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http //hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1383923580/ 清澄の部室 久「おはよー」 ガラガラ 和「……おはようございます」グスン 優希「……」モグモグ 久「その表情から察するに……お亡くなりになったのね」 和「はい……。長い闘病生活を送っていた父ですが、昨晩睾丸が破裂してるのを確認してそのまま病院で……」 久「……そっか」 優希「私はもう涙が乾くくらい泣いたじぇ。パパの分まで長生きするじぇ」モグモグ 久「うん。優希のお父さんも天国からきっと優希を見守ってると思うわ」 ガラガラ まこ「おはよう。かー、もう!商売あがったりじゃ」 久「まこよね?随分、髪の毛が短くなったのね」 髪をバッサリ切ったまこの姿があった まこ「すまんの。しばらく部活を休んで」 久「いえ、いいのよ。今は日本全体いえ世界全体が大変な事態だから。本来部活なんてしてる場合じゃないし」 まこ「そうじゃの。お前さん達の所の父親も逝ってしもたんか?」 和「……はい」ポロポロ 優希「……」コクコク まこ「わしの所も爺ちゃんと親父が逝ってしもた」 久「そうなの……」 まこ「親父から受け継いだ雀荘を守るために改装工事しておった。もうメイド雀荘じゃ食って行けん」 久「女の人はメイドに興味ある人なんて少ないものね」 まこ「そうじゃ。もう長野に残ってる男性も数十名だそうじゃ。ニュースで言ってた」 優希「はぁ~、これも変な難病のせいだじぇ」 和「今だ治療法や抗体なども確立されてないらしいです。一度、発病すると睾丸が破裂して最後は死に至るとか」 まこ「そういや、部長の所の親父さんは?」 久「私、母子家庭だからね。父親の顔知らないの。まぁ、普通に考えて死んでるんじゃないかしらね」 まこ「なんか悪い事聞いたの」 久「別に気にして無いからいいのよ。髪を切った理由って男装でもするの?」 まこ「そうじゃ。男装か執事雀荘にしようと思ってな」 久「なるほどね。女性客向けにするのね」 まこ「もう長野にはほとんど女性しか居ないからの。女性向けの雀荘じゃないと生き残れんわい」 久「ゆみとか男装が似合うから紹介してあげる。アルバイト探してたし」 まこ「加治木さんか!そりゃいいな」 久「ところで咲だけど……、今日も病院?」 和「はい。お姉さんと交代で病院で付きっきり看病してます」 病院 パーーーーン 破裂音が響き渡る 咲「お父さん!」 宮永「ぐふっ……、どうやら……俺もここまでのようだ……」ゴホゴホ 照「諦めないで。まだ……まだ助かるかもしれない」 宮永「俺はもう無理だ……。すまないな。お年玉を賭けて麻雀なんかして…」 咲「そ、それは……」 宮永「そのせいでお前達姉妹が仲違いした。全部俺が悪い。最後に謝りたかったんだ……」 宮永「お前達は俺の誇りだ……、これからは姉妹仲良く過ごし……」ドサッ 咲「お…と…う…さ…ん…」 看護婦「ご臨終です」 照「……」ポロポロ -------------------- ---------- 照「咲、学校に行って来いよ」 咲「え?」 照「後の事は私と母さんに任せてさ。いくらここで泣いてても父さんは帰って来ないよ」 咲「……うん」 照「麻雀やってれば嫌な事も忘れれるから……きっと」 咲「わかったよ」 照「咲の学校って共学だよな?友達もみんな死んでしまったのか?」 咲「うん。クラスメイトも担任の先生も死んだよ。あっ、でも一人だけ生き残ってる子が居るよ」 照「全国大会に同行してた須賀京太郎か。いや、京太郎様か」 咲「うん。京ちゃ……ではなくて。京太郎様は長野県で唯一発病してない10代の男の子なんだよ」 照「10代で発病してないのはすごいね。もう全世界探しても数名らしいよ」 咲「20代の人も居るよ。龍門渕の所の執事のハギヨシさん」 照「そうなんだ。長野県は奇跡の県だね」 咲「じゃあ……学校に行ってくるね」 -------------------- ---------- 咲「学校来るの久しぶりだなぁ」 ガラガラ 咲「おはようございます」 和「咲さん!」 まこ「久しぶりじゃのぉ。学校に登校するって事は……」 咲「はい。今日、亡くなりました」 優希「タコス食って元気出すじぇ」スッ 咲「ありがとう。なんか実感がわかなくて、涙が出て来ないんだよ」 和「多分、お葬式とかした日の夜にキますよ。私がそうでした」 久(睾丸が潰れるのが合図で、そして心臓麻痺。とんでもない伝染病よね。睾丸の破裂ってどれくらい痛いのかしら?) 久(アソコに腕一本挿れるくらい痛かったりして……。まぁ、思ってても言わないけど) ぷ~~~~お~~~~ 突如法螺貝の音が聞こえる 和「こ、この音は!?」 優希「犬が社長出勤して来た音だじぇ。けっ!」 久「優希、須賀様への暴言は極刑の可能性もあるからね」 優希「そのくらいわかってるじぇ!私は……もう…、アイツに何も言わないじぇ」 穏乃「うんしょ……うんしょ…」ゴロゴロ 人力車を引くは穏乃 京太郎「よぉ!下人共、元気にしてたか」 和「……」プルプル 久「おはようございます、須賀様」フカブカ 優希「おはよ……うございます」フカブカ 咲「およはうございます」フカブカ まこ「ははっ~~~~」ドゲザ 京太郎「よいしょっと。俺も清澄麻雀部の一員だからな。たまには部活出ないと」 京太郎「猿、ご苦労だったな。これ取っとけ」 ジャージの中に万札を入れる京太郎 穏乃「ありがたき幸せでございます。私はこのまま、待機しております」 京太郎「うむ。ついでに男子トイレの掃除もしてやれ。もう誰もやんねぇから」 穏乃「はい」 憧「人力車って降りる時怖っ……きゃあああああ」ドスン 和「……なぜ憧がここに」 憧「いたた……。あー、和じゃん。おひさー」 憧「あっそれはね」 京太郎「俺が説明しよう。清澄って久が卒業すると四人になるじゃん」 和「はい」 京太郎「だから俺が気を利かせて部員を補充してやったわけ。憧と玄と宥を阿知賀から連れて来た」 久(それで長野を留守にしてたのね) 京太郎「他にも可愛い子が居れば……ゲフンゲフン、役に立ちそうなのが居ればどしどし清澄に連れて来るつもりだ」 久「そうですか。来年も須賀様のおかげで全国優勝待った無しですね」 京太郎「ふん。俺も全国大会出たかったんだけどな。男子がもう俺を残して全滅してたらなー」 久「そうですね。内木君も死んでしまいましたし」 京太郎「仕方ないから監督で出てやるよ。ん?うれしいだろ、人間国宝の俺が監督って」 咲「とてもうれしいです」 優希「うれしいじぇー」 和「……はいはい」 まこ「ははっ~~~~」ドゲザ 和「松実さんの姉と穏乃はどういった理由なんですか?」 京太郎「宥はいい体してたから。穏乃って言うのか?このジャージ猿」 穏乃「はい!」 京太郎「体力有り余ってそうだから、人力車を引く下人として連れて来た。憧もどうしてもってうるさくてな」イチャイチャ 憧「はい、ありがとうございます」イチャイチャ 京太郎「さてと。監督の俺、自ら相手してやるか」 久「まこ、麻雀卓の用意して」 咲「手伝います」 京太郎「ちっ、時間かかるのかよ。俺が帰って来るのに合わせて用意しておけよ」 久「申し訳ありません。急なお帰りだったので」 京太郎「まぁいいや。憧とでもイチャイチャして……」 プリンッ! 穏乃「おっ、100円玉見つけー」 穏乃は100円を拾うために尻を突き出していた 京太郎「んっ……、アイツも一応女だったな」ムクムク 京太郎「いい尻してるじゃねぇか」 憧(げっ……このゴミ、朝に宥姉と散々ヤッてたくせにまだ回復するの!?) 京太郎「おぅ、猿。こっちこいよ」 穏乃「あっ……あの……、私…」ガクガク 和(可哀想に。穏乃が今日の奉仕係ですか) 憧「いけません!京太郎様」ドゲザ 憧「穏乃は小さい頃から野生動物と交尾するのが日課で、変な病気を持ってる可能性があります」 穏乃「!?」 京太郎「うわっ……汚ねぇ」 憧「穏乃の体より私の体の方が京太郎様を満足させる事が出来るはずです!ぜひ、私の体をお使いください」 京太郎「そうだなぁ。俺も病気は怖いし」 憧(ごめんね、シズ。変な嘘ついて) 京太郎「んーとー」 優希「……」カタカタ 京太郎「原点に帰って優希でいいか。お前は俺が最初に抱いた女だ」 優希「ひぃ…ひえっ……」 憧「さぁさぁ、私と片岡さんで3Pと行きましょう!ええ、私達似てるって言われた事もあるのよ……あるんです」 久「あぁ、須賀君。……いえ須賀様が部費を100倍にしたからキングサイズのベットにしたんだった」 和「そうですね。他にも高校とは思えないくらいイヤラシイ道具もたくさんありますよ」 ギシアン中 京太郎「おおっ…ふぅーふぅー、優希の体は小さくてキツキツだぜ」パンパンパンパンパンパンパン 優希「いやーーーーーーーーー!!!!!!!」 憧「うっさい!その高い声で叫ぶな!」ペロペロ そして、30分後 咲「準備が整いました」 京太郎「おっそうか」フニャー 優希「うっ…うううっ……」ポロポロ 憧「ほら、元気出して。万が一妊娠しても、国から補償金がたんまり出るからさ」 ジャラジャラ 京太郎「久しぶりの麻雀だぜ。腕が落ちてないといいが」 咲「……」 久(咲、わかってるわね) 和(一応、それなりに力は入れて打ちますが……。咲さんに任せましょう) 京太郎「これ、どれ捨てたらいいの?」 憧「ドラの方が効率良かったりします♪」 京太郎「ふーん」トン 半荘三回終わって 一位京太郎 二位和 三位咲 四位久 一位京太郎 二位久 三位咲 四位和 一位京太郎 二位和 三位咲 四位久 京太郎「俺TUUUUUUUEEEEEEEEE!!!!!!!!!」 憧「流石、京太郎様。日本で一番強い男子高校生」 京太郎「リーチだ」トン 咲「……」スチャ 京太郎「そうだな。お前達弱すぎるし、何か罰ゲーム考えよう。二位と四位のヤツ、レズセックスな」 和「!?」 久「げっ……趣味悪っ」 咲(京ちゃんの打ち筋も思考もとっても読みやすいから、何百回やっても一位取らせる事は出来るよ) 咲(このリーチに私が振り込んで、終わり) 咲「はい」トン 京太郎「へへっやーりぃー。ローーーーーーーー」 和「ロン、頭ハネです」 咲「!?」 和「ごめんなさい。逆転手作るつもりでしたが、ついロンしてしまいました。私が最下位ですね」 京太郎「和はドジだなー。まぁ、俺から逆転手なんて取れるとは思えねーけど」 京太郎「じゃあ、モンハンやってるからよ。ヤれよ、レズセックス」ポチッ 穏乃「モンハンですか?お手伝いしましょうか」 憧「私もー」 和「咲さん、すいません。私のミスで……」 咲「いいよいいよ。気にして無いよ。おっぱい出して」 和「は、はい///」ペローン 咲「吸うね。んっ……ちゅーちゅー」コリコリ バターン まこ「ちょ、ちょっと待たんかい。今は取り込み中じゃて」 はやり「失礼しまーす☆」 和「あんっ!あんあん!!!!」 咲「はむ……、もごもご……、はむはむはむ」 はやり「うきゃーーーーー!お取込み最中!?いやーん☆」 久「もう男の人居なくなったし、無理にキャラ作らなくていいと思います」 はやり「あっそっかー☆てへっ」 京太郎「何ですか?瑞原プロ?悪いけど、俺、アラサー女子には興味ないですよ」ポチポチ はやり「精子売って下さい!お願いします!何でもしますから!!!!!!」ドゲザ 京太郎「いくらですか?」 はやり「五億ほど用意しました」パカッ アタッシュケースを空けるはやり 京太郎「五億ねぇ……。まぁ、金なんてどうとでもなるんだけど」ポチポチ 憧「売ってあげればいいんじゃないですか」ポチポチ 京太郎「そうか?じゃあ、これっきりにして下さいよ」 京太郎「出るかなぁー、おい咲。こっち向け」 咲「んっ…んんっ……///」 和「咲さん咲さん咲さん、咲さんのアワビ」ペロペロペロペロペロペロ グイッ、ズボッ 咲「んぐっ!?」 咲の口の中にアレを挿れる京太郎 京太郎「よーし、歯を立てるなよ」 咲「うぇ……んぐっ……」ジュボジュボ 京太郎「うっ……出そうだ!」 はやり「私の手の平に下さい!」 チロチロ 京太郎「今日はこんなもんかな」 はやり「ありがたやーありがたやー」 京太郎「和、掃除」 和「はい」 和(須賀君のアレはとても汚い汚物ですが、咲さんの唾液がたっぷりついてます。咲さんの唾液だけ舐めるようにしゃぶりましょう) 和「はむっ……んちゅ……」レロレロ こうして京太郎は、高校性活、大学性活を悪行の限りを尽したが 10年後 京太郎「なんだよ、和。こんな所に呼び出して」 和「……うふっ。お久しぶりです須賀様。いえ、須賀君」 憧「アッハハハハハハハハ!須賀京太郎!ここで会ったが百年目よ、 あーーーーーあんたの顔を見てると腸が煮えくり返って来るわ」 京太郎「お、おぅ。久しぶりだな。最後に会ったのは四年くらい前か」 憧「ヒッヒヒヒヒヒヒ、ずっとこの瞬間を待ってたわけよ!あんたのガードが甘くなる瞬間を」 和「須賀君。ボディガードは一人ですか?その程度ではあの人は止められません」 京太郎「な…ん…だ…と」 ドサッ セーラ「きゅーーーーー」バタン ハギヨシ「んふっ♪なかなかの手練れでしたが、男の手練れである私には敵いません」 京太郎「ハギヨシさん!?」 和「ふー、あまり興奮するとお腹の子に悪影響が」サスサス 憧「須賀京太郎、和のお腹を見なさい!これがどういう意味だか、わかる!?」 京太郎(ボテ腹だと?あれは太ったんじゃなくて……妊娠してるのか!?しかし一体誰と…… 俺が最後に和としたのは四年以上も前の事) 京太郎「わかった、ハギヨシさんの子だな?長野には俺を除いて男性が数人しか居ない。 その中で可能性が高いのはハギヨシさんだ」 和「違います」 ハギヨシ「もう女性はこりごりです。私にも娘も息子も居ますが」 京太郎「なんだと?」 憧「ハギヨシさんは可哀想な事に監禁されて、射精管理される毎日を送っていたのよ」 ハギヨシ「えぇ、娘のように可愛がってた衣様と性交するのは、とても心が痛みました。しかし、私に拒否権など無かったのです」 憧「可哀想なハギヨシさん……。望まない性交をさせられたのは私と同じ」 京太郎「一体、誰の子なんだよ!」 和「咲さんです」サスサス 京太郎「バカな!咲と和は女性同士……もしや!?」 和「完成しました。iPS細胞による同性同士の妊娠」 憧「みんな必死になって研究したのよ。この究極の男尊女卑のクソったれの世の中から抜け出すために」 ハギヨシ「私の男性としての役目も終わったのです。残りの人生は私は自分自身のために使いたい」 京太郎「バカな!女同士で子供なんて!?生まれて来る子供も女だぞ」 和「それが!」 憧「どうした!」 ハギヨシ「男性は男性と。女性は女性と愛し合うべきなのです!」 和「憧は右の睾丸を」ニギッ 憧「わかった。和は左の睾丸ね」ガシッ ガシッッ 京太郎を脱がせて、玉袋を掴む和・憧 和「ハギヨシさん、いいですね?」 ハギヨシ「残念ですけど仕方ないですね。私が攻め、京太郎君が受け。これは鉄板です」 憧「やるぞーーーーーーー、うわああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」 和「ヒィ―――ート・エンドオォォォォォォ!!!!!!!!」 ブチッ!パーーーーン! ギュウゥゥゥゥゥゥ!グシャアアアアア! 京太郎「ぎゃああああああああああああああああああああああ!!!??!?!??!!?」 こうして睾丸を潰された京太郎は、誰にも見つからない山奥でひっそりとハギヨシさんと二人きりで余生を過ごしましたとさ 終わり
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http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1388042098/ ガチャ 京太郎「すいませんっ掃除当番で少し遅れました!………ってあれ……?」 尭深「………」ズズズ 京太郎「えっと…渋谷先輩だけですか…?」 尭深「…うん」ズズズ 京太郎「………今日部活休み…とかじゃないですよね……?」 尭深「…うん」 京太郎「で、ですよね!…みんな遅いですね……」 尭深「…うん」 京太郎「皆何か用事でもあるんですかね……」 尭深「………」 京太郎「…………」 京太郎(き、気まずい!………やっぱり渋谷先輩と話すのは少し苦手だなぁ…) 京太郎(顔はムチャクチャかわいいんだけどなぁ……それにおもちも……)チラッ 尭深「……須賀くん…」 京太郎「は、はい!!」ビクッ 京太郎(や、やべ……胸見てたのばれたか……?) 尭深「須賀くんもお茶………飲む……?」 京太郎「あ……お、お茶ですね!はい……っていいですよ!自分で入れますから!」 尭深「……須賀くんは私のお茶じゃ…いや……?」 京太郎「い、嫌なわけないじゃないですか!そうじゃなくて先輩に煎れてもらうなんて……って意味で…」 尭深「私が煎れたいだけ……だから……」 京太郎「で、でも………」 尭深「だめ……?」 京太郎「うっ…………」 京太郎「……………わかりました……じゃあお願いします…」 尭深「……うん」 尭深「はい………」コト 京太郎「あ、ありがとうございます!……凄いいい香りですね……もしかして茶葉変えました?」 尭深「うん……あたらしいの買ってみたの……」 京太郎「そうなんですか!じゃあ戴きますね」 尭深「どうぞ……」 京太郎「…………」ズズズ 尭深「……………どう…かな……?」 京太郎「………うん!凄く美味しいですよ!」 尭深「…!」パァァ 尭深「よかった………」ニコ 京太郎「っ!」 京太郎(か、かわいい……) 尭深「………?須賀くん?どうかしたの……?」 京太郎「…はっ!な、何でもないですよ!ハハハ…」 尭深「でもよかった……須賀くんに美味しいって言ってもらえて……」 京太郎「そ、そんな!俺こそこんな美味しいお茶が飲めて嬉しいですよ!!」 尭深「どうしても最初に須賀くんに飲んでもらいたかったんだ……」 京太郎「え………?」 尭深「……………あ…///」 京太郎「えっと………それh ガチャッ 淡「すいません!遅くなりました!決して追試験をうけてたわけじゃ………って、あれ?タカミとキョータローだけ?」 尭深「………」 京太郎「………」 淡「???……どうかしたの?二人とも黙りこんじゃって…?」 京太郎「な、なんでもねぇよ……あと先輩たちならまだ来てないぞ…」 淡「なんだぁ……慌ててきて損したよ……スミレったらホントに時間に厳しいんだもーん」 京太郎「…それより淡、お前また追試受けてたのか?」 淡「…ち、違うよ!私がそんなバカなはず無いじゃん!」 京太郎「はいはい、そうですねー あわいちゃんはお利口さんでちゅもんねー」 淡「むー!そうやってバカにしてー!大体キョータローだって馬鹿じゃん!」プンスコ 京太郎「おれはだれかさんと違って赤点とったりしないからな~」 淡「ムキーー!なんなのさっきから!麻雀弱いくせに!」 京太郎「ぐっ………お、俺はまだ始めたばっかりだから……」 淡「始めたばっかりっていってももう5ヶ月はたつじゃーん!私が始めてそのくらいの頃にはもっと打ててたもんねー!」 京太郎「う、うるせーペタンコ!お前の場合取った栄養が全部雀力に吸収されてるだけだろ!」 淡「…っ!そ、そやって胸ばっか見て!変態!!スケベ!!近寄らないで!!」 京太郎「心配せずともお前みたいなちっぱいには浴場しねーよ」 淡「なっ……!……う、うるさいうるさい!キョータローなんかこうしてやるー!」バッ ゴクゴク ブーーッ 京太郎「っうわぁぁあ!!きったね…!」 淡「あははは!ばーかばーか!」 京太郎「てめー!なにすんだこの……!」ダッ 淡「あははは!捕まえてみろー!」ダダダダ 京太郎「待てこのやろー!」ダダダダ 淡「またないよーだ!あはははh…あっ!」ガッ 京太郎「おわっ!」 ドスーン 淡「いたた………………っ!///」 京太郎「………………」ムニュ 淡「……………」 京太郎「わわわ!ご、ごめん!」バッ 淡「…………///」 京太郎「その……わ、わざとじゃないんだ……すまん …」 淡「べ、べつに…!私だって悪かったし……」 淡「それに……そんな悪いきはしなかったし……」ボソッ 京太郎「……え?」 淡「……!な、なんでもない!!私トイレいってくる!!」ダッ ガチャ 京太郎「お、おい!淡!」 京太郎「どうしたんだあいつ………って絶対俺のせいだよな……ハァ……」 尭深「………」ズズズ ガチャ 菫「すまない……クラスの用事で遅くなった……」 京太郎「あ、 弘世先輩……こんにちわ」ペコッ 菫「うむ……それよりさっき淡の奴が走ってでていったのは…」 京太郎「あ……じ、じつは………」 説明中--- 菫「ハァ………まったくお前らは何を考えてるんだ……」 京太郎「す、すみません……」 菫「別にイチャイチャするのは構わんが、そういうのは外でやってくれ…」 京太郎「え!?そんなイチャイチャだなんて!あいつとはそんなんじゃ無いですよ!」 京太郎「だいたいあいつが俺のことそんな風に見てるとは思えないし……」 菫「…………」 尭深「…………」 京太郎「……え?えっと……」 菫「ハァ……これは淡にも少し同情するな…」 尭深「………」コク 京太郎「え……?え?」 菫「あぁ、それと今日は照は休みだ……どうやら熱が出たらしい……」 京太郎「え!?大丈夫なんですか!」 菫「まぁそこまで大したことはないみたいなんだが……しかしどうやらあいつの家に今ちょうど親がいないらしくて1人らしいんだ」 京太郎「それは大変ですね…」 菫「そこでだ……須賀には照の家にいって様子を見てきてもらいたいんだ…」 京太郎「え!?おれがですか!?」 菫「あぁ…本当は私が行くべきなんだがもう大会も近いし我々レギュラーは抜けられなくてな……」 京太郎「で、でも!勝手にオンナノヒトの家に上がり込むのは……」 菫「大丈夫だ……照の了承はとってある……」 京太郎「で、ですが……」 菫「頼む須賀……お前にしかたのめないんだ……」 京太郎「う…………わ、分かりました……行きます…」 菫「ありがとう!じゃあこのプリントとノートのコピーも渡しといてくれ……あとこれがあいつの家の住所だ…」 須賀「わかりました、じゃあ行ってきますね!」 菫「頼んだ」 廊下---- 京太郎「えーっと…照さんの家は………うお、割りと遠いんだな……毎朝まよったりしてないのかな……」 淡「あ……キョータロー……」 京太郎「おお、淡か」 淡「どこいくの……?」 京太郎「ああ、照先輩のお見舞いに行くんだよ……」 淡「え……?なんで京太郎が…?」 京太郎「なんか大会前だからレギュラー陣は忙しいみたいでな……」 淡「…………」 京太郎「じゃ、俺はいくから……お前もはやく部室もどれよ」 淡「…………」ギュ 京太郎「え………?」 淡「わたしも……いく………」 京太郎「は?…でもお前…練習は……」 淡「私はスッゴク強いから大丈夫!なんたって高校百年生だし!」 京太郎「………でもなぁ………」 淡「お願い……キョータロー……」ギュ 京太郎「うっ………」 京太郎(ど、どうすればいいんだ……) 京太郎「よし淡!お前の家を教えてくれ!!てか連れてって!」 淡「えぇぇ!?な、なんで私の家……?」 京太郎「いいから!!」 淡「う、うん………」 淡「ここが私の家だよ」 京太郎「おぉ………これは………!」 京太郎(普通のマンションだ…) 淡「で……どうするの……?」 京太郎「そうだった!淡!今家に誰かいるか!?」 淡「え………今はだれもいないと思うけど……」 京太郎「よし入るぞ!」グイッ 淡「わわ…!引っ張らないでよ!」 ガチャ 京太郎「おぉ…ここが淡の家か……」 淡「うん………」 京太郎「淡の部屋はどこだ!?」 淡「え!?……………あそこの扉だけど……」 京太郎「お邪魔しまーす」ガチャ 淡「ちょっと!!ま、まって!!」 京太郎「おぉぉここが淡の部屋かぁ……割と片付いてるんだなぁ……」 淡「…………あんまり………見ないでよ…」 京太郎「じゃあ淡!ここ座って!!」ポンポン 淡「え………?ってそこ私のベッドじゃん!!」 京太郎「まぁまぁ」 淡「……………はいっ!これでいい?」スッ 京太郎「…………あわい……」グイッ 淡「きゃぁ!」ボスンッ 京太郎「……………」 淡「きょ、キョータロー……?」 京太郎「……………」スッ ペロッ 淡「ひゃぁ///きょ、キョータロー!なにやって……!」 京太郎「…………」ペロペロ 淡「ひにゃぁ///そ、首っ舐めちゃらめ………んっ!」 京太郎「はぁ…はぁ……あわいぃ……」モゾモゾ 淡「や、やめて……お願い……グスッ…」 京太郎「うぉおおおおぉぉ!!」ガバッ 淡「うっ……グスン……うぅ………恐いよぉキョータロー……やだよぉ……」ポロポロ 京太郎「……っ!」ピタッ 淡「ぐすっ……キョータローは…優しくないけど…優しくて…」 淡「頼りにならないけど…頼りになって……」 淡「かっこよくないけど………かっこよくて………ぐすん…」 淡「こんなキョータロー………やだよぉ……」ポロポロ 京太郎「…………あ、あわい………」 京太郎(しまった!泣かせてしまった……!お、俺はどうすれば……) 京太郎(そうだ!こんなときはお菓子を……!)ゴソゴソ 京太郎「淡……ごめんな………俺どうにかしてたよ……お菓子食うか?」スッ 淡「……グスン………うん……」ガサガサ 京太郎「これ一昨日出たばっかりの新作のチョコみたいだぞ!」 淡「……………」モグモグ 京太郎「どうだ……?」 淡「………美味しい……」モグモグ 京太郎「そ、そうか…!よかった!」 淡「……………」モグモグ 京太郎「……………」 淡「………ねぇキョータロー……」 京太郎「お、おう、なんだ……?」 淡「………どうして……こんなことしたの……?」 京太郎「そ、それは……だな………」 京太郎「愛し照」 淡「………え?」 京太郎「お前が好きなんだ……それでこんなことを……」 淡「……え?………なにいって…」 京太郎「愛してるぞ……淡……」 淡「……っ!///」 京太郎「でもホントごめんな怖い思いさせて………もうしないk 淡「わたしも!」 京太郎「……………?」 淡「わたしも……キョータローのこと好き……だもん……」 淡「さっきはちょっと怖かったから……でも京太郎に………その………されるの別に嫌じゃないよ……?」 京太郎「あ、あわい……」 淡「だから…………その………」モジモジ 淡「続き………してもいいよ……?///」 菫「たく……須賀のやつ遅すぎるだろ……淡もかえって来ないし………亦野は行方不明らしいし………」プルルル 菫「…あ、照か?須賀はまだそこにいるn……え?まだ来てない?」 菫「何を考えてるんだあいつら………!」ワナワナ 尭深「…………」ズズズ 淡「きょうたろー………」ギュ 須賀「淡………」ギュ 完
