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登録日:2009/06/19(金) 09 09 37 更新日:2023/07/16 Sun 16 12 38NEW! 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 おにく くにおくん くにおくんシリーズ まっはきっく 不良 堀川りょう 大野拓朗 学ラン 杉田智和 正義不良と言う名のスーパーマン 殴る蹴る 泥沼兄弟 熱血硬派くにおくん 熱血高校 社長無双 高校無双 高校生 テクノスジャパンが発売した「熱血硬派くにおくん」と「くにおくんシリーズ」に登場する高校生の主人公である。 CV:堀川りょう(くにおのおでん等)、杉田智和(乱闘協奏曲)、演:大野拓朗 熱血高校に通う高校生。同校の中でただ一人、番長にのみ許される白い学ラン(*1)を着用する。 設定は作品毎に異なるのだが… 山田と長谷部とは同じ中学出身で山田とは不良仲間だった。 転校生として熱血高校に入学、この時点で既に不良として教師達に警戒されていた。 転校初日に不良生徒に虐められていたひろしを助けて以後親友となる。 くにおが倒した不良生徒の差し金でりき、しんじ、さぶと戦う。 その後倒す相手がいなくなり各部活動の助っ人を買って出る。 山田による全国高校統一を阻止するべく、りきとともに冷峰学園に殴り込み山田を倒す。 不良を嫌う藤堂の仕組んだ各種スポーツ企画に参加させられる。 この辺りは公式設定となっている様だ。 彼は仲間や大切なものを守る為に不良や暴走族に立ち向かう正義の不良なのだ……が、 一対複数でも殴る蹴るや物で叩くだけで勝てるだけの超人的な能力を持ち合わせている。 彼の代名詞は「まっはきっく(マッハキック)」であり、キックを連続して繰り出すことが出来、 それだけで敵を蹴散らすことができる……。 その為、くにおくんの必殺技は「マッハ~」と付いている、当然高校生のクラスが実現不能な早さを出すことが出来る。 ……決して愚○流ではないし継承者でもないです。 また彼はケンカばかりではなくサッカーやホッケー、 ドッチボールに時代劇など難無くこなせる辺り、全く隙が無い正義不良。 ただし一番の弱点は穴である。 因みに、くにおの名前の由来は販売元であるテクノスの社長だった瀧 邦夫(たき・くにお)氏からきている。 その他のキャラの中にも、社員の名前が由来しているキャラが複数いる。 テクノス全盛期には、社員が社長に向かって「今度のくにおくんの企画は…」と社長を君付けで呼ぶシュールな光景が見られたのであろう。 月刊コロコロコミックで「おれは男だ! くにおくん」として連載されていた。 著者はあの「ギエピー」でおなじみ、穴久保幸作である。 相変わらずのギャグ漫画だったが、最終話は感動系であった。 なおこちらのくにおくんはマッハキックに加えてマッハパンチも自分の得意技として多用していたので この漫画が好きな人はくにおの得意技=マッハパンチとキックで馴染んでいた人も多いだろう。 大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIALではスピリッツモードで2020年1月24日のイベントでりき、ごうだ、りゅういち りゅうじと共にくにおくんシリーズの新規スピリッツとして追加された。 スピリッツバトルでは格闘タイプのMiiファイターに乗り移り、アイテムは打撃系やたまに食べ物が出現するタチウオパーキングで戦う。 相手はくにおくんの必殺技繋がりで通常必殺ワザ2の閃光マッハパンチを多用する上、通常より攻撃力がかなり増している。 Miiファイターの必殺ワザにはキック技もあるがマッハのワード優先での採用と思われる。 スピリットとしての性能は階級ACE攻撃型のアタッカーでスロットはないが打撃アイテム強化のスキルを持っている。 追記修正をお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 代名詞はまっはきっくじゃないっけ? -- 名無しさん (2013-11-07 21 11 41) まっはぱんちは相方(ライバル)りきの技だよ。くにおはキック -- 名無しさん (2014-08-19 01 29 57) 熱血なイメージなのでリアルタイム時代神谷さんに声やってもらいたかったのに今は「杉田かよぉぉぉぉぉお!」 -- 名無しさん (2014-08-19 09 33 48) SPではもっと多彩な技使えるようになってたね 某歌舞伎町の人みたく あとボス戦前での構えを取りながらの凄味のある笑顔を浮かべるシーン好き -- 名無しさん (2017-03-28 22 24 27) 藤井昌浩の漫画のくにおくん熱血勝負は良いものだった -- 名無しさん (2017-04-06 04 42 54) ちなみに中の人2人も大乱闘で別のファイターで登場してる。 -- 名無しさん (2021-03-01 11 32 05) 名前 コメント
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編集ボタン 初版と最新版 初版:2013/01/19 (土) 16 01 37 最新版:2015/07/29 Wed 12 34 37 最初に ここはあくまでも『予想』です。こうなってほしいな、は構いません。ですが必ずそうなるとは限りません。 「あそこに書いてた情報とゲームとじゃまったく違うじゃないか!」などとならないように。それを踏まえた上で閲覧・編集の程よろしくお願いします。 名前:くにおくん 体重:中量級 登場作品:熱血硬派くにおくん 熱血物語 ダウンタウン熱血時代劇 熱血高校の番長、くにおくん参戦!! 数々のひっさつわざでファイターたちを蹴散らせ!! 参戦予想度 ★★☆☆☆ 他社・連下 国内でも未だにくにおくんシリーズのゲームは出続けているが、正直海外の知名度が微妙。 特権・コンセプト PV予想 PV名: 「参戦!!」 ゲーム画面 タイトル タイトルが出た後に PV終了 くにおくんについて くにおくんの性能 くにおくんの特性 出現方法 パワーバランス基準 攻撃の威力 攻撃の早さ 攻撃のリーチ 攻撃のスキ つかみ、間合い 歩く速さ 走る速さ 地上ジャンプ力 総合的な空中ジャンプ力 空中横移動の早さ 落下速度の速さ ふっとびにくさ 復帰力 特殊技能の数 飛び道具の総合的な性能 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 特殊能力 ジャンプ回数 カベジャンプ カベ張りつき しゃがみ移動 ワイヤー復帰 アイテム2段振り その他 2回 × × × × × なし 長所と短所 ●長所 ブレーキが良く効く ●短所 通常ワザ 弱攻撃 強攻撃 弱攻撃 キック→キック→マッハキック(百烈)→キック(フィニッシュ) ダメージ % ふっとばし力 →→(百烈)→(フィニッシュ) くにおくんといえばコレ。 ワザのイメージはマッハキックとマッハキックIIを混ぜたかんじ。 横強攻撃 ダメージ % ふっとばし力 上強攻撃 アッパー ダメージ % ふっとばし力 その場でアッパー。 下強攻撃 あしばらい ダメージ % ふっとばし力 オリジナル。 ダッシュ攻撃 空中攻撃 ダッシュ攻撃 はりてスペシャル ダメージ % ふっとばし力 回転しながら張り手をする。相手を巻き込みやすい。 通常空中攻撃 スピンアタック ダメージ % ふっとばし力 前空中攻撃 ダブルチョップ ダメージ % ふっとばし力 2つの手でチョップする。メテオ。 後空中攻撃 のーてんチョップ ダメージ % ふっとばし力 上空中攻撃 ダメージ % ふっとばし力 下空中攻撃 きゅうこうかキック ダメージ % ふっとばし力 スマッシュ 横スマッシュ ためパンチ ダメージ % ふっとばし力 西村の必殺技。 