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寄らば、斬ります! 解説 永遠神剣シリーズのキャラ製作で知られるsuzuki氏によるゲーム「ユグドラ・ユニオン」を元にした特殊ルールの大会。 同作における「所持武器による相性」がルールに組み込まれている。 大会は予選(チーム結成)と本戦(チーム戦)の二部構成で進行。8種の武器(?)×10キャラの計80キャラで、4人1組の20チームを結成して行われる。 ルール 大会の流れ 大会は予選(チーム結成)と本戦(チーム戦)の二部構成で進行。 予選では、まずランダムセレクトで2人ずつ試合を1戦行う。 この時、勝った方がチーム結成時の暫定大将、負けた方が暫定次鋒となる。 全てのシングル戦が終了次第、ランダムセレクトによるタッグ戦になる。 試合終了後、対戦相手とチームを結成。勝った方は次鋒と大将に、負けた方は先鋒と副将になる。 全てのチームの結成が完了すると予選は終了、本戦に移る。 武器相性について 出場選手にはそれぞれ武器が設定されており、武器毎に相性がある。 有利な相手と対戦する場合、ゲージ自動上昇(1Fにつき3)の効果がプラスされる。 アイテムについて 予選の中で、本戦において効果が出るアイテムを取得できる。 各試合終了時、勝利した選手(タッグ戦ではまだアイテムを持っていない選手)が1つ取得する。 取得アイテムの種類は、各試合の決着ラウンドの残りタイムを元に選ばれる。 また、決着までのラウンド数がアイテムの使用回数となる。 + アイテム一覧 武器の横に○ 所持中、その武器に対して相性が良い状態になる。 太陽・夕焼けの太陽・月の横に○ それぞれ昼・夕方・夜が得意な状態になる。 「E」の左上に○ イベント戦にに対して相性が良い状態になる。 +1 チームメンバーが持っている「~の状態になる」アイテムの残り回数を1増やす。 ハートの横に↑ チーム内1名の体力を回復させる。 十字架 チーム内の戦死者1名を復活させる。 出場選手 武器別 + 「剣」 出場選手 キャラ製作者 AI製作者 設定 セイバー 如月銃駆氏 ドルジ氏AI AILv:5/6、チャンスメイク3/10、チャンスメイク反応速度1/10 レオ Doggiedoo氏 デフォルトAI AI:AGGRESSIVENESS、SETTING:0.6/2.0 フィオナ・メイフィールド ドロウィン氏 J・J氏AI AILv:104/110 内藤 マンドラフ氏 デフォルトAI AILv:5/11、ガードLv:5/10 セレナ ハイパーヒロロ氏 shao氏AI AILv:2/5、ガードLv:10/10、カウンターブーストLv:10/10反応時間Lv:10/10 クライス ブラウン氏 デフォルトAI AILv:7/11、R開始時のゲージ量:1000 獅堂光 Rikard氏 つづら氏AI 防御Lv:4/10 ライナー・バルセルト Z.A.I.氏 デフォルトAI AILv:5/5 ソードマン(世界樹の迷宮IV) KFC?氏 ATRUS氏AI AILv:3/6 ドラゴンクエスト3勇者 moyomoto氏 Air氏AI + 「槍」 出場選手 キャラ製作者 AI製作者 設定 真田幸村(戦国BASARA) 生姜氏 五右衛門氏AI AILv:10/12、ジャストディフェンス率:100/100 星 suigin氏 ABAB氏AI AILv:10/11、スピリッツ:怒 斑目一角 BwdYeti氏 デフォルトAI 天野美汐 586氏 shao氏AI AILv:5/5、リコイルガードLv:100/100ガードLv:10/10、反応速度Lv:10/10 蒼月潮 cabocha氏 デフォルトAI AILv:10/10、ブロッキング使用頻度:3/10 佐倉杏子 わりばし氏 お家氏AI タッグスイッチ:ON、着地硬直:OFFガードLv:10/10、固め・崩し設定:対AIAILv:10/10 本多忠勝 rei氏 デフォルトAI 永峰希美 IF氏 Silvan氏AI AILv:6/10、ガードキャンセルLv:0/3 銀槍虎 ケットシー氏 デフォルトAI AILv:10/10、学習スイッチ:ON 雪 エス氏 デフォルトAI AILv:11/11、弾きLv:70/100 + 「斧」 出場選手 キャラ製作者 AI製作者 設定 マックス・イーグル Fervicante氏 デフォルトAI LIFE:1000→1200、ATK:100→120 ネヴァ・エヴァルト ちぃたま氏 デフォルトAI 行動Lv:5/10、精度Lv:8/10 Lord Ravenous Ex-Inferis氏 赤敷氏AI AILv:1/12 プレセア・コンバティール オキナ氏 デフォルトAI AILv:10/10、LIFE:1000→1200、ATK:100→120 エリック 死門氏 ペパーミント氏AI AILv:8/10、永久コンボ:OFF にゃっこ Robo氏 Silvan氏AI AILv:2/5 ギリウス・ロックヘッド Binho氏 デフォルトAI LIFE:1000→1200、ATK:100→120 綱手 R.o.q.u.e氏 St-Exupery氏AI AILv:10/10 デス=アダー Mike Obrecht氏 デフォルトAI AILv:Medium マリー・エージェント MATY氏 デフォルトAI AILv:8/10 + 「弓」 出場選手 キャラ製作者 AI製作者 設定 幾世あやね chikuchikugonzalez氏 デフォルトAI AILv:4/4、サポート:しえら アーチャー ドロウィン氏 お家氏AI AILv:1/10 当真未亜 Iwakick氏 デフォルトAI AILv:3/5 ナイトウルフ Diegoni氏 究極神拳氏AI LIFE:1000→1200、ATK:100→120フェイタリティ設定:フレンドシップ 中西姉妹 Kayui uma氏 ペパーミント氏AI AILv:3/10、開幕ゲージ値:0 アーちゃん もののけ氏 ちぃたま氏AI 行動Lv:4/10、精度Lv:6/10 真鏡名ミナ アリ氏 デフォルトAI DEF:70→100 ウッドロウ・ケルヴィン 1/8192氏 リュウセイ氏AI AILv:6/11、難易度:HARD、装備宝石:ブラスト・ストリクトフラッシュガード発動Lv:2/11、ダメージブレイク発動Lv:2/11、ホーリィ回復量:30アイテム使用回数:0、フェニックス使用不可 鹿目まどか わりばし氏 蓬莱氏AI LIFE:850→1000、ATK:100→120 タスクマスター 老人氏 ちゃんこAI AILv:2/3 + 「杖」 出場選手 キャラ製作者 AI製作者 設定 ウィッチ シェイ氏 デフォルトAI AILv:2/2 魔道学者 青っぽい猫氏 デフォルトAI AILv:10/11 望月双角 3㌶氏 コケココ氏AI AILv:5/6 ブラック・マジシャン・ガール 三吉氏 つづら氏AI 戦闘モード:バランス重視、防御Lv:1/10 ティリア=ローゼット 暗黒内藤氏 IX氏AI AILv:4/5 ビビ・オルニティア sion氏 デフォルトAI 安栖頼子 布団氏 紅炎氏AI AILv:8/12 白魔道士 ぐりんぷるず氏 つづら氏AI 戦闘タイプ:防御重視、魔力精製スイッチ:ON、防御Lv:10/10 ティオス ma-bo氏 ran氏AI AILv:11/11、LIFE:1000→1200、ATK:100→120ちょきまる氏ボイスパッチ適用 忽那はるか nuuType氏 ホルン氏AI ガードLv:9/11、超反応Lv:4/10、砲台化:OFF + 「書」 出場選手 キャラ製作者 AI製作者 設定 アリス(アシュラブレード) 流れ者氏 デフォルトAI AILv:3/5 サレス=クウォークス Z.A,I.氏 Try氏AI AILv:3/6、根性値:ON、ゲージ増加:ON切り返しワールウインド使用条件:最初から パチュリー・ノーレッジ クロガネ氏 デフォルトAI AILv:4/20、AIガードLv:5/10 アッシュ・ウィリアムズ TonyADV氏 The Pizzaman氏 デフォルトAI 、LIFE:1000→1200、ATK:110→130ゲージが自動上昇するように改変(1Fにつき1) アティ 楠木あくと氏 Silvan氏AI AILv:4/5、ガードキャンセル率:4/5 邪悪の化身ディオ!! キクラゲ氏 misobon_ism氏AI 攻撃力:0.80 トワイライトスパークル 木。氏 デフォルトAI AILv:7/8 ブラゴ&シェリー 死門氏 デフォルトAI リオン=グンタ まっしろ氏 ちぃたま氏AI 行動Lv:5/10、精度Lv:8/10 右代宮縁寿 ゆ~とはる氏 たくし上げの人(yuki)氏AI AILv:7/11 + 「鎌」 出場選手 キャラ製作者 AI製作者 設定 ヒロ IF氏 Azmix氏AI AILv:5/11、ブレーキング使用率:1/11、防御補正:OFFガードブレイク:OFF、初期パワー:1000 アクセル=ロウ 無敵医師氏 平成㌢氏AI AILv:4/11、#Rモード 闇咲紅花 ゆ~とはる氏 >天<氏AI AILv:6/11 ジェダ・ドーマ rei氏 デフォルトAI AILv:2/2、LIFE:1000→1200、ATK:100→120 古戸ヱリカ baggy氏 デフォルトAI AILv:1/10、DEF:100→90ダメージタッチ:使用しない、メタゲージ増加速度:遅い ガンダムデスサイズ 暗黒内藤氏 斑鳩氏AI AILv:3/8、反応速度:3/10、バスターシールドループ回数:1 偽死神五世 ◆6iDLRyZ1YM氏 脳内住民氏AI AILv:1/3 小野塚小町 水影氏 sekt氏AI AILv:4/4 テスタメント 無敵医師氏 ナテルオ氏AI AILv:5/11、ACモード、対人思考 華琳 suigin氏 エトワール氏AI AILv:3/3、スピリッツ:真(2P)LIFE:1000→1200、ATK:100→120 + 「塊」 出場選手 キャラ製作者 AI製作者 設定 不死英雄戦士 curze氏 デフォルトAI AILv:2/5 タロス 日本破壊結社NHK氏 流れ者氏AI AILv:2/3 マネキン君 狸田太一氏 デフォルトAI AILv:6/10 ゴーストライダー wucash氏 デフォルトAI LIFE:1000→1200、ATK:100→120 フォボス 十六夜風丸氏 悠季氏AI AILv:1/3、勝ち挑発:OFF、使用可否スイッチ:双方OFF 小悪魔プッカトッポ チャド(ますけんぷくん)氏 デフォルトAI LIFE:1000→1200、ATK:100→120 キ・バ The_None氏 デフォルトAI AILv:8/8 Duke NGI氏 5%オフ氏AI AILv:3/3 F-k Y&K氏 Nori氏AI AILv:4/5 コイル 松梅魂氏 デフォルトAI AILv:10/10 関連大会 超真剣!神剣勢only杯 目指せ最強!強キャラベストタッグ決定戦 無限大!ヒーローズランセレサバイバル コメント ひとまず未完成ながらページ作成しました -- 名無しさん (2015-03-31 22 50 04) 名前 コメント マイリスト
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ユグドラ・ユニオン / Yggdra Union スティング 2006/3/23 GBA.PSP(UMD.DL) ファンタジー・タクティカルRPG 「タクティクスカード」を使ったバトルシステムが斬新 関連 Riviera~約束の地リヴィエラ~ ナイツ・イン・ザ・ナイトメア ユグドラ・ユニゾン ~聖剣武勇伝~ 続編 ブレイズ・ユニオン Riviera~約束の地リヴィエラ~ や行 グングニル -魔槍の軍神と英雄戦争- ゲームボーイアドバンス ナイツ・イン・ザ・ナイトメア ブレイズ・ユニオン プレイステーションポータプル な行~ ユグドラ・ユニゾン ~聖剣武勇伝~ PR ユグドラ・ユニオン ザ・コンプリートガイド ユグドラ・ユニオン 公式ガイドブック (ドリマガBOOKS)
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狸田太一氏製作キャラ。氏の初のオリジナルドット以外のキャラクターである。 エンターブレインの『キャラクターツクールpro.』に収録されていた、 サンプルドット絵集の中にあった「2D格闘用ポーズ集」と「RPツクール2000用エフェクト」が使用されている。 とりあえずエフェクトは全部使い、画像の追加は行わないという縛りの元作成された。 そのため技数がやたらと多く、しかも飛び道具ばかりになったとのこと。 もちろんボイスは 狸田氏 。 ちなみに「マネキン君」という名称は狸田氏がつけたわけではなく『キャラクターツクールpro.』の公式サイトにそう書いてあったからである。 AIはデフォルトで搭載されている。 より強くするためにMUGEN本体の難易度は上げておくことが推奨されている。 出場大会 第二次:ランセレバトルロワイアル【凶VS狂】 手書きキャラonlyトーナメント 狸田タッグトーナメント【大体全部俺の声】 MUGEN祭 並盛りシングルトーナメント 版権VSオリジナル 交代制サバイバルトーナメント 【MUGEN】でユグドラ・ユニオンやるよー MUGEN祭 並盛りタッグトーナメント 友情の属性タッグサバイバル 新規襲名 交代式ランセレトーナメント 【MUGEN大祭】特盛りシングルトーナメント 削除済み 狂以上神未満チームトーナメント