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【7月第3週 地区予選2日目】 京太郎「いよいよ来たぜ!男子個人戦!」 京太郎「ちゃちゃっと終わらせてやるぜ!」 京太郎「なんで男子は女子と違うところなんだよ……」 【side-憩-】 憩「昨日は消化不良やったから、頑張ります!」 開局 親 モブ1 25000 南 憩 25000 西 モブ2 25000 北 モブ3 25000 憩「よろしくお願いしますーぅ」 モブ1(なんで去年の2位と当たっちゃうかなー) モブ2(ああ、やばい、うん、やばい) モブ3(ど、どうしよう……)ワナワナ モブ1(2位だろうが関係ない!) モブ1(和了れば無問題だ!) モブ3(こ、こんな人に勝てるわけないよぉ)トン モブ1「ロン!混一色!」 モブ2「いや、それ……」 憩「緑一色……」 終局 1位 モブ1 73000 2位 憩 25000 3位 モブ2 25000 4位 モブ3 -23000 憩「東1局で終わりなんて……」 開局 親 モブ6 25000 南 モブ4 25000 西 憩 25000 北 モブ5 25000 憩(今度こそ和了るでー!) モブ4(気分上々!調子も上々!攻めてくよー!) モブ5(ああ、神よ、私に力を!) モブ6(容赦は、しない) 憩「ツモ!1600・3200!」 憩(この調子で行くでー!) モブ6(ぐぬ) 東2局 モブ6 21800 親 モブ4 23400 憩 31400 モブ5 23400 同コンマのため、流局 東2局1本場 モブ6 21800 親 モブ4 23400 憩 31400 モブ5 23400 憩「ツモ!4100・8100」 憩(このまんま、飛ばす!) モブ4(気分絶賛下降中……) 東3局 モブ6 17700 モブ4 15300 親 憩 47400 モブ5 19300 モブ6(前に、進まなくては!)トン モブ5「ああ、神よ、感謝いたします」 モブ5「ロン、タンヤオのみです」 オーラス モブ6 16700 モブ4 15300 憩 47400 親 モブ5 20300 憩(これは…使わんでええか) 憩(よし) 憩「ツモ!1600・3200!」 終局 憩 53800 モブ5 17100 モブ6 15000 モブ4 13700 【各校の地区予選】 【白糸台】 「試合終了ー!!」 「これでインターハイ西東京代表は3年連続」 「白糸台高校!!」 「先鋒の小走選手と次峰の弘世選手、中堅の渋谷選手が作ったリードを副将亦野選手がチャラにし、ラスに転落したものの」 「大将の大星選手が他校を圧倒し、逆転優勝となりました!」 誠子「すみませんでしたっ!」 淡「ほんとですよー『決勝は副将戦で終わらせるから大星の出番は無い』とか言ってたくせにー」 誠子「うっ」グサッ 尭深「……」ズズッ 尭深(10万点失点って……ぷぷっ) 尭深(とか言ってみたい、でもキャラを優先しよう) 菫「お前、そろそろその癖直せよ」 菫「もう少し場を見てだな――――」 やえ「ま、何にせよ勝ったんだから結果オーライだ、そう落ち込むな」 誠子「はい……」 【阿知賀】 実況「奈良地区予選団体戦終了!!」 実況「奈良の王者、晩成高校は先鋒岡橋初瀬が飛び、初戦敗退」 実況「そして今年、インターハイへ駒を進めたのは!」 実況「阿知賀女子学院だ!!」 憧「初瀬、大丈夫かな……」 玄「慰めるのはこの私におまかせあれ!」 憧「いや、玄は初瀬のこと知らないでしょ」 玄「あ、そうなのでしたっ!」 【新道寺】 哩「ツモ、8000オール!」 哩「あっ」ビビクン 哩「ロン!12300!」 哩「ひぐっ」ビビクン 煌「部長は相変わらず強いですねぇ」 美子「ねぇ、姫子ちゃん、さっきから何ばしよっと?」 姫子「ぶちょーにバイブば仕掛けとるんです」 美子「バイブ?」 姫子「点ば取れば取るほど激しくしとるんです」 哩「ツモ!16400オール!」 煌「おや、飛びましたね」 姫子「じゃ、こればサービスです」 姫子「超激強」ポチッ 哩「あっ、うっ……~~~!」ビビクンビビクンビビクン 【姫松】 実況「南大阪の団体戦決勝を制したのは、名門姫松!」 実況「去年の春に倒れた善野監督が戻って再始動した姫松女子は、先鋒上重と中堅愛宕洋榎が作ったリードを次峰真瀬と副将愛宕絹恵が守りました」 実況「大将末原の大量失点には肝を冷やしましたがなんとか勝ち抜けとなりました!」 恭子「監督、すみませんでした」 善野「ええよ、気にせんといてや」 善野「失敗は成功の元や、これからもメゲずに頑張ろな」 恭子「はいっ!」 漫「監督と末原先輩……いい雰囲気やな」 由子「恭子が気になるのよー?」 漫「そ、そんなことあるわけないじゃないですか、やだなーもー真瀬先輩ったらー」 由子「うーん……それなら別にいいのよー」 由子「でも、困ったことがあったら相談するのよー」 洋榎「なんや?漫の相談か?」 洋榎「由子にもするならウチにも相談してくれや!」 漫「いや、主将に相談はありえないですわ」 洋榎「何やて!?」 【永水】 初美「戻りましたよー」 巴「おつかれハッちゃん」 ??「よく頑張ったな、誉めてつかわすぞ」 初美「上から目線は少し腹が立つのですよー」 春「みんな上から」ポリポリ 初美「ちっちゃくって悪かったですねっ!」 巴「今年は統廃合とかで学校が減って早く終わっちゃったね」 ??「おかげでわらわの出番が無かったからのう」 初美「まあまあ、早く終わるのはいいことてはないですかー」 初美「この調子でらっくらく~に全国優勝してしまいましょう!」 【宮守】 豊音「ただいまー」 胡桃「お帰り、トヨネ」 塞「おつかれ」 シロ「おつかれ……」 ??「お疲れ様でした」 トシ「え?豊音戻って来たん?うわーお疲れー」 豊音「熊倉先生……」 prrr トシ「あ、ちょっとタンマ」 トシ「んー、もしもしアッシだけどー……えー何それチョベリバー」 塞「……どうしてああなっちゃったんだろうね」 シロ「さあ……」 豊音「そうだ!約束覚えてる?」 ??「優勝したらサイン、でしたよね」 豊音「うん!」 ??「もう貰って来てありますよ、はい」 豊音「わぁ、ありがとー!」 ??「あと友人の大沼プロのサインも貰いましたよ」 豊音「うわ、ほんとだー!ちょーうれしいよー!一生の宝物にするよ!」 ??「喜んでもらえてよかったです」 胡桃「――が入ってくれて良かったよ!」 胡桃「そうじゃなきゃインターハイには行けなかったからね!」 豊音「まさかあのプロにお孫さんがいたなんてねー」 塞「トシ先生のツテが役に立ったね」 シロ「ま、当の本人はあんな感じだけど」 トシ「えっ、それマジ~?ギャハハハ」 一同「うん……」 【鹿老渡】 いちご「おつかれ」 ??「おお、部長か」 いちご「まさか次峰戦で飛ぶなんて考慮しとらんかったけど」 いちご「またインターハイに行けて嬉しいけぇ!」 ??「そうじゃな」 ??「今年こそ勝つんじゃ!」 いちご「うん!頑張ろな!」 いちご「ワカメちゃん!」 ??「……その呼び方はやめてくれんか?」 憩「おつかれさまでしたー!」 モブ5「お疲れ様でした」 モブ4「おつかれ~って、勝てるわけないやん!」 モブ6「前、進めませんでした……」 憩「これで予選通過や!」 憩「京太郎くんの調子はどうやろなー」 京太郎「よっし!初戦から飛ばしていくぜ!」 男1(あ、アイツが我が天使咏ちゃんと同じ高校の男子部員か……) 男2(あんな野郎が俺の女神憩ちゃんと同じ高校の男子部員だとぉ?) 男3(彼が私の大天使エイスリンちゃんと同じ高校の男子部員ですか……) 123(裏山氏ね) 京太郎「」ゾクッ 京太郎(なんだろう、殺気を感じる……) 開局 親 男1 25000 南 男3 25000 西 男2 25000 北 京太郎 25000 京太郎(まずは流れをつかむ!) 京太郎(安くても、早く!) 京太郎「ツモ!タンヤオのみ、300・500」 男2「ちっちぇな」 男1「チッ」 東2局 男1 24500 親 男3 24700 男2 24700 京太郎 26100 男1(国士テンパイ!) 男1(あのリア充に天誅を!) 男1「ロン!32000!」 男2「えっ」 男1「えっ」 終局 男1 56500 京太郎 26100 男3 24700 男2 -7300 予選第2戦 京太郎「あの後なんとか巻き返したぞ!」 京太郎「ってかいきなり国士って……」 京太郎「次はこの卓か」 京太郎「この試合で2位以上で本選出場確定」 京太郎「本選は女子と同じ会場、プロの解説も来るらしいから頑張ろう!」 開局 親 京太郎 25000 南 男5 25000 西 男4 25000 北 男6 25000 京太郎(さっきは調子付けに安い和了をしてただけでおわっちゃったからな) 京太郎(今回は高く!) 京太郎「ツモ!8000オール!」 京太郎(ガンガン行こうぜ!) 男5「ツモ――その言葉を聞いた瞬間、僕の体に電流が走った―――」 男4「いっきなり親倍かー辛いなぁー」 東1局1本場 親 京太郎 49000 男5 17000 男4 17000 男6 17000 男4(三箇牧……女子団体は面白かった) 男4(こっちは、どうやろな) 男4「ロン!12300!」 男4(見極めさせてもらうで!) 東2局 京太郎 49000 親 男5 17000 男4 29300 男6 4700 同コンマのため、流局 男5「ノーテン」 男4「テンパイ」 男6「ノーテン」 京太郎「ノーテン」 東3局 京太郎 48000 男5 16000 親 男4 32300 男6 3700 男6(見る限り周りは格上、点棒も少ない) 男6(でも、取られた分は倍返し) 男6(そう、教わったんや!) 男4(……ここは隣を飛ばして逃げるか、だとすれば、跳満) 男4(三箇牧はもう放っておいても大丈夫やろ)トン 男6「それ、ロン!」 男6「四暗刻で32000!」 男4「な、スッタンやと!?」 オーラス 京太郎 48000 男5 16000 男4 300 親 男6 35700 京太郎(今日2回目の役満、羨ましいな) 京太郎(でも) 京太郎(ラストスパート、このまま逃げ切る!) 男4(まだ、あきらめるわけにはいかんのや) 男4(出来るだけ稼いで、次につなげる!) 男4「ツモ!1600・3200!」 終局 京太郎 46400 男6 32500 男5 14400 男4 6700 【予選を通過しました】 京太郎「ここが本選会場かぁ」 京太郎「あれ、もう女子の本選始まってるのか」 京太郎「みんなの予選の結果は……」 総合 1位 宮永照 2位 荒川憩 3位 清水谷竜華 4位 エイスリン・ウィッシュアート 5位 江口セーラ 平均打点 1位 三尋木咏 2位 赤阪郁乃 3位 江口セーラ 和了率 1位 エイスリン・ウィッシュアート 2位 宮永照 3位 荒川憩 京太郎「エイスリンさんが和了率1位か、凄いな」 京太郎「咏は打点1位、総合では照と憩さんがワンツー」 京太郎「俺は男子3位か、目指すぜ1位!」 【side-憩-】 憩「やっぱり宮永さんには負けるかー」 憩「でも、頑張るでー!」 開局 親 モブ1 25000 セーラ 25000 憩 25000 竜華 25000 憩「最初はこの部屋やな」 ギギィ 憩「あ」 モブ1「い」 セーラ「う」 竜華「え?」 モブ1(千里山の三年生コンビ、それにまた荒川さんまで……なんでまた) モブ1(こんなところまで来ちゃってよかったのかなー)カタカタ 憩「安心して、2人であの怖い怖い先輩たち倒そな」トン モブ1「わ、私のことか?」 憩「うん、頑張ろな」 モブ1「お、おう!」 セーラ「怖いってなんや怖いって!ツモ、1300・2600」 東2局 モブ1 22400 親 セーラ 30200 憩 23700 竜華 23700 同コンマのため、流局 竜華「んー流局かー」 セーラ「このまま1位行ったるわ!」 憩(いきなりこの2人はやっぱりきついなぁ) 東2局1本場 モブ1 19400 親 セーラ 31200 憩 24700 竜華 24700 憩(早速使ってくでー!)ピキーン 【孔穿つ閃光】発動! 竜華(相変わらずようわからん感覚やな……) 憩「ツモ、400・600」 東3局 モブ1 19000 セーラ 30600 親 憩 26100 竜華 24300 憩(親だし、稼いでくで!) 憩「ロン、1500や!」 セーラ「はっ、ええわ」 【大望背負いし大砲】発動! 【ヒーリングスペース】により、憩の聴牌・和了判定-5 東3局1本場 モブ1 19000 セーラ 29100 親 憩 27600 竜華 24300 セーラ(憩に和了られるといっつも調子悪くなるなぁ) セーラ(安いのは嫌やけど、しゃあなしや) セーラ「ロン!6700!」 東4局 モブ1 12300 セーラ 35800 憩 27600 親 竜華 24300 憩(全員黙らせてみたけど) 憩(まだまだ、やな) 憩「ツモ、4000・8000!」 憩「これで一旦逆転や!」 南1局 親 モブ1 8300 セーラ 31800 憩 43600 竜華 16300 憩(よし……ツモ) 憩(これだとなんか1ちゃん騙しちゃったみたいやな) 憩(これも勝負……なんや) 憩「ごめんな、ツモ、6000・12000」 憩「トビ終了や」 終局 憩 67600 セーラ 25800 竜華 10300 モブ1 -3700 【憩がインターハイに進出しました】 京太郎「結局インターハイ出場は照、憩さん、清水谷さん、船久保さんか」 京太郎「エイスリンさんは地区予選和了率が全国1位になったし、凄いな」 京太郎「郁乃さんが負けるのはもっと意外だったな」 京太郎「次は俺の番か、緊張してきたな!」 京太郎「一旦休憩室で寝るか」 ガララ 怜「すぅ……すぅ……」 京太郎「怜さんか、確か清水谷さんは取材受けてたな」 京太郎「時間までここにいるか……」ナデナデ 怜「ん……」パチッ 怜「京…くんか」 京太郎「あ、起こしちゃいましたか?」 怜「いや…休めたから、大丈夫や」 怜「京くんはもう試合なんか?」 京太郎「はい」 怜「緊張、しとるんか?」 京太郎「情けないですけどね」 怜「そっか……」ニギッ 怜「頑張ってな」ニコッ 京太郎「はい!」 京太郎「1戦目、ここで勢いをつける!」 本選第1戦 京太郎(この部屋か……) 京太郎(どんな人たちがいるんだろう) ギギィ 開局 親 男7 25000 京太郎 25000 男9 25000 男8 25000 京太郎「ロン、1000」 男8「ぐぬぬ」 男7(須賀京太郎、情報通りだとすれば、その打ち筋は宮永照と同じ) 男7(お手並み拝見) 東2局 男7 25000 親 京太郎 26000 男9 25000 男8 24000 京太郎(親番なのに聴牌できねー、どうしよ) 男8(1000か、安すぎるな) 男8「ロン!6400!」 男8(親は流させてもらおう) 東3局 男7 25000 京太郎 26000 親 男9 18600 男8 30400 男7(須賀京太郎は左程脅威ではなかったか) 男7(つまらん) 男7「ロン、5200」 東3局 男7 30200 京太郎 26000 男9 18600 親 男8 25200 京太郎(やっとテンパイできた……) 京太郎(と思ってる間にまた) 京太郎「ツモ、500・1000」 南1局 親 男7 29700 京太郎 28000 男9 18100 男8 24200 京太郎(よし、あともうちょい) 男7(こんなやつにアイツは負けたのか) 男7「ロン、7700」 南1局1本場 親 男7 37400 京太郎 28000 男9 18100 男8 16500 男7(連荘、だが配牌が悪いな……) 京太郎「ツモ!1700・3300!」 京太郎(一応逆転だな) 南2局 男7 34100 親 京太郎 34700 男9 16400 男8 14800 京太郎(いい調子だ) 京太郎「ツモ、6000オール!」 京太郎(逃げ切ってやる) 南2局1本場 男7 28100 親 京太郎 52700 男9 10400 男8 8800 男8(8800はあかんなぁ) 男8「ロン、8300」 男9「うげっ、マジですか」 南3局 男7 28100 京太郎 52700 親 男9 2100 男8 17100 京太郎(憩さん、あなたの力) 京太郎(いま、使います) 京太郎「リーチ!」ピキーン 男7「」ゾクッ 男8(今、背筋が一瞬……)トン 京太郎「ロン、リーチ一発裏3、8000です」 男8「は……!?」 男9「こんなん役無同然やないか」 オーラス 男7 28100 京太郎 60700 男9 2100 親 男8 9100 全員ノーテン流局 終局 京太郎 60700 男7 28100 男8 9100 男9 2100 男7(本来役無の和了、ただの偶然による和了) 男7(こんな和了をするのは……いや、気のせいだろう) 男7(こんな和了なんていくらでもあるしな) 男8(ムダヅモばっかじゃねえか、クソッ) 男8(なんか、運が無くなったみたいや)トン 男9「流局、やな」 男8「ノーテン」 男7「ノーテンや」 京太郎「ノーテン」 男9「ノーテン」 ―――――――――― 京太郎「あの後本選ではトップになり続けて……」 京太郎「県1位になったぞ!」キャッホー 京太郎「みんなと待ち合わせしてる場所に行くか」 京太郎「この辺だったかな」 照「こっち」 京太郎「お、これはこれはチャンピオン様じゃありませんか」 照「そんな呼び方しないで」ムスッ 照「それに京だって北大阪のチャンピオン」 京太郎「あ、そういえばそうだったな」 照「何言ってるの」 京太郎「それで、みんなは?」 照「もう帰った」 京太郎「えっ」 照「県予選1位同士仲良く帰ってきなさい、って霞が」 京太郎「照が迷子になったらどうする気なんだよ……」 照「でさ、京、私、1位になったでしょ?」 京太郎「ああ、なったな」 照「だからさ、その……」チラッチラッ 京太郎「なんだ?ご褒美が欲しいのか?」 照「う、うん……///」 京太郎「それならそうと言えばいいのに」 京太郎「でもご褒美か、何をしよう」 京太郎「じゃあ二人で甘いものを食べに行こうか」 照「……ん」 京太郎「というわけで会場近くの喫茶店に来てみたぞ」 カランコロン 店員「いらっしゃいませー」 店員「お、あなた方ひょっとしてひょっとするとカップルですか?」 京太郎「いや、ちが「じゃあじゃあ!」」 店員「こちらのカップルパフェをどうぞ!」 京太郎「だから俺た……」 ギュッ 照「……」ギュッ 京太郎「照……」 照「いいから、別に」 店員「じゃあごゆっくりー」 京太郎「良かったのか?」 照「うん」 照「このパフェおいしそうだし」 京太郎「カップルに間違われて」 照「えっ」 京太郎「えっ」 照「……///」 夜 京太郎「もうすぐ夏休みだ」 京太郎「今のうちに出されてる課題を片付けよう」 京太郎「この英語の課題難しいな……」 京太郎「エイスリンさんとやろうか……いや、自分の分は自分でやろう」 京太郎の学力が上がった! 60→61 【7月第3週 休日】終 【第2章】終 【第3章 全国】 【7月第4週 平日】 京太郎「今日から夏休みだ!」 京太郎「毎日が休日だ!」 京太郎「何をしようかな」 京太郎「インハイは東京、東京観光に備えて金を貯めよう!」 おっさま「今日も元気やなー」 由子「元気なことはいいことなのよー」 由子「須賀くーん、こっちに麦茶よろしくなのよー」 京太郎「はい、ただいまってうわっ!」ドンガラガッシャーン 京太郎「やばい、コップを割ってしまった……」カタカタ おっさま「あちゃーやってしもたかー」 京太郎「あ、店長!これは、そのですね!」 おっさま「給料から引いとくなー」 京太郎「そ、そんな……」 カランコロン 由子「いらっしゃいませ、なのよー」 桃子「こんにちはーっす」 京太郎「いらっしゃいま……ってモモ!?」 桃子「あれ、どうして京太郎がここにいるっすか?」 京太郎「いまバイト中なんだよ」 桃子「へぇ、とうとう京太郎も働くような人になったっすか」ウンウン 由子「二人は知り合いなのよー?」 桃子「はい、幼馴染っす!」 由子「私は真瀬由子なのよー」 桃子「京太郎がいつもお世話になってるっす」フカブカ 京太郎「で、何するんだ?」 桃子「もちろん打つっすよ!」 由子「じゃあこちらの卓へどうぞ、なのよー」 桃子「京太郎も一緒に打つっす!」 京太郎「わかったよ、真瀬さんもどうですか?」 由子「わかったのよー」 おっさま「じゃあワイも入れてもらおかー、ってアンタ清澄の東横ちゃんやないか」 桃子「私のこと、知ってるっすか?」 おっさま「長野代表清澄高校の次鋒、通称『黒の天使』」 おっさま「それに去年の全中3位、知らないわけないやろ」 由子「長野代表ってことは、私と打てないのよー」 京太郎「えっ、そうなんですか?」 おっさま「大会規定で団体戦の代表同士は打てないんや」 京太郎「じゃあ、あと1人はどうするんですか?」 おっさま「今日はあいつがおるから大丈夫や」 おっさま「いま呼んでくるわ」 開局 おっさん「よぉ、須賀んとこの、調子はどうや?」 京太郎「上々ですね……」トン おっさん「がっはっは、そうかそうか」トン 桃子「なんで店長がここにいるっすか」トン おっさま「昔からの知り合いなんや」トン 京太郎(テンパイできねー)トン おっさん「ツモ、300・500や」 おっさん「頑張れよ、北の1位」 東2局 京太郎 24500 親 おっさん 26100 桃子 24700 おっさま 24700 桃子(なんかさっきから高い手が作れないっすね……) 桃子(でも、京太郎には負けられないっす!) 桃子「ロン!3900っす!」 東3局 京太郎 24500 おっさん 26100 親 桃子 28600 おっさま 20800 京太郎(和了れないのはやだなぁ……) 京太郎(憩さんの力はなんか使っちゃいけない気がするし) 京太郎「あ、ロン、1000です」 桃子(地味な対局っすねー) 桃子(消えにくいっすよ、まったく) 東4局 京太郎 25500 おっさん 25100 桃子 28600 親 おっさま 20800 おっさん「そういえば、須賀は男子個人戦1位やったらしいな」 京太郎「凄いでしょう」フフン おっさま「そういえば、今年から個人戦の出場枠が4人になったんやな」 京太郎「今年からだったんですか?」 おっさま「意図はようわからんけどな、東横ちゃんも真瀬ちゃんも個人戦出場者やで」 京太郎「へー、あ、ツモです、3000・6000」 おっさま「しれっと和了るんやなぁ」 南1局 親 京太郎 37500 おっさん 22100 桃子 25600 ※[ステルスモード]に移行しました おっさま 14800 京太郎(本当に安い手しか作れないな……一回使ってみるか) 京太郎(これで、テンパイだ)ピキーン 【孔穿つ閃光】発動! 京太郎(全てを照らすような、闇を明かすような) 京太郎(そんな光を、イメージする!) 京太郎「カン!」タン 京太郎「来た!嶺上ツモ、面前のドラ3で4000オールです!」 南1局1本場 親 京太郎 49500 おっさん 18100 桃子 21600 ※[ステルスモード] おっさま 10800 桃子(今、何が起こったっすか?) 桃子(背筋がゾクッってなって、そしたら京太郎が和了ってて……) 京太郎「ロン、1500の1本場は1800」 桃子(わけがわからないっす……) 南1局2本場 親 京太郎 51300 おっさん 16300 桃子 21600 ※[ステルスモード] おっさま 10800 京太郎「ノーテンです」 おっさん「ワシもノーテンや」 桃子「ノーテンっす」 おっさん「ノーテンや」 南2局2本場 京太郎 51300 親 おっさん 16300 桃子 21600 ※[ステルスモード] おっさま 10800 桃子(さっき京太郎が和了ってからツモが悪くなってるっす) 桃子(まーた流局っすか) 南3局2本場 京太郎 51300 おっさん 16300 親 桃子 21600 ※[ステルスモード] おっさま 10800 京太郎(やっぱりあれ使うと運が悪くなるな……) 京太郎(使いすぎは禁物、だな) 京太郎「ロン、1000の2本場は1600です」 オーラス 京太郎 52900 おっさん 16300 桃子 21600 ※[ステルスモード] 親 おっさま 9200 京太郎(オーラス……もういっちょ!) 京太郎「リーチ!」ピキーン 桃子(いまさらリーチっすか……) 京太郎(運を、集める) 京太郎(よし、来た!) 京太郎「ツモ!リーチ一発、1600・3200!」 終局 京太郎 59300 桃子 20000 おっさん 14700 おっさま 6000 桃子「いやぁ、楽しかったっす!」 京太郎「そうか、なら良かった」 桃子「それじゃあそろそろ帰るっす」 京太郎「おう、咲たちによろしくな」 桃子「次は3週間後、インターハイっすね!」 京太郎「そうだな、三箇牧は強いから覚悟しとけよー」 桃子「楽しみにしておくっすよ」 桃子「それじゃ」 バタム 由子「影の薄い子だったのよー」 京太郎「あれ、そういえば真瀬さんはモモを見えたんですか?」 由子「なんとなく見えたのよー」 カランコロン 京太郎「いらっしゃいま……」 姫子「部長、こっち来るとですよ」 哩「姫子、ちょんっ、っと待って」ヴィーン 哩「ここば、どこ?」メカクシ 姫子「雀荘です」メカクシハズシー 京太郎(なんだあの2人) 由子「いらっしゃいませなのよー、あ、白水さんなのよー」 哩「おお、真瀬やなか」 由子「お久しぶりなのよー」 京太郎「真瀬さん、お知り合いなんですか?」 由子「この2人は新道寺女子の子たちなのよー、その小さい子が鶴田さん、赤い顔をしてる方が白水さんなのよー」 京太郎「新道寺って花田さんのいるところですか?」 哩「花田のことば知っとると?」 京太郎「はい、一度ここに来ましたね」 姫子「そういえば、花田ん奴ば雀荘ば行って楽しかった言うとりました」 哩「ふむ、花田と打ったのは君か?」 京太郎「はい、たしかに楽しかったですね」 哩「じゃあ、私たちと打たんか?」 京太郎「まあ、いいですけど」 開局 京太郎(新道寺女子、福岡だったけな) 京太郎(……ま、いいや) 京太郎(誰が相手でも、勝つ) 京太郎(楽しむ) 京太郎「ロン、2000です」 東2局 おっさま 23000 親 哩 25000 京太郎 27000 姫子 25000 哩(リザベーション失敗、か) 哩(すまんな、姫子) 京太郎「ロン、5200!」 哩(ツモじゃなきゃ気持ちよくなか) 東3局 おっさま 17800 哩 25000 親 京太郎 32200 姫子 25000 哩(直撃ば受けたい……) おっさま「お、リーチや」 哩(直撃、直撃…)トン おっさま「それや、ロン24000」 哩「あ、ああっ!」