上スマッシュ オーバーヘッドキック ダメージ % ふっとばし力 下スマッシュ ぼうじゅつスペシャル ダメージ % ふっとばし力 五代の必殺技。 おきあがり攻撃 おきあがり攻撃 ダメージ % ふっとばし力 ガケのぼり攻撃 ガケのぼり攻撃 ダメージ % ふっとばし力 つかみ攻撃 投げ つかみ攻撃 つかみニーバット ダメージ 1% ふっとばし力 × 熱血硬派くにおくん(くにおのデビュー作)からあるアクション。 前投げ ジャイアントスイング ダメージ % ふっとばし力 後ろ投げ こうそくなげ ダメージ % ふっとばし力 高速で背負い投げをする。 上投げ にんげんぎょらい ダメージ % ふっとばし力 くにおくんが向いている方向に投げる。 投げられた相手はふっとばない。 下投げ マッハふみふみ ダメージ % ふっとばし力 相手を地面に投げ、数回踏みつける。 必殺ワザ 通常必殺ワザ くにおスペシャル ダメージ % ふっとばし力 相手に近づいてマッハキックの早さで6回蹴って〆にマッハキックIIの終わりのキックをする。 通常必殺ワザ2 ずつきスペシャル ダメージ % ふっとばし力 その場で頭突き。しかもスーパーアーマー。 スマブラの初期配置はBなので「原作と同じくBで出せる」。 通常必殺ワザ3 オーラパンチ ダメージ % ふっとばし力 早乙女の必殺技。目に見えない飛び道具なので使いこなせば強力なワザとなる。 横必殺ワザ すくりゅう ダメージ % ふっとばし力 中 丸まって突撃。 最近名前が「スクリューボンバー」になった。 横必殺ワザ2 ばくだんパンチ ダメージ % ふっとばし力 姿の必殺技。 横必殺ワザ3 バクレツキック ダメージ % ふっとばし力 熱血格闘伝説からの必殺技。飛び膝蹴りをする。 上必殺ワザ なっつしゅーと ダメージ % ふっとばし力 飛び上がってボールを投げる。 上必殺ワザ2 龍尾嵐風脚(りゅうびらんぷうきゃく) ダメージ % ふっとばし力 回し蹴りをしながら上昇する。 上必殺ワザ3 天殺龍神拳(てんさつりゅうじんけん) ダメージ % ふっとばし力 少しためてアッパーカット。 空中ではタメが無い代わりに弱い。 下必殺ワザ フルスイング ダメージ % ふっとばし力 スポーツワザ。反射効果。 下必殺ワザ2 ニトロアタック ダメージ % ふっとばし力 下必殺ワザ3 やまだのじゅつ ダメージ % ふっとばし力 周りのアイテムを浮かせて相手にぶつける必殺ワザ。 最後の切り札 ねっけつこうは ダメージ % ふっとばし力 アッパーカットをした後、ステージ中心に飛び上がりものすごい攻撃をする。 多分どっかが熱血で硬派なんだろう。うん。 最後の切り札(第二案) 大乱闘だよ全員集合! ダメージ % ふっとばし力 左から様々なくにおくんシリーズのキャラクターが来る!! 得意なステージ 説明文 苦手なステージ 説明文 得意な相手 説明文 苦手な相手 説明文 その他 上アピール: 横アピール: 下アピール:アイテムを出す。しまう。 画面内登場:バイクに乗って降りる。or走ってきて来る。 待機モーション: 歩きモーション: ダッシュモーション: その場回避モーション: 前方回避モーション: 後方回避モーション: 空中回避モーション: ワープスターに乗ったときのモーション: CV: 応援ボイス:くにお!くにお!くにお!くにお! 勝利ポーズ BGM: 勝利ポーズ1[X]: 勝利ポーズ2[Y]: 勝利ポーズ3[B]: 敗北ポーズ:拍手。 カラー 白 通常 青 りきカラー 緑 ごうだ風カラー 赤 ダブルドラゴンorやまだ風カラー 黒 にしむら風カラー SP ダウンタウン熱血行進曲の格好 SP2 白い着物(時代劇) SP3:クーニー・ヴァルフォード(剣は無い) カービィがコピーした姿 くにおくんの髪型(リーゼント?)のヅラを被る。 特設リングの通り名 オールスターの位置 装備アイテム 攻撃「」「」「」 防御「」「」「」 速さ「」「」「」 フィギュア解説 ノーマル ファイターの名前 代表作 ハード(任天堂以外のハードなら書かなくても良い) 題名 発売年月 ハード(任天堂以外のハードなら書かなくても良い) 題名 発売年月 EX ファイターの名前(EX) 代表作 ハード(任天堂以外のハードなら書かなくても良い) 題名 発売年月 ハード(任天堂以外のハードなら書かなくても良い) 題名 発売年月 最後の切りふだ 最後の切りふだの名前(同じ名前の切りふだを持つファイターがいたらここにこのページのファイターの名前を) 立ち回り 対策 資料 熱っ血必殺技一覧 関連 新キャラ投票 新ファイター予想 ファイターリスト ファイターテンプレ コメント(ページの議論やキャラの余談・思い出話に使ってください) ちょっとくにおくんのMii作ってくる。 -- 彗青 (2014-09-27 12 04 03) たかさんってくにおくんシリーズやったことないの? -- 彗青ペン (2014-09-28 14 22 28) 実質ないです。 初代くにおくんと、アドバンスぐらいですが、技名が分からないというところでして。 -- たかさん (2014-09-28 15 17 51) だれが追記してくれたかはわかりませんがありがとうございます。 ただ上必殺技でなっつしゅーとはどう復帰するのでしょう? リンク見ながら追記していきます。 -- たかさん (2014-09-28 15 38 57) ↑2 http //urx.nu/codq これオヌヌメ。 ↑わ た し で す https //www.youtube.com/watch?v=55CzKCkmo88 なっつしゅーとは2 48から。 -- 彗青 (2014-09-28 16 41 35) [アークシステムワークス]の中なら 本命とは言えますが、ソニックや ロックマン、パックマンと比べると 参戦は厳しいかな・・・? -- すざくだいすき (2014-09-28 16 43 09) ↑アークで出れる奴なんてくにおくんしか居ないし。 ゲルマン忍者(ブサさん) スライム 任天堂キャラ共演の越えられない壁 くにお=じゃじゃ FC時代からの古参の越えられない壁 越えられない壁 越えられない壁 地縛猫() 子供人気 越えられない壁 越えられない壁 越えられない壁 やめなよ やめなよさんは任天堂ハード3世代を潰したゲームの主役だし。 -- 彗青ペン (2014-09-28 18 23 42) 初版:2013/01/19 (土) 16 01 37 -- 彗青 (2014-09-30 00 36 51) 最近、アークシステムワークスがミリオンからくにおくんシリーズの版権を貰ったそうじゃ。 アークの代表するキャラといってもラグナかアラクネ(?)ぐらいしか居ないし、アークから参戦するとなるとくにおくん以外はありえないだろう。タブンネ。 -- 彗青ペン (2015-07-29 12 13 32) 名前 コメント