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ユグドラ・ユニオン 機種:GBA、PSP、iOS、And、NS、PC 音源:3パターン 1 原曲 初出 GBA 2 リマスター音源 初出 PSP 3 イメージバトルBGM 初出 サントラCD 作曲者:林茂樹、足立美奈子 発売元:スティング 発売年:2006(GBA)、2008(PSP)、2019(iOS/And)、2020(NS)、2023(PC) 概要 スティング製のシュミレーションRPG。 「Dept. Heaven Episodes」シリーズのエピソードIIとして制作され、前作『Riviera~約束の地リヴィエラ~』とはシステム等も含めて大きく異なったシミュレーションRPGとなった。 2006年にアドバンス用ソフトとして発売され、2008年には新キャラクター、新マップ、キャラクターボイス等を追加したPSP版が発売された。 ユニオンシリーズの第一作でもあり、2010年には本作における敵サイドの登場人物に焦点を当てた次作『ブレイズ・ユニオン』が発売された。 物語は剣と魔法の世界を舞台に、亡国の王女が軍勢を率い、祖国を滅ぼした帝国との戦争を勝ち抜いていくという内容である。 キャラクターのデザインは、きゆづきさとこ氏によって可愛らしいデザインがなされている一方で、物語では人間同士が戦争で殺し合い、敵対する登場人物が次々と戦死していくというシリアスな内容になっており、ミスマッチな絵柄と内容から生じる持ち味が意図されている。 独特なシステムかつ高い難易度から人を選ぶゲームではあるが、可愛らしいキャラデザと血なまぐさいストーリーとのギャップ、そして高いクオリティのBGMなどが好評であり、隠れた名作として話題に挙がることも多い。余談だがPSP版の声優も非常に豪華である。 また主人公であるユグドラ王女を象徴する決め台詞「寄らば、斬ります!」がファンの間で定番ネタとしてかなり浸透しており、あまりに浸透しすぎて公式サイドにネタが逆流し、後にユグドラがゲストとして登場するゲームにはこの台詞が必ず出てくるようになった(*1)。 ユニオンシリーズ3作目『グロリア・ユニオン』のユグドラ(別人)にも「寄らば、撃ちます!」という台詞が当然のように実装されている。 主にフィールド曲(進撃BGM)を足立氏が担当し、バトル曲(出撃BGM)を林氏が担当。 サントラはアドバンスとPSPの2種類。それぞれ曲毎に作曲者のコメントあり。ライナーノーツもあり。 アドバンス版はオリジナルの音源とイメージBGMの2枚組。それぞれのDiscにBONUS TRACK、ARRANGE BGMも収録。 PSP版は追加曲+元の曲をリアレンジして1枚のCDに収録。エレキギターを打ち込みでなく生演奏でミックスしている。 スマホ版以降は、アドバンス版BGM、イメージBGM(バトル系21曲のみ使用可)、PSP版BGMを切り替えて使用可能。 収録曲(サウンドトラック順) 曲名 作曲者 補足 順位 ユグドラ・ユニオン 林茂樹 GBA159位 WE'LL NEVER FIGHT ALONE 林茂樹 第3回348位(PSP)オープニング111位GBA163位 王都陥落 林茂樹 戦況 足立美奈子 いざ戦場へ 林茂樹 ミラノ盗賊団進撃 林茂樹 王国軍進撃/通常進軍 足立美奈子 王国軍進撃/遊撃戦 足立美奈子 王国軍進撃/突破・救出作戦 足立美奈子 王国軍進撃/防衛戦 足立美奈子 王国軍進撃/電撃戦 足立美奈子 王国軍進撃/大軍激突 足立美奈子 王国軍進撃/攻城戦 足立美奈子 王国軍進撃/帝都決戦 足立美奈子 帝国軍進撃/通常進軍 足立美奈子 帝国軍進撃/攻勢 足立美奈子 帝国軍進撃/ガルカーサ猛攻 足立美奈子 その他敵性部隊進撃 足立美奈子 聖剣グラン・センチュリオ 足立美奈子 バトル・オン・ザ・レクイエム 足立美奈子 第3回434位(PSP)第4回492位(PSP/GBA)第6回622位(PSP)第7回652位(PSP)PSP127位 ヘヴンズゲート 足立美奈子 ユニオン結成 林茂樹 ユグドラ出撃! 林茂樹 RPGバトル287位(PSP) ミラノ出撃! 林茂樹 第2回マイナーゲーム304位(PSP) デュラン出撃! 林茂樹 ニーチェ出撃! 林茂樹 ロズウェル出撃! 林茂樹 ロザリィ出撃! 林茂樹 ラッセル出撃! 林茂樹 クルス出撃! 林茂樹 エレナ出撃! 林茂樹 キリエ出撃! 林茂樹 ゴードン出撃! 林茂樹 帝国軍出撃!/兵士クラス 林茂樹 帝国軍出撃!/将軍クラス 林茂樹 帝国軍出撃!/名将クラス 林茂樹 ルシエナ&アイギナ出撃! 林茂樹 焔帝ガルカーサ出撃! 林茂樹 第5回916位(GBA) その他敵性部隊出撃!/兵士クラス 林茂樹 その他敵性部隊出撃!/将軍クラス 林茂樹 ネシア出撃! 林茂樹 Win! 林茂樹 Lose 林茂樹 戦闘結果 林茂樹 敗戦 足立美奈子 撤退 足立美奈子 民衆 足立美奈子 正義 足立美奈子 対峙 足立美奈子 侵略 足立美奈子 運命 足立美奈子 作戦成功 足立美奈子 Triumph 足立美奈子 戦いの記録 林茂樹 破滅への序曲 足立美奈子 未来への調べ 足立美奈子 ユグドラ戦記 足立美奈子 PSP版追加曲 パルティナ1490 林茂樹 PSP版オープニング曲 第3回184位第4回570位第6回691位第7回850位オープニング258位 神界へ 林茂樹 パメラ出撃! 林茂樹 ミステール出撃! 林茂樹 神界兵出撃! 林茂樹 367号出撃! 林茂樹 スタッフロール 林茂樹 サウンドトラック ユグドラ・ユニオン Perfect Audio Collection Plus ユグドラ・ユニオン PSP版 オリジナルサウンドトラック PSP版オープニングムービー デモムービー
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ユグドラ・ユニオン part39-517~525 517 :ユグドラ・ユニオン:2008/07/03(木) 18 14 47 ID obc08qEX0 ユグドラ・ユニオンの内容を。 GBAの作品ですが、PSPでリメイクされていて、そちらでストーリーが多少追加されてるのでPSPでの追加ストーリーも記述します。 また、プレイヤーの行動次第で仲間になったりならなかったりするのキャラもいるのですが、仲間は極力回収する方向で。 プロローグ 平和なファンタジニア王国に、新生ブロンキア帝国が攻め込んできた。 王国の都市カローナを陥落させ勢いに乗った帝国軍はついに王都パルティナに侵略。 王は絶命した。 1章 王都の南の峡谷に大剣を持った1人の少女が逃げ込んだ。少女を追うのは帝国の軍人達。 少女を見失った帝国兵は少女が辺境の砦に逃げ込んだと判断し、砦に火をかける。 その時砦の持ち主である盗賊王ミラノが帰還。怒ったミラノは帝国兵を退ける。そこでミラノは帝国に追われていた少女と出会う。 少女の名前はユグドラ・ユリル・アルトワルツ。王国の王女で、手には王家に伝わる聖剣グラン・センチュリオが握られていた。 ユグドラはミラノに王都奪還の協力を要請をし、王都奪還の暁にはパルティナ城を譲るという条件でミラノも承諾した。 ミラノ達は王国の騎士達がいるオーランド平野に到着するが、騎士団達はほぼ壊滅、残った第三騎士団が追撃部隊を相手に抵抗をしていた。 ユグドラ達は騎士団長デュランと合流し、勢いに乗って追撃部隊を撃破。 王都奪還の為ここに王国解放軍結成を宣言し、王国解放軍は戦力増強の為、東の地へ逃れる。 518 :ユグドラ・ユニオン:2008/07/03(木) 18 16 13 ID obc08qEX0 2章 援軍の要請をするために友好関係にあるエンベリア公国へ訪れた王国解放軍。そこで見たものは、エンベリアの民ウンディーネが人間を襲う惨状だった。 ユグドラ達の前に、ニーチェと名乗る子供のウンディーネが現れる。ニーチェは事の顛末を教えてくれた。 ウンディーネは一族の存続に「転生石」と呼ばれる宝が必要だが、ニーチェの姉が人間に唆されて転生石を盗み出し、奪われてしまう。 それを苦にしてニーチェの姉は自殺。残されたウンディーネ達の間に「人間の生き血があれば種の存続が可能」というデマが流れ、人を襲うようになる。 ニーチェは転生石を探すためにユグドラ達への同行を申し出た。その後和解を求めて女王エメローネのもとを訪れるが交渉は決裂。戦でエメローネは絶命した。 エンベリアを後にしたユグドラ達はヴァーレンヒルズへ。黒薔薇領主ロズウェルと白薔薇領主ロザリィが治めるその地は、お互いが持つ兵器「アンク」をめぐる戦乱状態にあった。 戦争に帝国が加担していると知った王国軍は、戦争締結を求めるが両家は全面戦争突入の準備を進める。 戦争が始まったら被害は莫大なものになる。ミラノは両家のどちらかを倒せば戦争は免れると提案。ユグドラは苦渋の決断を下す(ロズウェルorロザリィと戦闘) 片方の領主が戦死して戦争は免れたが、無事だった領主(ここではロザリィとしておきます)の元を帝国が裏切った。 領を守るべく帝国との戦闘に臨むロザリィにユグドラ達は強力を申し出て、帝国「五頭竜将」の魔剣士ラッセルと激戦の末勝利する(ロズウェル生存の場合は魔剣士ラッセル→黒騎士レオン) しかし白薔薇黒薔薇のアンクは奪われていた。帝国はアンクが目的で両家に近づいたのだ。ロザリィは己の過ちを認め、アンク奪還のため王国解放軍の傘下に入る。 その後レネシー山脈を進む王国解放軍。王国解放軍は途中訪れた集落で、王国きっての軍師ブライがこの山にいると知る。 途中、ミステールと名乗る自称主婦の女性が現れ彼女の案内でブライの元へ。しかしブライは既に戦場に立つ気は無いらしい。 そこに帝国将軍バルドゥスが急襲。相手がかつての戦争の相手バルドゥスであると知ったブライは決着をつけるべく、王国解放軍に協力。 戦乙女アイギナ部隊が到着し、窮地に立たされた王国軍だがブライの作戦により勝利する。 レネシー山脈を越えパルティナに向かう王国解放軍の元に、ブライの代わりに彼の孫娘ミステールが加わった。 519 :ユグドラ・ユニオン:2008/07/03(木) 18 17 24 ID obc08qEX0 3章 パルティナに戻って来た王国解放軍。王都は帝国兵達が幾重にも厳重な守りを固めていた。 傭兵、戦乙女部隊と交戦し、北パルティナで五頭竜将レオン、エミリオと戦う。その時王国軍のもとへミラノの親友キリエが救援に駆けつける。 南パルティナにて、帝国の特殊部隊を撃破、続いて軍神バルドゥスと戦闘。 そして帝国皇帝にしてユグドラの両親の命を奪った張本人、焔帝ガルカーサが参戦。辛くも勝利し、王都奪還を果たす。 しかし逃走するガルカーサをユグドラは単身で追いかける。ミラノはキリエにユグドラ救出を頼むが王国人を嫌うキリエは拒否。去っていく。 罠にかかり、捕らえられるユグドラ。一方ミラノ達の前に五頭竜将ネシアが現れる。彼は突然自分の兵を全滅させ、同時に自害した。 早く王女の元へ向かうように言い残して。 4章 ユグドラを拉致したガルカーサを追って、帝国に支配されたかつての王国領カローナに到着したミラノ達。 王国軍は牢塔で軟禁されていた女性を保護。女性はフローネと名乗り、帝国将軍であるラッセルの婚約者だった。元々カローナの人間だったラッセルはガルカーサに恋人の無事と引き換えに帝国将軍として戦わされていた。 牢塔外の広場でラッセルにフローネの無事を告げるとラッセルは帝国を裏切り王国軍に加わる(フローネを救出できなかった場合ラッセルは戦死) カローナ城で再びガルカーサと戦闘。しかし、それは偽物で本物は既にどこかへ逃れてしまったらしい。 王国軍はユグドラの目撃情報を頼りにマルドゥークの森へ。森ではレジスタンスリーダーのクルスが賞金稼ぎに命を狙われていた。救出すると成り行きで王国軍に加わる。 マルドゥークの森を抜けた先で不思議魔女パメラがニーチェに興味を持ち、王国軍に同行する(条件を満たした場合) その先の嘆きの谷に辿り着いた王国軍は罠にかかり、黒騎士レオン、緋雪姫エミリオ、特殊部隊ジルヴァ&エレナに挟み撃ちにされてしまう。 その時帝国内で裏切りが発生。エレナが黒騎士レオンを狙撃した。狙撃は失敗したがレオン隊は撤退し、王国軍は窮地を免れる。 裏切ったエレナはジルヴァに始末されそうになる。ミラノ達はエレナから何か情報を得られるかもと考え救出に向かう。追いつめられたエレナを見かねたキリエの援軍もあり、エレナを保護する。 しかしエレナはすぐに去ってしまった。仕方なくミラノ達は広大なロスト・アリエスの地でユグドラを探す。 ユグドラの目撃証言を得てガレオン監獄に向かう。そこに以前死んだはずのネシアが現れて急ぐよう伝えて消えた。 進軍の途中、エミリオから攻撃を受けるエレナを救出。 エレナは黒騎士レオンの妹だった。敵からも味方からも恐れられる残酷な兄を憂いたエレナは自分の手で兄を討とうと特殊部隊に入り、機会を伺っていた。結果、暗殺は失敗して今では帝国を追われる身となった。 エレナを交えた王国軍はレオンを倒す。エレナはレオンの弔いのために戦線離脱する。同時にキリエも去っていく。 ガレオン監獄で磔にされたユグドラを救出するが、焔帝ガルカーサが精鋭部隊を連れて猛追を開始。王国軍は退路に向かうが、戦乙女アイギナ部隊が退路を塞ぐ。 その時エレナが駆けつけ、高台からアイギナを狙撃。アイギナは右目を貫かれ、その混乱に乗じて王国軍は退却した。 520 :ユグドラ・ユニオン:2008/07/03(木) 18 18 10 ID obc08qEX0 5章 パルティナに戻った王国軍のもとに、占い師が訪れて帝国との戦いの激化を示唆する。聖剣の真の力があれば対抗できると言う。 聖剣グラン・センチュリオの真の力を引き出す為には聖地に赴いてユグドラが戴冠し、正式な王となる必要がある。 聖地へ向かうユグドラ道中で最近蛮族達が集落を襲っていると話を聞く。元々テンプルナイツと呼ばれる聖騎士達が治安を守っていたのだが、最近教会内部で過激派が登場。テンプルナイツは解体されてしまい、治安が守られなくなった。偶然出会ったキリエと友に教会領へ。 教会領ではテンプルナイツが帝国軍と交戦していた。ユグドラ達はテンプルナイツリーダー、ゴードンに協力し帝国兵を撃破。 教会の大司教マルディムが帝国と裏で手を組んで、教皇ヨハイムを捕らえようとしていると知る(教皇がいないと戴冠が果たせない) ヨハイムを救出し、内乱の黒幕である枢機卿ユベロンを倒して平穏が訪れた。 戴冠の地、聖地に入れるのは王家の人間と教皇のみ。ミラノ達はユグドラの戴冠が終わるのを待ち続ける。 都市の警備あたったゴードンとその地を後にしたキリエは焔帝ガルカーサの急襲を察知。キリエがその事をミラノに伝え、ミラノ達はユグドラ達が聖地に到達するまで時間稼ぎをする事に。 ガルカーサの元には重傷を負ったはずのアイギナが無傷で参戦していた。驚く王国軍。 ガルカーサは途中「覚醒の反動」により意識を失い退却。しかしアイギナだけがその場に残る。 6章 聖地ベルへイムへ訪れたユグドラに、浮かばれない魂が襲いかかる。その魂は以前でユグドラが倒したロズウェル(もしくはロザリィ)だった。 彼は魔力を求めて彷徨う欲望の塊と化していた。2度もロズウェルを倒さねばならない苦悩を越えて聖剣で亡霊を浄化した。 戴冠の時。ユグドラにティアラが与えられ、ユグドラは正式な王となった。 そこに、ユグドラとヨハイムしか入れないはずの聖地に何者かが侵入。それは戦乙女アイギナ。 ユグドラに憎しみの色を見せるアイギナ。ヨハイムに致命傷を与え、ユグドラと交戦する。 戴冠したユグドラは聖剣の真の力を発揮、アイギナを撃退する。アイギナは去っていくが、ヨハイムは命を落とした。 521 :ユグドラ・ユニオン:2008/07/03(木) 18 19 34 ID obc08qEX0 7章 ユグドラは帝国への進軍を決行する。 イシュナート要塞は軍神バルドゥスの守りと魔術師ユーディの砲撃によって突破が困難だった。 エレナの提案により、ユグドラ達が囮となっている間に、ミラノとエレナは要塞裏手の水門を開き、街を水責めにする作戦を取る。 ミラノ達は途中ジルヴァ隊と遭遇。ジルヴァは要塞内と連絡を取るべく引き返す。 