ビクンビクン 哩(直撃、気持ちよかぁ……) 姫子「ぶ、ぶちょー…」 京太郎(なんだこいつら) オーラス おっさま 41800 哩 1000 京太郎 32200 親 姫子 25000 哩(東風にしたのは間違いだった) 姫子(全然和了れんとです……) 京太郎「ロン、5200です」 終局 京太郎 37400 おっさま 36600 姫子 25000 哩 1000 京太郎「お疲れ様でした!」 姫子「おつかれです」 哩「おつかれ」 哩「須賀云うたか、これば私の連絡先ばい」 姫子「ぶちょー、よかとですか?」 哩「よかよか、ほれ、姫子も」 姫子「はい……っと」 哩「次に打つときは負けなかよ」 京太郎「ええ、こっちこそ」 姫子「じゃ、行きましょう」カチッ ブイーン 哩「んっ!」 哩「ひ、姫子、いきなりばやめっ」 カランコロン 京太郎「何だったんでしょうね、あの2人は」 由子「私にもよくわからないのよー」 京太郎「今日のバイト代少なかったな」 京太郎「まあモモに会えたからいっか」 京太郎「夕方だけど、何しよ」 夕 京太郎「久しぶりに買い物に行くか」 京太郎「どこに行こうかな」 京太郎「コンビニに来てみたぞ」 京太郎「お、ガ○ガ○くん梨味、もう売ってたのか」 京太郎「さて、何を買おう」 京太郎「ハーゲンダ○ツ確保っと」 京太郎「お、これ花火セットか」 京太郎「そういえば今週末に祭があったっけ」 京太郎「みんな、千里山の人たちも誘って一緒に行こうかな」 京太郎「その後に清々荘の近くでやるか」 京太郎「よし、買った!」 京太郎「そういえば照とみんなで海に行く約束もしてた気がするな」 京太郎「少し散歩するか」 京太郎「今日も楽しい1日だったな」 京太郎「バイトから帰った後は誰にも会わなかったけど」 京太郎「それも俺らしさの1つだよな、うん」 京太郎「うっし、インターハイまで頑張るぞ!」 【7月第4週 平日】終 【7月第4週 休日】 京太郎「暑い……」 京太郎「もう来週の日曜には東京にいるのか」 京太郎「東京は涼しいのかな……」 京太郎「夏祭りに誰かを誘おう」 京太郎「誰を誘おうかな」 京太郎「咏と憩さんを誘ってみるか」 ――――――――― 京太郎「二人共話に乗ってくれたぞ」 京太郎「でも憩さん、なんか顔赤くて息荒かったけど大丈夫かな」 京太郎「夏風邪とかじゃなけりゃいいんだけど」 ――――――――――― 憩「京太郎くんと…祭り……あっ」クチュ… 京太郎「誰かの部屋に遊びに行くか」 京太郎「誰の部屋に行こう」 京太郎「照の部屋にでも行こうかな」 京太郎「照、いるかー」コンコン シーン 京太郎「……」 京太郎「別のことをしよう」 京太郎「散歩だ、散歩に行こう!」 京太郎「というわけで公園まで来た……お、あれは照じゃないか」 京太郎「少し驚かしてみるか……」グチャ 京太郎「ん?」 犬の糞「うーっす」 京太郎「ん?」 靴「私、汚れちゃいました」 京太郎「……えぇぇ」 ビチャ 鳥の糞「ちはーっす」 京太郎「」 京太郎「犬の糞踏んで、鳥の糞当たって」 京太郎「照もどっか行っちゃうし」 京太郎「なんか、もうメゲるわ……」 夕 京太郎「祭りに行くぞ!」 咏「おー!」 憩「いぇいー!」 京太郎「憩さんも浴衣なんですね」 憩「どや?似合うやろ?」フリフリ 京太郎「はい、可愛いですよ」 憩「か、かわっ?」 咏「なんだよ、私にはなんも無しかよ、ま、知らんけど」ツーン 京太郎「だって咏いっつも和服だし可愛いじゃん」 京太郎「だからあえて言うことはないかなーって」 咏「な、なんでそんなこと言えるんだよ、わ、わっかんねーな」カァァ 憩「可愛い、ウチが、可愛い……えへ///」 京太郎「さ、さっさと行きますよ」 ワイワイガヤガヤ 憩「賑やかやなー」 京太郎「はぐれないように気をつけないとですね」 咏「んで、まずはどこに行くよ?」 憩「最初はやっぱり金魚すくいとかでええんやない?」 京太郎「そうですね、じゃあ探しましょうか」 セーラ「金魚がすくえるでー!金魚やでー!」 憩「あ、江口さんや」 セーラ「なんや荒川に三尋木と須賀やないか、ここで何しとんねん」 咏「何するも何も遊びに来てるだけだぜぃ」 憩「そっちは何してはるんですか?」 セーラ「ちょっと知り合いのおっさんの店番やってんねん」 セーラ「須賀、やってけや」 京太郎「何円ですか?」 セーラ「1回10000円や」 京太郎「高すぎでしょそれ!2桁くらい間違ってますよ絶対!」 セーラ「冗談や冗談、1回50円や」 京太郎「たった50円でいいんですか?俺全部取っちゃいますよ?」 セーラ「ほぉ、言うやないか、ならやってみぃ」 京太郎「じゃあ遠慮なく……」 京太郎「はぁぁぁぁ……」 男「な、なんだアイツ!屋台の前で精神統一を始めやがったァッ!」 女「み、見てあれを!あの人から流れるあのオーラを!」 京太郎(今こそ、今こそ俺が長年培ってきたあの技を見せるときッ!いや、魅せるときッ!) 京太郎(モモも咲も照も旅行に行ったりして、一緒に祭りに行くことができなかった俺が) 京太郎(家でカピバラと秘密の特訓をして得た力ッ!) 京太郎(これぞ須賀式―――――) ―――――金魚すくい―――――! 京太郎「うぉぉぉぉぉぉぉぉお!」 男「何だあの動きは!見えねェ!目で追い切れねェ!」 女「か、彼の器には金魚が着実に入っているわ!」 男「クッ、俺たちはどうやら本物の怪物を見てしまったようだなッ!」 京太郎「手が痛い……」 憩「金魚全部取ったりするからやで」 咏「あの後セーラが怒られてるように見えたけど、よかったんかねぃ」 京太郎「……あ、くじ屋だ」 憩「話題の転換早すぎやない?」 京太郎「隣にも何件かあるけど、どれにしよう」 京太郎「この店でいいか」 店員「いらっしゃい、何回引いてくんや?」 京太郎「2回くらいで」 店員「へいへい、こちらにどうぞ」 京太郎「2回とも外れか……」 京太郎「あれ、咏がいないぞ」 憩「咏ちゃん、綿あめ買いに行ったっきり帰ってこないんや」 憩「どうする?」 京太郎「心配なので2手にわかれて捜しましょう」 京太郎「見つけたら連絡してまたここに集まりましょう」 憩「うん、わかった」 京太郎「じゃあ俺はこっち捜してきます」 憩「また後でー」 京太郎「見つかりましたか?」ハァハァ 憩「綿あめ屋行ってみたけど、見当たらんかった」ゼェゼェ 京太郎「じゃあどこにいるんだよ……」 咏「遅れちゃってごめんねぃ~」 京太郎「咏!」 憩「それに照ちゃんも」 照「……」モフモフ 京太郎「で、何があったんだ?」 咏「それがかくかくしかじかでねぃ」 京太郎「ふんふむなるほど」 京太郎「照も一緒に来るか?」 照「うん」 京太郎「じゃ、行くか」 セーラ「ちょいと待てや」 京太郎「あれ、江口さんじゃないですか」 セーラ「江口さんじゃないですか、やないわ!須賀のせいで怒られて店番代も無くなったやんか!」 セーラ「どうしてくれんねん!」 憩「まあまあ落ち着いて」 咏「そんなに不満なら京太郎に何かしてもらえばいいんじゃね、知らんけど」 セーラ「あ、せやな。じゃあオレも行くわ」 京太郎「急に2人も増えちゃったよ」 京太郎「次、どこに行きますか?」 照「お腹すいた」グゥ 京太郎「さっきまで林檎あめ食べてたろ」 咏「でもたしかに減ったねぃ」 セーラ「じゃあ「たこ焼き!」」 憩「たこ焼き食べよ!」 ――――――――――― 京太郎「5個入り1パック買ったらもう1パックサービスしてもらったぞ」 憩「んー!やっぱりここのたこ焼きはおいしいなぁ」 セーラ「いやいや、あそこの方が「照、おいしいか?」」 照「うん」モグモグ 咏「どんまい」 セーラ「オレなんて竜華も怜もいなかったらただの男っぽい女なんや」グスッ 京太郎「さて、この後はどうするかな」 京太郎「皆さん!花火をしましょう!」 憩「花火?」 京太郎「実は今日のために買っておいたんですよ花火セット!」 セーラ「お、ええやん」 京太郎「どうです?やりますか?」 照「いいんじゃないかな」 咏「迫り来る怒涛の花火の時間だねぃ」 京太郎「バケツよし!チャッカマンよし!蝋燭よし!」 京太郎「花火パーティーの始まりだ!」 セーラ「火が出るでー!」ファイアー 咏「回れ回れー!」ファイアー 憩「あー綺麗やなー」 京太郎「まずは穴の線香花火を」ガサガサ 京太郎「ん?」 照「ん」 京太郎「照も線香花火か?」 照「うん」 ボッ 京太郎「照は1人で来たのか?」 照「うん」 京太郎「でもどうして」 照「京が憩たちと出ていくのが見えたから気になってね」 照「途中から見失って困ってた」 京太郎「行きたいなら行きたいって言ってくれれば良かったのに」 照「言いにくいのは、京もわかるでしょ?」 京太郎「…まあな」 照「……」 照「実は、京に言いたいことが」ポトッ 京太郎「落ちちゃったな、で、どうした?」 照「…ううん、なんでもない」 京太郎「一体なんだったんだ?」 憩「くらえー!」ファイアー 京太郎「あつっ!足に向けないでくださいよ!」 憩「いやーごめんごめん」 京太郎「郁乃さん並みに誠意を感じられない謝罪ですね」 憩「京太郎くんもどうや?」つ花火 京太郎「じゃあ火くださいよ」 憩「うん、ちょっと待ってな……あ、消えてしもた」 京太郎「そういえば」ファイアー 憩「なんや?」ファイアー 京太郎「憩さんっていつも部屋で何して過ごしてるんですか?」 憩「うーん……」 憩(ナニして過ごしてるんですか?ってこればれてるんじゃ……) 憩(早く話題換えんと……) 憩「そ、そういう京太郎くんは何しとるん?」 京太郎「俺はネト麻とか勉強とかですね、それで憩さんは?」 憩(ここは一旦落ち着こ、うん) 憩「そういえば、京太郎くん憶えとる?」 京太郎「何をですか?」 憩「ウチと京太郎くんが初めて会って、京太郎くんが入部してくれた日のことや」 憩「もう4か月くらい前のことやったね」 憩「ウチのこと慰めてくれて、麻雀部に入ってくれて、一緒に掃除して」 憩「ぱ、ぱんつ見られたこともあったけど、その後は一緒に帰って、雀荘行って」 憩「そのときにたこ焼き食べたやろ?」 京太郎「ああ、2人で食べましたね」 憩「あのたこ焼きなんやけど」 京太郎「さっき食べたたこ焼き、でしょう?」 京太郎「忘れませんよ、あの店の人の顔特徴的ですし」 京太郎「憩さんと初めて会った日のことなんて忘れるわけないじゃないですか」 憩「ふふっ、ありがとな」 憩「京太郎くんがみんなを集めてくれて、そんでここまで来れた」 憩「感謝してるで、京太郎くん」 京太郎「憩さん……」 京太郎「結局、部屋で何してるんですか?」 憩「」 【7月第4週 休日】終
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部活中 久「来週、ちょっと離れた場所にある公園の広場で夏祭りがあるの。だから、みんな来てね?」 まこ「来てねって…久は行かんのか?」 久「学生議会でお店出すことになっちゃって。だから客として来てねってこと」 優希「ふむふむ。タコス屋?」 久「残念ながら違うわ。先生方が中心になって、バザーをするのよ」 優希「ちぇ~」 京太郎「まぁまぁ。多分タコスの屋台自体はあるから落ち込むなって」 優希「何っ!? それはホントか?」 京太郎「多分。なぁ、咲?」 咲「林側の端っこだよね、毎年」 和「詳しいですね。毎年行ってるんですか?」 咲「ん、そうだね。あそこのお祭りは……小3の夏から毎年…かな?」 京太郎「懐かしいな。そこで迷子になってた咲に声をかけたのが、俺らが知り合った切っ掛けだったりするんだぜ? まぁ咲は今でも迷子になるけど」 まこ「ほう」 久「その頃からの仲なのね」 咲「あ、あの時は京ちゃんも迷子だったでしょ!?」 京太郎「俺は友達が迷子になったから待ち合わせ場所に行っただけだっての」 咲「ど、どうだかね? 今までのも、私じゃなくて京ちゃんが迷子になってる可能性だってあるわけで…」 京太郎「…毎年同じこと言ってるけど、今年みんなで行けば、その真相も明らかになるな。みんなとはぐれた方が迷子ってことで」 咲「うっ…」 久「え、何? その言い方だと…今までは二人きりで祭り行ってたの?」 京太郎「え? まぁ…はい。中学になってからは二人で行ってますね」 久「…デートだったりするの?」 京太郎「………あ~、違…いますよ? なぁ?」 咲「え? あ、うん……そう、だよね? 普通に祭りを楽しんでるだけだよね…?」 久「なぁんだ。残念」 咲「残念って……第一、付き合ってもいないのにデートなんてするわけないじゃないですか…」 まこ「まぁ二人で出掛ければデートっちゅうのも間違いではないと思うがの」 優希「ただ二人で歩くってだけだと、デートじゃない気がするじぇ」 和「そうですね。デートというのは、こう…手を繋いで歩いたり、一つのご飯を二人で分けて食べたり…そういうイチャイチャがないと」 京太郎「………………」 咲「………………」 優希「そうそう。他にも、彼氏さんが彼女のために景品を取ってあげたり、タコスを食べさせ合いっこさせたりしないとデートとは呼べないじぇ」 京太郎「…………」 咲「…………」 まこ「あとはまぁベタなところじゃが、浴衣姿を褒めたり、静かなところで二人きりになったりかのう? 経験ないから知らんが」 京太郎「…………」 咲「…………」 久「下駄の鼻緒が切れちゃって女の子をおんぶとか、流石に夢見すぎかしら? でも、そこまで行ったらもう間違いなくデートよね? よね?」 京太郎「………………」 咲「………………」 帰り道 京太郎「………………………」 咲「………………………」 和『手を繋いで歩いたり、一つのご飯を二人で分けて食べたり』 優希『彼女のために景品を取ってあげたり、タコスを食べさせ合いっこさせたり』 まこ『浴衣姿を褒めたり、静かなところで二人きりになったり』 久『下駄の鼻緒が切れちゃって女の子をおんぶとか』 京太郎「…………」 咲「…………」 『また余所見しながら歩いて…そんなんだから迷子になるんだぞ?』 『き、京ちゃんが歩くの早いだけでしょ!?』 『…咲が遅いだけだっての………ほら、手だせ。手繋げば迷子にはならないだろ?』 『しょうがないなぁ。京ちゃんが迷子にならないように、私が手を握っててあげるよ』 『何言ってんだか…。ほら、手』 『焼きそばの量が多すぎるよぉ…京ちゃんも食べる?』 『マジで? いいの? ラッキー』 『うん。そっち半分、よろしくね』 『いただきま…って言いたいけど、箸がねぇよ』 『手で食べれば?』 『なんでだよ! さっき箸2本もらってただろ?』 『あ、バレてた? はい、どーぞ』 『最初からそうしろっての…では改めて、いただきまーす』 『…お、射的じゃん。景品は……お結構いいのが残ってるな』 『あ、あのクマちゃん可愛い』 『俺的にはその隣のゲームが欲しいかな。おっちゃん、これやらせて!』 『…ゲームを狙ったのに、隣のクマに当たってしまった』 『……いいなぁ~。可愛いなぁ~』 『…やるよ。俺の趣味じゃないし』 『ホント!? ありがとう、京ちゃん!』 『京ちゃんはいつもレモン味だねぇ。金髪だから?』 『別にどうだっていいだろ? ……ちなみに、ブルーハワイってどんな味なんだ?』 『どんな味って言われても…………………あ~ん』 『!? ……あー……ん…………へぇ、こういう味なのか……』 『はい、お返しにレモン頂戴?』 『一口だけだぞ? ほい』 『あー…んっ!』 『お、今年は浴衣なんだな』 『えっへへ。浴衣って初めてなんだ!』 『買ってもらったのか?』 『ううん? お姉ちゃんのお下がり。誠に遺憾ながら、サイズもピッタリだよ』 『姉ちゃんなんていたんだな……つか、姉ちゃんもまな板なのか』 『残念ながらね。…でも、お姉ちゃんはこう、シャキってしてるからこういうの似合うけど、私にはあんま似合わないよね…?』 『…似合ってるかどうかは置いといて…まぁ、個人的には……まぁ、ありだとは思うぞ?』 『……ホント? ……えへへ』 『う~ん…やっぱ花火が見れるとこは人が多いねぇ。これじゃあよく見えないよ』 『咲はちっちゃいもんな。肩車してやろうか?』 『む? 京ちゃんだって小学生のころは私より小さかったくせに~』 『何年前の話なんだか?』 『はぁ…どっかいいとこないかなぁ。花火がよく見れて、静かなところ』 『………いっそのこと、俺ん家くる? 二階からなら花火もよく見えると思うけど。こう、角度的に』 『いいの? おじさんとおばさんは?』 『父さんは仕事、母さんは祭りの手伝い。だから今日は静かだと思う』 『…ふ、ふ~ん? …じゃあ、お言葉に甘えちゃおっかな?』 『サンダルのヒモが切れちゃった……』 『………仕方ねえな。……ほら、背中』 『そ……それは悪いよ。……恥ずかしいし』 『俺だって恥ずかしいよ。でも、ここでずっと座っとくわけにも行かないだろ? ほら、おんぶ』 『……ありがとう。それじゃあ、お邪魔します』 『…周りの視線がキツいね』 『だな。知らねえやつばっかだからいいけど、知り合いに見つかったら死ねるな』 『……あ、あの人! よくみたら…ほら、京ちゃんのお友達の…よく私達のことからかってくる人!』 『マジか!? …ほんとだ…あいつにだけはみつかったらマズい! 今でさえ恋人扱いしてくんのに、みつかったらさらに色々言ってくるに違いない!!』 『か、隠れて京ちゃん!』 京太郎(全部しちゃってるじゃん) 咲(全部しちゃってるじゃん) 京太郎(…というか、今になってよくよく思い返してみれば…どうみてもデートだろこれ) 咲(なんというか……かなりイチャついてない? 中学のころの私達) 京太郎(このタイミングでこれ思い出したのはミスだなぁ。今までは普通に仲良くできてたけど、なんか変に意識しちまいそうだ…) 咲(でも、せっかく京ちゃんとデートの気分が味わえるイベントなんだから、行かないなんてありえないし…) 京太郎(……いっそのこと、普通に告白して、普通にデートしちまうか……? 咲のこと、普通に好きだし) 咲(もう高校生だし、告白しちゃってもいいかなぁ……? 京ちゃんのこと、普通に好きだし) 京太郎(………でも。もしそれで振られたら、残りの3年間が地獄だもんなぁ…) 咲(……やっぱり、告白はなしにしよう。まだ高校生活は長いんだし、そんなに急ぐのはよくないよね?) 京太郎「……………………」 咲「…………………」 でも、止まったままってのも………よくないよな。 京太郎「あ、あのさぁ!!」 咲「な、なに!?」 京太郎「あの……えっと…ほら、来週の夏祭り」 咲「う、うん……夏祭り」 京太郎「その…夏祭り。……今年も、二人で行かねぇ?」 咲「え…あの……」 京太郎「その……優希や和には悪いんだけど…やっぱ、祭りは咲と二人がいい」 咲「…………」 京太郎「…だ、からさ? ……その………えっと…」 京太郎「来週……デート……しよう…」 咲「………デーと…」 京太郎「……うん…。……デート……」 咲「………あの…」 京太郎「な、なんだ?」 咲「その……よろしくおねがいします……」 京太郎「…お、おう……こちらこそ……よろしくおねがいします」 京太郎(まだ付き合ってもいないのにデートってのも、おかしな話かもしれないけど……) 咲(……とりあえず……一歩前進!) 夏祭り 京太郎「よう、咲」 咲「あ、京ちゃん。……今日は京ちゃんも浴衣なんだね」 京太郎「ん。そういう咲も、去年とは違うやつだな」 咲「……ど、どう…かな? その……ね?」 京太郎「…うん。あの…似合うっつーか…まぁ、可愛いんじゃねえかな?」 咲「…ありがと。…その…京ちゃんも……かっこいいよ?」 京太郎「お、おう……」 京太郎(なんだこれ!? 去年まで、つか昨日までは普通に喋れてたのに…) 咲(これがデートだって意識するだけで、舌が全然回らない……) 京太郎「あ~……えと…ほら、手」 咲「え? ……あ、そうだね。迷子にならないように…」 京太郎「…まぁ、それもあるけどさ。…その……せっかくのデートなんだし……手、繋ごうぜ」 咲「あ………うん…」 京太郎「…………」 咲「…………」 京太郎(やばいやばいやばい。咲の手ってこんなに暖かかったっけ?) 咲(きょ、去年までどうしてたっけ!? もっと…もっと強く握ってたよね? ……手に力が入らない…) 京太郎(こんなのがあと8時間近く続くのか……会話続く気がしねぇ……) 咲(やばいよ……幸せだけど地獄だよ…) 祭りの後 京太郎「……最後の花火も終わったし…そろそろ帰るか」 咲「う、うん…。そうだね…」 咲(…さっきまではなんか気まずくて、早く帰りたいって思ってたのに) 京太郎(いざ帰るとなると、すっげぇ名残惜しい…) 京太郎「あ~…あれだ。家まで送ってく」 咲「え? ……いいの?」 京太郎「おう。また去年みたく、サンダルの紐が切れたら困るだろ?」 咲「あ、うん…そうだね。…それじゃあ、お願いします」 京太郎「ん」 京太郎(………そんな都合よく、ここで紐切れたりしないよなぁ) 咲(こう…指の付け根で引っ張る感じで、ちぎ…れないなぁ……)
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特別編 本編とは完全に別の世界での下ネタ、というかエロ日記 誰にとは言いませんけど、ヤられたらヤリ返すのが礼儀です ※京太郎以外みんな下ネタエロボケ連発します。パロとかパクなんとか、その辺りです ※キャラ崩壊ってレベルじゃねーぞ、な内容なのでそういうのがNGな人は数レスほどスルーでお願いします ※この特別編に限っては、苦情、文句等は『一切受け付けません』。ヨソはヨソ、ウチはウチ理論コレ最強ってどっかで言ってましたし ※ここまですべて許容できる人のみ、続きをどうぞ 6月9日 部室に行くと部長が寝ていた そろそろ部活が始まるので起こすとまだ寝ぼけているのかすこしぼんやりとした感じだった ちょっとグッときた。押し倒したかったがまだ我慢だ いきなり押し倒すのも悪くないがシチュエーションが大事だ 普段キリッとしているが、だからこそ抜けている時がねらい目だ 寝起きで下着の青色が見えたりしたが、まだ我慢しておこう。誰も居ない時、不意打ちでいこう 07月21日 部活中、染谷先輩がメイド服だった どうやら制服を汚してしまったらしく、とりあえず持っていたメイド服に着替えたらしい オーソドックスなロングスカートのメイド服だったが、超ミニスカートのきわどい奴もあるらしい 是非今度着てもらおう 無論主従プレイで プレイ中は半脱ぎで眼鏡はピロートークで取ってもらおう 08月1日 今日も部活、だが今日は一段と暑かった 暑さで和は服が透けていた。綺麗なピンク色だった。やっぱ暑いと付けないのか 和も流石に暑かったのか少しダレていた 具体的に言えばベッドに横になってスカートが捲れていた。いい形だったな でも夏休みとはいえ、上も下も付けないのはどうかと思う 今度念入りに調教してやろう。最初は優しく、徐々にならしていこう 8月2日 部活の帰り道、優希が転んでタコスを思いっきり落とした。白だった 流石の優希もこれには涙目だった 泣いてる優希に興奮した こいつ、ベッドの上でもこんな風に泣いてしおらしくなったりなるのか? それ以上考えるとそのまま襲いたくなってしますのでとりあえず俺も買っていたタコスをあげた タコスを頬張る優希が別のモノを頬張っているようで良かった 9月2日 2学期が始まったばかり、今日は部活は休みだ 俺と咲以外、用事があるらしい どうしようかと考えていると、木陰で本を読んでいる咲を見つけた 少し咲と話そうと思い、近くまで行くと呼んでいる本のタイトルが見えた。官能小説だった 咲に内容を聞くと、幼馴染の2人の話らしい 引っ込み思案な女の子と明るい男の子、2人はそれなりに仲良い友達だったが、ある日不意に女の子が見せた色気に男の子の理性が…… 京太郎「……なんだこれ」 久「え?日記じゃない。須賀くんの」 京太郎「俺は日記といえここまで欲望に素直に解放してませんよ。つーかこんな色情狂じゃねーよ」 まこ「いやな?昨日お前が帰った後、机にお前の日記が置きっぱなしだったんじゃよ」 優希「で、読むだろ?」 和「こう、この時はひょっとして、もっとこんなことを考えていたんじゃないのか、という話になりまして」 咲「みんなで京ちゃんの欲望を正しく書いた日記を書いてあげたんだよ?」 京太郎「それ既に俺の日記じゃない別の何かだよ!!」 京太郎「わざわざそれっぽいノート新しく買って書いて!!」 京太郎「ご丁寧に微妙に日記の内容とリンクしてるし!」 久「え?こう、寝起きってグッとくるでしょ?」 京太郎「あの時竹井先輩狸寝入りだったじゃないですか!」 京太郎「下着なんて見えてないし!」 久「えー、須賀くんの隠されたもの見ちゃったから、こう、私の隠されたものを……」ススス 京太郎「スカート徐々に持ち上げない!」 京太郎「染谷先輩はこの日メイド服だっただけじゃないですか!」 まこ「ホントに持って来とったぞ?超ミニスカートのきわどい奴」 まこ「そういえばあの時の奴は無いが、ここに堕天使エロメイドっちゅうのが…」ゴソゴソ 京太郎「それはちょっと止めといてください。他のとこで危ない気がします」 京太郎「和のはもうあの日の出来事の原型ないよね。暑かっただけしか残ってないじゃん」 和「あの日付けてなくて透けさせようとしたのは本当ですよ?」 京太郎「うん、全力で阻止したよね」 和「むぅ……今だって穿かずに…」ススス 京太郎「お前までスカート持ち上げるな!」 和「そうですか、じゃあ」ゴソゴソ 京太郎「脱ぐな!!」 京太郎「優希……普通にタコスやっただけなのになんでこうなるんだよ……」 優希「そうだな……ここにタコスがある」 優希「これを……ほうひははほうひへはいは?(こうしたらそうみえないか?)」 京太郎「タコス咥えて喋らない!」 咲「…………」ワクワクドキドキ 京太郎「……じゃ、解散」 咲「え!?ちょっと京ちゃん!!なんで私には何も無いの!?」 京太郎「お前のこれなんだよ。日記ですらない、小説じゃねーか。つーか途中で終わってるじゃねーか」 咲「書ききれてないだろ!的なツッコミを期待して用意したのに」ドサッ 京太郎「原稿用紙!?それも何枚あんの!?」 咲「つい、書いちゃった☆」テヘ 和「ほうほう……いいですね」ペラッ 京太郎「なんか読んでるし!」 和「なかなか……あ、すいません。濡れてきて原稿を汚しそうなんで、手洗って来ていいですか?」 京太郎「消去!」ビリッ 咲「あぁっ!?なんてことするの!!それコピーとか取ってないのに!!」 和「いいところでしたのに……ちょうど48手を3分の2ほど試した辺りが」 京太郎「どんな内容!?」 咲「和ちゃん読むの早いね。そこから野外で女の子に首輪つける辺りがちょっと自信あって……」 京太郎「もう日記関係ねーじゃねーか!!」 結局エロボケに翻弄され続ける京太郎 そうして日記を読まれたことが有耶無耶にされたことに、京太郎はまだ気付かない カンッ!!
