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おろかな埋葬 通常魔法 自分のデッキからカード1枚を選択して相手の墓地へ送る。 デッキ圧縮 魔法 同名カード おろかな埋葬(OCG)
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おろかな埋葬 《おろかな埋葬》通常魔法(制限カード) (1):デッキからモンスター1体を墓地へ送る。 おろかな埋葬とは遊戯王カードの1つ。一見デッキからモンスターを墓地に送るというわざわざこのカードを使うメリットがわかりにくいカードだが、現代遊戯王においてはガチのマジで強いカードであり、デッキに1枚しか入れることのできない制限カードになっている。 2022年1月のぷーれ宅カービィ勢オフ会で青色さんから貰った遊戯王カードの1つであり、他には《早すぎた埋葬》《やりすぎた埋葬》も貰っているようだ。 名前に「おろかな」とあるが、性能は全然おろかではない。 類似するカードとして、デッキから魔法・罠カードを墓地へ送る《おろかな副葬》が存在する。 おろかな埋葬の強さ 《おろかな埋葬》は制限カードに指定されているものの、現在の環境デッキでも(デッキのテーマにもよるが)多く採用されている。 正直使い方はめちゃくちゃあるが、ここではいくつか例を出して《おろかな埋葬》の強さを見ていこう。 勇者ギミックとおろかな埋葬 勇者とは2021年8月に登場したテーマで、RPGの要素を遊戯王のカードに落とし込んだようなテーマである。 この勇者テーマは、単独の構築ではそれなりの性能になるが、このテーマから汎用性のあるカードのみを他テーマで出張採用する勇者出張セットを入れたデッキが環境でかなり成績を残した。あまりにも採用され、特定のテーマの先攻制圧性能が高くなったため、下記の勇者カード達は制限改訂で何度も規制を受け、2022年の10月に最重要カードの《流離のグリフォンライダー》が禁止となった。 勇者ギミックとしてよく使われるのは以下のカード群である。 《聖殿の水遣い/Water Enchantress of the Temple》 効果モンスター(準制限カード) 星3/水属性/魔法使い族/攻1500/守1200 このカード名の(1)(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。 (1):自分フィールドに「勇者トークン」が存在する場合に発動できる。 このカードを手札から特殊召喚する。 (2):手札・墓地のこのカードを除外して発動できる。 自分のデッキ・墓地から「アラメシアの儀」1枚を選んで手札に加える。 (3):自分フィールドに「勇者トークン」が存在する場合に発動できる。 デッキから「勇者トークン」のトークン名が記されたフィールド魔法カード1枚を選んで自分フィールドゾーンに表側表示で置く。 《運命の旅路/Fateful Adventure》 永続魔法 このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。 (1):自分メインフェイズに発動できる。 デッキから「勇者トークン」のトークン名が記されたモンスター1体を手札に加え、 その後手札を1枚選んで墓地へ送る。 (2):モンスターが召喚・特殊召喚された場合に発動できる。 デッキから「勇者トークン」のトークン名が記された装備魔法カード1枚を選び、 手札に加えるか、自分フィールドの「勇者トークン」1体に装備する。 (3):1ターンに1度だけ、装備カードを装備している自分のモンスターは戦闘では破壊されない。 《アラメシアの儀/Rite of Aramesir》 通常魔法(制限カード) このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できず、 このカードを発動するターン、自分は特殊召喚されたモンスター以外のフィールドのモンスターの効果を発動できない。 (1):自分フィールドに「勇者トークン」が存在しない場合に発動できる。 自分フィールドに「勇者トークン」(天使族・地・星4・攻/守2000)1体を特殊召喚する。 