能力 宝箱を開けるための鍵や移動用など、他のゲームにおいて持ち物欄を埋めがちなアイテムが、いつでも際限なく使える。 特にフィールド上ならどこでも呼べて一度行った町まで移動できる「カゴちゃん」は広大なフィールド移動において大変便利。後述する戦闘バランスの悪さゆえ常に全滅の危機がある本作において一人でも生存していれば近隣の町まで一瞬で戻れるのも高評価。移動の距離に応じて消費するお金が増えるが増えたところで10数両なのでお金が足りないなんて事もまずありえない。 一方で主人公達では開けられない宝箱を開ける事の出来る「ジロキチ」の「ワナはずし」は、事実上円滑なゲーム進行を阻害する要素になってしまっている(後述)。 お守りシステム 神社にはお守りが販売されており、装備することによって各パラメータが直接上下する。 攻撃力の上がるお守りで速攻を狙うか、命や守備力の上がるお守りで安全に進めるか。ここでプレイヤーの個性が出る。 仲間それぞれに違うお守りを持たせて役割分担もできる。 「マリファ(*1)」や「バラモス」「タイソン」といったネーミング的にヤバいものも。 破綻するようなバグがない これだけ長いストーリーを持ちながら、ゲームに著しく問題を与えるようなフラグ管理のミスもない。 賛否両論点 ストーリーの展開 本編は全10章仕立て、和風RPGとSFを融合させたストーリー。また本編とは別に存在する2つのシナリオは御伽噺や童話風の世界観をベースにしており、それぞれ仲間キャラである「ウルフ」「イワン」にまつわるストーリーとなっている。「摩訶不思議戦国ワールド」の触れ込みどおり、スケールの大きな冒険とともに多彩な世界観を楽しめる作りが特徴。 じゅうべえ一行の目的は「日本(とその周辺)各地で悪事を働いている悪の組織・魔界衆の成敗」で一貫しているため、大まかな本筋がそこからブレる事はない。ただし個々のイベントの中には奇想天外とも言えるインパクトの強い演出もあり、そうした展開が作品の持ち味にもなっている反面、人によっては少々荒唐無稽に感じられる場合も。(*2) また描写は比較的あっさりとしているが、子供向けの雰囲気をまといながらも後の大貝獣物語を彷彿とさせるハードな展開が意外に多い。(*3) 「コスモトロン」の存在と扱い 事件解決に奔走しているじゅうべえ一行はあらゆる場所で謎の物質「コスモトロン」を手に入れるが、その正体は全て集めると古代に封印されたエイリアンの破壊兵器を蘇らせるキーアイテムであることが物語中盤で発覚する。 敵に絶対渡してはいけない物であるのは確かだが、じゅうべえ達はその事実を知ってからも特に思案する事なくコスモトロン集めを続行し、案の定終盤で味方に変装した敵に集めたコスモトロンをすべて渡してしまい兵器が復活してしまう。お約束の展開と言えばそれまでなのだが…。 刀鍛冶イベントの末路 じゅうべえの武器を刀鍛冶に鍛えてもらい、だんだんと切れ味が増していくというイベントがあるのだが、最終武器は他人からのもらい物。システム的に武器は一つしか持てないので、鍛え上げた武器はあっさりお払い箱に…。鍛冶代返せ!(*4) ただし最終武器はじゅうべえの出自にも関連するもので、ストーリー上の妥当性はある。 どこでもセーブの是非 ゲームバランスが厳しい本作において難易度の緩和に一役買っており、時と場所を選ばずセーブが可能なことによって最善の結果を残しやすい。 ファミコン有数の長編RPGでありながらも、この機能のおかげでプレイ時間が確保しにくい時などでもコツコツ進めていける。 本作は全滅すると神社に戻される仕様のため、不用意なセーブが原因でハマリ状態になってしまうこともほぼない。 その代償としてダンジョンや宝箱のトラップなど一部のギミックはセーブ&ロードで容易に回避できてしまうため、ほとんど意味をなさなくなってしまっている。 