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【TOP】【←prev】【FAMILY COMPUTER】【next→】 熱血硬派 くにおくん タイトル 熱血硬派 くにおくん 機種 ファミリーコンピュータ 型番 TJC-KN ジャンル アクション 発売元 テクノスジャパン 発売日 1987-4-17 価格 5300円 くにおくん 関連 Console Game FC 熱血硬派 くにおくん 熱血高校 ドッジボール部 ダウンタウン 熱血物語 熱血高校 ドッジボール部 サッカー編 ダウンタウン 熱血行進曲 それゆけ大運動会 ダウンタウンスペシャル くにおくんの時代劇だよ全員集合 ! いけいけ ! 熱血ホッケー部 びっくり 熱血新記録 ! 熱血 格闘伝説 くにおくんの熱血サッカーリーグ 熱血 ! すとりーとバスケット PCE 熱血高校ドッジボール部 PC番外編 熱血高校ドッジボール部 PCサッカー編 SCD-R 熱血高校ドッジボール部 CDサッカー編 ダウンタウン 熱血行進曲 それゆけ大運動会 ダウンタウン 熱血物語 MD 熱血高校ドッジボール部 サッカー編MD SFC 初代 熱血硬派 くにおくん くにおのおでん くにおくんのドッジボールだよ 全員集合 ! ダウンタウン 熱血べーすぼーる物語 新・熱血硬派 くにおたちの挽歌 くにおのおでん Handheld Game GB 熱血硬派くにおくん 番外乱闘編 熱血高校サッカー部 ワールドカップ編 熱血高校ドッジボール部 強敵 ! 闘球戦士の巻 ダウンタウン熱血行進曲 どこでも大運動会 びっくり熱血新記録 ! どこでも金メダル ダウンタウンスペシャル くにおくんの時代劇だよ全員集合 ! 熱血 ! ビーチバレーだよ くにおくん GBA くにおくん熱血コレクション 1 くにおくん熱血コレクション 2 くにおくん熱血コレクション 3 駿河屋で購入 ファミコン(箱説あり)
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熱血硬派くにおくん / Renegade 機種:AC, FC, PS2, SMS, PS4, NS, Xbox1 作曲者:澤和雄 発売元:テクノスジャパン 発売年:1986年 概要 ベルトスクロールアクションの始祖として有名な、元祖ツッパリ格闘アクション。 『ダブルドラゴン』で有名な岸本良久が制作。 熱血高校の番長くにおが親友ひろしを襲った悪党を相手に闘う。 海外では『RENEGADE』というタイトルで、海外ギャングの抗争といった感じにアレンジされている。 収録曲 曲名 補足 順位 オープニング~熱血硬派~ 第2回アーケード47位 ゲーム・イントロ~ヒロシを救え!! ラットホーム・シーン~激突 車内大乱闘~りきとの一騎打ち ヨコスカ~族をたたきつぶせ!! バイク・チェイス・シーン~うなるV型エンジン ゲーム・オーバー 対決のテーマ イントロ~対スケバン・みすずとの戦い 893のテーマ 打倒!組長さぶ ファンファーレ エンディング・テーマ サウンドトラック くにおくん サウンド・コレクション オリジナル版と阿部隆人氏編曲のアレンジバージョンが収録。 熱血硬派くにおくん 音楽集 ディスク1にファミコン版のBGMを収録。 熱血硬派くにおくん for FC (1987)
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前のゲーム | 次のゲーム クリア条件:EDを見る 開始時間:2008/02/22(金) 23 50 32.20 終了時間:2008/02/23(土) 01 41 56.36 アーケードからの移植。今は亡きテクノスジャパンの人気者くにおのデビュー作。 ファイナルファイト型の正統派アクションで、「双截龍」とともに同ジャンルの先駆的作品。 はじめてみすずタンを見たときの衝撃度は異常 ちなみにFCでのくにおシリーズは 本作( 87)「熱血高校ドッジボール部」( 88)「ダウンタウン熱血物語」( 89) 「熱血高校ドッジボール部サッカー編」「ダウンタウン熱血行進曲それゆけ大運動会」( 90) 「くにおくんの時代劇だよ全員集合!」( 91) 「いけいけ熱血ホッケー部」「びっくり熱血新記録」「熱血格闘伝説」( 92) 「くにおくんの熱血サッカーリーグ」「熱血! すとりーとバスケット」( 93) の全11本。 サブ撃破してひろし救出 終わり
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【TOP】【←prev】【SUPER Famicom】【next→】 初代 熱血硬派 くにおくん タイトル 初代 熱血硬派 くにおくん 機種 スーパーファミコン 型番 SHVC-KN ジャンル アクション 発売元 テクノスジャパン 発売日 1992-8-7 価格 8900円(税別) くにおくん 関連 Console Game FC 熱血硬派 くにおくん 熱血高校 ドッジボール部 ダウンタウン 熱血物語 熱血高校 ドッジボール部 サッカー編 ダウンタウン 熱血行進曲 それゆけ大運動会 ダウンタウンスペシャル くにおくんの時代劇だよ全員集合 ! いけいけ ! 熱血ホッケー部 びっくり 熱血新記録 ! 熱血 格闘伝説 くにおくんの熱血サッカーリーグ 熱血 ! すとりーとバスケット PCE 熱血高校ドッジボール部 PC番外編 熱血高校ドッジボール部 PCサッカー編 SCD-R 熱血高校ドッジボール部 CDサッカー編 ダウンタウン 熱血行進曲 それゆけ大運動会 ダウンタウン 熱血物語 MD 熱血高校ドッジボール部 サッカー編MD SFC 初代 熱血硬派 くにおくん くにおのおでん くにおくんのドッジボールだよ 全員集合 ! ダウンタウン 熱血べーすぼーる物語 新・熱血硬派 くにおたちの挽歌 くにおのおでん Handheld Game GB 熱血硬派くにおくん 番外乱闘編 熱血高校サッカー部 ワールドカップ編 熱血高校ドッジボール部 強敵 ! 闘球戦士の巻 ダウンタウン熱血行進曲 どこでも大運動会 びっくり熱血新記録 ! どこでも金メダル ダウンタウンスペシャル くにおくんの時代劇だよ全員集合 ! 熱血 ! ビーチバレーだよ くにおくん GBA くにおくん熱血コレクション 1 くにおくん熱血コレクション 2 くにおくん熱血コレクション 3 駿河屋で購入 スーパーファミコン
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熱血硬派くにおくん 碌無館 管理人 亮藤正嗣素材区分 U 備考
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RENEGADE FC/PS2/VC/PC/3DS(熱血硬派くにおくん すぺしゃる) ○通常ルート プレイヤー 動画 タイム 投稿日 備考 名前 コメント すべてのコメントを見る
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熱血硬派くにおくん(ファミコン版) 熱血硬派くにおくん(ファミコン版)データ 概要 喧嘩上等…って喧嘩なのか? 裏技・攻略 他作品との関連 データ アークシステムワークス:2008年3月18日配信 テクノスジャパン:1987年4月17日発売 ジャンル:ACT プレイ人数:1~2人 コントローラ:GC・クラコン・リモコン 使用ブロック数:17VC公式紹介ページ wikipedia「熱血硬派くにおくん」 くにお道場(多くのくにおくんシリーズを網羅してあるページです) 概要 本作品は1985年に発売されたアーケードゲームの移植作。 オリジナルはゲーセンよりも駄菓子屋等でアップライト筐体として多く設置されていたゲームとしても有名で、80年代大流行した『ビー・バップ・ハイスクール』などに代表される「正義のヤンキー」ブームとも相まって、学生達を中心に爆発的な指示を得た。 ゲーム性の面に於いても優れ、本作品の肝である「一対多数の喧嘩」「掴んで攻撃」「投げ飛ばして複数の敵を巻き込む」等はベルトアクションの醍醐味として、ファイナルファイト等の後継作品に受け継がれる事になる。 またその他、演出やステージ構成の点においても、本作品が後のベルトアクションに与えた影響は計り知れない。 音楽についても、これまた当時のセンスとしてもベタ過ぎるロケンローかつ横浜銀蝿なノリ。 この古臭さが逆に、時代錯誤もはなはだしい喧嘩番長をより個性的に演出し、ある種の憧憬を促す演出となっていると言っていいのではないだろうか。 FC版オリジナルの要素としては、1ステージが数面で構成されている点が挙げられる。また2面の中盤に「バイクチェイス」シーンがある。 