自分フィールドに「運命の旅路」が存在しない場合、 さらにデッキから「運命の旅路」1枚を選んで自分の魔法&罠ゾーンに表側表示で置く事ができる。 《流離のグリフォンライダー/Wandering Gryphon Rider》 効果モンスター(禁止カード) 星7/風属性/鳥獣族/攻2000/守2800 このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。 (1):自分フィールドに、モンスターが存在しない場合、 または「勇者トークン」が存在する場合、自分・相手のメインフェイズに発動できる。 このカードを手札から特殊召喚する。 (2):自分フィールドに「勇者トークン」が存在し、魔法・罠・モンスターの効果が発動した時に発動できる。 このカードを持ち主のデッキに戻し、その発動を無効にし破壊する。 これらのカードをぱっと見ただけではよくわからないと思うが、重要なのは《聖殿の水遣い》・《運命の旅路》・《アラメシアの儀》は互いにサーチ可能で、どれかにアクセスできれば《運命の旅路》の効果で《流離のグリフォンライダー》を手札に加え、さらに特殊召喚できるという点である。 《流離のグリフォンライダー》は(2)の効果で自信をデッキに戻しつつ魔法・罠・モンスターの効果を無効にして破壊できる非常に優秀な効果を持っている。(2)の効果を使用した後はデッキに戻るが、《運命の旅路》は永続魔法である為、次の自身のターンで再びサーチして特殊召喚するとこが容易に可能である。 ここで注目してほしいのは《聖殿の水遣い》の《アラメシアの儀》をサーチする効果は、《聖殿の水遣い》を墓地から除外することでも発動できるという点である。つまり、《おろかな埋葬》で《聖殿の水遣い》を墓地に送れば、上記のギミックを使い《流離のグリフォンライダー》が出てきてしまうことになるのである。 この記事編集時には実装されていなかったが、遊戯王マスターデュエルにて上記の勇者ギミックが実装されたので、実際に動かしている動画を参考のため載せる。ここでの展開例は、あくまでも《おろかな埋葬》をメインにしているため、実際の展開では他のパターンを使うことがあるということは気を付けてもらいたい。 鉄獣戦線とおろかな埋葬 鉄獣戦線(トライブリゲード)とは2020年8月にカテゴリ化したテーマである。登場から1年半以上経っているが、現在でも環境デッキの1つとして活躍している。 鉄獣デッキの展開に使用する代表的なカードを見ていこう。 《鉄獣戦線 フラクトール/Tri-Brigade Fraktall》 効果モンスター(準制限カード) 星4/炎属性/獣戦士族/攻1900/守1600 このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。 (1):手札・フィールドのこのカードを墓地へ送って発動できる。 デッキからレベル3以下の獣族・獣戦士族・鳥獣族モンスター1体を墓地へ送る。 (2):自分の墓地から獣族・獣戦士族・鳥獣族モンスターを任意の数だけ除外して発動できる。 除外した数と同じ数のリンクマーカーを持つ獣族・獣戦士族・鳥獣族リンクモンスター1体をEXデッキから特殊召喚する。 このターン、自分は獣族・獣戦士族・鳥獣族モンスターしかリンク素材にできない。 《鉄獣戦線 キット/Tri-Brigade Kitt》 効果モンスター 星2/炎属性/獣族/攻 700/守1000 このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。 (1):自分の墓地から獣族・獣戦士族・鳥獣族モンスターを任意の数だけ除外して発動できる。 除外した数と同じ数のリンクマーカーを持つ獣族・獣戦士族・鳥獣族リンクモンスター1体をEXデッキから特殊召喚する。 このターン、自分は獣族・獣戦士族・鳥獣族モンスターしかリンク素材にできない。 (2):このカードが墓地へ送られた場合に発動できる。 デッキから「鉄獣戦線 キット」以外の「トライブリゲード」カード1枚を墓地へ送る。 