一方でこれらのギミックの中には正攻法で対処するにはあまりに辛いもの(後述)も含まれているため、良くも悪くもどこでもセーブ前提のバランスが顕著となっている。 なおセーブ時には次のレベルまでの経験値が「仲間キャラ全員分、かつ毎回」表示される。この表示自体に問題があるわけではないが、リセット前提のゲームバランスとはあまり相性が良くない。 ダンジョンの奥で謎解きをする場面がいくつかある。町の人がヒントを教えてくれるのだが、ダンジョンでセーブしてしまっていると聞きに戻るのも苦労する(*5)。 「げんない」の存在 敵の耐性により威力は上下するが、それでも主人公たちより遥かに基礎ダメージが高い攻撃アイテムが存在する。その多くは「げんない」のアイテム変換で入手が可能。 しかも素材となるアイテムが比較的安価であることから、変換前にセーブ、失敗したらリセットを繰り返す事で、かなり面倒ではあるが強力なアイテムが量産できてしまう。どうしても攻略できない場合の救済措置として機能する反面、時期と運用次第ではバランスの崩壊につながる恐れがある。(*6) また「オカルトン」というアイテムを高額アイテムの「タスカル」に変換・売却して金策するテクニックも存在するが、こちらは素材となるオカルトンがゲーム終盤にならないと手に入らないこともあり、前述の攻撃アイテム量産に比べて使いどころは限られる。 問題点 エンカウント率が高い 特定のエリアの周辺ごとに細かくエンカウント率が設定されているという妙な仕様のせいでエンカウント率が非常に高い。 この仕様のせいで平地のみならエンカウント率は低いが森や侵入できる山が近くにある平地エリアだと一気にエンカウント率が跳ね上がる。(*7)エンカウント判定が低いエリアなら画面半分ほどは歩けるものの、だいたいは1~5歩でエンカウントし、1歩エンカが2~3回続くことも珍しくない。 また素早さにより逃走率が変わるため、新しい地域では逃走に失敗しやすい。 どこでもセーブを駆使したセーブ&ロードでエンカウントを回避しつつ少しずつ進めることも可能だが、面倒な上に多用し過ぎるとレベルが上がらず、ただでさえ厳しいゲームバランスがますます辛くなっていく悪循環に陥る。 厳しいゲームバランス ゲーム全体を通じて戦闘バランスが厳しめに設定されており、前述した高すぎるエンカウント率の問題と合わせて攻略にはかなりの根気を要する。 敵が強力な割に1回の戦闘で得られる経験値等は決して多くなく、レベルアップのためには必然的に相当数の戦闘をこなす必要がある。ただし強さと実入りが必ずしも見合っていない敵も多い。(*8) 武器や防具を買い揃えても数値の上昇量はそれほど高くないため、根本的な解決策にはならない。そもそも後半は装備品の値段もインフレが激しくなるため、最新装備を買い揃えること自体が難しくなる。もっとも大枚叩いて買っても数ポイント程度の上昇であることがほとんどなので、無理をして都度買い揃える必要性も薄いのだが。(*9) 適正レベル以下でもやりようによってはクリアも可能ではあるため、ある意味でバランスは取れているとも言えなくはないが…。 雑魚敵が強いのは先に述べた通りだが、せっかくなのでその一部を挙げてみる。 素のスペックが高くシンプルに強い敵も多いが、使用してくる特技に厄介なものも非常に多い。 + 一部の雑魚敵 あおぼうず 大体2体で出現し全体攻撃「ライフダメージ」に加え、たまに麻痺の状態異常も入れてくる厄介な敵。素早さが高い為ある程度レベルが上がってもなかなか先手を取れず、確定一発が難しい点も強さを後押ししている。 更に厄介なのがこいつと一緒に出てくる「オニデーモン」という敵があおぼうずよりもビジュアル的に強そうに見えるので(オニデーモンは物理一辺倒で何の特技も持たない)、あおぼうずに対して無警戒になりやすいというプレイヤーの心理を突いた初見殺しも。 