全体的にキャラクターが小さくボイスも全面カットされており、オリジナルに比べて若干のグレードダウンを感じさせるが、前述の「肝である部分」は上手に移植されているため、ゲームそのものの面白さはオリジナルに比した際も何ら劣るものではない。 熱血高校ドッジボール部などに代表されるその後の様々なスピンオフ作品やリメイク、アレンジも含めて、ダブルドラゴンと並びテクノスジャパンの看板タイトルとなった事に異論の余地がないと思われる。 ちなみに「くにお」というのは、テクノスジャパンの社長であった滝邦夫に由来すると言われている。 喧嘩上等…って喧嘩なのか? 武器も持たず法や権力にも頼らず、拳一つで敵地に乗り込むアンチヒーロー。 そんなアウトローな正義漢の背中に、誰もが一度くらいは憧れたものだろう。 本作品はそういう憧れを、『不良』という少々ダークな味付けと共に具現化した喧嘩アクションである。 オリジナル版は、一応つっぱった格好をしてるものの悪い事の出来ない気弱な「ひろし」が学校の前で何故か因縁を付けられ、素手やカバンでボコられたりドスで突かれたりし、その仇を討つ為に「くにお」が追いかけていき、そのまま喧嘩になるという流れだ。 喧嘩アクションとして実に分かりやすい流れだ。いやドスで突かれたら喧嘩どころじゃないけど。 しかしFC版を冷静に見てみると、そんなオリジナル版なんか目じゃない。もういろいろと凄い。 まずデモ画面で、ひろしが車で拉致られる。いきなり喧嘩どころか誘拐事件から始まる。 特に悪い事をしないであろうひろしが、一体何をやらかしたら本職相手に拉致られる程にまで恨まれるのかと聞きたいが、それに対してバイクで追いかけようとするくにおも、たいがい後先を考えない熱い奴だ。 それでは次の項目では、各面とボスたちを紹介したいと思う。 ただし思いっきりネタバレになっているので、ご覧の際は自己責任で。 +以降ステージとボスの紹介につきネタバレ項目です。+で開きます 1面:花園高校との戦い ゲームが始まると、特にこれといって何の関係も無さそうな花園高校の連中が駅で絡んでくる。どけよ邪魔だよと、なぎ倒して電車に乗る。乗って来たバイクは放置。 電車に乗っても、中には角材を持った花園の学生が山ほど出てくる。 普通の客はとっくに避難してしまったのだろう。 新宿駅に降りると番長「りき」が現れる。 ホームから落ちると即死になってしまうので気をつけよう。 ところで置いてったバイクはどうするんだろう。 2面:族の集会に乗り込め 2面に行くとこれまた脈絡無く、どこかの波止場からスタート。 どこだよここは、ひろしと関係ないだろと言いたいが、いやきっと新宿で倒したりきが「友人の居場所はわしにも分からん・・・・族のリーダーのしんじなら何かを知っているかもな・・・・」とでも言っていたのだろう。待っといてやユリちゃん。 とにかく波止場に溜まってる横浜ファンキーという暴走族チームをブチのめして盗んだバイクで走り出すと、オリジナル面のバイクチェイスが始まる。 これがまた…何というかノーヘルなのは当たり前として、走行中に相手のバイクを蹴り倒して爆発させるゲームである。当然ながら相手は爆発して後も残っていない、実は生きてますよ~というフォローも無し。 もうここまで来るとなんか笑いが込み上げてくる。一体どこの超犯罪都市だよ、ここにあるのは暴力と死だけか。このラジカルなノリも、くにおくんシリーズの面白さの一つでもあったりする。 一定数の敵を倒すといよいよ族のリーダー「しんじ」との対決。一瞬ひろしを拉致った車が止まっているように見えるが、残念ながら違う車両だ。 マッハパンチのりきに大して、こいつは飛び回し蹴りを使ってくる。若干間合いは広いが、新宿駅と違って落とされて即死になる危険が少ないので、かなり楽。さっさとブチのめしてしまおう。 3面:迫り来るみすずの脅威 3面は昭和の臭いを強烈に発する繁華街。ここは太陽学園のスケバンの縄張りだ。 そう言えば実写『スケバン刑事』のリメイクを放映する際、現在は「スケバン」という言葉が分からない子が多くなったと製作者が困ったと聞いた。時代の移り変わりを感じる。 さてそろそろプレイヤー自身はひろしの事など忘れてそうな気がするが、くにおはちゃんと覚えているぞ。 ひろしを取り返す邪魔をするなら女だって遠慮なく殴る、なかなか鬼畜な『正義のヤンキー』である。 3面のボスは、身長2mぐらいあるんじゃないかというパーマの大女「みすず」。スケバンが強く美しくカッコイイというのはフィクションだ。実際はこんな「マンモスお妙」みたいなのが番を張ってた学校がけっこう多…うわなにをするやめzsxdcfvgbhんjmkl。 因みにみすずはリーチも攻撃力も今までのボスを遥かに凌ぐため、難関になること必至。 普通に殴りに行くと相手の間合いがこちらより広いため、あっという間に捕まって往復ビンタをぶち込まれてしまい「なめてんじゃねえぞ」である。 何度もこいつに殺されてると、ズシズシと歩いてくるその貫禄ある姿に恐怖さえ覚える。 4面:組事務所に殴り込みだ きっと今までのボスや雑魚が洗いざらい吐いたのだろう。ここまで来ていよいよひろしのガラを攫ったのは三和会という暴力団だと分かる。 驚くべき事に、ゲーセン版と違って4面で襲ってくるのは構成員ではなく、各ステージの雑魚なのだ。ったく、てめぇら高校生のクセに本職とツルみやがってとんでもねえ奴等だ…と愚痴ってる暇は無い。さっさと片付けて先に進もう。 しかしまたこの事務所が、とんでもないループ迷路になっている。下手に進むとなんと屋外まで戻されてしまう、三和会では物覚えの悪い奴は組長に合うのも大変だろうなぁ。 道中、何故か今までのボスたちが複数人一度に出てきたりする場所がある。 りき2人とかはいいとして、みすず3人とかを見るとそれだけでもうビジュアル的にも難易度的にもゲンナリしてしまう。勿論ゼットンやバルタンのように再登場だからといって弱くなっていたりはしないから注意だ。 面倒くさいからダッシュパンチ(ラリアット)を起き上がりに重ねてハメ殺してしまおう。 更に奥に進むと、室内でバイクを乗り回す馬鹿まで登場する始末。 三和会の事務所は異次元空間か。 道中を抜け、どうにかボスのさぶの部屋まで到達する。 さぶの武器は拳でも蹴りでもバイクでもなく拳銃である。 バイクに轢かれても平気なくにおを以ってしても、さぶの銃に撃たれると即死するので注意が必要だ。いやそれにしても高校生相手に必死すぎだろう常考。 もしかして、ひろしは何か三和会の重大な秘密でも掴んでしまったのだろうか…。 そんな事とは関係なくさぶを倒すと、部屋の奥から監禁されていたひろしが号泣しながら登場。そして二人は握手してエンディングを迎える。 因みに最後まで、ひろしがさらわれた理由は分からなかったが、まぁ良いじゃないか。 香港映画だって悪を倒したら理屈も事後処理も無くいきなりエンディングで終了する、きっとあのノリなんだよ。 無理やり納得して頂いたところで、紹介を終えたい。 長文を読んで頂き感謝至極。 裏技・攻略 面セレクト タイトル画面でIIコンの←を押しながらIコンを↓↑→↑←↑で2面からタイトル画面でIIコンの↓を押しながらIコンを↑↓←↓→↓で3面からタイトル画面でIIコンの↑を押しながらIコンの↓↓↑↑→←で4面から 最終面の道順 それぞれの面の特徴(入る扉)LEVEL1スタート(右)、棒ザコ3人(左)、りき2人(左)、バイク2人(中)、バイク3人(右)LEVEL2スタート(右)、しんじ3人(右)、みすず3人(右)、みすず4人(左)、しんじ3人(左)、棒ザコ4人(右)LEVEL3スタート(右)、棒ザコ4人(左)、みすず3人(右)、バイク6人(左から2番目)、しんじ6人(左)、女ヤンキー9人(右)、りき3人(右)、バイク6人(左)、りき6人(中) 残機増やし タイム偶数のときにマウントポジションを取ると1upのハートを出す雑魚がいる。