《鉄獣戦線 ナーベル/Tri-Brigade Nervall》 効果モンスター 星1/風属性/鳥獣族/攻 0/守2000 このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。 (1):自分の墓地から獣族・獣戦士族・鳥獣族モンスターを任意の数だけ除外して発動できる。 除外した数と同じ数のリンクマーカーを持つ獣族・獣戦士族・鳥獣族リンクモンスター1体をEXデッキから特殊召喚する。 このターン、自分は獣族・獣戦士族・鳥獣族モンスターしかリンク素材にできない。 (2):このカードが墓地へ送られた場合に発動できる。 デッキから「鉄獣戦線 ナーベル」以外の「トライブリゲード」モンスター1体を手札に加える。 引き続きちょっと読んでもよくわからないカードたちだが、重要なことは《鉄獣戦線 キット》《鉄獣戦線 ナーベル》はどちらも墓地に送られた場合に発動できる効果を持っていることであり、《鉄獣戦線 フラクトール》は上記の鉄獣戦線モンスターを墓地に送ることができるのである。 鉄獣戦線の開幕の動きとしては、《鉄獣戦線 フラクトール》の(1)効果で《鉄獣戦線 キット》を墓地に送り、《鉄獣戦線 キット》の(2)効果でさらに《鉄獣戦線 ナーベル》を墓地に送る。そして《鉄獣戦線 ナーベル》の(2)効果で《鉄獣戦線 フラクトール》をサーチし通常召喚、効果(1)で墓地のモンスターを除外してリンクモンスターを出すという流れが定番である。 このように鉄獣戦線モンスターは墓地に送られた場合の効果が強力である為、《おろかな埋葬》との相性が非常に良いのである。例えば、初手で《鉄獣戦線 フラクトール》を引けなくても《おろかな埋葬》で同じような展開ができたり、《鉄獣戦線 フラクトール》で普通に展開しているときでも《おろかな埋葬》でさらに墓地肥やしを行い、強力なリンクモンスターを先攻で立てることが可能になるのである。 勇者ギミックと同じように、遊戯王マスターデュエルにて《おろかな埋葬》を使用した展開の動画を載せる。こちらも《おろかな埋葬》からの展開を考えているため、実際の鉄獣戦線の動かし方とは異なる場合があることには気を付けていただきたい。 このように現代遊戯王では、『墓地でも発動できる効果』『墓地に送られた場合に発動できる効果』があり、それらの効果が強力であることが《おろかな埋葬》が強いとされる要因になるのである。 もちろんここで紹介したものはごく一部でしかない。他にも《おろかな埋葬》の恩恵を受けられるデッキはたくさん存在している。 君も《おろかな埋葬》を賢く使い、デュエルに勝利しよう! 関連項目 遊戯王カード 早すぎた埋葬
https://w.atwiki.jp/1548908-08/pages/668.html
おろかな埋葬 パック:心の中の正義(P) 通常魔法 自分のデッキからモンスターを1体選択して墓地に送る。 その後デッキをシャッフルする。 黄泉ガエルや暗黒のマンティコアのサーチが主な役目。
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おろかな埋葬 81439173 通常魔法 自分のデッキからモンスター1体を選択して墓地へ送る。その後デッキをシャッフルする。
https://w.atwiki.jp/1548908-2/pages/668.html
おろかな埋葬 パック:ヒーローの条件 通常魔法 自分のデッキからモンスターを1体選択して墓地に送る。 その後デッキをシャッフルする。
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おろかな埋葬(まいそう):Foolish Burial 通常魔法(制限カード) 自分のデッキからモンスター1体を選択して墓地へ送る。 解説 黄泉ガエルや暗黒のマンティコアのサーチが主な役目。 