にんげんもどき 4~5体の集団で現れ、そこそこの攻撃力で殴りつつ防御力を上げる超力「コウラブル」で脇を固めてくる。 コウラブルを重ね掛けされるとじゅうべえでもまともにダメージが通らなくなっていく為超力や攻撃アイテム頼みになる。かと言って超力で攻撃しようにも耐性が強い為無効化されやすく「リマジク」で超力を反射してくるという嫌らしさもある。 ガオウ 「ぜったい0ど」で全体を氷結状態(数ターン行動不能)にしてくる。HPも高いので1ターンで倒すにはある程度のレベルと性能のいい武器が必要。素早さも高い為ウルフ以外では先手を取りにくい点も逆風。 ぜったい0ど以外にも全体攻撃の「じしん」や高威力の「たいあたり」等の厄介な特技も持っている。 ただ、氷結の成功率はそこまで高くなく超力も炎系は効きやすいのでそこを上手く突けばまだ楽な方。 パニュロン 全体に50前後のダメージを与えるライフダメージを使用する上に麻痺攻撃も仕掛けてくる。あおぼうずの恐怖再来である。 こいつ単体でも厄介だが、先述したガオウとセットで出てきた場合は厄介度が跳ね上がる。ガオウのぜったい0どで身動きを取れなくされたところをこいつの麻痺とライフダメージで全滅したというプレイヤーも多いだろう。 ブビ オーロラ王国のラストダンジョンに出現し、全体に200近いダメージを与える「ファイアブレス」という特技を使用してくる。 普通に進めているとこの時点で一番HPの高いイワンでも200をようやく超えるくらいで、喰らえばパーティはほぼ確実に壊滅状態に陥る。ファイアブレスの使用頻度も決して低くなく、低レベルだとこれ一発でHPMAXから全滅する事も。 章締めのラストダンジョンだけに強力な敵が配置されるのは理解できるのだが、いくらなんでもやりすぎなのは言わずもがな。一応獲得経験値が1900/パーティ人数とオーロラ王国では最も多く得られるが、この強さに見合った量とはとても言えない。 余談だがファイアブレスを使用してくる敵はラスボスとこいつだけである。 …と、このように本作の雑魚敵は一癖も二癖もある奴らばかり。繰り返すがこれでもごく一部である。 攻撃用超力の使い勝手 超力に対して耐性を持つ敵が登場するが、攻撃用超力も補助用超力と同じく効くか効かないかの二択しかない。当時はドラゴンクエストなども攻撃魔法は効くか効かないかの二択だったのでこの仕様自体は特別問題視されることではないが、本作では攻撃アイテムが耐性に関係なく必ずダメージを与えることが出来る仕様のため、攻撃用超力のお株を奪ってしまっている。 ただしゲーム最終盤では攻撃アイテムの確保が難しくなるため、アイテムにばかり頼っているわけにもいかない。攻撃アイテムを持っていない場合においては貴重な全体攻撃手段の一つであることには変わりなく、また敵単体に大ダメージを与える「スパーク」(*10)などボス戦に有用な超力もあり、運にも左右されるものの使いどころがないわけではない。 操作性が悪い 本作では十字ボタンを押すとキャラが押した方向に向くだけであり、移動させるにはもう一度押す必要がある。 十字ボタン押しっぱなしでも「向く→移動する」の一連の動作はしてくれるが、一般的なRPGと比較するとワンテンポ遅れた動きになりストレスがたまってしまう。 「さがす」コマンドが足元ではなく一歩前を調べる仕様であるため、それに対応するための挙動と思われるが、そもそも敢えてこのような仕様にする必要があったのかは疑問が残る。(*11) 落とし穴トラップ ダンジョンで何度もお目にかかることになる開閉式の床やひび割れは、仲間の一人が引っかかっても入り口や階下に落とされる足止めのギミック。序盤のダンジョンは大した脅威にはならないが、隊列が増える中盤からは目に見えて厄介なトラップへと早変わりする。 