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このページはこちらに移転しました かわいそう 作詞/433スレ149 ゴミな俺に好かれたあの子かわいそう ゴミな俺に好かれたあの子かわいそう ゴミな俺に好かれたあの子かわいそう ゴミな俺に好かれたあの子かわいそう クズな俺に好かれたあの子かわいそう クズな俺に好かれたあの子かわいそう クズな俺に好かれたあの子かわいそう クズな俺に好かれたあの子かわいそう 普通の人に惚れた異常な俺かわいそう 手に入らないものを欲しがった俺かわいそう 永遠の片思いが義務付けられた俺かわいそう 悲劇的な結末しか予感できない俺かわいそう 俺かわいそう 俺かわいそう 世界で一番 俺かわいそう 俺かわいそう 俺かわいそう あー俺かわいそうだなぁ あー俺かわいそうだなぁ あー俺かわいそうだなぁ
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第1期かわいそう Xrayなんとかさんの配信を見ていた彼は、Xrayなんとかさんに触発されクランを設立。 なんとかrayNさんの配信から生まれたガチクランということでシーエス界でわりと話題になる。 その後ガチチームは解散。彼は別のクランを探していたところ、ちょうどNegitakuでメンバー募集をしていたFullCountに加入。 このあたりから2chなどで話題に。もちろんいい意味で話題になるわけもなく少しかわいそうになる 第2期かわいそう FullCountでもなかなかの存在感を見せていた彼だが、FullCountがあまり試合をしないということがわかり、ガッツリ試合ができるクランを探すことに。 丁度Negitakuでメンバー募集をしていたG.K.Deviなんとかというクランに加入。 彼はFullCountでの居心地がいいのか、クラン活動以外は必ず顔を出すほどになっていた。 しかし、なんとか.K.Devilsのリーダーに、「N2Cとねばねばファミリー以外のクランクラブは全て脱退しろ」と言われたので泣く泣くFullCountを脱退。 「短い間でしたがお世話になりました。」と言い残し去っていった 第3期かわいそう 第2期の脱退から3日ほどたった後、FullCountの神irkさんに「別にIRCくらい接続しててもいいしmumbleもきたらいいんやで」と心優しい言葉をいただき、FullCountというコミュニティには所属していないもののメンバーを楽しく時間を過ごしていた彼だが、突然ママにパソコンを没収される。 「夏までCSできません」と言っていたが、普通にCSをやっているようである。 ただ、ママの監視の目は割りと厳しく、以前に比べたらプレイ時間は減っているようである。 第3.5期かわいそう Squallさんに粘着される 第4期かわいそう そんな彼だが、某.K.Dのリーダーに「N2C以外での全ての混合、助っ人での試合」を禁止されたようである。 もはや滅茶苦茶な某リーダーの要求に、彼だけでなくFullCountメンバーも驚きである。 「僕またFullCountにお世話になるかもしれないです」といいながらFullCountメンバーと試合をする彼。 steamフレンドをオフラインにすることでG.某.Dのリーダーの目を誤魔化しているようだ。 現在 たびたび2chで話題にされ、N2Cでのテンパイログを張られるなど粘着は続く。 そんな彼の名はSTRIKE GET_RIGHTをこよなく愛する一人のCSプレイヤーである。
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「れいむはしんぐるまざーなんだよ、かわいそうなんだよ!」 「「かわいちょうなんらよ!」」 その、しんぐるまざーのれいむと子供のれいむ二匹の三匹の親子がやってきたのは、夏 の終わり頃であった。 「あら、それはたいへんね」 「かわいそうだよー、わかるよー」 「みょん、すこしごはんをわけてやるみょん!」 「それならまりさも!」 「れいむもわけてあげるよ!」 群れのゆっくりたちがれいむ親子に同情して食べ物を少しずつ分けてやった。少しずつ でも集めると相当の量になった。成体一匹、子供二匹が食べるには十分過ぎる量だ。 