この雑魚を殴らずに何度もまたがるとその度にハートが出る。これを利用して無限増殖のような事が出来る。 他作品との関連 VCで配信されているタイトル熱血硬派くにおくん?(AC) ダウンタウン熱血物語(FC) ダウンタウン熱血行進曲 それゆけ大運動会(FC) 熱血高校ドッジボール部(FC) 熱血高校ドッジボール部 PC番外編?(PCE) 熱血高校ドッジボール部 サッカー編(FC) 熱血高校ドッジボール部 CDサッカー編?(PCE) ダウンタウンスペシャルくにおくんの時代劇だよ全員集合!(FC) いけいけ!熱血ホッケー部 すべってころんで大乱闘(FC) 熱血高校ドッジボール部 ~強敵!闘球戦士の巻~?(GB) びっくり熱血新記録!はるかなる金メダル(FC) びっくり熱血新記録!どこでも金メダル?(GB) VCで配信が期待されるソフトダウンタウン熱血物語(PCエンジン版)(PCE) ダウンタウン熱血行進曲 それゆけ大運動会(PCエンジン版)(PCE) 初代熱血硬派くにおくん(SFC) 新・熱血硬派 くにおたちの挽歌(SFC) 熱血格闘伝説(FC) くにおくんのドッジボールだよ全員集合!(SFC) くにおの熱血闘球伝説(NeoGeo:未発売) 熱血高校ドッジボール部 PCサッカー編(PCE) 熱血高校ドッジボール部 MDサッカー編(MD) くにおくんの熱血サッカーリーグ(FC) ダウンタウン熱血べーすぼーる物語 野球で勝負だくにおくん(SFC) 熱血!すとりーとバスケット がんばれ DUNK HEROES(FC) くにおのおでん(SFC) 現在入手可能なソフトダウンタウン熱血物語ex(GBA) 超熱血高校くにおくん ドッジボール部(DS) 熱血硬派くにおくん すぺしゃる(3DS)本作のリメイク。ダウンタウン熱血物語以降のシステムで全体が再構成された他、オリジナル版でディレクターを務めた岸本氏によって詳しいストーリー(くにおとひろしの友情、りきとの邂逅、三和会の陰謀など)が追加された。もちろんそれとは別に本作のゲームシステムをモチーフにしたモードも収録。 りき伝説(3DS:DL専用ソフト) 関連するアーケード作品熱血硬派くにおくん?(AC) 熱血高校ドッジボール部(AC)
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本稿では、オリジナルのアーケード版及びそのファミコン移植版を併せて解説する。 熱血硬派くにおくん 概要 操作方法 特徴 戦いの流れとステージ構成 評価点 問題点 総評 移植 その後の展開 余談 熱血硬派くにおくん (ファミコン) 概要(FC) ストーリー 変更点 ステージの変更 評価点(FC) 問題点(FC) 総評(FC) その後の展開(FC) 熱血硬派くにおくん 【ねっけつこうはくにおくん】 ジャンル アクション 対応機種 アーケード 販売元 タイトー 開発元 テクノスジャパン 稼働開始日 1986年5月 配信 バーチャルコンソール【Wii】2012年3月6日/823Wiiポイント(税8%込)アーケードアーカイブス【PS4】2014年7月24日/838円(税10%込)【Switch】2018年6月28日/838円(税10%込) 判定 良作 くにおくんシリーズ 概要 なぜか色々な悪人たちに絡まれる難儀な友人「ひろし」の敵討ちのために、熱血高校の番長「くにお」が戦うアクションゲーム。 後に同社が出した『ダブルドラゴン』、カプコンの『ファイナルファイト』などに代表される「ベルトスクロールアクション」の始祖となったゲームである。 本作自体はある程度左右に幅のある固定画面方式で、横スクロールアクションの要素はないが、集団を相手に格闘を駆使して立ち回るという基礎的な部分は既に確立されている。 操作方法 8方向レバー+左攻撃、ジャンプ、右攻撃の3ボタン制。 左右いずれかの攻撃を取る際は、相手に対して体を前に向けている場合、前方に向かってパンチ、相手に背を向けている場合は後方に向かってキックを出して攻撃する。攻撃のために方向転換をわざわざする必要がないのだが、操作感覚が独特なので少々慣れがいる。 左右のどちらかに2回レバーを倒すと、ダッシュ移動できる。ダッシュ中に進行方向の攻撃ボタンを押すとダッシュパンチが出せる。 相手に接近してレバーを前に入れて襟を掴んで動きを封じてみぞおちに連続で蹴りを入れたり、倒れた相手に馬乗りになってタコ殴りにするなど、攻撃方法も多彩である。 特徴 アイレムの『スパルタンX』のように人間同士が殴り合って戦うゲームであるが、本作には「奥行きのあるゲーム画面で、プレイヤーと複数の敵とが大立ち回りを演じる」という点に決定的な差異がある。 スタイルとしては同社のプロレスゲー「エキサイティングアワー」に近いが、そちらがタイマン勝負であったのに対して本作は集団を相手に立ち回るゲームであり、羽交い絞めにされて他の敵に殴られる、服の襟を掴んで腹に膝をかます、倒れこんだ敵に馬乗りになってボコボコ殴る、など「ケンカ」らしさが存分に発揮されている。こういったアクションは、当時としては異例のものであった。 主人公の「くにお」はタイマンならばあらゆる敵を圧倒できる高性能なキャラであり、多少殴られた程度では気にせずに戦える。本作は1対多数のゲームデザインである事から、高性能なキャラを操作して並みいる敵をなぎ倒していくというスタイルとなっている。このスタイルは姉妹作の『ダブルドラゴン』にも引き継がれた他、ベルトアクションゲームの基礎ともなっている。 ライフ+残機制。制限時間が尽きる、敵の攻撃を受けてライフが0になった状態でダウンする、1面と2面でステージから落ちる、4面でドスや拳銃の攻撃を受けるとミスとなり残機が減ってやり直しとなる。元々のライフが高めである故か、デフォルトの残機は0であるため、スコアによるエクステンド(1UP)をする前にミスをすると即ゲームオーバーとなる。 戦いの流れとステージ構成 最初に前座のザコと戦い、人数が一定以下になると乱入してくるボスを倒せばクリアとなる。 ボスを倒すと残ったザコは逃げていくが、敵が画面内から全ていなくなる前に時間切れになるとアウトとなってしまう。 また、1面と2面のみリングアウトの概念があり、耐久値分の攻撃を当てなくても画面端に敵を突き落とせば倒した事になる。くにお自身が落下しても体力の有無に関わらず問答無用で即死となる。 + 各面の詳細 1面:駅構内 駅のホームにたむろする「花園高校」の不良達が相手。学生服を着たリーゼント男と木刀で攻撃するスキンヘッド男を相手にする。 リングアウトは駅のホームの下であり、ここから落ちると電車に轢かれる訳でもないのに即死となる(敵、くにお問わず)。 ボス:花園高校の番長「りき」。くにおよりも早く拳を繰り出す「まっはぱんち」と襟掴み後の顔面パンチが特徴。後にくにおのライバルとして立ちはだかることになる。 2面:港 暴走族「横浜ファンキー(*1)」と港で戦う。 前半はバイクで突撃してくる相手をジャンプキックや後ろ蹴りで倒していく。後半は通常の格闘戦で、素手のグラサン男と鉄パイプを所持した鉢巻き男と戦う。 リングアウトは左端の海であり、ジャンプキックや背負い投げなどで落とすと豪快な音とともに敵が沈む。 ボス:特攻隊長(*2)の「しんじ」。回し蹴りが強力だが大して強くない。しかし前半で時間を使いすぎるとタイムオーバーになることも。 3面:繁華街 カバンやチェーンを持った「太陽学園」のスケバンたちが相手。 カバンを持ったスケバンは耐久力があるが、チェーンのセーラー服は耐久力が低く1度ダウンさせた時点で倒れる。 このステージから全ての雑魚が武器持ちとなる為、ダメージを受けると必ずダウンしてしまう。 ボス:「みすず」。くにおを有に超える身長とガタイの良さを誇る超巨大女(*3)(*4)。接近戦は言うに及ばず、耐久力にも優れるという最強キャラ。