ミラノとエレナは阻止すべく追撃。居合わせたキリエと共にジルヴァを討つ。ジルヴァはエレナに師として最期の言葉を遺し絶命。水門が開かれる。 要塞は水浸しになり、帝国市民達も巻き込まれる。バルドゥスは王国軍の侵入を許すと知って、あえて逃げ遅れた人の為に門を開いた。 バルドゥスは自分1人で戦うと宣言。バルドゥスの意を汲んだエミリオとユーディはその地を後にする。戦の末バルドゥスは最期を迎える。 キリエはユグドラに対し、関係の無い一般人を巻き込む戦いを非難した。 これでは帝国とやってる事が同じだと主張するキリエ。 ユグドラは困りつつもこちらからやらなければまた帝国は王国を侵略すると反論。ユグドラはファンタジニア王国の王として、王国を守らなくてはいけない。 キリエは付き合っていけないと言って去っていくが、キリエも内心ユグドラの主張は理解していた。 ユグドラだったらなんとかできるかも、と心のどこかでそう思っていたのだった。 イシュナートを越えた王国軍は帝都フレアヴェルグへ向かうが、その途中のバルドーの丘で帝国の民間人から結成された義勇兵達が行く手を阻んだ。 ユグドラは武装解除するよう叫ぶが義勇兵達は頑なに拒む。モニカ、カナンと名乗る義勇兵のリーダー達を筆頭に王国軍に剣を向けるが戦力差は大きく、王国軍は連勝。 民間人が死んでいく様を見て緋雪姫エミリオが援軍に駆けつけるが、モニカとカナンは戦死した。 まるで虐殺のようだと、ユグドラは戦いについて悩むようになる。 続くドロミナス湿地帯でも義勇兵達とエミリオ隊が行く手を阻む。その地でエミリオは落命し、王国軍は帝都へ辿り着く。 522 :ユグドラ・ユニオン:2008/07/03(木) 18 21 33 ID obc08qEX0 8章 ガルカーサの異母妹エミリオの死がガルカーサに伝えられた。ガルカーサは独り、エミリオに愚かな兄を許してくれ、と呟いた。 帝都の入り口の凱旋門で、ユグドラは焔帝ガルカーサに最後の通告を行う。武力放棄を訴えるユグドラにガルカーサは嘲笑った。もはやどちらかが倒れるまで、この戦いは終わらないと。 そして宮廷魔術師ユーディがヴァーレンヒルズで奪った2つのアンクを使って作った「アンクカノン」を照射。王国軍は手も足も出ない。 やがてキリエがそこに現れる。そして、キリエは何かを決意したかのように、ユグドラに語りかける。ユグドラがそんなに悩んでいたら、ユグドラを信じてついてきた皆はどうなるのか、と。 キリエは涙を流す。「ウチ、道を作って来るね」と叫ぶ。ミラノの必死の制止も聞かず、アンクカノンに特攻した。 大爆発を起こし、辺りは焦土となる(キリエとユーディが戦死) ミラノはキリエの死を無駄にするな!と全軍突撃の指示を出す。 帝都内に進軍した王国軍の前に残るは焔帝ガルカーサと戦乙女アイギナ部隊のみ。しかし、そこには戦乙女アイギナが2人いた。 実はアイギナはもともと双子であって、姉ルシエナと妹アイギナが交互に王国軍の前に姿を現していた。(妹アイギナは右目に重傷を負っている)ルシエナ、アイギナとの因縁に決着をつける(アイギナかルシエナ、どちらかを倒す。ここではルシエナを撃破としておきます)。 敗れたルシエナはアイギナに私たち姉妹の無念を晴らして、と遺して死亡。ガルカーサはアイギナに一度引くよう告げた。アイギナは姉と同じく戦うと主張するが、ガルカーサは最後の手段を使うと言う。そのためにお前が必要だと言い、アイギナは承諾した。 防戦を続ける帝国軍。連戦を重ねてついにアイギナもまた戦死する。ガルカーサに私達姉妹を亡き者にした王国を討ち取って下さいと懇願して。 お前も逝ってしまったか、と呟くガルカーサは、最後の手段に出る。 ガルカーサは自身の身体に流れている煉獄の魔竜ブロンガの血を覚醒させ、辺りは灼熱の空気に包まれた。 帝国の信仰の対象となっている魔竜ブロンガを、ガルカーサは自らの身体を生贄にして復活させようとする。 魔竜ブロンガが復活してしまったら地上は魔竜に破壊されてしまう。深淵にガルカーサが辿り着く前に、ガルカーサを討たねばならない(失敗したらBエンド) あと一歩の所でガルカーサにとどめをさしたユグドラ達。ガルカーサは最期を迎える。 強い者が王となるという考えのガルカーサは、ユグドラに対して見事だった、と告げた。ユグドラは力で治める世界は虚しいだけだと言う。ガルカーサは嘲笑し、それでも自分達を打ち破ったユグドラ達の想いを、我々が忘れる事はないだろうと言い残し、力尽きた。 523 :ユグドラ・ユニオン:2008/07/03(木) 18 23 44 ID obc08qEX0 9章 ガルカーサを倒して、ユグドラは聖剣について考える。聖剣のもとに正義があるという王国の教えを信じて戦って来た。けれど聖剣を間違った人間が持ったら大変な事になる、と。 その時兵から連絡が来る。海の底から突然島が浮上してきたと。グラン・センチュリオが共鳴しだしたその島の調査に向かうユグドラ達。 島は上昇を続け、空へ向かう。そこに予言者ネシアが現れる。臨戦態勢を取るユグドラ達の前に、ネシアはユグドラ達がよく知るある人物を召還する。 その人物は凱旋門でアンクカノンに特攻し、命を落としたキリエだった。 ユグドラは聖剣を通してキリエの心の声を聞く。それは自分を殺してというものだった。今は無理矢理生かされている、苦しい…という声に、ミラノ達はキリエを倒して魂を解放させる決意をする。 キリエの魂は解放された。キリエは、ネシアの事をユグドラ達に伝える。 ネシアは大昔に神界を追放された堕天使で、神々への復讐を企てているから、ネシアの思い通りにしてはいけないと。 そして、自分も本当はユグドラ達の作る世界に入れて欲しかったという事を。 言いたかった事を全て伝えると、キリエはなんだか眠くなって来た、と言い、ミラノ達に看取られながら浄化していった。 島は上昇を続ける。島にある大聖堂に立つネシアのもとへユグドラ達が向かう。 ネシアは聖剣グラン・センチュリオは自分が作ったものだから返して欲しい、と言い出した。ユグドラ達は一同に驚く。 ネシアの本体は神界を追放され、鎖に繋がれ海の底に沈められた。ネシアは聖剣グラン・センチュリオを創り、ファンタジニア王国に譲渡した。グラン・センチュリオは人を斬る毎に、人の負の感情を吸収していく。そして強くなったグラン・センチュリオで神々の復讐するのだと。 ユグドラはネシアの要求を拒む。力づくで奪い返そうとするネシアを聖剣を以て倒した。 ネシアは笑う。それならば、ユグドラの作る世界がどんなものか見せてもらう、もう何も映しはしないその瞳で、と言い残して死んだ。聖剣は正義の象徴ではなかった、と呟くユグドラをよそに、ネシアが倒れた後も島は上昇を続ける。 ようやく止まったそこは地上と神界の入り口へヴンズゲート。たたずむアークエンジェルのマリエッタがユグドラ達に語りかける。地上での争いの先に聖剣グラン・センチュリオはいつもあった。貴方達は神界でもその剣を振るうのかと。 剣を封印するか、剣を以て大罪を為すかという選択を迫られ、ユグドラは結論を下す(剣を封印するとAエンド。マリエッタと交戦するとCエンド。PSP版ハードモードの場合のみ、その先にいる神官達と戦った後にDエンドを迎える)。 524 :ユグドラ・ユニオン:2008/07/03(木) 18 24 57 ID obc08qEX0 エンディング Aエンド 聖剣を封印したユグドラ。武力を捨て、平和な国家を築いていいく事を宣言。 ミラノは自分もユグドラに付いていくと言い、王国軍達も争いの無い世界を築いていく事に賛成する。 その様子を見たマリエッタは地上にひとすじの希望を見出して、自分の持つ杖「叡智の聖杖」をユグドラに託す。 後にユグドラが治める国は繁栄していった、という語りでEND Bエンド 魔竜ブロンガが復活し、世界が炎に包まれてEND。 Cエンド 剣をもってマリエッタとの戦いに挑む。守護天使マリエッタの力の前に手も足も出ないが、長期戦の末にマリエッタを討つ。 マリエッタは消えるが、その間際に神界に宣戦布告したユグドラ達はもう戻れない、と告げる。 ユグドラは、神々がネシアを放置したからこの地上に争いが起きてしまったと言い、地上の王として神々を排除すると提案する。 王国軍はヘヴンズゲートを通り、制圧に向かう。その戦いは後に「神界戦争」と呼ばれる…という語りでEND。 Dエンド 剣を以てマリエッタとの戦に挑む。守護天使マリエッタの力の前に手も足も出ないが、長期戦の末にマリエッタを討つ。 マリエッタは消えるが、その間際に神界に宣戦布告したユグドラ達はもう戻れない、と告げる。 ユグドラは、神々がネシアを放置したからこの地上に争いが起きてしまったと言い、地上の王として神々を排除すると提案する。 王国軍はヘヴンズゲートを通り、制圧に向かう。 ヘヴンズゲートを進軍する王国軍達は神官兵達に会う。邪魔をする敵と見なし、神官達を武力を持って排除しようとする王国軍。 神官兵達は試験体である「367号」と呼ばれる天使で王国軍を倒そうとするが、王国軍には適わない。 神官兵達は367号を強化し、圧倒的な力を持つようになった367号とユグドラ達が再度戦闘に。 367号と神官達を討ったユグドラ達。367号は最期に「ヘクター様にデータを渡さねば」と言って絶命。 ユグドラ達は神界に向けて進軍を再開。その戦いは後に「神界戦争」と呼ばれる…という語りでEND(基本的にはCエンドと同じ結末) 525 :ユグドラ・ユニオン:2008/07/03(木) 18 27 13 ID obc08qEX0 用語 ■王都パルティナ…ファンタジニア王国の都。王家の暮らすパルティナ城がある。 ■カローナ…王国領の大都市。物語冒頭で帝国の侵略により陥落した。 ■グラン・センチュリオ…王家に代々伝わる聖剣。正義は聖剣のもとにあり、という王国の言葉を信じてユグドラが掲げる大剣。 ■転生石…ウンディーネ達の秘宝。女傑種族であるウンディーネは転生石を使って種を守っている。 ■アンク…黒薔薇と白薔薇が1つずつ持つ強力な兵器。高い威力を持つ。 ■五頭竜将(いずりゅうしょう)…帝国の皇帝ガルカーサが従える5人の将軍。軍神バルドゥス、緋雪姫エミリオ、予言者ネシア、魔剣士ラッセル、黒騎士レオン。 ■特殊部隊…暗殺から砲台の奪還、奇襲と様々な面で暗躍する帝国のアサシン達。ジルヴァ、エレナがこれにあたる。 ■レジスタンス…有志で結成された反帝国組織。マルドゥークの森を拠点に、帝国にしばしば夜襲をしたらしく、リーダーには高額の賞金がかけられている。 ■ヘクター…ゴートの七賢と呼ばれる天使達の上に立つ人物の1人。「リヴィエラ」に登場する。 ■補足1 物語の事件の大半はネシアが起こしたらしい ネシアは神々の復讐のために聖剣グラン・センチュリオを作った。聖剣の柄の部分に自分の眼を埋め、聖剣を通して様子を伺う。 聖剣を王国の王家に授け、地上に争いを振りまいて聖剣に人々の負の感情を吸わせるように仕向けた。 帝国と王国間での戦で大勢の人を斬って成長したグラン・センチュリオを使って自分の戒めを解き、神界に復讐するのがネシアの本来の目的。 また、ニーチェの姉を唆して転生石を奪ったのもネシアと思われる(ネシアが封印されている島で転生石が見つかる) ■補足2 アイギナとルシエナは元は王国の人間。 忌むべき双子だった彼女達は生後殺されそうになったが、悲しんだ母のはからいによって帝国へ逃れた。 アイギナ、ルシエナの妹にあたるユグドラは2人とは違って王宮で裕福に育ったため、アイギナ、ルシエナから憎まれている。 ■補足3 Dエンドに登場する367号は、ユグドラ・ユニオンを制作したSTINGから発売された「リヴィエラ~約束の地リヴィエラ~」に登場する男 ヘクターが命じて作らせた試作段階の告死天使(強力な戦闘力を持った天使)リヴィエラには367号とよく似た告死天使が登場する。 ■補足4 その昔王国が無かった頃、キリエの先祖「古代種」が暮らしていた。 しかし、後からやってきた人々が彼らを荒野に追い込み、彼らの生きていた場所に王国を建設した。 その事を幼い事から聞かされてきたキリエは王国を嫌っている。 ■補足5 ユグドラとミラノの「王都を奪還したら城を渡す」という約束はユグドラが攫われたあたりで有耶無耶になった だいたいこんな感じです。
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ユグドラ・ユニオン part39-517~525 517 :ユグドラ・ユニオン:2008/07/03(木) 18 14 47 ID obc08qEX0 ユグドラ・ユニオンの内容を。 GBAの作品ですが、PSPでリメイクされていて、そちらでストーリーが多少追加されてるのでPSPでの追加ストーリーも記述します。 また、プレイヤーの行動次第で仲間になったりならなかったりするのキャラもいるのですが、仲間は極力回収する方向で。 プロローグ 平和なファンタジニア王国に、新生ブロンキア帝国が攻め込んできた。 王国の都市カローナを陥落させ勢いに乗った帝国軍はついに王都パルティナに侵略。 王は絶命した。 1章 王都の南の峡谷に大剣を持った1人の少女が逃げ込んだ。少女を追うのは帝国の軍人達。 少女を見失った帝国兵は少女が辺境の砦に逃げ込んだと判断し、砦に火をかける。 その時砦の持ち主である盗賊王ミラノが帰還。怒ったミラノは帝国兵を退ける。そこでミラノは帝国に追われていた少女と出会う。 少女の名前はユグドラ・ユリル・アルトワルツ。王国の王女で、手には王家に伝わる聖剣グラン・センチュリオが握られていた。 ユグドラはミラノに王都奪還の協力を要請をし、王都奪還の暁にはパルティナ城を譲るという条件でミラノも承諾した。 ミラノ達は王国の騎士達がいるオーランド平野に到着するが、騎士団達はほぼ壊滅、残った第三騎士団が追撃部隊を相手に抵抗をしていた。 ユグドラ達は騎士団長デュランと合流し、勢いに乗って追撃部隊を撃破。 王都奪還の為ここに王国解放軍結成を宣言し、王国解放軍は戦力増強の為、東の地へ逃れる。 518 :ユグドラ・ユニオン:2008/07/03(木) 18 16 13 ID obc08qEX0 2章 援軍の要請をするために友好関係にあるエンベリア公国へ訪れた王国解放軍。そこで見たものは、エンベリアの民ウンディーネが人間を襲う惨状だった。 ユグドラ達の前に、ニーチェと名乗る子供のウンディーネが現れる。ニーチェは事の顛末を教えてくれた。 ウンディーネは一族の存続に「転生石」と呼ばれる宝が必要だが、ニーチェの姉が人間に唆されて転生石を盗み出し、奪われてしまう。 それを苦にしてニーチェの姉は自殺。残されたウンディーネ達の間に「人間の生き血があれば種の存続が可能」というデマが流れ、人を襲うようになる。 ニーチェは転生石を探すためにユグドラ達への同行を申し出た。その後和解を求めて女王エメローネのもとを訪れるが交渉は決裂。戦でエメローネは絶命した。 エンベリアを後にしたユグドラ達はヴァーレンヒルズへ。