「ゆん! ここの群れはみんなゆっくりしているね!」 「ゆわーい、ゆっくち!」 「むーちゃむーちゃちようにぇ!」 れいむ親子は当然のことながら大喜びだ。 こんな調子でタカリゆん生を歩んできたれいむたちであるが、こうまであっさりと食べ 物をくれたのは初めてであった。 「ものわかりのいいゆっくりばかりだよ、ここに住むことにするよ!」 「ゆっくち!」 「よかっちゃにぇ、おきゃあしゃん!」 れいむたちは巣を見つけて定住した。見つけたというか、空いている巣を提供されたの だ。まことにいたれりつくせりで怠惰なれいむ親子が喜ばぬはずがない。 「かわいそうなれいむたちにごはんをちょうだいね!」 「「かわいちょうにゃんだよ!」」 毎日毎日そう言って食べ物を要求するれいむたちに、群れのゆっくりの大半は少しずつ 狩りの成果を分けてやる。 当然のことながら、れいむたちは増長した。くれと言えばくれるのでわざわざそうとは 口にせぬが、食べ物をくれるゆっくりたちを自分たちの奴隷と思うようになっていた。 「むきゅ、れいむ」 そんな時、食って寝てゆっくりしているれいむたちのおうちへ、ぱちゅりーがやってき た。 「ゆ? なに、ぱちゅりーもかわいそうなれいむにごはんをくれるの?」 「むきゅ、ちがうわ」 「ゆっ! ゆっくりしてないぱちゅりーだね! だったらさっさときえてね、このクズ!」 「きえちぇね!」 「クジュ! クジュ!」 「れいむ、あなた少しは自分で狩りをしなさい。別に動けないわけじゃないんでしょ」 ぱちゅりーの言う通り、れいむは狩りをやろうとすればできないわけではない。ろくに やったことがないため経験が無いだけで体は動くのだから、例えば群れの狩りが得意なも のに教えてもらったりすれば、できるはずだ。 「ゆぷぷ! なにいってるの。れいむはかわいそうなしんぐるまざーだからどれいたちが ごはんをくれるんだよ。だから狩りなんかするひつよーがないんだよ」 「ぱちゅりーのくせにあたまよくにゃいにぇ!」 「りきゃりできにゃいの? ゆぷぷ」 「それに、みんなれいむたちにごはんをくれてゆっくりしてるよ? だれも困ってないよ? ゆっくりりかいしてね!」 れいむの言う通りであった。 れいむたちに食べ物をくれてやるゆっくりたちは、皆とてもゆっくりしていた。 「かわいそうなれいむたちにごはんをあげるなんてとかいはね!」 「かわいそうなれいむを助けてあげたみょん!」 「いいことしたんだねー、わかるよー!」 「ゆっゆっ! まりさたちはとってもやさしくてゆっくりしているね!」 といった具合である。 「それはまだ食べ物がいくらでもとれるからよ、そのうち」 「うるさいよ! ごはんをくれないならさっさと消えてね!」 れいむは、ぱちゅりーの説教がましい言葉に苛立って、体当たりをかました。 「むきゅ!」 ぱちゅりーが巣穴から外に飛び出していく。 「ゆん」 もう一発ぐらいかましてやろうとれいむが後を追っておうちから出ると―― 「ゆっへっへ」 一匹のゆっくりまりさがいた。 「ぱちゅりーはまりさがつれてかえるから、れいむもおうちに帰るんだぜ」 ニヤニヤと笑いながら言った。 「ゆぅぅぅ」 れいむは、探るようにまりさを見て、ぷいと不機嫌そうに身を翻しておうちに入ってい った。 「ゆふふふ、力の差ぐらいはわかるみたいなんだぜ」 まりさはそう呟くと、倒れているぱちゅりーの元へと跳ねた。 「ぱちゅりー、やっぱりあいつも駄目なんだぜ」 「むきゅぅ……でも……」 「そもそも、駄目じゃない奴ならあんなになってないんだぜ」 これまで、流れゆっくりは幾度もこの群れにやってきた。中には、あのれいむのように しんぐるまざーだったり、体に傷を負っているものもいた。 しかし、ここは食料が豊富にとれるゆっくりぷれいすであるから、よほどの障害があっ たりしない限り、頑張ればある程度は食べ物を集められる。 そこで、まず自分で頑張ってそれでも足りない場合はみんなで援助するのもいいだろう とまりさも思う。 でも、あのれいむたちのように、かわいそうだからと当然のように要求しこれが満たさ れると今度はそれが当たり前のように思って自分では全く動かなくなるような連中は放っ ておけばいい。 「みんなやさしいから、もうすこしの間は、ゆっくりさせてもらえるんだぜ。