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http //hayabusa5.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1394986844/ 姉帯豊音は孤独だった 県の中でも特に深い山奥にある豊音の村には子どもが少なく、 家の外へ遊びへ行こうとも幼少期の豊音には既に面白みというものは無かった ある日、豊音は自分と同年代の少年と出会った 都会から親の里帰りで連れてこられたというその少年と豊音が仲良くなるのにそう時間はかからなかった 豊音は自分が知り尽くした山へ少年を連れて遊び回った 少年と過ごした時間は、孤独感に苛まれていた豊音にとってとても貴重な宝物のように感じ、 夏休みの終わりが近づくほど、少年との別れを期した豊音は悲しんだ 少年と過ごす最後の日、豊音は涙で腫れた目を隠すために帽子を被った、彼に目を見られないように深く、深く それでは前を見れないだろう、と普段とは逆のように少年が豊音をエスコートすることになった、 雨雲が去った晴れ空の下を、自分が見つけた景色を見せようと胸を張る少年の歩いた後を、豊音がついて歩く 土の色が濃くなり、緑が増えていく。風の鳴る音が鳥のさえずりへと塗り替えられていく、これが最後になるのだと豊音は帽子を下げた 目的地が近づき少年は走り出した、豊音も彼の後ろを追って走った 少年の背を追って、夏の日差しに目を狭めた――瞬間 少年の悲鳴が聞こえ、反射的に手を伸ばす。しかし、指先は届かず、足を滑らせた少年の背は山の底へと消えて行った。 冷たい空気が背中から抜けていく、肌が粟立っていく、首の後ろが熱くなっていく 豊音はまた、孤独になった 少年は事故死した。貴女の責任ではないんだと少年の親は言って、村を去った 「姉帯の娘が都会の子を突き落とした」 少年の悲鳴を聞き付け、駆け付けた老婆が流した噂はねじ曲がって広まった 「姉帯の娘が背後から絞いた」 奇妙なまでに鬼気を帯びた赤眼のせいもあってか、豊音は故郷で「背向のトヨネ」と呼ばれるようになった 村の中を歩けば陰口を耳にする、目を向ければ怯えられる 豊音は外へ出ることを止めた 一人娘の気持ちを受け取った両親は、豊音へ新しいテレビを買い与えた 何も欲しがろうとしない豊音が麻雀に目を輝かせる様子を見て、両親は牌を買い与えた 豊音は孤独だった 昼間はテレビを見て、遠くから送られてくる宿題を片づけて、両親が帰ってくるとマットを広げ、牌の準備をして三麻を打つ ただそれだけをして過ごす外部から隔離された生活だったが―― 姉帯豊音は笑顔だった 和「……一応、書き終えました」 久「須賀君、これ届けてきてくれるかしら」 京太郎「和のサインなんて、そんなん和が届けた方がいいじゃないっすか?」 和「そうしたいのは山々なのですが、この後に取材が入っていまして……」 京太郎「なら仕方ねえ……か」 京太郎(つーわけで届けに行こうとしたけど……) 豊音「ふぇぇ……ここどこぉ……」ガクガク 京太郎「姉妹かっ!?」 豊音「えっ」ビクッ 豊音「…………」ガクガク 京太郎「…………」ジリッ 豊音「背が高い人!?ちょー怖いよー!」 京太郎「その言葉はそのままお返しします!」 豊音「金髪!?ちょー怖いよー!」 京太郎「宮守にも金髪の人がいましたよね!」 豊音「学ラン!ちょー怖いよー!」 京太郎「もうツッコまなくていいや……」 豊音「……ぐすっ」 京太郎(とりあえず泣き止ませたいけど……あ) 京太郎「あの、これ……」ススッ 豊音「姉帯豊音さんへ……!」 豊音「これ、原村さんのサイン!」 豊音「わぁ!わぁ!君のおかげでウルトラハッピーだよー!」パァァ 京太郎(気変わり早いなこの人) 豊音「けど、どうして君が原村さんのサインを?」 京太郎「あ、俺清澄高校の須賀京太郎って言います」 豊音「そっかー、ありがとねっ!」ニコッ 京太郎(姉帯さんかわいい) 京太郎「姉帯さんは迷子なんですか?」 豊音「……うん」 豊音「恥ずかしい話だけど、おトイレに行きたいんだけどどこに行けばいいかわからなくて……」 京太郎(咲と同レベルじゃねえか……) 京太郎「トイレならこっちですけど、付いていきましょうか?」 豊音「わわっ、そんなこと悪いよー」アワアワ 豊音「方向も教えてもらったし、私一人で大丈夫だよっ!」ギュッ 京太郎「それダメなパターンのやつですよ!」 豊音「それじゃあねー!」フリフリ タッタッ 京太郎(大丈夫かなぁ……) 豊音「うわぁ!」ドテッ 京太郎(大丈夫じゃないよなぁ……) 豊音「……ぐすっ」 京太郎(姉妹だなぁ……) 豊音「おトイレ待たせちゃってごめんねー」 京太郎「いえ、慣れてますから」 豊音「えっと、宮守の控室は……」 豊音「…………」 京太郎「姉帯さん?」 豊音「…………」ウルッ 京太郎(もう何も言うまい) 豊音「――――そこで暗炎龍がね!」キャッキャッ 京太郎「姉帯さん、着きましたよ」 豊音「本当だ!あっという間だったねー」 豊音「須賀くんには感謝してもしきれないくらいだよー!」 京太郎「そんな大したことしてないっすよ」 京太郎(泣き止ませて案内するとか咲にやってきたのとまるまる同じだもん) 京太郎「それじゃ、俺は帰りますね!」 豊音「ちょー感謝だよー!」フリフリ ピピピッ 京太郎(あとは宮守の人たちに任せよう) 京太郎(須賀ードワゴンはクールに去るぜ)ヴヴヴッ 京太郎「ん、メール?」ピッ 久『試合が終わって宮守と清澄のみんなでお茶してまーす!』 京太郎「…………」 京太郎「なんでやねん」 豊音「あれ?塞から電話?」ピッ 京太郎「ん?」 豊音「……うん……うん」 豊音「え、宮守と清澄のみんなでお茶してるの?私も行きたかったよー」 京太郎「なんでやねん」 久『P.S.そういうわけだから姉帯さんを見つけてたら連れてきて頂戴』 京太郎「なんでナチュラルに省かれてんだろ俺」 京太郎「……」チラッ 豊音(´;ω;`)ブワッ 豊音「ごめんね、私がここに来る前にメールに気づいていれば良かったのに……」 京太郎「いや、まさか会場の入り口で偶然会ってお茶することになってたなんて」 京太郎「姉帯さんのメールで事情が知れて良かったっすよ」 京太郎(精神的に死んじゃうところだったぜ) 京太郎「んで、喫茶店は……地図わかりにくいな」 豊音「東京はおっきいからね」 京太郎「経験者は語るってやつですね」 豊音「そうだねー……って違うよ!まだ迷ってないもん!」 京太郎(段々この人が咲っぽく見えてきた) 豊音「むぅー」プクー 豊音「須賀くん須賀くん」 京太郎「何ですか姉帯さん」 豊音「そこは『なんだい姉帯くん』でいいんだよー」 京太郎「何でしたっけそれ」 豊音「パペットマペットだよ、一回やってみたかったんだ!」 京太郎(懐かしいなオイ) 豊音「あとどのくらいかかりそうかな?」 京太郎「まだ歩きそうですね、あの人たちは疲れてないんだろうか」 豊音「そっかー……」グゥゥ 豊音「あっ」カァァ 京太郎「ちょっとコンビニに寄りましょうか」 豊音「うん!」 豊音「コンビニ!コンビニ!」 京太郎「あんまお腹埋めるとまずいんでパンひとつくらいですよ」 豊音「どれもおいしそうで迷っちゃうなー」 京太郎「コッペパンとか安定ですよ」 豊音「それもおいしそうだけどー……うーん……」 豊音「お好み焼きパンちょーおいしいよー!」 京太郎(選ぶのに10分もかかってた……) 京太郎「鰹節、口元についてますよ」 豊音「うわわっ、こっち?」フキフキ 京太郎「右です」 豊音「こっち?」フキフキ 京太郎「もうちょい下」 豊音「うーん……」フキフキ 京太郎「ここですよ」ヒョイ パクッ 豊音「……」カァァ 京太郎「どうかしました?」 豊音「す、少し恥ずかしかったかな……って」 京太郎「あっ……すんません」 豊音「こっちこそ、ごめんだよー……」カァァ 豊音(これ、これってよく考えたらテレビとかでよく見る間接キス、なのかな) 豊音(恥ずかしい……よー)カァァ 豊音(でもでも、口元なわけだからノーカンじゃないっかなー……) 豊音(やっぱり恥ずかしいかも!)カァァ 京太郎「……っと、ここかな?」 豊音「あっ!塞たちがいる!」 京太郎「咲……ぅゎ」 豊音「須賀くんも早く行こうよ!」 京太郎「いや、俺は……いいですよ」 豊音「なんで?」 京太郎「……どうせ、省かれてんですから」 53 名前:以下、転載禁止でVIPがお送りします[] 投稿日:2014/03/17(月) 03 29 44.86 ID DckyGLxh0 豊音「えっ!?そんなことないよー」 京太郎「ほら見てくださいよ、あそこの席、姉帯さんが座ったらもう空きが無いんですよ」 豊音「あ……本当だ」 豊音「でもでも!部長さんが頼んで一個椅子が運ばれてきたよ?」 京太郎「……子供用じゃないっすか」 豊音「……酷い!」 豊音「須賀くんは良い人なのに酷いよこんなこと!」 京太郎「姉帯さん……」 豊音「須賀くんも一緒に来て!私が部長さんを説得するよー!」ズンズン 京太郎「姉帯さん……」 豊音「うわっ」コケッ 京太郎「姉帯さん……」 京太郎「すみません、俺のために姉帯さんの席まで移動してもらって」 豊音「ぼっちは寂しいのはちょーわかるからね」 豊音「それに、須賀くんが目の前にいるから私は楽しいよ」ニコッ 京太郎「そうっすね、俺も同じっす」 豊音「えへへー」 豊音「おいしそうなケーキがいっぱいだよー」 京太郎「どれにするか迷いますね……」 豊音「こっちの苺のケーキとこっちのチーズケーキの耐え難い誘惑がー!」 京太郎「んじゃ、分け合いっこしません?」 豊音「分け合いっこ?」 京太郎「俺と姉帯さんでこれ頼んで半分こにするんすよ」 京太郎「それならどっちも楽しめますよ」 豊音「須賀くんちょー頭良いよー!」 豊音「なでなでしてあげるねー」ナデナデ 京太郎「そんな、犬じゃないんすから」 京太郎「どっちから食べましょうか?」 豊音「んー……こっち!」ズビシッ 京太郎「苺の方からでいいんですか?」 豊音「あぅ……やっぱりチーズの方!」ズビシッ 京太郎「本当に良いんですか?」 豊音「うぅ、どっちか迷うよー」ウルウル 豊音「はい、須賀くんあーん」 京太郎「あーん」パクッ 京太郎「これもおいしいっすね」ムシャムシャ 豊音「私の目に狂いは無かったんだよ、えっへん!」 豊音「須賀くんも、私にあーんして!」 京太郎「はい」 豊音「あーん」パクッ 豊音「やっぱりおいしいねー」 京太郎「ですねー」 豊音「こーゆーの憧れだったんだー」 京太郎「憧れ?」 豊音「うん、こうやってあーんして食べさせ合うのがね」 豊音「テレビで何回も見て、私もいつかはーって」 京太郎「その憧れの相手が俺で良かったんですか?」 豊音「勿論だよー」 豊音「って!須賀くんのことが好きってわけじゃないよ!」 豊音「あ、いや、好きだけど、それは違うって言うかな、え、えーっとぉ……」 豊音「そのぉ……ぐすっ」 京太郎「なんで泣きだすんすか……」 塞「トヨネーそろそろ帰るよー」 豊音「うんー!」 豊音「須賀くん、今日は本当にありがとうね」 京太郎「こちらこそ、ありがとうございました」 豊音「……なんだか、寂しいね」 京太郎「俺で良かったら、またいつでも付き合いますよ」 豊音「ええっ!そんなの須賀くんに悪いよー」 京太郎「俺もまた、姉帯さんとどこかに遊びに行きたいので、気にしないでください」 豊音「あっ、じゃあふるふるしようよ!」 京太郎「ふるふる?」 豊音「ラインの機能だよ!」 豊音「須賀くんもスマホ持ってるでしょ?」 豊音「ラインやってないの?」 京太郎「いや……俺ガラケーなんで」 豊音「ご、ごめんねー」 京太郎「謝る必要ナッシングっすから!むしろ傷つきますから!」 塞「それじゃあ今日はお疲れ様でしたー」 胡桃「ほらシロ立って歩く!」 白望「匍匐前進で十分……」 エイスリン「シロ、ゾウキン!」 白望「それ傷つくなぁ……」 久「私たちもさっさと帰りましょう」 まこ「今日は疲れたわい」 優希「早くタコスが食べたいじぇ!」 咲「楽しかったねー」 和「そうですね」 京太郎「俺も何だかんだで疲れましたよ」 久「……誰?」 京太郎「そんなんだから疲れるつってんですよ!」 豊音『須賀くん須賀くん!』 京太郎「なんだい姉帯くん」 豊音『おぉ!今回は正解だよー』 豊音『えへへ、嬉しいなぁ』 京太郎「それで、今日はどうしました?」 豊音『団体戦優勝おめでとうって言いたかったんだ!』 京太郎「ありがとうございます、って俺は何もしてませんけどね」 豊音『ううん、須賀くんのサポートあってこその結果だよ!』 豊音『須賀くんも自信持っていいんだよー?』 京太郎「……姉帯さん」 豊音『私たちは今日海水浴行って来たんだー』 京太郎「海水浴っスか」 豊音『永水の人たちとで、ちょー楽しかったなぁ』 豊音『そうそう、石戸さんのおっぱいなんて海に浮かんでて凄かったよ!』 京太郎(何その光景ちょー見たいよー) 豊音『――――それで、振り返……ったら狩宿さんが犬神家になってて……ね……』 京太郎「姉帯さん?」 豊音『んぅ……はっ!』 豊音『ご、ごめん!ちょっと寝てた!』 京太郎「疲れてそうですし、もう終わりにしましょうか?」 豊音『全然そんなことないよ!』 豊音『私、まだ須賀くんとお話ししていたい!』 豊音『須賀くんとお話しするの、なんだかすっごく楽しいから……』 京太郎「……明日から個人戦が始まるのに疲れ溜めたら駄目ですよ」 豊音『わかってるけど、でも……でも……っ』 京太郎「……はぁ」 京太郎「あと五分だけですよ」 豊音『あ、ぅ、うん!』 豊音『……うぅ、五分経っちゃたよぉ』 京太郎「それじゃ、明日頑張ってくださいね」 豊音『須賀くんも男子の個人戦頑張ってね!』 京太郎「えっ」 豊音『ちょー応援してるよー』 京太郎「…………」 豊音『須賀くん?』 京太郎「もっもちろん!優勝してきてやりますよ!わははは!」 豊音『二人で優勝できたらいいねー!』 京太郎「でっすねー!」 京太郎(現在進行形で心が抉られる!) 豊音『おやすみ、須賀くん』 京太郎「おやすみなさい」 豊音『…………』 京太郎「…………」 豊音『須賀くんが切っていいよー』 京太郎「いや、姉帯さんのタイミングでいいですよ」 豊音『ううん、須賀くんが切ってよ』 京太郎「いやいや、姉帯さんが切っていいっすよ」 豊音「ううん、須賀くんが」 京太郎「姉帯さんが」 豊音「須賀くんが!」 京太郎「姉帯さんが!」 ・ ・ ・ ・ ・ ・ 京太郎(そんなこんなでさらに五分が経った) 豊音『すふー…………』 京太郎(すぐに寝ちまって、ほんと、見た目と中身が釣り合ってない人だよな) 京太郎(……よし、俺も寝よう) 京太郎「ほい、タコス」 優希「御苦労だったな犬、私の隣の席に座る権利をくれてやろう」 京太郎「取っといてくれたんだな、ありがとよ」 まこ「和も咲も頑張ってほしいのぅ」 久「あ、須賀君の愛しの彼女が映ってるわよ」 京太郎「姉帯さんはそんなんじゃないですってば」 塞「ほれ見たことか」 エイスリン「サビレタカンケイ!」 胡桃「あの一日でそんな関係に!?」 京太郎「違うって言ってますよね!?」 トシ「あの子、毎晩電話やらメールやらしていたわね」 塞「君、本当に豊音に何したのさ」 京太郎「何もしてませんよ」 塞「本当に?」 京太郎「本当に真剣にガチでマジっすよ」 エイスリン「ワルイヤツ、タイテイソウイウ!」 京太郎(誰だよこんな言葉覚えさせた人) 胡桃「よく言ったエイちゃん!」 京太郎(アンタかよ) 京太郎「俺はただ、道に迷ってた姉帯さんを喫茶店まで連れて行っただけっすよ」 京太郎「特に変なことは何もしてません」 塞「まーあの子人懐っこいもんね」 久「そういえば、咲ともすぐに仲良くなってたわね」 胡桃「トヨネの村、若い子がいなかったらしいから友達がいっぱい欲しいんだろうね」 塞「いやーでもウチの高校が仲の良い女子校で良かったよ」 塞「もし共学にでも行って恋愛のゴタゴタで豊音から友達が離れて行ったらすっごく悲しむと思う」 胡桃「ようやく作った友達に裏切られたら辛いだろうね」 京太郎「」ピクッ まこ「そうじゃのう」 エイスリン「トヨネ、ヒキコモリ?」 優希「有り得るじぇ」 京太郎「」ピクッ 京太郎(どどどどどうしよう!) 京太郎(適当に笑って冗談でしたーとか言おうと思ってたけどこれじゃ無理があるじゃあねぇか!) 豊音『ウソ……須賀くん、そんな人だったんだ』 豊音『……泣いてないよー』 豊音『私は大丈夫だよ……っ、須賀くんは原村さんの応援に行ってきて』 豊音『ぐすっ……』 京太郎(アカン) 京太郎「俺!雉打ち行って来ます!」ドヒューン エイスリン「キジウチ?」 久「男子のトイレよ」 エイスリン「Oh!」 エイスリン「キジウチ!キジウチ!キジウチ!」 胡桃「恥ずかしいからやめて!」 京太郎(とりあえず逃げ出してきたけどどうすりゃいいんだよ!) 京太郎(……夏みかんゼリー飲んで落ち着くか)チャリン 豊音「須賀くんだぁー!」ギュゥッ 京太郎「むぎゅぅっ!」 京太郎(背中に柔らかい弾力があるぜェ!) 豊音「須賀くん、忙しいのに応援に来てくれたんだね!」 京太郎「え、いやぁ、そのぉ……まぁ」 豊音「須賀くんが来てくれたんだから私も頑張らないと!」 豊音「ちょー嬉しいよ!」 京太郎「アハハ……アリガトウゴザイマス」 京太郎(言い出せねー!) 豊音「須賀くんは何飲んでるの?」 京太郎「夏みかんゼリーです、これは確か姉帯さんたちと同い年だったと思いますよ」 豊音「へぇー、おいしそうだね!」 京太郎「おいしいっすよ、一口要ります?」スッ 豊音「じゃあ一口だけ……」 豊音(これ飲んだら流石に間接キス……だよね) 豊音(…………)ジーッ 京太郎「さあ、グイッと」 豊音「や……やっぱりやめておくよー」 京太郎「えっ、これ美味しいですよ?」 豊音「そういうことじゃないんだけどー……」カァァ 豊音(これも憧れてたはずなのに……) 豊音(意識すると、ドキドキしちゃうよー) 京太郎「?」 ピンポーン 豊音「じゃあ、頑張ってね須賀くん!」 京太郎「あ……はい」 タッタッ… 京太郎(結局言えなかった……)ズーン 京太郎「やばいよ言いづらいよどうしよう」 京太郎「……部長の所に戻ろう」 京太郎「ただいま戻りました」 まこ「随分と長かったのぅ」 京太郎「姉帯さんと会っちゃいまして……」 まこ「結局誤解されたまんまだったんか」 京太郎「誤解……ってなぜそのことを」 優希「さっきお団子の人が京太郎も頑張ってーってな」 京太郎「あぁ……」 豊音「……」タン 憩「ロン、3900ですーぅ」 豊音「……はい」 豊音(うぅ、集中できない……) 京太郎『一口要ります?』 豊音(間接キスが頭から離れないよー!) 憩(姉帯さん、大丈夫かなぁ?) 豊音(どうして私、あんなに意識しちゃったんだろう) 豊音(須賀くんとすることに……胸がドキドキしちゃって) 豊音(なんでなんだろう……) 憩「ツモ、16000オールですーぅ」 豊音「えっ」 豊音(須賀くんのこと考えすぎて、荒川さんにしてやられちゃった) 豊音(……決勝戦、行けそうにないなー) 豊音(須賀くんに約束したのに……) 豊音「……ぐすっ」 京太郎(まさか宮守の人たち全員に誤解されてるとは……) 京太郎(姉帯さんがトんだのも、俺が変なプレッシャー与えちゃったからかもしんないし) 京太郎(マジどうしよ) 京太郎「はぁ……」 京太郎「はぁ……っ!?」 豊音「ぐすっ……」 京太郎(偶然てすげーなオイ) 豊音「須賀くん……」 京太郎(なんか呼ばれてるし) 京太郎「呼びました……?」 豊音「えっ」ビクッ 京太郎(デジャブを感じる……って、泣いてるじゃねえか) 豊音「須賀くん、どうして――ぐすっ」 京太郎(名前呼んでたってことは、やっぱ俺が関係してるってことなんだよな) 京太郎(……今度こそ、ちゃんと言うんだ) 京太郎「俺、ただの雑用なんすよ」 京太郎「個人戦なんて県予選で初戦敗退でした」 京太郎「ここに来たのはみんなの付き添いで……でも俺には、何もできないから」 京太郎「何もすることが無いから、雑用をしてただけなんですよ」 京太郎「それで姉帯さんに出会って、変な誤解をさせてしまって……」 豊音「全くもってそんなことないよ!」 豊音「勝手に誤解しちゃったのは私の方で、約束したのも、気にしてたのも私だもん!」 京太郎「元はと言えば、俺が姉帯さんの誤解を正さなかったから……」 豊音「もう、それ以上言ったらちょー怒るよ?」 京太郎「うぐっ……それはご勘弁で」 豊音「私は大丈夫なので、須賀くんも気にしなくていいよー」 豊音「須賀くんって、少しネガティブだよね」 京太郎「ネガティブ……」 豊音「でもでも、話してると楽しくて、頼もしくて、ちょーかっこいい」 豊音「私、頑張って来るから須賀くんは応援してくれると嬉しいな」 京太郎「……わかりました」 豊音「うんっ!」 ピンポーン 京太郎「もう行かなくちゃ……遠くからですけど、応援してます」 豊音「……ね、須賀くん」 京太郎「はい?」 豊音「おまじない、手伝ってくれるかな?」 京太郎「え―――――」 京太郎「もう行かなくちゃ……遠くからですけど、応援してます」 豊音(また、胸がドキドキしてるよー) 豊音(……さっきとほとんど同じ) 豊音(……私、須賀くんと離れたくないんだね) 豊音「……ね、須賀くん」 京太郎「はい?」 豊音「おまじない、手伝ってくれるかな?」 豊音(頑張るための、おまじない) 京太郎「え―――――」 豊音(これが、きっと――――) 豊音(恋をするって気持ちなんだねー) 京太郎「―――――っ!?」 豊音「じゃっ、じゃぁ、そういうことだから!」アセアセ 京太郎「え…………」 京太郎(……つまり、そういうことなのか?) 京太郎(そういうこと、なんだよな) 京太郎(……ファーストキス、奪われた) 京太郎(それからの姉帯さんの活躍は凄まじかった) 京太郎(並みいる全国の強豪をちぎっては投げ、またちぎっては投げる) 京太郎(その様相は、人喰いこそはしないもののまさに巨人だった) 京太郎(振り向けば遠ざかっているその背中を喩えて「背向の豊音」と呼ばれるようになった) 差出人:須賀くん 宛先:姉帯豊音 ―――――――――――――――――――――――――― 試合が終わった後で 20XX年8月1X日 ―――――――――――――――――――――――――― 伝えたいことがあるので、読んだら返事ください To 姉帯豊音 From 須賀京太郎 ―――――――――――――――――――――――――― Sub Re 試合が終わった後で ―――――――――――――――――――――――――― いいよー(^O^) どこに行けばいいのかな? 京太郎(そんなわけで二人っきりになったけど) 豊音「……」モジモジ 京太郎「……」 豊音「……」モジモジ 豊音(昼間は誤魔化しちゃったけど、ちゃんと言わないと……) 京太郎「……」 京太郎(こういうのって男の役目だもんな……) 京豊「「あのっ!」」 京太郎「……」 豊音「……」 ざわ…… ざわ…… ざわ…… ざわ…… 京太郎(くッ!) 京太郎(空気が、重い……ッ!) 豊音(須賀くんの表情……私、ダメだったのかな) 豊音(……そうだよね、私みたいなぽっと出のノッポ、略してのっぽ出な娘なんてイヤだよね) 京太郎(ここで怖気づいてどうする須賀京太郎!) 京太郎(姉帯さんの気持ちに応えるんだ!) 京太郎(いやぁ……でもいざ言うとなるとなぁ……) 京太郎(あっ、ソーダ) 京太郎「姉帯さん」 豊音「なっ、なにかな?」 京太郎「目、瞑ってくれませんか?」 豊音「うん……」 京太郎(何も、想いを伝える方法は言葉だけじゃないんだ) 京太郎(……多分、感づかれてるだろうけど) 京太郎(はぁ……つくづく、俺のチキン加減を思い知らされるぜ) 京太郎(麻雀も、恋愛も) 京太郎(焼き鳥だけに) 豊音(これって、よくテレビで見るチューの場面……だよね) 豊音(ということは、ダイジョーブなのかな) 豊音(……でも、何もしてこないよー?) 豊音(ということは、エスケープされたのかなー……)ジワッ 京太郎(なんでまたまた泣き出してんだよ……) 京太郎(まぁ……そういうところも、可愛くて) 京太郎(それで、俺はこの人を好きになったんだ) チュッ 京太郎「えっと、では、改めまして」 京太郎「俺は、貴女のことが……好きです」 豊音「―――うんっ!」 豊音「私も、須賀くんのこと大好きだよー」 某年3月16日 今年のこの日も、俺と姉帯さんは一緒に居た 「須賀くん須賀くん」 「なんだい姉帯くん」 「今年の誕生日プレゼントは何かなー?」 「帰って来てからのお楽しみですよ」 「そっか、ちょー楽しみだよー」 「楽しみにしすぎてプロ初のオープン戦でやらかさないようにしてくださいよ」 「わ、わかってるよー」 「というか、私が大会でいなくて成績がガタ落ちしてた須賀くんには言われたくないかなー」 「それはしょうがないというか……姉帯さんのことが好きなんですもん」 「あー言えばこー言うね、須賀くんは」 「須賀くん、今日もおまじない!」 「よく飽きませんね、ホント」 「心の中が幸せでいっぱいいっぱいになって気持ちいいんだよー」 「いっぱいいっぱいになったらダメでしょうが」 「ありゃ、そうだったねー」 つま先で身長差を埋めて、短く唇を繋げる 大事な試合の前の恒例行事になっているこの行為を終えると、姉帯さんはきまって――― _____ ... ´ ` .、 / \ / \ / l |∨ . ′ / /l | ‘, . | / / / l | ̄∨ | / / /´ / /x=ミ! |. ‘ | / / ≠ミ / /´ , , ,| | ‘ | / l / , ,,,/ / 〉 | | ‘ l / / / / | | | |/ /、_, // v ¬ 八 リ / / / }\/ `ニ゚ / ∨ 「それじゃ、頑張って来るよー」 / / / |/_≧=┬ ...イ l| |. / / / / /_〕 ̄] /l| |. / / / / /---=ニ二\/ / | | / / / / /ニ/ニニニニニニ∨\」 リ / / / / /ニ/二二二二二{ \/ / / / / / /ニニ/二二二二二/\/ /. / l / / /ニニニ{二二二二二/ニニ∨.. / | l /}二二二|二二ニニニニ/ニニニ、 / /| | /ニi二二二|二二二二/二二二} ――――と、笑顔になる その幸せそうな笑顔を見るたびに、俺が生きる意味を実感させられる ああ、俺は姉帯さんの笑顔を見るために生きているのだ、と思ってしまう そして、これからも俺はそのために生きていくんだろうな、とも思ってしまう ――――でも、今日からは少し違う 誕生日プレゼントの内容をまだ知らない姉帯さんを見送った後、 豊音さんとの新しい生活と豊音さんの笑顔を夢見て、俺は今夜の予行演習を始めた カン