突進で距離を詰めた後、くにおの襟を掴んで身動きを封じてから繰り出す往復ビンタ攻撃が強烈で、1度食らうと体力数メモリ分を一気に持って行かれる。このステージでは雑魚が弱い分、みすずの強さが際立っており、いかに素早くみすずとのタイマンに持ち込むかが鍵となっている。 4面:暴力団事務所前及び事務所内部(2エリア構成) 暴力団「三和会」の組員と戦う。前半戦は暴力団の手下であるザコのみが相手となり、後半戦は最初からボスが襲ってくる。 ザコのドス攻撃を食らうと体力の残量に関わらず一撃で即死となってしまうため、これまでのステージに比べて一気に難易度が跳ね上がり、慎重な立ち回りが求められる。しかも全員がドス持ちかつ即死攻撃しかしてこないので、体力ゲージの意味はないに等しい。 このステージに限ってはミスをした時の音声がボスの啖呵ではなく、「くにお」の悲鳴となっており、もはや不良のケンカではなく殺るか殺られるかの真剣勝負である事を思わせる生々しい演出になっている。 ボス:暴力団組長「さぶ」。事務所内部での勝負。これまでのボスに比べ体力は低めだが、手下の雑魚のドスに紛れて一撃で即死となる拳銃攻撃を使ってくる。制限時間も厳しいので正確に立ち回らないと非常に厳しい。 4面をクリアするとエンディングとなり、デモで刺されたはずの「ひろし」が元気な姿で現れ、高校の仲間たちの祝福の中、くにおと熱い友情の握手を交わすエンディングシーンとなる。 その後、2周目に突入し、以後、難易度が上がっていく。 ボタンが3つあってやや操作が複雑なのと、立ち回りに工夫がいるのとで慣れが必要だが、思い通りに敵を捌けるようになるとスイスイ進めるだろう。 評価点 制作者の学生時代が反映されたという、80年代のツッパリ文化をモチーフにした個性的な世界観。 制作者の岸本良久は、学ランを着て喧嘩に明け暮れる学生時代を送っていた(*5)といい、その経験を基に、喧嘩の手ごたえを感じられるゲームを作りたいと、本格的な肉弾戦がテーマの本作を企画したという。 格闘がメインのアクションゲームというのは今では珍しくはなくなったが、当時の時代としては画期的であり、更に、高校という身近な舞台にした学園もので、更に80年代当時のツッパリ文化というエッセンスを用いた昭和の青春漫画的作風の本作は、まさに「喧嘩するゲーム」を体現した作品といえる。後の同ジャンル作品でもなかなか見られない、ユニークで個性的な世界観である。 ゲーム終了後のハイスコア入力もひらがなで入力でき、順位も「裏番」「総番」という具合に世界観に沿ったものになっている。 禁止用語を入れると強制的に名前がなめるなよにされてしまう要素もあり。 敵の動きのリアリティ 複数の敵がいる場合、一人だけが執拗にこちらの背後に回り込もうとしてきたり、無暗に攻撃を繰り返すと即座に間合いを離すもの、仲間が馬のりにされたり、襟掴みを受けていた場合に攻撃して邪魔をしてくるものなど、集団のケンカを意識したリアリティ溢れる動きを繰り出してくる。 「間合い」を意識して戦わなければなす術もなく翻弄されてしまうが、間合いを制して一方的に敵を殴る爽快感はかなりもの。まさに「見るだけのケンカはもう飽きた」のキャッチコピーに違わぬプレイ感覚を味わわせてくれる。 グラフィック自体はやや大味であるが、大きめに描かれた人間がケンカする様は十分、迫力に溢れている。 馬乗りパンチをかける度に殴られた敵の首の向きが変わるのも秀逸、連続で殴りつけると独特の爽快感が味わえる。 BGMは80年代のツッパリ文化のノリを表現した横浜銀蠅(*6)調のロックで統一されており、不良同士のケンカという雰囲気を作り出している。 SEはやや迫力不足だが、ミス時や掴まれた時などにボスキャラクターが音声付で凄んだり、襟掴み投げの際の「おりゃあっ!」やみすずの往復ビンタ攻撃の際の凄味を聞かせた「なめてんじゃねーぞ!」、クレジット投入時の「がんばってね」など、音声面での演出もインパクト大。ボイス自体も明瞭で聞き取りやすく、質がいい。 1面ごとに友人の「ひろし」が熱血高校の前で敵にタコ殴りにされてノックアウトされるデモが出るのだが、その相手が「近隣高校の番長」→「ゾク」→「スケバン」と来て、最終的には何故か社会の敵である「暴力団」が出てくるというスケールのでかい展開に。この演出は後の『熱血硬派シリーズ』でも定番化された。 見せしめのように毎回ノックアウトされる「ひろし」だが、そのステージにおける敵の攻撃方法をあらかじめ見せてくれるという親切(?)設計。実際、3面と4面では「カバン」や「ドス」でデモと同様に一撃でダウンを取られてしまう他、2周目以降はデモなしでスタートする。 問題点 86年当時では仕方がないとはいえ、全4面の無限ループは少しボリュームが薄い。 残機設定をいじってもゼロか1しかない。またエクステンドは1回こっきり。 ステージ構成の短さの兼ね合いかもしれないが、慣れるまではそれなりに難しいので少々厳しい。 最終面の難易度 最終面の暴力団員は前述の通り即死武器(ドス)を持っている。ドスを振りかぶる→突き刺すの動作がオーバーなので動きは読みやすいが、うっかり襟をつかんだり、馬乗りになった隙に別の暴力団員から後ろから刺されるという事故が多発する。ラスボス「さぶ」は唯一の遠距離攻撃となる拳銃をぶっ放し、撃たれるとやはり即死である。その分、懐に潜られると弱いのだが。 アーケードゲームである以上、インカムの都合もある為にある面を境に難易度が高くなるのは致し方ないが、最終面に突入した途端にダメージを受ける事すら許されない(1面と2面もステージから転落すると即死だが)というのはやや尖りすぎている。 総評 生身の人間同士が拳で殴りあって喧嘩する醍醐味をゲームに落とし込んで再現しつつ、80年代のツッパリ文化という独特な世界観をまぶした、まさに80年代ならではのノリとテイストに溢れる個性豊かな1作。 ボリュームがやや薄いのが残念なところであるが、本作が後のベルトスクロールアクションの原型となったことを鑑みるに、ゲーム史における1つの大きなターニングポイントとなった作品であるのは間違いないだろう。 移植 ファミリーコンピュータ版(1987年4月17日) ハードの制約上、ACそのままの迫力を再現とまではいかないが、様々な追加要素が施されたアレンジ移植となっている。 詳細は下記を参照。 セガ・マスターシステム版(1993年) 国内未発売。海外版の『RENEGADE』としての発売だが、移植内容はNES版に準拠している。 プレイステーション2版(2006年1月26日) 『オレたちゲーセン族』シリーズの1つとして移植されたが、移植担当メーカーの問題ある態度により、いろいろと不具合のある劣化移植になってしまった。 バーチャルコンソール版 AC版 (配信開始日:2012年3月6日 / 配信元 D4エンタープライズ) ファミコン版 (配信開始日:2008年3月18日 / 配信元 アークシステムワークス) Windows版 D4エンタープライズが運営する『プロジェクトEGG』にて、ファミコン版・アーケード版、海外アーケード版『RENEGADE』が配信されている。いずれもミリオン名義。 携帯版 ウェブドゥジャパンなどによりゲームサイトからコンテンツが配信されアプリがダウンロードできる他、クルーズがソーシャルゲームをモバゲータウンに提供している。 熱血硬派くにおくん すぺしゃる(3DS 2011年12月15日) シリーズ25周年記念作品として制作された初代AC版のリメイク作。ダウンタウンシリーズの流れを組んでキャラクターは全てSD化されており、様々な追加ステージが存在する。 アーケードモード、ストーリーモード、バトルロイヤル、ミッションモードの4つのモードが搭載されており、ストーリーモードではAC版のストーリーを掘り下げたシナリオが描かれる。オリジナルAC版のスタッフも関わっている。 詳細は当該記事を参照。 