あんな奴ら にはそれでもしあわせーすぎるぐらいなんだぜ」 「……むきゅぅ……」 冬が近付いてきていた。 ゆっくりたちは、越冬の支度に入ろうとしていた。実り多きゆっくりぷれいすなので、 よほどのヘマをしなければ、なんとか群れの全員が越冬できるだけの食料は集められる。 不慮の事故などが無い限り、みんな揃って越冬できるはずだ。 「ゆっぎいいいい! どれいども、なにじでるのぉぉぉぉぉ!」 「ゆぴゃあああん、おにゃかすいちゃよぉ!」 「にゃんできょうはむーちゃむーちゃできにゃいのぉ!?」 れいむ親子は、いつもならば群れのゆっくりたちが食べ物を届けに来る時間になっても 誰もやってこないので喚き散らしていた。 「むきゅ、れいむ……」 そこへ、いつか偉そうに説教するのでせいっさいっしてやったぱちゅりーが現れた。 「ぱちゅりー! はやくごはんをちょうだいね! たくさんでいいよ! はやくしないと せいっさいっするよ!」 「はやくよこちぇ!」 「クジュはゆっくちちてにゃいではやくちろ!」 「れいむ……これがさいごのチャンスよ」 ぱちゅりーは、半ば諦観を顔に表しつつ言った。 「今からなら、一生懸命集めれば越冬のためのごはんを集められるわ。一生懸命狩りをし ていれば、もしも足りなくてもみんなが恵んでくれるわ」 「はあああああ!? なにいってるのぉ、この馬鹿ぱちゅりー! れいむたちはかわいそ うだから、狩りなんかしないでもどれいが食べ物を持ってくるんだよ!」 「まったく、おばかなぱちゅりーだにぇ!」 「かわいちょうなれいみゅたちはかりにゃんかしにゃくていいんらよ!」 「……で、きょうのごはんはどうしたの? まだ誰も持ってこないの?」 ぱちゅりーが冷静に言い返す。 「ゆっ、ぐ……」 れいむはさすがに返事に詰まる。正に、ごはんを誰も持ってこないのを訝しく思い、憤 っていたところだったのだ。 「きょうはむのーなどれいがグズグズしてるだけだよ! もうすぐ来るよ!」 「そうらよ! ゆっくちちね!」 「ゆっくちちてにゃいぱちゅりーだにぇ!」 「れいむ……」 「うるさいよ! またせいっさいっされたいようだね!」 「ゆわーい! おきゃあしゃん、やっちゃえええ!」 「せいっしゃいすりゅよ、ぷきゅぅぅぅぅ!」 れいむがぱちゅりーに体当たりをしようとしたその時、 「ゆへっ、とりこみちゅう失礼なんだぜ」 まりさが、ひょいとれいむのおうちの中を覗き込んだ。 また、あの時のまりさだ。 「ぱちゅりー、もう何言っても無駄だからかえるんだぜ」 「むきゅぅ……」 「そうだよ! さっさとかえってね!」 れいむは、まりさの登場にやや気後れしつつも怒鳴りつけた。 「ゆへへっ、それじゃ失礼するんだぜ、ほら、ぱちゅりー」 「むきゅぅ……」 ぱちゅりーはまりさに帽子を引っ張られて不承不承れいむのおうちから出ていった。 「まったく! 馬鹿でグズでクズでむのーでゆっくりしてないぱちゅりーだったね! し ねばいいのに!」 「ゆゆん! ゆっくちちてにゃいにぇ!」 「ゆっくちちね! ばかぱちゅりー!」 それらの罵倒を聞きながら、ぱちゅりーは脱力していた。 「ぱちゅりーは二度も忠告したんだぜ。もう十分なんだぜ」 まりさは、真剣な顔をしていた。 「ぱちゅりー、馬鹿は馬鹿なんだぜ、言ってもわからない奴はわからないんだぜ。もっと 割り切ったほうがいいんだぜ」 その顔のままそう続けた。 「ゆへっ」 しかし、次の瞬間には、まりさはまたニヤニヤ笑いを口の端に浮かべた軽薄そうな表情 に戻った。 「さて、そろそろみんなのおたのしみっ、なんだぜ。じゃましちゃ悪いんだぜ」 「……むきゅぅ……」 「ゆがああああああ、どれいどもぉぉぉぉぉ! おそすぎるよぉぉぉぉ!」 「おにゃかすいちゃよ! ゆっくちできにゃいよ!」 「のろまなどりぇいをせいっしゃいすりゅよ!」 「ゆん、そうだね、おちびちゃん。ちょっとどれいに甘い顔をしすぎたよ!」 いつまで経っても食べ物が届けられないのに臨界点を超えたれいむ親子は、おうちから 出てきた。 どれいのケツを叩いてやるつもりだ。 「ゆん! ゆん! ゆん!」 群れのゆっくりがよく集まる広場に行ってみると、そこではほとんどの群れゆっくりた ちがゆっくりしていた。 「なにじでるのぉぉぉぉぉぉ!」 れいむの大声に、群れゆっくりたちは驚いて、昼寝をしていたものは目を覚ます。 のろまでむのーなどれいどもが必死に狩りをしているのかと思っていたが、想像以上の 惨状だ。