関連カード 鬼ガエル ギガンテック・ファイター/バスター ジェネクス・ウンディーネ 終末の騎士 スクラップ・リサイクラー ドラグニティ-トリブル ワーム・ゼクス E・HERO プリズマー ダーク・グレファー 堕天使アスモディウス コアキメイル・グラヴィローズ ヴォルカニック・バックショット 究極封印神エクゾディオス スクリーチ ファルシオンβ フェデライザー 魔轟神獣ペガラサス ヴェノム・ショット コンバート・コンタクト スクラップ・スコール スネーク・レイン ヒーロー・マスク 緊急鋼核処分 竜の渓谷 インフェルニティ・インフェルノ 岩投げアタック ロスト・ネクスト 苦渋の選択 高等儀式術 未来融合-フューチャー・フュージョン おろかな転生 ゲーム別収録パック No.81439173 DS2011パック:パック:-(P)11 PSPTF6パック:パック:-(P)TF6 WiiDT1パック:パック:-(P)DT1 XBOXLiveパック:パック:-(P)XBL1 DS2010パック:パック:-(P)10 PSPTF5パック:パック:-(P)TF5 DS2009パック:パック:-(P)09 PSPTF4パック:パック:-(P)TF4 DS2008パック:パック:心の中の正義(P)08 PSPTF3パック:パック:魔法・エキスパート(P)TF3 DS2007パック:パック:-(P)07:-(P)07 DS SSパック:パック:-(P)SS 未チェック DS NTパック:パック:-(P)NT 未チェック PSPTF2パック:パック:マスタークラス 魔法(P)TF2 PSPTF1パック:パック:ステップアップ 魔法・罠(P)TF1 PS2TFEパック:パック:ステップアップ 魔法・罠(P)TFE OCGパック:パック:ドラグニティ・ドライブ(SD):巨竜の復活(SD):城之内編2(SD):DUEL TERMINAL -ヴァイロン降臨!!-(OCG) ご購入はこちら クリック! クリック! 遊戯王&トレカ販売 カード&ホビー「KeyGrip」
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《おろかな埋葬》 通常魔法 ①:デッキからモンスター1体を墓地へ送る。 使用キャラクター 遊勝塾塾生 タグ一覧 通常魔法 魔法カード
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おろかな埋葬(OCG) 通常魔法 デッキからモンスター1体を墓地へ送る。 デッキ圧縮 魔法 同名カード おろかな埋葬
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《おろかな埋葬》 通常魔法 自分のデッキからカードを1枚選び相手の墓地に置く。 自分のデッキから任意のカードを相手か自分の墓地に送るカード。 テキストは原作から引っ張ってきただけなので判断できないが、 自分の墓地にカードを送ることができる。 OCGと違い、魔法・罠を墓地に送ることも、相手の墓地にモンスターを送ることもできる。 OCGの枠組みを外している故、アッと驚くコンボができるかもしれない。 相手の墓地にカードを送って《墓荒らし》を使えば万能的なサーチができる。 どちらも制限のかかっているカードなのできまりにくいのだが。 相手の墓地からカードを発動するカードとしては他に《機械仕掛けのマジックミラー》が存在する。 魔法カードサーチならこのカードを使う手もある。 自分の墓地に送りたいモンスターカードとしては、《ダンディライオン》《キングスライム》などであり、 自分の場のモンスターを一気に増やすことができる。 蘇生させるとアドバンテージを得られる《ヴァンパイア・ビショップ》なども候補に入るか。 OCGでの制限を踏襲したのか、万能サーチとして働くからか準制限カード、非1kill制限に指定されている。 今後、墓地で発動するカードが増えていくにつれてこのカードの価値は上がっていくだろう。 原作・アニメにおいて―~ 原作のバトルシティ編「城之内VSリシド」戦で城之内が使用。 《墓荒らし》とのコンボで《人造人間-サイコ・ショッカー》を特殊召喚し、 相手の場の《アポピスの化身》を全滅させた。