プレイステーション4版(2014年7月24日)/SWITCH版(2018年6月28日) 「アーケードアーカイブス」の1つとして配信。 Switch版では海外版の『RENEGADE』も収録されている。 Retro-bit Generations 3(2017年12月23日) ステートセーブを本体や別売りのSDカードにセーブ可能。 その後の展開 その後「くにおくん」シリーズはテクノスジャパンを代表する人気シリーズとなる。 しかし「くにお」自身は喧嘩よりも専ら様々なスポーツにいそしむことになり、ドッジボール部の活動やダウンタウンの抗争を経て「熱血硬派の不良」と言うより「ハチャメチャなスポーツマン」というイメージが定着していった。 その理由は岸本によると、本作で大方の強敵に勝利してしまった為、喧嘩の相手がいなくなったからであるとの事。 これにより、くにおくんシリーズは本作の流れを汲む硬派な喧嘩アクション「熱血硬派シリーズ」、ドッジボールを始めとする様々なスポーツにいそしむ「スポーツシリーズ」、個性的でハチャメチャな学生達を描く「ダウンタウンシリーズ」に分岐していく事になる。 1面のボスだった「りき」も改心し、後に「くにおくん」シリーズの名ライバル役兼2Pキャラとして、くにおに付き合いスポーツに喧嘩に活躍して行く。 更に2面のボス「しんじ」、3面のボス「みすず」、そしてラスボスの「さぶ」は『新・熱血硬派 くにおたちの挽歌』・『くにおの熱血闘球伝説』(※日本未発売)にて再びくにお りきの前に立ちはだかることとなる。そして「しんじ」「みすず」は長き時を経て『熱血硬派くにおくんSP 乱闘協奏曲』にて「りき」に続く「くにお」の相棒に。「さぶ」は「くにお」の最大の敵として対峙し続けるのだった。 「ひろし」も多くのシリーズに登場し、スポーツ系作品ではチームメイトとして活躍、喧嘩アクションでは殴られ役になったりくにおの舎弟になったりメッセンジャー的役割になったりと様々な設定でくにおの友人として登場している。 余談 タイトル名はコナミの『新入社員とおるくん』が元ネタである。当初は『熱血硬派』というタイトルで発売予定だったが、それだと堅苦しいので、「くにお」の名前自体は当時のテクノスジャパン社長、瀧邦夫から取られた(*7)。 「りき」のモデルは岸本の地元で最も恐れられていた不良のりきさん。「みすず」は岸本の地元に実在した喧嘩が強くてデカいブスな女子高生がモデルで、製作中にその人物と漫画『嗚呼!!花の応援団』の同名キャラが重なった事で生まれたとか。 海外版はタイトーアメリカから『RENEGADE(裏切り者)(*8)』の題で出されている。 基本的な内容は日本国内版と同じだが、友人の敵討ちというテーマが削除された(*9)上キャラの外見がほぼ一新されており、ストリートギャングの抗争風に変更されている。それに伴いエンディングは主人公の彼女が迎えに来てくれるシーンに変更された。一部で性転換した「ひろし」とネタにされている。 アメリカの人に「ツッパリ」とか「スケバン」とか説明しても理解を得られないだろうから、仕方がないと言える。ただし、「みすず」の服装と最終面の暴力団員の肌色以外変わっておらず、更に「さぶ」はそのまんまである。こちらも主にプレイ動画では海外に移住した「さぶ」とネタにされている。 他にも体力ゲージの名前が「1P」と「BOSS」で固定されていたり、背景のグラフィックに至っては2面の港に停まっている「竹槍マフラーの族車」だけはそのまんまだったりと無国籍感を漂わせている。 『アーケードアーカイブス』PS4版では『熱血硬派くにおくん』と配信中のテクノスジャパン作品2種類を購入すると海外アーケード版『RENEGADE』が非売品として配信されている。 その後、『RENEGADE』は本家テクノスジャパンの手を離れ、Ocean Softwareの手によって海外独自のシリーズとしてさらに2作がリリースされている。 このゲームの広告にはくにおと敵キャラ一同が描かれているが、1人謎の人物がいる。 くにおから向かってすぐ左の「眉毛のない茶色に黄色い輪の模様の服を着た男」は本編未登場(*10)。この絵を描き直したこのゲームのサウンドストーリーの箱絵(「りきの子分(スキンヘッド)」が追加)にもいるのだが、いったい何者なのだろうか… 2004年に平和からパチンコ機「CR熱血硬派くにおくん」として登場(残念ながら既にこの頃にはテクノスジャパンは倒産していた)。 上記機種が導入された頃は「確率変動割合50%撤廃」で有名な規則改正の直後だった中「確変割合50%」の旧規則で作られていたことも災いして人気は得られなかった。もちろんそれ以外にも問題山積みだったが… 2013年に全13話で実写ドラマ化され、DVDも発売されている。 世界観のベースは前述の『すぺしゃる』だが、他のシリーズ作品の要素やオリジナルキャラなどを取り入れた独自の物語になっている。作風はコメディ調ながら、不良の物語だけあって相応にシリアス描写も存在する。 「くにお」以外のレギュラーは「りき」、「ひろし」、「みさこ(*11)」、オリキャラの「田所」。回が進むと「みすず」「しんじ」「きょうこ(*12)」などの熱血硬派キャラの他、スポーツシリーズ、ダウンタウンシリーズのキャラも登場した。「さぶ」は勿論、最大の宿敵として登場。 但し、実写ドラマという性質上、登場人物の外見は一部を除いてゲームと大きく変わっている。 2018年には『熱血硬派くにおくん 乱闘演舞編』のタイトルで舞台化もされた。 こちらも熱血硬派シリーズをベースにしつつダウンタウンシリーズのキャラも登場させているが、ドラマと違って役者の外見もかなり本編のキャラに近付けている。また、ドット絵調の小道具と言ったゲーム的演出をそのまま舞台演劇に持ち込むなど、くにおらしいぶっ飛んだ内容となっている。 熱血硬派くにおくん (ファミコン) 【ねっけつこうはくにおくん】 ジャンル アクション 対応機種 ファミリーコンピュータ 販売・開発元 テクノスジャパン 発売日 1987年4月17日 定価 5,300円 配信 バーチャルコンソール【Wii】2008年3月18日/514Wiiポイント(税8%込)【3DS】2013年4月3日/524円(税10%込)【WiiU】2014年1月15日/524円(税10%込) 判定 良作 ポイント さらにぶっとんだ展開 くにおくんシリーズ 概要(FC) ファミコンに移植された「熱血硬派くにおくん」。 アーケードとファミコンのスペックの差を考慮し、様々な追加要素が施されたアレンジ移植となっている。 ストーリー 熱血高校に通うヒロシは、いつもみんなにいじめられていた。そんなある日、一人の男が転校してきた。彼の名はくにお!!生まれながらの熱血硬派である。見た目はこわいが、弱い者いじめが大キライな心やさしい男である。いつのまにか二人は、親友となっていくのであった。ところが、ある日ヒロシが何者かに誘拐されてしまったのだ。くにおは、ヒロシを救いだすためたちあがった。(FC版説明書より引用) 変更点 操作の変更 ハードの都合上、ジャンプボタンが廃止され、攻撃ボタンのみになった。ただしABボタン同時押しでジャンプキックが出せるため、従来の操作から大きな変更はない。 アイテムの追加 特定の条件を満たすとステージ中にアイテムが出現することがあり、様々な効果が得られるようになった。 P 取ると一定時間、「くにお」が点滅し、攻撃した相手がマンガのように吹っ飛んでいくようになり、リングアウトを狙いやすくなる。ただし自身の無敵効果はないので注意。 ハート 取ると1UP。特定のザコに腰掛けしないと出てこないが、何度も出す事が出来るので無限に残機を稼げるようになっている。但し129人以上増やすと1度ミスしただけでゲームオーバーとなってしまう(これはスーパーマリオブラザーズなどと同様2進数の仕様のため)。 おにぎり 取ると体力回復。