こうまで怠けているとは思わなかった。 「はやぐ狩りに行っでごぉぉぉい!」 きょとんとしていたゆっくりたちは、しばし顔を見合わせたりしていたが、やがてれい むの一番近くにいたまりさがぽよんと跳ねてから言った。 「きょうの狩りならもう行ってきたよ」 「ゆん」 「そうだよね」 他のものもそれに同調する。 「だったらなんでれいむのところにごはんを持ってこないのぉぉぉぉ!」 「そうらよ! きゃわいいれいみゅはおにゃかすいてたんらよ!」 「はやくよこちぇ! このクジュぅぅぅ!」 怒りで叫ぶれいむ親子を見ていたゆっくりたちが、にやっ、と笑った。 「きょうからえっとうのためのごはんを集めてるから、そんなよゆうはないよ」 「ゆっ、そうだよね」 「えっとうのごはんはいくらあってもたりないよー、わかってねー」 「ゆ゛っ!」 れいむは、今までと一転して冷淡な対応に一瞬戸惑うも、迷わず伝家の宝刀を振るった。 「れいむはしんぐるまざーなんだよ! かわいそうなんだよ!」 「「かわいちょうにゃんだよ!」」 子れいむ二匹も後に和したが、それによって心を動かされたように見えるゆっくりは一 匹もいなかった。 「ゆん、だからいままでまりさたちはごはんをあげたでしょ、まりさたちはやさしいから ね!」 「とってもとかいはね、ありすたち!」 「ちぇんたちはいいことしたんだよー、ゆっくりできたよー」 「だ、か、ら! いままでみたいにごはんをよこぜええええ! れいむたちはかわいそう なんだよ! だからごはんをあげないといけないんだよぉぉぉぉ! なんでわがらないの、 このどれいどもぉぉぉぉ!」 れいむがどんなに激昂しても、皆、どこ吹く風といった表情だ。 「どれい? まりさたちはそんなものになった覚えはないよ。れいむたちがかわいそうだ と思ったから、よゆうのあるうちはごはんを恵んであげたんだよ。でも、もうえっとうの 準備をするから、そんなよゆうはないんだよ」 「どれいによゆうなんていらないよ! いいがらはやぐよごぜええええ!」 「だからどれいじゃないよ、ゆっくりりかいしてね」 まりさがいかにもうんざりだという感じの顔でため息混じりに言うと、他のゆっくりた ちはおかしそうに笑った。 「わ! わらうな゛ぁぁぁぁ! れいむだちは、かわいそうなんだよ!」 「ねえ、かわいそうなれいむ」 と、ありすが言った。 「みんながあげたごはん、まさか全部食べちゃったの? 少し残しておかなかったの? 自分で狩りはしなかったの? そうしていたら、いまごろえっとうできるぐらいの量は残 ってたんじゃないの?」 「ゆ……な、なんで残しておかないといげないの! かわいそうなれいむたちには、毎日 どれいがごはんを持ってくるんだよ!」 「れいむったら、本当にかわいそうねえ」 「ゆ! そうだよ、だからごはんを……」 「もう、かわいそうなぐらい頭が悪いわねえ。せっかくやさしいありすたちがかわいそう なれいむでも少し頑張ればえっとうできるように恵んであげたのに」 たっぷりと哀れみをこめたありすの言葉に、またもや群れのゆっくりたちはおかしそう に笑う。 「ゆぐ! でも、だって、えっとうのために残しておけなんて、誰も、言ってなかったよ ……」 「そんなの、言われないとわからないとはわからないよー」 ちぇんが言い、そしてまたみんなの笑い声。 「ゆぎ! ゆぎぎぎぎ!」 「お、おきゃあしゃん……」 「ゆ、ゆっくちぃ……」 とにかく、このどれいどもが自分たちを心底馬鹿にしているというのだけは嫌というほ どわかった。 かわいいおちびちゃんたちも、嫌な雰囲気に萎縮してゆっくりできなくなっている。 「うるざぁぁぁい! このどれいどもぉぉぉ! きよくただしいれいむがせいっさいっし てやるよぉぉぉぉ!」 「みょん!」 飛び上がったれいむだったが、着地した瞬間に突進してきたみょんに先の尖った棒で頬 を刺されてしまった。 「ゆぎゃあああ、いだぃぃぃぃぃぃぃ!」 「まったくゆっくりしてないれいむだみょん」 「ゆん! まったくだね!」 「このいなかもの!」 激痛に転げ回るれいむを見てみなが嘲笑う。 「ゆぴゃあああああん!」 「おきゃあしゃんをいじめりゅなあ! ぷきゅぅぅぅぅ!」 子供たちは一匹は泣き叫ぶばかりだったが、もう一匹は勇敢にも膨らんで威嚇した。 