黒薔薇領主ロズウェルと白薔薇領主ロザリィが治めるその地は、お互いが持つ兵器「アンク」をめぐる戦乱状態にあった。 戦争に帝国が加担していると知った王国軍は、戦争締結を求めるが両家は全面戦争突入の準備を進める。 戦争が始まったら被害は莫大なものになる。ミラノは両家のどちらかを倒せば戦争は免れると提案。ユグドラは苦渋の決断を下す(ロズウェルorロザリィと戦闘) 片方の領主が戦死して戦争は免れたが、無事だった領主(ここではロザリィとしておきます)の元を帝国が裏切った。 領を守るべく帝国との戦闘に臨むロザリィにユグドラ達は強力を申し出て、帝国「五頭竜将」の魔剣士ラッセルと激戦の末勝利する(ロズウェル生存の場合は魔剣士ラッセル→黒騎士レオン) しかし白薔薇黒薔薇のアンクは奪われていた。帝国はアンクが目的で両家に近づいたのだ。ロザリィは己の過ちを認め、アンク奪還のため王国解放軍の傘下に入る。 その後レネシー山脈を進む王国解放軍。王国解放軍は途中訪れた集落で、王国きっての軍師ブライがこの山にいると知る。 途中、ミステールと名乗る自称主婦の女性が現れ彼女の案内でブライの元へ。しかしブライは既に戦場に立つ気は無いらしい。 そこに帝国将軍バルドゥスが急襲。相手がかつての戦争の相手バルドゥスであると知ったブライは決着をつけるべく、王国解放軍に協力。 戦乙女アイギナ部隊が到着し、窮地に立たされた王国軍だがブライの作戦により勝利する。 レネシー山脈を越えパルティナに向かう王国解放軍の元に、ブライの代わりに彼の孫娘ミステールが加わった。 519 :ユグドラ・ユニオン:2008/07/03(木) 18 17 24 ID obc08qEX0 3章 パルティナに戻って来た王国解放軍。王都は帝国兵達が幾重にも厳重な守りを固めていた。 傭兵、戦乙女部隊と交戦し、北パルティナで五頭竜将レオン、エミリオと戦う。その時王国軍のもとへミラノの親友キリエが救援に駆けつける。 南パルティナにて、帝国の特殊部隊を撃破、続いて軍神バルドゥスと戦闘。 そして帝国皇帝にしてユグドラの両親の命を奪った張本人、焔帝ガルカーサが参戦。辛くも勝利し、王都奪還を果たす。 しかし逃走するガルカーサをユグドラは単身で追いかける。ミラノはキリエにユグドラ救出を頼むが王国人を嫌うキリエは拒否。去っていく。 罠にかかり、捕らえられるユグドラ。一方ミラノ達の前に五頭竜将ネシアが現れる。彼は突然自分の兵を全滅させ、同時に自害した。 早く王女の元へ向かうように言い残して。 4章 ユグドラを拉致したガルカーサを追って、帝国に支配されたかつての王国領カローナに到着したミラノ達。 王国軍は牢塔で軟禁されていた女性を保護。女性はフローネと名乗り、帝国将軍であるラッセルの婚約者だった。元々カローナの人間だったラッセルはガルカーサに恋人の無事と引き換えに帝国将軍として戦わされていた。 牢塔外の広場でラッセルにフローネの無事を告げるとラッセルは帝国を裏切り王国軍に加わる(フローネを救出できなかった場合ラッセルは戦死) カローナ城で再びガルカーサと戦闘。しかし、それは偽物で本物は既にどこかへ逃れてしまったらしい。 王国軍はユグドラの目撃情報を頼りにマルドゥークの森へ。森ではレジスタンスリーダーのクルスが賞金稼ぎに命を狙われていた。救出すると成り行きで王国軍に加わる。 マルドゥークの森を抜けた先で不思議魔女パメラがニーチェに興味を持ち、王国軍に同行する(条件を満たした場合) その先の嘆きの谷に辿り着いた王国軍は罠にかかり、黒騎士レオン、緋雪姫エミリオ、特殊部隊ジルヴァ&エレナに挟み撃ちにされてしまう。 その時帝国内で裏切りが発生。エレナが黒騎士レオンを狙撃した。狙撃は失敗したがレオン隊は撤退し、王国軍は窮地を免れる。 裏切ったエレナはジルヴァに始末されそうになる。ミラノ達はエレナから何か情報を得られるかもと考え救出に向かう。追いつめられたエレナを見かねたキリエの援軍もあり、エレナを保護する。 しかしエレナはすぐに去ってしまった。仕方なくミラノ達は広大なロスト・アリエスの地でユグドラを探す。 ユグドラの目撃証言を得てガレオン監獄に向かう。そこに以前死んだはずのネシアが現れて急ぐよう伝えて消えた。 進軍の途中、エミリオから攻撃を受けるエレナを救出。 エレナは黒騎士レオンの妹だった。敵からも味方からも恐れられる残酷な兄を憂いたエレナは自分の手で兄を討とうと特殊部隊に入り、機会を伺っていた。結果、暗殺は失敗して今では帝国を追われる身となった。 エレナを交えた王国軍はレオンを倒す。エレナはレオンの弔いのために戦線離脱する。同時にキリエも去っていく。 ガレオン監獄で磔にされたユグドラを救出するが、焔帝ガルカーサが精鋭部隊を連れて猛追を開始。王国軍は退路に向かうが、戦乙女アイギナ部隊が退路を塞ぐ。 その時エレナが駆けつけ、高台からアイギナを狙撃。アイギナは右目を貫かれ、その混乱に乗じて王国軍は退却した。 520 :ユグドラ・ユニオン:2008/07/03(木) 18 18 10 ID obc08qEX0 5章 パルティナに戻った王国軍のもとに、占い師が訪れて帝国との戦いの激化を示唆する。聖剣の真の力があれば対抗できると言う。 聖剣グラン・センチュリオの真の力を引き出す為には聖地に赴いてユグドラが戴冠し、正式な王となる必要がある。 聖地へ向かうユグドラ道中で最近蛮族達が集落を襲っていると話を聞く。元々テンプルナイツと呼ばれる聖騎士達が治安を守っていたのだが、最近教会内部で過激派が登場。テンプルナイツは解体されてしまい、治安が守られなくなった。偶然出会ったキリエと友に教会領へ。 教会領ではテンプルナイツが帝国軍と交戦していた。ユグドラ達はテンプルナイツリーダー、ゴードンに協力し帝国兵を撃破。 教会の大司教マルディムが帝国と裏で手を組んで、教皇ヨハイムを捕らえようとしていると知る(教皇がいないと戴冠が果たせない) ヨハイムを救出し、内乱の黒幕である枢機卿ユベロンを倒して平穏が訪れた。 戴冠の地、聖地に入れるのは王家の人間と教皇のみ。ミラノ達はユグドラの戴冠が終わるのを待ち続ける。 都市の警備あたったゴードンとその地を後にしたキリエは焔帝ガルカーサの急襲を察知。キリエがその事をミラノに伝え、ミラノ達はユグドラ達が聖地に到達するまで時間稼ぎをする事に。 ガルカーサの元には重傷を負ったはずのアイギナが無傷で参戦していた。驚く王国軍。 ガルカーサは途中「覚醒の反動」により意識を失い退却。しかしアイギナだけがその場に残る。 6章 聖地ベルへイムへ訪れたユグドラに、浮かばれない魂が襲いかかる。その魂は以前でユグドラが倒したロズウェル(もしくはロザリィ)だった。 彼は魔力を求めて彷徨う欲望の塊と化していた。2度もロズウェルを倒さねばならない苦悩を越えて聖剣で亡霊を浄化した。 戴冠の時。ユグドラにティアラが与えられ、ユグドラは正式な王となった。 そこに、ユグドラとヨハイムしか入れないはずの聖地に何者かが侵入。それは戦乙女アイギナ。 ユグドラに憎しみの色を見せるアイギナ。ヨハイムに致命傷を与え、ユグドラと交戦する。 戴冠したユグドラは聖剣の真の力を発揮、アイギナを撃退する。アイギナは去っていくが、ヨハイムは命を落とした。 521 :ユグドラ・ユニオン:2008/07/03(木) 18 19 34 ID obc08qEX0 7章 ユグドラは帝国への進軍を決行する。 イシュナート要塞は軍神バルドゥスの守りと魔術師ユーディの砲撃によって突破が困難だった。 エレナの提案により、ユグドラ達が囮となっている間に、ミラノとエレナは要塞裏手の水門を開き、街を水責めにする作戦を取る。 ミラノ達は途中ジルヴァ隊と遭遇。ジルヴァは要塞内と連絡を取るべく引き返す。 ミラノとエレナは阻止すべく追撃。居合わせたキリエと共にジルヴァを討つ。ジルヴァはエレナに師として最期の言葉を遺し絶命。水門が開かれる。 要塞は水浸しになり、帝国市民達も巻き込まれる。バルドゥスは王国軍の侵入を許すと知って、あえて逃げ遅れた人の為に門を開いた。 バルドゥスは自分1人で戦うと宣言。バルドゥスの意を汲んだエミリオとユーディはその地を後にする。戦の末バルドゥスは最期を迎える。 キリエはユグドラに対し、関係の無い一般人を巻き込む戦いを非難した。 これでは帝国とやってる事が同じだと主張するキリエ。 ユグドラは困りつつもこちらからやらなければまた帝国は王国を侵略すると反論。ユグドラはファンタジニア王国の王として、王国を守らなくてはいけない。 キリエは付き合っていけないと言って去っていくが、キリエも内心ユグドラの主張は理解していた。 ユグドラだったらなんとかできるかも、と心のどこかでそう思っていたのだった。 イシュナートを越えた王国軍は帝都フレアヴェルグへ向かうが、その途中のバルドーの丘で帝国の民間人から結成された義勇兵達が行く手を阻んだ。 ユグドラは武装解除するよう叫ぶが義勇兵達は頑なに拒む。モニカ、カナンと名乗る義勇兵のリーダー達を筆頭に王国軍に剣を向けるが戦力差は大きく、王国軍は連勝。 民間人が死んでいく様を見て緋雪姫エミリオが援軍に駆けつけるが、モニカとカナンは戦死した。 まるで虐殺のようだと、ユグドラは戦いについて悩むようになる。 続くドロミナス湿地帯でも義勇兵達とエミリオ隊が行く手を阻む。その地でエミリオは落命し、王国軍は帝都へ辿り着く。 522 :ユグドラ・ユニオン:2008/07/03(木) 18 21 33 ID obc08qEX0 8章 ガルカーサの異母妹エミリオの死がガルカーサに伝えられた。ガルカーサは独り、エミリオに愚かな兄を許してくれ、と呟いた。 帝都の入り口の凱旋門で、ユグドラは焔帝ガルカーサに最後の通告を行う。武力放棄を訴えるユグドラにガルカーサは嘲笑った。もはやどちらかが倒れるまで、この戦いは終わらないと。 そして宮廷魔術師ユーディがヴァーレンヒルズで奪った2つのアンクを使って作った「アンクカノン」を照射。王国軍は手も足も出ない。 やがてキリエがそこに現れる。そして、キリエは何かを決意したかのように、ユグドラに語りかける。ユグドラがそんなに悩んでいたら、ユグドラを信じてついてきた皆はどうなるのか、と。 キリエは涙を流す。「ウチ、道を作って来るね」と叫ぶ。ミラノの必死の制止も聞かず、アンクカノンに特攻した。 大爆発を起こし、辺りは焦土となる(キリエとユーディが戦死) ミラノはキリエの死を無駄にするな!と全軍突撃の指示を出す。 帝都内に進軍した王国軍の前に残るは焔帝ガルカーサと戦乙女アイギナ部隊のみ。しかし、そこには戦乙女アイギナが2人いた。 実はアイギナはもともと双子であって、姉ルシエナと妹アイギナが交互に王国軍の前に姿を現していた。(妹アイギナは右目に重傷を負っている)ルシエナ、アイギナとの因縁に決着をつける(アイギナかルシエナ、どちらかを倒す。ここではルシエナを撃破としておきます)。 敗れたルシエナはアイギナに私たち姉妹の無念を晴らして、と遺して死亡。ガルカーサはアイギナに一度引くよう告げた。アイギナは姉と同じく戦うと主張するが、ガルカーサは最後の手段を使うと言う。そのためにお前が必要だと言い、アイギナは承諾した。 防戦を続ける帝国軍。連戦を重ねてついにアイギナもまた戦死する。ガルカーサに私達姉妹を亡き者にした王国を討ち取って下さいと懇願して。 お前も逝ってしまったか、と呟くガルカーサは、最後の手段に出る。 ガルカーサは自身の身体に流れている煉獄の魔竜ブロンガの血を覚醒させ、辺りは灼熱の空気に包まれた。 帝国の信仰の対象となっている魔竜ブロンガを、ガルカーサは自らの身体を生贄にして復活させようとする。 魔竜ブロンガが復活してしまったら地上は魔竜に破壊されてしまう。深淵にガルカーサが辿り着く前に、ガルカーサを討たねばならない(失敗したらBエンド) あと一歩の所でガルカーサにとどめをさしたユグドラ達。ガルカーサは最期を迎える。 強い者が王となるという考えのガルカーサは、ユグドラに対して見事だった、と告げた。ユグドラは力で治める世界は虚しいだけだと言う。ガルカーサは嘲笑し、それでも自分達を打ち破ったユグドラ達の想いを、我々が忘れる事はないだろうと言い残し、力尽きた。 523 :ユグドラ・ユニオン:2008/07/03(木) 18 23 44 ID obc08qEX0 9章 ガルカーサを倒して、ユグドラは聖剣について考える。聖剣のもとに正義があるという王国の教えを信じて戦って来た。けれど聖剣を間違った人間が持ったら大変な事になる、と。 その時兵から連絡が来る。海の底から突然島が浮上してきたと。グラン・センチュリオが共鳴しだしたその島の調査に向かうユグドラ達。 島は上昇を続け、空へ向かう。そこに予言者ネシアが現れる。臨戦態勢を取るユグドラ達の前に、ネシアはユグドラ達がよく知るある人物を召還する。 その人物は凱旋門でアンクカノンに特攻し、命を落としたキリエだった。 ユグドラは聖剣を通してキリエの心の声を聞く。それは自分を殺してというものだった。今は無理矢理生かされている、苦しい…という声に、ミラノ達はキリエを倒して魂を解放させる決意をする。 キリエの魂は解放された。キリエは、ネシアの事をユグドラ達に伝える。 ネシアは大昔に神界を追放された堕天使で、神々への復讐を企てているから、ネシアの思い通りにしてはいけないと。 そして、自分も本当はユグドラ達の作る世界に入れて欲しかったという事を。 言いたかった事を全て伝えると、キリエはなんだか眠くなって来た、と言い、ミラノ達に看取られながら浄化していった。 島は上昇を続ける。島にある大聖堂に立つネシアのもとへユグドラ達が向かう。 ネシアは聖剣グラン・センチュリオは自分が作ったものだから返して欲しい、と言い出した。ユグドラ達は一同に驚く。 ネシアの本体は神界を追放され、鎖に繋がれ海の底に沈められた。ネシアは聖剣グラン・センチュリオを創り、ファンタジニア王国に譲渡した。グラン・センチュリオは人を斬る毎に、人の負の感情を吸収していく。そして強くなったグラン・センチュリオで神々の復讐するのだと。 ユグドラはネシアの要求を拒む。力づくで奪い返そうとするネシアを聖剣を以て倒した。 ネシアは笑う。それならば、ユグドラの作る世界がどんなものか見せてもらう、もう何も映しはしないその瞳で、と言い残して死んだ。聖剣は正義の象徴ではなかった、と呟くユグドラをよそに、ネシアが倒れた後も島は上昇を続ける。 ようやく止まったそこは地上と神界の入り口へヴンズゲート。たたずむアークエンジェルのマリエッタがユグドラ達に語りかける。地上での争いの先に聖剣グラン・センチュリオはいつもあった。貴方達は神界でもその剣を振るうのかと。 剣を封印するか、剣を以て大罪を為すかという選択を迫られ、ユグドラは結論を下す(剣を封印するとAエンド。マリエッタと交戦するとCエンド。PSP版ハードモードの場合のみ、その先にいる神官達と戦った後にDエンドを迎える)。 