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登録日:2017/01/09 Mon 15 19 06 更新日:2023/09/22 Fri 20 41 08NEW! 所要時間:約 7 分で読めます ▽タグ一覧 DT再録 SD新規収録カード おろかな埋葬 おろ埋 デッキ圧縮 レアコレ再録 制限カード 単純なテキストは強い 原作出身 墓地肥やし 賢い埋葬 通常魔法 遊戯王 遊戯王OCG 魔法カード おろ‐か【愚か】 [形容動詞][文][ナリ](「疎か」と同語源。) 1:頭の働きが鈍い様。考えが足りない様。???①「お勉強が足りないわよクロノス先生!」 2:ばかげている様。???②「バカげてるぜ!!」 3:未熟な様。???③「なんてこと言うと思ったか!お前はまだまだだ!!」 [派生語]おろかさ[名詞] (出典:デジタル大辞泉) ???④「なぁにこれぇ。」 《おろかな埋葬》とは遊戯王に登場する通常魔法。 初出は「STRUCTURE DECK-城之内編- Volume.2」で現在制限カード。通称は「おろ埋」。 概要 《おろかな埋葬》 通常魔法 (1):デッキからモンスター1体を墓地へ送る。 初期の遊戯王OCGらしく、シンプルな効果である。 イラストのイメージからして自身の体を自分で土中に埋葬しているから「おろか」と言っているのだろうか。 あるいは効果の内容で「ププッ、コイツ自分のモンスターをわざわざ墓地に捨ててやがんのwwwww」「こんなの誰が使うんだよ」というイメージにしようと思ったのだろうか。 実際、遊戯王を始めたばかりの子供の頃、「なんだこれ?」と首を傾げた人だっているかもしれない。 だが、現在のデュエリスト達にこのカードの事を聞いたらこう答えるだろう。 「え? どこがおろかなの?」 「デッキ圧縮と墓地肥やしおいしいッスwww」 「誰得?俺得だよ!」 「こんな強いカードを弱いと言うとは…信じられない」 「このカードの使いやすさを知らないとは…貴様は真のデュエリストではないな…。」 まぁ現在制限カードという時点で何となく察しはつくだろう。 「シンプルな効果ほど強い」を体現しているかの如く、このカードの有用性は非常に高い。 この項目を見ている人達も恐らく分かっているだろうが、このカードについて解説していく。 解説 まず効果はデッキからモンスターカード1枚を墓地へ送るというだけであり、盤面や手札には一切影響を及ぼさない。 そのためこれ単体で見ればハンド・ボード面では1枚のディスアドバンテージである。 次に効果そのものだが、デッキからカードを落とすという点は一見すれば後々引くであろうカードを1枚失っているように思えるだろう。 しかしこれは見方を変えると、デッキから不要なカードを墓地へ送れば他の引きたいカードが引きやすくなる所謂「デッキ圧縮」になる。 だが1枚減らすだけの圧縮では大した効果は望めず、単に不要カードを弾いて引きたいカードを引くだけなら ランダム性は絡むもののモンスター召喚のおまけもつく《名推理》《モンスターゲート》などもある為、この点はあまり目立たない。 ではこのカードの強み・メリットは何なのか。 それは狙ったカードを確実に墓地へ送ることが出来る点である。 そして遊戯王の「墓地が肥えていれば肥えているほど戦術が広がる」という特徴の例に漏れず、このカードから先へつなげられる戦術が多い。 ネクロバレー「やぁ。」 マクロコスモス「墓地と聞いて。」 利用方法 まず代表的な使い方は「モンスターの蘇生」。 遊戯王では《死者蘇生》を筆頭として墓地からモンスターを蘇生させるカードが大量にある。 基本的にモンスターは普通に出すよりも墓地から蘇生させる方が通常召喚権を行使しない、フィールドや手札の消費を少なくできるなどのメリットがある。 だがそういったカードも狙ったモンスターが墓地にいなければ旨味が薄い。 手札から墓地へ送るという手もあるが、手札に来るかどうかはサーチカードを使わなれば不確定要素である上に非常に回りくどい。 ピンポイントに狙ったモンスターをデッキから直接墓地に送れるこのカードの存在は、 墓地のモンスターを積極的に蘇生させるデッキに置いて上記の手間を省ける為、非常に有用であることが分かるだろう。 遊戯王原作においても、リシドの罠モンスターの軍勢の前に絶体絶命のシーンにおいて、 城之内がこのカードと《墓荒らし》のコンボで《人造人間-サイコ・ショッカー》を出し反撃を開始した印象的なシーンもある。 