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2 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/10(土) 02 40 59.16 ID YPUkzQaK0 [1/2] モモの好感度が30上がりました 放課後 京太郎「よし、放課後だ」 京太郎「さて、どうしようか」 1.麻雀部に顔を出す 2.まだ教室に残る 3.帰る 4.自由安価 安価下3 7 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/10(土) 02 47 33.00 ID YPUkzQaK0 [2/2] 京太郎「どもー」ガララッ 足手まといだけど、やれるだけはやらないとな。 えーっと……先に部室に居るのは……? 0~20 ゆみ 21~40 モモ 41~60 智美 61~80 佳織 81~99 睦月 安価下1 10 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/10(土) 02 54 37.09 ID XDvwKWZs0 [1/3] 睦月「……」ピクッ 睦月「須賀……」 京太郎「あれ?睦月先輩」 睦月「須賀、調子はどうだ?」 京太郎「なかなかのなかなかですね」 睦月「そうか、それなら良かった」 京太郎「?」 変な睦月さんだ。 睦月「……」 睦月(私は……須賀の事が……) 好感度上昇安価 コンマ判定 0~30 小 31~60 中 61~99 大 安価下1 12 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/10(土) 02 59 22.96 ID XDvwKWZs0 [2/3] 睦月の好感度が20上がりました ーーー 行動フェイズ 夕方 京太郎の部屋 京太郎「さて、何をするか」 行動フェイズ夕方 京太郎「何をしよう」 1 「雀荘に行ってみようかな」 2「街をうろうろするかな」 3「メールしようかな」 4「電話しよう」 5「LINEしよう」 6.バイト 7.TwitterとFacebookに登録 8.自由安価 安価下4 18 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/10(土) 03 08 22.73 ID XDvwKWZs0 [3/3] 京太郎「街をうろうろするか」 京太郎「よーし。街に繰り出すぞ!」 田舎だけどな ーーー 京太郎「うーん」 京太郎「……」 京太郎「まぁこんなもんだろうな」 京太郎「流石田舎」 京太郎「さて、どうしようか」 1.アナウンサーとたまたま会う 2.ゆみさん?どうしてここに? 3.うろうろ 安価下3 24 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/10(土) 03 21 54.69 ID 9DmQKnAj0 [1/3] 京太郎「うーんもう少しうろうろするか」 京太郎「もっとうろうろするか」 折角だし! 京太郎「と言っても慣れ親しんだ街だもんな」 京太郎「さて、何処に入ろうかな……って?」 京太郎「制服を着てる女の人が困っている様子だ」 どんな人? 1.魔王 2.ピンクおもち 3.意地悪そう 4,たこす 5.まっこまっこまっこりーん 安価下3 29 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/10(土) 03 31 32.82 ID 9DmQKnAj0 [2/3] 京太郎「えっと……」 久「こんな田舎でナンパ?他を当たって欲しいわ」 ナンパ「いいだろ?ちょっとぐらい」 久「はぁ……」 京太郎「よしっ」 京太郎「おい、嫌がってるだろ」ガシッ ナンパ「あ?んだと!?」 ギリギリ ナンパ「っつ……いてぇ!」 京太郎「鍛えた甲斐があったな……もうやめといた方が身の為だぜ?」 ナンパ「ちっ……つまんねえ」スタスタ 京太郎「ふぅ……行きましたね」 京太郎「って貴方は……」 久「あなた……鶴賀の雑用」 京太郎「……」ガクッ 京太郎「須賀京太郎です。咲は元気ですか?」 久「ええ、とても」 久の好感度・依存度判定安価 コンマ判定 安価下1 32 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/10(土) 03 38 09.84 ID gfJd+qRW0 [1/2] 久の好感度86 久「助けてくれてありがとう須賀君」 京太郎「いや、当然の事をしたまでですよ」 京太郎「全国大会……鶴賀の分も頑張ってください」 久「そうね、当然よ」 久「あっ……!」 久「ちょっと鶴賀さんに相談したい事が……」ゴニョゴニョ 京太郎「……竹井さん」 京太郎「計算高い人ですね」 久「この偶然にあやかって、ね?」 京太郎「みんなに伝えておきます」 久「はい、これ。私の電話番号とLINE」 京太郎「分かりました」 好感度上昇安価コンマ判定 0~30 小 31~60 中 61~99 大 安価下1 35 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/10(土) 03 41 40.40 ID gfJd+qRW0 [2/2] 久の好感度が10上がりました 行動フェイズ 夜 京太郎の部屋 京太郎「さて、何をするか」 1 「雀荘に行ってみようかな」 2「街をうろうろするかな」 3「メールしようかな」 4「電話しよう」 5「LINEしよう」 6.バイト 7.TwitterとFacebookに登録 8.自由安価 安価下4 41 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/10(土) 03 57 34.02 ID PKxN2EMO0 40 (歓喜) 京太郎「雀荘にいってみよう」 ーーー roof top 京太郎「まあやっぱりここになるか」 まこ「いらっしゃい」 京太郎「あ……」 まこ「ん?あんたは咲の幼馴染の京太郎じゃったか?」 まこ「まぁゆっくりしていきんさい」 京太郎「はい、ありがとうございます」 京太郎「さて、どの卓に座ろう」 ゾロ目ボーナス! 0~20.ちっちゃなプロが居る卓 21~40.シャーマン 41~60.すばらなおもちが! 61~80.プンスコ! 81~99. 上記四人から選べます 43 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/10(土) 04 01 46.79 ID m+eAb7w20 42のコンマの結果 詠、良子、はやり、理沙から選べます 1.詠 2.良子 3.はやり 4.理沙 好みのキャラを選らんでください 安価下5 50 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/10(土) 04 24 48.34 ID apuacuEX0 京太郎「よろしくーっす」ガタッ まこ(おっ……あの卓は) 良子「this……way」 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ 京太郎「?」 ーーー 京太郎「」 良子「飛び……ですね」 京太郎「もう一回!」 ーーー 良子「飛び……ですね」 京太郎「」 京太郎「もう一回!」 ーーー 京太郎「」 良子「中々筋がいいですけど……始めたばかりですか?」 京太郎「春に始めたばかりです」イジイジ 良子「よければ、また近い内にレッスンしてあげましょうか?」 京太郎「よろこんで!」 良子「ふふっ」 好感度判定安価 コンマ判定 まこ 安価下1 良子 安価下2 53 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/10(土) 04 34 03.97 ID +O0mEmZc0 まこ 依存度144 良子 好感度76 京太郎「まさかプロ雀士の戒能良子だったとは……」 京太郎「しかも電話番号までいただいて……いいんですか?」 良子「大丈夫です。モーマンタイ」 京太郎「今日はありがとうございます」 良子「オーケー 」 良子「それではまた会いましょう」 良子の好感度上昇安価 0~30 小 31~60 中 61~99 大 56 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/10(土) 04 41 11.55 ID 9DmQKnAj0 [3/3] 良子の好感度が20上がりました 良子「それにしてもあの少年にまとわりつくもの……とてもとても」 良子「悍ましい」 良子「まだ霊やその類いの方が可愛い」 良子「生霊……それも。複数の鬼のような……」 良子「惚れた以上見守らなければ」 ーーー 京太郎の部屋 京太郎「そろそろ寝るか」 prrrrr 京太郎「ん?」 京太郎「電話だ」 自由安価 この週で出会ったキャラのみ 前週キャラは不可 コンマ85~99 は強制的に前週orこの週のヤンデレが選択されます 安価下1 58 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/10(土) 04 49 41.05 ID 30kl6JUB0 [2/2] 京太郎「もしもし?」 良子『京太郎』 京太郎「わっ、良子さんですか」 良子「私では不服でしたか?」 京太郎「そ、そんな事ないですよ!」アセアセ 良子「それなら良かった」クスッ 良子「気をつけてください」 京太郎「?どうしたんですか?いきなり」 良子「あなたは常に危険に晒されている……思い当たる節もあると思います」 京太郎「……肝に命じておきます」 一日が終了しました 86 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 03 03 30.60 ID 2lp7PkYm0 [1/7] じゃけん始めます 良子の好感度が10上がりました 京太郎「おはよう」 京太郎「……海藻に首を締められる夢をみた」 京太郎「嫌な目覚めだ」 朝 行動フェイズ 京太郎「さて……何をしよう」 1.登校 2.サボる 3.自由安価 安価下5 93 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 03 07 41.48 ID 2lp7PkYm0 [2/7] 京太郎「よし、学校行くか」 ーーー 放課後 京太郎「よし、放課後だ」 京太郎「さて、どうしようか」 1.麻雀部に顔を出す 2.まだ教室に残る 3.帰る 4.自由安価 安価下3 98 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 03 10 41.25 ID 2lp7PkYm0 [3/7] このスピード感たまらないです 京太郎「麻雀部に顔を出すか」 ガララッ 京太郎「ちーっす」 足手まといは嫌だからなぁ。 えーっと……先に部室に居るのは……? 0~20 ゆみ 21~40 モモ 41~60 智美 61~80 佳織 81~99 睦月 安価下1 105 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 03 16 27.29 ID g82PkotF0 [2/3] 麻雀部全員の好感度が30上昇 京太郎「」 智美「」 モモ「」 ゆみ「」 睦月「」 佳織「」 京太郎皆さんお着替え中ならそう言って下さいよ…… モモ……おもちでけえ…… ゆみ「きょーたろーくーん?」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ モモ「ノックしてって言ったのに……これで二回目っすよ?」 智美「ワハハ、けしからんなー」 佳織「もうっ……」 睦月「ほう……?」 「「「「「出てけー!!!」」」」」 京太郎「ごめんなさい!」ピシャッ ーーー ゆみ「ったく……」 智美「でも、皆は見られて嫌だったかー?」 「「「「「………」」」」」 智美(全く……罪な男だぞ、京太郎) 107 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 03 21 37.63 ID zhl820980 [1/3] 行動フェイズ 夕方 京太郎の部屋 京太郎「さて、何をするか」 行動フェイズ夕方 京太郎「何をしよう」 1 「雀荘に行ってみようかな」 2「街をうろうろするかな」 3「メールしようかな」 4「電話しよう」 5「LINEしよう」 6.バイト 7.TwitterとFacebookに登録 8.自由安価 安価下4 113 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 03 28 33.08 ID oIiR/dnF0 [1/2] 母は家に居るので安価下採用 京太郎「よし、バイトするか」 京太郎「っても……この時間だから……」 重要な安価です。ゆっくり考えて選らんでください 1.土方 2.麻雀喫茶←危険 3.自由安価 安価下5 119 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 03 43 34.71 ID sNAg9YEO0 土方「オラァァァァァァァ!!!!!!!!!!!!」 京太郎「ひえええええええぇぇぇ!!」 土方「ちゃんとやれやぁぁぁぁ!!!」 京太郎「はぁぁぁぁぁぁぁいいい!!」 ーーー 土方「ほれ、今日の給料」 京太郎「あざっす!」 土方「お前、手際良かったなぁ」 土方「前もこういう仕事やってたのか?」 京太郎「?やってないでよ?」 土方「そーか、ほれっ行っていいぞ」 121 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 03 47 17.50 ID cxSwqdDo0 [1/5] 行動フェイズ 夜 京太郎の部屋 京太郎「さて、何をするか」 1 「雀荘に行ってみようかな」 2「街をうろうろするかな」 3「メールしようかな」 4「電話しよう」 5「LINEしよう」 6.バイト 7.TwitterとFacebookに登録 8.自由安価 安価下4 130 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 04 06 53.52 ID wc2nYS/f0 [1/2] 良子の好感度が50上がりました 京太郎「もしもし?」 良子『もしもし』 京太郎「げんきですか?」 良子『ええっ勿論』 良子『嬉しいですね』 京太郎「あはは……」 良子『心配してくれてありがとうございます』 京太郎「当然ですよ!」 良子『……』 良子『アイ ラブ ユーですよ』 プツッ 京太郎「」 ーーー 良子「ふふっ///」 良子「やってしまいました……うぅ」ジタバタ 131 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 04 12 06.15 ID wc2nYS/f0 [2/2] 良子「ですが……私が観察保護をする必要がありますね」 良子「京太郎……あなたの為なら私は」 良子「どうなってもいい」 ーーー 京太郎の部屋 京太郎「そろそろ……寝よう」 prrrrr 京太郎「ん?」 京太郎「電話だ」 自由安価 この週で出会ったキャラのみ 前週キャラは不可 コンマ85~99 は強制的に前週orこの週のヤンデレが選択されます 安価下1 133 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 04 22 18.20 ID bnyREZM40 佳織の好感度が10上がりました 京太郎「もしもし?」 佳織「もしもしー」 京太郎「佳織さんですか」 佳織「京太郎君、元気ー?」 京太郎「はい!元気です……けど」 佳織「けど?」 京太郎「新たな悩み事が出来てしまいました」アハハ 佳織「もうっ!」 佳織「元気だしなよ!」 佳織「らしくないよ!」 京太郎「……はい」 プツッ 京太郎「って言われてもなー」ゴロンッ 一日が終わりました 138 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 04 36 46.71 ID g82PkotF0 [3/3] 京太郎「おはよう」 京太郎「……良子さん?」 京太郎「……」 朝 行動フェイズ 京太郎「さて……何をしよう」 1.登校 2.サボる 3.自由安価 安価下5 144 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 05 00 07.62 ID o7hmJziC0 [1/7] 京太郎「よし!」 京太郎「心機一転!!学校行くぞ!」 ーーー 通学路。 京太郎「……」 京太郎「?」 京太郎「誰かに見られてる?」 ーーー モモ「ふふっ……」 モモ「きょーさん///」 ーーー 放課後 京太郎「よし、放課後だ」 京太郎「さて、どうしようか」 1.麻雀部に顔を出す 2.まだ教室に残る 3.帰る 4.自由安価 安価下3 148 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 05 07 30.23 ID p2Y7dLyj0 [1/4] 京太郎「……」 京太郎「まだ教室に残るか」 ガララッ 佳織「あ、京太郎君」 京太郎「佳織さん」 佳織「部活に来ないの?」 京太郎「今日は……ちょっと」 佳織「そうなんだ、またね」 京太郎「はい」 佳織「元気出さなきゃ……だめだよ?」 京太郎「ありがとうございます」 好感度上昇安価 0~30 小 31~60 中 61~99 大 150 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 05 15 17.00 ID 8m2zli/g0 [1/5] 佳織の好感度が10上がりました 京太郎「明日は休日か、どうしよう」 行動フェイズ 夕方 京太郎の部屋 京太郎「さて、何をするか」 1 「雀荘に行ってみようかな」 2「街をうろうろするかな」 3「メールしようかな」 4「電話しよう」 5「LINEしよう」 6.バイト 7.TwitterとFacebookに登録 8.自由安価 安価下4 156 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 05 56 02.71 ID 8m2zli/g0 [2/5] 京太郎「街をうろうろするか」 ーーー 京太郎「うーん」 京太郎「……」 京太郎「まぁこんなもんだろうな」 京太郎「さて、どうしようか」 1.アナウンサーとたまたま会う 2.ゆみさん?どうしてここに? 3.うろうろ 安価下3 160 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 06 02 23.38 ID LNK8XM360 [1/2] 京太郎「!!!」 あれは!!! 京太郎「すいません!!!」 恒子「んー?」 京太郎「サインください!!!!!」 恒子「いーよ」 京太郎「ありがとうございます!!!」スッ 恒子「はい」サラサラ 京太郎「一生の宝にします」ホロリッ 恒子の好感度判定 コンマ 安価下1 163 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 06 09 21.80 ID LNK8XM360 [2/2] 恒子の好感度 64 京太郎「連絡先までいただいてしまった……」 京太郎「感激だ!」 行動フェイズ 夜 京太郎の部屋 京太郎「さて、何をするか」 1 「雀荘に行ってみようかな」 2「街をうろうろするかな」 3「メールしようかな」 4「電話しよう」 5「LINEしよう」 6.バイト 7.TwitterとFacebookに登録 8.自由安価 安価下4 168 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 06 19 17.74 ID reDXxg9V0 京太郎「よし、FacebookとTwitterに登録だ!」 京太郎「よしよし」 ーーー 京太郎「知り合い全員フォローしたぞ!」 京太郎「ん?」 京太郎「早速リプライが来た」 リプライ(メッセージ)を送ったのは? 自由安価 今までに出会ったキャラにしてください TwitterとFacebookに関しては前週キャラなし 安価下6 176 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 06 38 54.68 ID o7hmJziC0 [2/7] 京太郎「ん?」 京太郎「恒子さんだ!」 こーこー プライベートアカウントでーす キョータロー よろしくお願いします こーこー これからも仲良くしよーねー キョータロー 勿論です! こーこー よろしく キョータロー はい! 恒子 好感度上昇安価 コンマ判定 安価下1 0~30 小 31~60 中 61~99 大 178 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[sage] 投稿日:2014/05/11(日) 06 42 29.09 ID o7hmJziC0 [3/7] 恒子の好感度が10上がりました Twitterに登録したことによって自分のこうどうを逐一報告するようになります 京太郎の部屋 京太郎「そろそろ……寝よう」 prrrrr 京太郎「ん?」 京太郎「電話だ」 自由安価 この週で出会ったキャラのみ 前週キャラは不可 コンマ85~99 は強制的に前週orこの週のヤンデレが選択されます 安価下1 180 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 06 46 54.37 ID o7hmJziC0 [4/7] 京太郎「もしもし?」 モモ「きょーさんは私の事……」 京太郎「ん?」 モモ「きょーさんは私の事好きっすか?」 京太郎「……」 京太郎「お前も……か?」 モモ「ふふっ……」 モモ「私……きょーさんを独占したいっす」 安価下 1.好き バッドエンド 2.付き合えない 3.嫌い 安価下 7 重要な安価です。よく考えてください 188 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 07 11 21.71 ID 8m2zli/g0 [3/5] ゾロ目出しちゃったね…… 元々は依存度50上げるだけのつもりだったのに ゾロ目ボーナス!! モモの依存度が100上がりました 京太郎「ごめん」 モモ「……」ギリッ 京太郎「付き合えない」 モモ「なんで……っすか?」 モモ「私……きょーさんのタイプな筈っすよ?」 モモ「胸だってきょーさんの為に……!!」 京太郎「ごめん」 モモ「加治木先輩っすか?智美先輩っすか?」 京太郎「……」 モモ「どっち……?」 京太郎「……」 1.黙って電話を切る 2.答えない 3.ゆみ 4.智美 5.自由安価 安価下5 195 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 07 26 55.22 ID 8m2zli/g0 [4/5] 京太郎「まな板が好きなんだ……」 京太郎「ごめんな、モモ」 モモ「別の人……すね」 モモ「きょーさん」 京太郎「ん?」 モモ「絶対堕としてあげます」 プツッ 京太郎「はぁ……色々増えて来たなぁ悩み事が」 一日が終わりました 198 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 07 42 13.49 ID cxSwqdDo0 [2/5] モモ「……」 意中の彼の写真。 沢山撮った。 全部携帯の中。 今の携帯は無音で撮影出来るから便利だ。 モモ「ふふっ」 モモ「きょーさんきょーさんきょーさん」 モモ「きょーさん」 モモ「きょーさん」 モモ「きょーさん大好きっす」 ずーっと見守り続けよう。 我慢が続くまで。 200 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 07 48 18.34 ID 0LKhNjh70 [1/7] ゆみ「……」 ゆみ「私は、すきになってしまったのか?」 ゆみ「須賀京太郎……」 ゆみ「京太郎君」 ゆみ「京太郎」ボソッ ゆみ「……!!!」カァァァァ ゆみ「///」 ゆみ「心臓にわるいな、もう///」 201 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 07 52 39.50 ID pEw4pCWH0 [1/2] 智美「うーん」 智美「皆好きなんだよなー」 智美「ゆずってあげたいけどなー」 智美「ワハハ」 智美「やっぱりゆずれないぞー」 202 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 07 58 15.04 ID i84Y8aPH0 [1/5] 佳織「うぅ……///」 佳織「好きになっちゃったよー!」 佳織「どうしたらいいんだろう」 佳織「京太郎君の馬鹿馬鹿!!」 佳織「うぅ///」 佳織「どうしよう……」 203 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 08 00 39.18 ID i84Y8aPH0 [2/5] 睦月「……」 睦月「恋をしてしまった」ズーンッ 睦月「むぅ」 睦月「どうしたらいいんだろう」 睦月「うーん」 睦月「悩んでも仕方ない!」 睦月「寝よう!」 204 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 08 02 20.33 ID i84Y8aPH0 [3/5] まこ「……」 まこ「鶴賀の一年」 まこ「咲の知り合い」 まこ「わしがやってしもうた」 まこ「好きになってしまうとはのぉ」 まこ「一生の不覚じゃ」 まこ「京太郎……か」 まこ「また会えるといいのぉ……」 205 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 08 03 59.19 ID i84Y8aPH0 [4/5] 良子「私が養う」 良子「私の物」 良子「私のボーイフレンド」 良子「私だけの物」 良子「誰にも渡さない」 良子「幸せに」 良子「二人だけの未来」 良子「二人だけの居場所を……」 良子「求めます。絶対」 207 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 08 06 18.71 ID i84Y8aPH0 [5/5] 朝 京太郎の部屋 京太郎「ゆみさんに伝えた清澄の部長が言ってた件、どうやら承諾したみたいだな」 京太郎「ゆみさんが明日からの合宿に誘ってきてる」 京太郎「夏休みだから参加してもいいけどなぁ……」 京太郎「どうしよう」 京太郎「折角だし。思い出作りに行こうかな?」 1.参加 2.不参加 安価下6 214 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 08 24 12.23 ID S4PnUnkc0 [1/4] 惨劇?何の事かな?(すっとぼけ) いいタイミングでゾロ目だしゃいいんだから大丈夫大丈夫 京太郎「勿論……」 京太郎「当然参加だぁ!」 ウルサイッ ーーー 朝 京太郎の部屋 京太郎「今日から夏休みだ!」 京太郎「なにをしよう」 (夏休み中は毎日行動が一回に制限) (合宿中は別) 1 「雀荘に行ってみようかな」 2「街をうろうろするかな」 3「メールしようかな」 4「電話しよう」 5「LINEしよう」 6.