524 :ユグドラ・ユニオン:2008/07/03(木) 18 24 57 ID obc08qEX0 エンディング Aエンド 聖剣を封印したユグドラ。武力を捨て、平和な国家を築いていいく事を宣言。 ミラノは自分もユグドラに付いていくと言い、王国軍達も争いの無い世界を築いていく事に賛成する。 その様子を見たマリエッタは地上にひとすじの希望を見出して、自分の持つ杖「叡智の聖杖」をユグドラに託す。 後にユグドラが治める国は繁栄していった、という語りでEND Bエンド 魔竜ブロンガが復活し、世界が炎に包まれてEND。 Cエンド 剣をもってマリエッタとの戦いに挑む。守護天使マリエッタの力の前に手も足も出ないが、長期戦の末にマリエッタを討つ。 マリエッタは消えるが、その間際に神界に宣戦布告したユグドラ達はもう戻れない、と告げる。 ユグドラは、神々がネシアを放置したからこの地上に争いが起きてしまったと言い、地上の王として神々を排除すると提案する。 王国軍はヘヴンズゲートを通り、制圧に向かう。その戦いは後に「神界戦争」と呼ばれる…という語りでEND。 Dエンド 剣を以てマリエッタとの戦に挑む。守護天使マリエッタの力の前に手も足も出ないが、長期戦の末にマリエッタを討つ。 マリエッタは消えるが、その間際に神界に宣戦布告したユグドラ達はもう戻れない、と告げる。 ユグドラは、神々がネシアを放置したからこの地上に争いが起きてしまったと言い、地上の王として神々を排除すると提案する。 王国軍はヘヴンズゲートを通り、制圧に向かう。 ヘヴンズゲートを進軍する王国軍達は神官兵達に会う。邪魔をする敵と見なし、神官達を武力を持って排除しようとする王国軍。 神官兵達は試験体である「367号」と呼ばれる天使で王国軍を倒そうとするが、王国軍には適わない。 神官兵達は367号を強化し、圧倒的な力を持つようになった367号とユグドラ達が再度戦闘に。 367号と神官達を討ったユグドラ達。367号は最期に「ヘクター様にデータを渡さねば」と言って絶命。 ユグドラ達は神界に向けて進軍を再開。その戦いは後に「神界戦争」と呼ばれる…という語りでEND(基本的にはCエンドと同じ結末) 525 :ユグドラ・ユニオン:2008/07/03(木) 18 27 13 ID obc08qEX0 用語 ■王都パルティナ…ファンタジニア王国の都。王家の暮らすパルティナ城がある。 ■カローナ…王国領の大都市。物語冒頭で帝国の侵略により陥落した。 ■グラン・センチュリオ…王家に代々伝わる聖剣。正義は聖剣のもとにあり、という王国の言葉を信じてユグドラが掲げる大剣。 ■転生石…ウンディーネ達の秘宝。女傑種族であるウンディーネは転生石を使って種を守っている。 ■アンク…黒薔薇と白薔薇が1つずつ持つ強力な兵器。高い威力を持つ。 ■五頭竜将(いずりゅうしょう)…帝国の皇帝ガルカーサが従える5人の将軍。軍神バルドゥス、緋雪姫エミリオ、予言者ネシア、魔剣士ラッセル、黒騎士レオン。 ■特殊部隊…暗殺から砲台の奪還、奇襲と様々な面で暗躍する帝国のアサシン達。ジルヴァ、エレナがこれにあたる。 ■レジスタンス…有志で結成された反帝国組織。マルドゥークの森を拠点に、帝国にしばしば夜襲をしたらしく、リーダーには高額の賞金がかけられている。 ■ヘクター…ゴートの七賢と呼ばれる天使達の上に立つ人物の1人。「リヴィエラ」に登場する。 ■補足1 物語の事件の大半はネシアが起こしたらしい ネシアは神々の復讐のために聖剣グラン・センチュリオを作った。聖剣の柄の部分に自分の眼を埋め、聖剣を通して様子を伺う。 聖剣を王国の王家に授け、地上に争いを振りまいて聖剣に人々の負の感情を吸わせるように仕向けた。 帝国と王国間での戦で大勢の人を斬って成長したグラン・センチュリオを使って自分の戒めを解き、神界に復讐するのがネシアの本来の目的。 また、ニーチェの姉を唆して転生石を奪ったのもネシアと思われる(ネシアが封印されている島で転生石が見つかる) ■補足2 アイギナとルシエナは元は王国の人間。 忌むべき双子だった彼女達は生後殺されそうになったが、悲しんだ母のはからいによって帝国へ逃れた。 アイギナ、ルシエナの妹にあたるユグドラは2人とは違って王宮で裕福に育ったため、アイギナ、ルシエナから憎まれている。 ■補足3 Dエンドに登場する367号は、ユグドラ・ユニオンを制作したSTINGから発売された「リヴィエラ~約束の地リヴィエラ~」に登場する男 ヘクターが命じて作らせた試作段階の告死天使(強力な戦闘力を持った天使)リヴィエラには367号とよく似た告死天使が登場する。 ■補足4 その昔王国が無かった頃、キリエの先祖「古代種」が暮らしていた。 しかし、後からやってきた人々が彼らを荒野に追い込み、彼らの生きていた場所に王国を建設した。 その事を幼い事から聞かされてきたキリエは王国を嫌っている。 ■補足5 ユグドラとミラノの「王都を奪還したら城を渡す」という約束はユグドラが攫われたあたりで有耶無耶になった だいたいこんな感じです。
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ユグドラ・ユニオン 関連ソフト ナイツ・イン・ザ・ナイトメア 簡易紹介 重厚なストーリーを背景に、多彩なキャラクターが縦横無尽に動き回るファンタジーRPG。 (製品情報から引用) GBA版→PSP版の変更点 新キャラクター、新マップ、キャラクターボイスの追加 データ 公式サイト GBA版、PSP版、製品情報(GBA版)、製品情報(PSP版) 発売元 スティング 開発元 ジャンル タクティカル・ファンタジーRPG 対応機種 GAMEBOY ADVANCE、PSP 発売日 GBA版:2006年3月23日、PSP版:2008年1月24日 価格(税込) GBA版:6090円、PSP版:4980円 廉価版 なし キャラクターデザイン きゆづきさとこ/カードデザインは戸部淑 シナリオライター 音声量 GBA版:なし、PSP版:あり 恋愛要素 主人公 複数の女主人公ユグドラ(声:中原麻衣)ミラノ(声:沢城みゆき) 備考 主人公が女のゲームタイトル 486 名前:名無しって呼んでいいか? :09/11/20 21 04 06 ID ??? PSPで出てるユグドラ・ユニオンってプレイした人いる? どうもシステム面は好き嫌い分かれる感じっぽいけど、シナリオとかキャラはどう? 487 名前:名無しって呼んでいいか? :09/11/20 22 59 08 ID ??? PSP版ユグドラ・ユニオンやったよ ゲームとしてはすごく面白いし嵌ってやり込んだんだが人を選ぶな多分 あとシナリオ面にはあまり期待しないほうが良い 買った当時はユグドラを巡って何か恋愛要素でもないかな、と思ってたんだが そもそもそういう要素が期待できるレベルのゲームではなかったw ただ盗賊とのやり取りはなかなか深読み出来て微笑ましい 乙女@一般ゲーム総合スレッド その2 652 名前:名無しって呼んでいいか? :08/01/20 14 46 35 ID ??? 今度PSPで出る「ユグドラユニオン」ってGBかなんかの移植だと思うんだが これやったことある人いるか? 主人公姫みたいだし、乙女要素あるかとか教えてホシイ 655 名前:名無しって呼んでいいか? :08/01/22 15 48 10 ID ??? ユグドラユニオンは乙女萌えは薄いよ。 ゲーマーな自分には面白かったけど、戦闘がタルい。 戦闘も時間かかるし。 絵は可愛いから好きなんだけど。
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Y&K氏が製作したオリジナルキャラクター。 大きな球体を二つ持った、ピンク色の人間型である。オトナシと同じく3Dで作られたキャラである。 声はカンフーマンのものを加工したものと思われる。 現在はY&K氏のサイトが消滅しているため、残念ながら入手不可。 攻撃は2つのボールを飛ばしたり回転させたりで行っていく。 全体的に攻撃範囲が広く、特に球(回転)は自分を中心とした広範囲に攻撃できる。 ただ、飛び道具に値する技や崩せる技がないので、ガードを固められると一気に苦しくなる。 Nori氏によるAIパッチも公開されている。 出場大会 電波的な彼女彼氏他のトーナメント オールスターゲージ増々トーナメント 無茶?無謀?第5弾 『成長+大貧民』 ゲージ増々タッグトーナメント 『球体連合』vs『QB連合』プチ対抗戦 MUGEN祭 大盛りシングルトーナメント 球体集合!玉入れ大会 男のオリジナルキャラクタートーナメント 第4回遊撃祭 大規模!作品別 成長ランセレサバイバルバトル 手書きキャラonlyトーナメント 【MUGEN】でユグドラ・ユニオンやるよー 凍結 テメェら誰だグランプリ 統祭!MUGEN勢クロスバトルカーニバル!! 【クロバト!】 出演ストーリー 黄金の仮面伝説(第21話) 宝石少女とツギハギのカミサマ
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登録日:2010/04/20(火) 22 06 32 更新日:2023/10/10 Tue 00 13 43NEW! 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 Android DS GBA Nintendo Switch PSP Steam iOS ゲーム ゲームボーイアドバンス スティング ニンテンドーDS ブレイズ・ユニオン マリエッタの受難始まる ユグドラ・ユニオン 寄って斬ります 寄らなくても斬ります 寄らば斬ります 寄らば斬ります私が斬ります 覇王伝 『ユグドラ・ユニオン』(Yggdra Union)とは、スティングから2006年3月23日に発売されたGBA用ファンタジー・タクティカルRPG。 キャラクターデザインはきゆづきさとこ、カードデザインは戸部淑。 2008年1月24日に新キャラ、新マップ、キャラクターボイスなどを追加したPSP版が発売された。 2019年にスマホアプリ化され、それ以外のプラットフォームでは2020年3月にNintendo Switch、2023年2月にSteamでそれぞれ展開されている。 ちなみに2008年9月25日発売のDSソフト『ナイツ・イン・ザ・ナイトメア』の特別版にはGBA版が同梱された。在庫処理じゃありませんよ? ◆ストーリー 古来より神々の血を受け継いだ王家の一族によって統治され、豊かで安定していたファンタジニア王国は、新生ブロンキア帝国の侵攻を受ける。国土は侵略され、国王は命を落とし、王都パルティナは遂に陥落する。 王女ユグドラは、代々ファンタジニア王にのみ受け継がれてきた聖剣「グラン・センチュリオ」を手に逃げ延びて行くが、盗賊王のミラノと出会い、共に王国の再興に向けて戦い始める…… ◆キャラクター紹介 王国軍 ○ユグドラ ○ミラノ ○デュラン CV 私市淳 ファンタジニア王国第三騎士団の団長。 LUKが低いが、他のステータスは優秀。 プレイヤーによってはニーチェのあまりの可愛さに心奪われため、彼が終始二軍になる。 ○ニーチェ ○ロズウェル CV 金子英彦 ヴァーレンヒルズの北半分を占める黒薔薇家の総帥。 われらがバナナン総帥。後々の攻略のしやすさから、大抵は粛清されてしまう。 ごめんよバナナン…… 夜間の転移移動は若干クセがあるが使いこなせると楽。 ○ロザリィ CV 佐藤朱 ヴァーレンヒルズの南半分を占める白薔薇家の総帥。 ロザリィさんじゅうきゅうさい。 火炎無効で焔帝やウィッチを殴り倒す事が可能なため、初回プレイではお世話になる。 錆びた鎖・目隠し布・ロープなど拘束具の士気回復量が最高値なドMである ○ラッセル CV 渡辺武彦 『魔剣士』の通り名を持つ五頭竜将の一人。人質として捕らえられている婚約者を開放すると仲間になる。 GENの低さから開幕から瀕死になることが多い。通称『負剣士』 ユグドラ合流後はさらに存在価値が…… ○クルス ○エレナ ○ミステール CV 鎌田梢 PSPから新規追加されたキャラクター。 隠居した天才軍師・ブライの孫娘。レネシー山脈の火口近くに住んでいる。自称主婦 ステータスは夜襲とどっこいだが、チートすぎる武器相性、専用カードで、どうとでもなる。 ○パメラ ○キリエ CV 榊原ゆい ミラノの幼馴染のグリフォン使いで、古代種の末裔。愛獣のアルと共にミラノの窮地に駆けつける。 よくツンデレと言われるが、結局デレる場面はない。 一人称は「ウチ」 スポット参戦ではあるが毎回ミラノに準ずる強さで登場するので頼りになる。 帝国軍 ○ガルカーサ ○アイギナ ○バルドゥス CV 稲田徹 五頭竜将の一人。通称「軍神」 配下のガーディアンナイトと供に難攻不落のイシュナート要塞を守る老将。 ○エミリオ CV 野中藍 五頭竜将の一人、「緋雪姫(ひせつき)」と称される。焔帝ガルカーサの異母妹でゴスロリボクっ娘。 ○レオン CV 金子英彦 五頭竜将の一人、「黒騎士」と恐れられている。 エレナの実の兄。 ○ネシア CV 三宅淳一 五頭竜将の一人、預言者の異名を持つ。 「困った人たちだ」が迷台詞の人だが、一番困った人はこの人。 ○ユーディ CV 前田愛 帝国軍魔導部隊を率いる宮廷魔術師。砲撃大好きなドS28歳。 ○インザーギ CV 藤原勝也 帽子の定期便 ○ミゼル CV 三宅淳一 靴の定期便。PSP版では状態異常付加とボイスでウザさが増した。 ◆システム ゲームの流れに沿ってシステムの説明をする。 ●出撃ユニット、タクティクスカード選択 各マップの開始前に、出撃するメンバーとマップごとに決められた枚数のカードを選択する。 カードにはそれぞれ移動力、攻撃力が設定されているのでそれらを参考に。 マップの攻略難易度を決定する非常に重要な場面。 →マップ攻略開始 ●カード選択 開始前に選んだカードの中から、ターン開始時に一枚を選ぶ。 選んだカードに記された移動力のぶんだけ移動できる。 注意すべきは、移動力は全ユニットで共有するという点。 選んだカードの移動力が10だったら、誰か1人を10マス移動させると他のユニットは移動できなくなる。 敵ユニットに隣接した場合は戦闘を仕掛けることができる。 →戦闘 戦闘開始前に、戦闘を仕掛けたユニット(ユニオンリーダー)と仕掛けられたらユニットを中心に「ユニオン」が結成される。 「ユニオン」は、一定の範囲内にいる味方を戦闘に参加させるというもの。 例えば味方のユニットAとBがユニオンを組んで敵ユニットaと戦うと、A対aのあとにB対aが行われる。 連戦ハンデなどもあるので、不利な敵に対してもユニオンを組むことで勝てる場合がある。 当然、敵もユニオンを組んでくるので、いくら強くても単騎で突撃するとたいていはフルボッコにされる。 ユニオン内での戦闘順は、ユニオンリーダーからの位置で決定され、戦闘前に自分で入れ替えることはできない。 