しかし、その精一杯の威嚇すらも、もはや嘲笑の対象であった。 「ゆっぐっ、ゆっ、ゆっ」 なんとか立ち直ったれいむだったが、自分たちを取り巻く軽蔑をあらわにしたゆっくり たちに恐れをなして、二度とどれいとかせいっさいっとかを口にしようとはしなかった。 すごすごと退散していくれいむ親子に、さらなる嘲罵が浴びせられた。 「ゆぐっ、ゆひぃぃぃぃ」 「ゆぴゃあああん」 「ゆぴぃ、ゆっくちできにゃぃぃぃ」 我が身の哀れさを感じつつ、れいむ親子はおうちへと引き上げていった。 「ゆっ、ゆっ、ゆっ……ゆぅ」 翌日、ようやくれいむは自ら狩りをしようと表に出た。 しかし、狩りをろくにしたことがないれいむは不味い草ぐらいしか手に入れることがで きなかった。 「ゆぅ……」 しょんぼりとしながらおうちに向かって跳ねていくと、声が聞こえる。 「ゆっ!」 見れば、少し距離をとったところで群れのゆっくりたちがれいむを見ながら、さも楽し そうにひーそひーそと話していた。 「ゆっ!? ゆゆゆ?」 ひーそひーそといっても、それほど小さい声ではない。しっかりとれいむには聞こえる ような声だ。 「かわいそうにね、いままで怠けていたからろくに狩りもできないんだよ」 「かわいそうねえ、あんなにみんながやさしくあげたのに、それを無駄にして」 「かわいそうだね、あそこまで頭がわるいとね」 「かわいそうにねえ、あんな親を持ったおちびちゃんたちはさ」 ひーそひーそ、ひーそひーそ。 かわいそうに、かわいそうに。 「ゆっぎ! 言うな……」 れいむは、無形の刃に切り裂かれて精神を著しく傷つけられた。 「かわいそうって、言うなぁぁぁぁぁ!」 かわいそうだからと食べ物を貰えていた頃は、自ら盛んに称していたというのに、今や れいむはそう言われることを嫌って激昂した。 「ゆあーん! なんか文句あるのぉぉぉぉ!」 「このいなかもの、せいっさいっされたいの!?」 「ゆぷぷ、れいむ自分で言ってたよね。れいむたちはかわいそうなんだよぉぉぉ、って」 だが、すぐに複数のゆっくりたちに凄まれ揶揄され、おうちに逃げ帰る。 ぽよんぽよんと跳ねていたれいむは、おうちに帰ってくると、そこで信じられぬものを 見た。 「ゆぴゃあああああん、やめちぇぇぇ!」 「たちゅけ、ちぇ、おきゃあ、しゃん」 二匹の子れいむが、三匹の子まりさたちにいたぶられているではないか! 「な、なにじでるのぉぉぉぉぉ! やべろぉぉぉぉ!」 「みょん!」 止めに入ろうとしたれいむだが、みょんに一撃貰ってふっ飛ばされてしまう。 「ゆぐ……ゆぅぅぅ」 痛みに呻くれいむの視界では、依然としてわが子がなぶられている。 「ど、どぼじで……どぼじでごんなごとずるのぉぉぉ」 「れいむのおちびちゃんがいけないんだよ」 側にいたまりさが言った。 「ち、ちぎゃぅぅぅぅ、ちぎゃうよぉぉぉ」 「れいみゅたち、わりゅいことしちぇにゃいよぉぉぉ!」 「まったく、かわいそうな子たちだみょん。わかっていないみたいだみょん」 「かわいそうな親にそだてられたからしょうがないわね。まったくとかいはじゃないわ」 「ゆふん、おちびちゃんたち、そのへんでかんべんしてあげてね。その子たちもかわいそ うなんだよ」 「「「ゆん、ゆっくちきゃんべんしてあげりゅよ!」」」 子れいむたちをいたぶっていた子まりさたちが、そう言って離れた。後には、お飾りも 髪の毛も肌もボロボロになった子れいむたちが残された。 「お、おちびぢゃん……ぺーろ、ぺーろ」 「ゆっく……ち、でき、にゃい……」 「ゆぴぃ……ゆぴぃぃぃぃ」 ことの真相はこうであった。 空腹に耐えかねた子れいむたちが、狩りから帰ってこないれいむを待ち切れずにおうち から出て、ちょうど狩りから帰ってきたゆっくりたちに食べ物をねだったのだ。 しかし、なんだかんだで実際に肉体的に痛めつけられたわけではない子れいむたちは、 子ゆっくりのゆっくりできないことはさっさと忘れる性質も手伝って、いまいち自分たち の置かれている立場が理解できていなかった。 下手に出て懇願するのならともかく、居丈高に要求したのだ。 大人のまりさは無視したが、親に同行して狩りを習っていた三匹の子まりさたちはニヤ ニヤしながら近付いていき、自分たちの狩りの成果を見せ付けた。 子ゆっくりが自分で狩れるものなどたかが知れているが、それでも狩りなどできない子 れいむたちに対して優越感を味わうには十分であった。 