特定のタイミングで壁にジャンプキックをすると出現。 S:後述のバイクシーンのみ登場、取るとターボ状態になり、Bボタンを押す事でハイスピードでぶっちぎり敵に当たると一撃で倒す事が出来る。 難易度 3段階の難易度が用意されており、難易度によって敵の体力が増す他、ステージの背景が変わる(LEVEL 1→昼、LEVEL 2→夕方、LEVEL 3→夜)といった変化がみられる。この演出は次作の一部モードでも導入している。 演出 ステージ中でミスをするとアーケード版ではボスの音声ボイスで罵られていたが、ファミコンでは音声ボイスがカットされた都合上、真っ黒な画面に敵の啖呵が字幕で表示されるという形になった。 ステージをクリアした際は劇画調のくにおの顔グラフィックが現れ、敵に対して啖呵を切り、逆にボスとのタイマンに負けると、劇画調のボスの顔グラフィックが表示され啖呵を切られる。 アーケード版では啖呵のなかった「くにお」と「さぶ」にも新たに啖呵が追加されている。 この演出により、ミスをした際のインパクトの強さをファミコンなりに表現できている。 ステージの内容の追加 ステージのおおむねの流れはアーケード版と同じだがそれぞれのステージに追加要素があり、1画面で完結しなくなっている。 特にボスとはタイマン勝負になり、複数の雑魚を相手にしながらボスと戦う事はなくなった。 ステージの変更 + 各面の変更点 1面:新宿駅 駅構内でケンカをするのは同じだが、全滅させた後に電車に乗り、電車の中でもケンカを繰り広げるステージが追加された。 また全面共通で1画面クリアする毎にタイムと体力が全回復するようになった。 2面:港 アーケード版では「最初にバイクに乗った敵を蹴り落としてから通常通りの雑魚戦」の流れだったが順序が逆になり、最後に蹴り落としたバイクに乗ってボス戦の開始地点まで爆走するバイクチェイスステージが追加された 高速スクロールする画面で、相手のバイクをひたすら蹴りでふっとばしていくというハチャメチャなものであり、『新・熱血硬派 くにおたちの挽歌』でも同様のシーンがある。 蹴っ飛ばされたバイクはライダーごと木っ端微塵に爆発する。敵に蹴られてライフがなくなったり画面下部の崖から落ちるとバイクごと爆発しミスになってしまう。 3面:繁華街 ステージ分岐が分岐が追加された。雑魚を全滅させた後に2つの扉に入れるようになり、選択次第で戦う相手が変化する。 片方はバーの中でひたすら雑魚を相手に戦い、もう片方は和室内で「みすず」とタイマン勝負する。 その為、選択次第では「みすず」が全く登場せずにゲームをクリアする事が可能。「みすず」はAC版同様に最強クラスに強いため、強敵を相手にするか回避するかという選択肢が与えられている。 4面:暴力団事務所 ドスを持った暴力団員は登場しなくなり、これまでのステージの雑魚を相手にするものになっている。 事務所内は雑魚を全滅させる毎にいくつかの扉が開き、分岐していくという迷路状になっている。 この迷路は非常に迷いやすく、道を間違えると3面のバーへ戻されたり、いくつか前の部屋へ戻されたりとマッピングが必須のものとなっている。 この仕様変更により、室内なのにバイクを乗り回す雑魚や何故か増殖した「りき」2人と同時に戦うというツッコミどころ満載の展開になっている。 また、難易度によって部屋の構成が変わり、高難易度になるほどボスの「さぶ」の部屋へ行くのに多くの部屋を通らなければならない。同時に部屋の内容も6人の「りき」や「しんじ」を相手にしたり、「みすず」を3回連続で倒さないといけないネタステージ厳しいものになっていく ボスの「さぶ」はやはり拳銃装備、ここまで来て即死させられるとキツいので注意して倒そう。なお、ファミコン版ではさぶの拳銃が唯一の即死攻撃である(1面と2面の転落死を除く)。 アーケード版では懐に入ると弱かったのだが、ファミコン版では迂闊に近づくと「ヤクザキックで怯まされた上に拳銃で即死」という鬼畜コンボを使う他、拳銃の弾速も上がり、かなり強くなっている。 ちなみに高難易度だと「さぶ」も増(ry 評価点(FC) ストーリーやゲーム性はアーケードとは異なる展開だが、変更された分、原作以上のハチャメチャぶりでよりぶっ飛んだ方向へパワーアップしており、新たな魅力となっている。 移植に伴って追加された「電車内でのケンカ」や「バイクチェイスシーン」は以後のリメイクにも採用されており、定番化している。 電車内やバイクチェイスで追加されたBGMも良曲である。 アーケード版に比べてとっつきやすくなった部分 アイテムの追加により、より遊びやすくなった。とくに何度でもエクステンドが出来るようになっているのはありがたい。裏技でステージセレクトも可能。 場面が切り替わる度に体力が全快するのでそれぞれの場面を全力で挑める。 アーケード版よりもフレームレートが高く、なめらかに動いている。 問題点(FC) 同時に出る敵の人数が3人に減り、大勢を相手にケンカするという醍醐味が失われてしまった ボスもタイマンになりアーケード版より強化されているが、まわりの強い取り巻きを先に倒しておくといった特有の立ち回りが無くなり、戦略性がなくなってしまっている。 キャラクターのグラフィックも小さくなって迫力が損なわれている。 ジャンプキック無双 アーケード版よりも敵の反応が鈍くなったためにアーケード版で強力だったジャンプキックがより強化され、ボスを含む全ての敵がジャンプキック一本で何とかなるようになっている。 ただし、高難易度になるとジャンプキックだけでは時間制限に間に合わずにミスになりがちなので「ダッシュパンチ」や「馬乗りパンチ」などを駆使する必要がある。 4面の迷路の難易度 最低難易度のLEVEL1でも、初見ではマッピングは必至な構造となっており、ひとつ間違えると何度も増殖したボスと戦わされる事になり、テンポを損なってしまう。 クローン化したボスは強さもそのままな上に体力ゲージが表示されないので倒し時がわかりづらく、難易度が高い。 総評(FC) アーケードとファミコンのスペックの差ゆえに完全移植は無理だったもののアーケード版の雰囲気を残しつつ、様々な追加要素で劣化部分を補っている。 ステージ後半の迷路要素などに若干の難はあるが、操作性、ゲーム性の両面で原作を著しく損ねてしまった部分もなく、ハードにあわせて程よいアレンジの効いた良移植といって差し支えないだろう。 特に今作でパワーアップしたぶっとんだノリは今後もシリーズの定番として受け継がれていく事になる。 その後の展開(FC) 海外ファミコンNESでも『RENEGADE』が移植された。 主な変更点は上記海外アーケード版の通りだが、キャラクターに名前が付き主人公が「Mr. K」でボスはそれぞれ「Jack」「Joel」「Kim」でありラスボスの「Sabu」はこちらではスーツの色が緑に変更されている。アイテムはおにぎりからハンバーガーに変更された。説明書でもhamburgerと書かれているがその写真はどう見てもおにぎりである。(なおその説明書にはステージセレクトの裏技も堂々と載っている。) アーケード版の彼女が迎えにくるシーンがカットされており、ラスボスを倒すと即スタッフロールに入ってしまう。 さらに海外限定で続編として『Target Renegade』が発売されている。開発は『ソルスティス』のSoftware CreationsでBGMもTim Follinが担当している。 永らく『熱血硬派くにおくん』の海外版は『RENEGADE』という図式だったが『くにおくん ザ・ワールド クラシックスコレクション』の海外版となる『Double Dragon Kunio-kun Retro Brawler Bundle』において日本版11本のゲーム全てがローカライズされ『熱血硬派くにおくん』も『Nekketsu Renegade Kunio-kun』として英語表記で遊べるようになっている。