敵のユニオンを見て、有利になるように配置することが必要になるので、移動力の管理が重要な要素になる。 →戦闘開始 戦闘は8対8(騎兵などの大型ユニットは4)の半オートバトル。 仕掛けた側の先制攻撃→仕掛けられたら側の反撃→白兵戦 となる。 戦闘中にプレイヤーができることは基本的には攻勢に出るか守勢に入るかの指示のみ 攻勢→攻撃力上昇。ゲージ消費。 守勢→攻撃力低下。ゲージ回復。 となっている。攻勢に出ているほうが勝ちやすい。 ユニットには武器タイプが設定されていて、それによって有利な相手、不利な相手がいる。不利でもステータスや他の要因(得意な地形など)によっては攻勢に出れば勝てなくもないがかなり厳しい。ただし、条件を満たした状態でゲージがMAXになると強力なスキルを使うことが可能。相性をひっくり返すほどの効果を持つスキルもあるので、ゲージを溜めたほうがいい場合もある。 声付き&難易度低めならPSP版、ドット絵好きならGBA版がオススメ。 しかし、ゲーム難易度はSRPGに慣れてないと高確率でゲームオーバーを連発するレベル。 (実際にはゲームオーバーになっても経験値などが引き継がれ、同ステージのゲームオーバー回数に応じて敵が弱体化する手心システム的なものがあるため、根気があれば必ずクリアできるような仕様にはなっている) また、見た目に寄らずシナリオもダークで血生臭いものとなっている。 イラストでホイホイされ買うと、泣きを見るので購入は計画的に。 クルス「追記・編集っていうのはどうかな?」 ユグドラ「…………」 ミラノ「なかなかいいアイデアはねーな…」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 棺担ぎのクロで耐性もちの自分に隙はなかった -- 名無しさん (2015-09-26 09 24 32) スマホ版出てたけどswitch版も発売決定か。インザナやリヴィエラも来ないかねぇ -- 名無しさん (2020-02-13 00 23 02) 正に見た目が可愛いのにシナリオのダークさに唖然とさせられたわ。ガルカーサとは和解したかったな… -- 名無しさん (2020-04-05 11 30 27) ユグドラ一行を迎撃するために五頭竜将を全員集めてぶつけてくるガルカーサのクソ真面目っぷりとか、普通に仲がいい五頭竜将+ユーディとか、この手の戦記物としては割と掟破りな展開も多い。特にガルカーサがクソ真面目なおかげで中盤の山場はマジで難易度がきつい -- 名無しさん (2021-07-07 20 31 17) Switch版も発売おめでとう。現行機種でも遠慮無く突撃してくるガルカーサに蹂躙されよう! -- 名無しさん (2021-09-01 09 34 28) 序盤を過ぎた辺りからシナリオ的にもゲーム的にも本気で帝国が殺しに来るからとにかくピンチのピンチのピンチの連続。それらの苦難を乗り越えた後半で味わえるジハードの爽快感……どころではないあの展開よ -- 名無しさん (2021-09-01 10 43 57) ↑ラストの展開を考えるとジハード解禁による爽快感でヒャッハーになるか、もう身も心もボロボロになって戦う必要が無いなら戦いたくない…ってなるかプレイヤーの心理を試しているのかもしれんね。もちろんユグドラの言うように「お前ら神々が無能なせいでこんなんなってんだ」というのを思い知らせる展開でもある -- 名無しさん (2021-09-01 11 34 20) 聖剣どころかガチの魔剣というグラン・センチュリオ。ファンタジア王国も真黒すぎる -- 名無しさん (2021-09-01 11 42 44) とりあえずシールドバリアを育てておけば難易度はかなり下がる -- 名無しさん (2021-11-01 22 42 58) リメイクではないシリーズ最新作が欲しくなる(強欲 -- 名無しさん (2023-02-14 01 35 49) 序盤にファンタジー有りと見せかけて、その実とても生々しい戦争を描いてくれてて実によかった(switch勢 -- 名無しさん (2023-10-08 21 17 57) ↑亡国の王女が盗賊の少年と出会って王道の貴種流離譚を……というストーリーの導入から、中盤以降の「理由がどうあれ、正当性がどうあれ、戦争したら絶対人は死ぬし泣く人も怒る人も出て取り返しがつかないんだよ」ってシナリオ運びが見事だわ -- 名無しさん (2023-10-09 11 07 15) 主人公たちが敵国の城塞都市を住民ごと水攻めして「この子だけは助けてください!」って命乞いされるゲームもそうそうないな。 -- 名無しさん (2023-10-09 23 35 17) インザナも出たけどシリーズの完全新作が出る世界線ははここじゃない。。 -- 名無しさん (2023-10-10 00 13 43) 名前 コメント
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注意 ここでは、GBA版『ユグドラ・ユニオン』(スルメ)と、そのPSPリメイク版以降(良作)について紹介する。 ユグドラ・ユニオン 概要 ゲームシステム タクティクスカードについて 戦闘について 士気について パラメータについて アイテム 評価点 賛否両論点 問題点 総評 ユグドラ・ユニオン(PSP版以降) 概要(PSP以降) 変更点・評価点(PSP以降) 問題点(PSP以降) 総評(PSP以降) 余談 ユグドラ・ユニオン 【ゆぐどら・ゆにおん】 ジャンル シミュレーションRPG 対応機種 ゲームボーイアドバンス 発売・開発元 スティング 発売日 2006年3月23日 定価 5,800円 判定 スルメゲー ポイント おっさんですらかわいいキャラデザキャラデザと相反するような血生臭すぎるシナリオ独特かつ複雑すぎるシステムの数々沐浴イベントは健在 Dept.Heaven.Episodes.シリーズ・ユニオンシリーズリンク 概要 ゲーム開発会社スティングの看板シリーズ『Dept. Heaven Episodes』の2作目。 前作『Riviera ~約束の地リヴィエラ~』とは世界観を共有しており、一部キャラクターやアイテムが共通している。 キャラクターデザインは四コマ漫画『GA 芸術科アートデザインクラス』『棺担ぎのクロ。~懐中旅話』などで有名なきゆづきさとこ氏が担当。 ゲームシステム タクティクスカードについて 全体的にカードの影響が大きく反映されるシステムをしており、出撃時に持っていくタクティクスカードを選択後、ターンの最初に味方側は毎回カードを一枚選択する。カードには「移動力」「スキル」「エース特性」「スキル使用条件」「Power」が設定されている。 移動力は名前通りにキャラクターを移動させる時に使う。1マスにつき1ポイント消費。ポイントは共有であり次のターンに持ち越しはできない。 行動済みの概念は戦闘を仕掛けた1人のみで、それ以外のキャラは後述のユニオン参加やアイテム発見や村を訪ねたりしても残りポイントがあれば自由に動ける。 Powerはカードの攻撃力。戦闘勝利時にこの数値を基準にして相手の士気を減らしてゆく。戦闘の中でこのカードのPowerは成長していく。 なお、各カードは1ステージに1回ずつしか使えない。持ってきたカードを全種類使い果たしたら、ゲームオーバーとなる。ただし、攻略中に新たな指示が出た場合は、使用済みのカードもまた使えるようになる。 マップ上で敵に隣接し、スタートボタンを押して戦う相手を選ぶと戦闘に入る。 この時に「ユニオン」と呼ばれるものを結成し、敵に隣接して最初に戦うキャラクターは「ユニオンリーダー」と呼ばれ、カードのスキルが使えるかどうかにも関与する。 ユニオンリーダーが男性なら斜め・女性なら縦横方向に2マスの範囲内にいる仲間はユニオンとして戦闘時に駆り出される。 また、さらにユニオンとして参加するユニットから男性なら斜め・女性なら縦横方向の1マスの範囲内にいる仲間は「リンク」され、同様にユニオンとして駆り出される。 戦闘時にお互いのユニオン数に差がある場合、少ない方の陣営は同じユニットが連戦する事になる。連戦する度にペナルティが発生し、戦闘が戦力の少し減った状態でスタートする。 すなわち、強力なユニットでも囲んで袋叩きにすれば連戦によるペナルティで勝つチャンスが生まれるという事である。 敵味方問わず、戦闘は1ターンに1人しか仕掛けられない。そのためユニオンは1ターンに複数の戦闘を一気に起こすシステムとしての側面もある。 スキルは戦闘中に攻撃・防御・回復など様々な効果をもたらす必殺技。 カードに設定されたエース特性と同じ種類の武器を持っているユニットがユニオンリーダーになると、スキルがその戦闘で使えるようになる。 上のエース特性を満たした上でスキルの使用条件も満たすとスキルが発動できるようになる。条件は職種・時間帯・地形などさまざま。 時間帯はターンの経過によって進み、村などは夜に尋ねても寝静まっていてアイテムや情報がもらえないこともある。ステージ次第では時間帯が固定されているなどどうしても発動条件を満たせないスキルもある。 戦闘について 1回1回の戦闘は6vs6での殴り合い(ヘッド1人とその部下5人の構成)。まず最初に攻撃側が6人全員での突撃を行い、それに対して残った敵全員による反撃が行われた後は、白兵戦でお互いが体力を削り合う。ユニオン数が相手より少なく複数回戦闘するユニットは、部下5人が連戦ごとに一人ずつ減るペナルティがある。これが戦力の低下である。 人数は突撃と反撃の威力に関係するが、その後の攻撃力には無関係で戦闘中の体力ゲージのような物。人数減少は次の戦闘には引きずらず、ペナルティがなければ戦闘毎に部下5人が揃っている。 白兵戦時には武器や地形などの優劣が記号で表示され、その値と双方の攻撃力の差などが基礎ダメージとなる。この基礎ダメージをどちらかが倒れるまで与え合う。 この時十字キーの左右で作戦変更ができ、左なら攻撃を緩める代わりに画面上にあるゲージを溜めるPassive、右ならゲージを消費する代わりに攻撃を激しくするAggressiveになる。BGMの曲調も変化する。 放置よりもゲージを溜めてゲージを使って攻撃するほうが基本的に有利で、TECが高いほど、またカードの移動力が低いほど、最初から多くのゲージが溜まっている。 戦闘後に残ったゲージはユニオンを組んだ仲間の連戦へと加算される。 Aggressive状態では相性が上昇して攻撃力が上がり、一部のユニットの攻撃に属性が付く。 属性が無効化にされてしまう相手にはAggressiveを使用しないほうが有利に戦える。 ゲージを一杯にしてスキルが発動可能ならAボタンを押す事で発動できる。ボタンを一定時間押し続けて離すと発動するタイプと、ボタンを押している間だけ効果が発揮されるタイプがある。 敵にもゲージが存在するがこちらとは違い自動で溜まっていき、一本分溜まる敵がRage状態というこちらのAggressive同様の状態になり、一部ユニットには属性が付き、攻撃力や相性も上がる。二本目が貯まると属性は付かなくなるがさらに攻撃力が上昇し、使用条件を満たしていれば即座にスキル攻撃を使ってくる。 ユニオンによる連戦で自軍が負ければ次の戦闘で敵側ゲージが0になるという要素があり、わざと負けて敵ユニオンに含まれた強い敵に対処するという戦術も可能。 戦闘ではお互いに「ヘッド」と呼ばれるリーダー格のキャラクターがおり、他のモブキャラより体力が多い。基本的にヘッドは戦闘の最後まで戦うが、何らかの理由により先に倒されるとスキルや作戦変更が出来なくなる。 突撃時にはランダムでクリティカルが発生し、受けるとヘッドが倒されてモブキャラもパニック状態になってしまう。また、戦闘中にはランダムでヘッドによるフラッシュアタックが発生し、通常より威力が高い他に発動中やチャージ中のスキルを中断させる効果がある。 フラッシュアタックがPassive中に発動すると損でありAggressive中に発動すると得。といってもフラッシュアタックは確率発生で制御できない要素なので気分の問題だが。 騎兵やゴーレムなど大型のユニットは「Lサイズ」と区別され、有利/不利が強調されている。通常のユニットが6人(ヘッド1人と部下5人)で戦闘に臨むのに対し、Lサイズは3人(ヘッド1人と部下2人)で戦闘に臨む。 3回以上連戦にならないとペナルティを受けない。相手の兵数を自陣と同じにするスキルが有利に使える。反撃や士気減少の人数効果が人数半分なので1人あたり2倍あり、ヘッド1人残った勝利も通常サイズならヘッド1人+部下1人残ったのに相当する士気減少効果を持つ。などLサイズ特有の有利がある。 しかし一台につき1人を強制的に倒す投石器を使われると致命傷になる。などLサイズ特有の不利もある。 武器同士に相性が存在。 剣は斧に、斧は槍に、槍は剣に強い。どこぞの手強いシミュレーションを意識したのか、同じすくみになっている。 更にその3武器全てに強いのが杖(いわゆる魔法攻撃)。そして杖は弓に弱い。 弓はやや特殊で、攻撃の際は反撃を受けないものの防御時に反撃することも出来ない。 敵ユニット限定の鎌は、杖と同様剣、槍、斧に有利が付き、さらに弱点がない強力な武器。 グリフライダーは特殊でナイト系に非常に強いがハンターに非常に弱いという特性がある。これはどちらかというとプレイヤー側に不利な仕様。(*1) 士気について 体力のようなもの。戦闘に勝利するとカードのPowerに様々な倍率が掛かり、出された数値だけ相手の士気を減らす事が出来る。0まで減らすとそのユニットは撤退or死亡し、マップから消える。 勝利時に相手の士気を減らす量は、残り人数・パラメータの差・相手の地形防御・各種ボーナスで計上される。強力なカードでも地形防御や接戦で士気をあまり減らせない事もあれば、弱いカードでも状況次第で大打撃になりうる。 敗北しない限り士気は減らないし、場合によっては敗北しても士気が減らないこともある。士気が少なくても戦闘で不利になったりはしない。 味方ユニットの士気が0になっても通常は撤退でそのマップから離脱するのみで、マップクリア後に士気1の状態で復活している。ただし、一部のキャラクター(大抵のマップでは主人公+ヒロイン+α)の士気が0になると、その時点でゲームオーバーになる。 ちなみに士気の回復は出撃前にアイテムを消耗することによってのみ可能。 パラメータについて 主なパラメータはGEN(統率)、ATK(攻撃)、TEC(技能)、LUK(幸運)の4種類。GENは防御全般、ATKは突撃反撃以外の攻撃や勝利時の士気ダメージ、TECはスキルや初期ゲージのほかに突撃と反撃の威力にも影響する。 能力は数値ではなく大小の星の数で表示される。パラメータとして機能するのは大きい星のみ。小さい星は溜まれば大きい星になる経験値のようなもの。 「☆*********」(能力値1 小9)なら、小星が1増えて10になると「☆☆」(能力値2 小0)に成長する。