バイト 7.TwitterとFacebookに登録 8.デートに誰かを誘う 9.明日に備えて休む 10.自由安価 安価下4 220 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 08 30 31.38 ID S4PnUnkc0 [2/4] 京太郎「街をうろうろするか」 ーーー 京太郎「うーん」 京太郎「……」 京太郎「そろそろ飽きてきたな」 京太郎「さて、どうしようか」 1.ゆみさん?どうしてここに? 2.咲? 3.うろうろ 安価下4 226 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 08 44 19.87 ID 0LKhNjh70 [2/7] 京太郎「ゆみさん」 京太郎「どうしてここに?」 ゆみ「京太郎」 京太郎「なんでしょう?」 あれ?呼び捨て? ゆみ「長野はいいところだな」 京太郎「そうですね、自然とか人も素晴らしいです」 ゆみ「……」 ゆみ「私は君が好きだ」 / .. . ... / ヘ\/ヘ ... 丶 ヽ ,' . / . /ミミヘ/彡ヽ .. 丶..ヽ {コ 。 . ! . ! ゛ ゛"" ゝ .. l ヽ ! コ ヽヘ_-‐ ! ヽ ! ‐-ヽ- ! i! / !^‐‐ レ! ゝヘ-‐-、,ヽ} l /,^^ . ./ノ .ヽ . .. ゝ i! ../ノ' .. .  ̄ レ '-、、 、一 ‐、' .. .. \ "レ"フ .. /,〟 ‐‐ ‐‐-_ ゞ .. .. 「 ゝ-ヽ / .. ノ ≠==-z z≠=r、 .. .....\ ∠_ ノ/へゝ,Pゆミ lPか `ヘヽヽ ヘ. _ >ゝ !「∨!" { !ヘ " ̄ \\\\  ̄ .i/ノ 川 i ゝ i!l ! .lヽ iゝiヽ \\\\\,\ \\ !ソ.. ソ !i li l !i !\ ノ ヾ i! il l ii ! ....ヘ, ‐- イ i! i! i! i ii !ゝ ∠ l l! !i i! i! l ii 人 ゛> /i入 ! i !l ! !i! { ii _ 〆巛 丶 , /丶 〟、 l !i ! l巛巛巛巛巛ヘ / ∧ヽ ソ巛巛ミミゞゞ ゆみ「私は君が欲しい」 京太郎「!」 1.「俺もゆみさんが欲しい」 2.「ごめんなさい」 3.自由安価 重要な安価です 安価下6 233 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 08 54 09.18 ID 0LKhNjh70 [3/7] ,. ⌒ヽ、/⌒ 、-- 、 /_,..- ヽ ` 、 / /´ / ∨ \ , ´ / ,' 、 ヽ / , , / /| | . | | | ∨ _/ / / |_|__'_| | _}_|_|_| | |  ̄ ̄´/ イ ' { ´| |/__{ | , ´/}/_}∧ | | | / / , rⅥィ笊 从 {∨ /ィ笊_ヽ}/、 | | / イ ∧{ 从 Vり \∨' Vり /' / ∧{ ´/イ }从lム ; \ ,ノ / \ | ∧ ∧,イ Ⅵム - - イ // _ヽl\ //イ__ |////} ` ー ´「////| |////| . / |/[__}/| ,...<////∧ , |/////> 、 , <///////////\ ///////////> 、 , </////////////////}____{/////////////////> 、 //////////////////////| |////////////////////∧ {/////////////////////∧ ,'//////////////////////} |//////////////////////∧ ////////////////////////| 京太郎「俺もゆみさんが欲しい」 ゆみ「!!」 ゆみ「そうか、ありがとう」 ゆみ「嬉しいな」 京太郎「俺もです」ギュッ ゆみ「京太郎っ///」ギュッ ーーー モモ「あれー?きょーさん」 モモ「まな板の子が好きとか言ってたっすよね?」ギリギリ モモ「おかしーっすありえねーっす」 234 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 08 56 15.34 ID 0LKhNjh70 [4/7] ゆみが彼女になりました 京太郎の部屋 京太郎「そろそろ……寝よう」 京太郎「おれが……ゆみさんと、えへへ」 prrrrr 京太郎「ん?」 京太郎「電話だ」 自由安価 この週で出会ったキャラのみ 前週キャラは不可 コンマ85~99 は強制的に前週orこの週のヤンデレが選択されます 安価下3 238 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 09 00 32.94 ID 0LKhNjh70 [5/7] 京太郎「恒子さん」 恒子『やっほー!』 京太郎「テンション高いですね……」 恒子「おらぁー!もっと絡めー!」 京太郎「もしかして酔ってます?」 恒子「よってねーよーだー!」 恒子「うおー!!!!」 プツッ 京太郎「寝よ」 一日が終わりました 恒子の好感度が10上がりました 242 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 09 29 58.69 ID iSfnMOfG0 [1/6] (合同合宿は原作準拠) ワハハカー 智美「ワハハ。行くぞー」 ブルルルンッ 京太郎「ぎゃーっ!」 ゆみ「蒲原!もう少しなんとかしろー!」 睦月「ーー!」 モモ「キャー!」 佳織「うぅ……」 ーーー 旅館 京太郎「おえっ……」 京太郎「着いた……」 245 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 09 43 06.40 ID Chgd6G9d0 [1/9] 透華「だらしないですわね」 ゆみ「龍門渕……」 純「煽るなよ?」 一「透海の悪い癖だね」アハハ 智紀「おはよう……ございます」 衣「鶴賀の……また全身全霊を持って衣を愉しませてくれ」 ゆみ「あぁ……出来る限りな」 智美「頑張るぞー」ワハハ 佳織「負けてられない!」 モモ「……」 睦月「頑張らないとな」 好感度判定安価 安価下1 衣 安価下2 透華 安価下3 純 安価下4 智紀 安価下5 一 254 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 10 09 25.61 ID +rIXsr0U0 [1/6] (今回の他校はあくまでオマケです。ヤンデレらない限り) チッ(大声) 衣 3 透華 18 純 133 智紀 10 一 56 衣「……凡愚」 ーーー 京太郎「お、風越のみなさんだ」 好感度判定安価 コンマ 美穂子 安価下1 華菜 安価下2 未春 安価下3 純代 安価下4 星夏 安価下5 263 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 10 24 44.01 ID 2lp7PkYm0 [4/7] ケッ(大声) 美穂子 27 華菜 73 未春 34 純代 60 星夏 67 京太郎「うーん何しよう」 1.鶴賀の所へ 2.清澄の所へ 安価下4 270 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 10 44 58.31 ID S4PnUnkc0 [3/4] 京太郎「おーい咲ー」 咲「京ちゃん!?」 咲「来てたの?」 京太郎「おいおい、麻雀部だって言っただろ?」 咲「そう言えば……」 京太郎「ひどいなおい」 和「咲さん!」タタッ 和「あれ……貴方は……?」 京太郎「おまえ……もしかしてネトマの……」 ーーー 京太郎「いやーネトマの時はお世話になったなー」アハハ 和「キョータローさんでしたか。偶然ですね」 優希「おお、お前が京太郎か」 優希「よろしくだじぇ」 京太郎「おうっよろしく」 好感度判定安価 咲 安価下1 和 安価下2 優希 安価下3 276 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 10 57 04.74 ID 0LKhNjh70 [6/7] …… 咲 42 和 24 優希 34 京太郎「皆すごいな」 京太郎「人外だな、本当」 京太郎「俺なんかが混じったら処刑だな、公開処刑。うん」 「ーー」 京太郎に話しかけるのは? 0~30 モモ 31~50 睦月 51~99 自由安価(好きなキャラを選んでね) 安価下4 282 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 11 07 51.88 ID +rIXsr0U0 [2/6] 睦月「京太郎」 京太郎「あ、睦月さん」 睦月「京太郎は打たないのか?」 京太郎「俺は……ダメですよ」 京太郎「足手まといです」 睦月「……」 睦月「そんなことはないさ」 好感度上昇安価 コンマ判定 0~30 大 31~60 特大 61~99 超大 286 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 11 17 22.22 ID zhl820980 [2/3] 睦月の好感度が30上がりました モモ「……へぇ」 ーーー 京太郎「さーて何をしようかな」 「ーー」 京太郎に話しかけるのは? 0~40 41~99 自由安価(好きなキャラを選んでください) 安価下3 292 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 11 34 58.09 ID KBc5oVh50 咲「京ちゃん」 京太郎「ん?」 咲「京ちゃんは打たないの?」 京太郎「やめてくれよ」ハハッ 京太郎「一人で地道にやるよ」 咲「ふーん」 京太郎「なんだよ」 咲「なんでもないっ」フイッ 京太郎「うわっ、なんだよそれ、ひどいわー」 好感度上昇安価 コンマ判定 0~30 小 31~60 中 61~99 大 安価下1 295 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 11 41 53.02 ID pEw4pCWH0 [2/2] 咲の好感度が20上がりました 京太郎「さて、何をしようかな」 京太郎「……」 京太郎「モモを見ないな」 「ーー」 京太郎に話しかけるのは? 0~40 モモ 41~99 自由安価(好きなキャラを選んでください) 安価下3 299 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 11 48 54.33 ID Chgd6G9d0 [2/9] スゥ ギュッ モモ「きょーさん♪」 京太郎「うわっモモか」ビクッ そう言えばこいつ……俺の事が。 京太郎「練習はいいのか?」 モモ「今日はもう終わりっすよ♪」 モモ「えへへ」ギューッ ゆみ「京太郎……何をしてるんだ?」ジトー モモ「先輩には関係無いっすよー」フイッ 京太郎「モモ!早く離れてくれっ!」 モモ「えーっ」スッ ゆみ「京太郎……後で話がある」 京太郎「……はい」 モモ(ふふっ) 好感度上昇安価 コンマ判定 0~20 小 21~40 中 41~99 大 311 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[saga] 投稿日:2014/05/11(日) 12 06 33.87 ID iSfnMOfG0 [4/6] 訂正 モモの依存度がMAXになりました(ゲス顔) 旅館の外 茂み ゆみ「……」ザッザッザ 京太郎「待ってください!ゆみさん!」 ゆみ「……」ピタッ 京太郎「ゆみさん!」 ゆみ「名前で……呼んでくれ」 京太郎「ゆみ……」 ゆみ「分かってはいるさ……でも嫉妬してしまうんだ」 京太郎「ごめん、俺が悪かった」 ゆみ「……抱いてくれ」 京太郎「ここで?」 ゆみ「構わない」 ゆみ「愛してる証を残してくれ」 ーーー モモ「……殺す」ガチガチガチガチ 312 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 12 12 56.45 ID 0LKhNjh70 [7/7] 京太郎「さて、夜になったな」 京太郎「当然俺は別室だけど……」 ドクンッ 京太郎「ゆみが心配だな」 京太郎「どうする?」 1.ゆみに会いに行く 2.風呂を覗く 3.モモに会いに行く 4.睦月に会いに行く 5.自由安価 勿論重要な安価です 安価下6 321 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 12 24 13.61 ID iSfnMOfG0 [5/6] 京太郎「風呂を覗くか」 京太郎「ゆみの安全も分かるし」 京太郎「うん。そうしよう」 ーーー 京太郎「……」 智紀さんも和も素晴らしいおもちをおもちだ…… 素晴らしい素晴らしい素晴らしい!! 生きてて良かった! 京太郎「……ゆみ?」 いや、鶴賀の皆が風呂に入っていない。 どうする? 1.ゆみを探す 2.様子を見る 3.自由安価 安価下5 327 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 12 32 21.00 ID iSfnMOfG0 [6/6] 326 MOM 京太郎「!」ダッ 京太郎「!!」ダダダ ーーー 旅館の外の茂み 京太郎「ゆみ!」 ゆみ「京太郎?」 京太郎「良かった……」 ギュッ ゾロ目ボーナス! ゆみ「???」 ゆみ「どうしたんだ?私はモモに呼ばれて来たんだが?」 京太郎「俺の感が正しければ……はやく来い!」グイッ ゆみ「わっ……わわ、どうしたんだ?」 0~20 モモ 21~30 睦月 31~99 旅館到着 331 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 12 37 30.38 ID 2lp7PkYm0 [5/7] 旅館 京太郎の部屋 京太郎「はぁはぁ……!」 ゆみ「どうしたんだ?」 京太郎「今日はずっと俺の部屋に居るぞ」 ゆみ「えっ?」 京太郎「俺が守ってやるからな……!」 ゆみ「詳しく説明してくれないか?」 京太郎「ゆみはモモとおそらく睦月先輩に命を狙われている」 ゆみ「にわかに信じ難い話だな」 ゆみ「何をもってその話を信じたらいい?二人とも私の大事な後輩であり、仲間なんだ」 京太郎「……」 1.分からない 2.勘だ 3.信じて俺と来い! 4.自由安価 安価下5 337 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 12 58 03.14 ID oIiR/dnF0 [2/2] 京太郎「信じて俺と来い!!」 ゆみ「……分かった」 ゆみ「……」 ギュッ ゆみ「正直……不安なんだ」 京太郎「わかってる」 ーーー コンコン 京太郎「なんだ?」 モモ「きょーさん」 京太郎「部屋には入って来るなよ?」 モモ「どうしてっすか?」 モモ「むっちゃん先輩も入りたがってるっす」 京太郎「眠いから寝かせてくれ」 ゆみ(モモ……!本当に!) ギュッ 京太郎「……」 ゆみ「……」ガクガク 0~20 誰か来てその場を凌ぐ 21~40 侵入される 41~60 モモと睦月が諦める 61~99 その場を二人で窓から離れる 340 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 13 18 57.08 ID 4UbNkIMo0 京太郎「ゆみ」ボソッ ゆみ「!」 京太郎「行くぞ」ボソッ ガララッ ーーー モモ「きょーさん!!」バンッ 睦月「……」 モモ「居ない」 睦月「……窓からか」 モモ「追いかけるっすよ……」 ーーー 京太郎「はぁはぁ……!」ダダッ ゆみ「!」ゼェゼェ 京太郎「くそっ!途中タクシーがあれば!」 0~50 睦月襲撃 51~99 タクシーがたまたまやってくる 347 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 13 34 42.53 ID p2Y7dLyj0 [2/4] 341 341 京太郎「タクシー!」 ゆみ「止まってくれ!!」 ーーー 運転手「二人ともボロボロだねぇ……どうしたの?」 京太郎「いやぁ怖い怖いストーカーに追われてて……あはは」 ゆみ「馬鹿っ……」ギュッ ーーー 京太郎「さて、警察行くか」 ゆみ「当然だな」 手を繋いでーー ラスト安価判定(よくぞここまで) 安価下12まで判定 最も多い物が選ばれる 0~50 モモ、睦月 逮捕 51~90 捕まらない 91~99 京太郎、ゆみ 監禁 364 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 13 45 24.18 ID p2Y7dLyj0 [3/4] 警察「はい、はい」 警察「確かに」 京太郎「……」 警察「捕まりましたよ、その二人」 警察「家の中も見させてもらったら貴方の写真や凶器の類が沢山」 警察「二人とも沢山の凶器の所持もしてました」 京太郎「……」ゾクッ ゆみ「でも……!」 警察「ええ、逮捕ですよ」 警察「これからも気を付けてくださいね」 365 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 13 47 25.88 ID p2Y7dLyj0 [4/4] 京太郎「……」 ゆみ「ありがとう」 京太郎「いえいえ」 ゆみ「まるで騎士のようだな」 京太郎「ゆみがお呼びならいつだって助けに行きますよ」 ゆみ「ふふっ」 ゆみ「……」クイッ 京太郎「!」 チュッ ゆみ「これからもよろしく」 京太郎「……///」 敵わないなぁ。 371 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 13 54 08.98 ID zhl820980 [3/3] エピローグ 京太郎「よし、どこに行く?」 沢山の困難を乗り越えた。 京太郎「え?」 京太郎「それは困るなぁ」 沢山愛し合った。 京太郎「決めてくれよ」 気付いたら先輩と後輩の垣根を越えていた。 京太郎「俺もどこでもいいからさ」 一緒に入れたら、それだけで幸せだ。 京太郎「え?」 京太郎「ーー俺もゆみとならどこでも良いよ」 これからも一緒だ。 , ´ / .' / .' ' | l | l | | / / ' | | | l| | l | , } l | | _/ イ / l| |_,∧_{ . ,-|-}-/、 , | { _ ___,-、 __  ̄ ´ / / { |、{ l∧ {、 | }/イ/},イ / l_、 { Y´ / ' }- 、 {〃 r∧ |ィ斧ミ从 、Ⅵ , イ斧ミ、 } /l| l、r  ̄ { { | / _ }、 / /{ 从{、 Vzリ \Ⅵ/ Vzり /イ } / | 乂_人_/、_/ / \ / //从 l∧\ ,\ | /イ/ }==  ̄ ̄ ̄ ー く / イ' {/l∧ ∧ 、 ,イ/j' / \  ̄ ̄ ー∧ _, 从 , \ ヽ 、 ` ¨  ̄ ィ }/ / / ' ∧ \ / |/> , / {(从_| -- ´ 「/// | { |/ ̄}} |////|_ | _,. <|///|| l/////` | _,.. -=<///// \//} ,r-/////// | <//////////////////∧-- 、 {///////l{ 377 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 13 59 58.98 ID Chgd6G9d0 [4/9] ゆみ「どこでもいい」 気付いたら好きになっていた。 ゆみ「京太郎が決めてくれ」 沢山助けてもらった。 ゆみ「ふふっ気楽に決めてくれ」ニコッ 愛を誓った、何度も。 ゆみ「そうだな……」 一目惚れだったのかも知れない。 ゆみ「本当にどこでも良いんだ」 一緒に居たい。 ゆみ「……京太郎と……たら///」ボソッ ゆみ「京太郎とならどこでも良い」ニコッ 私だけの騎士様。 愛してるよ。 / / . ∧ / ∧ . . . 〈 . . .. \ {/ . ./ミ∨/彡ヘ . . . ヽ. . . .. 〈 . ./`⌒^゙"^⌒´| . . . .. 、. . . .. | |i . .i |i . . . . . \ . . | . | || . .| 八 . . . . .\ \| .... | /¨ニ=- リ . i| ¬ト ´ ̄\「\ . . .ー=ニZ_ | ¨ニ=- / . ノリアテ斥 ァ弍斥仆 . . ___;; >/ ¨¨ニ=, ∠..ノ. ./ 小 乂゚ツ 乂゚ツ从 . .厂). .| ∨ / / イ八ノ {_ハ , ////⌒\ /. ⌒´ / . \ 八 , ーく / '⌒\_) / ; . / _厶ィ ` ´ イ / //⌒\__) / | /| .厂 | . . |> _,、</ /∨ _ --、__) __,,厶 |/´∨ | | . | | /-ヘ / ____,,) (____ ’ | |/\| |_, イ ∧ /∧ ゙マ/ (_____ `' │ ´\___/| 〉- 〈 ∨/ ∧ 〈_ (__,、 \_〉 ゙. / | . | , \∧ ‐=ニ..,, (___, \_ノ ∨ ∨ | ∧ `ヽ7 -=ニ,, ___/∧ } 〈 |\ / |/ // `、 }| 〉7 ⌒ン ノ ∨ | `〈 | ,// \_,,八 ∨/ / ∧ 人 \ │/  ̄\_〉 / ̄\_ イ| 379 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 14 01 30.15 ID Chgd6G9d0 [5/9] ,, ''" "' 、 ´ ヽ / ヽ , ヽ ハ ', / / / ! ', , ハ / / ./ / /| |! ', ' ! ないない l' /{ ,' ,イ/__!__ !__ | | ノーウェイノーウェイ | { .! !./ ̄ !| j ヾ ̄ | | | 、 /ヾ {___|/ lヽ /!/__ __| | |、 \ ' /\ _二ニ x,,\ _/ z ニ二__ | ,' \ ヽ .// |\\! {////} {////イ ! |/ \ヽ 〃 | l ヽヘソ ヽヘソ ! ! ヽヽ / ! |', ' | | ヽ} | 八 _ /! / | / . !_ヽ イ| / | |レ / ,> ィ'"|_ `.!// |/ ./-''" / | ¨ |ハ !\\ , イ ヽl_ _,,/ ヽ ` ゙ イ ,ハ_ヘ }< > '" { /////〉 l ゙ < > ''" l / {//// \ j ゙ < 382 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 14 03 13.35 ID Chgd6G9d0 [6/9] . -‐──‐- .. /. . . . . .. . . . . . . . . . . . . . . . 、 . . . . . . ../. . . .. . . . . . . . . . . . . . . . .\ /. . . . . /. . ./. . . . . . . |i. . . . . . . . ., . .,. /. . ./. . /. ..λ. . . . . . . .. |i. . . . ..i|. . .′’. .. . /. . /i|. .| Ⅴ. . ... . .. j. ト、. . .i|. . . .|. . ,. ,. . . .i|. .λ从i | Ⅴ. /|/,/ |/|/j {|. .|. . .′ ′.八. .| Ⅴ/ | |. .}. . | |. . . . 从ゝ ,.二 ,二..._ /./ . . .| |. .. . . .| l.〃⌒^ ^⌒~ヾ .イ. . . . .| 八. . ∧ム ' /ノ. . . . / \. . . 込 v ァ ′. . . / \. 、> イ /. / /./ ノ` ‐‐ <\ ≦. ,. . . ./ / i| l} \. ′\ /7. .;≦ 八. / ヽム. . ′ ,. ´;. . .′ \/′ / ′.|≧ 、. ハ |. . | ∧ /. / |. | λ / i| 八. .| ∧. . ′ ′. |. ′/ Ⅴ. /. i| 、{ ∧. ′. /. 八 / Ⅴ カンッ