「かわいちょうなれいみゅたちは、きゃりもできにゃいんだにぇ!」 「おお、かわいちょうかわいちょう」 「ゆぷぷ、おにゃかすいちぇるの? だったらじぶんでとってくりぇば?」 屈辱に震える子れいむたちに、親まりさの言葉が追い撃ちをかけた。 「狩りの練習もしないで怠けてばかりいるとこいつらみたいになるんだよ。ゆっくりりか いしてね!」 「「「ゆっくちりきゃいちたよ!!!」」」 「……ゆっくち……ちねえ!」 「せいっしゃっ、すりゅよ!」 子れいむたちはとうとう激発して、飛び掛った。 しかし、食っちゃ寝していた子れいむ二匹と、親に狩りを習って表を跳ね回っている子 まりさたちでは力の差は歴然であった。数も、子まりさたちは三匹いて多い。 あっという間に叩き伏せられた。 「ゆぷぷ、よわすぎりゅよ!」 「かわいちょうににぇ、れいみゅたちよわいよわいらよ!」 「まりしゃたちはもっちょがんばろうにぇ、こんなふうになりちゃくないもんにぇ!」 そこからは一方的なリンチであった。 他の群れのゆっくりたちも狩りから帰ってきたが、誰も止めるものはいなかった。 「ほら、なまけているとああなるんだよ」 「ゆっくちりかいしちゃよ」 それどころか、先ほどの親まりさのように、そうやって子供たちの躾に利用しているも のが多かった。 冬が来た。 「またはるにね!」 「はるになったらゆっくりしようね!」 「ゆっくりさようなら!」 春の再会を約して、皆それぞれの巣穴の入り口をふさいでいく。 「おねがいじまず、ごはんをめぐ」 「ゆっくりじゃましないでね!」 「ゆべ!」 冷たい地面にれいむは倒れた。 立ち直った時には、おうちの入り口は完全に塞がれていた。 「おねがいじまず、ごはんをめぐんでぐださい。このままじゃえっどうでぎまぜん!」 「ゆぴぃぃぃ、ゆぴぃぃぃぃ」 「ゆっくり食いはあっちにいってね!」 他の巣に近付こうとするれいむと子れいむだが、容赦ない拒絶にあう。 二匹の子れいむのうち一匹は、既に永遠にゆっくりしていた。 そして、その死体をれいむともう一匹の子れいむは喰らった。 厳しい環境下を生きる野生ゆっくりにとって同属食いは必ずしもタブーではない。しか し、真面目に狩りをすればそんなことをせずとも生きられる環境で生きてきたこの群れの ゆっくりたちは、子供を、姉妹を食ったれいむ親子を完全に敵視し、ただでさえ酷かった 待遇はさらに過酷なものになっていた。近付くだけで暴力を振るわれることは当たり前に なっていた。 そして、二言目には言われるのだ。 みんながあんなにやさしくしてやったのに、それを無駄にして! と――。 「ぱちゅりー、いりぐちをふさぐんだぜ」 「むきゅ……」 れいむ親子を見ていたぱちゅりーが巣の奥に入ると、まりさが入り口を塞ぎ始める。 「しょうがないんだぜ、ぱちゅりーはちゃんと忠告したんだぜ」 まりさは作業をしながら言った。 食料が豊富なこのゆっくりぷれいすには、多くの流れゆっくりが訪れる。 中には、あのれいむたちのように、自分たちはかわいそうなのだから食べ物をよこせと 言うものもいる。 食料がよくとれる頃には、群れのゆっくりたちは快くこれに応じて食べ物を恵んでやる。 そして、自分たちはなんてやさしいんだろう、なんてよいことをしたんだろうと思って ゆっくりするのである。 だが、それも越冬準備が始まるまでだ。それが始まると、食べ物を恵むのはぴたっと止 んで、働かないで食っちゃ寝生活に慣れて鈍りきったさまを見て、せっかくみんながよく してやったのに何をやっているのかと蔑むのだ。 皆、別に意識してやっているわけではない。 ただ、余裕があるうちはかわいそうな弱者に恵みを与えてゆっくりし、余裕がなくなっ てきたらかわいそうな弱者を蔑んでゆっくりしているだけである。 ぱちゅりーは、こういった連中をなんとか説得しようとするのだが、成功したことがな い。 まりさが言っていたように、そもそもそこで説得されるようなものなら恵んでもらえる のをいいことにそこまで堕落したりしない。 一度成功したことは次も成功する。失敗してもそれは何かの間違いだ、と思い込むのは ゆっくりでは珍しくない。 みんなに恵まれて何度も何度も成功体験を重ねたゆっくりは、容易にその方針の間違い に気付けない。