大きい星で小さい星2つ分の欄が埋まるため、次は「☆☆*******」(能力値2 小7)に小星が1増えて8になると「☆☆☆」(能力値3 小0)に成長するという具合。☆(1=最小値)から☆☆(2)に成長するには小星10必要なのに対して、☆☆(2)から☆☆☆(3)へは小星8、☆☆☆☆☆(5)から☆☆☆☆☆☆(6=最大値)だと小星2で済むという、得意分野は伸ばしやすく苦手分野は伸びにくい成長システムになっている。 序盤でやたらと強くならないのに後半で一気に強くなるのはこのカラクリである。 なお、食べると能力値が上昇する(*2)TO EATアイテムは小星の数に関わらず大星が増える効果のため、大星1小星0のキャラにとっては小星10に相当し、大星2小星0のキャラにとっては小星8に相当して、苦手分野ほどお得感がある。ただし小星0になるので、大星2小星3だと小星+5個分だが大星3小星0に成長させてから使えば小星+6個分になるなど、半端な小星があれば成長させてから使ったほうが得な場合もある。 MVPボーナス 一定のターン内にステージをクリアすることでクリア後にそのステージで一番活躍したキャラクターのパラメータがランダムで強化される。 アイテム 敵の撃破やマップイベントで収取したアイテムは、装備させるか、士気回復に使用する。 士気回復に使う場合はその場で消滅する。 装備品は使用できるステージ数が設定されており、0になると壊れてなくなる消耗品。キャラが装備できるアイテムは1個で、一旦装備すると解除不可なので、壊れるまで装備変更も不可。 属性無効効果がある装備品は、Rage時の属性攻撃や強力なスキル攻撃を無力化できるため、事前に敵攻撃の属性を把握していれば攻略において絶大な効果を発揮するステージもある。 特殊効果がいまいちで能力値が一時的に小星数個分上がるだけの装備品でも、能力値(大星)が最小1~最大6の本作においては大星が1上がるなら心強い効果。もちろん小星が足りず装備しても大星が増えないなら無意味だが。 食べ物系である育成用アイテムは装備させた上で出撃させ移動する事で効果を発揮する。 評価点 上質なイラストとBGMの数々 前述のとおり、イラストはきゆづき氏のデザイン、BGMはリヴィエラのGBA版以降の新規BGMを担当した林茂樹氏が担当している。 前作から引き続き沐浴イベントが存在。但し規制がかなり厳しくなっている。残念。 BGMはGBAという機種ながら非常にバリエーションも多く、なんと敵味方双方で各キャラ戦闘時専用BGMがほぼ全ての固有キャラについている。 ヒロイックなミラノのテーマ、神秘的なユグドラのテーマ、宿敵である皇帝ガルカーサは激しさと恐ろしさを感じさせる楽曲…という感じで、キャラのイメージと一致している。 戦略性が高いゲームシステム アイテムやカードによるスキル、Passive・Aggressiveなどの仕様でアクション性を持たせており、ただ見るだけだったSRPGに退屈さが無くなった。 臨機応変に応じてどうのように攻めるか、どのカードを使ってどう進みどう攻めるかなど戦略性も高い。 リトライによる救済処置 リヴィエラと同じく、ゲームオーバーになっても何度でもそのマップをリトライ可能。 リトライ時は敵側の強さを表す☆が減っていき、回数を重ねるごとに徐々に減っていく。最終的に☆1つのみとなるため、クリア不可能になって行き詰まるということはそうそう起こらない。 ただしリトライしたマップでは能力成長ボーナスが得られなかったり、リトライすると入手出来なくなるアイテムがあるなどのデメリットもある。 隠し要素ややりこみ要素などがある とあるアイテムを回収しつつ、エンディングを迎えるとアイテムに応じて隠し要素が解禁される。 手に入れたアイテムやキャラクターのイラストを確認出来たり、BGMの視聴が可能となっている。 さらには各種ステージでのストーリーを確認できる「ユグドラ戦記」というのも存在する。 このユグドラ戦記では、各種ステージの最短ターンでクリアしたターン数が表示される。それをいかに最少ターンでクリアするかやりこみも可能。 PSP版ではこれに加え、さらなる隠し要素が追加されている。 賛否両論点 戦闘時のデータはお互いの人数や相性記号などの情報以外はかなりの部分がマスクデータとなっている。このゲームの特徴であり醍醐味でもあるが、あまり常識的な設定ではない。 例として具体的な数値で示されているわけではないので現在どれだけのダメージを与えているのかがわからない。それでもダメージは一定なのでこれについては互いの人数の減り方などで視覚的に分析することになる。 戦争モノという題材を真っ向から描いているため、ストーリー展開がかなりハード。 + ネタバレ注意 序盤~中盤は領土内に侵略した敵を追い出したり、窮地に陥った仲間や攫われたユグドラを救出する等のここまではヒロイックな展開が多いのだが… その中でもまだ若い二人の領主のどちらかを殺す、奇襲のために仲良く喋っていた見張りの女性二人を殺すなど黒い面(*3)が垣間見えていた。 ユグドラが戴冠して、ラ・ピュセルにクラスチェンジした後は比喩ではなく実際に「相手は死ぬ」という効果の専用スキル「ジハード」の強さも相まってか『覇王様』『外道王女(女王)』とまで呼ばれるようになる(後に公式でもネタにされる)。 即位後、ようやく領土内から新生ブロンキア帝国軍を一掃したものの、『帝国が残っている限り、侵略の脅威は収まらない』と逆に帝国領土に侵攻する事を決意(ここまではこの手のジャンルのゲームではよくある)し、その結果、帝国領土を守ろうと立ち上がった貧弱な民兵 義勇軍や、その民兵達を守ろうと深手を負ったまま駆け付けて来た少女を惨殺するという、虐殺展開が繰り広げられることになる(一人も生き残ってない等の明確な死亡描写有)。 防御の硬い敵都市(市民は避難していない)を落とすため、とある方法で都市を崩壊させた上で蹂躙するというステージもある。当然市民ごとであり、ステージ中には泣き叫ぶ子供や子供だけは助けてくれと懇願する母親もいる。果敢に抵抗する民兵もいるが、能力、士気共にガタガタ。しかしこちらの進路上に陣取っているため間違いなく殺される。むごい。 その後、仲間を逃がす為に少数の兵で敵を食い止める敵将軍を多数の兵士でボコボコにする(もちろん殺す)。もはやどちらが悪なのか分からなくなってくるレベル。 「少数の敵を多数で叩く」ことは戦術的に極めて正しいのだが、基本的に王道的立場とされることの多い主人公サイドが行ってよい行動かといわれると……。 ユニット達が「気分が悪い」「戦いにくい相手だ」とやや躊躇う演出まである。ここまで書くと王国側が悪役かと思えてくるが、大方のプレイヤーにとっては前半に散々苦労して戦ってきた為にむしろ王国に感情移入し、意気込んで惨殺に走る事になる。中々にドス黒い構図である。 ちなみに主人公たちに敵対したキャラクターはごく一部の例外を除き全員戦死する(*4)。 もっとも、戦争など所詮そんなものと言われてしまえばそれまで。この手のファンタジー世界を舞台にしたSLGの多くは「正義・大義はプレイヤー側にあり、敵は悪いことをやっている」という勧善懲悪の構図の上に成り立つのが常であるため、「敵がやろうが味方がやろうが戦争は結局こうなるものだ」ということを正面から描き切ったことは特筆に値しよう。……かわいい絵柄にこのような血なまぐさい話が合うかどうかを置いておけば。 こうした戦いの果てに天使が現れ、最後にヒロインは武力を捨てて平和に地上を治めるかの選択を問われるが、この際に天使を殺して神の国を攻めるという選択をすることもできる。どちらを選ぶかはここまでの物語を見てきたプレイヤー次第であるが、殺した場合はもう後戻りはできないという何とも言えない空気に包まれる。 味方キャラのバランスが悪い。 本作は育成に失敗するときついゲームだが、自然と強力なミラノが強化される関係でクリアしやすさに繋がっているのでそれはそれでいいとも言える。だが、他のキャラやカードの育成が遅れがちになりやすい。 強い側で言うと、上記の通りミラノ、他にはユグドラ(主に後半)、デュラン、エレナ、ロザリィ、ロズウェル。 ミラノは主人公とはいえはっきり言って強すぎる。パラメータ・装備品・スキルの全てにおいて優遇されており、主人公である為最初から最後までいるので使用カードの強化やMVP取得も起きやすい好循環。 ユグドラは前半こそ能力が低くて力不足だが、反撃無効で、唯一の剣ユニットとしてすくみで有利な斧(バンディットとグリフライダー)や、聖属性無効を活かしてワルキューレの相手等で活躍できる。スキルが解禁されるとヘッド以外を倒し敵ヘッドもHP半減させるという強力スキルを使えるようになる。後半のイベントで能力値上昇があり、入手できる専用カードはヘッドも含めて敵を全滅させるというチート級の性能。 デュランは加入が早く、LUK以外の能力が満遍なく高い。専用カードの「チャリオット」も大型ユニット以外には有用で、場合によっては相性差すら覆す程。 エレナは加入が後半だが、GENがかなり低い以外は優れており、夜間得意&暗黒無効の適正で即戦力になる。専用カード「ブラッディクロー」も強力。 ロザリィは杖ユニットである為、単純に相性のいい相手が多く、汎用的な強さを持っている。難敵のガルカーサも含め炎属性の攻撃を使ってくる敵も多い為、炎無効の特徴も強力。専用カードが使いにくいので、そちらの出番はほぼないが。 ロズウェルも杖ユニットによる汎用的な強さと専用カードの使いづらさはロザリィと共通。こちらは暗黒無効である為、苦手な弓ユニットの一つアサシンにも勝てるチャンスが一応あるのも強み。夜に移動がワープになるのは使いづらい場面も多いが、ワープでなければできない(難しい)事も多く、使い方次第では非常に有用。 ロザリィ・ロズウェルは二者択一だが、加入条件の難易度も含めロザリィは「使い易く初心者向け」、ロズウェルは「テクニカルで上級者向け」といったところである。 ミラノ並に強力と言われるグリフライダーのキリエ、デュランの上位互換とも名高い騎士ゴードンはスポット参戦のみ。 逆に弱いユニットは、ニーチェ、ラッセル、クルス。 ニーチェは序盤から加入するユニットではあるが、槍ユニットとしては使い勝手のいいデュランとぶつかっており、基本的なステータスの低さや炎が弱点なのもあって戦闘面では序盤から他に劣りがち。水中を移動できるニーチェでしか入手できないアイテムも多く、ラックの高さもアイテム回収向けである為、アイテム回収要因としてはそれなりに有用。以下の2名と違い序盤加入でユニオンが十字なので使いやすいため、ラッセル・クルスとは違い活用方法があるのは救いか。 「魔剣士」の異名を持つラッセルは、やや低めの能力や固有スキルの使いにくさから「負剣士」などと呼ばれている。ラッセルを含む剣ユニット・フェンサーの固有スキルである「アイテムブレイク」も戦力増強や士気回復に重宝する敵の装備品を破壊してしまうので、敵に使われると厄介だが味方が使うには非常に使いづらい。剣ユニットとしても序盤からいるユグドラとぶつかっており、いない間くらいしか出番はない。 クルスは味方中全キャラで最弱。「ハンター」は、パラメータが残念・スキル「サンダーボルト」も不遇・特徴の「昼間が得意」は終盤で役に立たなくなる一方で弓キャラ同士のアサシンの特徴が「夜間が得意」と終盤の戦況にマッチしている・もう一つの特徴「森林地形に強い」も森林自体が加入して2マップ目以降出てこない・初期装備がメリットよりもデメリットの方が多い(*5)など、いじめかと思えるほどに向かい風を受けまくっている。 フォローするとラッセル・クルス共に参入に条件があるため、仲間にならなくてもゲーム難易度に影響しないようにする配慮…とも取れる。それにしても弱すぎるが。 強力だが使い捨てのアイテム 大星一つで戦闘の結果が左右される本作において、装備品の補正は非常に強力。ためらわず使用していけばクリアは非常に楽になる。 一方で、使い捨てであるがゆえになかなか使用に踏み切れないプレイヤーも多く、アイテム使用を自重したプレイでは慢性的に瀕死の状態でマップ攻略を強いられる可能性もある。 一応、装備不可の士気回復専用アイテムであるメダリオンはLUKに関係なく落とす敵がそこそこ配置されてはいるが。 問題点 クリティカルが強すぎる 本来敵味方どちらにも起きうる幸運となるシステムのはずが、配置やカードの準備で戦略的に進める本作においてはプレイヤーに不利なシステムになってしまっている。 各戦闘の勝ち負けを事前に計算しながら隊列などを整える本作において、それをひっくり返すクリティカルは敵に起こされれば全ての計算が狂う致命的な一撃になる。 味方側で起きても、本来負ける事を想定して2巡目の味方の順番を調整したつもりが相手がいなくなった事で対戦相手がずれる等、やはり計算が狂ってしまいやすい。 一部のやり直し前提のマップ 実際にそのマップをプレイしてみなければ分からない要素が多く、特にマップクリアに直結する要素で初見殺しのあるマップはつらい。 シナリオ上の理由で、一部にプロテクト(士気が0になる場合でも1残る)や無敵(戦闘に負けない)のユニットが存在しており、これは実際に戦ってみなければ判別不可能。初見では無駄に志気を減らされてしまいがち。 敵の砲撃を何度か受ける事がイベント進行条件になっているマップがあり、ここに上記プロテクトの敵がいる。 マップ内のイベント進行で味方側のタクティクスカード(残りターン)がリセットされる場合とそうでない場合の表記もなし。カードがリセットされる場合はともかく、カードを使いすぎた上でリセットなしの場合はまずやり直し確定。 いきなり敵の不意打ちから始まるマップがあり、予告なしに前のマップで最後に使用したタクティクスカードを使って戦うことになる。 一部の使い道のないタクティクスカード 地形を利用したカードはそもそもその地形が存在しないマップでは使い物にならず、特に「マントラップ」のような全然登場しない地形のカードは使うこと自体が難しい。 属性系のスキルはその属性に弱い相手へ使えば大ダメージとなるが、火炎属性の「フレイム」は使える頃になると火炎属性を弱点とするウンディーネが登場しなくなり、雷撃属性の「サンダーボルト」は電撃属性がゴーレムぐらいしか効かないなど不遇。 属性効果を高める装備品で強化は可能だが、装備品が使い捨ての本作においては一時的な強化にしかならない。また、神聖属性の「バニッシュ」だけは効果を高める装備品が少ない。 属性カードの中では冷気属性の「ブリザード」は有利な対象の多さと、副次効果(ウンディーネが使えば水辺の地形を凍らせる)で汎用性は高めだが、ウンディーネのニーチェ自体が使いにくい為、序盤以外ではどちらかといえばデュランが敵ドラゴンナイトに攻撃する際の方が役立つ。とはいえ、デュランにはチャリオットがある為、成長の偏りやすい本作では意識して育てないと結局役立たずになる事もしばしば。 