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京太郎「はぁぴばすでぇいとぅぅぅみぃぃぃぃ!」 京太郎「はぁぁぴばすでぇいとぅぅぅみぃぃぃぃぃぃ!!」 京太郎「ハッピバースデーディアミー(ネイティブ調」 京太郎「ハッピバースデートゥミィーー!!」 京太郎「イェェェェイ!!」 京太郎「いやぁ、ありがとう俺」 京太郎「いやいや、誕生日おめでとう俺」 京太郎「そういえばケーキ頼んだんだぜ?」 京太郎「本当か? 嬉しいなぁ」 京太郎「早速切ろうぜ、何ケーキなんだ?」 京太郎「エアケーキだよ、これ中々手に入らないんだぜ」 京太郎「え、そうなのか?」 京太郎「あぁ、一部の人の間では大人気なんだぜ」 京太郎「そいつは楽しみだな!」 京太郎「じゃ、改めてお誕生日おめでとう」 京太郎「おう、ありがとう」 京太郎「お、ケーキ旨そうだな」 カピバラ「……」 京太郎「お、お前も食べるか? 美味いぞ」 カピバラ「……」とてとて 京太郎「……なんだよ、何処が行っちまった」 京太郎「さて、ロウソク立てようぜ」 京太郎「そうだな!」 京太郎「いやぁそれにしても誕生日っていいもんだな」 京太郎「そうだな今日から俺は一皮向けて新しい俺になるわけだしな」 京太郎「うんうん」 京太郎「さて、ケーキ切り分けるか」 京太郎「何言ってんだよ、切り分ける相手がいないだろ?」 京太郎「あ、そうだったな」 京太郎「あははははははは!」 京太郎「じゃあそろそろお待ちかねの誕生日プレゼントやるか?」 京太郎「お、今年は何だ?」 京太郎「へへへ、今年はちょっと奮発して高いもの買っちまったんだ」 京太郎「高いもの!?」 京太郎「それって……まさか」 京太郎「なんとなんと! 全自動卓だッ!!」 京太郎「す、すっげぇぇぇ!!」 京太郎「しかも牌も買え揃えたぜ」 京太郎「……」 京太郎「どうした?」 京太郎「これ…高かったんじゃないのか?」 京太郎「なんて言うかその…流石に悪いって言うかさ……」 京太郎「いいっていいって、気にすんなよ」 京太郎「でもさ…」 京太郎「俺がやるって言ってんだから貰ってくれよ」 京太郎「……わかった、ありがとな」 京太郎「おう、それ使って麻雀上手くなれ!」 京太郎「まあ、やる相手いないんだけどな!」 京太郎「あははははははは!!」 京太郎「すまんすまん、遅れちまって」 京太郎「遅刻だぞ」 京太郎「来るか決断すんのに時間かかったんだよ」 京太郎「なんだそれ…酷く無いか?」 京太郎「まあまあ、来たってことで……いいだろ?」 京太郎「……まあいいか、続きしようぜ」 京太郎「お、ケーキあんじゃん」 京太郎「これから食うんだよ」 京太郎「お、これは俺良いとこに来ちやった感じじゃないか?」 京太郎「……」 京太郎「……」 京太郎「すまん、何でもない」 京太郎「お! これレディースランチ入ってんじゃん!!」 京太郎「美味いよな、レディースランチ!」 京太郎「うめー」 京太郎「ちょっ、お前取りすぎだぞ」 京太郎「いいじゃんいいじゃん! バンバン食べようぜ!!」 京太郎「おう、俺も食うぜ!」 京太郎「あ、俺…ずりぃぞ!!」 京太郎「まあまあ、元々ケーキなんて無いんたがら争うなよ」 京太郎「そうだな!」 京太郎「あははははははははははははは!!」 京太郎「で、俺は誕生日プレゼント持って来たの?」 京太郎「もちろんだ、忘れるわけ無いだろ」 京太郎「……」そわそわ 京太郎「何そわそわしてんだよ、俺からはな…なんと!」 京太郎「なんと…?」 京太郎「初心者麻雀ルールブック! 健夜プロ監修上手い麻雀の打ち方! そして、おいしいタコスの作り方だ!」 京太郎「うわぁ、全部欲しかった奴だ! ありがとう!!」 京太郎「まあまあ、きにすんなって」 京太郎「自動卓に牌に本…本当ありがとう……俺嬉しくて涙が」 京太郎「まあまあ、泣くなって」 京太郎「うっ……ひっく、うっ…」 京太郎「ガチ泣きしてるよこいつ…」 京太郎「いやでも、本当に悪いな…こんなに貰っちゃって」 京太郎「気にすんなって、どうせ小学生の頃から貯めてた500円貯金使っただけだしさ!」 京太郎「それで…足りたのか?」 京太郎「ま、実はちょっち足りなかったんだけど」 京太郎「馬鹿、それは言わない約束だろ!」 京太郎「あ……すまん忘れてた」 京太郎「まあ、使ったのは俺の貯金だから別に良いんだけどな!」 京太郎「あはははっ、はははははははははは…ははははは、はははは…」 京太郎「け、ケーキ食おうぜ…」 京太郎「おう」 京太郎「こんなに楽しい誕生日は始めてだ」 京太郎「それなら良かった」 京太郎「おう、倍返しで返してくれよ!」 京太郎「それはちょっと…キツいかな」 京太郎「冗談だよ、じょーだん!」 京太郎「なんた、そういう事か!」 京太郎「あははははははは!!」 京太郎「あ、そういえば俺からもプレゼントがあるんだ」 京太郎「マジで!?」 京太郎「え、別にいいよ…折角の誕生日なのに」 京太郎「まあまあ、実はみんなの為に料理作ってたんだけどさ…食べるよな?」 京太郎「食べる!」 京太郎「この頃俺はハギヨシさんから料理教わってるし…前よりは上手くなったんだろうな?」 京太郎「ま、まあ…期待しないで待っててくれ」 京太郎「おう!」 京太郎「なんで俺までキッチン来てるんだよ、座ってて良かったのに…」 京太郎「作って貰って悪いしな、皿運びくらいはするぜ」 京太郎「お、良い匂いだなぁ~」 京太郎「昨日ハギヨシさんに来て貰って手伝ってもらったんだ…」 京太郎いいパーティになると良いですねって言ってくれたし、本当ハギヨシさんはいい人だよな」 京太郎「知ってる、見てたし」 京太郎「え…」 京太郎「というか俺昨日そこにいたじゃん」 京太郎「あ、あぁー! なんだストーカーかと思ってびっくりした!!」 京太郎「俺が俺をストーカーするわけ無いだろ…」 京太郎「だよな!」 京太郎「あはははははははははははははははははははははははははは!!」 京太郎「さて、京太郎特製カレーだ!」 京太郎「お、旨そうだなぁ!」 京太郎「いやぁ、机の上に一つだけちょこんと皿が乗っけられてるところを見るとやっぱり…」 京太郎「誕生日って感じがするよな!」 京太郎「そうそう、これこそ誕生日って感じ!」 京太郎「おい、これ食って良いか?」 京太郎「まあまあ、そう焦るなって…まずは頂きますからだろ?」 京太郎「そうだな」 京太郎「いただきます!」 京太郎「……」カチャ 京太郎「……」もぐもぐ 京太郎「……」 京太郎「……」 京太郎「……」カチャ 京太郎「……」もぐもぐ 京太郎「……」 京太郎「……」 京太郎「暇だしテレビでもつけるか」 京太郎「……」 京太郎「……」 京太郎「……」 京太郎「……」 京太郎「…最近のテレビあんまおもしろくないな…おもち特集とかやらないかな」 京太郎「……」 京太郎「……」 京太郎「…ごちそうさま」 京太郎「さて、さっさと皿洗って片付けるか」 京太郎「……ふぅ」 京太郎「よし!」 京太郎「カレーどうだった!?」 京太郎「マジうまかった! 3杯も食っちまったよ!!」 京太郎「そりゃ作った甲斐があったってもんだな…嬉しいぜ」 京太郎「ごちそうさま、美味しかったよ」 京太郎「さて、皿も洗ったし二次会だ…準備は出来てるんだろうな?」 京太郎「もちろん!」 京太郎「俺は深夜まででも行けるぜ!!」 京太郎「楽しいな!」 京太郎「おう!」 京太郎「あはははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!」 京太郎「そういえば俺、クラッカー買ってきたぜ」 京太郎「おー、なんかパーティらしくなってきたな」 京太郎「今回は20回連続で鳴らすぜ!」 京太郎「おい、近所迷惑だろ? やめろって!」 京太郎「大丈夫、近所の方にはうるさくなるかもしれないって言ってあるから」 京太郎「お、準備がいいな」 京太郎「へへ、そうだろ?」 京太郎「よし、そんじゃやるぞ!」 京太郎「……」スッ パァン! 京太郎「……」スッ パァン! 京太郎「……」スッ パァン! 京太郎「……」スッ パァン! 京太郎「……」スッ パァン! 京太郎「……」スッ パァン! 京太郎「……」スッ スカ 京太郎「……チッ」スッ スカ 京太郎「……チッ」スッ パァン! 京太郎「……」スッ スカ 京太郎「……チッ」スッ パァン! 京太郎「……」スッ パァン! 京太郎「……」スッ パァン! 京太郎「……」スッ パァン! 京太郎「……」スッ パァン! 京太郎「……」スッ パァン! 京太郎「……」スッ パァン! 京太郎「……」スッ スカ 京太郎「……チッ」スッ パァン! 京太郎「……」スッ パァン! 京太郎「……」 京太郎「……」 京太郎「さっ、次行こうぜ!」 京太郎「次なにする?」 京太郎「お菓子買ってきたからみんなでゲームでもしながら食おうぜ!」 京太郎「いいねぇ!」 京太郎「じゃあ何する?」 京太郎「wiiu? PS3?」 京太郎「んー、人生ゲームとかどう?」 京太郎「いいね!」 京太郎「ま、ゲーム機とか一人でやるの正直飽きただけだけどね!」 京太郎「あははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!」 京太郎「さ、人生ゲームだ!」 京太郎「俺青い車な!」 京太郎「あ、ずりぃぞ…俺も青狙ってたのに」 京太郎「じゃあ俺銀行やるわ」 京太郎「じゃあ俺カード役な!」 京太郎「よし、回すか」 京太郎「……」 京太郎「3進む」 京太郎「……」とんとんとん 京太郎「誕生日パーティを開くが誰もこない…2万円払う」 京太郎「……」 京太郎「……」 ピンポーン 京太郎「あ、誰か来たわ」 京太郎「多分頼んでたケーキだわ」 京太郎「まじで…何個ケーキ頼んでるんだよ」 京太郎「一個だよ…ちょっと出てくるわ」 京太郎「りょうかーい」 咲「京ちゃん、こ…こんにちはー」 京太郎「……」 咲「あのさ、遅れちゃってごめんね…その……」 京太郎「あ、宮永さんこんにちは…こんな時間にどうしたんですか?」にこっ 咲「……え?」 京太郎「悪いんですけど、俺今誕生日パーティしてるんですよ…用事があるなら早く行ってもらえますか? 待たせてるんで」 咲「あの…その……」 京太郎「何も無いんですね、じゃ」 咲「え、ちょっと待って!」 京太郎「誰だった?」 京太郎「んー、宮永さん」 京太郎「なんの用事だったんだ?」 京太郎「分からないわ、ただ分かる事といえば」 京太郎「誕生日パーティの招待状出した相手全員にパーティ前日になって全部キャンセルされた事だけかな」 京太郎「そ……、…う…か」 京太郎「あは、…ははは………は」 京太郎「……」 京太郎「なんで俺、こんな事してるんだろうな」 京太郎「咲だって…昨日は来ないって言ってたのに突然来てさ」 京太郎「何が遅れただよ…昼の12時集合なのに……今は7時半だぜ」 京太郎「今までずーっと待ってたよ俺、誰も来ないのに…机に座って……」 京太郎「ハギヨシさんがケーキ持って来てくれるって言うからケーキも買わずに」 京太郎「なのに、ハギヨシさんも用事があるって…電話でもメールでも無くLINEで言われて」 京太郎「咲だって、どうせあれだろ…行けなかったけど言わないのもなんか悪いから言っておこう的なノリで来たんだろ?」 京太郎「分かってんだよそんな事」 京太郎「あは、はは…は」 京太郎「……買ってきた本でも読むか」 京太郎「……」 「時には待つ事も大切です、諦めない事が勝利へと繋がります」 京太郎「嘘乙、麻雀なんて運ゲーだろ」 「アラサーだよ!」 京太郎「嘘乙、アラフォーだろ?」 「タコスはどうたらこうたら」 京太郎「これもどうでもいいかな」 京太郎「あー、やる事ねぇ…誕生日って暇だなぁ」 ピンポーン 京太郎「なんだ? また咲か?」 京太郎「だから…俺は誕生日パーティで忙し……」 優希「よっ、京太郎!」 咲「お、遅れてごめんね」 京太郎「……」 京太郎「片岡さんに宮永さん、何しに来たんですか」 優希「遅れてすまんな!」 京太郎「いや、そんなのどうでも良いですからパーティしてるんだよ、帰ってくれよ」 咲「パーティって……今誰がいるの?」 京太郎「え、えと…ハギヨシさんとか…嫁田とか…色々」 優希「……なんか怪しいじぇ」 京太郎「はぁ…あいつらも諦めが悪いな」 京太郎「さて、人生ゲームのつづきでもするか…」 京太郎「……4」 ピンポーン 京太郎「……6」 ピンポーン 京太郎「……4」 ピンポーン 京太郎「……9」 京太郎「あーも…うっさいな!」 京太郎「パーティしてるんだよ! こっちは!!」 京太郎「あーもう、なんだよ!」 和「遅れてすいません」 ハギヨシ「須賀君、まだいますか?」 優希「安田大サーカスのヒロはダイエットしたらしいじぇ咲ちゃん」 咲「でもリバウンドしてもっと太っちゃったらしいよ」 京太郎「原村さんに萩原さんにタコスに角、なんでここにいるんですか」 ハギヨシ「私は衣様のお世話が終わりましたので…キャンセルしてしまったお詫びに京太郎君とディナーにでも…」 和「父との用事が終わったので、折角ですし…」 京太郎「だから、パーティしてるんだって…悪いですけどお引き取り願えますか」 ハギヨシ「おかしいですね、京太郎君の家には今人はいないはず…」 京太郎「い、いいいいいいますから! ぱ、パーティしてるますからぁ!!」 京太郎「やばい、なんか人増えて来てる…」 京太郎「というかなんで夜の7時に人が集まり始めるんですかねぇ…」 ドンドン 京太郎「ドア叩く音も聞こえるし…軽いホラーだよこれ」 京太郎「落ち着け、落ち着け俺…平常心……平常心」 京太郎「……ふぅ」 京太郎「よっしゃぁぁぁぁぁぁぁ!! 冷蔵庫にあった生レバー食うかぁぁぁ!!!」 京太郎「いいなそれ、俺にもくれよ」 京太郎「おう!」 ハギヨシ「反応がありませんね…」 久「須賀君どうしたのかしら…」 和「ところで染谷先輩ってなんでワカメって呼ばれているんですか?」 まこ「それはワシの眼鏡が酢こんぶで出来ているからじゃ」 咲「これじゃ京ちゃんへのサブプライムプレゼントが台無しだよ…」 優希「咲ちゃんは何を用意したんだ?」 咲「わ・た・し……きゃっ!」 ハギヨシ「それは無いですね」 久「無いわね」 まこ「無いのう」 和「私は大歓迎ですよ」 優希「無いじぇ」 京太郎「……お腹痛い」 京太郎「尋常じゃ無く痛い」 京太郎「劇とかやってられないわ…トイレ行こう」 京太郎「吐き気もするし…」 京太郎「なんだか…気も遠く……」 京太郎「……」 京太郎「……」 京太郎「……ならない、痛すぎて」 その日ーー。 誕生日を迎えた一人の少年がいた 彼はパーティを開くも誰も来ず(サプライズで遅れてくる予定だったらしい)一人寂しく誕生日を迎えた 彼はエアケーキなる物をエア友達(通称 トモちゃん)と楽しんだがその後食べた生レバーが当たり死んでしまった 享年16だった 咲「……さて、みんなは帰ったかな?」 京太郎「……」 咲「みんな馬鹿だよねー、私の嘘に騙されて京ちゃんが死んじゃったって思いこんじゃうんだもん…ただの食べ過ぎなのにね」 京太郎「……」 咲「ここまで大変だったなぁ…京ちゃんにバレないように生レバー冷蔵庫に入れたり…」 京太郎生レバーだって今はどこにも売ってないんだよ?」 京太郎「……」 咲「ふふ…幸せそうだね? まあいいや…さ、京ちゃん…お誕生日プレゼントだよ」 咲「いただきまーす」
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第四章【国麻】・【離散】開始 ベンチに座って本を読んでいた 父さんと妹は遊びに、母さんは仕事で出かけていた 今は一人 一人で本を読む……大人っぽい! 子どもながらにそんなことを考えていた やっぱり、少し寂しい 一緒に遊びに行く友だちなんていないから 静かにページをめくる、髪が風でなびく そろそろ帰ろうかな、と思っていたとき 「お、俺と遊ぼうぜ!」 私の目の前に、彼が現れた 「あ、いや……遊んでください」 不思議な子だな それが第一印象だった 【8月第4週 平日】 京太郎「…………」 京太郎「どうしてまた、あいつは」 京太郎「引っ越しは今週末だそうだ」 京太郎「……何しよ」 朝 京太郎「こんなときは麻雀だよな」 京太郎「気を取り直そう」 京太郎「お邪魔しまーす」 郁乃「いらっしゃ~い」 照「あ、京だ」トテトテ 京太郎「照、来てたのか」 照「うん」 郁乃「もう打ち始めてるで~」 京太郎(ちょっと心配してたけど) 京太郎(なんだかいつも通りみたいだな) 照「京、一緒に打とう」 京太郎「おう、いいぞ」 京太郎「決勝のとき、さ」 照「……なに?」パリパリ 京太郎「懐かしい感じがしたんだよな、なんつーか」 京太郎「照たちと昔打ってたときみたいな?」 京太郎「そんな感じがした」 照「…………」ポリポリ 照「そう」ゴックン 照「懐かしい、か」 京太郎「うん、あとパソコンの前でお菓子食べるのやめような」 照「無理な相談」モグモグ 京太郎「もうすぐ昼か、何しよう」 昼 京太郎「久しぶりにバイトでもするか」 京太郎「でもこの時間からあそこに行ってもあんまり働けないからな……」 京太郎「もう一つ新しいのを探してみよう」 京太郎「探偵……か」 京太郎「面白そうだな、行ってみるか!」 平次「お前さんが須賀京太郎やな」 京太郎「はい!今日はよろしくお願いします!」 平次「オレは服部平次言うんや、西の名探偵とはオレのことやで!」 京太郎「それで、今日の仕事は?」 平次「迷い猫探しや」 京太郎「猫?」 平次「せや」 京太郎「……」 平次「今つまらん思うたやろ」 京太郎「正直に言うと、はい」 平次「そうポンポン殺人事件が起こってたまるかいな」 平次「ほな行くで」 京太郎「オスの三毛猫とかどんだけレアなんだよ」 京太郎「どっかにいねえかな」 京太郎「あ」 猫「ニャッ」ナニッ 京太郎「待てごらあああ!」 猫「ニャアアアアアア」ドタタタタ 怜「今日の健診も大丈夫やったな」 猫「ウニャアアアア」ドタタタタ 怜「ね、猫?トリプルや!」キィィィン! 怜(直進して事故と見せかけて私を襲うんか……そうはさせへん!) 怜「うにゃっ!今や!」 猫「ニャッ!?」 怜「はい、捕まえた」 猫「ウニャッ!」ジタバタ 京太郎「あ、怜さん」 怜「ああ、京くん、この猫京くんのやったんか?」 京太郎「いえ、依頼されてまして」 怜「ふ~ん、ま、ええわ、はい」 京太郎「ありがとうございます」 怜「せや、今度どこか遊び行かへん?」 京太郎「遊び、ってか急ですね」 怜「思い立ったが吉日や」 京太郎「そうですね、日が空いたら連絡しますよ」 怜「待っとるで」 京太郎「はい、それではまた」 平次「もう捕まえたんか」 京太郎「ぜぇー、はい、はぁー、まあ」 平次「お手柄やったな、バイト代は振り込んどくで」 キャアアア ヒ、ヒトガ! 平次「なんやと!?」 京太郎「何かあったんでしょうか?」 平次「須賀はもう帰っとれ!こっからは危ないんや!」 京太郎「は……はぁ」 イマイクデ! ク、クルナ!クルンジャナイ! ダマットレドアホ! クルナァァァァ! ドヒュウン 京太郎「今銃声がしたような……まあいっか」 京太郎「帰ろう」 京太郎「服部さん、なんか禍々しいものを感じた」 京太郎「死の危険、的な」 夕 京太郎「特訓しよう」 京太郎「今は誰がいるかなー」 郁乃「照ちゃんとエイちゃんはもう帰ったで~」 郁乃「今は憩ちゃんと咏ちゃん、私と霞ちゃんだけやで」 京太郎「そうですか……どうしよ」 咏「お、京太郎じゃん」 京太郎「よっ」 咏「どうしたんだい?」 京太郎「いや、少し気が向いたからな」 京太郎「俺と打たないか?」 咏「お、いいねぃ、んじゃ行こっか」 咏「やっぱり、前よりもずっと上手くなってんね」 京太郎「そうか?」 咏「そーそー」 京太郎「……そうか、上手くなれてるのか」グッ 咏「んで、今は何考えてんだ?」 京太郎「えっ?」 咏「何か悩んでることでもあんだろ?顔に書いてあるぜ」 京太郎「あー…………」 京太郎「決勝のときにさ」 咏「つまりあの変な感覚を取り戻したいって?」 京太郎「そういうこと……なのか?」 咏「んまあ、そういうことなら実際に打ってみるのが一番なんじゃねえの?知らんけど」 京太郎「実戦か」 咏「私はこうして二人でやってる方が好きなんだけどねぃ」 京太郎「秋は夜長、夜更かしの季節だな」 夜1 京太郎「せっかく木刀買ってきたんだし、素振りでもするか」 京太郎「えいっ!えいっ!」ブンブン 京太郎「これ、結構くるな」 京太郎「まだまだ!」 京太郎「えいっ!」 京太郎「えいっ!」ブン ガシャッ 京太郎「あ、そうだ室内だったな」 京太郎「外でやらないと……」 京太郎「さすがに夜になると寒いよな」 京太郎「あっためるためにあと1000回!」 京太郎「これを一か月続けたら筋肉モリモリになれるのかな!」 京太郎「今日は疲れたからもう終わりだけど」 夜2 京太郎「散歩に行ってくるか」 京太郎「照のことも考えないとな」 京太郎「いってきまーす」 照(ポッキーなう)ポリポリ 京太郎「うまいか?」 照「京……うん」 照「どうしてこんな……」 京太郎「こんな時間にってか?」 照「うん」コクッ 京太郎「ちょっと考え事をな」 照「……それって……いや、なんでもない」 京太郎「照のことだよ」 照「えっ」 京太郎「どうしてお前は出ていくのかなって」 京太郎「また、俺の前からいなくなるのかなって」 照「…………」 照「京は気にしなくていい」 照「私が決めたことだから」 照「大丈夫だから」 照「また会えるんだろうし、国麻、楽しみにしてるから」 照「それじゃあ、ね」 京太郎「……照」 京太郎(このままでいいのか?) 京太郎(このまま、また照がいなくなっても) 京太郎(ようやく俺のそばに戻ってきてくれたんだ) 京太郎(……最近悩んでばっかだな) 京太郎「照!」 照「まだ、何か?」 京太郎「俺のそばから離れないでくれ」 照「……え?」 京太郎「照がいなくなって三年、でも今年、四月に久しぶりに照と会えたときすごく嬉しかった」 京太郎「この半年照と一緒にいてすごく楽しかった」 京太郎「まあ実際は五か月くらいだけど、さ」 京太郎「一緒に学校行ったり、運動会で頑張ったり、祭りに行ったり」 照「…………っ」 京太郎「この前みたいに海に行ったりしてすっごく楽しかった」 京太郎「でもよ、それなのに、理由もわからずにまた離ればなれになるなんて嫌だ」 照「理由……」 京太郎「理由だけでも教えてくれないか?」 京太郎「俺が悪かったんなら謝る、だから教えてくれよ」 照「……京には言えない」 照「私には、言えない」 京太郎「またそうしていなくなるのかよ」 照「違う!」 京太郎「違わないだろ、前も照は俺たちの前からいなくなった」 京太郎「俺は照と一緒の方が楽しい、だから離れないでくれ」 照「楽しい……か」 照「それは、違うんじゃないかな」 京太郎「なに……?」 照「京にはもう憩が、エイスリンが、咏も霞も郁乃さんもいる」 照「京は、ただそばに誰かがいてほしかっただけじゃないの?」 照「私なんていらないんでしょ、咲やモモ達といたときみたいに」 照「見送りなんてしなくていいから」 照「霞たちにもそう言っておいた」 照「今度会うのは国麻のとき」 照「じゃあね」 照「短い間だったけど、ありがとう」 【8月第4週 平日】終 【8月第4週 休日】 京太郎「照は今日にはもういなくなっちゃうのか」 京太郎「俺にとっての照って何だったんだ?」 京太郎「楽しいって思ってたのは俺だけだったのかな……」 京太郎「どんな言葉を使えば、照に届くんだろう」 朝 「今日は楽しかったぜ!ありがとな!」 「こちらこそ」 「モモがいないからひまだーっておもってたんだけどお前がいてくれてよかったぜ!」 「……照」 「宮永照だから、照って言って」 「テル、か俺は京太郎だ!」 「……長いから京でいいかな」 「おう、大かんげーだ!」 「ただいま」 「おかえり」 「咲は?」 「モモちゃんや京太郎くんたちと遊びに行くってさ」 「……そう、母さんは?」 「今日も帰ってこないってさ、咲に任せっぱなしってのはダメだから今日は出前だぞ」 「それで、どの店に頼む?」 「どこでもいい」 「そっか、わかった」 「私、上に行ってるから」 「ああ」 照母「照、起きなさい」 照「ん……母さん、来てたんだ」 照母「また遅くまで起きてたのね、もう行くわよ」 照「わかった」 照母「それで、荷物は?」 照「……忘れてた」 照母「もう、ちゃんとしなさいよ」 照「うん」 ガチャ バタム 照母「さーてと、ぱぱっと帰るわよ」 照母「大家のおばさんにもあいさつしてきたし」 照「あの人まだ成人してないよ」 照母「まーたまたー……マジ?」 照「うん」 照母「あちゃー……って、ねえ照、あの子って確か」 照「……京太郎」 京太郎「照」 照「今度は何?」 京太郎「ありがとう」 京太郎「また遊んでくれるか?」 照「うん、これ私のねとま?のハンドルネーム」 京太郎「『ワムゥ』?」 照「今度はそこで打とう」 照「待っ照」 京太郎「……それ、ダジャレか?」 照「うん、じゃあね」 京太郎「おう」 京太郎「毎時間メール送るから」 照「それは迷惑」 京太郎「じゃあ毎日?」 照「それもちょっと」 京太郎「じゃあ毎月」 照「間隔空きすぎ」 京太郎「じゃあ気が向いたらでいいな」 照「……わかった」 毎週平日の夜にメールを送れるようになりました 照母「照、アンタ挨拶してなかったんでしょ」 照「京にはした」 照母「まあ、ここに帰ってきたくなったらいいなさいよ」 照「……なんで?」 照母「照のしたいようにさせてあげる、ただそれだけよ」 照「……そう」 照母「それに、あの……京太郎くん?のこと放っておけないんでしょ?」 照「ちっ、違う!」 照母「咲やモモには負けないようにしなさいよ」 照「だから違う、って」 京太郎「行っちゃったか」 京太郎「まだ、チャンスはあるはずだ」 昼 京太郎「久々に実家に帰るか」 【実家】 京太郎「ただいまー」 京父「よっ、京太郎」 京太郎「と、父さん帰ってきてたのか」 京父「暑かったぞーインドはー」 京太郎「エジプトに行った時も同じようなこと言ってなかったか?」 京父「今度はニュージーランドに行ってくるんだ、羨ましいだろー」 京太郎「へいへい、そうですね」 京父「なんだ、我が子は連れないなー」 京父「さすがはタラシチャンピオンといったところか」 京太郎「ちょっと待て今何て言った」 京父「読んだぞ新聞!男子個人戦チャンピオン須賀京太郎、夜のチャンピオン?だってよ!」 京父「将来が楽しみだ!」 京太郎「マジかよ……」 京太郎「じゃあ散歩してくるな」 京父「そうやって女の子を引っかけてくるのか……ふむ」 京太郎「だから違うっての!」 ピンポーン 桃子「京太郎ー遊ぼーっす!」 京太郎「なんで俺が来てるってことわかってるの!」 京父「俺が連絡しておいた」ドヤァ 京父「ほれほれ、女の子を待たせるなんて罪なことするなよ」 京太郎「ドヤ顔するな!わーったよ、行ってくる」 京父「避妊はしっかりなー」 京太郎「余計なお世話だ!」 桃子「おじさんと何話してたんっすか?」 京太郎「なんでもないよ」 桃子「そうっすか、じゃあ今日も私とどっか行くっす!」 京太郎「拒否権は……ないんだろうな」 桃子「モチのロンっす!」 桃子「到着ーっす」 桃子「覚えてるっすか?この公園!」 京太郎「ああ、よく遊びに来たな」 京太郎(照と出会ったのも、ここだったんだよな) 京太郎(たしか、あのベンチに……) 桃子「今日はここで遊ぶっすよ!……ん?どうかしたっすか?」 京太郎「いや、あそこにあったベンチなんだけど」 桃子「あれなら新しい遊具を置くからって廃棄されたっすよ、それがどうかしたっすか?」 京太郎「……そうだったのか」 咲「京ちゃん?やっぱり京ちゃんだ!」 京太郎「久しぶりだな」 咲「うん!」 桃子「私が呼んでおいたっす!」フフン 京太郎(相変わらず大きい……前より大きくなってないか?) 咲「京ちゃん……」ジトッ 京太郎「な、なんだー咲ー?」アセアセ 咲「知らない!」プイッ 京太郎「さ、咲さん?おーい」 桃子「それじゃ、何するっすか?」 京太郎「キャッチボールでもするか」 桃子「それじゃあボールとグローブ持ってくるっす!」 咲「行ってらっしゃい」 桃子「行ってくるっすー」 京太郎「モモは元気だな」 咲「京ちゃんが帰ってきたからじゃないの?」 京太郎「じゃあいつも通りの咲は俺に帰ってきてほしくなかった、と」 咲「違うよ、これでも嬉しいんだよ、でもえっちなのはダメだよ」 京太郎「俺はせんべいよりもおもち派だからな」 咲「……何言ってるの?」 京太郎「要するに、大きいは正義!」 咲「京ちゃんの場合は正の字が違うと思う」 桃子「持ってきたっすよー」 京太郎「モモー投げるぞー」ビュン 桃子「ばっちこーいっす!」バシッ 桃子「咲ー行くっすよー」ビュン ポヨン 京太郎「おお……」 咲「むむっ!」ビュン 京太郎「がはっ!ちょっ、咲!みぞおち!」 咲「あははーごっめーん、手が滑っちゃったー」 桃子「思いっきり棒読みっすね」 京太郎「堪能堪能、満足満足」 咲「京ちゃん、五体不満足って言葉、知ってる?」 京太郎「ひぃっ」 桃子「さーてと、次はどこに行くっすか?」 京太郎「roof-top?」 咲「麻雀喫茶だよ」 京太郎「麻雀喫茶?」 桃子「麻雀ができる喫茶店っす」 京太郎「あーなるほど」 咲「染谷さん、まだいるよね?」 桃子「来週までいるらしいっすよ」 京太郎「誰だ、それ?」 桃子「広島に住んでる娘さんっす、今は友達のちゃちゃのんさんとこっちに遊びに来てるっす」 京太郎「へー」 咲「あ、着いたよ」 マホ「いらっしゃいませー」 いちご「いらっしゃいませー」 京太郎「メイド!?」 咲「あれ、マホちゃん?」 桃子「どうしてここで働いてるっすか?」 マホ「社会勉強です!」ムフー まこ「夏休みの宿題なんじゃと」 咲「どうも、こんにちは」 桃子「またきたっすよ」 まこ「はい、いらっしゃい、そこの男子は……誰じゃ?」 