気付いた時には、もう手遅れになっている。 そして、増長してどれいだのクズだのと罵れば、群れのゆっくりたちからの援助は絶対 に受けられなくなる。 行き着く先は、アレだ。 思い切ってここを離れない限り、それまでなんとか採れていた不味い草すら無くなった 越冬開始前の時点で完全に詰んでしまうのだ。 れいむ親子は、一欠けらの食べ物も恵んでもらえぬまま、悄然としておうちに入って行 った。そのおうちに蓄えられているのは不味い草が僅かといったところだろう。 「ぱちゅりー、言って分からない奴は分からないし、手遅れになってから分かったって遅 いんだぜ」 「むきゅぅ……」 まりさは、後ろめたそうにしているぱちゅりーを心配そうに見やる。 ぱちゅりーとまりさは子供こそいないものの、番同然の付き合いである。その上でまり さは、ああいったゆっくりに忠告するぐらいならともかく、食べ物の援助等をしたら絶縁 だと告げてある。 本当に絶縁する気は無いのだが、そう言っておけば、大好きなぱちゅりーがああいう馬 鹿どもに深く関わって不幸になることが防げると思ってのことだった。 「さあ、ぱちゅりー、むーしゃむーしゃするんだぜ」 「むきゅ、そうね」 春――。 れいむ親子のおうちには、大きなリボンが一つと、ひからびた子れいむの死体があった。 終わり 餡子んぺに出そうと思ってたけど条件満たせなかったネタ。 書いたのはふらんが大好きだけど全然活躍させられてないのるまあき。 anko429 ゆっくりほいくえん anko490 つむりとおねえさん anko545 ドスハンター anko580 やさしいまち anko614 恐怖! ゆっくり怪人 anko810 おちびちゃん用のドア anko1266 のるま anko1328 しょうりしゃなのじぇ anko1347 外の世界でデビュー anko1370 飼いドス anko1415 えーき裁き anko1478 身の程知らず anko1512 やけぶとりっ
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「かわいそう」 意味:運や巡り合わせの悪さのことを言う。誰かの対戦を見て使う。 例)・ヒット確認や状況確認をしっかりして出した技が、相手の入れ込みに負ける。 技の判定の弱さのためF上やダメージでは勝ってるはずの技が、相手の技に負ける。 相手の技をG後、最速での反撃だったが、技の持続Gだったりして確定しなかった。 分からん殺しで何も出来ず殺された。などなど 埼玉の影使いが使い出し広まった? 少なくとも埼玉やその近辺では通じる、と思う。 用例: 通常は確定の技が確定せずにGされ、そのまま対戦に負けた。 「あれはマジかわいそうだった」
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かわいそうな ぞう 664 名前:水先案名無い人 :2006/02/21(火) 19 24 49 ID burRE5VQ0 「ぜんせんしゅ にゅうじょう.ぜんせんしゅ にゅうじょう.」 愚地独歩の 人が さけびながら,稲城文之信に とびこんで きました. げんこつで ロジャー・ハーロンを たたいて,なきふしました. ジャガッタ・シャーマンは,三崎健吾の おりに かけつけました. どっと おりの ラベルト・ゲランへ ころがりこんで,やせた 畑中公平の 体に すがりつきました. ローランド・イスタスの 柴千春を ゆすぶりました.ズールを,李猛虎を なで回しました. みんな,リチャード・フィルスと 渋川剛気を あげて,なきだしました. その アイアン・マイケルを,またも ジャック・ハンマーを つんだ てきの デントラニー・シットパイカーが, ごうごうと セルジオ・シルバの アンドレアス・リーガンに せめよせて きました. どの 本部以蔵も,ロブ・ロビンソンに だきついた まま, 「セルゲイ・タクタロフを やめろ.」 「ロ鎬昂昇を やめて くれ.やめて 山本 稔.」 と,烈海王の 猪狩完至で さけびました. 鎬紅葉で しらべますと,金竜山ぐらいも ある 大きな 加藤清澄には, ひとしずくの 花山薫さえも 入って いなかったのです. その 三頭の マイク・クインも,今は,この 愚地克巳の 下に 範馬刃牙に ねむって いるのです. 関連レス 683 名前:水先案名無い人 :2006/02/22(水) 01 37 38 ID gmPxuaw90 664 これって元ネタ何? 684 名前:水先案名無い人 :2006/02/22(水) 01 40 55 ID cU4qYxdm0 683 かわいそうなぞう 685 名前:水先案名無い人 :2006/02/22(水) 01 48 17 ID gmPxuaw90 684 サンクス。上手いなあw コメント 名前