次に「モンスター効果の使用」が挙がる。 「墓地へ送られる(どこから送られるかは問わない)ことで効果が発動するモンスター」や「墓地で効果が発動するモンスター」は、 このカードを使う事で能動的に使用する事が出来る。これもやはりピンポイントに墓地へ送ることで発揮できるメリットである。 簡単な例を挙げてみると… ダンディライオン 墓地へ行くことで2体の「綿毛トークン」を生み出せるが、このカードの効果で墓地へ行っても発動する為、デッキ圧縮に加えてフィールドアドを2つ稼げる。 D-HERO ディアボリックガイ 自身を墓地から除外して、デッキから同名カードを特殊召喚できる。 このカードと合わせて2枚のデッキ圧縮が出来る。 また「D-HERO」はコイツ以外にも墓地で効果を発動するものが多い為、相性はいい。 BF-精鋭のゼピュロス インチキ「BF」シリーズの1枚。自分の場の表側表示のカードを戻して自身を蘇生させる。 このカードや他の自己再生カードは総じてこのカードと相性がいい。 サイバー・ドラゴン・コア 自身を除外して「サイバー・ドラゴン」モンスターを呼ぶも良し、墓地で《サイバー・ドラゴン》となる点を活かして、 《オーバーロード・フュージョン》で《キメラテック・オーバー・ドラゴン》の素材にするも良しと使い道はいろいろある。 馬頭鬼 自身を墓地から除外して墓地のアンデット族モンスター1体を蘇生させる。 このカードと併用すればアンデット族限定の《死者蘇生》となる。 他にも色々と例はあるが、墓地で効果が使用できるカードは非常に多く、このカードはその効果を使用する後押しをしてくれる。 そして送った墓地のモンスターを利用するという形で、このカードを利用するという物もある。 例えば《ダーク・クリエイター》や《カオス・ソルジャー -開闢の使者-》などは召喚の為に墓地に特定のモンスターが存在する必要がある。 その特定のモンスターをそろえる上でもこのカードは非常に役に立つ。 ここまで書いたように、このカードには「墓地に送りたいカードが既に手札にあると腐ってしまう」という難点があるにはあるが、 色々と有用な使い方が存在し、愚かなカードとして扱われることはまずなく「賢い埋葬」と言われることすらある。 OCG環境において OCGにおいてはノーリスクで実質1 5交換の、《おろかな埋葬》の完全上位互換という某キ○ガイカード《苦渋の選択》がまだ現役カードだった頃に登場した為、このカードの採用率は実は今よりも低かった。 そして問題児の《苦渋の選択》が禁止カード化、墓地を参照する効果 墓地で効果を使えるモンスターが増えた事によりこのカードの採用率は上がっていき、 最終的に2008年3月の制限改訂にて準制限カード、2010年3月の制限改訂で制限カードとなり、今に至っている。 《おろかな埋葬》以外でも《終末の騎士》や《炎熱伝導場》《インフェルニティ・インフェルノ》などの特定のデッキなら《おろかな埋葬》以上に強い特定のモンスターをピンポイントで送れるカードが出てきたが、 即効性があり墓地へ送るモンスターに縛りのないこのカードは墓地のカードを積極的に使用するデッキでは優先的に投入されている。 ちなみにこのカード、旧テキストでは「カードをシャッフルする。」という部分があり、 このシャッフルが「このカード自身の効果」としてとして扱われていた為、 「墓地へ送る効果」の内、間に効果処理が挟まるとタイミングを逃してしまう「時の任意効果」は効果を発動できなかった(例:《暗黒魔族ギルファー・デーモン》) だが後に「ルールによるシャッフル」という裁定に変更され、問題なく使用できるようになった。 そして上記のテキストも削除され、それが明文化された。 原作・アニメでの扱い OCGでは強力なこのカードも、OCG化される前の原作及びアニメ版では「自分のデッキのカード1枚を相手の墓地に置く」という正しい意味で「おろかな」埋葬だった。(*1) まぁ今なら今で《一族の結束》の妨害や《ダーク・アームド・ドラゴン》召喚の阻害などの使い道はあるにはあるが。 バトルシティ編の城之内vsマリク戦で城之内が使用。原作では「相手の墓地にあるカードを1枚使える」という効果の《墓荒らし》とのコンボに使われている。 