咲「京ちゃん、私たちの幼馴染です」 いちご「ほぉ?どこかで見たような……?」 マホ「マホ知ってます!この人男の子のチャンピオンさんです!」 いちご「あぁ~なるほどー」 京太郎「俺の知名度ってこの程度だったのか……」 まこ「君が須賀京太郎くんじゃったか……打ってくか?」 京太郎「うむ……どうしましょう?」 京太郎「いや、やめておきます」 いちご「なーんじゃ、つまらんのう」 咲「じゃあ私が打ちましょうか?」 いちご「そ、それは遠慮しとく……」 まこ「んで、注文は?」 マホ「まはまほから揚げがオススメですよ!マホが食べさせてあげます!」 京太郎「それはなんつーか、背徳的すぎるな」 メニュー 1.まはまほから揚げ 2.ちゃちゃのんショートケーキ 3.まこのワカメスープ 4.カツ丼 5.タコス 6.お好み焼き 7.桃パフェ 京太郎「皆さんのオススメは?」 いちご「ショートケーキならちゃちゃのんが食べさせるけぇ、選んどき!」 まこ「ワカメスープもオススメじゃよ」 桃子「私は桃パフェっすね」 咲「私はお好み焼きだよ」 京太郎「んーじゃあ……」 京太郎「から揚げで」 咲「えっ」 まこ「えっ」 桃子「京太郎……」 いちご「ロリコンじゃったなんて、そんなん考慮しとらんよ……」 京太郎「いや、でも」 マホ「やたっ!マホのから揚げが頼まれましたよ!」 京太郎「あんなに喜んでるんですし」 咲「苦しい言い訳だね」ジトッ マホ「須賀先輩、あーん」 京太郎「あーん」 マホ「おいしいですか?」 京太郎「うん、とっても」ニコッ 「「「「うわぁ……」」」」 京太郎「次はどこ行くんだ?」 桃子「近寄るなっす!」 咲「そうだよ変態!」 久「やっほーって、優希だけ?」 優希「のどちゃんは今日も来ないって言ってたじぇ」 久「あらそう……じゃあ咲とモモが来たら起こしてー」 優希「はーい」 咲「遅くなりましたー」 久「ん……はーい」 桃子「優希、寝ちゃってるっすね」 優希「タコス、タコスが……ぐぅ」 京太郎「えい、えい」プニップニッ 優希「今度はタコさんだじぇ……」 久「須賀君も来てたの?」 京太郎「はい、お邪魔します」 久「そんなに固くならなくていいわよ」 咲「私お茶入れてきますね」 桃子「さて、何するっすか?」 京太郎「俺が4人の邪魔するのもあれなんで、パソコン貸してもらえますか?」 久「いいわよ、あとネト麻するならその横の機械も使ってみて」 京太郎「何ですか、このヘッドギア」 久「ナーブギアとか言うらしいわ、リアリティを追求するために開発されたんですって」 京太郎「へー」 京:すっげーリアルだな、なんだここ 京:えーっと、ここの掲示板で対局申込みをすればいいのか……じゃあまずは東南で しばらくお待ちください 京:よし、いよいよ楽しみだな びっぐすたー:よろしくー のどっち:よろしくお願いします NoName:どうしてのどっちさんがここに! 京:よろしくおねがいします 東1局 親 NoName 25000 びっぐすたー 25000 のどっち 25000 京 25000 京:ロン! 京:リーチ、赤1! びっぐすたー:なんだ、その程度かぁ 京:裏3 びっぐすたー:え…… 東2局 NoName 25000 親 びっぐすたー 17000 のどっち 25000 京 33000 京:ロン 京:混一色、役牌白、役牌中、小三元、チャンタ、混老頭、対々和 京:24000 びっぐすたー:もーなんなのさっきからー! びっぐすたー:いいもん!こっからが本気! のどっち:本気も何もないと思いますが…… 【圏外射撃】発動! 東3局 NoName 1000 びっぐすたー 17000 親 のどっち 25000 京 57000 びっぐすたー:いっちゃえ! びっぐすたー:リーチ! 京:ダブリー…… NoName:こ、こんなの、どうすれば…… びっぐすたー:ロン!ダブリー一発赤2ドラ2! びっぐすたー:裏3! 終局 NoName -15000 びっぐすたー 33000 のどっち 25000 京 57000 びっぐすたー:うむむ、とどかなかったかー 京:はっはっは、勝負ならいつでも受けて立つぞ のどっち:……ありがとうございました NoName:のどっちさん、どんまいです びっぐすたー:ネット最強ののどっちを倒したんだから、真のネット最強はこのびっぐすたーってことだね! 京:いやいや、それなら俺だろ びっぐすたー:あんたのは偶然、私のは必然だもん! 京:……なんだそりゃ 久「あら、終わったの?」 京太郎「はい、飛ばしましたよ!」 咲「すごいね、私なんてまだパソコンあんまり使えないし……」 京太郎「そういえば、ネット最強っていうのどっちって人と打ちましたよ」 優希「のどちゃん……!」 桃子「和がどうかしたっすか?」 久「和、今日も来れないんだってさ」 咲「転校、本当にしちゃうのかな」 京太郎「転校?」 久「ああ、こっちの話だから気にしないでいいわよ」 京太郎「そうですか……」 桃子「ああっと!もうこんな時間ですし、そろそろ帰らないとっすね!」 久「うん、そうね、今日はこれで解散よ!」 桃子「さて、次はどこに行くっすか?」 京太郎「逆に、モモと咲は何がしたいんだ?」 桃子「私はみんなで遊びに行きたいっすね」 咲「うーん、私は……」 咲「みんなでウチくる!?」 京太郎「は?」 桃子「ひ?」 久「ふ?」 優希「じょ?」 咲「え、えーっとぉ、せっかく京ちゃんも帰ってきたんだし、みんなでウチで遊びたいなあ、って」 桃子「ははぁーん、そうやって京太郎をなんやかんやして泊まらせて襲うつもりっすねー」 咲「ち、違うよ!」 京太郎「咲さえよければ俺はいつでも」 咲「ほんとっ?」 京太郎「んなわけあるかい」ペシッ 咲「あうっ、純粋な乙女心をもてあそぶなんてひどいよ京ちゃん……」 優希「それで、どうするんだじぇ?」 京太郎「うーん、そうだな」 京太郎「じゃあモモの意見をくみ取って外食に行こう、みんなで!」 京太郎「……って、どうですかね?」 久「私はいいわよ」 優希「タコス!タコス!」 桃子「私も大丈夫っすよ」 咲「別にいいけどさ……」プクー 京太郎「また今度な」ナデナデ 咲「撫でればすむと思ってるでしょ?」 京太郎「……違ったか?」 咲「ううん、正解だよっ」 京太郎「そうかそうか、んで、どこ行きます?」 京太郎「まあ大勢で来るならファミレスでしょう」 優希「うがー!タコスが無いんだじぇ!」 優希「須賀!いや京太郎!いや犬!いや……バカ犬!」 京太郎「どんだけ落ちてんの俺!」 優希「いいからタコスを買ってくるんだじぇ!」ゲシッ 京太郎「蹴られた!?俺の身分どんだけ低いの!」 咲「私はえびフライ定食にしようかな」 桃子「私はハンバーグセットっすね」 久「じゃあ私はカルボナーラにでもしようかしら」 衣「咲!咲じゃないか!」 透華「衣、何をしてるんですの?ってあなた方は……」 久「あら、奇遇ね」 智紀「清澄」 桃子「お久しぶりっすね、眼鏡おっぱいさん」 京太郎「えーっと、あなたがたは?」 透華「よくぞ聞いてくれましたわ!私たちは!」 純「龍門渕高校麻雀部だ。……確かお前、インターハイに出てたよな?」 京太郎「ええ、まあ」 透華「ムキー!話を邪魔しないでくださいまし!」 一「ホントだ、この人1位だよ個人戦の」 衣「強いのか!」 智紀「通称”炎の須賀”、高火力が特徴」 京太郎「あれ、昼とは違って俺有名?」 優希「ただの偶然だじぇ」 メニュー 山菜丼 秋の果実盛り合わせ タコゆでパスタ パンダ定食 えびフライ定食 サルミアッキ定食 川魚定食 冷やしうどん あなたの心に手錠をかけるよ!定食 久「あら、可愛いもの食べてるのね」 京太郎「パンダ定食ですか?」 久「そうよ、小っちゃいハンバーグが目、ライスが顔かしら?」 咲「京ちゃんは女の子ものが好きですからね」 優希「ハンバーグと白飯って男っぽいほうな気がするけど……」ウーン 咲「街のレディースランチを食べまわるのにつき合わされてたんですよ」 京太郎「おいしいものはしょうがない」 桃子「京太郎……咲とそんなことしてたっすか」ジトッ 京太郎「モモは誘ってもやれラーメン屋行きたいだのやれお好み焼きを食べに行くだの言ってたからなー」 久「須賀くんも隅に置けないわね~」ヒョイパクッ 京太郎「あ!せっかくとっておいたハンバーグが!」 久「……うん、おいしいわね!」グッ 京太郎「グッ!じゃないですよ!返してくださいよ!」 久「流石に人前はちょっと……ね?」 京太郎「返してとは言いましたけど戻してとは言ってませんから!」 一「うわっ、ご飯中にそんなこと言うのやめてよ」 智紀「不潔」 京太郎「言ったのは竹井さんですよ!」 久「あら、私は何も言ってないけど?ねえ?」 純「あー、確かにそうだったな」 京太郎「ぐぬぬ」 京太郎「ふー食った食った」 咲「京ちゃん、オヤジくさいよ」 桃子「で、次はどこに行くっすか?」 衣「衣も一緒に遊ぶぞ!」 久「いいの?」 透華「今は暇ですから大丈夫ですわ」 桃子「ゲーセンに来たっすよ」 衣「咲!これはどうやって遊ぶんだ?」ワクワク 咲「えーっと、これはね…………」 咲「…………」ムムッ 衣「咲?」 咲「わからないや、あはは」 純「やっぱり強いなッ!」ガシュンガシュッ 智紀「そっちこそ」ピコピコ 智紀「えいっ」 純「ぬおっ!」 透華「むきーっ!何なんですの!全く取れませんわ!」 一「と、透華……そんな無理しなくていいから」 透華「いえ!このままじゃ気がすみませんわ!」 桃子「本当にいいんすね?あそこのメロンパンは高いんすよ?」 優希「タコスのためとあらば手加減はしないじぇ」 久「どっからでもかかってきなさい!」 桃子「エアホッケースタートっす!」 京太郎「さて、どこに行こうかな」 透華「どうしてカードが使えないんですの!」 透華「かくなるうえは…………!」 一「透華、もういいから、ね?」 京太郎「お二人とも何をしてるんですか?」 一「えっと、これなんだけど」 一「ボクが欲しいって言ったら透華が張り切っちゃって」 透華「絶対に取ってさしあげますわ!」 一「ほらね?」 京太郎「なるほど……」 京太郎(さて、どうしよう) 京太郎「あのー、龍門渕さん?」 透華「何ですの?」キッ 京太郎「い、いや、アドバイスでもしましょうか?」 一「それいいね、透華はどう?」 透華「結構ですわ!もう一回!」 ウィーン 透華「そこですわ!」 キュッ 京太郎「あ、持ち上がった」 ポトッ 透華「むきーっ!もう!何なんですの!」ガタッガタッ 一「透華、揺らしちゃだめだよ」 透華「もう一回!もう一回ですの!」ポチッ 透華「この辺り……」 京太郎「いや、もう少し先に行っちゃいましょう」テヲノセル 透華「な、何をしてますの!後ろに行きすぎですわ!」 京太郎「大丈夫ですよ、見ていてください」 一(うわぁ、須賀君大胆だなぁ、距離近いよ) 一(二人とも集中してるから気づいてないみたいだけど) ウィーンウィーン ポロッ ガコン! 透華「お、落ちましたわ!」 一「それにしても、取れなかったのにどうして?」 京太郎「結構穴の近くにあったので押してみようかなー、と」 京太郎「おめでとうございます、龍門渕さん」 透華「ええ、そうで、す、わ……ね…………」ガバッ 一(あ、気づいた) 透華「なっ、何をしてるんですの!?」 京太郎「えっ、何って……あ」 透華「は、破廉恥ですわ!不潔ですわ!」ゲシッゲシッ 京太郎「ちょっ、脛はやめてくださいよ」 透華「うるさいですわ!」 京太郎「いたた、国広さんが宥めてくれたからいいけど……」 京太郎「さて、次はどうしようかな」 京太郎「せっかくみんなと遊んでるんだから写真とか撮りたいよな」 京太郎「プリクラに誘ってみよう」 久「プリクラ?いいんじゃない?」 優希「特別に許可してやろう、ふっふっふ」 桃子「もちろん私が京太郎の隣っすからね!」 衣「咲、プリクラ、とはなんだ?」 咲「えっ、う、うーん……」 咲「プリン食べられて暗くなっちゃった?」 京太郎「どういう状況だよ」 智紀「別に構わない」ピコピコ 純「うおっ!ちょっと待て!ぬわっ!」 「YOU LOSE」 純「くそぉ……」 智紀「これで十連勝」フフン 一「プリクラ?わかった、透華に話しておくね」 透華「がるるるるー!」 京太郎「モモと天江さんが隣か」 透華「ち、近寄らないでくださいまし!」 京太郎「すみません……」 衣「とーかときょうたろーは仲が悪いのか?」 透華「そ、そんなことありませんわ!ごらんなさい」ギュッ 京太郎「後ろからっ!?」 京太郎(でも、無いんだよなぁ……) 衣「そうか!なら衣も!」ギュッ 桃子「わ、私も!っす!」ギュッ 京太郎(ああ……右腕の感触がぁ……) 咲「京ちゃん…………」 優希「ニヤケすぎだじぇ」 衣「きょうたろーは衣とプリクラとやらを撮って楽しかったのだな!」 透華「……破廉恥ですわ」ジトッ 京太郎「そろそろ帰らなきゃだけど、もうちょい遊んで行こう」 京太郎「咲は何やってるんだ?」 咲「えーっと、これ、なんだけど」 京太郎「太鼓○達人か」 衣「どうやって遊べばよいのだ?」 京太郎「実際にやってみた方が速いから……」 京太郎「じゃあ俺が天江さんに教えるから咲は見ててくれ」 咲「うん、わかったよ」 衣「よろしく頼む!」 京太郎「まずは200円を投入します」 衣「うむ!」 京太郎「次に、ここのバチを取ります」 衣「おお、これはこの遊戯のために拵えられたのか!」 京太郎「しっかり握っててくださいね」 衣「きょうたろーの手は温かいなー」 京太郎「そんでもって、曲を選んで演奏開始です」 衣「楽しかったぞ!」 京太郎「それはよかったです」 京太郎「咲もわかったか?」 咲「…………ふんっ」プイッ 京太郎「咲?どうしたんだ?」 咲「べっつにー」 咲「京ちゃんはえっちだな、って」 京太郎「いやいやいや、何もやってないだろ」 咲「十分えっちだよ!衣ちゃんの手握って、抱き着いてるみたいだったよ」 京太郎「いや、だからと言ってなぁ」 咲「ふんっ」 京太郎「じゃあ俺もう帰りますね」 久「また来なさいね、今度こそ打ちましょう」 優希「次に会ったときが年貢の納め時だじぇ!」 桃子「また遊びに行くっす!」 咲「ふんっ、だ」 京太郎「いい加減機嫌直してくれよ……」 純「じゃあな、いつか打とうぜ」 智紀「……いつか打とうぜ」 純「俺の真似するんじゃねえよ、ちゃんと言え」 智紀「……じゃあな」 純「また俺の真似じゃねえか!」 衣「きょうたろー、今日は楽しかったぞ!」 衣「満月の夜に会うのを待っているぞ!」 京太郎「ええ、また会いましょう」 衣「うむ!」 京太郎「そろそろ帰るか」 一「あっ、須賀君、ちょっといいかな?」 京太郎「はい、何でしょうか」 一「ほら透華、渡しなよ」 透華「わ、わかってますわ!」 一「ほーらーはーやーく」 透華「これは……感謝の印として受け取ってくださいまし」 京太郎「このぬいぐるみ、さっきのやつですよね?」 一「あの後、透華が頑張って取ってさ、須賀君にお礼しようとしてたんだよ」 透華「はっ一!」 京太郎「そうだったんですか」 透華「違いますわ!」 一「もう、素直になりなよ」 透華「嫌ですわ!こんな破廉恥な殿方に何を!」 透華「…………ありがとうございました」ボソッ 一「気変わり速っ」 京太郎「いえ、こちらこそ、素敵なものをありがとうございました」 一「うん、じゃあね」 京太郎「はい」 京太郎「さて、と帰ってきたぞ」 京太郎「何をするかな……っと」 ヴーッ ヴーッ 京太郎「ん、何だ?」 一『国広です、ボクたちの連絡先送っておくね』 一『衣とかにメールとかしてあげてね』 龍門渕五人の連絡先を手に入れた! 夜2 京太郎「照にメールするか、約束もしたしな」 京太郎「何て送ろう」 京太郎「雀士なら打って語ろう!」 京太郎『打たないか?』 京太郎「送信っと」 京太郎「照なら応えてくれるだろう」 京太郎「なんで帰ったのかも気になるしな」 照「…………」 照「打たないか、か」 照「私じゃなくても憩たちと打てるのに」 照「なんで、だろう」 照「…………わからない」 京太郎「返信来ないなー」 京太郎「寝てるんだろう、うん」 京太郎「次は誰とメールしようかな」 京太郎「辻垣内さんに送ってみるか」 京太郎「近寄りがたい雰囲気だけど、大丈夫だよな」 京太郎『麻雀打ちませんか?』 京太郎「大丈夫……だよな」 京太郎「そういえば辻垣内さんって目つき怖かったよな……」 ヴーッ ヴーッ 京太郎「!」ビクッ 京太郎「ささささ流石にだだだ大丈夫だろう」 智葉『了解した、ルームナンバーは3398だ』 京太郎「よかったぁ……『ドタマぶち抜くぞ』とか言われなくてよかったぁ」 【MAOの世界へようこそ】 京:相変わらずリアルだな 京:鳥のさえずりまで聞こえてくるし、対局も牌の感触とかリアルだし 京:何よりもリアルの雰囲気がある 京:おっと、ここか player3108:来たか 京:辻垣内さんですか? player3108:ああ、今夜はよろしく、楽しみだ 束縛希望:縛られたか デビル人:同じく 東一局 親 デビル人 25000 リザベーション2翻 束縛希望 25000 player3108 25000 京 25000 智葉(須賀、高火力と速攻) 智葉(清澄の先鋒と似ているが) 智葉(こちらの方が楽そうだ) 【抉る眼光】発動! player3108:カン 京太郎(うっわ、片方潰されちゃった) 京太郎(でも、まだまだだ!) 京:ロン 京:24000 智葉(……ふむ) 東二局 デビル人 25000 親 束縛希望 25000 リザベーション3翻 player3108 1000 京 49000 智葉(どうやら見くびっていたようだ) 智葉(さて、と) 智葉(借りは返してもらうぞ) 智葉(張りつつ、やつを止める!) 【抉る眼光】発動! 智葉(安い……) 智葉(しかしまた須賀が危険だからな) 智葉(わずかでも取り返す) player3108:ロン player3108:1300 東三局 デビル人 25000 リザベーション3翻 束縛希望 25000 親 player3108 2300 京 47700 智葉(そろそろ疲れてきた……) 智葉(だが、まだいける) 智葉(私だって今年は準決で宮永といい試合をした) 智葉(だから、負けない) 【抉る眼光】発動! player3108:カン player3108:カン 京太郎(二萬も五萬も暗槓!?) 京太郎(三色が封じられた……か) 京太郎(捨てた方がいいよな) player3108:カン 京:なっ! player3108:嶺上ツモ、責任払いで18000 player3108:連荘 東三局一本場 デビル人 25000 束縛希望 25000 リザベーション3翻 親 player3108 20300 京 29700 智葉(そろそろ疲れてきた……) 智葉(須賀の一人聴牌) 智葉(ここは……オリておくか) 智葉(オーラスでまくる、ただそれだけだ) 京太郎(うむむ……辻垣内さん強いな) 京太郎(もういっちょ) 京:ロン 京:12300 オーラス デビル人 12700 束縛希望 25000 player3108 20300 親 京 42000 京:ツモ 京:12000オール デビル人 700 束縛希望 13000 player3108 8300 京 78000 智葉(一方的、流石は男子チャンピオンと言ったところか) player3108:おつかれ、先に失礼する 束縛希望:あっ、ああああっ! デビル人:部長、いい顔ですっ 京:何だったんだあの二人は 京:俺ももう寝るか 【8月第4週 休日】終
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京太郎「早く部室に着いたはいいが誰もいないな…」 京太郎「ひまだな…」 京太郎「遊ぶか」 京太郎「『遂にここまで辿り着いたか勇シャーよ』」 西「親父の敵をとってやる!魔王め!」 魔王「ふ…しょうがない、本気でかかるとするか…」 西「くらえ!ダブシャー!」 魔王「ぐはあっ!まさか…失われた奥義を使うとは…」 西「今の一撃は効いたようだな、魔王の闇の鎧が崩れていくぞ」 京太郎「『ま、まさか貴様の正体は!』」 ガチャ 咲「きょ、京ちゃん?」 京太郎「よ、よう」 咲「……」 京太郎「……」 京太郎「『お、親父!?』」 咲「!?」 京太郎「……」チラッ 咲(京ちゃんが西を片手に目配せしてくる…) 西「なぜ生きているんだ!?」 咲「せ、『成長したな…我が息子よ…』 西「一体何がどうなっているんだ!」 東「この戦いが終わったらわかるだろう!」 西「俺達は親子じゃないか!」 東「言いたいことがあるなら拳で語れ!」 西(マズイ!俺が和了したせいで親番が親父に!) 東「トンドラ3!」 西「ぐっはああああああ」 西「馬鹿な…攻撃力を上げる魔法ドラを同時に3つ複合だと!?」 東「貴様に技を教えたのは誰だったか思い出せ!」 西「そうだ…俺を育てたのは親父…なのになぜ!」 東「本当の事を教えてやろう!私は貴様の親父などではない!」 西「な、なんだって!?今まで騙していたのか!!」 東「悔しいか?悔しいなら私を殺してみたらどうだ!」 西「きさまあああああ」 西「カン!嶺上開花ドラ4!」 東「ぶふぉおおおおお!満貫だとおおお!!」 西「勝負あったな」 東「くっ…」 ガチャ 和「あ…」 咲「和…ちゃん」 京太郎「……」 和「す、すみません!私邪魔でしたらちょっと外室しますので!」 京太郎「『さあ教えてもらおうか!俺の本当の親父は誰だ!』」 咲和「!!」 和(須賀くんが倒れている東に西を近づけないようにしている…) 咲「『わかった、いつかはこうなる日がくることだろうと思っていたよ』」 咲京太郎「……」チラッ 和(咲さんが倒れている東をゆっくり起こして私に目配せを…) 和「お、『おしゃべりはそこまでだ』」シュッ 東「ぐはあッ!」 西「お、親父!」 東「すまなかった、お前の本当の親父は大魔王發なんだ…」 東「私は大魔王を裏切りお前を本当の子として育てた…大魔王を倒せるのは大魔王の血を引く者のみ」 東「できれば平和に育ててやりたかった、最後に親父と呼んでくれて…本望…だ」ガクッ 西「おやじいいいいいいいいい!!」 南「話は済んだか?」 西「貴様だけはゆるさない!」 南「私は大魔王の手下、大魔王の危機となるものを排除しに来た」 西「貴様を倒せば大魔王に会えるのか?」 南「会えるだろうな…ただし、この私を倒せたらなあ!南タテホンドラ2!!」 西「ぐはああああああああああ」 南「私の最高の攻撃だ…これをくらって立てたものは…」 西「攻撃は…終わりか?」 南「なに!?」 西「親父の愛を受け取った俺にはそんなもの効かない!!くらえ!!カン!カン!嶺上開花ツモドラ8!!」 南「ぬあああああああああああ」 西「ぐっ…何とか倒せたか…だがこれで大魔王と戦える…」 ガチャ 優希「優希ちゃん登場だじぇー!!」 咲「あ…」 和「あら…」 優希「んん?どうしたんだじょ?みんなしんみりして」 京太郎「…」 優希「どーした犬!さては腹が減っているんだな?でもこのタコスはやらないじょ!」 京太郎「……」 優希「うぅ、無反応はちょっと効くじぇ」 和「…」 咲「…」 優希「みんな、何でだれも構ってくれないんだじょ…」ウルウル 京太郎「『ぐっ…残りあとどれくらい戦えるだろうか…』」 優希「!?」 西「村のみんなを中張牌から守るためにも、大魔王を倒さなければならないのに…」 西「目を閉じると思いだす…村の皆の事を…」 咲「『やあ西ちゃんお煎餅食べる?』」 優希「!?」 西「隣に住んでたイーソウばーちゃん」 和「『西坊!お使いか?』」 優希「!?」 西「魚屋さんのチューピンおじさん」 咲和「『西にーちゃん!あそんで!』」 西「俺の可愛い妹達イーワン、イーピン」 まこ「『おかえり、飯できとるよ』」 西「俺のかーさん、東親父の妻チューワン」 西「ペットのチューソウ」 咲「『バウワウ!』」 西「そして昔っから大好きだった北」 京太郎和咲「……」チラッ 優希(村人の自己紹介をしてからのこの目配せ、なるほど!わかったじぇ) 優希「『早く起きろ西!遅刻しちゃうぞ!』」 西「皆の事を考えると力が湧いてくる…」 まこ「『フッフッフ』」 西「この不穏な空気!!貴様が!!」 發「そう、この我輩こそ大魔王發!そして、貴様の父親だ…」 西「うおおおおお!!」 發「まあそう焦るな…貴様にはまずこいつとやってもらう」 優希「『お前が俺の弟か』」 西「なに!?」 發「貴様の兄だ、さあ!楽しい兄弟喧嘩を親にみせてくれ!」 白「悪いが次の大魔王になるのはこの俺だぜ?」 西「何を言っている!俺はそこの大魔王を倒しにきたんだ!!」 白「なんだ、知らないのか?大魔王を倒した者こそが次期大魔王となれるんだぜ」 西「な、なにいいいい!!」 白「隙を見せたな!!ハクハツ三暗刻トイトイドラ3!!」 西「ぐううううああああああああ」 西「あれ…ここはどこだ?」 和「『起きなさい西』」 西(あったかい感じがする…それにどこか懐かしい…) 西「誰だ…あんた…」 中「私は貴方の母親です」 西「なんだって?」 中「話したいことはいっぱいあるけど、貴方はしんではならない…」 中「貴方も兄、白は父の血を濃く引継ぎすぎた…そのせいでとても邪悪な性格を持っている」 西「だから、父親の技をあんな簡単に…」 中「貴方は特別な力をもっている…その力の使い方を教えてあげる…」 西「こ、これは!!」 白「弟といっても大したことなかったぜ」 西「それは、どうかな…」 白「なに!?」 西「みせてやる…俺の力を!!」 發「これは!!」 西「今までの俺の思い出、数々の敵…それらの力を吸収して自分の力に換える!!」 白「なんだ!このオーラは!!」 西「国士無双!!!」 白「ぐああああああああああああ」 發「さて、私との戦いの前に本気を出してしまってもいいのか?」 西「…」 發「それでは最後の戦いをはじめようではないか!!」 西「ぐっ!!」 西(初っ端から飛ばしてきやがった…これは役満クラスの手だ!) 發「どうした!!貴様の国士を目指すには中張牌をきらなければならないのだぞ!!」 西(これを捨てたら負ける…しかし捨てなかったら俺の攻撃は当たらない…どうすれば……) 東「自分を信じるんだ」 九萬「美味しい飯作って待っとるよ!!」 西「親父!?」 中「貴方は正義の心に溢れた子よ」 西「かーさん…」 北「帰ってこなかったら承知しないんだからね!」 西「北…」 西「見つけた…」 發「なに?」 西「一つだけ見つけたよ…お前を倒す方法」 發「面白い…やってみろ!!」 西「ぬおおおおおお!!」タン 發「フハハハハ!!ヤオチュー牌を切っているではないか!それでは我輩に国士はあたらん!!」 西「馬鹿野郎…河を見てみろよ…」 發「何?こ、これは!!」 西「これで完成だ…」 發「しかし!最後のヤオチュー牌を切ることは貴様の死を意味するんだぞ!!」 西「構わねえさ…くらえ…流し満貫!!」 發「ぬおおおおおおおおおおおおおおお」 西「勝った……ぜ」バタッ 久「この戦いで大魔王の血を引く者はこの世から消え去った…彼は自分の命と引き換えに世界を平和から守った」 まこ「そんな彼にいつでも会える場所」 京太郎「彼が命と引き換えに守った場所」 優希「彼を想いつづけた者のいる場所」 咲「彼を育て、成長を見守った場所」 全員「そんな場所清澄高校麻雀部!入部歓迎!」 久「はい、以上麻雀部入部説明会を終わりまーす」 ムロ(こんなんでいいのか!?)ガビーン おわり