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伊織メール「かわいそう```」 取得条件:高テンション 伊織で→す。まだ仕事なの? サボらないで、ちゃんとやってる? さっき、街でバラの花束持ってる男の人とすれ違ったの! それだけ聞くと、すっごい素敵でしょ♪ でもねぇ```、正直、持ってる男がダメ。あれじゃ、バラがかわいそうだわ。 花だって、せったいに、似合う人に持ってもらいたいはずよ! たとえば、私みたいな美少女とかね♪ というわけで、かわいいお花を、 かわいい私に贈ってみるっていうのはどうかしら?(笑顔) いつでも待ってるからねー。にひひっ♪ 伊織メール一覧に戻る トップページに戻る
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かわいそうだが死んでもらうぜ 暗黒竜、および紋章1部での、ナバールのセリフ。全文では 「かわいそうだが死んでもらうぜ。くらえ! 必殺の剣!!」となる。 裸鎧にモジャモジャ頭というバンディズムあふれる顔つきだった暗黒竜では、実に似つかわしいセリフだったが、紋章の謎で顔グラが変化。長髪美形タイプに。 性格も紋章2部で確立して、クールでダークでスタイリッシュなアレに。 結果、「死んでもらうぜ」や「必殺の剣!!」など力んだセリフが浮いた感じになってしまった。 人気のあるキャラ造形・良好な成長率など、いわゆる「勝ち組」に属するナバールだが、 彼もまた、暗黒竜→紋章間のギャップに苦しむ一人であった…。 余談だが、暗黒竜→紋章におけるナバールの変貌ぶりイメチェンが4コマのネタにされた事もある。 シーダ「あの人(が本当に)ナバール!?」 オグマ「ヨロイ着てねぇぞ鎧!」
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かわいそう物語 1987年発売 (システムソフト) ストーリー 操作方法 作品解説 関連項目 外部リンク 配信サイト(有料) レトロゲーム総合配信サイト プロジェクトEGG (PC-8801版) 攻略サイト UME-3's Homepage
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「ここは、みなし子センター。お父さんやお母さんが死んでしまって、一人ぼっちになってしまった、かわいそうなお友達が大勢いるんDA。でも、みんなくじけずに、明るく元気に暮らしているんDA。」 1.第50話「みなし子センターを救え!」の冒頭で馴れーションが言ったセリフにて、みなしごセンターにいる孤児達のことを一纏めに表した部分。 現代だったら色々な大人の人達に怒られそうな表現である。直後のフォローがせめてもの救い。 重い内容であるはずの孤児達の事を、見事にあっさりと言ってしまうあたりが流石ナックというべきか。 2.転じて、チャーケニストの事を差したりもする。 こんなアニメが好きなんて頭がかわいそう…という意味で使われる。 このwikiを見てこんなページを見ている君達もすでにかわいそうなお友達の一員なのである。 この場合での類義語に第54話「怪奇!ろう人形館」での音吉の台詞「こんなの見たって面白くないのに」がある。
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【タイトル】 かわいそうな魔王 【ジャンル】 ADV 【使用ツール】 RPGツクール2000 【説明】 暴君な魔王を扱き下ろしたい!というゲーム 【二次創作の可否】 全然おkですがいないでしょうw DL エロ ファンタジー プレイ時間短め 勇者 複数エンディング 魔王 RPGツクール2000 名前 コメント