アイテムコンプリートの難易度の高さ アイテムを拾える場所は基本的にノーヒントであり、いかにも「それっぽい」場所(*6)をくまなく探す必要がある。 加えて、時間帯や所持品がイベント発生条件になっている物も多く、自力で全てを集めきるのは至難の業。 入手難易度の高いアイテムはそれ相応に強力な場合が多いので、徒労に終わる事は少ないが。 幾つか存在するバグ・フリーズ 有名なものはR+A移動バグ、リトライ+ソフトリセット+リスタートバグ、リィンカーネーションフリーズ(+セーブデータ消滅)など。 特に最後のものは敵側のスキルによるフリーズであるため防ぐことが難しく、使われたらフリーズしないことを祈るしかない。 Dept. Heaven Episodesシリーズでお馴染の沐浴シーンの一枚絵がエクストラコンテンツから閲覧できないバグがある。 その上沐浴しているユグドラの立ち絵もバグにより閲覧できない。 その他 前作にはあったフリーバトルがないため、キャラクターの自由育成を行えない。このため一軍と二軍の成長差が極端に開き易い。 一部サブキャラクターの専用立ち絵が用意されていない。 主要なキャラクターは殆ど全員が立ち絵を用意されているため、気にならない程度でしかないと言えばそうなのだが。 戦闘前に表示される絵は、何度も登場するような敵ボスでも部下の一般ユニットの絵で済まされる。容量の都合があるため仲間にならない敵ボスキャラの絵は省かざるをえなかったのだろうが。 ユグドラをはじめ、戦闘時のドットとイラストが一致していないキャラクターも多い。 戦闘中の演出が冗長。キャンセルすることもできない。 2周目以降も序盤はAggressiveやユニオンやスキル等は使えず、再び一定のステージまで解禁を待つ必要がある。 スタッフロールが無く、各エンディングに達した後にスタッフクレジッドが表示されるだけとなっている。 総評 美麗なドットグラフィック、低解像度でも読み易い独自フォント、質の高いBGMなどはシリーズを通して高い評価を受けている。 きゆづき氏のキャラクターデザイン、GBA版リヴィエラのキャラクターデザインや児童書の挿絵を担当している戸部淑氏によるカードイラストも大きな魅力といえる。 ゲームそのものは良くも悪くも「スティング特有の変態向けSRPG」。システムのややこしさや難易度の高さ等もコテコテ。 きゆづきさとこの可愛らしい絵柄とは裏腹(*7)の非常にハードな展開も極めて人を選び、「GAやクロが面白かったから」的な生半可な気持ちでプレイすると確実に痛い目に合わされる。 取扱説明書を読むだけで全てを理解するのは難しいが、序盤は戦闘にまつわる様々なシステムが使えず、これらのシステムはシナリオを進めるごとに1ステージ毎に少しずつ開放されるようになっており、またその都度ゲーム内でチュートリアルが行われるなど、プレイヤーが理解し易いように一定の配慮は成されている。 ユグドラ・ユニオン(PSP版以降) 【ゆぐどら・ゆにおん】 ジャンル シミュレーションRPG 対応機種 プレイステーション・ポータブルiOSAndroidNintendo Switch 発売・開発元 スティング 発売日 【PSP】2008年1月24日【iOS/Android】2019年4月11日【Switch】2020年3月5日 定価 【PSP】4,742円(税別)【iOS/Android】1,840円(税込)【Switch】1,980円(税込) 廉価版 STING the Best 2010年03月25日/2,800円 配信 PS Store 2010年3月25日/2,200円(税別) 判定 良作 ポイント 良バランスで遊びやすいリメイク追加要素&演出もがっつり強化 概要(PSP以降) 上記ソフトのPSP移植版。 画面解像度の上昇に合わせた変更が行われた他、全体的なプレイアビリティの向上が施されている。 また、2019年4月11日にはこちらをベースにしたios/Android移植版、2020年3月5日にSwitch版が発売されており、いずれもシナリオについては相違は無いので合わせて紹介する。 変更点・評価点(PSP以降) 難易度の調整 初回プレイ時は難易度ノーマルで固定、一度クリアすると難易度ハードが追加される。 ちなみに、総合的に見ればPSP版難易度ハードよりもGBA版の方が難しい。 上書きしない限り、中断セーブデータを何度でもロード可能に GBA版では一度しかロード出来なかった。PSP版の難易度が下がった最大の要因。 詰まってもクリティカルが出るまでやり直すことも可能で、MVPもクリア直前に中断しておけばリセット コンティニューで簡単に好みの能力を上げられる。 士気回復手段の増加 アイテムの使用に加え、「特定のスキルを使用」「ユニットのレベルアップ」「休養(出撃しない)」でも回復するようになった。ただし、後者2つは難易度ノーマル時のみ。 新キャラクター 新マップの追加(いずれも隠し) 追加された仲間キャラは、鎌と専用スキルを持つ新クラス「タクティシャン」のミステール、原作でも存在していたが出番が少なかった「ミスティックウィッチ(*8)」のパメラの二名。ただし、仲間にするにはどちらも特殊な条件が必要となる。 タクティシャンは味方側唯一の鎌使い(*9)。多くの武器に優位が取れる+専用のカードを使える分、基本ステータスは控えめ。 ミスティックウィッチは常に地形攻撃スキルを出すことができる。これにより、あまり役立たなかった地形攻撃スキルのカードも使えるようになった。ウンディーネに弱いというデメリットも付けられているが、パメラの設定を知っていると思わずにニヤリとするデメリットとなっている。 特定のエンディングに難易度ハードで辿り着いたときのみ、追加される裏マップも存在。この裏マップの難易度は極めて高い。 そのマップで相手をすることになる、専用の新キャラも登場する。このキャラクター達は、前作のリヴィエラへの伏線ともなっている。 新スキルの追加 一部既存スキルの強化 新スキルは、発動中は相手のゲージを下げ続ける「オブリヴィアスドーン」、夜にしか使えないが成功すれば眠らせて一方的に攻撃できる「コーマカルマ」など。 「フレイム」に燃焼効果、「サンダーボルト」に麻痺効果などと、状態異常にする効果が追加されたものが多い。 原作ではあまり使いどころがなかった「リフレッシュメント」も、土気回復効果も付けられ需要性が増した。 「ドラゴンキラー」はエースタイプが斧からALLに変更されており、使いやすさが向上した。 新アイテムの追加 アイテム消耗条件の一部変更 主に追加されたのは、前述の追加仲間キャラ関連の物や追加マップで手にはいる物。この中には、一度エンディングを見た後でないと入手できないアイテムも含まれている。 ダメージ計算式の変更 大きな変更はユニットの数が、6→8(Lユニットは3→4)に変更されたこと。 イベントシーンのカット機能が追加され、戦闘中のスピードの調節ができるようになり、退屈さが激減した。 一度エンディングを見ると、戦闘中のスピードをさらに高速化できる。 その他演出面の強化(グラフィック描き直し、キャラクターボイス追加、OPムービー追加など) OPアニメは『GA』アニメ化前唯一の「動くきゆづき絵」だった。作画崩壊なども無く、動きは良好。 声優はユグドラ役の中原麻衣氏やミラノ役の沢城みゆき氏を始め豪華な布陣。ちなみに今作でパメラやエミリオ等の多くのモブキャラを演じた野中藍氏は今作以降スティング作品で多くの役を演じる事になる。 BGMはGBA版のアレンジ版のサウンドトラックCDを参考にした音源となった。新規キャラや追加マップに応じた新規BGMも追加された。 沐浴イベントは大分ヒロインが観える様になった。それでも厳しいが。 ちゃんとしたスタッフロールが用意された。 エキストラコンテンツの強化 ボイス追加に従いキャラクター図鑑にボイス視聴(ただし、全てではなく一部分のみ)が追加された他、ハードモードクリアで追加される専用のエキストラコンテンツが追加された。 キャラ毎に異なる出撃BGMのPassive中とAggressive中に流れるアレンジバージョンも聞けるようになった。 これらの変更点は、後作の『ブレイズ・ユニオン』にも多く引き継がれている。 GBA版は上記の通り通常プレイでも遭遇しうるバグがいくつも存在したが、本作ではほぼ修正されている。 アプリ・Switch版変更点 iOS/Android版はHD解像度に対応し、オートセーブ、巻き戻し、戦闘スピード調整、EASYモード、コンティニューなど多数の機能が追加されている。 BGMをGBA版やサントラCDアレンジ版に切り替え可能。(アプリ版ではDLC) また最初のステージでスポット参戦する「コブン」が条件を満たすと仲間になって使い続けられるようになった。耐久∞のケモノのマントを装備している代わりに、装備変更できない(*10)という特性がある。 Switch版は上記のモバイル版の追加要素に加え、任意のタイミングで発動可能な「裏技機能」が追加されている。 裏技の内訳は、双方クリティカルが発生しなくなる、開始早々スキルケージがMAXで始まる、男女のフォーメーションタイプの逆転、ミラノの見た目と性能の変化(クルスっぽい格好でハンターになる)の4つとなっており、任意で切り替え可能。 Steam版は上記のSwitch版の追加要素に加え、更に機能追加。 バトル中にセーブ、装備の取り外し可能、アイテムブレイクで装備が壊れず使用不能状態になるだけ、EASYモードでアイテムを無限に使用可能など。 日本語/英語/中国語(繁体字)/韓国語の4ヶ国語対応。ボイスは日本語/英語の2ヶ国語対応。 これらによりSRPG初心者でもより遊びやすくなっており、クリア済みプレイヤーでも変化をつけて楽しむことができるようになっている。 問題点(PSP以降) キャラバランスの悪さはそのまま。 難易度が高めのゲームなので、強いキャラがそのままなのはともかく、弱キャラの強化を望む声も多かった。 無敵ユニットに勝てるようになったが、結局負けたりしないとイベントが進まない。経験値やカードパワー稼ぎに利用できるようになっているので一概には無意味とは言えないが、わざと負けなければ話を進められないというのはやはり不便である。 新たなフリーズバグの発生 とはいえ、プレイヤー側が意図して起こさない限りまず発生しない。 OPアニメに本編の重大なネタバレが含まれている。 総評(PSP以降) ゲームバランスやテンポを改善し、演出面を強化・様々な追加要素を加えたした良リメイクのお手本のような作品。 「一風変わったSRPGがプレイしてみたい」「可愛いキャラで敢えて寄って斬りまくりたい」という方や、上記通りきゆづき氏のファンにも、SRPG経験ありかつ血なまぐさいシナリオが許容できるなら難なくオススメできる一作となった。 今からプレイするならPSP版ないし各種移植版を選んだ方がいいだろう。 余談 同シリーズの開発チームは、作品ごとに異色の(良く言えば独特の、悪く言えば奇を衒った)ゲームシステムを製作することで知られている。 もちろん本作にも当て嵌まるのだが、比較的シンプルなターン制RPGであった前作と比べて複雑かつシビアなものに仕上がっており、これを許容して楽しめるか投げ出してしまうかで評価が大きく分かれる傾向にある。 GBA版はパッケージにミラノが主人公であることが書かれていたが、今作において、ユグドラとミラノのW主人公という形に変更となった。 元々、前作リヴィエラをSLGで作ろうとしたがマーケティング的な理由でRPGとして作ったという経緯があり、リヴィエラが売れたためシリーズ第2弾の看板の下にSLGである本作が開発された。 主人公ユグドラの「寄らば、斬ります!」や隠しキャラクターのクルスのセリフ「夜襲っていうのはどうかな?」は本作の名言として知られる。 前者は本来威嚇レベルのよくある言い回しなのだが、前述の通りユグドラ本人が後半からあまりにも強くなるので「寄らなくても、斬ります!」とまで呼ばれ、『ナイツ・イン・ザ・ナイトメア』(PSP版)のユグドラ編では「寄って、斬ります!」とも言ってしまった。 後者はクルスが隠しキャラだからか加入していなくても会話が成立するように「………」「なかなかいい案がねーな…」などとスルーされる為、クルスの蔑称愛称が「夜襲」だったり、他の作品でも一般兵が「分かっている、自分は夜襲が苦手なんだ…」と発言したりしている。ちなみにクルスは前述の通り味方中全キャラで最弱と性能面でも不遇。 「負剣士」等と言われているラッセルだが、同名の会社がきゆづき氏の代表作「GA 芸術科アートデザインクラス」のゲーム版を出すという、ある種のミラクルが発生した。どうしてこうなった!! 「GA」のキャラとユグドラキャラとの空似でネタになっていたこともある。代表例がニーチェと野田ミキ。ミラノと友兼に到っては外見は勿論、声優まで被った。狙ったとしか思えないキャスティング。 有用なキャラとして頼りになるロザリィだが、彼女は装備させてもデメリットしかないアイテム(錆びた鎖・鉄の足枷・目隠しの布・ロープ)での士気回復量が非常に多い。…何に使うのかは敢えて考えないことにしよう。 PSP版で追加されたミステールに関してもネタにされており、殆どの武器に優勢を取れる鎌と専用スキルのせいで「戦業主婦」とユーザーの間で呼ばれている。 PSP版発売前後にネットラジオ「乙女ユニオン結成!麻衣とゆいのユグドラジオ」が全8回で放送された。 「寄らば、斬ります!」をネタにしたお便りコーナーは、読み始めの段階で「読まば、斬ります!」と中断させることすらあるAggressiveな構成になっていた。 また、PSP版が発売された後に本作の番外作品として、携帯アプリ『ユグドラ・ユニゾン ~聖剣武勇伝~』が配信。2009年には追加要素を加えDSに移植された。 シミュレーションRPGではなく、RTSとなった。味方・敵ユニットが各勢力に分かれているので、本編ではありえなかった「ユグドラvsミラノ」も実現しうる。 この後の関連作にユグドラの出演は多い。 『ナイツ・イン・ザ・ナイトメア』はDS版・PSP版共に本作との連動要素があり、どちらにもユグドラが登場する。 前日談という扱いの『ブレイズ・ユニオン』にも非戦闘員であるが登場。 『グロリア・ユニオン』には隠しキャラとしてゲスト出演。ガトリング砲と化した聖剣で「乱れ撃ちます!」なぶっとんだキャラになった…というかよく似た別人。 一方で『グングニル -魔槍の軍神と英雄戦争-』には未登場。デザイナーは同じなのだが… 海外に移植されたGBA版では「一部女性の裸」「暴力的な発言」「残酷な描写」「飲酒の表現」の理由でESRB T(13歳以上対)の指定になっている。 「裸」に関しては指定を逆手に取って国内版より露出度が高くなっている。日本でもやれとの声が一部で起こったのは言うまでもないだろう。