最大の4人パーティで落とし穴トラップだらけの箇所を延々と昇らされる「氷結城」は特に顕著。 勿論直前でセーブ、落ちたらリセットで問題はないのだが、ただでさえ長いダンジョン、強敵の群れの中、何も産まないただの足止めになっているためにストレスが溜まる。 小技として 落とし穴の上でセーブ&リセットで再開するとその箇所の落とし穴判定が無くなる と言うものがある為、パーティメンバーが増える後半はこの手を使うと良い。 宝箱の罠 ワナはずしの能力を持つジロキチが加入する序盤からほとんどの宝箱に仕掛けられており、解除するのも確率。 失敗すると10ダメージの爆弾や毒状態になる毒針、モンスタートラップなどは常識的な範疇だが、 ランダムな誰かひとりのレベルが1下がる エナジードレイン、強制的にダンジョンの入口に飛ばされるテレポートなど凶悪なものも存在する。 それでいて報酬は僅かなお金やお店で購入可能な消耗品などが大部分を占めるため、開けるメリットも薄いことが多い。(*12)中にはからっぽなのに罠が仕掛けてあるというケースもある。 これもまた宝箱の前でセーブし、失敗したらリセットしてやり直せば良いだけの話なので、前述の落とし穴トラップとあわせて ギミックが有効に機能していない 。セーブ出来ずにこんな罠を搭載されたらそれはそれでストレスフルなのだが…。 負けイベントに絡む問題点 全滅時に味方全員の命と超力を完全回復の上蘇生してくれる「タスカルオール」というお助けアイテムがあるが、全滅することで進展する必須戦闘(いわゆる負けイベント)でも強制発動する。 アイテムの預かり所がないので負けイベント前に取ったら無駄消費となる。しかも、その戦闘では一度全滅したとみなされ、お金までも半分に減らされるが、こちらは銀行があるので対処可能である。 これを回避するには負けイベント発生までタスカルオールを入手せず、イベント終了後に戻って回収するしかないが、そもそも初見ではそんなことを知る由もないので、多くの場合は集めたタスカルオールをここで全て使わされることになる。 村や町の扱い 容量の関係からか、一部のマップや町の人のセリフに使い回しが多い。 また終盤に起こるイベントによって、ほぼすべての町へ入れなくなってしまう。 ほとんどの店が利用不可となる関係から、有用なものを含めて多くのアイテムが調達困難となる。取り逃したアイテムなどがある場合、それらも入手できなくなる。(*13) ボス戦専用BGMが存在しない ボス戦はもちろん、ラスボス戦すら存在せず、通常BGMが流れる。 その一方で前述の裏ワールドでは戦闘BGMが変わる。 総評 和風時代劇を土台にしたSF・ファンタジーという舞台設定は良いのだが、独特の世界観や展開は人によりやや好みが分かれる。 ファミコンRPGでも屈指のボリュームは流石と言えるが、その一方で大味な作りも目立ち、特に厳しい戦闘バランスと非常に高いエンカウント率の嚙み合わせが良くないため、この点でゲームのテンポを大きく損ねてしまっている。 助っ人システムは大貝獣物語シリーズにも採用された良システムではあるものの、一部の助っ人はワンポイントのみの使用にとどまるなど、まだ洗練されていない部分も見られるのが惜しい。 これらの要素の良し悪しや、発売時点でもやや時代を感じさせるシビアなゲームデザインに加え、姉妹作の貝獣物語でも見られた問題点が解消されておらず、目立ったバグも無く長大なスケールを感じさせる素材ながら良ゲーになりきれなかった。
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じゅうべえくえすと(ドコンJガイル兄貴)
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じゅうべえくえすと(アルバス姉貴兄貴)