ちなみにこのカード、漫画・アニメ版遊戯王では5D’sを除く全てのシリーズにて実際にデュエルで使用されている。 (ただしZEXALに関してはスピンオフ漫画での使用。) 関連カード 「おろかな」というカードも地味にシリーズ化しており、このカード以外に以下の3枚と、このカード自体のパロディカード1枚が存在する。 《おろかな転生》 速攻魔法 (1):相手の墓地に存在するカード1枚を選択して発動する。 選択したカードをデッキに戻す。 効果そのものは「おろかな埋葬」とは真逆のものだが、こちらは速攻魔法。 相手の墓地アドを潰すことが出来るのだが、《D.D.クロウ》や《転生の予言》と言ったカードがある為、採用率はあまり高くない。 差別化点については、前者とは「デッキに戻す」という点、後者とは「速攻魔法」という点が挙げられる。 《おろかな副葬》 通常魔法 「おろかな副葬」は1ターンに1枚しか発動できない。 (1):デッキから魔法・罠カード1枚を墓地へ送る。 こちらは《おろかな埋葬》の魔法・罠バージョン。 魔法・罠カードはモンスターカードに比べて墓地で効果を発動するものは少なく、 なぜかあちらと違って1ターンに1枚しか発動できないが、《ブレイズ・キャノン・マガジン》などの強力なものもある上に、 墓地に送ったターンには使えないが、《スキル・サクセサー》や《ブレイクスルー・スキル》などの墓地で発動する効果は非常に妨害しにくい為、こちらも十分に使えるカードである。 《リミッター・ブレイク》を落とせば効果は使えないけど過労死を出せるよ! やったね蟹ちゃん! TUEEE《ラヴァルバル・チェイン》禁止化後に出てきたため、デッキから魔法・罠を墓地に送りたいデッキにとってこのカードの登場は朗報であった。 しかし、カードプールの増加に伴い墓地で効果を発動する魔法・罠が増え、汎用性が高くなりすぎた結果2023/1/1に準制限カード指定を受ける事となる。 《おろかな重葬》 通常魔法 このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できず、 このカードを発動するターン、自分は魔法・罠カードをセットできない。 (1):LPを半分払って発動できる。 自分のEXデッキからモンスター1体を墓地へ送る。 未だに貴重な、EXデッキからモンスターを墓地に落とせるカード。 《おろかな埋葬》と違って蘇生制限により蘇生はできないが、メインデッキのモンスターに依存せずにコストや上級モンスターの素材などとしては使える。デッキによっては墓地肥やしの水増し要因としてもなかなかに優秀。 最近はEXデッキのモンスターを素材にする融合モンスターも増えており意外と痒いところに手が届く。 ただし馬鹿にならないライフコストと制約がかかるのには注意。 《のどかな埋葬》 通常罠 このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。 (1):デッキからモンスター1体を墓地へ送る。 このターン、自分はこの効果で墓地へ送ったカード及びその同名カードの効果の発動ができない。 《おろかな埋葬》の調整版。通常罠になったが、今度は同名カードも含め墓地に送ったモンスターの効果がそのターン使えない制約がかかる。 ただし制約がかかるのは「墓地に送ったカード」なので、《異次元グランド》などと合わせて除外効果をフリチェで発動する小技も。 追記・修正は賢い埋葬をしつつお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] カードゲームやってる人ならわかるけどやってないと意☆味☆不☆明だよね -- 名無しさん (2017-01-09 15 50 35) ↑というか墓地が第二の手札になるのも遊戯王くらいだしなぁ・・・ 他のTCGしか知らない人も、何故制限になるかピンと来ないかも -- 名無しさん (2017-01-09 16 08 32) 原作だと相手の墓地に捨てる効果だったよね 埋葬場所を間違えるって意味での愚かだったのかな -- 名無しさん (2017-01-09 16 26 20) ↑2むしろ他TCG知ってる人ほどヤバさがわかるんだがなぁ・・・(納墓やダンディ・ナスオを見ながら) -- 名無しさん (2017-01-09 16 32 38) ARC-Vで愚かな埋葬って出てたっけ? -- 名無しさん (2017-01-09 16 47 54) ↑XYZ使いの兄弟だったはず -- 名無しさん (2017-01-09 16 53 02) ↑ ユーリが倒した融合次元の遊勝塾生の一人か -- 名無しさん (2017-01-09 16 58 03) ↑4 墓地をリソースにするデッキが無いTCGの方が少ないよな。遊戯王はそれが多数派な点が珍しいだけで。 -- 名無しさん (2017-01-09 19 05 48) これが初めて登場した頃のDMはリアニメイトできるカードなんて無かったからDMに暫く移っていた俺は強さが良くわからなかったな。 -- 名無しさん (2017-01-09 19 52 13) ↑2 某白黒なんかデッキ切れすると墓地を再びデッキにするものな -- 名無しさん (2017-01-09 20 32 35) 除外アドバンテージとかいうわけのわからない単語があるのはさすがに遊戯王くらいか -- 名無しさん (2017-01-10 02 12 04) デュエマのカードであtrはめるとしたらロスト・チャージャーかな。あちいは -- 名無しさん (2017-01-10 07 30 34) ↑2 最初はゲームから除外してたから置き場がなかったのに異次元の奴らは普通に帰ってくるからあとから除外置き場が追加されたな -- 名無しさん (2017-01-10 11 11 25) 城之内君、初期はともかくわりとトリッキーなカードやらギャンブルカード使いこなすし、デュエルスフィンクスのレベル相当高いよね…… -- 名無しさん (2017-01-10 11 25 16) 相手に干渉しないやや弱化したロストチャージャー・・・うん。普通に強いな。 -- 名無しさん (2017-01-10 13 24 38) 全盛期インフェルニティはこのカードでヘルウェイ落として突然コンボ始めたもんだからこのカードの恐ろしさを実感しまくりだったな… -- 名無しさん (2017-01-10 20 59 11) ショッカー「おい墓地も封鎖させろよ」 -- 名無しさん (2017-01-11 03 25 22) ↑3 もっと正確にすると相手に使えなくなったが0コストで発動できるロストチャージャーだな -- 名無しさん (2017-01-11 09 13 54) ロスチャは肥やしと妨害と加速が1枚でできてなんととったの3マナ(実質2マナ)っておかしいナニカだったけど、こっちはこっちで墓地利用が比較にならないレベルで浸透してるからな。キーカードはとりあえず墓地にないと始まらないようなテーマも多いし。 -- 名無しさん (2019-07-03 11 42 16) WCSシリーズのSp版が印象に残っている。WCS2009のSpはその殆どが高コストで使い物にならなかったのだが、おろかな埋葬はSpc2個という軽さで発動できる。全体的にSpcの消費が見直されたWCS2010以降でも同性能で据え置かれたのでシリーズ通して主力のSpとなる。 -- 名無しさん (2021-06-21 13 21 23) デッキ→裏側だからどこにあるのか分からない 墓地→表側だから見えるじゃーん カードゲームやり始めてやっとわかったけどデッキの方が墓地っぽいなもう -- 名無しさん (2022-04-09 11 48 22) 最近は発動枚数に制限を持たせつつ、このカードよりも更なる高性能を目指したカードが増えているな。 -- 名無しさん (2022-04-15 00 13 32) インフレが進んで罠も「送ったターン」の制約の代わりに「1.2のどちらかターン1」で2が墓地で発動できる効果だったりするので副葬が代用として有用になってきてる -- 名無しさん (2023-02-03 08 43 59) 汎用性だけ見ればまだまだ使えるけどデッキ融合(特に烙印融合)が割とこれの強化版と化しつつある気がする。 -- 名無しさん (2023-02-03 09 32 55) 名前 コメント